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【企画立案】オリスタ会議室【イベント進行】
582
:
名無しのスタンド使い
:2023/11/14(火) 21:37:15 ID:vaR4k3ss0
期日になったので企画・ジョジョの奇妙な問題集の進行を再開します。
まずは前回いただいたアドバイス&問題を元に回答案のサンプルを二つを作成しましたので投稿します。
【課題名】
ドアに置かれた鍵
【使用オリスタ】
No.6947 カシミール
【解答】
雲1つない清々しい青い晴天、こんなお出かけ日和の素敵な昼前、休日なら誰もがどこかに出掛けたくなるかもしれない。
亜麻色に染めた髪をハーフアップにまとめ、オーバーサイズのニットをワンピースのように着こなす垢抜けたギャルっぽい少女も、友達とショッピングに出かける為、朝のうちから準備を済ませ、いざ出かけようとドアを開けようとするが……ドアの前に重たい何かが置いてあるようで、僅かな隙間ができるぐらいしか開く事ができなかった。
隙間から外を覗いてみると、黒い鉄の塊、巨大な金庫のようなものがドアを塞いでいた。
「置き配?……にしては規格外のサイズ。新手の嫌がらせ?」
身に覚えのない現象に少女は首を傾げながら打開策を思案する。
ここはマンションの上階、窓から脱出するのは……能力を駆使すれば出来なくはないかもしれないが、悪目立ちしてしまうのは良くない。
女子高生がハリウッドアクションばりのパルクールに挑戦している所を、ご近所さんに目撃された日には奇異の目で見られてしまい、今後の日常生活に支障をきたすかもしれない。
両親は仕事の真っ最中、友達をわざわざ自宅に呼び出して迷惑をかけるのもしたくない。誰かを当てにする前に、少女は己の内に秘められた力を奮い立たせる。
「力を貸して、カシミール」
少女の姿が二重にぶれたかと思えば、もう1人の自分と呼ぶべき異形の鏡像が表面化する。体の所々から綿のようなものが飛び出ている女性特有の柔らかいシルエットをした人型のスタンドが出現した。
「さてと、色々やり方はあるけど、自宅を破壊するのはNG、映え重視の派手な演出も今はいらない。その前提を踏まえた上で私ができる事……一番シンプルな解答はこれじゃない?」
少女は少しの思案をした後、〈カシミール〉と顔を見合わせて頷き合う。彼女のスタンドは言葉こそ発しないが、一心同体である本体の意図を実行するべく動き出す。
〈カシミール〉は壁を通り抜けるとドアを塞ぐ金庫に触れる。人並みのパワーしかない〈カシミール〉には鉄製の巨大金庫を押し退けのは難しいが……彼女たちの真髄はパワーに非ず。
あらゆる外的驚異から保管するものを保護する事を目的とした鉄塊は、瞬く間にモコモコ・ふわふわ・やわら〜い綿繊維に変化した。
〈カシミール〉の能力で重たい鉄製の金庫も、まるごと綿に変えてしまえば重量も変化し、押し退けるのも容易になる。
障害物を排除したドアは、ガチャリと軽快な音を鳴らしながら開かれた。
「何か分からないけど、楽勝じゃな〜い?」
トラブルを解決した少女は颯爽と外に出て、いざ友達と約束した待ち合わせの場所に向かおうとするが……脱出した先には予期せぬ伏兵が待ち受けていた。少女はそれと目が合いギョッとする。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
「ちょっま―――」
「ママーッ!!となりのおねーちゃん、まほーつかいッ!!!じつはエスパーだったんだーッ!!!」
偶然その場に居合わせたお隣りさん家のこーすけくん(5才・非スタンド使い)は全てを見ていた。
(To be continued Bgm: roundabout)
※おしまい
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