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nmbとかの曲をパロった小説を書こうと思う
1
:
てっぺん応援隊
:2013/06/24(月) 22:36:48
暖かく見守ってください(^人^)
2
:
ちんぱる
:2013/06/24(月) 22:58:08
頑張ってください!
3
:
てっぺん応援隊
:2013/06/24(月) 23:01:28
「僕が負けた夏」
祐介「ああーだるい…」
修一「もうすぐ終わるから!寝るな!」
光一「寝たらかんぺき見つかるって!」
今日は一学期の終業式である
校長「えー休みだからと言って気を抜かず普段の生活のリズ…」
祐介「ああー俺もうダメ…」
祐介はそう言い残すと長い生徒の列の間を抜けてどっかへ行ってしまった
修一「え、ちょっと待てよ」
修一も追いかける
光一「あ、俺も俺も」
男子トイレへ着くと、換気の為に開いた窓を抜ける
祐介「校舎行くでー!」
誰もいないがらっとした校舎の階段をかけ上る
修一「どこ行くん?」
祐介「もち、屋上」
屋上へと出るドアに辿り着く頃には、もう3人とも息が切れていた
ギィィ
錆び付いた重いドアを開けると、ぶわっと涼しい風が二人の首を通り過ぎる
祐介「ひゃっほー!めっちゃ涼しいーー」
町全体を見渡せるその景色は、今自分がこの町の頂点にいるのではないかと思うぐらいの広大さであった
修一「お前ほんま屋上好きやな」
修一は呆れたように笑う
祐介「そうそう、屋上フェチやねん」
光一「フェチて何やねん」
更に梯子を上ると体育倉庫から引っ張ってきたであろうマットが敷かれていた
3人はドスッ、とマットに体を預けるように寝っ転がる
修一「もう夏休みやなー」
祐介「今年もいつメンで海行こうな!」
子供のようにニカっと笑う
修一「うん、勿論!」
光一「当たり前や!」
4
:
てっぺん応援隊
:2013/06/24(月) 23:25:15
いつメンというのは、
荒川祐介、大石修一、池沢光一に加え薮下柊、矢倉楓子、谷川愛梨で結成された、いわゆるいつも遊んでいるメンバーの事である
〜終業式終了後〜
担任「コラァッ!荒川、大石、池沢!お前ら終業式抜け出しただろうッ!」
祐介「すいませんお腹痛くて…」
修一「俺も…」
光一「俺も…」
担任「一気に3人同時に腹痛くなるかボケェ!」
柊「見て見て、またあの3人怒られてるー」
楓子「ほんまや」
愛梨「ほんま懲りひんアホ達やな」
結局3人は放課後に体育館の全ての窓拭きをする事になった
〜放課後〜
祐介「ああーダルいよぉー」
光一「ったく主犯は祐介やろが…」
柊「おーい、手伝うでー」
女子3人が手伝いに来た
修一「おおー、さんきゅー」
そんなこんなで窓拭きは終わった
〜帰り道〜
6人は皆同じ団地に住んでいるため、いつも一緒に帰っている
祐介「なぁ、もう夏休みやん」
愛梨「せやなー」
楓子「皆で遊びたい!」
祐介「そこで、皆で海に行こうと思う」
柊「ええなー♪」
祐介「行きたい人ー!」
5人「はーい!」
祐介「よっしゃいくぞー!!」
5
:
ぱんだ
:2013/06/25(火) 00:00:24
更新頑張って下さい
6
:
てっぺん応援隊
:2013/06/25(火) 22:03:01
海までは新幹線で行く事になり、各自担当の荷物を持って6人は駅に集合する事になった
楓子「あとは修一だけやな」
タッタッタッタ
修一「わりー、遅れた!」
息を完全に切らしている修一を引きずるように6人は新幹線へ乗り込んだ
席順は祐介、柊ペアと修一、楓子ペアと光一、愛梨ペアの3つに分かれた
ガタンゴトン ギィィー
新幹線がホームに着くと、夏休みの割には誰も居ないガラガラの車両へ荷物を下ろした
光一「ふぅー涼しぇ」
夏の新幹線はガンガン冷房が効いていて少し寒いぐらいだった
柊「寒いー」
祐介「大丈夫か?」
柊「だいじょばないー」
祐介「これ着とき」
たまたまリュックサックの中入っていたくしゃくしゃのパーカーを羽織らせる
柊「ありがとう!」ニコッ
柊はそう言い、祐介に手を寄せる
祐介(ん?)
この瞬間、祐介は柊に惚れたのであった
祐介(ちょ、ヤバいヤバいヤバい///)
小学生の頃からずっと近くに居たのに初めての感情だった
人はこんなに容易く人に惚れるものなのである
柊「どうしたん?顔赤いで」
祐介の顔を覗き込む
祐介「なっ、何でもないわ!///」
柊「ふーん」
7
:
てっぺん応援隊
:2013/06/26(水) 21:01:24
柊「すぅーすぅ…」
柊に惚れた事を認めた祐介は自分の肩に寄りかかり寝ている柊をただ眺めていた
ぎゅっ
少し冷えていた祐介の手に、ふと柔らかい感触が
祐介「わっ」
温かく柔らかい感触に思わず声をあげる
柊「すぅーすぅ」
柊は無意識に祐介の手を握っていた
祐介(やっべ///)
手を握り合ったまま10分ほど経っただろうか、窓の景色の遠くに海が見える
祐介「柊、そろそろやで。起き」
すやすや寝息をたてている柊を揺する
柊はぱちっと目が覚めると目を擦りながら祐介の手を握っている事に気付く
柊「わっ!ごめんな///うち寝てる時なんか握っちゃう癖あんねん///」
荷物を下ろしホームに出る
6人「暑いー」
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