上海事変 若槻禮二郎 スチムソン 多田駿
綏遠事件 張作霖 満洲事変 西安事件
国共合作 北伐 辛亥革命
南京虐殺 北支分離工作 トラウトマン
近衛文麿 九ヶ国条約 南京攻防戦 宋教仁
孫文 蒋介石 松井石根
大日本帝国 張作霖爆殺事件 中華民国
┌───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
広田弘毅 張学良 田中義一
やる夫達で学ぶ日中戦争 毛沢東
国連脱退 袁世凱 石原莞爾
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━───┘
永田鉄山 満蒙特殊権益 満洲国 北支事変
河本大作 パリ不戦条約 中島今朝吾
徐州会戦 第二次上海事変
武藤章 南京・済南事件 トラウトマン工作
天皇裕仁 東京裁判 皇帝溥儀
ファルケンハウゼン 総力戦体制 幣原喜重郎
板垣征四郎 世界最終戦争論
米内光政 盧溝橋事件 大陸打通作戦 スターリン
8月9日21時から投下します
第１話
『中華民国、始動』
その内容
予想外の成功で逆に困っちゃった辛亥革命
ドキドキアンバランスな中華民国
宋教仁の頑張り過ぎた国政選挙
民の声は天の声！これで中国は理想郷になる→凶弾炸裂
弾圧の袁世凱「お遊びの時間はおしまいです」→革命派無事死亡確認
南京事件発生により日本人に被害者が！
ふぅ……こうなったら帝政ですよね皆さん！→ふざけんな死ね！→あっ死んじゃった
「なら次は俺が一番だ」「いいや俺が一番だ！」gdgdチャイナオーダーズ
陳独秀「中国人の奴隷根性を変えない限り、中国は良くなりません」
？？「我は民国……オラが中国だ！」
以上をお送り致します。
>>2
これ1スレで終わるの〜？ｗ
凄いことになりそうだｗｗ
五胡十六国時代並みにカオスだが、それでも文革や大躍進よりマシとはｗｗｗ
中国史はSAN値チェック必須と聞いて（ry
もう既にナイスカオスｗ
第１話
『中華民国、始動』
.
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／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ⌒ ⌒ |:::|
|:::〉 （●） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| | 皆様こんにちわ
＼ `ー'´ ／ 見学人のいく夫です
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i| 私はその妹のめぐるよ
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ みんなよろしくね
ヽ ゝ._） j /／ ところで兄さん
ゝ ,､__, イ／ これからなにを見学するわけなの？
.y' |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |. ○＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|:::::::〉 （ ●） （●）| || ／
（@ ::::⌒（__人__）⌒) || /
| |r┬-| | || ／
＼ `ー'´ ／ .|| /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.. || ／ 僕たちはこれから日中戦争を見学しに行く予定だよ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ ￣ ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ＼/ﾞ（__)＼,| i | | |(＿ 〉
＞ ヽ. ハ | | | ∪(＿ 〉
（ (＿ 〉
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ むっ日中戦争というと
/ ＿ノ_, イ＿ 南シナ海や尖閣諸島を見学ってことになるの？
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ いやいや未来の話ではなく過去のだよ
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 20世紀の中盤あたりに行われた戦争のこと
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|＼ あーそっちね
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ, ヽ となるとマルコポーロ橋で起こった事件から
ヽ ゝ._） j /. V＿,/) 見学することになるの？
ゝ ,､__, イ / /
.y' |ヽ／ | ￣￣￣` ,/
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) なんでそっちの名前で憶えているんだか……
| |r┬-| | そう1937年の盧溝橋事件のことだね
＼ `ー'´ ／ 通史としてはあそこから始まるけど
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. このスレではまず1910年代から見学する予定さ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／ えーそんなところからなの
ゝ ,､__, イ／ 随分と前置きが長くなりそうね
.y' |ヽ／ | ＼ どうしてそこからはじめるの？
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）| 1937年に前面衝突する戦争の
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 原因と背景をしっかり見学しないといけないからね
| ｀ ⌒´ | 最近だともっと範囲を広げて日清戦争からとか
＼ ／ ペリー来航からとかの論もあるけど
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. このスレでは1910年代からにする
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i| ペリーとか勘弁してよね
. 丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ とんでもないことになりそうだからそこでいいわ
r､ r､ ゝ._） j /／ えーとそれでどんな話の流れにするつもりなの？
ヽヾ 三 |:l1 .､,､__, イ／ スレの全体像を知りたいわ
＼>ヽ/ |｀ ｝ |ヽ／ | ＼
. ＿＿＿＿＿
.／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.|::::::::/ ⌒ ⌒ | 概ねこんな流れだね
.|:::::::〉 （ ●） （●）| 主要な出来事を年代順に並べるとこうだ
. （@ ::::⌒（__人__）⌒) 辛亥革命
. | |r┬-| | 北伐
. ＼ `ー'´ ／ 南京・済南事件
}､ . ーーノﾞ-､....、___、 張作霖爆殺
_ﾊ,>-ｰ＜￣／ :/ :: : : : : .７¨. ヽ __ 満洲事変
__／ :}Λ::√ У: : :./ : : : : : : / : : : : ＼ ／/ 北支分離工作
,.-< : : : : :i /::::「 ／ :< : : : : : : : : / : : : : : : ∧ ./ / 第二次上海事変
r´ : : : : :「: i/::::::i / .: : : 〉 : : : : : : : : : : : ／/: : .ヽ ./ / 南京攻防戦
} : :, : : : i :./:::::::i/ .: : :／ : : : : : : : : : : :/ : : : : : : .l^'; ／^Ｖ、 東京裁判
f : :ｉ : : : :i ,':::::::/ : : ／ : : : : : : : : : : i :/:,: : : : : : : :|／/⌒`↓
/ : :ｉ : : : :ｉ i::::;::,' : :./ : : : : : : : : : : : : :V: {: : : : : : :.(__/ /⌒ 、}
/: : : :ｉ : : : :i i:::::,' : :/ : : : : : : : : : : : : : : :rヽ: : : : : : :.｜Ｙ'Ｖ ヽ ﾉ
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /.／ ふーんあーそうよく分からないけどそういうことね
ゝ ,､__, イ ／ それでさ兄さん
.＿_ ., ':|ヽ／ /.|＼ 日中戦争ってなんだったの？
｀-ｔ- ｀ヽ ／ { l ∽ ／ ﾉ ヽ 3行でまとめてよ
{とニ ヽ=、 r/ { r...:./´／ ´ヽ
ヾヘ｀/ﾍヾ、 ／ i.| ヽ|.:./／ ／ ',
ヽ、ヽヽ.ヘ／ Y /.:.|｡´ /´ |
ヾ_∨ )ヽ ,' /:.:.:.|｡ i { ／ |
ヽ ／| ./.:.:.／≡＞-K__ |
￣￣￣"~ ---≧ ,,__∠._ri ./／/ミミ/ ヽ |
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| | ちょっとめぐる！
＼ `ー'´ ／ いきなりそれはないだろ
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （⌒） （⌒）从 |、i| ケチケチしないでいいじゃないの
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ 探偵ものじゃないんだから。犯人は？動機は？
ヽ ゛ゝ._） j /／ 結論を提示してから物語を始めた方が親切ってもんよ
ゝ ,､__,ﾟ イ／ ただでさえあやふやな出来事だったみたいなんだし
.y' |ヽ／ | ＼ はいどうぞ
∥= ,r' ＜＼ ∽l> .} ∫
∥ { .ｉ ,r'うi=ョ＝ョ＝ョ=と).
∥ | ／⌒ﾉ＼ _＿＿_ ,⊂ﾉﾞ
∥ ＼＿ﾞ/~ └‐─‐‐とｿ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) このスレではとりあえずこうなる
| ｀ ⌒´ |
＼ ／ 『大日本帝国の対テロ反撃に満蒙権益保護からの総力戦体制構築に対する
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. シナ人の民族・国家主義の目覚めとの衝突
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ それが日中戦争』
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ （ :::） ……どういうこと？
／ ー‐ ヽ ( ::)
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l／ r‐´ ￣ |
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ⌒ ⌒ ｉ:::::::|
|（●） （● ） 〈::::::|
(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| | だからそれをこれから見学するってことだよ
＼ `ー'´ ／ 日中戦争と同時に昭和の大日本帝国の歴史も見学
,-- ゝーー ___／ /ゝ--、 では始めるよ
ｲ / |.!､ _____ ／ ノ | まず1910〜20年代の絶東情勢をざっとに紹介
| i |,／(__）ヽ／ |
｜ | | ハ ／ ＜ ※絶東 極東・東アジアの古い呼び方
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| ＿ |
| ,.＜:::::::::::＞､ |
| ∧:::::::::::::::::::::∧ |
| |:::::::::::::::::::::::::::::| |
| ∨:::::::::::::::::::::∨ |
| ﾞ'＜::::::::::＞" .|
| ￣ |
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
当時の日本は大日本帝国であり
大正デモクラシーによる政党政治時代を迎え
安定した治世にあった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ ｌ ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
一方のシナ大陸の中華民国
大正元年と同年に始まる民国元年
こちらは一向に光明の見えない
厳しく不安定な時代であった
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿∧∩∧＿∧∧＿∧∩ ∧＿∧.∧＿∧∩ ∧∧ ∧＿∧∧＿∧ .∧∧∩∧＿∧
Д・#） （ ・Д・#）・Д・#）ﾉ（・Д・#（ ・Д・#）ﾉ(・Д・#)（・Д・#）・Д・#)(・Д・# )（ ・Д・#）
∧.∧＿∧∩∧＿∧∧＿∧,∧∧∩/二二 ∧＿∧□__∧∩∧＿∧∧＿∧∩∧∧∩/
ﾟ,,,（・Д・# ）ﾉ(・Д・#)人ノし､_人ノし_人ノし､人ノし､_人ノし､人ノし､Д・#）Д・# ）ﾉ(・Д・#)ﾉ
..∧＿∧∧∧∩ ） （∧＿∧,∧∧ ∧＿
（ ・Д・#）Д・#) （ ） 滅満興漢！！ （・Д・#）Д・#)（・Д・#
_∧＿∧＿∧ / ） （∧∩ ∧＿∧.∧＿∧
（ ・Д・#）Д・#）（´⌒ＶＹ⌒ＶY⌒VY⌒ＶＹ⌒ＶＹ⌒ＶＹ⌒Ｖ⌒ＶＹ⌒ ・#）ﾉ（・Д・#（ ・Д・#
＿∧∩∧＿∧∧＿∧∩∧＿∧.∧＿∧∩∧ ∧ ∧＿∧,∧ ∧ .∧＿∧∩∧＿∧＿∧∩
Д・# ）（・Д・#）・Д・# ）ﾉ（・Д・#（・Д・#）ﾉ(・Д・#)（・Д・#）・Д・#)(・Д・#) （ ・Д・#）Д・#）
∧.∧＿∧∩∧＿∧ ∧＿∧,∧＿∧∩/二二 ∧＿∧□__∧∩∧＿∧∧＿∧∩∧∧∩/
・#（・Д・# ）ﾉ(・Д・#)（・Д・#）・Д・#) （・Д・#（・Д・#）・Д・#） （・Д・#）・Д・#）ﾉ(・Д・#)ﾉ(
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
天命を革めること革命、辛亥革命によって
異民族支配であった清朝を倒し
明朝以来約260年ぶりに漢民族支配を回復させ
1911年に誕生した絶東初の共和国である中華民国
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
: :: :::: ::::: ::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
: : ::: :::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
: : : :: ::: :::::::::::::::::::::: Λ＿Λ . . . .: : : ::: : ::
: : : :: ::::::: :: :/:彡ミ゛ヽ;）ー､ . . .: : :
∧ ＿∧::::::::::::::::/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i ∧ ＿∧
::::::::/⌒￣⌒ヽ）'ヽ::::::/ :::/;;: ヽ ヽ ::ｌ::::::::/⌒￣⌒ヽ）'ヽ:
￣/;;;;;;;;;:: ::::ヽ;; |::::（_,ノ ￣￣￣ヽ､_ノ￣/;;;;;;;;;:: ::::ヽ;; |
::::::|;;;;;;;;;:: ﾉヽ__ノ: : :::::::: :: :: : ::::::::::::::::::::::|;;;;;;;;;:: ﾉヽ__ノ
￣l;;;;;;::: /:::￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l;;;;;;::: /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
政体は共和政を謳ってはいるものの
首都である北京の中央政権は
大陸全体をまとめる権威と実力を持つことができずにいた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ｏ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/★ ★ ★/＿＿＿＿＿＿/
/★ ★ ★/＿＿＿＿＿＿/
/★ ★ ★/＿＿＿＿＿＿/
/￣￣￣￣ /
/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣/
./￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣/
＿_ /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＿_
l´::_:::::::｀l / ＿_ l´::_:::::::｀l
/ﾆ/＾∀＾)⊂ l´::_:::::┻∩━ O（＾Д＾ ﾆO
〔_,〕二つノ （＾∀＾ヽゝ/' ヽﾞ:ﾛ：ﾛ::ﾞ<
<::::::::ﾛ:::：l /::ﾞ:ﾛ：ﾛ:ﾞ ノ' lﾛ::：:::ﾛ::ゝ
（＿）（_＿） `/ﾛ:::：:::ﾛゝ （＿）（_＿）
（＿（＿）
＿
＿ l´:::::::::｀l
l´::::::::_｀l （ヽニニヽ
/ニニ7´） l::ﾞﾞ:〔＿,,〕
（ﾞ:::::::::::ﾞﾞl lﾛ:::::::i:::ゝ
<::::::ﾛ:::：l （＿__）＿）
（__（＿__）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
中央政権の統治範囲は狭く
各地方は独立または軍閥による自治が成され
清朝以来の負の遺産である租界を象徴とする不平等条約はそのままであり
上海や天津といった大都市等には列強国の兵隊がいる状態であった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ _ノ ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ あらあら酷い有様なのね
ゝ ,､__, イ 唯一あった大清帝国としてのご威光も消滅しちゃったし
／ | ヽ ／ | ヽ これじゃ面子も何もあったもんじゃないわね
／ ＜＼.∽ l> }ヽ
{ ', .＼＼ l ! ｜
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ノ ＼ ｉ:::::::|
|（─） （─ ） 〈::::::| 絶東の盟主的地位は大日本帝国になっているからね
(⌒（__人__）⌒:::: @） 日本は二度の試練である日清・日露戦争を乗り越えて坂の雲のうえに立った状態
| |r┬-| u | 一方のシナは老大木とはいえ
＼ `ー'´ ／ 大陸の治世をなんとか保っていた大清国がぶっ倒れての混乱と泥沼のサンバ状態
,-- ゝーー ___／ /ゝ--、 まとまりのないさえない弱国に成り下がっちゃった
ｲ / |.!､ _____ ／ ノ | i
| i |,／(__）ヽ／ | l
日本！ ／⌒＼ 日本！
＼●／∧__∧ ／⌒＼
∧＿∧ ∩ （・∀・ ）＼●／ ∧＿∧
（ ・∀・）／ヽ Y ￣ ||ｙ|| ￣`''φ 日本！ （ ・∀・）／ヽ
ノ つつ ● ） 日本！ Lノ /ニ|| ! ソ > ノ つつ ● ） 日本！
⊂、 ノ ＼ノ 乂/ﾉ ﾊ ヽー´ ⊂、 ノ ＼ノ
し' `ー-、＿_| し'
､'´●｀〉
∧＿∧ ∧＿∧-/
／＼ （ ・∀・）／ヽ '´＼ （・∀・/ﾞ)
. （ ●（＞と つ ● ）（ ●（＞と 〈
＼／ .⊂、 ノ ＼ノ ゝ／ (⌒ﾞ ,,ﾉ)
し' ｀ヽ,_,）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国際社会からの評価もそう
1920年に発足した国際連盟だが
大日本帝国は誰がも羨む国連常任理事国席に座る列強の一員
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
: : : : : : :: :::: :: :: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ＿Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
（´∀｀；）-､ . . .: : : :Λ＿Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
,(mｿ)ヽ i . .:: :.:. . （´∀｀； ）-､. .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ / ヽ ヽ ｌ . . ,(mｿ)ヽ i:. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
￣￣￣ （_,ノ￣ ヽ､￣￣￣. :（_,ノ￣ ヽ_ノ￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
中華民国も国連に加盟し
非常任理事国の一席を占めていたが
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
: : : : : : : :: :::: :: :: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ＿Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;）ー､ . . .: : : :Λ＿Λ . . . .: : :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.:. ./彡ミ゛ヽ;）‐､. .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::ｌ . ./ :::/;;: ヽ ヽ::i:. :. .:: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣（_,ノ ￣￣￣ヽ､_ノ￣ ..（_,ノ￣￣.ヽ_ノ￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1923年の選挙で落選
その翌年も落選、その翌々年も落選と
1926年まで中華民国は国連では単なる一加盟国にすぎなかった
というかこの時期は北京政府は財政難で経費の支払ができず
国連最大の経費滞納国になっていたから当然だけど
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿
γ´ﾉ ヽ｀ヽ
, - ´￣｀ -､
／ ／/"/ i＼ヽ＼
//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
i l i{_{ﾙノ ヽ､ } } il i
| il从/（●) (●） 从 ﾘ
ヽﾘﾊ ､_,､_, ﾙﾘi
. ヽﾍ､ ノﾚノ 中華の名が泣くわねこりゃ
｀-ゝ､,､ __,イ-´ 二部降格どころか三部降格の暗黒時代って感じ
／ |＼／| ヽ､
/,' <ヽ ∽ /> ﾊ
| i ヽ V /[▽]i |
i | ヽ / i |
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 中華民国をどうでもいい子扱いする国際社会
| |r┬-| | 日本に次ぐ絶東の代表格を自認していたのに
＼ `ー'´ ／ 国際舞台でのこの面子丸潰しな扱い
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. プライドの高いシナ人はこの国際評価に大いに憤慨する
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
≧馬鹿にしやがって！ ＜
≧こんなムカつく連盟ならいっそのこと脱退してしまえ
≧国連脱退だゴラァ！ ≦
／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
i ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
∧＿∧ |i ./ ∧_∧ ≧ よせよ！脱退宣言しても ＜
（ #・） し' o( Д #)o ≧ 誰も引き止めないだろいい加減にしろ ≦
ﾉ Gて=－ ヽ / ≧ だいたい仕方がないじゃないか ≦
￣|￣（ ⌒)￣￣￣￣￣￣￣￣|￣ ≧ 中国は内乱が続いているんだからよぉ！ ≦
／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／
/ ＿ノ_, イ＿ ちょっとちょっと内乱ってどういうこと？
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒|
|/ ｍj |ー'´ | この時期のシナ全土の内乱は大小合わせて
＼ 〈＿_ﾉ ／ おおよそ1000から2000行われたらしいね
ノ ﾉ
＿
(ヽ::―::-..､） |￣|＿ ロロ □ ／ヽ |￣|＿ ロロ □ ／ヽ
（｡Α｡ ）::つ | ＿| ＿_／ ／ | ＿| ＿_／ ／
∨￣∨‐'' ヾヾ |＿| |＿＿／ |＿| |＿＿／
,;;' ,,..‐:::.. ,ﾞ ,, ﾟ
..:::: ::::.. ,;;;' 。 ﾟ::. （;;,,, ,;;;）; ,,.:::''
（;;;... ..:::）::....‐:.､ ,,;;::'' '::;, :´:::::::ヽ:::..'＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
。 ..:::´ ;;;;;ヽ::::'''::::（:::::;;;;） ,,;;;;:'' '::::, ゞ:..;;;ノ::､:::≧ ＜
'';;,, （;;;,,, ,,;;;）:::.. ::ゞ ''::,,;;:::''' ,,,..:::'''ﾞ ::´:::::..（::.. ,,;;;）≧ 日常茶飯事じゃねーか！ ≦
'';;;,,, ゞ;;;;;,,,, '' ::::ll :::.. ..:::ヽ::::... ,,,,;;::::::''' 。 ,, ::‐ ::::.ゞ:::: '''::≧ ひでーなおい！ ≦
'';;;;;,,,‐::.､＼ ハ / .:;;;;;ノ;;;;:::::;;;;;::'''' ＿ ''::::;;;,,..（;;;,,,::;;;）＼ l≧ ≦
''''':::;;;;;,,,,,（;;;,,,:::;;;） '´ ::":::....ヾ::）'' ,l´::_::::::｀l‐ｭ__ ''':::;;;::::::::''' ノ ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
''''':::::;;;;;; ）::.. ,,（;;;;,,,;;;;;）::..） と（｡Α｡ヽ:ヽつ:l） '''::::::;;;,, ,） （ ,,::;;'',;;）
￣ ¨ '''''' ""￣ ￣￣ ￣ ¨ "'''''""
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
死者の出ない戦闘（？）や話し合いで済んだのも含めてだね
辺境だけではなく北京周辺でも起こっている
こんなことをやっているから北京政府は1年の間に5度内閣が代わる大混乱
政府の体をなしてはおらずもはや末期的状態
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´ / 丿ヽ
-‐ '´ ヽｿ , ' ｼ
／ ,' ﾊ ､＼_/／
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ __ｎ'lilil＼_ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ .ハ (--) 从 |、i| どん底ねぇ……
丿ﾙ| ／ ｀ニ} u |ﾉﾚ ﾘ これって要は辛亥革命が
/＼_.＿三｝ イ_ 失敗しちゃったってことなの？
. / 8/ |ヽ／ | ＼
r r┌,
} l .l .l r 7
.r 、 i_i .L.ﾚ´/
.'ヽ､Y r' γ
.＿＿＿＿ !､⌒ { ﾄﾏ、
,､_,､_,___､:::::＼ ヽ___‐‐ ｿ.: :ヽ
/ i::::::::::i 〈ン´ : : : .＼
....._,.-ｰ ､ ﾉ 乂:::::::i. ＼ : : : : : : :＼
...〉 ＼＼＼ .-, (_ﾉ､__） 6)::/. ヽ : : : : : : : ヽ
...＼＼ '´⌒∨ / } '--´ .':::/ 〉 : : : : : : : :ヽ.
.....ヽ. ｨ 丿 '､_、__ ,ｨ':ｿ ,.ｒ‐-､_,､__,,..-´‐' i＼ : : : : : : ｊ
...ヽ_ rクヽ 〕_____｀,.‐ｨ'｀ヽ‐ｲ : :/ :/ : : : : : : : :N:ヽ : : : ／
. ....〉彡´. : : ＼ _____,,_../ｨ'!´「ヽ／. : : :／ : :/ :/ : : : : : : : : : :＞-‐'" そうなるね
ヽ : : : : : : :＼ ／i : : : : :/／ｿ /. : : ／ : : :/／ : : : : : ,. -‐ '´ スタート直後は成功したように見えたものの結果がこれ
.＼ : : : : : : ＼ ,ｨ' :/ : : :,.ｲ':::::/ /. : ／ : :l : : i/ : : : ＞`´ どうしてこうなった？
＼ : : : :ﾆ= :ヽ､,ﾍ--ｲ´〃/ : : : /:::::/／ :／ : : : : ヽ : : :＞´ ではそこを改めて詳しく見ていこう
ヽ : :／/ : : : : : :／ : / : : : /:::::／ : : : : : : : : : : :ヽ:/ 新時代を迎えたシナ人達の模索と試みを
ヽ. : : : : : : : : : : :,' : : : :ｉ::::,' : : : : : : : : : : : : : : i そして大日本帝国の敵となる中華民国の始動を
｀ﾞ--‐‐ー-- ｲ : : : : :ｉ/ : : : : : : : : : : : : : : ｿ
ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
,' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
|￣|＿ ロロ |￣|＿ ロロ |￣|＿ ロロ |￣|＿ ロロ □ ／ヽ 「'|
| ＿| | ＿| | ＿| | ＿| ／ ／' └'
|＿| |＿| |＿| |＿| ヽ,,／ ロ
＿ ...,., ..:::: ::... .... .:.:::
「‐',〉､ .::´:::.. ..:::::...（::,, ..::. γ´ ¨｀ヾ (::,, ..::) ..:::.. ‘ ＼ .::
￣ ＼ :.. ..::: ,,-､ ヽ ｌl, ◎ ｌl r, ..:: 。 ` ‐k
ゞ:::,, ,,'' ヾ,７ r, ヾ,,_-_,ノ || (ヽ_ ,,,,_ ‐― ） ,,〉'
,, ‐(::,, ,,;; 〃 ⌒ 。 〃 ミ || ＝ <::ﾛ:::：:::l ・ ,, ‐l'
(::,, ,,;;; ‐ ‐――― ＝‐ ‘ . , || 〉:::ﾛ：ﾛ；,,’っ ／ .:::
､:::..,, ,,::: ‐- ． ・ ． t「l! ゜ r, (,ﾐ, ｡ロ｡ミ.、―― ＝‐ /
――- ､ ,,::;; ､ :.. . l 。 ◯''''／:::l ,, ゜ ． ・
:::::::::::::::::ヽ ::.. ,,,:: ,..::.,.., ＼ ` ‐'' ／ . `''‐'" （(ェ)・i,,）
::::::::::::::::::::::, 〃 〃 ‐ ,） （ － . 三 と::::::"::::ノ∵・‐ ―
::::::::::::::::::::::::, _ ￣ ~~ ‐ ''' ''' （＿ヽ:::::::_/
:::::::::::::;;;:: -‐' :￣::::::::''''::::―::- ．,,_ ヽ ’
― '''"´ l:l l ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ＝ 。 、
,〃,!_::::::;;;;;;;:::::::::::::;;;:::-‐::::::::::::;;l ＝
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1911年8月19日
武昌蜂起に呼応した
各地での蜂起の連鎖によってはじまった辛亥革命（長江革命とも）
それによって次々と各省が清朝との決別を宣言する事態に発展
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ☆ ヽr'´ ∨ ☆ 北京
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、○ マ ○ 南京
＼、 １ 丿 '、 △ﾞ┐ 丶 ／ ＞ △ 武昌
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
これによって南北シナに二つの政権が誕生する
北京には清朝の北京政府
南京に革命派の中華民国臨時政府
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼:三::／i:::|
|:::::::〉（ ○）::（ ○）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| u |ｉ|!i|!| | 危機に瀕した清帝室は強制引退させていた
＼ ｀⌒´ ,／ 大清帝国の実力者である袁世凱を
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 説得の末ようやく現役復帰させ革命の火消を任せた
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿ ／,."I:/
.．＝ ￣ ｀ヽ.＼'´ ＼:ﾒ/
／ｨ圭三ﾆ=- 丶, `i
, 仏鷸聿圭三ﾆ=- ' ， ゞ､
,/ ,驫鑈羈曦矗三ﾆ=- } ィ
━{￣ﾞ .{i轤攣變轟纎三ﾆ=- ,ﾞ /ﾊ
圭} , " 獄驎霳韆驫轣圭彪/ _/ｉ |
-r' ：,′ '‘翅鏘鬮靈竸豸彡' ,ｲﾆI. !
ー┤ '/, ｀￣￣''￣￣`'､,∠ﾟﾍﾆI.|
/ .-――-=ニﾞ'ﾌ'' ,_,> ,､!=l!
ヽ._ ´ヽ＼"＼三ﾆく <ｰ=彳 jｲ
￣｀ヽ--､＼三.＼＿__ /'/j｀＞､-､=､━
＿＿＿＿＿ `ｰラ〒､￣xx〃″ ／ ） ､}'/ﾑ
´ ｉ ｉ ｉ /￣＞'´' ___j_＼_/-'‐ " ／ ,／孑ｨ
. ｌ | | .{ { `¨¨´ ｀~__.．＜＞'′壬彡
. | | |〃''＜｀二二二￣__ r''轟霳驎欸圭ｲ
､_.!＿__l 〃蠱鬪鏘愧屍獄帝ﾆ} |曦驟癲驟,.ィ升
_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |
| 大清帝国 内閣総理 . |
| ストロング・マン 袁世凱 .|
|_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ ＿.|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（● ）u（● ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! うわっ！なんだか強そうな人がやってきたわね
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ |
＼ ,／ 『ストロングマン』の異名をとる袁世凱
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 清朝の最大軍事勢力である北洋軍閥のボスだ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
/ ;;; ＼llllllllllllllll li,ｰ-、,,.. -ｰ;;iill／
>;;;;;;.,,,,,,, ;;;;'' - ..,, 八lllllllllllllll llli, ' lllllllllllll／
/ ＿＿ ''- llllllllllllllllli, ﾊllll／
l ,,-''-.| iﾞlミl _＿ ﾊllllllllllllll /
| /| |三| ,|ミﾐ i 丶､ 'iilllll!!ﾉ ィ
l .ヾ| |三| , lミミ ゝ、 。、i _ __,ゝ
ゝ | |三| :;; lミミﾐｌ´ ｀ ｰ ｰ´_ﾟ_ /,
.ﾊ | ''´ ;;; lミミl iー 、 , lﾐl
＼ ﾍ ゞ;;;;;;;;;'''' lミﾐl ヽ _,｀__,, |ﾐl
ヽー- , ゞミl ｀ｰ '´ l/
＼ ＼＼＼,-ｰ－-ﾆｰ、,, _/ 今のはほんの小手調べですよ革命派の皆さん
ヽ ヽ ヽ＼ ニ- ''´
l ｌ ﾍ ヽ ', i´ _,,.. - ｰ、
l | | ゝ ゝヽ_ l _,, -ｰ''´ ヽ ヽ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
袁世凱は配下に命令をし湖北省にある
漢口の革命軍を蹴散らした後に革命派に
南北和議を呼びかけここに交渉がはじまった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／ ／
,イ 革命派諸連合 /
／/ |
/ ,ｨ介i | う ぶ う
{. |l ,ｲ ///|｜ | ち っ け
. ,-.､Vl / | /// | | ｣ に と い
lこ!l ! ﾄ ト.l | !i | ヽﾄ､＜ . な ば れ
| l Vヽ ﾄjヽ＼!l ,＞‐_ニヽ さ ろ
| | ＼ ! く__・､jiLノ・_´フ .|｜ れ
| ｜ __ ヽ｝ -‐ -─‐ ﾚﾍ. ん
_r‐j >イ fヽ l ﾉ __ u ,ｲ-ﾊ
/ ′､ i {ノ-､ ヽ ｀t_／ ／| /´ヽ
〈 ヽ l | } ＼ -' j | ＼
ヽ / | ￣ L
ヽ / -─ フ′ ｀ヽ─- ､
ヽ ヽ ／｀ｰ-､ ,. -─ '/ ー- ､
f‐--── 'ヽ { ~ ／ ／, -──‐-＼
／| | ヽ ／ /／／ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
これに対して革命派の南京政府は
「清帝溥儀の退位」を行えば
「袁世凱に中華民国大総統の地位を譲る」との声明を出す
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
.-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノu ヽ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ ええーそれを譲っちゃうの！？
. ヽ | | j /／ だって革命を起こしたのに敵王朝の臣下に
. ゝ|＿| イ／ 最高位の地位を献上しちゃうなんてどういうことよ！
ハ ／ | ｀＼
.∽／ ７ , ）
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ | 身も蓋もないがお金の問題
|::::::〉 （ ●） （●） | 革命政府は財政が破産寸前でね
|:::/ :⌒（__人__）⌒| 北京に攻め込む軍資金がないんだ
|/ ｍj |ー'´ | 賃金未払いで兵隊が続々と逃げ出すし
＼ 〈＿_ﾉ ／ 元々の戦闘力も低く
ノ ﾉ ここはもう全力で妥協するしかない
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ おいおい革命を起こしたのに無計画過ぎないかそれ
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ すぐにその問題に直面するとか
/ ＿ノ_, イ＿ 行き当たりばったりよ
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
l l l l l l l
| | .| | | .| ＿
| | .| | ﾄ、|ヽ'":::::ﾚ''"|
＿＿＿_ .__|:::::::::::::::::::::::::::ﾚl__
´::::::::::::::::::｀ヽ、 ヽ:::::::::::::::::::::::::::::∠
::::::::::::::::::::::::::,.ゝ-‐ |,-l::<´ヽ、::::::::::彡
:::::::::::::::::,.-‐': : : :＼{t.|/ ‐.、 ￣/
::::::::::::::/ : : : :.＿＿＼ヽ """ r'.、
:::::::::::/: :/:|:／ .＼|ヽ>‐-''´,イ
::::::_/: : : : : ＼ lヽ: : :/"´ ヽ
:::::ヽ: : : : : : :| / .}: :/| ヽ .',
:::,.-lヽ: : : : : ヽ |/´ ヽ } .',
｀"''-..,,｀＝===', .', |｀''‐-.〉 }
::::::::::::::｀ヽ-‐‐-} ｀ヽ .l ./‐‐、
:::::::::::::::::::::｀ヽ: :ゝ‐--.、 .ヽ| / /: : : :',
:::::::::::::::::::::::::::l : : '´: : : :｀ヽ ヽ ./: : : : :/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
実はここまで上手くいくとはだれも思っていなかったんだ
まさか武昌での一撃でいきなりこうなるだなんて……大成功と戸惑い
おまけに革命派は意志が統一されていない連合政府で
準備不足過ぎてかなり弱体
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
きちんとした民主主義国家として大国になれていただろうに…
南京政府の軍事力が相対的に微妙だった
＼;;＼ ／ ;;／
＼;;;;;＼ ／:::::::::::￣￣ ` ／;;;;;; ／
＼;;;;;;;; ⌒ |::::::::::::::: ＼ー;;;;;;;;;／
ヽ;;;;丿 ＼::::＿＿__ ＿丿 ）;;／
（＿＿＿＿＿＿ Ｙ＿＿___／
［ | |ミ ● ● | |
（日］ |ミ⊂⊃ ､_,､_, ⊂| ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
Ｌ ヽミ | ﾄ|/ ＜ 私の戦闘力は5.30000だよっ
＼ ＼ミ| ／ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／ヽ ／＼
∧∧∧∧∧∧∧∧
|__＿＿ ＿＿＿ |
.| u ｀´ | |
.| u＼ ／ ||| .ﾞｉ |
|〔○〕.|||.〔○ 〕 ﾞｉ_|∂)
| |゛ 〈 ﾒ゛ |,r'
| _＿＿ u |
.＼ ﾞｉ＿＿ﾞｉ ／
／＼ ,/＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
一方清朝側も軍資金面ではフラフラではあるけれど
それでも北洋軍の戦闘力はまだあるのだから
決裂すると逆にコテンパンにされちゃう可能性が強く戦々恐々！
ちなみに袁世凱は自宅を抵当にあて軍資金を借款していた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ≦ﾟ≧ﾐ:≦ﾟ≧从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ あっあの袁世凱様
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ ここはひとつ革命派に寛大なるご慈悲を
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! この危機を救えるのは貴方様の胸先三寸次第なのよ
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
ﾆ| ｀ ＜ ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /／
ﾆ| lliﾆ＜ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /´
ﾆ| l|三ﾆ=r＜ .＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
ﾆ| li:三ﾆ∧', ＜ 丶 ::::::::::::::::::::::::::::::::::/. {
ﾆ| ｷニﾆ=∧, ＜ ｀' ＜:;::::::::::::::ノ ＼
ﾆ| ｷ三ニ=∧ ＜ ∨￣ ）
ﾆ| .ｷ二ﾆﾆﾆ∧ 弋_ヽ | _＿__ ／
イ ｷ三二ﾆﾆ=＼__ 丶 | ｯ'´_/ /
- ､ノ ｷ三二ﾆ=/￣ ¨¨ -─＜ _ ノ_´ ノ_/ , ′
￣ヽ ヽ ｷ二ﾆﾆﾆ| , 7ﾆ/ /
i :. ｷ二ﾆ= | , {, ,ﾞﾆ,_/ そうですねぇ
:. ｌ :. ｷ二ﾆﾆ=|. ′__ ) ,ﾞ=/ 現在中国で最強の力を持つ私ではありますが
＞＜ :. .ｷ二ﾆﾆ=| __ ,ﾞ_/ ここであちらの提案に易々と乗ったら
丶 ＞＜＞-=二l , rf‐=ﾆｒ' .,ﾞ./──＜-- 立ったばかりで不安定な私の政治的基盤が崩れてしまいます
､ ＼ ｀ --≧=l:, i ゞ＝ィ .,ﾞ ′＼ ＼
、 -=ﾆ＞ , ,. ＜ ＼ ＼
＼ -=ﾆ≧ ﾁ ヽ ヽ
ﾆ| ｀ ＜ ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /／
ﾆ| lliﾆ＜ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /´
ﾆ| l|三ﾆ=r＜ .＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
ﾆ| li:三ﾆ∧', ＜ 丶 ::::::::::::::::::::::::::::::::::/. {
ﾆ| ｷニﾆ=∧, ＜ ｀' ＜:;::::::::::::::ノ ＼
ﾆ| ｷ三ニ=∧ ＜ ∨￣ ）
ﾆ| .ｷ二ﾆﾆﾆ∧ ○ヽ, | _＿__ ／
イ ｷ三二ﾆﾆ=＼__ 丶 | o'´_/ / かといって提案を拒否して全力で鎮圧に動きましたら
- ､ノ ｷ三二ﾆ=/￣ ¨¨ -─＜ _ ノ_´ ノ_/ , ′ こちらが勝ちましょうが時間がかかる上にダメージを負ってしまいます
￣ヽ ヽ ｷ二ﾆﾆﾆ| , 7ﾆ/ / そのうえ中国全土が戦乱で荒廃し
i :. ｷ二ﾆ= | , {, ,ﾞﾆ,_/ 下手をしたらまた外国の干渉を招いてさらに中国が酷いことになりますね
γ´ﾉ ヽ｀ヽ
, - ´￣｀ -､
／ ／/"/ i＼ヽ＼
//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
i l i{_{ﾙノ ヽ､ } } il i
| il从/（●) (●） 从 ﾘ
ヽﾘﾊ ､_,､_, ﾙﾘi
. ヽﾍ､ ノﾚノ 最悪すぎるわ
｀-ゝ､,､ __,イ-´ それは避けなきゃいけないわね
／ |＼／| ヽ､
/,' <ヽ ∽ /> ﾊ
＿ ／,."I:/
.．＝ ￣ ｀ヽ.＼'´ ＼:ﾒ/
／ｨ圭三ﾆ=- 丶, `i
, 仏鷸聿圭三ﾆ=- ' ， ゞ､
,/ ,驫鑈羈曦矗三ﾆ=- } ィ
━{￣ﾞ .{i轤攣變轟纎三ﾆ=- ,ﾞ /ﾊ
圭} , " 獄驎霳韆驫轣圭彪/ _/ｉ |
-r' ：,′ '‘翅鏘鬮靈竸豸彡' ,ｲﾆI. !
ー┤ '/, ｀￣￣''￣￣`'､,∠ﾟﾍﾆI.|
/ .-――-=ニﾞ'ﾌ'' ,_,> ,､!=l! ですよね
ヽ._ ´ヽ＼"＼三ﾆく <ｰ=彳 jｲ 気に入りませんがここはあちらの提案に乗るしかありません
￣｀ヽ--､＼三.＼＿__ /'/j｀＞､-､=､━ この混乱を可及的速やかに抑え治世を取り戻すのが中国にとってベストでしょう
＿＿＿＿＿ `ｰラ〒､￣xx〃″ ／ ） ､}'/ﾑ しかし帝室をただ単に廃止しただけですと私の面子も傷つく
´ ｉ ｉ ｉ /￣＞'´' ___j_＼_/-'‐ " ／ ,／孑ｨ
. ｌ | | .{ { `¨¨´ ｀~__.．＜＞'′壬彡
. | | |〃''＜｀二二二￣__ r''轟霳驎欸圭ｲ
､_.!＿__l 〃蠱鬪鏘愧屍獄帝ﾆ} |曦驟癲驟,.ィ升
,ｨ=、
/ ﾘ
/￣￣＞ｘ,,＿_ /
イ L___ ｦ
i ‐'' =-- =´ ／.ｱi
ン￣｀ヽ ﾏ i i / i
ｸ ｀＞、 L＿＿、（ i
＼＞ ､,__L__,,.） / 〃 ／ ﾊ
ヽ ￣ ｀ / 〃 i ナ
,ｒ＜￣ ｀ ' ‐- - 、 .〃 マ ,ｲ 私は生涯を清朝に尽くした臣下です
ｉ ＿,,....,＿__ｲ ） <ﾄ 強制的に隠居をさせられた怨みもありますが
>、 ￣ ﾘﾑ せめてもの最後の忠義を尽くし清朝をひとまずここで終わらせましょう
｀＜ ∧ ﾄ、
｀ ＜ /ﾆﾆﾆ:＼
` ＜ .ノ二二二二＞x､
（ ` ＜ .,.ィﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞ｖ
＞ 、__.｀.､-"ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二二ﾄ、
岩波新書の「中国近現代史」はアヘン戦争から始まってるからねー
日本にとっての黒船みたいなものかな
＿〃/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ, ∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
三二／／ .{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ__ ∧ﾆﾆﾆﾆﾆ=-
ﾆﾆ／ 〃 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐､ i-=ﾆﾆﾆ／
. ﾆﾆ| l {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＾ ヽ |=ﾆﾆ／
＼ﾆi| ｒ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |r‐
l|li '' ー- ;;::::::::::::::::::::::::;; -‐ '' ´ i {li ／
Ⅷli 〃/'′::::.................. ＞ v :i〔 ＿＿ .'′Ⅵ
￣>. ＞''’‘'' ‐- .,_ | _,. -‐ '' / ￣ミト､ }
. |`ｰ ∧ ﾊ,::::: 丶 ＿＿Ｏ_〉_人_〈_O＿＿,,//／// Ⅵ } いいですよ南京政府の諸君
‘，. ′ ﾊ;:::::::::〃´￣￣ 7._ ､ ￣￣丶≠ // .| / あなた達の声明に同意しましょう
‘ ，_′ ｉ:::::=- 〃､ ＿＿__ ノヽ .}=彡′ .:|_／ ただし清帝室に対し特別優遇措置を設けることを条件にします
', ∨ =- { V￣￣V′' =彡′.: /
`ー'ｷ∨=- l{:::::::::::::}ｌ =彡′ __/ １ 尊号の廃絶は許しません
，∨∧ ‘ｰ≠彳 ' =彡′/￣ ２ 外国君主と同じように遇すること
‘，∨∧ -=ミ =彡' / ３ 年400万元の経費を政府から支出すること
ｰ‘＜丶 イ } .ィﾞ ４ 今のまま紫禁城に住むことを許可することetc
＿＿_r‐y 人 ￣｀ ー一 ´ / {､ ＿r‐y====≦
───ヘ, ≦ _ヽ, ＿_ /__ ′_￣,, ｲ::::::::::::::::::. いいですね？これを受け入れなさい
:::::::::::::::::::::::::￣::'':::::ー─ ￣￣￣ ─一 '':::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
⌒＞::::::::::::::／/:: ヾ
´::::::::::::::::::/ {::/{::::::::::::::::::::::::::／
{::::/::::::::/:/ z:ﾁ{{::::::::::::::::::::::/ こ
ヽ{L:::::::}>ﾐ ＾t,ノ ､::::::::::::::::: ′ き ん. き
ヽ:; ’´ '"´ ヽ:::::::::::」 え. な の
/ ´ｰ "´ u /:::::::::::｀ る. に ど
､ "´ ﾚ:＾}:::::::::}. と あ. く
＼ __彡 「¨´:::::::::l. は. っ に
/彡. / |::::: '"´| さ な
__/ ´ _L_＿____j り
-‐=/ヽ L '"´‐=ﾆ 〃 ､
_r= / , ´ ／ , ＼
´ | { ／. -‐ {:. ＼
. / |/ ＾´ ´ ､. /
／ / ｘ :革命派諸連合: ｀ /
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
これを革命派は受け入れ
清帝室も泣く泣く認め
これにて清朝はすんなりと崩壊
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
/|
＼_WＷ/ |WWWWWWWWWWWWW／
≫ ≪
≫ 中華万歳！ ≪
≫ ≪ 、 、 、
／MMMMMMMMMMMMMMMMM､＼ /っﾉ /っﾉ /っﾉ
/ / / / / / / / / /
/ / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧
＼＼（、 ）＼＼（、 ）＼＼（、 ）＼＼（、 ）＼＼（、 ）
/っﾉ ⌒＼ /っﾉ ⌒＼ /っﾉ ⌒＼ /っﾉ ⌒＼ /っﾉ ⌒＼
/ / / / / / / / / / /|
/ / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧＼_WＷ/ |WWWWWWWWWWWWW／
＼＼（、 ）＼＼（、 ）＼＼（、 ）＼＼（、 ）＼＼（、 ）≫ ≪
/っﾉ ⌒＼ /っﾉ ⌒＼ /っﾉ ⌒＼ /っﾉ ⌒＼ /っﾉ ⌒≫ 中華万歳！ ≪
/ / / / / / / / / / ≫ ≪
/ / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧ / / ∧＿∧／MMMMMMMMMMMMMMMMM､＼
＼＼（ ）＼＼（ ）＼＼（ ）＼＼（ ）＼＼（ ）
＼ ⌒＼＼ ⌒＼＼ ⌒＼＼ ⌒＼＼ ⌒＼
/ /ヽ / /ヽ / /ヽ / /ヽ / /ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
南北和議交渉の最終結論
清帝の退位と袁世凱の権力移譲
袁世凱は次期臨時大総統に就任し
ここに絶東最初の共和国が誕生した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
中華民国の初代国旗
五族協和を意味する
┌──────────────────┐ 色は各民族のイメージカラーであり
│::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│ 後の満洲国国旗の基となる
├──────────────────┤
│: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : │ 上から順に
├──────────────────┤
│.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:│ 赤 漢（漢民族）
├──────────────────┤ 黄 満（満州民族）
│ . │ 青 蒙（モンゴル民族）
├──────────────────┤ 白 回（イスラム系民族）
│iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii│ 黒 蔵（チベット民族）
└──────────────────┘
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|＼
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ, ヽ おおほぼ無血革命が成ったわけね
ヽ ゝ._） j /. V＿,/) まるで明治維新じゃないの
ゝ ,､__, イ / /
.y' |ヽ／ | ￣￣￣` ,/
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | 脳裏にそれがあったかもしれないね
＼ `ー'´ ／ 明朝の凄惨極まりない最後に比べたら大成功といえる平和的解決
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 双方の賢明なる政治的決断によってシナに不思議な時が訪れる
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
(⌒ 、 .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:.. .:.:.:.. .. .. .... .:.:.:...
（ ヽ⌒ヽ 、 ／ / .. .:.:.:..: .:.:.:.. ....:.:...
( ） ... :. .:.:.:.: .: .. ___┐ / /ヽ
｀ヽ ／ |´ , へ
, ⌒ヽ . .. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:. . |___／ / . ... .. | | .. .... .. .:.:.:.
（ ' ／ ./ ヽノ
ゝ ｀ヽ ／ .... .:.:.:.:.:... / .:.:.:..:.:. .. | . ...... .. .
(⌒ ... .... . ／... :. .:.:. .. / |
.:.:.... .... ／ / .... .:.:.:. . .. | ... :. .:.:.:.: .: ....
.. .... .. .:.:.:..: ／ / . .....:.:.:.:.:.:.:.. ... | . .. ...:.:.
.. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ...... .. .... .. i
／ (⌒ 、 .. .... .. .:.:.:..: .:.:... , ⌒ヽ . :. .:.:...
. .. .... .. .:.:.:..: .:.. ... （ ヽ⌒ヽ 、 ( Y⌒ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
この古く伝統的なシナの大地に
史上稀な民主政治の可能性という新しい風が吹く
言論や新聞の自由
政党や政治団体の誕生
そして議会政治の模索
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ⌒ ⌒ }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,| ⊂⊃ ､_,、_,⊂⊃
,..-ﾍj ー' ﾉ 議会政治！？
./::":::::::`ヽ､. ＿_ イ 随分とスピーディな展開ね
/::i::::::::::::"'弋'!ｰ',〆>|'_ノ´｀ｰ -,,＿ _
. }:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f" 、 ｲ/ `i
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.ﾃ ＼xｰ.ｫ､__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r' ` ､_冫y"
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ⌒ ⌒ ｉ:::::::|
|（●） （● ） 〈::::::|
(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| | 革命の勢いかシナ人のスイッチが入ったらちとやりすぎちゃう気質か
＼ `ー'´ ／ まぁもともと清朝側も近代化するための準備をしていたしね
,-- ゝーー ___／ /ゝ--、 辛亥革命も革命派と清朝側の改革派が手を取り成功させたものと言える
ｲ / |.!､ _____ ／ ノ |
| i |,／(__）ヽ／ |
｜ | | ハ ／ ＜
＼ ,..'' :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: __,,,,／ ／ |
| ＼ ` .､::::::::::::::::::::::::::.,-‐'"'" ／ .|
i `'''ヽ､ -::::::::::::::::::: -‐'"'" / /
`i | `､'''ヽ､､ .ヽ.Ｙ , ..-':''" ﾞ/ / ../
`､ | `､ (:､､ . .| ,..-'） / / ‐-‐'
‐-‐'| ＼ `､....,,,`_ﾞヽ_､_,| ノ､."..-'''''''" ／/ .. /
| ＼＼γ .,--‐-‐ "゛"゛‐-‐'''"ﾞ'' |／／/ /
`i| ＼＼ | ､ |／／/ /＼`i
／`i ＼ | < ___ ﾞ''-''"'_,,,, >.. |／／/. / `､
／ `i＼＼| ヽ゛⌒⌒/゛ |／ / /
`i ＼| ｀.､__ ノ /／.-
~＼ ‐'''''‐ ／ '
＼ ／
"'''ﾞ''-''"~
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
あの袁世凱の臨時総統就任も
参議院による議会的手続きによって
権力は合法的に移譲された
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| | とはいえ袁世凱は辛亥革命からの共和政移行については
＼ `ー'´ ／ 完全に見くびっていた
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／::/ / /::::::::::::::::/＿
／:::::/ .| ヽ::::::::::／.| ＼
∧ ／::::::::/ ＼ .￣￣.／
｝ .! /:::::::::::/ ￣￣￣
,＿! | /:::::::::::/ ＿
ｨ/ﾆj/ ﾍ |:::::::::./ イ´三.＼
〈ﾚ|⌒ヽ ﾍ ヽ::::ノ ＿__／ヽ＼三ヽ＼
｀ﾆ.／ ﾍ ｛′. ／lヽ ＼ヽ三| |
`'i─-‐‐'､ ヽ__iﾟ._/|ヲ＼ .ヽ二|./ヽ＿ノ
.イ´ｰ─'''"ヽ ﾉ.､ ,､.＼彡＼ / ＼ たとえ革命政権による共和政体が樹立したとしても
｀ｿﾆ.| | ＾｀-ﾞ', .ヽ彡/＼.／ ＼ 到底完全な統一が実現できるはずがありません
ﾚﾆ| | ＿_____lﾘ ヽ/ .,' .| ／/.＼ 結局は失敗をし悔い改め清朝側が進めていた
ﾚﾆ| | ／´／／／＼,_／|/ / /. / ノ ／／ 立憲政体を希望してくるに違いないでしょう
ﾚﾆ| | ＿＿_〈 / / / / /〃／／ /｝.／. ／／ ／
ﾚﾆｌ く=ﾆﾆ＞´./ ./ / .＼i ./ / / /〃.:| | ./￣. ／／＼/ ／
ﾚﾆ| .／.／| | | | | | |＼/ / /〃.:.:ヽ ヾﾆ二二二／.:.:.:.::.:.＼/
|ﾆ/ .／ ／/. | | | | | | | | ＼ .〃:..:.:.:｀7/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ
ゝ ,､__, イ だったらなんで共和制に賛成したわけなの？
／ | ヽ ／ | ヽ
／ ＜＼.∽ l> }ヽ
{ ', .＼＼ l ! ｜
/ ｀ヽ､ ／ ＿＿＿_ ＿＿ /
ﾄ､__／￣￣｀`ヽ`ー'´／ , ---､ ｀`ー‐'´ ＼ /
| ,ｲ'⌒0ヽ`Y´ ／0 / ｀ヽ、 .へ､_/ `7
｀ヽrｰr!ミヽ＿_ ヽ人_(_ノ二二干ﾐヾ||`ｰイ回├1|| /
| | ﾄミ|"" (_ _,) ￢ }三| | | | | | | /
| | ﾄミ| / ﾄ===＝1 ! |三|_| | | | | | /
└‐1トミ| || || i |彡| | | | |__ﾙ/
!|ﾐﾐ| l || || l |彡| | | └---ｲ/ 思い知らせるためですよ
||ミﾐ| ||´Y⌒|| |彡|」 | //__／ 共和制などというものがいかにこの大陸では不可能だということを
!|ﾐﾐ| ||_│ || |彡|j ﾉ // 自らの手で分からせるためにね
/￣￣＞──- ..__ `＝=ｭ ||」j ___jj _r〒ｧナ二Ｚ _ r一 我々としては一度共和制を実行させて不結果で終わるのを待ちます
／ ／ ／ ／｀` ｰ ..__/ / /｀`ーr‐'"´ /}/ r＞---ｖ'´ / それまでこちらは軍事財政を充実させ
／ ／ ／ ／ ／ ／ // 丁 i ／ / ／ ／/ / 完全な君主制立憲政治の確立への準備をしていましょう
/ / ／ ／ ／ , イ/ i ／ /＿rr'´ ／ / /
＼/ / / / / （ ヾ､」 ／⌒二二／ ／ / /
中国人の国民国家建設であり、明治維新に等しいと
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒) 清朝も立憲君主制の準備をしていたしまだ可能性はある
| ｀ ⌒´ | 辛亥革命は双方の妥協によって大成功したかのように見えたが
＼ ,／ この袁世凱という共和制に理解を示さない人物を
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. トップに据えたことによって中華民国の政治的バランスは
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 極めて危ういものとなっていた
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ （ :::） ふーむだから清帝室を残したのか
／ ー‐ ヽ ( ::) しかしここまで虚仮にされちゃったら革命派は頑張るしかないわね
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l／ r‐´ ￣ |
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ⌒ ⌒ |:::|
|:::〉 （●） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @） この辛亥革命直後の憲政を語る上で外せない人物がいる
| |r┬-| | それがこの法政大学に留学経験のある宋教仁
＼ `ー'´ ／ 知略に富み勇敢で理想に燃える熱血漢
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､. 年齢もまだ若く30歳
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 日本では北一輝の兄貴分として有名な人でもあるね
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿__､. __ト.
. . : :＼: : ＼:|: : ＼ト､
__＼ : : : : : : : : : : : : : : :|／|
∠: : : : : : : : : : : :_:_:_: : ＼: : : :|__,
ヽ: : : : : : : : : : : : ＼: ＼: :}:/: :／
／: : : : : : : ／: : : : : : : : : :ヾ: : : ＼
＜: : : : : : : ／: : -=≦: : : :／: : :＼7⌒
/: : : : : : /: :／: : : : :ｉ :／ ｝: : : : : :＼
￣|: : : : : :／＼ 7: ／|/ /: : : :| : |￣
|: : ‐､:| r芹≧ｘ__, 厶斗i:/∧|
ﾌ〈〈 ヽ 弋ソ 「炒 〃〉
へ -‐､ ｀ ＼ | ¨´ //
/ ﾑ| |Ｊ/`: |:ﾊ「 ′ ´
‘， Ⅵ ゝ /／ 〉 _＿| ＼ ' ￣｀ ／
. 〈 ´､／ |二ニﾆ=‐┐_ イ‐―┐
. /| .:∧ | _＿＿ __/ |::::| │ |
〈 ｀ 〈 〉 | / ≧=- |::::| ∧＼ 〈￣ . . : : ￣｀
. ヽ⌒YY⌒ .; ′ ＼ V∧ Ⅵ . . : : : : : ,
‘，Y" У .′ │ , ＼＼_＿/ /ｉ| |: : : : :′
. .:∧:. /ｉ | -=ﾆ ′ ＼＼ -′ト､ ∨/. :！
. ∧∨ Ⅵi__ r‐=ﾆ / ＼＼ :::| ∨/: :|
〉::.､ /:|｛ | , . : . V∧|:::| [三三] //: ,
. 〈＼::::＼,.::::/∧ ,:. ／ / : : : . . . V∧〈 . . :| : :
. ∨,＼:::::::/ ,/〉 .′／ /: : : : : : : . . . _＿ V∧| . : : : |: :′
∨ 丶:′//∧ / ´ ∧: : : : : : : : . ‐‐―=≦ .. : : : : :Ⅳ
. ∨＼__.// ∧r=-‐ ∨: : : : : : : . V∧. : : : : : ’
_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |
| 国民党 代理理事長 . |
| 理想狂 宋教仁 .|
|_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ ＿.|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
: : : : : : : : : : : : : : : :::: : : : . : : : :| ＼:::.. : :､::::::.. : : : :ぃ::. : : : / /⌒ ヽ: : : : : : : : : : : :＼
::::::::::::::::: : : : : : : : ::::: : : : :. : : : | _＼::. :ﾊ ､::::::.. : :ﾊ ;::. ::::::ゝ {: ヽ: : : }: : : : : : : : : : : : : ＼
｀＜:::::::::::::::::::::::::::: :::::::. : : : ::. : : :! ／ ∨:│ ＼:::::. : l Ⅵ!三 ＼: : : : !:. : : : : : : : : : :＼ ､:.
｀ー―ｧ:::::::::: ::::::::. : : : :::. : ‘, ,.ィ／ ∨| ＼::...| リ }: : :/ /:::::.. : : :.. : : : : : : ＼
／:::::::::::: ::::::: :::. : : : ::::. :‘, ／／' ￣／/ リ ∨| : :.r' |:::::::::::::... :::::::... : : : : :
,..::´:::::::::::::::::: ::::::. ::::. : : : :::::. :ﾊー'’!__,.イ ／ リ ﾉ::::::l､::::::::::::::::::::::::::.... :
∠::::::::::＞‐ｧ::::::. ::::::. ::::::. : : : ::::::.ﾊ ! }少 :.´＼::::ﾊ＼::::::::::::::::::::::::::::
/:::::::::::. ::::::. ::::::::... : : ::::::.ﾍ、 =- :. ヾ::| 丶 .;::::::::;. ＜
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... : : |｀ヾ、 :. l::! ,. ＜ ，r
′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....＼ :. リ ´ ，≦///
/::::::::::::::::::::::::::＞‐ｧ:::::::::::＞｢ ｀ 〉 ／ ，≦//////
. ∠:::::::::＞ '' ´ /::::::／ | ≠ ／三彡＿＿＿＿
/::／ ﾉ - ≠／＞ ´ ////////// ｀
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ゝ.. ＿ .. '" ／＜///////////////////
ヽ ... : ィ´///////////////////////
｀ヽ ／//////////////////////////
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／三三三三三三三三三三三三三二ﾆ=//
_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |
| 大日本帝国 革命家 .|
| 魔王 北一輝 . |
|_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ ＿.|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
｀ヽﾐゝ､:;＿ヽ､: : :i: : : : :＼ : : : :＼≧
: : : ::＼｀ヽ､￣｀ヽ!＼: : : : :ヽ: : :; :＞
＼: : : : ヽ: : :＼: : : : :ﾍ ; ::; : :',: : ヽ
: :,:＼: : : :',: : : :';＼: : : i !: : ヽ:}: ;: ::i
: :.i: : ＼; : }≧=≦xミ:､从､: : :iⅣヽ!
,: :|､: :./ ∨:;ｒイ´￣｀i .|: ::}´｀i'
.ヽ! ∨ /;ｲ{::}.i! / .;i!:/ ,'
,爪､マ彡'弋_ソ / ,'::!' /::ヽ､＿
ヾ:/ ＿;､ . , :' .,' ;' ,:/:ヽ:::::::::::::￣｀ヽ,_
∧ ￣￣￣ .,'::,'彡'::::::::i::::::::::::::::::::::::::￣ニ=-x
爪i 从:::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣ニ=-､
川li /从ゝ､:::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∨ｿ ／//!l|! |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.／/// .|l|! }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 何度同じ過ちを繰り返すつもりだ
ニ三≫ ／//// |l|! /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もうあの人の方針にはついていけない！
／ ∧/// |i! i!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 分派活動をし俺たちだけで革命を成功させる！
＿_, イliⅣ ::;ilⅣ .ﾘ {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
圭圭彡' /:/ ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
// ＿,, r=''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
〃 , r '´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国民党は辺境からの革命蜂起を繰り返していたがことごとく失敗
宋教仁らは北京にまだ近い長江付近からの蜂起を主張していた
あの武昌蜂起からの一撃で清朝が
ガタガタになるぐらいの大ダメージを与えたことから
党における彼の政治的地位が跳ね上がり
国民党の実質的指導者に躍り出たわけだ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|. │ |
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ すると辛亥革命の立役者の一人ってわけね
ﾙゝ ,､__, イ／ どんな国家体制を考えているのかしら
.y' |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ＼ ／ |
|::::::（ （ ─） （─）| ざっくり言うと議会制民主主義の政治の理想を抱いているね
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 憲法・法律・国会設立・二院制・内閣制
| |r┬-| |
＼ `ー'´／ 東京帝国大学教授の法学者である寺尾亨を
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. 法律顧問として招き
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ 憲法制定のために全力を尽くし
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
_＿__
／ ヽ,
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/ }
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
/ /,イ￣ミ､ /
/ |l「 ,ｨ＝ヽ|/
/ 弋ゝ＿_ノﾘ
ー―――――――――――――――――――――――ヾ＝一"
┏━━━━━━━━━━━━━┓
ようやくできたのがこちら
『中華民国臨時約法』だ
┗━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ⌒ ⌒ }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,| ⊂⊃ ､_,、_,⊂⊃
,..-ﾍj ー' ﾉ 約法？あっもしかして憲法ってことそれ！
./::":::::::`ヽ､. ＿_ イ
/::i::::::::::::"'弋'!ｰ',〆>|'_ノ´｀ｰ -,,＿ _
. }:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f" 、 ｲ/ `i
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.ﾃ ＼xｰ.ｫ､__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r' ` ､_冫y"
:::::::::::::::::＼o:::::l .ﾄ、 ヽ,＿ﾉ"ｰ'
:::::::::::::::::{::::{＼代 l>ｰ､,_ノ
｀ーｧ‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミﾒ､
_／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧=-:ﾊ
ムイ::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::从_
/::;::::::::::::|:::::::::::/:::|ﾏ:::::V:::::::::::::::::＼ー:弋
／::/:::::::::::: V:::::: |::从::＼::＼ーz_:::/⌒ﾏ:::'.
. ー /:::::::::::::::::{ﾏ:::: |＼:{＼ ＞-:::::::}' 「. ﾘﾊ{＼
{/V::::::::::::＼＼j ｀ , ｨ伝了:::::::::r '/:从＜
V:::|::弋 ー 〈_,.／{ ゞ汐 ::::::├vﾄミﾏ＼＞ ., そうだ
'ハjﾏ:ﾄ､杙ｯ :::::从::: V...＼＼二＞ ., それが中華民国の基礎になるってことだ
Ⅵ:. j ::/::l:::::::::Ⅵ.....ﾏム二ﾆﾆ＞ ., これをもって臨時総統袁世凱の権力を制限させる
_/ﾆﾆ込 ` _,. _ァ ｲ:::::|::::::::::|..........ﾏム二二二二才ト､
,.ｨi〔二二ﾆﾆ＞ ., ー ,.:::::----- '^j.............ﾏム二ﾆﾆ／ニニﾆ＼
,.ｲ二二二二ニニﾆ≧｡. イ_:｀i /................〉ﾆ〉ﾆ=/二二二ﾆﾆ=＼
,. ＜二二二二二ﾑ二ニﾆﾏﾑ.|:::.ヽ ,. -‐ ｱ......,. ＜＞ ´ﾆﾆ,二二二ニニニﾆ＼
／二二二二二二二ﾆ{二才 Ⅵ{ ｲ. ＜＞ ´二二二i二二二二二二二ﾆ＼
. ＿＿＿＿＿
.／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.|:::::::〉 （ ●） （●）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒) 1912年3月10日袁世凱が臨時大総統に就任した翌11日
. | |r┬-| | この臨時約法が憲法に代わって定められた
. ＼ `ー'´ ／
}､ . ーーノﾞ-､....、___、 これまでの憲法（臨時政府組織大綱）では
_ﾊ,>-ｰ＜￣／ :/ :: : : : : .７¨. ヽ __ 議会の議決に拒否権を与えることのできる
__／ :}Λ::√ У: : :./ : : : : : : / : : : : ＼ ／/ 大総統（大統領）の権力が強いものだね
,.-< : : : : :i /::::「 ／ :< : : : : : : : : / : : : : : : ∧ ./ /
r´ : : : : :「: i/::::::i / .: : : 〉 : : : : : : : : : : : ／/: : .ヽ ./ /
} : :, : : : i :./:::::::i/ .: : :／ : : : : : : : : : : :/ : : : : : : .l^'; ／^Ｖ、
f : :ｉ : : : :i ,':::::::/ : : ／ : : : : : : : : : : i :/:,: : : : : : : :|／/⌒`↓
/ : :ｉ : : : :ｉ i::::;::,' : :./ : : : : : : : : : : : : :V: {: : : : : : :.(__/ /⌒ 、}
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ｊ;:ノ!:.:_:.:l - ､_:/ ヽ:.:/!; ヽ:.:.:i;.:.:./:.ﾊ! ｌ/ ヽ!_,l/-､, ｌ;ヽ:/
!/!ヽ! _≧ｚ､'_ ! ヾ:!l:./ l' _ ｘ≦ _ / ｌ'
ｌ }ﾍ ｲ´ 云示ミ＞､_,ヾ .!'（_ ｘ≦ｒ示云 ｀ﾃ '´`ﾉ
ヾ.〈 ､ ｀ .赱ソ ｀ ヽﾞ" ´ .赱ツ .l )./
ヽ.ﾊ .:i j /､
／ﾆﾆゝ, .::| ﾑ´ﾆﾆヽ
／ﾆ/ﾆニﾆヽ :::| /ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
/ﾆニｌﾆﾆﾆﾆﾆヾ､ ::! ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ これとは逆に約法では議会が大統領に対し弾劾権を行使でき
ｒ＋ﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆｿｌ.､ r 一 ､ ／|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ 大総統の権限を大幅に削り議会に拘束させる
／ﾆﾆｌﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆニﾆ＜､＼ ゝ- 一' .／ ｊ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ
／ﾆニﾆヽﾆﾆﾆﾑﾆﾆ／ j!. ＼ ／ ! ＞､ﾆニ/ﾆﾆ
∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆﾍ,/ ' l ｀ ー 一 ´ / ｌヽ iニ/ﾆﾆﾆ
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽﾆニヽ ｌ / ′ !ﾏﾆﾆﾆﾆ
530000じゃなくて5.30000なのが泣けるｗ
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ＼ ／ |
|::::::（ （ ＞） （＜）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 批判者からは「議会専制」と言われるが
| |r┬-| | これぞ宋教仁が理想とする議会主導の共和制！
＼ `ー'´／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. そしてこの29条
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿__､. __ト.
. . : :＼: : ＼:|: : ＼ト､
__＼ : : : : : : : : : : : : : : :|／|
∠: : : : : : : : : : : :_:_:_: : ＼: : : :|__,
ヽ: : : : : : : : : : : : ＼: ＼: :}:/: :／
／: : : : : : : ／: : : : : : : : : :ヾ: : : ＼
＜: : : : : : : ／: : -=≦: : : :／: : :＼7⌒
/: : : : : : /: :／: : : : :ｉ :／ ｝: : : : : :＼
￣|: : : : : :／＼ 7: ／|/ /: : : :| : |￣
|: : ‐､:| r芹≧ｘ__, ム斗i:/∧|
ﾌ〈〈 ヽ 弋ソ 「炒 〃〉
｀ ＼ | ¨´ //
|:ﾊ「 ′ ´ 29条 「臨時大総統、副総統は参議院で選挙する」
_＿| ＼ ' ￣｀ ／
|二ニﾆ=‐┐_ イ‐―┐ 議院内閣制度のために
_＿＿ __/ |::::| │ | これから国民選挙を実施し国会議員を選出させる
. / ≧=- |::::| ∧＼ 〈￣ . . : : ￣｀
′ ＼ V∧ Ⅵ . . : : : : : ,
. │ , ＼＼_＿/ /ｉ| |: : : : :′
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 ┃
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ・
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
Σ 〃 {_{ u. ⌒ u.⌒u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ.（○）三（○）从 |、i|
丿ﾙ|u. u.､_,､_,.u u. |ﾉﾚ ﾘ
ヽu. |ｒ┬| u. j /／ もう国政選挙するの！？
ゝ ,￣ イ／ だから展開が速すぎるのよ
.y' |ヽ／ | ＼ もうちょっと落ち着いてさ
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
|＼＞:::ヽ::::::｀:::ヽ／i ／|
__......:::::::ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::ﾍ
＞::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i /!
_＿／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ::::|
＼::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::└─
/::::::/::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::／
__ノ::::::://:::::/７::::::/::::::::::ｲ::::::ｲ::::／!:::|!::::::::::::::::ﾍ
＼∠/:::::/ /::/:/!:::／ {イ_ﾉイﾉハﾘ;:::::::::::::::::::::＼__
ノ:::::ﾚ:::/ ﾚﾍ/ i/ ___,,,／イｾ才ト､ |:::::::::::::::ハ￣
／:::::ﾘ八ｰ--､、 ｀￣´ ｛c::::j ′ﾘ:::::::::::::::::::',
￣￣/:::'.(⌒{;;ﾍ` ￣´ ﾘ::r￢､ハﾉ
/／ﾍ ∨ﾂ !/⌒ ﾘ
′ ', ｀ ` ____,,,,､ ヘ ﾉ
､ 「≦＞ｰヽ こ.ｲ 落ち着いてなんていられない
ヽ ∨ ｝ ／iイ:八 一刻も早く憲政を発動させて
＼ ヽ＿ ノ !::/ 中華民国を近代国家に押し上げなきゃいけないんだ
ヽ イ |/
` ｰ ‐ ´ |
| '､ ___＿＿＿＿＿___
ノ! ,､＜´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
_/´＞´ _ﾉi ／ /::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::'.,
_...,,,､--:::::::´:::::::/ ′＿__ノ /:::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
議会内で選出するものではなかったのかな
三二／／ .{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ__ ∧ﾆﾆﾆﾆﾆ=-
ﾆﾆ／ 〃 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐､ i-=ﾆﾆﾆ／
. ﾆﾆ| l {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＾ ヽ |=ﾆﾆ／
＼ﾆi| ｒ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |r‐
l|li '' ー- ;;::::::::::::::::::::::::;; -‐ '' ´ i {li ／
Ⅷli 〃/'′::::.................. ＞ v :i〔 ＿＿ .'′Ⅵ
￣>. ＞''’‘'' ‐- .,_ | _,. -‐ '' / ￣ミト､ }
. |`ｰ ∧ ﾊ,::::: 丶 ＿＿Ｏ_〉_人_〈_O＿＿,,//／// Ⅵ }
‘，. ′ ﾊ;:::::::::〃´￣￣ 7._ ､ ￣￣丶≠ // .| /
‘ ，_′ ｉ:::::=- 〃､ ＿＿__ ノヽ .}=彡′ .:|_／
', ∨ =- { V￣￣V′' =彡′.: /
`ー'ｷ∨=- l{:::::::::::::}ｌ =彡′ __/
，∨∧ ‘ｰ≠彳 ' =彡′/￣
‘，∨∧ -=ミ =彡' /
ｰ‘＜丶 イ } .ィﾞ
＿＿_r‐y 人 ￣｀ ー一 ´ / {､ ＿r‐y====≦
───ヘ, ≦ _ヽ, ＿_ /__ ′_￣,, ｲ::::::::::::::::::.
:::::::::::::::::::::::::￣::'':::::ー─ ￣￣￣ ─一 '':::::::::::::::::::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
あの妥協によって総統の地位に
座らせざるを得なかった
旧時代の人物の権力を制御させ
議会的手続きによって引きずり降ろす
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_,. ＜￣￣ : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾏ:=-＜:}′:.: ', ﾊ
＜￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 斗-─: :∨: : : ＼:. :. |/:..i
>: : : : : : : : : : : : : : : : :＜: : : : : : ;: -‐: :＼: : :.∧:./: : :|
∠_: : : : : : : : : : : : : : ＞ ´: : ≧=-:, : : : : : : : ゝ-: :V: : : /
／: : : : : : : : : :,. ＜: : : : : : : : :.／: : :.＞ ´:..／:, : : ∨:/ー:.ァ
ー=く: : : : : : : : : : : : :￣/: :.＞ｸ: :／:.＞ ´/:. :.／: :./ : : : |＼: ／
ﾏ: : : : : : : : : : : : , ⌒マ : : :}／ﾚ ´ /: :∠: ﾍ:/: :./: :ﾘ :.ﾊ＼
｀ ＜: : : : : : : Y '┐', }: :./ j／「¨}ｉﾄ厶ィ: : / : !; : }⌒
∠_: : : : : : : 从 ｛::::: } ｊ／ ﾞ. {:ﾘ /:.／ :. :.| Ｖ
}: : : : : : : : :.| ｛:r ' `〈 /イ И;ﾍ.:|
ﾑイ: : : : : : :.{ ゞ V ﾞ{
,: : : : : /: : ＼ __ ､
{/: : : /: :,:／j:| ,｡s≦ ., ＼ ノ
_ -=＝＝ミ _,.厶ｲ: /:／}′´:l ／／／／＼.｝ _,「
,. ＜二二二二ニニﾆ≧s｡￣＼¨ }'´ ／ ﾞ. /`ﾏ／／／／／
,.イ二二二二二二二ニニニﾆ＞､. ＼ / ::. /::::::::V ／／／
ｲ二二二二二二二二二二二ニﾆﾆ＼.∧ / :::ﾍ {｀:::::::::|.／／ それが真の中国の新しい時代の訪れなんだ！
二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆム V ./ ::::::ﾞ ､ 乂ゝ-/ , ’ 辛亥革命はまだ完成していない
二二二二二二二二二二二二二二二| ,: / :::::, -＼ ￣_」 この選挙による勝利によってようやく完成する！
二二二二二二二二二二二二二二二| , / ／ ＼ /
二二二二二二二二二二二二二ニﾆ7 l / _,. -=≦ ￣
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | 辛亥革命は宋教仁の構想通りの武昌蜂起による成功から起こった
＼ ,／ このことが自信と確信に繋がったのかもしれない
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 「天命は我が構想に降った」と
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 急進的な理想的民主政治へ突っ走る宋教仁
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／i／.:.:/イ 'ー─‐ｧ
ｧーｭｲ.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ´.:.:.:.:.:.∠ - ‐─ｧ
,.ｨ仁.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／
＜.:.:.:.:.:.:.:ｰ一.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:｀丶､
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:レ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｰt一`
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ!.:.:.:.:.:ヽ
｀ｱ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/／メ ,.ィァ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l!
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｨ/' `℡､l,.ｨ'’ｱ ＞ｨ:.:.:.:ﾄ､ﾘ
'ー┐.:;仏ﾍ:.:/ !￣,ｨ圦＼/／ /／ リ
l:.:仁 〉! ヽ 之リ',_ ` ｨ≦!r'ﾚ'
l:.:.ヽ ﾍl ` ｰ" ￣ {ｿ
ﾚ'ﾏ:.:.刀 .ィﾆ ､ ,.>
ﾏ/ 八 ／ ヽ. 〉 l
ﾘ ヽ. i ; ／ ／ 中華民国の国体の在り方を革命党支配のままにしちゃいけないんだ
/ i ＼ `ー一'’／ 支配の正統性を民意に依拠するものでなくては
,.ｨ ニ ニ二二仁ニｲ ! 丶. _ ＿/ そのためには選挙に勝たなくてはならない
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l!.:.:.| i /二三ヽー─‐──一 ｭ､
／i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ; ! /, /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,イ.:.:.ヽ.
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ｲ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.
l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,_.＼ ゝ -‐ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノL.＿
∨.:.:ﾍ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞'" ＼＼ ／＞＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.＞'´.:.:.:.:.:.:.:ﾊ､
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ これによって国政選挙が行われることになった
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 投票権は資産を有していたもの等に限られる制限選挙だけどね
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ) . j /／ あっなーんだ国民総選挙じゃないんだ
/ ＿ノ_, イ＿ まぁそうでしょうね
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | 現代人は拍子抜けするかもしれないが
＼ `ー'´／ 比較して見てみよう
/ ∩ノ ⊃ ヽ 例えば1908年に清朝も立憲君主体制を実現するために
( ＼ ／ ＿ノ | | 議員選出の選挙を行ったが極端な制限選挙で有権者比率は約0.5％程度
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／
ゝ ,､__, イ／ ひぇええ低すぎ
.y' |ヽ／ | ＼ いくらなんでもそらないでしょ
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ | __
|::::::（ （ ●） （●）| ／_} l'':,
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ／_ﾞ''iﾞﾉ､ﾉ そうは言うが
| |r┬-| | ,:'`;:'／ﾉﾞﾉﾌﾞ 1889年の大日本帝国の有権者率は1％
＼ `ー'´／ /`/ / ノ-〈/ 1900年に2.2％
>'ﾞ:: ‐'"ﾞ./ ヽ.,' ~ ／ そして1919年は5.5％
／/::::: ', / /
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ へぇそのぐらいなんだ
ヽ ∩ノ ) . j /／ そうなると1912年の中華民国は2％あたりかしら
/ ＿ノ_, イ＿
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ ） なんといきなり10％の約4000万人が有権者となったとのこと
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.| ヽ 当時からいえば超急進的な選挙制度をいきなり採用したんだ
|::::::::/ ⌒ ⌒ | ）
|:::::::〉 （ ●） （●）| `ｖ'⌒ヽ／⌒ヽ／ ,. ‐- .. _
（@ ::::⌒（__人__）⌒) .／ __ ｀` ｰ- 、
| |r┬-| | , ｨ／ ゝヽ￣ヽ ｰ- '
＼ `ー'´ ／ _ ／ { {ヽ、_ ヽ' ﾉ_,.〉
イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-_ -ｧー- ､＿ ... -‐ ' ヽヽ、｀＞､..ﾉ=┘
／j >-‐ ' ´／ / / ／ _ノ ＼ `ｰ '!
, -‐ 7´/{⌒| ／ _/ ｊ ＞‐'
/ / /／| 〉‐ｆ／ ＼' ! , ' ´
/ ,' > .|/ ﾚ ﾟﾉ | ,.. -‐ '"
/ { ヽ | 〉 ／＿＿ ｔ ,. -‐ ' ´
| ヽ| / ／ ' ` ヽ、 ／
| ｀!/／ ／
γ´/ 丿ヽ
.-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノu ヽ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
. ヽ | | j /／ げぇっ大日本帝国超え！
. ゝ|＿| イ／ 頑張り過ぎじゃないのそれって
ハ ／ | ｀＼
.∽／ ７ , ）
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／ だから崩れた時の衝撃は半端なく後遺症も凄まじかった……
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. ちなみに日本は1925年で20％に達する
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l
γ´/ 丿ヽ
.-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノu ヽ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
. ヽ | | j /／ げぇっ大日本帝国超え！
. ゝ|＿| イ／ 頑張り過ぎじゃないのそれって
ハ ／ | ｀＼
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／ だから崩れた時の衝撃は半端なく後遺症も凄まじかった……
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. ちなみに日本は1925年で20％に達する
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l
∧_,,∧
､-‐'''""''''＼ /＼. (｀･ω･´) ／ヽ
＼ ＼ | ⊂ ⊃ | r--─‐i
＼-‐'''""'''' ヽ／@/ く ＼ / r─--‐i | |
＼ ∧_,,∧ ∧_,,∧（ノ⌒ヽ）∧_,,∧ | | ∧_,,∧ |--─‐''
○○･ω･´) (｀･ω･´)∩ ∩(｀･ω･´) ''─--‐| (｀･ω･´)∩
ヽヽ｀ ヽ'´） ⊂ r ' '-､ つ ⊂ ／
@〉 ,.- '´ @ﾉ / ヽ '､@ r‐' /@
〈_ノ´..................（ノ⌒し'......................'､_l⌒'､）................｀""ヽ_ﾉ
............::::::::::::::::::::::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::............
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そこはひとまず置いておいて
遂に開くというのか優曇華の花ともいうべく民主政治
300を超える空前の政治結社ブーム到来
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
| ／＼ | ／|／|／| ドドドドドドドドドドドド!!
| ／ ／ |／／ ／ ／|
| ／ ／ |＿|／|／|／|／| (´⌒（´⌒｀）⌒｀）
| ／ ／ |文|／ ／／ ／ (´⌒(´祭だ!!祭だ!!｀）⌒｀）
|／ ／. ＿.|￣|／|／|／ (´⌒(´∧ ∧⌒｀）｀）｀）⌒｀）
／|＼／ ／ ／ |／ ／ (´⌒(´（,ﾟДﾟ ）つ ｀）｀）
／| ／ ／ ／ヽ (´⌒(´⌒ (´⌒（ つ |〕 /⌒｀）⌒｀）
| |￣| | |ヽ／| 遅れるな!! ( | (⌒)｀）⌒｀）
| | |／| |__|／. ∧＿∧ ⌒｀）.ﾄﾞし'⌒＾ﾐ ｀）⌒｀）ｫ
| |／| |／ (´⌒(´（ ´∀｀ )つ ド ∧＿∧⌒｀）
| | |／ (´⌒(´( つ/] / ｫと（ ・∀・ ） 突撃――!!
| |／ （ | (⌒)｀） ｫ ヽ[|⊂[] ）｀）
| ／ （´ ´し'⌒＾ﾐ ｀）｀）ｫ (⌒) |
／:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ､
7:.:.:.;.:.:./:,:.:l:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:｀`
ﾉ:,:.:.:j:./:.;l:.:.l:.:./l:.i:.:.:.､:.:.:.i:.:l:.:.:.:.:.:.ヽ
/ｼ:.:.:l/ー- ､l/ ' l:.:.:ハ:.:jl:.:ﾄ:.:.:.i:.:.:ﾊ
ｊ:.:.:.l ｒ'示ミヽ ｔ/-一_l:/-､j:l.:.:.:ｿ
+､:l ﾋｚﾘ 笊示､ ':.:.:j:'
l.l ｌ i ゞツ /､/
ゝ,ﾊ ' /i .}
ヽ －- ､ / ／
ｒｪｪｚｘ､_ i＼ ｲ｀ 国民党が選挙で第一党になれば袁世凱が嫌がっても
,.､/_ﾆﾆニﾆヾﾏﾍ. ヽ イｼｪｘ 国会の指名で内閣総理に就任できる！
/ﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｘﾆﾆヽﾍ ￣ 〃ﾆ＞ﾑ__
＿ __ノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｘ＞ {/ﾆﾆﾆ＞ﾑ
γﾆﾆﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧ｘﾆ/ヽＹ /ｘ≦ﾆﾆニﾊ
/ﾆﾆﾆﾆﾍﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆＴｘｪﾑ-ーｼﾆニ|ﾆﾆ＞エ ､
/ﾆﾆﾆニﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆ!ﾆﾆニ|.0ﾆ!ﾆニ!ﾆﾆﾆﾆiﾆﾆ≧､
,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆニ|ﾆﾆ|ﾆニｌﾆニﾆﾑﾆﾆニﾆヽ
lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl_ﾆニﾆ!ﾆﾆ!ﾆニｌ_､ﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆY
lﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝヽﾆニ|.0ﾆ!ﾆ.ｔ_／ﾆニﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆｌ
ノlﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｀ﾆニ|ﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾊﾆﾆニﾆi
/ニｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌﾆｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆYﾆﾆﾆﾆｌ
jﾆﾆﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌﾆｌﾆﾆﾆ＞-､_ﾆﾆﾆニﾆﾆｌﾆﾆｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆl
ﾊﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｘ－＝´! _/´ ヽｚー ､ﾆ!ﾆﾆ!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆl
jﾆﾆﾆﾆﾑﾆﾆﾆﾆﾆ/､ { ｀` Y ＼一 ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆ!
/ﾆﾆﾆﾆﾆ∧ﾆﾆﾆ/ ` ノ |, ヽ ＼ _ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ﾆニﾆｌﾑ
/ﾆﾆﾆニﾆﾆ∧ニ/ .rｔ, ∥ i i ＼ﾆﾆﾆﾆlﾆニﾆjニY
/ﾆﾆﾆ＞一ﾆﾆﾆﾉ lﾆ! ∥ ｌ l ヽﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆｊﾆﾆ|
/ﾆﾆ＞´ﾆニﾆ＞{ ,ｘV .∥ l .l ｊﾆニｌニ/'ニニｌ
{／ﾆﾆﾆﾆ／ﾆニﾍ ´ ′ /ｊ l ! ｊﾆﾆﾆ!ﾏニﾆﾆﾆｌ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
選挙に勝利した多数党が権力を握る政党内閣のルール
その有力候補は他の党派と合流した宋教仁が実権を握る国民党
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,､‐'"´￣｀ヽ, ,､-‐- ､
´ ,r'"｀`ｰ- Y ＿ ＿ r'"´ ,,､-､ ｀`ヽ ,r'ﾞ´￣￣｀`ヽ,
. ,!´u レ'´ ,､-'´ヽ, -‐- ､ },r'ﾞ´ ｀ヾ ,!. /´￣｀ヾ ヽ
/ ＝= 斤/ / _,i ﾞ｀ヽ､ i! -‐､ ,ｨﾆ､ i ,ｲ / `､ ﾞi
､ ,:; ,」,/ ヽ ,ヽ ,! ヾ 'ﾞ~`, ,!ｲj !,ｨ=- V､ l
, ,〉 ,r､ / ,ｨｪY､-‐''"´V ｀､ 」 - ヽ ｀`j / ;:.´ ｿ ,!
ヽ､ ' ￣Λゞ-─‐- ､ ﾘ -‐､ ｿ ヽ,' ｰ-‐ ,! /ﾄ､,､ ゝ､ u Yゞ ｲ
`, ｀ヽ､‐'ﾌ´ ヽ ｰ{ '"´:;V!ﾄ､ ｀､ // !＼丁｀, ,i ,人
..:ヽ ,ィ｀7 `, / ,:;;;:;! ,! , ィ´ゝ-‐'´/ !.;.;.;｀i / ,ィ／ヽ
.:.:.:i＼ヽ〉 iﾉ `､ '´ i 〉 ,､‐'/.;.;,! ｀ゝ＜´ ,!.;.;.;.;.;｀`ー, -‐'´: : : : : ｀､
.:.:.:.:＼,! i ,ｲｲヽ ｀､ !人 ,､‐'´.;.;/.;.;.;.;ﾄ､/} ,/｀ー/／.;.;.;.;.;.;./: : : : : : : : : : : `､
＼.:.:.:.:i / / ! l ゝ- ゝｲヽ ｀ヽ､ /.;.;.;.;.;.;.;.;＼ /i /^i / ￣!.;.;.;.;./: : : : : : : : : : : : : ,i
.:.:.:＼.:.:i /｀V | ／＼/､/ ﾄ､!.;.;.;.;.;.;.;.;.;i￣.;.l / | /.;.;.;.;/.;.;.;,/: : : : :,､-─- ､､: : ,|
.:.:.:.:.:.:.:.:〉-‐─- ､ _ ,ィ /＼!'´ ,! ￣/ i }.;.;.;.;.;.;.;.;.;!.;.;.;.;,ﾘ | ,/.;.;.;.;/.;.;.;./: : : ／: : : : : : : : ヽ､!
.:.:.:.:,r'´二二ﾆヽｰ- ､! / ,ｶ ,! / | i.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ.;.;.;＼ i/.;.;.;.;/.;.;.;./: : : /: : : : : : : : : : ,!: :,!
'"´::::::::::::::::::::::｀` 丶､ Y´ d | ! / ,! |.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼.;.;.;ヽ/.;.;.／.;.;.;./: : : /: : : : : : : : : : : |: : |
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`''ｰ､ | ,! / ,!, i.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼.;.;／.;.;.;.;.;.;!: : : :i: : : : : : : : : : : :.|: : ,!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国民党内からは急進的過ぎる宋教仁への反発もあったが
専制的体質である袁世凱の独裁化への恐怖感と
革命の熱を帯びた時代の勢いに呑まれそれを止めることはできない
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ｲ､: : /: : '
/: : : : :ヽ'
＼ヽ__}Vヾ: : :' : :∨
, -‐ ､ ノ/,､∧__ィ_ィ V
/ ヽ ｰ｀ ｀＼ V ´ 7z-ァ
V ', ≦7´ フ ｀ __ フ≧-ｧ
{ ', ｲ/´ ＜__
i イ７ ｀ヾ＜
i ', ｲ/7イ /ィ イ ≦＼
', ｲ/ / ヽ ヾ//ﾑ
', ', _＝-―--､ z=ニニ/ ィ / ´ ヽ ﾏ/ム
／￣＼ ', z≧ ＼ニニﾆイ∧/ ７ イ / ヾ i ヾ//,ム
. ｛ ＼ ∧ vz=-´-―-- ､ ｀ヽ マニﾆﾏ { ｀i / ´￣/ ィ ,､ } ヽ }//ﾑ｀
', `ｰ= ∧ ヽ: : : : : : : . ｀ ﾏﾆﾏ } ヾlイ ,＼ ´ ´} / ヽl ヾ } ∨ム､
ヽ ¨＜ ∧ ＼: : : : : : . ｀ ､ ﾏ｛ ヽ ´ /斗＼ , l＼/} l ＼{-ヾ
＼ ￣ ¨ - = ＿ 〉 ヽ｀ｰ-､: : : : . }ﾆ{ ｀l l７ヽ､ヽl ∧ ∧ ﾄ､,､ V/∧｀
＼ ￣ ＼ ` ヽ: : : : . . }ﾆﾑ. ', ヾｿヾ､_. ∨ 'ム斗/ `
＞ ｀ ｀ｰ‐┴､_ ムニム V __ ｀ヾｰ'斗匕' .／
＞ ｀ マニニム__∧ ｲ ｀＼ V;;; ／
｀ｰ= ...＿ イ ｀ヽ､ニニﾆﾆﾑヾ ﾆ7 ＜
＞ { ｀￣-､ﾆム二 イ :: :: :: ::V
＿ ＞ ¨ } ＿＿_ 八ニﾆﾆﾏ :: :: :: :: ::V
＞ , イ ﾏニニﾆ｀ヽ ＿ ｲニニニﾏ:: :: :: :: :: :: V
＞¨ ／ ,ー---― '" ﾏニニニニニニニニニニニマ:: :: :: :: :: :: :: ::',
.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1912年の夏から翌年の春にかけ
国民党は宋教仁の天下に治まり
そして辛亥革命と一体となった
その燃え盛る憲政への意志が
シナの大地を宋教仁の情熱の舞台とかえる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∧∧ ﾞ " ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ"
ﾞ "ﾞ" ﾞ"ﾞ " ﾞ" (`(,,ﾟДﾟ)
ヽ::::[：|つ ﾞ "ﾞ" ﾞ "ﾞ" ﾞ"
ﾉ;;;;;i;;ゝ
ﾞ "ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ" し`Ｊ ﾞ "ﾞ" ﾞ"ﾞ" ﾞ"
ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ " ﾞ"
ﾞ "ﾞ" ﾞ"ﾞ" ﾞ"
∧,,∧ ﾞ "ﾞ" ﾞ "ﾞ" ﾞ" ∧,,∧ ∧,,∧
ミ,, ∩,∩ |ヽ,,ノi ∧＿∧ ∧＿∧ ∧,∧ ）ミ,, 彡
∧∧(,, ∧,,∧ )∧∧（ ∧∧ ∧,∧ ∧,∧ ∧,∧ ）( ∧,,∧ iつ ﾐ)
.(,, )| ミ,, 彡 (∧＿∧( ∧,,,,,∧ ）∧∧（,, ） (∧＿∧ ミ,, 彡 ∧＿∧
(| ,ノ (ﾐ ﾐ) （,, ） i （,,, ） ( ,,)i ノ（,, ）(ﾐ ﾐ) （,, ）
| |〜 ﾐ ﾐ （ ）.| とi iつ(| ,ノ i （ ） ﾐ ﾐ （ ）
し`Ｊ ∪ ∪ ｜ ｜ | ｜ ｜ | .,| |〜/ソ ｜ ｜ |. ∪ ∪ ｜ ｜ |
ﾞ "ﾞ" ﾞ"ﾞ （＿（＿） （＿）＿） し`Ｊ （＿_）＿） （＿_）＿）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
自身六省を回って全力で支持を訴え
その各省の有権者であるインテリと在地有力者たちは
新時代の勝ち馬がどの党であるのかを判断した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_
ｨ´ ｀i ＿
|i_＿_i| ／/￣〉
| -= | / ｀‐/
| | ./ 7 ,. -=、
| -= | / _/ ／ ／ヽ!
ｒ＜｀ヽ | | ./｀ .7 .／ ヽ／
｀ﾞ< ヽ、 | | / / ／ .／ __
ヽ、 ＼.__/ ､ / `' ／/./ ／ .／ __ 〈 ｀､
ヽ、 ^ | / ｀ ／ 〈 ｀､ V´ ヽ
' , ﾉ ∠_,．‐''´ﾏ> V´ ヽ | i
', / " ﾞ ,_,.>'´ Y´ ＼ ', ', | | _
゛､_ ′ ´ , '´ ' , ＼', ヽ_j | /´ 〉
, -'── - ､ ,. '´ __ ＼ ＼ 〉´ /
,. ．''"￣￣￣¨''ヽ＼ ､_.／ 〈 ｀ヽ ',､ ! /
.///////////////＼＼i ＼ ´｀ ` }
//////////////////＼＼ ＼ /
./////////////////////∨ ＼ l! i_
/ //////////////////// ∧ ,､ У l! l!,lレ'´￣＼
.////////////////////////∧ | ｉ ／〉 |!,lﾚ''´::::::::::::::::::::::ヽ
///////////////////////.∧ ',.| | ／〉 _ / 〃´ｽ. ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
//////////////////////.∧ ｀ / ヽ＼／./' ／∠_ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/////////////////////./ ヽ＿ ､丿 i ,.-─' r|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
////////////////////./ ／ﾆﾆミ､ ,ゝ=- ､／ {＼.「「レ' |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
///////////////////./ /::: ヽ-､ｎ n 彡─‐-ミ､ ＼￣(__,,..|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
//////////////////./ !::::: |ゝｰ≧､っ,!::::. `! ,>'´ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/////////////////./ |::::: i |{,. ｰｰ.､Y !:::::: | 〈 / ,. -ｰ! :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
////////////////./ .!::::: ', !l;;;;;;;;;;;/|!.|::::::: ｉ | 〈／;;;;;;;;;;! :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
シナ及び世界的にも有名なカリスマ顧問を戴き
圧倒的な勢いを得ている若き理想主義者が実権を握る
あの党を
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼:三::／i:::|
|:::::::〉（ ○）::（ ○）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| u |ｉ|!i|!| | 国民党を！
＼ ｀⌒´ ,／ 選挙という新時代の天の声は宋教仁の理想に応えた
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
〃 ,ィlく¨ﾏﾆﾑfﾆ=-x |i
〃 ,ｲ=ﾑУ´.ﾏ≧ラ''¨´ ｉj
〃 ／´ﾏﾆニﾌマﾆｘ､__ ∥
∥ /f=＝ﾆﾆﾆﾆr=xマﾆア .∥
{l ,ｨ升j // rx `マﾝ. 〃
|l //. // jﾆﾑ 〃
i1 {/ // ﾏﾆ{. 〃
ﾏ. jン ｀¨¨ 〃
}i fi′
＞-― ､ ;ﾘ
＞ ヽ ;ﾘ __r‐-≧x_
＞ ＼. ﾇ _,≧; ; ; ; ; ; ; ;`';ゝ､
,__ ＞ ヽ ﾏ 彡;.ｨｱィｱ'j ;j;.; ; ; ; ≦
〃 }ノ ﾏ j;.;/ ＼ヽ, ´ ヾⅣ; ; ;ミ
.〃 | ﾄ､ ∧xx￣ , ≦三｀ﾚ; ;ﾑ
{! _ -‐ ''" ヽ､ ﾉ ;ﾘ: :.＼＿＿＿＿＿ {V' r‐- _ ＼ ﾚ; ;ﾊ __
.i _ -‐''" `く: ,': : : : :.＼.: : : :. :. :. :.ヽ 八 !:::`:::‐-`ヽxx /ン _/ )
ﾑ -‐''" i /.: : : : : : : : : : : : : : : : :. :.ヽ. ヽ. !: : : : : :7 /ﾌj ／､ヽ／
. ﾊ | / }.: : : :. :. :. :.ヽ : : : : : : : : : : ヽ _ ｒ‐=＝ミ _j.ヽ｀-== ' ,ィ-‐' γヽ ｀ 〉
..∥ j { i : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : :.ヾ ミ､: : : : : :ヽ: :｀¨¨ﾌ"´ ∧ヽ , ｲ
.∥ ＞''⌒く 乂 V.: : : : : : : : : :.ヽ: : : : : : : : : : :ヽ: :ヽ: : : : : :.ム {_ .∧____イノ
∥ ＞''" ヽ ｀V: : : : : : : : : : : }: : : : : : : : : : : : : : :ヽ.: : : :. :.,入ﾏﾑ.. {: : : :／:{
{ﾄ ＞''". } ‘， V : : : : : : : : : ﾘ.: : : : : : : : : : : : : : :: :: :: :..／ ヽ: }!:.ヽ `ﾏ: : : : ﾊ
.`ﾏx , -‐' j ‘， .V.: : : :. :. :. :./: : : : : : : : : : : : : : :／: ;／ ヽ!.!:./:ヽ_ V: : : : ﾊ
. `ﾏx ／ ,イ ； j.: : : :. :. :. :./.: : : : : : : :. :. :.r=r＝='' }: ／: :.ヽ}: : : : :.ム
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
結果！
参議院・衆議院の両議院862議席のうち392議席獲得の圧勝
袁世凱系の党や他党を大きく引き離しての勝利
国会の絶対的多数を占めることとなった
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iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii＼ヽiiiiiiiii/
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii ＼`─'. ┃ ━╋━ ┃
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii／ ＼ ┃ ┏╋━┓
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii／ ＜ ┃ ┗┛ ┃
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii／ `i ┃
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii／ ___,,,--''' |. ┃ ┏┳━┓
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii／,,,,---''''''__,,--'''iiiii | ┃ ┃┃ ┃
￣'''''''---iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii／ / _.,,-'￣i ,-~,iii .| ┃ ┗┛ ┛
￣''''-,,,iiii/ / ﾉ i´; -〜ii ／ ┃ ＿|
,,,----;;;,________ ``i | / o ,-、'''ノ￣| ┃ ／|⌒i
;;;＼-〜 `--;`─-;,__;;;`i ハ`ヽ,,____,,-'￣ |ノ,,--ﾉ ━━┓ .´ ! !-
;;;;＼~-〜: . o i`´` ハ,i,,,,,---'''',,--''''|彡 ﾉ ━'' え
` `---`≡=------─'`i iii `--''''￣ |彡）. ┃┃┃┃┃ ┃
＼` `ー- i' ,,,;;;''''''''''´´ `,i´ -、＿,,,,,,,,,, .|,彡`i ┃┃┃┃┃ ┃
＼` ー＼ (,-、,;-' ＿,━.、`l . |,彡| ・ .・ .・ .・ .・ ┃
＼`---＼ ,,-'' ,━━'"" ,-''''┃ i .|,彡|
,_____ミ .＼`---.＼ ヽ .┃`'''''￣￣,--、┃ , |彡|
ヽ ＼`----＼＼ ＼= i ⌒ i i=┃ | /彡| /⌒レ^ii~ヽ
ヽ.＿＿`ヽ ＼`----＼` ＼＼=i,,,,,,--.i=:/ / ／| / `ヽ ∩
ヽ `ヽ ＼`三三＼ `━━'''"" ,,,i／ .| / | / `--
`丶＿＿＿￣￣￣￣,'''''''''''''''─--'''"""" |/ | /
￣￣￣￣ | |/
／ ＼ ＼ゝ
ｱ´ ヽ ＼ ヽ i ヽ＼
〃 ヽゝ‐-ヽ}＞v} { | ＼}
{ ヽ ハ} 〃 ＿_ ヽ f⌒∨ }
ﾚ l {ヽ }＼{ }' ／/ィ乏心〉 }/{ ﾉ} |
|/{ .| ﾄ ∨ '‐´ 乂_ツ 〉 / N
. ∨{ N⌒゛￢ヽ ¨´ } {
}ﾊヽヽ , = 爪 ﾘ
{ヽ'´ i ハ/
＼' ｀ _, -┐ / } ∨ 大勢は既に定まった
ヽ ヽ / / .|＿ヽ-― これで政党が責任を持つ内閣制は必ず成功できる
＞ ￣ ＜ ＼__
＞ ＿ イ ヽ
／ ＿ ´￣ ＼
| |＿／-‐
＞イ￣ ´￣｀
:::::: :: ＿＿＿＿ ::::: :::: ::
:::::: :::::／.::::::::::::::::::::::::.ヽ ::: ::: ::
::: :::|.::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|:: ::: ::
:::: |::::::::/ ─ ─ | :: ::
:: （@ :: .（○） （○）| : ::::
: | :::::⌒（__人__）⌒) : ::: この勝利によって次期国務総理（首相）は宋教仁でほぼ決まった
:::: ＼ ｀ ⌒´ ／ : ::: だがその背後に忍び寄る黒い影が……
:: ノ ＼ : :::
／´ ヽ :::
L;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:: : : ;;;;;;;;;;;;;,/: : : :
:ﾞl,;;;;;::::::::::::::::::::::::: ﾞ┐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : ;;;;;;;;,i°
'"┐;;::::::::::::::::::::::: ｀-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : ,,i´
:::::;ト;;;:::::::::::::::::::: `'r,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : ::,,〃 ､"
:::::;;;ﾞl;;;;;;:::::::::::::::: ‘'ヽ,,、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,､‐" : ､｀
::::::;;;;′;;;;;;::::::::::: ~ﾞ''―ｖi､ｖ,,rィr‐冖´ ､"
:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,、:::: : : :
:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞl,"ｰ-,,_.: : : _,,,,-:,,ll″ : :::
:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞll, .~''ヽ〟 : ..,,,,ー''''"｀ ,,llﾞ｀ : ::::::::::
:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;ﾞll,、 ｱ'x,,: : ,,r・“,! .,,ilﾞ゜ : : :::::::::::::::
::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,;;::::::'ﾞlll,,,,_ ＼,,ﾌi､: ..: : : : : ::,i´ﾞ'ｰ'" ..,,,,,,,lllﾞ゜: .r:::::::::::::::::::::::
ﾞl,:::;;;;;;;;;;;､rl!',ﾙ;::::::::::::ﾞﾟﾞﾞllllWlwea,ll,、::::::::::::::::::::,,,,,,llllllllllllﾞlﾞﾞﾞﾞﾞ” .,/_::::::::::::::::::::::::
: ﾟr,、;;;ｯｌll|巛`K::::::::::::,"｀: : : : : : : ::::::::::::::::::::::::｀:: : ｀:、 .,ｲ:二、:::::::::::::::,r
: : :｀''"----i､,,,廴::::::::lﾞ::::::::::::::::: : : : :::;,: ::::::::::::::: .! ,/:::｀:'ﾆ,!ﾌ`｀:,,-″
: : : : : : : : : : : : :ﾞL:::::::ﾞl::::::::::::::::::::::: ::;,/ : : : ::、: .,! .,√:ﾞﾞﾞﾞﾞ‘ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ"＾: : : :
: : : : : : : : : : : : : :ﾞl，:::::'．::::::::::::::::::::;;ﾋ,、 _,,‐ " .,l°: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : ::ﾟ'li,,,::ﾞl::::::::::::::i､::::,,,,,,,,,,,,,,,,,,i,,,,,,丶 : ..,,i´: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : :,,,,,will゜ﾞﾞlliili,,、::::::::~｀ﾞ!lllllllllllllllﾞl!!ﾞ゜ ,".,,r･`lr,,,,、: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : ,,,r=''ﾟ″:::,l°;;;;;ﾞﾞ!!lliii,,,:::::::::::::,,i不-、: ..,,,llf″: : .ト .~ﾞ''=i,,,、: : : : : : : :
: : : :.,,rl'“｀:::::;;;;;;;;;;,l°;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞ!!lllii,,,、::::: : : : : .,,,,iiil!ﾞ°: : : ﾞi､: . ﾞﾟ''=,,_: : : : : :
: : .'″: : : : : : : : ｀°: : : : : : : ｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ″: ｀ﾞﾞﾞﾞﾞ°: : : ｀′: ｀ﾟ": : : :
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ＞）u（＜ ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ あの宋教仁さん
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! 袁世凱がすごく怖い顔で睨んできているんですけど
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
ー=,: : : : : : :l: : : : : : : : /l: : : : : : : : l: : : : : : : : : : : : : : : }: : : : : : : : :!: : : : : : : l: :ヽ
/: : : : : : :l: : : : : : :/ {: : : :/{: :/ l: : : :/ l : : : : : : : : / ∨ : : /: : l: : : : : : : :l: : : :、
. /: : : : : : : : !: : : : ,: ! l: : / ﾚ' l: : / l: : ﾊ: : : : :/. ∨ /ハノ∨: : :j: : :l: : : : .
/: ｲ: : : : : : ハ: : : ﾊj ハ/-=＝＝ﾊ/=- ﾙ/ l: : : :/ ,.z==V＝=- ∨ /: : :/: : : : :l
´ l: : : : : : : : : l: :l ハﾙ' Ⅴﾊ: /: : : :l｀ヾ
. |: : : : : : : : : l: l l/: : : : :l
. |: l: : : : : : : : :l} ': : : :ハj
. |:,j: : : : : : : : : ! ,z≠≠≠=x ,z≠≠=x ': : : :l'
ﾘ l: : : : , -、: ! l: : : : l
. |: : : /, ハ: l i!: /ﾊﾘ
. l: : / l ﾘ! l lⅣ
ル'{ j j l
ヽ 丶 { '
. ＼ ＼ 、 / 袁世凱もこの結果を嫌がっているだろうが
l: ﾄ. ヽ γ二二二二二二ﾏ / まぁ恐れることはないよ
从: :｀ イ、 { . - ―‐ - 、 } ' たとえ奴が約法を破壊し民国に背く時が来ても
}: : : l ＼ .´ y' ／ それは自らの墓穴を掘って滅亡する時でもあるんだ
l: : : | 丶 ゝ、 ／ ／ だって我々は選挙に勝ったんだからさ
ハﾊj ＼ ｀￣￣´ ／!
|'´￣ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| '/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| '/:::::::::::::::::::::::::::::::::::
', .乂::::::::::::::::::::::::::::::::
＞｢', } `ト｡:::::::::::jI斗＜
〃. │.', { ￣
{{ , ' ‘､ミト ., ､ i:. ／ jI
乂 ′ , ＼ Ｏヽ, |::. jIィＯ
`ー‐＜', ｒー‐一Jｉノー─‐
′ . | ﾉ ､
＼ _ｰ'′
_}: 〕ト。 ´ ￣｀ .ィ
＞ 'ﾞ '/ 〕 ー‐ ＜
jI斗----ミ、,＞ 'ﾞ }、 '/ /
.. , ..::´:::::::::::::::::::::::::ト ., _ '/ /
／:::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ ￣￣ミト ., '/ ′/
. /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ , '′─-- ｀ﾞ'ー 'ﾞ´￣
′:::::::::::::::::::::::::::::: / / i
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / |!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
けどさぁ……
その議会手続きを素直に受け入れ権力を手放すのかしらあの人
とてもそんな人には見えないし
そもそも依然として中国で最強の軍事力を持っているのにさ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 袁世凱は宋教仁に対し懐柔策をとるも通用せず……
| u. ｀ ⌒´ | 仲間から袁世凱には気をつけろとの警告があっても
＼ ／ 宋教仁は楽観していた
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
／::/::::::::::／::::::::::::::::::::ヽ ト::::::::＼::ヽ:::ゝ
／:::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::＼
￣/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::ﾄ:ヽ::::｝:::::::::::トミ=ー
/::::::::::::::::::!::::::::l }::::::::ﾄ::::ﾊ ハ }::::::::｝:::::∧ ＼
∠｛::::::::l::::::::iﾄ::::::::iﾄ::::∧::.}::ﾘ V从リ:＼|:ﾉ::乂＼}
ll l ﾄ ﾊ !＼{_〉 iﾘ ﾘ乂 彡气 ﾘ ｀`ﾐ:::ﾉ:从 ｀
ﾘl::::从zⅤ￣丁=- ィ壬笊ヽ .ﾊYﾘ
ﾚ‐Y ,ｨｆ'芹≧ 乂ツ. ﾘｒ .}
{ .ﾑ 弋ツ ..l ￣ ./
ヽ . ', ￣ j .ﾄノ
ヽﾑ 什
ﾚﾘ'､ ｬ ￣｀ｱ ｨﾘ 見えぬ影にビクビクするようなもので
.ヘ ｀-== ' ﾄ 、 心配するに必要ないよ
／//.f .丶 , ' !≧ｭ,、、 答えは得たんだ大丈夫
,, z≦//／ 7 ', － ﾄ ＞zﾐｭ_ 中華民国も俺も頑張って行くからさ
,,ェ≦/z≦ V ﾑ ＞z≧ｭ
.l´//≦ V ', / X ＞//ﾐｭ
,, z八/ﾑ .ﾑ ./ ﾑ ﾑ/八、、
rェ彡////.ﾑ/ﾑ .ﾑ ゞ / ﾑ ﾑ/ﾑ////≧ｭ、_
///////////.ﾑ/ﾑ ...ト ﾑ ﾑ/ﾑ//////////ﾐｭ
/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ':,
/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::jI:::
i'´｀'/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ │
| ∨/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / |
| '//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ,
| . '/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ′
∧ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::／ .′
∧ ＞ ，:::::::::jI斗＜ ./､
／ ', ‘'ミト ., ￣ jI斗， .}
､ ＼ oヽ .ィo / /
＼. ー‐一 ー‐ イ / ′
`ー ', ! ﾉ , ! /￣
r===:.､ ∧ ｀_´ ./{
. ＞-──-ミ.,_ .ト __ ﾉ／ ＞ ´￣｀ ＜ |､
／::::::::::::::::::::j才 r‐ -}、__, {､ / 〕ー一〔 ′ ﾞ' ,
〃::::::::::jI斗＜ { 、 .}､ '/ / , ﾞ' ,
. ijI斗＜ ＞Y´ ＼ ＼＿ '/ ./ / ＿／
. | ／ }. ＼ }／ ,′ ｀ヽ,__,.斗 ￣￣
. / ／ { 丶. `ー'/ /
. { / ／::ト ＿r一 {.厂／ ｀Y
.′ ./:{. /:::::::乂__＿＿彡7^~ :|!
. ﾞ ー‐' { /::::::::::::::::::::::::::::/ / :|!
. ﾞ .} /::::::::::::::::::::::::::::/ / ＿ﾉ!
:,: :(::)
/⌒''⌒) :,,゜ ' ,,,,,,,
(:::::::::::::::!' (::::::) ,/ ,ｲ￣｀Y
ヽ::::::::';''' ''`` 。 ／〈 { ◯ |
τ'::/ .;: / / ／| 廴＿ノ
)/ / / l | , ―― ､_ ., イ ,ｲ ,ｲ
。 ' 、 ;: 。 / / l | '――'''''' ／／ .//// , イ
`'''`~''・ / / l l ／／ ﾚ ﾚ ／／
f''`⌒( ,,,, !:(',,,,、 /／ Y ／／ ／／
,!,,,、( /::τ ノ:::::::::::::::::) / ／'" ／'"
:.、 !:::( ﾉ::`! o (::::::::::::::::::τ (:::,,;,;,、; 。
゜ (/ ⌒・ . ・、;::::::::::::;;.;`` ''
,,、.. ／/ ノ' /／'''`'`'` ` ..,,.. _,,,.、 ・ ,, ...:・..
π /;::::::::(,.,.(;;;::::( ,,., ・っ ;,;;( ):::::;. c::── '`'''::::::::::;''
):::::::::::::::::::::::::::/ '''''` ` '` ⌒ ` !.:::τ'' ``
τ !::::::::::::::::::::::::::::)／,,,,, γ :'`'``:!
(::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`' 、,:'::::::`:::,,,, !:::::ノ ・
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:レ::ア
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:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.}:.:. |:.:.:.:.:.:.:.,:.ヽ
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/ }:.／/ }:.:.:.／ }:.:.ノ}:.:.:.:.:.:|:.:.r--
{/〃 ノ::∠,,,_ム_ }:.:.:.:.;.|i:.:.',
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i Y;;¨ }／ ,;;;' 〃:ノ
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`ー―‐ ' i ,,r '
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L/ / | .
{i' / 八.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1913年3月20日
上海駅にて
刺客の放った兇弾により宋教仁は暗殺される
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-‐ '´ ヽｿ , ' ｼ
／ ,' ﾊ ､＼_/／
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ __ｎ'lilil＼_ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ .ハ (--) 从 |、i|
丿ﾙ| ／ ｀ニ} u |ﾉﾚ ﾘ
/＼_.＿三｝ イ_ おぉもう……どう考えてもこの暗殺の黒幕は
. / 8/ |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ー） （ー）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 反対意見もあるが袁世凱の指図というのはまず確実だろうね
| u ｀ ⌒´ |
＼ ／ 宋教仁は理想主義的過ぎたが故の強さと
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. 酷な言い方をすると現実の政治を理解できなかった弱さによって暗殺された
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
/ : : : : : : : : 〉′: : : ::::::|:/ |: :/│:{: : : |:..:/ 1ﾊ: : :..:.:::::::| |: ::: : : : : : : : ＼
／: : ::::::::::::::::::::}: /: :..:.::::::::|',__|:/ !/|: : :ﾊ:.:{ __,|i斗-- ::::::::| |::::::::::::::::::::::::::／
￣ ｀ヾ:::::::::::::::::|∧: : ´￣/二ヾ{==--!: :/ |: |===彡--ﾘ-|: : : ::::::::| |::::::::::::::::::::／
＼:::::::::}::::}: : ::::ｨ:iγ⌒ヽ＼ヽ!:/ :::! /γ⌒ヽ!:ヽ::::::/:j/:::::::::::::::／
. ／::::::/:::rﾍ:.:.:::::::l.乂:::::ﾉ ,. j' } リ {:. ､.乂:::::ﾉ|: ｲ::://{|::::::::::::::::＼
／::::::::::/:::::| ∨:! ::|ミ===彡ィ !.:.. ＼/..ミ==彡: : /.′j::::::::::::::::::::::ヽ
イ--――=ｧ:::| 冫リ∨..{:::::::::}..{ ,ノ}:.､:. }..{ }.....|: / ′ﾘ}:::::} ￣￣￣
/:::::ﾊ..い{ }..{ }..{ --―-- 、...{ ......|/ .′ ｲﾄ､:::,
ノ:≦ｉニヽ :、}..{ } /｣´￣￣｀i｣:, ｝{ }...′' ／::::|_ ヾ{ 違う！袁世凱は主犯ではなくただの従犯にすぎない！
＿＿,，イ二ﾆﾆ|ニニ＼:.}..{ }{ .′: : : : : : : :..:.,}.{ }.{ /¨´:/ヽ:!ニ=- 宋君を！あの宋君に刺客を放った首謀者は陳其美であり
ニニニニニﾆﾆ|ニｱ:､::::＼:.. }{,′r――― 、:.:}.{ }.{/:::: /ﾆﾆi|ニニニニニニ=- そしてもう一人の従犯は……なんと世間では尊敬されているあの○○○なんだ！
ニニニニニﾆﾆ|=/ニ ＼:::::: 、 ..{{/ ｝ ｛ﾊ}.{ }ｲ:::::/二ニ|ニニニニニニﾆﾆ
ニニニニニﾆﾆ|/二二 }八{ ＼｛∨ j./..{ ／|/}:ｲﾆ＼ﾆi|ニニニニニニﾆﾆ
ニニニニニﾆﾆ|ニニニﾆム ＼＼ー――／ ／ /ニニニ=ヾlニニ/ニニニニニ
ニニニニニﾆﾆ|二ニニﾆﾆﾑ ＼ 二二. ／ ﾊ二二二二ｉ|二 /ニニニニﾆﾆ ※ 個人の感想です
ニニニニニﾆﾆ|二二二ニﾆﾑ ー―‐ ′ ｛ニニニニニ|ニ.′ニニニニニ ※ 陳其美 蒋介石に強い影響を与えた革命家
,､ /i. _ _
. i::i ,':::!. i ヽ ／ }
.i:::i ,'::::i i彡i. /ミ/
. i:::', ,'＿i. i i__/ / _ -‐ フ
i::::', ＿,.-―-､_ /:＼｀ｰ‐' ⌒ _. '´
i::::::ゝ.､,...／／::::::::::::::ヽヽ､...::':::::::i.＼ _ ヽ ゝﾉ ソ∠.-､
. V::::::::/ i:::::::::::::::::::::::i V::::::::/ ヽ ヽi _,. -一'
. ＼::/. V:::::::::::::::::::ﾘ レ''" _〉彡ー―〈
ゝ ゝ- ､::;:-'" ヽ ,..::'::´::f iー――i
弋ィ´ミヽこ｡xｨ｡ﾌ⌒!´ ／::::::::::::ﾉ iー――ヽ
V_ ミ{ _ゝ_ iﾂ.く.／ ｀ー―/ i!―――iﾊ
ﾄ ミ. ヽノﾉｨ ﾚ' / i ――― i ',
::..､ /i ｀ ー´/ / ,.-- ､i V――― ｉ. ',
-'⌒＼_,／ ! i ,. -‐／⌒У三/7:ヽ V ― ―/ .!
f ゝ'"´⌒ゝ'' ／ /i三iﾐﾐ:三ﾐヽ. ヽ二二/ ,ｲ
／ ゝ- ､＿,. -‐'" i i/ﾆiVﾐ三三入 ／ﾐj
/ / ヽ入川＼三ソゝ―'´三/
i / ヽ＼i弋弋三三ﾆレ'´
.､ 人＿＿＿,..イ ｀ーー┴┬ー‐'"
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
この事件によって中華民国の歯車は一気に狂うこととなる
第一党になった国民党だが
大総統である袁世凱との対立は激化していった
正体を現し議会を無視し始めた袁世凱
紛糾する国会は解散するわ10月には袁世凱は武力を用いて国会を包囲し
大統領選挙の実施を強行し再び大総統に就任するわとやりたい放題
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＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ノ ＼ ｉ:::::::|
|（─） （─ ） 〈::::::|
(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| u |
＼ `ー'´ ／ そして議会の同意を得ることなく
,-- ゝーー ___／ /ゝ--、 英仏露独日の五か国銀行からの大借款を締結
ｲ / |.!､ _____ ／ ノ | i
| i |,／(__）ヽ／ | l
＼人_从人__从_从人__从人_人从ﾉ／
＞ ＜
＞ 法律解決か ＜
＞ ＜
／Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒WY＼
,､‐'"´￣｀ヽ, ,､-‐- ､ 人人人人人人人人人人人人
´ ,r'"｀`ｰ- Y ＿ ＿ r'"´ ,,､-､ ｀`ヽ ,r'ﾞ´￣￣｀`ヽ, ＜ ＞
. ,!´u レ'´ ,､-'´ヽ, -‐- ､ },r'ﾞ´ ｀ヾ ,!. /´￣｀ヾ ヽ＜ 武力解決か ＞
/ ＝= 斤/ / _,i ﾞ｀ヽ､ i! -‐､ ,ｨﾆ､ i ,ｲ / `､ ﾞi＜ ＞
､ ,:; ,」,/ ヽ ,ヽ ,! ヾ 'ﾞ~`, ,!ｲj !,ｨ=- V､ l Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`
, ,〉 ,r､ / ,ｨｪY､-‐''"´V ｀､ 」 - ヽ ｀`j / ;:.´ ｿ ,!
ヽ､ ' ￣Λゞ-─‐- ､ ﾘ -‐､ ｿ ヽ,' ｰ-‐ ,! /ﾄ､,､ ゝ､ u Yゞ ｲ
`, ｀ヽ､‐'ﾌ´ ヽ ｰ{ '"´:;V!ﾄ､ ｀､ // !＼丁｀, ,i ,人
..:ヽ ,ィ｀7 `, / ,:;;;:;! ,! , ィ´ゝ-‐'´/ !.;.;.;｀i / ,ィ／ヽ
.:.:.:i＼ヽ〉 iﾉ `､ '´ i 〉 ,､‐'/.;.;,! ｀ゝ＜´ ,!.;.;.;.;.;｀`ー, -‐'´: : : : : ｀､
.:.:.:.:＼,! i ,ｲｲヽ ｀､ !人 ,､‐'´.;.;/.;.;.;.;ﾄ､/} ,/｀ー/／.;.;.;.;.;.;./: : : : : : : : : : : `､
＼.:.:.:.:i / / ! l ゝ- ゝｲヽ ｀ヽ､ /.;.;.;.;.;.;.;.;＼ /i /^i / ￣!.;.;.;.;./: : : : : : : : : : : : : ,i
.:.:.:＼.:.:i /｀V | ／＼/､/ ﾄ､!.;.;.;.;.;.;.;.;.;i￣.;.l / | /.;.;.;.;/.;.;.;,/: : : : :,､-─- ､､: : ,|
.:.:.:.:.:.:.:.:〉-‐─- ､ _ ,ィ /＼!'´ ,! ￣/ i }.;.;.;.;.;.;.;.;.;!.;.;.;.;,ﾘ | ,/.;.;.;.;/.;.;.;./: : : ／: : : : : : : : ヽ､!
.:.:.:.:,r'´二二ﾆヽｰ- ､! / ,ｶ ,! / | i.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ.;.;.;＼ i/.;.;.;.;/.;.;.;./: : : /: : : : : : : : : : ,!: :,!
'"´::::::::::::::::::::::｀` 丶､ Y´ d | ! / ,! |.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼.;.;.;ヽ/.;.;.／.;.;.;./: : : /: : : : : : : : : : : |: : |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国会での論戦を通じて
袁世凱の失政を追及する議会政治を続けるか
それとも軍事力を以て袁世凱に対して蜂起するか
この二択のうち国民党が取ったのは……
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,. : ¨¨¨ ､
／ ＼
,:' u 丶
/ u ',
i 。 。 ､ ､ ',
|_ 。 。 } { }
{{:ヽ 。 。 _ノ_ ﾆ＝ ,'
', ﾄ､', , ＿ '´ ,. -〈
',:i t｡{､_,. z≦＝=ﾐ , <Y.}
}｀丶 `{_ °; <Y } '
{ _ -_ノ:人
ヽ. Ｌ-￣ヨ _,. --=ﾆ´ もはやこれまでだ
＞､￣ -=ﾆ { こうなったらやるしかない！
_ -=ﾆ_´ 」 ＿_ ,. イ￣ ≧ｘ
／: : : :/ ｀ '´ ,x＜: : : : : : : : : : : ＞t
／: : : : : :{ / ／: : : : : : : : : : : : ／ヽ: ｀Y
{ |:,': : :|: :∧___／: : : : : : : : : : : : ／ l: |
/ {:i: : : l: : : : : : : : : : : :,. ィ´: : :./ __ヾ ＼
/ :{: : : :',:ﾍ:. : : :...::＞'´: : : : : :.∧ ｀丶 ':,
＿ ,ｨ
γ´γ二≧s。 ,. イ/
{ l {二二ﾆﾆ心ﾄ。 _{ -=≦二二≧s。
∨ 寸二二二ﾊ,.ｨ'^二二二二二二二ﾊ ,ｨ
∨ 寸=ﾄ 才´二二二二ﾆﾆ＞ ´ ﾘ ,. ＜/
∨ .／二二二ニニ＞ ´ γ^ ー ´ ／ 厂 T
∨>二二二二二／ ｧ---- <￣￣不 --.|
,.ｨ=ミ /二二ニニﾆ／ , ‐z＿ ,..イ／ ＞ ´ |...二..|
. f -へ{ﾉﾞYｲ{二二二ﾆ／ L. イ＜＞ ､＿_ ／ |...二..|
匸 フ } ∧ 寸ﾆﾆ= '’ _,.. -=::ﾁ γ二二二二≧s｡ .|...二..|
ｰﾍ=へ|fV__,ro_ｧ ＜ jﾉ:::／ ー-- _二二ﾆﾆ＼ .|...二..|
∧ﾄ--ｧ:// イ-＜V ¨ -=ﾆﾆV- ミﾒl
ー＜ ｛ Vr──- ミ ∨ミﾒl
八 寸≧s。_,／/ｨ＝ }＝ミﾒ}｀ ＜ ∨ヽ!
｀く ー-く 从／.イ^Y＝ へ} } } } iト----くヽ/
ヽ- ミ＼ ｲ,. ＜￣¨ Y:::∧ / / } } } } 才
__,.. く心 {＝={/ l- ミl ──=≦
_｡ｓ≦不ヽﾞ , ＼Vニニ/ ,. - ∨:: |
／ ,. ＜＼Ⅵﾊ ', l l Vニ={ ／,. ￣¨ ﾐﾊ、
/ﾐ, へ ヽ ヽ l l｜l l l _寸二/／ :{ V:. ﾞY
/＼{Ⅵ V , ﾞ从 ＞ ´ 八{ ‘ 、 ヽ:.',∨
{ミﾒ､}-=≦V,彡'´ .ﾉ ﾄ､ { :l ::| :ヽ＼
l＝.ｲ ｰ=彡Tl Y ∧ ! :| .::ﾉ:..｝
┏━━━━━━━━━━━━┓
まっ待って動いちゃ駄目
これは挑発よ
袁世凱は狙っているのよ
革命派のその動きを！
┗━━━━━━━━━━━━┛
j }ﾉ },
｡-‐ ￣ ｀ : ､ {⌒i ／ / ./.}
／。 ,ィ:::ﾊヽ ＼ ', ` ´ ,:' ｨ
, ﾟ /:::>'´ ヾ ':, { ヽx≦ニヽ ／
/ j::/ ヽ、 ',__ ゝ/:::::::::::::::::∧
7 // | u ／__ ﾍ }＞ ' ´￣`ヽ',
{,ｨ:::ヽ // }! ' /^ヽ ! 7 ) ∨
',´7 ヾ{ヾ'´ . -─┴- (_ヽ ' 7弍 ' i_ } そんなことは分かっている
∧{ o °'´ __ r:yノ,.ｲ ／￣￣ 〉 しかしこちらは追い詰められて行く一方にあるんだ
(Y_,.- _,.ィ´ _,入 Y´.／:ー≦(__ i Y 国民党議員は買収で次々と切り崩され
i ,:'´ , <￣:::::::r-! j´ ,.ィ＿ﾉ: : : : : :７ ﾉ .! この間は国民党派の三都督が罷免させられた
| ﾄ､<j}7::::＞'´_ノ__ ｲ:￣: : : : : : : : : : : : ＼ / 打って出るほかにもはや手段は残されていないんだ
ヽ、弋ー' トJ:,＞'7／￣ ∨: __: : : : : : : :.弋 ,:'
＞､ |: / ' }/ ｀ヽ: : :.{ { }ハ
─---x::'ｰ- _ ≧≦' }: : :.i { <:L∧
〈 ⌒ ￣ ∨ ＞' ´￣｀ -z_ i: : : :Ⅵ 辷=:i
γ´ ∨ ／ ﾄ､ }/Y: : Ⅵ F::(ﾊ
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ＞）u（＜ ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ ううう！まさか国民党自身が議会政治を放棄するだなんて
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! けっけど勝算はあるの？
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
-－―‐- .
´｡ﾟ｡°／￣￣ヽ 丶
∠_｀ｉ ″ ／／￣｀ヽ 」 ヽ.
, ' ﾆミi｣{{∠∠ニ二 _ |i |ｉ '.
. / . - _ .. -―- ､ ｀ヽ |l lj i
/´_ -‐''´ ＿_ ヽ lj - ､!
. //´ _ -‐''´ .:.:.:. ｀ヽ,＿_| / , -､丶
....-<⌒丶 / { ｰ〈 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__',___| /⌒ヾ｜
....／｀ヽ.__〉 ｉ |＼-＼ .:. , ― 、.:./:::::::ー| |ｉ ├- ､ | |
ハ ！ ', :.:`ー'.:./.::::::::::し'.::::::::::::::| lj ） }ﾉ | きっ厳しい！
. ,.ｲ 〉 ', ', :.:.:.:.:.:.{:::::::::::::::::＿_:::::::::} r‐､_ノ ,′ だが……蜂起は決定されたんだ
／} ', , :.:/⌒i, 一ｧ'´ /⌒/ ヽ.___／ ・ ・
, ′ ′ Ｖ⌒ｌ/ ′ ／⌒ ′ ／ 特にあれが……どうしても今すぐやるといって聞かないんだからさ！
／ ヽ ＼ `ｰ―一´ ／ /
....‐'´ ,. -―: ､ ＼｀￣￣￣￣ ! ／:
. -‐ｧ'.:.:.:.:.:.:. .:.＼＿ 丶､ ＿_ '´ ヽ／ﾝ'´／.:
Ｖ.:.:.:.:.:.:.:.:. .:.／: : : ＼_/ / ／／.: .:. .:. .:.
.:.:.:.: /.:.:/.:.:.:.:.:.／ : ／￣￣| ∠ -‐ｧ'´.: .: .: .:. .:. .:. .:.
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌoﾟ⌒ ⌒ﾟo从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／ 誰よそんなハチャメチャなことを決定したやつは！
ゝ ,､__, イ／ ああ涙が押し寄せてくる！
.y' |ヽ／ | ＼
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼:三::／i:::|
|:::::::〉（ ○）::（ ○）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒) 泣いている場合じゃないぞ
| u |ｉ|!i|!| | 1913年7月12日国民党は討袁軍を起こし
＼ ｀⌒´ ,／ ここに第二革命を発動させた！
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 江西省は独立を宣言し南方各省が次々とそれに続いた
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
i、＼ ／/
＼. ＼| |.:.:.:.:.:.:.:|::::::::::::::::::::::::::::::::／.:.:| |／.／
＼/ |.:.:.:.:.:.:.:|::::::::::::::::::::::::::／:.:.:.:.:| i／
、ゝ┤ |.:.:.:.:.:.:.:|:::::::::::::::::::／.:.:.:.:.:.:.:| i`ｰ.､_
>-´ ! .i、.:.:.:.:.:|:::::::::::::／.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ! `､_
- < ` 、.:＼_／.:.:.:.:.:.:. : ´ >
| ∧ ` 、 , : ´ ＿＿＿/ |
. | ｀¨|￣￣ﾐﾍ- 、 Y _ ‐７彡/ / |
| | ! |ﾐﾐﾍ＿｀.｡x人,r｡_´-‐′ / __/ |
.| ゝ┤∧ﾐ|‐、´ `´ﾞﾞﾞﾞﾞ`´-´i 〉/./ _ -一 ／ ホホホッようやく痺れを切らして立ち上がってくれましたね
× ∧ |ﾐ∧ミ‐-.､_,-‐彡/ //./- ´ ＿／ 結構なことですよ革命派の皆さん！
／ ＼＿__ ∧ |ﾐ| |ﾖ￣￣￣ /ｦ//./ _ -く そうですあのお遊びにお付き合いする時間はもうおしまいです
＿／ ノ⌒＼二‐- ､＿＿ヽﾍ |ﾖ ./ｦ/／ -‐ ´ / さぁ張勲さんに馮国璋さん
. ／γ⌒´ i .,｀∨ ﾍ.|乂＿ノ // / /
ﾉ .| ／ ｀| ∨ ＼二二／ ＼ -─── / /-‐⌒i
ﾉ ,- ヽ | ∨ ,、 ／; ‐ |￣￣｀＼＼. i_
＼ ,,＼ ο } / _,. -‐ ' ¨´ ~ ` ｰ /:::/ / ＼＼＿｀ーヽ
＼ ο＼__/／:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::/ ／--、.／ i:::,-‐ ￣ i__
＼＿ﾉ／:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::i i ￣´/ ゝヽ i:::i |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::i >-‐´＼＿, / i::::i /
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,. -‐ ﾞi:::! i 〈 /::/ .／ /
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／＼ヽ＿＿＿／／_ ＼＿／/
: : : : :/: : : : : /:.:.:.:.:.:.∨/:.:.:.:.:.:.}: : : : : : : : : : :: :ヽ ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
: : : :/: : : : : :ﾊ:,'⌒¨¨¨"¨¨¨¨¨i|ﾘ: : : : : : : : : : : : :. ≧ 遠慮はいりませんよ ＜
: : :/: : : : : : , , |ﾊ: : : : : : : : : : : : : :゜， ≧ 我々は反乱平定という ≦
: :/: : : : : : :,’:! :! ,: : : : : : : : : : : : : :::. ≧ 大義名分を得ていますからね ≦
:/: : : : : : : i ﾄ,,_＿＿_＿_＿ ,:!,,..{: : : : : : : : : : : : : : : '。 ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
: : : : : :/: :/ i ￣)(￣ ⌒} ,: : : : : : : : : : : : : : : ::
: : : : :/: :/ ,' }{ ii _’。: : : : : : : : : : : : : : :、
: : : :/: : ,¨¨¨'ヾ,,.. （＿） _,.ﾚ'¨⌒,{ : : : : : : : : : : : : : : :〉
: : :/: ::./气¨¨¨ﾓﾐヽ, ¨ _,,ｨ'ﾓ|ﾃ¨¨ﾗ人 : : : : : : : : : : : : /
: : : : :/ハ }⌒¨ ＝' '¨¨ |¨¨⌒ ∧: : : : : : : : : : : /
: : /:/冫Ａ :! '' } ’' :i /ﾉ人: : : : : : : : :, ’
: : : 八:((__〉 、 ﾉ ::! ,’_)）'’）: : : : :/:./
:ﾐ: : : : Υ⌒) _ヽ'¨ ,i .;、 /i⌒}! :ｿ/: : :/: :ﾊ＿
¨'''ー{⌒}: :i＼ ¨ニ:二¨´ ,..'.:.:| {⌒}!/ : : /:./: : : :丶
｀'´⌒! ＼ ／ 丶ﾄ::¨¨ :: : ::〈: : :: : : : : ’、
,.ｨ'’＾ヽ ＼ __,ｨ’ / i| : : : : : : : ヽ: : : : : : :}⌒ヽ-=二
ヽ_＿,.ｨ'’ / ＼ / 〉: : : : : : : : : ）: : : : 人 ＼
| ヽ / | , 、 ,、
, 、 ,| ヽ-――-、／/ ／/
ヽ ＼,／ ！ー ／ /ヽ、/
´ヽ 、 丶 / ヽ. ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
＿_＼ `ヽ ,´`、 ヽ、 ≧ 容赦なく徹底的にやってしまいなさい ＜
´ 、 ＼ ﾉﾉ / `、 ,-‐ , ヽ、 ≧ 奴らはお望みのようなので ≦
|＼_＿_ ! ／ ﾉ ﾄ、 ≧ 理想の殉教者にしてあげましょう ≦
|ヽ ヽ＿ 丶、 ﾉ ﾉ、| ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
| !ヽ ヽ ヽ｀ ／´ __ ﾉノ| |
＿＿＿/｜|´ヽ,ヽ ヽ ＿＿ / / | | ||
´ / , | ! , ; ＼＿＿ ｀ ; / o|| ﾉ
//´ || (、 ｀ ＼￣￣｀o、__;_ /__ ,! ￣ヽ、￣
// ＼ ` :) ｀＝＝＝′ !、_,‐; ヽ
/ ｜ ヽｰ′ ／ ‐-′ ｀ヾ; | ＼
/ ｜ ｜ (´ |､＝＝＝＝ﾌヽ ﾉ ノ
| ｜ ::ヽ. ｀!;＼_/￣￣ﾌ_/ ﾉ ／
｜ | ヾ、 ＼二二､_/ ／/ ￣フ
| | ヽ:、 ￣￣ ´ / ／
｜ ＼ ＼ ＼｀ー―-::: 、 ／ ／ ／＿
＼ ｀ ｀ー─--::、_ ｀￣￣´ _／ ￣／
lllllllllllllll!l'ﾞ ,,;i;.:lﾄ ,,,,:-ｰ''''''''''''''''''lllll
lllllllllllllll|llllllii 'lllﾄ ,,,r'!iﾞ:::::':'i!,,,,,,;ﾞ'''ﾞ'ﾞﾞ'''''':;;;,,,,,'''llii,,
lllllllllllllllﾄ;;ii;;,,.,,ﾞ...,r''ﾞ ﾞﾞ''''!,i;_ ﾞ'‐‐,ﾞ'''::i
;;; ''lllll|l!!'ﾞﾞﾞ ': ､ .;i!- ,r;;,,,,ﾞﾞ''!:;;,, '':;, ''!ri!;
';.;lll'l;liiii il_ .:_;r',, ''ﾞ'''ﾞ'- ﾞ'''i!;; il;, .'l|ii
:'l''''''''l'l ;_ ,' ﾞﾞ' ﾞﾞ ´ ､: , ., : . ﾞ'':,_: |'l .l;ll
''''''''''lili!'r!i!,,, ヾ ..,,;iil/ﾞﾞ'lllﾞi'il!'ii!'lll)''':iiii,_ 'lll!ﾞ! i''ll|
. .ﾄ; .lllllll|l| ⌒i;ii;ill|i;,,o_ ﾞ''(i;, ﾞ|!ﾞﾞ . ,ﾄ
.lllll! . ':|.ll!lll| .|iiiiiii';ﾞ :''‐'.''!!llll|-|;i|il''´
.'i)!! !::: ;i.ﾄi;''iﾞﾞ. | ﾄlll';(:';,ﾞ:::;;,,,, i,,
.ﾞ'':',;;);.-;,,,r'ﾞ .'lﾞ'｀ .i|ii|.|illlllllllli;;iillllllliiiiiiiii;;,,,,l
,r!'ﾞﾞﾞ´ i l .|ili! ll'lllllllllllllllllllllllllii!‐''ﾞ
,;r''ﾞ .:,‐ , ::.'! ! |il|ﾞ,.ﾄ ﾄ. ilﾄ'lllllllllﾌ' あの哀れな小僧のようにな！
,,,r''ﾞ . .:,,-;ﾞ ,‐ i, ,.! |il| |'ﾄ.ﾘ ill|ﾞ:'!il|lﾞ--:'';;ii!'
,,,,,,,.,,,,,,-''ﾞ . : , ::ﾞ ,; '''' ｀::)ilii|l|､i.'ﾄ.'i_.lﾄ | | ;,,-''ﾞﾞ
''ﾞ _／ ､:;;'‐ ' ':l: :;-''iiiilll:,'lli,,;;'';;iﾞ:'ﾞ
:i! ´ :ノ ' :' ,-';r'ﾞ;r'ﾞﾞ ﾞ'';ll'''''ﾞ ,,,,,,,::.::::::::::::,,,,,,,_
. : rﾞ;ilﾚ'ﾞ ﾞ .;ii'ﾞ ,,,:-''''ﾞﾞﾞ ..., .. ... ､. :ﾞﾞ'''-:,,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
待っていましたとばかりに袁世凱が
事前に準備させていた政府軍である
北洋軍で鎮圧に乗り上げた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
i _
/| . -‐ て _＿__ _
/ :! ,／し´ ／
/ し′ ( _＿＿＿__ _
、 /しｰ' ／
＼､,从_,/ i .i /し´/,__ , （ _＿＿__ _
_ ＿ﾉ |/":::::::::::::::::::廴 ￣￣￣￣
_ ＿＞ !::::::::::::::::::::::::::/
￣） } ､:::;;;;;::::,从ﾉ'¨¨ ｀ヽ__
./ .r‐'¨ゝ､__,.. _,. .......∠ﾆ""_ ,.. ::::==-´._ ｀¨¨¨`ｰｧ
/ }__〃 / / .-‐', ,/::／ ヾ'; '¨´￣￣￣`
/／｀Y ヽく ､ , .', /〃 .,. ‐--=＼_,. -ﾐ ≠／
／ ....::|! ゝ､____',､_- ', ´// ／／⌒フ"¨´ ヾ___ 〃
:|!｀Ｙ! ￣`ー､ 《 /／ , , -=- ､ .〉.､
|.! ー<_、 ffて///,气 .〉
l:! ｀ヽ {il{//////∧/ｰ
:i !i⌒ヽ `ー', ili{､//////∧_
|! ./|! Y⌒＼ ＼____ 弋ii}//////// `
|!/Ｙ＾|! :li ＼ `ｰく_>､////////
|! |!. ＼ {l}///////
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
中華民国の運命を賭けて
正面衝突する討袁軍ＶＳ北洋軍
こりゃ大激闘になるかと思いきや
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
＼＼ | | | / ／
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＼＼ | | /'! ／ // ﾚ'ﾚ'
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o ヽ、＿ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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＿|＞:::::::::::/ ｀´ 〃.／,,..-‐-..、 ..￣￣）:::::::
,,-''／::::::::::,,..-―-..、,,-''´ _ヽ、 ／::::::::::
__ ＿（ .￣￣／ ・}{ ・ 、__l|| '-‐''"´|:::
ヽ_丿 .〃~´ ＿_／ ヽr γ ζ 〃 ／::::
‐-.、 .ゞ=＝./n n ヽ ｀ ‐==＝＝''" .| /::::_::::
／‐-..,, /／ U /／/::::
'´ ｀ヽ、,' .l./⌒ヽ-‐-―‐''´￣ヽ、 /:::::
,.' { .＿＿＿＿＿_ ヽ、 l |_:::::
l ヽン |::::::::::::::::::::::::::ヽﾆﾝ l し /::::::
| |ヽ="l:::::::＿::::::::::::::::::ヽ二| /::／
', l .|:::ヽツ／ .／￣ ｀ヽ::::::::｀''| |.l .l／
／ ', | |:::::::::::l ./ ,.-- ヽ::::::::| .U （
/ ／ .', .|:::::::::::ヽ、＿ ／ .',::::::| r‐-、
./／ .／ .', .|::／ニ|::::/ ／ﾆ/ l ./⌒ヽ__,
./ ／ ',{ ￣￣￣￣￣￣￣｀￣／ // ∧
/ ,,..-''￣￣',｀￣￣ヽ-''"｀ヽ＿_,,-''´-'′ /:::::｀''‐‐''ノ
/ | ', _,,...-――''":::::::::::l''"´
.l .| ヽ ＿＿ ,,...-''"´ /ヽ、:::::::::｀''-..,,
| | ／::::::::::::::::::::: /＼ ヽ:::::::::::::::::＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
独立宣言した南方諸省の軍官僚が
国民党文民政府を裏切り
逆に攻撃・排除をする事態に
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-----‐'"／/ |// ''|.:.: .:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| .ﾐ| ヽヽ ,,,- ﾞﾞ"''' ''' '"
"'''‐ ‐'-､ | .|// |.:.: .:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| _|_,,,ノ‐''" / ,, ,,'',,,
ヽ ﾞ''‐､,,,,,| ,,, .|.:.: .:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ／ ,,ヽ,,‐''"二
＼ ;; '"|.:.: .:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ,,," ''",,,,／,, ／二二二
,, >､,ﾉﾉ ﾉ '"'''|.:.: .:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ,,, ﾐ､／ ﾞ''''‐-.､ｌ,,/､／／二二
,,,-‐'''" |ﾞヽ､''ノ/, ''|.:. .:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/,, ヽ,,,,／ / ,/／＼／二二
＼" ヽ"‐､|ﾞ'' ,, ﾞ､.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |/./ ,,,, " ,,,ヽ/／／／ﾞ'''''ヽ
ﾐ ヽ ＼ ﾉ '"'" ヽ.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ミﾐ ,,ヽ/ "''''ヽ|彡,-､／／
ミ三ﾞ、" ,,彡 ＼ ,,,, /,,／,,,＼.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ '''" _ / ,,,,- ﾐ/／彡ﾞヽ／／／
二二ﾞ､ ''"" " .＼|ｌ＼/// ﾞヽ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ '" ,／/ ﾐ'∧彡二=|／／
,,へ─＼ ''" ヽ､ ＼__,, ,, ﾞヽ.､::::::::::::::::;;;-'" ,,,,,-‐"|/ ﾐ.／ ＼/|ヽ／／ あらかじめきっちりと裏工作はしておきましたよ
彡三＼∧,/ ''" ﾞ-､.ｌｌ|ヽﾐ＼‐-､,,, ﾞ''''Ｙ"~ ,,,-／// ｌ / ,,, " ／,,- ,,, / | / ／／ 各省の軍官僚の多くは清時代のものが多いのですから
二二／ ＼/,, ﾞヽｌﾞ､ミ,,＼＿ﾞ'o､ ,, .| ,, o'"／-､/ |ｌ-''",,-''' ,／ """''ヽ / .| / /／／ 気に食わない新顔の国民党なんかよりも
三=/ ＼ ｌ ｌ,," '' ,ﾞ､ヽﾐｌヽ､__ ￣ ﾞ'''~''" ￣-‐ﾌ// / ､､､､,,-‐'" ,,, ﾐ／ ＼///／／ こちらの味方をするに決まっているじゃありませんか
ヽ",,, '" ﾞ''‐-､ﾐヽヽ､ﾞ､ヽヽ＼ ／///-‐'イ"~ ,,,,／ ＼///
＼ ,, ﾞﾞ''''─､─＼ヽ＼‐-,,,,,,,,,,,,-'''/,／":::::::::/ ////／ ＼_/／
＼ " ﾞ､ ,,::::::＼ヽ-,,,,,,,,,ノ//::::::::::::::::::/───---‐ｲ" //
ヽ-､,,, ,:::://// |ｌ,,-ﾞ､ ''::::::::::＼.二二／::::::::::::::::／ 彡/ //／
ﾞ､ﾞﾞ"'''─"'-─'" ＼ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ / |/ ／
＼ ﾞヽ､:::::::::::::::::::::::::::::::::／ ,,,／ |／
ﾞヽ､ ﾞヽ､:::::::::::::;;;;-‐" 三/ |
,. -- _
／ f彡￢ミx ｀ 、
, ' __≧zﾄ､vzﾍ
. / ´ γー--- ┐、
,' /r--─‐y-} }
-------- ミ r ⌒ヽ {/:::::::::::::｛_/| l
r=== ミト _ ',｀ -‘, ゝ' ｌ::'⌒ー:､::::: ,
∨ / ＞ .｀ ＜ i ＞ . ゝ二二二７ ′ __ ､------z
､‘ , i //＞､｀ ､ i ＞x---- _/___＿,. ｘ≦ ＼ ‘,. イｙ/
. ＼＼ ,{//////ト .＼ ／::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::::::＞.､ ‘ , ／／ ／
. ＼＼ .ﾉ//////// ＼＼/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ∨::::::::::::::＼／／ ／
У＝=ミ///////} ＼＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::___} L__:::::::::::::::iYﾑイ
/ ＼///,/ /::: ＼＼＿__:::＞'´--── 弋,r＝=彡'/,ﾑ
. { ∨./ /:::::::::::::::ー─=≦//_,>＞' {＼ ┼,:::::::::::}//,}
_,.廴 Y {::::::::::::::::::::::::::::::: // ﾊ j:::ィヽi_',∨::::i//人__
, : ´ ／∧ ∨:::::::::::::::::::::::::::{ { {气 } }ムi::::::} ' } ｀ヽ ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
支持を得られない第二革命
これによって序盤で既に敗北必至に！
それでも破れかぶれのまま戦うも
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＼＼ }:i. ,.ｨ ／ , ／
＼＼ ｛::', __// ／ ./. ／'
｛:::::＼＿＿ }::::个=::⌒:::::::｀丶_,ィ／:{／/ ／, '
＿ Y:::::::::, -￢:':::'´..{:::{..............ﾐ::::::／{::::::::/ ／..:::} ,
ゞ,:::::ﾊ::::,'........._;:::.........ヾ.r:::⌒...Y::::{......ｺ...L__／.....:::;≠
＿ |:ﾊ:V::::{....._/::l............c..ヽﾚ_.......}:::::::::::::r-､::::......::／
｀ｰ'´ _ i::,...:::::::ﾚ'ﾊ:::::{................................j::,'⌒ヾ...............ヾﾊ
ゞ' ト - ___{:::::::::::::,'....ゞ､...................::::::::::::::::ヾ.....<>................}:::i ＿
. ｀ ＜:::.....::::::::::::{.........................ﾛ................./7.........｡........}ﾊ.::::::￢i '⌒_,. -, ゞ- '
｀Y::',::ﾊ::ヾ.........〈〉.....ﾏ.r-､...j７...........................,:':::::::::::::::::::::::＞ ' ´
_,. -=ﾆ::´:::....ヾ..ヾ.........................ゝ.'....^..........r Z..........::::::,ﾊ::::::::r ' ´
z─=＝二:::::::＿::::..i::::{..............................,.::=--､..........................................}:::::r=ミ::::::､
{:::ﾍ､.........｀.....,::...i::'..........................､..........................j::::::} ｀丶＼
ゞ:::::::::.....:::::r'......{:...............ﾟ.....b......ヾ::::..............::::..::::ﾘ ﾞ ＼
,.r≦:::'..ﾍ::.....{::ﾄ､........................................ﾉ:::::::::::::::ィ::::::::::ﾍ、 丶
_ ￣ﾌ:::::::＞'Y..:::::ﾍ、ヽ................::...........／::L........::::::ソー-=:::＼
. ゞ' ／＞'´ ／::::__ﾝi::::::__厶､::ハ:::::::-:::'::〃....::::::::ﾉ. ｀ ＼
r￢ ／ '´ ／／ /:／ }:.....〉_:::::rへ::......}::|ヾ', ` r-､
. ￣ ／ ／／ ／ j:レ,' }::i ヽ::::∧ ヾ ⌒ ､
|::::/ |::{ ＼:ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
勢いを失い天命から見放されたものは
かくも弱く儚く
割れて砕けて裂けて散るものか
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ﾄｖ'Ｚ -‐z__ﾉ!＿
． ,.'ﾆ.Ｖ _,-─ ,＝=､､く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-｀ﾆヽ､トl､:. ,
rｭ. .:{_ '' ヾ ､_ｶ-‐'¨￣ﾌヽ｀'|::: ,.、
､ ,ｪｒ<`ｉァ'＾´ 〃 lヽ ﾐ ∧!::: .´
ゞ'-''ｽ. ゛＝､、、､ " _/ノｆ:::: ~
r_;. ::Ｙ ''/_, ゝｧナ=ﾆ､ ﾒﾉ::: ｀ ;.
_ ::＼,!ｨ'ＴV =ｰ-､_メ:::: r､
ﾞ ::,ｨl l. ﾚﾄ,ﾐ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLﾚ':: ＼ `ｰ’,ｨｧト.:: ,．
~ ,． ,:ｭ. `ヽﾆj/l |/::
_ .． ,､ :l !ﾚ'::: ,. "
｀’ `´ ~
┏━━━━━━━━━━━━━┓
革命派大敗北！
党幹部らは各国に亡命をし
北洋軍の勝利が決定した
┗━━━━━━━━━━━━━┛
〈:〈 /: : :
.,.,...,.,,.,.,.....,.,.,. ;;:..;:...,, ,' / 〃: : : :
,., . , . . .,......,.,.,.,.,;:;:;:;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:,;:,:,:,:,,.; ,.....ｒ'⌒＾.:.:}＿ : // : : : : :
.,.,,,;:;:;:;:;:;:;:;:: :: ::: : : :: :: : :: :: :. :. :.: . :.: : :;;:;:;.:..,; { ::,iﾘ {〈:..:.:::,ｨ゜: : : : : :
..,;,.:.:,:,:,:;:;:::: : :::.:.:.::: : : : : : : : : : : : ::.:.: :::.:.:: ;:;::::; ;: ¨ﾊｲ! i¨¨¨゜: : : : : : : :
,.,.,;.,., ;:; : : : : : :::: : : ;:;:. ;: /ｲ¨ヽ ﾊ:.:.:.:.i: : : : : : : :
,.,..,.,.:;:; :: : : :::: : : :: : : : ;:; ;:_../／ヽ:ｲ: .:.::.i|: ヽ: _＿
::: ;:;:;:;:;: : : :: : : : : ;:ゝ'ｒ'¨¨¨¨::: :.:.:::.:.}
;,: : : :: : : : : : : .....::.| /¨ .....::.:.:.:.:ノ
;::::;:; : : : : ::.ﾚ .:.:.厂¨¨
:::;::;;: : : / .:.:.:, ’＼ヽ
;:;: : : : ヽ¨¨ .:／:;:. ﾚ’
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:....;:;:;: ;:;
: : : : :...:; ;:
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. : : : :::.:.:.:.;:;:;: ;:
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: : : :.:.::.:.:.::.:.:.:;:; :;:;::;;:
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして1913年9月1日
革命派の拠点であった南京において
最後の攻防戦が終わり
この地は災禍に巻き込まれることとなる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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! i⌒¨¨'＝! }ﾍ: : : : : : : : ＼ : : : : : : : : : : : : : ＼ : : : : : :: : : : : : : : :
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’，’, ’､ノ ｨ'’＼ｨ’ ＼: : : : : : : : : ＼: : : : : : : : : : : : : :: : : : : :: : : :
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ヽ ＼ |i ! 丶． ¨ヽ,. : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : :: : : : : : :
＼＼ ,' ¨ヽ _＿＿ {⌒¨ヽ＝-::、: : : : ヽ＼: :: ,: : : : ,: よーし兵士諸君
＼ / ,. :'} ￣ |¨ヽiｲ ,':⌒¨ヽ: : : : :/: : ／ この度の戦いはご苦労であった
ヾ¨¨ヽ__,／ / 人 :! i: : : : :: :＼i /::／: : よってこれから褒美をやろう
＿__{__; , ’ ( ）:| |: : : : : : : : ）: : : : : i
,. '’¨¨:.:.:.:.:.:.:.:.::’， ／ ¨¨ i i|: : : : : : ::/ : : : : : :l
r'’:.／:.／:.:.／:.:.:.:.:.:.:.。＿／,.ﾍ ,’ >、 : : : :/:: : : : : : ,’
／:.／:.／:.:.／:.:.:.／:.:.:.:./¨¨¨:.:.:.:.:.:.。 / ,’: : ＼ :i::| : : : :: : :/
,,..､._,ii､ -,,..-'';,i' |;;;;;;;;;;;;;.;v―ｰi;;,,v-ｰ'" ,,-- 、
ヽ./ ｀ﾞヽ,;;;;__ゝ,, ..,,lﾞ;;;;;;;;;;./ _,,iiiﾆｿ一'" : ii、
、 _,,ﾐ/゛ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ‐'―― .... r;;;;ッr‐'''''"゛ .y､_
;ヽ、 .,ﾉ７ ヽ‐゛ ,r''ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,i‐'" ヽ;.|
'''-､ﾞﾞア'" {,ﾞ二､,,-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r‐┘ : :lﾆ;;． ゛
...ｌ′ :l";二ﾞ''''┐ ,l´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ-'''''-、 ［'l、
._..． _. ´ ,〉;;;;;;ﾞ'ｰ､, . _,._..ﾐ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;7 ｀ﾞ"
;;;lﾞ .ヽ;;￣￣;;;;;;;;;;;;;;;;;.! .l､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.! _,,
.､!､ .,i┘;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ^'''" ,|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,..;＞ｰ'ﾞﾞﾞﾞﾞヽ ﾞ‐' |.ｌ
..l;;;;ﾞゝy レ;;;;广'L;;_..ｺ l;;;;ン'ｯ;;;;;;;;;;.,,.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ｀''､_;;;;;;;;| .,,, . ｌ､;ﾞ￢．
. ﾞ'''''″ .ﾐ､;;;;ﾞ''''l:ﾞ'" ` .、 ｀''" : l.;;;;;;;;;;lﾞ ﾞ'<;,v､;;;;;;;;;;/' .｀''''" !;;ﾞ''┐ .ﾞ'ｰ'"
,-シ､;;_ﾉ . _, ｀ .tナ‐'￣″ ∥ .｀'―ｰ!lｌt;;． .' !､;;;丿
;/ ,r./ l;/ '!┘ ﾘ'i ´ ,,、 ,、
,! .／ ,i";;{_ =!.!.ｌ ,i'''； .|;;;;ﾞﾞ''''''";;.ｌ､
! ﾞL;;;;;ﾞ＞ マ , ､,,, `''".ｨ;;-一'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
..,i￢―''>.ｌ..､/ﾞ i'ﾞﾞ~ﾞﾞﾞ'-|!!ゝ i'''j .!､,,;l,ﾞ,,r‐ｰ､ ｀''-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｨ
: };;;;;;;;;;;'＼_ ゛ .〈;;i ゝ､;;;;;;;;;.ア ,......、 ,iﾐ;;/ ,r'''";;;;;;;;;;;;;｝ ._.. ;;i .｝;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
.lﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! .,ﾝ-. : '!''Ｌ,lﾞ ｌ.;;;;;;ﾞゝ､,i''";;;;; ! !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｌ!´二..,,,＿,..--'''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゛
.;;‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| lﾞ;l ,!;;;;/ .|'ﾍ, ｀''''''ｉ_;;;;;;;;;i;;,ﾞ ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,! ﾞ'―'''''''^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'l,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
..!､_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ!-ﾞ;|,`''″ .,／;;;;;ゝ..r‐┐ i";;;;;;;;i┘ ゝ､;____,,／´ : ,ii;;,ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;v ..,,,,､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'―- -ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'---､ " .'|ﾞﾞ''､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
南京。その血塗られし名前
19世紀から20世紀にかけてこの地では
4度虐殺事件が発生した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＜､二￣ ＜ニ〉'｀ ｰ､ﾞヾ_＼j ﾚ'//／／
＼､ ＿＞.!' ￣ |´
｀=､＿ ＿＿≧-＞ i
-=ﾆニ｀ ｀=ﾆ三≡＿___／ --..__ {､
＿,.=￣´ ￣テ三￣ ! ､ _＿≧=､ ,.='７
=ﾆ二￣ ＿f /≦二_ | ｀t─‐tぇ､ ｀ヽ /ｩｧ'
￣￣＝二二ﾆ' _,.-'ゝ､＜二.j ｀￣￣｀ ｿ ', ｀¨|
｀￣￣７' / ∧ヽ ≦_! /: ', V
／イ /／ゝ-､.｀ ', ',
ﾌ／_,.-'ｲﾆ ' ﾚ' | ヽ ｰr‐f´
ﾑ彡'￣７/| i ./|│ ＿___ｧ/
' |i! /ｲ'|￤| 丶. ―/
厂´リノ/Ⅳ ヽ! ＼ ,'
_,.イ: : : :〈､ ＞､ !
_,.r‐':/::|: : : : :l ｀ー､ ヽ ｀＞‐-‐‐'
__,イ´ : : : ,': ::|: : : : :',三三｀≧=.. ヽ /: ｀｀ヽ.._
: : : : : : : ￤: :!: : : : : :',三三三三三ﾆ≧-..＿_,.ソ､: : : : :ﾞヽ.
: : : : : : : ::|: : : : : : : : :.',＞─≦三三三三三三ｦ| ＼: : : : :≧-､
: : : : : : : ::|: : : : : : : : : :', ｀＞‐≦三三三ヨ ﾄ､: : : : ＼:￣｀ｰ-､
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :',‐--..._ ｀ー---' ハ: : : : : : :＼: : : : :
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
第一次南京事件は1853年
神の子洪秀全の太平天国の首都であった天京（南京）は
清軍の攻勢による陥落時には約20万人が虐殺された
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
rt // ,ｨｭ
-tぅｭ､ }ｶ /l{' ,.ィア´
｀ﾞミ三ﾐt､ 片 /ﾑ{＿,ｨ彡´ ,ｨｪｧ
. ＿,ィミt､ ｀ﾞﾏﾐ､ 片、 Ｆ三三ﾆﾆ=彡'´
. ￣｀ﾞマ三ﾆ=ﾐ三三三ム、 Ｆ三ミ＝ﾐ彡ﾆ=-
＿＿＿_,＞三三三ム F三{ ｀ﾞミﾆゝ
｀ﾞー=＝‐´＞三三三ﾑ Ｆ三{
,､ -=ﾆ彡'￣￣｀ﾏﾆム Ｆ三{
// ,ｨｭ ﾏﾆム、 {ﾆ三{
/l{' ,.ィア´ ﾏ三ム {ﾆ三{
/ﾑ{＿,ｨ彡´ ,ｨｪｧ ﾏ三ム､ Fﾆﾆﾑ
Ｆ三三ﾆﾆ=彡'´ ﾏﾆニム rt Fﾆ三ﾑ
Ｆ三ミ＝ﾐ彡ﾆ=- ﾏニニム -tぅｭ､ }ｶ .F三三ﾑ
F三{ ｀ﾞミﾆゝ ﾏ三三ム ｀ﾞミ三ﾐt､ 片 Ｆﾆﾆニﾑ
Ｆ三{ Ｆ三三ム ＿,ィミt､ ｀ﾞﾏﾐ､ 片、 .Fﾆ三三ム
Ｆ三{ Ｆﾆニ三ム ￣｀ﾞマ三ﾆ=ﾐ三三三ム、 .F三三三ム
{ﾆ三{ Ｆ三三三ム ＿＿＿_,＞三三三ム Fﾆニ三三ム
{ﾆ三{ Ｆﾆニニ三ム ｀ﾞー=＝‐´＞三三三ﾑ Fニ三三三ム
Fﾆﾆﾑ Ｆニ三三三ム -=ﾆ彡'￣￣｀ﾏﾆム Fﾆﾆ三三三ム
Fﾆ三ﾑ Ｆﾆニ三三三ﾑ ﾏﾆム、 Fﾆ三三三三ム
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
その怨念が血が流れ染みついたこの地に
狂気と殺戮を呼ぶのか
この1913年にもまた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
: : : : :/: : : : : /:.:.:.:.:.:.∨/:.:.:.:.:.:.}: : : : : : : : : : :: :ヽ
: : : :/: : : : : :ﾊ:,'⌒¨¨¨"¨¨¨¨¨i|ﾘ: : : : : : : : : : : : :.
: : :/: : : : : : , , |ﾊ: : : : : : : : : : : : : :゜，
: :/: : : : : : :,’:! :! ,: : : : : : : : : : : : : :::.
:/: : : : : : : i ﾄ,,_＿＿_＿_＿ ,:!,,..{: : : : : : : : : : : : : : : '。
: : : : : :/: :/ i ￣)(￣ ⌒} ,: : : : : : : : : : : : : : : ::
: : : : :/: :/ ,' }{ ii _’。: : : : : : : : : : : : : : :、
: : : :/: : ,¨¨¨'ヾ,,.. （＿） _,.ﾚ'¨⌒,{ : : : : : : : : : : : : : : :〉
: : :/: ::./气¨¨¨ﾓﾐヽ, ¨ _,,ｨ'ﾓ|ﾃ¨¨ﾗ人 : : : : : : : : : : : : /
: : : : :/ハ }⌒¨ ＝' '¨¨ |¨¨⌒ ∧: : : : : : : : : : : /
: : /:/冫Ａ :! '' } ’' :i /ﾉ人: : : : : : : : :, ’
: : : 八:((__〉 、 ﾉ ::! ,’_)）'’）: : : : :/:./
:ﾐ: : : : Υ⌒) _ヽ'¨ ,i .;、 /i⌒}! :ｿ/: : :/: :ﾊ＿ 自由行動を許可する！
¨'''ー{⌒}: :i＼ ¨ニ:二¨´ ,..'.:.:| {⌒}!/ : : /:./: : : :丶
｀'´⌒! ＼ ／ 丶ﾄ::¨¨ :: : ::〈: : :: : : : : ’、
,.ｨ'’＾ヽ ＼ __,ｨ’ / i| : : : : : : : ヽ: : : : : : :}⌒ヽ-=二
ヽ_＿,.ｨ'’ / ＼ / 〉: : : : : : : : : ）: : : : 人 ＼
ｬ――z r‐ｰ',!
/ ／ r‐ｰ1 lﾞ .lﾞ
lｰ ''''"￣￣" ￣￣｀'､ ,lﾞ ,i´ lﾞ lﾞ
∠,,､ -z ,r――― ''" │ ," lﾞ │
､ '"´,､ィ / _,,,， | ,lﾞ .|,,,,,ﾉ
､ '" ,､ '":ﾂ / _,,,―'''",,,,,lﾞ .Ｌ,,,ﾉ .,ｒ'"ﾞﾞl
､-' ,､ '´ / / ,,,―''''"ﾞ,,,,-‐''"｀ .ｒ'"＾ﾞl ヽ-'゜
| ,､ '´ / / │| _,,,-''''" ヽ-'゜
'´ / ／l/ ‘＾
/／
ｌ! i i! | r'.二ヽ、 |｜ i |
| ｉ | ｌ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、 ｌ! i i! |
ｉ| ｌ ｉ ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| | ｉ | ｌ
|｜ i | r'.二ヽ、 ＼｀7ｰ┘! .ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、 ｢:ト ｲ .|｜ i |
| ｉ | ｌ ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| . | | ｌ! i i! |
ｉ| ｌ ｉ /'´￣ ）／ヽ ＼｀7ｰ┘! l l _,rｰく´＼ , --､ | ｉ | ｌ
|｜ i | ./ Ｙ/´ /,へ、 ｢:ト ｲ .l | ,-く ヽ.＼ ヽ Y´ ／ .ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | く、 {./ // ├(⌒ヽ . | | { -! l _｣_ﾉ‐′/ .|｜ i |
| ｉ | ｌ ＼ ヽ ヾ」 | ./ / l l ヽ ﾞｰ'´ ヽ / ｌ! i i! |
ｉ| ｌ ｉ ヽ ヽ !! /Ｙ { .l | ／) ゝ、 ﾉ_ イ .| ｉ | ｌ
|｜ i | ｀ヽヽﾉヽ( ( ）ヽ ＿ / :/ ヽ | ..ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | ＼ i ノヾ `‐-" ｌ ｜ | |｜ i |
| ｉ | ｌ . i ｝ ﾉヽ | ｌ! i i! |
ｉ| ｌ ｉ | :{ l , :l | ｉ | ｌ
|｜ i | . |: :| ( ヽノ ｉ| ｌ ｉ
ｌ! i i! | |: : :| ヽ､ ＼ |｜ i |
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1913年8月31日第二次南京事件
すなわち南京虐殺開始
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,..r‐ '"￣゛ . _..yrｰ''“''''" . _,,.. -;;ﾆﾆコﾆ;;r‐
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
袁世凱の政府軍が南京市民を襲撃
一か月以上にもわたる略奪暴行の果て
数千人が虐殺の犠牲者となった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
r‐- ､ __,,.-‐'''"/
∥ _─---‐''"´ /
∥ , '
∥ ● ／
∥ ／
∥￣￣｀`ｰ─'''"´ γ´/ 丿ヽ
,､‐i ヽ -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
〉､二! ! ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
ミ--! ! //, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
｀ヽ 丶 〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
＼ ＼ ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i| やっやばすぎよこりゃ
＼ ヽ丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ 日の丸を掲げて無関係をアピールしなきゃね
丶 ヽ ヽ ゝ._） j /.´r ､_,.ｸ あのー私日本人だよ
丶､/ ｀`ヽゝ ,､__, イ──ｹ ･｀ヽ 中国人じゃないからねー
/ i /｝く /ﾄ￣ヽヽi-- '
i!_ ∨;;Ｙﾍ,/|」 ﾝ､ ＼//
｀`丶-､/ｌｲ`i､;ｌ |i!'´ ヽ /,ﾝ ､ ,､
| |! |! |_i ﾝイ / 丶､' ,' /ｿﾌ
| b `i , ', ''㌧ｲ丶、 /｀/‐､_／ /_,,
| ! ｀Ｙ,/ ／ .i!ﾊﾍ ﾝ‐/､_ _／
| ヽ 〔i∠ヽ ヽﾄ/ / ｀` "´
| ﾍ i ヽ`丶:. Ｘi」/
_.., ,,;;;;;'"''" |
| | ,,;;;;'"_,. .|
_,,. _,,.;| ! _,,. _,,;;;'' -i.! | ./ﾌ |
.! └'"~ ||_! ! └'" _. ~ヽ! || |.// ／`>-‐-､ !＼iヽ|
| _,.-'l .| | _,.-';;;/ / レフ./ >; ; ; ;, ' " `k ､| ,,
. | .! | .! ,,;;| |''" / / // ,く; ; ;／; ; ; = ､. l| / ヽ
. ! |,,,;;;| |;;;;;'" .!,..! / / `' k〉_,/_;,; ; ;. ;(_),j .!| / ヽ
..!_,.|''' .| | ./ / 《 `k｡_x-;,,_`=='"/.|
| | `=' ,,'ﾞ`'‐=,＝_;,!!-'" ,', | --|---.
.| | ,-y ,,,_ _ -'" ` ､,ヾ==彳-'" '" _ '<;;;; | | |
| | {_. k _,,- ､_,,.-'"; ; ;`'､; ; ; ; ; ; ;／'ヽﾞヽﾞi!= =;"`,､ l`' .| | おっ日本人だ！やっちまえ！
.|_,,| | `=〃_y" `k ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ／'ヾ ヽ .l!;;;;;;;;;;;;;;;;;< あいつら革命派の味方らしいからな！
L "'=--､ 'y ; ; ; ; ;, ／'ヾ ヾ l!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;< ヽ. __/
{ ┌‐-='" l____,,.../ `／'ヾ .ヾ i .l!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;< ,ﾍ/`ヽ
| '､} ___,,..=" ,''ヾ ヾ .l i __=ヾ､;;;;;;;;;;;;;;;／ レ'ヽ /
{_ Y` ､,`'､ ﾍ_ ヾ ___;'::::''' 〃ヾ ヾ >- ,.;;;;`>
{ } `､_,j ｀'" 〃､ヽ ヾ `'" ／ /////
i'_} ,..=-r ヽ.ヽ.ヽ.ヾ _'") ' ' ' ' '
;;;;;;;,,, ／;;;;;;;ll ヽ､ヽヽヽ,.'"／
,;;;;;;;;;;;;'''''''' '''';;;; /=;;_ _!!ヽ ヽ_,-'" ＼
,,,,,;;;;;;;;;;;;;'''''''' '''''';;;;;,,,,,,, `'" `'"~
,,,;;;;;;;;;;;;''''''''' ;;;;;;;;;;;;,,,
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ━━┓┃┃
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ . ┃ ━━━━━━━━
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i ┃ ┃┃┃
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i| . ┛
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ . j /／
-=＝ 三 ≦｡ イ＿ ぎゃあああ逆効果！
。 -=≦ ,ｧ|‐‐ ＼ 助けてー
ﾟ｡ 三＜ ､,Ｊﾄ
≦ ッ ッV´≧
ﾟ ｡ ミ´ ､､ ﾊﾄ･｡ﾞｉ ﾟ｡
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| u ｀ ⌒´ | この事件では日章旗を掲げていた商店も無関係にやられ
＼ ,／ 南京居留民であった日本人も略奪暴行の被害を受け確認できるので3人が殺害
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 未確認も含めると約10人殺害されたと言われている
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ＞）u（＜ ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ げっ日本人が巻き添え喰らっちゃったの
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! これは大日本帝国は動くしかないわね！
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
人人人人人人人人人人人人 .,n__n, .,n__n, .,n__n,. ,n__n, .,n__丶 ｉ ｉ ｉ::::!
＜ ＞ |＿| |＿| |＿| |＿| __ｉ! .! ｉ ｉ::::!
＜ ＞ ｉ! .! ｉ ｉ::::!
＜ ＞_n_n_n_n_n_nn_n_n_n_n_n_n_nn_n_n人人人人人人人人人人人人人人
Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＜ ＞
ｉ ｉ ｉ: : : : ｉ: : : ｉ!: : : _________ ＜ ＞
.ｉ ｉ ｉ: : : : ｉ: : : ｉ!: :: : l/'´" ＾｀゛｀ヽ ＜ ＞
ｉ .ｉ ｉ: : : : .ｉ: : : ｉ!: : : .:''´ ^, Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`
ｉ ｉ ｉ: : : : .ｉ: : : ｉ!: : : ,' ', ｉ! l .ｉ . l::
.ｉ .ｉヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人ﾉ ', ｉ! l .ｉ .l::
.ｉ . ＜ ＞ .| ｉ! l .ｉ .l:::
ｉ ＜ ＞...| ｉ! .l ｉ .l::::
.ｉ .＜ ＞..l | f¨ﾞ! ｉ! l ｉ .l:::
.ｉ :┐ Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY /^〉' . ｉ! .l .ｉ .l:::
ｉ ｉ! }”/ ,､ <｀ヽ ./:::/.,､ ｉ! ｉ ｉ .l::
⌒!ｨ f¨ﾟ{ <´ 'ヽ Vハ |ヽ Y¨! |::::}ｲ { , -ー ､ _ /¨> r-‐,､ <⌒!
::〈人_r-ｰ- ､_r＜}| ＞::::￣:｀ヽ__, - ､__r ､r=¨>‐-! /:::::}＿_Vﾍ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くﾉ￣! ./;;;;;;;;;}_, ﾍ⌒',
/:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVｲ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ＜! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
:.:.:.:}|:::::::::::::::::::|:{:. }:!:::::::::::::::::::::::: l:.:.:.:.:.:.|ィ ゝx}:::::: |::::::/:.:/ / > ¨⌒ヽ:'. V¨¨ヒ{_. V==<:::::｀ヾア´:f⌒!ヽ:::::}
＼f':!::::::::::::::::::lﾊ:.:ﾘ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ ＞ｲ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:' V::::::::::{ .} .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'
ヾ!,､:::::::::__/_／ ヽ::::::::::::::::/|ﾚVWハ/::::::::/:::::: |::::::|ﾊ V!::::::::::::::::::!:/ ./:::::::;:::Y /^!:::::::{:ﾄ､: |:.:.:|:./:::::
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
この事件が日本に伝わると
世論が当然激昂した
政府の反応はというと……
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
,へ ,へ
/ ＼ ／ ヽ
／ .ｰ--‐' ＼
.l ─一 ' ` ー─ ヽ
l （ ● ） , ､（ ● ） .l
| ,,ノ(､_, ）ヽ､,, u | 日本の商人が日章旗を掲げて
l ﾉ ゝ l 支那人と違うことと示しながら虐殺されたのは
ヽ -＝ニ＝- / 日本に対していかにも無法だが
＼ ｀ー=‐ ´ .／ 日露戦争当時、支那人が日章旗を用いて難をさけた前例があり
／:::i:＼ﾞ_>介 √:::／::::::::＼ 暴兵は二度同じ手に騙されないとしたのかもしれないから
. /:::::::::ヽ:::ヽ };;{/::／:::::::::::::::::::ヽ 幾分は諒恕すべき点がある
/:::::::::::::::::ヽ::ヾ/〃:::::::::::::i::::::::::::i
外相 牧野伸顕
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i| おや？なんとも奇妙な反応ね
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ 何が言いたいのかよく分からないわ
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ てか諒恕ってなに？
/ ＿ノ_, イ＿
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | 相手の立場や事情を思いやって許すことだね
＼ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿
γ´ﾉ ヽ｀ヽ
, - ´￣｀ -､
／ ／/"/ i＼ヽ＼
//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
i l i{_{ﾙノ ヽ､ } } il i
| il从/（●) (●） 从 ﾘ
ヽﾘﾊ ､_,､_, ﾙﾘi おいおいヤクザとか強盗に殺されたとかじゃなくて
. ヽﾍ､ ノﾚノ 一国の政府軍によって殺されちゃったのに
｀-ゝ､,､ __,イ-´ 相手を思いやって許すってちょっと
／ |＼／| ヽ､ こんなこと言われても国民は納得できないっしょこれ
/,' <ヽ ∽ /> ﾊ
| i ヽ V /[▽]i |
i | ヽ / i |
＞:::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜
,ィ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ
／:::::::::::::､､､ ;;;彡´´´´｀ヾ::::::::::::::ミ
.／::::::::/｀｀ !::::::::::::::::ヽ
../:::::::::! 彡 ∨:::::::::::::ﾐ
./:::::::::! ＿＿,,ii ヾー=彡´｀_ !:::::::::::::/
!:::::::!´ ＿_ __,,-= ¨¨¨iー三､::ﾉ
｀ヾ:ir ＿｀i-i==!! =―__ﾉ!´!/r i:|
!!__｀´-ﾉ i ｀￣´´ ト.!:| 日本人に対する虐殺は
∧ ￣ / ´ﾉ:! 日本人であるから殺されたのかどうか明確ではない
. ∧ ヽ::::´ ri:::/ この事件のために陸軍が増派するとか
∧ /＿＿_, ､ ﾉ ∨ 示威を行うとかは
ヽ ｀ゝ.ー―→ /::! ∨ 外務省の関知しないことだ
＼!￣￣ ／::/ .〉ヽ
＼_ , ＜:::::/ ..イ､ 〉､___
. ／ i:::::::::::／イ >< /＼/＼＿
／＼....|::,=-イ´ ヽ／ X /＼/ーミ､
外務省
松井事務次官
///: : : ;': :/ /: : /: : / .!: : } ';:', ,. -‐'; : }; : : : : : : : : : : :
,':,' i: : : ｲ: ;'-;' ､:/: : / } : ;' }:}′ '; } '; : : '; : : : : : : :
.ﾚ ｉ: : : :i: ;' ;': : ;'ヽ:/ !:/ ／.ｖ. - ､ ';! ',: : :!: : : : : : :
ｉ: : : :i ;' ;': : ;': :/ヽ、 .〉~´ ｒ'´ .@ / .',: :i!: : i : : : :
',: : : i': ;': : ;'ﾚ,. - ､､、 ''"´ } ;'{: : i : : } :
',: : :i! ;': : ;' ｆ .@ゞ', }:,' ! : i: : :,': :
',: : ! i: : ; . ゝ '" } j/ '; :i: : ;': :i
',: :!:{: : { i ／ '; !: :,: : i:
'; !: '; ';', i ',: ;': : :!
'; :','; ';ﾞ､ ﾞ､ ＿ } { {: :i/
'; ',.'; ';ﾍ _ . -‐ '' , 'ヽ ﾊ ',:';/
ヾ',.ヾﾍﾍ、 ｰ＜__,. ' } ,' ゞ/ 今度の事件はそれほど重大には考えていない
ヽ. ヽﾞ､:ヽ. 丶 , '′ , ' ., ' ,' 日本政府に直ちに問責のために軍を派遣すべしという論は
ヽ ヾ',ヾ:､ ヽ ' , ' ／ i 早計である
ヽ ヾ丶、 ／ ／ i
ヾ:';丶、 , ' .／ !
ヾヾ` へ ／ !
ヾ: /r' !
外務省政務局長
支那通 阿部守太郎
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ おれ？おかしいわね
/ ＿ノ_, イ＿ 大日本帝国ぽくないじゃないのこの反応は
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ こういった事件が起こったら
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. すぐさま軍隊を派兵して相手を凹して駐兵し勢力圏を広げる
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i こんなイメージかな？
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /.／ それよそれ！大日本帝国は
ゝ ,､__, イ ／ 「よくもやってくれたなこの野郎！」
.＿_ ., ':|ヽ／ /.|＼ てなことでガンガン行くぜって具合に大陸に介入する
｀-ｔ- ｀ヽ ／ { l ∽ ／ ﾉ ヽ そうじゃないの？
{とニ ヽ=、 r/ { r...:./´／ ´ヽ
ヾヘ｀/ﾍヾ、 ／ i.| ヽ|.:./／ ／ ',
ヽ、ヽヽ.ヘ／ Y /.:.|｡´ /´ |
ヾ_∨ )ヽ ,' /:.:.:.|｡ i { ／ |
ヽ ／| ./.:.:.／≡＞-K__ |
￣￣￣"~ ---≧ ,,__∠._ri ./／/ミミ/ ヽ |
￣￣~｀ -ﾐ{∞ /
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| | いやいやこの時代は違うよ
＼ `ー'´ ／ だいたいこういった事件が起こったらね
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. やるべきことは
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／ ／ ／ ／ } |＼ |
／ ／ ／ ／ __／ ｝ ＼ |
／ ／ ／ __／ ／ ｝ } ＼ |
／ ／ ／__,‐-''´￣ ／ ｝ ｝ ＼|
／ ／￣ ヽ // ／ ｏ ／ /＿＿＿＿|
／ ＿ （ / ／ ／ ／ ＼
__＿__＿ ￣~ゝ‐-''´ゝ、､／_／ ＼
＼｀ヽ_ ￣o〕 |彡 ￣ _／~~＼ ＼
.//＼ ``''''''´ |// ／ ) ＼ ／
/// //ヽ | ／ ／ ／V ／~￣ ｝ ／ 何故政府は国際法に沿った外交要求を袁世凱にしないのだ
./ /// ///} |_/／ _／／ ／~| ｝ .／ 派兵をするとかしないとかなどは問題ではないのに
./// /// /＼ ＜~....ゝ <_ / i ＜. 大馬鹿な外務省めが
// /// /// /＼ ＼ {_ { i ＜ ＼
. /// /// /////＼ ＼ <_ { ／ ／ ＼
.// /// ////// // ＼ ＼ |＼‐-''´／ ＼
/ /// ////// // /// /＼ ｀''-‐／ /
/// ////// // /// ////／´´~~￣~｀'''-- - - / ／|
./ ////// // /// ///／,,‐-''´~~｀'''-‐,,,__＿ / ／ |
.////// // /// ///‐-''´~￣￣￣ / ／ |
///// // /// /／ ＼ / ／ |
./// // ///／ ＼ ＼ |
_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |
| 国民党（日本）総裁 . |
| 憲政の神 犬養毅 . |
|_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ ＿.|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | そう国際法による処理だね
＼ ／ 問題を国際社会にオープンにして解決する
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. そして他国の協力を得ながらのほうがいいね
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
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;;;;;'' ''';;;;;''';,,,,;;;'''; ,,,;;; '''''';;,,,,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ところが外務省のシナ担当である支那通
今の言葉で言うとチャイナスクールはそうしない
シナで問題が起こった際は単純に国際法を適用せずに
当事者間での交渉で処理すべきだと主張する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒) 国際法という法治主義による解決ではなく
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| | シナ人との政治や人脈を頼っての人治主義による解決
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／ これをやっちまうんだな
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （◎） （◎）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ 中国は特殊な国だから特例な扱いをして
ゝ ,､__, イ／ 特別な方法で解決するのは当然なんじゃないの？
.y' |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ノ ＼ |
|::::::（U（ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) そんなわけないだろ
| ｀ ⌒´ | ある国にだけ他国と違うルールを設け適用をするのは
＼ /⌒)⌒)⌒) /⌒)⌒)⌒) 国家間では絶対にあっちゃいけないんだ
ノ | / / / (⌒) ./ / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
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しかし繰り返すが
外務省チャイナスクールはそれをやる
この問題の交渉は秘密裏に行われ
またこれ以後のシナとの外交交渉は
原則秘密外交とする方針を
第二次世界大戦終了まで続ける
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ 予想できるだろうけど
ヽ L ／ この問題の解決に関して国民への説明は特にない
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ 日本政府の悪癖である説明責任の欠如だね
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
, ｨ ´::::::::::::::｀ ｰ､
/::::::;-z､;;;;---;;;､::ヽ
;::::/ | i i |ヾ;::i
|::i --､＿ ,-- {::|
. |:::| ≧三≦,-- j::| ﾄ､
. |:::j ＿_,ノﾉﾊi､__,--､{::ﾚ':ﾉi ,
r､|'´_r｡ﾐ.ヽY ./ ｀', j-彡ﾚﾚ'ｊ
|f j,,ゝ='ノ f⌒i､＿,ノｲ)i::::::::く
', i ﾄ, , | | ､ / j::::::::::::≧ 今回のシナにおける一連の騒動に関して
ヽj ' ,.ｲ_.| |_.,）､ ﾄｲ:::::::::::::く 貴国は武力行使に出るのか
＿/:{ ｲ,＿ゝ-'＿ミ^,j｀::::::r､r‐､| それとも袁世凱の北京政府承認を遅らせるのか
／三;/三ﾄﾐ､-￣￣- ///|::::::::ﾍ三≧=r､__ お聞かせください
＿, イ三三三三ﾐ| ＼ ￣ ／/ |ヾ::r､::i三三:i i 二二ヽ､＿_
. ,＿,---- ≦彡 |三三三三 | ヽ＿,ノ_,ノ | |;ﾘ;;;;ｿ三三ﾐ} ｀ヽ､ ヽ
.{ヽ,-──' i |三三三三| ､| ＞＜ ,. | |三三三三ﾐ| | iｲ
..{ ＼ ', |三三三三|i Ｏｲ//∧ヽ o j |三三三三ﾐ| i i / |
┏━━━━━━━━━━━━━┓
9月12日
大日本帝国の同盟国である
大英帝国の外相グレイが
日本政府にこう質問をした
┗━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 ┃
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ・
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
Σ 〃 {_{ u. ⌒ u.⌒u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ.（○）三（○）从 |、i|
丿ﾙ|u. u.､_,､_,.u u. |ﾉﾚ ﾘ
ヽu. |ｒ┬| u. j /／
ゝ ,￣ イ／ 武力行使って！？
.y' |ヽ／ | ＼ まさかの暴支膺懲のお勧め！
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― | いやそうじゃなくて
|::::::（ （ ●） （●）| 日本の対シナ政策的にどうするかを質問したんだ
（@ ::::⌒（__人__）⌒) この時日本は3つのオプションを保有していた
| ｀ ⌒´ |
＼ ／ 1 袁世凱の統一をこのまま認める
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. 2 革命派に力を貸し統一の手助けをする
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ .3 革命派に力を貸し南北分断を計る
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{. ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ（●） （●） .从 |、i|ﾍ ））
（（.丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ,/ / それなら3がいいわ3よ
'､ ヽ ゝ._） j /|/ / あんな暴挙を許しちゃあんまりだし
. ＼ヽゝ ,､__, イィT/=/ だいたい中国は大きすぎるんだから
< l 7Eニ::ィ1 〉 二つか三つに分けた方がいいはずよ
ゝ'ｲ／ヽ::::｀ ､ ／
i´￣ ｀ヽ::|
| <
ﾞ . ! ,! .} /ニ;-‐'/￣"''‐＝-―＝ﾆニニヽ
! ! ! ,'ﾆ/, / | ｀ヾ=ニi
∧ l'' { .－、 lﾆ' ; .' l.! l!=ニ!
, ∧ .l l i. ﾞ lﾆ! ｌ ! ､ ＿_ ＿_,..l !-= _!ヾﾆi
,.' ∧ l,.: ! ! i .ｌ=l. l ー- ..＿_￣ ＿_,./ -―-!! ﾞﾆl
∨ ∧ .! .! ! | ｌ=! , -―- 、 ー―一/ . '"´/ l !il!
V .∧l＿＿! .} '´ ﾞ､ lil ,.．、 ＼ ／ ,.-‐､ !, ‐､
∨,.z/,｢////l | :＿__ﾞ,ヾil ⌒＼、 ヽ / ,. '"- 、 ヽ '/: l
／∧///!////,{ !////∧ l!::::、､ tｯ` ｰ ､l l-'/ ヽ ,: l. ! ﾉ}
.∨∧///!'///∧_ ｌ//////l {::::..丶 ￣-‐/,.=ﾆゝ{ } :} !/-≦/
. ヽ∧//l///////`ｰ- ､,...ﾉ//////,! l:::::::. ´::::::l !i人 ﾉ ,.' /ニﾆ/ ,ｨ
. Vl'/∧///////////＼//////∧､l::::::: ::::::l ! `ー‐ ´ !/ ,;'ニﾆ='"_
V///ヽ////////////ヽ.'////∧.!::::: .:;:':::::! ヽ ,':し'二二二二ﾆ=-､
. ヽ＼//ヽ////////////丶'///∧::::,. ／ ､::::ｌ l! '＼ !ニニニニニニﾆ＝-､
＼,＼'/∨///////////∧////!/／ ｀ー‐'´ 丶､ .l二二ニ＜_￣ ,
. ＼'////////////////,!',-､'/l{ !{ ￣￣￣￣￣￣￣'ﾉ｝l! ﾞi二二二く￣´
ヽ////////////////{ ,.ゝヽ__ｰ-￣二二,.￣ ノ/} l二二ニﾆヽ
ヽ'/////////////∧ !:. ￣￣ﾞV/∧77ヽ., ´,!'ﾞ ﾄ､､ー-=ﾆ__ﾞ;
ヽ//////////_,.'-‐/::: 、 .....:::,-zzz,､'/∧/,' ! !ニニニニニ＝- ＿
. ＿ヽー-=///'"／// ,.―― '''''""￣}///∧'///ヽ l !ニニニニニニニﾆﾆ! ―-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それをグレイは期待していたと思われる
日英同盟は反露攻守同盟という当初の目的を果たし
この時代は絶東の警察行動に目的が転換していた
大陸に重要な権益を抱えている大英帝国は
日本の選択するオプションに協力する意向
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
他の国から見れば、秘密外交している日本は権益独占や侵略をしようとしているんではないかと疑われる
,へ ,へ
/ ＼ ／ ヽ
／ .ｰ--‐' ＼
.l ─一 ' ` ー─ ヽ
l （ ● ） , ､（ ● ） .l
| ,,ノ(､_, ）ヽ､,, |
l ﾉ ＿＿_ ゝ .l
ヽ { r┬‐ } ./
＼ ｀ ⌒ ´ .／
／:::i:＼ﾞ_>介 √:::／::::::::＼
. /:::::::::ヽ:::ヽ };;{/::／:::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::ヽ::ヾ/〃:::::::::::::i::::::::::::i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかし、牧野外相は派兵の考えはなく
承認時期を交渉の材料に使いたいと回答し
そのまま袁世凱政府を承認した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ ああそうなっちゃうんだ
ヽ ⌒' j /／ というかさ兄さん
ゝ ,､__, イ／ 日本は中国のこれからに関しては
.y' |ヽ／ | ＼ もともとどういう基本方針なの？
/ { <l∽ ／＞ ヽ よく見えないんだけど
l .! l／／ / }
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見えないってよく見えているじゃないか
だってこの時期の対シナ政策は白紙なんだから
あるとしたら機会主義的に動く
権益拡張ぐらいしかないかな
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
.-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノu ヽ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
. ヽ | | j /／ えっ真っ白サラサラなの！？
. ゝ|＿| イ／
ハ ／ | ｀＼
.∽／ ７ , ）
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ | __ 触れると眼の色が変わる満蒙特殊権益絶対死守はあるけど
|::::::（ （ ●） （●）| ／_} l'':, シナの統一に関してはどこの誰が統一しようが構わないってのはあるね
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ／_ﾞ''iﾞﾉ､ﾉ ついでに各軍閥への何が目的なのか意味不明支離滅裂出鱈目な
| |r┬-| | ,:'`;:'／ﾉﾞﾉﾌﾞ 資金提供に軍事顧問派遣はあるが
＼ `ー'´／ /`/ / ノ-〈/ 根本的にシナをどうするかという方針はない
>'ﾞ:: ‐'"ﾞ./ ヽ.,' ~ ／ 「シナのことはシナ人同士で決めてください」これだね
／/::::: ', / /
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │i まぁそれもそうか
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|＼ 民族自決というか
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ, ヽ その国の行く末を他国が干渉する道理はないわよね
ヽ ゝ._） j /. V＿,/) 王朝が崩れようが内乱が起きようが文革が起ころうが
ゝ ,､__, イ / / 好きなようにしてくださいってやつね
.y' |ヽ／ | ￣￣￣` ,/
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| | とは行かないのがこの時代の日本の苦しいところ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／ 日本は歴史的にシナの政変や内乱はノータッチで関わりを絶っていた
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. しかしこの時代の日本は大陸に権益を持ち
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i また多くの日本人居留者が生活をしていた
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l まぁシナ人からしたら死ぬほどウザいから早く島に帰れだけど
:::::::::::::::::::::::..........................:. ...............:::::::::::::::::::
/~ ＼.............. :. .................:::::::::::........... :. ............:::::::::::::::::::::::__ノ
__ .........::::::::::::::::::::::::::..........｀ヽ. . :. .............:::::::__/彡
＼ ヽ:::::::::/~ ￣￣） :..-ー::::::::::..................｀ヽ. .ニ､ー'~
ミ､ ＼::::::........ , ´ ノ::::...............:::::::;;;;;;;;;;ーー'） : :.
ゝ ト、 λ-ーｰ （ （ ( ノﾐ~~~ －, ´ ノ ......＿:.＿＿:::::::::::::
λ ヽ ~''ー λ............ヽ. 、ヽ::::::／彡 （ （ ( ｀ヽ. .
＿＿: ｝ ） ＝ヽ. 、ヽ====＝三:） :
__=-―'~￣ . ' ´ ＿ ............. : ｝ ） , ´ ノ
ー､,,,＿∠~￣~＼__...... ....... （:( ￣~－ー＝= . ' ´ （ （ (
:'':';:;'"'" _,,､=〜 （:( ￣''=っ ヽ. 、ヽ
:; ∧∧＿＝＜~ ::'○ヾ ..............::::::::::::::ノﾐ : ｝ ）
ーi､,,,,_＿wwjklwjklw （,,ﾟωﾟ）二 ゝ:::::::::::............... . ' ´
￣ / /￣/ニlーiニトーi-,.;；:｡;:；;:：､;； ∩∩'' （:(
￣ ￣. ,.,;:; :'::'○/￣"'`',:⊂／ ／`::'jlwjiwjjilwi
∧ ∧ （｡ω｡ ）二⊃ニヽー-､,,＿
( ,,ﾟ) ∧∧ ∠ニiー- ::∧ ∧:;
[= 弋 ｲー､) ⊂（ﾟωﾟ； ）
.| | / / ,へ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
その存在はシナでひとたび騒動が起これば
犠牲・回収となる可能性があり
国際問題に発展してしまう
それに大日本帝国は絶東の盟主であり
この地域の治安の責任者でもある
これは今までにはない問題であり
大日本帝国は日本史上最も
シナと直接的な関わりを持った時代だといえる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
::::::; ;::;';:::::::::::::::::::::::::::::;' ,'::::::::::::::::::::;' , ' , ' ,..':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,.
:::::; ';:, ';:::::::::::::::::::::::::; ,'::::::::::::::::::::;' ,' ,' ,..'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; ' .
:::::; ;:, ;:;';:::::::::::::::::::;' ,::::::::::::::::::::;' ,' , ' ,..'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; '
::::::, ';' ;:, ';::::::::::::::;' ,':::::::::::::::::::;' ,' ,' ,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; ' , '
:::::::', , ';' だがその問題に対して日本政府は::::::::::::::::::::::::::; ' , ' ,....
';:::::::', , ; ,::::::::; ;::::::::::::::::::::::;' ,..'::::::::::::::::::::::::::::; ' , ' ,....'::::; '
;:::::::, ' , １ 大陸で騒動が起き日本人の犠牲者が出る ' ,...'::::; '
';::::;' , ,::::::; ,':::::::::::::::::::',.'::::::::::::::::::::::::; ' ,....':::::; '
',:::', ２ 世論が激昂する:::::::;:::::::::::::::::::::; ' ,...':::::; ' ,...::
',:::, ,::::; ,:' ,':::::; ' ,':::::::::::::::::;' ,...':::; ' ,....::'::::::::; '
', ' ;' ３ 外務省が当事者間での秘密外交で処理' ,.....':::::::::::::::::::::;
:::'., ,:::, ,.':::::::;' ,'::::::::::::::::;' ,..'; ' , ', ' ',:::;::::::::, '
';::::', ４ 派兵という考えがそもそもない,..', ' ,' ' ' '
';::', ;::, ,:::;' ,.':::;::::; ' , ' '
' ', ５ 対シナ政策が根本的に欠落しているので予防も解決もできない
;:'.., ' ; ,::; , , ' ,....;' '
' '., ６ 国民の鬱憤がたまる, ' ,...'::; '
' , , ; , ,..':::::; ' , ,......', '
' , ,':;::; ' ,....::'::::::::::::'::::::'::;:::' , '
,....':::::::::::::::::;::::; ' '
,..':::; ' ' ' ' ,':::;':::;':::;'::,_,
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ⌒ ⌒ |:::| このイライラする流れがこの先何度か続くのだけどどうすりゃ良かったのか？
|:::〉 （○） （○） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @） 1 問題が起こったら諸外国と協調し国際法に沿った処理をして国民にしっかりとそれを説明する
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ 2 内閣・外務省と陸海軍部が連携協調し軍事と外交を一体とした戦略を立て場合によっては武力行使をできるようにする
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 3 いっそのこと大陸には居留民を置かず権益も放棄する
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜ 1と2は普通の国だったらできるよね。さて日本は？
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|. │ |
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ で き な い
ﾙゝ ,､__, イ／
.y' |ヽ／ | ＼
{ ． ノ.,': : : : :,': : ﾊ: : : '; : : i : : ;'／//,ｒ'"⌒丶 ｊ! ヾ',',';γ';ヽヾ: : :', 丶／
} ／ , ,' : : : : ;': : :! ; : : : '; : :!､_〃/// { ・ , ,' ヾ','; :!', ',i '; : : ', / , ' ｒ
!γ , .; : : : : :,: : : i: :'; : :ﾊ'; : !: :{//// ﾞ ／ ,' '; ! ｉi '; : : ﾚ′ , ' ( '′
’ﾊ ﾞ.ｉ i: : : : :/: :',: :'; : :/ ,.ゞ'; ヾﾍ//// ////// ';! ', ﾉ : / , ' , '
"ノ { . !: : : ｲ: : : }: :'; :〃// ヾ';ヾﾍ// ////// ', ','; : / ／ , ' ｀丶、
丶、 .'; : : :{; : : :!: :ィ' ;'/,ｒ'⌒` //ヽ //////// ． ヽ ',ヾ′ ／ , ' 4ヽ、
ヾ､ '; : :ﾊ: : :,': :i:i ﾊ./{ ・ ﾊ ///// ’ # ,' ／ ／ , ヽ
．ﾞ , '; :{ ';V : ;':,'; :',./ヽ ,.ｒ′', ,' ／ ／ ／ ．
．. ',:} ∨ ; : : ヾ',////////', -‐ ＿ ・ ', ", ／ ／ ・’
｀ " ’・ ' ヾ : : : :ヾ､ ////// ﾞ､、 ,.ｒ'´ ／ ｀丶、 ',／ ／
・ 〃 ﾊヾ: : : : ヽ//////// `//// ／ ／ 丶 / ／
・ , ヾ _ハ_,ゞ: : ';､: ヽ //////////, ' ／ ', / /
,・ 丶 _ ,.r'"´ ヽ ﾍ : }'; '; :丶. ////-‐'､ｰ'" ノ / ,.ｒ''"´￣￣￣ ‐- 、
, -‐'´ ∨ .';ﾊ: : ｉ丶、////// ｀`丶、 ／ ,' ／ , -───- 、 丶、
丶、', ＃ 〃 ,ハ : ', ヾ､` ､// 丶、 ／ //;{ ／ ,.ｒ'"´ ｀丶、 丶
ヽヽ', 〃 ,' ヾ､ヽ、 ヾ、',`', ‐- _ ////}／ .,ｒ' ヽ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それと9月5日
外務省の阿部守太郎政務局長が
大アジア主義者によって暗殺される
これはシナ問題を巡っての
テロ事件のはじまりといっていい
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) この第二次南京事件はその後に起きる
| ｀ ⌒´ | いくつかの事件の原型を成し源流でもある
＼ ／ シナ人のテロに対して国民が納得できる対応が取れない文民政府
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. 高まる国民の不満
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＞
／ ﾉ!
／ , ／ ヾ
/ / /／ ヾミ ､
, / , /./' ｀ヽ
} , i ﾚ'/{/ ∨ / ./
ﾉｲ { !/ ! ,, -‐'' Vγ¨∨/
| ! {' ヽ ﾉ__..ノ´ ﾆﾆ.､,,.-='' } !/ ﾐ !
ﾘ! ﾊト.､__} ゝ { r''弋ｦ } ﾘ } ! }
乂ﾐ､.{ -tッ}=-ﾍ _＿_,,.. ' ｰ'/ ,
‘ -- ┤ 、 ｀¨´,/, /
八 | , ,,.ｧ ） ,' ∨,/
ヽ. ｀¨ __,,.. ィ,.v/' ,′ ∨
, ﾏV孑Y. イ / ,. V
ﾊ ｀￣ ／ / }､
∧ ＿ _,,. イ __,,.. -‐''´ }-､
＿__ } ! ,.r''´ ／.:.:.:.:
/ , ﾉ / __,,.. ／.:.:.:.:.:.:.:
__,,..ィ:.:{ |! / ,j__,,..ィ''´:_:_／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
,.:r.'':.:.:.:／:.:.!: i! ／ィ´: :＞.:.''.:´:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.
_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |
| 大日本帝国陸軍 .|
| 『昭和陸軍』 ？？？？ .|
|_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ ＿.|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そしてそこを付け込む者たちがこの後に現れる
邪悪な構想を持ったものたちによる
テロともいうべきクーデタが発動され
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼＝=- ミ
＿／:.:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:=- ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ｀ヽ
／ /:.:.:.:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀`:.:､:.:.:.:.:＼:.:.:.ミ=-:.`ト.. ＿ ＼
／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.':.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.-=ﾆ:.:.:.:.:.ﾆ=イ
/／ ./:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､:.∧:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:‘,:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:｀⌒´ /
／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:. l;;ﾍ'彡､:.:.:.:.:.:‘,:.:.:.:.:.:.:.:.:‘,:.:.:.:.:.:.:.:Y､:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/ ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ=-:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾆ=-
,′ ,':.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:| |:.:.､:.:.:N. ∨ィ､:.|ヽ}:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨=-:.:.ﾆ=-､ヽ
| ,':.:/:.:/ :.:.:.:.:|＿ :|:.:.:ﾊ,. -‐''_Ⅵ }ﾉ:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:.:.} ＼
', l::/／:Ⅳ:Ⅳ:|＿__ 、 :|／'´,ィｆら刈|/j.:.:.:.:.:|ヽ、:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.Ⅳ
ゝ l l |:.Ⅵ:.∧Ⅵ心 . ｀¨´ | ∨:.:.:.:| λ:.:.:.:.:.:.∨､:.:.:.|
＼| | :|:.:.`:.:.:.∧ゞ''" l | ∨:.:.:|イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨ﾄⅣ
| | :|:.:.:.:.:.:.:.:圦 l | 入:.:∨:.:.ﾄ､:.:.:|:.:.ト '
l l !:.:.:.:.:.ﾄ,:.:.:.:＼ _ _ Xｲ､__＼∨ﾉ `ｰﾘヽ
Ⅵ､ |:.:.:.:＼ ',:.:.:.:.ﾊ:丶 ｀ ／／ゞ ｀⌒' ‐- ., _
＼ /／､:.:.:`,:.:.:./ ＼} ヽ、 イ /､;, ,;／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:‐- .,_
＼ﾉ／ ／;, ／┌'i:￣＼_/i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:‐-
_,./≧メ -'"／ﾖli:i:i:i:i:i:i |ﾆ|i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:‐-
_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |
| 大日本帝国陸軍 .|
| 使徒 ？？？？？ .|
|_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ ＿.|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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文民政府はそれに従わざるを得なくなり
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／ ￣￣￣￣￣ ＼
／ ＼
／ .,r'´｀ 、 , ´｀ヽ、 ＼
／ ＼
／. （ ● ） ﾉヽ （ ● ） ＼
| ´"''" , "''"´ l
..|. "⌒（ j ）⌒ﾞ |
|. ｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ l
. ＼. ｀ ⌒ ´ ／
＼ ／
／ヽ イ＼
／ ｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＼
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |
| 大日本帝国陸軍 .|
| 宗教家 石原莞爾 .|
|_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ ＿.|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
大日本帝国と中華民国の
全面戦争に進むひとつの原因となる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | と、ようやくスレタイらしい話をしました
＼ `ー'´ ／ 第一話目の日本とシナの関係はこんな感じだね
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|. │ |
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ おお良かった
ヽ ゝ._） j /／ てっきり中華民国史スレのまま行くのかと思っちゃったわ
ﾙゝ ,､__, イ／
.y' |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 話を戻して第二革命の結末
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ 袁世凱は国民党を解散させたものの
ヽ L ／ 国会の定員を満たすことができずこれにて国会を解散
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ そして大総統の権限を強化させた中華民国約法を公布
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
＼ /i:i:ｉi:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／ ＿_ _ ｀ r‐―-、
＼ /i:i:ｉi:i:i:i:i:i／ l´ |ｉ:i:,. |l | ／＼
＼ /i:i:ｉi:i:i:i:／ | ＿|i:ｉ:ｉ| r, |l ／ ＼
＜. ＼/i:i:ｉi:i:i／ ＼ ＼i|＞ _｀／ ＼
｀ ＜ |ｉ:ｉｉ:／ ヽ￣￣ ／ ＼
｀ ＜|／ l, |il / ＼
＿ ／ |il / /
＿＿＿ //_/ ／..＿＿/ /
ﾏﾑ ＿＿＿＿__ r' ´ / / l] ／
ﾏﾑ l li:i:| / / / ／
ﾏﾑ l ｌi:i:l ＿＿_ / / /、 ／
ﾏﾑ lｉ:ｉ:l | ｀l / / / | ／
＿＿＿＿__ﾏﾑ. ｌi:i:| l | l: / /ヽ／ ＞ ´
| ｌi:il |,‐-'∨vl ＼ / / ／´＞ ´
／＼ | |i:l |i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:| ＼./＞ 、 ／ /_／
＼ | li:ｌ ｌi:i:i:i:i:i:ｉ:l /i:i:i:i:i:i＞ 、 ／ ∨
＼ l |:| ｀￣￣´ /７l ｀７¨ヽi:i:i:i:ｉ:＼. ／ ∨
, へ |:| |i:|/ ＼i:i:i:i:i＼ ／ r ´￣l＼／∨
ｨi:i:i:／ l:| :|＼i:i:／ | lｉ:ｉ∧ﾉ ∨
ｨi:i:i:／ | || /‐- 、 ,ィ| |i:i:ｉ∧ ∨
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
これによって宋教仁の憲政の理想は消滅
かろうじて出た芽は根こそぎ毟り取られ
100年経ってもシナ大陸は
この水準には戻ってはいない
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-‐ '´ ヽｿ , ' ｼ
／ ,' ﾊ ､＼_/／
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ __ｎ'lilil＼_ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ .ハ (--) 从 |、i|
丿ﾙ| ／ ｀ニ} u |ﾉﾚ ﾘ なんちゅうこった
/＼_.＿三｝ イ_ ……悪い方向にしか進んでいないじゃないのこれ
. / 8/ |ヽ／ | ＼
＿ ／,."I:/
.．＝ ￣ ｀ヽ.＼'´ ＼:ﾒ/
／ｨ圭三ﾆ=- 丶, `i
, 仏鷸聿圭三ﾆ=- ' ， ゞ､
,/ ,驫鑈羈曦矗三ﾆ=- } ィ
━{￣ﾞ .{i轤攣變轟纎三ﾆ=- ,ﾞ /ﾊ
圭} , " 獄驎霳韆驫轣圭彪/ _/ｉ |
-r' ：,′ '‘翅鏘鬮靈竸豸彡' ,ｲﾆI. !
ー┤ '/, ｀￣￣''￣￣`'､,∠ﾟﾍﾆI.|
/ .-――-=ニﾞ'ﾌ'' ,_,> ,､!=l!
ヽ._ ´ヽ＼"＼三ﾆく <ｰ=彳 jｲ あなた達は私のことを
￣｀ヽ--､＼三.＼＿__ /'/j｀＞､-､=､━ 『革命を盗んだ大盗賊』だとお思いでしょうね
＿＿＿＿＿ `ｰラ〒､￣xx〃″ ／ ） ､}'/ﾑ
´ ｉ ｉ ｉ /￣＞'´' ___j_＼_/-'‐ " ／ ,／孑ｨ
. ｌ | | .{ { `¨¨´ ｀~__.．＜＞'′壬彡
. | | |〃''＜｀二二二￣__ r''轟霳驎欸圭ｲ
､_.!＿__l 〃蠱鬪鏘愧屍獄帝ﾆ} |曦驟癲驟,.ィ升
γ´/ 丿ヽ
;； -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 ；
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ；;
;； //, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ 'rrrri
〃 {_{:::::::ノ::::u::ヽ::::ﾘ| ｌ ﾉﾉﾉﾉﾉ ；;
;； ﾚ!小ｌ （○）::::（○）从.( /
/丿ﾙ| ､_,､_, | ﾑ ｲ ；; あっ袁世凱様！
;； / /ヽ |!il|!| j |￣￣l いっいいえ決して私めらは尊き貴方様のことを
/ ,' ゝ. |!il|| __,. イ l | ；; 権力の亡者とか末期的皇帝とかなどとは決して
;； / .l .y' |ヽ／ | ＼ | |
＿＿-─／::::::::::::/
／::/ / /::::::::::::::::/＿
／:::::/ .| ヽ::::::::::／.| ＼
∧ ／::::::::/ ＼ .￣￣.／
｝ .! /:::::::::::/ ￣￣￣
,＿! | /:::::::::::/ ＿
ｨ/ﾆj/ ﾍ |:::::::::./ イ´三.＼
〈ﾚ|⌒ヽ ﾍ ヽ::::ノ ＿__／ヽ＼三ヽ＼
｀ﾆ.／ ﾍ ｛′. ／lヽ ＼ヽ三| |
`'i─-‐‐'､ ヽ__iﾟ._/|ヲ＼ .ヽ二|./ヽ＿ノ まぁ少し私の話をお聞きなさい
.イ´ｰ─'''"ヽ ﾉ.､ ,､.＼彡＼ / ＼ 今の中国がどういう状況であるかをお考えください
｀ｿﾆ.| | ＾｀-ﾞ', .ヽ彡/＼.／ ＼ 列強による国土の侵略
ﾚﾆ| | ＿_____lﾘ ヽ/ .,' .| ／/.＼ 締結されているままの不平等条約
ﾚﾆ| | ／´／／／＼,_／|/ / /. / ノ ／／ こんな政治的危機が続く現状において
ﾚﾆ| | ＿＿_〈 / / / / /〃／／ /｝.／. ／／ ／ 中国で最大の政治力と軍事力を握る政治家が
ﾚﾆｌ く=ﾆﾆ＞´./ ./ / .＼i ./ / / /〃.:| | ./￣. ／／＼/ ／ やるべきことはなんでしょうか？
ﾚﾆ| .／.／| | | | | | |＼/ / /〃.:.:ヽ ヾﾆ二二二／.:.:.:.::.:.＼/
|ﾆ/ .／ ／/. | | | | | | | | ＼ .〃:..:.:.:｀7/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ _ノ ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ うーんと……選挙？
ゝ ,､__, イ 困ったら選挙よね
／ | ヽ ／ | ヽ
／ ＜＼.∽ l> }ヽ
,. '´￣￣￣｀`ヽ､
（￣｀丶､_ ／ ｀ヽ､_ _,. -‐ フ
＼ ｀` ｰ ､__, --ｧ'´/ ヽ＼__ __,.. '´ ／
｀ヽ､ / _/ | ! ＼ ／
｀ヽ､ / ´＼＿＿＿__ ＿＿＿__ノ | ／
ヽﾄ _」 ＿___ ＼／ ＿ |／
＼/ ／ヽ `o､ ⊥_ｨo'´ 入 ヽノ
/ ,-┬|ミミミｰｧ─'´〒｀ｰ ､-'´彡/Tヽ. ヽ
| ∧ |ミミﾐ/ /'＾_＾ヽ ヽ彡 | ﾊ | おいこら！全く違いますよ
＼ﾊ∧ |ミミ| //＝ﾍ.! | |彡| //〉ノ 最も重要なことは中国の保存です
!し' |ミミ| |/ | l |彡! 〈// 要は国家の統一という「大一統」これを堅持しなければなりません
_ヽ__/ |ミミ| | !| |彡 l_ノ これ以上分裂によってもたらされる悪しき結果を避ける
, '´i _| ||ミﾐ| |Y⌒i⌒!|! /ソ! / ｀ﾞ''ｰ､ それが中国の政治家として、私がやらねばならぬことでしょう
／ , '´ ヽヽヾﾐ| i ヽ==='/」 /ｿ///ｰ- ､ノ ｀ヽ、 政治的混乱を招く議会制政治などやっている場合ではありません
／ __／ Y⌒llﾞヽ` 六 ,ｨT⌒!/ ｀ヽ、ノ ＼
￣｀ﾞ''ｰ-＜ ／ ＿ / | ヾヽ---彡 | | ＼ ＿＞---───
／ ￣｀ヽ､__／､__＞/ | ｀￣ / | ヽ∠￣｀ヽ--'´＼ ＼
／ ／ / /__／ | ! ヽ､/ / ヽ￣ヽ ヽ ヽ ＼
／ ／ |´ / | ヽ / | ｀￣ヽ'´ ヽ ヽ ヽ
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（● ）u（● ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ だから議会政治主義者の宋教仁をやっちゃったんだ
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ でもそんなに議会政治って悪いものなのかな？
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^!
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
, - .―― -､
＿＿＿ __r=／ . : : : : : : : :ヽ--､ ＿＿__
｀' ､:::::::::｀ー==,ｨ'´ / : : : : : : : : : : :.ﾍ. ヾヽr―.:'::´:::::::, ｨ.´
｀' .､:::::::::/ l : : : : : : : : : : : :::| ヾ::::::::; ィ´
｀ヽ| | : : : : : : : : : : : : ::| |;ｨ´＿＿＿＿＿＿＿＿
｀ヽ ﾏ : : : : : : : : : : : :::/ ､／ヽ´ ＼ ＼ ＼ .｀ヾ,
／ ＼ : : : : : : : : :.／ ヾ .ﾍ .ﾍ ﾍ ﾍ ,ｨノ
＿, . r一弋￣弋､ ｀ヾ､: : : : .:,.ｨ.´ ∧ .ﾍ .ﾍ ﾍ 〉ｲｲ
. , ｨ.´ﾏ ﾍ ﾍ .!｀ｰr-.r- ､ ｀.y.´ , -.ｧ-r―ｲ ﾍ ﾍ .ﾍ ﾍ___歹´
, ｨ ´ ﾏ ﾍ ﾍ ﾍ .∧ .ﾄ-.ﾍ＿｀｡y-.ｨ｡´__/-/ / | ﾍ ﾍ .ﾍ__,イ ,-.､
／ ﾏ ﾍ ﾍ .ﾍ ﾍ | ゝ､ﾏ--| r _r_ _､__ヽ!-.| ._/ .∧ .ﾍ ﾍ ,.イ | .!｀ヽ_ |∧ﾍ
／ ﾏ ﾍ .ﾍ .ﾍ ﾍ! |ﾍ ﾏ-| 乍干干彳.|-.!/ / .| ﾍ ,ｲ/ | | .! /才7ヽ.! iﾍ
. ,ｨ.´ ﾏ ﾍ .ﾍ ﾍ ﾄ､ .ﾏ乂込 弋::::::::::ﾒ /_/,r／ /｀:ヽ.、|,イ／ ./ /./ // / /! ∨! 考えが甘っちょろすぎる！
不 ｀≧､＿＿!＿＿_| ﾍ ﾍ .／::ﾍ ＼ ｀ヾ､ゝ=三=彡´ ,ｲ ／: : : : : / ｀ー=―-≦_／ ／/ ∨! 奴らやろうとしていた議会制政治など
,イ＿＿＿＿__≧ｧ､＿__| /:::::::.r-ゝ､_｀三≧=―=ｲ-イ_.／: : : : : : / く￣ ﾘ! 無理無理無理無理でーんでんむーしむーし
. ／ ,r=＼ ／ /￣｀ヾニ≦: :／ ,ｨ--r=<:￣:￣:｀ヽ ／: : : : : : : :／ ＼ |!
/ / .＞!/ /二｀ヽ__ヾ___.> .／ ./ !｀ヾ_ ＿!_!＿:＿:_:_;イ/ ﾏ |!
＿＿ / ,.ｨ ´ ／ , ｨ´ .| / , ./ , , .| ||／――≧ｧ､: :.／ ≦､＿,≦!
＼/ ,r=./ , ｨ´ .| ﾏ.. ./ ' i |三三三三 >∨ / .|
ﾏ .／ ./イ ヽ ´ .／／ー―――≦::/＿＿＿ | r= /
ﾏ／ ＿ ｨ´ ＼ ＿／｀ー―――ｲ／／/ / / /｀>､ ｀ー｀ｰ'
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ＞）u（＜ ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ かたつむり？
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^!
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
＿ ／,."I:/
.．＝ ￣ ｀ヽ.＼'´ ＼:ﾒ/
／ｨ圭三ﾆ=- 丶, `i
, 仏鷸聿圭三ﾆ=- ' ， ゞ､
,/ ,驫鑈羈曦矗三ﾆ=- } ィ
━{￣ﾞ .{i轤攣變轟纎三ﾆ=- ,ﾞ /ﾊ
圭} , " 獄驎霳韆驫轣圭彪/ _/ｉ |
-r' ：,′ '‘翅鏘鬮靈竸豸彡' ,ｲﾆI. !
ー┤ '/, ｀￣￣''￣￣`'､,∠ﾟﾍﾆI.| ありがとうございます
/ .-――-=ニﾞ'ﾌ'' ,_,> ,､!=l! そう無理です。こんな人民の政治的知識が幼稚な時代にあっては
ヽ._ ´ヽ＼"＼三ﾆく <ｰ=彳 jｲ 議員政治を実行するならば
￣｀ヽ--､＼三.＼＿__ /'/j｀＞､-､=､━ 中国じゃ乱世に転じて滅亡するに違いありません
＿＿＿＿＿ `ｰラ〒､￣xx〃″ ／ ） ､}'/ﾑ あんな連中が選ぶ議員だなんてろくでなし揃いのブルースですよはい
´ ｉ ｉ ｉ /￣＞'´' ___j_＼_/-'‐ " ／ ,／孑ｨ
. ｌ | | .{ { `¨¨´ ｀~__.．＜＞'′壬彡
. | | |〃''＜｀二二二￣__ r''轟霳驎欸圭ｲ
､_.!＿__l 〃蠱鬪鏘愧屍獄帝ﾆ} |曦驟癲驟,.ィ升
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ うわーお言い切るわね
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ 宋教仁とはまるで逆なのね
/ ＿ノ_, イ＿
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
￣/::::::::::::;::::::::::::/:::::/:::::::::::::::::::::＼::::::|::::､::::::::∨:::::::::ﾊ::::
/::::::::::::/::::::::::/:::::/::::::::::::::::::::::::::::::＼|v::::＼::::::V::::::::::|::::
/::::::::::::/::::::::::/:::::/:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::V:::::∧:::::V :::: |::::
厶斗::::/:|:::::／|::::::|:::::::::l:::::|:::|:::::::::::::|::|:::|::∨:::: |::::::!V:::::|::::
l:::::/: j／:::/|::::::;v:::::::l::::;l:::|:::::::::::::}::|:::|Ｖ:lV::::|:::::l l:::/::::
j／|:::::::{ |/ .|::::/ ∨::;Ⅳ l::|v::::::::/|ﾘⅥ lﾘ V::|v::l j/}:;､:
l::f Ⅵ l::/ V { ﾞ{ V:::/, }' }' / _,.j/ }/ j/ |
j/| {ﾑ ｒ＝fzz≧ﾐﾒ､_ 〉jV/ _,..ｨ≦zzfiｒ㍉ ,'〈:｜
八｛:: ', ､_Vzツ ｀⌒ ｀ゞ ´く Vz;ツ／ ')ﾉ, '
ヽゝ', ,'´/
,.ｨi〔ﾑ.,_', ::| 'ィﾆ＼
／ﾆ／ﾆﾆﾑ :::| /二二二
/ﾆﾆ｛二二ﾆ込 ::| ,.:;'二ニﾆﾆ=
,.ｨ={二ニl二二ニニ＼ ,.ｲ:;'二二ニﾆ=
／ニﾆv二ﾆＶ二二＞ ´',:＼ ´ ￣￣ ｀ ／:::::;'マ二二二/
／二二二V二ﾆＶ> ´: : : : :.',:::::＼ ／:::::::::;': : :｀ﾏニ=/=
/二二二二ﾆV二ム: : : : : : : :l:::::::::::＼＿＿／:::: /:::::;': : : : :.|=／二
_,. {二二二二二ﾆﾏ二ム: : : ／ l ',:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::;: ､: : :.／二ﾆ=
_,.｡s≦二{二二二二二ﾆﾆﾏ二ム:/ :::':; ::::::::::::::: : /::: ::,ｲ二ニニ=
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
西欧思想にかぶれすぎでしたねあれは
民意を反映し尊重する議会政治など
政治的に成熟した西欧社会なら可能でしょうが
無知蒙昧な人民が多数を占める中国でやれるわけないでしょうが
それなのに民意を信じるだなんてどんだけ楽観的なんだか
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ﾆ| ｀ ＜ ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /／
ﾆ| lliﾆ＜ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /´
ﾆ| l|三ﾆ=r＜ .＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
ﾆ| li:三ﾆ∧', ＜ 丶 ::::::::::::::::::::::::::::::::::/. {{
ﾆ| ｷニﾆ=∧, ＜ ｀' ＜:;::::::::::::::ノ ＼
ﾆ| ｷ三ニ=∧ ＜ ∨￣ ）
ﾆ| .ｷ二ﾆﾆﾆ∧ ○ヽ, | _＿__ ／
イ ｷ三二ﾆﾆ=＼__ 丶 | o'´_/ /
- ､ノ ｷ三二ﾆ=/￣ ¨¨ -─＜ _ ノ_´ ノ_/ , ′
￣ヽ ヽ ｷ二ﾆﾆﾆ| , 7ﾆ/ /
i :. ｷ二ﾆ= | , {, ,ﾞﾆ,_/ おまけに大総統である私の権力を削る？
:. ｌ :. ｷ二ﾆﾆ=|. ′__ ) ,ﾞ=/ 冗談じゃありません
＞＜ :. .ｷ二ﾆﾆ=| __ ,ﾞ_/ 再三言いますが中国はそんな悠長な書生論じみた理想に耽っている時なんかではありません
丶 ＞＜＞-=二l , rf‐=ﾆｒ' .,ﾞ./──＜-- 現在の中国に必要なのは
､ ＼ ｀ --≧=l:, i ゞ＝ィ .,ﾞ ′＼ ＼ 権力を集中させた大総統が絶対的指導権を行使できる政治システム
、 -=ﾆ＞ , ,. ＜ ＼ ＼ これでなければ危機に対応などできようがない！
＼ -=ﾆ≧ ﾁ ヽ ヽ
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （◎） （◎）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ だったらさーいっそのこと皇帝になっちゃうってどうかしら？
ヽ ゝ._） j /／ ＹＯＵ皇帝になっちゃいなＹＯ
ゝ ,､__, イ／ 皇帝の仁政という東洋的王道政治！
.y' |ヽ／ | ＼ ラヴ＆ピース政治ＹＯ
/{ <l∽ ／＞, ヽ
|/! l ,― 、,―、. ＼
＼ ￣ (⌒⌒) ￣ /
￣＼＼／／￣
,;i|||||||||||||||||||||||||||||||ii;､ ＿／
／||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;､ ＼
／￣￣＼||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;ﾞヽ, ／
'"￣ヽ ヽ!!|||||||||||||||| ||||||||||!!"ﾍ ＜
ヽ ﾞ!!!|||||||||||| |||||||!! iヽ── /
|||ｌ ﾞﾞヽ､ｌｌ,,‐''''"" | ヽ|||||||||
|||ｌ ＿＿＿＿ ﾞｌ ＿＿ ＼|||||||||
||!' ／ヽ､ oﾞ＞┴＜"o /＼ |'"￣|
＼ ／ |ミﾐヽ──‐'"ﾉ≡- ﾞ'──''彡| |､ | |
￣| |ミミミ／"￣ ､,,／|ｌ￣"'''ヽ彡|| |､/ / やはりそうだろうな！
ヽ､ｌ| |ミミミ| |､────ﾌヽ |彡ｌ| |/ ／＿ ここは俺以外に中国を救えるものがいない以上なるしかない
＼/|ｌ |ミミミ| ＼_/￣￣ﾌ_/ |彡|ｌ/ ￣／ この一連の混乱で疲弊した人民は
＼ ﾉ ｌ|ミミミ| ＼二二､_/ |彡| ﾌ 中華帝国の再興を望んでいるだろうし
￣＼ ｌ|ミミミ| ￣￣￣ |ﾒ/ ＼ 我は天命を得たり！
| ＼ ヽ＼ミヽ ￣￣"' |/ /
/ ＼ヽ､ヽﾞ''''ヽ､＿＿＿＿_／/ ／＿
／ ヽ ﾞヽ─､──────'/| ￣／
. ／ ﾞ＼ ＼ / / ＼＿＿
───'''"￣￣￣ﾞﾞヽ､__,,/,-'''"￣ ﾞ''─
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | ちょっと話は飛ぶけど1916年に袁世凱は皇帝になる
＼ ／ 国名を『中華帝国』と変え自身を洪憲皇帝と名乗ることとなるんだけど
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿＿＿＿＿＿
／ `ヽ
／ `、 ＼ ＿＿＿|_|」
／￣￣＼ | ヽ ／ |＿＿ |
'"￣ヽ ヽ!! |,," ﾍ ＜ | .|
ヽ ﾞ!!!､ ,,-' iヽ── / 丿 /
|||ｌ ﾞﾞヽ､ｌｌ,,‐''''"" | ヽ||||||||| ヽ／
|||ｌ ＿＿＿,,,,,, ﾞｌ ,,,,, ＼|||||||||. ＿
||!' ／ヽ､ ;::''“”“~`ﾞ＞┴＜;''“”~` /＼ |'"￣ | | |
＼ ／ |ミﾐヽ──‐'"ﾉ≡- ﾞ'──''彡| |､ | | .| |
￣| |ミミミ／"~( ,-､ ,:‐､ ) '彡|| |､/ / | |
ヽ､ｌ| |ミミミ| |､─＼＼＼＼ |彡ｌ| |/ ／＿ | |
＼/|ｌ |ミミミ| ＼_/￣＼＼＼＼''|ｌ/ ￣／ | |
＼ ﾉ ｌ|ミミミ| ＼二二＼＼＼＼ ﾌ | |
￣＼ ｌ|ミミミ| ￣￣￣＼＼＼＼ ＼ .| |
| ＼ ヽ＼ミヽ ￣￣"' ＼＼＼＼ / | |
/ ＼ヽ､ヽﾞ''''ヽ､＿＿＿＿_／/＼＼＼＼ ／ ￣
／ ヽ ﾞヽ─､──────'/| ＼＼＼＼￣／
. ／ ﾞ＼ ＼ / / ＼＿＿＼＼＼＼
───'''"￣￣￣ﾞﾞヽ､__,,/,-'''" ＼＼＼＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかし流石に時代錯誤過ぎるということで
各省から猛反発を受けなんと第三次革命を起こされ
その攻勢を受け大敗北を喫する
おまけに側近や身内からも反対される四面楚歌状態に
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,ィ彡＞ﾌ7ゞ_:_/: /: : ／ヽ
／彡＞///////＞ヽ: : : ' : ヽ
, -∠-＜///////／ヽ＼＼ヽ: ; : : ﾍ
i ﾘ Y￣ヾ ｡＜／･ヽ､ヽヽ> ⌒ヽ: : :ﾍ
ゞ_／ l }} ／/ ｀ヽ V ヽ: : : l
ゝl>ー 、￣｡ /'>' ｡／ ∨: :}
|＿ ｀`￣ / ｡ / 〃- ∨/
／////＞ 、 / ｡ / , ´￣´＿ j .ﾚ'
./／∨∧￣`＜>、 ｡ / ' , '´ } !
「｝/^ﾍ// ∧ ∨/// / / /ヽ、
| にうﾍ＼∧ ○ ∨/ハ / ○＿__/ / 〉
ﾍ_厶＿}|＼//77777>ﾘ l , ゝ￣――し// ./
`＜∨ヽ_、_/￣彡 ｀ミ､ ! // ._/
!＼＼.| ' ヽ - / ｀ j / /￣´
ﾍヽ＼} ｲ /二-二冫, ./ /
〉<〉 !``｀ ﾆﾆﾆﾆ ' / ,ｲ
-、 ＿＿/ < ＞ /￣￣｀ ヾ< / }＿
: : :＞ 、 , ＜´ -! ﾍ ￣￣ / l--: : : ｀ ヽ、 ＿
::／ ＞ ´ ´ ､ ﾍ / ｀￣:::=<::::::::ヽ
´ ＼ ﾍ , ﾍ / / :::::::|:::::＼::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
これに落胆した袁世凱は帝位を取消す羽目になる
ショックで持病が悪化したのか
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
i :.:.:.:.:::::::::::.:.:v.:.;八 `ｰ' } , "〈 i ﾉ i
i :.:.:.:.::::::::::::.:. Υ¨｀ i / / / ヽ. ｎ .ｒγ三'ﾆヽ、
{ .:.:.:.:::::::::::.:. | 、 l ! / ／./ ﾑ.ゝ'¨〆:.:.:.´.:.ヽi
i :.:.:.:.:.::::::::: ﾄ、ヽ >弌 / ∨´, /‐＞､/.:.:.:.:.:::::::.:. {
. i l .:.:::i:.:.::::::.:i i´`i,/ , ヽ 〃ィﾆ-、 _,..ｨ ｲ´7 .:/´￣｀:.:.. ヽ
ゝ ! .:::| .:.:::ﾄ､ﾚYﾍﾌｨ‐ ､ . ｝¨´ / _>´¨.:.:::::::::::::::: {
_ ヽ! .:: .:;イﾍ.:::」_）」¨} ヾ､,. _,.-┬､!,, _∠´/´.:.:.:.:.:.::::::::::::.:.: 〉
/¨ヾ､. ｀i ´/.:.::::〉､:::i:ｉ `=ﾟ',¨ﾋ｡_ﾌ¨ii:.ヽ ,.-‐ﾌ, .:./.::::::::::::.:.:. /
//.:.:.:.:ヾ､i_＿_,.ﾆ土､＼ﾉ、´.F= ｦ 、,ｲﾘ､ﾅ=..ﾆY´:／::::::::::.:.:.:. ／
i i.:.:.:.:.:.:.: .,¨フ´;;;;;;;;＼ ＼ヽﾋ=/__∠´1し´´ i i::::::::::::.:.:.:.:.:. /
i i.:.::.:.:.:.:.:.:::: ,/´;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ＼ﾆ´_ノ;;i:::.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ.､.:.:.:.:.:.: ／
. ｉi.:.:::.:.:.:.:::::／ ;; ,,,;;;; ,;;;;;;;;;;;`<ベ.､;;;;;;;乂:.:.:.:.:::::::.:.:.ｉi.:./_,.ノ´ __
ｉi.::::::.:.::::/ ;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼,へ;; ;;;;ヽ;::::::::::::.:ｉi/´ _,. -‐'''¨ ¨｀'''…-
ヾ､:::::.:.:.{､, ;;; ;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ヽ ヽ::::::::;;リ-‐'''¨......::::::::::::::::::
|i.:.:.:.:.:::::i ;;; ; _,,..-t__r‐-- ..;;;;;; ;;;;;;ﾍ ＼,,.ｉ, ‐'′......::::;:::::::;;;;:-' .:::::::::;;;;;;;
. ヾ==ﾆ北-'i ii i ⊥」 iﾆｺ_}￣] ヾ;-‐>‐''¨..::::::::::::;;;::::;;_;:-''´ ...::::::::::::::::;;;;
｀ﾑ-‐''¨￣ i￣i¨´｀ﾞﾞ''‐/ ,/.::::::::::::::::::;;;;;,／´........:::::::::::::::::::::::::::::;;
___ノ-‐'´,....;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: /::/::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ..::::: .....::::::::::::::::::::::::::::
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高熱を出し三日三晩苦しみぬいた果てに
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:::::ｌ/:::::::::ｌ /:::::ｖ;:::::::::::／ｌ::::::::/ ｌ:::::ｌ .ｌ::::::l ／::::::／:::::::::::::::; i.／ , , , // ／
::::::::::::::::::〉 .〈:::::::::::::::..／ /:::::::/ ｌ::::.l ｌ:::::ｌ／:::::／ ...:::::::::::: / /ｌ／ｌ/ｌ／ｌ 2,// ヽ、
:::::::::::::::./ ヾ:::::::::／ /::::::/ l:::::l ｌ／,;::::／ ...::::::::::::::;; / / ＾ " ｋ" ﾉ 《/l〉 /
:::::::::::::/ ヽ:::::::ヽ /::::::/ ｌ:::/ ／:::／ ...::::::::::::::;;;;; / 〈 / ／ ｌ">, /ﾆヽ６ ｌ .丿＼
:::::::::::/ ∧ ヽ::::.ヽ, /::::::/ /::::／ ...::::::::::;;;; ! ヽ.!ﾐ ／ /Y" ! !.ﾆ"ﾐｌ /
:::::::::/ /::::＼ ヽ:::::ヽ /::::::/ /:::::/ ...::::::::::::l く,", zr"`r /, !ﾐｊ ｔ-人ヾ ／／
:::::::::! 〈:::::::::ヽ ゝ／ /:::::/ /:::::/ ...::::::::::〈 !ri/ `;ﾐヽ.!.ソヾ`Y"ソ 〉 ／／,,
::::::::::ｌ.＼::::::::ヽ /:::::/ 〈::::/ ...:::;;;;ﾉ '´ｔ,m__ ,-,ソ/ヾ ヽ yノ、」-／／- 、
:::∧:::l ＼:::::::::.〉 /::::/ " !l ∠-ｔヘ-ーﾘ, ーヾ/ｌ_／／／／ﾆ
:::! .ｌ::::l ＼::::／ l::::/ ” ；, r!ヾ、 ｌL|, ｌヽ ／/:/彡／/
:ｌ /l.l::::l Y 。 :ﾉ ﾉ;／. ヾヾ.ヽゝr"y{ヽ、 ＿＿／;:/::/彡ヽ彡
ｌ /:l l:::::l ,゛::::,:::、 ;:::::::;:;゛ ヾ、,// {、ヽ.￣≡≡≡彡〈,〉:::::::::::::ヽ 〉
〈::::ｌ .ｌ::::::l ;::;:;´;:゛ 〝 〝〜ヾ。_,. -‐ー'''"￣く／:::::::::::::::::::::::＼"
..ｌ:::l ｌ::::::〉 "" .． ;;, "' "´´ ´〉;::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.ｌ:::ｌ ｌ:;::/ ;;人、ｒ‐-; ／..;::::::::::::::;;;;;:;;;;:::::::::::::::::
.ｌ:::::ｌ ∨ ,,;:; ...::::, " ｌ ／.:::::::::::::::::,;;;;／'＼;;;::::::::::::
.l:::::/ ,,;::;;;:",.'.. ...:::::: i .{ /, :::::::::::::::;;;／ ヾ;;;:::::
..ｌ::/ ,〟 ;;;::;:::" ...::::: ヽ゛ﾉ l 〉::::::::::;;;/、 〈;;;:::
.ｌ/ ,;;" ,,、 .,; ...:::::::: ｌ ! 、〈;;:::::::;;;/ﾉi ∧ ｌ;;;:::
,;:::, "' ,;:;:::; 〟 ...::::::::::;; L、 ＼,_;‐ー"ノ"ｌ / ｌ ｌ;;:::;
"" ； "' ． ,;;;;． ...::::::::::::::;;; ヽ "ﾄ=-ﾉ /_ ヾ, <;:::
.;;;; :::; ""' ...::::::::::::::;; ∠、 l彡" ／ ｌ、 .ヾ
::;;;;,.,、 ...::::::::::::::;;;;;;;; ´ヽ_＿ , ‐" ヽ,
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憤死！
異様な死にざまなために毒殺説もある
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γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ 一巻読み飛ばしたらあの強敵が噛ませにされたみたいね！
ヽ ⌒' j /／ それにしてもおいおいすごいなこの政治状況
ゝ ,､__, イ／ 3年間のうちに憲政と帝政が立て続けに崩れちゃったわ
.y' |ヽ／ | ＼
/ { <l∽ ／＞ ヽ
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 宋教仁の理想の消滅
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ 中華民国の顔であり実力者であった袁世凱の死
ヽ L ／ もうこれで完全に秩序のタガが外れてしまい
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ シナ大陸は内乱状態に陥る
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
.. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .::::: :... . .:::
:::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .:::::........ . .::::::... .... ..::::::::: . .::::::... ....:::::::::
,_:::....::::::........ （ ... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..:::::::｀⌒ :::::::::....::::::........ . .::::::... ....:::::::::
: ﾞﾞ"'ｰ-､,, ..::::） ﾉ::::::........ . .::::::... .... ..:::::::｀⌒ :::::::::....::::::........ （ ::::::::
: : : : : : : ｀（（ ,,,;）..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::（;;､(,,, 、::::::....::::::..） ﾉ:::::... ....:::::::::
: : : : : : : : ） ﾉ ､.. .. . ... .::::.. . . .:: : ,,） ( :::: :: （（ ,,,;） :... . .:::: .. .
: : : : : : : : （ _ ⌒) `ｰ（ .. .. . ... ..（ ( ,;;. .. ｀⌒） ﾉ .. .. . ... ... ..::. .. . .
: : : : : 、:（ ( : :） ﾉ ... .. .. . ヽヽ ,,ﾉ .. ..::. .（ _ ⌒) . .. .: :::.. ... .. .. . ... .
~~^^;:;:'',,,,.....=) ﾉ-;;;;;~~^（（ ,,,;）^^~~~~~^^"'''~） ）) ^^'',,~~~~~（ ( ''~~^^~~~^
"^ )ﾉ ） ﾉ .,"'`',（ （,, （ ''.,,.....=) ﾉ-':
⊂（ ﾟДﾟ.;..'.'';;;" ;..,"'`（ _ ⌒) -- ﾉ､,,,,,,,_.,"'`',:' "^ )ﾉ :',:'':（
（ ( ＿_;:;（（ ,,,;） .'';;;" ） ﾉ
∩∩'',,.....=) ﾉ-二（,,ﾟ∀ﾟ） ﾉ '' "'''.''" ': '"'"' （（ ,,,;）
:⊂／ ／`:"^ )ﾉ （ _ ⌒) '':'`::':'::',:'':） ﾉ
（｡A｡ ）二⊃ .'';;;" ' （ ( （ _ ⌒)
,,.....=) ﾉ- . ∩ （ (
;'"'"''::',:＿＿＿ '':'`::':'::',:'':';:;.. :'"'`,"^ )ﾉ ⊂⌒（｡Д｡ ）⊃ ,,.....=) ﾉ-
（｡Д｡ ）二二⊃ "'''. ..'';;;" ∪ ::'::',:' "^ )ﾉ
∨∨"'"''"'"' " ⊂;(ﾞ;;0ﾞ#),,,'；;:'::', :'::' .'';;;"
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
あっちこっちで戦いが起こり
天下を競い合う天下一武道……いや群雄割拠時代に
袁世凱が危惧していた天下分裂となり
この状態が20年代の後半になるまで続くわけだ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ο ／ ヽ､;';'｀､
O / `￣’
О / ',
. O / 中
/ /
. / ｀丶 __ /
/ , -- ､′ /
. / ｰ'⌒ ｀ ヽ/
/ ,' / ヽ､
, イ 丶､ ,' , ' ｀丶
／ ', _ ,' , イ o ヽ､ くるくるくるくる事態が変転しすぎでもうウンザリする！
-‐ '， /＼i °o ｀､ まるで下手な役者ばかりが目まぐるしく登場する芝居だ
| ー ｏ ', 彼らの言う中国の建設は夢でしかなく
｀丶 ＿ -‐ 一 ｀ヽ O 現実は破壊に向こう一方だ
｀Y´ i ｌ Ｏ
__.', ', ! r'¨¨ﾊi'´｀ヽ
__| ', | ﾄ､ --ｲﾊ｀-´
i! ｜ ﾍ ﾉﾙ'
ｿ | ﾍ
大日本帝国陸軍少将
支那通 板西利八郎
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | ではこの惨状を見ての憂国の知識人たちの話を聞くとしよう
＼ `ー'´ ／ 先ずはこのお方
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
_, ‐━‐ 、
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
. .'.:.:.:∧.:.:.:.:.:.ﾄ､.:.:.:.:.′
ｉ.:.:/ ＼.:.:.:| ヽ.:.:.:.!
从{二二、ヽ:ゝ二ヽ.:}
. ﾄ{＿＿_}￣{＿＿_}/!
`ｌ i ﾚ′ はじめまして＼_人＿人∧从＿人_∧_人_从_/／
八 ＿ / 私の名前は ) ＞
｀ﾆ´ ｲ ＜ わっインテリ先生ぽーい ＞
_| ｀ ー '’ | < (
_/ ｉ＼ ／ｉヽ_ ／＾Y￣∨￣∨^Y^⌒Y^YY^^Y^
,， ´／ V >‐< V| ＼｀ ., 何ですかその無意味な台詞の吹き出しは
r‐ ´ ＼, V {: : : :}V ! ／ ` ‐ 自己紹介ぐらいさせてください
| ／ ', Y :Y / ＼ |
｜ '， '/: : ', ./ / |
｜ ′ , : : '/ /. |
｜ ′ '; : / / |
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ | __
|::::::（ （ ●） （●）| ／_} l'':,
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ／_ﾞ''iﾞﾉ､ﾉ 後に中国共産党の初代総書記となるこの人は陳独秀先生
| |r┬-| | ,:'`;:'／ﾉﾞﾉﾌﾞ 長年シナにおいて啓蒙思想家として活躍していたんだ
＼ `ー'´／ /`/ / ノ-〈/
>'ﾞ:: ‐'"ﾞ./ ヽ.,' ~ ／
／/::::: ', / /
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.!,:.:.:.|.:.:.:.:.:.:,
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヽ:ﾄ､.:.:.:.:.| ,:.:.:!,:.:.:.:.:.:′
. /ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ { ＼.:/ ,.:.l ,:.:.:.:.:.:ｉ
. |/⌒|.:./}/,. ――- -― }‐ ,.:.:.:.:|
. { ⌒从!、 ‐ ‐ ｉ.:.:.:ﾉ
! ( 、{ ´うソ｀ 厂 | ´うソ｀ }／
! ー ― ! ー ― !ﾉ
ｰﾐ ′
′ /
lﾊ f ￣ ヽ / そうです
| 、 ｀ｰ - ' 私は長年中国人の国民意識の変革を訴え続けてきました
. __ｌ ＼ ￣ ｲ まず第一に中国人の心理を変えなければなりません
/＼ ` ., イ ｌ
／ V＼ ￣ /|＼
. ／ ∨/＼ / ! ＼
￣/ ∨//＼ ＿＿ _ノ//′ |＼
. / ∨///／⌒＼/// | ＼
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陳独秀は1904年出版の『亡国論』でこう主張する
「中国が亡国の危機に直面している原因は
皇帝が良くないからではない、官吏が良くないからではない。
およそ一国の興亡はすべて国民の性格の良し悪しにかかっている
我らが中国人は天性的によくない性質があり、それが亡国の原因となっている。」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:/.:.:./ V.:ﾄ､.:.:.:.:.|＼.:.:.:.:.:.:.!
|.:.:f'⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:./ V:! ＼.:.| ＼.:.:./
|:!.:| }.:.:.:.:.:.:.:／}.:.:/ -―― ヾ ヽ! }:./
. 从:. V.:.:.:.:ト`厶ｲ ,. -‐ -‐厶
|:. Vl＼| ｀‘( だｉ }=＝{だｉ )
|.:.:.､＿ ` ― | ｰ┬
|.:.:.| | ,
ヽN ′
j ＿ / この考えは今も変わってはいません
┬'’ f' ) /
／ ∨＼ ` ニ´ / 国家滅亡危機も袁世凱の独裁も
イ ∨ ＼ ` / 全ては滅亡をすんなり受け入れ
￣ | ′ 、 ＼ ` ,.: 独裁を許してしまう中国国民の奴隷根性による行為と性質が問題なのです
| ′＼. ＼ 爪￣ 中国の滅亡を救おうと考えれば
| ′､＼ ＼ /｜ ＼ 何よりも優先して国民の性格を改善しなければなりません
| ′＼＼ ＼ / .｜ |＼
| ′､＼＼ ヘ ｜ | ＼
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ 随分と手厳しい国民批判ね
/ ＿ノ_, イ＿ そんなに中国人の根性ってダメダメなの？
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
;; :; .:::::; ::;;: ;;;;;;;｀:. ｀´｀´｀´｀´.;;;;;;;;;;; :; .:::::; ::;;: ;;;;;;;;;;. ;;..;..;..;.;..;..;.; .;;;;;
;; :; :::::::::;:; :;;::; ;;;;;;;;;;｀'……--'´;;;;;;;;;;;; :; :::::::::;:; :;;::; ;;;;;;;;;｀:. ｀´｀´｀´｀´.;;;;
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;;.;´:;:;:;:;:;｀;...;´:;:;:;:;｀ ;;;;;..: :.;;;;;;;;.;´:;:;:;:;:;｀;...;´:;:;:;:;｀ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;:._｀''''´ :;;:;;:｀''''´_,:;;;.: :.;;;;;;;:._｀''''´ :;;:;;:｀''''´_,:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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心理的に暗黒と言っていいでしょう
それは旧式の伝統的支配思想である
儒教に骨髄まで毒されているからです
共和国となったのに全然近代思想を持てずにいる
だから袁世凱のような独裁を易々と受け入れてしまうわけです
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＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ─ ─ |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ :::: （__人__） )
| ｀ ⌒´ | 儒教思想は為政者にとっては
/ ∩ノ ⊃／ 都合がよすぎる面が強い思想でもありますからね
( ＼／ ＿ノ| |
.＼ “ ／＿_| |
＼／＿＿_ ／
,. : :"´: : : : : :..:.:.:.:.ヽ__
,.ｨ: : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.: : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':,
_,. -──r=ｧ.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.′
／´ ＼ィｰ一'.:.:／|.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.′
. ／ ＼ |''^7.:.:.:/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
／ ＼ У /.:.:./ .|.:.|.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
／{ ﾍ__У／}/|/ __ .八ﾄ､.:.:.:./ |＼.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:|
／ { ノ_,,. イ {{ ＼ ＼{ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,
＼＼ﾃ'"´ ﾄ､ ` ‐ | ―-＼.:.:.:.|i.:.:.:.:|.:.:.:.:.:./
＼＼_｀/ | ー 7⌒{ ｀＼ハ.:.:/⌒V/ その通りです
ー '-―――― ‐-| / ＼` ‐ ﾉ=＝ l.:/ }/;′ 身分支配である「三鋼五常」で縛られた儒教
／ ｀ ./, ￣ j/,.イ.:./ 儒教心理を持ち続けることは永遠に圧制者の奴隷状態なのです
/ /, r‐ ､ ／从/}:/ 言論の自由・女性の自立・個人の人権が許されていない
/ :.、｀ ｰ イ /| 伝統的儒教思想を打破するためには
| / /＼ _,,. '" ／ ﾉ＼ 西欧啓蒙思想を中国に導入し国民の意識を変えなくてはならない
＼ / / { ／ ／ | 主権在民の民主主義国では国民こそ主役なのです
| ＼ .′＿ﾑ-― ''"´ ／ /＼
|￣ ｉ"´|: : ｀:.､ ／ / ＼
| | |:_: :／＼ ／ / ＼
＿
|:｀ﾞ`丶、ﾞヽ、
l;;::;;::;;::;;:;`ヽ､ﾞ':､
.!;;::;;::;;::;;:;;::;;:ﾞヽ､ヽ､
i;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;ﾞ':､ ﾞヽ
l;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::':､.ヽ
};;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::人 }_
i;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::;;:/｀ﾞ`＝≡三二ミz＼_
.i;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::;/;;::;;::;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;::;;ﾞ`丶､
i;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;:/:;;::;;::;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;::;;`ヽ､
!;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:/;;::;;::;;::;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;::;;::;;::;;::;｀ﾞ丶.､
l;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;/;:;;::;;::;;::;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:}
ﾞ''＜;;::;;::;;::;;:;/;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;::;;::;;::;;:;;::/
ﾞ''＜/;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;::;::;;::;;:;;::;;:::;;::;;:::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;:/
λ;;::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;;:;::;;::;;:;;::;;:::;;;::::;;::;;::;;::;;::;;::;;::;;ｲ
＼::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:;:;;::;;:;;::;;:::;;;::;;::;;:::;;::;;::;;:;;／
＼::;;::;;::;;:;;::;;::;;::;;:ﾞ;:;;::;;:::;;;::;;::;;::;;::;;::／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
陳独秀は1915年に
上海で啓蒙雑誌である『新青年』を出版する
内容は今の会話と同じで
中国の伝統的思想や儒教的呪縛から脱却しなければならない
一人一人が個性を確立しそれを尊重しなければならない
人間の自由を、人間の解放を訴えた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
f,} ｲ { r.､ ハﾟヽ
ﾉ ヽﾉ } .} ｀´
ヽ / ‘. .{
＿＿ _>=ミ､ _ノ ヽ_, ィ
_ ｀ヽ _r- ､ ／￣￣｀ヽ ＿ __ >イ´:
_> ＼ ヾ' { ./::::::::::::::::::::/ __＞:.:.｀ー'￣＜ ヽ::::::
ヽ ＿⊥ ＿_ ＞^＼ /:::::::::::::::::／ ア:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｧヽ::
`ーイ／￣｀ヽ r-､ __r､ , ＜:.:.:.:.:ヽ ＼:::::::7::::::::::::::::::/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ ヽ
く:::::::::::::::::‘.__ 厂Yヒｧ-- ､ とア＼ ヽ___>x ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}. ヽ/::::::::::::::::::/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
ー-､ハ:::::::::::::::::::V:.ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ > ⌒ヽ Y ヽ!ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:./ _/::::::::::::::::::::ヽ Ⅵ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
:.:.:.:.:.} /ヽ:::::::::::::::::V/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::::::::::::}'´¨｀ヽ ヽ ﾍ:.:.:.:,､ｲ＞＜::V::::::::::::::::::::く ﾊヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
:.:.:.:./ .}:::::V::::::::::::::::V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:::::::::/!:.:.:.:.::ﾊ >^⌒＞ ´￣￣へ::::::::::::::::::::ヽ }::}' ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./V ／
≠^ー'::::::::V:::::::::::::::::V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y仁!＞==ｲ_＞ ´:::::::::ト-､:.:.:.:.:.:.:.:∧::::::::::::::::::::::`＜ﾆヽ ヽ:.:.:.:.:.:./ｲ ／:::::
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＞:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:.:.:.:.:.:.:.:.:ハイ::::r^ﾍ::{ー- }:::::::::::::/:.:.:/ヽ_:.:.:.:.:.:／!:.:ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::::::::::＞＜ }} ヽ| /./ ＼ ヽ }_:::/:.:.:.:./⌒ヾx ヾﾍ:.!ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::＞＜{ り .L=＝＝＝==_/ ⌒ ﾞY:（_ ^¨).イ ヾ===＝＝”.ヽ_}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;
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若手のインテリ層を中心に支持を得て
論壇では新文化運動が巻き起こる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/: .: .: .ﾊ/l : ;ﾉl/i ＼: .: .‘;: .: .＼: .:.ハ
ｲ.: .: . / ` ＜ ＼: .}＼,: .: .＼.: ‘、
. ﾉ!: .: .ｲr―― ﾐﾒ､ _,斗- ＼: .: .: .: .}
l.|: .: .ﾘ{ }-= ﾐ r―― ,｀Y: .: .i｀
. 从/ i. ＿_,ノ 八 } !: .从
. ﾘ| | / ＿_,ノ Y: .: .}
∧. ｀ /: .//!
. iﾊ! ／￣ ヽ / V:/ サイエンスとデモクラシーをこの中国に！
ﾉi∧. | } / ./ｲ 政治体制の民主化ではなく人々の政治的自覚に基づいた
从‘, ヽ _,ﾉ /- 'i ﾘ 迷信から脱却し科学的思考による
|∧ ｨ / 価値判断ができる個人の誕生を目指すべきです
＿| ＼ _, ＜ |ﾘ
＿ イ |＼ ￣￣ i
-‐'"／ .i. ＼ |
_,ノ⌒＼
＿／⌒` ヽ _ |
__／ ヽ _＿_,>-‐┴ ､
/ ヽ 〈丶-- |
〈 >､_ ノ〉 ーﾉ`ﾆ=ｰr-‐ ヽ
/八ヽ /`ニ´ -‐ ／＼ 〉
ヽ ￣／ ／/ /
｜￣ ／// /
! / ｌ | /
丶 ﾉ ヽ / ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
＼ { ≧ ＜
｀ ┐ ! 卜､ ≧ 中国の青年に告ぐ！ ≦
r⊥ -┴―一' 卜、／ヽ ≧ まずこの自覚と奮闘を求めます ≦
r｣＿＿＿ -‐ '´::::|::::::::::} ≧ ≦
r―｛:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::/ ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y
l::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::{
ヽ::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::',
}:::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::}
｛:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ヾ￣
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{. ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ（●） （●） .从 |、i|ﾍ ））
（（.丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ,/ /
'､ ヽ ゝ._） j /|/ / すごいわね
. ＼ヽゝ ,､__, イィT/=/ バリバリの西欧啓蒙思想主義者じゃん
< l 7Eニ::ィ1 〉 これはナウなヤングに大ウケ間違いなしね
ゝ'ｲ／ヽ::::｀ ､ ／
i´￣ ｀ヽ::|
| <
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:≧
／´￣￣￣￣￣￣｀l:.:.＼
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. ':.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:'
. ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:|:.:.:.:.:.|::.:.:.|:.:.!:.:.:.i:.:.:.i
. ':.:.:|:. |:.: .. |:.:.:.:|:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.: |:.:.:.|:.:: i
|i|:.:|:.:.|:.､:.:.ﾄ､:.:.|:.:.:.:.:.| !:.:ﾊ:. |:.:.:.|:.:. i
|i|:.:|:.:.|ィ芹苡ヽ{:.:i|ィ芹苡|ﾉ|:.:.:.|:.:.:.l
|!|:.:|:.:ﾊ_ r'::::ｿ .,--､ r'::::ｿﾉ: l:.:.:.|:.:.:.|
!:.|:.:.:.ﾄー‐‐ ´ ' ￣￣ /:.l:.:.:.|:.:.:.|
. |:.:.＼:|:.､ _ _ /7/.::. .|:.:.:.|
. |:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:..._ イ|:./:.:.:.:.:.:.:/:| 私もその雑誌には寄稿しました
. |:.|:.:.|:.:.:.:.:ィ l ´ .|7:.:.:.:.:.:./:.:7 中国人はまず意識改革をしなければなりません
. |:.|.!:.ﾄ､. i|＼__/. |!|:.:.:/:.i/ﾄ､_
. |:.|.!:.|. i| ＼＿_ イ/| ! /:/i!∧ﾆ＼
/|ﾉ |!jﾟ｡ | ／ .|:.:/ /ﾆﾆﾆﾆ.，
| ﾟ｡ | イ |/ ./ﾆﾆﾆﾆﾆi|
| / ﾟ｡ ／. /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆi|
. ! / .＼ ／ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ |
. ! .' ＼ ／ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆi|
. ! | |￣￣￣￣￣￣|ﾆﾆﾆﾆﾆ./ﾆﾆi|
. !込 |: : : : : : /≧￣７ﾆﾆﾆﾆ./ﾆﾆﾆi|
. _ !-----.､ |: : : :.__/ ｀ｌﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ |
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|__／ l_ |ﾆ イﾆﾆﾆﾆﾆi|
. /ﾆﾆﾆﾆ_ ≦ | _ イ!´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
/ﾆﾆﾆ./ ＿|ー‐: : : : |ﾆ-----､ﾆﾆ ，
. ,ﾆﾆﾆ/ _ .≦ : : : : : : : : | /∨ﾆ，
. |ﾆﾆﾆ| ､__ ≦ ────── ' .// ∧ﾆ，
中華民国
文豪 魯迅（ルーシュン）
＿＿＿＿
_ -――‐- _≧ ._
. ´三二ﾆ==ﾆ二三≧ﾄ､:. ＼
／三二ﾆ==ﾆ二三二ﾆ==ﾆ ∨:.:.＼
/三二ﾆ==ﾆ-----ﾆ==ﾆ二三 ∨:.:.:.:ヽ
. /《/》 ／:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.＼《//》 ∨:.､:.:.:.:.
'《./ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...＼《/》.|: |∨:.:.:.
|《//:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |:.:.:.:＼《.|: | ∨:.:.:.
|7 ':.:.. . .|:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.::.:.:|:.:.:| : ∧|: | .|!:.:.:.:..
| i|:.:.:.:.:: |:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:|!:.:i!:.:ﾊ:. |!:.:.:.:.|: | .|:.!.:.:.:.:
!Y:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.ﾄ､＼:.:.:.|ヽ|y'笊ﾐx|:.:.::.|: | .|: l:.:.:.:.:
`l:.:.:.:.:.:.:|.!ィ斧ﾊ ､{＼i Ｖしﾉ |:.:.:.:|: ﾄ/::.l:.:.:.:.:.:
|:.:.:.:.:.:∧ Ｖしﾉ ｀¨´ .ﾘ:.:.::.:.:.:.. . |:.:.:.:.:.:..
|ﾊ:.:.:.:.:.:ﾑ ｀¨´ ､ /|:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.. 最初の革命は満洲王朝を倒すことでしたから割と易しかったのですが
|!.|:.:.:.:.:.: 込 __ イ:.:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:i その次の改革は、国民が自分で自分の悪い根性を改革することなので、
|!.|:.:.:.:.:.:.:.:.: ゝ､ ＇´ .イ ,:..::.:.:.: /:..:/:.:.:.:.:.:.i!:| そこへきて尻込みしてしまいました
|!.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ r- ´ .,:.ｨ:.:.:: /:.:./:.:.:.:.:.. .:i!:| だから、今後最も大切なことは国民性の改革です
|:.:.:.:.:.:.:.__イ＝=ｲl /´ iﾄ､/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.7i | そうでなければ、専制であろうと共和制であろうと、その他なんであろうと、
|ｨf:.:.ﾄ､＼.| i| ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ .ﾘ 看板を変えただけで品物が元のままではお話になりません
／ﾆ∧i| ｀ l｀ー ､ ＿__,.i|.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.イ≧.､
. /ﾆﾆﾆﾆ7＼ ∧ ´ イi|.!:.:.:.:.: ／ﾆﾆﾆﾆ.＼
. /ﾆﾆﾆﾆ.7. i l ＼ イ ／ i|:.:.:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ .∧
. ,ﾆﾆﾆﾆﾆ, ﾑ ､ ｀¨¨¨´ ／ /!:.:.:./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi
,ﾆﾆﾆﾆ ., ’, ｀ ----- ´ ／ iﾄ|:.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ i!
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 大半のシナ人はこんな統治能力のない共和制を望まず
| ｀ ⌒´ | 天子による安定した統治が期待できる帝政の復帰を望んでもいるようですしね
＼ ／ 中華民国の看板は立っているがそれを支持する国民というものはまだ少ない
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
∠_ -――――‐‐‘,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
/／二二ﾆ=--=ﾆﾆ二‘,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘.,
. /二ﾆ=／ ￣￣￣￣￣ ‘,:.:.:.:.:.:i|.:.:.:.:.:.‘.,
,=ﾆﾆ.／:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.‘,.:.:.:.:.i|:.:.:.:.:.:.:.‘.,
,=ﾆ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,:.:.:.:i|.:.:.:.:.:.:.:.:.‘.,
iﾆ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､:.:.:.:.:.:.ﾄ､:.,.:.:.i|.::.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,
|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:.:.i! ﾏ:.:.:.::i| ＼:.:.i|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,
. i|:.:.:.:.:.:r､:.:.:.:.:.. ＼:.:.i| ＼:.i| |:.＼i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
ﾊ:.:.:.:.:.ii ＼:.:.:.:.:. ＼i ｀ l:.:.:.|j:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
. ,:.i!:.:.:.:.:.:＼_＼ヾ i:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
,:.:.:＼ﾄ､.∧ ' i:.:.:|::.‘,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
,:.:.:.:.:.:.:.:.:.::|:.＼ っ |i:.:.|:.: ‘,:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:|
. ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ ｲ .i|!:i:.:.: ‘:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..| そうなのです
,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: |:.:.:.:.:.:.:.≧:...:､--イ i!j:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.::.:i まず第一に考えなくてはならないのは心なのです
i:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:. |､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ﾏ:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:./7 私は昔医者になろうと考え日本に留学しました
|:.:.7 ＼:.:.:.ﾏ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ∨:.:.ﾏ=--､_./__ その授業の講義用のスライドショーに日露戦争中のものがありまして
|:.:.i ＼:.:.≦＞- ､:.:.:.:.:.:‘., ､_＿＿≧､＼ .Y ∨ その時は私は見てしまいました
ヾ:.:＼_＿/|＼＼＿_, ＼:.:.:.:.:‘, ＼＿＿_ノ＼ゝ､ i|ﾆi|
｀¨¨ヽｲ:.,i ｀¨¨¨¨. ‘,:.:ﾄ､:.! 7ﾆi|､.__
／:.／i| i: |. V /ﾆﾆ|::7i|
､＿＿__≦_ イ ／:∨. ‘,ﾉ/ ﾟ 。 / ｡､ iｲﾆi
／:.:.:.:.:∨ /イ ﾟ 。________イ ｡ .＼ﾆ.，
ﾊ_.ﾊ
(-` )
c,∧_∧ ∧＿∧ ∧＿∧
（-` ∧__∧ （´－｀ ） （´－｀ ）
γ（－` ,）ヽ. γ ヽ / ｀ヽ
i ヽ ｨ 〉 / ｨ ﾉ i | ｨ l
ﾉ / ヽ_ノ ./ ./ t / / / i / /
(´__ノ (ξ___／／< γ´ ／ .／ ﾉ ／ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ある中国人がロシヤのスパイとして処刑されようとしているのに
それを何も感じずただ眺め、
または好奇心に満ちた目で見ている同胞たちの姿を
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∠三二ﾆ==ﾆ二三 _:.:.:.:.:.:.:＼
/三二二ﾆﾆ==ﾆﾆ二二三|:.:.:.:.:.:.:.:
. / イ:.:. :.:.:..::..:.:.:. .:.:.:.＼ |:':.:.:.:.:.:.:.:..
/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.|:.:':.:.:.:.:.:..:.:..
. //:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.':.:.:.:.:.:.:.:.:.
. |!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: . i|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. ':.: i|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i|:.:.:.:.:|:.:.:|:.:.:.:.|:.:.,:.:.:.:|:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.
. |:.:.:.i|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i|:.:.:.:.:|:.:.:i!:.:.:.:i!:.,:.:.:.:.i!:.. . .|:.:.:.:..:|
. |:.:.:.i|:.:.:.:.:.:.:.:.:..::ﾄ､::.:.:.|ｨ笊ぅﾐﾊ,:.:.:.:.ハ:.:.:.:|:.:.:.:..:|
. |:.:.:八ｨ笊ぅﾐﾄ､:i:.||/|:.| 込rﾂ ,:.:.:.:i| l:.:.:.:|:.:.:.:.::|
. |:.:.:.:.∧込rﾂ ﾘ /:.:.:: i|ノ|: ::.:|:.:.:.:.:.|
. |:.:.:.:.:.∧ /ｨ:.:.:.:.:.. .|: ::.:|:.:.:.:.:.|
. |:.:!|:.:.:i!､＼ ' / i|:. : i|..:.|: ::.:|:.:.:.:.:.|
. |:.:!|:.:.:i!:.:ヽ _ .i|:. : i|..:.|: ::.:|:.:.:.:.:.|
. |:.:!|:.:.:i!:.:.: ＼ ´ イ.i|::.:. i|..:.|: ::.:|:.:.:.:./ その時私の心は決まりました
. |:.:!|:.:.:i!:.:.,:.:.:.:. 、__ イ:::::: :i|∨:i|:.7:.:.:.:.:.:.:./ 医学をもって身体を治すのは中国にとって肝心なことではないと
. |:.:!|:.:.:i!:.:i:.:.:.:.:, ≦ |::::::::::::::::i|::∨:.,:.:.:.:.:.:.::/､ 肝心なのは心を治すことであると
. |:.:!|:.:.:i!:.:|: ／__ イ ﾉ | /:.:.:.:.:.／ﾆ ＼ そうと悟りましたから
. |:.:!|:.:.:i!:／ ＼ _ ≦:..:.:／ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ 私は文学の道に入りそれをもって
. ∧:.:.:.／ .| ￣￣￣￣ /:..／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi! 中国人の心の治療もとい改革を目指すことにしたのです
∧/ 、 ／イﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi|∨
. /／ ヽ -､ ¨¨¨¨¨¨ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7ﾆ∨
. / ／ ﾊ ,-､ .／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./ﾆﾆ.〉
/ - ´. Y | ／ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ./
. i |. | ／ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
_｣/.|. 八ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.| 中国人が旧式な伝統思想に
|::::::::ゝ ─ ─ | 縛られているという点では二人は同じ認識
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ :::: （__人__） ) 陳独秀は民の意識を改革しその自立した民を民主革命の主体として
| ｀ ⌒´ | 中国政治の近代化を実現すべくと考えた
/ ∩ノ ⊃／ この考えは清朝体制時代の
( ＼／ ＿ノ| | 政治刷新運動を進めていたかつて梁啓超も唱えていた
.＼ “ ／＿_| |
＼／＿＿_ ／
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /.／
ゝ ,､__, イ ／ ふーむ
.＿_ ., ':|ヽ／ /.|＼ 多くの知識人やインテリ層は国民の意識改革を訴え
｀-ｔ- ｀ヽ ／ { l ∽ ／ ﾉ ヽ 民主主義を望んでいるわけね
{とニ ヽ=、 r/ { r...:./´／ ´ヽ なら義務教育を含めた社会改造が必要ね。民生の向上
ヾヘ｀/ﾍヾ、 ／ i.| ヽ|.:./／ ／ ', これで中華民国の未来も明るいってわけよ！
ヽ、ヽヽ.ヘ／ Y /.:.|｡´ /´ |
ヾ_∨ )ヽ ,' /:.:.:.|｡ i { ／ |
ヽ ／| ./.:.:.／≡＞-K__ |
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ |
＼ ／ そう、多くの知識人は国民改革からの
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. 民主政治を考えていたが……決定的なものとはならなかった
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ ……現在の中国の非民主主義を見るにそうね
/ ＿ノ_, イ＿ どうしてかしら？
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）| 多くの原因があるけれど
（@ ::::⌒（__人__）⌒) とりあえずここは
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ いままで意図的に隠していた人物から話を聞こう
ヽ L ／ 近代シナにおける最重要人物の一人
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ 現在の中華人民共和国の統治思想の根幹に
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ 今も生き続けているその人物
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y.:.:.:ヽ,
':.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ.:.:.:.:.:.:.}.:.:.:.:.:.′
|.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ.:.:.:.:.:.:/.:.:.!.:.ﾊ!
. ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:λ.:.:ﾉｲ .}
';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:ｲ {.:./─ )
!.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ l }/ ;´
从{ヽハﾄ､{ ｀u. /
f=＝＝=ミ、 / / どうやら
/ ヽｰ ' あの人ですか……なら私は席を外しますね
,. ´ T ― _}、
, / ＼
′ ＼
ｉ /｀ヽ
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ _ノ ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ えっなんで？
ゝ ,､__, イ そんな凄い人が出てくるなら陳独秀さんも同席したら？
／ | ヽ ／ | ヽ
／ ＜＼.∽ l> }ヽ
{ ', .＼＼ l ! ｜
＿＿___
,. : :"´: : : : : :..:.:.:.:.ヽ__
,.ｨ: : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.: : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':,
_,. -──r=ｧ.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.′
／´ ＼ィｰ一'.:.:／|.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.′
. ／ ＼ |''^7.:.:.:/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
／ ＼ У /.:.:./ .|.:.|.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
／{ ﾍ__У／}/|/ __ .八ﾄ､.:.:.:./ |＼.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:.:.:.:|
／ { ノ_,,. イ {{ ＼ ＼{ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,
＼＼ﾃ'"´ ﾄ､ ` ‐ | ―-＼.:.:.:.|i.:.:.:.:|.:.:.:.:.:./
＼＼_｀/ | ー 7⌒{ ｀＼ハ.:.:/⌒V/
ー '-―――― ‐-| / ＼` ‐ ﾉ=＝ l.:/ }/;′
／ ｀ ./, ￣ j/,.イ.:./
/ /, r‐ ､ ／从/}:/ お断りします
/ :.、｀ ｰ イ /| 私はこれまで数多くの革命家と交流を持ってきましたが
| / /＼ _,,. '" ／ ﾉ＼ あの人と関わり合いを持つことを避けていました
＼ / / { ／ ／ | どうしてだが分かりますか？
| ＼ .′＿ﾑ-― ''"´ ／ /＼
|￣ ｉ"´|: : ｀:.､ ／ / ＼
| | |:_: :／＼ ／ / ＼
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒|
|/ ｍj |ー'´ | 専制的な独裁体質が嫌だったからですかね
＼ 〈＿_ﾉ ／
ノ ﾉ
. /.:./.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:.:ヽ
/.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.:.:.:',
.′.:/,:.:.:.:.:.:.:.|＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.i
ｉ.:.:.:.|∧.:.:.:.:.:.| ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
}ﾍ.:.| ＼|＼', ＼.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.j
. ∧「￣｀ ´ ￣ ｀ ＼.:.ゝ.:.:.＼{.:.:.:.:.:j
f' ‐rｧ={ ´ rｫ }===ヾ.:.:.:.:./⌒ヾ/
乂_ _/ 乂_ _ ノ }/}／ / そのあたりでしょうね
| 〈 {ノ / お分かりならばお気をつけなさい
fT´ 人当たりの良さを感じるでしょうが
:.、 r‐ ､ / | その内実は人の話を全く聞かず
￣ ,. :'′_)＼ 自分の考えが絶対だと確信している危険心理を有する人です
＼ _,,. : ／/: : :.＼
ーr＜: : : ／ /: : : : : /＼
∧: : : ／ /: : : : : /.: : :.＼
,,ｲ| i⌒ヾ /: : : : : /: : : : : : :.＼
＿ イ: :/| | | ,/: : : : : /: : : : : : : : : :
＿
,.:.´.:.:.:.:.:.:.:｀.:.､
/:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,
:.:.:.:.:.／^i.:.:.:.:/ヽ.:.′
|.:.:.:./‐‐-jノ}/‐‐ ',:.!
{ Y/ ( ＿_)T( ＿)ﾚ
V| ,′
‘′ _ / それとあれは超人的な法螺吹きでありますよ
,.込、 ´ ，ィ 法螺ばかりぶっ放すものですから人呼んで孫大砲と
イ V＼ ￣| または孫大泡とも
| V > 个 , これは広東語で虚実無実、言葉が空っぽで中身がないの意味です
/ ＼/ V{: : }| 〉＼ ではまた後ほどに
. ′ / V>‐!| ＼
', V: :!| / .|
}＼ | ′ V:!| ./ |
. ﾄ､ ＼_} ヽ / ′ Ⅵ / .|
. ＼ヽ i / ＼ }l!/ |
ヽ｀ ト-- ､ ′ ＼}! |
ト彡 1 ′ ヾ |
|＼ ノ ,′ 0| |
. ＼ / | |
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ) . j /／ さて兄さん
/ ＿ノ_, イ＿ いったい誰が来るわけなの？
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ |
＼ ／ その人は世界を見学……いや旅をした人だね
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
__
/ __ ¨ ヽ _
/ /i:i:i＼ ::'，
〈 {i:i:i:i:i:i:i} ::::}
'，Vi:i:i:i:{ .:/{
} Vi:i:i:} ' .:ﾄ-v
, r' V ﾆ=' /／ / 〉
r=彳i:i'， `ｰ=彡' ' ^>､
}i:i:i{i:i:i:iヾｰ=-=彡´／ / '，
/i:i:i:i{丶i:i:i:＼ - ﾆ=- ,._/ }､
{:i:i:i:i:ｉ ::.＼i:i:丶 =ﾆ二 ´ ＼ :{:::＼
}i:i:i:i:i:. :::.丶i:i:i:.､ :::.＼ ＼` ＼
/i:i:i:i:i:i:i＼ :::. i:i:i:.､ ::＼ ＼ ＼ __
/i:i:i:i:i:i:i:i{､i:i丶 :::. :i:i:i:. ::.､ 丶 ＼ｰ=彡i:i:i:i:i＞‐=彡
}i:i:i:i:i:i:i:i:‘，＼:i:＼ :::. i:i:. ､ 丶i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧ ヽi:i:＼ i:＼ ＼ 丶 ｀＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
/i:i:i:i:i:i {i:i:i:i:∧ Vi:i:i‘， i:i:丶 ＼ ＼ ｰ─｀Y⌒i:i:i:i:
/:i:i:i:i:i:i:i {i:i＼i:i'， ､i:i:i:i＼ i:i＼ 丶 ＼ {_ ｀￣
}i:i:i:i:i:i:i:{ {i:､:i:i:i‘， ＼i:i:i:i＼ 丶 ::.､ }_
}i:i:i:i:i:i:i:{_ { V､:i:i＼ ＼i:i:i:丶 ＼ ｰ=ﾆ二_
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:. {:. V＼ :i:i:､ ヽi:i:i:＼ ＼ }
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{､ {i:. Vi:i＼ ＼ :i:i:i:i:､ 丶 `ｰ={_
{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{ V{i:'， Vi:i:i丶 i:i:i:.､ `ｰ=ﾆ ＼
{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{ V{i:i:､ ∨i:i:i:i＼ 丶 ヾ :.、 ＼ ヽ
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:L V{i:i:＼Vi:i:i:i:i:i＼ i:i:､ ＼ 丶 `ｰ=ﾆ二_
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
かつて大清帝国に指名手配され世界中を漂流していたもの
そして第二革命の失敗により亡命したもの
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ⌒ ⌒ }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,| ⊂⊃ ､_,、_,⊂⊃
,..-ﾍj ー' ﾉ おっ姿を現したわね！
./::":::::::`ヽ､. ＿_ イ あっ分かったこの人ってあれでしょ？キリスト！
/::i::::::::::::"'弋'!ｰ',〆>|'_ノ´｀ｰ -,,＿ _
. }:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f" 、 ｲ/ `i
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.ﾃ ＼xｰ.ｫ､__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r' ` ､_冫y"
:::::::::::::::::＼o:::::l .ﾄ、 ヽ,＿ﾉ"ｰ'
:::::::::::::::::{::::{＼代 l>ｰ､,_ノ
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| | コラコラまだ未確定だろそれは
＼ `ー'´ ／ 一応キリスト教徒でもあるけどさ
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
ｨ´￣ ミｘ
＞´ ,;:/!.{
x＜~´ｨ/ ｨ::{ /;;;;;} V
}l ./ ,'{ .,':::/ /;;;;;;;;l} :}
j;...., Y,V .,::,' /;;;;;;;;;;/ /
/::ｨ :! ′ :{: ./;;;;;;;;;/; /
{{::{, V }: ',;;;;;;;/:! {i
＞´≧::､,__ V ﾑ::. V;;{l::{ :V
＞ ´ ´￣≧=-､ 三ﾆ=:､V::{ly}: / j
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´ ＞ ‘ ,＞:´ ｨ::::ｨ::/ :/ j:}jl ',:} V }
イ ,＞:::´ ,::'::::＞´ :/ ｨ:' / y;::}l :, ',
:::＜´ , ｨ::::＞´ ｨ::/ ,ｨ //:/ /:: }
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＜::::::::::＞´:::::::::＞´ｨ :/ :/ /::/:/;{V ',
::::＞ ´::::::::::::＞ イ :/ /:::/:/ ::{:ﾊ {
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でもイメージ的にキリストに近いかもしれない
善いか悪いかは別にしてね
近代シナにおける最大の教祖
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γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
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ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /.／ ふーんそう
ゝ ,､__, イ ／ それであなたは何者なの？
.＿_ ., ':|ヽ／ /.|＼ 教えて頂戴
｀-ｔ- ｀ヽ ／ { l ∽ ／ ﾉ ヽ
{とニ ヽ=、 r/ { r...:./´／ ´ヽ
ヾヘ｀/ﾍヾ、 ／ i.| ヽ|.:./／ ／ ',
ヽ、ヽヽ.ヘ／ Y /.:.|｡´ /´ |
ヾ_∨ )ヽ ,' /:.:.:.|｡ i { ／ |
ヽ ／| ./.:.:.／≡＞-K__ |
￣￣￣"~ ---≧ ,,__∠._ri ./／/ミミ/ ヽ |
__ __
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/ ｨi:i:､ヽ //////'，
}:. /i:i:i:i:i:. V//////∧
〈::: {i:i:i:i:i:i:i}::}_///////〉
_rｫ<:＼Vi:i:i:i/.:∧::ヽ､////＼
/ { {::.V:. `zf／ :/ /::}V////∧
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,{ i :::. ＼__,.彡 ／ .:/ / }V/////{
/:! { i::.'， ＼ ／ .:／ / /.::}ｉ/////} 我 は 党
{ :| l V∧`ｰ≠´.::／ " /,..::}{/////}
}::i i:. '， ､__,.彡´ .:: '' ' / .::}{/////}
}/::{:: ､ ／.:/ /.:/ .:::{{/////}
} .::{ '， ｰ ´ .:/ .::' ,,:::::}iV////'，
; ::}: V/ .:/ 〃 " ::::{i:i}/////}
ｨ ::{:V/ `=≦´.:/ /; {" :::{ヾ/////{
/::} ::}: V/ .::/ , / }ﾞ ::}､/////∧
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
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ヽ ゝ._） j /.／ はい？
ゝ ,､__, イ ／
. ., ':|ヽ／ /.|＼
／／i:i:i:i:i:i＼ ::. ､ '，
' /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i丶 :. ヽ
{ {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} ,. : } }
{ :Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r´/: :/ ,ｨ
'， V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ {: :/.:/ {
／ :V {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} }:/ / .::}ヽ _
, -===彳i:::､ {: {i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾉ 彡'} .::/ . :v: :ヽ 我 は 革 命
/. :{ {_ {:: l ::Ⅵ::i:i:i:i:i:i:i:i:i//__,.ｨ／ . :} : ヽ:＼
' . ｉ:{: :i:i:i､Vi:i＼i:i:iゝi:i:i:i:i:i://i:i:／ . : : ' : }: } : :.､
/. ､:i:i:＼i:i:i:＼:i:i:i}ﾊ{i:i:i:i:i:i:i:{/i:i/ . : __／ . :, .:: : :}
r' /i:i＼i:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{. :／i:i:ｉ＼ . :/.:ﾊ . :∧
},:i:i:i:i:i:i:iヾ:i:i:i:i:i:i:r‐ ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ-=ﾆ＼:{: : '，
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三三三三三三三三三三三三三ﾆ＞´［ [ ィfア//////ﾊ ∨/三≧=-
三三三三三三三三三三三三三 「「 ［ [ f7/////////∧ :...:. Ｖ三ﾆ‐
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三三三三三三＞ ´/:／/ .:.///r‐‐ '´¨ ー／//////////ﾊ :/三ﾆ‐
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三三三三 !｛乂､ ,' .:.:../ ..:〃/「i ﾍj {_／ ￣＼////／ ,' /} } 〉､三ﾆ=‐=ﾆﾍ
三三三三ﾉﾘ .: .:.: / ..:{{⌒} 从 |:.:.:.ﾆ=-t≦ﾆ､ ヽ// / /} } }} 〉ｰ--ミニﾆ=-
三三ｒ=彡' ／.:..:. ／ ..:入 ｛ｰ彡､ー'ヽナ///〉 〉ー'// / / } } }} // ヾ jj＼三ﾆ
メ⌒¨／／ .: ／ .:／＼`ｰ＞‐ﾍ__／＼/// //／/ / / } } } }〉/ fj }i:...jj 〉})
我は民国なり
.
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （⌒） （⌒）从 |、i| へっ？民国って中華民国ということ？
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ 朕は国家なりと言っているわけ？
ヽ ゛ゝ._） j /／ アハハッこら陳独秀先生が避けちゃうわけだ
ゝ ,､__, イ／ 俺が中国って誇大妄想すぎない
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ .y' |ヽ／ | ＼ いらっしゃいませ患者さん
| あながち
| 間違いじゃあねぇぞ
＼ ／ ﾊﾟｻｯ
￣￣￣|／￣￣￣￣
''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::／__/:::／ / ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ≦二.___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::,:ｨ ｨﾀ/:メﾐ､ ./ ﾔ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::フ
'"^ヽ、:::::::::::::::::::::{ ,':ﾑ、 ﾔ l |:::::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞‐''"
_＞:::::::::::::::::ヽ、f ﾞ l. ｛::::/ .ﾔ:::::::::::::::::::::::::＜___
_,.ィ´:::::::::::::::::;rｰ-ミ | ,、 ,｛:/＝=ﾐ.Y´｀Y::::::::::::::::::::::::::｀＞
-ｭ=ニェ::::::::;ﾊ/ヾ.', ﾔ ｌtｌ ﾞ≦=＝= ｊ ｵ |:::::::::::::;＞‐'"´
,.イ:::::::::ﾍ. ｛,.ぇ',. ﾍ.____｀_ 、 -‐'' j ｌﾉ,ｲ::::::ｪ≦＿,
ムｭ､_:::::::::::ヘ.___ﾔ '"´ 〉 .j¨´::::::::;＞'"´
｀ﾞ ＜::::::::::::ヽ、 ﾞー-一 ,.ｲ::＞'"´
ﾞＺ_::::::::::|＞.､_ ¨¨ ／ .|"
,.天弓| ﾍ、ヘ. _＿ ／ ./ ﾔ＞=ﾐ､、 オラは中国だ
/了´ .水＝､ヽ､ ./ ,. _,Kニミぇﾏ、
{.∧／.ｵ ／ '"〉'"Yヽｒ'"^ ¨Fミ､ ＼ ﾞYﾍﾏ,
_,.-|.| ∨ .| ﾔ .| ﾄ､ | ﾉ .| | |,L.__
,.ィ",.-人l 〈 |.个 ./ │〉 .i 小. |_ﾉｰ--ミァ===
‐/¨¨{''" _,.,ｭ=弋卞ミ火 ', ヾ.| ､ ﾚ |. / ,に二二二ｱ三三
ﾍ彡" ,ﾏ ヽ.｀¨ﾍﾄ､ﾍ ﾔ /,.仏孑',.ｨ二二≧ぇ ﾔぇ､
_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |
| 中国国民党 . |
| 建国の父 孫文 . |
|_＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ _＿_ ＿.|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | ご存じ20世紀シナを代表する人物である孫文
＼ ／ 次回は孫中山先生からシナの未来と構想
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. その『中国』についてお話を聴こう
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
次回は未定ですがまたよろしくお願いします
なんでこの人だったんだろうかねぇ。
誰にでもチャンスはあったと思うんだけど…。
言動とＡＡ配役のせいで劉邦に見えるｗ
アジア主義者は暗殺上等な人も結構いたからねえ
僕が一番嘘を上手く吐けるんだ。一番、一番上手く騙せるんだ。
いわゆる第二次天安門世代なんだけど、中国の舵取る側からすれば民主化運動はトラウマ物ですな
次回も楽しみにしてます
チャイナスクールはいつの時代もろくな事しないイメージ
孫文はやたら日本の有名な文化人の世話になっているイメージ。
民主化という点では韓国ですら中国をバカにしてるからな
バカにはバカのままでいてもらうことでスーパー船頭大戦を防いできた国にいきなり民主化はなぁ
その点でかなり選別はされていて、教育の全くない人は有権者から除外されている
というか、日本だってまだ有権者が人口の数パーセントしかいない時代だった
統一政権の下で全国的に全国民に最低限の義務教育を施し
そういうステップで進んできた日本ですら
議会開設だけですらその二十年後なんだぜ・・・
有権者数拡大なんてその後の話であって・・・
なんというか、中国版鳩山一郎というか、
人当たりはいいしお願いすると素直に聞いてくれる
そしてなぜか人をひきつける不思議な魅力がある（孫にはこれがなかった）
そういうイメージ
義務を理解しない人間に権利を持たせてもろくな結末にならない
強欲な地主や金貸しをどうにかしてくれって方が重要だったと思う
どうせまともな官吏を遍く派遣しないかぎりろくな税収にもならないんだから
関税ブロックされない市場があれば良い
欧米とか欧米かぶれがどこの国でも民主主義が上手くいくと勘違いしてるよな
日本なんか皆で決めたことは正しいみたいな空気があるから、民主主義に相性が良かっただけ
政治体制には向き不向きがあるし、中国やイスラム圏で民主主義は無理だろうな
一般の人間の識字率も文化レベルも段違いっつーのも一因だったんとちがうか
なんだよ、蔵まで実力行使でぶち抜いていながら、定価通りの支払いをして去っていくって
主君が独裁的に好き勝手に決めることはできないし.
受け入れやすい下地があったんだよな
他の国とかで一揆とか起きたら
蔵はぶち壊して中の物は奪い
米屋の連中は私刑のあげく吊るし首とかなるんじゃね？
政務局長暗殺してもアジア主義の理想には近づかないような
イラン革命において原理主義者が国家転覆して見せたことで、アラーをだしに政敵を攻撃する
お下劣な習慣が定着してしまったから今みたいなことになっちゃったけど…
イスラム教国が陥りやすい罠は解消されるまでまだしばらくかかるだろうな
お前はサクラ大戦の天海かよ。
武士なんて普通にサラリーマンだかんね
ワイは現代でだらだらしてたいわ
明治維新全否定とはたまげたなあ…
なんて事をのたまう人は、特に地方の偉い人に多い
いや、あんたが選んだんだよその政治家ｗ
西洋文明そのものが悪だからそらそうよ、自称尊皇攘夷の志士らしいし。佐幕派に斬られてしまえｗ
東洋を停滞させた害悪な朱子学を推奨した時代ってだけでも酷さが窺い知れる
アジア主義者にも色々いたからね
中国への介入に積極的だった人もいればそうでない人もいるし
尊皇対象の気持ちを考えてないあたりが、確かに幕末の尊皇攘夷志士そっくりだなｗ
朱子学はアレはアレでかなり科学的・合理的・論理的な思考法やぞ。だから流行ったんや
だからこそ、後の尊王攘夷論に必要な「江戸幕府は朝廷から権限を借りてる論」が正式に成り立ったんや
と言うか、進歩全否定やったら、ローソクチャートとか、そういう金融工学面での発展を説明できん。
江戸時代が〜云々は結局のところ「農業命！」「国内がすべて！」で回ってたからこその停滞や
しかし完全に攘夷思考で笑うｗ
>、ローソクチャートとか、そういう金融工学面での発展
なぜか明治も半ばすぎてから大阪発祥といわれるようになったものですねｗ
(2)それに伴う米価の下落と人口の増加
(3)(2)及び治安の安定化と航路の開発による交易量の増大
(4)(3)の結果としての商工業の発達
(5)幕末の猛烈なインフレ
これら含めた複合的要因によって江戸時代の米本位制の社会システムが維持しきれなくなった訳で、ぶっちゃけ朱子学云々以前だろうよ
ローソクチャートとかが江戸期大阪発祥自体は間違ってはいないで
ただ単に、経済体制が鎖国を解いたばかりの頃の西欧とまるっきり違っていたため、利用できなかっただけや
もっと言えば、江戸期の「金融とかクソ、農業がやっぱり最高や」って言う風潮もローソクチャートなどの
評価を下げていただけやで
後になって「あれっ？ あの時代のこれってかなり先進的じゃね？」ってなるのは江戸時代に限らず
世界中の歴史で見受けられる出来事や
伏字は二文字ではないでしょうか？
それだとバレバレだけど。
つまり発想や技術はあったけど使いこなせてなかったから、無いのと大して変わらなかったわけね。
発展してなかったからなかったのと変わらないとか全然違うよ
そういう中国韓国らしい風潮を助長させようとしたのが家康なんだよな
中国がおるし、海に囲まれとれば西洋も攻めてこれないだろと思い込んで、
武士を官僚化させたり、国内の内乱・軍事的な発展を阻害するような仕組みにした家康は無能
内乱や軍事的方面を抑制するのはどこの国の指導者も普通にやることだろ
あまり美化はしたくないけどね。二百年内乱なし侵略戦争なしは現在ではできないような。
今と比べりゃぶっちゃけ暗黒時代と言ってもそれほど間違ってもいないと個人的には思うがその前の時代とか同時代の他の国よりゃよほどよかったんちゃうかとね
そこらへんの技術、江戸時代にはねえよと
それ以外の不良炭鉱まで使ったら電気代で一億総破産だな
そこに「清朝皇室が満州族なせいで漢民族の国家統合の象徴にならない」という爆弾があるとはこの海のリハクの目（ｒｙ
そもそも劉邦も楚の文化にどっぷりつかってたし
なんだかんだ老害前毛沢東と周恩来の路線が最良やったんやろなあ
結局、定期的に湧く鎖国論は中世まで一気に退化するしかなくモグラ叩きのごとく潰される運命にある
鄧小平「申し訳ないが大躍進も文革もNG」
ただ辮髪の強要は満州族以外にとって違和感ありまくりだろう
大躍進による飢餓輸出は死の商人を始めるための兵器産業への集中投資、核開発に
必要だったから、狂ったマオさんでなくても程度の差こそあれ避けられなかっただろう。
ボリシェヴィキも金日成も同じことをやってるから、社会主義革命における必然だよ。
北朝鮮に至っては世襲さえ実現した王制になりましたとさ
なんでも個人の暴走がしにくい制度になってるんだとか
習近平体制に移行してからどうなっているか
それ、監視網が強化され
コミニュケーションツールに管制のチェックが無条件で入れられるようになったってだけじゃ…
外資系にシステム発注してバックドアつきで納品されたりとかな
自分が逮捕されるか亡命せざるを得ない体制がいいと思ってるのかな
あっちの人とは、橋下？中共党員？
10年や20年くらいの過去じゃ明るみにされないし、薄熙来事件なんてのも起きてるのに
他の国がやってたような財産権じゃなくて進士か挙人以上かつ国際政治史試験クリアみたいな学歴での参政権制限ってことね。
中国に限っては案外いいアイデアかもしれない。有権者のレベルや知識をコントロールしやすいし、既存の輿論の組み替えですむだろうし。
てか今の共産党がやってるのそれな気がする。
そういうのも必要なのかなと思うことがある
それ科挙やんけ、科挙の官僚が一番腐敗したという事を知っての御発言か？
割とまじめに国毎の汚職の度合いどうやって比べたのか興味ある
選挙権の導入は科挙変形が一番混乱少なかったんじゃね？ってレスへの返しだよ。
ぽっぽも菅も学歴だけなら…
有権者は自分の選挙区から立候補する者の
キャリア、身元、実績、所属政党、公約ぐらいは知るべきじゃないかな
ていうか有権者がこれを知らなかったら問題では
民主主義を普通に受け入れたよ
中国は伝統的に知識人＝政治学者で公論に参加して一人前の世界でしょ。
主権在民への抵抗は当時は日本より中国の方が薄い気がするし、民主的制度だけなら似たものもすでにあったし。
儒教では皇帝以外大臣だろうが平民だろうがほぼ奴隷みたいなもんじゃん。
日本の場合、民主主義が天皇を不可侵としたからうまくいったんじゃないか。
あと、いくら政治への関心が高いからといって、それが主権在民への抵抗を減らすとは限らないでしょう。四書五経、忠孝と家族が世界だったわけで、そういう共同体を解体する民主主義に抵抗が少ないと考える方が無理がある気がします。
元朝も清朝も重要な決定を有力者の合議で行う遊牧民の伝統を残していたし
中国儒教は忠義や君臣関係をそこまで絶対化しない。それは江戸時代の日本ローカル儒教。
地方を省みない派遣官僚（軍閥）と一所懸命の違い
大日本帝国憲法第三条は、欧州の欽定憲法そのまま取り入れた条文で
当時としてはありふれたもんだぞ。国家元首の神聖不可侵の規定は
天皇機関説の美濃部達吉によると
（一）不敬行の禁止
（二）政治上の責任の無いこと
（三）御一身につき一般に国法の適用なく殊に刑事上の責任のないこと
（四）廃立の法律上不能なること。
これは日本独自の要素でも何でもないんだわな。つーか、プロイセンからの持ち込み
一君万民で貧民の子でも論が優れて試験に受かれば大臣になれた中国より
士道だ藩だ世間様だで細分化されていた日本の方が「しがらみの無い議論」に適していたとは言えないんじゃ無いか？
近代化と伝統の桎梏を本気で語るには儒教や当時の中国社会の雑でない理解がいるからここでは無理だけど。
不可侵という言葉が悪かったかな。
江戸時代の日本は朱子学を幕府支配の正当性の根拠として官学にしたけど、中国の様に科挙をやって士太夫という階級を作って本当の儒教の国を作ろうとはしなかったわけでしょう。
つまり建前で天皇を最高の存在に置き、実権は政府である幕府が握るという分権状態が続いてきたわけで、これを明治が外国の論理で継承したにすぎません。基礎が出来てた日本と出来てない中国では近代化の難易度が違っても何の不思議もありませんよ。
民主主義を実施する上で、議論のしやすさはあまり関係ないと思いますよ。それより大切なのは、考え方の多様性を認める混交主義と、一番良く機能する考え方を選べる機能主義があるかどうかで、いくら議論してもそれが実際の社会で機能しなければ意味ない、という今でいう憲法、自衛隊のような態度をとれる国でないと難しいですよ。
漠然とした議論になるから難しいね
中国民主主義と儒教と共産主義の影響とかもっと難しそう
日本人だから客観的な歴史認識になっちゃうし
勉強してエリートになって官になれる制度なんだから、無能な怠け者と一緒の権利ってのは受け入れにくい気がするな
逆に日本は、そこまで絶対的な身分制度があったわけじゃないから、四民平等の民主主義が受け入れやすかったと思う
昔から、和を以て貴しとなす気質が民主主義に合うのもあるんだろう
まあ坑儒っていっても儒者だけが埋められたわけじゃないしｗ
まあ秦がクオリティ高すぎたとも言う
李斯はレジェント級の宰相なのに末路もまたレジェント級に悲惨。
しかし秦を否定して進化は大きく滞った
あれほんとは秦が駄目なら蘇が良くて、漢は一番王政に選んではいけない堕落政権だった。
漢の時代にチャイナの堕落と悪政ってのができてしまって、以後社会は停滞、衰退する
結局は結果だけ見ていいモノだけ日本が蓄積してるから中華が好きって言えるわけで
中華内部に居たらたまったもんじゃないんだよなあ……
劉備もそうしたと書かれているところからすると、儒教的には美談なんだろう
だから中国残留孤児でも、子供を置いて行く親という日本人からは不可思議な人物像ができる。
劉備の場合と劉邦の場合はその意味合いがぜんぜん違うような…
確かに両者子供を馬車から落としてるなｗｗｗｗ
史実だと長坂坡の戦いで家族が曹操軍に捕われたとあるだけで捨てたわけじゃない
何にせよ子供心に「文化がちがーう」って思わされたな
足手まといになると言って趙雲が馬取りに行ってる間に井戸に飛び込んで自決してたな
美談って言っているのは司馬遼の小説なだけで、基本的にやっちゃいかん行為だと思う。
いい行為なら御者の夏候嬰が拾ったりしないだろう。
これに近い行動ってしょせん、三毛別羆事件で「女房を踏み台にして屋根裏に逃げた亭主」レベルだと思う。
アンタは国のトップだからやっちゃダメと言ってるあたり庶民の常識的には父親が子供見捨てるのはアリな行動なんじゃね？
日本が弥生時代の頃だぞ
その手のエリート()が自家投資&自家選別を怠るわけもないが、
結果「科挙」を受けるための学校に入るだけでも10回以上テストを受ける規定に肥大化。
事実上金持ちしか役人になれないエリート選別&派閥生成になってる。
(科挙合格までの途中何十回もテストがあるが、
毎回金がかかるし袖の下も送る、加えて連帯責任になってるので
自動で地域派閥が生まれるハメになる)
三国志で文化が違うと感じたのは劉備に嫁を食わせる話
食人は非常時ならどこの地域にもあるのに中国ばかり目立つって意見もあるけど
人を食う行為へのハードルが他地域より低いのは間違いないと思う
それ演義の話だからな、正史にはない。中国史じゃ結構食人するところが多いけど、たいていは褒められる扱いはされていない。
演義（フィクション）にそういう話を美談として入れてしまうのが何というかｗ
史記でも介子推が重耳に自分のもも肉を食わせる話を忠誠の証と絶賛してるし
結局は中国ってそういう文化ってことでしょ
まあ日本でも頭蓋骨を盃に酒飲むとか遺骨を食べるとかあるけど
実際のとこなんて知り得ねえんだよなあ
当時の空気がわかるようなエピソードとかないもんかね
なんとなーく死にたくねえ飯くいてえとかそんなんが大半を占めてて政治がどうとか宗教がどうとかそんな事考える余裕ない気がするけども
自分が何十年か付き合って相手に信用されてると思ってくれる人に聞くしかない。
うっかり本当のことを喋って社会的、物理的に抹殺される時代が長かった
生きて肉与えるのと、死肉を食うのとじゃ全然意味が違うけど。
周の文王は殷の紂王によって息子の肉を食わされたのは、全然いいことじゃないし、
楽毅の先祖の楽羊は息子が敵によって肉スープにされたのを呑んだら、評判が下がったらしいから、美徳の類ではない。
歴史学者として大成はしなさそう
市民の定義にもよるだろうけど、「孟子廟」エピからして、
それなりに現地民の信心に気を使っていたと思われ。
もちろん「写真に写ってる部分は飾るのが当然」と言う意見もありえるが。
髑髏を装飾するのは最上級の敬意なんて説もあるしな
1950年どころか40年代でも中国民俗文学で国民党、共産党批判するもの普通に翻訳されてるよ
重耳というと宮城谷昌光の小説しか知らないけど
自分を拉致った叔父にブチ切れてお前を食ってやると叫ぶのを読んで
「殺してやる」じゃなくて「食ってやる」がいかにも中国だなあと思った
文革とか三國志とかの影響でさ
日本にはそういうのあんまりないしね
あっちじゃ普通に話題にしちゃう印象
汪兆銘、南京政府関係者や溥儀、満州国関係者に対してニュートラルな発言をし
漢奸と呼ばれてしょっ引かれても平気ということはないだろ
非常時とか悪趣味とかの範疇であって日常事ではないと思うぞ、中国の食人
アッチ系の論調って、地政学というか、地球環境やそれに対応する動物種としてのごく当たり前の生理反応を無視してネタを出してきたりするんだよな……
氷河期になって「から」、北から稲作が伝来したとか言い出すとか
飢饉が続いて数十年種籾を残し続けて数百キロ歩き続けたか
もしくは喰い切った後でたまたま同じ原生種を見つけて、飢餓難民の状態で現代でも数年掛かりの田んぼの開発を行ったかという寝言
尚、長崎では明治初頭の検地で田畑比率は畑が55%程であった事も付け加えておく
勿論、微積分については蘭学も含めて発達しており棚田開発の恩恵も受けている事も重ねて付け加えておく
＞＞悪趣味
確かにそれは言える
古代の盗賊「盗跖」が毎日人肉を食ってた話とか
評価を下げるのに使った逸話っぽいし
明治維新のようにはいかんわな・・・
大学教育でも人工知能でもドローンでも
新機軸うち出すことで2004年以降新たな進展がみられるようになったことに
日立、ＮＴＴはもろに噛んでると思うが
じゃけん軍も含めて産学協同しましょうね〜と言い出すと億単位で国プロ貰ってる大学でもNGでるという罠…。
ドローンも軍需産業に利用されるのでダメ、と言われたことあるぞ。
屋外警備のUGV位ならいいだろと思うんだが…
中国が無いなら現状でもいいんだけど
どこかの大学が軍需産業に流れる様な研究はしません(キリッ
とかやってたけど、当然だけどそんな研究だけやってて生き残れる訳は無い。
レトルト食品とかもパウチから中身までがっつり軍需産業のフィードバックだからね。
食料品の研究だって、1日で食えなくなるようなおにぎりを長持ちさせる技術で被災者に旨いご飯を食べさせたいって言った時点でそれ軍隊が運ぶんだけど…って話になるしな。
>>405
学内LANもつかえないしPCも使えないんだよなぁ……。
で済めばいいけど、学生にPC4の購入者がいないかどうかも調べられるかもしれん。
タイプライタも、鉛筆も、軍隊で活用するのでダメ、車やバイクも斥候とかに使われるからだめ…。
何研究しようか。(天気予報とかも昔から軍隊で研究されますよねぇ)
歴史は軍隊の事も書いてあるしなぁｗ
海洋研究だって航空力学だって動物の研究だって、十分軍に関係してくるｗ
(動物は蝙蝠の例が良い所だよね)
とまさに墓穴を掘るがごとくｗｗ
軍用の装甲車両と家庭で使う軽自動車が同じ車なんだから両方同一水準の技術で
作られてると主張するような暴論になってるよ
日本はねえ、凄いモノは作れるんだけど
それを自力で世界に認めさせ、浸透させるのが致命的に下手
今の世界を席巻してるスマホにしたって
根幹技術は日本で生まれたけど「こんなん使えんわ」で捨てられ
アップルが拾って「これええやん」で実用化させたのよ
それは日本に限った話じゃないんじゃない？
残念さで有名な「英国面」とか、いわゆる先進国では屍の山があって当然な気がする
具体的には、ソフトベンダー武尊とかドリームキャストとかｗ
国プロは落ちる予算はおっきいけど、その成果の取り扱いと、研究室の機密性がなぁ…
軍事への利用ガー以前に、ぶっちゃけ情報漏洩の責任背負いきれないし、研究成果の公開をどうするかとか考えると、普通の国プロ以上にめんどくさそうなので
けっこうな大学が、面倒だからという本音の建前として、断る理由にしてるんじゃないかな、と周りを見る範囲では思える
ちなみに某スカイネット開発会社はヘタレたものの、自衛隊は筋電位差を利用したスーツに最近は興味を無くして
、ヘタレたのに何も起きなくて困惑したって噂も聴いたのう
そういう条件がそろった環境だと有効だと最近立証されてきて、アメリカの国防高等研究所
いわゆるダーパが本格的に参入してきている。
それでもって世界中の技術者にダーパが予算を一部負担するから人型ロボットの技術コンペやろう！
って言う流れになっていて（もちろん技術データの一部提供とかが必要で、ダーパがかかわるから軍事利用も視野に）
東大の教授先生方が参加しようとしたら「軍事ダメ絶対」で東大やめてベンチャー企業作ってたなぁ……
やめよう、これ以上は日中戦争と関係なさすぎるｗ
長々と長文書いて説得力無いけど
政治地理学「お？」
文化人類学「呼んだ？」
古くは八木アンテナ、近くはＰＣのＣＰＵの開発もも日本人が関わってるけど
当の日本はそのときには一顧だにせず
海外が認めてそれを生かした製品作り出して
はじめて持ち上げ始める悪癖を何とかすべきとは思う
寧ろ近年改善されてきてるともいえる
スポーツ選手の扱いとか見てると特にそう思う
書籍とか調べて日中戦争と深くかかわってると知って納得した
地政学的に考えると腑に落ちる事が多いな
中国との軍事予算格差云々は、米軍の存在以外に、インドネシア、フィリピン、ベトナムとの連携強化
でフォローできる気はする。アメリカも中国海軍の太平洋進出は望んでいないし上記三国も領海や経済水域の問題がある
中国様の不利な提案が出されたら必死に噛みつく憐れなさまを嗤われたいのかｗ
だからと言って荒らしていいわけではないからな
とか書いてるのを見て、
パトカーをお宅よりも10倍持ってる、ウチの領土になれ。
と言われてるわけだよなぁ……とよくわからん思考になった。
家の前にパトカーが10台止まってるからなに？ としか言えん……。
アメリカ様から守ってやるからこっち来いと言うなら、まずはサードと同等の迎撃能力、そして国内への攻撃を未然に防ぐ配備が可能な「投資」、していただけますか？
と聞いたら、嫌みに聞こえるのかね？
第一、お前らのは警察じゃなくてヤクザだろって所から直してもらわないといけない上に
それを済ませられないなら現実的な話ができないってのに、それを指摘すると信者が中国様を非難するなと喚く訳で……
現実問題最低限必須なところすら信者問題のせいで横に置いといて、無難な所だけ指摘する事のどこが嫌味と
あれは正規軍じゃないから軍事行動じゃないよと言い張るつもりなんだろう
竹島で韓国がやってるみたいに占領して民進党やマスコミに実力排除を反対させれば
勝てると思ってるんだよ。
統治を全く考えていないから困るわけで
＞中国投資した民間人を襲ってた日中戦争前のように、海警が小銃持って上陸しても
＞あれは正規軍じゃないから軍事行動じゃないよと言い張るつもりなんだろう
それがまかり通るなら海保が銃撃してもいいんだよなぁ
海保が銃撃したらあっちは軍事行動とみなしてくるだろうし
妙に弱腰なんだよな日本
実際韓国も中国も教育の無いネット弁慶ほど自国は弱腰だと思ってるからな。
どこ？
アホしでかした時に横っ面張ったっ叩いて叩きだすパワーが必要なんだよな
これとそっくりなコメントが韓国の掲示板によく書き込まれてるな。
日本は猿のように韓国にマウントしようと必死だから国力を育てて思い知らせることが必要だ、って。
相手のそう見える部分ばかりに意識が行って、それ以外が見えなくなるクセがつくと
「アホしでかしたときに横っ面張り倒さ」なかったときに「弱腰」に思えてしまうわけ。
日本の横っ面叩こうとした朴槿恵がどうなったか考えれば、そんな考え方自体がおかしいんだとわかりそうなもんだけどな
必要に応じて妥協するって戦略が取れなかったら、冷戦は誰も望まないホットウォーになってただろうし
逆に今の日本でなら、意図を持って軍備を整えておかないと、間違ったサインを外国にに送りかねないし
例えば、日本は米国の極東戦略に協力しません、とでもいうような
一挙一同に役者の演技のように意味を持たせてふるまわないと、また戦前の二の舞になるでそ
「対話のドアはオープンだ(但し二国間交渉はNG)」とアピールしつつ
軍備は整えつつ、
日米同盟やベトナムとの連携を強化しつつ
国際海洋裁判所に提訴の準備だけは進めておく
という事だな
特に戦前戦後史だと、それがうんだ現状への評価がその時々の行動の評価にもダイレクトに繋がってくる話だし
自分も気をつけないと
単純に遺ってる史料の絶対量が増えて選別が大変になるだけじゃなく、今への影響も大きいからポジションや思想が絡みがちになる
自分が何をしたいか自覚してて
それに優先順位をつけられて
そのためには何をしたらいいか
を考えられるようになるのが大事であって
そのプロセスで好きになろうが嫌いになろうが、それ自体は副産物でしかないのでは
むしろ好悪自体を問題にする考え方から脱却できんのがいかんのや
あと二、三ヶ月するとそこかしこの掲示板で使われるようになり、待ってましたとばかりに
マスコミがフリップで説明するんだな
もう一月程は経ったが
日本国憲法の時は凄い早かったけど
中国は嫌いだけどこのスレで中国の歴史が好きになってきたやで
知り合いにオススメされた蒼天航路読んでる
というか大気汚染で毎年30万人殺している今の政権を好きって病気の息だろ
極端なのが生まれたら困るって意味だと思うからそんなムキにならなくても…
井上靖でオススメくれくれ
蒼き狼はあんまりおすすめしない。さすがに全員日本人はちょっと・・・
敦煌はさほど昔じゃないけどｗ
翌年に天安門で台無しになんだけど
「蒋介石が日本の天皇に即位して全アジアを支配する」ってレベルだそうだ、想像もつかねえ・・・
っていった方が近いかな
出演者が全員カメラ目線でセリフを記憶できなかったり
時間の概念がないので撮影遅れてきたりで、どうにもならんかったらしいからね
とういうか、今でもまだその危険性はぬぐえない
粛清がダメなのは言うまでもないが
前者の方がスマートな感じしない？
何度復活してるんだよこいつはって気分になる
おかげであのくらいで済んだとも考えられる。
予定では9月24日21時から投下します
第2話
『中国』を取り戻せ！
その第2話の内容
孫文とは
・中華から最も離れた場所に生まれ育ち中華とは最も無関係な男
・西欧圏で教育を受けたことによって目覚めたスーパー漢民族主義者
・世界中を漂流し革命を宣伝する予言者
・政治的・軍事的無能を物ともしない究極のカリスマ性
・天を掴んだもの
・共和主義者であり専制君主主義者。民主主義者であり独裁者
・売国奴であり愛国者
・分断と妥協を認めないシナ軍事統一最強硬派
・国共合作による中国国民党・共産党の父親
『中国』とは
・偉大なる漢民族が異民族から中華を取り戻した国
・帝国主義勢力の一掃、不平等条約などを撤廃させた国
・漢民族と少数民族、そして歴史を融合させた中華民族による国
・国民の主権を党に預けた代行主義によって運営される国
・権力を集中させた一党独裁の国
・孫文革命の過程にある国
マックがカッ飛んでいたｗ（物理）。
外交責任を一顧だにしない「う・そ・つ・き」が抜けてるのは中華為政者のデフォだからか
幣原は嘘をつこうと思ってうそをついたんじゃない
本物のバカだっただけだ
勿論政治家であれ外交担当者であれ失格でしかないけど
すまんその通りだな、煽りとしても低レベルだった
幣原喜重郎を本物のバカと言い切る人間を量りきれない俺が賢くないのは確かだ
中華と関わったんであの様だよ
されたのを中国当局の仕業と主張して和平結んでは破って領土割譲を強いるを
繰り返していたことを、他人事のように「中華と関わったんであの様だよ」
とは何なんでしょうね。シベリア出兵の時からまるで進歩していない
やっぱりアジア解放しなきゃ（使命感）
エゲレス「清で流通してた国内産（粗悪品）はスルーで良質なうちの品を狙い撃ちした清も同類やろ。」
清「袖の下くれれば密売見逃すんだから堅い事いうなや」
↓
○○もアヘンを売っていた！ むしろ元締めだ！ 薬付けを画策した極悪人だ！
↓
ファッ！！？
流通網が流通量になってたり、もうｇｄｇｄ
やっぱり法治国家っていいな
中国にも明治の元老みたいな偉大な政治家が居たらなあ
日中戦争は起こらなかっただろうに
民衆があれじゃなんぼ政治家がよくてもダメだと思うぞ
民衆と、あとはマスメディアの質如何
まあ逆に日本レベルにまで牙を抜くのもどうかと思うが
中央の命令を地方がガン無視してるのに
80年前の政治家にそれ以上を要求しても無理だろ。
日本人は元々識字率が高かったし、和を持って貴しとなすの精神で温厚な民族だから
比較的すんなり明治維新後に民主的選挙に移行できたじゃないか
明治維新直後の色んな一揆や民衆騒擾を知らんのか…
讒謗律や新聞紙条例、集会条例に治安警察法、治安維持法と目白押し
…宋教仁ムチャだったんじゃないか？
(テロとクーデターは日常茶飯事)
戦前日本は軍部暴走、抑えれない政治家、煽るマスコミばかり叩かれるが
日本人という国民もこれらを散々煽ってノリノリになってたのは記憶しとかないといかん事実
盗み聞きできなーい、セーケンコーターイをマスコミ翼賛体制でやってるのも“自由”なのか
暴動を 起こす皆は 朝日読み
暴れたい そんな時には 朝日読め
尾崎君 朝日の通りで いいのかね
The Statue of Libertyの国も最近は大分Freedomになって来たし、
福沢諭吉先生も草葉の陰で号泣しておられるだろうよ。
＞東洋を停滞させた害悪な朱子学を推奨した時代ってだけでも酷さが窺い知れる
その朱子学（水戸学）が生んだのが皇国史観であり、招魂社（護国神社・靖国神社）な訳で。
明治維新って蘭学を学んだという以上に儒学・漢学を学んだエリートが起こした革命な事があまり認知されていない。
史観が統一されたという意味では、ある意味江戸時代より多様さを欠き、より現代から遠いのが明治〜昭和前期。
国民国家形成にあたって統一せざるをえなかったというのもあるけど。
＞和をもって尊しとなす
こればかり引用されるが、これに続いて「さからうことなきを宗とせよ」とあるのは誰も引用していない。
要するに、「（上からの命令には）温順であれ。逆らうな」だぞ、趣旨は。
「人皆党あり」で、党派を組んで争うのが世の常だという認識の提示へと続く。
だからこそ、上の人間と下の人間の努力が必要だと説いている。
これが第一条で、要するに一条全体が「これから色々言うけど、お前ら逆らわずちゃんと聞け」宣言。
世間では「仲良くしないといけない」と一般化しているが、そんなものお上がわざわざ宣言するかい。
発布するものでお上の都合を初めに持ち出すのは至極当然。
２回も軍に殺されるか殺されそうになるような
総理大臣を選挙で選んでるから元々国民全体としては平和軍縮路線だったんでは？
それを発布したという逸話が残る個人が誅殺されたかなんかで怨霊並みの扱いされている現実が笑える
逆らわれてんじゃんｗ
とは言え「そういう嘘」を数千年の時を経て次第次第に本物にしてきたからこそ現代の誤解がある訳で
数千年も蛮族続けている奴と比較するのはどうかとｗ
「お前らきちんと天皇の命令を聞けよコラ」ってのは第三条だと思う。
第一条はそれ以前の経緯や、それを聞く層が主に豪族層だと考えると、
「お前ら絶対仲良くしろよ、豪族間の私戦とかマジ止めてくれよ。
てめぇらが徒党を組んでばっかの物分かりの良い奴らじゃないから、
上が止めるのも利かないで近場の奴らで戦争ばっかするんだよ。
これからは上の者も下の者も協力して仲良くやれよ、マジ頼むよ。」
だと思うぜ。
「仲良くしないといけない」なんてお上がわざわざ宣言するかいとは言うが、
豪族が仲違いすれば内乱になり、激化すれば政府が倒れて戦国時代突入、
って恐れもあると考えれば、わざわざ宣言する必要はあると思う。
今の中国共産党だって「中華民族は団結するべき」とか言いまくってるしな。
それをわざわざ言わざるを得ないレベルでゴタゴタしてたんだろ。
氏族連合国家を中央集権に変える途中だから第三世界の新興独立国くらいじゃね？
中韓は集権国家の歴史長いし
ソマリアやな
お前今曲がり何理にも世界有数の経済国だよなって時にまだ人心が荒んでいて人品が劣っているのとではなあ……
結局ソマリアについてみんな読む本は同じなんやな
セクトの皆さんは元気でしたね。
最後のは日本人でない確率が相応にありそうだけど
他のとことは比較にすらならんしなぁ
纏まって近代化を成功させてアジア唯一の独立国になれたのは
やはり日本人の民族性、優秀さによるところが大であるというのが定説
こういう盲目的ホルホルに溺れて公式化しないところが日本と特亜の違いだったはずなのに
できの悪い特亜人そっくりのアホが増えたなあ
釣糸でか過ぎる
君、日本会議とか保守速報とかで言ってる中国人韓国人みたいやな
“増えてる”のに死ぬ前に水を注いでくれるのは一人だけかよ
タイの外交は凄いよね
実際はフランスの保護国で、真の意味の独立国では無かったという話も聞くけども
マジで意味分からん。日本語でおｋ
どっちかと言ったら中華様に適度に近くて尚且つ地続きじゃなかったことで、
そのおかげで中々の質権威と官僚機構と識字率がそろっていたこと、
それでいて中華様レベルで腐敗しないくらいの国家規模だったことが大きいやろ。
交通、通信手段の充実してる現代ですら持て余してるのに
近代以前はどうやって支配してたんだか
違う違う
今のミャンマーラオスカンボジアあたりの地域を割譲して生き長らえた
未回収のタイとか言い出すとミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシアに喧嘩売るんだっけｗ
それら特権階級は各地で人民を統治し、その統治への大義名分を中央が与えると。
特権階級の呼び名は色々あるし、その支配を正当化する論理も色々あるんだけれど、
根本の所は似通った感じになっている。
って考えると「発展しない訳がないじゃないか！！」ってアフリカ辺りの人に怒られるほど好立地なんだよなぁ
って書いてたのは「銃・病原菌・鉄」だっけか
まぁ中華様の近くに、交易出来るけど勢力圏に簡単に組み込まれない（化外の地扱い？）ような立地であったのは
テクノロジーの発達に取り残されないのには丁度よかったわな
これで石油が取れたらなあ
もっと細かく言えば
これで「質が良い」「採算性のある」石油が「大量に」取れたらなあ
だね
需要に対する供給量が少なくて無いのも同然って点を除けば
今でも秋田とかで細々とやってるんじゃなかったか
（なお江戸末期はお察し状態）
何？「隣の国は古代からコークスを使ってるよ」だと？
あの国は中世くらいまで文化レベル世界一で大体おかしいから比較すんな。
四大文明で唯一古代コンクリに辿り着けなかった浪費文明
ギリシャとエジプトは森そのものが消えちゃったからね
インダスとギリシャの古代コンクリって何を指すのか不明だけど
今時四大文明とか言ってる時点でお察しって話もあるが
技術の継承失敗してるところはあるが十八世紀まではチートだからな
日本も何度か全滅寸前まで行ってたような
18世紀の時点ではすでに停滞期じゃないかな
中華がチートだったのは
欧州で大航海時代、ルネサンス、宗教改革、産業革命が起きる前
つまり15世紀ぐらいまでだと思う
投下があるまで黙って待て
そんなに自分の知識を語りたいなら自分がやる夫スレ立ててやる夫にしゃべらせてこい
言ってる事は間違ってないと思うよ（）
僕が気に入らないから黙れーﾌﾟﾝﾌﾟﾝって感じのなにか以上には見えんですわ
ここはお前たちの知識披露会場じゃないって言ってんのよ
やる夫と学ぶエネルギー問題でもなんでもスレ立てしてそっちで人を集めてくれや
スレ立てするのがめんどうだけど知識はここでみんなに見せたいってもはやスレチ荒らしだぞ
日本の中国進出においてエネルギーと資源と市場は無視出来ない程度の影響はあって
かつ現代日本もその位置が変わってない以上、今の地理的立場とエネルギーの動きもそこまで無関係とは思わないけどな
資源の出方も70年じゃそこまでかわらんし
今や未来と繋げねぇと歴史は面白くねぇぞw
それとも70年くらいで枯れる油田ってのあるの？
みたいなところからスタートしてるトンチキ概念なので現在では否定傾向にあったりする
（だから「ローマ文明」なんて表現はしないでしょ？シヴィライゼーション以外では）
でもそういう奴らも古代ローマの最大版図を征服しようとはやらんもんだ。
現代中国も、古代中華文明の継承者を名乗るのは良いとしても、
その最大版図を、妄想まで含めて再征服とか止めてくれとしか言えんｗ
民主主義を導入してれば移民で侵略できるから、制限されるまで人権、平等、差別を喚き
続け、ことを起こすのはそれからだろうな
民主主義の国の方が移民による侵略は難しいよ
米英仏独日「えっ？」
アメリカ以外移民と現地民の亀裂が報道されて久しいんですがそれは
次はロシアに「タンヌ・トゥヴァと沿海州返せ」とか吹っかけるんだろうか・・・
つーか、歴史的蓋然性から考えてそっちが先でもおかしくないだろうに
ロシア相手では有効な手段が限られる
カザフスタンとベトナムですねわかります
いっそのこと日本も「未回収の日本」運動を始めるべきではないのか、と思う
個人的には「未回収のハンガリー」「未回収のポーランド＝リトアニア」あたりが
ロマンがあっていいと思います（EU・VIC脳）
地域のことを言うが、日本にそんな地域ってあったっけ？
北方領土もいいとこ両国雑居だろう
これ？
明日の午前10時ごろから投下しています
第2話
『中国』を取り戻せ！
.
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ⌒ ⌒ |:::|
|:::〉 （●） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| | それでは第2話は孫文の生涯とその『中国』について見学へ
＼ `ー'´ ／ 日本では孫文と呼ぶけれど
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､. 中華圏では孫中山・孫逸仙の方が一般的だね
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ
ゝ ,､__, イ ……果物籠が机の上に置かれているわね
／ | ヽ ／ | ヽ うーんトロピカルな熱帯系な香りがするわ
／ ＜＼.∽ l> }ヽ ご同席してもよろしいでしょうか
{ ', .＼＼ l ! ｜
! /[ ▽ ] ＼l j /
＿
/´ / ＼
! ;; ） ＼
ゝ､ン ＼
ヽ ヽ
＼ ､ ､ ヽ
ヽ ヽ ヽ｀､ ,ﾍ、
,.-少､ ヽ ヽУ ＼
j へ ヽ ヽ.ン´ ヽ、｀ｰ 、
! i' ｀ー-､r'´＿＿ ヽ､_ ＼ おおいいぞ
,' i j'´￣｀^¨ヾ、 ヽ. ヽ あと牛乳もあるぞ
/ ﾉ ∧ ', ', .!､ ! | ウメェから飲め
./ ,仆 /⌒ヽ、', ',}ﾊ. | |､
./ !| /{ ヽ',＿ノｼ.! |. ! }
/ | ! |. ヽ、 ｀ｰ一''| |. ! !
.{ / ! |. ヽ. | l |
! / | ! } | ! !
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ あっはいいただきます
／ ー‐ ヽ なんとも欧米系の朝食ね
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l／ r‐´ ￣ |
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
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"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │ バナナと牛乳はいいぞ！
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ | 革命への力がわくってやつだ
,′ ， / |＞.､__＿
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
,。＜/ /"´ 氷´ _,.彡" ｀ヽ､
,.イ / /ヽ､＿＿/＿＿_,.＞;"´／ _＿ ＼
_< /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ ,.．＜;;;;;;;;;;｀ゞ心､
/;;;;ﾍ. j {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ ,. ＜;;;;;;;_＿_;;;;;;;;;;;;;;ゞﾘ
＿＿＿＿＿
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/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒| このお方はバナナとパイナップルが好物だから
|/ ｍj |ー'´ | 食べたいのなら急いで取らないと全部なくなるよ
＼ 〈＿_ﾉ ／ ちなみにドリアンはむせ返るほど嫌い
ノ ﾉ
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ いっいや別にいいわよ
r､ r､ ゝ._） j /／ 本当に牛乳だけなのね
ヽヾ 三 |:l1 .､,､__, イ／ お酒とかじゃなくて
＼>ヽ/ |｀ ｝ |ヽ／ | ＼
'､三三三三三三三ゝ-､
_ ,,, __, -'"￣｀~""'’三三三三三三三三三ヽ
_,,-_´,三三三三三三_三三_三三三三三三i
｀"' ､三三_三／/三ハ三三三i三三三i＿＿_
.i;;;｀;;､三i0'i i,､ /´ }三／_i/⌒i三三, -'"
‐--――､-――i く i'-,｀==- -==ﾆi''´ i ９/三／
‐-､_,‐-,,-,,_｀ｰ三ゝ､i､ i' -i i- i /-'"三〈,,__
ヽ;;;;i ｀ｰ ､ ｀ ｰi ￣ y ｀￣ ノイ￣"''￣｀ オラは酒は呑まねぇ
i;;;;;i ｀--.ノi ヽ -― , '" i ついでに煙草も駄目だ
i;;;;;;;', i´ ゝ-- " i｀ｰ､-､
/;;;;;;;;;i iヽ / ヽ-―､
‐-,,_/;;;;;;;;;;;;;i i;;;;ゝ,,__＿＿＿＿＿, -'/
"'- ､ / i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
i ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
ゝi 丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ /;;;;
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|. │ |
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ ほぉ〜健康的ね
ﾙゝ ,､__, イ／ それに中国人なのに南国系の趣味なのね
.y' |ヽ／ | ＼
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ 北京 ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ ｌ 広東省 ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'香港
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
孫文はシナ最南端の広東出身だからね
そこは中華皇帝のいる北京から遥か彼方の
約2000キロに位置する村
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____ くヽﾊﾉ;/) .:
∠´ ヽく三{:i:;ﾊ:;!ﾌ .:.:
｀ｰァ'´_｀フ);ヾｯ'ﾆ> .:.:.
-‐-、 ／／ ｀ﾗ^ﾊ_)´ .: . . .:.:. .:
-‐‐ゝ／／l￣｀ﾄ､ ｀´ﾚ' .:... .:
-‐'／／ ヽ、 l l .:
／／ zヾﾚﾍl .: _r'⌒(
／ ／く三;:l::j _r‐､ (⌒⌒ヽ .: ノ｀...:.:::::ヽ
く二／!ヽ ｀ﾌﾊﾊ ヽ､_r'⌒ (__)ヽ、 ｀ｰ-‐'｀ .: r' .: ｀ヽ
,／ レ' ´ ^´ .:.:.:::ヽ_ﾉ⌒ヽ、 .: ).::.:. .:.:.:::::::::)
/ jﾊ/ﾉ ミ,ﾊ .:.:.::.:.:::::::::::r､___.:.:.:.::::::ヽ、 .: く.:. .:.:.:::::: ⌒
〃 〃_:}三 三{jﾊ .:.:.:.:::::::.:.:.:r‐､) ｀ヽ､___ノ .: ヽ .:.:.:::::::.:. .:.:.::::::
/ ⌒ﾊ)´ 〃ﾊﾘ .:.:.:.ノ｀ｰ‐' (ン r'⌒ヽ,. ).:.:.....
￣＼ ´ / く⌒ヾﾞ i _r'⌒ .:.:.:::::::::.
＼ /⌒ヽ、lヾﾊ .: ｀ヽ;.:.:.:.;,:.ノ _r‐-､! .... .:.::::::::::...:.:
ヽ /｀￣ ∨ ミ;.ヾ! .: ￣ _ﾉ .:::..... .:.:.:.:. .:.:::::::.:.:..
____________!ヽ〃 ,.-､ﾊｧ､;;ﾘ i .: _,.-‐'.:.:.::::::::::::::.. ... ..:.:.:::::::.:.:.:
//｀ヽ、∠__/ ﾍﾊj .:.)__,,.-‐‐‐-､r'⌒ヽ､_r‐‐'ﾌ _rヾ⌒Y´ .:.::::::::::::::... :.:.::::::
// ヽ /⌒ヽ :::::::::.:.:.:........:.:.:.:.:.:.:.:..........r'´ __r' .:.::.:.:. .:.:.::::::.... .:. .:.:.:..... .:.:
// /´ ￣｀ ｀゛ｰ-､ ________________,.-‐'´ ｀ｰ-----､.:.:.::::r‐‐､.::::::::::::.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
広東人の気質は敢想・敢説・敢做というらしく
「建設的に考え」「大胆に主張し」「果敢に行動する」
それは革命家気質といえるものであり
孫文の他にも康有為や梁哲超といった傑物も広東出身
だから革命の策源地と呼ばれた
日本でいう九州みたいなもので
孫文と九州人の気が合ったのもそこにあるのかも
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_,,,...---.､,,...__
,,.-''";;;;;;;;;;;;;ミ;;;;;;;;;;;;"'''ヽ
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
i;;;;;;;;;;;;;;,,,.-''''" `''､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
ヽ;;;;;;;;;ﾉ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
i;;-' l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
'|ﾞ"'=..,, ,,.=;;;;"ﾉ ヽ;;;;;;;..-､;;;i
|=・＝i ヽ-=・＝- i;;l,,.-､i
| ,ﾉ ､ | -''.ﾉ
| ( __ _ ,) l,,...ﾉ
| ,,.-'' ﾞ-,, ﾉ T
ヽ"-─--` / |
_ヽ-iiiiiiiiii ノ_,,.-''iヽ
,,,..---------､,,.-'''''''"ヽヽ;;;;;;;;;; ...-''￣_,,.'"/ﾆ"''-..,,,
[==========il-''';;;;;;;_---ヽ ヽ--''" ／-'''";;;;;;;;;;￣"''､ヽ
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孫文は1866年に生まれから1925年に没する
それは1868年の明治維新の2年前から
1926年に閉じる大正の1年前までの約60年間
大日本帝国の栄光と安定の時代とほぼ重なる奇縁
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＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ |
＼ ／ シナの言葉に「天は高く皇帝は遠し」がある
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. そう孫文は中華帝国からもっとも離れた場所に生まれ育った
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ 単純な距離でいうと京都のほうが北京に近い
| ＼/ﾞ（__)＼,| i 陸続きとはいえ2000キロの距離は別世界といえる
V::::::::＼
_ -- Ⅵ:::::::::ﾊ
＜::::::::::::::::::::::｀ ､|:::::::::::::::i
＼:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ }
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ ついでにオラはハワイ育ちでもあるぞ
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ!
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ,
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ,
,...rﾍ､,.ィ=､', ‘ ,:::::::::::::::::::／ 夏､ ､{:::{V ＝彡:::::::/ ＼
/ ,. -､ｨ､i::::ハﾄ､ ＼::::::::／ {｛ 威 ｝}.＼弋:::::::::_彡' ﾟ,
. ｀i ／ 〉､}::::_/=廴_ ｀¨´ ,.. 乂.夷_,ﾉ _,. r ' ﾟ, ',: ﾍ、 !
｀ゝ{_.／´ _,.//y::く.ィ､＿二ニ=:斗 ハ. ﾟ, ゛ ｀ /
_,./ ／:::/ {} |:::T Tヽ´ | ヽ '. ト . ヽ ＼_/
, - ― -､
, -.――-.､ ／ ＼
,，-―――-ｲ ｀ヽ、 / , -､ __ ',
,， ’ , -――-..､'´￣ ｀ヽ、￣ 《∧!ﾄ ､ー､! _|
,，-イ ／ :::..∨ ::ヽ ﾏ ｌ ｀'x/::!
. l .:|,ィ: ￣ ｀ヽ:.. . ::::::|::.. :::..i 〉 '.、 _/イ
. | ', '., :::.ﾉ::.. ヽ マ::.... く ,ｨ'";";"'.ｖ'
. | ., :', ／ .::＼＼:::.. /ヾ,'";'"'"i
. | , |＿_, イ ::ヾ ヽ、:／lヽ ,':':､ .:,'
. ∨ l::::/:::: ::| 弋_,ノ｀ヽ__ ',;i,:'
＼ :::... l./--､ / , -―- ､ ::::::＼
＼. く´ヾー-〈 .ﾄ==イ￣＼ / / ｀ヽ ::∧
＼ ＼ .＼::弋_ノ i＿.ﾉーく / .::| .:::|
/｀'く: :Y´:.:' ／.r― ､ .,｀ヽ ／:｀ヽ. ∧
,ゝ､ j, ' ,. -::.､ | __ﾄ､_ .∨ ｀ヽ＼__,..イ .::', ∧
/ ￣＿ :;'::.○.::';: /ヽ :|:. .:＿::j_ ::.:l .l
＼ l ￣ 'ゞ==イ ／＼／二＞-＜ ::..＼ .::/: .:l
｀´ /.;' ＼ ＼:. ...:: : :∨.: .:l
＿＿r.､/ ; _ l´ ＼l＼_ノ _ ＿ ＿...: ノ .:: ::|
. ,，＜/////| ヽ,_ｌ ∨弋___/::... ‐-イ.: |
. ／/////////.ー―l.__∨///＞― ､＿ _.::ノ
. ///////////////////////////////.＞.､ ＿＿＿,，＜///＼
//////////////////////////////////////////////////.∧
. /////////////////////＞―――――――＜//////////////|
///////////////／￣￣ ∨////////////|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ハワイ！その時代って
もしかしてカメハメハ大王がいて
修行をつけてもらったりとか！
「いや。オラの頃は違う王様だったな」
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ﾍ::::::::::::::::::::::ヽ |:::::::::::::::!
∨:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::: | ＿__
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{_ ｘ＜ ::::／
x≦￣￣￣≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-=ﾆﾆ二二才
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿
'────- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞'´
-=====＜::::::::::::::::::::::::::z=V:::::',:::::::Y´ﾊ:::::::::::z=-
. ／::::::::/:::::::::::::／ ∨:::}､::::7-i. }-'´ ｀Yﾍ-､_
/::::::::::::::{::::7::::/ _,z::/=}:/ r ,ﾉ ヽ }: :.',: : ＞ｘ
7:::::::::＞' ',:7|:ﾄ{ ｔｯ -'L ゞ' .}' }' , # ';.7: :.} : : : : : :＼ そうだオラは広東省香山県翠亨村で生まれたわけだが
{＞'´ }'´Vﾊ ７ '´￣;;'',,, ,' ';;, 7: :.,': : : : : : : : :＼ オラん家は貧乏でよぉ
r≦: : : : : :ト.ゝ' ｰ= ,ｲ _} -=== ７: :/: : : : ／:: : : : : : ｰ しかもオラは五男坊
> : : : : : :|: {: :|＞.､___／:／ /: :/: : : : /: ; : : : :r===ミ 米は高くて食えねぇしサツマイモばっか食ってた
/ ,.!: : :ﾍ: :.|: :i:∧ 〃 _,. ｲ: :/: : : : /: : : ／ ヾ. しかも靴は買えなくて裸足でうろつきまわる
i,'/｜:.|:.:{: : ',: :',: :＞z＿＿,. -‐: : : : :./: : : : /: : :./ } そんな境遇だったわけだ
|!{ V: ヽ!: : :.',: :ﾄ､_: : : : : : : : : : : :／: : : : : {: : :.7......_ i
／ ､ _,.ヽ､:i: : : :',: : : : : ー-: : _,. イ: :: : : : : : :.i: : :,'::. ヽ
Y ,. 〃 ∨: : :ﾍ: : : : : :￣: : : : : : : : : : : : : ヽ: i::_彡 } -'
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) それでも父親は孫文に教育を受けさせた
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ ハワイに出稼ぎに出た長男からの仕送りも含めどうにか学費を工面して
ヽ L ／ 10歳からようやく村の塾に通い始め
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ 最低限の読み書きができる程度の教育を受けられた
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.......................:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
''''''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.................... .......................................::::::::::::::::::::::::::::::::::''''''''
::::::::::::::::::::::::::::........................................ .............................................:::::::::::::::
........................................... ｒ´`; ...................
｀ﾞ´γ
................................ γ
γ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: _,､‐"￣￣'''‐-､､__
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ,,,-'`"´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｀'ｰ-､
__,,､‐‐'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ~`'''-,,..._
_,､‐"~`'''-,,..._ ,,,,､ｒ'''´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'´;;;`'''‐-､__
__,,､-‐'' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"=,,,,_ __,,､-‐'''′;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,;;;;;;;;:;;;;;;;;; ''‐
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀`''‐-,,__;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
∧∧ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(;;;:...,ﾟ) Π 「,,＼ 「Π
＿＿＿＿_ﾉ;;::..| 「「「「「 ヽヽ Π
.:: ;;..,,;;;:.. iﾙv., ..;. 〜（;;;::..ﾉ`'''-,,...Π_ 「「 「 || 「Π
. .. , , .. "' ,. ''‐-､_「「//「 「「「 「「 Π
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
繰り返すけど「天は高く皇帝は遠し」
孫文は中華帝国から最も離れた場所で生まれ
中華帝国に近づくための出世の方法である科挙
すなわち学問で身を立てることは不可能だった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿_＿
__ xwx‐'´ '＝─ぇ___r=-､__ ＿
/￣ ｀''ｧ_,z─￢′ ￣￣¨＼ ／ ￣¨￢¨¨`ー─── ､
r'´ /|__,. ＿__ ＿,．´V ｀7 /⌒' r‐､_
rj幺 XzZr' 厶 |_/.. _>'´￣｀ヽ. }＿_r' ＼
r'´ __ _ /ﾄ ,:' ｀ ' ' ﾟ ´ ゝ. _,,.-'
rｰ' r-､ ｯ､_厶ｱ 〈〈 ° ,．' rｧ''´ | /
弋z乏X｀': └┐ Ll 々ﾉ _zﾉ V /
. / `''＾'''ﾍ∨ ｘ＿ } ...; ＼ ,-=-j'
/ ∧', 〉￣V r‐､ r─'′ ヽ ＼ |_rｧ ::...
. { ＼zZ | f´ 丁_） ;Tl ' `''‐､¨|_￣__''';;
. ＼＿,..,_ / :∨o j}’ r､.ヾ . . 。. . ' ￣}´ ｀ヽ.__
; | ／ ﾏｯ 〔_ﾉ『公ー､_. . . ' '' ''' | ｀ー┐
∨ | `-=- ヽー'` : : . ' | ,ﾉ
〈 r' /! /＾′∨| : . '' ｡ ヽ |
∨ / Ll f´ ＼ ' ' . . . . . ,| r'''´
}＿/ |＿r‐ ､ / rj .｜ _/
｀ー' Ll | r‐’
| /
|_f
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そのままだったら孫文は田舎の農夫として
一生を終えただろうが運命が好転する
ハワイ移住で成功をした孫家の長男の元へ
12歳の時移住することになったんだ
華僑ってやつだね
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
|///////////// ∨////////////////
|///////V//// ∨///////////////
V///// V// V/／￣￣￣￣ ヽ
V///| Ⅵ ノ//:::/::::: / ┌┐
Ｖ//| Ｖ ＜//｜｜ :: i |ll｜
Ⅴ/| { ＿＿＿＿＞┴┴‐'〈 |ll｜
Ⅴ,| { ,ィ─‐≦㏍㏍ﾌく:|| ┌┤ |ll｜
Ⅵ㍻№ /:.:.≦㌣'´¨¨ｱ⌒^:|| └┤ |ll｜
ⅣT'ヾヽ { K㌣，:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.||ﾆニニニ７ |ll｜
| |ﾊヽ ・Y´',:.:`ー─一':.:.:.:.:.:／ |:: |:::::::: |ll｜
', ∧ `┘! ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ |:: |:::::::: └┘
ゝ } ノ__ ｀ｰ─‐ｧ─‐' |:: ﾄ､＿＿＿＿__／/
ｘ＜//∧ } ヽ " ／ ,. ┤ 7丶 ＿＿＿_／///
ｘ＜///////| くｨ ´__,ノ / ∨/////////
ｘ≦＞ ＜////八 ｀¨´＿， ／ ｝ ∨////////
-- 、 〃￣ ／////////'ヽ '´ ／ / ｀≪//////
￣`>-- ､ //////////////＼ / V////
. / ￣ >ｰく////////////////↑､＿_,. ´ / V///
/ ／ ｀ ≠⌒'V////////,| ヽ / V//
/ / ∠ Ｙ＿≫一'´| ！ / ∨/
. / / ／ | 〈 / , ＜¨
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
「兄貴はえれぇ金持ちになっててよ
オラをハワイの学校に入れてくれたんだ
そこでオラは英語を覚えたんだ
地元のハワイ人よりも勉強はできたな
ハワイ王から英文法の二等賞を貰ったし」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
しかし当時の男性で嫌煙家ってかなり珍しいぞ。
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒) 孫文はイオニラ・ハイスクール（中学校）から
| u |r┬-| | ハワイ最高学府であるオアフ・カレッジへ
＼ `ー'´ ／ 英米系学校にて約4年間の教育を受けた
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. しかし中学校時代には移民問題的な嫌な目に合う
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿
＼＞ .,
V::::::＼
_,. -＝- ミ ∨::::::∧
. ｀ ＜::::::::::::::＼}::::::::::::ﾞ=-ミ
＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
＿＿＿ﾏ:::::::::::::;:イ::::/:;:::::::::ﾊ ＿＿__
｀ ＜::::::::::::::::::: /ﾐ.|::/:厶-::::/::::::::::::::::::::::＞
_,,_,,__ ＿__ マ:::__:{V - {/}' -ﾑｲ}::::::::::≦─z
rf^; ; ; ; ; ＼｀ ＜::::::{ﾍ',:｛ o o ｝ ^Y:::＞ ´
ゞ- '´￣ ヽ;,∧ ,r人_:! , ‐､_,. -､ ,' .ｲ∠´
ﾏ;＞ ´ V込｛＿ ＿｝人', ｀ｎ__
/ ,...､r‐, .} Vﾍ≧==≦/: : / ﾉ::} ｀ｰ,
｛ r厂ﾄ-V: : : : ＞ .,／r=ﾐ}＜⌒＼ ｆ´ｰ
. 从 {f^Y:/ ｀Y: : : : : : : :{漢′ ｀’
＞ .」＜⌒zzzzzzzz≦:＞ .,_
／⌒＼: : : /:rv::{ : : : }: : : ＞､
,ｲ: :.::::::::::::::ー{::|:: |::|:::::／: : : : : ∧
{: : : :::::::::::::::::;::|::|^ l::|ミ:::::::::::.... : :..ﾘ
く: :::::::::::::::::ィ´ <＼＿: : ／
八:＼: : ＜:/ ｀ ＜_::::::Y
/ゝ---ｧ'´ ￣
. /:iト .:／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
中学校は在校生は約100人
欧米人と現地人の中
シナ人はたったの3人
よく馬鹿にされ喧嘩をしていた
ハワイは当時民族差別が激しく社会問題になっており
これを多感な少年期にやられると……ね
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. ＿＿＿＿＿
.／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.|:::::::〉 （ ●） （●）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
. | |r┬-| | この経緯から
. ＼ `ー'´ ／ 孫文の特徴としては伝統的なシナの教育を大して受けず
}､ . ーーノﾞ-､....、___、 西欧教育を受けたところがあげられる
_ﾊ,>-ｰ＜￣／ :/ :: : : : : .７¨. ヽ __ ベースがシナの儒教系教養ではなく西欧系教養
__／ :}Λ::√ У: : :./ : : : : : : / : : : : ＼ ／/ この時代としては極めて異例なシナ系アメリカ人と言えるかもしれない
,.-< : : : : :i /::::「 ／ :< : : : : : : : : / : : : : : : ∧ ./ / 実際にアメリカ国籍も持っていたみたいだしね
r´ : : : : :「: i/::::::i / .: : : 〉 : : : : : : : : : : : ／/: : .ヽ ./ /
} : :, : : : i :./:::::::i/ .: : :／ : : : : : : : : : : :/ : : : : : : .l^'; ／^Ｖ、 伝統的な漢民族思想と近代的な西欧思想との折衷思想
f : :ｉ : : : :i ,':::::::/ : : ／ : : : : : : : : : : i :/:,: : : : : : : :|／/⌒`↓ それが孫文思想だと言われている
/ : :ｉ : : : :ｉ i::::;::,' : :./ : : : : : : : : : : : : :V: {: : : : : : :.(__/ /⌒ 、}
/: : : :ｉ : : : :i i:::::,' : :/ : : : : : : : : : : : : : : :rヽ: : : : : : :.｜Ｙ'Ｖ ヽ ﾉ
. ,.:':::::::::::::::::::::ｒ─;::::::::::::::::::::::::ヽ ヾ/ ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. ;'::::::::::::::l￣￣ ￣￣ﾞl::::::::::::::::':, ’ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. ;ﾞ::::::::::::::::￣,ﾆ' '￣=ﾆ;::::::::::::::::::! _ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. !::::::::::::::::;r'~ ,､ r. ,_ ヽ:::::::::::::::l -;;;;;;;;;;;,,,、 .i .| l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
';::::::::::::::l {;;;ﾌ .／,i i::::::::::::::;!ll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、 i |.| ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヽ::::::::::::ヽ ,／:r'´ ノ::::::::::::;ﾉll;;""'''｀"':;;;;;;`、 l. U ヾ;-;;;-;_;_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
＼::::::::::｀':::::':::::::::`ｰ':´::::::::::::< ,／´~ヽ;;;;;、 l ヽ;;;///＼;;;;;;;;;;;;
ヽ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 'ｰ`､ / `';;;;;、 .li ,,,,,;;;, ヽ;/// '＼;;;;;;;
`'-::､::::::::::::::::;:::- ''l´ ,| i `';;;;、 ' _________ y,,;;;;;;;;;;;;;;lll ///""" ヽ;;;
;;;;;;;;;;;l ￣ l ヽヾ i l `';;;;、 , , , /:::::::::::::;;;;;;;;;;;;;'、-::-、----<- 、 ／'l;;;
;;;;;;;;;;;;l ,,il .l .l `';;;;;、l l .ll:::::／;;;;;;""''::::::::'i::::::::/￣￣'/---''/ /-l;;;
;;;;;;;;;;;;;ヽ .l_l l l,,,,,,_____ 。`"l__l_l;;;-":::'::::::::::::::::::::::::l;;;;;:/ / ./ ///;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ l .l ~~''----"三l:::l::::ﾟ:::::::::::::::::::::::::ﾉ:::::/ / /// ///;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヽ`, l ,,::::"""""""'''' ' ' i , il::::`::~::￣::~::"::-":::/ / /// ///;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ 'ヽ; l ﾉ, `-'':::::_:::_::::::::::::_::::/____ / / ///;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ .l < ( ,,, ￣ ///"""--/ ///;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>- 、l ,, -ヽ,,,__ '''_,,,,,,..、 ///,,;;,,,,,,, / //;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ l l 'l::`ヽ,,,,,______,,,,:: -ヽ ///"""____ソノ";;;;;;;;;;;;;;;; まずい！あいつは西欧教育に影響を受け過ぎている
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ l l l::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ └l---l";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ここはひとまず広東に帰さなければ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ l 'ヽ, l-::'''-- 、--、::::/ ／ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;,.,,,-/ l ヽ l l 'ヽ/ ／ ヽ-"-"、;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;""-" l l ヽ l ,/ ／ .i ヽ ~~~~-;;;
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
孫文はもっと勉強を受けたかったが
兄が心配したため強制的に
広東に戻されることとなった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）| 今も昔もさして変わらず
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 都会から帰った若者は古く因習に縛られた故郷に苛立ったり
| |r┬-| | または現地住民からの差別的扱いに怒り戦い
＼ `ー'´ ／ 猛烈な民族主義者になりがちになる
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 孫文の場合は完全にそのパターンになった
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
|＼ ＼ ＼ ヽ ｌ| / / / ／ / /イ ／ ／／ ／
| ＼ ゝ ＼ ＼ ＼ ｌ|/ // ／ /／ ／ /／ ／//
| ヽ ﾞ､ ､ ＼ ＼ヽ ヽｌ/ / ／/ // ／ /／イ //-‐'"
＼ヽ､ | ヽ ､､＼ ＼ ＼ヽｌ ｌ ｌ/ ／/ // ／／／‐ ／‐彡-‐
＼ヽ､ | ＼ ＼＼､ヽ､＼ヽ ヽ/／／ / ／／/ ヽ
＼ ＼､ ＼ ＼＼ ヽ'' ヽ､ | ／ ／／／／/ヽヽ
＼＼＼､､ヽ, ﾞﾞﾞ ﾞ ヽゝ､ / ／ヽ|／／//ヽ ||
＼､＼＼| / ﾉ/~' ヾ"' '|､ヽｌ |／／-‐イ| ||
＼､＼| __ ヽ // ／ ゞ / ﾉ / -‐ | ||
＼ ヽ ＼ ヽｌ // ／,.. イ ┌ノ /／ / | |
／ﾌ ハ ヽ＼ ｌ ／､ノ ／ -‐ / ／ / / |
＿＿_┌‐| | `､､ヽゝヽヾ､‐''ヽ-''"-‐'" /''" | ／‐/ |
| ミ | |ミ| ＼､￣‐ヽ/ '''" ,.-､ ,.' | | ,.‐" / /| 香港の船場にいた役人どもがよぉ
|::::､､ | |│ ヽ |_,.- ／ ,-| ／ | |/ ／ /::::::/ /:: 荷物検査の際に執拗に賄賂を出せと言うんだ
ヽミ::::::: ヽ ｌ| ゝ､ ￣､"-‐'",,ﾉ ／:::: ｌ| |‐" /::::::/ /::: こっちも渋々渡すわけだけど
/＼ ::::: ＼| | | ヽ､ヽ''"-‐ ／:::: ､ |,.'' /::::／ /::::: 次から次に役人が来て理由をつけて
| ＼ :::::::::::::| || ｌ| ヽ､＿,.,.／二二ヽ / ／:／ /:::::: 賄賂を要求するからきりがねぇ
| /ヽ :::::::::::::| | | | |::ｌヽ＼￣ ''ヽ/ ,.‐'''"::::/ ／::::::
| | ＼ ::::::::::::| | | .|::: ＼:::ヽ-──￣::::::::::::/ ／::::::::／::
.|､ ヽ /､ ::::::::::＼ | | |::: ＼::::::::::::::::::::::::::::::/ ／::::::::／/::
> // ＼:::::::::::::| | ＼ヽ ＼＿::::::::::::::::/ ／::::::::／ /:::::
/ .// ＼::::::::::| | ＼::::::::::‐-ヽ...::::::::/／::::::::／ /::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
孫文もまたハワイという西欧圏から帰った際
シナの旧態依然さに大激怒する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
.. -──- ､_
. ´￣｀ｰ＜ i ｀ヽ
_ ／´ ７ ／` .′ ＼
| ＞ 、 /＞┐`ー{_＿ .′ ヽ
∨ ハ /´ ...」 ヽ .′ i
∨ i ＼_ ゝ,.. .′ |
｜ .′ .ハ .′ ┤
∨ ( i / .′
i ) 、 ＼. / /
. -──-＞､| l＼ ヾ. / /＿＿＿＿
/: : : : : ／ ..:| |_ ＼ i ./ r ／￣ /-─ ＞ "
./ : : : : : i :| | `ーﾟ `、 ./ _＿＿__７ /＞ "
ノ| : : : : : : l :| | i^`_ ｀ー＜ﾟ￣／/／＞ "
ヾ! : : : : : : | | | `ー- ..__-､￣ ／ｿ " おおそうか
: :ヾ: : : : : : ＼ `! ￣｀ｰ ' ／／ なら出航は許可しない
: : : :＼ : : : : : ＼__∧_ .／/´: ヽ. この船は港から動かすことを禁じる
: : : : : :ヽ: : : : : : : : : : :＼__＿／ / : : : ハ
: : : : : : ∧: : : : : : : : : : : ハ .∧ヾ: : : : i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
「こっちは乗車券を払ってんのになんで賄賂なんてだなさきゃなんねーんだ
大人しく払う周りの連中にも腹は立つし、この役人どもにも腹が立つから
四度目の時にオラ嫌だってんで賄賂を払うのを拒否したんだ！
そしたら役人が船の出航を許さねえってんだから余計に腹が立つよな
一晩動かさねぇ」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. , ' __,. ´￣￣丶 __ l r─-- ∧
/ , ⌒ー ` ､ | ' --- ミ ∧
. ′ー-_,. ' __ --- ミ ＼ l ,．＜￣￣ -‐─ {
. i ,. '´ ,． ＼ ｀・ ､ ﾞ } ＿ Y
. | ／ ≧=-- ___,. ＼_人_,.r ^° ￣＞､__／ ＿
￣ニ=- _| ／l 弌 ─- _ ゝ---- ´ { ,．＜ /
r‐ ミ ｀ ＜.イ l ヽ ニ=ー-- ＿＿_ ‘, ＜ __ /
ヽ 〕iト . Vﾑ l ∨ /二ﾆ＝-- ＿＿ / V＜.::／/
、 /:::::` ､ Vﾑ .l V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣7 / ﾙｲ /
＼ ﾞ, ｌ::::ﾞ, ', l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<___,./ ./ ﾘ /
∨∧ {::: ﾞ, ', l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ,′´ /
. ∨∧ ﾞ::: ﾞ, ' l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / / , ′
∨ V::::ﾞ, ', l:::::,．＜￣｀ ､::::::::::::::/ / ／ どうせ出すしかないのだから
. ＼ ｰ-ﾞ, ', !' ＼:::::/ / ／ はじめから素直に出しとけばよかったのにな
＞ ．_ ', ‘, V ∨ /／ では出航を許可する
￣‘, ‘, V＿ / ／´ 次は気をつけるように
_,. ------ _∧ ‘, V ￣￣￣ / . ／＿＿＿
ｘ＜ / ﾍ、八 乂__ _／ ,:' ｀` 、 ,．＜
/＼ ≧=-＼ ／ ヾ
＼/＼ ー- _ ー＞ ．. ＿,.ｲ ∧
＼ ≧=- _ -- ＿＿l { ∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
「そんときゃ翌朝船長が代わりに払って治まったんだが
オラの腹はおさまんねぇ
だからオラは村に帰って訴えたんだ」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
| ＼ i { 7 / / / !/ ／/ } | j７/7,ｲ
|ハ､ ｀ヽ､_ ７ i }' 7／ ,ｲ ,ｲ! },' |
∨ﾍ＼｀ヽ､｀ | ! | レ' ／ .／ } | ／ }
ヽ ＞--- ﾞ i ／ / i ７
／ - _, -､ r≦｀ヽ､￣ヽ__ 7 / ＿
7 ／￣ ７ / ､} ﾄ､ ∨ Y ヽ /'´＞'´
i7 ＞'´ 丁 ７｀ ″ﾍ }V 7 } ＞'´-､__,. -- ､
|／ 7 ,',ハ | ,: Y / 7イ＞'_ ｀ Y } ´ ,...≧ｘ
x-∨ Aﾐヾ{ / _,z:yﾁ r' / ヽ! | /:::::::::＼}
〈 V { ∧'tｯゝ'´-`´′ .r-' j , /::::::::::::__∧_ あんな腐敗した役人どもに税金を払う必要なんてねぇんだ！
ハ /.ヾ! ∧ :j_ ,.ｨ=ヽ 人{ ./ ./:::::::::／ ', Y} 考えてみろ！
〉:::! ,' ! | ＞､∨zﾘ,.ィ ,..ト---./ ﾍ {:::::::/￣ ｀Yﾉヽ、 村の橋や道路は自分たちで整備しているのに
＼::i∧､ i .} ﾄ､ ｀ミ´ィ´ ｘ＜,′ ヽV::/ ヽ }_ あいつらは何一つやりもしねぇし守ってもくれねぇぞ
}' ＼ ∧ i .{:::＞---{-- ≦:::::::/ i _, -=､ ', ハ
, ､ 7 ＼ ', ヽ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::/ | 亡'´ヽ､ ヽY i ∨
/´ﾆ} rヽ { i∨ ヽ ＼::::::::::::::::::::/ :} ﾊ ヽ i ヽ ﾍ-z___ノ=､ i
Y´ ,j:< 7}--､z≦ ＞､ / } ､ ＼＼:::::::::::/ ／ { ' i ｀ヽ､ ﾉ:::}ﾊ ｀: i
Y '´ ﾉヽ i::}::::ハ ヽ ﾉ `t- ｀ `ー' ' /´乂 ヽ ／:::::::::::! ∨
ゝ､ / ﾉ::::::::::ﾘ ,r'´ ーt_≧ｘ＿＿,. -≦x＜::::::::￣:ト､::::::::::::/ ,: V
`＜:::::::／ー-- ' ／ 弋::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞'´ .∧ ー<´ ￢_'´ - '
￣ ≧=-≦ 〉-y:::_:::::::::::::::::_＞'´ ヽヽ ∧ ￣
. ＿_
. ／ , ヘ｀ ､ ＿＿＿_ ／￣￣￣ヽ、
／ ／ ヽヽ, '´ >′, -― 、 ヽ
. / / ､ ／ ／ ヽ ',
{ ﾄ 、 〉 ／ l ', |
ヽノ ＼ / ゝ-' `ー'⌒ヽ ｌl ヽｒ' 人 l
. Y ｛ 。 ｡ ﾉ Ｕ ヽ ／ `ｰ‐′
| r'n n) -―‐- ／
ﾉ ｀￣ ｜ 役人は村を守らないのは確かだがよぉ
. { r―――‐ｧ ﾉ あれで済むんならいいじゃないか
. ヽ、 `ー―一′ _, ＜＿ それに村を守るのは村の守り神である
＞r―――― ' フ7:! ＼ 北帝廟と天后廟に祀られている将玄天上帝と金花娘娘なんだしさ
. ／ /:!| ／;ｽ´ ／/:// _>、
／ //:/ レ'〉:ｲ ヽ／ /:/ ｌ ／￣ _>
／ / l::!,.. -/::::| -‐- l::ｌ !／ ／ ￣ ヽ
. ト--┤ l::l /:::::::! |::| 〉-イ ｜
/ ／ ／ | :/
| ／ ,' | '
| ' ,' _, | , '
. | ,' ,′ _ -┬=≦ ,. ／ ／
| .ィ´7 { ／ | ／ ／-＜
|／ { .／∨ / _ j ／ ／ ／
ﾟ, /ﾍ ﾄ､', / ／ / ／} ,: -=≦ ＞ '´
＿__∨ ﾟ, Y弋:, K__,. -=ﾆ7 ／}li:ﾉ ／-､ ＞ 'ー フ
／;:::::::::::==x=!｀ｰ,｀ ーに_ゞ='_／⌒ーﾁ'xく} ﾘ-‐ ≦ ＞ '´
, -rﾁｲ:':／＜: :/:'´:| ﾉ ｀￣￣｀ﾞﾞ丶 r- ノ /-= ￣
/ f: 〃:/ : : ／/ '´ヽゝr___、 /ニ_,／l｀ 、::.､ あの木のお人形が守り神だぁ？
. / √: : : :. :.／: :,' /ムー┘ _, ' / |::. ＼_＞ ,. ……下らねぇ迷信だ
{Y: :〃:./: :/ : : /{ / ト=====≦:／, 〉::::::::＞ ,._
| !: :{{: :{:{:/:. : : :Y＼ / | { ／ / /::::::::::::::::::::::≧=- _
. у､: |: :l:}' :: : : i.廴 ＼/_ ! ^ ／ ,:' ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
{ YV|: :{::. : :|:: ｛｀ヽ ヽ __,／ ./: ／::::::::::::::::::::::::::::_r＜⌒丶
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| | 孫文は村人がお祈りを捧げている村廟に行き
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／ 神像の腕を一本引っこ抜く
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼､ ＼＼ ヽ iﾞi;:. ／／ //／ |i／ ／-'" ／
＼ ＼＼ ,,-＝=─‐ ／￣ ／ _,,-''" / | ／ ／
＼ ,-／ ＿／ ,,‐''-''ヽ ,,-‐'''‐-､ ／ノ / ﾉ ／ ／,,-─／
／ ／ '" / ／ ,,-､ /､ヽ＼ ﾞi;,-''" ／ .／ ／─''''"￣ ,,／
／ ./ / ,,,-‐'"-/ / .／ ﾞ" "＼ ﾞi;, | ､／／ ／ " ,,,／
／ ,-''/ / ,,-''"_ / /／ ヽ ｌ / ﾚ'／~ ／‐／
/ ／ | ｌ| ,,-'"／ﾞ/,」| / ..::;;;,,, ｝ ／ |~ ,,-‐,,,-''' ／／~
/ ／-'''''| | /ｌ /‐'''／'' .人 i' .:: :;'" / ／ ｌ ﾉﾞi／／ ,,-‐'"──＝=
/／'" ﾞi;: | /‐' .／,, ,,ﾉ ﾞi;,. | _,,-ヾ./／ ﾉ ,-''" ｌ | ‐'" ,,,-‐二
ﾚ' ヽｌ:i' .／ ）'､‐,＼ﾞi;: | ,,,-‐二-┬ナ" ／‐'"‐ 〉 ,i'───'''"￣~-''"
,-‐',ヽ|'" .／ﾞヽ-ゝ='＼ﾞi,'''ヽ -ﾞ＝‐' '" ,‐'ノ,, ／‐''" ,,-‐'''"~
/ / ;;:. ──ヽ, ﾞi;'''''' , ﾞ "-‐'''''""" 〔＿,／ ﾞヽ'-'"~ 見てみろよこの神像ってやつを
/ / / ,; ,,＿｝_ ﾞ､ ./__,, _,, / ＼ 腕を抜かれてもニコニコしていやがる
,;' / ,;;;:;:/;: ,, ~ ヽ ヽ. ヽニ‐'､ ／ / ﾞi,_ こんなふざけた神様が村を守ってくれるとでもいうのか？
.／ '' ,ｌ,,,,,,/ 〉 ﾞヽ､ '''' :;ｌ ,,-''" ／ ﾞi.＼ おめぇたちここおかしーんじゃねぇか？
/ ／ ヽ / ﾞヽ､--イ~;;:'" ／／ ::;:;:;: | ＼
i / ￣￣ﾞ" |;:" ／／ ヽ-‐'''"~ｌ|
./ ﾞ''''ヽ､,,-‐''" .i ／,;'" ＿,,,,,,,,,＿,,,-‐'''-''"~ |
("￣"'''''‐--､,,_i' /／ '",,-─'''" ,,,-‐'",-‐'" ,,,,-‐ .__＿|
i' ﾞ'':::::::::::::::::::::::｝ _/''-'''"~ ,,,-‐'",,-'''" ,,,-‐二-‐''''" ﾞヽ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : ＼从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : ≪ ≫: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :f⌒ヽ : :
: : : : : ≪ 孫家の馬鹿息子め！≫: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ゝ-ィ: : :
: : : : : ≪ ≫: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : ／YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒＼: : : : :＼从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,／: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :≪ ≫: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :≪ 守り神になんてことを！≫: : : : : : : :
: : : : : : r＝ｰ ､ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :≪ ≫: : : : : : : :
: : : : : : :￣`ー' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :／YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒＼: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: /二二ヽ :: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｛ ｝: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : ,┬┬┬-, : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: :ヽ--- '′ : : : : : : : : : : : : :
: : : : :∧l___!__|_ノ| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : ,' ｒ‐,ﾉ! : : : : : ＼从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : | ＿ ,.┴ ､」 : : : : : ≪ ≫ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : ﾚ／ ! : : : : : ≪ただじゃおかねぇぞゴラァ！: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : ﾄ､＿＿＿ｨ|: : : : : : ≪ ≫ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : └┴┴┴'‐' : : : : : ／YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒＼: : : : : : : ｆ-'⌒ヽ : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨￣: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .ー─' : : : : : : : :
┏━━━━━━━┓
村中大騒ぎに！
┗━━━━━━━┛
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ | ここは母親が修理費の銀十両を出して謝罪してなんとか騒ぎを収めたが
|::::::〉 （ ●） （●） | 家族は孫文を村に置くことはできず香港に追っ払うことになった
|:::/ :⌒（__人__）⌒| 御覧のようにこの孫文
|/ ｍj |ー'´ | こんなことを仕出かしちまうから
＼ 〈＿_ﾉ ／ シナ人らしい郷里の支持がほぼ望めないというもの
ノ ﾉ
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.イ::::::::／zx ヽ、:::::::::::::ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ=､|:::／/´ヾ》 /::::::::::::::::::|
"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │ アハハッあれは愉快だったな
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ | それでオラは次に香港の英米系学校に入学したんだ
,′ ， / |＞.､__＿
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
,。＜/ /"´ 氷´ _,.彡" ｀ヽ､
,.イ / /ヽ､＿＿/＿＿_,.＞;"´／ _＿ ＼
_< /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ ,.．＜;;;;;;;;;;｀ゞ心､
＼＼
ヽ､ ＼ ＼〉 _
｀ ｰ ゝ }ﾞヽ
__,. ---───‐‐‐┐ 了 ゝ
＼ | ﾊ 》
`-- ─ｰ‐‐─‐--=! { ,r'
_ . ∧ i ／
/{ . ／ / ∨
/ 了 . ＿___ ／ ＜
《 ﾊ ＼ ソ / ∠＞ ／|
ヽ } . Σ￣￣￣ ＼∧ .|／| , ‐'ﾞ ／
ソ . ＞ ＞ .| / ヽ ∧ _,.. ‐´ ''´
. ￣＼ ｜ |/ ゝ/ ／￣￣Σ ﾉ_,. -''´
Σ￣￣￣￣. ＼ | ./ ／／三三＜ ´
. ￣￣￣￣＼. ＼ .| / ／／／三三三Z
／￣￣￣￣ . ＼ ＼ ｜./ ／／／／ ＼
7´￣￣￣￣￣＼＼ V !/ ／／／／ ＼ /＼
./￣￣￣￣￣￣＼＼＼ V.／／／／ | ＼l
}:三三三三三三三.×＼＼l.／／／×三三三三三三三:{
￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ ー――' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
英語だけの授業だったが
そこで孫文は西欧史や政治思想を学ぶ
フランス革命・共和政体・イギリス革命など
孫文の思想はさらにパワーアップ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
宗教を信じないってのと、宗教文化を粗雑の扱うってのとはイコールじゃねーぞｗ
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) そして1886年この時20歳
| |r┬-| | 海軍・陸軍学校や法律学校の進学を希望したが上手くいかず
＼ `ー'´ ／ 医者になるため医学校に入学することとなり
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 1892年最優秀成績で卒業する
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ) . j /／ 凄いインテリなのね孫先生って
/ ＿ノ_, イ＿ 田舎の貧乏農家の五男坊がここまでになるなんて
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） | 孫逸仙博士といわれるぐらいだからね
|:::/ :⌒（__人__）⌒| ちなみにこの時期に少年時代には出来なかった
|/ ｍj |ー'´ | シナ古典の勉強を始める
＼ 〈＿_ﾉ ／ 漢文が不得意だから英語に訳されたものから学ぶという
ノ ﾉ 変則的なものだね
,､‐'"´￣｀ヽ, ,､-‐- ､
´ ,r'"｀`ｰ- Y ＿ ＿ r'"´ ,,､-､ ｀`ヽ ,r'ﾞ´￣￣｀`ヽ,
. ,!´u レ'´ ,､-'´ヽ, -‐- ､ },r'ﾞ´ ｀ヾ ,!. /´￣｀ヾ ヽ
/ ＝= 斤/ / _,i ﾞ｀ヽ､ i! -‐､ ,ｨﾆ､ i ,ｲ / `､ ﾞi
､ ,:; ,」,/ ヽ ,ヽ ,! ヾ 'ﾞ~`, ,!ｲj !,ｨ=- V､ l
, ,〉 ,r､ / ,ｨｪY､-‐''"´V ｀､ 」 - ヽ ｀`j / ;:.´ ｿ ,!
ヽ､ ' ￣Λゞ-─‐- ､ ﾘ -‐､ ｿ ヽ,' ｰ-‐ ,! /ﾄ､,､ ゝ､ u Yゞ ｲ
`, ｀ヽ､‐'ﾌ´ ヽ ｰ{ '"´:;V!ﾄ､ ｀､ // !＼丁｀, ,i ,人
..:ヽ ,ィ｀7 `, / ,:;;;:;! ,! , ィ´ゝ-‐'´/ !.;.;.;｀i / ,ィ／ヽ
.:.:.:i＼ヽ〉 iﾉ `､ '´ i 〉 ,､‐'/.;.;,! ｀ゝ＜´ ,!.;.;.;.;.;｀`ー, -‐'´: : : : : ｀､
.:.:.:.:＼,! i ,ｲｲヽ ｀､ !人 ,､‐'´.;.;/.;.;.;.;ﾄ､/} ,/｀ー/／.;.;.;.;.;.;./: : : : : : : : : : : `､
＼.:.:.:.:i / / ! l ゝ- ゝｲヽ ｀ヽ､ /.;.;.;.;.;.;.;.;＼ /i /^i / ￣!.;.;.;.;./: : : : : : : : : : : : : ,i
.:.:.:＼.:.:i /｀V | ／＼/､/ ﾄ､!.;.;.;.;.;.;.;.;.;i￣.;.l / | /.;.;.;.;/.;.;.;,/: : : : :,､-─- ､､: : ,|
.:.:.:.:.:.:.:.:〉-‐─- ､ _ ,ィ /＼!'´ ,! ￣/ i }.;.;.;.;.;.;.;.;.;!.;.;.;.;,ﾘ | ,/.;.;.;.;/.;.;.;./: : : ／: : : : : : : : ヽ､!
.:.:.:.:,r'´二二ﾆヽｰ- ､! / ,ｶ ,! / | i.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ.;.;.;＼ i/.;.;.;.;/.;.;.;./: : : /: : : : : : : : : : ,!: :,!
'"´::::::::::::::::::::::｀` 丶､ Y´ d | ! / ,! |.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼.;.;.;ヽ/.;.;.／.;.;.;./: : : /: : : : : : : : : : : |: : |
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`''ｰ､ | ,! / ,!, i.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼.;.;／.;.;.;.;.;.;!: : : :i: : : : : : : : : : : :.|: : ,!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして香港の学校で出会った
国の将来を憂えるインテリ青年たちと同志となる
この頃の彼らの話題は
ベトナムの宗主権を巡るフランスとの戦争である清仏戦争の結果
果たして我が国の将来はどうなってしまうのか云々
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／// ／////
////! .／/////
/! ////∧///////!
i∧ !////////////,i
i/∧ !////////////└‐- . / イ'
i//∧i///////////////////ヽ ／.,x＜//,′
i///////////////////////////////// .ｘ/
∨/////////////////////////////ｘ＜//
∨///// ゝ/////////////////////////
ヽ､∨//// !//,へ､///////////////////
∨/// ｒ::x i'// i// }///////////＞_´
＼//∧{ヾ!/ ｘ}/x:;ﾉγ^Y/////フ＿::＼
｀ {て，‘'' r ㌣__ノ {^i i!//＞､´‐-､＼:ﾑ 清仏戦争のあの惨めな敗北！
ｒ､-─‐丶ｊ /__ -､ r‐＞"¨ヽ__::::ヽ｀ヽ ＞x', なんでこんなにこの国は衰えたのか
ｰr' } i_＼ `tﾅ ﾌ! ﾉ , 八 ノ::::::/ i ＞ｘ 政府がだらしないその理由は単純明快
r'‐､r{__.}｀_ﾉ, >､‐ イ ﾉ ノ_ ....:::::::::::ノ ,ゝ" !＞ｘ ∧ 政府の権力が異民族である満洲族の手に占められているからだぞ
｀ｰx'_7_ﾉ ¨-=二 -‐ ´ / i ＼ だからオラたちの手で革命を起こすしかねぇ！
／￣二二 ￣￣ ｉ i ヽ
ｒｒ"￣￣ヽ r'´￣:::::::::::::::::::｀ヽ i i ∧
ｘ＜⌒¨¨¨｀┬ｔ…-.ノ ∨:::::::::::::::::::::::::::::∧ i ∨ ,
{＿__ﾉ-､〃 ! ｀ {´ ﾘ:::> ´￣￣｀ ヽ:::::∧ ! ヽ /
/ r==‐ ´⌒｀! y´ ヽ ∨ ∧ ! ノヽ
{ ノゞ=..__ イ´-^ヽ-‐ ¨¨ ‐-､ } ∨::ﾘノ ＼
i 㨨￣｀∨!::::::::i:::i ___ノ }ノ ＿ ｰ‐…"
ｒｘ‐‐……ナﾉ::::::::::i:::i‐- ＿_ 八 ﾉ￣￣ ＿＿ ／
ｰ-t‐…::::":::::::::::::ﾉ:ﾉ } r彡､"-‐ ￣￣ ／イ::
¨ﾞ＜:::::::::::::::／ __ イノ-‐´ ＼ ＿ /ｘ＜:::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして1894年に反清革命結社が誕生する
華夏（中華）を復興させるを意味する興中会
国民党の源流ともなる結社
満州族に支配された華夷変態を革（あらた）めることを目的とした秘密結社である
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
興中会 誓詞
恢復中華
創立合衆政府 （民国の創立と同意味）
駆除韃虜
平均地権
.
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）| 満州族の打倒とは言わず
（@ ::::⌒（__人__）⌒) あえて蛮族である意味の韃靼の輩と呼ぶ
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ 激しい敵意のある表現だね
ヽ L ／ そして中華を恢復（回復）する
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ これはすなわち
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
r‐ｆ￣＞─- ､
ｧヘ.｣_ | /￣￣＼
/{ ´ 〉:| :| ,ﾉ ヽ
／彡､＿人 :, :, {=一 }
| ≧=-ゝ-く⌒ヾ ﾉ
＼ ／ `⌒ヾ f′
} / ﾉ
ヽ. __厶二ﾆ._ /
_}} フ /⌒｀ヾ:､ /
ｧ‐=彡'フ' ／ _／
＿ ＿ -=彡冖､＼ '′ ´/
＿／⌒ミ＝=‐--‐=彡 ⌒ } 〕 ,〈 中 国 を 取 り 戻 す
-=ﾆ￣／ ／⌒ ﾉ ノ ／
. ／ ／ ／／ ／ / ／
r／ ／ -=彳 / / /
彡 ／
''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::／__/:::／ / ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ≦二.___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::,:ｨ ｨﾀ/:メﾐ､ ./ ﾔ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::フ
'"^ヽ、:::::::::::::::::::::{ ,':ﾑ、 ﾔ l |:::::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞‐''"
_＞:::::::::::::::::ヽ、f ﾞ l. ｛::::/ .ﾔ:::::::::::::::::::::::::＜___
_,.ィ´:::::::::::::::::;rｰ-ミ | ,、 ,｛:/＝=ﾐ.Y´｀Y::::::::::::::::::::::::::｀＞
-ｭ=ニェ::::::::;ﾊ/ヾ.', ﾔ ｌtｌ ﾞ≦=＝= ｊ ｵ |:::::::::::::;＞‐'"´
,.イ:::::::::ﾍ. ｛,.ぇ',. ﾍ.____｀_ 、 -‐'' j ｌﾉ,ｲ::::::ｪ≦＿,
ムｭ､_:::::::::::ヘ.___ﾔ '"´ 〉 .j¨´::::::::;＞'"´
｀ﾞ ＜::::::::::::ヽ、 ﾞー-一 ,.ｲ::＞'"´
ﾞＺ_::::::::::|＞.､_ ¨¨ ／ .|" 異民族に奪われ失われたものを取り戻す
,.天弓| ﾍ、ヘ. _＿ ／ ./ ﾔ＞=ﾐ､、 つまり漢民族の国である『中国』を取り戻すってことだ
/了´ .水＝､ヽ､ ./ ,. _,Kニミぇﾏ、 これが興中会の誓いだぞ
{.∧／.ｵ ／ '"〉'"Yヽｒ'"^ ¨Fミ､ ＼ ﾞYﾍﾏ,
_,.-|.| ∨ .| ﾔ .| ﾄ､ | ﾉ .| | |,L.__
,.ィ",.-人l 〈 |.个 ./ │〉 .i 小. |_ﾉｰ--ミァ===
‐/¨¨{''" _,.,ｭ=弋卞ミ火 ', ヾ.| ､ ﾚ |. / ,に二二二ｱ三三
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ
ゝ ,､__, イ 中華恢復ねぇ
／ | ヽ ／ | ヽ でも清朝も中華帝国であるのだから
／ ＜＼.∽ l> }ヽ そこらへんちょっとピンと来ないわね
{ ', .＼＼ l ! ｜
! /[ ▽ ] ＼l j /
-- _ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＜::::::::／
｀ ､::::::＞x'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
_ -`::::::::::':::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／
-=≦::::::::::::::::::::::::::{:/::::::::::_;:::::::::::／:::::::::::/:::::;::::::∠_
￣｀ ＜:::::::::::::::::/:::::／´/:::::／ｲ::::::: ／::／::::::;: '´
｀ヽ:::::::}:／{ ／::r彡':::::_;:／}:ィi},'::::∠_
__ -=ﾁ:::::::ﾍ、', {-tｯ､> ´ｨtｯ__ﾉ ,レ' ﾊ
｀ ー─‐z=‐:::::: ﾊ ｀￣ i -￢ /ﾄ､｀ヽ |
, '{ ﾄ､ _ゝ'_ ｲ ﾊ:ヽ ヽlヽ それは大きな間違いだぞ
,.ｨ/ j ＞ __ イ:|:{./ }:::ﾑ i } あれは中華帝国ではなく『支那帝国』
√ i::/ ,:' ＼ ｛ ,' }' 从:::ﾑ ∨ 中華皇帝ではなく『支那皇帝』
/ ー- _::. :ヽ＼__i__|_ ｲ:::::::::::} !| 中国てのは漢民族が支配する国ってことだ
{￣ - _ ｀ ､ , '´ ／::::::::::::::::l i!
／ ｀丶 丶 ﾍ===≦::::::::::::::::::::: l |
, ' ＼ ∨::::::::::::::::::::::::::::/ ,.｜
／_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ''';;;;;; '''';;;;;;;;;; ＼
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,, ..,,,;;;;;;;;;;;;,,,, ;; ;;;;;;;; ｜ 誉 わ
し 応 ￣￣;;;'' ,、`;;;; ''''''';;;;;;;,,, ;; ＜ .
／＿ ｌ ｜;; | ''';;;;;;;;; ｌ ;; ＿| だ が
￣／ / | | ・'';;;;;;;; ,｜ ,,―- _ ＼
ま じ ／;;| Ｌ` ヽ＿＿/'''''''''⊥ｌ;|;;;;;;''"/＿| ｜ !！ 一
|;;;;;;;;;;Ｌ ´´´´´´´´´´´´´´´'` 、ｌ|''・_ﾉ/ ｜ |
|;;;;;;;;;;;;;;,,,, ｜|、｜ ｜ | 族
う て ＼;;;;;;;'' ／￣` 、 ヽ>ﾞ"'|''‐-‐´ ＜
￣;;;;;; | / ＿＿ ヽ ＿＿ |__／ ＿／ の
!!!! ＼;;;;; ｜ ｜｀｀ `ー――/ / ￣￣＼
＼; |｜ ｜ / /;;;;,,,,, ／ ／｜ /
＼￣￣ | ＼ |´￣￣｀ヽ,―-、/ /;;;;;;;;;;;;;,,, ／／ |/
/＼＿＼;; ｜ ＼ ヽ、＿＿＿＿_,' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
＼/;;;;;;;;;;;;;;'' | ＼ `ー―――' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,
二二二＼ | ＼ ""`` /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
＼ ＼＼ ＼ ー、、＿＿/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
＼ ＼ ＼＼ ＿＿＿ ＼ |
＼ ＼ ＼＼ ￣￣￣``ヽ ｜￣＼⌒ヽー――――――--
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
さて孫文は革命のために動き始める
第二の故郷ともいえるハワイにて
華僑から武装蜂起のための資金を募る
応じてくれるものは微々たるものだったが
一部のものと親戚が賛成してくれた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | また香港に帰る途中横浜に寄り横浜の華僑たちと面識を得た
＼ ／ こうして孫文の支持基盤は外国の華僑が中心となっていく
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. そう孫文にはシナ本土では地盤がないんだ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ 相当ハチャメチャな革命運動だが孫文らはガチだった
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
一万円札の人も割かしそこらへんやってるし、
何か革命家気質の人に共通の事なのかもね？
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ ｌ ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ☆...-―‐′ ☆広州
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして1895年に
広東省広州から第一回武装蜂起を計画する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿
γ´ﾉ ヽ｀ヽ
, - ´￣｀ -､
／ ／/"/ i＼ヽ＼
//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
i l i{_{ﾙノ ヽ､ } } il i
| il从/（●) (●） 从 ﾘ
ヽﾘﾊ ､_,､_, ﾙﾘi ……遠くね？北京から2000キロ離れているんだっけ？
. ヽﾍ､ ノﾚノ 打倒清朝のはずなのに
｀-ゝ､,､ __,イ-´ なんでこんなところから蜂起するの？
／ |＼／| ヽ､
/,' <ヽ ∽ /> ﾊ
| i ヽ V /[▽]i |
i | ヽ / i |
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、 オラの構想だとこうだ！
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ } 清朝の手が届きにくい
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ 辺境から蜂起し地方革命政権を樹立して
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ! そこから各地で蜂起を連鎖させる！
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ, その足掛かりにまずオラの故郷である広東省の広州からはじめるってわけだぞ
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ,
,...rﾍ､,.ィ=､', ‘ ,:::::::::::::::::::／zzz､ ､{:::{V ＝彡:::::::/ ＼
r r┌,
} l .l .l r 7
.r 、 i_i .L.ﾚ´/
.'ヽ､Y r' γ
.＿＿＿＿ !､⌒ { ﾄﾏ、
,､_,､_,___､:::::＼ ヽ___‐‐ ｿ.: :ヽ
/ i::::::::::i 〈ン´ : : : .＼
....._,.-ｰ ､ ﾉ 乂:::::::i. ＼ : : : : : : :＼
...〉 ＼＼＼ .-, (_ﾉ､__） 6)::/. ヽ : : : : : : : ヽ
...＼＼ '´⌒∨ / } '--´ .':::/ 〉 : : : : : : : :ヽ. お察しのとおり
.....ヽ. ｨ 丿 '､_、__ ,ｨ':ｿ ,.ｒ‐-､_,､__,,..-´‐' i＼ : : : : : : ｊ この構想は基本的には駄目駄目過ぎた
...ヽ_ rクヽ 〕_____｀,.‐ｨ'｀ヽ‐ｲ : :/ :/ : : : : : : : :N:ヽ : : : ／ 理由は北京から遠すぎる
. ....〉彡´. : : ＼ _____,,_../ｨ'!´「ヽ／. : : :／ : :/ :/ : : : : : : : : : :＞-‐'" 孫文はまともな軍事的教育を受けていない以上に
ヽ : : : : : : :＼ ／i : : : : :/／ｿ /. : : ／ : : :/／ : : : : : ,. -‐ '´ 軍事的才能も無かったと思われる
.＼ : : : : : : ＼ ,ｨ' :/ : : :,.ｲ':::::/ /. : ／ : :l : : i/ : : : ＞`´ これ以後幾度となく失敗を繰り返すことになるも
＼ : : : :ﾆ= :ヽ､,ﾍ--ｲ´〃/ : : : /:::::/／ :／ : : : : ヽ : : :＞´ 固執し続けたことによって最後の最後に後継者たちの手によって成功するが
ヽ : :／/ : : : : : :／ : / : : : /:::::／ : : : : : : : : : : :ヽ:/ それは遠い先のお話
ヽ. : : : : : : : : : : :,' : : : :ｉ::::,' : : : : : : : : : : : : : : i
｀ﾞ--‐‐ー-- ｲ : : : : :ｉ/ : : : : : : : : : : : : : : ｿ
ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
,' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃┃
┣━ ┣━ ┣━ ┣━
┃ ┃ | ┃ ┃
＼ | ／
ヽ ∧伝∧ ／
（ #｀ハ´）つ ,::⌒)
三ニ＝― (":::⌒ （つ ﾉ ―＝ニ三
(⌒::::.⌒:. } ,（⌒） .::⌒ヾ
（::.; （::::.⌒:.. し' 三" :.:⌒)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ "／ ￣￣￣￣ ＼￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それはさておきこの広州蜂起は
密告により計画が漏れあえなく失敗
孫文らは各国へ亡命することとなる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__
/ __ ¨ ヽ _
/ /i:i:i＼ ::'，
〈 {i:i:i:i:i:i:i} ::::}
'，Vi:i:i:i:{ .:/{
} Vi:i:i:} ' .:ﾄ-v
, r' V ﾆ=' /／ / 〉
r=彳i:i'， `ｰ=彡' ' ^>､
}i:i:i{i:i:i:iヾｰ=-=彡´／ / '，
/i:i:i:i{丶i:i:i:＼ - ﾆ=- ,._/ }､
{:i:i:i:i:ｉ ::.＼i:i:丶 =ﾆ二 ´ ＼ :{:::＼
}i:i:i:i:i:. :::.丶i:i:i:.､ :::.＼ ＼` ＼
/i:i:i:i:i:i:i＼ :::. i:i:i:.､ ::＼ ＼ ＼ __
/i:i:i:i:i:i:i:i{､i:i丶 :::. :i:i:i:. ::.､ 丶 ＼ｰ=彡i:i:i:i:i＞‐=彡
}i:i:i:i:i:i:i:i:‘，＼:i:＼ :::. i:i:. ､ 丶i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧ ヽi:i:＼ i:＼ ＼ 丶 ｀＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
/i:i:i:i:i:i {i:i:i:i:∧ Vi:i:i‘， i:i:丶 ＼ ＼ ｰ─｀Y⌒i:i:i:i:
/:i:i:i:i:i:i:i {i:i＼i:i'， ､i:i:i:i＼ i:i＼ 丶 ＼ {_ ｀￣
}i:i:i:i:i:i:i:{ {i:､:i:i:i‘， ＼i:i:i:i＼ 丶 ::.､ }_
}i:i:i:i:i:i:i:{_ { V､:i:i＼ ＼i:i:i:丶 ＼ ｰ=ﾆ二_
}i:i:i:i:i:i:i:i:i:. {:. V＼ :i:i:､ ヽi:i:i:＼ ＼ }
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
この時期の孫文は
武装蜂起失敗→亡命し軍資金を調達→また武装蜂起失敗→亡命し……
これの繰り返し
そのおかげといっていいのか世界的にシナの革命家として有名になり
孫文の大いなる財産となる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. -= ､
／.: :. ＼
／, - ､ ::. ヽ
／／i:i:i:i:i:i＼ ::. ､ '，
' /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i丶 :. ヽ
{ {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} ,. : } }
{ :Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r´/: :/ ,ｨ
'， V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ {: :/.:/ {
／ :V {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} }:/ / .::}ヽ _
, -===彳i:::､ {: {i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾉ 彡'} .::/ . :v: :ヽ
/. :{ {_ {:: l ::Ⅵ::i:i:i:i:i:i:i:i:i//__,.ｨ／ . :} : ヽ:＼
' . ｉ:{: :i:i:i､Vi:i＼i:i:iゝi:i:i:i:i:i://i:i:／ . : : ' : }: } : :.､
/. ､:i:i:＼i:i:i:＼:i:i:i}ﾊ{i:i:i:i:i:i:i:{/i:i/ . : __／ . :, .:: : :}
r' /i:i＼i:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{. :／i:i:ｉ＼ . :/.:ﾊ . :∧
},:i:i:i:i:i:i:iヾ:i:i:i:i:i:i:r‐ ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ-=ﾆ＼:{: : '，
/;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_ノ{ '，_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ .:: ' . :ヾ : : :.
. /:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir‐f ⌒ r _..V｀=- ､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ .: / . : : :＞ :＼
／ /i:i:i:i:i:i:i:i:f¨7 / /: :'，" }__ ,､ ＼i:i:i:i:i:i:i:i〃／ . : :／ 〃 ￣＼
{ ／/ {i:i:i:i:i:i:i:i/ 〈 { ｰ {: : : } }i:i:i:i:＞‐'i:i:i:i:i／/ " . : :／ ／. :/ .::} ､
::ヽ _ ／ :. '‘， Vi:i:i:i:i:i:{'， ＼'，_.. vｰ='， {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／／' . : ／ ／. :／ ..::ﾉ .:}､_
::/{ 〃/ ::. {i:i'， ヽi:i:i:i:i:i:. ¨＼＞､ ::ヽi:i:i:､_)i:i:i:i:i:i:i:i:/／i:/ . :／ ｨ . :/ ..::/ .::, .:}.::｀ヽ_
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
得意の英語を駆使して
世界中にシナ革命を予言し「宣伝と動員」を
繰り返す指名手配犯・漂流者・亡命者・予言者
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿_＿
__ xwx‐'´ '＝─ぇ___r=-､__ ＿
/￣ ｀''ｧ_,z─￢′ ￣￣¨＼ ／ ￣¨￢¨¨`ー─── ､
r'´ /|__,. ＿__ ＿,．´V ｀7 /⌒' r‐､_
rj幺 XzZr' 厶 |_/.. _>'´￣｀ヽ. }＿_r' ＼
r'´ __ _ /ﾄ ,:' ｀ ' ' ﾟ ´ ゝ. _,,.-'
rｰ' r-､ ｯ､_厶ｱ 〈〈 ° ,．' rｧ''´ | /
弋z乏X｀': └┐ Ll 々ﾉ _zﾉ V /
. / `''＾'''ﾍ∨ ｘ＿ } ...; ＼ ,-=-j'
/ ∧', 〉￣V r‐､ r─'′ ヽ ＼ |_rｧ ::...
. { ＼zZ | f´ 丁_） ;Tl ' `''‐､¨|_￣__''';;
. ＼＿,..,_ / :∨o j}’ r､.ヾ . . 。. . ' ￣}´ ｀ヽ.__
; | ／ ﾏｯ 〔_ﾉ『公ー､_. . . ' '' ''' | ｀ー┐
∨ | `-=- ヽー'` : : . ' | ,ﾉ
〈 r' /! /＾′∨| : . '' ｡ ヽ |
∨ / Ll f´ ＼ ' ' . . . . . ,| r'''´
}＿/ |＿r‐ ､ / rj .｜ _/
｀ー' Ll | r‐’
| /
|_f
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
世界からひたすらシナを見続け
『中国』を求め続けたもの
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) この時期の孫文の武装蜂起だが
| ｀ ⌒´ | 日本は深く関わりを持ったものがある
＼ ／ それは1900年の恵州起義
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ★´ /´丿
'、 │ ｌ ├┘ │丿
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...☆―‐′ .∨
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、 ☆恵州
│ __丿 ★厦門
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
これは義和団事件の混乱を突いて
台湾総督の児玉源太郎に協力を取り付け実行しようとしたもの
児玉もやる気満々だった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ -- Ⅵ:::::::::ﾊ
＜::::::::::::::::::::::｀ ､|:::::::::::::::i
＼:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ } オラたちが恵州で蜂起している隙に
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ 台湾の対岸にある福健省厦門へ進軍してもらいてぇ
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ! その軍事支援と引き換えに日本軍の厦門占領を認めるからよ！
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ,
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ,
,...rﾍ､,.ィ=､', ‘ ,:::::::::::::::::::／zzz､ ､{:::{V ＝彡:::::::/ ＼
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノu ヽ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
ヽ |!!ill| j /／ ちょまっ孫先生！
ゝ||!!il| イ／ それ明らかにやばすぎ！
.y' |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | 第一号満洲事変みたいなものだね
＼ `ー'´ ／ この場合は内閣と参謀本部の許可を受け
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 上奏もクリアして実際に厦門に部隊を出航させたものの
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／ ｀ヽ、
／ ヽ
/ ﾍ
/ '´ ￣ ｀ヽ、 .ﾍ
/ ／ i
i ／ , ' ￣｀ヽ u |
,ト､ ＼＿_／. ／ 廴_
i ｀ヽ ／.. ,,,;;;'´｀ﾞ'i; ／r‐ ､ヽ
i'´｀ヽ '´ ＿＿ } / ./__ i .i
|'´ヽ 'i:､ ,;;彡'´ ｀ i { ｀i |
}. ,>ﾐ:|ii i､==彡'´--一 ﾌ. 弋､ i .|
i n. { ・ト ヽ､＿ ,・ ´ , i. /
i :i. ｀ー 'ｲ ｀ー---‐ ′ 〃 {_./ /
`i `=彡.|. r-r ､__,,,,, ‐‐-ﾐ､ ii /
｀t‐x. i. ,-',,,,;;;;;;'''ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'''''''';;;;, ├r'´
>'''''ﾞﾞ. ｀‐′ ﾞﾞ';,./ i
;' ';......i
;' ,,;;;'''ﾞﾞﾞﾞ''' ;;,,,, '; i
;' ;'ﾞ ﾞﾞ'';,,, ;. i＿__
;';' ;' ;; ;;:: , ﾞﾞﾞ;;;,, ;;,.x幺圭心
;;' ;' ;;''ﾞ , '; ; ;ﾞ焔l圭l圭洲
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;';;;'ﾞ'、 ;ﾞ劣圭圭圭圭圭圭圭圭圭丞､
ﾞ';, ;ﾞ劣圭圭圭圭圭圭圭圭l圭l圭l丞､
, ﾞ'、 ,;;ﾞ劣圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭丞､
／/ ﾞ'、;; ; ;;'ﾞ劣圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭丞x､
/≡i≡ ﾞ';;,,;'ﾞ劣圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭ll圭l圭l丞､
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
イギリスがこの陰謀をキャッチして
元老・伊藤博文に強い警告を発し
大慌てになった伊藤が中止させた
これによって蜂起はまたもや失敗
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
:::::::::':::::∨:::::::::::/::: l::::/:|:::::::::::::::/::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::|:::::::::/l:::::::::::::::::::: |::::::: : |::::::::::::::::::::::::::: ∧::::::::::::::::ﾘ::V::::::::::ﾘ
::::::::|::::: ∨:::::/:､' ﾑｲ:.ﾘ::::::::／:|:::::::::::::::/::::::::::::::::::: /;|::::::::l;;;|:::::::::::::::::::::|:v:::::: |:::::::::::::::::::::::: /,.ィV:::::::::::/::::::|:::::: /:
::::::::i::::: V:::{＼.＼ /::::／::: |::::::::::::/::::::::::::::::::: / ; |:::::::l;/|:::::::::::::::::::::|:::V:::::|v::::::::::: /:::::/....／|:::::::::/::::::: |:::::/::::
::＼:{ ､:: vl:::::::＼../:／_:: ｜:::::::/ |:::::::::::::::: /; ;;; |::::: l::::∨:::::::::::::::ﾘ:::::l::::::|::V:::::::/|::::/.／_;:::|::::::/s｡.,_:::j: /::::::
ﾍ: ＼ :r≦ﾆ＝＝ミメ､......＞-.....v:::/ v::::::::::: /::{;;;;;;;|:::::ﾘ:::::::V:::::::::: /:::::::l::::/.....V::/..j／s≦:: ﾊ!／￣` マァ:::::::::
:∧ vi{ {l:::｀iトﾐs｡.,....... V..＼_ V:::::::/::､:::l;;;;;l::::/::::::::::}:::::::::/::::／l::/.........|/≦沁::::::}::::::ｉ| 〃:::::::::::
ﾊ::|, ＼ {l:::::{:::::{沁f㍉｡................V::/_＼:V;;;;;|:/;::::::／|::::: /.イ.....j/....,ｨ::r:::i::::{::爿::::l:::::::ﾘ ／:::::::::::::::
::j/ ', つ::v:::Vﾂ:::/:::7＼..........v.........ァ;;;;;;}';;:::::〈｛:r|::::/...............,.〃 V::::v:ゞﾝ:::/::::::/ ..:::::::::::::::::::::
:::: ヽ', :.. ＼::`:::-:::'::／ ﾄvマ.........／:/;;;;;;;;/:､::::＼j::/､.......才／:::. つ::｀ﾆﾆ´::／ ／::／:::::::::::::::::;'
＼_::::i', ::::＼_ ｀ 二ﾆ -‐-.:::::::`::::￣:::／};;;;;;/ ::‐-:::_:::::::´＿::::::::::::｀::‐-...._ー ´__,..:::´::／:::::::::::::::::::::;':::
:::::::::/ ’ ::::::::￣::::::::::::::::::_;::-‐;;;;;;;=- /;;;;/ ､:::::::::::::｀::‐-::::＿::::::::::￣:::::::::::::´:::::::::::::_;:::/::::;':､::
v人 ', ::::::::::::::::::::￣´::ノ;;;;;;;;／ ／;;;;/ ＼::::::::::::::::::::::::::::￣｀::::::::::::::::::::::::::::／;::/:::::;':::/:
､ ﾏ:::＼, ｀ :::::::::::::::::::::: ｱ;;／ /;;;;;／ ｀ ‐- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／;:':::::::::::;'／:::
::ﾍ, ＼:::', :::::::::／;; ＿_,.,;;;;;; ´ /:::. ｀ ､:::::::::::::::::::::／;;;/::::::::::::;':::::／:
::: /V ｀::, /;/ ,.ｨi;;;;;;r }! l:::::::＼ ＼:::::::::／;;;;／::::::::::: ;'.イ::::::;
::::{ ∧ .:', _,ノ;;;;= '' |;;;;/ }! l::::::::::::::::::.. /,..ィ;;;;;;;;;;;{::::::::::::::::;':::::::::::/:
ゝ{ ＼＿':, /;;;ノ j;;;; }! l:::::::::::::::::::::::::::..... ,..;;;;;;- ⌒;;;;;;;/::::::::::::::/ __／/
ﾞv:::::人 ,,;;;; イ;{ /;;' }! l:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:..、 ..::::⌒´:::::::::::};;;;;/:::::::::::／l::::/:l l/
V＼|ム /;/ l;;{ ／;;' / ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l;;;;{::::::::／:::: |:/:::l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
これを含めた約10回の武装蜂起失敗に業を煮やした宋教仁らは
孫文から離れ独自の武装蜂起を計画しそして発動させたのが
前回見学した武昌蜂起
そこから連鎖反応した辛亥革命だね
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
|￣|＿ ロロ |￣|＿ ロロ |￣|＿ ロロ |￣|＿ ロロ □ ／ヽ 「'|
| ＿| | ＿| | ＿| | ＿| ／ ／' └'
|＿| |＿| |＿| |＿| ヽ,,／ ロ
＿ ...,., ..:::: ::... .... .:.:::
「‐',〉､ .::´:::.. ..:::::...（::,, ..::. γ´ ¨｀ヾ (::,, ..::) ..:::.. ‘ ＼ .::
￣ ＼ :.. ..::: ,,-､ ヽ ｌl, ◎ ｌl r, ..:: 。 ` ‐k
ゞ:::,, ,,'' ヾ,７ r, ヾ,,_-_,ノ || (ヽ_ ,,,,_ ‐― ） ,,〉'
,, ‐(::,, ,,;; 〃 ⌒ 。 〃 ミ || ＝ <::ﾛ:::：:::l ・ ,, ‐l'
(::,, ,,;;; ‐ ‐――― ＝‐ ‘ . , || 〉:::ﾛ：ﾛ；,,’っ ／ .:::
､:::..,, ,,::: ‐- ． ・ ． t「l! ゜ r, (,ﾐ, ｡ロ｡ミ.、―― ＝‐ /
――- ､ ,,::;; ､ :.. . l 。 ◯''''／:::l ,, ゜ ． ・
:::::::::::::::::ヽ ::.. ,,,:: ,..::.,.., ＼ ` ‐'' ／ . `''‐'" （(ェ)・i,,）
::::::::::::::::::::::, 〃 〃 ‐ ,） （ － . 三 と::::::"::::ノ∵・‐ ―
::::::::::::::::::::::::, _ ￣ ~~ ‐ ''' ''' （＿ヽ:::::::_/
:::::::::::::;;;:: -‐' :￣::::::::''''::::―::- ．,,_ ヽ ’
― '''"´ l:l l ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ＝ 。 、
,〃,!_::::::;;;;;;;:::::::::::::;;;:::-‐::::::::::::;;l ＝
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ⌒ ⌒ }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,| ⊂⊃ ､_,、_,⊂⊃
,..-ﾍj ー' ﾉ あっそうだそうだ孫文って誰だか思い出した！
./::":::::::`ヽ､. ＿_ イ たしか辛亥革命で有名なんだよね
/::i::::::::::::"'弋'!ｰ',〆>|'_ノ´｀ｰ -,,＿ _ あれ？そういえば前回おもいっきり出番がなかったけど
. }:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f" 、 ｲ/ `i どこにいたわけ？
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.ﾃ ＼xｰ.ｫ､__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r' ` ､_冫y"
:::::::::::::::::＼o:::::l .ﾄ、 ヽ,＿ﾉ"ｰ'
:::::::::::::::::{::::{＼代 l>ｰ､,_ノ
／
／ 、 、 ／ /￣￣￣
/ ト､ ﾄ､ ∠ -‐‐‐--|
/ |,.‐ヽ. | ヽ |
＿__｣. ﾄ､ |'⌒' ＼ | '＾|/l |
´ | ＼! /⌒ヽヽ/ ,-､ ! ,.. -‐ ''''| あぁ、あの頃はオラはアメリカにいたぞ
＞ ﾄ､! |. ０ 0 | | ＜ | 革命資金を募っててな
/＾ヽ|. L.... ､.__| | ＿ ＞ ,ノ 武昌蜂起を新聞で見てオラビックリしちまったぞ
|.(＾! '""ﾞﾞ ->ﾞﾞ | ／ ￣|
' ｰ‐-- ...__ ヽ.ヾ-､ ,.-┐ |/ |
_,. -‐'´ ゝ--､ ｀ﾆ´ / ヽ.＿＿
￣￣￣￣`‐-､/` ‐､_ /
| ` .. ＿／ ＼
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ そっか宋教仁さんが孫先生の方針を嫌がって
ﾍ j ⌒ ﾉ 孫先生抜きでやったわけなのね
ゝ ,､__, イ それじゃ除け者だったわけ？
／ | ヽ ／ | ヽ
／ ＜＼.∽ l> }ヽ
{ ', .＼＼ l ! ｜
! /[ ▽ ] ＼l j /
｀ｉl l｡ ;}
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） | まぁ除け者だったね
|:::/ :⌒（__人__）⌒| 孫文が帰国したのは11月末だ
|/ ｍj |ー'´ | 16年ぶりにシナに帰ることができたこの漂流者
＼ 〈＿_ﾉ ／ 上海で待機していたがそのうちタイミングを見計らい南京に向かう
ノ ﾉ
,.ﾒ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
∠:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>
,:':.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:;:.:.:｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
ﾑ:.:.:.:.:/:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:l:.:/:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ｒ｀
j:.:.:.:/l:.:.:.:.|:.:.:./:.:.:|/:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:.:.:.:.:.l
/:.:.:. l:.:.:/l:.:./l:.:.:./!:.:.:.:.:.:,:.:.:.:}:.:.:./:lゝ
ｿ_.:.:|:/‐-/､ |:./ l∧:.:./ |/lﾊﾄ;.:!ﾊ
l!､_Ｙ 斤示㍉x _ ,.∨_x≦ミ | l
八ヾ! 夊ｼ _ ′ ゞ';;;l , /
ヽ_ヽ i l;';;;}/´
!从､u ' j;/ クッ……あの人が帰ってくるのか
_ ,l ＼ =ﾆ ﾌ .／ 何にもしていないくせに……
_,, -‐:./:/ ! ＞ 个: 〉＝‐-. . _ デカイ面をしてやってくる！
／: : : /: : : : : :!: ! i ￣ /: / : : : : : : : : ￣,､-=.､
/: : : : :/ : : : : : :l :| l , ./ :/: : : : : : : : : ／: : : : : :ヽ
,.: : : : : ;': : : : : : : |: l＼ } /, -/: /: : : : : : : : : :i: : : : : : : : :ﾊ
/: : : : : :j: : : : : :／ﾍ:ﾍ ｀ ´／／＼: :;;; : : : : : | : : : : : : : : : i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
前回も話したように革命派は各派の連合であり
革命派の他に清朝側の改良主義立憲派に
留学経験のある旧官僚も含まれたもの
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＼ ,..'' :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: __,,,,／ ／ |
| ＼ ` .､::::::::::::::::::::::::::.,-‐'"'" ／ .|
i `'''ヽ､ -::::::::::::::::::: -‐'"'" / /
`i | `､'''ヽ､､ .ヽ.Ｙ , ..-':''" ﾞ/ / ../
`､ | `､ (:､､ . .| ,..-'） / / ‐-‐'
‐-‐'| ＼ `､....,,,`_ﾞヽ_､_,| ノ､."..-'''''''" ／/ .. /
| ＼＼γ .,--‐-‐ "゛"゛‐-‐'''"ﾞ'' |／／/ /
`i| ＼＼ | ､ |／／/ /＼`i
／`i ＼ | < ___ ﾞ''-''"'_,,,, >.. |／／/. / `､
／ `i＼＼| ヽ゛⌒⌒/゛ |／ / /
`i ＼| ｀.､__ ノ /／.-
~＼ ‐'''''‐ ／ '
＼ ／
"'''ﾞ''-''"~
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
強い国になるためにまず清朝を終わらせることで
思惑が一致していたが
いったん嵐が収まったあと
じゃあ誰がトップになる？これがとても問題になる
まさしく群龍無首状態でこのままだと分裂しちゃうし
何より袁世凱が迫ってきているぞ！どうする！？
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.イ::::::::／zx ヽ、:::::::::::::ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ=､|:::／/´ヾ》 /::::::::::::::::::|
"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ おーい中国のみんな！
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀ オラが帰ってきたぞ
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ | 悪ぃがオラは無一文だ
,′ ， / |＞.､__＿ でも革命精神を持ち帰ったから安心していいぞ
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
,。＜/ /"´ 氷´ _,.彡" ｀ヽ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ヒーローは遅れて現れるものなのか
そこで孫文がやってきた
蜂起を繰り返し多額の賞金をつけられた
超大物指名手配犯であるから
その名は全国に知れ渡り
また漂流生活によって世界各地にもその名は知られていたため
革命の神輿・看板・シンボルとしてはうってつけと判断され
孫文は初代大総統に就任した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 看板にできる。組織の顔になれる。これぞ徳であって孫文最強の武器だね
| |r┬-| | 革命の象徴としての存在……
＼ `ー'´ ／ そんでもって孫文の臨時大総統就任式は旧暦11月13日
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. この日をもって旧暦を終えて新暦を採用
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i つまり新暦1月1日中華民国元旦日にしたわけだ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ∩ノ ) . j /／ あっそうかこれまでずっと旧暦だったわけなのね
/ ＿ノ_, イ＿ ずいぶんとタイミング良かったのね
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
. ＿＿＿＿＿
.／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.|:::::::〉 （ ●） （●）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
. | |r┬-| | ズバリ孫文は狙っていた
. ＼ `ー'´ ／ 数千年に渡って使用されていた太陰暦を廃止して
}､ . ーーノﾞ-､....、___、 太陽暦を採用するにふさわしいジャストミートな時をね
_ﾊ,>-ｰ＜￣／ :/ :: : : : : .７¨. ヽ __ 皇帝による天界の支配を終わらせ
__／ :}Λ::√ У: : :./ : : : : : : / : : : : ＼ ／/ 自らの意志で新暦を決定する
,.-< : : : : :i /::::「 ／ :< : : : : : : : : / : : : : : : ∧ ./ / シナの新時代の始まりを告げるにふさわしい儀式となったわけだ
r´ : : : : :「: i/::::::i / .: : : 〉 : : : : : : : : : : : ／/: : .ヽ ./ /
} : :, : : : i :./:::::::i/ .: : :／ : : : : : : : : : : :/ : : : : : : .l^'; ／^Ｖ、
f : :ｉ : : : :i ,':::::::/ : : ／ : : : : : : : : : : i :/:,: : : : : : : :|／/⌒`↓
/ : :ｉ : : : :ｉ i::::;::,' : :./ : : : : : : : : : : : : :V: {: : : : : : :.(__/ /⌒ 、}
/ﾟ 。
／ ． ﾟ
, ' 。 ・
` ー ＿ - ' ゜
。 ． 。 ﾟ
： 。
ﾟ ．
､｣L｣Ｌ
｣ＶUL_ ､ У―｢
`yﾆ∠_ |::::V￣7
/＿):::::ヽ|::::::| |
|ヾ:::::, ﾍ-､:::::| _ |
| | /.F-7 ﾚ/ ｜
｜ﾚ｜ﾋ-｣ /| /｜
У/ `ﾌ７7＼人ﾉ
｜::L∠_ /:::::::Ｖ i
|::::::::::::::::::::::::／
＿｣:::::::::へ:::∠＿＿
`ﾝ／三三Ｖヽ て'
7￣７T￣T`Y ´
| ､| ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
中華から遠く離れた最南端の貧農家に生まれ
華僑ネットワークの力によって西欧文明を学び
蜂起による失敗による亡命を繰り返し
世界各地を彷徨い続けたこの漂流者
新時代と革命を予言し続けた男がついに
古都南京において天を掴んだ瞬間であった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ⌒ ⌒ }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,| ⊂⊃ ､_,、_,⊂⊃
,..-ﾍj ー' ﾉ すると孫文の時代がはじまるわけね！
./::":::::::`ヽ､. ＿_ イ よっ任せたよ孫皇帝！
/::i::::::::::::"'弋'!ｰ',〆>|'_ノ´｀ｰ -,,＿ _
. }:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f" 、 ｲ/ `i ……そういえば前回だと孫先生の登場がまるでなかったけど
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.ﾃ ＼xｰ.ｫ､__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r' ` ､_冫y"
:::::::::::::::::＼o:::::l .ﾄ、 ヽ,＿ﾉ"ｰ'
:::::::::::::::::{::::{＼代 l>ｰ､,_ノ
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ | __
|::::::（ （ ●） （●）| ／_} l'':,
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ／_ﾞ''iﾞﾉ､ﾉ 臨時大総統になった孫文だが
| |r┬-| | ,:'`;:'／ﾉﾞﾉﾌﾞ 意外なことに全然指導力を発揮できなかった
＼ `ー'´／ /`/ / ノ-〈/ 実権を握る宋教仁らがガンガン指導していたからね
>'ﾞ:: ‐'"ﾞ./ ヽ.,' ~ ／
／/::::: ', / /
ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-xv;;;;;;rﾐ:::ゝ
Z;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ`∠_ くﾉ }:{ ＼＿＿＿＿＿
{ﾊ;ﾄx;;;;}=イｯ ' ir' ＼＿_,r------､ ／／
}iＹ: x ¨_ i|: /:i:i:i:i:i:i:i:i:／／x, ＿
ヽ-､≪ｲノ :/ /:i:i:i:i:i:i_／／:i:i:i:i:iヽ ___ ﾆ二二 ＿
{ ; /:i:i:＞=ァ¨¨) /:i:＞ ィ:￣:i:i:i:i:i:i:＞=-ﾆﾆ二＜
＼ ';';, r==x ﾉ:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ:::::{ ム=' /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞'..＜:i:i:i:i:i:i:} --――
＼ '; ';,. _〃 ヽ ___ }:i:i:i:i:i:i:i:i:＞' _ ｨ:ir-―――{:i:i:i／／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼／ x―――
＼ '; ';,ﾞ :/ }} ／ {{_j}:i:i:i:i:ィ' _ ｨ=ﾐ=彡' `＜:i:i:i:i:i:i:＞' ｘ＜:i:ｉ:＼
＼'; ';, / {{ ／ ヽ{=ﾆ ／:iﾊ ｀¨¨ ﾌ＜:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i）
＼, / {{ ／ ﾉ〃:〃:i:i:i:i:∧ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
¨¨＼ { . ／ /://://i:i:i:i:i:/ ＼ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
';, ';,{ ＼_／ _＿ {:i://:i} {:i:i:i:i:i/ `j ---x＿_ _ノ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／
r' う ';rニヽ __ jj _＿_ { { ＼ {:i//:i:i:i:i/ ヽ r'-==-､ __ ¨¨¨`＜:i:i:i:i:i:i:i:＞'
} 人';, 'ﾌ {/:i:i:i:{{￣:i:i:i:i:i:i:i} }=-ﾉﾉ://:i:i:i:i/ }} と-―= r―ヽ:i:ノ
Y r= ';, ';, ー /=}）三三==ヘv/ノ /:}X¨ }} と彡=っ_x--- '¨ ＞x:i:/
ヽ} r' ';, ';, ___/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i=====':i:i:i:i:} } } く／ __ノ:i:{
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして南北和議による袁世凱への大総統委譲により
孫文政権は一か月で終了
その後の南京政府は宋教仁構想によって進められ
孫文は国民党顧問だが実権からは遠ざけられ
蚊帳の外に置かれていた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i| 待って待って兄さん
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ なんで孫先生は蚊帳の外に置かれちゃうわけ？
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ だって共和主義者でしょ？
/ ＿ノ_, イ＿ それなら宋教仁さんと同じじゃないの？
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）| 全然違うよ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒) だから喧嘩別れして武昌蜂起をしたりしたわけでね
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| | 左派と右派の違いでもあるが
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／ そこらへんを孫文からよく聞いてみよう
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. まずはこれから
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l
中華民国の初代国旗
五族協和を意味する
┌──────────────────┐ 色は各民族のイメージカラーであり
│::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│ 後の満洲国国旗の基となる
├──────────────────┤
│: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : │ 上から順に
├──────────────────┤
│.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:│ 赤 漢（漢民族）
├──────────────────┤ 黄 満（満州民族）
│ . │ 青 蒙（モンゴル民族）
├──────────────────┤ 白 回（イスラム系民族）
│iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii│ 黒 蔵（チベット民族）
└──────────────────┘
┏━━━━━━━━━━━━━┓
この国旗だけど
なにか違和感はないかな？
┗━━━━━━━━━━━━━┛
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （◎） （◎）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ 違和感？うーんそうね
ゝ ,､__, イ／ 偽国家的色調に……傀儡臭がするかな？
.y' |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ どんな違和感だよそれ！
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. ほら台湾に移った中華民国の国旗を思い出して
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
┌───────ｰ┬───────ｰ┐
│::::::::＿|∨∨|＿ :::::::│ |
│:::::::＞γ⌒ヽ＜ ::::: │ |
│:::::: ＞乂__,ノ＜:::::::::│ |
│::::::::￣|∧∧|￣ :::::::│ |
├ｰ───────┘ |
│ │
│ │
│ │
│ │
└ｰｰ───────────────┘
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
えーと……えーと
あらそういえば今のと違うのね
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
前者はキメラで、後者は焼き殺……
', ヽ ＼ / / ／￣＿_/＼ / /＿＿＿
', ＼ ｀/ ／/ ／ ／ ´＼ ＼ / ／￣￣／
丶 、 〈 ／／l// ／ │ 〉 / ／ ／
＼＼ 厂＼ |へl/／ ／∨／ ／ ／＿＿,∠
丶 | 几 ﾄ､l≧､＼ ／_,.イ´ /ノ￣〉￣￣￣／´
＿＿|└ ,ﾊ〈 | しト ,イ し' | / 厂 /＿＿_／
｀ヽ_＼└∧└─┘ , └─┘jイ_／＿／´
￣＞-ﾍ 〈ﾚ _,、 /く二二＞ 青天白日旗だぞ！
￣＼∧ 「 二.ｲ / '､ これはオラの幼馴染の陸晧東がデザインしてくれたやつでよ
,' ヘ、ヽ─'′／ ﾉ＼ いい旗だろ？こいつを振るいながら広州起義を戦ったんだ
l ｀三≧=-彡/ ＼, へ、 いわばオラの革命の象徴ってやつだ
＿／│ |｀￣´ / ／ ／ ／>､＿＿
┌／ ／ 人 | ／／ ＿＿／ ／／ ￣｀ヽ、
/ /´￣￣｀＼!／´￣￣,.＜//／ ／ ＿ ／⌒ヽ、 ＼
, ⌒厂| ﾉ、＿＿＿／＿_, ＜////／ ┌‐/ ヽ 彡'⌒ヽへ＿＿〉
_／ / │ 〈//////////////////／ ／ ｲ￣l ヽ、ﾊ ＼|///∧
. ＿＿＿＿＿
. /:::::::::::::::::::::::::::.＼
.|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
.| ノ ＼ ｉ:::::::|
.|（─） （─ ） 〈::::::|
.(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| u. | その戦いでは陸晧東は蜂起の最初の犠牲者となっているから
.＼ `ー'´ ..ィ-ｰﾄ、 孫文にとっては思い入れが強い旗だった
. ｀ー‐..／_:_ｭ:-:-: ヽ ただ思い入れが強すぎたためか
{ｬ＜ : : : : : : : : :. その後の同盟会の軍旗をめぐる問題で大論争となって
.／ｰ-、: : : : : : : : : :'., 反発した宋教仁らの離反を招くこととなった
「r'、 ／ : : : : :｀､ : : : : : : : : :'.,
..} r'、 ﾍ､ / : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
..i/ ム､} .{ i : : : : : : : : : V : : : : : : : : |
..{ い､{ Ｙ : : : : : .＼ : V: : : : : : : : |
..＼ ヽ {|V : : : : : : ＼V: : : : : : : :|
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さてこの五色旗についてだが
辛亥革命直後にある提案に基づくものだ
それは五族協和
中華民国の政体を五族協和に改め
紅黄藍白黒をもって漢・満・モンゴル・回・チベットによる一家としようというもの
要は漢族だけの国ではなく五族協和の国になるべきだという意味が込められている
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,-‐-,-‐-x
r' ,i、 ｀ヽ
/ 川ｚｚｚ７｛ ii!
刈i-=,、 ｘ=乂 ﾗ
／州 ｀〈! ｆ" iﾊ｀ヽ
,ﾍ ｰ－‐- 、_i ノ |i ,‐-、ｲ! ヾi 〉
｛／｀￣ヽ ヽ｀ヽi/〈丶爪 ｲ"Y´兆 中国という国名は他国からすれば尊大だとは分かっている
＿ γ｀ _," iヾ 丶｀'､,｀ｰ´ ,;|／iﾘ丶_ ……だが私はあえてこれを提唱しようと思う
〈ヽ〈ヽ _ ／"｀｀ヽ ｀ヽ ｝} 〉、｀ｰ=zx,,;: ﾉノ,'｝｀ﾞ'' ､,_
ヽ_ヽ_丶_/ i´ ,x=≦ヽ iトﾉノ" ｀ｰ‐-‐ｰ=≦√{ ｀ﾞ' ､
_ゝｰ ‐ヾ〉 | / ｝＿,ノ"｀ｰ=ﾐ、 i! / ,へ、＿-‐=ツ
!| r' γ｀ヽ/ / ＿／ ｀Y ヽ｀ﾞ' ､,_ ,;! / / i!￣ 〉´
弋〉＿＿/／´￣ !_____ ｀ｰ=-‐=彡'/ /｀ﾞ' ､, _ｊ i/
丁ｰ＝=‐- ／ / 丁 ヽ
｛ ｰ＝三≧=‐／ 人≧=‐ ノ /
ゝ-‐ ／ / ｀ヽﾉ r'
〈 ／ ／ ヾ', 〉´￣｀ヽ、
〈 ／ゝ-‐< ノ‐-） 〈 ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それと中国という概念についてだけど
これは梁哲超が作り出したもので
これまでのシナでは多くの王朝が興り国名をその都度変えていたから
時代を超えていつまでも呼称されるものとしてその概念を提唱した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ﾝ",,,､'" ﾐﾐ｀ 匁 iii''' iiiiiﾊ jt,
. (ﾝ｀ ":: ::''" ｀ミ -''､ ,
. . ﾋﾒ ヽ r"""'''' """""'i :::: :: t" -
. . ／ / | i＿＿,,,,,,,,,,,,,,,,,,ﾉ| |_|, ii, ii, ::::: ｀､,,､`
（ ｿ | ti'| t､t㌍㍑◎㍍㍊|i| iii|; ||~' -､ :: :: ヽ､ヽ
） |i i'|ii | ｿ――-ｰ ''''''''t､t,,t:t ti-,㍑i |i :| ヽｿ
ン,, ﾘ ）ﾘﾉ/､､,,,,,t ､､;;;;;;;;;;ﾆ＝ｰ-､)）ﾉ ) し
（iii ノ''z-=='-'､'i ~i'';;rz'-=='-ゝ'' ﾌ"/y" ｀'く
ﾘ ::: ﾐi '~~~~::::ノ| ,i''''"'""'''''' :::ﾒ, ::: ;; ）
｀ｿ ::: iii''t ::::::::::::j,, " " ::::::::ノ ﾘﾉ ﾊ ｀､,
tii ﾘ （/ );;; :::::::: ､､_,,,､:)､;; :::::::::｀'y / ﾘ,, j}ﾘ
) （ ﾘt" ::::: ,,,,;;'i､､;;" " （ i|}}! /'( t､,
／ ;;;; ｿ;t ii",;;ﾖ<､:;;,,"'i! ､|i ﾘ') i!}}i ヽ;;,, )）
,/" ノ/ ii|ﾘ;;|!,, ii ´;;;;;;;;;; ~'ji ,,iijj}|ﾉ 亦,,, ）ﾂ ﾂ （
i|i|/|i :::: ､|i|:::ヽ!!,iii "::（ ~'ｰ }} ii}|j､-''（ii iiii ﾂ / ''"､､,
ヽ(（i ';;; iiii ）:::::ヽ!!,, ;;;;;;;; i}!i! ' ;;;;:::::｀i ノijj!} i}jjj, ::::､ヽ )
､,,, ﾉ i''"iﾘ:::::::::::ヽ!iiﾊii|ii!!|!i,r";;;;;;;;::::::: j/ !!!ii||i :::::: i (
,ゝ ,, / ヽi､:::::::::: """""";;;; ::::::: /,, /" ''::" ::: |} ~'' ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして1901年に梁哲超は中国民族という新たな概念を作り出し
翌年に中華民族に名前を変えた
当時は満州族による清朝ではあったが
その民族の壁を超えて人民全体をまとめるためのもの
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│ . │
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└──────────────────┘
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お分かりのように
中華民国臨時約法にはその梁哲超の理念が込められている
各民族一律に平等な五族協和だ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）| また少数意見だが
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 章炳麟は中華民国は漢族だけの版図で建設するべきだと主張
| ｀ ⌒´ | ウイグル・チベット・満洲・内モンゴルなどの少数民族の土地は
＼ ／ 独立したいのなら彼らに任せるべきだと
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. 彼らは満族にも漢族にも恨みを抱いているのだから、と
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /.／ それはどっちも道理ね！
ゝ ,､__, イ ／ 革命を起こして共和制になるのなら
.＿_ ., ':|ヽ／ /.|＼ 一つの民族による優越・他民族支配はいけないわよね
｀-ｔ- ｀ヽ ／ { l ∽ ／ ﾉ ヽ 各民族の権利は同じで
{とニ ヽ=、 r/ { r...:./´／ ´ヽ あるいは民族自決による独立自治
ヾヘ｀/ﾍヾ、 ／ i.| ヽ|.:./／ ／ ', これぞ近代って感じね
ヽ、ヽヽ.ヘ／ Y /.:.|｡´ /´ |
ヾ_∨ )ヽ ,' /:.:.:.|｡ i { ／ |
ヽ ／| ./.:.:.／≡＞-K__ |
￣￣￣"~ ---≧ ,,__∠._ri ./／/ミミ/ ヽ |
￣￣~｀ -ﾐ{∞ /
| ＼.从 _ﾍ. / / , ィ
. ', , ﾍ ／ ｀丶 ', / / イ. /
. ト､', ／ ／ ,､ィ´ ｜ /´ /
. ' _Y ./|. ／ ∨ }! ／
∨ | ./ ! ／ ,: } ｲ.} ﾘ 、 _／ィﾌ
∨ .i .ﾊ/=', /ヽ .{ '´ ,/ ／_｝/／Y } ´ _／
_＞i ∧ ':弋Vtｯ､j vｨtｯ´ / ´ ﾉ / ,. '´
｀ ',{-ミ=', -￣´`ﾆ｀￣ﾆ´ r_彡'ニ=-
', ﾋ:' /ﾊ'´
ト . '⌒ . ＜ l ……
,' !＞､_ .イ::. / ,ト
/7 ＿_, ｨ,′ i :::::::::: / , ', ＼＿,.ｨ＿,
＿＿,.ィ='ニニ＞'´ ', ::::: / ,:' ｀ '＜ニﾆ≧= _＿
__フ二二二二{--- _',_ ', ./__,/_ ---彡ィ二二二二二二二==≦ﾌ
. ト=≦二二二二二二∧ ヽ '´ ,.ｘ＜二二二二二二二二二ﾆ＞=ミ
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ 孫先生もそう思うわよね？
ゝ ,､__, イ／ だって漢民族は満州族の支配が嫌で革命を起こしたんだから
.y' |ヽ／ | ＼ そういう民族的感情は理解しているはずだよね
/{ <l∽ ／＞, ヽ
|/! l ,― 、,―、. ＼
＼ ￣ (⌒⌒) ￣ /
￣＼＼／／￣
. | | ﾍ! i i , イ / ／}
|＼} | ＼.从 _ﾍ. / / , ィ / ／ /
| ', , ﾍ ／ ｀丶 ', / / イ. / {／ /
| ト､', ／ ／ ,､ィ´ ｜ /´ / / ／|
| ' _Y ./|. ／ ∨ }! ／ ./ ／ /
.ト _} ∨ | ./ ! ／ ,: } ｲ.} ﾘ 、 _／ィﾌ レ’ /
. ', ∨ .i .ﾊ/=', /ヽ .{ '´ ,/ ／_｝/／Y } ´ _／ /
', _＞i ∧ ':弋Vtｯ､j vｨtｯ´ / ´ ﾉ / ,. '´ /
', ｀ ',{-ミ=', -￣´`ﾆ｀￣ﾆ´ r_彡'ニ=- /
ﾄ､| ', ﾋ:' /ﾊ'´ / オラはその五族協和には反対だ
', ト . '⌒ . ＜ l И 五色旗だなんて冗談じゃねぇ
＼_} ,' !＞､_ .イ::. / ,ト }／{ 中華民国の国旗は青天白日旗
/7 ＿_, ｨ,′ i :::::::::: / , ', ＼＿,.ｨ＿, ＼ これしかねぇんだ
＿＿,.ィ='ニニ＞'´ ', ::::: / ,:' ｀ '＜ニﾆ≧= _＿ それなのにあいつらはあっちを採用しやがってよ
__フ二二二二{--- _',_ ', ./__,/_ ---彡ィ二二二二二二二==≦ﾌ 光復のあとに世襲官僚頑迷旧党宗社党の輩どもが声を合わせて
. ト=≦二二二二二二∧ ヽ '´ ,.ｘ＜二二二二二二二二二ﾆ＞=ミ 五族協和を叫んでよぉ……根本的な錯誤がここにあるってやつだ
ｲ／ V二二二二二二≧z ＿ ...:::::::{ _,. イ二二二二二二二二二ﾆ＞'´
/ }二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ7 ヽ
. ﾉ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ{ ‘,
_T二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニﾒ､! }
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 ┃
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ・
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
Σ 〃 {_{ u. ⌒ u.⌒u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ.（○）三（○）从 |、i|
丿ﾙ|u. u.､_,､_,.u u. |ﾉﾚ ﾘ
ヽu. |ｒ┬| u. j /／ ふぁっなんで！
ゝ ,￣ イ／ そっそれじゃあ漢民族が少数民族を支配して弾圧をする
.y' |ヽ／ | ＼ 帝国の中華人民共和国みたいじゃないの！
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | みたいじゃなくてそれなんだ
＼ ,／ 孫文はシナは漢民族によって大統一された中華民国を構想している
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. それは中華人民共和国の統治体制に引き継がれるわけだけだ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 中華民族という概念は孫文によってその意味を大きく変える
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
/ ／ ／ | :/
| ／ ,' | '
| ' ,' _, | , '
. | ,' ,′ _ -┬=≦ ,. ／ ／
| .ィ´7 { ／ | ／ ／-＜
|／ { .／∨ / _ j ／ ／ ／
ﾟ, /ﾍ ﾄ､', / ／ / ／} ,: -=≦ ＞ '´
＿__∨ ﾟ, Y弋:, K__,. -=ﾆ7 ／}li:ﾉ ／-､ ＞ 'ー フ
／;:::::::::::==x=!｀ｰ,｀ ーに_ゞ='_／⌒ーﾁ'xく} ﾘ-‐ ≦ ＞ '´
, -rﾁｲ:':／＜: :/:'´:| ﾉ ｀￣￣｀ﾞﾞ丶 r- ノ /-= ￣ 五族協和だと漢族は他の四族と平等にしねぇといけねぇようだが
/ f: 〃:/ : : ／/ '´ヽゝr___、 /ニ_,／l｀ 、::.､ それは不合理で非現実的だぞ
. / √: : : :. :.／: :,' /ムー┘ _, ' / |::. ＼_＞ ,. オラたち漢民族と少数民族の間には差があり過ぎるんだからな
{Y: :〃:./: :/ : : /{ / ト=====≦:／, 〉::::::::＞ ,._
| !: :{{: :{:{:/:. : : :Y＼ / | { ／ / /::::::::::::::::::::::≧=- _
. у､: |: :l:}' :: : : i.廴 ＼/_ ! ^ ／ ,:' ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
{ YV|: :{::. : :|:: ｛｀ヽ ヽ __,／ ./: ／::::::::::::::::::::::::::::_r＜⌒丶
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ＿ ＼ |:::|
|:::〉 （─） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| | 漢民族と少数民族の差
＼ `ー'´ ／ 圧倒的な人口比だね
__,. ＜.ﾑ ___ーーノ ヽ__ この時代のシナ大陸にいた人口はおおよそ4億
_, ､＜¨ : : : : :l : :.ヽ ∧::〈ヽi :、ヽ、 そして各民族の詳細は孫文によると
/ : : : : : : : : : : :|＿ : :∨ |:;Λ | : :､ : ＞、
丿 : : : : : :i: : : : : : :／ : ∧ |::Λ |＼> : : : ｀, 数百万モンゴル人
.i : : : : : : : :| : : : : : : ＼ : :.∧ |:::::| | : :ヽ : : : :,i 百万ちょっとの満洲人
.i : : : : : : : :! : : : : : : : : ＼ : :ヽ|:::::|| : :/ : : : :i :| 数百万のチベット人
/: : : : : : : : :| : : : : : : : : : : :＼ : '.,:::| : /: : : : :| :i 百数十万のイスラム系
,' : : : : : : : : :丿 : : : : : : : : : : : : ＼::V :/ : : : : :l : ! 少数民族は総計約1000万人
__/_: : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : :ﾚ: : : : : : : i : | 残り3億9000万人は漢民族系
／ ｀ヽ,:_:_: : : :.Λ.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,' : !
（__.ィ´ヽ,ム、〉、:ヽУ V. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.i : : !
∨＼|. / _／ / ,ィ7´￣ ｀ヽ / ./ / ／ ,
∨ /＼ / /´〈 ./ . ／ ｀⌒ヽ ∨ / /／ ／/
∨ / 〈 ／ ∨ / /〈 「 ＼＿}＼ ∨／ ／ ./
＼ ＼ ∧/＼∨ / ＼ _, _￣＼. ∨､＜_.／
_.ィ≦| ∧ﾙ「rｭN/≧ij≦_＞＜__`/ /＼ j ｀＜.__ _
｀ーへ. ﾍ `ー{!‐′ `┴‐‐' ム＼＼_人 }.Y´: : ＼
＞ﾍ ;! /〈__ヒ〉⌒ｰ＼ __ ノ ﾉ: : : : :ﾘ`ー
__／＼／ / ヽ;: :. ヾー‐ｧ′::;./; ﾄ＞'´＼ ＿＿／X: : : : : /｀`ヽ
/＼__厂 ＼: : / | ＼ i! ￣. ; ／ ト、 __ __／｀ヽ＼: : / . :. ほらこうだ
/: :_: : :＼: : : : :| 、 l ヽ` ー‐ ＜ / ∧/´: : :￣ : : : : : / __Ｘ 漢人の圧倒的多数だぞ
ﾚ´ ｀ヽ: : ヽ: : : ＼＼ ヽ . ' ___,|: : : : : : : : : : : / ´ ＼ __ 40分の1ぽっちの少数民族の意見なんて無視してもいいだろ
ノ }: : : : ＼: : : ＼ ￣￣ ｀ ヽ _／ ´ /: : : : : : : : : : :/ ,
/´ 人 ／｀ヽ.: : : : ヽ.: : : :＼ ::; :; , ／: : : : : : : : : : : :{ .;:;. __ _ノ
／ ／ .}: : : : : : ＼: : : : ｀: ー -─- ─く.: : : : : : : : : : : : : :|＞ -‐ ´ ／
/ ' .人: : : : : : : : : : ー - : : _:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :レ'´ ￣ ￣￣
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ＞）u（＜ ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ でっでもさ中国内ならともかく
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ ほらチベットとかウイグルとか内モンゴルとか
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! その地の人達が独立したいのなら独立させた方がいいんじゃない？
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | | 民族自決！民族自決！
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | 清朝はチベットとかには皇帝として君臨するが
＼ ／ 政体や宗教にはあまり触れなかったようだけど
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＼ / ／ ヽ | ／ |
＼ / ／ ＼ | ／ | ／-‐､､ |
＼/ ／ | ＼＼ | | ／ | ／ ヽ､､ ﾉ
/ ／ ＼ | ＼＼| | |/ ,,,-/ ／ ,,,,,,,,,,,,,ヽ ／
| ／ | | ＼/ヽヽ＿-‐'" / ,.-‐'''''"￣ / ／ ／ ,,-‐-
| /､ | | |ヽ＿ヽ,.､‐''／ ,.-‐'" / ／ ,.-‐'" ／
| / ＼ |ヽ-,,,○」二 ヽ‐''" .／ ／-──‐イ ／ ／､
.| / ヽ──＼ | ‐-,,,,,ﾉ-‐' ／ ＼＿ ◯ ／ ヽ､ .／ ／
| / ＼ ＼ | /／二 /＿＿,,,二二二ニ,,,, ／ヽ,,,
ヽ| ＼ | ／‐'" ￣ """""'''‐-,,,,, /
＼_ |／_,,,,,--‐, ヽ‐''''ヽ､
ﾞﾞ''''| ￣ヽ ､‐'" ,,,,,-‐‐-､ 二 ﾉ
| ＼‐'''"￣ ＼ ｌ" / 駄目だ！
ヽ ヽ──二ニ￣" | ,,,,,,, |￣,‐､,,／ 民族自決なんててさせねぇ
.＼ ､ ヽ┌二ヽﾉ,,,,,,,_,,‐､| |ｌ / ﾞ''' あいつらは漢民族と融合して『中華民族』になる方がいいんだ！
＼ヽ |/二／ -''" | ｌ /‐､ ,,,-‐'" それで少数民族問題は解決するんだ
ヽ |二/ ヽ＼＿,,,|,,,,,,」＼,,,,,,＿＿／ ﾞﾞ''''"
ﾞ| |ヽ＿ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣ﾞヽ､,,,,,,,,,,,,,,--─-
ﾞ| ヽ ￣／;;;;---─''''''''──---,,,,,,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヽ,ヽ-'''"￣ ／ ﾉ‐､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／ ／ ,,-- ヽ-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
γ´/ 丿ヽ
;； -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 ；
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ；;
;； //, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ 'rrrri
〃 {_{:::::::ノ::::u::ヽ::::ﾘ| ｌ ﾉﾉﾉﾉﾉ ；;
;； ﾚ!小ｌ （○）::::（○）从.( /
/丿ﾙ| ､_,､_, | ﾑ ｲ ；;
;； / /ヽ |!il|!| j |￣￣l ひぇえええ同化政策！
/ ,' ゝ. |!il|| __,. イ l | ；; なっなんでそこまで否定するわけなの
;； / .l .y' |ヽ／ | ＼ | |
|＼ ＼ ＼ ヽ ｌ| / / / ／ / /イ ／ ／／ ／
| ＼ ゝ ＼ ＼ ＼ ｌ|/ // ／ /／ ／ /／ ／//
| ヽ ﾞ､ ､ ＼ ＼ヽ ヽｌ/ / ／/ // ／ /／イ //-‐'"
＼ヽ､ | ヽ ､､＼ ＼ ＼ヽｌ ｌ ｌ/ ／/ // ／／／‐ ／‐彡-‐
＼ヽ､ | ＼ ＼＼､ヽ､＼ヽ ヽ/／／ / ／／/ ヽ
＼ ＼､ ＼ ＼＼ ヽ'' ヽ､ | ／ ／／／／/ヽヽ
＼＼＼､､ヽ, ﾞﾞﾞ ﾞ ヽゝ､ / ／ヽ|／／//ヽ ||
＼､＼＼| / ﾉ/~' ヾ"' '|､ヽｌ |／／-‐イ| ||
＼､＼| __ ヽ // ／ ゞ / ﾉ / -‐ | ||
＼ ヽ ＼ ヽｌ // ／,.. イ ┌ノ /／ / | |
／ﾌ ハ ヽ＼ ｌ ／､ノ ／ -‐ / ／ / / |
＿＿_┌‐| | `､､ヽゝヽヾ､‐''ヽ-''"-‐'" /''" | ／‐/ | あいつらは数が少ない上に自衛力のない連中だからだ
| ミ | |ミ| ＼､￣‐ヽ/ '''" ,.-､ ,.' | | ,.‐" / /| チベットはイギリスの懐に入り
|::::､､ | |│ ヽ |_,.- ／ ,-| ／ | |/ ／ /::::::/ /:: 満洲は日本の勢力下
ヽミ::::::: ヽ ｌ| ゝ､ ￣､"-‐'",,ﾉ ／:::: ｌ| |‐" /::::::/ /::: モンゴルはロシヤの勢力範囲に入ってる
/＼ ::::: ＼| | | ヽ､ヽ''"-‐ ／:::: ､ |,.'' /::::／ /::::: それと回族はほとんど漢人だ
| ＼ :::::::::::::| || ｌ| ヽ､＿,.,.／二二ヽ / ／:／ /:::::: 揃いも揃って自立心のないやつらばっかだ
| /ヽ :::::::::::::| | | | |::ｌヽ＼￣ ''ヽ/ ,.‐'''"::::/ ／::::::
| | ＼ ::::::::::::| | | .|::: ＼:::ヽ-──￣::::::::::::/ ／::::::::／::
.|､ ヽ /､ ::::::::::＼ | | |::: ＼::::::::::::::::::::::::::::::/ ／::::::::／/::
> // ＼:::::::::::::| | ＼ヽ ＼＿::::::::::::::::/ ／::::::::／ /:::::
/ .// ＼::::::::::| | ＼::::::::::‐-ヽ...::::::::/／::::::::／ /::::::
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 中華民国は清朝の領土を継承した
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ 辺境とはいえ敵の影響下にあるのは嫌だという心理
ヽ L ／ 漢族による影響下に置きたい孫文はある考えを抱く
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ それはさっき言っていた『中華民族』
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ 少数民族と漢民族のヒュージョン
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
', ヽ ＼ / / ／￣＿_/＼ / /＿＿＿
', ＼ ｀/ ／/ ／ ／ ´＼ ＼ / ／￣￣／
丶 、 〈 ／／l// ／ │ 〉 / ／ ／
＼＼ 厂＼ |へl/／ ／∨／ ／ ／＿＿,∠
丶 | 几 ﾄ､l≧､＼ ／_,.イ´ /ノ￣〉￣￣￣／´
＿＿|└ ,ﾊ〈 | しト ,イ し' | / 厂 /＿＿_／
｀ヽ_＼└∧└─┘ , └─┘jイ_／＿／´
￣＞-ﾍ 〈ﾚ _,、 /く二二＞ そうだ！つまりはだな優秀な漢族を鉄道を使って異民族地域に送って発展させる
￣＼∧ 「 二.ｲ / '､ 国内殖民を漢族主導による同化政策で進めれば
,' ヘ、ヽ─'′／ ﾉ＼ みーんな漢族化するぞ
l ｀三≧=-彡/ ＼, へ、 これが新時代の中国人『中華民族』だ
＿／│ |｀￣´ / ／ ／ ／>､＿＿ ほらアメリカだって多民族国家だけどきちんとアメリカ民族になっているじゃねぇか
┌／ ／ 人 | ／／ ＿＿／ ／／ ￣｀ヽ、 あれと同じことだぞ
/ /´￣￣｀＼!／´￣￣,.＜//／ ／ ＿ ／⌒ヽ、 ＼
, ⌒厂| ﾉ、＿＿＿／＿_, ＜////／ ┌‐/ ヽ 彡'⌒ヽへ＿＿〉
_／ / │ 〈//////////////////／ ／ ｲ￣l ヽ、ﾊ ＼|///∧
/∧ / ／ // ∨//////////////／ ／／ ／| │ 八 〈 〉 ｌ////∧
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u|ﾉﾚ ﾘ
r､ r､ ゝ._） j /／ アメリカ民族なんかいないわよ
ヽヾ 三 |:l1 .､,､__, イ／ しっかし孫先生は漢民族至上主義者なのね
＼>ヽ/ |｀ ｝ |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) これぞ孫文の『大漢族主義』
| ｀ ⌒´ | 未開で無能な少数民族は優秀な漢民族が手助けする
＼ ／ そして生まれる人工的かつ政治的概念としての『中華民族』
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿＿＿
／＞ー---寸_)_ヽ
∠ 7 ／｀≧=--}__}´＼
/／ 7 ` ｰf・彡..:ヽ寸ﾐ )
ﾑ ／ { ＿ ｨ(／, , } ヽ
|V寸ハ__ ( (乂乂乂ﾊ寸 )
/|:| ({ } ヽ ￣￣￣ ｀ヽﾉ/
ｲ.ﾑ乂{ } 八 ￣￣｀ヽ ||
代)ノ∨', } | 八
(乂) | ', .j＼ _＿j } | 「中華人民共和国を各民族が仲良く協力し合う大家族にする」
(人) | V ヽ从 これを宣言しよう
-──- (乂) | ＼ l´
／ 寸 r匕 ￣￣￣￣ |二圦
/ ー ｰ =ミ |ﾆﾆ| }
/ ｀Zﾆ二二二二|人 __
./ ', Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｣________≧=ｰ ミ ＿
＼V ○------○ ＼
| 7ー-ミ Vﾆﾆﾑ ＼
| 乂 __) ○------○ ',
7´ ｀ヽ Vﾆﾆﾑ 寸 ',
∨ 乂_/￣｀ヽ Vﾆﾆﾑ V .人
.∨ ＼人＿_ ﾉ__.Vﾆﾆﾑ V ハ
∧＼ ＞＜乂＿ )Vﾆﾆﾑ V ＼
.∧ ＼ ＞ｰ/ Vﾆﾆﾑ V ヽ
∧ 寸 )＞ｰ匕⌒ヽー──---ﾐ /⌒＞寸 }
∧ 寸 ／ / 寸¨¨¨ヽ |ハ
中華人民共和国主席
毛沢東
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
この政治的概念は後に中国共産党が継承することとなり
チベット・ウイグル等への支配の正当化に繋がる
1949年中国人民協商会議の共同綱領にて
民族政策の指針にこれが提供された
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）| 五族協和？とは思えるも
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 目的はやはり民族融和の「偉大な中華民族の大家族」
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ そして現在は同化政策は完成し融合しきったというのが中国共産党の見解
ヽ L ／ 民族間の対立はなくなり各民族は
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ 社会主義大家庭の暖かさを実感している……と
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／ むむむ……なんだか雲行きが怪しくなってきたわね
ゝ ,､__, イ／ 孫先生って本当に共和主義者の民主主義者なの？
.y' |ヽ／ | ＼
/{ <l∽ ／＞ ヽ
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | 共和主義者ってのはとりあえず間違いないね
＼ `ー'´ ／ ただしかなり特殊な構想をもっている人だ
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. さて次は中華民国の政体についてだが
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 孫文は三段階構想を主張した
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
三序構想
第一段階 軍政による破壊と清掃の時期。軍法により革命軍が政治改革を行う
第二段階 訓政による過度期。法律によって革命政府が全国の地方自治を発展させる。
それが成功したら国民大会を組織し憲法を作成し
選挙を実施し代議士による立法院を組織する
「憲法が制定され、総統、議員が選出された後、
革命政府は政権を民選の総統に返還しなければならない」
第三段階 憲政が実行された完成期である
.
γ´/ 丿ヽ ／
に二二二丶､{ー'",ヽ､_ _-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 / l {
{,..----―-､ヽ `ー'---､＼ ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ／// ,. r┴- /
`ー--rー-､ ` _ ヽ ヽ. . //, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽく (/ / , フー'
`丶､ `ヽ －---､ }、 〃 {_{ ＼ ／ ﾘ| ｌ │ l (ノ／／＼￣
`丶、 ヽ |`＼ . ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i| ゞｰ'" ＼/
`ヽ ヽ;;;l＼ 丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ | ／
|ヽ ヽ| ヽ ＿rー, ﾙヽ ゝ._） j /ﾘﾉﾘ. ｌ｜ ／ なるほど！まずは革命軍の独裁からスタートして
｜` | ト､／＿ ￣ゝ ,､__, イ┼――┐ l／ 時期を見計らって議会政治を導入するわけなのね
| ｜ | ＼､ ￣ヽ ＼ ￣~| ｣ }
| | | |l ヽ ＼ ６＝＝９ ヽ
| / / ｜ ヽ ､ ＼ ６＝＝９ ｝
ﾄ､ / / |l ＼`ヽ､ ＼ | | /＼
＼:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、 そうだぞ！
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ } 権力を集中させる『収』から権力を分散させる『放』
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ とりあえず革命政権に権力を集中させるってわけだ
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ!
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ,
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ,
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ ふーむ権力集中か
ヽ ∩ノ ) . j /／ なんだか構想が袁世凱に似ているわね
/ ＿ノ_, イ＿
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒| 実は敵対同士だと言われている
|/ ｍj |ー'´ | 孫文と袁世凱の政治構想はほぼ同じ
＼ 〈＿_ﾉ ／ 大総統に権力を集中させて議会を優越させる
ノ ﾉ
/. :/. : : : ／. : : : : : : : : : : ∧. : : : : : : : : : :|: : : : : : : ﾏﾆ≧､
レ1: :从/|: : ./. : : : : : : : : :.|: : :.:l : : : : : : :}:.|:/. : : : ﾄ: }ﾆﾆﾆア＼
∨ﾘl＼l:.,ｲ: : :/. : ,ｲ: : : :.ﾄ: : :ｨ : : l: : l: :}: : : : : :从: }ﾆニ〈 ＼
lT ﾐｭ､!: :∧: :.l l:从: :.| l: / }: .ｲ:./l./.: : : : : :.リ ﾘ ＼ ＼ ＼
ｌ∧{沙j∨, ＼| リ. ＼l孑弋/ l/ |: .r ‐､: : : / }ﾆﾑ ヽ
`ｰ' ヽ､-=≦,ｲﾓ会ｪ､ リ l : / ﾏﾆﾑ. ＼
ﾑ ､ ､乂 沙' /从 /ﾆﾆﾆ} ＼
ﾑ ﾉ ｀ ¨´ ィ /ﾆﾆﾆｱ. ＼
__ ／ ,ｨ≦ﾆﾆﾆｱ
∧ ﾏ ‐_ ､ / ,ｨ'ﾆﾆﾆﾆﾆニﾑ
｀ ｰ ' イ /イﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧=-ム
ﾍ , .≦=-‐ﾃTヽ ,ｨ'ﾆﾆ≧=-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆム
ｰ ＜ {ﾆﾑ イ≧' ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニﾆﾑ
{ﾆｱｨ≦ﾆ三三三三三ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆム
,ｨ'ﾆﾆ＝＝ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ＝ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆム
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかしこの構想は宋教仁が抑え込む
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::;::::::::::::::::､:::::::::::::＼:::::::::::::::::::::}／:::::::::: /
｀ ＜::::::::::::::::::::::::::/::::::/::::::::::::::_ -V::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＼:::::::::::::::::/:::::::,i::::::::::／ , ' Ⅵ::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::／
＼:::::::::/{:::::/.|::::／ / .!:::::／:::::::::}:::::__::::::＞'´
,.x＜:::::r{::::::::::ﾏ}'<:..､ / ,.ｨ:}∠ミﾚ::::::/:::::::::::::::::::≧=-z
／:::::::::::::::| {ト弋 { ＯﾄWiﾁ'Ｏ } 厶イ .}:::::::::::::::::＞ '´
／:::::::::::::::: 从 {:', _,.ﾆ== i:. --==' /_/ /:::::::::::＜_
´￣￣￣フ=- :＼_', 〈:::〉 ,'_彡':::::::::::_::::＝￢
,.ｲ冫／z===ﾍ {_ 」 / ',=、:::＼
,./::, ' / ／ｨ:ﾄ､ ￢ イ ::::i: ＼⌒ あいつはオラの構想をまるで無視して
/ {::7 / /, ':/'´ |:＞ _,. ィ ::|::::. ﾟ ,--､ いきなり三段階目の憲政から始めようとしてよ
〃／Ⅵ :/ /:::::i ＼ ! } ／／ : ::::::::. V:::}┐ あれには仰天しちまったぞ
,. -= ' }! ′./::::::::|ヽ ヽl .／／:: :::::::,.ｨ:::::|ム
. ／ ﾉ ∨ .i::::::::::ﾑ ｀ ∠ __ ,.xく:::::／ ‘,┐
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ─ ─ |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ :::: （__人__） )
| ｀ ⌒´ | それでも国民党が選挙で勝てそうになったときには
/ ∩ノ ⊃／ 孫文は考えを変えはじめていた
( ＼／ ＿ノ| | もしかしたらシナでも議会制政治が可能ではないかと
.＼ “ ／＿_| |
＼／＿＿_ ／
'､三三三三三三三ゝ-､
_ ,,, __, -'"￣｀~""'’三三三三三三三三三ヽ
_,,-_´,三三三三三三_三三_三三三三三三i
｀"' ､三三_三／/三ハ三三三i三三三i＿＿_
.i;;;｀;;､三i0'i i,､ /´ }三／_i/⌒i三三, -'"
‐--――､-――i く i'-,｀==- -==ﾆi''´ i ９/三／
‐-､_,‐-,,-,,_｀ｰ三ゝ､i､ i' -i i- i /-'"三〈,,__
ヽ;;;;i ｀ｰ ､ ｀ ｰi ￣ y ｀￣ ノイ￣"''￣｀
i;;;;;i ｀--.ノi ヽ -― , '" i
i;;;;;;;', i´ ゝ-- " i｀ｰ､-､ まぁな……あんときゃ勝てれば勝てりゃいいし
/;;;;;;;;;i iヽ / ヽ-―､ ひょっとしたら……ってのはあった
‐-,,_/;;;;;;;;;;;;;i i;;;;ゝ,,__＿＿＿＿＿, -'/ 袁世凱も偉い奴だと惑わされちまったし
"'- ､ / i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
i ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
ゝi 丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ /;;;;
i ゝ;;;;;;;;;;;;;;;／ /;;;;;
、/////////＼j//////∧
＼/////////////////└ /
,ィ ￣￣｀ヽ┘///////////////////｀ヽ /
／//////////////／}///／////／}////’, i
////////////////／{/// j{///ィ冖/////L ＿jｌ
`'＜//////////{｢ィ´i/ヾ |i／/⌒/ヾ}///////il
-―――ｧ//////i{ /{i｀ヽ ｀ '⌒ヾ ////////ｉl 「内閣が誤った行動をとれば
//////////〃´ヽ>, {_ 卩 卩 _}ィｼ⌒ｉ/////l 人民が取り換えて別の内閣を組織できる
`'＜///////{ハ ﾑ '"⌒¨ ｣〉 ¨ﾞ⌒｀ }ハ}///￣| 中国の状況からいえば内閣制度が最も相応しい
`'＜///V 〈 ﾑ u r､_ ｀´-ｧ┐ /〉ﾝﾞ/////| 政党内閣こそ民意を代表できるぞ」
＞/＼__jl ｀ｰ‐' /／//＜_￣l
´￣￣¨ヽiム. ´¨｀ /￣i￣￣ 丶
| ＞ . . ＜ ! ＼
、 ／| ＼ ｀ー ´ / j{＼＿, ー――
／i>′ ｀ ∨/ r'" // ヾ}＞‐i_,, -―――‐‐-
iｰ< _,ｲ ＿＿_∨＿／/＿＿＿ .／ i｢ ／
rt'´i { {`ー ¨´ ｀¨´ / ／ ジ い
／〈 { 〈 | j{ ヾ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
選挙期間中に孫文は日本にいたが
途中で立ち寄った神戸の講演にてこう述べた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:レ::ア
:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:=く__
:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.}:.:. |:.:.:.:.:.:.:.,:.ヽ
: /}:.:.:.:.:／}:.:.:.:.:.:./:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:＼}
/ }:.／/ }:.:.:.／ }:.:.ノ}:.:.:.:.:.:|:.:.r--
{/〃 ノ::∠,,,_ム_ }:.:.:.:.;.|i:.:.',
,,,,;; ￣￣￣ `zy:.:.:./:八
ニﾆ=-､_ /:.:イﾚ':ﾊ{
rャ ／7 ` /ｧ= }:{
//У／ァ i j |ヽ
i Y;;¨ }／ ,;;;' 〃:ノ
| ;; ;;{ ;;;' r_r '
,;{ /:/
'; '' ィ:ﾊ{
}i;;' ／{厶＞
;;j イ { ≫'
`ー―‐ ' i ,,r '
r‐ｫ | ,;;
L/ / | .
{i' / 八.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
完全に宋教仁構想に呑まれ屈服し賛同したが
しかしその宋教仁は暗殺されてしまった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. | | ﾍ! i i , イ / ／}
|＼} | ＼.从 _ﾍ. / / , ィ / ／ /
| ', , ﾍ ／ ｀丶 ', / / イ. / {／ /
| ト､', ／ ／ ,､ィ´ ｜ /´ / / ／|
| ' _Y ./|. ／ ∨ }! ／ ./ ／ /
.ト _} ∨ | ./ ! ／ ,: } ｲ.} ﾘ 、 _／ィﾌ レ’ /
. ', ∨ .i .ﾊ/=', /ヽ .{ '´ ,/ ／_｝/／Y } ´ _／ /
', _＞i ∧ ':弋Vtｯ､j vｨtｯ´ / ´ ﾉ / ,. '´ /
', ｀ ',{-ミ=', -￣´`ﾆ｀￣ﾆ´ r_彡'ニ=- / あの報を聞いた瞬間なオラの眼は覚めたんだ
ﾄ､| ', ﾋ:' /ﾊ'´ / 袁世凱は革命の敵であり裏切り者だってな
', ト . '⌒ . ＜ l И
＼_} ,' !＞､_ .イ::. / ,ト }／{ そしてまだ中国は憲政の段階なんかじゃねぇってことに
/7 ＿_, ｨ,′ i :::::::::: / , ', ＼＿,.ｨ＿, ＼
＿＿,.ィ='ニニ＞'´ ', ::::: / ,:' ｀ '＜ニﾆ≧= _＿
__フ二二二二{--- _',_ ', ./__,/_ ---彡ィ二二二二二二二==≦ﾌ
. ト=≦二二二二二二∧ ヽ '´ ,.ｘ＜二二二二二二二二二ﾆ＞=ミ
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.| 孫文を凌ぐ実権を手にし
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒) 憲政を目指していた宋教仁の死が
| ｀ ⌒´ | 孫文に再び国民党の実権を握ることを可能にした
＼ ,／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. ここが宋教仁暗殺の黒幕が孫文だと疑われる理由の一つだね
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
-－―‐- .
´｡ﾟ｡°／￣￣ヽ 丶
∠_｀ｉ ″ ／／￣｀ヽ 」 ヽ.
, ' ﾆミi｣{{∠∠ニ二 _ |i |ｉ '.
. / . - _ .. -―- ､ ｀ヽ |l lj i
/´_ -‐''´ ＿_ ヽ lj - ､!
. //´ _ -‐''´ .:.:.:. ｀ヽ,＿_| / , -､丶
....-<⌒丶 / { ｰ〈 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__',___| /⌒ヾ｜
....／｀ヽ.__〉 ｉ |＼-＼ .:. , ― 、.:./:::::::ー| |ｉ ├- ､ | |
ハ ！ ', :.:`ー'.:./.::::::::::し'.::::::::::::::| lj ） }ﾉ | きっ厳しい！
. ,.ｲ 〉 ', ', :.:.:.:.:.:.{:::::::::::::::::＿_:::::::::} r‐､_ノ ,′ だが……蜂起は決定されたんだ
／} ', , :.:/⌒i, 一ｧ'´ /⌒/ ヽ.___／ ・ ・
, ′ ′ Ｖ⌒ｌ/ ′ ／⌒ ′ ／ 特にあれ（孫文）が……どうしても今すぐやるといって聞かないんだからさ！
／ ヽ ＼ `ｰ―一´ ／ /
....‐'´ ,. -―: ､ ＼｀￣￣￣￣ ! ／:
. -‐ｧ'.:.:.:.:.:.:. .:.＼＿ 丶､ ＿_ '´ ヽ／ﾝ'´／.:
Ｖ.:.:.:.:.:.:.:.:. .:.／: : : ＼_/ / ／／.: .:. .:. .:.
.:.:.:.: /.:.:/.:.:.:.:.:.／ : ／￣￣| ∠ -‐ｧ'´.: .: .: .:. .:. .:. .:.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして同志たちから反対されるも
孫文の強い意思によって起こされた第二革命が失敗し
幹部たちは各国へ亡命し、また孫文は日本に亡命する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´ / 丿ヽ
-‐ '´ ヽｿ , ' ｼ
／ ,' ﾊ ､＼_/／
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ __ｎ'lilil＼_ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ .ハ (--) 从 |、i| あーあのハチャメチャな蜂起は孫先生の強硬策だったんだ
丿ﾙ| ／ ｀ニ} u |ﾉﾚ ﾘ しかしまた亡命？
/＼_.＿三｝ イ_ 中国にいるより外国にいるほうが長いんじゃない？
. / 8/ |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | 孫文の特徴のひとつだね
＼ ／ シナの田舎にいるか外国にいるかのどちらか
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. 肝心のシナ中央の中華から生涯離れっぱなしなんだ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ 約20年という人生の約3分の1を外国で過ごしている
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
r‐ｆ￣＞─- ､
ｧヘ.｣_ | /￣￣＼
/{ ´ 〉:| :| ,ﾉ ヽ
／彡､＿人 :, :, {=一 }
| ≧=-ゝ-く⌒ヾ ﾉ
＼ ／ `⌒ヾ f′
} / ﾉ
ヽ. __厶二ﾆ._ /
_}} フ /⌒｀ヾ:､ /
ｧ‐=彡'フ' ／ _／
＿ ＿ -=彡冖､＼ '′ ´/
＿／⌒ミ＝=‐--‐=彡 ⌒ } 〕 ,〈 中 国 を 取 り 戻 す
-=ﾆ￣／ ／⌒ ﾉ ノ ／
. ／ ／ ／／ ／ / ／
r／ ／ -=彳 / / /
彡 ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ただ己の中の『中国』からは寸分たりとも離れずに
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ヽ
}
'⌒＞‐====￢'=‐ ､
y'三三三三三三ﾐﾊ
. {ﾐY´ ￣｀Y三} ─ｯﾞﾞ 土. / / 、土 | ─ｯ
Ｖト- ､j{､.斗-､ 辷=} ､＿ ￣ ｃト 厶_, 7^７ ｃト し' （
{でｯ)-（でｯ)-─Yく
. }｀´/ ｀ ´ ﾑ ｝ ├ / 、─ｯﾞﾞ ‐┼ / 、 ⌒)
{ ｀＿_ /^´ ｃト 7^７ （ ９ 7^７ o
' ´ -- ｀ ハ
,.ヽ. ＿ . ｲ:.:.:ト､
- ─／:.:ｉ:.{ﾊ 〃:.:.:,':.:.:.l:.:.:｀ヽ、
.:.:.:./:.:.:.:.l:.:.VV/:.:.:./:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:/:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:./:.:.:./:.:.:.:.:l:.:.:.:.／:
.:./:.:.:.:.:.:.:l:.:.:/:.:.:./:.:.:.:.:.:l/／:.:.:.:
:/:.:.:.:.:.:.:.:.ﾚ':.:.:.:/:.:.:.:._rxく:.:.:.:.:.:.:
｀￣￣￣￣厂￣￣＼:.:.:.＼:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:｀
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
日本に亡命した孫文は
福岡玄洋社の頭山満らの世話になる
活動写真事業で富を築いた梅屋庄吉の支援も有名だね
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ─ ─ |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ :::: （__人__） ) 約3年に渡り孫文は日本政府から
| ｀ ⌒´ | 軍資金を得るため交渉を続ける
/ ∩ノ ⊃／ またもや漂流の亡命者生活よ
( ＼／ ＿ノ| | 仕切り直しのために
.＼ “ ／＿_| | 1914年7月に孫文は中華革命党を創設する
＼／＿＿_ ／
У ', ／ -＜ | ./
/ ／ ／ | :/
| ／ ,' | '
| ' ,' _, | , '
. | ,' ,′ _ -┬=≦ ,. ／ ／
| .ィ´7 { ／ | ／ ／-＜
|／ { .／∨ / _ j ／ ／ ／
ﾟ, /ﾍ ﾄ､', / ／ / ／} ,: -=≦ ＞ '´
＿__∨ ﾟ, Y弋:, K__,. -=ﾆ7 ／}li:ﾉ ／-､ ＞ 'ー フ
／;:::::::::::==x=!｀ｰ,｀ ーに_ゞ='_／⌒ーﾁ'xく} ﾘ-‐ ≦ ＞ '´ 辛亥革命・第二革命の失敗を総括すっぞ
, -rﾁｲ:':／＜: :/:'´:| ﾉ ｀￣￣｀ﾞﾞ丶 r- ノ /-= ￣ まず一つ目
/ f: 〃:/ : : ／/ '´ヽゝr___、 /ニ_,／l｀ 、::.､ 臨時約法に拘り過ぎた
. / √: : : :. :.／: :,' /ムー┘ _, ' / |::. ＼_＞ ,. オラたちは臨時約法さえ拵えれば
{Y: :〃:./: :/ : : /{ / ト=====≦:／, 〉::::::::＞ ,._ 何とかなると思ってたが大きな間違いだった
| !: :{{: :{:{:/:. : : :Y＼ / | { ／ / /::::::::::::::::::::::≧=- _
. у､: |: :l:}' :: : : i.廴 ＼/_ ! ^ ／ ,:' ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
｀ーｧ‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミﾒ､
_／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧=-:ﾊ
ムイ::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::从_
/::;::::::::::::|:::::::::::/:::|ﾏ:::::V:::::::::::::::::＼ー:弋
／::/:::::::::::: V:::::: |::从::＼::＼ーz_:::/⌒ﾏ:::'.
. ー /:::::::::::::::::{ﾏ:::: |＼:{＼ ＞-:::::::}' 「. ﾘﾊ{＼
{/V::::::::::::＼＼j ｀ , ｨ伝了:::::::::r '/:从＜
V:::|::弋 ー 〈_,.／{ ゞ汐 ::::::├vﾄミﾏ＼＞ .,
'ハjﾏ:ﾄ､杙ｯ :::::从::: V...＼＼二＞ .,
Ⅵ:. j ::/::l:::::::::Ⅵ.....ﾏム二ﾆﾆ＞ ., ※このことから宋教仁は長い期間否定され続ける
_/ﾆﾆ込 ` _,. _ァ ｲ:::::|::::::::::|..........ﾏム二二二二才ト､
,.ｨi〔二二ﾆﾆ＞ ., ー ,.:::::----- '^j.............ﾏム二ﾆﾆ／ニニﾆ＼
,.ｲ二二二二ニニﾆ≧｡. イ_:｀i /................〉ﾆ〉ﾆ=/二二二ﾆﾆ=＼
,. ＜二二二二二ﾑ二ニﾆﾏﾑ.|:::.ヽ ,. -‐ ｱ......,. ＜＞ ´ﾆﾆ,二二二ニニニﾆ＼
／二二二二二二二ﾆ{二才 Ⅵ{ ｲ. ＜＞ ´二二二i二二二二二二二ﾆ＼
_／二二二二二ﾆﾆア=== ﾏ Ⅵ:. ／＞ ´￣｀ マ二二ﾆ|二二二二二二二二ﾆ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それは臨時約法に誤りがあったとか
立派でなかったとかいう次元の問題じゃねぇ
事の本質はつまりオラの三序構想による
軍政から訓政の時代を経ずに憲政に入っちまったことだ
早すぎたんだよ宋教仁の道は
だからああなっちまった。このことをオラたちは忘れちゃならねぇ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,‐｀ : ,r"::: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、::::::::::::｝
,/ .,r":::::::::::::: 丶 : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.,,,,,,,,,ﾉ
: ,″ .,,″::::: : : : :::: ,′ : : ::::::_、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'ﾘi,、
.,′ ,lﾞﾀ::::::: : : :: | : : :::::::,,／゛::::::::::::::::::::::::_,,､-‐''!ii|iz、ﾞ℡ ,．
′.,l" ［jll''ｰi､、 : : . :| : : :::::,,,,／｀: ::::::::::::::::::_,,-''"｀ .ﾟ'f||li､::'∀
: : lﾞ .|'l$ ｀ﾞ-、 : : : ′ : :::;;,,テ｀ : :::::::::::::::_,-'"｀ : ,,,,ｖ―ｰ''″｀::::::::
| 'l:|lL .ﾞ'┐ : 丶 : ::,yl″ : ::::::::::,,ノ″ .,,,,-‐广;;:::::::::::::::::::::::::::::::
|: .《,:ﾟ'冖ヶ,, ヽ, : ,/ﾞ｀ : ::::::_,r'"｀ ,,,-'"゛ .,!ﾟ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾞl'． .ﾟ!i,、:::ヽ＼,.`i､ .、 、 ,‐ : : ,,r'″.,,,r･久 .,i´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.ﾞl｀､,,-: ‐ル: :ヽ .'{ｯ,,'r,. ハ .l,i､｀ : .,,r･’_,ｖり―''",,-ｰ''''"、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
-,、ﾞｋ｀:、 ﾟli､ ｀"-ﾐ,ﾞlr,,'il,│.'/y,,ｖ-'ﾟ,,r*,i´_,,-‐'"｀_,ｖr'!'''''~'｀"ﾞ｀゛::::::::::::::::::::::::::,ル
,, ﾞヽ_ﾞ!q━''''ﾞlllllq: : .::,,,,,,,ﾞﾟ''l刈,,,,{i←･'ﾟ｀、:.`″｀゛｀: : : : :::::::::::::::::::::::::::::::,r｀:::::
,,ﾚ-,,`-,h,;;;;;;;;;;;;;;ﾞy : .~ヽ､'_'"｀､: ｀ﾞ'''丶: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::〔:::::::::
｀;;;;;;;ﾞﾞﾍﾞli]li,_;;;;;;;;;;'ト : : ﾄ .２- : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::,√'''''″
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾟﾞ″;;;;;;;;ﾟl， .,l: : ﾉ′: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i″::::::::: そして二つ目
;;;;;;;;;;;.,,,,,,iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiili,, .,l″: ::::::::::: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::,l『:::::::::::::: 袁世凱側は団結していたがオラたちは団結していなかった
;;;,,,iiilll!!!!!!!!!!llllllllllllllllllllllii,,: ,l°: ,,,,ィji″ _／'',i､ : ::::::::::::::::::::::::::::,rﾟ,ト: ::::::::::: 革命党が寄せ集め所帯であったこと、これだ
llllﾞﾞ″;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!llllllllllllliil,ァl冖'lﾚｰ''''"´-:ヽ’,! .:,' : :::::::::::::::::::::,,r"::,i´: :::．::::::
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞ!llllllllllllllli,,、 ﾞ""￣￣ﾞﾞ“'" : : ::::::::::::::,,r″:::,l′:::/:::::::::
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'lllllllllllllllllllli,,, ｀:":`'''ﾍi,,、 : ::::::::::,,,ll″:::::::,｢ : :,lﾞ::::::::::
/ ｀ヽ､ ／ ＿＿＿_ ＿＿ /
ﾄ､__／￣￣｀`ヽ`ー'´／ , ---､ ｀`ー‐'´ ＼ /
| ,ｲ'⌒0ヽ`Y´ ／0 / ｀ヽ、 .へ､_/ `7
｀ヽrｰr!ミヽ＿_ ヽ人_(_ノ二二干ﾐヾ||`ｰイ回├1|| /
| | ﾄミ|"" (_ _,) ￢ }三| | | | | | | /
| | ﾄミ| / ﾄ===＝1 ! |三|_| | | | | | /
└‐1トミ| || || i |彡| | | | |__ﾙ/
!|ﾐﾐ| l || || l |彡| | | └---ｲ/
||ミﾐ| ||´Y⌒|| |彡|」 | //__／
!|ﾐﾐ| ||_│ || |彡|j ﾉ //
/￣￣＞──- ..__ `＝=ｭ ||」j ___jj _r〒ｧナ二Ｚ _ r一
／ ／ ／ ／｀` ｰ ..__/ / /｀`ーr‐'"´ /}/ r＞---ｖ'´ /
／ ／ ／ ／ ／ ／ // 丁 i ／ / ／ ／/ /
/ / ／ ／ ／ , イ/ i ／ /＿rr'´ ／ / /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
だから数は多くいても
内部の意見は紛糾
足並みは整わず
意志はバラバラ
党首の命令は徹底されず団結の精神がなかった
まさに烏合の衆ってやつだ
だから袁世凱の軍事弾圧に対抗できなかった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿
γ´ﾉ ヽ｀ヽ
, - ´￣｀ -､
／ ／/"/ i＼ヽ＼
//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
i l i{_{ﾙノ ヽ､ } } il i
| il从/（●) (●） 从 ﾘ
ヽﾘﾊ u. ､_,､_, ﾙﾘi
. ヽﾍ､ ノﾚノ ……民主主義を否定した独裁政党？
｀-ゝ､,､ __,イ-´
／ |＼／| ヽ､
/,' <ヽ ∽ /> ﾊ
| i ヽ V /[▽]i |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒) その通りだ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| | 中華革命党は孫文の命令に絶対服従を要求し
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／ そして議会政治を否定し軍事路線を選んだ秘密結社だ
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 入党の際には「各々の身命・自由・権利を犠牲にし孫先生に従って革命を再挙する」と
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l 孫文忠誠を誓約するのが条件だ
. ', , ﾍ ／ ｀丶 ', / / イ. /
. ト､', ／ ／ ,､ィ´ ｜ /´ /
. ' _Y ./|. ／ ∨ }! ／
∨ | ./ ! ／ ,: } ｲ.} ﾘ 、 _／ィﾌ
∨ .i .ﾊ/=', /ヽ .{ '´ ,/ ／_｝/／Y } ´ _／
_＞i ∧ ':弋Vtｯ､j vｨtｯ´ / ´ ﾉ / ,. '´
｀ ',{-ミ=', -￣´`ﾆ｀￣ﾆ´ r_彡'ニ=-
', ﾋ:' /ﾊ'´
ト . '⌒ . ＜ l これによってこれをみれば
,' !＞､_ .イ::. / ,ト オラたちの中華革命党はこれからどうするか分かるだろ？
/7 ＿_, ｨ,′ i :::::::::: / , ', ＼＿,.ｨ＿,
＿＿,.ィ='ニニ＞'´ ', ::::: / ,:' ｀ '＜ニﾆ≧= _＿
__フ二二二二{--- _',_ ', ./__,/_ ---彡ィ二二二二二二二==≦ﾌ
. ト=≦二二二二二二∧ ヽ '´ ,.ｘ＜二二二二二二二二二ﾆ＞=ミ
ｲ／ V二二二二二二≧z ＿ ...:::::::{ _,. イ二二二二二二二二二ﾆ＞'´
/ }二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ7 ヽ
. ﾉ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ{ ‘,
_＿／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚ::::|
＼::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::└─
/::::::/::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::／
__ノ::::::://:::::/７::::::/::::::::::ｲ::::::ｲ::::／!:::|!::::::::::::::::ﾍ
＼∠/:::::/ /::/:/!:::／ {イ_ﾉイﾉハﾘ;:::::::::::::::::::::＼__
ノ:::::ﾚ:::/ ﾚﾍ/ i/ ___,,,／イｾ才ト､ |:::::::::::::::ハ￣
／:::::ﾘ八ｰ--､、 ｀￣´ ｛c::::j ′ﾘ:::::::::::::::::::',
￣￣/:::'.(⌒{;;ﾍ` ￣´ ﾘ::r￢､ハﾉ
/／ﾍ ∨ﾂ !/⌒ ﾘ
′ ', ｀ ` ____,,,,､ ヘ ﾉ
､ 「≦＞ｰヽ こ.ｲ
ヽ ∨ ｝ ／iイ:八
＼ ヽ＿ ノ !::/
ヽ イ |/
` ｰ ‐ ´ |
| '､ ___＿＿＿＿＿___
ノ! ,､＜´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
_/´＞´ _ﾉi ／ /::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::'.,
_...,,,､--:::::::´:::::::/ ′＿__ノ /:::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::|｀ヽ _ノ´￣ /:::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
,'::::::::::::i:::::::::::::::::::::::! ,,､＜´:::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',_＿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
これまでの国民党は宋教仁らといった
革命元勲という孫文と同格・ライバルの人物がいたが
暗殺・病死・仲違いによってほとんどいなくなってしまった
誰も止めることができない専制的な孫文党の誕生だ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | 共和制民主主義を求めたはずの孫文だが
＼ ,／ それを実現するための手段は
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 専制君主制といっていい独裁主義
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i それが孫文の素だと言える
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／￣ヽ ／⌒ヽ
/ ‘, / ‘,
/ ‘, /. ',
,' ‘, /. |
,' .i|＿＿,〃 |
| ,xく}}ニニ{{〕ﾄ､ |
| ,'ハ /ニr-､-- r-､=ﾑ ／} |
| | !ﾊV ⌒ ⌒ Y /i｜ |
{ {r<,'＼__r=ﾐ__r=ﾐ__／ {_ }: |
f 「二二二二二二ニ＝ ヽ / ゞ='’ ゞ='’ ',_ノ-=ニ二二二二二二＝┐ 孫はいったん言い出したら聞かぬやつだ
Ⅶ!二二二二二二二i { {７ u ∨.i }二二二二二二二７// どこまでも主張しその命令を聞かないのなら
Ⅶ!二二二二二ニﾆ| | ≠´ , , _ - ､､ ⌒ヽ! i二二二二ニニニ/// 「お前らはやらなくていい！」と突き放してしまう
Ⅶ∨二二二二二ム/ ＼:ト _ ___, _,.. ＜イ,ﾊV二二二二二ﾆﾆ/// そういう奴なのだよ
∨ﾑ二二二二二ニ〕iト､ ≧=- 二二 -=彡＞'´二二二ニニﾆﾆ／∠ やり方や一方的な言い方が悪くて同格の仲間達を憤慨させてしまう
_/＼ ＼二二二二二二二≧=------=≦二二ニニニニニニ／／ ,ハ 命令病、専制病……あいつの悪い病気だ
「 ＼/二二二二二二二二＞──＜二二二二二二二ﾆ〈.／ T
j ,'二二二二二ニﾆ, : ´x＜二二＞ｘ｀ ､二二二二ニﾆムﾆ彡 ﾑ
| ,'二二二二二二〃〃zzzz┴┴zzzヾﾍ ‘:,二二二二ニニ! }
| j二二二二二二/ /<zzzzzzj|||zzzzzzzム ∨二二二二ﾆﾆi .ﾘ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
旧友である日本人の宮崎滔天は嘆いた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ それが陳独秀先生が避けていた理由だったわね
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ 人当たりが良くて好感が持てそうだけど
/ ＿ノ_, イ＿ その内面は人の話を全く聞かない専制的な人だって
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) しかし、そのカリスマ性はとんでもなく
| ｀ ⌒´ | この人のためなら協力したいと思わせるオーラを纏っていた
＼ ／ 話は上手く、会う人ごとに相手が気に入る調子のいいことを言って虜にさせる
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. それだけなら詐話師だけど、孫文は心の芯では私欲を超えた確固としたものを持ち続けた
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ それは狂気としか言えないけど、それであるからこそ革命家と言える
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::／__/:::／ / ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ≦二.___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::,:ｨ ｨﾀ/:メﾐ､ ./ ﾔ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::フ
'"^ヽ、:::::::::::::::::::::{ ,':ﾑ、 ﾔ l |:::::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞‐''"
_＞:::::::::::::::::ヽ、f ﾞ l. ｛::::/ .ﾔ:::::::::::::::::::::::::＜___
_,.ィ´:::::::::::::::::;rｰ-ミ | ,、 ,｛:/＝=ﾐ.Y´｀Y::::::::::::::::::::::::::｀＞
-ｭ=ニェ::::::::;ﾊ/ヾ.', ﾔ ｌtｌ ﾞ≦=＝= ｊ ｵ |:::::::::::::;＞‐'"´
,.イ:::::::::ﾍ. ｛,.ぇ',. ﾍ.____｀_ 、 -‐'' j ｌﾉ,ｲ::::::ｪ≦＿,
ムｭ､_:::::::::::ヘ.___ﾔ '"´ 〉 .j¨´::::::::;＞'"´
｀ﾞ ＜::::::::::::ヽ、 ﾞー-一 ,.ｲ::＞'"´ オメェらはあれが欲しいみてぇじゃねぇか
ﾞＺ_::::::::::|＞.､_ ¨¨ ／ .|" いいぞやるよ
,.天弓| ﾍ、ヘ. _＿ ／ ./ ﾔ＞=ﾐ､、 オラが『中国』を取り戻したらだけどな
/了´ .水＝､ヽ､ ./ ,. _,Kニミぇﾏ、
{.∧／.ｵ ／ '"〉'"Yヽｒ'"^ ¨Fミ､ ＼ ﾞYﾍﾏ,
_,.-|.| ∨ .| ﾔ .| ﾄ､ | ﾉ .| | |,L.__
,.ィ",.-人l 〈 |.个 ./ │〉 .i 小. |_ﾉｰ--ミァ===
‐/¨¨{''" _,.,ｭ=弋卞ミ火 ', ヾ.| ､ ﾚ |. / ,に二二二ｱ三三
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
さて日本亡命中の孫文だが
日本政府との関係を見学しよう
1912年に袁世凱と対峙していた孫文は軍資金の調達のために
日本政府と交渉をする
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./.:.:.:.:ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿.:.:.:.:.:.:.:｛.:.:.:`'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_-'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､.:.:.:.:<.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:│
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__.:.:.:.:.:.:.:.:.:/''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘.:.:.:.:.:.:.:満.:.:洲.:.:＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ ﾍ､_、.:.:.:.:｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′.:.:.:.:.:.:.:.:__ _.:___..‐''´.:.:.:＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼..:..:..:__. . _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ ｌ ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
……満洲を取引材料にしてね
日本による満洲租界化の容認だ
推定2000万円の借款の見返りに
満洲を日本の租界にしていいと持ち掛ける
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 ┃
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ・
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
Σ 〃 {_{ u. ⌒ u.⌒u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ.（○）三（○）从 |、i|
丿ﾙ|u. u.､_,､_,.u u. |ﾉﾚ ﾘ はいいいいい！？
ヽu. |ｒ┬| u. j /／ 国土を売っちゃうの！
ゝ ,￣ イ／ その前も厦門も日本軍の占領を認めていたし
.y' |ヽ／ | ＼ まさに売国土（奴）ってやつなんじゃ
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 国土かどうかはあれだけど
| |r┬-| | まぁ孫文は満洲は満洲族の土地だから売っても
＼ `ー'´ ／ 関係ないと思ってたんじゃないかな
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 孫文は生涯を通じて反清朝だったからか
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 一歩たりとも満洲の地に足を入れていないあたりそうなのかもね
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／.:￣￣￣￣￣ ＼ 三__|__
／: : : ＼ 口 |
／: : : : ＼
／: : : : : : ＼ ‐┬‐
: : : : : : : :.._ _ ＼ │__田__│
: : : : : : : ´⌒＼,, ;、､､／⌒｀ l
: : : : ::;;（ ● ）::::ﾉヽ::::::（ ● ）;;::: | ､ マ
: : : : : : ´"''", "''"´ l 了 用
: : : : : : . . （ j ） ／ '"`ー‐
＼: : : : : : :.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
／ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : イ＼ ﾚ |
: : : : : : : : : :.｀`ｰ- -‐'"´ ＼ ノ
: : : : . : : . : : . ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それで前金として1000万円を要求するも
結局はまとまらず有耶無耶になって終わった
だけどこの先の歴史を考えると……ね
満洲は金で買えたのに金を使わなかった
帝国陸軍人にはその発想がなかった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
{::::::V:::|:::::::::::::::::::::::/:::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::--―＜´__ --二二二二二/
::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::／:::::＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミｰ-二二二二/
∨::::::::::::::::::＼::::/::／:／::::::::￣"''〜:;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼二二二二/
＼:::::⌒＼::::∨::::／::＿::::::::::::::::::::::::::´'〜::;;:::::::::::::::::::::::::::::::::＼二二 /
／:::::::::: ::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´"''＜二二二二ミ＼二7
＿:::-:::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´'〜二二二二ノ:)
￣／::／:::::::::::/::::::::::::::::::::::::⌒＼::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::ミ＿＿:::::::::::::::::::::彡く
// /::::::::::::::/:::::/:::{:;;ヽ/:＼::::::::::＼::::::::::＼:::::＼:::::::::::::::::::::::￣￣´'':＜二二=-＿
// /::::::::/::: |:::::::{:::::ヽヽ''"⌒＼::::::::::＼::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼二二二二=-＿
/:::::::::j:::::::|:::::Λ:::::::＼ ｝:::）:::::: ／::::::::::::::::::::＼::::::::::::::;;::-‐=ニ=-:::＼二二二二二
.:::::::::/|:::::::|::/rｘ､＼::::::ヽ /::Λ:／::::::::＼:::::::::::::::::::＼:＜二二二二二二二二二二二
{:::::::: |:::::::∨ 心、＼::::l //斗ｬnヤ^ｱ::::::＼::::::::::::::::::::::::;;／⌒二二二二二二二二二
＿／二八::::::{八::::::::＼ヽＶﾒ )ﾉ "´ Ｖソ , }::::::|,,､＼::::::::::＼二二二二二二二二二二二二
r-‐ ⌒ /二二二＼::＼ ＼:::::::＼ ﾉ ｀""´ |::::::| ﾞ':.＼:::::::::::＼二二二二二二二二二二二
/ /ニニニニニ`'ｰ＼ ｀⌒ヽ)〈 Λ::::| ﾞ';ニ=-_:::::}二二二二二二二二二二二
〈／⌒ｿ 〈二二二二二二二二二,,:'＼ .,_ ｲ l::/ '';,ﾆﾆ＼|二二二二二二二二二二二
／⌒ｿ⌒ _>､二二＼二二二―,,:'' ヽ ｀` _、＜ ﾉ/ '';,二二二二二二二二二二二二二
. ／ ／ ￣￣ ￣￣ ,,:'' ＼__,.、 ´ ／ ､'｀ ,;＼二二二二二二二二二二二二
. ／ ／ ''"''"''ミ'"''"／ | ヽ ／ ､'｀ ,;ﾆﾆ＼二二二二二二二二二二二
. / ／ ／ニ/ | ／ ､''｀ ,; ><--＼__ 二二二二二二二二二
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
よくアメリカのパナマ切り取りを
満洲事変擁護への反論で持ち出されるが
アメリカはコロンビアに賠償金を払い
買い取りに変えたが
日本はびた一文払わず切り取った
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ⌒ ⌒ |:::|
|:::〉 （●） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| | アメリカからすれば
＼ `ー'´ ／ お前らみたいな強盗と一緒にするなだろうけど
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､. そこの話はまた後に
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
｀￣￣￣￣ヽ/////////////////////////////＼__,,ｰ'´///////∠＿＿＿__
＿＿＿＿＿｀ゝ､///////////////////////////////////////////////／
／//////////////////////////////////////////////////////////.／
￣.⌒''-i､.////////////////////r‐‐､..//////////////////////////／
｀''-、////////////.∧/./ |////////////////////////.／
＿//////////////|. ∨ |／＼///￣￣ヽ//////////／
／.////////////////| |⌒＼. .|／.ヽ￣ヽ |////////∠_＿＿__
. ／://////////////////:| .ヽ｛.ｼ/ くヲ/..|//////////////／ ﾄ、__y＿ﾑ＿ノ
. ／/////////////////////＼ / | (￣／.////////////／ ／三三三三三ミ
/://///////////////////:|ｌヘ. ,iへ ∪ ￣´￣￣￣￣￣￣｀ゝ_／三三三三三三ミ
.ｲ──--―＝―-、/////////ヽﾜ/ / |. i ./三三三三三／￣￣
////////////∠‐ / ／ /.|. | /三三三./∨ ＼
/////////／|///l. ´. / ./ / | ／三三三ノ ヽ
/////_..-'". i彡'´＼ ./ /. | | ／三三三三| ゝ
l///／ ＼ / / // ／三三三三三| _／￣￣
|::／ ＼＿_,-'⌒ヽ // /三三三三三三| ／
＼ / /.三三三三三三.| ﾍ
/⌒|i、 |./ .,ゝ三三三三三三.＼..ﾍ
| ｀ヽ / ／三三三三三三三三三ﾍ
ｌ ｀ゝ＿＿iヽ＿,、三三三三三三三三三ﾍ
ﾍ_,,il ,-'''二ﾐ,,_ ￣＼三三三三三三三三ﾍ. ／
＼ ／ （´ ￣ﾞ'''ー..｀ヘ三三三三三三三へ／
/ / ｀ﾘヽ──────┐
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
当時から現在まで続く孫文への批判点
それは革命成功のために
シナの主権や領土を担保にあて援助を依頼する
売国的な借款トラブル
この満洲租借地交渉の他にも危ない交渉はまだ続く
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ ） それがこの1915年の「中日盟約案」
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.| ヽ めぐるは21か条要求は知っているかな？
|::::::::/ ⌒ ⌒ | ）
|:::::::〉 （ ●） （●）| `ｖ'⌒ヽ／⌒ヽ／ ,. ‐- .. _
（@ ::::⌒（__人__）⌒) .／ __ ｀` ｰ- 、
| |r┬-| | , ｨ／ ゝヽ￣ヽ ｰ- '
＼ `ー'´ ／ _ ／ { {ヽ、_ ヽ' ﾉ_,.〉
イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-_ -ｧー- ､＿ ... -‐ ' ヽヽ、｀＞､..ﾉ=┘
／j >-‐ ' ´／ / / ／ _ノ ＼ `ｰ '!
, -‐ 7´/{⌒| ／ _/ ｊ ＞‐'
/ / /／| 〉‐ｆ／ ＼' ! , ' ´
/ ,' > .|/ ﾚ ﾟﾉ | ,.. -‐ '"
/ { ヽ | 〉 ／＿＿ ｔ ,. -‐ ' ´
| ヽ| / ／ ' ` ヽ、 ／
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|. │ |
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ えーとなんか凄い悪辣な要求で
ﾙゝ ,､__, イ／ 中国人が大激怒したやつだっけ？
.y' |ヽ／ | ＼
. ＿＿＿＿＿
.／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.|:::::::〉 （ ●） （●）| 実は時代背景を考えると主要部分はそこまで悪辣な要求ではなく
. （@ ::::⌒（__人__）⌒) 列強国も支持していたものだった
. | |r┬-| | しかし最後の秘密希望要求が主権侵害過ぎてバラされ大問題になる
. ＼ `ー'´ ／ そこはまた回を革めて見学をするけど……
}､ . ーーノﾞ-､....、___、
_ﾊ,>-ｰ＜￣／ :/ :: : : : : .７¨. ヽ __
__／ :}Λ::√ У: : :./ : : : : : : / : : : : ＼ ／/
,.-< : : : : :i /::::「 ／ :< : : : : : : : : / : : : : : : ∧ ./ /
r´ : : : : :「: i/::::::i / .: : : 〉 : : : : : : : : : : : ／/: : .ヽ ./ /
} : :, : : : i :./:::::::i/ .: : :／ : : : : : : : : : : :/ : : : : : : .l^'; ／^Ｖ、
f : :ｉ : : : :i ,':::::::/ : : ／ : : : : : : : : : : i :/:,: : : : : : : :|／/⌒`↓
/ : :ｉ : : : :ｉ i::::;::,' : :./ : : : : : : : : : : : : :V: {: : : : : : :.(__/ /⌒ 、}
中日盟約案
中華民国陸海軍の使用する兵器、弾薬、兵員は凡そ日本と同式のものを採用する
中華民国陸海軍に外国軍人を顧問とする際は主として日本軍人を採用する
中華民国政府及び地方官庁に外国人を顧問とする際は主として日本人を採用する
中華における鉱山・鉄道・航路等を経営するために、外国資本を要すさいは先ず日本と協商する
そして日本は中華の条約改正、関税独立及び領事裁判権撤廃を賛助してもらいたい
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
なんとその部分と「中日盟約案」がかなりそっくりだった
中華革命党に支援をするのならば
革命成功後に権益を提供すると
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ≧ ＜
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´≧ これは捏造されたもので ≦
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ ≧ あの孫中山先生がこんなことをするはずがない
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨≧ ≦
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘ ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐" 中華人民共和国
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ _,,、
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´ /´丿 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
'、 │ ｌ ├┘ │丿 ＜ なんということだ……
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′ ∨ | 偉人にも誤りがある
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―' ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
_ }∟、 中華民国
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
その後この時の交渉の資料が
発見された際の反応がこれ
これに関しては存在しないという説もあるが
信じたくはないよねこんなの
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿
γ´ﾉ ヽ｀ヽ
, - ´￣｀ -､
／ ／/"/ i＼ヽ＼
//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
i l i{_{ﾙノ ヽ､ } } il i
| il从/（●) (●） 从 ﾘ
ヽﾘﾊ ､_,､_, ﾙﾘi
. ヽﾍ､ ノﾚノ お父さんが悪いことをしていたことを
｀-ゝ､,､ __,イ-´ 知ってしまった子供みたいな反応ね
／ |＼／| ヽ､ 孫先生……これはいくらなんでもまずいんじゃないの？
/,' <ヽ ∽ /> ﾊ
| i ヽ V /[▽]i |
i | ヽ / i |
ト 、
V::::＼
V::::::::＼
_ -- Ⅵ:::::::::ﾊ
＜::::::::::::::::::::::｀ ､|:::::::::::::::i
＼:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ } でいじょーぶだって！
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ オラ達が『中国』を取り戻して強くなれりゃ
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ! 主権も国土も甦らせることはできっからよ！
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ,
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ,
,...rﾍ､,.ィ=､', ‘ ,:::::::::::::::::::／zzz､ ､{:::{V ＝彡:::::::/ ＼
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒| とはいえ日本政府と孫文の交渉はまとまらなかった
|/ ｍj |ー'´ | 孫文の将来性を買ってはいなかったからね
＼ 〈＿_ﾉ ／ それが後にとんでもない目に会うこととなるが仕方がないか
ノ ﾉ
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /.／ ところでさ兄さん
ゝ ,､__, イ ／ この頃の日本はどんな対中政策を行っていたの？
.＿_ ., ':|ヽ／ /.|＼ 21位か条要求はあとでにしても他には何かないの？
｀-ｔ- ｀ヽ ／ { l ∽ ／ ﾉ ヽ
{とニ ヽ=、 r/ { r...:./´／ ´ヽ
ヾヘ｀/ﾍヾ、 ／ i.| ヽ|.:./／ ／ ',
ヽ、ヽヽ.ヘ／ Y /.:.|｡´ /´ |
ヾ_∨ )ヽ ,' /:.:.:.|｡ i { ／ |
ヽ ／| ./.:.:.／≡＞-K__ |
￣￣￣"~ ---≧ ,,__∠._ri ./／/ミミ/ ヽ |
￣￣~｀ -ﾐ{∞ /
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.| すげぇのがあるんだよねそれは「西原借款」
|::::::::/ ⌒ ⌒ | 最低最悪の秘密借款だ
|::::::〉 （ ゜） （ ゜） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒| 前回も話したけど
|/ ｍj |ー'´ | この時期の日本政府は根本的な対支政策が欠如していて
＼ 〈＿_ﾉ ／ 場当たり的で機会主義的かつ意味不明なものだった
ノ ﾉ その極致と言えるのがこれ
,mm､
x＜＿＿＞x
/ ビリケン ヽ
lﾘ`ー ─' 〈}
.{ ｴｴ ｴｴ }
.r≦|ヽ／ ．． ヽ／ }≧ｭ
＼| / ヽ |／
|ヽ|⌒二二⌒| ｲ|
ヽ ﾚ三三三ヽ| /
＼＿＿＿／
|:::::::|l|:::::::ト､
／:`ーﾄｰ‐|l|─┤:ヽ
r‐=ナ:::ヽ::::ヽ￣￣￣´:::::/`ーx
/:::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::／:::::::::::∧
./::::::::::::::＜::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::}
.{.ﾃ⌒Y⌒＼;;;;;＜;;;;;;／::::::::::::::::＞' ￣|
| ＼:::::::::::::::::::＞ ´ |
| ＼;;;;;;＞ ∧: |
| ∧ ＼ ::::::＼ | |. .|
| | .| ＼::::::::＼| | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それは1916年世界大戦中、時の内閣総理大臣である
寺内正毅の意味不明な思考から起こった
「中華民国を欧州大戦に参戦させ戦勝国にさせてあげよう」
当時の北京政府は参戦を巡って論争状態ね
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ……ふーん
ﾍ j ⌒ ﾉ （ :::） 日本は確か連合国側なんだよね
／ ー‐ ヽ ( ::) ということは中国兵がいないと連合国軍はきついのかしら
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l／ r‐´ ￣ |
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) はっきり言えることは戦争の大勢には影響はなかった
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ そもそも中華民国北京政府の段祺瑞の
ヽ L ／ 自前の軍隊はおおよそ3個師団の30000程度
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
. -──-､
／ ＼
.′ ハ
i l )ゝ、 !_
r:| _ | ＿ /r |
＿| ｝1＼ ／─" hi .′
／￣￣￣ ヾl└‐・!l ・‐┘ _!,y/ー-､＿＿__
| i ﾊ r‐ Lz,__,┐|┌' | ＼/ / ￣ ¨ ＝─- .. _
| | //| ! iﾆニ７/ ／ / / ＞-─＼
∨ // ,|ヽ _＿／ / / / ＞ ´／￣ フ/
. ∨ / iヽ ! ､_, / / / / ＞ ´ ／＼＞'／
∨ l { L.._ _/,／./ / ／ ／ ﾊ
∨ >. ゝ. ..⊥... _＿／ / ／ ＞ ´ | i
. ∨__／::::::.`ー ┌─一- .. く. ／＞ ´ | |
＞" .:::::::::::::::l !:::::::::::::::::::::::. ヾ＼_!/´へ l /
／: : l .:::::::::::::::::l !::::::::::::::::::::::::::::. Y /:. i ＼_ .ノ`ーく
r‐="> ＼ ! .:.:.:.:.:.:.:.:.:! l::::::::::::::::::::::::::::::. | |: . l /._ ｀! |
_／i ,¨＼/: ヾ _＿＿| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. | |: . | 一' ( ! /
. /´ V ﾊ V /ﾊ∨──- .. _＿＿＿／./: . ∨ ￣｀ヽ. | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そこで2個師団を新たに養成させ
欧州に送るように段祺瑞に要請した
しかし西部戦線では総勢300個師団が睨みあっているんだから
2個師団程度では戦局は左右されない
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ ｨﾆﾆ､
x＜´ <三三>＞x
／ ＼
/ ',
| |
| .|`ー-= ､.＿＿.,.=-─ ´ヽ |
|ノ __ u ＿u し|
x＜| ≦圭`x､_ l i _ノ圭≧ .|＞x
＜ i i i | -tzｯ‐､` .ﾉ | .-tzｯ‐= | i i i ＞
. ＿＿＿＿＿ `＜| ニ| |ﾌ ..､ ニ| |ｿ .|＞´
. ／ ::::::::::::::::::::::::::`ｘ..´::::::::ﾄ､ Ｕ :::. Ｕ . /|≧x､
. ／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::| | ／ x ｨ:::＼ /:::|::::::::::≧x
／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:ヽ:l //⌒`ー─´⌒ヽ |://:::::::::::::::/＼
／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:＼ |_ ∈≡≡∋ | .／::/::::::::::::::/ . ＼
／:::::::::::::::::::／:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー:＼`ー‐⌒.─‐'／:::::/:::::::::::::/ ＼
／::::::::::::::::::／:::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞─--─＜:::::::/::::::::::::::/ __ ＼
.／::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::/::::::::::::／ | ＼ ＼
＼::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::／:::::::::／ |. ＼ ＼
}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞───‐f─======≧ニニ￣ `ー‘─‐´ .| ＼ ＼
／:::::::::＞─f─===≧´ |: ＼ ::::::::::::::::: ＼ .| ＼ ＼
/:::::::::／ .ゝ､ ` ･ ､ |: ＼ ::::::::::::::::: ＼ .| ＼ ＼
/:::::／ ／ ＞x ` ･ ､／￣ヽ ＼ ::＿:::::::::: ＼ | ＼＿ |
. /::／ < ` ･ ､ / | ￣￣） ／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣/| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼▲ . | ￣)￣￣￣￣￣￣ ７ ./ .| /
ヽ ￣） / ＞‐-=ﾆ ＿ ／
ヽ ￣) ￣￣ ￣｀゛¨ '' ‐-=ﾆ＿／
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
だが寺内首相は中華民国を
参戦させることに異様な熱意をみせた
というか中華民国を戦勝国側にすると
日本の国益が損なわれるというのに……
実際に後でめんどくさいことが起こる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／⌒ ／＼ ⌒丶
( ===<＿＿>=== )
( _人＿人＿人_ )
（_/／￣丶 /￣＼ ﾍ_)
（｜⌒＼･)(･／⌒ ｜)
Y. "" ω "" Y 徹底した親善方針である日中友好を行い尽くせば尽くすほど
丶 (⌒ー―⌒) ノ シナの四億の民衆は日本の和の心と同化して
＞⌒)＝＝-＜_ 我々と仲良くなるはずなのねん！
(＿ ノ ∞∞゜ ＿_) 和を以って貴しとする！この精神でいくねん！貸すねん！
/＿＿＿＿丶
( ￣|７ヾ|￣ )
> |丶ノ| <
￣ ￣￣ ￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ここで現れるのが商人である西原亀三
彼は気がくるっていた
その新設2個師団のために西原を通じ
日本は信じられないことに無担保で
北京政府に金を貸しまくった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／
ゝ ,､__, イ／ 円を以て貴しとする？
.y' |ヽ／ | ＼ 金を出せば仲良くなれるって……それ違うよね
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
::: ::: :: ::: :::: ::: :::
:::::: :: ＿＿＿＿ ::::: :::: ::
:::::: :::::／.::::::::::::::::::::::::.ヽ ::: ::: ::
::: :::|.::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|:: ::: ::
:::: |::::::::/ ─ ─ | :: :: うん違うね
:: （@ :: .（○） （○）| : :::: だがこの借款は議会承認を得ず
: | :::::⌒（__人__）⌒) : ::: 国民にも秘密で本当に行われてしまった
:::: ＼ ｀ ⌒´ ／ : ::: 特別会計である郵便貯金に半官半民であった
:: ノ ＼ : ::: 興業銀行・朝鮮銀行・台湾銀行を通して
／´ ヽ ::: じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ湯水の如くシナに流れていく日本国民のお金
／⌒ ／＼ ⌒丶
( ===<＿＿>=== )
( _人＿人＿人_ )
（_/ ⌒ ⌒ ﾍ_)
（｜ (･ ）｀ ´( ･） ｜) 日中友好のために段祺瑞にお金を貸してあげるのねん！
Y. "" （__人_） "" Y とっても安いねん！
丶 `ｰ' ノ たったの177080000円が必要なのねん！
＞⌒)＝＝-＜_
(＿ ノ ∞∞゜ ＿_)
/＿＿＿＿丶
( ￣|７ヾ|￣ )
> |丶ノ| <
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
これには流石の外務省も反対しまた横浜銀行も反対をした
どんだけ狂っていたかはその内約を見ればわかる
現金供与1億4500万
武器供与3208万
計1億7708万であった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, -‐ｰ''"ﾌ
/ __,,ィ′
. ノ~ヽ、 / __,,ィ′
.／,/,/ ｀ゝ,,_ ノ _,ノ
.ム,ｲ,ｲ,ｲ,ﾉ__,,. ~r-‐‐‐ｒiー ''""~|l '´
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿ . l ＄ |:| ＄ ||
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ l＿ _....l_!__ .._＿,」!
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.| （ ( ｀￣ ￣￣ ￣
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／ 当時の国家予算はだいたい１５億円ぐらい
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 比較対象として約20年とはいえ日清戦争の賠償金が2億3000万
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 有り得ないぐらいとんでもないね
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ 'rrrri
〃 {_{ ノ u ヽ ﾘ| ｌ ﾉﾉﾉﾉﾉ
ﾚ!小ｌ （○） （○）从.( / 日清戦争の仇をとったって感じね
/丿ﾙ| ､_,､_, | ﾑ ｲ あれ待てよ？
/ /ヽ |!il|!| j |￣￣l これ借款なんだから戻ってくるでしょ
/ ,' ゝ. |!il|| __,. イ l | 無担保だけど
/ .l .y' |ヽ／ | ＼ | |
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ | __
|::::::（ （ ◎） （◎）| ／_} l'':,
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ／_ﾞ''iﾞﾉ､ﾉ
| |r┬-| | ,:'`;:'／ﾉﾞﾉﾌﾞ
＼ `ー'´／ /`/ / ノ-〈/ ハハッ貸し倒された！
>'ﾞ:: ‐'"ﾞ./ ヽ.,' ~ ／
／/::::: ', / /
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 ┃
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ・
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
Σ 〃 {_{ u. ⌒ u.⌒u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ.（○）三（○）从 |、i|
丿ﾙ|u. u.､_,､_,.u u. |ﾉﾚ ﾘ
ヽu. |ｒ┬| u. j /／ はっ？いやこんなに大金なんでしょ？
ゝ ,￣ イ／ 少しぐらいは……
.y' |ヽ／ | ＼
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
|二| _ノ￣/' ￣ ＼
|二| -――― / :' /' ＼
|ﾆ=_ ／ニニニニ=- _ ｉ | | i|_| | | ヽ
|ﾆ=-_ ／ニニニニニニ=-_ ,从 ｧ从 弋ｯ j | |
|ニ=-_ ／ニニニニニニニ=- _ /// ` ヽ }/ |_ | }
|ニ=- _ ／ニニニニニニニニニ=-_ | |│r= ､ ノ7 | } , , 返済期限が来ても
|ニニ=-_ _.／ニニニニニニニニニニﾆ=-_ } r i / i |' / びた一文として返ってはきていませんよ
|ニニニ{へ /ニニニニニニニニニニニニニ=- 从 ゝ ７ /| :|_ ／ 利子はごく少額（500万円）ありましたが
|ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- _ ／ゝ=ミ}￣／ ｲ从 人 それは借款資源の一部を充てた姑息なものでしたね
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ=- ,=- -==- ―‐＞-彡 ´／ ／/ニ=―┐=ミ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- -=ニ/ ／ / / ／ ／' _ -=ニニニ=-_＼＼
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- -==ニ:／ ﾉニ { ＿＿Ｖ__／ / イニニニニニニ=-＜ ）
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- ／二 ／}-{ ／ニ ／ -=／-=:Vニニニニニニニニニ=- _
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- ／二 ／=７ ／ニ ／ _ -=ニニニニニニニニニニニニニ=-
＼ ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- { _-=ﾆ,..／ニニ/ /ニニニニニニニ=--=ニニニニニニニ
}ニ=- ニニニニニ＼ニニニニニニニニニニニニニ=-__ -=ニニ//ニニ,／ ＿ _-=ニニニニニﾆ／ r＞ -=ニニニニ
＜ニニニニニニニニﾆ- ＼ニニニニニニニニニニニニニ=-}｀`〜､、７￣ ＼ /ニニニニニ=- ／//＼ ＼ニニニ
∧ トニニニ=- ' ＼ニニニニニニニニニニニニ=-｀`〜､、｀`〜､、{ /ニニニニ=- _／'/////∧_ノニニ=-
γ´/ 丿ヽ
;； -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿 ；
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ；;
;； //, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ 'rrrri
〃 {_{:::::::ノ::::u::ヽ::::ﾘ| ｌ ﾉﾉﾉﾉﾉ ；;
;； ﾚ!小ｌ （○）::::（○）从.( /
/丿ﾙ| ､_,､_, | ﾑ ｲ ；;
;； / /ヽ |!il|!| j |￣￣l 嘘だッ！だってあんな大金なんだよ
/ ,' ゝ. |!il|| __,. イ l | ；; どうして追求しないの！
;； / .l .y' |ヽ／ | ＼ | |
-―……―-
＿＿ ／ ＼
／' ￣￣, ＼ ヽ: ヽ
〃 .: .: ヽ :.
{ / . :. :. :. :. :. ',
, .: .: .: .: .: .: .: .: :.:. ｉ
.:.| .:.| .:.:| : .: .:|.: .:／ __ｉ ｉ ヽ :|
ｉ:|: .:| :|.: .:| :|.:.:.:|／ィぅ刈:i: V } : |
|:|: .:|: .:|.: .:|八:. :| ゞｼ从 .:ｉ/:..:/_〉､ 1928年に北京政府が倒れ
从: :|: .:| :斗ミ＼| ｉ .:|ヽ/^ヽ: ＼ 代わって中華民国政府になった国民党は
ヽ＼ト ` v) ｜ :. :.| { :. :.＼ 債務を一部継承すると宣言しましたが
| .: :心 :} - |:. :. |-=７=-_}:.:. :. :＼ 「賄選による総統（段祺瑞）の下にある北京政府の借りた外債に対し、償還の責任を負わない」と宣言し
|i .: .: 个 .,_' |:. : 从／=／二二二ﾆヽ こうして西原借款を債務継承から除外、不払いしました
. 从 :. :. | ア´:|:. / 二／二二二二二=ｉ あんな不潔な秘密借款などした報いが国民負担になってしまったわけです
. ＼:. | {二ﾆ|:/ 二/二二二二二二=|
ヽ _ -/ﾆ{::::７ニﾆ{二二二二二ニ /|
ｒ‐{二=/ﾆ/ﾍ/二二ﾉ二二二=--=ﾆ:/:.|
|ﾆ|二/ﾆ/:::/二=-/二二二二二二:' 从 _＿＿___ -=≦/
／|ﾆlﾆ/ {:ﾉイ二二/=- 二二二二= /-‐ _＿＿＿＿ / ⌒ｉ {
{二|_／ ／二ﾆ:r＝つ 二二二二二 ,_ -7⌒i }/⌒} /⌒} { /／
_/|二|=／=- -= ﾉミ_::)二二二二二二{ // _ノ /-―――…=≦_ ／
/:::::＞――----个.､::)二二二二二二/ ／ -‐≦ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ
_{:::/二二二二二z从二二二二二二二乂:.／ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ
／ニ{二二二二二二二)二二二二二二/: :/ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ
}二=人二二二二二二二二二二二二:./: :/ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ
/二二ﾆ＼二二二二二二二二二二 ／）: ' ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ Ξ ﾆ
大日本帝国蔵相
高潔な獅子 浜口雄幸
i |: ＼ ＼
i | ＼ ＼ , ,=ﾆヽ
ｉ | ||i ヽ ヽ.＿ .／／ } !
ｉ :| ii||ii> ‐' . -_､ ｀ <／ ,/ ! !
i i ／ 〈/ ヽ >､// //
i i/ , -──‐-､′ヾ､ //
, . -────‐‐以 i ／ ￣｀i_〃ﾆ､V
,.. ＜//////////／´ , ,,,,,人,, ゝ ＿･ﾉ| i{． }iヽ
／/////////////´ 彡 _,,≦´¨¨ ''''(￣￣7ヾ._V
／/////////////〃 〃 彳 ／´ ` ､_＞' ｀ヾ､
/////////////// V 〃 , /´ ヾト ､ 日中友好・経済提携・共存共栄は日本の世論ではあるが
//////////////// ヽ| i ﾚ´ ,ィ i ',//＼_ 決してシナ人の国論であるとは思えない
//////////////////∧_ﾐﾐY´ ij|, ﾉノ_ノ'￣ヾ、 ｉ |,///// ヽ あるとしてもそれはシナ人の礼儀のかなった御座なりなお世辞ではないのか
/////////////////////｀..ﾚ ,彡'-‐'ー--ﾆ二ﾆ}､ ,ｿ'///////i この点で西原借款が大惨敗となった重大な原因の一つであると同時に
//////////////////////::|/ |ノ､ ¨¨ ‐- ､＿- , -─ヾ ,//////////! 今後の日本の対支政策の根本を見直すことが肝要ではあるまいか
////////////////////////|/ / ヽ／ 〉-〈 ヽ ／/ﾞ'"/////////∧
////////////////////////i / / /＼ ./ i ／|///////////////i
日本興業銀行
岡部三郎
//////7|＿ /
`"7/// ヽ ,､ _/
〈///ｰ､ /77|／⌒ヽ＿＿ ／＼ | ∨
,へ ￣〉//,} l//// / ヽ／⌒ ヽ |
.//// <//// ￣ ; {
ヽ// ヽ／,ｲ /
,ｨ _j//`77l 〈 i
,ｨ//| f////f￣ l _ | ,,イ三ミx､
|///l└_7//L_ .|,ｨ≦ミ､ ヽ .| ／ ,ｨff㌢ ヾ
|///| //,､//―` .!㌢¨寸ﾐx､ ,ｲfｨゆ.|
--ﾍ//,| {/7// ＿ ヽ, { `ｔｯﾐ､_}{ヽ,ｲ㌢ /
／ >‐ ￣ |//L ヽ＿ノヽ ､`ヽ''"´,,,,,,,,,,,,,
／__ r,777//r┘ ’ ,, '""" .i "" ＿
. / f,/∧ ヽ''"コ//┐､ {. , | -､ ,,,,,,,, ｀ヽ
. ∨/∧ //rj/j￣ ｀''ヽ / ヽL -,,',, ''"／/ヾ
. /∨/∧ヽ三'/_ ／ ﾍ { f"""""_,,.-' ／::::::i i ちょいとばかり政治工作に金がかかっちまったぜ
/ `ｰ‐｀ </`777l ／ﾍ i ヽ二 -‐..＜::::::::::::l i
. / / ＿ r,777///f´/ ﾍ. i i::::::::::,:-､, --､:/| i
/ /〈//,{ ∨／__}/,L＿ ／ﾍ i l/7 / / / .! i
l ∨,∧ ///､/fｰ‐' ﾍ i .l {∧ ,.ｲ /
| ∨/∧ ヾミ彡' i l ヽ 二二-'./
| ヽ// | |､ ヽ `ー――‐' /:::
| | .| | ＼ ＼ /::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そしてその西原借款だけど
北京政府の国庫に入ったのは860万で
ほぼ全部が各地の軍閥のボスたちに配分されたという証言がある
それじゃ返せないよね……元から返す気がなかったんだろうけど
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＿. _,,,,.. -ｰ'''''ﾞﾞ,ﾞ,, -‐'',
,ｲ /| ,..-''´::::/ ,､ ＿ ,.-‐､―､-､ ‐'''"゛ ._.. ‐''″ ., ＿＿＿_
／:::l/:::|／::::::::::::/ ／:::::＼ ￣｀ ヽ::l 〉 , -'"゛ .,..ｰ .／゛ l 東京 l
_,,,. /| ／::::::::::::::::::::::::::::::::/ｲ´＼::::::::∧ }:ﾉ_j.._,,． ,..-'´ ／ ゝ――‐'′
. -ｰ''''''"´ |::| .l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lヽ ＼::::∧ l__/ - l
|::∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾚl ＼ ＼:::l_ノ ／／／／ ・ _ノ
. _,,,.. -‐''"´ﾞ|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l、 ＼ ヽl ／／／／ ・ l. /|
''''"´ l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐､::::| ＼ | ／／ ・ / ｌ.
∨::::::::::::::::::::::::::::::∠ヾヽl､r}ヽl ヽ l ／ /... ＼‐-..,,_
__∨::::::::::::::::::::::::::／ 〃 l_jヽ::ヽ l / .／ /＼ /..＼ ｀
. _..-‐'.. ヽ:::::::::::＿＿＿_ﾆ=‐ 〉 | |::::| /／ / / ./. ヽ､j 待ってろよ『中国』！
. _,, -'"゛ _ >､:::＼ ,.=-..,,_､､ﾉ・ r‐､.|/::::| ./ /、 / / /..ﾉ.
. _..-'"゛... ﾄ、ヽ ＼_ヽ_ヽ-’ l_ﾉ_//:::／／ / ＼ / ./ ./. ヽ
. _.. ‐'″ |:::＼ ＼｀ヽ-‐''".／／ /. /. ‐-=､――‐''
'" ＼::::＼＿＿__￣￣￣_／ /. / ＼
,／゛..ﾞ＞..,, :::::::::::／￣￣ /＼ /
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はい話を戻して1916年
袁世凱の帝政に反旗を翻した第三革命である護国戦争
東京にいては何もできないから
大急ぎで孫文は上海に帰ったが
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／::::::::| |::::| .|:::::|. !l｜!l!
::::::::::::::| |::::| ￣ !l｜!l!
.l:::::::::::::| ￣ ／:l .＿ ＿ﾞ｜!l!
..|:::::::::::::| ／:::::::| |::::| |::::|l｜!l!
. |::::::::::::::::::::::::::::::| ￣ ￣ﾞ｜!l!
|::::::::::::::::::::::::／,.-'"::|. !l｜!l!
. |::::::::::::::::::／''´:::::::::::| .!l｜!l!
|::::::::::::／|:::::::,.ｨ::::::::| .!l｜!l! ／∧
. |:::::::::::| |::／ |:::::::| (::::)..ﾞ!l! ∨:::∧
|:::::::::::| ／::::::_l... !l..(::::) .∨／.／:::＼
. |:::::::::::| ／:::::::／ !l｜!l! ／:::::::::／
|::::::::/ |::::::／ !l｜!l! ／:::::::::／
. |::／ 1..レ' || | !l .／::::::::::／
.. |l!1! |!i i i.|| | !l!.∨:::::／
.. |l!1! |!l l l:|| | !l! `''´
.. |l!1! |!l l l:|| | !l!
.. |l!1! |!l l l:|| | !l!
.. |l!1! |!|. ｉ l|.i .l:|| | !l!
.. |l!1! |!|. | l|l| il:|| | !l!
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
， ／ ／ ￣ ＼
ゆ` ∴ .:; ” l |
｀ ｀ ・ 从 ， ' ； ＜ |
＼ ， ,；` ,. .:⌒｀)ゝ う ／ |. |
＼人え,;.｀）,;人 .:ソ⌒） ・ ／ .ヽ.＿＿／
（´.::人.: ,,;从.: ,;ん .: ,;・ .: ,ち／ "
て:.（´:;∴，（´.:,;´⌒）从"てソ.:.,・,,）
￣￣Y＾Y￣ W￣￣￣￣YY⌒￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
途中で袁世凱が死んでなにもせずに終了
政治力を発揮できず新しい北京政権とは全く無縁な孫文
何故なら孫文は自前の軍事力を有していないからだね
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＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 言うまでもなくこの時代に必要なものは軍事力
| ｀ ⌒´ | それを有するのがいわゆる地方軍閥であるが
＼ ／ 軍閥のボスはその地方の有力者であり地元の名士といったところ
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. そうでなければ軍資金が集まらず兵隊も揃えられない
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
∨＼|. / _／ / ,ィ7´￣ ｀ヽ / ./ / ／ ,
∨ /＼ / /´〈 ./ . ／ ｀⌒ヽ ∨ / /／ ／/
∨ / 〈 ／ ∨ / /〈 「 ＼＿}＼ ∨／ ／ ./
＼ ＼ ∧/＼∨ / ＼ _, _￣＼. ∨､＜_.／
_.ィ≦| ∧ﾙ「rｭN/≧ij≦_＞＜__`/ /＼ j ｀＜.__ _
｀ーへ. ﾍ `ー{!‐′ `┴‐‐' ム＼＼_人 }.Y´: : ＼
＞ﾍ ;! /〈__ヒ〉⌒ｰ＼ __ ノ ﾉ: : : : :ﾘ`ー
__／＼／ / ヽ;: :. ヾー‐ｧ′::;./; ﾄ＞'´＼ ＿＿／X: : : : : /｀`ヽ
/＼__厂 ＼: : / | ＼ i! ￣. ; ／ ト、 __ __／｀ヽ＼: : / . :.
/: :_: : :＼: : : : :| 、 l ヽ` ー‐ ＜ / ∧/´: : :￣ : : : : : / __Ｘ
ﾚ´ ｀ヽ: : ヽ: : : ＼＼ ヽ . ' ___,|: : : : : : : : : : : / ´ ＼ __
ノ }: : : : ＼: : : ＼ ￣￣ ｀ ヽ _／ ´ /: : : : : : : : : : :/ ,
/´ 人 ／｀ヽ.: : : : ヽ.: : : :＼ ::; :; , ／: : : : : : : : : : : :{ .;:;. __ _ノ
／ ／ .}: : : : : : ＼: : : : ｀: ー -─- ─く.: : : : : : : : : : : : : :|＞ -‐ ´ ／
/ ' .人: : : : : : : : : : ー - : : _:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :レ'´ ￣ ￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかし孫文は地元との繋がりが薄く
あるとしたら世界中の華僑ネットワークぐらい
だから孫文はあっちこっちの軍閥と手を組もうとした
そうでないとシナの政治に全く影響力を発揮できない
昨日の敵は今日の友
今日の友は明日は敵
複雑怪奇な政治交渉が実り
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ 北京 ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ 広西 ｌ 広東省 ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
北京政府から追い出されたり反発をする
各地の軍人革命家、有力者、政客を誘い地方軍閥と手が組み
こうしてようやく広東・広西に拠点を築き
ここに第一次広東政権・広州護法軍政府ができあがった
北は北京政権
南に広東政権
革命の正統を両者ともに主張する南北対立時代突入だね
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ -- Ⅵ:::::::::ﾊ
＜::::::::::::::::::::::｀ ､|:::::::::::::::i
＼:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ }
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ ちょっくら北伐をはじめて南北統一を成し遂げっぞ
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ!
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ,
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
孫文は中華民国軍政府陸海軍元帥に選出される
とはいえ寄せ集めであったため
孫文の政治構想とは程遠い政権であり
今にも内部分裂しそうなほど弱体
そう孫文は焦っていた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∧∧∧∧∧∧∧∧
| ＿＿＿ ＿＿__|
| | ｀´ |
| / ／ ＼ |
(∂|_/ 〔○〕 〔○〕 |
ヽ| "| 〉" ﾒ| とりあえずもう武力統一はいいよ……ここは腰を落ち着けて
| u ＿＿_ | 力を蓄えようぜ
＼ /＿＿/ ／
／ヽ ／＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
南北間の戦闘が各地で起こるが上手くいかない
というか広東政権の軍閥指導者も戦争を早く終えたかった
南北和議を望みそれをはじめちゃう
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
:::::::::::::::／ ﾞ ::.
::::::::::::::, ' ',:.
:::::::::::::,:' :::
:::::::::::::' :: ,.::::::::
:::::::::::: :: ,.::':::::::
::::::::::: ::::::...::::::::::::::
:::::::::: ,::::::::::::::::::::
:::::::::: ,:':::::::::::::::::
:::::::: ,.::::::::::::::::::
ｚ￢ヽ::, ,:::::::::::::::::::
彡_, z==::::, ,.::::::::::::::::::
/ ,. -=</:,:.., ,.::::::::::::::::::::
ノ{ /ー' ヾ::::::...., ,.....::::::::::::::::::::::
／､ -=ﾁ >- ､ ｀ ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
x＜ _ニニ_,.ｨ ﾊ ｀ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ´
,(/ __＞'´ 〈__／
∠ 」 ∠＞
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
両者の思惑が一致せず内紛発生
孫文の命令で海軍が味方である
軍閥の督軍府に砲弾を撃ち込んだりともう大喧嘩
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∧∧∧∧∧∧∧∧
ﾉ Ｌ ＿＿＿ ＿＿_.|
⌒ | ｀´ .|
| / ＼ ／ |
(∂|_/ 〔 ･〕 〔 ･〕 |
ヽ| "| 〉" ﾒ.|
| u ＿＿_ .| 広東政府を大元帥制から総裁合議制に改組する！
＼ /＿＿/ ／ l!| ! だから陸海軍大元帥を辞任してくれ
／ ＼ |i
／ ヽ !l ヽi
（ 丶- 、 しＥ |そ ドンッ！！
`ー､＿ﾉ ∑ l､Ｅ ﾉ <
ﾚY^Ｖ^ヽｌ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
軍政府の改組問題で政治的抗争に
孫文派への暗殺とぐちゃぐちゃの果てに
孫文は政争に敗れ下野
1918年上海に帰りましたとさ……
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ 上手くいかないわねぇ
ﾍ j ⌒ ﾉ ……思ったんだけど
ゝ ,､__, イ 孫先生が何もしていない何もできないままに物事は進んで終わったりしてさ
／ | ヽ ／ | ヽ なんか孫先生って脇役じゃない？
／ ＜＼.∽ l> }ヽ
{ ', .＼＼ l ! ｜
! /[ ▽ ] ＼l j /
｀ｉl l｡ ;}
{ l｡ /
/゛'''--―ー-''゛＼
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
_ |.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ! .| ⌒ ⌒ ｉ:::::::|
｜ ! .|（●） （● ） 〈::::::| 気づいてしまったか……
| ! ,.-, (⌒（__人__）⌒:::: @） 孫文はこのあたりの中華民国史的にほぼ脇役なんだ
.._,ﾉ ┴、/ ,/ .| |r┬-| | いなくても特に問題のない人物
. r `二ヽ ） i ..＼ `ー'´ イ
..| ー、〉 / _,,..ゝーー ..／i＼,,,,_ 北京周辺を中心に中華民国の歴史は動いているが
| r_,j j__,,.. r''''"/::;| ＼`'／ ,'::;;;r;;;;;;;;;;;;:: r ‐-、 そこに近寄れずに隅の方でウロウロしてなんかやってる
| ） ﾉ ::::::::;;;;;;;/::;;;;| ／＼ /::;;; l;;;;;;;;;;:: ::;;;;;;;:: ヽ 孫文を中心にして見ると中華民国史はよく分からない
. ﾉﾆ-､ ,/::;;|:::;;;;;;;;;＞::;;|／(::::ﾉ ＼/::;;;く;;;;;;;;;;;;:: i::;;;;;;;;;;;:: }
. √..:::;;; ヽ､〉;:;;|::::;;;;;;;;{ ::;;;;;| "::く /:::;;;;/;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;:. ノ }
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ やっぱりそうだったんだ
r､ r､ ゝ._） j /／ じゃあ孫先生をほっといてさ北京を見学しようよ
ヽヾ 三 |:l1 .､,､__, イ／ このままだと私達歴史の片隅に取り残されっぱなしじゃない
＼>ヽ/ |｀ ｝ |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ノ ＼ |
|::::::（U（ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) もうちょっと待ってくれ
| ｀ ⌒´ | あと少しで孫文が主役になるんだ
＼ /⌒)⌒)⌒) /⌒)⌒)⌒) このあたりの中華民国史は「覇王と革命」というエキサイティングな大名著があるから
ノ | / / / (⌒) ./ / / 興味があるのならそちらを読んだ方がいいね
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
ﾍ::::::::::::::::::::::ヽ |:::::::::::::::!
∨:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::: | ＿__
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{_ ｘ＜ ::::／
x≦￣￣￣≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-=ﾆﾆ二二才
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿
'────- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞'´
-=====＜::::::::::::::::::::::::::z=V:::::',:::::::Y´ﾊ:::::::::::z=-
. ／::::::::/:::::::::::::／ ∨:::}､::::7-i. }-'´ ｀Yﾍ-､_
/::::::::::::::{::::7::::/ _,z::/=}:/ r ,ﾉ ヽ }: :.',: : ＞ｘ
7:::::::::＞' ',:7|:ﾄ{ ｔｯ -'L ゞ' .}' }' , # ';.7: :.} : : : : : :＼
{＞'´ }'´Vﾊ ７ '´￣;;'',,, ,' ';;, 7: :.,': : : : : : : : :＼
r≦: : : : : :ト.ゝ' ,ｲ _} -=== ７: :/: : : : ／:: : : : : : ｰ
> : : : : : :|: {: :|＞.､___／:／ /: :/: : : : /: ; : : : :r===ミ
/ ,.!: : :ﾍ: :.|: :i:∧ 〃 _,. ｲ: :/: : : : /: : : ／ ヾ.
i,'/｜:.|:.:{: : ',: :',: :＞z＿＿,. -‐: : : : :./: : : : /: : :./ }
|!{ V: ヽ!: : :.',: :ﾄ､_: : : : : : : : : : : :／: : : : : {: : :.7......_ i
／ ､ _,.ヽ､:i: : : :',: : : : : ー-: : _,. イ: :: : : : : : :.i: : :,'::. ヽ
Y ,. 〃 ∨: : :ﾍ: : : : : :￣: : : : : : : : : : : : : ヽ: i::_彡 } -'
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
広東を追われた孫文は約2年近く上海に留まる
暇なので自らの思想を更に練り上げているものの
シナの政治とは無関係な時代
歴史の表舞台には立てずに
失意の日々を送る
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／ ヽ
/ _＿__ .
′ { ,， ﾉ }
{ ﾆ ｘ ` ｰ ´ ﾆヾ _
＾ . ｀_ ﾐ ,,/／- , ﾚ＾
. {｛ｒ , ＼ ’'x}jノ'’／ ; }}
､ （:, ｀¨´ ｝＾" ,,,､、/ｒ）′
_, _＿_, ,_ノ
､ ｀ﾆ" /
∧＼ ／}{
_/ , ｰ , }L _＿
_＿, ⌒「( i. ＼. / / ト ､⌒ヾ:.
＿__´_＿ i | ,_ ｜ ./ _＿ヽ ｌ| ﾆ=‐-
´_＿_ ￣ ｜ ､ ⌒ヽ /´ }, ｜ ｝､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
その孫文の元に
喧嘩別れをした同じ広東出身のかつての盟友である
陳 炯明がやってきた
第二革命では広東独立を宣言したものの
敗北し香港に脱出していたが
1920年に 「広東人の広東」をスローガンにかかげ戦い
広東を取り戻した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.イ::::::::／zx ヽ、:::::::::::::ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ=､|:::／/´ヾ》 /::::::::::::::::::|
"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │ よーしもういっちょ北伐をやるチャンス到来だぞ！
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ |
,′ ， / |＞.､__＿
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
,。＜/ /"´ 氷´ _,.彡" ｀ヽ､
,.イ / /ヽ､＿＿/＿＿_,.＞;"´／ _＿ ＼
_< /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ ,.．＜;;;;;;;;;;｀ゞ心､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
広東に孫文を呼び広州護法軍政府の再建を宣言
非常大総統に孫文が就任し
第二次広東政権誕生
これを正式な中華民国政府と宣言した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ とはいえ国際社会的には北京が正式政府
ヽ L ／ よって早いとこまた北伐をしたい孫文だが
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
／ ｀ヽ、
/ |_j .,､ ＿_ ﾍ
/ 〃二´｀ヽ、 i´ ｀ヽ i
i ｀＞ ､＼ ＼＿ﾟ__l .i
i ﾍ ＼＼ ヽ､ .i
r ￣｀ヽ、 i. ＼ ＼＼ i
/ ＼. |,j. ｀ヽ、ﾟ_｀}｀､ ii i ,==
i { / > -‐ ￣ ‐-- __ .｛ ﾟ .|
| ／ ,, ｀ヽ':i
丶 ｀ヽ′>. , -- ､ヽ ′ :|
｀ヽ、-‐一ヽ. {‐‐ _ ｀i .i 俺は広東を得たからといってこれ以上の発展を望まないわけではない
／￣ ＼__／ ､ 丶＿｀ヽ} ./ だがその方法は人民に全権を持たせ
／ iﾍ ,､￣ ./ その権力を人民が発展させることによる全国統一だ
i: ヽ ‐ '´‐‐` ./
i ≧;:.､ / 俺の言っていることの意味が分かるか孫？
_ -‐────‐‐- __三三≧;:..､. / お前の主張する軍政を憲政より先に行うことと武力統一に反対ってことだ
/ ヽヽ三/￣｀ ￣￣
ヽヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
陳炯明は広東に留まり広東経営に集中したかった
陳独秀を呼び広東省教育委員長に招聘するほど
それに広東省議会は
広東省は中華民国の自治省であると明言しており
北伐には消極的であった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
i///////////////////////////////// .ｘ/
∨/////////////////////////////ｘ＜//
∨///// ゝ/////////////////////////
ヽ､∨//// !//,へ､///////////////////
∨/// ｒ::x i'// i// }///////////＞_´
＼//∧{ヾ!/ ｘ}/x:;ﾉγ^Y/////フ＿::＼
｀ {て，‘'' r ㌣__ノ {^i i!//＞､´‐-､＼:ﾑ 憲政だと？広東人民はまだその程度に達していねぇぞ陳！
ｒ､-─‐丶ｊ /__ -､ r‐＞"¨ヽ__::::ヽ｀ヽ ＞x',
ｰr' } i_＼ `tﾅ ﾌ! ﾉ , 八 ノ::::::/ i ＞ｘ それとオラの北伐に反対ってんなら分かった！
r'‐､r{__.}｀_ﾉ, >､‐ イ ﾉ ノ_ ....:::::::::::ノ ,ゝ" !＞ｘ ∧ ならオラは北伐軍を率いて北上するが広東と広西を放棄してあとはオメェに任せる！
｀ｰx'_7_ﾉ ¨-=二 -‐ ´ / i ＼ 後方支援だけしてくれればいい
／￣二二 ￣￣ ｉ i ヽ これでいいだろ！オラは行くぞ
ｒｒ"￣￣ヽ r'´￣:::::::::::::::::::｀ヽ i i ∧
ｘ＜⌒¨¨¨｀┬ｔ…-.ノ ∨:::::::::::::::::::::::::::::∧ i ∨ ,
{＿__ﾉ-､〃 ! ｀ {´ ﾘ:::> ´￣￣｀ ヽ:::::∧ ! ヽ /
/ r==‐ ´⌒｀! y´ ヽ ∨ ∧ ! ノヽ
{ ノゞ=..__ イ´-^ヽ-‐ ¨¨ ‐-､ } ∨::ﾘノ ＼
i 㨨￣｀∨!::::::::i:::i ___ノ }ノ ＿ ｰ‐…"
ｒｘ‐‐……ナﾉ::::::::::i:::i‐- ＿_ 八 ﾉ￣￣ ＿＿ ／
ｰ-t‐…::::":::::::::::::ﾉ:ﾉ } r彡､"-‐ ￣￣ ／イ::
¨ﾞ＜:::::::::::::::／ __ イノ-‐´ ＼ ＿ /ｘ＜:::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかし孫文は
中央集権的な政府を目指しているため
そういった分権的地方自治運動には反対
頑なに北伐を主張し決行させた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
: : : : : : : : : : : ::::: : : : : : : : ',
::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : ,
::::::::::::::: : : : : : : : .:::: ',
::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : .:::::: l
::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : ::::::::::::::.＿＿＿＿＿_ .|
: : : : : : :::: : : : : : : : : :.:.:.l 。 | |
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: : : : : : : ／￣ヽ : : : : "'- ､ ､ ／ ,-'" ,'
: : : : : ::/ ／ヽ ＼: : : ＿_` ､ ､ ､､, -'", -' /l
::::::::::::::| /:::::::::＼ ヽ : : "''' ．`._ 卅_,.．-'''"l l l
::::::::::::::| l::::::::::::::::l : : : ::: : : ＼ ・ 冫..::::::､. ・ ./ l /
::::::::::::::l ＼::::::::::::ゝ : : :. "'- _. -':::::::: : "'- '" //
: : : : : :＼ ヽ: : : : : : : : : : : .:::::::: : l "' .l/
:::::::::::::::::::::ヽ、 : : : : ::::::::: `､ .|
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ: : : l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::ヽ: : : _,.．-- -, / 相変わらずだな孫……残念だ
: : : : : : : : : :_,.．-'''":::::::::＼: : '''" / 俺たちはもうここまでだな
:::::::::::_,.．-'': : : : : : : : ; :::::"''- /
, -'": ::l::::::::::: : : : : ヽ: : : : ::::::::::::::'- ､ ／"'''- ．._
: : : : : :|::::::::::::::::: : : : : :ヽ＼: : : ::::::::::::::::::::` ．._ ／:::::::::::: : : : :."'''- ．
＼:::::::::::::::::::: : :. ヽ ／ | , ':::::::: : : : "'-"'''-
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(;; ). ___ (;; ) (;; ) ゞ;;;;;ゞゝ.:.;:;ｿ
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(;; ). rii | i_,! 'ｰ _γ（（炎)(;; (;; ) 丿.;:: .;::;.::.:,ノ
_ (;; γﾉ）::） ." |__ (;; (;; ) 丿.;::.;::;.::.:,ノ
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1922年2月
軍閥による北伐軍は北上し始めたそのタイミングで
陳炯明はクーデタを起こし孫文のいる広州総督府を襲撃した
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| ＼ ゝ ＼ ＼ ＼ ｌ|/ // ／ /／ ／ /／ ／//
| ヽ ﾞ､ ､ ＼ ＼ヽ ヽｌ/ / ／/ // ／ /／イ //-‐'"
＼ヽ､ | ヽ ､､＼ ＼ ＼ヽｌ ｌ ｌ/ ／/ // ／／／‐ ／‐彡-‐
＼ヽ､ | ＼ ＼＼､ヽ､＼ヽ ヽ/／／ / ／／/ ヽ
＼ ＼､ ＼ ＼＼ ヽ'' ヽ､ | ／ ／／／／/ヽヽ
＼＼＼､､ヽ, ﾞﾞﾞ ﾞ ヽゝ､ / ／ヽ|／／//ヽ ||
＼､＼＼| / ﾉ/~' ヾ"' '|､ヽｌ |／／-‐イ| ||
＼､＼| __ ヽ // ／ ゞ / ﾉ / -‐ | ||
＼ ヽ ＼ ヽｌ // ／,.. イ ┌ノ /／ / | |
／ﾌ ハ ヽ＼ ｌ ／､ノ ／ -‐ / ／ / / |
＿＿_┌‐| | `､､ヽゝヽヾ､‐''ヽ-''"-‐'" /''" | ／‐/ |
| ミ | |ミ| ＼､￣‐ヽ/ '''" ,.-､ ,.' | | ,.‐" / /|
|::::､､ | |│ ヽ |_,.- ／ ,-| ／ | |/ ／ /::::::/ /::
ヽミ::::::: ヽ ｌ| ゝ､ ￣､"-‐'",,ﾉ ／:::: ｌ| |‐" /::::::/ /:::
/＼ ::::: ＼| | | ヽ､ヽ''"-‐ ／:::: ､ |,.'' /::::／ /::::: やりやがったな陳！
| ＼ :::::::::::::| || ｌ| ヽ､＿,.,.／二二ヽ / ／:／ /:::::: オラ怒ったぞ！ぜってぇに許さねぇからな！
| /ヽ :::::::::::::| | | | |::ｌヽ＼￣ ''ヽ/ ,.‐'''"::::/ ／::::::
| | ＼ ::::::::::::| | | .|::: ＼:::ヽ-──￣::::::::::::/ ／::::::::／::
.|､ ヽ /､ ::::::::::＼ | | |::: ＼::::::::::::::::::::::::::::::/ ／::::::::／/::
> // ＼:::::::::::::| | ＼ヽ ＼＿::::::::::::::::/ ／::::::::／ /:::::
/ .// ＼::::::::::| | ＼::::::::::‐-ヽ...::::::::/／::::::::／ /::::::
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孫文は脱出し難を逃れ
砲艦・永豊艦に乗り
広州租界周辺にて54日に渡って戦い続けた
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! | |l /: :i: :/
・ │ ∧ :ﾘ:/ ＿＿
； ’ |l } : /:（ , ＜:::::::::::::::::::＞....、
|l；: : : :ｉ／::::::::＿＿＿:::::::::::::::::＼
・ ﾘ: / : /'"´￣ /////’＜::::::::::Λ
{: l{: :/ ＿__ ////＼:::::Λ
， j!:│:, 厂￣＼ , '/////｀ヽ:::.
l{ |: :r‐|ｊ/／￣＼ { // ,ｨﾁ'”￣￣} }::::}
． ＾ ｉｌ| ，j!:// | ＼_回ノ⌒ ｆ/く ￣￣＼/,|,l::/
・ 川 ．ｉ | / _ｊ ￣ ////廻___,ノ//ｊ/__
‘ l l | i : :{ V/| ＿＿ _〈///／ ￣}////┬{|
， ｊ |│ l:|小 V⌒ ｢￣Г Tヽ ｊ//∧/}/|
； ． | l:|│＼_| ∨￣厂Г ト､ﾉ＼__////ｊ//,ﾉ
| ｌ ﾘ: ｌ: : :i∧ ＼ーー'ｰ--ﾉ／ /////／
, ｊ{ : |: :| l Λ ｀二ﾆ=‐ ' ///ｰ
， ｌ ｉ ｊ{ : : : : : |. ‘, ／ｲ/
∴│ | ]｢ : : : : ﾉ ＼ イ////
・ ｊl ｌ| j:ｌ : : ｢￣￣＼ ≧=彡/////
/, 川{ﾚ'‐/__ } /￣￣￣＼
，'/ / |ｌ＿/＿＿＿___|__ / ///////
‘， {: : l:r‐ﾐ､ ￣＼//////{
；: :,人__ﾉ l/＼/￣￣}
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この時に
あの蒋介石が上海から飛んできて砲火のなか
孫文を支え運命を共にした
これによって蒋介石は孫文の信頼を得て
国民党内で重用されるようになる
蒋介石については次回詳しく
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i i
,-､ i レ､
| (ゝi ＿＿ /ヘ i
､ ;i i ,--､ 丶 ・ / , ┐ i z !
V ∧.ー ､:､ヽ:￣:/.／= '' iV; ;/
＼∧..ヽ __・ヽ .ili ｨ・＿/ ./ ／
7､ :ｊ /i´
_| :: . ,ー--一､ / |＿z---‐‐ 、＿
, ' ´ .ｉ. i＼ . |. , ‐‐､ .} .／ /: : :/: : : : : i: :
二二二 y'´ ｀／ ,.Y ､＼´. /: : :/ : : : : :/: : :
ﾍ､／ ／／／＼＼＼ /: : : : : : : : :/: : : :
:/ ￣ ｀ヽ, ' ´.／／::::::::::,>､＼＼_/: : : : : : : : /: : : : :
/ , ‐' ,イ ｀Y´ ヽ. ｀ﾍ: : : : : : : : : : : :
￣＼ , .../. / /_ i _ iヽ ＼: : : : : : : : :
Y´. / / | i. .｀ヽ i, '´ ./:∧| ヽ .＼ ＿＿
￣￣￣ フ｀' ,' i _ i /: : : i丶 ｀´＼: : : : :
: : : : : : :/ | | .｀ヽ.i./: : : : : | .i i: : : :
: : : : : : :{ ／ 丶､ /: : : : _ ,.' ヽ､ i: : : :
: : : : : : :＼ -‐ ´ ｀ヽ、 , '´ 丶‐‐ ./: : : : :
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望みの綱であった広州に引き返してきた北伐軍
孫文は広州奪還を祈っていたが
陳炯明の軍隊に撃退され散り散りになって地元に帰った
かくして孫文の北伐の夢は砕かれ
広東を失いまた家無き大人になってしまった
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i / ,. -=ニニ＝ミ､ ‘, | / ,. ＜ } ﾟ, /
. ‘,. / Y´ ｀丶 ', ｜ , ／ | l l } /
‘, ,' , i | _＿_ ＼ i .| { ／ ,. ' ´￣￣｀丶 ! l l | ./
‘., ‘, {. i | | , ´ ｀ ＜ ＼ ,.| i i | , ' ＞' Υﾘ l l. ﾚ ／
‘ , ‘, ', | '｜／ ｀ ＜, ＼ !} | j | / ／ ,'ｲ ' l ／
.､. ‘ , ‘ i ゝ::', ｀ ＜7〃,::}ィ 人j ./{ / }'
＼ ‘ , ヽl ', ＿＿＿＿ /ｲ ﾆ彡' ⌒￣´.:ト-= _二二二ニ=- / ,' ／-‐ミ
,. --､ ヽ | ゝ- '´￣ _二´ ﾊ ,ﾊ ゝ '´￣ ￣｀丶 _ j／
. / ＼ ヽ.| _ -‐ ￣ ,r===､ ヾ:::. i ,:へ
.,′ ＿ ＼ l ::, '´ ,:::::::::::::::', ヽ:. l ,:':. ,ﾊ
i { 「::ﾄ､ ヽ! ／ ／ ,: ,':::::::::::::::: ', ､ ヽ｀丶 ,' ,'⌒ヽ
| ｜ l::／r', | ／ ／/ ,. ' ヾ二ﾆ二ﾝ ＼ ﾟ , ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
| ｜ }' ヾ::::i | / / , ' __ ,..... ､ 丶、 ', ≧ ＜
.! { ,ﾊ ! ,. / / / ／´ ｀ ー一 ´ ＼ ', ', ≧ オラはこれまで民国のために打ちこんできたが ≦
.i i <__} ! ./ / ,:' ＿,. ----ミ ﾟ , , ≧ こんなにヒデェ目にあったことがねぇぞ！ ≦
.: { ｜ / ,' / 〃: : : : : : : : : : : : : : :.ﾄ､_ ﾟ, ≧ ≦
. ', , ,､√ﾍ ! / ー/: : : : : : : : : : : : : : : : : :｛＿_.i ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
. ', ﾟ, |::::::::::} ! l - ７: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｛ !. l___r─ /
ハ ＼_,へｒ⌒i lー‐ ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣ | l ／
‘ , ', ヽ |: : : : : : : : : : : : :,.. -- ミ: : : : : : : : :.| , ,: ,..:::: l ／
ト . ' ﾞ;::. ', ｜: : : : : : : : : :,.::::::::::::::::::::::ヽ、 .: .: .: :.| .i ; ..::::::: ,'-r‐ ´
＞ _彡ﾊ ゛::::. ', ｜: : : : : : : , -─- __ -─- ､: : : : :| l:l :::::::: ,' ,｜
| ﾟ, ﾟ, :::.. ', l:, - ､: :／: . : . : . : . : . : . : . : ..∨⌒.| |: .:::::::: ,' :l | ／
ﾄ､ l ', ', .:::: ', i i: . : . : . : . : . : . : . : . : . : Y⌒ ! l :::::: ,' , | ＞'´
｀ , ! , :', :: , ﾟ,'⌒Y: . : . : . : . : . : . : . : . : . : .Y⌒.i :::: / ,' .| '´
｀ ＜ _ l ', ﾟ , : ', ﾟ,⌒ヽ: . : . : . : . : . : . : . : . : . :.{ --l ,:: / , |
γ´ / 丿ヽ
-‐ '´ ヽｿ , ' ｼ
／ ,' ﾊ ､＼_/／
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ __ｎ'lilil＼_ ﾘ| ｌ │ i というかさぁ
ﾚ!小ｌ .ハ (--) 从 |、i| ここまで武力統一の北伐に憑りつかれている人って
丿ﾙ| ／ ｀ニ} u |ﾉﾚ ﾘ 孫先生以外にいないんじゃない？
/＼_.＿三｝ イ_ 案外みんな南北分断でいいみたいじゃん
. / 8/ |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ＿ ＼ |:::|
|:::〉 （─） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| | シナ統一最強硬派の雄がこの孫文だね
＼ `ー'´ ／ 他の皆はだいたいは南北分断で妥協してもいいし
__,. ＜.ﾑ ___ーーノ ヽ__ そっちの方が良かったと思うが
_, ､＜¨ : : : : :l : :.ヽ ∧::〈ヽi :、ヽ、 孫文はそうはいかない
/ : : : : : : : : : : :|＿ : :∨ |:;Λ | : :､ : ＞、 何故ならそれは彼にとっての『中国』ではないからね
丿 : : : : : :i: : : : : : :／ : ∧ |::Λ |＼> : : : ｀,
.i : : : : : : : :| : : : : : : ＼ : :.∧ |:::::| | : :ヽ : : : :,i
.i : : : : : : : :! : : : : : : : : ＼ : :ヽ|:::::|| : :/ : : : :i :|
/: : : : : : : : :| : : : : : : : : : : :＼ : '.,:::| : /: : : : :| :i
,' : : : : : : : : :丿 : : : : : : : : : : : : ＼::V :/ : : : : :l : !
__/_: : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : :ﾚ: : : : : : : i : |
∧＿∧
∧＿∧ . （,, ´∀）
∩,∩ ∧＿∧ ∧,∧ ）
∧,∧ ∧,∧ ∧,,∧ ） .| ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ
, ） (∧＿∧ ミ,,ﾟД彡＿） ﾞ "ﾞ" ﾞ "ﾞ"
ノ（,, ´∀）(ﾐ ﾐ) ﾞ "ﾞ ∧∧
i （ ） ﾐ ﾐ (`(Дﾟ,,)
〜/ソ｜ ｜ |. ∪ ∪ "ﾞ" ﾞ"ﾞ" ﾞ ヽ[：:::|つ
ミ,,ﾟД彡∧＿∧ ﾉ;i;;;;;;ゝ
∧＿∧（,, ´∀） ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ し`Ｊ ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ " ﾞ"
∩,∩ |ヽ,,ノi ∧＿∧ ﾞ "" ﾞ"ﾞ ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ
.∧(,, ∧,,∧ )∧∧（ ∧∧ ∧,∧
.)| ミ,,ﾟД彡 (∧＿∧( ∧,,,,,∧ ）∧∧ ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ
.ノ (ﾐ ﾐ) （,, ´∀） i （,,, ・∀ ） (,,ﾟ∀)i
.〜 ﾐ ﾐ （ ）.| とi iつ(| ,ノ ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ
. ∪ ∪ ｜ ｜ | ｜ ｜ | .,| | ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ
.ﾞ" ﾞ"ﾞ （＿（＿） （＿）＿） し`Ｊ ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ
ﾞ "ﾞ " ﾞ"ﾞ
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軍閥のボスは当然地元最優先で
地元の発展と取り巻き達の意見を調整する立場
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: : : : : ＼从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : ≪ ≫: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :f⌒ヽ : :
: : : : : ≪ 金を回せ！ ≫: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ゝ-ィ: : :
: : : : : ≪ ≫: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : ／YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒＼: : : : :＼从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,／: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :≪ ≫: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :≪ 北伐反対！ ≫: : : : : : : :
: : : : : : r＝ｰ ､ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :≪ ≫: : : : : : : :
: : : : : : :￣`ー' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :／YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒＼: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: /二二ヽ :: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｛ ｝: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : ,┬┬┬-, : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: :ヽ--- '′ : : : : : : : : : : : : :
: : : : :∧l___!__|_ノ| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : ,' ｒ‐,ﾉ! : : : : : ＼从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : | ＿ ,.┴ ､」 : : : : : ≪ ≫ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : ﾚ／ ! : : : : : ≪ 家に帰らせろ！ ≫ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : ﾄ､＿＿＿ｨ|: : : : : : ≪ ≫ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : └┴┴┴'‐' : : : : : ／YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒＼: : : : : : : ｆ-'⌒ヽ : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨￣: : : : : : : : : :
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だいたいね
軍閥のボスってのは取り巻き達によって担がれているもので
その取り巻き達の意見を聞いてうまく調整しないとポイ捨てされるもの
取り巻きも取り巻きで自分の部下たちの意見を聞かなきゃならない
そうやって組織は成り立っている
そこは現代日本だって似たようなものだから想像しやすいはず
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/ :/ ／ | }.ｲ
ﾄ､ .i ､{ ／ | ./.｜
', ＼! | ヽ ﾘ,ｨ' .ﾘ
', {｀＼ ／' } ∠ィ
_＼ r､ ﾉ ／
ゝﾆﾆ ﾊﾉ V ､___彡'
` ゞ､ } ﾟ,
＿,､ヽ、__/ ｰ- _
γ´｀ヽ二二二二二ム
{ _}二二二二二ﾝヾ
} }二二二二ﾆ,ﾊ !
j }二二二ﾆﾆ/ .} |
,'. ﾉ二二ニニ〈 V 〉
,′ /ー─ ￢ﾑｲ j ;ﾟ,
i 〉 i::. ﾍ l j｜
ト-〃 l:::' } }ニ7
├ ┤ , }' ､_, } / ,:./
弋_ﾘ:. r::' j:. ヽー'´
j ',::::. _／ｲ::. :'〈_
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかし孫文は党内では絶対的独裁者であり
そして地盤を有していないからその二点は眼中にない
あるのはただ自分の頭にある『中国』だけ
仲間との意見の調整ができない妥協できない
この点で政治能力は0と言えるね
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＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）| 自らの考えにだけ突き進むが
（@ ::::⌒（__人__）⌒) またまた失敗した孫文
| ｀ ⌒´ | これから先どうすればいいのか……
＼ ／ 二度にわたって仲間から裏切られたから
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. この路線はもう厳しい
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i| やるならやるで
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ いい加減自前の軍隊を欲しいわよね
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ 軍閥に依存して北伐を持ちかけても
/ ＿ノ_, イ＿ 調整が上手くいかなかったしさ
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ | __
|::::::（ （ ●） （●）| ／_} l'':,
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ／_ﾞ''iﾞﾉ､ﾉ それをするには何よりもまずお金だね
| |r┬-| | ,:'`;:'／ﾉﾞﾉﾌﾞ 兵隊を養うのも訓練するのも武器を揃えるのも
＼ `ー'´／ /`/ / ノ-〈/ 金金金淫売そして死
>'ﾞ:: ‐'"ﾞ./ ヽ.,' ~ ／ しかし日本からの借款は駄目
／/::::: ', / / まるで信用されず北京政府にべったり
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /.／
ゝ ,､__, イ ／ それならアメリカさんはどうかしら？
.＿_ ., ':|ヽ／ /.|＼ それに孫先生ってキリスト教の洗礼をうけているみたいじゃない
｀-ｔ- ｀ヽ ／ { l ∽ ／ ﾉ ヽ チャイナ系クリスチャンってアメリカ人的に萌え萌えだったんでしょ？
{とニ ヽ=、 r/ { r...:./´／ ´ヽ
ヾヘ｀/ﾍヾ、 ／ i.| ヽ|.:./／ ／ ',
ヽ、ヽヽ.ヘ／ Y /.:.|｡´ /´ |
ヾ_∨ )ヽ ,' /:.:.:.|｡ i { ／ |
ヽ ／| ./.:.:.／≡＞-K__ |
￣￣￣"~ ---≧ ,,__∠._ri ./／/ミミ/ ヽ |
￣￣~｀ -ﾐ{∞ /
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） | 「結局アメリカ人は弱くて可哀想な人間が好きなんだよ」という言葉があるが
|:::/ :⌒（__人__）⌒| そういった傾向はあるね
|/ ｍj |ー'´ | さて孫文のアメリカとの接触は1918年
＼ 〈＿_ﾉ ／ 時のアメリカ大統領であるウッドローウィルソンにこんな内容を打電をした
ノ ﾉ
V::::::::＼
_ -- Ⅵ:::::::::ﾊ
＜::::::::::::::::::::::｀ ､|:::::::::::::::i
＼:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、 「アメリカがこの大戦で軍国主義国を倒したことを祝福するぞ
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、 オメェさんたちは世界史上最も偉大な貢献をしたとオラは思うぞ」
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ }
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ 「いま中国も南北に分かれちまっているわけだが
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ! これも軍国主義と民主主義の戦いでもあるんだ」
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ,
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ,
＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::;::::::::::::::::､:::::::::::::＼:::::::::::::::::::::}／:::::::::: /
｀ ＜::::::::::::::::::::::::::/::::::/::::::::::::::_ -V::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＼:::::::::::::::::/:::::::,i::::::::::／ , ' Ⅵ::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::／
＼:::::::::/{:::::/.|::::／ / .!:::::／:::::::::}:::::__::::::＞'´
,.x＜:::::r{::::::::::ﾏ}'<:..､ / ,.ｨ:}∠ミﾚ::::::/:::::::::::::::::::≧=-z
／:::::::::::::::| {ト弋 { ＯﾄWiﾁ'Ｏ } 厶イ .}:::::::::::::::::＞ '´
／:::::::::::::::: 从 {:', _,.ﾆ== i:. --==' /_/ /:::::::::::＜_
´￣￣￣フ=- :＼_', 〈:::〉 ,'_彡':::::::::::_::::＝￢ 「もちろん北の連中が軍国主義で人民の自由を抑圧して苦しめているんだが
,.ｲ冫／z===ﾍ {_ 」 / ',=、:::＼ 日本はあっちに味方しちまってよオラたちは困ってるんだ」
,./::, ' / ／ｨ:ﾄ､ ￢ イ ::::i: ＼⌒
/ {::7 / /, ':/'´ |:＞ _,. ィ ::|::::. ﾟ ,--､ 「それでよ万が一アメリカも北を支持するっていうのなら
〃／Ⅵ :/ /:::::i ＼ ! } ／／ : ::::::::. V:::}┐ 中国における民主主義の希望が失われちまう
,. -= ' }! ′./::::::::|ヽ ヽl .／／:: :::::::,.ｨ:::::|ム 同じ共和主義を抱くものとしてどうかこちらに支援をしてくれねぇか」
. ／ ﾉ ∨ .i::::::::::ﾑ ｀ ∠ __ ,.xく:::::／ ‘,┐
. ／ , ⌒ ー_} |:::::::::::::::＼ ｀丶 ｀ヽ_ イ::::＞'´ ／,.:',
_, -‐‐､,ｒ'ﾚ‐－－- ､
,ｒ‐''´￣￣｀ヽ､/／￣ ＞ ､ ｀ヽ、
ノｧ´ ／￣￣＼Ｖ /／／二ｺ ｌ ヽ
//_,／／,ｨﾍヽヽヽ|,i{ ﾚ'/ｒ'二ｰ{. ｎ ｌヽ,i
{,// ,ｲ//三 ´￣ｰ} ｊ | | ｌ|
l! ! /ｌ|l Ｅ !ｌ } ｉ |ｌ
| ! j |l F ﾉ !l { i |ｌ、
| ｌ/ | |__,,,,,_ ___,,,ヽil ｌ| |ｌ､ ｀'!
// ,/ｊ l l| ___ ﾞ''‐､ ‐''"___ ｀'､l i! ｌﾄヽ､}
// // ﾉ/ ﾃﾞ{':::ｊヽ ､ ﾃ'i':::j｀ｧ i'､ ヽ}ﾉ|ｌ ｝
// ／／ｲ ｀''´'' ! ｀'´''ﾞ !,ヽヽﾚｊli′
Ｙｒ'／,ｒｆｿ{!. ,ｊ iハﾄ､Y!|!
///／/ﾊヽ!. 〈{、- /_/llヽ|ｌ|ｌﾄ、
.{〃/ {/ Ｔﾊ, __,.- ___ /〃八 }ｌ |ｌ}ﾊ ほうほうなるほどなるほど
l|l j/l| l! }.|{ヽ'i､ 二 ｲ〃ｒ/ﾊヽｲYｿｊ 彼の主義と目標には幾分か共感を抱くね……気が合いそうだよ
ﾂ'lﾉ人ヽ/八 } }|＼. ／ |l |ｌ {ﾄヽ}ｌｊ}ﾘ ｌ〃 ランシング国務長官、君はどう思う？
/／/ ,／ノ jﾘﾉ| /｀}－‐／´） .|ｌ､ｌﾄヽｌXｌﾘl l |ｌ{
ﾄ{lﾚl／／_,／/‐'／ _/‐''" イ トﾐ三|ｌ‐ﾉｲﾉﾉ!ヾ-､、
_／ｌ| ｼﾞ／／/,イ / ／ ／ / イ/,ｨ７/｀ﾅﾊ})}
__,､-'ﾍ! ｀'{ { / ,ｨｿ /| / / /| ＿＿＿/,ｲｌ/ ｌ{ // ﾉ|! ｀''‐ ､,
／ _...二 ‐- ｀ヽ
/ . ´ {⌒＾` ',x''^h
／ -‐＝ ,.> ／ ｀V厂|
/ ／＾ヽ >'´ Ⅹ 「 ｜
,' { 〈｛ 癶z_㌧_j { |
／ ∧ ┘ / _／ 〈｢ |
ﾚﾞ . 〕┐ / 、 l
丿 ／ . ' ！ .′ r┘ l
人 ´ ／ ' ￣..,>'´ j
／ ｀>'＾ﾆ‐- .._ l ._ 「 ,' 支援には反対ですね
／ ＼ `ﾄ､ _,/｀二´ / あの者はあちこちから賄賂を受け取り
`ｘ〔 ＼ | /⌒h ／ 最高額を出すものに奉仕しようとしている輩ですよ
＼ ヽ､ / ｣ﾄ､ ´
北伐…嫌な想像しかできない言葉だ…
γ´ / 丿ヽ
-‐ '´ ヽｿ , ' ｼ
／ ,' ﾊ ､＼_/／
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ __ｎ'lilil＼_ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ .ハ (--) 从 |、i|
丿ﾙ| ／ ｀ニ} u |ﾉﾚ ﾘ あーんもーご破算
/＼_.＿三｝ イ_ 外交手段が見抜かれちゃってこらあかんわ
. / 8/ |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | 日本は駄目アメリカも駄目
＼ `ー'´ ／ 孫文はそのやり方と実力を見切られちゃった
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 縁のあった日米両大国という健全な国から支援を拒否られ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i このままだと失敗した革命家となる運命にあった孫文
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ |
|::::::（ （ ◎） （◎）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
,＿＿__／ヽ |r┬-| |
r'"ヽ t､ ＼ `ー'´ ／ ところがどっこいそんな孫文にある勢力が近づいてきた
/ ､､i ヽ＿＿,,/￣￣￣ 世の中には目の付け所が違う人もいたもんだ
/ ヽﾉ j , j |ヽ ……さてどこの誰でしょうか？
|⌒`'､__ / / /r |
{ ￣''ｰ-､,,_,ﾍ＾ |
ゝ-,,,＿＿＿＿_）--､j
/ ＼__ /
| "'ｰ‐‐---''
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ はて誰かしらこんなどうしようもない野良大人に
ﾍ j ⌒ ﾉ （ :::） 手を差し伸べる勢力って
／ ー‐ ヽ ( ::) 散々失敗しているのに
/ ／＾ｰ r￣￣￣i 拾ってくれるなんてありがたいわね
| i / ﾉ、＿__ノ
| l／ r‐´ ￣ |
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ゜） （ ゜）l
.（@ ::::⌒（__人__）⌒) ……迫る〜ソビエトォ〜世界かくめ〜い〜
| |r┬/ | 各地をうろつく 赤い影
＼ `ー'´ ／ 労働者を守るため
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ---､
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
i―――､ i-､.i―i ＿＿
＼. | ､,.|.ｌ_,_| ＼ ＼
＼. ――-、 .r‐―――――――‐i ￣￣
＼ ｌ l＿＿＿＿＿＿＿__/ _/￣l
＼ .ｌ￣ l￣￣￣￣ /
＼ | ＼_＿＿＿／
.￣
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
'ﾋ''－‐‐---::::::::::::::::::::::::::::::│
|______-__、:::::::::｀''ｰ::､::::::::::::!
|! Ο 丿:::::ｆﾞヽ、:::::::ﾞ'、::｀丶
l∟_..-‐′:::::t Ο`‐ ､::::l::::::::::ﾍ
,':::::::::::::::::::::::::::ゝ,,＿__..r:::::ヽ---′
/''''ぃ___::::::::::::::::::::::::::::::'-..-:::::.:::::::、
,,く､ ﾉ ｀ ｌ'‐ー‐-----r‐ﾞ」 ヽ ﾍ ＼__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__／
_ 、::::｀''''‐-___L___＿l_＿..ム‐1 ｌ、 | ≫ ≪
,／ ゝ-､_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ │ | ≪ ウラー！ウラー！ウォッカァアア！ ≫
_..- " ゝ ｀＼_＿_----..、:::::::/ 」 ,ﾉ ≫ ≪
＿..-─´ ヽ___＿＿＿＿__＼::/ /‐―ｰ--..__ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
￣￣ ヽ__/＿＿/＿ン‐ /::::::::::::::::::::::::::｀
│::::::::::::::::::::::::: ノ::::::::::::::::::::::::::::::
___／ __‐'′ 、::::::::::::::::::::,,..-夕:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_r'''" __‐'´ 1:::::::ｨｰ'￣´ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
'´ -‐" ﾉ:::::::::'、 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ⌒ ⌒ |:::|
|:::〉 （○） （＜） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| | 唸る石油マネー
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､. 孫文はソビエトと手を組むことになりました
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ━━┓┃┃
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ . ┃ ━━━━━━━━
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i ┃ ┃┃┃
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i| . ┛
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ . j /／
-=＝ 三 ≦｡ イ＿ 蘇ッソビエト！？
。 -=≦ ,ｧ|‐‐ ＼ というかあんた誰よ！
ﾟ｡ 三＜ ､,Ｊﾄ
≦ ッ ッV´≧
北伐って成功したのは朱元璋くらいじゃね？李自成も成功しているけど一か月くらいで破たん。
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-―ｰ──|
/:::::::::::::::::::::::::::::-‐'^´＿＿＿_,,..-‐'ヽ＿＿＿___
!::::::::::::-ｰ''" ＿,,-‐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
:ト''" :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-ｰ￣￣￣￣￣￣￣
i〉 .,, ｰ'"゛:::::::::-ｰ'''''ﾞ￣￣￣
,／￣￣｀l_,ノ':::::::::::::::／ ＿＿＿＿＿＿＿＿___
. _/ ￣￣ﾍ/:::::::::::::::／ ／::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::＼
l .──-､ ト'"⌒! /::/￣￣￣￣ ￣￣￣＼:::::＼
: / : ―-､, ﾞlﾞ / /:::/ ＼::::ヽ
| .ﾘ゛ / /:::ﾉ |::::::|
._ri′ l / .l⌒! .,, -―ｰt__r‐i ＿＿ |::::::|
／:::::ゝ、 / / .l | ./ __ .| ヽ-'＼ ＼l
./::::::::::::::::｀'ﾆ;;──ノ / / .ﾞヽ、 _./__| | ヽ ＼ ⌒|
|:::::::::::::::::::::::::::￣￣!_＿＿_l ./ ''―' ￣￣ ヽ ) ＼＿＿／ <
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀──i￣l |｀ヽヽ__. ''''￣ ''―' l ヽ
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼| .ll＿/ ｀ﾞ',''ｰﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| | |
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│ ヽヽ|＿＿/ | .| | | l / はじめまして私はコミンテルンのものです
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ ＼ /──-|＿＿.|＿-rl' // .lノ お名前は特に必要ありませんよね
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!.;＼ .＼ ヽ| | ヽ l// /＿＿__ ただの笑うエージェントとお呼びください
＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::./.;.;.;.ｌ＼ ＼＼＿＿|＿____,lr二ﾆ ／::::::::::::::::::＼ キタイの懐の寂しい孫文さんとお話がありましてね
. ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l.;.;.;.;ヽ . ＼ ─----―''''ﾞ゛ ／|:::::::::::::::::::::::::::::＼
＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.;.;.;.;.;.;ヽ ゝ＿＿＿＿＿＿__／ /.|::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::/.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼／二二二二二二＼ ／.;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ※キタイ ロシヤ語のシナ。契丹から
/:::::::::::::::::::::::::::::/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼二二二二二二.／.;.;.;.;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | それでは孫文の最大功績または最大問題といえる国共合作
＼ ,／ これを以て孫文はシナに災厄をもたらしたと言われるが
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. その経緯を見てみよう
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
>>718
２０年という人生…？
孫文が嫌いになる内容だな、学習漫画ってマジで断片しか書かないから、孫文＝善・袁世凱＝悪にしか見えないのが。
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| __∧__ .|
| > ,,,<´ |
| ⌒ﾞi|、 . |
| ,,‐'ァ ｀'l,i､ . |
| .ヽｰﾐ'､、 ）ﾞl . |
| ,,,,_ ﾞ'､＼|│ |
| .r',/''ﾆﾆン,,ヽ .. |
| ‘″ ″ .. |
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| │
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ロシヤ革命後に起こった内乱が
ひとまず収まったソビエト連邦は
1920年に中華民国北京政府に
善隣友好関係を結びたいと呼びかけた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/////////////////////////////Λ
///////////////////////////////ﾊ
{/////r'ミｈ､////////////＞''´ }////}
{/// ,j' ｀''＜////＞''´ ')V// }
{///,i' '∨//}
{//,i' /: :V/ }
へ {//ﾐ {: : }//}/^
/ﾉﾊ Ⅵ| ､ ／ : : }// /ﾊ
/{ { ﾍ ::::::γ￣´"'' ヽ / ,､丶｀￣´"'ヽ ﾘ ｛ ｝h､
,､r＝ﾆﾆ//,{ // =｛ ミ ぞテ-ﾐｈ ｲ 斗ｾテ彡 └彡 八Λ
,ｲニニニ///Λ ｛__ ｀¨¨¨´ ｝冖,｛ ヾ¨¨´ ノ // Λ∨Λ
. ／ニニﾆﾆ/////Λ ｀¨ }:::::. ｛jﾉ ぃ ｼ じ { Λ ∨Λﾆ=-＿
イニニニニ////// Α Y::::: ﾞ' .,___,ノ:.! i ﾞ' .,___,. 'ﾞ { y//Λ ∨Λニニニ=-＿
,､イニニニニニ////// //及_ノ:::::. : : : : :.八じ//// } } /Λニニニニﾆﾆ
/二二ニニニニ////// /////｝从:::::. 〈 、 ,ﾉ .: ://///////} } //Λニニニニニ
二二ニニニニ////// //////八 ﾞ:;:::::. ｀¨ : ://////////} } ///Λニニニﾆﾆ 借金はチャラにする！
二二二二ニ ////// ////////{ ':;:::. ＿,,.^'ｰ''^＿,..,_ 八/////// } } ////Λニニニﾆ
二ニニニニ////// ////////八 ﾞ:;::. ＿＿ / //////////,} } /////Λニニニ
ニニニﾆﾆ.////// ///////////＼ ﾞ:,:::.､"''=≠冖ー=彡,､,/ ///////////,} }///////｝ニニﾆ
ニニニニ//////{ ｛////////////ハ ﾏ从州从州从ﾉﾒﾒ/ ////,､ィｲ"￣￣￣￣￣￣ニニニニ
ニニニニ｀¨¨¨´￣￣￣￣´"'ｈ､ ////Λ ベ 州从i:州从ｼﾞ ///／ニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニﾆﾆ＼ ///Λ ^ﾍ从从ノ ∥'/ﾆﾆニニニニニニニニニニニニニ
二二ニニニニニニニニニニニﾆﾆ＼ //Λ ∥/ﾆニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニﾆ＼.ニ} {/｛ニニニニニニニニニニニニニニニ
二ニニニニニニニニニニニニニニニﾆ｝ﾆ} {/｛ニニニニニニニニニニニニニニニ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それはなんとソビエトは帝政ロシヤ時代に
清国・中華民国と結んだ条約を全て廃棄すると宣言
治外法権・関税協定の撤廃
おまけに義和団事件の賠償金の権利も放棄するという大盤振る舞い
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
| ! r‐ｰ',!
| ! r‐ｰ1 lﾞ .lﾞ
i-'" .,〉,, ―-, ,lﾞ ,i´ lﾞ lﾞ
ﾞ‐'ﾞ| ﾚﾞ,./ '''､ ｌ │ ," lﾞ │
. l / ﾞl | _,,,， | ,lﾞ .|,,,,,ﾉ
./., | ,!.| _,,,―'''",,,,,lﾞ .Ｌ,,,ﾉ .,ｒ'"ﾞﾞl
.././| ! / lﾞ ,,,―''''"ﾞ,,,,-‐''"｀ .ｒ'"＾ﾞl ヽ-'゜
.ﾍlﾞ | ! / ./ │| _,,,-''''" ヽ-'゜
| ! .|,／ ‘＾
!ゞ
､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o, ､o,
n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n n('o')n
ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ
l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l
ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ ｎﾊﾊｎ
l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l l(ﾟﾜﾟ*)l
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ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ
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ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ ヽ(ﾟワﾟ*)ﾉ
| | | | .| | | | .| | | | | | | |
| ）〜 . | ）〜 | ）〜 . | ）〜 | ）〜 . | ）〜 | ）〜 . | ）〜
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして新たにソビエト・中華民国の間に
対等な国際関係を樹立しようと
これがカラハン宣言であり
それに対してシナの民衆は大喜び
全国学生連合会や全国各界連合会は
喜びの余りソビエト政府に感謝の電報を打つことに
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,,,､､､､､､､､､､､､
, ;;;;ﾞﾞ;:;;'';';';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.`;,,,､
,.:;'ﾞ.:;;';::';;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,
,;;;';;';;';;';;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'';';';',
,',;;',;;',';′ ｀ﾞﾞﾞﾞ'''''''''''''''''''''''ﾞﾞﾞﾞ´;;;;ヾ;;;;;;,
,';;';;';';';' ':, ､､､ . : : :',;;;;i
,:;;;';;';;';' ;; ..,,,,,､､､､,,,｀` 'ﾞﾞ´ . : : :;;:;;i
;;';;';;';'′ / _...,,`ヾ彡' ｨﾃ;;=‐' ,:′;i
;;':;;';' 」 ｰrrｪ式ｼ :L__ _ ,´_仁,,_｀`.:;;;;;
;;;;:;:ィ´ { ´￣~ﾞﾞ´.::i}´¨｀i{''ｰ'='ﾞﾞﾞ´::};;;′
/⌒ヾ;;;i ヽ _ _＿,' ﾘ ﾘ . :.:.:.:ﾉ,ﾊ′ ナニ喜んでんの？
{ い ;;;､ ﾉ )｀¨¨¨¨´:/ ﾉ 社会主義のソビエト連邦が帝政ロシヤ時代の
ヽヽ ) ,::}':､ ` ''' ﾆ,,´ . : . : ′ 帝国主義的行いを否定するのは当然じゃない？
＼ _,ﾊ : ､ ,, _ ﾆ..ﾆ､ヽ. : . : ,′ ……東清鉄道の件はひとまず棚にあげるけどね
｀i ', . : , ､ 二_二, . : . ,′
'. ヽ : . , ｀ﾞﾞ¨¨ﾞﾞﾞ´ . :,′
i ＼. , ,,,,,,,､､､､､,,,,.ｲ: .
} `ヾ,,ｨｲjiiiiiiiiiiiiiiiiﾂ′',､: :..
/´`ヽ､ ';;｀ヾji州州川'ﾚ'ﾞﾞ´ '､: ;:;:,.
/｀ヽ､ ＼ ';;. ｀ﾞﾞﾞﾞ'''''ﾞﾞ,′.:.:;;;:.:.::ﾕ;:;, ､､
｀¨¨¨¨¨´{:i ＼ `ヽ .: ; ,/ .:.::.,r'´ , ﾆﾆ ﾆﾆﾕ_
ﾘ ＼ `ヽ. : ;: / .:;r'´ ｨﾚ'´ ｀¨¨ `ヾヽ
';､ ヽ｀ヽ ＼ .:. / .:/ //´
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （◎） （◎）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ キャーなんという寛大なお心遣い！
ゝ ,､__, イ／ やっぱり偉大なる祖国ソビエト連邦は最高よ
.y' |ヽ／ | ＼ 列強による帝国主義によって
/{ <l∽ ／＞, ヽ 傷つき続けている中国民衆のハートはこれでがっちりキャッチね！
|/! l ,― 、,―、. ＼
＼ ￣ (⌒⌒) ￣ /
￣＼＼／／￣
,,､､､､､､､､,,,,
,．.:;:;:;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;;:;｀;;ヽ､
,r'ﾞ;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;:;:;`ヽ
,′;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;;;;;;;;;:;:;:;:;;;;;:;:;:;:;;ヽ
,′;:;:;;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;:;:;;:;:;;;;;;;;:;:;;;:;ﾞ,
!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;;;;:;:;:',
!;:;:;:;:;:;:;:ﾄ､;;;;;;;;;;:;:;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;:;:;}
j!;:;:;:;:;:;:;{ `''ヾ;:;:;:;;;;:;:;;;;;;;;;;;;:;:;:;;; イ `';;;j
j!;:;:;:;:;:;:{ ｀`''' ー---‐'''ﾞ´. :. : .ミ!
, ﾍji!;:;:;:;:;:;'ﾞ ', .:. ,:' ﾐj!ﾊ
/ ﾊ ﾞiﾄ､;:;;′ ｀ヽ .: .:' ミ /
', ::;;ﾊj!;ﾐヽ､__,r'"´｀`ヾミﾐゝ;.;.;.:,ｨィ''"´ ､ ﾐ! ,!
', :;;;;ﾊﾐ! T. ｀`''ﾓt弐ﾐ}L___ k'ﾓﾃﾃ'''´〒 ﾉ
( い:ﾐ′ ', "~´7!⌒ﾄ､"ﾞﾞ´. :. :.,ﾘﾉ
(ﾊJj!. ヽ _ ＿ノ ′ L.:._ _＿ノ爪_
/.::::::', ,r .:.:.､ . :.: .: ,'.::::ヽ
／.:::::::::::ﾄ､ `ｰ--‐'′. :. :,:'.:::::::::.ヽ
／.:.:.:::::::::::::l ﾞ､ , -‐- ､. :. :. :,ﾊ.::::::::::.:::.ヽ､
／.:.:.:.::::::::::::::,.ｲ ﾞ､ ｀`"""´. :. :,.ｲ ﾊ::::::::::::::::::..＼
ｲ.:.:.:::::::::::::::::::/./i ﾄ､､､,,, `ﾞﾞﾞﾞ¨´.: ,.ｨｲ' ハ::::::::::::::::::::::::.＼
′.:.::::::::::::::::/./ﾆL `ヾ州州州杉'ﾞ´ ,ｲミﾐヽ:::::::::::;:;;:;;;;;;;;;;;
.:.:.:::::::::::::::::/./,r'´ >､ `"ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´ ,.ｲヽ`ヽVﾊ;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.:.:.::::::::::::::〃ﾊ ／／ `>､,,_ ,. ｲヽ＼｀V: : : !;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:.:::::::::::::::〃ハﾄ､ ／ / 77'''ﾊﾊﾊ八ヽ＼ >'´. : : : :!;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
地均しだよ……
流石は戦略だけは超一流で他は駄目駄目なボルシェビキといったところか
こうやって警戒心を緩めたところで
彼らは間接侵略を行うわけさ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ─ ─ |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ :::: （__人__） )
| ｀ ⌒´ | ソビエトは世界革命構想によって
/ ∩ノ ⊃／ 共産主義革命を輸出しようとしていた
( ＼／ ＿ノ| | 世界各地に細胞を植え付け
.＼ “ ／＿_| | シナにおいては目をつけたのは孫文の国民党
＼／＿＿_ ／
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／ 待ってそこは中国共産党じゃないの？
ゝ ,､__, イ／ どうして国民党なの笑うエージェントさん
.y' |ヽ／ | ＼
/{ <l∽ ／＞ ヽ
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l-────────────―‐|
＿＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＿＿
＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞
＿ （￣./￣ ／￣ヽ__ﾌ.| .|ヽ__ﾌ￣￣￣＼￣￣￣|
/ .ヽ 〉 | ＼ / |⌒| ノ ヽ ＼
| .| ／ / ￣￣￣l"" ｀ﾞﾞ7―-―''''''''' | |
| .| ＿＿（＿/ ''―' ´ﾞゝ'"´ ''―' .|＿.ノ 生まれて間もなさすぎですからね
/ |─､´::::::::::::::::::::ｌ ヽﾆ二二二二二Ｖ二二二二二二/ |:::::::＼ キタイの共産党は1921年に上海に誕生したばかりですよ
. / ,＿___ /::::::::::::::::::::::| | .| | | | | l : l::::::::::::::ﾞ''-、 それではちょっとですよね
.| ／ ￣レ⌒ヽ:::::::::::| ヽ ─|――|─‐ー|――|ｰ─| / |::::::::::::::::::::::＼
.| . .） |:::::::::::::＼ ＼ .| .| | | ／ /:::::::::::::::::::::::::::::'､
.| ー￣￣￣ .l ／:::::::::::::::/ヽ 二二二二二二二二二 ／ヽ::::::::::::::::::::::::::::|
.|＿_____________/:::::::::::::::::::::::＼ ―───────────‐' ／:::::::::::::::::::::::::::::::|
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒| ちなみに日本共産党は翌年の1922年に結成
|/ ｍj |ー'´ | 意外だけど日共は中共の後輩にあたる
＼ 〈＿_ﾉ ／
ノ ﾉ
,-'"￣￣￣｀｀ヽ
,ｲ二二二二二二 ヽ
,.-'"ニニニニニニニニニヽ、
＞､ﾉ ,,..-ぃﾌ iヾぃ､ ヽ＞'
l ソ <＿,／ △ ＼_＿ヽ ヾ }
// ,､_＿＿,人人＿＿＿,､ iﾍ
/l ├┼┼─┼─┼‐┼┤ .l_,i ヤポンは都市部の工業化が進んでいるので
,r--il:ﾍ ゝ､!__!._＿_!_＿_|_＿!ノ /--､ 共産党の浸透も進むでしょうが
/ /> ＼ ￣￣二￣￣￣ ,イ <ヽ、｀ヽ、 まだ工業後進国のキタイでは期待は薄いですねぇ
/ ｲ＼ ',＞----------＜ / ／ ﾞヽ ヽ なんといっても共産党員の数が悩ましいところで
/ 彳 ＼ ' , / ﾍ ／.／ i: ヽ
| l ' ,. ＼.' ,/ ﾍ／ イ , ' l ヽ
| l ' , ｀ヽ==-'" , ' l _,.='"
|ニニl ' , , ' ﾍ彳¨ヽ
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ 中国共産党の初期人数は52人
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 日本共産党は約100人
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 人口比で考えるとシナはすごく少ないね
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿ ＿
／三三"ヽ .／.ﾆ三ミ＼
/三三三三ﾐ`､ ,'ニ三三三ﾆ.ヽ
. lニ三三三三ﾐ〉 ヽ三三三三三.l
',ニ三三三ﾐ/ _,-‐、 r-､_ . ',三三三三ﾐi
',ﾆ三三三.,' i´三ミ｀h .ｨ´ニﾆ｀i ',ﾆ三三三.,'
_, ,/ニ三三.ノ .'､ﾆ三ミ.l .!ﾆ三ﾆﾉ `._三三三ヽ,,_
. ,.r ''三三三三三.i､ r'三＿／ `＿ミヽ .ﾉニ三三三三ﾐ -､
i三三三三三三三ミYニ／三三"ヽ _ ,, ,,_ ／.ﾆ三ミ＼Yニ三三三三三三ﾐ`
',ﾆ三三三三三三三/三三三三ﾐ`､ ,r'ﾆ三三ﾐヽ ,'ニ三三三ﾆ.ヽ三三三三三三三ニl
..',三三三三三三三.lニ三三三三ﾐ〉 ,'.ﾆ三三三ミ',. ヽ三三三三三.l三三三三三三三ミ.,'
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ここで中国共産党を見学しよう
1921年7月上海にて
中国共産党第一回全国代表大会が開かれた
7つの地区から13人集まる
平均年齢28歳の若さ漲る中国共産党の誕生だ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, ------ 、
／ニニニニニニ＼
／ニニニニニニニニ∧
/ﾆニニニニニニニニ二∧
. /ﾆニニニニニニニニニ二∧
{ニニニニニニニfTTニニニﾆ＼
{ニニニニ＞-----く＼ニニニニ≧s｡..,___
{ニ=＞ ´ ／⌒ヽ ｀≧====:┬====__ノ
{_／ { ∧ } ／⌒＼ﾆV}￣￣
{ { { ｛〉 Ｙ´f万ノ-
人 人 乂{ ￣￣＼
. ＼ ＼___ 〕
/〉 | ＿_厂
. / ＼ U U ,∠万 お前ら本気でそれを言ってるのか！？
__/ ＼ く , -- ､ 広東では心ある人々は孫中山や革命派を
.x＜三{ ＼ rr‐─一'__(＿､＿_＼ 尊敬し支援を惜しんでいないというのに
. ニﾆﾆ∧ ＼_ノ∧ { {＿＿___) }
ニニニ∧ ／⌒ヽ∧ 人_{＿______) }
ﾆﾆ二二∧ ／ﾆ人__.ﾉ＼}＼ { ＿_ ）}
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
この会議でなんと孫文不支持の決議がとられた
これに対して広東出身の陳公博の反対する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
................
-＜::::::::::／ニミ x､
／ ---ソ::::/ニニミ､ ヽ ､
/ ニニﾌ::::::::ー-､ ヽ ＼ ',
f/ /::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ',
| {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y . ', これから革命をするってのに
} ',:::::xw'^~'~ u~~'~^^', ,＿＿＿ いきなり革命の先達である孫中山を否定して
j }く ,.- ､ ヾ=ノ´__ ', , V/////ミ､ 後発の共産党が不支持を掲げる理由はどこにもないし
/ _ﾉ//ﾍ-=ﾐ} '"￣ u /≧{ ﾏ/////∧ 不利になるに決まっちょる
/ {////､ ゝ-__ -ﾍ/////ﾊ V/////.} あまりにも現実を無視した幼稚な戯言……何にも見えてないぞこいつら
/ |////く ≧z --イV/////} ヽ￣￣ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
最終的にこの宣言をするかどうかは
陳独秀に一任すべきと結論
陳独秀はその頃広東に招かれておりこの会議には不出席
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ 嫌われているわね孫先生って……
ﾍ j ⌒ ﾉ （ :::） まぁそれぐらい巨大な権威であり存在だから
／ ー‐ ヽ ( ::) 若い人から見たら邪魔かもしれないわよね
/ ／＾ｰ r￣￣￣i どうかしら毛皇帝
| i / ﾉ、＿__ノ
| l／ r‐´ ￣ |
_ -──-- _
／￣￣｀＼ ヽ }＼
/￣￣￣＼ ＼ } j／{
/ ､＿/＼＿＿__}__j/
/| 〈＿ i
/{_|ト､ 〈＿＿ l j_,ｨﾁ｛
. ∧/ {（ j} ｢ rｰﾃぅテf ﾄ--' ﾊ
∧/ ∨/ l ｀￣ | | / i{
ﾄ､} {/| /|、 ＿_{__|_j―} ﾊﾉ{
ﾄ､} |/ ﾄ､ |｛└┴┴‐_ ｨ｢｣ ﾉ
ﾄ､} ｣__＼ ｰ'´ { } |
ﾄ､} 人 ￣〕ト----一'’ 厂｀ー- __
ﾄ､｝＿_／ ＼__|///|＿＿／ ‐- ＿_
＿＿j／ ＿＿＿＿_／'/// ／ ＼
. / ////////////／ ／ ヽ
/ { /////￣￣￣￣ ｉ /
. / ヽ| ｎ‐┴―┴ｎ { / i
/ ､j ￣ |///|￣ ＼ /
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ━━┓┃┃
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ . ┃ ━━━━━━━━
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i ┃ ┃┃┃
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i| . ┛
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ . j /／
-=＝ 三 ≦｡ イ＿ って毛皇帝！？
。 -=≦ ,ｧ|‐‐ ＼ あっあれいつの間にそこにいたの！
ﾟ｡ 三＜ ､,Ｊﾄ 異常なほど存在感がないから気づかなかったわ
≦ ッ ッV´≧
, ---‐=ﾆ￣￣￣≧ ､
／ ________ ヽ
／ , -‐´ ヾ, ﾍ
ｒ' _____, '´ , ＜_ ﾍ
｀Y __ / , =≠＿ ≦ ___ 〉、
| ____i iｒ´ ｲ_o__／ 冫〈 _＼i 〉
ヽ７ 。Y i｀ー‐ / ヽ i /| 〉
ｉ ｀¨´| ' 、 、 / i_// 〉
| ゝ- ‐^,ｒ‐´) /ｲ / / 〈
/＼ ｒ〜´""彡'´ | ／|/ゝ 〉
/ｲ ＼｀"""´ |／ .| 〉 〈
| ヽ. i , ,'. |/ 〉
| .／ l ! ／ ,' l ／
ｚ --- ､_,へ____,、. レ' lゝ-‐'｀ー‐´￣￣|￣￣|￣|､＿___
／ )) ヽ, -―――‐'､ l:::::::::::| | ｀ー‐- ､＿__
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒| 若き日の毛沢東は長沙代表としてこの場にいた
|/ ｍj |ー'´ | しかしそこにいたのは独り言ばかり言う寡黙な書生気質の人物
＼ 〈＿_ﾉ ／ ずっと黙りこくったまま首をかいたり一人で考えに耽り
ノ ﾉ 他人の目を気にしなかったとのこと
＿＿＿_
／ニニニﾆﾆ≧ ､
／ニニニニニニﾆﾆ＼
/ニニニニニニニニニ八
{ニニニニニニニニニﾆ:∧
. ﾉﾆﾆﾆﾆ斗＜二二二二二ハ
{ニニ＞＜三三三三＞===ミ＼
{イ⌒＼ ／三ﾐｰク (ーﾍ}￣⌒
{ { {＼ ｲ全ハ {全ハ/
‘. ＼ V ￣￣ _ ´)￣´}
‘， ｀¨ U , ‐┐ ,'
{￣￣｀＞､ u /ﾆニﾘ / U なんじゃあいつは……
ﾉ ＼ ｀´￣ ／-- ､ 神経質そうでようわからん奴じゃのう
/ ＼___／､{＿＿_＼
／ニニニニニニニニ＼} _)----- }
/ニニニニニニﾆ／´￣￣＼}----- }
. /ニニニニニニ／ニニニﾆﾆハ---- ﾉ
＿＿＿.-ｰ-,,_-ｰ-＿＿
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l-────────────―‐|
＿＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＿＿
＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞
＿ （￣./￣ ／￣ヽ__ﾌ.| .|ヽ__ﾌ￣￣￣＼￣￣￣|
/ .ヽ 〉 | ＼ / |⌒| ノ ヽ ＼
| .| ／ / ￣￣￣l"" ｀ﾞﾞ7―-―''''''''' | |
| .| ＿＿（＿/ ''―' ´ﾞゝ'"´ ''―' .|＿.ノ 御覧の通りキタイの共産党は
/ |─､´::::::::::::::::::::ｌ ヽﾆ二二二二二Ｖ二二二二二二/ |:::::::＼ 小規模かつインテリな若造しかおりません
. / ,＿___ /::::::::::::::::::::::| | .| | | | | l : l::::::::::::::ﾞ''-、 こんなのではいつになったら運動を起こせるのやら……
.| ／ ￣レ⌒ヽ:::::::::::| ヽ ─|――|─‐ー|――|ｰ─| / |::::::::::::::::::::::＼ こちらものんびりやる暇なんてありませんしね
.| . .） |:::::::::::::＼ ＼ .| .| | | ／ /:::::::::::::::::::::::::::::'､ さて……どうしましょう？
.| ー￣￣￣ .l ／:::::::::::::::/ヽ 二二二二二二二二二 ／ヽ::::::::::::::::::::::::::::|
.|＿_____________/:::::::::::::::::::::::＼ ―───────────‐' ／:::::::::::::::::::::::::::::::|
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ 答えは既に聞いちゃっているけど
ゝ ,､__, イ 似た目的の抱いている
／ | ヽ ／ | ヽ 大きな団体と手を組んで目的を達するってこと？
／ ＜＼.∽ l> }ヽ
{ ', .＼＼ l ! ｜
! /[ ▽ ] ＼l j /
/′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾞ' 、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : １
,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : １
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '、
__..一'′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : └--..__
_..-''": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀`''ｰ 、
l′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _ﾉ
`ー-....＿､__: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _,,....--'"
'Ｙ´:::::::::::￣ﾞﾞ''－ー---＿_＿,,＿ __: : : : : : : : : : : : : : : : ____......----‐Y:::::::∟
!::::::::::::::::::::_,,..-‐‐''''￣ ヽ､_/￣广￣^Ｔ￣ﾞ亡 ソ゛'''ｰゝ､___:::::::::::::::::::::::::::::〉
l::::::::::::::::::│ 丿:::::::::::'、 ｀`'''、::::::::::::::::::::ﾉ
∠.._:::::::::::_..--ヽ ノ::┌--､::::ゝ ム..__:::::::::::_....__
ﾉ′ `'Ｖ"´ ﾞ' ､ _..r''::....ﾑ ゝ､:_ ゝ,,_ _ｒ'´ `ヽ/" ヽ
」 丿 _ ｀''‐┬-‐‐":::::::::l ]:::::::::`''‐ー十''"｀ _ l
_....'、 卜 ｀ﾞ''‐ _ . ::::::::::::::::::::::::冖ｰ........‐'′::::::::::::::::::::: ｀ﾞ－‐′ - f‐-..__
..-'"´: : ヽ | | ｀ﾞ^‐‐--:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.-..亠￣"1 │ ノ′: : "''‐ 、
''´: : : : : : : ＼,,_ ｛ ^l'、 │ ｀ ｀ l￣''''―‐'l―‐‐'''''^厂 │ │ ∟r''′: : : : : : : : その通りですよお嬢さん
: : : : : : : : : : : : ｀ﾞl 1∟ l | ! ! | _/ﾅ l: : : : : : : : : : : :: : これまで私は候補として多くの軍閥とかを見ましたが
: : : : : : : : : : : : : : l ﾞ(ﾍ '''┤..,,_ | ! │ ___..:一''' ∨ ,': : : : : : : : : : : : : : 最も期待の持てる組織は国民党でしたね
: : : : : : : : : : : : : : ﾍ、 '<ﾞ'、| ｀゛''''|‐ー---│---一‐||''"⌒ '、ノ丿 丿: : : : : : : : : : : : : : 5・4ストライキはご存知ですか？
: : : : : : : : : : : : : : : : ∟ ゝ`ゝ │ | Ｔ _ｆ''ン′ 丿: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : '(＼ :::::::::`'ゝ__ ! ! |、 _..-'::::::::: ,〃: : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ ﾍ ､ :::::::`''ｰ-...._＿_卜 ＿....〃":::::::: _ノｸ′: : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾞゝ '''ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: r‐ /′: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
／＼／＼／＼／＼／＼／＼
.／ .／| ／| ／| .／| .／| .／|
∴＼／.／ . ／ ／ ／ ／ ／ やってられっか！
ﾟ∵ |／∵|／; :|／:;;;|／.;. |／ ;.;|／
_, ,_ _, ,_ _, ,_ _, ,_ _, ,_ _, ,_
(ﾉﾟДﾟ)ﾉﾟДﾟ)ﾉﾟДﾟ)ﾉﾟДﾟ)ﾉﾟДﾟ)ﾉﾟДﾟ)ﾉ
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
5・4運動とは国民党の陳主導の元で行われたもので
広東周辺でストライキやデモが巻き起こし
上海では死傷者が出るほどになる反帝国主義運動が勃発
反英運動により香港では16カ月にも及ぶストライキの結果
香港は臭港・死港と化した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／.:::::::::::::::::::::::::::::::､::::､::､.´／／´ ヾﾐ､＿: : : : : : : :｀:ヽ
／....../.........,............,'......ヽ...ヽ:.ﾞ､,".:´ ／l!i:., ,ィ |: : : : : : : : : i:}
/....../..........,'.........,ｲ...........ヾ.....､.∨,/_､'´ﾞ"}:.:.:! l:＿_,厶二二ﾆー､-―-､-､
::::::/:::::::::::;:::::::::/:::::::::::::i::::}:::::i'ヽ!/ /7=,-ﾞ，:l lゞ:.,'ﾊﾄ「_`ｲ;ｨ:i:i二＞三ﾐｨﾄ､>､
:::::;:::::::::::i:;::､i:://i:'|:;､::::j::::i::､:l/{i'￣´_ 〉y′ｉ.|`r'´/ﾆ┐ﾞ'〉r'ﾊﾆ=-ﾐﾞ,.-､_､j,ｿ;
::::{::::::::::::l::...i:`≧ﾐ斗::ｨ〉::ﾉ::ﾊ:! l!'/=y,/:.:.:.;ﾘﾊ, `/〈/ﾊ==，!,'",ﾆﾒ ＞｡ｧ'{f
::i::ヽ::::::i::Vj:〃 (),`｀ｿ<ｿ:::/､j' /`l!/ｲ:.:.ノﾘヽ! ' "'/ﾉ_// ﾞ､,{ﾍﾐヽ ﾞ´ <, ｿ
:::､:::ﾄ､:::､::＼ ｰ" '´ｲ::{／i>ﾐ彡ﾍｲ'´|､ .! | ,ｲ`ｰ ′ﾉｲ`iﾍ ､/{=ﾃﾌ}
ヽ:::人ﾞ)`｀ﾞ‐ ` /=＝ｨ ﾉヽﾉ} ＼ } j;;;;;ヽヽﾉ- _ノ;;`i´￣｀ヽ＾ ｰ､ﾞ_`三'ﾉ
／ｿ､::}ﾞﾍ / ヾ;//イ¨〉ﾍ ヽ!､ﾉ;;;;;;／ イノ;;;;;} `ｰ`-―-'､＞―‐--
{ ヾ､ ｀＞ ゞﾆ彡'｀ヽ:.:i;;;;| ＜i_ `／ /;;;;;;;;;;;;;ｉ ／ヽ /´
l ＼ ／´ヽ. ﾞ.:|;;;| 「....」'´ /;／７┐;}_,ゝ､ ´ ,. -
＞ｲ＾ヽ.__ ヽｲ ／ヽ. ノﾍ;;| /) ／rヘi´/ ７､'´￣`llーr―r┬rt‐‐ ´
":. ' .／ "L/`|） 〈__⌒` 〃`ヽ },ﾊ. ／;;;;〈｀ｰ`ゝ'ノﾉ;';';'Y;';||;';'j:.:.:.|;';ヾiく;';';＼
." ／´_ ） ７' ／ ／´ ｀ヽ.〉／;;;;;;;／`7､＿/;';';';';';'};'||/;{:.:.:ﾉ;';';';ｉ|;'};';'イ
´ /ｰ' r'／ ／ ∠｀ヽ_ ／ . ' ／;';';';'／ |;';'||;';'f＝ﾞi;';';'||;'}′|＿
.,_,..-―――--.._
,..‐!':::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、 ＿＿＿＿
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:::::./ ''''''''!''二'''ｰ、::::::::::::::::: ﾞ',. : _,-'":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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.＿_ ｀j:::::::::::::.lﾚ ｀l、:::::::::::::: |'":::::::::::,::::､::::::::/ ｀'- i
＿__）::::::::::::::::::::::.ﾞ!、 :ヽ:::::::::::::::|:::::::::::::ｌ ｌ::::/ ＼
.｀|::::::::::::::::::::| l::::::::::::::::.|:::::::,./ /ﾚ" ＿＿___＿＿ ＿__ |
.￣￣"::::::::::::::::::::│ |:::::::::::::::｜::/ / .! ゝ‐' l | l ＼ .|
__.. イ､::::::::::::::::;,! |::::::::::::::::;l::/ ゝ ト､.. ﾞヽ.._ ／__ ヽ ｀ﾞ´ | |
.｀ ,,!:::::::::::::::/ ,!::::::::::::::::/ ヽ__-" ./~'y、 ￣´ / ゝﾞ''―‐" |
.──ヾ::::::::::::::/ ./::::::::::::::._lﾞ ./ !. / . ＼ﾆ- ,,,,,（__,,,,丿 | ＿____ それですよ
..',,,、::::::::::::::::/ .,."::::::::::::::::iT､ | !ﾞﾘ ､, / ｀'r‐-ﾐ ヽ__ .| ＿r‐'''ﾞﾞ´ ｀ﾞ''､ あれぐらい大規模な民衆動員ができるのなら
::::｀ﾞ''ｉ､.. -‐" ._／::::::::::::::::,,ｲ ｀| l'/ ｀ﾘ-＿/ /￣ﾞ'''i｀-ｰｯ' / ,,／彡―､ ,/ 期待できることこの上なしです
:::::::::::::｀ﾞ''一'''"::::::::::::::::::,,,ﾚ''', .ｌ ﾞ',、 ./ /ﾞ''-..i|、 ./ ./ / /ﾞ./ : j＝-i一''"゛ ですから私は彼らにこう命令しました
:.､::::::::::::::::::::::::::::::::::::,...;"::;!.;.;.;ﾞ', ヽ .｀'l＿,,i! / .⌒ﾞ|─／ / / " .／ l~ﾞ'L
:::::.''‐､_、:::::::::::,_.. -''":::::. !.;.;.;: ヽ ＼ .─-ﾆ彡ﾆﾆﾆト'" ..,lゞ ＿! : '''''| .../ ;|,,、 「お前らはまだあれほどの動員力がないのだから
::::::::::::::::｀ﾞ￣´::::::::::::::::::::::::l.;.;.;.;.;ヽ ｀─-_ _,..-‐l" l l ｀'ｰ't'" ,/ :.! 国民党と手を組みキタイ統一をまず成し遂げろ」っとね
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.;.;.;.;.;.;ヽ /二二二ｌ──ﾌ￣:::::::::::::ヽ__＿＿/ ゝｌ `''t'" ,i"
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ.;.;.;.;.;.;: ヽ,../二二二ﾆｌ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ、 .＞'''"
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/二二二二| /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-┴―一─｀
＿ｨ.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
/.:./.:.:.:.:ﾄ､.:.:.:.:.!､.:.:.:.:.:.:.＿:.:,:':.
/.:./.:.:/!.:.| ＼.:.| ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
,.:.:/.:.:/‐ ､_, ､_／￣ ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.
. j.:/.:.: '― ､＿,. ￣ ｀ヽ―､:.:.:.:.
|.:.:( ／ ′ ﾉ }/ヽ
. ‘;jﾄ. ー '| ヽ ￣
| _ _,
| r ――一'⌒ヽ、
！ ト -‐ ｰ=‐ 1|
. ， ､＿＿_ ＿ _/ 断 る ！
′ ‐=二=-
，
′＿＿＿_,. '"´
_| ,，＜
／ ＼＿__ ,，＜
/ /: : : :ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
コミンテルンのこの指示に対し
中国共産党初代書記の陳独秀は反対する
陳独秀はこう見えて頭に血が上りやすくあだ名が「噴火山」
これ以外にもしょっちゅうコミンテルンと方針を巡って
衝突を繰り返すこととなる
啓蒙民主主義者からマルキストに転向していた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/: .: .: .ﾊ/l : ;ﾉl/i ＼: .: .‘;: .: .＼: .:.ハ
ｲ.: .: . / ` ＜ ＼: .}＼,: .: .＼.: ‘、
. ﾉ!: .: .ｲr―― ﾐﾒ､ _,斗- ＼: .: .: .: .}
l.|: .: .ﾘ{ }-= ﾐ r―― ,｀Y: .: .i｀
. 从/ i. ＿_,ノ 八 } !: .从
. ﾘ| | / ＿_,ノ Y: .: .}
∧. ｀ /: .//! いいですか？そもそも共産党と国民党では
. iﾊ! ／￣ ヽ / V:/ 革命の主旨と立脚基盤が異なります
ﾉi∧. | } / ./ｲ 第一ですね広東以外の人民は
从‘, ヽ _,ﾉ /- 'i ﾘ 国民党はただ利権を争う政党を見なしているのですよ
|∧ ｨ /
＿| ＼ _, ＜ |ﾘ そんな連中とくっついたらた
＿ イ |＼ ￣￣ i 共産党は社会的（特に青年）信用を全く失い
-‐'"／ .i. ＼ | 永久に発展の機会がなくなってしまう
その案は誤りです
,-'"￣￣￣｀｀ヽ
,ｲ二二二二二二 ヽ
,.-'"ニニニニニニニニニヽ、
＞､ﾉ ,,..-ぃﾌ iヾぃ､ ヽ＞'
r‐‐､ l ソ <＿,／ △ ＼_＿ヽ ヾ }
{ ヽr‐─､ // ,､_＿＿,人人＿＿＿,､ iﾍ
ヽ,--{ ヽ }Ll ├┼┼─┼─┼‐┼┤ .l_,i キタイはまだ共産主義革命の条件が整っていない半植民地状態です
f‐─-ゝ-''ンil:ﾍ ゝ､!__!._＿_!_＿_|_＿!ノ /--､ まずはこれを是正しなければなりません
{──‐<ﾞ //> ＼ ￣￣二￣￣￣ ,イ <ヽ、｀ヽ、 よって国民党の民族解放運動の完遂が先です
ゝ、─'' /ｲ＼ ',＞----------＜ / ／ ﾞヽ ヽ それにあなた方は協力する他ありませんよ
≒=≠彳 ＼ ' , / ﾍ ／.／ i: ヽ
ヽ、__,,. ' ,. ＼.' ,/ ﾍ／ イ , ' l ヽ
l ' , ｀ヽ==-'" , ' l _,.='"
l ' , , ' ﾍ彳¨ヽ
. -‐‐- .,
,.:.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.｀.:.、
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
. .:.:.:.:.:.:./^i.:.ト:.:.:.:.:.';.:.:.:.:.:.:.:′
ｉ.:.:.:.:{/ .ﾄ.:＼＼.:i|＼.:.:.:.:.!
l.:.:.::/| | ^ー ｀ ー‐ ヽ.:.:|
j:ﾍ/l |( ﾆ・ﾆ)┬(ﾆ・ﾆ )ﾊ/
｀{ ', | | ｜ }
ヽｉ u | ﾉ
八し 「￣T ′
. ／ｌ＼ |＿亅 , '、 いいえ駄目です！
＜/ |＼` ― rイ＼ ＼ あなたはあの孫中山という男をよくわかっていない！
. ＜ / ,|＼＼__／／| .〉 ､ 我々中国共産党は国民党との協力など絶対に反対です！
/＼ ＼／|､／: : :＼／| / ＼
ｉ ＼ ／ | V: : : / / ＼ ヽ
l ヽ , ∨ }＝〈 / / / ＼
| V | ′ ∨: : : ∨ / / ｜
| V| ′ ＼/￣ﾉ ／)_ |
| }| ＼ ./ ￣ ／ ﾉ、_ / |
___＿_______
／ ｀''‐‐､ ＿_
／ ｀く￣::::::::::ヽ
丶:::::::::::::::::＼
Ｔ''''‐‐-..,,_ ゝ
|''''‐‐ｰ-__│
ゝ::::::::::::::::::::`''‐ ､、
4、`‐' ｀''‐_ 'l:::::－'
./ l ヽ__ _r' ﾍ ゝ
..く＿ヽ │ │ 党中央の決定は絶対です
_..‐'ゝ､ 〉ゝ─--一ﾌ | ,L＿ しかし……もしも
-----ｰ''''│ ,',,Ｌ....-ｒ丿 /‐'´:::::::::｀''ｰ 、 そこまで嫌なら……どうしても嫌だというのなら
│ / | __／ ノ::::::::::::::::::::::::::::
ノヽ-一‐亠‐'' " /:::::::::::::::::::::::::::::
__‐′ 丶、 ___-'' ／::::::::::::::::::::::::::::::
ゝ`‐‐‐-'''´丶 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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＼. | ､,.|.ｌ_,_| ＼ ＼
＼. ――-、 .r‐―――――――‐i ￣￣
＼ ｌ l＿＿＿＿＿＿＿__/ _/￣l
＼ .ｌ￣ l￣￣￣￣ /
＼ | ＼_＿＿＿／
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ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
'ﾋ''－‐‐---::::::::::::::::::::::::::::::│
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|! Ο 丿:::::ｆﾞヽ、:::::::ﾞ'、::｀丶
l∟_..-‐′:::::t Ο`‐ ､::::l::::::::::ﾍ
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,,く､ ﾉ ｀ ｌ'‐ー‐-----r‐ﾞ」 ヽ ﾍ ＼ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人／
_ 、::::｀''''‐-___L___＿l_＿..ム‐1 ｌ、 | ≧ ＜
,／ ゝ-､_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ │ | ≧ 支 援 金 は 打 ち 切 り ！ ≦
_..- " ゝ ｀＼_＿_----..、:::::::/ 」 ,ﾉ ≧ ≦
＿..-─´ ヽ___＿＿＿＿__＼::/ /‐―ｰ--..__ ／Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y＼
￣￣ ヽ__/＿＿/＿ン‐ /::::::::::::::::::::::::::｀
│::::::::::::::::::::::::: ノ::::::::::::::::::::::::::::::
___／ __‐'′ 、::::::::::::::::::::,,..-夕:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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'´ -‐" ﾉ:::::::::'、 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,.ィ(＿_ /〉＿
／.:.:.:.:.:.:r=ﾐ､,:i' _//´ r_'__
(ヽ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ,:ﾄ､ /⌒''＜., |/ r‐く
{:.:.:.:.:.:.／^Y￣,;i ＼二二ﾚ＼''＜., ／⌒^＼,:ﾍ〉
{.:.:.:.:.:.フ_,ノ ,;! ヽ }>､⌒)＼＼ ≧／ ／
';.:.＜ |{ ,:i 「＼ |/ / ＼＞'" 厂7´ / ／ ／⌒ ー――― ､
＼:..＞_)ｰ ￣ ﾉ ＞ '"´￣ / ／＼＿／ /⌒
｀ ´"'' ― ＜イ´ ／ ／⌒7ーく /＿＿＿__ ＿＿
| ､ ／ _,,. ＜ /二二二二二}///ﾉ
乂 ＼ ィ7"´ ,:i「 /二二二二二ﾌ/／
´"'' ― ..,_ ／_￣｀ ー‐‐‐‐‐ '" ￣
i二スー=､ _,,.ィ二二ヽ、
} r ､> ≧==≦⌒ ＜二二二L
ヽ{> ｀ヽ二二{､＿
}//////ハ
￣⌒''＜ソ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
抵抗するも結局はコミンテルンの決定に屈した
生命線ともいうべき支援金
前褌もとい玉金を掴まれていたら屈するほかないんだなこれ
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. / / ', {ニ＼ ＼
| |二ﾆ＼ ＼ニ＼ ト ',
| |二二 ＼{ー一ニ―､ |二＼ ＼ ＼ |...
ｲ !二 _ ノミ、 ―― ､＿_ | ＼| |i ┼┐
. j从| ´ ￣￣ ヾ＿f′ ￣￣｀ }厂| , - ､ | ||. ││
r{ ´＿, }三{ ー / jｲ //⌒V ┼┐ ＿
、 /_= ―― ' |ノ´ ` | |i ││. ├┤
'!￣￣￣ ! } ｌ || ＿. │
. | i u U ﾉ ├┤
┼┐ | | i! _／′ │
││ | | i! r‐ ´ ￣￣| u /ﾉ / 〃 ┼┐
┐ ＿ | | i! | | / |／ 〃 ││
│. ├┤. i , ー――― |i ＿ ┼┐ 背に腹は代えられませんね……
__. │. ′ ｀￣´ ／ j ┐ ├┤ ││ ただしあの独裁者孫逸仙への入党の際の宣誓は死んでも拒否します！
┤. ＼＼ ` 、 ／ ／ ∧ │ . ＿
│ ┼┐ V≧=‐‐ zｧ≦ ／ ／ 人 、＼＼ ├┤
││. /! ／ ／ ／／´＼、＼＼. │
＿ . ／／l ＼. ／ ／ ／／ | | i＼、＼
... ├┤. ／／／| |! ＼＼＿ ／ ／ ／／l | | | | |＼、
. │ ／／／ | | | ／: :＼ ´ ／ ／／.l l | | | | | |＼、
__,冖__ ,､ __冖__ / ／/ ,. - ―- ､
`,-. -､'ヽ' └ｧ --'､ 〔／ / ヽ
ヽ_'_ﾉ)_ﾉ `r＝_ﾉ / U ヽ
__,冖__ ,､ ,へ / ,ｨ ＿_ ＜・>＼
`,-. -､'ヽ' く <´ 7_／/ レ ＿ ヽ ／ヽ､
ヽ_'_ﾉ)_ﾉ ＼> / 「 ・＼V ヽ／・l
n 「 | /. U .└ --丿 =-{_ー{
ｌｌ |｜ .,ﾍ / ,-､ ' .,ﾌ!
ｌl ヽ二ノ__ ｛ / ﾊ `l i' i ＿ ｀ヽ
ｌ| _| ﾞっ ￣フ.rｿ i' r' ,..二''ｧ,/
|l (,･_,ﾞ> ／ { ' ﾉ /''"´ 〈//
ｌl __,冖__ ,､ > >-' ;: ! i {
ｌ| `,-. -､'ヽ' ＼ l l ; . ｜ |!
|ｌ ヽ_'_ﾉ)_ﾉ ﾄー-. !. ; | ,. -､,...､|:l
ｌl __,冖__ ,､ |＼/ ｌ ; ｉ i | l
ｌｌ `,-. -､'ヽ' iヾ l l ;: ｜ { j {
|ｌ ヽ_'_ﾉ)_ﾉ { |. ゝ ;:i ｀''''ｰ‐-' }
. ｎ. ｎ. ｎ l | ::. ＼ ﾉ
|! |! |! l | ::. `ー-ー 'ﾌﾞ
o o o ,へ l :. |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
言いそびれていたけど
この時期に孫文は軍閥の力を借りて
陳炯明を広東から追い出し
第三次広東政権を発足させていた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／ ちょいと孫先生！
ゝ ,､__, イ／ いいの？共産党と手を組んじゃってさ
.y' |ヽ／ | ＼ 共産主義を中国に広めることになっちゃうんだけど
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.イ::::::::／zx ヽ、:::::::::::::ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ=､|:::／/´ヾ》 /::::::::::::::::::|
"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ そんなに怯えるほどじゃねぇぞ
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀ このオラの見たところ
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │ マルクス主義には新しいものなんかねぇ
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ | ぜーんぶ中国古典で言い尽くされているもんだ
,′ ， / |＞.､__＿ あんなの大したもんじゃねぇ
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ しかし国民党員からは懸念の声が上がり孫文に意見をする
ヽ L ／ あの怪しげな連中を国民党内に入れて大丈夫なのか……と
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ 無論全然大丈夫じゃなかったんだけど孫文は受け入れない
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::／__/:::／ / ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ≦二.___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::,:ｨ ｨﾀ/:メﾐ､ ./ ﾔ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::フ
'"^ヽ、:::::::::::::::::::::{ ,':ﾑ、 ﾔ l |:::::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞‐''"
_＞:::::::::::::::::ヽ、f ﾞ l. ｛::::/ .ﾔ:::::::::::::::::::::::::＜___
_,.ィ´:::::::::::::::::;rｰ-ミ | ,、 ,｛:/＝=ﾐ.Y´｀Y::::::::::::::::::::::::::｀＞
-ｭ=ニェ::::::::;ﾊ/ヾ.', ﾔ ｌtｌ ﾞ≦=＝= ｊ ｵ |:::::::::::::;＞‐'"´
,.イ:::::::::ﾍ. ｛,.ぇ',. ﾍ.____｀_ 、 -‐'' j ｌﾉ,ｲ::::::ｪ≦＿,
ムｭ､_:::::::::::ヘ.___ﾔ '"´ 〉 .j¨´::::::::;＞'"´ おめぇらが改組に賛成しないっていうんなら、
｀ﾞ ＜::::::::::::ヽ、 ﾞー-一 ,.ｲ::＞'"´ 国民党を解散して、オラは共産党に入ることにすっからな
ﾞＺ_::::::::::|＞.､_ ¨¨ ／ .|" 北伐統一にはソビエトの力がどうしても必要だ
,.天弓| ﾍ、ヘ. _＿ ／ ./ ﾔ＞=ﾐ､、 異論は許さねぇぞ
/了´ .水＝､ヽ､ ./ ,. _,Kニミぇﾏ、
{.∧／.ｵ ／ '"〉'"Yヽｒ'"^ ¨Fミ､ ＼ ﾞYﾍﾏ,
_,.-|.| ∨ .| ﾔ .| ﾄ､ | ﾉ .| | |,L.__
,.ィ",.-人l 〈 |.个 ./ │〉 .i 小. |_ﾉｰ--ミァ===
‐/¨¨{''" _,.,ｭ=弋卞ミ火 ', ヾ.| ､ ﾚ |. / ,に二二二ｱ三三
ﾍ彡" ,ﾏ ヽ.｀¨ﾍﾄ､ﾍ ﾔ /,.仏孑',.ｨ二二≧ぇ ﾔぇ､
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 孫文の生涯は軍資金の調達と
| ｀ ⌒´ | 自前の軍隊を持てなかったことによる苦難の旅であり
＼ ／ その両方を解決できるスポンサーとして現れた
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. ソビエトと融合した……そして1923年
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
孫文・ヨッフェ共同声明
.
＿＿／三三三三三＼
,r'"´三三三三三三三三三ﾐ＼
/三三三三三三彡'"´ _,, -―'＝ー‐--==ｧ
/三三三三彡'"´ _,, -―'三三彡'"´三三彡'
l三三三彡'´ _,, -‐'三三ﾐ彡'"´ ｀ヾ;/´ Y
l三彡'´_,, -‐'三三彡_,,=-‐''"´￣l ｀ / ﾉ
', _, '´三三彡'<´ ﾞｰﾞ ,' , ＼ ｀ヽ
',='´三彡'／' , ' , /､＿ノ .＼ .' ,
,r＝ｰ--‐‐v三彡'´, <_ﾉ }r‐､ ｀ｰ-=-‐'´ , ﾍ ',
/ ､ ＿_ノ彡'´ﾐ／ ﾉﾉ ｀´） ,,-‐'´ } ',
/=-=ﾉ､ /,r‐ﾐr'',ヘ_ ノ ﾊ_､__ﾉ´ ,,-‐' ﾍ ,j ﾉ
./´ ｀ヽ Y_ノ ﾉ､ } ｀¨´ ,､,､=' ﾍ 》=',ﾉ ｰ=＿ノ
../´ ｀ヽ Y ', /三｀lｰ't--―''"´ ﾍ ﾍ,,='´,,=' } ///ﾊ ＼ 現時点では成功する条件がないため
'´ ｀ヽ Y ', } /三三', ＼ﾍ ﾍ ＿ﾍ,,='´ ,,='´ >ﾉ , '////ﾊ三＼ 共産主義制度を中国に導入することはできませんね
r Y ', }ノ.／三三三', . ＼｀''´￣_,,-‐=''"´ ﾍ／ノ ／//////ﾊ三三＼
､ ｀ｰ' ー'´ ノ三三三三{.' ,. ＼"´ﾍ ﾍ,,,='"´／ /__,,イ./|///////ﾊ三三三
ﾐ｀ー――'´三三三三三>､ヘ,,_ ｀ー-===-‐'"´.／ﾎﾎﾎ/;;;|//////／三三三
三三三三三三三三三/////|＼ ーt‐ゝ====-‐'ﾎﾎﾎﾎ/ ;;;;|/////<三三三三
三三三三三三三三三＼///|;;;;;;＼ |ﾎﾎﾎﾎﾎﾎﾎﾎﾎﾎ./;;;;;;;;|//////＼三三三
＼ / ／ ヽ | ／ |
＼ / ／ ＼ | ／ | ／-‐､､ |
＼/ ／ | ＼＼ | | ／ | ／ ヽ､､ ﾉ
/ ／ ＼ | ＼＼| | |/ ,,,-/ ／ ,,,,,,,,,,,,,ヽ ／
| ／ | | ＼/ヽヽ＿-‐'" / ,.-‐'''''"￣ / ／ ／ ,,-‐-
| /､ | | |ヽ＿ヽ,.､‐''／ ,.-‐'" / ／ ,.-‐'" ／
| / ＼ |ヽ-,,,○」二 ヽ‐''" .／ ／-──‐イ ／ ／､
.| / ヽ──＼ | ‐-,,,,,ﾉ-‐' ／ ＼＿ ◯ ／ ヽ､ .／ ／
| / ＼ ＼ | /／二 /＿＿,,,二二二ニ,,,, ／ヽ,,,
ヽ| ＼ | ／‐'" ￣ """""'''‐-,,,,, /
＼_ |／_,,,,,--‐, ヽ‐''''ヽ､
ﾞﾞ''''| ￣ヽ ､‐'" ,,,,,-‐‐-､ 二 ﾉ
| ＼‐'''"￣ ＼ ｌ" /
ヽ ヽ──二ニ￣" | ,,,,,,, |￣,‐､,,／
.＼ ､ ヽ┌二ヽﾉ,,,,,,,_,,‐､| |ｌ / ﾞ''' そうだ！だから中国がまずやんなきゃなんねーのは
＼ヽ |/二／ -''" | ｌ /‐､ ,,,-‐'" 国家統一の実現と国家の独立だ
ヽ |二/ ヽ＼＿,,,|,,,,,,」＼,,,,,,＿＿／ ﾞﾞ''''"
ﾞ| |ヽ＿ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣ﾞヽ､,,,,,,,,,,,,,,--─-
ﾞ| ヽ ￣／;;;;---─''''''''──---,,,,,,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヽ,ヽ-'''"￣ ／ ﾉ‐､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
_,,r‐‐―-..＿,,ノ′:::::‐-､
_-‐''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'ゝ、
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_..-‐'∑..---―－' っ‐'j―:冖‐'ｧ‐‐―'―‐‐-:::::::::::::::::::｀''‐‐-..、 _____
-''F‐ﾅ""'、:::::::_..--‐"´ `''" ,':::::::│ `ｰ'´`''ｰ-､_:::::::::::::::|｀"ﾞ'''''‐－ _ノ"´ ｀＼
/::::::::::::::::ﾍ ,,r’::ｒ'ゝ ＼ ﾉ:::::::::::::::| _／ │
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l′::::::|:::::::ﾞ''''´::::::::::::::::::::::::::￣‐‐￣ ￣’ ｀''''′ | ﾉ _ノ'´ _/
l |:::::::Ｔlｰ-..,,,,......--┬ﾆﾆｿﾍﾆﾆﾆ--- ┬‐''、 |_‐ ___r''´ _／
ヽ:::::::|:::::::::ﾞJ ､ ｌ ﾄ | |ｉ || _丿 ﾅ _-'" /′
＿‐‐‐''"＾｀ｰ-、:::::::ヽヽ `'iｰ--..⊥＿＿」＿＿レ‐‐'T了 | ノ'´ ｰ-,,__ その偉大な任務を達成するために
:::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ>廴 （ l '、 _..ク′ │ ／ ￣′ 偉大なる祖国ソビエト連邦は……
:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ、:::::::::｀ｰこｰ-ゝ＿＿∟＿-ｒヒﾌ / _┘
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::^ゝ､_:::::::::::::｀''''ー----一''"´ r'"∨／
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ ｀‐:::::::::::::::::: ＿..‐"´ _ _丿
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ￣￣ゝ､_ _,,／ / ﾞ厂
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 /’: ｀ﾞﾞ''''''"´: : '、 ノ’ │ ‐'"￣￣￣"^ｰ ､_
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ /: : : : : : : : : : : : ﾍ ／ l ﾞ‐
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`′: : : : : : : : : : : : ｀ ´ ﾍ ____ヽ
', ヽ ＼ / / ／￣＿_/＼ / /＿＿＿
', ＼ ｀/ ／/ ／ ／ ´＼ ＼ / ／￣￣／
丶 、 〈 ／／l// ／ │ 〉 / ／ ／
＼＼ 厂＼ |へl/／ ／∨／ ／ ／＿＿,∠
丶 | 几 ﾄ､l≧､＼ ／_,.イ´ /ノ￣〉￣￣￣／´
＿＿|└ ,ﾊ〈 | しト ,イ し' | / 厂 /＿＿_／
｀ヽ_＼└∧└─┘ , └─┘jイ_／＿／´
￣＞-ﾍ 〈ﾚ _,、 /く二二＞
￣＼∧ 「 二.ｲ / '､ そう！中国はロシヤから支援を期待することができっぞ！
,' ヘ、ヽ─'′／ ﾉ＼
l ｀三≧=-彡/ ＼, へ、
＿／│ |｀￣´ / ／ ／ ／>､＿＿
┌／ ／ 人 | ／／ ＿＿／ ／／ ￣｀ヽ、
/ /´￣￣｀＼!／´￣￣,.＜//／ ／ ＿ ／⌒ヽ、 ＼
, ⌒厂| ﾉ、＿＿＿／＿_, ＜////／ ┌‐/ ヽ 彡'⌒ヽへ＿＿〉
_／ / │ 〈//////////////////／ ／ ｲ￣l ヽ、ﾊ ＼|///∧
/∧ / ／ // ∨//////////////／ ／／ ／| │ 八 〈 〉 ｌ////∧
//∧ // ∨///////////／ ／／ / l ′∟ ///////|
, ´￣¨ヽ
,. -‐ ´______,,.. ┴━…‐- ､ ,,.. -‐─…━━…─---
￣¨¨''冖━‐-- ..,,___ ´ , ´ `¨´
￣¨''￢′ ﾉ ､
／ / |
. " ／￣ヽ j
乂＿_,,.. ´ ｀丶､ 〈
ヽ ヽ,
ゝ､ ′
丶、
ヽ／━‐-- ..,,____ _________
_________,,,,,...... --‐￢''⌒ヽ､,. - 、 , -‐ 、 -‐ 、 ) ￣￣
人 / . ′ / ￣ヽ- ､ ` =ｧ‐´
｀ー{ ｉ ｉ }.,___＞─‐''"
｀''‐-‐`ー￢.,＿_ノ‐′
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
絶東史のみならず世界史的出来事である
第一次国共合作がここに成立する
つまり国民党の中華民国だけではなく
共産党の国つまりは
現在の絶東の覇権国中華人民共和国の可能性が芽生えた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.| 国民党と合体しなければ中国共産党は
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒) 小さなコミンテルン支部として
| ｀ ⌒´ | シナの内戦に影響力を与えることができなかった
＼ ,／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. また国民党の広東政権もソビエトの支援がなければ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i せいぜい広東周辺の地方政権で治まりいつかは消滅していたと思われる
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
,gg㎜耋lligggilｌ飜%gg､_
＿ ＿__ gj魑黯躑靃纛黷靈羇鸛魯、
／￣ , ヽ ｔヽ'''''¨¨嚶靈鷓鷦韃奎㍼耨囀鑾l№
/ 〈___ ,ノ ﾉ ﾋｯzｇ魔㌣" ● 三三 ● ﾞヾﾋ鴫霻%
ﾉ ｀}-ｒ'廴ノ _） j¨¨¨ﾞ､ ヾ雫醴g､
,ｔf~㌔、 ｝' _rfヽ ,ｨ _」⌒Lヽ ﾉ:::::雫亀、
,g魑餘ョ､㌔､ ﾉ ／ r ﾞ 一 ´ ｰ､__,-′｀ー " :::ｶ鴫亂
,g魅耨靉影廴.㌧､ ,イ j'''ー=xｮｮgｔｔｔｔｔｔxｒｔｔｔｔｔgｮｮｮｮy一ｆ′｀汽ｆ′
,ｇ魍贏靈黐艶辿℡liｆ''´ ｆ }! | ! | | | j ｲ ﾟ｡
,;ij魎籠躑韃鶲贖隰夢l{ l % | __l＿ ! _＿|＿ !_ ﾘ l ｝
魔驎竊糶襯靈黯郵 人 L ℡ l ￣Г | j ,#′ } _,ノ
靏黷靈黐羇羹鬣鑿韜i㍾k4ｆ、 ｀ﾟ%g､_| | | ,g#¨ j龠gｭ_
贖黯羇鸛靈鸚霻攤齪il潼飜 ﾎ､ ﾟ气ｔｔgggﾑgggt#%㌢ _g灑影潼㎜gｭ、
麓邇鸛疆黷贖鸛髓鯲湎鷦奎$ ＼ ｀¨¨¨¨¨´ ,ｨj灑{髓影j糶竊龜ｮ、
靏鸛讎驪靈黐靈靏影喪靈ｉlilil№ ﾟ'jg､_ ｀ー --- 一 ´ ,.='ﾟg奎疇髓影瀰靈贏蠹$ｮ
囀靏欟竊鑿靈霻喪巡崖鬱}}ilililil$gj㏍il尖xxｪｪｪｪｪｪxx尖xgｊ㏍ilililil零影濡籬黯飃蕘k､
` 矚靏黷靃躑靏影嶺靈鬱{ilililililililililｌ㏍㎞㎞㎞㎞㎞㎞㎞㏍lilililililili電壑喪導黐羹靈鼬､
｀鴫靏韈霻竊影i驪l鬱liilililililililililililil㏍㎞㎞㎞㎞㎞㎞㏍lililililililililili躑靈骸驪靈鸚靉亀、
`疇驪轤影糶靈{{ilililililililililililililil㏍㏍㏍㏍㏍㏍㏍lililililililililililil纜靈彭矚鸛籬i霻髏ｮ
;i儻驪影{驪饑ililililililililililililililililililililililililililililililililililililililililililililil纜影馗纜籥鰰靏髓亀
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
もしもがあれば
もしも日本が南北分断に積極的に動き
孫文への支援を行い飼い慣らしておけば
ソビエトのシナ浸透を防げた可能性は高い
孫文を見限っていたのは日本政府であり
孫文側からは依存症とも思わせるぐらい
アプローチをかけ続けていたのだから
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∨∨ 'i. ∥ ＼ ／::::::::::::::::::::::＼ ／ ∧／ ./ /
/ .┃ 'i. ∥ .∥`ヽ、 ＼／::::::::::::::::::::::::::::::::Χ _,,.,, | / /
|:| 'i ∥ ∥ ＼ ＼::::::::::::::::::::::::::／ _,,.-''" ||| | / |
|::| 'i∥ ∥ ＼ ∨;::::::::::::::::/ ／ ||| |/ .|
|::| 'i. ~`＞ ､_ ＼ ∨:::::::::::/ ／ _,,.-┘ ┃ ／|
i::ｰ-、 'i. 'i. `ヽ ﾍ .|人人/ ／ ＞ｲ ∨ ／__ノ
`ｰ-//∧ 'i. `ヽ、 ﾍ | ／ ＞ ´ / ⅧⅡ ／
＼ ｰ､_∨∧ 'i. ヽ､＼ | ／ ／ / ⅧⅢ／ .／
＼ 'i. 'i. 辷､ ＼ i .i | ／.⊿ﾘ ./ γ´￣ .／ ,
＼＿＿_ 'i. 丶､ ヾ=＼ ＼|/ | | ／∠こﾉ _,,/ ∨ ／ , ´
'i `'ｰ- ､_ 〉､/ ｜ Χ／ ,,,:r''" ├―'' , ´
'i -――‐-.､ ~`'´ ヽ , ミr''"" _,,.-―――- / , ´
'i ~`'ｰ- `ｰ ´ 、‐''"" ﾒ---‐‐´ ／
、 'i | | | ／ / ／
`'ｰ-､＿＿＿＿∧ ／ ｉ | l ／ ／| ／
| 'i ／ /| ,､ ／ ／ /￣￣￣￣
_,,.-‐:''" 'i |ｉi| |lﾞﾞﾞﾞﾞ ヽ / ト ､
_,,.-‐''" | 'i ∥ / ,'ｰ-.､_＼＿／_,,.-‐､ | / .| ~`'ｰ-､
＜ | 'i ∥ 'i | ｀ ´ ~`'ｰ''" } ,' / | ＼
| | | ＼ 'i .| i .| ∥ ／ .| ＼
| | ／ ＼ 'i 'i | 〉‐-- --‐´'i .| | ／ | ＼
| | ／ ＼ 'i .| .| | ／ |
／| ＼ Yヽ-^- ､__,､_,,r‐| | .／/ / |l
／::::::| ＼. ＼ / ノ ./ / |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
日本はシナで一番ヤバいのは誰で
何が最悪なことなのかを見抜き損なった
目的達成のためなら
どんな相手とでも組める孫文
シナひろしとはいえここまでできるのは他にはいない
日本はそんな孫文をほったらかしてにして
北京政府に肩入れをしていたが……それは最悪を招いた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_..､_, ..,,
,'´::::::::::::::ヽ
__;;｀:::::::::::::::::::.ヽ__
i !｀'-､,,ハ._..-"│
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ﾘ＝;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!＝ヽ
_li＿llゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'{__l,ﾉ
,ｌﾞl l|li、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,l´ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
（ |ll|ll､:::::::::::::.!￣ !:::::::::::::::/ 日本の主敵であるソビエトの力を得た
ﾐ. ⌒^~ﾞ.iiliiiiiiiiiiiiiiiiiil .li,iiiiiiii;;jiiil| 武装勢力が誕生してしまう
illlllﾞﾞ ,iillllllllllllllll|ﾞ~ 'lllllllllllllllll「 この二つの武装勢力はご存じの通り
.ﾞﾞllllii,,,,,i,,_、 _|lﾞllllllll|lllllﾞ llllllllllllllll′ 日中戦争において日本と戦う相手となる
´ﾞ~~ﾞ'ﾞﾞﾞlllllllllllllllllllllll,iiiilllllllllllllllllllllll´
,illlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllﾞlllll 何がなんでも武力統一をしたがる孫文
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|llllllllllllly その構想に乗っかるコミンテルン
iiilllllllllllllllll||lllllllllllllllll|llllllllllll|lllllll､ この化け物と悪魔の合体、翼を得た虎
illllllllllllllllllllllllllllllllllll{lllllillllll|llllllll|llllllliii､., ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
lllllllllllllllllll|lllllllllllllllllllllllllll|llllllllllllllllllillll|llllllllllllllyi、
illlllillllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliillllli,ﾞﾞllllllllllllllllllljii、
|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll '∨ﾞ′ ﾞﾞ!llllllllllllllll､
.iiiilllllllllllll|lﾞllllllﾞllllllllllllllllllllllllllllllll∨ _,..∧,∧､iﾞﾞﾞllllllllllllllliii、
.,i,llllllllllllllllllllllllllllllllll|llllllllllllllllllllll∨∧ jlliillllllllllllllllll!.,,illllllllllllllllllト _、
.,,llllllllllllllﾞlllllllll|ll|llllil|lllll|lllllllllll|lll|l∧llllllllllllllllllllllllllﾞ´ lllllllllllll|llllll|l|iiiiiiill「
.,lllllllllllllllll!′ .｀ﾞ.ﾞl|llllllllllllllllllli,.illllllllllllllllllllllllll' illllﾞ´|llllllllllllllllll,,ﾞ~.
,illllllllllll|lllliii,、 'ﾞ!lllllllll|lllllllllllllﾞ'ﾞll|ljlll￣ﾞlllL ﾞ'llﾞ illllﾞﾞﾞlllll ﾞﾞﾞﾞ'ﾞﾞ'′
_,,illllllllllllllllllllllllllllllllli '!ﾞlllllllllllll" .,iilllllllllilllli､|llll､ .ﾞﾞﾞlllli/lllllll!ﾞ!''
.,lllllﾞﾞ'lllllllllllllllllllll" .illlﾞ 'lllllllllilillllllllllllllllllllll|lllllllｉ .｀′
.'lll| .'lllll゛ llll`ﾞllll＿´ 'lllllllll!'ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'ﾞﾞ￣ .ﾞﾞﾞllll、
.´ 'llllli,ﾞﾞllliiiﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´ ﾞllllﾞ゛ ´
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|:::::::〉（ ー）::（ ー）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | 当時は全く気付かれなかったが
＼ ,／ 今日からすれば事態は
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 失敗続きの対支政策のなかでも
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 飛び切りの失策かつ破滅的なものとなってしまった
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
第一回大会 21年 50
第二回大会 22年 195
23 . 432
25 . 994
..3470
26 . ..10997
18526
27 . 57967
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
広東政権とはいえ政府
それに身分を保証されたことによって
安心して共産党員の勧誘活動に専念できるようになった結果
細胞分裂をするがごとくみるみるまに増え続けていく共産党
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,,,:::;;..,,,
,,(;; ;;;;;;ヾ;; ;;;;; );;;;）)
::,,,: (::::;; ;;;;;;ヾ;; ;;;;; );;;;）) ,, .. ,,
ヾ ;;;; ヽ;;;;;;; ＿;;;; ゞ ;;;;;）,, ,, ..,, - '' "'' ｰ ; ..,
,(:::､ゝll ;;;l ;;;/／ノ ;;;;;;;ノ ''ｰ - ,, _ ,,, -- '' '' ｰ -
､;; ;;;;;,）;; ll ;;;;;ﾉ ;;;;ゞ;;;;) '' ｰ - ,,, :- ''
.ゞ;;;;,r ;;;|ll ;;;lll ;;;;,,ﾉ~ -''
〉|liヾi/ ＿＿＿＿＿＿_
;;ゞ..;;;||l; li;;l|;;ゞ＿＿＿＿＿ |＼＿＿＿＿＿__＼ ,, ,,,
;;;;;ゞ::|:|lil i |;;;;.|＼ ＼...|l＿＿＿＿＿＿l| (;;;ゞ ヾ::;;;:
ｌｌｌｌｌ;;::|i| lﾉli|ｌｌｌ.| |二二二二二|.|l＿＿＿＿＿＿l| :: :: ::: ::: ::l￣￣￣￣￣
"""'''||l li〉l|"..| |二二二二二|.|l＿＿＿＿（＼￣￣ゝ""""""""""""""""""""
"" ﾉ|l i l li| .＼|二二二二二|.|l＿＿＿＿（＼＼＿＿ゝ"''" ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ" ''"
ﾞ "" 〉ﾉ |ll,ヾﾞ"ﾞ" ﾞ" ﾞ" 'ﾞ" ﾞ" " " .（＼.＼） ゝ'""ﾞ" ﾞ" ﾞ"'' ﾞ" ﾞ
ﾞ";;ﾞ'"ノ i J ヽﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ"ﾞ" " .（＼|＼￣￣ ＼ ﾞ" ''""ﾞ" ﾞ"'' ﾞ" "
ﾞ" "ﾞ "ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ" ''""ﾞ" ﾞ"'' ﾞ" " ﾞ" ''" ﾞ＼|＼＼＿＿_＼'' ﾞ" " ''ﾞ" ﾞ'" ﾞ
"'' ﾞ" ﾞ" ''ﾞ" ﾞ"ﾞ''""ﾞ" ﾞ" ﾞ"'' ﾞ" ﾞ" ""ﾞ" ＼.＼|＿＿＿|" ''ﾞ" ﾞ'" ﾞ"''
ﾞ" ﾞ" ''ﾞ" ﾞ"ﾞ''""ﾞ" ﾞ" ﾞ" '' ﾞ" ﾞ"' " " ''ﾞ" ﾞ'".＼|＿＿＿|''ﾞ" ﾞ'" ﾞ"'' ﾞ" ''
" ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ ""'' ﾞ"''＿＿ ＿＿"ﾞ" ﾞ" ﾞ" """ "" " ﾞ" ﾞ" " ﾞ"'' ﾞ"ﾞ
ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ""'' ﾞ"／-/-／| ／-/-／|" ﾞ" ﾞ" "'' ""''' ﾞ" ﾞ"'' ﾞ" "'' ""'''
ﾞ" ﾞ" ﾞ""'' ﾞ"''"〈＝llニ〈=〈≡ll二〈_ ﾞ" ﾞ" ''ﾞ" ﾞ"ﾞ''" "ﾞ" "''" "ﾞ" ﾞ"
ﾞ" ﾞ" ﾞ" ﾞ""〈三||＝〈/〈ニ||=-〈／'' ﾞ"ﾞ" ﾞ" ''ﾞ" ﾞ"ﾞ''""ﾞ" "''""
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
統一を準備し民族独立のための費用として200万ルーブルと
8000挺の日本式歩兵銃・15挺の機関銃・4門の大砲・2輛の装甲車
これが孫文の元に届けられた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（● ）u（● ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ うわっすげぇな
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ ばっちり支援しちゃってるじゃないの
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! えっ？日本の歩兵銃ってこれ38式歩兵銃？
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ノ ＼ ｉ:::::::|
|（─） （─ ） 〈::::::|
(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| u | 帝政ロシヤに輸出した有坂銃だろうね
＼ `ー'´ ／ 遠慮なくポーンとあげちゃえる在庫を抱えた銃に
,-- ゝーー ___／ /ゝ--、 テロを生み出す悪魔の血ともいえる石油から得たあぶく銭
ｲ / |.!､ _____ ／ ノ | i これに孫文は大喜び
| i |,／(__）ヽ／ | l
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.イ::::::::／zx ヽ、:::::::::::::ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ=､|:::／/´ヾ》 /::::::::::::::::::|
"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀ ロシヤ人ってのはえれー気前がいいもんだな！
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │ 今まで散々あっちこっちで頼み込んだけど
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ | こんなにくれるところはなかったぞ
,′ ， / |＞.､__＿
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
,。＜/ /"´ 氷´ _,.彡" ｀ヽ､
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ⌒ ⌒ }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,| ⊂⊃ ､_,、_,⊂⊃
,..-ﾍj ー' ﾉ 武器はいいけど
./::":::::::`ヽ､. ＿_ イ だけど本当に肝心なのは軍よ
/::i::::::::::::"'弋'!ｰ',〆>|'_ノ´｀ｰ -,,＿ _ そっちはどうなの？
. }:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f" 、 ｲ/ `i
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.ﾃ ＼xｰ.ｫ､__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r' ` ､_冫y"
:::::::::::::::::＼o:::::l .ﾄ、 ヽ,＿ﾉ"ｰ
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ | __
|::::::（ （ ●） （●）| ／_} l'':, そっちも上手くいっているね
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ／_ﾞ''iﾞﾉ､ﾉ 孫文はマルクス主義にさして興味はないけどボルシェビキ党の
| |r┬-| | ,:'`;:'／ﾉﾞﾉﾌﾞ 鉄の規律に多大なる関心を寄せていて
＼ `ー'´／ /`/ / ノ-〈/ それと国民党の改革を進めたんだ
>'ﾞ:: ‐'"ﾞ./ ヽ.,' ~ ／
／/::::: ', / /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）| 「本党は三民主義、五権憲法を創り上げた孫先生を総理とする」
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| | 党章に明記し孫文を中国国民党の永世総理と決定
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 孫文は全国代表大会の議決に対する拒否権と
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 中央執行委員会の議決に対する最終決定権が与えられた
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l
i/∧ !////////////└‐- . / イ'
i//∧i///////////////////ヽ ／.,x＜//,′
i///////////////////////////////// .ｘ/
∨/////////////////////////////ｘ＜//
∨///// ゝ/////////////////////////
ヽ､∨//// !//,へ､///////////////////
∨/// ｒ::x i'// i// }///////////＞_´
＼//∧{ヾ!/ ｘ}/x:;ﾉγ^Y/////フ＿::＼
｀ {て，‘'' r ㌣__ノ {^i i!//＞､´‐-､＼:ﾑ
ｒ､-─‐丶ｊ /__ -､ r‐＞"¨ヽ__::::ヽ｀ヽ ＞x',
ｰr' } i_＼ `tﾅ ﾌ! ﾉ , 八 ノ::::::/ i ＞ｘ
r'‐､r{__.}｀_ﾉ, >､‐ イ ﾉ ノ_ ....:::::::::::ノ ,ゝ" !＞ｘ ∧ いいか！ロシヤ革命が成功したのは党員の奮闘が最大の理由だぞ
｀ｰx'_7_ﾉ ¨-=二 -‐ ´ / i ＼ 党員が頑張ったから軍隊の援助が生まれたんだ
／￣二二 ￣￣ ｉ i ヽ したがってオラ達が革命を成功させるためには
ｒｒ"￣￣ヽ r'´￣:::::::::::::::::::｀ヽ i i ∧ ロシヤの方法、組織、および訓練を学ぶ必要があるぞ
ｘ＜⌒¨¨¨｀┬ｔ…-.ノ ∨:::::::::::::::::::::::::::::∧ i ∨ , そうしてこそ、成功する希望も生まれるってもんだ！
{＿__ﾉ-､〃 ! ｀ {´ ﾘ:::> ´￣￣｀ ヽ:::::∧ ! ヽ /
/ r==‐ ´⌒｀! y´ ヽ ∨ ∧ ! ノヽ
{ ノゞ=..__ イ´-^ヽ-‐ ¨¨ ‐-､ } ∨::ﾘノ ＼
i 㨨￣｀∨!::::::::i:::i ___ノ }ノ ＿ ｰ‐…"
ｒｘ‐‐……ナﾉ::::::::::i:::i‐- ＿_ 八 ﾉ￣￣ ＿＿ ／
ｰ-t‐…::::":::::::::::::ﾉ:ﾉ } r彡､"-‐ ￣￣ ／イ::
¨ﾞ＜:::::::::::::::／ __ イノ-‐´ ＼ ＿ /ｘ＜:::::::::::
r r┌,
} l .l .l r 7
.r 、 i_i .L.ﾚ´/
.'ヽ､Y r' γ
.＿＿＿＿ !､⌒ { ﾄﾏ、
,､_,､_,___､:::::＼ ヽ___‐‐ ｿ.: :ヽ
/ i::::::::::i 〈ン´ : : : .＼
....._,.-ｰ ､ ﾉ 乂:::::::i. ＼ : : : : : : :＼
...〉 ＼＼＼ .-, (_ﾉ､__） 6)::/. ヽ : : : : : : : ヽ
...＼＼ '´⌒∨ / } '--´ .':::/ 〉 : : : : : : : :ヽ. ボルシェビキ党の組織力に注目した孫文
.....ヽ. ｨ 丿 '､_、__ ,ｨ':ｿ ,.ｒ‐-､_,､__,,..-´‐' i＼ : : : : : : ｊ よくよく共産主義の本質を見抜いている男だ
...ヽ_ rクヽ 〕_____｀,.‐ｨ'｀ヽ‐ｲ : :/ :/ : : : : : : : :N:ヽ : : : ／
. ....〉彡´. : : ＼ _____,,_../ｨ'!´「ヽ／. : : :／ : :/ :/ : : : : : : : : : :＞-‐'" こうして時代に取り残された古い組織体制である国民党は
ヽ : : : : : : :＼ ／i : : : : :/／ｿ /. : : ／ : : :/／ : : : : : ,. -‐ '´ ボルシェビキ流に改造
.＼ : : : : : : ＼ ,ｨ' :/ : : :,.ｲ':::::/ /. : ／ : :l : : i/ : : : ＞`´ 本部に常設の最高機関が設けられ定期的に開催されることになり
＼ : : : :ﾆ= :ヽ､,ﾍ--ｲ´〃/ : : : /:::::/／ :／ : : : : ヽ : : :＞´ 協議によって意思決定がなされることとなる
ヽ : :／/ : : : : : :／ : / : : : /:::::／ : : : : : : : : : : :ヽ:/ そしてコミンテルンの要請と孫文の決意によって
ヽ. : : : : : : : : : : :,' : : : :ｉ::::,' : : : : : : : : : : : : : : i エリート中心から農民や労働者を入れた大衆政党へ変わった
｀ﾞ--‐‐ー-- ｲ : : : : :ｉ/ : : : : : : : : : : : : : : ｿ
ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
,' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :!
ｉ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i
', ＼ ｀/ ／/ ／ ／ ´＼ ＼ / ／￣￣／
丶 、 〈 ／／l// ／ │ 〉 / ／ ／
＼＼ 厂＼ |へl/／ ／∨／ ／ ／＿＿,∠
丶 | 几 ﾄ､l≧､＼ ／_,.イ´ /ノ￣〉￣￣￣／´
＿＿|└ ,ﾊ〈 | しト ,イ し' | / 厂 /＿＿_／
｀ヽ_＼└∧└─┘ , └─┘jイ_／＿／´
￣＞-ﾍ 〈ﾚ _,、 /く二二＞
￣＼∧ 「 二.ｲ / '､
,' ヘ、ヽ─'′／ ﾉ＼ 日に日に国民党の革命力がアップしているぞ
l ｀三≧=-彡/ ＼, へ、 仕上げに入るとすっか
＿／│ |｀￣´ / ／ ／ ／>､＿＿ おい蒋介石！おめぇちょっくらソビエトに行って修行して来い
┌／ ／ 人 | ／／ ＿＿／ ／／ ￣｀ヽ、
/ /´￣￣｀＼!／´￣￣,.＜//／ ／ ＿ ／⌒ヽ、 ＼
, ⌒厂| ﾉ、＿＿＿／＿_, ＜////／ ┌‐/ ヽ 彡'⌒ヽへ＿＿〉
_／ / │ 〈//////////////////／ ／ ｲ￣l ヽ、ﾊ ＼|///∧
/∧ / ／ // ∨//////////////／ ／／ ／| │ 八 〈 〉 ｌ////∧
. ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ﾊ
. ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ‘,
. |:::::｢￣¨''ｰ-=ﾆ:::::::::::::::＞ ´ ゜
. ！:::| ￣￣ Λ j!
.. V::| ,z=ミ ノ⌒V＾
. V! / ＼ ヽ V ,ｨ北ﾆﾆｱ) {
. __} -ｬ──≦hx､} } ﾚ ｆｿ | Λ
{⌒ ＼ {ｆ癶 {＼＿／ ﾊﾘﾉ
. ∨ﾊ ｀ミ=-彡 ＼ {//
ﾟ｡ﾄ､ ､＿＿＿＿__⌒ ｪァ７ ｊノ
乂_} ＼{ /ー〜'´￣ ∨ /
人 ∨ ＼ ﾄﾘ ,i{＼＿__
. __/ | ､ ＼∧___ __,ﾉ//│/| ＼ ￣
. //{ﾄ､ | 〕＞ ＼＿＿_// ′ | ヽ はい孫中山先生！
. ／/ | ＼ i ｀ ＿_,ノｊ / /
／ │ 丶 ｊ ／ / __
. ／ ＼ ≧ｘ ／ ／ ／ |
. ＿_＼ ＼/ ／ __／ │
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
孫文は蒋介石を代表とする
「孫逸仙博士視察団」をモスクワに送り
トロッキーから赤軍の組織原理を学ぶ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） | 重大なことだから何度も繰り返すけど
|:::/ :⌒（__人__）⌒| 孫文のこれまでの人生は自前の軍隊を持つことができず
|/ ｍj |ー'´ | 苦労し続けたものだった
＼ 〈＿_ﾉ ／ 孫文は欲しがった。孫文の国民党の軍隊を
ノ ﾉ その夢をこの国共合作が成し遂げた
只只只 |￣￣￣|￣￣|
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣|
┌―――| [] [] [] [] [] [] [] | ﾛ
＿＿┌―｜ ＿_ | | | ＿＿＿ ＿
三三三三三三三＼| [] [] [] [] [] [] [] | ﾛ ／三三／_＼ ／三
三三三三三三三三＼ | |＿＿＿＿ ／三三／ 三三 ＼ ／三三.
￣||￣￣||丁￣||￣￣|| ] [] [] [] [] [] r==ュ_====ュ_ ｜ ||￣||￣||￣￣￣￣|| ||￣||￣||
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣Τ工工|三三三三三三||￣||/＿|＿|/======＜二二二］|| _ || |￣￣￣￣
｜〒〒|三三三三三三||￣||｀'ｬｏ―｀ｑ rｧ仁三三三三三二| || |
｜⊥⊥{叮工六工工丁|Ｌ.六ﾍ_|_ {f冊_| ―ヾ<◎,◎,,◎,,◎,◎ソ _|| |
―――――――――――┘ ￣ヽﾟﾉﾉ┴冖┴ヽﾟﾉﾉ￣ヽﾉﾉ ｀¨＾¨＾¨^¨＾¨＾¨´ └―――‐
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それがこちら
支援金を費やし1924年広州に設立されたこの黄埔軍官学校
ソビエトから派遣された政治顧問と軍事顧問に
帰国した蒋介石が校長に就任し
党員に政治教育と軍事訓練を積ませ生まれたのがこの党軍
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
''';;';';;'';;;,., ザッ
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ
ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
,.〜＾,.〜＾,.〜＾..〜＾ ザッ
⌒vv⌒yv⌒vv⌒yv⌒vv、
, '´￣｀ヽ －＾, '´￣｀ヽ －＾, '´￣｀ヽ
ザッ ,‐ '´￣｀ヽ ,‐ '´￣｀ヽ ,‐ '´￣｀ヽ ,‐ '´￣｀ヽ
,‐ '´￣￣｀ヽ＿＿‐ '´￣￣｀ヽ ＿‐ '´￣￣｀ヽ ザッ
,-‐-､ ,-‐-､ ,-‐-､ ,-‐-､
r_,===ヽ r_,===ヽ r_,===ヽ r_,===ヽ
ll ,,ﾟ∀ﾟ） ll ,,ﾟ∀ﾟ） ll ,,ﾟ∀ﾟ） ll ,,ﾟ∀ﾟ）
/~´Y｀~ｌ /~´Y｀~ｌ /~´Y｀~ｌ /~´Y｀~ｌ
/~｀(,,にl,l('''l,l=== /~｀(,,にl,l('''l,l=== /~｀(,,にl,l('''l,l=== /~｀(,,にl,l('''l,l===
￣´ /,__/'l__,i ￣´ /,__/'l__,i ￣´ /,__/'l__,i ￣´ /,__/'l__,i
(__,,j i__,,) (__,,j i__,,) (__,,j i__,,) (__,,j i__,,)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国民革命軍
シナ大陸最強の軍隊がここに産声を上げ
軍閥割拠時代に終止符を打つ役割を果たすこととなる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. -‐: : : :￣￣_: : ｀: : .､
,. :／´: : ／: : -─ﾍ : : : : : : :＼
／ : 〈: : : ／ ／´ ＼ : : : : : : ヽ_
/: :,＞-‐一 '´ ＜￣: : ＝‐- ,ﾍ
{: :/ ＼: : : : :／Vﾍ
ヽ{ ｉ ,x≦二´" ヽ: ／__/| : }
| { { x〃´ ｔｯﾉ 〉:ヽ'､｀ヽ:ﾊ
| ,-‐＝ミ､ `"´ ｀ ー'´ .′ : ﾟ:，〉}: :｝ヽ
〈 / ｔｯ〉, i ｀ー ' : : : : :}/∧ﾉ: : }
} ｀￣/'| :| ﾊ i : : : |/ :!: : :′
|ｉ | ! ___〉 ＿_ ヽ 〈 |:|: : : :|! |__/ヽ
从 ヽ__／::::::::::::::__:ﾉ l |:|: : : :}ｉ | : : ′
{: |ヽ /:::_::::,.-─´_丿 :! 从: : / | |__ノ､
|: | : ﾟ， ｀¨ゝ-─''´__, V′:| | : : }
ﾚﾍ: :∧ ｰ ´ / :| |__ノ､
＼{ ＼ { .:′ | | : : /
｝ ‘， ／ / | |__ノ}
＼＿ ヽ -‐ ´_ -‐=ﾆ¨ヽ {: :/}
| -‐ ´ } ∨ ｊ
「 ´|::::::::::| _ﾉ──´- ＿
| |::::::::::} -‐=＝ﾆ ￣ ｀
／｀ｰ/:::::::/￣ ´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ちなみに黄埔軍官学校の面子はこれだね
校長 蒋介石
政治部主任 周恩来
面接官 毛沢東
政治教育教官 胡漢民 汪兆銘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /. わぉ！凄い面子ねこりゃ
ゝ ,､__, イ オールスター勢揃いって感じ
.y' |ヽ／ | ＼ 蒋介石と毛皇帝が同じ学校にいたって超不思議
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) この黄埔学校は国民党と共産党の幹部・将校を多数輩出する
| ｀ ⌒´ | あの失敗続きだった孫文が
＼ ／ 国共合作以後の2年という短い期間に行った成果が
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. 国父となった理由の大きなひとつだね
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
||＼
|| ＼
|| ｢＼＼
|| | ＼＼
∧＿∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧巛∧ || ＼ | ||
（ ・∀・） ( ﾟДﾟ) (ｚﾟ -ﾟ) （ ´∀｀） ||＼. ＼｣ ||
（. <ｙ> ） (| ：| |) < 天 > （. <ｙ> ） ∧彡∧ || ＼ ||
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣∧＿∧￣￣￣ ∧＿∧￣￣￣￣∧ ∧￣＼ （ @∀@） || ＼ ||
( 'д) （ ﾟ_ゝ （. ‘∀） ( *ﾟ -) ＼ （ <ｙ> つ ｣L ＼||
￣￣￣￣|￣|| )￣￣￣|￣|| <）￣￣￣|￣|| <）￣￣￣|￣|| |￣||￣|｢ ｜ ｜ | ￣ ||
|￣||￣| |＿||＿ ┐ |＿||＿ ┐ |＿||＿ヽ ｣L || （＿（＿_） ||
| || | |￣||￣|__） |￣||￣|__） |￣||￣|J￣ 」L ||
￣ ｣L
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国民党と共産党は同じ屋根の下で育ち同じ釜の飯を食った仲
ある人曰く「国民党も共産党もボルシェビキだ」
同じ民主主義集中独裁を目指す両党
一卵性双生児・異母兄弟ともいえる
この関係……ご存じの通りのちに兄弟喧嘩をし日本と戦うこととなる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
V::::::::＼
_ -- Ⅵ:::::::::ﾊ
＜::::::::::::::::::::::｀ ､|:::::::::::::::i
＼:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ }
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ アハハッいいぞこいつぁ
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ! 国民革命軍がもっと修業を積んで
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ, もっと強くなれば北伐が成功して統一が成し遂げられっぞ
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ,
,...rﾍ､,.ィ=､', ‘ ,:::::::::::::::::::／zzz､ ､{:::{V ＝彡:::::::/ ＼
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ＼ ／ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
,.-ー, ヽ ゝ._） j /／ いやぁ凄まじい執念ね
i., ,.-ッ ゝ ,､__, イ／ 全くの0から始めたのにここまでくるとは
!､ 〉 ／ヽ| ＼／ |ﾌヽ よくぞ戦い続けたわね
l￣￣l / ヽヽ ∽ /> ヽ
l： .|l ヽヽ／／ ヽ
| ｌ ヽｌ／ ｌ/ !
''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::／__/:::／ / ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ≦二.___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::,:ｨ ｨﾀ/:メﾐ､ ./ ﾔ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::フ
'"^ヽ、:::::::::::::::::::::{ ,':ﾑ、 ﾔ l |:::::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞‐''"
_＞:::::::::::::::::ヽ、f ﾞ l. ｛::::/ .ﾔ:::::::::::::::::::::::::＜___
_,.ィ´:::::::::::::::::;rｰ-ミ | ,、 ,｛:/＝=ﾐ.Y´｀Y::::::::::::::::::::::::::｀＞
-ｭ=ニェ::::::::;ﾊ/ヾ.', ﾔ ｌtｌ ﾞ≦=＝= ｊ ｵ |:::::::::::::;＞‐'"´
,.イ:::::::::ﾍ. ｛,.ぇ',. ﾍ.____｀_ 、 -‐'' j ｌﾉ,ｲ::::::ｪ≦＿,
ムｭ､_:::::::::::ヘ.___ﾔ '"´ 〉 .j¨´::::::::;＞'"´
｀ﾞ ＜::::::::::::ヽ、 ﾞー-一 ,.ｲ::＞'"´ そりゃあそうだぞ
ﾞＺ_::::::::::|＞.､_ ¨¨ ／ .|" 『中国』のためにオラは全生涯を費やしてきたんだ
,.天弓| ﾍ、ヘ. _＿ ／ ./ ﾔ＞=ﾐ､、
/了´ .水＝､ヽ､ ./ ,. _,Kニミぇﾏ、
{.∧／.ｵ ／ '"〉'"Yヽｒ'"^ ¨Fミ､ ＼ ﾞYﾍﾏ,
_,.-|.| ∨ .| ﾔ .| ﾄ､ | ﾉ .| | |,L.__
,.ィ",.-人l 〈 |.个 ./ │〉 .i 小. |_ﾉｰ--ミァ===
‐/¨¨{''" _,.,ｭ=弋卞ミ火 ', ヾ.| ､ ﾚ |. / ,に二二二ｱ三三
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） |
|:::/ :⌒（__人__）⌒|
|/ ｍj |ー'´ | 孫文の一番好きなものは革命で
＼ 〈＿_ﾉ ／ 二番目はwomanと答えたのは有名だね
ノ ﾉ
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ 北京 ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ ｌ 広東省 ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
オラの故郷である広東から北京に向かい
統一を宣言する
もうその時が近いんだ
ようやくだ……ようやく
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{. ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ（●） （●） .从 |、i|ﾍ ））
（（.丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ,/ /
'､ ヽ ゝ._） j /|/ /
. ＼ヽゝ ,､__, イィT/=/ そうしたら議会制政治をはじめるのよね
< l 7Eニ::ィ1 〉 あの辛亥革命のようにさ
ゝ'ｲ／ヽ::::｀ ､ ／
i´￣ ｀ヽ::|
| <
l V ∨ ! ﾚ' ,'. | | / ｜
| ﾍ| ｜ Ｖ/ j } }' , '| / !
| lヽ ∨ l | ! ／ / / j, ' l / ,' _ .ィ
ﾟ, _,. -＝￢ ＿i_|_／ 〃/ /.イ ﾚ' /-≦／
. ,. ＜ ／ ／ ＿ー ' , ' } /__,. ' ‐ ﾌ
／ ／ / , ､_ ヽ ／ ／ ／ ／
. /. Y , '´| ／ V } レ' ´ ／
/ , ':| / ｲ}rv-| ７ | ／ .ｲ ∠＿
. / ／. ', |／／ x'V | _,. -j／} ／. } ＞'´
. {/ _,.', l／ ,ﾊﾍ ｔ＼!ﾋ弋ﾘﾌ '´_ﾉ / _＞'´
, ’ /ヽ_ L_ ', :/ .r‐'｀ く おいおいおめぇ今まで何を聞いてきたんだ
, ’ , ' :/ ｰ┴､､｀ t フ｀ .ｲ ﾟ:, もう一遍おさらいすっぞ
. ／ -=ﾆ ' ,r-.::ﾉ ヽ、 . イ/ ﾄ､
. / /ー ' ￣}:::: , ': ヽ __
. _/ ＿ _彡' j:／::::-───_ -=ﾆ￣ |
. ﾉ::::::::::::｀::..〈 ,. ＜ _,. -=斗≦ ＿＿_{__
. /::::::::::::::::::::::,′ ＿∠ -=ﾆ:::::::::／ _,. ＜ ＿＿二」＿_
/::::::::::::::::::::::::! /::::::::::::::::::::::√￣ ィ ＞'´ }
三序構想
第一段階 軍政による破壊と清掃の時期。軍法により革命軍が政治改革を行う
第二段階 訓政による過度期。法律によって革命政府が全国の地方自治を発展させる。
それが成功したら国民大会を組織し憲法を作成し
選挙を実施し代議士による立法院を組織する
『憲法が制定され、総統、議員が選出された後、
革命政府は政権を民選の総統に返還しなければならない』
第三段階 憲政が実行された完成期である
.
', ヽ ＼ / / ／￣＿_/＼ / /＿＿＿
', ＼ ｀/ ／/ ／ ／ ´＼ ＼ / ／￣￣／
丶 、 〈 ／／l// ／ │ 〉 / ／ ／
＼＼ 厂＼ |へl/／ ／∨／ ／ ／＿＿,∠
丶 | 几 ﾄ､l≧､＼ ／_,.イ´ /ノ￣〉￣￣￣／´
＿＿|└ ,ﾊ〈 | しト ,イ し' | / 厂 /＿＿_／
｀ヽ_＼└∧└─┘ , └─┘jイ_／＿／´
￣＞-ﾍ 〈ﾚ _,、 /く二二＞
￣＼∧ 「 二.ｲ / '､ まずは第一段階の軍政の時期だ
,' ヘ、ヽ─'′／ ﾉ＼ オラたちの国民党に権力を集中させ政治を行う
l ｀三≧=-彡/ ＼, へ、 こっからはじめなきゃなんねぇ
＿／│ |｀￣´ / ／ ／ ／>､＿＿
┌／ ／ 人 | ／／ ＿＿／ ／／ ￣｀ヽ、
/ /´￣￣｀＼!／´￣￣,.＜//／ ／ ＿ ／⌒ヽ、 ＼
, ⌒厂| ﾉ、＿＿＿／＿_, ＜////／ ┌‐/ ヽ 彡'⌒ヽへ＿＿〉
_／ / │ 〈//////////////////／ ／ ｲ￣l ヽ、ﾊ ＼|///∧
/∧ / ／ // ∨//////////////／ ／／ ／| │ 八 〈 〉 ｌ////∧
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /.／ そうだったわね
ゝ ,､__, イ ／ じゃあ第二段階はいつごろになるのかしら？
.＿_ ., ':|ヽ／ /.|＼ ほら共和国なんだから国民主権でないとね
｀-ｔ- ｀ヽ ／ { l ∽ ／ ﾉ ヽ ちょっと我慢してもらうってことらしいみたいだけどさ
{とニ ヽ=、 r/ { r...:./´／ ´ヽ
ヾヘ｀/ﾍヾ、 ／ i.| ヽ|.:./／ ／ ',
ヽ、ヽヽ.ヘ／ Y /.:.|｡´ /´ |
ヾ_∨ )ヽ ,' /:.:.:.|｡ i { ／ |
ヽ ／| ./.:.:.／≡＞-K__ |
￣￣￣"~ ---≧ ,,__∠._ri ./／/ミミ/ ヽ |
￣￣~｀ -ﾐ{∞ /
｀---‐‐‐‐‐´￣￣￣￣￣
'､三三三三三三三ゝ-､
_ ,,, __, -'"￣｀~""'’三三三三三三三三三ヽ
_,,-_´,三三三三三三_三三_三三三三三三i
｀"' ､三三_三／/三ハ三三三i三三三i＿＿_
.i;;;｀;;､三i0'i i,､ /´ }三／_i/⌒i三三, -'"
‐--――､-――i く i'-,｀==- -==ﾆi''´ i ９/三／
‐-､_,‐-,,-,,_｀ｰ三ゝ､i､ i' -i i- i /-'"三〈,,__
ヽ;;;;i ｀ｰ ､ ｀ ｰi ￣ y ｀￣ ノイ￣"''￣｀ そりゃまだわかんねぇな
i;;;;;i ｀--.ノi ヽ -― , '" i まぁいつかってやつだ
i;;;;;;;', i´ ゝ-- " i｀ｰ､-､
/;;;;;;;;;i iヽ / ヽ-―､ まっ中国みてぇな数千年の専制によって退化し
‐-,,_/;;;;;;;;;;;;;i i;;;;ゝ,,__＿＿＿＿＿, -'/ 征服され亡国の憂き目を見た民族がよぉ
"'- ､ / i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ 突如革命によって光復し
i ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ しかも共和立憲の国家を作ろうとするには
ゝi 丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ /;;;; 訓政の道をとる以外に、断じて近道はねぇぞ
i ゝ;;;;;;;;;;;;;;;／ /;;;;;
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 大陸では100年経ってもそうはなっていないんですよねぇ
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l
日本の身から出たサビか
勉強になる
、/////////＼j//////∧
＼/////////////////└
,ィ ￣￣｀ヽ┘///////////////////｀ヽ
／//////////////／}///／////／}////’,
////////////////／{/// j{///ィ冖/////L ＿jｌ
`'＜//////////{｢ィ´i/ヾ |i／/⌒/ヾ}///////il
-―――ｧ//////i{ /{i｀ヽ ｀ '⌒ヾ ////////ｉl
//////////〃´ヽ>, {_ 卩 卩 _}ィｼ⌒ｉ/////l
`'＜///////{ハ ﾑ '"⌒¨ ｣〉 ¨ﾞ⌒｀ }ハ}///￣|
`'＜///V 〈 ﾑ r､_ ｀´-ｧ┐ /〉ﾝﾞ/////| まっそもそもその国民主権の元となる
＞/＼__jl ｀ｰ‐' /／//＜_￣l 天賦人権論はおかしいぞ
´￣￣¨ヽiム. ´¨｀ /￣i￣￣ 民権は天が作るんじゃなくて人が作るもんだ
| ＞ . . ＜ ! 第一人間は平等じゃねぇだろ
、 ／| ＼ ｀ー ´ / j{＼＿,
／i>′ ｀ ∨/ r'" // ヾ}＞‐i_,,
iｰ< _,ｲ ＿＿_∨＿／/＿＿＿ .／ i｢ ／
rt'´i { {`ー ¨´ ｀¨´ / ／
／〈 { 〈 | j{ ヾ
. ヾ l ヽ ―- ..i.. -― ｣｢ /
〈i | ｀/
＼ V>、 /i＿＿＿___,,ィ/
｢i j{ j｢ ＼ __,,..ィ｣i|L::::::::::::::::::::ﾑ
|｣ 〈!＼ ヽ ﾚ＼::::::i|〉:::ﾆ=-‐''"V/,
∨/ ﾚ､ ＼ ﾉ>一'´ ＼/i{
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼ ━━┓┃┃
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ . ┃ ━━━━━━━━
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i ┃ ┃┃┃
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i| . ┛
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ﾟ ｡ﾟ 三 ≧ ﾟ'ゝ . j /／
-=＝ 三 ≦｡ イ＿ ほげぇええそれを言っちゃうの！
。 -=≦ ,ｧ|‐‐ ＼ だっ駄目よそのダークな言葉は
ﾟ｡ 三＜ ､,Ｊﾄ
≦ ッ ッV´≧
| lヽ ∨ l | ! ／ / / j, ' l / ,' _ .ィ
ﾟ, _,. -＝￢ ＿i_|_／ 〃/ /.イ ﾚ' /-≦／
. ,. ＜ ／ ／ ＿ー ' , ' } /__,. ' ‐ ﾌ
／ ／ / , ､_ ヽ ／ ／ ／ ／
. /. Y , '´| ／ V } レ' ´ ／
/ , ':| / ｲ}rv-| ７ | ／ .ｲ ∠＿
. / ／. ', |／／ x'V | _,. -j／} ／. } ＞'´
. {/ _,.', l／ ,ﾊﾍ ｔ＼!ﾋ弋ﾘﾌ '´_ﾉ / _＞'´ 落ち着けよ
, ’ /ヽ_ L_ ', :/ .r‐'｀ く いいか人間のここの能力には8つの段階がある
, ’ , ' :/ ｰ┴､､｀ t フ｀ .ｲ ﾟ:,
. ／ -=ﾆ ' ,r-.::ﾉ ヽ、 . イ/ ﾄ､ 聖-賢-才-智-平-庸-愚-劣
. / /ー ' ￣}:::: , ': ヽ __
. _/ ＿ _彡' j:／::::-───_ -=ﾆ￣ | 今の人民の教育レベルは下の三段階のが大半だろ？
. ﾉ::::::::::::｀::..〈 ,. ＜ _,. -=斗≦ ＿＿_{__ そいつらを政治に参加させたら国はどうなっちまう？
. /::::::::::::::::::::::,′ ＿∠ -=ﾆ:::::::::／ _,. ＜ ＿＿二」＿_
/::::::::::::::::::::::::! /::::::::::::::::::::::√￣ ィ ＞'´ }
,'￣ ＝- _} _ -─j::::::::::::::::::::／ ,. ､ ／ _,. -=ニニミｘ ∧
,' }'´ /::::::::::::::::／ ,ﾊ f::::/ :/ ／::::::::::::::::::::::::::::::ヽ}＼>'⌒Y
,' / | /:::::::::::::::/ 〈::::/７_j ./ , '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,' ､ﾍ__j
,' ,' | ,':::::::::::_／ , 廴>' / :l |:::::::::::::::::::__;:: ---- ミ::/___ﾉ- '⌒Y
./ ,' | {::√￣ | // l l |::::::::＞'´‘, Y´￣ } ヽ_{匸ﾄ､
′ ,' } -:r≦. | r┐ / | |:::::/ ,.......__ ,:| ーく_＼ {; }
; |八 ／ | ﾚ. | |:::::Y / ヾ::ﾊ '^ ヽ ヽ 〈__/ Y
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／ まっまぁ……いいことにはならないわよね
ゝ ,､__, イ／ あれ？これって袁世凱も言っていたような気が……
.y' |ヽ／ | ＼ でも民主主義って民衆を信じることで成り立つんじゃ……
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
∨:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::: | ＿__
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{_ ｘ＜ ::::／
x≦￣￣￣≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-=ﾆﾆ二二才
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿
'────- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞'´
-=====＜::::::::::::::::::::::::::z=V:::::',:::::::Y´ﾊ:::::::::::z=-
. ／::::::::/:::::::::::::／ ∨:::}､::::7-i. }-'´ ｀Yﾍ-､_
/::::::::::::::{::::7::::/ _,z::/=}:/ r ,ﾉ ヽ }: :.',: : ＞ｘ
7:::::::::＞' ',:7|:ﾄ{ ｔｯ -'L ゞ' .}' }' , # ';.7: :.} : : : : : :＼ オラはそうは思わねぇ
{＞'´ }'´Vﾊ ７ '´￣;;'',,, ,' ';;, 7: :.,': : : : : : : : :＼ 選挙をやって政治にロクでもねぇ大衆を
r≦: : : : : :ト.ゝ' ｰ= ' ,ｲ _} -=== ７: :/: : : : ／:: : : : : : ｰ 参加させたら衆愚政治に陥っちまう
> : : : : : :|: {: :|＞.､___／:／ /: :/: : : : /: ; : : : :r===ミ オラはこの目で見てきたけどアメリカ議会はひでぇもんだぞ
/ ,.!: : :ﾍ: :.|: :i:∧ 〃 _,. ｲ: :/: : : : /: : : ／ ヾ. 馬鹿に選ばれた豚議員どもがグズグズブーブーやってるだけでよ
i,'/｜:.|:.:{: : ',: :',: :＞z＿＿,. -‐: : : : :./: : : : /: : :./ } 大事なことがなんにも決まんねぇ
|!{ V: ヽ!: : :.',: :ﾄ､_: : : : : : : : : : : :／: : : : : {: : :.7......_ i
／ ､ _,.ヽ､:i: : : :',: : : : : ー-: : _,. イ: :: : : : : : :.i: : :,'::. ヽ
＿ --､＿＿
ｒ´＿´ ｰ二_
}三三ﾐｭ_､_＞ー´
ﾑィ⌒Y
/ ｊ! | ＼ ､
/ ｊ ! ヾ≧ｭ､ }ｌ.
{ ﾊ ＼ ﾏニﾆｭ ｊﾑ
ﾚ ﾘ ヽ }ニニニｭ. /ニ /
{ 人ニニ=､∨ニニニニ∨ニﾆ /
/ ｊ/ ﾏニニニニニニニニニニ/
| i , ﾏ､ニニニニニニニニ／
! | { ﾄ､ﾏニニ＝ニニニニム
i ! }ﾆｒ､/ニﾆィニニニニニ!
ﾄ ﾊ 人｣ }＜/ニ≠ニニニﾆｊ-――
ﾑ ｀ｰy ｲ7ヽｲ!X{ ／_｣ﾆ/jニニニニ=ｭ､
X{ ｊ ∨ィ三７ 八 ヾ^ ｰｯ=ｧｲ´ヲニニ＼
ヽ ﾏ三三三7 / ﾄ ｒ´ｭ￣ｨニニﾆｭ､ ｀ヾﾑ よって危険が孕む議会政治は危険すぎだ
} ﾏ三三7 ム､ ヾア´⌒ﾏ＝ｭ＿｀ ｀ だからオラは議会政治をすぐに導入するのは反対するんだぞ
八 ﾏ三/ ｊ三≧!､￣ ー} ｊ７ ー、 まずは万能政府を樹立すべき、これだ
/ ヽ マ / !三三三三三 ｊ _ｚ ィ 中国の権力を全て革命党に集中せよだ
ヽ L / 三三三三ア / / ／三三!
人 ｀ / ﾏ三三ア //三ニキｒ'
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒) 万能政府というのは聖-賢だけの段階にある
| ｀ ⌒´ | トップエリートだけが政治に参加し形成される政府のことだね
＼ ,／ 国民はその万能政府に全ての権限を預け
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 好きなだけ政治的手腕をふるえるようにすべき
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i そういう一党独裁理論だ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::／__/:::／ / ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ≦二.___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::,:ｨ ｨﾀ/:メﾐ､ ./ ﾔ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::フ
'"^ヽ、:::::::::::::::::::::{ ,':ﾑ、 ﾔ l |:::::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞‐''"
_＞:::::::::::::::::ヽ、f ﾞ l. ｛::::/ .ﾔ:::::::::::::::::::::::::＜___
_,.ィ´:::::::::::::::::;rｰ-ミ | ,、 ,｛:/＝=ﾐ.Y´｀Y::::::::::::::::::::::::::｀＞
-ｭ=ニェ::::::::;ﾊ/ヾ.', ﾔ ｌtｌ ﾞ≦=＝= ｊ ｵ |:::::::::::::;＞‐'"´
,.イ:::::::::ﾍ. ｛,.ぇ',. ﾍ.____｀_ 、 -‐'' j ｌﾉ,ｲ::::::ｪ≦＿,
ムｭ､_:::::::::::ヘ.___ﾔ '"´ 〉 .j¨´::::::::;＞'"´
｀ﾞ ＜::::::::::::ヽ、 ﾞー-一 ,.ｲ::＞'"´
ﾞＺ_::::::::::|＞.､_ ¨¨ ／ .|" あとオラはすげぇことを悟っちまったんだ
,.天弓| ﾍ、ヘ. _＿ ／ ./ ﾔ＞=ﾐ､、 おめぇら『知るは易し行うは難し』って知ってるだろ？
/了´ .水＝､ヽ､ ./ ,. _,Kニミぇﾏ、
{.∧／.ｵ ／ '"〉'"Yヽｒ'"^ ¨Fミ､ ＼ ﾞYﾍﾏ,
_,.-|.| ∨ .| ﾔ .| ﾄ､ | ﾉ .| | |,L.__ ※王陽明の言葉
,.ィ",.-人l 〈 |.个 ./ │〉 .i 小. |_ﾉｰ--ミァ===
‐/¨¨{''" _,.,ｭ=弋卞ミ火 ', ヾ.| ､ ﾚ |. / ,に二二二ｱ三三
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ あーはいはい中国古典の名言よね
ﾍ j ⌒ ﾉ （ :::） 日本だと「言うは易し行うは難し」になるけど
／ ー‐ ヽ ( ::)
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l／ r‐´ ￣ |
＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::;::::::::::::::::､:::::::::::::＼:::::::::::::::::::::}／:::::::::: /
｀ ＜::::::::::::::::::::::::::/::::::/::::::::::::::_ -V::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
＼:::::::::::::::::/:::::::,i::::::::::／ , ' Ⅵ::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::／
＼:::::::::/{:::::/.|::::／ / .!:::::／:::::::::}:::::__::::::＞'´
,.x＜:::::r{::::::::::ﾏ}'<:..､ / ,.ｨ:}∠ミﾚ::::::/:::::::::::::::::::≧=-z
／:::::::::::::::| {ト弋 { ＯﾄWiﾁ'Ｏ } 厶イ .}:::::::::::::::::＞ '´
／:::::::::::::::: 从 {:', _,.ﾆ== i:. --==' /_/ /:::::::::::＜_
´￣￣￣フ=- :＼_', 〈:::〉 ,'_彡':::::::::::_::::＝￢ 改めて考えてみろこれすっごくおかしくねぇか？
,.ｲ冫／z===ﾍ {_ 」 / ',=、:::＼ なんで知るのが易しくて行うのが難しいんだ？
,./::, ' / ／ｨ:ﾄ､ ￢ イ ::::i: ＼⌒ 逆にした方が正しくねぇか？
/ {::7 / /, ':/'´ |:＞ _,. ィ ::|::::. ﾟ ,--､
〃／Ⅵ :/ /:::::i ＼ ! } ／／ : ::::::::. V:::}┐
,. -= ' }! ′./::::::::|ヽ ヽl .／／:: :::::::,.ｨ:::::|ム
. ／ ﾉ ∨ .i::::::::::ﾑ ｀ ∠ __ ,.xく:::::／ ‘,┐
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ー ｀ー }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,|⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃
ﾍ j ⌒ ﾉ えっと……逆にすると『行うは易し知るは難し』
ゝ ,､__, イ あらそうね。間違いとは言えないわねぇ
／ | ヽ ／ | ヽ というかどっちとも言えるんじゃない？
／ ＜＼.∽ l> }ヽ
{ ', .＼＼ l ! ｜
! /[ ▽ ] ＼l j /
｀ｉl l｡ ;}
V::::＼
V::::::::＼
_ -- Ⅵ:::::::::ﾊ
＜::::::::::::::::::::::｀ ､|:::::::::::::::i
＼:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::|
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕iﾄ､
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ__ - ﾌ
,. -─‐::::::::::;::::::/::::::::::;:::::::::::::::::::::∠_＿
. ／:::::::::::::::::::::::::/:::ｲ:::::: ／V:::::::::::::::::::::::＞'´
｀ ー- _::::ﾊ:::|:K |::／ ,. /:::_::::::::::::::ー-z
／::::::',ヽ {` tｯ､ij,:tｯ_厶イ::::＜ト､, - 、
￣/7: ｀,ﾊ ￣ ,i ￢´ ,' ´Yヽ }::ﾚi´{￣｀ 、
{/ ,//:ﾄ､ ﾋﾆﾌ ｲ ///⌒ ー ﾍ } これが正解だ
〈 /i::{ _ i＞- く / _／〈 ｀ヽ ｀Y ﾄ､ そう知るのは難しいんだ
∨ /∧- ｀ヽr ' ´二.イ:::{ i ﾍ ヽ ', |ヽ! 大衆は知易行難の思想に毒されちまっていたから
Vﾑ::::≧=---=≦::::::::::ﾊ { i ヽﾟ, j::{_ﾟ, だからオラの革命思想が中国の大衆に伝わらず
} ∨:::::::::::::::::::::::::::／ |ﾄ､ヽ ノ::::::}_ﾟ, こんなことになっちまっている
,...rﾍ､,.ィ=､', ‘ ,:::::::::::::::::::／zzz､ ､{:::{V ＝彡:::::::/ ＼
／// ／////
////! .／/////
/! ////∧///////!
i∧ !////////////,i
i/∧ !////////////└‐- . / イ'
i//∧i///////////////////ヽ ／.,x＜//,′
i///////////////////////////////// .ｘ/
∨/////////////////////////////ｘ＜//
∨///// ゝ/////////////////////////
ヽ､∨//// !//,へ､///////////////////
∨/// ｒ::x i'// i// }///////////＞_´
＼//∧{ヾ!/ ｘ}/x:;ﾉγ^Y/////フ＿::＼
｀ {て，‘'' r ㌣__ノ {^i i!//＞､´‐-､＼:ﾑ 分かるだろ？行うはどんな馬鹿な人民にもできる
ｒ､-─‐丶ｊ /__ -､ r‐＞"¨ヽ__::::ヽ｀ヽ ＞x', しかし知るは極少数の選ばれたものにしかできない
ｰr' } i_＼ `tﾅ ﾌ! ﾉ , 八 ノ::::::/ i ＞ｘ 先に知り先に覚った者これを先知先覚者といい
r'‐､r{__.}｀_ﾉ, >､‐ イ ﾉ ノ_ ....:::::::::::ノ ,ゝ" !＞ｘ ∧ それがオラであり国民党だ
｀ｰx'_7_ﾉ ¨-=二 -‐ ´ / i ＼ 他の民衆は後知後覚者・不知不覚者であり
／￣二二 ￣￣ ｉ i ヽ そうであるからこそオラたちに従わなきゃなんねぇ
ｒｒ"￣￣ヽ r'´￣:::::::::::::::::::｀ヽ i i ∧
ｘ＜⌒¨¨¨｀┬ｔ…-.ノ ∨:::::::::::::::::::::::::::::∧ i ∨ ,
{＿__ﾉ-､〃 ! ｀ {´ ﾘ:::> ´￣￣｀ ヽ:::::∧ ! ヽ /
/ r==‐ ´⌒｀! y´ ヽ ∨ ∧ ! ノヽ
{ ノゞ=..__ イ´-^ヽ-‐ ¨¨ ‐-､ } ∨::ﾘノ ＼
i 㨨￣｀∨!::::::::i:::i ___ノ }ノ ＿ ｰ‐…"
ｒｘ‐‐……ナﾉ::::::::::i:::i‐- ＿_ 八 ﾉ￣￣ ＿＿ ／
ｰ-t‐…::::":::::::::::::ﾉ:ﾉ } r彡､"-‐ ￣￣ ／イ::
¨ﾞ＜:::::::::::::::／ __ イノ-‐´ ＼ ＿ /ｘ＜:::::::::::
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 「よって先知先覚の革命政府が愚民を導かなければならない」
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜
ヽ L ／ ということは万能政府は人民の自由と権利を制限してもいいと
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.イ::::::::／zx ヽ、:::::::::::::ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ=､|:::／/´ヾ》 /::::::::::::::::::|
"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ | そうだ！人民の自由は縛るが政府は縛らず自由に行動できる
,′ ， / |＞.､__＿ これが強い中国の条件だぞ
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
,。＜/ /"´ 氷´ _,.彡" ｀ヽ､
,.イ / /ヽ､＿＿/＿＿_,.＞;"´／ _＿ ＼
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノu ヽ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （○） （○）从 |、i| うおおおおい！
丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ 堂々としすぎよ
ヽ |!!ill| j /／ 民衆の自由を制限して縛ることを正当化しすぎじゃない
ゝ||!!il| イ／ 駄目よ！封建社会的束縛から解放しなきゃ
.y' |ヽ／ | ＼
｀ ､:::::::｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ _, -y
-- _ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＜::::::::／
｀ ､::::::＞x'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
_ -`::::::::::':::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／
-=≦::::::::::::::::::::::::::{:/::::::::::_;:::::::::::／:::::::::::/:::::;::::::∠_
￣｀ ＜:::::::::::::::::/:::::／´/:::::／ｲ::::::: ／::／::::::;: '´
｀ヽ:::::::}:／{ ／::r彡':::::_;:／}:ィi},'::::∠_
__ -=ﾁ:::::::ﾍ、', {-tｯ､> ´ｨtｯ__ﾉ ,レ' ﾊ
｀ ー─‐z=‐:::::: ﾊ ｀￣ i -￢ /ﾄ､｀ヽ |
, '{ ﾄ､ _ゝ'_ ｲ ﾊ:ヽ ヽlヽ 自由か……ちょっと勘違いしているようだが
,.ｨ/ j ＞ __ イ:|:{./ }:::ﾑ i } 中国人ってのはもともと自由だぞ
√ i::/ ,:' ＼ ｛ ,' }' 从:::ﾑ ∨
/ ー- _::. :ヽ＼__i__|_ ｲ:::::::::::} !|
{￣ - _ ｀ ､ , '´ ／::::::::::::::::l i!
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ u ヽ、 ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ はい？自由なの？
ヽ ∩ノ ⊃ . j /／ ほらだって……昔だしさ
/ ＿ノ_, イ＿ なんか自由も権利もなくて
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
/″″″″″″″″/″″″″″″″″/″″″″″″″″/″″″″″″″″
./″″″″″″″″/″″″″″″″″/″″″″″″″″/″″″″″″″″
.″″″″″″″″/″″″″″″″″/″″″″″″″″/″″″″″″″″
"''"''"''"''"''""''""''""'~~~"''"_／⌒''! "''~"''"''"''"''"''""''""''""'~~~"''"''"'' ∧ﾐ∧''"''××"''"''"''
/''⌒＼ ゎぁぃ ゛''==‐- _フ 彡 = ﾐ ｬ彡》__ l； ； ﾐ ±±
,,..' -‐==''"フ （（´∀｀ /） lｃ ＾ Д,＾） ｆ ,ニニ> `（＿,. ィﾐノ ,××
∩´・∀・）） `, ノ ::: /´ﾍ ｔュﾍ `<_| ；∀；）ﾉ .| | ゎぁぃ♪
. ゝ ｒ' （⌒） ） ::: / 、_,,ﾌ||<_｝: （ o） O__,、,）〜
ヽ__）_,） し' :::く,＿__ｌ__||_l,ゝ > ヽ_)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
オラは中国の農民出身だから知ってる
中国人は税金さえ払えば
あとは何をしてもほっとかれるぐらい
貧しいが自由気ままな存在だ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
| V７ } | /
| ﾍ! i i , イ
| ＼.从 _ﾍ. / / , ィ
. ', , ﾍ ／ ｀丶 ', / / イ. /
. ト､', ／ ／ ,､ィ´ ｜ /´ /
. ' _Y ./|. ／ ∨ }! ／
∨ | ./ ! ／ ,: } ｲ.} ﾘ 、 _／ィﾌ
∨ .i .ﾊ/=', /ヽ .{ '´ ,/ ／_｝/／Y } ´ _／
_＞i ∧ ':弋Vtｯ､j vｨtｯ´ / ´ ﾉ / ,. '´
｀ ',{-ミ=', -￣´`ﾆ｀￣ﾆ´ r_彡'ニ=- 西欧社会は圧制の歴史だが中国社会の歴史は違うぞ
', ﾋ:' /ﾊ'´ 中央政府の役人がたどり着けないぐらいのド田舎がまだ中国には沢山あるんだ
ト . '⌒ . ＜ l 極端に言やぁ税金さえ払えばお前らの村はお前らで好きにしろ
,' !＞､_ .イ::. / ,ト 面倒は見ないがなになるな
/7 ＿_, ｨ,′ i :::::::::: / , ', ＼＿,.ｨ＿,
＿＿,.ィ='ニニ＞'´ ', ::::: / ,:' ｀ '＜ニﾆ≧= _＿
__フ二二二二{--- _',_ ', ./__,/_ ---彡ィ二二二二二二二==≦ﾌ
. ト=≦二二二二二二∧ ヽ '´ ,.ｘ＜二二二二二二二二二ﾆ＞=ミ
ｲ／ V二二二二二二≧z ＿ ...:::::::{ _,. イ二二二二二二二二二ﾆ＞'´
/ }二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ7 ヽ
＿
γ´ﾉ ヽ｀ヽ
, - ´￣｀ -､
／ ／/"/ i＼ヽ＼
//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
i l i{_{ﾙノ ヽ､ } } il i
| il从/（●) (●） 从 ﾘ
ヽﾘﾊ ､_,､_, ﾙﾘi
. ヽﾍ､ ノﾚノ あっなーんだそうなんだ……いやいやなおさら駄目じゃん
｀-ゝ､,､ __,イ-´ 折角の自由気ままな状態を悪化させてどうするわけなの
／ |＼／| ヽ､
/,' <ヽ ∽ /> ﾊ
| i ヽ V /[▽]i |
i | ヽ / i |
| i ｡| i |
やっぱユーラシア大陸にはその手の思想の培養地なのかね。
| ＼ i { 7 / / / !/ ／/ } | j７/7,ｲ
|ハ､ ｀ヽ､_ ７ i }' 7／ ,ｲ ,ｲ! },' |
∨ﾍ＼｀ヽ､｀ | ! | レ' ／ .／ } | ／ }
ヽ ＞--- ﾞ i ／ / i ７
／ - _, -､ r≦｀ヽ､￣ヽ__ 7 / ＿
7 ／￣ ７ / ､} ﾄ､ ∨ Y ヽ /'´＞'´
i7 ＞'´ 丁 ７｀ ″ﾍ }V 7 } ＞'´-､__,. -- ､
|／ 7 ,',ハ | ,: Y / 7イ＞'_ ｀ Y } ´ ,...≧ｘ
x-∨ Aﾐヾ{ / _,z:yﾁ r' / ヽ! | /:::::::::＼}
〈 V { ∧'tｯゝ'´-`´′ .r-' j , /::::::::::::__∧_ いいやそこだ！むしろそれが駄目なんだ！
ハ /.ヾ! ∧ :j_ ,.ｨ=ヽ 人{ ./ ./:::::::::／ ', Y} 中国人は自由を通り越して
〉:::! ,' ! | ＞､∨zﾘ,.ィ ,..ト---./ ﾍ {:::::::/￣ ｀Yﾉヽ、 放蕩不羈な輩が多すぎるんだぞ！
＼::i∧､ i .} ﾄ､ ｀ミ´ィ´ ｘ＜,′ ヽV::/ ヽ }_ これが中国人の最低な根性の根本的原因だ
}' ＼ ∧ i .{:::＞---{-- ≦:::::::/ i _, -=､ ', ハ
, ､ 7 ＼ ', ヽ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::/ | 亡'´ヽ､ ヽY i ∨
/´ﾆ} rヽ { i∨ ヽ ＼::::::::::::::::::::/ :} ﾊ ヽ i ヽ ﾍ-z___ノ=､ i
Y´ ,j:< 7}--､z≦ ＞､ / } ､ ＼＼:::::::::::/ ／ { ' i ｀ヽ､ ﾉ:::}ﾊ ｀: i
Y '´ ﾉヽ i::}::::ハ ヽ ﾉ `t- ｀ `ー' ' /´乂 ヽ ／:::::::::::! ∨
ゝ､ / ﾉ::::::::::ﾘ ,r'´ ーt_≧ｘ＿＿,. -≦x＜::::::::￣:ト､::::::::::::/ ,: V
`＜:::::::／ー-- ' ／ 弋::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞'´ .∧ ー<´ ￢_'´ - '
￣ ≧=-≦ 〉-y:::_:::::::::::::::::_＞'´ ヽヽ ∧ ￣
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| | よく言われるシナ人は
＼ `ー'´ ／ バラバラな砂であり固まることができない
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 孫文はその原因は自由すぎるからと考えた
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＼ / ／ ＼ | ／ | ／-‐､､ |
＼/ ／ | ＼＼ | | ／ | ／ ヽ､､ ﾉ
/ ／ ＼ | ＼＼| | |/ ,,,-/ ／ ,,,,,,,,,,,,,ヽ ／
| ／ | | ＼/ヽヽ＿-‐'" / ,.-‐'''''"￣ / ／ ／ ,,-‐-
| /､ | | |ヽ＿ヽ,.､‐''／ ,.-‐'" / ／ ,.-‐'" ／
| / ＼ |ヽ-,,,○」二 ヽ‐''" .／ ／-──‐イ ／ ／､
.| / ヽ──＼ | ‐-,,,,,ﾉ-‐' ／ ＼＿ ◯ ／ ヽ､ .／ ／
| / ＼ ＼ | /／二 /＿＿,,,二二二ニ,,,, ／ヽ,,,
ヽ| ＼ | ／‐'" ￣ """""'''‐-,,,,, /
＼_ |／_,,,,,--‐, ヽ‐''''ヽ､
ﾞﾞ''''| ￣ヽ ､‐'" ,,,,,-‐‐-､ 二 ﾉ
| ＼‐'''"￣ ＼ ｌ" /
ヽ ヽ──二ニ￣" | ,,,,,,, |￣,‐､,,／
.＼ ､ ヽ┌二ヽﾉ,,,,,,,_,,‐､| |ｌ / ﾞ''' 乾いた砂なんだよ中国人は！
＼ヽ |/二／ -''" | ｌ /‐､ ,,,-‐'" 勝手すぎて団結力がないんだ
ヽ |二/ ヽ＼＿,,,|,,,,,,」＼,,,,,,＿＿／ ﾞﾞ''''" 意志がひとつに固まらねぇから弱っちくて外国にやられちまう
ﾞ| |ヽ＿ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣ﾞヽ､,,,,,,,,,,,,,,--─- だから自由を縛らなければならねぇ！
ﾞ| ヽ ￣／;;;;---─''''''''──---,,,,,,,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヽ,ヽ-'''"￣ ／ ﾉ‐､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／ ／ ,,-- ヽ-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
___Y￣|＼.∨´ .i!､/ﾍ／｀ヽ ﾞ＼ ﾞ/i､.ｌ'､ ! ヽl ! .、 ｀''-″ . ／ .／ ./へ__｀'ｰ
＼ﾍ! ｀'.＼ 《 ｀'-＜＿| .ヽ.＼. ｌ l'.ｌ.＼ ! .ﾞl l／| ,／ .／＿人／ 心
-‐ ∨ __ |ﾞ┘＼ ´ .'-、 .ヽ.｀' .ｌ,ﾞ, ｀- l ｀ /、.,ｨ .／ﾞ|￣'ｰ､.／ / . l.ヽ｀¨¨ｯ.,／
∨ Yゞ} .l .／ﾞ.ｌ .＼, ヽ .｀″..ﾞ／ ヽ /.!ノ/ ,ﾝl' ／ ＼｝／__} /|＼ | ﾘ､￣Y
. / .ｌ./ !く,7＼|､ ／ | } ,l!ﾞ./ ／ ／＞ｭイ/￣._..ゞ./ ∧ ﾞ'.ｌ, | ¨￣¨¨
'ゝﾐ￢ ..,_ ふ､ l ＼. / （ | ／. ゛ .レ",,/ｲ＼＿}/ン'''ン' ∨ ∧/ .ｒ'"
. ｀'-..、｀''ｰ ..,_ ｀'-､￢ミ;;ﾐi､ . / ./ｰ┐ j／ ／} 〃 ._ﾐ~ﾞ ／ ,,, ‐ ∨ /,ﾉ゛
｀''-､,、 .｀ﾞ'ｰ .ﾐヽ. r―..' .└ｧ } j : '".,,;;ﾆ;;/!'" ＿＿ ｌ.〃-‐=＝ﾆニ二三
'マﾆ￢--二ニ､... ∠ /￣/ /＿__ j／ ﾞﾞxｉﾆｰ''''"_,, ‐'″
｀ﾞ''ｰz＿＿.. / / / / / / 〉 _..､ﾆニ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ / / / /二￣ ＿_/ /:-‐ー┐......￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ハ＼ / ./ / ／ / _} ／. ,.＜¨|
＼＿＿＿_.|Z_心}＿....../⌒ /／ ￣ _＿_ ￣/ / ／／ ＼. =‐-ｯ-'"ヘ_人lr────
-'"Y¨¨ｲ''" |＞-'=＝＝ﾆﾆニ ,..:＜／ / / （／< >.ﾞﾆ＝=‐‐{ヘ､__＞-}
.--ｰ¨¨ｺ .. -｀-''''"ﾞ ／ ,...＜ ／ / / ＼／ 、 │ / ＼._./
＼_＞‐´r-ニｌ _..-'彡 -‐'''/. / ／ /／ ／＼. `'ー''" ＿
￣ _＿|へ_/.,,x=ﾞ‐''"゛ ／.ﾞ/ ／ / ／ >..､ ,／ハｰ､
/＼ ｌ￣ ／... /／ rー＜ .／. ﾞ''ﾆｭ、 . ／＼ｨへ.,,-
. ｌ メ_| ／ .,〟 ,-ｱ / │ ,. ..!.｀..ﾞ| .＞´...... ﾞ,, --ﾐ;;、 '冫 .￢―./
マｲ/ .,ﾌl￣ﾞY .,..-'ﾞ./ ,／,/./ .! /! . ｌヽ |. | .＞ ´ , .マ''ｰ- ..,,ﾞ''λゞｚ＿,ﾐ Y
. ﾞ‐' /心.!乂! ｒ'" ./ . ／ iﾂ゛ .! ./ ! :ll,.ｌ ヽ ｌ......￣...... ｀' !iﾐ'-、 ＼_ / .ト――'''￣
乂＼./､ lｒ'" / ／ ./ ,! / .l .、 ! ｌ|, ﾞ'レ . ＼ ﾞ'‐ ／ /ﾞl―''＼ /7ニニ
＿__ ,／._ l＿ｌ. ,ﾌﾞ ./ . ,／ l ｌ l .i!| ,! ﾞll, ／＼.ｌ|ゞ! ＼ Y}／へ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
まず自由を打ち砕く必要がある
例えるのならセメントをバラバラな砂の中に加え
強固な石を作り上げるように
強固な団体を結成しなきゃなんねぇ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
', ヽ ＼ / / ／￣＿_/＼ / /＿＿＿
', ＼ ｀/ ／/ ／ ／ ´＼ ＼ / ／￣￣／
丶 、 〈 ／／l// ／ │ 〉 / ／ ／
＼＼ 厂＼ |へl/／ ／∨／ ／ ／＿＿,∠
丶 | 几 ﾄ､l≧､＼ ／_,.イ´ /ノ￣〉￣￣￣／´
＿＿|└ ,ﾊ〈 | しト ,イ し' | / 厂 /＿＿_／
｀ヽ_＼└∧└─┘ , └─┘jイ_／＿／´
￣＞-ﾍ 〈ﾚ _,、 /く二二＞
￣＼∧ 「 二.ｲ / '､ その強固な石な上に立つのが
,' ヘ、ヽ─'′／ ﾉ＼ 自由に動ける聖-賢である先知先覚者が指導する万能政府
l ｀三≧=-彡/ ＼, へ、 そして自由は縛られたが命令通りに動く団結した人民
＿／│ |｀￣´ / ／ ／ ／>､＿＿ これが実現できれば中国はどこの国にも負けねぇ強え国家になれるぞ
┌／ ／ 人 | ／／ ＿＿／ ／／ ￣｀ヽ、
/ /´￣￣｀＼!／´￣￣,.＜//／ ／ ＿ ／⌒ヽ、 ＼
, ⌒厂| ﾉ、＿＿＿／＿_, ＜////／ ┌‐/ ヽ 彡'⌒ヽへ＿＿〉
_／ / │ 〈//////////////////／ ／ ｲ￣l ヽ、ﾊ ＼|///∧
/∧ / ／ // ∨//////////////／ ／／ ／| │ 八 〈 〉 ｌ////∧
//∧ // ∨///////////／ ／／ / l ′∟ ///////|
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ＞）u（＜ ）从 |、i| ストップ！ストップ！
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ 根本的な問題があるわ
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ 人民がそれを許すかどうかってところよ
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! いくら第一段階の軍政期だからといって
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | | そんなに主権を政府に丸投げするだなんてありえないでしょ
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
、/////////＼j//////∧
＼/////////////////└
,ィ ￣￣｀ヽ┘///////////////////｀ヽ
／//////////////／}///／////／}////’,
////////////////／{/// j{///ィ冖/////L ＿jｌ
`'＜//////////{｢ィ´i/ヾ |i／/⌒/ヾ}///////il
-―――ｧ//////i{ /{i｀ヽ ｀ '⌒ヾ ////////ｉl
//////////〃´ヽ>, {_ 卩 卩 _}ィｼ⌒ｉ/////l
`'＜///////{ハ ﾑ '"⌒¨ ｣〉 ¨ﾞ⌒｀ }ハ}///￣|
`'＜///V 〈 ﾑ r､_ ｀´-ｧ┐ /〉ﾝﾞ/////|
＞/＼__jl ｀ｰ‐' /／//＜_￣l それは臨時的代行ってやつだ修業が終わるまでの期間限定のな
´￣￣¨ヽiム. ´¨｀ /￣i￣￣ 4億の中国人に主権のある共和政体だといわば4億人の皇帝がいるってことだが
| ＞ . . ＜ ! その主権を政治の実権を党に預ける
、 ／| ＼ ｀ー ´ / j{＼＿, ところでおめぇ阿斗って知ってっか？
／i>′ ｀ ∨/ r'" // ヾ}＞‐i_,,
iｰ< _,ｲ ＿＿_∨＿／/＿＿＿ .／ i｢ ／
rt'´i { {`ー ¨´ ｀¨´ / ／
／〈 { 〈 | j{ ヾ
|;;,,.＿:::::| ,.-- ､/
/ t＿ノ:::l_ /::/:::/:::/ヽ
〈,---､,ノ i ,,,,/‐。‐ ､:/:::: i 泰 楽 は
(,-‐- ､}- ' | /;へ:;;::-､,,,;｡ヽ,ﾉ 平 し は
(,-‐-,f'ヽ | i/ ヽ:|l;;;;;;i に い は
-〈 /Tl :|'i ::i ﾉ /〃 ヾ.､ ﾞ||;;;;;;l 乾 の
>人l,,!λ!〈 i ､ﾃ ｀''ミ ll´,Y 杯 う
´ ｝::::/'｀/;;;, l 〈 ヽ､. ｌｌ 'ﾉ
/ :::/ }/;;;;;;:;, l λー―'iヽ !!´i
/ :/{ li;;;;;;;:;;;､ i i,.-､./ / ﾉ＼
/ |l ] l|;;;;;;;;:;;;;;､ ゝ､,,,ー' __,,ノ /:::::::ﾉ＼
./ |l[ l|;;;;;;;;::;;;;;;;;、 ,,,,,..{f::::;;ﾘ￣ヽ ノ::::::/;;;;;;;;;ヽ
ｌｌ ] l|;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';;;;;;;;｀='il＝llヾ_）:::::::／;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
ｌｌ[ .l|;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;i:::ｌｌ:::::ｌｌ:::::::::／;;;;;; ,;;; ,;;;;;;;;;;;;ヽ
ｌｌ ]ｌｌ;;;;;;;;;;: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;ｌｌ==ｌｌ＝ ';;;;;;;;;;;::;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
ｌｌ[ ｌｌ;;;;;;;;;;; :;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;（ﾉ;;;;i,）;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;; ;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;iー―, ,-―― '
ｌｌ ]ｌｌ;;;;;;;;;;;, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;､,:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;' ;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i ノ '
ｌｌ[ ｌｌ;;;;;;;;;;;;,,'';;;;;;;;;;;;;;ヽ'''''' ''''''''::::;;;;;;; '::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
阿斗……
どこかで聞き覚えが
「ほら三国志演義に出てくるあの人
劉備の息子の劉禅だよ」
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
/丿ﾍ｀γ
丿 ´ ゞ ,ｿ￣｀' ‐、
,／ﾉ ,/ ﾉ´ ゛ﾞｉ＼ ＼
/ ﾊ,r'∨､/｀ﾚ´＼ﾉ',ｉｿ
|i │ ｌ |ﾘ ⌒ ⌒ }_}ﾞ
|i ,.| 从（ ●） （●）ｌ小!
＼(,| ⊂⊃ ､_,、_,⊂⊃
,..-ﾍj ー' ﾉ
./::":::::::`ヽ､. ＿_ イ あー分かった！あれねあれ机で戦うキャラね
/::i::::::::::::"'弋'!ｰ',〆>|'_ノ´｀ｰ -,,＿ _ コーエーで習ったから知っているわよ
. }:::ﾞ|::::::::::::::::::::~ﾞ:_戈;f" 、 ｲ/ `i
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.ﾃ ＼xｰ.ｫ､__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r' ` ､_冫y"
:::::::::::::::::＼o:::::l .ﾄ、 ヽ,＿ﾉ"ｰ'
:::::::::::::::::{::::{＼代 l>ｰ､,_ノ
＿_＿＿_,,, -------......,,,_ .＼////＼ ＿＿＿_
＜/////////////////////｀''ｰ､イ./////ヽ＿＿__ _,,ｰ'''ﾞ/////／
｀￣￣￣￣ヽ/////////////////////////////＼__,,ｰ'´///////∠＿＿＿__
＿＿＿＿＿｀ゝ､///////////////////////////////////////////////／
／//////////////////////////////////////////////////////////.／
￣.⌒''-i､.////////////////////r‐‐､..//////////////////////////／
｀''-、////////////.∧/./ |////////////////////////.／
＿//////////////|. ∨ |／＼///￣￣ヽ//////////／
／.////////////////| |⌒＼. .|／.ヽ￣ヽ |////////∠_＿＿__
. ／://////////////////:| .ヽ｛.ｼ/ くヲ/..|//////////////／ ﾄ、__y＿ﾑ＿ノ
. ／/////////////////////＼ / | (￣／.////////////／ ／三三三三三ミ
/://///////////////////:|ｌヘ. ,iへ ∪ ￣´￣￣￣￣￣￣｀ゝ_／三三三三三三ミ
.ｲ──--―＝―-、/////////ヽﾜ/ / |. i ./三三三三三／￣￣ すげぇキャラ造形だなそりゃ
////////////∠‐ / ／ /.|. | /三三三./∨ ＼ 日本だとそんな風に伝わってんのか
/////////／|///l. ´. / ./ / | ／三三三ノ ヽ まっオラの言いたいことは分かると思うが
/////_..-'". i彡'´＼ ./ /. | | ／三三三三| ゝ 阿斗は愚かな皇帝として有名だよな
l///／ ＼ / / // ／三三三三三| _／￣￣
|::／ ＼＿_,-'⌒ヽ // /三三三三三三| ／
＼ / /.三三三三三三.| ﾍ
/⌒|i、 |./ .,ゝ三三三三三三.＼..ﾍ
_,,............,,,,_
／ｌ「 ｌ1 |f ｌ」 Tﾆ ､
!! .|| .ｌｌ ｌ| .ｌｌ ｌｌ `'ヽ、
.iｌ ,ｌｌ .ｌｌ .ｌｌ ｌｌ .ｌｌ 'ﾆｿ
|ｌ .|| .ｌｌ .ｌｌ ｌｌ .!! |
||.亠''。'''冖‐ｰ..!L ...|
1__...､-,,..---......,,_ `''､」
|′ ´ <t.._ │
|,ｰ､.,_ _,,..-ｰ ､ !|::｀│
:ｌ|.i刃〉 ｀「i刃~′.|厂ｌ:ﾍ
.i. ｀ ! ￣ .ｌｌ .!::.ﾊ
i 〈、 ﾃ‐{:::::.ﾊ
.ハ tl----4'、 ﾉ _ｻ'、::|
八::ﾍ － ｀ , '...//:::::∨
ﾞ'仝,,_..、 __..／ //:::::∨`ｰ ､__
_,,..-‐f⊂ﾆ ｻ!ﾆﾆ⊃//::::::∨ ｀''ｰ-..、
_..‐" /:::://f|.|| //::::::::/ ｀ヽ
.∧ ∧::.ｌｿ ｌ! |! ././::::.∨ ./
/ .,':::../ｌ ..|| || ,/ /:::::::/ __..、 ..∧
∧ ! ..∧::.!｛.. !+冖''''￣￣￣￣ '、 ∧ ∧
j'''´ ! .|::r''" .ヽ .,' /
1 .! ｌ ..／ ∧ ,' ∧
./ '、｛ ! ／ .∧ ,' ∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
少し話すと三国志の蜀の皇帝劉備の息子こと劉禅（阿斗）
その傍らにはあの有名な宰相である諸葛亮孔明
阿斗は皇帝の権限を持っていたが無能であったから
有能な諸葛亮に全権を預けたおかげで蜀の政治は上手く回っていた
三国志演義的にそういうキャラづけにされていたね
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::／__/:::／ / ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ≦二.___
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'"^ヽ、:::::::::::::::::::::{ ,':ﾑ、 ﾔ l |:::::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞‐''"
_＞:::::::::::::::::ヽ、f ﾞ l. ｛::::/ .ﾔ:::::::::::::::::::::::::＜___
_,.ィ´:::::::::::::::::;rｰ-ミ | ,、 ,｛:/＝=ﾐ.Y´｀Y::::::::::::::::::::::::::｀＞
-ｭ=ニェ::::::::;ﾊ/ヾ.', ﾔ ｌtｌ ﾞ≦=＝= ｊ ｵ |:::::::::::::;＞‐'"´
,.イ:::::::::ﾍ. ｛,.ぇ',. ﾍ.____｀_ 、 -‐'' j ｌﾉ,ｲ::::::ｪ≦＿,
ムｭ､_:::::::::::ヘ.___ﾔ '"´ 〉 .j¨´::::::::;＞'"´
｀ﾞ ＜::::::::::::ヽ、 ﾞー-一 ,.ｲ::＞'"´ それだぞそれ
ﾞＺ_::::::::::|＞.､_ ¨¨ ／ .|" あれが中華民国の理想像ってやつだ
,.天弓| ﾍ、ヘ. _＿ ／ ./ ﾔ＞=ﾐ､、 阿斗は権はあっても能がなかった
/了´ .水＝､ヽ､ ./ ,. _,Kニミぇﾏ、 これは現在の中国民衆と同じだ
{.∧／.ｵ ／ '"〉'"Yヽｒ'"^ ¨Fミ､ ＼ ﾞYﾍﾏ, それであるから国民党を諸葛亮とみなしてひとまず全権を渡せばいいぞ
_,.-|.| ∨ .| ﾔ .| ﾄ､ | ﾉ .| | |,L.__ そうすりゃ政治は上手く回るってもんだ
,.ィ",.-人l 〈 |.个 ./ │〉 .i 小. |_ﾉｰ--ミァ===
‐/¨¨{''" _,.,ｭ=弋卞ミ火 ', ヾ.| ､ ﾚ |. / ,に二二二ｱ三三
ﾍ彡" ,ﾏ ヽ.｀¨ﾍﾄ､ﾍ ﾔ /,.仏孑',.ｨ二二≧ぇ ﾔぇ､
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ⌒ j /.／
ゝ ,､__, イ／ もしもさ……国民党が良くない政府になっちゃったら
.y' |ヽ／ | ＼ 人民はどうすればいいの？
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
＼:::::::::::::::::::ヽ、 ｜:::::::＼
ﾍ::::::::::::::::::::::ヽ |:::::::::::::::!
∨:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::: | ＿__
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{_ ｘ＜ ::::／
x≦￣￣￣≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-=ﾆﾆ二二才
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿
'────- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞'´
-=====＜::::::::::::::::::::::::::z=V:::::',:::::::Y´ﾊ:::::::::::z=-
. ／::::::::/:::::::::::::／ ∨:::}､::::7-i. }-'´ ｀Yﾍ-､_
/::::::::::::::{::::7::::/ _,z::/=}:/ r ,ﾉ ヽ }: :.',: : ＞ｘ
7:::::::::＞' ',:7|:ﾄ{ ｔｯ -'L ゞ' .}' }' , # ';.7: :.} : : : : : :＼
{＞'´ }'´Vﾊ ７ '´￣;;'',,, ,' ';;, 7: :.,': : : : : : : : :＼ そんときゃ4億の皇帝は権限を執行して
r≦: : : : : :ト.ゝ' ｰ= ' ,ｲ _} -=== ７: :/: : : : ／:: : : : : : ｰ 国家の全権を取り戻せばいいだけの話だ
> : : : : : :|: {: :|＞.､___／:／ /: :/: : : : /: ; : : : :r===ミ
/ ,.!: : :ﾍ: :.|: :i:∧ 〃 _,. ｲ: :/: : : : /: : : ／ ヾ. それもまた中国ってやつだ
i,'/｜:.|:.:{: : ',: :',: :＞z＿＿,. -‐: : : : :./: : : : /: : :./ } 天命による革命……現実的なところそれは民意の発露によるもんだがよ
|!{ V: ヽ!: : :.',: :ﾄ､_: : : : : : : : : : : :／: : : : : {: : :.7......_ i
／ ､ _,.ヽ､:i: : : :',: : : : : ー-: : _,. イ: :: : : : : : :.i: : :,'::. ヽ
Y ,. 〃 ∨: : :ﾍ: : : : : :￣: : : : : : : : : : : : : ヽ: i::_彡 } -'
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | なんでシナは一党独裁体制であり続けているのか？
＼ ,／ そのルーツは元を辿れば孫文の思想に突き当たる
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 党を以て国を治める以党治国
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i これは西欧民主主義による以民治国とは全くの異質のもの
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿＿＿
. / ＼ ＿＿＿＿
＿/ ヽ ヽ ／￣| | ／ ／￣＼
/ / Ｙ´| ／＼ | { / ＿＿＿___ ＼
. __/ ∨|＿_ |ｰｧー---- 7´ __}＼ ヽ
/ ￣ | j_/ ＼ j __x≦二 _〉⌒ヽ|
. / ___,ﾉ 〈 }＿＿＿_{_ jノ ｆ'´ｎ ﾗ }＼ ｀|＿
/ ／ i{ ｆ‐ rｯｿ}⌒ ￣￣ 〉､r┴ｖﾍ
. { ―-､ / } ￣/ｉ | ＼ ﾄ Ｖ＾ｉ }人__
.... l {￣￣ r| ' | 廴ﾉ r‐ | | }ﾉl/廴八
. l／￣￣￣￣￣￣＼ Lﾄ､ ⌒----―‐く |│ |/ }人__
／ | |ハl j{ r――――ヶ | │ | | 廴八
| | |l l 八ﾚ'´￣￣￣ jﾊl | | }人__
. | ＿＿＿＿＿＿| |Ｎ | ￣￣￣ )/__|_ 廴八
..... | ／ | | 人 │ ／ | }＿}＿＿
.. l / | ´ ＼ | ／ ／￣￣￣／ ＼ ＼
. |/ | _＞ｰ┴ iｆ´ ／ ／ ＼ ＼
ヽ | | │ |＿＿／ ￣￣ ヽ ＼
│ } | | _／＿＿ ￣ ‐- _
. | |￣＼ -― ￣￣￣￣￣ ＼ ‐- _ i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
賢明なる党が愚かな人民に代わって政治を執る
その代行主義は現在の中国共産党もこのスタンスを取り続けている
シナは古代よりずっと独裁体制というがそれは違う
中華民国時代には機能不全に陥りがちだが議会は存在していた
議会制政治の可能性はあったがそれを断ち切ったのが孫文であり
完成させたのが毛沢東といえる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）| ではそろそろ孫文の物語は終わりを迎える
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 1924年に中国国民党第一次全国代表大会が開かれた
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ その宣言に
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 新三民主義として
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 三大政策 連ソ 容共 労農援助
| ＼/ﾞ（__)＼,| i | そして国共合作
＞ ヽ. ハ | |｜ 民族の独立を求める国民革命を宣言
. | | V７ } | / /
. | | ﾍ! i i , イ / ／}
|＼} | ＼.从 _ﾍ. / / , ィ / ／ /
| ', , ﾍ ／ ｀丶 ', / / イ. / {／ /
| ト､', ／ ／ ,､ィ´ ｜ /´ / / ／|
| ' _Y ./|. ／ ∨ }! ／ ./ ／ /
.ト _} ∨ | ./ ! ／ ,: } ｲ.} ﾘ 、 _／ィﾌ レ’ /
. ', ∨ .i .ﾊ/=', /ヽ .{ '´ ,/ ／_｝/／Y } ´ _／ /
', _＞i ∧ ':弋Vtｯ､j vｨtｯ´ / ´ ﾉ / ,. '´ /
', ｀ ',{-ミ=', -￣´`ﾆ｀￣ﾆ´ r_彡'ニ=- /
ﾄ､| ', ﾋ:' /ﾊ'´ /
', ト . '⌒ . ＜ l И
＼_} ,' !＞､_ .イ::. / ,ト }／{
/7 ＿_, ｨ,′ i :::::::::: / , ', ＼＿,.ｨ＿, ＼
＿＿,.ィ='ニニ＞'´ ', ::::: / ,:' ｀ '＜ニﾆ≧= _＿
__フ二二二二{--- _',_ ', ./__,/_ ---彡ィ二二二二二二二==≦ﾌ
. ト=≦二二二二二二∧ ヽ '´ ,.ｘ＜二二二二二二二二二ﾆ＞=ミ
ｲ／ V二二二二二二≧z ＿ ...:::::::{ _,. イ二二二二二二二二二ﾆ＞'´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
最も注目されるのはこの対外政策について
それは一切の不平等条約の撤廃
例えば外国人租借地、領事裁判権、外国人関税管理及び中国国内で
外国人があらゆる政治的権力を行使して中国の主権を害するものは、
全てこれを廃棄し、双方平等、かつ相互に主権を尊重する条約を新たに締結する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::|
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | それを実現させる手段は
＼ ,／ 自前の軍隊を使っての武力的解決
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 孫文の生涯をかけた戦いの決着がもう間近に迫ってきた
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
(;; )
(;; ). ___ (;; ) (;; ) ゞ;;;;;ゞゝ.:.;:;ｿ
(;; ). __i .i-.､ (;; ).__ (;; ﾜｰﾜｰ (;; ) ゞ ;.:;:;: :;.:;:;:ノ
(;; ). rii | i_,! 'ｰ _γ（（炎)(;; (;; ) 丿.;:: .;::;.::.:,ノ
_ (;; γﾉ）::） ." |__ (;; (;; ) 丿.;::.;::;.::.:,ノ
└┘ 人；ﾉ;;;;;从i~~ﾞ"i''-.,」_.|_iγ（（人) 从人 _从丿;.::.:,ノ ジ
┬─┬人；ﾉ;;;;;从人|~ﾞ"''i.|..|,,__~".''''ーk,,i=i、(（ （ （人） ),l l ﾔ
┴┬┴_γ（（炎)火)~"l''ｰ| |_~"'l'''' iｰ-i-.ﾆＬ. _γ（（炎)火 ＼
┬回┬r''l"~￣|￣￣|~ﾞ"''i.|~",-､.=､~|~"'l''.ｰiｰ-.|'"|_._|__|~i''i| ン
┴┬┴ri'"~|□￣|￣~"l''ｰ|~"|;;;|.|;;| .~"|".' ''l -i |r''i"□_| ~!|
┬┴┬r''l"~￣|￣￣|~ﾞ"''i.|~"|;;;|.|;;|._~'_"|"'l': ri'|i'"|_._|__||''i|
┴┬回ri'"~|□￣|￣~"l''ｰ|~"|;;;|.／｡!´｡! ~!"ﾞi r |i'"|_._|__|~'i|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
北伐の準備を進めていたところ
さて北京である
こちらは絶賛大炎上していた
クーデタが勃発し大総統が監禁される事態に
いわゆる北京政変
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,;'" ｀ ､
./ `y
7 ,, l .l
い 民 l .l ,! ! !
そ 国 ,_ ! j ,..._ ,; ! .l ,.._
げ 十 / ,._｀.! .l,, .,_ ､,, ; ,.'" __,, .ゝr'"y`;.
！ 三 l '/"`l ,;;;'__｀;,､ '" ,:‐"_,..｀;,"l./ i
孫 年 l ! /'^ll i `ヽ､ヽ､.l! !,;:'.;‐",.j !k;'" j
中 l,. l.Yﾕj ヽ_____ﾞ'_>;,!､,ﾍ`",.:::'" ! j`"..'
山 .＼ ヾ .`i,, ;--‐‐‐" `" `--‐‐",;イ (;;",.'
,l`,_ , l ﾞ! _,,,.ﾍ'"/` ...,,, l-‐'"
￣｀7' ‐- . ,__ ,.r-‐フ'´,;| `'"l ',,,,,,,!´､l,.｀j_;y^j;; l `;, ,.. -
/ ./ /´/ ,, r" ,,,..! l l l ;'ﾍ三三二ﾆ-'',; l i;,` ;,,__k二,`､‐二'"
. / / / .rﾞ r"''"~y´ ;, y ＼ !;; .,;;,. ; .j',; ヾ､.i ´｀ ヾ .l l
/ / / .! l ;; i, ＼ l! ／ ,;; ヾ l ! l
r' r' ;.l l ;;;; i .＼..,____"_,...／/ ,;; _ ,,.. ! .! l
,.r' r' r .! .l`';:―---===......,,,,=:, / ,,,,,--‐‐'" .j ,j! ,l
. ,.! ! ! _,l .ヾ ｀ヾヽ. /,;;'"~ y' j ,l l
. .l _,. -',,-;ヾ, ` ‐- ., _,. -'"ﾐ｀ヽ､,;;;;; ゝ-ノ _ - '" ,／ヽ､ ,!
_,. -''",-''";;::'",;;;;` -_,,....,' , -‐.ﾐ , ヘ.,----------‐‐‐‐‐‐‐'"~ _,;-'" ヽ､ ヽ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
臨時執政には段祺瑞が就任し
孫文を北京へ招請する
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ おやなんで北京政府の人が
ヽ ∩ノ ) . j /／ 敵である孫先生を招くのかしら
/ ＿ノ_, イ＿
. /￣ / ／ |‐‐ ＼
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|::::::〉 （ ●） （●） | ややこしいから簡単に言うけど
|:::/ :⌒（__人__）⌒| 孫文は敵の敵である軍閥とも手を組んでいた
|/ ｍj |ー'´ | 直隷派と対立する反直三角同盟
＼ 〈＿_ﾉ ／ 誰とでも手を組む孫文の無節操・柔軟な政治工作だね
ノ ﾉ
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.イ::::::::／zx ヽ、:::::::::::::ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ=､|:::／/´ヾ》 /::::::::::::::::::|
"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │ アハハッそうかそうかひっくり返しちまったわけか
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ | よーしじゃあちょっくら北京にいってみっか
,′ ， / |＞.､__＿
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
,。＜/ /"´ 氷´ _,.彡" ｀ヽ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
このお招きに対して孫文は乗り気満々だった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ノ ヽ、u ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ ちょいと孫先生！
ヽ ⌒ j /.／ マジでホイホイ行っちゃうわけなの？
ゝ ,､__, イ／ まさか北京政府と妥協するの？
.y' |ヽ／ | ＼ それじゃ今までやってきたことってなんなのさ
/{ <l∽ ／＞ ヽ
l .! l／／ / }
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ |
＼ ／ 北上に対して国民党共産党の一部党員から
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､. このような懸念の声が上がった
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ いつもどおり人の話は聞かないんだけどね
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
''"~::::::::::::::::::::::::::::::::::／__/:::／ / ﾔ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ≦二.___
:::::::::::::::::::::::::::::::::::,:ｨ ｨﾀ/:メﾐ､ ./ ﾔ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣::フ
'"^ヽ、:::::::::::::::::::::{ ,':ﾑ、 ﾔ l |:::::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞‐''"
_＞:::::::::::::::::ヽ、f ﾞ l. ｛::::/ .ﾔ:::::::::::::::::::::::::＜___
_,.ィ´:::::::::::::::::;rｰ-ミ | ,、 ,｛:/＝=ﾐ.Y´｀Y::::::::::::::::::::::::::｀＞
-ｭ=ニェ::::::::;ﾊ/ヾ.', ﾔ ｌtｌ ﾞ≦=＝= ｊ ｵ |:::::::::::::;＞‐'"´
,.イ:::::::::ﾍ. ｛,.ぇ',. ﾍ.____｀_ 、 -‐'' j ｌﾉ,ｲ::::::ｪ≦＿,
ムｭ､_:::::::::::ヘ.___ﾔ '"´ 〉 .j¨´::::::::;＞'"´
｀ﾞ ＜::::::::::::ヽ、 ﾞー-一 ,.ｲ::＞'"´
ﾞＺ_::::::::::|＞.､_ ¨¨ ／ .|" でぇじょうぶだって！
,.天弓| ﾍ、ヘ. _＿ ／ ./ ﾔ＞=ﾐ､、 オラは妥協のため行くわけなんかじゃねぇ
/了´ .水＝､ヽ､ ./ ,. _,Kニミぇﾏ、 この北京政変の混乱であっちは権力の空白が生まれているだろ？
{.∧／.ｵ ／ '"〉'"Yヽｒ'"^ ¨Fミ､ ＼ ﾞYﾍﾏ, オラはその混乱に乗じて国民党の革命を宣伝して北方で影響力を拡充させるだけだ
_,.-|.| ∨ .| ﾔ .| ﾄ､ | ﾉ .| | |,L.__ 北伐のための地均しってやつだ
,.ィ",.-人l 〈 |.个 ./ │〉 .i 小. |_ﾉｰ--ミァ===
‐/¨¨{''" _,.,ｭ=弋卞ミ火 ', ヾ.| ､ ﾚ |. / ,に二二二ｱ三三
ﾍ彡" ,ﾏ ヽ.｀¨ﾍﾄ､ﾍ ﾔ /,.仏孑',.ｨ二二≧ぇ ﾔぇ､
只只只 |￣￣￣|￣￣|
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣|
┌―――| [] [] [] [] [] [] [] | ﾛ
＿＿┌―｜ ＿_ | | | ＿＿＿ ＿
三三三三三三三＼| [] [] [] [] [] [] [] | ﾛ ／三三／_＼ ／三
三三三三三三三三＼ | |＿＿＿＿ ／三三／ 三三 ＼ ／三三.
￣||￣￣||丁￣||￣￣|| ] [] [] [] [] [] r==ュ_====ュ_ ｜ ||￣||￣||￣￣￣￣|| ||￣||￣||
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣Τ工工|三三三三三三||￣||/＿|＿|/======＜二二二］|| _ || |￣￣￣￣
｜〒〒|三三三三三三||￣||｀'ｬｏ―｀ｑ rｧ仁三三三三三二| || |
｜⊥⊥{叮工六工工丁|Ｌ.六ﾍ_|_ {f冊_| ―ヾ<◎,◎,,◎,,◎,◎ソ _|| |
―――――――――――┘ ￣ヽﾟﾉﾉ┴冖┴ヽﾟﾉﾉ￣ヽﾉﾉ ｀¨＾¨＾¨^¨＾¨＾¨´ └―――‐
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
北上は決定し
その出発直前まで孫文は
黄埔軍官学校を何度も訪問し訓練を視察した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ﾉﾄ |
彳ﾐ ﾉiﾐ
__,,.. ．-‐ '''""~~""''' ‐-彡彡ミ ．彡ミ..,,____
_,.．-'''" 彡彡ミﾐ 彡;;;ミﾐ ￣ ~~""''
__,,.. ．-‐ '''""~ 彡彡ミﾐﾐﾐ彡彡ミﾐﾐ ____,,.. ．-
__,,.. ．-‐ '''""~""''' ‐- ．..,,____,,.. ．-‐ '''""~''''''''''''''''''''''''~""''' ‐-､_ii|__,,.. ．-‐''""~
.,.:,..:.. .,. :,..:.. ,.:,..:.. ....∧ ∧ ∧ ∧:.. .,.:,. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:..
.,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. ... ... （・∀・,；） （・∀・,；） .,.: .,.:,..:.. .,. :,..:.. .
.,.: ,..:.. ┷===Ｅ∩≠と ∧ ∧ ┷===Ｅ∩≠と ∧ ∧ .,.:,. .,. :,..:..
.,.:, .. .. .,. Ｙ 人（・∀・,；） Ｙ 人（・∀・,；） .,.:,..:.. .,.:,
.,.:,. .:.,... ,.. ┷===Ｅ∩≠と ∧ ∧ ┷===Ｅ∩≠と ∧ ∧ .,.:,..:..
... ,... ... Ｙ 人（・∀・,；） Ｙ 人（・∀・,；） :,..:..
... .,.:,..:.. ┷===Ｅ∩≠と ∧ ∧ ┷===Ｅ∩≠と ∧ ∧..
,, .,.:, .. Ｙ 人（・∀・,；） Ｙ 人（・∀・,；） ,..
┷===Ｅ∩≠と ） ┷===Ｅ∩≠と ）
Ｙ 人 Ｙ 人
（＿_）Ｊ （＿_）Ｊ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
校長である蒋介石を傍らにはべらせての見学
孫文は国民革命軍に絶大な自信と期待を寄せていた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿__
／::::::::::::::_:::::二≧､ / ) / ) _
. ／:::::／￣ ＼ / / / ／ )
/::::／ ＿_,ﾊ/ / ／ ／
. |:::::{ ＿＿＿_ ＼ 厶=≦｀}(___／ /
. |::::::{ l厂ノ─=ミx} jﾉ_rfL 》 |ヽ ／
. |:::::::〉{ lｆ´ iｆｧ__ﾉ ＼n r}￣｀ |ﾊ∨
r─＼'￣￣ ＿＿／⌒ヽ| j }､
} ｢厂{ ___／ ＿／⌒Ｖ{ |ノ ＼
人 { ［(ヽ ∨ ｿ´ ＿__ くｦ| |'⌒ヽ__）
／ ＼ヽ__ ∨ ⌒＼ ＼｣ |
/ / ￣´ﾄ､ ＼ﾊ＿＿__rｸ/
| ／￣￣＼ | ＼__ ＼＿__／/
. ／ ／￣￣ヽ|＿_____≧ ＿__/
| ／ ／￣ }＿＿_____/⌒ヽ
| l{ ／ ／￣￣￣￣__| ＼
∨ ／￣ ￣￣／ '⌒ヽ
.. ∨ ／￣￣￣ / { ＼{ ！
.. /／＿＿＿＿_/ ＼ ＼ |
ﾍ::::::::::::::::::::::ヽ |:::::::::::::::!
∨:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::: | ＿__
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{_ ｘ＜ ::::／
x≦￣￣￣≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-=ﾆﾆ二二才
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿
'────- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞'´
-=====＜::::::::::::::::::::::::::z=V:::::',:::::::Y´ﾊ:::::::::::z=-
. ／::::::::/:::::::::::::／ ∨:::}､::::7-i. }-'´ ｀Yﾍ-､_
/::::::::::::::{::::7::::/ _,z::/=}:/ r ,ﾉ ヽ }: :.',: : ＞ｘ
7:::::::::＞' ',:7|:ﾄ{ ｔｯ -'L ゞ' .}' }' , # ';.7: :.} : : : : : :＼ 強ええぞオラの軍隊は
{＞'´ }'´Vﾊ ７ '´￣;;'',,, ,' ';;, 7: :.,': : : : : : : : :＼ これならきっと北伐を完遂できるはずだぞ
r≦: : : : : :ト.ゝ' ｰ= ' ,ｲ _} -=== ７: :/: : : : ／:: : : : : : ｰ もしもオラが途中で死んだとしても
> : : : : : :|: {: :|＞.､___／:／ /: :/: : : : /: ; : : : :r===ミ この軍官学校の学生たちが
/ ,.!: : :ﾍ: :.|: :i:∧ 〃 _,. ｲ: :/: : : : /: : : ／ ヾ. オラのあとを継いで革命を推進してくれるな……
i,'/｜:.|:.:{: : ',: :',: :＞z＿＿,. -‐: : : : :./: : : : /: : :./ }
|!{ V: ヽ!: : :.',: :ﾄ､_: : : : : : : : : : : :／: : : : : {: : :.7......_ i
／ ､ _,.ヽ､:i: : : :',: : : : : ー-: : _,. イ: :: : : : : : :.i: : :,'::. ヽ
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i| 何言ってんのよ孫先生
. 丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ そんな死期を悟ったみたいなこと言っちゃってさ
r､ r､ ゝ._） j /／ 酒も煙草もやらない健康体でまだ60前じゃない
ヽヾ 三 |:l1 .､,､__, イ／ おまけにお医者さんなんだからまだまだ逝くはずないでしょ
＼>ヽ/ |｀ ｝ |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ⌒ ⌒ |:::|
|:::〉 （●） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @） ……1924年11月
| |r┬-| | 孫文は「北上宣言」を発表し
＼ `ー'´ ／ 不平等条約撤廃を訴える宣伝と
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､. 段祺瑞らとの友軍と国民会議の開催を訴えるため
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i 北京へ向かうこととなった
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
┏━━━┓ ┃┃┃
┃ ┃ ┃┃┃
┃ ━━━━━ ┃┃┃
━┛. ・ .・ .・
＼,人_人从_人_人从_人_人从_人_人从_人_人从_人_人从_人从_人从_人从／
＜ ＞ 巛 ヽ
＜ 孫大元帥万歳！中華民国万歳！ ＞ | |
＜ ＞ / /
／Ｗ⌒Ｗ⌒ＹＷ⌒Ｗ⌒ＹＷ⌒Ｗ⌒ＹＷ⌒ＹＷ⌒Ｗ⌒ＹＷ⌒ＹＷ⌒ＹＷ⌒＼∧＿∧/ /
（ ´∀｀/ / （ ´∀｀/ / （ ´∀｀/ / （´∀｀ / / （´∀｀ / /
／ | ／ | ／ | ／ | ／ |
/ ｭﾍ | / ｭﾍ | / ｭﾍ | / ｭﾍ | / ｭﾍ |
〈＿｝ | | 〈＿｝ | | 〈＿｝ | | 〈＿｝ | | 〈＿｝ | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
その際に広州では2万人の市民による
歓送のための提灯行列が催された
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{. ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i
ﾚ!小ｌ（●） （●） .从 |、i|ﾍ ））
（（.丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ,/ /
'､ ヽ ゝ._） j /|/ / わぉ！すごい歓呼の声で見送られているわよ
. ＼ヽゝ ,､__, イィT/=/ すごいじゃないのこんなに大勢の人が集まるなんて
< l 7Eニ::ィ1 〉
ゝ'ｲ／ヽ::::｀ ､ ／
i´￣ ｀ヽ::|
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |. ○＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|:::::::〉 （ ●） （●）| || ／
（@ ::::⌒（__人__）⌒) || /
| |r┬-| | || ／
＼ `ー'´ ／ .|| /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.. || ／ 当局による仕込みと動員だよ
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ ￣ ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣ こんなのは至極当然で基本中の基本だよね
| ＼/ﾞ（__)＼,| i | | |(＿ 〉
＞ ヽ. ハ | | | ∪(＿ 〉
（ (＿ 〉
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､
,.．≦￣￣｀:::::::::::::::::::::::::::::::＞-､:::::::::::::::::::ﾍ
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.イ::::::::／zx ヽ、:::::::::::::ﾊ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｲ=､|:::／/´ヾ》 /::::::::::::::::::|
"¨¨ﾞ`ー-＜_:::::::::::::::::::i ′ ﾚ′ ,-. /彡y:::::::::::::｀¨¨≧ｰ-.､
_＞::::::::::::l| ｎ / | ∠_彡-､::::::::::::::::::::::::::｀＞.､
,.イ:::::::::::::::::::iﾘ ｌ│ -‐‐- ,心 }:::::::::::::ｰ=z──‐-ﾐｭ
"´￣￣ `ー-〉 ヽ / Ｔ }:::::::::::::::::::::｀＞.､
/ ｀ヤﾃ１ r夕,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
l ',::::::{ ト彳:::::::::::＜´￣￣￣￣｀ﾞ
ヽ Ｌ..ム、 ,.ｲ ﾔ¨¨¨¨¨¨¨｀ そいつはそうだぞ
｀ヽ、｀二´｀ ,.イ │ 講演だって会場にサクラを配置させて
ﾒ､＿ ,ｨ' ¨´ | オラの入場と同時に拍手と声援でもって大歓迎の空気を作って
,′ ， / |＞.､__＿ 会場全体を盛り上げるんだからよ
,.--ァ≦7 l ／ l ! ,.．＜ >=-､ こういった演出は大事だぞオメェら
_r≦,ｨ'´___メ、 l ,∠ =--┴ ---ｙ＜ ヽ､
,。＜/ /"´ 氷´ _,.彡" ｀ヽ､
,.イ / /ヽ､＿＿/＿＿_,.＞;"´／ _＿ ＼
_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ 北京 ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ 上海
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ ｌ 広東省 ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
上海の波止場では1万人以上の民衆の大歓迎を受け
新聞記者団とのお茶会・会見を行った
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
i∧ !////////////,i
i/∧ !////////////└‐- . / イ'
i//∧i///////////////////ヽ ／.,x＜//,′
i///////////////////////////////// .ｘ/
∨/////////////////////////////ｘ＜//
∨///// ゝ/////////////////////////
ヽ､∨//// !//,へ､///////////////////
∨/// ｒ::x i'// i// }///////////＞_´
＼//∧{ヾ!/ ｘ}/x:;ﾉγ^Y/////フ＿::＼
｀ {て，‘'' r ㌣__ノ {^i i!//＞､´‐-､＼:ﾑ
ｒ､-─‐丶ｊ /__ -､ r‐＞"¨ヽ__::::ヽ｀ヽ ＞x',
ｰr' } i_＼ `tﾅ ﾌ! ﾉ , 八 ノ::::::/ i ＞ｘ
r'‐､r{__.}｀_ﾉ, >､‐ イ ﾉ ノ_ ....:::::::::::ノ ,ゝ" !＞ｘ ∧
｀ｰx'_7_ﾉ ¨-=二 -‐ ´ / i ＼
／￣二二 ￣￣ ｉ i ヽ
ｒｒ"￣￣ヽ r'´￣:::::::::::::::::::｀ヽ i i ∧
ｘ＜⌒¨¨¨｀┬ｔ…-.ノ ∨:::::::::::::::::::::::::::::∧ i ∨ ,
{＿__ﾉ-､〃 ! ｀ {´ ﾘ:::> ´￣￣｀ ヽ:::::∧ ! ヽ /
/ r==‐ ´⌒｀! y´ ヽ ∨ ∧ ! ノヽ
{ ノゞ=..__ イ´-^ヽ-‐ ¨¨ ‐-､ } ∨::ﾘノ ＼
i 㨨￣｀∨!::::::::i:::i ___ノ }ノ ＿ ｰ‐…"
ｒｘ‐‐……ナﾉ::::::::::i:::i‐- ＿_ 八 ﾉ￣￣ ＿＿ ／
ｰ-t‐…::::":::::::::::::ﾉ:ﾉ } r彡､"-‐ ￣￣ ／イ::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
中国の苦難の根源は
軍閥とそれを支援する帝国主義者にあること
今回の北上の目的は国民会議の開催と
不平等条約の撤廃にある、と
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | 上海から天津に直接行かずに神戸経由で行こうとする孫文
＼ `ー'´ ／ 日本政府にもこの宣伝の協力を求めるため向かうも
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､. 日本は孫文の上京を拒否する
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i ソビエトと手を組んだから警戒されるわな
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
f,} ｲ { r.､ ハﾟヽ
ﾉ ヽﾉ } .} ｀´
ヽ / ‘. .{
＿＿ _>=ミ､ _ノ ヽ_, ィ
_ ｀ヽ _r- ､ ／￣￣｀ヽ ＿ __ >イ´:
_> ＼ ヾ' { ./::::::::::::::::::::/ __＞:.:.｀ー'￣＜ ヽ::::::
ヽ ＿⊥ ＿_ ＞^＼ /:::::::::::::::::／ ア:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｧヽ::
`ーイ／￣｀ヽ r-､ __r､ , ＜:.:.:.:.:ヽ ＼:::::::7::::::::::::::::::/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ ヽ
く:::::::::::::::::‘.__ 厂Yヒｧ-- ､ とア＼ ヽ___>x ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}. ヽ/::::::::::::::::::/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
ー-､ハ:::::::::::::::::::V:.ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ > ⌒ヽ Y ヽ!ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:./ _/::::::::::::::::::::ヽ Ⅵ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
:.:.:.:.:.} /ヽ:::::::::::::::::V/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::::::::::::}'´¨｀ヽ ヽ ﾍ:.:.:.:,､ｲ＞＜::V::::::::::::::::::::く ﾊヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
:.:.:.:./ .}:::::V::::::::::::::::V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:::::::::/!:.:.:.:.::ﾊ >^⌒＞ ´￣￣へ::::::::::::::::::::ヽ }::}' ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./V ／
≠^ー'::::::::V:::::::::::::::::V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y仁!＞==ｲ_＞ ´:::::::::ト-､:.:.:.:.:.:.:.:∧::::::::::::::::::::::`＜ﾆヽ ヽ:.:.:.:.:.:./ｲ ／:::::
:::::::::::::＞::´^ｰ=-::::::::::ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:ﾊ!¨¨¨ヽ {::::::::::::::::/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:./:.:}ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::｀￣^ﾞV^'^ヽイ:::::::::::
＞:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:.:.:.:.:.:.:.:.:ハイ::::r^ﾍ::{ー- }:::::::::::::/:.:.:/ヽ_:.:.:.:.:.:／!:.:ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞へ:.:.:ｈイ ././ヽ_L=<_|＿__!::::::::_ノ:.:.:/＞-=^￣ゝ._}:.:.ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::＞＜ }} ヽ| /./ ＼ ヽ }_:::/:.:.:.:./⌒ヾx ヾﾍ:.!ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::＞＜{ り .L=＝＝＝==_/ ⌒ ﾞY:（_ ^¨).イ ヾ===＝＝”.ヽ_}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;
＞＜ ||:::::::::V .}! , ー ､ ∧＿ア´｀! i |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i
:::}ﾘ |}::::::::::ヽ＿ハ ./:::::::::::|｀ーイ | ヽ ／! .ト--ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
そして12月かの有名な欧米の覇道・アジアの王道の講演を行う
これもまた不平等条約撤廃の宣伝
. -- ､
,:´ ヽ
7 i
r､!{_ ヽ〃 |,､
|N xt_ j/__,.- :i' ﾘ
＿＿＿＿ 弋i ｀ﾟ`T iヽﾟ'´ :!./
,.ｘ＜イ ／ ／ ／≧z- _,. | ,=ヾ∠k :r:!､＿__
{ i { / ./ ./ ／ ／,ｲ:i',. {ヽﾆﾆｦ} /: | ヽﾍ `T￣７￣７￣ ./｀`7ーyz_
ヽヽi { / ./ ./ ///: : :|:::>､＿＿,ｲ:::::| :} | 7 ,' ,' .7 .' 7 ヽ＼
＼＼ { / ,' ,' i {: : : ::::ヽ::::::::/:::::i´ 77 i i .i .{ ! { .ﾉ }
＼＼ .| j i _i |ヽ- ､_ :::::::/::::<___, // i .| | .| | j＞ ／
＞ｘ | | ／ィﾍヽ､_ ヽ:::y＜ ／ｲ＞､ .! i .} ＞' ´ ｘ＜
/ヽ､ / ,ｲ////＞z __ー____ﾆﾆ彳///iムヽ i .',＞'´ x ﾏ´
,': : : ∨{///////////i {/////////////ハヽ ' ´ ｘ＜ }
i: : : : : ﾍ///////////| |/////////////≠x＜ ヽ i∧
／ ヾ:: : : jヽ/////////j L//////////i／ｲ∧::', ,. 彳 .ヽ､
/＿ r=' : :∨/＞＝テ=,. === - ミ====彳/////ﾍ::ヽ <_ i: Y
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11月に天津到着
このタイミングで列国は段祺瑞政権を承認する
これは段祺瑞が外国との条約を尊守し
既得権益を尊重するとの声明を出したことへの返事であり
この承認声明は
不平等条約撤廃を訴え続けた孫文を意識しての行動と思われる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,．' ´: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :｀ヽ
／: :: :: :: :: :: :: :::＿ : : : : : : : : : : : : ＼
: :: :: :: :: :: : ,r.'_. ⌒｀_ヾ: :: :: :: :: :: :: :: : ＼
: :: :: :: :: :: : {! |l＼／!| i}: :: :: :: :: :: :: :: : : : i
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: :: :: :: :: :: :: : ,．≠´¨ ￣ ¨ ヽ,: :: :: :: :: :: : }
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: :: :: :: :／: :: :: :: :: :: :l| ヽニニニ二∠/
: :: : ／: :: :: :: : .,＞'´ . ,．イミﾐミ/A',
: :＜＿_＞,ィ≦,＿__ヽ fセ斗-ｬ ﾐ互/} ,.'´⌒/
: :Ξﾐヾ〈彡´＞云マ`. ,'女叮乂 ﾐソﾉl { ,'
i rＸ彡 , ≧迦ル' A Ⅷ i |r,ノ i､ {
>､派ミ ', ', Ⅶ､ .i ｢ｷ ＿ i. i
＼'ｰﾐ,, ＼ r'´,__,ﾂｰﾐ､. ,' ! ', 《.. ヽ. }_ .}
ﾏ∧,, '; ≠≦彡ゞーミ孑 } ', ＼ .ゝ. { i
|! ∧',, 彡'´ｨｰ=…'¨,,｀ .,/ .∧,_ .き ':, ト=＝∧,
ﾊ':, ＼',, ≧毟~「 ,,/ ﾉ / : :¨ ＞ ､,､ __i ,入_／j: :,．≦⌒Y
,．＜´iム＼', ＞ミ ,ﾞｲ/／,' : :: :: :: :: :: :|/./.ｷ'": :ハ: :／ 》: :X,
': :: :: :: : i ﾑ: : ∀ミｰ‐≧三千´イ: :: :7/: :: :: :: :: :: : i!/.//i: :: :: : .八 ,.．´｀t: :〉
: :: :: :: : ハム: :∧: : ヾ: :: :: :: :: :/: : .,' /"¨: : ー-: : il/././.i.: :: :: :i 'y＜ ｸ孑ヽ,
i: :: : ／: : .ヾ,＼: :＼: : ヽ: :: : , ': :: :/: :: :: :: :: :: :: :: :il/././/',: :: :: :Y ヾ斗 ' ´ i: :i
.i!: :: :: :: :: :: : ヽヽ: : ヾ: :: :ｰ-.: :: : /: :: :: :: : ＞'´: : i|/./././/i､,: :: : ∨ ヾ ｲミ. j
∧ー- : :．_: :: :.＼: :: :∧: :: :: :: :,': :: :,.．'´: :: :: :: : A//././∨. ゝ: :: :|｀' イ≦.: :: : //
奉天派
東北王 張作霖
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天津にて張作霖と会談するもその夜……
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肝臓に痛みが走る
結論から言うとこの頃の孫文は肝臓癌が進行しており
死はもう間近に迫っていた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
γ´/ 丿ヽ
. -‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
. ／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ー u 一ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（● ）u（● ）从 |、i|
. 丿ﾙ| ､_,､_, u |ﾉﾚ ﾘ
ｎ:n ヽ、 ゝ._） j /. ｎｎ 嘘っ……だったらもう広東に帰るしかないんじゃ
nf|｜| ヘ,､__, イ .| | |^! 故郷で最期を迎えたほうがいいよね
. ｆ|.| | ∩ ／｀| ＼／ |‐‐ ∩| | |
| ! } .＜＼ ∽ /＞. {！ |
ヽ ,ｲ ヽ ｲ
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ノ ＼ ｉ:::::::|
|（─） （─ ） 〈::::::|
(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| u | 孫文は北京に向かうことに決めた
＼ `ー'´ ／ 新年をようやく来れるようになった首都で過ごしたかったのかもしれないし
,-- ゝーー ___／ /ゝ--、 自らの運命を悟ったのかもね
ｲ / |.!､ _____ ／ ノ | i
| i |,／(__）ヽ／ | l
┏━━━┓ ┏┓┏┓
┃┏━┓┃ ┃┃┃┃ ／／／／／／／／
＼ ┗┛ ┃┃┏━━━━━━━━━━━━━┓┏┳┓┏┓ ┃┃┃┃ ／／／／／
＼＼＼ ┏┛┃┗━━━━━━━━━━━━━┛┗┻┛┃┃ ┃┃┃┃ ／／／／／／
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＼＼＼＼ ／／／／／／／／
＼＼＼ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ／／／／／／
＼＼ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ／／／／／／／
＼ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ／／／／
ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ヽ(・∀ ・)ﾉ ／／／／
(( ノ( )ヽ ))(( ノ( )ヽ ))(( ノ( )ヽ ))(( ノ( )ヽ ))(( ノ( )ヽ ))(( ノ( )ヽ ))(( ノ( )ヽ )) ／／／
< > < > < > < > < > < > < > ／／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
北京駅では数万人から10万人の民衆に迎えられた
しかし病気が進行していた孫文はその声援に応えることができず
年が明け1月に手術の結果、末期癌と判明する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ｘ:i:´i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:≧s｡
／i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:≫x
.:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＼
/i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i ＼
.′i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:.，
:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:V
{i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:{＼i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ〈.＼i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧s｡ｉ:V
. Wi:i:i:i:i:i:i:ｉ{ ＼i:i:i:i:i:i:i:i', >､i:i:___i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＼〉
.. Vi:i:i:i:i:i:i:ｉ{⌒≧s｡,,_ｉ:ｉ:i:ｉ:V ,ｨv㌻ｱ＼i:i:i:i:ｉ:ｉ:ｉ:く⌒ヽ
. Vi:i:i:i:i:ｉ:ｉ{-‐fvﾊぇ ､i:ｉ:i:i{＼ ノ| ＼i:i:i:i:i:i:}
V{⌒ヽ「^`ｰ= ´^ }V⌒ｰ‐‐ |_/ .Ⅵi:ﾄ､}
＼ 乂____,,. ´ ;i : : : : :Vﾊ
≧=､ ′ ./ : : : : : : .＼
∨: : >｡ -‐ - .ｲ: : : : : : : : : : : ≧s｡..,,_
/: : : : : :≧s｡..,,_ ／./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : { {＼. 〔_／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
{: : : : : : : : ＼「C￣ア: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . V
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
2月に汪兆銘（精衛）が読み上げた国事遺嘱（遺言）を承認
有名なのは「革命なお未だ成功せず」の文章だね
そして重要なのは「不平等条約の撤廃。
とりわけ最短期間内にその実現を促すべし」
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r､ r、
i/i! ＿ _ _＿_,. - ､＿ |fj
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||i'└-―-! .::r､:.. .::: . `||
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|rrﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆF|
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1925年3月12日孫文死去。58歳だった
段祺瑞は共和建国の
元勲孫文の功績を称え国葬を決定し
三日間半旗の掲揚を命じた
北京の各国公使館も弔意を表した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-‐==‐-
ｘ≪i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i≫ｘ
／i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i＼_＿_
/i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:x'⌒
/i:i:i:i:ｉ/}i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ，
′i:/ｊﾉ }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:，
:i:i:ij ﾄ､ .}i:i:i:}Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:，
}ｉ:ｒ‐} !fﾊ vｉ:ｉl. Ⅵ＼i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:i，
} 乂_ `”ｿ Vi}_,.xr=气x:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾄ､乂
Ⅵi:「¨ノ＾ヽ/⌒ ゞくノ'Vﾄ､i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:N
乂, 丶 ＼＿_,,ﾉ Ⅵえ*｡,_i:i:i:i:i{
′ v.､ ／‐ｒ‐くi:i⌒ヽ {
}∧ ゝ' ,. イ Ⅵ:_)}>､ `
ノ ｰ= ≦ﾊ. v／: :{
／ /:_}i ／: : :..:{__
_,.｡*´:.:.:/:/´ｊ ./: : : : : ｲ⌒＼
ｘ≪: : : : :.:../:/ ./: : : : :/: {: : : : :.ヽ
／: : : : : : : :..:.i./｀ヽ __ /: : : : :/: : {: : : : : : : `ヽ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
だが国民党は段祺瑞の国葬令を拒否し
中央公園で国民葬を行った
会葬者数十万人
北京の碧雲寺に移される際に30万人の
市民が付き添ったといわれる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) そしてこの翌年に国民革命軍は北伐を発動させるわけだ
| ｀ ⌒´ | これにて孫文の生涯は見学し終わったね
＼ ／ 丸々1話に渡って見たけどだいたいこんな人生
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿
γ´ﾉ ヽ｀ヽ
, - ´￣｀ -､
／ ／/"/ i＼ヽ＼
//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
i l i{_{ﾙノ ヽ､ } } il i
| il从/（●) (●） 从 ﾘ
ヽﾘﾊ ､_,､_, ﾙﾘi
. ヽﾍ､ ノﾚノ
｀-ゝ､,､ __,イ-´ これからだって時に終わっちゃった感があるわね
／ |＼／| ヽ､
/,' <ヽ ∽ /> ﾊ
| i ヽ V /[▽]i |
i | ヽ / i |
| i ｡| i |
孫文がどう考えても中華人民共和国の種をまいたんだよな。
しかし肝臓がんって、あちこち世界中回っていたせいで健康を害したのかな？
梁哲超という人物の名前が出てきましたが、梁啓超の兄弟か何かでしょうか？
ぶっちゃけ７０以上まで生きていたら海外亡命か暗殺されて終わっていたような。
ありがとうございます誤字でした
後で訂正します
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 失敗してばかりでなにもできず
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜ 口先だけの詐欺師で
ヽ L ／ むしろ悪影響だけ残した無能
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､ という意見もある
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
, 、
γ´/ 丿ヽ
-‐ '´￣ ヽｿ ｀ 丿
／ ／/" ｀ヽ ヽ ヽ＼
//, '/／ﾚ´/ノ ヽﾊ ｀､ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ|ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ （●） （●）从 |、i|
丿ﾙ| ､_,､_, |ﾉﾚ ﾘ
ヽ ゝ._） j /／ アハハッ辛辣ぅ！
ゝ ,､__, イ／
.y' |ヽ／ | ＼
＿＿＿＿＿
/.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
/.::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |. ○＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|:::::::〉 （ ●） （●）| || ／
（@ ::::⌒（__人__）⌒) || /
| |r┬-| | || ／
＼ `ー'´ ／ .|| /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.. || ／ あれはただの偶像にすぎないという声もある
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ ￣ ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣ これは正しいと思う
| ＼/ﾞ（__)＼,| i | | |(＿ 〉 辛亥革命におけるシンボルである孫文
＞ ヽ. ハ | | | ∪(＿ 〉
（ (＿ 〉
┌───────ｰ┬───────ｰ┐ ┌──────────────‐┐
│::::::::＿|∨∨|＿ :::::::│ | │:::＿∧＿:::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│
│:::::::＞γ⌒ヽ＜ ::::: │ | │:::`'/ ∧'´::::::::☆ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│:::::: ＞乂__,ノ＜:::::::::│ | │::: 〆ﾞヽ}:::::::::::☆ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│::::::::￣|∧∧|￣ :::::::│ | │::::::::::::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│
├ｰ───────┘ | │ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ │ │ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ │ │ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ │ │ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: │
└ｰｰ───────────────┘ └‐──────────────┘
┏━━━━━━━┓
革命の象徴
民国の象徴
中国の象徴
┗━━━━━━━┛
∨:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::: | ＿__
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{_ ｘ＜ ::::／
x≦￣￣￣≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-=ﾆﾆ二二才
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿
'────- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞'´
-=====＜::::::::::::::::::::::::::z=V:::::',:::::::Y´ﾊ:::::::::::z=-
. ／::::::::/:::::::::::::／ ∨:::}､::::7-i. }-'´ ｀Yﾍ-､_
/::::::::::::::{::::7::::/ _,z::/=}:/ r ,ﾉ ヽ }: :.',: : ＞ｘ
7:::::::::＞' ',:7|:ﾄ{ ｔｯ -'L ゞ' .}' }' , # ';.7: :.} : : : : : :＼
{＞'´ }'´Vﾊ ７ '´￣;;'',,, ,' ';;, 7: :.,': : : : : : : : :＼
r≦: : : : : :ト.ゝ' ｰ= ' ,ｲ _} -=== ７: :/: : : : ／:: : : : : : ｰ
> : : : : : :|: {: :|＞.､___／:／ /: :/: : : : /: ; : : : :r===ミ
/ ,.!: : :ﾍ: :.|: :i:∧ 〃 _,. ｲ: :/: : : : /: : : ／ ヾ.
i,'/｜:.|:.:{: : ',: :',: :＞z＿＿,. -‐: : : : :./: : : : /: : :./ }
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
孫文の中国
それはどこにもなく誰も見たこともない理想
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
’、．・”； ’ ’、′‘ ・． ． ・ ‘ _
∵” 、′‘ ・． ． ・ ‘ ’、′‘ ・”； ” ； ’ /| r`l.
ﾄ､ ’ 、．・ |::|└:|
ノ （ |::| ..:::|
､ , `Y | ∵” .,ｔ |::| ..:::ﾄ､
,ﾉ） | 人 .-}ﾄ 、 ト､ /Ｔ|::|:::::::|:::
, ｀Y´（ ' ,/ く、 Y:ヒ、 ,、 || r┘.:|-┐|.;|:|::|:::::::|:::
工|工|工l工エエｴl＼ ） ､ ／ } ...`=|;:{二 |:| /＼.||...::/〉:::::::,⊥;:|::rｪｪェェ
__|＿__|_,工工]エｴ}ﾆTニ7〉ｪｪｪｭ :::::::::::::::::::::: ＼ﾉ! |;:厂 .r┴:/.::.:.└┐/.::: __|_rェェｴlエ工
＿|＿|_;工工]エlｴ|-[]─[[:ﾛ::ﾛ:{ .） ::::::::::::::::::::::ゝ ...|:;| |..::::':::: .r:､:...|:::::ｒ┘..;;'ｴエ工[工[
__|＿|＿l工工;エｴ|＿＿__]〕ﾆlﾆl .:::::::::::: ､.v,,!;:.v､ﾐ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ ,工/＼＞工工工
＿|工|_;工工]エlｴ|┴┬／>─‐>. .:::::::::::::::::::::::::. ､.v,,;..v､ﾐ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ.v;ゞゞ,上/ .／|ｴエ;工工
__|＿|二l工工;エｴ}┬／／.::::／ ､.v,,;..v､ﾐ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ,v,,v,vゞゞ;;ゞv;ゞゞ,.上ｪ ...::... . .
＿|＿|_,工工]エlｴ}／／. .) ､ )ヽ （ ﾐﾞ':ヾvv'w:,ゞ;;;ヾ.:;ゞ ':;:. :::. . ..:.:λ:: ::'; ::,)､
__|二ｌ＿l工工;エｴl／,,;;,／ . ) （ （ ）ヽ ； ・ ） ; '.. .''､v,;.wVゞ;v;. ':;ヾ::.:ｿ)人ノ从:.ｿ）ノ ）
_|＿|＿l. (. エｴl-. .) ` （ ( ） ） （ （ ）ヽ ( ､ ）ヽ ； .._/＼二: ::Vィ' (ソﾍ （::.:
.: , ) ) )ヽ（ ( :（ ） ヽ､） ） （ （ ） ）; （ （ （､ :. . ､.v,,. ',:; .::） て:;;
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
何故なら漢民族の王朝である明は滅ぼされ
支配された世界に漢民族は生きていたのだから
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ 北京 ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ ｌ 広東省 ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'香港
_ }∟、
│ __丿
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そんな世界に孫文は生まれた
中華から最も離れた場所で
中華とは無縁の教育を受け
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∨∨ 'i. ∥ ＼ ／::::::::::::::::::::::＼ ／ ∧／ ./ /
/ .┃ 'i. ∥ .∥`ヽ、 ＼／::::::::::::::::::::::::::::::::Χ _,,.,, | / /
|:| 'i ∥ ∥ ＼ ＼::::::::::::::::::::::::::／ _,,.-''" ||| | / |
|::| 'i∥ ∥ ＼ ∨;::::::::::::::::/ ／ ||| |/ .|
|::| 'i. ~`＞ ､_ ＼ ∨:::::::::::/ ／ _,,.-┘ ┃ ／|
i::ｰ-、 'i. 'i. `ヽ ﾍ .|人人/ ／ ＞ｲ ∨ ／__ノ
`ｰ-//∧ 'i. `ヽ、 ﾍ | ／ ＞ ´ / ⅧⅡ ／
＼ ｰ､_∨∧ 'i. ヽ､＼ | ／ ／ / ⅧⅢ／ .／
＼ 'i. 'i. 辷､ ＼ i .i | ／.⊿ﾘ ./ γ´￣ .／ ,
＼＿＿_ 'i. 丶､ ヾ=＼ ＼|/ | | ／∠こﾉ _,,/ ∨ ／ , ´
'i `'ｰ- ､_ 〉､/ ｜ Χ／ ,,,:r''" ├―'' , ´
'i -――‐-.､ ~`'´ ヽ , ミr''"" _,,.-―――- / , ´
'i ~`'ｰ- `ｰ ´ 、‐''"" ﾒ---‐‐´ ／
、 'i | | | ／ / ／
`'ｰ-､＿＿＿＿∧ ／ ｉ | l ／ ／| ／
| 'i ／ /| ,､ ／ ／ /￣￣￣￣
_,,.-‐:''" 'i |ｉi| |lﾞﾞﾞﾞﾞ ヽ / ト ､
_,,.-‐''" | 'i ∥ / ,'ｰ-.､_＼＿／_,,.-‐､ | / .| ~`'ｰ-､
＜ | 'i ∥ 'i | ｀ ´ ~`'ｰ''" } ,' / | ＼
| | | ＼ 'i .| i .| ∥ ／ .| ＼
| | ／ ＼ 'i 'i | 〉‐-- --‐´'i .| | ／ | ＼
| | ／ ＼ 'i .| .| | ／ |
／| ＼ Yヽ-^- ､__,､_,,r‐| | .／/ / |l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして清朝の衰えと共に
孫文はシナ最強の漢民族主義者に目覚めた
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
そうでしたか
続き楽しみにしてます
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::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::: ::::::: ::::::::::::::::::
::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: :::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
逆説的に
果てにいたからこそ見たのかもしれない
この世に存在しないものだからこそ
求めたのかもしれない
無であるからこそ作り出した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
:::::::::::::::::::::::::.ο Ｏ ／ 。.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::ヽ。 Ｏ ／ ο.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::ο ヽ 。 ／/ Ｏ_, 。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::.:.:.:.: : : : :...iヽ:''"ﾞﾞ'':.,／ :.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
－―＝＝ニ二 ;: :; 二ニ＝―‐‐.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::.:.:.:.:。 'Ｏ :､,. ..,::'､‐- 。.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:.:.:.:.: : :.Ｏ ／／｀ｖ:: ､j 。 Ｏ_,.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:.:.:.:.: : : : : : /／。 | ヽ..: :.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::.:.:.:.: : : : :.／ ο Ｏ.i⌒ヽ:::::::::::::::::/⌒Y:::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::.:.:..／.: : . : . : : : : :.:.:.:.::. :::::::::::::/ ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::.:.:.: : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:i :::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::.:.:.:.: : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.::::::::! :::::::: |::::/⌒i:::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ ′ /:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; ,::::::::::::::::::::::::::::::,
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ￣）:::::::::::
::::::::::::::::::::::i´￣￣¨ ｰ一 ´ r:::´:::::::::::::::
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人 i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:....... ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.: : : : : : : : : : : : : : : :｀: : 、 ＼: : : : :
.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`: . ` :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀: : . . _ ｀
: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
┏━━━━━━━━━━━┓
孫文にとっての中国を
イデアとしての中国を
┗━━━━━━━━━━━┛
「漢民族は偉大である」
┏━━━━━━━━━━━━━┓
その揺るぎない確信を
持ち続け孫文は戦い続けた
┗━━━━━━━━━━━━━┛
ｨ´￣ ミｘ
＞´ ,;:/!.{
x＜~´ｨ/ ｨ::{ /;;;;;} V
}l ./ ,'{ .,':::/ /;;;;;;;;l} :}
j;...., Y,V .,::,' /;;;;;;;;;;/ /
/::ｨ :! ′ :{: ./;;;;;;;;;/; /
{{::{, V }: ',;;;;;;;/:! {i
＞´≧::､,__ V ﾑ::. V;;{l::{ :V
＞ ´ ´￣≧=-､ 三ﾆ=:､V::{ly}: / j
:/.＞ ´ ＞≧=- ､ ｀ヽ、 ＞､{
,´＞: ´~ ＞イ~~ / Y、＼ ＞､
´ ＞ ‘ ,＞:´ ｨ::::ｨ::/ :/ j:}jl ',:} V }
イ ,＞:::´ ,::'::::＞´ :/ ｨ:' / y;::}l :, ',
:::＜´ , ｨ::::＞´ ｨ::/ ,ｨ //:/ /:: }
:::::::＞ ´ ｨ:::::/ .／ :/,::/ :/{::::j
＞ ´ ＞´::::／イ:,.' :/,::/ ./:;:}:{:,
＞´:::イ:´＜:::／ :/ :/ :/::/,:} ,
＞::::´::::＜:::::::::::＞´ :/ ::/ :/::// {:{
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
世界を漂流し自らの構想による予言に基づく
宣伝と動員を繰り返し
幾度となく戦い幾度となく敗れ幾度となく立ち上がる
自らの中国のために
現実には存在しない中国のために生涯を賭す
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
r‐ｆ￣＞─- ､
ｧヘ.｣_ | /￣￣＼
/{ ´ 〉:| :| ,ﾉ ヽ
／彡､＿人 :, :, {=一 }
| ≧=-ゝ-く⌒ヾ ﾉ
＼ ／ `⌒ヾ f′
} / ﾉ
ヽ. __厶二ﾆ._ /
_}} フ /⌒｀ヾ:､ /
ｧ‐=彡'フ' ／ _／
＿ ＿ -=彡冖､＼ '′ ´/
＿／⌒ミ＝=‐--‐=彡 ⌒ } 〕 ,〈
-=ﾆ￣／ ／⌒ ﾉ ノ ／
. ／ ／ ／／ ／ / ／
r／ ／ -=彳 / / /
彡 ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
漢民族による漢民族のための国を
失われた偉大さを取り戻すための
異民族支配である清朝の否定であり
礼学儒教の否定であり中華皇帝制否定であった
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
:.:.:::.:::.:::.::.::(
:::::.:::.::.::ヽ
::::::::::::::`'''‐‐--''''つ
::::::::::.:::.:::.::(´
::::::::::::::::ヽ､＿＿-‐ ､
::::::::::::::::::::::::.:::.:::.ﾉ
:::::::::::::::.::.::.:（ ,.-
::::::::::::::::::.:｀￣: : :
:::::::::::::::::::::::::::::
:. . :::::::::::::::::::::
:::.. :::.. :::::::::::::
::::.. :::::::.. :::::
::::::.. :::::::::..
::::::::.. :::::::::::..
:::::::::::.. ::::::::::::..
::::::::::::::.. :::::::::::::..
, ⌒ヽ:::::::::::::::.. ＿＿__
丶''′ / :::::::::::::::::.. __┌‐ｰ'´,--‐'"´
（ :::::::::::::::::::.... r'´_,.-‐-、''ｰ、
`‐' ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.. ,ｨ'´''"´ ﾚ'"´
丿:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::..
ヽ___ノ´￣￣｀ｰ､
）:::..
/:::::.:.::..
（_::::..:.:.:.::.. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
:.:.:.:.:.:..:.. :.:.:.:.:.:.::.. 軍閥を大日本帝国をソビエト連邦を
イカサマを用いペテンを弄し
あらゆる手段を講じ何もかもを利用した
そして天は準備が完了した時を見計らい
孫文を自らの元に還した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/ﾟ 。
／ ． ﾟ
, ' 。 ・
` ー ＿ - ' ゜
。 ． 。 ﾟ
： 。
ﾟ ．
､｣L｣Ｌ
｣ＶUL_ ､ У―｢
`yﾆ∠_ |::::V￣7
/＿):::::ヽ|::::::| |
|ヾ:::::, ﾍ-､:::::| _ |
| | /.F-7 ﾚ/ ｜
｜ﾚ｜ﾋ-｣ /| /｜
У/ `ﾌ７7＼人ﾉ
｜::L∠_ /:::::::Ｖ i
|::::::::::::::::::::::::／
＿｣:::::::::へ:::∠＿＿
`ﾝ／三三Ｖヽ て'
7￣７T￣T`Y ´
| ､| ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それは始めから
運命づけられていたかのように
あの日孫文が天を掴み
シナの天に新暦による運行を決定した時
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
|
|!
|| /
|.| /'
ヽ |.| 〉/ ／
＼､ || // _／/
＼ |! ,// _/ ／
＼ | /´ /／
/ ／´
,;:''"ﾞﾞ''::., -‐
－―＝＝ニ二二ニ＝―‐ ‐ ::; －―＝＝ニ二二ニ＝―‐ ‐
:､,. ..,:,::'､
／ ､ﾉVi｀ ＼
_／/ | ﾞｉ＼_
_/ ／ |! ＼ ﾞｉ_
/／ || ＼ﾞｉ
|.|.
//
//
|.|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
天は孫文を選び役目を完成させた
その死によって孫文は
神聖にして不可侵な象徴となり今も生き続けている
国民党は無論のこと共産党も
あの大日本帝国も触れることのできない権威に
その空想であったはずの『中国』をいま私達は
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ -──-- _
／￣￣｀＼ ヽ }＼
/￣￣￣＼ ＼ } j／{
/ ､＿/＼＿＿__}__j/
/| 〈＿ i
/{_|ト､ 〈＿＿ l j_,ｨﾁ｛
. ∧/ {（ j} ｢ rｰﾃぅテf ﾄ--' ﾊ
∧/ ∨/ l ｀￣ | | / i{
ﾄ､} {/| /|、 ＿_{__|_j―} ﾊﾉ{
ﾄ､} |/ ﾄ､ |｛└┴┴‐_ ｨ｢｣ ﾉ 孫中山先生の三民主義は「連ソ・容共・工農扶助」に止揚された
ﾄ､} ｣__＼ ｰ'´ { } | そうだ、我々中国共産党が辛亥革命の正統なる後継者だ
ﾄ､} 人 ￣〕ト----一'’ 厂｀ー- __
ﾄ､｝＿_／ ＼__|///|＿＿／ ‐- ＿_
＿＿j／ ＿＿＿＿_／'/// ／ ＼
. / ////////////／ ／ ヽ
/ { /////￣￣￣￣ ｉ /
. / ヽ| ｎ‐┴―┴ｎ { / i
/ ､j ￣ |///|￣ ＼ / }
| ＼ ＿ |///| ＼∨ /
| ( ＼(__ ＼//| ／￣￣＼＿＿ ｀{ /
. ﾊ（ ＼ ＼ ＼ ヽ ／ ＼ ＼ し'
/ （＼ ＼ ＼ﾉ _ ＞ '⌒＼ ヽ ∨ {
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
中華人民共和国を通して目の当たりにしている
不平等条約の撤廃、天下統一
代行主義による一党独裁体制である以党治国
歴史と民族を融合した漢民族主体の中華民族
絶東の盟主である偉大なる『中国』
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿__
,. : :´､ : : : : : /｀: .､
/´:,.:─- .__. -─‐､-:ヽ
,.: / ヽ: :ﾟ，
{: :i ''ﾆ≧_ﾉヽ_≦ﾆ'' ト､}
,ﾄ､:ｊ ｀ｰﾟ'´ｊ ! ｀'ﾟｰ´ }:∧
｛ |:i ,.〈.....ｊ..、 |:.| } 中国の反帝反封建のブルジョア民主主義革命は
ヽ从、 ｊ､三三三ゞ /|:.|ﾉ 孫中山先生からはじまったものである
V{:} ｀¨ﾆﾆ¨´ { ｊ!ﾉ
{ﾉ|.､ ｀ ´ 从 とはいえ孫中山先生は時代が時代なら皇帝になるお人でもあった
{ﾉ|、＼._＿ｊi＿__／ |!
｛ノ「｀ー‐---t─‐ｧ‐┐
_ ＿＿＿＿＿_ヽ|＿__ |///| |
,. : :´: : : : : : : : : : : : : ｀r─‐｀ｰ─'///,ｊ一´`: : :ｰ-:. . . __
. /: : : : : : : : : : : : : : : : : :.|///「￣￣￣´ : : : : : : : : : : : : : :｀: ､
. ,.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∨/∧:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
ｉ: : : : : : : : : : : : : : : ｊ} : : : ｏ=＝=o: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽｊ: : : : : ､
|: : : : : : : : : : : : : : : |!: : : : :ｏ=≠=o: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ‘，:..: : : i
. -‐: : : :￣￣_: : ｀: : .､
,. :／´: : ／: : -─ﾍ : : : : : : :＼
／ : 〈: : : ／ ／´ ＼ : : : : : : ヽ_
/: :,＞-‐一 '´ ＜￣: : ＝‐- ,ﾍ
{: :/ ＼: : : : :／Vﾍ
ヽ{ ｉ ,x≦二´" ヽ: ／__/| : }
| { { x〃´ ｔｯﾉ 〉:ヽ'､｀ヽ:ﾊ
| ,-‐＝ミ､ `"´ ｀ ー'´ .′ : ﾟ:，〉}: :｝ヽ
〈 / ｔｯ〉, i ｀ー ' : : : : :}/∧ﾉ: : }
} ｀￣/'| :| ﾊ i : : : |/ :!: : :′
|ｉ | ! ___〉 ＿_ ヽ 〈 |:|: : : :|! |__/ヽ
从 ヽ__／::::::::::::::__:ﾉ l |:|: : : :}ｉ | : : ′
{: |ヽ /:::_::::,.-─´_丿 :! 从: : / | |__ノ､ 何故ならその頃は民主主義がなかったからな
|: | : ﾟ， ｀¨ゝ-─''´__, V′:| | : : }
ﾚﾍ: :∧ ｰ ´ / :| |__ノ､
＼{ ＼ { .:′ | | : : /
｝ ‘， ／ / | |__ノ}
＼＿ ヽ -‐ ´_ -‐=ﾆ¨ヽ {: :/}
| -‐ ´ } ∨ ｊ
「 ´|::::::::::| _ﾉ──´- ＿
| |::::::::::} -‐=＝ﾆ ￣ ｀
∨:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::: | ＿__
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{_ ｘ＜ ::::／
x≦￣￣￣≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-=ﾆﾆ二二才
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿
'────- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞'´
-=====＜::::::::::::::::::::::::::z=V:::::',:::::::Y´ﾊ:::::::::::z=-
. ／::::::::/:::::::::::::／ ∨:::}､::::7-i. }-'´ ｀Yﾍ-､_
/::::::::::::::{::::7::::/ _,z::/=}:/ r ,ﾉ ヽ }: :.',: : ＞ｘ
7:::::::::＞' ',:7|:ﾄ{ ｔｯ -'L ゞ' .}' }' , # ';.7: :.} : : : : : :＼ オラが死んだあとは
{＞'´ }'´Vﾊ ７ '´￣;;'',,, ,' ';;, 7: :.,': : : : : : : : :＼ 南京の紫金山の麓に葬ってもらいてぇ
r≦: : : : : :ト.ゝ' ,ｲ _} -=== ７: :/: : : : ／:: : : : : : ｰ 南京は臨時政府が成立した場所だからな
> : : : : : :|: {: :|＞.､___／:／ /: :/: : : : /: ; : : : :r===ミ オラがそこに葬られるなら辛亥革命は忘れらることはねぇはずだ
/ ,.!: : :ﾍ: :.|: :i:∧ 〃 _,. ｲ: :/: : : : /: : : ／ ヾ. それともう一つ、遺体は科学的な方法で永久に保存してくれ
i,'/｜:.|:.:{: : ',: :',: :＞z＿＿,. -‐: : : : :./: : : : /: : :./ }
|!{ V: ヽ!: : :.',: :ﾄ､_: : : : : : : : : : : :／: : : : : {: : :.7......_ i
.,..::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,..:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
´.￣￣ 7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
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,':::::; イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ｨ::::::::::::::::::／-‐,'::::::::,'
l／ ./:::::::::::::::::::.;:-ｧ'::::::::::／/::::::::;:: ＜／ｨ=ｧ::::::::/
./::::::::::ｨ::::::::ハム.ｧ／／:;-＜ヽ＿Ｌイｿ'/:::::::/
/;: ＜´/:::::::;' ', ./ｲ／'´`‐---イ l、 /'´）::/
´ /:::::ｨ:;' ヽ ┘ﾌ:´:／
/:／ l/ ヽ ＿ ノ::／
/' .,' ＼ ｀, ｧ´／ 永久保存ですか……
.＿/ ,ヘ , ´ ./ｲ ソビエトのレーニンもそうやって葬られましたが
／.__/ ,'- 、 孫中山先生もそれをお望みでおられるとは
／ ,',ﾉ ,l,＞､_＞￢
／ l' ／o三 !
.,/ l ／.´川 !
／/ ｌ ／ l
∨:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::: | ＿__
∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{_ ｘ＜ ::::／
x≦￣￣￣≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::／
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-=ﾆﾆ二二才
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠＿
'────- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_＞'´
-=====＜::::::::::::::::::::::::::z=V:::::',:::::::Y´ﾊ:::::::::::z=-
. ／::::::::/:::::::::::::／ ∨:::}､::::7-i. }-'´ ｀Yﾍ-､_
/::::::::::::::{::::7::::/:::::::::::::_,z::/ }:/ r ,ﾉ ヽ }: :.',: : ＞ｘ
7:::::::::＞' ',:7|:ﾄ{:::::::::::::::::::::::::::}' }' , # ';.7: :.} : : : : : :＼
{＞'´ }'´Vﾊ ７ ;;'',,, ,' ';;, 7: :.,': : : : : : : : :＼ 疑問か？
r≦: : : : : :ト.ゝ' ｰ= ' ,ｲ _} -=== ７: :/: : : : ／:: : : : : : ｰ それが相応しいと思うぞ
> : : : : : :|: {: :|＞.､___／:／ /: :/: : : : /: ; : : : :r===ミ だってオラは……
/ ,.!: : :ﾍ: :.|: :i:∧ 〃 _,. ｲ: :/: : : : /: : : ／ ヾ.
i,'/｜:.|:.:{: : ',: :',: :＞z＿＿,. -‐: : : : :./: : : : /: : :./ }
でもそれって結局は独裁者の専制政治と大衆による衆愚化が連鎖するだけなんだよなあ
今だって殷周秦漢…と続く「共」王朝ってだけだし
「我は民国なり」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
さぁ中国へのロードマップは描かれ
新時代の闘争がはじまる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_＿＿＿___
, ´ ／ ／ ／ ｀ ､
／、 ! / ..厶.-‐ヘ __ ＼
/ヽ ヽ_∨／ ＼ ヽ ヽ
ｉ:.厂´ ´ , ,ｨ''¨｀ く｀ ＼. ﾟ，
ｊ/ ､ 〈 _,x≠ヾ, ＼, _ヽ}
| 〉 { "¨ﾐ≧ｘ}＾ '´_ﾟ_ノ ,′ / ヽ｀ヽ
} ---┬ ｧ'⌒ヽ￣￣￣￣￣｀ 、 ∨ ヽ ' _ﾟノ | | } {i ∨ }
i::::::::::::{ / ＿＿≧ｘ │ | ＞x { /} ／:|__:! 〈 _ 八 ヽ}'′
. ／⌒Ｖ ≪￣ ｆ}ｊ＼ﾐﾄ} ﾉ ｊ ｘf斗≦^}7 / ,′ 〈ヽ ﾉ｀:::::::｀ヽ ‘， :!
. { i⌒ヽ ｀ ＿_／ ｨｆ´ ｆｊ￣＼ / / ,ヽ /::::::::_::::::::-､一｀ } |
| |／^{ ￣ | ＼＿_,ノ/⌒! ｊ／ｉ :＼ 厶-_´-‐‐´ ﾟ， ! }
∨ （{ } ｎ_ﾉ ￣ /⌒ﾘ { : : :'， }' } | .,' ∨
＼＼ ｀￣}￣l￣l￣l￣｀ヽ ﾊ} ｊ/ ヽ : :i.‘， ﾟ, /'￣´ ﾉ ′/ :{
ｰ| ∨￣￣￣￣ ｀ く У //／ ＼{/‘， ヽ-一 ´ /:: ‘，
. |∧ V⌒ヽ.＿＿_____ｊ/ /ｰ' } ﾞｰ‐-一' /:' ‘，
. | iヽ ∨| { / ′ |＼ ｊ ___ノ￣￣￣￣｀ヽ /⌒ヽ／⌒ヽ
. | | ‘， Vｰ‐ｰｰ-∧/ / | __｀ｉー'｀￣::::| ＿＿＿＿／ ／
. | | , ＼____ / ｨ
＿_| | ‘， ￣／/
＿|￣￣＼ ｰ‐---く /＼
＿__／ / | ＼ ／ / __{＿_)､＿
/ / ｀ | /￣￣ / | }
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
遺志を継ぐ戦いが
辛亥革命の、孫文革命の継承をめぐる兄弟喧嘩が
偉大なる中国を回復させる戦いが息子たちに継承される
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
| ￣￣}￣￣ |
|__ ＼ {／ ／ -‐ !
ｆ⌒ヾｉl}｀X､＿＿_ ＼ ｊ ／ ＿_ｊ
| }^ヽ}i' {;′ ＼＼ ｀ ､ ＼{／／ ＿＿＞ ´ヾ!ji}⌒
, レ´ ｫｬ====≧ｘ＼ ﾊ,¨¨￣√ ／ｘ≦ｱ==ミYｱ´ }!ﾑ
. { { 〃^}, ∨ 乂ｵ､＼}ｊ }! {レ／ｬ乂 //!ｚ､ヾ !
八 ヽ '∧ ､ >ｘ{ i! ｊ;く ／^ i!^ﾑ_ｊ |
＼＼ ! ｰ===‐ ⌒ヽ ｆ:'⌒ ヽｰ==イ ' }/ ﾉ
─‐ ^ﾏ ヽ! ､ |:::. , '__/ ／
／ ∧__ｉ ﾏト ＿_ 乂_j__j::ィ ＿__ ィｱ ,′〃 ｀ヽ
{ i i ﾏｰｖ─-- 二二､__ｘ ﾉｰ''/ /ｰ ^ ｰ-
{ { i､ ∨} }ィ}/ / ｲ ∧ ＼
{ ∨ i . ﾏｊ }' / ｲ∨ | ,∧ ＼
/} ∨! ＼ ∨､ ,〃 ／ ／ ｊ ∧ ＼
. / ! ＼ ＼乂x≦三ミｘ､_ｆノ ／ ／ i } ＼
/ ,∧ ＼ 〃ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ／ ／ i } ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国民党は大日本帝国に挑み
広大なる大地を以て大日本帝国を破滅の淵に沈め
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
':::::.:.:.:..:.:.:.:.:.:｀ー─‐---一'".:.:.:＿, -‐ ､.:.:.:.:',
.::::::.:/￣￣￣￣｀ ─‐-‐一'"￣ .∨.:.:.:,
,'::::: /::::: ::::::::::::::::::::::::::l:::::::i :::::::::::::::::::::::. ∨ ::.',
i::::::,'::::::. :::::￣￣｀ヽ:::|:::::::! . -‐='":::: ∨::∧
|:::::i::::::. :::::::::::::::::::::::::::',!::::::|´::: く￣/:::}
rﾆZ､|:::::::...-───- ,＿}::::::{＿, -───- ､ゝrゞ-､
{ ∧/|::::: ＜に心ｿ＞-zz:::::::::｀≦に心ｿ二> 〈.:〈rz}
|.{ /.::!:::::::::::::::::::::::::::. ／,.i::::::| ＼::::::::................ |.:.iﾘ !
/ﾚ':.:.:.|:::::::::::. , -‐ ´.:/:::| ::::| ＼::::::::::::::. |.:ﾊ,/
／::i:::.:.:八:::::::::::. ／ . : ::::::/:::::| ::::| ｀ ヽ､::. !.:Y
′:: |:::::.:.:∧::::::::/ ..::::::::::::ノ : :::| ::::| ', ,.:.:.:|
':::::::::::::;|::::::.:.:.::iゞ､::::/:,ｨ´￣｀ー-ｲ＿,L＿ﾉ｀￣｀ヾ ./.:.:. ! ＿, -､
. , '::::::::::,イ.:i::::::.:.:.: ﾄ､:i:::{ r'三三三三三三三三三三≧ ./.:＿>-y‐='" .＼
. ,..:::::::::::／/｀ﾘ!::::.:.ﾊｲ .i:l:::l ｀ー────────一'" ー'" ／ /
/::::::::／ .|: : /∥!.:|:::::} ヾ､ .................................. ／ ／ く
. /ﾊ::::/ .|::;/ ,ｿ |八::::', ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ ／ 〉
/! ::;j/ ソ .|::::入:::. i ./ ./ 入
./人,/ |:::::::i ＼ { / 'ゞ､ ﾍ
{ｿ::/ r＜::::::::',:::: ＼ ' ヽ !
::::/ |//｀￣＞=‐--､> .＿＿＿ | __iヽ . 八
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
共産党は最後の試練である
朝鮮の地でアメリカと戦い
中華をついに回復し今に至るその長い戦いへ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
1926年7月9日 広東
.
＿,,....,,_
,..:::''"￣::::::::::::::::ヽ､_
γ'':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::::::::::::::::::..:..:..:..:..:..:..:..:..:..ﾞ､
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l:..:..!:..:..:..:..:..:..:..:} : :l: : 斗-‐- : ﾞ､: : : : !
l: : l : : : :l : __}_ﾊ : l: : :j! ﾞ;: : : :ﾞ;: : : :}
j: : l: : : :イ: : :/ }ﾊ!: :/ jﾊ: : :l i
!: : :l: : : λ／ }ノ =彡 jﾉ ﾊ j!
ﾉ λ 人≠彡 ´ ノ jﾉ }从
／ / jﾄ、 ＼..__, / } } ﾄ､ ＼
,,..-''" ／ ﾉ ＼ ゞ､ ヾ..__ ｰ ' ィ._ ﾉ j j ｀ヽ ＼
,,ヒ二 -‐≠''" ／ ノ人 ヾミ= ﾊr=l二__.斗‐〉 ﾉノ{ ＼ ヽ 革命的外交とは断固とした革命手段を取り、
／ ／／ =彡イ 彡''⌒ヽ､_..r-''" ､...___,,.. ゞ-､.ﾉ.＿ j ｀､ `､ それを徹底的に堅持し、玉砕も辞さないことです
〃 ／／,...-／／ /:::::::::::::::::} }＼ ､,,,..＿,,,... ／{ {:::::::ﾊﾉ ! !
j!! / ／ / / ／ノ::::::::::::::::::://::::::`トー--‐‐''"{::::ゞ､:::::::∧ } ｝}
{{ ./ 〃／ / / ,..:'":::::::::::::,ィﾊ〃::::::::::j`ヽ.／~)／λ::::::＼:::::::＼.ﾉ //
ﾒi! // ./! l {::::::::::::::／:::/`ヽ､::::::::/ ／ ／`ヽ､ Y::::::::::ヽ::::::::`く/l
〃 ! {{ { l { ∨:::,.ｲ{::fﾆ二} `''ｰ､.／ ＼{:::::::::::::ﾊ::::::::::} .}
{{ い ゞ､／:〆:::::li:::{=ﾆ〔`ー､ r､ヽ〉､__ ／ !:::::::::::::::}:::::ノノ
ﾞ､ ゝ `ｰ-／イ=ll==／＼:::::ﾘ／ ,.ヾ>ヽ〉 ＞＜ }:::::::::::::/彡ｲﾞ､
｀、 ￣/:ll::::::::::ll／{ { /~(_)／::::::::ヽ ／,,,,..::::::''＼j!:::::::／､:::::::ll∧
ﾞﾄ /=ll===／､ 弋.ﾞ､{ゝ､ `j:::::::::::::Y ''"~~~`ヽ､ﾉ:彡// ∨=ll=∧
国民政府外交部長
革命外交 陳友仁
歴代中華民国北京政府の辛亥革命後の対外宣言
清朝で結んだ条約は継続して認める約束
革命以前に満政府と各国の間で締結された条約はすべて民国は有効と認める
外国勢力に対する排外的反発や不平等条約破棄の志向性はない
.
〜 l! ＼／ r､ ／ ／
M ﾆ} >､`ヾ-.<
・=== r‐≠-､ `} } 〉
l二三三 ア~) ヽ l /
l二二二l (_)／ ノ
に二二~l <´::{r^ヽ__γ~)
<l <l Ll ,...:::::''"⌒`ヽ-‐-､ ヽ:::::::::::::::／
l二l l二l ／::::::／::::::::::::::::::::::::::::￣`ヽ､ {ミ==＝!
O ┌‐┐ /::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ }:::::::::::/j
(~ ＼ 「l ! に /::〃:::::::::::::::::／::::::/:::::::::::::::::::::::::::::ヽ i＼::::/:::}
＼ ＼! ! に l:..f:..:..:..:..:..:／:..:..:.ノ:..:..:}:..:..:..:..:..ヽ..:..:..ﾞ, l::::::X::::::l
＼ ＼L＿l i:..j:..}:..:/:..:/:＿/:..:〃.:./l:..:..:..:..:..:..}:..:..:..! ﾄ､/::::＼{
＼ ＼ ﾉ:/ / / /￣／jﾞン/／ l __: : :!: :ﾘ : : : i }/::＼::::::l
＼ ＼ ／ｨ/:/: :{! l:;ｨ芹示ﾐ {(. jﾉ_jヽ:} :/: : }: : i {:::::::::::＼{
＼ ＼ 〃 /: {｛ l :i: : { 弋タ i仞ﾞ》｝j:/ : ノ ﾄ ﾞ､ jﾄ､::::::::::::l
＼(_) {! / )} l { ∧ ､ `''´〃ﾉ l /{ } ﾉ )〉 _,..x≦ミヾ､:::::::j
__ r､／ﾉ / l ヽ、 ﾄ､ ､ _ ノ x-┴イ⌒f''"l:::::::::::::::::::::}}>''´
ヽヽ ／ xく ,..-‐ｯ ／ ./j ﾞ｡ ﾊ .}ｨl ＼ ,.:＜ /{/:::::::::::::{::::λ ﾞ､:::::::::::::::／ 歴史を総括するに
弋 ｀/ f..／ ／/,...:::''" 〃 ! }} }ﾉ `~"''｀斥~Y__,,､ノ::::::::::::::::::::::::::`i ゞ;;＞" およそ他の民族を政治的に束縛弾圧することが
＼ 〈 ノ＿__ ／/ ﾉ,,.-､_r-〃 `ﾐz､＿ .人:::::`､ヽ:::::::::::::::::::::::::)" `ヽ､ 永遠に続くことはあり得ません
`ヽ ヽ::::ﾉ／,..-‐''"::::::::l l:｛{ゝ､＿‐-- ):::::::ﾞ､ﾞ､::::::::::::::::::::/＿ ヽ
(:::＼r－〜ｲ{/ /:::::::::::::::::::::::! !:ゞ:::::::::::::}ミ===彡::::::::::::＼､:::::::::::::::i ヽ `ヽ､ ﾞ､
`ヽ､::__::::-‐l {::::::::::::::::::::::::::! }::::::::::::::::f ＿_ /ヽ:::::::::::::ヾ::::::::::::j ﾞ､ ＼ゝ、
}-‐'''"∧ V:::::::::::::::::::::::j/:::::::::::::::〔￣ ／￣ヾ:::::::::::::ﾊ￣￣ ヽ ＼ `ーミx、
／ﾄ::::::::::/ﾊ }:::::::::::::::::::::::j!::::::::::::::::::::ト､ / 弋:::::::::::::}∨ ＼`ヽ､ `ー--..、 `
／／ }::＼/::::∧`7二`ヽ､::::{:::::::::::::::::::〔／`ヾ､_ ／〈::::::::::ﾘ::∨ `､ `ト､＿....―-.ヽ
〈 / ／{::::/`ヽ､:::Y::::::::::::ヽ 〉戈:::::::::::::::ζ ／￣ ﾌ::::::::/:: ::∨ ﾞ, i )〉
＞ ´i
＞ ´:::::::::::| ＞ ´i
＞ ´:::::.==ﾆ＜l＿. ＞ ´i ＞ ´:::::::::::|
¨ヽ＞ ´ｲⅥ ゞ !!...... ＞ ´:::::::::::|. ＞ ´:::::.==ﾆ＜l＿
∧:::::::ｊ ﾏﾍ ; .|ﾄ. ´:::::.==ﾆ＜l＿ ¨ヽ＞ ´ｲⅥ ゞ !!
}::::ノ ﾏﾍ¨ ||...ヽ＞ ´ｲⅥ ゞ !! :::::::ｊ ﾏﾍ ; .|ﾄ
>¨ヘﾞ 、i {¨:」.ﾞ∧:::::::ｊ ﾏﾍ ; .|ﾄ...}::::ノ ﾏﾍ¨ ||
,:::::::ヽ::ヽ ヽ i::::|. }::::ノ ﾏﾍ¨ ||. >¨ヘﾞ 、i {¨:」
, 7 ¨ ヽ＼::ヽ::＼ |::::l >¨ヘﾞ 、i {¨:」ﾞ:::::::ヽ::ヽ ヽ i::::|
,'７::::::::::::ヾ｀:.、＜ヽ |::::|......,:::::::ヽ::ヽ ヽ i::::|. ¨ ヽ＼::ヽ::＼ |::::l
i::::、::::::::::::::＼ヽ ＞} .|::::|..., 7 ¨ ヽ＼::ヽ::＼ |::::l ::::::::::::ヾ｀:.、＜ヽ |::::|
∧:::::、:::::::::::ヾヽ::::::iﾊ 广iⅣ¨}...::::::::::::ヾ｀:.、＜ヽ |::::| . ::::::::::::::＼ヽ ＞} .|::::|
∧:::::::、:::::::::::::Ⅵ:::lハ iヽi彡,:::、::::::::::::::＼ヽ ＞} .|::::|::::、:::::::::::ヾヽ::::::iﾊ 广iⅣ¨}
. ∧:::::::::、::::::::::.Ⅵ::::::}トi:::::¨|ﾞ:::::、:::::::::::ヾヽ::::::iﾊ 广iⅣ¨} :::、:::::::::::::Ⅵ:::lハ iヽi彡,
∧:::::::::＼::::::::. 、::::l |::::::「 :::::::、:::::::::::::Ⅵ:::lハ iヽi彡,.:::::::::、::::::::::.Ⅵ::::::}トi:::::¨|
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「中国における列強の侵略政策は
その末日が近いことは疑いないのです」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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j!:./:..i!:./.:./.:／:../ﾉ..:.jlﾊ:..:..:.ﾊ
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j! : : λ{彡孑く ﾉ: :ノノﾉ:..:.}./ﾘ
j! : : : l:ゞ{赱タ '"´ 込ﾀﾉ:.ﾉ:../
j!: : : : :}: :ト、 , ／:ノ〈ｿ
､/-っｧ: ﾉ ﾉ ﾒ､ `- ' /: 〃: :}{
／へ>／ / } :r| ` - ＜{ λ: :人ﾞ､ 私達はこの閉ざされた憂鬱なる摩天楼を
r=､/::ノ::::::ア λ《/ }/ﾐ三彡／ィｧ'"⌒ヽ `､ この手で討ち崩し光を回復しにいきましょう
V~^}~''^7っ{ i!::ノ ﾉ::〉三彡｛/〃::::::::::::::ﾊ ヽ
,... -‐V`〜^''7 }/{{:::::l.l:::/ >< j!::`ﾄ!､;;;::::::::::::::}ﾊ. ﾍ
,... -‐ '" Vﾐ=＝{λ{:::::::::jﾉく ..__...>::::::::{{::／／:::::::j jﾉl.}
,... '" {＝≠:| /:::::／-‐''"＼/:::::::::::V::::::::::::/::λ ﾉ
,.ィ'´ ,...::'´／ _{'"´／l:::／/｛ .:/..,.ィ/:::::::::::／:::::::／::::::::ヽ
／ ／ ／ ／ .＞''"´ {≠==:!/::::j!^ﾞ><-〜j!:::::::::::廴::／::::::::::::::::ﾉー--::....＿
／ / ／ 〃／ ／ };;;;;∠::{::::::{／ : `ヽ､{:::::::::::::::｀ｰ＝==彡^ ミ三三二ﾆ≧z､ ＿
/ / / / / / ﾚ´::::::人::λ､: : : : :ノ、::::::::::::::;;}::::::::::::/ ｀丶､ ~`丶､ ｀ヽ､￣`丶､
./ ,ｲ λ / j! λ j! ｷ=≠ｼ:::＼ヽ `>＜: :ﾔ:::::::::::/ {＞＜j!{--‐‐‐- ､ ヽ
ﾑ {l { 人 ﾞ､ 弋 ﾏ==彡::::∧:|/ ヽﾔ::::::::::{ .j!:::::::::j!.ｷ ｝ ｀丶､`ヽ ＼ ｿ＼
{ l !〃＼ ゞ､ ＼ `ー--- ...、 ＼::::::／.:ｷト､ ノﾏ:::::::::i j!＼__:i!.:λ ﾉ ﾉ｀ヽ ﾒﾉヽ ヽ .ﾊ
┏━━━━━━━━━━━━┓
革命の火が再び灯される
┗━━━━━━━━━━━━┛
＿＿ ＿＿_
. /-= ｀ヽ _.....-ー‐―......._ / ＼
/´￣￣｀ヾﾉ -:::;::::::;:::::::｀Y´:::::::::::＼ ﾚ ´￣￣ ヽ
イ:| ＿＿＿_ ／:::／::／::::／:::}::::::';:::::::::::ヽ ´ ￣ ＼ ヾ＼
| - ￣￣￣｀ヽ) /:::／::／::::／::::::::j:;::i::ﾊ:::＼:::::::, }:l l:|
／ ｨ ⌒ヽ .／ ／ /:::/:／::::／::;___::::///厶廴::::'::::::::, // /
//( / |. ﾄ､〈(_ |／/::::／: ィ/::::／///' _j_ |:::::|::::::::＼. //／
: | ヽ | { 丶 ヾ:｀ ー― ´ /: /:::/ｨ' ㍉ /:/ ｲ ｡Ⅵ::/': : :; :/ ー――=彡'厶=＝ー―
: ﾄ､ 丶＼＼ ＼ ＿＿, イ: :/: ::|八_ﾟﾉ' ﾚ' i: : ｰ'/ｲ/: :／/ :):ヽー―＝ニ￣￣ ＼
＼ ＼＼＼_ ／ ／／|:: l人::＼ ￣ }_: : : :彡イ: ::／: ノ 。― 、 ￣ ― ＿
＼ 丶 丶:二ニニ＝＝―=ﾆ二￣_ - ／／／:!:ｉ:＼_｀)ー ｰﾆィ: : ／／:／---＜////ﾊ ＿ ＼
. ー :二二 ニニ ==―＝二 -_ - ／:::/／:| !: ヾ个。 ｰ=彡イ:／////////////:!ー―＜///＞
￣―＿￣＿――＿―￣ _ -' ..／' /´ ｀ヾ｀ヽ/j∧ ＞=彡' : /(//////////_r ｢ ｢ ｀ ＜/ﾄ､/＿/_ 孫中山先生が生涯をかけて唱え続けたお言葉
_ - ￣_ - ￣ ./ l ／ _,厶*'"⌒/: : /|/|///////// !｜.| {_) ｀)ｺ)|/// それを今ここで再び叫びましょう
￣二ニ＝―=二_ - ￣ _ -￣ :| |´(＿ - ´ ｡＜ ノ!: : {个'7ｰ＜////{__({ ＼_ｰ人 )ｺ)|/// 中華恢復……すなわち！
＿―￣＿―￣￣_≠￣￣ .. .. . ∧ | ／/ ///∧____ノ! :i |´}こ////＼/ r‐ '｀¨´___ ノ｀¨´ﾑム//
.:＿＿＿／￣／ .....::: ― :.＼_ ＼_ / ./ ///厂フ／,人 ヾ )ﾆ/////∧｀¨¨¨´／ └〜' ｀¨¨
／////／ ／ ..:: ' ′ ＼ ヽ ::. ￣｀ :レl |厂／／￣￣ ＼ ＼J//////:!// ／ ／ /
////／ ／/, .::::′ ヽ J :: //／|:l l／／ ￣;￣￣￣＞ ー/////厂 ／ ／
//／ /厶'―‐/) ::::; ｀ ｉｰ(_ ,:::: /////|:l l／ : ／ ／){////// ／ _／
/八 l_／ ／/┏┓; _ ノ:: : //l///ﾚレ)≧o｡。 ._ ヽ／ ／..::{ﾆ_ 厶イ} ／ _ - ´ ／
/／＼-=ﾆ￣...／〉┃┃; ; |:爿｢|/￣∨///⌒!￣¨ ー ／ ／ー 。jﾆ／／/| / ／/ /
/ ./＼＿／i∨〉 | ｀ :, ;|:し |.| l＼丶////(_,､_ ,／ ／￣ ﾆ=-{/ ／／/{ ' / ./ / ⌒ヽ
./ / | | |∧ ￣__ ; __ ___┌ ､| | ￣ ＞-=ﾆ⌒ヽ／ﾆﾆ=ｰ ／ {/////// / | /{ .i }
. | ! ! !..) .|＼ | | | || | ! ＿_| |＞' / /弋⌒Y＞ 。 ／ ,ｲ//////{ { | { ＼ //
. | . ＼ ヽ..＼j／┗'┗ '| | ! l:':::.| / // / }//|｀'＜／ ／ ｛//////{＿.＼ ｀ヾ ー=彡
＼ ＼ ー ┗━ ┗┛￣ ;:ﾚ ! || / .!/∧ ／ .／＼＼}//////// ヽ__＞ .＼_ _,
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
北京から南に約2000キロ
中華かも最も離れた革命の天子の生誕地
はじまりの場所より
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
:::::::::::::::::::::::::.ο Ｏ ／ 。.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::ヽ。 Ｏ ／ ο.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::ο ヽ 。 ／/ Ｏ_, 。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::.:.:.:.: : : : :...iヽ:''"ﾞﾞ'':.,／ :.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
－―＝＝ニ二 ;: :; 二ニ＝―‐‐.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::.:.:.:.:。 'Ｏ :､,. ..,::'､‐- 。.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:.:.:.:.: : :.Ｏ ／／｀ｖ:: ､j 。 Ｏ_,.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:.:.:.:.: : : : : : /／。 | ヽ..: :.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::.:.:.:.: : : : :.／ ο Ｏ.i⌒ヽ:::::::::::::::::/⌒Y:::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::| 乂:ﾉ ｉ:/ ,::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ ′ /:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; ,::::::::::::::::::::::::::::::, ┏━━━━━┓
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 乂:::::::::::::::::::::::::: 『中国』へ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ￣）::::::::::: ┗━━━━━┛
::::::::::::::::::::::i´￣￣¨ ｰ一 ´ r:::´:::::::::::::::
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人 i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:....... ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.: : : : : : : : : : : : : : : :｀: : 、 ＼: : : : :
.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`: . ` :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀: : . . _ ｀
: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
.: : : : : : : : : : : : : : : : : :
/ /:::::::::ヾ{ 1::《 l:::::ﾊ:i // // ｀ヾ:::::/ /
. / ′::::::::::::! !:::ﾊ､ﾐ!::::{ｉ::| // // /::::∧ /:!
/ .:::::::::::, --! ﾄﾐ三:ヾ:::ﾋ::! ;ｲ /::ヘ、 j::::/ヽ7::∧ ,、
.′ .i::::::／ .人iニ三ミ::ﾊ::|ﾐｘ７/::::::::::::`:::::′/::::ﾄ､ヾ:}
： .!:::/ ／イ i厂 ヾ{ヾ{ Y:/√ヾ:::::::::::! .′::{ Ｖ:ﾄ､ /|
:! j::,′// ′ ¨￣ ｀ヾﾊ !{:∧丶 ＼::::i :::::::::| !::! 丶 ＼_WＷ/ |WWWWWWWWWWWWW／
:!、 !:i // .:′ ,ｨニミｘ ヾ::::ｉヾ::＼ヽ Y! .::::::::::! /::::! ＼＼ ≫ ≪
! :|､≧:! .:′ = /::::::::::::::::.､ ヾ{ }::∧ Ⅵ:|..i::::::::::}′:::| ヽ ≫ 中国を取り戻せ！ ≪
| :| ＞::! !{ - {::::::::::::::::::::} ` :::ﾄ:::::､ヾ{ l:i::::::::::::::::::l ≫ ≪
ﾄ |`ミ:::ｉ i:l 彡 ヾ ::_:_:_:ノ .: ,:::ハ:::ﾊ ヾﾄl::::::::::::::::::| ／MMMMMMMMMMMMMMMMM､＼
|ﾊ ! -ゞ::､ヾ: " ￣ ..: /:/ ,ﾘ::::ﾄ､Ⅵ:::::::::::::::::j
|{ il{￣ ヾ::ヽヾ:､ ' i :. ` ,ｨ／ /:∧:ﾊ !ﾊ:::::::::::::::′
|ハ： ＞::＼` ミ: _＿__ .．彡 /::/ i::} ヾ::::::::::::/ /
|! ヾ:､ ´ ｀ヾﾐ::ｘ ｀ ¨ ￣ ´ .ィ:／{ |:j }:::::::::/ /
|! ヾ:､ ` ≧≡＝:=≦´7:/ j! j/ ヾ::::/ /
|! ＼ ｀ヾ ` ｰ:=':/ ′ ∨ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
国民革命軍
これより反帝国主義闘争・南北統一戦争
第二次北伐開始
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ ...-──-...........,,__
∠==-──‐＜::::::::::::::::::＞
. ／//////////////｀’＜:::::::::
. ／///////////＿＿＿////｀ヽ::
ｆ'⌒ヽ//// _,ｘｧﾃニニ¨¨¨¨≧ｘ､////
. ｊﾉ⌒V { j斗ｆ,ﾉ__ ＼ ｀|ｊﾉ///
.. r─くー‐'//// ⌒弌ｿ ヾ ｊ{////
.. { ＼//∨////// ｀¨¨ﾆ====ミx/////
. | } ヽ ＼ﾉ///////////////////////
r‐┴ ｰ‐' '///////////////,
V￣￣￣￣￣＼ "'/////////
ﾟ, ７⌒'ー-{＿__入__ ｰ┐ ///////
. ∨廴{＿{厂ﾄ､＼ 厂￣￣厂〉 } ///////
| └‐∟} ｊ／⌒ｰ一' / / //////,
| / / ///////,
ｊ ／ ////////
. / ／￣￣ヽ ー──／ ///////// 孫中山先生に北伐完遂のご報告に行くぞ！
.. /し' ／ ／ //////／//
. Λ_{_ ／}／ /////⌒ヽ__ノ
{＼__}⌒'⌒⌒{ ／ ////////////
.. ト-- ￣￣￣ ///／////////
.. | ｀ｰ一' ／ / ／//////////
. ＼ __ -‐=彳///////////,
. ー┬ ¨¨￣ /////////////////,
. } ////////＿＿＿＿＿
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
孫文の使徒たちが聖屍の元へ導かれる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ﾞﾞﾞﾞﾞ"""""""''''' '''''''''' （ヽ、 ,ﾉ ）´( ､イ,,,, "" ⌒ ヾ ヾ
) Y 人/゛゛゛( ⌒ . . ,, ヽ,,'' ..ノ ）ヽ ,／
!）ﾉ' ﾉ ,（ ( 、、 、 ’'', . . ノ ヾ ） ,／´.,:;
,_..,,:./ (（ ´.................ゞ (. . .,,,゛゛゛゛ノ. .ノ ) ,,.ノ..::::::::::::,... ノ´..;:
,.､ ,,...,;':;:::,′, ヽ :::::::::::::::::::::（ ノ( ^ゝ、、ゝ..,,,,, ,'ソノ ) .ソ::::::::::.,.,.､,;..__ .;'ﾞﾞ;; ::
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ｒ,;:;:;;;., . . . ,, . . (（,⌒ノ,,,.:::::' （ （’''....ノ ソ 'ヾ) Y 人 ヽ)ゝ'丿,
ﾉ,:;riｯ'}} . . （’’,,,/(~〜ノ（’''''ソ:.:.,、,,,,,（ .:: ノ..） !）ﾉ' ﾉ ,（ ` ) ､ )ヽ （
~~ﾞ"'''ﾞﾞ y（、,,'''ノ（、、...,,,Y),,,ノ:::.:）~〜ノノ）”）,,, . ,,,ソ（ ´!. ､ t ヽ､) （ （ ）ヽ ； ・ ） ; '
, ヾ､ ....... ... ..... ,′, ( ) ` （ ( ） ） （ （ ）ヽ ( ､ ）ヽ ；
（ヽ、 ,ﾉ ）´( ､ ゝ､ :: ; : , ) ) )ヽ（ ( :（ ） ヽ､） ） （ （ ） ）; （ （ （､ :
,;''"; ) Y 人 ヽ)ゝ'丿, ； ・ ）ヽ (丶 )ヽ （ （ ） （ ;; ;､: ; ;）__） ） （____） ） ）） ；
ヾＹﾞ ﾒ''' !）ﾉ' ﾉ ,（ ` ´（ )`､ （ （ .） ）ノ | : ) ＿,,,-､__ ;; .､ （／（＿）ヽ ）ヽ ;;
,ヾ;＼;;ｉi ;ｉiゞ ,,.i;;"; / (（ ´!. ､ t ヽ､ ｀t , ( （__ノ `-' `-' :~〜--〜~--、_;; :: ､.､. ） ( （ ）ヽ
〃ヾ ;"; "i "; ;ヾ; ;,′, ヽ tゝ､丿）ﾉ i Y( ヽ_,) ＿,,;::- ‐' 〜~ ~ __,_ `‐-､__ （_（_） ） （ （
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
決定的な炎がシナに放たれ
燎原を焼き尽くしにかかり
覇王と革命を巡る軍閥抗争時代の終焉をもたらし
シナの歴史は次の段階へ移行する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＜ ＞
＜ 廃帝廃約！！ ＞
＜ ＞ ＼人_从人__从_从人__从人_人从ﾉ／
Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ` ＞ ＜
,从 __ :: ::::: :: :... ＞ 打倒呉佩孚！ ＜
,ィ⌒ヾ __, -く:::ヽ、 ＞ ＜
／´. : :: ::.: . ィ:､::＼:::l::j⌒ヽ ＼ __ ／Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒WY＼
l:､::::}::::::j/´:⌒::::l.... }! _r┘ ｀ヽ、
, ￢―‐､ 〈:⌒´￣/::::::::::::::ﾉ: : :/:: : :: : : . ...r'‐、'ヽ `、{
／ ＼ } ､:::::::::::::::::::::::／ ::: :: ::: : .. { ､ ｀ |.
／ ヽ｀ヽ ノヽ Y:::::::::::::::::f ヽ,」 |、
／ ＼人_/ r'.二ヽ、 ｉ:::::::::::::::::| | |､{
／ tく＿/／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、 |:::::::::::::::::l ゝ＿,.／ ノ:Y
./ ＿ノー'’ ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| |::::::::::::::::::| 〈── ´: : |
ｌ Ｙ ＼｀7ｰ┘! |::::::::::::::::::l l : : : : : : : | ＼＿_人＿人从＿人＿人从／
l | ｢:ト ｲ |::::::::::::::::::| | : : : : : : : | ＿） （＿＿
l | . | | }:::: :::::::::::::| | : : : : : : : | ） 放棄張作霖！ （
l | l l j::::::::::::::::::::', | : : : : : : :￣￣） (￣￣
l | .l | /:::::::::::::::::::::::'、 | : : : : : : : | ／⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
r､ r、
i/i! ＿ _ _＿_,. - ､＿ |fj
|||| i' .: .` {/ .: ￣￣￣`ー――― :::'⌒||||
||i'└-―-! .::r､:.. .::: . `||
||!::::::::::::::└-―''´::::::::::ｰ--------―――--'――||
|rrﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆF|
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そう時代が終わる
明治維新と同時期に生まれた孫文は1925年に死に
そして大正もまた翌年1926年にその時代を閉じる
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__ ----- _
,．＜::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ ．
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /＿
/::::::::::::::::::::＿＿＿:::::::::::::::::::::::::::::::::<⌒
ﾚi´￣ _,^ ミ::::::::::::::::::∧
,｀丶 _丶 , ´_,. へ、 T::::::::::::: ∧
′ ￣i:/￣ ‘， !:::::::::::::::::::
{ ９ i| ９ | !:::::::::::::::::::
人 ﾉﾞ. /｀ 、 j:::_＿::::::::::
}ーY⌒ ＼_ __ ′ `´ ＿ V::::
′ ` ￣ f-:, }::::
. { r‐ ＿＿ ｲ: /
‘， ￣ ｀` >--く::／
> . _,.ｨ ￣}::／
. ≧=--z----=≦＿＿__{
＞ ´ ∧
. ／ - _ ∧
/ ＼ ∧
大日本帝国第124代天皇
裕仁
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
シナでは北伐が発動され
日本では昭和の御世が始動する
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿,,,,,,,,,,,====＝＝
. ＿＿,,,,,,,,,,,====＝＝¨¨¨¨￣￣ (
＿＿,,,,,,,,,,,====＝＝¨¨¨¨￣￣ ヽ
¨¨¨¨￣￣ 7. ヽ
/ ヽ
/ ＿＿ ── ＿ ヽ
/ ＿──::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ
/ ＿─:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ヽ
/ , -‐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ ヽ
/ (:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ ヽ
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. / ゝ､_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ヽ
/ ￣¨ー─--──￣ ヽ
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/ ヽ
/ ヽ
. / ヽ
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/ ヽ
. / ヽ
/ ヽ
. / ヽ
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明治体制の偉大さと栄光そして矛盾を継承する昭和
偉大さを取り戻すための破壊と闘争の孫文革命
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_..---..、
'〉ゝ､ ゝ、
./ ﾞ''''＼ ヽ
..-/ '、 ___,,丿 ｛ `'''''''' 、 ..rｒ
/`ｰ-′ `ヽ / _-' 冖''’ ｲ
ｫ―┘ │ '―-''' ､ < │
│ '廴 _..-‐‐′ ....ﾉ''、__ /''''′
___,,..／ ｀ﾞｰ､ ..-┘ ﾞ、 ＼rt_._ ┘
ｒ''￣ﾞ‐'"´ ﾍ、 厂" ｀ ﾍ､_、 ｀/
‐ｧ /ｰ- -........、 _.‐′ __ _ ___..‐''´ ＼ ／
ｨ′ _ﾉ'⌒ （ `''ｰ--‐''￣￣ /--'" ＼ __ _ __／
ﾄ j′ －７ _ '､ ヽr'´ ∨
ﾞ‐ 、 Ｙ￣´ ￣ヽ,,/--､ "''、- .- 、 ..、 _..／ 」 ┌ ┘
ヽ....宀一' ､......,,..---..__ 冫 ^＼ ﾉ ノ '、丿│ │ ,,＞ 、,--＿
_│ 广'′ `'、 く＿ │ | ﾉ‐／ " _r‐"
｛ﾞ′ ﾉ 丿 〉 '、 ! 亅 ゝ､ _／
ﾍ 、 丶..、 ＿ ( 〜^´ レ─'´ ⊥r‐"`ｰ、
"--、 ^''''-.. ､ / ゝ.. ＿厂ｰ、 ..┘ _>、 ﾉ" '、 │ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ゝ 、 ー‐"┐ `''''^''‐-...._ﾉ `ｰ--_'' '、 マ その革命の炎の前に大日本帝国は
＼、 １ 丿 '、 ﾞ┐ 丶 ／ ＞ 妥協か強硬か屈服か抵抗か戦争か撤退か
"ﾞ'―-..-..,,、 ﾉ ／ ( ー-....､ _..亠ｰ- ／ │
｀１____..v―-J''v「‐' 、 ..､ '' ｰ-''''､ 〕 〈 _ゝ、_／ 翌1927年絶東は戦争直前
｝ ｀'、 ./ '、 │ _/ ｝ 日中戦争に最も近付く運命の時を迎える
_../ 一ｰ ﾞ'1 j.. 、 │ ﾉ │ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ｌ__ ﾞｒ-,,..一‐'''’ ＼ ---'''' ..ゝ､ ノ´
'、 │ ｌ ├┘
〈 、 y+ー―"`''┐ ／ ...-―‐′
｀''ﾞ∪ ﾞ‐ｰ‐-ｫ'ﾆ-―'
_ }∟、
│ __丿
Q．国民革命軍の革命外交をどう思われますか？
.
N､（ ( '"´､´
N､ヽ､ヽ ,. ヽ
ヾﾐ､ヾヽ ,.ﾉﾊ. ﾞi
ゞﾐ、` .::ノﾉj' ヾ､ .i
｀ミ:.､._ ___､. __.::,:彡ノﾉ_,.. _ゞ:、 !
rﾞt=' ＜(;`)ヽ}＝{'"(´;)＞｀==tr '、
}'^ ヽ .:: ソ; ゝ'、 丿 ' ^゛}
! (、 ｀￣´ 〈r;、 ￣´ u ) .!
ゝ┤ u __ ＿_ '_ノ
ﾄ ´ー一'` |
| ＼ ..::~" .ｲ .| 無論シナ人が暴力と脅迫を以て列国を屈服せしめ
_,....j : ＼ ／ .:! .| 義務を無視して権利のみを主張し求めるという考えは大いなる誤りだ
_/ {:.:.:.＼:.. ＼.＿__.／ ;i ﾄ､
,..ィ´/ ヽ:.:.:.:.:.＼ .:::. ﾉi ヽ
／ / i' ヽ:.:.:.:.:.:.:.＼ ／ .:.| ヽ､
. / ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＞-＜ .:.:.:.:| ､＼
Q．それでは大日本帝国はそのテロ行為に対してどのような対処を行うべきでしょうか？
.
{ ﾊ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
{ .|V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::, vv､:::::ﾄ､::::::::::::ハ
Vﾊ}:::::::::::::::::::::::::::;.イVV ,､ V. V}ハ/1:!
. ヽ:::::::::::::::::;ｨv'W /::::^ﾍvﾍ ト､ ﾘ::{
. ＼_ヽ::::::::::::::{ !､/ﾘ:::::::::::::::::::｀:::::｀^^::::|
. ､＼::::::::::::::::lﾊ,ｲW::::::::::::／}＼_::::::::::;，Y⌒V
. ｀ミｰ:::::::::::::::::::::::::::::／ｲ___ ,＞;１:::/ﾊ ∧
. ｀ー-r―┬イ＝=x::::::, ＜'´ ^´〉 / '._
Vlﾙﾘ^Vヽ }Y レ' V＼
｀イ!. ゝ.}＿ﾘ' u l } :| ＼
ゝx- ､＿ J ,ｲ / | >ー---x､
＼ー-' ／ / .| /! ｜ ｜ ＼ ……日本政府は
人＿＿, ィ ／ | | ./| | | | ＼
, イ /| ﾊ ／| .| |/ .| | | | |＼
, イ | ,ｲ| | ,ﾘ , イ | .| / | | | | | }＼
{､l ､ﾄ! ＼ / ,ﾍ |
i. ﾞ､ iヽ ／ / / ヽ │
. ｌヽﾐ ゝ`‐､_ ＿_,. ‐´ ／ ,.ｲ ＼ ヽ |
`‐､ヽ.ゝ、_ ＿,,.. ‐'´ ／/l , ‐'´, ‐'`‐､＼ |
ヽ､.三 ﾐﾆ､＿ ＿＿＿ _,. ‐'´／/-─==＝＝=-､ヾ ／ヽ
,.‐'´ `''‐- ､._ヽ /.i ∠,. -─;==:- ､ゝ‐;----// ヾ.､
[ |､! /'￣r' ゝ}二. {`´ '´＿_ （__）,. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
ﾞl |｀} ..:ヽ--ﾞ‐´ﾘ￣ヽd､ '''' ￣￣ |l !ﾆ! !⌒ //
. i.! l .::::: ｿ;;:.. ヽ､._ _,ノ' ゞ）ノ./
｀ ｰ＝=--‐'´(__,. ..、 ￣￣￣ i／‐'／
i .:::ﾄ､ ￣ ´ ∪ l､_／::|
! |: | シナに対しては出来る限り我慢と寛大な態度をとって
ヽ ｰ‐=======‐- .!:: ト､ 大陸の権益を合理的手段によって守るしかない
ヽ ､＿＿,,.. /:;;: .!; ＼
ヽ ::::::::::: ／:::;;:: ／ l
大日本帝国外相
幣原喜重郎
次回
第3話 南京事件（1927年）
.
以上で終わりです。ありがとうございました
次回は未定です
次スレ立てます
やる夫達で学ぶ日中戦争 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1474779058/
____ くヽﾊﾉ;/) .:
∠´ ヽく三{:i:;ﾊ:;!ﾌ .:.:
｀ｰァ'´_｀フ);ヾｯ'ﾆ> .:.:.
-‐-、 ／／ ｀ﾗ^ﾊ_)´ .: . . .:.:. .:
-‐‐ゝ／／l￣｀ﾄ､ ｀´ﾚ' .:... .:
-‐'／／ ヽ、 l l .:
／／ zヾﾚﾍl .: _r'⌒(
／ ／く三;:l::j _r‐､ (⌒⌒ヽ .: ノ｀...:.:::::ヽ
く二／!ヽ ｀ﾌﾊﾊ ヽ､_r'⌒ (__)ヽ、 ｀ｰ-‐'｀ .: r' .: ｀ヽ
,／ レ' ´ ^´ .:.:.:::ヽ_ﾉ⌒ヽ、 .: ).::.:. .:.:.:::::::::)
/ jﾊ/ﾉ ミ,ﾊ .:.:.::.:.:::::::::::r､___.:.:.:.::::::ヽ、 .: く.:. .:.:.:::::: ⌒
〃 〃_:}三 三{jﾊ .:.:.:.:::::::.:.:.:r‐､) ｀ヽ､___ノ .: ヽ .:.:.:::::::.:. .:.:.::::::
/ ⌒ﾊ)´ 〃ﾊﾘ .:.:.:.ノ｀ｰ‐' (ン r'⌒ヽ,. ).:.:.....
￣＼ ´ / く⌒ヾﾞ i _r'⌒ .:.:.:::::::::.
＼ /⌒ヽ、lヾﾊ .: ｀ヽ;.:.:.:.;,:.ノ _r‐-､! .... .:.::::::::::...:.:
ヽ /｀￣ ∨ ミ;.ヾ! .: ￣ _ﾉ .:::..... .:.:.:.:. .:.:::::::.:.:..
____________!ヽ〃 ,.-､ﾊｧ､;;ﾘ i .: _,.-‐'.:.:.::::::::::::::.. ... ..:.:.:::::::.:.:.:
//｀ヽ、∠__/ ﾍﾊj .:.)__,,.-‐‐‐-､r'⌒ヽ､_r‐‐'ﾌ _rヾ⌒Y´ .:.::::::::::::::... :.:.::::::
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
広東人の気質は敢想・敢説・敢做というらしく
「建設的に考え」「大胆に主張し」「果敢に行動する」
それは革命家気質といえるものであり
孫文の他にも康有為や梁啓超といった傑物も広東出身
だから革命の策源地と呼ばれた
日本でいう九州みたいなもので
孫文と九州人の気が合ったのもそこにあるのかも
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,-‐-,-‐-x
r' ,i、 ｀ヽ
/ 川ｚｚｚ７｛ ii!
刈i-=,、 ｘ=乂 ﾗ
／州 ｀〈! ｆ" iﾊ｀ヽ
,ﾍ ｰ;‐- 、_i ノ |i ,‐-、ｲ! ヾi 〉
｛／｀￣ヽ ヽ｀ヽi/〈丶爪 ｲ"Y´兆 中国という国名は他国からすれば尊大だとは分かっている
＿ γ｀ _," iヾ 丶｀'､,｀ｰ´ ,;|／iﾘ丶_ ……だが私はあえてこれを提唱しようと思う
〈ヽ〈ヽ _ ／"｀｀ヽ ｀ヽ ｝} 〉、｀ｰ=zx,,;: ﾉノ,'｝｀ﾞ'' ､,_
ヽ_ヽ_丶_/ i´ ,x=≦ヽ iトﾉノ" ｀ｰ‐-‐ｰ=≦√{ ｀ﾞ' ､
_ゝｰ ‐ヾ〉 | / ｝＿,ノ"｀ｰ=ﾐ、 i! / ,へ、＿-‐=ツ
!| r' γ｀ヽ/ / ＿／ ｀Y ヽ｀ﾞ' ､,_ ,;! / / i!￣ 〉´
弋〉＿＿/／´￣ !_____ ｀ｰ=-‐=彡'/ /｀ﾞ' ､, _ｊ i/
丁ｰ＝=‐- ／ / 丁 ヽ
｛ ｰ＝三≧=‐／ 人≧=‐ ノ /
ゝ-‐ ／ / ｀ヽﾉ r'
〈 ／ ／ ヾ', 〉´￣｀ヽ、
〈 ／ゝ-‐< ノ‐-） 〈 ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それと中国という概念についてだけど
これは梁啓超が作り出したもので
これまでのシナでは多くの王朝が興り国名をその都度変えていたから
時代を超えていつまでも呼称されるものとしてその概念を提唱した
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ﾝ",,,､'" ﾐﾐ｀ 匁 iii''' iiiiiﾊ jt,
. (ﾝ｀ ":: ::''" ｀ミ -''､ ,
. . ﾋﾒ ヽ r"""'''' """""'i :::: :: t" -
. . ／ / | i＿＿,,,,,,,,,,,,,,,,,,ﾉ| |_|, ii, ii, ::::: ｀､,,､`
（ ｿ | ti'| t､ ;|i| iii|; ||~' -､ :: :: ヽ､ヽ
） |i i'|ii | ｿ――-ｰ ''''''''t､t,,t:t ti-,;i |i :| ヽｿ
ン,, ﾘ ）ﾘﾉ/､､,,,,,t ､､;;;;;;;;;;ﾆ＝ｰ-､)）ﾉ ) し
（iii ノ''z-=='-'､'i ~i'';;rz'-=='-ゝ'' ﾌ"/y" ｀'く
ﾘ ::: ﾐi '~~~~::::ノ| ,i''''"'""'''''' :::ﾒ, ::: ;; ）
｀ｿ ::: iii''t ::::::::::::j,, " " ::::::::ノ ﾘﾉ ﾊ ｀､,
tii ﾘ （/ );;; :::::::: ､､_,,,､:)､;; :::::::::｀'y / ﾘ,, j}ﾘ
) （ ﾘt" ::::: ,,,,;;'i､､;;" " （ i|}}! /'( t､,
／ ;;;; ｿ;t ii",;;ﾖ<､:;;,,"'i! ､|i ﾘ') i!}}i ヽ;;,, )）
,/" ノ/ ii|ﾘ;;|!,, ii ´;;;;;;;;;; ~'ji ,,iijj}|ﾉ 亦,,, ）ﾂ ﾂ （
i|i|/|i :::: ､|i|:::ヽ!!,iii "::（ ~'ｰ }} ii}|j､-''（ii iiii ﾂ / ''"､､,
ヽ(（i ';;; iiii ）:::::ヽ!!,, ;;;;;;;; i}!i! ' ;;;;:::::｀i ノijj!} i}jjj, ::::､ヽ )
､,,, ﾉ i''"iﾘ:::::::::::ヽ!iiﾊii|ii!!|!i,r";;;;;;;;::::::: j/ !!!ii||i :::::: i (
,ゝ ,, / ヽi､:::::::::: """""";;;; ::::::: /,, /" ''::" ::: |} ~'' ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そして1901年に梁啓超は中国民族という新たな概念を作り出し
翌年に中華民族に名前を変えた
当時は満州族による清朝ではあったが
その民族の壁を超えて人民全体をまとめるためのもの
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お分かりのように
中華民国臨時約法にはその梁啓超の理念が込められている
各民族一律に平等な五族協和だ
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