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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第九章

168カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2023/01/30(月) 22:06:40
>「ジョン! イブリースに語りかけて!」
>「ナユタ!? 何を言っているの!?
 イブリースは『悪魔の種子(デモンズシード)』の影響で正気を失っているわ!
 会話なんてとても無理よ、それより攻撃を封じる方法を――」
>「語りかけるのは言葉じゃなくてもいい……剣でも、拳でも、スペルカードでも――何でもいいんだ!
 ジョンが信念に基いて何かを示せば、それはきっとイブリースに伝わる!
 伝わるはずなんだ、絶対に――!!」

>「ウォォォォォォォァアアアアアアアアア――――――ッ!!!!」

なゆたちゃんの指示が飛び、タイミングを見計らったかのように
イブリースがジョン君に襲い掛かり、激闘の火蓋が切って落とされました。
カザハはこの局面で何を歌うべきか考えている。
いつも見ている、背中を押すと、自ら志願した。その役目を果たそうとしている。
呪歌系スキルは、敵がバフ無効化を多用してくる場合も、一つの歌を歌い続けている間は実質バフがかかった状態にしておける。
ブレモンのBGMのボーカライズバージョンの呪歌はいくつか頭の中にあるが、ローウェルに仕込まれている可能性がある。
この局面では、その可能性がないものを歌いたい。かといって、自分で考えたと確信できるような歌はまだ無い。
ならば――作った者が敵ではないとはっきりしている歌を。かつて共に戦った先輩ブレイブの力を借りることにした。

「マホたん、力を貸して――」

大きく息を吸い、カザハが歌い始めたのは『Blaver!!』。
ユメミマホロが手掛けた、ブレモンアニメの第二弾デュエルメモリーズのオープニングテーマ。
呪歌としての効果は、物理攻撃力、魔法攻撃力共に大幅アップだそうだ。
それは大切な者を救い全てを取り戻すための戦いの歌――
そしていなくなってしまった者の想いを受け継ぎ未来へと歩んでいく希望の歌だ


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