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男出しません。AKB48エロ小説

14木霊:2015/09/22(火) 04:34:32
ソルト目線

「おたべ知らないか…?」

あいつ…部室で待ってろって言ったのに…苛立つ感情を必死にセーブする

「茶室じゃないですか?居なくなったらそこに居ますし…」

そんなヨガの言葉を背に茶室に向かった

向かったっていっても二度か三度行ったことのある程度。ウロウロ歩き回ってやっと茶室を見つけた

静かに茶室の戸を開くとそこにはおたべがいた。いやおたべだけじゃない…

誰かがおたべに被さるような形で…

「えっ!あっ…ソルト!!」

被さってたそいつは私の存在に気付いたみたいで一気に顔色を変えた

「お前…おたべに何してた……」

さっきからおたべは一向に動かない。多分寝てる

逃げるように茶室を出ていったそいつ、落としていったキーホルダーには
[ゆい×まこ] の文字

なんでだろ…胸が妙に苦しいのは…息苦しい…どこかでモヤモヤ気持ちが揺らいで

なんなんだ…この感情。

おたべは畳に身を投げるように寝ていた。両手はだらしなく開いていて服も少々乱れてる

「ん…?」

ちらりと見えた首筋の赤いマーク
そこでどこかがプツンと音を立てて崩れ落ちた

あぁね…そういうことか

まこって奴とおたべはデキテルんだ

だからキスマークをつけられた、まこってやつに
もうひとつ分かったこと

私はおたべに…恋してる、多分…いや絶対好きなんだよおたべのこと

持ってきておいたタオルケットをおたべの肩からそっと掛けた
安らかに寝息立てて…キスマークのことだって知らないんだろ…

私はこんなにもおたべのことで頭抱えてんのに…私だけが悩んでる

おたべも私のこと好きでいてくれてたら
あり得もしないこと思って後悔

なんだよ…このキーホルダーも私は知らなかった
勿論付き合ってるって事も。私に言いたくなかった?なぜ

私が重い女だって知ってるから?
いやだ…私の知らないおたべとか

おたべと私の唇が軽くふれあった
私のファーストキス…レモン味なんて言うがおたべのリップのイチゴの香りがした

軽く触れあえたらそれでおしまい
そう思ってたのに笑みなんて漏らされたら理性が聞かなくなる

どんどん荒れて乱れて離れていくんだ…離れて欲しくない、でも…理性を沈めるとか無理だ

おたべの唇にもう一度キスを落とした
今度は長くゆっくりと…。ずっと重ねてたからだろうか…

息苦しさからかおたべが目を覚ました

「ん…んんっ!」

唇塞いでるからなに言ってるかさっぱりだ
暴れるおたべの両腕を頭の上で組ませた

一度唇を離し大きく息を吸う

「はぁ…はぁ…ソル…ト?どないしたん」

その質問に答えるわけでもなく唇を重ねる
今度は重ねるだけじゃない、もう理性が飛んだんだきっと…

舌をおたべの舌と絡め唾液同士がいやらしい音を響かせる
クチュ…クチュ……って

「っはぁ…ソルト……いきなりなんや…」

そんな顔するな…悲しそうな

「ごめん…」

キーホルダーをタオルケットの上に置いて静かに立ち上がった


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