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テスト

11 小閑者 :2018/09/27(木) 00:07:53
「あ、そだ。
 背の高さならどうかな?男の子って結構気にしてるよね?」
「まあ、気にする男子は多いわね。個人差有りそうだけど」
「いやいや、大半の男の子は気になるらしいで。まあ、体重とちごて食事を増やす方向やから、行動的には正反対やけどね。私らで言うと胸の大きさやな」
「うう、いつも思うけど体重と胸でしなきゃいけないことが反対なんておかしいよぉ」
「元気出して、なのはちゃん。
 お姉ちゃんの話では、腹筋を鍛えると代謝が上がって脂肪が付きにくくなるし、ウェストが絞れて胸が強調されるらしいけど・・・」
「忍さんの話なら有力だね。
 美由希さんも剣術で鍛えてるから、なのはも一緒に頑張ろう!」
「お姉ちゃんと同じレベルなんて無理だよ〜」
「えっと、ごめんねフェイトちゃん、さっきの確かにお姉ちゃんから聞いたんだけど、お姉ちゃん自身はあんまり運動とかしてないんだ」
「あ、そうなんだ」
「まあ、胸を大きく言うても筋肉付けたいんとはちゃう、単純に脂肪付いたら良いんかもよう分からんからなあ。効くと信じてバストアップ体操に取り組むしかないんちゃうか?」
「あんた達、思いっきり脱線してるわよ?」
『あ』

 アリサのツッコミで我に返る4人。
 蚊帳の外にいる恭也は何をしていたかと言えば、いつの間にか窓辺に立って夕日に染まるグラウンドにいる運動部員の様子を眺めていた。
 これは、気まずさを誤魔化していたという訳ではなく、単なる暇潰しだ。
 この5人と行動すると、恭也にとって興味が無いどころか理解出来ない話題になることは多々あるため、内容によって理解しようと聞き入るか、話の邪魔をしないように他事を始めるのが最近の恭也の対処法になっていた。

「えっと・・・、それで恭也君、どう?」
「ん?何の話だった?」
「あ、素で忘れられてる・・・」
「あはは、えと、恭也君もやっぱり背が高くなりたかったりするの?」

 黄昏るなのはをフォローするようにすずかが問い掛けると、なのはを突くこともなく僅かに黙考した後、恭也が答えた。

「特には思わないかな」
「そうなの?」
「背の高さは”特徴”でしかないからな。背が高くても低くてもメリットとデメリットがあるから無いもの強請りにしかならん」
「あんたそれ、結局剣術でしょ!?
 因みに、高い場合のデメリットと低い場合のメリットは?」

 ツッコみつつも問い掛けるアリサ。
 剣術に限らず、背が高い=身体が大きければ膂力が大きく攻撃の威力が上がり、低ければ逆に下がる。
 そんな一般的な考え方は予想がついたため、逆パターンを聞いたのだ。

「メリットとデメリットが表裏だからな、分かり易い点で言うなら攻撃の対になる守備だ」
「・・・ああ、大きいと当たり易いって事?」
「単純ではあるがな。
 尤も、躱し易いという事は懐に潜り込み易いという事でもあるし、攻撃範囲が広いという事は敵を近づかせない事も出来る。
 結局は特徴をどう活用するかでしかない」
「恭也、また話が逸れてるよ」
「俺に言われてもな、話を振ったバニングスに言ってくれ」
「フェイトが私に厳しい・・・」
「え!?」
「冗談よ。
 でも、恭也、さっき答えてたじゃない。どっちでも良いって。
 そうよ、決着したから話題を変えたのよ!」
「いやいや、今思い付いた言い訳にしか聞こえへんよ?
 まあ、恭也さんの答えは予想通りではあんねんけどな」
「そりゃあ、恭也君は背が高いから言えるんだよ!」
『え?』

 不満そうななのはの言い分に全員が疑問を返すと、なのははキョトンとした顔で首を傾げた。
 本気で言っているなのはに、どう答えたものかと考えを巡らせる4人がチラチラと恭也の様子を窺っているのは、いくら事実とは言えども言い回しによっては傷つける可能性があると思ったからだ。
 いくら本人が背の高さを気にしていないと言っているとはいえ、流石の恭也でも見栄を張っている可能性があるんじゃないかと疑ってしまったのだ。
 言い淀む4人を尻目に、恭也が気にする素振りも見せずに当然の様に返答した。

「今頃何を言っとるんだ、なのは。
 4年前から俺の背丈はほとんど変わっとらんだろうが」
「・・・え?」


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