したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

浮気の報い

5名無しの作家さん:2019/04/28(日) 17:01:24 ID:uKfwwxlM
あ、少し訂正します
>円の断面に人の顔が露出しており

>イラスト入り抱き枕ならキャラの顔が出てる部分から人の顔が露出しており
に変更します


これ以上抵抗しても無駄と悟った啓は、大人しく彼女の抱き枕になることにした。
ちなみに事前におむつをつけてあるらしい。
「ねえ、キスしよ」
と、抱き枕を抱きしめながら、晴美は啓の顔にキスをしてきた。
普通ならうれしいのかもしれないが、あいにくろくに動けない状況ではあまりうれしくなかった。
おまけにただキスだけでなく、
枕をイス替わりにしてテレビを見たり(腹のあたりが苦しくなった)
枕を縦置き…それも逆さ置きにしてサンドバックにしたり、
枕に背中から直で寝たりと、およそ人扱いしてくれなかった。
しばらくすると飽きてきたのが、
「啓君、ご飯食べよ」
と食事を取りに行った。だが出る時部屋に鍵をかけていったため脱出は無理だった。
それでもせめてと、啓枕は這廻りを試行錯誤していき、何とか芋虫の様に上半身を挙げるまで可能になった。


「さあ、ご飯よ」
と晴美が持ってきたのは、確かに「食事」であったが、ボトルに入った液体だった。
「栄養サプリメントだって。これから啓君の食べ物はこれよ。私も食べるから安心して。あーん」
と突然それを口に含み、啓の口に液体を口移ししてきた。
正直言って気持ち悪すぎだが、空腹だったのでしかたなく呑み込んだ。
「足りないならこっちにもあるわよ。水付きでね」
と、今度は離れた所に液体入りの皿と水入りの皿を置いた。
「こないとまた振動よ」
何か人としての尊厳を奪われつつある感覚を覚えながら、這いずって皿の食事…いや餌をすすった。
「さて。もう眠くなったなあ。じゃあ最後はバイブレーション抱き枕でお・や・す・み」
「…え」
今度は枕全部が振動し、啓の体を猛烈な苦痛が襲った。
「あぁ、本当にイイわあ。啓君最高!」
(何が最高…)
そう考えている内に、再び啓の意識は遠のいていった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板