したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ぬいぐるみになった私

6ぬいぐるみになった私:2019/02/19(火) 09:04:10 ID:46qtiUCw
「じゃあ、ぬいぐるみになってもらうよ」
店長の声と共に体が浮く。
短い手足を動かしてもどうすることもできないことは分かっているので目を瞑ってジッとする。

そのままふんわりとした感触が私を包む。
続いて手足をぬいぐるみへと押し込まれる感覚。
“ジッジッ“というファスナーをゆっくりと閉める音と共に徐々に圧迫されていく。

ファスナーは閉め終わったが、外側にはもう一つファスナーがある。
それも閉められる圧迫が増す。


私は完全にぬいぐるみにされた。
ゆっくりと目を開く。
目の前は真っ暗。
“え!“
何度かぬいぐるみにされたが初めてのこと。
今までは見えにくいことはあったが、真っ暗ということはなかった。
パニックになり手足をバタバタさせていると、私の頭のすぐ近くで店長の声が聞こえた。
「アンコ落ち着け、今回のぬいぐるみは言ってなかったんだが、逆さまに入っているんだ」

“逆さま?“
その言葉に動きが止まる。
“どうゆうこと?“
私の頭の中はハテナだらけになった。
私の疑問を察したように、店長が説明を始めた。
「アンコの頭は熊のぬいぐるみの尻尾に入っているんだよ」
店長の説明に合点はいったが納得は出来なかった。

「一回座ってみるか」
そういうと店長は私の足を持ち上げて私を逆さまにする。
折り畳まれた腕と顔で3点倒立をする形になる。
“首、首が痛い!“

足を下ろしそのまま、四つん這いで前は見えないが懸命に進み店長との距離を取る。
「おお!やっぱりヒクックマだなぁ」
店長の声が聞こえた直後、私は壁にぶつかって止まった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板