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試される身体ー改

1名無しさん:2015/07/29(水) 15:00:37 ID:Tf3tS3RU
この掲示板が出来た頃に書き始めた同名のリレー小説があるのですが、展開が完全に行き詰まってしまったので改めて最初から仕切りなおそうと思います。

設定は以下の通りです。

近い未来、少子化が進み、出生率も下がる一方の日本。
その中、とある研究機関は代理母に超多胎妊娠させる方針を探り、その予備実験を開始しようとしている。
一般女性から被験者を募り、子宮、及び乳房の最大許容量を図るべく人体実験を行うストーリーです。
あくまで、最終的には自然妊娠の許容量を量るために、基本的に10ヶ月かけて膨らませることを考えています。
ただし、予備実験のため、出産に至るような本来の妊娠にはしない方向です。

よって、
・疑似妊娠による膨腹
・薬品等の作用による
・出産は無し
・膨胸推奨
・場合によって破裂も可

で進めていきたいと思います。

膨腹の最大値ですが、特に定めませんので、個人の裁量でと考えています。

以下物語の始めの部分を再度上げるので、もし続けてくださる方がいらっしゃれば嬉しいです。

2名無しさん:2015/07/29(水) 15:01:52 ID:Tf3tS3RU
20XX年。日本。
子づくりを推奨し様々な政策を試みたこの国だが、一向に出生率の向上は見込めず、むしろ右肩下がりの一方であった。
そんな中、とある研究機関が秘密裏に会議を開いていたのだが……

「……倫理的にこの実験は間違えています!複数名の検体から、最大平均許容量を導き出すことまでは100歩、いえ1000歩譲って認めるとします。
ですが、それぞれの許容限界値まで導き出すなんて……それも一般人相手に!」

「納得がいかないなら君が一人で請け負ってくれても構わないのだよ。無論、君が限界を迎える頃、私たちは本格的な実験に乗り出すがね。」

会場は冷酷な笑いに包まれた。

「何よりも今やらねば猶予がないのだよ。この国の人口と、ほんの複数人の検体、どっちが大切か、わかっているね?」

「ですが……まだこの実験方法の確立も、それも10ヶ月という期間でどれだけの作用があるかも……何よりやはり一般人を」

「君以外は全会一致なのだ、立場をわきまえたまえ。」

そのひと言でその会議は締めくくられた。

後に残されたのは雪乃ただ1人。この研究チームの1人である。

雪乃は聡明な美女であった。

大学を優秀な成績を修めて卒業すると、すぐにこの研究所に所属を決めた。
そもそもの配属は、女性の妊娠率を上げる、つまりより簡単で確実な妊娠のツールを確立するための部署であった。
大の親友がなかなか妊娠できないということも彼女の研究意欲を促進する何よりもの要因であった。

しかし、出生率が一向に上がる気配がないことが明らかになると、研究所は既存の部署を次々と閉鎖。
そして、ある日にわかには信じ難いような研究方針を通告したのである。

「全研究室出生率の向上方針を廃止。以降は少数の女性でも一人当たりが、一度の妊娠で、限りなく大勢の子供を妊娠できる可能性を探ること。もちろん上限は問わない。」
これに雪乃は食いついた。上層部への抗議も試みた。
「10人でも20人でも、そりゃもしできるなら100人でも1000人でも、1度に産むことができるなら人口を増やすことに変わりはない。」
上層部は冷徹に雪乃の意見を跳ね返した。
否応なく、雪乃の研究室は子宮の許容最大容量と、その拡張の研究を指示され、最重要課題として位置づけられることとなった。
そして、冒頭の場面に至るわけである。

3名無しさん:2015/07/29(水) 15:02:35 ID:Tf3tS3RU
実験の概要は単純明快。
被験者を複数人募り、とにかくその腹部、つまり子宮と、母乳を生成する乳房を10ヶ月かけひたすらに大きく膨らませるというものだ。
乳房のキャパシティも子供を発育させる上で重要な要素なので、サンプルを得ることになっていた。
被験体に特殊な薬剤を注入して、超過剰な疑似妊娠の状態にし、バルーンのごとく子宮と乳房を延々と膨らましてゆくという仕組みである。

しかし、完成された薬剤はどれだけの効能を持つものかわからなかった。
ただ一つ得られている真実は、薄めた薬剤で実験に用いているモルモットが、注入から1週間で動けないまでに膨れ上がり死亡したこと……
とにかく被験者を大きく膨らませることが目的である以上、効き過ぎて悪いことはないと、トップが強行に出たのである。
無作為に被験体は選出され、通知が発送された。
この時、雪乃の身近な人物に危険が迫っていることを、雪乃は知るよしもなかった……

4名無しさん:2015/07/30(木) 19:41:17 ID:lwi.eAAo
由香は長い間なかなか妊娠できずにいることに悩んでいた。不妊治療こそ多く試したが一向に妊娠の気配がない。パートナーの検査の結果にも異常なしであった。
親友の雪乃はそんな悩みにも乗ってくれ、彼女自身妊娠に関する研究をしているためとても心強い味方であった。

そんなある日、由香の元にとある研究所から被験者募集のハガキが届く。
「妊娠に関する研究に係る、被験者候補への当選のお知らせ」
その研究所名を見て、由香は心躍らせた。雪乃の働いている研究所と同じ名前だったからである。
きっと雪乃が何か成果をもたらしたに違いない。自分の不妊もこれで解決するに違いない。
由香はハガキの内容を疑うこともなく、指定の日時に研究所へ向かった。

5名無しさん:2015/07/30(木) 19:41:52 ID:lwi.eAAo
「ここを左に曲がって……ここね……!」

そこには大規模ではないながらも、銀色の研究所名が眩しい、立派な研究所が建っていた。
以前由香が日本の将来を担うであろうと言ってもいた研究所に、今被験者として来たのである。

受付で名前を言うと、由香は待合室に通された。これから実験にあたり簡単な面接と健康検査、身体測定を行うという。
周りを見ると、他に7人ほどの女性がいる。偶然ではあろうがどの女性も容姿端麗、20代前半ばかりではないだろうか。
由香は緊張しながらそのときを待った。

6名無しさん:2015/07/30(木) 19:42:35 ID:lwi.eAAo
出産経験の有無やパートナーとの性に関する質問、健康状態の検査、レントゲン等いくつかの検査を受け、由香は最後の部屋へ呼ばれた。
「由香さんは過去に出産経験はないとのことでしたが、妊娠願望はございますか?また、できることなら何人のお子さんが欲しいでしょうか?」
「もちろん、あります。長いこと不妊症に悩まされていましたので……もし産むことができるなら何人だって欲しいです。多ければ多いほど……」
「そうですが。それでは、由香さんの妊娠の可能性を大きく膨らますことになるこの実験にご参加いただけますでしょうか?」
「……もちろんです!」
それを聞くと、何やら薬剤の入った注射器を取り出した。

7名無しさん:2015/07/30(木) 19:43:13 ID:lwi.eAAo
由香はその日、研究所から帰るとそれからのことを楽しみにしながら眠りについた。
結局由香はその注射が何か、知らされることはなかった。ただ、自分の不妊治療にきっと役立つだろうと思っていた。
一つだけ言われたことは、1ヶ月周期で定期的に検査に来ること。由香は自分の身に起こることを知らず、ただ楽しみに待っていた。

由香が自分の身体の変化に気付き始めたのは、1週間してからのことであった。

8名無しさん:2015/12/26(土) 19:03:27 ID:wCoCDsHs

あれから一週間。由香のお腹と胸は明らかに大きくなっていた。
お腹の大きさは腹囲100㎝前後、乳房も胸囲90㎝まで大きくなっていた。
「何よ、これ……」
その変化に動揺を隠しきれなかった。

*****

「これは一体どういう事ですか?!」
体の異常な変化について説明をもらうために、研究所を訪れていた。
「どういう事、とは?」
「とぼけないでください! どう見てもおかしいじゃないですか!」
そう言って、大きくなった胸とお腹を強調する。
「これはこれは、随分と大きくなりましたね」
「はぐらかさないで下さい! 私の体に何をしたんですか?!」
相手の対応に苛立ちを覚え始めた。声を荒げて何度も聞き直す。
「もちろん、妊娠に関する研究ですよ。由香さんの希望通りのね」
「これのどこが不妊治療何ですか?! これじゃあまるで……!」
「失礼します、先ほどから何をーーー」
部屋に雪乃が入って来た。そこに、体に変化が起きた親友の姿が目の前に飛び込んできた。
「!! 由香……!?」
「雪乃……?」
こうして2人は最悪の再会を果たしてしまった。

*****

由香は落ち着きを取り戻し、雪乃と一緒に休憩所にいた。
「ごめんなさい由香、まさかあなたがこの件に巻き込まれてたなんて……」
「いいのよ、雪乃。雪乃は何も悪くないわ」
雪乃は由香に今回の実験について話した。子宮と乳房を限界まで膨らましていくこと、それが10ヶ月も続くことを。
「私がもっと研究で成果を出せていれば、由香を巻き込まれなかった……。本当にごめんなさい……」
頭を深く下げて、由香に何度も謝った。
「……顔を上げて、雪乃。私はあなたを責めたりしないわ。だって、私のために沢山頑張ってくれたのは、私が一番よく分かってるもの」
「由香……」
「もっと前向きに考えましょう。これを『不幸』じゃなくて、『チャンス』だって考えればいいのよ」
「チャンス……?」
「そう、チャンスよ。もしこの実験が上手くいけば、私はあの人と沢山の子供が作れるし、雪乃の評価だって上がる。そうすればあなたにとってもプラスになるはずよ」
雪乃は由香の言葉にある感情が芽生え始めていた。決して諦めない、前向きな感情。
「雪乃、私頑張る。これからの10ヶ月、何が起きるか分からないけど、絶対諦めないから」
「……分かったわ、由香。何があっても、私も諦めない」
2人は思った。今、自分たちが『試されている』事を、『勇気』を持って前へ進んでいかなければいけないことを。
「由香、私も貴方と同じように、この身体を膨らませるわ。痛みも苦しみも分かち合いましょう。貴方だけを苦しませはしないわ」
「雪乃……、ありがとう。本当に心強いわ」
「これからよろしくね」
「ええ」
2人は固い握手を交わして、お互いを激励しあった。

*****

「……よろしいのですね、雪乃さん? これを打ったら、二度と引き返せませんよ?」
「覚悟は出来ています」
雪乃は由香と同じ薬剤を打ってもらった。これで雪乃も由香と同じ体になった。
「ありがとうございます」
「しかしよく決断されましたね、雪乃さん。追加の被験体になる代わりに由香さんの担当にして欲しいだなんて」
「大事な親友ですから」
そう言って、彼女は部屋を出ていった。
由香は研究所の待合室で雪乃を待っていた。
「由香、終わったわよ」
「雪乃、あの人にも連絡を入れたわ。全力でサポートするって」
「そう、良かった。それじゃあ一緒に帰りましょう。車を出すわ」
「ええ。……っ!?」
由香の表情が一瞬で険しくなった。雪乃が慌てて駆け寄る。
「どうしたの由香?!」
「う、くう……! ふ、膨らむう……!?」
由香の胸とお腹が急に大きくなりだした。さっきの比ではないほど膨らんでいく。
「由香! しっかり!」
「ううう……!」
数分後、膨張が止まった。
目測ではあるが、腹囲は200㎝、胸囲は190㎝を超えていると判断できる。
「はあ、はあ、はあ……」
「由香……」
雪乃は由香の苦しそうな顔を見て、静かに、そして力強く、手を握ったのだった。

9名無しさん:2016/05/15(日) 22:05:01 ID:RPNIXC0A
雪乃は由香を送り届けた後,研究所に戻るとすぐに所長のところへ向かった.

「所長!あの薬の効果が強すぎます!1週間で10つ子の臨月の大きさまで膨らむなんて彼女たちの体が耐えられません!」

「ふぅ〜...人間用の実験は初めてだからね,まだ適量がわからないのだよ,君のお友達はモルモットの1000倍の濃度だ.他の被験者より薄いんだけどね〜」

「そ,そんな無責任な!彼女たちはモルモットではありません!人間なのですよ!?」

「君ねぇ〜まだそんなこと言ってるの,これはもう決定したことなの!そして,ここの責任者はこの俺なの〜ォ!」

「ぐ...」

「わかったらさっさと部屋に戻りなさい.所長室を壊されるのはやだからねぇ」

「?....部屋を壊す?そんな野蛮なことはしません!私はあくまで抗議で...!」

「あー違う違う,そういうことじゃなくて...まだ言ってなかったけど,君に打った薬は特別なんだよ,こんなのでも部下だから俺は反対したけど,上がうるさくてね」

「な,なにを...はぐううぅ!!?」

突然,腹部に激しい痛みを感じ,雪乃は腹を抑えてうずくまる

「ハァ...ハァ...な,なに?これ...く,今日打ったばかりなのに..薬の効果が早すぎる?!」

「あーあ,だから早く出て行ってほしかったんだけどなぁ.君に打った薬はねぇ,あの薬とは違って人間の胎児じゃなくて,家畜の成体をどれだけ生産できるかを目的にしたものなの」

「そ,そんな....!?」

「ちなみに,君に妊娠させるのは鯨だよ.ほら,とくに最近,捕鯨とか厳しくてねぇ〜.まぁ,君の体が解決してくれることを祈るよ,地球の生態に貢献するなんて光栄じゃないか!ハハハ!」

会話の最中に重要なデータを整理し終えていた所長はデータを持って高笑いしながら部屋を後にした

10名無しさん:2016/05/15(日) 22:35:15 ID:RPNIXC0A
「ま,待って...!んぐぁ...!!」

部屋に取り残された雪乃は混乱していた.家畜の生産用..?しかも自分は鯨の成体の多重妊娠の実験..?

そんなことを考えていたが,急にお腹が膨らみだし,意識を現実に戻される

雪乃の腹はあっという間に臨月の妊婦ほどになった

「イッ,痛い!!」

膨らむ子宮は止まらない.彼女の皮下組織や筋肉が悲鳴を上げようとも,まるでおかまいなしといった風である.
子宮はすでに6つ子の臨月の胎児を入れた程度まで膨らみ,彼女のスーツのボタンは必死に食いしばって抵抗する.

「ちょ,ちょっと待って..本当に部屋を壊す大きさまでふくらむの!?おさまって,おさまって...」

パツッツン!!!!

彼女の願いは虚しくもスーツのボタンと同様にはじき飛ばされ,子宮はさらに膨張を加速した.

「ひぃひぃ....痛い,由香ぁ...こんなひどいことを私は由香に..」

「所長...許さない..必ず,復讐を...はぎぃ!?」

とうとう腹に押し上げられた胸に雪乃は顔を隠される.すでに,雪乃の腹は由香の3倍に膨れていた..

PS:ここから雪乃視点の話を考えています.親友の膨腹を軽減するために身体をはって戦う感じでどうですか?

11名無しさん:2016/05/16(月) 12:27:29 ID:YiRSlHpI
雪乃の身体の3つの球体は雪乃の座高を超え,上に,前に,横に広がる.
腹囲は7mに達し,胸囲は4m近くになっている.

「な,なんとかしないと・・・」

膨らむ腹によって身体を反り返らされながら雪乃は必死に考えた

「このまま,お腹の下敷きになったら潰されて終わりね・・」

雪乃は何とか立とうと両足の膝を立たせるが,腹が邪魔でM字開脚のような恰好になった.

「だめ…これじゃ力が入らない…うぐぅ…」

雪乃はM字開脚をしたままカニ歩きでなんとかドアのほうへ向かう

「早く…早くぅ…」

雪乃は自分の胸や腹が部屋の家具に当たって,それらを押しつぶしていくのを感じながら急ぐ

「あと一歩,あと一歩………きゃあぁ!!!!??」

しかし,あと少しというところですでに反対側の壁まで達し,埋め尽くす空間を求めていた腹に壁に押しつけられ,腹と背中の壁に挟まれてしまう

「ふぐぐぐぐぅ!!?い,息ができな……苦し…」

雪乃は顔を胸に塞がれ,呼吸困難になる苦しみと部屋の壁と天井に胸と腹を圧迫される苦しさに襲われる

「ああ…もうダメ…」

雪乃がそう思ったとき,

「まったく,運び出す準備をしにちょぉっと目を離しただけなのに…」

プスッ

雪乃はわき腹に注射器が差し込まれるのを感じて,気を失った

「彼女を特別実験室まで運べ.クックック…一応被験者ですからね,ちゃんと10ヵ月実験しないといけませんからねぇ…」

雪乃の地獄は始まったばかりである


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