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命の泉と呼ばれた施設の中で(リレー小説)

9名も無き生命を讃える者:2018/03/25(日) 00:08:03
「でも、私は胎内にいる子を産むつもりだし、子宮が壊れるまで、軍人さんに抱かれ、身籠るつもりさ」
マルグリットは笑いながら、膨らんだ腹部をさする

例え戦争が起きて、子供達が戦死することも覚悟している……軍人の母としての彼女がそこにいた

もし、噂通り戦争が起きて、産まれた子供達が出陣した際、彼女と同じように笑えるのだろうか
私はそう自分自身に問いかけていた


私が妊婦棟に移ってから数ヵ月が経った
私のお腹は、目立ってはいないが全裸になれば、すぐに妊婦だと分かるほどに膨らみ帯びていた
胎動とかは、まだ感じる事はできないがアンネ先生は、もう胎盤が完成していもおかしくない時期だと言っていた
その証拠に、妊婦棟に移った当初に襲った悪阻は、今じゃほとんど収まっていた

しかし、ここに移ってから私達妊婦は軍人の子を身籠っていても平等ではないと実感するようになった
マルグリットさんみたいに何人も出産した女性と流産を繰り返した女性じゃ周りの目が違うと思った

実を言うとディーナも今の妊娠の前に、一回流産を経験したことがあった
そして、流れた子の父親となる軍人に酷い暴力を受けた事があると聞いた
それと、暴力を受けても周りの女性達が助けてくれなかったことも


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