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絶対服従

137名無しさん:2015/04/15(水) 10:46:45
その日の夕方、早めに稽古を終えた西丘大柔道部の部員達は、合宿所のグラウンドでバーベキューをしていた。
合宿最後の夜と言う事で盛大な打ち上げが行われ、部員達は厳しかった合宿から解放された解放感に満たされつつあった。
だが、この場所に西丘大柔道部主将の島村と副将の加藤、マネージャーの浅井の姿はなかった。
そして、西丘大柔道部の奴隷に堕ちた北丘大柔道部主将の武本猛の姿もなかった。
同時刻。
西丘大と名前が刺繍された柔道着を身に纏った加藤は、マネージャーの浅井と一緒に最後の儀式で言う口上の確認をしていた。
「加藤先輩、口上は覚えたっすね。自分と島村先輩は撮影係と見届け人として待機してますが、自分達の事は気にせず、最後の儀式に集中して下さい。」
浅井は、相変わらず淡々とした口調で喋り、加藤に武本の名前と捺印が入った奴隷誓約書を渡した。
「口上を述べたら奴隷誓約書をカメラに向かって見せて下さい。それと武本の柔道着は加藤先輩が口上を述べ終わってから脱ぐ様に命じて下さい。」
そして浅井は、額に入った奴隷誓約書を加藤に渡すと、最後の儀式が行われる部屋のチェックを始めた。
最後の儀式が行われる部屋は、二階の監督やOB達が合宿所に来た時に使用する客間だった。
部屋には布団が一組敷いてあり、その布団の側にウェットティッシュやローションも置いてあった。
また、それとは別に一本の太い荒縄が布団の近いに置いてあった。
「浅井、これは?」
加藤は、荒縄を手に取ると、浅井に声を掛けた。
「それは武本が暴れた時に使用して下さい。たぶん大丈夫とは思いますが、口上が終わったら、武本の首輪の鎖は外すんで。」
浅井は、デジカメをチェックしながら、さらりと加藤に応えていた。
「わかった。そんで島村は?まだ武本の準備をしてんのか?」
加藤は、荒縄を布団の上に投げると、島村の事を浅井に尋ねた。
「えぇ。島村先輩は武本の身体を洗い、武本のケツ穴を洗浄してから、こちらに来ますから、少し時間が掛かると思うっす。」
部屋の最終チェックを済ませた浅井は、加藤に返事をすると、加藤と一緒に島村を待った。
それから数十分後。
「待たせたな。」
客間に入って来た島村は、北丘大と刺繍が入った柔道着を身に纏った武本の首輪を引いて、加藤と浅井に武本の勇姿を見せていた。
「ほぅ。やっぱり柔道着を着せると違うな。ま、首輪付きの奴隷には違わないけどな!!」
加藤は、久しぶりに見た武本の柔道着姿にホゥと賛美の息を吐いてから、武本を奴隷と嘲っていた。


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