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【企画立案】オリスタ会議室【イベント進行】

584名無しのスタンド使い:2023/11/14(火) 21:40:41 ID:vaR4k3ss0
「おはよう、間抜けなルパンくん」
「あぁ?何だテメー?」

 声の主はブラックスーツを身に纏いサングラスをかけた厳つい大柄な黒人男性だった。

「自分がやらかした事を俺にわざわざ説明させたいのか?」

「いや、どーでもいい。野郎のツラとそれに関連する事柄は記憶できなくてね」

「ブワハハハハハハ、タフガイ気取りの軽口なら今のうちにいくらでも叩いていいぞ」

「その口ぶり、何かサプライズでもあるのか?」

「俺はお前の足止め役、所謂前菜だ。メインディッシュはすごいぞぉ。拷問マニアの殺し屋がこれからやって来るんだ。アート・ザ・ピエロを知ってるか?業界の中でも一番イカれたサイコ野郎がお前の為だけに来てくれるんだぞ」

「いや知らねーし、随分と悠長な話だなぁ」

「まぁな、残念だよ。お前がゆっくり朝寝坊でもしてりゃドッキリ企画として成立したのに」

 ドアの隙間から見える黒人男性は、ニヤニヤとゲスそうに口元を緩めている。彼には男のスタンドが見えていないのか、まるで警戒するような様子はない。相手はカタギではないが、スタンド使いでもないと判断した男は面倒くさそうに溜め息を吐く。

「しゃらくせー、もっとデカイことやろーぜ」

 男は状況を打開すべく〈スクエア・ダンス〉の袖口から隠した物を取り出す。ゲーム機・金属バット・百科事典・観葉植物・アイロン・スコップ・何かが入ってる鞄……色々な物が袖の中から出てくるが、お目当ての物ではないらしい。拳銃やマチェーテ・ダイナマイト・自動小銃も引き当てるが「これじゃねぇ」と投げ捨てる。

 もっとも一連の様子をドアの隙間からこっそり眺めていた黒人男性は、何もない虚空から次々と物を取り出す男を見て酷く狼狽し、自動小銃を取り出した辺りで「おい待てっ!!こんなの聞いてねぇぞっ!!!」と、尻尾を巻いて逃げ出してしまった。

 そんな外野の事など気にも止めず、男は次々と物を出していくが……ふと触り心地に違和感があるものを引き当てると、即座にドアに向けてそれを取り出すのではなく放出する。

ズゴシャーーーーーーーーンッ!!!!

 凄まじい轟音と破壊と共に現れたそれは……ドアも巨大な鉄製の金庫も部屋の壁も丸ごと、全てお構い無しに吹き飛ばす10tトラックだった。

「……こんなの隠してたっけ?」

 飛ぶ鳥がなんとやらと言っていた男は、〈スクエア・ダンス〉の能力で隠して持っていた10tトラックに、記憶がないのか目を丸くしながら驚いていた。


サンプルは以上で終了です。
最初のサンプルよりも、オリスタの能力・設定を端的に紹介できる内容に仕上げられたと思います。こんな感じの解答話が作成できるように、>>580さんが作成した例題を参考に問題を考案していこうと思います。
勿論こればかりじゃなくて、最初のサンプルみたいな難易度の高い問題や違うパターンも取り入れて、飽きがこないような工夫も考えていきたいです。


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