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ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 十四匹目

330名無しさん:2020/03/29(日) 08:16:53 ID:8Kjg5K12
師範代「はじめ!」

ちびき「だぞ!」パチン ジワッ…

「キシャアァァァァァ!!!」

ちびきが自身をハリセンで殴打、涙がにじんだ瞬間、巨大な鳥が道場に召還された。

ザワザワ…

師範「『かじき』をもて」

師範代「お気遣いは無用にございまする。先の者の炎同様、あの物の怪も彼奴の妖術にて」

師範「だがあの物の怪が彼奴と無関係とは言い切れぬ。あれは我が『かじき』の染みにしてくれよう」ニタァ

師範代は師範のこの笑顔を信頼していた。笑うという行為は本来攻撃的なものであり獣が牙をむく行為が原点である。

門弟が二人がかりで『かじき』を師範の元へと運んできた。長身と強い膂力がなければ上下することさえ難しいその木剣は体長三寸メートルに達する海魚にちなんで『かじき』と名付けられている。師範はそれを軽々と上段に構え

師範「…!」

ブンッ バァンッ!!!

振り下ろしたその瞬間、巨大な鳥の頭部と胴体が爆ぜたように弾けた。両翼はその一瞬ぴんと伸びたあと、しおれるように道場の床に力なく崩れ落ちた。

ちびき「あが…びゃーーーーーーーっ!;;」ポロポロ

みし…

ざわ…

次に現れたのは、身動き一つで道場そのものを更地にかえてしまうほどの巨躯をもった八つ首の蛇。皆がその威容に目を奪われたその瞬間、師範代はちびきの目を見た。

ヒュン ザクッ…ベチャ

ちびき「あぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!!」

フシュッ

ちびきの絶叫が道場に響いた瞬間、八つ首の蛇の姿が消えた。

師範代「あの物の怪たちを呼び出したのは彼奴の『涙』にてござる。最初の鳥が現れた時、彼奴は奇怪な道具で自身の頭を殴打し涙をにじませ、八つ首の蛇が現れた時も同様に落涙しており申した。その涙の源、目を削ぎ飛ばしてござる」

ちびき「あがーーーーーーーーーーっ!!!」バタバタ

師範「床に落ちておるのがそれか。何とまあ、大きなまなこである事か」ヒョイ

師範は床に落ちていたちびきの眼球を口に含み

プキッ プシャア

噛み潰して口から撒き散らした。

まこちー「…;;」ガクガク

たかにゃ「…;;」ブルブル

その光景に怯えて震えあがる二匹。先ほどまで人間とは皆、自分たちにとって友好的な存在ばかりだと思っていた。それはただの幻想であったのか。


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