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ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 十匹目
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ぷちますキャラ(ぷちます版アイドル・P含む)の精神的・身体的・性的ないじめ、虐待、陵辱、拷問、虐殺、四肢切断、スカトロなどなど、
本スレ、キャラスレ、エロパロスレに書けないような妄想を垂れ流す隔離系スレッド(通称:ぷ虐スレ)の避難所です。
虐待以外のぷちますSSは事前にスレ住人と相談の上で投下の可否を決めてください。
虐待ネタが嫌いな方は見ないで下さい。
気に入らないネタがあっても非難せずにスルーしてやって下さい。
ぷちます以外のアイマス系いじ虐の話題は別スレで。
盗作君が出現しているのでSS作者はトリップ推奨。
書き溜めは可能な限り。他人の投下中の割り込みは避けましょう。
ぷちます! 隔離スレ・SSまとめwiki
ttp://putimaskakuri.wiki.fc2.com/m/
ぷちます!隔離スレ まとめwiki (消滅?)
ttp://putimasisolation.wiki.fc2.com/
本スレ
ぷちます! いじめ・虐待専用 十五匹目 [転載禁止]������������2ch.net (dat落ち)
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1416056096/
個別スレ
ゆきぽ いじめ・虐待専用スレ 二匹目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1419767659/
前スレ
ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 九匹目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1442911462/
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乙です
のんびり行きましょう
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乙。僕は執行人殿と共に歩みます
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スレ立て乙でーす
のんびり今年も気が向いた時に投下します
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乙
とうとう十匹目
まだまだゆきぽの無限獄は続く・・
そろそろ殺してきた屍の数で塔ができそう
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ぷち共をこん棒で思いっきり叩きたい
でもムキムキマッチョのゆきぽは全身の筋肉を硬化して防ぐのかな
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やよ虐のおすすめってあります?
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小銭大好きやよとか美希「ぷちどると楽しく遊ぶの!」がシンプルで好き
死刑シリーズも毎回やよが死ぬよね
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>>7
やよいじめ
やよ親子
10円が不幸を呼ぶ
ぷ虐スレむかしばなし『段々の教訓』
大群獣ヤヨラ
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もう世間でも、デレマスのオリジナルぷちたちの方がメジャーになってきたのではないかと
いう心配
もうちょっとメディア展開してくんないかな・・・(ただしガチャは勘弁
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>>7
>>8
ありがとう
やっぱただ殺されるんじゃなくて死ぬまでの虐めのプロセスがしっかり書かれてる作品はいいね
だんだん弱ってくる姿とかゾックゾクきちゃうぜ
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間違えました
>>8 >>9だな
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遅れたがぷちどるのいる日常のやよ親子とか楽園への扉がおもしろいですよ
やよ虐はどんどん増えましたね
初期に人気で徐々に下火になっていったあふぅ虐とは対照的に…
潜在的なものが大きかったんでしょうかね?
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>>13 楽園への扉、いいですねー
極限状態の野良やよもまた乙なもんですな
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>>10
ぷちどるは獣だけど
ぷちデレラは人間
これ重要
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ssを書くにあたっての質問なんですが、あまり長いものは求められてない感じですか?
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>>16
ぷ虐さえしてるなら長さなんて関係ないありません。
長い作品も喜ばれます。
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長いのが求められてないわけじゃなくて、行き詰まってそのままぶん投げたり、支離滅裂なまま無理矢理書き垂れてるような連中(元本スレの老害ども)のを見てきているから、長いのに良いイメージがないっていうのはあるかも
でも逆に『真ん中』のゆきぽ親子、二匹のレジスタンス、長靴をはいた猫みたいに長くても面白かった作品はあるし、長い=求められてない訳ではないと思うけど。前者になるか後者になるかは書き手の力量次第な訳で
長いのを書きたいのなら、ラストまでキチンと書いて何回かに分けて投下して頂けたら読む側としては有り難い
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>>18の言う通り
書き手の力量次第
最後まで、もしくはある程度まで書き溜めれば
自分の作品の良い尺ってのは見えてくると思うよ
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>>17
>>18
>>19
なるほど…了解です
近いうちにその点を踏まえて投稿させていただきます
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余計なお世話だと思うけど、何本か書いて経験積んでから長いのに挑戦した方が無難な気が…過去に短編一本書いたあとにいきなり長編に挑戦して、散々つっこまれまくって頓挫したssもあるし
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ぷちどる矯正収容所だっけ?
アイデアは良かったけど求められているものと何か違ったSS
挙句に作者?が逆ギレして放棄した
まあ悪い例はいっぱいあるよ
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呼んだ?
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>>23
呼んでない
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>>24
そーですか。私が呼ばれた気がしたのですが…お邪魔しました。
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ワンピのインペルダウンのような施設に矯正という
名のもとに隔離とか
万が一脱獄できても四方は海だから、みうらさんかぴよぴよがいないと陸地までたどり着けない
最下層の深海エリアには世界中から集められたゆきぽ族が隔離されてたり
そんで一部の看守によって虐殺されたり(些細な楽しみとして
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投稿します
初投稿ですので至らぬところばかりだと思いますが、適当に見ていってください
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『やよと遊ぼう』
やよ「うっう〜♪」チュバチュバ
今日も事務所でぷちどるのやよが10円玉をしゃぶっている
大きな両目に、ふわふわしたツインテール、二頭親の体についたぽてっとした両手で10円玉を掴み一生懸命に舐めている幸せそうな笑顔を見ていると無性にぐっちゃぐちゃにしてやりたくなるのは俺だけだろうか?
「おーい、やよ。こっちにおいで」
やよ「う?うっうー!」
トテトテと無邪気に四足歩行で歩いてくるやよ
「ほぉら!10円玉だぞー!」
やよに見えるように10円玉を掲げてやる
やよ「う!?うっうー!!」
10円玉を目視するとこっちに向かってやよが走ってくる
新しい茶色だ!やったあ!
と満面の笑みを浮かべて俺の足元まできたやよの顔を
俺は思いっきり蹴っ飛ばした
やよ「ぅ”っ!?っ!?う”ぅっ!?」
蹴っ飛ばされて吹っ飛んだやよは鼻?を真っ赤にしながら何が起きたのか分からない、といった顔をしている
「おいおい!やよ!大丈夫か!?勢い余って俺の足にぶつかっちゃったのか!?」
やよ「ぅ”う”ーっ!びゃーーー!!」
「よーしよし。そんなに泣くなってやよー。ほーら10円玉だぞー」
やよ「びゃーーーー!!・・・うぅ?うっうーーー!!」
「よしよし。そんなに焦らなくてもちゃんとあげるから、今度からぶつかってきちゃダメだぞー?」
やよ「うっう〜♪」チュバチュバ
10円玉を手にすると安心したのかすぐに笑顔になるやよ。俺が蹴っ飛ばしたことも微塵も疑っていないようだ
「ほら、今度は10円玉2枚だ!幸せも2倍だぞー!」
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やよ「う!?うぅ!うっうー!!」オブオブ
頂戴頂戴と必死に手を伸ばしてくるやよ
「あーでもどうしようかなー。さっきあげたばっかりだしなー」
やよ「うぅ?うっうー!うっうー!」スリスリ
そんなこと言わないで頂戴よー
とやよは俺の足にすり寄って甘えた声を出す
可愛い奴め
そして俺は2枚の10円玉を握りしめ、
その拳をやよの顔面に思いっきり叩き込む
やよ「う”ぅっ!?」
またまた吹っ飛ぶやよ
やよ「うぅぅぅぅうびぃあああああああ!!」
すかさずやよに近づき、顔を抑えているやよを軽く蹴飛ばしうつ伏せにさせ、頭を思いっきり踏んでやる
やよ「うぶぎゅ!?う”う”う”う”う”ぅ”ぅ”ぅ”ぅ”ぅ”う”!!」
これだと可愛い泣き顔が見えないな・・・
そう思い足を頭から離してやった
やよ「ごほっ!けほっ!ぅううう!う?うぅ!?」
うつ伏せにしていたせいで踏みつけている俺の顔が見えず、自分を踏んでいるのが俺だと思っていなかったようだ
やよ「うっうー!?うぅー!!」フンスフンス
さっきまであんなに優しかったのにどうしてこんなことするの?と涙を浮かべ、そして憤りながら俺に問いかけてくる
「どうしてって…うーん、やよが可愛いからかな?」
やよ「う!?うぅ!?・・・うっうぅぅぅぅぅ!!」
俺を危険人物だと認識したのか、やよは俺に背を向けて走り出す
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だが、所詮ぷちの足。小銭に向かってくるときのスピードは目を見張るものがあるが、普段の走るスピードはあの短い手足相応のものだ
それに、今日はやよと遊ぶために家具一式も片づけているので、隠れる場所もない
やよとの楽しい鬼ごっこの始まりだ!
「ほーら、やよー!捕まえちゃうぞー!」
やよ「うびゃあああああ!?うぅ!!ううぅぅぅぅぅっ!!」
やよは追いかけてくる俺を確認すると悲鳴をあげ、半泣きになりながら必死で走る
しかし、悲鳴を上げながら走っているせいか段々とやよの息が切れてくる
やよ「うぅっ!うっう!ぅう!う!うう!・・・うぅっ!?」
スタミナが切れ、足がもつれて転んでしまったようだ
やよ「うぅぅぅぅっ!うぅっ!うっうぅぅぅぅぅう!!」
転んでしまった体勢のまま俺に捕まらないように必死に逃げるやよ
その顔は恐怖でゆがんでいる
あーやばい。最っ高にゾクゾクしちゃうよ、やよ!
嗜虐的な気分が更に拍車がかかってきた俺は、ズリズリと体を引きずりながら俺から離れようとしているやよを蹴り、踏みつけた
やよ「うぶっ!?うぶばぁっ!!」
やよ「うぅっ!うばっ!うびゃぅっ!?う”ぅ”ぅっ!!」
やよ「うびっ!うぶぅぅぅぅ!ぅうっ!うべっ!」
やよ「うびぃあっ!うっ!う”っ!えぅぅぅぅぅう!?」
逃げようとしているところを何度も蹴られ踏まれたやよは、あちこちを赤く腫らしている
もう逃げられないと判断したのかうつ伏せとなり背中を丸めて動かなくなった
だからその格好は顔が見えないからダメなんだって
「おーい、やよー?顔を上げてくれよー。可愛いお顔が見えないぞー?」
俺はそう言ってやよのもふもふしたツインテールを引っ張り無理やり顔を上げさせる
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やよ「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…」
無理やり上げさせられた顔は涙でぐちゃぐちゃだ
「やよは笑顔も可愛いんだから笑わないと!ほら、やよの大好きな10円玉だぞ!」
やよ「うぅぅぅぅ・・・う?うっうーーーー♪」
10円玉が目に入った瞬間に泣き顔が一転して満面の笑みに変わる
やよの硬貨に対する反応は最早反射みたいなものなのかもな
10円玉しか目に入っていないといった様子の笑顔のやよを、これまたボコボコに殴る
やよ「うぶゅぅっ!?うべっ!?う”っ!う”ぅ”っ!うぇぶぅぅ!!うぎゅうっ!うぶぶぅーっ!」
「あははっ!どうしたやよ?さっきまで10円玉をみて楽しそうに笑ってたじゃないか?また急に泣き顔になるなんて忙しい奴だな!」
やよ「うぅ…!うぅぅぅぅぅぅ…!!」
そうだった、この人はやよのことをいじめる悪い人だった。早く逃げないと・・・
とでも思ってるのかな?殴られて俺から逃げていたことを思い出したのか必死に俺から離れようとするやよ
しかし暴力を受け続けたやよの体はもうボロボロで這って逃げるしか出来ないようだ
やよ「う”ぅぅぅぅ…!え”ぅぅぅぅぅっ…!」ズリッ…ズリッ…
「ほうら、早く逃げないと捕まえちゃうぞお!」
やよ「うびゃあああああ!!う”ぅっ!う”ぅ”う”う”う”!!」ズリッ…ズリッ…
俺が脅すと必死で逃げるやよ。でも、俺の手にはやよのツインテールが握られてるんだなぁ・・・
やよ「うぅっ!うっうー!」
やよは少しずつ、少しずつ進みようやく事務所の出口まで辿りつき喜んでいるようだ
が、そんなやよの喜び虚しくやよのツインテールは俺がちょっと引っ張るだけで、やよが俺の元まで帰ってくるのに十分なほど限界まで張りつめられていた
「やよー、戻っておいでー」グイッ
やよ「うぅ?うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」
俺がやよのツインテールを引っ張るとやよは宙に舞い、俺の元へ飛んできた
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そこへカウンターパンチの要領でやよの顔を拳を叩き込む
やよ「う”ぶぇ”っ!?…う”!?う”ぅ”ぅ”ぅ”ぅ”ぅ”う”っ!?」
あんなに逃げたはずなのに俺が目の前にいるのが信じられないようだ
「逃げないとまた虐めちゃうぞお!」
やよ「うびぇ!?うぅぅぅぅぅぅぅっ!」
また必死で逃げだすやよ。だが、何度やっても同じこと
「戻っておいでーやよー」グイッ
やよ「うべっ!?う”!?う”う”う”う”う”う”う”う”!!??」
「いらっしゃーい」グイッ
やよ「うびゃっ!?う”ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…うびゃーーーーーーーーーーっ!!」
何度やっても俺から逃げられないので、ついに泣き出してしまった
「おいおい、やよ。泣いてても問題は解決しないぞ?」
やよ「う”う”う”う”う”ぅぅぅ!う”びゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」
「しょうがないなぁ…ほら、10円玉だぞー」
やよ「う”びゃあああああ…うぅ?うっうー♪」
ほぼ反射的に10円玉を見つけると笑顔になるやよ
何というか、ワンパターンなリアクションだなー…
なので、俺もワンパターンな反応を返す
やよ「ううー♪うっ「それっ」う”ぶぇぶっ!?」
やよは10円玉をしゃぶっている最中にまたまた顔面を殴られ悲鳴を上げる
やよ「う”ぅっ!?う”う”ー!?う”びゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」
自分の至福の時間をまたもや暴力で邪魔され、また泣き出してしまう
「そんなに泣くなよー。ほうら、大好きな10円玉だぞー?」
やよ「う゛びゃあーーー・・・う!うっうーーー♪」
「そうれっ」
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やよ「う゛びぁぅっ!?う゛ぅ!?う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう゛…っ!!」
何度も何度もいいようにぬか喜びをさせられて、悔しいやら悲しいやらですごい声で唸ってるな
それでもまた同じように反応しちゃうんだろうなー
「ごめんごめん。ほら、こんどこそ本当にあげるから、な?ほら、今度は100円玉だ」
やよ「う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・う゛っ!?うう!?うっうーーーーーーーーーっ♪」
10円玉よりも高価であることを理解しているようで、ケロッと機嫌を直すやよ
やよが喜んで100円玉を舐めている間に首から下げられているべろちょろを拝借する
「やよー?これなーんだ??」
やよ「うっうーーー♪う?…うぅっ!?ううーっ!?うっうーー!!うぅ!!」
俺がべろちょろを持っていることに気付くとやよは返して返してと叫ぶ
「うーん?どうしよっかなー。やよがこの中に入ってるお金をくれるっていうんなら返してあげてもいいかなー?」
やよ「うぅっ!?」
やよのべろちょろには何気に結構な数の硬貨が詰まっている(といっても10円や1円がメインなので総額300円ほどだろうけど)
ずっと溜め続けてきた宝物なのでそう簡単には渡せないだろうが、やよも俺が危険人物であるということは十分理解しているので要求をのまないと何をされるかわからないと警戒しているのだろう
迷っているのであれば背中を押してやろう!
「くれないっていうんなら、このべろちょろ…ビリッビリに破いちゃおうかなあー?」
やよ「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」
俺の言葉に驚愕するやよ
今ある茶色と銀色も大事だけど…あのべろちょろを破かれちゃったら、もうこれから貯めることが出来ない!貯めることが出来ないと、あの大量の茶色と銀色を見てゆっくりする至福の時間が過ごせない!茶色と銀色はまた貯めればいい、あの大好きな時間が過ごせなくなるほうが嫌だ!
やよ「うぅーーー・・・うっ「はい、時間切れー」うっうううううううう!?」
「時間切れなのでーこのべろちょろの中身は全部俺がもらい、このべろちょろ自体はビリッビリに破きまーす」
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とりあえずべろちょろの中身を全部取り出す
そして、鋏をもちやよの目の前にべろちょろを掲げてやる
やよ「うぅぅぅぅぅぅぅ!?うっうううう!!うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!」イヤイヤ
やめてくれ嫌だ嫌だと涙をぽろぽろ流しながらやよは首をふる
「さあ、やよ。しっかり目に焼き付けておくんだぞー」
ジョキジョキとやよの目の前でべろちょろを切り刻んでいく
やよ「う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?う゛う゛う゛う゛う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!??う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!びゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!う゛ぅぅぅぅぅびぃぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!う゛っう゛ぇぇぇぇぇぅぅぅぅう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!」
最後の本当に糸くずになるまで切り刻んでやると、直そうとしてるのか今まで入れてた硬貨の残り香を味わってるのか、やよは涙を流しながらその糸くずを舐めはじめた
やよ「う゛ぅ゛ぅ゛ぉぇぁぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ううう……」
「そんなこの世の終わりみたいな顔すんなってやよ!ほら、大好きな100円玉だぞおー!!」
そう言って俺はやよのべろちょろに入っていた100円玉をやよの目の前でちらつかせる
やよ「うぅぅぅぅ…う?うっうーー♪」
いつも通りやよは喜んで100円玉に飛びついた、が
やよ「うっうー♪…う?うぅ?うぅぅぅ…っ!うぅぅぅぇぇぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛…っ!!う゛っう゛ぅぅぅぅぅぅぅぅ
っ!!」
100円玉を手にした瞬間はさっきまでの絶望が嘘だったかのように表情を明るくしたやよ
その満面の笑みが、徐々に暗くなっていき、泣き笑いになり、そして歯を食いしばりぽろぽろと涙を流し始めた
「いいねぇ…!いいよ、やよ!!その顔、最っ高だよ!今までで一番ぐっちゃぐっちゃになってる顔だよ!!そういうのを求めてたんだよ!!」
何度も何度も10円玉や100円玉を渡されては酷い目にあわされた
手にした瞬間は幸せでも、それは結局はぬか喜びだったのだ
反射的に喜んで舐めてしまうが、すぐに今までの経験がよみがえってくる
そうだ、この人は優しくなんかないんだ。今は幸せでもすぐにひどい目にあわされるんだ、と
やよ「う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…!う゛ぁぁぁぁぁぁぁ…っ!!」
そして何より、今まで幸せになれると信じていた小銭の存在が純粋に嬉しいと思えなくなってしまったのが悔しいし悲しい
「ふぅー…。あれ、もうこんな時間か」
気が付くと外はもう真っ暗だ
「じゃあ、またな!やよ!明日もいっぱい遊ぼうな!」
やよ「う゛ぅぅぅぅぅぅ…。う゛う゛う゛う゛ぅぅぅぅぅぅぅ…!う゛ぶぇぇぁぁぁぁぁぁ!うぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!うぅぅぅびぃぁ゛ぁぁぁぁぁ!!うぅ゛ぉぇぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
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以上で終了になります
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乙
地の文は第三者視点にした方が良かったかも。P?視点とやよ視点が少し曖昧な印象
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乙
良いやよイジメ
>>36の通りやよの心の声はいらんなぁ
そこが書きたいならP視点はダメかと
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おつぽおつぽ
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乙乙!ちなみにべろちょろってがま口の別名でなくて、やよいが首から下げてるがま口の名前らしいですね・・・ちなみに名付け親はアイマス声優さんとか・・・
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>>36
>>37
確かに地の文がごちゃごちゃしてますねw
ssなんて初めて書いたもので…次回に活かします
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乙乙。久しぶりに素晴らしい作品が読めましたな
初期に投下されていた、「ぷちどるいじめ」を思い出します
シンプルに殴る、いじめるが一番心を揺さぶります
次回作も書いていただけるなら、ぜひお願いしたいです
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乙
良かったですよ。今後に期待。
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乙
やっぱり、ぷちどるには笑顔より泣き顔が似合いますな
しかも今回のやよみたいに汚らしく泣く様はホントに愉快愉快w
逆にPには笑顔でいて欲しいw
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唐突なんですが、ぷちたちの排便ってどうしてるんですかね?
普通のトイレじゃでかい気がするんですけど・・・
おまる?
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あふぅ「あふぅっぅん」ブリブリ
スタスタ
事務所にクソしてそのまま放置するあふぅ
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SS投下
宜しくお願い致します
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「ぽえー!」
俺は疑問に思う。何だこいつは。
「「「ポェ--!!!」」」
訂正する。何だこいつらは。
………
……
…
平日の昼下がり、定職に付いてない俺は歩き慣れた道をぶらぶらと徘徊していた。
そこで耳にしたのは、どことなく間抜けな聞きなれない鳴き声のようなもの。人間の声とは思えないし、こんな鳴き方をする動物も俺の知る限りではいない。
好奇心から自然と鳴き声の聞こえる方へ歩き出していた。そう遠くもない距離、人通りの少ない路地の端に無造作に置かれた段ボール箱の中にこいつらはいた。
「ぽっ!ぽえっ!ぷぃー///」ニコッ
白いワンピースのような服を着て、二本足で立っている。
「ぽぉー?ぽえ?」
しかし、幼児にしては小さすぎる体で頭身もアンバランス、アニメキャラのような大きな瞳、丸っこい手足やふさふさした尻尾が生えていることから人間ではないと確信できる。
「ぷぃー?」
まるで人間の女の子をデフォルメしたぬいぐるみに命が宿って動いているようだ。
「「「ポュゥ--!パゥ--///」」」ニコッ
そして見た目がそっくりで、さらにサイズの小さい同種の生き物が3匹。
「ぽえー♪」ナデナデ
「「「プィ--///」」」ニコニコ
時折大きい個体が小さい個体の頭を撫でている。親と子の関係なのだろう。もっとも、父親らしき生き物の存在は見当たらないが。
「ぽぉー、ぽえっ!」
しばらく観察していると、あることに気が付いた。
「ぽえー?」
こいつらは俺の話す言葉に反応する。
試しに"可愛いなぁ"と言ってみると
「ぽえー///ぱうーぅ///」ニヘラッ
どうやら人間の言葉がある程度理解出来ているようだ。さらには感情表現も豊かである。
「「「プィ--///パゥ--///」」」ニヘラッ
おそらくこの鳴き声も、こいつらなりの言語なのだろう。俺にはさっぱり理解できないが。
-
しかし、色々と分かってきた。こいつらがどんな生き物なのか。そしてどんな状況下にいるのか。
「ぽえー!ぷぃー!」オブオブ
人通りの少ない道端で段ボール箱に入れて置かれており、よく見ると少々汚れていることから、こいつらは飼い主に捨てられたのだということは頭の良くない俺でも簡単に察することができた。
「ぷぃー!ぽえー///」ニコニコ
そうなると、こいつらが喋っている言葉は分からなくても、さっきから俺に笑顔を向けている理由は何となくと分かる。
「「「ポェ--///」」」ニコニコ
俺に媚を売っている。拾ってほしいと訴えかけているのだろう。
人間よりも遥かに小さい体
ぬいぐるみのような愛らしいルックス
豊かな感情表現
人間の言葉をある程度認知できる理解力
これはとても面白いものを見つけてしまった。
俺は笑顔を作り、こいつらに問いかけた。
"俺が拾ってやろうか?"
「ぽえっ!?ぽわぁー///ぽぇっ!ぽぇっ!///」キラキラ
「「「ポェッ!プュィ--///」」」キラキラ
案の定大喜びだ。約束通り拾ってやろう。
拾った後の幸せは保証しないけどな。
………
……
…
-
「ぽえー♪ぷぃー♪」
「「「ポェ--///」」」
上機嫌なこいつらを段ボール箱ごと抱え、町外れにある川原にやってきた。
この川に架かっている橋の下は、あまり人が来ないスポットである。今回の遊び場には打ってつけだ。
周りに人がいないことを確認し、そっと段ボール箱を地面に下ろした。
「ぽえー?」
まずはこいつらに飴を与えてやろう。近所のコンビニまでひとっ走りして食べ物と水を買いに行くことにする。
俺が拾うまで段ボール箱の中で大人しくしてたこいつらなら、人が来ない場所に置いておけば自ら動くこともないと推測できる。
出会ってからこの数十分でこいつらの甘さ、単純さ、警戒心の無さはひしひしと伝わってきた。
"美味しいご飯を持ってくるから良い子で待っててね"
心にも思ってないこんな言葉をかけても、
「ぽえっ!ぱぅー♪」ニコニコ
「「「ポェッ!!!」」」ニコニコ
こいつらは一切疑う素振りを見せなかった。一度捨てられてる身の癖に、能天気なものだ。
作り笑顔で手を振り、足早にこの場から去る。
コンビニに行くのがこんなに楽しみなのは生まれて初めてだろう。
あいつらの生態も何となく分かったし、これからどう遊んでやろうかとわくわくしながらコンビニへと急いだ。
………
……
…
-
前言撤回する。俺はまだまだこいつらのことを理解できていなかった。
レジ袋を持って戻ってきた俺は、目の前の異様な光景に唖然とした。
「ぽぇ…ぽぇ…zzz」スヤスヤ
「「「ポェ…zzz」」」スヤスヤ
4匹揃って地面から顔を出して埋まって幸せそうに寝ている。
傍らにはご丁寧にスコップが4つ刺さっており、こいつらが自分で穴を掘って埋まったのだと把握した。
遠目から見て、誰かに首を切断されて晒し首のように置かれたのかと勘違いして思わず焦って駆け寄ってしまった。
無論、自分の楽しみが奪われたのではないかという心配であり、こいつらの命の心配ではない。
しかし、拾ったのが俺で本当に良かった。もし別の誰かが穴を掘るという性質を知らずに自宅に連れて帰っていたら大惨事だっただろう。
気を取り直して準備に取り掛かる。と、その前にスコップを回収しておくか。これも今からやる遊びに使えるかもしれないしな。
「ぽぇ…」スヤスヤ
まずは餌付けからだ。紙皿の上にペット用のフードを乗せる。水は・・・こいつら手を使えるみたいだし紙コップに入れてやるか。
"遅くなってごめんね。ご飯持ってきたよ"
できる限りの優しい声で起こしてやる。
「ぽぉ…ぽぉー…」
"ほら、ご飯だよ"
目を覚ました親の前にフードの乗った皿と水を差し出す。
「ぽえっ♪…ぽ?」
「「「ポェ--…」」」
子どもの方も目を覚ましだす。
腹が減ってるからすぐに食べだすと思っていたのだが、親はフードに手を付けずに固まっている。子どもが先に食べるのを待っているのだろうか。
と思った次の瞬間、
「ぽえー!ぽぉーぽえっ!」プンスカ
親の突然の怒りに今度は俺の方が固まってしまった。
「ぽぉーぽえっ!ぽぉー!ぽえー!」プンスカ
丸っこい右手で俺とフードを交互に指して怒っている。
まさかとは思うが、俺が持ってきた飯が気に食わないとでも言うのか。捨てられた分際で、下手したら飢え死にしていたかもしれないのに。
念のため確認をしておくか。
"ご飯、これじゃ駄目だったか?"
「ぽえっ!」コクン
大きく頷きやがったぞこいつ。
穴を掘るという危険性と飯にケチをつけるふてぶてしさ、そりゃ捨てられるなと納得がいく。
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だが俺は飼い主ではない。ただの拾い主だ。こいつらが本性を現すほど楽しみが増えていく。
「「「ポェ--!!!」」」プンスカ
「ぽぉー!ぽぉーぽえっ!」プンスカ
子ども達まで怒り出した。親の方は俺に説教でもしてるかのように怒りを静める気配を見せない。
良いな、最高だ。予定は狂ったがもっと面白くなりそうだ。
喜び、怒りとこいつらの感情を見ることができた。喜、怒、とくると次は勿論・・・哀だよな。
「ぽぉー!ぽえー!」プンスカ
偉そうに説教を垂れてるこいつの左頬を狙って、
バチィーン!
「ぷぎゃっ!」ベチャ
思いっきりビンタした。
「ぽ?ぽえ?」パチクリ
「「「ポェッ!?」」」
地面に倒れこみ呆然とする親、それを見て驚く子ども達。
バチィーン!
「ぷぎゃっ!ぱ、ぱぅぅ…」
すかさず俺は倒れている親の頬に二発目のビンタを食らわせた。
「ぅぅ…えぐっ…ぽぇ…えぐっ…;;」
泣いた。さっきまでの威勢はどこへやら、親はメソメソと泣き出した。
「「「ポェ---ン!!!;;」」」
親が殴られてるのを見て子ども達も火が付いたように泣き出した。
親にもあれくらい泣き叫んでもらいたい。
三発目のビンタをしようと再び親に近づくと、
「ぽえっ、ぱぅぅ…ぅぅ…;;」
両手で顔をガードしてきやがった。最低限の防衛本能はあるんだな。
ならば別の部分を攻撃してやろう。ターゲットはその如何にも踏んで欲しそうな尻尾だ。
こいつの体の中で唯一獣らしいその部分をかかとで軽く踏み、徐々に体重をかける。
ギュムゥゥゥ…
「ぽやぁっ…ぷぎぃぃぃぃぃ…;;」
顔をしかめて大きな目に涙を溜めている。とても良い表情だ。
もっと泣かせたい。泣き叫ばせたい。
かかとを尻尾から離す。
「ぽぉ…ぱぅぅ…;;」
痛いのが終わった、そう油断したところを見計らい踏み潰す勢いで尻尾を踏んづける。
-
ダァン!
「ぽんぎゃあああああああああああ!!」
「「「ポェ--ン!!!プィ---!!!;;」」」
極上の悲鳴だ。つられて泣いた子ども達の声もコーラスのように響き渡る。
「ぐすっ…ぅぅ…ぽえぇぇぇぇん;;」
「「「ポェ--ン!!!プィ---!!!;;」」」
こいつらが泣き喚いてる姿。これだけでも今夜は良い酒が飲めそうだ。
でも、まだ遊べるよな。
例えばさっき回収したスコップ、これを手に持ってこいつらに見せ付ける。
「ぽえっ!?ぽぉー!ぽえー!」オブオブ
「「「ポェ--!!!」」」オブオブ
思ったとおり、こいつらにとって大切なものってわけか。
俺はそのままスコップを全部持って川へと近づき、
ポイッ!
「ぽおええええ!?」
ザブン!
放り投げてやった。
「ぽえぇぇぇぇぇぇぇぇん!;;」
「「「ポェ----ン!!!;;」」」
なるほど、精神的なショックの方が親の反応がいいな。
ならばもっと大切なものを目の前で捨ててみようか。
丁度いいのがそこに3匹いるしな。
「ポェ--…ポ?ポェッ!プィ--;;」ジタバタ
3匹いる子どもの内の1匹を片手で掴み上げる。
「「ポェ--ン!!;;」」
そのまま俺は川の方へ向かって歩く
「ポェ--!パゥーー!;;」ジタバタ
「ぅぅ…ぽっ!?ぽぉー!ぽぉーぽえっ!」トテトテ
泣き喚いていた親個体が子どもを掴んでる俺に気付き、俺の方にかけ寄ってきた。
子どもには手を出さないで!なんて一丁前に親心を持ってそうだな、こいつ。その割に一生懸命走ってるのかわからないくらい動きがトロい。
そういうところがまた加虐心をそそる。ほら、頑張って走って来いよ。
-
「ぽぉー!ぽえー!」トテトテ
「プィ----!;;」ジタバタ
遅いな、俺は待たされるのが嫌いなんだ。
「「ポェ--ン!!;;」」
俺は大きく振りかぶり、
「ぽえっ!?ぽぉー!ぽえー!」トテトテ
手に掴んだ子どもを、
「ポェッ!プヤァ----!;;」ジタバタ
ブゥンッ!
「ぽぅあゃぁぁぁーー!!」
ザバァーン!
川へ放り投げた。
「ポェッ…ガボッ…ポッ…ゴボッ…;;」
溺れる子ども、
「「パゥ----!!;;」」
泣き喚く残りの子ども達、
「ぽおえええええええ!!ぽえっ!ぽえっ!」ガシッ
ようやく俺の元に辿り着いて足にしがみつき、子どもを助けろと言わんばかりに怒る親。そんなことしてても俺は助けないぞ。
「ポォ……」ブクブク
「ぽっ!?ぽえっ!ぽえっ!」ガシッ
だから、俺に訴えかけてる暇があるなら自分で飛び込んで助けろよ。お前が泳げたらの話だがな。ほら、そうこうしてるうちに・・・
「」プカー
「ぽぉ…ぅぅ……;;」ヘナヘナ
親が俺の足から手を離し、その場にへたり込む。
「ぽえぇぇぇぇぇぇぇん!ぷわぁぁぁぁぁぁん!;;」
「「ポェ----ン!!;;」」
今日一番の泣き声を堪能する。思わず声を出して笑いそうになったが、俺の笑い声でこの最高の泣き声に水を差すのは無粋だと思い堪えた。
「ぷわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!;;」
大切な我が子を失った悲しみに酔いしれているようだが、その我が子があと2匹、俺の手の届くところにいることを忘れてはいやしないか。
-
さて、2匹目だ。
「「ポェッ!?プャァ--!;;」」トテトテ
俺に気付き逃げ出す子ども達だが、親以上にトロい。2匹の尻尾を両手でそれぞれ捕まえてやった。
「「プィ--!;;」」ブラーン
片方を段ボール箱の中に投げ捨てる。
「プギャッ!パゥ--;;」
お前は後のお楽しみだ。
「プィ--!ポャァ--!;;」ブラーン
もう片方の尻尾を掴んだまま、俺はまた川に近づく
「えぐっ…ぽえぇぇ…ぽっ!?ぽえぇー!」
相変わらず反応が遅いな。ちょっと遊んでやるか。
「ポェ--!;;」ブラーン
子どもを餌にして親個体が川の前に来るように誘導する。
「ぽえぇー!;;」トテトテ
丁度良いところに来たので尻尾を踏む。
「ぽえぇー…ぽっ!?ぽぉー!;;」オブオブ
ところでこの尻尾は何の為にあるのか不思議だ。こいつらにとってのメリットは果たしてあるのか。
「ぽぉー…ぽへっ!」ベチャ
なんて考えている内に無様な姿で地面に這いつくばる親。
俺は親の尻尾を踏んだままその場にしゃがみ、ギリギリ届かない位置まで子どもを近づけてみる。
「パゥ--!;;」ブラーン
「ぽえぇー!ぷぃー!;;」オブオブ
こうやって手をばたつかせてる様がまた滑稽で面白い。
せっかく人間の言葉が理解できるんだし、ちょっと親の方に問いかけてみるか。1匹目の子どもは問答無用で投げ捨てたからな。
-
"子どもを返して欲しいか?"
「ぽえ!ぽぉー!」コクンコクン
ここで尻尾を踏む力を強くする。
「ぽぎゃぁ!ぁぁぁぁ…;;」ジタバタ
"じゃあ、子どもを返す代わりにお前にたくさん痛いことする"
「ぽえっ!?」
"さっきみたいに顔を叩いたり、この尻尾を引きちぎったりする"
「ぷぃー…;;」フルフル
"最後はお前を川に投げ捨ててやる"
「ぽやぁー!ぷぃー!;;」イヤイヤ
"その代わりこの子どもは離してやる、川にも投げ捨てない"
「ぽぇ…」
"目の前で子どもが川に投げ捨てられるのを黙って見てるか、"
「ポェ--ン!;;」ブラーン
"子どもの代わりに自分が痛い目に合うか、選べ"
「ぱぅぅ…;;」メソメソ
悲哀に満ち溢れた親子の姿、先ほどの泣き喚く声とは違った視覚的な楽しさを味わう。
「プィ--!;;」ブラーン
「ぷぃー…;;」メソメソ
苦渋の決断を迫られているためか、泣き声が小さくなってきた。
それとも黙っていればいつか解放されると思っているのか。
さっきも言ったが、俺は待たされるのが嫌いだ。
この絵面は十分楽しんだことだし、もういいだろう。
俺は掴んでいる子どもを振り子のように揺らした。
「プャァー!パゥ--!;;」ブランブラン
「ぽっ!ぽえー!ぽぉー!;;」オブオブ
親の注目を引き付けたのを確認して、
ブゥンッ!
「ぽえぇぇぇぇぇぇぇぇ!;;」
ザバァーン!
2匹目を川に投げ捨てた。
-
「ぽわぁぁぁぁぁぁん!ぽえぇぇぇぇぇぇぇん!;;」ジタバタ
悲痛な泣き声を上げる親。しかし、自分の何十倍も重い俺に尻尾を踏まれている以上、その場でもがくことしかできない。
「ぽえぇぇぇぇぇぇぇん!ぷわぁぁぁぁぁぁん!;;」
出会ったときの満面の笑みはどこへやら、今では涙で顔をぐちゃぐちゃにして泣き叫んでいる。
これは缶ビールじゃ駄目だな。もっといい酒を飲まないと勿体ない。最高のつまみだ。
数分後には2匹目の子どもが水に浮かんでいた。子どもが溺れもがく姿は1匹目のときに楽しんだから、死んだことさえ確認できればそれで良い。
「ぽえぇ…えぐっ…ぽえぇぇぇぇぇぇ…;;」
尻尾を踏んでいる足を離したが、気づいていないようだ。
俺は段ボール箱に入れた最後の子どもの元に向かう。
「ポェ--ン!;;」
段ボール箱の中に居たから今のやりとりは見えていなかったようだが、親や他の子どもの泣き声を聞いて怯えてたのだろう。
俺は優しく子どもの頭を撫でてやる。
「ポェ--…ポ?ポェ…;;」
何度も何度も、笑顔で優しく撫でてやる。
「ポェ--…プィ--…」
少しずつ子どもの表情は穏やかになり、笑顔は見せなかったもののすっかり泣き止んでいた。
俺は子ども入りのダンボール箱をゆっくりと持ち上げ、ベソをかいている親の元へ歩いて行った。
「ぐすっ…えぐっ…ぽぇ?;;」
俺は段ボール箱の中に入った子どもを親に見せた。
「ポェ--!」
「ぽぉ…ぽえー!」トテトテ
残りの1匹が無事で安心したのか、親は笑顔でダンボール箱内の子どもに近寄る。
あと少しで届く…というところで俺はダンボール箱をひょいと引っ込める。
「ぽへっ」ベチャ
「プィ--!?」
本当に馬鹿だな、こいつら。子ども2匹を川に投げ捨てた人間が残りの1匹を素直に返すわけないだろ。
俺はそのまま川に近づき、子どもが入った段ボールを水に浮かべて出来るだけ遠くにやる。
「ぽえぇっ!?」
「ポェ--ン;;」
ゆらゆらと川に浮かぶ子ども入り段ボール箱。底のガムテープの隙間から少しずつ浸水しているようだ。
「ぽえっ!ぽえぇっ!」ガシッ
また俺の足にしがみついてきやがった。今は尻尾を踏んでいないのだから、自分で助ければいいだろ。
-
「プィ--;;」
着実に沈みつつあるダンボール箱
やれやれといった感じで俺は足を蹴り上げて、しがみついているこいつを振り落としにかかる。
「ぽやぁー!ぷぃー!」ガシッ
それでもこいつは必死に俺の足から離れない。そういう火事場の馬鹿力は子どもを助けるために使ってやれよと思う。
お前がそうするのなら仕方がない。トドメを差してやる。
その場にしゃがみ、優しくこいつの頭を撫でてやる。
「ぷぃ…ぽえ?」
目を合わせ、作り笑顔でもう一度優しく頭を撫でる。
「ぽぉー…ぽえっ!」ニコッ
どこまでも愚かな生き物だ。こんな上っ面な優しさを信じて俺の足から手を放し、涙でぐちゃぐちゃな痛々しい笑顔を見せてきた。
名残惜しいがこれでエンディングだ。
頭を撫でていた手に力を込め、髪の毛を鷲掴みする。
「ぷぎゃぁっ!」
そのまま立ち上がり、俺の顔の高さまでこいつを持ち上げる。
「ぽやぁー!ぱぅー!;;」ジタバタ
涙で潤ませた馬鹿デカい目を見て、お別れの言葉を告げる。
"俺は、お前らをいじめるために拾ったんだよ"
「ぁぅ…;;」
絶望という言葉がぴったりの表情で、声も出さずに涙を流していた。それが間近で見たこいつの最後の顔だった。
そのまま段ボール箱が浮かんでいるあたりを目がけて、俺はこいつを川へ投げ捨てた。
上手いこと段ボール箱にヒットし、水しぶきを上げて2匹の親子は水の中へ落ちていった。
しっかり溺れているのを確認し、川に背を向けた。
あいつらの最期まで見てやるつもりはない。
初めて聞いた媚びを売るような鳴き声とは全く違う、助けを求める泣き声。
そんな声を聞きながら、俺は河原から立ち去った。
………
……
…
-
今夜は良い酒が飲めるなんて言ってたが、手持ちがいくらあるか把握していなかった。場合によってはATMで金を下ろす必要がある。
なんて考えつつ歩きながら財布の中身を漁っていたら、手が滑って小銭を地面にぶちまけてしまった。
楽しいことがあったとはいえ浮かれすぎだなと自省しつつ、小銭を拾っていた俺の目の前に、
「うっうー!」チュパチュパ
俺が落としたであろう10円玉を手に持ち、しゃぶっている生き物がいた。
すぐに気づく。さっきと同じだ。
さらに近くの電信柱の影から、
「「「ウッウー!!!」」」
同じ見た目でサイズの小さい個体が3匹、駆け寄ってきた。
思わず笑いがこみ上げてくる。
神様なんて信じる柄じゃないが、今日ばかりはお礼を言おう。
「う?」チュパチュパ
物欲しげな瞳を見て、声を掛ける。
"俺が拾ってやろうか?"
Fin
-
おつぽ
オチが秀逸
-
乙。
ゆきぽに特に非はないけど虐めるってのもイイね
-
乙
まあゴミモグラは存在するだけでなぶり殺す理由になるからね仕方ないね
あいつが悲しみ苦しみグチャグチャにされる様を想像するだけで、なんかテンションと心拍数が上がってくるんだよなぁ…(恍惚)
-
乙
捨てられていたゆきぽをただただ虐める
一種のコメディの様に楽しめました
ふとネタで思いついたんですが
ゆきぽの鬱陶しさが今話題のwin10と似てるなと感じたり
優秀なちっちゃんはwin7
そしてぴよぴよはx「ぴぃ〜〜〜!!!」
歳の話は駄目みたいですね…
-
乙
>無論、自分の楽しみが奪われたのではないかという心配であり、
こいつらの命の心配ではない。
↑クソワロタ
-
舞台を765プロにするとキャラ同士の関係とか性格意識するのは面倒だし捨てぷちとモブならその手間を省けるのが利点だなぁ
-
ss投下します。8巻の中表紙を見て、やってみたかった事を作中でやってみました
-
ある日の夜
小鳥「11通目、きましたよ。あずささんからです。『処分に関しては賛成です。皆も私と同じ気持ちだと思います』との事です」
律子「これで賛成11か……あんたもいよいよ年貢の納め時ね、害獣」
ゆきぽ「ひうぅ…;;」ガタガタ
アイドル達が全員帰宅し、P、音無さん、律子が事務仕事をしている最中、ゆきぽが床に穴を掘りました。
即、穴から引っこ抜かれて、三人に何度もひっぱたかれて、今は事務所の隅で泣きながら震えています。
その後『ついさっき、ゆきぽがまた事務所の床に穴を掘ったので、もう処分したい。ただ、今事務所にいる人間だけでは決められない事なので、みんなの意見を聞きたい。事務所のパソコンからメールを送信するので、処分について賛成、反対どちらかを選んでを返信して欲しい。反対が一人でもいれば処分は見送る』
とアイドル達にメールを一斉送信したのでした。
P「貴音も真も少し前なら反対だったんだろうけどな…」
ゆきぽの穴掘り癖はいくらしつけてもちっとも直らず、アイドル達もそんなゆきぽに愛想を尽かしてしまっていました。
小鳥「真ちゃんは『まこちーとゆきぽはそんなに仲良くないから別にいいです』、貴音ちゃんは『こあみとこまみがゆきぽにあまりいい感情をもっていないからちょうどいい』との事ですね」
P「真はぷち好きというよりまこちー原理主義者ですからね。こあみとこまみには普通に嫌われてるあたり、俺たちが見てないとこでは案外嫌なヤツなのか?お前」チラッ
ゆきぽ「ぽー、ぷぅー…」フルフル
律子「私達の前でも充分嫌なヤツですけどね。もしかしてこの事務所には、あんたの事が嫌いな人か、あんたに無関心な人か、あんた本人しかいないのかもね。…ああ、でもそう言えばあんた、ちひゃーとは比較的仲良かったわよね。音無さん、千早はちなみに…」
小鳥「『ちひゃーには『ゆきぽは遠いところに行って会えなくなるから』と言って聞かせますからご心配なく』との事ですよ」
P「はは、なんかお母さんみたいになってきたな、千早」
律子「完全に母性に目覚めましたよね。『手がかかる子だけど、可愛くてしかたない』って話してました。…同じく手がかかるゆきぽと、どこで差がついたんだか」ハァ
P「手がかかる上に金までかかるからな。忌み嫌われて当然だよこんな化け物。こんなの可愛がるヤツなんているか。アイドル達もやっと目を覚ましてくれてホッとしてるところだ」
律子「一人くらい『嘘でしょ?』みたいなメールを送信してきても良さそうなものですけどね。まったく信用されてないところが少しだけ、哀れな気がしないでもないですね」
小鳥「あはは、確かに。身から出た錆ですけどね。真美ちゃんは『拾ってきてごめんなさい』って」
P「太宰治風ですね。まあ拾ってきたのは確かに『ペット失格』の生き物ですけど」
ゆきぽ「ひぐっ……ぽぇ……ぽぇぇ……ぱぁうぅぅうぅ〜; ;」シクシク
他のアイドル達からのメールも次々と読み上げられます。ゆきぽはその内容を聞くたびに、悲しくてたまらないといった感じに顔を歪め、大粒の涙をこぼし、嗚咽をもらしました。自分がこんなに嫌われているだなんて、夢にも思っていなかったのです。
P「ん?そう言えば、12通目、きませんね。もうメール送ってだいぶ経ちましたけど。あと残ってるのって誰ですか?」
小鳥「えーと、あずささんはさっききたから、あと一人は…」カタカタ
その時でした。
-
コンコンコン…ガチャ
「はぁ、はぁ…失礼します。あ、あの、まだゆきぽに何もしてないですよね?」
律子「雪歩?どうしたの?そんなに慌てて」
小鳥「そ、そうそう。まだメール送ってきてないの雪歩ちゃんです」
P(まずいな…一番処分に反対しそうな人間をすっかり忘れてた)
ぷち好きの真、貴音、ゆきぽと仲の良いちひゃーの飼い主千早、拾ってきた真美の賛成を得られて処分待ったなしと思われていましたが、最後に残っていたのは、ゆきぽによく似ていて、ゆきぽと普段から仲のよい雪歩でした。
『反対が一人でもいれば処分は見送る』
住みついてしまった害獣をやっと駆除できるものだとばかり考えていた三人の顔に、焦りの色が浮かびます。
P「雪歩…」
雪歩「…今は何も聞かないで下さい」スッ
何をしに来た?処分に反対なのか?そう問いかけようとしたPを制し、雪歩はゆきぽの元へ
雪歩「ほら、ゆきぽ。こっちに来て」
ゆきぽ「ぷぃー;;ぽ?ぽ?!」
ゆきぽ「ぽぇ!ぽえぇー!」オブオブ
雪歩「はいゆきぽ。泣くのはやめて」スッ
ゆきぽ「ぱう〜!!;;」ダキッ
雪歩「よしよし。怖かったね」ギュ
ゆきぽ「ぽえぇ〜っ!!ぽうぅぅ……うぅぅ〜!!;;ぽえぇぇぇぇぇぇん!!;;」ポロポロ
ゆきぽは大好きな雪歩の胸に顔をうずめて泣き続けました。
ゆきぽ「ぷいぃぃ〜;;…ヒック!…ぱうぅー…;;」
雪歩「よしよし。泣かない泣かない」ナデナデ
ゆきぽ「ぅ…ヒック…グス………ぽえ」ニコリ
ゆきぽ「ヒック、ぷぃ〜ぽぇぇ〜///」スリスリ
優しく抱きしめられて安心したのでしょう。その顔は涙でグチャグチャですが、表情は明るいものでした。
雪歩「えへへ、やっと泣き止んだね」ナデナデ
ゆきぽ「ぽぇ!」にへらっ
ヒソヒソ…
律子「どういうつもりですかね…」
P「分からない…ただ、処分は見送る方向になる可能性が出てきたな」
小鳥「とほほ…やっと害獣から解放されると思ったんですけどね…」
そんな三人には目もくれず、雪歩はゆきぽを抱っこして目一杯可愛がります。
ゆきぽ「ぽ〜え♪ぽっぽぇ♪」チラッ チラッ
ゆきぽは雪歩の腕の中で幸せそうに満面の笑顔を浮かべ、P達の方に勝ち誇ったような視線をおくります
ゆきぽの事が好きな人、いるもん
ゆきぽを可愛がってくれる人、いるもん
そんな事を考えながら。
雪歩「ゆきぽ、アレやろうよ、『ベリーバランス』」
『ベリーバランス』とは、雪歩の頭の上に逆さにゆきぽを乗せ、雪歩がゆきぽを落とさないようにバランスをとる遊びです。
ゆきぽ「ぽえ!///」コクン
ゆきぽを逆さにして頭に乗せ、両手を広げバランスを取る雪歩。
雪歩「ベリーバランス」ビシッ
P「…雪歩、そろそろ説明を…」
しびれをきらしたPが雪歩に事務所に来た理由を聞こうとした、その時
-
雪歩「かーらーのー!」スッ
三人「「「!」」」ビクッ!
ゆきぽ「ぽえっ?!」トスッ
首を傾ける雪歩。ゆきぽの頭は雪歩の頭から肩口に落ちました。
ガシッ!ガシッ!
ゆきぽの短くて丸い両足を左右に広げるようにして固定。そして
雪歩「萩原バスター!!!!」
タッ!ドンッ!!…ミシ…ゴキッ…
ゆきぽ「ぽんぎゃあああああああああああああああああああああああああっ???!!!!!!」
ゆきぽ「…ぁ、ぁ…」ピク…ピク…
雪歩「あースッキリした。一度やってみたかったんですぅ、ベリーバランスからの萩原バスター」ニコニコ
三人「「「…」」」ポカーン
雪歩「じゃあ、あんまり遅くなるといけないんで帰りますぅ。お疲れ様でしたぁ」ペコリ
P「…待ってくれ雪歩。聞きたい事は山ほどある」
……
律子「まずは一つ。メールは雪歩にも届いたと思うけど、雪歩は処分に賛成?反対?」
雪歩「大賛成ですぅ。ただ、メールを送ると12通集まった時点で、すぐに事務所の皆さんが殺してしまうかも知れないと思って…萩原バスターをかけ損なうのが嫌だったから、メールがきてからすぐに事務所に向かった次第ですぅ」
小鳥「そうだったのね…私達、雪歩ちゃんは反対派だと思ってヒヤヒヤしたわ。慰めてる時とかすごく優しい感じだったし」
雪歩「泣きじゃくって身体が震えてるとベリーバランスが決まらなさそうだから震えが止まるように慰めただけですぅ。感情的な意味合いは全くないですぅ」
律子「雪歩はゆきぽと普段から仲が良いイメージだったから、意外だわ」
雪歩「ここだけの話ですけど…ゆきぽが事務所に来てから、今の今までずっと、ずっと嫌いでした。自分そっくりの生き物が自分の職場に迷惑ばかりかけてたら、誰だって気分が悪いと思いますし…出社する時も、『今日事務所に着いたら、ゆきぽがいなくなっててくれてたらいいな』ってずっと毎日思ってました」
ゆきぽ「…ぽぇ…え?」ウルウル
雪歩「自分にそっくりな子に冷たくすると、周りから私が冷たい子だって思われそうだから表面上は取り繕ってただけですぅ。仲が良いだなんて冗談じゃないですよ。内心は心底気持ち悪いと思ってたし、今までのは全部演技ですぅ。えへへ」ケラケラ
ゆきぽ「ぽ…ぽいぃ…」ガタガタ
真実を聞かされ、ゆきぽの胸は悲しみに張り裂けそうになります。
ゆきぽの事が好きな人は、いなかったの?
ゆきぽを可愛がってくれる人は、いなかったの?
ゆきぽ「ぷいぃ…ぐすっ、ひっ、ひっぐ…ぷぇ、ぷえぇぇぇえぇぇ〜ん;;」ピーピー
あの心休まるやり取りが全て幻想だった事を知ってしまい、心の底から悲しそうな声をあげ号泣するゆきぽ。
事務所の面々はそんなゆきぽなど気にせずに話をすすめます。
小鳥「あぁ、分かる気がするわソレ」
律子「暗黙の何かはあるわよね〜」
P(俺にはいまいちティンとこないのは、俺が男だからだよな…女性特有の心理ってヤツか。…話題をかえよう)
P「と言うか、『萩原バスター』って何だ?キン○バスターなのは分かるが…雪歩くらいの年の女の子は知らないものだと思ってたけど」
雪歩「今一番面白いweb漫画って聞いて読んでみたらハマっちゃって…ネカフェで旧シリーズから2世まで全部読みました。キン○バスターはバスターの前に使用者の名前がつく仕様ですぅ。アシュ○マンならアシュ○バスター、スカ○フェイスならスカ○バスター、私は萩原雪歩なので萩原バスターですぅ」
P「そ、そっか…」
雪歩「『萩原バスターをかけたいから処分は少し待って下さい』とは言えなくて…戸惑わせるような事してすいませんでしたぁ」ペコリ
ゆきぽ「ぽえぇぇぇん;;」スコップ スッ
ゆきぽがスコップを取り出しました。穴を掘って埋まる事でやりきれない気分を少しは晴らそうというのでしょう。萩原バスターのダメージからか、足元はふらついていましたが。
雪歩「高さが足りなかったのかなぁ…残念だけど不発ですぅ…」ショボン
P「…チッ!」
ダッ! ガンッ
ゆきぽ「ぷぃあーっ!」ゴロン
カランッ
Pのダッシュからのヤクザキックがゆきぽの顔面に炸裂。ゆきぽはたまらず手にしたスコップを落とします。
ゆきぽ「ぽ、ぽぇぇえ〜ん!ぽぇぇぇぇぇん!!;;」ピーピー
蹴飛ばされて赤くなっている部分をおさえて痛い痛いと泣いているゆきぽの正面に立つP。
P「…そういえば、俺も一度やってみたかった技があったな」スッ
-
Pは泣いているゆきぽに覆い被さるように上体を前屈させ、ゆきぽのお腹のあたりを両手をクラッチ、そのまま引っこ抜くようにゆきぽを持ち上げました。
グンッ!
ゆきぽ「ぷひいっ?!ぽひゃあーっ!」
振り上げた時の勢いで、腰を支点に上体が直立します。
律子「パワーボムね」
小鳥「律子さん、プロレス詳しいですものね。どういう技なんですか?」
律子「今みたいに持ち上げて、そのまま床に叩きつける技ですね」
雪歩「あれぇ?プロデューサーさん、あのままですよ?」
ゆきぽを顔に貼りつけた状態で肩車をしているような体勢で動きを止めるP。
律子「…ッ!プロデューサー殿、まさかあの技を?!」
ゆきぽ「ぱぁうー!ぽぽー!」タカイヨー オロシテヨー
P「…死ね」ギュッ
Pがゆきぽの尻尾の根元を掴み、掴んだ腕を限界まで高く伸ばします。そして
ギュンッ!
顔から引き剥がすようにゆきぽを頭から足元の固い床に叩きつけました。
ドゴンッ!!
ゆきぽ「ぷ…ぎ…ぎゃああああああああああっ!!!」
律子「『ラストライド』とは恐れ入ったわ。プロデューサー殿は背が高いから映えるわね〜///」ウットリ
ちっちゃん「も〜///」カッコイイ
W眼鏡が感嘆の声をあげます。
P「あースッキリした。一度やってみたかったんだよ。尻尾使って叩きつける『ゆきぽライド』」
雪歩「パワーボムって技とは違うんですか?」
律子「言うなれば『超高角度パワーボム』ね。普通はあの状態から相手のタイツを掴んで引き剥がすように下に落とすんだけど」
P「手応えは充分だったけどな。床にハンマー叩きつけたみたいな衝撃があった。けど…」
ゆきぽ「ぷいぃぃぃぃ!ぷいぃぃいぃぃぃ!;;」ゴロゴロ
小鳥「…丈夫なんですね、ゆきぽちゃん」
P「雪歩の萩原バスターも不発な訳じゃなかったのかも知れませんね。身体だけはかなり頑丈にできてますよ。おつむの出来はお粗末なくせに」
律子「スコップ回収してきましたよー」
P「サンキュー律子。律子も音無さんも、ゆきぽに一度やってみたかった事があればやってみるといい。心の底からスッとするぞ。生きてても死んでもどうせ保健所には連れていくんだから」
小鳥「うーん、確かにゆきぽちゃんには思うところがありますけど…」
雪歩「あ、じゃあリクエストいいですか?私、律子さんのジャーマンスープレックスがみたいですぅ」
律子「ふぇっ?!」
P「俺もくらった事はあるけどみた事はないからな。みる側になるのは最初で最後だろうから、頼むよ」
律子「でも…プロデューサー殿とゆきぽじゃサイズが全然違いますし…」
P「そのかわり身体はビックリするくらい軽いし、頑丈にできてる。難しいのは確かだけど、挑戦してもらえると嬉しい」
律子「…分かりました。準備運動とイメージトレーニングに少し時間を下さい」
……
-
ピシッ!ピシッ!
ゆきぽ「ぽえぇぇぇ〜んっ!ひっ、ひぐっ…ひぅえぇぇぇーん!;;」イタイヨー ヨタヨタ
小鳥「ノロマねあなた。痛いのが嫌だったら必死に逃げなさい」ツカツカ
音無さんが『律子さんの準備が整うまで』と、定規でゆきぽ手や足を叩いていました。ゆきぽの足は萩原バスターで痛めている為、いつもの歩行速度より三割増しで遅く、足取りもふらついています。
ピシッ! ピシッ!
P「痛みが想像できるから、何かこっちまで『痛っ!』てなるな」
雪歩「ゆきぽが叩かれたとこ、無意識に手でおさえちゃいますぅ」
ゆきぽ「ぱぅ…えぐっ…ぱうーーーっ!」フラフラ キョロキョロ
フラフラヨタヨタと逃げながら、ゆきぽは周りを見渡します。
後ろには定規で自分を叩く音無さん
それを笑って見ているPと雪歩
事務所の片隅には爆睡中のあふぅ
デスクには時折こちらをチラリと見るだけで、事務仕事をしているちっちゃんとぴよぴよ
『もしかしてこの事務所には、あんたの事が嫌いな人か、あんたに無関心な人か、あんた本人しかいないのかもね』
ゆきぽ「ぷぃー…;;」ズキン
雪歩が来る前に放たれた律子の言葉のトゲが、ゆきぽの心に刺さります。
そして
ゆきぽ「…ぽぇ〜……ぽ、ぽあぁぁぁ〜ん!ぷえぇぇぇ〜んっ!; ;」ボロボロ
逃げるのをやめて、その場にうずくまって泣きだしてしまいました。身体よりももっともっと、痛くて痛くてたまらない胸をおさえながら。
律子「準備できましたー。…ってずいぶんおあつらえむきの姿勢ですね。じゃ」スッ
うずくまって泣いているゆきぽの後ろで、蹲踞のような姿勢をとる律子。そして
ガシッ
ゆきぽ「ぽえぇぇぇーん!ぽえぇぇえぇーん!;;ぽ?ぽぽ?」フワッ
身体が浮いた気がして、泣くのをやめ前を見るゆきぽ
ゆきぽ「ぽ?ぽぇ?」パチクリ
目に飛び込んできたのは、蛍光灯の灯り
(何でゆきぽは天井を見てるんだろう?)
ぼんやりとそう考えていると、天井がゆきぽの足元に流れて消えていくように見えます。
ゆきぽ「ぽぽ?」キョトン
ゆきぽの目から、天井が完全に見えなくなった、瞬間
ガンッ!!
ゆきぽ「ぷぎ…ぎ…いっ!!」
頭部に激しい痛みがはしり、しびれるような感覚が全身を貫きました。
パチパチパチパチ…
「お見事!俺いつもこんなのくらってたのか…」
「律子さんカッコよかったですぅ!」
「フィギュアの荒○選手のイナバウアーみたいでしたね。しなやかでキレイだわ」
「もー!」
ゆきぽは泣きわめいていため気がつきませんでしたが、天井が見えた時には、既に律子のジャーマンスープレックスは美しい放物線を描いていたのでした。
ズルッ…
律子「あースッキリした。軽すぎて危うく自爆するところでしたよ」
ブリッジの姿勢をといて、みんなの元に戻る律子。
ワイワイキャーキャー
みんなが楽しくお喋りをする声が聞こえてきます。そこから少し離れたところでゆきぽは一匹、天井を見つめただただ涙を流すばかり。
ゆきぽ「ぅ…えぐっ、ぅうっ!…ひっく;;」ポロポロ
律子「…手応えはあったんですけどね」
小鳥「…驚きを通り越して、怖くなってくる頑丈ぶりですね」
P「まあ、生きていても死んでも明日には保健所ですから。雪歩、遅いから送っていくよ」
雪歩「すいません、助かりますぅ」
小鳥「私達も今日は帰りましょ、ちっちゃん」
ちっちゃん「めっ」
ガチャ バタン
-
ゆきぽ「…ぅ、ぅうっ…;;」シクシク
誰もいない部屋に、ゆきぽの嗚咽だけが響きます。
しばらくして
ぴよぴよ「ぴよ。ぴぃ?」(ゆきぽ、大丈夫ですか?)
仕事を終えたぴよぴよがゆきぽの様子を見にきたようです。
ゆきぽ「ぽ?…ぽぽぉー?!ぷー?ぷぅー!ぽぉーえっ!!」(何で助けてくれなかったの?!お友達でしょ?ゆきぽ痛かったんだよ!)プンスカ!
ぴよぴよ「ぴっ…ぴぃ、ぴっぴっ、ぴぃ?」(まあまあ…機嫌直して。向こうの部屋のソファーで手当てをします。歩けますか?)
ゆきぽ「ぷー」(歩けない)プイッ
ぴよぴよ「ぴ…ぴよぴよ、ぴっ」(なら、ドアの前まで運びます。私がドアを開けるので、開けたら何とか自力で部屋に入って下さい)
ゆきぽ「ぷぅぅぅぅ…!」プクー
ふよふよ ガチャ
ご機嫌ななめなゆきぽをドアの前まで運び、ドアを開けるぴよぴよ。
ゆきぽ「ぽぇ、んしょ…」ズリズリ
今日はひどい一日だったな、助けてくれなかったぴよぴよにはお説教しなきゃ、などと考えながら部屋に一歩足を踏み入れるゆきぽ。
ガサッ…
ゆきぽ「ぽ?」
紙が擦れる音がしました。周りを見渡すと、この部屋の床一面に新聞紙が敷かれていました。
ゆきぽ「ぱう〜?」キョトン
何なのかな?と首をかしげた、その時でした。
「よう、また会ったなゆきぽ」
ゆきぽ「ぽぇ?」クルッ
聞き覚えのある声がした方向を向くとPが立っていました。いえPだけではありません。
音無さん、律子、雪歩、ちっちゃん。つまり先程の面々が全員揃っていたのです。これが何を意味するのか…
ゆきぽ「ぷ…あ…ぁ」ガタガタ
馬鹿なゆきぽにも理解できたようです。目をむいて震えはじめるゆきぽ。終わったはずだと決めつけていた悪夢が、実はまだ続いていたのですから、当然ですが。
雪歩「何かえらそうにぴよぴよに吠えてたね。全部聞こえてたよ」イライラ
P「やっぱり人目がないところでは嫌なヤツだったんだな」
小鳥「味方ができるとすぐに調子にのるんだから…」ハァ
律子「雪歩の時に学ばなかったのかしら?教えてあげたわよね。『この事務所には、あんたの事が嫌いな人か、あんたに無関心な人か、あんた本人しかいない』って」
ゆきぽ「ぷうぅ…!」ズキン
大好きだった優しいはずの雪歩に騙されていた心の傷がまた、ズキンと痛みます。
P「分かってるとは思うが、まだ続くぞ。次お前に攻撃する者から『床が汚れるかもしれないから、部屋の床一面に新聞紙を敷いて欲しい』ってリクエストがあってな」
小鳥「帰るふりをして部屋をかえたのは、あなたの警戒を解く目的がひとつ。もうひとつは『ゆきぽの本性を知って欲しい』って事だったわね。甘ったれで人に頼りっきり、任せっきり。それでいて妙に偉そうにするあなたの本性がよく分かったわ」
雪歩「向こうの部屋でのやり取りは盗聴機で全部みんなに筒抜けだったんだよ」
律子「次にあんたに攻撃するのはこの子よ。入ってらっしゃい」コンコンコン
ドア付近に移動していた律子が、ドアをノックします。
ガチャ
入ってきたのは
バタン
さっきゆきぽがふてぶてしい態度を取ったばかりの
ゆきぽ「ぽ…ぽ…っ…!」ガタガタ
「ぴぃ♪」ニタッ
ぴよぴよでした。
-
ゆきぽ「ぽ…ぽぇ?!ぱう、ぱぅ〜?!ぷぃ〜?」(ぴよぴよはゆきぽにひどい事しないよね?!お友達だもんね?!ね?)オブオブ
先程とは一転して媚びた鳴き声をあげるゆきぽでしたが
ぴよぴよ「ハァ…ぴっぴっ、ぴぃぴっ。ぴぃ」(私は貴方のお友達ではありません。要求ばかり一人前でロクに人の言う事も聞かない貴方は、私のお友達ではなく、ただのお荷物です)
当然とりつく島もありません。少しずつゆきぽに近寄って行くぴよぴよ。
ジリッ…
ぴよぴよ「ぴっぴぃ、ぴよぴっ、ぴっぴ、ぴぃ」(穴を掘ってドアを壊して壁を壊してこたつを壊して。しかも何度言っても穴を掘るのをやめない。もうみんな貴方の面倒をみきれないんですよ)
ぴよぴよ「ぴぃ」(だから、死になさい)
ジリッ
ゆきぽ「ぽえぇー?!ぽぽー!ぷい、ぷぃい、ぽうー!」(嫌だよ!死にたくない!そんなのってないよ、なんで?どうして?)
ぴよぴよ「ぴっぴっ、ぴぃー」(もう貴方の要求を聞く気はありません。『死にたくない』というその要求も認めません)
ジリッ
ぴよぴよ「ぴぃ、ぴっ。ぴよ?」(最後にひとつだけ。何故貴方は何度注意されても穴を掘るのをやめなかったんですか?)
ゆきぽ「ぽぇ?ぽー、ぱぅー」(掘りたくなっちゃうから。掘りたいのに掘らないのは、おかしいよ)
ぴよぴよ「フゥ…ぴぃ、ぴよぴよ、ぴぃー」(みんな、言う事を聞かない貴方に対して仕返しをしたいから、今仕返しをしているんですよ。貴方の言葉を借りると、仕返しをしたいのに仕返しをしないのは、おかしいですよね?だから私達は仕返しをするんです。貴方がお茶と青汁をすり替えられた時、こあみ達にしたみたいに、ね)
ゆきぽ「ぽ…」サァー
ジリッ!
ぴよぴよがゆきぽの目の前まで近づいて来ました。
ゆきぽ「…ぁぁ…ぽ、ぽえぇぇーっ!ぷぃ、ぷいー!ぱうーーーーっ!!!」(嫌だよ!痛いの嫌だよ、死ぬの嫌だよ!誰か助けて!!!)イヤイヤ
この期に及んで見苦しく命乞いをするゆきぽ、でしたが
P「いいから早く死ねよ」
小鳥「あなたは自分が死ぬのが嫌かも知れないけど、私達はあなたが生きてるが嫌よ」
雪歩「もう顔を見なくて済むと思うとホッとしますぅ」
律子「いい加減諦めなさい…助ける人なんていると思う?あんたみたいな害獣。あんたはもういらないし、邪魔なの。ウチにはいて欲しくないの、わかる?」
ゆきぽ「…;;」ポロポロ
ぴよぴよ「ぴっ」(貴方が嫌かどうかは問題じゃないんですよ。みんな貴方の事が大嫌いなんです。さぁ、死になさい)
ガシッ
ぴよぴよがゆきぽの頭頂部の髪を掴み、少し浮きました。
ゆきぽ「ぽやあっ!ぱうーーーーっ!;;」イタイヨー ハナシテヨー
ぴよぴよ「ぴい、ぴっぴっ、ぴー」(貴方は人の言う事を聞かずに、散々床にスコップを突き立ててきたでしょう?罰として、最期は貴方自身が床に突き立てられて、死になさい)
-
ギュンッ!!
ぴよぴよはゆきぽの髪を掴んで天井まで急上昇。天井に到達したら、ゆきぽの腰に組みつきました。そのままゆきぽとぴよぴよは頭から垂直落下。
ヒュー…
ゆきぽ「ぽびゃああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」
ヒュー… ゴギンッ!!!!
ゆきぽ「ぎゃ!!!」
ドサッ
ゆきぽ「」コポォ…タラタラ…
脳天から垂直落下したゆきぽは、短い悲鳴をあげたあと、口から血を吐き、倒れました。
雪歩「今の技って…ラーメン○ンさんの九龍○落城…ですか?」
P「あれは…『飯綱落とし』…!」
律子「知ってるんですかプロデューサー殿」
P「投げ技系必殺技の元祖だよ」
『飯綱落とし』とは、白戸○平の劇画『カ○イ外伝』で主人公カ○イが生み出した忍術。
空中で敵の胴体を背後から抱きかかえて拘束し、逆さまに落下して敵の脳天を地面に叩きつける技で、この技を喰らった者は大半が即死し、運よく生き残った者も深刻な後遺症に悩まされることになります。
P「本来は高所で組みついて落下する技だけど、ぴよぴよは飛んで自分で高所をつくった訳だな。相手は死に、かけた方は九死に一生をえる壮絶な技だよ」
小鳥「ゆきぽちゃん、死亡確認」
ペンライトでゆきぽの瞳孔に光を当て、対光反射がないことを確認した音無さんが、ゆきぽの死を告げました。
ゆきぽは死にました。最期は、自分が散々スコップを突き立てきた床に、頭から突き立てられて。
……
-
P「今度こそ本当に送っていくよ、雪歩」
雪歩「はい。えへへ、煙たい存在がいなくなって、何だか気分がいいですぅ」
律子「分かるわ〜、害獣もいなくなって、明日から気分よく仕事ができるわね。ぴよぴよ、お疲れ様。最後の『飯綱落とし』カッコよかったわよ」
ぴよぴよ「ぴぃ///」
小鳥「解放された、って感じですよね。私達も帰りましょ、ちっちゃん」
ちっちゃん「めっ、もー?」(…ちなみに、雪歩さんが事務所に来てから、ゆきぽの死亡確認までの映像があるんですけど、欲しい方いますか?)
全員「「「「…え?」」」」
P「撮影してたんだ…でも、どうして」
雪歩が事務所に来た時に、目的はゆきぽの処分中止の嘆願だと思ったちっちゃん。明日の朝、その様子を収めた映像を見せる事で、他のアイドル達に説明する手間を省こうと思って撮影していたとの事。
雪歩「私、ぶっちゃけたりはっちゃけたりしてるから、公開はして欲しくないですぅ…」
ちっちゃん「めっめっ」(勿論公開はしません。この場にいる方で、欲しい方のみで)
この様子を収めたDVDは、結局その場にいた全員が持ち帰りました。
タイトルは『765 Pro Wrestling』
……
ゆきぽは死にました。ですが、その生前の無様な姿は、この場に居合わせた者全員の記憶の中で薄れようとも、映像データやDVDの中に、記録として残り続けます。
ずっと、ずっと
765プロレスリング 終わり
-
神作品すぎて涙が出た
-
乙
五綱落としと聞いて自分はDOAのハヤブサが浮かびました
ゆきぽにブックを教えても面白そうですね
まこちーvsゆきぽ 正統派なまこちーに対して序盤から好き放題やるゆきぽ
聞いてた話と違うと目でPに訴えるまこちーを後ろからスコップでぶっ叩くヒールなゆきぽ
キレたまこちーが数発重い打撃を腹に叩きこみ膝をつかせると
「イヤァオ」
顔面に強烈なボマイェを叩き込む、叩き込む、叩き込む…
中略
花道をボロボロになった身体を引きずりながら周り(アイドル)からゴミを投げつけられ、すすり泣くゆきぽでした
とかね
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乙。キン肉マン、カムイ伝に男塾と漫画ネタが多くて面白かった。
雪歩が今のキン肉マンにハマるのも分かるわ。
今がゆでたまごの全盛期かってぐらい面白いし。
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>>74
乙。自分も8巻の中表紙にはモヤッとしてたので、ssで読めて嬉しい
>>77
地の文を古舘伊知郎っぽくすると面白いかも
入場シーン
さあ、やって参りました。被虐の絶対王者、小さな身体ですが、ひとたびスコップと結合すればコンクリートすらぶち抜く、まことにはた迷惑な化学反応をおこす生き物であります。まさに、人に害なす為に生まれてきたと言っても過言ではないでしょう。さあ、本日はどのような絶叫を会場に響かせてくれるのでありましょうか。名虐待製造機、ゆきぽのリングインであります。
対するは、こちらはさしずめメタボリック・ダイナマイトと言ったところでありましょうか。お腹を波うたせながら、まこちーがやって参りました。波うつお腹の下でピョコピョコ動く短い足は、波打ち際のテトラポットを彷彿とさせます。そのテトラポットのボーイフレンドは勿論、菊地真。菊地真の大きくて重たい愛が詰まったお腹を、どうだ!と言わんばかりに観客に見せつけ、今、堂々の土俵入りであります。
古舘さんはこういうのが淀みなくスラスラ出てくるからすげーわ
-
Pとタヌキモグラはレインメーカーだね
アイドルを売り込み、営業で利益をもたらし765に金の雨を降らせるレインメーカーのP
事務所とたるき亭を中心に近隣への破壊、迷惑行為による損害と被害額で765に金の雨を降らせるレインメーカーのタヌキモグラ
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タヌキモグラは破壊ばかりで創造しないから、橋本真也が怒りの垂直落下式DDT
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ラジオといい、水泳大会といい
やってることが生ぬるすぎるから、仕事さすならもうちょっと体張った仕事やらしたい
それこそ昔のテレビみたいにむちゃくちゃなこと
飼い主いない、ゆきぽとあふぅあたりは事務所所属扱いの動物タレントとして
その方面の仕事与えて自分たちが出した損害を弁償して欲しい
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それだとゆきぽとちびきがえらい額になりますな・・・いおとはるかさんもか・・・
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>>78
古舘伊知郎さんか…ウルトラマンの映画で怪獣同士の戦い(これまでのシリーズの再編集)を「実況アナウンサー」としてナレーションしてたな
↓それっぽく
おっと!765プロ特設リングに、ぷちどる界の問題児、神様の創りだした失敗作!ゆきぽが登場して参りました!
ご覧ください!これはスコップを振るっております!軽いトレーニングを行っているのでありましょうか!
しかしながら、容易に床を壊されてはたまりません! 床を壊されてはたまりません! ゆきぽが暴れまくっております!
さぁここでアイドルたちが入って参りました! 事務所の良心、秋月律子、水瀬伊織、我那覇響、三浦あずささんです!やめろやめろと罵声、怒声が飛び交っています!
事務所を壊されてはたまりません! なんとか阻止してもらいたいところであります!
全く聞く耳を持たない耳を持っております! ゆきぽであります!
おっと、スコップを床に突き立てた!工事現場の機械のようにみるみるうちに掘り進んでいきます!
ここで飼い主の叫びを聞いたのか、我那覇響の飼い犬、いぬ美が突入しました!
犬が苦手ななゆきぽは…おーーっと!!二本目のスコップを取り出した!二刀流であります!!
ぽえぽえとマヌケな声で威嚇しておりますゆきぽ!その声とは裏腹に、振り回されるスコップは強力だ!!
後ろから危ないです怪我をしますと響さんの飼いぷちであるちびきさんが必死の手招きしております!いぬ美さんそれに従った!!
伊織さんのぷち、いおさんが額からエメリウム光線よろしくビームを放とうとしています!
おっと、ここで伊織さんが制止した!いおさんのビームは強力すぎて事務所を破壊してしまう!
悔しそうですいおさん!万事休すか765プロ!?
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「そこまでだ。残念だったな!」
おーーーっと、駆けつけました!きたぞわれらのプロデューサー!!まさに神出鬼没、驚天動地!!これにはびっくり!ゆきぽさんもびっくりであります!!
大好きな穴掘りを邪魔されたゆきぽさんは怒り狂っています!なんという逆恨み!
プロデューサーこれを華麗にスルー!アイドルたちに下がってくれと指示します!
辺りを見回すと穴の空いた床、備品、書類、思い出の写真が散乱しております!
怒り心頭!プロデューサー!
おーっと、遅れて現れました!事務員、音無小鳥さん2×(にじゅうチョメチョメ)歳!!
どうやら事前に頼まれていたものをプロデューサーさんに手渡します!秘密兵器かー!?
ボールのようなものを取り出し…闘魂込めて…投げたーーー!!
ゆきぽ、脅威の反射神経で飛来するボールをスコップで真っ二つに割りました!!
おーーーっと!!ボールの中身は防犯用のカラーボール!!目潰しだーーー!!
ゆきぽの顔面にカラフルな塗料が現代アートさながらにぶちまけられます!!
どうしたことかゆきぽ!!みえないみえない、助けて助けてと急に懇願しだしたーーー!!
なかなか可愛く見せているつもりでしょうが全くの逆効果!!
これは演技か策略か?!違う本当に痛そうだーーー!!
おーーっとプロデューサーここで前進!!黙ってろよと言わんばかりにゆきぽを蹴りあげます!!
マヌケな声で転がり回るゆきぽ!ざまーみろであります!!目が見えないせいかまともな受け身も取れずに、壁に激突!!両手から離れたスコップをすぐさま回収します!
プロデューサー懐からなにか取り出しました。新たな秘密兵器か!?
出ました!!水瀬財閥謹製の特殊警棒だーーー!!
物騒な世の中、事務所やプロデューサーに配布されたこの警棒!!
初陣が悪漢ではなく目の前の害獣駆除に使われます!!
プロデューサーが右足を踏み込んだ!!頭上から振り下ろす!!
風をきる音が事務所に響くーーー!!
脳天唐竹割りだーーーー!!!!
ぽっと空気の抜けるマヌケ声をあげてゆきぽは、ゆきぽは……倒れたーーー!!
警棒が頭にめり込み、一撃で世紀の害獣ゆきぽをイッテイーヨと葬り去りましたーーー!!!!
-
乙です。古舘伊知郎さんは『燃える闘魂』(猪木)や『音速の貴公子』(セナ)の名付け親でもあるんですよね
個人的には、猪木の鍛え抜かれた身体のボディーラインを表現する際、『まるでママレモン(台所用洗剤)のようであります』(うろ覚え)と発言して局に苦情の電話が殺到したエピソードが好き
プロレスネタ以外も大歓迎です。みんなでこのスレを盛り上げていきましょう
書く書く詐欺の老害はシカトで。『忙しい』はもう聞き飽きた
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>>85
君、前スレの>>871さんでしょ。
-
>>86
違います。『老害』と言う表現はキツ過ぎたかも。気に触ったのなら取り消します
『忙しい』が便利な言い訳になっていますけど、実際ssを書いて投下して下さっている方も、忙しい中時間を見つけて作品を仕上げている訳で
忙しくてもssにコメントしたり、ちょっとしたネタを書き込んだりするくらいの事はできるはずなのにやらない。スレの保守は他人任せ
逆に、これってどうおもいます?
-
そこまでの使命感にかられてらっしゃるのなら自分で書いた方がいいんじゃないですか?
ちなみにここはぷ虐の専用板だから保守する意味はないですよ
-
お前が書け。こちとら『765プロレスリング』書いたばっかりじゃ
自分で書いてるからこそ、ベテランの不甲斐なさが余計に目につく今日この頃
書かないヤツが偉そうにぬかすな。いいきっかけになったので、半年くらいssは書きません。
……活気が戻ったら書くかも……だけど
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>>89
あーあ、せっかく好評価もらってたのに、自分で株落としちゃったね
もう一生書かなくていいですよ
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喧嘩売るような物言いする人ってなんなの?スレの雰囲気悪くしないでくださーい
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ゆきぽの泣け叫ぶ声をマジで聞いてみたい
特に子ゆきぽ
いつもカタカナで書かれているけど実際どれだけ甲高い声で叫ぶんだろう
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>>87
忙しくて書き込まない老害って俺のことでしょ。
コテハンは基本SS書くときだけ、ふつうにコメントやお礼、レスは匿名で書き込んでるんだけどね。
君の方が自分だけが頑張ってるって自己顕示欲ありすぎだよ。
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>>87
>>89
マイノリティの隔離スレ何だから基本まったりいこうよ。
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社畜の如く働きまくるちっちゃんとぴよぴよが事務所の他のメンバーにキレて、私は偉いんだぞと威張り散らしたあげく事務員アイドルぷちどる全員に愛想をつかされて孤独に死んでいくssを書いてください!!
>>89さん、今なら感情移入できるでしょ?
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雰囲気悪くしてすいません
もう書きません
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あのさ〜こういう発言が出た時だけ書き込みが増えるのには苦笑しちゃうわ
潔癖な人間が多いかしらんけど、気にいらないならスルーすりゃいいのに畏まった言葉で攻撃してる人等もいい性格してるわw
この流れでネタを書き込む>>92を少しは見習いなよ
-
キ○ガイ妄想のスレなんだからイイ性格の人しかいないだろw
-
SS投下
虐待要素少なめ
本編内の描写からちょっと想像を膨らませて書きました。
よろしくお願いします。
-
ゆきぽ「ぽぇー…」
ゆきぽです。765プロに住んでいます
ゆきぽ「ぽぉー…」ノソノソ
午前10時過ぎ、ゆきぽの朝は遅めです。
ゆきぽ「ぽぇー」トテトテ
寝床のダンボール箱から出てきました。お茶でも飲むのでしょうか。
貴音「……」スタスタ
765プロのアイドル、四条貴音です。事務所の中でも一二を争うぷち好きです。
ギュムッ
ゆきぽ「ぽっ!?ぽえー!」オブオブ
尻尾を踏まれてしまったゆきぽ。これでは歩けません。
ゆきぽ「ぽへっ」ベチャ
そのまま前に倒れてしまいました。
貴音「おや、ゆきぽではありませんか」
ゆきぽ「ぽぇー?」
何が何だか分からないゆきぽ。戸惑っています。
貴音はそんなゆきぽを優しく抱き上げ、頭を撫で始めました。
貴音「申し訳ありません。私がゆきぽの尻尾を踏んでしまったようです。許して頂けますか?」
ゆきぽ「ぽぉ…ぽえっ!ぽぉー!」ニコッ
"ちゃんと謝れて偉いね。もうしちゃダメだよ!"なんて言ってます。ゆきぽは自分が良い子だと認識しているので、相手が素直に謝ればちゃんと許してあげるようです。
貴音「ふふっ」ナデナデ
ゆきぽ「ぽぇー///」ニヘラッ
可愛がられるのが好きなゆきぽ、すぐに機嫌が良くなりました。
P「またやってるのか…」
小鳥「ゆきぽちゃんも相変わらずですね…」
P「まぁ、あいつらが良いのなら別に良いんですけどね」
実はこの一連の流れ、今回が初めてではありません。
貴音は数日おきに歩いているゆきぽの尻尾を踏んでは転ばせています。
ゆきぽが転ぶ様を見たくて、わざとしていたのです。
ゆきぽ「ぷぃー///」ニコニコ
しかしこのゆきぽ、鈍感というか学習能力が無いというか、尻尾を踏まれたことなんて数日経てばすぐに忘れてしまいます。
貴音もゆきぽも幸せそうにしているので、周りの人たちも特に何も言わず、この風景は765プロにとっては日常となっていました。
貴音「…ふふっ」
………
……
…
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