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絶対服従

54名無しさん:2015/04/15(水) 09:38:36
ジャラジャラ・・・・。
朝稽古が終わり、活気に溢れる食堂の中を、俺は白ブリーフ一丁の四つん這いで這い回していた。
「おら!モタモタすんな!包茎ゴリラ!!」
俺の首輪の鎖を引く西丘大主将の島村は、俺を怒鳴り付けながら食堂の上座へと座っていた。
「も、申し訳ございません。島村様。」
島村に怒鳴り付けれた俺は、島村に詫びを述べながらも食堂の中央を這って進み、島村の真横で犬の様にお座りをした。
「んじゃぁ、朝飯にするか。浅井、包茎ゴリラの餌を持って来てやれ。」
食堂の上座に座った島村は、既に用意されていた朝食に箸を付けると、マネージャーの浅井に俺の餌を持って来る様に言った。
「押忍、島村先輩。」
島村の指示を受けた浅井は、犬用の餌皿を片手に持って俺の方へ近付いて来ると、餌皿に御飯と味噌汁を入れ、その上に漬物を二枚だけ乗せていた。
「ほら、包茎ゴリラ。餌だぜ!!」
そして浅井は、まさに犬の餌と言った飯が入った餌皿を俺の前に置くと、お座りをしている俺の頬を軽く平手で叩いた。
「浅井様、包茎ゴリラに餌を与えて頂き、あ、ありがとうございます。」
浅井に頬を叩かれた俺は、その場で土下座して浅井に礼を述べると、屈辱で肩をワナワナと震わせながらも餌皿に顔を突っ込んだ。
勿論、俺は、この犬の餌の様な飯を犬食いする事に抵抗を感じていたが、ここで餌を食う事を拒んだところで、何も変わらないと言う事は俺自身が一番良く判っていた。
ゆえに俺は、屈辱に耐えながらも餌皿に顔を突っ込み、まるで本物の犬の様に餌を犬食いし続けた。
「しっかり餌を食えよ!包茎ゴリラ!!朝飯が済んだら本格的に奴隷として働いて貰うからな!!」
島村と並んで朝食を食べている加藤は、俺が犬食いをしている様子をニヤニヤ眺めながら、俺に朝食後の事を告げていた。
「は、はい。加藤様。」
俺は、餌皿から顔を上げて加藤に返事を述べると、また餌皿に顔を突っ込み、与えられた餌を完食した。
俺が餌を完食した頃、食堂では先に朝食を済ませた部員達が後片付けを済ませ、それぞれの時間を過ごし始めていた。
部員達の中には、自室に戻る者もいれば、気の合う仲間同士で雑談をする者達や先輩のマッサージをする一年生や二年生の者もおり、食堂では、ごくごく当たり前の体育会系の合宿風景が展開されていた。
そんな中で、只一人、白ブリーフ一丁で床に這いつくばっている俺は、敵陣に捕らわれた敗将の様であり、実に居心地が悪かった。


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