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なりきりリレー小説スレッド

151もう何があっても挫けない ◆AXS9VRCTCU:2019/04/07(日) 06:20:21 ID:ImJaPKXw


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理性の失った瞳、絶え間なく零れ落ちる涙、獣のように荒い息遣い。
辛うじて状況を把握しようと名簿を握り締める手は小刻みに震えており、それが彼女の心を乱す原因なのだと察するのは容易い。

オクタヴィアは純粋な少女だった。
元々精神は不安定で多重人格の持ち主でもあったが、心の底では友人を大切に想う一人の年相応な少女だった。
事実、元の世界では紆余曲折を経たものの最後には親友に囲まれ幸福な生活を手に入れている。

だが――一度だけ、彼女は心を壊したことがある。
殺人を犯し、親友であるルーシー・グラディウスに拒絶された瞬間だ。

自分の薄汚い”仕事現場”を最愛の友人であるアルテーチカに見られ、動揺していた心にとどめを刺すように上記のことが起こってしまったのだ。
その際のオクタヴィアは無差別に能力者に襲いかかり、その場に居合わせた天子は勿論、ルーシーにさえ剣を向けるほど取り乱していた。
結果的に数多の能力者によって敗北し、それを大きな切り口に幸福への道を歩み始めたのだが。

長々と語ったが、つまり何が言いたいのか。
それは、今ここに連れてこられたオクタヴィアは幸福な生活を手にしたあとの彼女ではなく、まさにルーシーに拒絶された絶望の淵に叩き落とされた瞬間の彼女だということだ。
もっとも、この殺し合いが始まってすでに数時間が経過している分、最低限の理性は取り戻しているが。
しかし中途半端に思考能力があるということは、より彼女の狂気を引き立てるということだ。


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