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GWあだち充作品でパロった

3名無しさん@ピンキー:2017/05/05(金) 17:01:02 ID:BXrd/tHM0
3番柳井のバットが2回空を切ると、大門は大声で怒鳴った。
「女の球に何をやってるか!!」

それでも柳井のバットは3球目をとらえることはできなかった。

「思った以上に速いぞ」
4番の田宮に向かって柳井は囁いた。
「馬鹿だなぁ、お前。条件聞かなかったのか?」
田宮のセリフが聞こえたのか大門が静かにほくそ笑んだ

4番田宮がバッターボックスに入った。
1球目速いストレート
田宮はバットを倒してバントの構え
あ!
皆、小さく声を漏らした。

月島青葉は、田宮が転がしたボールを難なくキャッチ、そしてファーストに向けて投げようと構える
!!!
しかし、ファーストには誰も居なかった。
そう、これは三振にできるかどうかのゲームだったのだ。


「もう一度やらせてください!!今度は当てさせません!!」

「何度やっても構わん」

「本当ですか!!」

「だが、まずは、約束を果たしてもらおうか」

その言葉に
青葉の爽やかな顔がほんの僅かだけ歪んだ。

気丈だった。信じられないほど気丈だった。
子供の頃から、野球ばかりやってきた少女だ。
誰にも肌を晒したことなどなかったはずだ。
それでも、青葉は震える指先に力を込めて、
ユニフォームを脱ぎ
捲るようにしてアンダーシャツを脱ぎ去った。

スポーツ少女の肌は予想外に白かった。


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