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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ15
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DMMのブラウザゲーム、艦隊これくしょん〜艦これ〜のエロパロスレです。
エロ妄想なりSSなりご自由にどうぞ。
シュチュやネタ妄想雑談しつつ、ゆるーく行きましょう。
SSは形式不問、長いのも短いのもエロいのもエロくないのもご自由に。
リョナ・強姦・死姦・スカトロ・ふたなり・性転換などの特殊嗜好を含む内容は注意書き必須
百合・女性提督ネタは百合スレで、こちらに投下の場合は注意書き推奨
【艦これ】 艦隊これくしょんで百合 ←検索したら出ます
■■禁止事項
批難中傷・荒らし
SS作者以外による改変/改竄および他スレへの投下
投下のあからさまな妨害・その他スレの空気を悪くする言動
上記を行った場合は警告なしで削除とホスト規制します。
※次スレは>>980を踏んだ人が立ててください。
公式
http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html
艦これエロパロ避難所板
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/16725/
保管庫
http://www55.atwiki.jp/kancolle_ero/
第二避難所
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/16181/
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投下させてくれ〜
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窓の外では欠けた月が天高く輝いている。
ついこの間に年が明けたかと思えば今や如月で、時期に伴う冷たそうな海風が窓を叩く。
それを何処吹く風とばかりに、私は温い煎茶の入った湯呑みを呷る。
提督もまた突っ伏して自分の腕枕に顔を埋めている。
炬燵天板には提督の軍帽と小さなラジオと二つの湯呑みが不規則な位置に置かれているだけ。
私も提督も、ラジオから流れる放送に大して耳は傾けていない。
執務はとっくに終えたが、その後は気づけばこうして惰性に時間を過ごしていた。
「もう寝ましょうか」
私の湯呑みが完全に空になった事を合図に、私は提督に声をかけた。
寝てはいなかったようで、提督はのそりと顔を上げた。
時計を見やればそろそろ日めくりを機械の鳩が鳴いて知らせる頃だった。
提督はラジオを切り、炬燵を切る。
私は布団を出し、部屋の一角の畳に敷いてゆく。
完全に習慣と化したこの作業を、迷い無く進める。
私が最後に枕を二つ並べたのを確認した提督は明かりを消した。
どちらが何か言うこともなく、自然と揃って一つの布団に潜った。
こうして二人で就寝することを毎日行っているわけではないけど、
数日前に行ったそれが昨日のことであるかのような錯覚を覚えるくらいには馴染んでいた。
私は目を瞑り、体を提督の方へ向ける。
いつもの事だ。
そして何事もなければ提督は暫くして就寝の挨拶をかけ、私もそれに応える。
だけど、今日はそうではないようだった。
衣擦れの音が布団の中で響き、その次には私の肩に手の感触があった。
私はそれに即座に反応する。
「この手は何ですか」
私の肩に触れた手が引っ込んだ。
目をふっと半分開いてみれば、こっちを向く提督の顔がある。
こんにちまで見慣れた、固い表情。
でも私には分かる。
この人は今、不安に取り憑かれているのだ。
思えば、出撃が終わって私以外の艦と顔を合わせなくなってからこの人の顔の装甲は除々にひびが入っていった。
普段なら私と交わしてくれる緊張感のない軽い応酬もなかった。
そして今、この人は私に触れようとした手をおっかなびっくり引っ込めている。
疲れるような気遣いをする遠い仲ではないのに、今もこうして五サンチ程度の距離しか開いていないのに、
この人の中では"何とか五サンチだけでも開ける事が出来た"とでも思っているんだろう。
私の反応が不愉快から出たものとでも本気で思っているんだろうか。
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「嫌と言ってないんですけど」
この人の調子が普段のものなら、私がわざわざこう口に出す必要もなかっただろう。
こっちの事情というか心の準備なんか考えずに求めてくるのだから。
私が不愉快でないことをこの人はやっと認識すると少しは安心したように目を瞑り、一度撤退させた手を恐る恐る進軍させてきた。
やがて私の肩が確かにこの人の手に抱かれた。
この手は、外で海風に吹かれているように小刻みに震えていた。
しかしここは布団の中であるゆえ風など起きていない。雨など降っていない。
私は時間をかけて抱き寄せられた。
私もこの人も、枕の崖っぷちまで寄って距離を完全になくす。
この人の、瞼を下ろした顔が近づく。
「……明日から、ですものね」
言葉を汲むと、この人はそのまま小さく顎を引いた。
この人の顔に一層力が入るのは、昔から決まって緊張とか不安とか、心身がリラックスできていない時だった。
そうなる頻度は制服の装飾が華やかになってゆくのと反比例で落ちてきたけど、墜落には至らない。
こうした大規模作戦発令前日になると、今でもこうなってしまうのだ。
「大丈夫ですよ、大丈夫……」
そしてまた、この言葉をかける。
なんだかんだで今まで上手くやってこれたんですから。
厳しく見る私が保証します。だから今度も大丈夫。
そういった念を込める。
こんなことを今まで大規模作戦の大方の数だけ行ってきた。
大方の数だけ。全部ではなく、まだここまでの仲になる以前の事情は知らない。
ふとそれが気になった。
「私がこうしてあげる前、どうしてました?」
この人は恥ずかしいのか目は依然として閉じたまま、ぽつりと静かに教えてくれた。
一人で煙草を吸って、酒に酔い潰れて眠っていた、と。
秘書である私が北上さんと眠っていた部屋とは離れた執務室で一人、そう過ごしていたのね。
こんな弱った様子、部下には見せられないという考えでもあるだろう。
この人なりに頑張っていたのだ。哀れだとは思わない。愛しさが増すだけだ。
「今は、私がいますからね……」
囁いてあげると、この人は手の震えを打ち消すようにより強く私の肩を抱いた。
昔は死角のなさそうな読めない男だとばかり思っていたけど、この人は必死に隠していただけだった。
ちゃんと弱い面があってよかった。
私が認めたこの人の支えになってあげることで、大きな充実感が得られるから。
エゴだと糾弾されても聞く耳は持ってやらない。
そうしてそれはやがて高じる。
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「ん……」
互いの顔の距離を完全に無くした。
少しの間を置いて離し、この人の顔を伺う。
目を開けて驚いていた。
と言うには顔の筋肉の変化は大きくないけど、思い悩んでいたことは吹き飛ばせたようだった。
「ん、ふふっ、……ん、んむ、ちぅ……、んん……」
面白くて、嬉しくて、笑いが漏れる。
何が可笑しいのかと問うてくる目は無視し、再び優しく口付けを繰り返す。
昂ぶった時とは違う、慈愛を込めたものだ。
支えになりたいことを伝えたい意志があって、優しくも幾度も着弾させてゆく。
私はこんなだけど、この人がもし昂ぶったりしたら?
受け入れる。
「今夜は、します? ……え? いいの? ふーん……」
しかしこの人は首を振った。
それならそれでいい。
心身共に休むのもいいだろう。明日からまた大変になるし。
「したくなったら、ちゃんと言うんですよ?」
分かった分かった、と、よく使うあしらうような生返事。
少しは調子も戻ってきたよう。
私も安心して寝られる。
それでこそ私の提督です。
私にしか見せられないさっきみたいな顔はもう終わりにして、明日からはまた誇りある指揮官の顔をして下さい。
私は提督をそう作戦指南するような言葉を掛ける。
「私が守りますから。提督は安心して、おやすみなさい……」
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短めですが明日からの冬イベがんばりましょうということで
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乙でち
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GJ! SS読んでると加賀さんが敬語で喋る作品と普通の口調で喋る作品とがあるけど、書き手の皆さんはいったいどういう基準で口調を分けてるのかな?
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>>929 俺は和平が成立するころにはほっぽーちゃんは立派な港湾棲姫に成長してると思うな。そしてそれを知ったながもんは七歳児のように泣きそう。
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ショタ提督は朝潮型と絡ませるためにいるんや!…勝手な考えなのは承知の上です。
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眠れぬ筆で書いてました、鎮守府慰安労働の者です
長くなるのは分かったのでひとまず前半という形で導入部分を投下します
ちらっと提督が出ますが、女性ですのであしからず
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「阿賀野型軽巡洋艦、矢矧です」
「おっ。珍しい来客だな」
東の部屋に入ってきたのは、赤いスカートを着たポニーテールの少女だった。
ノースリーブの制服に身を包み、入ってくるなり姿勢よく海軍式の敬礼を行う。
遊びに来たという雰囲気はみじんもなく、東もベッドから立ち上がって敬礼を返した。
時間は午後7時、ちょうど陽が沈み、艦娘が徐々に寮へと戻っていく時間である。
普段ならリラックスしている時間だが、矢矧の目は本気だった。
「東さん。あなたにお頼みしたいことがあります」
「俺にかい? いいよ、頼んでもらえることなら何でも」
「そうですか。では、戦艦大和の入浴のお手伝いをお願いします」
「え? あ、ちょっと矢矧? それはちょっと――」
「私はこれから遠征に出ます。大和はもうお風呂にいますので、では」
「ちょっと待ってくれ〜〜!!」
それから20分後、東は一通り入浴用の道具を持って浴場へ歩みを進めていた。
一歩一歩が恐ろしいほど重く、気の進まなさと言ったら言葉にしようがない。
いつもなら10分とかからない距離が長くて仕方がなかった。
肩を上下させながら、大きなため息をつきながらも歩くしかない。
「まったく、強引なんだからもう……」
結局東の制止など気にも留めず、矢矧はそのまま遠征に出発してしまった。
提督に確認を取ったところ、矢矧率いる睦月型5隻の遠征部隊が帰るのは翌日の夜。
既に鎮守府を後にした彼女らに確認を取ることはできない。
いっそのことと提督に確認を取ったところで、東を助けてはくれない。
それどころかこの状況を楽しんでいる節すらあり、東に掛ける言葉はごくわずかだった。
『うちの艦隊の切り札を預けるんだから、扱いには気ぃ付けてよ〜』
『そもそも男と女だっていうところからは心配してくれないんですか?』
『別に、疑うほど信用してないわけじゃあない。難なら大和の乳でも揉むかい?』
『遠慮しときます!』
提督から掛けられた言葉に、不覚にも嬉しくなってしまったことを悔やんでしまう。
あらゆる鎮守府から、最高の司令官として名高い提督から受けた信用の言葉。
浮かれない方が難しいと自分に言い訳しながらも、足取りは一向に軽くはならない。
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それでも脱衣所につき、服を脱ぎ始めている際には大和と会えることを喜んでいた。
思えば鎮守府で慰安労働が始まるきっかけとなったのは、大和との出会いだった。
大和の入浴中、憧れから逸る心を抑えきれずに覗いてしまった。
そこにいたのは身体にバスタオルを巻いた大和がいて、覗いた東は慰安夫となった。
思い返せばおよそ3週間前の出来事なのだが、あまり時間が経っていないようにも思える。
その間、大和に会っていないわけではないが、どうしても顔を合わせる機会は少なかった。
服を脱ぎ終わり、深呼吸を挟んで腰に手拭いを巻きながら浴場へのドアを開く。
外はとっぷりと陽が沈み、露天風呂を照らす灯り以外は視界が利かなくなっていた。
空に昇っている白銀に輝く満月が、立ち込める湯気を照らし出すのは幻想的の一言。
普段から使っているはずなのだが、その美しさには目を奪われずにはいられなかった。
そして心地良い水音と共に、艦娘の頂点に君臨する戦艦が姿を現す。
「顔を合わせてはいましたが、面と向かってお話しするのはお久しぶりですね」
「大和、さん……」
バスタオルを身体の前で抑えながら、大和はゆっくりと湯船を歩いてきていた。
普段、他の艦娘と接している時には感じたことのない緊張感と威圧感が東を包む。
かつて史上最強の戦艦とされ、人の身を得て艦娘となった今なお存在感は健在だった。
直接肩を押されているような錯覚に、思わず東は後ずさる。
女性としての美しさに惹かれずにはいられず、東の目は大和から離れなかった。
その美しさは胸や尻といった女性特有のものにおさまらず、美の塊そのもの。
整った顔立ち、細くしなやかに伸びた腕、タオルに隠れそうなほど締まった腹。
様々な部位の美しさの粋を集めたような体つきは、東でなくても目を引くだろう。
同時に東は頭から離れなかった、初めて会った時のことが今も思い出される。
「あ、あの時は本当にすいませんでした!」
「あの時? もしかして、まだ最初のことを気になさっていたんですか?」
「も、もちろんです!」
「律儀な人なのですね。矢矧から話は聞いています、髪を洗っていただけますか?」
小首を傾げながら笑顔を浮かべた大和に、東はすっかり有頂天になっていた。
緊張がほぐれたわけではないが、憧れの人間から投げ掛けられた笑顔。
木製の椅子に腰掛け、疑いもせずに背中を向けてくれる動作からは信頼がにじみ出ている。
自然と頬が綻ぶのを感じながらも、矢矧から任された仕事をこなしにかかる。
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「し、失礼します」
「はい。よろしくお願いします……あら?」
シャワーから出した湯を手桶に溜め、丁寧に毛先から順に濡らしていく。
長い長い大和の黒髪が石畳に触れないように、常に髪はひとまとめに手で持ったまま。
もちろん流した湯が撥ねてしまわないよう、一つ一つゆっくりとこなしていく。
その間にも、東は手触りのいい大和の髪の虜になってしまいそうだった。
湯の流れに一切干渉せず、まっすぐのびた髪は水玉をまとって艶めいている。
髪の傷みなどとはまるで無縁な黒曜石にも似た輝きは、月明かりにもはやまぶしかった。
絹のような手触りは手元で綿を抱えているような軽さで、湯以外の重みなどない。
大和の髪を洗わせてもらっている、そんな状況は東にとってまさに夢見心地だった。
ゆっくりと作業を繰り返し、徐々に髪が濡れていく中でふと大和が口を開く。
「失礼ですが、その洗い方はどちらで?」
「え? あ、もしかして変でしたか!?」
「いえ。丁寧に洗ってくださるので心地良くてつい。矢矧にも教えたいです」
「は、はい! ありがとうございます!」
首だけで振り返りながら、満面の笑みを浮かべた大和に思わず東は頭を下げた。
憧れていた異性との入浴、それに加えて間違いなく自分に投げ掛けられている満面の笑顔。
今の東が舞い上がらずにいることなど不可能に近かった。
しかしそんな東も、一瞬で我に返る瞬間が訪れる。
大和の髪を洗い終わり、軽く水気を手拭いで拭き取ったところで東は気が付いてしまった。
「あの、大和さん」
「はい、どうされましたか?」
「えっと、その……身体の方も洗うんでしょうか?」
「それはそうですよ。湯船に入るには身体を――あっ」
そこまで言うと、ようやく大和も気が付いて一瞬で顔を紅潮させる。
湯けむりを挟んでもはっきりと分かるほどの紅さであり、気付けば東もあてられていた。
髪を洗うだけなら正面に回ることもなく、ただ髪を洗うことにだけ集中できていた。
大和から褒められたこともあり、まるで天にも昇るような気持ちになっていた。
しかし身体を洗うとなれば、話が変わるどころか全く正反対になる。
正面に回らないまでも、直接大和の肌に触れてしまうことだってある。
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それこそ洗うとなれば、胸や尻といった女性特有の柔肌に触れてしまったとしたら――。
考えただけで屹立してしまいそうなソレをこらえ、壊れそうなほど理性を抱え込む。
「ひ、ひとまず身体の方は自分で洗ってもらってもいいですか?」
「え? あ、でも矢矧に頼まれた仕事は――」
「さすがに無理です! 先に湯に浸かってます、お世話はその後にしますので!」
矢継ぎ早に口にした東は、転びそうなほど慌てて立ち上がった。
そんな時、不意に背中を大和の言葉がわしづかみにする。
「意外ですね。てっきり手を出してくると思いました、浦風と青葉の時みたいに」
「――っ!?」
反論することすらできず、一瞬で東は凍りついたように指一本動かせなくなっていた。
浦風の時は全ての入渠スケジュールを終えた深夜、誰もいない露天風呂。
青葉の時は青葉型重巡洋艦の部屋で、誰も見られるはずのない青葉の部屋。
当事者以外は知りえない情報のはずで、ごまかそうと思えばごまかせる。
しかしそんな方向に頭を回す余裕すらなく、東は生唾を呑み込んで固まりきっていた。
「事実でしたか。鎮守府での働きは目を見張っていただけに、残念です」
「待ってください! 話を聞いてください、大和さん!」
「憧れだったと言ってもらえた時は素直に嬉しかったのですけどね」
「大和さん……!」
ゆっくりと立ち上がった大和の姿に、東は二の句を告げなくなっていた。
先ほどまでの優しい口調で、名前の通り大和撫子然とした姿はそこにはない。
凛とした鋭い口調、一言一言に感じる重みは戦艦大和の真の姿に感じられた。
先ほどまでの浮ついた考えなど抱く暇も与えない、圧倒的な存在感。
しかし東にも反論や反抗心がないわけではなかった。
むしろこの報告が大和の口から提督に行けば間違いなく重罰が待っているのだから。
慰安労働期間も残すところ一週間というところまで来て処罰など冗談ではない。
ただ口にするのが憚られるが、もはや手段を選んでいるような猶予はなかった。
「聞いてください、大和さん! 浦風と青葉の時は!」
「言い逃れなら聞きません。どういった経緯であろうとあの二人とあなたは――」
「あっちの方から襲われたんです!」
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「……えっ?」
「だからあっちの方から襲われたんですってば!」
「え? あ、お、おおお、襲われたんですかぁっ!?」
「なんで驚いてるんですか? そのお話じゃなかったんですか?」
「私は、私はただ! 深夜に騒がないように言おうと思っただけです!」
「初めからそう言ってくださいよ! 今のびっくりするほど重い雰囲気何ですか!?」
「大事なことじゃないですか! 鎮守府の生活環境の向上のためです!」
そう言ってから、お互いに肩で息をしながら何も言わずに見合っていた。
そしてどちらからともなく、ため息を挟んでから笑いがこぼれる。
気恥ずかしそうに口元を抑えて笑う大和と、堪え切れない笑いがこみあげてくる東。
大和がまとっていた威圧感も、東が持っていた緊張感もどこかへ言ってしまっていた。
やがてふと二人の笑いが止まったころ、大和の頬が再び赤らんで口を開く。
「誤解だったのはすいません。ですが、その、襲われたというのはやはり性的な意味で?」
「もうここまで来たらいいますよ、もう……挿れたわけじゃないですけどね」
「では東さんはまだど、どう、その、どうて……」
「はい童貞ですよ! 恥ずかしがるなら言わなきゃいいんですよ」
「恥ずかしいに決まってます。つまり責められるのが好き……と」
大和の口からこぼれた不穏な単語に、東は自然と自分自身を抑えた。
聞こえなかったことにしておいた方がいいと、本能そのものが察した気がしたのだ。
すると大和は踵を返し、脱衣所に歩きながら肩越しに東に向かって言い残していく。
「東さん。二日後の夜、私の部屋に来てください」
「二日後ですか? 何かありましたっけ?」
「何でもです。とにかく部屋で待っていますので、必ず来てくださいね」
「は、はぁ……行っちゃった、身体洗ってないけどよかったのかな?」
大和が出てから少しして、東も露天風呂を後にして自分の部屋に戻った。
部屋に来るように呼ばれたことに対して、疑心暗鬼だったのもほんの束の間。
大和に嫌われたわけではないと分かったことと、部屋に招かれたという二つのこと。
それらに舞い上がった東は、必ず二日後に大和の部屋に向かうことを決めた。
たった二日後のことを待ちわびるように、東は床に就く。
慰安労働、最後の試練が待っているとも知らぬままに。
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以上で大和編の導入は終わりです
後半はまた今度、スタートからエロぶっこむんじゃないかなとは思います
照れる大和をもっと書きたいなぁ……ではまた
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大和編に期待である
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大和編でこのスレも終わりかな?
ところで
最近、雷などのロリおかんキャラをバブれると評するらしいぞ
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駆逐艦にお父さんと呼ばれたいぞ
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艦娘を母さんと間違えて呼んじゃって
周りの艦娘達にからかわれ、笑われる提督
そんな鎮守府でのある日の夜
偶然にも目が覚めて手洗いに立った青葉は見てしまう
「鎮守府にいる間は"母さん"じゃなくて艦名で呼ばなきゃダメでしょ!」
「わ、わるかったよ母さん」
「あ!ほら、また言った!!気を付けないとダメでしょ。もー、何度言ったらわかるの!?」
と叱られる提督と昼間に提督に「母さん」と呼ばれていた艦娘を
青葉は見てしまったのだ
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>>971 まさか足柄さんに隠し子(?)がいたなんて…!
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え?雷が提督の実のお母さん!?
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どうやって生まれてきたのか考えると結構怖い件
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艦娘は娘も艦娘になりやすそうだけど息子だったらどうなのか
孫娘にでも受け継がれるのか
バレンタイン間近なのに今更節分ネタ投下することをお許し下さい
NGワードはいつもので
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「きさらぎ星人めー、出ていけー。鬼はー外!」
「いやだぁ…髪が傷んじゃう……」
子供達に豆を投げつけられた如月が余裕な雰囲気ながら悲鳴をあげる。
今日は2月3日、節分である。俺達は子供達を集めて豆まきの行事を行っていた。
今はここにいない艦娘達も神社や老人ホーム等に行っていた。
慰問という役目の他、戦いばかりの艦娘の心のケアや、
三日後の大作戦の舞台である激戦区であるトラック泊地への
日本からの救援活動の成功の為の景気付けという側面もあった。
「みんなー、あと一息よー!それーっ」
「鬼はー外!」
秘書艦であり、妻である大鯨も子供達と一緒にはしゃぎながら豆を投げていた。
「あっ、ちょっと、そこはっ、ふぁああっ!」
最初は余裕があった如月だったが、最後の方は必死で逃げていた。
「ふぅ、鬼は逃げていきましたねー。はい、豆まきは終わりです。みなさん、まいた豆はちゃんと片付けてくださいね。
はい、箒とちり取りですよ。拾った豆は後で年齢の分だけ食べるのですよ」
走り回る子供達に大鯨は愛情溢れる口調で優しく諭した。
俺はそんな心優しい彼女をお嫁さんにできて幸せだなあと心から思ったのだった。
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「如月ちゃんごめんなさい。少し熱くなっちゃいました」
「気にしなくていいわよ」
「如月、本当に鬼役ご苦労さん」
「いえいえ。でも子供達が帰っていった途端静かになりましたわね……」
「祭の後って寂しくなりますからね……」
「でも祭の間や、その直前なんかはみんなとても楽しんでるじゃないか。
そういう楽しみがなかったら、人間はただ生きてるだけになっちゃうからな」
「そういう人々の楽しみを守るのが私達の使命ですわ」
「その通りだ如月」
「ふふふ……ところで司令官、お願いがあるんですけど…」
如月が急に色っぽい声になった。
「なんだ?」
「司令官の恵方巻、くださらないかしら?」
「は?」
「ちょっと、如月ちゃん!?」
如月の爆弾発言に場が凍りついた。
「だって私、大変でしたのよ」
「すまん、無茶な事言って…」
「だったら少しくらいは…」
「でも如月…俺の見えない範囲の事は知らないが、そういった事は言わない方がいいぞ。
俺達の前だけで言ってるにしても何気ない時につい出てしまって、
その結果お前が変な事に巻き込まれたらたまったものじゃないからな」
「心配してくださるの?」
「ああ」
「ふーん。でも言葉だけじゃだめよ。感謝してるなら言葉だけじゃなくて形で示さなきゃ」
「…………」
「司令官が私にいつも感謝してるっていう証を……」
「…………」
「……な〜んちゃっ…」
「わかった。お前の望み通り俺の恵方巻をやるよ」
「ええっ!?」
「ちょっと!?あなた!?」
俺の返しに二人はただ驚くだけだった。
特に言い出しっぺの如月の表情は『本当にするの?』と言わんばかりな顔だった。
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「恵方巻って太いわよねぇ…さあ、いくわよ!」
そう言って如月は俺の恵方巻を口に咥えた。
黒く、長く、太いものである。
如月の小さな口ではかなりキツキツだったみたいだが、
如月は少しずつだが無言で飲み込んでいった。
苦しそうな表情を我慢し、声も出さず口の中に飲み込んでいき、
じっくりと味わっているかのようだった。
やがて味がクセになったのか恍惚とした表情になっていった。
そして大きく黒く太い恵方巻を最後まで咥えた如月は白いものを少しもこぼすことなく、
喉を鳴らしながら飲み込んでいった。
「司令官ったら…ありがとう……好きよ……」
そして感謝の言葉を述べた如月だった。
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「どうだ……俺の恵方巻は……?」
「とても美味しかったですわ」
「そうか………俺も食べたかったなあ……
津発祥で名古屋名物の天むすをモチーフにした恵方巻を……
この日の為にわざわざ奮発したのによ……」
「私達の分も買えばよかったじゃないですか。今夜はここには艦娘は私達二人と大淀さんしかいないわけですし」
「なんつーかつい昔の癖でケチってしまってな。まあお前達には多少細めの巻き寿司にしようと配慮したのもあるが」
「あまり私達を見くびらないでね……それじゃ私は大淀さんの所へ持って行くわね」
「あ、待って。さっき渡しそびれた豆も持ってって。如月ちゃんは確か14個でよかったよね」
「そうよ、ありがとう。それじゃ、あなた達の邪魔はしないから恵方巻をじっくりと味わってね大鯨ちゃん」
そう言ってウインクしながら如月は走っていった。
「如月の奴、最近また前みたいになった気がするな」
「前みたいに?」
「ああ、如月は俺が君と出会う前からの部下の艦娘の一人だからな。君と如月の付き合いよりは短いけどね。
あの子は俺と出会った頃は意味深な発言が目立っていたからな。
ただ俺と君が結婚前に同棲していた頃からはそういう事もなくなっていったのに……」
「もしかしたら私達の関係を心配してああ振る舞っているのかもしれませんね。
私がお嫁さんになったからってそれにあぐらをかいていたらいけませんし」
「それは心配ないさ」
俺はかわいい子に目がない事やスケベな事は否定しないが、貞操概念も物凄く固い。
一人の女性と関係を持ち、大切なものを捧げた以上その女性を大切にしなければならないと思っている。
貞操概念が強すぎる為か他の女性の何気ない誘いですら全力で突っぱねる事もあるから
もうちょっと加減できるようにならないと普通の信頼関係すら築けないからそこら辺も気をつけないと。
「でも…もしあなたの年齢が如月ちゃんの倍も離れていなかったら……
いえ、余計な事は考えないでおきましょう。それよりもアレ、しましょ」
「ああ」
そうだ、余計な事を考える必要はない。愛する人に愛を形で伝える。俺達は如月の言葉を思い出していた。
-
「それじゃ、いきます」
そう言って彼女が西南西を向きながら俺の恵方巻を咥えた。
もちろんこの『恵方巻』は比喩的な意味である。
彼女のテクは一ヶ月前と比べてそれほど上達はしていなかったが、
しばらくご無沙汰だった俺には十分過ぎる刺激を与えた。
彼女に負担をかけない為に自分でも準備していたからかすぐに出してしまいそうになった為、
俺は彼女の頭を両手で掴んでがっちりと固定した。
びゅるっ
尿道を駆け抜けるどろりとした感覚。久しぶりの快感に思わず手に力が入った。
彼女も出される事がわかっていたからか声を出さずに
口内に吐き出された白いものを一滴もこぼすことなく飲んでいった。
放出が終わった事を確認した彼女は俺の恵方巻を綺麗に掃除した。
俺の恵方巻が口の外に出された時に糸がかからないくらい綺麗に掃除されていた。
さて…ここから第二ラウンド、ある意味本番だ。
彼女の潤った蜜壷に俺の恵方巻を突っ込んだ。
激しい音がたったが声を出したわけじゃないからセーフだろう。
加減なんてせず最初から全力でいった。激しい快楽に声をあげそうになったが我慢した。
最初から全力だった為かさっき出したばかりなのにまたすぐに限界が近づいた。
もう出るっ、と言わんばかりに力強く口づけした。声を出さないようという意味も合わせて。
びゅるるっ
今度は尿道を勢いのよくかけぬ感覚。先程の濃厚なものとはまた違った快感である。
俺は想いの丈の全てを吐き出し、彼女もそれを感じながら受け止めていた。
|
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「あったかい……ありがとうございます……」
行為が終わった後、お腹を摩りながら感謝の言葉を述べる彼女に俺の顔も自然と綻んでいた。
「私の中があなたの想いでいっぱいです…これだったら愛の結晶が実りそうです。
早くお義父様とお義母様を安心させたいですね……」
俺も両親を早く安心させたいと思っていたが、少しの不安が俺の頭の中にあった。
「どうしましたか?」
どうやら俺の不安は顔に出ていたようだ。
「子供が産まれることは誰だって不安だと思いますよ。
私だってちゃんと育てられるか、って思う時もありますし」
「不安というのもあるけど、それ以上に俺達のものを
良いものも悪いものも受け継ぐだろうという思いもあるんだ。
例えば艦娘としての力とかだ。艦娘には結婚した子達も君以外にたくさんいるけど、
深海棲艦との戦いがあるからか子供を産んだ艦娘はまだいない。
艦娘から産まれた子供が母親と同じか、
そうでなくても艦娘としての力が遺伝するかどうかはわからないけど、
もし艦娘としての力を受け継いで産まれてきた時
その子の運命はどうなるのかってのが気になるんだ。
おそらく子供らしい生き方をさせてあげる事が不可能に近いかもしれない。
ましてや俺は提督だ。本来ならば公私混同してはいけない立場だから
親として子供に接する事が出来ないかもしれない。
君は『大鯨』の艦娘だから戦いに出す必要もなく、戦い方も最低限教えるだけでいいが、
戦える艦娘なら戦う事を教えていかなければならない。
下手したら子供を戦う為のマシーンにしてしまうかもしれない。
仮に大鯨の艦娘としての力を君から遺伝されても、その運命が潜水母艦大鯨と同じ道を歩む事になり、
君と同じく潜水母艦大鯨の波乱に満ちた道を歩ませてしまうかもしれない。
それに俺自身のダメなものが遺伝してしまったりしたら……」
「…………色々と悩んでいるんですね。でもあまり心配ばかりしていたらいけませんよ。
上手くいく事だって上手くいかなくなっちゃいますから。それにもし子供が産まれてきて、
その子が過酷な運命を背負ってしまったとしてもみんなで支え合えばいいんです。
私だって過酷な運命を背負ってきましたけど、
お父様やお母様や周りのみんなの愛情に包まれながら育ってここまできました。
だから艦娘の子供が過酷な運命を背負ってしまっても、みんなで支え合えばいいんです。
この鎮守府のみんなは優しくて心が暖かい人達ばかりですから」
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その言葉に部下達…大切な仲間達の笑顔が次々と浮かんできた。
彼女達ならきっと俺達や、他の艦娘が子を成しても支えてくれるだろう。
「だ・か・ら……あなたもあまり暗い顔しないでくださいね。
あなたが暗い顔をしていたら、私まで暗い気持ちになっちゃいますよ」
「……そうだな。不安にさせてごめんな。だけどもう大丈夫だよ。
君さえいれば遥かな道も超えていけるって信じている。だから、どんな時も守り抜くよ」
「ありがとう…ございます……」
笑顔で答えた俺の言葉にほんの少しだけど不安気味だった彼女の顔が明るくなった。
俺が落ち込んでいたら彼女も暗い気持ちになり、
彼女が暗い顔をしていたら俺まで気が滅入ってしまう。
だけど俺が笑顔でいれば彼女も心が明るくなり、
心明るくなった彼女が笑顔を見せれば俺も明るい気持ちになる。
笑う門には福来たる。昔の人はよく言ったものだ。その意味が今俺にはわかった気がする。
……さっき余計な事は考えないでおきましょうって言われたばかりなのだから
またすぐに落ち込むのだってあほらしいしな。
「それにしても今日の豆まきはとっても楽しかったですね。
子供達も笑顔ではしゃいでいましたし、
それを見ていたら私まで嬉しくなっちゃいました。
私は直接戦っているわけじゃありませんけど、
あなたや私達艦娘が守ってきたものなんだって思うと……」
今の彼女もきっと俺と同じ気持ちなのだろう。
暗い顔なんてしてみんなまで暗い気分にさせるわけにはいかない。
前向きに生きていき、心からみんなが笑いあって生きていける世界を作っていこう。
俺は彼女の笑顔にそう誓った。
―終―
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以上です
エロの部分や、他の艦娘との何気ない絡みよりも
設定考察じみた部分の方が多いのが悩みどころです
恋愛とかその先のことを考えたら人間設定なら特に問題ないでしょうけど
艦船転生系とかだとどんな感じになるのか微妙に気になります
人造人間系だったら戦闘員なのでそういう機能は持ってないとでもできるでしょう
まあ公式で定まった答えはないしこれからも出ないでしょうけど……
あとがきはここまでにします。それではまた
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GJ! まだ節分ネタはセーフなのか。だったら俺も投下しておきたいな。この状況だと実際投下すんのは次スレになりそうだけれど…
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大井さんラブラブでたまらん大和さんは次回が待ちきれん
大鯨さんはまさかの二代目艦娘の展開なんだろうか・・
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大鯨/龍鳳はイチソニキだしバレンタイングラ来るかと思ったがそんなことは無かったぜ!
SS見て慰めるわ
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それぞれ作者さんGJ! 皆様のSS、毎度楽しく見させてもらってます
しかし今回追加されたバレンタイングラフィック、凄まじいものがあるな
あまりにも扇情的すぎるものが多くて、目のやり場に困るというか既に戦う服装じゃないな……
いいぞ、もっとやれ
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余計な心配かもしんないけど、上の慰安労働大和編が次スレにまたがった場合はどういうふうにまとめたら良いだろうか?
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長くなるようなら次スレで投稿しときゃいいんじゃね
切れるんなら使いきる前に次スレで投稿していいって書いてるし
残り10くらいだし長いやつは次スレから始めたらいいんじゃねー
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北方棲姫を鹵獲したいなんて言わないからせめて生前(?)の姿っぽい艦娘を実装してほしいなあ
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埋め
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梅(松型駆逐艦)
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産め
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ははは!初春!産め!俺の子を産めよおおぉぉぉ!!
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孕み tonight!
これって、孕みたくないのか、テンション上がってるわけ分からんこと口走ってるだけなのかどっちなんだろw
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ゆーちゃん?を改造するかしないかそれが問題だ
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新スレってもう立ってるんだったよな?
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駆逐棲姫の正体は春雨に提督を取られた秋月が
整形して春雨っぽいふりして春雨をおとしめようとしたという毒電波が届いた
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>>997
>>900で立ってる
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今宵も人の子など孕みとぅないと!
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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ16
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1422540269/
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