本日２０時頃に第１話を投下予定です
初めてのスレ立て・投下で緊張しておりますが宜しくお願いします
性的描写が含まれますので１８歳未満は御遠慮ください
第１話に１８禁の要素は有りませんが以降の話で入ります
_ .-‐'''"￣ ＿_,,._￣ﾞ"'''‐- ,._
, -'" _, . ィ" ￣ﾞ"''ｰ-､ "' ､_
, -'" "ー――-- ､,＿ "''-､. "' ,_
／ ゝ、 ｀ヽ、.＼
,／ ﾞヽ, ＼.＼
／ _, -''"ｰi ､｀ヽ .ヽ ヽ
./ / ﾒ ､, ト=-､_,_._ ヾ ＼ _ ヽ .ヽ
./ Y /ｿ ｰィi ,、ノ) ふ ,ﾆ ,ﾐ､ ｀てゝ､-くヽ .ﾍ i,
i' ,ｲ ∠ζ ぇゝ、 .!_ j えー'. ゝ,.｣./ ﾞゝ- ,_,､ . i i
l γ" .! ｆ',ァ く” ﾞ ﾞ"'ﾔ _ _,､ﾉ ﾍ ﾞi i
i ./ .,ｲﾞ" "''ｰ'､_,_. _（, ｨ"~ ﾞｰ''"ﾞ´ ﾞi l .i
! ,/ / ,ｨ _,.xィﾞ,ﾉ .l ! i
l iﾞ ゝｰ､ ,ｨ!,." ! ,! ! ２０１６年現在
! l i'"＾ ﾞ'7 か,ｨj" ｧ l Y l
l .l _丿 !ｨ"ﾞч ,-ィﾞ ;" i ｌ l 世界は空前のスマホゲーム
.! ! ,! j'7 ､ﾒｰ' ＆ ,i ,ｉ l
! !_,/ ﾄ' ゝﾐｼァ -ｪ､,. , . . ! / l ブームとなっていた
.l ￣ン‐.ｿ､ ' : ./ / .!
! 「~ _ ﾞヽ /./ ,!
! ﾞ"~ ｀ｰｲ ノﾞ ,ｨ'/ ./
ﾞ､ ｨ'ｿ" /
ﾞ 、 _, ,.. --‐ー- ､._ ／" ,.'
＼ ゝ γ", --､ ／' ／
＼ ﾞ､_ ﾞ´__, ﾌ ",. ／
ﾞ-、 "''ｰ--‐'ﾞ"￣ ー-ァ､ .／
"'- _ _, -'"
"'‐- .,_ _,. -‐'"
~ﾞﾞ"'''''''――''''''''"ﾞ
| .ヽ
_ ﾉ .＼ _
|ヽ_/. ｀‐._／/
√_ ._ . ＿_.（
） (.ヽ' ＼ .／ .￣
⌒_ .＼/
.ﾉし~|
.i |
|,. .|
/. |
/ ./
/ .（ 当然 日本とて例外では無い
_ノ i ｀
._ _／ | 今や経済効果はガラケー時代とは比べ物にならず
.l (,,.-‐´ .|
.,,＿_＿_ ,.ノ ./´ その手頃さから老若男女を問わず誰もが夢中だ
＿,,. -‐'´ 'ー┘ |
__!.,,__ ,,__,.,..__,...,_ _ /ﾌ ..i´
<´~ し、 _.ノヽ- ＼ つ （└‐-'´!ﾉ⌒ |,..i´
) .く .~| .,,.-‐.ｖ´ .! ,.-‐'
. / ./ ` . `´
.ヽ∩,!
／ ＼
| ⊂二⊃ |
| ＿＿＿＿＿＿＿＿ .|
| | | .|
| | | .|
| | | .|＼
| | | .| ＼ そのスマホゲーで最も金が動くのは"ガチャ"と言う課金要素
| | | .| ヽ
| | /⌒ヽ .| .| i 若者は課金で費やせる現金の少なさを時間でカバーするしかないが
| | iヽ >＼. |
| | ヽ＼/ ヽ .| 働く片手間に遊ぶしかない大人は大金を惜しまず投資し早急に戦力を確保する
| | ＼ ／ , ヽ |
| | ＼ ＼ |
| | | ヽ ヽ
| ￣￣￣￣￣￣￣￣ / /
| /￣ヽ i /
| ヽ＿/ i ./
＼＿＿＿＿＿＿＿＿i_ /
／ﾚVVVVVVVV ｲ
／ ／
／ ∠ うわー……相変わらず上位陣は格が違うッス
／ ／ヽ／＾＾＼ x≦⌒
/ ／ （ 〆 ミ 実装の初日に限定特攻キャラ全凸とかハンパじゃねーッスよ
| ′_ノ ― ﾑ ヾ
从| （●） （● ） §从 ゝ でもゲーム自体は面白いしコイツらの御蔭でタダで遊べてるんスよねェ
| （__人__） u §ﾙ′
＼ ｀ー ´ o ﾟ ＼ 張り付いてればイベント報酬は貰えそうだし無課金上等ッス
∽ ∽ ヽ
/ ∞∞ / / |
＞:::::::::::::::::::::::::::::::＜
,.::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､ヽ
／ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ` ４枚引けて１０万か 期待値よりは安上がりだったな
. ' ,.:':::::::::::,,:::::,ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::l､',
. /,ｨ:::,ｨ:,ｲ::／ ',:::､::::::::::::::::::::::i ヾ これで後半のレイドボスも確殺できるし上位は確定
'' /:/.f'-l/‐ -',:|ヽ::､:::､::::::::::!
i/ { !ゞ'ﾆi‐--/｡`__ヾヽ}____:::| 家と職場を往復してる中 手頃に遊べる良いゲームさ
. `i--ｲ￣ ｀l｀ ｰ' ﾉ´ !:|f }:!
. ｡s.'l / ! ￣ .!!ノ/:|､
｡s/. . ..i _ヽ--‐′ .├イ::ﾘ.ﾍ≧s｡
｡s≦. . /. . . .{ `ｰ-ﾆﾆﾆヽ ,' ヽ:::}. . ﾍ. . . .≧s｡
. ｡s≦ . . . . . /. . . . .ゝ _ ノ ',:l. . . ﾍ. . . . . . . ≧s｡
｡s´ . . . . . . . . /. . . . . . |､ ヽ __ ,- ‐ ´ ,,;;;|. . . . ﾍ. . . . . . . . . . ≧s。
. /',. . . . . . . . . . ./. . . . . . . |ヾミ..､ _____ ,,;;;;;;;''''' |. ._. . ..ﾍ. . . . . . . . . . . .i.
/ . ', . . . . . . . . /__,,--‐‐､. .! `ｰ----‐ ´ |./. ｀ｰ-､j. . . . . . . . . . .!.
/. . . .', . . . . . . . . . . . . . . . | | | |. . . . . . . . . . . . . . . . |. .
/／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼ヽ
|| O O === ・ ● . ||
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|| ┃ ┃ ||
|| ┃ ┃ ||
|| ┃ ┃ ||
|| ┃ ┃ || しかし繁栄している反面
|| ┃ ┃ ||
|| ┃ ┃ || 影で消えてゆくスマホゲーも後を絶たない
|| ┃ サービスは .┃ ||
|| ┃ ┃ || そもそも宣伝しなければ人は集まらず
|| ┃ 終了しました .┃ ||
|| ┃ ┃ || 集めてもゲーム性が低いとチュートリアルで見限られ
|| ┃ ┃ ||
|| ┃ ┃ || ゲーム性が高くても肝心の運営が杜撰だと
|| ┃ ┃ ||
|| ┃ ┃ || 人はそのブランドのゲーム自体に手を出さなくなる
|| ┃ ┃ ||
|| ┃ ┃ ||
|| ┃ ┃ ||
|| ┗━━━━━━━━━━━━┛ ||
|| ||
|| ||
|| 二二二二二二二二二二二二二二 ||
||（ ≡ ◎ '⊃ ）||
ヽ 二二二二二二二二二二二二二二 .ノ
／￣￣￣＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （ ●） （●） ＼ そんな競争の激しいスマホゲー業界だが
| ::::::⌒（__人__）⌒:::::: |
＼ |r┬-| ／ 今回の物語の主役となる彼は
／ |￣|´ ＼
く ｒｉ＿l ヽ 一般のユーザーとは少し違った方向性を持っていた
＼ >!、_彡
＼ /
主人公 『やる夫』 ２８歳 サービス業
／￣￣￣＼
／ .＼ 彼は間違ってもＣＭや広告で出てくる
／ ─ヽ .─ ＼
| （●） （●） .| 有名なスマホゲームには手を出さない
＼. （__人__） ／
（ ヽ __＿ .／.／ アプリストアの履歴を過去の過去まで辿り
.＼ ＼| .,ﾚ゛／
.＼旨 爻ﾝ レビューもロクにない無名のゲームを好んだ
はっきり言って理由は特にない
ﾋﾟｺﾋﾟｺ ／￣￣＼／￣＼
／￣￣￣｀. ＼ ＼ 無課金・微課金・重課金と千差万別の者達の中
/ 、 、
／ i l 彼は"たまたま"無名ゲーム専だったのだ
＿／ 、 ,ｲ /
（ ）_／＿＿＿＿＿＿ノ＿＿ノ そしてクリアするか行き詰ったら再び別のゲームを探す
￣￣
／￣￣￣＼
だからこそ…… ／ ⌒ ⌒ ＼
ｎ ／ （●） （●） ＼
"起こってしまった" （ﾖ ) | ⌒（__人__）⌒ | 『よっしゃ！ クリアできたお！』
ヽ､｀ー .＼ ｀ ー´ ／
……のかもしれない ｀＞"´ く,.
／ , ヽ ヽ
＿（＿_ l, ／ l_ l
/´＿_＿＿__｀＿＿＿_ , ´ (´__ノ
／￣￣￣＼
／ ⌒ ⌒ ＼ テンプレのガチャ&スタミナ消費ゲーだったけど
／ （ ⌒） （⌒） ＼
| ::::::⌒（__人__）⌒:::::: | クエスト報酬のチケットのレアだけで戦力は足りたお
＼ |r┬-| ／
／ |￣|´ ＼ でも人が居ないしストーリーの追加も無さそうだし
く ｒｉ＿l ヽ
＼ >!、_彡 寝る前に新しいアプリを探すかお……うん？
＼ /
／ ＼
| ⊂二⊃ |
| ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ |
| | | .|
| | | .|
| | | .|
| | ゲームクリア！ .| .|＼
| | | .| ＼
| | おめでとうございます！ .| .| ヽ
| | | .| i ！？！？
| | 転送を開始します .| .| i
| | | .| | な なんだお！？
| | ,-─-、 | .| |
| | i (￣ ７｀ヽ、 . | .| | これは……！！
| | ヽ＼/ ヽ .| .| |
| | ＼ , ヽ .| .| |
| | ＼ ／ ＼ .| |
| | ｀ヽ、 ＼.| |
| | i ｀ヽ､＿ |
| | | ￣ |
| | |
| | |
| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| /￣ヽ | u
| ヽ＿/ |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|
＼
i!i!i!i!i!i!i
i!i!i!i!i!i!i!i!i!i 転送だとか寒い冗談だ……おッ？
＿＿＿_
／⌒三 ⌒＼
__,,／（ ○）三（○）＼__
....-‐''"´／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼`''ｰ-..、
／′i!i!i!i!i!i| |r┬-| u |i!i!i!i!i!i!｀＼
ｉi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i＼ `ー'´ ／i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ゝ
ﾍ、i!i!i!i!i!i!i!i!／´ ｀＼!i!i!i!i!i!i／
ﾞ''-..,,_i!i!/ / l l_....-''´
｀`''‐ｰ---._______________---‐
"唯一"今のゲームをクリアした彼を異世界に導いてしまうと言う事が……
＿|⌒|＿ ＿ ＿
|＿ ＿| ＿| |＿ ＿| |＿
＿| |__i-i_ |＿ ＿| |＿ ＿|
/ ＼ /。 o ＼ /。 o ＼
::::::: ::::/ ⊂l l7 /＼ | ＼＿／ / ＼＿／ / あ::::::: ::::: :::::
:::::::::::: ::::＼＿＿／ / / ￣ ￣ あ :::::::::
::::::::::::::: :::::::: :::::::: あ ::::::::
::::::::::::::::::::::: ＿＿＿_ ::::::: ::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／ノ ヽ､_＼ r ⌒j :::::::: ::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／（ ○）}liil{（○）＼ / / _ ::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／ （__人__） ＼/ / ／ ）::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::: | |i|||||||i| / / ／ ／ ::::::::
:::::::::::::::::: ＼ |ｪｪｪｪ| / '` ´ ／ ::::::::::::::::::
:::::::::::::::::: ／ (⌒'ー―- イ′ ´廴 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
／ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)::::::::::::::::::::::::::::
／ 斗ｭ -､ } ( ￣¨´
::::〈Um)´ ヾ ヽ._ __ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::~´ 〉 ｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.):::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::: 〈 / ヽ､ / :::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::
::ヽ 〈 j / :::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::廴ﾉ L 」:: :::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::: ::::::: ::::::::::::::::::
::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: :::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第１話：漁村ファウスタ
／ ＼
／ ─ ─ ＼ どうも皆さん 初めまして
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | やる夫と申します ついさっきまで
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ 家でゴロゴロしていたのですが……
主人公 『やる夫』 ２８歳 サービス業
_ _ _ _
+ + | | | | | | | | + 気付いたらこんな祭壇の中央に
| | Π| | | | Π| | +
/￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣l￣￣￣￣l + 一人で立っていました
/￣￣￣￣ /三三三三//￣￣￣￣￣i､￣￣￣ i､
/￣￣￣￣ _/三三三三//￣￣￣￣￣￣',￣￣￣￣l 全く訳が分かりません
/￣￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣￣￣￣',三二二ニl +
￣￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣￣￣￣￣
／ ＼／ ＼ ‐-､
､-‐ ／⌒ ⌒ ⌒ ⌒＼ __＿,ノ-､
､- !､,＿_／（● ） （● ） 彡 （ ●） （ ●）ヽ __＿,ノ
!､,＿__ l （__人__） u （__人__） u |
＼ ｀⌒ ´ 彡 ⌒´ ／
/ ヽ
焦らず周囲を探索してみると
どうやら吹き抜けの古びた遺跡の様でした
小さな山の頂に作られており
遠くに見える海の方向からは良い潮風が吹いています
／￣￣￣＼
／ ＼ 時間は夜の２２時だった筈なのに外は明るい……
/ ─ ─ ヽ
| （●） （●） | 何故か靴を履いてて 財布も持っている……
＼ ∩（__人/777／
／ （丶＿//// ＼ 疑問は多々あるけど やる夫が最も注目したのは……
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） この祭壇……
／ u （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | やる夫がさっきまでプレイしてた
. ＼ ／
. ノ ＼ ゲームの最初の場所にそっくりなんだお……
／´ ヽ
／ ＼
. ／ ＼ でもゲームが始まったら プレイヤーを召喚した
. ／ ― ー ＼
| （●） （●） | "妖精"みたいなのが 案内役をしていたお
. ＼ （__人__） ／
. ノ ｀ ⌒´ ＼ 色々なゲームで見る 便利なポジションだお
／´ ヽ
／: . : . : . : . : . : .{.: l!:人
,:'. : . : . : . : . : . : . : ﾞZ,L>:', 確か"あのゲーム"だと
l /: ./ :/ l|: . :|. : ﾊ. :. :l: .';. :l
ﾚ|. :l ⌒|;ﾊ.. :.l⌒}:|: .: .l. : l: .! こんな感じの妖精だったお
VlＶ‐''汽.＼V汽ﾄ: :/: .:.l.:.l
＿ ｌ:.lゝ.ﾋﾘ ﾋﾘ:ｲ': .: .l;/ ＿ ストーリやイベントにも絡む重要キャラ
', ＼ l:人 " ｰ "ｲｨﾊﾙ'／ /
ヽ ＼仁l::ﾏ>n<ﾌ::l二},／ /
ﾞヽ､ ', .';:::ﾑﾊ/::/ ./ ,.ィ'´ ……でも此処に居ないって事は
ﾞ''ｰ-〉､ヽ:;:::;ノ ノ-‐''´
./::::';__八__ﾉ::ヽ 全く同じ世界じゃ無いのかお？
L:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:ｿ
＼｣_,/
`┘
有難う御座います
＿＿＿_
／ ＼ でも一人で考えたって
／ ＼
／ ＼ 答えなんて見つかる筈ねーお……
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ 祭壇以外に他の建築物は無かったし
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | とにかく山を降りて人を探すしかねーお
＼ ／＿＿＿ ／
r/ / ／//∧/∧
{! ＿／/ {!,//∧/∧
___ｒ―ｧ―┐＿＿ ＿ , , , , , , , ＿, , , , , , ,＿ , , , , }! ミ 三(ミ {!/////∧/∧
,, , ＿, ｒ‐へ人 /ー＝lｰ┐ ￣ ＝＝ 三三ｒへ ー ／ ＞ ― 三ヽ厂 二 ヽ//ヽ
ｒ┤ミTフ ⌒ く Χミ コ ＿＿＿ ￣￣ :.:.:.:.:.: _ _ ／ ｡ o 〈_∠〉 ￣￣＞┐
"""" ｒｧ ⌒ ￣￣ … :.:. |ト Ｖ """ ＿ ∠Ζ//,Ｌ
:.:.:. ＿ ｀｀ … " " :.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:. ； ￣ ＿＿|〉 人l |l || 厂￣ 厂 / ＼Ｙ∧７ハ
＿厂ム ＼ :.:.:.:. …:.:.:. :. :. ⌒￣ ／ ヽ ＼/ 人＿{! ＼ ﾉ ∨ ﾉ'/∧=- ￣
'彡三三7 :.:.:.= :.:.:.:. :. :. ｒ―ｙﾍ l} 三/ ミ/三三ヽ{＿〈￣＼彡＼{!ヽフ ／
＞┌―「人 ￣ :..:. ｒ厂 ＼∧ ＼ /77／三 {三三三У⌒＼ ＼／ ＼ 彡
￣ }＼彡彡 ＿＿＿ *;,;,; ／ｒ┘ 〃 / ＼ /7／三ﾉ三|三三三{＼ ∧ } }ミ ＿＿
/ ﾐﾐ＼二厂 ＞―二二二lヽ ,,, 〈/⌒〈,,〈 ＼／/7三∠ 三 |三三ｒ ┤ Υ//＼ У＞┴く
/ﾐﾐ//＼〉 ＝￣ ＼ |/∧ ;,;,;, ;,;, ＼/＿ノ三/ ￣ """ |/////〉厂 へ ＼
ノ'////// ＼ |//∧ ;,;, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ / ＼ ＼ 〃 У厂￣ ヽ l}
／￣￣ 彡|///∧ ＿ 〈 ＼ ／ 厂￣￣ Υ￣「 ＼ └ ｧ―‐
＿ ／////∧ ＿＿ アヽ 〈 {￣ ミ 三彡「￣ﾉ ヽ ／////
/ //////// } ｒ―へ ＼ ＼ﾉ ／ / 彡 ミ///////
確か山を降りて海の方向に進めば"最初の村"に辿り着けた筈だお
ゲームの中だと"妖精"に案内されてたけど 今は自分の知識を活かすしかないお
／ ＼
／ ノ ヽ､ ＼ でもゲームだと勝手に殴り倒してたモンスター……
／ （●）::::::（●） ＼ ,
| ヽ （__人__）' | ／/ 一般人でしか無いやる夫が勝てるとは思えんお
＼、 u ｀⌒´ / ／／
（⌒ヽ ィヽ ／／ とりあえず落っこちてた鉄の剣があったけど
l ＼ ＼ , | ／／
| ＼,, ＼ | | ／／ こんなのが有る時点で 存在するのは確定だお
| ＼ ＼_ ﾍ／／
| ＼_r' ソｲゝ 村に着くまで 遭遇しない事を"祈る"しか無いおね
| r_ゝｨ'〆
／￣￣￣＼
/ ::.
| ::::::| 何せ一つ"確定"している事があるんだお
丶 .......:::::::::/
7⌒ ｀ヽ この心地良い風 鉄の剣の冷たさと重さ
/ ﾄ､
/ / ! 間違いなく"現実"のもので夢なんかじゃない
_ / / / /
＜二二二二|_|(＿ノ ！ノ だから絶対に死んでやる訳には いかないお
j ｀ヽ
/ ／ ヽ ヽ 明日の仕事を休む言い訳も考えてないのに
/ / ‘, ’
/ / ‘ ！
(＿＿ノ (＿___）
／ ＼
／ ＼ , , ／ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u | ……そんな訳で
＼ ` ⌒ ´ ／
｜ ｜ 慎重に歩みを進める事 数時間
｜| / ｜
｜| ﾄ｜｜
＜三三三三三三| |(＿）
ヽ ｜／ ﾚ
>__ノ;:::......
主人公 『やる夫』 レベル１ 経験値 ００/１０
/⌒ヽ
i l
ノ ヽ､
, ´ ｀ 、
／ ヽ.
/ , - ､ , - ､ ',
i { ● } { ● } i
| 〈＼ ｰ‐' ｰ‐' ／〉 |
＼ ＼｀ｰ‐―‐一'´／ ／
ヽ､ ￣￣￣￣ ／
｀￣￣￣￣￣￣´
やる夫の危惧した通り
やっぱりモンスターは存在した
／ ￣￣ ///
／ ／ 三///
／ /. 三///
/ / / ///
|l l l| ///
|l l l| ＿＿＿_ r~￣`ヽ しかし石を投げたりして
l|l! ll| ／_ノ ＼（ ⌒}
.| ! !| （● ） ＼/ 魔物が注意を逸らした所を
|l l l| （ __） u |
ヽl|l! ll| |!!il| ／ 全力で攻撃する事で
ヽ', ヽ ＼ _-/⌒ ､ ＼
ヽ ヽ ｀ヽ､（＿＿,ノ ） 思ったよりも容易に撃破が可能だった
ヽ ` ､ 丶､ / /
ヽ、 ｀丶./ / 先ずはそれに胸を撫で下ろす
` －/ ,,-,, ヽ
（＿＿_/ ヽ＿＿_）
／ー ー ＼ ／'⌒ヽ
（● ） （● ） ＼ .／ ﾍ ヽ
／ （__人__） ＼ / ヽ ヽ_ だが中途半端に年を重ねている彼は
| ｀⌒ ´ | | ＼___〉
ヽ ／⌒i ／. │ カスり傷の出血すら避けたい程に慎重で
＼／. ,r'.＿ ,,r'⌒ ＼ |
／ ／/ｰ＼| ＼ .| ＿_ 魔物の撃破に決して慢心する事は無く
i ＾ ／. (, ,| | ,r'゛
ゝ､__,〆 . ヽ ｉ.._､,r' ヽ,/ | ２匹以上を確認すると素早く退避
＼. |＼ ﾞｉ |
＼ ヽ ＼._､,/ 必要以上に戦う事もせず村を目指した
＼ ﾞヽ
ヽ ＾ゝ
＼_|
＿＿＿＿
／ ＼
─ ─ ＼
（●） （ ●） ＼ ……おッ？
| （_人__） |
＼｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
主人公 『やる夫』 レベル２ 経験値 ００/２０
┃漁村 ファウスタ.┃ ﾏ|iﾑ. V|i:|i:､/|i:|i:
┗━━━━━━━┛ ﾏ|i:>､ ∨l|i:|i:|i:|i:
＿＿＿＿＿＿＿___ ＿＿__寸|i:ﾄ､_____ﾏ|i:l|i:|i:|
__ ///////○ //////,'ﾑ 『やっと村に……着いたお……』 /,ﾊi:i:i:i:i:i:ヾ|i:|i:>､i:i:i:ﾏl|i:l|i:|
ﾆﾆ≧x //////∠__ﾞ寸//////ﾑ // ﾏi:i:i:i:i:i:ヾ|i:|i:心､ﾉ|i:|i:|i:
￣￣¨|//////// }田{///////ﾏﾑ. .| |￣￣|￣`寸|i:|i:|i:|i:|i:|i:
三三「||,77|￣￣|辷ﾆｱ ｨ__ヽ.|zzzX ..rzzzzzzzzzz| | |￣￣| ヾl|i:|i:|i:|i:|i:|
i:i:i:i:i:「「zzz|＿＿|_j {___}.ﾛ{__ﾚ'j'ﾍl¨ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>､|＿￣￣,.ｨ㌻}l|i:|i:|i:|i:|i:
i:i:i:i:i:i: |,爪j'j'j'j0j'ノ____ﾏjﾍ_/j'j'j'/∩ｨ≦工工工工工工工工工工≧x∩二二二二ﾏi:i:＞彡''ﾞ .}l|i:|i:|i:|i:|i:
二エﾆ}l::|:::|_jI斗[──‐ヽ工工工|」斗t.||二二二二二二二二二二二|l|工工工工工工工」 ／.|l|i:|i:|i:|i:|i:
二ﾆ=-.LI斗tﾆ二工工二「￣￣７⌒ヽr-f「「「「￣￣￣￣「「ff≧=-ミ ＞‐┴┴┴┴┴┴.| |＿}l|i:|i:|i:|i:|i:
-_-_...::::::::::::::...-_-_-_-_-_」-_-_-/二二}-」|i:i:l＼__:. ..:::fY「.l|llllllllllﾚ'ケ'⌒ヽ-／￣广７- | |＿ﾊl|i:|i:|i:|i:|
-_::ゞ::ミ:::`::ゞ;:ミ:;-_-_-_-_|-_,,::::::...-_-_,{-_{￣＼} |:::. .:/¨¨￣}lllllll厂)-＼-/￣二ﾆ二＿ノ￣ノ|i:|i:|i:＞＜
＿_爻爻爻爻爻_,::::ゞ:::ミ::::ゞ::::::ゞ:'ﾞ-_-|-_l二ﾆ=-‐:: ::＜≧=-/llllll/￣ヽ--/￣ } ヽ ヽー＝彡ィ升
-_-_-_-_-_-_-_-_.:ゞ::ミ:::ゞ:::ゞ:::爻::'-_-」-_}ミ:､ : : : : : : :::｀ヽ/ー-'──ｧ'´{ / } / } }
------------:::::__瓜斗r≦￣￣￣￣}爻爻:::: : ::. : : :-=ﾆ≧s｡ ,ﾉ l|￣７___ノ-< ﾉ /⌒＼
￣￣｀ヽ￣￣￣「＿∟ -=ﾆ二三三二ﾆ=-;;: : : : : :: : : ::-=ﾆ二三爻､ lヽ/ ｀ヽ ＼ /￣ヽ/ ／
三三三三三三从-=≦三三三三二ﾆ=-;; : : : : : : -=ﾆ二三ミ爻 .|ｰ{ ＼ / У / /
＿二二二ﾆ=-─rﾆﾆﾆニ二三三二ﾆ=-;;:::: : : : : -=ﾆ二三仆ｿ ﾄ､jヽ__爪 / / {
＿|二二二ﾆ=-‐' :::---/三三三二ﾆ=-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; -=ﾆ二三ｱﾒ从Ｖ } }=ﾐ/ }＼∟＿／ヽ ヽ
: : : : : : : : : : :.:ﾆ二二「三三三三仁二二二二二二二二二二,;;从乂 ﾉ乂 | /´ヽ'´／￣ 7⌒∨｀ヽ
: : : : : : : : :: : :::ﾆ二二二(-: : -={lll{工工工工工工工工工ア⌒Y､ ﾚ' 从V_＼j/ /／￣｀ヽ′ /
: : : : : ヽ::::::::::::::＼--／-=ﾆﾆﾆﾆ∨＝＝＝＝＝＝＝＝ア,;;;;;ィく__ソ 从/ ヽ{{ {´ } /
: : : }: : : :厂 l {: : : : : : : : : :/ : : : : : : : ,,,,,;;;;;;;;;;;;;/ ／ 从ﾊ } { ﾉ {
＿＿＿_ 人が結構歩いてるし 安全と見て大丈夫そうだお
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 暗くなる前に着けて本当に良かったお
／ （●） （●） u＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ まさか"あんなゲーム"の知識が
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼ 役に立つとは思わなかったお
＿＿＿_ 何より弱いモンスターは倒せたのが大きかったお
／ ＼
／ ─ ─＼ 残念ながら"お金"は落とさなかったけど……
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 何と10匹やっつけたらレベルが上がったお
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | どうやら やる夫には脳内で訴える事で
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／ "システム画面"みたいなのが見れるみたいだお
主人公 『やる夫』 レベル２ 経験値 ００/２０
／ ＼ ちなみに"自分のステータスを知りたい"
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ そう念じたら こんな画面がウッスラと見えます
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ やる夫はプレイヤー属性なのか成長率が固定みたいだお
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | 本来"スタミナ"って言うのも あったんだけど
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. | やる夫の体力依存みたいで そう言う項目は無かったお
『やる夫』 レベル２ 経験値 ００/２０
生命力 １１００ 右手 ショートソード(N)
攻撃力 １１００+１００ 左手 なし
防御力 １１００ 防具 なし
敏速力 １１００ 装飾 なし
┃ＵＲ .┃ / /
┗━━┛ | .|
| .| _ -－――-≦＝-ｌ
ヽ∨／ ＼|‐t
_＿__≦ ー 、 ヽｖ-、
｀＞. i 、 ヽ ,.∧ /
ﾚ /./ ∧ , ∨、 ヽ, 、 ヽ.ヽヽ,.Y ヽ, ＿_, ＝ 、
il ./| | | ｌ i ∧＼ |＼ _A ∨i ヽｌ <￣ ￣ ´ ｀
Ｖ || l_⊥ ∨ヽ.∧_ =≦ニ_.l > | ヽ＿＿ ノﾉ
∧ Vｼ‐ｔ卞ゝ < 匕v|ｿi| ﾐﾞ - 、
／ ∧ヽ 叨ﾘ:. ー´ .Ξ_ー _ ヽ
／ / .l ∧ l:::. lﾆ｀Ｖイ ＞x, __ ∨
{ / { | |ﾆ /- ﾝノ_|￣￣＞, ヽ ヽ l
| | .∨,ﾆ＼ ´￣｀ １／三ー‐-- }__Ｖ ´
- .|_ ヽ ￣ ＼ , .::::::::| L ＼_＿＿＞Ｙ￣｀＿_
＼≧x Ｙ ..≧= ≦.====⊥_ニ>、__ ＼ ≦￣、::::_:::::::::＜
＿ -―＝＝-ｒｙ￣￣￣ﾆ ￣l￣￣ｌ {i_,、_ ー‐ヘ ＼＼ ＞'''´
{:::::::::| |::::::ヽ;:| i,i {{ ／仁ｺ |:__;;:::::V:::y::::／:::￣ , ＜:::＼
_ -=ニﾆﾆ Ｌ:::::::- -::-:::／＿_ﾆ＿＿＿_ _r ヽ::::::／x:::::__≦ ＜:::::::::::::::::::＼
／ニ---..__ 。> ＼::::::::::∠ フ /￣￣￣￣´ゝ‐〈_⊥＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
∧≦＝= __ο<――＜￣ ＞=ニ￣｀＜―＜‐´::￣￣:::ｔー- _ :::::::::::::::::::::::::::::::::::}
.仁ﾆＹﾆ.|4-,_| ＞、 ＼ ＼ ＞x::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
仁 〈‐‐Ｙ ,ｘ‐- _. ∧ . ∧ ∧ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::/
∠〈￣.l .人-＾ ＜, ＼ , -‐三 ）(ニニﾆ) i----f, ,____∨:::::::::::::::::::::::::＞x_:::::::::::::/
v＼ } ﾄ‐ .＼ ∧ ｀￣ } } ￣￣ l ー‐ｙ|:::::::::::::::::＞´/ ￣￣
＼∨ﾅＹ＾ー-＜_ ∧... |_ ＿_ бﾌ--＿_OＬ Ｌ._ Ｌ:::_ ＞ /
|__l ∨_ -―￣ V-― ┘ テ‐ナﾌ ー―´. /
￣ｌー- ‐‐ ∨.iゝ∨ ’ ｀ ,,,,;;''" ,ｿ/ //. / ついでに当然今は無いけど
|::ll:::| ∧,Vヾ:: .. ,;''' _ ／ < //. /
|::ii:::| }ｖ人 ';;,,;, ''' ゝ Y ＼＼. // ／ やる夫が持ってたカードの中で
}::ii:::{ / ,,,,,,,, _ _ ＜,,,, > ﾆ= _.//..／
.l::::i::::l } ,,,; '' //; ,,;;, '' ／:ノ << | 一番強かったキャラが この娘だったお
∨::::i::::∨ / ''' ,; // ;; '' /::/ l l |
装備の効果は武器と防具は言わずとも
聖騎士 『アルトリア』 レベル ８０/８０ 経験値 ‐‐‐‐‐/‐‐‐‐‐
聖杯はHPを上げる効果を持っていたお
生命力 ６６７５+２０００ 右手 エクスカリバー(UR)
なお両手武器は威力が１．５倍になるお
攻撃力 ８９００+３０００ 左手 エクスカリバー(UR)
防御力 ６６７５+１５００ 防具 聖騎士の鎧(SR)
敏速力 ４４５０ 装飾 聖杯(UR)
-―─- 、 でもこの娘 一枚絵と肩書きだけで
／ ＼
′ -‐ ‐- , 設定どころか台詞すら無かったんだお
i （ ●） （● ） ｉ
| ⌒(__人__)⌒ l 仮にガチャで被ってもスキルが上がるだけ
、 ｀⌒´ . '
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ だからグラフィックの進化も無いんだお
＼ 丶′ 7
＼ ノ ﾄ､_/ 過疎ゲーに有る有るのパターンだおね
／ ― -＼ でも もし"この世界"だったら
. . ／ （●） （●）
／ u （__人__） ＼ 本物の聖騎士に会えたりするのかお？
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／ ガチャのキャラだから居ないかもしれないけど
. ノ ＼
／´ ヽ 浮かんでくる事が多すぎて参ってしまうお
／ ＼／ ＼ ‐-､
､-‐ ／⌒ ⌒ ⌒ ⌒＼ __＿,ノ-､
､- !､,＿_／（● ） （● ） 彡 （ ●） （ ●）ヽ __＿,ノ
!､,＿__ l （__人__） （__人__） |
＼ ｀⌒ ´ 彡 ⌒´ ／
/ ヽ
……ってコッチはタダでさえ
日中に働いた後でくたびれてるんだお
どうにか資金を確保して寝る場所を探すお
＿＿_ ＿＿_
_______|二l二|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|二l二|＿_
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :|shop｜ ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
|Ｊ : : : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
|Jｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣
_ﾝ`::::::::`´ﾞ´`::::::::Z_
_ﾗ:::,.ｲY^iｲﾄ'iY「Tﾄ､:::ヾ そうだな……ウチで買い取れる物と言っても……
7::::/／二ｺ [二_`ヽ::<
〉-<イl, - ､ ., - ､ l_ﾄ'ﾉ､ じゃあ"五百円玉"と言うのを売ってくれないか？
| i / {＿9,.ｲ /ヽ9_ﾉ く｀i }
いｿ .〈〈 .くｼ､ 随分と精巧に作られていて 非常に興味深い
/ｌ r 一' .// .`ー┐l:::ゝ
〈:::| i Fｴｴｴｴｴ`ｴｴｴヽ |:::} ね、値段は"この程度"しか出せないが……
ﾑ:| ﾋiｴｴｴｴｴｴｴｴｴｿ |:ﾝ
_,. -‐ ' | i i i i ￣ i i i i |｀ｰ- ､ えッ！ い、良いのかい！？ 恩に着るよ！！
,. -‐ '´: _,. -‐ 'ヽ┬──────┬'｀ｰ- ､
,イ_,. -‐ '´: : : : : : : : ﾚﾄ.＼ ／ﾊ､l: : : : : : : うん？ 旨く転売してくれって？ そんな事はしないさ
/: :l: : : : : : : : : : : : : : : : V>､ ｀>､ ,<´,.ｲヽｿ: : : : : : :
. /: : : l: : : : : : : : : : : : : : : : ヽくｺ７┬イ レ'´: : : : : : : : 雑貨店は半分趣味みたいなモノで 本業は漁師だからね
/: : : : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ ┴ '´: : : : : : : : : : :
./ : : : : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
| ///,.-ｰ｀，〃´ﾚ,
. | // /￣ ､,､､､,､,､,Z 〃 それよりも君は"水の街"から来た冒険者なんだろう？
| / ﾐ ＼ ′
. /｀ｰ、ﾉ|. r‐､ヽ ,.==ヽ' -ヽ _ だったらモンスター討伐の依頼を是非とも頼むよ！
/､ > 1 |.ｌ=| | ' ,=､ .=,< ´
｀ ヽ´彡. ｀ｰ|/ ////ｒ_~'ヽゝ っ 此処は冒険者が寄り付かなくて何時も街のギルド頼みなんだ
/ ｲ ／| ,=:=:=,=,=「
/ ７ .／|. .| .ｰ'ｰヽ'ﾉ.￣| 俺も若い頃は手伝ってはいたんだが……ハハハハ
/ 三／ |i. ヽ .l ｌ i ; ; |
./´￣ .| |:| ｀ｰ---,―--'
| |+|､＿__/| |''ー..,,__
雑貨店 店長 兼 漁師 『黒沢』
／ ＼ まァ 前向きに考えて置きますお
／⌒ ⌒ ＼
／（● ） （● ） ヽ 買い取って下さって有難う御座います
| ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀⌒ ´ ／ じゃあ また寄らせて貰いますお
/ ＼
『言葉は通じたし 良い人に硬貨を買って貰って 宿代の心配は無くなった』
┏━━━━━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━┓
┃やる夫は１０００Gを手に入れた ┃┃残金：1000Ｇ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛┗━━━━━━┛
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | また『漁村ファウスタ』についても少し理解できた
＼ ｀ ⌒´ ,／
/ ::::i ＼ ゲームの中では１番目の拠点なのでベタな当て字
/ / ::::|＿/
＼／ ::| だが太古の人類発祥の地とも言われているらしく
| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ もしかすると例の"祭壇"が絡んでいるのかもしれない
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
／ ::::||
／:::::::::::||＿＿＿＿
|:::::::::::::::|| || ｶﾞﾁｬ
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::||￣￣＼ ||
|:::::::::::::::|| ノ ヽ_＼ すみませーん
|:::::::::::::::||●) (●) ＼
|:::::::::::::::|| (_人_) | 泊まりたいんですけど
|:::::::::::::::||_＿＿ ／
|::::::::::::::(___＿＿ノ´|| 部屋は空いていますかお？
|::::::::::::::(_ノ ／ . . . ||
|:::::::::::::::||／ ||
|:::::::::::::::|| ||
＼:::::::::::||￣￣￣￣
＼ ::::||
＼||
だが『漁村ファウスタ』は良い造りの村ながら
冒険者や観光客は殆ど訪れないらしい
何故なら北と南には若干険しい山がある
東に広がる海では漁業が盛んで美味なのだが
浅瀬が広く 岩礁も多いので大型船が全く入れない
よって西の街道にしか交通経路が無く
隣の"水の街"も海に面しているので行く意味が無い
／ 「 ＼
| （ ●）（●）
| ｜ | ……おや？
| __´___ﾉ
| `ー'´l 常連さん以外では珍しいですね
ヽ /
,ｨヽ ム 勿論 空室は有りますよ
, --ｎ-´ ヾﾞ丶 ｲヽ,ゝ、
/ | | ＼_ゝ 〆 || | 直ぐに御案内できますが？
i | | `ぐ 〕 |li |
| |´ i ! ヾｬ ｧ
|_＿_|:. ｉ ! |ﾌi_i
| |;:. ｉ ! | { |
宿屋の店主 『できない夫』
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 『おねがいしますお！』
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | しかしながら
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼ やる夫にとっては良い出発地点だった
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／ ファウスタに村人以外の人間は殆ど居ない
| ⊂ ／
| し' よってやる夫の言動や持ち物は
＼ ､／ ／
＼／ ／ "街の冒険者だから"で済まされるのだ
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
／ ＼ 『隣の"水の街"の恩恵なのか
／─ ─ ＼ 風呂もトイレも完璧だったお』
／ （●） （●） ＼
__ | （__人__） | __
| |= ＼ ｀ ⌒´ ＿／＝＝＝=| |
| | / l ヽ | |
| | / /l 丶 .l .| |
| | / / l } l￣ヽ＿＿_.| |
／￣ｰユ¨‐‐- ､_ l !＿_ノ ／| | 更にはモンスターが大して強くは無く
／ ｀ ヽ__ `- {し| .／. | |
＿＿＿ ／ ヽ ｀ヽー、} ／. ／| |＿ レベル上げには持って来いの相手だが
ノ ヽ__ ｀ヽ.／. ／ |_|
／ ノ| .／ そのモンスターに屈強な漁師が苦戦する
／ ／ |／
| .| | .| | | つまりやる夫はパラメータに優れており
|. | .| .| |_ |／
| | | |へ | | ﾉ| ||/ 自覚は無いが 英雄の素質を持っていた
|_|＿＿＿ﾉ|＿＿＿| ＼|＿＿|＿ﾉ |_|
| |／─ ─ ＼＝＝＝＝＝=| | 『とにかく今後の予定は
|/ （ー） （ー） ＼ | | 明日"このままだったら"考えるお』
/ （__人__） ヽ | |
_rーー‐‐- ､_ /￣ヽ＿＿_| |
__ノ￣￣￣￣｀ ヽ__`-ー´⌒ヽ＿ノ .／| | デッキに８枚のカードを入れる事で
／￣ ヽ_ _ ーー ヽ__ ヽ、...／ | |
ノ ｀ヽ／| ／| | 初めてマトモにボスと戦える仕様から
/ ) |／ |_|
／ | | 夢にも思っていないのは間違い無いが
／ |／
――――翌日
__ ＿＿＿__ __
| |／─ ─ ＼..＝＝＝＝＝=| |
案の定かお |/ （●） （●） ＼ | |
/ （__人__） ヽ | |
|＿__ ｀ ⌒´ /￣ヽ_＿＿_| |
／￣JJJJ‐‐- ､_ ＿／＿_ノ ／| |
_ ／ ｀ ヽ__ `- ⌒ヽ .／ | |
／ ヽ ｀ヽ、} .／ ／| |
ノ ヽ__ ｀ヽ／ ／ .|_|
／ ノ| ／
／ |／
結局 夢なんかでは済まなかった彼は半日以上寝てしまっていた
それによりチェックアウトの時間は迫っており 考える間もなく部屋を出た
／ 「 へ＼ お早う御座います！
| （ ●） （●） |
| | ! 『おはようですお』
| __´___ |
| `ー'´ } 長旅で随分と御疲れだった様ですね
ヽ }
ヽ ノ_ /￣￣￣￣￣/ 『……返す言葉もありませんお』
,,＿,ｉ y,ｿﾄ,,__. / /
,/r-'"j ／ ／ ｉｉ, `/ / ギルドに行かれるそうですが お気をつけて
,,／'/__.L、 ／ヾ、"ｉ / ＿_/
,／ /_ｉｰﾍ,ヽ､ , ／ｉ" ヽ、 / ／ヾ ） 『ありがとうございますお』
_,） ヽ " ﾈﾒ、_ｉｉ"~ / ,ｨ ) _..... -‐/
_,,,>t 、ヾ、 ゞ;;/ / ﾌ￣￣￣ヽ. ヽ あッ コレ次回割引のクーポン券です どうぞ
,y`;,,__ ,ｉ /ｉｉ' ￣T￣〈 ｨｰ--....＿
_／^,,, ヘ ｌ /ｉｉｌ } / _ { 『ど、どうもですお』
v=4⌒ヽ、 j --,,,ｉf /ｉｉｉ| ,, ＼冫'´ ￣｀ ノ
まァ 依頼の内容次第では 今日も利用させて貰いますお
＿＿＿ 『それはそれは 有り難い限りですね！』
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼ 少なくとも今夜の献立には惹かれたんで食べに行きますお
／（● ） （● ） ヽ
| ⌒（__人__）⌒ | 『はははッ 腕を振るって御待ちしていますよ』
＼ ｀⌒ ´ ／
/ ＼ (……と言っても此処が村 唯一の宿なんだおね)
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 寝坊したのは仕方無いので
| （__人__） |
＼＿ `⌒´ _／ 彼は歩きながら目標を考える事にした
／ ヽ
／ ／ | 最終的な目的は最後のダンジョンに辿り着く事
＼ ＼ |＼
（JJJ） |JJ） ゲームをクリアして転送されたので
ヽ |
/＼ ＼／ "こちら"でも同じ事をすれば良いと踏んだのだ
く / /
(＿/ヽ＿⌒)
／ ＼
／ ─ ─ ＼ しかしレベルをカンストさせても
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 自分一人ではどうしようもない
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ デッキに仲間を誰も入れないで
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | クリアできるソシャゲなど存在しない
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. | 先ずは共に戦ってくれる仲間を探すべきだ
＼. ｨ | |
| | |
／ ＼ そこで求められるのは当然"強さ"
／ ＼
／ ＼ ／＼ ガチャで出現したキャラは無条件で従うが
| （●） （●） |
＼ （__人__）,／ 此処ではそんなシステムは無さそうだった
. / ヽ
.. / ＼ ＼ / / よって最終目的の一環で レベル上げと
. / ＼ ＼/ /
/ （_ ノ '､ ） 依頼達成による生活費・装備費の入手
／ ,,／ ￣） ＼＼
.. / ／ / /＼＼ それを続けて地盤を固めてゆく事にした
'ヽ､⌒__､ （＿＿つ ＼＼
￣
主人公 『やる夫』 ２８歳 レベル２ 経験値 ００/２０ 所持金：９５０Ｇ (宿は１泊５０Ｇ)
/ |
/ /| もし全く見知らぬ場所に居たら絶望していた
/ // .＿＿＿_
/ // ／⌒ ⌒＼ 魔物が強かったらファウスタに来る前に死んだ
/ // ／（ ●） （●） ＼＿＿＿__
| //.／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼っヵ | 言葉が通じなかったら仲間どころでは無かった
ﾍ〈_.| |r┬-| |＝l= |
〈_ィ.＼ `ー'´ ／ ／ | 環境が酷かったらストレスや病気が懸念された
＼ .／ .／
i ./ ＼／ だがやる夫は幸い恵まれた滑り出しだった
| i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━┓
┃ギルドに行く前に黒沢の雑貨屋で"ポーション"を購入(盾は試着) ┃┃残金：８５０Ｇ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┗━━━━━━┛
／ ＼ 加えて重力の影響なのか
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 日本に居た時よりも 妙に体が軽い
| （__人__） |
＼＿ `⌒´ _／ マトモに振れない筈のショートソードに加え
／ ヽ(っ )
／ ／| | / / 革の盾を試着しても苦では無かった
( と) | ＿__/⌒）｜ヽ__ノ
ヽ/ __(＿/ | 昨日 結構な距離を走ったと言うのに
ヽ＿/ |
／／／ / / 大きな肉体的疲労も無いのだ
く ／
ヽ ﾉ (＿/ 彼がそれに気づく事に時間は掛からなかった
ヽ＼ ／
／ ＼ ……だが相変わらず慢心はしない
′ ⌒ ⌒ ,
i （ ―） （― ） ｉ 一般人より強い肉体であろうと
| (__人__) |
､ ノ ゲームの中のレイドボスが居たら詰む
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7 レイドボスは最初こそ弱いが
＼ ノ ﾄ､_/
. ′ | 討伐してゆくに連れレベルが上がり
. i |
乂 ｲ 最終的にはワンパンで此方は壊滅
| /ー―一 、 |
し′ ､_ｊ フレンドも少ないので何度も殴って倒した
／ ＼
′ ─ ─ , そんな聖騎士を含めた自分のデッキを
i （ ●） （● ） ｉ
| (__人__) | 一瞬で壊滅させる魔物が居る可能性……
､ ノ
＞ r､. r､＜ それを考えると目立つ行動は避けたい
／ ─| 1 悟 ｌ |ー ヽ
（ ＿ ノ り 乂 ＿,ﾉ "妖精"が居ない事から自分は勇者でも
. ￣′ l
. i | 何でも無いし ラストダンジョンに行く事は
乂 ｲ
| /ー―一 、 | 目的であって 戦いに赴く為では無いのだ
し′ ､_ｊ
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─￣ ─二＿＿＿＿
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─ ＿─￣ |＿＿|＿＿|_
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ .|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─ ＿─ ＿＿＿＿＿＿|＿___.|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ _-i-´|＿＿|＿＿|＿_|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ _-´ i_-´￣ .|＿|＿＿|＿_|__|＿___.|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ __ｨ-‐二_!-‐|__,-‐i‐´|＿＿|＿＿|＿.|＿|__.|＿|＿_
;;;;;;＿─＿─ |-´二|-‐i´´＿,-┴´.|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ そんなわけで
; ; |∠二_ｪi二二|二|コ＿,-‐´´´_|,-‐┬´|＿＿|＿＿|＿|＿_|__|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|_ｨｺ二ｺ二ｺ.|＿,-!-‐i´´＿_,-┴´|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ 村の中央にある
; ; ; ; ; ;|二|コ二エﾆ|__!-┬´´´__|┌─┐|＿＿|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|┴|‐┬┴┬|i─i￣コ＿__.| ● | .|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ 冒険者ギルドに
; ; ; ; ; ;|ェ.|二二|二ｺ|●|エ＿＿|_| ▼ |.┤＿__|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
; ; ; ;|エ|二|二二|_|▲|＿_|＿__└─┘|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ やって来たのだ
; ; ;;|┬|┴┬┴┼┬┴┬─┴‐┬‐┤＿_.|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
, , , ; |二|ﾆｴ二コｺ二￣|￣─┬‐┴--|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_
; ; ; ; ; ;|二|‐┬┴┬|__|二￣|￣￣￣T‐-|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|┴|二コ二コ＿＿|￣￣T ─┴-.|＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ;|エ.|‐┴┬┴|┴-t_ﾆ|二￣─t-__|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ｀─_｀｀━━━┥┬､|＿_ T─┴-.|＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ;─-＿ ﾞﾞﾞﾞiiiii,,,,,,,| ￣｀─-＿.|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ─-＿_ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞiiiiiiii,,,,| |＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;─-＿_ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ─-＿ |＿＿|＿＿|_
レスの最初と最後をもうちょっと空けた方が見やすいぞ
大丈夫読める
今のところ期待しているので、好きなように作ってください
>>65
アドバイス有難う御座います 意識してみます
ミ||＼
||:::: ＼
.＿＿＿＿||:::::::::::＼
|| ||:::::::::::::::|
|| ||:::::::::::::::|
|| ||:::::::::::::::|
|| ／￣￣||:::::::::::::::|
. ／― ― ||:::::::::::::::|
／ (●) (●||:::::::::::::::| すいませ〜ん
| (_人_) ||:::::::::::::::|
. ＼ ＿＿_||:::::::::::::::| おじゃましますお
||ゝ,.＿＿＿)::::::::::::::|
|| ＼ i､._)::::::::::::::|
|| ＼||:::::::::::::::|
|| ||:::::::::::::::|
'￣￣￣￣||:::::::::::／
||:::: ／
||／
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 うん？ 新顔とは珍しいじゃないの
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;! その剣からして冒険者みたいだが……
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ 『は、はい そうですお』
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ そうかい じゃあ"勲章"を見せてくれるかい？
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 『生憎ですが持っていませんお』
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､ ふむ ならば新規登録だな 此処に記入を頼む
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼ 『(ゲームと同じで日本語で済むから助かるお)』
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、 俺は"阿部 高和"ってモンだ よろしくな
冒険者ギルド 漁村ファウスタ支部 責任者 『阿部 高和』
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 『書けましたお』
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;! ふむ……住所不定は良く有る事だが……
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ まだ駆け出しって上に 若くないって理由で
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ 冒険者が不足しているウチで鍛錬も兼ねるか
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 何を思って道を変えたか知らないが
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /|
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､ 良い心がけじゃないの 気に入ったよ
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼ 『(好きで変えた道じゃないんだよなあ……)』
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;! 俺も２年前は冒険者だったんだが
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ ある理由で腰をヤッてしまって戦えなくなってね
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ 今は療養も兼ねてギルドで働いているんだ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 分からない事が有ったら遠慮なく聞いてくれ
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､ 『じゃあ勲章の事を教えて欲しいですお』
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼ あァ 今渡したのは"銅の勲章"と言ってな――――
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
『新しく加入した冒険者は皆 勲章を渡される
最初は誰もが"銅"だが 依頼をこなせば昇進できるんだ
／￣￣￣＼
／ .＼ 銅が銀になり 銀が金になり 金がプラチナになる
／ ─ヽ .─ ＼
| （●） （●） .| 要は俺達ギルド側が 質を見分け易くする為の工夫さ
＼. （__人__） ／
（ ヽ __＿ .／.／ だが此処に関しては"銀"以上の特別な依頼は無い
.＼ ＼| .,ﾚ゛／
.＼旨 爻ﾝ 掲示板に貼り出しているモノが全てだから安心してくれ』
＿＿＿_ 『他に何か聞きたい事は有るかい？』
／ ＼
／─ ─ ＼ 今は２枚しか依頼が残ってませんけど
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 本来はもっと依頼があるんですかお？
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ ) 『朝イチだったら１０件は下らないぜ』
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／ へぇ でも冒険者は少ないって話じゃ……
_ -
, '"
／ それは若い子達が既に受けてしまったからですね
ん | !''! !'''、ヾ "!、
//ﾙ |.! | | 人 ヽ,,''!,,弋 『戻ったか道下 明日ぶんの依頼の回収は済んだか？』
〃;;;i '!!, 代 !i、＼|ヽ!ヾ !
!! ;;;|. 'ヾ、ﾞ ﾞ.:;;;;iiiiiiii!!!!!!"" ヾ, はい 丁度 今戻って来た所ですよ
! !,;;ii||i;, ﾞ 〃;杰;"ヽ "､
"!?段;, ._ヾｼ- !. / 田舎のギルドだと此方から依頼の仕入れが必要ですから
":;i|i; ,,// ///" !/
;;/ ホント大変ですね…… あッ 僕は"道下"と言います
/
ヾ;;;:- 新しい冒険者さんは大歓迎です 宜しくお願いしますね？
i、 _,, - _=-
i、ヽ-''' 『じゃあ 聞いてたみたいだし 彼に説明してやってくれ』
i、 -‐'' ' ／
i、 ,,-' はい 任せてください
. / i、 _,.-i;;
〃 ヽ--‐=|!!!;: 『俺は道下が受けてきた依頼を 貼り出す為の作業に移るよ』
!!;:
!"
冒険者ギルド 従業員 『道下 正樹』
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 ゴホン 本来 冒険者ギルドとは
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::',
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i モンスターの討伐から始まり
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::! ドロップ品の納品や道中の護衛が中心です
{ﾍ´f:ｊ｝ ´¨ るﾉ:::!
ヾ', i _ しﾍ:::l 所謂 危険な仕事ばかりですから
', `"＿ / ヾ
ヽ ｀こ｀ / : /;;〉ヽｰ＝￢ 法律で１５歳未満への依頼が認められていません
＼ ／ ; ／;;/タ://;;;;;;;;;
ヽ-ﾍ::: ／;;∠ク //;;;;;;;;;;;; 『へぇ…… 強くてもダメなのかお？』
∨/;;;;∠ク i i;;;;;;;;;;;;;;
{ココ少′ ｌ ｌ;;;;;;;;;;;;;; 推薦での特例は有ると思いますが異例ですね
/￣ ! !;;;;;;;;;;;;;
ベタベタですが予想通りです
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 しかし 子供達が豊かな訳ではありません
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::',
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i 確かに"水の街"一帯は人間の生命線とも言える
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::! 水源が非常に豊富で 恩恵が此方にも来る程ですが
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::!
ヾ', i _ しﾍ:::l モンスターの活性化により 税金は徐々に上昇し
', `" _＿ / ヾ
ヽ ´ ., / : /;;〉ヽｰ＝￢ 孤児院への支給も減って行った事から
＼ ／ ; ／;;/タ://;;;;;;;;;
ヽ-ﾍ::: ／;;∠ク //;;;;;;;;;;;; １５歳に成らずに施設を追い出される娘が後を絶ちません
∨/;;;;∠ク i i;;;;;;;;;;;;;;
{ココ少′ ｌ ｌ;;;;;;;;;;;;;; 『……娘……ですかお？』
/￣ ! !;;;;;;;;;;;;;
_ -
, '"
／ そこなんです！
ん | !''! !'''、ヾ "!、
//ﾙ |.! | | 人 ヽ,,''!,,弋 みなしごの男子であれば
〃;;;i '!!, 代 !i、＼|ヽ!ヾ !
!! ;;;|. 'ヾ、ﾞ ﾞ.:;;;;iiiiiiii!!!!!!"" ヾ, 魔物に抗う兵としては申し分ない存在
! !,;;ii||i;, ﾞ 〃;杰;"ヽ "､
"!?段;, ._ヾｼ- !. / 孤児院での教育を終え 徴兵試験に通れば
":;i|i; ,,// ///" !/
;;/ 更なる報酬が孤児院に支給されます
/
ヾ;;;:- 反面 女子の場合は 魔力適正が無ければ
i、 _,, - _=-
i、ヽ-''' 力の無さが原因で 徴兵試験は ほぼ落ちます
i、 -‐'' ' ／
i、 ,,-' また徴兵が嫌なら 男子も孤児院を飛び出しますし
. / i、 _,.-i;;
〃 ヽ--‐=|!!!;: 今や 各地で成人前の子供が餓死しているんです
!!;:
!" 『(思った以上にシビアだったのかお……)』
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 其処でギルドが考えたのが
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::',
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i "勲章を持っていなくても出来る仕事"
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::! の斡旋です！
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::!
ヾ', i _ しﾍ:::l 生憎 勲章を持った者でなければ
', `" __, ./ ヾ
ヽ ￣ ., ./ : /;;〉ヽｰ＝￢ 討伐や護衛の依頼を受ける事は出来ませんが
＼ ／ ; ／;;/タ://;;;;;;;;;
ヽ-ﾍ::: ／;;∠ク //;;;;;;;;;;;; 掃除や採取などの依頼は 子供でも
∨/;;;;∠ク i i;;;;;;;;;;;;;;
{ココ少′ ｌ ｌ;;;;;;;;;;;;;; 登録さえすれば容易に受ける事が出来ます
/￣ ! !;;;;;;;;;;;;;
『あァ 確かに登録がダメだとは言って無いお』
だとすると……２枚しか残ってなかったのは
『はい 全て"無勲章"で受けれる依頼だったんです』
＿＿＿_ 納得だお 案の定 討伐は残ってるけど
／ ＼
／─ ─ ＼ 『それは もう４日も残ってる依頼ですね』
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | そんなにかお？
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ ) 『えぇ １週間経つ様でしたら 漁業にも影響が出ますし
| |＿＿＼ “ ／ 割高に成ろうと"水の街"から冒険者を呼ぶしか無いです』
＼ ＿＿＿＼_／
協力できないモンなのかお？
『だと良いんですが あっちにとっては待ってる方が得ですしね』
＿∩
/ 〉〉〉
{ ⊂〉 ＿＿＿_ でも やる夫が受けちゃえば問題ないお？
| | ／⌒ ⌒ ＼
| | ／(●) (● ) ＼ 『そう仰ってくれると思ってました！』
| |／:::⌒(__人__.)⌒::: ＼
ヽ | |,┬‐ | | 内容を聞いても良いかお？
＼.＼ ｀ー ´ ／
＼ ＿＿ ヽ
ヽ (＿＿＿_/
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 はい 一件目が海岸沿いのマリンスライムの討伐
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::',
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i 証拠品の展示による １０匹を希望 それ以上は必要ありません
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::! 『１０匹で良いのに理由は有るのかお？』
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::!
ヾ', i _ しﾍ:::l マリンスライムは本来 海底で暮らす大人しいモンスターです
', `" __, / ,' ',_
ヽ ￣ ., / ,_',.-‐;´-ヽ, しかし魔物の活性化の影響で一部が海岸まで出没しました
. ＼ ／ ./r‐.く´, -‐ ''｀' ､
ヽ-ﾍ_, ,'./ ::: ! _ヽ＿__｀'_ ､ まァ 同胞が１０匹狩られたと知れば 奴らは逃げ出すでしょう
/´.,!' / .:::/-､'´ .＼
／.>iﾞ_./ .:::/ ; ｀ｰ, '､ 『そんなものなのかお』
,.' .,.' ,..,V､ ::::::! l .l ｀!,. ',
,.' / !ン i ヽrﾉ, ! .! l.i ! 二件目は南の丘に出現する動物系モンスターの討伐です
/ ./ ! ヽ !..::::: /..､ ,' !'i i
. / / ,.' ヽ ....｀"ｰく::.／.:ｰﾉ.,' ! 指定された場所に魚料理を配置し 釣られたモンスターを撃破
,' / , ' ｀-､-'､_｀ﾉ'ー '７ / ,.'i
ヽ＼ヽ-,. - '´.,.' .:::::::::::::::::, ' / こちらは証拠品の"前足"の展示による歩合制です
:::::＼｀'ヽr,-.'´..::::::::::::::::, '.::.,'
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､ 『正直 トラみたいのに勝てる自信は無いお』
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::', 大丈夫ですよ この依頼に危険性はありません
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i 空腹のモンスターに村で保存している干物や燻製
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::!
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::! それらを食べられてしまう前に叩く事が目的です
ヾ', i _ しﾍ:::l
', `" __, ./ ヾ 本来 野生の動物を食べれば良いのに魚に逃げる
ヽ ￣ ., ./ : /;;〉ヽｰ＝￢
＼ ／ ; ／;;/タ://;;;;;;;;; 強いモンスターで無い事は目に見えていますし
ヽ-ﾍ::: ／;;∠ク //;;;;;;;;;;;;
∨/;;;;∠ク i i;;;;;;;;;;;;;; 食べる事に集中していて不意を突くのは容易でしょう
{ココ少′ ｌ ｌ;;;;;;;;;;;;;;
/￣ ! !;;;;;;;;;;;;; 破れかぶれの特攻にだけは細心の注意を払って下さい
＿∩
/ 〉〉〉
{ ⊂〉 ＿＿＿_
| | ／⌒ ⌒ ＼ 分かりましたお
| | ／(●) (● ) ＼
| |／:::⌒(__人__.)⌒::: ＼ それじゃあ頑張ってみますお！
ヽ | |,┬‐ | |
＼.＼ ｀ー ´ ／ 『はい やる夫さん お気をつけて！
＼ ＿＿ ヽ マリンスライムは油断ならない相手ですよ？』
ヽ (＿＿＿_/
正直 孤児院を追い出された子供達が気になったのは間違い無いが
『漁村ファウスタ』の村人達は黒沢・できない夫・阿部・道下の様に皆親切で
村の空き家を無料で貸しており 水も無料で幾らでも手に入る事から
道下が集めて阿部が斡旋した依頼を受ければ十分に生活できていた
中には１０にも満たない子供も居るが 年長者が収入を分け与えている
そう考えれば『漁村ファウスタ』は夢のような場所だが
空き家も有限であり 財政で困っているのは何処も一緒
今の人数の村の孤児が 無難に生活できているのも
道下が村人達に頭を下げて無勲章OKの依頼を受け取り
阿部が編集して貼り出すと言う必要以上の労働の賜物
w/|
,ﾍ'Wﾞ'i,7 噂が広がって"水の街"の孤児 全てが押し寄せれば
_,r'"∧'｀~ﾞﾗ
ゝ,r'"~｀ﾍﾞ'ヽﾐ ))) 結果は見えており 立場の弱さ故に訪れた古参の孤児は
（ ・∀・ ○）ﾌ
瞬く間に居場所を失って 路頭に迷ってしまうだろう
＿＿ 三／|
／ ￣￣ ///
／ ／ 三///
／ /. 三///
/ / / ///
|l l l| /// ……だからと言って やる夫も聖人では無い
|l l l| ＿＿＿_ r~￣`ヽ
l|l! ll| ／_ノ ＼（ ⌒} 今は自分の事で精一杯で 両親の顔を見たい
.| ! !| （● ） ＼/
|l l l| （ __） | それにより やる夫は深く関わる事を避け
ヽl|l! ll| |!!il| ／
ヽ', ヽ ＼ _-/⌒ ､ ＼ 昼頃にギルドを訪れては 討伐の依頼をこなした
ヽ ヽ ｀ヽ､（＿＿,ノ ）
ヽ ` ､ 丶､ / / 此処まで遅ければ 子供達と会う事は無い
ヽ、 ｀丶./ /
` －/ ,,-,, ヽ 時より村の中ですれ違う事は有れど
（＿＿_/ ヽ＿＿_）
軽い挨拶に留め 今日も明日も剣を振る毎日
┏━━━━━━━━━━━┓
┃マリンスライムを倒した！ .┃
┗━━━━━━━━━━━┛
だが基本的に２件の依頼を１日で終わらせるのは無理だ
マリンスライムを１０匹討伐する依頼は二日掛かった
魚料理を設置して倒したモンスターも１日粘って５匹だった
祭壇から『漁村ファウスタ』までの道のりは結構 遠かったが
/＾ヽ
/ ﾊ ヽ それにしてはエンカウント数は少なかった気がするし
ｲｲﾆｵｲ , -―- 、 ￣| |￣
/ ヽ. |｜ 従来のＲＰＧと違って魔物の絶対数は多くは無いらしい
| Tii iiｱ | |｜
＞-､ ,-＜ ―Cヽ されど 能力の高い やる夫にとっては弱く感じても
/,. ＝・＝ ヽ ┤|'′
r'‐| l |｜ マリンスライムは弱者の攻撃は受け付けず 子供は丸呑み
`-ﾍ / ∪
∠.＞‐--‐＜ﾑ> 決してナメて良いモンスターでは無く 漁師も頭を悩ませる
＿＿＿
／ 三
／─ ─ 三 それ故に やる夫の登場は願っても無かった
/ （ー） （ー） 三
l （__人__） 三 "水の街"への応援要請を考えていた矢先
＼ ｀ ⌒´ 三
／⌒ ￣三 たった３日で２つの依頼をこなしてしまい
. | ,、 三
＼ ＼ || 三 遅れのルーキーだと言うのに 苦戦した様子も無し
＼ ＼ ／ 三
／＼ ＼ i′ く 三 人柄に置いても 温厚で村人達からの評判は良好
／ ＼ ／] ／ 三
/ ／ (ノ／))￣ヽ 三 妙な姿をしており 意外と常識を知らないが
__| . | ／ ,ゝ￣ ﾍ
（＿＿＼＼ ／ `ー‐三 村への貢献を考えれば 大して事では無いだろう
┏━━━━━━━━━━━┓
┃いたずらもぐらを倒した！ ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
×大して ○大した の誤字がありましたorz
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ふむふむ
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ < 今度は収集品の納品ですかお？
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
主人公 『やる夫』 ２８歳 レベル３ 経験値 ００/３０ 所持金：２７００Ｇ (宿は１泊５０Ｇ)
生命力 １２００+１００ .右手 ショートソード(N)
攻撃力 １２００+１００ .左手 なし
防御力 １２００ 防具 なし
敏速力 １２００ 装飾 銅の勲章(N)
. ,.z≦i圭圭圭圭圭i≧x､
,イ圭圭圭圭圭圭圭圭圭ﾐﾒ､ あァ その腕を見込んでな
,ｲ圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭ﾐ､
. ,佳ﾂ"ゞ〜⌒ﾞ'~ヾfff'"~`=´ﾘｿヾ圭i 討伐の依頼をアサッリ終わらせるとは
i圭} ﾉﾘ {圭|
!圭| 'ﾉ {圭l 思ってなかったから 恐れ入ったよ
,ｨヾ|| 三三三ミ ,ｨ三三三..{圭!
i r‐ || '´它ヽ f´ '"它 ヽ if ヽ 『そ、そんな事……(ＫＭＲ)』
| {ff || ｀二 - .i::: - 二´ .|ヾ. }
ヽヽ !! !:: |） ./ 基本的に収集品の納品は 討伐より高収入だ
＼| ;,, .!//
! ゞif''" ,'ノ 鍛錬の"ついで"だと思えば 丁度良いんじゃないか？
|､ ｰ-- -一 /
／|. ヽ、 ､＿__, /| 以前は誰も受けないから作成すらして無かったが
／ | l＼ ／ ＼
| ! ＼ ! ／:::::::::::::::＼＿ 幾つか見繕ってみるよ 明日も待ってるぜ
ヽ ヽ ｀¨¨¨¨¨´::::::::::::::::::::::::::
＿＿＿_
／ ＼ 『はいッ 楽しみにしていますお！』
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （＜） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼ そんな期待の新星 やる夫だったが
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／ 彼は新たなシステムに気付いていた
| ⊂ ／
| し' 何と"この世界"の者には全員
＼ ､／ ／
＼／ ／ "レアリティ"と言うモノが存在していたのだ
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
,,,､､､､､,,,, 基本的に９割以上の者のレアリティはノーマルか
┏━━┓ ,.: .:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:.､
┃HＮ .┃ ,f;:;:;ミﾐヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:',. ハイノーマルであり ゲームでは自動売却される存在だ
┗━━┛ ,;:;:;;;;ミﾐヽ:;:;;;;;;;f⌒'^^ﾘN;;
,;:;;;;;;;;;;;;ｦｦ'''ｨｲﾊ､ ﾉi;;;;;! レベルの限界値は３０〜４０と一見 高いのだが……
',;:;;;;;;;;;ｨｲ ,,､､､､ ,r- ､;;;;!
V;:;;:;;;ﾙ'ﾞﾞ,rﾓﾃ.:;' ﾉｯｬ''';;ｼ ┏━━┓ ,． '"´ ￣¨`｀`ヽ
Nいiij ~` ﾘ .┃ Ｎ .┃ / .:.:.:..｀ヽ ┏━━┓ ,．'"´
Nいii!':, ､;::′ ,j! .┗━━┛ /:: ﾉﾉﾘﾊ.:.:.::::', .┃ Ｎ .┃ /
ﾙ:;;;;{, ,, --､ 1 i::::: ,ｨｿ ′ `ﾄﾄ;! ┗━━┛ ! ,
ﾙﾊｼヽ ´ 二｀` ,′ |::::::. ,.ｨｲ´_,,,,ﾉ ､,,,_ .ﾘ | j
`ﾌﾘﾊ `丶､. / ',::ハ:r'ﾞ ´,ｨtr {ｨtr1 ! .:;;ｨｲ
,/ i ', ｀`ｰｲ i1 ｀ ´ 「` ! ', {^^ﾘ
_,.. -‐''ﾆ7. ヽ ヽ i ヽ ヾｼ i `''´ l ヽ い
￣ `ー─'"7_ ＿ ＼＼ ﾊ ＼_ /:: い ''ﾆﾆ` ,′ V^',
', _＞＼ /7⌒ﾞ`｀`ヽ､ /:::::.ヽ､ ゝ ,.ｲ ,.ｲ^ヽ
i ＜_ ＼ / ＼ ﾄ､ -‐''"´:.ヽ:::::.:.:.｀`ｰ ﾆﾆﾆ彡ヽ ,．-‐''"´1
. l ｀`ヽ, ', ! ／ l ',:::::::::::::.: .: .＼::.:′ 7ヽ＜"´ l
l ＼リ / l i _ ＿, ′ ｀`ヽ l／
l V! l l ﾄ､
l i! l l i::1
: :|: : : : : : : : : |: : : : :′: : : : : : /: : : : : : : : |: : : : : : : : '. : : :ﾊ
: :|: : : : : : : : : | : : : :! : : :.,′: /:.: : : : : : : : :|: : :i : : : : : :'. : : :‘. アルトリアの様な高レアリティと比べると
: :|: : : : : : : : : |: : : l: : : !: : /: : : : : : : : : : |: : :| : : : : : : , : : :.‘.
: :|: : : : : : : : : |: :. l.: :. l : / ! .! : : : : : : : ﾊ ::│: : : : : : ' : : : :.i 圧倒的な初期値と成長率の違いにより
ミ|: : : : : __: :|:.: ,ｲ : ! / │.! : : : !: j: | | :: j : :.: :.:!.: :' :.:. i |
｀.| : : : : ｀ト :,,l_! ./!.| │jl : : .: :' /! ! | ﾊ :: : | :! :: ﾊ! 育てる価値は皆無と言って良く
-:l : : : | | ﾘ|｀/''!:ト..,,|:' |│ / / /〃 .|,.斗l'ﾞ! .| ﾊ ｉ│
| : :.: ､_,イ芋芯≧ｭ､.!｀ヽl /〃./x匕==ﾐﾘ| ./!. /│.′ 結局は高レアでデッキを固めて
l : :. |ヾ |:::|iｌ|::::| | Ⅵ / / /ｲl::|il|:::| / | / |!/ jノ
l :.: l∨ こ)''’::ﾉ }ノ つ'’ﾂ jノ .| 後はゴリ押しするゲームだった
ヽ! :: │ ｀¨¨＜.:.:.:.＞ .:ゝ‐' ′: !
| .: │ .::':, ,: : : │ 無名の不人気ゲーなので当然である
ゞ| : | / / :.: |
| : | ′:.: | ちなみに黒沢・できない夫・道下は『Ｒ』
l : | ＿___ ／: : : : |
| .: │､ ´―‐’ .ｲ: : !: : :| │ 阿部は『ＨＲ』だったみたいだが
’ : | 丶 ／|: !: : ｉ:.: | l
, : | ｀ .. ／ │ｉ: : :i:.: | i.! 旅の仲間に誘える様な立場では無い
′ .: ト-- ..,,＿__｀ т、´ !:.!:.: ,′/! j /ﾘ
だからと言って『Ｎ』や『ＨＮ』では
聖騎士 『アルトリア』(ＵＲ) 限界Ｌｖ８０
やる夫の旅には付いて来れないだろう
初期能力値：平均７５０ 成長：平均７５
人の吟味を才能で選ぶのは酷だが
ノーマルキャラ(Ｎ) 限界Ｌｖ３０
最初から 強さが分かるとは言え
初期能力値：平均１００ 成長：平均１０
後から困るよりはマシなのだろうと
ハイ・ノーマルキャラ(ＮＨ) 限界Ｌｖ４０
やる夫はポジティブに考える事にした
初期能力値：平均２００ 成長：平均２０
そうだよ(便乗)
.. ＿＿＿_ （でもタダでさえ才能が有る人が少ない上に
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） 数少ない『Ｒ』以上の できない夫さんや
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | 阿部さん達を 仲間に誘える気がしないお
. ＼ ／
. ノ ＼ できない夫さんは もう結婚してるし
／´ ヽ
阿部さんは 腰を痛めて療養してるお）
＿＿＿ （……だとしたら……
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ やっぱり大きな街に行って
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ | 強い人を雇うしか無いのかお？
. ＼ ヽ ／
でも……そう言えば……）
_ -
, '" 『そこなんです！
／
ん | !''! !'''、ヾ "!、 みなしごの男子であれば
//ﾙ |.! | | 人 ヽ,,''!,,弋
〃;;;i '!!, 代 !i、＼|ヽ!ヾ ! 魔物に抗う兵としては申し分ない存在』
!! ;;;|. 'ヾ、ﾞ ﾞ.:;;;;iiiiiiii!!!!!!"" ヾ,
! !,;;ii||i;, ﾞ 〃;杰;"ヽ "､
"!?段;, ._ヾｼ- !. / 道下さんの"あの言葉"を考えると……
":;i|i; ,,// ///" !/
;;/ 才能の有る孤児を探すのが良いかもだお
/
ヾ;;;:- 孤児には家族も何も残って無いんだし
i、 _,, - _=-
i、ヽ-''' 後は"本人"の心さえ折れなければ
i、 -‐'' ' ／
i、 ,,-' 申し分のない仲間に成るかもしれんお
. / i、 _,.-i;;
〃 ヽ--‐=|!!!;:
!!;:
!"
＿＿__
／ ＼ （……かと言って１５歳未満だったらギルドで依頼は受けれないけど
. ／ ＼
. ／ ― ー ＼ 金勲章以上の冒険者の推薦が有れば仲間として認められる
| （●） （●） |
. ＼ （__人__） ／ だから近道には成らないけど 先行投資として 探す価値は有るお
. ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ ヽ とにかく無理をせずにレベルを上げて 依頼を受けて階級を上げる）
.. ＿＿＿_
／ ― -＼ （常識的に考えて 餓死しそうな『ＳＲ』の孤児なら国が放置しない筈
. . ／ （●） （●）
／ u （__人__） ＼ だから人の才能を見たダケで分かるのは やる夫しか居ないと思う
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／ この便利な能力を活かさないって言う 選択肢は捨てるべきだお）
. ノ ＼
／´ ヽ
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 どうしたァ やる夫さん
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;! 考え事でもしていたのかい？
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ 『！？ そ、そんなところでしたお』
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ 疲れてるならマッサージしてやろうか？
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 勿論 代金は頂かないぜ
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /|
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､ 『……遠慮して置きますお』
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼ なんだい 釣れないじゃないの
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
〃 i,
r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈
! :l ,ﾘ|} |. } だが村の皆が やる夫さんに期待しちまってるのは事実だ
. {. | ′ | }
ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< それがプレッシャーに成っている様だったら 肩の力を抜いてくれ
!∩|.}. '__＿ﾞ` ./'_＿` f＾|
ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣' |l.| 『(全然 別の事で悩んでたなんて言えないお……)』
. ヽ.ヽ {:. ｌﾘ
. }.iｰi ^ r' ,' 本当に疲れが溜まっている様なら ２〜３日ゆっくり休むんだ
!| ヽ. ｰ=＝=- /
. ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ 別に納品は急ぎの依頼でも無いし 討伐の達成で漁業は安泰だ
__/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼
＿＿＿ ところで また聞きたい事が
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼ あるんですが 構いませんかお？
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼
⊂ノ￣￣| （__人__） u | 『あァ 遠慮は要らないぞ』
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ） ファウスタの孤児達は
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ | 何処で暮らしてるんですかお？
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、 村の外れに３軒ほど 若干大きな家がある
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ そこで部屋割りや家事の担当とかを決めて暮らしてるよ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ 殆どが女子で 男子なら人手不足の家が
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l' 跡取りや弟子を必要としていて迎え入れている
.ｌ;; ∴/.｀-ﾆﾆ;;;;x， ' ｗr=ﾆ｀-'.|､!
］/'.ｌ.| " l､.! 『やっぱり此処でも女の子は不遇なんですかお？』
,!ﾞ .川 ｀”´丶 │.''￣´ .l l
ヽ ゝ | !.|lﾞ いや 単純に"こっち"逃げて来たのが女子ばかりなんだ
.'Ｌヽ , lﾞ/
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’ "水の街"は衛生面に関しては格段に良いが
.ﾘ ヽ .-- -- ,/
/'ﾞi .ヽ ..y． .ﾉ| 無勲章の仕事は取り合いで スラムでの犯罪も少なくない
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼ だがファウスタでは真面目に働きさえすれば
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
娼婦に身を落とす必要も無く 自給自足も有る程度可能だ
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼ 『子供が娼婦って……許されるんですかお？』
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.! 良い訳が無いだろう
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; ! 少なくとも"ギルガメッシュ王"は
|;;;;;;;;;│rﾆ;; ..,、 !′ ._.. -;;. !;;.l'
.ｌ;; ∴/ ＿｀ﾞ''＝ ''! -!「二.., l､! 好き勝手にヤッてる犯罪者達を許しはしない
］/'.ｌ.| l ﾉ'' .ﾉ .│.ﾉ .!､l
,!ﾞ .川 ｀ﾞﾞﾞﾞ″－ │'''￣ l l ……だが唐突のモンスターの活発化で
ヽ ゝ | ,!.|lﾞ
.'Ｌヽ ,! l./ 今は各街の警備隊を大急ぎで再編成している最中だ
ｌ'ｧ.ｌ ゛.゛' |’
.ﾘ ヽ ｴﾆﾆﾆ‐. ,/ つまり必然的に税が不足し 痒い所まで手が届かん
/'ﾞi .ヽ .......． ,┤
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､ それに付け込んで誘拐やら殺人やら好き放題さ
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_気の毒な話だが 子供達ダケでなく誰もが苦しいんだ
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼ 『で、出過ぎた事を言ってしまいましたお』
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.! いやいや 構わないさ ともかく
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; ! 其処でモンスター討伐の要になるのが"冒険者"だ
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l'
.ｌ;; ∴/i;;;;ﾆｯｯxi〟 rﾆﾆ｀-ﾆrl､! ……とは言え街がウチに寄越してくれる予定は無かった
］/'.ｌ.| ＿ i' _,,,,,,_ i!│
,!ﾞ .川 .´ ‐ ,! ｰ i|‐｝ 今じゃ何処のギルドも依頼したい事が多すぎる位だしな
ヽ ゝ ! !.|lﾞ
.'Ｌヽ ， .lﾞ/ だが そんな時にイキナリ やる夫さんが現れたんだ
ｌ'ｧ.ｌ ´゛.'" .|’
.ﾘ ヽ .ー.... - .,/ ウチとしちゃ 無理をして貰ったら困るし
/'ﾞi .ヽ ..〟 ﾉ|
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､ 考え事を心配してたのは善意じゃなくて本心なんだぜ
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_『……阿部さん……』
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､ 無勲章の依頼の申請も大収穫でしたよ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::', やる夫さんの働きの影響ですね
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i いつもは 何とか説得して低賃金の
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::!
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::! 依頼を頂くのが精一杯でしたが
ヾ', i _ しﾍ:::l
', `" __, ./ ヾ 討伐により採取の範囲も広がった事で
ヽ ￣ ., ./ : /;;〉ヽｰ＝￢
＼ ／ ; ／;;/タ://;;;;;;;;; 何日かは依頼の数には困りません
ヽ-ﾍ::: ／;;∠ク //;;;;;;;;;;;;
ｶﾞﾁｬｯ ∨/;;;;∠ク i i;;;;;;;;;;;;;; 討伐が増えれば無勲章の依頼は減りますが
{ココ少′ ｌ ｌ;;;;;;;;;;;;;;
/￣ ! !;;;;;;;;;;;;; 討伐が減れば無勲章の依頼が増えるんです
〃 i,
r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 でかしたぞ 道下
! :l ,ﾘ|} |. }
. {. | ′ | } それなら明日は"あの娘"が喜ぶだろう
ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ<
!∩|.}. '__＿ﾞ` ./'_＿` f＾| 最近は食事の回数も減らしていたしな
ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣' |l.|
. ヽ.ヽ {:. ｌﾘ 『"あの娘"って何方ですかお？』
. }.iｰi ^ r' ,'
!| ヽ. ｰ=＝=- / うん？
. ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ
__/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ この村の孤児達を纏めている年長者さ
＿＿＿_ ……おっ？
／ ＼
＜ｺﾝｺﾝｯ ／ ─ ─ ＼ 『噂をすれば"彼女"かもしれないな
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 道下！ 後は受付任せたぞ！？』
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ 『分かりました〜』
――――この時の対面が やる夫の"運命の出会い"と言うヤツだったんだお
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第1話：おわり
以上で第一話の投下を終了します 有難う御座いました！
本作の題材はソーシャルゲームですが『不人気』なモノなので
皆様が期待された内容とは少しズれた内容になっていると思います
なお直後に登場するキャラが本作のメインヒロインとなりますが
候補が２〜３人ほど居るので早めに決定し投下に繋げる次第です
メインヒロイン誰だろ？
このレスの日本語が見直し忘れで滅茶苦茶だった為
修正版を貼る事にしました 申し訳ありません
: :|: : : : : : : : : |: : : : :′: : : : : : /: : : : : : : : |: : : : : : : : '. : : :ﾊ
: :|: : : : : : : : : | : : : :! : : :.,′: /:.: : : : : : : : :|: : :i : : : : : :'. : : :‘. アルトリアの様な高レアリティと比べると
: :|: : : : : : : : : |: : : l: : : !: : /: : : : : : : : : : |: : :| : : : : : : , : : :.‘.
: :|: : : : : : : : : |: :. l.: :. l : / ! .! : : : : : : : ﾊ ::│: : : : : : ' : : : :.i 圧倒的な初期値と成長率の違いにより
ミ|: : : : : __: :|:.: ,ｲ : ! / │.! : : : !: j: | | :: j : :.: :.:!.: :' :.:. i |
｀.| : : : : ｀ト :,,l_! ./!.| │jl : : .: :' /! ! | ﾊ :: : | :! :: ﾊ! 育てる価値は皆無と言って良く
-:l : : : | | ﾘ|｀/''!:ト..,,|:' |│ / / /〃 .|,.斗l'ﾞ! .| ﾊ ｉ│
| : :.: ､_,イ芋芯≧ｭ､.!｀ヽl /〃./x匕==ﾐﾘ| ./!. /│.′ 結局は高レアでデッキを固めて
l : :. |ヾ |:::|iｌ|::::| | Ⅵ / / /ｲl::|il|:::| / | / |!/ jノ
l :.: l∨ こ)''’::ﾉ }ノ つ'’ﾂ jノ .| 後はゴリ押しするゲームだった
ヽ! :: │ ｀¨¨＜.:.:.:.＞ .:ゝ‐' ′: !
| .: │ .::':, ,: : : │ 無名の不人気ゲーなので当然である
ゞ| : | / / :.: |
| : | ′:.: | ちなみに黒沢・できない夫・道下は『Ｒ』
l : | ＿___ ／: : : : |
| .: │､ ´―‐’ .ｲ: : !: : :| │ 阿部は『ＨＲ』だったみたいだが
’ : | 丶 ／|: !: : ｉ:.: | l
, : | ｀ .. ／ │ｉ: : :i:.: | i.! 旅の仲間に誘える様な立場では無い
′ .: ト-- ..,,＿__｀ т、´ !:.!:.: ,′/! j /ﾘ
だからと言って『Ｎ』や『ＨＮ』では
聖騎士 『アルトリア』(ＵＲ) 限界Ｌｖ８０
やる夫の旅には付いて来れないだろう
初期能力値：平均７５０ 成長：平均７５
人の吟味を才能だけで行うのは酷だが
ノーマルキャラ(Ｎ) 限界Ｌｖ３０
最初から 仲間の強さが分かると言う事は
初期能力値：平均１００ 成長：平均１０
後から困ってしまうよりはマシなのだと
ハイ・ノーマルキャラ(HN) 限界Ｌｖ４０
やる夫はポジティブに考える事にした
初期能力値：平均２００ 成長：平均２０
1つのAAに文字は詰め込みすぎず、1レスにAA2つくらい使って文章分けたほうが見やすいよ
出来ればだけど1AAに文字3行くらいでやったほうが読みやすいよ
体感だけど5行以上は目が滑ってほとんど読んでない
横幅も最近のなら900ぐらいまでなら大丈夫だよ
>>119
第一話は１００レスでしたがかなり時間が掛かってしまったので
慣れてゆければ良いなと思っております
>>121
>>123
確かに１ＡＡに詰め込み過ぎているのは間違い無いですね
もっと読み易さを心掛けようと思います
>>124
少し前のスレ立て講座を読んだので８００を意識していました
今は９００まで大丈夫なのは知りませんでした 感謝です
／ _ノ ＼ 皆さん こんばんわ >>1です
| （ ●）（●）
| （__人__） 初めての投下は緊張の連続でしたが
| ｀ ⌒´ﾉ
| } 終わってみれば 何とも言えない達成感を得れ
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ 嬉しくもコメントやアドバイスも頂けた事で
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 次の休みが来たら 早速 書き溜めをしたいな〜と
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::! ウズウズしながら仕事に励んでいた次第です
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
／ _ノ ＼ ですが本作に置ける"メインヒロイン"
| （ 一）（●）
| （__人__） それを誰にするか 未だ決めかねており
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 仕事をしながらも 四六時中考えていました
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉 しかし結局 決める事が出来なかった反面
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 一つの"結論"に至ったので
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::! この場を借りて ご報告したいと思います
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
『ＵＲ』 セイバー （Fate/stay night）
『ＳＲ』 八神 はやて （リリカルなのは）
『ＨＲ』 シャルロット・デュノア （ＩＳ）
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） いきなり ぶっちゃけますが
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ メインヒロイン候補は上記の３名でした
. | }
. ヽ } 左のは そのキャラの本作でのレアリティです
ヽ ノ_＿_ｍm
/:::.ﾍﾔ::ﾌ<:::::::::::liつﾉ
|:::::::.ヽi:::.ｿ|￣￣￣
|::::::::::::.｀´.:|
× 『ＵＲ』 セイバー （Fate/stay night）
○ 『ＳＲ』 八神 はやて （リリカルなのは）
× 『ＨＲ』 シャルロット・デュノア （ＩＳ）
／￣￣＼
／ 〉 _ノ ヽ､_ ＼ そして迷いに迷った結果
／ ／' （ ―）（― ） |
./ /／〉 （__人__） │ "八神 はやて"をメインヒロインに
.ｌ ´ イ| ｀⌒ ´ |
.ｌ ｉY | 起用しようと 結論付けましたが
./ ﾊ ! /
./ / ' ヽ / 本作の題材は"ソーシャルゲーム"です
ｌ ／ .〉-r:::┬〈、
__「 ー‐1 .／Λ 〉.:〈 7//＼ 彼女を起用してしまったからには……
ｉ//7777|／////V::::::V/////＼
|//////|//////∧::://///////}
|//////| ///////∨/////////{
[闘] 高町 なのは
[知] 八神 はやて
[技] フェイト・テスタロッサ
.／￣￣＼ この様に新たに同格のヒロインを
/ ヽ､_ ＼
（ （● ） | 候補に増やさなければ ならなくなります
（人__） |
.r-ヽ | [闘] [知] [技] は所謂"三竦み"ですね
（三） | |
.> ノ / 適当に闘志・知略・技術とかで良いでしょう
./二/ ヽ /
//// へ>个／ < 類似の例はＦＧＯの剣・槍・弓と騎・術・殺
.|////ヽ ／＼／//)
￣￣ |＼////／| 色ならポケモンの赤・青・緑が有名かな？
／￣￣＼
／ _ノ´ ヽ、
. ｜ ( ●) (●)
｜ （___人__） そんな訳で強引ですが
| _.ﾉ
| _/__ﾞヽ_ 皆さんからアンケートを採ろうと思います
j､_ (〈_ｒ- ヽ ヽ、
√::::::...｀ミｭ､r'､〈｀ヽ､ |
／.::7￣￣. : : .:.:.ヽ_ヽ ﾄ､ 内容はズバリ
/ .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..＼Yｰ‐ソ,
,' .::::/.::::::::::::::::::::／ ⌒ 、ヽ,:::::::::| "やる夫は初期カードに誰を選んだか"
i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::| です！！
i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●） "いきなり何言ってんだコイツ"と
| u （__人__）
| ｀⌒´ﾉ 思われても 仕方ありませんが
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃ この物語のメインヒロインが
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉 "最初の３択で選ばれていた者"
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､ だったと言う設定が欲しかったんです
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
＿
, ´ _ノ ヽ
| （ ● ●） いっその事 仕切り直して
| （__人_）
| | もし"リリカルなのは"のソシャゲを遊ぶとして
_ ! ノ
l ! _,.ィ'{＼:二/`ー─‐ -､ 最初に なのは はやて フェイト の３択で
_,.| !´:::/:::ｌ ./ﾍ. |::::＼::::::::::::ｌ
/´_ﾉ ┴､__:::::ヽ/}:〈.〉::::::´::::::::::::::〉 初期カードを貰えるなら どの娘を選ぶか？
/ :::| `二ｌ. ）:::::::∨:ﾚ':::::::::::::::::/:/
ゝ､:::| r'_,｢l::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::｀7 ……と言うアンケートをしていると
冫〉::::| ）ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::ノ::::::::: l
／.:::::::::rL -┴i.::::::::::::::o::::::::::::{ﾍ:::::::::: ｉ 捉えて頂いても 全く問題ありません
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
>>135
やる夫は初期能力値と成長率がＵＲをも越える ぶっ壊れキャラです
しかし重力の恩恵で身体能力が高いだけなので 技術を覚えなければ
デビルサマナーの主人公や ローレシアの王子みたく物理攻撃しかできません
また格段にレベルアップが遅い等 不利な特性をも追加する予定です
>>136
セイバーは１話で有った様に やる夫のデッキのメインアタッカーです
よって本来すぐ加入する予定でしたが それだとベタ過ぎると感じて見送りました
欲を言えば回復要員も
途中で切り捨てる汎用性勢、愛だけでサブに入れる股間勢、最後まで使える修羅勢。プレイヤーによるな
[闘] 高町 なのは
[知] 八神 はやて
＿＿_
r ´二ニ フ、 [技] フェイト・テスタロッサ
_ / '´,. 二ノ⌒
＿＿_.-‐'´ `-i/ γ_)⌒）（⌒)
_,.＜￣￣ : : : : : : : : l r/´（___人__） では >>141-170 を範囲としまして
_,.＜ : : : : : : : : : : : : :l l__ノ ｀ ⌒´ﾉ
l,, : : : : : : : : : : : : : : :ﾉﾉ | | 最も名前が多く挙がったキャラが
l; : : : : : : : : : : :-─＜二二´ ﾄ |
＼ : : :￣`'''''´ノ : : : :l`-, : :`-＜ヽヽ, -ｰｰr´ 本作のメインヒロインと成ります
＼ : : : : :'´ : : : : : l : :l :＼`-‐ヽ ゝ--< lヽ、
＼ : : : : : : : : : : : l : : :＜ : : :∨∧::〈ヽ: :､>＞、 明日の２０時までに埋まらなかった場合は
`‐,_ : : : : : : : :l : : : : :ヽ : : ∨ |:Λ | : :ヽ : : :ト-､
`-, : : : : :l : : : : : : ＼ : :ヽ|:::::| l : : :/ : : : : : , その場で集計は終了しますが
＼ : :ノ: : : : : : : : : ＼ : .､:::|,| : / : : : :l.: : {
V: : : : : : : : : : : : : :ヽ: ',::ｌl: / : : : : :l : ∧ 投票が無い場合は>>1がアミダで決めます
V: : : : : : : : : : : : : : :ヽ:V : : : : : : :l : :.∧
／￣￣＼
／_ノ ｀⌒ ＼
_ | （● ) （⌒ ） .| 勿論 今回は選ばれなくても 物語が進めば
| ! | （__人___） |
｜ ! | ｀ ⌒ ´ .| 登場する可能性は有りますし やる夫の仲間として
| ! ,.-, | |
_,ﾉ ┴、/ ,/ ヽ r 一緒に戦ってくれる事も期待できるでしょう
r `二ヽ ） i ヽ _ ､___, ﾄ
| ー、〉 / _,,,,ﾉr ` ／i＼,,,,_ 何せメインヒロインの候補に選ばれていますからね
| r_,j j__,,.. r''''"/::;| ＼`'／ ,'::;;;r;;;;;;;;;;;;:: r ‐-、
| ） ﾉ ::::::::;;;;;;;/::;;;;| ／＼ /::;;; l;;;;;;;;;;:: ::;;;;;;;:: ヽ それでは皆様の 投票を心よりお待ちしています！
ﾉﾆ-､ ,/::;;|:::;;;;;;;;;＞::;;|／(::::ﾉ ＼/::;;;く;;;;;;;;;;;;:: i::;;;;;;;;;;;:: }
√..:::;;; ヽ､〉;:;;|::::;;;;;;;;{ ::;;;;;| "::く /:::;;;;/;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;:. ノ }
/..:::::;;;;;;;;;;;;;;;〉;;;;|::::;;;;;;;;;:{ ::;;;;| |:::::::| /:::;;;:/;;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;;;;;;;;:: }
[知] 八神 はやて
[知] 八神はやて
意外となのはさんヒロインってないんだよね…
この場合もアミダにすんのかな
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） | 少なくとも 今日中は無理と思いながらも
. | u.（__人__） .|
r､ | ｀ ⌒´ .| ちょこちょこ 確認させて頂いてましたが
,.く＼＼r､ ヽ ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ / 予想を遥かに超える速さで驚きました
rヽ ` ヽ ﾉ7i:7､/ｧ'´ヽ
└'｀{ . ＼.|.:i..:::ｿ,/:::::::::i しかも集計して下さって 感謝の極みです
ヽ､._ ∥ヽ､_,r':::::::::::.|
｀ヽ､:::::::::::／':::::| 同数だった場合の対応を早速 考えます
｀'ｰ'´
>>1も１０票で同率１位を確認しました
／￣￣＼
／ _ノ ＼ そうですね…… それでは
| （ 一）（●）
| （__人__） [闘] 高町なのは
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ [技] フェイト・テスタロッサ
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉 この２名に再度 投票をして頂き
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 先に"５票"入った方を
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::! メインヒロインとして起用します
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
注意：安価が出るまで開始しないので少々お待ちください
. ／￣￣＼ ですが安心してください
. ／ ノ ＼ ＼
| （●）（●）. | 惜しくも メインヒロインを逃しても
. | （__人__） /ヽ ./´}
| ｀ ⌒´ { { / / 例えば なのはが起用された場合
. ヽ ﾊ L/ /
＿＿ ヽ /__.〉 ん-､ フェイトは既に 彼女の知り合いで
／ : : :介.〈::::〉.介.〃＿_ / , ヽ
| : : : : ::〈 ｢｀{::::} ! { ＿__）{_ / ,ﾊ 後に合流してくれる様にします
| : : : : : /: | {::::} !: :l :＼__, -､. ￣_/:ヽ
| : : : 〈: :│ {::::l |: : 〉 : :ヾヽ Ｚﾝ: : : :｝ フェイトがメインヒロインなら その逆です
やりやすい風にやってもうまくいかないからやりやすいほうでもいいと思うで？
>>180
お気遣い有難う御座います 一応はやてを起用した時点で
３人が合流するイベントは考えていたので 頑張ります
コピペ用
[闘] 高町 なのは
[技] フェイト・テスタロッサ
それでは >>182 より投票を再開します
´￣￣￣ヽ
/ 果たして やる夫が選んだカードは どちらだ！？
|´＼ ／｀ '
| (●) (● ) }-───── ヘ
| (__人___) ﾑﾑ: : : : : : : : : : :.ハ
八 ｀⌒´ ﾑ|: ﾑ: : : : : : : : : : : : :＼
／: :∧ ./ |: : ﾑ: : : : : : : : : : : : : :＼
.／: : : :./∧ ／ .|: : : ﾑ: : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : :: : : :': : :| ￣ﾆﾆ7＼ ｲ: : : : :〉: : : : : : : : : : : : : : : :＼
(｀: : : : : : : : |: : :|ヽハﾆ7 |: : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
(＼: :: : : : : ..|: : :| 二. |: : :＼: : : : : : : : :|｀ヽ: : : : : : : : : :＼
|: : : : : : : : : : :> | ﾆﾆ |: : : : :}: : : : : : : :.| ＼: : : : : : : : : :＼
|: : : : : : : : : /: : | .ﾆ二 |: : : :/: : : : : : : : :| ＼: : : : : : : : : :)
|: : : : : :八:.∧: : ! 二二. |: : :/: : : : : : : : : :| ＼≦匕 : :./
|: : : : : : : |V:∧: | 二二| .|: :/: : : : : : : : : : :| / : : : : : :./
|: : : : : : : | V:.寸 {=== | |:/: : : : : : : : : : : :| ./ : : : : : :./
|: : : : : : : | Vﾑ |ﾆﾆﾆ| |: : : : : : : : : : : : :.! /: : : : : : :/
|: : : : : : : | .Vﾑ. |ﾆﾆﾆ| |: : : : : : : : : : : : :| ./: : : : : : :/
|: : : :.＞'⌒￣￣￣￣￣￣/7ー‐㍉: : : : : : : :.! /: : : : : : :/
|: : : :／: : : : : : : : : : : : :／ / 寸: : : : : :.| ./: : : : : : :/
|: : : : : : : : : : : : : : : : :/___/￣{ ＼: : : : :| <寸: : : : :/
／￣￣＼
／ _ノ´ ヽ、
. ｜ ( ●) (●)
｜ （___人__）
| u _.ﾉ
| _/__ﾞヽ_ ハラハラとリロードしていましたが
j､_ (〈_ｒ- ヽ ヽ、
√::::::...｀ミｭ､r'､〈｀ヽ､ | とうとう 決着が付きましたね
／.::7￣￣. : : .:.:.ヽ_ヽ ﾄ､
/ .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..＼Yｰ‐ソ, メインヒロインが 正式に決定しました
,' .::::/.::::::::::::::::::::／ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|
/ /:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、
┏━━┓l ＿＿_ /:.:∠二｀ヽ:.:｀＿＿ .┏━┓
┃ＳＲ .┃l ,. '´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀>{／--ﾆ＞ '´ ￣ ｀ 丶 、 ┃闘┃
┗━━┛ ヽ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:- ､:.:.:.:.:.:ヽi:.}ヽ､ ＿＿ ＼ ┗━┛
,. - ‐...｀/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ｀ ｰ- ＿_ -‐'´_:.:.:.:.:.:.￣ ｀ヽ
／:.／:.:.: /:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:l､:.:.:.:.:ヽ:.ヽ:.:.:l:.:.:.l:.:.:lヽ ＼- :.:.:.:.:￣...─...￣...─.. ＿
/／/:.:./:.:/:.:l:.:.l:.:.:l:.|:ﾄ､ヽ:.:.:.l:.:.:＼:l:.:.l:.:.:.l:.:.:.lヽ＼ ＿ ＼:.─... :.:.:.:.:.:.:.￣......──--...
/. /:.:./:.:.:l:.:.:l:.:.|l:.:.:l:.l:.l ヽ:＼:l:.:.:.:.:l_l_ l:.:.:.:l:._:.l ＼:.＼￣､:.:.:.:.:.:.:￣:...─.. ＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
l:.:.:l:.:.:.:l:.:.:.:l:.:.ｌ:ヽ:.lヽｌ ＼ ´伐;ﾟ乃 l:.:.:ｌ>i| ヽ:.＼_ ｀ ー :.:＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿:.:. -
l:.:.:l:.:.:.:l:.:l:.:ヽ:.l 弋:.N ＼ ｀ 込ツ} l|:.:l:l/ ｀ｰ 二ﾆ─ / ￣:.:.:.:.:.:.:.／
l:.:.:l:.:.:.:.l:.:ヽ:.:＼ /仰ﾟヽ ゞ‐ ´ リ:.l ＿_ ／:.:.:.:.:_ -‐ '
／l:.:.|l:.:.:.:.l:.:.:ヽ:.:.ヽｌ V}.Zj , /l:.l＿ ／ ｀ヽ､／:.:.:.:.:.／
. / !:.ｌ l:.:.:.:.i､:.:.:＼:.:ヽ ゞ'′ _ ノ /´l:l￣l:l / ヽ_ :.／
. / ヽl ヽ:.:.l ヽ:.:.ヽヽ:.l ､ ／ｽ ﾘ ,l:l' ＿ ヽ
│ ／l:.l /ヽ:l ＼l ＼lヽ ￣l二´ ／;;;;;ﾄ ／ {i ／ _ -- ヽ l
.l ／ l|:.:ｌ / ヽ ／ ヽ /l;;;l l l;;;;;;;;;;l l:l ｌ l ／ _ - ヽ l
l/ l:l:.:.:ｌ/ ＿＼ ＿ l〈7;r ' ^i;;;;;;ヽl:ｰ l ｌ l / ＿ l ／Vヽハ／V
l:l:.:.:.l / ｀ Y ヽﾄ､〉;;7l´l;;;;;;; _ヽ ､ ヽｌ ／ ￣:::::::::::￣ヽ、 ￣￣￣ ｀
l:l l:.:.:.l l __,. -,,,,;;;;;;;;/ /;;; ／ ヽ ヽ､ /::::::: _ -／´￣｀ｰ-.,､ ＿_
. l:l l:.:.:l、 l l:ｌ／;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;// ヽ l:ｌ l::::::／;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;( ＿＿ 〉 __
l:l l:.:.:l::. ｰ─ l ＿l/_--_ -､;;;;l l;;;;// ヽ l:l l::::/ l;;; l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ヽ
l:l ヽ:l:::::::::::/ / l´ ｀ヽ､l l// ヽ:l l:::l l;;;;;;;;;;;;;;;;─ ' ;;;;;;;;;l､
l:l ｀ｰ／ / l i::l:ヽ、 ／ ヽl:::l ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; _,.ｲノヽ
l:l ヽ / ｒ ヽ l::::l::::: ` ー ´ lヽｌ 〉､＿,. ｨ' i _ｌ ＼ ＼
l:l ヽ ＼ ｀ ー-‐ ' {::::::l::::::/ l `ｰ/‐､ハ -ｌ ｌ´ ! ＼_l
. l:l ｀ー r─-l l:l l ヽ､::l:::l 7ｌ 〈_／ | ｌ ｌ l
l:l r ､ l＼ l::::::::::l l:ｌ l l:::l:::l //:::::::ｌ ｀l: l l._ l l
l:l lヽ | _丶 - '^iー‐ l ｡l:l /ヽ l:::l:::l //::O::/ l:し' し' ｀ｰ-､＿
rヽヽl／￣ ＿_ ! / lー':＼ ヽ ヽ:ヽヽ ヽヽ／ l::l ヽ ｀
＿_ l ／ヽヽ､_ _ - l:{＼.ｌ／ ´ ￣l￣ r.､ ＼＼＼ ノ _ l::l
ヽ ／ ＞─ ﾆ-l::l;;;;;} l l_oi:}---ﾏ三彡_ l::l
__/ ／／ lヽ:`l ;;ヽl l- ､ 〉 l::l ` ｰ-｀_ -､ l::ｌ iヽ
./ /::/ l､:ヽlヽ｀ｰ二二二- 'l ハ＼ l::l ｀ヽ｀ヽ'::/ l l ＼
/::/ ﾄ､ヽ＼`ー───'ﾞ l>l ＼ヽ l::l /｀ヽ/ ! ｌ ＼...､
. /::/ l::::ヽヽ::｀ー--─..::´ _|l ｌ ＼｀´:l __ __／ / ! ＼:｀..ｰ _
l:::l ﾄ､:::::ヽ｀ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ´‐ l |＼ ￣ ￣ .┏━━━━━━━━━━┓
l:::l {::::i} :::::::::::::::::::::::::::::::::::l /l ＼ ┃白き閃光 高町 なのは.┃
l:::l ヽﾘ ::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ｌ:ｌ ＼ ┗━━━━━━━━━━┛
しかし燦然と輝く闘士の文字
／￣￣＼
／ ,ノ ヽ､_
| （ ●）（●） つまり やる夫は >>200みたいな感じの
| （___人__）
| ､' カードのイラストに目を奪われた訳ですが
｜ ｜
}._＼ , | フェイトと見比べて相当 迷いはしたモノの
.__ _＿ ,.〈＼＼＞ニﾆｧ´
／: : ＜ : : : : : : ＼ ／ﾞｉ ﾞｉ、 結局は なのはを 選んだと言う事ですね
, ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ﾄ|ﾞｉ ＼_
.{ : : : : : : : :ﾞｉ : : :」 : : ::', Y´ﾞｉ. |: : : : .＼ やる夫 本人とは関係ない投票とは言え
|: : : : : : : : :＼ : : :＼ : ',|::::::ｉ |: : : : ',: : ｀,
', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::ﾞｉ|: : : : . ',: : } この接戦で 私は此処まで妄想できました
(,:／:／ニ｀ﾝ---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
｀: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rｰ'､ ちなみにソシャゲらしい 適当な肩書きを
{∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: ＞＜￣＼.: ＼
{: ∨ : : : : :」.ゝ-''ﾞ~￣￣￣￣: : : : ﾞｉ ム: : : ' , 考えるのに ５分以上掛かりました
l: : ∨: : : .／: : : : : : : : : : : : : : : : ､／: : : : : : }
}: : : ＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／゛￣: : : : : : : :, '
後で手に入るとしても最初に選ぶというのはそれくらい大事なことだ。
確実にとは言えませんが 可能性は有ります
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （⌒ ）（⌒）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
| } ともあれ 皆様の御蔭で ずっと悩んでいた
ヽ ﾍミ|
／,` 、` -`,--` , メインヒロインを決める事が出来ました！
＿＿,---/;;;;;` `-,-/ニﾆ |
/;;;;;::::、:::::::::|、_ ,＞、 /::l,_l･ ,<、__ これで心置きなく 書き溜めに移れます
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::＜:::::::ヽ``l::::| |`l,::::ヽ
|;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::ヽ:::::::＼|:::|`-‐'/::ヽ::::| それでは第２話の投下で お会いしましょう
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;:::::::::::::::::::-、:::`;:ヽ;-';;;;;:::ヽ::l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;:::::::::::::::::::::`、;`l;;;;;8;;;;;::::`ヽ
;;;;;;;;;;;;/、;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::;`l;;;|;;;;;;;;;;;::::: `l|、
;;;;;/' `,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::|;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l
;;;く ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
意外と接戦で楽しかったw
はじめての選択や初入手は色々と思い入れあったりするよね
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
| } 皆さん お早う御座います こんな時間ですが
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ 第２話の投下を 間も無く 開始しようと思います
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 今回は『なのは登場回』なので 短めになります
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
２０１６年 初夏 日本で 至って普通な生活を送っていた
やる夫だったが ある日"無名のアプリ"をクリアした直後
唐突に "そのゲームと酷似した世界"に転移してしまった
_ _ _ _ ＿＿＿_
+ + | | | | | | | | + ／ ＼
| | Π| | | | Π| | + ／ ─ ─ ＼
/￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣l￣￣￣￣l + ／ （●） （●） ＼
/￣￣￣￣ /三三三三//￣￣￣￣￣i､￣￣￣ i､ | （__人__） u |
/￣￣￣￣ _/三三三三//￣￣￣￣￣￣',￣￣￣￣l ＼ ｀⌒´ ,／
/￣￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣￣￣￣',三二二ニl ／ ー‐ ＼
￣￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣￣￣￣￣
. ＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ＼ ／＼
| （●） （●） | その世界は 結構 荒れている様で
＼ （__人__）,／
. / ヽ モンスターは活性化し 犯罪も増えているとの事
.. / ＼ ＼ / /
. / ＼ ＼/ / だが 幸い重力の軽さで高い能力を保持していた彼は
/ （_ ノ '､ ）
／ ,,／ ￣） ＼＼ 魔物を倒せばレベルが上がる為 臆せず剣を振った
.. / ／ / /＼＼
'ヽ､⌒__､ （＿＿つ ＼＼ 全ては最後のダンジョンに辿り着き 日本に帰る為だ
￣
■人類の才能の比率■
[ Ｎ ] ６０％ ＿＿＿_
／ ＼ 『無料ガチャかお？』
[ＨＮ] ３０％ ／＿､ ,,／" ＼
／ （●） ﾞ（●） U ＼
[ Ｒ ] ０８％ | （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ <
[ＨＲ] ０１％ | | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
[ 他 ] ０１％ ＼ ＿＿＿＼_／
しかし 必然的に同時に 行わなければならない
仲間の勧誘が 早くも滞ってしまいそうなのを危惧する
ゲーム側ならば 無課金のやる夫でも ８枚のデッキのウチ
半分を『ＵＲ』で固めていたのだが 才能の比率が偏り過ぎていたのだ
コレでは折角の レアリティが分かる能力も 宝の持ち腐れだ
＿_
┏━━┓ ,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､ ┏━┓
┃ＨＲ .┃ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 .┃技┃
┗━━┛/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ ┗━┛
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;| 『どうしたんだい？
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ そんなに見つめて
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ 照れちゃうじゃないの』
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /|
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
更には 才能を持つ者を 見つけたからと言って
やる夫の 個人的な旅に命を賭けてくれるのだろうか？
答えは言うまでもない 誰もが職や家族を持っている
其処で やる夫が考えたのが
才能の有る 孤児を探すと言う手段だ
／￣￣￣＼
／ ＼ 卑怯では有るが 恩を売って協力して貰う……
/ ─ ─ ヽ
| （●） （●） | 命を使い捨てる外道に堕ちる気は無いが
＼ ∩（__人/777／
／ （丶＿//// ＼ 試してみる価値は有ると踏んだ
よって 自分の目的を優先する為に
意図的に回避していた孤児達との接触を 中止する事にした直後――――
_,-´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ 『こんにちは！』
／／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ
/ //; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;|ヽ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i
//; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;| ヽ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;i うん？ こんにちは
/;//; ; ; ; ; |ヽ; ; ; ; ヽヽ; ; ; ; ; ; ; ヽ; ; ; ヽ |; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;i
|/ |; ; ; ; ; ; | ヽ; ; ; ; ;ヽ＼; ; ; ; ; ; ; ＼; ; ヽ |; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i やっぱり君だったか
| |; ; ; | ヽヽ ＼＼ヾヽ、 ｀ー-＿＼ ＼＼|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;i
.| || |;;| ヽ ＼ ＿ｪｮｮﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖｮ、ヾ; ; ; ;,--､; ; ; ; ; | こんな時間に珍しいね
｀ .| || ヽ ｀ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ/／￣￣ヾ ヾ; / ,-、ヾ; ; ; |
─ ｀ i! __ｪｮｮﾖﾖﾖ iて)i |/ 人 i |; ; ;;| ＿
─ ｀|ﾞﾞﾞﾞ /￣ ヽ、 ┴‐ﾞ | | _ヽ |; ; ;| ｀ヽ、｀ヽ、
─ |ヽ (て)| 〉} /; ; ;| ｀ヽ、ヽ
‐ | | ￣ .| /┘ /; ; ; ;;| ＼
´ ヽ | | _ 〈＿/ヾ; ; ; ;;|
｀ヽ ＼_ ´ ｀ / ＼; ;|
! ｀ / ヾ|
! ､-二＞ / | ヽ__
ヽ ´ _ / | 人//>─､＿＿＿＿_
＼ ‐--´ , ´ i ／/////// ////////
＼ / | ／//////// /////////
＼ ／ ! ／///////// //////////
＼＿＿__／;;;;; ／////////// ///////////
|;;;;;;; ／////////// ///////////
〈;;;;; ／////////// ////////////
|//, , /////////// ////////////
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――――やる夫は 運命的な出会いをしたのだった
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:/＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
. ,ｲ:.:.:.:.-.:.:￣￣:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼/:.:./ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
/:.／／:.:.:.:.:.:.／:.|:.:.:.|:.:|:.:.:.:.: ｉ:.:.ヽ:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.ﾍ:/ : |:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
// /:.:.:.:.:.:.:./:.:. : |:.:.: !:.{!ヽ:.:.:ヽゝ‐廾:.-- ､:.:.:.:.:‘，/ |:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.: | 『なのはちゃん』
/ /:.:.:.:.:.／ｉ:.:/:.:.:|:.:.A-|ヽ:ヽ:.:.:ﾍ＞斥≠、ヽ:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.: |
ｉ:.:.:.:.://:.|:.:!:.:.:.:.y´|｡≠､ヽ＼:.ﾍ んてﾒ.＼:.:.:.:.:. |:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.: |
∨:.:/ ｉ:.:.ｉ:.{!:.:.:.:.|〃んう ＼.う__/} ,ｲ|:ｌ:.:.: : ｌ＼:/|:.:.:.:.:.:.:. : |
. 人,′!:.:.:ﾘ!:.:.!:.:.ｉ ｀.うﾂ}, ゝ-┴ }:l.:./:/ /:. |:.:.:.:.:.:.:. : |
',:.:.:. ﾄ:.:ヽ:.ﾍ. ゝ¨, / /:. |／!:.:.:|::.:.:.:.:.:.: : |
. 丶:.:.ｉ ＼:>､ﾍ u /}:.: : .! |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼| /l:人＼ ﾏ￣ﾉ !:.:./ |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
|:.|{:. : r . イ |:.,' |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
. リヽ:.: | . ＜ /ｲ . |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼{ ￣| ／ ∧ﾍ |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼ r/{ , ＜ / ヽL;; |:.:.:.:.:.:.:. : |
,､／/－＜、 .／ ./:::::::::｀ヽ:、:.:.: |
,､r ´／ />= /´ ＼ ／ /::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
_,x ≦:::::::::::／ />≠< > /ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
. /::|::::::::::::／ / ／/ ＼＼ |: / ＼::::::::::::::::::::::::::::::::/＼
|::::|::::::／ ＞ ´ヽ ´ ｀´ヽ －＜ ヽ::::::::::::::::::::::::::/::::::::|
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第２話：初めての仲間
『漁村 ファウスタ 冒険者ギルド』
（やる夫が討伐依頼を終わらせた 次の日の昼である）
∩
／∪＼
／／|:::l＼＼
／／ .|:::l ＼＼
／／ .|:::l ＼＼
／／_＿＿＿|:::l＿＿＿＼＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／／―.┌―┨:三::┠―┐‐.＼＼ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
／／ .|:| ┃:三::┃ |:| ＼＼ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
／／ ∨ .|:| ┃:三::┃ |:| .// .＼＼ｪｪｪｪｪ[三三三三]ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ[三三三三]ｪ:＼
<／|:| .∨ .|:| ┃:三::┃ |:|// .|:l ＼>ｪｪｪｪ::| r――ｫ |:ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ| r――ｫ |ｪｪｪ::＼
＼|:| .∨ l:| ┗:┯::┛ |:|/ |:lｪｪｪｪｪｪｪｪ:| | | |:ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ| | | |ｪｪｪｪｪｪ＼
|:|ｮｮｮｮｮｮｮｮ|:lｮｮｮｮｮｮl:|ｭｮｮｮｮｮｮ|:|ｮｮｮｮｮｮ!|:lｪｪｪｪｪｪｪｪ:| |＿＿_| |ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ:| |＿＿_| |ｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
|:|∨ .＿|:l_＿____|:|__________|:|＿ .//|:|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣了
|:| .∨ 〈三三三三三三三三三三〉./...|:|＼|:|＿＿|:|/ Ⅵ:| |:|/ Ⅵ:| |:|/ Ⅵ |:|/ |::|
|:|ﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖEﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖ|:|ﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖ|::|
|:| ∨ |::::||￣￣|||￣￣||:::| // .|:| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王l. |::|
|:| ∨ |::::|| ||| ||:::| .// |:| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王l. |::|
|:| ∨|::::|| ||| ||:::|// .|:| |王| |王|__|王|_ ..|王| |王| |王| |王| |王l＿.|::|_
|:| |::::||＿＿|||＿＿||:::|/ |:| ￣￣ |GUILD|￣ ￣￣ ￣￣ |::|
|:|王王王|::::|回 回:|:回 回|:::|王王王ﾖ|:|圭圭圭圭〈:::::::::::::::::::〉圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l::|
|:|土土土|::::| :|: |:::|土土土ﾖ|:|圭圭圭圭 .T ￣ T ...圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭|::|
.＜三二ニﾆ==-----------=ﾆ＞ ￣￣ ￣￣
『冒険者ギルド 受付』
＿＿ ＿＿ ,x≦ ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,x≦:.:.:.:.:.:.:.≧ｭ､ ／:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/¨¨¨二ﾆ=‐--:.:.:.｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽr､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
／:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
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.:.／ /:.:.:/:.: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:. : |
{/ :.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:}:.:l:.:.:.:.:.:.:.:. : | すみません 道下さん いきなり押しかけて
′ l:.:/i:.:.:.:. i:.:.:.:.:.:. |:. : |＿|:. |:.: : |＿|:.:.}:.:.:.:.:.i:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
|: { |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|斗: ´|:.:.:|:.:.|:.:.:´!:.:.:|｀ ヽ:.: : }|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : | 『とんでもない それよりも 何か事故でも？』
Ⅳ {:.:.:.:.:.::.:.:.:.|:.:|:. : |:.:.:|:.:.|:.: : |: : |:.:.:}:.:.:.:/:|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
.::.:.:.:.ヽ:.:.: ゝ===‐'| /|:／ゞ==７:.:.:.:ｲ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| 違います えぇっと 村で噂の冒険者さんは
ﾏ:.:lヽト:.､ヽ |′, /:／:. | |:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
ﾏ{ |:.:.:.:|ヽ、 r ｭ u .／}:.:.: ! |:.:.:.:.:.:.:.:.:. : | この時間なら ギルドに居る筈だと聞いて……
ヽ ヽ:. ! ト イ､ i:.:. / ｜:.:.:.:.:.:.:.:. : |
＿__ゝ{-,/| ＼＞＜ ／} ヽ|／、 :|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : | 『へぇ 誰からだい？』
r‐‐=ﾆ二::::::::::::::/ | 〉r〈 i ‘，:::::::::::≧ｭ､:.:.:.:.: |
/::::::}:::::::::::::::::::::_/ | /{≠{∨ | .::::::::::::::::::::::::: ７､:! 宿屋の できない夫さんです
/:::::::::ｉ ‐=ﾆ 《 :|／ //l l ∨/l }ﾆ=‐::::::::::::: /:: }|
/ヽヽ:: ∧ , ヽ__/ l ｀__Ll ′≪ ｀ /:::::::i__
.: //:: / ∨ 〈 l〃:::::::::ヽ,' 7 l / ',::::{{ ヽ
{_ノノ:::/ / ∨ :l:::::::::::::::::,' / l:/ ',::ゝ', ',
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ （へぇ…… この娘が一人で孤児達を……
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | でも随分と 身形がしっかりとしているお）
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::',
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i 成る程ね…… だから
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::!
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::! 行き違いに成らない様に
ヾ', i _ しﾍ:::l
', `" __, ./ ヾ 急いで此処に来たって事かい
ヽ ￣ ., ./ : /;;〉ヽｰ＝￢
＼ ／ ; ／;;/タ://;;;;;;;;; その判断は最適だった みたいだ
ヽ-ﾍ::: ／;;∠ク //;;;;;;;;;;;;
∨/;;;;∠ク i i;;;;;;;;;;;;;;
{ココ少′ ｌ ｌ;;;;;;;;;;;;;;
/￣ ! !;;;;;;;;;;;;;
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ （それに可愛いし やる夫のストライクだお
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ でも "なのは"って……何処かで……）
／ ー‐ ＼
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::',
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::! 『そ、それじゃあ……！』
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::!
ヾ', i _ しﾍ:::l あァ そこに居るのが
', `" __, / ,' ',_
ヽ ￣ ., / ,_',.-‐;´-ヽ, 期待のルーキー "やる夫"さんさ
. ＼ ／ ./r‐.く´, -‐ ''｀' ､
ヽ-ﾍ_, ,'./ ::: ! _ヽ＿__｀'_ ､ おなじ"冒険者"同士 仲良くね？
/´.,!' / .:::/-､'´ .＼
／.>iﾞ_./ .:::/ ; ｀ｰ, '､
,.' .,.' ,..,V､ ::::::! l .l ｀!,. ',
,.' / !ン i ヽrﾉ, ! .! l.i !
/ ./ ! ヽ !..::::: /..､ ,' !'i i
. / / ,.' ヽ ....｀"ｰく::.／.:ｰﾉ.,' !
,' / , ' ｀-､-'､_｀ﾉ'ー '７ / ,.'i
ヽ＼ヽ-,. - '´.,.' .:::::::::::::::::, ' /
:::::＼｀'ヽr,-.'´..::::::::::::::::, '.::.,'
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ く⌒ヽ ／:.:.:.ニ=-
∠:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.У:.∠´
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
厶.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
:.:.:.-┤:.:.:.:.:.:.:. 斗--ミ/:.:./:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.
|＼:.:.|:.l:.:./:.:.7:./:.:／/:.メ:./ |:.:L_|:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ﾊ＼:.j
V:/ﾆ|:.|:.:ｌ:.:/|xィ≠ｚミ |/ ﾉｲ:./|ﾒ:.l:.:.i.:.:.:.:.:.:.:. ｿ
/ 〉|:.|:.:l:.|〃んｲ刈 ｨｚﾐ、|ﾉ:.:.|:.:.:ｉ:.:.:Y:.i
ヽ｛ |:.Ｙ:.:.| 込 ツ んﾇﾊ〉ﾉ|ｲ:.:.:.|:.:.:.|:.:|
:Ｙ|:.:N八 ´｀＾` 込ﾂ /イ: l:.:.:.:|:.:.:ﾊ:.;
V:.:.| ＾` ':.:.:ﾚ:.|:.:./|:./ /′
ζ:| _ ′ /:.:./:.:.:|/ ﾚ あ、あのッ 初めまして
不:| ＼ ゝ フ イ:.:ﾚ:.:.:.:|
人、 ＼､ ＜:.:.:lノ:.:.:.:.:.| 私は"高町 なのは"と言います
＿/∧ ｀^`・ ， ｀Ｔ 〔:.:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|
_ -= ＿{ ∧ <＼ 不ト |:.:.:..|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ひとつ相談したい事が有りまして……
＜⌒ヽ -=ニニニ八 ＼ `′/ 〉YX=-:.〔:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
/ニニﾆﾆ＼ニニニニニ､ ＼/ [二］ ＼ ニ=-:.:.:.:.:.| 『な、なんですかお？』
ニニニニﾆﾊ ニニニニﾆﾆ､ ＼ Ｌﾄ ＞ ﾊ ニニニ=-
ニニニニﾆﾆﾍ ニニニニニﾆ､ ＼⌒ ヽ.| :.ニニニニﾆヽ
ニニニニニニﾍ ニニニニニニ ､ ＼ | 〉ニニニﾆﾆﾊ
ニニニニニニﾆ〉十―－-――=ニ .､ ＼| /ニニニニニﾆ
_ -
, '"
／
ん | !''! !'''、ヾ "!、
//ﾙ |.! | | 人 ヽ,,''!,,弋
〃;;;i '!!, 代 !i、＼|ヽ!ヾ !
!! ;;;|. 'ヾ、ﾞ ﾞ.:;;;;iiiiiiii!!!!!!"" ヾ,
! !,;;ii||i;, ﾞ 〃;杰;"ヽ "､ あッ なのはちゃん
"!?段;, ._ヾｼ- !. /
":;i|i; ,,// ///" !/ 『はい？』
;;/
/ イキナリ 口を挟んで申し訳ないけど
ヾ;;;:-
i、 _,, - _=- 例の"マリンスライム討伐"の依頼は
i、ヽ-'''
i、 -‐'' ' ／ 既に"やる夫"さんが片付けたよ？
i、 ,,-'
. / i、 _,.-i;; 『え、えぇ〜っ！？』
〃 ヽ--‐=|!!!;:
!!;:
!"
＿＿＿
／ ヽ､_ ＼
／（● ） （● ） ＼
／:::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 『ほ、本当なんですか！？』
| ｌ^l^lｎー'´ |
＼ヽ L ／ えッ うん そっちは２日掛かっちゃけど
ゝ ﾉ
／ / 『十分早いですよッ！』
. , ´ ヽ
/ ﾄ､ ﾄ､ ﾄ､ ﾄ､ ﾄ､ ﾄ､ ､.`、
l |l l |l.| |l.|l. l. | |l l | | l |l.| |l. l マリンスライムの討伐が滞って
l N|ﾙ'/ﾚ/'〃j/ ﾉ|ﾙ'/ﾚ〃j/l |
. i._|┌----‐7" ヾー---┐|_.j 最近は無勲章の依頼の数ダケじゃなく
/._ | ﾞ,=ﾆ,ﾆλ ./ﾞﾆ,ﾆF､'' ｌ__ヽ
|｛.>| ´ 」９Lノl |ヽ 」９L.`.Ｋ } | 個人契約で 安くコキ使われるよりはマシだけど
l ( | """ """ ｌ ) /
ヽヽ.| ｈ､,.ﾍ ﾚ'/ その報酬すらも 段々と減っていたからね……
. ＼l ﾚ′
. i r.二二.) / だから なのはちゃんは 一人じゃ無理でも
ヽ ≡≡ ,ｲ
| ＼ ／ ! やる夫さんの 力を借りれればと思って
. ,.┤ ＼ ／ ├､
ハ ヽ ｀￣´ ./ !ハ 子供達の為にも 戦ってみる事にした……
＿
∠二: : : :｀ヽ／´ ￣￣ ｀丶
, '"￣: : : : : : : : : : : : : : : :､:＼／⌒＼
／:／.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ﾍ＼.:.:.:.: ヽ
ｌ:／/.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ ＼.:.:.:.:',
/.:.:/.:. ｌ:.:.:.!＞ト/{.:.ﾊ.:.:斗＜:ｌ:.:.:.l.:l.:.:.:.:.ヽ.:.:.l 『……そんなトコロじゃないのかい？』
ｌ.:.:/.:.:.:.|:l.: ﾚ ﾚ ヽl ヽ / ﾄ .|.:.:l:|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
|:/!.:.:.: 从.:.{. ○ ○ 'j.:.,' |.:l.:.:.:.:.:.:.:.: | は、はい 大正解です
j:ハ.:.:..Ⅳﾄ :.ゝ ' U. /.:/ﾚ|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
＼:{ヽ|:小 r‐'⌒ヽ 彡'.:.|│ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:.| それなら 阿部さんにも
｀ Ⅵ:| ヽ ｀ー ,.イ! .:./...|.:l.:.:.:.:.:.:.:. |
ヾ:ゝ ﾄ≧≦ｭ| ﾘ／ |.:l.:.:.:.:.:.:.:.:| 許可を貰えるかと思って……
＿＿ /--ｫ-ｬ-ヽ､＿_」_l.:.:.:.:.:.:l.:.|
/;;;;;;.;;;/.|ﾍ, ﾍ:::::;ﾍ,ﾉ.|ヽ;;;;;;;ヽ.:.:.:.:.:l.:.|
/;ｨ'´ ./ | |:::| .| ヽ ﾄ;;ヽ.:.:.:l.:|
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ （へェ 良く分からないけど おっちょこちょいな
／ （●） （●） ＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ ところも 有るのかお？ それもポイント高いお
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼ 顔も あの"高町 なのは"にそっくりだし名前なんか……）
『やる夫の脳内』
＿＿＿_
／ ノ ヽ＼
／ （○）}liil{（○） ……って えええぇぇ〜〜ッ！？
／ （__人__） ヽ
| |!!il|l| | "タカマチ ナノハ"って
＼ lｪｪｪl ／
/ ヽ あの"白き閃光"の『高町 なのは』かお！？
しヽ ﾄ､ﾉ
| __ | なななッ 何で『こんな所』に居るんだお！？
!___ノ´ ヽ__丿
『やる夫の脳内』
__＿＿
／ ＼ こ、"この世界"とそっくりな "あのゲーム"は
／ ＼ ／ ＼
／ （●）i!i!（●） ＼ 他のソシャゲと同じで "三竦み"と言うのが存在したお
| u , （__人__） |
＼ .｀⌒´ 〆ヽ それぞれ 闘志 知略 技術 と言った３種類で
/ ヾ_ノ
/rｰ､ | ＦＥの剣＞斧＞槍＞剣や バトオペの凡＞格＞支＞凡
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .| みたいに 属性の相違によって有利・不利が あったお
[闘]は[技]に強く [知]に弱い
[知]は[闘]に強く [技]に弱い
[技]は[知]に強く [闘]に弱い
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼ "このゲーム"の場合は ざっと こんな表になるんだけど……
／（●） （●.） ＼
／ （__人＿,） ＼ 正直 テンプレのソシャゲともなると 最強カードは作らず
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ |
＼ヽ L ,／ ごく少数の富豪層に 万遍ないデッキを作らせようとして
ゝ ﾉ
／ / 華麗に滑ってる印象だお 無課金のやる夫には無縁だおね
『やる夫の脳内』
＿＿＿
／ ＼ ……とは言え 確かに三竦みとか 関係ナシに
／⌒ ⌒ ＼
／（● ） （● ） ヽ ソシャゲのキャラが実在した事は 衝撃的だおｌ
| ⌒（__人__）⌒ u |
＼ ｀⌒ ´ ／ じゃあ何で ワザワザ 今の話をしたかって言うと……
/ ＼
[闘] 高町 なのは
[知] 八神 はやて
[技] フェイト・テスタロッサ
＿＿＿＿
／ ＼ ソシャゲのテンプレ ソシャゲのあるある
/ ─ ─ ＼
/（ ●） （ ●） ＼ 初代ポケモンのヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネ
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ ソウルハッカーズのパートナーの明るい・セクシー・クール
/ ー‐ ヽ
/ ｀ 冒頭の初期カードの３択に"高町 なのは"は含まれていたんだお
『やる夫の脳内』
[闘] 高町 なのは
[知] 八神 はやて
[技] フェイト・テスタロッサ
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼
／ （●） （●） ＼ どんなゲームも "クリアだけ"できれば満足の
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ やる夫だけど その時は滅茶苦茶 悩んだお
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | 名前・肩書き それしか 設定が無い筈なのに……
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━┓l ＿＿_ /:.:∠二｀ヽ:.:｀＿＿ .┏━┓
┃ＳＲ .┃l ,. '´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀>{／--ﾆ＞ '´ ￣ ｀ 丶 、 ┃闘┃
┗━━┛ ヽ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:- ､:.:.:.:.:.:ヽi:.}ヽ､ ＿＿ ＼ ┗━┛
,. - ‐...｀/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ｀ ｰ- ＿_ -‐'´_:.:.:.:.:.:.￣ ｀ヽ
／:.／:.:.: /:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:l､:.:.:.:.:ヽ:.ヽ:.:.:l:.:.:.l:.:.:lヽ ＼- :.:.:.:.:￣...─...￣...─.. ＿
/／/:.:./:.:/:.:l:.:.l:.:.:l:.|:ﾄ､ヽ:.:.:.l:.:.:＼:l:.:.l:.:.:.l:.:.:.lヽ＼ ＿ ＼:.─... :.:.:.:.:.:.:.￣......──--...
/. /:.:./:.:.:l:.:.:l:.:.|l:.:.:l:.l:.l ヽ:＼:l:.:.:.:.:l_l_ l:.:.:.:l:._:.l ＼:.＼￣､:.:.:.:.:.:.:￣:...─.. ＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
l:.:.:l:.:.:.:l:.:.:.:l:.:.ｌ:ヽ:.lヽｌ ＼ ´伐;ﾟ乃 l:.:.:ｌ>i| ヽ:.＼_ ｀ ー :.:＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿:.:. -
l:.:.:l:.:.:.:l:.:l:.:ヽ:.l 弋:.N ＼ ｀ 込ツ} l|:.:l:l/ ｀ｰ 二ﾆ─ / ￣:.:.:.:.:.:.:.／
l:.:.:l:.:.:.:.l:.:ヽ:.:＼ /仰ﾟヽ ゞ‐ ´ リ:.l ＿_ ／:.:.:.:.:_ -‐ '
／l:.:.|l:.:.:.:.l:.:.:ヽ:.:.ヽｌ V}.Zj , /l:.l＿ ／ ｀ヽ､／:.:.:.:.:.／
. / !:.ｌ l:.:.:.:.i､:.:.:＼:.:ヽ ゞ'′ _ ノ /´l:l￣l:l / ヽ_ :.／
. / ヽl ヽ:.:.l ヽ:.:.ヽヽ:.l ､ ／ｽ ﾘ ,l:l' ＿ ヽ
│ ／l:.l /ヽ:l ＼l ＼lヽ ￣l二´ ／;;;;;ﾄ ／ {i ／ _ -- ヽ l
.l ／ l|:.:ｌ / ヽ ／ ヽ /l;;;l l l;;;;;;;;;;l l:l ｌ l ／ _ - ヽ l
l/ l:l:.:.:ｌ/ ＿＼ ＿ l〈7;r ' ^i;;;;;;ヽl:ｰ l ｌ l / ＿ l ／Vヽハ／V
l:l:.:.:.l / ｀ Y ヽﾄ､〉;;7l´l;;;;;;; _ヽ ､ ヽｌ ／ ￣:::::::::::￣ヽ、 ￣￣￣ ｀
l:l l:.:.:.l l __,. -,,,,;;;;;;;;/ /;;; ／ ヽ ヽ､ /::::::: _ -／´￣｀ｰ-.,､ ＿_
. l:l l:.:.:l、 l l:ｌ／;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;// ヽ l:ｌ l::::::／;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;( ＿＿ 〉 __
l:l l:.:.:l::. ｰ─ l ＿l/_--_ -､;;;;l l;;;;// ヽ l:l l::::/ l;;; l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ヽ
l:l ヽ:l:::::::::::/ / l´ ｀ヽ､l l// ヽ:l l:::l l;;;;;;;;;;;;;;;;─ ' ;;;;;;;;;l､
l:l ｀ｰ／ / l i::l:ヽ、 ／ ヽl:::l ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; _,.ｲノヽ
l:l ヽ / ｒ ヽ l::::l::::: ` ー ´ lヽｌ 〉､＿,. ｨ' i _ｌ ＼ ＼
l:l ヽ ＼ ｀ ー-‐ ' {::::::l::::::/ l `ｰ/‐､ハ -ｌ ｌ´ ! ＼_l
. l:l ｀ー r─-l l:l l ヽ､::l:::l 7ｌ 〈_／ | ｌ ｌ l
l:l r ､ l＼ l::::::::::l l:ｌ l l:::l:::l //:::::::ｌ ｀l: l l._ l l
l:l lヽ | _丶 - '^iー‐ l ｡l:l /ヽ l:::l:::l //::O::/ l:し' し' ｀ｰ-､＿
rヽヽl／￣ ＿_ ! / lー':＼ ヽ ヽ:ヽヽ ヽヽ／ l::l ヽ ｀
＿_ l ／ヽヽ､_ _ - l:{＼.ｌ／ ´ ￣l￣ r.､ ＼＼＼ ノ _ l::l
ヽ ／ ＞─ ﾆ-l::l;;;;;} l l_oi:}---ﾏ三彡_ l::l
__/ ／／ lヽ:`l ;;ヽl l- ､ 〉 l::l ` ｰ-｀_ -､ l::ｌ iヽ
./ /::/ l､:ヽlヽ｀ｰ二二二- 'l ハ＼ l::l ｀ヽ｀ヽ'::/ l l ＼
/::/ ﾄ､ヽ＼`ー───'ﾞ l>l ＼ヽ l::l /｀ヽ/ ! ｌ ＼...､
. /::/ l::::ヽヽ::｀ー--─..::´ _|l ｌ ＼｀´:l __ __／ / ! ＼:｀..ｰ _
l:::l ﾄ､:::::ヽ｀ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ´‐ l |＼ ￣ ￣ .┏━━━━━━━━━━┓
l:::l {::::i} :::::::::::::::::::::::::::::::::::l /l ＼ ┃白き閃光 高町 なのは.┃
l:::l ヽﾘ ::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ｌ:ｌ ＼ ┗━━━━━━━━━━┛
『やる夫の脳内』
.. ＿＿＿_
／ ― -＼ そんなワケで 結局 最後までスタメンで頑張って貰って
. . ／ （●） （●）
／ （__人__） ＼ 自然回復のスタミナだけで全部のクエストをクリアしたんだけど……
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／ 思えばストーリーが進んでも 土地や都市が変わってたダケで
. ノ ＼
／´ ヽ 全部クリアしても ラスボス撃破！ チケット入手！ だけだったお
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃テンプレソシャゲーあるある .┃
┣━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃章の各ステージのサブタイトルだけは次々と変わるが やってる事は何も変わらない.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ （そんな訳で 初期カードに選んだ娘が出て来たのに
| （__人__） |
ｼﾞｰ… .＼ ｀⌒´ ,／ やる夫に驚くなって 言うのが無理な話だったんだお……）
／ ー‐ ＼
＿＿＿__
┏━━┓ ＿＿＿ 〃:.:.:.:.:.:.:.:..┏━┓
┃ＳＲ .┃￣￣￣ ヽ , ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.┃闘┃
┗━━┛ ,ァ:.:.:.:.｀ヽ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｀ヽ､ ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.┗━┛
. 〃´ ／:.::／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ｀ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
./ /:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:／:/||ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
/:.:.:/:.:./:.:./:.:.:.:.:.:.:.l:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ／／',|:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
. ,':.:.:/:.:./:.:.:.ｉ:.:.:.:/:.l:. |:.:.|:.:.:|:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:､:.:.:.:.:',:.:.:/ }:.:.:.:. : ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ｉ:.:/ｉ:.:.,':.:.:.:.{:.{:.:.ｉ:.:.|:.:|:.:.| !:.:!:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.',:.:ヽ:.}/: ,'|:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|/ |:/!:.:.:.:.!:.!:.:.:!:.:.!:.:!:.,| ',:‐廴---- ､:ｉ:.:.:.:ｉ:ｉ:.:.:.!!:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
| !ｉ ',:.:.:.:|:.:',:.:',斥云､| ヾ､〃笊㍉ヽ:}:.:.:j:.j-/ |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| （髪型が全然違うから 最初は気付けなかったけど
. ﾘ. ',:.:.:{',:.{ヽ:.', ,' {心 ',:::::::Ⅵ }:./ｲ }. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.| ヾ、ヽ ヽ弋ﾘ .乂シ´〃:. }／ !:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 例の"画面"を出してみたら……間違い無いお……
ヾ､.＼:.{ ＼ - ´ ￣ / |:.:.:! |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ',人 ヽ u .ｲ: /. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| レアリティも 属性も 肩書きも 名前も スキルも
｀ {:.へ、 ‐‐ イ }: /≠､ !:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.:.:! ＞ 、 イ, - / / /＼:.:.:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| やる夫が選んだ"高町 なのは"と完全に同じだお）
＼| ／! /∨ / /:::::::::＼: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ/::/ |./只∨./ ｉ::::::::::::::::::｀:ヽ ､:.:.:.:.:. : |
,､r´:::::::/ |〃|| / |:::::::::::::::::／｀::ヽ:ヽ:.:.:.: |
/､:::::::::::/,' .|＿_./ | ノ',/:::::::／::::::::::::::::::}:.:.:.: |
ｉ::::', イ ｉ ゝ‐|::::::/ ヽ＜ {ヽ/:.:.:.:.:.:.:.:＿//:.:.: : |
/||:::::∨/ !´ .|::::/ > .|//-:::::::::〃 ‐ ヽ:.:.:.:.:.|
{､|::::r ｉ ', |::/ ／ !/ |:::::::{ { }:.:.:.:.:.|
|::::| .{ ｉ |/ ／ / |::::::::ヽヽ-／:.:.:.:. |
白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１１/７０ 経験値 ０５０/２００
生命力 ０８００＋１００ 右手 なし
攻撃力 ２０００ 左手 なし
防御力 ０４００ 防具 なし
敏速力 ０８００ 装飾 銅の勲章(Ｎ)
[スキル]
レベル０５ マジック・アロー [単体]
レベル１０ マジック・ミサイル [複数]
レベル１５ ？？？？？？？？
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ く⌒ヽ ／:.:.:.ニ=-
∠:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.У:.∠´
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
厶.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
:.:.:.-┤:.:.:.:.:.:.:. 斗--ミ/:.:./:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.
|＼:.:.|:.l:.:./:.:.7:./:.:／/:.メ:./ |:.:L_|:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ﾊ＼:.j
V:/ﾆ|:.|:.:ｌ:.:/|xィ≠ｚミ |/ ﾉｲ:./|ﾒ:.l:.:.i.:.:.:.:.:.:.:. ｿ
/ 〉|:.|:.:l:.|〃んｲ刈 ｨｚﾐ、|ﾉ:.:.|:.:.:ｉ:.:.:Y:.i
ヽ｛ |:.Ｙ:.:.| 込 ツ んﾇﾊ〉ﾉ|ｲ:.:.:.|:.:.:.|:.:| あ、あのッ 私 何か失礼な事でも？
:Ｙ|:.:N八 ´｀＾` 込ﾂ /イ: l:.:.:.:|:.:.:ﾊ:.;
V:.:.| u ＾` .':.:.:ﾚ:.|:.:./|:./ /′ やっぱり いきなり図々しかったとか……
ζ:| _ ′ /:.:./:.:.:|/ ﾚ
不:| ＼ ゝ フ イ:.:ﾚ:.:.:.:| 『！？ ち、違いますおッ えぇっと……
人、 ＼､ ＜:.:.:lノ:.:.:.:.:.|
＿/∧ ｀^`・ ， ｀Ｔ 〔:.:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| やる夫以外に 冒険者は 居ないって
_ -= ＿{ ∧ <＼ 不ト |:.:.:..|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|
＜⌒ヽ -=ニニニ八 ＼ `′/ 〉YX=-:.〔:.:.:.:|:.:.:.:.:.| 思ってたんで 妙に感じたんですおッ』
/ニニﾆﾆ＼ニニニニニ､ ＼/ [二］ ＼ ニ=-:.:.:.:.:.|
ニニニニﾆﾊ ニニニニﾆﾆ､ ＼ Ｌﾄ ＞ ﾊ ニニニ=- そ、そうでしたか 良かったです
ニニニニﾆﾆﾍ ニニニニニﾆ､ ＼⌒ ヽ.| :.ニニニニﾆヽ
ニニニニニニﾍ ニニニニニニ ､ ＼ | 〉ニニニﾆﾆﾊ 『なら何故ですかお？ 素人には見えないけど』
ニニニニニニﾆ〉十―－-――=ニ .､ ＼| /ニニニニニﾆ
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ その疑問には俺が答えるよ
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ 『あ、阿部さん？』
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 道下 勝手で悪いが席を外して貰えないか？
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､ 『……分かりました 失礼します』
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼ （良し それじゃあ "なのは"は……）
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿
,. -‐-､ ／:/⌒
.. ／: : : : : :ヽ . . .-――-. . ､ l: :/-‐: ￣￣｀ヽ
.／: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ: : :-＝＝ﾆ￣｀＼
i: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: :＼
|: : : : : : : : /: : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : :i: : : : :＼ヽ: ヽ
| : : : : : : : !:{:{: : : : : : : : :＼: : : : : : : : : : :l: : :l: : ヽ:ヽ ヽl
| : : : : : : : l: l lヽ: : : : : : : : : :＼: : : : : : : l: : : l: : : i: :l }
|: : : : : : : : l: l:l: :＼: : : : : : : : : : : : : : : :/'´}: :l:/: : l: :l
|: : : : : : : : ﾍ: : : : : : : : : : : : : : : : : : r‐/〉': // : : ﾊ: l
|: : : :l: : : : : :|ヽ: : : : : : : : : : : : : : ／{ l .l'ｲl /|: : / .}/
|: : :/ : : : : : l _ヽ: :⊥: _: : : : : ／ 〈ｲ: l/' l:／
|: :/: : : : : : /./'⌒l´ ｀ー ´ .l: :l '
|:/: : : : : : / r-'＝＝＝=_-､ / ／l: ,ﾘ ……ッ……
|': : : : : : :/ ./＿＿＿ ｀､ｭ_／ l:/
/: : : : : : :/'´:::::::::::::::::::::￣:::::::ー`-... /' （問題ないと 判断して良さそうだな……）
i: : : : : : : :l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::.....､
l: : : : : : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::⌒i
!: : : : : : :l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::r=､
. l: : : : : : :l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::{{ ヽ
. |: : : : : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::ヾ､ /
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; ! "なのは"は素人なんかじゃないぞ
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l'
.ｌ;; ∴/⊂ﾆjjjﾆ;;m i..ﾆﾆjＺﾆ'll､! 女性ながら徴兵試験を主席で合格した
］/'.ｌ.| {’| .゛ ‐ .Ｌ| ゛ i!│
,!ﾞ .川 ｀~ﾞﾞ－ .! '''｀-´゛ l l 魔法の天才だ 孤児院の出とは言え
ヽ ゝ ! !.|lﾞ
.'Ｌヽ ， .lﾞ/ 経験を積めば 王都でも名を挙げられる筈だ
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’
.ﾘ ヽ '二ﾆﾆｱ ./ 『それなら 尚更 討伐も出来ませんかお？』
/'ﾞi .ヽ . .. ‐ ﾉ|
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ 俺も２年前 最初は そう思ったさ 実際できる
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l' だが当時の俺は"責任者"の経験も無かったし
.ｌ;; ∴/.｀-ﾆﾆ;;;;x， ' ｗr=ﾆ｀-'.|､!
］/'.ｌ.| " l､.! 戦えなくなっちまって 荒れてた時でも有った
,!ﾞ .川 ｀”´丶 │.''￣´ .l l
ヽ ゝ | !.|lﾞ ……甘かったんだろうな……全てに置いて……
.'Ｌヽ u , lﾞ/
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’ ガキどもの生活の為に 身を削って討伐を続ける事を
.ﾘ ヽ .-- -- ,/
/'ﾞi .ヽ ..y． .ﾉ| 俺は１ヵ月経っても 止め様とはしなかったんだ
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
i i
i i
_ ..| |､_
}rﾆ| |=ミ､
V≧=- .. __ .. -=≦ニﾆ′
Vニニニニニニニﾆﾆ/
}ニニニニニニニニ'
.,.:,. }ﾆ/ニニニニニニﾆ{
.. Vニニニニニニニｲ
:;..:.,"'`::.. ,.:,. .:.. .'::',:'' "'"' "'''/ﾆ≧=-===-=≦´ ,"'`::.. ,.:,.
"'''.''"'"''"'"' "'''.''' "'''.''"'"''"'"' ｲニニニニニニﾆ{.:, .''"'"''"'"' "' ..:..
'"'"''::',:::'::',:'':'`::' ,:'':';:;..,"'`' _.. イ/ニニニニニニﾆﾆ}:::::::::::::::...'"''::',:::'::',:'':'`:
. . .,.:,. .:.. :;..:.,"'`::.. ,ｲニﾆｲニニニニニニニﾆ'::::::::::::::::.....:',:'':';:;..
.,.:,..:. ... , .. "'''.''"'"''"' ／ ｀ｲニニニニニニニニ/::::::::::::::...... ..:..
.. ,.. ,.:,..:.. '"'"''::',:::{ ｨ=ﾐニ/ニﾆiニニニニﾆ{:::::::::::::::::.......';:;..,"'':'
'"''::',:::'::',:'':'`::' ,:' . .. _ ..＜´ }/==ミﾆ!ﾆ/ニニﾆﾆ}..:.. .'.''"'"''"'"' "'''.'''
"'"' "'''.''' "'''.''"'"''"'"' r´ _ .. ﾏ }iﾆニニニﾆ/... "'"''::',:::'::',:'':'`::' ,:'
:::'::',:'':'`::' ,:'':';:;..,"'`' | ﾞY´ ,′ / ﾚ==ﾐj{ニﾆ{'''.''".,.:,. .,.:,. .:..
.,.:,. .:.. :;..:.,"'`::....... { -{=ﾐ / / ! { }￣ i.:;..,"',.:,.,.:,..:. ... , ..
... , .. "'''.''"'"''"'"'.,丶 .. __ ノ , 〈_ | { } };..:.,"' ,.. ,.:,..:..
,.. ,.:,..:.. '"'"''::',／:::::::::／ ‘， } { V / ."'''.''"''::',:::'::',:'':'`::' ,:'
:'::',:'':'`::' ,:' . . ／:::::::::／ /::ｰ== ' i { /. '"' "' "'''.''' "'''.''"'"'
... ,.. .,.:,...::::::::::／ "'''.''".,;/:::::::/ :':: ､ __.ﾉ´ . . :',:'':'`::' ,:'':';:;..,"'`'
.. ....::::::::／ '':';:;..," ...::::::::/ '::',:''.../:::::/ ."'''.''' "'''.''"
何時もより帰りが遅い……只 それダケだったんだ
"たった"２時間だったが そう感じるのは大人だからで
"なのは"の帰りを待つ子供達の２時間とは 長さの感覚が違う
だから正義感の強い子供 数名が なのはを探しに行った
家には子供しか居なかったから それが正解と疑わなかった
しかし 探しに行った子供は 全員 帰らぬ人と成ってしまった
遅れの理由？ あの日は確か故人の誕生日だったとしか言えん
|:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|: : |:.: : |: : | |:. |:.:＼:.:.∧:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.|:.| |:.∨ ヽ
/:|:.: : |:.:.:.:.:|:.:.:.:. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.|: : |:.: : |: : | |:. |:.:.:.:.ヽ:.:∧: : |:.:.:.:.:.:.:.!/ :|:.:.∨
./:. |:.: : |:.:.:.:.:|:.:.:.:. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.|: : |＿斗:.:.l´ :!｀ヽ､＿_廴:.:i:.:.:|:.:.:.:.:.:.:/ |:.:.:.:＼
:.: : |:.: : |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:!:＞:|￣|＿_:|:.:.:| |:.:.| ___ヽ:.: : ｌヽ|:.:.:. : / :l:.:.:.:.:.:.:｀ヽ
|:.:.:.|:.: : |:.:.:.:.:|∨:.:.∨:.:.:.:.:.l:.:.:.,x≦爪:::|ヽ/ 八/イ孑斧ｵx:.:/:.:.:.:.:/ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
|:.:.:.|:.: : |:.:.:.:.:| ∨:.:.:∨:.:.:.:.l .《 {r､__::ら に、:::ら 》:.:.:.:./ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
|:. : !:.:.:/∨ : | ∨:.:.:.:ト、:.ヽ とうZシ 辷Zつ /:.: : ｲ} :l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:人:/:.:. ﾄ : |: ∨ : | { ﾄ、:＼| l| | ｲ:. ／ :|ﾉ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ヽl ∨:.! !:. ｀ヽﾍ l: ' /:,イ!:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ＼ ∨{ :|:.:.:.:.∧i |: ー ― ７ //:.:.:.:.:! |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ヾ､ l:.:.:.:.ﾍ ヽi 'イ /:.:.:.:.:/､ :|:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ,x≦ !:.:.:.:.:.ﾍ :| ＞ ＜ |/:.:.:.:／‐‐ ≧---__!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ,x≦＞ ´ ＼:.: : i {__￣ ≧≦ ￣__}:.:.／ ｀ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | i { ヽ: | r |:: ｀ヽ┐ | ┌::´ : | /、 / /|:.:.:.:.:.:.:.:.
＿_:.:.:.:.:.: |: ｌ ｌ :ｌ:.ゝ:{::!:::::::::: | | ｜:::::::::|::/∧ / / :l:.:.:.:.:.:.:.
≧ｭ､ｌ l :l :l::::::∧:::::r========,:::::/::::::/ / / !:,x≦
≧ｭ､ｌ ｌ ｌ:::::::∧: | |::/::::::/ / / ／
それからだな…… "なのは"は自分に 全く自信が持てなくなってしまった
俺は幸い目を覚ます事が出来たから 念入りに作った討伐の依頼を出したりもしたが
子供達が心配で殆ど戦果を出せずに終わり 血塗れで戻って来た時も有った程だ
そうなっちまったら ギルド側がヤる事は一つ 間違っても皆を残して死なない様に
一人じゃ絶対にモンスターと戦わせず 子供達の傍に居て貰う事を第一にして貰った
その代わりと言っちゃなんだが 毎日 村中を回って無勲章の依頼を回してたってワケさ
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ だが……アレから２年近く経ったし
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ なのはも 考えが"このまま"じゃダメだと
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l' 思う様に変わりかけているのは 俺も分かっていた
.ｌ;; ∴/.｀-ﾆﾆ;;;;x， ' ｗr=ﾆ｀-'.|､!
］/'.ｌ.| " l､.! 此方としても なのは程の実力の魔術師を
,!ﾞ .川 ｀”´丶 │.''￣´ .l l
ヽ ゝ | !.|lﾞ モンスターが活性化した今 遊ばせたくない
.'Ｌヽ , lﾞ/
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’ "水の街"が冒険者を寄越さない理由も
.ﾘ ヽ .-- -- ,/
/'ﾞi .ヽ ..y． .ﾉ| 此処まで説明した今 改めて言うまでも無いだろう
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼ (はぇ〜……すっごい経緯 だったんだお……)
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; ! だが…… なのは
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l'
.ｌ;; ∴/⊂ﾆjjjﾆ;;m i..ﾆﾆjＺﾆ'll､! お前さんは俺が声を掛ける前に
］/'.ｌ.| {’| .゛ ‐ .Ｌ| ゛ i!│
,!ﾞ .川 ｀~ﾞﾞ－ .! '''｀-´゛ l l やる夫さんの噂を耳にした事で
ヽ ゝ ! !.|lﾞ
.'Ｌヽ ， .lﾞ/ 自分の意志で決めて此処に来た
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’
.ﾘ ヽ '二ﾆﾆｱ ./ 再び立ち上がりたい為に……違うか？
/'ﾞi .ヽ . .. ‐ ﾉ|
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
| /:./:.:.:.:/:.:.:/:.|:.|:.:.| ヽヽ::＼.:.:.::＼:.::.:.:.ヽ.::.:.:.:.ヽ.:.:..|::.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
| |:.:|:.:.:.:.|:.:.:.|ｉ:.ﾊﾊ:.:| ヽ ャ 廾 十:ト ､.:..ヽ.:.::.:.:.|:.:..|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
| ｉ:.:|:.:.:.:.|:.:.:.||,|ィ爪｢ ＼＼ ＼:｀:.|:.:.:.:.:.|:./|::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ハァ……もう……
ｉ. |:.|:.:.:.:.|:.:.:.|ﾘ _＿＿__, ヽ|::.:.::.:.|/ |:.:..:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:|
|:.|:.:.:.:.|:.:.:ﾊ _＿_, ━━━ |:..|:.:.ﾊ |.:.:.:.:.ｉ:..:.:.:.:.:| ホント阿部さんには 敵いませんね
|:.|:.:.:.:.|:.:.:.ﾊ ━━ |:.:|/ | .ｉ::.:.:.:.ｉ::.:.:.:.:.:|
ヽ!Ｎ:.:.|:.:.:.:.ﾊ :::::::::: /|:.:| / |:.:.:.:.:ｉ::.:.:.:.:.:| 『ハハッ すまんな 勝手にベラベラ喋っちまって』
ヽ.ヽ:Ｎヽ:.:ﾊ ::::::::: ヽ /.:.|./ ｉ.:.:.:.:.:ｉ::.:.:.:.:.:|
＼ |:.人 ／:.:.:.|. |:..:.:.:.:ｉ::..:.:.:.:.| 良いですよ もうッ
ヽﾊ:.:.:| ＼ ⊂ﾆニ⊃ ,／ |:.:.:./ |.:.:.:.:.:ｉ::..:::.:.:.|
_y⌒ヽ-一ｯ ヽ､_ _,. ' ,. |:.:/ .|:.:.:.:.::ｉ::.:.:.:.:..| でも折角 "やる気"に成ってたんですけど
´ <´ | ｀ ´ ,. '´ /:.ﾑ |.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:./
. （ }ヽ |` ｰｒ‐'´ /:./ ＼ |:.:.:.:.:.ｉ:..:..:./ やる夫さんに全部 持ってかれちゃいましたね
ヽ _,,ノ
ゝ一''
＿_ ＿_
／: 7:.Ｔ: ＼ ／´:／⌒
/: : 厶斗―┷‐-: : : : :∠ ＿＿
／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : ＼⌒
/ : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : :l: :ヽ: :Ｙ: : : ヽ
.: : : : : : : : : : :′: : : :./: : ﾊ: :ﾊ: : | : | : : ト ﾊ
{: : : : :ー----|: | : : : |:斗冖ナ|: :ﾊ: :| : : } ｿ 『そうでも無いぞ』
: : : : : : : : : : |: |: : :| |ノ xf=ミﾚ: /}ハ:.:/
V : 辷―‐--ヘ八 |.:N 〃ん} V ﾚ′ えっ？
＼: ＼: : :/んl: : ＼{ N ﾋﾂ ゛､
|: ＼ : ｰ ゞ_｣ : : ｢ / 『実は やる夫さんには 明日に収集品の
|: | : ＼: :ζ |: : :| _ﾉ
|: |: : | : Y 八: : ゝ 〈ｨ′ 納品の依頼を 回すつもりだったんだ』
|: |: : |: ┌=- _＼| /
|: |: : | 厂 -= 二辷厂￣ 収集品の納品……でも……
|: |: : /―‐ 、｀ ､ Ｈ_
|: |: /::::::::::::::::＼ ＼〕ト､ 『あァ 良い稼ぎに繋げるには 一人じゃ厳しい
|: |/-――― ､::ゝ-rイ ＼- ､
|: |:::::::::::::::::::::::::＼ / 〈 ＼} ＿ 海岸線の地理に詳しくかつ 十分に戦える者が
|: |ﾏ､::::::::＿:::::::::} ｀ ･ 、 ＼ ／ へヽ
|: |: Y､〃⌒ヽ､:::| ｀ ﾊ __ ／ _つｧ ﾌ､ もう一人"居れば良いな"と思ってたトコなんだ』
|: |: :｢､{{、＿ﾉ八| } ／ T ﾉ r〈/ｲ
|: | : |::::::Ｙ__「:::::::| 〈 八 ￣ .ノ ﾚ だ、だったら――――
|: |: : |:::::::::::::::::／Y 人､ ヽ へ
|: |: : :| ヽ:::::::/ 辷=- 彡彳ﾊ》､ __ ／∠ヽ〉_
|: |: : : | ￣ ﾉ、 _ r斗 冖Τ ―‐イ
|: |: : : :| ／ 〉匕冖 |:| | __ニフ
|: |: : : : | |:| |-‐
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;| どうだい？ やる夫さんッ
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ 実力は有る様だが ルーキーはルーキ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ 一人での依頼は やっぱ心細かった筈だ
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /| だが今 "偶然" ファウスタいちの
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿ 冒険者が"捉まった"トコロだ
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|:::::: （も、もしかして 阿部さんは……）
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ (最初から……"高町 なのは"を……
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／ やる夫に紹介してくれる つもり だったのかお？)
／ ＼
＿ ﾄ
⌒＼:.:.＼ |:.l
＿＿＿＼:.:.V:.:L -――-
／:.:.:.:.:.:.-‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞､ ＿＿
⌒￣／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:〉⌒:.:.:.:.:.:.:＼
／:／:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.⌒:.:.:.:.:.:.-=ｲ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:ﾊ
./:／′:./:./:.l:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.-―｢|ト:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
// /:.:.:./:.:.:|:.:ﾊ:.Ｎ:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:. |:.:.:.:.八|//.＼:.:.:.:.:|:.:.:.:.:i 『腕っぷしなら 俺が保証するから
|′|:.:.:/ |:.:.:|:.| ト| |:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:∧//.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|
|:./ l|:.:.:|:.| |/ 〕ト|:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.|:.:.:.:./:.:.|//.:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:.:| チームを組んでみたら どうだい？
|′ 八:.:.Ｎ =ミx ヽ: |:.:.:ハ:.|Ｙ:.:.:.:.:∧//.:. |:.:.:.:|:.:.:.:.′
ﾉ `′ )|:./:.:||ハ:.:.:.:./:.:|//.:.: |:.:.:.:|:.:.:.:| 男は度胸ッ 何でも試してみるモノさ！』
ヽ_ ＿ /ﾉｲ:.:厶イ:.:.:.:.:.:.∧//.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:|
ｰ' /:./ ﾞζ:.／ V//:|:.:.:.:|:.:.:.:| 『ぜ、是非 お願いしたいですおッ！』
八 ＿＿ /:./ ＞┐ ∨//:.:.:.|:.:.:.:|
/′/へ x彡"／二〕 V//:.:.|:.:.:.:.| （阿部さん……有難う御座います……）
Χ" ／／ｌ|ﾆ＼ V//:|:.:.:.八
〈 У'／ l|ニﾆ＼ '//:.:.:.:.:.:.ﾊ
ｘ〈／ / |-―‐|ニニﾆ＼/,:.:.:.:.:.:.:.|
／／′／|ﾆ|――「 ＼ニニﾍ/:.:.:.:.:.:.|
〈/ ／ﾆ〃ニニニニニヽﾆニﾍ/:.:.:.: |
――――こうして やる夫は"白き閃光"『高町 なのは』とパーティーを組む事になった。
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼
／（● ） （● ） ヽ それじゃあ明日は 宜しく頼むお
| ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀⌒ ´ ／ (９歳年上だからタメ口で良いと言われたお)
/ ＼
, -──-､
-─……─-､_/: -──-､
／: : : : : : : : : : : : : : : : : :─-､:_: :＼
. 八:.:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼Ｙ⌒
/.: :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: ＼
|z-/: :/: /: /: :/: : ﾊ: :|:.| : : |: :|: : :ヽ : ヽ
|ミ:|: :/‐匕｢⌒iヽ/ |‐|十‐､|: :|＼ : |､: :}
|: :.|: :|/ |ｨfﾁミ}:/ }ｨfﾁミVl: :l:| :|: :|: V
Ｙ´|: :|〈{.{r':::ﾊ {r':::ﾊ从:/:|: |: :|: :} はいッ 戦うのは 本当に
. { 八 | 弋zツ 弋zツﾑｲ:./: |: :|Ⅵ
ヽ.| ﾊ , /:|/: : ﾚ':|: :| 久し振りで 緊張しますけど……
|: :ﾄ､ r― ｧ /: :|: : : |: :|: :|
|: :| ＼ ヽ ノ ／|: : |: : : |: :|: :| 足手纏いに成らない様に 頑張りますね！
ヾ丶∧}｀ ＿_ イヽ/／|: : : |: :|: :|
_r―' |＼＿＿／| | : |: : : |: :|: :|
,.＜::::::: | | ｰ一 | | : |: : : |: :|: :|､
／::::::::::::: / V ./只V ./ | : |: : : |: :|: :|:i
{:::::::::::::::: / ∨ {: } ∨ . | : |: : : |: :|: :|:}
｀¨ － ､ ＿_ _,. -‐' ¨´
| ｀Tｰて＿,＿｀ `ー<^ヽ
| ! ｀ヽ ヽ ヽ 『可愛いし攻撃力は やる夫以上……
r / ヽ ヽ _Lj
､ /´ ＼ ＼ ＼_j／ヽ 頼もしい"仲間"の加入で感無量だお』
｀ ー ヽｲ⌒r-､ヽ ヽ__j´ ｀¨´
￣ー┴'^´
『帰り道』
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | （それにしても…… あんな凄い過去を
＼ ｀ ⌒´ ,／
/ ::::i ＼ 赤の他人の やる夫が居たって言うのに
/ / ::::|＿/
＼／ ::| 阿部さんにイキナリ 暴露されて
| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ 彼女は ちっとも怒った様子は無かったお）
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | （しかも……阿部さんに サラッと
＼＿ `⌒´ _／
／ ヽ "仲間に成るんだから最低限の事は
／ ／ |
＼ ＼ |＼ 話して当然だ"とか言われても
（JJJ） |JJ）
ヽ | なのはちゃんは 頷いていたお……)
/＼ ＼／
く / / ﾋﾟﾀｯ
(＿/ヽ＿⌒)
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ （つまり…… なのはちゃんには……
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ２時間の差で子供達を失った事の他にも
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ 更に辛い過去が有るって言うのかお……)
__
__ .ィ彡ニゝ
ｒ彡ｧ"7ｩ'´￣｀ゞ¨｀ヽ
´／.:,ｨ'.{:.:.;':.:.:.:.ヾ ､.:.:＼
/.:.:／ ﾚﾄ､:';.:.:.::ｲぅVﾍ.:.:.ヽ
／.:／ ﾞiY`"1ｨ/´ ヾ:.:ヽ
／:／ _,.斗≠ﾄﾞ､__ ヾ.:’、
／.:／ r‐''´{! /〃,ﾆヾｧ ヾ.:ﾊ
ｲ.:, ′ }`ーヾ A {!ゞ‐' } !.:.:i （……考えてみれば……
i.:.:{ ヾ‐-ﾑ/__ヽ!__ヽﾆ=く i.:.:.!
l.:.i { j`ｰｔ――ｧ=ゞ ヽ ,:.:.:i 徴兵試験を首席で受かったなら
;ｲ.:! rvﾞ`"7 .ｲﾆ==ﾆ彡'ﾐ=ﾆ=Y∨.:.:ｲ
ヾ:.ヽ､._ |ヾ=彡/ ｀￣´ ヾ:､斗'.:.〃ﾉ 国に雇われている筈じゃないのかお？
`´￣ i｀¨¨1L -=彡'ﾌ／ｲ
｀TIi厂 ゞ=ﾆ≦" それなのに 何で こんな田舎の村で
, イ´ ゞ叨
／ ＼ 孤児達を 一人で纏めているんだろう
,イ ゞ
ｒ’ ヽ、 , ヘ＼ それに孤児に成ってしまった経緯……
ヽ、 ｀ - 、 ∧ _ -‐ ´ ノ
` ､ ', ;ｲ ! ＿.. -‐ ¨ ／ こっちの方も 凄く重そうな気がするから
｀丶、 i j:ﾉ l / __.. -"
.辷ﾂ ﾚ’ ＿__ .．-'´ 頑張って 信頼を得てゆくしかないおね）
r延ｦ ￣ヽ ｊ
ゞ__ｲ r圭ぇ
｀¨´ ゝ､_ﾉ≧=:､
辷＿三彡'
`¨´ ￣
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） （反面カードの１枚絵と肩書き……
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | それダケだと 清純派アイドルみたいな
. ＼ ／
. ノ ＼ 印象しか無かったんだけど……）
／´ ヽ
＿ -―-v:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ ヽ､:.:.:.:.:.:.＼
⌒＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼__:.:.:.:.ﾊ
／:／:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ﾊ:.:ヽ:.:.:',
/:／:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.＼:.:.:.＼:.:.:.:./,:.:.:.',:.:.:.
/'/://:./′:.ｘ|‐十什∧:.十‐-x:.:ﾊ:.:.:/}:.:.:Y:.:.:|
ﾚ:ｲ:./:.:i:.:|:.:.:|:.,z==x z==ミ､:.}:.:.:ｿ:.:.:.|:.:.:.| (カードの向こう側の なのはちゃんは
|:.ﾘ:.:|:.::|:.:l:.:_〃トｲﾊ トｲﾊ Ｙ_:.:./:.:.:.:.|:.:.:.|
Ｖl:.:.|:.:.:.Y:.:.:.ヽ乂ツ 乂ツ ﾉ:.:.ｲ:.:.:.:.:ﾊ:.:.:| ちゃんと 泣いて 笑って 生きてて
ヽ八:.:.トN:ゝ ´´´ l ｀｀｀ ﾌイ ′:.:.:.:.l:.:.:|
ヽ| |八 ﾏ ﾌ ／:.| |:.:|:.:.:.:.l:.:.:| やる夫に 握手を求めてきた時の笑顔は
|:.:.|〕ト イ |:.:.:| |:.:|:.:.:.ﾘ:.:.:|
ヽｿ／ト ｀ﾆ´／| ﾉ:.ノ |:.ﾊ:.:/:.:.:.′ 他の誰よりも 魅力的に映ったお……)
_ -=/ / Χ / |ﾆﾆ=-､:{:.:.:.:.|
-=ニﾆ/ .| イ ﾊ / .|ニニニ=-､:.|
ｲニニﾆ/ | 人ｲ ./ | ニニニニうヽ
|=|ニﾆﾆ〈 ／| _, r ⌒ー― ､ ニニi
ﾊ=Y¨¨￣У .|ニ／⌒＿,,, r― イ ニニ} ┏━━━━━━━━━━━━━┓
| l|=〉′ 〈 レ′⌒ ,∧/ ﾉニニ７ ┃このあと滅茶苦茶オナニーした┃
| l|/ ＼く／フ ,-/ イ / 〉 ⌒}ニ/ハ ┗━━━━━━━━━━━━━┛
ヽ|{ ..... 〈／ / ./ ﾚ ／ﾊ_ |ﾆ/'′｝
人:::::::::::::::::::...＼ ｰ′ ＝彡'′ ＼|| ﾉ ――――――――台無しである
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第２話：おわり
________
／) / .) ＼
/ ./::/ ./:::／ ） ＼ 以上で第２話の投下を終了します
l .l/ /／ ∠___ |
l / ／ ／ _､,,.ノ |. 丁度 彼女が立ち直ろうとした際に
r /___) |
/ / | やる夫が訪れたと言う御都合主義と
/ ノ /
_∠⌒ヽ j 'i, _、___ ｨ／|＼____ ３択の選択キャラが１番目の仲間と言う
／ ...::::;;;:::ヽV;;;;l フiiiiく /.:;;:l;;;;;:::´´''' ､､､ _
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;:: 〉;;;;;:l／ iiiii ＼/.:;;;::l;;;;;;;;;;;;;::::::::..... i::..＼ なんちゃってソシャゲ要素でした
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;;;;;:: /;;;;;;;;:::ヽ llllll /..::;;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: l;;;;;;:: l
やる夫、いろいろ台無しだよww
／￣￣＼
／ ⌒ ⌒
. ｜ ( ⌒) (⌒) 次回からは なのはのフラグを回収しつつ
｜ （___人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 出し切っていない設定の 解説などを
| |
人､ | 適宜 行ってゆこうと 思っております
_,イ ﾄ､ヽ 、 __ ,_ ノ
,. -─‐-´ l ヽ,＼__､_ﾉ7 質問も 答えられる範疇のモノなら
/´ :i ハﾍ､;;ヽト、
. : . :i ﾊ 〉:.;〈ヽ ＼､_ 返信しますので お気軽に どうぞです
, : : . ＼ :L_＿ v;;;;ﾍ ' ,＜. ヽ
. : : : . ヽ: . く '';;;;;ﾍ l ｀l ｀-、 では第３話の投下で お会いしましょう！
!: : 、: : : : ヽ '';;;;ﾍi i r i
.´: : : . ' : : : ＼ '';;;::| ,| __| |
: : : : . .γイ: . ' ., ':;;:| l、__j.|
乙津
同じレス内カッコ付ける付けないで複数の人間の台詞を混在するのはちょっと読みづらいと思うのです
オナニー以上のことができる日が楽しみだ
魔法使いなのに知属性じゃなく闘属性なのか(困惑)
／￣￣＼
／ _ノ ＼ どうも こんにちは >>1です
| （ ●）（●）
| （__人__） 前回でのアドバイスを活かし 読み易くを
| u ｀ ⌒´ﾉ
| } 意識したつもりが 見直してみると
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ やっぱり杜撰で 特に >>246 が酷過ぎです
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 阿部さんが同じ 話の切り出しをしてるし
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::! なのはの返しも アッサリ過ぎるので
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|::: ＡＡを数枚使って ウェイトを置くべきでした
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） 勿論 反省は 他のレスでも多々あり
| u ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ >>243 >>244 なども もっと演出を
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉 しっかりするべきだったと 振り返りました
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ どうも話を急ごうとして しまったみたいです
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::! 既に纏めて下さっているサイト様も 有りますし
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
こんな内容では恥ずかしいので 精進します
／￣￣＼
／ _ノ´ ヽ、
. ｜ ( ●) (●)
｜ （___人__）
| _.ﾉ
| _/__ﾞヽ_ さて 今回は投下では ありませんが
j､_ (〈_ｒ- ヽ ヽ、
√::::::...｀ミｭ､r'､〈｀ヽ､ | 一件の解説と お知らせをしたいと思います
／.::7￣￣. : : .:.:.ヽ_ヽ ﾄ､
/ .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..＼Yｰ‐ソ, 先ずは この物語の 属性の解説です
,' .::::/.::::::::::::::::::::／ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|
■例なので元ネタや本作とは関係ありません■
[力] ヴィータ （耐久が高く魔法で怯まないが 技の翻弄に弱い）
[技] シグナム （力押しの攻撃を見切れるが 必中の魔法に弱い）
[魔] シャマル （飛び道具を撃墜し魔法は必中 接近されると紙）
.／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼
（ （● ） | テンプレソシャゲで 最も良く見るのは
（人__） |
.r-ヽ | レスでも有った通り 力・技・魔でしょう
（三） | |
.> ノ / ヴォルケンリッターを例に出していますが
./二/ ヽ /
//// へ>个／ < 普通にマッチしており 違和感が無いです
.|////ヽ ／＼／//)
￣￣ |＼////／|
[力] 高町 なのは
[技] フェイト・テスタロッサ
[魔] 八神 はやて
／￣￣＼
／ _ノ ＼ しかし こうしてみると どうでしょう
| （ ●）（●）
. | （__人__） 全員 魔法少女なので 違和感が強い
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } フェイトは脱衣モードが有るので
. ヽ }
ヽ ノ_＿_ｍm セーフかもしれませんが なのは は
/:::.ﾍﾔ::ﾌ<:::::::::::liつﾉ
|:::::::.ヽi:::.ｿ|￣￣￣ ギリギリのアウトと言わざるを得ません
|::::::::::::.｀´.:|
[闘] 高町 なのは
[技] フェイト・テスタロッサ
[知] 八神 はやて
／￣￣＼ そんなワケで 今度は属性を変えました
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） コレで 魔法を使うけど 全力全開
. | （__人__）. ｒｍ､
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || 魔法を使うけど 脱いだから早くなる
. | }.,! ノ'
. ヽ }ﾓニｶ 魔法を使うけど 部下を活かし連携する
ヽ ノｿ.:.::.:/
/:::::.､ﾍﾔ／.:...／ ……と言った感じで どの系統でも
|:::::::::..｀´.:.:.:／
|:::::::::::.:::::.i´ 魔法を使おうと 合法となるでしょう
[闘] 高町 なのは
[知] 八神 はやて
[技] フェイト・テスタロッサ
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼ しかし私は 上記のように
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__） [技] と [知] の位置を入れ替えました
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }::＼ 先ほど [力] [技] [魔] を撤廃したので
／ヽ }:::::::＼
／:::::::::ヽ､＿＿__ノ::::::::::::::） 魔法がどの属性でも 使える様に成り
／::::::::::::::::.ﾍ.:.ﾔ､:::>７|:::＿::/
|:::::::::::::::::::::::::::ゞ／￣￣（＿) 三竦みの法則が 乱れたからです
＼:::::::::::＼ ／| ＪＪＪ （
＼:::::::／:::::ヾ ､／⊂＿）
[闘志] は脳筋なので [知略] にハメ易い
[知略] の罠は 勘の良い [技術] タイプに通用しない
[技術] の勘は [闘志] の正面突破には活きない
／￣￣＼
／ 〉 _ノ ヽ､_ ＼
／ ／' （ ―）（― ） | その為 上記の様な感じに修正しましたが
./ /／〉 （__人__） │
.ｌ ´ イ| ｀⌒ ´ | ぶっちゃけ 三竦みはゲームでの仕様です
.ｌ ｉY |
./ ﾊ ! / 実は異世界の現実では こんな設定は無く
./ / ' ヽ /
ｌ ／ .〉-r:::┬〈、 各キャラのタイプを オーソドックな感じで
__「 ー‐1 .／Λ 〉.:〈 7//＼
ｉ//7777|／////V::::::V/////＼ ３つの系統に分けているに 過ぎません
|//////|//////∧::://///////}
|//////| ///////∨/////////{
________
／) / .) ＼ 別に現実でも三竦みは有っても良いですが
/ ./::/ ./:::／ ） ＼
l .l/ /／ ∠___ | 実を言うと なのは と フェイト 以外は
l / ／ ／ _､,,.ノ |.
r /___) | 残り６人 全て"ガチャ"で決める予定です
/ / u |
/ ノ / それにより 属性が偏る可能性も有り
_∠⌒ヽ j 'i, _、___ ｨ／|＼____
／ ...::::;;;:::ヽV;;;;l フiiiiく /.:;;:l;;;;;:::´´''' ､､､ _ 三竦みを 現実でも実装してしまうと
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;:: 〉;;;;;:l／ iiiii ＼/.:;;;::l;;;;;;;;;;;;;::::::::..... i::..＼
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;;;;;:: /;;;;;;;;:::ヽ llllll /..::;;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: l;;;;;;:: l 場合によっては 展開に支障が出るんです
／￣￣＼
／ ,ノ ヽ､_
| （ ●）（●）
| u （___人__）
| ､' やる夫の属性も 三竦みを実装した中
｜ ｜
}._＼ , | 仮に闘志で 知略が弱点と成っていたら
.__ _＿ ,.〈＼＼＞ニﾆｧ´
／: : ＜ : : : : : : ＼ ／ﾞｉ ﾞｉ、 同様に ［闘］ の『ＨＲ』をガチャで引いていた場合
, ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ﾄ|ﾞｉ ＼_
.{ : : : : : : : :ﾞｉ : : :」 : : ::', Y´ﾞｉ. |: : : : .＼ やる夫の能力は『ＵＲ』をも越えている上に
|: : : : : : : : :＼ : : :＼ : ',|::::::ｉ |: : : : ',: : ｀,
', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::ﾞｉ|: : : : . ',: : } メインヒロインの なのは まで ［闘] なので
(,:／:／ニ｀ﾝ---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
｀: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rｰ'､ 戦闘で悪い意味で 浮く事にも成ってしまうのです
{∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: ＞＜￣＼.: ＼
{: ∨ : : : : :」.ゝ-''ﾞ~￣￣￣￣: : : : ﾞｉ ム: : : ' , しかし 弱点を廃止すれば 属性が被っても
l: : ∨: : : .／: : : : : : : : : : : : : : : : ､／: : : : : : }
}: : : ＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／゛￣: : : : : : : :, ' スキル次第で 活躍は間違い無いでしょう
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 少し脱線しましたが 属性の解説は終了です
| （ ●）（●）
| （__人__） それでは続いて "お知らせ"になりますが
| ｀ ⌒´ﾉ
| } 前述の通り 加入が確定している フェイト 以外は
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ 残り全ての枠を 各１回の１０連ガチャによって
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 決定しようと思います 正確には １人の方１回
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::! 先着１０名でＲ以上１枚確定のガチャを回して頂き
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|::: 最もレアリティが高かったカードが 次の仲間です
■排出率■
『ＬＧ』 ０％
未開放
『ＵＲ』 ３％
１シリーズ 計３名
『ＳＲ』 １２％
２シリーズ 計６名
『ＨＲ』 ４５％
３シリーズ 計９名
『 Ｒ 』 40％
ハズレ枠
／￣￣＼ 各レアリティの排出率は こんな感じですね
／ ,ノ ヽ､_
| （ ●）（●） 仮に『ＳＲ』が最も高いレアリティだった場合は
| （___人__）
| ､' 予め決めている ２つのシリーズから多数決
｜ ｜
}._＼ , | 更に [闘] [知] [技] のキャラも決めているので
.__ _＿ ,.〈＼＼＞ニﾆｧ´
／: : ＜ : : : : : : ＼ ／ﾞｉ ﾞｉ、 前回の なのはの時 同様に ３択の投票になります
, ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ﾄ|ﾞｉ ＼_
.{ : : : : : : : :ﾞｉ : : :」 : : ::', Y´ﾞｉ. |: : : : .＼ 尚 『Ｒ』のキャラは １人も考えていません
|: : : : : : : : :＼ : : :＼ : ',|::::::ｉ |: : : : ',: : ｀,
', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::ﾞｉ|: : : : . ',: : } １０回引いて ４５％の『ＨＲ』が０枚と言う事は
(,:／:／ニ｀ﾝ---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
｀: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rｰ'､ まず無いと思いますので……(震え声) また
{∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: ＞＜￣＼.: ＼
{: ∨ : : : : :」.ゝ-''ﾞ~￣￣￣￣: : : : ﾞｉ ム: : : ' , 毎回１０連ガチャで 引かれてしまったカードは
l: : ∨: : : .／: : : : : : : : : : : : : : : : ､／: : : : : : }
}: : : ＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／゛￣: : : : : : : :, ' 消滅しますが 上位レアリティの排出率を上げてくれます
■１回目■
『ＬＧ』 ０％
未解放
『ＵＲ』 ３％
１シリーズ 計３名
『ＳＲ』 １２％
２シリーズ 計６名
『ＨＲ』 ４５％
３シリーズ 計９名
『 Ｒ 』 ４０％
ハズレ枠
『Ｒ』５枚+『ＨＲ』５枚が排出される
投票によって『ＨＲ』のヒロインが決定する
■２回目■
『ＬＧ』 ０％
未解放
『ＵＲ』 ３％
１シリーズ 計３名
『ＳＲ』 １７％（５％アップ）
２シリーズ 計６名
『ＨＲ』 ４５％（５％アップ+５％ダウン）
２シリーズ 計６名（１シリーズ消滅）
『 Ｒ 』 ３５％（５％ダウン）
ハズレ枠
伝えるのが難しいですが 上記みたく
消えた『Ｒ』５枚は 次回は『ＨＲ』の
.／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼ 排出率を上げてくれ 消えた『ＨＲ』５枚は
（ （● ） |
（人__） | 次回の『ＳＲ』の排出率を上げてくれます
.r-ヽ |
（三） | | 尚 ヒロインが決定したシリーズは
.> ノ /
./二/ ヽ / そのレアリティごと消滅してしまいます
//// へ>个／ <
.|////ヽ ／＼／//) 他に本命が居れば 属性で選ぶ事も必要でしょう
￣￣ |＼////／|
――――では次の段階に行ってみましょう
■２回目■
『ＬＧ』 ０％
未解放
『ＵＲ』 ３％
１シリーズ 計３名
『ＳＲ』 １７％
２シリーズ 計６名
『ＨＲ』 ４５％
２シリーズ 計６名
『 Ｒ 』 ３５％
ハズレ枠
運良く『ＵＲ』３枚+『ＳＲ』７枚が排出される
投票によって『ＵＲ』のヒロインが決定する
■３回目■
『ＬＧ』 ３％（３％アップ）
秘密
『ＵＲ』 ７％（７％アップ+３％ダウン）
シリーズ消滅
『ＳＲ』 １０％（７％ダウン）
２シリーズ 計６名
『ＨＲ』 ４５％
２シリーズ 計６名
『 Ｒ 』 ３５％
ハズレ枠
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 排出率が０％だった『ＬＧ』(伝説級)を
| （ ●）（●）
. | （__人__） どうやって手に入れれば良いのかと言うと
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ∩ ノ ⊃ 早い段階で『ＵＲ』を 引いてしまう事で
／ヾ.､_ ﾉヾ､＿ノ
(.:::::::＼ ／::::.／ノ:│ 次回の『ＬＧ』の排出率を１％以上に して貰い
＼:::::..“::::／＿|::::::|
＼::／Φ:::::::::::/ 最速であれば２回目の１０連で手に入ります
￣ ￣￣
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼ しかし前提の『ＵＲ』排出率３％を考えると
| （●）（●） |
. | u.（__人__） .| 繰り越し１０連を最大の６回やったとしても
r､ | ｀ ⌒´ .|
,.く＼＼r､ ヽ ﾉ 運次第では引けずに終わると思うので
＼＼＼ヽ} ヽ /
rヽ ` ヽ ﾉ7i:7､/ｧ'´ヽ 早い段階で引けてしまうと 凄まじい戦力になります
└'｀{ . ＼.|.:i..:::ｿ,/:::::::::i
ヽ､._ ∥ヽ､_,r':::::::::::.| 本作では国王の"ギルガメッシュ"が『ＬＧ』ですが
｀ヽ､:::::::::::／':::::|
｀'ｰ'´ 同格の女性が いきなり仲間になるのです
／￣￣＼
／ _ノ ＼ しかし レアを引けなくとも気にしない事
| （ 一）（●）
| （__人__） 採用したヒロインのシリーズは消滅するので
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 『ＵＲ』含め ６人のヒロインは必ず集まります
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉 それに『ＨＲ』と言っても １００人に一人の
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ 才能の持ち主なので 冒険者の中で言っても
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::! 飛び抜けて強い為 完全に好みでも良いぐらいです
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
／￣￣＼ そんな訳で 長くなってしまいましたが
／ ヽ_ ＼
| （⌒ ）（⌒） ソシャゲなら ３択に加え ガチャも定番な為
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 後日 第三話の投下が終わった後に
. | }
. ヽ } 第一回 ヒロインガチャを行う予定です
ヽ ノ
_,,,,ノ|､￣／/／/ ＼、 方法が若干 複雑そうに見えますが
_,,..r''''"/ | ＼`'／ / | ￣`''ｰ-､
/ / | ／＼ / ／ / ヽ 要は２桁のトリップ安価なので 気軽にガチャを
ﾉ | ＞ |／）::::/＼/ ＼ ノ ／}
{ | { | ,r":::ヽ / / / // ハ 回しに来て頂ければ 幸いです それでは！
とりあえず基本ボックスガチャで10連の最高レアだけが仲間になる
ランク下のレアが出た分だけランクひとつ上の確立が上がる、って感じでいいのかな？
なにか引いたらより良いのが入っていって最低レアが消えてく感じか
ＨＲクラス以降は相性でひっくり返せそうなくらいなんかな？
どうでもいいけどHRってSRより下なのな、ちょっと意外だった
レジェンド、ウルトラレア、スーパーレア、ハイパーレアの順でいいんだろうか
私の知る限りでは存在しないタイプのガチャですね
しいて言えば仰られたボックスガチャに加えて
ステップアップガチャを混ぜた感じに近いと思います
もしＳＲとＨＲのシリーズが消滅している状態で最高レアが
ＳＲだった場合は救済としてフェイトが加入する予定です
>>279
この世界は装備の恩恵が >>38 の武器の様に高く制限も無いので
『Ｎ』や『ＨＮ』の冒険者でも真面目にお金を貯めて高い装備を揃えれば
十分に銀・滅茶苦茶頑張れば金の冒険者に成れる可能性も有ります
よって相手の属性が分かっているボスなら全員ＳＲ以上をぶつけるより
有利なＨＲと弱点のＳＲを入れ替える方がマシになる事も多いでしょう
ＵＲ以上に限ってはスキルも非常に強いので弱点でもゴリ押せる感じ
しかし現実では >>271 の様に有利・不利は廃止している為
全く同じ条件で戦ってＨＲがＳＲに勝ったりするのは難しいです
>>280
本作ではそれを >>281 に変えたのが正解です
そいえばガチャを売るには普通だとラインナップを表示する事が
義務付けられていますが 早い段階で晒すべきか迷っている次第です
公表するのもありだし隠してるのもあり
／￣￣＼ おはようございます >>1 です
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 夜勤に備えた一眠りの前に 第３話を投下したいと思います
| （__人__）
| u ｀ ⌒´ﾉ その際 開始する予定だった "第一回ヒロインガチャ"ですが
| }
ヽ } もう少し段取りを考えたい為 今回の投下後には行いません
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､ 後日改めて 告知します 予定に反する結果になり面目ないです
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
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できない夫の宿 『潮風の囁き亭』
＿＿_ ＿＿_
_______|二l二|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|二l二|＿_
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
|Ｊ : : : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
|Jｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣
『やる夫の個室』
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
__ | （__人__） | __ 昨日はタップリ抜いてしまったお……
| |= ＼ ｀ ⌒´ ＿／＝＝＝=| |
| | / l ヽ | | 仲間に成ったばかりの娘に何て事を……
| | / /l 丶 .l .| |
| | / / l } l￣ヽ＿＿_.| |
／￣ｰユ¨‐‐- ､_ l !＿_ノ ／| |
／ ｀ ヽ__ `- {し| .／. | |
＿＿＿ ／ ヽ ｀ヽー、} ／. ／| |＿＿＿＿＿
ノ ヽ__ ｀ヽ.／. ／ |_|
／ ノ| .／
／ ／ |／
| .| | .| | |
|. | .| .| |_ |／
| | | |へ | | ﾉ| ||/
|_|＿＿＿ﾉ|＿＿＿| ＼|＿＿|＿ﾉ |_|
＿＿＿_
／― ― ＼
／（●） （●） ＼
／ （__人__） ＼ でも忘れてた ダケだったんだお……
| ｀ ⌒´ |
＼ ／ こっちに来てから必死だったし
／ ＼
| ） 関わった人達も男性しか居なかった
. | | / /
| | / / | そんな中 どストライクの娘が出て来たから
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ | 何も考えずに オカズにしてしまったお……
（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ "あっち"の方じゃ 生活にもオカズにも
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ | 困って無かったし "出会い"に恵まれなかったら
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ 一生 独身でも良いと思ってたんだけど……
／__:.:- ァ:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,ヽ､ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:.:.ヽ
.／／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ://く:.ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ｉ
./´ ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.,:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:|:|:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:|
/:.:.:.:,:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./:/:/:.:.:/:.:.:/ヽ:.:|:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:,':.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:!
/:.:.:./|:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:|:.:|:,||＿_|__:ｌ ヽ:.⊥＿ュ__|:.:.:.:.:.y:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:!
ｉ:.:.:/ |:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.ｲ斥ﾊz≧|:.:.| ヽ,≦z､ヽ:.|｀:.:.:.|:|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.:.ｉ |:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:|||,伝 心ヽ:.| ./厶::::う､:.:|:.:.:.:/,':.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! 『あんなに可愛い娘と 一緒に行動する？
ヽ:| .|:.:.:.|:.:.:.:.ヽ:.:.〃.{::::::::::} ヽ {::::::::::} 》|:.:.:./.|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
ヽ ﾏ:.:ﾊ:.:.:.:| ヽ:.:｀ 辷:::う .込::う ´/:.:// !:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:! コレが"出会い"以外の 何物でも無いお
ヽ:.| ヽ:.:N:.:＼｀￣´ , ￣´./／:.:| .|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ ＼ﾑ:.:人ヽ ／ｲ:.:.:.:|.｜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:| 人生何が有るか 分からないモンだおね』
ヽ:.:.| ヘ、 ｀ ‐ ´ ,イ |:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.!
|:.:| z.ト ､ , イヽ .,':./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
__,､ r::ヽヽ/ | ヽ､｀ ´_／ | .| 7:/__ . !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:!
,､r "´:::::::::::::::｀7ヽ | /Vヽ || ヽ´:::::::｀ヽ::::、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:!
,､r::"´::::::::::::::::::::::::::::::::/ |､ ./｀≠ヽ /| ヽ:::::::::::::::::::::::｀ヽ::、_:.:.:.|:.:.:!
/:::＼:::::::::::::::::::::::,:＞‐/__ /|∨ 〃|| .∨ﾒ､ ,＞ヽ 、::::::::::::::::::::::::/::ヽ:.:|:.:|
ｉ::::::::::＼::＞ "゛ ＞ | // || .,' .ヽ､_ ｀ヽ 、::::::::/:::::::::ｉ:.:.:|:.!
|:.:.:.:.:.:.:.ヽ l <´ .| ｀ __" ./ .> ｀ /:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:!
.,'7|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽ .∨ .く´:.:.:｀.7 ./ ./:.:.:.:.:.:.:.Y }:.:.:||
／ /
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ だけど さっさと目を覚ますとするかお
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ < そもそも なのはちゃんは ９歳も年下だし
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／ 天才と来れば やる夫とは釣り合わんお
＼ ＿＿＿＼_／
＿＿＿＿
／ ＼
/ ─ ─ ＼ ……とは言え 初めて見つけた『ＳＲ』
/（ ●） （ ●） ＼
| （__人__） | 良い結果を出して 信頼して貰って
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ "正式"に組んでくれる様 気合を入れるお
/ ｀
――――３０分後
『潮風の囁き亭』 食堂
| ＿＿＿＿＿ |
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |ヽ
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| | ヽ lニニi
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |＼ ＼ i＼,―─┴─┴――‐､ i＼
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |.::..:＼ ＼ |＼i＼ ＼|＼i
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |.::..:..:..:＼ ＼. |＼|￣＼ ＼,|
￣￣ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .＼ |￣ | `┰―― liニニi―┰|
＿＿＿_＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__＼. ┃ |＼|＿＿| ┃
────|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__| | |
.::..:..:..::::..:..::.:..| ＿＿＿ ＿＿＿ ＿＿＿ |
.::..:..:..::::..:..::.:..| └┬┬┘ └┬┬┘ └┬┬┘ . |
.::..:..:..::::..:..::.: ￣￣ └┘￣￣￣ └┘￣￣￣ └┘￣￣
／￣￣＼
／ 「 ＼
| （ ●）（●）
| ｜ |
| __´___ﾉ
| `ー'´l
ヽ / お早う御座います やる夫さん
,ｨヽ ム
, --ｎ-´ ヾﾞ丶 ｲヽ,ゝ、 今日は随分と早いじゃないですか
/ | | ＼_ゝ 〆 || |
i | | `ぐ 〕 |li | もしかすると もしかして……？
| |´ i ! ヾｬ ｧ
|_＿_|:. ｉ ! |ﾌi_i
| |;:. ｉ ! | { |
＿＿＿_ あッ はい なのはちゃんと
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ 組む事に成ったんで 早起きですお
／ （ ●） （ ●）ヽ
l u ⌒（__人__）⌒ | (昨日は部屋に直行だったんだよなあ)
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ヽ
-――－
/ 丶
/ ヽ
/ |
| ｀ーﾞ 丶__ - |
| ,r＝ﾐ ｨ＝=ﾐ .|
| ´ ｗW | ___
| | | ／ }
! ヽ | / / 成る程ッ それはめでたい！
＼ ＿ ＿ / / /
ヽ / ∧ ./ 高町さんが 立ち直って
／￣￣ ハ ＞ "´ ﾍ、 / :′
／--─ ､ ﾊ. /＼ /／/ﾍ、＿ ／{ i 再び戦う事は 村の全体の
′ . ．＜ /ノ /.... r‐…‐-＜.. ￣ ／ |
､、イ７:.:.:／ i' ／. 人_ -‐ｧ Y´￣ ¨ く ＿＿ :∧ 望みでしたからね……！
// / :.:.＼ ﾉ／. （ ｀_ ､ { __ .｀Y´ ｀ヽ ',
. ｲ/ /o /7 . ＼一 ＼ └‐'一' 、 { r ノ i つまり昨日は 英気を養う為に
|:j / / _/:/ ＼ ＼ ＼ ヽ ィ⌒ヽ }
|:i o ' //二ニ＝─. ＼ ＼ ＼ _ノ 早く休まれた…… 納得ですッ
ﾘ / / / ＼ ＼ ..ヽ /
/:! / / / / :.＼ ヽ ._ . :ｬ:'..i
|: ! .′ / / .:...i:＼ . :＜:ﾉ / .!
!:.| i.oi | / .:{ 、 ￣ ｀￣ ／
＿＿＿_
／ ＼
ｷﾘｯ ／ ヽ、 _ノ ＼ そ、そんなトコロですおッ
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u | (すっかり忘れてたとは言えんお)
＼ ｀ ⌒´ ／ヽ
/ ＼ だから朝ご飯を 御願いできませんかお？
（ ヽγ⌒) ヘ ＼
￣￣￣＼＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／￣￣＼
／ 「 へ
｜ ( ●) (ー）
｜ ｜ |
| ､__´___ﾉ_
| _／ ___＼ヽ､ えェ！ 十分に食べて行かれて下さい
_j､ '-／____ ヽ |
_, / ＼ __'-〈 ､ ヽ | 高町さんの記念に 今回の料金は
_, ､ -― ''": ＼ ＼､ /ヽ} |
/ ヽ ヽ ∧､〈ヽi:ゝ i、 サービスと言う事に して置きましょう
丿 ∨ヽ:::>-〈/ 〉, ｿﾊ､
. i | ∧:: | 〈-ｰ ´ ∧
/ ! |::::|ハ ＿＿／ ∧
| |::::| ∧ ∧
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | |
／（ ●） （●）＼ ! !
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l それは願っても無いお！
| |r┬-| | ／
＼ ｀ ー'´ ／／ 宜しくお願いしますおッ！
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃普段の"潮風の囁き亭"は利用客の少なさから 食事は別料金である ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第３話：傷心の白き閃光
――――更に３０分後
┏━━━━━━━┓ ﾏ|iﾑ ∨|iﾑ /li:
┃漁村 ファウスタ.┃ ﾏ|iﾑ. V|i:|i:､/|i:|i:
┗━━━━━━━┛ ﾏ|i:>､ ∨l|i:|i:|i:|i:
＿＿＿＿＿＿＿___ ＿＿__寸|i:ﾄ､_____ﾏ|i:l|i:|i:|
__ ///////○ //////,'ﾑ /,ﾊi:i:i:i:i:i:ヾ|i:|i:>､i:i:i:ﾏl|i:l|i:|
ﾆﾆ≧x //////∠__ﾞ寸//////ﾑ // ﾏi:i:i:i:i:i:ヾ|i:|i:心､ﾉ|i:|i:|i:
￣￣¨|//////// }田{///////ﾏﾑ. .| |￣￣|￣`寸|i:|i:|i:|i:|i:|i:
三三「||,77|￣￣|辷ﾆｱ ｨ__ヽ.|zzzX ..rzzzzzzzzzz| | |￣￣| ヾl|i:|i:|i:|i:|i:|
i:i:i:i:i:「「zzz|＿＿|_j {___}.ﾛ{__ﾚ'j'ﾍl¨ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>､|＿￣￣,.ｨ㌻}l|i:|i:|i:|i:|i:
i:i:i:i:i:i: |,爪j'j'j'j0j'ノ____ﾏjﾍ_/j'j'j'/∩ｨ≦工工工工工工工工工工≧x∩二二二二ﾏi:i:＞彡''ﾞ .}l|i:|i:|i:|i:|i:
二エﾆ}l::|:::|_jI斗[──‐ヽ工工工|」斗t.||二二二二二二二二二二二|l|工工工工工工工」 ／.|l|i:|i:|i:|i:|i:
二ﾆ=-.LI斗tﾆ二工工二「￣￣７⌒ヽr-f「「「「￣￣￣￣「「ff≧=-ミ ＞‐┴┴┴┴┴┴.| |＿}l|i:|i:|i:|i:|i:
-_-_...::::::::::::::...-_-_-_-_-_」-_-_-/二二}-」|i:i:l＼__:. ..:::fY「.l|llllllllllﾚ'ケ'⌒ヽ-／￣广７- | |＿ﾊl|i:|i:|i:|i:|
-_::ゞ::ミ:::`::ゞ;:ミ:;-_-_-_-_|-_,,::::::...-_-_,{-_{￣＼} |:::. .:/¨¨￣}lllllll厂)-＼-/￣二ﾆ二＿ノ￣ノ|i:|i:|i:＞＜
＿_爻爻爻爻爻_,::::ゞ:::ミ::::ゞ::::::ゞ:'ﾞ-_-|-_l二ﾆ=-‐:: ::＜≧=-/llllll/￣ヽ--/￣ } ヽ ヽー＝彡ィ升
-_-_-_-_-_-_-_-_.:ゞ::ミ:::ゞ:::ゞ:::爻::'-_-」-_}ミ:､ : : : : : : :::｀ヽ/ー-'──ｧ'´{ / } / } }
------------:::::__瓜斗r≦￣￣￣￣}爻爻:::: : ::. : : :-=ﾆ≧s｡ ,ﾉ l|￣７___ノ-< ﾉ /⌒＼
￣￣｀ヽ￣￣￣「＿∟ -=ﾆ二三三二ﾆ=-;;: : : : : :: : : ::-=ﾆ二三爻､ lヽ/ ｀ヽ ＼ /￣ヽ/ ／
三三三三三三从-=≦三三三三二ﾆ=-;; : : : : : : -=ﾆ二三ミ爻 .|ｰ{ ＼ / У / /
＿二二二ﾆ=-─rﾆﾆﾆニ二三三二ﾆ=-;;:::: : : : : -=ﾆ二三仆ｿ ﾄ､jヽ__爪 / / {
＿|二二二ﾆ=-‐' :::---/三三三二ﾆ=-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; -=ﾆ二三ｱﾒ从Ｖ } }=ﾐ/ }＼∟＿／ヽ ヽ
: : : : : : : : : : :.:ﾆ二二「三三三三仁二二二二二二二二二二,;;从乂 ﾉ乂 | /´ヽ'´／￣ 7⌒∨｀ヽ
: : : : : : : : :: : :::ﾆ二二二(-: : -={lll{工工工工工工工工工ア⌒Y､ ﾚ' 从V_＼j/ /／￣｀ヽ′ /
: : : : : ヽ::::::::::::::＼--／-=ﾆﾆﾆﾆ∨＝＝＝＝＝＝＝＝ア,;;;;;ィく__ソ 从/ ヽ{{ {´ } /
: : : }: : : :厂 l {: : : : : : : : : :/ : : : : : : : ,,,,,;;;;;;;;;;;;;/ ／ 从ﾊ } { ﾉ {
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ あ〜ッ 美味しかったお
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ やっぱ できない夫さんの
/ ::::i ＼
/ / ::::|＿/ 料理を…… 最高やな！
＼／ ::|
| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
＿＿＿_ 一応 食事ついでに なのはちゃんの
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 過去を 何気なく聞いてみたけど……
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ２年前まで"水の街"で 魔法警備隊に
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ 所属してて 待遇も良かったみたいだお
＿＿＿_
／ ＼ でも新しい 上司と馬が合わなくて
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 孤児と一緒に ファウスタに来たみたいだけど
| （__人__） | ））
＼ ⊂ ヽ∩ < そもそも やる夫には "水の街"ってのが
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／ ﾃｸﾃｸ どんな街かも知らないし 今は目先が大事だおね
＼ ＿＿＿＼_／
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─￣ ─二＿＿＿＿
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─ ＿─￣ |＿＿|＿＿|_
, ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ .|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＿─ ＿─ ＿＿＿＿＿＿|＿___.|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ _-i-´|＿＿|＿＿|＿_|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ _-´ i_-´￣ .|＿|＿＿|＿_|__|＿___.|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ＿─ ＿─ __ｨ-‐二_!-‐|__,-‐i‐´|＿＿|＿＿|＿.|＿|__.|＿|＿_
;;;;;;＿─＿─ |-´二|-‐i´´＿,-┴´.|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ そんなわけで
; ; |∠二_ｪi二二|二|コ＿,-‐´´´_|,-‐┬´|＿＿|＿＿|＿|＿_|__|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|_ｨｺ二ｺ二ｺ.|＿,-!-‐i´´＿_,-┴´|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ 村の中央にある
; ; ; ; ; ;|二|コ二エﾆ|__!-┬´´´__|┌─┐|＿＿|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|┴|‐┬┴┬|i─i￣コ＿__.| ● | .|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ 冒険者ギルドに
; ; ; ; ; ;|ェ.|二二|二ｺ|●|エ＿＿|_| ▼ |.┤＿__|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
; ; ; ;|エ|二|二二|_|▲|＿_|＿__└─┘|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_ やって来たのだ
; ; ;;|┬|┴┬┴┼┬┴┬─┴‐┬‐┤＿_.|＿＿|＿|＿|＿|＿|＿_
, , , ; |二|ﾆｴ二コｺ二￣|￣─┬‐┴--|＿|＿＿|＿＿|＿＿.|＿＿|_
; ; ; ; ; ;|二|‐┬┴┬|__|二￣|￣￣￣T‐-|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ;|┴|二コ二コ＿＿|￣￣T ─┴-.|＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ;|エ.|‐┴┬┴|┴-t_ﾆ|二￣─t-__|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ｀─_｀｀━━━┥┬､|＿_ T─┴-.|＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ;─-＿ ﾞﾞﾞﾞiiiii,,,,,,,| ￣｀─-＿.|＿＿|＿＿|＿|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ─-＿_ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞiiiiiiii,,,,| |＿|＿＿|＿＿|＿＿|＿＿|_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;─-＿_ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|＿|__.|＿|＿_
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ─-＿ |＿＿|＿＿|_
ミ||＼
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.＿＿＿＿||:::::::::::＼
|| ||:::::::::::::::|
|| ||:::::::::::::::|
|| ||:::::::::::::::|
|| ／￣￣||:::::::::::::::|
. ／― ― ||:::::::::::::::|
／ (●) (●||:::::::::::::::| おはようございま〜す
| (_人_) ||:::::::::::::::|
. ＼ ＿＿_||:::::::::::::::| なのはちゃん 来てますかお？
||ゝ,.＿＿＿)::::::::::::::|
|| ＼ i､._)::::::::::::::|
ｶﾁｬｯ .|| ＼||:::::::::::::::|
|| ||:::::::::::::::|
'￣￣￣￣||:::::::::::／
||:::: ／
||／
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ おゥ おはよう！ やる夫さん
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ なのは は更衣室で着替えてるよ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 道下は何時もの 外回りさ
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /|
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､ 昨日の"手応え"に ヤル気に成っててな
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃阿部さんは療養中なので事務の仕事が中心 外回りには行けません. ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛ (道下さんも 毎日 大変だおね……)
／ノ ( ●) ＼ ・
. ｜ ( ●) ⌒） | 此処で 着替えてるんですかお？
. ｜ （__ノ￣ /
. ｜ / 借家で準備して 来たんじゃなくて？
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼ (そもそも 更衣室なんか有ったのかお)
. | / ＼＿ﾉ
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! ｰ- .,,_ ,,..-‐'''' ﾐ;ﾘ あァ 何せ装備はウチで預かってたからな
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀ ,´ｨ'"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ また無茶をさせない為の 配慮ってヤツだ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ ようやく本人に 返す事が出来て何よりさ
.ﾄ､. -‐‐ ‐‐- /|
i| ＼ === ,ｲ.:|
,ｲi| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;ﾄ､
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
,...:-:..､
_ _,... - ―-､/／｀ヽ:.ヽ
_,..-‐ ､ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.ヽ:.:｀ヽ:ヽ:.',
´￣=-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.､:.:.:､:.',:',:.:.:＼:.:.:l
／:,:.:.:.:.:.:.:.:l:.:l:.l､:.ヽ_ヾ､_l:.:l:.l',:.:.:.:.:.:.:.l
/:.:/:.:./:.:.:.l:.:l:.l:|_! ゝ´,rｫ‐､!:l:从:.:.:.:.:.:.:.l
l:.:/!:.:.l:.:.:.l:l:.:ヾl,.=､ 込ﾂ从';! l:.:.:.:.:.:.:.l
|/. |:.:.l:.:.:､:ヾ:ゝ弋j , l:.:|. |:.:.:.:.:.:.:.l 〜♪
',:.:l､:.:ヽ＼l:.:､ ‐' ｲ:/. |:.:.:.:.:.:.:.| 『だが いくら装備が 一級品でも
ヽ! ＼ﾞ､__ヽ:.｀ ｰ,- ｲ/' | |:.:.:.:.:.:.:.|
/´｀:::::/｀´∧._ |｀ヽ､:.:.:.:.:.| なのは には ２年のブランクが有る
/::::::::､〈 ,..-‐､ ヽ ,ｰ-ヽゝ￣｀ヽ
/:::::_,../-'´ ﾐ､) ヽ =-,:::l 以前の様に すぐ使いこなすのは
l､::/｀ヽ､ ,..-､} ＼ヽ/|
{ ﾉl/ ｀ヽ-':/´ , ヽ∨! 難しいだろうが その為の"チーム"だ
l /|∨ /:/ 八 } !｝
l::/ ｀ヽ､ /l∧_ ,.. ' ヽ､ ,/ // また お手並み拝見と させて貰うぜ』
|/ ｀/ﾉ |∧ ｀ﾞ,:´'//l
| /! // } /://ｲl
', / ／! | ,'::l l从 l
ヽ _／- '/ / / /. {::l | ヽ |
／´ / | | {! // l ＼
／ /. | | ｀ ヽヽ ＼
/ ／ / /_ _.∨､＼ ヽ
＼ / / /: : ｀ ー_-_-: : ´:_,..}/､ /ヽ /
｀ヽ/ / /｀ヽ､: : : /:ゝ:,.-'´ ', { ｀
/ / / ヽ､: :／ l∨ヽ |
| / / ヾ | ヽ,/
＿＿＿_ 任せてくださいお！
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ （詳しい相談は 本人とするとして……
／ （ ●） （ ●）ヽ
l ⌒（__人__）⌒ | やる夫でも マリンスライムは一撃だったし
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ヽ なのはちゃんの 火力なら安定しそうだお）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃なのはの強さがステータスから約束されている事からの余裕である ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;| 頼もしい 返事じゃないの
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ （やっぱり 只のルーキーじゃ無いな
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ 十分な実力に加えて 落ち着きも有る……
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ー- ─-: /| 従軍の経験くらいは 有ったかもしれん）
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
┏━━━━━━┓
┃Ａ.Ｍ. ０９：００┃
┗━━━━━━┛
＿＿＿＿ ＿＿＿＿_
／ ＼／ ＼ ‐-､
､-‐ ／⌒ ⌒ ⌒ ⌒＼ __＿,ノ-､ そう言えば 子供達は居ないんですかお？
､- !､,＿_／（● ） （● ） 彡 （ ●） （ ●）ヽ __＿,ノ
!､,＿__ l （__人__） （__人__） | 昨日は依頼が 沢山貰えてた筈じゃあ？
＼ ｀⌒ ´ 彡 ⌒´ ／
/ ヽ
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ はははッ ガキどもなら もう行ったよ
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l' 出してる依頼は 全て大人の手伝いだ
.ｌ;; ∴/⊂ﾆjjjﾆ;;m i..ﾆﾆjＺﾆ'll､!
］/'.ｌ.| {’| .゛ ‐ .Ｌ| ゛ i!│ 船を使う場合なら 魔物が比較的
,!ﾞ .川 ｀~ﾞﾞ－ .! '''｀-´゛ l l
ヽ ゝ ! !.|lﾞ 大人しい 早朝には出発しちまう
.'Ｌヽ ， .lﾞ/
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’ 実際 増えた依頼は採取なんだが……
.ﾘ ヽ '二ﾆﾆｱ ./
/'ﾞi .ヽ . .. ‐ ﾉ| そっちも早くて 暗くなる事は まず無い
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
＿＿＿＿
／ ＼ ふむふむ そうなんですかお
─ ─ ＼
（●） （ ●） ＼ （出来れば 才能の有る子供が居ないか
| （_人__） |
＼｀ ⌒´ ／ 調べて置きたかったけど 仕方ないお）
/ ー‐ ヽ
＜ﾄﾀﾄﾀﾄﾀ / ｀ ――――んっ？
_ -――‐- ＿
ー―――- 、 ＿＿ -‐ ￣
＼ ／ -―-＼／
ー―-､ ヽ ￣￣￣ 、 / ／-――＜
＼ ､ ｜ ´ ヽ′ ＼
-＼ ＼| ／ イ ´￣￣ミメ、 ＼
／ ＼ ﾄ∠､/ / ＼＼ ヽ
/ ／ ｲ＼/ / // / / l | l ヽ ＼ ヽ ＼
. / ／ ´/ |＼| ｌ / // / / ハ ｜ | l ＼ 、 }ﾉ
/ / ／ }/ |＼| | l イ //￣ /ヽ/ / | ｣⊥ |｜ | ＼
/ ／ 八::.:| | | | 厶=ミメ、〃/ | / | |`ﾄ､ ｜ ヽ ヽヽ |
' /.::.:.ヽ| | | |,んノ.::ハ ／ /孑㍉リ |:... ﾄ､: ｌ | |
| ／ｊ|::.:: -ﾍ｜ | 〈l|'|:::::::::::j | んハ Ⅵ |:::. | }:| | |
| ／..:::ハ::/ ｱ小 ヽ 八ヾこﾝﾘ |:::::j | ﾘ ハ::. | |:| | |
| / .:::/ { （＾| ＼＼ ヽニ=' 辷ﾝ′/ /.:::ハ | |:| }ﾉ
| ./ .:::/ ＼ヽ| l ＼＼ ｀¨^／／ |イ. ｌ:. | ﾝ
| / .:::/ ﾍ ｌ ' イ.::| |｜＼|::ﾉ お、お待たせしました！
|./ .:::/ ∧ l u く ア ﾍ:::| |｜ イ
.:.::/ 〃 |ヽ 、 ご ／ l::| |｜ ｜ | (前より胸やお尻がキツくなってて……)
.::.::/ ┌ｌ、＼＼ 、 ´ ﾚ ｌ｜ ｜｜
.::.::./ __ﾉ＼＼ ＼ ＞ イl ／..:. ｲ: ｌ:... l: | あッ やる夫さん 見えてたんですね
.::.::.:/ ￣￣ ＜￣｀丶 ー- ﾆ、ﾄ､ 八 彡ｲ／八: ､:..:.{ :.. 、
::.::/ ／ ＼ ＼ |::|｢＼ ／ ＼＼:... ＼＼
::.／ ヽ ＜匚0]ヽ＼ ＿_ ＼＼:... ＼＼
- | ＼}::}、＼＼￣ ＼ ＼ヽ:.:... ＼
/ 0ﾉ |､＼ ｰ＜二二ヽﾍ ヽ ＼ ::.:..
し' | ＼ ー ―ﾍ ＼ー‐ ､|＼ |
＼ ＿ ﾍ ￣￣]└―- _ ＼ |＜＿_ヽ
＼丶-- _ ニ -― ＼ ＼ ￣￣ ― ＞―- ､ー―＼
￣￣ ＼＼ ヽ-――‐-- ／ ⌒＞ f＾Y ￣＼
＼＼＿〉 ／ 〃 トｲ、 ヽ
ーノ ＼ |::| }
／ 〉 /仆､ /
＼ ／ ＼＿＿_／ |::| l＼／〈|
＿_＞ ／ ／/ |::| | l 〉
二二二≧ー―＜ ￣ く__/ /::/ | トｲ
-― ￣ _, ‐''´ ｛ ＼ /::/ 廴丿｜
‐''´ /ー- ＿＿＿＿_ `ー' |::| イ｜l＿j、
./.:::::::::::::::::::::::.:::.::.::.:.:..:.. . . ￣￣￣￣ | |::| |__|::.:. ｜
/i|`ト- __::::::::::.:::.::.::.:.:..:..:.. . . ＿＿_｣ |::| | |::.:. |
./ｌ i|｜ ｢￣￣￣￣￣￣￣￣ |::| | ￣￣
/|::l i| | | |::| |
＿＿＿
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼ いま来たトコロ だから待ってないお
／（● ） （● ） ヽ
| ⌒（__人__）⌒ | それよりも 随分と雰囲気が変わったおね
＼ ｀⌒ ´ ／
/ ＼ (やる夫にとっては こっちが従来だけど)
,
,1 ／'
i i ＿ / ./
! ﾍ ｀ ､ヽ. / ./
､＿,. -'ｰﾍ,,_ ､i ヽi! , | ./ ,. -‐,. ＞
／＿＿ ｀ !V ￣￣ヽ,| ,ﾚ'",.＜
´￣ ＞'"´ " ,, ､ ﾞ ミV／ ｀丶 ヽ や、やっぱり そう思いますよね？
. ／ ／, ´ ,; ､ ＼ﾞ ヽ｀ﾍｰ､ ﾍ
/ ／ ./ ,＿.!| i ｰ､-ﾍ i i.∧ ∨ ﾍ 街だと 余り目立たなかったんですけど
. i ／i i 7| |丶ﾄ､ ＼.∨ ! | |! i i
. i/ / | . /| i ===､ ﾞ ====ﾄﾘ ,i ﾘ |l | | 村の事を考えると どうも浮く様に感じて……
/ i! /,ﾍ ﾄ´ト'::! ト'':::i ! , / / |! .| !
! ﾍ|/∨､!|!,ﾍノ///∧ノ/ノ/,,/' | | | ２年前は 周りが見えて無かったのかなあ
i i ∨ﾍ!､ ､ .／"＜ | | !
| .| ＼! ｀ 7ﾗ》ーﾙ_ｰi o,i. | | .| この年で着て 鏡を見たら 何か恥ずかしくて
| i! / 〈=〉rレ'!|〉,丶,ノ､ | | .!
! ! ﾟ i7'V|K〉〉フ'' ﾍ. .| | !
∨ﾍ| (_oﾗ||ﾍioノ。＞ノ | レ'
＼!` ,イﾞノ,;＼くゝ´三i |／
＼ ／ 〉''" ＼, ''" ﾍ ／
／､ //ﾞ 。 "ﾍ 。i
└'7ｰ!￣Vー' ├一ヘ'!
L_/ヘへイ￣7`＾＼!
V L_/
ﾚ'
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 恥ずかしがる 事なんて無いお
／ （●） （●） ＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ バッチシ 似合ってると 思うお！
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ そうだぜ？ 少なくとも この村には
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ お前さんの姿を 馬鹿にするヤツなんぞ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 居ないさ…… 特に孤児達に とっては
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /|
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､ 待ちに待った ヒーロー……いやヒロイン？
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼ ……で 有る事には 違い無いだろうよ
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
- 、
, イ:.:.＿＿:.:.:.＼
/´´ ＿ ￣＼＼ _,. ――――― ､ , 、 , ―――
_ ＜´:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ＼｀´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、:.:.:.ヽ /:.:.:.:.≧´
,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:======:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.‘， _i,イ _
〃:.:.:.:;イ:.:.:.,イ´￣,:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.::‘，:.:.:.∧ヽ=-------､¨
. /:.:.:／:.:.:.:.: /:.:.:／:{:.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.l:.＼:.:.:.∧:.:.:.:.‘，:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:.:.:.ﾊ,l ヘ:.:.:.:.:.:.:.ヘ、
, イ/:／/:.:.:.:.:/:.:l:.〃:.:.:.{:.:.:.:.:.:ﾄ:.:.:.∧､:.:ヽ:.:.∧__:.:..: !:.:.:.:ヽ:.:.ﾍ／/:.!ヽヽ ＼:.:.:.:.:.:.:ヘ、
. ／ ｌ/ __i:.:.:.:.:,':.:.:.i:.i:.:.:.:.:.:ﾄ:.:.:.:. |ヽ:.:.:_斗 ＜￣‘，:. : i::.:.:.:.:.}:ヽﾍ/:/:.| ∨ ＼:.:.:.:.:.:.:ヘ、
/ ￣ / |:.:.:.:.:′:.:.ｉ:.l:.:.:.:.:.:| ヽ:.:.:ｌ ヽ､ヽ_≠≧:.ｌ}:.:.:.:.!:.:.:.:.:.i:.:.∨}:.:.:.ｌ ∨ ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ、
l:.:.:.:.i!:.:.:.:.:‘，:.:. 才￣ Ⅵ 〃ら::::::伐ゝ:.:./:.:.:.:.:,':.:.:.:.ﾘ:.:.:′: ヽ ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
. |:.:.:.:|{:.:.:.:.ｌ:.ﾍ:ヽ:.:ﾊ ｨ斧x＼ ∨)::::タ/:.:/:.:yl:.∧:.:.:.:.:.// ヽ ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
. |:.:.:.:ｌ ﾏ:.:.:{:.:.ﾊ ∧:ﾍ' ゝ::｝ 辷シ/:/:.イyﾚｿl::.:.:.:/:/ ＼ﾍ ＜:.:.:.:.:.
'.,:.:.:| ﾏ:.ヽﾏ:.<:.:.:.｀ヽ ゝ′ /イ:.:.:.| /ｼ/:.／／ ヽ′｀＜:.:.
'., | ﾊ:.:ﾍ ＼ヽ:.:.:.:/ｌ ヽ / ,':.:.:.ﾊﾚ!ｼ/／ ＼
ヽ| / ヽ:∨:.:.＼:/:人 丶- ´ ,':.:.:/‐－‐ｉ＿＿＿
/ ∧ ヽヽ:.:.:/:.:.:.:! . /:.:/ｌ￣ ¨¨-- ＿/ …………
〃 /:|:.ヽ/:.:.:.:/ x≦ヽ- ７/:./!::! -─‐-ﾄ、
/ /:: |:.:.{:.:.:.:./《 《￣ /ｲl:::::ｌ::ｌ ／ ヽ どうやら 無粋だった
/:. : |:.:ｉ:.::.:./ ヽヽ /::}.i.l:::::ｌ::ｌ,' ,´｀, ヽ
/:.:.:.:.:|/:.:.:./ , ｲ ヽヽ ∧{二ﾆ}//ｉ ＿_、 ｀´ ! 二コ みたいですね……
/:.:.:.:.:.:′:.:/ / /`ｉ∧:///:/ｉ/x≦ ―‐､ヽ 丿.ｉ ＞ 、
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ _/ ┌ ＝＝/::r´i｀// ＜´ ヽ、｀｀ 丿 ヽ すみませんでした
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ｒ ﾉ ヽヽ、 /::: | .i /／ ｀￣ /
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.／ .,へ ヽ｀∧::丶ｌ{ / 情けない事を言って
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.://_＞／ヽヽ__/:::::::::::::/:ﾊ 〃
/:.:.:.:.:.:.:.:.: /―‐ ´ ｀ヽ/、::::,x≦く ヽ、 ,x≦￣￣::::::ヽ ／ 期待してくれている
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/＼ 〃 ヽゝｲ´ ﾍﾏ ＞‐‐／´::::::::::::::::::::::::::::‘，
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＼ / / ∧ﾍ ',:::::::::::::::,x≦----- ヽ 方達の為にも
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＞ｲ { ∧ﾍ ‘，:::／:::: ――ゝ:::ノ
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ! ﾍ ∧ﾍ ゝ´::《 ‘， 気を引き締めないと
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ヽ ヽ ゝ ヽ ／￣‘， ‘，
＿__ ＿
-‐''"´￣ ｀ ｀''ヽ=､
,.‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
r（:::::::::::::::::,、_ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::
ゞ, ｒｒ〜ヅ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾌﾊ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::: その意気だぜ なのは 何はともあれ
. l __,,. -─￢,〈::::::::::::::::::::::::::::::
〉ﾞﾞ`'''Tjフ￣ ヽ::::::,ｨ ,､ヽ::::::: 元々は一人でも 戦えてたんだし
. / ,.‐'" }:::/ /ヽ ﾊ:::::::
/.. "´ ２ﾉ/ l::::: 今回は やる夫さんも居る……
. ヽ.ﾆ,｀ __／ :l::::
. 'ｰr_‐;ｧ ｨ l::: ゆっくりと 勘を取り戻して来るんだ
〈.. /:{ ヽ
｀} ／:: ! i
丶、,､. イ:::::: !
.∧ .,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',∨ ∧ ＼ ＼ --------- .､ / ./
∧{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}∨ .∧ ＼ ,イ￣￣ ｀ヽ , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､ ./ ./
.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ﾉ ∨ .∧ ／―――――:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.ヽ./ ／､
＼ ∧ヽ ＿ イ / .∧ ,イ´:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:―/ / ／:.:.:.:.ヽ
ヽ ヽ ＿ ＜ r≠≦、 .∧ /:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:／:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ:.:.:.:.:.:.:＼:.:./ -ヽ:.:.:.＼:.:.:.:.',
／/ ヽ / /ヽ /:.:.:.:.:.:/:.:.／:.:/:.:.:.{:.:!:.:!:.:.:!ヽ:ヽ:.:.:.＼＼__:.:.:.:ヽ:./| ＼:.:.:＼:.:
/ ＿ イ___＼ { {__ﾉ ,':.:.:/ ./:.:/:.:.:./:.:.:.:.:!:.:|:.:{ヽ:.ヽ＼ヽ斗 ´',:.}:.:.:.:.:.:.i:.:.:ヽ ヽ、:.:ヽ:.:
／ ｀ ≠―￣ /≠､. i:.:./ ,':.:/:.:.:.:{:.:.:.:.:.⊥廴', ＼孑/坏笊㍉ }:.:.:.:. : |:./:.:/ヽ､ ｀ヽ､ヽ:.
. ∨ ＼--‐:∨ ∧ |:./ /i:.:.:i:.:.:.: i:.:.:.:.:.´{ ,ｲ示ヽ ヾ､ {:::::::ら ﾘ}:.:.:.:.:!-､/ ヽ:.:.―――:.:.:
. ∨ ∧ : : ∨ ∧ |// |:.:.|:.:.:.:.{:.:!:.:!ヽ:.ヽ',::ら .ゞ―′ i:.:.:./ヽ } ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
. ∨ ∧ : : ∨ ∧ | | |:.:{.!:.:.:.:.!ヾ､:ヽ',:.ヽゞ´ , }:／:! ﾉ ＼:.:.:.:.:.:.:. はいッ！
. ∨ ∧ : : ∨ ∧. | / !:.ｉ ',:.:.:.|:.∨ヾ、ヾ、 ｀ ／/／/´ ＿＿ ＼:.:.:.:.
７´∧ : : ∨ ∧ / ',:.{ ∨:.:{:.:∨{ {＼ ￣ ｀ 〃, イ ´￣ ｀ヽ､ ヽ:.:.:
．＜ ∧ : : ∨ ∧ ヽ∧:..',:.:∧{ ',:.:＞ /∠__ , ヽ ＼
∨ .∧ : : ∨. ∨ i:.:.:.ヽ∨ ヽ ',:.∧ ＞ 、 ,. イ―---､ ',
∨ ＞ ゝ―ヽ≠--, |:.:.:.:.:ヾ、 ヽ:.ヽ_ イ == ￣￣ ヽ ヽ、 .∧
∨＞・´ ,--∨__ノ::::::::}. |:.:.:.:.:| {― ´ ＼＼ }
{::::::::::::::::::::::::::} |:.:.:.:.:| | ヽヽ、 |
,'::::::::::::::::::::::::::/. |:.:.:.:.:| ,イ￣| ヽ＼ |
i::::;;;;イ￣￣＜ . |:.:.:.:.:| ,ｲ, ,ヘ、| ヽ ヽ |
ゝ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ . |:.:.:.:.:| //／:.:. ｀| ＼＼ |
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | （うん？ なのはちゃん 杖を持ってるお
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ ) それなら ちょっくら 能力を使って……）
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
┏━━┓ ゝ､ ＿ ┏━┓
┃ＳＲ .┃ ヽ￣ﾆﾆ＼ヽ≠‐‐‐ ､ ／ / ┃闘┃
┗━━┛ > ===―:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ/／ / ┗━┛
〃/:.:/:.:.:/:.:.l:.:.:.:.ヽ:.ヽﾚ-===＜
, x≦:.:／ /:.〃:.:./:i:.:.l:.l:.ヽ,:.:',:.:.ヽ ＼:.:＼
,x≦:.:.:.:.:＞・´ i:ｲ {:.:/代:.:| イ心:.:}___iト ∧ヽ:.:.:...
,x≦:.:.:.:.:＞・´ |!ﾚ'ヽ{ﾊﾏ}ヽ.弋::ｿ}ｲ } ｀ヽ≠ .:八
／:.:.:.:＞・´ 八 r ､ r=|:.}〃 }:.:.:}
〃:.:.:.:／ i:.:.:.lヽ≠= ||イス-／ゝ__ !:.:..
.::.:.:.:.〃 ヽ､l/ ゝ/_l// イ::ヽ/ ノ} /:.:.:/
,':.:.:.:.:/ /{ ヽ/ ゝス==_::::::トニﾉ ′〃
{:.:.:.:.:′ ∠_ =- __〃lゞノ }} ﾚヽ二 ==´｀ヽ' ／／
',:.:.:.:i __ - ===〃＜ r----､__/// r ゝ∧ヽ-‐､―――――￣￣￣ヽ
.≪三三―― ゝ--__ ≦--L====-ゝ ＜ ﾚ´ ヽ ／ ｀ヽ￣￣￣ ｀――― ´
ヽ:.:.ヽ ー ﾏﾆ┐ ＞《 ｀ヽ＜ ／ ／ ＼
＼:.＼ ｀ヽ====＜ ／/ ／ | ヽ
￣￣ /_ｌ ￣ｌ ／::::/ |l ヽ、
/ l l／::::::/ |::l / 7､
７ｉ /:::::::::::/ |: l Ο ﾏ i＜
￣ ＼/ ＼＼ ο i|::::l ≠ﾆﾆﾆ≠- }/___ヽ
{ |＼ ヽ ', r----|::::::ｉ／ ｀ノヽ
//二＼l＼ ﾍヽ〃 ￣￣ |:::::::ゝ- 7匕￣lヽ￣
{ / ＼ /￣＼＿＿＿＿ｌ￣ ｀ヽ ゝソ
弋 ゝソ / ヽ／ヽ／＼/ ｀ ー
ー‐ ′
白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１１/７０ 経験値 ０５０/２００
（やっぱり 装備を変えたりすると
生命力 ０８００＋１００ 右手 赤水晶の杖(Ｒ)
ステータスが更新されるみたいだお
攻撃力 ２０００＋７５０ 左手 赤水晶の杖(Ｒ)
装備の上昇値は ゲームと同じだお
防御力 ０４００＋５００ 防具 特注警備隊制服(Ｒ)
それにしても なのはちゃんの攻撃力
敏速力 ０８００ 装飾 銅の勲章(Ｎ)
やる夫の２倍も有って とんでもないお）
[スキル]
レベル０１ マジック・ショット .［単体］［遠］［倍率０．５］
レベル０５ マジック・アロー .[単体]［遠］
レベル１０ マジック・ミサイル [三体]［遠］［倍率０．５］
レベル１５ ？？？？？？？？
＿＿__
／ ＼ （反面 コレがやる夫の能力値だお……
. ／ ＼
. ／ ― ー ＼ レベル３の範疇なら チートなんだけど
| u （●） （●） |
. ＼ （__人__） ／ 今の なのはちゃんの強さと比べたら
. ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ ヽ 寄生って言われても 納得なレベルだお）
主人公 『やる夫』 ２８歳 レベル３ 経験値 ００/３０ 所持金：２６５０Ｇ
生命力 １２００+１００ .右手 ショートソード(N)
攻撃力 １２００+１００ .左手 なし
防御力 １２００ 防具 なし
敏速力 １２００ 装飾 銅の勲章(N)
『高町 なのは』の場合
レベル０１ マジック・ショット ［単体］［遠］［倍率０．５］
レベル０５ マジック・アロー .［単体］［遠］
レベル１０ マジック・ミサイル ［三体］［遠］［倍率０．７５］
レベル１５ マジック・ボルト ［単体］［遠］［倍率０．５］［３回］
レベル２０ マジック・バースト .［全体］［遠］
レベル２５ 魔力増幅 ［パッシブ］［威力１．２５］
レベル３０ マジック・ストライク ［単体］［遠］［倍率２．０］
━━━━━━━━━━━━才能の壁━━━━━━━━━━━━
レベル４０ 魔力収束 ［パッシブ］［自動ＭＰ回復小］
レベル５０ エクセリオン・バスター ［貫通］［遠］［倍率３．０］
レベル６０ エリア・プロテクション ［全体］［味方］［被害０．７５］
レベル７０ スターライト・ブレイカー.［全体］［遠］［倍率４．０］
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
. . ／ （●） （●）
／ （__人__） ＼ （しかも なのはちゃんは ゲーム基準なら
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／ コレだけ多くのスキルを覚えると思うけど……）
. ノ ＼
／´ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫は知っている設定なので考えざるを得ませんでした この世界で同じかは保証できません ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
『やる夫』の場合
レベル０１ 近接攻撃 ［単体］［近］
レベル０５ 覚えるどうかも謎
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ （やる夫なんてコレだし どう考えても
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 足手纏いに成ってしまいそうなのは
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ 私です 本当に有難う御座いました
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 | 後で装備を買いに 行かないとだお)
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ それじゃあ 気張ったトコで
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ そろそろ 仕事の話を始め……
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ うん？ また考え事か？ やる夫さん
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿＿__
／ノ ヽ､_＼
（●） （● ） ＼ あッ そ、その…… なのはちゃんのと
／⌒（__人__）⌒ ＼
| ) ) u. | 比べたら やる夫の武器は貧弱だし
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ 何とか出来ないかと 思ってたんですお
＼ ヽ ヽ /
＼_,,ノ| ､＿ノ (嘘は言ってねーし 実際 問題だお)
／:.:.:／:.:.:.,:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､ /:.:.:.:.:.:.: いえ…… 私は別に気にしませんよ？
／:.:ァ:.:/:.:./:.:.:.:.:./:.:!:.:.|:.ヽ:.:.ヽ____:.:!:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.＼ /:.:
/／ /:.:/:.:./:./:./:./:/ |:⊥斗二込:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽく:/ -- その剣 随分と使い込まれてる様ですし
〃 /:.:/:.:./:.:.:ｉ:.:ｉ:/|/ |/ 〃 fo:::ヽ｀ﾏy:.:!:.:.:.:.:.:.:.}‐‐:|___´
. / /:./ｉ:.:.:.ｉ:.:.:.:|:.|斗≠､/ {-し7 ´//:.:.:.:.:.:.:./:.:／!| ｀ ヽ 使い慣れた武器なら 問題無いかと……
7:./ |:.:.:.:|:.|:.:.|ヽ〃ヽ ゞ-′ //:／:.:.:／:.:.:.:./:} !､
／ {:.ｉ |:.:.:.:||:.!:.ヽ:以_ｿ, /／:.:.／:.:.!｀ヽ//! |∨
／ || !:.:.:.:|:.:.',:.ヽ 丶 ／-- ´/:.:.:.:| }// |:.L＿
／ ﾘ .-{:. : ∧:.ｉ./! r- ､ u /:.:.:.:.:.!／:/ |:.:.:.:.:.:.｀:.ヽ ､
/ _ -- ´ ∨:.| ヽ/:.', ｀ ´ /:.:.:.:.:.:/:.:./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/／ ∧:| ｉ:.:.:ヽ /／:.:.／__/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ
〃 /:.| ヽイ:.:.:.: ﾍ 〃 /:／ |: :-｀:ヽ､ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼ .
/ /:.:.|／:.:.!:.:.:.:.:| ﾍ_ / /:./ |: | ｀ ヽ｀ヽ､ .|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ＼
ｉ:.:.:/:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.| ｀ ‐ヽ ___/／--- |: | ｀ヽ/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ｀
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ＼:.:| _ --r二 ／------|: | / L - ´｀ ヽ 、:.:.:.
. |:.:.:.:.:r ニニニヽ|´‐ .|::| |::::::::::::::::::::/:./ /- ´ ｀ヽ:
|:.:.:.:.:.|:.| __|::|_|＿:::::::::／／ ／￣/
|:.:.:.:.:.:|: | ／|＿＿__/／／ /
|:.:.:.:.:.:.|: L＿ ／::::::::://:::::::ｉ´ : | /
|:.:.:, イ ‐‐‐‐ヽ ,′:::::::://::::::::::| : : | /
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ ふむ まさか説明する機会が来るとはな
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ なのは はパーティーを組んだ経験が
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l' 皆無と言って良いから 知らんだろうが……
.ｌ;; ∴/.｀-ﾆﾆ;;;;x， ' ｗr=ﾆ｀-'.|､!
］/'.ｌ.| " l､.! 実際の所 仲間と不相応な装備や経験で
,!ﾞ .川 ｀”´丶 │.''￣´ .l l
ヽ ゝ | !.|lﾞ "たかり"に入る連中は それなりに多いんだ
.'Ｌヽ , lﾞ/
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’ 俺も以前 被害に遭いかけた事も有るしな
.ﾘ ヽ .-- -- ,/
/'ﾞi .ヽ ..y． .ﾉ|
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼ そ、それで…… どうなったんですかお？
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼
⊂ノ￣￣| （__人__） u | 『二度とナメた事が出来ない 体にシてやったさ』
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ） （やる夫も同じ状況に近いんですが それは……）
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ |
､_ ,イ
イヽ -―‐-､＼ヽ、 / |
＼￣＞ー-､ ヽ} ｒ‐-ｖ-―- 、 / /
／.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.＼/､ィ´￣.＼
'／:／.::.:.／.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、彡Ｙヽ:.:.｀ヽ:.ヽ
／:.イ.::.:.／.::.:./.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨,ﾊ__ >:.:.:.ヽ:.ヽ
/:.:.:.:./.::.:/.::.〃/.::.:.//.: /l｜:.:.:.:.:ヽ.:.:.Ｖ }' ヽ:.:.:.:.ヽ:ﾊ ！？ ま、まさか 阿部さんは
|:.:.:.:.:.! .:ﾊ:.:./.:/.::../メ､/人|匕人::.｜ﾊ.:,' ',:.:.:.:.',:.:.',
|:.:.:.:.!:∨ ｌ,｜:.!:::./ ○ ○ ヽｲ// j:.:.:.:.l:.:.:.j やる夫さんが "そんな人"
|:.:.:.:.i:.:.:| ﾘハﾍ:;'.""u """Y'「） l:.:.:.:.l:.:.:.i
|:.:.:.:.l:.:.:j 〈:.ﾄ 、 r―‐､ ｲﾉ´ i:.:.:.:.i:.:.:.! だって 言うんですかッ！？
|:.:.:.:.|:.:.! 从 ＞､￣￣_ イ |' |:.:.:.:.|:.:.|
|:.:.:.:.|:.:i _,ｒト三ﾄ,.||｀｀'､. |:.:.:.:.|:.:i
|:.:.:.:.|:.:l ,:´￣｀´ ||::::||::::|| ´￣｀ ､ |:.:.:.:.i:.:l
|:.:.:.:.i :.! <´ ||_､||,_.|| , ｀> |:.:.:.:.l:.:|
|:.:.:.:.l.:.j ヽ / .|| Y || l ,/ |:.:.:.:.i:/
／ .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
/ .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ｯ､::::::::::::::::::::::::::::::'.,
l ,rj,rｆ'"'"'" lﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::',
Y' ﾘ ,!ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::::}
| くミ::::::::::::::::::::::::::::::::::l
. |､__ ｬー--＿二ゞ ｀i::::::,ｨ ,､ヽ:::::::::::::::!
ゝ､'ｌ ￣ﾞ´彑,ヾ }::;//ヽ ﾊ:::::::::::::::; おいおい 冗談キツいぜ なのは
ﾞｿ """"´｀ "´ ２ﾉ/::::::::::::::j
/ i , /|::::::::::::::ﾉ "たかり"が一人で 討伐に行くかよ
〈´ ,,.._ i 't-'ﾞ |:::::::::::ﾘ
ヽ,,､'~` U ; l ヽ:ゝj､ コレでも 冒険者を見る目には
ﾞ,_,-､_,ノ` /! / ＼
|／ ﾞ,`'" ,,y /; / 自信が有るんだぜ（漢 限定だけどな）
|／ 彡 ﾞ､-' ／ ; /
/|/ ﾞ､ ／ ;;',' /
/ `ー ─ぐ;;;;' ,' ノ
| ヾ_､=ﾆﾞ､､,,_
| ,､-'´
冒険者ギルド 漁村ファウスタ支部 責任者 『阿部 高和』 レベル４０/６０
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ （思ったより 信頼されてた みたいだお）
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ あのなァ やる夫さん
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;| 村の"期待"の事と言い 今回と言い
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ 少し周囲を 気にし過ぎだと思うぜ？
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ なのは は"そんな事"を
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ー- ─-: /| 気にする娘じゃァないし
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿ 組むのを頼んだのは俺じゃないか
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼
／ ∪ （__人__） ＼ ！？ す、すみませんお
| ｀ ⌒´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) やる夫も パーティーを組むのは
ノ | / / / (⌒) ./ / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/ 初めてだから 緊張しておりまして……
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／ （色々と"見える"のも考えモノだお）
ヽ ＿＿ ／ / ／
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ はははッ 謝罪は結構！
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;| 俺も良い新人に 恵まれたモンだ
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ 生憎 規約で装備の貸し出しは無理だが
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ 黒沢の所は装備を 買い取った値段で
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /| そのまま売ってくれている 良心的な店だ
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿ "趣味"で装備の修理もやっているし
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|:::::: 必要で有れば 喜んで協力してくれるぞ
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
､_ ,イ
イヽ -―‐-､＼ヽ、 / |
＼￣＞ー-､ ヽ} ｒ‐-ｖ-―- 、 / /
／.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.＼/､ィ´￣.＼
'／:／.::.:.／.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、彡Ｙヽ:.:.｀ヽ:.ヽ
／:.イ.::.:.／.::.:./.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨,ﾊ__ >:.:.:.ヽ:.ヽ
/:.:.:.:./.::.:/.::.〃/.::.:.//.: /l｜:.:.:.:.:ヽ.:.:.Ｖ }' ヽ:.:.:.:.ヽ:ﾊ えっと…… そ、それじゃあ
|:.:.:.:.:.! .:ﾊ:.:./.:/.::../メ､/人|匕人::.｜ﾊ.:,' ',:.:.:.:.',:.:.',
|:.:.:.:.!:∨ ｌ,｜:.!:::./ ○ ○ ヽｲ// j:.:.:.:.l:.:.:.j 気にする必要は無かった
|:.:.:.:.i:.:.:| ﾘハﾍ:;'.""u """Y'「） l:.:.:.:.l:.:.:.i
|:.:.:.:.l:.:.:j 〈:.ﾄ 、 r―‐､ ｲﾉ´ i:.:.:.:.i:.:.:.! ……って事で良いんですね？
|:.:.:.:.|:.:.! 从 ＞､￣￣_ イ |' |:.:.:.:.|:.:.|
|:.:.:.:.|:.:i _,ｒト三ﾄ,.||｀｀'､. |:.:.:.:.|:.:i
|:.:.:.:.|:.:l ,:´￣｀´ ||::::||::::|| ´￣｀ ､ |:.:.:.:.i:.:l
|:.:.:.:.i :.! <´ ||_､||,_.|| , ｀> |:.:.:.:.l:.:|
|:.:.:.:.l.:.j ヽ / .|| Y || l ,/ |:.:.:.:.i:/
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| _,,..-''ヽ ﾉﾘ へ..,,,_ .ﾐ;;;|
_ゞ;! ＿＿ ＿＿_ .ﾐ;ﾘ おいおい なのは そもそも俺ァ
!ﾍl;| ・ ,ｨ. ・ .｢ヽ
!(,ﾍ! ￣￣ |::. ￣￣ .ﾄﾞﾘ "気にする事"を言った 自覚すら無いぞ？
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ お前が 勝手に勘違いしたダケだろ
,rﾄ ⊂ニ⊃ /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､ 全くカラダ以外は ２年前と変わらんな
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
／l ／|
| ./ .| ./
ｰ=二｀ヽi/-─‐- ､_l/- ……ッ……
∠-,rｰ￣ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'､:.｀ヽ
/.:/.:,..:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:l 『あッ 落ち込んじゃったお』
ゝ/,/.:.:.:,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;:.:.:.:|
'ｲ:.:.:.:.ﾄ､.:.:.:'＞､-==-ゝ､:i 『……意外と気にしてたんだな……』
_{:.:.:.:.:,!ﾉ-'´｀ヽ＿_＿ __＼
_,.-':.,.-イ´ ｀ ´r:';ﾆ-‐＝‐ `ヽ､ 『と、とにかく依頼の詳細を頼みますお』
(_r'' ´(＿|＿_ /／ ＼
｀ ｀ー | ＿ /ヽ ,＿＿ヽ 『あァ そうだったな』
| ／ ヽ '`ー─ '
ヽ' `ー-‐′
『アイキャッチ』
,ィ
/ |
/ /|
/ // .＿＿＿_
/ // ／⌒ ⌒＼
/ // ／（ ●） （●） ＼＿＿＿__
| //.／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼っヵ |
ﾍ〈_.| |r┬-| |＝l= |
〈_ィ.＼ `ー'´ ／ ／ |
＼ .／ .／
i ./ ＼／
| i
主人公 『やる夫』 ２８歳 レベル３ 経験値 ００/３０ 所持金：６５０Ｇ（－２０００Ｇ）
生命力 １２００+１００ .右手 ロングソード(ＨＮ)
攻撃力 １２００+３００ .左手 革の盾(Ｎ)
防御力 １２００+２００ .防具 革の鎧(Ｎ)
敏速力 １２００ 装飾 銅の勲章(N)
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i i ＿ / ./
! ﾍ ｀ ､ヽ. / ./
､＿,. -'ｰﾍ,,_ ､i ヽi! , | ./ ,. -‐,. ＞
／＿＿ ｀ !V ￣￣ヽ,| ,ﾚ'",.＜
´￣ ＞'"´ " ,, ､ ﾞ ミV／ ｀丶 ヽ
. ／ ／, ´ ,; ､ ＼ﾞ ヽ｀ﾍｰ､ ﾍ
/ ／ ./ ,＿.!| i ｰ､-ﾍ i i.∧ ∨ ﾍ
. i ／i i 7| |丶ﾄ､ ＼.∨ ! | |! i i
. i/ / | . /| i ===､ ﾞ ====ﾄﾘ ,i ﾘ |l | |
/ i! /,ﾍ ﾄ´ト'::! ト'':::i ! , / / |! .| !
! ﾍ|/∨､!|!,ﾍノ///∧ノ/ノ/,,/' | | |
i i ∨ﾍ!､ ､ .／"＜ | | !
| .| ＼! ｀ 7ﾗ》ーﾙ_ｰi o,i. | | .|
| i! / 〈=〉rレ'!|〉,丶,ノ､ | | .!
! ! ﾟ i7'V|K〉〉フ'' ﾍ. .| | !
∨ﾍ| (_oﾗ||ﾍioノ。＞ノ | レ'
＼!` ,イﾞノ,;＼くゝ´三i |／
＼ ／ 〉''" ＼, ''" ﾍ ／
／､ //ﾞ 。 "ﾍ 。i
└'7ｰ!￣Vー' ├一ヘ'!
L_/ヘへイ￣7`＾＼!
V L_/
ﾚ'
白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１１/７０ 経験値 ０５０/２００
生命力 ０８００＋１００ 右手 赤水晶の杖(Ｒ)
攻撃力 ２０００＋７５０ 左手 赤水晶の杖(Ｒ)
防御力 ０４００＋５００ 防具 特注警備隊制服(Ｒ)
敏速力 ０８００ 装飾 銅の勲章(Ｎ)
┏━━━━━━━━━━┓
┃ファウスタ近隣 海岸線.┃ アレから 阿部に依頼の説明を受け
┗━━━━━━━━━━┛
そのウチ幾つかを受諾した ２人は
黒沢の店に寄って 装備・道具を整えると
:. .:.:.:.: .:.... .:.:.:.:.: ...... .. ..:.早速 ファウスタを出発したのだが .. ..:.:.:...
. ......:.:...:.:. .:. .:. (⌒ ､ . .. .. . .. .......:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .:.:.:.:.:...... .. ..:.:.:.... ..:.:.:.: .: .. .....
:.:.:. .. .:.. (⌒ ⌒) ... .... .:.:.:. 当初の緊張を他所に 随分と締まらない....:. .:.:.:
（ ⌒" r'. ..:.:.:.... ..:.:.: ... .. .......:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .:.:.:... ...... .. . .:.:.:.
（ " . . ）. .:.:.:.:.:....旅立ちと成ってしまったのは さて置いて.: .. .. :.:.:.
:::::: .:.:.:. .:.:.:.:.: ::.::::::::: ..:.:.: ... .:.:.:. .:.:.:.:.:... .. .......:.:. .:.:.:... ...... .. _,, - ''"
...:. .:.:.:..:::::::::::::::::::::...:.:.:. .:.:.:.:::: .. .......:.:.:.. .. .......: .:.:.:.:. .:.:.:.:.:..... .. .......:.:.:.: ,r'"...:,:::..,
. .... ...:.:.:.::: :::: :: ::: :.: .:.:.::::: :::: .. ...... .:.:. :.: .:. .:.:. .:.:... .:. ::. :. ,r'"...:::.. .....
.... .. ..:.:.:.:.:.:.: .:.:.:... .:.:. .....:.:. .:.:.:. . :. .:.:.:.:. . . .....:.:. :.:.:. :.:. . . ... ,r'"...:,,,,, ::::......:
...:.: .:.:. : . .. ..:.:.: .:.:.:. : .:.:..:... .:.:. ..: .:. .:.: .:. . :. .:.:. :.:. . . ..... . ,,,r'"...::::.. ......:::::
. . .....: ... .. :. .:. . . .. ...:.: . .:. ... .:.:. :. .., ,,,r;;''";jjﾍi;;:iiｗ;: il; ii;:;:ﾍi
.... .. .. .. . . ｨｭ ... . .:. .. .. .... .. ﾉヽ人从ﾊﾍ ﾉﾐゝ从ﾊﾍ ﾉﾉﾊﾍ ﾉヽ人
i :| _,,,,..,,...,,､_. ir ,,,,,,,ムilﾉｷ;;ゞilﾉﾐ彡ｿヽﾐﾉﾐ彡ilﾉ;个ゞilﾉﾐ
i :| j´.;, ,;:､;; ;.::;ji .:.lf;;:､;､ :; ;:､;;;; ,;､; ;..;:; ;.:; ､:;; ､; ;..; :; ;.
. ___ _ _ ___ ___ ｪI_ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,;r'j';:; ;:;; ; ;;iir' ::ヾji;:: ;", ,;:､;; ;.:;､;; ;.:; ､;; ;.:; :;:;､;; ;.;; ;.:
..｡.. ... .:.:. .:.:.:.: .:. .:.:.:.:...... .. ..j´.;, ,;:､;; ;.::;ji ..:.:.lf;;:､;､ :; ;:;; ,;､; ;..;:; ;.:; ､:;; ､; ;..;:; ;.:
. .:.:. ...:.:.:.:.:. .:.:.:.:. :.:.:;i´ ,. ,;; ;:､;､;;w! ...:.:.:.:;ｖｗ ,;:､;; ;.:;､:;;; ;.:;､ｗ;: il;:; ; ,;:､:;
:.:.:. .: :. ゜... .:. ~:.: ｡ :.:. :.,ﾂi.;;:;::;v;;i,, ijjr' ...:...:.:.:.:ｖ ii;:;::;v;;i;: il;:; ;:;;;i;: il;:; ;;vil;:;
:.:.:.:. .:....: .:.:.:.:. ... :.:..,;i´i.;;:;:;;i,, ::;ijjwr' .. .:...:.: .:.:.:.:ｖf;; i;;:iiｗ;: il;:; ;;vｗ;;i;: i;: i
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃任務２－１ 新たな仲間と共に海岸を探索せよ！（任務１は１話参照） ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,ィ
/ |
/ /|
/ // .＿＿＿_
/ // ／⌒ ⌒＼ なのは との相談の元で決まった やる夫の役割は
/ // ／（ ●） （●） ＼＿＿＿__
| //.／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼っヵ | 敵モンスターに対する先制・火力役である
ﾍ〈_.| |r┬-| |＝l= |
〈_ィ.＼ `ー'´ ／ ／ | 単体であれば なのはが微魔力で注意を逸らし……
＼ .／ .／
i ./ ＼／
| i
＿＿ ／|
／ ￣￣ / /
／ / 三 / //￣/
／ / / / ￣//
.|l l l| 三. / ./ // 一気に飛び掛かって 一撃で仕留める！
|l l l| 三 /＿/ //
|l l l| / // 海岸線のモンスターよりも 格段に敏速で
|l l l| / //
|l l l| ＿＿＿_ r~￣`ヽ 上回っている 彼の必勝の戦法だ
l|l! ll| ／_ノ ＼（ ⌒}
.| ! !| （● ） ＼/ 一人の場合は 砂に足を取られた所為で
|l l l| （ __） |
ヽl|l! ll| |!!il| ／ 仕留め損ねも有ったが 高い技術を要する
ヽ', ヽ ＼ |￣|￣|￣| ＼
ヽ ヽ ｀ヽ､ |__」 L___| ） なのはの牽制で より確実と成っていた
ヽ ` ､丶.|--i i--| /
ヽ、 ｀丶_|＿|／ /
` －/ ,,-,, ヽ
（＿＿_/ ヽ＿＿_）
＿＿＿＿
／ ＼
─ ─ ＼ う〜ん 弱い 手応えが無いお
（●） （ ●） ＼
| （_人__） | （主に なのはちゃんの 御蔭で……
＼｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ あとロングソードも全然 重くないお）
/ ｀
だからと言って 身体能力の高い やる夫のポテンシャル……
正直 この１点だけで 全く苦戦する要素など無かったりするが
それに加えて 前述の なのはの天才的な魔力の活用技術……
所謂 (敵にもよるが) システムを無視して先制させる 支援も入るのだから
受注した"収集品の納品"の難易度を 極限にまで落としていた
| /:./:.:.:.:/:.:.:/:.|:.|:.:.| ヽヽ::＼.:.:.::＼:.::.:.:.ヽ.::.:.:.:.ヽ.:.:..|::.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
| |:.:|:.:.:.:.|:.:.:.|ｉ:.ﾊﾊ:.:| ヽ ャ 廾 十:ト ､.:..ヽ.:.::.:.:.|:.:..|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
| ｉ:.:|:.:.:.:.|:.:.:.||,|ィ爪｢ ＼＼ ＼:｀:.|:.:.:.:.:.|:./|::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ｉ. |:.|:.:.:.:.|:.:.:.|ﾘ ＿__ ヽ:|::.:.::.:.|/ |:.:..:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:|
|:.|:.:.:.:.|:.:.:ﾊ ,ｨ=＝､ "￣｀` |:..|:.:.ﾊ |.:.:.:.:.ｉ:..:.:.:.:.:| やる夫さんッ 今日は本当に 凄かったです！
|:.|:.:.:.:.|:.:.:.ﾊ " |:.:|/ | .ｉ::.:.:.:.ｉ::.:.:.:.:.:|
ヽ!Ｎ:.:.|:.:.:.:.ﾊ :::::::::: /|:.:| / |:.:.:.:.:ｉ::.:.:.:.:.:| 私はフォローに回ってたダケで 何もしてなくて……
ヽ.ヽ:Ｎヽ:.:ﾊ ::::::::: ヽ /.:.|./ ｉ.:.:.:.:.:ｉ::.:.:.:.:.:|
＼ |:.人 ｖ ― ｧ .／:.:.:.|. |:..:.:.:.:ｉ::..:.:.:.:.| た、頼りにしていますので 明日も頑張りましょうッ！
ヽﾊ:.:.:| ＼ ` ｰ ／ |:.:.:./ |.:.:.:.:.:ｉ::..:::.:.:.|
ｉ |:.:.| ヽ､_ _,. ' ,. |:.:/ .|:.:.:.:.::ｉ::.:.:.:.:..|
ヽ:| | ｀ ´ ,. '´ /:.ﾑ |.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:./
ヽ |` ｰｒ‐'´ /:./ ＼ |:.:.:.:.:.ｉ:..:..:./
故に１日目だと言うのに戦果は十分であったが やる夫にとって
更に嬉しい誤算が有り…… 本来 なのはも ソロ狩りは 可能だが
例の"挫折"により失った自信を 完全には取り戻していない事により
（敵の出現が 単体に限った所為でも有るが） 予想に反して 火力役には
全く参加しておらず 本人の自覚無しに 消極的に成ってしまった事から
やる夫の戦闘能力は極めつけに 頼もしいモノに映っていたのであった
_
ﾄ＼
ヽ ＼ ＿＿＿ , - ―,ｲ
＿_〉 ｀ヽ. . ´: : : : : : : : : . . . ／ ／
. ': : : : : : ｀Y´: : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ-‐…‐-
／: : : : : : :=ﾆⅦ)ミ=‐: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヾ
. /: :／::／￣/ }ﾐミ/: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : : :＼: ＼
/／: ／ ./ 人ﾐ/: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : ヽ: :}
,'/: : / / ／|: :./:./: : : : : :./: : :/j: :ハ:.: : :.}: : : :ｌ: : ヽ:.:.:.lメ、
|: : :ｲ /／|: :.l: :|:.,': : :.,': : :/: :／/: / |: }: : l: : : :l: : : :',:.:.:l
|: : : l ',:.ｨ=ヽ!:ｌ: : ｌ: : /=＝=‐:/ ｲﾘ|:__j : :.:,': : : : l: :.! だが…… その彼女の過剰な依存は
|: : : l . ヽ{ /{l{ l: : |: ｘ≦不ﾐj/ ﾉ l: :lミ:.:/j: : : : .l: :}
ヽ: : :{ ＼{:l人: |:《弋zっﾀ 7ﾃﾐﾁ: :/: l: : : :./乂 仕方の無い事だったのかもしれない
＼ﾊ ﾘl: : :|メ、`‐-‐' 込ｿ'レ': : /: : :./
ヾ｀丶 ノ.ll',:.:.l , /／}: /l: : :/ 物心ついた時から甘えられる様な
| ヽ;ﾊ __ _ ノ|/ l/ l}ﾊ/
} !｀ヽ､ , イ ﾘ 〃 者は周りに居らず 孤児院での勉強の日々
ノ { ´￣ ′
. イ¨＼ ｀ヽ _ そして今は 頼りになる"お姉ちゃん"
／ ¨｀ｰ-､｀丶ー- -‐} }ト､
/ `ミ二二二=彡 ｀ヽ として努めるしか無く 今回の決意さえも
/ {二{只}二}. ヽ
. {/ /.∧ヽ l ', 自分は二の次で 人の為だったのだから
| |/ { { } :}. | |
| |! 三三三三三 |! |
V{ { /: : : : : : : : : : : ﾊ ヽ V＼
ｰ=ミzｉ､Ｖ : : : : : : : : : : : : ∧ ＼ V: : ヽ__
: : :| / {,': : /: : : : : : : : : : : :∧ Vヽ: }: :｀ヽ
￣ `⌒: : /: : : : : : : : : : : : : : :丶 {:ﾊj:i⌒ヽ また ９歳年上と言う やる夫の年齢も
{: :;: : : : : : : : : : : : :ﾉ : ; :i: :i＞x ＼ﾘ
ﾏ:{: f: : :/: : : :/ : ;ｲ : :/}:j:..:}: :ﾘ ＼ ＼ 実のところ なのは の理想に近かったりした
. Ⅵ:i: : :.;./ｰｧ'=ミx: : / ﾘ: :jｧ'/‐j/:＼
丶{: : :{:{:.:/ }/ }/ /;.ｲⅣ}::/j: :/ ＼ 殆ど記憶に無いが 自分を撫でてくれ大きな手……
＼: l:iィ抖芋ミ/ / ィ抖㍉/:ノ: : ＼
|:ヽ{ ｨ彡': }/:;.ｲ ﾉ＼ 年の離れた兄の代わりを 無意識にだが
|: :人 __' , ﾉ: : :jノ ／ ＼
. ﾏ:: :{ `㍉、 イ :il: :.; 彼女は ず〜っと待ち望んでいたのである
. ‐=ﾎ: :＼' ` ー=个ｰｧ=-ﾘ:./
. ,ィ´ {::＼:.:＼ /::::::/}/ ｀ヽ
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ } いやいや！ なのはちゃんも 剥ぎ取りとか
／⌒ ⌒＼ | |
／（ ●） （●）＼ ! ! やる夫に できない事 色々やってくれて
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l
| u |r┬-| .| ／ 凄く助かったお！ 明日も頑張って稼ぐお！
＼ ｀ ー'´ ／／
/ ＿＿ / （ちょっと褒め過ぎで 背中が痒いお……）
(＿＿＿） /
対して ゴミを捨てたり 新聞を取りに行く等 当たり前の事をするダケで
馬鹿みたいに 褒められる様な感覚を得た やる夫は 若干 焦りもしたが
信頼度が容易に上がってくれる事は願っても無いし パーティーの継続に繋がる
……だがモンスターに対して 引き腰の姿勢を どうにかしなければ 始まらないので
やる夫は 先ずは なのはに自信を取り戻させるのを 優先させようと考えた
_ ￣￣:.:ヽ - 、
￣ ￣__ヽ､:.:.:.:.ヽ ,x≦￣￣ ≧ｭ､ ＿〃:.:.:.:.:.:.:.:.:､
.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
/:.:.:. ｧ ￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.∧}:.:.:.:.:.:.:.:.: : i 『ねぇッ みんな聞いてよ！ 今日は――――』
/:.／/:.:.:.:.／:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ :.:.ヽ:.l:.',:.:.:.:.:.:.:.: : |
/ ′/:.:.／:.:.:.:/:.:.:.:./:.:. |:.:.:.: |:.:. |:.:.ヽ:.ヽ:.:.:.‘，:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/:.:/:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.{:.: : |:.:.:.: |: ,⊥--ゝ､',:.:.:.:.:}:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
{:.:ｲ:.:.:.:.:. {:.:.:.:.斗: T:| ヽ:.:|ヽ:.:,≠＜:.:.}:.:.:. i/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
И!:.: : |:.:ｉ:.:´: |:.l ,x≦ミ :.| ヽ んﾊヽ:i:.:.:.:.l､:.:.:.:.:.:.:.: : | 一方 帰って来てからの彼女の
:.:.:.:.:|:.:.ﾏ: : |:.《に:刈|:./ にシ /:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
:.: : ｌﾏ:.ヽ:.:|ヽ弋＞′ ￣ /:.イヽ'|:.:.:.:.:.:.:.:.: : | 様子と言ったら 子供達にとっては
ﾏ:.{ ﾏ:.ｌ ＼ﾊ _ '＿ // ﾊ:.:.}!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ{ ヽ{:.: : |ヽ ﾏ ﾉ ノ |:.:.||:.:.:.:.:.:.:.:.: : | 驚愕以外の 何物でも無かったが
i:.:.:.:| ＞ . :l |: /!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
.::.:.:| / l ≧≦ /＼ :|′|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 最近は笑うと言っても 寂しい微笑み
__ ‐=ﾆ二:/ { ＼_,／ | .二ﾆ=‐ ___:.:.:.:|
r::::´::::::::::::::::::::::/ i / 只 ＼ ! ∧:::::::::::::::::::::: ≧ｭ､ ばかりだった為 素直に喜ぶ事にした
/ヽ:::::::::::__:: --/ Ⅳ 〈/|_〉 Ⅵ ∧‐=::::::::::::::::::::／::}
i:::::::l‐= ＼ /:l - l ヽ／ ‐=:::/::::: rl__
／￣,::::/ l / ／ }／::::::::::ヽ ヽ l / ＼::{{ ヽ
/ ／／::/ ゝ ∨ i:::::::::::::::::} / :ｉ / ヽゝ､ }
/ ／::::::/ l ∨ :l::::::::::::::/ / l ヽ:::ゝゝ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃任務２－２ 新たな仲間と共に収集品を納品せよ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
『２日目終了後 １５時』
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;! へぇ 思った通りの手際じゃないの
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ 昨日の"狩り"で既に やる夫さんが広げた領域での
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ 魔物は大方 狩り尽くしちまってたみたいだが……
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 俺の就任以来の高額報酬じゃないか？
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /|
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿
∠二: : : :｀ヽ／´ ￣￣ ｀丶
, '"￣: : : : : : : : : : : : : : : :､:＼／⌒＼
／:／.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ﾍ＼.:.:.:.: ヽ
ｌ:／/.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ ＼.:.:.:.:',
/.:.:/.:. ｌ:.:.:.!＞ト/{.:.ﾊ.:.:斗＜:ｌ:.:.:.l.:l.:.:.:.:.ヽ.:.:.l お、思ったよりも 驚かれないんですね
ｌ.:.:/.:.:.:.|:l.: ﾚ ﾚ ヽl ヽ / ﾄ .|.:.:l:|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
|:/!.:.:.: 从.:.{. ○ ○ 'j.:.,' |.:l.:.:.:.:.:.:.:.: | 少し範囲を広げたダケで 直ぐに荷物が
j:ハ.:.:..Ⅳﾄ :.ゝ ' U. /.:/ﾚ|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
＼:{ヽ|:小 r‐'⌒ヽ 彡'.:.|│ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:.| 一杯に成ったんで 戻って来ちゃいましたよ
｀ Ⅵ:| ヽ ｀ー ,.イ! .:./...|.:l.:.:.:.:.:.:.:. |
ヾ:ゝ ﾄ≧≦ｭ| ﾘ／ |.:l.:.:.:.:.:.:.:.:|
＿＿ /--ｫ-ｬ-ヽ､＿_」_l.:.:.:.:.:.:l.:.|
/;;;;;;.;;;/.|ﾍ, ﾍ:::::;ﾍ,ﾉ.|ヽ;;;;;;;ヽ.:.:.:.:.:l.:.| ←着替えた
/;ｨ'´ ./ | |:::| .| ヽ ﾄ;;ヽ.:.:.:l.:|
./／ .ﾍ .ヽ | |::::| | / /＼ﾍ:.:l.:|
白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１２/７０ 経験値 １５０/３００（+３００）
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ "収集"って聞いて予想はしてたけど……
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／ その辺も課題に成りそう ですおね
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | （ゲームと比べたら ちっとも持てんお）
＼ ／＿＿＿ ／
主人公 『やる夫』 ２８歳 レベル４ 経験値 ００/４０（+３０） 所持金：２１００Ｇ（+１５００Ｇ）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃二日で一匹１００Ｇ×３０+αを山分け レベルが上り難いのは 分かっていたのでスルー .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿__ ＿
-‐''"´￣ ｀ ｀''ヽ=､
,.‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
r（:::::::::::::::::,、_ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::
ゞ, ｒｒ〜ヅ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾌﾊ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::: だからと言って こんなアクティブな狩りに
. l __,,. -─￢,〈::::::::::::::::::::::::::::::
〉ﾞﾞ`'''Tjフ￣ ヽ::::::,ｨ ,､ヽ::::::: ガキどもを 連れてく訳にもいかんし……
. / ,.‐'" }:::/ /ヽ ﾊ:::::::
/.. "´ ２ﾉ/ l::::: そうだな…… (なのはの状態は予想以上……)
. ヽ.ﾆ,｀ u __／ :l::::
. 'ｰr_‐; .ｨ l:::
〈.. /:{ ヽ
｀} ／:: ! i
丶、,､. イ:::::: !
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ……阿部さん？
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ （この上なく 真剣な表情だお）
／ ー‐ ＼
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ （だとすればだ……） 良い事 思いついた
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ いっちょ"中型"を狩ってみるってのは どうだ？
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
, ---------- ､ ／￣￣￣ ヽ、
＿＿ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ､ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
, イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::く-┐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.: /ヽ : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ/|:.:', : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:l:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/:.:／/:.:.:.:.:.:.: ｉ:.:.:.:.:/:.:./:.:.!:.:./ ｉ:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:ｉ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/／ ./ :.:.!:.:.:.:.:.{ :.:.:.:ｉ:.:/:.:./|:.:,' ',:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:.:.}:.:.| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/ {:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.┼廴/_.|:/ ヽ:.!:. ⊥＿|_:.:.}:. i:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
i:.:./ |:.:.:|:.:.:|:.:.:. |,イう≧､ヽ ヽ|芹う≦、:.!:.:.|/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ！？ ち、中型モンスター……！
|:/. !:.:.:!:.:.:!:.:.:.《 {::::::::ら ´ {:::::刈 》/: /ヽ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|j ',:. |:.:. |＼ヽ. 辷シ 辷シ /:／:} /|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| まさか"クレイクロウ"の事ですか？
. | i: |!:.:.|:.:.:.:ヾ､ j /!:. : ｉ_,' |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ﾘ ヽ|!:.: : ﾍ u .}: : / |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
',:.:.:.:.{ヽ ￣ ／/:.:,' ! :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ :.:.ｉ ＞ イ / :./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
＼ヽ ,rヽ. ＞＜ _／|/／ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
, ヾ､{ ≠<´ ./｀ヽ、 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
,､r::´::/ ! /､ ヽ / |::::｀ヽ、.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
,､r:::´:::::::::::::/ {､/ゝ－/', 〃 .!::::::::::::｀ヽ、 :.:.:.:.:.:.:.:.|
,､r::´::::::::::::::::::::::::/ ', }≠/ / ',:::::::::::::::::::::｀ヽ､ :.:.:.|
/::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ/ / ヽ/. ',:::::::::::::::::::::::::::::ヽ :|
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・
. ｜ ( ●) ⌒） | クレイクロウ？
. ｜ （__ノ￣ /
. ｜ / （聞いた事 無いけど中型って事は……）
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
. | / ＼＿ﾉ
┏━━━━━━━┓
┃クレイクロウさん.┃
┗━━━━━━━┛
＿
＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢ "この世界"の中型モンスターとは
ι〜― ( >.＼__
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_ 所謂ゲームでの ストーリーのボスである
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i 別に"中型"と言われている 訳では無いが
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、 即 察してしまう辺り やる夫も 順応しているのだろう
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-< 尚 序盤であれば 初期デッキでも 容易に勝てる
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; ! 主に 北西の岩場を縄張りにしている
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l'
.ｌ;; ∴/.｀-ﾆﾆ;;;;x， ' ｗr=ﾆ｀-'.|､! デカいエビみたいな 魔物の事だ…… 正直
］/'.ｌ.| " l､.!
,!ﾞ .川 ｀”´丶 │.''￣´ .l l 大型とも言えなくも無いが 上級の狩場には
ヽ ゝ | !.|lﾞ
.'Ｌヽ u , lﾞ/ 更に巨大な魔物も存在していて "銅"の冒険者なんぞ
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’
.ﾘ ヽ .-- -- ,/ 一瞬でミンチに できる程 強力なヤツも居る
/'ﾞi .ヽ ..y． .ﾉ|
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
＿＿__ 出会った瞬間 ミンチとか……
／ ＼
／ ＼ 想像したくも 有りませんお
／） ノ ' ヽ､ ＼
／ .ｲ（ー） （ー） u | （そっちは 多分"レイドボス"の事だろうなあ……
/,'才.ﾐ) （__人__） ／
.| ≧ｼ' ｀ ⌒´ < 流石に其処まで 強くは無いと思うけど）
／ / ヽ
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃テンプレソシャゲーあるある .┃
┣━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃高レベルのレイドボスは 此方の攻撃の後の反撃で一瞬で最高レアで固めたプレイヤーを壊滅させる┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;| まァ そんな化け物が出現する場所には
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ 銀や金でも無いと 近付く許可が出んがな
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ それはそうと…… 銅でも討伐許可が出る
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ー- ─-: /| ギリギリ辺りの 魔物のデカさってのが
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿ 総じて"中型モンスター"と呼ばれているんだ
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ じゃあ その"中型"である
／ （ ●） （ ●）'
| （__人__） | 『クレイクロウ』の強さは
＼ ｀ ⌒´ ,／
／ ー‐ ヽ どの程度 なんですかお？
_,.．-ｰ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;=- ､,,
__.ィ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ヽ
/ ,ﾞ- .，;;;;;, -.，;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾊ
,,‐''''¨"" /;;;;;/,,,,/l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
| ,.．-ﾆ-'´ .l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
l .:l /´ _.ィ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,.．-ｰ､;;l
l .:y' .:/" ｀"''_,,.．-.''7ｰ''"´ l;;;;! "中型"の範疇で言うのなら 下の下だ
. / .' .::/;; _.ィ´ ./ l;;;;l
/ .::∠．'" _,.．-'"´ ,,,, -, l;;;;l 俺も冒険者に成って 大して経たずに
. ,r' ´ ,.ィ´,,, , -‐ﾆニ",,,,,/ .l;;;, ､
/ <´////ヽ ィ´"´ヒﾆ;ン ﾚ,, l ４人編成で討伐した事が 有る程度のな……
. / ￣ ﾐ.，l ｀¨ ﾘ" ,'
/ ./777 //l ﾚ ./ ……だが…… 強い弱いの問題じゃ無い
.″ ////l /'/,l .l ／
/////｀¨///, l' なのはが 本当の意味で立ち直るには……
,.．-'" .l//////// '' /l
／ ／!､//// __ _ / ﾄ 、 自分の手でヤツを倒して貰わにゃァならん
/ ／////､//, ´ ..... ｀ ,ｲ ヽ ｀丶､
.;;;l ////l//l/｀ ､ _.ィ´ l: ヽ ｀`''=''7
,;;l ,.．''´//////ﾚl///`ｰ- -‐'7/ l; ﾊ ﾄ 、
,;;;;l'///////////l/l/////////, .l; l ヽ ｀`
,;;;;;l///////,l/////l/"/////ヽ// / l ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃補足すると テールスクリューなんて使って来ません. ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
互いに冒険者の範疇でさえぶっとんだ能力を持ってますが
比較対象が少な過ぎるので錯覚してる感じです
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ どう言う事ですかお？
／ （●） （●） ＼
| u （__人__） | ……ま、まさか……
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
_,,.､､､､､.,,_
／.:::::::::::::::::::..｀ヽ､
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::. '､
| :::::::::::::::::::::::::::::::::,ﾍ{ﾂ
| ::::::::::::::::::::::::,ｨｩ ﾉ j
|::::::::::::::::::::::（ |.! ;{
.|::::::::::::::::::rﾘ`l,〉 j}ﾞ …………
}:::::::::::::::ﾉﾞ l /.
,xｧ''ｰ'ﾞ'` '､ / ……あァ……
/ ｰ｀¨`''''ー-- ､｣ﾞ'′＿
''^ｰｧ ､＿＿＿＿_ ￣ ／
`>'､, '''"´￣￣_二ヽ､
/ ／ ヽ
,' , / ﾞ､
l / __ !
l, l く,_ ､ |
＿＿＿__
＿＿＿ 〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
, イ￣￣￣ ヽ , ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｉ
. ／ -- ,ァ:.:.:.:.｀ヽ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｀ヽ､ ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
. 〃´ ／:.::／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ｀ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
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ｉ:.:/ｉ:.:.,':.:.:.:.{:.{:.:.ｉ:.:.|:.:|:.:.| !:.:!:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.',:.:ヽ:.}/: ,'|:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|/ |:/!:.:.:.:.!:.!:.:.:!:.:.!:.:!:.,| ',:‐廴---- ､:ｉ:.:.:.:ｉ:ｉ:.:.:.!!:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
| !ｉ ',:.:.:.:|:.:',:.:',斥云､| ヾ､〃笊㍉ヽ:}:.:.:j:.j-/ |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| …………
. ﾘ. ',:.:.:{',:.{ヽ:.', ,' {心 ',:::::::Ⅵ }:./ｲ }. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.| ヾ、ヽ ヽ弋ﾘ .乂シ´〃:. }／ !:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 『未だデカい面して
ヾ､.＼:.{ ＼ - ´ ￣ / |:.:.:! |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ',人 ヽ u .ｲ: /. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 岩場に居座ってやがる
｀ {:.へ、 ‐‐ イ }: /≠､ !:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.:.:! ＞ 、 イ, - / / /＼:.:.:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ヤツこそが……』
＼| ／! /∨ / /:::::::::＼: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ/::/ |./只∨./ ｉ::::::::::::::::::｀:ヽ ､:.:.:.:.:. : |
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ｉ::::', イ ｉ ゝ‐|::::::/ ヽ＜ {ヽ/:.:.:.:.:.:.:.:＿//:.:.: : |
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V≧=- .. __ .. -=≦ニﾆ′
Vニニニニニニニﾆﾆ/
}ニニニニニニニニ'
.,.:,. }ﾆ/ニニニニニニﾆ{
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……ガキどもを殺し……
なのはを 返り討ちにした
全ての 元凶なのさ……
, ==-
// ＿＿
≦:.:.---:.:.ヘ
／:.:.:.:.:.:.:.:.}:ヽ_',:.ヽ､',
. 〃:l:.:.:.､:.:.l:.／ }} ,-,:.:}二ヽ
/:.:.:.:!:.:.:.:!:.:/:.泛′｀ ﾏ}二ヽ
r ﾆ{---:.ヽ:.:.ヽ:ん' // r,i:.ヽ--
r ＜ /ﾍ:.:.:.:.:.r=､:.＼ }､}r----､ ＿___
/ // ト:.:.:ゝ＿ ゝ＼ ,≦_/::::::::::;::≦:::::〃 ',
/ ／ 7 l:.:.｀ヽ---≠} >ヽ::丕ゝ___::::::::::::// }
{／ { /､:.:.:.:.:ヽ/::::::::::::ヽ::::::;;ニニゝヽ//＿__ﾉ､
ｌ ｌ / ｀ヽ:.:.:.‘，:::::::::::::l:/:;〃￣￣ } ヽヽ、 ヽゝ_r――,＿＿_
l/ ヽ:.:ヽ::::::::::::l{:.{ ／ ゝ｀ヽ､ ｀ヽ ´ // ￣≧ｭ､
__ _ }:.:.:i::::::::::::ﾄ:.ヽ 〃 ￣ヽ ﾆﾆﾆﾆﾆ ´ ＿＿ ヽ
tゝ }' } i:.:.:l',:::::::::::',;:ヽヽ rヽ､ |:.:.| /／====-- ‘，
>', -ゝ- ､＿ -/／ ‘，:::::∧｀ヽL-==l /::// ―:.:┘, ―/:/ .
ゝ ＜___==ヽ----―― ヽ､::::}-‐＿＿ ヽ//＜＞ ´／ /:.:.{ }、
, ≦:.:.:.:ゝ- ､ }::::::::::::::::::::::::::::::｀::i¨ 《', ／ /:.:.:.: i i ヽ
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第３話：おわり
まあソロだと普通に強いか
／￣￣＼
／ _ノ´ ヽ、
. ｜ ( ●) (●)
｜ （___人__） 以上で今回の投下を終わります
| _.ﾉ
| _/__ﾞヽ_ >>339 クレイクロウさんは 中ボスの特性として
j､_ (〈_ｒ- ヽ ヽ、
√::::::...｀ミｭ､r'､〈｀ヽ､ | ＨＰは高いですが なのは単独でも勝てます
／.::7￣￣. : : .:.:.ヽ_ヽ ﾄ､
/ .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..＼Yｰ‐ソ, しかし 子供を殺されていて 調子が出ず敗北
,' .::::/.::::::::::::::::::::／ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::| 後は やる夫の メンタルケア次第ですかね
i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::| こんな時間ですが 追って下さった方 感謝です！
', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|
>>311
のマジック・ミサイルの倍率は０．７５でした >>312 が正しいですorz
エリアボスを倒すと回復アイテムやら最近だといわゆる石やらが出るのがお約束だがこの世界では果たして
>>337の倒れたなのはさんが妙にエロい！
個人的にキャラAAの横の文字列がそのキャラの台詞になったり、
物語のナレーションになったりするのはちょっと読みにくかったかな･･･
なのは、尻も胸も育ったんだろうな
結構文字の改行は実はもうちょっと右に伸ばしてもいけると思います
というか、個人的にはですがもうちょっと伸ばしてもらったほうが読みやすいかも
具体的にはエディターで900くらいまでは横に伸ばしてもだいたい輪切りにならないです
文字量はAA１つに対して三行ぐらいが目安ってよく言われてるね
あくまで目安だから絶対ではないんだろうけど
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） こんばんわ >>1 です
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 本日２０：００より"第一回ヒロインガチャ"を行います
| }
ヽ } 排出のラインナップに置いては
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､ 『ある程度 有名な作品でＡＡが多いキャラ』に限られる為
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､ 大方の予想がつくのではないか と言う考えに至りまして
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::| 結果をある程度 公開する事にしました
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
20時に公開してからガチャって流れかな
『ＬＧ』 ０％ (入手不可)
開放時公開
『ＵＲ』 ３％ (１〜３)
［Fate/stay night］より３名
『ＳＲ』 １２％ （４〜１５）
"八神家"より （４〜９）
［闘］ヴィータ ［知］八神 はやて ［技］シグナム
［魔法少女リリカルなのはStrikerS］より３名 （１０〜１５）
『ＨＲ』 ４５％ (１６〜６０)
"マテリアル"より （１６〜３０）
［闘］シュテル ［知］ディアーチェ ［技］レヴィ
［涼宮ハルヒの憂鬱］より３名 （３１〜４５）
"グループで括れなかったキャラ枠" （４６〜６０）
［闘］ルイズ ［知］美国織莉子 ［技］シャルロット・デュノア
『 Ｒ 』 40％ （６１〜１００）
ハズレ枠
.／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼ とんでもなく悩みましたが ガチャのラインナップは御覧の通りです
（ （● ） |
（人__） | 八神家・マテリアルと 最初からキャラが分かり切っているのと
.r-ヽ |
（三） | | 非公開にしてしまうと 後で簡単に誤魔化せる キャラ枠は公開しています
.> ノ /
./二/ ヽ / カッコ内の数字は 私のトリップの２桁と 入力して頂く２桁の合計が
//// へ>个／ <
.|////ヽ ／＼／//) 該当していれば入手できる事になります（シリーズ別の投票は中止）
￣￣ |＼////／|
――――まだ２桁の入力は行わないで下さい
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） それでは間もなく開始しますが
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 判定の方法は私の２０桁のトリップ入力による 判定なります
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉 ２０桁にするのは 個別で結果の判定をしたい為です
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
①ガチャを引きたい人は2ケタの数字を書く
②>>1の用意する酉キーにはなんらかの数字が含まれてて、
①と②の合計が実際の数字として扱われる
例：HR欲しさに60と書く→>>1の用意した鳥キーに10と言う数字が入ってる
→合計して70として扱われる→Rから出現してしまう
って理解でいいのかな
5回分トリップ仕込めばいけるけど
無知ですみません８桁×２+６桁×１でやろうと思います
トリップ１回目
>>365
４桁入力しました ファビョッて申し訳ない
／￣￣＼
／ _ノ´ ヽ、
. ｜ ( ●) (●)
｜ （___人__）
| _.ﾉ
| _/__ﾞヽ_ ……と言う訳で >>370 より
j､_ (〈_ｒ- ヽ ヽ、
√::::::...｀ミｭ､r'､〈｀ヽ､ | ２桁の数字の入力を 御願いします！
／.::7￣￣. : : .:.:.ヽ_ヽ ﾄ､
/ .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..＼Yｰ‐ソ, 先着１０名が 埋まり次第 終了です
,' .::::/.::::::::::::::::::::／ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|
ダメだったらとばしてください
９８
一応1名1回で御願いします ＠1名なので30分までに埋まらなければ採用します
１回目：０４２０１９８２
７７ ０８ ７１ ３８
２回目：１１４１９５１４
０１ ００ ４５ １５
３０分に成ったので採用する事にしました
３回目トリップ：３３０４
９８ １７
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ とりあえず どのレアリティが何枚かは
. | ∩ ノ ⊃
／ヾ.､_ ﾉヾ､＿ノ 後で集計するとして ＳＲが１枚出ましたね
(.:::::::＼ ／::::.／ノ:│
＼:::::..“::::／＿|::::::| とりあえず こちらから決定しましょう
＼::／Φ:::::::::::/
￣ ￣￣
[闘] ギンガ・ナカジマ
[知] カリム・グラシア
[技］ チンク
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 『ＳＲ』の２セット目は こんな感じです
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 本来 ギンガ枠は ヴィヴィオでしたが
. | }
. ヽ } なのはが ヒロインに成り 役割が被ってしまうので
ヽ ノ_＿_ｍm
/:::.ﾍﾔ::ﾌ<:::::::::::liつﾉ 彼女を採用したと言う 裏話が有ったりします
|:::::::.ヽi:::.ｿ|￣￣￣
|::::::::::::.｀´.:|
[闘] ギンガ・ナカジマ → 単体火力・回避盾
[知] カリム・グラシア → 回復・支援
[技］ チンク → デバフ・探索（居ないとダンジョンに行けない）
.／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼
（ （● ） |
（人__） | 尚 今回の個々の利点は こんな感じです
.r-ヽ |
（三） | | 一見 チンクが重要に見えますが 話が進めば
.> ノ /
./二/ ヽ / やる夫に 担わせる事も出来るので問題ないです
//// へ>个／ <
.|////ヽ ／＼／//)
￣￣ |＼////／|
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ それでは続いて 投票に入りたいと思います
. | }::＼
／ヽ }:::::::＼ >>393 より最も早く10票を 獲得した
／:::::::::ヽ､＿＿__ノ::::::::::::::）
／::::::::::::::::.ﾍ.:.ﾔ､:::>７|:::＿::/ キャラが次の 仲間に成るのが確定します！
|:::::::::::::::::::::::::::ゞ／￣￣（＿)
＼:::::::::::＼ ／| ＪＪＪ （
＼:::::::／:::::ヾ ､／⊂＿）
／￣￣＼
／ ＼ ＼
.（●）（● ） u. |
（__人__） u |
.(｀⌒ ´ | カリム強ッ！ 『LG』が無かったら
{ |
{ u. / 『SR』以上は ５人しか仲間に成らず
. ＿＿＼ /ﾘ 厂`'‐- .._
／ : : :介ｰz＜__｣// |: : : : : : :ヽ 実質 最高クラスのヒーラーとは言え……
| : : : : ::〈 ｢｀乂/ / 丿: : : : : : : |
| : : : : : /: | {::::} / `7: : : : : : : :│
. | : : : 〈: :│ {::::l /. :/. : : : : : : : : |
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） | まァ 選ばれなくても サブキャラでは
. | u.（__人__） .
r､ | ｀ ⌒´ .| 出現したり 雇える事も出来るので……
,.く＼＼r､ ヽ ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ / では続いて フェイトの判定に入らせて下さい
rヽ ` ヽ ﾉ7i:7､/ｧ'´ヽ
└'｀{ . ＼.|.:i..:::ｿ,/:::::::::i >>408 より幼女か大人の２択で５票先取で
ヽ､._ ∥ヽ､_,r':::::::::::.|
｀ヽ､:::::::::::／':::::| 年齢により スキルがちょっと変わります
｀'ｰ'´
ロリから大人には自然となれて二度美味しいけど逆は無理が出るから
ドンマイ
でもキャラとしては痴女フォームが映える大人Ver好きですｗ
次こそロリを狙う（ロリコン並感）
模範解答ですね
>>389
そうだよ(肯定)
>>425
フェイトのカテゴリが技なのでそっちが主力かもしれませんね
――――フェイトの容姿は大人に決定しました
◎今回の排出
［ Ｒ ］ ２枚
［ＨＲ］ ８枚
［ＳＲ］ １枚
◎次回の排出
『ＬＧ』 ０％ (入手不可)
開放時公開
『ＵＲ』 ４％ (１〜４)
［Fate/stay night］より３名
『ＳＲ』 １９％ （５〜２３）
"八神家"より （５〜２３）
［闘］ヴィータ ［知］八神 はやて ［技］シグナム
『ＨＲ』 ３９％ (２４〜６２)
"マテリアル"より （２４〜３６）
［闘］シュテル ［知］ディアーチェ ［技］レヴィ
［涼宮ハルヒの憂鬱］より３名 （３７〜４９）
"グループで括れなかったキャラ枠" （５０〜６２）
［闘］ルイズ ［知］美国織莉子 ［技］シャルロット・デュノア
『 Ｒ 』 ３８％ （６３〜１００）
ハズレ枠
／￣￣＼
／ _ノ ＼ まあ幼女枠は マテリアルズやヴィータが居ますし
| （ ●）（●）
. | （__人__） はやても 容姿判定を行いますので そっちに期待です
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } また 次回の排出率を 即席で仕上げてみましたが
. ヽ }
ヽ ノ こんな感じで 『SR』は高確率で入手できる為
/::::::..ﾍﾔ:>.
|::::::::::...:.ｿ.:| 『UR』の確率を 更に上げる事が出来るのではと思います
|:::::::::::.::::::::|
次回はSR出現確率アップ！とか、すごいガチャっぽさあるなぁと思った
１％で最高レア引いたけど、既に持ってて限凸だけどか……
>>430
この仕様のガチャではHRより上を引けてしまうと後回しになるので理不尽かもしれません
／￣￣＼ それでは今回の "第一回ヒロインガチャ"で
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒） 選出されたのは "カリム・グラシア"となりました！
l （__人__）
l u ｀ ⌒´ﾉ 次回は もう少し スムーズに出来る様に
| |
ヽ l 精進したいです また１コマの文字の長さに置いては
_,ゝ､ _,ノ
,､-='l ＼_,ﾝ g<＼ AAの選択に慣れる事で 短くしてゆきたいです
/ ＼ └〆＼ i=i|＼'＼
丿 ﾞi ＼ ＼=il / i! どうもそっちの方に 時間を使い過ぎてしまう傾向で……
l l ＼＼| /＝|l
| | ＼i/ || それでは 長い間の お付き合い 有難う御座いました！
俺得なヒロイン増えて嬉しいです(小並感
回復役は大事だしね。
最高レアが手持ちと被った時の絶望感半端ないの理解できる気がする
限界突破されてもなぁって
だからこのガチャは同じキャラは出ないようになっているんだね……
HRの排出枚数に誤りがありましたので修正しましたorz
◎今回の排出
［ Ｒ ］ ２枚
［ＨＲ］ ７枚
［ＳＲ］ １枚
◎次回の排出
『ＬＧ』 ０％ (入手不可)
開放時公開
『ＵＲ』 ４％ (１〜４)
［Fate/stay night］より３名
『ＳＲ』 １８％ （５〜２２）
"八神家"より （５〜２２）
［闘］ヴィータ ［知］八神 はやて ［技］シグナム
『ＨＲ』 ４０％ (２３〜６２)
"マテリアル"より （２３〜３６）
［闘］シュテル ［知］ディアーチェ ［技］レヴィ
［涼宮ハルヒの憂鬱］より３名 （３７〜４９）
"グループで括れなかったキャラ枠" （５０〜６２）
［闘］ルイズ ［知］美国織莉子 ［技］シャルロット・デュノア
『 Ｒ 』 ３８％ （６３〜１００）
ハズレ枠
――――上記が正しい情報でした
┏━━━━━━━━━━┓
┃第３．５話 クレイクロウ┃
┗━━━━━━━━━━┛
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/ ／:.∧:.:.|:.:.:.:|:.:.:.／|:| |:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ＿＿＿＿ / /:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
／:.:./:.:.:.∨:.:.:.:.|:.:{ { ﾘ .|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:,,≧テ≠､￣/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:. /|:.:.:.:.:.|
／:.:.:./:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.', | |:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.〃 ん, ′/ /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:./ }:.:.:.:/
/:.:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:.:',:.:._,.‐'´ヽヽ .ｌ:.:ヽ:.:.:ヽ、:{.ﾘ}ヽえ/ /:.:.:.:.／ ｌ:.:.:.:./. ｉ:.:.:/
:.:.:.:.:/ i:.:.:.:.:.:.:r、/ ｀‐ |:.:.:.:ﾄ、:.:＼{// ｀ {:.:.:／ ,':.:.:/ }:.:/
:.:.:./ |:.:.:.:.／＼＼ |:.:.:.:.| ＼__// ',´ /:.:／ /:./
:.:/ |:.:.:/. ヽ ヽ ｌ:.:.:.:.:ｌ // ', /／ 〃
:/ |:.:.} ＼＼ !:.:.:.: ! {{ 、 r ´ 〃 /
{ ,ｲ ヽ ＿_ ヽ ヽ、 ヽ:.:. ヽ ll ヽ,ｲ´ /
/ , ´ ヽ ＼＼/ ＼:.:ヽll /
./ ,イ ヽ ヽ ヽ、＼ヽ -′
/ } / / / .ヾ､
i / // } |
┏━━━━━━━━┓
┃――――約２年前 ┃
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. . .....: ... .. :. .:. . . .. ...:.: . .:. ... .:.:. :. .., ,,,r;;''";jjﾍi;;:iiｗ;: il; ii;:;:ﾍi
.... .. .. .. . . ｨｭ ... . .:. .. .. .... .. ﾉヽ人从ﾊﾍ ﾉﾐゝ从ﾊﾍ ﾉﾉﾊﾍ ﾉヽ人
i :| _,,,,..,,...,,､_. ir ,,,,,,,ムilﾉｷ;;ゞilﾉﾐ彡ｿヽﾐﾉﾐ彡ilﾉ;个ゞilﾉﾐ
i :| j´.;, ,;:､;; ;.::;ji .:.lf;;:､;､ :; ;:､;;;; ,;､; ;..;:; ;.:; ､:;; ､; ;..; :; ;.
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┃漁村 ファウスタから北西の岩場 .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
ノ ￣ﾉ￣ ヽ ＿＿
r/ / ／//∧/∧
{! ＿／/ {!,//∧/∧
___ｒ―ｧ―┐＿＿ ＿ , , , , , , , ＿, , , , , , ,＿ , , , , }! ミ 三(ミ {!/////∧/∧
,, , ＿, ｒ‐へ人 /ー＝lｰ┐ ￣ ＝＝ 三三ｒへ ー ／ ＞ ― 三ヽ厂 二 ヽ//ヽ
ｒ┤ミTフ ⌒ く Χミ コ ＿＿＿ ￣￣ :.:.:.:.:.: _ _ ／ ｡ o 〈_∠〉 ￣￣＞┐
"""" ｒｧ ⌒ ￣￣ … :.:. |ト Ｖ """ ＿ ∠Ζ//,Ｌ
:.:.:. ＿ ｀｀ … " " :.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:. ； ￣ ＿＿|〉 人l |l || 厂￣ 厂 / ＼Ｙ∧７ハ
＿厂ム ＼ :.:.:.:. …:.:.:. :. :. ⌒￣ ／ ヽ ＼/ 人＿{! ＼ ﾉ ∨ ﾉ'/∧=- ￣
'彡三三7 :.:.:.= :.:.:.:. :. :. ｒ―ｙﾍ l} 三/ ミ/三三ヽ{＿〈￣＼彡＼{!ヽフ ／
＞┌―「人 ￣ :..:. ｒ厂 ＼∧ ＼ /77／三 {三三三У⌒＼ ＼／ ＼ 彡
￣ }＼彡彡 ＿＿＿ *;,;,; ／ｒ┘ 〃 / ＼ /7／三ﾉ三|三三三{＼ ∧ } }ミ ＿＿
/ ﾐﾐ＼二厂 ＞―二二二lヽ ,,, 〈/⌒〈,,〈 ＼／/7三∠ 三 |三三ｒ ┤ Υ//＼ У＞┴く
/ﾐﾐ//＼〉 ＝￣ ＼ |/∧ ;,;,;, ;,;, ＼/＿ノ三/ ￣ """ |/////〉厂 へ ＼
ノ'////// ＼ |//∧ ;,;, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ / ＼ ＼ 〃 У厂￣ ヽ l}
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./:.:.:.:.:.／ , r// ニニ-/／ ∧:.:.:.:.:.:.ｉ | ……お願い…… 無事で居てね……』
ｽﾀｯ /:.:.:.:.:. / / ヽ､ ｀ヽ二} .∧:.:.:.:.:.:.:.ヽ |
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＜´ヽ >γi_
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┃クレイクロウに小ダメージ 小ダメージ 小ダメージ┃
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無いと思ってた合いの手はうれしい限りです
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ﾏ:.: : ||: / ﾏ!:.:. T＼ /／/:.:.:./＜＞´ /|
ﾏ: : ||/ !:.: : |:∧ ｀ u ／ 〈,x ＞ ´ / } 手応えが有る！』
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, 、 ti
ﾑ ヾ:ヽヾ:､
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ヾ:..､ `ｰ＝=ｭzzx=ﾆ¨´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:辷二彡ｧ.:.:.:.ミr.:.:.:.:`ー---=.､, -‐'' ¨ノ
` ミ辷二三三彡'.:.:.:._.. -―=ﾆ¨¨¨¨¨｀ﾌ'´ｨ.:.:.:.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._;､ｙ" /" 『だったら このまま
｀￣¨¨￣￣ ´ i.:,ｲ.:/.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} 〉 __,ノ
j八:爪抃ﾍ､从.:.:.:.::.:iﾅ't ヽ. 一気に 押し切って……
ゞ.;代ﾘ jﾊ笊ミ:.:.:.;.′`ｰ- ､_! r､
_＿_,.=-､‐=ﾚiﾍﾑ、,:、 ゞr'j:__:ﾉ) l＼ ｌ ! ――――えっ？』
（ 〈ヾｒ=ゞﾆ.∨..{≧ﾆ/´ｨ彡 ｀Lﾆ=＼＼ | l
`ー⇒彡ｨ=‐-ﾆ..＿￣¨"'‐-=≦,ｨ;r‐-ゝ ＼ ! l、 __
`-ｧ=ｨ八!Т¨T=-ri｀i`tﾉ ヾ. ヽ r‐--ゞ: レ'´ ノ ,. ,
ｒ{ Ⅷ;､ `ｰ=ﾆ彡`ーﾆ=>=- } 丶`"¨!!≠=､、 ≦､ )-―=ﾆｧ"¨´
＜ ｶﾗﾝｯ 〉ﾍ ヾ:rゝ-―=ニ¨7三三三彡"::ﾆ=- ﾞ`≠=､ 辷＝ニ¨´´
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ヽ ,ﾑ匕´ ,.斗/ ﾊi ﾞミ=､_ .. ．．,..ニニ、
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／∨ ＼{ ／＼ ＼}＿ / ;圭圭圭 i;;;''''''''';;;;; i
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／ {:.ｉ |:.:.:.:||:.!:.ヽ:以_ｿ, /／:.:.／:.:.!｀ヽ//! |∨
／ || !:.:.:.:|:.:.',:.ヽ 丶 ／-- ´/:.:.:.:| }// |:.L＿ 骸骨？ １・２・３・４……まさか……』
／ ﾘ .-{:. : ∧:.ｉ./! r- ､ /:.:.:.:.:.!／:/ |:.:.:.:.:.:.｀:.ヽ ､
/ _ -- ´ ∨:.| ヽ/:.', ｀ ´ u /:.:.:.:.:.:/:.:./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
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| .|;;i;:;i_;､_;､_;､;_,､_;_;_;!／.! ::| 『ぼ、僕は絶対 将来 なのは姉ちゃんと――――』
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{:.:.:.|:.:.!:.:.:.ヽ:.:ヽ〃!::::::::::∧ 込zzzﾉ ,´./:./:./:./:.:.:,' |:.| ヽ:.:.:.:. 『い、いやッ ……違うよ…… そんな訳……
!:.:.:.:.!:.:.',:.:.:.:.ヽ:.:刈∨ヽ-::}, ￣￣￣ 〃:./／/:.:/ リ ＼:.:.:.
',:.:.:.:.',:.:.:ヽ:.:.:.:.:ヾ､ ＼＞′ / ／ |:.:./:/:.:＼ ＼:.:. だって あんなに元気で…… なのに……
.ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:＼:.:.＼ ＼ ｀ u .〃 !-|:.〃:.:.:ヽ:.ヽ、 ,r----- ､
ﾄ:.:.:.:{ヽ:.:.:.:',＼:.:＼ {￣ ヽ / ,ｲ|:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.}＼＼ ＼ ＼ こんな所で…… 嘘だ嘘だ…… 嘘だッ！』
. /:.ヽ:.',:.:＼:.＼|／ヽ― ― ´ ,ｲ | ヽ:.:.:.:.:.| ヾ、ヽ ヽ
/:.:.:.:.:ヾ、:.:.ト､ヽ´ . ＞ ／ /i､ ＼:.:.:| / /
ｉ:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:|:.|:.|＼ ＞ イ /// } ヽ| / /ヽ
|:.:.:.:.:|:.:.:.:|:.:.ﾘ-l:.|｀ヽ- ＿ |==≧≦--T r::/::| | | / / | |
r---ヽ:.:.:.|:.:.:|ヽヽ｀ ヽ､ | .|:::::::::::::::::| |_|_::::::::|| r― ´ノヽ | | ＿＿
＼ヽ| ＼ ヽ ヽ ＼::::::::::{￣ }::::::::| / ／￣ヽ ＼ ／ , ―
ヽ ＼ ヽヽ ヽ ::::::￣::斥ヽ::::::::ｌ / / ＼ } / ／
ヽ ＼ ＼＼ ＼::::::::＼＼＼::::ｌ/ / } ｉ }
＿
＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢
ι〜― ( >.＼__ ﾜｼｬﾜｼｬ…
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
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┃クレイクロウは にじり寄って来た！(次ターン攻撃力２倍).┃
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｀ ､ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､::::::::::ヽ､＿ ／､
￣ ―- ＿／_∠_ ニ=-::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::ヾｧ- ＿＿ ∠＿::ヽ
／´ ｣::／:::::::;::ィ::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､::::ヽ::::::|
_ -‐ .￣／:::::::／／::::::::／:::::/::::/::::::/::::／::{:::::l:::::::l::::ヽ::::::::::ヽ::::ヽ::l_
__／ /:::::::／／:::::::;／::/:::/:::;ｲ:::,ィ::::;ｲ::／ﾍ:::::l::::::ﾄ::::::ヽ::::::::::l:::::ヽl ￣ ‐- ＿＿ ..-‐
＜ /::::／‐7::::::／/:::;ｲ:::::l::/ l:://::://:/ ﾍ:::ﾄ::::ヾ.､:::ヾ__:::::l::::l::::} ヽ ヽヽ:::::::: 『来る！？ こ、このッ
｀ ー ￣ |:/|::::::/:::／:::/／::l::::::l/｀l7ｧ:メ/_/ ﾍ:l ＞､ｬ＼:l lヽ::|:::l::::l ﾄ､ l l::::::::
l:::::::l::/:::::::::{'::::::::l::::::::::レイテ＝ゞ イテﾃ＝=ｫ､l:::}'::::|:::l l::} l l::::::: 絶対に許さない……！
l::::::::l/:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::lゝ､込z_以 込z以 ﾑ/:::::l::::ﾊ:| l'. l l:::::
l:::::::_ -‐ ´￣￣ ＼:::::ﾄ､ /ｲ::::l::/ヽ| l l l:::: ……うッ…… うぐぐッ
/／ ＼＼ゝ､_ i u ,/:::::l/lヽ ヽ / l l:::
／ r‐-､ ヽ::＼ r_-‐_ヽ ｲ/:::::::/ / / / / 〉〉 急に 気持ち悪……何でッ』
＿ ∠ -‐ ￣￣￣｀ ー一 ヽ:::::＼ ｀ー‐‐' ／ｲ/ｲ::::/ / /i / / /
, - ´ ＿ ---- ＿ l ＼:::ヾ ､ ＿ ＜ ‐／| /／_/._/ }/ _／／>' }
´｀＜＿＿ -―― ￣＿ -―-､__::::ヽ l lヽ::ヽ:::::￣/ /:::::::ヾ´r‐_´＿/__ r―＿／／／
＼＿＿ -― ￣￣ ヽ:::＼ l l ヾ`:::::::__>‐` ´ヽ:::＼r――-､ Y ／ __／／／
ヽ::ヽ l ー-､ヽ::l_ __ <::::::::::＼ ヽヽ≦彡´／´
ヽ:::ヽ //l::::￣ヽヽヽ:::::::::::::＼ ヽヽ ￣
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┃混乱＋嘔吐 状態により 詠唱確定失敗┃
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｀ﾞ''-､ l, .i | ! | ! ,l
｀'-､ ｌ ,! .Ｖ! |! | / l
｀'-､ ∨ .! ′ ,!.l ｌl
ﾞ＼ ,! !.! /.l
＼, l |lﾞ ! i l
`-、 ｌｉｌ l ll ,l ｌ /
＼ |V | l l!" !
＼ ! .」 .| .ill
ヽ, | .〃 l /l′
ヽ !i.,iﾞlﾞ l l
ヽ ﾚ / .〃
ｌ / /
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『し、しまッ…… ァがッ！？』 ! /
/ / ,i′
/ ,iン ./
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／ ,,i'“
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_..-'" ／ ._.イ彡'"
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_,, ‐'" _,,..ﾉ｀-゛ _..-彡‐″
_,, -'''"゛ _,,,.. -‐'''"゛ ._,,v＝'''"
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＿,,,,.. -ｰ''''''"´
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┃クレイクロウの テールスクリュー ［単体］［近］［倍率２．０］ .┃
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|l!1!｜!l i| !i| !ｌｉ| |ｉ! |! | __. イ ／ ＿__ ___ !｜!l
|l!1!｜!l i| !ｌｉ| |ｉ! l: γ´ ／ ／ ／ ／／ .!｜!l
|l!1!｜!l l !ｌｉ| |ｉ! | / ／ ／ ／ ／／ .1!｜!l
|l!1!｜!l !ｌｉ| |ｉ! / ／ ／ ／ ／／ !1!｜!l
|l!1!｜!l lｉ| |ｉ / / < ／ γ⌒ .|l!1!｜!l
|l!1!｜!l ｉ| |!: / / ｡o≦ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l :!| | / ／ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | | / / ー- ´ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | | ./ / |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | | .γ⌒´ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | rー-- |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | ./ ／ |l!1!｜!l
|l!1!｜!l / / |l!1!｜!l
|l!1!｜!ｌ _＿,､ / / | |l!1!｜!l
|l!1!｜!l / 廴丿 ￣￣￣＞ i| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | / -≠ﾐ ζ l| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l | / ／ ／ ／_..､ rー ﾗ l| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |! |.¨´ .／ ／/ γ´ /γ´ .l| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |! |i ..／ ／ / / ノ / ヘ || |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |! |/ﾚ'i ....´￣ γ´ ／／ || |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!, |/|i | i イ／ || |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!i | l / i i.|| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!l |i | | И /| l l:|| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!l ＼儿八ﾉ |从/ i| / l l:|| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!l ＼ﾉ i|ﾚ' iﾚ/ l l:|| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!|.ｉ ⌒ヽ И ｲ／ l|.i .l:|| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l |!|.| ＼ﾉ ／（／／ .l|l| il:|| |l!1!｜!l
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┃倍率４倍ダメージ×無防備による会心＋岩盤衝突の追加ダメージ！ ┃
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i i
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『（痛ッ 体が……動かない…… _.| |､_
}rﾆ| |=ミ､
ま……負けられないのに……！）』 V≧=- .. __ .. -=≦ニﾆ′
Vニニニニニニニﾆﾆ/
}ニニニニニニニニ'
.,.:,. }ﾆ/ニニニニニニﾆ{ ｶﾞﾗｯ
.. Vニニニニニニニｲ
:;..:.,"'`::.. ,.:,. .:.. .'::',:'' "'"' "'''/ﾆ≧=-===-=≦´ ,"'`::.. ,.:,.
"'''.''"'"''"'"' "'''.''' "'''.''"'"''"'"' ｲニニニニニニﾆ{.:, .''"'"''"'"' "' ..:..
'"'"''::',:::'::',:'':'`::' ,:'':';:;..,"'`' _.. イ/ニニニニニニﾆﾆ}:::::::::::::::...'"''::',:::'::',:'':'`:
. . .,.:,. .:.. :;..:.,"'`::.. ,ｲニﾆｲニニニニニニニﾆ'::::::::::::::::.....:',:'':';:;..
.,.:,..:. ... , .. "'''.''"'"''"' ／ ｀ｲニニニニニニニニ/::::::::::::::...... ..:..
.. ,.. ,.:,..:.. '"'"''::',:::{ ｨ=ﾐニ/ニﾆiニニニニﾆ{:::::::::::::::::.......';:;..,"'':'
'"''::',:::'::',:'':'`::' ,:' . .. _ ..＜´ }/==ミﾆ!ﾆ/ニニﾆﾆ}..:.. .'.''"'"''"'"' "'''.'''
"'"' "'''.''' "'''.''"'"''"'"' r´ _ .. ﾏ }iﾆニニニﾆ/... "'"''::',:::'::',:'':'`::' ,:'
:::'::',:'':'`::' ,:'':';:;..,"'`' | ﾞY´ ,′ / ﾚ==ﾐj{ニﾆ{'''.''".,.:,. .,.:,. .:..
.,.:,. .:.. :;..:.,"'`::....... { -{=ﾐ / / ! { }￣ i.:;..,"',.:,.,.:,..:. ... , ..
... , .. "'''.''"'"''"'"'.,丶 .. __ ノ , 〈_ | { } };..:.,"' ,.. ,.:,..:..
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┃高町 なのは は戦闘不能になった.┃
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r| | | ∧_ヽ ,ｲ二 ヽヽ´:.:.:.:.:＼:＼＿ ＿＿＿__
ｌ |γヽ ＼ ／:.:.:.:.:.:.l:.:.:.､:.:._､ヽ-ヽ/ ／
/ 入ノ ヽ ヽ //:/:.:.:.:./ｌ ‐二､}:.}:.:.}//i￣ 《ヽ
/ || x‐‐}‐ヽヽ ＼ {:.:|:.:.:.:.:{,‐ ﾘ|:./ }:.∧ ヽｉ
ｉ ll__|⌒|｀´ヽ ・＜ヽ、 |∧:.:.{:.:',｀r , u .//',:./ ｉ:.:＼ ヽ
{ /| l l ヽ ｀ヽ､ ﾘ /､{＼ヽ ,ｲ{:.ｉ ./￣ｌｌ:.:.:.:.:.7ヽヽ
// | | -l i /|:.:.:≠><┐ﾘ-┐＿／ ヽr､
// /￣ ヽ / ゝ ヽ ／== /ヽ i 〃ヽ二＼ ﾜｼｬｯ…
〃 ｉ ｉ / / ｺ//ヽ::__/／ { 〃 ￣￣/
/ l l ／ ヽ / | ./::7／ {/ ヽ /
l ＿_ l 、 /´ / ｉ {{´ || ＼ ―‐､
. ∨＿ ｌﾐ | ヽ / / ／|7ヽ-- || __ ---／:::::::::::::/
ヽ ',ヽ/ /＼二/| | | ! ヽ― ￣ヽ ／ ∧
. l i ヽ、::＼ } ||| / ∨ ‘，
l l / ／_| ||| , -- { ∨ ヽ /ヽ r､
. l l _ / / / // lll ヽ― ヽ ヽ ＼ ,' / /ﾍ
∧
/.∧ ∧
／/| ///∧ //∧ |＼
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／ .//
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／ /./
,,=,／、 /./
,,,_._ ／.／ |.| γ/ / ――――ガチンッ
/´--=.、.ヽ.、 ／ ／.|.| U/:::ﾍ '´
.∥＿, ｀ヽ、ヽ,,,,,,,／ ／|.| U/:::::::/::/ 『……ッ？』
{/;;;;;;;;__ヽ、: : : :''''ヽ、／ U./:::::::/::/
{|;;;;;;;;{人斗 __-- ヽ／ r´:::::::/:::/ ﾐ
{;;;;;;;;',/::Y´___｀Y ﾍ、 .|::::::/::::/==___________=,,,,,,,,,,___ ミミ
.',;;;;: :{:::人.￣ ノ.ヽ、 ﾍ__|:::/ l-----=====Y ｀`ヽ 、_ミ／ヽ.,
ﾍ: : {:::::::::｀´:::::::::::::Y´´￣ ＼ r´ﾐ／
ﾍ: :ﾍ、::::::::::::::::::::ﾉ,: : : |::::{::::::＼ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゝ-´-=== 、,,__
ﾍ、: ゝ-==- '´ ト-=T==--l,,,,ミミ===-- 、、___::::::::::::::::::::::| ￣''''''''==--
.ゝ、: : ::><: ﾍ ',_,斗---|ﾉ.Y } Y ( ｀｀''''===-￣￣-==、,,___
ゝK、ヽ、> .ﾍ: : : ﾍ Y } .Y .| ￣'''''==-- 、,,,,
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＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢
ι〜― ( >.＼__ 『？？？？』
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
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┃赤水晶の杖(R) 攻撃力＋７５０ ［両手］ クレイクロウでは噛み砕けない程 上質の杖だ.┃
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l l l .∧､ ＿_ ＿_
r| | | ∧_ヽ ,ｲ二 ヽヽ´:.:.:.:.:＼:＼＿ ＿＿＿__
ｌ |γヽ ＼ ／:.:.:.:.:.:.l:.:.:.､:.:._､ヽ-ヽ/ ／
/ 入ノ ヽ ヽ //:/:.:.:.:./ｌ ‐二､}:.}:.:.}//i￣ 《ヽ
/ || x‐‐}‐ヽヽ ＼ {:.:|:.:.:.:.:{,‐ ﾘ|:./ }:.∧ ヽｉ
ｉ ll__|⌒|｀´ヽ ・＜ヽ、 |∧:.:.{:.:',｀r , //',:./ ｉ:.:＼ ヽ
{ /| l l ヽ ｀ヽ､ ﾘ /､{＼ヽ ,ｲ{:.ｉ ./￣ｌｌ:.:.:.:.:.7ヽヽ
// | | -l i /|:.:.:≠><┐ﾘ-┐＿／ ヽr､
// /￣ ヽ / ゝ ヽ ／== /ヽ i 〃ヽ二＼
〃 ｉ ｉ / / ｺ//ヽ::__/／ { 〃 ￣￣/
/ l l ／ ヽ / | ./::7／ {/ ヽ /
l ＿_ l 、 /´ / ｉ {{´ || ＼ ―‐､
. ∨＿ ｌﾐ | ヽ / / ／|7ヽ-- || __ ---／:::::::::::::/
ヽ ',ヽ/ /＼二/| | | ! ヽ― ￣ヽ ／ ∧
. l i ヽ、::＼ } ||| / ∨ ‘，
l l / ／_| ||| , -- { ∨ ヽ /ヽ r､
. l l _ / / / // lll ヽ― ヽ ヽ ＼ ,' / /ﾍ
∧
/.∧ ∧
／/| ///∧ //∧ |＼
／///| /////∧ ////∧ |//＼
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┃なのは は意識を失いながらも 赤水晶の杖を握ったまま放さない！ .┃
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|||',
ｌ ｌｌ',
l l l∧
. l l l ∧
l l l .∧､ ＿_ ＿_
r| | | ∧_ヽ ,ｲ二 ヽヽ´:.:.:.:.:＼:＼＿ ＿＿＿__
ｌ |γヽ ＼ ／:.:.:.:.:.:.l:.:.:.､:.:._､ヽ-ヽ/ ／
/ 入ノ ヽ ヽ //:/:.:.:.:./ｌ ‐二､}:.}:.:.}//i￣ 《ヽ
/ || x‐‐}‐ヽヽ ＼ {:.:|:.:.:.:.:{,‐ ﾘ|:./ }:.∧ ヽｉ
ｉ ll__|⌒|｀´ヽ ・＜ヽ、 |∧:.:.{:.:',｀r , //',:./ ｉ:.:＼ ヽ
{ /| l l ヽ ｀ヽ､ ﾘ /､{＼ヽ ,ｲ{:.ｉ ./￣ｌｌ:.:.:.:.:.7ヽヽ
// | | -l i /|:.:.:≠><┐ﾘ-┐＿／ ヽr､
// /￣ ヽ / ゝ ヽ ／== /ヽ i 〃ヽ二＼
〃 ｉ ｉ / / ｺ//ヽ::__/／ { 〃 ￣￣/ ｽｩｯ……
/ l l ／ ヽ / | ./::7／ {/ ヽ /
l ＿_ l 、 /´ / ｉ {{´ || ＼ ―‐､
. ∨＿ ｌﾐ | ヽ / / ／|7ヽ-- || __ ---／:::::::::::::/
ヽ ',ヽ/ /＼二/| | | ! ヽ― ￣ヽ ／ ∧
. l i ヽ、::＼ } ||| / ∨ ‘，
l l / ／_| ||| , -- { ∨ ヽ /ヽ r､
. l l _ / / / // lll ヽ― ヽ ヽ ＼ ,' / /ﾍ
l l /ｌｌ/ |',／ ／ /￣ //ヽヽ --} ヽ , イ´ / //: :',
. l l /l l/ ＼ / /＼ // ヽ― ´ ､ ヽ/ ／__//: :.∧
l l /l l ＼ ヽ/ / ＼ / ヽ ヽ ／ ≠― : : : : i
l l /: :ヽヽ: ＼ ヽ/ ＼ . ∨／: : : : : : : : : |
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＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢
ι〜― ( >.＼__ 『…………』
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､ ｸﾞｲｯ
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
/ ./ ! /
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/./ l .!
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┃なのは クレイクロウの尻尾に足を絡められると 思いっきり放り投げられた！ .┃
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なのは はクレイクロウの……の間違いでした
ザッパアアァァーーーーン！！
ｃ'⌒`ヾ` , '⌒ ＾っ
oﾟｃ .| l|l |l.| l|l ll っ っ, '⌒ ＾っ
(( <o.ｃ ヾ|l || |l.| l|l l／っ っ
((_＼W从从从从W从W ./ っ
￣＾⌒＾⌒^^ ^＾⌒＾⌒^^＾⌒^^W从从从从W^^⌒^＾＾⌒^^＾⌒__^＾⌒＾⌒^ ￣
〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜ヾ ﾟ。 o。 ソ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜
〜〜〜〜 〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜
〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜 〜〜〜〜
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┃なのは の強制離脱により戦闘終了 経験値－５０００ .┃
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＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢
ι〜― ( >.＼__ 『…………』
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､ …ｼｰﾝ…
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
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┃クレイクロウは去って行った .┃
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ノ ￣ﾉ￣ ヽ ＿＿
＜ ﾜｼｬﾜｼｬ… r/ / ／//∧/∧
{! ＿／/ {!,//∧/∧
___ｒ―ｧ―┐＿＿ ＿ , , , , , , , ＿, , , , , , ,＿ , , , , }! ミ 三(ミ {!/////∧/∧
,, , ＿, ｒ‐へ人 /ー＝lｰ┐ ￣ ＝＝ 三三ｒへ ー ／ ＞ ― 三ヽ厂 二 ヽ//ヽ
ｒ┤ミTフ ⌒ く Χミ コ ＿＿＿ ￣￣ :.:.:.:.:.: _ _ ／ ｡ o 〈_∠〉 ￣￣＞┐
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＿厂ム ＼ :.:.:.:. …:.:.:. :. :. ⌒￣ ／ ヽ ＼/ 人＿{! ＼ ﾉ ∨ ﾉ'/∧=- ￣
'彡三三7 :.:.:.= :.:.:.:. :. :. ｒ―ｙﾍ l} 三/ ミ/三三ヽ{＿〈￣＼彡＼{!ヽフ ／
＞┌―「人 ￣ :..:. ｒ厂 ＼∧ ＼ /77／三 {三三三У⌒＼ ＼／ ＼ 彡
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┃翌日の早朝 ファウスタ 北沿岸部 .┃
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〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 ﾟ°｡ 〜〜〜/~;;! ,;:ヽｃﾟ｡ヽヾ〜〜〜 〜〜〜〜
'"~￣￣￣ﾞ''''―――-------------―zi.....,,,,,,,＿＿＿＿＿＿,,,,,,,,,,..,. ---――'''''"￣￣￣￣
二二,,_,.､..: .:.. ;.;.:.: ; :.. ;.;.:.: ; ,;＿＿,,.､＿,. :.:――' ＿,.＿.＿＿. :.: :.:. :.: .,.､＿＿,:
￣￣__,､_ '`￣￣￣:... ￣￣'`―''"´. . .. :.: .:.: .:.: ...:.::.:￣￣ ＿＿.: .:.: .`'￣￣
￣.: ;;.: :￣￣'`ヽ､＿:: ,.､＿＿.:.: .:: :: : :.:. ... . .. . . '`――,.､＿＿
: .:.:: .:. :.: .:.:: :. ＿＿＿,.､.__ ＿＿,.-'` ￣
＿;;'_,.､ .: .:__. ,;.:' ――'`――￣ . :.:: .:.:￣￣￣￣￣
￣￣￣.:. .:.:: ; . , . ;: :.: :.: . . .. . . .. :.:.: :.: ＿＿＿,.､＿＿ .:.:. . .::.:.::
￣￣￣'`――― ﾞ''ﾞ;: ﾞ ;; 'ﾞ ￣￣'` . . . . .:. :.: .: .: .:.: .: ..:
_ -
, '"
／
ん | !''! !'''、ヾ "!、
//ﾙ |.! | | 人 ヽ,,''!,,弋
〃;;;i '!!, 代 !i、＼|ヽ!ヾ !
!! ;;;|. 'ヾ、ﾞ ﾞ.:;;;;iiiiiiii!!!!!!"" ヾ, 参ったな…… 子供達ダケじゃなく
! !,;;ii||i;, ﾞ 〃;杰;"ヽ "､
"!?段;, ._ヾｼ- !. / まさか 直ぐに再出発した なのはちゃんまで
":;i|i; ,,// ///" !/
;;/ 帰って来ない事に 成るなんて……
/
ヾ;;;:-
i、 _,, - _=-
i、ヽ-'''
i、 -‐'' ' ／
i、 ,,-'
. / i、 _,.-i;;
〃 ヽ--‐=|!!!;:
!!;:
!"
冒険者ギルド 従業員 『道下 正樹』 レベル ３５/５０
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::',
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i 一晩中 探しても見つからないし
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::! 大分 遠くまで来ちゃったけど……
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::!
ヾ', i _ u .しﾍ:::l
', `" _＿ / ヾ
ヽ ´ ., / : /;;〉ヽｰ＝￢
＼ ／ ; ／;;/タ://;;;;;;;;;
ｸﾙｯ ヽ-ﾍ::: ／;;∠ク //;;;;;;;;;;;;
∨/;;;;∠ク i i;;;;;;;;;;;;;;
{ココ少′ ｌ ｌ;;;;;;;;;;;;;;
/￣ ! !;;;;;;;;;;;;;
＼)、)ヽ､_ﾉし/ |;/ |; ; ;| !; | !; ; ;|!; ; |、 ＼; ; ヽ＼; ; ＼ ＼; ＼ |;
＼ / || |; ; ;| ヽヽ ＼＼＼＼ ｀丶_;,_ ｀ヽ_ ｀｀ ｀
. ヽ し, .| |; ;;| ＼ ｀ ＼＼ ェェェェェヨヨヨヨヨヨﾖ
Y ( ｀ ヾ | ＿ｪｪ ,-───-、
|_ __| |エエエｱﾞﾞ ´ |てり ｀
. ´ヽ＿| ｀ ＼ ,-─-ヽ 乂ノ__,-
| ｀ | ヽ |し) | ＿＿,-──
| | 辻__| そろそろ"中型"の縄張りだし
_ |ヽ | ─´ |
| | | | | |_,- 引き返した方が 良いのかなァ……
. | | | | | !、 ,,,,,,,,,,
| | | | | ＼;;;;;;;;;; u でも何処かで 生きてたら……あッ！
. |/ |/ | ＿,-‐-、
ヽ ､￣＿＿_,-ヽ
_ |ヽ _ ヽ ￣
ヾ ヾ || ＼ ＿＿,-‐ ！
. ヾ ﾘ ＼
＼ ／
＼ ／;;;;;;
＼ ／;;;;;;;;;;
￣￣ ヾ;;;;;;;;
＜ うッ うぅ…… ヾ;; _
ヽ/
, ==-
// ＿＿
≦:.:.---:.:.ヘ
／:.:.:.:.:.:.:.:.}:ヽ_',:.ヽ､',
. 〃:l:.:.:.､:.:.l:.／ }} ,-,:.:}二ヽ
/:.:.:.:!:.:.:.:!:.:/:.泛′｀ ﾏ}二ヽ 『な なのはちゃんッ！？』
r ﾆ{---:.ヽ:.:.ヽ:ん' // r,i:.ヽ--
r ＜ /ﾍ:.:.:.:.:.r=､:.＼ }､}r----､ ＿___
/ // ト:.:.:ゝ＿ ゝ＼ ,≦_/::::::::::;::≦:::::〃 ',
/ ／ 7 l:.:.｀ヽ---≠} >ヽ::丕ゝ___::::::::::::// }
{／ { /､:.:.:.:.:ヽ/::::::::::::ヽ::::::;;ニニゝヽ//＿__ﾉ､
ｌ ｌ / ｀ヽ:.:.:.‘，:::::::::::::l:/:;〃￣￣ } ヽヽ、 ヽゝ_r――,＿＿_
l/ ヽ:.:ヽ::::::::::::l{:.{ ／ ゝ｀ヽ､ ｀ヽ ´ // ￣≧ｭ､
__ _ }:.:.:i::::::::::::ﾄ:.ヽ 〃 ￣ヽ ﾆﾆﾆﾆﾆ ´ ＿＿ ヽ ザザァーーーーン……
tゝ }' } i:.:.:l',:::::::::::',;:ヽヽ rヽ､ |:.:.| /／====-- ‘，
>', -ゝ- ､＿ -/／ ‘，:::::∧｀ヽL-==l /::// ―:.:┘, ―/:/ .
ゝ ＜___==ヽ----―― ヽ､::::}-‐＿＿ ヽ//＜＞ ´／ /:.:.{ }、
, ≦:.:.:.:ゝ- ､ }::::::::::::::::::::::::::::::｀::i¨ 《', ／ /:.:.:.: i i ヽ
/ /:.:.:／ ´¨¨¨¨¨ t---r===┘ i 〃 /:.:.:.:.:.:.:l | ヽ＼
//{:.:.:.′ ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.￣:.｀ヽ、 / ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ｌ ￣¨¨≧ｭ､
i:.:.i i:.:.{ ¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ヽ:.:ヽ' l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘， l ｀≧ｭ ､
',:.:! !:.:.', , ------ ､ 〃_ヽy. l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ l ≧ｭ､
‘，ヽヽヽ ,x≦:.:.:.:.:.:.＿:.:.:.:.:.:.:ヽ ¨¨¨ ‘， l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ≧ｭ､
＼:.ヽヽヽ ＿_ ,x≦:.:.:.:.:;≧ ´ ｀ヽ｀ヽヽ }', il:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ、
｀ヽ --------- ¨¨ ヽ} ＼ | ｉ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧ ､
ノ | | l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:≧ ､
┏━━━━━━━━┓
┃第３．５話 おわり .┃
┗━━━━━━━━┛
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） 短くて恐縮ですが ３．５話の投下を終了します
| ｀ ⌒´ﾉ
| } ゲリラ投下でしたが 追ってくれた方には感謝です！
ヽ /
＿__ｲ.ヽヽ、___ ＿ノﾞ-､. ４話の やる夫は この話を予め 聞いた事に成ります
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＞ ヽ. ハ | |
なんだかエロいぞ
Ｒ１８ってことはグロイ負け方とかも出てくるのかな？
R18というと神姫みたいにNTR系が入りそうで怖い
続きが超気になる！
ソシャゲだとわからんがレイドボスあるゲームでそれは厳しいとは思うが
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） 皆さん おはよう御座います >>1 です
| ｀ ⌒´ﾉ
| } 本日１８時に 第四話の投下を行う予定です
ヽ }
ヽ､.,＿＿ __ノ また 投下終了後に やる夫の属性……
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_ ［闘］ ［知］ ［技］の投票を 行わせて頂きます
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
［闘］ メイン盾・火力スキル取得
［知］ メイン盾・防御スキル取得
［技］ 回避盾・探索スキル取得
.／￣￣＼ 尚 各属性で やる夫が担う 役割はこんな感じで
/ ヽ､_ ＼
（ （● ） | どれも抜群の 安定性を誇り パーティーの要に成ります
（人__） |
.r-ヽ | ですが レベルアップが格段に遅い為 スキルも同様で
（三） | |
.> ノ / 暫くは レベル５と１０の基礎スキルで 戦わざるを得ません
./二/ ヽ /
//// へ>个／ < ……とは言え 素のステータスでも 十分に強い為
.|////ヽ ／＼／//)
￣￣ |＼////／| 深く考えずに 好みで選んで頂いて 構わないと思います
AAの事もありますし（グロ要素は）ないです
>>494
>>1 の好みの問題で（NTR展開も）ないです
>>497
>>498
ソシャゲで経験値下降はありえませんが
本作では4話で語られる理由で経験値ダウンの仕様があります
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） ちなみに カリムは 早い段階で登場します
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } それでは 投下の時間に 御会いしましょう！
. ヽ }
ヽ ノ
/::::::..ﾍﾔ:>.
|::::::::::...:.ｿ.:|
|:::::::::::.::::::::|
探索スキルは魅力的だな
カリムが回復系だったから、足りてないのは盾役？
盾が強いと安心感が違うし
役立たずにはならんよな。
重要性によっては、だけど。
『漁村 ファウスタ 冒険者ギルド』
∩
／∪＼
／／|:::l＼＼
／／ .|:::l ＼＼
／／ .|:::l ＼＼
／／_＿＿＿|:::l＿＿＿＼＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／／―.┌―┨:三::┠―┐‐.＼＼ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
／／ .|:| ┃:三::┃ |:| ＼＼ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
／／ ∨ .|:| ┃:三::┃ |:| .// .＼＼ｪｪｪｪｪ[三三三三]ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ[三三三三]ｪ:＼
<／|:| .∨ .|:| ┃:三::┃ |:|// .|:l ＼>ｪｪｪｪ::| r――ｫ |:ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ| r――ｫ |ｪｪｪ::＼
＼|:| .∨ l:| ┗:┯::┛ |:|/ |:lｪｪｪｪｪｪｪｪ:| | | |:ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ| | | |ｪｪｪｪｪｪ＼
|:|ｮｮｮｮｮｮｮｮ|:lｮｮｮｮｮｮl:|ｭｮｮｮｮｮｮ|:|ｮｮｮｮｮｮ!|:lｪｪｪｪｪｪｪｪ:| |＿＿_| |ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ:| |＿＿_| |ｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
|:|∨ .＿|:l_＿____|:|__________|:|＿ .//|:|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣了
|:| .∨ 〈三三三三三三三三三三〉./...|:|＼|:|＿＿|:|/ Ⅵ:| |:|/ Ⅵ:| |:|/ Ⅵ |:|/ |::|
|:|ﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖEﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖ|:|ﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖ|::|
|:| ∨ |::::||￣￣|||￣￣||:::| // .|:| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王l. |::|
|:| ∨ |::::|| ||| ||:::| .// |:| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王l. |::|
|:| ∨|::::|| ||| ||:::|// .|:| |王| |王|__|王|_ ..|王| |王| |王| |王| |王l＿.|::|_
|:| |::::||＿＿|||＿＿||:::|/ |:| ￣￣ |GUILD|￣ ￣￣ ￣￣ |::|
|:|王王王|::::|回 回:|:回 回|:::|王王王ﾖ|:|圭圭圭圭〈:::::::::::::::::::〉圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l::|
|:|土土土|::::| :|: |:::|土土土ﾖ|:|圭圭圭圭 .T ￣ T ...圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭|::|
.＜三二ニﾆ==-----------=ﾆ＞ ￣￣ ￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ そ、そんな事が 有ったんですかお……
| （__人__） u |
＼ ｀⌒´ ,／ （良く生きてたモンだお）
／ ー‐ ＼
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ "あの時"の なのは はガキどもと違って
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ しっかりと装備を 整えていたからな……
ヽﾞ､! u !; ,.ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 恐らく "エサ"として認識されなかったんだろう
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､ 五体満足で済んだのが 奇跡と言えるな
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.、:.:.:.:.:.:＼
/:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:/:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:. |:.:. | : ｌ:.:.:.:.ｉ:.:.:.:ヽヽ:ヽ
. ｉ＼:.:.:.:.:.:.:.:./:.:./:.:.:.:./:.:.:/:.:.: |:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:ｉ ヽ:.:',
|:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ｉ:.:./:.:.:.:. ｉ:.:.:,':.:.:.:..|:.:./|:. |:.:.|: |:.: |: : | ヽ:ｉ
|:.:.:.:.:.＼:.:.|:.:/|:.:.|:.: |:.: ｉ:.;:‐7|‐二|メ|:.:|:.:|:.:.||:.:.| ヽ
. 、＼:.:.: ヽ|:/-|:. ! : |:.: |:.: /x 斥 |/ {:/|: !:.: ||:.:|
ゝ:.:.＼:.:. |{´｀ｌ:.:|:.:.:|:.:.|:./ﾍ {::ﾘ/ 〈/ ｌｲ:.:./l:./
|＼:.:.:＼:|＼ ゝl:.:.:|:.:.|/ ゝ' ＼ |:./ ﾚ′
|:.:.:.:.ヽ、ヽ:| ｀!:ヽ:|、| u .／ ﾚ′
|:.:.:.:.:.:.:.＼/ ‘， ＼＼ ― ´ ……ッ……
|:.:.:.:.:.:.:.:. | ﾍ:.:.:.ﾍ /
|:.:.:.:.:.:.:.≠__ ﾍ:.:.:ﾍ ―‐´
|:.:.:.:.:. / ｀ヽ､≧ｭ､_ヽ :.{
|:.:.:.:.:.:|::＼ ≧ｭ､｀ヽヽ
|:.:.:.:.:./::::::::＼ ＼ｌ┤
|:.:.:.:/:::::::::::::::::＼ ヘ{ ヽ、
|:.:.:/:::::::::::::::::::::::::＼ |＼ ゝ
|:.:/:::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ｀￣ 7 ﾍ´ヽ
|: ｉ::::::::::＿＿＿＿__| ,′ ﾍ::::ｉ
|: |:::::l´::::::::::::::::::::::::::＼ ＼ ﾍ:|
＿__ ＿
-‐''"´￣ ｀ ｀''ヽ=､
,.‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
r（:::::::::::::::::,、_ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::
ゞ, ｒｒ〜ヅ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾌﾊ ﾐ::::::::::::::::::::::::::::::
. l __,,. -─￢,〈:::::::::::::::::::::::::::::: ……なのは 唐突に問題を出すが……
〉ﾞﾞ`'''Tjフ￣ ヽ::::::,ｨ ,､ヽ:::::::
. / ,.‐'" }:::/ /ヽ ﾊ::::::: クレイクロウに 出会った時に
/.. "´ ２ﾉ/ l:::::
. ヽ.ﾆ,｀ __／ :l:::: 注意すべき事は 理解しているか？
. 'ｰr_‐; .ｨ l:::
〈.. /:{ ヽ
｀} ／:: ! i
丶、,､. イ:::::: !
, ---------- ､ ／￣￣￣ ヽ、
＿＿ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ､ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
, イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::く-┐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.: /ヽ : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
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./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:l:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/:.:／/:.:.:.:.:.:.: ｉ:.:.:.:.:/:.:./:.:.!:.:./ ｉ:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:ｉ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/／ ./ :.:.!:.:.:.:.:.{ :.:.:.:ｉ:.:/:.:./|:.:,' ',:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:.:.}:.:.| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ！？ え、えっと…… 先ず……
/ {:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.┼廴/_.|:/ ヽ:.!:. ⊥＿|_:.:.}:. i:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
i:.:./ |:.:.:|:.:.:|:.:.:. |,イう≧､ヽ ヽ|芹う≦、:.!:.:.|/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| "粘液"は射程が短く 行動を読み易い上に
|:/. !:.:.:!:.:.:!:.:.:.《 {::::::::ら ´ {:::::刈 》/: /ヽ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|j ',:. |:.:. |＼ヽ. 辷シ 辷シ /:／:} /|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 一戦に使える回数には 限りが有るので
. | i: |!:.:.|:.:.:.:ヾ､ j /!:. : ｉ_,' |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ﾘ ヽ|!:.: : ﾍ u .}: : / |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 確実に消費させてしまうか
',:.:.:.:.{ヽ ￣ ／/:.:,' ! :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ :.:.ｉ ＞ イ / :./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 使う隙を 与えないようにして……
＼ヽ ,rヽ. ＞＜ _／|/／ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
, ヾ､{ ≠<´ ./｀ヽ、 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
,､r::´::/ ! /､ ヽ / |::::｀ヽ、.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
,､r:::´:::::::::::::/ {､/ゝ－/', 〃 .!::::::::::::｀ヽ、 :.:.:.:.:.:.:.:.|
,､r::´::::::::::::::::::::::::/ ', }≠/ / ',:::::::::::::::::::::｀ヽ､ :.:.:.|
/::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ/ / ヽ/. ',:::::::::::::::::::::::::::::ヽ :|
r- ､
_∠＿＿＿:.:｀ヽ, イ´￣￣ニニ＝―
, .:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.--´--- ､
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./ヽ:.:.ヽ:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:./:.:.:/:.:.:|:.:.:.:.|:.:.: ',:.:.:.:.:ヽヽ:ﾍ
,'ヽ:.ヽ:.: ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:/:.:.:.:.:〃:.:.∧:.: }:.: : |:}:.:.:.}:.:.､:.:.:ヽ ヾ、
ｉ:.:.:＼ヽｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:./|:.:.:.:././:.:/ ｉ:.:/|:.:.: |:ｉ:.:.:.ｉ:.:.:ヽ:.:.:ｉ
',:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.||-/丁:.云ﾒ-/ .}:.ｉ ┼:/:.|:.:.:,':|:.:.|.､:.:.| "にじり寄って来た" 直後の一撃は
',:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.{|:/ ≠´てト/ /ｲ7､/:./:.:/:.|:.: | }:.:.!
∨:.:./!:.:.:.:.:!:.:.:.:.| 〃 ら::::::| b:} !:|/:.:/:.:/|:.:.! |:.,' 非常に強力なので…… 一旦 距離を取るか
ヽ:.:{ ∨:.:.:ﾍ:.:.:.{ .｀ .辷シ ﾋﾘ,':.|:./|:.:/ }:/ |/
ヽヽ .!:.:.:.:.ヽ:.ヽ ヽ ｉ:./ .}/ ｉ/ ./ 避けるのに専念して 大振りの隙を突くと言った
.＼ヽ:.:.:.:.|ヾヽ u .ﾉ:.| ./ . /
.ヽヽ:.:.:|. ‐ ｲ:.:.! 柔軟な対応が求められる モンスターです
ヽ:.:.| ヽ ｲ |:.:.:,'
_| ヽ:| ＞ 、∠:. |:.:|:.:/
.r/ ｀ヽ ＼＿_ _ /lヽ:.:.:.|:. |/
r.´ ﾍ / | i!ヽ .:|:./|
,､ r:::´::::| ﾍ /≠| i! ヽ:::｀ヽ 、
〃 i,
r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈
! :l ,ﾘ|} |. }
. {. | ′ | } その通りだ…… つまり "その点"にさえ
ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ<
!∩|.}. '__＿ﾞ` ./'_＿` f＾| 注意していれば 怖いモンスターじゃァ無い
ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣' |l.|
. ヽ.ヽ {:. ｌﾘ ファウスタで冒険者を していた時点で
. }.iｰi ^ r' ,'
!| ヽ. ｰ=＝=- / "この事"は 戦う前から理解してた筈だ
. ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ
__/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼
_,,.､､､､､.,,_
／.:::::::::::::::::::..｀ヽ､
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::. '､
| :::::::::::::::::::::::::::::::::,ﾍ{ﾂ
| ::::::::::::::::::::::::,ｨｩ ﾉ j
|::::::::::::::::::::::（ |.! ;{ しかし…… いくら頭で理解していようと……
.|::::::::::::::::::rﾘ`l,〉 j}ﾞ
}:::::::::::::::ﾉﾞ l /. "アレ"を見ちまった上で 冷静さを保つのは
,xｧ''ｰ'ﾞ'` '､ /
/ ｰ｀¨`''''ー-- ､｣ﾞ'′＿ 当時の なのは には 難しかった様だ
''^ｰｧ ､＿＿＿＿_ ￣ ／
`>'､, '''"´￣￣_二ヽ､ "アレ"が身近な人間だったなら 尚更さ……
/ ／ ヽ
,' , / ﾞ､
l / __ !
l, l く,_ ､ |
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;! 俺としても 浅はかな 対応だったよ ガキ四人が
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ rｪ----､ﾐ;ﾘ 行方不明と聞いて 再出発しようとした なのはに
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ "万が一の事が有っても 決して取り乱すな"
`| ^'='^ ﾑ'′
.ﾄ､. -‐‐ ‐‐- /|
i| ＼ === ,ｲ.:| ……と一言 告げて置くだけで 違ったかもしれんのにな
,ｲi| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;ﾄ､
`ｰ─''ﾞ
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ それ以前に…… ギルドの責任者として
,!;;;! '~ "~ `i||i" '' `ﾍ;;;!
|;;;| ヽ` .ﾐ;;;|
_ゞ;!,-;;;;;;;"ﾌﾉ ヾ`;;;ヽ ､ﾐ;ﾘ "ガキ達の為にも 絶対 時間通りに戻って来い"
!ﾍl;|.,,_==-､く｀ ,>ﾞ-== 、｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |ﾐ.'￣" , ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !ﾐ ,ﾚｿ ……と言うのを 徹底させるべきだった
`| ^'='^ ﾑ'′
. ﾄ､ ､,.-‐ ､,, /| そうしていれば…… ガキどもは逝かずに済んだ
i| ＼ ' ニ ｲ.:|
,ｲi| ﾞ､＼ ( ／ﾘ.:;ﾄ､ 今更ながら 杜撰な管理に 我ながら反吐が出るぜ
ノ :.:i| ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::::!:::＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ……阿部さん……
| （__人__） u |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿＿ ＿＿ ,x≦ ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,x≦:.:.:.:.:.:.:.≧ｭ､ ／:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/¨¨¨二ﾆ=‐--:.:.:.｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽr､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
／:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
/:.:.:.:.:.:ｧ:.:.:.:.:.:. :,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.‘，:.:.:.:.:.:.:.:.: |
.::.:.:／/:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‘，:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
.:.／ /:.:.:/:.: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:. : |
{/ :.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:}:.:l:.:.:.:.:.:.:.:. : | いえッ 阿部さんは 悪くありません！
′ l:.:/i:.:.:.:. i:.:.:.:.:.:. |:. : |＿|:. |:.: : |＿|:.:.}:.:.:.:.:.i:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
|: { |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|斗: ´|:.:.:|:.:.|:.:.:´!:.:.:|｀ ヽ:.: : }|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : | 全ては 私の慢心の所為なんです……
Ⅳ {:.:.:.:.:.::.:.:.:.|:.:|:. : |:.:.:|:.:.|:.: : |: : |:.:.:}:.:.:.:/:|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
.::.:.:.:.ヽ:.:.: ゝ===‐'| /|:／ゞ==７:.:.:.:ｲ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| "あの時"の私は 自分の選択が
ﾏ:.:lヽト:.､ヽ |′, /:／:. | |:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
ﾏ{ |:.:.:.:|ヽ、 r ｭ u .／}:.:.: ! |:.:.:.:.:.:.:.:.:. : | 悪い方向に進むなんて 思ってすら無かった
ヽ ヽ:. ! ト イ､ i:.:. / ｜:.:.:.:.:.:.:.:. : |
＿__ゝ{-,/| ＼＞＜ ／} ヽ|／、 :|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
r‐‐=ﾆ二::::::::::::::/ | 〉r〈 i ‘，:::::::::::≧ｭ､:.:.:.:.: |
/::::::}:::::::::::::::::::::_/ | /{≠{∨ | .::::::::::::::::::::::::: ７､:!
/:::::::::ｉ ‐=ﾆ 《 :|／ //l l ∨/l }ﾆ=‐::::::::::::: /:: }|
/ヽヽ:: ∧ , ヽ__/ l ｀__Ll ′≪ ｀ /:::::::i__
.: //:: / ∨ 〈 l〃:::::::::ヽ,' 7 l / ',::::{{ ヽ
{_ノノ:::/ / ∨ :l:::::::::::::::::,' / l:/ ',::ゝ', ',
. ー-- ___
r ､｀ ＜、 ｀＞ ‐- ___
. ＼｀ヽ､｀ ヽ､ ￣L､----- ＿＿＿＿＿＿＿
＼ ｀ヽ､ ｀ヽ､ ｀ ヽ- __/ ヽ------- 、
＼ ｀ヽ､ ｀ヽ､ ____ --‐‐‐‐′ ＿＿＿
＼ ｀ヽ､ <｀ヽ､. r､┌‐‐‐‐ ￣ ／ ___ -｀‐
＼__ ｀ヽ､ r´｀ヽ ヽ＼ __＿ , .--- 、/-‐‐＜ヽ
＼ヽ .ヽ､_乂､ r´｀ヽヽ、 ＜_____ ,イ´:.:.:.:｀:ヽ､/,ヽ- 、｀ヽヽ
＼＼ ｀ヽ-ヽ´ヽ ヾ /／:./:.{:.ヽ:.:.:.:ヽ:.ヽ:}´:./}､:.｀ヽヽ:ヽ
＼/ ヾ､ r ヽ ｀ヽ､｀ヽ､r ､ /:/:.{{:l:.:ﾄ:.:.ヽ、:.:.:}:.ｉ:.:.ｉ/:/∧:.:.:.｀:.:.:ヽ
＼ ヽ ､イ ｀ヽ､ / ｀ヽ､ /|/.|:ヾ＼ヽヾ/笊､ｉ:.|:./| ｀} ヽ:.:.:.:.:.:.:.＼
＼ ヽ ､ ＞≠＼｀ヽ､ /／ ',:.l:.ヾ:.抃 ゞ┘/|: |／ ＼:.:.:.:.:.:.:.:＼
＼ ＼ヽ､ く｀ヽ､＞´≠/｀ヽ､ ´ ヾ ヽ:.ヾ ,- 、 }/|___ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.＼
＼ ヽ ヽ/‐ ´ ｀ ヽ､｀ヽ､ .r‐‐‐‐77‐/:./:∧ヽ｀ ､´ r======| ＼:.:.:.:.:.:.:.
‐‐､ .ヽ ｀ヽ､｀ゝ--| //// //://-- /〃‐‐.{.{ ヽ、 ＼:.:.:.:.:.:.
ヽ ヽ ｀ｽ7ヽヽｉ ｉ.ｉｉ ｉ/:.:./:/ .／{ -- ､ヽヽ--.} ＼:.:.:.:.
＼_| ｀ヽ┘-ヽ/:.:./:/-〃〃´ニ｀ヽヽ ｀ ヽゝ ＼:.:
｀.7:.:/:/_/--‐‐､‐‐‐‐, .} .／
, --/:./:/--、 ｀ヽこ> /／￣ |
／:.:.,-/:∠ヽrヽ;;｀ヽ ｀7∠________.|
／／／//｀‐´ ゞ´ 、;;} /／--≠ -┘
『まだまだ 世界の厳しさ知らない 若輩だと言うのに…… {:／〃 .// ｀ヾ〃／ | | ｀ヽ､｀/｀ヽ､
ｉ {´／// //| __ -‐‐三≧ ｀ヽ､/ ｀ヽ､
今 自分にしか 出来ない事を遣っていると 調子付き…… ヽゞ／ .7/{ ヽ --‐ __＼ ｀ヽ､ /｀ゝ
〃 / ﾍヽ __ ‐‐ _ニ---ゝ ｀ヽ‐‐′
新米の冒険者として 在るべき姿を 見失っていたんです』 //. // ヽ---┬ ､ ＼
// // ＼ / .|:| ｀ヽ､ .＼
{.{ ／〃 / |:.| ｀ヽ､ ＼
ヽ＝- ／/´／ ヽ ´ .|:.:| ｀ ヽ-
‐=.:.:.:.:､ ＿＿
, - -=≡三:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､
／:.:.:イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ＿
⌒／:.:.／.:.:.:.:.:..／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.ヽ.:.:.:.｀ヽ
/:.／:./:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，:.圦.:.:.:.:.:...
/:/.:.:./ :.:.:.:.:.:/ .: .:.:.:.:.i:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.‘，:.:.i:.:.:.:.:.:.|
ﾚ}.:.:./:.:.:.:.:.:.:.i .:.:.:.:.:. /i:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.‘，:.}:.:..:.:.:.| 『その末に あの結果に陥り……
i.:./.i.:.i:.:.:.:.: i厶斗匕.i/i:.:.:.ﾊ::.i―‐ﾄ---.:.}i.: }.:.:.:.:.:.|
ヽ(八.iﾍ .:.: i:.:.:i .:.i i ヽ:li ヽi＼:.i ヽ:.:.:}i :.}.:.:.:.:.:.| 意識回復に２日 起き上がるのに１０日
ヾ:/ ＼:i.:.:.}ﾚ三三≧ ≦三三叭:/}.:.:.:.:.:.|
圦 ｉ:.:.:..:.oゞ''“ ﾟ ＿＿＿__ﾟ￣“"o::.:.i:.:.:.:.:.:.| 再び杖を握るのには 一ヵ月掛かって……
＜ ｵﾈｴﾁｬﾝ!? ._ヾ}:.:.:.:.::.i ／ ―――‐= ､ i .:.:.}i.:.:.:.:.:.|
: : : : :i:.ｉ､.:.:.入_/ 二二つi:.:.:/i‐- ､:.| "あの子達"の事を 思い出す度に
/: : : : : :i:.ｉ: ＼:.:i/ ‐==イi／､ : : : ﾑ
: : : : ＼::ﾚ: : : :ﾄ' __ ‐≦「__i i }‐-､:_i_ 嘔吐を催すのは 半年 以上続きました』
{: : : : : : ヽ: : : / ／ i_ﾉ_ﾉ_ﾉi i ヽ
i : : : : : : : : : / /| ¨ i|
}: : : : : : : : / ': | , - ､ i|
/: : : : : : :: / И / : : : ﾑ i|
＿＿＿＿＿＿ / ／
＼ ＼ ＿＿ / /､
＜ ―=ﾆﾆ ヽヽ ,＜ ￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ { ／:.:.:.:＼
｀ ＜ ＼:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽr ､:.:.:.:.:.:.:.‘，
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:./:ゝ ＼:.:.:.:.:.:.‘，
‐二二二＿:.:.:.ァ:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧/:lヽ ヽ:.:.:.:.:.:..
/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧/} ＼ ‘，:.:.:.:.:',
. /:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:i ＼i＼:.:.:.i 『それにより 冒険者に復帰しても
/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:／:.:／:.:.:.:.:,､:.:.:.:.:l:.:.:. l:.:.:.ｉ }、r ヽ }‘，:l
/:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:./:.:.:./:.:/ }:.:.|:.:|:.;斗:/}/ ‘，:.:.:}:.l 詠唱すら満足に行えず 魔物と殴り合いの日々
′:.:.:.:〃:.:/:.:./:.:.:.:./＿/:.:.:./ {/ i:.:.／|:.:.|/:.:.! .:.:.:/
/:.:.:.:.:.:./／/:/{:.:.:.:/{:.::.//,≠弌′ /〃￣ゝ:.:./＼ ＼ 次第に 生傷も増えてゆき 阿部さんから
/:.:.:.:.:.:/´| ｲ i:.:. / l:∧{｀ ゞ ┘ ／:,／ ＼＼ }
. /:.:.:.:.:.:/ l:.:/ / i:.:.iﾍ u ､ ./／/l / / / ストップが掛かるのも 遅くは有りませんでした』
/:.:.:.:.:.:/ {/ / |:.:.{{二二二| ´ 〃／::| / / === 〃
:.:.:.:.:.:/ // !:.:.ｉ | | ≧≠::::::::} / / ／ /
:.:.:.:.:/ ／ ＼ ＼{ ﾍ ヽ::|||::::::::/ / / ヽ /{
:.:.:.:,′ / ＼ ＼ / /:::川:::::/ / / } ／::＼
:.:.:/ ／ ‘， / /:::::::Ⅲ:::{ ／／ .i／::::::／ ＼
:.:/ ／ /} ∧ / /::::::::::|||::::/ / /::::::／ ＼
:/ { {_ﾉ ゝ/ /／＼::〃/ / / ＼ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| u （__人__） .| んん？ えッ "殴り合い"？
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;| あァ 俺も最初は 耳を疑ったよ……
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ 詠唱が満足に 行えなくても 諦めず
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ 微魔力で 気を逸らしてから 殴るとは……
`| u ^'='^ .ﾑ'′
,rﾄ､ ー- ─-: /| 当然 前衛職でないと ダメージは少ないし
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿ 十分な戦果を出せる 筈も無かったんだが……
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
_
{ ＼ ＿
､ ＼ ／＿ ＼
'，､ ＼ ＼ ＼ ,. :―: : ._
. ':, ＼ ＼ ,. . : :＼__}:}:´:,. ´: : : : :｀ヽ､ ＿
'， ＼ ＼､ ,. : '´: : :,: ' /: :/:,: ／}:_/: /: }:ヽ´:⌒｀
l∨ ＼ ＼_､__ ,. :'´: : : : :／ ,.ｨ:/ﾊ|{: /下≧ﾐ/イ/!:}:.､:､:＼￣＼
{ ∨ ＼＿ ＼. :´ : : : : : : ,/_,...イ |:{(/{: { 弋ソ／ｲ_ｲ:;: }: ∨:ヽ-- ｀
∨ {//ﾊ､. ＼: :,. ´ Ⅵ! ヽゝ _ ん}´:./:|: :ﾄ,:}＼ ま、まだやれるッ！
{ Ⅵ//} ､_ ＼> r､ Y:::. u .／⌒ヽ'ゞ'/イ!:j!:.ﾘ: |: : ::.
, ,､ ー'Y､__7-､＼＼ / ＼ j! ､ { ン ,ｲ:}|/ｲj:/ ＼: : : : . 依頼の達成には まだ……！
,. :' | |＼＿7/} ノ＼＼ ＼ > 7/ ///ヽ｀/ ＼イ j/ ∨' ヽ: : : .
／: : :.| | | |＼ノ ＼ノ r､ 丶 ＼///[｡｡]//_/_/ __./-- ､ ':，: ::.
／: : ／ ヽ､. | |-} ＼／／｀ヽ´ Y/ ＼///／ ＼ / __ ＼ }: : :|
:': : :／ }. | |ｰ' ＼ ＼ У´￣7￣￣´／ ´ __,..===ﾐ､｀ヽ ／:|: : }
: ／ , | |{| |＼ ＼ {! {=== イ ､ ｰ=},. : ': : : }: /
, | ||!＿＿_.／ }＼＼ ＼ | i ＼ /: : : : : :／
,..ﾑ | |:::::://::/＼ﾉ .＼＼,. ´}_,.＼ ヽ _,..--////}:＿_／
r''´二//≧､:::Ⅵj〉://::/7-''{ / }i ＼＼＿! ＼ ＼//////////> 『それでも 戦うしか 無かったんだろうな
´/,ィ//////＼::::::{ {:://{ |＼{_/_/ ＼ ＼／__ ＼ |∨//イ￣ ∨
{ﾉ }/ とニ///|::::::| |:{//_r-､ ＿|||. ＼/ ,.-/ﾊ＿_＞'＿￣ },.-=､ '， とにかく 残ったガキ達の為にも 何か
{ﾉ{_ﾉ {::ー'j!:::://ｲ´ //// {{{￣＼rrと{_ﾉ,イ}/∧:::::￣＼＼_ ,
ヽー'-- '´ ／￣ ||| {//イ{_!/ /＼}::::::::＼::＼//＼＿ノ してやりたかった…… だけどな……』
＼ /j!! ｰ'､. ＼::::::::::＼::＼イ
／ ＼／ ⌒ヽ､ ／ ＼ ＼:::::::/:／
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ 次こそ しくじったら 命の保証は無いし
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ 俺は それ以上 体を 虐めるのを
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 許さない事にした…… 少なくとも……
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､ 魔法を しっかりと使える様に 成る迄はな
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
／:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ‘，:.:ヽく:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
. /:.:.／/:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:‘，/:||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ
/:.:/ /:.:.:.:/:.:.:/:.:.:.:.:.:/:.:./:.:.:.:./!:l:.:.:.:.:l:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:‘，/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
/:./ /:.:.:.:/:.:.:/:.:.:.:.:.:/:.:./{:.:.:.:/ l:.lヽ:.:.ヽ:.ヽ:.:.l:.:.:.:.:.‘，!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
〃 ,′:./:.:.:.:.{:.:.:.:.:丁:.T二￣ ´ ﾘ ｀￣二ヽ:.丁ヽ:.:.:.:l:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
/ {:.:.:/:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.l 才≠ヽ、 〃≠ヽ､ﾏ:.:.:.:.:.l:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
. |:./ |:.:|:.:.:.|:.:.:.:.:.〃 {:::l:::i {:::l:::i Ⅸ:.:.:./}/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
.Ⅳ ! ﾄ:.:.:l:.:.',:.:.《 弋:ソ 弋:ソ /:.:.:./:|/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : | 『ま、魔法の調子…… ですか？
ﾘ ',:.:.:.|:.:.ヽ:ヽヽー ' ｀ ー ´/:.:./:.:|. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.:|:.:.:.ゞ､ i /:.;イ:.: ! |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| えッと まだ 時間が欲しいかなって』
|:.:.:.:|ヽ u t -, .／/ !:.:.:il !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
!:.:.:.:! ,ヘ、 .ｲ ヽl:.:.:.l ｜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
ﾏ:.:.:.', i| ヘ . | |:.:/. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
. ,x≦::::::::ヽ:.ヽ iｌ ＼.≧≦ ／ ｉ| 〃::≧ｭ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
,x≦::::::::::::::::::::::| ｀ i| ゝ‐< i| / |:::::::::::::≧ｭ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
,x≦:::::::::::::::::::::::::::::::::| | ∧ゝ/ヽ | .|::::::::::::::::::::::≧ｭ､:.:.:.:.:. |
/::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::: | | ／ ≠ ヽ | |::::::::::::::::::::::::: /::ヽ:.:.:.:.|
┏━━┓
┃阿部┃
┣━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃要は時間を費やせば なのは は元の 力を取り戻せると思ったが 甘かった…… ┃
┃ ┃
┃一度 戦いから引いた身で 再び立ち上がるのは 予想以上に 難しかったらしく .┃
┃ ┃
┃夢中で戦った事を 客観的に考えると 自分の行動は 無謀とも捉えられたんだろう .┃
┃ ┃
┃無勲章の依頼も増やしたし アレからは調子を聞いても 何時も返事は曖昧だった .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | でも今の なのはちゃんは
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ ちゃんと 自分の意志で……
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿__ ＿
-‐''"´￣ ｀ ｀''ヽ=､
,.‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
r（:::::::::::::::::,、_ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::
ゞ, ｒｒ〜ヅ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾌﾊ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::: おう 何はともあれ 偶然が重なり
. l __,,. -─￢,〈::::::::::::::::::::::::::::::
〉ﾞﾞ`'''Tjフ￣ ヽ::::::,ｨ ,､ヽ::::::: こうして 冒険者として 立っている
. / ,.‐'" }:::/ /ヽ ﾊ:::::::
/.. "´ ２ﾉ/ l::::: 後は "クレイクロウ"との戦いに
. ヽ.ﾆ,｀ __／ :l::::
. 'ｰr_‐;ｧ ｨ l::: どう繋げてゆくかに 掛かってるな……
〈.. /:{ ヽ
｀} ／:: ! i
丶、,､. イ:::::: !
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 時期尚早では 無いのですかお？
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
〃 i,
r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈
! :l ,ﾘ|} |. }
. {. | ′ | } とんでもない 今日の収集品の数と
ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ<
!∩|.}. '__＿ﾞ` ./'_＿` f＾| 戻って来るまでの 時間を考えると
ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣' |l.|
. ヽ.ヽ {:. ｌﾘ 戦いなんて 一瞬で終わってた筈だ
. }.iｰi ^ r' ,'
!| ヽ. ｰ=＝=- / 俺は今の時点で 十分勝てると思うぜ
. ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ
__/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼
＿＿_ ＿＿＿＿
￣―― 、:.＼,イ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、 ＿＿__
イ￣￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ、〃:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__ゞ:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｉ
///:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : ヽ/ゝ:.:.:.:.:.:.:.:. : |
. / /:.:.:/:.:.:.:/:.:.:|:.:.ｉ:.:.:.ｉ|:.:||:.:{',:.:.:{:.、:ヽ:‘，}:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
. i:.:./l:.:.:.: ｉ:.!: ,ｌ-|┼:.廴:l!:.:i ヽ__ヽ-‐i:.:.i:.i:ｉ:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ！？ そ、そうですよ！
. |:.:ｉ .|:.:./:||:.l: |ヽｘ云ﾐ ｀|:.:|´,yfぅｘ.、|:/:.!:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
. |: | !:.ｉ:. ||: ヾ 《ん刈 Ⅵ ん刈》}/:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| やる夫さんなら 必ず
Ⅵ |:.||:.|{:.l∧ 込ソ 込ソ /イ }|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
八,'N Vl ∧ u , .／/:.|´ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : | 皆のカタキを……！！
|:. 人 r‐┐ /|:. l. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
f^! |:. | ＞ ｀ ´ イ !:.:l. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
| | f^! 八/ r|、≧-≦:|、 八/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
| | , ヽ.| | _＿＿＿＿_イ ﾍ ｀‐,ヽ〃 :|ヽ. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
, ' ´―ヽ | . r´::－、::::::::::::::::| ﾍ / 只| | ヽ―、!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
∨ 二 ｌ .} |::::::::::::::ヽ:::::::::::: | ﾍ | /|ヽヽl、 ＼:::::｀ヽ、:.:.:.:.:. : |
. ∨ ヽ ﾉ |＿::::::::::::ヽ::: ／| ゝ,二‐‐´_ヽ ﾍ、::::::::｀ｉ:.:.:.: : |
∨ ヽｉ-、 γ ヽヽ::::::::::k ´ .L___ ,'ﾍ::::::::::::::|ﾏ / ＼: /:|:.:.:.: : |
} / / i { } }::::::::/ヽ / ＞ ﾍ:::::::::: !ヽ‐‐, ヽ: |、:.:.:. |
/_／ / { |ヽﾆ::´:::::::/ ゝ ´、 ﾍ:::::::,' /＿_ ﾚ.i::{ }:.:. : |
!{', ／ /ゝ::::::::::::::／ // ヘ、 ﾍ::,' ／ ￣ ﾊ.|::|/:.:.:.: |
|｀´ /ヽ. ― ＜´ ./ ヘ、 ヽ´ }/:.:.:.:.:. |
L＿_／ ＼ ∧ ヽ ヽ. }|:.:.:.:.:.:.:|
| ＼ ./ ∨ o｀ｉ / |:.:.:.:. : |
| | ./ ∨ |: / |:.:.:.:.:.: |
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼ あいや…… なのはちゃん？
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | やる夫を 評価してくれるのは
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、 嬉しいけど それじゃ意味が無いお
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ rｪ----､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ …………
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ （ほう……）
`| ^'='^ ﾑ'′
.ﾄ､. -‐‐ ‐‐- /|
i| ＼ === ,ｲ.:|
,ｲi| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;ﾄ､
`ｰ─''ﾞ
＿＿＿_ クレイクロウは なのはちゃんの宿敵だお？
／ ＼
／ ─ ― ヽ 阿部さんが 言ってた様に なのはちゃんが
／ （ ●） （ ●）'
| （__人__） | 自分の手で倒さないと ずっとアイツのトラウマを
＼ ｀ ⌒´ ,／
／ ー‐ ヽ 持ち続けて 生きてゆく 羽目になってしまうお
／:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:rtヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
／:.:.:／/:.:.:.:.:.:／:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:――:.ｉ |ヽ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/:.:.:／ ,/:.:.:.:.／:.:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.ｌ:.:.:ｌ:.:.:.|:.:.:.:.|:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.－ーヽヽｉ:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
/／ /:.:.:.::/:.:.:.://:.:.:|:.:.ｉ:.:.:ﾊ:.:.ヽ:.:.＼:.:.ヽ:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.ヽy:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
. / /:.:.:.:./:.:.:.:/:.:ｉ:.:.:.|:.:.|:.:.ｉ ヽ:.:.:ﾊ:.:＼＼:＼:.:.ｉ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.//| |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
ｉ:.:.:.:/:.:.:.:./l:.:ｌ:.l:.:.|:.:.|:.:.| ヽ:┼ ゝ-:‐＼廾:tゝ:.:.|:.:.:.:.:.|:|:.:.://:./ |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:ｉ |:.:|:.|:.:.|:.:|ヽ斗 ヽヽ ≧=z=,, ＼|:.|:.:.:.:.:.|:|x´/:.:./ !:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
|:.:.:.:||:.:.:.:.:|.|:.:.|:.|:.:.|:´|._z,, ＼彳ｲ::｡:＼`ヽ,|:.|:.:.:.:.//ヽヽ:/ |:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|:.:.:.| |:.:.:.:.| |:.:.|:.|:.:.ヽ〃l.`ﾄ {:::::::::::} / |.|:.:.:/ヽ ｌ:/ |:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! そ、それは…… でも……
.|:.:.:.| |:.:.:| .|:.:.ヽヽ:.|.丶{::う 辷__う //l:.:.:.:ﾚ// |:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
ヽ:.:| |:.:.:| ｌ:.:.:ヽヽ:＼ 辷ﾒ / |:.:.:.:|,/ .|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
＼ ＼| |:.:.:| ＼＼ヽ , |:.:.:.:| .|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
＼ ＼| |:人 ｀ |:.:.:.:| .|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
＼.|:.:.:.ヽ ｰ ‐ ／ |:.:/ |、 .|:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.:.:| ヽ.、 ／ //≠ﾚ . |:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.:.| ＞ 、_ イ´ , ‐// / ＼ |:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.| .ｲ≠ ´ .／ / /::::::`::ｰ::-...、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:!
|:| ,r.|/ l ヽ / ./:::::::::::::::::::::::::::::｀::`::ー――‐ｰ、
| ／／|| ∨/ヽ / |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::｀ 、
,､r::´:::/ ./ ≠ ヽ./ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 怖いのは 分かってるお ……けど……
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ 其処で助け合うのが パーティーだお？
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | だったら 魔法が撃てる様に 成るまで
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. | 他の討伐の 継続で 慣れてゆけば良いお
＼. ｨ | |
| | |
＿＿＿__
＿＿＿ 〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
, イ￣￣￣ ヽ , ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｉ
. ／ -- ,ァ:.:.:.:.｀ヽ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｀ヽ､ ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
. 〃´ ／:.::／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ｀ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
./ /:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:／:/||ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
/:.:.:/:.:./:.:./:.:.:.:.:.:.:.l:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ／／',|:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
. ,':.:.:/:.:./:.:.:.ｉ:.:.:.:/:.l:. |:.:.|:.:.:|:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:､:.:.:.:.:',:.:.:/ }:.:.:.:. : ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ｉ:.:/ｉ:.:.,':.:.:.:.{:.{:.:.ｉ:.:.|:.:|:.:.| !:.:!:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.',:.:ヽ:.}/: ,'|:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ！？ い、良いんですか？
|/ |:/!:.:.:.:.!:.!:.:.:!:.:.!:.:!:.,| ',:‐廴---- ､:ｉ:.:.:.:ｉ:ｉ:.:.:.!!:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
| !ｉ ',:.:.:.:|:.:',:.:',斥云､| ヾ､〃笊㍉ヽ:}:.:.:j:.j-/ |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 実は攻撃魔法を 使えませんでしたって
. ﾘ. ',:.:.:{',:.{ヽ:.', ,' {心 ',:::::::Ⅵ }:./ｲ }. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.| ヾ、ヽ ヽ弋ﾘ .乂シ´〃:. }／ !:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 事を無意識に隠してたみたいで 思えば
ヾ､.＼:.{ ＼ - ´ ￣ / |:.:.:! |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ',人 ヽ u .ｲ: /. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 戦闘は やる夫さんに頼ってばかり……
｀ {:.へ、 ‐‐ イ }: /≠､ !:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.:.:! ＞ 、 イ, - / / /＼:.:.:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 私から誘ったのに 何てお詫びしたら……
＼| ／! /∨ / /:::::::::＼: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ/::/ |./只∨./ ｉ::::::::::::::::::｀:ヽ ､:.:.:.:.:. : |
,､r´:::::::/ |〃|| / |:::::::::::::::::／｀::ヽ:ヽ:.:.:.: |
/､:::::::::::/,' .|＿_./ | ノ',/:::::::／::::::::::::::::::}:.:.:.: |
ｉ::::', イ ｉ ゝ‐|::::::/ ヽ＜ {ヽ/:.:.:.:.:.:.:.:＿//:.:.: : |
/||:::::∨/ !´ .|::::/ > .|//-:::::::::〃 ‐ ヽ:.:.:.:.:.|
{､|::::r ｉ ', |::/ ／ !/ |:::::::{ { }:.:.:.:.:.|
|::::| .{ ｉ |/ ／ / |::::::::ヽヽ-／:.:.:.:. |
-―─- 、
／ ＼
′ ─ ─ ,
i （ ●） （● ） ｉ その必要は無いお！
| (__人__) |
､ ノ なのはちゃんは 攻撃には参加しなくても
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7 魔法での 牽制を徹底してくれてたお？
＼ ノ ﾄ､_/
. ′ | それに やる夫は どれだけ助けられたか
. i |
乂 ｲ
| /ー―一 、 |
し′ ､_ｊ
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （＜） ＼
| （__人__） | それに なのはちゃんの 知識・地理・収集
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼ どれも やる夫には 不足してた事だし
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／ この調子で 組んで貰えると 嬉しい限りだお！
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:/＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
. ,ｲ:.:.:.:.-.:.:￣￣:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼/:.:./ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
/:.／／:.:.:.:.:.:.／:.|:.:.:.|:.:|:.:.:.:.: ｉ:.:.ヽ:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.ﾍ:/ : |:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
// /:.:.:.:.:.:.:./:.:. : |:.:.: !:.{!ヽ:.:.:ヽゝ‐廾:.-- ､:.:.:.:.:‘，/ |:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.: |
/ /:.:.:.:.:.／ｉ:.:/:.:.:|:.:.A-|ヽ:ヽ:.:.:ﾍ＞斥≠、ヽ:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.: |
ｉ:.:.:.:.://:.|:.:!:.:.:.:.y´|｡≠､ヽ＼:.ﾍ んてﾒ.＼:.:.:.:.:. |:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.: |
∨:.:/ ｉ:.:.ｉ:.{!:.:.:.:.|〃んう ＼.う__/} ,ｲ|:ｌ:.:.: : ｌ＼:/|:.:.:.:.:.:.:. : | や、やる夫さん……！
. 人,′!:.:.:ﾘ!:.:.!:.:.ｉ ｀.うﾂ}, ゝ-┴ }:l.:./:/ /:. |:.:.:.:.:.:.:. : |
',:.:.:. ﾄ:.:ヽ:.ﾍ. ゝ¨, / /:. |／!:.:.:|::.:.:.:.:.:.: : |
. 丶:.:.ｉ ＼:>､ﾍ u ./}:.: : ! |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼| /l:人＼ ﾏ￣ﾉ !:.:./ |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
|:.|{:. : r . イ |:.,' |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
. ﾊﾟｱｧ リヽ:.: | . ＜ /ｲ . |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼{ ￣| ／ ∧ﾍ |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼ r/{ , ＜ / ヽL;; |:.:.:.:.:.:.:. : |
,､／/－＜、 .／ ./:::::::::｀ヽ:、:.:.: |
,､r ´／ />= /´ ＼ ／ /::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
_,x ≦:::::::::::／ />≠< > /ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
. /::|::::::::::::／ / ／/ ＼＼ |: / ＼::::::::::::::::::::::::::::::::/＼
|::::|::::::／ ＞ ´ヽ ´ ｀´ヽ －＜ ヽ::::::::::::::::::::::::::/::::::::|
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ （口を挟む必要すら なかったか）
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ フッ…… 決まりだな それじゃあ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 中型 討伐は期間を長く 設けるとして
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /|
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､ 明日もまた 手頃な依頼を 見繕うよ
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿_ ＿_
／: 7:.Ｔ: ＼ ／´:／⌒
/: : 厶斗―┷‐-: : : : :∠ ＿＿
／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : ＼⌒
/ : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : :l: :ヽ: :Ｙ: : : ヽ
.: : : : : : : : : : :′: : : :./: : ﾊ: :ﾊ: : | : | : : ト ﾊ
{: : : : :ー----|: | : : : |:斗冖ナ|: :ﾊ: :| : : } ｿ
: : : : : : : : : : |: |: : :| |ノ xf=ミﾚ: /}ハ:.:/ あれッ？ 阿部さん
V : 辷―‐--ヘ八 |.:N 〃ん} V ﾚ′
＼: ＼: : :/んl: : ＼{ N ﾋﾂ ゛､ 優先させるのは 中型じゃなくても……？
|: ＼ : ｰ ゞ_｣ : : ｢ /
|: | : ＼: :ζ |: : :| _ﾉ
|: |: : | : Y 八: : ゝ 〈ｨ′
|: |: : |: ┌=- _＼| /
|: |: : | 厂 -= 二辷厂￣
|: |: : /―‐ 、｀ ､ Ｈ_
|: |: /::::::::::::::::＼ ＼〕ト､
|: |/-――― ､::ゝ-rイ ＼- ､
|: |:::::::::::::::::::::::::＼ / 〈 ＼} ＿
|: |ﾏ､::::::::＿:::::::::} ｀ ･ 、 ＼ ／ へヽ
|: |: Y､〃⌒ヽ､:::| ｀ ﾊ __ ／ _つｧ ﾌ､
|: |: :｢､{{、＿ﾉ八| } ／ T ﾉ r〈/ｲ
|: | : |::::::Ｙ__「:::::::| 〈 八 ￣ .ノ ﾚ
|: |: : |:::::::::::::::::／Y 人､ ヽ へ
|: |: : :| ヽ:::::::/ 辷=- 彡彳ﾊ》､ __ ／∠ヽ〉_
|: |: : : | ￣ ﾉ、 _ r斗 冖Τ ―‐イ
|: |: : : :| ／ 〉匕冖 |:| | __ニフ
|: |: : : : | |:| |-‐
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ 確かに『狩ってみるってのは どうだ』
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ ……とは勧めたが 『優先して倒せ』とは
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′ 言って無いぞ？ やる夫さんが率先して
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､ 倒す流れに成ったら 口を挟んでたけどな
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼
／（ ●） （ ●）＼ そんな気がしてましたお
／ ::::::⌒（__人__）⌒::::＼
| ￣ |
＼ ／
／__:.:- ァ:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,ヽ､ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:.:.ヽ
.／／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ://く:.ヽ:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ｉ
./´ ./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.,:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:|:|:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:|
/:.:.:.:,:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./:/:/:.:.:/:.:.:/ヽ:.:|:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:,':.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ:.:!
/:.:.:./|:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:|:.:|:,||＿_|__:ｌ ヽ:.⊥＿ュ__|:.:.:.:.:.y:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:!
ｉ:.:.:/ |:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.ｲ斥ﾊz≧|:.:.| ヽ,≦z､ヽ:.|｀:.:.:.|:|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.:.ｉ |:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:|||,伝 心ヽ:.| ./厶::::う､:.:|:.:.:.:/,':.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
ヽ:| .|:.:.:.|:.:.:.:.ヽ:.:.〃.{::::::::::} ヽ {::::::::::} 》|:.:.:./.|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.| やる夫さん 阿部さん すみません
ヽ ﾏ:.:ﾊ:.:.:.:| ヽ:.:｀ 辷:::う .込::う ´/:.:// !:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:!
ヽ:.| ヽ:.:N:.:＼｀￣´ , ￣´./／:.:| .|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:| 気を遣って貰って ばっかりで……
ヽ ＼ﾑ:.:人ヽ ／ｲ:.:.:.:|.｜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.:.| ヘ、 ｀ ‐ ´ ,イ |:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.! 私 改めて頑張ろうと 思いますッ！
ｸﾞｽｯ .|:.:| z.ト ､ , イヽ .,':./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
__,､ r::ヽヽ/ | ヽ､｀ ´_／ | .| 7:/__ . !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:!
,､r "´:::::::::::::::｀7ヽ | /Vヽ || ヽ´:::::::｀ヽ::::、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:!
,､r::"´::::::::::::::::::::::::::::::::/ |､ ./｀≠ヽ /| ヽ:::::::::::::::::::::::｀ヽ::、_:.:.:.|:.:.:!
/:::＼:::::::::::::::::::::::,:＞‐/__ /|∨ 〃|| .∨ﾒ､ ,＞ヽ 、::::::::::::::::::::::::/::ヽ:.:|:.:|
ｉ::::::::::＼::＞ "゛ ＞ | // || .,' .ヽ､_ ｀ヽ 、::::::::/:::::::::ｉ:.:.:|:.!
|:.:.:.:.:.:.:.ヽ l <´ .| ｀ __" ./ .> ｀ /:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:!
.,'7|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽ .∨ .く´:.:.:｀.7 ./ ./:.:.:.:.:.:.:.Y }:.:.:||
＿＿＿_
／ ＼ その意気だお！ なのはちゃん
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ (自分のレベルアップも したいし
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／ 気長に待ってみると するかお)
／ ＼
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第４話：反撃の兆し
,ィ
/ |
/ /|
/ // .＿＿＿_
/ // ／⌒ ⌒＼ "あの話"の 翌日から やる夫と
/ // ／（ ●） （●） ＼＿＿＿__
| //.／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼っヵ | なのは は徐々に 探索の範囲を広げ
ﾍ〈_.| |r┬-| |＝l= |
〈_ィ.＼ `ー'´ ／ ／ | 依頼を程々に 数を狩る方向に変えた
＼ .／ .／
i ./ ＼／
| i
..,,､;:::''::"::￣￣`-.､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
〃:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::',
｛/:::i:::i､::::i､:::ヽヾ＼ ::::::::::::::::i
｛!i::|ﾍ:!＼!＼!≧三ミ:::::::::::::::i それにより 放置される 魔物の死骸が
{｛,,,,ヾ､ ´"'¨せ ∨Cヽ:::!
{ﾍ´f;ｊ｝ ´¨ るﾉ:::! 増える事から ギルド側は 新たに安全な
ヾ', i _ しﾍ:::l
', `" __, ./ ヾ 領域と成った地域の 採取に加え "剥ぎ取り"の
ヽ ￣ ., ./ : /;;〉ヽｰ＝￢
＼ ／ ; ／;;/タ://;;;;;;;;; 手伝いの 仕事の斡旋も行い 能率化を図った
ヽ-ﾍ::: ／;;∠ク //;;;;;;;;;;;;
∨/;;;;∠ク i i;;;;;;;;;;;;;;
{ココ少′ ｌ ｌ;;;;;;;;;;;;;;
/￣ ! !;;;;;;;;;;;;;
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃モンスターの死骸は１日経たずに土に還るが 肉体と切り離せば素材と成る .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／￣￣＼
／ 「 へ
｜ ( ●) (ー） 対してファウスタは 冒険者は少ないが
｜ ｜ |
| ､__´___ﾉ_ 決して小さくは無い村だ 採取・剥ぎ取りの
| _／ ___＼ヽ､
_j､ '-／____ ヽ | 効率は思ったよりも良く ３日ほど経つと
_, / ＼ __'-〈 ､ ヽ |
_, ､ -― ''": ＼ ＼､ /ヽ} | 宿のメニューが若干 豪華に 成る等
/ ヽ ヽ ∧､〈ヽi:ゝ i、
丿 ∨ヽ:::>-〈/ 〉, ｿﾊ､ 早くも 食卓にまで 影響していった
. i | ∧:: | 〈-ｰ ´ ∧
/ ! |::::|ハ ＿＿／ ∧
| |::::| ∧ ∧
. l＼
. ＼＼
＼＼
＼,==、 ＿＿
《_ｯ⌒) ／ ＼
＼／＼ ／ ＼
| (●) (● ) | それに確かな手応えを 感じた２人だったが
＼ (_人__) ／
i￣￣￣￣ ＼ 全ては "クレイクロウ"を倒す為の 準備に過ぎない
| 〉 〉
| {{`￣￣￣￣} 嬉しくても 移り気せず 今日も明日も戦い続けた
| rﾍ {{ ￣￣￣/
とノ | {{ ￣￣/
| ／ . {{ ￣/
（__） ￣￣
＿＿ 三／|
／ ￣￣ ///
／ ／ 三///
／ /. 三///
/ / / ///
|l l l| ///
|l l l| ＿＿＿_ r~￣`ヽ
l|l! ll| ／_ノ ＼（ ⌒} だが其処で 意外だったのが 彼の頑張りである
.| ! !| （● ） ＼/
|l l l| （ __） | 恐らく なのは の力に成りたい為 からだろうが
ヽl|l! ll| |!!il| ／
ヽ', ヽ ＼ |￣|￣|￣| ＼ まるで作業の如く 魔物を撃破してゆく様は 圧巻だった
ヽ ヽ ｀ヽ､ |__」 L___| ）
ヽ ` ､丶.|--i i--| /
ヽ、 ｀丶_|＿|／ /
` －/ ,,-,, ヽ
（＿＿_/ ヽ＿＿_）
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃親の顔より見た レベル上げの光景である ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
……かと言って その日の戦いを終えると 依頼の報告や清算を 率先して行い
疲れや負担を 全く感じさせる事も無く なのはが 意識するのも 無理はなかった
,
,1 ／'
i i ＿ / ./
! ﾍ ｀ ､ヽ. / ./
､＿,. -'ｰﾍ,,_ ､i ヽi! , | ./ ,. -‐,. ＞
／＿＿ ｀ !V ￣￣ヽ,| ,ﾚ'",.＜
´￣ ＞'"´ " ,, ､ ﾞ ミV／ ｀丶 ヽ
. ／ ／, ´ ,; ､ ＼ﾞ ヽ｀ﾍｰ､ ﾍ
(ヽ三/) ）） / ／ ./ ,＿.!| i ｰ､-ﾍ i i.∧ ∨ ﾍ
＿＿ ( i))) . i ／i i 7| |丶ﾄ､ ＼.∨ ! | |! i i
／⌒ ⌒＼ ＼ . i/ / | . /| i ===､ ﾞ ====ﾄﾘ ,i ﾘ |l | |
／（ ●） （●）＼ ） / i! /,ﾍ ﾄ´ト'::! ト'':::i ! , / / |! .| !
.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼ ! ﾍ|/∨､!|!,ﾍノ///∧ノ/ノ/,,/' | | |
| (⌒)|r┬-| | i i ∨ﾍ!､ ､ .／"＜ | | !
,┌､-､!.~〈`ー´/ ＿/ | .| ＼! ｀ 7ﾗ》ーﾙ_ｰi o,i. | | .|
| | | | __ヽ、 / | i! / 〈=〉rレ'!|〉,丶,ノ､ | | .!
ﾚレ'､ﾉ‐´ ￣〉 | ! ! ﾟ i7'V|K〉〉フ'' ﾍ. .| | !
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一日8時間の 肉体労働歴８年 .＼!` ,イﾞノ,;＼くゝ´三i |／
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そして更に１週間後……遂に なのは に転機が訪れた
／:.:.:／:.:.:.,:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､ /:.:.:.:.:._:.:
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/／ /:.:/:.:./:./:./:./:/ |:⊥斗二込:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽく:/ --
〃 /:.:/:.:./:.:.:ｉ:.:ｉ:/|/ |/ 〃 fo:::ヽ｀ﾏy:.:!:.:.:.:.:.:.:.}‐‐:|___´ ！？ あッ……
. / /:./ｉ:.:.:.ｉ:.:.:.:|:.|斗≠､/ {-し7 ´//:.:.:.:.:.:.:./:.:／!| ｀ ヽ
7:./ |:.:.:.:|:.|:.:.|ヽ〃ヽ ゞ-′ //:／:.:.:／:.:.:.:./:} !､
／ {:.ｉ |:.:.:.:||:.!:.ヽ:以_ｿ, /／:.:.／:.:.!｀ヽ//! |∨
／ || !:.:.:.:|:.:.',:.ヽ 丶 ／-- ´/:.:.:.:| }// |:.L＿
／ ﾘ .-{:. : ∧:.ｉ./! r- ､ /:.:.:.:.:.!／:/ |:.:.:.:.:.:.｀:.ヽ ､
/ _ -- ´ ∨:.| ヽ/:.', ｀ ´ u /:.:.:.:.:.:/:.:./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/／ ∧:| ｉ:.:.:ヽ /／:.:.／__/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ
〃 /:.| ヽイ:.:.:.: ﾍ 〃 /:／ |: :-｀:ヽ､ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼ .
/ /:.:.|／:.:.!:.:.:.:.:| ﾍ_ / /:./ |: | ｀ ヽ｀ヽ､ .|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ＼
ｉ:.:.:/:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.| ｀ ‐ヽ ___/／--- |: | ｀ヽ/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ｀
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. |:.:.:.:.:r ニニニヽ|´‐ .|::| |::::::::::::::::::::/:./ /- ´ ｀ヽ:
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白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１５/７０ 経験値 ０００/６００（+１０５０）
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┃高町 なのは のレベルが１５に上昇 "マジック・ボルト"を覚えた .┃
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／ ─ ─ ＼ どうかしたのかお？ なのはちゃん
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
／ ／:.:.:ァ:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ< ／
_ ‐ ´ _ ./:.:.,〃:.:.:／:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ―――<_
ニニ_ --‐‐ ´ ￣ ‐‐/:././:.:.:./:.:./:/:.:.:.:.:.:.:/:./:.:|:.:./:|:.:.:.:ヽ:.:.:､:.:.:ヽ:', ｀ヽ
〃/ /:.:.:./:.:./:.,':.:.:.:.|:.:.:|:.:|:.:.|:./ |:ヽ:.|:.:.',:.:.:.',:.:.:.:ｉ:}ヽ、 ヽ
／// ./:.:.:/|:.:.:ｉ:.:ｉ:.|:.:.:|:.:.:|:.:|､:,'|:| ',:ヽヽ:._|__:.ｉ:.:.:.:||:.、｀:.:‐-- ___ ヽ ……やる夫さん 次のモンスターは
／. / /|:.:.:,':.|:.:.:.|:.|:|:.|┼､7≦冬廾 廾,ニ冬|:.:|:.:.:.,' ∨:.:.:.:.:.:.:.:∧｀ヽ ヽ
／ __／/:/|:.:.ｉ:.:|:.:.:.|:.:||:.ヽヽr行::::j｀ヽ. ´{::::::う.刈:.:./ ∨ヽ:.:.:.:.:.:∧ ｀ヽヽ 私に任せて貰っても 良いですか？
／-‐‐´ /:./:.:|:.:.|/:|:.:.:|',:.|ヽ:.ヽ｀ 込シ . 込シ,´:.:./.7 ∨:.ヽ:.:.:.:.:∧ ヽ
/:./:.:.:.:.',:|/∧｜',:.:.:.|ヽヽ_ , .／／|´. ∨:.:.ヽ:.:.:.:.∧
/:./:.:.:.:.:.:/||/. ',:| ヽ:.|:.∧. ＿ ￣∧:.:|＿＿___∨:.:.:.:＼:.:.:∧
/:./:.:.:.／:.:/| _＞ ニニ､':,＼ ｀.‐´ ／|:.:.:.||――, / ∨:.ヽ:.:.:ヽ:.:∧
/:./:.／:.:.:./:/ .ヽ ´ | .|',|-≧ ､ _ ,イ7_.//:./ //､_ ∨:.:ヽ:.:.:.ヽ:∧
. /:/:／:.:.:.:/:./ . | .| |､｀::ヽニ､T´´ｌ､/// // .｀ヽ、:.:.ヽ:.:.:ヽ∧
//:.:.:.:.:.:.:./:/‐ ￣ ｀ ‐｀、＿ .| |ヽ::::::::::|_t-┐|/ | ／/ ｀ ‐‐= ､:.:ヽ∧
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:// ｀ヽ ｀ ‐ Lヽ＿::::ヽ-tヒ::|_ |_´,＜´＿_ r==＝´ ´.|、:.:.∧
/:.:.:.:.:.:.:.:.// ヽ、 ｀ ‐-｀_ヽ､､ヽ､｀::|ニニ´--ヽ |.| |ヽ:.:.:.∧
. /:.:.:.:.:.:.:.:.／ , --- ､ ｀ヽ、. | .| ヽ ヽ:::ヽ、 .ヽヽ.|.| .|:.:.ヽ:.:.:∧
/:.:.:.:.:.:.:.:/ / /￣ ヽ.ヽ ｀ヽ . | .|､ ヽヽ::::::ヽ、 ヽ|.,' .|:.:.:.:.ヽ:.:∧
[スキル]
レベル０１ マジック・ショット ［単体］［遠］［倍率０．５］
レベル０５ マジック・アロー .［単体］［遠］
レベル１０ マジック・ミサイル ［三体］［遠］［倍率０．７５］
レベル１５ マジック・ボルト ［単体］［遠］［倍率０．５］［３回］ ←NEW！
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ おォ！ その言葉を 待ってたお！
／ （●） （●） ＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ それにしても…… 何で急に？
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
／ /:.:.:.:.:./:./:.:.:.:.:./:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:./|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:}:.:.:.:.',:.:.:.:.',:.:.',//:.:}:∨ ヽ
ｉ:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:,:.:.ｉ:.:.:.:ｉ:./ !:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.ｉ:.:.:.:.:}:.:.:.:.}:.:.}/:.:./||:.∨ ＼
__|:.:.:.:ｉ:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.!:.:.|:.:.:.:.〃:.|:.:.:. |:,' ',:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|:.:|:.:/,' |:.:.:.ヽ ヽ
／/:.:!:.:.:.||:.| |:.:.:.:.{ !:.:|:.:.:.!:.:.:.,' |:.:.|:.:.:.|:.ｉ ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.: |:.:.|＿_:.|:.:.:.:.:|: |/:/ |:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.',:.:{ |:| !:.:.:.:ｉ {:.|:.!:.:.',--ｉ､|_| |:.:.| ﾘ ＼:.:.:.:.＼斗 ‐:´!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.|_/ |:.:.:.:.:.:.:.:＼
:.:.:.:.:.:.:',:|:.:|:.:.:',:.:.:.{ ',|:.',:.:.ヽ:.| ,≠≦ム ,才芋冬廴/:.:.:./:.:.:.:./:/ ヽ. |:.:.:.:.:.:.:. 良く分かりません ……でも……
:.:.:.:.:.:.:.Ⅵ:.:./ ∨:.ｉ |:.:.∨:.ヾ《.ら::::::::| .ト′::::::} 》:.: /:.:.:.: //} } |:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ∨| |:.:.:.:∨:.', 辷zシ 辷zzシ /:.／/:.:.／ } / !:.:.:.:.:.:. 何となく 遣れそうな気がしたんです
:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヽ |:.:.:.:./|:.､:ヽ 〃 /／:.:.:,' / |:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:./ // |:.:.:.,' {:.:＼＼ , / /:.:.:.:.:./／ |:.:.:.:.:. それに やる夫さんが ずっと
:.:.:.:.:.:.:.,' // |:.: ｉ |:.:. 人＼ ｀ ＿ /:.:.:.:.:/-- __ |:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.| //. |:.:{ !:.:.:. !_ヘ、 ヽ--' /:.:.:.r----------≠_.|:.:.:.:. 頑張ってくれてるのに 何時までも
:.:.:.:.:.:. | 〃. |:.:| r＝┐ヽ. ヘ、 イ:.:.:.:.!: : : : : : : : : : : : : : /:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:| / |:. | |＿: |:.:.:＼ ヘ、 イ /:.: : /: : : /￣￣￣￣￣ |:.:.:.:. "こうしてる"訳には いきませんから
:.:.:.:.:.:.:| / !:.| | | |＼:.:. ', r--≧≦--- ./:.:.:.://: : :/ |:.:.:.:.
:.:.:.:.:./ ﾘ |:.| | |: | ｀ヽ .|-┐| _--/:.:.／/: : :/ |:.:.:.:.
:.:.:.:/ . リ . | |: | | | | | /／:::/: : :/ |:.:.:.:.:
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┃この世界の人間に レベルアップと言う概念は無いが その瞬間は人生を変える機会に成る事も有る.┃
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／⌒ ⌒＼ やる夫を 気遣って 言ってるのなら 野暮な話だお？
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ だけど 攻撃してくれるなら 全力でフォローさせて貰うお！
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主人公 『やる夫』 ２８歳 レベル６ 経験値 １５/６０（+１０５） 所持金：４１００Ｇ（+２０００Ｇ）
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┃逆に大きな失敗や喪失で 技能を使えなくなってしまう事もあり それをシステム的に 経験値の減少と言う┃
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／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ＼
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．＜ /ヽ:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ヽ
／ /:.:.|:.＼:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ヽ:.:.‘，＼
／ /{:.:.:.:|:.:.:.__,':.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:/:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.‘，:.:.:.:}､:.:.:}
/ ―― / !:.:.:. |:.//!:.:.:.:.:.:.:/_:.:／:／:/:.:./:.:/:./:.:.:.:. ｉ:.:l:.:.:| ',:.:.i
/＞・´ /:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ∨:.:.{ { .|:.:.:.:.:.|:.|／メ:.､:/_／/:./:./:./:.:.:.:ｌ:.:ｌ:.:.:| }:.:!
/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ',:.:.ヽ/|:.ヽ:.:.|:.| ヾ､_＿ ￣ __/:./:.:.:.:.:|:./:.:.:! |/
/:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ∨ |:.:ﾘ:ｌヽ|ヽ ￣ ､_./:.:/:.:.:.:／/ }:./ /
／:.:.:.:.:.:.:.:.:./二二二二二}:.:.:.:.| ｀ | /／:.:／:／ i:/
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ | | |:.:.:.| __ ´≠--:.´:.／ /
／:.:.:r ￣ヽ:.／ | | |',:.:.:{､＼ , イ:.:.:/:./:／
´ ,イ´ ＼ l | ｌ ', i、ヽ,＞-＜ヾ/:.:/:.:.// ……やる夫さん……
´ ヽ､ | |:::::::｀/ /:ヽ /／ヽ:.:/
', | |:::: r--::::::: ＼/〃 /// はいッ 宜しくお願いします……！
,r､ ｉ ヽヽ.└ t┘::::::/_/__// ヽ
{ } ', ／ -‐|:::/ |ヽ､:://二二__ ‘，
｀´ } - ´ {:::ｉ | .|::|￣ ― / ヽ
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┃その影響を受けた なのは だったが やる夫との協力で 遂に一つの魔法を 取り戻した ┃
┃ .┃
┃皮肉にも その魔法とは クレイクロウとの戦いで使用していた マジック・ボルトであった ┃
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／:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ---､‐‐‐￣／| /￣/
/:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', ヽ;;;;＼ ／／∨ /
／///:.:.:./:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.}ヽ .ヽ／／:／∧ /
／ //{:.:./:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:l:.:.l:.:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.}!､:ヽ |／:.／:.:.:.∧
/- ´ /:.ｉ:.:.:ｉ:.:.:.:.!:.:.:.:.:⊥∧:|:.|ヽ:|:.ヽ斗:.:}:.:.:ｉ .ｉ:.ｉ r_／:.r--k ﾍｉ 『マジック・ボルト！』
./:.:.:.|:./{:.:.:.:!ヽ:.:.ヽ ｲ笊ヽ ヽ孑圷､:.ｉ:.:/ |:.| /､:.:.:.｀:.´ヽ-/
/:.:.:.:./ﾘ !:.:.:.|:.:.＼＼ ﾋｼ 辷ﾉ /,ｲr, |:|/ r k:.:.:.:.:.:.:.:/
/:.:.:.:./ ヽ:.ヽ:.:|!:.:.､ヽ、 ′ .///||､／. / ,､ ＼__／ 攻撃魔法の発動は 呆気なく成功し
/:.:.:.:./ ヾ､ヽ |:.:ト、 ｉ⌒ヽ ／//〃､＼ / ./__/|:.:.|
/:.:.:.:.:/ /￣￣ヽ＼ｉ=､＞＜ゝ::/ヽ‐ ､ヽ.∨ / ｜:.| なのは が攻撃役を担える様になると
/:.:.:.:./ .／ ｀ヽ､ヾ＿::ヽ≠､:::::ヽ ∨ / |:.:.|
/:.:.:.:/ ＿／ r -, ヽ. 〃､ヽヽ.ヽ:::::/ ./ } |:.:.| 最早 ファウスタ周辺の魔物 程度では
/:.:.:.:/ ∧ ｀´ _ --､ }<:.ヽ ヽ::ヽ､∨ /|.|/| |:.:.|
/:.:.:./ ｉヽヽ--:.´＞ ⌒ヽ:.ヽ､ .| ヽヽ ｉ:__/ ./ .|:./ |:.:.| ２人に対して完全に 力不足と成っていた
,':.:.:./. { ｀￣ ´ ｀ヽヽ | ｀ヽ∨ ./ |/ |:.:.|
ｉ:.:.:/. ! .ヽ/ / ./ |:.:.:!
{:.:.ｉ. ∨ ./ / ./y /:|:.:.|
|:.:.| ヽr --‐‐‐ ､ ／ / ./| .ｉヽ .//:.:.:.{
!:./| /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ／＼__ - ./ ./ﾉ､/;;/-､ 〃 |:.:.:|
|:.ｉ|| !--‐‐‐- ､;;;;;;;;;/｀ ヽ--- / ./ ヽヽ｀_ !| ､ / .!:.:.|
|:.||| ヽ/￣ ｀ヽ ヽ/ / ./. ｉ:.ｉ---｀__| ｀ヽ､ ',:.|
|/ﾘ / . /´､＼ / ./ |:.:| /| | ヽ ｀ヽ|､
| / / ヽ . / ./ |:.:| / | | ヽ | ｀ヽ
_＿＿＿// /
／⌒ ⌒＼./ /
／（ ●） （●）＼ / / / 『なのはちゃんッ
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼/ // / /
| |r┬-| | // / // "あっち"の方向から ３匹来るお！』
___＼ ｀ ー'´ _＿／ ⌒`''──,――;;ヽ､
／ / ___＿＿,＿＿＿,ソ
〈 ￣￣￣） ／
ｰ-------′ /
／⌒ ヽ /
/ ヽ /
/ /i /
,,-‐< / ヽ＿/ ﾉ 特に なのは が複数の敵に
(, ＿＿ _ノ / /
/ / 同時に攻撃できる事で 能率が更に上がり……
/ /
/ Ｙ
( ヽ: ／ ｿ丿 ﾍ｀ ;
´ ＼.从_（__ ＿_／)人／ ;｀
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┃要するに"トレイン"と言う 狩りの方法である .┃
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／:.:.: ァ:.:.￣__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.‐=ﾆヽ ヽ
ﾑ ￣／:.:.／:.:.:.:.:./:.:.:.:.:. l:.:.:.:.ヽ:.＼:.:.:＼-:.:.:.:.:. : i:.:.:.:.:.／‘， ＿
/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.{:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.＼:.∠_:.:.ヽ:.:.:.:. : |:.:.／:.:.:.:.:}‐=ﾆ二 二ﾆ=‐ ¨¨
/:.://:.:.:.:.:./:.:ｉ:.:.:.:.ｉ:.:.:.:|＼:.:.:.,イ爪O',≧ｭ:.:.:.:.:.:|}:.:.:.:.:.:.:.: ｉ', ヽ ￣:.:.:.:.:. ∧
. /／/:.:.:.:. /:.:.:.!-:.:⊥: : | ヽ/Ⅵ:::::::ﾘ /:}:.:.:. /:.ｉγ ヽ:.: | ∨ ＼:.:.:.:.:.: ∧ 『はいッ マジック・ミサイル！』
. ﾑ′ ::.:.:.:./|:.:.:.:.ﾟ｡:.:.,ｲ心l ∨zｼ ｉ:.:.:/:.: | ヽ :}:.:. ∨ ヽ:.:.:. : ∧
l:.:.:.:. !:.:.:.:.:.ヽ{{ ﾔﾑ |:./ |:.:.| } } ./:./ ∨ ＼:.:.:.∧
|:.:.:.{ ﾟ｡:.:.:.:|:.∧ ﾏｼ ｌ/ }:./‐=イ:./ ∨＜ ﾍ:.:. ∧ それと同時に魔力の活用の 機会を
/ :.:.: ｉ ﾏ:. |ヽ∧ ｀ / i:/ ヽ:./＿_ ∨:.:.:.:.:.＜ ﾍ:.:.∧
. / ゝ |￣ ﾏ | ∧ ﾏ ) ＿ ‐=ﾆ二二ﾆ=‐--二ﾆ}∨:.:.:.:.:.:.:.:￣:.:.:.∧ 十分に設けれた事で 僅か３日程で
￣ ＼ ﾍ| / l人 《 r ,x≦ ＼ ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
/ ゝ':.:.ﾟ｡:.{:.:.... ＿ ‐=――― ､ ヽ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ 彼女は全盛期の 勘を取り戻せていた
/／:.:.:.:.:.:.:ヽi:/ ＞/‐=ﾆ二￣￣￣} / __ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : ∧
/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｉ / i i f ) }∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ （経験値は足りないが 些細な事だ）
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |: / ゝ', ゝ- ′ i ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.: | { ゝゝ､ ＿＿___ } ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
. |:.:.:.:.:.:.:. : ,x≦777≧ｭ､ ‐=ﾆ＿＿__ ヽ l∧ ∨:.:.:.:.:.:.:. : ∧
. |:.:.:.:.: ,.ィ升,/////////7ヽ } :i l: ∧ ∨:.:.:.:.:.:.:.:: ∧
. |:.:.:.:///////≧ｭ､///////ヽ i :l . ∧ / 7:.:.:.:.:.:.:.:.: :.∧
＿＿＿__|:.:.:,x≦￣｀ 寸///ヽ///////ﾍ | l / ∧/ ∨:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
‐=ﾆ ￣￣ ＼///ヽ/////∧ l l: ∧ ___∨:.:.:.:.:.:.: : ∧
｀寸//ゝ/////} l :l ∧//∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
∨,/∧////,i / / ∧//∧:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
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／ ＼
／ ─ ─ ＼ なのはちゃん…… そろそろ
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 行けるんじゃないかお？
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
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┃ならば もう臆する事は無い…… ┃
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, - ‐‐‐- 、:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.ヽ、
,イ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.ヽ:.:/く::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｉ
／:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:--‐ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.: |
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,':.:.:.:,':.:.:.:.{:.:.:.:.:.|:.:.ﾊ:.ｉ ヽヽヽ:.:._メ:.´ヽヽ:.:.ｉ:.:.:.:|/:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : | ……はいッ やりましょう
ｉ:.:.:/|:.:.:.:. ',:.:.:.:.:|-/_|_| ヽ／,イ圷≧ｉ:.ｉ:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
|:./ .|:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:!:.ｉｲうﾐ {::::::::ら |:}:.:|:.:.:.:!´.ヽ:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
|/ !:.:.:.!:.:.ヽ:.:.:.|〃{:::j 辷シ !:.:./:.:./| ヽ.} |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
. |. ',:. | ',:| .|ヽヽ｀.ﾋﾘ /:/／:.:.:! /: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
. ヽ| ﾘ !:.:.ヽ＼ ヽ .〃|:.:.:.:.:./_/／.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
. ヽ ｉ:.:.:人 -‐- / !:.:.:.:./／. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
',:.:.:.:.ﾍ |:.:.:.:/. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.:.{ ヽ、 .＜.|:.:./l |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
＼ｉ ＞.-t ´ |:/‐┤、. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
＼ r､| .- ￣/ ／ ｉ、 !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
〃.ヽ .／ |::｀ヽ.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
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┃２人は その日の清算を終えると 軽い言葉の交わしで決行を決めた.┃
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,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
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.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
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l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l' 「（とうとう明日 なのは が
.ｌ;; ∴/.｀-ﾆﾆ;;;;x， ' ｗr=ﾆ｀-'.|､!
］/'.ｌ.| " l､.! "クレイクロウ"に挑む……か
,!ﾞ .川 ｀”´丶 │.''￣´ .l l
ヽ ゝ | !.|lﾞ 待ちに待った ２年間だったな）」
.'Ｌヽ , lﾞ/
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’
.ﾘ ヽ .-- -- ,/
/'ﾞi .ヽ ..y． .ﾉ|
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
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┃その僅かな会話を 捉えた阿部は 全てを察して２人の背中を見送ったのだった ┃
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『アイキャッチ』
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/ // ／（ ●） （●） ＼＿＿＿__
| //.／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼っヵ |
ﾍ〈_.| |r┬-| |＝l= |
〈_ィ.＼ `ー'´ ／ ／ |
＼ .／ .／
i ./ ＼／
| i
主人公 『やる夫』 ２８歳 レベル６ 経験値 ５５/６０（+４０） 所持金：６００Ｇ（-３５００G）
生命力 １５００+１００ .右手 ロングソード(HN)
攻撃力 １５００+３００ .左手 鉄の盾(HN)
防御力 １５００+６００ .防具 鉄の鎧(HN)
敏速力 １５００ 装飾 銅の勲章(N)
ゝ､ ＿
ヽ￣ﾆﾆ＼ヽ≠‐‐‐ ､ ／ /
> ===―:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ/／ /
〃/:.:/:.:.:/:.:.l:.:.:.:.ヽ:.ヽﾚ-===＜
, x≦:.:／ /:.〃:.:./:i:.:.l:.l:.ヽ,:.:',:.:.ヽ ＼:.:＼
,x≦:.:.:.:.:＞・´ i:ｲ {:.:/代:.:| イ心:.:}___iト ∧ヽ:.:.:...
,x≦:.:.:.:.:＞・´ |!ﾚ'ヽ{ﾊﾏ}ヽ.弋::ｿ}ｲ } ｀ヽ≠ .:八
／:.:.:.:＞・´ 八 r ､ r=|:.}〃 }:.:.:}
〃:.:.:.:／ i:.:.:.lヽ≠= ||イス-／ゝ__ !:.:..
.::.:.:.:.〃 ヽ､l/ ゝ/_l// イ::ヽ/ ノ} /:.:.:/
,':.:.:.:.:/ /{ ヽ/ ゝス==_::::::トニﾉ ′〃
{:.:.:.:.:′ ∠_ =- __〃lゞノ }} ﾚヽ二 ==´｀ヽ' ／／
',:.:.:.:i __ - ===〃＜ r----､__/// r ゝ∧ヽ-‐､―――――￣￣￣ヽ
.≪三三―― ゝ--__ ≦--L====-ゝ ＜ ﾚ´ ヽ ／ ｀ヽ￣￣￣ ｀――― ´
ヽ:.:.ヽ ー ﾏﾆ┐ ＞《 ｀ヽ＜ ／ ／ ＼
＼:.＼ ｀ヽ====＜ ／/ ／ | ヽ
￣￣ /_ｌ ￣ｌ ／::::/ |l ヽ、
/ l l／::::::/ |::l / 7､
７ｉ /:::::::::::/ |: l Ο ﾏ i＜
￣ ＼/ ＼＼ ο i|::::l ≠ﾆﾆﾆ≠- }/___ヽ
{ |＼ ヽ ', r----|::::::ｉ／ ｀ノヽ
//二＼l＼ ﾍヽ〃 ￣￣ |:::::::ゝ- 7匕￣lヽ￣
{ / ＼ /￣＼＿＿＿＿ｌ￣ ｀ヽ ゝソ
弋 ゝソ / ヽ／ヽ／＼/ ｀ ー
ー‐ ′
白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１５/７０ 経験値 ４００/６００（+４００）
生命力 ０９６０＋１００ 右手 赤水晶の杖(Ｒ)
攻撃力 ２４００＋７５０ 左手 赤水晶の杖(Ｒ)
防御力 ０４８０＋５００ 防具 特注警備隊制服(Ｒ)
敏速力 ０９６０ 装飾 銅の勲章(Ｎ)
『帰り道』
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／ ＼
／ ─ ─＼
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| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ …………
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| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ
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ィ::i´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..､ l ／r―― ＝‐､
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l::::::ﾍ:::::::＼/::::::::::::::::::::::::::i::::::i::::l:::::l:::::::::::ヽ::::::::l::::::::l ヽl
l::::::::::ﾍ::::::/::::::/:::/::::/:::::::l::::l::l::::l:::::l:::l::l::::::l:::l::::::l::::::::l |
. l::::::::::::ﾍ::l:::::::l::::::l:::::l:::::::/:::://::/l:_/l_｣_l､:::l:::l::::::l::::::::l …………
ヽ::::::r‐‐|::::::l::::::l:::_｣::-r‐:/7フ´｢/ .l/ｫﾐ:::l::::l::::::l:::::::l
. ヽ::{ l:::::::l:::::l:´::l:::/∠ ﾆ＝ﾐ ﾁﾟ://::/ /:::::ｲ::::/
ヽ＼ ヽ:::::l::::::l::::<´,イ ,ﾘ .ﾑ//;ｲ:::/::::/.l:::/
ヽ:>ｰl＼{ヽ{ヽ{ 辷z/ l'//::/l:::/ l::/
V .l::::l` ` v':/／ l:/ l/
. r,/ .l::::l _ ／l:::l:::l /' ﾃｸﾃｸ
/〈 ヽ､ ヽ:ヾ ､ ´／::::::l:/:::::l
./ ＼ ヾヽ､ヽﾍ/` ┬-....´:::::::::/'::::::::::l
＿＿＿_
／ ＼ ……なのはちゃん
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 何か 考え事かお？
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ （やる夫も しょっちゅうだけど）
／ ー‐ ＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ く⌒ヽ ／:.:.:.ニ=-
∠:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.У:.∠´
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
厶.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
:.:.:.-┤:.:.:.:.:.:.:. 斗--ミ/:.:./:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.
|＼:.:.|:.l:.:./:.:.7:./:.:／/:.メ:./ |:.:L_|:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ﾊ＼:.j
V:/ﾆ|:.|:.:ｌ:.:/|xィ≠ｚミ |/ ﾉｲ:./|ﾒ:.l:.:.i.:.:.:.:.:.:.:. ｿ
/ 〉|:.|:.:l:.|〃んｲ刈 ｨｚﾐ、|ﾉ:.:.|:.:.:ｉ:.:.:Y:.i あッ はい 皆の敵を討った
ヽ｛ |:.Ｙ:.:.| 込 ツ んﾇﾊ〉ﾉ|ｲ:.:.:.|:.:.:.|:.:|
:Ｙ|:.:N八 ´｀＾` 込ﾂ /イ: l:.:.:.:|:.:.:ﾊ:.; 後の事を 考えていまして……
V:.:.| ＾` ':.:.:ﾚ:.|:.:./|:./ /′
ζ:| u _ ′ /:.:./:.:.:|/ ﾚ
不:| ＼ ゝ フ イ:.:ﾚ:.:.:.:|
人、 ＼､ ＜:.:.:lノ:.:.:.:.:.|
＿/∧ ｀^`・ ， ｀Ｔ 〔:.:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|
_ -= ＿{ ∧ <＼ 不ト |:.:.:..|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|
＜⌒ヽ -=ニニニ八 ＼ `′/ 〉YX=-:.〔:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
/ニニﾆﾆ＼ニニニニニ､ ＼/ [二］ ＼ ニ=-:.:.:.:.:.|
ニニニニﾆﾊ ニニニニﾆﾆ､ ＼ Ｌﾄ ＞ ﾊ ニニニ=-
ニニニニﾆﾆﾍ ニニニニニﾆ､ ＼⌒ ヽ.| :.ニニニニﾆヽ
ニニニニニニﾍ ニニニニニニ ､ ＼ | 〉ニニニﾆﾆﾊ
ニニニニニニﾆ〉十―－-――=ニ .､ ＼| /ニニニニニﾆ
＿_＿__ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・
. ｜ ( ●) ⌒） | "後の事" かお？
. ｜ （__ノ￣ /
. ｜ / クレイクロウの件じゃなくて？
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
. | / ＼＿ﾉ
r- ､
_∠＿＿＿:.:｀ヽ, イ´￣￣ニニ＝―
, .:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.--´--- ､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.｀ヽ、
.ｲ:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:ヽ、
/＼:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:＼、:ﾍ
./ヽ:.:.ヽ:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:./:.:.:/:.:.:|:.:.:.:.|:.:.: ',:.:.:.:.:ヽヽ:ﾍ
,'ヽ:.ヽ:.: ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:/:.:.:.:.:〃:.:.∧:.: }:.: : |:}:.:.:.}:.:.､:.:.:ヽ ヾ、 確かに奴の事も 重要ですけど
ｉ:.:.:＼ヽｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:./|:.:.:.:././:.:/ ｉ:.:/|:.:.: |:ｉ:.:.:.ｉ:.:.:ヽ:.:.:ｉ
',:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.||-/丁:.云ﾒ-/ .}:.ｉ ┼:/:.|:.:.:,':|:.:.|.､:.:.| 今更 負けるつもりは 有りません
',:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.{|:/ ≠´てト/ /ｲ7､/:./:.:/:.|:.: | }:.:.!
∨:.:./!:.:.:.:.:!:.:.:.:.| 〃 ら::::::| b:} !:|/:.:/:.:/|:.:.! |:.,' それよりも 私はファウスタに来てから
ヽ:.:{ ∨:.:.:ﾍ:.:.:.{ .｀ .辷シ ﾋﾘ,':.|:./|:.:/ }:/ |/
ヽヽ .!:.:.:.:.ヽ:.ヽ ヽ ｉ:./ .}/ ｉ/ ./ 我武者羅に戦ってたダケで 明確な方向性を
.＼ヽ:.:.:.:.|ヾヽ u .ﾉ:.| ./ . /
.ヽヽ:.:.:|. ‐ ｲ:.:.! 何も決めて いませんでしたから……
ヽ:.:.| ヽ ｲ |:.:.:,'
_| ヽ:| ＞ 、∠:. |:.:|:.:/
.r/ ｀ヽ ＼＿_ _ /lヽ:.:.:.|:. |/
r.´ ﾍ / | i!ヽ .:|:./|
,､ r:::´::::| ﾍ /≠| i! ヽ:::｀ヽ 、
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ それは意外だお てっきりファウスタに
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 孤児院でも 建てる気なのかと 思ってたけど
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ‘，:.:ヽく:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
. /:.:.／/:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:‘，/:||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ
/:.:/ /:.:.:.:/:.:.:/:.:.:.:.:.:/:.:./:.:.:.:./!:l:.:.:.:.:l:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:‘，/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
/:./ /:.:.:.:/:.:.:/:.:.:.:.:.:/:.:./{:.:.:.:/ l:.lヽ:.:.ヽ:.ヽ:.:.l:.:.:.:.:.‘，!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
〃 ,′:./:.:.:.:.{:.:.:.:.:丁:.T二￣ ´ ﾘ ｀￣二ヽ:.丁ヽ:.:.:.:l:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
/ {:.:.:/:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.l 才≠ヽ、 〃≠ヽ､ﾏ:.:.:.:.:.l:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
. |:./ |:.:|:.:.:.|:.:.:.:.:.〃 {:::l:::i {:::l:::i Ⅸ:.:.:./}/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ……！？
.Ⅳ ! ﾄ:.:.:l:.:.',:.:.《 弋:ソ 弋:ソ /:.:.:./:|/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
ﾘ ',:.:.:.|:.:.ヽ:ヽヽー ' ｀ ー ´/:.:./:.:|. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.:|:.:.:.ゞ､ i /:.;イ:.: ! |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|:.:.:.:|ヽ t -, ／/ !:.:.:il !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
!:.:.:.:! ,ヘ、 .ｲ ヽl:.:.:.l ｜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
ﾏ:.:.:.', i| ヘ . | |:.:/. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
. ,x≦::::::::ヽ:.ヽ iｌ ＼.≧≦ ／ ｉ| 〃::≧ｭ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
,x≦::::::::::::::::::::::| ｀ i| ゝ‐< i| / |:::::::::::::≧ｭ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
,x≦:::::::::::::::::::::::::::::::::| | ∧ゝ/ヽ | .|::::::::::::::::::::::≧ｭ､:.:.:.:.:. |
/::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::: | | ／ ≠ ヽ | |::::::::::::::::::::::::: /::ヽ:.:.:.:.|
＿＿＿_
／ ＼ えッ 何だお？
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=- ＼ "その発想は無かった"って顔……
| （__人__） U |
＼ ｀ ⌒´ ／
＿
,. -‐-､ ／:/⌒
.. ／: : : : : :ヽ . . .-――-. . ､ l: :/-‐: ￣￣｀ヽ
.／: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ: : :-＝＝ﾆ￣｀＼
i: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: :＼
|: : : : : : : : /: : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : :i: : : : :＼ヽ: ヽ
| : : : : : : : !:{:{: : : : : : : : :＼: : : : : : : : : : :l: : :l: : ヽ:ヽ ヽl
| : : : : : : : l: l lヽ: : : : : : : : : :＼: : : : : : : l: : : l: : : i: :l }
|: : : : : : : : l: l:l: :＼: : : : : : : : : : : : : : : :/'´}: :l:/: : l: :l
|: : : : : : : : ﾍ: : : : : : : : : : : : : : : : : : r‐/〉': // : : ﾊ: l や、やっぱり やる夫さんは……
|: : : :l: : : : : :|ヽ: : : : : : : : : : : : : : ／{ l .l'ｲl /|: : / .}/
|: : :/ : : : : : l _ヽ: :⊥: _: : : : : ／ 〈ｲ: l/' l:／ 広い視野を 持っているんですね
|: :/: : : : : : /./'⌒l´ ｀ー ´ .l: :l '
|:/: : : : : : / r-'＝＝＝=_-､ / ／l: ,ﾘ
|': : : : : : :/ ./＿＿＿ ｀､ｭ_／ l:/
/: : : : : : :/'´:::::::::::::::::::::￣:::::::ー`-... /'
i: : : : : : : :l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::.....､
l: : : : : : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::⌒i
!: : : : : : :l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::r=､
. l: : : : : : :l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::{{ ヽ
. |: : : : : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::ヾ､ /
＿＿＿_
／ ＼ （此処で からかうのは 無粋かお）
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （ ●）ヽ ところで…… なのはちゃんの 家には
l u ⌒（__人__）⌒ .|
＼ ｀ ⌒´ ／ 一度も行った事が 無かったおね
／ ヽ
__ ＿＿
⌒｀ヽ､´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:...
-‐＜⌒ }}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
／:.:.斗-‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. __
／イ:.:.:/:./:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ⌒:.:.ヽ ！？ 言われてみれば…… そうでしたね
ｌ:.:/:./:.:.:./:.:.:/:.:.:/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.ｲ}:.:.:.:.:.:.ﾊ
V:./l:.:.:/厂7ト:.∧:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽー=彡:ﾉ!:.:.:.:.:.:.:i 生憎 騒がしい子ばかりなので 人を招く様な
l/ ﾊ:.:{ z==ﾐ:.:.l ＼|弋￢ミ|:.:.:.:.}-=彡ｲ:.:|:.:.:.:.:.:.:|
i:.:V ´んｔl Ν z=ミx :.|:.:.:.:ﾊ_:.:.::ﾉ|:.:.|:.:.:.:.:.:.:| 場所じゃ有りませんけど 宜しければ……
|:.:.:.| 乂ﾂ んｔﾊ ヽ_:.:ｲ:.:.r У|:.:.|:.:.:.:.:.:.:|
l:.:.八 ′ 乂ツ ′/:.:厶′|:.:.:l:.:.:.:.:.:.:|
-=ﾆV / ＼ r 、 /:./イニニ |:.:.:l:.:.:.:.:.:.:|
. ／ニニニ/ >､ ＿ ,,,.. イ/イ |二ニ |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:|
ﾊニニﾆ=/ |] ＼ー‐=彡 / |二ﾆﾆ|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:|
ｲ|ﾍニニニ＼. l| イ く 〔］/ .|ニﾆﾆﾊ:.:.l.:.:.:.:.:.:.|
〔|｣=ﾍニト--- ＼ |へ トｲ ヽ./ /斗- /ﾉ|:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.|
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ おッ？
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ （無理して行く気は 無かったんだけど）
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ガチャの結果により 現在 孤児フラグは折れています 物語的には なのは の過去の事が有るので .┃
┃ ┃
┃やる夫の判断で 現段階では ファウスタの孤児を 戦地に赴かせる様な 行動は取らない感じです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__ ＿＿
⌒｀ヽ､´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:...
-‐＜⌒ }}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
／:.:.斗-‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. __
／イ:.:.:/:./:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ⌒
ｌ:.:/:./:.:.:./:.:.:/:.:.:/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.ｲ}:.:.:.:.:.:.ﾊ
V:./l:.:.:/厂7ト:.∧:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽー=彡:ﾉ!:.:.:.:.:.:.:i
l/ ﾊ:.:{ z==ﾐ:.:.l ＼|弋￢ミ|:.:.:.:.}-=彡ｲ:.:|:.:.:.:.:.:.:|
i:.:V ´んｔl Ν z=ミx :.|:.:.:.:ﾊ_:.:.::ﾉ|:.:.|:.:.:.:.:.:.:| ……ぁ……
ﾀﾗｯ |:.:.:.| 乂ﾂ んｔﾊ ヽ_:.:ｲ:.:.r У|:.:.|:.:.:.:.:.:.:|
l:.:.八 ′ 乂ツ ′/:.:厶′|:.:.:l:.:.:.:.:.:.:|
-=ﾆV / ＼ r 、 u ./:./イニニ |:.:.:l:.:.:.:.:.:.:|
. ／ニニニ/ >､ ＿ ,,,.. イ/イ |二ニ |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:|
ﾊニニﾆ=/ |] ＼ー‐=彡 / |二ﾆﾆ|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:|
ｲ|ﾍニニニ＼. l| イ く 〔］/ .|ニﾆﾆﾊ:.:.l.:.:.:.:.:.:.|
〔|｣=ﾍニト--- ＼ |へ トｲ ヽ./ /斗- /ﾉ|:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.|
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃孤児達と暮らす 借家での２コマ .┃
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厶.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
:.:.:.-┤:.:.:.:.:.:.:. 斗--ミ/:.:./:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.
|＼:.:.|:.l:.:./:.:.7:./:.:／/:.メ:./ |:.:L_|:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ﾊ＼:.j
V:/ﾆ|:.|:.:ｌ:.:/|xィ≠ｚミ |/ ﾉｲ:./|ﾒ:.l:.:.i.:.:.:.:.:.:.:. ｿ
/ 〉|:.|:.:l:.|〃んｲ刈 ｨｚﾐ、|ﾉ:.:.|:.:.:ｉ:.:.:Y:.i
ヽ｛ |:.Ｙ:.:.| 込 ツ んﾇﾊ〉ﾉ|ｲ:.:.:.|:.:.:.|:.:|
:Ｙ|:.:N八 ´｀＾` 込ﾂ /イ: l:.:.:.:|:.:.:ﾊ:.;
V:.:.| ＾` ':.:.:ﾚ:.|:.:./|:./ /′
ζ:| u _ ′ /:.:./:.:.:|/ ﾚ
不:| ＼ ゝ フ イ:.:ﾚ:.:.:.:|
人、 ＼､ ＜:.:.:lノ:.:.:.:.:.| 『お姉ちゃんと 組んでる人って そんなに強いの？』
＿/∧ ｀^`・ ， ｀Ｔ 〔:.:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|
_ -= ＿{ ∧ <＼ 不ト |:.:.:..|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| 「うん 頼れる人だよ……ッて その質問 何度目？」
＜⌒ヽ -=ニニニ八 ＼ `′/ 〉YX=-:.〔:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
/ニニﾆﾆ＼ニニニニニ､ ＼/ [二］ ＼ ニ=-:.:.:.:.:.| 『じゃあ 早く その冒険者の人 連れて来てよ〜！』
ニニニニﾆﾊ ニニニニﾆﾆ､ ＼ Ｌﾄ ＞ ﾊ ニニニ=-
ニニニニﾆﾆﾍ ニニニニニﾆ､ ＼⌒ ヽ.| :.ニニニニﾆヽ 「な、何で連れて来る 必要が 有るのかなァ……」
ニニニニニニﾍ ニニニニニニ ､ ＼ | 〉ニニニﾆﾆﾊ
ニニニニニニﾆ〉十―－-――=ニ .､ ＼| /ニニニニニﾆ
＿
／:/⌒
.-――-. . ､l::::/-‐: ￣￣｀ヽ
／::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ-＝＝ﾆ￣｀＼
ィ::i´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／／::l::::l:::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::＼ 『そりゃ お姉ちゃんが お世話に なってるんだし……』
／ i/:/::::::i:::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::l:::::::::::::::＼ヽ:::ヽ
/ /:::i::::::::::｣_:⊥斗ﾊ´:::::::::,ｲ::}::::::l:l::::::ヽ:ヽ＼l 『精一杯 "おもてなし"を しなくちゃダメでしょッ！？』
ﾍ {ハ!: ,イ|／ |/ ヽ::::/ |/｀ヽi::::l:::::::::i::::l }
/:::::l∨ ∨: { ○ ∨ ○ /::::l:/::::::l:::l 『将来 僕達の"お兄さん"に なるかも しれないし……』
{::::::l: ∧ ∧:人｡ ﾟ ﾟc //:::::::ﾊ::l
l::::::ﾍi i: :ハ'／／／／／／/,} / |:::::/ .}/ 『わたしは "お父さん"の方が欲しいんだけど ダメ？』
l:::::::| |＼N i ':／ ヽ
l:::::| | ／´⌒ヽ､ 人 i＼
ヽ:! i ( ￣｀ア イ／｀ / : :＼ 「（嗚呼ァ私の馬鹿ッ 何で口を滑らせちゃったんだろ〜？）」
| |⌒ヽ――┬―く :! ／ : : : : ＼
| |｀‐=ﾆ‐rゝ_7ィ,／ﾞｉ＼ ／ : : : ＼: : : : : :ヽ
i ∧. : イ､.｀〈 只l '‐‐r ＼ヽ／＼: : : : : : ＼ : : : ::l
{ ￣＞ ＼l;:;:;:ﾍr 〈 ィ／ ＼: ＼: : : ＼: : :| ← 初日から依存して絶賛しまくった人
∨ .＼＿ ＼;;;;;l lﾍ/ ＼: ＼.: : :|: : |
.V / .､,r' ´ﾝ､ ＼l lヽ |: : :|: : :|: : |
┏━━━━━━┓
┃回想 終わり .┃
┗━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ？？？？
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | どうしたんだお？
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ (大体 予想が付くけど)
＿
／:/⌒
. . . .-――､ l: :/- ,. .-―-. ､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<:::::-=ﾆ――｀ヽ /⌒ヽ
/:／::::::::::::／:::,::::/::i:::::i:::::::ヽ:::ヽ::::::::ヽ / /
/:/:::::__/::/::／/:/:::/::,ｨ::i:::i::::::ヽ:::::ヽ:ﾊ:::l / / なッ 何でも有りません！
{ｲ:::::::::/ﾁｬ≧ヾﾐ:イ://::j!::j!:i:::i::!::::::ﾄ:::.}:// /
ｷｒ!i::::::i:::!ﾏ三三≧'' ｊﾑ斗fﾊｊ:::∧:::jｰ／´ ⌒ヽ とにかく 積もる話は 奴を 倒してからですッ
{ j !ヾ::!ﾍ!! ,､ 三三/⌒¨7´ ヽ } }
ヽl!:::iヾ!ヾu { ｀¨¨¨} ,／¨７ー{ ｒ- }_ノｰ'⌒） 明日は ギッタギタに してやりましょう！
ﾍ:!＼ ヽ__.. - '´ { ＼___＞<_／⌒´
＞=￢¨7/ ヽ、ヽ､＿__/::...ﾍ
,/{ {{ ,．ｧ＜￣´}::::::::::::::::::::.ﾍ
{ﾊヽ ヽｆ7ｆ} /^ヽ, ｀｢}-､j;:::::::::::.:..:..:..ﾍ
|i∧ ¨ｱ´￣[´∧＞ :}: //ｒｰ｀￢､::::::::.:.:.:.ﾍ
!! ∨ <7 }> |</^} /::::::::::.:.:.:::ﾍ
.ﾚ'´ { i! {/⌒7__,／ ＼::::::::.:.:.}
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ まァ そういう事に して置くお
／ （●） （●） ＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ "明日も" よろしく頼むお？
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
/:.:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.||:.:ﾊ:.ヽ:.:.:.ヽ、,-:.┼--___:|:.:.:.:.:.:.:.|:.:/:.:.|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
|:.:/.,':.:.:.:.:.:.:/:.:.:.|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:| |:.:ｌヽ:.＼:.:´＼ヽ≧云､:.:.|｀:.:.:.:.:.:|＾､/:.!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:!
|/ |:.:.:.:.:.〃:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:|≦卞|｀ヽ ヽヽヽ 〃て::､ 弋o|:.:.:.:.:.:.|´ ヽ:.|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
| |:.:.:.:.:.:||:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:ｲ |≠云う丶 ＼ {:::::::ヽ-} 〃:.:/:./| ./:!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:! は、はいッ 孤児院 建設の為に
{:.:.:.:.:.|{:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:メ ん:::::::} つ -:少 ｲ:.:/|:/:.:|／:.:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
.∨:.:.:|.∨:.:.:ｉ:.:.ヽ:.:.:.:.｀ つ-´j ‐｀‐‐┴/:.///:.:.:|:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:! 頑張らないと いけないし……
∨:.:| .∨:.:ヽ、:.＼:.:.＼.ゝ´ ///〃:.:.:.:|:.:.:.:..!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:!
ヽ:.| ヽ:.ヽヽ、:.｀ヽ__ヽ_ ′ u //,ｲ:.:.:.:|:.|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:| "明日からも" 頼まれましたッ！
ヽ| ヽヽ ＼:.:.|:ﾍ ‐ ‐ ´ / ,':.:.:./l.,':.:.:.:.:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
ヽ .＼ ﾏ:|:.:.ヽ、 ／ ,':.:/:|/:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
|∧:.:.:.:.|｀＞ .､ イ /／ /ヽ、:.:.:.:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
|| ヽ:.:.:.| ._｀T´ _ -/ ./ .|＼_:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
| ＼:.| ,､r ´/ヽv＜´ / |::::::::::￣｀― 、:.:!
,､r －ヽ:/ ,'／l./ .ヽ / .|:::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ 、
,､r::"´:::::::::::::::/ / ヽy‐ 7´ヽ / |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ 、
,'|:::::::::::::::::::::::/ ./ l≠´.| >´ .|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,::--－‐ヽ
| |::::::|＿-- < / ./ / ヽ | ./ ト- 、_::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::/
|:::|:::::| ＼イ ﾆ .y | ,.＞＜´ ＞-＜__／:::::::::::::::::::::::/
/´,':::::/ ≠＜´ |´::::::::ヽ / ｀｀ 、 Eニニコ ./ |::::::::::::::::::::::::|
/ //::./ ヽ .|::::::::::::／ / ./ |::::::::::::::::::::::::|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃冒険者の噂を聞いての 立ち上がりと言い 孤児院の建設と言い 中々の決断力だと やる夫は思った.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─┐┘
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┌──┐┘
│ |
┌────┐┘
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┌─────┐┘
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. ┌─────────┐
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. └─────────┘
できない夫の宿 『潮風の囁き亭』 玄関付近
＿＿_ ＿＿_
_______|二l二|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|二l二|＿_
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
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|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
|Ｊ : : : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
|Jｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣
_＿＿＿
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ この流れだと 何とか固定パーティーには
| （__人__） |
＼. ｀⌒ ´ ／ 誘えそうだお…… なのはちゃんには
／ !:::: ﾍ
ゝ＿|:::: ﾍ ﾊ 大金を稼ぐって 目標が出来たし……ん？
|:::: ＼／
|:::: |
ﾍ::::: ／ i
ｷｭﾑ ｷｭﾑ ＼: | ／
ﾍ＼＿／|
＼＿／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃なのは と別れた やる夫は 宿の入り口から 見覚えのある人物が 出て来たのに気付いた.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿
, ィ ´ ＿＿_ ｀､ ､
〃 /´.:__r ､＿｀ヽ ヽ＼
.// /イ ﾑl ｀ヾ ', ヽ
.' ! | ﾊ.| { i､ ﾄ, } i | ! i
| | Tァﾃﾐ ヾ} |ﾁﾃﾐ｢| ! .|| |
| | |ﾍﾋｸ ﾘ ﾋｸ,}/ / i!ﾘ/
| ﾊ .ﾊ､ _ '_ / / ﾘ'/
|/,r‐V ﾊゝ . ｲ .i＼|
/ﾊ.:.:.:.} V┴､¨´,!‐! |.:.:.:>
./⊥.＞.| ﾘ￣ Y ! ト<_ﾑ._
／::::::::::∨ / ,...ィ:只＞ﾍ ∨:::::::::＼
,∠-―-ﾐ:/ ./ └ 7;仆;i｀´ ヽ ヽ;::-―-ヽ
ﾔ´:￣:｀/ .ﾄ､ ,//:|||:i:i､ ∧ i:´￣｀ァ' ｺｯｺｯｺｯ
.ﾊ ＼::::::::{ {:::::´:`::::|||::`':::`':::::} ﾊ::::::／ヽ
. ﾊ/ /`ﾄ::::}从N::::::::::::::|||:::::::::::::::::ﾘ /:/ ヾi ﾊ
. !/ ,ｲ .|`i:::::::ヾ!::::::::::::::|||:::::::::::::::/´:::ﾊ i! !
. | | | !.ﾊ:::::::::|zzzzzz癶zzzzzz!::::::i ﾊ || |
. | | | V.ﾊ::::ﾐﾊ: : : : : : : : : : :./::::::::l/ ﾊ.|| |
..乂ﾄ,| } {::::::::::＼≧ri＝i≦/:::::::::::l / |.|| |
| { ﾊ ! ﾄ､::::::::::::ヾ| |: : | |/::::::::::/' / || |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ ﾃｸﾃｸﾃｸ
／ ー‐ ＼
-‐ ￣￣｀ ､
, ´ ｀ ､
.／ _...-―――-...._ ＼
./ /´.:.__/＼＿＿.:.:.:.:.＼ ヽ ヽ
/ /´ / ヽ ｀ ＜! i
./ / ﾄ､.{ l! ! !
// i ､ﾑﾐ.| | ＼ ヽ| | |
.i i! | ! |!｀ヽ!.ﾄ, i!ゝ<´ヽ. | | |
!ﾊ ! | i!. N∧ |＼ト ､. Y ! ! ﾍﾟｺｯ
| ! | i! ﾊ ヾ= ＼ }＝≠ ヽ| ﾊ |
| Ⅵ从 圦 / }/ .! /.:.＼
ヾﾊﾍ{ ＼ _ _ ,./ /.:.:.:.:.:.:>
ﾊ |.:.ヽ. _.. ＜/ /.:.:.:.:.／!
/ | !.:; ｲ.:｀´r!v―/ ∧.:.:./ ∧
./ .! .L ⊥=-‐! } i |.:.ヽ/ ∧
/ ..ィﾊ .| / .| |｀ ＜ ∧
／:::::/ .} ./ ＜只､＞ ! ! ／｀::..､ ﾊ
／::::::::/ /! 〈/介L> | | ./:::::::::::::::＼.|
/::::::::::::/ /::| /:://ハ ! !/::::::::::::::::::::::ﾊ
| | |
／￣￣￣ ＼ ﾍﾟｺｯ
／ . ＼
／ ＼ ／ ＼
.| （ー） （ー） . |
＼ （__人__） . ／
/ ｀⌒´ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃釣られて頭を下げた やる夫の図┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
／ ／ ,＿＿＿＼
., ' / /.:._ -―=‐￢､
/ / /´ }zi |ﾊ
./ ／ / ./ ,ｨ /ヾ} | .∧
/ ／ /＾! / ./ ７/,< // ∧
./ ／ { l / | ! //' ヾ// / }
/／ ＿..∠/ヽ| ﾊ 从/ 込zｭ./ｲ ,ｲ .! ﾘ
.／ r.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.}／! | ヾ{' { !/./ ,ｲ/
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ | .l >./／〃
. ／ >.:.:.:.:.:.:./‐ ､ ! ! ､ ,r｀'´ ／'´ /'
／.:.:.:.＞'＾ー ､ | |/|＞ｰｲ
./{.:,r≦――.､ ! | .! /
<.:／:::::::::::::::::::::::＼ ∨ ﾄ､! { ｽッ
／.::::::::＿＿::::::::::::::ヽ∨ ﾊゴ .ト､
:＞_´,..-――-｀.＜::::｀i ∧ヽ ヾ::ヽ
＜:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ＼l i_〉ヽ ヽ::ヽ
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼! |ﾍﾍ:＼ ヽﾊ
. ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::ﾍ.ﾍ::::ヽ}ﾆｱ
＼r≠＝＝ヾミ､::::::! !:::::} }}:::::::ヾ
＿＿＿_
／ ＼
/ ─ ＼
' （●） ＼ （何だお…… 誰かと思えば……）
（ｌ､__） |
⌒´ ／
｀ｌ ＼
ｽｯ ｌ ＼
_ -――- _
, ィ/ ｀ ､
／/:/ ヽ
/ i.:.'
/ / !:{ i
.' ｲ r,| | （"癒しの聖女"『カリム・グラシア』かお……）
| ﾊ Y |
{' ! ! i |
| | ! l
| /! i i!
| / | | | | ! |i!
/_／´! ! ! ! l |iﾊ
／¨＼ ,! | .' ! .| | l ∧
／::::::::::::::У .' | .| .! | .l i ∧
.../::::::::::::::::::/ ./ .' / | /! | ! ', ', ＼
<ニニニﾆ/ ,/ // / .' // l ヽ ', ∧
i::::::::::::::/ 〃 i i / .' /:/ / i ! ﾄ. ﾊ ∧
∨:::::::/ // .' |/ / /:/ / ﾊ ! | |::ﾄ. ﾄ. ﾊ
.∨:/ /::i ' i! / |/ i /iﾊ | i! .|::| ! !ﾊ .i
{/ /:::::| | ! ,! |i | /! |ﾊ} .! ﾘ| i!::!.! | | |
|| {::::::::! i! ! ﾊ i! iﾊ| .!::i! ,ﾘ/::!/{::|.} } l ﾊ
|| |::::::∧ .| ! | /:::∨ﾊ {:::} |::| //::::iﾊ.∨/ 〃 }|
|ﾊ{:::/::::ﾊ .| ﾄ{ {::::::/ﾊ ﾄ. Y ﾘ〃/:::/'::::乂{ || .|!
|::::乂::/'::}∧!:乂ヽ,ﾘ:::}}ﾊ | /:::{{､{:/:::／ｲ/ ./.{／'
|/:::::::::／'!::::ヾ:::::ﾊ}:::/':::从::::::込､:::::{/:/'| { /
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| | （そんな事より 明日までに 属性を……）
＼ ,／
/⌒ ⌒ヽ
/ ヽ
/ ヽ
| |
他の都市の人です
＿＿＿_
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼ ,'⌒i
／ (○ )liiil(○ ) ｕ ＼ ⊂' !
| （__人__） | | | （……って ええええぇぇぇぇ〜ッ！？）
＼.u |r‐- l ／ | |
／ ｀ー'´ ,- 、 ￣￣ |
| （＿＿__ノ .ﾉ _＿＿_／
ヽ _つ ／
/ ｀ｰ─── ' /
ﾉ （
／ ＼
／ ／´｀＼. ＼
/ ／ ｀> i
,/ /´ ／ ／
ノ / 丶__＿＿__｀）
（´__＿＿__/ ￣ ￣´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃彼は その場で彼女を追おうか５分ほど悩んだが 結局 宿に戻って寝ました┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃ＳＲ .┃ , ´ ＿＿＿ ＼｀ ､ ┃知┃
┗━━┛ ／,r＜.:＿＿＿_:ヽ ヽ ヽ .┗━┛
／ /｣ ｀ ヽヾ ', ﾊ
/ /',ﾑ ヽ ﾄ､ l ', i i
/ / | |ﾍ i! .!-ヽ=ﾄ=|- .! .|
' / { 斗=＼ヾ∨≠iチぅﾐx ﾄ､ ',
.| .! ∧ ﾍ ,ｨ＝ﾐ`｀＼ ﾏ_ﾝ,.!' ﾚ' ',
.| .ﾊ ヽ ヽゞﾏﾑ /'| !―┴..､
! { ＼ ＼ハ ` ､ァ ,./ |.:.:.:.:.:.:／
Ⅵ ∨ .| l＞......＿／/ /.:.:.:.:.:/_＼
ヾ. ∧ _｣ ﾊ＿_f‐v‐/ /＿＿/.:.:.:.:￣＼
／￣ﾚ´! ! ｀T/ / /⌒ヽ.:.:..:.:._＞
＞'´:::::::| /くニ只{. / /:::::::::::::＼´ ＼
＼､ <＼:::::::::／／ /／介i:| { /!:::::::::::::::::::＞-､ ヽ
ヾ＝＝i＼ﾆ／,ィ! く/::://::Lﾊ ! ∧!＿＿_／／::ﾌ1 .ﾊ
∧／／/:::ヽ /:|||::::::::::ヽ! /:::::ﾊ――::::´::／ヽ! }
／ 人 {ー{:::::::::ヽ⊆ヽ.っ::::::::::∨:::::::::::}:::::::::::::／ヽ ﾘ ﾊ
/ ／/ ﾊ!::::＼:::⊆ﾆヽっ}っ::::::::::::::::::::;.ｲ￣￣:{∧ ∨ ∧ }
／乂 / /:::::::::::::/⊂ニ.｀っ|::::::::::::::::_::／ _{＿:::::::|_.｣_/ / Y
. ／／｀ｰ/／f´￣/7::７ﾉ （｀ヽ〉ヽ.iヽ￣ヽ＼´::::::::::::::::!＿__／ヽ !
〈. / ／／/:::::://::::ﾊ＿_У:廴__|.∧:::::::ヽヽ:::::::::::::::| | } }
. ヽヽ / { ,ﾍ_:://::::/__}／: : : : : : ヽ‐ﾍ::::::::::ヽ＞―r1 / / /
} .} ＼. ＼/｀ヽ__/／L_: : : : : : : : :＞｀―r＜ ／/,.∠ -‐ ' ﾊ
／ィ >､ ヽ ⊥o./ﾆ［二］ニﾆ! o＿⊥ﾍ.／／{ r―ｧ‐.ｧ‐ '} }
{. ／ / 人 /.o/T: : : : : : : : : : :｢｢ o ∨ | { ／／ |.|
!/／/ ／ }/,r::':::liﾄ; : : : : : : : : : i::廴.__ ＼_｣ ｀＜＿ /'
{{ .{/ ,//::::::::i: !ﾍ: : : : : : ／ ﾊ┏━━━━━━━━━━━━┓
ﾘ .//:::::::::::!: !: :＼: :／: : /:i.┃癒しの聖女 カリム・グラシア┃
//:::::::::::::|: |: : : : : : : : /: : ┗━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第４話：おわり
傍から見たら完全に挙動不審なやる夫…
／￣￣＼ 以上で 第４話の投下を終了します
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） まだクレイクロウさんを 倒していませんが
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 今回は 所謂なのは 立ち直り回でした
| }
ヽ / やる夫の属性を 決めてから挑む感じです
＿__ｲ.ヽヽ、___ ＿ノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＞ ヽ. ハ | |
［闘］ メイン盾・火力スキル取得
［知］ メイン盾・防御スキル取得
［技］ 回避盾・探索スキル取得
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●） それでは属性の決定に移りましょう
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 詳しくは >>500 を参照して下さい
. | }::＼
／ヽ }:::::::＼ 上記の属性より ５票先取になります
／:::::::::ヽ､＿＿__ノ::::::::::::::）
／::::::::::::::::.ﾍ.:.ﾔ､:::>７|:::＿::/ >>596 よりスタートで お願いします！
|:::::::::::::::::::::::::::ゞ／￣￣（＿)
＼:::::::::::＼ ／| ＪＪＪ （
＼:::::::／:::::ヾ ､／⊂＿）
最も票の多かった属性にしようと思います
――――やる夫の属性が決定しました！ カード的にはこんな感じ
┏━━┓ / ,::::; ┏━┓
┃ＬＧ ┃ / .,:::::; .┃知┃
┗━━┛ / ,:::::; ┗━┛
. / /:::::;
〃ﾍ,/::::::,
. 《 〈:::::::; ―─ ─ 、
r‐》.-､＼; ／＼ ／_ ::..
| /⌒)'〕_,》/ 弋ｿ` '弋ツ :::::..
L| ） | | （＿人＿_ノ ::::::::.
《 .ゝ-'／＼_ |::::::::::::::} .:::::::::.
. ,ゞ=･^! . ／|'l＼ ;::::::::::::ﾉ ..::::::::::
. ＼＼l／／|/＼＼`ー‐'ｨ↑:.､::::::::;'
|＼／ ＼,∧_|__／ .:|::::::.>.;⌒ヽ
L...l, | ￣ﾍ￣::/}.⌒::〉
ヾ、 / ／ }／.::i─〈 _
〃_／ ,,／ ,／}::::::::Y⌒￣ ＼
||=| , イ《 ／ .::}::::::::.}', ﾏﾑﾏﾑ
||=|__,, イ 廴/ .::::}::::::::::!::', ﾏﾑ:ﾏﾑ
, ィ{:};~__,,斗‐''" .:::::}:::::::::::!Ｙ:', ﾏﾑ::ﾏﾑ
Y＾ヽ::|〈, ≧‐- ,,, .::::::}:::::_:::-ゞ,:::', ﾏﾑ:ﾏﾑ
. |＿｣_|__≧‐- .,__ "''ｰ--ヤ ／〈::::', ﾏﾑﾏﾑ
{／o／､／o＾ト ,,＿__,〉_ イ＼ﾟ:}￣', ﾏﾑ:ﾐ'
{o／＼o＼／| |::::ﾍ v /:!!＼,/o} ', ﾏ:ﾏ
. _{/__∠｡＼/ : :| |:::::/,､〈:::||,／∠.}, ゞ:,Ⅴ
〉､_i＿,,イ" : : :| |::://::ﾍ'':||-<ﾆﾆ彳
〈 ! ／i, : : : :| |//::::┏━━━━━━━┓
ﾑ=＝ﾏ ￣￣| 'ー .┃主人公 やる夫 .┃
`ー─’ ￣￣ ┗━━━━━━━┛
凄く分かりやすく言うと ［知］ のやる夫は ブロントさんです
次回は クレイクロウさんは オマケで カリム登場回に成ります
それでは 第５話の投下で 御会いしましょう！ 投票感謝です
女性キャラ多めになりそうだし、身を挺して仲間を守るのって男らしくていいよね
仕様にもよるけど、特化キャラはいるとかなり助かるからなー
グラブルでもサラにはとてもお世話になってる
レベル５超えてるけどスキルはどうなったんかな
「知」と「ブロントさん」がどうしても脳内で繋がらないｗ
>>556 と >>557 の間に下記のレスを入れ忘れていました 申し訳ないorz
＿＿＿_ 任せてくれお！
／ ＼ ／＼
+ ／ （●） （●）＼ (やる夫 自身の事は 先延ばしにしてるけどネ)
／ ⌒（__人__）⌒ ＼ +
| |
＼ ／ ｷﾘｯ
┏━━━━┓
┃システム ┃
┣━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃レベル５ 到達により選択可能と成った 貴方の属性が まだ 決定されていません .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
そんなに長くは無く 投下後のアンケートも特に無いので
後日 覗きに来て頂くだけでも幸いであります
戦闘に限って言えば［技］は地味ですし ［闘］はなのはの見せ場を奪うので
タンク役の［知］が最も ヒロイン視点では輝くかもしれませんね
バトルでもゲームメイク出来るので 私としても扱い易いです
>>611
最近はスマホゲーから離れているので 特化と言われて思い浮かぶのは
城プロの名古屋城や彦根城ですね 手に入れてしまうと
以後 絶対に一軍から落ちる事は無いと言うのは頼もしいです
>>614
>>617
先延ばししていたレスを入れ忘れていたのに 気付けました 感謝です
>>616
確かに［知］はブロントさんのイメージに合いませんが 所謂戦闘スタイルですね
他のカテゴリが当選したら［闘］は内藤 ［技］は汚い忍者と紹介するつもりでした
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃任務２－３ 新たな仲間と共に海岸で鍛錬せよ！ ┃ ←
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
余談ですが やる夫が なのはちゃんと
＿＿＿_
／ ＼ レベル上げをしていた際
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ こんな任務が 見えていました
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃任務２－１ 新たな仲間と共に海岸を探索せよ！ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃任務２－２ 新たな仲間と共に収集品を納品せよ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃任務２－３ 新たな仲間と共に海岸で鍛錬せよ！ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃任務２－４ クレイクロウを撃破せよ！┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ このゲームの内容とは 違ったけど
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 纏めたら こんな感じになって
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／ やる夫の決めた 行動と同じですお
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣￣＼
／ .＼ 『ゲームだと 任務に どんなサブタイトルが付いてようと
／ ─ヽ .─ ＼
| （●） （●） .| 行動力を消費して 前進してゆくのは 変わらなかったけど……』
＼. （__人__） ／
（ ヽ __＿ .／.／
.＼ ＼| .,ﾚ゛／
.＼旨 爻ﾝ
／￣￣￣＼
／ ＼ "この世界"だと 行動を勝手に決めて来るワケでもないし
/ ─ ─ ヽ
| （●） （●） | 次の目標を表示してくれる 便利な機能として活かせるお
＼ ∩（__人/777／
／ （丶＿//// ＼
＿＿＿＿
／ ＼
/ ─ ─ ＼ つまり…… どのゲームの無意味なサブタイトルも
/（ ●） （ ●） ＼
| （__人__） | "ゲームの世界の中に転移した際の 救済措置"
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ ……と言う可能性が 微粒子レベルで存在する……？
/ ｀
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃そんなワケない ゲーム性が無く世界観が伝わらない為による 製作者側の配慮である ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／ /:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.:.|:|:.',:.ヽ:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.:|
／l:.:.ヽヽ:.:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:/:.:.:.／:／:./:.:/:.:.,':.|:.:.ｉ:.:ｉ:.:.:.:.:.ｉ ｉ:.:.:|
／,′|:.:.:.::.:ヽ:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.,':.:.//:.:/:.:.//:/ |:./:.,':.:,'|:.}:.:.:.:.:.:| ',:.:.|
. ／/:.:./ｉ:.:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:|:丁,'/‐ ﾃサ-/__,'/|:./:.:/|:.,' :.:.:.:.:.| ｉ:.|
／:.:/:.:.:/:.:',:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:／.',:.:.',:.:.:.:.:.:.:|:.:|/. ィ=≠=ヶ､ ,'///:.:,'/|:.:.:.:.:.:| .|:|
:.:.:/:.:.:./:.:.:∧:.:.:.ヽ:.:.:.:.{ ´./ヽ:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽヽ. ｀ .ら:::/ ./:.:./|:.／:|.|:.:.:.:.:.,' ﾘ
:/:.:.:.:./:.:./:./ヽ、:.:.:.:.:.:.ヽヽ |ヽヽヽ:.:.:.:.:ヽ. ｀ヾ ',:.:.:.:}:.:.:.:.,' |:.:.:.:/
:.:.:.:.:/:.:./:./:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:./ヽ |:.:.:.ヽヽ＼:.:.:＼. ヽ:./|:.:.:./ ,':.:.:/
:.:.:.:/:.:./:/:.:.:.:.:.:/.',:.:.:./ .｀|:.:.:.:.|:|＼ ｀ ‐‐ヽ. ｀>/:.:/ ./:.:/
:.:.:/:.:/:.＿＿:./ ヽ′ |:.:.:.:.:|ヽ. , '/ /:./ ,':./
:.:/:.:/:.|-----ニニ‐‐‐- ___|:.:.:.:.|ヽ＼ . .- ､‐'/ // //
/:.:/:.:.:| ￣￣ ‐‐-｀ニ- __ ／ ./ /. /
:./:.:.:.:.:| ｀ヽ./≠ _ ./
/:.:.:.:.:/ ///ヽ､ ｀ ´
:.:.:.:.:.:L＿ /// ｀ヽ｀ヽ_
｀ ヽ＜ ＿_ // >/
｀ヽ ヽ、｀ ‐ - 、 //､ //
｀ヽ ｀ヽ //┐ヽ .//
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第５話：小さな決着
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃漁村 ファウスタから北西の岩場 .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
ノ ￣ﾉ￣ ヽ ＿＿
r/ / ／//∧/∧
{! ＿／/ {!,//∧/∧
___ｒ―ｧ―┐＿＿ ＿ , , , , , , , ＿, , , , , , ,＿ , , , , }! ミ 三(ミ {!/////∧/∧
,, , ＿, ｒ‐へ人 /ー＝lｰ┐ ￣ ＝＝ 三三ｒへ ー ／ ＞ ― 三ヽ厂 二 ヽ//ヽ
ｒ┤ミTフ ⌒ く Χミ コ ＿＿＿ ￣￣ :.:.:.:.:.: _ _ ／ ｡ o 〈_∠〉 ￣￣＞┐
"""" ｒｧ ⌒ ￣￣ … :.:. |ト Ｖ """ ＿ ∠Ζ//,Ｌ
:.:.:. ＿ ｀｀ … " " :.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:. ； ￣ ＿＿|〉 人l |l || 厂￣ 厂 / ＼Ｙ∧７ハ
＿厂ム ＼ :.:.:.:. …:.:.:. :. :. ⌒￣ ／ ヽ ＼/ 人＿{! ＼ ﾉ ∨ ﾉ'/∧=- ￣
'彡三三7 :.:.:.= :.:.:.:. :. :. ｒ―ｙﾍ l} 三/ ミ/三三ヽ{＿〈￣＼彡＼{!ヽフ ／
＞┌―「人 ￣ :..:. ｒ厂 ＼∧ ＼ /77／三 {三三三У⌒＼ ＼／ ＼ 彡
￣ }＼彡彡 ＿＿＿ *;,;,; ／ｒ┘ 〃 / ＼ /7／三ﾉ三|三三三{＼ ∧ } }ミ ＿＿
/ ﾐﾐ＼二厂 ＞―二二二lヽ ,,, 〈/⌒〈,,〈 ＼／/7三∠ 三 |三三ｒ ┤ Υ//＼ У＞┴く
/ﾐﾐ//＼〉 ＝￣ ＼ |/∧ ;,;,;, ;,;, ＼/＿ノ三/ ￣ """ |/////〉厂 へ ＼
ノ'////// ＼ |//∧ ;,;, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ / ＼ ＼ 〃 У厂￣ ヽ l}
／￣￣ 彡|///∧ ＿ 〈 ＼ ／ 厂￣￣ Υ￣「 ＼ └ ｧ―‐
＿ ／////∧ ＿＿ アヽ 〈 {￣ ミ 三彡「￣ﾉ ヽ ／////
/ //////// } ｒ―へ ＼ ＼ﾉ ／ / 彡 ミ///////
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ …………
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
ナイト 『やる夫』 ２８歳 レベル６ 経験値 ５５/６０ 所持金：５００Ｇ
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┃やる夫の肩書きは レベルアップで更新されます .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ｘ- 、 ＿ ．────── --
＿_＼＼ ＿＿_ ／ ／ ＿ 一 ´
ｬ───≦-- ､ ヾ. レ ´::::::::::::::::ヾ｀ヽj!／ -< ´￣
｀ー ､.＞:´:￣:::::: , ::::::ヽ::＼::ヽ:::::ヽ:Yﾞー‐=ﾆ二::´:::＼
.／::::xｧ:::一::::::::!:::ﾄ!ヾ∠ﾁヾlﾄ､::::i!::_＼ ＼::::::::＼
/:::／./:/:::::::::i:::::ﾄ､!ﾞヽ仆zﾀ "ﾞi`l!::!::!ヾ! ヽ ＿____ ＼::::::::＼
./／ /:/!:::::/:::l:::::irf〉｀ / .j/:::!/:! ＼ヽﾍ:::::::::::ヽ …………
ｨ´!/ .!::/i:::::ﾄ.:::!V ､ _ ／／:i::/ ＿＿ ＼ヾ::::::::::∧
厶-ｆ¨´l::i .!::::{ ヾ!ヽ ｀ｰ` !/__ ム!==/ ＿ ＼ ＼:::::::::::∧
ﾍ:! ﾍ:::! l::ﾄ.＼ 〈 ｒ一._´/ - ―‐ - ､二ｰ､ ､::::::::∧
ﾞ ヾ ヾ! ｀ ｰ‐ ｧ./∧ヽi／ ｀￣ ヾ.＼:::::∧
ｒｒ―一 ¨ .ｨ≦ラ! /x── - ､ i ＼::∧
l_!―ｫ ／i／x ∨／￣￣ヾ::::＼ / Ｖ:∧
/二シ::::/／ ｊ/:::::::::::::::::::::＼:::ヽ. / V::∧
,ff:／_::::/.′ {::／￣￣ヾ:::::::i:::::l/ i::::::∧
/l./ ヾ」 V }::::::レ’ !::::::::∧
白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１５/７０ 経験値 ４００/６００
＿
＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢
ι〜― ( >.＼__ ﾜｼｬﾜｼｬ…
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウ(R) レベル１５ ボス属性.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
生命力 ７２０×１０
攻撃力 ７２０
防御力 １０００
敏速力 ４４０
＿＿＿＿
／ ＼
/ ─ ─ ＼ ﾁﾗｯ
/（ ●） （ ●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
,．-ｧ/::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::::::､:､::::＼
-一.::::::／.'::::::::/:／::::::::::::／:::,::::/::i:::::i::::::ヽ::::＼:::＼｀ヾ:＼
:::::::::／ /l::::::/:/:::::_:_/::/::／/:/:::/::,ｨ::i:::i:::::ヽ:::::ヽ::::ヽ. ヾ:j
:::／ /:∧::{ｲ::::::::::/ﾁｬ≧ヾﾐ:イ:://::j!::j!:i:::i::!::::::::ﾄ.::::ﾊ
´ __.イ::/ ｷｒ!i::::::i:::!ﾏ b::://｀ﾞ/ノz≦ﾗﾅﾒ:/::ﾄ､:::::l ヾ::::i
／::::/::/ { j!ヾ::!ﾍ! 辷ﾀ ´ /:::ﾊヾｉ::/::l::! i:::::l! i::::|、
::::: /::/ ヽl!:::iヾ! i `ｰ:ｼ:ｨ:':::ﾊl:ﾊ.!:::::l｀ヾ:::! ＼ ｺｸッ
::::/::/ .ｨ ﾍ:::! ､ _ ｒ‐./::l／;::/ l!:::/ }/ ｀￣
:/::/.／i::! |ﾍ!＼ __l:::i＼ヾ/ｨ::!ﾞV}/
:::／{ l::!`ー―!､ｷ､ ｀ . __ .ィ ./::/ /:::::!::l
/ ﾍ l::!、＿_.jヽ. ≧二:::7--'::/ __./!_.．´ ￣￣￣ ｀ヽ
---- .>.ヾヽ":/::::ｉ j!::::::::／ <＞ ´ ／ ＼
／ ゞ｀〉::::::::l ｊ!:::::∧カ ／ ＼
/ ／¨/!::f￣￣￣〈 ヽ＼. / ヽ
┏━━━━━━┓ ゝ､ ＿
┃戦闘開始！！┃ ヽ￣ﾆﾆ＼ヽ≠‐‐‐ ､ ／ /
┗━━━━━━┛ > ===―:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ/／ /
〃/:.:/:.:.:/:.:.l:.:.:.:.ヽ:.ヽﾚ-===＜
, x≦:.:／ /:.〃:.:./:i:.:.l:.l:.ヽ,:.:',:.:.ヽ ＼:.:＼
,x≦:.:.:.:.:＞・´ i:ｲ {:.:/代:.:| イ心:.:}___iト ∧ヽ:.:.:...
,x≦:.:.:.:.:＞・´ |!ﾚ'ヽ{ﾊﾏ}ヽ.弋::ｿ}ｲ } ｀ヽ≠ .:八
／:.:.:.:＞・´ 八 r ､ r=|:.}〃 }:.:.:}
〃:.:.:.:／ i:.:.:.lヽ≠= ||イス-／ゝ__ !:.:..
.::.:.:.:.〃 ヽ､l/ ゝ/_l// イ::ヽ/ ノ} /:.:.:/
,':＿:.:/ /{ ヽ/ ゝス==_::::::トニﾉ ′〃
＿_ ／´ ＼ ∠_ =- __〃lゞノ }} ﾚヽ二 ==´｀ヽ' ／／
／´ ￣ ＼ , =＝''´ ＼ ===〃＜ r----､__/// r ゝ∧ヽ-‐､―――――￣￣￣ヽ
/ / V´ ., -ヽ -‐‐ヾ― ゝ--__ ≦--L====-ゝ ＜ ﾚ´ ヽ ／ ｀ヽ￣￣￣ ｀――― ´
| ./ ／ .{.| .}..} ﾘﾆ┐ ＞《 ｀ヽ＜ ／ ／ ＼
i､::::::/○ ） ＼ .｀ ￣ ｀ヽ====＜ ／/ ／ | ヽ
ヽ(入___） ＼ ￣￣ /_ｌ ￣ｌ ／::::/ |l ヽ、
` ー".-‐ ＜........ ヽ / l l／::::::/ |::l / 7､
{ ｲ＼:::::: ＼ ７ｉ /:::::::::::/ |: l Ο ﾏ i＜
| .!. ヽ::::::: ＼ ￣ ＼/ ＼＼ ο i|::::l ≠ﾆﾆﾆ≠- }/___ヽ
| .! 〉:::: ＼ { |＼ ヽ ', r----|::::::ｉ／ ｀ノヽ
| i . / ､ .＼ //二＼l＼ ﾍヽ〃 ￣￣ |:::::::ゝ- 7匕￣lヽ￣
| ! / .／`=､ .＼ { / ＼ /￣＼＿＿＿＿ｌ￣ ｀ヽ ゝソ
| ! / ::／ `=､ ＼弋 ゝソ / ヽ／ヽ／＼/ ｀ ー
/ ﾉ .{ ::''=,, `=､ .＼ー‐ ′
i r 〈 .＼ ::::::''=,, `=､ .＼
ゞヾjjj .＼ ::::''=,, `=､ ＼
┃１ターン目 ┃
┗━━━━━┛
┏━━━━━━┓
┃やる夫の攻撃┃
┗━━━━━━┛
＿＿ 三／|
／ ￣￣ ///
／ ／ 三///
／ /. 三///
/ / / ///
|l l l| ///
|l l l| ＿＿＿_ r~￣`ヽ
l|l! ll| ／_ノ ＼（ ⌒}
.| ! !| （● ） ＼/
|l l l| （ __） |
ヽl|l! ll| |!!il| ／
ヽ', ヽ ＼ |￣|￣|￣| ＼
ヽ ヽ ｀ヽ､ |__」 L___| ）
ヽ ` ､丶.|--i i--| /
ヽ、 ｀丶_|＿|／ /
` －/ ,,-,, ヽ
（＿＿_/ ヽ＿＿_）
┏━━━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウに小ダメージ .┃
┗━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━┓
┃なのはのマジック・ボルト ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
:.:.:.:.:/:.:./:.:.:.:|: : |:.:.:.:.:. |:.:.:|ヽ:.:.ヽ ＼:.:／､ ＿＼:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|___:.:.:.:.:.:.:.} ∨:.:.:.:.
:.:.:.:,′:i:.:.:.:.:.|: : |:.:.:.:.:. |:.:. ! ＼:.:ヽ／ ,x'r⌒ヽ¨ マ､ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.! ヽ:.:. ∨ ∨:.:.:.:.
:. : i:.:.:. ｌ:.:.:.:.:|: : |∨:.:.: |ヽ:l ‐＼:ヽ 〃 {う::::::::ﾍ Ⅷ}:.:!:.:.:.:.:.∧ ヽ:∨ ∨:.:.:.
:.:.:.|:.:.:. |:.:.:.:.:|: : |:.∨:.:.:|_ ゝ― ､ ＼{ ∨::::::（∧ i/}:.:.:.:./ ∧ }/ ∨:.:.:.
:.:.:ｲ:.:.:. |:.:.:.: |:.:.:!:.:.∨´:! ,ｲ≠､ ｀ ﾏZZZシ / /:.:.:/:.:.:.:.:} //___ ∨:.:.:.
:./ |:.:.:.:.|:.:.:.:.:|＼ﾏ:. ∨:| {{ に::ﾍ ￣ ./:.:.:/ }:.:.:.:.:ｉ/:/ { ≧ｭ､ ∨:.:.
/ :ｌ:.:. : !:.:.:∧ ヽ:.:.ヽ{∧ヽ∨::ら /:.／ i:.:.:.:. |/ i |＞-- ｀ヽ
l:.:.:.:.:l:.:.:.:∧ /＼:.＼∧ 乂_ｿ ￣ |:.:.:.: | | | ｀ヽ いっけぇーッ！
‘，:.:.ｉ∨:. ∧/ ｌ:.＼:.｀ヽ、｀ ｀／￣ ヽ :|:.:.:.:.:|ヽ_ | |
. ‘， l ヽ:.:∧ :|:.:.:. ｀ヽ―‐ ヽ { } / |:.:.:. ,ｲ ﾍ | :|
∧| へ:. ヽ |:.:.:.:.:.:.:.:| へ ヽ ／ |:.:.:/／:::::ヽ :|
/ ／ ＼ヽ|:.:.:.:.:.:.:. !:.:.:.:.＞ ／ ／ :ｌ:./:::::::::::::::::| |
/／ ＼:.:.:.:.:.:.:.:∨:.:.∧ ≧ _ ／ヽ/ ／::::|/:::::::::::::::::::! }: ／
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⌒ﾞ'''''￢ｰ-- ..__ ￣￣ﾞ二二==-
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃マジック・ボルト ［単体］［遠］［倍率０．５］［３回］.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,,,,;;iiilliii;;;,,,
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illii'' ‘.' ,.' ''iil'i_
illii'', .' ''iill |ヽ､
iillil;; ・,‘ ;;liliijｖ‐､_i ー､_ ,,,,;;iiilliii;;;,,,
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ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ illii'', .' ''iill 『……！？』
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,iillil;; ・,‘ ;;lilii
´ r 〜´ < `T^ゝ＼'''iill;;,’ , .',;;llii''''
,γ ）、 ,,,,;;iiilliii;;;,,, 〔 ~ ヽ''''llliiliillli''''
|_/'´ ,ilill''''"""'''llili,iζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 illii'' ‘.' ,.' ''iil' ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ illii'', .' ''iill ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハiillil;; ・,‘ ;;liliiヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| '''iill;;,’ , .',;;llii''''人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
''''llliiliillli''''￣ ＾ー ' ` ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウに小ダメージ 小ダメージ 小ダメージ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃攻撃優先度 なのは ＞＞ やる夫.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿
＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_ 『…………』
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢
ι〜― ( >.＼__ ﾜｼｬﾜｼｬ…
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウは なのはに にじり寄って来た！(次ターン攻撃力２倍) ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
/:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.!:,才´:.:.| ',:{ ＼ヽ 斗≧=､＼:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!/:.|＼‐- _
.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.::.:.!:.:.:.:.:.ヽ{ ,≧ヽ ＼ ´ ト′::::ヽヽヽ:.:|/:.:.:.:.:!:./:.:.:.:|
.!:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:{.〃ｆう::::', {:::::::,--} 以/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.!
.',:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:!《 ｉ::::::ら 弋zzシ ´/:.:.:.:.:.:.:/´ ｀ｉ:.∧
／.ｉ:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:| ｀ 乂zｿ , ―‐‐´ ／:.:＿_／:| !/:.:.:ヽ ……！？
／ !:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.ヽヽ ヽ‐ ´丶 ￣￣￣ |:.:.:.:.:.| ./ |:.:.:.:.ヽ＿
/ --‐‐ヽ:.:.:.:.:{ ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:./:.:.:.! _ -､ u .|:.:.:.:.:.|／ __|:.:.:.:.:.:.:.:.
/ ´ ヽ:.:.ヽ ',:.:.:.:.:.:| ヽ/:.:.:.∧ ヽ‐‐ ' !:.:.:.:.:.! | r_ヽ､:.:.:.:.
＼:.ヽ ゝ:.:.:.:| {:.:.:.:.:/ヽ }:.:.:.:./. | | ヽヽ:.:.:.
ヾ､| ＼:.| /|:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:＞ ／ /:.:.:./ | | |:.:.:.:.
| ／＼ !:.:.:.:.:|｀ヽ _ ＞ ＜ /:.:.／-- ´ ! ! {:.:.:.:.
|/ ',:.:.:.:|ヽ. -┴≧ T-┬‐‐二/／:::| // !ヽ:.:.:.
| |ヽ:.:.|:.:∨ ├┐| ｉ´::::/:::::::::::ヽ､ 〃 / ＼:.:
|:.:ヽ:|:.:.:.∨ |::::| | |::::::::::::::::::::::::／／ ／-- ＿
ｿﾞｸｯ .|:.!:.:.＼:.:.└-- ＿ /:::r‐‐‐‐┐:::::::::::::/／
|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:, イ .!ヽ:::::L______」::::::::::::::| | _
/:.:.:.:.:.:.:.:.:,イ 〃|::::::::::| | |:::::::::::::::::| ヽ ｀ヽ
┏━━━━━┓
┃２ターン目 ┃
┗━━━━━┛
┏━━━━━━━┓
┃やる夫の挑発！┃
┗━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼ ｎ （悩みに悩んだ結果 得たスキルを
| （__人__） l^l.| | /）
＼ ｀ ⌒´ ／| U ﾚ'/／) 活かす 絶好の機会だお……！！）
γ⌒ ﾉ ／
i j ｒニ ﾉ
ヽ､ l !ヽ､_,__／
/つゝ､,! }
｛〈〈〈,ゞｿ 〈 ﾊﾞｯ
｀￣／ ＼
／ ／´`＼ ＼
! く´ ＼ ﾍ
＼ ＼ ヽ ﾍ
(´____＿___ノ ヽ ヘ
｀￣ ￣ ∨__＿___｀)
￣￣￣´
［スキル］
レベル０１ 近接攻撃 ［単体］［近］
レベル０５ 挑発 ［単体］［遠］［敵視上昇１０］ ←NEW！
レベル１０ ？？？？？？？？
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
挑発前 .┃攻撃優先度 なのは ＞＞ やる夫.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
挑発後 .┃攻撃優先度 やる夫 ＞＞＞＞＞＞＞＞ なのは.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿
＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_ 『……！！』
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢
ι〜― ( >.＼__
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウの やる夫に対する敵視の上昇により 進行方向が変わった .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━┓
┃なのはのマジック・ボルト ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
, 、 ti
ﾑ ヾ:ヽヾ:､
,、 廴 _. -―――-=t≧=ゞ.:.ヽ!.:.! _
ヾ:..､ `ｰ＝=ｭzzx=ﾆ¨´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:辷二彡ｧ.:.:.:.ミr.:.:.:.:`ー---=.､, -‐'' ¨ノ
` ミ辷二三三彡'.:.:.:._.. -―=ﾆ¨¨¨¨¨｀ﾌ'´ｨ.:.:.:.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._;､ｙ" /" （やる夫さん…… 良しッ
｀￣¨¨￣￣ ´ i.:,ｲ.:/.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} 〉 __,ノ
j八:爪抃ﾍ､从.:.:.:.::.:iﾅ't ヽ. 今度こそ 一気に畳み掛ける！）
ゞ.;代ﾘ jﾊ笊ミ:.:.:.;.′`ｰ- ､_! r､
_＿_,.=-､‐=ﾚiﾍﾑ、,:、 ゞr'j:__:ﾉ) l＼ ｌ !
（ 〈ヾｒ=ゞﾆ.∨..{≧ﾆ/´ｨ彡 ｀Lﾆ=＼＼ | l
`ー⇒彡ｨ=‐-ﾆ..＿￣¨"'‐-=≦,ｨ;r‐-ゝ ＼ ! l、 __
`-ｧ=ｨ八!Т¨T=-ri｀i`tﾉ ヾ. ヽ r‐--ゞ: レ'´ ノ ,. ,
ｒ{ Ⅷ;､ `ｰ=ﾆ彡`ーﾆ=>=- } 丶`"¨!!≠=､、 ≦､ )-―=ﾆｧ"¨´
〉ﾍ ヾ:rゝ-―=ニ¨7三三三彡"::ﾆ=- ﾞ`≠=､ 辷＝ニ¨´´
// ﾞ` `ゞ三二ﾆ=-''¨¨¨¨¨￣「_.. -ｧ'''"`''''ｰ-t=- ..__｀`)｀ﾚL_
,..=/ﾑ=-‐=ﾆ¨￣ _.. -‐=ﾆ!¨|7 / !:l ¨´`ヾ､:::ヽ､
__.... ．.......ニニﾑニ=一 _. -‐ ¨´ ｀¨〉:/ l:! ｀ヾ､
＿___ ,. --==＝＝≠一 _..ニ=-t―=ﾆ彡｀ヽ // "
__..ニニニ=-一 _,.....､..≦-‐ ¨￣７､,.人 `"彡ィ"´｀ゞ_ 'ｲ
⊂ニ＝‐ ''¨厂ﾞ´ ｀¨ヽ、 ,ｨﾞY´ `v斗'" =ﾆ二ぇ
r'¨ ,.=＝=､、ｙ i! ζ ヾ:､
_> ,/ ,. イ´ j「 }:｝ ゞゝ
ヽ ,ﾑ匕´ ,.斗/ ﾊi ﾞミ=､_ .. ．．,..ニニ、
_.....．．∠,,. -ｧ=ﾆ´ _／::/´ j::::! ’.:.:.:.:.:.:. }） ´ー==‐ｭ
.⊂" fl .: r'::::::ﾂ /::::::} ri ￣￣¨厂¨） ､）-'¨´
＜_ ／' ⊂⊃ ,/:::::::j {::::::::ﾍ // / Ｋ__r‐’
.∠三 ≠＝==､:、 ／:::::::/ i::::::::::ﾊ (:ヽ |:| /＿」
;仁_ ヾ:､/:::::::::::::l }::::::::::::ヽ _,.:､`" |:| / ヽ
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,ilill''''"""'''llili,i
illii'' ‘.' ,.' ''iil'i_
illii'', .' ''iill |ヽ､
iillil;; ・,‘ ;;liliijｖ‐､_i ー､_ ,,,,;;iiilliii;;;,,,
'''iill;;,’ , .',;;llii''''、 ￣`￢,ilill''''"""'''llili,i
''''llliiliillli'''' >.＼__ illii'' ‘.' ,.' ''iil'
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ illii'', .' ''iill 『！？！？』
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,iillil;; ・,‘ ;;lilii
´ r 〜´ < `T^ゝ＼'''iill;;,’ , .',;;llii''''
,γ ）、 ,,,,;;iiilliii;;;,,, 〔 ~ ヽ''''llliiliillli''''
|_/'´ ,ilill''''"""'''llili,iζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 illii'' ‘.' ,.' ''iil' ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ illii'', .' ''iill ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハiillil;; ・,‘ ;;liliiヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| '''iill;;,’ , .',;;llii''''人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
''''llliiliillli''''￣ ＾ー ' ` ヽ
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┃クレイクロウに小ダメージ 小ダメージ 小ダメージ┃
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┃クレイクロウの テールスクリュー ［単体］［近］［倍率２．０］ .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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, （＿＿__ / ヾ、 ／' 、ヾ` ､ ｀ ､ ｀
, ,' ,' ＼ i ゝ○;､ ,´ ○,; i ｀ ……踏み込みが足りん！！
, / ＼ ゝ "（__人___） / ､ ｀ ､
, ,' ' ＼|ゝ､ ｀⌒´ ／ヾ ､ ヽ （一度 言ってみたかったお）
, ,' , ,―――――{ ヽ ､ ､
, / , ,' ,' i -ヽ ,,ｰ､＿ ﾞ''-､ ､
ヽ､ ヽ、 i i
´~"''‐- ､..,,,_ ﾞ-ｰ-----"
ゝ|ﾞ､ /
/ /
/ / ﾊﾞｯ
/ /
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫は 攻撃を回避した .┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━┓
┃３ターン目 ┃
┗━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼, ､／ ＼
／_,､ （●） （●） ,､＼
,´＼ヽヽ,（__人__） //／` 、
ﾉ ` ィ.ｒ'ﾋ > ｀⌒´ <ｺゝiｲ､ ヽ
／ ,ｲ- ′ ー‐ ｀ｰﾄ, ＼
＼ ／
｀゛~ヽ ィ''"´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫は 防御している……（被ダメージ半減） .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━┓
┃なのはのマジック・ボルト ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ／ -‐‐ ／
/:.:.:.:-/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:./}､ ／
/／ ./:. /:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.ヽ:.:.:.:＼:.:..:.:.:.:.:.:.:',:.:.:../:.:.ｉ､＼ ／:.:
/ /:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!､:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.ヽ｀ヽ、:.:.:.:ヽ/:.:.:|:| ヽ ＼ ＞´:.:.:.:.:.:.
/:.:.:. ｉ:.:.:.:ヽ:.:.:.:! :.:.＼:.:.:.:.:.}＼:.:.:|ヽ:.:.:.:ｉ_:.-:.:＼:.:.:.:ｉ:.:./:.! ＼´:.:｀´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. くッ しぶとい！
.ｉ:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.ヽ､:|ヽ:.:.ヽヽ:.:.: ｉ ヽ:.|斗≦､ヽ:.|:.:.:.:＼:.|/:.:/ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.|:.:.:/ ',:.:.:.:ヽ:.ヽ≧､:.:.ヽ ヽ:.:| ,イ´ 7 .う 斗:!:.:.:./:! ヽ.}/ -‐‐‐ ､ .＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.
.|:.:/ .ｉ:.:.:ヽヽ〃{メ＼＼ }:.|.〃.ト´じ 孑/ /:.:./:.:.ゝ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.|/ .＼:.:.＼｀夊ら .|/ 弋zzツ /:／:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:-----＼ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.
| ／ヽ:._:｀_｀¨´ / u /／ !:.:.:.:.:.:.:_:-.￣ , -- 、 ＼:.:.:.:.:.:.:.:.
/:.:.:.:.｀ヽヽ＿ ヽ ___ /--ニヽ:.／￣＞ .´ ｀rヽ、 .＼:.:.:.:.:.:.
ヽ------､-￣ -- r ´_::-- ￣ ｀＜´ ヽ:.:ヽ. ＼:.:.:.:.:.
. ＞ , |::::| ／ _ ‐、 ｀ ´ ヽ. ＼:.:.:.:.
_/ ヽ-.|::::| ,ｲ , ＜::::::::_::::ヽ、
┌ ´ |::::L_ -- ､/::´::::::_::- ´ ＼::::＼
∨ ヽ_:-‐´＞´:::／ ヽ､::::ヽ､
ヽ _ --.ﾃ. __∠ニ__| ´ ｀ヽ、::｀::::‐‐‐‐‐
__／ ./------.| ｀ ‐‐‐‐‐‐
∨ ./ {
∨ / ',
,! ,! | /
,! ! l !
! ! ! l
| │ ! l゛
l ! ,! /
│ ! l !
, | ! ! ,!
ﾞl、 | l l /
ｌ │ | ! !
.ｌ l ｌ ｌ / /
.ｌ ｌ ! | ｌ /
ｌ │ ｌ l ! ,i′
. ｌ .! ! | ｌ ,/
ｌ .｝ ｌ ,! / /
.ヽ .ｌ ｌ │ / ./
ヽ ! ｌ | / ./
.ヽ |, ｌ. │ / /
ヽ .ｌ ｌ .| / /
ヽ .ｌ, ｌ .,! / ./
ヽ ｌ ｌ, ,! / /
ヽ ｌ ｌ ! / /
ヽ ｌ ｌ .! ,i′.／
＼..ｌ ｌ l / .／
｀'.ｌ ｌ. ! ,/／
ｌ.! : /'"
'ｌ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウに小ダメージ 小ダメージ 小ダメージ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウの攻撃 .┃
┗━━━━━━━━━┛
(簡単に避けれるし 試しに受けても
＿＿＿_ 全然 堪えないお…… 低重力 万歳！)
／＼ ／＼
／（ ●） （●）＼
f'r/´⌒ヽ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
_,,.. ---- ――_= ＝＝{｛（ | |::::::::::| _|_＿＿,､ /
_..-''"゛ _､ｰ''""´´´´´ `｀=｀--､.| |;;;;;;;;;;| │:::::::::::::::::ｷ人_,/:│
゛ _､ｰ''" ＼ `⌒ ´ . │:::::::::::::::::::::::） て
／ ヽ │:::::::::::::::::::::/´⌒Y,. ｶﾞｨﾝ !
| ＼::::::::::::::::::::::::::／ ＼
＼:::::::::::::::／
＼__／
┏━━━━━━━━━┓
┃やる夫に微ダメージ ┃
┗━━━━━━━━━┛
┏━━━━━┓
┃４ターン目 ┃
┗━━━━━┛
＿
＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_ 『……ッ……』
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢
ι〜― ( >.＼__ ﾜｼｬｯ…
ノヽ,r‐―‐ヽ/（⌒´ ＿,_
／^Y ＿i-‐ ト､r―‐'>,‐‐<ヽ､
´ r 〜´ < `T^ゝ＼ ヽ i
,γ ）、 ヽ 〔 ~ ヽλ,|
|_/'´ （ _ヽ,〜 ） ζ i ｒーt-､ｿヽ、
|.ﾄ、 〈 ヽ､_ゝi、 ､__､ヽﾄ､＼（_ ,γヽ、
ﾚ ヽ､ ヽ､＿) `､| ゛='、ヽr､ ヽ､ヽ,.-<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
┏━━━━━━━━┓
┃蓄積ダメージ：極大┃
┗━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃(やる事が無いので) やる夫の挑発！┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ なのはちゃん！ トドメだおッ
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | /)/）／）
＼ ⌒´ ／ 「//／／
γ⌒ ⌒￣￣'￣´ （___
i j _＿＿､＿_,ノ--ｰ'
ヽ､ l /′
/つゝ､,,! }
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウの やる夫に対する敵視が 最大（１０）まで上昇 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━┓
┃なのはのマジック・アロー ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
＿__ 二 ヾ､ --- ､ ,-, ――― ､
＜二_＿〃‐／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､ ――――ヽ
/ ////:./://ヽヽ:ヽ}:.､＿＼
／/:.|/:l:.l:./心､ ,气､ } ∨:.:.:ヽヽ', はいッ！ 沈めええぇぇーーっ！！
/:.:/:ﾘヽ:.ﾄゞ´ ゞｲ/ ＼ヽ:.:.:ヽ＼
/:./＿_｀ヽ ヽ､つ,イ _| / ＼:.:ヽ
/:./ ´ ＿_ } 孑} /_ヽ／/}ヽ ＼:.:.＼
／:.:.{ 〃r ヽ ヽ| /川 ゝi |三//| 气 ヽ:.:.:ヽ
/:.:.:/ ヽ {{＿ ｀ヽト ､ll/ } ｉ￣: : }/ ＼:.:.:ヽ
r, /:.:.:/ /====＞．彡ヽ ノ_|＿_: / ＼:.:.‘，
| | /:.:.:/ {: : : : : : ＿_ヾ／', {-､:::} _ ヽ:.:.
| | ./:.:.:/ i r二イ ／: : : : :i ／ /イ // ＼:}
| | /:.:／ {-ヽ }￣: : : : :___: } ./ /./ ＼
| | /／ / ＼: : : : : :／::::::ヽ / ｀ヽ./ /
| || / , イ ヽ＿__r― ヽヽ} / / ＼
| || ／ / ／ ﾒ / ./ ｀ヽ、
| .|| ,ｲ ／/ ／＿ / / / ＼
､ | || ／ || /: : :i /r--- ､ヽ / / / ＼ ＼＼ ＼
＼ヽ､ | || | | /: : : : :| ,ｲ ﾄ /. / / ヽ ＼ ＿ヽ ＼ゝ
ヽ ＞．. | || // o : : : : / /／!. / / ヽ: :.ヽ／ ＝ ≠´ ．＜
＼＼ ＞． /‐､ｌ //: : : : : ／-- ､ / |: : :/ / O ﾆﾆｌ } ．＜ ＝ ＞
∨ ヽ ヽ / ｉ _ /￣／込 ｀ヽ､ --ヽ､: : |ﾆ/ ./ ． ＜ ＝ ´ r ／
∨ ＼ { ／ r ´｀ }:.:.:.:.:.:.:.ヽ==､ ヽ ／ ｀ヽ・ ´ 二 ´ ノ |
∨ L- // /:.―´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} ヽ i / i 二＝ ,＞・ ／ !
∨ ゝ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ／ { ／- ´ ＞・ ／ ／
＼ ＿ ∨ ／ ／----r´ / ＞・ ／ ／}
／ ／ ／ / / ＞・ ／ ／￣
／ ／ ／ / / ＞・ ／ ／
／ ／ ／ / ./ ＿＿＿＿／ ／ .／
／ ／ / / //￣￣￣ /ヽ ／ ／
／ ／ ./ / // / } ／
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＜´ヽ >γi_
ｒ .-| ヽ |ヽ､
＿ 人 ､イ ιjｖ‐､_i ー､_|.ｌ
´‐i |/ 入ヽ、 ￣`￢l .| /
ι＼ ! ｝ //
ノヽ＼＼ .,, / │ .,i / /
／^Y ＼ ＼ i､ 巛 ! , '/./ /
´ r 〜´ ＼ ｀.-、 ｌ｀､| !／ 〃 ,/
,γ ）、 ＼ ｀'-.ゝ ./ ／/
|_/'´ （ _ヽ,ｯ ＼ ／ /
|.ﾄ、 〈 ＿___Z ￣'''―--z＿＿
──＝＝二二二＿＿ ､. r────────
y ハ | (_.;;彡-ッ '、.ヽ, .,,,,、 ＼
ヽ| ｿ '"´ ／ ,.. / ヽ .ヽ. ..＼¨''ｰﾆ;;､、
,.;;ﾝ‐″./ ., ｌ .ﾞ!l>､. ＼ ´
,..广 ./.,v /! .i'i.|.ｌ ヽ｀'-､. ｀'-,
" .,i./ |./ ,! lﾞ ﾘ ! ヽ. ｀'-､＼
〃 i}′| ｌ .ｌ .ヽ ｀'''ゝ
,i″ ! ,! .ｌ .ヽ
l′ │ / l ヽ
| / .｝ .ヽ
|/ l ｌ,
|′ ! ｌ,
,! ｌ
! ｌ
! ｌ
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┃マジック・アロー ［単体］［遠］ なのは の攻撃力 ３１５０┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
i
,!'| ` .
’ j i! i ,
{ ｜|
｀ ,Ｊ`:、,ｨl! l! {′ ;
，j｀ Yl!|: | |'i,
＿ ｜ 、 ﾞﾘN: ; !lij! |
＜´ヽ . }'′ i ;}|! |
, ,:;:;:,! ''′ ,. !、,! ´｀ ι ヽ
＿ 人 ､, （''゛ j! ..:;;:=＝-:、 ﾞ''"ｨi {ヘ!,l .
´‐i |/ 〃’ :; {`' ,ｨ゛ '′. ） jj｣li|liY､⌒}
ι〜― ( j∨il!ｨ' ｛’ へヾ;;イ
ノヽ,r‐’ λ' ,j､l! / ､ ., ,il{ ,ﾞ!j!;| ：
／^Y ＿iﾞハ！ ;. ﾞ:、 j| '/'}′ ，
´ r 〜´ <しﾞ:、 i,' ﾞ:、 ,,., ′彳ﾚ／
,γ ）、 丶､v{ ﾋ! i!||il. , 八 Ｚ
|_/'´ （ ___ _,ゝ､;_ ゛:|! ﾞ ,rｶ ￣
|.ﾄ、 ＿ ￣｀ζ｣'(´ ヽ j! ゛ ,ィ彡′_.. -
ﾚ ヽ､ ヽ二 ﾆ ﾞて∠rιｸ_;.,､_,ｰ-'＾- =ﾆ_<
y ハ | (_ `ｒー 、 ヽミヽヽ ＼丶_)） `^ν
ヽ| ｿ "く_斤―人_＿ｿﾊ＼ヽ〜
￣￣ ＾ー ' ` ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
┃クレイクロウを倒した！ ┃
┗━━━━━━━━━━┛
／ ／:.:.:ァ:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ< ／
_ ‐ ´ _ ./:.:.,〃:.:.:／:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ―――<_
ニニ_ --‐‐ ´ ￣ ‐‐/:././:.:.:./:.:./:/:.:.:.:.:.:.:/:./:.:|:.:./:|:.:.:.:ヽ:.:.:､:.:.:ヽ:', ｀ヽ
〃/ /:.:.:./:.:./:.,':.:.:.:.|:.:.:|:.:|:.:.|:./ |:ヽ:.|:.:.',:.:.:.',:.:.:.:ｉ:}ヽ、 ヽ
／// ./:.:.:/|:.:.:ｉ:.:ｉ:.|:.:.:|:.:.:|:.:|､:,'|:| ',:ヽヽ:._|__:.ｉ:.:.:.:||:.、｀:.:‐-- ___ ヽ ハァ ハァ……
／. / /|:.:.:,':.|:.:.:.|:.|:|:.|┼､7≦冬廾 廾,ニ冬|:.:|:.:.:.,' ∨:.:.:.:.:.:.:.:∧｀ヽ ヽ
／ __／/:/|:.:.ｉ:.:|:.:.:.|:.:||:.ヽヽr行::::j｀ヽ. ´{::::::う.刈:.:./ ∨ヽ:.:.:.:.:.:∧ ｀ヽヽ や、やった……？
／-‐‐´ /:./:.:|:.:.|/:|:.:.:|',:.|ヽ:.ヽ｀ 込シ . 込シ,´:.:./.7 ∨:.ヽ:.:.:.:.:∧ ヽ
/:./:.:.:.:.',:|/∧｜',:.:.:.|ヽヽ_ , .／／|´. ∨:.:.ヽ:.:.:.:.∧
/:./:.:.:.:.:.:/||/. ',:| ヽ:.|:.∧. u ＿ .￣∧:.:|＿＿___∨:.:.:.:＼:.:.:∧
/:./:.:.:.／:.:/| _＞ ニニ､':,＼ ｀.‐´ ／|:.:.:.||――, / ∨:.ヽ:.:.:ヽ:.:∧
/:./:.／:.:.:./:/ .ヽ ´ | .|',|-≧ ､ _ ,イ7_.//:./ //､_ ∨:.:ヽ:.:.:.ヽ:∧
. /:/:／:.:.:.:/:./ . | .| |､｀::ヽニ､T´´ｌ､/// // .｀ヽ、:.:.ヽ:.:.:ヽ∧
//:.:.:.:.:.:.:./:/‐ ￣ ｀ ‐｀、＿ .| |ヽ::::::::::|_t-┐|/ | ／/ ｀ ‐‐= ､:.:ヽ∧
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:// ｀ヽ ｀ ‐ Lヽ＿::::ヽ-tヒ::|_ |_´,＜´＿_ r==＝´ ´.|、:.:.∧
/:.:.:.:.:.:.:.:.// ヽ、 ｀ ‐-｀_ヽ､､ヽ､｀::|ニニ´--ヽ |.| |ヽ:.:.:.∧
. /:.:.:.:.:.:.:.:.／ , --- ､ ｀ヽ、. | .| ヽ ヽ:::ヽ、 .ヽヽ.|.| .|:.:.ヽ:.:.:∧
/:.:.:.:.:.:.:.:/ / /￣ ヽ.ヽ ｀ヽ . | .|､ ヽヽ::::::ヽ、 ヽ|.,' .|:.:.:.:.ヽ:.:∧
＿＿＿_
／ ＼ ……うん
/ ─ ＼
' （●） ＼ 盛大に 爆発四散させたし
（ｌ､__） u. |
⌒´ ／ 間違い無く 倒してるお
｀ｌ ＼
ｌ ＼ (経験値も 増えたし……)
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫 のレベルが７に上昇┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
ナイト 『やる夫』 ２８歳 レベル７ 経験値 １５/７０（+２０） 所持金：５００Ｇ
／ /:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.:.|:|:.',:.ヽ:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.:|
／l:.:.ヽヽ:.:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:/:.:.:.／:／:./:.:/:.:.,':.|:.:.ｉ:.:ｉ:.:.:.:.:.ｉ ｉ:.:.:|
／,′|:.:.:.::.:ヽ:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.,':.:.//:.:/:.:.//:/ |:./:.,':.:,'|:.}:.:.:.:.:.:| ',:.:.|
. ／/:.:./ｉ:.:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:|:丁,'/‐ ﾃサ-/__,'/|:./:.:/|:.,' :.:.:.:.:.| ｉ:.|
／:.:/:.:.:/:.:',:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:／.',:.:.',:.:.:.:.:.:.:|:.:|/. ィ=≠=ヶ､ ,'///:.:,'/|:.:.:.:.:.:| .|:|
:.:.:/:.:.:./:.:.:∧:.:.:.ヽ:.:.:.:.{ ´./ヽ:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽヽ. ｀ .ら:::/ ./:.:./|:.／:|.|:.:.:.:.:.,' ﾘ
:/:.:.:.:./:.:./:./ヽ、:.:.:.:.:.:.ヽヽ |ヽヽヽ:.:.:.:.:ヽ. ｀ヾ ',:.:.:.:}:.:.:.:.,' |:.:.:.:/
:.:.:.:.:/:.:./:./:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:./ヽ |:.:.:.ヽヽ＼:.:.:＼. ヽ:./|:.:.:./ ,':.:.:/
:.:.:.:/:.:./:/:.:.:.:.:.:/.',:.:.:./ .｀|:.:.:.:.|:|＼ ｀ ‐‐ヽ. ｀>/:.:/ ./:.:/
:.:.:/:.:/:.＿＿:./ ヽ′ |:.:.:.:.:|ヽ. , '/ /:./ ,':./
:.:/:.:/:.|-----ニニ‐‐‐- ___|:.:.:.:.|ヽ＼ . .- ､‐'/ // // そっか…… とうとう やれたんだ……
/:.:/:.:.:| ￣￣ ‐‐-｀ニ- __ ／ ./ /. /
:./:.:.:.:.:| ｀ヽ./≠ _ ./ みんな…… 遅くなって ごめんね……
/:.:.:.:.:/ ///ヽ､ ｀ ´
:.:.:.:.:.:L＿ /// ｀ヽ｀ヽ_
｀ ヽ＜ ＿_ // >/
｀ヽ ヽ、｀ ‐ - 、 //､ //
｀ヽ ｀ヽ //┐ヽ .//
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃高町 なのは のレベルが１６に上昇 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１６/７０ 経験値 ０００/７００(+２００)
＿＿＿＿
／ ＼
/ ─ ─ ＼ ……ちゃんと 遺骨を持ち帰って
/（ ●） （ ●） ＼
| （__人__） | お墓を建てて アゲるとするかお
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
／:.:.:／:.:.:.,:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､ /:.:.:.:.:._:.:
／:.:ァ:.:/:.:./:.:.:.:.:./:.:!:.:.|:.ヽ:.:.ヽ____:.:!:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.＼ /:.:
/／ /:.:/:.:./:./:./:./:/ |:⊥斗二込:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽく:/ --
〃 /:.:/:.:./:.:.:ｉ:.:ｉ:/|/ |/ 〃 fo:::ヽ｀ﾏy:.:!:.:.:.:.:.:.:.}‐‐:|___´
. / /:./ｉ:.:.:.ｉ:.:.:.:|:.|斗≠､/ {-し7 ´//:.:.:.:.:.:.:./:.:／!| ｀ ヽ ＜＿ - そうですね…… 早く皆の所に
7:./ |:.:.:.:|:.|:.:.|ヽ〃ヽ ゞ-′ //:／:.:.:／:.:.:.:./:} !､
／ {:.ｉ |:.:.:.:||:.!:.ヽ:以_ｿ, /／:.:.／:.:.!｀ヽ//! |∨ 帰って来て貰わないと……あッ
／ || !:.:.:.:|:.:.',:.ヽ 丶 ／-- ´/:.:.:.:| }// |:.L＿
／ ﾘ .-{:. : ∧:.ｉ./! r- ､ /:.:.:.:.:.!／:/ |:.:.:.:.:.:.｀:.ヽ ､
/ _ -- ´ ∨:.| ヽ/:.', ｀ ´ /:.:.:.:.:.:/:.:./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
/／ ∧:| ｉ:.:.:ヽ /／:.:.／__/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ
〃 /:.| ヽイ:.:.:.: ﾍ 〃 /:／ |: :-｀:ヽ､ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼ .
/ /:.:.|／:.:.!:.:.:.:.:| ﾍ_ / /:./ |: | ｀ ヽ｀ヽ､ .|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ＼
ｉ:.:.:/:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.| ｀ ‐ヽ ___/／--- |: | ｀ヽ/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ｀
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ＼:.:| _ --r二 ／------|: | / L - ´｀ ヽ 、:.:.:.
. |:.:.:.:.:r ニニニヽ|´‐ .|::| |::::::::::::::::::::/:./ /- ´ ｀ヽ:
|:.:.:.:.:.|:.| __|::|_|＿:::::::::／／ ／￣/
|:.:.:.:.:.:|: | ／|＿＿__/／／ /
|:.:.:.:.:.:.|: L＿ ／::::::::://:::::::ｉ´ : | /
|:.:.:, イ ‐‐‐‐ヽ ,′:::::::://::::::::::| : : | /
、
／ﾊ＼
|Ｙ⌒Ｙ| 『 こ、これは…… 魔石……！
l l l |
|ﾊ,__,ﾊ| クレイクロウが 落としたみたいですね』
＼V／
｀
ゲリョスとか現実にいたら嫌すぎる
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ 魔石？ 確か（ゲームと同じで）
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 砕いた人が 強く成れるって言う……
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫達は 魔石(小)を入手 .┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:. : |:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.: |:.: : |:.:.:.:.:.:.:.: : |:.:.:.:.:.:} ∨
:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,':.:.:.、:.:.:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:. |:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.: |:.: : |:.:.:.:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:.:.: ∨
{:. /|:.:.:.:.:.:.:.:.:/ : ｉ:.:.:.:.:.＼:/:.:.:.:./:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:. |:.: : |:.:.:.:. : 才: : |:.: : |:.:.:.:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:./ ∨
i:./｜:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:./＼:.:/:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:. |:.: : |,x≦:. : |:.:.: |:.: : |:.:.:.:.:.:|:.:.:.:|:.:.:∧',
ｲ′:|:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:l:i:.:.:.:.:.:/｡ｲ坏≧､:.:. : |:.:.:.:.:.:. |:.,ｲﾁ芹茫う≧、:.|:.: !:.:.:.:.: ||:.:.:.!}:/ } } はいッ どう言う原理かは 知りませんが
/ :.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:ll:ﾟ｡:.:.:.:.{《 に::::Oヽﾐ: : |＼:.:. : 〃{:::::::::::::::O:} ﾏ》:!:./:.:.:.:.:.:.!|:.:.// / ∧
＞ ´ !:.:.:.:.: |ｌ:.:.:ｌ ｌ:.ﾏ:.:.:.ﾟ｡ヽⅥ､:刈 ', : | ＼:.:. : にゝ::::::: Ⅳ 〃:|/:.:./:.:.:./!:.// / / : ゴブリン一匹 倒せなかった冒険者でも
|:.:.:.:.:.:||:.:.:| ﾟ｡:.ﾟ｡:. ∧ マこｼ ヽ:! ＼:.:.∨ここ／ ′/:.:./:.:.: /,イ/ ／ ,/ }
:.:.:.:. : ||:.:.:l ﾏ:.ト､:.ﾍ ｀¨ ＼ ￣｀¨¨´ /:.／:.:.:./ ヽ／ ／ ,'ヽ それを使う事で 簡単に倒せてしまう程の
ﾏ:.: : ||: / ﾏ!:.:. T＼ /／/:.:.:./＜＞´ /|
ﾏ: : ||/ !:.: : |:∧ ｀ ／ 〈,x ＞ ´ / } 永続的な強さを 得れてしまうとか……
. ﾏ: |′ |:.:.:. |', { . r‐┐ r＜ ＞ ´ ／ ／
ヽ{ ::.:.:. { ∨ _ . { { , =ﾆ二二ﾆﾆヽ、
＼ :.:.:.:.ｉ ＼ //｀ ＞ ＜ i i,x≦ ≧ｭ､
ﾏ:.:{ .// ＞―＜::::ゝ-,x≦ ＼
ヽi // /／:::::::::::::::,x≦
＼// //:::::::::::::／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ……じゃあ……
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | もしかして…… これって……（レ）
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ "一攫千金"ってヤツかお？
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
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´: : : : : : : :｀丶 ／ ／
／: : : : : : : : : : : : : : : : ＼／ .／
／⌒Ｙ : : : : : : : : : : : : : ヽ: : :＼彡廴＿＿／
／￣￣∠／￣: /: /:/://: :ﾊ: : ＼: : :＼.: :.Ｙ|:厂｀ヽ: :八
∠＿＿＿_/: :/: : /: :.|: |: |:|_:｣ l-匕｢＼丁|7:l:|:|:| ＼: ﾍ
' : /: : :.|: : :|: ｢ |ﾊ/| l八: lｨfﾁ芋ミ从ﾄ廴 ヽ :ヽ
|: /|: : :/|: : :ﾚ'ｨfﾁ芋 ヽ{ {:::r'::}》l:.|r} : ＼ ∨: :. そうだったら 万々歳なんですけど
|//|: :,ｲ八: :|《 {:::r'ﾍ 弋zソ ﾉ:.|八: : : ヽ |: : :i
/ .|: | l: : iヽ| ヾV:少 ／ﾉ:| ヽ : : : ＼|: : :| 実は"魔石"の効果は 安定しないんです
′八| {: : l: :lﾊ ' 人ﾘ Ｙ: : : : : : :.|
| ./: :/{/＼|V|: :ヽ u ﾏつ .ｲ / 厂｀ヽ i: : : : : : : :! ５回目迄は 確かな効果が有ったのに
|/: :/: :/: :/ rＶ{ ｀ . ／ |ﾉｲl| | |: i : : : : : |
/ : /: :/: :/ .|.厂¨｀…─}T爪_____.厂¨| | |: i : : : : : | それ以降は 何も変わらなかったりして
.: : r───==｣L____ ＿|| | |::::::::::rく￣ 厂 ｣ -─-､: :|
/: : / ＼ ￣||／::::{ﾆﾆ}::::::::/￣＞ ７ ＼ 過去には 破産した人も居るとか……
/: : / || r――／:::::::::::／:::::::: / ／ / ＼
. /: : rく＿彡' ∨ ／::::::::::::／::::::::::::/.／ / ＼
く￣＼ } /..／ヽ:::::::::::/::::::::ｰ=彡' 〈=＝＝＝＝＝＝＝=〉
＼ ＼Ｙ ／ ＼_./／ || | /
／＼ Y´ 〃 || | /
／ ＼{ λ || ｣ ／
／ 人 ／ ヽ || {￣￣￣￣￣￣￣}
後付けで更新されるので 進路変更しても再更新されます
>>663
やる夫は経験値で死亡確定かが分かるので便利ですね
＿＿＿_
／ ＼ バクチ的な 物なのかお？
／ ─ ― ヽ
／ （ ●） （ ●）' （あァ ［Ｎ] や ［HN］ の人だと
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 直ぐに 限界レベルに成るのかお）
／ ー‐ ヽ
＼ ＿＿＿
＼ }ヽ／: : : :_:_:_:｀ヽ
＼ -‐ ‐…‐ ‐- ._ﾉノ:, ＜二＿＿｀
廴＿_ ｀ヽ ＼ . ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : :｀ヽ-─────-､
｀ヽ ＿＿_ ＼ ヽz-‐: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ‐-: : : : :＼─- ヽ
／/: : : :＞──‐.}}}彡: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : ＼: : : ヽ ＼
/: :/: : :／ ／/: : :/: : :/: :/: /: : : : : : !: :|: : : |: : : : : : : : : : : :＼: : :廴＿＿＿＿_ ヽ
. /: :/: :／ ／ ./: : :/: : :/:.:./: :ｉ: : :/|: : /|: :|ﾊ: : !.: :.ｉ: : : : : : ｉ: : : : :ｉ : | ￣
. ,. :./:／ /: : : !: : : |:__｣: 斗‐/ｧ|-/ .|: :| ｣_:_|: : :|: : : |: : :|: : : : :|Ⅵ
′:./ ./: |: i: |: : : ｢: :.|x==＝ミ:/ ﾚ'x＝=ﾐ: : |: : : |: : :|: : : : :|: :|
/: :// /: : i :ﾚ'|: : : |: : 《 {::::::し} .{:::し} 》: |: : : |: : :|: : : : :|.＼
. /: :// ／∧: : { { |: : : |: : | 弋こソ 弋ソ |: /ｉ: : : | : ∧: : : / ＼
/: :// .／: / .ヽ: :ヽﾊ: : :|: : | , |/: l : : ｲ / |: : / ', そう捉えて貰って 良いかと思います
: :/ | ／: : ｲ ＼ヽ: ＼|＼| j: : | : /:l/:＼|: / |
:/ : | ／.: : : :.:i. ＼:|: : : | r―ｧ / : : | / l: : : :|∧ | でも素人には ほぼ確実に効果が有るので
' : : | ／ : /|: : : :| | : : :!＼ ／|: : : ﾚ' |: : ｉ: :i: :＼. |
: /: ﾚ': : : / .|: : : :{二二二二圦:.: :| ＞ ､ ＿_／ |: : : |. |: : ｉ: :i : : :.＼. | それなりの値段は 保証されています
/: :/: : : / . : : : | |::＼|＿＿＿＿＿{ 二二.|: i :刈 : : ｉ: :i : : : : :.＼ .|
: :/: : : /. |: : : :| | |:::::::::::::::::::}{::: |. |/l/ l. |: : i : i : : : : :|. V 身分の有る人達は 必ず割りますし
-────-､: :.:.| | |:::::::::::::{二二}| | l. |: : i : i : : : : :|
ヽ¨ ￣￣￣￣｀ヽ ｀ ､::::::::::::メ、＼. / 入__.|: : i : i : : : : :|
＼ ＼ ＼::::::::: ', :::ﾍ ./ ／ ｀ヽi : i : : : : :|
ヽ ＼ ＼:::::::',::::: ∨／ ＼ ＼ｉ: : : : :.|
} ヽ }:::::::}::::::: ∨ } ヽ: : : :|
＿＿＿_
／ ＼ へぇ…… なのはちゃんは
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 割った事は 無いのかお？
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
『SR』だと７０まで上がりますが『N』だと３０までしか上がりません
またレアリティは やる夫以外には誰にも分かりません
/:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.!:,才´:.:.| ',:{ ＼ヽ 斗≧=､＼:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!/:.|＼‐- _
.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.::.:.!:.:.:.:.:.ヽ{ ,≧ヽ ＼ ´ ト′::::ヽヽヽ:.:|/:.:.:.:.:!:./:.:.:.:|
.!:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:{.〃ｆう::::', {:::::::,--} 以/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.!
.',:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:!《 ｉ::::::ら 弋zzシ ´/:.:.:.:.:.:.:/´ ｀ｉ:.∧
／.ｉ:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:| ｀ 乂zｿ , ―‐‐´ ／:.:＿_／:| !/:.:.:ヽ
／ !:.:.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.ヽヽ ヽ‐ ´丶 ￣￣￣ |:.:.:.:.:.| ./ |:.:.:.:.ヽ＿ あ、有りませんよ！ 高価な物ですよ？
/ --‐‐ヽ:.:.:.:.:{ ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:./:.:.:.! _ -､ u .|:.:.:.:.:.|／ __|:.:.:.:.:.:.:.:.
/ ´ ヽ:.:.ヽ ',:.:.:.:.:.:| ヽ/:.:.:.∧ ヽ‐‐ ' !:.:.:.:.:.! | r_ヽ､:.:.:.:. 確か ５０００G以上で 売れる筈だし
＼:.ヽ ゝ:.:.:.:| {:.:.:.:.:/ヽ }:.:.:.:./. | | ヽヽ:.:.:.
ヾ､| ＼:.| /|:.:.:.:.:ｉ:.:.:.:＞ ／ /:.:.:./ | | |:.:.:.:. だからと言って…… 私が使ったとしても
| ／＼ !:.:.:.:.:|｀ヽ _ ＞ ＜ /:.:.／-- ´ ! ! {:.:.:.:.
|/ ',:.:.:.:|ヽ. -┴≧ T-┬‐‐二/／:::| // !ヽ:.:.:. 効果が有るかどうか…… それに……
| |ヽ:.:.|:.:∨ ├┐| ｉ´::::/:::::::::::ヽ､ 〃 / ＼:.:
|:.:ヽ:|:.:.:.∨ |::::| | |::::::::::::::::::::::::／／ ／-- ＿
|:.!:.:.＼:.:.└-- ＿ /:::r‐‐‐‐┐:::::::::::::/／
|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:, イ .!ヽ:::::L______」::::::::::::::| | _
/:.:.:.:.:.:.:.:.:,イ 〃|::::::::::| | |:::::::::::::::::| ヽ ｀ヽ
.. ＿＿＿_
／ ― -＼ （なのはちゃんの 限界レベルは７０だし
. . ／ （●） （●）
／ （__人__） ＼ 経験値アップは 保証されてるけどなあ）
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／ ……それに？
. ノ ＼
／´ ヽ
┏━━━━━━━━━━┓
┃なのは の極端な心境 .┃
┗━━━━━━━━━━┛
／ /:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.:.|:|:.',:.ヽ:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.:|
／l:.:.ヽヽ:.:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:/:.:.:.／:／:./:.:/:.:.,':.|:.:.ｉ:.:ｉ:.:.:.:.:.ｉ ｉ:.:.:|
／,′|:.:.:.::.:ヽ:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.,':.:.//:.:/:.:.//:/ |:./:.,':.:,'|:.}:.:.:.:.:.:| ',:.:.|
. ／/:.:./ｉ:.:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:|:丁,'/‐ ﾃサ-/__,'/|:./:.:/|:.,' :.:.:.:.:.| ｉ:.|
／:.:/:.:.:/:.:',:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:／.',:.:.',:.:.:.:.:.:.:|:.:|/. ィ=≠=ヶ､ ,'///:.:,'/|:.:.:.:.:.:| .|:|
:.:.:/:.:.:./:.:.:∧:.:.:.ヽ:.:.:.:.{ ´./ヽ:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽヽ. ｀ .ら:::/ ./:.:./|:.／:|.|:.:.:.:.:.,' ﾘ
:/:.:.:.:./:.:./:./ヽ、:.:.:.:.:.:.ヽヽ |ヽヽヽ:.:.:.:.:ヽ. ｀ヾ ',:.:.:.:}:.:.:.:.,' |:.:.:.:/
:.:.:.:.:/:.:./:./:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:./ヽ |:.:.:.ヽヽ＼:.:.:＼. ヽ:./|:.:.:./ ,':.:.:/
:.:.:.:/:.:./:/:.:.:.:.:.:/.',:.:.:./ .｀|:.:.:.:.|:|＼ ｀ ‐‐ヽ. ｀>/:.:/ ./:.:/
:.:.:/:.:/:.＿＿:./ ヽ′ |:.:.:.:.:|ヽ. u , '/ /:./ ,':./ ……ッ……
:.:/:.:/:.|-----ニニ‐‐‐- ___|:.:.:.:.|ヽ＼ . .- ､‐'/ // //
/:.:/:.:.:| ￣￣ ‐‐-｀ニ- __ ／ ./ /. /
:./:.:.:.:.:| ｀ヽ./≠ _ ./
/:.:.:.:.:/ ///ヽ､ ｀ ´
:.:.:.:.:.:L＿ /// ｀ヽ｀ヽ_
｀ ヽ＜ ＿_ // >/
｀ヽ ヽ、｀ ‐ - 、 //､ //
｀ヽ ｀ヽ //┐ヽ .//
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃魔石を使えば強く成れる → 一人でも戦える → パーティー解散.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ ？？？？
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
,
,1 ／'
i i ＿ / ./
! ﾍ ｀ ､ヽ. / ./
､＿,. -'ｰﾍ,,_ ､i ヽi! , | ./ ,. -‐,. ＞
／＿＿ ｀ !V ￣￣ヽ,| ,ﾚ'",.＜
´￣ ＞'"´ " ,, ､ ﾞ ミV／ ｀丶 ヽ
. ／ ／, ´ ,; ､ ＼ﾞ ヽ｀ﾍｰ､ ﾍ
/ ／ ./ ,＿.!| i ｰ､-ﾍ i i.∧ ∨ ﾍ こッ こうして やる夫さんと
. i ／i i 7| |丶ﾄ､ ＼.∨ ! | |! i i
. i/ / | . /| i ===､ ﾞ ====ﾄﾘ ,i ﾘ |l | | 戦えてる時点で "強く成れてる"
/ i! /,ﾍ ﾄ´ト'::! ト'':::i ! , / / |! .| !
! ﾍ|/∨､!|!,ﾍノ///∧ノ/ノ/,,/' | | | ……って実感は 十分ありますから！
i i ∨ﾍ!､ ､ .／"＜ | | !
| .| ＼! ｀ 7ﾗ》ーﾙ_ｰi o,i. | | .|
| i! / 〈=〉rレ'!|〉,丶,ノ､ | | .!
! ! ﾟ i7'V|K〉〉フ'' ﾍ. .| | !
∨ﾍ| (_oﾗ||ﾍioノ。＞ノ | レ'
＼!` ,イﾞノ,;＼くゝ´三i |／
＼ ／ 〉''" ＼, ''" ﾍ ／
／､ //ﾞ 。 "ﾍ 。i
└'7ｰ!￣Vー' ├一ヘ'!
L_/ヘへイ￣7`＾＼!
V L_/
ﾚ'
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ……なのはちゃん……
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | （あれ？ 予想外の展開？）
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃地味に ポーカーフェイスな やる夫┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
/:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.:/|_ｌ ヽヽ.辻ユニ弍‐|.|:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.|､ ＼ ＼
,':.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.',:.|斗≦、| ヽ〃ｱう::::圷､:.:||:.:.|:.:l:.:.:||:.:.|:ヽ ＼ ＼
ｉ:.:.:.:.:./|:.:.:.:.:.:.:.||､:.:.:.:|イ',,斥心ﾐ| {::::::,-う 〃|:./:.:|:.:./|:.:,':.:.:ヽ ＼
／|:.:.:.:.:,'_|:.:.:.:.:.:.:.:|:ヽ:.:.:.ヽ〃{::::C 辷zシ 〃:.:./://.∨:.:.:.:.:.ヽ、 .ヽ
∠-‐.',:.:.:.:ｉ !:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.＼:.ヽ｀.乂:ツ //:.／/:.:| /|:.:.:.:.:.:.:.:.:.―‐- 、 . .|
.',:.:.:| ',:.:.:.:.:.:.:|:.ヽ:.:.>､ヽ ｀´ ｀ ／ }:.:.:.:ヾ ｌヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀＼/
ヽ:.| /ヽ:.:.:.:.:',ヽヽ/:.:.ﾍ r ´.ヽ、 u .|:.:.:.:.} ||｀ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ヽ /´ .＼:.:.ﾍ|｀/:.:.:/:.ヽ、 ヽ_. / |:.:.:.:.,' || ｀.,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: で、ですから…… これからも
＼ヽｉ:.:.:.:|､:.:.:.へ、 .／ ,':.:.// ._／|| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
>‐|:.:.:| ｀丶-._＞、. , イ _.／///‐´ |.| |ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 私と一緒に 戦って下さいッ
/:.:.:ヽ:.| ￣ ｀ T‐t-ニニ"ﾞ/::|_ ＿_. |.| |. ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
/:.:.:.:.:.ヽヽ ＿ __|｀|.|.|:::::::::::::::::::::::/;;;/〃 _ /､__＿ゝ―― あんな過ちは 二度と犯さない様に
/:.:., ‐￣ヽヽ__ <;;;ヽ::::L_山y- ､:::::::::l;／／ - ゝ .|
/.／ ｀ ゞ ‐＝yゝ__ゞ ´ ／_ ﾆ-,::::::::| |_ | 精一杯 頑張りますから……！
＿ r､／ L--´￣￣ヽ_≠´‐´__イ::::::::ヾ‐＝ヽ- _ |
__イ― _ --ヽ ´;;;;;;;;;;;;;;;--￣;;ヽ - ´ ／:::::::::::::| ｀ ヽ.7 .|
. ／ _ -: ´: : : : :.∧;;;;;;;;;;;;;;;;;‐‐;;;´;;ヽ＞T´､::::::::::::::::::::| // |
/. _ - ^ヽ_´: : : : : : : : : : ∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∠´__|＿L--､:::::::::::::::::| .// |
/‐二__≠⌒7.,': : : : : : : : : : : ∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}＿_ -‐7:::::::::::::::::::| .// .|
| {￣/:.:.:.:.:／￣-＼: : : : : : : : :∧;;;;;;;;;;;;;;;;;-- ´| | |::::::::::::::::::::| // |
＿＿＿_
／ ＼ （ふむ…… こ↑こ↓は 勝負するかお）
／ ─ ―
／ （ ●） （●）' それは やる夫が 他の街に行くとしても
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 一緒に来てくれる ……って事かお？
／ ー‐ '
／ ／:.:.:ァ:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ< ／
_ ‐ ´ _ ./:.:.,〃:.:.:／:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ―――<_
ニニ_ --‐‐ ´ ￣ ‐‐/:././:.:.:./:.:./:/:.:.:.:.:.:.:/:./:.:|:.:./:|:.:.:.:ヽ:.:.:､:.:.:ヽ:', ｀ヽ
〃/ /:.:.:./:.:./:.,':.:.:.:.|:.:.:|:.:|:.:.|:./ |:ヽ:.|:.:.',:.:.:.',:.:.:.:ｉ:}ヽ、 ヽ は……はい どの道
／// ./:.:.:/|:.:.:ｉ:.:ｉ:.|:.:.:|:.:.:|:.:|､:,'|:| ',:ヽヽ:._|__:.ｉ:.:.:.:||:.、｀:.:‐-- ___ ヽ
／. / /|:.:.:,':.|:.:.:.|:.|:|:.|┼､7≦冬廾 廾,ニ冬|:.:|:.:.:.,' ∨:.:.:.:.:.:.:.:∧｀ヽ ヽ 孤児院を建てる為には 出稼ぎが必要です
／ __／/:/|:.:.ｉ:.:|:.:.:.|:.:||:.ヽヽr行::::j｀ヽ. ´{::::::う.刈:.:./ ∨ヽ:.:.:.:.:.:∧ ｀ヽヽ
／-‐‐´ /:./:.:|:.:.|/:|:.:.:|',:.|ヽ:.ヽ｀ 込シ . 込シ,´:.:./.7 ∨:.ヽ:.:.:.:.:∧ ヽ それに いざクレイクロウに迫られたら
/:./:.:.:.:.',:|/∧｜',:.:.:.|ヽヽ_ , .／／|´. ∨:.:.ヽ:.:.:.:.∧
/:./:.:.:.:.:.:/||/. ',:| ヽ:.|:.∧. u ＿ .￣∧:.:|＿＿___∨:.:.:.:＼:.:.:∧ あの時は 背筋が凍りましたし
/:./:.:.:.／:.:/| _＞ ニニ､':,＼ ｀.‐´ ／|:.:.:.||――, / ∨:.ヽ:.:.:ヽ:.:∧
/:./:.／:.:.:./:/ .ヽ ´ | .|',|-≧ ､ _ ,イ7_.//:./ //､_ ∨:.:ヽ:.:.:.ヽ:∧ やっぱり 一人だと不安ですから……
. /:/:／:.:.:.:/:./ . | .| |､｀::ヽニ､T´´ｌ､/// // .｀ヽ、:.:.ヽ:.:.:ヽ∧
//:.:.:.:.:.:.:./:/‐ ￣ ｀ ‐｀、＿ .| |ヽ::::::::::|_t-┐|/ | ／/ ｀ ‐‐= ､:.:ヽ∧
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:// ｀ヽ ｀ ‐ Lヽ＿::::ヽ-tヒ::|_ |_´,＜´＿_ r==＝´ ´.|、:.:.∧
/:.:.:.:.:.:.:.:.// ヽ、 ｀ ‐-｀_ヽ､､ヽ､｀::|ニニ´--ヽ |.| |ヽ:.:.:.∧
. /:.:.:.:.:.:.:.:.／ , --- ､ ｀ヽ、. | .| ヽ ヽ:::ヽ、 .ヽヽ.|.| .|:.:.ヽ:.:.:∧
/:.:.:.:.:.:.:.:/ / /￣ ヽ.ヽ ｀ヽ . | .|､ ヽヽ::::::ヽ、 ヽ|.,' .|:.:.:.:.ヽ:.:∧
『やる夫の脳内』
／￣￣￣＼ （ぶっちゃけ クレイクロウはトロかったし
／ ＼
/ ─ ─ ヽ 今の なのはちゃん の実力だったら
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ 一人でも 勝てたと思うお……つまり……）
／ （丶＿//// ＼
『終わり』
＿＿＿_
／ ＼ ひょっとして それだけ やる夫を
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ "頼りにしてくれてる"って 事かお？
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
┏━━━━━━━━━━━┓
┃精一杯の スマイルである┃
┗━━━━━━━━━━━┛
|:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|: : |:.: : |: : | |:. |:.:＼:.:.∧:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.|:.| |:.∨ ヽ
/:|:.: : |:.:.:.:.:|:.:.:.:. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.|: : |:.: : |: : | |:. |:.:.:.:.ヽ:.:∧: : |:.:.:.:.:.:.:.!/ :|:.:.∨
./:. |:.: : |:.:.:.:.:|:.:.:.:. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.|: : |＿斗:.:.l´ :!｀ヽ､＿_廴:.:i:.:.:|:.:.:.:.:.:.:/ |:.:.:.:＼
:.: : |:.: : |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:!:＞:|￣|＿_:|:.:.:| |:.:.| ___ヽ:.: : ｌヽ|:.:.:. : / :l:.:.:.:.:.:.:｀ヽ
|:.:.:.|:.: : |:.:.:.:.:|∨:.:.∨:.:.:.:.:.l:.:.:.,x≦爪:::|ヽ/ 八/イ孑斧ｵx:.:/:.:.:.:.:/ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ！？ そ、そうなんでしょうか？
|:.:.:.|:.: : |:.:.:.:.:| ∨:.:.:∨:.:.:.:.l .《 {r､__::ら に、:::ら 》:.:.:.:./ l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
|:. : !:.:.:/∨ : | ∨:.:.:.:ト、:.ヽ 辷Zシ 辷Zシ /:.:.:,ｲ} :l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 今まで 誰かを 頼りにした事なんて
:.:.:人:/:.:. ﾄ : |: ∨ : | { ﾄ、:＼ ／:.／:.:|ﾉ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ヽl ∨:.! !:. ｀ヽ////// ' //////:,イ!:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 一度も 有りませんでしたから
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ＼ ∨{ :|:.:.:.:.∧￣ ー ― ￣ //:.:.:.:.:! |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ヾ､ l:.:.:.:.ﾍ ヘ イ /:.:.:.:.:/､ :|:.:.:.:.:.:.:.:.:. こんな気持ちは "初めて"で…… でもッ
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ,x≦ !:.:.:.:.:.ﾍ :| ＞ ＜ |/:.:.:.:／‐‐ ≧---__!:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ,x≦＞ ´ ＼:.: : i {__￣ ≧≦ ￣__}:.:.／ ｀ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:. | i { ヽ: | r |:: ｀ヽ┐ | ┌::´ : | /、 / /|:.:.:.:.:.:.:.:.
＿_:.:.:.:.:.: |: ｌ ｌ :ｌ:.ゝ:{::!:::::::::: | | ｜:::::::::|::/∧ / / :l:.:.:.:.:.:.:.
≧ｭ､ｌ l :l :l::::::∧:::::r========,:::::/::::::/ / / !:,x≦
≧ｭ､ｌ ｌ ｌ:::::::∧: | |::/::::::/ / / ／
一応説得力は持たせたつもりなので 自然に見えてたら良いなあ
＿_＿__
／ ― ＼ ……でも？
／ノ ( ●) ＼
. ｜ ( ●) ⌒） | （やっぱり小さい頃 苦労してるんだおネ）
. ｜ （__ノ￣ /
. ｜ /
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
. | / ＼＿ﾉ
,
,1 ／'
i i ＿ / ./
! ﾍ ｀ ､ヽ. / ./
､＿,. -'ｰﾍ,,_ ､i ヽi! , | ./ ,. -‐,. ＞
／＿＿ ｀ !V ￣￣ヽ,| ,ﾚ'",.＜ ……実は…… 小さい頃から……
´￣ ＞'"´ " ,, ､ ﾞ ミV／ ｀丶 ヽ
. ／ ／, ´ ,; ､ ＼ﾞ ヽ｀ﾍｰ､ ﾍ やる夫さんみたいな 頼れる"年上の人"と
/ ／ ./ ,＿.!| i ｰ､-ﾍ i i.∧ ∨ ﾍ
. i ／i i 7| |丶ﾄ､ ＼.∨ ! | |! i i 一緒に冒険するのが 夢だったんですッ
. i/ / | . /| i ===､ ﾞ ====ﾄﾘ ,i ﾘ |l | |
/ i! /,ﾍ ﾄ´ト'::! ト'':::i ! , / / |! .| ! それが 大きな理由なのは 間違い有りません
! ﾍ|/∨､!|!,ﾍノ///∧ノ/ノ/,,/' | | |
i i ∨ﾍ!､ ､ .／"＜ | | !
| .| ＼! ｀ 7ﾗ》ーﾙ_ｰi o,i. | | .|
| i! / 〈=〉rレ'!|〉,丶,ノ､ | | .!
! ! ﾟ i7'V|K〉〉フ'' ﾍ. .| | !
∨ﾍ| (_oﾗ||ﾍioノ。＞ノ | レ'
＼!` ,イﾞノ,;＼くゝ´三i |／
＼ ／ 〉''" ＼, ''" ﾍ ／
／､ //ﾞ 。 "ﾍ 。i
└'7ｰ!￣Vー' ├一ヘ'!
L_/ヘへイ￣7`＾＼!
V L_/
ﾚ'
＿＿＿_ (地雷そうで この話題は 避けてたけど)
／ ＼
／ ─ ― だったら なのはちゃんは 何で孤児に？
／ （ ●） （●）'
| u （__人__） .| やる夫の両親は 遠い故郷で 暮らしてるけど……
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ー‐ '
反面 >>687 のAAが可愛すぎる不具合
／ /:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.:.|:|:.',:.ヽ:.:.:.ヽ ヽ:.:.:.:|
／l:.:.ヽヽ:.:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.:/:.:.:.／:／:./:.:/:.:.,':.|:.:.ｉ:.:ｉ:.:.:.:.:.ｉ ｉ:.:.:|
／,′|:.:.:.::.:ヽ:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.,':.:.//:.:/:.:.//:/ |:./:.,':.:,'|:.}:.:.:.:.:.:| ',:.:.|
. ／/:.:./ｉ:.:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:|:丁,'/‐ ﾃサ-/__,'/|:./:.:/|:.,' :.:.:.:.:.| ｉ:.|
／:.:/:.:.:/:.:',:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:／.',:.:.',:.:.:.:.:.:.:|:.:|/. ィ=≠=ヶ､ ,'///:.:,'/|:.:.:.:.:.:| .|:|
:.:.:/:.:.:./:.:.:∧:.:.:.ヽ:.:.:.:.{ ´./ヽ:ヽ:.:.:.:.:.:.ヽヽ. ｀ .ら:::/ ./:.:./|:.／:|.|:.:.:.:.:.,' ﾘ
:/:.:.:.:./:.:./:./ヽ、:.:.:.:.:.:.ヽヽ |ヽヽヽ:.:.:.:.:ヽ. ｀ヾ ',:.:.:.:}:.:.:.:.,' |:.:.:.:/
:.:.:.:.:/:.:./:./:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:./ヽ |:.:.:.ヽヽ＼:.:.:＼. ヽ:./|:.:.:./ ,':.:.:/
:.:.:.:/:.:./:/:.:.:.:.:.:/.',:.:.:./ .｀|:.:.:.:.|:|＼ ｀ ‐‐ヽ. ｀>/:.:/ ./:.:/
:.:.:/:.:/:.＿＿:./ ヽ′ |:.:.:.:.:|ヽ. u ., '/ /:./ ,':./ 良く有る話ですが…… 私が４歳の時に
:.:/:.:/:.|-----ニニ‐‐‐- ___|:.:.:.:.|ヽ＼ . .- ､‐'/ // //
/:.:/:.:.:| ￣￣ ‐‐-｀ニ- __ ／ ./ /. / 家族は皆 モンスターに殺されたそうです
:./:.:.:.:.:| ｀ヽ./≠ _ ./
/:.:.:.:.:/ ///ヽ､ ｀ ´ 年の離れた兄が居た事を 覚えています
:.:.:.:.:.:L＿ /// ｀ヽ｀ヽ_
｀ ヽ＜ ＿_ // >/
｀ヽ ヽ、｀ ‐ - 、 //､ //
｀ヽ ｀ヽ //┐ヽ .//
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃本作では 他の高町家の人達とは無関係です .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿__
／ ＼ ……それは 申し訳ない事を
. ／ ＼
. ／ ― ー ＼ 聞いてしまったお
| （●） （●） |
. ＼ （__人__） ／
. ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ ヽ
／ ／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:. |:. |:.:.:.:.:.:.:|:.:.ヽ:.:＼:.:＼:.:＼
／ ／/:.:.:{:.:.:.:.:.:.:./:.:.:./:.:.:!: : |:. |: : |:. : |:. |: ｉ:.: : i:.:.:.:ヽ:.:.:ヽ
／ /:.:./ |:. i:.:.:.:.:.:.:.i:.:. /:.:.:/:.:.: |:. |: : |:. : |:. |: |:.: : |:.:.:.:.:.:',:.:.:‘，
.／ ＞:.:.:.: / :l:.:.l:.:.:.:.:.:.:l斗―:/ ‐:.: |:. |:.:┼:、|:. |: |:.: : |:. l:.: : ﾄ:.:.:.:ｉ
イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ l:.:.l:.:.:.:.:.:.l,x≦斧ヽ|:.:.:|:. |示圷､:ヽ:.:.!:.:.:.:!:.:.|:.: : | i:.:. }
／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:./ l/:l:.:.:. : |《 に::::::ﾘ八/ヽｌん:::::ハ/:/:.:.:./:. /l:.:.:.:! ｌ:.:.:l ……いえ……
. /:.:.:.:.:.:.:.:／ { ト:.:. l 辷Zｼ 乂::ソ/ /:. イ:.:.:/ :!:.:./ :|:.:/
/:.:.:.:.:.:.／ ヽ|:.:.＼ヽ /／:.:.|:.:/ |:./＼|/∧ あのッ それよりも……
. /:.:.:.:.:∠＿＿ ＿┴---┐ , ／:.:!:.: : |:/ ﾘ /ヽ ∧
/:.:.:.:.:／ ヽ { -- ― ┐| ｰ― 人/:./! | ヽ}
./:.:.:.／ ヽ :| |＼ イ:.:.:./ / |:.|
:.:.:./ ＼ :| |＿ ≧ _ イ---/:./--r.l:.|
／ γ⌒ヽ ヽ | |―― ,┬, /／ l l|:.l
{ ﾉ __ ゝ Lヽ ､:::::| | |､ / l :l:|:.|
￣ ／ ≧ ､ ヽ＿ヽ:::ヽ‐‐,::::} ___〃 :|:.!
.. ＿＿＿_
／ ― -＼ うん 目出度くクレイクロウを 倒せたし
. . ／ （●） （●）
／ （__人__） ＼ そろそろ ファウスタから出て
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／ 色々な場所を 回ってみたいと思ったけど……
. ノ ＼
／´ ヽ
＿＿＿_
／ ＼ 一人じゃ心細いと思ってたのは やる夫も同じだお
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ "水の街"も 殆ど見ないで ファウスタに来たから
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 単独なら 街を探索する事から 始めないとだし……
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 | だから なのはちゃんも 一緒に来て くれないかお？
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫の出身は 船で"水の街"に来た東洋人と言うで着きました┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
実はこのなのはさんは子供っぽいです
>>690
確かに勘違いされそうですね
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | | ２人が一緒なら 怖いモンスターなんて 何も無いお！
／（ ●） （●）＼ ! !
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l
| |r┬-| | ／
＼ ｀ ー'´ ／／
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
阿部さんの言った通り レイドボスに出会ってしまうと素人は一瞬で死にます
┏━━━━━━━━┓
┃こうして―――― .┃
┗━━━━━━━━┛
／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／/:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ {:.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:/:.:.:＜:.:.:／:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:＼
／￣￣ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ :i:.:.:.:ri:.:.:.:.:.:{:.:/,x≦Ⅸ､／:.／:.:/:.:.:.:.:.:.:‘，:.:.:.:.:.:.:‘，
. ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ l: / ト:.:.:.: i 《 ん:::::らx／:／/:.:.:/:.:.:.:.:. i:.: |:.:.:.:}:.:.}
. ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ／ l { /:.∨:.:. { 弋zzｼ ｀￣／/／/:.:/:. /:.:.:!:.:.:.:i: : i
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ／ r-------- ゝi:.:.:.:lヽ:.:.i ¨ ,示 7/:. /:.:./:.:.:/:.:.:.: !:.:.:l
∠----- ―‐／ /――― ＿ l:.:.:.l //// .んｲ}/:.／:.:./:.:.:/ }:.:.:.:/}:./ は、はいッ！ 喜んで！
ヽ / / /:.:. l u .r― ､' ｀-二 --イ:.:.:./ /:.:.:./ 〃
―､ ヽ{ / /ヽ:.: | { ／ ,ｲ/:.:.:／/: : / /:.:／／ そう認めてくれたからには
--'＿＿ ∧､ / /::ヽ ＼ ヘ ￣ ≦:./;;イ ／:／ /／
-- ヽ ＼ ＼ ｉ i:::::::: ｀ヽ 》<＞＜／:.／:.:. !／:.／ ／ 後で "付いて来るな"って言っても
￣ -- ヽ ＼ ＼ { {:::::::::::::/ // ＼ ￣､:.:.:.:.. |￣
＼ ＼ ＼ ＼ゝ ヽ:::::{｀ヽ､‐ ｀ヽ ＼:. | ダメですからね！ 覚悟して下さいッ！
ヽ ヽ } ｀ i |::｀ ヽ}∧ / /:. |
ヽ ヽ i ┌―― :|:::r ヽi:::::} / /:. : |
＼ ＼ } | |｀ ー―|:: l l i:/ ニニ／ ヽ:.:.|
ヽ ヽ/:l :l |::: l l ＼＼ ヽ ヽ:ｌ
ゝ' | :| :|::::::ヽヽ ｀ヽ 7 ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫は なのはの依存も有り 無難に彼女を固定パーティーに 迎え入れる事が出来た .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ おっお こっちも 期待に沿えれる様に
／ （ ●） （ ●）ヽ
l ⌒（__人__）⌒ | 年長者として 頑張るつもりだお！
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃その時の なのはの表情的に 異性として意識してくれてるっぽいと 察せたが…… .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ （……あれ？ これって
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ もしかして イケるんじゃね？）
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
える、知っているか。ヤンヤンは管理できれば従順なんだ（遊牧民感）
その人達が殺されていると対モンスターの敷居が高くなりますからね……
>>698
吊り橋効果ですね
>>701
つまりソシャゲ世界のプレイヤーで皆とんでもない能力を持ってるって事ですね
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ファウスタに深い思い出の有る 今の彼女に対しては 流石に野暮と判断したのは さて置き ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／ /:.:.:.:.:./:./:.:.:.:.:./:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:./|:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:}:.:.:.:.',:.:.:.:.',:.:.',//:.:}:∨ ヽ
ｉ:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:,:.:.ｉ:.:.:.:ｉ:./ !:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.ｉ:.:.:.:.:}:.:.:.:.}:.:.}/:.:./||:.∨ ＼
__|:.:.:.:ｉ:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.!:.:.|:.:.:.:.〃:.|:.:.:. |:,' ',:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ:.:.|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|:.:|:.:/,' |:.:.:.ヽ ヽ
／/:.:!:.:.:.||:.| |:.:.:.:.{ !:.:|:.:.:.!:.:.:.,' |:.:.|:.:.:.|:.ｉ ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.: |:.:.|＿_:.|:.:.:.:.:|: |/:/ |:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.',:.:{ |:| !:.:.:.:ｉ {:.|:.!:.:.',--ｉ､|_| |:.:.| ﾘ ＼:.:.:.:.＼斗 ‐:´!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.|_/ |:.:.:.:.:.:.:.:＼
:.:.:.:.:.:.:',:|:.:|:.:.:',:.:.:.{ ',|:.',:.:.ヽ:.| ,≠≦ム ,才芋冬廴/:.:.:./:.:.:.:./:/ ヽ. |:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.Ⅵ:.:./ ∨:.ｉ |:.:.∨:.ヾ《.ら::::::::| .ト′::::::} 》:.: /:.:.:.: //} } |:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ∨| |:.:.:.:∨:.', 辷zシ 辷zzシ /:.／/:.:.／ } / !:.:.:.:.:.:. "みんな"は確か
:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヽ |:.:.:.:./|:.､:ヽ 〃 /／:.:.:,' / |:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:./ // |:.:.:.,' {:.:＼＼ , / /:.:.:.:.:./／ |:.:.:.:.:. この辺りに…… あった
:.:.:.:.:.:.:.,' // |:.: ｉ |:.:. 人＼ ｀ ＿ /:.:.:.:.:/-- __ |:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.| //. |:.:{ !:.:.:. !_ヘ、 ヽ--' /:.:.:.r----------≠_.|:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:. | 〃. |:.:| r＝┐ヽ. ヘ、 イ:.:.:.:.!: : : : : : : : : : : : : : /:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:| / |:. | |＿: |:.:.:＼ ヘ、 イ /:.: : /: : : /￣￣￣￣￣ |:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:| / !:.| | | |＼:.:. ', r--≧≦--- ./:.:.:.://: : :/ |:.:.:.:.
:.:.:.:.:./ ﾘ |:.| | |: | ｀ヽ .|-┐| _--/:.:.／/: : :/ |:.:.:.:.
:.:.:.:/ . リ . | |: | | | | | /／:::/: : :/ |:.:.:.:.:
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃村に戻って 報酬を受け取ると ギルド責任者の阿部に 今後の予定を伝えた際―――― ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 フム……
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;! やる夫さんは 更なる修練の為に
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ なのは は孤児院を建てる為に
!ﾍl;|. ぐ世!ﾞ｀｀ ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ ２人でファウスタを離れる……か
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ー- ─-: /|
_..／ i| ＼ === ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
＿＿ ＿＿ ,x≦ ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,x≦:.:.:.:.:.:.:.≧ｭ､ ／:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/¨¨¨二ﾆ=‐--:.:.:.｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽr､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
／:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽゝ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
/:.:.:.:.:.:ｧ:.:.:.:.:.:. :,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.‘，:.:.:.:.:.:.:.:.: |
.::.:.:／/:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‘，:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
.:.／ /:.:.:/:.: : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:. : |
{/ :.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:}:.:l:.:.:.:.:.:.:.:. : | すみません 突然の話で
′ l:.:/i:.:.:.:. i:.:.:.:.:.:. |:. : |＿|:. |:.: : |＿|:.:.}:.:.:.:.:.i:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
|: { |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|斗: ´|:.:.:|:.:.|:.:.:´!:.:.:|｀ ヽ:.: : }|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : | 阿部さんと 道下さんには
Ⅳ {:.:.:.:.:.::.:.:.:.|:.:|:. : |:.:.:|:.:.|:.: : |: : |:.:.:}:.:.:.:/:|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
.::.:.:.:.ヽ:.:.: ゝ===‐'| /|:／ゞ==７:.:.:.:ｲ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| 本当に世話に成ったのに……
ﾏ:.:lヽト:.､ヽ |′, /:／:. | |:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
ﾏ{ |:.:.:.:|ヽ、u .r ｭ ／}:.:.: ! |:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
ヽ ヽ:. ! ト イ､ i:.:. / ｜:.:.:.:.:.:.:.:. : |
＿__ゝ{-,/| ＼＞＜ ／} ヽ|／、 :|:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |
r‐‐=ﾆ二::::::::::::::/ | 〉r〈 i ‘，:::::::::::≧ｭ､:.:.:.:.: |
/::::::}:::::::::::::::::::::_/ | /{≠{∨ | .::::::::::::::::::::::::: ７､:!
/:::::::::ｉ ‐=ﾆ 《 :|／ //l l ∨/l }ﾆ=‐::::::::::::: /:: }|
/ヽヽ:: ∧ , ヽ__/ l ｀__Ll ′≪ ｀ /:::::::i__
.: //:: / ∨ 〈 l〃:::::::::ヽ,' 7 l / ',::::{{ ヽ
{_ノノ:::/ / ∨ :l:::::::::::::::::,' / l:/ ',::ゝ', ',
＿__ ＿
-‐''"´￣ ｀ ｀''ヽ=､
,.‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
r（:::::::::::::::::,、_ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::: ははッ よしてくれよ 確かに
ゞ, ｒｒ〜ヅ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾌﾊ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::: ２人程の 優秀な冒険者が
. l __,,. -─￢,〈::::::::::::::::::::::::::::::
〉ﾞﾞ`'''Tjフ￣ ヽ::::::,ｨ ,､ヽ::::::: 村を離れるのは 寂しいが……
. / ,.‐'" }:::/ /ヽ ﾊ:::::::
/.. "´ ２ﾉ/ l:::::
. ヽ.ﾆ,｀ __／ :l::::
. 'ｰr_‐;ｧ ｨ l:::
〈.. /:{ ヽ
｀} ／:: ! i
丶、,､. イ:::::: !
,..-一ｰ''ﾞﾞ￣~ﾞ'''ｰ- ..、
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. ＼
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!ﾏﾀﾞﾞ'''!ﾞ'V┐;;;ii―=i,xri-､;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ﾞﾞ.!;lﾘ .!;;; ! やる夫さんの腕も なのはの魔法も
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l'
.ｌ;; ∴/⊂ﾆjjjﾆ;;m i..ﾆﾆjＺﾆ'll､! ファウスタで 遊ばせとくにゃァ
］/'.ｌ.| {’| .゛ ‐ .Ｌ| ゛ i!│
,!ﾞ .川 ｀~ﾞﾞ－ .! '''｀-´゛ l l 余りにも 勿体ないレベルだと 思うしな……
ヽ ゝ ! !.|lﾞ
.'Ｌヽ ， .lﾞ/ もっと"その力"を 別の所で活かすべきさ
ｌ'ｧ.ｌ .゛.'" .|’
.ﾘ ヽ '二ﾆﾆｱ ./
/'ﾞi .ヽ . .. ‐ ﾉ|
/゛ .i′ ＼ / ; |｀'､
._..-''ｱ ll ｌ .＼、 ." .,／;;;;;;;;l.ｌ ＼
｀ .. lﾞ .!| ..ｌ .｀ﾞﾞ´ ;.,;;;;;;;| ! .ﾞぐ- ..,,_
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫と なのはが村を離れれば 冒険者が居なくなる事が 懸念されたが―――― ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ でも ファウスタの冒険者の 事も有るし
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 定期的に戻って来る つもりですお
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;|
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ おっと！ その必要は無いぜ？
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ たまに 顔を出してくれるのは
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /| 確かに嬉しいが…… 朗報だよ
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃２人が冒険者として 挙げた戦果は 村以外の者にも 影響を及ぼしていた ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
―― ＿
％: : : : : : : : : : : : : ｀´: : : :ヽ
/ /≧ｭ､: : : : : : : : : : : : :.--: :∧
/: :{: : : :.:i: : : : : : : : : : : : : : : |: :∧
＿/: : :i: : : :/|: : : : : :.:|: : z ﾟ. : : : |: : ∧
‰//{＼: !: : :/｜: : : : : :|/ ﾟ，: :.|: : : :.} 初めまして！
／////:i＼:.|: : /≧ｭ､: : : :.:| 斗ｔ允}:.:.:.|: : : :.ｉ≧ｭ､
///////:|: : :.|: /,x斧ミ: : : : :|,ｨf斧ミi: : :|: : : :.|///∧ ギンガ・ナカジマ と申します！
///////:｜: : |/ ゝV)ツ ＼ : | Vツ /|:.:.:.|:|: :|: |///,'∧
/////// |: : :.| |: :|: ヽ! /: : :|:|: ハ}////:∧ 本日より 此方で"冒険者"として
/////／ |: : :.| |人 r､ ' _ r､:/ |: : :}:!/ ＼///:∧
///＞´ ｜: : |: : | ＞ ´ ＜:｜: :i: : | ＼//,'} 依頼を受けたいと 思います！
//／ ｜ 〈:|: : |{77{:＞ ＜}777{l: :/: : :| ＼/
¨ :|: : {:!:.:.:|/{ﾆﾆﾆヽ-〈ﾆﾆ}//i|:/}: : :.|
＿＿|＿i∧ :!/ﾄ､ ＿＿＿＿l__ :!,':i: : :.:|
‰//////| ＼ヽ} {＿/ ヽ__ヽ/ ≧=‐ｧｧｧｧｧ ､
／////////:! ／/‐= ≧=‐‐‐=≦____〉≧ｭ､ }/////,'＼
／//////////} ＜/// ヽ__γ ｀マ//i////////＼
_／ZZZZZ/////// {:/// ﾏ/|//////zzzzzゝ
{777777ゝ ≧=‐// i/// ﾟ。 ヽ|///／／7777/
∨/////////777//∨{ i }/7777//////
＼/////////////// / 八}////////
〉zzzzzzzzz{////,'ｉ､ ｲ ､ イ//izzzzzzz〈
{////////:i/////} ¨¨¨¨¨ ¨¨¨}//|//:|//////}
iZZZZZZZ｜////i＼ / }/,'!//:!ZZZZZi
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃Ｑ：ファウスタで 働きたいと思った理由は？ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／＼＿,x≦ ￣￣: : :.ヽ
／: : : : : : : /ヽ: : : : : : : : : : :＼
/: : : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : : : l: : : : : : : :.:.:.:,: :r,: : : :.',ヽ
/: : : : : : : : :.:.ﾄ l: : : : : : : :.:.:.:ｌ //i: : :.:.i:.:.i
/:.:l: : : : : : : :.l: |-l: : : : : : : : :.:.l///l: : : :|: :|
/: : :|: : : : : : :.:.| | _廴: : : : ､: : /￣｀l: : : :.!__| えっと…… 恥ずかしい話なのですが
i: : :/: : : : :.斗 T | |: : : : : : : 7- ､ :!: : : :|=:|,'＼
ｌ: :/ | : : : : |: | /斧示: : : : :.:./＿__ ＼: : :.|:/|//∧ 別の街で 食べた 魚料理が
| /,/|: : : : : l: |ヽ込シ ＼: : /´ら 刈ゝ: :.:.:|/:|///∧
イﾘ///l l: : : :.:リ /// ヽ' ゞ シ / : : :|/:|////∧ 本当に美味しくて…… それが先日
／//////l l: : : :∧ ' /// ∧: : :.:|:.:.|ﾏ,'///∧
／//＞¨¨ |ﾘ ∨:.:.:|ﾍ/ヽ - ､ r ､ ,ｲ|: : : : ｌ: :.ｌ', ｀ヽ､∧ "この村"から 届いた素材だと聞きいて
¨¨ | | | ＼ | ＞' l, ｲ : |: : : :.!: : |∧ ｀ヽ
,ｲ,l:.| |: : :.|ヽ＿:| ＞ __ ≦l＿＿|: : :./: :.:.|,'∧ 少しでも力に成りたいと 思ったんです
／//,|:.|r:l: : :|:::::::::|＜ヽ＿/￣ |::::::::: |:.:./: : :.:.|,/∧
／//／ | | ﾏ: : |:::::::::|:::::::::::::::::::: : |::::::::: | /: : : :,x≦ ＼
／,x≦￣≧ｭ､ ﾏ: :|:::::::::|:::::::::::::::::::: : |::::::::::/,x≦::::::::::::::::::::ヽ
. ／／:::::::::::::::::::::::::∧:.:|::::/ヽ:::::::＿__:::／ヽ:::::/＿ヽ:::::::::::::::::::::::::::＼
,ｲ//:::::::::::::::::::::::::::::/:.:.ゝ| //￣ ￣ヽ＼::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
////:::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::/::/ i:::::＼:::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
////::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::/｀ヽ､｀ ＜ ＞´- ´―― ､ヽ-――― ､:::::‘，
///:::::＿::::::ﾆﾆﾆﾆﾆ/::,x≦ ￣ ｀ヽ:￣::／ ヽ￣￣￣￣ ヽ ヽ‘，
,'//／-‐ ―:::::::::::::::::／ ゝ' ‘，::::::::::::::::::::::｀ヽ<
. i//∨::::::::::::::::::::::::::::/ .::::::::::::::::::::::::///',
{///∨:::::::::::::::::::: : { l＿＿＿_／ ∨,∧
i////{＼:::::r――‐i }::::::::::: : | ∨,∧
l////i /＼|:::::::::::: ', ｲ＿＿___l i///i
. ｌ////ｉ/: : :.L----r ヽ , ､ ノl::: : |: : : :| |///|
',////',: : : : :.|:::::::| |::::＼ ／ ヽ、 イ | |::::: |: : : :| }///|
∨//∧ : : : |:::::::| |::::::::! ----- ´ ｀ ―― 7:::::::::ｌ |::::: |: : : :| ｉ///|
∨///ヽ: : :|:::::::| |:::::: ∨-‐‐､ r――┤::::::: l｜::: |: : : :| |///|
/ ∨,///ヽ:.:|:::::::| |:::::::::∨:::::::::i i:::::::::: : |::::::::: | |::::: |: : : :| |///|
. / : : ∨/////ｌ:::::::| |::::::: : i::::::／ ヽ:::::: : |::::::::: | |::::: |: : : :| |///|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃また なのはの身を削った頑張りに 応えなかった孤児が 出て来ない筈も無かった.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-――- -――-
. ´ ｀ ､
／ ＼
/ ヽ
/ / ﾊ
i ! /./ / ハ | i なのは姉…… 心配せずに 行くと良い
| | ! | | | ! | | .| | i! .! |
| _|{_|_.!＿! ! ﾊ ! i! | i!_|__.!_|_ .! 私も先日 銅勲章を 授かった事で
| ≦|斗十十≧.∨ /}/}≦}十十|≧ i!
| ﾄxⅣヽ{三{ヽ{／ zィ乞ぅトミ､ ! 正式に ギルドで働ける様に成ったぞ
| |{三三三三 } う::::::::ﾘ.}ｲ .i!
| ﾄ＼三三三ｦ 辷'ン | .||
| |.∨｀ー‐ ´ , /! lﾊ
| | ∧ ,ｲ | |∧
./! !' ＼ ´ ｀ ／ .! | | ∧
/ ,| | _＞ .ィ´ !i! i!' ∧
/ /.,! |´￣ r|:｀:::ー‐::´:::|ﾈ￣｀¨| .|./ ∧
./ / /| ｜ i≧ーi:::::r‐≦i | .ﾄ､/ ∧
/ / //| ｜ /r‐/ ｀¨i凵 ｢ {‐r､ i! i! 》' ∧
./ / 〈〈.∧ i! /::{ ｀¨´ }:::∨ / 〃 ∧ i
{ { .＞´| | {::::::>ー―----――<:::/ /≪ / .} }
＿
∠二: : : :｀ヽ／´ ￣￣ ｀丶
, '"￣: : : : : : : : : : : : : : : :､:＼／⌒＼
／:／.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ﾍ＼.:.:.:.: ヽ
ｌ:／/.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ ＼.:.:.:.:',
/.:.:/.:. ｌ:.:.:.!＞ト/{.:.ﾊ.:.:斗＜:ｌ:.:.:.l.:l.:.:.:.:.ヽ.:.:.l え、ええぇぇ〜ッ！？
ｌ.:.:/.:.:.:.|:l.: ﾚ ﾚ ヽl ヽ / ﾄ .|.:.:l:|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
|:/!.:.:.: 从.:.{. ○ ○ 'j.:.,' |.:l.:.:.:.:.:.:.:.: | でも まだチンクは――――
j:ハ.:.:..Ⅳﾄ :.ゝ ' U. /.:/ﾚ|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
＼:{ヽ|:小 r‐'⌒ヽ 彡'.:.|│ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:.|
｀ Ⅵ:| ヽ ｀ー ,.イ! .:./...|.:l.:.:.:.:.:.:.:. |
ヾ:ゝ ﾄ≧≦ｭ| ﾘ／ |.:l.:.:.:.:.:.:.:.:|
＿＿ /--ｫ-ｬ-ヽ､＿_」_l.:.:.:.:.:.:l.:.|
/;;;;;;.;;;/.|ﾍ, ﾍ:::::;ﾍ,ﾉ.|ヽ;;;;;;;ヽ.:.:.:.:.:l.:.|
/;ｨ'´ ./ | |:::| .| ヽ ﾄ;;ヽ.:.:.:l.:|
./／ .ﾍ .ヽ | |::::| | / /＼ﾍ:.:l.:|
¨￣￣￣¨
／ ＼ ＼
.／ ＼ ＼ヽ ヽ ヽ
{ ./ / / ! ﾄ､ .ﾊ| |
| | | ﾊ i! ﾄ斗=}'≦| |i |
| i! ﾊ| Ⅶ1.斗笊犲| |⌒ヽ | まだ１４歳だが…… 問題ない
| ｮf≧.く jﾙ' .之ク | |）ﾘ ﾉ |
| ﾊ::::::::}' | |イ | コレは 元"金勲章"の阿部の推薦だし
| |小:;ｲ | |｜ i!
| 人` -― | |｜ || "銀勲章"のギンガにも 筋が良いと言われた
| { 个 ...::｢| |ゝ、_ 从
| | | ｀¨´｢ﾊ::|/ /／／⌒ヾ 溜めて置いた資金で 装備も整えたし
∩ ./ ） .! ! |ゝr/ / ／
/| | / / | | r〃,ﾘ/ ,ｲ / } 無茶をする気は 毛頭無いさ……
.《_r::i｢｀i从∩ | i! ／ﾃ"./ｲ /::｣ { ﾊ
｢|〈::〈:::::{_ ,｢::i | 从///::::::／´ニ.| |〈 }＿＿_ / i アレだけ落ち込んだ なのは姉を
{:{:::::::::::::::｀:::::j.|/' .i//≦斗＜::::∧∨｢＿＿＿_〉 |
.Ⅵ::::::::::::::::::∧! {{{:::::::::::{:::::::::::::::＼| | | 見るのは ２度と ゴメンだからな……
＼:::::::::＿{__ Ⅶ:::::::::∨ ::::::::::::: | | |
У´: : : :,ヘ j:|||:::-=孑::´:::::::::::|-――-ﾐ| |
〈∩: : : : : : :{＾＜|!::::::::::}::::::::::::::::::〉´￣｀ヽﾉ ,ﾘ
,Lｨr つ_: : :| ｀ ー- ＿::::{ }.〃
Ⅵ｢::i/¨Yｭﾊ._ ヽ | ||
`└L:::｣:::}/{::{{{≧:... /.从
＼二__r┴＜＿:｀::ト_ ＿＿_/ /'
冂 ┌ ┘￣ }::::} _}_:}/} /
,rﾍ,L｣＿｣‐┬'ー':￣::∧∨'
./::::::{{ {::::::-=孑::::::::::::::::::::}:‘，
/::::::〃/::::::::::::::}::::::::::::::::::::::|::::|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃死んだ屑親からの虐待で 失明していると言う設定 .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
次のヒロインはカリムなので漏れた２人はファウスタで働いてくれます
＿__ ＿
-‐''"´￣ ｀ ｀''ヽ=､
,.‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
r（:::::::::::::::::,、_ｨ::::::::::::::::::::::::::::::::::
ゞ, ｒｒ〜ヅ ﾐ::::::::::::::::::::::::::::::::: ……なのは……
ﾌﾊ ﾐ::::::::::::::::::::::::::::::
. l __,,. -─￢,〈:::::::::::::::::::::::::::::: 言いたい事は 分かるが
〉ﾞﾞ`'''Tjフ￣ ヽ::::::,ｨ ,､ヽ:::::::
. / ,.‐'" }:::/ /ヽ ﾊ::::::: 此処で 反対は 無粋だぜ……
/.. "´ ２ﾉ/ l:::::
. ヽ.ﾆ,｀ __／ :l::::
. 'ｰr_‐; .ｨ l:::
〈.. /:{ ヽ
｀} ／:: ! i
丶、,､. イ:::::: !
／:.:.:.／:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.ヽヽ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
／:.:.:〃:.:.:.:／:.:/:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ/ヽ} : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
/:.／/:.:.:.:／:.:.:./:/:./:.:.:/:.:.:/:.:.:/:.:.!:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.',/:} : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
〃 ./:.:.:.:/:.:.:/:.,':.i:.:.:i:.:.:.i:.:.:/|:.:.:.i:. /{:.:.:!:.:.:.:i:.ヽ:.:.ヽ:.:.',:.:.:.ｉ:.! :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
/ .i:.:.: /!:.:.:ｉ:.:.:i:.!: : |:.:.:.|_⊥----:! ',:.┼---､ヽ:.:ヽ:.:}:.:. |,' : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ……はい
|:.:/ |:.:, |:.:. | |: : |:.´{ヽ| |:| ヽ| ヽヽ ＼ヽ:.｀:.┼:|:.:. | : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.,' |: |.|:.:.|:{:.!:.:.:ﾄ、,斥干芋ﾐﾘ. ,イ芋冬､ヽ} .!:.:.:! : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| チンク……
|/ |:.| !:.:|:.ﾘ:.',:.:! 《 .{:::::::::ら .{::::::::う .》:./:.: /| : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
.| !:.| ',:.:{ヽ:.{ヽヽ 辷zシ 辷zシ // :./| !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ありがとう
}j ヽ', ヽ{ |:.ヾ、 ／:./|./｜ : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
' ヾ、ヾ{:.:.:.', u. ' ／イ| : :| | : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
!:.:.!人 ー ― / | : :| | : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
∨:{ ＞ ,＜ | :.,'. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
',:.', ,ｲ|ヽ. ≧ .- .≦‐ |、. |:/. | : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
__ ‐ヽ .| /‐ ､ | ｀ヽ､/ | : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
,､r::::´::::::: / | / ∨ ,', | ヽ::｀ヽ | : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
,､r:::´:::::::::::::::::::::::/ .| / / ゝ ∨ .| ＼::::::::｀ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
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┃それらの阿部の"朗報"により 蟠り無く村を出発 できそうで―――― .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,ィ
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/ // .＿＿＿_
/ // ／⌒ ⌒＼
/ // ／（ ●） （●） ＼＿＿＿__
| //.／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼っヵ |
ﾍ〈_.| |r┬-| |＝l= |
〈_ィ.＼ `ー'´ ／ ／ |
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ナイト 『やる夫』 ２８歳 レベル７ 経験値 １５/７０ 所持金：４０００Ｇ
／, -=ァ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀＼ ／ ￣￣￣｀ヽ
. /／ ／.:.:.:.:.:.:-.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽr/.:.:-=ミ .:.:.:.:.:.:.:.'.
／:::: ／::::::::::／::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::＼-::}}:::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
/:::::／::::::::::::::/ ::::/:::::/::::/:::::/ ::::::{:::ヽ:ヽ ::::::V:ﾊ:::::::::::i.:.:.:.:.:.:.:ヽ: |
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|::::/| :::::::/:::: {{:::::7:丁:::j:::l`ト::::l::ヽ‐十:::ト:ﾘ:::,'::::::ﾍ:::::::: :l.:.:.:.:.:.:.:.: ! |
∨ l|:::::::,'{:::::从 ::|∨ヽ八:{ ＼{ ヽ＼{Ⅵ:∧/ ::::::ｌ::}::::::: :l.::.:.:.:.:.:.:. ! |
. |::::::ハ::::Ⅵ ::{ ｨ=＝ミ ｨ=-ﾆ_j/ /:::::::/j/:::::::::::l .:.:.:.:.:.:.:.:! |
',:::::l.ハ:::ﾍ|::小 ｀ヾ/::::／}::::ｌ :::::::: l:.:.:.:.:.:.:.:: ! |
＼{ ＼{| 八 j 彡イﾚ |::::l ::::::::::l::.:.:.:.:.:.:.: ! |
{:::::::ヽ. ｰ 一 ／' :::,' |::::l ::::::::::l.::.:.:.:.:.:.:. ! |
ヽ::::{ `ﾄ､ イ /:::::/ |::::l::::::::::::l .:.:.:.:.:.:.: ! |
＞く/`=≧-z≦=|`∨:／ ! ::l ::::::::::l .:.:.:.:.:.:.: ! |
-―――‐'´／ { ／＾＼. } /く `ー- L::_:::::::::::l .:.:.:.:.:.:.: ! |
〃::.::.::.::.::.::.::.::.:／ | /ミ{^}彡, | ヽ::.::.::.::.::.::.::. ￣入 :.:.:.:.:.: ! |
∧::.::.::.::.::.::.::.::./ Ⅳ／∧＼.Ⅵ ',::.::.::.::.::.::.::.::./:.::|.::.:.:.:.:.::! |
|::.ヽ_ -――/ ∧く_./ ヽ._>∧ 〉――- _/ .::.:|.::.:.:.:.:.::! |
_|::.::∧ / ｀ヽ ＿/ ﾏ¨￣￣¨ﾌ＼}__,／ ∧ :.::.|.::.:.:.:.:.::! |
. 〃＾|::. | ∨ く￣ ＼::.::.::./ ＼ ∨ |::.::.|｀ヽ :.:. ! |
白き閃光 『高町 なのは』 １９歳 レベル１６/７０ 経験値 ０００/７００
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃後は互いに 村で世話に成った 人達との挨拶を 済ませるダケだったが―――― .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
できない夫の宿 『潮風の囁き亭』
＿＿_ ＿＿_
_______|二l二|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|二l二|＿_
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
|Ｊ : : : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
|Jｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫は "ある人物"の存在が 気になって仕方なかった .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
『やる夫の個室』
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ そう言えば…… まだ同じ宿に
| u. （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／ "癒しの聖女"『カリム・グラシア』が
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | 泊まってるんだおね……
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━┓
┃Ｐ.Ｍ. ０９：００┃
┗━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ でも…… 何も接点が無いんだよなァ……
／ ＼
／ ＼ リアルで言ったら たまたま ファンの俳優が
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ 同じホテルに 泊まってたのを 目撃して
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | 意識する様なモンだし 仲間に誘うのは ちょっと……
＿＿＿_
／ ＼ 一応 朝食を摂ってる 時間は分かったから
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ 明日にでも 声を掛けて みるとするかお
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< そう言うのは苦手なんだけど…… ２人目の
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、| 『ＳＲ』だから 後で後悔したら嫌だし……
{ { ＼｀7ｰ┘!
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ギンガとチンクの レアリティ未確認は 仕様です ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
チンクが次のヒロインだったら有っただろうなァ（目逸らし）
>>728
この肩書きは直ぐ思い付きました
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ まァ そんなワケで
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／ ｺﾛｯ
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ノ ' ヽ＼ 今夜もタップリ 抜くとするかお！
／ （≡） （≡）＼
／ /// （__人__） ///＼ マジで なのはちゃん 可愛い過ぎるお！
| |::::::| |
＼ l;;;;;;l ／l!| ! 冗談抜きで フラグは立ってるみたいだし
／ `ｰ' ＼ |i
／ ヽ !l ヽi 此処を旅立ってからが 楽しみだお！
（ 丶- 、 しＥ |そ
`ー､＿ﾉ ∑ l､Ｅ ﾉ <
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ナンダカンダで やる夫のプライベートは 結構フリーダムだった ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第５話：おわり
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 少し短くて恐縮ですが キリが良いので
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 今回の投下を終わります 次回こそカリム回ですね
| }
ヽ } 尚 なのはに関しては ぶっちゃけ夜誘われても
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､ 既に断られないレベルの 好感度の高さですが
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､ メインヒロインと言う事で もう少しだけ引っ張ります
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
できない夫の宿 『潮風の囁き亭』
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|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
|Ｊ : : : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
|Jｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
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一応 やる夫と なのは そしてクレイクロウの能力は
下記の基本値に レベルアップによる成長値を足しています
これを見ると 『UR』以上のぶっ壊れ具合が分かるかもです
ですが才能を活かせないまま ひっそりと逝く子も非常に多かったり
ノーマル(Ｎ) 限界Ｌｖ３０
能力平均１００ 平均成長１０ 装備+１００
ハイノーマル(ＨＮ) 限界Ｌｖ４０
能力平均２００ 平均成長２０ 装備+３００
レア(Ｒ) 限界Ｌｖ５０
能力平均３００ 平均成長３０ 装備+５００
ハイレア(ＨＲ) 限界Ｌｖ６０
能力平均４００ 平均成長４０ 装備+１０００
スーパーレア(ＳＲ) 限界Ｌｖ７０
能力平均５００ 平均成長５０ 武器+１５００
ウルトラレア(ＵＲ) 限界Ｌｖ８０
能力平均７５０ 平均成長７５ 武器+２０００
レジェント(ＬＧ) 限界Ｌｖ９０
能力平均１０００ 平均成長１００ 武器+３０００
>>742
今の所そこまで強い敵の登場は予定していませんね
>>743
肉体が有る程度成長していて かつ 健康状態が良好前提の数値なので
生まれた環境が最悪で 健康状態も悪かったら 高レアでも宝の持ち腐れになります
各キャラに成長限界があって主人公には無いファンタジーって聞くとランスを思い浮かべました。
あれには限界を超える裏ワザ（意味深）がありましたけどこっちはどうなんだろ？
やる夫のレアリティはどこに該当するんだろう？
>>745
>>746
一応 >>607 で『LG』と表示されてしまっていますが
実際には初期能力値平均と 成長平均値のみ該当し レベルの限界は有りません
ソシャゲでは そもそもプレイヤーのレベルアップは カードと別口であり
行動力依存で レベルが100以上に 成長するゲームが多いと思いますしね
しかし極めて遅いレベルアップ速度により 成長には困難を極めます
エロでレベルアップさせるのは 安直ながら便利ですが まだ考えていません
>>696 にとんでもない誤字があったので その修正版ですorz
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫の出身は 船で"水の街"に来た東洋人と言う事で 落ち着きました ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
お気に入りのキャラをさらに強化するシステムとかあったんやろなぁ
ゲーム側での調整が上手くいってないと火力型で固めたほうがよっぽどマシなんて状況にも陥りかねないし
ゲオルギスやデオンくんちゃんを育てるよりバーサーカーで力押しした方が効率がいいって……
こんばんわ ８日の０時より６話の投下を開始します
若干 間が空いてしまったのは カリムの設定が
なかなか考え付かなかった為なのが 大きかったです
今回も大して長くは無く 安価も有りません
できない夫の宿 『潮風の囁き亭』
＿＿_ ＿＿_
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|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
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|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
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|Ｊ : : : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
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|Jｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
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『潮風の囁き亭』 食堂
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| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |ヽ ∧＿∧
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| | ヽ （ ´∀｀） ∧＿∧
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |＼ ＼ i＼＿＿_(＿_＿_)＿＿_ （∀・ ）
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |.::..:＼ ＼ |＼i＼ と,, )i
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |.::..:..:..:＼ ＼. |＼|￣＼ ＼ ﾉi|
￣￣ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .＼ |￣ | `┰―― liニニi―┰'￣ |
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.::..:..:..::::..:..::.:..| └┬┬┘ └┬┬┘ └┬┬┘ . |
.::..:..:..::::..:..::.: ￣￣ └┘￣￣￣ └┘￣￣￣ └┘￣￣
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┃Ａ.Ｍ. ０９：００┃
┗━━━━━━┛
とりあえず
＿＿＿_
／ ＼ 食事を摂ってるっぽい時間に
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 食堂まで やって来たけど……
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃僅かに忙しくなった できない夫は 厨房に居る様です .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
少しだけど 宿泊客が増えてるお……
＿＿＿_
／ ＼ やる夫と なのはちゃんが
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （●） ＼ 頑張った恩恵と考えると 嬉しいモンだお
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
……っと それよりも
＿＿＿＿ ＿＿＿＿_
／ ＼／ ＼ ‐-､ "カリム・グラシア"は どこだお？
､-‐ ／⌒ ⌒ ⌒ ⌒＼ __＿,ノ-､
､- !､,＿_／（● ） （● ） 彡 （ ●） （ ●）ヽ __＿,ノ この時間には居る筈だけど……
!､,＿__ l （__人__） （__人__） |
＼ ｀⌒ ´ 彡 ⌒´ ／
/ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃広くない食堂なので 探すのは容易である .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ …………
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ＼ ……あれっ？
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 見つからないお
| u .（__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿_＿_＿ ━┓ （困ったお……
／::::: ＼ ┏┛
／::::::::: ＼ ・ 声を掛ける際の 言葉ばかり考えてて
. ｜::::::::: u .|
. ｜::::::: / 居なかった時の事を 想定して無かったお）
. ｜:::::::::::::: /
＼＿::::::: ＼
/:::::: |
. |:::::::::::: |
／￣￣＼ お客様 お待たせ致しましたッ
／ 「 へ
｜ ( ●) (ー） 朝食を……うん？ お早う御座いますッ
｜ ｜ |
| ､__´___ﾉ_ やる夫さん！ お好きな席に どうぞ！
| _／ ___＼ヽ､
_j､ '-／____ ヽ |
_, / ＼ __'-〈 ､ ヽ |
_, ､ -― ''": ＼ ＼､ /ヽ} |
/ ヽ ヽ ∧､〈ヽi:ゝ i、
丿 ∨ヽ:::>-〈/ 〉, ｿﾊ､
. i | ∧:: | 〈-ｰ ´ ∧
/ ! |::::|ハ ＿＿／ ∧
| |::::| ∧ ∧
＿＿＿_ あッ ハイ
／ ＼
／ ＼ （此処で"カリム・グラシア"の事を聞いても
／ ＼
| ＼ ,＿ | 不自然過ぎるし 諦めて食事の後 探すかお）
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃一方 少し離れた 死角にて.┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ',
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! } …………
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! -ｧ ´/'
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
＿＿＿
´ ￣｀ ､
／ ｀ ､
./ _.......-―-...._ ＼
.′ / /_..ィ´.:.:.:.,､＿＿＿ヽ ヽ
| .′ ｢.:.:.:.＞ァ' ＼ ｀ヽ ',
| | |.:／ / ! ', ', ', ',. ', ',
| | |' ﾑ/| ﾄ､. ', ', ', l .!
| | | .! ｢`"| | ! ',. | .| | | |
| i! ! | ! l ﾄ､ .|斗七 } ! | |
| ! ! .ﾄ{ィ＝N-ヽ 仟｢i> ,ｲ/ ﾊ ﾘ
| | r ´｢>ﾁ个 ヽlﾋﾘ /ｲ/' / }'
! _,..-‐! | .<仆っ|, / / ./
r.:´.:.:／.| ト､{. `¨´ _' ,ｲ ﾄ
.ハ.:／.:／! ト ..__ ´ ／V |ﾍ
/ ∧:／ ∨ ∧￣ヽ｀Tf7 ´ | |:::ﾍ
/ /／ ∨ ∧､＿∨' .l !:::::::＼_
.' ,∠....._ ∨ ∧ _.ィ<￣￣i ∨ ∧::::::::::::}｀i
／:::::::::::::｀ヾｰ.､ ∨ ∧/.:.:`ｲ＼.､┘ .ﾄ､ ﾊ:::::::::://
./:::::::::::::::::::::::::ヽ:::＼ ∨ ﾊ /|:| ,ヘヾヽ |::ヽ.ヽ::::/,ｲ
,'::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::＼ヽ ', |:|〈ﾍ:::::ヽ}'::::::ﾊ. V//
,':::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::`} V|｣::Vﾍ::::::::::::::::::} Y
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ_:::::::| }::::::::::Vﾍ:::::::::::::/ ﾘ
{!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ）:::::| !:::::::::::V!.}::::_／! /
.∧＼＿::::::::::::::::::＿／ｲ:::::::::| .ﾘ:::::::::::;ﾘ/::::::h:::l ./|
. / ＼｀ー..＝＝´::::´::/:::::::::/ /::::::::::/人ﾆﾆ.ﾊ//::::!
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┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
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第６話：聖女の決断
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┃別大陸 ミッドチルダ共和国 ┃
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|| /
＼ l ! .// ／
⌒⌒ヽ ヽ＼ | | // ／
乂 ＼＼ | | //／
｀ー ､＿ ―＝ﾆ二´ ｀二ﾆ＝‐
｀ヽ ￣⌒｀ヽ､ ――――＝ﾆ二､ ,二ﾆ＝――
⌒⌒ヽ＿ノ: : : : : ｀ヽ ／／ | |＼＼
: : : : : : : : : : : ｀⌒ヽ ／／//｜! ＼＼
: : : : : : : : : : : ー―' ／ //. | ! ヽ＼
: : : : : : : : : : ｀ー―v⌒ヽ ／ // l ! ＼
: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ ＿＿ノ⌒ヽ､ ／ / ||
: : : : : : : : : : : : (⌒ヽ: : ） ／ |
: : : : ｀ヽ{: : : : : : : : : ⌒ヽ ／
: : : r―‐' ｀ー‐､ : : : : : ＜
: : : : : : ー―― ､ ー‐､ ｀ー ､ /＼
⌒⌒⌒辷‐､＿x― ､ ＿ ）＿ ｀ヽ ＿＿人＿)⌒) ノ / ＼ー――'⌒⌒
￣￣二ﾆ=ﾆ二_ ＼ ｀ヽ ＿＿＿＿￣￣￣）＿＿{⌒｀ヽノ⌒⌒ ノ⌒⌒⌒￣￣⌒´＿ : : : :
￣:; :; :; :; :; :; :; :; ￣￣:; ー‐､_/｀ー､＿＿￣￣´（＿: : : : ｀ヽ＿＿＿ノ⌒⌒´ ＿＿ノ⌒三三三三三二ﾆﾆ=
:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; ￣￣￣:; :; ￣｀ー―‐'､＿＿＿＿ ／⌒⌒三三二ﾆ二三三三三三三三三三三
:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :;￣｀ー=ﾆ二＿＿＿＿二ﾆ=仁}-､三三三三三
:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; ＿＿:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; _／:; :; :; :; :; :; :; :; :; :;￣￣
:; :; :; :; :; :; :; :; ／ ／:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; ＿／:; :; :; :; :; :; :; :; :; :;仁}:; :; :; :;
:; :; :; ／￣￣ ｀ヽ|二二／|‐､＿＿:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; ＿／￣￣￣:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :;
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|／ ＼二ﾆ=―- ＿ ￣ ＝=ﾆ二＿:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :;
＼ ノ:; :; :; :; :; :; :; :; 二ﾆ=―- ￣ ＝=ﾆ二＿:; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :; :;
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┃やる夫が現れた"バビロニア王国"とは違って 本来は君主を持たない国民主義の国なのだが ┃
┃ ┃
┃"聖王教会"を国教としており 国民の殆どが信者な為 実質 聖王教会のトップが実験を握っている .┃
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___ ｡o ¨¨¨ o｡
／^ ⌒¨＞-ミ､_,.∠ -───- >､ ___
' . ´ _ ｀ .//＞s｡
/ ／ . ´ ＼////＞s｡
/ ／ ／ ' '， 丶//////〉
／ ／ ′ / : :. ∨////
／ ' , / ′ ｉ ｉ ｉ i ｌ ∨//
／'⌒¨¨^7 / ' i ｌ l ′ ' i ,} ｌ } i ∨
, ′ 斗 ┼ 十 ｨ / 十‐ｫ‐ｊ-} }
: i { ,/} /} / } ﾊ /} / } ハ} }
{ i : i ｌ从ｨﾁ示笊㍉ }/ },ｨ芹示ミ、} ′,
| l : l | Ⅳ,_)//r{ ﾉ' / ,_)//r{ Ⅵ / /
Иﾊi: { |八 乂__ツ 乂__ツ } ' /
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//// 丶{ ＾ 丶 -__- ｲs｡. V//∧
//// ,ィ"´ _〕ﾄ｡. .｡ィ〔__ ｀ヽ V//∧
////{ ' /i:{ﾆ>､}_≧=≦_{,.<ﾆ}i:i:'， ‘， }///∧
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V///∧｡o'， {ｨ八ﾆニﾆY^Yﾆニﾆ八>' ,≧s｡///
Vィ〔ﾆニニ>､ ､ﾆ≧==乂ﾉ==≦ﾆ/ ,.<ﾆニニX
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r‐ o｡ ／ﾆニ=-=ﾆニニニニニ≧´ﾆ=======ﾆ｀≦ﾆニニニニニﾆ=-=ﾆﾆ} ｡o ‐┐
､ ≧s｡-=ﾆニニニニﾆ＞／ ￣ >､-==-,< ￣ ＼＜ﾆニニニニ=-｡o≦ ／
＼ ≧s｡-=≦ﾆﾆ}' ,ィ云ミ Ⅵﾆﾆ=-｡o≦ ／
丶 0 0 ≧s｡ { . : : : . {{｛薔｝}} . : : : . }.｡o≦ 0 0 ／
}i:'， __ __ }､: : : : : : . . ミ辷彡'，: : : : : : ,ｲ ___ /i:i‘，
/i:i:/^ ｰ==' ￣ ＼__/i -- /// V∧ -- ,､ __ ／ ￣ `ｰ==^{i:i:i:ｉ:}
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃信仰対象 オリヴィエ・ゼーゲブレヒト ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃その為 最高幹部や管理責任者である 司教や司祭はともかく 神父や神官クラスには野心家が多く ┃
┃ ┃
┃成りあがる為には手段を選ばぬ者もおり "彼女"は その傲慢な欲望を持つ者に利用されていた一人であった.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;
zzz∠二癶∠二二: |ﾆﾆﾆ|‐‐┐∠二ィzzzｭ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'ヘ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'
⊥⊥⊥⊥_|__|ﾛﾛ|==|ﾆﾆﾆ|￣「」===| |ﾛﾛﾛ|;';';'r‐‐┬「」叩亡亡巾亡r─┐ 癶ﾆヽ∠ﾆﾆ＼;';';';';';';';';'／￣＼＿＿＿,.ｨzzｭ
-_-_-_-_-_-_-￣二ﾆ ──----------====ﾆﾆﾆﾆ二二二二二二二二二二二二二二二二__';';';'|￣|~lニ「「「「|__|＿_|＿＿＿
-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_＿＿ ﾊﾊ ￣￣~ﾞ~ﾞ'__二ﾆ=-=ﾆ二￣ _ ィ=ﾐｨ⌒ヽ￣／ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
＼-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ | |∠ﾆ＼_,,.. -‐=ﾆ¨￣_::γ⌒ヽγ⌒Yf´ ｀!!′└ ￣￣ ﾞ~ﾞ~ﾞ~ﾞ~ 〜〜〜-=ﾆ二二
::::::＼二癶二ヽ二ヽ二二ヽ二二ヽ二ヽ二∠二二癶::::γ´｀ヽ:Y´__∠二二癶 ＿~_ ￣￣
ｰ ｰ‐|＼｡o≦￣＼￣”“'' ー-.,∠_∠＿癶∠二ヽ-‐,､二⊥癶二＼＿＼-|＿|/＿／＼--─v─--= ..,,＿
:::::::::::|／￣”“'' ｰ-=ﾆ=-‐''"~_/__/＼／:::::::::￣/ー‐x＼__癶￣＼__ヽ ‐''"＼＿Ｖ二_／￣￣::|iヽ＿::::::::∧∧─‐／￣￣¨¨アー
:::::::∠＿::::::::::::::::::::::::::::／￣”“''' ー-x-‐Y＿_/::::::／-=≦/＿￣￣／＼ﾆィヽﾆ|_|／::／＼::::::|i::::,＼￣|tt.|￣￣|二二二∠＿
'"`ヽ|:|:|:|「「丁lエェ-‐…､...,,,＿::::::::::::/ ＼|IIII／￣￣￣~~∧∧￣￣＼ |i.i| |:::＼|TT=- ..,,_::|ｉ｡o≦|＿／_￣￣／＼__⊥⊥⊥
,.､ ‐'"|ＴI_┬／＼＿＼＿＼,.｡o｡.'TT .|／＿＿＿＿_∥`／￣￣￣￣￣ﾑー┴───-ミ| i i i | _廴∠ﾆﾆ癶 ∠∠＞'^＼
_,.｡＜＼￣＼.|_,. -=＜::::::::::::::::`ト.． | |II II II II II II:ｉ|／:::::::::／＼:::::::::::::::ﾑ::::::::::::::::::::::／＿__／∨／::::::::∧|／￣／｀ヽ､＿
＜::::::::::::::::癶∠ |／￣ハ ＼::::::::: ,,.｡ti|／..|II II II II II II:ｉ|「「「「「「「「「「「「「「「「l|─── /::::::::::::::〉／､￣￣￣∥¨¨¨¨¨¨¨¨77ー‐
:::::::＞s｡tttttt∠/＼/ |＿ ＹF「|i|i|i|i| |tt∩tttt∩tt|「「「「「「Ｙ＾Y「「「「「「「|II II II II,|￣￣／＿::ﾟ｡＼..,,＿∥＿＿＿＿∥
＜: : : : : `' ／::::::￣”“''7::::::￣”“ =-=ﾆ...,,,,＿ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |／￣￣: ,イｰｲｰi|─i|ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ|ーー
;';';';'㍉､...／ｰ- _::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣~/`r━─- .,_ ／::::::::::::::／ |ﾆli|ｰi|─i|ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ|ｪｪｪ
;';';';';';';';'/:::::::::::::::::::￣7芥芥ァ'⌒㍉､＿:::::::::::::::::::::::/xヘ､:::::::::::::::,ｲー-- ..,,＿ ∠_:::::::::::::／,､ | ,.⊥⊥__,|ｪｪｪｪｪ厂￣ノﾐﾐﾐ
⌒ヽ;';';';'厂￣＾ア⌒ヽ／ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:_「」「ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐs｡」」__／/::::::::ノ爻爻爻爻廴／￣￣;';';';';';'｀/:::::::::::::,.､ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ川川州州
;';';';';';';';';'㍉ (;';';';';';';'|ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ミ､~フミﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐx| |｀`'7爻爻爻爻爻㍉;';';';';';';';';';';';';';';'廴x≦ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ川川州州洲
;';';';';';';';';';';';'}ノ;';';';'-=ﾆヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐミミx㌻爻爻爻爻爻爻ミx;';';';';';';';';';';';'ﾘﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ川州洲洲洲洲
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃とある中堅の街に佇む 聖王教会 .┃
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|^||ｒ[|ｒ| |||「Ν|ｌ l「三三三∩三三∩三 |Α|：： ｘ ｘ ：：|Α|「 ｒ､「 ｒエ
∧||ｒ[|ｒ| |||「Ν|ｌ ∧三三∧三三∧三三| [lΥ〈〉〈〉Υ|] |「 ｒ､「 ｒ 「
├|┴┴「Ｎ「Ν|ｌ ｌ「￣￣ ｌ「￣￣ l「￣￣l|Τ| |;井井井;|Τ|下 下 下
├|亦|f| |ｌN「Ν|ｌ ｌ| 冊 l|| 冊 l|| 冊 |十| |;井井井;|十|下 下 下
┏━━━┓
┃礼拝堂┃
┗━━━┛
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ⌒ ⌒ ｉ:::::::| …………
|（●） （● ） 〈::::::|
(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
,-- ゝーー ___／ /ゝ--、
ｲ / |.!､ _____ ／ ノ |
| i |,／(__）ヽ／ |
｜ | | ハ ／ ＜
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃神父 いく夫 （この教会の責任者） ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿
, ィ ´ ＿＿_ ｀､ ､
〃 /´.:__r ､＿｀ヽ ヽ＼
.// /イ ﾑl ｀ヾ ', ヽ
.' ! | ﾊ.| { i､ ﾄ, } i | ! i
| | Tァﾃﾐ ヾ} |ﾁﾃﾐ｢| ! .|| | ……失礼致します
| | |ﾍﾋｸ ﾘ ﾋｸ,}/ / i!ﾘ/
| ﾊ .ﾊ､ _ '_ / / ﾘ'/
|/,r‐V ﾊゝ . ｲ .i＼|
/ﾊ.:.:.:.} V┴､¨´,!‐! |.:.:.:>
./⊥.＞.| ﾘ￣ Y ! ト<_ﾑ._
／::::::::::∨ / ,...ィ:只＞ﾍ ∨:::::::::＼
,∠-―-ﾐ:/ ./ └ 7;仆;i｀´ ヽ ヽ;::-―-ヽ
ﾔ´:￣:｀/ .ﾄ､ ,//:|||:i:i､ ∧ i:´￣｀ァ'
.ﾊ ＼::::::::{ {:::::´:`::::|||::`':::`':::::} ﾊ::::::／ヽ
. ﾊ/ /`ﾄ::::}从N::::::::::::::|||:::::::::::::::::ﾘ /:/ ヾi ﾊ
. !/ ,ｲ .|`i:::::::ヾ!::::::::::::::|||:::::::::::::::/´:::ﾊ i! !
. | | | !.ﾊ:::::::::|zzzzzz癶zzzzzz!::::::i ﾊ || | ｽｯ
. | | | V.ﾊ::::ﾐﾊ: : : : : : : : : : :./::::::::l/ ﾊ.|| |
..乂ﾄ,| } {::::::::::＼≧ri＝i≦/:::::::::::l / |.|| |
| { ﾊ ! ﾄ､::::::::::::ヾ| |: : | |/::::::::::/' / || |
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::| ……うん？ どうしました？ シスター・カリム
|::::/ ⌒ ⌒ |:::|
|:::〉 （●） （●） 〈:::| まだ "営業"の時間には早いじゃないですか
（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ', その理由に関しては 他でも有りません
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! }
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ 神父様に また伝えて置きたい事が……
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! u .-ｧ ´/'
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.| また例の "神託" ですか？ (面倒臭いな〜)
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）| ……良いでしょう 話してみなさい
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ |
＼ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
／ ／ ,＿＿＿＼
., ' / /.:._ -―=‐￢､
/ / /´ }zi |ﾊ
./ ／ / ./ ,ｨ /ヾ} | .∧
/ ／ /＾! / ./ ７/,< // ∧
./ ／ { l / | ! //' ヾ// / }
/／ ＿..∠/ヽ| ﾊ 从/ 込zｭ./ｲ ,ｲ .! ﾘ はいッ 昨日 見た夢は――――
.／ r.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.}／! | ヾ{' { !/./ ,ｲ/
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ | .l >./／〃
. ／ >.:.:.:.:.:.:./‐ ､ ! ! ､ ,r｀'´ ／'´ /'
／.:.:.:.＞'＾ー ､ | |/|＞ｰｲ
./{.:,r≦――.､ ! | .! /
<.:／:::::::::::::::::::::::＼ ∨ ﾄ､! {
／.::::::::＿＿::::::::::::::ヽ∨ ﾊゴ .ト､
:＞_´,..-――-｀.＜::::｀i ∧ヽ ヾ::ヽ
＜:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ＼l i_〉ヽ ヽ::ヽ
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼! |ﾍﾍ:＼ ヽﾊ
. ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::ﾍ.ﾍ::::ヽ}ﾆｱ
＼r≠＝＝ヾミ､::::::! !:::::} }}:::::::ヾ
まだ決めかねていますが ちょっと露骨でしたね
┌┐
┌─┐┘
｜ ｜
┌──┐┘
│ |
┌────┐┘
｜ |
｜ |
┌─────┐┘
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┌──────┐┘
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. ┌─────────┐
. ｜ |
. ｜ |
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. └─────────┘
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ フム…… 簡単に纏めると
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― | 【"バビロニア大陸"に 大きな危機が迫っている
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) よって君 自ら大陸に赴き 大陸の東の祭壇より
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜
ヽ L ／ 現れし勇者と共に 脅威に抗え】 ……と言った所か
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ はい…… "今回"は特に鮮明な夢でした
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ! i! l! .ﾄ､ l.| | | 祭壇に吹く風の音を はっきりと覚えている程
i ! ｀ト==ﾄ､|∨!斗＝|七i!´ .| |
| ﾍ |{ ∨ Ⅵ ∨ | ! ! .! | それに"今迄"とは スケールが違い過ぎて……
| .' Ⅵﾐ＝气 ヾ. ﾐ＝彡l ,ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝu ､ .l .′ |
.Ⅶﾊ 圦 _ ＿ ,.ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . .イ:Y ./.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― | そうだねェ 何時もなら
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 近隣の中型の出現や 天災を
| ｀ ⌒´ |
＼ ／ 予測できた ダケだったのに……
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ （それでも十分 凄いんだけど）
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ で、ですから 放っては置けませんし
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ! i! l! .ﾄ､ l.| | | 二度と戻って来ないとも 申しませんッ
i ! ｀ト==ﾄ､|∨!斗＝|七i!´ .| |
| ﾍ |ィチミ. Ⅵ '仔ぅﾐx! .! | せめて夢で見た"祭壇"の存在ダケでも
| .' Ⅵ.ﾏ__ﾘ ヾ b__ﾝｲ! ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝu ､ .l .′ | 確認しに 行かせては頂けませんか！？
.Ⅶﾊ 圦 r―.､ .ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . ｀ー'´ .イ/ /.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― | …………
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ |
＼ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
_ -――-,､
, ´ /≦￣￣/ ト｀､ ､
／ ／ ./＞ ´￣/ ヾヽ＼ ＼
. ' / / ,ｨ,ﾑ/ ! ｀ヾ.､ ＼
/ / /__ / .i!ヾ{ | ! }! ヽ
′ i | ｀ｱ≧x ! ! | ! i! ﾊ
.′ .! ! r,ィチぅミﾄ|! ﾊ. | ! l ',
| | | Y ら:::::ﾏヾ|{ !_｣zL_| ! i i ! 神父様！！
| | | .|.!. ゞ之' { ∨| 'ｨﾁぅﾄヽﾘ .! ﾊ}
| ./ ! .ﾄ从 Ⅵ.らﾏ/ｲ/ ,ｲ | |! お願いしますッ！
i/ __｣ ﾊ｀ヾ u __ ' ヾ`" //' ./ .}ﾘ
/／.:.:∧ .! <__/ / ／ /'
ハ.:.:.:.:.:.∧. ! . イ ./
／ ∧.:.:.:.:.:.:| | ＞ . _,...＜! ! /
∠＿_/_∧.:.:._/｣ !｀ー､ L__.:.∨| /
,ィ≦三三≧x￣ ! ト . i!/ |.:.〉| .′
∠三三三三三ﾑ .! | ｀{― '＼｣ |
,:仁三三三三三三ﾑ / !fニニrｭ､__ ! ﾊ＿
r― ´＿＿＿ ｀ ＜三三V ﾘ //{ヾ:ﾄﾐ.| {ﾏ三≧x
{_,ィ≦三三三≧ｭ､ ｀ヽ./ / /:{イヽヾ､∨ ヽ}三三ﾆヽ
∧三三三三三三≧ｭ､/ / /ヽ!ﾑﾍﾍLﾑ.＼ ＼三三.ﾑ
{ﾊ.＼三三三三三三ﾆ{ { ∠三三ﾑﾍﾍﾆﾑ. ＼ ヾ.三ﾆﾊ
問題ないですよ！
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.| いや…… 駄目だけど？
|::::::::ゝ ― ― |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ |
＼ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿＿＿＿
, ´ ｀ ､
／ ,....-―.;､――-..､ ｀ 、
／/ ,ィ´.:.:.:.:.:._/ ヽ_.:.:.:.:.:.:.＞.､ ＼
./ / /.:＞ ¨´ i ｀ ＜.:.:.:.:ヽ. ＼
/ / /´ , l ｀ ＜ヽ ヽ
.' | ! ./ ,ﾑ | | .' ! ヾ ﾊ
.′.| | l ﾊﾍ､|｜ | | i ', ！？！？
i .| | ! .!`^^^! | i! i! ', | .i ', i
| .! l ﾊ | ! i! |i ', ', l | | | ど、どうして ですか！？
| .| |_⊥斗＝＝!ﾊ' .!ヾ.､_ﾄ､ ', ! | | !
| ! ! |.z≠＝ミi! ∨ ! ヽ≧トi､_ .! ! i! !
| | | 〈!ｲ:::::::::ﾘ { ∨ l 7:￣ヾv', |` ! ./! ﾘ
| ', l | .込z/ Ⅵ {っ::::ｿ.》 ﾘ .l / l./
| ﾊ ﾄ､ゝ ヾ ゞ= '’'/,/ // /'
./| /ﾊ ', ヾ u ,! .／〃 /ｲ /
/ ./／:l ﾄ､ __ ,ｲ/ ./ !
./ .／.:.:.:.:.l ﾊ ＼ ‘ ’ ...イ:У / !
/ ゝ､.:.:.:/.:l .ﾊf､!｀ . イ.:.:.:.:.:.:l .∧ l
./ / 厂{.:.:.:l i! ｀ｰ､ ｀´ ＿｣1.:.:.:.:.:l !ｲ l
./ / .L/｣ |ｰ-､ ｀ V .!｀ ＜! l ﾊ ﾊ
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ だって君…… 外の様子は分かるだろ？
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ノ ― | 今日も今日で "御布施"を払って でも
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) シスター・カリムの 治療を受けたいと言う
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ 信者達が た〜くさん待っているんだよ？
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／ .／.:.:＞ 7 ｀ヽ ｀ ＜.:ヽ. ヽヽ
/ /.:／´ .' ヽ ｀ヾ ', ',
./ / ´ { ヽ ', ',.',
′ ムl ', ヽ i | i
..' | |./ｰｰ! | ', | ', ', | !｜ ！？ で、ですが……
.' ! || ∨ { ', l ', ', .! !｜
| | !| ∨ﾊ } ﾊ i ! ! !｜
| ! .! ―‐ﾊ!＝=z⊥_.ﾄ, ﾑ斗=＝ﾊ┼―! i! |
| | | ∧ .| .{ ∨ | .}! ! .|| |
| | | .∧ K'ﾔ7テ不 ヾ.∨,ﾘ う7ﾃ下...> l ,ﾘ |!
.! ! ! ∧ ﾍ.` ﾏ壬ﾉ }/ .ﾏ壬ｿ './／! ./ !!
.∨.| i! ＼ゝ /' 〃 ./ .||
Ⅵi |i 圦 u .! /7 / .|.!
ヾヾﾊ |.:.:＼ ‐ ‐ ／:/ ∧ |.l
/ ／ﾊ |.:._｣ {＼ . ィ }!:.:i /.:.:＼. ! !
<´.:.:.:.:ﾊ |´ ! ＼!＞ __ ＜ !／|｀.| |.:.:.:.:.:.:>∧
そしてイザと言う時が来たら裏切るいく夫神父ですね
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ それ以前に 他の大陸の事じゃァないか
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ＼ ／ | 万が一 予言が当たって大事に成ったとしても
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒ﾉ(､_, )ヽ⌒) ミッドチルダに移民が流れれば 信者が増える
| ｀-=ﾆ=- |
＼ `ー'´ ／ 此処から港は遠くも無いし 利益しか残らないさ
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ ならば…… 例えバビロニア大陸で
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ! i! l! .ﾄ､ l.| | | 混乱が起ころうと ソレが分かっていながら
i ! ｀ト==ﾄ､|∨!斗＝|七i!´ .| |
| ﾍ |ィチミ. Ⅵ '仔ぅﾐx! .! | 捨て置くべきだと 仰るのですか！？
| .' Ⅵ.ﾏ__ﾘ ヾ b__ﾝｲ! ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝu ､ .l .′ |
.Ⅶﾊ 圦 r―.､ .ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . ｀ー'´ .イ/ /.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣::
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ 質問を質問で返すけど
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― | だったら君は 治療を望む 信者達を
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 放って置いて 旅に出ると言うのかい？
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜
ヽ L ／
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
／ .／.:.:＞ 7 ｀ヽ ｀ ＜.:ヽ. ヽヽ
/ /.:／´ .' ヽ ｀ヾ ', ',
./ / ´ { ヽ ', ',.',
′ ムl ', ヽ i | i
..' | |./ｰｰ! | ', | ', ', | !｜ うッ…… それは……！
.' ! || ∨ { ', l ', ', .! !｜
| | !| ∨ﾊ } ﾊ i ! ! !｜
| ! .! ―‐ﾊ!＝=z⊥_.ﾄ, ﾑ斗=＝ﾊ┼―! i! |
| | | ∧ .| .{ ∨ | .}! ! .|| |
| | | .∧ K'ﾔ7テ不 ヾ.∨,ﾘ う7ﾃ下...> l ,ﾘ |!
.! ! ! ∧ ﾍ.` ﾏ壬ﾉ }/ .ﾏ壬ｿ './／! ./ !!
.∨.| i! ＼ゝ /' 〃 ./ .||
Ⅵi |i 圦 u .! /7 / .|.!
ヾヾﾊ |.:.:＼ ‐ ‐ ／:/ ∧ |.l
/ ／ﾊ |.:._｣ {＼ . ィ }!:.:i /.:.:＼. ! !
<´.:.:.:.:ﾊ |´ ! ＼!＞ __ ＜ !／|｀.| |.:.:.:.:.:.:>∧
フランシスコ・ザビエル「聖職なんて出世の糸口ですが」
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ この御時世は 何かしらと金が掛かるだろ？
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ＼ ／ | それは 傷や病を治す費用も例外じゃあ無い
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒ﾉ(､_, )ヽ⌒) 現に満足な治療を受けれず 多くの命が消えている
| ｀-=ﾆ=- |
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ …………
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ', （第一 此処に希望者が集まるのも 神父様が
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! }
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ 独断で この街 全体の 病院や診療所の治療費を
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! u .-ｧ ´/' 釣り上げているから だって噂だけど……）
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃各都市の "神父"の発言権は非常に大きい .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
神父以外の発言は認めない！のを地で行く国です。
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ けど ……そんな中で シスター・カリムが"格安"で
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ＼ ／ | 治療してくれる事に 縋って来ていると言うのに……
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) それを蔑ろにする程 君は無責任じゃないだろう？
| |r┬-| |
＼ `ー'´／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
_ -――-,､
, ´ /≦￣￣/ ト｀､ ､
／ ／ ./＞ ´￣/ ヾヽ＼ ＼ しかしッ！ 私が求められる治療は
. ' / / ,ｨ,ﾑ/ ! ｀ヾ.､ ＼
/ / /__ / .i!ヾ{ | ! }! ヽ どれも 別の診療所や 他のシスターでも
′ i | ｀ｱ≧x ! ! | ! i! ﾊ
.′ .! ! r,ィチぅミﾄ|! ﾊ. | ! l ', 容易に対応できる 簡単なモノばかりッ
| | | Y ら:::::ﾏヾ|{ !_｣zL_| ! i i !
| | | .|.!. ゞ之' { ∨| 'ｨﾁぅﾄヽﾘ .! ﾊ} よって神父様は 聖王教会の……
| ./ ! .ﾄ从 Ⅵ.らﾏ/ｲ/ ,ｲ | |!
i/ __｣ ﾊ｀ヾ u __ ' ヾ`" //' ./ .}ﾘ いえッ この街の責任者として
/／.:.:∧ .! <__/ / ／ /'
ハ.:.:.:.:.:.∧. ! . イ ./ 治療費の引き下げや 貧困者への
／ ∧.:.:.:.:.:.:| | ＞ . _,...＜! ! /
∠＿_/_∧.:.:._/｣ !｀ー､ L__.:.∨| / 無料診療の 斡旋を行うべきです！！
,ィ≦三三≧x￣ ! ト . i!/ |.:.〉| .′
∠三三三三三ﾑ .! | ｀{― '＼｣ |
,:仁三三三三三三ﾑ / !fニニrｭ､__ ! ﾊ＿
r― ´＿＿＿ ｀ ＜三三V ﾘ //{ヾ:ﾄﾐ.| {ﾏ三≧x
{_,ィ≦三三三≧ｭ､ ｀ヽ./ / /:{イヽヾ､∨ ヽ}三三ﾆヽ
∧三三三三三三≧ｭ､/ / /ヽ!ﾑﾍﾍLﾑ.＼ ＼三三.ﾑ
{ﾊ.＼三三三三三三ﾆ{ { ∠三三ﾑﾍﾍﾆﾑ. ＼ ヾ.三ﾆﾊ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃才能による魔力の高さにより 休憩を挟めば 一日で何十人も治療できる為 巷では"聖女"扱い┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
..／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒Ｙ´⌒ヽ:::::::| えぇいッ 生意気に意見をするんじゃない！
|::::/ ＼::::::::／ |::::|
..|:::〉（●）::（●） 〈::::| そもそも君は 私が目を掛けなかったら
（@⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| .| タダの シスター見習いに過ぎなかったんだぞ！
＼ ｀⌒ ´ ／
/´⌒ヾ `ー--- ､ 君の為に 何個の魔石を割ったと思ってる！？
／ ノ ヽ
.／ .／ ﾔ¨''ー､ ‘，
（. ／ | } .をノ
^ﾞ''" ....| |
| |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃『SR』にも成ると 組織の監視下で有れば 上司が彼の様な者でも容易に 才能に気付ける.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／ .／.:.:＞ 7 ｀ヽ ｀ ＜.:ヽ. ヽヽ
/ /.:／´ .' ヽ ｀ヾ ', ',
./ / ´ { ヽ ', ',.',
′ ムl ', ヽ i | i
..' | |./ｰｰ! | ', | ', ', | !｜
.' ! || ∨ { ', l ', ', .! !｜ ……！！
| | !| ∨ﾊ } ﾊ i ! ! !｜
| ! .! ―‐ﾊ!＝=z⊥_.ﾄ, ﾑ斗=＝ﾊ┼―! i! |
| | | ∧ .| .:::::::::::::: ..{ ∨ | .::::::::::::::....}! ! .|| |
| | | .∧ K'ﾔ7テ不 ヾ.∨,ﾘ う7ﾃ下...> l ,ﾘ |!
.! ! ! ∧ ﾍ.` ﾏ壬ﾉ.,,,,;;;;;;;;;;;;;,,,,.ﾏ壬ｿ './／! ./ !!
.∨.| i! ＼ゝ /' 〃 ./ .||
Ⅵi |i 圦 u .! /7 / .|.!
ヾヾﾊ |.:.:＼ ‐ ‐ ／:/ ∧ |.l
/ ／ﾊ |.:._｣ {＼ . ィ }!:.:i /.:.:＼. ! ! ﾋﾞｸｯ
<´.:.:.:.:ﾊ |´ ! ＼!＞ __ ＜ !／|｀.| |.:.:.:.:.:.:>∧
癒しの聖女 『カリム・グラシア』 ２２歳 レベル２５/７０
ていうかレベル高いぞおい
＿＿＿＿＿
..／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ それに先日 勝手に教会を抜け出して
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ＼::::::::／ .|:::| ま〜た無料治癒を 行おうとした事を
..|:::〉 （●）::（●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @） 忘れたとは 言わせないぞッ！
| ｌ++++l |
＼ ｀⌒ ´ ／ そんな不公平を 神が許す筈が無いだろ！！
/´⌒ヾ `ー--- ､
／ ノ ヽ
.／ .／ ﾔ¨''ー､ ‘，
（. ／ | } .をノ
^ﾞ''" ....| |
| |
, ' ／.:.:.:.:__/＾＼￣￣￣｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ∧ヽ
./ ／.:.:＞'´ / ＼ ｀ ＜.:..ﾊ .∧ ',
/ /.:／´ .{ ｀ヾ! ﾊ ',
./ /'´ ! ', ヽ ! ', i
' / ∧.| ', ﾊ | | |
.′ .′ | ムミ! | ', l ', ', | | |
| | | l. l ! l ! .', ', ! | |
| | | ! ∨ l ! .! ', i l .| | ……ッ……
| | .ﾊ| ∨.ﾄ, ﾄ. ﾄ, ! | .l | |
| i ! .! ―┼┼＝=-_Ⅵ ∨ _L.斗=＝―ﾊ┼ ┼ | |
| | .| ∧ | ﾏ｢ ∨ Ｔ´Ⅵ ∨ l }.! ! ﾘ .!
', ! ! .∧ ! ヾ ∨ | ヾ ∨ﾘ ﾘ ./ / .|
..', .! ! .∧ ＜ニ=≠气 V./ 戸＝=ニ＞ ,ｲ / !
. ∨ ! ! `ﾄ从 }' /'´〃 / |
∨ i! i! |ﾊ｀＼ ! u ./7 .! i|!
∨|i!ﾊ !.:.＼ ― ‐ ／.:l ! i|l
∧{イﾊ |.:.:.｣{＞i. .i＜}|.:.:.l !｀.:...､ i!l
〈´.:.:.:.:.:.∧ ｢´.| ＼| ＞ . . ＜ .|／.｢ヽ! !.:.:.:.:.:..〉|∧
∧.:.:.:.:.:.:.:∧ ! ＼ ｀ ¨ ´ ／ ﾉ | |.:.:.:.:.:/ ! ∧
宗教国家なのでそうなります
>>800
若いシスターと言う設定なので迷いました
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ まァ…… 君の考えも 分からなくは無いが……
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼::::::::／i:::| 私が"魔石"の力で司祭…… いや司教に成る為にも
|:::::::〉（ ●）::（ ●）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒) より多くの金が必要なんだ 分かってくれたまえ
| ｀ ⌒´ |
＼ ,／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿＿＿
. ´ ｀ ､
／ _ ......-――-...､_ ｀ ､
/ / /´.:.:.:＿／ ＼＿.:.:.:＼ ＼
' i !＞i´ ﾊ' ,i ｀＜ヽ ヽ
′ .l .! .! /┴'| ヽ ', `', ',
.! | | i! l | | | .| i ', ', ……そう言えば…… もう少しで
! .| |＿ﾊ｣＿ ﾍ i! .! | | i| ',. i
.l /l ! |.斗＝≧ﾍ.!∨ .|≦二!￣|| i l 年に１回の昇格の審査の時期……
.! / ! |.<:{´!::::::ﾟ} ヽ∨.!|::::ﾟ}ヾ .|| i .| |
| | .ﾊ ! |`込zﾘ ヾ込ﾘ '| ./ﾘ ! .! |
| | {_ ', ﾄ､l |/ | | ﾊ.!
| | _.〕 ﾊ. ` u ＿' ./ .l l / .|'
l レ.:´.:.| ﾊ ‘ｰ‐' ｲ .! !'
.!／.:..:.:.:.:.:.! |｀ . ／ | |'
/ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:! l__ ＞ .__. イ.:.:.〉 ! .|
./ ＼.:.:.:.:.:| | ￣ ヽr‐1.:.:.∨ | |
/ ＿ > ´| |__ | ｣＼/ .! !
,..∠ィ≦≧x | | ｀¨ !´ ｀ー､| |
./三三三三ﾊム ! |ィ´￣｀f´Y´＞...､ ! .ﾄ､
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.| あァ…… 去年も惜しくも届かなかったが
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）| 次回は君の頑張り次第で 昇格は確実だ
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| |r┬-| | その暁には 先程の提案を全て飲もうじゃないか
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿＿＿
, ‐r‐､＿＿_ ｀ ､
.／,ｨﾁ | `￣｀ ｀ﾐ､ ヽ ＼
./ /' ,､ .! ', ', ', ヽ
/ / /┴! | ', ', | i ', ', ！？ ……と言う事は……
/ ! i l i! ﾄ_.斗A‐‐| | i
i .' | 丁,ﾆﾆN∨ !ィﾁ:ﾄ,} ! .! ! 前者の"神託"の件も 含めて
| | ﾊ |代刈 ∨| 込ﾘ '}/! ! |
|.i! ヾ ゞ’ ヾ /'.! .l | ……と 捉えても宜しいのですね？
|ﾊ ', ' u ..! .! |
l ゝ. ´ ￣ ／! ｢ヽ. ',
.l | .＞... ／ |.:.! !.:.:.:ヽﾊ
l .|〈.:.:.:.⊥ﾆ´ - ┴| |.:.:／!∧
ﾊ | >_｣ | ! ├'-.⊥∧
/ } /_´,...r‐ﾄ.､._ | .| x≦＞ｭ､
x≦/ /〈.:.:ィ:冂:ﾄ､.:.:> ! |'三/三三ﾆ｀ヽ
,∠三/ ／ ,.///ｲ:.ﾄ, .V lﾆﾑ三三三三ム
,.'三ﾆ./,ｲ ,∠//// |.:|_ﾑ .∧ .lﾏ三三三三ﾆﾆﾆヽ
/三三//ﾆ'´三〈///ﾆ|:｣三ム /三ﾑ |'三三＞´ x≦三ｱ'
. ﾏﾐ＜:〃三三三={ {三三三三｀'三三} !ニニx≦´三三.7
ﾏ:≧ |{三三三三.i i三三三三三三=! |､三三三三三ﾝ
ﾏ三.| ﾏ三三三=| |三三三三三三;ﾘ |=ﾄ､三三三匕,{
}三.}ﾊ ﾏ三三三| |三三三三ﾆｰ=彡';ﾘ〉 ﾏ三三三:{∧
|三三≧zT三三| |三三三三三三＞'ｲ Ⅶ三三ﾆﾊ∧
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ 勿論さ！ そんな訳で もう少し 辛抱してくれ給え
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ― ― | 言い忘れたが （貞操的な意味で）君にしか出来ない
|::::::（ （ ─） （─）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 大きな仕事も ひとつ控えているんだからね？
ｌ^l^lｎ ｀ ⌒´ ｜
ヽ L ／ （気に入られれば シスターとしての人生は終わりだけど）
,,.... ゝ ﾉ_、___ ーノﾞ-､
.i ／ / '; ＼_____ ノ.| ヽ
l / / ＼/ﾞ（__)＼,| i
／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ', ……くッ…… は、はい……
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! }
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ （まれに頼まれる 貴族の重症患者の
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! u .-ｧ ´/' 治療かしら……それなら 多くの魔石を……）
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
ていうか魔石使っても意味なさそうな気がするけど（レベル限界的に）
-‐ ､＿＿, ‐-
´ l::::::::::l
／:::／ .／／＼＼ ＼::::＼
／:::／ ／／ ＼＼ .＼:::＼
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., ':::::, ' ／／ ＼＼ ヽ::::ヽ
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l:::: ,' l::::l l::::l .ｌ:::::l
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. !:::::l |::::| |::::| |:::::|
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＼ ｜:::| |::::| |::::| |:::::| ／
＼l＿| |::::| |::::| |＿l／
l__/"" ''' ‐- ,―､.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ,―､ -‐ ''' "ヽ_!
| | ｀!!´ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ll´ | | 『神への冒涜も――――
| | || ＿ || | |
| | || | | || | | 其処までにして 貰いましょう』
| | || l二 二l || | |
| | || | | || | |
| | || | | || | |
| | || | | || | |
| | || ￣ || | |
| | || || | |
| | || || | |
| | || || | |
| | || || | |
| | || [ ￣￣￣￣￣￣ ] || | |
| | || |￣￣|￣|￣￣| || | |
| | || _|＿＿|＿|＿＿|_ || | |
「二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l
| 「二二二二二二二二二二二二二二二二二 l |
￣￣￣￣￣￣￣￣|l :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l|￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣|l |l_ ──────────────‐_l| l|￣￣￣￣￣￣￣
|l |_」 ─────────────‐ L_| l|
そうだよ(便乗)
>>807
するどい！
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）| だッ 誰だ！？
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
./ /＞ / ＼_.:.:.:.:.:.＼i ', ',
/ / ﾊ ! ｀ ＜.:.:.! ! !
' / ./ ﾑ! .' ヽ! | l
.' / i＾＾^| | ! ! ! |
.i .' _i_| | ﾄ | ', ! ! |
.|ｲ l N｀ヽ､!.ﾊ | ∨ ﾄ､ i! .! ! l
| .! ﾚ,ｲミﾐ､ﾄ∨ ! _,斗=ヽ‐-iL l l ! ！？ あ、貴方は――――
∨ .| ﾊ .ﾄ. ﾄ:::r} ∨! .,ィテ示ﾐ| l .l_ヽ l
.∨{ﾊ ∨| 込ﾘ ヾ. ﾄ､:::r'}ヾ>! lヽ } |
∨ l ヽ{ .辷zﾝ '1ﾘ l / |
ヽ| 圦 〈 /ｲ lｰ'＞.､ i!
!. ＼ v_､ u .! l.:.＼.:.:.:＼.∧
| iヽ . / l.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:>∧
,.....-┤ L -ヽ＿_ -‐ ´ ./ lヽ.:.:.:.:.:.:V´ .∧
/:::::::::r'| | { {ﾊ __/ l ヾー＜ ＿ ヽ
/:::::::::::| | | ! i/￣ / .' ＞.､ ﾊ
／::::::::::::::| | ! ヽ!＿ / / ／:::::::::::ヽﾊ
,;彡ミﾐﾐ;'""'''""'''""""'''''""''彡ミミ;,
ﾌ彡彡;;, ヽ、,, ,..:::.. ,.:' ゞ;;,ミﾐゝ
';彡ﾐｼ,;r==::;,,':.':::::::..,,,;r=ﾆﾆゝ;,,ミ7"'
"'';;彡'",;;;;;;;;;;;;;;,ヽ:::....r;;;;;;;;;;;;;;;;;,,Ｙ"'ヽ,
/"'iｼi,;;;;;;;;;;;;;;;;;;',l::::"''!;;;;;;;;;;;;;;;;;,ﾉl⌒"l,
,i /,;"ｿヾ::;;;;;;;::ノ.l:::.."''ヾ:::::;;;;,''"::l ﾉ ﾉ
i., y 'l, ....:::::::l',;'' ;,, ヽ、 ｌ〆/
＼ヽ;'i:. "',;':::::::::....ゝ "'ヽ.,:l /" 『アンデルセン司祭！？』
＼,'l.. "':::;;;'''"" i''
"l,::..:... ...:::l
l:::...::.. -‐ - ""''' ..:.::/l
'ｌヽ、.:::... "" ...::::/ .l
l;;;;;ヽ、 . :.: :::. . : ..::../ ｌ
,r'"l;;;;;;;;;ヽ,,;;,,;,;;;;;;;;;;;;;;/ l"';,
l;（く;l..:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''"" ,;;l)）:l
ｌ;;,"''ー-::;;;;;;;;;;'' _,,,...r'':::::::;;ー;,,
i''"";ii;;:::::::::::::;i::i:ヽﾆﾆﾝ,i,;:,:::::::::::,;l'::ヾ:'i_,,
_＿,,,,,,,.....:.....,i"::::::::::::::;ii;:"'t.,::::::::;;;l /:::::::::;;;;::i'i::;;:::ヾ:::::ー―- ...,,,,,
:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::.ヽ.::;;ii;:::::::';,-:::::;l_,,../;;;'"::::::::::;ii;:::::'"":::::::::'''""''::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::;,,:::::::;;,,::::::;ii;,:::::'":::::::::::;;::,;::::::::::::;;::i;iii::::::::;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.| ど、どうして 地域 管理責任者の
|::::::::/ ノ ― |
|:::::::〉 （ ●） （●）| 司祭様が こんな所にワザワザ……？
（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u .|r┬-| |
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
／{ ／{／し──ｧ
/ "´ ∠＿＿＿
. }V ／ /
. 刈 ,､, ,, -‐ｰ== ､ ｀ __、
. V " ミ ヽ
/ ／ ≦ ﾐﾒ､
. γ ､ γ く¨ヽ ｀ﾞミ , ｰ /
{ /¨ﾞ{{ }}￣￣￣厂ﾉ/¨ ｌ / …………
У ゝ- '' ヾ' ヽ ﾉ:/
. ヽ ‐ ' ＼ ミ ／ /
. . r‐ ､＿_ヽ＼ ､ ﾐ ´ }ﾐ′
. ﾁﾗｯ l `こ￣´ ヽヾ/ i{＿_
. l i i! ヾヾ -‐ ' ......::::::::ヽ
f:｀::::==┌ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
. |:: ﾄ-r‐ | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
..:弋ﾉl :l | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l､
::::::::::::::::／ /:└‐j＿＿＿＿:::::::::::-‐:::::::´:.
:.: :..:|::: | :.:..:.
:.: :. . :|::: :ﾒ| ::メ :.:..::#:. :..:.. :.:...
.::..: :|::: | :...:..
:.: ＃:.. :|::: |::.:#:.. ／￣l￣＼::.:;.. .／￣l￣＼ :.:ﾒ:.:: ::.:. :.／￣l￣＼
:.::. : :|::: | │ │ │ :..:│ │ │ │ │ │
:.:..::: :|::: |√:. ├─┼─┤ ├─┼─┤ .. :.:.. ├─┼─┤
# :|::: | │ │ │ :.:K:.::. │ │ │ :.:..::. :│ │ │
:.:. .; :|::: | .:.:│ │ │ .: │ │ │ #;. :::.│ │ │
:.: : :..:ﾒ::|::: | .[￣￣￣￣]__ .. [￣￣__ ] __:[￣￣￣￣]
＿＿＿ ::|::: |:.:..,; ／／ :.:.:.. :. :.ﾒ:. ／／ ／／
:. ／l|┌┐ | |::: | ／／ |＿ ／／ |＿ ..::／／ |＿
／ ..l| │ | |;;;__,,|＿＿＿__ ／／ ／ ／|＿＿＿＿__／／ ／ ／|＿＿＿＿＿_／／ ／ ／|＿＿＿
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ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
＿＿＿＿
, ´ ｀ ､
／ ,....-―.;､――-..､ ｀ 、
／/ ,ィ´.:.:.:.:.:._/ ヽ_.:.:.:.:.:.:.＞.､ ＼
./ / /.:＞ ¨´ i ｀ ＜.:.:.:.:ヽ. ＼
/ / /´ , l ｀ ＜ヽ ヽ
.' | ! ./ ,ﾑ | | .' ! ヾ ﾊ
.′.| | l ﾊﾍ､|｜ | | i ', ？？？？
i .| | ! .!`^^^! | i! i! ', | .i ', i
| .! l ﾊ | ! i! |i ', ', l | | | 司祭様？
| .| |_⊥斗＝＝!ﾊ' .!ヾ.､_ﾄ､ ', ! | | !
| ! ! |.z≠＝ミi! ∨ ! ヽ≧トi､_ .! ! i! !
| | | 〈!ｲ:::::::::ﾘ { ∨ l 7:￣ヾv', |` ! ./! ﾘ
| ', l | .込z/ Ⅵ {っ::::ｿ.》 ﾘ .l / l./
| ﾊ ﾄ､ゝ ヾ ゞ= '’'/,/ // /'
./| /ﾊ ', ヾ u ,! .／〃 /ｲ /
/ ./／:l ﾄ､ __ ,ｲ/ ./ !
./ .／.:.:.:.:.l ﾊ ＼ ‘ ’ ...イ:У / !
/ ゝ､.:.:.:/.:l .ﾊf､!｀ . イ.:.:.:.:.:.:l .∧ l
./ / 厂{.:.:.:l i! ｀ｰ､ ｀´ ＿｣1.:.:.:.:.:l !ｲ l
./ / .L/｣ |ｰ-､ ｀ V .!｀ ＜! l ﾊ ﾊ
ミ}＼＼＼ヾ 厶イ∠二ニ=ミﾒ
爻:::::::::::::ヾｿ/ 三ニ=ミ ﾐ
彡:::::::＞ ､}/ッ／／彡 =ミ ﾐ ……神父 いく夫……
ﾊ::::/ 三ﾆ=ミ ヽ
,::::{ ｀ﾞミメ _ヾヾ 神聖な礼拝堂が 随分と傷んでいます
{:::::... -‐==ミ､ ∨:/ Ｖ/
. γ⌒V ∠ rtッｰｧ ／ V 勹 }〉 掃除はしっかり 行われている様ですが……
. 弋 ,¨ヽ{ ヽ｀¨／ ノ /
. {｀7 ゝ _.ノ¨´ ﾐ|ｰ ´ﾄ それに関して 何か言う事は 有りますか？
V// _ ＼ ､ミ:! !:::, :ゝ ___
. ゝ-─ ' ｀ﾞミヽヾ| |:::::, : :, : : ＼＿＿
ﾊ ヽﾆﾆ=ｰ一 ヽﾞミ ) |:.l ::, : :, : : : : : : : :
/ ::::,｀ ー‐ ´ ｀ﾞミ／ ,.:.:|:::::, : :, : : }: : : : :
..:─┘ :::::,川 i i、ヾヾ／/ ／:.: | :: }: : :, : : : : : : :
. ／::::::::::::::::::::::::ー─‐ :: ´: /／.:.:.:. /.:.: ,: : :.}::::::::::::::::::
......:´::::::::::::::::::::::::{::ヽ:.:.:＼ /:.:.:.:.:. /:.:／.: : /:::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::|';::::.:.:.:.:.:l＼:.:.:「￣ |:.:.:.:.:.:/／.: : :.:/:::::::::::::::::::::
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.| えッ！？ えぇと……
| ノ ＼ ｉ:::::::|
|（─） （─ ） 〈::::::| ウチも他の例に漏れず
(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| u | 財政的な問題を 抱えておりまして
＼ `ー'´ ／
,-- ゝーー ___／ /ゝ--、 修繕にまでは 手が回らず……
ｲ / |.!､ _____ ／ ノ | i
| i |,／(__）ヽ／ | l
／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ', …………
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! }
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ （良く言うわ…… 修繕等に当てる予算は
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! u .-ｧ ´/' 本部から しっかりと頂いているのに……）
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
__＿ｧー＝ミ｀ー-ﾐ
＿＞ ｀Yf
__≧ {ﾙ /f´ ｀ヽ
＞ー-ミ汽ﾊメ /ｆ´ 乂
厶斗≧f^⌒｀ヾﾙｨｱ彡ｲ { ふむ…… では外で列を作っている 信者達は一体？
7: 彡'" ￣｀ヾ }
孑斗 ⌒ヽ j′ 辷=ﾐ 汽 話を聞くと 皆 "シスター・カリム"による治療が目的で
. {_f´ ﾏﾙ {zｨ=＜ 抃｀ヾ {
}乂_ ノ⌒ヾ´frぇj∨__}ﾊr-v'" 決して安くは無い 御布施が必要な上 週６回有るとの事
i ′ 人___彡'"ﾊり⌒{
' 仏_ ﾐx , ;/f_彡.ﾘ コレを続ければ 修繕費用など 容易に集まるのでは？
八, '_＿__^ ヾﾏi厶ｒｾ´
__ ∧ﾒー-- ‐彡メ／. /从
. /ニニ=- _ﾊfハｨｲハイ ′
/ニニニﾆ=- ._=≦ ___/
ノニニニニニニニ=_Y {ニ{_
ﾆ＼ニニニニニニﾆ_{--}ﾆﾆハ
ﾆﾆ-＼ニニニニニニ}: :{ﾆ才二＼
ﾆﾆﾆﾆ-≧==＝＝≦ハ: ∨ﾆﾆﾆﾆ_＼
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.| うッ…… じ、実は 今回で集め終わる予定なんですッ
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）| ですから 来月の審査には 間に合わせますので……！
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
同じ派閥なんやで？
zミ＝ﾐ:ー､＿
≧｀ヾミ｀ー=ﾐ｀ヽjV!_,
7ﾐﾐﾐﾐミミミミﾍヽi |ﾉｿ, まァ 良いでしょう…… ならばスラムの凄惨な様子や
}:..ヾ≧=イ｀ヾﾐｿj,ﾉ从≦
/.::/る}彡ﾞ _ f､!｀ﾞ 病院・診療所での 費用の高騰の理由は如何に？
＿,へ:::::ﾑ ｀ﾞ ､ r ﾍ＼ゝヽ
,. :' : : : {i : :'.:::::::7, ;, 乂 ﾊ ∨ }､ 答えによっては 神父の任を解く事に成りますが？
. : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ＼; ;,ゞ＝=ﾊ. |
: : : : : : : : : : : : : :､ : : ﾊ:::.＼; ; , ;/_! ー､_
＼ : : : : : : : : : : : :.＼ : :}::::r-z＝}:ム ´ｆ:´:￣: .＼
: : :ヽ : : : : : : : : : : : : : :ﾉ.:::ゝイ::ﾉ: . ゝ}: o : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : :}}:::::::::::::〈: : : : : .＼: o : : : : : :.＼
: : : : : ー: : : : : : : : : : :||::::::::::::::::}: : : : : :. ＼: : : : : : : : :｀ヽ
: : : : : :｀ : : : : : : : : : : :!!:::::::::::::: | : : : : : : : : :.＼: : : : : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : : : .:::::||::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : :｀ : : : : : : : : : : ｀ｰ､
: : : : : : : : : : : : : : .::::::::!!::::::::::::::::!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :j
::.: : : : : : : : : : : : :.:::::::::||::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ノ
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..| え？ え〜ッと…… その……
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒)
| u |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
Y｀ {∨从,ﾉノ,イｿ彡,ｲ,彡,'´ -=彡
ﾄﾘ｀ﾞ´ , ,＿ ヾ ｀ヽ
/,へ. v/ / ／三=ミヽ ミ ｀ー ゝ
,ﾞ ⌒ヽ {_j_{ ,ｲ'´-=ミ:,ﾊ_｀ ミ ー=｀ヽﾞ
{{ }´＝ﾐ}{'ー ゞソﾉﾍ:､ ﾐ｀ =ミ ｀7 答えられませんか？ 質問は どんどん増えますよ？
乂＿.ノ. :/ : 乂＿彡' ＼:､ヾ '´ヽ ﾊ|
′. :i -::〈 ､. ヾ;,. ＼//}｜ {/ シスター・カリムの名義で 別の街のオークションにて
!: : :ｲj: : :i,: ヽヽ: . '.ヽ. ｛ ! ﾄﾞ
|: : _ z: :ー-. ｀_:､ヾ.'.;∨ヾﾐﾉ'./ ﾘ 多数の魔石を 落札したとの証言も確認しています
|: '. r'_￣ ￣ ＝=彡'ﾉ .|ﾊ;;;∨iﾘ / /
|: :7ゞ＝===＝ニイ , ﾉ.∧; ∨´ { 此処を治める 神父として何か責任を取るべきでは？
l : : : ー＝＝ミ: : :´ : : : : :i |l};;ﾊ!＼ ｜
∨/, ､ヽヾ! !|;;;;;;} ヾ!
∨//,ｲi |l l iﾊﾊi |! |l ||!i|!;;;〃.: '.
∨//,ll|!!|!l| |l !|!||!|!!j|| !|彡'. : : ＿.ム
_ -――-,､
, ´ /≦￣￣/ ト｀､ ､
／ ／ ./＞ ´￣/ ヾヽ＼ ＼ えぇッ！？ ど、どう言う事ですかッ
. ' / / ,ｨ,ﾑ/ ! ｀ヾ.､ ＼
/ / /__ / .i!ヾ{ | ! }! ヽ そんな話は 聞いた事――――！！
′ i | ｀ｱ≧x ! ! | ! i! ﾊ
.′ .! ! r,ィチぅミﾄ|! ﾊ. | ! l ',
| | | Y ら:::::ﾏヾ|{ !_｣zL_| ! i i !
| | | .|.!. ゞ之' { ∨| 'ｨﾁぅﾄヽﾘ .! ﾊ}
| ./ ! .ﾄ从 Ⅵ.らﾏ/ｲ/ ,ｲ | |!
i/ __｣ ﾊ｀ヾ u __ ' ヾ`" //' ./ .}ﾘ
/／.:.:∧ .! <__/ / ／ /'
ハ.:.:.:.:.:.∧. ! . イ ./
／ ∧.:.:.:.:.:.:| | ＞ . _,...＜! ! /
∠＿_/_∧.:.:._/｣ !｀ー､ L__.:.∨| /
,ィ≦三三≧x￣ ! ト . i!/ |.:.〉| .′
∠三三三三三ﾑ .! | ｀{― '＼｣ |
,:仁三三三三三三ﾑ / !fニニrｭ､__ ! ﾊ＿
r― ´＿＿＿ ｀ ＜三三V ﾘ //{ヾ:ﾄﾐ.| {ﾏ三≧x
{_,ィ≦三三三≧ｭ､ ｀ヽ./ / /:{イヽヾ､∨ ヽ}三三ﾆヽ
∧三三三三三三≧ｭ､/ / /ヽ!ﾑﾍﾍLﾑ.＼ ＼三三.ﾑ
{ﾊ.＼三三三三三三ﾆ{ { ∠三三ﾑﾍﾍﾆﾑ. ＼ ヾ.三ﾆﾊ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿＿＿＿＿
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::/ ⌒ ⌒ | …………
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::::::〉 （ ○） （○）|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:（@ ::::⌒（__人__）⌒)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |r┬-| |
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ `ー'´ ／
.:.:.:.:.: ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
.:.:.:.:/ | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
.:.:.:.i. | ＼/ﾞ（__)＼,l i .l
､ー-､＝ミ ､＼ヽゝ､ 〃
＞≧ ｀ ー-､ヽ :. ｀Y jｲ
￣｀ミ .､ ＼ ﾘ ﾊ 更にはシスター・カリムの 予言を利用し……
´／ Zー- ミｿﾍシヽ .!__ﾉ
彡'´ 彳´ ゞ＝ﾐ､ ヽK, ﾉ┘ 冒険者ギルドに匿名で 中型出現や 災害発生の
／ノ .＞=ﾐj i|j,ｲ彡
Y´￣ヽー-<! !__,:'⌒Y 現場周辺に 無意味な依頼を出していた者が
.j }::) ::. ゝ-- ' 人__.ﾉ
ﾍ.ゞノ rﾍヽ Y､ 〉/ 特定できました…… 貴方の教会の関係者ですよ？
j,:｀ﾘ ト､___＿_｀二,'
::ﾚﾞ ＼＋-+-+-{
ミ:.､ ｀ー￣:..´￣,ﾉ
"'''- ．._ヽ彡ｿ,, ,,, ,,, ,|
////// ＞z､｀ー＝ﾁ
///////////＞z､＼
/////////////} |／
ー.､//////////| |}､＿
///＼////////ﾊ :.///￣＼
／ .／.:.:＞ 7 ｀ヽ ｀ ＜.:ヽ. ヽヽ
/ /.:／´ .' ヽ ｀ヾ ', ',
./ / ´ { ヽ ', ',.',
′ ムl ', ヽ i | i
..' | |./ｰｰ! | ', | ', ', | !｜ ！？ そ、そん……な……！
.' ! || ∨ { ', l ', ', .! !｜
| | !| ∨ﾊ } ﾊ i ! ! !｜ （だったら……私は今迄……）
| ! .! ―‐ﾊ!＝=z⊥_.ﾄ, ﾑ斗=＝ﾊ┼―! i! |
| | | ∧ .| .{ ∨ | .}! ! .|| |
| | | .∧ K'ﾔ7テ不 ヾ.∨,ﾘ う7ﾃ下...> l ,ﾘ |!
.! ! ! ∧ ﾍ.` ﾏ壬ﾉ }/ .ﾏ壬ｿ './／! ./ !!
.∨.| i! ＼ゝ /' 〃 ./ .||
Ⅵi |i 圦 u .! /7 / .|.!
ヾヾﾊ |.:.:＼ ‐ ‐ ／:/ ∧ |.l
/ ／ﾊ |.:._｣ {＼ . ィ }!:.:i /.:.:＼. ! !
<´.:.:.:.:ﾊ |´ ! ＼!＞ __ ＜ !／|｀.| |.:.:.:.:.:.:>∧
从 ヽ / ﾐ,',',',',',','刈
ﾒﾒ ,ィ '二 ヽ ､ l l ,ィ'ニ二こ入 ヽ!,',',',',','N
刈〃 ´,ィ ´`ーこュ,.八 ,,〃,ィ',ニ,'ヽ､ .ヽ!,',',',',刈
/ ヽ ,r==t､/ /´ e ｀ヽヽ ﾍ,',',',','IV
r==l lｨl⌒ﾄ l 廴＿__ノ l==t!,',',',','ﾄ` ……神父 いく夫……
./ ﾊ / l l .ヽ ､.,_ ノ l,',',','从
ヽ ＿___ノ l l＿_l l `ー弋く" l,',ィ1'` もう一度 言いましょう
l / l ヽ .l ヽヽ Y,r1|
ﾒ l/ l .ヽl ヽ ＼ﾐ l/ .l !
刈 ､. ! > ヽ ヽj ﾒ/ "これ以上 神を冒涜するな"
.l刈 ` - - ' ,ィ1 ヽ l //
..l刈:, 弋ー--- ────一 ' "´ ﾚ' ,;刈//
. 川 ヽ-┼十十十十十─十 ﾅメ 川ノ! それが 分かったのなら
`ヽ川 `ー------------‐一’ 川ﾒl/
l ヽ川 ` ー -- ─── -- 一 '´. i川/ l 今直ぐ 此処を出て行きなさい
l .弌川 川川ﾒ" .l
l. ___守川川川川川川川川川メ--､ l
, - '´ `:弌川川川川川川川メ x ` '-､
l `下川川川川刈メ" / ` '-､
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／´ ヽ :::
ﾌ彡三ニ＝=-ミミミミﾐﾐWミW杉彡彡三ニ＝=彡W彡ｲN
彡彳ニ彡''´￣￣￣¨｀ー=≠=─''¨￣￣￣¨`'''ァ＞ヾミシ
Σ彡 ｲ :::::::: ､ i li Zミミ三ﾐ
彡 彳ﾘ :::::::: ＼ ヾ {;! } z= ,ｨ , ヾ彡 ,Zﾉ
ゞ /! -=＝ミ ｰ- ヽ } i! /／ ／,ｨ＝=- }ィ ./
Y⌒}! '':::::::＞''￣￣｀ヾ＼|..i!../ ,z三≦─ ､ .ﾚ⌒! は？
! }ﾄ|＼__{{弋￣t__ｧ-z}ﾊ;;;;;;;;;;Y x t__ｧ￣フ}}__／! il ﾘ
! i! i ::::人 `ー ==以 ﾉ￣ {! ﾐ== ─''´ ﾉ |! {!
ヽⅵ :::::: ゝ _＿＿ ／:: ﾄ＼ __＿ ／ | ノ
ヾ! :::::: ￣￣.::::::::i ! ヽ ￣￣ ,;/´
,从;;,,::::: ...:::i . : | ! ::.. .;∧
／:::::ﾊ;;,, ::........::::::::::::ヽ::::i .ｨ..:: ,,;;;i::::::＼
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ 五月蠅いって 言ったんだよッ！
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼:三::／i:::| 去年 司祭に成ったばかりの癖に 調子に乗りやがって！！
|:::::::〉（ ○）::（ ○）.|
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒) 此処まで苦労して 魔石を割り続けたのに
| u |ｉ|!i|!| |
＼ ｀⌒´ ,／ 昇格の間近で 神父を辞めれるワケ無いだろ！？
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
､-≦_ー‐ -=ﾆ`ー､ヾ,ヽヽﾄ､ヾﾖヽ'i Y,r‐'‐ｲ
〉三_‐_´＿ `ミ､_ヽ`ミﾄ､ﾄ_ﾐ;;W_ヽi ﾘ∠'-三!,
彡ﾗ'_´-_‐' -‐三ミｰ_-ミﾐr' `"┴ミﾐﾐ≦
〃彡-_ ,-__ヽ≡_－ヾミ{_ ﾄ＼､!
ﾑ,∠／-,-',,.-, |彡_／~~≡＿ |ﾊ!ヾ'
}三三{ ／) ﾄ'､'､ `ｰ‐-'_､ , !
. f三三ﾑ !r'( ヽヽ､ ､ r-､ミヾi|!|,-| フンッ とうとう本性を現したか……
f三シ´ } y'/ ＼｀ヽ,ヾ|!､ !ヽﾐﾘｿ|Z!
ﾉ彡ﾞ ヽｯ';:;;:､ ＼ ｀ヾ≧ｷ};=＝iﾘ 最早 言い逃れは出来んぞ！？
:ﾞ /;:;:;;〃_,,､_ ｀ヽ{_ノ'-' !
ヽ, i /;:;:;=､´,=ﾄ､ﾞ_ ,.-､. i
ヽヽ,i' i',彡;:;, ﾞﾄy_`,ｰ-..､ ﾄ､,.＿ 〉
ヽヽ, ＼ﾚ: .:, ｀'ヽ'､'w,_ ｀ヽ､〉"
､ ヽヽ, ｀に;;::; ､ ｀ヽ_~)'r'´
ヽ ヽヽ ヾrシ ヾ_-ｧ‐'
ヽ ヽヽ ヾfｼﾉ, , 〃/
ヽ ヽ＼_,..-ヾｶｿﾉｿｼﾉ｀ヽ､
ヽ､_ソ／）､ ｀＼´ ｀ヽ
ヽミ_-' / ﾉ＼ ＼ |
ヽ ￣ ´ ＼ ＼.
そもそもカリムみたいな立場だと 発想すら無さそうですね
言い訳もクソも有るかッ 全部 事実だよ！！
＿＿＿＿＿
； ／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ そもそも 何で俺より お前の方が先に昇進するんだ！？
； |.::::γ⌒ Ｙノ（ ヽ::::::| ；
； |::::/ _ノ三ヽ､ |:::| ； 俺の方が優れてるって事を 此処で証明してやるよッ！！
； |:ノ（（ ｡ ）三（ ﾟ ）u::| ；
； （@ ⌒（__人__）⌒ @） ；
； | u |++++| ノ（ | ；
； ＼ ｀ ⌒´⌒ ／ ；
； ／ ＼ ；
/ヽ........／／{
/}/::::::::::::::::::::::／し- ､
/ /''':::::::::::::::::::::::::::::／／￣ミ_メ
lゝ':::::::::::::::::::::::::::::／ ∠二ニﾆ メ
メ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／∠二ニ=ミ ﾐｘ
. /／::::::::::::::::::::::::::::::／´ ｀ﾞミ ⌒ヽ ヾ 上等だッ 異教徒が！！
l' {::::::::::::::::::::::::::::: /／ ミ =ﾐｰ
ヽ::::::::::::::::::::::::::{/ __ ミメ, -､ﾐヽ
';:::::::::::::::::::::::::〉／ -‐｀ｰ ｀㍉!ヽ 'ﾐﾒ ､‐-
...:::::::; = ､ｰ}=く::::rt_ｱヾ ／ ´ 〉} }ﾐ ' ＼ ｀
／:::::::::{ }≠={{ ｀¨彡}}／ {´/ﾐ ', ヽ
. ‐／::::::::::::::::ゝ- '::| ゝ-- '＼ ､ ﾐr‐ '/: :: :|
_/´ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:| ／ ´ ヽ ヾ::V:::::::: :| |
/ | /::::::::::::::::::::::::::::::::::::､_｀´＿ -‐ ､ヾ、ヾ/::/::/::::::::| |
r{ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼二二´／ ､／::/::/ /:::::: l
. 八 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ｀ ｰ─‐ ´ヾ／::／／ /: ::::;
／ ￣ミ::::::::::::::::::::::.. ＼ ヽ」」」」」／::／／ .::::::::/
ヽ ー─── ヽ ヽ＼ ､::::::: :／／ .::::: :/ /
rﾍ / ＼ ‘, ヽ'. / / ヽ:: :{ /
∧ / / ヽ ﾄ ',V / / /
｛ ヽ ＼ / '. V { '. /
＼V / | 〉
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ ）
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.| ヽ ホーリー・ショット！！
|::::::::/ ⌒ ⌒ | ）
|:::::::〉 （ ●） （●）| `ｖ'⌒ヽ／⌒ヽ／ ,. ‐- .. _
（@ ::::⌒（__人__）⌒) .／ __ ｀` ｰ- 、
| |r┬-| | , ｨ／ ゝヽ￣ヽ ｰ- '
＼ `ー'´ ／ _ ／ { {ヽ、_ ヽ' ﾉ_,.〉
イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-_ -ｧー- ､＿ ... -‐ ' ヽヽ、｀＞､..ﾉ=┘
／j >-‐ ' ´／ / / ／ _ノ ＼ `ｰ '!
, -‐ 7´/{⌒| ／ _/ ｊ ＞‐'
/ / /／| 〉‐ｆ／ ＼' ! , ' ´
/ ,' > .|/ ﾚ ﾟﾉ | ,.. -‐ '"
/ { ヽ | 〉 ／＿＿ ｔ ,. -‐ ' ´
| ヽ| / ／ ' ` ヽ、 ／
| ｀!/／ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ホーリー・ショット ［単体］［遠］［倍率０．５］.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
,＿＿＿
／ﾞ ｀￣￣｀-,―ー,ﾊ､ _ ,--､ ,_
ｌ | ﾞ//:´::::|(二二,）
ﾞｌ ＼ヽ｀ー―－- - | ,iii,,ゝ:::::|(二二 ）
| _｀､＿ ｡ ｡ ｡.|｡ 。,ii,ｌ iノ￣ヽ（ﾞ~l｀）
ﾞl i ｀￣~｀tーーl＿,_:/：lヽ、_＿_,/-´ フンッ！
ﾞ| i ー´~l:::::::::::::::::/／::::＿,(二)
l i |::::○ ::::○::::: | ,ー´
l, i イ ﾞl::::::::::::::::::::::::::|i:::|ﾍー､＿
く i i |:::(二)ヽ::::::::::|i:::|lﾉ ﾞﾞ ｀ヽ
ﾞゝ｀i ノ ,i⌒i⌒i⌒l~ヽ i￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ｰ､
<´ゝ- (二| ,i l i , |iiﾆ,__i￣￣￣￣￣ i￣￣￣￣￣￣￣￣
ﾞ＼ ,＿,ー´￣ー ,/ /:ﾞヽ,＿,_,＿,,ノﾞ＞ |i:::|y _,ー´￣/
ヽ ヽ, ＿-ー´,,ノ:::::::。,>｀-ーー､,ゝ.|i:::| i ￣ﾞ/
|ｰ,く (,_,ーﾞ￣´ :::::::｡ﾟ::: )/ゝ::／￣ﾞ/ﾞ|i:::| ,i ヽ_」
ﾞ| ヽﾞ＼ ＼:::::::::::::::｡ﾟ:::::::::i/／ ／ , |i:::| ＼i ,l/
ヽイ-｀ヽ ﾞ＼;:::::::::ﾟ｡::::::::｡＼_,／ﾞ。 |i:::| ヽ, lﾞ
＼ ＼ヽ ＼ ﾞ＼ :::::::ﾟ｡_｡ﾟ:::::::｀＼ 。 |i:::| 丶 ,|ﾉﾞ
ヽ,ヽ＿ ｀￣´｀ヽ ﾞl ::::://:::::::::::::::: i＼、|,ノ 丶/
｀ー-､｀￣｀ー,＿/ /:iﾆ, ,ニl::::::::::::::/ / ヽ _,,ノ
＿,-ー´￣｀ー､＿／::::://´:::::::::::::／／ﾞー-￣( ＿,,-ー´￣
／:::::::::::::::::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::ヽ,ヽ ＿,,ー｀ﾞヽ,_, ／ ,＿＿
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::::::::::::::::::::::::ヽ,ヽ ,,ノ／ ／~￣:::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼ ｿ/ ／::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼_/ /::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,_,／´:::::::::::::::::::::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃――――を発動する前に アンデルセンの攻撃.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
なぜ人気出なかったんだこのソシャゲｗ
┏━━━━━━━━━┓
┃クリティカルヒット！！┃
┗━━━━━━━━━┛
_,,.. -―ｰ￢''''''￢―ｰ- ....,,,_ ／ ＿＿
.,／″ ￣''''ｰ- ..,、 ／ .,.. ‐.¨¨￣ ￣¨＼
／ ｀'''ｰ..,, ,／ ._..-'" ヽ
｀'ｰ.._ ／ ._／゛ ｌ
｀''-.., ／ .,／゛ ｌ
_,, ｰ'''''￣￣￣￣¨¨―- ..,,_ ｀''マ │
／ ｀ﾞ''ｰ ,,, ﾞ''-､, │
／ ／.,.｀''ｰ ､、 ｀'-､ !
/ ／,／ ﾞﾞ'ｰ..、 .｀''-､ !
/ ／, '" ﾞ''‐､、 ﾞゝ､ !
/ ,rﾞ,./ ｀''-､. ﾞ''-、 !
! ,,‐／ ｀'-､ ｀''-、 !
! ,ﾉ／ ｀'-､ .｀'-、 ｌ ,i
! ,,彡′ ｀'-、 ＼ / ./
l r'ﾝ゛ ＼ / ,/
k ! ,iシ゛ マ 厶
. ｌ l, ,r./ / ./.. ｀'
ヽ ! ,r./ / ./ ＼.
ヽ .ｌ ,i./ / ./
.ヽ ｌ. .rｿ゛ / ./
ヽ ｌ : ,!′ / ,i′
ヽ . ｌ ,i′ / /
ヽ ﾞL / / /
ヽ .ｌ,″ / . /
ヽ .ヽ / . /
ヽ ヽ / . /
ヽ ヽ / . /
ヽ .ヽ / /
ヽ ヽ / . /
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.| ━━┓┃┃
|::::::::/ ⌒ ⌒ | ┃ ━━━━━━━━
|:::::::〉 （ ￣） （＿）| ┃ ┃┃┃
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ┛
| ゝ'ﾟ ≦ 三 ﾟ｡ ﾟ
＼ ｡≧ 三 ＝=-
-ｧ, ≧=- 。
ｲﾚ,､ ＞三 ｡ﾟ ･ ﾟ
≦｀Vヾ ヾ ≧
｡ﾟ /｡･ｲﾊ ､､ ｀ミ ｡ ﾟ ｡ ･
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃神父 いく夫 は戦闘不能になった .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
ー=ミメ爻}＼
__彡 ヾ 从{
}三ﾆ=ミ 从
/三=‐く ミﾒﾞﾞ｀ﾞヾ =≦
/三ﾆ{ノ└< 'ミ =ﾐ
/::＞￢´ ＼⌒ヽ ﾊツ フン…… 他愛の無い……
＿/´ /廴 >'７ノ
/( ／::. { 三 ゝ ':| 所詮 この程度の男だったか
/7:.: ＼:.:.:＼ ､ﾆ= __ ､ |
....:.´￣{:.ヽ:.:.:.:. ＼:.:.:＼ ヾッ,,,, .ﾝ ｀¨´
...:´ :.:.:.:.:.:.: ヽ:.:＼:.:.:.:. ＼:.:.:ヽ ｰ〈
__...:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:＼:.:.:.:. ヽ.: }‐}::::::,
. ／.:.:´￣＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼:.:.: ﾄ┴ﾊ:. /､
. /´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ﾞく:.|:.:i:.Κ＼＼
. i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:. ヽ:.V :.|::::}:.:.ﾄ､
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.:.:l:::/ :.:.:.:. |:.:.:.:| :.:.: |::::{:.:.| {
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ｙ.:. |/:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:∧ :.: |::::}:.:.|:.:,
(ゝ:.:__ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:./ :.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:{:.:}:.:.:.|::::{:.:.|:.:.:,
こういう類には詳しくないので今回は単語を選ぶのに困りました
┏━━┓
┃ＨＮ .┃
┗━━┛
＿＿＿＿＿ うぐッ そ、そんな馬鹿な……！
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.| アレだけ 魔石を割っていたのに
|::::::::ゝ :::::＼:::／ |
|::::::（ ｡<一>:::::<ー> 何で お前には手も足も出ないんだ……
（@ :.::: ｡ﾟ~（__人__）~ﾟj
| 、 u ;゜.｀ ⌒´,;／゜
／ ﾟ:j⌒ヽﾟ '"'"´(;ﾟ
/ ,＿ ＼ ＼／＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;
神父 『いく夫』 レベル４０/４０
┏━━┓ ､yjｿ从ｲｲｲｲﾂﾂ:::::::::::::ﾒ
┃ＳＲ .┃ ﾄV /ｲ从从ｲｲｲｲﾂ:::::::::::::ﾐ
┗━━┛ ミﾐﾍﾍ//从从ｲｲｲｲ辷=:::::::ﾐ
Zﾐﾐﾐミ /ｲｲｲｲ--ｰz三ﾆ=::::::ｿ
彡,ｲ｀¨''´ ｀Y彡r-､::{
/ jミ､__ f==-＜_／Yｲ｢ ）j
`Y =ｷ⌒{ ＝=y' r / }
人__/ ゝ__ス､ ,;;Yヾ }
ﾄー‐｀ ＼/ ヾ}
ヽt-ｰ- ､ ﾐ/ |
ヽ'''' ,;ｼ |ミヽ 魔石に頼ろうが 誰にも"限界"が来る……
/ヽ rｰ{¨Y'ﾇｼ''' ＞ｲ }､
/ ._ﾑ-ｰ-､----''¨´＼ |┐ ┌‐:::¨／ ＞ ､__ それが貴様と違い 私は遅かったに過ぎない
. / ／ ｨ-＜. || ＼ﾍ::|----|:::::／ 彡'l´ ｀
ﾚ' ／ ,､____）. || l^l|ｰ-‐‐ﾚ.l^ﾚ'¨´ || ……だが……その壁に当たろうと 神と信者に尽くし
/ ／ ､ ＼. || <ﾆﾆ>｡｡｡｡<ﾆﾆ> ||
, | ／ ｀ヽノ || {_}| | {_} || 努力で信仰を深めてゆく事が 何よりも大切なのだ
/ .| ,ｲ_ノ || |, | ||
/ .| （ || | ' , ,' | || 背教者を裁く事で 今が在る私の耳には痛い話だがね
. / .| | || |. || | ||
/ .rf､ .} || | ==||==| ||
. / ___|:::::ヽ､____/. || | || | ||
/ 人/:::::::::::::::::::::::〉 || |. || | || ___
. / / ﾍ:::::::::::::::::::::/. || | | || __ ／ |~|
../ { ﾍ:::::::::::::::人'''''─--ﾑ======j ﾑ======ﾂ----‐‐‐‐'''´ ／ヽミｰ---ﾑ|
⌒ヾ､ | |:::::::::::::j/∧ｰ-､ |､ | ／ ＞---ｲ
j .| |::::::::::::j///| ヽ | ヽ ﾉ | ／ ／::::::／／
./ | ヽ:::::::::////| .{ |zzz`y彡zzz| ／ ／::::::／／
／ | ヽ:ノ//／| ヾ | l| ||.|| 人| ／ ／:::::::／／
| ¨¨¨ ∧ j | ||.|| | ／ ／:::::::／／
： ：
：／ ⌒｀"⌒｀ヽ、： 『貴様は２年前と去年で 結果が何も変わらなかった時点で
：／,, ／￣￣￣￣＼：
/,／/:::::::::::::::::::::::::::::::::＼： 己の限界を察し 努力の方向性を変えるべきだったのだ
：;/⌒'":::..:::::::::::::::::::::::::::::::::|⌒ヽ：
： / /､:::::..:::::::::::::::::::::::::::::/ヽ_ ＼： 現に今の司教様にも 努力の末に今に至る方も居られる』
_＿（ ⌒ー-ｨ⌒ヽ、:::::::/⌒`ー'⌒ ）
━━━`ー──ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー─"━━
__＿ｧー＝ミ｀ー-ﾐ
＿＞ ｀Yf
__≧ {ﾙ /f´ ｀ヽ だと言うのに 優秀な部下を持ちながら……
＞ー-ミ汽ﾊメ /ｆ´ 乂
厶斗≧f^⌒｀ヾﾙｨｱ彡ｲ { ……とは言え…… もはや後の祭りか……
7: 彡'" ￣｀ヾ }
孑斗 ⌒ヽ j′ 辷=ﾐ 汽 テンプルナイト…… 連れて行きなさい
. {_f´ ﾏﾙ {zｨ=＜ 抃｀ヾ {
}乂_ ノ⌒ヾ´frぇj∨__}ﾊr-v'" また 外で並んでいる 信者達に対して
i ′ 人___彡'"ﾊり⌒{
' 仏_ ﾐx , ;/f_彡.ﾘ 神官達に 無料で治療に当たらせる様 指示しなさい
八, '_＿__^ ヾﾏi厶ｒｾ´
__ ∧ﾒー-- ‐彡メ／. /从
. /ニニ=- _ﾊfハｨｲハイ ′
/ニニニﾆ=- ._=≦ ___/
ノニニニニニニニ=_Y {ニ{_
ﾆ＼ニニニニニニﾆ_{--}ﾆﾆハ
ﾆﾆ-＼ニニニニニニ}: :{ﾆ才二＼
ﾆﾆﾆﾆ-≧==＝＝≦ハ: ∨ﾆﾆﾆﾆ_＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃アンデルセン司祭は 一人で来た訳では有りません .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∠二二二ミヽ、
,r/r=r'┬r=ミ、 ｀∧
「「 i | | L__ ヽ「r「|.
r|│ :i | |ー- L_」 | ﾘ! ――――はッ 畏まりました！
l」 r‐ ┘└―=ミ 」f 」
| ト冖l 「f¨￢-トi^「r'.
| | │| | | l i | | 」」
| | |│ | | l l | | | ト
,イ | |│ L| l l | | |./
ヘﾄ､厂 !」__レﾍレ.
ﾉ}r､＿＿＿r―ｲ
. /7仁二二二ﾑ〃!.
ｨ斗示ｬ､ｭｲ彡ﾍ,_
=≧ﾄkｷ刈ｲﾘY/ｨｲミｷ、
xミk｀ゞ'ﾞ゛ｲ"'''´´彡ィ=≧'
. /'7'7 {≧ =kﾑ
/ / ﾉ }ミx ＿__, ､＿＿ i≦ﾐ ……さて……
i ﾒ---k,_.γ⌒ヽ γ⌒ヽ＿ゝﾐ′
| i /⌒´ｰ{i ﾘ^{ }i´〈. }
＼_丿 i.ﾞ ==ィ′ ﾞ ==彳 /丿
ﾉ.､ ､__, ﾄ､.ﾉﾞﾐ
ヽ ／;, i ,ｨ===y､ ヽ !:〈
} .i ﾞ;;,. ´ ｀ニ´ ｀ ;;丿: ヽ
.' | ヾ';:::,,,,,,,,,,;;:ィ´: : . 〉-.､
＿＿メ、 ﾞ､"ﾞﾞﾞ''´: : ' ／///ﾊ
/7ヽ::::::} ,ハ: : _,イ//////入_
////7'′ ,イ///〉: : .r'7/////////,イ＼
//// /////∧: : .|//////// ／////7ヽ
/// ////////77´//////.／////////ﾊ
// /////////{i|///// ／///////////∧
/ /////////{i|////.／//////////////∧
またNHではSRと比べると成長率も桁違いに低いので勝負になりません
／ .／.:.:＞ 7 ｀ヽ ｀ ＜.:ヽ. ヽヽ
/ /.:／´ .' ヽ ｀ヾ ', ',
./ / ´ { ヽ ', ',.',
′ ムl ', ヽ i | i
..' | |./ｰｰ! | ', | ', ', | !｜
.' ! || ∨ { ', l ', ', .! !｜
| | !| ∨ﾊ } ﾊ i ! ! !｜
| ! .! ―‐ﾊ!＝=z⊥_.ﾄ, ﾑ斗=＝ﾊ┼―! i! |
| | | ∧ .| .:::::::::::::: ..{ ∨ | .::::::::::::::....}! ! .|| |
| | | .∧ K'ﾔ7テ不 ヾ.∨,ﾘ う7ﾃ下...> l ,ﾘ |!
.! ! ! ∧ ﾍ.` ﾏ壬ﾉ.,,,,;;;;;;;;;;;;;,,,,.ﾏ壬ｿ './／! ./ !!
.∨.| i! ＼ゝ /' 〃 ./ .||
Ⅵi |i 圦 u .! /7 / .|.!
ヾヾﾊ |.:.:＼ ‐ ‐ ／:/ ∧ |.l
/ ／ﾊ |.:._｣ {＼ . ィ }!:.:i /.:.:＼. ! ! ﾋﾞｸｯ
<´.:.:.:.:ﾊ |´ ! ＼!＞ __ ＜ !／|｀.| |.:.:.:.:.:.:>∧
从 ﾐ,',',',',',','刈
ﾒﾒ ,ィ '二 ヽ ､ ,ィ'ニ二こ入 ヽ!,',',',',','N
刈〃 ´,ィ ´`ーこュ, ,〃,ィ'￣｀ヽ､ .ヽ!,',',',',刈
/ ヽ ,r==t､/ ヽ ﾍ,',',',','IV
r==l lｨl⌒ﾄ l r≡＝=､ l==t!,',',',','ﾄ` 怖がらせてしまったのであれば 面目ない
./ ﾊ / l l .ヽ ､.,_ ノ l,',',','从
ヽ ＿___ノ l l＿_l l `ー弋く" l,',ィ1'` シスター・カリム 貴女の噂は聞いています
l / l ヽ .l ヽヽ Y,r1|
ﾒ l/ l .ヽl ヽ ＼ﾐ l/ .l ! 既に何百人もの信者を 治療していると……
刈 ､. ! > ヽ ヽj ﾒ/
.l刈 ` - - ' ヽ l //
..l刈:, , ,;刈//
. 川 ｀ー‐--- ───一 ' "´ 川ノ!
`ヽ川 ､ ＿_＿_＿_＿ _,.． 川ﾒl/
l ヽ川 i川/ l
l .弌川 川川ﾒ" .l
l. ___守川川川川川川川川川メ--､ l
, - '´ `:弌川川川川川川川メ x ` '-､
l `下川川川川刈メ" / ` '-､
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ 恐縮です しかし意図に反していたとは言え
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ! i! l! .ﾄ､ l.| | | 神父様の悪事に 加担していたのは事実です
i ! ｀ト==ﾄ､|∨!斗＝|七i!´ .| |
| ﾍ |{ ∨ Ⅵ ∨ | ! ! .! | 特に"予測"を 悪用していた事に 関しては
| .' Ⅵﾐ＝气 ヾ. ﾐ＝彡l ,ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝu ､ .l .′ | 最早 お詫びの言葉も 見つからない次第です
.Ⅶﾊ 圦 _ ＿ ,.ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . .イ:Y ./.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
zミ＝ﾐ:ー､＿
≧｀ヾミ｀ー=ﾐ｀ヽjV!_,
7ﾐﾐﾐﾐミミミミﾍヽi |ﾉｿ,
}:..ヾ≧=イ｀ヾﾐｿj,ﾉ从≦
/.::/る}彡ﾞ _ f､!｀ﾞ いえ……それに関しても 心配無用ですよ
＿,へ:::::ﾑ ｀ﾞ ､ r ﾍ＼ゝヽ
,. :' : : : {i : :'.:::::::7, ;, 乂 ﾊ ∨ }､ その"予測"も含め 貴女は多くの命を助けているのです
＜. : : : : : : : : : : :.＼ﾑ, ; , ゝ-.､ヾ ヽ '.|
. : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ＼; ;,ゞ＝=ﾊ. |
: : : : : : : : : : : : : :､ : : ﾊ:::.＼; ; , ;/_! ー､_
＼ : : : : : : : : : : : :.＼ : :}::::r-z＝}:ム ´ｆ:´:￣: .＼
: : :ヽ : : : : : : : : : : : : : :ﾉ.:::ゝイ::ﾉ: . ゝ}: o : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : :}}:::::::::::::〈: : : : : .＼: o : : : : : :.＼
: : : : : ー: : : : : : : : : : :||::::::::::::::::}: : : : : :. ＼: : : : : : : : :｀ヽ
: : : : : :｀ : : : : : : : : : : :!!:::::::::::::: | : : : : : : : : :.＼: : : : : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : : : .:::::||::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : :｀ : : : : : : : : : : ｀ｰ､
: : : : : : : : : : : : : : .::::::::!!::::::::::::::::!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :j
::.: : : : : : : : : : : : :.:::::::::||::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ノ
_ -――-,､
, ´ /≦￣￣/ ト｀､ ､
／ ／ ./＞ ´￣/ ヾヽ＼ ＼
. ' / / ,ｨ,ﾑ/ ! ｀ヾ.､ ＼
/ / /__ / .i!ヾ{ | ! }! ヽ
′ i | ｀ｱ≧x ! ! | ! i! ﾊ
.′ .! ! r,ィチぅミﾄ|! ﾊ. | ! l ',
| | | Y ら:::::ﾏヾ|{ !_｣zL_| ! i i ! えっ？
| | | .|.!. ゞ之' { ∨| 'ｨﾁぅﾄヽﾘ .! ﾊ}
| ./ ! .ﾄ从 Ⅵ.らﾏ/ｲ/ ,ｲ | |!
i/ __｣ ﾊ｀ヾ u __ ' ヾ`" //' ./ .}ﾘ
/／.:.:∧ .! <__/ / ／ /'
ハ.:.:.:.:.:.∧. ! . イ ./
／ ∧.:.:.:.:.:.:| | ＞ . _,...＜! ! /
∠＿_/_∧.:.:._/｣ !｀ー､ L__.:.∨| /
,ィ≦三三≧x￣ ! ト . i!/ |.:.〉| .′
∠三三三三三ﾑ .! | ｀{― '＼｣ |
,:仁三三三三三三ﾑ / !fニニrｭ､__ ! ﾊ＿
r― ´＿＿＿ ｀ ＜三三V ﾘ //{ヾ:ﾄﾐ.| {ﾏ三≧x
{_,ィ≦三三三≧ｭ､ ｀ヽ./ / /:{イヽヾ､∨ ヽ}三三ﾆヽ
∧三三三三三三≧ｭ､/ / /ヽ!ﾑﾍﾍLﾑ.＼ ＼三三.ﾑ
{ﾊ.＼三三三三三三ﾆ{ { ∠三三ﾑﾍﾍﾆﾑ. ＼ ヾ.三ﾆﾊ
Y｀ {∨从,ﾉノ,イｿ彡,ｲ,彡,'´ -=彡
ﾄﾘ｀ﾞ´ , ,＿ ヾ ｀ヽ
/,へ. v/ / ／三=ミヽ ミ ｀ー ゝ 元より 神父 いく夫よりも シスター・カリム……
,ﾞ ⌒ヽ {_j_{ ,ｲ'´ ﾊ_｀ ミ ー=｀ヽﾞ
{{ }´＝ﾐ}{ ﾉﾍ:､ ﾐ｀ =ミ ｀7 貴女の方が この教会の者達から慕われていたのです
乂＿.ノ. :/ : 乂＿彡' ＼:､ヾ '´ヽ ﾊ|
′. :i -::〈 ､. ヾ;,. ＼//}｜ {/ シスター・カリムが彼に伝えた予言は そっくりそのまま
!: : :ｲj: : :i,: ヽヽ: . '.ヽ. ｛ ! ﾄﾞ
|: : _ z: :ー-. ｀_:､ヾ.'.;∨ヾﾐﾉ'./ ﾘ 此処の教会の神官より 私の耳にも入っていました
|: '. r'_￣ ￣ ＝=彡'ﾉ .|ﾊ;;;∨iﾘ / /
|: :7ゞ＝===＝ニイ , ﾉ.∧; ∨´ {
l : : : ー＝＝ミ: : :´ : : : : :i |l};;ﾊ!＼ ｜
∨/, ､ヽヾ! !|;;;;;;} ヾ!
∨//,ｲi |l l iﾊﾊi |! |l ||!i|!;;;〃.: '.
∨//,ll|!!|!l| |l !|!||!|!!j|| !|彡'. : : ＿.ム
ミ}＼＼＼ヾ 厶イ∠二ニ=ミﾒ
爻:::::::::::::ヾｿ/ 三ニ=ミ ﾐ 生憎 彼を咎める為に 我々のテコ入れの
彡:::::::＞ ､}/ッ／／彡 =ミ ﾐ
ﾊ::::/ 三ﾆ=ミ ヽ 証拠は残せませんでしたが 魔物の出現でも
,::::{ ｀ﾞミメ _ヾヾ
{:::::... -‐==ミ､ ∨:/ Ｖ/ 災害の発生でも 速やかに対応する事ができ
. γ⌒V ∠ rtッｰｧ ／ V 勹 }〉
. 弋 ,¨ヽ{ ヽ｀¨／ ノ / 結果的に被害は どれも最小限に留まりました
. {｀7 ゝ _.ノ¨´ ﾐ|ｰ ´ﾄ
V// _ ＼ ､ミ:! !:::, :ゝ ___
. ゝ-─ ' ｀ﾞミヽヾ| |:::::, : :, : : ＼＿＿
ﾊ ヽﾆﾆ=ｰ一 ヽﾞミ ) |:.l ::, : :, : : : : : : : :
/ ::::,｀ ー‐ ´ ｀ﾞミ／ ,.:.:|:::::, : :, : : }: : : : :
..:─┘ :::::,川 i i、ヾヾ／/ ／:.: | :: }: : :, : : : : : : :
. ／::::::::::::::::::::::::ー─‐ :: ´: /／.:.:.:. /.:.: ,: : :.}::::::::::::::::::
......:´::::::::::::::::::::::::{::ヽ:.:.:＼ /:.:.:.:.:. /:.:／.: : /:::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::|';::::.:.:.:.:.:l＼:.:.:「￣ |:.:.:.:.:.:/／.: : :.:/:::::::::::::::::::::
／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ', でも……思えば それらの日には
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! }
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ 事件の発生による 怪我人が……
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! u .-ｧ ´/'
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
ー=ミメ爻}＼
__彡 ヾ 从{
}三ﾆ=ミ 从
/三=‐く ミﾒﾞﾞ｀ﾞヾ =≦ シスター・カリム 良く考えなさい
/三ﾆ{ノ└< 'ミ =ﾐ
/::＞￢´ ＼⌒ヽ ﾊツ 襲撃や天災で 死んでしまえば
＿/´ /廴 >'７ノ
/( ／::. { 三 ゝ ':| 治療"そのもの"が 無意味と成ります
/7:.: ＼:.:.:＼ ､ﾆ= __ ､ |
....:.´￣{:.ヽ:.:.:.:. ＼:.:.:＼ ヾッ,,,, .ﾝ ｀¨´ ですが 怪我人が訪れると言う事は
...:´ :.:.:.:.:.:.: ヽ:.:＼:.:.:.:. ＼:.:.:ヽ ｰ〈
__...:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:＼:.:.:.:. ヽ.: }‐}::::::, それだけ命を拾った者が居たのです
. ／.:.:´￣＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼:.:.: ﾄ┴ﾊ:. /､
. /´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ﾞく:.|:.:i:.Κ＼＼
. i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:. ヽ:.V :.|::::}:.:.ﾄ､
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.:.:l:::/ :.:.:.:. |:.:.:.:| :.:.: |::::{:.:.| {
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ｙ.:. |/:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:∧ :.: |::::}:.:.|:.:,
(ゝ:.:__ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:./ :.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:{:.:}:.:.:.|::::{:.:.|:.:.:,
zミ＝ﾐ:ー､＿
≧｀ヾミ｀ー=ﾐ｀ヽjV!_,
7ﾐﾐﾐﾐミミミミﾍヽi |ﾉｿ, つまり…… その者達は
}:..ヾ≧=イ｀ヾﾐｿj,ﾉ从≦
/.::/る}彡ﾞ _ f､!｀ﾞ 教会に"訪れていなかった"としたら
＿,へ:::::ﾑ ｀ﾞ ､ r ﾍ＼ゝヽ
,. :' : : : {i : :'.:::::::7, ;, 乂 ﾊ ∨ }､ 皆 避難が遅れて亡くなっていた筈です
＜. : : : : : : : : : : :.＼ﾑ, ; , ゝ-.､ヾ ヽ '.|
. : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ＼; ;,ゞ＝=ﾊ. | コレを救ったと言わずして 何と表すのですか？
: : : : : : : : : : : : : :､ : : ﾊ:::.＼; ; , ;/_! ー､_
＼ : : : : : : : : : : : :.＼ : :}::::r-z＝}:ム ´ｆ:´:￣: .＼
: : :ヽ : : : : : : : : : : : : : :ﾉ.:::ゝイ::ﾉ: . ゝ}: o : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : :}}:::::::::::::〈: : : : : .＼: o : : : : : :.＼
: : : : : ー: : : : : : : : : : :||::::::::::::::::}: : : : : :. ＼: : : : : : : : :｀ヽ
: : : : : :｀ : : : : : : : : : : :!!:::::::::::::: | : : : : : : : : :.＼: : : : : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : : : .:::::||::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : :｀ : : : : : : : : : : ｀ｰ､
: : : : : : : : : : : : : : .::::::::!!::::::::::::::::!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :j
::.: : : : : : : : : : : : :.:::::::::||::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ノ
いく夫は皆に嫌われていたので 悪事は全てアンデルセンに筒抜け
その証拠が十分に揃ったので 直々に司祭が裁きに来た感じです
, ' ／.:.:.:.:__/＾＼￣￣￣｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ∧ヽ
./ ／.:.:＞'´ / ＼ ｀ ＜.:..ﾊ .∧ ',
/ /.:／´ .{ ｀ヾ! ﾊ ',
./ /'´ ! ', ヽ ! ', i
' / ∧.| ', ﾊ | | |
.′ .′ | ムミ! | ', l ', ', | | |
| | | l. l ! l ! .', ', ! | |
| | | ! ∨ l ! .! ', i l .| | し、司祭様……
| | .ﾊ| ∨.ﾄ, ﾄ. ﾄ, ! | .l | |
| i ! .! ―┼┼＝=-_Ⅵ ∨ _L.斗=＝―ﾊ┼ ┼ | | 有難う御座います
| | .| ∧ | ﾏ｢ ∨ Ｔ´Ⅵ ∨ l }.! ! ﾘ .!
', ! ! .∧ ! ヾ ∨ | ヾ ∨ﾘ ﾘ ./ / .|
..', .! ! .∧ ＜ニ=≠气 V./ 戸＝=ニ＞ ,ｲ / !
. ∨ ! ! `ﾄ从 }' /'´〃 / |
∨ i! i! |ﾊ｀＼ ! u ./7 .! i|!
∨|i!ﾊ !.:.＼ ― ‐ ／.:l ! i|l
∧{イﾊ |.:.:.｣{＞i. .i＜}|.:.:.l !｀.:...､ i!l
〈´.:.:.:.:.:.∧ ｢´.| ＼| ＞ . . ＜ .|／.｢ヽ! !.:.:.:.:.:..〉|∧
∧.:.:.:.:.:.:.:∧ ! ＼ ｀ ¨ ´ ／ ﾉ | |.:.:.:.:.:/ ! ∧
,;彡ミﾐﾐ;'""'''""'''""""'''''""''彡ミミ;,
ﾌ彡彡;;, ヽ、,, ,..:::.. ,.:' ゞ;;,ミﾐゝ
';彡ﾐｼ,;r==::;,,':.':::::::..,,,;r=ﾆﾆゝ;,,ミ7"'
"'';;彡'",;;;;;;;;;;;;;;,ヽ:::....r;;;;;;;;;;;;;;;;;,,Ｙ"'ヽ, 礼を言うのは 此方ですよ？ シスター
/"'iｼi,;;;;;;;;;;;;;;;;;;',l::::"''!;;;;;;;;;;;;;;;;;,ﾉl⌒"l,
,i /,;"ｿヾ::;;;;;;;::ノ.l:::.."''ヾ:::::;;;;,''"::l ﾉ ﾉ また悪事に加担 云々に関しましても
i., y 'l, ....:::::::l',;'' ;,, ヽ、 ｌ〆/
＼ヽ;'i:. "',;':::::::::....ゝ "'ヽ.,:l /" 責任は 司祭と成った１年目と言えど
＼,'l.. "':::;;;'''"" i''
"l,::.. ..:::l 監督責任を疎かにした 私に有ります
l:::... ｰ -- ‐ '" .::/l
'ｌヽ、.:: "" .:::/ .l
l;;;;;ヽ、 . :.: :::. . : ..::../ ｌ
,r'"l;;;;;;;;;ヽ,,;;,,;,;;;;;;;;;;;;;;/ l"';,
l;（く;l..:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''"" ,;;l)）:l
ｌ;;,"''ー-::;;;;;;;;;;'' _,,,...r'':::::::;;ー;,,
i''"";ii;;:::::::::::::;i::i:ヽﾆﾆﾝ,i,;:,:::::::::::,;l'::ヾ:'i_,,
_＿,,,,,,,.....:.....,i"::::::::::::::;ii;:"'t.,::::::::;;;l /:::::::::;;;;::i'i::;;:::ヾ:::::ー―- ...,,,,,
:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::.ヽ.::;;ii;:::::::';,-:::::;l_,,../;;;'"::::::::::;ii;:::::'"":::::::::'''""''::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::;,,:::::::;;,,::::::;ii;,:::::'":::::::::::;;::,;::::::::::::;;::i;iii::::::::;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::
本来 予言で避難できていなければ死ぬ所を 躓いて怪我した程度で済んだ解釈で
从 ﾐ,',',',',',','刈
ﾒﾒ ,ィ '二 ヽ ､ ,ィ'ニ二こ入 ヽ!,',',',',','N
刈〃 ´,ィ ´`ーこュ, ,〃,ィ'￣｀ヽ､ .ヽ!,',',',',刈
/ ヽ ,r==t､/ ヽ ﾍ,',',',','IV
r==l ｌｨl⌒ﾄ ｌ ､ ＿＿,,ｨ l==t!,',',',','ﾄ` よって 今回は 御咎め無しとし
./ ﾊ / l l .ヽ｀￣￣´ .ノ l,',',','从
ヽ ＿___ノ l l＿_l l `ー弋く" l,',ィ1'` 私の権限で 神官への昇格を認め
l / l ヽ .l ヽヽ Y,r1|
ﾒ l/ l .ヽl ヽ ＼ﾐ l/ .l ! いずれは本教会の 責任者として――――
刈 ､. ! > ヽ ヽj ﾒ/
.l刈 ` - - ' ヽ l //
..l刈:, ,-─────────-､ ,;刈//
. 川. ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 丿 川ノ!
`ヽ川. ｀ー ------------─ ´ 川ﾒl/
l ヽ川 ` ー -- ─── -- 一 '´. i川/ l
l .弌川 川川ﾒ" .l
l. ___守川川川川川川川川川メ--､ l
, - '´ `:弌川川川川川川川メ x ` '-､
l `下川川川川刈メ" / ` '-､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃教皇 ＞ 司教 ＞ 司祭 ＞ 神父 ＞ 神官 ＞ シスター ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
o _ -――_...ニニ.._―- _ ○
〇 .／ ,..r‐＜＿＿＿＿≧x ｀ ､ あ、あのッ 司祭様！
｡ ／ ／＞| ｀ヽ ＼
／／ /'´ ﾄ､.l { ﾊ u ヽヽ その御言葉は嬉しい ……のですが
./ ｲ .' | |＾´∨∧ ﾄ､＼ ,イ i ﾊ
{' / / ! .i! ! ∨ﾊ ∨＼＞＜ | | | 昨夜の夢で 私は神託を受けまして
./ /| ! ｀|ﾄ| ＼ト､ X´,ィ―-ミ! | l
|./.｜ .| |N`ー―__ ////////////! l | 話を聞いて頂いても 宜しいでしょうかッ
{' | ! N /'￣￣////＞―く .! | !
| | |//////＞ ´ ＼ / ,ﾘ | （断るのは怖いけど コレは譲れない！）
| ∧ .|. 〈´:/ } / ∧ ﾟ〇
∨ ﾍ圦 し V ノ ∠__ ∧
∨ .!.!＼ ヽ , r＜/ /:::::::::::ヽ. ∧
＼从 |￣:＼￣￣ヽY.／ i'::::::::::::::::::| ＼
｡○ | |::::::::::::ヽ 〔况/__ {ニニニニ> ヽ
./ <ニニﾆ彡ヽ/{7―､∨/{:::::::::::::::::/ ヽ ﾊ
/ ィ7 ＼::::::r―く）::{ニ }Tヽー＝::f ＼ } ./ i!
i／/// | ∨{ ニ}::::Tヽ_.ノ/:::::}}￣ヾ|＼ ヽ/∧ ||
{!/ | ! ﾊ. |∧ ブ:::::|||::ヽ/:::::〃:::::::::} } /∧ }.〃
__＿ｧー＝ミ｀ー-ﾐ
＿＞ ｀Yf
__≧ {ﾙ /f´ ｀ヽ
＞ー-ミ汽ﾊメ /ｆ´ 乂
厶斗≧f^⌒｀ヾﾙｨｱ彡ｲ { ……ふむ……
7: 彡'" ￣｀ヾ }
孑斗 ⌒ヽ j′ 辷=ﾐ 汽 それは 興味深いですね
. {_f´ ﾏﾙ {zｨ=＜ 抃｀ヾ {
}乂_ ノ⌒ヾ´frぇj∨__}ﾊr-v'" 詳しく話して 頂けますか？
i ′ 人___彡'"ﾊり⌒{
' u .仏_ ﾐx , ;/f_彡.ﾘ
八, '_＿__^ ヾﾏi厶ｒｾ´
__ ∧ﾒー-- ‐彡メ／. /从
. /ニニ=- _ﾊfハｨｲハイ ′
/ニニニﾆ=- ._=≦ ___/
ノニニニニニニニ=_Y {ニ{_
ﾆ＼ニニニニニニﾆ_{--}ﾆﾆハ
ﾆﾆ-＼ニニニニニニ}: :{ﾆ才二＼
ﾆﾆﾆﾆ-≧==＝＝≦ハ: ∨ﾆﾆﾆﾆ_＼
┌┐
┌─┐┘
｜ ｜
┌──┐┘
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. └─────────┘
＿＿＿
, ‐r‐､＿＿_ ｀ ､
.／,ｨﾁ | `￣｀ ｀ﾐ､ ヽ ＼
./ /' ,､ .! ', ', ', ヽ
/ / /┴! | ', ', | i ', ', ……お話は以上です
/ ! i l i! ﾄ_.斗A‐‐| | i
i .' | 丁,ﾆﾆN∨ !ィﾁ:ﾄ,} ! .! ! （……緊張したわ……）
| | ﾊ |代刈 ∨| 込ﾘ '}/! ! |
|.i! ヾ ゞ’ ヾ /'.! .l |
|ﾊ ', ' u ..! .! |
l ゝ. ´ ￣ ／! ｢ヽ. ',
.l | .＞... ／ |.:.! !.:.:.:ヽﾊ
l .|〈.:.:.:.⊥ﾆ´ - ┴| |.:.:／!∧
ﾊ | >_｣ | ! ├'-.⊥∧
/ } /_´,...r‐ﾄ.､._ | .| x≦＞ｭ､
x≦/ /〈.:.:ィ:冂:ﾄ､.:.:> ! |'三/三三ﾆ｀ヽ
,∠三/ ／ ,.///ｲ:.ﾄ, .V lﾆﾑ三三三三ム
,.'三ﾆ./,ｲ ,∠//// |.:|_ﾑ .∧ .lﾏ三三三三ﾆﾆﾆヽ
/三三//ﾆ'´三〈///ﾆ|:｣三ム /三ﾑ |'三三＞´ x≦三ｱ'
. ﾏﾐ＜:〃三三三={ {三三三三｀'三三} !ニニx≦´三三.7
ﾏ:≧ |{三三三三.i i三三三三三三=! |､三三三三三ﾝ
ﾏ三.| ﾏ三三三=| |三三三三三三;ﾘ |=ﾄ､三三三匕,{
}三.}ﾊ ﾏ三三三| |三三三三ﾆｰ=彡';ﾘ〉 ﾏ三三三:{∧
|三三≧zT三三| |三三三三三三＞'ｲ Ⅶ三三ﾆﾊ∧
､yjｿ从ｲｲｲｲﾂﾂ:::::::::::::ﾒ
ﾄV /ｲ从从ｲｲｲｲﾂ:::::::::::::ﾐ
ミﾐﾍﾍ//从从ｲｲｲｲ辷=:::::::ﾐ
Zﾐﾐﾐミ /ｲｲｲｲ--ｰz三ﾆ=::::::ｿ
彡,ｲ｀¨''´ ｀Y彡r-､::{
/ jミ､__ f==-＜_／Yｲ｢ ）j
`Y =ｷ⌒{ ＝=y' r / }
人__/ ゝ__ス､ ,;;Yヾ }
ﾄー‐｀ ＼/ ヾ}
ヽt-ｰ- ､ ﾐ/ |
ヽ'''' ,;ｼ |ミヽ
/ヽ rｰ{¨Y'ﾇｼ''' ＞ｲ }､
/ ._ﾑ-ｰ-､----''¨´＼ |┐ ┌‐:::¨／ ＞ ､__
. / ／ ｨ-＜. || ＼ﾍ::|----|:::::／ 彡'l´ ｀ 成る程…… バビロニア大陸での 危機ですか……
ﾚ' ／ ,､____）. || l^l|ｰ-‐‐ﾚ.l^ﾚ'¨´ ||
/ ／ ､ ＼. || <ﾆﾆ>｡｡｡｡<ﾆﾆ> || 容易には信じ難い内容ですが 本当なのだとすれば
, | ／ ｀ヽノ || {_}| | {_} ||
/ .| ,ｲ_ノ || |, | || いずれ悪影響は ミッドチルダにも及ぶ事でしょうね
/ .| （ || | ' , ,' | ||
. / .| | || |. || | ||
/ .rf､ .} || | ==||==| ||
. / ___|:::::ヽ､____/. || | || | ||
/ 人/:::::::::::::::::::::::〉 || |. || | || ___
. / / ﾍ:::::::::::::::::::::/. || | | || __ ／ |~|
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ は、はいッ ですから 司祭様……
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ! i! l! .ﾄ､ l.| | | 出国の許可を 頂けないでしょうか？
i ! ｀ト==ﾄ､|∨!斗＝|七i!´ .| |
| ﾍ |ィチミ. Ⅵ '仔ぅﾐx! .! | それが事実かを 確認する為にも
| .' Ⅵ.ﾏ__ﾘ ヾ b__ﾝｲ! ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝu ､ .l .′ | 祭壇を探す事から 始めたいのですが……
.Ⅶﾊ 圦 r―.､ .ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . ｀ー'´ .イ/ /.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
ミ}＼＼＼ヾ 厶イ∠二ニ=ミﾒ
爻:::::::::::::ヾｿ/ 三ニ=ミ ﾐ
彡:::::::＞ ､}/ッ／／彡 =ミ ﾐ
ﾊ::::/ 三ﾆ=ミ ヽ
,::::{ ｀ﾞミメ _ヾヾ ……良いでしょう
{:::::... -‐==ミ､ ∨:/ Ｖ/
. γ⌒V ∠ rtッｰｧ ／ V 勹 }〉
. 弋 ,¨ヽ{ ヽ｀¨／ ノ /
. {｀7 ゝ _.ノ¨´ ﾐ|ｰ ´ﾄ
V// _ ＼ ､ミ:! !:::, :ゝ ___
. ゝ-─ ' ｀ﾞミヽヾ| |:::::, : :, : : ＼＿＿
ﾊ ヽﾆﾆ=ｰ一 ヽﾞミ ) |:.l ::, : :, : : : : : : : :
/ ::::,｀ ー‐ ´ ｀ﾞミ／ ,.:.:|:::::, : :, : : }: : : : :
..:─┘ :::::,川 i i、ヾヾ／/ ／:.: | :: }: : :, : : : : : : :
. ／::::::::::::::::::::::::ー─‐ :: ´: /／.:.:.:. /.:.: ,: : :.}::::::::::::::::::
......:´::::::::::::::::::::::::{::ヽ:.:.:＼ /:.:.:.:.:. /:.:／.: : /:::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::|';::::.:.:.:.:.:l＼:.:.:「￣ |:.:.:.:.:.:/／.: : :.:/:::::::::::::::::::::
＿＿＿
. ´ ｀ ､
／ _ ......-――-...､_ ｀ ､
/ / /´.:.:.:＿／ ＼＿.:.:.:＼ ＼
' i !＞i´ ﾊ' ,i ｀＜ヽ ヽ
′ .l .! .! /┴'| ヽ ', `', ',
.! | | i! l | | | .| i ', ',
! .| |＿ﾊ｣＿ ﾍ i! .! | | i| ',. i
.l /l ! |.斗＝≧ﾍ.!∨ .|≦二!￣|| i l へっ？
.! / ! |.<:{´!::::::ﾟ} ヽ∨.!|::::ﾟ}ヾ .|| i .| |
| | .ﾊ ! |`込zﾘ ヾ込ﾘ '| ./ﾘ ! .! |
| | {_ ', ﾄ､l |/ | | ﾊ.!
| | _.〕 ﾊ. ` u ＿' ./ .l l / .|'
l レ.:´.:.| ﾊ ‘ｰ‐' ｲ .! !'
.!／.:..:.:.:.:.:.! |｀ . ／ | |'
/ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:! l__ ＞ .__. イ.:.:.〉 ! .|
./ ＼.:.:.:.:.:| | ￣ ヽr‐1.:.:.∨ | |
/ ＿ > ´| |__ | ｣＼/ .! !
,..∠ィ≦≧x | | ｀¨ !´ ｀ー､| |
./三三三三ﾊム ! |ィ´￣｀f´Y´＞...､ ! .ﾄ､
zミ＝ﾐ:ー､＿ 意外な顔をされるのは 心外ですね……
≧｀ヾミ｀ー=ﾐ｀ヽjV!_,
7ﾐﾐﾐﾐミミミミﾍヽi |ﾉｿ, 元より我々は 貴女を束縛する権利は有りません
}:..ヾ≧=イ｀ヾﾐｿj,ﾉ从≦
/.::/る}彡ﾞ _ f､!｀ﾞ それなのに 神父 いく夫は シスター・カリムを……
＿,へ:::::ﾑ ｀ﾞ ､ r ﾍ＼ゝヽ
,. :' : : : {i : :'.:::::::7, ;, 乂 ﾊ ∨ }､ ……いえ…… 神官 カリムを"その年"に成る迄
＜. : : : : : : : : : : :.＼ﾑ, ; , ゝ-.､ヾ ヽ '.|
. : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ＼; ;,ゞ＝=ﾊ. | ロクに昇格もさせずに ずっと縛り続けていた……
: : : : : : : : : : : : : :､ : : ﾊ:::.＼; ; , ;/_! ー､_
＼ : : : : : : : : : : : :.＼ : :}::::r-z＝}:ム ´ｆ:´:￣: .＼
: : :ヽ : : : : : : : : : : : : : :ﾉ.:::ゝイ::ﾉ: . ゝ}: o : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : :}}:::::::::::::〈: : : : : .＼: o : : : : : :.＼
: : : : : ー: : : : : : : : : : :||::::::::::::::::}: : : : : :. ＼: : : : : : : : :｀ヽ
: : : : : :｀ : : : : : : : : : : :!!:::::::::::::: | : : : : : : : : :.＼: : : : : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : : : .:::::||::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : :｀ : : : : : : : : : : ｀ｰ､
: : : : : : : : : : : : : : .::::::::!!::::::::::::::::!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :j
::.: : : : : : : : : : : : :.:::::::::||::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ノ
／{ ／{／し──ｧ
/ "´ ∠＿＿＿
. }V ／ /
. 刈 ,､, ,, -‐ｰ== ､ ｀ __、 そんな 神官 カリムの初めての我儘……
. V " ミ ヽ
/ ／ ≦ ﾐﾒ､ それを聞かずして 司祭を名乗れましょうか？
. γ ､ γ く¨ヽ ｀ﾞミ , ｰ /
{ /¨ﾞ{{ }}￣￣￣厂ﾉ/¨ ｌ / きっとも神も お許しに成られる筈です
У ゝ- '' ヾ' ヽ ﾉ:/
. ヽ ‐ ' ＼ ミ ／ /
. ＿＿ ヽ ＼ ､ ﾐ ´ }ﾐ′
. l こ￣｀ ヽヾ/ i{＿_
. l i i! ヾヾ -‐ ' ......::::::::ヽ
f:｀::::==┌ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
. |:: ﾄ-r‐ | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
..:弋ﾉl :l | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l､
::::::::::::::::／ /:└‐j＿＿＿＿:::::::::::-‐:::::::´:.
＿＿＿＿
, ´ ｀ ､
／ ,....-―.;､――-..､ ｀ 、
／/ ,ィ´.:.:.:.:.:._/ ヽ_.:.:.:.:.:.:.＞.､ ＼
./ / /.:＞ ¨´ i ｀ ＜.:.:.:.:ヽ. ＼
/ / /´ , l ｀ ＜ヽ ヽ
.' | ! ./ ,ﾑ | | .' ! ヾ ﾊ
.′.| | l ﾊﾍ､|｜ | | i ',
i .| | ! .!`^^^! | i! i! ', | .i ', i
| .! l ﾊ | ! i! |i ', ', l | | | し、司祭様……！！
| .| |_⊥斗＝＝!ﾊ' .!ヾ.､_ﾄ､ ', ! | | !
| ! ! |.z≠＝ミi! ∨ ! ヽ≧トi､_ .! ! i! !
| | | 〈!ｲ:::::::::ﾘ { ∨ l 7:￣ヾv', |` ! ./! ﾘ
| ', l | .込z/ Ⅵ {っ::::ｿ.》 ﾘ .l / l./
| ﾊ ﾄ､ゝ ヾ ゞ= '’'/,/ // /'
./| /ﾊ ', ヾ ,! ／〃 /ｲ /
/ ./／:l ﾄ､ __ ,ｲ/ ./ !
./ .／.:.:.:.:.l ﾊ ＼ ‘ ’ ...イ:У / ! ｳﾙｯ
/ ゝ､.:.:.:/.:l .ﾊf､!｀ . イ.:.:.:.:.:.:l .∧ l
./ / 厂{.:.:.:l i! ｀ｰ､ ｀´ ＿｣1.:.:.:.:.:l !ｲ l
./ / .L/｣ |ｰ-､ ｀ V .!｀ ＜! l ﾊ ﾊ
ないです（ソシャゲ並感）
此方としては 貴女の様な
_/{厶斗≦彡t_
∠⌒ー ＿_ /{／ } }ｲ_ 司教に上り詰めれる程の 器を持った者を
__／ ∠ー ﾄ､ ﾊ/ Z ７
弋 __ー z=￢ ヾｒ ⌒V{ 手放すのは 惜しい限りですが……それも運命
/ ゝ≦ r‐ ⌒｀`´ ',ヾ
ﾌ辷_, j _ ,. ､', 聖王教会の名に恥じぬ 活躍を期待しますよ
>Zｰ ﾁ ＿＼::. {≠ミi
_,. {Y^ヽ7 厂ｱ¨`ヽ:W,.x= }ト _
_,. -=≦二二,{ {ﾊ` =z__｛ ,x=ﾐ }r 'ﾍ__ノ|ヽ二=〕iト .
-=≦二二二二二７: ＼､ ゝ _ノ :', V:ﾘ:∧二二二≧=--- .,_
二二二二二二ﾆ７: : : 八!,ｨ,.: __ 厶_i__〉′:∧二二二二二二二二二〕iト __
二二二二二ﾆﾆ７: : :./ﾆム//i,,{く ＿,. 彡∧: : :ハ二二二二二二二二二二二ム
二二二二二二/: : :./ニニ〕iトk l i ,,,,ー,,;;;;∧:.', : : : ',二二二二二二二二二二ﾆﾆム
二二二二ニﾆ〈: : : :{二ニﾑ {::＞ ．,.斗'ニ!: : : : :./二二二二二二二二二二ﾆﾆ=ﾑ
二二二二二ﾆﾆ＼: i二ニﾆﾑ i / ／ニﾆ| : : : /二二二二二二二二二二二二二',
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二二二二二ニ=/: : :!二二二ﾆ|: : : |二二ﾆ=|: : :.ﾘ二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆ}
二二二二二二ﾆV: :.i二ニﾆﾆ=|: : : |二二ﾆ=|: : /二二二二二二二二二二二二二二ﾆ!
二二二二二二ニ∨:|二二二ﾆ|: : : |二ﾆﾆﾆ/.:./二二二二二二二二二二二二二二ﾆ/
二二二二二二二∧ V二ニﾆ=|: : : |ニニ=/.:./二二二二二二二二二二二二二二ﾆ/7
二二二二二ニニﾆ∧:i二二ﾆ=|: : : |ニニ/:.:/二二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆ/
カリム登場の為に必然な設定なので 深く考えなくても大丈夫です
＿＿＿
_, ´ ｀ ､
, ´＿....-―――-､ ＼
／ ／.:.:.:.:.＞――――｀ー ､＼ ヽ
／ .／.:.|｀ヽ´ ヽ ヽﾊ は はいッ 感謝致します！！
,.' /.:.:／l ＼ ', i ',
/ |.:./ ! ヽ ヽ ヽ ! .! i この御恩は 一生忘れませんッ！
./ ./ .l/ ﾑ! ', ､＿ﾄ＿.Ｌ＿_ | .| !
/ / / !{. ∨_, ドヤ Ｔヽ i! | | .| ﾊ
| ,ｲ .i ﾄ､xﾍﾉ ﾄ､ }ij ＞,ｾチぅｧ! / ! !
| / | ! イﾍヽヽ|u.＼ { '".とzz.ら../ .|―┴―....､
| { ! ∨ {､ij..,.,.ィﾁﾑ ｀ヾ ..:::::::.ij / .|｀ー―――｀ヽ
| | ＼. ＼ ヽ...X代とう . ::::::: ;l.',! .!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
|.l ヽ i＼ ヾ...ゞ''.:::::: .` .oﾟ/| .ﾄ＿__.:.:.:.:.::./＿＿__
|.! ﾄ, ﾊ ヾ ゜。 ..‐ ´ ..//! .!:::::::::|￣￣￣￣｢|.:.＼
|l |ﾊ ﾊ |‐‐≧i‐- .. _／./ | !:::::::::|＝＝＝＝┘.:.:.:.＼
{ / } .| |:::::::::ﾊ ＼_／〈〉| |:::::::::| |! |! |! |! |! |!〉.:.:.:.:.:＞
/ r＜´.| !:::::/ ∧〈〉/.:.:ヽ .| |:::::::::∨ |! |! |! |! |!／￣
/ // ＞'| ./::::/ } ﾊ.:.:..:∧/! !::::::::::∨|｣i|｣i|｣i|｣iト
./ 〈,ィ1|!|!i| ./:::/ |' ,/=ﾐ〈 .| |:::::::::::::∨::::::::::::::} ＼
/ |!|!|!il|!i! /:::::! /.:.:.:ﾉ | ﾄ､::::::::::::∨:::::::::/| ＼
./ /|!|!|!|!|!| /:::::::| ＿__/.:f´＝ﾐ. | |::::＼;ｨ≦:::::＼! !＼ ＼
/ , イ |:::::::/ i::::::/| ｀/.:./ ｀.! ∨:::::::::::::/:::::::::}>{. ＼ ＼
_灸ヽヾヽi ヽ｀´ﾞ´´｀ r -,
,> ,r´￣｀ﾞ´ツﾞ´｀´々, ´ﾞ;,
彡;.ﾞ ヾ, ミ ハッハッハッ 大袈裟ですよ
.ミ . i! ,: =ニヽ、 ,r=ニ=;,. ﾞ;彡ｿ
;｀7/ﾞr∥_,r=-, i|＝|i´,r=ﾍ｀li,. ;彡>, では後に十分な路銀を 用意させましょう
彡l ,:/ヾ_ﾞ _ ._ノ .|l|.ヾ=,. _ ノヽﾞ｀ミｿ
i!ヽヾ´ ￣ /∠_ヾ、 ￣ヽ｀ ｀;/!ﾐ 神官 カリムは直ちに 必要な荷物を纏め
liゝ| |ｿ |三|ヽゝ ヽヾ|/.:i
|l :.| ,r ,_ ＿＿＿＿ _, 7 ,i, yﾞ 世話に成った者達への 挨拶を済ませなさい
ヾ.l/ ﾞ ｀￣ﾞー===―｀￣ ´ ﾞ lｿ
i// , . ヾ、ﾞ,!
ト、// /,. .il||!. ,. liヾ i!ｲ
_,r┤ ＞ 、i!ll|||||||lli!l.|l／.i!ト:、
／ﾞ ,／ﾞ￣￣トﾐー―ﾞﾉ￣ヾ:y,,| ｀ヽ、
／ l::::::::::::::::::::i, i!:::::::::::::｀il ＼
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┃――――約一ヵ月後.┃
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／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ',
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! } …………
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! -ｧ ´/'
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
『潮風の囁き亭』 食堂
| ＿＿＿＿＿ |
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |ヽ ∧＿∧
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| | ヽ （ ´∀｀） ∧＿∧
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |＼ ＼ i＼＿＿_(＿_＿_)＿＿_ （∀・ ）
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |.::..:＼ ＼ |＼i＼ と,, )i
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |.::..:..:..:＼ ＼. |＼|￣＼ ＼ ﾉi|
￣￣ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .＼ |￣ | `┰―― liニニi―┰'￣ |
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.::..:..:..::::..:..::.:..| └┬┬┘ └┬┬┘ └┬┬┘ . |
.::..:..:..::::..:..::.: ￣￣ └┘￣￣￣ └┘￣￣￣ └┘￣￣
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／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ ﾓｸﾞﾓｸﾞ
／ （●） （●） ＼
| ､" ﾞ)（__人__）" ） ))
＼ ｡｀ ⌒ﾟ:j´ ,／
／ ヽ
/ ｱ￣~〉==ﾆ⊃ ヽ
/／ ｀‐‐r´ ﾏ ヽ
/ ／ ﾏ ヽ
|__＿/ ＿ ＿ _ l ｝
｜ , - rｲ〕:.:: .: .:.:.r久=､- ､} r=､ｧ/
￣￣〈 く:.:.:....:ｔァ:.:.::.:..c:.:ﾍ _ﾌ し Y ￣￣￣
＞- 二二二二二 -く.＿.ノ
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┃後で探す事にした為 とりあえず 食事を楽しむ やる夫 ┃
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／ ／ ,＿＿＿＼
., ' / /.:._ -―=‐￢､
/ / /´ }zi |ﾊ
./ ／ / ./ ,ｨ /ヾ} | .∧
/ ／ /＾! / ./ ７/,< // ∧
./ ／ { l / | ! //' ヾ// / }
/／ ＿..∠/ヽ| ﾊ 从/ 込zｭ./ｲ ,ｲ .! ﾘ
.／ r.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.}／! | ヾ{' { !/./ ,ｲ/
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ | .l u .>./／〃
. ／ >.:.:.:.:.:.:./‐ ､ ! ! ､ ,r｀'´ ／'´ /'
／.:.:.:.＞'＾ー ､ | |/|＞ｰｲ
./{.:,r≦――.､ ! | .! /
<.:／:::::::::::::::::::::::＼ ∨ ﾄ､! {
／.::::::::＿＿::::::::::::::ヽ∨ ﾊゴ .ト､
:＞_´,..-――-｀.＜::::｀i ∧ヽ ヾ::ヽ
＜:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ＼l i_〉ヽ ヽ::ヽ
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼! |ﾍﾍ:＼ ヽﾊ
. ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::ﾍ.ﾍ::::ヽ}ﾆｱ ｷﾞｭｯ
＼r≠＝＝ヾミ､::::::! !:::::} }}:::::::ヾ
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┃無論 見知らぬ男性に 私用で声を掛けるのには 慣れていないカリム .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ ﾓｸﾞﾓｸﾞ 『御食事の所 すみません』
／ （⌒） （⌒） ＼
| ､" ﾞ)（__人__）" ） )) （やっぱ美味いお……）うん？
＼ ｡｀ ⌒ﾟ:j´ ,／
／ ヽ
/ ｱ￣~〉==ﾆ⊃ ヽ
/／ ｀‐‐r´ ﾏ ヽ
/ ／ ﾏ ヽ
|__＿/ ＿ ＿ _ l ｝
｜ , - rｲ〕:.:: .: .:.:.r久=､- ､} r=､ｧ/
￣￣〈 く:.:.:....:ｔァ:.:.::.:..c:.:ﾍ _ﾌ し Y ￣￣￣
＞- 二二二二二 -く.＿.ノ
_ -――‐- _
, ´ ＿＿＿ ＼｀ ､
／,r＜.:＿＿＿_:ヽ ヽ ヽ
／ /｣ ｀ ヽヾ ', ﾊ
/ /',ﾑ ヽ ﾄ､ l ', i i 少し お話を伺っても 宜しいでしょうか？
/ / | |ﾍ i! .!-ヽ=ﾄ=|- .! .|
' / { 斗=＼ヾ∨≠iチぅﾐx ﾄ､ ', （この村の数少ない冒険者……それなら……）
.| .! ∧ ﾍ ,ｨ＝ﾐ`｀＼ ﾏ_ﾝ,.!' ﾚ' ',
.| .ﾊ ヽ ヽゞﾏﾑ /'| !―┴..､
! { ＼ ＼ハ ` ､ァ ,./ |.:.:.:.:.:.:／
Ⅵ ∨ .| l＞......＿／/ /.:.:.:.:.:/_＼
ヾ. ∧ _｣ ﾊ＿_f‐v‐/ /＿＿/.:.:.:.:￣＼
／￣ﾚ´! ! ｀T/ / /⌒ヽ.:.:..:.:._＞
＞'´:::::::| /くニ只{. / /:::::::::::::＼´ ＼
＼､ <＼:::::::::／／ /／介i:| { /!:::::::::::::::::::＞-､ ヽ
ヾ＝＝i＼ﾆ／,ィ! く/::://::Lﾊ ! ∧!＿＿_／／::ﾌ1 .ﾊ
∧／／/:::ヽ /:|||::::::::::ヽ! /:::::ﾊ――::::´::／ヽ! }
／ 人 {ー{:::::::::ヽ⊆ヽ.っ::::::::::∨:::::::::::}:::::::::::::／ヽ ﾘ ﾊ
/ ／/ ﾊ!::::＼:::⊆ﾆヽっ}っ::::::::::::::::::::;.ｲ￣￣:{∧ ∨ ∧ }
／乂 / /:::::::::::::/⊂ニ.｀っ|::::::::::::::::_::／ _{＿:::::::|_.｣_/ / Y
. ／／｀ｰ/／f´￣/7::７ﾉ （｀ヽ〉ヽ.iヽ￣ヽ＼´::::::::::::::::!＿__／ヽ !
〈. / ／／/:::::://::::ﾊ＿_У:廴__|.∧:::::::ヽヽ:::::::::::::::| | } }
. ヽヽ / { ,ﾍ_:://::::/__}／: : : : : : ヽ‐ﾍ::::::::::ヽ＞―r1 / / /
} .} ＼. ＼/｀ヽ__/／L_: : : : : : : : :＞｀―r＜ ／/,.∠ -‐ ' ﾊ
／ィ >､ ヽ ⊥o./ﾆ［二］ニﾆ! o＿⊥ﾍ.／／{ r―ｧ‐.ｧ‐ '} }
{. ／ / 人 /.o/T: : : : : : : : : : :｢｢ o ∨ | { ／／ |.|
!/／/ ／ }/,r::':::liﾄ; : : : : : : : : : i::廴.__ ＼_｣ ｀＜＿ /'
{{ .{/ ,//::::::::i: !ﾍ: : : : : : ／ ﾊ::::::::::＼ ∨｀ー―i }
ﾘ .//:::::::::::!: !: :＼: :／: : /:i:ﾊ:::::::::::::＼ ∨' //
//:::::::::::::|: |: : : : : : : : /: :|: :i::::::::::::::::::＼__〉 .{'
/´::::::::::::::::!: |: : : : : : : /: : :|: : i:::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::l: :.!: : : : : :./: : : :|: : ﾊ::::::::::::::::::::::::::ヾ＼
./::／:::::::::::::::ﾊ: !: : : : :./: !: : : !: : :ﾊ::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::＼
／::::::::::::::::::::/: : :!: : : :./: :i: : : :|: : : :ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.／::::::::::::::::::::::::/: : :i: !: : :/: : !: : : : !: : : :.ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::＼
.／:::::::::::::::::::::::::::/: : : :|: !: :/: : :l: : : : : !: : : : ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::/: : : : :!: !:/: : : |: : : : : :i!: : : : ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::/: : : : : |: /: : : : |: : : : : : i!: : : : :ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ （なん……だと……？）
／ （●） （●） ＼
| u. （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ゝ ィ'ヽ
／ ＼
/ ｨ r ﾍ
| `|| ＿＿＿＿ .＿ | |
/⌒ヾ＿＼＿＿／ |〜|ｒ－ ﾉ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃口に食べ物を含んでいたら 即死だった ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第６話：おわり
牛乳を含んでいても即死だったねｗ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 以上で今回の投下を終わります
| （__人__）
| u .｀ ⌒´ﾉ ガチャのラインナップに置いて
| }
ヽ } 大半のキャラの絡ませ方は 決めていたのですが
ヽ､.,＿＿ __ノ
_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､ カリムは例外の一人だったので 別の大陸の
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､ 設定を 考える所から 始めてしまいました
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::| カリムが暮らしていた所は ミッドチルダ共和国で
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
やる夫が現れたのは AUOが治める バビロニア王国です
. ＿＿_ また 今回で察せられたかもしれませんが
／ ＼
／ _ノ ＼ ３択の なのは は当然として ガチャで引いたキャラ達は
. │ （ ●）（●）
| （__人__） 大して やる夫が動かなくても 向こうから接触したり
. . | ｀ ⌒´ﾉ
. | } やる夫のメタ視点に偶然 映って 勧誘されたりします
__,ノ ヽ.ヽ }゛
ｙ彳 ";;;;;;ヽ ヽ'ヽ ノ 何せガチャですからね…… ゲームなら引いた時点で
／ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';, ヽ. ::::::>/
/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';,`ヽ/ヽ、 即加入ですし 本作でさえ 回りくどい範疇だと思います
/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', ,.ｒ`i ヽ、
| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', ／::iヾ;;rｧ / それでは 次回の投下でお会いしましょう！
| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'"', `!;;ﾉ! ﾄ、
| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', ,';;;;|i,.!;;;ヽ.
| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'';;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;ヽ,
;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
（国内だと有名人だとしても国外だとね・・・）
んでガチャだしね しょうがないね
では〜
こんなんリアルでされたら吹きますね
>>879
ブーッのAAの予定でしたが やる夫はマトモなタイプなので中止しました
>>883
ほんとガチャってこんな感じで仲間に成ってるんだろうなと
>>884
ゲーム内の住人からすれば ソシャゲのプレイヤーは皆 トンデモ才能の持ち主ですね……
一時間 以内で終わらせるつもりが結構な時間に
急な投下でしたが 合いの手感謝です！ ありがとうございました
ガチャで引き当てたから加入。の逆転で
出会う経緯が先にあってガチャで引き当てるんだなｗ
ただ投下中にレス返しとかされると気になってしょうがないです…
唐突に仲間入りするほうが変やしな
初手LR引いてたらオリヴィエ（仮称）に逆ナンされてたのか
ガチャで引いた事で結ばれる縁
期待してるぜ
唐突ですが 投下を開始します
１０００が近いので無駄に短くなると思います
余ったレスはキャラ紹介・コメレス等で埋めてゆければと思います
できない夫の宿 『潮風の囁き亭』
＿＿_ ＿＿_
_______|二l二|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|二l二|＿_
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土|二l二F土土土土土土土土土土土土土土|二l二F土|
|土土ｌ二l二F土土土土土土土土土土土土土土ｌ二l二F土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土土|
|Ｊ : : : : ,.'⌒ヽ: : : : : :,.'⌒ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : :＿＿__ : ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : : ,ィニニヽ: :| INＮ｜ ﾚ|
|J : : : :├┼┤ : : : :├┼┤: : : : : : : /Λ 人 Λ', ¨不¨¨ : ﾚ|
|Ｊ : : : : lﾆﾆゴ: : : : : :lﾆﾆゴ : : : : : : : ﾄ|＜(__)＞ﾄ|: :|｢ｌ|.:.: :.:ﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ| ｌ ｌ∨ｌ ｌ ﾄ|: :｀¨ : : : ﾚ|
|Jｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭｪｭﾄ| ｌ ｌ￤lｪｮﾄ|ｭｪｭｪｭｪｭﾚ|
|J : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾄ|_|_|_j_,!_l_ﾄ| : : : : : : :ﾚ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣
『潮風の囁き亭』 食堂
| ＿＿＿＿＿ |
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |ヽ ∧＿∧
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| | ヽ （ ´∀｀） ∧＿∧
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |＼ ＼ i＼＿＿_(＿_＿_)＿＿_ （∀・ ）
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |.::..:＼ ＼ |＼i＼ と,, )i
| |.::..:..:..::::..:..::.:..| |.::..:..:..:＼ ＼. |＼|￣＼ ＼ ﾉi|
￣￣ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .＼ |￣ | `┰―― liニニi―┰'￣ |
＿＿＿_＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__＼. ┃ |＼|＿＿| ┃
────|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__| | |
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.::..:..:..::::..:..::.: ￣￣ └┘￣￣￣ └┘￣￣￣ └┘￣￣
_ -――- _
. ´ ｀ ､
／ ヽ ヽ＼
./ / _. :_｢｀ヽニニニニﾊ ! ヽ
/ r:´:ィ､ ', ＼ ＼ ', | i
./ / .!´ |,ﾑﾍ ヽ ヾ | ! i!
i,ｲ | !| ＼ ,斗､=}ﾄ}|- | | すみません…… 結局
|| | | !|r＝‐. ＼ ﾄ}ィテ卞ﾄ, ﾄ. i!
|| | ﾄ. ! ,ｲrｨﾁ芯 ｀ ﾏz'ﾘ i! lﾘ | 私も頂くまで 待って貰ってしまって
Ⅶ |∧ Ⅵﾏz'ﾘ | .k ∧
| i! ∧ 从 ,,,,, ! ''''' i! |: ＼ .∧
Ⅵ/ ﾊ ﾄ. ,_‐ァ ,.'| |: : : ＞∧
|i!/ | |: ゝ. ／ﾄ､! l＿/ ∧
||{ .! |: : : /rｴﾆ¨´ _.⊥ ! ∨ ∧
|i! ! !ー '_ﾉ Y | L.__ ヽ
|ﾘ .! | ´ ＼__ | __／! ∨::::￣＼ ﾄ､
./ ,.ｨ´| i! 〔三只三〕ﾍ .∧:::::::::::::::＼ﾄ､＼
/ /:::::::! ﾊ /:!介i:ﾊ ＼ ∧::::::::::::::::::ヽ ＼＼
./ i／::::| /∧ ／|: |:|||:|: :|＼ /＼∧::::::::::::::::::::＼ ＼＼
/ ／::::::::::! .〃::::｀´rv⌒Y⌒Y⌒vi｀´::::::ヾ.ﾊ::＿＿＿＿ﾊ ヽ ヽ
./,ｨ――‐‐| ,r―‐xr=i i | | |!::::::::::::::::ヾr――――r' Y ﾊ
/ <´￣￣::／ ニニ⊃ﾍ! i! ! /'::::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::/ | |
/ ∧::::::::;/ -=ﾖ::`==ゞ､_',__/_／:::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::／| .! !
./ / Y!´{ ／::::::::::::::::'┬i┬゛::::::::::::::::::::::::::::八:::イ !| .! ||
/ / /i !:::! ｰr:':::i:::::::::::::::::::::::! ! !::::::::::::::::::::::::::::::/::::::｀く ,ﾘ | .ﾘ
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/ ﾊ | /〃:::::::i! .!::::::!ー――::´,! ! !｀ー――:´/＿::::::::::::::{' } / /
!/ ヽ{ i::::||::::::::::i! ./::::::i!:::::::::::::::／／＼＼::::::／｀ヽ:::ヽヽ::::::::∨ i i
| } !:〃:::::::::::∨:::::::::|ニニ´_／: : : : :＼｀r' ,∠ Y:::ヽ ﾄ､::::i! i! {
!《:::::::::::::::::∨::::/: ⊂ニニニニニニ ≧⊃ / {:::::::i i:::ヽ:i! iﾊ |
}:｀＼:::::::::::::／＝ｨi: :｀ー――‐⊆三三―' ／:::::::::i i:::::::ﾊ ヽ!
〈::::::::`＝＝'ｲ O ||二二二［二］二||{::::｀ｰｲ::::::::::::::::i i:::/:::{
￣￣￣ ＼::::::::::／ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ:::::/::::::::::::::::::i i::::::/￣￣￣￣
｀¨¨´ ∨:::::::::::::::::::::〉〉:/
｀ー――‐'‐'‐'
┏━━━━━━┓
┃Ａ.Ｍ. １０：００┃
┗━━━━━━┛
＿＿＿_ いえ…… 気にしなくても 良いですお
／ ＼
／ ─ ─ ＼ （色々と"例の画面"で 観察も出来たし）
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
┏━━┓ ＿＿ ┏━┓
┃ＳＲ .┃ , ´ ＿＿_ ｀ ､ ┃知┃
┗━━┛ ／ ,r＜r ､＿_.:.:.＞..､ ｀ ､ ┗━┛
.' , / ´,､| ` ｀ ＜ヽ ヽ
.′/ ' /.ﾑ.｣ | l .l ｀| ', ',
| .' .| ﾊ| ! .! ! ! ', | | i',
| | |,rf｢￣.{iト ﾄ,'TT ‐ﾄ | | lﾊ
| | |,≠F丐ヾ∨! 仔ﾐx.| l ! .| |
| .! !i{`込ﾘ ヾ .込ﾘ 1l l l ! ! (能力的には 文句ナシで 大当たりだお
| ﾊ ﾊ` i ./ｲ l |,ｲ/
| ! ﾄ, ｰ ‐ /i /ﾙ/' しかも有り得ない位に 綺麗で可愛いし……
| | |´`i ､ ,.ｲ｀:! /'' |
./| ／:! !.:rL_ ｀ ｰ ´ﾄ;.:.:.:l i!､ ! そもそも 誘える身分の人なのかお？)
./ ＼| |-! ｀ヽ/´ |_:.:! |' |
/ __,r―| | ｀ー | - ' ｀! L._ ﾊ
,∠三ﾊ .! ! ,..-‐ﾛ‐-.､ l ∨≧x
/三三三∨ / <_: ィ.:八.:ﾄ､_>. ∨ ∨三ヽ
./三三三=/ / //,介i:.i. ∨ ∨三ﾊ
/三三三ﾆ/ ∧ .〈/´ |||:ヽ〉 ∧. Ⅶ三ﾑ
.〈｀ ＜三三ﾆ{ i{ﾆ.＼,∠三=|||三ﾆヽ∠ﾆ} }三ﾆム〉
.∧｀≧＝―‐| i!|三三三三ﾆ|||三三三三|ﾘ }ﾆ.-=ｱ
{ ＼三三三| |i{三三三ﾆヲ|||マ三三ﾆ./ｲ ﾊﾆ;イi
癒しの聖女 『カリム・グラシア』 ２２歳 レベル２５/７０ 経験値 ００００/１６００
生命力 １３６０+１００ .右手 神官の指輪(R)
攻撃力 ２７２０+７５０ .左手 神官の指輪(R)
防御力 １３６０+５００ .防具 神官の法衣(R)
敏速力 １３６０ 装飾 銅の勲章(N)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃AAの都合上 身に着けると魔力が上がるが メイスや盾などを追加で持つと ┃
┃ ┃
┃効果が出なくなってしまう 特殊な指輪を 両手武器扱いで装備しています ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿__
／ ＼ （ちなみに既存スキルは こんな感じ……
. ／ ＼
. ／ ― ー ＼ まさに"１プレイヤーに１枚"の性能だお
| （●） （●） |
. ＼ （__人__） ／ 確かレベル３０で 全回復だったっけ？）
. ノ ｀ ⌒´ ＼
／´ ヽ
[スキル]
レベル０１ ホーリー・ショット ［単体］［遠］［倍率０．５］
レベル０５ ヒーリング [単体]［味方］［体力回復］
レベル１０ リフレッシュ [単体]［味方］［状態異常回復］
レベル１５ イクソシズム .[単体]［遠］［アンデット即死］
レベル２０ ブレッシング .[単体]［味方］［能力１．２５］
レベル２５ ヒーリング・プラス .[範囲]［味方］［体力回復］
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃回復魔法の効果は カリムの攻撃力依存です┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿
, ´ ｀ ､
／ ／ ,.r.:.´.:.￣,ﾍ｀.:..､ ｀ ､
/ / /＞‐,､¨./ ﾍ¨ ‐ﾐヽ. ＼
.' .′ i i ﾄヾﾚ! ｀ヾ ヽ
.' .! | ﾊ| ! .i | | | ', ', はァ 本当に美味しかったですね……
| | | t.十--.t-|' ､|_|_.ﾊ i ! !
| l .l ｬrﾃ丐ﾐヽi ﾘｧｭx｀ﾄ i!! |
| ｣ .! |込_ﾘ ∨ん:ﾘ,> /|| | !
| { .! ﾄ､{ , `ｰ' l/ ,ﾘ| i!| 『（軽く言葉を交わした 感じからすると
| _ 〕 ! ＿ } | | ﾘ||
/ ／.:.:.:| ﾄ､ ` ´ .ｲ !ﾙ' } 若干 世間知らずの お嬢様っぽいお)』
./<.:.:.:.:.:.:.| | ` ､ イ ! !
/ ＼.:.:.:.:! ト __ ｀ -r＜.:.:〉 | !
/ ＞‐| | Y´¨ﾄ､／ .! .|
,∠..-‐＜ .! l｀ ー.{‐ ´ ｀ｰ､.| !
／:::::::::::::::ﾊ:ヽ l !≦￣〔〕￣≧x l ﾄ､
. /::::::::::::::::::::::ﾊ::::∨ /＞イ´i ヾヽ:__〉 ﾊ .{:::ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃実際 旅立ちまでカリムは 一度も街から出た事が 有りませんでした┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ ｿｳﾃﾞｽﾈ （だとすれば…… 身分は違っても
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 会話次第じゃ 旨く誘えるかもしれんお
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 此処からは慎重に 言葉を選ぶお）
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃彼が気付く事は無いが コレってガチャなのよね┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-―――- .._ , ､
´ ＿,ィ―‐::／ ＼
／ / /':::＞―／ ヽ｀ヽ
./ / /／ ﾊ ∧ l ＼
/ / /' ﾑ/,ﾑ .! ! ヽ
.′ ′ ′ | ! .| .| | } i ',
| .| i i /_/＿__ .| ﾊ ﾊ / | ! ', ……ッと 名乗るのが 遅れましたね
| ,r! ! rf´/￣￣｀ﾄl ', /ﾅTﾊ ! ! l
| /r| | | ﾚ,笊丐ヾ ﾘ ! rｲﾐx./} / ﾊ ﾘ 私は "ミッドチルダ共和国"より参りました
| .{ { ! ! K/::::::::::} } ,|:::} 》!.l ﾊ ﾘ .}'
| ＼! .ﾄ ! ヾっzｿ ,'/ ﾋﾘ !.!ｲ } / 聖王教会の"カリム・グラシア"と申します
| ! .| ヾ /' . | / .|/
| ! .| u. 〉 l !
| ／￣::| ﾄ r―ｧ ｲ |
／::::::::／:! | ｀ ､ ｰ ' ／ ! |
〈::::::::／:::::::| ト ､ ｀ ＿ ／| ! l
/｀／::::::::::_;! | ｀ ー.f'}:::::＼.l | l
／:::_ -‐ ´ | ﾄ､ | l｀ヽ､::l | |
∠､ ´ .! ! ｀ ー―〈 .! .| |_
＿＿＿_
／ ＼ （知ってた）自分は "やる夫"と言いますお
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 聖王教会は…… オリヴィエ……様の……？
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ゲーム内で "聖王女" 『オリヴィエ・ゼーゲブレヒト』 が存在していたので知ってた .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
// /.:.＞ ´ | ｀ ＜Y ',
/./ /／ ,ム.! ! | l ',
./ .' i' .'^^`! .| | l ! ! ',
i i | |! | ! | ﾊ ﾄ. | .! .! | なんとッ 御存知でしたか！
| ! ! .ﾊ_L≠＝ト | ｢ Tトﾊ､ | .! |
| | | ,.f´{ N＼ l ヽ ｣_!｣. ＼ |! } | l 聖王教会は ミッドチルダの国教とは言え
| .! ﾊ | ,ィ≠气 ＼ｌ F―-ミ､ iﾘl ﾘ/!./
| ﾊ ﾊ K ´ ヾ /./ .// }' 外国での布教活動は 行っていませんが……
| |ﾊ ﾊ､iゝ /ｲ //
| ||.∧ ∧ヾ ' / /ｲ| 何処で 名前を御知りに成りましたか？
| |||,.ィ! ∧. ＜.ｱ .ｲ ハ|.!
.,| ／.:.;.'l ∧ﾄ､ ／/ .':＼.!
/ﾘ<__／.:.:l ∧ ｀ ._ イヽ/ i､:／ !
.// 廴.:.:.! ﾊ､___ ￣ _⊥ｫ| |.:〉 |
// ｀! } ｀ヽ /´ || |' ∧
.. ＿＿＿_ え〜ッと やる夫も外国人でして……
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） 旅の途中に 偶然 耳にした感じですお
／ （__人__） ＼
| u ｀ ⌒´ | (やべッ こう切り返されるのなら
. ＼ ／
. ノ ＼ 知らないって言った方が 良かったお)
／´ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃この世界の"単語"は人並みに知っているが 設定は何一つ知らない やる夫くん .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
./ / /＞―' ヾ､
/ .' /' }'ﾑ i ヽ
′ ! .' / ,.ァ'-､| ! ', そうですか…… かつて大陸を救った
' ,.! i i '.ｬ'7ｱﾐﾘ } i!.!
i / （_| | | .|' {ｿ /{ /./ !| 英雄として信仰された 方なのですが
!.／ ,...ィ:{ ﾊ !从{ ∨}/ ﾘ
／ ／.:.:.:.:.}/ ! .| ｬｧ'´ /' 別の大陸には影響を 与えていません
.／ ゝ､＿.:./､__∨ !,､ /´
/ _.:.:.:.癶 ､ ∨∧｀T
. ／,f≦三≧ｭ､ ｀ヽ} ∧ |
〈.:/三三三三ﾆヽ .! ﾊﾊ
./＞ ´_,r‐‐-｀ ＜ム| }､ﾊヽ
'_..イ´三三三≧xヾ | |ﾑ ﾏﾊ
ﾏ三三三三三三ヽ| |ﾍﾑ ﾏﾑ
`マ三三三三三ﾆﾊ ﾑﾍﾑ }ｦ'
__ _ . -─- .
_ ´ ヾ 丶
_,ィ≦/ :≧z._ ､ ｀ヽミ､
〈////{ }////〉 } ; }ヾ{
V//∧ ｲ////｀v{ ﾄ ハ
7///≧=≦///「丶〈 } |ｲ/}ﾉ
｀７/7ﾑ''^ヽ｀V∧丶}_/ |//
. /// Vﾐ=≠"V∧ }ｉ |"
/// _}"＿＿ V∧._}ｌ |
. /// {ニニニニV∧从 |
/// _ . イニニﾆﾆﾆﾆV∧≧.{
_ .. -=彡 ´ｲニニニニニニニﾆV∧ニﾟ｡
_ .. -=≦ /ニﾆ}ニニニニニﾆﾆ/}//}ニﾆ｡
,ｲニニ厂￣ ¨}¨ ￣￣{ﾆ}//}ニニ≧､
. }Vニニﾆ{ : V}//}ニニニﾆV{
〈__.}￣￣ } i }}//}´￣￣￣{__〉
_〕 -=＝ j i! }}//}{ - ==- 〔
｀ヽ l{ ＿__j___＿＿ }}//}Ⅳ´￣ ¨7
}二二}ヽニニニニニニ}}//}ヾ}i二二{
{i i} }ニニニニニﾆ}}//} i{ }
} { /ニニニニニﾆ7/7{ } {
{ ＿ ﾚ'ニニニニニﾆ///ﾆ} { ＿ }
Ⅵ /ニニニニニニ///ﾆﾆ} } Ⅵ
}} /ニニニニニニ///ニニⅥ {{
}/ニニニニニニ///ニニﾆ∧ {{
. ／ニニニニニニ///ニニニﾆ∧ /}
┏━━━┓
┃カリム .┃
┣━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃それにより 御本人の意思や 当時の親族や関係者の判断から オリヴィエ様は .┃
┃ ┃
┃あくまで共和国内での 英雄として信仰する事にし 今に至っていると言う訳です ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. ￣￣ ._
., ´ ｀ ､
／ _ .....-,､―-..... _ ＼
/ ,..＜.:.:.:.:_/ ＼‐- _ヽ. ヽ
./ / /´.:.:＞ ´ .' ｀ヽ ヽ よって私は 此方で布教活動を行えませんが
/ ./ l:.／ ∧. ! | ', ヽ ', ヽ
.' ' l' | /ヾヽ! | l ', ',. ', 聖王教会の名 自体を 広める事は出来ます
| | | ,l l`^^"| ! .| ! ', ', i !
| | | i ./｣l_＿_｣_ﾄ､ ﾄz=ﾄ=-､! ! ! l .| やる夫さんが "その名"を偶然 聞いたのも
| i .!.,ィ´i { l l ∨ | ＼{ ヽ | .! | | .ﾄ, |
| .ﾊ l | .! ﾍ! ∨! }ﾊ .|.|| | | } ! 恐らく 私と同じ意志を持つ者の 影響でしょう
| ﾊ| ﾄ､ﾍL＿＿zｧ ヾｰ=≠' ハﾊﾘ ,! ! ﾘ
./| / l .ﾊヽゝ. i ﾊ/./' /.! //'
/ .| /_,r'ﾊ !ﾊ､ ' ,ｲ 'ｲ/ |/
./ ／.:.:.:.:.∧ ! ﾊ' iヽ ー ' ／.!! /' /'
/ <.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ | .ﾊ'‐ ､_｀ _ _,.イ.:.:｀|! !
./ ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:.:._|! ﾊ ｀ ー､｀/,ノl_.:.:.:! |
/ / 〈.:.:.:.:＞ ´ .| .ﾊ ､ V .ノ ｀ | |
. / / > ´ | | ｀ ー- {´ | ｢｀ー ､
＿＿＿_ ふむ…… 成る程ですお……
／ ＼
／ ─ ─ ＼ （普通に納得してくれた みたいだお
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 見た目に違わず 純粋な人なのかお）
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ ……ッと すみません
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ,! i!､l! .ﾄ､ l.| | | 私ったら また 脱線してしまって
i ! ,L==ィ/∨!.ト＝|‐トi! | |
| Y´|ィチミ Ⅵ '仔ぅﾐx! .! | 只でさえ 待って頂いたのに……
| .' Ⅵ.ﾏ__ﾘ ヾ b__ﾝｲ! ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝ ､ l .′ |
.Ⅶﾊ 圦 u ..ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . ´ ｀ イ:Y ./.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃何気に 緊張していて一杯一杯な カリムさん┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
それか公開されてても見てないor忘れてる
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ （女神かお？） いえいえ
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 別に 急ぎの用事も無いんで
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ 気遣いは 無用ですお……
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | それより 聞きたい事って？
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
>>918
ガチで地名とカード絵とキャラ名しか分からないガバガバ過疎ゲーです
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ はい それでは……
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ! i! l! .ﾄ､ l.| | | 本題に入らせて 頂きますが……
i ! ｀ト==ﾄ､|∨!斗＝|七i!´ .| |
| ﾍ |{ ∨ Ⅵ ∨ | ! ! .! |
| .' Ⅵﾐ＝气 ヾ. ﾐ＝彡l ,ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝ ､ l .′ |
.Ⅶﾊ 圦 _ ＿ ,.ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . .イ:Y ./.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ', この "漁村ファウスタ" 周辺で 場違いな
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! }
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ "祭壇"を見掛けた事は 有りませんか？
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! -ｧ ´/'
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
＿＿＿_
／ ＼ 祭壇……あッ……(察し)
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃知ってはいたが 正直に答えて良いか少しだけ 迷った┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, ´ /ヽ＿＿ ｀ .､
／ ,r≦/ ヽ三三≧x. ヽ
. ' ,∠＞´{ ｀ ＜ヽ ', ヽ
./ / ´./ ﾑi ', ｀i ', ',
/ / | .!^^! | .', | ヽ. ! i ',
./ / | ﾊ | | i! i! ﾄ, ', ! ! !
' / .! 斗rf＝.ﾄ|∨ |fTヽ＝ト､ | ! |
| .' ! .',. | {' .N ∨ |,ﾘ ＼ﾄ,! i! .! .!
| ,! .| .∨ |ｨ≠气 ヽ! z≠ﾐx.}! ﾘ .l |
|ハ | ∨! i // l .!
{ } i! ﾊヾ /ｲ ! .|
Ⅶ iゝ. ﾏ__ｱ ,ｲ! l .!
ﾊ! ｢.:.＞i . , ィ´.:.:l ! ∧
/ﾊ! .|.:.:.:.:fｰ-､ ｰ,´-'^i.:.:.:l ﾄ､ .∧
/〈.:| |;ィ ^ヽ､__.Y _. ィ^ヽ:| |.:.:〉 ∧
./___.〕 | | .! ト､}_ ∧
.,x≦三∨ !ヤ≦三ﾞ只三≧:ｧ| l ﾑ三≧x
,∠三三 7 | `ｰ"7:/ i:.｢`ｰ' | ∨三三三ム
∠三三三7 .| ,/:/:介i.:i､ | ∨三三三ﾆﾑ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第７話：祭壇の勇者
『漁村 ファウスタ 冒険者ギルド』
∩
／∪＼
／／|:::l＼＼
／／ .|:::l ＼＼
／／ .|:::l ＼＼
／／_＿＿＿|:::l＿＿＿＼＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／／―.┌―┨:三::┠―┐‐.＼＼ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
／／ .|:| ┃:三::┃ |:| ＼＼ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
／／ ∨ .|:| ┃:三::┃ |:| .// .＼＼ｪｪｪｪｪ[三三三三]ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ[三三三三]ｪ:＼
<／|:| .∨ .|:| ┃:三::┃ |:|// .|:l ＼>ｪｪｪｪ::| r――ｫ |:ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ| r――ｫ |ｪｪｪ::＼
＼|:| .∨ l:| ┗:┯::┛ |:|/ |:lｪｪｪｪｪｪｪｪ:| | | |:ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ| | | |ｪｪｪｪｪｪ＼
|:|ｮｮｮｮｮｮｮｮ|:lｮｮｮｮｮｮl:|ｭｮｮｮｮｮｮ|:|ｮｮｮｮｮｮ!|:lｪｪｪｪｪｪｪｪ:| |＿＿_| |ｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ:| |＿＿_| |ｪｪｪｪｪｪｪｪ＼
|:|∨ .＿|:l_＿____|:|__________|:|＿ .//|:|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣了
|:| .∨ 〈三三三三三三三三三三〉./...|:|＼|:|＿＿|:|/ Ⅵ:| |:|/ Ⅵ:| |:|/ Ⅵ |:|/ |::|
|:|ﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖEﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖ|:|ﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖﾖ|::|
|:| ∨ |::::||￣￣|||￣￣||:::| // .|:| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王l. |::|
|:| ∨ |::::|| ||| ||:::| .// |:| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王| |王l. |::|
|:| ∨|::::|| ||| ||:::|// .|:| |王| |王|__|王|_ ..|王| |王| |王| |王| |王l＿.|::|_
|:| |::::||＿＿|||＿＿||:::|/ |:| ￣￣ |GUILD|￣ ￣￣ ￣￣ |::|
|:|王王王|::::|回 回:|:回 回|:::|王王王ﾖ|:|圭圭圭圭〈:::::::::::::::::::〉圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭l::|
|:|土土土|::::| :|: |:::|土土土ﾖ|:|圭圭圭圭 .T ￣ T ...圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭|::|
.＜三二ニﾆ==-----------=ﾆ＞ ￣￣ ￣￣
┏━━━━━━━━━┓
┃同日 Ｐ.Ｍ. ０８：００ ┃
┗━━━━━━━━━┛
／ ／ ,＿＿＿＼
., ' / /.:._ -―=‐￢､
/ / /´ }zi |ﾊ
./ ／ / ./ ,ｨ /ヾ} | .∧
/ ／ /＾! / ./ ７/,< // ∧
./ ／ { l / | ! //' ヾ// / } 厚かましい事に 成りましたが
/／ ＿..∠/ヽ| ﾊ 从/ 込zｭ./ｲ ,ｲ .! ﾘ
.／ r.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.}／! | ヾ{' { !/./ ,ｲ/ 足を引っ張らない様 精進します
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ | .l >./／〃
. ／ >.:.:.:.:.:.:./‐ ､ ! ! ､ ,r｀'´ ／'´ /' やる夫さん…… 高町さん……
／.:.:.:.＞'＾ー ､ | |/|＞ｰｲ
./{.:,r≦――.､ ! | .! / 明日から 宜しく 御願い致します
<.:／:::::::::::::::::::::::＼ ∨ ﾄ､! {
／.::::::::＿＿::::::::::::::ヽ∨ ﾊゴ .ト､
:＞_´,..-――-｀.＜::::｀i ∧ヽ ヾ::ヽ
＜:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ＼l i_〉ヽ ヽ::ヽ
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼! |ﾍﾍ:＼ ヽﾊ
. ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::ﾍ.ﾍ::::ヽ}ﾆｱ
＼r≠＝＝ヾミ､::::::! !:::::} }}:::::::ヾ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃結論から言うと "カリム・グラシア"は アッサリと仲間になった.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ おぉ……(やっぱマジでか)
／ （●） （●） ＼
| u .（__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃それに対して 祭壇まで護衛をした直後に 話を切り出された やる夫は勿論……┃
┃ ┃
┃（カリムも飛べるので 祭壇の確認に 長い時間は掛からなかった） ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿
∠二: : : :｀ヽ／´ ￣￣ ｀丶
, '"￣: : : : : : : : : : : : : : : :､:＼／⌒＼
／:／.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ﾍ＼.:.:.:.: ヽ
ｌ:／/.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ ＼.:.:.:.:',
/.:.:/.:. ｌ:.:.:.!＞ト/{.:.ﾊ.:.:斗＜:ｌ:.:.:.l.:l.:.:.:.:.ヽ.:.:.l
ｌ.:.:/.:.:.:.|:l.: ﾚ ﾚ ヽl ヽ / ﾄ .|.:.:l:|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: | …………(絶句)
|:/!.:.:.: 从.:.{. ○ ○ 'j.:.,' |.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
j:ハ.:.:..Ⅳﾄ :.ゝ ' U. /.:/ﾚ|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
＼:{ヽ|:小 r‐'⌒ヽ 彡'.:.|│ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:.|
｀ Ⅵ:| ヽ ｀ー ,.イ! .:./...|.:l.:.:.:.:.:.:.:. |
ヾ:ゝ ﾄ≧≦ｭ| ﾘ／ |.:l.:.:.:.:.:.:.:.:|
＿＿ /--ｫ-ｬ-ヽ､＿_」_l.:.:.:.:.:.:l.:.|
/;;;;;;.;;;/.|ﾍ, ﾍ:::::;ﾍ,ﾉ.|ヽ;;;;;;;ヽ.:.:.:.:.:l.:.|
/;ｨ'´ ./ | |:::| .| ヽ ﾄ;;ヽ.:.:.:l.:|
./／ .ﾍ .ヽ | |::::| | / /＼ﾍ:.:l.:|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やる夫が依頼を受けた話を聞き ギルドで帰りを待ってた なのは も驚きを隠せなかった ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿_
,.-''";;;;;;;;;;｀`'ヽ､
／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
/;;;;､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ （美女が相手だとは言え たかが道案内を
,!;;;!ﾞ`''〜^〜ｧrr-'ﾞ`'´''ﾗﾍ;;;!
|;;;| ﾉﾘ ﾐ;;;| しに行ったダケで なのはの 動揺っぷり……
_ゞ;! r─-- ､ ,rｪ--- ､ﾐ;ﾘ
!ﾍl;| '_＿__` ,ｨ '"世ﾝ ｢ヽ やる夫さんも 罪づくりな 男じゃないの）
!(,ﾍ! ￣'" |:::.` ￣ ,ﾄﾞﾘ
ヽﾞ､! !; ,ﾚｿ
`| ^'='^ ﾑ'′
,rﾄ､ ｰ_ ‐-‐ｧ' /|
_..／ i| ＼ 二" ,ｲ.:ﾄ､
／ i| ﾞ､＼ ; ／ﾘ.:;!:::＼､＿
ﾞ! ﾞ､ `ｰ─''ﾞ:::;:'::::|::::::::::＼
ﾞ､ :::/::::::|::::::
`ヽ、 ﾞ､ ./ .| ,-､、
┏━━━━━━┓
┃Ａ.Ｍ. １０：００┃
┗━━━━━━┛
.. ＿＿＿_ 確か…… 依頼で討伐をしてた際に
／ ― -＼
. . ／ （●） （●） そんなのを 見た気がしますお……
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
. ノ ＼
／´ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃その結果に至った理由として 先ずは やる夫の この様な返答から始まり…… .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
-―――- .._ , ､
´ ＿,ィ―‐::／ ＼
／ / /':::＞―／ ヽ｀ヽ
./ / /／ ﾊ ∧ l ＼
/ / /' ﾑ/,ﾑ .! ! ヽ
.′ ′ ′ | ! .| .| | } i ', ほ、本当ですか！？ 冒険者ギルドを始め
| .| i i /_/＿__ .| ﾊ ﾊ / | ! ',
| ,r! ! rf´/￣￣｀ﾄl ', /ﾅTﾊ ! ! l 色々な方に 聞き込みを行ったのですが
| /r| | | ﾚ,笊丐ヾ ﾘ ! rｲﾐx./} / ﾊ ﾘ
| .{ { ! ! K/::::::::::} } ,|:::} 》!.l ﾊ ﾘ .}' 何方も 御存じなく 自力で探すしか無いと
| ＼! .ﾄ ! ヾっzｿ ,'/ ﾋﾘ !.!ｲ } /
| ! .| ヾ /' . | / .|/ 思っていたのですが……(やはり当たっていた！)
| ! .| u .〉 l !
| ／￣::| ﾄ r―ｧ ｲ |
／::::::::／:! | ｀ ､ ｰ ' ／ ! |
〈::::::::／:::::::| ト ､ ｀ ＿ ／| ! l
/｀／::::::::::_;! | ｀ ー.f'}:::::＼.l | l
／:::_ -‐ ´ | ﾄ､ | l｀ヽ､::l | |
∠､ ´ .! ! ｀ ー―〈 .! .| |_
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃先日 彼女と擦れ違ったのは 情報収集の為 だったのは余談として…… ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ 私が バビロニアの地を訪れたのは
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ,! i!､l! .ﾄ､ l.| | | 他でもありません…… その"祭壇"の存在を
i ! ,L==ィ/∨!.ト＝|‐トi! | |
| Y´|ィチミ Ⅵ '仔ぅﾐx! .! | この目で確認したかった からなのです……
| .' Ⅵ.ﾏ__ﾘ ヾ b__ﾝｲ! ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝ ､ l .′ | どうか案内して頂ける事は 出来ないでしょうか？
.Ⅶﾊ 圦 u ..ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . ´ ｀ イ:Y ./.:.:＼∧ 報酬なら お支払い 致しますので……
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
＿＿＿_ ハハッ そんなの お安い御用ですお！
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ （あの能力だと 一人でも 余裕そうだけど）
／ （ ●） （ ●）ヽ
l ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃カリムの目的を知って 自分がどう小細工しようと 彼女が祭壇を 確認した後の判断は ┃
┃ ┃
┃容易に変える事が 出来ないと察した やる夫は ２つ返事で 案内役を 引き受けた ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━┓
┃Ｐ.Ｍ. ０４：００┃
┗━━━━━━┛
_ ＿ 注：飛んでいます
,r―＜//￣ ｀ ､
/ | .i ', ',
{ i!A､| .! |
ﾍﾊ'芍{ | ',
'､. _Ⅵ ＼ (……やる夫さん…… 走るのが早い……
x≦≧iヽ;ヾ ｀ー＝≡ニﾆﾐ､
r＜三三ﾆ}! iヽ! ｀ヽ {' 風が弱くなかったら 付いて行くのがやっとだった)
{ムヾ三ﾆﾘﾊ |:.:|＼ ＼＿ ＝ｷ‐-
r{三≧.＝'ﾆﾊ. {__{ ./≧ﾄｰr―, ﾐ ＜ヽ }ﾘ
fｱ´三:＞r≦三三ヽ. /ﾆ/'≧＝｀{ ヽ}ヾゝ'
}三三:fｲ三三三三三 7｀＜三三ﾊ /'
`ー‐´ .}≧三三三三{ ＼三ﾆ＼
.ﾑ三＞ィ´⌒ヾﾑ ＼三ﾆ＼
, ｴ三ﾐｨニニニｭr_ｭ_ ＼三ﾆ＼
/ o〕三三三ﾑo_ ＼ ＼三ﾆ＼
./ /´三三三三三＼ ヽ `r≠＝ﾐ､
{ /三三三三三三三ヽ_,ヘ ＼三三ﾑ
ﾏ≧ｲ三三三三三三三三三三＼ ヾゝ￣ヽ
{三三三三三三三三三三三三三≧ｰ-.._{ riﾍﾍ.〉
i三三三三三三三≧x三三三三三三三:込.!ｰ ´
.Ⅷ三三三三三三三三≧x三三三三三三|ﾑ',
Ⅷ三三三三三三三三三三≧x三三三三三ﾑ
Ⅷ三三三三三三三三三三三＼三三三三ﾆﾑ
ﾊ三三三三三三三三三三三三=＼三三三ﾆ|ﾑ
/ﾆⅧ三三三三三三三ﾑ三三:＞,＝ム三ﾆ|三.ﾚﾍ
ﾑ三}三三三＞≠＝＝＝.ﾑ＞r≦三三ﾑﾐ.､=ﾄ==!ﾆ〉
ﾑ三/三三|::r≦三＞――＜ﾑ三＞<ｧﾍ:7三ヾ|三:ﾄf
ﾑ三{三三ﾆ!=!＞≦-r――}_ヾ7∠三r―ヾ三三ﾄ､沙'
F≦|Ⅶ三;个=}´ｨ==､!三三三≦三三! ＼三}
└‐‐|ゝ＝'ｲﾊ={:／￣｀i ｀¨
Ⅷ三7‐f=.{: : : : : |
Ⅶ7 l: :∨: : : :|
l: :.∨:.＝}
.}: :〈/: : :ム
.{＝:Y: //⌒i
f: : :.l: f/ ./
込_z!:.|| {
f´ノ' ノ
｀￣ ´
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃そして ギルドで早々に手続きを済ませ 出発してから３時間 .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━┓
┃祭壇の近隣┃
┗━━━━━┛
ノ ￣ﾉ￣ ヽ ＿＿
r/ / ／//∧/∧
{! ＿／/ {!,//∧/∧
___ｒ―ｧ―┐＿＿ ＿ , , , , , , , ＿, , , , , , ,＿ , , , , }! ミ 三(ミ {!/////∧/∧
,, , ＿, ｒ‐へ人 /ー＝lｰ┐ ￣ ＝＝ 三三ｒへ ー ／ ＞ ― 三ヽ厂 二 ヽ//ヽ
ｒ┤ミTフ ⌒ く Χミ コ ＿＿＿ ￣￣ :.:.:.:.:.: _ _ ／ ｡ o 〈_∠〉 ￣￣＞┐
"""" ｒｧ ⌒ ￣￣ … :.:. |ト Ｖ """ ＿ ∠Ζ//,Ｌ
:.:.:. ＿ ｀｀ … " " :.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:. ； ￣ ＿＿|〉 人l |l || 厂￣ 厂 / ＼Ｙ∧７ハ
＿厂ム ＼ :.:.:.:. …:.:.:. :. :. ⌒￣ ／ ヽ ＼/ 人＿{! ＼ ﾉ ∨ ﾉ'/∧=- ￣
'彡三三7 :.:.:.= :.:.:.:. :. :. ｒ―ｙﾍ l} 三/ ミ/三三ヽ{＿〈￣＼彡＼{!ヽフ ／
＞┌―「人 ￣ :..:. ｒ厂 ＼∧ ＼ /77／三 {三三三У⌒＼ ＼／ ＼ 彡
￣ }＼彡彡 ＿＿＿ *;,;,; ／ｒ┘ 〃 / ＼ /7／三ﾉ三|三三三{＼ ∧ } }ミ ＿＿
/ ﾐﾐ＼二厂 ＞―二二二lヽ ,,, 〈/⌒〈,,〈 ＼／/7三∠ 三 |三三ｒ ┤ Υ//＼ У＞┴く
/ﾐﾐ//＼〉 ＝￣ ＼ |/∧ ;,;,;, ;,;, ＼/＿ノ三/ ￣ """ |/////〉厂 へ ＼
ノ'////// ＼ |//∧ ;,;, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ / ＼ ＼ 〃 У厂￣ ヽ l}
／￣￣ 彡|///∧ ＿ 〈 ＼ ／ 厂￣￣ Υ￣「 ＼ └ ｧ―‐
＿ ／////∧ ＿＿ アヽ 〈 {￣ ミ 三彡「￣ﾉ ヽ ／////
/ //////// } ｒ―へ ＼ ＼ﾉ ／ / 彡 ミ///////
＿＿＿＿ ＿＿＿＿_ え〜っと…… 確かこの辺
／ ＼／ ＼ ‐-､
､-‐ ／⌒ ⌒ ⌒ ⌒＼ __＿,ノ-､ だったと 思うけど……
､- !､,＿_／（● ） （● ） 彡 （ ●） （ ●）ヽ __＿,ノ
!､,＿__ l （__人__） （__人__） | （空からだと 見えたかな？）
＼ ｀⌒ ´ 彡 ⌒´ ／
/ ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃なのは を連れて来なかったのは "任務"が表示されなかった 為である(ガチャ的な理由で) .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, -ｧ ,ニニ.,ﾐ. ､
／／ ,∠: -‐7 ﾄヽ＼
/ / / i./ﾞﾐ/ ヾ.､ヽ
/ / 7＞.ﾄ､ ! ! | Y ', 『（でも地面に 降りちゃってるし……
i .' ' 扞尓iﾐﾄl ﾊ ,! | | !
' ,| | | ﾏソ .{ﾊ | 斥ﾐﾄ. } |!| 祭壇は見つけて 無いのかお？
/ ./｣ ﾄ{ `冬ｲ／ ,ｨﾙ
/,f´.:.| ﾄ. ‐-' 7´.／/' 何か やる夫を待ってる みたいだお）』
／∧.:.∨∧.＼ . イ /
,∠.∠∠V｣ .ﾄ ､ ｀iﾆ´:} / /
／::::::::::::＼ | ﾄ ､｀Y´Ｋ | ﾄ､
∠ -―-､::::::::ヽ ! !［三只≧! |⊥､
<_／:::￣:＼＼:::::::! | /ハ:i｀| ﾄ;::::::＼
∧:::::::::::::::::::｀ヽニ| .! 〈_ハヾ〉ゝ,｀ヽ::::::::ヽ
.///＼:::::::::::::::::::::::/ |／::::::::} }}:::ヽ＼ ヽ:::::::}
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ （だったら さっさと 案内を済ませて
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | その後 大丈夫そうだったら 誘うかお）
＼ ｀ ⌒´ ,／
/ ::::i ＼
/ / ::::|＿/
＼／ ::|
| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
／ ／ ,＿＿＿＼
., ' / /.:._ -―=‐￢､
/ / /´ }zi |ﾊ
./ ／ / ./ ,ｨ /ヾ} | .∧ （空から 見渡した限りだと 特に
/ ／ /＾! / ./ ７/,< // ∧
./ ／ { l / | ! //' ヾ// / } 祭壇の様なモノは 無かったけど……）
/／ ＿..∠/ヽ| ﾊ 从/ 込zｭ./ｲ ,ｲ .! ﾘ
.／ r.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.}／! | ヾ{' { !/./ ,ｲ/
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ | .l u .>./／〃
. ／ >.:.:.:.:.:.:./‐ ､ ! ! ､ ,r｀'´ ／'´ /'
／.:.:.:.＞'＾ー ､ | |/|＞ｰｲ
./{.:,r≦――.､ ! | .! /
<.:／:::::::::::::::::::::::＼ ∨ ﾄ､! {
／.::::::::＿＿::::::::::::::ヽ∨ ﾊゴ .ト､
:＞_´,..-――-｀.＜::::｀i ∧ヽ ヾ::ヽ
＜:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ＼l i_〉ヽ ヽ::ヽ ｺｯｺｯｺｯ
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼! |ﾍﾍ:＼ ヽﾊ
. ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::ﾍ.ﾍ::::ヽ}ﾆｱ
＼r≠＝＝ヾミ､::::::! !:::::} }}:::::::ヾ
／ / iィ≦三ﾆｱ´ヾ
./ .' .'¨´ |ﾑ ヾ
/ | | ./ / ﾘ^'| ! ヽ
./ ,| ! l Tﾅ ＜ }ﾘ } ',
./ ／ { l !.i! /ﾔ7ﾐﾊ〃 / .i! }
/ ／ /ﾊ| l || ! 〈ﾝ' { ,ｲ ./,ﾘ ……！？
./／ ,.ィ.:.^:{_.ﾊ |从{ ∨/／/'
／ r.:.´.:.:.:.:／/ | .! -ｧ ´/'
∨.:.:／.:.r'- ､| |,. ､ ／
／｀´＞ ^ヽ､ l | ｢
／,ｨ≦＝＝ﾐ､ ヽ! ∧ !
<.;∠三三三三厶. ∨ ﾄ, !,
;∠＞―――＜三ﾑ l |}ﾊ ヾ.x
',.x≦三三三≧x｀ヾﾑ! .ﾘヽヽヾヽ ﾋﾟｸｯ
{ﾆ三三三三三三≧ﾐ| !ﾑ ∨ヽiﾑ
.`マ三三三三三三三! ,!::ﾑ ﾏﾆﾄ;ﾆ>
`マ三三三三三7 ,ﾑ三:} }三ﾑ'
_ -――- _
, ィ/ ｀ ､
／/:/ ヽ （いま 明らかに違和感が 有った……
/ i.:.'
/ / !:{ i 何か 魔力の壁の様な物を 越えた？
.' ｲ r,| |
| ﾊ Y | 景色は特に 何も変わってないけど……）
{' ! ! i |
| | ! l
| /! i i!
| / | | | | ! |i!
/_／´! ! ! ! l |iﾊ
／¨＼ ,! | .' ! .| | l ∧
／::::::::::::::У .' | .| .! | .l i ∧
.../::::::::::::::::::/ ./ .' / | /! | ! ', ', ＼
<ニニニﾆ/ ,/ // / .' // l ヽ ', ∧
i::::::::::::::/ 〃 i i / .' /:/ / i ! ﾄ. ﾊ ∧
∨:::::::/ // .' |/ / /:/ / ﾊ ! | |::ﾄ. ﾄ. ﾊ
.∨:/ /::i ' i! / |/ i /iﾊ | i! .|::| ! !ﾊ .i
{/ /:::::| | ! ,! |i | /! |ﾊ} .! ﾘ| i!::!.! | | |
|| {::::::::! i! ! ﾊ i! iﾊ| .!::i! ,ﾘ/::!/{::|.} } l ﾊ
|| |::::::∧ .| ! | /:::∨ﾊ {:::} |::| //::::iﾊ.∨/ 〃 }|
|ﾊ{:::/::::ﾊ .| ﾄ{ {::::::/ﾊ ﾄ. Y ﾘ〃/:::/'::::乂{ || .|!
|::::乂::/'::}∧!:乂ヽ,ﾘ:::}}ﾊ | /:::{{､{:/:::／ｲ/ ./.{／'
|/:::::::::／'!::::ヾ:::::ﾊ}:::/':::从::::::込､:::::{/:/'| { /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃本来 かなりの潜在能力が無いと 気付かないドコロか通れません ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿ カリムさん？ どうかしましたかお？
／ ＼
/ ─ ─ ＼ (確か此処の岩の 向こう側に……)
/（ ●） （ ●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃一方 魔力ゼロなので気付いていない やる夫 .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼ (普通なら 気付ける筈が無い……
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ
./ / ハ.! | | | | ! ', ', だとしたら この方が やっぱりッ？)
/ i iヾｰ! ! i! l! .ﾄ､ l.| | |
i ! ｀ト==ﾄ､|∨!斗＝|七i!´ .| | あのッ それが――――！？
| ﾍ |ィチミ. Ⅵ '仔ぅﾐx! .! |
| .' Ⅵ.ﾏ__ﾘ ヾ b__ﾝｲ! ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝ ､ u .l .′ |
.Ⅶﾊ 圦 r―.､ .ｲ ﾊ .!
ヾ| ',. |.:.:.＞ . ｀ー'´ .イ/ /.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
_ _ _ _ ＿＿＿_
+ + | | | | | | | | + ／ ＼ ん？
| | Π| | | | Π| | + ／ ─ ─ ＼
/￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣l￣￣￣￣l + ／ （●） （●） ＼
/￣￣￣￣ /三三三三//￣￣￣￣￣i､￣￣￣ i､ | （__人__） |
/￣￣￣￣ _/三三三三//￣￣￣￣￣￣',￣￣￣￣l ＼ ｀⌒´ ,／
/￣￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣￣￣￣',三二二ニl ／ ー‐ ＼
￣￣￣￣￣/三三三三//￣￣￣￣￣￣￣￣
_ -――-,､
, ´ /≦￣￣/ ト｀､ ､
／ ／ ./＞ ´￣/ ヾヽ＼ ＼
. ' / / ,ｨ,ﾑ/ ! ｀ヾ.､ ＼
/ / /__ / .i!ヾ{ | ! }! ヽ
′ i | ｀ｱ≧x ! ! | ! i! ﾊ
.′ .! ! r,ィチぅミﾄ|! ﾊ. | ! l ', ……ぁ……
| | | Y ら:::::ﾏヾ|{ !_｣zL_| ! i i !
| | | .|.!. ゞ之' { ∨| 'ｨﾁぅﾄヽﾘ .! ﾊ}
| ./ ! .ﾄ从 Ⅵ.らﾏ/ｲ/ ,ｲ | |!
i/ __｣ ﾊ｀ヾ __ ' ヾ`" //' / .}ﾘ
/／.:.:∧ .! u .<__/ / ／ /'
ハ.:.:.:.:.:.∧. ! . イ ./
／ ∧.:.:.:.:.:.:| | ＞ . _,...＜! ! /
∠＿_/_∧.:.:._/｣ !｀ー､ L__.:.∨| /
,ィ≦三三≧x￣ ! ト . i!/ |.:.〉| .′
∠三三三三三ﾑ .! | ｀{― '＼｣ |
,:仁三三三三三三ﾑ / !fニニrｭ､__ ! ﾊ＿
r― ´＿＿＿ ｀ ＜三三V ﾘ //{ヾ:ﾄﾐ.| {ﾏ三≧xr
{_,ィ≦三三三≧ｭ､ ｀ヽ./ / /:{イヽヾ､∨ ヽ}三三ﾆヽ
∧三三三三三三≧ｭ､/ / /ヽ!ﾑﾍﾍLﾑ.＼ ＼三三.ﾑ
{ﾊ.＼三三三三三三ﾆ{ { ∠三三ﾑﾍﾍﾆﾑ. ＼ ヾ.三ﾆﾊ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃この瞬間…… カリム・グラシアは 確信したのだった .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ (別物だったら どうしよう……)
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃村人の誰もが祭壇を知らない中 唯一 知っていた彼こそが "勇者"なのであると……┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／ / ./.:.:.:.:.:__/ ヽ.:.:｀ヽ､＼
/ / /¨´/^>./ ト- _.:｀ヽ＼ （空から見た時 "あの場所"には
/ / / /.ム/ ｀ヾﾍ ヽ
.' .' .' ,ｲ/ `! | i ｀i ', 祭壇は無かった…… それが……
/ .| .' / |' l | ! i! | | i
／ ,ｲ! ! '￣≧x.! ! .ﾊ !| | |.! | | 夢で見た物と同じで 景色も同様……）
／r――‐{ l | .ﾔ7テ不ﾄﾐﾄ | ヽ|｣__| | / | i! ﾘ
.／ .|.:.:.:.:.:.:.:.:`| ﾄ {弋_zタ ヽﾄ､ |.7ﾃ下,ﾘ // /i ﾙ'
／ .∨.:.:.:.:.:.:.:! | ヾ ヽ|込zﾀ/,ｲ/ / /'
／ |.:.:.:.:.／,.! ! u .i /' /
┬―――‐‐＝f‐::´/| |＼ 一 .ｲ ／
/ /::::::::| | ﾄ､. ＼ _ . r＜ ／
`ニニニニニ/:::::::::::| | |ヽニ７｀T´ﾍ | /､
//////////{:::::::::::::| | | ／⌒i0|:::::::Ⅵ / ｀Ti
＿＿＿
. ´ ｀ ､
／ _ ......-――-...､_ ｀ ､
/ / /´.:.:.:＿／ ＼＿.:.:.:＼ ＼
' i !＞i´ ﾊ' ,i ｀＜ヽ ヽ
′ .l .! .! /┴'| ヽ ', `', ',
.! | | i! l | | | .| i ', ', （それが 結界で守られていたのだから
! .| |＿ﾊ｣＿ ﾍ i! .! | | i| ',. i
.l /l ! |.斗＝≧ﾍ.!∨ .|≦二!￣|| i l もはや 夢の内容を疑う余地が無い……
.! / ! |.<:{´!::::::ﾟ} ヽ∨.!|::::ﾟ}ヾ .|| i .| |
| | .ﾊ ! |`込zﾘ ヾ込ﾘ '| ./ﾘ ! .! | やる夫さんにしても "此処から来た"なんて
| | {_ ', ﾄ､l |/ | | ﾊ.!
| | _.〕 ﾊ. ` u ＿' ./ .l l / .|' 言えないだろうし 身分を隠していたんだわ）
l レ.:´.:.| ﾊ ‘ｰ‐' ｲ .! !'
.!／.:..:.:.:.:.:.! |｀ . ／ | |'
/ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:! l__ ＞ .__. イ.:.:.〉 ! .|
./ ＼.:.:.:.:.:| | ￣ ヽr‐1.:.:.∨ | |
/ ＿ > ´| |__ | ｣＼/ .! !
,..∠ィ≦≧x | | ｀¨ !´ ｀ー､| |
./三三三三ﾊム ! |ィ´￣｀f´Y´＞...､ ! .ﾄ､
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃決めつけるにしては まだ早いと言えるが カリムは元の清純な性格も有ってか ┃
┃ ┃
┃浮かび上がった矛盾点を 自分の都合の良い様に解釈し 正解と断定したのだ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, ' ／.:.:.:.:__/＾＼￣￣￣｀ ＜.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ∧ヽ
./ ／.:.:＞'´ / ＼ ｀ ＜.:..ﾊ .∧ ',
/ /.:／´ .{ ｀ヾ! ﾊ ',
./ /'´ ! ', ヽ ! ', i
' / ∧.| ', ﾊ | | |
.′ .′ | ムミ! | ', l ', ', | | | （……だとすれば……
| | | l. l ! l ! .', ', ! | |
| | | ! ∨ l ! .! ', i l .| | 私の 選ぶべき道は ひとつ……）
| | .ﾊ| ∨.ﾄ, ﾄ. ﾄ, ! | .l | |
| i ! .! ―┼┼＝=-_Ⅵ ∨ _L.斗=＝―ﾊ┼ ┼ | |
| | .| ∧ | ﾏ｢ ∨ Ｔ´Ⅵ ∨ l }.! ! ﾘ .!
', ! ! .∧ ! ヾ ∨ | ヾ ∨ﾘ ﾘ ./ / .|
..', .! ! .∧ ＜ニ=≠气 V./ 戸＝=ニ＞ ,ｲ / !
. ∨ ! ! `ﾄ从 }' /'´〃 / |
∨ i! i! |ﾊ｀＼ ! /7 .! i|!
∨|i!ﾊ !.:.＼ ― ‐ ／.:l ! i|l
∧{イﾊ |.:.:.｣{＞i. .i＜}|.:.:.l !｀.:...､ i!l
〈´.:.:.:.:.:.∧ ｢´.| ＼| ＞ . . ＜ .|／.｢ヽ! !.:.:.:.:.:..〉|∧
∧.:.:.:.:.:.:.:∧ ! ＼ ｀ ¨ ´ ／ ﾉ | |.:.:.:.:.:/ ! ∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃そんな彼女は 顔をも知らぬ 人々の為に 身を削る考えが出来る 人間だった .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿_＿__ ━┓ ？？？？
／ ― ＼ ┏┛
／ノ ( ●) ＼ ・ カリムさん？
. ｜ ( ●) ⌒） |
. ｜ （__ノ￣ /
. ｜ /
＼＿ ⊂ヽ∩＼
/´ (,＿ ＼.＼
. | / ＼＿ﾉ
./ / /＞―' ヾ､
/ .' /' }'ﾑ i ヽ
′ ! .' / ,.ァ'-､| ! ', ！？ すッ すみません
' ,.! i i '.ｬ'7ｱﾐﾘ } i!.!
i / （_| | | .|' {ｿ /{ /./ !| 私が探していた 祭壇で間違い無いか
!.／ ,...ィ:{ ﾊ !从{ ∨}/ ﾘ
／ ／.:.:.:.:.}/ ! .| u .ｬｧ'´ /' 観察して おりましたが……
.／ ゝ､＿.:./､__∨ !,､ /´
/ _.:.:.:.癶 ､ ∨∧｀T どうやら コレで当たっている様でした
. ／,f≦三≧ｭ､ ｀ヽ} ∧ |
〈.:/三三三三ﾆヽ .! ﾊﾊ
./＞ ´_,r‐‐-｀ ＜ム| }､ﾊヽ
'_..イ´三三三≧xヾ | |ﾑ ﾏﾊ
ﾏ三三三三三三ヽ| |ﾍﾑ ﾏﾑ
`マ三三三三三ﾆﾊ ﾑﾍﾑ }ｦ'
＿＿＿_ それは 良かったですお
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ じゃあ この祭壇には 何の意味が？
／ （●） （●） ＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
／ ／ ,＿＿＿＼
., ' / /.:._ -―=‐￢､
/ / /´ }zi |ﾊ
./ ／ / ./ ,ｨ /ヾ} | .∧
/ ／ /＾! / ./ ７/,< // ∧ すみません 実の所……
./ ／ { l / | ! //' ヾ// / }
/／ ＿..∠/ヽ| ﾊ 从/ 込zｭ./ｲ ,ｲ .! ﾘ 私にも 分からないのです
.／ r.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.}／! | ヾ{' { !/./ ,ｲ/
∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ | .l >./／〃 それでいて 唐突ですが……
. ／ >.:.:.:.:.:.:./‐ ､ ! ! ､ ,r｀'´ ／'´ /'
／.:.:.:.＞'＾ー ､ | |/|＞ｰｲ
./{.:,r≦――.､ ! | .! /
<.:／:::::::::::::::::::::::＼ ∨ ﾄ､! {
／.::::::::＿＿::::::::::::::ヽ∨ ﾊゴ .ト､
:＞_´,..-――-｀.＜::::｀i ∧ヽ ヾ::ヽ
＜:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ＼l i_〉ヽ ヽ::ヽ
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼! |ﾍﾍ:＼ ヽﾊ
. ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::ﾍ.ﾍ::::ヽ}ﾆｱ
＼r≠＝＝ヾミ､::::::! !:::::} }}:::::::ヾ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃生まれて この方 誤魔化しと言う 辞書を持たないカリム……┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼ 『――――やる夫さん』
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ （また 話が知らぬウチに……？）
| u .（__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
_ -――‐- _
, ´ ＿＿＿ ＼｀ ､
／,r＜.:＿＿＿_:ヽ ヽ ヽ ファウスタを旅立ち…… 西の方へと
／ /｣ ｀ ヽヾ ', ﾊ
/ /',ﾑ ヽ ﾄ､ l ', i i 向かわれる予定と 宿で聞きましたが……
/ / | |ﾍ i! .!-ヽ=ﾄ=|- .! .|
' / { 斗=＼ヾ∨≠iチぅﾐx ﾄ､ ', やる夫さんと お連れの方が 宜しければ
.| .! ∧ ﾍ ,ｨ＝ﾐ`｀＼ ﾏ_ﾝ,.!' ﾚ' ',
.| .ﾊ ヽ ヽゞﾏﾑ /'| !―┴..､ 私も同行させて 頂けないでしょうか？
! { ＼ ＼ハ ` ､ァ ,./ |.:.:.:.:.:.:／
Ⅵ ∨ .| l＞......＿／/ /.:.:.:.:.:/_＼
ヾ. ∧ _｣ ﾊ＿_f‐v‐/ /＿＿/.:.:.:.:￣＼
／￣ﾚ´! ! ｀T/ / /⌒ヽ.:.:..:.:._＞
＞'´:::::::| /くニ只{. / /:::::::::::::＼´ ＼
＼､ <＼:::::::::／／ /／介i:| { /!:::::::::::::::::::＞-､ ヽ
ヾ＝＝i＼ﾆ／,ィ! く/::://::Lﾊ ! ∧!＿＿_／／::ﾌ1 .ﾊ
∧／／/:::ヽ /:|||::::::::::ヽ! /:::::ﾊ――::::´::／ヽ! }
／ 人 {ー{:::::::::ヽ⊆ヽ.っ::::::::::∨:::::::::::}:::::::::::::／ヽ ﾘ ﾊ
/ ／/ ﾊ!::::＼:::⊆ﾆヽっ}っ::::::::::::::::::::;.ｲ￣￣:{∧ ∨ ∧ }
／乂 / /:::::::::::::/⊂ニ.｀っ|::::::::::::::::_::／ _{＿:::::::|_.｣_/ / Y
. ／／｀ｰ/／f´￣/7::７ﾉ （｀ヽ〉ヽ.iヽ￣ヽ＼´::::::::::::::::!＿__／ヽ !
〈. / ／／/:::::://::::ﾊ＿_У:廴__|.∧:::::::ヽヽ:::::::::::::::| | } }
. ヽヽ / { ,ﾍ_:://::::/__}／: : : : : : ヽ‐ﾍ::::::::::ヽ＞―r1 / / /
} .} ＼. ＼/｀ヽ__/／L_: : : : : : : : :＞｀―r＜ ／/,.∠ -‐ ' ﾊ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃彼女の 真っ直ぐな願いに対し やる夫が躊躇せず 首を縦に振ったのは必然だった ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌┐
┌─┐┘
｜ ｜
┌──┐┘
│ |
┌────┐┘
｜ |
｜ |
┌─────┐┘
｜ |
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┌──────┐┘
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. ┌─────────┐
. ｜ |
. ｜ |
. ｜ |
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. ｜ |
. └─────────┘
＿＿＿_ (カリムさんは 祭壇を 確かめる為に来た……
／ ＼
／ ─ ─＼ それダケなのに やる夫と同行するって事は
／ （●） （●） ＼
| u .（__人__） | やる夫が 祭壇から出て来た 英雄か何かと
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | 勘違いしてるのかお？ これもう わけわかんねぇな)
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃その際 やる夫は 状況的に 棚から牡丹餅 状態なのだが 旨くゆき過ぎている 事も有り┃
┃ .┃
┃(聞けば直ぐ互いに納得するのに) あえて詳しい加入の理由は 聞かない事にしてしまった .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_ （まァ カリムさんは 戦災孤児らしくて
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 見習いから神官に 昇格したみたいだから
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 身分に関しては 心配なくて良かったお）
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃無論 彼女の両親が亡くなっている事が 良い訳では無いので 口が裂けても言えない┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_ （何より 仲間を探すに当たって ヒーラは 真っ先に
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 欲しかった カテゴリだったし 細かい事は 考えないで
／ （●） （●） ＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ 出来る限り 同行して貰って レベルアップに励むお）
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
＿＿＿
´ ￣｀ ､
／ ｀ ､ （夢で見た 勇者は やる夫さんで 間違い無い
./ _.......-―-...._ ＼
.′ / /_..ィ´.:.:.:.,､＿＿＿ヽ ヽ でも…… 私は 聖王教会を 信仰してゆく傍ら
| .′ ｢.:.:.:.＞ァ' ＼ ｀ヽ ',
| | |.:／ / ! ', ', ', ',. ', ', 何時か街を出て 冒険する事にも 憧れていた
| | |' ﾑ/| ﾄ､. ', ', ', l .!
| | | .! ｢`"| | ! ',. | .| | | | だから あの夢は "きっかけ"に過ぎなかった……
| i! ! | ! l ﾄ､ .|斗七 } ! | |
| ! ! .ﾄ{ィ＝N-ヽ 仟｢i> ,ｲ/ ﾊ ﾘ 司祭様…… 罪深き私の 我儘を御許し下さい）
| | r ´｢>ﾁ个 ヽlﾋﾘ /ｲ/' / }'
! _,..-‐! | .<仆っ|, / / ./
r.:´.:.:／.| ト､{. `¨´ _' ,ｲ ﾄ
.ハ.:／.:／! ト ..__ ´ ／V |ﾍ
/ ∧:／ ∨ ∧￣ヽ｀Tf7 ´ | |:::ﾍ
/ /／ ∨ ∧､＿∨' .l !:::::::＼_
.' ,∠....._ ∨ ∧ _.ィ<￣￣i ∨ ∧::::::::::::}｀i
／:::::::::::::｀ヾｰ.､ ∨ ∧/.:.:`ｲ＼.､┘ .ﾄ､ ﾊ:::::::::://
./:::::::::::::::::::::::::ヽ:::＼ ∨ ﾊ /|:| ,ヘヾヽ |::ヽ.ヽ::::/,ｲ
,'::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::＼ヽ ', |:|〈ﾍ:::::ヽ}'::::::ﾊ. V//
,':::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::`} V|｣::Vﾍ::::::::::::::::::} Y
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ_:::::::| }::::::::::Vﾍ:::::::::::::/ ﾘ
{!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ）:::::| !:::::::::::V!.}::::_／! /
.∧＼＿::::::::::::::::::＿／ｲ:::::::::| .ﾘ:::::::::::;ﾘ/::::::h:::l ./|
. / ＼｀ー..＝＝´::::´::/:::::::::/ /::::::::::/人ﾆﾆ.ﾊ//::::!
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃時は戻って Ｐ.Ｍ. ０８：００ ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_ そんな訳で なのはちゃん？
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ 断る理由も無いし 大丈夫だおね？
／ （ ●） （ ●）ヽ
l ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ く⌒ヽ ／:.:.:.ニ=-
∠:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.У:.∠´
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
厶.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
:.:.:.-┤:.:.:.:.:.:.:. 斗--ミ/:.:./:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.
|＼:.:.|:.l:.:./:.:.7:./:.:／/:.メ:./ |:.:L_|:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ﾊ＼:.j
V:/ﾆ|:.|:.:ｌ:.:/|xィ≠ｚミ |/ ﾉｲ:./|ﾒ:.l:.:.i.:.:.:.:.:.:.:. ｿ はッ はい！
/ 〉|:.|:.:l:.|〃んｲ刈 ｨｚﾐ、|ﾉ:.:.|:.:.:ｉ:.:.:Y:.i
ヽ｛ |:.Ｙ:.:.| 込 ツ んﾇﾊ〉ﾉ|ｲ:.:.:.|:.:.:.|:.:| 神官様が 加わってくれるなんて
:Ｙ|:.:N八 ´｀＾` 込ﾂ /イ: l:.:.:.:|:.:.:ﾊ:.;
V:.:.| ＾` ':.:.:ﾚ:.|:.:./|:./ /′ 願っても 無かったですしッ
ζ:| u ._ ′ /:.:./:.:.:|/ ﾚ
不:| ＼ ゝ フ イ:.:ﾚ:.:.:.:| （うわ〜ッ 綺麗な人だなァ……）
人、 ＼､ ＜:.:.:lノ:.:.:.:.:.|
＿/∧ ｀^`・ ， ｀Ｔ 〔:.:.:.:.|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|
_ -= ＿{ ∧ <＼ 不ト |:.:.:..|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|
＜⌒ヽ -=ニニニ八 ＼ `′/ 〉YX=-:.〔:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
/ニニﾆﾆ＼ニニニニニ､ ＼/ [二］ ＼ ニ=-:.:.:.:.:.|
ニニニニﾆﾊ ニニニニﾆﾆ､ ＼ Ｌﾄ ＞ ﾊ ニニニ=-
ニニニニﾆﾆﾍ ニニニニニﾆ､ ＼⌒ ヽ.| :.ニニニニﾆヽ
ニニニニニニﾍ ニニニニニニ ､ ＼ | 〉ニニニﾆﾆﾊ
ニニニニニニﾆ〉十―－-――=ニ .､ ＼| /ニニニニニﾆ
＿＿
, r､´＿＿ ｀¨ ､
／ ／｣ ヽ―- ミﾐx ヽ＼
/ ｲ´ ,. | ｀ヾ. ﾊ ヽ フフッ "神官"などでは無く
./ / ハ.! | | | | ! ', ',
/ i iヾｰ! ! i! l! .ﾄ､ l.| | | "カリム"と名で 呼んで下さい
i ! ,L==∀∨!斗＝|‐トi! | |
| Y´|{ Ⅵ ∨ | ! ! .! |
| .' Ⅵ.,ｨ＝ミ ヾ ≠＝ﾐ.l ,ﾘ !
| ﾄ, ﾊゝ ､ l .′ |
.Ⅶﾊ 圦 r― , .ｲ ﾊ !
ヾ| ',. |.:.:.＞ . ｀ ´ .イ/ ./.:.:＼∧
.}〈| |.:./.:.:r!≧=≦-'1| .ﾊ.:.r‐‐' ﾊ
./ ! l/_.:.人__Y__ . -‐i! L_V_,､ ＿!
/.ィ | l ＿ /＿ | / ／.::::::｀:.､
／.::::.V / 〔_イ:只ﾄ､__:〕 | { ,.イ::::::――‐｀＞―_ｧ
/.:::::::::::/ / ./:/ﾍ|ﾍ ! l::::::!::::::::::::::::／／￣:::}
やる夫にしては超有能なヒーラーが"一時的"に入ってくれて万々歳です
＿ -―-v:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ ヽ､:.:.:.:.:.:.＼
⌒＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼__:.:.:.:.ﾊ
／:／:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ﾊ:.:ヽ:.:.:',
/:／:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.＼:.:.:.＼:.:.:.:./,:.:.:.',:.:.:. でしたら 私も"なのは"で 構いません
/'/://:./′:.ｘ|‐十什∧:.十‐-x:.:ﾊ:.:.:/}:.:.:Y:.:.:|
ﾚ:ｲ:./:.:i:.:|:.:.:|:.,z==x z==ミ､:.}:.:.:ｿ:.:.:.|:.:.:.| 宜しくお願いしますね？ カリムさんッ！
|:.ﾘ:.:|:.::|:.:l:.:_〃トｲﾊ トｲﾊ Ｙ_:.:./:.:.:.:.|:.:.:.|
Ｖl:.:.|:.:.:.Y:.:.:.ヽ乂ツ 乂ツ ﾉ:.:.ｲ:.:.:.:.:ﾊ:.:.:|
ヽ八:.:.トN:ゝ ´´´ l ｀｀｀ ﾌイ ′:.:.:.:.l:.:.:|
ヽ| |八 ﾏ ﾌ ／:.| |:.:|:.:.:.:.l:.:.:|
|:.:.|〕ト イ |:.:.:| |:.:|:.:.:.ﾘ:.:.:|
ヽｿ／ト ｀ﾆ´／| ﾉ:.ノ |:.ﾊ:.:/:.:.:.′
_ -=/ / Χ / |ﾆﾆ=-､:{:.:.:.:.|
-=ニﾆ/ .| イ ﾊ / .|ニニニ=-､:.|
ｲニニﾆ/ | 人ｲ ./ | ニニニニうヽ
|=|ニﾆﾆ〈 ／| _, r ⌒ー― ､ ニニi
ﾊ=Y¨¨￣У .|ニ／⌒＿,,, r― イ ニニ}
| l|=〉′ 〈 レ′⌒ ,∧/ ﾉニニ７
| l|/ ＼く／フ ,-/ イ / 〉 ⌒}ニ/ハ
ヽ|{ ..... 〈／ / ./ ﾚ ／ﾊ_ |ﾆ/'′｝
人:::::::::::::::::::...＼ ｰ′ ＝彡'′ ＼|| ﾉ
｀¨ － ､ ＿_ _,. -‐' ¨´
| ｀Tｰて＿,＿｀ `ー<^ヽ
| ! ｀ヽ ヽ ヽ 「はいッ なのはさん…… 此方こそ！」
r / ヽ ヽ _Lj
､ /´ ＼ ＼ ＼_j／ヽ 『（互いに 呼び捨ては 避けた みたいだお）』
｀ ー ヽｲ⌒r-､ヽ ヽ__j´ ｀¨´
￣ー┴'^´
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼ それじゃ〜 カリムさん？
／ ::::⌒（__人__）⌒:::: ＼
| |r┬-| | 宿屋に戻ると しますかお
＼ `ー'´ ／
> < なのはちゃん また明日だお！
（ | / ）
`| /'
| ｒ /
ヽ ヽ／
>__ノ;:::......
./ / /＞―' ヾ､
/ .' /' }'ﾑ i ヽ
′ ! .' / ,.ァ'-､| ! ', もう外は 真っ暗に成って
' ,.! i i '.ｬ'7ｱﾐﾘ } i!.!
i / （_| | | .|' {ｿ /{ /./ !| しまいました からね……
!.／ ,...ィ:{ ﾊ !从{ ∨}/ ﾘ
／ ／.:.:.:.:.}/ ! .| ｬｧ'´ /' それでは なのはさん
.／ ゝ､＿.:./､__∨ !,､ /´
/ _.:.:.:.癶 ､ ∨∧｀T また明日 御会いしましょう
. ／,f≦三≧ｭ､ ｀ヽ} ∧ |
〈.:/三三三三ﾆヽ .! ﾊﾊ
./＞ ´_,r‐‐-｀ ＜ム| }､ﾊヽ
'_..イ´三三三≧xヾ | |ﾑ ﾏﾊ
ﾏ三三三三三三ヽ| |ﾍﾑ ﾏﾑ
`マ三三三三三ﾆﾊ ﾑﾍﾑ }ｦ'
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:/＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
. ,ｲ:.:.:.:.-.:.:￣￣:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼/:.:./ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
/:.／／:.:.:.:.:.:.／:.|:.:.:.|:.:|:.:.:.:.: ｉ:.:.ヽ:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.ﾍ:/ : |:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
// /:.:.:.:.:.:.:./:.:. : |:.:.: !:.{!ヽ:.:.:ヽゝ‐廾:.-- ､:.:.:.:.:‘，/ |:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.: | ！？ はッ はい
/ /:.:.:.:.:.／ｉ:.:/:.:.:|:.:.A-|ヽ:ヽ:.:.:ﾍ＞斥≠、ヽ:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.: |
ｉ:.:.:.:.://:.|:.:!:.:.:.:.y´|｡≠､ヽ＼:.ﾍ んてﾒ.＼:.:.:.:.:. |:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.: | お休みなさ〜い！
∨:.:/ ｉ:.:.ｉ:.{!:.:.:.:.|〃んう ＼.う__/} ,ｲ|:ｌ:.:.: : ｌ＼:/|:.:.:.:.:.:.:. : |
. 人,′!:.:.:ﾘ!:.:.!:.:.ｉ ｀.うﾂ}, ゝ-┴ }:l.:./:/ /:. |:.:.:.:.:.:.:. : |
',:.:.:. ﾄ:.:ヽ:.ﾍ. ゝ¨, / /:. |／!:.:.:|::.:.:.:.:.:.: : |
. 丶:.:.ｉ ＼:>､ﾍ /}:.: : ! |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼| /l:人＼ ﾏ￣ﾉ !:.:./ |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
|:.|{:. : r . イ |:.,' |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
. リヽ:.: | . ＜ /ｲ . |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼{ ￣| ／ ∧ﾍ |: : |:.:.:.:.:.:.:. : |
＼ r/{ , ＜ / ヽL;; |:.:.:.:.:.:.:. : |
,､／/－＜、 .／ ./:::::::::｀ヽ:、:.:.: |
,､r ´／ />= /´ ＼ ／ /::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
_,x ≦:::::::::::／ />≠< > /ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
. /::|::::::::::::／ / ／/ ＼＼ |: / ＼::::::::::::::::::::::::::::::::/＼
|::::|::::::／ ＞ ´ヽ ´ ｀´ヽ －＜ ヽ::::::::::::::::::::::::::/::::::::|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃阿部さんと 道下は 既にギルドの奥に 引っ込んでいます ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. --- ﾆ￣￣:/:.:.:./ -―― 、
,イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ゝ:.:.:´:.＿_――‐- ＼
／:.: ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:-:.:.:.::.≧ｭ､ ｀
/‐‐／:.:.:.:.:.:.:./:l:.:.:.:/:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:ヽ、:.: ＼
/:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:/:.:.!:.:./:.:.|:.:.:ﾊ:.:|:ヽ:. |:＼:.:.:.＼:.:.:.:ﾍ
. /、:/:.:.:.:.:/＿/__/L// /ｉ:./ .ｉ:.:!:. ｉ:. |:.:.:.ｉ:ﾍ:.:.:丶:.:.:.ｉ
|:.:. ｉ |:.:.:.:i:.:.:/／/／／7 / //_L|:.:.ｉ: l: l:.:.ﾍ:.:.:ｉ丶 | …………
ｉ丶|:.|:.:.:.:|:./斥拆心 ／ /,≠､|:./:.:.!:.|:.:.:.:ｉ:.: | ｉ:|
ﾍ:.:ゝﾊ:.:. |:|《 ら::::り ﾊ:::} }l/l:.:/:.:|:.:.:..!:.:.:| ﾘ
/ ヽ:ﾍ 辷zｼ う:ﾂﾉ /://:.:.!:.:.:.|.|:/
ヽ{:.:.:.:トヽ ゞ' ／ // / |:./ |′
|:. : | u ., ﾚ':./:/:.| }/
!:.:.: ト、 ― イ:.:.:}/:.:.:|/
ﾍ:.:.:| | イ:.:.:|:.:./:.:.:.:.|
ﾍ { l ＞ __ イ: : |:. /::.:.:.:.:.:.: |
/ ﾍ=、― ￣7 ＼:|:/:.:.:.:.:.:.:. : |
,x/ |/|／| ／ ／≧ｭ､:.:.:.:.:.:. |
,､r::´/ ﾚ/≠´! / ｉ::::::::::::::::::::::::≧ｭ､--- 、__
.,､r:´:::::::/ |//.| | >´ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿:::ヽ
. ､r::´:::::::::::::::/ |ゝ |_| / :|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::ｉ
＿
,. -‐-､ ／:/⌒
.. ／: : : : : :ヽ . . .-――-. . ､ l: :/-‐: ￣￣｀ヽ
.／: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ: : :-＝＝ﾆ￣｀＼
i: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: :＼
|: : : : : : : : /: : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : :i: : : : :＼ヽ: ヽ
| : : : : : : : !:{:{: : : : : : : : :＼: : : : : : : : : : :l: : :l: : ヽ:ヽ ヽl （仮にダンジョンの 攻略にも成ると
| : : : : : : : l: l lヽ: : : : : : : : : :＼: : : : : : : l: : : l: : : i: :l }
|: : : : : : : : l: l:l: :＼: : : : : : : : : : : : : : : :/'´}: :l:/: : l: :l 必要なメンバーは 最低でも４人……
|: : : : : : : : ﾍ: : : : : : : : : : : : : : : : : : r‐/〉': // : : ﾊ: l
|: : : :l: : : : : :|ヽ: : : : : : : : : : : : : : ／{ l .l'ｲl /|: : / .}/ 仲間が増えるのは 喜ばしいのに……）
|: : :/ : : : : : l _ヽ: :⊥: _: : : : : ／ 〈ｲ: l/' l:／
|: :/: : : : : : /./'⌒l´ ｀ー ´ .l: :l '
|:/: : : : : : / r-'＝＝＝=_-､ / ／l: ,ﾘ
|': : : : : : :/ ./＿＿＿ ｀､ｭ_／ l:/
/: : : : : : :/'´:::::::::::::::::::::￣:::::::ー`-... /'
i: : : : : : : :l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::.....､
l: : : : : : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::⌒i
!: : : : : : :l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::r=､
. l: : : : : : :l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::{{ ヽ
. |: : : : : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::ヾ､ /
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃厳密には タンク＋火力＋回復＋探索 である .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿__
＿＿＿ 〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
, イ￣￣￣ ヽ , ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｉ
. ／ -- ,ァ:.:.:.:.｀ヽ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｀ヽ､ ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
. 〃´ ／:.::／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ｀ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
./ /:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:／:/||ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |
/:.:.:/:.:./:.:./:.:.:.:.:.:.:.l:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ／／',|:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:. : | （カリムさんが 加わってくれた以前に
. ,':.:.:/:.:./:.:.:.ｉ:.:.:.:/:.l:. |:.:.|:.:.:|:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:､:.:.:.:.:',:.:.:/ }:.:.:.:. : ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ｉ:.:/ｉ:.:.,':.:.:.:.{:.{:.:.ｉ:.:.|:.:|:.:.| !:.:!:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.',:.:ヽ:.}/: ,'|:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| やる夫さんが 護衛に行ったダケで
|/ |:/!:.:.:.:.!:.!:.:.:!:.:.!:.:!:.,| ',:‐廴---- ､:ｉ:.:.:.:ｉ:ｉ:.:.:.!!:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
| !ｉ ',:.:.:.:|:.:',:.:',斥云､| ヾ､〃笊㍉ヽ:}:.:.:j:.j-/ |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| 胸がムカムカしたのは 何でだろう……）
. ﾘ. ',:.:.:{',:.{ヽ:.', ,' {心 ',:::::::Ⅵ }:./ｲ }. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.| ヾ、ヽ ヽ弋ﾘ .乂シ´〃:. }／ !:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ､.＼:.{ ＼ - ´ ￣ / |:.:.:! |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ',人 ヽ u .ｲ: /. |:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
｀ {:.へ、 ‐‐ イ }: /≠､ !:.:.:.:. : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ:.:.:! ＞ 、 イ, - / / /＼:.:.:.: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
＼| ／! /∨ / /:::::::::＼: : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヽ/::/ |./只∨./ ｉ::::::::::::::::::｀:ヽ ､:.:.:.:.:. : |
,､r´:::::::/ |〃|| / |:::::::::::::::::／｀::ヽ:ヽ:.:.:.: |
/､:::::::::::/,' .|＿_./ | ノ',/:::::::／::::::::::::::::::}:.:.:.: |
ｉ::::', イ ｉ ゝ‐|::::::/ ヽ＜ {ヽ/:.:.:.:.:.:.:.:＿//:.:.: : |
/||:::::∨/ !´ .|::::/ > .|//-:::::::::〃 ‐ ヽ:.:.:.:.:.|
{､|::::r ｉ ', |::/ ／ !/ |:::::::{ { }:.:.:.:.:.|
|::::| .{ ｉ |/ ／ / |::::::::ヽヽ-／:.:.:.:. |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃一方 やる夫に対する 感情の意味すら 分からない中 思わぬライバルの出現に ┃
┃ ┃
┃彼女の頭が 全く追い付いてゆかず 彼を問い質す つもりが 不発に終わっていた.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. ＜ ／ ＼ ＞ .
. :个 ‐- / , '′ i｀ : .
／ i l:::＼ ／ﾍ, l _＿ ＼
. ｲ-―￢‐=ﾆ.._j::ﾆ=-‐‐-=ﾆz--‐‐1 i:〉,
. / ｜ !:::＞ ´ ｀ ＜,｣ j::: ﾍ
′｜＿__ j ' ＿＿＿_ 丶'/7７ ‐＝:.
,'＞ ´＼,'// ／ ＼ ∨/ ,.
. ;ﾍ、 , ′ ／ ⌒ ⌒ ＼ '/ヽ ／::;
. i//＼ ／ ｉ ／ （●） （●） ＼. i///,>、::::::i
|//／ 丶 | ｜ ⌒（__人__）⌒ ｜ |,／ ＼::|
. k' ∧ ＼ ｀⌒´ ／ ,'∧ !
. v＞ , _/::::::､ ／ ＼ , //ム -‐=７
. V,///￣￣ﾄ､ ／,| i:::::,′
. ∨/ j:::::＞ .._ _..＜'//| | /
'､＝-‐1ﾞ￣￣∨/ﾌ7へ'７ﾌ//￣￣ ,―--, '
'<,'/∧ ∨' ´'v/ / ::::>'ﾞ
｀'マﾊﾆ=-‐ ＼ ／ ‐-=ニ/> ﾞ
｀ﾞ''＜::::__::ヽ.／::__:::＞''ﾞ´
￣￣
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ やる夫がソーシャルゲームの世界に転移したようです ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
第７話：おわり
リアルタイムで見れて良かった
もやもやなのはちゃん可愛い
／￣￣＼
／ ,ノ ヽ､_ 以上で ７話の投下を 終了します
| （ ●）（●）
| （___人__） またもや短いですが 予定通りのレス数です
| ､'
｜ ｜ 次回からは ようやく 次の街に行くので
}._＼ , |
.__ _＿ ,.〈＼＼＞ニﾆｧ´ 後日 『第二回ヒロインガチャ』を行いまして
／: : ＜ : : : : : : ＼ ／ﾞｉ ﾞｉ、
, ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ﾄ|ﾞｉ ＼_ その結果のキャラに 登場して貰います
.{ : : : : : : : :ﾞｉ : : :」 : : ::', Y´ﾞｉ. |: : : : .＼
|: : : : : : : : :＼ : : :＼ : ',|::::::ｉ |: : : : ',: : ｀, また 認知されていなかった ３人の強さも
', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::ﾞｉ|: : : : . ',: : }
(,:／:／ニ｀ﾝ---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ', 街のギルドに行けば 目立つ事に成るでしょう
｀: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rｰ'､
{∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: ＞＜￣＼.: ＼ では 次回の投下で 御会いしましょう！
{: ∨ : : : : :」.ゝ-''ﾞ~￣￣￣￣: : : : ﾞｉ ム: : : ' ,
l: : ∨: : : .／: : : : : : : : : : : : : : : : ､／: : : : : : }
}: : : ＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／゛￣: : : : : : : :, '
>>890
>>926
リアリティ無視でゆくなら１０連引いたら翌日の朝
全員ベットの上や脇で引いたキャラが転がってるんでしょうね……
>>892
初回でLGは出ませんがもしURを引いてたらセイバーとかが
イキナリ宿屋で飯を食ってて仲間に成ったりしました
>>895
>>897
有難う御座います……(KMR)
>>973
>>976
加入確定のフェイトが居れば死角ナシですね
まとめで知って丁度今本スレを見たら投下されててラッキーでしたｗ
色々ソシャゲ要素が面白いですが個人的には各ヒロインとの関係とかも期待させていただきますｗ
地の文とかに句読点とか入れないのは仕様？
今回はハンドジョブ落ちはなしかｗ
防御特化、ヒーラー、火力と本当にバランスいいなｗ
でも売れないソシャゲだからなぁ…火力ガン決めで何とかなるバランスじゃないの（偏見
こんなん笑うわ
これあとはバッファーかもう一枚火力入れたらほぼ理想編成なのでは…？
４人構成なら探索系一人入れれたら一旦PT完成できるね
>１０連引いたら翌日の朝全員ベットの上や脇で引いたキャラが転がってるんでしょうね……
むしろ怖えよwww
２スレ目立てました！ 宜しくお願いします
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1468575456/
>>984
思ってみれば1スレ埋まったのに 18禁要素無かったですね……
これも漁村ファウスタの治安が良すぎた為かもしれません
>>985
個人的な読み易さを重視して 今の仕様に成りましたが
やっぱ有った方が良さそうですね 意識してみます
>>986
なのはで十分〆れたと思ったので入れませんでした
>>988
そう考えれば なのはと言いカリムと言い 持ってるスキル多いですね
>>989
>>994
>>995
現実的に考えれば十連に必要なアイテムは 幾ら金(ゲーム硬貨)を積んでも
絶対に手に入らない様な 死ぬほど貴重な品を 使ってるワケなので
基本は単発で 起きたら新しい配下が 跪いている状況なんでしょうね
美少女なら添い寝→加入でも良いでしょうが ガッツとか出られても困りものです
>>987
>>992
>>993
投票で競った結果ながら 私もバランスが良くて驚いています
（１話目からエロしかないならそういうもんだと思うが）
話の流れ次第でいいと思うわ、現状でも面白いしｗ