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┃｜ やる夫が大海皇子になるそうです。 ｜┃
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注意：
このスレはフィクションです。
というか過去の人物に喋らせてる時点で嘘やがな
学ばないで下さい
どのみち教科書にも載ってるからネタバレも何もないが先のこと喋ると周りがどう思うか
そこの所は落ち着いて考えてください
次スレ誘導より大事な書き込みは存在しないんやでや。
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長いよ ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
o 'r ´ ヽ、ﾝ、
＼ ,'＝=─- -─=＝', i
＼ i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
＼ ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
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`と｢ ｀⌒＼L.',. L」 ﾉ| .|
| . | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
l レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
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【 ガヤ：ゆっくり霊夢 】 / | ﾊ＿j l|ﾍ ∨
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7ｲヽ厂l/｀::¨ヾ7X〃癶"ﾉV.: : ﾊ
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ﾍl:: :: :: ::ァ=-"ﾆー ミ´ /_ｲト=-
Y/￣ヾ´ 弋ラ_ヾ 〃_ -ﾐヾ::^
= --''ﾞ / て心 !l／
} l ヽ｀￢/
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ヽ _,,.r= ｀´_ /
: ::ヽ '"-=ニ_= ｧヽ／ 尺、間違えたよね前の話。
kヾ:::ヽ =-´ /
::::≧ヾ::ヽ 〃 ,イ
::::::::ミヾ::::＞<////:::{ 【 世界史解説：ロン毛 】
::::::::ミヽヾ:::::::::¨¨´:::::l
￣ ヽミﾐリ::::::::::::/i::k::ヽ
＿＿ ヽ:::::::///// }:::}
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／ 八 { { :{ } }
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／ ／| .: _Zｱ竺ミx ＼___.＞ ＼＼____＼ {｀¨¨¨⌒
⌒¨¨´ﾉ | | 八 {ｈ:.:.:.:.} Xア竺ミx ＼_
_／ 人 | 乂_)ノ {h.:.:.:} V}7⌒¨´ ＼
⌒＼___／＼ ＼ 乂)ノノ / /＼_______＞
} ＼__.＞ ' / /＼ {
_ノ ／ ＼ r_， ／ { ＼〉 半島三国情勢入れると
⌒¨フﾞ ／ ＼ .. ＜ ＼ ＼. 更に伸びますからね。
⌒¨¨¨´) r‐|｀ .._ （＼ ｛＼ {＼__＼
⌒¨¨／ ＾＼__ __＿＼＼ 〉 ＼〉
_,.. -‐ '''ﾞ＾ //冂＼〈⌒ `､‐- .._
/＼ // :|0| 〈⌒ `､ 、 【 史学史系解説：五井蘭州 】
;: : : :＼ /´⌒う （⌒に)⌒ 〈⌒ ﾟ｡ ／:
l: : : : : : ＼ / ⌒Z¨´ﾊ＼: :└{ ｡ ／: : :}
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l: : : : : : : 八 /: : : :(_）}}: : : : :/乂__／ ＼: : 〉
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‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ 必要とはいえ、中華の歴史をダイジェストで
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl. 語れば長くなるよなぁ。
,矣圭心.＞｡. ,′
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼.
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣
ト 、
.ト＼ ∧
＼ / ヽヾ、 ／~`＼
ト-` ／ ﾆ=_ , . --一/ /~
＼ __,.／'∠, ''`｀ ヽ三| |
ヽ-ーーヾヽ-' ﾍ>' ゞﾐ/
ヾヽ ~ ／ 俺なんて「倭王武」、「倭武」。
/iヽ .i-'. つまり「ヤマトタケル」だったんだよ！
/ ヾヽ .i
`ー-、 / ってネタ用意してたのに。
! ,.-一 /
｀`! /
`.i ／
i ／_
`丶-ー' ` ヽ、 ／
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,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
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i ｲ i ノ ｲ人レ ＼ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| キバヤシのいる？
!Y!"" ,-‐､ ""「 !ﾉ i |. それ。
L.',. ｀⌒´ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
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確かにヤマトタケルだけどさぁｗ
まあ、日本の未解明部分語るよりゃ同時代の中華語ったほうが文明や主義とかはハッキリしてるしね
考古学と自然科学のコンボでだいぶいろいろな事実が判明してきているとはいえ
古墳の白骨のＤＮＡ鑑定ができないから血統が連続しているかとかはわからない
ところでキバヤシってなんでいるんだっけ？
つーか昔の方が目立ってた
東国行った後もピンピンしてそうｗというか東国行く前に父と兄を鏖するな
珍説とか昔唱えられていたぶっ飛んだ説開陳するのが役割だな
こっちだと解説陣が割とクールかつマイペースだから、淡々と返されて空回りすることが多いけど
煬帝だけ ヨウ「ダイ」 と読むのって何か関係あるかな？
それは食文化というより南北の気候と地形の違いが大きいかな？
中国の場合、華北は乾燥した平野が多いけど江南は湿潤な湿地帯だからね
スレに出てきた曹操が、赤壁の戦いで敗北した一因として
華北出身の兵士が江南の気候に合わず疫病が蔓延したこともあげられるくらいだし
必ずしも全体が飢饉になってるわけじゃない
っていう大帝国だからね統一中華
連中が国が荒れた後、流通の政策打ち出すのは経済活性化だけじゃなく
地方の富飢差を緩慢にするためってのもあるんだろうなと
>>15
ウィキペディアなんだけど"「ようだい」は日本古来の読み癖と謂われる"って記述があるね
帝の読み方に呉音だと「タイ」とあるんだけど、「ダイ」ではないし
このスレで触れられた古韓音とかが関係あるのかも？と思った次第
尉遅敬徳（うっちけいとく）みたいに変わった読みをする人名を見かけるし
ってあった。無論何の根拠もない。
鄭玄（じょうげん）とか、孔穎達（くようだつ）とか、杜預（どよ）とか。
そういう読み癖の延長だろうね。
煬帝も「ようたい」の連濁で「ようだい」になると見れば不思議じゃない。
「テイ」ではなく「ダイ」と読むようにしたってことはないのかね？
次回投下予定は1/10 21:00で、12月中におまけ投下して年内は終了となります。
申し訳ありません。
リアルだいじに
おまけ投下に期待してます。
無いと断言して良い
そういう侮蔑のニュアンスは「煬」の方に込められてるし
本場中国では普通に煬帝(Yangdi)とdi読みしてるから
日本の特殊事情（古来の読み癖が存続した）でファイナルアンサー
東昏侯とか
結局、＞正統性という点において隋は無頓着であり、
＞ 頼みの軍事威圧も高句麗遠征で剥げ落ちてしまった感がある。
日出ずるところの天子という日本の国書も、本来南朝が正当だから隋には遠慮しないというニュアンスから来てるのかな
始まっていたとは露知らず、やっと追いつきました
鎌倉同様楽しみにしております
前に触れてたけど、南朝向けでは東という意味で使われていた用語らしいね。
一応史記の「東帝・西帝」の故事になぞらえているそうな。
20〜30年前まで実際に複数存在する状態が数百年続いてた時代なわけだし
別大陸は別世界だ、とか聞いたことあるけど
中華もそうなんかな？
「常世の国」も、海を渡った西の方に普通に存在してると信じられてたし。
そうなれば互いが上手く矮小化して見えてたんだとは思う
当時の意味に関わらずdqnイメージに変化はなさそうだな
それと大将軍セットじゃなあ
「往古来今を宙と謂い、四方上下を宇と謂う」（『淮南子』斉俗訓）。
つまり「この世すべての空間」＝宇で、「過去・現在・未来すべての時間」＝宙だね。
「宇宙大将軍」は「すべての空間とすべての時間を支配する大将軍」というわけで。
今の「宇宙」より意味広そう。かっこいい（棒）
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
よりぬき古代史
敏達天皇元年
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/ __｛／ ／ ／. : : : :｀^: :.⌒l ＼',
′{ / ｱ ／ ヽl }
｛ {”.′ ', :}
〉′ / / / / ｌ ヽ
／｝ { ./ / /} ﾊ :li } }
/ /-‐‐／) 斗--:} .ﾄ､l :ｌl } ,
／ ｱ´／／/ / }/ }/ l l ', ﾊ ./ ′
.:{{＼〃／／ Ⅵ ./ x＝ミ､ Ⅵ 7⌒/} / 余が今年より
. : :}}. .／ /｀7´}-､ / :.:.:.:. ｀^ ,ｨｆ芯㍉′ /. すめらみことであ〜る！
. : : : :{{ (／ ./-‐‐ つ 〈_ツ ﾑｲ}/
. : : : : : : }} --､ (／ -‐ '"´ ' .:.:.:.:./ /
-‐: : : : : : : : {{ ／-‐==ミ { ｧ ′ ､ ___
-‐. : : : : : : : : : : : : : :}}‐ヽ __ {i . . .{. ／::. ｀ イ ./ }. _/ } ./ {
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‐‐---､: : : : : : : : : : : : : : : :.／ } 厂}. . . ./}. . . .-=彡 ./. ./ー‐‐､
【 敏達天皇 】
-‐=≠ﾐ､
／ }}___
, ‐= =‐､. ＼=ﾐ､
／ ／ ＼ ＼ｙ＼
/ ’，,ヾ
′ / } ',/}
| { ﾊ ', V}
{ / ⅰ { ト |ﾊ { /七} } : }i
|ⅰ i| |x==ミ ', {Ⅵ斗==ミ :} }′
|ⅰ i|Ⅵ{ V少 丶 V少 }/ | では初仕事と行こう。
Ⅵ}N: ∧::｀ , ´:::}i 父が亡くなる前に漂着した
', 圦 ム i ,′. 高句麗の使者の件を片付けよう。
个 ´｀ イ }:::|i /
} | く::≧-=≦ :{ .}:::| /. 彼らは今どこにいる？
{ﾊ/ﾘ ヽ}ﾆﾆYﾆﾆ{/:::！′
__ -‐‐===‐-､ ／: : :.}{: : :.∨__:} _＿＿
ゝ､/__}i_ⅱ{_{__}i/¨¨´: :.＼: : }{: : :／: : :｀¨ {iⅰ}}ⅱ}i ､
／: : : : : : : 丶:.: : : : :／ ヽ}{／ ＼: : : :.} ＼}_}ⅱ__Ⅵ
〃: : : : : : : : : : :}: : :／ ＼: :}: : : : : : : : : :＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
前年、高句麗の使者の乗った船が難破し、
越（北陸）に漂着していた。
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_V ヽ
. ＼ r´ _ ヽ/´ ー ､ ヽ､
. ヽ ー' ／ ｀V ミ i!i ﾄ, ヾ､彡 l､
‐￣ / _ ﾐ ＿ミ-一｀ i!i i!i i 彡 ﾚ,
∧ 〈 f 三 ﾉi!i /ﾀ /i 〈 ﾉ)
ﾄ ヽ' ∨ ､_从ソ/ノﾘ ﾉ ヽ <
lﾘ ヽ r=三彡=､ ﾞｰ､_Vﾚi_'' /i l ト'
レｿ ｀´l t､_＿, ｪ彡' ﾗ ｀ﾐｮz'ｨ j/ イ ﾉ
i l l ｀ｰ==' rfシｼ'｀ｰ｀"r' ／／
ｒ r / / / 《三≡彡'” | ' ´
. ﾚ´＜ノ' ∨ ､ l
. ノ / l | 〈 _ 〉-｀-'
∧ノ_ﾉﾘ ＼ ｀¨>‐'
∧||ﾍ ＼ ＞' 山背の相楽（京都府相楽郡）に
∧||ﾊ ヽ { まだ滞在しております。
.. 三l||||ﾍ ／ ｀ヽ l
.. 三||||llﾊ ／ ー - '
【 物部守屋（もののべのもりや） 】
-=＝＝=-
／ ゝヽ＜￣｀ ＜￣ ヽ
/ ≦ ｀ ｀ヽ ハ
´ ∨',
（＿＿＿/ ／ ‘， V
￣≠―＝彡 ', ﾟ｡
､＿＿_／／才 / / / / i /ハ !
￣ 7／ /}/ 厶､//| 斗彡≠ミ', ＿. '
{( .／ {／:. ｒ示ﾐi／ " いﾘ ; ハ′
／ ／,' ∧弋ﾘ ､ ¨¨´,' }_ノ 悲しいことだ。
／ 才/ { ,ﾘ ﾟ。 ' ,' f´ もう亡き父にも文章で
ー≠一 ´ / |i/ ､ ｒ_､ / ./|. 奏聞したというのに。
＿ |′ { ーi' ヽ 才' /_」
{＼ ｀ {＼ ｒ ､ ゝ ｀≠ ／¨ {
.‘， ＼( ヽヽ{ヽ r ＿≧､__￣｀＜｀ヽ ≦ｒ一 ´ L＿ｒ―――､＿＿_
ﾟ｡ ＼ ヾｖ ヽ ＞ ）ーﾊ⌒Y _ｚ≦ ∠＿＿＿_/ ＜
‘， ＼ ＾－ヽ.＿＿__ ﾄ､ ＼ 才―一'V__ソ-＜ ／ /、 ヽ＿＜
ヽ ヽ ＿＿ > 〉 ヽヽ＼ ＼ ヽ ｀¨冖冖′ﾞ¨¨¨"',
〈 ＼ ／r┘ / ＼ヽ＼_>＞―― - ミ ∨/ ヽ
‘， 〉一 i / ヽｒ' 〉
_ヽヽ ＿ ,.r=､
＞ ´ ヾ! ｀ ＜⌒',＿
＞ ´ ヾ }
／ ヽ V__
. / / ﾒ､ / ／ ', / ヾ i
/ / / /ヽ ,.ィヽ ∨/ K
/ , ,' Vミ:.､!/ N ＼|. i/, !/
| ﾊ i | 抃芋ミ､ | r≦手三 |/ ム
|' .〉| |, -.{了::刃 ヽ.! {了:::刃 { /:.ヽ これ以上待たせるのはよくない。
. /´ﾄ./ ,! ゞ赱ソ ゞ赱ソ .∨:.:.:.:.ヽ 外交処理を進めよう。
i i ,' ﾊ ／ ） r ,--- ｬ | |:.:ヽ:.／
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_ミﾞヾ彡ｨ;",.イ:::::::_ ,.ィ彡ヘ ／￣￣￣￣￣￣￣＼
=彡ィ",.イミ≦チ=彡' | そ……ん？ |
,.ｲ ,.ィ彡 ".:ﾞミ辷彡 | 鳥の羽？ ＞
_,.ィ".．イ彡ｨ''⌒ﾞミイ ＼＿＿＿＿＿＿＿／
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／ ,厶斗ﾍ:. :. ｀ヾ.:｀ヽ.
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. ＼ ;. i|＼N厶斗i| iヽ ..:ﾑｲ
| ｉ| |i i|ﾍィ ィ升ﾘΝ |ﾉ .:ぐ〈
|ハＮﾄ､Ｎﾍ ＶУ | i| 厶∧ﾍ. あ、烏（カラスかどうかは不明）の羽に
′ / ﾉ "´ 从 . i! Y i |:.: ∧:ﾍ. 墨でなにか書いてあるな……。
/ .:ヽ _ ﾊ| /:./,斗!i |:.:.: ∧.:ﾍ
/ / ヽ ノ斗 /:./:.:.:.:!:.i_|_:.:.:. ∧/
ﾐ::.、 ./ ／ ｰ＿__j/:./:.:.:.:._い、|＿:.:.∧＿__
|::::::〉 ./／ ﾉ爪川ﾌУ/:.:＞＜:.:.:.:.:.:爪川川从ﾍへ
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/::/::./ ／:.:,才´ .: ∨:.:.:.:.:.:j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :: :: :.＼＼
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{ X .ﾊ / i .| i ', ヽ jﾉ
乂/ / ヽ ′ .| ! | ', ', ／
Ｙ {X.′ ', i ｜ X / , j } i ',
＿ⅥＸ{ ', ヽ.| | / /ー/ . , ﾊ j ,
,.ィf:.:.:.:.:.人__', ', | ､_.ｨf弐于ミx､/ }/i /ｨェzミ ,
_ ノ:.:.:.:.:.:.／:.:.:.／', .{ ﾏ! んＪﾊ / | ｲんﾊ 》 j/i . i
ヽ:.:.:.:.:.:.´:.:.:.／:.:.:/ヽ i´ ', 泛zﾂ j/ 泛.ﾂ / }ハ |
＼:.:.:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.}.{ ', | !|| ||| ′ ﾄ {
}:.:.:.:/:.:.:.イ:.:.:.:.八. ', | !i.} .!
j:／イ:.:.:.:.:.:.:.:., |≧:.:. | _ _ u 八 | ……だが、読めぬ。
,::.:.:.:.:.:.:.:..i |:.:.:.:.ﾍ ', ´ ￣ ｀ﾞ ／ | . |
/:.:.i:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.:.r=ﾍ ',≧z イ | } }
/:.:.:.:{へ.:.:.:.:.! |:.:/≧z.', ', r-- ´ .| .ﾊ ,
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r' _/＿ ゝ､ ＼
/ ｲ ヽ_彡⌒ヽ i
, ゝi /__彡イ'ﾑ ﾊ
i 八 i ﾉ---ｧ八 史（ふひと）共、これを解読せよ。
∧ r----=v―r:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i| ∧
/ V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゞ-人:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|/ ∧
. ｲ iゝY:ｉ:ｉ:ｉｲ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:从/ ヽ＿_
|i | |i^< |:ｉ:i:|:ｉ:ｉ|´iﾉ｀´ 从／ ´ヽヽ ヽ
从＿l､ |i ∨:ｉ:ｉ|v:ｉ|=ゝ､ ／イ i i ／:ｉ:ｉ:{ {＼ /!
＜￣ゞ'＜ヽ r:i:i:|:ｉ|:i| :ｉイ乂__ イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:} }:ｉ:iヽ /ﾉ ----ー ……＝＝っ
／:ｉ:ｉ＞ ／／ ＞＜l:i::i| :ｉ:ｉｉ へ :ｉY:ｉ:ｉ:i:i:／斗≦} }:ｉ:ｉ:ﾉ ｲ ノ＿_ _ ヽ- ヽ ヽ
i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨⌒ヽ|:i:i:|イ:ｉ| |:ｉ:i:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉノ':ｉ:ｉ/i ／:ｉ:| /ー/:ｉ:iﾊ i ∪ﾉ
|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ| 乂人:乂 Y{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉi人 ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ| ￣＞:ｉ:ｉﾘ∪
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:| |:ｉ:ｉ:ｉ-=ミ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＞ __ r-く:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ| ＜:ｉ:ｉ:/
}彡イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i| ,' ', 八:ｉ:ｉ:ｉ|| ハ ` ＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i!|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i八 ＜:ｉ/
r--'彡:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／:i人 i i 〃:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/' i ` ＜:ｉ:ｉ:i:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ ､ ＿ヽ
／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／ Ⅵ:i== ､ ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ ﾉ ` ＜:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ヽ､）
. ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／ ､:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ≧=≦:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／__彡' -- ´￣￣ i==r
/:::::::::::::::::::::::::::::＼＿＿＿,ｲ:::ヽ
. r、 ー―‐'ト､:::::::::::::::::::::::::／｀!::::::::::::::／⌒l
. l ヽ::::::::::::} ﾄ､ヽ､:::::::::::／／| {:::::::::::/ /
. ﾍ ﾍ:::::::::| | ＼ヽ、 / / / .|:::::::::::| ./
ﾍ i::::::::} .＼ ﾍ .Y / ./ｲ !:::::::::::l / 何だこれは……。
＼|::::::::l ﾄ、＼| ｌ ／: :| l::::::::::::! ./ とりあえず検討いたします．
. }::::::::}. | : ＼＿／: : :/{ |:::::::::::|/
l:::::::/| .|: : : : : / :.) !/＼::::ヽ､
l:::::/ ＼＼: : : : : :/: :/ / ヽ::::::}
l:::| ヽ}／'''＼|／ / |:::::l
ヽ| ! ￣/ .|::::::ヽ-、
/:| ＼ / |::::::::::::::＼
／:::::ﾄ― 、 ﾍ / ＞ ’:::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::::::::＼ Y ＞’:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
【 東漢氏 】
【 三日後 】
厂￣｀ヽ -───-
|＼:::::::::::∨::::::::::::::::::::::::::::＼＿ イ＼_人__人__人__人__人__人_／
|ニ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/~≫ ≪
|二二}:::|￣｀¨ヽ:::::::::::::::／￣|::::/ ≪ 今回！我々は！ ≫
∨j／::::| ＼ ＼::::／ ／ u|:/二=≫ ≪
. ∨::::::: ! 入 ○ ○∧.|{二.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
|::::::::/| ( ＼r─‐-､／／∧Ｙ´
|::::;//L__|. ＼＿ノ／|_,/ 〉|
〈:::〈/// ｀ー一'ー一'"＼ /:::〉 ＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
. ＼|// / |＿＿＿| ＼ ,/／. ≫ ≪
／￣｀ヽ/ / / | i ＼ ,／｀ヽ ≪ 何の成果も！得られませんでしたァ ≫
/ ＼/ { | ／ i. ≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
r-y-､
＞ ´￣ ｀ヾメ､三ミ､
ト..,,＿ _,,＞ ´ ヽ ヾ メヽ |!|ﾊ
`ー -- ィ''´ ', ',ヾ く// ! ／:.ヽ
./ .i | | ヾy} ／:.:.:,.:.:i
, | | | | ト. { く:.:.:.／:.:.:ｊ
i ! .i |. } ,!ィf刃 ,!ﾉ / ヾ:.:.＜:.ﾊ うーむ。
| ﾊ i!从ﾊ! '' ゞソ ﾊ / ＼:.:＼:.ヽ
ヾ ﾏｿ ' '| | ＞-.､ ＼:.:＼＼
| ヽ' ' , - ;| |/ ／:.:.ヽ ヾ:.:.ヽ:.ゝ
| ＞:.. ー≦ニ=ミ;:.:.＞ 二ﾐ= ､r==-､__
| __／フー 川_}∨/ ｀ヾ＼:.:.:.:.:〉
|/!/.:{ {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} i ', ∨:.:.:.:./
',:.:ヾ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ ! ! }}:.:.:.:.｀:..=-＜
}:.:.:.-=:.:.:.:.:.:.:イ:ヽヽ ﾉﾉ=- ､:.:.:.:.:.:.:.! ,.ｨ
/:.:.:.:..:.:.:r'',Ｚ ヽヽ:.:.:`ー 二 彡:.:! i:.:.:.:.:._/ヽ. ／ }
/:.:.:.:.:.:.:/ / ＼ヽ:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.ノ } !:.:.／ }／ r''
/:.:.:.:.:.:.:/. ', 7ミ二二二彡.}! 〈／／ ／ ｿ
/:.:.:.:.:.:.:〈 ヽ. /:.:.:..:.:.:.| |:.! ', i!_ ソ／ヽ ´￣￣ ＞
ヽ:.:.:.:.:.:.:.}ヽ__ ｀￣ヾ:.:.:.:.:.:.://oﾆXﾆV､ }i __｀ ＜ ＜⌒´ .／:
,,, -'''"""""""''-- ,__
／ ／,, __ `ヽ､
／ ／／／ .. ... ヽ
/ ,､i i / //／ ／ 'ヽ
/ i,,/ ``､ヽl i i / ノ ノ ﾉ / ヽ
/（ i' ..::::::``ii, , //ﾉノ／,; ',,, ﾉﾉ l
iヽ/ ..::: ::: ） ） 彡 彡' |
;ミ! :: ..: :: ／ノ 彡 _,, ' .ﾉ 東漢でもダメとなると、
;ﾐi（((ii,､ : : :::: ／. 彡 _,, ' .ﾉ 最近渡来してきたものに王辰爾（おうじんに）と
__,,, --------;ﾐlヽi_＼(( Ｏ .: 彡 ノノ.ﾉ 言うのもがおります。
::::::::::::::::::::::::::::::`| ''＼ｕ`､ﾐi､' i､＿,,,,, -'''))) ヽン ／ ﾉ
_________::::::::::::::::::| ￣~/ ミ `､ｰｕ-';_,;;;;''' ）,ﾉ） ﾉ､. 其奴にやらせてみましょう。
|:::::::::::::::::| .......:: / '~ :::ヽ￣~~~ /__ノｰ'---､__
. !:::::::::::::: l| .: , ./､ ､ :. ..:;;/､ `:: ヽ
i:::／￣'i | ::.ヽ ヽ ｰ'''' : .::;i~ :: ::. ::
:.. ヽ : ,i | .~''- ,,,,___ ,;/`::.. :::__,, ----=
:::::::... ヽ : i ::| .:"'' ..,,, ／i`:::::: .::::::.／
＼::::::... ＼| :::| ::: ,, -''"::: ＼ :::::::／
;;;;;;＼:::::...... ＼:: `''- ,,_,, -''" .:_;;--''" ＼/;;;;,／ ::::::
;;;;;;;;;;;;＼::::::... ヽ､ :::::::::::: , -''" ,::ヽ､／ :::::::
;:;;;;;;;;;;;;;;;;`'- ;,,__ `---<'~.........:::::::;;;'''ノ;;;;;;;;;;）:: :::::::::::
【 蘇我馬子（そがのうまこ） 】
ゝ≦⌒ヽ
/ / , -､.},- ､
ﾚ′ //i∨/∧ ｀＜ー- -､
.＞ー―- ー-＼､ ＼ﾉﾉ ∧
.／ ヽ ' ,/ }
/ Y , ∨∧ ソ
ﾚi .{ ﾉiﾅﾅ∨ヽﾅﾅヽ|! .∨∧ ',
Vヽ 1 ・ ・ i∨i ! .}ヽ 良きに計らえ。
. / .| / 'ｿ /./ ＼
| .人 ⌒ / /ノ __＞´
/Vヽ ≧ｧzｧ=≦/ /､}ノ
/____.父,∠二二ヽ父ヾ ー｀
〈｛::.（＿_8.＿＿）:::::::｝〉
. ／::::／}::｝X｛:::::::｛∧:::::＼
＿＿
／ ＼
／ .........:::::＼
/￣￣￣￣￣￣ヽ
／ ＼ あー、これねー。
／| ／￣￣＼ ヽ＼
/ :| / .:ヽ .::|:::ヽ
| ::| | ..:::::::::| ..::::|::: | |::::::〉
ヽ ..::::| ヽ ..:::::::::/...:::::|:::/ /::::::.l
＼:| ＼＿＿／..::::::::|／ /::/::./
ヽ ..:::::::::::::::/ l::::l::::i'
| ..:::::::::::::::::::::::| l::::l::::l
ﾉ二二ヽ / ...::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ∩. l::::l::./
___ヽ二（ ::::::::::::::: ）二＝ﾉﾉ⌒ヽ. 'i,l/
─二 二ﾉ三ニ＿＿＿＿＿__ニ三彡⌒ヽ ⌒ ｿヽ ∩
￣ ノ ノヽ＝三三三三三三￣/ ﾉ丿二＝=ﾉ ﾉ＿─── ノ_ノ
__ノ⌒ノ __丿丿ヾ ヽ/ソヽヽ＼二__ﾉ __ノ ノ──￣￣￣
ﾉ ﾉ __丿 丿 ﾉ ﾉ＼＼三二二＿＿ノ _ノ
ソ 丿 丿 （ （ ヽ＿＿＿ノ￣￣￣
丿 丿___丿 ヽ二二二＼＿＿＿＿＿───＿＿＿＿＿
ヽ＿＿＿＿＿/──ヽ＿＿＿＿＿ミ
【 王辰爾（おうじんに） 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
百済王族の後裔とか言う話。
船舶関係を家の職にしていたらしく、
「船」という姓を貰ってる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【 キューピー3分クッキング テーマ曲 ： ttps://youtu.be/QECYJeDCewg 】
. γ;
;i;ﾐ
／⌒ヽ、 /'
（） ○）ノ . ∬ まず飯の湯気に晒します。
ノリﾘ从ﾙヽ.┻┻
|￣￣￣| |＿＿|
|＿＿＿|::|~从从~|
ファサァ
／⌒ヽ、
（） ○） .）） 白絹を当てて……。
ノリﾘ（￣｀ヽO_ノ⌒ヽ
） ＼ ））
ヽ :: ノ:::: ）
丿 ,:' ））
（（ （___,,.;:-－''"´｀`'‐'
∧__
/ /
/ /
/ /
´￣＞s｡ / /
／ ｡o＜ ／￣｀`丶､ .| |
/ ｡o＜ ﾍ ｀ヽ { {
ゝ } ',
{ 斗==ミ､ ｀ヽ､ ′ ヽ ヽ
∧ﾊ /´ `､ ｀¨¨¨´＼ｰ-､ .i{ i{ 字を写し取れば……。
/ 7 / , ／＾＼､ i{ :i{
/ / { } ／､｀ヾ､／} i :} ね？ 簡単でしょ？
,' ,′ ∧､ ／ ,,ィくミﾆ＞＜__ﾉ--‐-ミ } /
j{ { { ﾟ｡｀¨¨¨¨´ .,ィく:::ﾉ＞''´＿＿＿＿＿__У ,ｲ＿
| | ゝ ゝ ,.ィ升::}:彡,.｡s＜≧s｡ﾉﾉ _／／ ／
| | ｀`ｰ＼ ,.ィく:::}::::ﾉハ／,-ｧ≧=- 二二二／ xく＼
| | {___彡久::::ﾉノ＜ﾍ ∨_ノ:::::::／ ／ ／| ＼＼
| | 川川ﾉｿ{＼ ', ',￣”“''''“”￣ ／ ／＼| ハ ﾟ。
| | /ノノノﾟ ∨_＞s｡ , ',＿＿＿＿__{ ／＾＼ ＼/ ハ ',
', ', ＾ゞ''} }ー=彡 | ', / 八⌒＼＼ ∨ | |
', ', j{ j{ .| :| ./ / ＼ ＼＼{ .:| |
', ', ﾘ ﾘ⌒＼ .| :| { {＼ ＼ ＼ヽ ﾉ ﾉ
', ', / / ＼.| :| ＼ ＼ ヽ ヽ ソ´／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
高句麗はいちいちこんな手間をかけて
国書を書いていたのだろうか。
なお内容は伝わっていない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／ ｀ヽ { /: : : : : : : : : : : : . . . _
≫ ≪ ..｀ヽ＼ ヽ. ,.' : : : : : : : : : : : : ／)./´!-/ }''フ
≪ 勤しきかな！ 辰爾。懿きかな！ ≫ .＿__ .} |＿ ノ i: : : : : : : : : : : :／ / _{ !ﾉ /´
≫ 今より、余の側に侍るが良いぞ！ ≪.´ __ Vへ ＼___ .（ : l: : : : : : : : : : :/ .'"´/ | }ノ
≪ ≫ ´ ｀ヾ} ﾄ.､｀ヽ Y j |: : : : : : : : : :/ j | ﾉ: . .
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ! |ヽ） ', { ﾑ {: : : : : : : : :.j' ,.ｲ´: : . .
／ / ﾒ、 / ! | '_）.ﾐ} ７:.{ !: : : : : : :.ノ ／ : : : : . .
／ ./ ／{/i｀ ./! -ｒ― | ! }_）.,! /:.:.:.｀ヽ: : ＞ ´ , -＜ : : : : . . . .-‐く
, {/ﾚ'ｨ汽. |/j/ .| /| / }j ! ノ}_）/.':.:.:.:.:.:.ノ }. ／: : : : : : : : : : : : . . .
/ .／r | 辷ｿ 乃ﾑ / __j彡{_)./:.:.:.:.Y´: :/ ／: : : : : : : : : : : : : : . .
/ ／ ゝ! ＿ ヾ沙'イ:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:,）: :乂／: : : : : : : : : : : : : : : . .＿,,..-
/ ／ __! ﾚ'´ ｀ヽ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . .
,／ﾚ' ノ{:.ﾊ. ゝ. __ノ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . .
.ィ⌒ヽ ／:.:.:.:.:.:.:.ヽ ___ ,ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ; ; : : : : }ヽ: : : : : : : : : : : : . . ___
/ { 二フ亦ィ ﾆ=―ミ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉 ｀ ; : : ﾉ ヽ: : : : : : : : : : . . . ヽ ｀ヽ
/⌒ヽ | ゝ._ ,ｨ´'⌒Y´ ） ﾏ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾑ /ヽ /
{ ',_ { ｀ヽ /｀ヽ / ゝく }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;..イ ゝﾍ. /}. /:.:.:.:.＼ }
乂 ＞ ⌒ｰ=- ..,,____}/ ） __ { 乂_人 ノ{:.:.:.;: ＜´ ￣ ゝノ}_ノ ヽ. } ￣ ´ ＼ﾉ
ｰ''￣＞ ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヾｰ ﾉ ） ', (__)ｰ-ｧ ￣￣ ´ ｀ヾ／ ＼ノ
／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀Ｙ （ ゝ-イ:.:{.v'´ |○ ）:.:.:.:.:.:.:./ ＿
-‐く く.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{ ノ .__／:.:.:}:.:!/｀ｰ}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＿,ノ:.:.:.:.:｀ヽ
ゞ 〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.乂／:.:.:.:.:.:.:,ｲ:}X二_}○ ）:.:.:.∠,,..ィ ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ｰ- ..,,_
,ゝ-/ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ j:.ﾄ､,.--|ｨヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ー-
./ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ ﾉ:.ﾚ^ー ヽｲ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
,ィ ==ミ ､
/ ヽ',
}} .へ
／^ ヽ/ ﾍ ＼＿
./ ／~~ ', ヽ ｀ ＜--､__
/ .／ , ', ヽ }_ ｀ヽ
/ / i. ', Vヽ
/ i | i Vﾒ }
, ' . i | | | / } ﾉ. ,
./ i { `ト{ i 斗ｨf=ミ、 .} ／ / ! } /
/ｲ./| 汽沁ヽﾄ { んﾊ 》 .|-､ ／ ,ノ..ｨ お前たちは全く。
/ } Vﾘ 泛ﾂ ! } /ィ:.:.:＼ 頭数を揃えておいて
/ /i {八. ′ | |..ﾉ .／:.:.:{:.:.:.:.:.:＼. 王辰爾一人にもかなわんではないか。
{/ | i:､ v_ぇ ! |..イ:.:.:.:.:.:|ヽ:.:.:.r--`
', { ＼ | {:.:.:|.:.:.:.:.:.| ヾノ
ヽ ﾄ! ー≦ |/} ∧:.:!:.:.:.:.:.:|
ヾ /i {:.:.:.:j／:.:.:Vﾚ ⌒V
_ rzぇ_＿./. | |:.:.:.:ィf≦Z≧zｒ - ､
ｲfffff冊 ／ ヽjj／__ } ﾄ ､__ ーイ.＼
//川川／￣ ｀ ´ .{ {ﾏ{ { { { { { { i i iﾊ
／:.:.:.:.::/ y ´ ﾏ:.ヾ从川川从孑へ
.／:.:.:.:.:.:.ノ / ＿ ﾏ :./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／:.:.:.:／´￣ ｀ヽ.イ´ ￣｀ヽ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.＼
,. -,,‐‐,-,,,,､
/,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::;＼
r‐;ヽ､ ,. r'r- ､,;;;;;;;;;;;;;;:::. .::::;;>-､
ﾄ＼＼;`';"´ｰ-;;|`iｰ-､ヽ.;;;;;;;;;;/´,.､-t'7,,--,,─'"ﾌ!
',ﾐミ＼＼,;;;;;;;;;;;;| !:°＼ヽ;;;/ /°:.ﾉ/ヾ､;;;;;,,／' 〉
ヾミミヽ､ i,;;;;;;;;i`l.ヽ､.:..:.ヽ Y ;.:.:.／,';;;;;;;;;`／彡´
`､ミﾐ∨,;;;;;;;;l |`ヽ､ヽ､.｝ !ノ‐'",r' j;;;;;;;;/彡ノ
＼ﾐｦ,;;;;;;;;;;j ト､ `ヽ､`ｌ´／´ ﾉ!;;;;;;;{=／
∀,;;;;;;／{{xxxヽ､ i ／i〈;;;;;;;;}/
/,;;;／彡l {.xxxxヽ ! /xx;/ﾐ＼;;;|! ガーン
〉ヽ／／,∧.xxxx ! !,.ﾉxx,ﾉ/ミﾐ.〉!!
{;;;;;;レ'／//{‐--‐'"`＾‐-‐'〉ヾヽ`i;;;;〉
ヾ;;}ノ／//ﾍ.:｡ﾟ．・oﾟ。･,rヘﾐ＼`|ヲ
／,;`'＜､'/ﾉﾉ∧ﾟ・。．o∧ヽ＼｀ ､,}
／,;;;;;;;;;;;;;;;;｀`ヽv/;ﾍ∵ﾟ/´､ヽ＼＞‐"ヽ
／,;ヾ,;＝;､;ヽ,;;;;;;;;;;＼/ﾄ､/ﾍヾ､ｙ'´,;;;;;;;;,／`ヽ､
,. r＜､__,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶;',!ヾヽ /_,;;-‐''",;;;;;;;;::;:;:.｀ｰ-,､
,,, -―-- ､、.., ' ⌒ヽ
イ ( ∧ )
／ / ヽ.. ヽ廴) ノ
/ ﾍ ', |／ .',
/ ', ヽ
. / i
| ヾ ', |
| ﾍ i | （後で宥めておかねばな）
{ }
〉 ＼ ヽ / ! |
{ヽ ヽ ヽ ./ / .,′ /
ヽ ':, ', ',/ ′
i i | ,'
ﾚ' | / /
,,x＜丁 { ヽ ヾ / / r―‐―-----
／////,| ‘, ', ', ′ .}//////////
///////∧ ‘, lヽ i ///////＞''´
{｀`丶、///,ヽ、 V ﾚ!从/ヽ/从〃/N/l/l/ ///,＞'''´
‘, ｀` ー--―――------------------一 ''´ /
ヽ ／‐-
｡z≦´￣ヽ ＼ ′
｡z≦ ＼ ｀丶、 ／/
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
で、ここまでが前フリ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【 高句麗の使者滞在地 】
大使..＿
/ ◎ V ◎ ヽ
| |. | お前ら！ ワイの指示に従わんと
＼＿人＿_ノミミ. 貢物をあっちゃこっちゃどうでもええ連中にばら撒いて！
ノ￣ ヽミミﾐ この事が王の耳に入ってみぃ！
_＿／ ミ彡ミ お前ら！ クビ！ やぞ！
＼ ﾉ└ ミ彡ミ
.＼ ⌒ iミ彡ミﾐ
／ ＿＿＿_／ミ彡ミﾐﾐ
￣￣／ ￣＼
ファッ！？
副使
副使 /бヽ/бヽ
／●＼.／●＼ ./ / /二ミﾍ
| || | 人_ _入_ _ノ ヾﾐﾐミミ アカン、これはアカン。
彡 ＼ ／.＼ ／. _＿＿／ ﾐミミﾐﾐ
.彡彡 ヽ ヘ、 ヾﾐミﾐミ
彡彡 ＿＿＿__＼ ￣ヽ─〜〜-〜-ヽ ヾﾐﾐﾐミ
彡／ ＼ | ￣ __＿ノ´ ヾﾐﾘミﾐミ
／ ＼ | ＜￣￣ ＿＿ ヾミミｯミミ
￣￣ ＼ ヾミミﾐミミ
副使ミ
(｡ )( ｡ )xミ
〉 }ﾐ
./,. --r {
r─ ' _ノ ', あいつ殺そう。
￣￣ﾉ ＼__
／ Y
/ i { ∨
/ /＼__ ':, ∨
. 〈 ( ＼ } }
', } ﾉ / ／1
', {_ 〔 ./ / r'
〔三三}从{ニニﾆﾉハ{==≦〕
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
そういうことになった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
大使
彡(ﾟ)(ﾟ) ？？
彡 と あいつらワイを殺そうとしてるんか！？
┌/::::::: l 逃げなきゃ（必死感）
| |:: |:::: |
大使
彡(ﾟ)(ﾟ)
彡 と ど、どこに逃げるんや……。
ｆ<|只/7ヽ ワイ一人で高麗（こま）に帰るんか？
|<V／/、＼
|.! o {_/ /
lﾉﾊ (_|]/
ｔ,Y.|＼/
, ＿＿ 大使
く ＼三￣ ￣￣ ‐- .' ， ．. . 彡彡ミミ
＼ ＼三 ∴ ' 彡彡ミミミ
＼＼三 ・,‘ ｒ⌒> _／ ／
＼＼三 彡彡(ﾟ） ’ | ｙ'⌒ ⌒i
(⌒ ｰ─- 彡彡 と. | ／ ノ ｜
(⌒`ｰ-/⌒ ^） , ー' ／´ヾ_ﾉ
⌒ヽ,,__,ノ ,ノ ／ , ノ
/ /. ／ ／ ／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【原文】
時有賊一人 以杖出來 打大使頭而退
【超訳】
時に賊が来て、大使の頭を棒でどついてどっか行った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
大使
,-､ （）（） ミ
＼＼. ﾉ ミ
＼＼ 彡(ﾟ)(ﾟ). つ （
/// .＼＼彡 と 从 从ﾐ／
| | | ⊂ （ つニ二二二二Σ＞
＼＼＼ ／(/ノ＼ ＼ ／／／
／ ／_） （_＿）／／／_
'､／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【原文】
次有賊一人 直向大使 打頭與手而退
【超訳】
次に賊が来て、大使の頭と手をどついてどっか行った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
大使
彡()()
,-,っ.彡 と アイタタ……。
./,{ﾇじ,ヽ只>、
〈__＞i ＼V7l |
〉 o | ,!
/ __ﾊ__ゝ_〉、
/'´ /ヽ ＼トﾉ
./ / ＼ .〉
.| | / /
| | 〈__,/
.|＿| t＿_)
(＿)'
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【原文】
大使尚嘿然立地 而拭面血
【超訳】
大使はなお毅然と立っており、顔の地を拭っていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. :丶、::.::.::.::.::.::.:.:.:.::.:.:.::.::. : .:.: . : : .
､ . : .::.::.::＼::.::.::.::.::i:::.::.: . : . :.:. : . . .
｀ ー::.:.:. . :.､::.::.ヽ::.::.:_|::.::.:.:. : :: : :. : . ___ 00 ┌―┐
. :.:..::.::.::.丶、::.V´ !::.::.: : :. :.: .:. | ∟ ｀フ∠ [][]「l
.:.::.::.::.::.::.::.＼l |::.:. |_厂 └'＾ｰ┘ くノ
.::.::.::.:::.:::::::::::／⌒｢::.:: : : . :
.:.::_.::_.:::::::::.: イ }::.::.:.:. : : .
ー‐. :.::.::.::.::.:.イ｢ ! :;::.::.:.:. : : . : .
ー──── ‐‐:.:.ィ｢ ! } | } /.::.::.::.::.:.:. : : . :.
.:.::.rf千l ! |￤ l∠L/..::.:､::.::.::.:.:. : : . : .
,f ｢ i「T l｣ ! |少'.::.::.::i: .:.::.::}::.::.::.:.:.:.:. : .
,ィ｢ !！￤l |少'.::!:.::.::.::.:{::.::.::.:|::､:::.::.::.:.:.: : .. .
fⅥ! | i| | lｒ┘.::.:::|::.::.::.::::',::.::.::.l::.::.､::.::.::.:.:. : : .
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大使
-=γ ｀ヽ {:: ｀ヽ ,ｨ ＿
-={:: V{::.. ':, ／/
.-={::.. V::.. ', ／ / ＿
∧::.. V::.. } .／ /
∧::.. }::..,. -ー '´ /i
-=∧::..,. '´ /:i __ -‐
-=ﾆ/::... .,:' i ／ ..........
-=ﾆ/::... / ,' i ／ ...::::::::
-=ﾆ/:::::... /z ⌒ヽ :::ﾉー…'
.-=ﾆ〈:::::... /ﾆ { { Y , '
-=ﾆ＼:::::::::... 〈ニ ＼＼ .}／ -
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【原文】
更有賊一人 執刀急來 刺大使腹而退
【超訳】
また賊が来て、大使の腹刺してどっか行った。
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／⌒＼ ／⌒＼
／ ／＼ `⌒ '⌒ヽ .／＼ ＼
／ ／ 丶 ヾ ＼ ＼ ＼
ノ 」 ＼ ヽ 大使 L 丶 あ、ｱｶﾝかも……。
(((((／ ／⌒＼ ()() ／⌒＼)
／／＼＿⌒彡 と .＿／＼＼
.／／ ￣─── ￣ ＼＼
/ ヘ⊃ ⊂へ ヽ
``` ''''
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【原文】
是時 大使恐伏地拜
【超訳】
流石にビビって大使も地面に伏せおった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ + ＼
／ + ＼
／ + + ＼
／ + + ＼
(ﾟ)(ﾟ) .+
彡 と ＋
ノ （__
__ ,r''´ ｀ヽ
（￣ ｀i ,''| .| と⌒i ゝ 〉
.｀ヽ ヽ_/ 〈___⌒￣ﾐ ミ__ノ￣ﾉ
＼ ,i |￣｀ | |,| / /
｀ー''ﾉ ﾉ | | ＼ /
_ ___/ ,/ ,r| | ヽ
n／´___ _／ ,ノ ノ,ゝ ,,
'ｰt'´ ＿／ ミ彡彡...__ ノ
し''￣ ミミ彡彡
大使
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【原文】
後有賊一人 既殺而去
【超訳】
また最後に賊が来てとうとう大使を殺してどっか行った。
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【 明旦（あすのあさ） 】
/:::'´: : : : : : : :.ヽ.
/,.:_:_ : : : : : : : : :_ﾗ__ ,
!￣===-/::|｀f-､｀ヽ: : : : :r':.´／|─'´ｱ
ヽミヽヽ._ﾉ:ﾄ､ﾄ､::＼ヽ: : / ｲ::::j ﾉ--'/
｀ヽﾐ}::::::::|l＼.＼:::ヽ∨:/::::,.ｲ/￣｛
｀ソヽ.::::::|ﾄ､＼.＼:|::|::|／,.' /!:::/
ミ ::::::ﾉ|,.ヽ:::＼ |::|::／.,./.,j::::|
|ﾉ::／ !:,:,:＼::::｀Ｙ::::／,.,.lヾﾘ_ 何故殺した？
|､:::｝彡!､.,.,:,:,:ヽ:::|::/:,:,:,:,/ヾ|リ
ﾉ:::::::ヽ彡＼,:,:,:,:,:∨:,:,:,/jヾ､.| |
|_:::::::::::>､ﾉﾊ＼:,:,:,:,:ｨ´,.ヾ＼ソ|
ﾉ:::ヽ._::::::::｀ヽ._ﾊ｀ヽヾ＼＼ ｀ﾉ
/´::::::::/ヾ:::::::::::::::＼ｿﾊヽヾ､r'｀＼
＿... ／｀＼::::::::／::::::::_=-'::::::＼j＼ リ::::::_ｿ､
/:::::::::::.｝ ／:::::::::::::!:／::::__／:::::::::::::::::::::＼ﾐ レ'´:::::∧
/ﾄ､:::::ノﾚ':::::ヽ_::::ノ::,.／::::::::＼-'￣::::::::::::::::∨::::::::::/::: ﾘ､
｛::::::::::´7´:::､_::::::/::／:::-=､::::::ﾉﾆ::ニ::二:::ﾆ::-､::::::: /:::::::::|
|:::::::／::ヽ_::::::／／::::ヽ__:::::∨::::::,ｨ-､.::ヽ _::::｀ー::::/::::::::::jl
【 東漢坂上子麻呂（やまとのあやのさかのうえのこまろ） 】
. _＿ ＿
/ ∧ V ∧ヽ
| | |
. 彡彡＼＿人＿ノ_ いやぁ、おたくのすめらみことが
. 彡彡. ヽ..＿ せっかく妻を賜ったのに断ったやろ？
彡彡 ＿＿＿＿_／. せやさかい両国の関係を慮ってブッコロしましたわ。
. 彡彡 ＼
. 彡彡 ＼＿___
. 彡ゝ ＿＿＿＿／
／ ＼
_ ／三＼
ﾄ ﾐー-个=:､;;;;/彡y-―ｫ
ヾヾ､;;;;;ｌﾄ Y/::,ｲ::ア/ﾂ
＼ﾉ;;;;|ﾄ､ヾ:'|彡ｸ;;;lレ'
/∠,l!;;＼ |／へj| 向こうの内輪もめでしょうな。
〔:Y/∧ー宀^i ＼〉
.へく/∧｡,ﾟ.∧ヾY
.／;;;;;;;;;;;;＼/Vヾ>';;;;＞､_
／＼;;;;;r;;;;;;;;;;;ﾚﾄV;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;）
i ! i !. i i. | ,ﾘﾚ’
,イ i ! iノ ） ヽ ﾄ､ .i ! i | / ,iヽ
.／ } ,.ィヽ -‐'' ´ .. イ ﾒ. ', 、ー-- ﾊ /i | | / ﾊ'
_/ { ／ i} ｰ-＜´ -‐'' .iヽ ﾊ }ヽ! }/ i/! ﾘ ト､ /ｲ
ｰ-..,,__｀ヽ / ヽ }､ ヾ! ヽ! }/ .ﾚ' .ィ三沙 | |リ/
:.:.:.:.:.:.:.ヽ ヽノ ヽ ｀i ｨ三彡 | !:.:.:i まあ、やまとの方から
:.:.:.:.:.:.:.:.:.i !ー- ,,.｀Y′ .ﾊ ､ .i| ﾊ:.:.:.', 何かする話ではないと思うから
:.:.:.:.:.:.:.:.:.{. ヽ ヽ ﾊ __ ﾘ ﾊ:.i:.:.:.i. いいんだが……。
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼‐''´¨i i | ゝ . ´- ｀ / /:.:.:.l:.:.:.}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', iヽ. ', i | ＞。.__ .ィ/ /:.:..:.j,-‐'
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i } ヽrﾊ. ';.:.ﾄ､___ ,}:.:.:.:.|i|/ ,ｲ /--く ＿_ ,,r_ﾕ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}. }‐ﾍ }/∧ ヾﾍ..__''ー'Y {:.:.／'/ ,/:.／ /ﾆﾆﾆｵ≦笊手升!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ヾ }:.:.:.:..:.ヽ {ｰ`:.:.:.:.:/ ﾊ ヾ i:/ ／ ,.ィ {:..:.:.:.:.:.:i:.:i | | | | | | |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.} } !:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.,.r''"´｀ヽ ／'´, -‐ ヽヽ:.:.:.:.:!:.{.| | | | | j !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ ./ j:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ´ ヽヽ:.:.:.:..:ｰ-ｧ'' ￣.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ / }:.:.:.:.:.／‐- ､ , ', V:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.{ , ﾊ. i{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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これで高句麗の使者は帰ってったらしい。
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日本書紀に時折見られるよくわからん記事の一つ。
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＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ i／ｲ人レゝ、_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | 高句麗と日本の外交は
L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|. ヤンキーが額付けて
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /. ガンつけあってる感じ。
( ) レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
( ) / {_／ l
Γ } / }
r'⌒）茶Γ} |
{¨丁‐‐‐'ｰ| !
V .:| !＼ |
/{＿.::/ | !＼＿__）
⊂{＿(＿j＿j＿j＿ヽ__＼７¨つ
￣
コマにするとシュールさが増すなあｗ
王さんのときはおお、当時の特殊技術面白いって話だったのに
後半の大使暗殺がひどすぎる……
初リアルタイム遭遇。
なんというサツバツとしたインナーファイトであろうかwww
「こいつら本気で大した理由なくやっとるんやろうなあ」
ってのがわかりやすくていいなｗ
これがアカギとかだと「何の裏があるんだ？」と勘繰りしちゃうのに
最期の惨殺オチで、古代はほんま・・・って気分になれるｗｗｗ
色々酷過ぎて言葉にならない…
これが・・・外交・・・。古代社会は不思議だぜぇ・・・
賊がってどう考えても、部下じゃないっすかｗ
あれだ、７のローテションバトルだ。
古代社会はやはり野蛮だ
…考えられるのは、はじめの襲撃で館を逃げ出すように仕向けて、大使は失踪扱いにして
逃げた大使は館の外で殺害して遺体はどこかに破棄するって計画だったのかも。
でも逃げ出さなかったので、館の中で殺害と
でも国家間の外交って究極的にはヤンキーのド付き合いでしょ
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
よりぬき古代史
敏達天皇二年
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.
【 五月 越国 】
r─‐l‐' ┴/､＿||i i||!＿＿||||! ／>
|〔:三!三,/三＼!||i i||!.＼￣/「￣｢￣｢￣｢￣|／
ヽ !|| ||! ノ 三三三三三三三/
ヽ !|| ||! ／
〜〜〜〜'〜〜〜〜〜〜ヾ`'`''ﾞ'`'`'`''ﾞ'`''`''ｙ'〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜.〜〜 〜 '〜〜〜〜
'' '' ' ' '' ' '' '' ' ()()
⊂⌒~彡 と）⊃
＿()() '' ' ' ' '' ''' '' ''''
⊂⌒~彡 と⊃ ⊂ｌ:;:;:;;⊂ ⌒⊃
'''' ' '' ' '' ' ' ' '' （）（）ミ ＿ '' '' ' ' '' ' '' '' ' ()()
つ ミ `つ ⊂⌒~彡 と⊃
' '' ' ' '' '' ' ''' '' ' ' '' ' '' '' '
（）（）ミ ＿ ()()
つ ミ `つ ⊂⌒~彡 と⊃
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
高句麗の使いがまた日本にやってきたがまた船が難破。
かろうじて越（北陸）に漂着したがかなりの溺死者が出た。
おそらく、高句麗から日本へ直行してきたものとみられる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
-――- ､ -―
／'ﾞ⌒ 'ﾞ´)ﾉ ｀ヽ
, , ,
／ { , ′
〃 / ! { ヽ ′ ,
ﾉ / ,斗-┼- ミ } ！ { }i
/rｧ'ﾞ i{ {＼{＼ ハ ! | }i
/ ′ γ⌒ { x笊示ミｘ }i
,′ ,} }{ { 〃 {し,ﾊ l ﾊ { ﾊ 可哀想なことよ。
{ | | |lﾊ八 { 乂ソ }/ ；^ヽ ,:: |
} | | | r笊ﾄヽ ; / } } ,:::: | 饗応していては海路に迷ってしまうだろう。
八 | | |:, ゞ} // /_,ノ ノ ::: | 役目だけ果たして帰すように。
/ ﾊrﾍﾊ:， 〈 __ / ' /,､,､ rf:::}i::::::: |
} }i 圦 ´ , / /ﾊlﾉ::八::::: |
八} 介 ノ_八 /x'ﾞ´”^i{'^´ 厂｢
/ } ／}ﾉ `ー=ﾆｱ )/::::::::::::::人___ /:::/^ｰ=
ノ ｲ ! :::::::::: }ｱ'ﾞ /:::/ 〕
/^ｰｧｒ=ﾆ二 ＿} | :::::: ／'＾ｰ/:::/…ｧ‐zｧ=rく
厂””¨ﾌ 7^７^｢ ｝/} |__／::::::::::/:: / / / ; }ﾊ
ゝ-=ｧ'ﾞ_/ {__厂 j_,ハ ,::f´＾ {＿{ , , ,: ！ }
ゝ,_入{___ 厂 V,:ゝ_人__／__／___,ﾊ__j_人
r‐::'ﾞ´::::::／{ , ／＾{ V,:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
;:::::::::::; V___,. ゝ, V,::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::，
ﾉ::::::::::{ o{ `^ｰ=i{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}!
【 敏達天皇 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
おそらく饗応していると冬になってしまい、
朝鮮半島に帰れなくなってしまうためだと思われる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿_ ､
＞ ＼ 〉＼
|＼ ／ l| ＞ / ´￣￣￣￣￣ 、
| ､ ￣Ζ |--≠ ／ 吉備海部難波 ＼
￣￣.／Z | ′ ヽ
＼ / ⌒Ⅵ | o }
、 / | o ""/⌒l
＼ 八 "" 、⌒ヽ.ノ
} ─／⌒l ヽ ＼ ＼ )
／ ﾉ、 } }＼＿ﾉ￣
ー‐ﾍ ＞====彡 ￣乂__.ノ
￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
吉備海部難波（きびのあまのなにわ）という人物に
勅して送使（おくるつかい）とした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【 七月 越国 】
＿_ ＿ ＿_ ＿
/ V ヽ / V ヽ
|. O l O | |. O l O |
彡彡＼＿人＿ノ 彡彡＼＿人＿ノ
彡彡 ヽ 彡彡 ヽ ｱﾝﾉｫ……。
彡彡 u ヽ 彡彡 u ヽ ちょっと相談ええやろか。
彡彡 ＼ 彡彡 ＼
彡彡 ＜二二二 彡彡 ＜二二二
彡ゞ ＿＿＿＿／ 彡ゞ ＿＿＿＿／
／ ＼ ／ ＼
-──-
／ ＼
/
| | なんでしょ？
, ∩ ∩ .|
{ ∪ ∪ 八
ゝ -(_人_人_) -- ==彡 l＼
廴, _＿}/⌒
/ ﾟ，
＿ ＿
/ O ヽ/ O ヽ
| |. |
_＿＼＿人＿_ノミミ それがかくかくのしかじかで
／ ミミﾐ まるまるのうまうまで。
／ U ミ彡ミ
／＿＿ ミ彡ミ
＞ jミ彡ミﾐ
＜、＿＿＿＿＿_丿ミ彡ミﾐﾐ
／ ＼
＿＿＿＿_
.....:::´::::::::::::::::::::::::::::｀::...、
／::::.... ....::::::::::＼
､ノ /:::.. ....::::::ヽ
_） .::::.. ....:::ﾟ，
ヽ i:. _.:::.
l: =ﾐ 〈.:::|
│ /.刈 =ﾐ ..::::|
___.ノハ / 乂ソ /.刈 ι..:::::′ うぇっ！？
＜ / ﾄ！ 乂ソ ..:::/
〉 l 人 ／ u ...:::::/
⌒＼ ≧==( ／ l ヽ .....:::::／
V⌒VY´￣￣）__人＿_)---====彡'⌒Y
ノ ー一 ＿＿_.ノ
／::. ::/
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
詳細は残っていないが、この時何らかの謀がなされたらしく、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
_＿ ＿
/ ∧ V ∧ ヽ
| | |
彡彡＼＿人＿ノ_
彡彡. ヽ..＿ なーに礼はするしへーきへーき。
彡彡 ＿＿＿＿_／
彡彡 ＼
彡彡 ＼＿___
彡ゝ ＿＿＿＿／
／ ＼
． ´￣￣￣ ｀ .
／ //＼
/ ///∧
. ⊂⊃ ⊂⊃ ///ﾊ うーん。
レ //} まーいーか。
/ / i ヽ ヽ. //
{ { ￤ } ∨ ＿__
r‐‐ゝ ＿ 人 _＿ 人＿__ ハ ＼
/ i⌒ヽ ／ }/Ｖ⌒ヽ.〉
ﾚﾍ.ﾊ八＿_.) ／ ノ{⌒ヽ
／ 、 `７´￣￣ //／ ∧
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
変なことをする。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
大嶋磐日 狹丘間狹
（, ´Д） （, ´Д） え？ 私らが高麗の船に乗って高麗に行くのです？
／ ＼ ／ ＼ 高麗の使の二人は？
/ ,ｲ ｉ/ ,ｲ ｉ ヽ
( 〈 | |( 〈 | |〉 )
＼ ヽ | ＼ ヽ |／
(_,_ﾉ _, l,) (_,_ﾉ _, l,)
| | | | | |
． ´￣￣￣｀
/ ＼
.′ ７ ﾟ， 高麗の使はうちの船に乗るってことになった。
| =ﾐ 7 }
〉 { 沁 ﾑ斗ﾐ
| 乂ﾂ / ＼
ゝ _ .イ / l ＼_,
(_(_(_)ー=ｧ ＼ }＼ /
.／ ヽ⌒ ￣
Y / ﾟ，
.人__彡' }
大嶋磐日 狹丘間狹
（, ´Д） （, ´Д）
／ ＼ ／ ＼ ……何で？
/ ,ｲ ｉ/ ,ｲ ｉ ヽ
( 〈 | |( 〈 | |〉 )
＼ ヽ | ＼ ヽ |／
(_,_ﾉ _, l,) (_,_ﾉ _, l,)
| | | | | |
． ´￣￣￣｀
/ ＼
.′ ７ ﾟ， うーん。
| =ﾐ 7 }
〉 { 沁 u ﾑ斗ﾐ
| 乂ﾂ / ＼
ゝ _ .イ / l ＼_,
(_(_(_)ー=ｧ ＼ }＼ /
.／ ヽ⌒ ￣
Y / ﾟ，
.人__彡' }
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
何でこんなことしたのかはさっぱり分からない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
f .,;:;:;:.:.:.:.: : : : : : : :.:.:.:.:.:.;:''
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_ ,. 'ﾞ ||ヽ、 ..;:;:;:;: : :.:.:.: : : : : :.:.:.:.:.:.; ''
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_ ,. 'ﾞ ||ヽ、 ..;:;:;:;: : :.:.:.: : : : : :.:.:./ l／ ,!: : : ::.:.:.:.; :.:;:;:;''
7~"''＝=≧,ヽ」_;:;:;:;:.:.:.:.: : : : :.:.:.:.:.:.:i l l : : : :.:.:.:;:;:;:;: '
,' T: : ,ｨ:.:.:: : :.:.:.: :.:.:.:.:.;~!'' ｰ-= ..,,,_ λ ,/: : : :.:.:.;:;:;:''..
/ l／ ,!: : : ::.:.:.:.; :.:;:;:;''_lf ｀"''‐ﾞy:.:.:.:.: : :;;;;;:::''
i l l : : : :ｫ≦,,_ !l｀ ､ ,'.. .,,:: :;;;;::'''"
~!'' ｰ-= ..,,,_ λ ,/: : : :.:.! ~"''＝=≧;;_ ,,_ l:.:. :;;:'''"
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ｫ≦,,_ !l｀ ､ ,'.. .,,:: :;;;;ゝ 7 ,.ｸ ,,:;;:''
! ~"''＝=≧;;_ ,,_ l:.:. :;;:'''" ｀l''‐- .,,_ !-ッ/,,;;:::'''
l ~"'''＝ｫ"''' ﾃ'';;;:''",. ﾍ ~"'' ‐- ,,ﾚﾞ,/;;''
ゝ 7 ,.ｸ ,,:;;:'' ＼ /y';:''
｀l''‐- .,,_ !-ッ/,,;;:::''' 〈｀''ｰ- .. ,,,_,ﾝン
ﾍ ~"'' ‐- ,,ﾚﾞ,/;;'' ﾘﾞｫｯ.‐ｯ'ﾞ ,才ﾞ
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ﾘﾞｫｯ.‐ｯ'ﾞ ,才ﾞ
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さて洋々と漕ぎだした高句麗船と使船だが。
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,:'/, :'/ /' / _／ ιυっ￣~つｙへつ,: ' / ' / / ,:' / / ,:'/,: ' / '
/' / / ,:'/,: ／ フっιつ人´ ／ ／つυ^っへ っっ ,:'/,: ' / ' / / ,:'/,
:'/ /' /／ /つつ。ｏ/ / / / ^つっへυっつ / / ,:'/,: ' / ' / / ,:'
/,: ' / ' / 〉o°o。 。 / / ／°>つっっっつっっ ,:'/ / / ,:'/,: ' / ' / / ,:'
/ / ／ ＼γ､。 o 。 /ｏ。/ ／つっっつっつ/ ,:'/ / / ,:'/,: ' / ' / / ,:'
＿＿／ `⌒ヽっ/ 。/ ／ っつ） っつっつ ' / ' / / ,:'/,
＝／ っっ τ-っつつっ､。| つ っつつつ,:' /,: ' / ' / / ,:'
￣ っっ )） ） っつつつ。| っっつつ: ' / ' / / ,:'
,:'/つつっιつ） ⌒つっ) っつっつ。 °| / ,:'/,: ' / ' / / ,:' / / ,:'/,: ' / '
}
___,ノ{___ -‐…・・・…‐-ミ
） <⌒ 丶
／⌒ヽ ／
|: ｉ .:|: ．
/ / __丶 |i | |: |: ：
/{ ′ （○） |i | ｌ: ||i 丶_ ⅰ ああああ海が海が
/ :. { ‐‐-ミ （○） | 荒れてるぅぅぅぅ。
′！＼ ‐‐┐丶／ ／＾. /＾ ,
: ： >. { ７ { / ,′ /＾ _ ′
i , ∠二二‘,{ 乂__{i. {i ｛ ヽ_____,,. ´
| } ＼ ／ ゞ--く 乂__人__ __,ﾉ{トミ
！ ＼ ⌒Y＾ ＼ ｀¨¨´ ∇ ＼
. ！ ＞:+/ 丶.__＿___〉 _____ `ｰ'＾´
＿ ＿
/ O V O ヽ
| | |
彡彡＼＿人＿ノ
彡彡 ヽ
彡彡 U ＼＿ おっ、大丈夫か大丈夫か？
彡彡 ／
彡彡 ∠二
彡ゞ ＿＿＿＿／
／ ＼
． ´￣￣￣ ｀ .
／ //＼
/ ///∧
. ⊂⊃ ⊂⊃ ///ﾊ 海神がお怒りだ……。
レ //} 生け贄を捧げなきゃ……。
/ / i ヽ ヽ. //
{ { ￤ } ∨ ＿__
r‐‐ゝ ＿ 人 _＿ 人＿__ ハ ＼
/ i⌒ヽ ／ }/Ｖ⌒ヽ.〉
ﾚﾍ.ﾊ八＿_.) ／ ノ{⌒ヽ
／ 、 `７´￣￣ //／ ∧
/ ヽ. / //／ .//i
{＿＿＿_ ＞…=｛. //厶 .///}
彡(ﾟ) (ﾟ)
,＿＿___彡 ゝ
r'"ヽ t､ t ﾍﾉ そ、そうか……。
/ ､､i ヽ＿ゝ‐'､ その生け贄とやらはどこに……。
/ ヽﾉ j , j |ヽ
|⌒`'､__ / / /r |
{ ￣''ｰ-､,,_,ﾍ＾ |
ゝ-,,,＿＿＿＿_）--､j
/ ＼__ /
| "'ｰ‐‐---''
お前らが生け贄になるんだよ！
＿＿＿＿.＿＿＿＿ |
| | | | 何でやワイら
| （ 。 ｡） | 関
| キ川川メつ ミ. | 係
| |/ ⊃ ﾉ | | （）（）ミ な
￣￣￣￣'￣￣￣￣ | ﾉ ミ （）（）ミ い
つ （ ﾉ ミ や
⊂ ⊂ つ （ ろ
⊂ ⊂ ,ノ⊂ ⊂ ） ぉ
⊂ ⊂ ,ノo ぉ
ぉ
ぉ
ぉ
。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【 原文 】
送使難波 乃恐畏波浪 執高麗二人 擲入於海
【 超訳 】
送使難波。海の波浪を恐れて高麗使の二人を海に投げ捨てた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
-‐…・・・・…‐-
／ ｀`丶、
／ ＼
_/ ∥ ＼
// γ⌒ 丶 ────────────────────
/ ′ ； ___,ノ 三 三 三 ()() ∧ﾀｽｹﾃｰ 三 三 三
(丿 ｉ |† ＼ γ ヽ ; ─ ─ ─ 从彡 と∩从 ─ ()() ─ ─
__{ i:| |； } {i ; } i 二 二 二 从〜〜 ~ 从彡 と从二 二
Г※…┯━乢ﾉし━━┯━━く ＿彡′ | ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
. |i ； {r ｰ┐ Ξ三 { r ｰ┐ } / γ ヽ. ￤
八 ’、 ￣丿 ‐Ξ‐ 、 ￣丿 ,:′ {i ; } ;
ｱ ¨¨¨‰´ ｀ヽ¨¨¨¨´ ψ ___彡′ ′
／ ′ ; ヒ / よし！ 無事波が収まったな！
/ ／ / ; ｉ i ￤ ＼ ＼_＿＿__／ ___
{／ / i | | | `、 ＼ ｝ ＼
.. ／ ,′ | | | ; ＼ ｝ _＿___,ノ ＼
/ 八 ,！ :│ ∧ ＼,丿 ＼
/ ／ / ／ ； | / ＼ ､ ￤ ／⌒
. { ／ ／ / ／ 。 ! ′ ＼ ｝ |Y⌒Y⌒＼(
｛ ／ イ / ／ ′ ； { ＼｝ |
＼ ｉ | ′ ＼ 。 丿 |
| | { ＼＼ | |
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
【 京（みやこ） 】
／￣ ｀ヽ えっとっすね。
./ ヽ
. .′ i 航路に乗ったわけですね、すると海裏（海中）から
i } でっかい鯨みたいな巨魚がスーッとスーッと来るんですね。
| jヽ. r‐ 、 こいつ、この世のモノじゃない。船を飲み込む気だって思いましてね。
ﾍ / / i
／ﾄ､ ／ゝ /-／ .! そいつががりがり〜がりがり〜って、
/ ∧ / /1 ＼ ヾ ／ 船べりとか櫂（オール）とか齧るんですよ。
i ! i! i :| /ヽ ｒ一’ うぅ〜っと声にならない悲鳴をあげて
レｫ､l!/ヽ.! !／ } 冷や汗がファーッと吹き出してきた。
{ { " ﾉ もう怖くて怖くて。
ゝ入 ,:' ＼
{_ゝ--ｆ ´ ノ それで海に入れなかったんですよ。
￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【 原文 】
海裏鯨魚大有 遮囓船與檝櫂 難波等 恐魚呑船 不得入海
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
､ ＿
／⌒ヽＹ⌒ヽ＼
,rf＞'"⌒ヽ从/_ 、
仄司 〔／ ｀ ､ ）
/ＸＸ//〔/ :/ / / ､ ＼
/ＸＸ//〈/ :/ 〃ｲ .:} .
/ＸＸ//〈/ :/ ｉ/`ﾄ/、:/:} / } i
/ＸＸ// 〈/｀i: :|戈赱У :l,/-//､丿 ,!
/ＸＸ// { 爿 :| /ｨ赱ｱｲ /} うつ
ｲＸＸ// Ｖ'| | '′ /,ﾘ／ ﾉ そけ
／ＸＸＸＸL.....、 `| | ´こ` ///
／Ｘ／ＸＸＸＸＸ/ | | ＼ ／//,､,､__彡'⌒ヽ
／Ｘ／ニつＸＸＸ/ 八..乂‐=＝ｰイ,／"＾＾´: : : : : : : ‘，
／Ｘ／／二ヽ'ＸＸ,/ 「: {_}: : : :_彡' : : : : : : : : ⌒ヽ: : :}
/Ｘ／ ／／⌒ヽ／,r─┬=彡:.:{_}‐…┐}: : : : :.／: ー=＝へ: :｀Y
{／ ／Ｘ／イ777彡''⌒¨¨´ '，（: : : : : : /: : : : : : : : : :｀ : .､
/ ／Ｘ／/: : : : : / .. -―- ⌒＼ヽ : : : : {: : : : : : : : : : : : : : ｀ : ､
厂{ ,/丁ＸＸＸl {／⌒¨´ :／. ｀: .､ Ⅵ: : : : ｀辷彡<: : : : : : : : : : : : : . 、
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【 原文 】
天皇聞之 識其謾語
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
――
v ￣￣ヽヽ
--へ---=ミ ）'
r' _/＿ ゝ､ ＼
/ ｲ ヽ_彡⌒ヽ i 詳細がわかるまで雑用を命じる。
, ゝi /__彡イ'ﾑ ﾊ 国に帰ることは許さぬ。
i 八 i ﾉ---ｧ八
∧ r----=v―r:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i| ∧
/ V:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ゞ-人:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:|/ ∧
. ｲ iゝY:ｉ:ｉ:ｉｲ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:ｉ:从/ ヽ＿_
|i | |i^< |:ｉ:i:|:ｉ:ｉ|´iﾉ｀´ 从／ ´ヽヽ ヽ
从＿l､ |i ∨:ｉ:ｉ|v:ｉ|=ゝ､ ／イ i i ／:ｉ:ｉ:{ {＼ /!
＜￣ゞ'＜ヽ r:i:i:|:ｉ|:i| :ｉイ乂__ イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:} }:ｉ:iヽ /ﾉ ----ー ……＝＝っ
／:ｉ:ｉ＞ ／／ ＞＜l:i::i| :ｉ:ｉｉ へ :ｉY:ｉ:ｉ:i:i:／斗≦} }:ｉ:ｉ:ﾉ ｲ ノ＿_ _ ヽ- ヽ ヽ
i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ∨⌒ヽ|:i:i:|イ:ｉ| |:ｉ:i:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉノ':ｉ:ｉ/i ／:ｉ:| /ー/:ｉ:iﾊ i ∪ﾉ
|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ| 乂人:乂 Y{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉi人 ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ| ￣＞:ｉ:ｉﾘ∪
{:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:| |:ｉ:ｉ:ｉ-=ミ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＞ __ r-く:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ| ＜:ｉ:ｉ:/
}彡イ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i| ,' ', 八:ｉ:ｉ:ｉ|| ハ ` ＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i!|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i八 ＜:ｉ/
r--'彡:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ／:i人 i i 〃:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/' i ` ＜:ｉ:ｉ:i:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ ､ ＿ヽ
┌──┐ ┌──┐
｜ 警｜ ｜ 警｜
├──┼─ （； ；） .─┼─
｜・∀・｜ ┌キ川川メ┐ ｜ やだー。
｜〜 ┌───┘ ｜ ｜
｜ ─┤ ｜ ｜
｜ ─┤ ｜ ｜
└┬┬└──────┘┬┘
｜｜ ｜｜
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
【 三年五月 】
（ ヽ （ ヽ
, ⌒ヽ ( ） ( ）
（ ' （ ヽ⌒ヽ 、 （ ）
ゝ ｀ヽ( ） (⌒ 、 ゝ ⌒）
( ､⌒ ヽ （ ヽ （ )
( (⌒ ） ( ）（⌒ ） ／＼
／
／
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _＿＿＿＿＿＿森森森森森森森森
.＿_||＿_ ＿＿ ）
|＿＿＿| |＿＿| ）
.＿_||＿_ __||＿ .＿_||＿_ ＿＿ ∫
|＿＿＿| |＿＿| ／=|＿＿＿| |＿＿| ∫
___ （））） |＿＿＿| || ／=二.＿_||＿_ __||＿ ∫
＼＼（）（））） |_| ／￣￣二ﾆﾆ|＿＿＿| |＿＿| ___/==|
＼￣￣￣￣￣￣￣￣====（）））二/|＿＿＿| || ／=二=/
〜〜〜〜〜〜〜〜＼＼（）（））） |_| ／￣￣二ﾆﾆ/
＼￣￣￣￣￣￣￣￣====二二二/
〜〜〜〜〜〜,,,,,,,,,,,,,,＿＿＿＿/
彡(^)(^)
彡 とっ 彡(^)(^) 着いたやで！
(つ / 彡 と
| （⌒） /::::::: l 彡(^)(^)
し⌒ |:: |:::: | ∩彡 と∩
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
越に高句麗の使者が今回は無事に到着。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【 七月 京（みやこ） 】
＿_ ＿
/ V ヽ ｱﾝﾉｫ……。
|. O l O |
彡彡＼＿人＿ノ うちの船でおたくんとこの二人は到着したんよ。
彡彡 ヽ 使者やからうっとこの王が饗応したんやけど。
彡彡 ヽ
彡彡 ＼ 大嶋磐日 狹丘間狹
彡彡 ＜二二二 （, ´Д） （, ´Д） ただいまー。
彡ゞ ＿＿＿＿／ ／ ＼ ／ ＼
／ ＼ / ,ｲ ｉ/ ,ｲ ｉ ヽ
ゝ≦⌒ヽ
/ / , -､.},- ､
ﾚ′ //i∨/∧ ｀＜ー- -､
.＞ー―- ー-＼､ ＼ﾉﾉ ∧
.／ ヽ ' ,/ }
/ Y , ∨∧ ソ
ﾚi .{ ﾉiﾅﾅ∨ヽﾅﾅヽ|! .∨∧ ',
Vヽ 1 ≡ ≡ i∨i ! .}ヽ
. / .| / 'ｿ /./ ＼
| .人 ` 〜' ,/ /ノ __＞´
/Vヽ ≧ｧzｧ=≦/ /､}ノ
/____.父,∠二二ヽ父ヾ ー｀
〈｛::.（＿_8.＿＿）:::::::｝〉
. ／::::／}::｝X｛:::::::｛∧:::::＼
＿_ ＿
/ V ヽ
|. O l O | ところがいつまで経っても
彡彡＼＿人＿ノ おたくの送使の船が来んちゅうことで。
彡彡 ヽ うちの使い二人どうなったか存じまへんやろか。
彡彡 ヽ
彡彡 ＼ 沈んだんやろかしら。
彡彡 ＜二二二
彡ゞ ＿＿＿＿／
／ ＼
ゝ≦⌒ヽ
/ / , -､.},- ､
ﾚ′ //i∨/∧ ｀＜ー- -､
.＞ー―- ー-＼､ ＼ﾉﾉ ∧
.／ ヽ ' ,/ }
/ Y , ∨∧ ソ
ﾚi .{ ﾉiﾅﾅ∨ヽﾅﾅヽ|! .∨∧ ',
Vヽ 1 ≡ ≡ i∨i ! .}ヽ
. / .| u / 'ｿ /./ ＼
| .人 ` 〜' ,/ /ノ __＞´
/Vヽ ≧ｧzｧ=≦/ /､}ノ
/____.父,∠二二ヽ父ヾ ー｀
〈｛::.（＿_8.＿＿）:::::::｝〉
. ／::::／}::｝X｛:::::::｛∧:::::＼
. | |
. | | ﾊ. i:| |
. | :|! | | |l !ト. ｜ | | / !
. | :|i | | |l !| ＼ | |＿彡＝=====|/ ｶ
. | :|| | | | |l || ｀､ ｜ | | 〈{
. | :!l ｜ | ! |i ／ﾘ ＼{ ir-､ _＿＿＿| / {
. | ｜ ‐-ト- |、 lﾍ | 八_,／ ___ _＿ _ -==,7 | } :／ i}
. | | jハ ! ｀ｰ ! ＼｛ 三三ニ= ｰ ´ ￣ﾝ' | l ====＝lし( /
. | |===========｢｀ヽ | ＼、 |ii| |ii| | |_丿 ; ｝
. | | |ii| |ii| 乂、＼{ |ii| |ii| | | _ -‐/し( /
. | | |ii| |ii| ヾ |ii| |ii| ｜ | | ￣￣ ´ /ノ ／
|i ハ |ii| |ii| ゞﾐ=＝彡' | | | ／厶（
|i } ゞﾐ＝彡' | | |=＝彡"／i:i:iﾍ
. !| | } | | | ／i:i:i:i:i:i:i:i. 言いたいことはわかるな。
. !| ﾄ ′ | | | | イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
. !| | } | | | |i:i:i:i|ﾍi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
｜ | | | | | |i:i:i:i|ﾐ｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.
il ﾉ八 | ! ! !i:i:i:i|ミ}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
l| ＼ ト---― ／| !| | |i:i:i:i||=｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.
l| ＼ ／ ｜i| ! | !i:i:i:i||ﾆ｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
i|i | ＼ 丶、 ／ | i} | | /i:i:i:i:l|lΞ}i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
. |i | f‐ヽ｢ヽ、 ﾐ:::.... _ ....::≦: |/ ! |/i:i:i:i:i:iil|lii--― =イ"
. |i | | | | ≧=‐- ≧＝==＝ ≦ il′ |二Li:ililil|lil:i:i:i:i:i:i:i:i:|
ハﾊ ! l | __｝-‐‐ "´ _ノ'| / lilili|lili:i:i:i:i:i:i:i:i|
. } i i! ! 〃f{
, '' ⌒ u ⌒ヽ ,,
/ 三三三 ／ ＼ 三三三 ,, はい。
乂__人__人__ノ
.
/ ﾍ ',
, --- ､_ / ---} }
--／二/ /＞-＜三/ / ､
／/⌒ア / / ′ ∨ / ＼
/ j .／ / / /／ ヽ＼
, /´./ .′ .′ .／ ヽ
i ゝ , / i ' ',
{ く ﾊ .′ i! i .| i .|
乂{ { ', | | ｰ ､ | .| , i | i
乂! i | /! ﾒ|､ .} / 斗 七 } |
人. , { |/,ｨf笊ミx/| / /ｨ笊x , |
／;:.:.:.:ﾄ.{ .| |《 んﾊ j／j/ .んﾊ 》/ .! 朝廷を欺こうとした！
/:.:/:.:.:.:.|:八| | Vzｿ . Vッ ﾊ ! これが一つ！
／,:.:/:.:.:.:./:.:.:.:ﾊ ! ＿ ' .从. ,
／:.:.:.し:.､:／{:.:.＞ ﾍ. | / ヽ ∧ ! / 外つ国の使者を溺死させた！
＿＿ ..,ｲ:.:.:.:.／＿r-=≦:{ {:.:∧ﾄ ', ＼ 乂 ソ ｲ }∧ / これが一つ！
/:.:.:.:.:.ー=Y （⌒）ー ':.:.:ヽ:.:ﾍ V:.:.:.:.＼{,７ ≧=- ≦:.:r全ｘ j／
レ⌒ヽ/ /,乂ミzzzz=≦fﾊ:.:.:.:ヽヽ:.:.:./ {/:../:.:.:.:.:.}≧=--- ﾍ 二つの大罪により
＿＿ ///.//ｲ|i|i|i|i|i|i|i|i}:.:.:..／ ､ヾ {／､:.:.:/:.|川i|川i|川i} お前を放免することは出来ぬ！
＞ - ― ＜ﾐx:.:.:.:.:｀ }川i|川i|川i|川i|川|//｀''ー-､｀´, -‐ヾ{:.:.i|川i|川i|i|メ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,メト､／:.:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:V V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ `＜// /:.:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ v ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.乂
/:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:' /:.:.:.:.:｀＜乂:.://:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ', }}.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:ノ
)＼
／ ）く.
ト lノト. ノ ∧
ゝ.ｌ_人__.ノ ￣＼
′ |.
| |:
.乂 .ノ:
ー
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
吉備海部難波が罷免されてごねごねする。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ i／ｲ人レゝ、_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | 何してんだろね。
L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|.
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /.
( ) レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
( ) / {_／ l
Γ } / }
r'⌒）茶Γ} |
{¨丁‐‐‐'ｰ| !
V .:| !＼ |
/{＿.::/ | !＼＿__）
⊂{＿(＿j＿j＿j＿ヽ__＼７¨つ
￣
それでは良いお年を。
国家機密でも知られたのかね？（近代並感）
良いお年をー
年の締めと始めはやっぱりゆっくりさんだね！
古代史は無茶苦茶やね
日本書紀編者も「なんだこの事件？」って思いながら記録残したんだろうなぁ。
それとも何か事情があって記録に残したのか。
はるばるやって来た使者を沈めてどーすんだよ、本末転倒ｗｗｗ
使者さんの敵対勢力が
「あいつら邪魔やけんこそっと始末してくれへんか？」 的なことでも言ったくらいしか想像つかんぞｗ
一応、伝えるべき内容は朝廷に伝えてるから・・・
意味不明なのは変わらないけど
罷免になっとるのがおもろいな
知識階級が少なかったのか、何らかの策謀か
全く別の人物なら「ふむ、なるほど(或る程度は納得)」なんだが
全く同一人物なら「えっ・・・・・・・・・」なんだよなぁ
闇が深いにしても・・・・・
元々突き落とすつもりで同国人は別の船・・・？に
大海皇子とヲ級ちゃんの孫が坊主殴った逸話ってのは
二人の宗教感覚に関係あるのかどうか
面白い話だし、気になるのは分かるけどね。
知らないで先を楽しみにしてる読者もここにいるぞー
西暦以外の暦はややこしくていかん･･･
本編の復習しておくか
本日急な用事が入ってしまったので、
投下は明日月曜の21:00に延期いたします。
年始はバタバタします。申し訳ありません。
リアル優先でー
風邪気味なんで短めで。
【 大和国 桜井 】
/ ,r' ＼
iﾒ' l ,r / ,r /! ＼ ┌―00
{i | !彡'≦,/,／,彡'／ , , x ! ｀フ∠ ┌―00
},ｨ γﾆニ二ﾆ､'ヾ＝'/ /! , ,r l }ﾘ └'＾ｰ┘ ｀フ∠
/ｿ ,r=-! ,' ､ ＿__,,≦,) ゞ_／_.,,ヾ彡'ソ ,ノ .＿ -―‐ └'＾ｰ┘ [][]「l
, イ { i'ゝ{ ヾ _,r ´,´'´ ノ ∨ゞ,._ ｿ=-,' ,. ＜///////////＞ ､ くノ
. ´￣ﾉ l!,l .::|! ,彡' ｀ ‐= ´ ,. 〉｀ミ=-,} ヾ. ,ｲ/////////////////,＜`
､ _=イ | |.. .{ ,爻=- ,__( " ゛',｀゛゛.《 _=- .l////////////////////＞､
＞=' }､ ￤ ／., / ゞ= ,.彡 }___,ノ.／//////////////////////＼
. / / ゞ, ヾ==ヾ' ,r ____ ヾ_, ∧ ,ｲi'///////ﾊ'///ﾄ､////////////ヽ
∨! / ヽ ヾ=‐--≠_' / 彡' V//////-､V//l,-ヾ-､////////∧
{ ノ彡∧ ＼ ゝ _ｏゝ,,) /ゞ=彡'.,-､{-ゝ/l＿_.ヽヾ/l ＿＿＼lヾ,ﾄV//lヾ
,、 _____,,,,,,,,,ｘ≦ '"゛´,r'´｀,∧ :.ヾ ｀¨¨´ / ..,.｀ヽ_ ヽ__l ゝ￣｀ l ヾ!￣￣｀ ` ,ｿﾉ!//l ､
ｘ≦// ｀ ＜,,..-‐''"´￣｀ﾞ''ヾ､ ∧ : : ..＼ /.'""l´ ￣ ￣｀ ､! , ｲl'/ｿ}::ヽ
: : :_:｀＞: ,r ´ ,、 ｀ヾヽ ＞=‐- ,┬= '...l_,....l ` 、 / ,.'::/::!:::::::＼._
: { { ｀ ヾ{ __..ｘ≦=≠' ｀ ヽ ｀ ,:｀≧ｘ＿＿＿,ｲ!:.｀ヾ、 l. ', ＼ ,-､／:::/::/::::::::::::::::｀ヽ
: :｀´｀丶 ,》 ｀ ヾ' ＜ : : : : : : : : : : : ｀≧ｘ"ヽ ,,,,;;;;;;;;,,,,, ヽ. ヽ､/::::::::::;:::'"::::::::::::
: : : : : : :《/ ＿_____,,,, =≠=‐ _ _)≧ｘ.. ｀ ＜ ,,r=x ,x,:_: :≧ｘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,, ,.)=ﾆlヽ＿／:::::::::::::::::::
: : : : : : : } '´ ￣ ,ｲ.x ￣｀ﾞﾞﾞ''''ｰ-｀..,,,,_=‐- ';;;;;;;｀} : : : : ≧ｘ.;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ＿,. イ、 , V l ヽ. ＼::::::::::::::::
: : : : : : : ゞ .,,.. _,,.. -‐= ' ￣´ｿ: : : : : : ｀: :＞. . .=‐-{;;;;;;;;;;;;;;;;,ｲ: : : .,r 、: ｀ヽ .‐ｒ'"￣ ,.イﾆﾆヽ !}ﾑ }. ヽ:::::::::::
: : : : : : : :{ ´ , , . .＜´: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ≠=彡' : : : ( ｀ ‐- 、`ｰ,=ニイニニニニヽ/ ﾉ＼}.＼::::::
: : : : : :,r∧ ,r彡'´ }: : : : : : :,＿＿＿＿,r, , r=≠xr, ￣｀ r,ゝ=‐--' ∨ ゝマニニニニニ／,.' !＼ ヽ
: : : : ／/{ ｀ / ／: : : : : : : {｀￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣´}／ ／＞=ニﾆ＞"／ .／/ ＼
: : ／///ヽ ヾ , イ.:.: : : : : : : :∧ / ! ..../:ヽー '" .／ ,. ',ﾉ
【 大海麁鎌（おおうみのあらかま） 】 【 隼人（はやと） 】
_ _ ... __
-‐ ´￣ ｀ﾐ､
, ' '⌒ ＼
／ ⌒ヽ ヽ
/ ' zﾆ三三 _＿＿ ＼
,.'. 三三三 三三ミﾞz '.,
./ ／ ﾆ三三三 ﾍ
.,' XXX / ＼ ￣｀ ', 〜∞
′ { 人 } XXX ,
i. `ｰ-ィ´ ＼ ﾉ i
{ 乂_ ノ` ｰ--‐ ' i
ﾊ ゝ- -、{ {
ﾍ. } } }
＼ Ｕ i
＞､ , ｲ
【 大海皇子（おおあまのみこ） 】
／//////////////////////////////////!
／ '"／/ ,⊆ ⊇、///////////////////////〈
' /////￣l 匸/////////////////////////∧
. ////////'ー┘,'///////／'!//////l'／!/////∧
／ ///////'ｎ'////////／＼l'/////,.―､!/////// ,⊆ ⊇、
. ///////'ノ厶┐ //／⌒ヽ .l'//／' .ｆ:;;;j ｌ/////!/ ￣l 匸
//////,'└'⌒'┘/'イ、{:;;;;j ).ｌ／ ! ー '"l/l/／ l' 'ー┘
/'l/////V∧l//, . ￣´ ´ ', / !'::::＼. ｎ
／::::::::::::l/‐'":::::V::::l/ヽ,.:' ﾉ:. ,:::::::::::::::＼ ノ厶┐
:::::::::i:::::::::::::::::::l{:::::::l:!;;;ヽ{ ｀ , ,::::::::::::::::;:- └'⌒'┘
::::l:::::Ｋ´＼:::::::::!::::::';;;;;;;;;;, , ,. く ｀ヽ;::＞'" ｀
:::::!:::::l:::＼ ＼::::';:::::::ヽ;;;;;;;;, },. -―'": : : : :ヽ. ＿,. -=、 、
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￣ } ハ ___ ､
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/ / / } } ` { V∧ /.∧
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/ ( ● ) ( ● ) ｀､
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i （ 人 ） ', ほぇっ！？
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/ｿ ,r=-! ,' ､ ＿__,,≦,) ゞ_／_.,,ヾ彡'ソ ,ノ
, イ { i'ゝ{ ヾ _,r ´,´'´ ノ ∨ゞ,._ ｿ=-,'
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∨! / ヽ ヾ=‐--≠_' / 彡'
{ ノ彡∧ ＼ ゝ _ｏゝ,,) /ゞ=彡' （飯食いながら
,、 _____,,,,,,,,,ｘ≦ '"゛´,r'´｀,∧ :.ヾ ｀¨¨´ / 反芻してんじゃないよ
ｘ≦// ｀ ＜,,..-‐''"´￣｀ﾞ''ヾ､ ∧ : : ..＼ / 牛じゃあるまいし）
: : :_:｀＞: ,r ´ ,、 ｀ヾヽ ＞=‐- ,┬= '
: { { ｀ ヾ{ __..ｘ≦=≠' ｀ ヽ ｀ ,:｀≧ｘ＿＿＿,ｲ!:.｀ヾ、
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: : : : : : :《/ ＿_____,,,, =≠=‐ _ _)≧ｘ.. ｀ ＜ ,,r=x ,x,:_: :≧ｘ
: : : : : : : } '´ ￣ ,ｲ.x ￣｀ﾞﾞﾞ''''ｰ-｀..,,,,_=‐- ';;;;;;;｀} : : : : ≧ｘ
: : : : : : : ゞ .,,.. _,,.. -‐= ' ￣´ｿ: : : : : : ｀: :＞. . .=‐-{;;;;;;;;;;;;;;;;,ｲ: : : .,r 、: ｀ヽ
: : : : : : : :{ ´ , , . .＜´: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ≠=彡' : : : ( ｀ ‐- 、
: : : : : :,r∧ ,r彡'´ }: : : : : : :,＿＿＿＿,r, , r=≠xr, ￣｀ r,ゝ=‐--' ∨
|
| お前も
,ｲ ! 疾く食え。
{::V八
〉::::::∧
/::::::::::::┌､
〈::::::::::::::::r切メ､
＼/＼:::「 j＞ ＿＿＿＿_
/ ヽ! |／ ! Vﾍ::::::N
｀ー､７ ＿＿|＿＿_＼|__
､こ二ヽ ＼: : : : : : : : ＿__
ハ ￣ ,. イ ､: : : :／: :/::/
＞‐＜ V//〉／ : : /:::/: :.
＿＼ ＞ //: : : : :/／: :
/: :/／:,「 | |: : : : /: : :／:
/|: /|: //:| :// : : : : : : /: : :
/: !/: !// |//: : : : : : :/: : : :
r＜:￣:＼:.＼:ヽ...
≦=─- : : : :.V: :}: :}ハ.
／ _:_:_:_:_:_::ヽ: 寸: |:./: /:ﾑ
/ ／: : : ＞==卞寸_:斗＜: : ﾑ
./ イ: :/ ( {ﾊl V ﾊj
/ｲ／ : : / .ﾉ j }ﾑﾉ
Z/: : :. :/ ＿ 彡 V:} さてみこ。
ﾑ:.イ V:{ ｰtﾃ≧ r≦tﾃ- 小. 難波へは戻られますかな？
八: :{l八 ､ | ﾊj
V:＼ }ハ l | /
-ｰ从: :八 ＜_j.7 .ハｰ- __
＞≦ ＼ | ﾑ ｰ─ ─ ./} } } 7寸=ー-
＜ ＼ ＞弍Yﾑ ＼ ¨¨ /ﾘ|≦｡__ ﾑ / || l|ﾑ
ヽ ＞≦二二ﾑ乂＼...＼ /ｲ/二二二≧＜ || ||二
≦二二二二二二∨Y ＞ ≧=≦4./二二二二二|| ﾉﾑ /二二
|ﾆﾆﾆﾆ二二二二二寸 (⌒辷匕)∠ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl| .〈〈 .|二/二
|ﾆﾆ二二二二二二二≧=ー┴く二二二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|| 〉〉 |=/ﾆ二
|ﾆ二二二二二二二＞≪.ｨ ⌒ ≫＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|| .// .|/ﾆﾆ二
|ﾆﾆﾆ二二二＞≪r＜ __{ ( ) } ≫＜二ﾆﾆ||// .//二二二
|ﾆ二二Y≪ {{ ⌒Y ｀´ /⌒ }} Y}.ﾆﾉﾊ寸//ﾆ二二二
|ﾆﾆﾆﾆ | 辷==彡个ミ=彡个㍉ r个ミ=彡个=彡寸( //ﾆﾆ二二二
|ﾆﾆﾆﾆ | |==-─ﾃ--<二二二} {二二二二7/||ﾆ圦匕/ﾆﾆﾆ二二二
二二二／ ￣⌒ ﾉ二二二Yﾆﾆﾆﾆﾆﾆ//=||二ﾆﾑﾆﾆﾆ二二二二
【 大伴友国（おおとものともくに） 】
,,..-――-..、
／ ＼
/ ' ,
l '-‐┬‐ .l うぇ！？
/ ヽ.__ノ u .|
,' ヽ ixixixi | あ……ええと……。
ヽ___ノ /
ヽ -''´ヽ
｀／ .ヽ
./ ' ,
/ '.,
/
/ / . }ヽ }, , ｨ ／
. '/, ,/／-イ‐ ニ弋{ /
{′.r＝､ `￣二 - ヽ、/
ヽ ∨r;} ｀￣ ､_ﾉ, {
弋ｲ, Y´ __､ ､ ｀弋ﾍ もう何日か、
.{/ |ゞ , ＿, ノ / 久しぶりのやまとをご所望だそうだ。
l工エｴｴ孑"__,, !
､Ｊﾊ "´ ,∧.
ゝ､ﾍ , 才/ ﾍ
｀ -､-＜//.才/ ＼
ヽ,__／:.:/:.:.:.:/＼
∨:.:.:.:':.:__/:.:.:.:.:ヽ
|:.:._才´:.:.:.:.:.:.:.:./ｲ⌒丶,,＿＿_,,才
.ﾉ:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
,ｲ:.':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ -―￢
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｰﾐ､:.:.:.:.才´
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
. ／（≡） （≡）＼ はい。
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| |
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_,. : ≦: :≧: . 、
, イ:{ {: :{:{: : : :/／: :>....、
_」_ .Ｙ ミ＞´ ｀ ﾐ}Ｙ{//≦´ミ: .、ヾ
Ｘ´ ,'ミ:{´ {;´¨´ﾍ ￣｀寸: ミ
./ .,4彡ｲ 人 ｀} }ﾐ、:}
┼ }彡´,' ｀} .｝ミ:.{
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}:.Ｙ´{ ＜0＞ヽ '´:＜0＞ }ミ、{ |
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Ｙ´ } } } } }＞＜ﾆニニニニニニニニニＹ´｀Ｙニニニニ.＞＜ } } } } |ﾆ',
,． . ';. ;. ;.: ,:'.: .::､
,r '´ ミﾐヽ州'j;j'fﾞr' ≡ﾐ;:､
ノ ,r,,r= ｧｧ斗rr;.ｨﾆ''´ヾミﾐ ヽ
〃 ,rｲ ﾘ〈( '´ )ﾉ ｀ﾞﾄミﾐ!
〃,彡! )） ';ミﾐi
ﾚｨ彡!､､､,,,,__'′ _,,,,､z=＝'';ミﾐ;!
,ﾚ,ｨ彡! ,rf弐 ヽ ィrﾓﾃｭ､ ﾄミﾐ;､
{jii;ﾊﾐl ￣´.:', :. ` ~´ ;ﾐハﾐ} 最初の女が
{jiiい;! .:::i ;; ,ﾘ !N! うまくいったようで何よりだ。
ヾiiい' ',. 〈 _;;:_, { 〉N!
ﾉハ;. ; ､ ＿__＿,, ,′ノ;j.（
〈 .:;;ijﾄ､ ､_＿,, /!ji .::i′
V .l:ji ヽ ,:' !ij V′
Vj:jiL_ `:､ ,.ｲ l;;V
/7 ー-｀ﾆ｀`ﾞﾞﾞ"´ﾆ -‐'Vﾉ
_// '"⌒Vi 1 ﾚ'/⌒ﾞ` い
ﾆ二´ 'ｰ＝= ､ __.ノﾉ 1 lk′ ,い _ ＿ _
￣｀`ヽく_ﾉ八ﾄ､`ー''フ´ /7
ﾄ､__ -辷 __
＞ｰゝ ｀ ⌒ヾイ
/ ｀ヾ
.,ｨノ
{
〃
./ ,ｨ イ ,ｲ 小ﾊ
{ ﾝ≧ｰ-tjノﾉﾐﾆ≦弋,y
',. ﾊ´Y O｀¨ ´O ｀ { Y´ヽ よしてくれよ女で失敗するなんて洒落にならん。
ﾄj | ｀¨´ ｀¨´ {J ! ﾘ. うちの面子もかかってんだから。
弋 | ﾞﾞﾞﾞ 弋, Y´
ヽ. ﾊ ゝ--' 弌_丿
弋 人 (ﾆﾆﾆﾆヽ
｀ﾃ:', ー-ｰ ／
／: :/ﾐ7 ／ /: :
/.: : :/ﾐ/｀ ｰ--一< ／: : :
／.: : :〈ﾐ/: : : :.>ー--一彡: : : : :
イ. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
│ /
| |イ
l l､_ﾉ 彡 ／ イ
' ﾄｧ , ｲｨ′ .,イ从 lｲ / { ｲ
| { { , イ ,ｨｰ-{.| ｲ （ ﾊ从{ ヽ.人
| 从 { {. |'￣ﾐ从弋辷ﾆﾆ二二辷弋 ヽ
| 从ハ 'ｲ（℃j yｰ- ＼Y ｀Y ま、馬でも船でも、まずは乗ってみて
| ∨ ___フ´ ,==＝弋 j 一回酔ってみないとってな。
| / { ｀''' ｰ-イ
| 从_,ｲ ヽ ､ , ゝz彡
| { j ヘ { / ∠___ ／{
. | ryー─‐z──,-- ､ _ｨヽ 小､____ ノ / ∨ ／.: 人
. | {j__ノ__ノ__ チ≦ ￣￣￣￣ ﾄ辷 -- / ヽ | ／.: :. :. :. :ヽ
. ├─‐---ﾄｨj ｀ミー-- 人 /_ ／ ノ ／.: :. :. :. :. :.
|:. :. :. :. :. :V ト ､. / _,ｨ斤 .:'.: :. :. :. :. :. :.
|:. :. :. :. :. :{ ヽ､__ 彡 '｀ｱ´ ___./.:. :. :. :. :. :. :. :.
|:. :. :. :. :. :.ヽ. ／ ﾄ-彡: : : : ｲ:. :. :. :. :. :. :. :.
',:. :. :. :. :. :. :. :｀＞──── ,..:＜:. :. :. :. /.: :. :. :. :. :. :. :. :.
': :. :. :. :. :. :. :. :.. | ＿＿ ／:. :. :. :. :. :../. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
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ヽ::::::|-ｬｫ- ＼| |＼:::::::!
＼:|｀¨¨´ .| }.|:::::/ ﾔｿﾞﾛｼ
|丿∨. お前、本に 騒 いの此度。
|〈
!｀
/|
ｪｪｪｪｪi ./ヾ
ｪｪｪｪｪ| ∧
／::::ﾍ
＿＿＿／ |::::／|ヽ
:::::::::::／ , '´. .| | ｀¨ヽ
｀ー´ | ｿ/〉
丿 !／ / /｀ ヽ
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
,=､
,ｬ"´: : :.`'ヽ
3={}={}={}={}ｮ{}ｭ
ﾉ: : :.,ﾍiノ'´'≧ 〕
(.: : : :.し `; ¨｀!､
ﾉ.: : : :.ﾉ ≦ﾘ´. ルイ十六世はもっと早く先天的性不能の手術
i´.: : :. :./ `≧､ /. 受けたほうが良かったよね。
,ｬ≧: : : :( ソ ｀´､.
'´イ` ､.: : : :.､ そ: :ノ ､.
/ ∧: : :.`ｿ ,ｲ;'´,.:ｉｌ i
/,ｪ=＝=x∧: : : :i ､..ﾞ､` i!: i
;´.. `i: : : i!すヽ)..i i!
. i ', ',`: : :i ' t__j
. i ', `ー ','´ﾉ'. j',`ﾍ_.
∨ i _ゝ _, ｭ=' '´-}
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=iゝ、ｲ人レ／_ル=＝', i
i ｲi rr=-, r＝;ｧ ヽｲ i | 下世話な話だけど、
ﾚﾘｲ" ￣ ￣ " .| .|、i .|| . セックス出来るか出来ないかで
!Y! 'ｰ=‐' u .「 !ﾉ i | 国が滅んだり沢山の人が死ぬことになるのって
L.',. L」 ﾉ| .| . パないよね。
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | 禁欲主義を敷いた
ﾚﾘｲi rr=-, r=;ｧ .| .|、i .|| キリスト教さんサイドに
!Y! ￣ ￣ 「 !ﾉ i | . 問題が。
L.',. 'ｰ=-' L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ
_, -── ､
_,. -＜:: :: 彡 :: :: :: ＼＿
≦:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.ﾊ
:: :: :: :: :: :: :: :: 〃:: ::〃:: :: :: ハ
:: /i_/l_,r'く_/l_::_x:: :: :: :: ﾊ::ミ､ﾊ
7ｲヽ厂l/｀::¨ヾ7X〃癶"ﾉV.: : ﾊ
x:: :: ::彡":: ::∠＿ ヽ!７xﾆ´<:: ::
ﾍl:: :: :: ::ァ=-"ﾆー ミ´ /_ｲト=-
Y/￣ヾ´ 弋ラ_ヾ 〃_ -ﾐヾ::^
= --''ﾞ / て心 !l／
} u l ヽ｀￢/
, _ > 〉 言ったっけな〜
ヽ _,,.r= ｀´_ / そんなこと。
: ::ヽ '"-=ニ_= ｧヽ／
kヾ:::ヽ =-´ /
::::≧ヾ::ヽ 〃 ,イ
::::::::ミヾ::::＞<////:::{
::::::::ミヽヾ:::::::::¨¨´:::::l
￣ ヽミﾐリ::::::::::::/i::k::ヽ
＿＿ ヽ:::::::///// }:::}
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
┌─────────────────────────────────────┐
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┌───────────────┐
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〈//＼ ／ニニﾆｲニニニ イ《:::::::::::》≧s。＿＿ 〃ニニニ＼
＼//ヽ/ニニﾆ／ ﾚ‐ｧ／ /ﾆ≫=≪圭圭圭≧s｡ニニニニﾆﾆ
__ ＼/ニ_/¨Y /__/ ≫＝≪ニ＞寺圭圭圭圭≧s｡ニニニ
〈//ヽ/ 〈 Y＿|／/⌒l___《:::::::::::::::》≧s｡ニ＞寺圭圭圭圭≧zzx
＼/{〈＼〉' ィ￢冖__/ニ=≫＝≪圭圭圭≧s｡ニ＞寺圭圭圭}ﾘ
/⌒く＜＼ 〉／＞┬┬‐ ＜ニニ=＞寺圭圭≧s｡ニ＞≠//
{¨¨ヽノﾆﾆﾆマl、 l {斗==ヽ 川ﾊ川 ＞寺圭圭圭≧入〈
＼='ニニ{/l ｌ|ヾ､ ', ｧ示ミ､Yり/l l }＿＿＿}ﾆﾆ>圭圭=》
/ヾ ＞x _l Vｨ=ﾃﾄ ', "_以ﾝﾞ }//// } _＿}／ ＼__ン
ﾄ ∨ニﾆﾍ ﾊ〔ﾂ ヽゝ __彡ｲ/人{ ／ ヽ＼ ＼＝‐ 最初、入レル前ニ出タ。
/ 〉ﾆﾆ/乂__i ′ /／ノ从∨ ∨ ＼ ＼
/ /ﾆﾆ〈 ノ 爪 , - ／／// /＼ ∨ ＼
/ //-==＞//,小へ、 __ィ{ ( //＞￢/::::::＼ ヽ ＼
/ // /／-=≦ミﾘ≧三≫ミヾヽヽ | ＞‐‐ 、 ＼
/ // ∥ ／三ﾆ＞'" | | } / ／ ∧ ＼
/ 〃 ∥l { ｲ「 | | |__／/／ ∧
/ / ∥＞ ミ=-l | |斗＜ ／＿＿ ∧＼
/ / ∥ } lﾊ |┬＜ /// / / 丶 `、＼
【 宗像尼子娘（むなかたのあまこのいらつめ） 】
／ /ィ;;;;／／ , / i ､ ｀ヽ､ ＼
,' .〈;;イ/ ./ / i ! i i i, ､! ヽﾐ､ ＼
∧/ ﾉ ﾊ i!|__/,ﾉ!| ﾉ i iﾊ_i＿_､ l!i ､ ﾞ. ヽ.＿＼
/;;;{ ,/／ i ,i|イ!Tﾌ7/｀!ヽﾊ .! , ,イﾞ!´!￣ﾊメ. ﾄ､! ､＼￣｀
. ,;;;;;'ｲ'/ ィ!l!/）ﾒ､'′ j/ﾉ .| l , , / ﾘ ,ノ ﾘ |ﾄ,ｲj i ﾞ.｀ヽ
.;;;;;;'//ィ .i i.ﾄ.､′ |ﾉ/ｨ./ ,'′ ' ﾉｲノ l ､丶 ﾞ､
;;;;;; ｿイ i l!| ､＿＿ヽ. j' / ﾘ ,.-＿＿, ´l! i､.! ､＼＼､ .
;;;;／＿.ィ ﾞ､,彡三三ミﾐ ,'" '彡三三ﾐ-i! ﾉ∧! i ﾄ､ヽﾄﾞ､
;;;;´ｿ;;;;;;;|, ､ ヽ´ ヾ ﾉ, ,/;;;;l! l| ヾ}
;;;;;';;;;;;;;;/' ､ ､ ヽ ⊂⊃ ′ ⊂⊃ /ｲ";;;;;;;;l! i l′ ヽ
;;;;;;;;;;;;;;' ,ｨﾊ ヾ ＼ ﾞ､ ｰ―――ｨ /イﾊ;;;;;;;;;| .l.| .｀ ああ！ 初めての子やっちゃうよねそれ。
;;;;;;;;;;;;;;/ヘ'ヾ.､ﾞ､ ／} ヽ |:::::::::::::::::::! { ﾘ;;;;;;;!ﾉﾘ . うちの息子もやったって聞いた。
!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾄ＞ '´ 人ヽ. !::::::::::::::::::} . ﾊ!
ﾍ:;;;;;∧:;;／ ／､ﾄ､｀ヽ 乂:::::::::::::ﾉ イゝ
__ヽ/ ／ ｰ＜´）>､!;;|＞ ， .ィ､´｀ヽ::ヽ
//／ ､|'´ ヽ:.､;| ` ‐-‐ ´|;;;;;>＞, ヾ::
【 糠手姫皇女（ぬかでひめのひめみこ） 】
／ ／ニﾆトく /ﾆ＞ T / ／ ＿〉ﾆヽ ヽ
/ //ﾆ／⌒>-＜,＞┴┴―‐＜≦ﾆ、＿＞ﾑ )
l ∥ﾆ>-- ＼ ／ﾆ＞-―‐-＜ニニニ>ミ ＼
乂 {ニ〈＿／ニﾆ＞" { ヽ ヽ￣￢ミニニ＞__＼
／{ニニニニﾆ/ / ,lノ ', _ﾄ＿ l ヽ ヾニニ／ )
／ .:Vニニニﾆ=l 八 _zzx ＼ｧテ=y ﾉｲ ヽ lニﾊ 〈
／ 人ニニニニＶ 丶《_(jﾘ＼_)ゞ- 彡 |イ/l/}ﾆﾆﾊ ＼
／ ／ マニニﾆﾆへ ﾐ=- ' .彡 |ノゝﾏ¨¨´ ＼ ＼
.／ ／ /¨ ￢=-'ノ 人-―ｧ /| |ﾆﾆ/ ＿ ＼ 入レテモ早カッタ。
／ ／ / / ／,xz≦二二つ |￣| ﾌl__ ー'￣ ヽ ＼ デモ、コレカラコレカラ。
.／ ／ { / { ｲl{＞=ミニﾆ⊃| | /=/ﾆﾆﾆl⌒iﾉﾘ
/ ／ l,．-ｰ ／ }>J／ ￣｀ヽ. ⌒Vﾊ
/ //∥// /ニ/ ! l ﾏ∧
ヽ { ///ヽ叭:. ...::::Ⅵ 、 .:} / ﾏ ∧
＼ ＼ .／/／ }／／ / /ヽ/..:::ノ/ l///}
＼ ヽ. ／/// /／ / / /／ ∥ }///l
_ /´＼―‐／⌒ヽ
＼＞┴ ￣￣￣`ｰ＜〕
_ -‐ ´ ／ / ￣＼ ＼ _
―=ｧ / / | | ヽ ＼ ヽ＼
/ ｲ ′_|ｌ_ イ下、ト|＼} ､l⌒
′ |/ ||ﾍ{八 ﾄ|ｒ≦､ﾚi ＼
| ｜ l| ≫ミﾍl､ | 行ミﾄ|ｌ ト- そーそー。
|/| | j| |《 ﾄ-ｊ ヒﾝ ﾘ |l |ﾍ ゆっくり覚えていけばいいの。
| |从ﾄゝ ｀¨ 丶 /イl ハ|l:::＼
八|:::::::八 |l /:::::: |⌒ヽ よろしくねー。
|::::/ |::＼ ｰ イ:::|/:::::∧| 後々あの子に嫁する子と
ヽ{ ﾚ ｊノ{＞ー ´ |＼ハ/ ﾘ. うまくやってもわらないと。
／￣ |＼＼ ＿＿_ ト､＼_
/-､ | ヽ::＼====l:::| l＼
| ＼ | ト==＼::::|=|、 | |
| ＼__ハ二＞==r|.∨ ∧
|| l / | 〉||〈| ∨ |
ﾘ | |/ | /::||: | / |
/ | |ヽ ｜〈＼||/|./|／￣＞ー――r‐ｭ＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
貴族では、中学生位の年齢で男女ともに精通初潮を迎えると「袴の儀」や「裳着の儀」。
要するに成人式を執り行い、年上の異性があてがわれて初体験をすることになる。
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}ｉ:: | l| _＿ -‐::::::::::::::::::::::::::::::-‐ﾆニ二二二二ｱ
〕 |_ 斗‐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ニ二二二二二二／
..:フ＾:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.:.:.:.:.:ヽ二ニニニニニ／
....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞.:.:.:.ｌ|.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:. 二ニニニ／
. ....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-‐.:.:.:.:.:.:ｉ|.:.:.ｌ|.:.:.|.:. |.:.:.:.:. ニニﾆ／
. ....::::::::::::::::::::::::::::::::::::-‐.:.:.:.:.:,丁.:.ぅト ｌ|.:.:.ｌ|.:.:厶r七.:|.:ｌ.:.:ｌ{二ﾆ≠
ー─一≦ﾆﾆニニ二/.:.:/.:.:.:/斗≠ミ .:ﾘ.:.:儿斗:=ﾐ .:.:|.:|.:.八¨¨＾
/.:.:/.:.:.:/ ` ヒり＾ んｿ＾.:.:.:}√＾ いやー、初めて男といたしたけど、
/.:.:/.:.:.:/∧ {:. .:.:.:.: i:|. もう一生やりたくないわ。
/.:.:/.:.:.://.:.:.〕 ､ _ __ 人.:.:.:从
_/.:.:/.:.:.://:.:仁| . イ.:.:.:.:.:7/
7.:/.:.:.://＾¨二ニﾆ=‐ミT爪彡^ヽ,三{′
/.:/.:／＾¨ __ ＾ー } ＾¨ｰ _
/.:/ / ::::::｀ヽ ＼ ___ __ ヽ, __／ r=ｧ彡}
/.:/.:.{::::::::::::::::::＼ 《艾》 ー－‐- 《艾》く
/.:/.:./{::::::::::::::::::::::::＼ ~ﾟ~ 二 彡:::::::ヽ, ←最初の相手と失敗したかなにかで
/.:/.:./.: ヽ:::::::::::::::::::::〃`ー－- _ ＝ ／ ＼〉::::::_〉 セックスレスになった人
_/.:/.:./.:.:/.:.:i＼:::::::::::::::::::::::::∨}ﾄ､ } ｀¨¨¨´ ∨}::::＼
7:/.:./.:.:/.:.:/{::ヽ :::::::::::::::::::::::::∨Y_＼ Y 》}::::::::{{
. /:/.:./.:.:/.:.:/.:.:＼::::::::::::::::::::::::::／^へ ≪_＿_, ‐─‐ ､ /:::/::〃
/:/.:./.:.:/.:.:/ .:.:.: /}_:::::::::::::::::::::(／／, ｧ｀ヽ ::::::::::｀ヽ ＼:::::::∧
. /:/.:./.:.:/.:.:/ .:.:.: /: |∧:::::::::::::`ｰ｀¨｀¨/／＾:::::::::::::::::::::＼ }::/:::::〉
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【 飯豊皇女（いいとよのひめみこ） 】
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､ 当然。女性の場合初体験懐妊してしまうケースもあったろう。
,': : : : γ⌒ rtﾃ ､苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／ 宝女王に、高向王という人物との間に
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／. 詳細不明の漢皇子という息子が居たらしい。
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´. この皇子の記録は一切登場しない。
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl /ヽ_ {／ ヽ／⌒
,矣圭心.＞｡. ,′. / { ／ ノ､
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八 / ( _／ }
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼. { ￣/ 人
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣ /| ／ {__／ ﾉ
, .-‐ニ￣￣｀ヽ 自分の子や孫に対する執着が
／: : : : :-‐: : :￣:￣｀ヽ 極端に強い彼女にしては不自然でな。
| ; :＜: : : : : _: 二 _: : : :ヽ
／: : ;＞_¨￣ ｒﾍ∨/｝｝ おそらくは「添い臥し」で妊娠して生まれたなどの、
/: : :／'¨ｒァ ｿハ/ノ ある種望まれない子だったと思われる。
廴: ｛ャ ｊ 「' ヽ
￣ヽ.ｒ '_,,;;;;;､ ヽ ; _,. -＼ 要は取り上げられてしまい、
｛ﾁ''”⌒’_｣,ｘ≦三三三＞､_.. 養育できなかったと考えられる。
ヽｘ≦三三三三三三三三
, ＜三三三三三三三三三三三三三三三三三三≧ｰ-
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
逆に言えば、初子に何かあったため、
極端に自分の子や孫に対する執着が強くなった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿_
, ＜//////＞ ､
,ｲ//////////////ヽ
///////////////////＼、
,.//////////////////////,ヽ
' 7//////////////////i'//∧､ﾊ
////////////////////!'///,} ヾ!
////////////////////,}////,} }
/////////////////////,ｉ///ｊ/! !
,.'//////////////////////V/,{ﾉ/
,ｲ///////////////////////∧ヾ/
///////////////////////////,＼
///////////////////////////////＼
///////////////////////////////////＞､
,.'////.i//////////////////////////////////,＞ ､
////,/ !///////////////////////////////////////＞-.__
. /////{ ./.!///i///////∧＼////////////////////////＼￣ '‐＝-､
'/////l./ !'//,!V'//////,∧=ヽ///////////////ヽ'＜//////,＞、 ｀ヽ、
. i//,lV//! V//l'∨///////∧=ヽ//////////////,＼､ ＞_､'////ヽ
,!ﾊ/! V∧／∨/l ヽ////////ﾍ.=＼///////////////＼ニ二ヽ/////ヽ
. l'l V!ﾆヽ,ﾍ=! ∨,l ＼///////,ヽニ＼＼_!＜//////////＼ﾆニ}'ｌ ヾ/ヾ'ﾊ
! ヽﾆﾆ＼'､!、ヾ! ＼//､////ヽ=二ヽ＼ ｀ ＜//＼////＼./ﾘ ｿ ヾﾊ
ﾏﾆニヾ､_＼`､ ヽ'ﾊ.ヽ///ﾊﾆﾆニ｀＼､ ｀'＜ﾊ､＼//ヽ′ ﾉ ヽ
【 宝女王（たからのひめみこ） 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
と言えるのかも知れない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
【 大海さんち 】
＿
,,ィ⌒:ヽ｀ヾ::}
/:／￣ ｀ヾVｲ_＿
/´ ＿ィ⌒K´::-､::::｀ヾ::ヽ
,..:´::::::::::::::::::丶::::::::::ヽ::｀ヾ,
イ::::::/´::::::::::i:::::::::::＼:::::::';:::::Y!
, ' /:::::/::::ｲハ::::';:::::::::::::::ヽ::::j::::::i|
/:::j/:::::::|´ ';:::';:::::ヽ:::::::::::｀ｰ::::i!
/:イ::::::l:::::iz=‐-!::::::::i::::Vヽ::i:::::::::::ト __
,': i:::::i::ﾄ:::i ､ ﾘ:::::::l:::::i j::::::i:::ヾゝ ﾊ
!' !::::l:ﾊヽV彡' ｌ:::j:::::i| ノ:::::::l:ﾄ:ヽ_ ﾉ ',
',::::::ﾉ ｀ ｊ:ｲ/::::|'jﾊ::イﾊ! ／ ヽ
Y::｀i._ ´ !ﾊ:::l' ' ‐´ 丶
l ::|! ﾟこ /_リ ィ´ ,, -ー ､_
>＞-､ｒ , ｌ::l jハｰイ ｀-' 7
ｊ´ィ＝'ミヽ ヾ / ﾊ / ／ /
（ ｒ ´ィ´ﾌY{Y） ｌ ',､/ ィ ｌ
ｌ / ｲﾉ ｊｲVｿ ﾉイ￣ ﾊ ! ｊ
ヽ_ ' ｊ ﾚヽ'-''－ｧ､ i! ', /
ｨヽイ（＿, ィ三三ｌ 〉 ヽ'
ｒ=ニニ <,ィﾍヽ !＿ヽ＼ | イ ヽ /
| .ｌヾヽ｀ ﾄ‐-､ヾ､ ヽ!ヽ ノ ', ｊ
―――――‐.|｀ ー ´| }'´ ﾄﾆーヽ ＼} ＞ ＼ ｌ! __
L-―-｣ ｀ヽ |－三' ヽ ｒ－､ _ ＞ｭﾉ´￣
【 額田王（ぬかたのおおきみ） 】
＠＠
＠_、_＠
( ,_ﾉ`)＠ ねえ、ひめ様。
／ ＼ うちのみこ は当分帰ってこないと
/ ,ｲ ｉ ヽ 思うのだけれど。
( 〈 | |〉 )
＼ ヽ |／ ←使用人のおばちゃん的な人
,..:´::::::::::::::::::丶::::::::::..(⌒'⌒)
イ::::::/´::::::::::i:::::::::::＼::（ ＃ ｀)
, ' /:::::/::::ｲハ::::';:::::::::::::::ヽ乂___,ノ
/:::j/:::::::|´ ';:::';:::::ヽ:::::::::::｀ｰ::::i!
/:イ::::::l:::::iz=‐-!::::::::i::::Vヽ::i:::::::::::ト __
,': i:::::i::ﾄ:::i ､ ﾘ:::::::l:::::i j::::::i:::ヾゝ ﾊ 関係ないですー。
!' !::::l:ﾊヽV彡' ｌ:::j:::::i| ノ:::::::l:ﾄ:ヽ_ ﾉ ',
',::::::ﾉ ｀ ｊ:ｲ/::::|'jﾊ::イﾊ! ／ ヽ
Y::｀i._ ´ !ﾊ:::l' ' ‐´ 丶
l ::|! ﾟこ /_リ ィ´ ,, -ー ､_
>＞-､ｒ , ｌ::l jハｰイ ｀-' 7
ｊ´ィ＝'ミヽ ヾ / ﾊ / ／ /
（ ｒ ´ィ´ﾌY{Y） ｌ ',､/ ィ ｌ
ｌ / ｲﾉ ｊｲVｿ ﾉイ￣ ﾊ ! ｊ
ヽ_ ' ｊ ﾚヽ'-''－ｧ､ i! ', /
ｨヽイ（＿, ィ三三ｌ 〉 ヽ'
ｒ=ニニ <,ィﾍヽ !＿ヽ＼ | イ ヽ /
| .ｌヾヽ｀ ﾄ‐-､ヾ､ ヽ!ヽ ノ ', ｊ
―――――‐.|｀ ー ´| }'´ ﾄﾆーヽ ＼} ＞ ＼ ｌ! __
L-―-｣ ｀ヽ |－三' ヽ ｒ－､ _ ＞ｭﾉ´￣
＠＠
＠_、_＠
(* ,_ﾉ`)＠ 若いって良いわねぇ……。
／ ＼
/ ,ｲ ｉ ヽ
( 〈 | |〉 )
＼ ヽ |／
┏┓ ┏┓
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┛
┏╋────────────────────────────╋┓
┃｜ ｜┃
┃｜ やる夫が大海皇子になるそうです。 ｜┃
┃｜ ｜┃
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┏╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┓
┗┛ ┗┛
＿
,ｨ.zzz.､ /:;ｒ=ミ､
´ 二二::Y:〃
::::´::::::::;::-=ﾐ、≧=-.､
／:::::::::::::::／:::::／}/|:::::ヽ::::＼
／:::::::::/:::::/:::::::::/ ヾ'/|::::::::::l:::::|:＼＿,
／:::イ:::::/::／::ｨ::::〃 .|::::::::::i:::::|:::::ﾊ´
／´ﾌ::::::::::::ﾚ':／l::|::::{{ ｀ヽ !:::::::::|:::::|::::::∧
/::::::::_:イ´:::::/八::| |:|:::::::|:::::|::::/:ハ
/:::::::〃 !:::::/::ｨ芹ﾊミ､ |ハ:斗::::|:::::/::ﾊ!
/:::::／{{ |:::/::〈{しｲﾘ ィ≦Ⅵ::::::/ l|
. /::／V:::::ヽ V{:::::::ヾｰ' /ﾊｿﾘ:ヾｲ/
. ／´ 从/::::ハ:!::::::Y{ ゞ'_ｲ::::／￣￣￣￣￣￣＼
/::ｲ:::::ハ::::::|l /` . _ ｀ ./T／ ＼
/￣ .ハ{ ∨:|、ゝ ／ ｲ／ _＿ ＿_ ＼
/ / ⌒≧=ミ..> -=≦ .／ ´￣ ヽ / ￣｀ ＼
/ / . ／￣￣￣｀ヽ、..／ イ:::::::ヾ.､ ｉ ｉ イ:::::::ヾ.､ ＼
/ / . / ヽ 〃 ゝ－ 'ノ .! !〃 ゝ－ 'ノ ヽ
<′ / ′ ‘,::: ixｉxｉ / ﾊ ヽ ixｉxｉx |
＼ | .、 . ゝ __ ノ ゝ.__ノ |
i .i. .ﾝ､ ._ /
ﾄ, | ＼ ｀ -､._ / ￣ ＼.. ／
,'≧ｭ ヽ ｀≧ x,=--.、 ＼-=.
ﾘ≧x. ＼ .| ＼.
ﾏi ＞ .,＿＿＿＞- ､ ._ i .| .ﾍﾅヘ_
ﾄ, ii,∨r ⌒ﾍ ￣｀''‐ ., ﾊ i ﾊ r‐ ＼
ﾘ ii ∨ﾍ .ナ ／ .>、､,._ / .ｊ ﾘ |::::,r‐く
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
蘇我石川麻呂の死後、孝徳天皇の治世は一見
安定しているように見えるような見えないような微妙な空気に。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
:;:;:;.
;:;:;:
;:;:.
从
＿_ 从从_ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | 何か火付きそうよね。
L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ちなみに。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
:;:;:;.
;:;:;:
;:;:.
从
＿_ 从从_ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | ん？
L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
時系列通り正確にやろうとするとわかりにくいわ面白く無いわ
そもそも不明なところ多いわなんで、
因果関係はともかく、基本的に嘘ということを一つよろしく。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
:;:;:;.
;:;:;:
;:;:.
从
＿_ 从从_____ _ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣ ￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'ﾆ＝=─- -─=＝ニ', i
i ｲ iゝ,ﾊノｲ /ヽレ人イ Y ルヽｲ i |
ﾚﾘｲ ノ ヽ__ i .||i .|| （言わんでええんやないかなそういうの）
Ll. (ﾋ_] ,＿__, ﾋ_ﾝ ). 「 ! |
| l ヽ _ﾝ L」| /
レ＼＿＿, ―――――､＿＿,ルﾚ´
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
650年。石川麻呂が誅された翌年のことである。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
≧===≧==＼＼
ｰ≦ニニニニニニニニ}ﾉ}
／ニニニニニニニニニノ
イニニニニニニニニニニミヽ
/ｲニニニ/ /_{__ ﾉ___ﾉ } ﾉ
/ｲニﾆﾆ｛ /´￣｀ ｀ヽ〉
/イニニ} r 夕 (_タ|
〈/⌒ヽ| ￣ { | （何かこう、仕切り直しって感じを
{ ⌒) ヽ 〕 | 出したいもんだ）
{＼＿,､ ＿|
フニﾆ＞ __ ＿_´_.ノ
￣}ノ}ﾆﾉ} |＼
─一'´|ﾆ| { ∧ } ｛＼
|ﾆ| } ∧ ノ ハ} 人
|ﾆ| 〈ノ＼{ { // | ＼
|ﾆ| ﾏﾆﾏ /||_|
|ﾆ| ／ﾆ/ |_||_|
|ﾆ| ／ニ:/|o {￣|_|￣}
【 孝徳天皇 】
,＿＿＿＿＿
／ニニニニニニ≧.､
/{/ニニニニニニニニニ＼
. ｛ニニニニニニニニニニﾆﾆ＼
乂二二二二二.イ⌒＼ニﾆﾆ∧
. / / / ,xzzz､ }ニニﾆ∧
/zzzx｛ __／二二ヽくニニﾆﾆ }
V´￣ （──ｔッ }ニニニ/
|｀¨¨´/ ￣￣ ﾉ|ニﾆﾆ./
|. _/ |ﾉ（ } 手っ取り早くできる改元（元号を大化から変える）がしたい。
| 〔 ﾉ /. 良いきっかけがないもんか。
{ ∠二二二ヽ ／ｰｒイ}
人 イ }_ノ__
＿＿＿.｀≧ｒ─一 ／ ／ニ}
／ニニニニ／} .. イ ／ﾆﾆニ＼
ﾉニニニﾆ／ ｛ r＜´ ／ニニニニﾆ
___/ニニニニヽ＼ ∨⌒ヽ__／ニニニニニニ
ニニニニニニ∧{＼/(⌒＼ニニニニニニニ
ニニニニニﾆﾆ/ }/⌒＼ ＼ニニニニニﾆ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
そもそも日本で最初に元号を始めたのが孝徳天皇で、
心機一転感を出したかったようだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
∧＿∧
（∀｀ ,） 穴戸国（あなとのくに ： 長門国のこと）
/ ⌒ヽ、. 国司の草壁醜経（くさかべのしこぶ）より
/ i へ、＼ 真っ白な雉が献上されました。
＿ ,､_/ ,| |＼ ＼
{_,と｀￣| | ノ | ｜ ＼ ＼
￣´￣| ｢ .l ｌ ＼ ＼
|￣￣￣￣｜7 ,ﾉ (ｧ_,_,〉
| |/ /
ヽ､＿＿＿,/ /!
/ /｜
/ / ヽ
/ /ヽ、 ＼
/
|
| ふーむ。（つかえそうだが……）
／≦≦ｰ──:| どういう兆しだと思う？
. | ///ニニニニニﾆﾆ|
乂i/ニニニニニﾆﾆ:人
＼人ニニニニニニﾆﾆ=＼
. {￣|//⌒/ { ⌒ヾ>Yニ＼＿_ ＿
|/ '⌒ヽ /⌒ヽ ﾉニ二| |/
人 tｧァ rｭｭ- }ﾆﾆニ}
| / ノ|ニ二ﾘ
| 〔 |/( }ﾉ
| ＿＿ ,､__.ノ
人 ｀ ／|ニﾘ
_}≧ｰ─＜ |＼
＿_/ﾆ∧ ＼ ﾉ|二}＿＿
x＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ ＼／_ｌi|ニニニﾆﾆ≧ ､
ニニニニニﾆﾆ∨⌒{マノVニニニニニﾆ:∧
ニニニニニﾆﾆ∧ |ﾆ{//ニニニニニニﾆ∧
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
日本書紀上ではこの時、重要人物がちくわ大明神的に登場する。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|///////////// ∨////////////////
|///////V//// ∨///////////////
V///// V// V/／￣￣￣￣ ヽ
V///| Ⅵ ノ//:::/::::: / ┌┐
Ｖ//| Ｖ ＜//｜｜ :: i |ll｜
Ⅴ/| { ＿＿＿＿＞┴┴‐'〈 |ll｜
Ⅴ,| { ,ィ─‐≦㏍㏍ﾌく:|| ┌┤ |ll｜
Ⅵ㍻№ /:.:.≦㌣'´¨¨ｱ⌒^:|| └┤ |ll｜ ほう。
ⅣT'ヾヽ { K㌣，:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.||ﾆニニニ７ |ll｜
| |ﾊヽ ・Y´',:.:`ー─一':.:.:.:.:.:／ |:: |:::::::: |ll｜ 後漢明帝、永平十一年
', ∧ `┘! ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ |:: |:::::::: └┘ 白雉があちこちに見られたとあるな。
ゝ } ノ__ ｀ｰ─‐ｧ─‐' |:: ﾄ､＿＿＿＿__／/
ｘ＜//∧ } ヽ " ／ ,. ┤ 7丶 ＿＿＿_／///
ｘ＜///////| くｨ ´__,ノ / ∨/////////
ｘ≦＞ ＜////八 ｀¨´＿， ／ ｝ ∨////////
-- 、 〃￣ ／////////'ヽ '´ ／ / ｀≪//////
￣`>-- ､ //////////////＼ / V////
. / ￣ >ｰく////////////////↑､＿_,. ´ / V///
/ ／ ｀ ≠⌒'V////////,| ヽ / V//
/ / ∠ Ｙ＿≫一'´| ！ / ∨/
. / / ／ | 〈 / , ＜¨
/ / / ‘, / , ＜´
【 扶余豊璋 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
当時の百済王、義慈王の五男。中華式では余豊という。
当時の日本に人質として、舒明天皇3年から滞在していた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
Vﾆﾆﾆﾆ＼}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ニ＼. ／ニ,. "⌒
/ VﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆＶﾆﾆ／_＿＿__
′, Ｖﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆ/ﾆﾆニニヽﾆﾆヽﾆ/^ﾆﾆﾆ, "⌒
{ _＿_ ＞ﾆﾆﾆﾆ{ﾆ｝ﾆ∧ﾆﾆﾆ｛ヽﾆﾄ ニ.}/ﾆﾆﾆ／
∧⌒＼ﾆニｒ乂=L乂｛.:.:＼ニ｛.:.:）ﾘ〕ヽ_}ﾆﾆ／＼^ヽ
〈 / }＼∧ｲ }≧ミヾﾞﾞﾞﾞﾞ＼[ xﾁL彡/彡＾＼／⌒丶
. _ ｛ ′ {「￣＞'（∧ L.,Ｊﾐ」}{彡dノ/__{ノニﾆ=-‐ ⌒ヽ
／ Y⌒ヽ .{ i |{ -{{ =ミ'∧ ｀ﾞﾞﾞ i , ｀¨¨ﾒ / ´¨¨¨⌒/ ｀ヽ .
< .／⌒〉_ノヽ _＿ ｛.」_＿__ﾉ{ -乂 ,; ＼.＼ E_ヨ｀ ''／ /^｀ヽ.,/_ . i }
｝ ,. ／⌒｝ } ^〉 ⌒ .ノ{ -=ﾆ≧ ..,,__ > =彡＜/＾⌒Ｖ⌒, } } ;
｀ヽ ,. ／ > __,,,... } ,. /ノ乂 -=ﾆﾆﾆﾆ7 /^¨¨¨¨⌒´ -=.{{／ ⌒ヽ ﾉ. ｲ
乂___ ノ／ __ ./ '"/^ 〕≧ ..,,_ノ / -=ﾆﾆﾆﾆニ7 V イ |
｀¨¨⌒ ＜ _＿/ｰ‐ '′ 乂 -7⌒^｀¨⌒ヽ _＿＿__彡.′ | ﾉ
,,.. -‐===ﾆﾆﾆﾆ=‐- ,,（ﾞ^'' ‐- ..,,_ー'^ヽ -=ﾆ/|. |. ／}
⌒ﾞ ＜¨¨¨⌒ ｀ﾞﾞ'' ‐- ..,,_ ﾞ^'' ‐-‐ ''"”｝{ '';;; | } .｝
/ }- ＼ ﾞ^'' ー-‐'^＼.乂. / ﾉＶ
. { -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ -/- ＼> ／^ }
乂_＿ノ ｀ ー――――― '"⌒ ﾆﾆﾆ=- -=ﾆ/=- / V /
V=- -=ﾆ=- -=ﾆﾆミ -=ﾆﾆ=-/ﾆ=- ′ ,/ _ ∧
V/ ｀ ｰ-===============ミﾆﾆ､ﾆﾆﾆ=- L彡 "⌒｀ﾞ ､_」:,
V/ { -V=ﾆﾆ^ヽ ｀⌒Vﾆ=- ＼ ｝=-‐__彡 ]∧
＼ ＼ -V- -=∧ ＼=- -=ﾉ /V∧
＼ -V- -=ﾄ〕 __ ＼=- V/ / {. V∧
｛⌒¨¨¨^¨¨¨¨⌒∧ ////Y^＼ { /- .ﾉ ＼〉
^ヾー- 〉 { {/{ V ﾞ.」 _＿ ｲ L_」
V/ ⌒＼. { 「 { ＼ 「⌒ 〕=- /⌒ヽ
Ｖ ｛ / }. { L.乂｛ __,,.. | V- { }
}__ ＼ ,/ ∧ Ｖ__,,..｀ヽ_彡^¨¨¨ ｰ- 〕- 乂 ノ
【 扶余義慈 】
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
当時の百済王こと義慈王。
隋唐の成立以後の国際情勢に大して改革を行い
百済の国難に立ち向かったどちらかと言うと英邁な人物であった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
_.. ..‐::´／
_/::::::::::::/
＿/:::::::::::::/ ＿＿＿_ ↓ボンクラ佞臣ズ
,..::::´:::::::::::::::::::::￣:::::::::::._／
／:::::::::::::::::| ヽ､:::::;::::::::::::／ 〜∞ ｒi ｒi
/:::::::::::::::::::::|´義慈王|/_:::.::／ 人 .（ゞ) 人 .（ゞ)
_ .. -─':::::::::::::::､::|｀' , .!::∠. ｀Ｙ´ | |. ｀Ｙ´ | |
｀'' ‐-.._:::::::;-‐､｀（●） （●） |::::｀::-､ .| |(ﾟ)(ﾟ) .| |(ﾟ)(ﾟ)
=ﾆ二::::::::::::::::|６ ＼＿＿_／､｜ -──｀ .| | と .| | と
‐=.二;;;;;｀‐ｔ ＼／ ノ ｆ<|只/7ヽ. ｆ<|只/7ヽ
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
が、すっかり劣化してしまい、
イエスマンばかりを周りに集めるボンクラになってしまっていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
先回って言ってしまうと、扶余豊璋がいわば最後の百済王になるのだが。
何分記録に全く残っちゃいないのでどういう人間関係だったのか何とも言いようがない（憤怒）。
とは言え、扶余豊璋は孝徳天皇と交流があったらしく、ちろっとこういう場に出てきている。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/／ー─く⌒ﾄ､__
｜{ニニニﾆ人/ / /〉
人ニニニニﾆﾆｰくノ＼
. イﾆ／/⌒ヽニニニニニハ
.. ＜ﾆﾆY レ==ミuﾉﾆニニ二ニ二}
. ＜ニニﾆﾆノ ﾘ＿） }ﾆﾆニニニニニ}
. ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ「 /ニニニニニﾆﾆﾘ 百済君。
{ﾆﾆニニニ二)__ /ﾆ=─┐ニニニ/. もう一声ないか？
∨ニニニニ/＼｀ヽ ) .ノニニニ/
. ∨ﾆﾆニ二{ ｀´ ｀¨¨´|ﾆ二二//
∨ニニニ≧ー┬ .|ニﾆ／
＼ニニニﾆ／}＿＿_. イ|/}/┐
＼ﾆ二/|/´ ／ニニﾆﾆ人
{ニ/マ{ ／二二ニニニﾆ＼
;;;;;ﾍ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶
;;;;;;;;;;;⌒ﾍ;;;;;/⌒;;;;;;;;;;;;;;>
;;;;;;;/ ヽ Ｖ ﾉ ﾍ;;;;;;;;ﾍ
;;;;;,-[ﾆ＼ ／ ７ L;;;;;;;;;|
;;;;;| | ﾍ uyv｢￣Ⅱ 目|ﾍ ふぅむ。
;;;;;ﾍ_ "￣〈L 'ーﾍ| ｣ ノ;;ﾍ . もう一声と言われてもなぁ。
;;;;;;;;;ﾍ ―- /;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ
, ー, ﾉ|＼ ー ／|ﾍー;;;;;;;;;;丶
/ /"ﾍ ￣ ﾉﾍ ﾍ'ΤΤ
| (へ゛ （ ノ へ) |｜｜
ﾉ 二二二ｖ二二ﾆ 丶_⊥
/ ／ニニニニニニﾆ≧ ､
{/ニニニニニニニニニﾆ＼
＼{ニニニニニニニニニニﾆﾆ＼
ｰｧ≦/⌒Vニニニニニニニ ハ
/ {_ }ニニニニニニニニ }
〈 {_.イliｌヽ〈ニニニニニニﾆﾆﾆﾆ}
） ﾘ＿） }ニニニニニニニニﾆ}
_/ ノ|ニニニニニニニﾆﾆ/
〔 |/￣〈 }ニニニﾆﾆ/ 僧たちはどうだ？
l u ﾉ /ニニニニ/ 何かあるか？
|=⊃ ー＜{ニニニニ{
{ |ハニニﾆﾘ
ｰ──┐ .＞}ﾊハ}ノ
|,x＜´ ／ﾆニ∧
＿/ ／ニニﾆﾆ人_
{ / } ／ニニニニニﾆﾆ≧ ､
{ニニﾉ ／ニニニニニニニニﾆﾆ∧
＿＿＿
モブ僧侶ヽ＼
│ │
へ- ─ヾ │ 未だ聞いたことがないことですし、
─ ─ ∂ ＼ 見たこともない事です。
｜ し 丶 √ │││ これを期に恩赦を出すべきでしょう。
｜ ﾄ-＝ヽ │ ││
＼ ／ │ │
／ ゝ── ／ノ 丿
（ ＼＿＿ ／ /│
, ／------ .
{ //ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆ≧x
乂ニニニニニニニﾆハ
＼ニニニニニニ二二ﾊ
|/⌒/ { ⌒ヽﾉ二 }
人（_O) (O ヽ}ﾆﾆﾘ
| / ｀¨´ |テ}ﾉ もう一声ほしいな。
| ＿＿__,､ __ﾉ
ｎ 人 ﾏニﾆﾆﾉ ｲlﾘ
| | > .二二 イ}-く
| |＿＿＿/ﾆ| / }∧＿＿_
r┴‐ミ‐┐ﾆニ|＼__rく /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾉ 二ヽﾉ_.ﾉニ二|/ﾏフｺ∨ﾆﾆﾆﾆニニ
{ r_〉 }ﾆ二二| 〉〈//ニニニニﾆﾆ
,．-───- ､
/ .::＼
/ 道登 ...::::::::l
l .::::::::::|
| -‐-､ , -‐- .::::::::::::ﾄ､ 高麗で白鹿や白雀、三本足の烏など
〉ztァ} -tz- .::::::/⌒!::i 様々な瑞獣（めでたい動物）が現れたことがあります。
i ´1 ~｀` .::::::l 7/::::|.. それと比しても、白雉は瑞兆（めでたいしるし）でしょう。
| ﾊ_,,､'^ヽ .::::::::レ1:::::|
〕 / r‐-､_, i .:.::::::j!:::|::::::ﾄ､
_r､ /::l ⌒ j .:::, 'ﾞ1:::|:::::::|::ﾄ､
r / i h ／.::::::h ﾉイ /.:::,!:::::::|::|:::ﾄ､
| | | | i ／.:.::::::::/::丁二二´__ ノ.::::/:::::::::l::l::::|:::ﾄ､
| | { | |.:.:.::::::::::/::i:::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::l:l:::::l:::|::::＼
/:| ﾚ'⌒ ﾚ'^i.:::::/.::::|::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l:l:::::|:::|:::::::::. ←孝徳天皇の頃活躍していた僧侶
,/.:::| / !:::/.:.:::::|:::::::::::::::::::::::::/￣ ヽヽ:l:l:::::l::::!::::::::::
イ.:.::::::| , .イ /::/.:::::::::::}:::::::::::::::::::::/ こ | |:l:l:::::l::::::::::::::::
,．-───- ､
/ .::＼
/ 旻 ...::::::::l
l .::::::::::|
| -‐-､ , -‐- .::::::::::::ﾄ､ これは「休祥」と言います。
〉ztァ} -tz- .::::::/⌒!::i 王者の徳が四方に行き渡るとき現れると聞きます。
i ´1 ~｀` .::::::l 7/::::|.. これを機に恩赦を出されるべきでしょう。
| ﾊ_,,､'^ヽ .::::::::レ1:::::|
〕 / r‐-､_, i .:.::::::j!:::|::::::ﾄ､
_r､ /::l ⌒ j .:::, 'ﾞ1:::|:::::::|::ﾄ､
r / i h ／.::::::h ﾉイ /.:::,!:::::::|::|:::ﾄ､
| | | | i ／.:.::::::::/::丁二二´__ ノ.::::/:::::::::l::l::::|:::ﾄ､
| | { | |.:.:.::::::::::/::i:::::::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::l:l:::::l:::|::::＼
/:| ﾚ'⌒ ﾚ'^i.:::::/.::::|::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l:l:::::|:::|:::::::::. ←孝徳天皇の頃活躍していた僧侶
,/.:::| / !:::/.:.:::::|:::::::::::::::::::::::::/￣ ヽヽ:l:l:::::l::::!::::::::::
イ.:.::::::| , .イ /::/.:::::::::::}:::::::::::::::::::::/ こ | |:l:l:::::l::::::::::::::::
/ /／≦三--.､
{//ニニニニﾆ:＼
, ≧ミニニニニﾆﾆ＼
／ ⌒lｉ ∨ニニニニニ‘，
__ﾉ ⌒l ﾘ,ノニニニニニニ‘，
〈⌒ __ }ニニニニニニﾆﾆ} よし！ 行けそうだな！
Ｔ二二ヽ /ニニニニニニﾆﾆ｝
__}__| /ノ≧ミニニニニニ/ 改元を行うぞ！
（＿ｰ| ） /ニニニﾆﾆ/. 元号を「白雉」に変更する！
ﾉノ ､__..イニニニﾆﾆ '
{￣￣￣ |ニニﾆﾆ／
人＿＿＿_ |ﾆﾆﾆ:／＿_
}x≦二:}/}/ﾚ'二二∧
/ニニニニニニニニ∧
.
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ i ノ ｲ人レ ＼ルヽｲ i | ……。
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,-‐､ ""「 !ﾉ i |
L.',. ｀⌒´ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ r tﾃ苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／ 中華文明圏ではよく見られるやり取りだな。
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´. 現代の我々にとっては奇異に見える。
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ が、当時の最先端とはこういう事だった。
ｘﾍ.､ ! ~ 〃ミト､
,矣圭心.＞｡.. ┌ ｌ ―― Χ
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. l | ――‐ ’
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨. 弋 !――‐ ｌ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ ｋ―‐ ｌ
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ ＿＿_ ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ト、ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´ 平安時代や中世、江戸時代には
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′. 中華に習いこういうやり取りを行っているが、
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl
,矣圭心.＞｡. ,′ どうも作中の頃ではイマイチ日本人に馴染んでない。
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼.
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi =＝ ＝= .| .|、i .||
!Y! ＿__, 「 !ﾉ i | こういうのってどこまで
L.',. u.L」 ﾉ| .|.. 習うもんなんかね。
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
白雉を輿に載せ、朝廷一同を集め、一大イベントを執り行った。
細かいことは日本書紀を参照のほど（手抜き）。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
∧∧ ∧∧
(ﾟдﾟ )､＿＿_( _)
_ ／■＼ _ ＼ _ ∩/■＼
（(／＿＿＿＼)）＿＿＿ ＼)） ヾ(. ﾟдﾟ)
| |!!! !!!| | |!!! !!! !!!| | ￣ / ⊃ )）
| |:::: ::::| | |:::: :::: ::::| | O 〈
.| |;;;; ;;;;| | |;;;; ;;;; ;;;;| | ￣`J
／■二ロ二／■＼二／■＼二二二二／■＼二／■＼二l
∩ ´ー｀） ∩, ´∀｀）（ ・∀・）∩ ∩ ´д｀） （ ´∀｀）∩
ヽ, ,つ ヽ, ,つ（つ ,ノ ヽ, ,つ（つ ,ノ
（ ヽノ ヽ (⌒ﾉ 乂 ((⌒) .)） （ ヽノ 乂 ((⌒) )）
し（＿） （＿）Ｕ （＿_） し（＿） （＿_）
＿
,ｨ〃イ´￣"￣ ーz
{:::':::::::::::::::::::::::::::::::::::ミx.
ｲ示:,､:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
{ ( }ハｱT¨^￣「￣}:::::::::〈
Ｋﾐ { z=ﾐ､ ﾘ::::::::::ﾊ
}た tｬr､ Vｧ-､! 白雉というめでたき印を授かるほどの人では俺はない。
.| } ー‐ ' }' /} これも皆のおかげだ。これからも頑張ってくれよ！
. r ､ l〈 爪「
ヽ ＼ r‐┐ '. fニ⌒ヽ ./ >ｬ ､
〈｀ー ミ､ ｰ- ､ { { ＼ｰ‐ ' ／ ／ }::l￣ミヽ､
. `ー-_､__｀ー ＼ﾘ .| .／丁「.「 rイ ,ｲ:::l::::::::::::::::＞ 、
／ __ .{ /:::::::|::} Ｖ_Ａ //::::l:::::::::::::::::::::::::::::＞-- Ｌ_
. < イ rく f .| }:::::::::|::V1ilil八.ｲ/::::::l::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::ヽ
} ﾉ ＼ ゞ ﾊ 〈::＼:::V:} ７i{ ./:::::::l:::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::厂＼
｀´ ゝ._ }ト､ ／::::::::∨::l .|ili| ′L」:::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::/:::::::::::｀¨ド┴‐ﾍ
〈ヾ､＿／ ７ﾊ. _}:::::::::::::::}::::l |ilil| ′〈:::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::〃::::::::::::::::/:::::::::::::|
入＿ __／ ﾊヽ 〈:::::::::::::::::::ヽ::}|ilil| {::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::: ／:::::::::::::: |
ﾏヽ /::::::::｀く:::::::::::::::::::::::::::}ilili! |::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::L_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f:::::|
ヽﾊ ./:::::::ヽ::::::｀ヽ､:::::::::::/〉:}ililA '::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣T ー ､::::::::::::::::::::::/::::::|
勝手に動かせる兵と違う
＿
, イ´ ＿ ｀ヽ
／ ＿_ー─, - ､ヽ
／{＿ 〈/⌒ヽ ⌒ヽ}‘，
{ / __ ∩ {∩ ﾆ } わっはっはっ、
} ﾉ __r ｝┐__ ヽ もちろんですぞ！
ﾉ {__ ／´ ≧┬ ' ヽ .}
{//ヽ {{/ｰ─一'^ｰ─一} }!
{l { { 人 乂＿＿＿＿__ﾉ ,八 大伴長徳
＼＼＼ ＼＿＿__人___ イ } （´Д｀ ) ←友国の親父さん
/⌒＼{__ /＼ / /⌒＼
イ ＼{_{_人__人人__ イ / ｀＞ 、. ＿/⌒/⌒/ / |＿＿
＼ ＼＿＿＿__/ / ＼ ／ （つ/ ＿/ /＼ | ／＼
＼ ＼| o li/ ' ヽ. ／ （＿＿＿__/ ヽ／ ＼
／ ＼ / ＿＿{＿＿＿＿(_＼ }__. ／|￣￣ ￣￣| ＼ ／
／ ／ ./ ∨ニニニニニﾆ∨ ヽ }. ／ | 気にしないで | ＼／
／ ／ ＼ / ∨ニニニニﾆ∨ ) } ＼ | 下さい |／
【 白雉政権 左大臣 巨勢徳多 】 【 白雉政権 右大臣 大伴長徳 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
皇太子である葛城皇子や扶余豊璋も参加していた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／￣￣＼
／ ,ノ ヽ､_
| （ ●）（●）
| （___人__）
| ､' （……これが外つ国のまつりごとか）
｜ ｜
}._＼ , |
.__ _＿ ,.〈＼＼＞ニﾆｧ´
／: : ＜ : : : : : : ＼ ／ﾞｉ ﾞｉ、
, ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ﾄ|ﾞｉ ＼_
.{ : : : : : : : :ﾞｉ : : :」 : : ::', Y´ﾞｉ. |: : : : .＼ ＿ ＿
|: : : : : : : : :＼ : : :＼ : ',|::::::ｉ |: : : : ',: : ｀, ゝ ＼ ＼l＼
', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::ﾞｉ|: : : : . ',: : } ／ ﾍ
(,:／:／ニ｀ﾝ---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',. ／ /´∨＼ﾉ
｀: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rｰ'､ ￣丶 ゝ ＼ｌl┐
{∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: ＞＜￣＼.: ＼ ／ ´ δ└ﾟヽ┘
{: ∨ : : : : :」.ゝ-''ﾞ~￣￣￣￣: : : : ﾞｉ ム: : : ' , ∠ ヘ＿｀/ゝ
【 白雉政権 皇太子 葛城皇子（かつらぎのみこ） 】
＿＿＿＿＿
, ' ' ､
, ' ' .
,' i
,' |
| |
| ＿__ ノ ゝ__,
| （ ｛::::::｝ ) ({::})
'. ' . .ｊ （こういう事に関する知識を持っている人間は
'. （ j ) やまと に何人いるんだ？ ）
} 人 ー――´ｰ
＿_ﾉ ＼ 」
}////｀ ＜ ｀: .. .,'
/_/////////｀ ＜ｒ'´￣￣
//////｀/＜///////ﾊ
///////////,｀/＜// 丿
. ////////////////////ヽ
. ﾑ///////////////////// ｀ヽ
ﾊ////////////////////////ハ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
あんまり史料残ってないので想像でしか無いが、
孝徳天皇即位の要因の一つに、
国際的な交友関係を広く持っていた事があるように見える。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ｊ |
l :: ! |
i ＿＿,ノ ゝ _,,ｭ=-ｰ' l
. !(｛:::::｝)、 （ {:::::::} ) ,' （外つ国は動き始めている。
. ; ,' ,' いつまでも待っていられない）
. i´ ,' ヽ :;; ,'
. ､__ ,（ l / |
..; `,ー----― ¨ ./ !､_
: 'ｰ -―-' ／ !ノヽ、
:; :￣ .,／ ／:::::::::i
:〉､_＿___ , - '" ／::::::::::::::::!
. ／;;;;;;j :::::: :: : ,／::::::::::::::::::::::::!
長年のプレッシャーかもね
‐ ―――――‐‐
／ へ
／ ＼
/
/ i
l |
| l
} ji i
ヽ,仇, .._＿__ ノ i
ﾔﾊ 辷ﾁ:::.ji ｲ （母さん。鎌足。俺に力をくれ……）
!/ ｀￣￣ {
／{ ｀: } i
ゝﾍ, ﾉ f :
ゝ¨￣￣ l! , 斗j{
l｀ ノ_ 斗‐ '_／ }
l _ 斗匕 '´ , -' 入
`ー―::´::::::::::／_,.．-'''" ／//ゝ_
r＜ヽ:::_:／' ´ ／///／/＼
|' r＜ , -'"///／/////＼
|:', | .ヽ , -'"/////／/////////＼
└} )ヘl ／'//////／/////////////＼
/ヽゝ=/ .／ //////／/////////////////＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
白雉、というややこしい時期のどっかくらいの話と考えて欲しい。
オナシャス。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
【 宝女王さんち 】
./::::::::::::::::::::::::::::://´:ヽ
/::::::ﾄ::::::::::::::::::::::::ｨ::､::::∧
/::::::::} ∨:/::::|:::::/ヾ|:ﾍ/::∧
./:::}::::::| Ｙ::::/l::/ .Ⅵ:::{
/:／|:::i::ゝ.ｲ:::/ .|;ﾍﾉ i､／ }:::|ヾ
.／ .l::ﾊ:::::|:::::{ ● ● l:::|
ﾚ Vハ:::! __ Ⅵｨ=ミ,. ……。
.}／ヾ!ｨ==== ミイ〃: : : /
.ハ: : {!: : 木簡: : /: : :_:/
| f´-ヽ:_:_:_ : : :/: :〃 Ｙ
l .ﾉ =／ ｀ヽ／´￣ヽ
|/ / } } }
/ / .| | |
{ / .| | |
.Ｖ | | |
／´ﾞ｀ヽ､
万里 ..ヽ
,/./ ,...., ;ii､
（'/.i （ (,,) i::b
i' i ｀ﾞﾞ´ :「:::b
| | 丿:::h （機嫌悪いなぁ）
'i| i ./´｀ヽ,|::::::h
r' | ｀ﾞ'- ノ⌒ヽ
/´tl i 〈,´ﾞ｀ｿ/´'' ヽ
丿i;:::ti| ( ｀ヽｿ/::::::ゝ 'i
|￣￣￣￣||'｀i;t:| i｀'''ノ/::::λ::;;} |
| || |ﾉ::ヽ,,ソﾉ::::::/´⌒ヾﾉ
,,..|＿＿＿＿|ﾄｪｪｪｪ;;::::::::;;;;/ 'λ
(..,,,,＿＿_＿＿＿＿＿,,..)::´/λ ﾉﾐi
| |＿＿,| |＿＿＿_| |;;;;/ノ/／）ﾉノ
|,,,,| | | |,,,.|
'''''
【 秦大蔵万里（はたのおおくらのまり） 】
なんちゃって
}ﾉ/ｲ /
ﾆ=.-..::'::::::::::＞..， /ヾ/
，＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼.. /ヾ/
／:::::::::::::::/::::::::::::::::::,ｨ:::::::::＼:＼. ／
./::::/::::::::::::/::/::::::::::{ヾ'ヽ:::}::::::::ヽ:::ヽ.. /ヾ／ヾ／
/::::/::::::/:::/}:/!:::::::i::::! .V|、::::::::∨ﾊ
.ｲ/:::{::::::/::::ハ{ .!::::::ﾊ::|. `lﾊ:::::::::::∨:，
.／ 〃::::!:::::{:::,′ |八::::ハ:!. ／ィﾐ、V::::}､八ﾊ
.{{::::八::::!/=‐._-- V{ 'f心 >}::::ハヾ{:|
l|:/::::::Ⅵ.〃f心｀ ヾ ゞ゜' |::/:::::::::::ﾄ､ ……何か？
八{:::::::ハ. ヾ ヾﾂ , ./}'::::::::::|:::|
}/ |::::::{:::::ヽ /|:::::::::::|､:{
/ 八:::::|､::::ハ .ｒ ¨丶 ./.八::::::/{ ヾ
.ヾ:| }::::::∧ ￣ ／::/:::/{:::|
| |:::::ﾊ{ ＞ . .イ .|::/}:://∧
|:::{ヽ|∧::{､:::}≧.´ |'/.ｊ〃//∧
.ﾊ::|ハ//ヾﾊ:| l＼/{＞-- ヾー =ﾆ. _
//＞彡V//＿ .ｨ-- .Ⅵ///////////.ハ
_. ｨ≦///}./、 ヽ ′ .／ヾ////////////.∧
／´ﾞ｀ヽ､
／ ヽ
,/./ ,...., ;ii､
（'/.i （ (,,) i::b
i' i ｀ﾞﾞ´ :「:::b いえなにも。
| | 丿:::h
'i| i ./´｀ヽ,|::::::h. （おお、怖い怖い）
r' | ｀ﾞ'- ノ⌒ヽ
/´tl i 〈,´ﾞ｀ｿ/´'' ヽ
i:i 丿i;:::ti| ( ｀ヽｿ/::::::ゝ 'i
,i;i､ /´｀ ｀i;t:| i｀'''ノ/::::λ::;;} |
i;;;;;;i | |ﾉ::ヽ,,ソﾉ::::::/´⌒ヾﾉ
,,..;;-|;;;;;;|-|,,,|-----;;::;;::::::;;;;/ 'λ
(..,,,,＿＿_＿＿＿＿＿,,..)::´/λ ﾉﾐi
| |＿＿,| |＿＿＿_| |;;;;/ノ/／）ﾉノ
|,,,,| | | |,,,.|
'''''
百済の曲者じゃな貴様
_ ... ―……―- ..._
_ .... ―＜:::::::::::::::::＞､:::＼::＼ ､＼
:::::: -‐／::::::::::::／:::/::.}::::∧:::::ヽ＼
／::::/::::／::::/.{::::::.{:::/:::/ }イ::: }::::
::::: /:::〃:::::/::∧:::::|/:::/／ﾉﾉ::: ﾉ::::
::::7ーｌ- ､//ｌ:::∧:::|:::/ /／ｌ:|::::
::|::::::|::: //｀|/|:: ﾍ∨ ≫＝ミ弍|::::
:::|::::: |::/厶=ミ|:::/ヽl〃ｆうﾘ _少ﾘ::::
:|:::::/弐{ ｛り |:/ ＼ ￣ ／:::::: 万里！
::|:::/小^ト " |〈 ／::::::::::::
::|:/ｌ:::l∧ /:::／::::
::|/:|:::|ｌ:∧ ヽ＝- /／/:::::::
/::::|:::||:{::::ヽ / /:::::::/::|:::|
::::/|:::|ﾍ:､::::::＼ イ:::::: /:::∧:|
:.{ハ::|::._＞―L＞- ´ /::::: /:::/:::::}|
/:::ハ{:::＼ ￣￣￣/／}/ ￣￣`
＼ト--＜￣＼＿ 〃 /′
＼ ｀二二丶 ＼/ ' -―∠、
／i! ｀丶､
∠ _ i! _ -‐ヽ 〃／
/: : : :∨.: : : : : :.', ⌒
/.: : : : :.i!.: : : : :. : :',
,' ､: : : : : i!: : : : : : :, ､
|) ‐l: : : : :.i!.: : :. :. :l‐ (l
ゝノ: : : : : i!.: : : :. :.ゝノl
| : : : : : : : i!.: : : : : : : :.i
l.: : : :. :. :. :.i!.: : : :. :. :. :.l はっ。
l : : : : : : : : i!.: : : :. :. :. :.l
／|､ /＼.: : : :.i! : : : : ／＼‐ ､
/|' l ﾚ l.: :. .:.i!.: :. .:.l / l
/ l l / ／.: : :. :.i!.: :. .:.＼ / /
/ / / 〃/ /＼.: : :.i!: : : :／ヽヽ/
/ /| /l// ｲ ／.:. .:.i!: : : :＼ 〈 ｀〉
/ l/ / /〈 〈／ヽ.:.:.i! : : /＼〉 〉/ ヽ
/／ /／ 〉 ／: : :i!: : :.＼ 〈 |､ ∧
´ / l 〈 〈／ヽ: i!: : /＼〉〉! ∨ ∧
／ _,, -‐''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....、
/ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::i、::::::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::/:::/:::::::::::::::i ヽ,:i:i:::::::::::::::::::::::ヽ
／／:::::::::::::i::i::/::::::::::::::::::l i:i:::::::i:::::::::::::::::::',
/／:::::::::::::::::::::::::::/i:::::::::::::::i ／l/ﾊi:::::::::::i:::::::::l かねてからの
.// /::::::/:::::::l::::ﾄ.、 i::i:::::://／ / li::::::::::::ii::::::::: 謀（はかりごと）を現にするぞ。
.: /::::::/i::::::::::iﾍi/＼//:::// ,ｨfﾓミzy/:::::::::::::l::::::::::i
i; ,::::::::;' l::::::::::-ｲTkﾐ l::/ ｲ iっﾂ ｲ/::::::::::/l:i ):::::::::,
i i i:::::{ li:::::k::ヽ、ゞｲ/、 ￣ //:::::::::/ l:i'::::::::::::.
l i::::i l∧::i:::::ﾄ /ｲ:::::::/イli::::::::::::::::.
i:::l /7ﾑ:i::::::〉 v _ヽ /::::://l::::li:::::::::::::::::ﾍ
ヾi /∧:::::::＼ ｲ:::::// Lli::::::::::::::::::::::ヽ
/ ` ＜::ヽ:::::::::::`:..、_ イ //:://¨´ / |::::::::::::::::::::::::＼
/>￣ _, ヽ::::::/:::::::::::::', _/ ,::// , -== ヽ:::::::::::::::::::::::::＼
└l ´ ／ '::/i:,, -‐''"／ i:/ ／/／￣＼;:::::::::::::::::::::::::::＼
／ﾍ､,:-‐＼
/´: : : : : : :､
r'｀!: : : : : : fﾞ0:､
ヽﾉ: : : : : : :ヽ': !
f: : : : : : : : ::.:.:.:.l
|:.:.:.: : : : ::.:.:.:.:.:.:.:.| 承知いたしました。
l:.:.:.,､: : : :r-､:.:.:.;''| 用意は進めておきます。
|::〈 !:: : :l >,;'-'__
／::ﾄ､Y^i: : :lヾ-',;'::l:::::ヽ｀ヽ.
/ f::::::|::} v'!: : :ﾄy'/:::::ﾄ､::::｀ｰ､ヽ
ｿ j:::::|:::::}ﾚ':. :.,ソ/::::::::｀ヽ.::::::::>='─‐-
/／:::::::!::::::l∨: ::!､jl::::::::::::::/｀ヽ.｛ =-､_:::ヽ
//:::::::::∧／､V,! !､|l;;｀ヽ._:::| ゝ､___,ﾆﾆ>'
,..-‐' _,.ﾉヽ!/ |;;;;;;;;ヽｯ !､ﾘ;;;;;;;;;;;;;;|
.....-=ﾆ::::ﾆ;::::--=:
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::... |、
/:::::::::::::::::::::::::::=---====:::::::::＼ |ﾊ
{::;::::::::::::::::／´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ }:::} ｲ
ﾉ´:::::::::::イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} /:ノ ノ::}
／::-=≦:::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::/≦zz≦::／
／ｲ::-=≦:_::_::_ｧ:::::::::::イ/::ｲ::::::::::::::ｨ'}::::::::ー:〉
＿.フ::::::::.〈/:::::::／＞ ´ー.〃/::::::::::／ヾ|ｲ:::::|:::/
二フ_:::_:::/ｲ::::::::´:杙心､ ./:::::::::/ ﾊ::::::::}
r＜////////ノ|::::::|:::::|ゝ' ｀ /:ｲ:::::/ { //:::::::::|
|,ｨ≦7777ヾ/ﾊ:从:::lﾊ::!. }/ |::〃;ｧ､ゝ/ｲ::::::::::ﾘ
ィ≦////////∧/{ﾊ:::::|. !{ ﾚ ｀ ｨ/:}:::::::::ｲ/
／/////////////∧/|:V:|. ′／::/::/}::/}//
／/////////////////}ﾘ: |:込 丶 ｲ:::/:::|:{ﾉ´ 謀？
／//////////|/////////|: : ヽ}: ｀７//ﾉ }::::::::/:ﾊ|
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／///////≧=- 、
／///////////////＼´￣￣ ヽ
//////////////////// ヽ
l///////i////i/＼/ｨ////∧
//////ﾑ l////fｯy、////i/ﾊl
////////Y////l /ｲ/// l/i
/／////// il///ﾄ _ / // }/
／////////-l i./∧_ ｲ∧ﾐx、 そうだな。額田にも言っておこう。
／/////////i==-ヽ/∧ lﾍ/l. これは秘しろ。
／ //////////iﾆ／ﾆ≧=z_ l∧
/ ///////////ilﾆ／／ﾆﾆ= 、l i 誰であろうともだ。
/ ////////////l/ /ﾆﾆﾆﾆﾆ=
//////////// il /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆi ヽ
///////////lﾆﾆ/ﾆ=lﾆﾆﾆﾆﾆlﾆ= i
/i//////////lﾆ//ﾆﾆlﾆﾆﾆﾆﾆlﾆ/ノ
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i il////l l//l liﾆﾆﾆ=lﾆﾆﾆﾆﾆl
l:i::::::::::/:/ヾヽ
li::::::::/:/ ヾ＼
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l:::::::/ l
l::::/ i
l::/ ヽ 軽から たかみくら を取り上げる。
l/
::::＼ ヽ- 、
:::l::l::＼ l ＼
:::::l:::::/ ＼ ￣
:::::::::/ ＼
:::::::/ ﾍ 、
::／l ヽ ＼ ィ
l ll ﾄ --
l l lﾍ
l li l ヽ
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/:::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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/::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::Y:::::::::::::::!
′/:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::八::::::::::::::::::::::::::ﾘヾＹ::}:::::::::::::::|
./／:::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::/ ¨!:::::::::::::::!
イ:::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::/ |::::::::::::::ﾊ
__..-=≦::::::::::::::::::::::::::::::::::ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::ｲ}::/ .!:::::::i:::::{:::}
≧=- :::_:::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::ｲ:::::イ:::::::::／ /:/.､ .从:::ﾘ:::::::ﾘ
}:::::::::::::::::::´￣:::::::::::;:ィ彡＿／´／:::::::＞.ｨｚ､.}/_ ＼ /::::::/:::::::/
|::/|:::::::::::::::::::-=≦:ハ |::::::::／_:::ィ::{ {!￣/ﾃﾐ､ .ｲ:::::/}:::::::/
＿＿_ﾚ !::::::::::::::::::::::::::::/::::} !:::::::::::::|:::::::::| .ﾊ/ ／/／}:ハ::/
ｨ≦二二二Ｖ::::::::::::::::::::::/:::::::ゝ..|::::::::::::::!:::::::::!. ゞ' 〈:::/:::::/} ﾚ
/〈////ｨ≦二Ⅵ::::{､:::::::ﾚ::::::::::／ l::|::::::::::|:::::::::| ヽ::::::::::!
//＼∨//＼//Ⅵ:|ﾊ::::::|::::::／ |/!:::::::::|:::::i:::| >:::::::! （軽って……）
////＼.////＼:ヾ{: :}:::/!::/ / |::::::::::::::ﾊ::! .／:::::::::::
//////＼.////＼ : |/: :ﾚ､ / V::::::::/ }' _ ハ:::::::::::::::!
////////＼////.＼ : : : : ＼ .|:::::/、 ィ .}::::::::}､::|
//////////≧=-＜.＼: : : : :,＼ V:{:ﾍ＼ / |:::::::ハ:|
//////////////////,＼: : : : : ＼. ハ:|ﾍ}//＞-イ .|::::/ ﾘ
＿ ､
´￣｀ﾄ､ l|
＿＿ }::ﾊﾉ}
,.ｨ::´::::::::::::::::::::::＞}ｲ--=ミ、
／::::::::::::::::::::::::::::::::::_::::::::::::ヽ:::＼
./::::::::/:::::::::::::::::/:::::::/:::Yﾍ:::::::|::::::::＼
/::::::::/:::/:::::::::::/:::::::/ .Y:::|:::::::::::::ヽ
./::::::::::|::/::::|::::::/:::::::::′ |::::|:::::ヽ:::::::‘:，
ｲl:/::::::::i::|!::::|::::/::{:::::::| ＿_ |ヽﾊ::::.ハ::::::ハ す、すめらみこっ――。
／::::八::::::::{ハ ::ﾚ }:/l :::::|l〃"￣ﾞヾl l }'.:::::::! ヽ!⌒ ＼_人__人__人__人__人__人_／
´￣ .|::::::::::::|! l ｀|､__，l lｰ ” xzV!:::::|::::从 ≫ ≪
|:::::::::::.|､:! 〃⌒ xzzzー-‘’-ｲZ =}:::::|／}ﾊ＞≦////// . ≪ あー！ あー！ ≫
|::::.:::::::|ﾊｲ{ r， , ￣⌒￣" u l:::::.}＞≦////////// ≫ ≪
八::::::::{ド/_イ/ _＿rァ'^ヽ_r- ､_}_／////////////////. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
. ⌒∨::::ハ ､ .「r¨/ 'ﾃ'^! }////､/////////////////
∨::.ハ ゝ. .}/'^二 } l/////＼////////////_
}:ハ::∧::{l｀}rKr^¨’__ ヽ V////////////_＞ '´//
/ Ｖ:::V:N--_/_ノ-'ア.〉 , -!///////-＜////////
＞.､!Π |o rｲ.N ﾊ77}77///////////.／
＿ ／//∧: ﾊ .〈 /: :.N ﾊ//ヽ//////////／
＿__／//.＞､ｰz__∧: ﾊ /o ./: : :N .ﾊ////`ｰ//////／
ー=二_.≧r--'' ｰ､>､|、ﾄ､: :ﾊ .{ ./: l /7./////////////∧
////////} ア|,ハ: ＼./ : ﾘ / ///////////////∧
. ／i! ｀丶､
∠ _ i! _ -‐ヽ
. /: : : :∨.: : : : : :.', ＼_人__人__人__人__人__人__人_／
. /.: : : : :.i!.: : : : :. : :', ≫ ≪
. ,' ､: : : : : i!: : : : : : :, ､ ≪ 本日は晴天なり！ ≫
. |) ‐l: : : : :.i!.: : :. :. :l‐ (l. ≫ ≪
ゝノ: : : : : i!.: : : :. :.ゝノl ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
| : : : : : : : i!.: : : : : : : :.i
. l.: : : :. :. :. :.i!.: : : :. :. :. :.l
. l : : : : : : : : i!.: : : :. :. :. :.l
. ／|､ /＼.: : : :.i! : : : : ／＼‐ ､
/|' l ﾚ l.: :. .:.i!.: :. .:.l / l ＼_人__人__人__人__人__人__人_／
/ l l / ／.: : :. :.i!.: :. .:.＼ / / ≫ ≪
/ / / 〃/ /＼.: : :.i!: : : :／ヽヽ/ ≪ 本日は晴天なり！ ≫
. / /| /l// ｲ ／.:. .:.i!: : : :＼ 〈 ｀〉 ≫ ≪
/ l/ / /〈 〈／ヽ.:.:.i! : : /＼〉 〉/ ヽ ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
/／ /／ 〉 ／: : :i!: : :.＼ 〈 |､ ∧
´ / l 〈 〈／ヽ: i!: : /＼〉〉! ∨ ∧
／:::::::::::::::/::::::::::::::::::,ｨ:::::::::＼:＼
./::::/::::::::::::/::/::::::::::{ヾ'ヽ:::}::::::::ヽ:::ヽ
/::::/::::::/:::/}:/!:::::::i::::! .V|、::::::::∨ﾊ
.ｲ/:::{::::::/::::ハ{ .!::::::ﾊ::|. `lﾊ:::::::::::∨:，
.／ 〃::::!:::::{:::,′ |八::::ハ:!. ／ィﾐ、V::::}､八ﾊ
.{{::::八::::!/=‐._-- V{ 'f心 >}::::ハヾ{:|
l|:/::::::Ⅵ.〃f心｀ ヾ ゞ゜' |::/:::::::::::ﾄ､ な、何でそんな……。
八{:::::::ハ. ヾ ヾﾂ , ./}'::::::::::|:::| 何より何でひめみこが。
}/ |::::::{:::::ヽ /|:::::::::::|､:{
/ 八:::::|､::::ハ .ｆ ¨丶 ./.八::::::/{ ヾ
.ヾ:| }::::::∧ ヽ ﾉ .／::/:::/{:::|
| |:::::ﾊ{ ＞ . .イ .|::/}:://∧
|:::{ヽ|∧::{､:::}≧.´ |'/.ｊ〃//∧
.ﾊ::|ハ//ヾﾊ:| l＼/{＞-- ヾー =ﾆ. _
//＞彡V//＿ .ｨ-- .Ⅵ///////////.ハ
_. ｨ≦///}./、 ヽ ′ .／ヾ////////////.∧
/////////|' ＼ . イ ∨////{///////∧
//{//////./ ｀ ¨ ¨ ∨///|////////∧
＿_
, ＜//////＞ ､
,ｲ//////////////ヽ
///////////////////＼、
,.//////////////////////,ヽ
' 7//////////////////i'//∧､ﾊ
////////////////////!'///,} ヾ!
////////////////////,}////,} }
/////////////////////,ｉ///ｊ/! !
,.'//////////////////////V/,{ﾉ/ 私がもう一度 たかみくら に付く。
,ｲ///////////////////////∧ヾ/
///////////////////////////,＼
///////////////////////////////＼
///////////////////////////////////＞､
,.'////.i//////////////////////////////////,＞ ､
////,/ !///////////////////////////////////////＞-.__
. /////{ ./.!///i///////∧＼////////////////////////＼￣ '‐＝-､
'/////l./ !'//,!V'//////,∧=ヽ///////////////ヽ'＜//////,＞、 ｀ヽ、
. i//,lV//! V//l'∨///////∧=ヽ//////////////,＼､ ＞_､'////ヽ
/::::::::::::::::::!'-ヽ::::/＼::::::＼
/:::::::::i::::::::::| ∨:/:::::＼::::‘.，
ｲ::::::::::ﾊ::::::斗 =- ∨:::::::::::::::::::::＼
／ i|::/::::::ハ{::::::| .ｨﾊヽY:}＼:::::::::::::＼＼
lﾚ{::::/ｒｧ､ヾ:::{ {ｿ |:|::::::＼{:::＼::{
|lハ:ﾊ ゞ , .|:|ヽ:::::::{＼::}`ヾ そんなの、聞いたこと……。
{::::. _ ヾ⌒}:::|::::{ヾ
|::込 ﾏ ヽ 〉::ﾄ､!ヾ
ﾚ∨:{＞ . ィ .／ }≧=------ 、
ヾ＿ ¨ノ}｀¨ .ｲ//////////.＼
////////{ /:|/////////////ｨヽ
／￣.ヽ/////// :| ./: :|////////////////＞ ，
/ _ヽﾉｧ/////|: ∧ /: : :!////////////////////＞ ，
./ ニノｲ//l{///|/: : V: : : :|///≧=--=ﾆ////--=≦/////.＞､
,{､ .Ｔ//＼/l|///.!: : :/: : : : |//////////| ｀ ＜/////////////ヽ
.ﾊ ｀¨ ﾉ////,ヾ!///!: : |: : : : : l.////////Ⅵ ｀¨ ーr=≦///∧
／:::::〃:::::::::::::::|:::::::ｌ::|::| ＼|::ﾄヽ:::::ヽ:::::＼
.::::::::::ｌ:::::|::|::::::ｌ::|:::::::|:|:::| ／|::ｌﾊ:|::::::: ', :::::.│
. //::::/::::|:::::|::|::ｌ/|::|ｌ::::::|| ﾉ／ ｊ/| |ｌ :::::::: ｌ::::::::.ヽ
//:::::::::::::|:::::ト|､{ j::八::::ﾘｲ ≫ﾃ气ｾﾘ::::::::|::|::::::::.│
〃 l::::l:::::l|ﾍ::::|八|_≧|::＼ 〃 ヒン彡:::::::::|::ﾄ､::::::.ヽ
ｌｌ |::::|:|::||::::ヽトｨ灯う|::/ /::::::::::::_|）｝::.:::.│
|| |::::|:|::|ﾍ:::::::ヾﾐ ゝ |〈 /:::／:::〈 ::::::::::::.│ すまない。
|| |::::|:|∧:::＼{＼ /／|::ｌ::::|:| ::::::.│ ｱｹﾞﾂﾗ
|| |::::|:|:::::〉、::::|ﾍ ,...、 |::|::::|:|:::::::::::::::.│ 論 う時ではない。
l| ∧::|:ｌ／/::＼|::::＼ ／|::|::::|:|::::::::::::::::│ もう決まったのだ。
/:: ﾍい /ｌ:::::|::|::l::::/＞ 、 _ ｌ::|::::|:|＼::::::::::.│
/／ ヽ〈 |:::::|∧∨::::::::::._〕T´ ／ ｌ:|::::|:| .>､.＿＿＿
ｌ| |:::::|::∧'､::::／ | /ﾍ、 ｌ|::::ｌ:|:／／／/::.::.::/＼
/::|| |:::::|/|:::＼::|｢＼ ∨ ＼Ｏl:::ｌ:|／／／/::.::.::/／＼
/::/l|／￣￣｀V::ﾘ／r=厶-<:::::: ヽﾍ:::l|::::::: /::.::.::/ ヽ
//´ / ＼┐├く_,//ｌﾛく | |／￣ ヽ|￣ /::.::.::∧ ＜_＞､
／:::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::＼
.イ:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::ハ
,::::::::::::::::::::/:::::/:::::::::;､::::ﾍ::::::::::::::::::::，::::::::::::::!
}::::}::::::::::::/:::::::{:::::::::/ｚｲ -∨::/::::::::::|::::::::::::l:::!
/|::::|::::::::::/{:::::/|::::::::′ ∨:::::::::::::!:::::::::::l:::|
/:::|::::|::::::::/ .!:V .!::::::{ Ⅵ|::::::::|:::::::::八::!
./::::ｨ!::::l::::::/ .|::{ |::::::| _ .ィ .l/}＼:::!ヾ{ ､ヾ{ﾊ
/／ |:ハ::::{ ≧l/.､ V::::! ー ｨ≦弐ｧ::::l:ヾ:| ＼:/ヾ{
.|{､::∨!ヾ{ V心 V:| ∨ツ |:::::|::::::l .ﾉ:|
.|! ∨}::ヽ ｀¨ ヾ 从::l:|::ﾘ´::::{
| |::::∧ ' //:::::::}/:::/ヾ! いえ、ひめみこ付きとして聞かせてください。
|::/::∧ _ , /ｲ |::::/|ﾊ:{. それなら、葛城皇子が付くのが筋では無いでしょうか？
ﾚ∨::::}＞ /イ !://} ヾ
./ ∨::|_.ィ/＞ _ ＜ _!'//∧
}:::|/////ハ .ｒ≦/////l}.＼
＿_.|:::|/////／} l|:∨}////////＼
.ｨ≦////ヾ///／ .ﾉ }}:::∨//////////＞ .，
//////////∨l{｀ -‐.八::∧//////////////.＞､
.////////////:::ﾊ ／::::::///ヾ{//////////////l}}
}///∨//////＼:∧ .／::::::::://///////.}///////////
＿ ＿
／ ＼_,.....::'::::::::::::::::::::::....、
／ イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/ -=彡::::::::::::/:::::iィ --::、:::::::::::::,
/::::/::::::⌒:::::::i:/ l:/ l::::::::i::::::::,
/ .:: ｲ::::::::::i:::;;::〈 ｲ仞ｿ:::::::ヽ::::::::l
/ .// l:/:ﾍ:::::ゞｿ、 /:::::::ﾄ-ヽ::::i ……お前はそれでいいのか？
.i/ /::l/::〉:::::i ｲ::::::iｲ:::::::::::i
i _,Vイ:::从ヽ ｀ /::::::/i:::::::::::::::::.,
i /{::::l/ﾊ{ 〕≦::::// l::::::::::::::::::',
l i l::::i l γ - < i::::i:::::::::::::::::.
', {i:i_ ｲ ヾヽi::::;i::::::::::::::::::ヽ
_..:::'::/l { l i:::::i:::::::::::::::::::::ヽ
中国なら、まぁ、鄭とか…
，＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞..、
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｨ、::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::/´¨＼::::::::::::::::::::::::::::::＼
.:::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::::::/ ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ＼
l::::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::::::::::/ { V:::}:::::::::::::::::::::‘:::ﾊ
.从:::::::::::::::::::/::::/ .|::::::::/{! ゝへ、 .V|、::::::::::::::::::::::{:::}
/::::::::::::::::::::::/!:::/ ／|::::::::Ⅳ ≧=-.}ハ::::/:::::::::､::八ﾉ
./::::::::::::::::::::::/ .|:/´＿ ∨:::{ ＿/ ∨::/::}:::::Y:::{
/::::ｲ::::::::{::::::〃 ／´ ｀ ヾ| ´ _ ｀ヾx. ∨::::|、::ﾄ:八
.ｲ／ |:::::::::|::::::{{.〈{ ｲr心 .ﾊ心 }}. Ⅵ:ハ:::ﾊ＼ヽ
´￣ l:i::::八:::::::! ヾ .乂:ツ 乂:ﾂ ﾘ l}::::::/::ﾄ:} ヾ{
|ﾊ::::::/ヽ::| /::::/::::|ハ
|{::ﾄ:/::::::::ヾ ′ ./:／:::::::| いいのかって……
|::| ∨:::::::ﾄ､ /ｲ::::::::::::′ 何でボクが。
ﾚ' ,.Ⅵ::::|∧ / .|::::::::::/
／ i:}:::::::! 込. ｒｰ '⌒ヽ .ｲ .从:::::ﾊ＼
／ : : |ﾊ::::::ﾊ .＞ ， ｀ ¨ ¨ ｀ .，＜ /:ｲ::::/: }: : ＼
／ : : : : |ﾘ∨::::} ヽ＞ ， ＜ /´ |::/: : |: : : : :＼
/: : : : : : :/: : ヽ:::|、 _ _ . .ｲ|/: : : : : : : : : ハ
.{: : : : ､: : : : : : : ヾ:＼ ＿＿ヽ ＿＿´＿＿ ィ : /: : : : : : : : : : : : }
/////////// li//////////////il ∨/////////ﾑ
/////////i/// li/////////////// }///////////l
/////////li/////∨///i///////l / /l///////////l
∧/ l///////li∧-/ ─l/-ｲ///// i/─ - l/_//////////l
∧/ }//////イ/ﾍ/人/ / l //// / / l/i///i//////l
∧/ i////////i-=ｨ＝==ﾐ } /// ,ｨ=＝=zk_////il//////i
l// ﾑ////// ≦ｲ l.':::ぅi /// ヽ i:'::::::r7 ≧////i//l/// i
l/ //////////∧ ￣ // ￣ /////l//ﾉ///i
/////////ﾄ//＼ / l: ///イ////i///i
////ｲ///////ﾄ、ヾ / |/i////////
.//／/l/i//////l;;ﾍ _ ＿ , /イ///////// それは――
/／ l/i/i/////i∧;;;;i＼ ` ─ ／;;;;;;i ////////ﾍ ／￣￣￣￣￣￣￣＼
//i//i/////i∧;;;;i. 、 ／|;;;;;;;;;;;i//////// ＼ | あー。あー。 ＞
///i//i/////ii∧;;;l ヽ イ .l _;;;;;;////////∧. ＼＿＿＿＿＿＿＿／
////i/∧////i ／ヽ ｀ l;;;/＼/////// iヾ;、
// i//i /∧/∨ﾍ ＼ ／ ∨//////l ヾi
///∧///// { ＼ ／ }//////∧
, ‐-
/ ｀ヽ
//￣￣￣ヽ ＼
. l l ヽ ＼‐､ 額田姫王様？ .
l 〉 __ ヽ ∨
i l f() i ヽ ', うちの本家の綱手（つなで）が
i ', ゝ-' ヽ 大海皇子に取次を願っております。
. i ヽ ヽ',
', i!_ ',
', ヾ ', ／ ／
| 〉 へ ',ﾒ ､ ／ ／
', ∨ / ＼ ',メ ｀ ―´＼ ／
. 〉 ＼ ／ ',ﾒﾒ ＼／
メメメメ／／＼ ﾒﾒ-‐‐-- ´
. / メメメ／ へ !ﾒﾒ
、＿＿ / /メメ／ ／. iﾒﾒ
.....-=ﾆ::::ﾆ;::::--=:
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::... |、
/:::::::::::::::::::::::::::=---====:::::::::＼ |ﾊ
{::;::::::::::::::::／´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ }:::} ｲ
ﾉ´:::::::::::イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} /:ノ ノ::}
／::-=≦:::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::/≦zz≦::／
／ｲ::-=≦:_::_::_ｧ:::::::::::イ/::ｲ::::::::::::::ｨ'}::::::::ー:〉
＿.フ::::::::.〈/:::::::／＞ ´ー.〃/::::::::::／ヾ|ｲ:::::|:::/
二フ_:::_:::/ｲ::::::::´:杙心､ ./:::::::::/ ﾊ::::::::}
r＜////////ノ|::::::|:::::|ゝ' ｀ /:ｲ:::::/ { //:::::::::|
|,ｨ≦7777ヾ/ﾊ:从:::lﾊ::!. }/ |::〃;ｧ､ゝ/ｲ::::::::::ﾘ
ィ≦////////∧/{ﾊ:::::|. !{ ﾚ ｀ ｨ/:}:::::::::ｲ/
／/////////////∧/|:V:|. ′／::/::/}::/}// 何？ 藪から棒に。
／/////////////////}ﾘ: |:込 丶 ｲ:::/:::|:{ﾉ´. ボクじゃなくても。
／//////////|/////////|: : ヽ}: ｀７//ﾉ }::::::::/:ﾊ|
./////////////|///////＼| : : /ﾊ:////} |:::::/}/
//////////////|/////////.＼:.〉////// |::/
.///////////////|///////////:.:ｲ/////
..////////////////|//////////{///////
/////////////////!//////////l/////ｲ
__＿
／ ´ ｀ヽ
}__/／/／ いえいえいえ。
. / / //{ ⌒ヽ ＼__
. // //{ 乂__ ノ V) ご高名な歌人であらせられる
// /| ‘，. 額田王様に一目お会いしたいというたっての
// } ，. 願いもございまして。
. // '
/ ' / ／／
. / / / ／⌒＼ ; ／／| ／'/ ／
' / / ／ 丿 } ／／ }／ /／
/ / く ／ ′ ／ ／ ／
/i ム＼ ＼__／ ／ヽ ' ／ ／
{/ |i :} ＼ ＼／ ／ i{ ／ ／
乂_{{ ＿__ノ ＼ ヽ／ } __／ ／
{ ｰ==彡'} ／ } ＼ ___/＼ ／
` ___ﾉ__ノ V ／ {＼ } ＼
‘， } } ／} く| ＼ } 乂_ﾉ
V / / } } ／ } ｰ ´
V / } } ／} {＼
,''ﾞ´7:｀:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
／ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`.
/::::::::::::::::::::::孑ヾ:::::::::::::::::::::::‘，
/::::::::::::::::::::::i!¨｀ ',:i丶:::::::::::',:::::‘，
,'::::::::::::::::::ｲ::::| ,-ヾ!‐_＼:::::::}｀:::::::'，
{:::::::i:::::::i!:ﾊ::::! ん心 i::::,′ヾ::::ヽ、
!:::::::、:::::|´,.` r'i::り }::/:::i:::::::ﾄヾ、
ヽ、::ヽ::::! r'ﾊ j/:::::i:::::::,、 え、そ、そうなんだ。
',::::｀:i! ` ¨ 、 |:::::::!::::,′`
丶::::::', , -, !::::ﾉ圦
＼::::＼ ヽ __/ ／j::/::/ ｀
＼::::ヽ丶､__／ i:/:ヾ
_-―ゝ:::::i!、. '＼ ｛ヽ、
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼!.:.:ヽ ／｀丶}＾ヽ、_＿
i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:ヽ ヾ.;.;.;.;.;.;}＼丶.:.:｀丶
.イ:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::ハ
,::::::::::::::::::::/:::::/:::::::::;､::::ﾍ::::::::::::::::::::，::::::::::::::!
}::::}::::::::::::/:::::::{:::::::::/ｚｲ -∨::/::::::::::|::::::::::::l:::!
/|::::|::::::::::/{:::::/|::::::::′ ∨:::::::::::::!:::::::::::l:::|
/:::|::::|::::::::/ .!:V .!::::::{ Ⅵ|::::::::|:::::::::八::!
./::::ｨ!::::l::::::/ .|::{ |::::::| _ .ィ .l/}＼:::!ヾ{ ､ヾ{ﾊ
/／ |:ハ::::{ ≧l/.､ V::::! ー ｨ≦弐ｧ::::l:ヾ:| ＼:/ヾ{
.|{､::∨!ヾ{ V心 V:| ∨ツ |:::::|::::::l .ﾉ:|
.|! ∨}::ヽ ｀¨ ヾ 从::l:|::ﾘ´::::{
| |::::∧ ' //:::::::}/:::/ヾ! でも残念だったね。
|::/::∧ _ , /ｲ |::::/|ﾊ:{. みこ は今いらっしゃらないよ？
ﾚ∨::::}＞ /イ !://} ヾ
./ ∨::|_.ィ/＞ _ ＜ _!'//∧
}:::|/////ハ .ｒ≦/////l}.＼
＿_.|:::|/////／} l|:∨}////////＼
.ｨ≦////ヾ///／ .ﾉ }}:::∨//////////＞ .，
//////////∨l{｀ -‐.八::∧//////////////.＞､
／´ﾞ｀ヽ､
／ ヽ
,/./ ,...., ;ii､
（'/.i （ (,,) i::b
i' i ｀ﾞﾞ´ :「:::b
. | | 丿:::h 丁度帰ってきてるところですから。
. 'i| i ./´｀ヽ,|::::::h 今から行けばちょうどおちあいますよ。
r' | ｀ﾞ'- ノ⌒ヽ
/´tl i 〈,´ﾞ｀ｿ/´'' ヽ
丿i;:::ti| ( ｀ヽｿ/::::::ゝ 'i
|￣￣￣￣||'｀i;t:| i｀'''ノ/::::λ::;;} |
| || |ﾉ::ヽ,,ソﾉ::::::/´⌒ヾﾉ
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(..,,,,＿＿_＿＿＿＿＿,,..)::´/λ ﾉﾐi
| |＿＿,| |＿＿＿_| |;;;;/ノ/／）ﾉノ
|,,,,| | | |,,,.|
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／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.＼
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ |:.:.:.:.:ﾊ:.:.:.ヽ
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/.:.:.:.:／7.:.:.:.:/}/⌒ヾ|:./ ヘ 从
|.:.:.:.:.:.:/.:.:.:／{, {{ O .ﾚ 0j ﾊ:|
ﾉﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.小 ｰ= ´ {:从
N:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヽu 〉 なんで分かるの！？
|ﾊ＼:.:.:.:.:| (⌒ﾆﾆｱ／:.:|
7⌒r≦ 'ヽ:.:.| r ､ ／ヽ:.从 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ー─=ヾ､ ﾄ Y⌒} り. | 商いにおいて情報収集は要。 |
レ⌒ ｰ-､ ヽﾘ .l. | | 秦を舐めないでいただきたい。 ＞
Y⌒ヽ､ ヽ ＞､.j |ﾊ. ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
.| Y⌒ヽ. Y,へY
.| _ﾉ＼ ヽｸ八(( j
ﾘ { ヽ､7弋__7′
{' | 〈 （
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| はいそれじゃいきましょー。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿／
V
,.r'::ア'
,:':::;r' ／ﾍ､,:-‐＼
.j:::/._,.r::'::"^':.ｭ、 /´: : : : : : :､
. ._,.｡:-‐::'":´￣:｀ヾ.j':;r=='ﾆ:´￣ .r'｀!: : : : : : fﾞ0:､
. . ,r:'":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、 ヽﾉ: : : : : : :ヽ': !
. ／:::::::::::::::::::;r:::::::::::::::::;､::::::、:::::::::::::::､:::ヽ .f: : : : : : : : ::.:.:.:.l
o ,r'::::::::::::/::::::;r^|::::::::::::::::/='='^:1:::::::::::::::::ヾ:::':、 |:.:.:.: : : : ::.:.:.:.:.:.:.:.|
/:::::::::::::/l:::::/ .i::::::;::::::/ .';::::::jl:::::::: ::';::::'; 。 ..l:.:.:.,､: : : :r-､:.:.:.;''|
.. /:;r::::::::::/ lﾞ'/ｰ'" .l;::/l:::./ ｀'ｰ‐ﾍﾞ::/l::::::::::::::1::::i, o .|::〈 !:: : :l >,;'-'__
j/^j:::::::::/ l/‐- 、 V 1/ ,rーV､j:::::::::::::::i::::::l . ／::ﾄ､Y^i: : :lヾ-',;'::l:::::ヽ｀ヽ.
O ' i::::::::;' （ ) ( ）|:::::::::;::::.j::::::i O.::::|::} v'!: : :ﾄy'/:::::ﾄ､::::｀ｰ､ヽ
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o l:::::::{ ,.．-'"⌒"'"⌒^ヽ、 |:::::/;::Y::ﾉ ゜ .:::::::!::::::l∨: ::!､jl::::::::::::::/｀ヽ.｛ =-､_:::ヽ
r:i-V1:::':､_ i´ 1 ,j:::/:j､:i.:ﾑ,-､ ....//:::::::::∧／､V,! !､|l;;｀ヽ._:::| ゝ､___,ﾆﾆ>'
｀i-､i,_'､:::/'ｰr-,ゝ､,_＿＿ ＿,....． /‐'"l:/!´￣i._,,.iノ ‐' _,.ﾉヽ!/ |;;;;;;;;ヽｯ !､ﾘ;;;;;;;;;;;;;;|
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／￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣＼
| え？ あれ？ |
| 話終わってなくなくなくなくない？ |
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// l////l/ﾊ/ﾍﾉ///ゝーl///////{
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/ l////l弋刋 ﾚ ｀¨/ｲ///////ﾑ ……？
l///从 ` u /////////ﾑ
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/三三三ﾆl三ﾆヽ ; ィﾆ三l三三三三l ///∧
/三三三二l三三{ ＞- _;. , ＜ }ﾆ三lﾍ_,,. -‐''"´∨///∧
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( ﾟдﾟ)＠ 額田姫王と大海皇子、まだですよ？
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( 〈 | |〉 )
＼ ヽ |／ ←使用人のおばちゃん的な人2号
／/////／///////////////////ﾊ//////////ヽ
／/////////////////////////////}、/////}////ハ
／/／////////////////////////////lヽ///////////ﾍ
//／ //////＼////////////////////// V///////////ﾑ
/// ////////// ＼/ ｲ//////////////// }///////// l//i
/i/ /////////// {/＼i//// ///////////. ///////////l//l
// // i///////////iV ＼i/ l///////// / /_,,ィ/////// i///l
// i/ .i///i///////ﾄｨk ＿ ゝ///////ゝ/_ _, -‐/'/ ////////i///}
/V { i///i//////-≦ r ヾﾐ///// _,,=-zk /////////l///l え”っ！？
{/ i i///i/i// i///lヾ _ゝﾟﾉ///∧ ／ (ｯ ) ヾ≫//////// i///i
li {/.i/ i/{ /∧//ﾑ ￣ l/// ＼ ≡≡ イ////////// i///l いや私はてっきり……。
l ／l/l/// i//l/V /ﾊ l// l ／/////// ∧/ﾑ //i
//i/// ﾊ/i//V/ﾄヾ i/ i:. /// ／/// V/ﾍ/∧
//ﾊi／///V///Vﾄ, i // イ///// イ///＼/i
/／ //i////ヽ////ﾍ _ ＿ _ /／///////////////ﾑ
／ ///////ﾄ＼ ヽ.＼ 〉 -- _ ヽ ///////////////∧Vﾑ
／／//l//// lii///// ﾊ＼ イ//////////////l liﾍヽVi
／イ /／ //// li//////.∧ ＼ イ /////////////// lVi ヽﾍvi
／ ／i／i//// li_,,. -‐''"´ハ / /// ＼///i/////i l/ﾍ ヾ ヾ
／ ///l///i／ li / ﾉ / /// ＼ l/////l l ヾ
＠＠
＠_、_＠
( ﾟдﾟ)＠ まだ難波宮にも
／ ＼. 帰っておられませんですし。
/ ,ｲ ｉ ヽ
( 〈 | |〉 ) 早くハメろって感じですけど。
＼ ヽ |／
-――- ､ _ -――- _
´ ´ ヽ ｀
／ ／ 〃 / ﾄ､ ヽ ＼
/ ／ / ｌ / ′| |ｌ｜ヽl l ヽ
／/ / // ｌ|_,/| /| ｌ| ﾘ厶イ| |｜ ｌ '.
〃 / / // ' |l/| ト､l/ハ /´ 川|｜ | l
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{厶≧､ | l/ ≫ﾃ㍉､}:l| ｜｜
ｌｌ | | | |ハ 圦 ﾄ-ｊ｀ｊ／ ヒン 仏ﾘ ﾄｌ｜ そ、そーかそーか。
|| | |/.| | ｌヽト ~´ ｌ // | ﾚｌ |
ﾘ | | | | |:::ｌ＼ r―ﾍ u ./イ | | ｌ│ そういえば宗像の娘と目交いを
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ､ | | ／| l | | ｌ│ 済ましているのであったな。
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::|:::＼ ヽ ノ ´ ｌ| | | | l│
// / 小 :::|:::::::::＞-- ´ ＿ｌ| | | | l│
/ { ｛ {:::| ＼l:::::/ r┤/ﾍ￣ ,| |､_|_| l│
＿r―'´￣｀⌒´￣｀⌒ ┴＜｣ ｎ ／ | |::::::::￣｀ヽ、
_r‐'´ ￣`く二」 !:::::::::::::::::::ﾊ
＠＠
＠_、_＠
( ﾟдﾟ)＠ お疲れのご様子でございます。
／ ＼. 少しはお休みになられませ。
/ ,ｲ ｉ ヽ
( 〈 | |〉 )
＼ ヽ |／
@@@@ あらやだ！
（゜∀゜@
┳⊂ ） ひめみこさまー！
[[[[|凵ノ⊃ やりましたやりました！
◎Ｕ□◎
↑使用人のおばちゃん的な人3号
-――- ＿＿＿
...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＜_ ｀ 、
／:::::::::::: ＜ｌ::/:::/::::::::::::::::::::::::::...、 ＼
/:::::/:::/::〃ｌ:::l＼//::::::::l|:|:ｉ::::::::ヽ::::＼ '.
. /, ::/:::: :::ｌ:ｌｉ/}/}／ﾍ|::::::::ﾘﾊ|厶ｌ::::ｌ::::ヽ:::. |
//::/:::::::|:::|:|i≫=ミメﾘ:::::://´|:|:l:|::::|i::::::ﾄい |
. //::/::::::/:|:::|:l八__ﾘ `/::／厶ｲ}:川::::ｊﾊ::::|ハl ﾉ
//::/::::::/.八:.い ￣ ／ { ,ﾊV:::/}/:|::|:::| |
. //::/:::／ﾄｌ::|::l＼ ′｀ /／ｌｲ}∧|:::| | ？
//::/.イj|:::|:|::|:::l::| /ｌ|::: |∨::::j::ﾉ ﾉ
. //ｆ￣ミメ、ｌ:|::|::::ｌ:|＼ ＾ .ｲ:::ｌ|::: |::ｌ＼厶 -- ､＿
r＜乂＿_） ∨八::::ｌ| ＞ ＜::::j::::ｌ|イ￣｢ | | ￣＞-- ､_
ｊ ＞―{ノハ＼ ヽぃ /:::::r＜￣ﾘ｜ | ｜ .′ ／＼_
くア´ `つﾉ 〉 ｀＼ 〈ノフ⌒＞-､ | | ｜ ｜ / ／ ／ >
〃/ 匕r＜ハ ―- ｀ｰ＜ -―ヘ ｜ | | / ／ ／／
／ └rく丁`⌒ー＜ ￣ ≧￢ミ | | / ／ ／／
n @@@@
(ﾖ（゜∀゜ @ 遠智娘さまがご解任あそばされました！
Y つ 葛城皇子さまに新たな子でございます！
-‐=＝＝=‐-ミ ,．'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、 ＿
＼,..::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::＼＼ i‐-‐ '"￣＿,)
,．'´..::::::／::::::/:::::::|::::::::::＼::::::::＼:::::∨:::::::::::｀、 ヽ'ﾞ"/／ ヾiヾ!
. ／／:::::::::::::::::::/|::::::: |::::::::::::::|＼ :::::::::::: |::::::::::::|::::＼ l .{､
／／:::::::::/::::::::: //|:|::|:::|::::::::::::::| ＼::::::::::|::::::::::人:::::: ＼ ＼￣,)
／／::::::::::::/:::::::::::/:::::|:|:l|:::|::::::::::::::| 斗-┼::::::::::::::＼:::::: ＼ ＿ ￣
'／:::::::::::::::/::::/::::/::|:::::|:|八:|::::::::::::::| .／/l|::::::|i:::::::::::::::::::::＼＿::＼_ ┤ 〉 _
: //:::／:::::::: /::::::|＼|::::|:::::|:|::|l∧::::::::::::ﾚ'´ ﾘ:::::八::::::::::＼::::＜二ﾆ::::::＼ l^''"´ ,､ヽヽ＼
//／:::/::::: /:::::::::::-┼┼-+ト|| |:::::::::jﾉ __厶イＬ|:::::::::::|＼二⌒:::::::＼:::: ＼ ` / / l l＜ )
／::::::/::::::/l:::::::::::::::: lﾊ八川/ﾘ ∧:::Χ 孑ｷｱlﾊ ［ |:::::::::::|:::∧:::＼::::::::::::＼:::: ＼ /_/lヽj l
:::::::::/|::::∧|:::::/:::::l|:: ＼ア宏さミ､|/ ＼ Ｖi少'＾八::／ |/::::|＼:::＼:::::::::::::＼:::::＼＿＿_ ／.. `ー'.
:: // .|::::| .||::::i::::::八:::::: ＼ V抄｛ 厶イ::::::/:::::::| j＼::::＼:::::::::::::＼＿____二ﾆ‐-//７ ｀ヽ
:// |::::|/||::::|l::::::::::＼::::::::＼ l 人::::::::/::::| 厂]⌒＼rr┬ｰ---r＜⌒|＼/〈_/ l| l
{｛ 川川|:::八:::::::::::/＼:::＼〉 ｀ _ノ ／:::::/:::/ ::::/:/ /ﾆニ７/l/ l/７ l|二| ! l _
／:::厶斗キハ:::::/|/::/＼:込、 ｰ-こ '＾ / /:|::/:/⌒アﾚ' /ﾆニ７/l/ l√| ||ニ| |! ヽ─´ﾉ
／¨¨´|/ l|ノ/:::::Χ:/::/|::::::|三::＞.. r-┼|ﾆ|/l/L／ /l /ﾆﾆﾆl| Ll √ |_ ||ﾆ/ r┐ ..ヽ‐-‐'´
｛ /／:::／| ∧:l/|:::::l|￣⌒¨¨⌒T=ｰﾊ､ |｜||:/:::/ /| l /ﾆﾆﾆﾆ| ｢| l| l|[ Ⅴ| | I|. 了ヽ_.
j／:::／|／/ }川--l|/＼ ∧ /ハ人|lΧ::/L二｣ /ﾆﾆ /ニ| |l| l| l| ＼ ',| Ｌ｣. ー' ＿）
／/::::/ ｛ 厂| / ]ﾆ=-くノ⌒Tlﾍ ○ |::｛＿＿ノ二／ニ/| |｣ l|/└-┘ 八 ＿ ｀ﾌ / つ
. / l|::::/ /二| l/ ｛(＿jこ入_ノ＞'"¨ ￣ ｀`ヽ、｀くﾆﾆ二l| l|＼ ＼__ / / /i＿＿
l| / /ﾆﾆl| / ＿／ノ／,．'´ ＼ ∨ニ八 /l|ﾆﾆ＼ ＿]｢ (_ノ ヽ＿＿)
. |｛ .r-┼二|L. '´ _/ /Χ／ ＿', ∨:::::/｀ﾆ=┬-┴=ﾆ⌒｢￣|::::::::| ,-、
: 人}┌┼-ニア´ ￣ ,:´ _.. -‐=ﾆ二三_｣Ｖ:/ ｜:::::::::::::::::: | l|:::::: |. { }
人┼-／ / ,．'"´ ',ニニニﾆL| |' | ＼::::::::: ｜ /|:::::;:′ l .l
／ニニ/｛ . ／| ニニニﾆ| |/ ／| ::::::＼::::: | /::|:::/ V
∠ﾆニニ√＾＼ i ∠二l| |ニニﾆﾆ|/ / ｜ ::::::::::|::: |/:;／. ○
／ ヾ _,,.... -‐..--- ......
／ ....＼ィ:::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::..、
,,-'':::::::::::::::::::::::::::::ﾑ＼il::::l:::::l::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ヽ::l:::从::::::::::::::::::::＼
／:::／:::::/::::::::::ﾊ::::::::::i::/ ／l从ﾘ ∨::::::::::::::::::::::＼
/::::::/--....:::::::＼::::人::::/ﾘ／ ＿ l:::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::ｲ:::::::/:::l:::::ﾊ:::＼l:乂/ﾉ ｨ fr::y 彡i::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
./:::/ {::/::::i::::::::::::::_从_,l:::/ヽ i_::ﾉ l::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ これで男子ならば！
.:::/ j:/:::::l::::::i::::::::ｲ f:i l/. /:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
l::/ /:::::::l:{:::::::l::::::ﾄ ゞ. /:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 憂ふ事ない！
li /ｲ:::::l::ﾊ:::::::l:ﾄ::ヽ ヽ _ --ｨ /:::イ::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::
l l∧l::::l::l:::l:::::lヽ::::ﾄﾐ, v ::::::::i l:/ /:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
li i:l:::l:::::::ヽ::i::::l:∧ 乂:::::ﾉ /::::::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
／ｲﾑ:i:::/:::::ヾ::l::l ＼ イ/:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::／＼:::::::::::/:l l:个..... ＜ ///:::/ /l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/／ / /::::::/ li l::::/l:::::ﾍ /-/:::/ /＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ l::::::/ li l-- == }∧ /:/ / ／// 7≧ _::::::::::::::::::::::::::
l:::::/ l ∧＼ // ∨:/ ／/ｲ/ /////≧ ＜::::::::::::::
l::::/--- Y ￣ T y--∨o／＜/// //////l l:::::::::＼
y-- | l / / ＞ 、 ///////l l:::::::＼:＼
- { | l / / ／ 人イ////////≧ｲ/::::::::ヽ
ノ ﾍ i | l / / ／ ／ 、ヽ////////////7:::::::ヾ＼
／ ＼ ﾍ l | l / / ／ ／ ヾ i l/////////////::::::::::::::::
／ ＼ l / / ／ ／==--ゝ l l/////////////::::::::::::::::
＠＠
＠_、_＠
( ﾟдﾟ)＠
／ ＼ まだわかんないですよ？
/ ,ｲ ｉ ヽ
( 〈 | |〉 )
＼ ヽ |／
家庭環境悪いのに
ネタバレ的なこと抜きで考えても
／ ヾ _,,.... -‐..--- ......
／ ....＼ィ:::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::..、
,,-'':::::::::::::::::::::::::::::ﾑ＼il::::l:::::l::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lu .ヽ::l:::从::::::::::::::::::::＼
／:::／:::::/::::::::::ﾊ::::::::::i::/ ／l从ﾘ ∨::::::::::::::::::::::＼
/::::::/--....:::::::＼::::人::::/ﾘ／ ＿ l:::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::ｲ:::::::/:::l:::::ﾊ:::＼l:乂/ﾉ ｨ fr::y 彡i::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
./:::/ {::/::::i::::::::::::::_从_,l:::/ヽ i_::ﾉ l::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.:::/ j:/:::::l::::::i::::::::ｲ f:i l/. u . /:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
l::/ /:::::::l:{:::::::l::::::ﾄ ゞ. /:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ……。
li /ｲ:::::l::ﾊ:::::::l:ﾄ::ヽ ヽ _ --ｨ /:::イ::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::
l l∧l::::l::l:::l:::::lヽ::::ﾄﾐ, v ::::::::i l:/ /:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
li i:l:::l:::::::ヽ::i::::l:∧ u .乂:::::ﾉ /::::::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
／ｲﾑ:i:::/:::::ヾ::l::l ＼ イ/:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::／＼:::::::::::/:l l:个..... ＜ ///:::/ /l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/／ / /::::::/ li l::::/l:::::ﾍ /-/:::/ /＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ l::::::/ li l-- == }∧ /:/ / ／// 7≧ _::::::::::::::::::::::::::
l:::::/ l ∧＼ // ∨:/ ／/ｲ/ /////≧ ＜::::::::::::::
l::::/--- Y ￣ T y--∨o／＜/// //////l l:::::::::＼
y-- | l / / ＞ 、 ///////l l:::::::＼:＼
- { | l / / ／ 人イ////////≧ｲ/::::::::ヽ
ノ ﾍ i | l / / ／ ／ 、ヽ////////////7:::::::ヾ＼
／ ＼ ﾍ l | l / / ／ ／ ヾ i l/////////////::::::::::::::::
／ ＼ l / / ／ ／==--ゝ l l/////////////::::::::::::::::
＠＠
＠_、_＠
( ﾟдﾟ)＠
／ ＼ 生まれてから考えましょうよ
/ ,ｲ ｉ ヽ
( 〈 | |〉 )
＼ ヽ |／
' ￣ `丶､
／ ＼ ＿＿
／ ....:::''"::::::::::::::::::::｀`丶､
/ ,..::'"::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::＼:ヽ
' ／` :::::::::::':::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::＼:.
ｉ ／....::::::..........| :.... /|::::::::::::::| ヽ:::::::::::::::ｉ
.::/:: /::::::::::::::: |＼,: |:ｉ|:::::::::,: }:::|::::::::|:::.
':::::: /:::: |::::::::::::|∨＼j/|::: //／从|::::::::|::::::. 男子でないと困るのだ。
/ ｉ::::/ |:::::|::::::::::::| x==ミ }::/ 斗==ミ､:::::::|:::､::ｉ.. 男子でなければ。
. |::, |:::::|i:::i:::::::.《 ｖﾟﾉ ﾉ' vﾟﾉ 》::::::::|)::::＼
. |::i |::::八:|::::::::::.､ ' u /:／:ﾊ|::::::::/i. 大海が日嗣（次代の天皇）として持ち上がってしまう。
. |::l |:/::::::〉::::::込 , ､ ｲ::::/＼:::: /:ﾉ . しかし……もう葛城には男子自体は居る。
. 人| 〈-=∧:::::::::ｉ ＞ __, イ |:::,=／'＼
／=ヽｉ::::::: | ＼ ／ |::ｉ ' ／= ヽ
〉､ ＼ ::::::: | /__∨_ヽ ,|::|-==／／{
/-=＼ 从:::: |＼ （ﾊ∧ﾊ） V:从 ／-=ﾆ〉
ｉ＼-=ﾆニ/V 7/ ^〈Ｙ {' ､,/-= ／/
-=＼-= ｉ / ~ ~ ∨-／-=ｉ
,ィ:::::::::／:::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
／:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／/:::::::/:::::::::l:::::::::::::::::::::::＼::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::/:::::::/::::::::::li::::|＼::ヽ::::::::::::＼::::::::::ゞﾐ=z _:::::::::::::::::::::::i
/::／/:::::::/::::::::::::iﾍ::l ヽ::i＼:::::::::::ヽ::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::l
/:/ /:::::/i:::::::::::::::l -ﾏ- 、il ヽi:::::::::::i;::::::::::::::ﾐ=- _:::::::::::::::l 葛城に正しい跡継ぎがいれば何も
l/ {::::/ l:::::::::::::::l =-ヽ ﾘ＼ lﾍ:::::::::l::::::::::::::＼-=- ':::::::::::::l. 憂う事はない。
l::/ l:::}::::::::::::', ｨ气kzz_ 人i::::::l::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::l
}:l j{/::ゝ:::/ヾ, }5ｿ ≧ ﾏ::::::＼ヾ::::::::::::::＼::::::::::::::l 私は我が子同士が
ヾ、/::::::::::/< }::::ﾊ::::＼ﾉ＼::::::::::::＼::::::::::. 相食む姿など見たくはないのだ。
／::::::::／::::., /:::/ _,>:::::＼::::::7:::::::::::::＼:::ﾊ
／::::::::／ /::::/ 、_ /:::/ /:::::>:::::::＼::::::::::::::::::::ヽ:::::.
／::::::::イ /::::::/:::::ﾊ ｀ /:::ｲ /:::::/::::::::::7=-::::::::::::::::::::ヽ:::::＼
彡::, ／ /::::::::::::::::::::., _ /:へ ／::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::li::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://::::r' {::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::l:::::::::ﾄ::::::::::::::::::
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::ﾊ ゞ::::::::::::::::::::::::::::ゞﾐ _:::::::::l::::::::::l＼ヾﾐ:::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞=== = ゞ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::/:::::l:::::::＼
/:::::::::_,,. -‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::j//////////ヘ＼//ヾ、:::::::/:/:::::/::::::::::::::::==-
/,,. -:::::::::::::==-:::::::::::::::::::> -l::::i/////////////∧ ∨///＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::
-ｲ:::::7 l:::::::l ゞ:::::::::::::::::::::ヽ ヽl/////////////l/∧ ∨////l lヽ::::::::::::::::::::::::::
/::::::/ l:::::::l ＼:::::::::::::::::::＼／ l;;;／＼;;;;;;,,,,//////∧ ∨///l l//////=-:::::::::
光源氏みたいなもんよね。
＠＠
＠_、_＠
( ﾟдﾟ)＠
／ ＼ それはそれとして妊婦に負担ですから
/ ,ｲ ｉ ヽ くれぐれもご自重なさいませ。
( 〈 | |〉 )
＼ ヽ |／
￣￣＼ ＿＿
／ ....::イ;:::::::::::::::::::::::::.....
／:::::::／::::::::::::::::::k.::::::::::::＼
/::::::::::::{::::::::/::::::::::::l ヽ,:::l:::::::ヽ
/ｲ::::::::::::i/ﾘ＼i::/i::::/i ／ﾘ::::::::::l
/' i::/:::::::::{/ ＼l:乂 ／ l:::::::::l
i/i:::::::::::, ＝＝ ﾘ ＝＝ i:::::::::i
i /::i::::::::ヽ. /:ｲ:::::::,
{::/:::::::::ﾄヾ ／ l:l::::::iヾ;、 はい。
l/i:/::::::i- 、 ／ ＼ ／ i:i::::::ﾄ
ｿi::::::i:::::::≧ イK::/::i::::/
rl::::lﾑ:i/ ` --v -=' ヽ::i::/--z_
./ﾍ ',::;iN;、o ∧∧ o ｲ:// //ﾍ
///il i:l ヽ / Y ヾ ／-/- /.//∧
////└ ';,--, // Mﾍ > -= -'///┌ ,
///////／ 7_i' , l_〈 ＼////ゝ-≧,
i////////== - _ i _ -== ﾊ///////ﾊ￣ﾉ
_l//////{//l l=- l_／/l | ﾘ-=////,,-''´ |
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
父親と仲良かった叔父さんたちが残ってるのがまだマシかな。
政治的な意味では
【 大海さんち 】
i:l;i|:i:l|i;l:i|:l;il|:l:i;|;i;l:|:i;:l|i;l:l|:il;l|:l:i;|:i:l:|;i:l;|:i;l:|i;l:i|i;l:i|:l:i:|l;i:;|;i;l:|;:li;|ｌi:lｌ|:l:i:l:i:|ll|;li;l|;l:i;|l;il:|;i:l;|i;l:i|i;l:i|;i:l;|i;l:i|l;i:l|:;il:|i;l:i|
;i;l:|;li;|:l;i;|;i:l:|i;l:l|:i;li|l:i;l|:i;li|;l;i:|;i:li|;l;i;|l;:i:|i;l:i|;l:i:|i:;l;|l;i;l|:i:l;|:;i:l|:i;l:|:i:ｌｌ|:i:l:i:l:|ll|:i;l;|i;l:i|;l:i;|;li;:|;l;il|:i;l:|l;il;|;l:i;|:il;i|:i;l:|;l:i;|
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三lｌ|:l:i:l:i:|ll三三三三三三三三三三三三三
:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
:.;:.;:.l{:.;:.;洲:.;:.;:.;:.;＼::洲:.;:.;:.;:.;:.;:.;乂 ⌒ヽ}:l;l:.;:.;:.;:.;:| そっか。 |
~ﾞll从lヽl洲:.;:.;:.:.;: .;:.;洲:.;: :.;:.;:.;:.ﾉ..,ｨ三三ミ.､ ﾄ､. | |
ヽll{ l{／l洲ｿ'´￣ヽｌ洲{--‐'"´......|/ ＼::ヽ .}::}..| ひめみこがたかみくらに付かなかったら、 .|
‐.ll{ ll|､,,.l洲-- ..,,,_j洲l‐- ....,,,,,＿,,.. ,...-=:ヾﾘ//_.| みこが日嗣になっちゃうかもしれないのか。 ..|
: :ll{ }ll: : l洲: : : : : :l洲{､､､､.. :.,.ｨ≦:::::::::::::::}イ::::::＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
: :ll| ll{ .:l洲: : ,,;';';';l洲{;';';';';';／::::/:::::::::::::/ﾐ､ハ::::/::＼:::＼ : ::|:i:l:i:l:|:: : : l;i;|:ｌ : : ｌ|: : |l|: : : : : : : : : :|l{ : :
w从从::::l洲.:'´;';';';';';}洲-=.,.::::::::::/:::::::|::::/ ∨::/:::::ヽ::::＼|:l:i:l:i:|ﾐﾐﾐﾐ|;|;l;{ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ从ﾐﾐﾐ
ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:/:::::::::::|::::::::;|:::; ∨､::::::::‘，:::::ヽ.:i:l:|ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ｌ;i;ｌ;{ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ
--ミ:_:_:_:_:_:_: :_:_:_: : :_: :../:::::::::::::l::::::/.|:::{ ヾ=--=|:|ﾊ::::|:::::;::::::::ハi:|: : : ::};i:l;{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
--／-､三三l」____Y:::::｀.,:::::::l|:::::::|::|:{ｲ.ゞ| ,ｨ≦三Ⅵ::::l|:::::|i:::::ﾄ､ :_:_ノイミ=-:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_
‐‐ゝ--r＜二＞､ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ,:::::::::il:::::::ﾊﾄ{____ ＼ ´{r'::::ﾘ .|:|::::ﾘ:::::|l:::::|ヾ .ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
三ｿ-‐'⌒'ー‐‐'"r..＞/ｲ{::::八::::ィｆ{:::ﾊ ｀ `＝' jｲ::/:::::::|l::::::l:|
,.ィ{'‘ / .八::::::::ヾ{. ヾｰ' ' / }/l:::::::::|l::::ﾘ.:|
..zzzz ，＜ .八 ,ヽ{:::/::＼ ´ / l::::::::八/i:l:|zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
......／ ＼、_ｒ＜ ∨:::∧ ij , -‐ュ ./.l:::::/::/.:i:l:i:| ∨. ∨ ﾍ ヽ ＼ ＼
' ｲ ／⌒´ ∨:::|:ヽ. ｀¨´ ..ｲ:::j::/::/|:i:l:i:l:| ∨ ∨ ﾍ ヽ ＼
. ‘， ＿＿_ イ｀＞ ，_ |:::::|::::::/:＞:.... ..イ|::l::::|/:/{ .ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
. ’ ＜ }=- . |:::::|:::::ﾊ/:::::::} ¨ .!::|::/:/八
’＜ |:::::|::::{､}:::ﾊ:::| Ⅶ'}/
’＜ .八::::l::ﾘ ヽ￣ ｀/ｰｒ-=ﾆ,､
’＜ ヾ|/ ＼ ./＿,l::::／ ≧=-.､
’＜ ＼ ＼ _j:ｲ ＼
ヾ / ヾ￣￣／ ‘，
∨ / ‘，
／i! ｀丶､
∠ _ i! _ -‐ヽ
/: : : :∨.: : : : : :.',
/.: : : 綱手: : : :. : :',
,' ､: : : : : i!: : : : : : :, ､
|) ‐l: : : : :.i!.: : :. :. :l‐ (l 皇太弟のほうが年回りがよろしいですからな。
ゝノ: : : : : i!.: : : :. :.ゝノl. いまお子がお生まれになったとしても
| : : : : : : : i!.: : : : : : : :.i. 後20年は時間が必要でしょう。
l.: : : :. :. :. :.i!.: : : :. :. :. :.l
l : : : : : : : : i!.: : : :. :. :. :.l
／|､ /＼.: : : :.i! : : : : ／＼‐ ､
/|' l ﾚ l.: :. .:.i!.: :. .:.l / l
/ l l / ／.: : :. :.i!.: :. .:.＼ / /
/ / / 〃/ /＼.: : :.i!: : : :／ヽヽ/
/ /| /l// ｲ ／.:. .:.i!: : : :＼ 〈 ｀〉
/ l/ / /〈 〈／ヽ.:.:.i! : : /＼〉 〉/ ヽ
/／ /／ 〉 ／: : :i!: : :.＼ 〈 |､ ∧
´ / l 〈 〈／ヽ: i!: : /＼〉〉! ∨ ∧
/ l 〉 ／: :.i!: : ＼ 〈 :l ∨ ∧
＿_／ i 〈 〈／ヽ i! /＼〉 〉l ∨ ∧
【 秦綱手（はたのつなで） 】
ｘ==ミ､ __
-‐=≠=ミ､-=ヾ:､::::≦､::::＼
/／;:ィ:::＼:::ﾘ:::::､:_:::ヽー=ミ､
,.ｲ::／:::::::::ィ≠ﾐ::::::::::ヽ::::::::::::::::＼
.／/::/:::::::／:::xﾐ､:_::::::::::::::ﾊ:::::::::::ﾊ:::::.
/::/::::::〃::::/ ヾ:::::/::::|::::::::::l::|:::::|
./::::{:::::/ {::::/{ ∨l:::: l:::::::: |::|:::::|
八:::::|::/_八::{ i| .从:::::|:::::::: l::|:::::ﾄ､ もう ひめみこ も
|ヾ:ﾄ{ {fﾊ ヾ 二≧j/j:::ﾘ:::::::::ﾘ::|:::::|::ﾊ いいお歳なんだけど……。
|::/:::l .jﾂ ´〃心 ﾉ::/:::::::::/::::|:::::|､::{
|'|::::ﾊ ､ 乂ツ/ｲ:::::::／:::::/::::/. ヾ
| ∨∧ ､ _ ／::::イ::::::::/::::/ ＼
.j/ﾘハ. `¨ ￣//::{::|::::::/|:::/ .)
/;:ｲj:` ‐=≦ 〃.{人{ヾ/l_|/ ／
/´ / _ﾘ} ゝ/ { ＞⌒}
./ .〃 ./､ ./ ／ _ヽ
ﾊ {{ ./ .＼ , ｲ / / ＼
{八 ゞ./ " / ／ / ハ
八 /ヾノ|〉_ ./イ ／ ／ ‘，
〈 ./ //:.:|〉: ≧ｘ_,ｨv/ ／ ヽ
Y .//:.:.:.ﾄ-=≦:.:.: / ＼
＼ .､
＿ ＿ ヾ:､ .ﾄ､
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/::::::::::::/::::::::::::::/::::::::::::/::Yヽ:::::::ハ
./ｲ::;ｨ::::::|:::/:::::::::|::::::::::::/⌒ ´∨:::::::.
,.ｲ::::|/::l::::::l:::{::::::::/|::::::/:/ l::::::::::ﾄ､
／.八:::l:;:ｲ:l::::|::|::::_/_.|:::/|:{ ｰ =_'_|::::::::::|ヾ、
∨::::_|::::|::|:::/＿|/八| ｒ,≦ |/}::::ﾘ で、秦氏はその日嗣候補に
}:l:::| ゞ{::ﾚ'l乂::ツ ヾ ゞ< ﾊ::|::/ 粉かけに来たってわけ？
＿从八 |:::::八. ー ' .u.:::|:|/
＞ ヽ:::ヽ::::::∧ ,. - ､ ／::::l::|〉
,≦ ィ＼::∨::∧ _ゝ - '.／|::|:::::: ト､
ｲ/}/ , ヾﾄ､::::|ーｧY:¨:＼ j:八:::::|: :
/:{/_ | ヾl:::/.人: : / ヾ{: : |
./: : :/,､ .Y:ヽ 〉:{ｨ /} /: /: :|
: : : : : :ﾄ､/__ |: : :¨:. :.|:|': :|/: : {:. :.|
|: : : : : : : : /ｲ}/{,､ﾄ{ヽ: : : : |: : : : : : :l: : |
, ‐-
/ ｀ヽ
//￣￣￣ヽ ＼
. l l ヽ ＼‐､ ／
l 〉 __ ヽ ∨
i l f() i ヽ ', そーんなことはなーい。
i ', ゝ-' ヽ 私はあーきなーいーに来ました。
. i ヽ ヽ', あーきなーいーに。
', i!_ ',
', ヾ ', ／ ／
| 〉 へ ',ﾒ ､ ／ ／
', ∨ / ＼ ',メ ｀ ―´＼ ／
. 〉 ＼ ／ ',ﾒﾒ ＼／
メメメメ／／＼ ﾒﾒ-‐‐-- ´
. / メメメ／ へ !ﾒﾒ
、＿＿ / /メメ／ ／. iﾒﾒ
―＝千 ￣≧ ､ / / メメ ／ヽ lﾒﾒ
. ￣＼ ＼ / ヽ メメ／へ iﾒﾒ
＼ / ', メメ／ lﾒﾒ
,ｒ ./
〈::! l:| ,,. '"二ゝ
ゝY::´:::::::::::＞.，
,'ﾊ:::::::ヽ:::::ヾ:::::::::::ヽ
／; ; ヽ:::::::|:::::::}::::::::::::::',
ｒ { { | 斗:::::::::::::::::::::::::::‘， 葛城皇子に近江秦が付いてて、
', ヽ 冫 ==ヽ::::| }::::::::::::::::::,. みこ には山背秦が付くって
:. ヽ .'' ｿ |.ﾉ:::::::::::::::::;. わかりやすいんだけど。
，/ ヽ ‐ｧ..j |´::::::::::::::::从
ヾ 丨.｀ー 从 !ﾊﾍ从ｿﾉ
∨ ∧ ｒ ／￣＼ヽ
∨ / ´/ .＿＿へ ＼
ｿ/ / / へ| 丿
/ ＿＿|/ 夊ゝ
ゝ:;:;:;:;:;/叭 ／⌒＼
{:;:;:;:;:} ﾊ /ヽ ヽ
i:;:;:;:;i ＼j＿ヽ ヽ
／^ヽ
,ｨ : ',
(ﾉ : （) l
l : / | いやはや偶然とは恐ろしい。
ｲｉ : ,ﾍ､ |
|lll|､/ l }.: ﾄ､/⌒i
{ ） ,l.}.: l-/ /､l
ヽ_ﾉ" }ﾖ.:__{ﾆ_ム } ←山背国秦氏の棟梁
, - ､ ﾉ､ 三＿＿｀ﾉ （つまり秦氏総裁）
元々、河勝が出入りしてたし？
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
,イ ／i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!≧x．
/i:!ﾚi:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i≧x、
li:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!＜￣｀ヽ
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:ヽ
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!ト､i.、
〉i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:|＼:|￣/￣≧xi:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!:＼｀ヽ
. /i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!/ ＼i:!i:!i:!i:!| i j ,/／ ／１|l|l!＼|＼i:!i:!i:!i:!:i
/i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!/ 、｀ ＼i:!i:!i:く 〔ノ'' ／ 川i! ∨＾Yｉ:!ﾊ| この連中の匂いはわからん……。
|i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i:!i|`≧ミゞz､＼i:!i:!ヽ≦zzzz彡" !｀; |ﾑ!￢、
!i:!ﾊi:!i:!i:!i:!i:!!ﾄ:!zr――ｧ7">＞､:!`ヽﾆ=- u ⅰﾉ∧: ヽ: ＼ー- ．_
!| |i:!i:!i:!i:!i:!| ヾミ≡彡"／-=ΞΞニニ＝‐二._ ﾚ∧: ヽ: :｀､: :ヽ: : : : : ｀ヽ⌒＼_
! !i!i!i!i!i∧ゝ -==ﾆΞ三三ヽΞ -=υ三￣ |'/∧: : i: : ヽ: : :i: : : : : : : :＼ヽ:
＼i:!i:| !∧ | -=ﾆ三三〈ゝ -´ ∪ ｜'//|: : |:､: :}i: : :!: : : : : : : : : :ヾ:
>ﾍ （ ﾍ. U ∪ =ﾆΞ ,. -＿ ､ 八∧|: : |: :｀T!⌒Yr-――--:､:_:
」: : ＼ヽﾍ ﾆΞ三／≦__y_）'/〃: :ﾘ: : |: : : }!: : :}!: : : : : : : : : : :
／: ﾄ: : {!: :ゝ∧ , ＿,二ﾆ=ｧ≡＜￣ヽ /}!: : :/.: : :|: : :！: : :!: : : : : : : : : : :
厂i: : : :ﾄ､: :}!: : :{// ､ { 〔ゝ／ ／-=三=- //}!: :/.: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : :
/ｉ: : !: : : :ゝ、:{!: : :∨/|ヘ ￣ ´ ￣三￣ ／//,: :{: : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : : :
: |: : : :／: : : : :}!: : : ＼＼/＞ Ξ . イ////: : : ∨: : :,′: : : : : : : : : : : : : : : : :
: :ヽ厂ヽ: : : : : :＼: : : :.＼＼ /////777///////: : : : : ∨:./: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
:／:｀:､: : : : : : : : :.＼: : : }|: : ＼＼ ///////〉//: : : : : : :.∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : :ｊヾi: : : :l
,': : : /: : : : : : : : : : : : : : : : | ｌ: : : :|
.′: : : : : : : : : : : : : : ﾊ: : : / |: : : :|
,′: : :/: : : : : : : ,': :/ .j :/7 !: : : }
/: ﾍ: :./: : : : : ／,.' ,.'一j/-ﾉ 二,. } : : |
|:ﾊ: : : : : : ≠てｱ ﾋﾂ /:ﾊ;.|
!i: : : : :{ """ 、"""/:/ ﾘ
|!: : : ::l､ /:./
ヾ､: : :| ｉ 、 ⊂ｱ ﾊ:.:| （本当に帰ってきてるし……）
,_ﾞヾl } ｀― ｪ ´. ~
／⌒ヽi!| __､ , ` .ｒ' ＾｀｀ヽ、
／’ ヾ `､, | ;
ｆ~｀'ヽ、 ', { ｊ ,'` i
/ヽ、 ＼ ヽ i| { / }
| ヽ ＼ } i,{ ､゛{ i |
| ＼.ｊi!､.＿＿___,ilヽ l ! |
j i ｀l;:;:::丶､_／;:;:;:' :}', ,-､ _!
,:_＿＿_ / );:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:}} ＼＼
/ 7 / ,/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:j | 冫゛丶、
. , /i ／ ≠,―一ー－っ⊂ﾆ二´ ヽ
′. /｜／ r'￣￣´:;:::i t- !
/ _,.．-‐'' .};:;:;:;:;:;:;:;:;::;| ´ヾ_,＿___,,...'
間違えた
>>238
解任→懐妊
かな。
ー―--、
ヾ ｝,
__＿＿__ ヽ、. : ´/
, ' ヾ ∠ 、
.／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : :ｊヾi: : : :l
,': : : /: : : : : : : : : : : : : : : : | ｌ: : : :|
.′: : : : : : : : : : : : : : ﾊ: : : / |: : : :|
,′: : :/: : : : : : : ,': :/ .j :/7 !: : : }
/: ﾍ: :./: : : : : ／,.' ,.'一j/-ﾉ 二,. } : : |
|:ﾊ: : : : : : ≠てｱ ﾋﾂ /:ﾊ;.|
!i: : : : :{ """ 、"""/:/ ﾘ
|!: : : ::l､ /:./ （そうかぁ……帰ってきてるんだぁ……）
ヾ､: : :| ｉ 、 ―― ﾊ:.:|
,_ﾞヾl } ｀― ｪ ´. ~
／⌒ヽi!| __､ , ` .ｒ' ＾｀｀ヽ、
／’ ヾ `､, | ;
ｆ~｀'ヽ、 ', { ｊ ,'` i
/ヽ、 ＼ ヽ i| { / }
| ヽ ＼ } i,{ ､゛{ i |
| ＼.ｊi!､.＿＿___,ilヽ l ! |
j i ｀l;:;:::丶､_／;:;:;:' :}', ,-､ _!
,:_＿＿_ / );:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:}} ＼＼
/ 7 / ,/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:j | 冫゛丶、
. , /i ／ ≠,―一ー－っ⊂ﾆ二´ ヽ
′. /｜／ r'￣￣´:;:::i t- !
/ _,.．-‐'' .};:;:;:;:;:;:;:;:;::;| ´ヾ_,＿___,,...'
{ ／ , ＿＿＿/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::ｌ { ､ ／
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二=- ￣
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二=-..￣ |i:i:|
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二=- ￣ |i:i:|
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ=- ￣ |i:i:|
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ=-￣|i:| |i:i:|_,,,... -
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ=-￣ |i:| ＿,,.. -=ﾆ二三三二
二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ=- ￣ |:| |i:|_,,. -=ﾆ二三三二ﾆ=-ｰ:|i:i:|i:i|:::::
二二二二二二二二二二二二二ﾆ=-T| |:| _,,.. -=ﾆ二二ﾆ=‐─ '' ￣ ::::::::::::::::::::::|i:i:|i:i|:::::
: |i:| |ｉ:| |:| _|L..｡｡ -‐＝ﾆ二ﾆ=-‐::'' ":::::|i:|i:|:::::::::::::::::::::::::::_:_:_二ﾆ=-|i:i:|i:i|￣
. |i:| |ｉ:| |:|-=ﾆﾆ=-宀二￣_,|i:|i:|:::::_:_:_:二二ﾆ|i:|i:|…￢:Ｔ¨ ／｀ー-､─…|i:i:|i:i|￣
ﾆﾆﾆﾆニl|i:|¨¨¨¨¨¨~¨¨¨~¨¨~ﾞ|::|:￣￣ﾞ|:|i:|￣￣tz|i:|i:|¨|-‐ ||… |:lT|i:|i:|￣￣|:| /::ﾟ:::､:::::::::｀`ー |i:i:|i:i|‐‐
|_|_|_|_|_|_||i:| |::| _,,,,|:|i:|ーミ{，j|i:|i:|ー-‐┴ﾐ,ィ´::|i:|i:i|￣⌒'く／,￣＼:::::::::: :: |i:i:|i:i|::::
|_|ｨﾆ.,|_|_||i:|ィﾆﾐ:, .|::|__r'´,,::|:|i:|:_:_:_}_り|i:|i:|zzzzzzｧ'::::／|i:|i:i|zzzzzz〃ﾍzzzzト｡::::: : |i:i:|i:i|ZZ
|_|ニﾑ三三三三〉 .|::|i:i|:ﾟ/ｉ|:|:|i:|i:i:i:i:i:ｉ:ﾉ|i:|i:|i:i:i:i:i:|/〈,.ｲi:i:ｉ|i:|i:i|i:i:i:i:i:,ｨｼﾞi:i:i:iヽi:i:乂ゝ:::::|i:i:|i:i|i:i:
二二ﾑﾏﾆ=--:::{:{二二二二l |::|i:「「|i:j:|:|i:|i:i:i:i:i:ｉ{{:|i:|i:|i:i:i:i:/ ”ﾉi:ｉ:ｉ:/|i:|i:i|i:i:i:ｨｼﾞi:i:i:i:i:i:i:i:i:＼{::ﾉﾍ |i:i:|i:i|i:i:
i|:::|i:||二ﾆ=-:::|从￣ﾞ|ｉｉ|i:i:|i￣￣''ー=ﾆ＝─..＿‐|i:|i:|zz「「「「「|ｉ:ﾉ ,|i:|i:i|ｨ彡'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕ト｡::|i:i:|i:i|i:i:
=:i|:::|i:||三三三:||]|]==|i:i:|i:i:|iト ≧s｡.,_ :, :, :,￣ ￢-=ﾆ二ﾆ=- ≧ｲ|i:|i:i|zzzzzzzzzzzzzzz j_|: :ﾟ'|i:i:|i:i|i:i:
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i|:::|i:||二ﾆ=-:::|| |l. |i:i:l |i:i:|i : : : ⌒≧s｡.,⌒≧s｡.,_ :, :, :, :, :, :, :, :, :, ￣＾^'' ｰ-=ﾆ三三二ﾆ=─
i|:::|i:ﾘ二ﾆ=-:::|川....|i:i:|: |i:i:|i : : : : : : : ⌒≧s｡⌒≧s｡.,_ :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, ￣ ￢ー=ﾆ
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:, :, :, :, ::::::::::::::::::::: :, :, :, :, : ￣ : : : : : : : : ／::::: ＼....≧s｡.,⌒≧s｡.,_ : :. : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
. . : : ／::::::::: ＼....: : :≧s｡.,:::≧s: : : : .
｜::::::::: |. : : あ、居た…… : : .
｜::::::: / : : : : .
｜:::::::::::::: /. : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
（（ ＼＿::::::: ＼
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. : :.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
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: : ……。 : : .
: : : : .
: : :.:.:.:.:.:.:.:.:. : : .-＝ニニ＝-
／ニニニニニニﾆﾆ丶
〃ヽニニニニニニニニﾆ{ ＼
/乂ノニニニニニニニニニヽ__)ﾄ＿
≧={ニニニニニニニニニニニニニﾊ二
//マニニニニニニニニニニニニﾆ}￣
. ＿＿＿＿ .＼ト ﾆl＼=∧／l=／l／ﾚiﾆ＞'
／ ＼/≧=- ＿＿＿＿ ィ ＼ノ
／ ＼ ./ :l弋フヽﾊ弋フｌ l 〉
／ ＼ .| | | /
| |＞ __-__ イ l/I{ 〈＿_
＼ __, ,__ ／.≧-/＿|＿|／/{ ＼__／＿_
／￣ ￣ヽ...//Y ヽ/ }ヽl＿|//////
／ / ＼ 人 ,ｧ= __∥ .〉/////／
/ | ＼ ヽ ﾉ{圭Uﾐ{ニﾑ/
| `|| |ヽ ヽ . ﾆ><ﾆ竺下冖≧=-
/ ヾ| | |, |.ﾆニｎニﾆﾆ}/ ￣冖≧=-
／
〈 / ,＿____
ゝ . : ´: : : : : : : ｀丶
／: : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
.|: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : 、: ヾ
|: : : | |: : : : : : : : : : : : : : : : ヾ
|: : | .|: : : : : : : : : : : : : : : : |
|: | |: /!: : : : : : : : : : : : 弋 あ、それじゃあボクはこれで――。
|: | !/ |: ハ: : : : : ヘ: ﾊゝ
.|,' ヽ、_.!/ ＼: : : ｛
_ﾕ、 ゝﾞ__、
〆" ￣"｀ ′ ｀ヽ _
/,=ーｰｰ-、. '｝ ___,,..) ｀)
/' ＼ ヾ,. 7ヽ,. --‐''´
/ r 、 ヽ__＿＿/ ’
/ i | i, /ヽ、
__＿
／ ´ ｀ヽ ＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
}__/／/／ ≫ ≪
. / / //{ ⌒ヽ ＼__. ≪ あーこれは大海皇子さま！ ≫ .{__
. // //{ 乂__ ノ V) ≫ ≪ .／ /
// /| ‘，. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼,／
// } ， ／ ／ ／
. // ' ／ ／
/ ' / ／／ , / ／
. / / / ／⌒＼ ; ＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
' / / ／ 丿 } ≫ ≪
/ / く ／ ′. ≪ 私ははーたーのつなーででー ≫
/i ム＼ ＼__／ ／ヽ ' ≫ ごーざーいーまーすー。 ≪
{/ |i :} ＼ ＼／ ／ i{. ≪ ≫
乂_{{ ＿__ノ ＼ ヽ／ } __.／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
{ ｰ==彡'} ／ } ＼ ___/＼ ／
` ___ﾉ__ノ V ／ {＼ } ＼
‘， } } ／} く| ＼ } 乂_ﾉ
V / / } } ／ } ｰ ´
V / } } ／} {＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.＼
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ |:.:.:.:.:ﾊ:.:.:.ヽ
./.:.:.:.:.:／.:.:.:.:/.:/⌒ﾙ:.:.ハ}､:.ﾄ､
/.:.:.:.:／7.:.:.:.:/}/⌒ヾ|:./ ヘ 从
|.:.:.:.:.:.:/.:.:.:／{, {{ O .ﾚ 0j ﾊ:|
ﾉﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.小 ｰ= ´ {:从
N:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヽu 〉 ちょっとぉ！？
|ﾊ＼:.:.:.:.:| (⌒ﾆﾆｱ／:.:|
7⌒r≦ 'ヽ:.:.| r ､ ／ヽ:.从
| ー─=ヾ､ ﾄ Y⌒} り
レ⌒ ｰ-､ ヽﾘ .l. |
Y⌒ヽ､ ヽ ＞､.j |ﾊ
.| Y⌒ヽ. Y,へY
.| _ﾉ＼ ヽｸ八(( j
ﾘ { ヽ､7弋__7′
＿＿＿＿
／ ＼
─ ─ ＼：
（●） （ ●） ＼ あれ、額田だ。
| （_人__） ／ |
： .＼｀ ⌒´ | . ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
＿＿＿ ＼
´￣￣＼::::Ｙ .}ヽ
＿ ヾ| /:ノ
，＜::::::::::::ヾlイ:::＞.，
_....イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
――ｧ':::::::::::::::::::::::::ﾄ､:;:ﾍ::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::i::::l:::::::|'¨´::::ヽ:::::/:::::::::::::‘，
,::::::::::::::::::::lｲl::::/:|:::::::::::_ ∨::/:::::＼:::‘，
|:::::::::::::::::/|:{::∨::|::::／´::__∨､:::::{ヾ{:::::|
|::::::::::::::::|:::::::八:::{:::::::::〃￣ ヾ＼ゞ:::|＼
|::::::::::i:::::|.ｨ≦ミ､:::::::::::::::fiﾊ ﾘ ∨::::::!::i::|＼
从::::::八:::{{ fiﾊ::::::::::::::::｀=:::::::::::Ⅵ::::|::|::! なんかやつれてるー！
Ⅵ::::::ﾄ:|:::......`=::::::::; i }::::|:|::ﾄ{
|{ヾ:::!:ヽ::::: J 从:|:|ﾘ
.ゞ Ⅵ:l:∧ , ― .､ .ｲY|:::! ∧
ヾﾊ:::::＼ ゝ ´￣ ／ / l::|.´￣
| ∨:::::{二ﾆ:=.-..イ /.／|/、
|ﾄ､:::! ヾ{＼ハ {/ ＞ ，_
ヾ.＞､ / } | ｒ ´ ｀ ､
f |. Ｙ/ .| | ‘，
| | |{＼＿ノl | / :
八 V .ﾘ//|| ||ﾘ | ,′ |
＿＿＿
／ ＼
： .／⌒ ⌒ ＼
／（⌒ ） （⌒ ） ヽ ちょっと大人の階段を
| （__人__） ／ |. 駆け足で登っちゃっただけだお。
＼| ..｀⌒ ´ | . ／ ：
/ ＼
―=＝=、 ヽ
, ＿ 弋 丿
"´::::::::::::::::::｀ ∨l
′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,′:::::::::::::::::::::::::::::::::/ヽ^|::::::::::::::::::
/:::::::::::::::::::::::::::::/:::::./ |::::::::::::::::::|
/:::::::::::/:::::::/ ﾊ 7:::./ |::|`::::::::::::｝
./ 7::::/:|:::::::,厶 l/ ｀`ｰﾘ-|:::::::::::::
/::::〃|::::,'__＿, ー‐一'.|::::ｉ:::::::iﾍ
|:::::` ′ ,ｊ::/:::::::ｊ
|:::::::|' u .__, 、__, /::::::::::/ 何したかは想像つくけどさぁ……。
∧:::::|ヽ __ /:::::::/;.|
ヾ;|::::ヽ、／´ ,_｀二ﾌ ,/:::::::/刈
i|:::ﾊ::i′ ｀t´, . ,ｲ:::::::/
′ ;: | 丶 ! .;|ヾ::,'
_;". "' ヽ ,ヾ ,' ._,'ゝ,、
.／ "ヾ |i, | ｒ . ｉf ,' ｀丶
/ ＼ l!i | ! !| / ,／ ｀ヽ
| ｀ ヾ/ i;/ / ,|!| l,.′ |
. 、 lﾞ 'f. ./ /_,''ﾞi!i!i!i'f. l ′ |
ニニﾆ=／ ヾニニ/ ／ニニニニヽ＿人 } ヽニニニニニﾆ}
ニニ／ }}／ /ニニニニニニニニニ＞-ｲニニニﾆﾆﾆ=}
￣ ／ /ニニニニニニニニニﾆニニニニニニニ∥
/ ／ニニニニニニニニﾆﾆﾆニニニニニニﾆﾆ/
ニニニﾆ/ ／/¨／￣￣Ⅵ7＞ニニニニニニニニニニﾆﾆ/
ニニﾆ／ ／ { / ヽ | マニニニニニニニニニ/
￣￣ ／ /l( ＿_λ l ﾊ 丶 ﾏニニニニニニニﾆ∧
/lゝ ∥ ／_',｀` j /| `、 ﾏニニニニニﾆ／ |
/ `、 ｘf竿芋ﾐ ', l ∥≠- l. ﾏニニニニ／/ /
∧ ヽ '(.乂rｿ｀ l l |/-ﾘ l ﾏニﾆﾆ／ / ./
≧s ／ ∧ﾄ、 l ｀ﾐ=- ﾘ＼rｧ示 / / ﾊﾏﾆ／ .／ /
ニニﾑ ﾘ 丶l 川 ゞﾘ 》／ /ﾘ／ ／ ／
ニﾆﾆム l( / 从. ′ /// ／ ／ ／
ニニニムヽｌ/ } - 、 /}ムイ! ／ ／ ア――私ハ……。
ニニニﾆl／ }s。 , ｲ＼ / ﾘ ／==ミ／
////＞' __ノ /≧=≦ニニﾑ ＼´ ／
///{ ／￣i{ / // ＼ﾆ/＼ ＼＜
///ﾊ {ニニ> _/ // }} ∥ヽ ＼
/////＼ ＼ニニニ＞=- ∥ ／ } }
///////) )ニニニニﾆﾆ＞ {{//ﾊ＞-―- /
ｌ⌒l
l⌒ｌ | | ピシッ
', ', | |
', ＼ | | , -､
r- ､ ＼ ｰ' ヽ / /
＼ ｀ ｰ- _,ゝ ｀ﾌ /_ ＿_
ー-､ _ ／ 〈 ｀ヽ ヽヽ
r―――' ／ / l |
丶-----く ／ / /
＼ ／ ∠ ＿ ｨ／
ー一' ￣￣ ￣
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ r ⌒j
／（ ー）. （ー）＼ / / あれは額田。
／ （__人__） ＼/ / ／ ）
| .｀ ⌒´ / / ／ ／ ……皇族だお。
＼ / '` ´ ／
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ'
/¨ /ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ∧ .} ＼
斗=≦ λ__ノニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆヽ__/=l≧=-
斗=≦/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=lⅥ
{ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ} Ⅵ
ﾏニニニニﾆニニニニ∧ﾆﾆ=/＼ニニﾆ／/ニニ＞/ニニﾏ
ﾏﾆ{ ｀`＜ﾆ＼ ＜ニ/ ﾏﾆ/ ＼／ ./ニ／ /／/／
/ヽ≧＿＿¨¨ ｀′ ＿＿_ ＞＜ ‘，
/ | | ￣￣./ ￣l￣￣￣￣ /￣ｌ | | ‘，
〈 | | / ヽ / l | | 〉
‘， | | ll /┬―┬ヽww／┬―┬ , | | /
. ‘， | | lV 乂__ノ 乂__ノ ∥ | | /
. ヽ | | { ﾚ/ | | ／ （身分、カ）
/ | ', / | ＼
／ / ', { ＼ ＼
／ / 〉＞ ⊂⊃ イ l 〉 }
〈 〈 /ヽ | ￣| ￣l ￣ | |/ﾊ ／ ／
＼ ＼ 〈/7≧=- |＿ l＿_ |-=≦/} / ／
≧=- ＼ ＼///￢=ニVﾆ/￢‐=// /-=≦
///l 〉′ ﾏﾆ=/ { ////∧
///人 ({ 从(/////∧
. x＜二二二ﾌ´ ￣ ￣｀ヾ
∠二二二二二 {{ }}ト、
(ﾆ三ﾌ´二二二二二二二乂＿＿＿ノ二 ＼
￣/二二二二二二二二二ﾆ..(三三三}}二..＼
r＝〈二二二二二二二二二二二二二(: ::: :::Ⅴ´
乂ﾆﾍY Ｘﾍ⌒Yﾍ ∧∧ﾆ7ﾍ二ﾆ..(三三]: :: :: :〉
／ /⌒V ﾍ j. V / / 7 ! 7⌒ヽ(＼:_::_:::／
〃／/⌒∨^ﾄﾆニエエ二ム斗((/⌒ヽ＼＼
{ ! / / ! /＿__| | :::::＿＿＼ ∨＼＼ 失礼……
乂〈 〈 人| |＿| ＼ j |＿| ハ ∨「) ) 私ハココデ……。
＼ Y L x __ｲ j 乂／
) ﾘ /{ ｀Ｔ Ｔ T Ｔ 「 / 人 ￣｀ヽ
／ 〈 〈 `＝=井井井≠＜ ( ￣ ｀ヽ i
／ ／ )ﾙﾍ / !⌒Y⌒マ二..＼) . |
. ( ( / ﾑ__.人斗ｲﾊﾊ二.＼ 人从
_ ＼
'⌒ヾ;:、 }:〉
,ｨ-‐…::::::':::ｫ'ー､ 人
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼. て
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ . 〈
/::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::、::::::::::::::i
,.::::／:::::::::::::::::::/i::::/"´',::::::::::::::',
|:ｨ::::::, '::::::::::ﾊ/ i!:/ }:ﾊ::::':::::|
i::!／i::::::!:::ﾅ¨" !' ー‐|ﾄi::::::',:::|
j/::::::|:::/比ﾘ 仗ﾘ |:::::::|::} えっ！？
ﾍ::::::rf＾i´i /;:::::,':::! い、いや、そんな改めなくても！？
ヾ::i i i :i ` /,:::::/::/
(＼i i ;i ', ⊂つ ／!::::::/, ' 端っこも端っこだし！？
丶, } _ ｨ､ 刈:/,:
} | /,ｨ¨⌒`y､_
,ｒ'"~{ j i::i.| / ￣ヽ、
/ ヽ、 '， ＼ /Y / j
. { ‘, ＼ ＼／／） / /
i 冫y':::＼ / 一'つf''¨‐-:、_,_/
|_＿/ {:::::::::::::ｿ ｒ'ﾆ／） ,'
| { i:::::::::::/ `´／,: ; i
／´ﾞ｀ヽ､
／ ヽ
,/./ ,...., ;ii､
（'/.i （ (,,) i::b
i' i ｀ﾞﾞ´ :「:::b そーですよ。
| | 丿:::h
'i| i ./´｀ヽ,|::::::h . 宗像様が居らっしゃらないと
r' | ｀ﾞ'- ノ⌒ヽ. 商いになりませぬ。
/´tl i 〈,´ﾞ｀ｿ/´'' ヽ
i:i 丿i;:::ti| ( ｀ヽｿ/::::::ゝ 'i. ああ みこ はじめまして。
,i;i､ /´｀ ｀i;t:| i｀'''ノ/::::λ::;;} | 秦河勝の次代、綱手と申します。
i;;;;;;i | |ﾉ::ヽ,,ソﾉ::::::/´⌒ヾﾉ
,,..;;-|;;;;;;|-|,,,|-----;;::;;::::::;;;;/ 'λ
(..,,,,＿＿_＿＿＿＿＿,,..)::´/λ ﾉﾐi
| |＿＿,| |＿＿＿_| |;;;;/ノ/／）ﾉノ
|,,,,| | | |,,,.|
'''''
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ヽ
／ （ ●） '､ ああ、河勝のおっちゃんの。
| （__ﾉ_） 河勝のおっちゃんは亡くなって……。
＼ ｀_⌒
／ ＼
／: : : : :＼ l o',
/: : : : : : :: : :ヽl o ',
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ./: : : :(()): : : : : ｌ| o o',
| 私が秦の長というわけです。 | .l: : : : :: : : : : |￣ l o o l
| | .l: : : : : : : r‐┘ l o o l
| というわけで単刀直入に申し上げましょう。 | .l: : : : : : : ＼ l o o l
| 宗像から女神を勧請させては | l: : : ::/￣￣ ／￣ ￢‐-
| いただけませんでしょうか。 ＞ ',: : :└‐┐ / ｨ ⌒ヽ
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ . l: : :|_￣ / /二二ヽ/
!: :r- コ | l二二二/
l: :L＿ ｡s=ｭ__￣ヽ/
l｡s≦三三三ﾑ ./
｡s≦ ￣￣ )彡"´
｡s≦ ＞_´＿
l二二二二二二二二二二二二二二l ＞ ´ -‐,, ￣||｀ヽ
｀ ‐┬┬┬―――,―┬┬┬‐_´＿＞ ´ <{} {} {} ',
│││ ∨ .| ｜｜ヽｰ--＼ ` ｰ- _ ‐-'' ＿||
l. ││. ∨| ｜｜ ＿＼ ｀ヽ‐- ＿＿ ￣ノ
└┴┘ └┴┴￢ ￣ ｀ ー--' ￣
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （ ●）＼
| ⌒（__人__）⌒ | ほーん？
＼ ｀ ⌒´ ／
/⌒ ヽ
| ヽ＿＿ ＿ ',
:､＿ ） （￣ ＿丿
ｲ /ニニニニニニニニ〉 }ニﾆﾑ
／={ /ニニニニニニニニ/ /=/￣￣＼
/ニニl＿_/ニニニニニニニニﾑ ／ﾆ/ |
/ニニニニニニニニニニニニﾆﾆ＞――＜ニニ/ |
＼ニニl ＼ニニニニニニニニニニニ／ｌニニﾆ〈 /
＼ニl ヽl＼ﾆl＼ニニニ／ lニ=／ /ニﾆﾆ=ﾊﾑﾏ /
ﾑﾏ＼! ｌ ＼ Y´ヽ/ l/ / /ニニニ=ﾑﾏ ﾑﾏ-′
(__) } ＼__＼＿丶_l＿/＿／ / ／ニﾆ＞ニﾑﾏ ﾑﾏ＼＿
<＿_} ＞ L / l l＿_l＞ｲ＞ l=ﾑﾏ ﾑﾏ ＼＿
/ l/l∧ ﾃミk￣ Tﾏlzzzzミxl (__) ﾑﾏ＼＿＿
/ /l }ヽJ ＼ﾊ| ヽ＿_} l V (__) ¨¨― 勧請？
/ / l ﾐ=- ∠l ‘， `、
/ /／ .込、 r 、 ｲ∧ ‘， `、
/ 〈 「 T‐┬-≧＝≦ T 斗 ∧ ヽ `、
l. ‘，ヽ |＿l＿|＿| 斗イﾑ//＼＼ ￣￣￣￣
＼＿＿＿Vﾊ〉」// )¨ﾏﾆ/ ! V//// ＼＿
/ /// i V/ ｌ V///ﾉノ |￣ ー- ＿＿_
／l ///ﾑ=ﾑ ﾑ=-ミ Ｖ///∧ ￣ヽ ＼
／ ￣ ＿＿////ゞ竺Y竺＞へ. /V///∧＿＿＿l___ ＼
＿
／`: '＼
/ : ヽ
O .: O ／//|
| : | / /// これからの半島交易は盛んになりましょう
|⊃ .: ⊂| / / そこで！
／ lﾆ) : (ﾆl ＼ / /
／ ,ｨ'lﾆ) .: (ﾆl ﾄ､ ＼／＼／ 我が松尾社に宗像神をお迎えし
／｜lﾆ) (ﾆl｜ ＼ ／ 好を作らせてはいただけないかと……。
| ﾆl ) ( lﾆ.| `ｰ'
|ﾆ二 Ｖ二ﾆ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
平安時代の年中行事書「本朝月令」によると、
668年頃、京都の松尾大社に
宗像三女神の一柱、市杵島姫命が下ったと記されている。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, ‐-
/ ｀ヽ
//￣￣￣ヽ ＼
. l l ヽ ＼‐､ ／
l 〉 __ ヽ ∨ ／/／ , ／
i l f() i ヽ ', ／ / /／／
i ', ゝ-' ヽ ／ /／ ／
. i ヽ ヽ', ／ ／
', i!_ ', ／ ／
', ヾ ', ／ ／
| 〉 へ ',ﾒ ､ ／ ／
', ∨ / ＼ ',メ ｀ ―´＼ ／
. 〉 ＼ ／ ',ﾒﾒ ＼／
メメメメ／／＼ ﾒﾒ-‐‐-- ´
. / メメメ／ へ !ﾒﾒ
、＿＿ / /メメ／ ／. iﾒﾒ
―＝千 ￣≧ ､ / / メメ ／ヽ lﾒﾒ
. ￣＼ ＼ / ヽ メメ／へ iﾒﾒ
＼ / ', メメ／ lﾒﾒ
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 神様を迎え入れるのかお。
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
／´ﾞ｀ヽ､
／ ヽ
,/./ ,...., ;ii､
（'/.i （ (,,) i::b
i' i ｀ﾞﾞ´ :「:::b 好（コネクション）は商いの要。
| | 丿:::h
'i| i ./´｀ヽ,|::::::h.. 人と人とを結ぶ術。
r' | ｀ﾞ'- ノ⌒ヽ
/´tl i 〈,´ﾞ｀ｿ/´'' ヽ
丿i;:::ti| ( ｀ヽｿ/::::::ゝ 'i
|￣￣￣￣||'｀i;t:| i｀'''ノ/::::λ::;;} |
| . || |ﾉ::ヽ,,ソﾉ::::::/´⌒ヾﾉ
,,..|＿＿＿＿|ﾄｪｪｪｪ;;::::::::;;;;/ 'λ
(..,,,,＿＿_＿＿＿＿＿,,..)::´/λ ﾉﾐi
| |＿＿,| |＿＿＿_| |;;;;/ノ/／）ﾉノ
. ／i! ｀丶､
∠ _ i! _ -‐ヽ
. /: : : :∨.: : : : : :.',
. /.: : : : :.i!.: : : : :. : :',
. ,' ､: : : : : i!: : : : : : :, ､
. |) ‐l: : : : :.i!.: : :. :. :l‐ (l
ゝノ: : : : : i!.: : : :. :.ゝノl そういえば額田姫王さま、
| : : : : : : : i!.: : : : : : : :.i お父上さまのご縁で「鏡作坐天照御魂神社」と
. l.: : : :. :. :. :.i!.: : : :. :. :. :.l 好があるのでございましたな。
. l : : : : : : : : i!.: : : :. :. :. :.l
. ／|､ /＼.: : : :.i! : : : : ／＼‐ ､
/|' l ﾚ l.: :. .:.i!.: :. .:.l / l
/ l l / ／.: : :. :.i!.: :. .:.＼ / /
/ / / 〃/ /＼.: : :.i!: : : :／ヽヽ/
. / /| /l// ｲ ／.:. .:.i!: : : :＼ 〈 ｀〉
/ l/ / /〈 〈／ヽ.:.:.i! : : /＼〉 〉/ ヽ
/／ /／ 〉 ／: : :i!: : :.＼ 〈 |､ ∧
´ / l 〈 〈／ヽ: i!: : /＼〉〉! ∨ ∧
/ l 〉 ／: :.i!: : ＼ 〈 :l ∨ ∧
＿_／ i 〈 〈／ヽ i! /＼〉 〉l ∨ ∧
,ｨ三三ミ.､ ﾄ､
|/ ＼::ヽ .}::}
,...-=:ヾﾘ//_
,.ｨ≦:::::::::::::::}イ:::::::≧::..
／::::/:::::::::::::/ﾐ､ハ::::/::＼:::＼
,.::::::::::/:::::::|::::/ ∨::/:::::ヽ::::＼
/:::::::::::|::::::::;|:::; ∨､::::::::‘，:::::ヽ
/:::::::::::::l::::::/.|:::{ ヾ=--=|:|ﾊ::::|:::::;::::::::ハ
,:::::::l|:::::::|::|:{ｲ.ゞ| ,ｨ≦三Ⅵ::::l|:::::|i:::::ﾄ､
,:::::::::il:::::::ﾊﾄ{____ ＼ ´{r'::::ﾘ .|:|::::ﾘ:::::|l:::::|ヾ
＞/ｲ{::::八::::ィｆ{:::ﾊ ｀ `＝' jｲ::/:::::::|l:::::: え？ 父さんの！？
,.ィ{'‘ / .八::::::::ヾ{. ヾｰ' ' / }/l:::::::::|l::::ﾘ いやそりゃ「鏡作（かがみつくり）神社」は
，＜ .八 ,ヽ{:::/::＼ ´ / l::::::::八/ 知ってるけど。
／ ＼、_ｒ＜ ∨:::∧ ij , -‐ュ ./.l:::::/::/
ｲ ／⌒´ ∨:::|:ヽ. ｀¨´ ..ｲ:::j::/::/
‘， ＿＿_ イ｀＞ ，_ |:::::|::::::/:＞:.... ..イ|::l::::|/:/{
’ ＜ }=- . |:::::|:::::ﾊ/:::::::} ¨ .!::|::/:/八
’＜ |:::::|::::{､}:::ﾊ:::| Ⅶ'}/
’＜ .八::::l::ﾘ ヽ￣ ｀/ｰｒ-=ﾆ,､
’＜ ヾ|/ ＼ ./＿,l::::／ ≧=-.､
’＜ ＼ ＼ _j:ｲ ＼
ヾ / ヾ￣￣／ ‘，
∨ / ‘，
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
父親の名前が「鏡王」なので、鏡作氏と縁があると
比定されている。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ﾍ､,:-‐＼
/´: : : : : : :､
r'｀!: : : : : : fﾞ0:､ 高名な伊勢の御神鏡を作られた
ヽﾉ: : : : : : :ヽ': ! 鏡作の地。
f: : : : : : : : ::.:.:.:.l
|:.:.:.: : : : ::.:.:.:.:.:.:.:.| ここもご縁を作りたく何卒……。
l:.:.:.,､: : : :r-､:.:.:.;''|
|::〈 !:: : :l >,;'-'__
／::ﾄ､Y^i: : :lヾ-',;'::l:::::ヽ｀ヽ.
/ f::::::|::} v'!: : :ﾄy'/:::::ﾄ､::::｀ｰ､ヽ
ｿ j:::::|:::::}ﾚ':. :.,ソ/::::::::｀ヽ.::::::::>='─‐-
/／:::::::!::::::l∨: ::!､jl::::::::::::::/｀ヽ.｛ =-､_:::ヽ
//:::::::::∧／､V,! !､|l;;｀ヽ._:::| ゝ､___,ﾆﾆ>'
,..-‐' _,.ﾉヽ!/ |;;;;;;;;ヽｯ !､ﾘ;;;;;;;;;;;;;;|
＿＿＿_
／ ＼ え！？
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼ 伊勢の御神鏡って
| U （__人__） .| 額田のところで作ってたの？
＼ |i||||||i| ／
/ ＿＿｀ ー'
(＿＿＿）
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｨ、::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::/´¨＼::::::::::::::::::::::::::::::＼
.:::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::::::/ ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ＼
l::::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::::::::::/ { V:::}:::::::::::::::::::::‘:::ﾊ
.从:::::::::::::::::::/::::/ .|::::::::/{! ゝへ、 .V|、::::::::::::::::::::::{:::}
/::::::::::::::::::::::/!:::/ ／|::::::::Ⅳ ≧=-.}ハ::::/:::::::::､::八ﾉ
./::::::::::::::::::::::/ .|:/´＿ ∨:::{ ＿/ ∨::/::}:::::Y:::{
/::::ｲ::::::::{::::::〃 ／´ ｀ ヾ| ´ _ ｀ヾx. ∨::::|、::ﾄ:八
.ｲ／ |:::::::::|::::::{{.〈{ ｲr心 .ﾊ心 }}. Ⅵ:ハ:::ﾊ＼ヽ
´￣ l:i::::八:::::::! ヾ .乂:ツ 乂:ﾂ ﾘ l}::::::/::ﾄ:} ヾ{
|ﾊ::::::/ヽ::| /::::/::::|ハ 知らなかったの！？
|{::ﾄ:/::::::::ヾ ′ J ./:／:::::::| いや、父さんの乳部だから
|::| ∨:::::::ﾄ､ /ｲ::::::::::::′ ボク関係ないよ？
ﾚ' ,.Ⅵ::::|∧ ┌‐ 一 ⌒} / .|::::::::::/
／ i:}:::::::! 込. ヽ ﾉ .ｲ .从:::::ﾊ＼
／ : : |ﾊ::::::ﾊ .＞ ， .，＜ /:ｲ::::/: }: : ＼
／ : : : : |ﾘ∨::::} ヽ＞ ， ＜ /´ |::/: : |: : : : :＼
/: : : : : : :/: : ヽ:::|、 _ _ . .ｲ|/: : : : : : : : : ハ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
鏡作神社 ： 奈良県磯城郡田原本町八尾
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
そういう由来が
／: : : : :＼ l o',
/: : : : : : :: : :ヽl o ',
./: : : :(()): : : : : ｌ| o o',
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ..l: : : : :: : : : : |￣ l o o l
| いえいえ。 | .l: : : : : : : r‐┘ l o o l
| | .l: : : : : : : ＼ l o o l
| お口添えを何卒。 | l: : : ::/￣￣ ／￣ ￢‐-
| どうせです。鏡作にも宗像神を勧請しては。 ＞ .',: : :└‐┐ / ｨ ⌒ヽ
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ . l: : :|_￣ / /二二ヽ/
!: :r- コ | l二二二/
l: :L＿ ｡s=ｭ__￣ヽ/
l｡s≦三三三ﾑ ./
｡s≦ ￣￣ )彡"´
｡s≦ ＞_´＿
l二二二二二二二二二二二二二二l ＞ ´ -‐,, ￣||｀ヽ
｀ ‐┬┬┬―――,―┬┬┬‐_´＿＞ ´ <{} {} {} ',
│││ ∨ .| ｜｜ヽｰ--＼ ` ｰ- _ ‐-'' ＿||
l. ││. ∨| ｜｜ ＿＼ ｀ヽ‐- ＿＿ ￣ノ
└┴┘ └┴┴￢ ￣ ｀ ー--'
／:::::::::／:::::／:::::::::::::::::/ｲ:::::::‘，
/::::::::::::/::::::::::::::/::::::::::::/::Yヽ:::::::ハ
./ｲ::;ｨ::::::|:::/:::::::::|::::::::::::/⌒ ´∨:::::::.
,.ｲ::::|/::l::::::l:::{::::::::/|::::::/:/ l::::::::::ﾄ､
／.八:::l:;:ｲ:l::::|::|::::_/_.|:::/|:{ ｰ =_'_|::::::::::|ヾ、
∨::::_|::::|::|:::/＿|/八| ｒ,≦ |/}::::ﾘ
}:l:::| ゞ{::ﾚ'l乂::ツ ヾ ゞ< ﾊ::|::/ いや、関係ないし……。
＿从八 |:::::八. ー ' .u.:::|:|/
＞ ヽ:::ヽ::::::∧ ,. - ､ ／::::l::|〉
,≦ ィ＼::∨::∧ _ゝ - '.／|::|:::::: ト､
ｲ/}/ , ヾﾄ､::::|ーｧY:¨:＼ j:八:::::|: :
/:{/_ | ヾl:::/.人: : / ヾ{: : |
./: : :/,､ .Y:ヽ 〉:{ｨ /} /: /: :|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
なんでかしらんが、鏡作神社にも宗像神が祀られている。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ﾍ､,:三二一 フッ
/´: : : : : : :､ いかがでしょう 大海皇子……。
r'｀!: : : : : : fﾞ0:､ ご自分のご縁同士がいがみ合うより、
ヽﾉ: : : : : : :ヽ': 三二一 仲良くあったほうが気が楽というもの……。
f: : : : : : : : ::.:.:.:.l
三二一...: ::.:.:.:.:.:.:.:.|. ＿＿＿＿
l:.:.:.,､: : : :r-､:.:.:.;''|....／ : : : ::::::::::＼ ､_从_,
|::〈 !:: : :l >,;'-', : : : : ::::::u::::::::::＼＾YY＾_ _
／::ﾄ､Y^i: : :lヾ-',;'::l/ : : : :::::::J:::::::::::::::::‘， ｀) ｀)
/ f::::::|::} v'!: : :ﾄy'/:::::.| : : u::::::::::::::::::::::::---l--‐''´-‐''´
ｿ j:::::|:::::}ﾚ':. :.,ソ/:::::::: ＼＿＿_::::::::::::::::::::::::::／
/／:::::::!::::::l∨: ::!､jl::::::::::::::／ ! ｀ヽ
三二一∧／､V,! !､|l;;｀ヽ._/ __| ＿ ヽ ＼
,..-‐' _,.ﾉヽ!/ |;;;;;;;;ヽｯ !､ﾘ;;;;;;;;;;;乂 ￣￣ミ´ ヽ ＼
￣￣⌒
,,. -― - .,
イ:::::::::::::::::::::::::::〈 ` 、
＿＿/ノ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.,_ﾉヽ
└―┤::::::::::::::: ∧::::､::::::::::::::::::/
└┤|∨∨∨ ∨ ∨∨<⌒ヽ
／7 ,/∨ヽ 「`ｰ-l 〉 〉ヽ （神出鬼没スギル……）
/, ﾑ 〈┬┬ ＼{┬┬| l / 〉
' i ∧ | ヽﾉ ヽﾉ.ﾑ /..j' ./
ノｲ /ﾚ'i〈 、 ,l ::∧:〈
|: l ﾚヽLLLLLLＬ,イ. ! | ヾ、
ヽ{ 〈￣iーｫﾚ￣｢l::<. i::i `
j｢ `7l i ,∧V:＼リ
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ ＼
／ （● ） （● ） ＼
| ｉxｉx（__人__） ixixix | え、えあ……
＼ ｀ ⌒´ ／ えー。
/ (__｀ヽ、 u ＼
＼| ｀＼ ＼＿__ﾉ |
| ＼＿＿＿/ |
| {
＿＿＿＿
. '" U ｀丶、
／ ＼ ＼
/ ｀¨″ `'ｰ'"￣｀
{ 三三 三三 }
'. Ｊ / そ、そうしよっか……
＼ｉxｉxｉ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ iｘｉ／
｀¨７ ￣ ‘,
/ ‘,
, ‐-
/ ｀ヽ
//￣￣￣ヽ ＼
. l l ヽ ＼‐､ （恩も売れて
l 〉 __ ヽ ∨ 勧請の許可ももらった。
i l f() i ヽ ',
i ', ゝ-' ヽ うむ、良い商いだ）
. i ヽ ヽ',
', i!_ ',
', ヾ ', 商いの成立ということで
| 〉 へ ',ﾒ ､ ／ 一つ宴でも整えましょう。
', ∨ / ＼ ',メ ｀ ―´＼
. 〉 ＼ ／ ',ﾒﾒ ＼ もう準備はしております。
メメメメ／／＼ ﾒﾒ-‐‐-- ´
. / メメメ／ へ !ﾒﾒ
、＿＿ / /メメ／ ／. iﾒﾒ
―＝千 ￣≧ ､ / / メメ ／ヽ lﾒﾒ
. ￣＼ ＼ / ヽ メメ／へ iﾒﾒ
＼ / ', メメ／ lﾒﾒ
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶
,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ､: : : 丶
./: : : : : : : : : : /¨ヾﾐ＾: : : : : : : : : : ',: : : ゛
/: : : : /{: : : : : { }: : : : : : : : : : }: : : : }
,′: : : /┤ﾊ: : ｆ 一‐-ヽ}、 ;: : : : : : : }: : : : |
,ｲ: : : : / ,!ﾘ ﾍ: | ',: ｜: : : : : : : i: : : : !
/: ｲ: ｲ仍jヾ 仗ヾ｀ヽi!:|:.|: : : : : : : ; i: : : :
'／ {:.|弋ｿ 匕ﾉ |!/ |: : : : : : : l: : : :
/: ｀ , ｊ: : : : ハ: : : |: : : ﾍ
/: : : i ,′!: :/: :|⌒l: : : ｜ かなわないなぁもう……。
/: ｲ: : ､ _ u ./: : : : : : :jヾ: : : : 丶
ヾ :＼ ヽ つ /: : : : : : : ﾊ: : : : ﾘヾ
ヾ; ＼ ﾊ/: : : : : :/∧: :/
_＿ヽー－´ ,:: : : ∧,:ﾍ !:/
厂｀゛¨..,,! _ /:／_
仆、 ｀｀＼ | ,'＾
／ ＼ /´', l / l | ､.
／ ＼ ,' ヽ j/ i! ｀丶
.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.､
:::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::;ｰ､::::::::、
,'::::::::,::::::／::::::::::::/::::::/i|:::/ }:::::::::::i
,:'::::::ﾊ:::::/:/::::/:::::ﾊ:::::/ ';厶- i:::::::::::}
j,.'::::::./:/:::::ﾊ:::::| !/ 俐}l::::::::::::!
7::::::/:::, ':::::{迅ｿ ゛ '|::::::::::!
',::::::::::､::::::::| , !::::::/ なんだい。
ﾍ::::::::､::::::! ＿,. ／|:.:/ ホッとしたのか顔赤くしちゃって。
ヽ:ヾ::::ﾞ､ _.__／ !'
,ｒ'"~ヾヽ:.ヽ 辷ヾ‐--､
r¨⌒ヽ 、 ヾ! `､ヽ }、
f ＼ ＼ il| } ヽ
{ ＼ ﾞ､ il.| . { ＼
! r-．...｀ヾ|｀ー=≠＼,' ＼ ヽ
.|,-一‐て二,丶 i: : : : ｀′: : :} }-一'
¨´| ゝ一丶 ＼: : : : : ; : : : j /__ ,,.ゝ-､
.| ｀¨ ゝ 丶 _,.．-‐'''"~´ ﾆﾐ
＿＿＿＿
／＾ ⌒ ＼
（●） （● ） ＼
/⌒（__人＿）⌒xｉx ＼ ん？ 赤いかお？
| |-┬r| |
＼ ｀'ー` ／
--=ミ､
......=..-..=.. __ }::)
,ｨ≦::::::::::::::::::::::::::::｀ｲ-r==ﾐ､
／:::/::::::／:::::::::::::::::::::ｨ::::八-,
./::::::::|::／::/:::::::/=ﾐ､／}::/≦ﾐ､
,::::::::::::|:::::::/::::イ:::::／ヽｲ/｀ヾ::::ﾊ
|::::::::::::|::::/＜::/;:ｲ心. 〃'⌒.}:::l::|
l::::::::/ |:::::::::::/:| ゞ' rf〉ﾊ::!::!
.八ｲ:ヽ.!:::::::|::::::| 'ゞ,:::::|{ヾ
/／}|::::::|:ﾄ､::!::::::! _ l::!::|
／ .ﾘ::::::!:l:ﾊ:l::::::| ´¨ .ｲ::!ﾘ 赤いよ。
/ヾ{:Ⅳ}. ＼:::! .／::::|::| なんだいも――。
＿ヾﾉミ.､ ヾ .l≧‘ |::::::::l:ﾘ
,.ｨ ´￣ ｀ヽ:::::/:::＼ ﾉ、 |:::/〃
/ ∨:::::::::::ヾ:〉 .j/}/
/ .}l:::::::::::::::::≧..､
, ‘ , .八:::::::::::＼:::::::∧
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./イ:::::|:::::{.〈{{ ・ }} {{ ・ }} ﾘ:::::/:::!:::}ヾ{. 君が熱いんだよ！
´ /ｲVﾊ:从. ゞ ノ , ゞ ' .}::/:::::|从
,.へVﾊ::{ヾ ／::::::::! 熱あるじゃないか！
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.ハ{ / ヽｰｦ.∧. ー .ｲ/|:::::ﾊ:|. ヽ
./ |/ ｨ､＿アﾊ.> . ＜ }//!::/ |! :，
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厶圭圭/ﾆ>￣￣ ＿_.＞―┬'"/ / ／／{ { / ｀`ヽ ≧= 〉
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ﾏﾄ_}=l/_{// l ヽ /=/／/=/〉ﾆ/ ! ＼ ＼// ∧////∧ ヽ `、
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マニニ=＿__ミ=- /叺 ', .:ヾツ::::.. / .ノ:::::::/∧ /l/∧////∧ ＼
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|.:.:.:.:.:.:/.:.:.:／{, {{ O .ﾚ 0j ﾊ:|
ﾉﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.小 ｰ= ´ {:从
N:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヽu 〉 いや、あなたが悪いんじゃないよ？
|ﾊ＼:.:.:.:.:| (⌒ﾆﾆｱ／:.:|
7⌒r≦ 'ヽ:.:.| r ､ ／ヽ:.从 このみこ、ギリギリまではしゃぐから
| ー─=ヾ､ ﾄ Y⌒} り. 何かあるとすぐ熱出すんだ！
レ⌒ ｰ-､ ヽﾘ .l. |
Y⌒ヽ､ ヽ ＞､.j |ﾊ
.| Y⌒ヽ. Y,へY
.| _ﾉ＼ ヽｸ八(( j
ﾘ { ヽ､7弋__7′
{' | 〈 （
〃 ! ＿_ / ﾏ ＼ .（ , -､ ヽ ノ
ﾑ ! , ｨ/ ￣／ .ﾏ ≧゛､.__ﾉ-‐'-,‐＿
/i! i ,ｨ'ｰ'´ ./ ／ `lｰ-､,-―i‐- '´￣＿| ヽ
i i! ∨ ／ | .i /' ＿／´ _,ﾉ＿_,-!-ｨ´￣＿ ｀ヽﾉ
{ i! ﾏ .| / _.,!-‐' ､‐'ヽ ￣￣´__ ｨ'´￣ ﾏ ＞､_
｀i! ／ｰ-､ヽ .! l ／-､＼__/_/_, -―'´ー―＜_ ´ヽ、. ﾏ .i! >-､
i! .,ヘ ｀ !-‐i‐-､ ./‐'_,ｨ'´ ヽiヽi｀ｰ ､ヽヽ i ＞、i! ﾏヽ ｀
ﾏ､' ＼､ ／-!‐'‐-､_!_ｨ'./ ＼ ､ ﾑ,ｨ┬‐┬7∨ i ﾘ ｀i::!l ﾏ 丶
｀ヽ ＿／r'´ーｨ‐'｀´／.斗廿' N ＼ ｀¨ ´ / ./ / /::::!l ﾏ 丶
￣｀i!´¨｀ｰ'=i´iiヽ ゝ'´. ' -'‐ｨ/ / /ﾘ::::!| ﾏ ｀ ｼｭﾝ
ﾏ i i ヽﾑ / /-'/ｨ,､:::::!l_ -‐ .ﾏ
ﾏ ,ｨ从ヽ ､ ＼ ﾍ _ ノ‐'-‐=＝ ヽ::ﾑ､ ﾏ､
ﾏ／'´／,ゝ_,-､:::≧ｭ _, -‐l l | ＿, -‐､＼ ﾏ､
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ゞ 丶;.;::::::::| ＼ `ｰ一′／::::| 本当にゴメン！
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/!, ､{ ||~ﾞ,､_ /| || /｀丶
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( ,_ﾉ`)＠ ……で、枕は二個？ 三個？
／ ＼
/ ,ｲ ｉ ヽ
( 〈 | |〉 )
＼ ヽ |／ ←使用人のおばちゃん的な人4号
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
≫ ≪
≪ 言ってる場合じゃないでしょ！ ≫
≫ ≪
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遅くまでありがとうございました。
次回は来週日曜21:00を予定しております。
本年もよろしくお願い致します。
まこりんとやる夫の、このくすぐったい感じ、いつまで続くかなあ・・・
おばちゃんｗｗｗｗｗｗｗ
おばちゃんちとぶっちゃけすぎぃｗｗ
おばちゃんｗｗ
やる夫が色気づいた回でござった。
機嫌悪い額田王もかわいい
おばちゃーんwwww
>>143
麁鎌の顔が腫れてるのは何でかと思ったが、前スレ読み直して解明
やる夫にしばかれたのか
何を以ってうまくっていうかによるだろうけど
でもそれはダメだから、洗練された方法を教える必要がある
だから儀式があるんでしょ
男が初めてで緊張するのは、自分の行為が相手を不快にするのでは、と不安になるからだよ
あと、それなり以上の身分がある場合、変なトラウマだの変な性癖だのは一族にとって困りますね。
大人の階段をガイド無しで登り始めた挙句、斜め上の獣道を踏破されたりすると……もう、ねぇ。
最初の手ほどきは女性にも行われるっていうのは意外なような納得したような
というかまこりんも将来の嫁も子供のころから一緒なのに
初体験別の男とかNTR好きとしては非常にたまらない設定ですね
武田晴信「」
大内義隆「」
藤原頼長「」
そういう意味で男にしか興味が無くて、マジでお世継ぎ誕生を心配された家光以外はまあ問題ないｗ
家を衰退させたじゃねーか。
>>176-200
外のまつりごとも茶番じみてみえるけど、現代だってネクタイという作業に無意味なもん身に着けるのがグローバルスタンダードだ
イエスマンばかり登用というのは凡庸な上司なら古今東西陥る普遍的な悪習
レイパーになるにはそれ相応の勃起力が必要
実は男ならだれでもなれるわけでもない
まこりんはそんな事以前に（略）
カスティーリャ王エンリケ四世「せやせや」
七年間もビビってたんだから
後世の人があーだこーだいうことでも
息子は夭折するか悲惨な最期だし、娘は不能の甥と結婚して子供できず
もう一人の甥の息子も不能で、フランスのブルボン本家は血統が途絶えた
ルイ１５世までの好色の反動か因果かわからん
sageろ
本日は体調が優れないので、投下は来週の日曜21:00に延期します。
インフルエンザではないんですがはな噛んだティッシュが山になってて大変つらいです。
2月入ればもう少し落ち着くとおもいます。
お大事にー
ぐっと気温下がったからね。
明日は雪っぽいし、自分も早く寝ないと。
花粉症かもしれませんよ。
2016/1/18（月）16:00 日刊大衆
今年はリオデジャネイロでのオリンピックやアメリカの大統領選挙、日本で行われるサミットをはじめとして、スポーツや政治でビッグイベントが目白押しだ。しかし、世界中に横行するテロリズムや増え続ける難民など問題も少なくない。そんな２０１６年について、日本の偉人が気がかりな予言を残している。
その人物の名は聖徳太子。旧１万円札にもその肖像が使われるなど、誰しも知っている人物だろう。仏教を広め、法律を制定し、日本という国の礎を作った人物だ。「実は聖徳太子は予言者でもありました。時の天皇が作った歴史書『日本書紀』に、聖徳太子には“兼ねて未然に知ろしめす”能力があったと書かれています。要するに、何かあることを未然に知ることができたということなんです。そんな聖徳太子は『未来記』『未然本紀』という2冊の預言の書を残したとされています」（歴史ジャーナリスト）
残念ながら、この２冊は現在、はっきりと形に残っていないのだが、さまざまな文献や人物の伝承の中に、その内容が記されている。その残された内容から予言を紐解いていくと、恐ろしい事実が浮かび上がってくるのだ。＜私の死後二百年以内に、一人の聖皇がここに都を作る。そこはかつてない壮麗な都になり戦乱を十回浴びても、それを越えて栄え、千年の間都として栄える。しかし一千年の時が満ちれば、黒龍が来るため、都は東に移される＞
これは、聖徳太子が２５歳の時に残した予言といわれている。これには桓武天皇によって７９４年に平安京がつくられ、以降、１０００年にわたり都として栄えることや、黒船（黒龍）の来航、東京への遷都などが見事に予言されているのが分かってもらえるだろうか。さらに、この予言はこう続くのだ。
＜その二百年の後、クハンダが来て、東の都は親と七人の子供のように分かれるだろう＞ その意味するところは、「クハンダとはクバンダとも言い、人の精気を吸う鬼神で、その姿は身長３メートルで、黒い肌をした馬頭の人間の姿をした怪物とされています」（前同） 真っ黒く巨大な禍々しい怪物……あの東日本大震災での原発事故による放射能汚染や核兵器、そして火山の噴火などを想像せずにはいられない。
そして『未来記』の記述では、天下が乱れたとき＜東魚来たりて四海を呑む＞＜西鳥来たりて東魚を食う＞などというものがある。現代の世界情勢に照らし合わせ、東魚を中国として捉えれば、これが現在の南シナ海などの問題が浮かび上がってくる。また、イスラム国などの勢力と考えると、中東情勢を示唆していると推測できる。さらには西鳥をアメリカ（国章は白頭鷲）と見ると、米中戦争の構図や西側世界とイスラム勢力との激突をも思わせる。
聖徳太子は＜釈迦の没後二千五百年頃に、日本にかつてない破局が襲ってくる＞とも残している。釈迦の没年には多くの学者が諸説唱えているが、その２５００年後は、まさに２０１６年となる研究もある。――日本の歴史上、最大の偉人とも言うべき聖徳太子。彼の予言は来年、的中してしまうのだろうか？
外れたら再計算したら実は来年の事だったんだよ（ナ、ナンダッテー）みたいな事言ってしつこい事
実は去年の話でしたとかたまには言ってみろよ
先住民キャンプからハウリング・コヨーテが脱出しているし、
富士山からはドラゴンが復活しているんだ。
月からうさぎが攻めてくるし
YAIBA懐かしい
最近の終末予言は足が早くていけねえや
最近の週末予言は外れるたびに近い時期のを次々出すからいけない
終末感が半端無い
本当の破滅はやってくるって例のシリーズで並べ立ててたようなw
「鉱脈掘り当てたなぁ」と感じるライターの一人じゃないかと書き手側の端くれとしては思ったり
中身じゃなくて「鉱脈」が評価されるって点で(メンタツの人とかね)
まだ良心的じゃねw
書く必要なかったんでしょ
予測本なのに後にリーマンが起こる年には出てなかったんだよ
今年は経済安泰と
この記事のコメントで「最新研究で聖徳太子は実在しないって判明したのに未来予言とか(笑)」って結構な数があってびっくりした
その手の情報直接見聞きしてないから知らないんだけど、そういう説を唱える人もいる、じゃなく非常実在判明て断定しちゃってんの？
目立てりゃいい研究者と往時より衰えたとは言え訴求力強いＴＶメディアの罪深さよ
むしろ聖徳太子と呼ばれていなかった、逸話の半分くらいは作り話ってだけで、それに相当する方はいるってのが有力ですけどね。
テレビは新説と称して、そういうトンデモ説を流すけど
その後理詰めでフルボッコにされるところまでは流さないからね
例えるならSTAP細胞発見のニュースだけ大々的に流して、その後の展開は一切流さないようなもの
厩戸皇子の威徳を称えて、豊聡命とか聖徳王とか聖徳太子とか後世呼ぶようになったってだけだし。
未来記の予言力(なにそれこわい)否定するのに①や②否定しても意味なくね？
予言力の真偽を考える場合、１も２も箔付けでしかないからなｗ
起こった事柄を起こる前に記したように偽るのが予言書なのだから
聖徳太子が実在したとなると、彼がやったとされてる業績も合った可能性が高くなる。
それは反皇国史観系や、皇族に権力なんてなかったって主張してる学者も都合が悪くなる。
そういった人達は聖徳太子非実在説を唱えるからそういった説が流布される。
「そういう説もある」というだけ
メディアは騒いだけど主流になったことは一度もない
>>377
非実在説は「別人の業績を聖徳太子の業績とした」というものもあるから、その指摘は的外れ
業績はともかくそういう人物はいたということで
個人と業績を一緒にまとめたらｱｶﾝ
まぎらわしいな、おいｗ
ちらっとググったが、「厩戸王はいた、彼は推古政権の重鎮だったけど、記録が残ってないので『聖徳太子』は虚構」ってことか？
ぱっと聞いただけでも極論にしか聞こえんなｗ
聖徳太子非実在説は「十七条憲法、法隆寺の造営、中国への使者の派遣といった
"聖徳太子"の業績とされているものは個人発案でできる規模の事業ではない。
これは蘇我氏をはじめとする多くの氏族の協力が必要な各種事業の功績が
大化の改新で蘇我氏が衰退した影響もあって大王家との調整役である厩戸皇子の
個人的業績に帰されたという可能性が否定しきれない
神格化された聖徳太子と実態としての厩戸皇子は切り分けしないといかんよね」という話
何にしても決定的な史料を残さない朝廷さんサイドに問題がある
雑談であまり突っつき回すのもどうかと思うのぜ
そうなのか？ Wik見た限りだと、「厩戸本人には何の功績もなく、当時は何の力もなく人望も集めてない皇族Aでしかなかった」ってレベルの主張だが。
厩戸は実在したけど聖徳太子信仰が完全に後世の虚構だって言ってるって事はそういうことだろ？
昔の日本にお札の常連になるような凄い皇族がいたというのが気に入らない事情（思想とか民族とか）がある人らの推す妄想と
さすがに「聖徳太子」が厩戸皇子1人に帰せる事績というのも無理があるかもしれないけど
推古天皇や蘇我氏に近く、後に息子らも重視、危険視されたほどの皇族がただのお飾りや調整役というのもまた無理がある
個人でやったとまでは言えないが、推古天皇や蘇我氏も絡んだ大事業の発案者、主導者ぐらいはあっても全然おかしくない
皇族がどうのという話じゃないのに、むりやり史観やら思想やらと結び付けようとするとか・・・
前回は筆卸しして貰った姉さん女房と、幼馴染の修羅場に
さらっと秦氏が混じってきたわけだが、今日はどうなるんだろう。
いやだからまあ、「wiki見た限り」とかそういう単一のソースだけじゃなくて
せめて複数史料でのクロスチェックしてから物を言いましょうねって事を言いたかったんだ
ぜんぜん通じてなかったようねｗ
だから、Aの評価を自分に都合がいい方向性にするためにBのagesageを工作するなんて
思想戦や謀略の定番中の定番じゃね
それが今回の聖徳太子の件に当てはまるかはともかく
左やかの国に触れちゃったのはともかく>>388の下段は業績否定の非実在説よりよっぽど説得力があると思うがな
>>391
どう転んでも秦は商売するに違いない
と思わせて秦氏は全然出てこないかもしれない
>>388の下段が傾聴に値するというのは同意だが
神格化された聖徳太子と実態としての厩戸皇子は切り分けが
イコール業績否定というのは疑問よね
成果における特定人物の寄与度をもう少し見極める必要がある程度の話で
別に業績を全否定しようなんて話してないんだから
批判するなら、まずその学説なり著書なりを読むのがマナーだよ。
俺もそう思ったｗ
まあメトロンの娘とかありえないことでもない・・・のか？
俺としては質問のつもりだったんだけどね。
ご立派な俺ちゃま僕ちゃまがどんな史料のどんな部分からそういう主張をしているかは明かさない
自分に都合のいい解釈に基づく推論というか結論ありきでそう繋がるように途中の要素を並べ立ててるだけ
そもそもそういう言い方をしていなかったものを相手の返しに合わせて
俺ちゃまはこういう意味で言ってたんですけお１１！！通じないお前バーカバーカと言い出す
そういう人が支持する説ってだいたい詳しいところを調べられると「wikiかじって間違いだと思った」どころじゃない否定ラッシュくらうはめになるんだよな
>>397
実は書いていて、自分でもそう思ったけど、
まぁ、いいやとポチっと押したｗ
ただ、政治から距離を置くのが基本だから、
外戚は避けるんじゃないかなぁ。
うん、すまんかった、もうしない。
>>401
見切り発車かよ！ｗ
そういえば桓武天皇あたり秦氏がバックにいたんだっけ？
その話は第二部まで待とうや。
桓武帝の話をするために、この時代まで遡ってるんだからね？
そだっけ？失礼。
ネタ潰しになり可能性もあるし、無理に書き込む必要は無いのよ？
それを言ってるのがずっと相手というかレスバトルを繰り広げていた人というのが……
人に言うのも結構だけど自分のレスも見返してほしい
言ってる時点で俺も同類だが、あいつは悪、間違いだからそれと敵対してる俺は正しいみたいな輩が1番タチ悪い
場の雰囲気が悪いと感じたら、話題変えよう。
レスしあっても、自分なりのこだわりあったりするから、
上手く行くことあまりないよ。
貴方のレスでクールダウンになるかどうかもう1度よく読み返してみた方がいいぞ
>>383冒頭の「だろうよ」とか柄の悪い地域じゃどうか知らないが普通は喧嘩売ったり愚痴や嫌味を吐いたりするようなときにしか使わない語尾だし
>>392とかも最後に草生やして煽りや嫌味にしかなってないし
>>405の〜のよ語尾とかも穏便な言い方のつもりなんだろうけど貴方と完全に同調している以外の人間にはどう見えるか
こういう自覚のない真性が1番タチ悪いわ、本当
【 葛城さんち 】
:.ヽ ＿ ＿
:~:::..... ﾉ~::::: ... ヽ ,:::::::...) ﾎｰﾎﾎﾞｯﾎﾎｰ
::.:.......... :: .... ﾉ..ｿ....:::...:.:. ﾉ ― -
::.....::::.... ゛:: ..:...........::::::ヽ ／ ＼
,....:::::::::........ ......... .....く / ヽ
....: ::::....ノ....::::.:::: .... ﾉ:::::::: ............ノ | | （;;,,,,, ＿＿＿）
::::ヽ,..... .,,....:::::::::::::....:::... ゛ | | （,,,,＿＿_)
:::::::........ ......... .......::........,,....:::::::::.ノ ヽ /
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ヽ ,',:.....:::::::::.......... .::::.., .........:::::::::ﾉ ー― . _,,._
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ﾎｰﾎﾎﾞｯﾎﾎｰ
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ﾒ)ﾉ)´ﾟ.-ﾟﾉ,ﾊ::::::ｰ─く: :l:.:.:.:.:.:.:|
_つ ﾈl｣{: |::::::::::::Ⅳ: :|:.:.:.:.／￣|
【 鸕野讃良皇女（うののさららのひめみこ） 】
【 蘇我遠智娘（そがのおちのいらつめ） 】
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|j |j ｣lⅣ .rｯ ､ﾐ. ＼ﾑ.._＼'v'＼ ゝ.＼__≧ｘ≧=ｘ
{ } | ﾋｿ' }r示}从{!.＼＼ ￣｀＼ ＼ ＼＼
. 乂ﾑ. { `¨´/)从＼ ＼＼ ＼.＼ ≧=≠彡
rく三≧ｘ, ー _, rベ. ＼＼ ＼ヽ＼＿≧=z=-
j ＞=ミニ￢=ﾏ￢,＞=┐ ＼ヽハﾊ `ー￣
／＼ ＼三三 ｢- / ｘベ、 }ﾊ 'v}ﾘ 忙しいんだよ。
〔三 _}三三‘'⌒ﾌ /. ∨ ｌ| j/'. 大丈夫。落ち着いたら、
〕_ ｀ヽ､ ＼三三 ,,入_厶ヽ l j／ また皆でご飯食べよ？
/´ ＼//＼ ＼三..{__>､_/ }. l/
' ':./＼≧=- z彡《/Yﾞ＼| ,
__,,.. -‐- ､.._
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､
／:::l／:::::::::::::::_::::＼l::::::ヽ
／/:::::.r:|:::ﾊ:::::::::ﾊ｀:::::::| ::::l:::',
￣/::::::::::ﾊ_! ﾚﾍ:::::!|＼ :::| ::::|::::l うん……。
,'.::::::ｌ:::::| V ○ヽ| ::::ﾄ:::|
|/{:::::＼|、○ i:::!:::i::::〈
〈r::::::ﾊ -- ﾊ::!:::ヽ:::::〉
ﾝ^ヽ:ゝ .__ｎ_ イ::::/::::::ﾊノ
＼lV＼| Kr-｝ ＼ｲ
｀ / { ﾉ〈i｀7/#>、
ト/ lくハ」## lハ
く∨ ﾉ#ｉﾟ!##λﾍ＿〉
ﾚ{ /##.!o##_] ﾋﾆ!
＿. . .-―-. .y.x ⌒
_. .-: :_:v／.:-:―: :に{ ヽ
⌒ヾｧ'':"¨: : ‐-: : : ＼ )
/ ｨﾝ: : : : : :. ､: : :ヾ _xﾝ
{ ン: : : : : : : : ト: ＼: :Yﾝ》≧x，
∨ : /: : : : : :{: : : ＼: :. ; : : :､ ‘》，
; : /: :;': : i: 八: : : :ﾄ: : |: : : : |: : : :} ‘》，
{i:,': : ; : : |/ ﾄ: : : | 斗-Ⅵ: : : . |: : :人 ‘》，
{ﾊ|: :i: : : ⌒ヾ{ ､: : :ｘぇチ刈: :ﾘ:从): : :{ ‘》，
|: :i: : : 不弐ﾊ ＼{ゝ Vｒり. : :价ﾝ: :i: ﾊ
八: :､: {ト Vり ､ ノｲ: :i|: |: : i| ; ) もう！ またさららは母様のところに居る！
|:＼: :､ 八: |: |: :八{ お腹のややこに何かあったらどうするの！
_ |: :.个:込. r〜 ､ ｲ._ﾊﾙ八( )
ﾝ¨ス ,|: : i|: : : :}:≧.. ￣ イ /::::::＞..
/_／,/‐ぅ ﾉ{ハ乂{: :厂-…ｆﾆｴィ::::／:::::::::::＞…-ミ
{ ヾ_んへ,〉__ ( ）ﾉ〃:::::::::ｰ}i}=‐:::::::::::::::::〃
＼ ＿ ノ ﾑ ／ ,{::::::::::::rfてけa:::::::::::::， ﾄ､
＜ ﾄY i{::::::::::に述ぅろ:::::::::::i{ ﾉ ）
ﾏ三 ∧ ゞ‐-=x込えン＾:-=:::i{
V三三V ,У::::::::::::ヾ:::Y:::／:::::::::::ヽ ,/
≧斗' v.:;::::::::::::::::::::::v::=ｰ:::::::::::::::::V ／ ＿ /
【 大田皇女（おおたのひめみこ） 】
. . -‐……‐- . .
. : ´: : : : : : : : : : : : : : ｀ : .
／.: .: .: :/ : : : : : : ‘，: : : :. :. :.＼
/.: .: : : : .′: :. :. :. :. :.‘，: : :.‘，:. .:.ヽ
/ : : /.:. .:.ｉ.: .: .: .:.ｉ: : : : :.‘: : :. :.‘.:. :. :.‘，
/ : : /.: .: .:.|.: .: .: .:.|: : : : : :.ｉ : : : : i : : : : ‘
′ : ′: : : :|＼:.:. .:.|: : : : : :.|.:.ｉ´: : |: : :. :. :.i
ｉ{:. :. i : : : : : |:.:.:.＼ :|: : : :／,|.:.|: : : |.: .:i: : : |
八:. :.|:. :. |＾'トミ, :. :.`|: : '"//｣斗‐=ミ.:.:.|.:. .:.|
＼|:. :. |', |:::{:::}㍉､Ｌ.__/ｨf::{::::}:::|/.: : :|: : :,′ ……。
/: :＼: トこシ ゞこり : : / : 〈
/ : : :/ ＼:.. /}.:.:.:}: : : ﾊ
{.: .: .:|:. :. :.ﾞi> . ‐( ｲ/.: :/.:.／:/
乂＿|: : : : |//|`'ｰ┬─‐ｧ7´ |:厶イ／イｲ
ゝ--‐|┼L,＿‘､ 厶_ノ│| ',
/ |┼‐┼| Ｖ⌒V :|‐┼| ヽ
〉 ∧|: │| ',___ﾉ |: │| /
ｉ /ｰ┼‐┼∨ ∧ヽ |‐┼‘, ‘,
/| :{─┼‐┼/ { l ∨‐┼‐} ‘,
＞ ￣￣ ､
___ ／ >ー-.､
／ .}_ / | _」 ヽ
/ /.〉」 /' i i ﾍ_! i
. { ,.'._l ./i ', .', ﾊ_､_ .,.-ﾄ
〉.__ ./ .' .| ゝ.､ ｀!_|､._/!ノ
／,/! /! ! .! .、 ` ヾト､..、
／"// | .| ',ヘ、.ヽ、 .|',!ヘ ＞､‐ ﾄヽヾ
《 i .' | i i ﾆ式.=`.-.', | 三=-i-ゞ !.|:| ゛
` k.! { |!|! .弋:ﾘ゛ }.! 代仂 | .! | }" そんな顔してもダメです。
>人 |i ,,, ,,, ｊ./ i ハ. さ、母様ももうお休みに――。
／ へ !.! ' / '| ＼
/ .i >＼ ＿ ／' ヽ , ヽ
.' /i ＼＞ . _ ｀. , .´ / .} i. }
!/ .| ', ,!、 .,ﾊ. i i | !/
' ゝ. ＿_ヽ }/: : :V: : :ﾍ!-{ / 人 .／
i´ ｀' ＼ .. /: : : : : : : : : }::ヘ__ ／ |
, ,,. -‐─-- ､.,_
／: : : :: : : :: : : :: :フ
/.:.:.:.: /.:.:.:.:.:/.::::::::::::＼
,'::::/::::/::/:.::.:ｲ:::::/|:l_:::::::ヽ
/::::,':::: レ|／ﾚ.i:::/ j∧｀::: ハ
〉::八::::::i ○ |／＼j::/:/::::|
（::::l/|::::: | ○ん|/:∧|
, .-─‐ ..ヽ:::/lﾍ: ＞ -- ﾉ::::: /
(ﾞ ( ,,__ _ ..∨ﾚ:|ノf`_r―ｧ≠!:::/ やだ。
｀ '' ｰ- ニ ~"ﾆ = - ‐＼ノ}ヽ/／j／
（ i;;:;( ｨ) ∧
ﾉ ＿,};::/ |;:;} }
〉 {;:;i'`イ;{ {
／ ,.z' : : : : : : : : : : : : : : : : :i k ヽ .j,.zォヌ
. / ／ ; : : : : : : : : : : : : : : :';: : :!、㌦、 j ,' ㌣'"
l i /:/: i : : : : ﾄ: ､: : : : :､: : 、:＼: >、ﾞ㍉_ ､ ,'，人_
. ﾞ、 ∨:;' : l : {: : :{ ﾞ､'; : : : ';ド､:ﾍ : : ＼ゝ、乙ﾞ¨Υ=━ヌ㍻ｲ
. 丶/: | : : : '; : : |. ヾ : : : : :ﾞ;㌧､ｬﾞ、: :＼｀`´ﾞヽJ У
. /:!: ﾊ: : :i: :ﾄ;ﾞ; | ,>､: : : ﾍ￣ﾞ＞ﾞﾆ:､_ :`､:_: :´ｰ''"ヽ､
/:::|:/:火:｜:{ ヽ:レ" ＼: ､:ﾞｯ㌣るﾞ㌦ ｱﾞｰ+`: : :ドﾐ : :`z、
ﾑ::::Yi/: :}: ';: :ﾚ''xヒ=ャミ ＼!ﾞヽ!ﾏｯ") ,!: : : !: ∨: i ヽ、:
. }:::::::/: : :j: :∨ⅶ" 升ｫi｀ ﾞゝ'" ﾉ;i : : ヽ､: : ト.､_ ｀: またそんな我が儘にしようとする。
. !::／: : ;/ : : ㍉ji、ﾇ夕ﾉ 、 /:/ ﾚ: : : :＼: : : : : :. 駄目です。
. Y: : : ; : : : : : :ヽﾞ '" .∧: : : : : :ﾞ : : : : :
/ : ／: : : : : : :ハ u _ ｲ: :＼: ｀:ｰ､ : : : : :
!: ;'’: : : : : : : : : Λ ( ｀ｧ ／ ド､: ∧: : : ﾞﾙヽ:／
. !:/-‐'": : :ｯ : : : ノ ト ､ _ ／ ィ九: ｬ: : : ヽ l
／: : :_;.ィ'"￣:`:‐:-:'" ｝Y¨入ｶﾅｰ-'",.z彳::::丶-＞:､: ! }-､
. /: ｫ'¨ｱ: : ;.ィ―≧＝-ｲ :ﾑ:-斤ニ二彳:::::::::::::f∠::::::;j }:ﾑ :.
ﾚ′ i":／ ／¨㌣＜ｨ1:::ろく:::::::::::_::::::::::::_;:=zｲ￣:::::::ｌ ﾚ'-イ
;' k' ｨ’ ／ /ﾘ:::::::::zﾞ¨ｱ´ -ミz'"¨ く:::::::::::::::::K ,
. ヾﾐニｧ∨ ／::::::::::i ,.i,./ r‐く_ `ｭ Гﾐ::::::::::!､ﾚ
,. '´ ｀ヽ.
,.:'" ヽ.
ｧ' ／ ,'´ ヽ. ':,
,' / / ,' ! ; ', ヽ ':,
/ ,' ,'! /! ! ; /! i l. ',
∠__,! / !メ､」_,,./| /! / ! ﾊ! ﾊ !
! / ,ｧ7´, `iヽ| / |ヽ､」ﾆイ､ | .,' l |
∨ﾚｲ i┘ i. ﾚ' 'ｱ´!_」 ハヽ ﾚ' | .l
/ ! ゝ- ' ! ! ! ,'／ /
〈 7/l/l/ ､ `'ｰ‐ ' | ,ｲ お姉ちゃんはうるさい！
ﾉ .人 ｀i`ｧｰ-- ､ /l/l/l | ／〈
.ソヽｿ `: ､. ﾚ' ', ,/l ',
! ﾅ= ､ '､ ﾉ ,.イ,ｶ | }、.l
ハ ! ｀＞-r =ﾆi´､.,_レi / ,' ｿ
ヽ|＼(ヽ_,.イ´ヽ.7 ／ /ｘ/／! ﾊ/
／7ｘx! ><´ /xxx/ヽﾚ'
＼＼ ', | / ／／
＼ _,,.. -─- ..,,_ / ／
.,. '"´｀ヽｧ '" ./ ｀'＜￣｀ヽ、
/ r／ ,| 、 ＼ヽ ',
'､ ｒ/ ／ ,' ! ', | 、 ∨ﾉ
ｒ7 / / { ﾄ.、 ! ﾊ ', ',｝
ｒ‐ｧ,' .,' |/メ､ '､ .| ＼_メ | | ト､.,＿
／,| | .X´7´心 ＼|. ｧ7´心｀'x. ! !＼＿/
く／ | /＼ヽ!､ j___ｒﾘ j＿ｒﾘ ﾊ | |＼」 なんてこと言うの！
.∨} (|ヽ|.. . .,'! | 、. だいたい、父様にまだ
／ / ./| ,ﾊ ,.＝= ､ ,ﾊ| | ヽ ちゃんと謝ってないじゃない！
,.' ,{／ ./ 人 { } ,.ｲ , ! ,ﾊ
{r､／ / _| ,＞ ､..,,__,,.. イ | / ﾊ イ }
（r'7｀ヽ{.|, '´ヽ}´￣|ﾄ､.,_,. ｲ|￣ﾉイ￣｀ヽ ノ ﾉ .
ﾚ ´／ |}::::::::::{|ｧ‐ｧ-､|}::::::/{| ＼イ
／ ､/:::::::::::}7（ｒン）}::::::::::::', ＼
rｧ{ ,ｲ:::::::::://ゝ--‐':::::::::::::::∨ }‐ｧ
,く ＞､ 八::::::::{ {:::::::::::::::::::::::::::::::八 _,. ｲ_,＞
':, ,,.. -‐ ''"´￣￣｀"'' ｰ ､.,
':, ,. '´ ｀ヽ.
':, ,.:'" ヽ.
':, ｧ' ／ ,'´ ヽ. ':,
＼ ,' / / ,' ! ; ', ヽ ':,
＼ / ,' ,'! /! ! ; /! i l. ',
∠__,! / !メ､」_,,./| /! / ! ﾊ! ﾊ !
｀"'' ､..,,_ ! / ,ｧ7´, `iヽ| / |ヽ､」ﾆイ､ | .,' l |
∨ﾚｲ i┘ i. ﾚ' 'ｱ´!_」 ハヽ ﾚ' | .l
─-- / ! ゝ- ' ! ! ! ,'／ /
〈 7/l/l/ ､ `'ｰ‐ ' | ,ｲ
ﾉ .人 ｀i`ｧｰ-- ､ /l/l/l | ／〈 さらら謝ることなんかないもん！
.ソヽｿ `: ､. ﾚ' ', ,/l ',
! ﾅ= ､ '､ ﾉ ,.イ,ｶ | }、.l
ハ ! ｀＞-r =ﾆi´､.,_レi / ,' ｿ
ヽ|＼(ヽ_,.イ´ヽ.7 ／ /ｘ/／! ﾊ/
／7ｘx! ><´ /xxx/ヽﾚ'
/ /ｘxxレ'/ム ヽ /xxx/ ヽ.
/ ,'xxxxx!/ ハ 7ｘｘxx;' ',
':, ,,.. -‐ ''"´￣￣｀"'' ｰ ､.,
':, ,. '´ ｀ヽ.
':, ,.:'" ヽ.
':, ｧ' ／ ,'´ ヽ. ':,
＼ ,' / / ,' ! ; ', ヽ ':,
＼ / ,' ,'! /! ! ; /! i l. ',
∠__,! / !メ､」_,,./| /! / ! ﾊ! ﾊ !
｀"'' ､..,,_ ! / ,ｧ7´, `iヽ| / |ヽ､」ﾆイ､ | .,' l |
∨ﾚｲ i┘ i. ﾚ' 'ｱ´!_」 ハヽ ﾚ' | .l さらら嘘ついてないもん！
─-- / !⊆ゝ= 'っ ! ! ! ,'／ /
〈 7/l/l/ ､ ｃ`'ｰ= '⊇| ,ｲ
ﾉ .人 ﾉi`ｧｰ-- ､ /l/l/l | ／〈 あの時！ お父様！
ソヽｿ `: ､. ﾚ' ',. i,/l ',
i ! ﾅ= ､ '､ ﾉ ,,.Jｶ | }、.l 嘘ついてたもん！
ハ ! ｀＞-r =ﾆi´､.,_レi / ,' ｿ
.ヽ|＼(ヽ_,.イ´ヽ.7 ／ /ｘ/／! ﾊ/
／7ｘx! ><´ /xxx/ヽﾚ'
/ /ｘxxレ'/ム ヽ /xxx/ ヽ.
./ ,'xxxxx!/ ハ 7ｘｘxx;' ',
.
-,
/／ __ ノ> _／ ￣: : ｀ .
┛┗ /{ ／: :∠Y^{ : : :'，
┓┏ .〈: 乂<:⌒: : : : : :〕iト ., : :}^Y
, ｧ⌒＼: : : : : : : : : : : :＼ : 乂}
/: /: : 乂 __＞-- ⌒ｱ: : - ＼ 人_ﾉ､
{:.ｲ : : : ﾄ､: : ＼: ￣{: : : : 「⌒ __ _ノ: : 〕iト-- へ
〉八 : : { ＼/:{＼: : ､: : : :V≦⌒＼: : <二¨___⌒ヽ
|: 介＼:{ ｨ竓笊 ＼: ＼: : V: : : : : ＼: :＼: : : : :〕iト
{ {八: : >､ vﾘ ﾒ }＼}＼:.V: : : : : : :＼: :` < ⌒＼
Ⅵ( >'⌒ '^Vﾊ: :⌒ : : : : : :＜ _＼_人__人__人__人_／
__〉. .∧ __ ,::V:}＼: : : : : : : : : : ノ:≫ ≪
_- ﾄ ､: :) .: :: }:,_⌒＞---(⌒＜:.≪ さらら！ ≫
ヽ{: ＼ ィ ﾆﾆ/ニ}^ヽ: : : : :＼ ¨.≫ ≪
／八: : f爪ﾍ/ﾆニニ＞- ミ< ⌒): ) ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
ﾊ _ ノ^アYY }´￣ ア __ ＼⌒ﾆ=- ￣
} }ﾚ^Y⌒_ノ }ノ- ＜ ⌒＞- へ __ ,. ＜ ￣
/〈乂ノ´ ／⌒＼ ／ }
.ｨi〔ﾆ≧=彡ﾄ､ __ イ ' -= /
/-=ﾆニニ=-7 . : ⌒ ァ､ . : : : :／/=- ＜ _
{ﾆﾆ=- -=ﾆﾆ{: : : : , / ＼ . : ／> ´
ﾄﾆ=- -=ﾆニi: : :イ .:i:| ＞´└‐彡}´ r‐ ‐
x==v==ミ
/i:i:rrﾍ i|i:i:|
|i:_i:|<>|i:|i:i:iヽ
.ィ:i:i:i:i:i:`寸￢===
Y⌒ヾ:i:i:i:iヽi:i:i:＼i/:i:i:i:ﾘ
乂 ｲi｢＼l斗ﾍ:i:i:厶r匕
||｣||i:ト 芳ﾌ V`ﾒ|:i:i:ｉ:Y
圦′ ハi/i:i:i:i:ｉ|
ﾑ￣´-‐======ミ やめなさい。
f:::::::::::::/〉:::::::::::::::::( ふたりとも。
/:::::::::イ￣/:／⌒Υ
{＼:::::::::木:.ｲ:.:.:.:..:.:|
,ﾊ::::::ｰ─く: :l:.:.:.:.:.:.:|
{: |::::::::::::Ⅳ: :|:.:.:.:.／￣|
〉|:::::: Ⅳ: : : |:.／ ′
/: |::::ﾊj : : : ／ __ /
/: : |:/: : : : : :＼／ ﾚ
/: : : :′: : : : : : :|| |
./: : : : : : : : : : : : :.|| |
厶: : : : : : : : : : : : :.|| |
だから、こそ辛い
x==v==ミ
/i:i:rrﾍ i|i:i:|
|i:_i:|<>|i:|i:i:iヽ
.ィ:i:i:i:i:i:`寸￢===
Y⌒ヾ:i:i:i:iヽi:i:i:＼i/:i:i:i:ﾘ
乂 ｲi｢＼l斗ﾍ:i:i:厶r匕
||｣||i:ト ｨ==ﾐV`ﾒ|:i:i:ｉ:Y
圦′ ,ハi/i:i:i:i:ｉ|
ﾑャ__´〕-‐====ミ ……ごめんね。
/ ニ):::::::::::/〉:::::::::::::::::(
r〈 ﾝ:::::::::イ￣/:／⌒Υ 大丈夫、もうすぐよくなるから。
廴___7､:::::::::::木:.ｲ:.:.:.:..:.:| きっとね。
┌‐} ﾑﾊ::::::ｰ─く: :l:.:.:.:.:.:.:|
│ ′ l {: |::::::::::::Ⅳ: :|:.:.:.:.／￣|
V :| .〉|:::::: Ⅳ: : : |:.／ ′
| |/: |::::ﾊj : : : ／ __ /
ゝ .ｲ: : |:/: : : : : :＼／ ﾚ
/: : : :′: : : : : : :|| |
./: : : : : : : : : : : : :.|| |
厶: : : : : : : : : : : : :.|| |
,.:'" ヽ.
ｧ' ／ ,'´ ヽ. ':,
,' / / ,' ! ; ', ヽ ':,
/ ,' ,'! /! ! ; /! i l. ', .
∠__,! / !メ､」_,,./| /! / ! ﾊ! ﾊ !
! / ,ｧ7´. `iヽ | / |ヽ､」ﾆイ､ | .,' l |
∨ﾚｲ i┘ i. ﾚ' 'ｱ´!_」ハヽﾚ' | .l .
/ !○.ー ' ! ! ! ,'／ /
〈 7 //// 、 `'‐ '○ | ,ｲ ……？
ﾉ 人 ///// . | ／〈
ソヽｿ `: ､. ⊂ﾆ⊃ ,/l ',
! ﾅ= ､ ,.イ,ｶ | }、.l
ハ ! ｀＞-r =ﾆi´､.,_レi / ,' ｿ
ヽ|＼(ヽ_,.イ´ヽ.7 ／ /ｘ/／! ﾊ/ ::::
／7ｘx! ><´ /xxx/ヽﾚ'
/ /ｘxxレ'/ム ヽ /xxx/ ヽ.
/ ,'xxxxx!/ ハ 7ｘｘxx;' ',
／￣ヽ ,れ¨¨` ､
／,斗=ミ､V／￣ミ ､＼
／／ｘ≦ﾐヽY ／￣ﾐ 、 ヽ
, '／／｢「｀刈ﾊ|////ｘ=ミ '.
////| | l | | ,'＼|//／| | !| lヽ '.
,′ ,'l | | | l l,′ ￣,' | l l !| | || l _ 斗
|| |｜｜! ! !,′ ,'l !l l l !l_ 斗ヒ" |
|| | l,.斗‐=＝＝=ミ､斗ヒ斗ヒ爪 Ｌ/⌒┘
l／ ノ ｆ“”￣ミ x ＼ヽ| | / | ＼ ＼
れ羊ﾐ斗_〃 , 斗 、 ヽ＼ 刈l|l ＼＼＼ ＼
{ { } }// ／ ! ＼＼ ＼ ||八＼ ＼＼＼ ＼ ＿
ヽﾐ主彡,′ / _＿__＼ 刈刈＼ 小 ＼＼ ＼＼＼主＝=======彡'⌒
| || || l| ,′_＿__ ヽ＼ !l|ﾄ､小 | |＼ ＼＼ ＼＼ミ≦二￣￣
|_||_|lfﾞl l ｢fしﾜ`! 刈匚刈1|l ＼ ＼＼ ＼＼＼＼＼ ＿
!ﾍ !l| ｀¨ ,ｲじ刀 从ﾘ＼ ＼ ＼＼ ＼＼ミ主主＝尨'⌒
___乂刈 i ￣ /ﾊ八 ＼ ＼ ＼＼ ミ主＿＿彡
/ ￣￣ﾐ ､ ､＿｀ ′ /ｰく ＼ ＼ ＼===ミ主＿彡'⌒
| ＼_ ￣ ∠二¨＼ヽ ヽ ＼ ヽ
,ﾊ ￣￣/―‐ ／￣＼ ヽ ヽ }
／ ＼ (二¨ / ／ﾞ`く } } ,′ お腹の子が生まれたら、
／ ミ＝==- ＼,' / V} ,' / ……きっとね。
{羊竿ミ 、 { {‐-､ Ⅷ /_/
Y竿ミ ＼＼ ／￣／| l／
／ ＼ ＼＼ (＿__( l |＿ _,〟
〃 ＼ ＼ `＝==========＝○／l | ￣¨¨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆてﾆﾆﾆ
｜ ヽ ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ／ ｜ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
| ハ ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ヽ ! ├―- 、ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
| ,' | ￣￣￣￣ l＼ﾉ l | 〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
それとも何か別のところを見ているのか
気休めだとしたら、嘘だって言われそうだしな。
【 大海さんち 】
__ ＿＿＿__ __
| |／─ ─ ＼..＝＝＝＝＝=| |
|/ （●） （ー） ＼ | | ←奈良時代のベッド
/ （__人__） ヽ | |
|＿__ ｀ ⌒´ /￣ヽ_＿＿_| |
／￣JJJJ‐‐- ､_ ＿／＿_ノ ／| | ……。
_ ／ ｀ ヽ__ `- ⌒ヽ .／ | |
／ ヽ ｀ヽ、} .／ ／| |
ノ ヽ__ ｀ヽ／ ／ .|_|
／ ノ| ／
／ |／
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
__ | （__人__） | __
| |= ＼ ｀ ⌒´ ＿／＝＝＝=| |
| | / l ヽ | | ……？
| | / /l 丶 .l .| |
| | / / l } l￣ヽ＿＿_.| |
／￣ｰユ¨‐‐- ､_ l !＿_ノ ／| |
／ ｀ ヽ__ `- {し| .／. | |
＿＿＿ ／ ヽ ｀ヽー、} ／. ／| |＿＿＿＿＿
ノ ヽ__ ｀ヽ.／. ／ |_|
／ ノ| .／
／ ／ |／
| .| | .| | |
|. | .| .| |_ |／ ←寝具がないので着ていた服を掛ける
| | | |へ | | ﾉ| ||/
|_|＿＿＿ﾉ|＿＿＿| ＼|＿＿|＿ﾉ |_|
o
。
（
ヽ
ﾉ
, -─‐──‐-､
／ ＼
／ ＼'⌒ '"⌒ヽ
l Ｕ l.: .: .: .: .: .: ⌒ '"⌒ヽ ……おう。
／| .ﾄ 、.: .: .:.: .: .:
／ ／! ト ＼.: .: .:.: .: .:.: .: .:
/／／ゝ ＿_ノ ヾ､_ ノ ＼ ＼.: .: .:.: .: .:
| /（ ⌒ｨ⌒ヽ /⌒`- ´'⌒ ） ＼ ＼＿＿
`ーゝィｿﾉ ￣￣ヾy＿ﾉ--ー"＿＿_＼＿＿＿
いわゆる布団ってこの時代にはまだなかったのかなあ
＿＿ ＿＿
／´:::::::::::::::::::::::::ヽ 〃::＞--｀
..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_ {::/ｨ=ミ､
-=≦:::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ⌒ヾ
. ´ ／::::::／/:::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::ゝ..
< イ}:::::／::ｲ::::::::／:::::::／:::::::::ｨ:::::::::::::ハ 〜○
＼ ./:／:´:::/::::／:::::､イ::::::::::::/､!:::ｲ:::::::::::!
, -ｆ￣ ／|:::::::::::{:／}/}:／ /::::::/}/ ヾ:|:::::::::i::!
〃 V .|::::::/::/ヾｚ､_′/:::／ / 从:::::::ﾊ!
. ' } .|:::::Ⅳ{ ￣ ./／ ヽ./:::::::::!/}/
／ -- . }! 从::| V ／ ､ .ｲ}::::}::::| /
／´ ｀ ＜ /|::::ﾄ､ __ ' .ゞ= ｲ::ハ:::ト- .. ＿_
＿＿＿__〃_＿＿＿＿＿＿≧=-_'´_＞ゝ'--ｒ====r-´--_'--'-'-_´＿＿_｀ヽ＿＿＿＿＿＿__
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
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／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ ……お？
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|::| ∨:::::::ﾄ､ ::::::::::: /ｲ::::::::::::′ んぁ？ ぉきた？
ﾚ' ,.Ⅵ::::|∧ ::::::::::: / .|::::::::::/
／ i:}:::::::! 込. ｒｰ '⌒ヽ :::::::::: ｲ .从:::::ﾊ＼ ←机で寝るとありがちなアレ
／ : : |ﾊ::::::ﾊ .＞ ， ｀ ¨ ¨ |; .＜ /:ｲ::::/: }: : ＼
／ : : : : |ﾘ∨::::} ヽ＞ ， ＜ /´ |::/: : |: : : : :＼
/: : : : : : :/: : ヽ:::|、 _ _ . .ｲ|/: : : : : : : : : ハ
. .{: : : : ､: : : : : : : ヾ:＼ ＿＿ヽ ＿＿´＿＿ ィ : /: : : : : : : : : : : : }
. .ヽ: : : : ＼: : : : : : : : : ＼ ／: : : : : : : : : : : : : : :./
＿＿＿＿＿
：／ ノ _ _ヽ ＼：
：／ / ･ ヽ / ・ヽ ＼：
：| し―J し‐ J |： ﾌﾟｯｽｽｽｳｳｽ
：| （__人__） |：
：| l／⌒ヽ |：
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/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ |:.:.:.:.:ﾊ:.:.:.ヽ
./.:.:.:.:.:／.:.:.:.:/.:/⌒ﾙ:.:.ハ}､:.ﾄ､
/.:.:.:.:／7.:.:.:.:/}/⌒ヾ|:./ ヘ 从
|.:.:.:.:.:.:/.:.:.:／{, {{ O .ﾚ 0j ﾊ:|
ﾉﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.小 ｰ= ´ {:从
N:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヽu 〉
|ﾊ＼:.:.:.:.:| (⌒ﾆﾆｱ／:.:| 何！？ 何で！？
. 7⌒r≦ 'ヽ:.:.| r ､ ／ヽ:.从
. | ー─=ヾ､ ﾄ Y⌒} り
. レ⌒ ｰ-､ ヽﾘ .l. |
Y⌒ヽ､ ヽ ＞､.j |ﾊ
.| Y⌒ヽ. Y,へY
.| _ﾉ＼ ヽｸ八(( j
o
。
（
ヽ
ﾉ
, -─‐──‐-､
／ ＼
／ ＼'⌒ '"⌒ヽ
l Ｕ l.: .: .: .: .: .: ⌒ '"⌒ヽ
／| .ﾄ 、.: .: .:.: .: .: ……おう。
／ ／! ト ＼.: .: .:.: .: .:.: .: .:
/／／ゝ ＿_ノ ヾ､_ ノ ＼ ＼.: .: .:.: .: .:
| /（ ⌒ｨ⌒ヽ /⌒`- ´'⌒ ） ＼ ＼＿＿
`ーゝィｿﾉ ￣￣ヾy＿ﾉ--ー"＿＿_＼＿＿＿
＿＿＿ }::ヽ
´￣￣￣｀＼ }:::ﾘ
. =-‐=ミ､ヾ /ィ
，＜::::::::::::::::::::::｀':￣＞.，
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／/:::::::::::/:::::::/:::::::::::::ハ:ｨﾍ::::::::::::::::∧
_.イ:::/:::::::::::/:::::::/::::::::::::/´￣ V::::!::::/:::∧
￣ﾌ:::/:::::::::::::{:::::〃:/{:::::::′ .}::::|:::::::/:::::.，
／.イ:::::/:::::::::|:::/l{/_.,!::::′ ､ .|:::ﾊ::::::::::::::::|
./:::イ:::::::::/!/´__ .|:::′ ≧=|/-}::::::}:::::::::!
/}/{::::::{::::/ ｲ´ｆ:心 ﾚ .ｨ行}ヾ､V::/::::::ﾊ|
Ⅵ:|::::{､.ヾ 乂ﾘ .乂ﾉ ｲ 〉':::::::::| | 熱ってるのに何してるのもー。
}:|ヾ::ハ /::::::}:::ﾘ
ｊハ::::::∧ ′ /::::::::ﾊ/
∨:::ﾊヾ. r〜 ､ ./::::::}/./
Ⅵ::::＞.， ￣ イ}:/::〃
}ハ{ Ⅵ}＞ ＜{:::/､l'}:/ {
/⌒ヽイ : : ;| .ﾊ{: : Y´￣ヽ
_／: : : :＼: :∧ ¨} : /: : : : : ＞､
〃:＞ ，: :. :.＼∧ /: /: : : : : : ／:ﾊ
ハ: : :.∨/＞ ，:.＞ ， /: :／: : _ :イ : : : :.，
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
熱る（ほとほる）：熱を出す
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿_
／─ ⌒＼
／（ ー） （ー）＼ ……違うことで熱ってたから。
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
ｘ==ミ､ __
-‐=≠=ミ､-=ヾ:､::::≦､::::＼
/／;:ィ:::＼:::ﾘ:::::､:_:::ヽー=ミ､
,.ｲ::／:::::::::ィ≠ﾐ::::::::::ヽ::::::::::::::::＼
.／/::/:::::::／:::xﾐ､:_::::::::::::::ﾊ:::::::::::ﾊ:::::.
/::/::::::〃::::/ ヾ:::::/::::|::::::::::l::|:::::|
./::::{:::::/ {::::/{ ∨l:::: l:::::::: |::|:::::|
八:::::|::/_八::{ i| .从:::::|:::::::: l::|:::::ﾄ､
|ヾ:ﾄ{ {fﾊ ヾ 二≧j/j:::ﾘ:::::::::ﾘ::|:::::|::ﾊ
|::/:::l .jﾂ ´〃心 ﾉ::/:::::::::/::::|:::::|､::{ 何？ 違うことって――。
|'|::::ﾊ ､ 乂ツ/ｲ:::::::／:::::/::::/. ヾ
| ∨∧ ､ _ ／::::イ::::::::/::::/ ＼
.j/ﾘハ. `¨ ￣//::{::|::::::/|:::/ .)
/;:ｲj:` ‐=≦ 〃.{人{ヾ/l_|/ ／
/´ / _ﾘ} ゝ/ { ＞⌒}
./ .〃 ./､ ./ ／ _ヽ
ﾊ {{ ./ .＼ , ｲ / / ＼
{八 ゞ./ " / ／ / ハ
八 /ヾノ|〉_ ./イ ／ ／ ‘，
〈 ./ //:.:|〉: ≧ｘ_,ｨv/ ／ ヽ
ｘ==ミ､ __
-‐=≠=ミ､-=ヾ:､::::≦､::::＼
/／;:ィ:::＼:::ﾘ:::::､:_:::ヽー=ミ､
,.ｲ::／:::::::::ィ≠ﾐ::::::::::ヽ::::::::::::::::＼
.／/::/:::::::／:::xﾐ､:_::::::::::::::ﾊ:::::::::::ﾊ:::::.
/::/::::::〃::::/ ヾ:::::/::::|::::::::::l::|:::::|
./::::{:::::/ {::::/{ ∨l:::: l:::::::: |::|:::::|
八:::::|::/_八::{ i| .从:::::|:::::::: l::|:::::ﾄ､
|ヾ:ﾄ{ {fﾊ ヾ 二≧j/j:::ﾘ:::::::::ﾘ::|:::::|::ﾊ
|::/:::l .jﾂ 〃心 ﾉ::/:::::::::/::::|:::::|､::{
|'|::::ﾊ ､ 乂ツ /ｲ:::::::／:::::/::::/. ヾ ……。
| ∨∧ ､ _ ／::::イ::::::::/::::/ ＼
.j/ﾘハ. `¨ ￣//::{::|::::::/|:::/ .)
/;:ｲj:` ‐=≦ 〃.{人{ヾ/l_|/ ／
/´ / _ﾘ} ゝ/ { ＞⌒}
./ .〃 ./､ ./ ／ _ヽ
ﾊ {{ ./ .＼ , ｲ / / ＼
{八 ゞ./ " / ／ / ハ
八 /ヾノ|〉_ ./イ ／ ／ ‘，
〈 ./ //:.:|〉: ≧ｘ_,ｨv/ ／ ヽ
オバちゃんの期待に応えられるのは何時になりまっかｗ
,.r'::ア'
,:':::;r'
.j:::/._,.r::'::"^':.ｭ、
._,.｡:-‐::'":´￣:｀ヾ.j':;r=='ﾆ:´￣
. ,r:'":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
／:::::::::::::::::::;r:::::::::::::::::;､::::::、:::::::::::::::､:::ヽ
o ,r'::::::::::::/::::::;r^|::::::::::::::::/='='^:1:::::::::::::::::ヾ:::':、
/:::::::::::::/l:::::/ .i::::::;::::::/ .';::::::jl:::::::: ::';::::'; 。
/:;r::::::::::/ lﾞ'/ｰ'" .l;::/l:::./ ｀'ｰ‐ﾍﾞ::/l::::::::::::::1::::i, o
j/^j:::::::::/ l/‐- 、 V 1/ ,rーV､j:::::::::::::::i::::::l
O ' i::::::::;' （ ) ( ）|:::::::::;::::.j::::::i O
.|:::::::i' ｀'ー'" ／／／／ ｀'ー‐' !:::::::A::/::i:､:j
o l:::::::{ ,.．-'"⌒"'"⌒^ヽ、 |:::::/;::Y::ﾉ ゜
r:i-V1:::':､_ i´ 1 ,j:::/:j､:i.:ﾑ,-､
｀i-､i,_'､:::/'ｰr-,ゝ､,_＿＿ ＿,....． /‐'"l:/!´￣i._,,.iノ 何言ってるの！？
ri;ｰl-｀Vｰ-l, i ヽ l-､_ ,j /' i j,r-'^j i二). 何言ってるの！！
｀ヽ^'"´￣ ｀'ーー┐.ヽjヘ.^ノl,i' r―'"^ ￣i￣!
/ i^j////.l. i l
r'ﾆコ .l'////1 r-l、
（ j/////! ￣｀i;
｀i.､__./'/////i､___,ィ^
j^'-.､'＿＿,/=-―'l、
＿＿＿_
／＿ ⌒＼ ﾏｸﾞｱ
／（ ●） （●）＼. 目合いくらい済ましたでしょー？
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
,ｨ三三ミ.､ ﾄ､
|/ ＼::ヽ .}::}
,...-=:ヾﾘ//_
,.ｨ≦:::::::::::::::}イ:::::::≧::..
／::::/:::::::::::::/ﾐ､ハ::::/::＼:::＼
,.::::::::::/:::::::|::::/ ∨::/:::::ヽ::::＼
/:::::::::::|::::::::;|:::; ∨､::::::::‘，:::::ヽ
/:::::::::::::l::::::/.|:::{ ヾ=--=|:|ﾊ::::|:::::;::::::::ハ
,:::::::l|:::::::|::|:{ｲ.ゞ| ,ｨ≦三Ⅵ::::l|:::::|i:::::ﾄ､
,:::::::::il:::::::ﾊﾄ{____ ＼ ´{r'::::ﾘ .|:|::::ﾘ:::::|l:::::|ヾ
＞/ｲ{::::八::::ィｆ{:::ﾊ ｀ `＝' jｲ::/:::::::|l::::::
,.ィ{'‘ / .八::::::::ヾ{. ヾｰ' ' ixixｉ }/l:::::::::|l::::ﾘ
，＜ .八 ,ヽ{:::/::＼ixixix / l::::::::八/
／ ＼、_ｒ＜ ∨:::∧ ij , -‐ュ ./.l:::::/::/ いや、まぁ、そうだけどさぁ。
ｲ ／⌒´ ∨:::|:ヽ. ｀¨´ ..ｲ:::j::/::/ ほらなんというか違うじゃないか。
‘， ＿＿_ イ｀＞ ，_ |:::::|::::::/:＞:.... ..イ|::l::::|/:/{
’ ＜ }=- . |:::::|:::::ﾊ/:::::::} ¨ .!::|::/:/八
’＜ |:::::|::::{､}:::ﾊ:::| Ⅶ'}/
’＜ .八::::l::ﾘ ヽ￣ ｀/ｰｒ-=ﾆ,､
’＜ ヾ|/ ＼ ./＿,l::::／ ≧=-.､
’＜ ＼ ＼ _j:ｲ ＼
ヾ / ヾ￣￣／ ‘，
∨ / ‘，
∨ ｰｧ
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼ 何がだお？
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : :ｊヾi: : : :l
,': : : /: : : : : : : : : : : : : : : : | ｌ: : : :|
.′: : : : : : : : : : : : : : ﾊ: : : / |: : : :|
,′: : :/: : : : : : : ,': :/ .j :/7 !: : : } ほらさぁ、まあ見知ってはいるけど、
/: ﾍ: :./: : : : : ／,.' ,.'一j/-ﾉ 二,. } : : |. 恋ふてもない人と恋ふてる人とさ……。
|:ﾊ: : : : : : ≠てｱ ﾋﾂ /:ﾊ;.|
!i: : : : :{ """ 、"""/:/ ﾘ 違うじゃない？ 色々と……。
|!: : : ::l､ /:./
ヾ､: : :| ｉ 、 ⊂ｱ ﾊ:.:|
,_ﾞヾl } ｀― ｪ ´. ~
／⌒ヽi!| __､ , ` .ｒ' ＾｀｀ヽ、
／’ ヾ `､, | ;
ｆ~｀'ヽ、 ', { ｊ ,'` i
/ヽ、 ＼ ヽ i| { / }
| ヽ ＼ } i,{ ､゛{ i |
| ＼.ｊi!､.＿＿___,ilヽ l ! |
j i ｀l;:;:::丶､_／;:;:;:' :}', ,-､ _!
,:_＿＿_ / );:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:}} ＼＼
/ 7 / ,/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:j | 冫゛丶、
, /i ／ ≠,―一ー－っ⊂ﾆ二´ ヽ
′. /｜／ r'￣￣´:;:::i t- !
/ _,.．-‐'' .};:;:;:;:;:;:;:;:;::;| ´ヾ_,＿___,,...'
＿＿＿_
／ノ ヽ ＼
／/ ･ヽ / ・ヽ＼ 恋ふ〜？
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
::/ ＼:::::::::::::∧ ＼:::::::::::::::::::::＼::::::::::＼:::::::∧::::::＼
/ ＼::::::::::∧ ＼::::::::::::::::::::＼:::::::::::＼::::∧::::::::＼
＼::::::∧ ＼:::::::::::::::::::::＼::::::::::＼∧::::::::::::＼
./ ＼:::∧ ＼::::::::::::::::::∧:::::::::::::ヾ{::::::::::::::::＼
/ ＼:ﾊ＿ ＼::::::::::/::∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/ .ｨ≦三V}三ミ.x }＼::::::/::∧:::::::::::::::::::::::{＜::::::::::::＼
､ ｲ .ｨ／ ヾ ｀ヾ}} V:::＼:::/::∧:::::∧::::::::::| ` ＜:::::::＼
∧ ｒ.､.／ / 〃云心 `|. ∨:::::＼/::::|::/::∧::::::::| ＜::::＼
::∧ / {{:::ハ::::ハ ﾉ }::::::::::::＼:|:::::/:∧::::::| ｀ ＼
/::∧ Ⅵし{i}ｲ刈 /⌒ヽ |::::::::::::::::::＼:::/::∧::::!
､/::∧ ∨::ゞ::しﾘ ゝ-゜' |:::::::::::::::::::::::::::::/::∧:|
. ＼::∧ ヾノ:_彡ｲ .|::::::::::::::::::::::::::::::::/:::{ヾ 女知った途端
.＼{ |:::::::|:::::::::::::::::::::::|､::ﾊ ＼ めっちゃ余裕出てんですけどこの人！
＼ ＼ |:::::::ﾄ::::::::::::::::::::::|ﾊ::::|
|:::::::|ﾊ::::::::::::::::::::| V| なんか腹立つ！
|:::::ﾘ .Ⅳ::::::::::::::;て ヾ
､ |:::/ |.∨:::::::::::|＜__ 丶､/
＿ |/ .| }:::::::::::::! ≦＿ /ヽ／
／´: : : : : ｀: : . / | |:::::::::::ﾘ て ＿＿＿＿＿ ／ ﾍ.
イ: : : : : : : : : : : : : :＞. 八.|:::::::::/ ヽ￣ ／ﾉ ヽ ＼ "´i￣
_ . ＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ / !::::::/ ＼ ／ ／・＼ ／・＼ ＼
〃::/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :} ./ |::::/ __.ゝ | ￣￣ ￣￣ |
{'::/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾘ / .|::/ ｀ヽ. | （＿人＿）､ |
|::{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ｲ .ｲ |/ }ゝ.__.. | ＼ | |
V|: : : : :: : : : : : : : : : : : : : : :＞ ’ ／ / 人て三ヽ ＼ ＼＿| ／
｡ ::::: * *
::::;;:::: ｡ o ｡ o ﾟ ﾟ
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ﾟ . ﾟ :: . ﾟ :: +
* ﾎｰﾎﾎﾞｯﾎﾎｰ:;;:: ﾟ * ::;;:: ﾟ ; ;
::: ｡ ﾟ ::;;;:: ﾟ ::;;;:: ` : ` :: :::;
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:: , ; ; ::::; ::::: ｡ . ﾟ ::
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o + :: , ; o ﾟ . ｡
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＿_
＼/丶 ＿＿＿_
／丶/∨////////〕iト
. ＿__／///∧/∨///////////＼
. ≧=‐-/////≧=‐-///////////丶 ﾎｰﾎﾎﾞｯﾎﾎｰ
. ////////////////////////////＼ ､
. //////////////////// rミ /∧/// 丶≧=‐
. ////////////////////｛ ､∧ ､＿/‘ ,
. //////// / ////// / {/｛. ‘:,ﾊ/＼//∧
. //////////ｌ/////// ｛Ⅵ ‘,ﾊ =ﾐ//∧
. //////////|//,∧////{斗--- :,{ ﾊ }}///＼
. //////////|///,∧/／{ ﾏﾘ Ⅶ/{＼}. ＿＿＿_
. //////////|////,∧//｛ ,ｨf笊メ :::::∨｛ ／,r ＾(●)＼
. //////////∨//// Ⅵ〈 ﾏ刈 ' 从{ ／ （●） ＿) ＼
. ////////// ‘:.、/////∧ ー‐ ′｛ / :::⌒（__／ Y ',
. ＼///////|＼/｛//////∧ ::::::::::: ィ∧// l (. ⌒ｿ ｌ
. ､/////＼丶{＼//// ∧ / }/ ＼ ー ／
. V//,∧//≧=‐丶///,∧,,.. -‐=≦
. ∨/ }/|/∧ /≧＼//ハ /
l/ :|/ {/ 丶/∧―┐
. | ＼ ＼{ ‘,
. | 〕iト ‘,トミ
. | 〕iト ‘, ヽ
. | 〕iトミ. :,
それいいな！晒してやれ
＿_
＼/丶 ＿＿＿_
／丶/∨////////〕iト
＿__／///∧/∨///////////＼
≧=‐-/////≧=‐-///////////丶
////////////////////////////＼ ､
//////////////////// rミ /∧/// 丶≧=‐
////////////////////｛ ､∧ ､＿/‘ ,
//////// / ////// / {/｛. ‘:,ﾊ/＼//∧
//////////ｌ/////// ｛Ⅵ ‘,ﾊ =ﾐ//∧
//////////|//,∧////{斗／ .:,{ ﾊ }}///＼
//////////|///,∧/／{／ ﾏﾘ Ⅶ/{＼}.. ＿＿＿_
//////////|////,∧//｛ ,ｨf笊メ. ∨｛. ／ ＼
//////////∨//// Ⅵ〈 ﾏ刈 ' 从{. ／ _ノ ヽ_ ＼
////////// ‘:.、/////∧ ー‐ ′｛. ／ （●） （●） ＼
＼///////|＼/｛//////∧ ィ∧//. | （__人__） |
､/////＼丶{＼//// ∧ / }/ ＼ ｀ ⌒´ ,／
V//,∧//≧=‐丶///,∧,,.. -‐=≦ ノ ＼
∨/ }/|/∧ /≧＼//ハ /
l/ :|/ {/ 丶/∧―┐
| ＼ ＼{ ‘, ﾎｰﾎﾎﾞｯﾎﾎｰ
| 〕iト ‘,トミ
| 〕iト ‘, ヽ
| 〕iトミ. :,
し、しんでしまいます・・・
, - ‐――――― 、
. ／ ＼
. ／ ＼
／ ―ヽ
. / l ／￣￣￣￣￣＼
/: : : （ (| | いっそ。 ＞
|: : : : : , ヽ ＼＿＿＿＿＿／
|: : : : : : : : : （ ﾉ
＼: : : : : : : : : : : ﾌ ……ん？
／: :￣￣￣￣: :¨ ヽ ／
/: : ＼ ＿＿／
: , ´ ￣￣ ¨丶 ヽ
: : ／ ＼ ‘，
: : : / ' , ＼
: : : : / 丶 `ー 、
: : : : : : : / `ー 、／
: : : : : : /: : : `ーｭ,
: : : : : /: : : : : : : ／￣￣￣￣
: : : : :.{: : : : : : : : : : : ／
,ｨ三三ミ.､ ﾄ､
|/ ＼::ヽ .}::}
,...-=:ヾﾘ//_
,.ｨ≦:::::::::::::::}イ:::::::≧::..
／::::/:::::::::::::/ﾐ､ハ::::/::＼:::＼
,.::::::::::/:::::::|::::/ ∨::/:::::ヽ::::＼
/:::::::::::|::::::::;|:::; ∨､::::::::‘，:::::ヽ
/:::::::::::::l::::::/.|:::{ ヾ=--=|:|ﾊ::::|:::::;::::::::ハ
,:::::::l|:::::::|::|:{ｲ.ゞ| ,ｨ≦三Ⅵ::::l|:::::|i:::::ﾄ､
,:::::::::il:::::::ﾊﾄ{____ ＼ ´{r'::::ﾘ .|:|::::ﾘ:::::|l:::::|ヾ
＞/ｲ{::::八::::ィｆ{:::ﾊ ｀ `＝' jｲ::/:::::::|l::::::
,.ィ{'‘ / .八::::::::ヾ{. ヾｰ' ' / }/l:::::::::|l::::ﾘ 嫁せって、強いられたほうが、
，＜ .八 ,ヽ{:::/::＼ ´ / l::::::::八/. こんな変な感じにならなくて良かったのかも。
／ ＼、_ｒ＜ ∨:::∧ , -‐ュ ./.l:::::/::/
ｲ ／⌒´ ∨:::|:ヽ. ｀¨´ ..ｲ:::j::/::/
‘， ＿＿_ イ｀＞ ，_ |:::::|::::::/:＞:.... ..イ|::l::::|/:/{
’ ＜ }=- . |:::::|:::::ﾊ/:::::::} ¨ .!::|::/:/八
’＜ |:::::|::::{､}:::ﾊ:::| Ⅶ'}/
’＜ .八::::l::ﾘ ヽ￣ ｀/ｰｒ-=ﾆ,､
’＜ ヾ|/ ＼ ./＿,l::::／ ≧=-.､
’＜ ＼ ＼ _j:ｲ ＼
ヾ / ヾ￣￣／ ‘，
∨ / ‘，
∨ ｰｧ
| ,.< ＼
＿＿＿
／ ＼
／ ／ ＼＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ あれ？ 言われてないんだ。
＿＿／ `ヽ
| | / ,. i
| | / / ｉ | .
⌒ヽ
'⌒ヽ ｝|
.....-―-}:|、ﾉﾉ
....:::::::-―-ﾐ:::jﾉ／-ミ
ー=ﾆ::／::::::::::::::::::::::::ｰ-::::::::::::＼
/:::::::::::::i ::::::::::ﾉv┐::::::::＼::::.
/:::/::::::::::|::::::::/⌒＾|:::::::::::::::}::::}
.:::/:::::/}/Ｔ::::: 丶、|::::::::ｉ:::::{::::{
/／}::::: |/)′ ﾄ:::::::|:::::::::::＼_
〈 }::八ｰ-- ､_＿|::: Ν::::＼::<⌒ はっきりと言われてないけど、
ノｲ:::::. '＿＿ |ﾊ::|::::::::::::{ヽ〉 そういうことになるんだろう？
|::::人 {′ } }ﾉ:::::::::,ﾊ〉 って暗に扱われてるんだよね。
八{::::|＼ ...ノ イ｜:ﾊ::ﾄ{､___
}八 爪{{ |/ ﾉ〃／ ｀丶 言ってよもうって。
{ {{＼＿ . {{´ ／￣ }
{{ {{ / {
｝ { ＼＿＿,》′ /: :}ヽ
＼ニﾆﾆ７ /=彡ｲ
| /{＼ニ′ ／/ニﾆﾆ|
|_＿_｝rくﾉ ／ ニニニ|
rｰ-―＜⌒ヽ{ |ニ/＼__/ニニニﾆL
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ -━- -━- ＼ ……せやなぁ。
| U （__人__） | 皆くっつける気満々だお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
＿＿＿_/ <
| | | . ヽ(⌒／⌒,l､ヽ.
| | |. ＼ ｀´ , <＿＿_〉
| | | ￣￣ |
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／/:::::::::::/:::::::/:::::::::::::ハ:ｨﾍ::::::::::::::::∧
_.イ:::/:::::::::::/:::::::/::::::::::::/´￣ V::::!::::/:::∧
￣ﾌ:::/:::::::::::::{:::::〃:/{:::::::′ .}::::|:::::::/:::::.，
／.イ:::::/:::::::::|:::/l{/_.,!::::′ ､ .|:::ﾊ::::::::::::::::|
./:::イ:::::::::/!/´__ .|:::′ ≧=|/-}::::::}:::::::::!
/}/{::::::{::::/ ｲ´ｆ:心 ﾚ .ｨ行}ヾ､V::/::::::ﾊ|
Ⅵ:|::::{､.ヾ 乂ﾘ .乂ﾉ ｲ 〉':::::::::| |
}:|ヾ::ハ /::::::}:::ﾘ
ｊハ::::::∧ ′ /::::::::ﾊ/ 君も君で煮え切らないもん。
∨:::ﾊヾ ､ , /::::::}/./
Ⅵ::::＞.， イ}:/::〃
}ハ{ Ⅵ}＞ ＜{:::/､l'}:/ {
/⌒ヽイ : : ;| .ﾊ{: : Y´￣ヽ
_／: : : :＼: :∧ ¨} : /: : : : : ＞､
〃:＞ ，: :. :.＼∧ /: /: : : : : : ／:ﾊ
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼ ﾄﾞｰﾃｰ
| （__人__） | 生息子に女の扱いなんて
＼ ｀ ⌒´ ,／ わかるわけないんだお。
＿＿＿_/ <
| | | . ヽ(⌒／⌒,l､ヽ.
| | |. ＼ ｀´ , <＿＿_〉
| | | ￣￣ |
ヾ､
＿＿ |::}
ｨ´￣￣ニミ､}/ _
....::::´:::::::｀´::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::/::::＼
.r=ﾆ二 ＿ .／:::::::::::/::::::::/´`´∨::::::::::ﾊ＿_ =- -=┐
V////////｀/:::::::::::::::ﾊ{､::::{ __∨:|:::::|::ﾄ､/////// }
∨////＼..ｲ:::::::::|:::::{__|ハ::! ´ .Ⅵl::::l::|ハ/／////!
. ∨///／--!::::::::l:::::| |__ ヾ ｨ=ミ|' }/:::从:}//////ﾘ
.∨////∧|:::::l:::!::::|ｨ´¨ ' /::::/ ヾ.//////
∨////八:::ﾊ弋::! . . .―┐./ｲ::/} /.////// まーそれもそーだよね。
∨/////ヾ{.}:::::ヾ 〈 : : : : : l l}:::::ﾘ-{l//////.. ボクもどうしていいかわかんないし。
∨/////Y.V:::込 ｀ ー‐ ' ／::::://Y//////
∨/////!ハ::::{::}/≧=- イﾊ}::::///l!/////
.∨////|/;ﾊ:::ﾚ}/.ﾉ {/}/////////
ヽ//////.ヾ//＿.ｨzzzzz}////////
＼//////}::::::::::::::::::::::|///////|
}/////l|::::::::::::::::::::::|///////}
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〃 .ｨ::::≧=--
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.ィ|{/ｨ::=-...､
. -=≦::::_:/::::::::::::::::::＼
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ﾊ:::::/::::::::::/::::/.｀ヾ::::＼:＼:::ヽ
. ,:/:::::}:::::::::/::::::{ ∨:::ﾊ:::::}､::ﾊ
.从::::八::::::}::::::::| }､::}斗::|ﾊ::}ﾘ
V/::::::::::/l:::i:斗‐ ´ .ｨﾐ:::!:ﾊ|
八:::::／}/l人ｨf圷 {ﾘﾊ/|
. .}/}彡:::::::::::::ヾ{ゞ' , }::}::! 君が嫌なやつとか嫌いなやつとかなら
ヾ}､:::}::::}. _ . / ﾊ/ なんというかもう踏ん切れたんだろうけどね。
_〉ﾊ:::ﾄ ≧--ｲ: /
〃 .}/ {、 }:/
.{{ _. ＼/
Ｖｰ=彡', -=ミz.＼
.∨ / Ｖ .ヽ
V { | {
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ いつも思うけど、そんなに
／ （__人＿,） ＼. 毒にも薬にもならない感じなの？
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ | 大海って。
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
＿＿＿ }::ヽ
´￣￣￣｀＼ }:::ﾘ
. =-‐=ミ､ヾ /ィ
，＜::::::::::::::::::::::｀':￣＞.，
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／/:::::::::::/:::::::/:::::::::::::ハ:ｨﾍ::::::::::::::::∧
_.イ:::/:::::::::::/:::::::/::::::::::::/´￣ V::::!::::/:::∧
￣ﾌ:::/:::::::::::::{:::::〃:/{:::::::′ .}::::|:::::::/:::::.，
／.イ:::::/:::::::::|:::/l{/_.,!::::′ ､ .|:::ﾊ::::::::::::::::|
./:::イ:::::::::/!/´__ .|:::′ ≧=|/-}::::::}:::::::::!
/}/{::::::{::::/ ｲ´ｆ:心 ﾚ .ｨ行}ヾ､V::/::::::ﾊ|
Ⅵ:|::::{､.ヾ 乂ﾘ .乂ﾉ ｲ 〉':::::::::| |
}:|ヾ::ハ /::::::}:::ﾘ 他の人がどうかは知らないけど、
ｊハ::::::∧ ′ /::::::::ﾊ/ 毒とか薬とかだからじゃないんだ。
∨:::ﾊヾ. /::::::}/./
Ⅵ::::＞.， ´ ￣ ｀ イ}:/::〃
}ハ{ Ⅵ}＞ ＜{:::/､l'}:/ {
/⌒ヽイ : : ;| .ﾊ{: : Y´￣ヽ
_／: : : :＼: :∧ ¨} : /: : : : : ＞､
〃:＞ ，: :. :.＼∧ /: /: : : : : : ／:ﾊ
＼ ＼..､
＼ 〉:}
...=-:::::::¨:≧=-::..}Y:/:ｨ
，＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::＞.，
..:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::＞.，
／::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.,′::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::_:::::::::::::∧
.::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}¨´V:::/:/::∧
′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::/}:::::::::| ∨::::::::::::
./!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::/ 八/::/ }:::::::::::::|
/ }::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::/}:_:::::/_/::/}:/ . -‐!::::|::::::::!
./ .|:::::::::::::::::八:/:::::::/´::://:::／ /／ / ,.ｚミ::::八::::|
.|::::::::::::::/:::/::::::::::}:::::/,.ｨ芹う｀ ./ 'しﾘ ,|/}::::}::::!
.|:::::::::::/／{::::::::::::|::/! 乂ツ / ｀¨ ./ ∧ﾊ:::|
.|::::::::／::{l ∨::::::::ﾚ::| ` .ﾊ/ V!
从イヾ:::::ヽ.∨:::/:::::| /::::{
}/ ∨::::::::∨::::::ﾄ! ./::::ﾊ! ボクは君が恐ろしい。
∨:::::::}∨:::|ﾊ ー ' ｲ::::::{
}:::::::::!. ∨| ＞ . }::::::::|
从}/ﾘ .ヾ .≧., ｲ 从Ⅳ
///≧.....､ /＼ ヾ{
.//////////≧..､ ﾊ//l}､
ｲ＜////////////.> .V/{. ＼
／/////≧...､/////∨/} !Ｙハ. ‘，
./////////////≧...､////ヾﾉ//}. V.＼
il////////////////////ヾ∨/∧. V//＼
.
＿
_´＿ _` ､ ……えぇ？
／‘=’ﾆ ‘=’u‘. 恐ろしいかお？
i └‐' ｰ' ｕ‘.
ヽ !
―=＝=、 ヽ
, ＿ 弋 丿
"´::::::::::::::::::｀ ∨l
′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
.':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,′:::::::::::::::::::::::::::::::::/ヽ^|::::::::::::::::::
/:::::::::::::::::::::::::::::/:::::./ |::::::::::::::::::|
/:::::::::::/:::::::/ ﾊ 7:::./ |::|`::::::::::::｝
./ 7::::/:|:::::::,厶 l/ ｀`ｰﾘ-|:::::::::::::
/::::〃|::::,'__＿, ー‐一'.|::::ｉ:::::::iﾍ
|:::::` ′ ,ｊ::/:::::::ｊ 恐ろしいよ。
|:::::::|' __, 、__, /::::::::::/ ボクは歌と君のこと込みで
∧:::::|ヽ __ /:::::::/;.|. 宝女王の側付いてるだけだけどさ。
ヾ;|::::ヽ、／´ ,_｀二ﾌ ,/:::::::/刈
i|:::ﾊ::i′ ｀t´, . ,ｲ:::::::/ それでも まつりごと の細々とした事は
′ ;: | 丶 ! .;|ヾ::,' なんとなくは分かるよ。
_;". "' ヽ ,ヾ ,' ._,'ゝ,、
.／ "ヾ |i, | ｒ . ｉf ,' ｀丶
/ ＼ l!i | ! !| / ,／ ｀ヽ
| ｀ ヾ/ i;/ / ,|!| l,.′ |
. 、 lﾞ 'f. ./ /_,''ﾞi!i!i!i'f. l ′ |
. ヽ ｊ / /.i!i!i!i!i!i!i!!.} ! r, . |
∨ | / /,.i!i!i!i!i!i!i!i!i!| | |
ｨzzzﾐ､ ＿＿＿
.ｨ≦--- ､:ﾊ .／::≧=- ´
ヾ| /:／
...=-:―:::::::}Y/´
..:::::´:ィ´::::ヽ-==ミ::::::￣｀＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／::::::::::::::::::::::ｨ､::/}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_..イ:::::::::::::::::::::::::/´¨¨｀V:::::::::::::::::::ヽ:::::::::::
-=≦イ::::::::::::/:::::::::::′＿__ |::i:::::::::::∧::::∨::::::::|
/:i::::i:::::ﾊ::i::::::::{ ´ ｀.l::ﾄ:::::::/:::∧::::∨::从
{/|::::l::::ハ:|､:::::| .ｨzzミ､:lﾊ::::|､::::∧､:::∨:::∧
./ .l:::ﾊ/芹､ V:::! ´Vし} .〉 ﾄ::|::}＼::}::≧:＼{ヾ{
{ !::{:::ﾊV} ヾ! .乂ﾘ .:::::/:::::从}::::::::::::|. ＼ . 君。たかみくら にものすごく近いの
.V|∨} ' ./:::/:::::/ ｨ::::::::::::ﾄ{ わかってるでしょ？
ヾ .}::! ＿ ./ｲ/:::::/:::::::/::/､::{ ＼
从ヽ. ﾏ ノ }::::::/:::::::/}:/ ヾ
}/!::::::::. .|:/}' |::/{' j'
|:::ハ:{ヽ._ ≦ | / !:!
ﾚ } V ＞----=ミ､
ｨzzzzｧ---! .／::::::::::::::::::::::::∧
.／:::::::::::/＼. ´／::::::::::::::::::::::::::::/::∧
.:‘:::::::::::::::′ー====.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::∧
./::::::::::/::::::| .／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::ヽ
/::::::::::/:::::::::! ／::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::}::::＼
./::::::::::/:::::::::::| ／::::::::::::::::::::::::::::::八::::::::::|:::::::::::::::::::|:::::::∧
/:::::::::::/::::::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::!::::::::::::::::::八:/::∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ -━- -━- ＼ 兄ちゃんが男子
| U （__人__） | 作ってくれりゃいいんだお。
＼ ｀ ⌒´ ,／
＿＿_／ ＼
| | / 、 _,.-‐-､ ミ ー-,..-‐-､
| | / ￣￣_ﾞ､!j.j.jＪ＿＿＿iJ.j.j.j.!
,ｨ三三ミ.､ ﾄ､
|/ ＼::ヽ .}::}
,...-=:ヾﾘ//_
,.ｨ≦:::::::::::::::}イ:::::::≧::..
／::::/:::::::::::::/ﾐ､ハ::::/::＼:::＼
,.::::::::::/:::::::|::::/ ∨::/:::::ヽ::::＼
/:::::::::::|::::::::;|:::; ∨､::::::::‘，:::::ヽ
/:::::::::::::l::::::/.|:::{ ヾ=--=|:|ﾊ::::|:::::;::::::::ハ
,:::::::l|:::::::|::|:{ｲ.ゞ| ,ｨ≦三Ⅵ::::l|:::::|i:::::ﾄ､
,:::::::::il:::::::ﾊﾄ{____ ＼ ´{r'::::ﾘ .|:|::::ﾘ:::::|l:::::|ヾ
＞/ｲ{::::八::::ィｆ{:::ﾊ ｀ `＝' jｲ::/:::::::|l::::::
,.ィ{'‘ / .八::::::::ヾ{. ヾｰ' ' / }/l:::::::::|l::::ﾘ
，＜ .八 ,ヽ{:::/::＼ ´ / l::::::::八/ ……たとえ今男子が出来ても、
／ ＼、_ｒ＜ ∨:::∧ , -‐ュ ./.l:::::/::/. 今から日嗣（皇太子）にふさわしい年齢に
ｲ ／⌒´ ∨:::|:ヽ. ｀¨´ ..ｲ:::j::/::/ なるには時間かかると思うよ？
‘， ＿＿_ イ｀＞ ，_ |:::::|::::::/:＞:.... ..イ|::l::::|/:/{
’ ＜ }=- . |:::::|:::::ﾊ/:::::::} ¨ .!::|::/:/八
’＜ |:::::|::::{､}:::ﾊ:::| Ⅶ'}/
’＜ .八::::l::ﾘ ヽ￣ ｀/ｰｒ-=ﾆ,､
’＜ ヾ|/ ＼ ./＿,l::::／ ≧=-.､
’＜ ＼ ＼ _j:ｲ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 大海に まつりごと はわからぬ。
＼ ｀ ⌒´ ,／ かーちゃんがなんとかするんでしょ？
/ ヽ.
.i }
_ ヾ､
／⌒ﾄ､ }::ﾘ
＿ }//ィ_
......≦:::::::::::::::::::::::::::::::≧=-......
，＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞..、
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ｨ、::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::/´¨＼::::::::::::::::::::::::::::::＼
.:::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::::::/ ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ＼
l::::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::::::::::/ { V:::}:::::::::::::::::::::‘:::ﾊ
.从:::::::::::::::::::/::::/ .|::::::::/{! ゝへ、 .V|、::::::::::::::::::::::{:::}
/::::::::::::::::::::::/!:::/ ／|::::::::Ⅳ ≧=-.}ハ::::/:::::::::､::八ﾉ
./::::::::::::::::::::::/ .|:/´＿ ∨:::{ ＿/ ∨::/::}:::::Y:::{
/::::ｲ::::::::{::::::〃 ／´ ｀ ヾ| ´ _ ｀ヾx. ∨::::|、::ﾄ:八 それだよ。
.ｲ／ |:::::::::|::::::{{.〈{ ｲr心 .ﾊ心 }}. Ⅵ:ハ:::ﾊ＼ヽ
´￣ l:i::::八:::::::! ヾ .乂:ツ 乂:ﾂ ﾘ l}::::::/::ﾄ:} ヾ{. 宝女王の御齢を考えてよ。
|ﾊ::::::/ヽ::| /::::/::::|ハ
|{::ﾄ:/::::::::ヾ ′ ./:／:::::::| ここから すめらみこと として
|::| ∨:::::::ﾄ､ /ｲ::::::::::::′. やんごとないことをなされたら
ﾚ' ,.Ⅵ::::|∧ / .|::::::::::/. 御命を縮めるってことがわからない
／ i:}:::::::! 込. ｒｰ '⌒ヽ .ｲ .从:::::ﾊ＼ 君じゃないでしょ？
／ : : |ﾊ::::::ﾊ .＞ ， ｀ ¨ ¨ ｀ .，＜ /:ｲ::::/: }: : ＼
／ : : : : |ﾘ∨::::} ヽ＞ ， ＜ /´ |::/: : |: : : : :＼
/: : : : : : :/: : ヽ:::|、 _ _ . .ｲ|/: : : : : : : : : ハ
.{: : : : ､: : : : : : : ヾ:＼ ＿＿ヽ ＿＿´＿＿ ィ : /: : : : : : : : : : : : }
.ヽ: : : : ＼: : : : : : : : : ＼ ／: : : : : : : : : : : : : : :./
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
宝女王。この当時50代半ばくらい。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.
うーん
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ_ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | そこはもう兄ちゃんに
＼ ｀ ⌒´ ,／ 任せるお。
/ ヽ.
.i }
＿＿＿ }::ヽ
´￣￣￣｀＼ }:::ﾘ
. =-‐=ミ､ヾ /ィ
，＜::::::::::::::::::::::｀':￣＞.，
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／/:::::::::::/:::::::/:::::::::::::ハ:ｨﾍ::::::::::::::::∧
_.イ:::/:::::::::::/:::::::/::::::::::::/´￣ V::::!::::/:::∧
￣ﾌ:::/:::::::::::::{:::::〃:/{:::::::′ .}::::|:::::::/:::::.，
／.イ:::::/:::::::::|:::/l{/_.,!::::′ ､ .|:::ﾊ::::::::::::::::|
./:::イ:::::::::/!/´__ .|:::′ ≧=|/-}::::::}:::::::::!
/}/{::::::{::::/ ｲ´ｆ:心 ﾚ .ｨ行}ヾ､V::/::::::ﾊ| わかってるよ。
Ⅵ:|::::{､.ヾ 乂ﾘ .乂ﾉ ｲ 〉':::::::::| | なにもしないのが一番だってことくらい。
}:|ヾ::ハ /::::::}:::ﾘ
ｊハ::::::∧ ′ /::::::::ﾊ/ でもそうやって本当に何もしない事ができるって
∨:::ﾊヾ. /::::::}/./. 見てるとすごく恐ろしいんだ。
Ⅵ::::＞.， ´ ￣ ｀ イ}:/::〃
}ハ{ Ⅵ}＞ ＜{:::/､l'}:/ {
/⌒ヽイ : : ;| .ﾊ{: : Y´￣ヽ
_／: : : :＼: :∧ ¨} : /: : : : : ＞､
〃:＞ ，: :. :.＼∧ /: /: : : : : : ／:ﾊ
ハ: : :.∨/＞ ，:.＞ ， /: :／: : _ :イ : : : :.，
{: :‘，: :∨////＞.，:.＼ｰ.ｲ／.ｨ≦: : : : : : :/: :}
| : :∧: : ∨////∧: ｀ヾ{:／ : : : : : : : : : : /: : :|
＿＿___
／ _ノ ヽ_＼
／ （●） （●）
/ （__人__） ヽ
| ｀ ⌒´ | だろうね。
＼ ／
／ ＼
/ , l |
/ /| | |
＿＿＿ }::ヽ
´￣￣￣｀＼ }:::ﾘ
. =-‐=ミ､ヾ /ィ
，＜::::::::::::::::::::::｀':￣＞.，
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／/:::::::::::/:::::::/:::::::::::::ハ:ｨﾍ::::::::::::::::∧
_.イ:::/:::::::::::/:::::::/::::::::::::/´￣ V::::!::::/:::∧
￣ﾌ:::/:::::::::::::{:::::〃:/{:::::::′ .}::::|:::::::/:::::.，
／.イ:::::/:::::::::|:::/l{/_.,!::::′ ､ .|:::ﾊ::::::::::::::::|
./:::イ:::::::::/!/´__ .|:::′ ≧=|/-}::::::}:::::::::!
/}/{::::::{::::/ ｲ´ｆ:心 ﾚ .ｨ行}ヾ､V::/::::::ﾊ|
Ⅵ:|::::{､.ヾ 乂ﾘ .乂ﾉ ｲ 〉':::::::::| | それで、心も恐ろしい人ならわかる。
}:|ヾ::ハ /::::::}:::ﾘ けど君は心ばせなだらかな人なんだよ。
ｊハ::::::∧ ′ /::::::::ﾊ/
∨:::ﾊヾ ､ , /::::::}/./. もうね、わっかんなくてさ。
Ⅵ::::＞.， イ}:/::〃
}ハ{ Ⅵ}＞ ＜{:::/､l'}:/ {
/⌒ヽイ : : ;| .ﾊ{: : Y´￣ヽ
_／: : : :＼: :∧ ¨} : /: : : : : ＞､
〃:＞ ，: :. :.＼∧ /: /: : : : : : ／:ﾊ
ハ: : :.∨/＞ ，:.＞ ， /: :／: : _ :イ : : : :.，
{: :‘，: :∨////＞.，:.＼ｰ.ｲ／.ｨ≦: : : : : : :/: :}
| : :∧: : ∨////∧: ｀ヾ{:／ : : : : : : : : : : /: : :|
／´ ＿ ヾ:ﾍ }::Y
,.....::≦::::::::::::＞..､ヾ: /ィ
,..＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽi{'.,_
,..::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..、
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::∧∧::::::::::::::::::::::’;:::::::ﾟ:.
／:::::::::::::::::::::::::::::::ｲ::::::::::::::/ ’.::::::::::::::::::::::’;::::::ﾟ:.
_,. ´ イ:::::::::::::::::::::::::::/ j::::::::::::/ ﾟ.::::::i::::::::::::::::ﾟ;:::::::.
/::::::::::::::::::::::::::/ !::::::::::{ '.:::::!::::::::::i､::::i:::::::'.
;/:::::::::::::::/::::::/¨￣i::::ﾍ:::{ ､ .ﾟ.:::i:::::::::::l::ヾ:::::::::}
/::i:::::::::::::iｲ::::/ l/ i:::{. ≧= .ﾟ.∧:::::::::i:::::::＼::j
/: ｲ::::::::::: j.ｌ::/ ,.z=ｭ､ j/ ,z=≠ﾐ、 ﾟ.:::::::!｀:::::::::＼
/´ i:::::::::::::j j' / /ﾄ-ｲ /ﾄ ｲ ヽﾟ.::::::!::::::::::`i ー一
;::::::::::::ﾊ ﾏ/リ ﾋ-リ '.:::j:::::::::::::{
}:::::::::::::ﾊ ¨´ ｀¨ ﾊ':::::::::::/ヾ.,＿，
j:::::/!::::::ﾊ 丶 ,:::::::::/::/
/／ ::::::ﾄﾊ ,::::::::/::/ まつりごと が関わったらさ。
/´ ﾟ.::::i:::::'. ｬ ― ― ｧ /::::::::::::{
ﾟ.:::!:::人 ` ー一 ´ ,.ｲイ::::/ｨ:{ ボクのこともどうだって
ﾟ.:i::::从 ＞ ＜::::::/!::/j/ヾ.,＿， 良くなっちゃうの？
ﾟi:/ヾﾘ'⌒Y::＞ __ ＜ f:/i:/ .!'
j! }/ヾi l' !
} ﾟ.
＞ ′ ` 、
_,.＞ ´ ｀ ＜
,. ≪ﾆﾆ{ ,.≧- ..,_
fﾆﾆﾆﾆニﾟ:. ￣¨ヽ ,. -‐一 ,..≪ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧..､
i{ﾆﾆﾆﾆﾆニ’｡_ , ≪ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ニﾊ
i{ﾆﾆﾆiﾆﾆﾆニ’｡￣¨ ―‐ ¨,..≪ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆニ'.
ｉ{ﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ、 , ≪ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆ.
.
-―─- 、
／ ＼
′ ─ ─ ,
i （ ●） （● ） ｉ
| (__人__) | わかんね。
､ ノ
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7
＼ ノ ﾄ､_/
. ′ |
／".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、
.,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＾ヾ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`
.i.:.:.:.:,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/l.:.:| ヽ.:.:ヽ.:.:.:.:ヾ.:.:.:.:゛
|.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. |::.:| ヽ.:.:l＼ヽ.:.:.:.:.:.:.:i
|.:.:.:.:.:l.:.:.:.:〃.:.:/ . |.:.:| ﾒ ヽ.:.:＼.:.:ヾ
|.:.:.:.:.:|.:.:.:.:|.:.:;/ ヽ;! _／＿, i.:.:.:.:.:ヾ 言うと思った！
.!.:.:.:.:,' :.:.:.:||.:,ーｰ-' ｲ''￣丶.|.:.:.:.:.:.|
lﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:|ヾ,ｒ＝=、 |.:.:.:.:.:.|. 嘘でも違うよ〜とかくらい言えないの！
∨.:.:.:.:.:ヽ .j.:.:.:.:.:.| ＿
ヾ.:.:.:.:丶ヽ /^"⌒￣￣ヽ、＼
ヽ.:.:.:.:＼ ｒ_ ‐ つ ｆ ＼ ＼ ヽ .〉
ヽ.:.:丶; 丶 、 / ＾ヽ ヽ ｝ _｝,≠
＼ヾ∧ ｝` ｰ | / ／-廴__丿
〆⌒丶ゞ ｊ ｊ `´`´__一''ﾞ´
ｆーﾞ-=丶 ＼ / /ヽ ヽ
／ ＼ ヾ;/ ′ ヾヽ |
i ヽ / ,' ヾヽ ヽ
| , / 厶ゝ 丶
＿＿＿＿
／ ＼
/ ─ ─ ＼
/（ ●） （ ●） ＼
| （__人__） | んなこと言って信じんの？
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
. :-‐――- ／￣.:｀_ﾆ＝
. ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,{ｒ'"二ﾆヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:''ﾞ´.:.:.:.:.:.゛:.ﾍ
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,､.:,､.:.:.:.:ヽ
/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ﾞ´｀ﾟi.:.:.:.:.:.:.:､
,:.:.:,′.:.:,:.:.:.:/.:.:i.:.:.:.:ﾊ:.:,ﾞ. |.:.:i.:.:.:.:.':,
,′:i.:.:.:.:.:i.:.:.:i.:.:/|.:.:/ .i.,' |.:.:,:.:.:.:.:.:.}
{.:.:.:{.:.:.:.:.{.:.:.:|.:/-!:/- !′rー j.:/.:.:i.:.:.:j
!.:.:.:.:!.:.:.:.:.､:.:_!＿_!,'_ ＿__.!/}.:.:j:.:.:.,
､.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:{符ﾃ 赱ﾁ｀ .j.:ﾉ..::,
ヽ.:.:.:!.:.:.:.:.:.! /:.:.:.:/
ﾊ.:.:!.:.:.:.:.:{ l. /.:.:.:./ __. 信じないね。
ヽ!.:.:.:.:.:ﾄ __. ／,_, 'ヽ、, i
,-＼:.:.:.:| ｀ 、 ｀´ ／.:._'＾､ヽ、､ !
r､/￣＼::| ｀￣iヽ′｀/ ／
, -' 丶 iヽ! { ＼. / ／ ､
／ヽ. ＼ | __、 ,＿ .i { { ゛、
,: ＼ ､.| | ! ∨ }
i ＼ ヾi ﾞ＼ ∨ |
| ＼ ヾ___＿_＿＿＿_冫＼ ∨!
} ', ＼ |;:;:ヾ､¨''ﾞY´;''ﾞ.;:;:ヽ、. ＼ 、
男子が生まれなかったのは天命か…
¨¨¨¨¨ 、
／ ｉ ｌ! | ＼
′u | | |ｌ ! u. ヽ
/ ! （___人___） }
i u !ililililil| /
! {ililililiﾉ ／
ゝ イ..ノ} せめて嘘でも信じるって言って！？
7 ..ノ} ! ノ
/ .ノ |´
/ |
. /::/:::::::::::/:::::::: /:/::::::::::::|:ｉ :::::::::::::::/＾Y＾V::::i:::::＼::＼
/::/:::::::::::/:::::::: /:/ :::::: ／|:|::ｉ :::::::::/ |:ｉ::|:ｉ::::::::ﾟ｡::::＼
. /::/::/:::::::::::::/:::/:/::::::// И:|::::::::::| |:|::|:|::::::::::|＼:::::＼
|:/::/:::::::::::::/:::/:/:::::://_＿_| |/::::::::::| |:|::|:|::::::::::|::::ii＼＼ メ、
/::/!|ｉ::::|:::::::::ｲ:ハ::::::/ Г∨:::::::| ／￣「∨ﾍ:::::::ｉ|::::|l ＼ ',
／ ｲ:::!|ｌ::::| :::|::::|ｉ| i:::/| |: ∨::::| ∨ﾍ:::从 :|l }. ┼
. ／／ |:::::|ｌ::::| :::|ｉ::::ｌ| |,x====ｘ八: ∨:| x===x、 ＼＼小ﾄ＼ }
ー─=彡 И∧:::| :::||ｉ::::| ,癶^^⌒^ヾ ＼ ＼ /^⌒^癶 ∧∨::::| ＼
|:|:∧{:::::|||ｉ八 ∧::::|:ｉ::::|
|:|:｛∧ ::||||i＼＼ ′ ∧:::::ｉ|i|::::::. ┼
|ハト∧:ｌ||||＼＼＼ ┌――― - 、 ::::^Yｉ||l|:i:::::::. /
. 丿__i|ｉ:::∧l|||!:::::＼｀＼ | ＼/ .::::::::}从|:|i:::::::::.. X
. _＿/三|l:∧∧:!!＼:::::＼ ＼ / 八:: / ∨::::::::::.
. /三三三//三ﾊ::＼::::＼ :(＼ ‐-‐ イi|ii:::/ ∨::::::::}
/三三三/ｲ三三}八(＼:::＼＼＼ .，＜リ川||/_＼ }:::::::/
|／三三三三ﾆﾆ=‐=ﾆﾆ＼:::＼≧=-=壬╋┼＼川||_‐_‐_＼ }:: /
|[三三三／ｰ_‐_‐_‐_‐_‐_‐_＼:::＼╋┼╋┼╋７_从_‐_‐_‐_} }/
|[三三／ｰ_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐＼∧ ╋┼╋┼|[-_‐_‐_‐_‐_‐／ー=ミ、
_＿_
/.:./⌒＼
_＿＿__＼{ __
／.:.:.:.:.-―-ミ{／⌒＼
／.:.:／:,ノ.:.,.:.:.:.:.:.ヽ:｀ヽ、
／/...:/.:.:/＾^ ｉ.:.:.:.:.:.:.:.'.:.:.:.:.∨
, --―‐…≠.::/.:.:/i:.:/ ｀ヽ.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V
′ '⌒７.:j__ｿ|/ ,ﾆ、j.:/.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:..i
｀ -‐…≠j }_ｊ狄:.:.:.:.:.i:.:|:.:.:.:.:.:.:| あーあ。
､ ＼ │、 '' .′}:.:.:.人{:.:.:.:.:.:.:.|
＼ ＼ | ｀ ‐ ;.....:.:.:/_ノ}:.:.:.:.:.:.トV. 嘘――っていうより、
. ＼ ＼ ー-..、 ｉ:.:.:.:/ｉ.:.:八:.:.｛ヽ{. 本当のこと言っても
＼ __ソ⌒ '. ｢￣￣￣ヽ＼|ヽ{. 誰も幸せにならないことってあるよね。
＼ ＼､ } | 〉
＼ ＼､ﾉ _j_,,.. -‐=≠、
ヽ.___）爪/ / :,
}/ノ,ノ′ / ｉ
／＾7ﾍ,. -‐,:′ │
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | あー、あるある。
＼ ｀ ⌒´ ,／
ノ ＼
／´
| ｌ
__
.ｲ:::::ヽ
{:::/.ｨ≠ミ､
＿＿ Y/ｨ_}}
...::::´::::::::::::::::::::::::}':::::::::::＞.，
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.／:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
/:::::::::::::::/::::|:::::::::|::::::::/::::/ハ:::::::::::::::::::|i
/:::::::::::::::/::|:::|:::::::::|:::::/:::::/`ｰ.}:::::::::::::::::八
/ｨ:::::::::::::/:::从:l:::::::::!::/:::::/ .!:::::::|:::::::::⌒ヽ
/:|::::::::::/:::/ |::::|::::::::|:ﾊ::::′ |::::八::::::::|
{ .|/:::::/::/＿Ⅵl::::::::|' }/､＿＿.|:::八:＼::{
./:ｲ::/::/ ＿ ヾ!､::::ﾘ / _＿_ j:/::|::＼圦_
./:ハ/::::ﾊf仗心､. V 〃し'刈｀}:::ﾊ::ハ≧=-
/ｲ /{::|::ハ 乂ツ } ゞ.彡 ﾚ::::::l.ノ:::{ 嘘くらい付いたっていいんだよ？
{::ハ{:::: /|::::::::|::::ﾊゝ._
_|ﾊ:::::::ヾ{ ′ ＿./:::!::::::ハ{
ﾏ Ⅵ､:::{＞. ―― } ＞|::::/
＿＼ ヾ V! ≧ .- .≦ 八 !:/、_ _
〃 ｀ヽ ヾ ／ ./ .|' ￣ ｀ヽ
＿／ 〃ー――／ }
／三三三三≧.､ .////////l{ |
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ うん。
| |
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼. でも額田には付きたくない。
| |
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
／::/:::::::::/::::::::::::/ｰヘノ{:::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::＼
/ :::::::::::::::/::::::::::::/ ＼::::::::::::::::::::::::::. :::::::::::::::::::::::::::.
/:::::::::ｉ:::::::::::::::::::::::| :::ｉ::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::.
/::/:::::::|:::::::::::::::::::::::|､＿＿＿＿_}::|::::::::::::::::::::|::::::::::::::::}:::::::::::::::.
/::/ ::::::::| :::::|:::::::::::::::| ＿_}人::::::::::::::::::|:::::::::{::::ﾉ:::::::::{、:::.
ー=彡/:::ｉ::::::::| :::::|:::人 :::::| ／'⌒うﾊヽ＼:::::::::::::＼:::::＼ :::::::::. ＼}
.:::::|::::::::| :::::l/ ::| 〃 {ﾟ//i}ﾉ i＼::::::∨ ＼:::::＼:::::::. ＼_
|:::/|::::::::| ::/厂う(_ }ﾉ V.ノ |:::: ＼:::∨::::厂仄:::::::::.
|:: |::::::::|:::|､＼V/ﾊ |:::::::::: ＼〉:/.ノ::::/＼:::::.
|ﾉ ::::::: |:::|::::. ┘ |::::::::::::::::::/::::::::::' ＼〉
|:::::::八|::::ハ <{ ::::::::::::::::/::::::::::::
| :::,ハ::::::::::::. . ┐ / :::::::::::/:::::::::::ﾊ{
|::/ }::::::::::人 <(´ ／ //::::::::::/}:::::::ﾉ｛ なんだい、それ。
ﾚ ::::::::::::::: ＼ ー ノｲ::::::::::/厶イ:::八.. 口説いてるの？
| :/| :::::::::::个 . . : :|::::::::/: : : |:/
ﾚ |::::::ﾊ人| ｰ=≦ｌ: : : :｜:::厶...-‐┴―-
|／ ｜ ／|:::/...............................｝
_」ノ.......ﾚ................................丿
／.................＿_...........-‐=ﾆ...￣＼
/....................................................................
/／..................................................................｝
／............................-――――‐-ミ.........〈
〔ﾆ=-‐.........................................................＼......＼
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼ 正直、どう口説いていいか
／::::::⌒（__人__）⌒::::u＼. わからんお。
| |
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/＼:::::::_:::::/:::::::::::::::::::/:::∧
. /:::::::::/::::::::::::::::::::/::::::::::/:::/::::::::::::::::::/ミ､::Y´:::∨::::::::::::::::::::::::/::∧
/:::::::::/:::::::::::::::::::::,′::::./:::::{::::::::::::::::::/ ｀´¨ .}:::l::::::::::::::::::::::::/::‘，
:::::::::/::::::::::::::::::::::,:::::::::ｲ:::::/|::::::::::::::::/ |:::|:::::::::::::::::::::::|::::::::，
::::::ｲ::::::::::::::::::::::::|::::./ .|:::/ .|:::::::::::::::′ |:::|:::::::::::::::::::::::|:::::::::
／::{::::::::::::::::::::::/l::/ |:/ l::::::::::::;′ |:::ﾄ::::::::::::::::::::::l:::::::::|
:::::::|::::::::::::::::::::/ .|＼ |' .|::::::::::;′ |:::| ∨::::::::::::::::l:::::::::|
:::::::|:::::::::::::::::/ j ｀≧.､ l::::::::;′ _ .＞ }/´ i|::::::::::::::::∧:::::ﾘ
:::::::|::::::::::::::/ヾ=-z二二._ :::::::;′ -=≦´＿＿/ l|::::::::::/:/::∧:/
:::::ﾘ::::::::::::∧. ヾ{ しｲ刈´ ∨:{ .二二ﾆｒ=z＿_l|::::::::/＼/:::∧ あのね。
:::∧:::::::::/::∧ 弋:::リ V| .しイﾘ ￣/ｲ:::::/::::::::}＼:∧
:/ ∨::/::/::∧ `| 弋:ツ .r ､|:::/::::::::::|:::/＼{ 物の言えた歌の一つでも
′ .∨::::::/::::{ , / Ｙ.|l/:::::::::::::ト､ ＼. よこすもんだよこういう時は。
r.}:::::::八ヾ _{_ !.|:::::::::::::::ﾘ: : ＼
人!::::/::::∧ ＼ _ /ﾊ! .| ﾄ::::::::::::/: : : : : ヽ
|: :|::::::::/::l∧ ./:=ミ _ / ! ,: .| Ⅵ:::/|: : : : : : :∧
|: :|:ﾊ:::::/:|:.込 l{: : : :}l / .Ｙ ,′ ,: .| | .}:::::l:::!: : : : : :/ : :，
|: :|': :∨:::|: : : : :.>.， .弋: : ﾉ .| | | | | |/::::::;|/ : : : : : : :_: ｲ
|: : : : :.∨|: : : : ＼ : ＞ . | |´:| | ./::::://: : : ，:＜: : : :{
.八: : : : : V|: ＼: : : ＼八. ＞ .≦人 ゞ.| | /:::::/-=≦: : : : : : :イ|
ヽ : :. :.`|: : : ＼: : : ヾ:{ ／: : ‘，.ノ ./:::::/: : : : : : : :／ : : : |
,..-''" ￣￣￣ "''-､
／ ＼
-‐-..,,_.. ＼
＿＿_ ｀''‐‐' ､_ノ
ヽ ＿・_` __i
／ '_’l
{ ヽ l そんな物の言えた歌が
ヽ---‐､__ノ !. 歌えると思うたか。
ー‐一 ,′
､ /
''-.,,_｀''-..,,_ ／
: : : : :｀''-､ ｀¨"7''―‐＜
: : : : : :/ヽi :::/: : : :/⌒ヽ
: : : : : l: : :L_ ｀ヽ: :{: : : : l
＼__／: :/O: 7､_∧:.ヽ ＿＼‐-..,,_
: : : : : :./: : :////∧: : :|: : : : : : :/|
/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/＼:::::::_:::::/:::::::::::::::::::/:::∧
. /:::::::::/::::::::::::::::::::/::::::::::/:::/::::::::::::::::::/ミ､::Y´:::∨::::::::::::::::::::::::/::∧
/:::::::::/:::::::::::::::::::::,′::::./:::::{::::::::::::::::::/ ｀´¨ .}:::l::::::::::::::::::::::::/::‘，
:::::::::/::::::::::::::::::::::,:::::::::ｲ:::::/|::::::::::::::::/ |:::|:::::::::::::::::::::::|::::::::，
::::::ｲ::::::::::::::::::::::::|::::./ .|:::/ .|:::::::::::::::′ |:::|:::::::::::::::::::::::|:::::::::
／::{::::::::::::::::::::::/l::/ |:/ l::::::::::::;′ |:::ﾄ::::::::::::::::::::::l:::::::::|
:::::::|::::::::::::::::::::/ .|＼ |' .|::::::::::;′ |:::| ∨::::::::::::::::l:::::::::|
:::::::|:::::::::::::::::/ j ｀≧.､ l::::::::;′ _ .＞ }/´ i|::::::::::::::::∧:::::ﾘ
:::::::|::::::::::::::/ヾ=-z二二._ :::::::;′ -=≦´＿＿/ l|::::::::::/:/::∧:/
:::::ﾘ::::::::::::∧. ヾ{ しｲ刈´ ∨:{ .二二ﾆｒ=z＿_l|::::::::/＼/:::∧
:::∧:::::::::/::∧ 弋:::リ V| .しイﾘ ￣/ｲ:::::/::::::::}＼:∧ 思わないね。
:/ ∨::/::/::∧ `| 弋:ツ .r ､|:::/::::::::::|:::/＼{
′ .∨::::::/::::{ , / Ｙ.|l/:::::::::::::ト､ ＼
r.}:::::::八ヾ _{_ !.|:::::::::::::::ﾘ: : ＼
人!::::/::::∧ ＼ /ﾊ! .| ﾄ::::::::::::/: : : : : ヽ
|: :|::::::::/::l∧ _ / ! ,: .| Ⅵ:::/|: : : : : : :∧
|: :|:ﾊ:::::/:|:.込. ｒ_ ‐ つ / .Ｙ ,′ ,: .| | .}:::::l:::!: : : : : :/ : :，
|: :|': :∨:::|: : : : :.>.， .| | | | | |/::::::;|/ : : : : : : :_: ｲ
|: : : : :.∨|: : : : ＼ : ＞ . | |´:| | ./::::://: : : ，:＜: : : :{
.八: : : : : V|: ＼: : : ＼八. ＞ .≦人 ゞ.| | /:::::/-=≦: : : : : : :イ|
ヽ : :. :.`|: : : ＼: : : ヾ:{ ／: : ‘，.ノ ./:::::/: : : : : : : :／ : : : |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ 嘘くらいつこうや。
／ ‐=・=‐ ‐=・= ＼
| （__人__） |
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
ｨzzzﾐ､ ＿＿＿
.ｨ≦--- ､:ﾊ .／::≧=- ´
ヾ| /:／
...=-:―:::::::}Y/´
..:::::´:ィ´::::ヽ-==ミ::::::￣｀＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／::::::::::::::::::::::ｨ､::/}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_..イ:::::::::::::::::::::::::/´¨¨｀V:::::::::::::::::::ヽ:::::::::::
-=≦イ::::::::::::/:::::::::::′＿__ |::i:::::::::::∧::::∨::::::::|
/:i::::i:::::ﾊ::i::::::::{ ´ ｀.l::ﾄ:::::::/:::∧::::∨::从
{/|::::l::::ハ:|､:::::| .ｨzzミ､:lﾊ::::|､::::∧､:::∨:::∧
./ .l:::ﾊ/芹､ V:::! ´Vし} .〉 ﾄ::|::}＼::}::≧:＼{ヾ{
{ !::{:::ﾊV} ヾ! .乂ﾘ .:::::/:::::从}::::::::::::|. ＼
.V|∨} ' ./:::/:::::/ ｨ::::::::::::ﾄ{
ヾ .}::! ＿ ./ｲ/:::::/:::::::/::/､::{ ＼ ボクも、君には嘘をつきたくない。
从ヽ. ﾏ ノ }::::::/:::::::/}:/ ヾ
}/!::::::::. .|:/}' |::/{' j'
|:::ハ:{ヽ._ ≦ | / !:!
ﾚ } V ＞----=ミ､
ｨzzzzｧ---! .／::::::::::::::::::::::::∧
.／:::::::::::/＼. ´／::::::::::::::::::::::::::::/::∧
.:‘:::::::::::::::′ー====.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::∧
./::::::::::/::::::| .／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::ヽ
/::::::::::/:::::::::! ／::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::}::::＼
./::::::::::/:::::::::::| ／::::::::::::::::::::::::::::::八::::::::::|:::::::::::::::::::|:::::::∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ……それは良いふうに
| （__人__） | 取ってよろしいんでしょうか。
/＼＿＿ ｀⌒´ .＿＿／ヽ
/ （ｍｍ） （ｍｍ） ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣＼ ｝
＼ ／
...:::::￣＼ | ／
／:::::::::::::::::::::::ヽ|/＿＿____
／:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.......
／:::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
／::/:::::::::/::/ |:::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/／/:::::::::/::/'⌒ﾄ::::|:::::::::::::::::::::::::｛::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/ //|:::::/７´ |:::::|:::::::::::::::::::::::::｛::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/ |::/ ｜ :::::|。:::::::::::|:::::::::｛::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
｛ |:l｝ |/ :::| ﾟ。::::::::|::::::::::: :::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
___＿乂__,ﾉこ____ ｝| ,∧ :::::|＼:::::: ∨::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| ｀＾¨¨¨ﾟ⌒ ｝|/::::::::::::|::::::＼::::∨ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
〉 |ﾉ::::::::::::}ﾉ::::::::::::＼|:::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::|
/:::::::::::::::::::::::｛＼ ::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::|
{ __ . -┐ /／|:::::::::::::i:::::｛, }＼:::::::::ﾟ｡:::::＼::::::::::::::＼|
} ∨ ／ ／ ｜:::::::::::|＼::∨ :::::＼::::::ﾟ｡::::::::＼::::::::::::::＼
|:::::::} :::| ::| :::::::::::::＼:::ﾟ｡:::::::::::＼::::::|＼|
｝ |:::::::}::::厂}::|ﾉ :::::::::::::::::::＼〉::::::::::::{ ＼|
ｰ-----‐━=ﾐ |:::::::}::: .::::::::::::::::::::::::i:::::::::::/＼:::::.
ﾟ。 |:::::::|/ ,厶イ:::|::::::::::::人::::::/ ＼〉
_＿｝＿|:::::::|-‐━┥:八::::::( ＼| こういうのは男が
r{┿ｌ┿ｌ┥:::::|l┿l┿|/┿}ﾉ⌒ヽ 手綱をとれって教わらなかった？
｝}┿ｌ┿人:::::|┿┷-‐=ﾆ二￣￣＼
┝'＼ｌ┿ｌ┿}ノ￣￣￣￣￣＼ニﾆﾆ|___
厂 ┿＼／ニニニニニニニニ＼＿|＿,＼
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼
／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼
| （__人__） | すっごい言われました。
/＼＿＿ ｀⌒´ .＿＿／ヽ
/ （ｍｍ） （ｍｍ） ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/:::::::/:::::|::::::::::::::::| ∨::::{:::::::::::::::::::::::|:::::八::::::::}:::::::{::::＼
.::::::::;:::::::::|::::::::::::::::|. ∨::|::::::::::::::::::::八:::::::::＼:ﾉ::::::∧:::::::＼
,:::::::::|:::::::::|::::::::::::::::| _ -‐ ヾ:!＼:::::::::::::::::∧::::::::::::＼::/::∧-----
/:::i::::::|:::::::::|::::::::::::::::|¨ ,r=ミ､＼::::::::/:::∧:::::::::::::::＼/:∧
./::::::!:::::|:::::::::|::::/{::::::::| ／ {:::ｒ'ﾊ}}. ＼::::::/::∧≧=-----:::∧
/:::::ｲl::::::|::::::八::{.¨＼八. ' ∨刈 }＼::/::∧ }:::::::|＼:::八
./／ |l::::八::::::::::ヾ ＿ ヾ{ `¨ .|::::::＼::::∧/::::::::| ＞‐.＼
／ |ｌ::ﾊ::::＼::::::|{{.ヾ心 ＼ .|:::::::::::≧=-::::::::::!
|l:{∧::::/:＼ト.` ゞ〉 .|:::::::::::::::|:::::::::::ﾄ:{ ちゃんと治して。
|ﾘ. ∨:/:::|ヾ:::ヽ ､ . .-.i |:l:::::::::::::|:::::::::::|
∨::::| }:::::ハ .／: : :/ |:|:::::::::::ﾘ:::}ヽ从. ……次はちゃんと口説いてね。
ヾ::| |::/::::::::， ＜:_: :／ .从:::::::::/ .{ヾ＿
ﾊ| |:::::i:::::::::＞ ／ |::::::::::/ ，＜.:.:.:.:.:.:}
八::::|:::::::::::| ≧ .､_ .イ .l:::::::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
ヾ＼::ﾊ:| ヽ .|::::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::／⌒＼
} ﾘ ／|:/.:.::.:.:.:.:.:.:.:.::／:.:.:.:.:.:.:ハ
ｒ‐＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
|／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ それは口説いたら答えてくれるという――。
| （__人__） |
/＼＿＿ ｀⌒´ .＿＿／ヽ
/ （ｍｍ） （ｍｍ） ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
...:::´¨:ヽ }
...＜::::::::::::::::::::Y/イ---.､
....::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘.，
.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.，
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::/、::::::::::::::::::::::∧
/:::::::::::/:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::/::::::Y::ヽ:::::::::::/::∧
./:::::::::::/::::::::::|:::::::::::ｲ::/::::::::::/´￣￣｀ }::::::::::::{:::∧
/:::::::::::/:::::::::::::!::::::/ /ｲ:::::::::/ .|:::i::::::::|::::::::.
./:ｨ::::::::/::::::::::::/|::::/_/ |:::::::::′ _＿ .|:::|:::::八:::::::|
／ |:::／イ}::::::/.ｨl:/ |:::::::′ ´ ｀.|:::|::::::::ﾄ＼ﾘ
X::::::::::八/ .|＿ V::::{ ＿ |::八:::::|:::::ヾ さーそれは君次第？
./ Ⅵ:/:::/{ ｨ≦¨`ミ ヾ::| ｨ´￣｀ヽ/ ﾊ:::|:::::{
}:/:::/八 ｀ /:::ヾ!::{ヾ
./:::ｲ}::ヾ{ , /:::::::::|八
.}ﾊ:::::|::::::|＼ ＿ /::::::::::::!ヾ{
}ﾊ|:::::∧ ﾏ ｧ ｲ}::::::::/::ﾄ､ ＼ .ｨ､
ﾊ{: V:::::込 ﾊ:::/:ﾊ:|: } / / .ｲ.〉
{ : : ハ:::|:::|:＞ ,. イ: {:::/{::|:.|l:ﾘ | ヽ / / .／ / _
.〉 : : : ヾ!｀l:}/:|{. ＞-＜ .イ: :. :.ﾚ{: ヾ: : / | ! / / ／ ｲ.／.ﾉ
{: : : : : : |: : : :＞ ' ∨ﾉ/: : : : : : .ﾚ: : : :Y } .}_ノ ヽ ／／／
＿.ｨ:≧==ミ､: : : :ﾉ --へﾉ-': : : : : : : : : : : : :ゝ、 ,′ Ｙ ／
ｲ///∧: : : : : : :＞:} ---=j_ノ:_:_:_: ィ==---=: : :／≧...､ .{ i [＿＿__
.ﾊ/////∧: : : : : : :八 ー‐.､ﾉ:Y: : : : : : : : : : : : :.//////.ハ ﾊ | ィ----- '
{///////∧ : : : : : : ﾊ ｒzzｧ }' .|: : : : : : : : : : : : /////////} ｲ{ /
o
。
（
ヽ
ﾉ
, -─‐──‐-､
／ ＼
／ ＼'⌒ '"⌒ヽ
l Ｕ l.: .: .: .: .: .: ⌒ '"⌒ヽ 女心わかんね――
／| .ﾄ 、.: .: .:.: .: .: お、おう……。
／ ／! ト ＼.: .: .:.: .: .:.: .: .:
/／／ゝ ＿_ノ ヾ､_ ノ ＼ ＼.: .: .:.: .: .:
| /（ ⌒ｨ⌒ヽ /⌒`- ´'⌒ ） ＼ ＼＿＿
`ーゝィｿﾉ ￣￣ヾy＿ﾉ--ー"＿＿_＼＿＿＿
l:.r:.j:.: ::/:.:.:.:.:.:,/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.;r'-へv'z^'i;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i;:l:.:i:.:i:l
l:i /:.:.:/: : .:.;':.:.:.:.:./:.:i.:.:.:.:.:.: :/ ⌒'l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: i;j.:.l:.:i;j
l;〉:.:.:r1:.:. .:.:.:i:.:.:.:.:/j:.rl.:.: . :.:.:/ l:.i:.:.:.:.i:.:.: . .:.:l':.:l :i:.i、
./:.:／:i.:.:.::.:.:.:l':.:.:.:/.l':/l':.: :.:./ l::jl;.:.:.:j:.:.:.:.:.:.:j.:.:l:.:l:.:ヽ.
/:.,ri;.:.:l':.:.:.:.::/j:.:.:./,..l:j‐|:.:.:.:.:/ ｀'ー‐--l:j_l:.: :i:.:.:.:.:.:.:i{:.:.l:.j^ヽ;i:､_
,;'／ l:.:.l.:.:.:.:./ l.:.:./ li l;.:.:.:.i j/ .l:.:.j1:.:.::.:.:i':':,:.i/ ｀^"
,r" l:.:l:.:.:.:/ 1:./ l i:.:.:.j i' l:.;!l:.i;.:: :.:;': :ヽ:i、
i:.l:.:.:i{、 l:j ＿l ';: :l /__ l:i'.l:.:l:.:.::;i::.:.:.:.i､;
i;:i;.::j:.:';. i'r=＝=ｯｪヽ;j ,r=≡＝ﾐlj､j:.:l:.:.:j;:.:./:.:.| '!
. j:.::l:.:|:.:.:':. . . . . ﾉ i:.:.l.:./::.:.j^i;::l
j.:.∧:l:.:.:.:.}. . . . . . . . j:.:.:l::/:::.:.li .i;.:l
/:;j.:.::｀:.:.:.ﾉ::、 ‘ i:.i;:j/:.:.:.:.i:l, l.:j. 本当に道々しいな君は。
.j.:/i:.:.:.:.:.:.:j::::;':、 /'::l:.:.:.:.:.:.:i:.l .l;!
i:/ j :ｨ:.:.:.:.i:;r'|:::':、 ｒー ' "￣ﾉ ノ::l1l:.:.:.:.:j.:.l､l j'
li | :j1:.:.:.:l' l.:ri:::':..､ ｀'ー-‐'" ィﾍ;:::i '|:.:.:.:/';.:i ヽ
l ';:l l;.:.:.:l i/. ';:::l^i:7ｰ､ ,. '"ノ ＼ j:.:.:/ ヽi,
_,ij_,i:.: :i ﾉ' ヽj '" ＼' ー'" ／ ｀l:.:/. 'j __,.....,
,r'" ':; :| ｰ'" （（ rｧ ｀'ｎ,.r'" .j/ﾉT'ｰ-‐'"~ ヽ,
/ ; ヽj 〉〉 /,、l r' ノ ; ':
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| え、何――ん―― ＞
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
_,.-､
＼ ,. --'´fヽ{｀ヽ
＼ _/ , -rﾍ ＼ ＼
＼ __/ ´￣ (｀ヽ ＼ ＼ ＼ ,.┐
＼ / ､.__∠￣ ヽ ＼.＼ ヽ ﾞV {
｀＞=､ / ／ ＿ノr ､ { ＼. ＼} ｀ヽ!
／￣￣￣' ￣'´ ／ ヽ ｀ ､} ＼
/ ヽ _ノ ＞ .._ ｀ー――――
､ | / . '´ ＼
＼ ∨＞z､ ノ ,. '´ ｀ ､
＼ ∨//7｀ｰ' -―--- ´ ｀ ― ' ――‐- ＿
＼.∨/
￣
＿＿＿_
／ ＼
／⌒ ⌒ ＼
／（ ・ ） （ ・ ） ＼
| （__ |
＼ _ｌ ／
／ ｰ ＼
. ´ ￣￣￣｀ . ..､
／ ／ ＼:＼
／ ./ ＼:＼
/ / ∨:ヽ
,′ ,′ ∨∧
_ _ ／ヽ／ ヽ{＿__二ﾆ==ﾆニ_ ∨ﾊ
./´ .} ＼ ‘ ゝ.ィ≦´::!:::::::/ |::::::::::::::≧=- ._ }lⅥ
/ﾍ .ﾄ. ./ /／ ノ:::::!::::/ !::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::≧...､_./lⅥ
,′ .ゝ/ ./ー'ヽ /::::::::::|::/__ .斗{::::::::::| _ゝ:::::::::}:::|:::::::::}＼ﾉ
,′ ｀ /:::::::::::ﾊ:{_＿ | V:::/::| 二.ヾ:!:::::::::|:::::＼
./ /}::::::::::::{<l| ｲ心 ∨::::| .ｲ:ハ｀ヾV:::::|:::::{⌒ヽ
.／ .r-=≦ 从:::::::从 .乂:ツ ヾ:::! しリ〃 .}::::/::::::|
∧ / ./ }:::::::::::{.ｉxｉx , ヾ ¨ xｉｘ|:/:::::::八
./ ∧ .∧ .|:::::::::{ヾ //:::::::/ヾ{ こういう時は手の一つも握るの。
/ / ＼ / .∧ .从::ﾄハ /:::::|:ﾄ:{ ＼
./ ≧=--/ .}:ハ| V::＼ ￣ ｀ ／}:::::ﾊ{ |l. いい？
/ ./ / 〃{ヾ{ヾl＞ ＜//}:::/､ |
. / ./ {{: ＼＼//! ＞-＜ .{///l//ハ
/ ./ r==≦￣ .＜: : : : ＞-'.､ ∨ィ≦ : :/
./ /ｒ.< ∨: : : : :≧=-: :_: : :.＼ .ｨ≦: : : : : : :{
/,.〈 ヽ .}: : : : : : : : : : : : ≧: ､}／_: :-==＜:_:_:_ノ≧=-- .
./ ＼ l} |: : : : : : : : : : : : : : : :fﾊ : : : : : : : : : : : : : : : : : : }､
./ } l| |: : : : : : : : : : : : : : : :|lll|: : : : : : : : : : : : : : : : : :/ハ
/ /
. / /
/ ＿ /
. /￣ ￣ヽ､ ./
＿ -‐- _ / ', /
_ -‐ ー _ ﾄ,─--.....、 ! /
/ ＿＿,,, ｘ-‐' ::::::ヘ Y
/ _∠／ ／ :::::::::Y j ,勹00 _
.（￣ ／ :::::::|ﾍ} く..く l | ｎ
| ｰｧ､一､- ､ _ / ,＿:::..... :::::::|;;;}. ＼） Ｌ.ﾕ U
､_ﾉ ＼ j＼_）ー-- ｨ ／ ヽ、 :::::ﾚ
｀~ / 人 ヽ ::::::|
`ｰ' .| ﾍ. ::::|
| ﾊ ::j
| ﾊ::....:ﾉ
.
. ´ ￣￣￣｀ . ..､
／ ／ ＼:＼
／ ./ ＼:＼
/ / ∨:ヽ
,′ ,′ ∨∧
{＿__二ﾆ==ﾆニ_ ∨ﾊ
≦´::!:::::::/ |::::::::::::::≧=- ._ }lⅥ
ノ:::::!::::/ !::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::≧...､_./lⅥ
/::::::::::|::/__ .斗{::::::::::| _ゝ:::::::::}:::|:::::::::}＼ﾉ
/:::::::::::ﾊ:{_＿ | V:::/::| 二.ヾ:!:::::::::|:::::＼
/}::::::::::::{<l| ｲ心 ∨::::| .ｲ:ハ｀ヾV:::::|:::::{⌒ヽ
从:::::::从 .乂:ツ ヾ:::! しリ〃 .}::::/::::::|
/ }:::::::::::{ixｉxｉ , ヾ ¨ xｉｘ|:/:::::::八
.|:::::::::{ヾ //:::::::/ヾ{
.从::ﾄハ _ ＿ _ ./:::::|:ﾄ:{ ＼ ……熱は？
.}:ハ| V::＼ ´ ｀ ／}:::::ﾊ{ |l
/ 〃{ヾ{ヾl＞ ＜//}:::/､ |
{{: ＼＼//! ＞-＜ .{///l//ハ
. r==≦￣ .＜: : : : ＞-'.､ ∨ィ≦ : :/
/ｒ.< ∨: : : : :≧=-: :_: : :.＼ .ｨ≦: : : : : : :{
〈 ヽ .}: : : : : : : : : : : : ≧: ､}／_: :-==＜:_:_:_ノ≧=-- .
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | もう引いたってことで一つ。
＼ ｀ ⌒´ ,／
ノ ＼
／/
/:::/ --‐‐一
/:::/ ／:::／
|::/／::::／＿＿＿＿
l/:::: ／´:::::::::::::::::::::::::::::::‐-
|::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐-
--ミノ｛::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐-
.／::::::::::::::::::::::::: _::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-
..／ :::::::::::::::::::::::: r┘＼::::::::‘:, ::::::::::::: ＼:::::::::::::::::::::::::::-
／::::/ ::::::::::::::::::::::: |WV,ハ:::::::::‘,::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::-
／:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::| :,::::::::‘,:::::::::::::::::‘,::乂:::::::::::::::::::::::-,
／￣￣/ ::::::::::::::: |:::::::::: | :,:::::::‘,:::::::::::::::::‘,≧=‐一::::::::::::: |＼
/ ::::::::::::::: /|:::::::::: |.斗-- :,:::::::‘,:::::::::::::::::‘,::::::::::::::::::::::::::::|
/::::::::::::::::::: | |:::::::::: | ＿. :,::::::::|::::::::::::::::: ‘,:-ミ::::::::::::::::::乂 ……ボクに移す気？
/::::::::::::::::::::__| |::::::::‘,| /,ｨf芋芹ア : |:::::|:::::::::::::::‘, ハ ::::: |:::::::「｀ヽ
. |::::|::::::::::::/:::::| 丶::::::‘, . ∧cハ ＼|:::::|::::::::: |:::::‘,.ノ::::::: |:::: /,,斗-‐‐┐
. |::::|::::| ::::::::::: |‐-. ＼::‘, V刈 ／ |:::::|::::::::: |:::::: |::::|:::: /::::/.、ニニニ|
. |::::|::::|::::::|:::::::|芋ﾐx ＼{ ￣ :.:.:.: |:::::|::::::: /::::::/:::/:: /}／=｜ニニ= |
. |::::|::::|::::::|:::::∧Vﾊ :.:.:.:.:.:.:.:.:. /:::/}::::::/::|: /／}／二二ﾆ|二ニﾆ=|
. |::∧:::＼::＼::ハゞ /::://:::::/ -|/≦二ニニﾆ=/ニニニ/
. l/ ＼:::＼:::::从:.:.:.: ′ /／-=≦ニニニニニニニ/ニニニ/
}:::::::＼::ハ＿＿-__,,.. -=ﾆ二ニニニニニニニニニニ|二二ﾆ/
人:::::: |:::::/二二二ニニニニニニニニニニニニニニ |二ﾆ=/
／ //,|: /二二ニニニニニニニニニニニニニニニﾆ‘:,ﾆ=〈
／=|=|/ニニニニニニニニニニニニニ --‐‐--ミニ ‘:,ニ}
／ニ ∧ニニニニニニニニニニニﾆ=-‐./ /,///////｀`丶 :,/
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━.
.：⊂⌒ヽ.：.＿_＿ _____ ______. ：/⌒つ：.
.：＼ ヽ/.> _,, '-´￣￣｀-ゝ、_''. i ./：.
.：|. , ﾝ 'r ´ ヽ、 | |：.
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.：＼_| i ｲ ル__,ｲﾉ人レ､!__ﾙヽｲ. ＿ノ：.
||. i、|. | (ﾋ_] ﾋ_ﾝ) i ﾘｲj
| iヽ「 !⊂⊃ ,＿__, ⊂!Y.!
. | |ヽ.L.」 ,'._.」
､＿二ﾆ==ミ､
｀≧=ﾆ二三三三ミ､￣｀ヾ＼
_二ﾆ=-=ﾆﾆﾆ=-＼／:イ
..:＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}´:::::＞=ﾆ_
...:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::}::::::ヽ
／/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::/:::::::::::::::/!:::::::∧
／::ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::/::::::::::/::::ﾊ|:::i::/::∧
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′::::::::::::::::／:::::::::::/{::::::::::/／￣::::|/ ｀ﾚY::::}::::::::
,′:::::::::::／:::::／}／:::|:::::::/´:|:::::::::::/＿_ i|:::八::::::
/:::/::::::／_:;::::´:::::〃⌒!::::/:::从:::::{:ハ￣l抃 |/:::::}∨}
/／::::::￣:::::::::::::::::::{{ 八::::::::::八:::|{ ヽ. |ﾘ / |:::ハヾ!
/´￣フｲ::::::::::::::/:::::八./:::::::::::::::::::∧|l l' 乂_∧ あ、そんな引っ張らなくても
／´-／´Y:::::::::::::/:::::::::::/|:::::::::::::/:::/ ヾｉxｉx {::∧ 行くからさ……。
,r-＜＿八{::::::/{::::::::::/ｲ:::::::::::/}::/ ＼ .ハ:::}
/: : : : ＞=ﾆ|::::ﾊ:|:::::::::／!::::::::/ .ﾚ ｨ=ｧ }ﾘ
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓ ゝ-' ′/
川 川 川 ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━.
川 川 川
ｎ_ _ ｎ. .
_｣ 己 l | ｎ | ! . n_ =｢l=ヽ>
（⊆广ﾞ Ｌ.ﾕ U ヽﾆフ ｃ!［ (｣｣））
＿__ _______ ＿_____
,´ ,, ''"´￣￣￣ ｀ "ゝ 、_ イ〈〈〈 ヽ
'r＝=─- --─==＝ヽ...〈⊃ }
,' ｲﾘiゝ、ｲ人レル／_ルﾘ ', i| |
i ル (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ) ヽｲ.| |
. ﾚﾘｲ//// ,＿__, ///// |.Y| |
!Y! ヽ _ﾝ 「 ! !
L.',. } /| .|
| || /／.| ||ｲ| /
. | ﾊ ﾉ| || |/
レﾙヽ ノルﾚ
｀" ー--- ─ "´
....=::-::=...
..ｨ≦::::::::::::::::::::ヾー―＜
／::;:::::::::::::::::;::イ:::::::::::::＼:::::＼
／::／::::::::::／/ ｀ｰz::::::::::::＼ﾄ､}＼
_....イ__:/::::::::::／ }/_ }:::i:::::::::::ﾊ }!
￣/:{ ./:::::::::/ イ心､｀ｰ ﾘ:八::::::::l:! | ／￣￣￣＼
_ ./:八'::::::::::::{ ｀ヾ'ハ /}/ }:ﾘ::::::i:| | |
r/ﾌ_ｒ≧､/ｲ::::{::::::::::/ﾘ ::::::: _.∧/ｲ::::::::l:!. ＼＿＿＿／
/´￣ゝ'⌒々/ j/:::!:::::Y / ' 〈心 |::::::::l:|
ｲ ￣￣￣ ヽ |从::::| ｀ 、 :::::｀ ／::::::::从
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
≫ ≪
≪ 18禁展開を許さない饅頭！ ≫
≫ ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
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<< Y´ ｀Y >>
,.'>> ､-| .|-ｧ <<､
__ |<< ／,| .ﾄ＼. >>i
/^^T i,ヽ i >>／/ .| | ヽ＼<< | r-､--､
/ - ゝ l ﾚ|,.´ 〈二| |二〉 ヽ_|,' / 」 ヽ _ヽ
/´ ';;',--､<ノ .｜ i | i | || | i | i .| lく,._ __ヽ､ ヽ
,.ｲ ,,.. 〈 ｀ | | | | | || | | | | │ .｀`´ ! -､ ヽ,
/ :;! '__,,-iｰ-､ ＿| | | | | || | | | | │ __ r' `､ ヽ
/､ :. ":.:' ` r'" ｜ルレ|ルﾚｲWル'V､ｲルリ.ｰ‐‐ r'",;: ヽ､,,. :;. |
`ｰ ､ :;;:.., i:: ..:.. /´ﾞ ´ `''" .. ´ ` 'ヽ ..., ﾉ.. ,.::,）__ !
` ､ｰ--ヽ: ......l.. ヽ ﾉ ）_ /`ｰ--' _, -ｰ '"
`ヽｰ-ヽ､ ＿ヽ.. i / ...:::/ _）＼_人__人__人__人__人__人__人_／
`ｰr:::l::::::::: ヽ::::.. i!l ..::::/ ´::::::ﾉ. ≫ ≪
ヽ::i:::::::::::ﾉ､:::::.. / ', .....:::_」,::::::::ノ ≪ スパイダーまっ！ ≫
ヽ',､:ｰi::: ヽ:: i :::／::::ヽｰ'ノ /..≫ ≪
ヽ::`i!::::....:::） l! ::{::::...::::ﾉ:ｲr'"／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
i!ヽ` ､ノ i l ヽ--'::/:/
}:::ヽ:::: l i ..:::::/:::i
i!:::::ヽ::. ! .} :::/:::::|
/ ｊｊｊｊ .┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
／ タ. {!!! _ ヽ､
,/ ﾉ ~ `､ ＼
`､ `ヽ . .‐'` ﾉ
＼ `ヽ￣￣｀- ゝ" .ノ／
'r ´ ヽ r '
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | さあ私が押さえている間に。
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : 丶
′: : : /: : : |: : : { : : : : : : : : ＼: : : : : :.
/: : : : : l: : : : |: : : : : : : : : :ヽ: : : :＼: : : : :.
/: : : : : 八: : : :ヽ: : :丶: ＼ : : ＼: : : : : : : : :＼
／ : / : : / : ヽ: :＼{＼＼＼: : : : : :.＼: : |: : : : : : ＼
⌒7: : : :./: : : : |＼斗‐匕 ＼＼{＼ｧ‐-ト､|: : : : :＜⌒
／: : :.／: : : : : | ィ斧芋ﾃミ ィ斧ミx:}: : : : : : :＼
⌒7イ: : : : : : :爪{{ {::r':::} {::r'::} 爪: : {: 〈￣⌒
/／: : : 八 : : ﾏ乂辷ﾝ Vン '/: : : ＼{
. 厶イ: :／: : ＼: :.＼ u .' 八: : :厂
ﾚ'}／}: : : : ＼ : ＼ r‐┐ ／: : ＼{ 色々大変なんですね……。
／: : : :/: :/:.⌒丶 __ , イ: :{＼厂
｀⌒￣/／: : :r‐l { : : ｝: : ＼
´⌒¨７/￣￣>-〈¨＼厂¨⌒
,r-──' ´ //| 叭ヽ ｀ ─-、
/⌒＼ {{二ニ{只}ニ二} ＼
/ / / ＼
. /{ _／ / ,′
乂___ ｉ{ |
／ 八 { { :{ } }
_____／ ／ / ＼ ＼ ____Χ{ヽ ＼ / 八
. ＼___／ ／ /＾＼￣￣ ､ ＼ ＼ ＼{ ＼_
／ ／| .: _Zｱ竺ミx ＼___.＞ ＼＼____＼ {｀¨¨¨⌒
⌒¨¨´ﾉ | | 八 {ｈ:.:.:.:.} Xア竺ミx ＼_
_／ 人 | 乂_)ノ {h.:.:.:} V}7⌒¨´ ＼ そうですね。
. ⌒＼___／＼ ＼ 乂)ノノ / /＼_______＞ もうここで言ってしまいます。
. } ＼__.＞ ' / /＼ {
_ノ ／ ＼ r_， ／ { ＼〉 結構有名なんですが、
⌒¨フﾞ ／ ＼ .. ＜ ＼ ＼. 大海皇子と額田王と葛城皇子の三人が
. ⌒¨¨¨´) r‐|｀ .._ （＼ ｛＼ {＼__＼ 三角関係にあったという話があるんです。
. ⌒¨¨／ ＾＼__ __＿＼＼ 〉 ＼〉
_,.. -‐ '''ﾞ＾ //冂＼〈⌒ `､‐- .._
/＼ // :|0| 〈⌒ `､ 、
;: : : :＼ /´⌒う （⌒に)⌒ 〈⌒ ﾟ｡ ／:
l: : : : : : ＼ / ⌒Z¨´ﾊ＼: :└{ ｡ ／: : :}
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ i ノ ｲ人レ ＼ルヽｲ i | え？
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
!Y!"" ,-‐､ ""「 !ﾉ i | それここで言っちゃうの？
L.',. ｀⌒´ L」 ﾉ| .| 後のお楽しみじゃないの？
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
／ ＼
／ / ＼
ヽｰ―彳 l ヽ
`ー／ ｌ ｌ ､
_ ．イ ｌ ｌ ヽ ､
. ｀ヽ ノ 人 人 ､ ｌ ､
. ＞_＿_ ．イ ＞ ． ＼ 、 ＼ ｌ ＼
. ￣ ／ ﾉ / ≫＝=＜,＼ ＼ ＼ ｌー――
. _ ．イ_ ．イl l {{ ｆ:::::．ヾ ｀ ＜＼＜ ＞ ．_
. ￣ 八 l ヾ 乂::ノ , ﾆﾆヽ＞ r―r―――‐
. ／ ヽ ヽ {:::･::/ l 人
. ／ ,ｲ ＼ ＼ ｣ ｰ,ｲ ｌ＜ ＼
／＿ ＞' ﾉ l ￣､ _ ｲ ｌ ｜ ￣ 言ってしまう必要があるんです。
／ ﾉ ﾉl ＼ ｀ イ / ＼ ｌ
／_ ．イ ／ ｌ ‐ｒ＜ ｌ ｌ { ヽｌ この三角関係に関する話、
l／ ｒ'ｒノ |}ヽヽｌ人 人 江戸後期より前には遡らないんです。
イ ＞ｒ,＝＜ヾｚ > ､｀＜＼
＜ // | ｌ Ol lヽ r‐ (｀ヽ＞, ．_
. ＜ ｀ヾｚ、 ｒ,＝＝=ｚ､ｒｚ (｀ヽ ｀ ヽ' ノ:ヽ
/ :｀ヽ: ヽ ヾｚ //// ｌノノ=ヾ(｀ヽ ｌ＜: : ∧
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
. i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
. ﾚﾘｲi ・ ・ .| .|、i .||
!Y! ⊂ 「 !ﾉ i | お？
. L.',. L」 ﾉ| .|
| ||ヽ ￢ ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
日嗣の皇子に額田王を口説く時間があるのか、と思うけど
まあ年齢とか関係とか葛城はちょっと縁遠い感じだったけど
, . :´: : : : : : :＼ ＿
／: : : : : : : : : : : : : : : ＼
､＿／: : : : : : : / : : : : : : : : : : ヽ
＿ ＞:': : :／: : : :!: i : i : : : : : : : : ﾊ 江戸後期の国学者
､＼:＿:/:／ : : : : 人从:{ : i:i:i: : : i : : } 伴信友の「長等の山風」
｀ ｰ＜: : : ィ: : :〃 二ミヽ:川: : : i : :ﾉ 富士谷御杖の「万葉集燈」の辺りが初出で、
､＿. -:´: : : : i: : : { ｆ"／ﾊ＼ヽ: : : vｲ
__＞: : : : :ヽ: : ', 辷ｿ zｧ>: :_:ゝ. それ以前は民間伝承にも俗説まみれの史書にも
￣丿: : : :ト､:ゝ 〈ｿｲ: ゝ. 全く存在しない話なんです。
∠:ィ: :＼:ゝ＼ -､ ' ｲ:人 ＿_
∠:ィ:/┴ ､ iヽ-..＜:!ｰゝ //;;;;;;;;;;;‐,,-,,､
/::::::＼ /ﾊﾊ V ゝ //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
,ﾟ:ﾟ:ll:::::::::＼ [[≧Aｚz＼ //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
{::ﾟ:ﾟ::::::::::::ト二ｲ:oﾊ┘/∧ //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
i::::;::::::::::::ヽ:::〃::::ﾊ}:ｰｲ:::} //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
. !::::;::::::::::::::ヽ:::::::::ﾊi::::/::::ヽ //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
ヽ:::ヽ::::::::::::::＼:::ii:::::/:::::::::ヽ //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
ヽ:::::;:::::::::::::／:::＞::―:::―ｧ､＿ ―ニ＝ミ､､ //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
ヽ::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::／／ ニヽヽ> //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
. i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
. ﾚﾘｲi ・ ・ .| .|、i .||
!Y! ⊂ u . 「 !ﾉ i | おーお？
. L.',. L」 ﾉ| .|
| ||ヽ ￢ ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
´￣￣｀丶
､＿__／ - ､
＼ ＼
＼ｰ┘ ノ / ,
ト _＞ ＼ｰ一 ｉ | ′
乂＿_／ ー┬‐ . -| | |
-=彡ｲ l /_八-､ ｜
＿ノ | /苧芹X| |／
__フ |И{ Vｿ ／＼{
＞‐ ∧{＼从 { 万葉集のとある歌が根拠で、
⌒フ´)／: /／￣ ＼_>-┘ 根拠が無いわけではないんです。
／: : : : : :// ‘，
/ : : : : : :_//{ ＼, 从 その根拠についてはまたその時に説明しますが……。
厶ィ⌒７´ ｛/ ∨∨L_ それ以外に影も形も見えないということで
| ＼/ ､ ｜ ＼〉 ∨:.:＼ 最近は疑いの目で見られています。
| ＼ ＼| { ∨:.:.:.:.
〈 -- ＼ :| ,′ ＼}＼:.:.:.
j{ ／＼ :| 人 ‘， ￣
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=iゝ、ｲ人レ／_ル=＝', i
i ｲi rr=-, r＝;ｧ ヽｲ i | なんかこう、
ﾚﾘｲ" ￣ ￣ " .| .|、i .||.. 記録から消された的なアレとかじゃないの？
!Y! 'ｰ=‐' u .「 !ﾉ i |
L.',. L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
. / ヽ
/ ヽ
ノ / / ､ ､ ､ ヽ
ヽ￣ / l l ､ ､ ＼＿
､_＿＞ / l l ､ ､ ｀ ､ ､___ノ
｀＜＿ ノ ﾉ l l ､__ノ l ､ ｀ ､ ､ ｀ ｰ―
＿__ノｰ― イ lヽ￣ヽヽ ヽ 人 ､ ｀ ､ ｀ ､_ノ
｀＜＿ l l,ｨｨ斧示zヽ ヾ｀,ｨ示z､ｰ‐――＿__＞
. ノ 人 l{{ ｌ:::・:::ｌ ｀ ｰ-l::･:::ｌ ｌ / ､ ｀ヽ
￣￣ﾉ ヽ ヾ弋: :ﾉ ､::: ﾉﾉ / ､ｰ―
／___ノ ｀ ､｀ ､ ､ /l丶 ＼
ノ ￣､ __ ／, l ＼ ＼ むしろ、天武天皇に取って都合がいいので
／___ノ ノ ___l＞ __ , ＜ l､ ヽ ￣￣ 積極的に残ってないとおかしい話なんですよね。
ノ____ノ／､ ,l l )ヽヽ､l ￣￣
_,.． '" ｰ,-,__r ､ ｀ ､ この辺りは水掛け論なので何ともいえませんが。
＜ ｀ ､ //lOl l ヽ ＞ ､
/::::::::::｀ ､｀ ､ _,.．-― , ､― ､ ／／:::::ヽ
. l::::::::::::::::::::｀ ､ {_,.．-''´/:::',｀ ､_)_／::::::::::::::l
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ i／ｲ人レ_ゝ、ルヽｲ i | 面倒くさいね色々と。
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
＼￣￣＼" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |. あ、もう一回目出した。
＼ ＼ヽ _ﾝ .L」 ﾉ| .| 早いなー。
.＼＿＿＼ ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ 二--─ ´ルﾚ ﾚ´
がっちり中てまショウ！
,. -‐v -───-
´: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : 丶
′: : : /: : : |: : : { : : : : : : : : ＼: : : : : :.
/: : : : : l: : : : |: : : : : : : : : :ヽ: : : :＼: : : : :.
/: : : : : 八: : : :ヽ: : :丶: ＼ : : ＼: : : : : : : : :＼
／ : / : : / : ヽ: :＼{＼＼＼: : : : : :.＼: : |: : : : : : ＼
⌒7: : : :./: : : : |＼斗‐匕 ＼＼{＼ｧ‐-ト､|: : : : :＜⌒
／: : :.／: : : : : | ィ斧芋ﾃミ ィ斧ミx:}: : : : : : :＼
⌒7イ: : : : : : :爪{{ {::r':::} {::r'::} 爪: : {: 〈￣⌒
/／: : : 八 : : ﾏ乂辷ﾝ Vン '/: : : ＼{
. 厶イ: :／: : ＼: :.＼ ' 八: : :厂 額田王という称号は8世紀の敬称でして、
ﾚ'}／}: : : : ＼ : ＼ r‐┐ ／: : ＼{ 8世紀までは歌人として評価されていたようなのです。
／: : : :/: :/:.⌒丶 __ , イ: :{＼厂
｀⌒￣/／: : :r‐l { : : ｝: : ＼. ですが、中華文化が尊ばれるようになると
´⌒¨７/￣￣>-〈¨＼厂¨⌒. 評価されなくなってしまいます。
,r-──' ´ //| 叭ヽ ｀ ─-、
/⌒＼ {{二ニ{只}ニ二} ＼
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
. : : : : : :〃: : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶: ＼
/. .: : : : :/ : : | : : : : : : : : : : : : : : ＼: :＼:.＼
/ : : : : .′: : | : : : : : : : : : :＼ : : : : `ｰ≦＿＼
. . : . ｌ . . ! . : : :.{ : : : : : `ｰ＝ ＿＿__ ‐=彡′
ｉ : : : : : : : ｌ : :ｉ :ｉ| : : : : : :{ : : ＼: : : : : :＼: : :＼: : : : : )
| : : : : : : : ｌ : :| 八 :ﾄ、:＼:＼ : : ＼: : : : : :＼ : : : =彡′
. ー=≦/. : : : : 八 : !' 斗气 ＼:＼ ＿〉_‐=彡 : ＼￣
/. : : : : : : : :Ⅵ≠ ﾊ⌒＼{＼{ '⌒ヽ＼ ‐=彡
. 厶イ : : : | : : : ﾍ.Jhじ刈 Jh刈 冫 ￣::ﾆ=- 国学が盛んになると、
､__ . :≦ : :／ :| : : : : 乂:辷ソ 乂zｼ '::::::::::::＼ 「万葉集」の再評価と同時に、
... ￣￣￣′: 八 : : : : : :＼¨´ ヽ ｀¨´ .′:::|≠⌒ヽ. 額田王の再評価も始まります。
. / : : : : /＼ : : : : <⌒ r― ， 人::::::|
. ｰ=彡'7 : :／:::::::::￣￣|￣、 ー ' .. イ::::|. ＼|
. 厶イ.::::／)::::/}rく| ュ≦__ ＼| __
. |／_彡イノ ¨ ‐ _ Vヽ ￣￣ｉ´==＼
／ ＞､ ＿ﾉ=ﾆ===＼
／ ′O＼ Vﾆ＼===＼
/二=- ､ ﾉ¨ ‐ .＼}ﾆﾆ=＼===＼
＿,r＝＝ ､
' ´ ￣ ヽ
/ ヽ ｀､
/ / l ｀ ｀､ ､
∠ ｌ l ｀ ､ ＼ ､ ＼
＿_ノ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ＼ヽ.____＼
＞'' ﾉ l l＼__＼ ヽ､ ．＿__≧＞ ､
￣／ ,ノl l,r==z､ ｰ―'r==z､ l ＼￣
￣ﾉ 人∧:::::: ､ :::::::∧l￣
￣ /｀､ ､ ､ , u ､__＼ ちょっと行き過ぎた感がありまして……。
/__ノ / ＞ - ＜ ＼_＼
/__ノｰ/乂＿.ノ ヾ__＼
_,.．-'''" / /廴乂∨≧z ､
/∧｀､｀､ 《二》《二》 ／／,::ヽ
l:::::∧/＞＜ //Tヾ>｀ｰ::':::/::::::::l
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,ｨ//＞､/,＼/／//////／//////,ヽ＼ヽ
／ l///-=//／//////／///////////',. ヽﾍ
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. / l////,.ィ-‐'"/////／//////ィ/,j'///,l. ヾ､
/ !/／/-――-＝＝-―-＜´ //,ｲ///,ﾘ ﾞ､
. / .,ｨ/,イ//ﾊ {:, .{ ﾞ､惣ヽ､ ,ｲ/ｲﾉ//// ﾞ,
' .//i//////,ヽ; ､ ゝ ' ／／-//／ﾉ' ｊ
' i/ｲ///////ハ ,.ゝ‐＝-'"｀{'/// ´´
. ,. - '"//／/////// ､ /'´ 冫'/ ふふ……ふふふ……
.／/＞'"´ {'i,//,/ //,/‐- ,ﾉ､ `､-.／._!'ﾘ こんな歌を歌えるのだから額田王は絶対美人……。
'／ .／//' /// '" ｀ ヽ _ ィヽ.',ヽ ` ､
,.イ//／,.ｲ// ,.--‐＼ l'7_ｌ ' ヽ
, ＜/＞'"イ/／ .,イ二二ﾆﾆヾ/ハ 、
/'／‐=二＞'" /二二ニニニヽlVﾍ 、 、
'/￣´ / ./二二二ニニﾆﾆ',Vﾊ ,ゝ ｊ〉
{ / ハニニニニニニニ,Vﾊ l ｀￣ ´ .| ←五井蘭州の教え子。国学者にして
', ＞- .＿_/ニヽ二二二ニニﾆﾆ,＼ 〉 ＿ .ﾉ､ 日本文壇最高クラスのエンタメ小説家
ハ ,.イ//lニニニニニ､ニニニニニニﾆ, ./ニニニニ}
}/）.///ｲ/ﾊ二二二二ニヽニニニニニニ,ヽニニニニ'
ソ.///ｲ// 'ニニニニニニ､ニニニニﾆﾆヽlニニニﾆ|
【 上田秋成 】
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | イケボ萌えボやから言うて
ﾚﾘｲi =＝ ＝= .| .|、i .|| イケメン美人と思うアレか。
!Y! ＿__, 「 !ﾉ i |
L.',. L」 ﾉ| .|. 全ラノベの祖の一人とも言える
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| / 上田秋成はんに言われたらアカンな。
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
_..........,ィ::::::::::...._
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{:::::::::::::::/:::::::ﾊ::::::::::::::i::::::::}::::::::::l
. ';:::::::::::/::::::/}::j｀ヾ:::::::}::::::::!⌒i:::; 何……？
弋:::／::／ /'ﾞ ,.ィ:::''::ﾌ::::::; ,'::;
,.:少'1ﾞi:＞ｒ‐､｀ ｀¨,/|:::::;'ｰ':::〈. 「春雨物語」に史実と食い違いがある？
￣ 弋_.ノ､ ｀￣´ !:::;'ヾ::::::::',. ……それが何よ。面白いでしょ？
ゝ､ ､ニ二} ,ｲ:;' /:::::::::} あれは歴史小説よ？
|:::::｀i:..､__,,.ィ /'.L..ｌ:::::::::::',
|::::::::{ ,-‐} ' ヽ7 ｀ヾ:::::',
_r┴－''´ / ' / __ ｀ﾞﾞ_ｰ_-､
/:::}r'ニﾐ {- －フ ,-<｀b }''´:::::::::::',
/::::::}-㍉!__,.ｲ::::::７´ _ｒ㍉｀ {::::::::::::::::::',
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{:::::::ﾊ、 r<´:｀ー＾ｰ''「￣｀ヽ、_,ﾉヽ::::::::::::::::',
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
. / ヽ
/ ヽ
ノ / / ､ ､ ､ ヽ
ヽ￣ / l l ､ ､ ＼＿
､_＿＞ / l l ､ ､ ｀ ､ ､___ノ
｀＜＿ ノ ﾉ l l ､__ノ l ､ ｀ ､ ､ ｀ ｰ―
＿__ノｰ― イ lヽ￣ヽヽ ヽ 人 ､ ｀ ､ ｀ ､_ノ
｀＜＿ l l,ｨｨ斧示zヽ ヾ｀,ｨ示z､ｰ‐――＿__＞
. ノ 人 l{{ ｌ:::・:::ｌ ｀ ｰ-l::･:::ｌ ｌ / ､ ｀ヽ
￣￣ﾉ ヽ ヾ弋: :ﾉ ､::: ﾉﾉ / ､ｰ― 割とこういう人ですから。
／___ノ ｀ ､｀ ､ ､ /l丶 ＼
ノ ￣､ __ ／, l ＼ ＼
／___ノ ノ ___l＞ __ , ＜ l､ ヽ ￣￣
ノ____ノ／､ ,l l )ヽヽ､l ￣￣
_,.． '" ｰ,-,__r ､ ｀ ､
＜ ｀ ､ //lOl l ヽ ＞ ､
/::::::::::｀ ､｀ ､ _,.．-― , ､― ､ ／／:::::ヽ
＿,r＝＝ ､
' ´ ￣ ヽ
/ ヽ ｀､
/ / l ｀ ｀､ ､
∠ ｌ l ｀ ､ ＼ ､ ＼
＿_ノ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ＼ヽ.____＼
＞'' ﾉ l l＼__＼ ヽ､ ．＿__≧＞ ､
￣／ ,ノl l,r==z､ ｰ―'r==z､ l ＼￣
￣ﾉ 人∧:::::: ､ :::::::∧l￣
￣ /｀､ ､ ､ , u ､__＼ ちゃんと学者してる時は
/__ノ / ＞ - ＜ ＼_＼. 学者してるんですが……。
/__ノｰ/乂＿.ノ ヾ__＼
_,.．-'''" / /廴乂∨≧z ､
/∧｀､｀､ 《二》《二》 ／／,::ヽ
l:::::∧/＞＜ //Tヾ>｀ｰ::':::/::::::::l
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
／::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
, '::::〃::::::::::::::::::::::::::::::::::ｊ::::::::::'.,
,':::::/:::::::／::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::',
,':::::,'::::, '::::::::::,:'::::::::::::::::::ﾉi::::::::::::::::;
ｉ:::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::/ ｊ:/ヽ;:::::::::;
i:::::::::::::::::::／::::::::;,r'''メ､ / ＿ i::::::::!
',:::::::::::;／:::::;;;／＿＿_ Y_,'＿_ﾒ;::::::; 皆、柿本人麻呂を神格化し過ぎじゃないかしら……。
. ー＝彡,;イり 廴__しﾉ }｛ 廴り:::::::; . そこまでの人物ではないことは記述上明らかで――。
＼::::ゝ⊂ｨ ゝ ＿_ ノ ゛ー ',;::::,'
人:::::ー人 ｀ ／':::/
｛:::::::::::ｲ ＼ -‐‐／ /:::,'
｝:::::::｛ | ｀ ー イ /／＿＿＿
｛:::::::::｝ ﾉ ｀メｲ ///;;;;ﾍ
｛::::::::::｝／ ＼ _ | ///;;;;;;;;;;;＼
. ｛:::::::ノ ＼ー ´／ｒ㍉<／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;' ,
｝/三三三三≡r'r'r'ニﾐｒ㍉ ＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;' ,
/;;ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;{ r=ﾘ ﾐ= _ ,ソヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;' ,
{;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;', i 爪;;;;;ヾ 彡,,';;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;' ,
ﾍ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;人 ﾉ;;{ ﾊ;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;
ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハミr＜!;;;;) ヽ、;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
＿__ _______ ＿_____
,´ ,, ''"´￣￣￣ ｀ "ゝ 、_ イ、
'r＝=─- --─==＝ヽ、ﾝ、
,' ｲﾘiゝ、ｲ人レル／_ルﾘ ', i
i ル rr=-, r=;ｧ ヽｲ i |
ﾚﾘｲ ￣ 'ｰ=-' ￣ | .|、i .|| 面倒くさいなぁもう。
!Y! u .「 !ﾉ i |
L.',. L」 ﾉ| .|
. ／ 八 { { :{ } }
. _____／ ／ / ＼ ＼ ____Χ{ヽ ＼ / 八
＼___／ ／ /＾＼￣￣ ､ ＼ ＼ ＼{ ＼_
. ／ ／| .: _Zｱ竺ミx ＼___.＞ ＼＼____＼ {｀¨¨¨⌒
. ⌒¨¨´ﾉ | | 八 {ｈ:.:.:.:.} Xア竺ミx ＼_
. _／ 人 | 乂_)ノ {h.:.:.:} V}7⌒¨´ ＼
⌒＼___／＼ ＼ 乂)ノノ / /＼_______＞
} ＼__.＞ ' / /＼ { 万葉解釈に関して、
. _ノ ／ ＼ r_， ／ { ＼〉 江戸時代の論争は学術的なものと、
⌒¨フﾞ ／ ＼ .. ＜ ＼ ＼ 少し俗的なものが混ざってまして……。
. ⌒¨¨¨´) r‐|｀ .._ （＼ ｛＼ {＼__＼
⌒¨¨／ ＾＼__ __＿＼＼ 〉 ＼〉
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
≫ ≪
≪ この歌の解釈はどう見てもカプ！ ≫ ホ
≫ ≪.._,,,...-─── - . モ
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ｀・、 ォ
／ ヽ ・
' '⌒ ⌒ヽ i ・
ｌ￣ ＞ .∠_ l ・
| 、 ｀ (_) i!
,.─―┤ |―::- _,:::... ﾄ ､
│ ,._ | ｜::::::::::::::::::::::::::::::..... ＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
│ | | 「￣ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....≫ ≪
.| ! | | ｀・;::::::::::::::::::::::::::::::::::::≪ 三角関係美味しい……美味しい…… ≫
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人_／ｰ :::::::::::::::::::::::::::....≫ ≪
≫ ≪ .￣￣￣ ´. ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
≪ これはホモ！ 絶対にホモ！ ≫ ゝ" 1 !_
≫ ≪ ／／ｰ _入シ
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ ｀
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ i ノ ｲ人レ ＼ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 何百年前からやっとんや。
!Y!"" ,-‐､ ""「 !ﾉ i |
. / ＼ ＼ ﾉ|
/ , ' / / / / ＼ ＼ ＼ ､ ｀ ｰ―‐' ｌ
ノ ,' / l l ｌ ＼ ＼ ＼ ＼ ｰ―― ノ
_ ． ' , 'ｌ l l ､ ､ ､ ＼ ＼ ＼ ､＜ ｰ― ' ア , '|
｀ヽ --‐'''´/ ｌ l l ､ ､ ､＼ ＼ ｀ ．＼ ､ー――‐＜ー‐'' ﾉ
￣ ノ ｌ l lヽ ヽ ヽ ヽ ｀ ､｀ ､ ￣／ l､ ー―― ／
、＿ ．' ノ人. ＼ ､ ＼ ＼ ＼＼ ｀ ｰ――‐＜. l. l ＼＼ ／
｀ ＜ ＿'__ ﾉ ＼ ＼メ､ ｀ ＜＿__≧ｧ,r,ﾆﾆﾆヽ . l l. l ＼ ＜＿＿＿
ヽｰ―≦,' ∧ ｀≦___＞ -,, U l ﾉ l l ＼ ｰ― _ ．'
￣￣ﾉ ﾉ l l ｀､ //´ ﾉ' ﾉ ,＼ ≦二二
／ ／ ﾉl l ｀､` ｀ , -,､ヽｰ' ／ ｌ ＼ ｀ｰ― ／ 結局、三角関係説は
. ／_／__／ ﾉ ﾉ l｀､ U < , '´ l ￣/人人 ＼￣￣ ロマンから始まっている面が強いわけです。
, ――‐､ ' ﾉl ｀ ､ ＼___ノ ／lヽlヽヽ ＼＿＼
/ ー― ､ l_ ． ' ﾉ ﾉl ＞ ．.＿ ／.. l､｀ヽ.＼＼＼. 他のエピソードとの整合性が取れないため、
. / ､＿_ ヽ|｀ヽ／＿彡'ノノノ´( l l 〉 ｀､￣￣ 根拠の歌の解釈をどう否定するかが
l ＿ ｀ヽ l ヽ ／_ ．' ＞､ ,r＜ ＞ ． 論点になってしまって居るわけで。
l ヽ l_ﾉ､ r z' ´ //´/ ￣lヽヽヽ ＞ ．
l rー､_)‐' /: :l ヾz､ //. /l rz. l ヽヽヽ ／／ ﾉヽ
l´l､ l l lヽ l::l:::l::､ ｀ ＝＝＝ '' /_,l＿__l＿_ヽヽ ｰ―'' ／ ／::::::l
l: ｌ ヽ_l l l/∧l::l:::l::::＼＿_,.．彡=r‐―＜￣ヽ:::ヽ､ ￣￣_ ． ´／:::: l
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi rr=-, r=;ｧ .| .|、i .|| この時代、証拠ってもんがないからな。
!Y! ￣ ￣ 「 !ﾉ i |. 仕方ないんやな。
L.',. 'ｰ=-' L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
面白ければそれでいいんだけど。
政治関係に重きをおくと本当に扱いが無理だから
このスレ的にはパスね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi --- --- .| .|、i .||
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | 言わんでええやん……。
L.',. ヽ _ﾝ u.L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i あ、そろそろ――って
i ｲ i／ｲ人レ_ゝ、ルヽｲ i | まだサカってる。
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
＼￣￣＼" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |. ちょっと時計進めるね。
＼ ＼ヽ _ﾝ .L」 ﾉ| .|
.＼＿＿＼ ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ 二--─ ´ルﾚ ﾚ´
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
【 約十ヶ月後とかそんな感じ 大海さんち 】
i:l;i|:i:l|i;l:i|:l;il|:l:i;|;i;l:|:i;:l|i;l:l|:il;l|:l:i;|:i:l:|;i:l;|:i;l:|i;l:i|i;l:i|:l:i:|l;i:;|;i;l:|;:li;|ｌi:lｌ|:l:i:l:i:|ll|;li;l|;l:i;|l;il:|;i:l;|i;l:i|i;l:i|;i:l;|i;l:i|l;i:l|:;il:|i;l:i|
;i;l:|;li;|:l;i;|;i:l:|i;l:l|:i;li|l:i;l|:i;li|;l;i:|;i:li|;l;i;|l;:i:|i;l:i|;l:i:|i:;l;|l;i;l|:i:l;|:;i:l|:i;l:|:i:ｌｌ|:i:l:i:l:|ll|:i;l;|i;l:i|;l:i;|;li;:|;l;il|:i;l:|l;il;|;l:i;|:il;i|:i;l:|;l:i;|
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三lｌ|:l:i:l:i:|ll三三三三三三三三三三三三三
:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.|:i:l:i:l:|:.;:.;:.;};l;l|:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.:
:.;:.;:.l{:.;:.;洲:.;:.;:.;:.;＼::洲:.;:.;:.;:.;:.;:.;乂 ⌒ヽ}:l;l:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.; ;l洲／ |:l:i:l:i:|:.;:.;:.;|;l;l|:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;
~ﾞll从lヽl洲:.;:.;:.:.;: .;:.;洲:.;: :.;:.;:.;:.ﾉ |:ｌ:{ノ-'⌒'´ ｌ洲 |:i:l:i:l:|ノ⌒l;i;ｌ|:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.;:.
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w从从::::l洲.:'´;';';';';';}洲-=彡;';';';';';';';';';';';';|:l:|;';';',, : : : : ::l洲: : ::|:l:i:l:i:|ﾐﾐﾐﾐ|;|;l;{ﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐﾐ从ﾐﾐﾐ
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' ／ ／ / / / / ,' |:i:l:i:l:| ∨ ∨ ﾍ ヽ ＼
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
： ,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、： ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
： 'r ´ ..::::::::::::::.、ﾝ、：
： ,'＝=─- -─=＝', i ： 進め過ぎた！
：i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | ：
： ﾚﾘｲi （◯）, ､（◯）::::| .|、i .|| ：
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
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〉:〉
....-:::=:::=::-.... /:/
..＜::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ/ｲ_::_ノ
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/;イ:-=≦:::/::／ゝ .!::::::::::杙rﾊ /
/ /:::.ｲ:::/:;::ｲ:::::/{.｀|:::::::/{ ｀ （ '´ ｀ヽ、
_{:/./ｲ／ |:::∧| |:::::::ﾄ:!:::::: / ﾉ
／´ ／:￣:≧: |:/ミl|.从::::::|lu rｧｲ , ）
/ ／ : : : : : : : : : ＜＞-Ⅵﾄ､ ./´ ⌒ ｰ' ……もう。
{／: : : : : : : : : : : : : : ＞'´￣￣ ヽ ⌒ ､
/: : : : : : : : : : : : : : : : :/ :. ﾉ
/ : : : : : : : : : : : : : : : Ⅳ | ￣＼ヽ
,′: : : : : : : : : : : : : : : l.{ . .|
,′: : : : : :j : : : : : : : : : 从 l} |
,′: : : : : :,′: : : : : :: : : : :.y′ i :
,′: : : :. :./: : : : : : : : : : : : ｲ .J
_ノ:_: : : : : :/: : : : : : : : : : ／ : ,′
/ /: : :≧=-ｲ_: : : : : :＞ ‘ ｲ! .,′
ノ-' :_: : : ／: : : : ｀>＜ . イ: :.′ ,′
／ /￣￣‘ ＜ ﾘ:､:／￣,′ ./
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ -━- -━- ＼
| ＼ （__人__） | ……ふぅ。
＼ | ｀ ⌒´ ,／
／ ＼
. / , ヽ
＿＿__ ﾄ.
´￣￣＼:ﾊ |:|
...=--=ヾ},ﾘ_
，＜:::::::::::::::::::::::::::::≧=.､
／:::::::::::/:::;ｨﾊ:ｨ:::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::;:ｲ:::/ .!::}::::::ﾊ:::::::::::::‘，
/／:::／ .|:/ }:ﾉ!::::::::|::::|:::::::::::.
/f::::::/｀ヽ j' -=_ﾐ､ |::::::::|::::|:::::::::::::|
/ ﾊ:::ｲf'{心. ´{:芯 .|::ﾘ::ﾊ::::!:::::::::::::!
_ ::/::::}. ゞ' 弋ﾂ l/}/::::::八::::::::::|
.r-ｨ´Y´//ｰｧ―‐=ミ､:::::::! ′ 从::::::/}::::::::::::从
)./ / .// / ∨///} |:`ーｔ .ｒ‐- 、 ./:::::::::/ｲ::::::::::::} ヾ
{./ ﾉ 〈 ,.ィ///.八;:-人 .乂:_:ノ ./:::::::::/::::::::;ｲ:::八
｀}ｰ====,ｒ=' ./=== 'イ ヾ{ ヽ ,/:::::::::ｲ::/:／ |:/ そういえばさ、
._| ／ ／ ＼ ｰ=≦/／}/}／}/ /´ 葛城皇子の御子、
}ゝ._＿_.イ ,.ｨ} / / そろそろ生まれるんだっけ？
/////// , --ｨ===≦{/,ｨ-==≦八
.〈////// ／ ／:´:::::::::::／＼´￣￣￣ ＼
./≧=-.ｲ _....-=≦::::::::::::::／:::::::::::::Y .／´ ￣ ヽ
.,′ ,′ }::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::| ./ Y
.,′ ,′ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}/ _ |
.,′ .: ／ ,{::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::八´ } .,′
.,′ .}´ .八::::::::::::::::::八::::::::::::::::::::::::／≧ .,′
l ﾉ ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::' .,′
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― うんそう。
／ （ ー） （ー）'
| （__ﾉ､_,x ,--､ もうじきだって。
＼. ｀ー< ヾ zヽ ｽﾞｽﾞ…
／ ー‐＼／
--=ミ､
......=..-..=.. __ }::)
,ｨ≦::::::::::::::::::::::::::::｀ｲ-r==ﾐ､
／:::/::::::／:::::::::::::::::::::ｨ::::八-,
./::::::::|::／::/:::::::/=ﾐ､／}::/≦ﾐ､
,::::::::::::|:::::::/::::イ:::::／ヽｲ/｀ヾ::::ﾊ
|::::::::::::|::::/＜::/;:ｲ心. 〃'⌒.}:::l::|
l::::::::/ |:::::::::::/:| ゞ' rf〉ﾊ::!::!
.八ｲ:ヽ.!:::::::|::::::| 'ゞ,:::::|{ヾ
/／}|::::::|:ﾄ､::!::::::! _ l::!::| 男子だといいね。
／ .ﾘ::::::!:l:ﾊ:l::::::| ´¨ .ｲ::!ﾘ
/ヾ{:Ⅳ}. ＼:::! .／::::|::|
＿ヾﾉミ.､ ヾ .l≧‘ |::::::::l:ﾘ
,.ｨ ´￣ ｀ヽ:::::/:::＼ ﾉ、 |:::/〃
/ ∨:::::::::::ヾ:〉 .j/}/
/ .}l:::::::::::::::::≧..､
, ‘ , .八:::::::::::＼:::::::∧
, ‘ ／ ./:::::::::::::::::::::::ヾ/:::‘，
./ ,.ｲ ヾｰ.イ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/ .／ ∨ /: : :≧=ミ､::::::::::::::::::::::::::ヽ
./ ｲ .∨ /: : : : : : :}}_::::::::::::::::::::::::::}
ｲ ／ ∨ /: : : : : ∧::::::::::::::::::::::::ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ ほんとだお。
| U （__人__） | 男子じゃなきゃ。
＼ ｀ ⌒´ ,／
_／ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -━- -━- ＼ ﾆｰﾄ
| :::::⌒ ､_! ⌒::::: | 夢の無為な生活が終わってしまう。
＼ 'ｰ三-' ／.
_/ <
| . ヽ(⌒／⌒,l､ヽ.
. |. ＼ ｀´ , <＿＿_〉
. | ￣￣ |
/::::／::::::::::::/::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::ヽ
/::::/:::::::::::::::/::::::::::/ﾐ::イ:::::|::::::::､:::::::‘，
/::::/:::::l:::::::::/::::::::::::′´ }:|:::::::::::::::＼::::::.
./::::/::::::::|::::::/{:i::::::::::{ .从:::|::::::::::::ハ:::∧
/::::/:::::::::::l:::/‐ﾄ|､::::ﾊ:! }/ 斗､::::::::::::::V::::}
./;ｲ/::::i:::i::/|/＿!::!:::::{ / ｀:|ハ::::::::::i::|:::::|
´ ./:::/:|:Ⅳ!〃.ｲ心ヾ:| ィ心ヾV::::::ﾊ:!::八
./イ:::::|:::::{.〈{ しｲ} しｲ} ﾘ:::::/:::!:::}ヾ{
´ /ｲVﾊ:从. ｀¨ , ｀¨ }::/:::::|从
,.へVﾊ::{ヾ ／::::::::! どこまで本気なの君さ。
,.{ /｀＜ﾊハ _ ＿ _ J. ´./}:::::::::ト .
.ハ{ / ヽｰｦ.∧ ´ ｀ ｲ/|:::::ﾊ:|. ヽ
./ |/ ｨ､＿アﾊ.> . ＜ }//!::/ |! :，
′ ./／ .ｨzzｲ/∧ .≧-.≦ 八/|ｲ .|
l { 〈/Vﾊ V∧ー.､ ／/////| .|
,′ .ヽ .ヾVﾊ }/∧ //////| .／ |
./ ﾊ }' 八/∧ ＿ .イ/////ハ{ !
/ ／ ｲ///////////////////:， :
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／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ……本気も本気。
＼ ｀ ⌒´ ,／
/ < こうやって額田と尼子娘とぺったんぺったん
| . ヽ(⌒／⌒,l､ヽ. してるだけの方が絶対良い。
. |. ＼ ｀´ , <＿＿_〉
. | ￣￣ |
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/::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::/::::::::::::::::::::::::::;ﾍ::ｨ}:::::::::::::::::::::::‘，
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/:ｲ/:::::::::Ⅳ_.|{ﾊ:::::{ﾊ .j!_}:!､::::/::::::::::::::|
／ }:::|::::ハ{ |!｀ V:| / ｀|_∨::::::::i::::从
.ｲ::::|::::::::|〃ｆ心 `| イし} ヽ:}::人:::{ヾ
./ |::/|:::::从. 弋し ゞ ' }//::::::ヾ
j::ハ::::{ヾ{ , /ｲ::::{::|::} ＼ まあ、ね。
/ ∨::ﾄ. /}:::::从ﾘ
}i:::|込 ｀ ´ .ｲ:/!::/
＿＿八:{--.､＞_， イi::// .|/
／´ ヾ - --- '≧ .|'|'/ /
／ ﾉ.＿_ 二二二'ﾌ 八
.／ ,／＞ ´ ≧..､-､-- ' ‘ ＜_
／ .‘.／ }//ヾ〉ｰ ､ , -一 |//.! =- .
.／ /／ 从//| .从/|i ヽ
.‘ / _､ ./////| ////|l }
/ / ，＜. ∨////八 .ｲ////|l ／ l
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
色々と言ってはいるが、
どうやら額田王が天武天皇とその家族と
深い関係にあったことは間違いがなく。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼x.､＼
＿ . .ィ､__,.､＼ヾﾊ
ｨ≦::｀::´:::::::/:／::::::::::::＼}:/:ﾉ
／::::::::::::::/:/:::::::::::::::::::::::::｀＼
／:::::::::::::::::/ｲ::::::::::::::/:::::::::::}:::::::‘，
/::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::/::::::::/::ﾊ:::::::::::.､
. _.ｲ:::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::/::/:::ｲ:::ﾊ::}､::::::::ﾊ
/}::::::::::::::::::::::::_|::::::::::::{/ｨ芹|/´ Ⅵ::|:ﾄ､| |
ﾊ::::{:::::::::::::::/ .ヽ:::::::::{l. ゞ' /:ﾚﾘ |
{::／|:::{::::::::/:ヽ V:::::从::::::: ゝ:!/ 何……まーたそんな目して。
l/ |:八:::/|/::::::>∨:::::::{ _ , .八|
|' ヾ |ヾ::/ Ⅵ::八 ´／-<
_}´＿＿ヾ:::::〃 ＼
}: : : : : :／:./ { ，
/ : : : : /: : / .! l
／: : : : : : : : :′八＼.{ ∨
. イ＼: : : : : : : : :{ ＼ﾊ ∨
/ ∨ハ: :/: : : : : | `‘， ヽ
./ ､ :， ∨:/: : : :八 ヽ ‘.，
/ ‘. } V : : : : : : ヽ }＼. .
,′ ｙ |: : : : : : : : :ハ |: ハ. ∨
,′ ハ .l: : : : : : : : : : | .′ : }′ .〉
,′ ./ .V八: : : : : : : : : :! {: : : :| ,′
,′ / ヽ ヽ: :/ : : : : :| .|: : : ′ ,′
./ / ＼ V: :/ : : : :! 八: : ; ,′
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
関わってしまったがゆえに、
苛烈な歴史の歯車に巻き込まれてしまうことだけは、
確かなのである。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| ｜ ｜|＿＿ ○ ＿＿| ＼＿＿＿＿________／ ┌┐
＿／ ／ └‐┐ | | ＼＿＿_＿＿／ ◇´￣｀◇
____／ _____| ｜＿| ｜ ／ | ロ ○ ロ ┌┐
/ ＼／ ／ ┌┐◇､____,.◇'◇´￣｀◇
< ,△△△△△△△△／ ／＼△△ ◇´￣｀◇'└┘ ロ ○ ロ
, へ. > く（:◎:二二二二二二二＼／ ／二二ロ ○ ロ ◇､_＿,.◇
＿_ r''´ `'´ ▽▽▽▽▽▽▽▽／ ／＼▽▽ ◇､＿_,.◇ └┘
|＿_||￣￣| ＼／ ／ └┘
l|二二|l ／ ／＼ ＿
l|_ -''"|l |￣|ｺ ◎ニニニ＼／ ／ﾆﾆﾆ◎ ／￣￣＼ |二|
l|￣￣|l |＿|ｺ ／ ／＼ |￣￣￣￣￣| |二|
―――l|￣／|l―――| |ｺ ＼／ ／ |／l ￣￣ l＼|⊂ll|二||ニﾆ
―――l|／＿|l―――| |ｺ ／ ／＼ | |＿_____l | |二|
|￣￣￣￣|___|l |￣|ｺ ＿＿＿＿＿＿|___／______|＿__＿＿＿＿_|／＿＿＿＼| |三三|
| | '~|l |＿|＜|＜|_<|__<|＿〈|＿_{|＿＿|}＿_|〉＿|>__|>_|＞|＞ | |三三|
| l二|l ／＼ ￣＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___／￣| | |三三| ／￣
´"''‐､／ ＼ ＼＿＿＿＿＿＿／ |ニ| ||＼二二二／| |三三| |
> 回―──┐ | | ／|ニ|￣￣|| | ｜ |￣|三三|￣|
／ └──―回 | | ＼|ニ|＿＿|| | ｜ |＿|三三|＿|
'"´￣￣~"''‐ . < | | |ニ| ||／二二二＼| |三三| |
ヽ ｀、 ,／￣￣￣＼, ｌニｌ＿____|＿＿＿__ | |三三| |
＿__________ ｀、 ',＿＿＿ ／￣￣￣￣￣￣￣＼ || | | | | | ||＿,| |三三| |
| | ', |ﾆ〕ｌエｌニロ!ニｌロニロｺ:{ニ|| | | | | | ||,／| |三三| |
| | ! | ＼＿＿＿＿＿＿＿／ ||_|,_,|＿_|_＿|,_,|_||l | ｜
|＿________,| ! | ＼＿＿＿／ |／ |＿_＿l／| ｜
,' 厂￣￣ | | | ／|___＿_____|
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
【 葛城皇子の館 】
|
,､-'l｀l`l`l |
,,､-'´ -''´l ,ｌ ｌ l |
-'´ ,､-'´ l ,l ｌ ｌ |
-''´ | | l ｌ ｌ,l .|
| | l,ノ ｝ | ＿＿＿＿_＿＿_
// | | l､ノl |ﾄ─‐─────'1 ,,-//l ‐､ r－､
| | l l l l ,||:. ...::l / l_l/ ﾍ, `l_l´
| | l l l l ,|,､-‐ｰ‐─-─--ｰ-ﾄ .|￣￣￣￣|, (ﾆニ)
| | / / l ,l ｌ l ｒ' ..::.. ..::::... '､_＿＿__| |____|,|＿＿＿
. 〔| | .:/7｀'`'':/`'ー------------一''ﾍ |＿＿＿＿|:: ｡'o'｡:::::
| l // / :/:: : : ::ﾍ :::::::::::::::::::::::::::::::::::
] | | // / :/ ｨ ,､::ﾍ
l, | | ,// / :/ ,､---───────‐---,､ ﾍ
,l | | // / :l_/',＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ｲﾍ_l:
, l | // / :::| _|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|_ |:::
ｌ ｌ // / :/|__|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾍ|__|:::::
l ,l //'l/ :/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l l l_l,/' :/
l ,l' ,/ :/
l l /
l_,ノ ,/
/
-―‐-
. '´::::::::::::::::::::::｀丶
/:::::::::::＿＿__.､::::::::::::ヽ
.′￣ 王ハ:::::::::::::::.
|- z=――ｚ=ｰ‐.!:::::::::::::::::.
|／ ／`''＜:￣|::::::::::::::::::i
∨.／/ｰ'二..､｀¨V::::::::::::: i|
∨ / ヒ'rっ-ｎﾑ::::::::::::八 ……あれ？
Ｖ_ ﾉｰl l-}:::::::::::::::丶 私……なんでここに？
＼- ‐ ＬT＞ﾉ:::::::::::::::::::::ヽ
/:ヽ.. イ ／::::::::::::::::::::::: ハ
r┐ ／::::::::::::ﾉ７:::::::::::::::::::::::::::::::::: }
|-| ｎ':::::::::::::::r' /::::::::::_:::::／⌒''＜::ﾉ
,}^Ｕ.|:::::::::::_ノ i:::::::r┴'┐ ヽ
| j::::::::/ .|:::ノ ﾆﾕ .
ﾚ⌒{:::／`ーｚイ ヽ_ i
{ へ .／ 乂____ノ⌒ｰ' |
>く >'’ ｰ ／}／/ ＼ |
,ノ イ ､_／､_rｰ./ ＼ i .|
{ /{ ､_／/´ | .′ ﾊ | |
_＿__
. ´::::::::::::::｀`ヽ
∠＿＿::::::::::::::::::::::::丶
廴＿＿_.王￣`!::::: __::::ヽ あれ？
i ｚ=- .二rvﾍ!-|:::::::.
./|. イ /≧-`''{^!┐! }_|::::::::i 確か子供が生まれそうになって……
V^!.' / ´O ` ヽヽ ` 「l ::::|. あれ？ 覚えが……？
〈.〈| ./ .rｰi^} ,ﾉ:::八
}. ∨ '_, -､/ﾆ//ﾚ'"￣乂＿_ヽ
. イl、 ヽヽ__ﾉヽ//彡ｘ'´ ／ ／￣`ヽ、
. -┬==≦ l L..ア´ﾉ`ー=≦,／::::::`'＜! .{ :
/ j. /i ＼ ,>'’.／::::::::::::├/:::::::::::::::::::::>､廴 ﾉ
く{ 乂_ ､_,.,＞'" Y::::::::::::::::r'^7::::::::::::::::::r'′ 廴__ ／|
`ト--‐=''" |:::::::::::::::ﾉ {:::::::/::::::::/ ｀` ,ﾉ
`¨¨¨¨`ｰ‐-┬r'::::::::::r'´ j::::::}:::::::/ ,rイ|
l .|:::::::::/､.＿_/:::::/:::::::{ .／ ｜
|.,ﾉ:::; '’ ./o/::::ノ:::::::リ { i |
∠....;′ l {:::/}:::彡 | | |
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
｜ .（ ⌒）（⌒）
. ｜ （___人__）
| ﾉ 起きたか。
.| |
人､ | 遠智娘。
,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノ
,. -ｰｰ -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
／..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾒ、
｛ :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ､_
| ::::::::::::::::::::::..｀、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ
'| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ
`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rｰ'､
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､:::::::::::::::::::::::::＞＜￣＼::..＼
. }:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム:::::ヽ
l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::::::ヽ}
{::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::::::ﾉ
_＿__
. ´::::::::::::::｀`ヽ
∠＿＿::::::::::::::::::::::::丶
廴＿＿_.王￣`!::::::::::::::ヽ
i ｚ=- .二|:::::::::::::::::::.
|. イ /.二_`'＜|::::::::::::::::::::i
∨ / Vリ ’ ｜ ::::::::::::::: | みこ！
.| ./ .rｰi ﾄ:::::::::::::::::八
∨ ', -‐ 7ﾆ///}::::::::::::::::::::ヽ.. 着いていてくれたんですか？
ヽ｀¨¨´∨./彡 ::::::::::::::::::::::::.
ﾉ`ー=≦,／:::::::::::::::::::}::::::ハ
／::::::::::::├/:::::::::::::::::::::::/:::::::::::}
Y::::::::::::::::r'^7::::::::::::::::::::::ノ ￣＼
／|:::::::::::::::ﾉ {:::::::/::::::::::ｨ’ ヽ
,r' r'::::::::::r'´ j::::::}:::::::/ ＼ ⊥、
,ノ´ |:::::::::/､.＿_/:::::/:::::::{ ､ `ー-----､}
/ .,ﾉ:::; '’ ./o/::::ノ:::::::リ 丶、 ､
.／ ∠....;′ l {:::/}:::彡 ヽ. 丶、
/ ＿_ .八 | Ｖ ﾉ´ ∧ ＼
Τ／⌒Ｖ '. |o.| ./ ∨ ＿＿ ヽ
(この先は血で汚れていて読めない
_＿__
, '´::::;::::::::｀ .
. '::::::::／￣ ﾐx､
/:::::: i/=―-- ._ ヾ:.
.':::::::::i| ＿ ≧-ﾊ}
i::::::::::ﾘ- ﾌ´ ／ヽ_ﾄ:ﾘ
|::::::::厶 ／ '¨心|:;′
|:::::::{ .／ j `”,'{
.'::::::::|ヽ¨´ -､ _/､〉！ あれ……？
/::::::::::|ｘ丶、＿f二l/::::::.
ﾉ::::::::::::|_ ＞'"rﾍ!--|::::::ハ. 私何でこんな病のように……。
／:::::::::::::;ノｧ'::rく^ヽ‘ﾃ’:::::::::::}
Y::::::::::::::::r'^7:::::ﾚ /￣￣｀∨
|:::::::::::::::ﾉ {::::::{,.. -fﾍ / :
r'::::::::::r'´ j::::::l, -‐! ∨ /
|:::::::::/､.＿_/:::::/:l, -ｌ ∨ :
,ﾉ:::; '’ ./o/::::ノ::::l, -‐ﾍ､ ∨ :
∠....;′ l {:::/}:::彡l,＿ ﾊ ∨ . :
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ⌒) (⌒）
｜ （___人__） 難産だったんだ。
.| ﾉ__ お前はその際に倒れてしまってな。
| _／ ￣＼ヽ
人､ '､／ ￣ ヽ '､. 心配するな。
_,／(:::::ヽ､ __'-r´￣ヽ v. 子供は無事に生まれた。
_, ､ -― ''"::::::::::＼ :::::::::::::::j_√ |
/.:::::::ﾞ:':､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ r、
丿::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞニﾆ彡〉,
. i ::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::::∧^
/.::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::∧i
::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::::::::∧|
-‐━‐-
／―- .._:::::::::::::｀ 、
.′＿ 王`ヽ:::::::::::::ヽ
|´ _..二ﾆ=- _}:::::::::::::::::.
| 7 /,.二.＼::∨::::::::::::::::::::
|′/ N::| } `! ::::::::::::::::::: i
| ,ﾉ ﾟ¨’,__,､|:::::::::::::::::::: i| 良かった！
ﾔ r ､ /､_/ﾕ..、::::::::::::::八
∧ ､_} 〈_７// /^>､::::::::::::::::ヽ あの……みこ！
＿{:ヽ---ｲ〈 ' /」:::::::::::::､:::}
/ ＼:::::::::ヾヽ ﾞヽ::::::::::::::∨
/ ヽ::::::::V.廴＿,ﾉ､::::::::::::::ﾞヽ
/ ∧::::::::ヽ| ｜ ヽ::::::::::::: |i
,′ ／ }:::::::::: jー‐ | i::::::::::::::ﾘ
.′ / 乂::::::/ ー |-､_,|:::::::::∨i
i / L./､＿ ,|o.| ∨:::::::} |
.′ i ∧ ∧ .| | }:::}:/.｜
| ./ . ∧ .′ ￣ | | ﾉｲ/ i |
,′| ′∧ i `'＜_, ﾘ / /｜｜
-─
／ 丶
/ 丶
/ ___,ノ ゝ丿
/ （､__）（__ﾉ
/ { （___ノ､丿 そのことだが……
,√ヽ ﾄ.､ /
／::::::::::::＼＞、__,_/ ありがとう……
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>、
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`: 、 男子だ。
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
{:::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V.::ﾄ､
. ;'::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.|ノ:::::＼
. /:::::::::::::::::::::::ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.L:_:_:::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::/;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ｒ'==､::::`.､:.ﾍ
. ∧::::::::::::::::::::ｲ !::::::::::::::::::::::::::::::::::::;／￣`y!!:::::::::::/
{:::::::::::::::::::: / .､:::::::::::::::::::::::::::::: ﾉ ノｲｒ'¨ﾞ ´
l⌒＼ ＿＿
! 〈 ＼
/ / __,.ノ｀ ⌒
／⌒ト､/ （＞ ）（●）
r-='´ ヽ （___人__） 乳部ももう決まっていてな
| ＿∠ ノ | ｀ ⌒´ﾉ 建（たける）と言う名だ。
} ⌒´ ｀V |＞ー- 、
〉 -‐く |:::::::::::::::::::ヽ、
ヽ ￣ /｀ヽ.,___ ,__ノ７::::::::::::::::::::::|
ﾊ ／|/:ヾｰ--ｰ" ゞ:::::::::::::::/::::ヽ
７ | ￣ , /ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::i
/::::ｌ| 、 ／ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::∧
l:::::ｌト-ゝ==- '´丁::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::∧／⌒ヽ
＼::::::::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::／￣ _ノ⌒ヽ
_＿__
. ´::::::::::::::｀`ヽ
∠＿＿::::::::::::::::::::::::丶
廴＿＿_.王￣`!::::::::::::::ヽ
i ｚ=- .二|:::::::::::::::::::.
|. イ /.二_`'＜|::::::::::::::::::::i
∨ / Vリ ’ ｜ ::::::::::::::: |
.| ./ .rｰi ﾄ:::::::::::::::::八 ――！
∨ ', -‐ 7ﾆ///}::::::::::::::::::::ヽ
ヽ｀¨¨´∨./彡 ::::::::::::::::::::::::.
ﾉ`ー=≦,／:::::::::::::::::::}::::::ハ
／::::::::::::├/:::::::::::::::::::::::/:::::::::::}
Y::::::::::::::::r'^7::::::::::::::::::::::ノ ￣＼
／|:::::::::::::::ﾉ {:::::::/::::::::::ｨ’ ヽ
,r' r'::::::::::r'´ j::::::}:::::::/ ＼ ⊥、
,ノ´ |:::::::::/､.＿_/:::::/:::::::{ ､ `ー-----､}
/ .,ﾉ:::; '’ ./o/::::ノ:::::::リ 丶、 ､
.／ ∠....;′ l {:::/}:::彡 ヽ. 丶、
/ ＿_ .八 | Ｖ ﾉ´ ∧ ＼
-―‐-
. '´::::::::::::::::::::::｀丶
/:::::::::::＿＿__.､::::::::::::ヽ
.′￣ 王ハ:::::::::::::::.
|- z=――ｚ=ｰ‐.!:::::::::::::::::. 良かった……
|／ ／`''＜:￣|::::::::::::::::::i 本当に……
∨.／/ｰ'二..､｀¨V::::::::::::: i|
∨ / ヒ'rっ-ｎﾑ::::::::::::八 これで……みこの悩みも
Ｖ_ ﾉｰl l-}:::::::::::::::丶 無くなりますね……。
＼- ‐ ＬT＞ﾉ:::::::::::::::::::::ヽ
/:ヽ.. イ ／::::::::::::::::::::::: ハ
r┐ ／::::::::::::ﾉ７:::::::::::::::::::::::::::::::::: }
|-| ｎ':::::::::::::::r' /::::::::::_:::::／⌒''＜::ﾉ
,}^Ｕ.|:::::::::::_ノ i:::::::r┴'┐ ヽ
| j::::::::/ .|:::ノ ﾆﾕ .
ﾚ⌒{:::／`ーｚイ ヽ_ i
{ へ .／ 乂____ノ⌒ｰ' |
>く >'’ ｰ ／}／/ ＼ |
＿＿
／ ヽ
/ __,.ノ 、
| （ ⌒)(
| （＿_ﾉ｀,
| ﾝ′
_ﾉ ｀､ 7 ……ああ。
,ｲ:. ヽ､＜ヽ,、___ ﾉ そうだな。ながらくの懸念だった……。
,. -ｰｰ -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
／..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: く'、
. ｛ :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ､_
'| ::::::::::::::::::::::..｀、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ
'| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ
`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rｰ'､
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､:::::::::::::::::::::::::＞＜￣＼::..＼
. }:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム:::::ヽ
_＿__
. ´::::::::::::::｀`ヽ
∠＿＿::::::::::::::::::::::::丶
廴＿＿_.王￣`!::::: __::::ヽ
i ｚ=- .二rvﾍ!-|:::::::.
./|. イ /≧-`''{^!┐! }_|::::::::i えーとえと、それから
V^!.' / ´O ` ヽヽ ` 「l ::::|
〈.〈| ./ .rｰi^} ,ﾉ:::八 . ああああれあ……。
}. ∨ '_, -､/ﾆ//ﾚ'"￣乂＿_ヽ
. イl、 ヽヽ__ﾉヽ//彡ｘ'´ ／ ／￣`ヽ、
. -┬==≦ l L..ア´ﾉ`ー=≦,／::::::`'＜! .{ :
/ j. /i ＼ ,>'’.／::::::::::::├/:::::::::::::::::::::>､廴 ﾉ
く{ 乂_ ､_,.,＞'" Y::::::::::::::::r'^7::::::::::::::::::r'′ 廴__ ／|
`ト--‐=''" |:::::::::::::::ﾉ {:::::::/::::::::/ ｀` ,ﾉ
`¨¨¨¨`ｰ‐-┬r'::::::::::r'´ j::::::}:::::::/ ,rイ|
l .|:::::::::/､.＿_/:::::/:::::::{ .／ ｜
|.,ﾉ:::; '’ ./o/::::ノ:::::::リ { i |
∠....;′ l {:::/}:::彡 | | |
l. ∧ .| Ｖ ﾉ´ | l .|
＿＿_
／ ＼
. ＿ / ヽ
. ／´ ._＞.､ | _,ノ ^ヽ、 | 落ち着け。
/〈 〈/ / ヽ. ＞..､ | (一） (ー） |
./_/ﾍ_lヽゝｰ ヽ ﾉ7､（__人＿） | まだ体調が戻ってないだろ。
⊂ -'‐-､ ｀￣｀¨ ,／:::::ヽ、 ! しばらく、安め……。
. ￣￣´｀7 /::::::::::::::::｀＞.v'、
.....::::ﾞゝ:::::::::::::::::::::::':::::｀ヾ､
. ／´::::::::::::::::<:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
. /::::::::::::::::::::::::::::≧_､:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::＞､:::::ー::::::::::::::::::::i
/::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::>､::::::::::::::::::_ノ
j::::::::::::::::::::j::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y´￣
. /:::::::::::::::::::/!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,{
/:::::::::::::::::::/ !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
／￣￣＼
／ __,ノ ヽ､_
｜ (⌒ ) (⌒ )
｜ （___人__）i ……また来る。
| ﾉ
| |. 次は、家族一緒でな。
人､ |
_,／(:::::ヽ､ __ ,_ ノ
_, ､ -― ''"...:::::::＼ ::::::::::::::::::7、
/.;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..-､_
丿;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ'ｰ､
r ;;;;;;;;;;;;;;;;:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:: !
/ ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i:: |
/ ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::|;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:: i
/ ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:'''丿;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l:: !
_＿__
. ´::::::::::::::｀`ヽ
∠＿＿::::::::::::::::::::::::丶
廴＿＿_.王￣`!::::::::::::::ヽ
i ｚ=- .二|:::::::::::::::::::.
|. イ /.二_`'＜|::::::::::::::::::::i
∨ / Vリ ’ ｜ ::::::::::::::: |
.| ./ .rｰi ﾄ:::::::::::::::::八 ……はい。
∨ ', -‐ 7ﾆ///}::::::::::::::::::::ヽ
ヽ｀¨¨´∨./彡 ::::::::::::::::::::::::.
ﾉ`ー=≦,／:::::::::::::::::::}::::::ハ
／::::::::::::├/:::::::::::::::::::::::/:::::::::::}
Y::::::::::::::::r'^7::::::::::::::::::::::ノ ￣＼
／|:::::::::::::::ﾉ {:::::::/::::::::::ｨ’ ヽ
,r' r'::::::::::r'´ j::::::}:::::::/ ＼ ⊥、
,ノ´ |:::::::::/､.＿_/:::::/:::::::{ ､ `ー-----､}
/ .,ﾉ:::; '’ ./o/::::ノ:::::::リ 丶、 ､
.／ ∠....;′ l {:::/}:::彡 ヽ. 丶、
/ ＿_ .八 | Ｖ ﾉ´ ∧ ＼
Τ／⌒Ｖ '. |o.| ./ ∨ ＿＿ ヽ
, -─‐ ､
／ ＼
/ !
/ /
/ /
i /
∨ __＿＿r／ . : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
,｢:::::::::::::::::::::::::ヽ;,､_ : : みこ。お父さん。 : : .
__,,.／":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ,、 : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
／ ..::ヽ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/ .::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i::::::.`
l ;ノ:::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: !::::::::::i
く:::::::::::::::::: !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｲ::::::: {
l:::::::::::::ヽ;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::
l :::::::::::::::::.〉:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::: i
l|::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::: |
ｌ::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::: i
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. ´::::::::::::::｀`ヽ
∠＿＿::::::::::::::::::::::::丶
廴＿＿_.王￣`!::::::::::::::ヽ
i ｚ=- .二|:::::::::::::::::::.
|. イ /-―`'＜|::::::::::::::::::::i
∨ / Vリ¨` |::::::::::::::::::::|
.| ./ .rｰi ﾄ:::::::::::::::::八
∨ ' __ ./ﾆ///}::::::::::::::::::::ヽ ――知ってたよ
ヽ´ ヽ//彡::::::::::::::::::::::::::.
ﾉ`ー=≦,／:::::::::::::::::::}::::::ハ
／::::::::::::├/:::::::::::::::::::::::/:::::::::::}
Y::::::::::::::::r'^7::::::::::::::::::::::ノ＜::::::ﾉ
|:::::::::::::::ﾉ {:::::::/::::::::::ｨ’ ｀丶
r'::::::::::r'´ j::::::}:::::::/ .| ヽ
|:::::::::/､.＿_/:::::/:::::::{ ∨ i
,ﾉ:::; '’ ./o/::::ノ:::::::リ ,ｉ ∨ |
∠....;′ l {:::/}:::彡 | ∨, ｜
∧ .| Ｖ ﾉ´ |. ∨ .|
.' '. |o.| | ヽ、 |
/ } .| | | .| |
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/:::::::::::＿＿__.､::::::::::::ヽ
.′￣ 王ハ:::::::::::::::.
|- z=――ｚ=ｰ‐.!:::::::::::::::::.
|／ ／`''＜:￣|::::::::::::::::. : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
∨.／/ｰ'二..､｀¨V::::::::::::.: : お父さんを追い詰めたのは…… : : .
∨ / ヒ'rっ-ｎﾑ:::::::::::.: : きっとみこ……。 : : .
Ｖ_ ﾉｰl l-}:::::::::::.: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
＼- ‐ ＬT＞ﾉ:::::::::::::::::::::ヽ
/:ヽ.. イ ／::::::::::::::::::::::: ハ
r┐ ／::::::::::::ﾉ７:::::::::::::::::::::::::::::::::: }
|-| ｎ':::::::::::::::r' /::::::::::_:::::／⌒''＜::ﾉ
,}^Ｕ.|:::::::::::_ノ i:::::::r┴'┐ ヽ
| j::::::::/ .|:::ノ ﾆﾕ .
ﾚ⌒{:::／`ーｚイ ヽ_ i
{ へ .／ 乂____.. : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
>く >'’ ｰ ／}／ : : でもそれを言っても、お父さんは帰ってこない。 : : .
,ノ イ ､_／､_rｰ./.: : 何より、それを最も悲しんでいるのは、みこだった……。 : : .
{ /{ ､_／/´ | .′: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
|Ｎ ､ ／ ､{ | _ノ | | |
Ｖﾍ >ﾍl. ＼ | { .| l .|
_＿__
. ´::::::::::::::｀`ヽ
∠＿＿::::::::::::::::::::::::丶
廴＿＿_.王￣`!::::::::::::::ヽ
i ｚ=- .二|:::::::::::::::::::.
|. イ /-―`'＜|::::::::::::::::::::i
∨ / Vリ¨` |::::::::::::::::::::|
.| ./ .rｰi ﾄ:::::::::::::::::八
∨ ' __ ./ﾆ///}::::::::::::::::::::ヽ
ヽ´ ヽ//彡:::::::::::::::. : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
ﾉ`ー=≦,／::::::::::::::::.: : だからせめて私にできることは、 : : .
／::::::::::::├/:::::::::::::::::::::::: : 男子を産んで、もう悲しいことが起きないようにする事。 : : .
Y::::::::::::::::r'^7::::::::::::::::::::::ノ: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
|:::::::::::::::ﾉ {:::::::/::::::::::ｨ’ ｀丶
r'::::::::::r'´ j::::::}:::::::/ .| ヽ
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,ﾉ:::; '’ ./o/::::ノ:::::::リ ,ｉ ∨ |
∠....;′ l {:::/}:::彡 | ∨, ｜
∧ .| Ｖ ﾉ´ |. ∨ .|
.' '. |o.| | ヽ、 |
/ } .| | | .| |
| ＿{ .| | Ｌ V |
|´ ヽ .|o.| 厂 .| .|
| ｘ'ﾆ∨ .| | へ .| .|
L{ /.ﾊ | | ／ ヽ、 ノ |
| ∨ ∧ .|o.| ／ ｀ヽ イ ￣ | ∧
|. ∨ . ﾍ、｜. く ヽ＞'´ ヽ .| ∧
| ∧ /⌒／ >'’ ∨| ∧ / ∧
| | `.／ `ｰ┤ ∨ ∧ ∧
. : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
: : 良かった。 : : .
: : 本当に……。 : : .
: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
＿＿＿
／ ＼
/ ､__ノ-､ ＼
| ､● ′ ヽ
ヽ-､ ｀ 冫 ﾍ ……田来津。
` ､_Υ ＿_Y_
`ｰ ､ __ｒ':::::::::::::::::`;__
｀Y.:.:.:.:￣､::::::::::::::::ヽ
∨:::::::::::::Y:::::::::::::::::l
ﾚ:::::::::::::::|::::::::::::::::.l
|:::::::::::::::::|::::::::::::::::l
|:::::::::::::::::|::::::::::::::::|
|.:/::::::::::::.|::::::::::::::.|
ﾚ::::::::::::::::|:::::::::::::::|
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|.::::::::::::::::|:::::::::::::::､|
|:::::::::::::::::|:::::::::::::::::.|
人.:::::::::::::|:::::::::::::::::::|
. ／i! ｀丶､
∠ _ i! _ -‐ヽ
. /: : : :∨.: : : : : :.',
. /.: : :田来津 : :. : :',
. ,' ､: : : : : i!: : : : : : :, ､
. |) ‐l: : : : :.i!.: : :. :. :l‐ (l
ゝノ: : : : : i!.: : : :. :.ゝノl
| : : : : : : : i!.: : : : : : : :.i
. l.: : : :. :. :. :.i!.: : : :. :. :. :.l
. l : : : : : : : : i!.: : : :. :. :. :.l ……ここに。
. ／|､ /＼.: : : :.i! : : : : ／＼‐ ､
/|' l ﾚ l.: :. .:.i!.: :. .:.l / l
/ l l / ／.: : :. :.i!.: :. .:.＼ / /
/ / / 〃/ /＼.: : :.i!: : : :／ヽヽ/
. / /| /l// ｲ ／.:. .:.i!: : : :＼ 〈 ｀〉
/ l/ / /〈 〈／ヽ.:.:.i! : : /＼〉 〉/ ヽ
/／ /／ 〉 ／: : :i!: : :.＼ 〈 |､ ∧
´ / l 〈 〈／ヽ: i!: : /＼〉〉! ∨ ∧
/ l 〉 ／: :.i!: : ＼ 〈 :l ∨ ∧
＿_／ i 〈 〈／ヽ i! /＼〉 〉l ∨ ∧
【 朴市秦田来津（えちはたのたくつ） 】
- ‐
／ ｀ ．
/ .
/ i
.' ,- ヽ-/
,' , ､●.ｿ
ﾉ､ ! γ /
／:::::ヽ､ ﾍ. ゝ__.ﾉ 遠智娘は。
／::::::::::::::::ヾ ´､ ｰ-'
／:::::::::::::::::::::::::::::::::7j
/γ⌒::｀ヾ:::::::::::::::::::::∧
. ;/:::::::::::::::::,＼::::::::::::::::::::ﾍ
i:::::::::::::::::::::::::ﾘ::::::::::::::::::::ﾊ
. |::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ﾊ
ｨ ､
// /ヽ
() 〉! ', 何度も申し上げますが、
l 〉| ｜ 出産の負担が大きすぎました。保って数日でしょう。
lへl＿＿l
Ｙ ヽ ヽヽ､. 今こうして話ができることすら
. l､ ', | l ヽ. 神の御業といえます。
i ', ', | /l |
〉ヽ ヽ| ｌ | l
. l二l＼ ＼l |
lﾆl lヽヽヽ|
／ﾍ､,:-‐＼
/´: : : : : : :､
r'｀!: : : : : : fﾞ0:､
ヽﾉ: : : : : : :ヽ': !
f: : : : : : : : ::.:.:.:.l もう、お会いになられませぬよう。
|:.:.:.: : : : ::.:.:.:.:.:.:.:.|. 死に近い者とお会いになることは
l:.:.:.,､: : : :r-､:.:.:.;''|. 本来許されぬことです。
|::〈 !:: : :l >,;'-'__
／::ﾄ､Y^i: : :lヾ-',;'::l:::::ヽ｀ヽ.
/ f::::::|::} v'!: : :ﾄy'/:::::ﾄ､::::｀ｰ､ヽ
ｿ j:::::|:::::}ﾚ':. :.,ソ/::::::::｀ヽ.::::::::>='─‐-
/／:::::::!::::::l∨: ::!､jl::::::::::::::/｀ヽ.｛ =-､_:::ヽ
//:::::::::∧／､V,! !､|l;;｀ヽ._:::| ゝ､___,ﾆﾆ>'
,..-‐' _,.ﾉヽ!/ |;;;;;;;;ヽｯ !､ﾘ;;;;;;;;;;;;;;|
, ´ ￣￣ ｀ 、
/ ヽ
/ _,ノ_ ｀ヽ-、
/ (√丶丶´v 〉
ﾉ U { ) j ……ああ。
,.ｲ ､ V /
,／(:::ヽ.ヽ { r 健は……。
_, ､ -― ''":::::::::::::＼::::ヽヽ., __r ／⌒ヽﾆ‐-、
/::::::::ﾞ:':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣ '.,:::::
丿::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::... '.,::: |
r ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::.. '.,::i
/ ::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::. '.,
/ ::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::::. '.,
__＿
／ ´ ｀ヽ
}__/／/／
. / / //{ ⌒ヽ ＼__
. // //{ 乂__ ノ V)
// /| ‘，
// } ，
. // '
/ ' /
. / / / ／⌒＼ ; この天地に、治すすべが、
' / / ／ 丿 } おそらくございませぬ。
/ / く ／ ′
/i ム＼ ＼__／ ／ヽ '
{/ |i :} ＼ ＼／ ／ i{
乂_{{ ＿__ノ ＼ ヽ／ }
{ ｰ==彡'} ／ }
` ___ﾉ__ノ V ／ {
‘， } } ／} く|
V / / } } ／ }
V / } } ／} {＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
白雉2年（651年）、遠智娘は確かに男子を出産した。
だが、こう記録が残っている。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「唖にして語ふこと能はず」
喋ることが出来なかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
障害児であった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿ ＿_
／ 彡ミ ＼
/ ::::.ノ ヽ._ ヽー-、
/ ::::/::: 丶 丶::｝ ……何で、だよ。
/ ::::/､:::: ,ヽ ヽ!.
/ ::::/:::丶:::::＿＿_ノ:::::＼ ::::|
. ￣￣￣￣｀ー´￣￣￣￣￣￣￣ ｀ｰ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
葛城皇子の情が薄い、というわけではないだろう。
状況から鑑みて、愛せる余裕のあるような精神状態では
なかったのだろう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿
／ ヽ
| ｜
i(ﾉ､_) |
_,A .ｨ{z、
/ : : `ｫｰ≦ｲ: : ゝ、
Λ}´ : : : : : : : :,ｲ: : :}
＿ /: :i : : : : : : : : r: : : : !
＿__／..:::::. ヽ / : :y : : : : : : : : | : : : :!
ﾞくｸY_/.::::::::::::::,: ´; : : :}.: : : : : : : : l : : : :{
｀7.:::::::::::::ノ::::::::ヽ／.: : : : : : : :斗: : : :!
/.::::::::::::::ｲィ:::::::::::::::､: : : : : : : : :.i : : : :!
/.::::::::::::／`ヾ:::::::::::::::::::::､. : : : : : :| : : : |
/.:::::::::::::ﾑ- 、_`ヾ:::::::::::::::::ｿ、.: : : :.i: : : :.|
/.::::::::::::::/:::::::::::::..＞-、::r-＜::::ゝ.: : :.| : : : |
_＞、::::::::/{､::::::::::::::::::::／..:::::::::::::::::ヽ: : } : : : |
ゝ : : : : : ７'ﾃ´ ¨`＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Vゝ=＝{
`---´ ￣ ~`ゝ::::::::::::::::::::＞´ノ 」 ､Y､!
`'ｰ-´￣ └_´∧_{J
-――- ､ _ -――- _
´ ´ ヽ ｀
／ ／ 〃 / ﾄ､ ヽ ＼
/ ／ / ｌ / ′| |ｌ｜ヽl l ヽ
／/ / // ｌ|_,/| /| ｌ| ﾘ厶イ| |｜ ｌ '.
〃 / / // ' |l/| ト､l/ハ /´ 川|｜ | l
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{厶≧､ | l/ ≫ﾃ㍉､}:l| ｜｜
ｌｌ | | | |ハ 圦 ﾄ-ｊ｀ｊ／ ヒン 仏ﾘ ﾄｌ｜
|| | |/.| | ｌヽト ~´ ｌ // | ﾚｌ |
ﾘ | | | | |:::ｌ＼ r―ﾍ /イ | | ｌ│ どうしたわが子よ。
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ､ | | ／| l | | ｌ│ 子が生まれたのだ。
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::|:::＼ ヽ ノ ´ ｌ| | | | l│
// / 小 :::|:::::::::＞-- ´ ＿ｌ| | | | l│ もっと喜ばんか。
/ { ｛ {:::| ＼l:::::/ r┤/ﾍ￣ ,| |､_|_| l│
＿r―'´￣｀⌒´￣｀⌒ ┴＜｣ ｎ ／ | |::::::::￣｀ヽ、
_r‐'´ ￣`く二」 !:::::::::::::::::::ﾊ
／ ,≧::::::::::::::::::::i
＼ ／／:::::::::::::::::::::|
. ＼ ／,ィ´,l:::::::::::::::::::::::|
＼ ／／ l::;|￣￣￣￣￣|
／ ＼ ＿＿ ／∠＿,ノ/:|＿＿＿＿＿|
∠ ...:.::.::＼ ／ --､ ＼ ／／::::::::::::::/,':ｌ|:::::::::::::::::::::::|
＿_
／ 丶
| | `'´
＿__ .| _ﾉ､) ……母さん。
／::::::::::::::ﾊ rｰ-- ､_ 冗談にしても――
/:::::::::::::::::::::::::ーｰ "::::::::::::::::｀ヽ
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
}:::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::j
|:::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::イ::::::::::/
!::::::::::rﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::｜
. |::::::::::| ＼::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::|
/:::::::::::l r::::::::::::::::::::::::::::r::::::::::|
|::::::::::｜ (::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::'l__ ,.ｰ-、
< |::::::::::｜__> ヽｰ--、::::::y:::::::::::ﾉγ ヽ
／ l|::::::::::::ﾄ、 _ ＼ f ／::::::::::y~ i
l ﾚニ=::::} ､ ｀-､-,／￣`x" ノ
丶____ Y ￣ヽ_ } r´ ｿ ノ ____＿ _,. ＜
ﾉ r { `--{ { ｨ ｌ l f
/ ! , ; i ｀ `ｰ´ﾍヽヽﾉ
'､{i ﾉノ
__＿
／ノへゝ
| ＼´-｀）ゝ
＼__￣￣ヾ.
＼＿＿/
／￣￣ ＼
⌒´ ヽ､,＿ ＼
（●).（● ) | ……？
（__人___） .|
'､ |. 母さん、健をどうする気だ。
. | |
,. -ーー| /ﾚ、
／:::::::::::::::: ヽ__､____,. "/::::）- 、＿
l:::::::r/::::::::::::::「二二二 :::::::／::::::::ノ::::::＼
,―――――へ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
〝――ｒ――ｰ ｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
|::::ﾉ} ―‐- Ｖ::::::::::::::::::::::::::::::,′::::::::::::::::j
|:::ﾄ-ゝ―‐ Ｖ:::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::/
|::::l:::::{ _ー lヽ、_::::::::::::/:::::::::::::::::::::l
/::::::l:::::::::::｀ヽ、__／ / ::::::＼/:::／::::::::::::::v
/::::::::l::::::::::::::::::::｀,ー::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::/
/:::::::::::l::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
／ ＼
／ -－' ￣ ￣￣ 、
／ -‐'´ ﾄ､ ＼
． ´／ / / / ｌ |ｌ｜lハl ＼
．´ ／／ / ｌ |/|｜| ﾘ j/_ -|ｌ ､ ＼
/// ｲ ｌ| |｀ト|｜ /イ |ｌ ＼ ヽ
/// 〃｜l 八{ ﾍl |l / / ノノ / ｉl
// ′/ l /| | ｌ | ＿彡ｊ| / ミ＝彡 / il ｌ|
' ｜ｌ ||/| | | | ￣ l //,ｨ il ｌ|
ｌ| ｜| |ｌ/ ｌ| |ｌ| //.:/ // ﾘ 私の孫だ。
|| ｜|／ﾘ 八 |ﾍ ー――' /ｲ::/ / ,′ /!. 私が母の代わりになろう。
ｌ| ﾍ{ イ / / ヽ ヽ /::/.:/.:/ / !
ヽ /::/ / /::/.::.＼ イ::/.::/.:/ /il |
/::/.:〈＼/::/.::.::.:::.个ー_＿_〃/.::/.::/.::.::/ :il |
イ:://.::.:＼∨.::.::.::.::._| rくヽ / ,'.::./／ .::./＿il_|___
／.::.∠二二ニﾆ＼r=ﾐ /ﾍV.::.| | O ｌ:::;'´.::.:／ ／＿＿ ＞､
／:.::.::.::.::.{｛::.::.:∠二二＼0|l＞ 一┴＜l::|―'´ ／／.::.:::/￣ __|
,....:´::.::.::.::.::.::.::.＞ ´ ／ -――- |:l＼／／.::.::.:::/ ／<>|
.／.::. //::.::.::.:／〈 ' イ 「￣｀ l:|＼∨∧::.::.:〈 トuく>|
／.::.::.:://イ.:: / / ＼ /／ | | |ｌ ヽ〈 :..＼::..＼| ｎ｜|
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__）
.| ｀ ⌒´ﾉ__ ……え？
| _／ ￣＼ヽ
人､ '､／ ￣ ヽ '､
_,／(:::::ヽ､ __'-r´￣ヽ v
_, ､ -― ''"::::::::::＼ :::::::::::::::j_γ |
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ r、
丿;;;;;;;;;;;:::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞニﾆ彡〉,
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
健皇子は宝女王が引取り、大変に愛情を注いだという、
史書上では割りと珍しい、障害児の記録が残っている。
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,.ィ///////////////////////////////＞ 、
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／//////////////////////////////////////////////,ヽ
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ./////////////////////////////////////ヽ
| 母に頼れ。 | ///// ﾊ///////////////////////////////∧
| 何のために母がいると思う。 | ////,/ V/////////// ＼/////////////////∧
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!//////////,ｉ'/////// ∨//////,/ ＼!'//////////////l
l//// ,'/////,l/////// ∨////,∧ ＿＿l///////////////l
l/// .i//////,l////l//! ＿ ∨//,〈ヾ､,ｰァ乍示ぅｌ///////////////l
,.......__,.... __l/'､_ ,!//////,l////,V,l=＝=ゝ､、 ヽ/∧ 込ィﾉ,!'//////////////,|
,. ‐- -'"￣`'" ´ ｀￣ ヽ/,l'///∧,l ノ'＼ﾊ. ,ﾞ //////////////,|
＿√￣ ￣ヽ//∧ "" ヾ、 ""/ ///////////////!
￣＼'、 ヽ ///////////////,'!
/ 〉 /／/////////////,'!
/ / ｀` 、 , ´ . //////////////,!
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/ /////＞､ ／ /／ !'///////////!
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/ ///,!//lヽ{////∧ ー //,/.!､////////!
/ /////V/,!//////＞、 / /// ! ヾ/////∧
/ /i/////,V/!//＞'" ､ / ./,/ ,l ' l'/////∧
/ /.///////,∨!´ 、 /_ //‐ ´ .ト､////ハ
/ / .///,＞＝l /ゝ､=ヽ , ,.‐ ´ ;/ '/ﾆ＞ ､//＼
/ / .//.l" .!ニニl´ ｌヽﾆヽ .lヽ / ,.ﾍ ' ./ﾆﾆ/ /＝=―-,_
,. -―――‐- ､‐- ､ ./ / /ｲﾆｌ !ニ二l、,.!ニニﾑ ! ', /.／,.ィ', /ニﾆ/ /ニﾆ/ /ニヽ
／ ,.,,,,,,,,,,,,,,,,、 ｀ ､;;;;;,,/ / .／ﾆﾆﾑ !ﾆﾆニﾑ'.ニニﾑヽ ', /／イ／ .! /ニﾆﾆ〉ィ'二二/ /ニニヽ
ゝ- '"￣￣￣￣｀ ｀ヽ./ ./ﾆ二二ﾑ .lﾆニ二ﾑ'.ニニﾑ.ヽ ヽ' ／ '" l /ニﾆﾆ//ニニﾆ/ /二二二',
, ´ ￣￣ ｀ 、
/ ヽ
/ _,ノ_ ｀ヽ-、
/ (√丶丶´v 〉
ﾉ { ) j
,.ｲ ､ V / ありがとう、母さん。
,／(:::ヽ.ヽ { r
_, ､ -― ''":::::::::::::＼::::ヽヽ., __r ／⌒ヽﾆ‐-、
/::::::::ﾞ:':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣ '.,:::::
丿::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::... '.,::: |
r ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::.. '.,::i
/ ::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::. '.,
/ ::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::::. '.,
, ´ ￣￣ ｀ 、
/ ヽ
/ _,ノ_ ｀ヽ-、
/ (√丶丶´v 〉
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,.ｲ ､ u V / 本当に……。
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_, ､ -― ''":::::::::::::＼::::ヽヽ., __r ／⌒ヽﾆ‐-、
/::::::::ﾞ:':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣ '.,:::::
丿::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::... '.,::: |
r ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::.. '.,::i
/ ::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::. '.,
/ ::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ ::::::::::::::::::::. '.,
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
蘇我遠智娘は、健皇子誕生以降、記録から消える。
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
産後の経過が悪かった事が要因で、亡くなったものと思われる。
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,xｚ=‐≦二ニミｘ.
__/ｧ「`¨´ﾞ=≦､'.`く :≧x、
l r'/＿__ ヽ:::ﾝ,ﾉ7z:.
／ ,|/.i」--､i __∠､.___,ﾌ::l
ノＴ .| | .| .∠､｛ / /二ﾆ=- .._
＿... -=≦ { 乂＿,| ﾉ ,rｰ‐| 〈 >､廴,_{ / / , -ﾐx、
／| {、 ＞''´ .|{､＿_,ノ ＼ /}:::::::::｀`＜{ / `.
rイ 乂_ ＞'’ 廴＿＿... -‐'/:::::::::::::::::::i`く .∧
ヽ.＼＿__＞'’￣⌒ ﾆ¨¨¨¨ヽ､_|:::::`i二ﾆア:::::::::::::::::::::ﾚ' ＼＿_/_ .}
l＼／ ＼ _ﾉ::::::::|ｰ／::::::::::::::::＞'’ ／
`ー--､__ ＞'’:::::::::::ﾉ7:::::::::::::::::/´ ／
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| ﾉ:::／ 7^7:: /::::::: / | .| |
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{/八 |. ∨}／ | | ｜
| .∧ .|o.i ,| | ｜
| .i. | | ,｜ l .|
| | | | ' .| | .|
━┳┳━━┳━━ ━┻ ━ ┳┳━ ┻ ━┻━
そうして、血を吸って、躙り寄るようにゆっくりと
戻すことの出来ない歯車は進んでいくのだった。
━┳┳━━┳━━━┻ ━ ┳┳━ ━┳━ ━┻┻━┻━
| ｜ ｜
＿／ ／ └‐┐
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, へ. > . ／＼ | |
＿_ r''´ `'´ ／ ＼､‐''゛｀
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| ! | |
| ! |,________＿|
￣￣厂 ',
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[|[|| 次回へ続く! >
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／
【 登場人物 】
【 敏達系皇族 】
・糠手姫皇女 人吉瞳 （めだかボックス）
・宝女王 黒神めだか （めだかボックス）
・軽皇子 山岡士郎 （美味しんぼ）
・有間皇子 岩間宗達 （酒のほそ道）
・葛城皇子 やらない夫 （2ch）
・大海皇子 やる夫 （2ch）
・間人皇女 司波深雪 （魔法科高校の劣等生）
・大田皇女 茨木華扇 （東方project）
・鸕野讃良皇女 風見幽香 （東方project）
【その他皇族】
・飯豊皇女 魔想志津香 （ランスシリーズ）
・額田王 菊地真 （THE IDOLM@STER）
【臣系氏族】
・蘇我毛人 夜神総一郎 （DEATH NOTE）
・巨勢徳多 唐山陶人 （美味しんぼ）
・蘇我遠智娘 一条美雲 （逆転シリーズ）
【連系氏族】
・中臣鎌足 オーベルシュタイン （銀河英雄伝説）
・大伴友国 ビッテンフェルト （銀河英雄伝説）
【君系氏族】
・宗像尼子娘 空母ヲ級 （艦隊これくしょん -艦これ-）
【その他氏族】
・海人族 Cthulhu （クトゥルフ神話）
・大海麁鎌 コブラ （スペースコブラ）
・隼人 島津豊久 （ドリフターズ）
・秦氏 メトロン星人 .（ウルトラマンシリーズ）
【半島勢力】
・扶余義慈 バーダック （ドラゴンボール）
・扶余豊璋 ラディッツ （ドラゴンボール）
・扶余族 やきうのお兄ちゃん .（2ch）
.
__ __ __ __
l__ゝ / /＿,へ, / /======へ, =======へ /ヽ / /
, //ノ7 ｌ7／ / / // 7/ / / ______「｀´r´~,へ, ノ／=/ /=へ
／/ / （´ / / // // / / ￣￣/ /￣/／ =====/_/===へ
l l ／ 人 ＼ / /.//=// / / ___/ / ´ /７=====,へ,
l＿| 〆´ ｀ヽ/ /_/======/__/ ヽ___ﾉ /_/=====/_/
.
-‐…･…‐-ミ
. ´￣ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. `'￣: : .
/ .: /／.: .:/ .:.:.:.:. :..＼:.:.:.:.:.＼ : .:.
/ .: //.:.:.:.:.:{:.:.:{ :.:.:.:.:.:.:.‘，.:.:.:.:.‘，: :.
/ :／ {:.:.:/.:.∧ :.',:. }ｉ{ .:.:.: | :.:.:.:.:.:.‘ : :.:.
/イ .:. ∧/｣L| .:.＼Ｖ八＿_」::|:.:.:.:.:.:.:| : .:.:.
| :.:.:|:.: {|八{＼:.:.:.|′ ＼/:.:| : | .: /.:.:.:.: }
＼∧:.:.ＶＴ㍉ ＼| '卞㍉､､| : | :/.: :{.:.:/
/.:.:.＼{､Vツ Ｖツﾉ/.:.:.|/ :/: ∨
∨.:.: 八 ､ /ｱ´ | :/.:.:.:.:ヽ
/＾＼/.:.: ＼ - ィ^'､ : |/.:.:∧ﾉﾉ そこにいるのは、だれ？
}／＼ﾉ`'ｰ┬ ´ |∧}／＾Ｖ
/⌒＼‐┬r/^'､ ／ヽ_
/ ＼ ‘,┼ｌ|_∠ｺ､ //7⌒＞ 、
/ ＼j┼| 〉､_,ﾉV/7,／／⌒',
/ ＼|// / | ./7/／ ′
＼ V / / │|.／ |
|`'r──┬/ / } ∨ ｢
‘, |＿_＿」(＼_Ｖ＿_У`'ｰ＜二 ,ﾉ
/77| | ＾ＴT^^^^〉￣＼/^7´
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どったの？ こんな夜中に。 ./ ／ ＼ ',
i （ 人 ） ',
! ｀ﾞ'´ ｀ﾞ'''''´ |
＼ ,.'
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／ -----‐‐‐'''"~ ＼
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第十二話
「すくせ」
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寒いんで修正はまた今度で。
次回は来週日曜21:00からを予定しておきます。
よろしくお願いいたします。
いよいよ血のロードローラーか・・・
君は好感度は低かったがきらいでは・・・えーと・・・目の前にいなければ嫌いではなかった（ぉ
親の因果が〜って感じだなぁ、葛城
すぱいだーまっ！くそわろたｗｗｗ
あの一件以来、態度がよそよそしいって考えれば
気付いてもおかしくないよなぁ。
しかし、歴史ってのはほんと皮肉だなぁ
三田雅弘の小説じゃ、天智の妻は父殺しに激怒して、娘の持統の目の前で健を出産して自害する
という超展開をやっていたなあ・・・健が障害者だったのは史実通りやっていた。
教科書レベルの知識しかないから暢気に楽しんでたら遠智娘でレバーブロー喰らった…
>>615
えっ…それ事件からずーーーっと恨んでてわざわざ出産終えてから見せつけ自害ってこと…？
怖ぇーっ超怖ぇー！！((; ﾟДﾟ)
初めては大海だと思ったのに
ところで障害児ということはたかみくらにはなれないんかな？
大海やる夫の話でやっとシリアスなんとかしてる具合だなあ
>>617
そりゃ、ね
ここの古人ねらう夫は眼が悪い話だったが
そんな感じ、娘の持統に「お前の祖父と母を死に追い込んだのはそなたの父じゃ！それをこれから生まれる皇子と共に胸に刻め！」
っていう風に。でそんなことがあったから持統はまあ。ちなみにこの小説では天智は山科で頓死している。
なんとなく目が悪い程度なら個人差だからあり
完全な盲や聾唖だとアウトって感じだったんだろうか
眼科も耳鼻科も厳密なものはなかった時代だし
江戸時代後期の研究者の妄想が後世の歴史観のようになってしまったのか
聖徳太子といい各時代の歴史書をよく検討することが検証になるのね
ノストラダムスといい、ハンコックの神々の指紋といい
平安時代の公達みたいな恋の鞘当てをやってる余裕はないでしょうね
江戸時代から見れば、どっちも「大昔だから似たようなもん」で済んだのかも知れませんが
江戸期当時というか後世の人間がごっちゃにしちゃった感じ
百年ぐらい未来で現代の戦国時代研究と歴女の妄想が混同されてるみたいな
すくせ…前世か宿命かな
因縁めいたことが起きていくというこか
貴人は早々に経験させるって前にも言ってたじゃん。
額田王は王族の一員だから、そういうこともあるのかも。
「しゅくせい」を連想したな俺は
>>238
n @@@@
(ﾖ（゜∀゜ @ 遠智娘さまがご懐妊あそばされました！
Y つ 葛城皇子さまに新たな子でございます！
>>443
__ ＿＿＿__ __
| |／─ ─ ＼..＝＝＝＝＝=| | ←奈良時代のベッドが
|/ （●） （ー） ＼ | |.. 正倉院に残ってて、
/ （__人__） ヽ | | 飛鳥時代も一緒な感じ。
|＿__ ｀ ⌒´ /￣ヽ_＿＿_| |
／￣JJJJ‐‐- ､_ ＿／＿_ノ ／| | ……。
_ ／ ｀ ヽ__ `- ⌒ヽ .／ | |
／ ヽ ｀ヽ、} .／ ／| |
ノ ヽ__ ｀ヽ／ ／ .|_|
／ ノ| ／
／ |／
>>482
＿＿＿ }::ヽ
´￣￣￣｀＼ }:::ﾘ
. =-‐=ミ､ヾ /ィ
，＜::::::::::::::::::::::｀':￣＞.，
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／/:::::::::::/:::::::/:::::::::::::ハ:ｨﾍ::::::::::::::::∧
_.イ:::/:::::::::::/:::::::/::::::::::::/´￣ V::::!::::/:::∧
￣ﾌ:::/:::::::::::::{:::::〃:/{:::::::′ .}::::|:::::::/:::::.，
／.イ:::::/:::::::::|:::/l{/_.,!::::′ ､ .|:::ﾊ::::::::::::::::|
./:::イ:::::::::/!/´__ .|:::′ ≧=|/-}::::::}:::::::::!
/}/{::::::{::::/ ｲ´ｆ:心 ﾚ .ｨ行}ヾ､V::/::::::ﾊ|
Ⅵ:|::::{､.ヾ 乂ﾘ .乂ﾉ ｲ 〉':::::::::| |
}:|ヾ::ハ /::::::}:::ﾘ 他の人がどうかは知らないけど、
ｊハ::::::∧ ′ /::::::::ﾊ/ 毒とか薬とかだからじゃないんだ。
∨:::ﾊヾ. /::::::}/./. 言われなくてもとっくに気づいてたけどさ。
Ⅵ::::＞.， ´ ￣ ｀ イ}:/::〃
}ハ{ Ⅵ}＞ ＜{:::/､l'}:/ {
/⌒ヽイ : : ;| .ﾊ{: : Y´￣ヽ
_／: : : :＼: :∧ ¨} : /: : : : : ＞､
〃:＞ ，: :. :.＼∧ /: /: : : : : : ／:ﾊ
>>522
. ´ ￣￣￣｀ . ..､
／ ／ ＼:＼
／ ./ ＼:＼
/ / ∨:ヽ
,′ ,′ ∨∧
{＿__二ﾆ==ﾆニ_ ∨ﾊ
≦´::!:::::::/ |::::::::::::::≧=- ._ }lⅥ
ノ:::::!::::/ !::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::≧...､_./lⅥ
/::::::::::|::/__ .斗{::::::::::| _ゝ:::::::::}:::|:::::::::}＼ﾉ
/:::::::::::ﾊ:{ | V:::/::| ≧ ヾ::!:::::::::|:::::＼
/}::::::::::::{<l|＿___ﾞ ∨::::| ＿＿ ヾ:V:::::|:::::{⌒ヽ
从:::::::从 .乂:ツ ヾ:::! しリ〃 .}::::/::::::|
/ }:::::::::::{ixｉxｉ , ヾ ¨ xｉｘ|:/:::::::八
.|:::::::::{ヾ //:::::::/ヾ{
.从::ﾄハ _ ＿ _ ./:::::|:ﾄ:{ ＼ ……熱は？
.}:ハ| V::＼ ´ ｀ ／}:::::ﾊ{ |l
/ 〃{ヾ{ヾl＞ ＜//}:::/､ |
{{: ＼＼//! ＞-＜ .{///l//ハ
. r==≦￣ .＜: : : : ＞-'.､ ∨ィ≦ : :/
/ｒ.< ∨: : : : :≧=-: :_: : :.＼ .ｨ≦: : : : : : :{
〈 ヽ .}: : : : : : : : : : : : ≧: ､}／_: :-==＜:_:_:_ノ≧=-- .
>>594差し替え
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／ ヽ,
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_ｨ: : : : : : : : : : : : : : ﾐ､: : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : ﾊ
ﾚ: : : : : : : : : : : : : :ﾄx: : : : :.ﾊ: : : : :.
小: : : {: : : : : : : :.:／ 斗ｲ: : :',: : : : :.
/ｲ: : : :从{弋: : : : : :.}Z::::::::|: : : : : : : :.l
{| ﾊ: : : :ﾔﾄ辷ミヽ: : :ﾄ V ::::j: : : :,ｨ: : :.:|
ﾘ 从: : ﾊ Y::::::. }ﾙ' ＞ｲ: :.ｿノ: : : :.| ヘ
小ヽ从 ＞''´ __. ﾑｨ: : : : : : : | ／ ヽ
/: : :ﾊ: : ﾐ ＜__ ） /: ::ｲ: : : : : | ／ 〉
/: : /: :ﾚﾍ: : ミ辷‐- ＜ ,ｲﾙ'ミヽ､: : :ﾘヘ／ ',
/: : /__＿..: ヾﾐ､/ (二Xレヘ:::::::::::::ｨ彡（__|＜ 〉
/: : ／ノへゝ .´ / } ＞弋::::::|l>< ） }
/: : : | ＼´-｀）ゝ.ミヽ↓≦¨:::::::::Vヽ从 ヾ ,ｲ /
/: : : : ＼__￣￣ヾ...､:::人:::::::::::彡ｲ: : : : T''¨＼′ |
/: : : : : : :＼＿＿/::}|:::::||:::::::::ll:::::ｲ: : : :. .ﾘ ＼ ／
／￣￣ ＼
⌒´ ヽ､,＿ ＼
（●).（● ) | ……？
（__人___） .|
'､ |. 母さん、健をどうする気だ。
. | |
,. -ーー| /ﾚ、
／:::::::::::::::: ヽ__､____,. "/::::）- 、＿
l:::::::r/::::::::::::::「二二二 :::::::／::::::::ノ::::::＼
,―――――へ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
〝――ｒ――ｰ ｀ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
|::::ﾉ} ―‐- Ｖ::::::::::::::::::::::::::::::,′::::::::::::::::j
|:::ﾄ-ゝ―‐ Ｖ:::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::/
|::::l:::::{ _ー lヽ、_::::::::::::/:::::::::::::::::::::l
/::::::l:::::::::::｀ヽ、__／ / ::::::＼/:::／::::::::::::::v
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/:::::::::::l::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
まぁ、中国にはベッドがあったわけだし、
伝わっててもおかしくないよなぁ。
このスレで言われてるみたいに、人多すぎて食うものが足りないって状態だと
特権階級以外の障害者ってまっさきに脱落しそうだけど
蛭子に建、と名付けたのか…
あるいは預かった母ちゃんの方が名付けたのかもなぁ
これが障害者保護に役立ってたりする
そういう流れじゃ無いの？
性情報を遮断されると変な方向へ走ることが多いからなあ
性に厳格な筈のビクトリア朝イギリスなんて変態趣味大流行だし。
正しい情報をコントロールしつつ与えるのが正解って事だろうな
はこれからの話でわかるの？
あまり歴史知識が無いのでネタバレに繋がるのかも分からないんですが・・
まさにそれをネタにしたラノベがあったなあ。
ギャグにしてるけど、全ての有害図書および性知識からシャットダウンされて出生率ががた落ちしたあの世界、
何気にディストピアだ。
状況がややこしくなりすぎるのであり得ない話だったな
「性知識を一切シャットアウトして育てられたお嬢様が、
『やってはいけない』という知識がないから変態的なことを無意識にやってしまう」というのはなかなか面白かった
自身の分泌物をクッキーに混ぜて主人公に食わせたり
農村だと戦前まで行われてたイメージあるが階級や地方によるよなぁ
酒見賢一の『語り手の事情』。
ちょうどヴィクトリア朝の頃を舞台にしてたな
直接的な説明は無いかもしれないけど、
これからの流れでこういうことじゃないかな？というのは想像できると思う。
楽しみにしてるのがいいんじゃないかな？
早く知りたいなら、天武天皇絡みの本を読んでみて、
この先何が起こるかを調べればいいかと。
ゆっくりしていってね！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
白雉。この年号はかーなーり大変な時期である。
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,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=iゝ、ｲ人レ／_ル=＝', i （大変な時期やないと
i ｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ) ヽｲ i | そもお話にならんのでゎ？）
ﾚﾘｲ"" ,＿__, "" .| .|、i .||
!Y! ヽ _ﾝ 「 !ﾉ i |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
白雉元年の前年。649年。大陸。
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ノ / ／ ￣| ｀ヽ
､´ ｀~￣｀） ,,_ノ ｀′ (＿,､ ｀ヽ
ﾉ / （＿ ,‐-っ, く ｀|
ﾉ く ／｀‐´ ／´ ） ／
く´~ （ ／ ./ レ´
,ッ-､__ﾉ~´ ） _,,ノ´ く,,_
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｀ヽ, ´‐‐―｀ ｀＞
｀ヽ, ﾉ~~~￣＞
| _,,-―､, ,ﾉ´ し､_
| _ノ ｀ヽ､ﾉ~~｀‐´ |
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ノ
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i ル (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ) ヽｲ i |
ﾚﾘｲ | | ,＿__, | | | .|、i .||
.!Y!.. | | ヽ _ﾝ | | 「 !ﾉ i |
【 首都 長安 後宮 】
s｡:::::≧s｡≧s｡::::::::ミs｡:::ﾐs｡ ＼
弋ー‐弌ナ__≧s｡:::::::ﾐs｡::ﾐs｡｀丶､
|ｰr‐弌弋 ｀ヽ∟」:::::::::::: ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
≧s｡_,| |￣~|トミﾉ::≧s｡::::| 皇太子殿下。どうしてまたここに……。 |
. l |￣￣￣||￣弌___ ＜ ここは陛下以外は――。 |
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|￣::::::|≧s｡￣ ≧s弌_ノ|＾YTーt r'≧s｡::::ﾐs｡:ﾐs｡
| ::::|──≧s｡ ｀｀rr─ゝ‐r'YY＾灯二ア:::ミs｡ﾐs｡
| ::::|＿＿＿＿＿≧s｡ ||＿＿__ト弌_ﾉﾉ弋弋ナs｡ミs｡::ミs｡ｰ- .,_
|＿___,|-=ﾆ￣￣≧o｡|: ::::::|≧s｡ ｀弌─‐r'´≧z{＾Yミs｡:::ミs｡ ｀`¨ア .i
|: ／) | ｀`'''＜＿|: ::::::|＿＿__≧s｡::|─‐┘ミ凵弋ﾅﾅ≧ｧｧ::::::＼／ rz≦≧zｭ
|::(_ソ | .|:::||＿__|≧s｡___::,| :::|三≧s｡ |＿__ﾄ､二二「l＾＾＾ 弌竺竺竺テ
|弋 : (| lﾏﾆT.=┐ .|:::||弋) |. ￣|::|≧| .::|______,|~~ﾞ|≧s｡,_|＿_|//ﾞミs｡ ,|:|i:口i:|:|､
|＼):::ｉ| | |_ｌ||_ﾛ | .|:::||＼( |‐ｭ .|::|三|￣ﾞ|::|‐||^|,,,,,,|//丁:ﾞ|777777777ミihs｡.,_ 弌ZZZZZＺテ
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|从_)(:| | |_ｌ||_ﾛ | .|:::|l从ﾉ:|_|| |::|／|:::: :|::|ｰﾄ::|::::::| l＾^|::::|.ＴTｰ‐TTｰｰTTT≧:.ﾌ7ァｧx＿_,,..｡o≦ﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌ≧o｡..,,_
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|-=ミ､|───---|:::||⌒ｰ|／( (ﾟ_rｿ:::: |::|;|二|::::::|ﾆﾆ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|:| | |::|.|.|ﾉ777777777777777777777ァｧs｡..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|､___ﾚ{ / (＾ヽ: :: |::|;;|ﾆ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ﾆﾌﾏY|_|‐ァ'ｰｰ |ﾆﾆﾆニ|ｰｰ弌ナｰｰｰｰｰ弌ナｰｰ弌ﾅｰ弌テ彡
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二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i|￣￣￣￣￣＿二二ﾆ='=========┴┴=ﾆｺ＿＿||i:i:i:i:i:||::|:::|i:i:||＿＿|「fis｡.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{￣￣￣￣￣ ｀'ミ||||||「∩
二二二二ﾆﾆ==── ￣￣￣￣￣ ｀'ミ|||凵
.
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 構わんさ。 |
| どのみち父は君の所には来ないのだろう。 ＞
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|: :|＞ｰ乂_乂ﾍ ト _ ∨_∨_／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼〈〉＿∨＿,ィ=ﾐ､ｨ=ﾐ､＿ ｀Y＾| __ |::::::| |￣: : ::|:l .| : :
|: :|￣｀ー‐へ弌､._,|~ﾞ|` ､|____| | 確かに陛下のお足は遠いのですが……。 |j |＿〈 __x⌒YY⌒Yx___,〉____|:::／_∧ |: : :| |: : : : ::|:|│: :
|: :| ,.､‐‐'"乂ﾟ_,.ィ| |＼...|....＜ それでも外聞というものが――。 | .:|‐‐ |_乂乂乂乂乂乂,,,|ーｰ|〈〈´ '/, .| : ::| |: : : :::::|:| |: :
|: :| {;';';';';';':::/::| | | | | |::::: |‐.＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／）:|‐‐ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ーｰ|: '/, '/, | :::..| |: : : :::::|.l |: :
「」「」 ',;';';':::イ:::::| | | | | |:::: :|:¨¨¨|::i::ｉ::{==||==}::i::}::|¨¨¨.|: : :|¨¨|::i::i::::{==||==∪:::| | | |: : |¨¨ | ||i:i:i:i:i:i:|||i:i:i:i:i:i:i|::|¨¨| |:..:'/, '/,..| : : | |: : : :::::|.|.|: :
7'＾Y7 `Y´ |:_:_「「」 | | |:::: :| |::i::ｉ::}＿||＿{::i::{::| |: : :| |::i::i::::}＿||＿{::i::i:| | | |: : | | ||i:i:i:i:i:i:|||i:i:i:i:i:i:i|::| | |: :|'/, 「」「」:::: | |: : : :::::|:l.|: :
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|: :|│ :|:::| |::::::|ﾞ｢.| |＿| |乂_乂 .|::i::i:ﾉ==||==Ｙｉ:{: | |＾'＾| |::i::i::::|==||==|::i::i:| | | |＾＾| | ||i:i:i:i:i:i:|||i:i:i:i:i:i:i|::| 乂乂 Vﾊ_ V,|: : ::| |: : : : :::|│:
|: :|│ :|:::| |::::::| | |＿＿_,|:::: :| |‐r'|＿_,||＿辷{:::| |: : :| |_i_j_ﾉ____||＿V_j_j│ | |: : | | ||i:i:i:i:i:i:|||i:i:i:i:i:i:i|::| | |:_:|_ｨ=ﾐ､￣.|: : ::|/￣￣~.N|: :
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|: :|ＳＳ|:::| |::::::| |Ｓ|| :||￣_||‐‐圦 {ｌ‐l二二二l|ﾍ '. :|─|:i:_|─‐‐{ {─| |: : |─ | |厂 ￣}}ｉ:|::|‐fﾆﾆﾆffﾆﾆﾆﾌ_|,＿,|SSSSSS|｀¨
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 心配はいらない。 |
| 私は……じきに皇帝だ。 |
| なんだって出来る。 ＞
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| だからこそです。 |
| 大事な時期に、して良いことと悪いことがあります。 |
＜ ここに来るのはもうおやめください。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
ＡＡ誰だろ
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 君は……君だけは、そうやって私にはっきりと言ってくれる。 |
| 君が居なくなったら、私は兄のように狂ってしまうだろう。 ＞
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
i!i!i!i!i!|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___／
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i!i!i!i!i!| |
i!i!i!i!i!| |
i!i!i!i!i!| |
i!i!i!i!i!| |
i!i!i!i!i!| r─--- .....＿＿_ |
i!i!i!i!i!| Ｖﾍ |￣ ｢三二,.ｘ≦}┬r=＝
i!i!i!i!i!| .Vﾊ |j｣L.＜⌒￣￣￣￣￣￣.⌒＞｢三ﾆ/: : :/ | | |
i!i!i!i!i!| Ｖﾊ |￣ ≧‐┬------┬‐≦ ｢三 ,': : ./ ..| | |
i!i!i!i!i!| |/ﾊ!＿＿＿_,＞|:. . . .:|＞ﾄ､_ ｢三:ｉ: : :i ..| | |
i!i!i!i!i!| Ｋ＿_＿_＿_ﾉｉ |:. . . .:|:,. '´￣｀`Ｙ|: : ,l.. ＿| | |
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|_| .::Ｌ!. .: .:.:.:￣￣＾:..|_l:::.:.:... | | Ll
:.:.:.:....Ll
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＜ ……殿下……。 |
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.
/ ノ ,､ﾍ｀'ｙ'´ヘ ゝ、ﾍ
/ / （, －-y-－､） ﾍ ﾍ
{ / ､小｀｀￣´´/ / ﾍ.ﾍ
_l〈 ､ ｙ'ﾞ,ィ´ノﾉノ_ _,ト､ト､ ト､ 、、〉ﾐ
l＼弋代ー＝_=_.､ﾝｰ'､,r _=_＝ー､ﾘノﾉノ'
`ｒ,r‐|'､´ｰﾞ='-'｀_,ｒ‐､_´ｰﾞ='‐'｀ﾉト､}｝ 父は私に皇帝としての心構えを
代 l ｀'ー-‐'´ l ｀ｰ-－'´ !ノﾉ 微に入り細に入り教示してくださる。
``;ﾍ、 ｒ /Y´
`,〉l＼ ／.l〈'ﾞ､. だが私にはそれが苦痛でならんのだ。
／:::::|､ `-､ ／ ./|:::＼'､
=_ニ/:::::::::::ｌ .`－-｀ニ=ニ´-－'´ .!::::::::＼ニ_＝_=
￣ /:::::::::::::| ／ ,r-､＼ |:::::::::::::ﾍ.￣￣
/::::::::::::::::| ／ / ij ﾍ ＼ |::::::::::::::::ﾍ.
【 唐 皇太子 李治 】
, -‐' ⌒' у￣￣｀' ｰ､--､
i´ / ､､､､､ l ヽ,
ﾉ "" / ゛゛゛゛ |゛゛゛｜
/ , /｀'y"ヽ, i ､ | |
/ " ﾊ ﾉ'_ ￣｀_'_i λ | | |__ ｜
〈 l / ﾚ'ﾅ=､'ｰ',´-‐ｷ=ヽ,ﾄ,ﾙjﾉ__ヽ,〈
`ヽﾄ､| ＿...,j ´＿＿ゝ〉 | |´`iﾙ' 私は……！
ﾄ､￣ﾉ-､ ￣=／ | ﾄ'^ |
. | `ヾ::. ｀' ー '´ | |__,ﾉ 父のようにはなれるのか……？
| , -┬'ﾘ. 父のような皇帝に……。
ヽ, ／ .| √｀ ヽ,
ヽ,＿___, ' ´＿＿_.ﾚ'ゝ､` |
|i'´￣￣ ､､ `i `yﾘ
, -―‐‐‐- ､＿|| ゛ ,ゝ､, -――‐- ､
/ -､/:::::|| _, '´:::／ ヽ,
′ |:::::::'ー―‐'::::´::::::::::::ハ ゛゛:: l
プレッシャーが
ってことは、相手はまさか！？
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
649年。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
--‐ ￣￣￣ -
／ _,..-‐… ‐-.. ｀ ､
/ ／ -―……―---ﾐヽ ＼
/ / ,／ ＼
/ / ´ ./ ! ＼ ＼ ＼ ﾊ
／ / .:| トミ ＼ ＼ ヽ ',
ヽ==彳 / / ! :| ! ＼ ＼ ::';. ', :.
/ / | | ﾊ :! ﾄ､ヽ ＞=､＼ﾊ .| ,
l /| l | | !_ヽ |＼ ', ＼! ィf竓ミヽj | /ヽ :.
|' ! ! .! ｢,ィ≧ミ ヽ 弋z;斗'// ｲヽl } ', i
', ヽ .ヽ爪弋z;斗 ムイ!/ / ', :|
ヽ:.:.:.:ﾄ､ ＼´´ /⌒ヽ , .| ……私には、わかりかねます。
У:ヽ≧ミヽ ヽ' /ゝ＿ﾉ ! ,
/:.:.:.:.:/⌒ヽ -=＝'' ,.ｲ:.: .:.; ; :.
／:.; -‐乂__ノ:｀:ト . ￣ ／ !: : :; ,:.:.: ,
/.:／ |:. :.:.:.:!:j :`: :-- .:': : :l: |:! .:.! /.:.:.l:. :,
/.:/ |: .:.:.:l/ : : : : : : ; ﾊ| .:.| /.:.:. ';.:. ',
./.:.:′ | .:.:.ﾄ､: . : :,' ' ! .:.| !:.:.:.:. ';.:.. ヽ
/.:.:.:! ', .:.', ` ､ / | .:! :|:.:.:.:.:.:. ';.:.:.: ＼
/.:.:.:.:| ', .:.', ＼ ,‐l: トミ.:.:.',.:.',.:.:.:.
【 武照 】
/ ノ ,､ﾍ｀'ｙ'´ヘ ゝ、ﾍ
/ / （, －-y-－､） ﾍ ﾍ
{ / ､小｀｀￣´´/ / ﾍ.ﾍ
_l〈 ､ ｙ'ﾞ,ィ´ノﾉノ_ _,ト､ト､ ト､ 、、〉ﾐ
l＼弋代ー＝_=_.､ﾝｰ'､,r _=_＝ー､ﾘノﾉノ'
`ｒ,r‐|'､´ｰﾞ='-'｀_,ｒ‐､_´ｰﾞ='‐'｀ﾉト､}｝ そうなれとも、
代 l ｀'ー-‐'´ l ｀ｰ-－'´ !ノﾉ なれるとも言わないのも、
``;ﾍ、 ｒ /Y´ 君だけだ……。
`,〉l＼ ／.l〈'ﾞ､
／:::::|､ `-､ ／ ./|:::＼'､
=_ニ/:::::::::::ｌ .`－-｀ニ=ニ´-－'´ .!::::::::＼ニ_＝_=
￣ /:::::::::::::| ／ ,r-､＼ |:::::::::::::ﾍ.￣￣
/::::::::::::::::| ／ / ij ﾍ ＼ |::::::::::::::::ﾍ.
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李世民が波乱の人生の幕を閉じる。
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γ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､
ｿ:.:.:.:.:;ｨ'^ヽハﾉヽハ人ﾄ､/ヽ、:.:.:ﾐ;
. ヾ:.:.:.;' , -―-､ ,-―-､ 〉:.:.:i'
}:::〈‐f{ i}==={! ﾑ.ｰゝ:::;' 死ぬのーーーー！？
{{Ｙﾊﾆ.ー‐‐ｲ ﾄ､ｰ一彡u. if }
ﾍ|三三u '^ﾆﾆ ヽ, ， ･. , ﾚ'. なら王羲之の書も
i三三' ┌──┐ヽ. ゜ u ,’. 陵におさめて欲しいでござるーーー！
,. -乂ﾆﾆｕ |||||||||||| ,/‐- 、
. ／ /厂|ト､.└──┘ __ ,彳 ヾ､ ＼
／ 〃 |ヽ_ ￣￣￣ _／ | 》 ＼
. /',. 《 | ￣￣￣￣ | ぐ ∧
/ .', ｀> | │ ﾉ ,' ﾊ
. / ! ＼| | / .i ﾊ
. / ｌ │ ﾚ′ l ﾊ
【 唐 第2代皇帝 李世民 】
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東晋以来地に落ちマントルも突き抜けて堕ちていった中華の威光を取り返す国を建国。
世界史でも指折りの名君を東アジアは喪失したのである。
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/ ノ ,､ﾍ｀'ｙ'´ヘ ゝ、ﾍ
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l＼弋代ー＝_=_.､ﾝｰ'､,r _=_＝ー､ﾘノﾉノ'
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代 l ｀'ー-‐'´ l ｀ｰ-－'´ !ノﾉ
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継いだのは第9子高宗であったが、
その相続は嵐を予感させる暗雲が立ち込めていた。
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.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
その暗雲を断ち切って燦然と現れるのが、
中国史上唯一の女帝にして烈女、傑女そして悪女。
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i! / / ,:' ,.i' il i ､ ヾ ﾞ､:| :、
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,' / i. ; ./i /. i!l l i ヾ、ﾞ:､＼ ヽ i! .l ヽ ヽ ,.
i! i! l! i./ i .,'. il. ﾞ、 i. ＼ヽ ＼ ﾞ:. .l l ＼ ＼ ,..r'´
| iﾞ、 l |!¨i! !＝=::i! 、 ﾞ、 ﾞ､ _,,,,.-::=＝ﾞ:、.l .l l ヽ、＼ `ｰ‐-､____,..::' ,
i!i.iヽ ﾞ、 i! !. |0￣ ﾌヾゝ ヾ: V'=' 斤o‐‐┬i!l i! ;'l ﾞｰ-､__ ,.r''´
ヾ| ﾞ:、ヽ. ! ﾞ､ .i`ｰ‐'_.. ヽ. ヾ、 ､`ｰ- ' _ i!./ / !ﾞ:、 ￣¨¨¨￣￣￣¨¨¨
_,,..i! ＼ヾ ﾞ:、 ﾞ､i¨￣ .:::i ＼ ￣¨~ // ,:' ノ ＼__
:::::::i! （::::::oi:ヾ:、 ヾ、. .::::::| ／/ .／¨ﾞ:、--､＿￣＼＿＿ ＿＿
､::::::i! `iｰ‐'::::::. :::::::! .ノ／i oi::::::::::::::::¨=-､ ￣¨￣
ヾ:;;i i ＼:::. '´ - /i:`ｰ‐i'::::::::::::::::::,.r=＝＝=‐‐─-、
ヽi! l ﾞi ､::. ､....._ __,,...:::. ／:::i! i!::::::::::::::／ i ＼
i! i !::ヾ、 ｰ ==- ／ /::::i! :i!::::::::／ ヽ ＼
ﾞ、 i! i!::::. `:.､ , ´／:::::/ /::::::/ i ﾞ:、
l! .i ﾞ､:::.::::...` .,＿,. ´,..'::::::::／ /:::::::/ | i
＼ | .l i`ｰ- ､::::::::::::::::::::::::: ,.-'´ /::::::::::{ | |
､ ヽ i! .l i! ¨ﾞ:、:::::::::::i¨ /::::::::/i} ,:.┴────-､ i!
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＼ ﾞ:、 | | iヽ ＿,,.....i!::::::::::::i＿_,,...:::::::::::::::::::i / ／ ／ | 〉〉
ﾞ、ﾞ i! i i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.ヘ::::::::i | ／ ／ i//
i i .i ﾄ ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ `ｰ:i | / ./ |/
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後の「則天武后」、「武則天」こと、武照である。
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┃｜ やる夫が大海皇子になるそうです。 ｜┃
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／: : : :: : : :: : : :: :フ / .: : : : : : : : : : : : : : ::､: : : ,: : : : : : : : : :.ヽ.
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〉::八::::::i ○ |／ j::/:/::::| | :: : : : :.:|:.: : : : : : : : .;:: : :.::.:: : :.; :: : : : : :|:.: :: |
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∨ﾚ:|ノf`_r―ｧ≠!:::/ | ::. : : : ::l:.: : : : : : : : : : : : :: :.: : : : : : : : ::|:.: : : .|
/ ＼ノ}ヽ/／j／ i .:: : : : ;;:l :: : : : : : : : : : : : :.: : :: : : : : : : ::l:.: : : ;,!
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.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ r tﾃ苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´. さて、いよいよ大陸が
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ きな臭くなってくる。
ｘﾍ.､ ! ~ 〃ミト､
,矣圭心.＞｡.. ┌ ｌ ―― Χ
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. l | ――‐ ’
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨. 弋 !――‐ ｌ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ ｋ―‐ ｌ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=iゝ、ｲ人レ／_ル=＝', i
i ｲi rr=-, r＝;ｧ ヽｲ i |
ﾚﾘｲ" ￣ ￣ " .| .|、i .|| せやろねぇ。
!Y! 'ｰ=‐' u .「 !ﾉ i |
L.',. L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
唐初は元々女性の力が強かったことを考えても、なかなか面白い人物だよなぁ
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ rtﾃ ､苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ 孝徳天皇もおそらく李世民の死を知り、
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／ 唐に遣唐使船を急派する。
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´. } } ／ ｀／
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ | / ／ ヽ ／
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl /ヽ_ {／ ヽ／⌒
,矣圭心.＞｡. ,′. / { ／ ノ､
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八 / ( _／ }
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼. { ￣/ 人
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣ /| ／ {__／ ﾉ
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
,＿＿＿＿＿
／ニニニニニニ≧.､
/{/ニニニニニニニニニ＼
｛ニニニニニニニニニニﾆﾆ＼
乂二二二二二.イ⌒＼ニﾆﾆ∧
/ / / ,xzzz､ }ニニﾆ∧
/zzzx｛ __／二二ヽくニニﾆﾆ }
V´￣ （──ｔッ }ニニニ/ 唐のことを学ぶのはもちろん。
|｀¨¨´/ ￣￣ ﾉ|ニﾆﾆ./ 何が起きているかの把握。
|. _/ |ﾉ（ }. 向こうとの繋がりの確認。
| 〔 u .ﾉ / やれるだけやってこい。
{ ∠二二二ヽ ／ｰｒイ}
人 イ }_ノ__
＿＿＿.｀≧ｒ─一 ／ ／ニ}
／ニニニニ／} .. イ ／ﾆﾆニ＼
ﾉニニニﾆ／ ｛ r＜´ ／ニニニニﾆ
___/ニニニニヽ＼ ∨⌒ヽ__／ニニニニニニ
ニニニニニニ∧{＼/(⌒＼ニニニニニニニ
ニニニニニﾆﾆ/ }/⌒＼ ＼ニニニニニﾆ
【 孝徳天皇 】
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 海外の事に興味があるだけあって、
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i | こういう決断はいい感じに早いのね。
L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
┌- | ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
(i ＿ﾙｲレ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ r tﾃ苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´ この遣唐使は大使も副使も「吉士氏」という、
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ 孝徳天皇の後ろ盾である阿倍氏の
ｘﾍ.､ ! ~ 〃ミト､ 配下氏族が目立つ。
,矣圭心.＞｡.. ┌ ｌ ―― Χ
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. l | ――‐ ’
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨. 弋 !――‐ ｌ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ ｋ―‐ ｌ
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | 孝徳天皇の意向が
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 強いってことかね。
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
L.',. ┌- ﾝ L」 ﾉ| |
| ||ヽ、 (i ＿ﾙ ,ｲ| ||ｲ| /
ｲレ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
-========-
すぐに対応できる辺りは優秀なんだよなぁ。
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
白雉4年（653年）に日本を発ち、660年頃に帰ってくるこの遣唐使には、
日本の歴史に影響をあたえることになったかもしんない一人の僧が乗りこむことになる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
,__
ﾈ ll
|| ||
＿_!|＿＿_ ||
l. !| | l.!
!__l.!＿__┌─‐:l.!────‐┐
＿＿＿l.!＿＿| |.l !
|＿＿__|.!＿＿|￣￣|.l￣￣￣￣￣!
!＿＿_,|.!＿＿|──|.l──── . ＿＿＿|:./:./: |:.:|:ﾞ|ハ＼
|＿＿_,|.!＿＿| |,. ‐ ､ _. ＜_.─:.:.:.:.:.:.:⌒＼）_）_）Yi＼＼
!＿＿_| !＿＿!￣￣!ヽ.. ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.:）_）//）_） )） )）
|＿＿_| !＿＿!──!.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼:.:.:. ＼:.）_）//）_） 〃
|＿＿_!.|＿＿|＿＿/:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ :. ＼:.:.:ﾞ＼:.:.:.:∨）_）_）人
|＿＿,| !＿＿| ′:.:.:ﾞ|:.:.:.| | ＼＼:＼ :.: ＼:.:.＼:.ハ )）
, V_∨|＿＿,!.|_,r,,ﾆ"＞'ﾞ|:.:.:.:.:.:|.:.:.:| | ＼＜:.＼:.:.:.＼:.:.＼|
l´| _,.ィイ仝ﾞ|＿_,. !'´ﾑ. |:.|l:.:.八: ├ >芥ｉ(卞、:.:. ＼ｰr─
ゝl! Tﾆ],|.|[I]|,,,∠,,.,オ1ﾉ. |:八:.:.:.: 芥心 弋zｿ |:.＼「ヽ: | 今回の遣唐使、
|ﾆlﾆ|IｴFﾖ!幵下／ ｰ" (..... ＼:八 弋:〉 : : /:.:.:.:.|ノ）ﾉ 頑張ってきます！
l"""|T|T[|]L,.イ ,. っ ,,＞ ,.|＼＼ ' /:.ｲ:.:. |＼
|ゞ==＝''''"´''"´｀´r_",,. _孑''"-‐ ''"´ ﾉ:.:.: 人 ー‐ ′ . 八:.き )）
￣＝====＝≡〒テ-－'''"´ ／:.:.:.:/＿ ＞ __. イｉｉ/:.:/）:.:.＼ ￣￣
ﾞｰiﾆ 三二ニ ｨ. 〃/:.:.:.:.|: //ﾞ） ノ//｝ 〈:.:〈（.:.:.:.:.:.:）＼
ｰ--＝= .,,＿. {{｜:.:.:.:.|//ノ（ | | ＼:.:）:.:.:.:/ ）
￣~~""''''''' ー─-人:.:.:.:.Ｖ（ ）| |ヽ _／:.:.:／ ）（ 〉〉、
/: | ＼:.:.∨（ |r'＼ ／:.:.:イ ）//: |
| :｜:| :）:人＿＿__>上（:.:.（ （ r／//／|
＿＿＿＿_| :｜:|イニニニイ : : : : ＞‐ゝ＿＿_）r// : : /
|＼＼ : : : ﾉ: : : : : : : : :|: : （/）: : : （/）| |＼ニﾆﾆイ: : .:/
| |:＼＼:（ : .: : .: .:ヽ.: :| : : :|.: .: : : .: : :| | :/ : : : : ﾉ:.: .:/
| |: : :| l :）: : : : : : : ヽ|: : : : : : : : : : : | |/: : : .: : : .: .:/
【 道昭 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「誰？」というのがストレートな感想だろう。
というのも、経典を重視した仏教からの視点ではこの時代飛び抜けたことをしたわけでもなく、
ゆるふわ系なので宗論といった激しいこともやっていない。
仏教史においてはこの時代の高僧の一人、といったところだろう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿
／ ＼
／ .........:::::＼
/￣￣船恵尺￣ヽ
／ ＼
／| ／￣￣＼ ヽ＼
/ :| / .:ヽ .::|:::ヽ
| ::| | ..:::::::::| ..::::|::: | 頑張ってきなさい。
ヽ ..::::| ヽ ..:::::::::/...:::::|:::/. 祖の王辰爾の名を汚さぬよう。
＼:| ＼＿＿／..::::::::|／
ヽ ..:::::::::::::::/ | |
| ..:::::::::::::::::::::::| | |
ﾉ二二ヽ / ...::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ∩ | |
___ヽ二（ ::::::::::::::: ）二＝ﾉﾉ⌒ヽ | |
─二 二ﾉ三ニ＿＿＿＿＿__ニ三彡⌒ヽ ⌒ ｿヽ | |
￣ ノ ノヽ＝三三三三三三￣/ ﾉ丿二＝=ﾉ ﾉ＿─── ノ_ノ
__ノ⌒ノ __丿丿ヾ ヽ/ソヽヽ＼二__ﾉ __ノ ノ──￣￣￣
ﾉ ﾉ __丿 丿 ﾉ ﾉ＼＼三二二＿＿ノ _ノ
【 船恵尺（ふねのえさか） 】
／: : : : : : : : : : : : : : : : γ⌒ヽ
／: : : : : : : : : : : : : : : : :: :∧ ﾊ Ⅴ
,: : : : : : : ,: : : ハ: : : : : : : : : :∧ V |
/ｲ : : : :.::/ | : /. Ⅴ :､: : : : : : : : ＞イ
| :.:: :.| i| |:′ Ⅴ| ＼:|＼.: : : : : ﾉ
八: : :| ｲ笊ﾐ､ ｲ笊ﾐ､ |＼|: :7
|: 从 Vり Vり 从:｀¨|
|: : | /ｲ: :.:|N
|: 八 ﾏ__ﾌ / /: |.{| はい！
′: . |＞ ＿_ ＜ /| : :.,
／: : :./ __／ λ＼＼ |: l |: : :′
,. .,ｲ: : / ／/≧ ハ ≦Ⅴ 从|: : :/
八/ |: :/ ／ ′＿_|. |__ へノ: : ／
八: ＼ }. . . . ７. |. . . /: :.／ Ⅴ
, ￣ |. . . . {. ﾄ､. ..＼（. Ⅴ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
王辰爾━━那沛故━━龍（華風名：王後）━━恵尺━━道昭
一方、日本の宗教史という範囲ではかなり影響が大きい。
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
余談だが、船恵尺は蘇我宗家滅亡の際、
国記を抱えて逃げ出した人。
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＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
≫ ≪
≪ 俺の家職の誇りにかけて ≫
≫ 国記を焼かせるわけに行くかー！ ≪
≪ ≫
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
,.-―っ
人./ノ_ら~
从 iヽ_）／／
.（:():）ノ::／／
､_)::::::／／（ (ひ
）::::／船恵尺 し）'
人／ :/´Д｀）:: （
（ (/ （ .n,.-っ⌒
人):/. ヽ | )r'
（::()ノ ／|::| ./:/
从.从从:／ |__|::ﾚ:/
从人人从 ..|__L_/
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi =＝ ＝= .| .|、i .||
!Y! ＿__, 「 !ﾉ i | AA配役は計画的に。
L.',. L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
どこまで信じたもんか難しい話ではあるけども、
この道昭、西遊記で有名な三蔵法師こと、「玄奘」に師事。
日本に帰ってきた後当然弟子を持つのだが、その一人が――
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Ｏ __
丿∨::::＼
-──- O‐{ }::::::::::О
...::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶 /-─‐'/:::V＼
／:::::::::::::::::::::::::::⌒＞-─-く /:::::::|::::::}__
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. ,:::::::::::／::::::／::::::／::::／/::∧:::::|:::::::::::::.へ ∨ ::://::|
＼ー─':::::::／:::-‐-::::／ /::/ |::|::| :::::::::::::V::(_)::://:::::|
＞─ ／::::／ }／ ,／ _」_|/:::::::::::::|::|:/ :::// ::::::|
/:::::／/￣「 ｨ'灯iへ ／ jﾉ|:::::::::::::::|::|:::::::{/::::::::∧
/／ { /::::::::{ Ｖり ｨ灯ﾄ､|::::/::::::∧j＼_ﾉ::::／:::::}
/' /::∧:::::. ﾋシ 丿/:::／ |／ ):::∠._
/::∧_|:::::::＼ ｀ ∠／／;′ ＿__ └─┐}
{:::{ |::::::::::::| ┌- 、 ∠イ::::::{ _[二ヽ >‐ 、 jﾉ
＼:、/:::::::＼| ､__,ノ |::::::::＼{ ─､_〉 ＼‐／￣/
/ ::::::::::::|＼ __. ＜／￣_⊂ニニ二,._ / ＿_ ﾉ＼＜
::::::::::::::::::::. |＼ / 〉:::::::::::::::} `| ／V⌒｢＼{ ｀
'⌒{::::::::::::|:::::::} ', ／ Ｌ,.._:::::::::ﾉ :|_/ ＼j＼ ＼
/ 八::::::::::|:::: ﾉ 〈`ー‐く ｀二ﾆﾆ⊃ ／ ＼ 〉
＼::::|／::＼ ＞─‐} ＼ 〉＼ (‐┬---------‐
{ ＼:::::: ／ ＼_／厂}＿＿ ＼_〉 ￣￣￣
＼ ／ ／{／ r┘丿 }
. 〈 ／ ／::}. . . .| ￣
| _,／ ／:::::::ﾉ＼l⌒l /
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
奈良時代の大怪僧。
東大寺建立の立役者の一人、「行基」である。
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〃⌒ヽ ＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
i{ ≫ ≪
＼ ≪ 朝廷が決めた御禁制なんて破って ≫
ゝ≠＝=‐-. ≫ 布教してやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！ ≪
／ ＼i:i:i:`.≪ ヒィィィィィィィハァァァァァァァァァァｌ！！！！！ ≫
／ :ﾊ 〈>-＼＼i:i:...≫ ≪
;i;i 斗ﾍ 〈 l≫=ミﾄ:li／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
__＿,,ノ ;j;i; ≫=V(＼ l:::い） 》|il i i:,i:i:i, ＼＿
⌒⌒/ l 《 （_り ' )|＼::::／|il i | ｉ:i: ＼＼
,/ /l : ∧ 八 /ニゝ、 ノｲli |〔__i:i ＼＼＿＿＿彡'⌒
／/ ;/| /|:！ )vi |::::::::::::| / j厂[,__ ＼ ＼
／ l{ ; |｛ |:∧ ﾞ( ＼::::ノ / ,j( /〉'⌒ /〉 ＼ ＼
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⌒¨¨¨¨´/／ﾉ! ; / ｝∧∨i:j:, 乂）))｣耳丐气,| rｧ/ lＬノ）`'く ＼ ー‐
／ ,: / ＼,ﾉ| ﾞ辷ﾍ彡ｲ -､_ ノ"/ | ' ／_r<⌒工三二ﾆ＝一
／ :′′ ／〔_| ‘'┘|｛: ＼,___／<⌒ﾞ￣]┤ji《(介=┴┐ ; ヽ. ＼
_＿／￢⇒ﾆニ二ア_)三∧ |｛ｗｖｘ(Ё)xｖ|ゝ ___／《｣L>^i＾⌒ｿ ｝| ＼ ＼
⌒ア , ｉ l ノ三三三∧ ／)┐ニﾆYﾆ,ノ(__ /==ミ、 _丿.／ :｝ﾄ ヽ
／ ／ / // | | V⌒⌒T"≧'(／L/⌒ｧ=≦彡（__/￣｀ヽ爪_／ ｝|＼＼ |
'ﾞ／/ // 八{ ｀⌒≧》iく|'^~＼_[,彡'¨¨¨アﾍ,_/ /《ﾊ》 )/ ＼)i |
／/ ,ﾞ ./|｛ l ) ; 《i《∧ /∨,(＿／ ／|｀ヽ /! ＼ ,／ ＼|
／ | //|｛ | ; | / /∧ ﾞ | L／ ／__丿 ∧｝ ; l＼ ＼ ＼/
|:/ 人'(. |! |// /∧___,L,,r≦⌒ニ≧=‐くﾆ/ ; |ｌ: │ ＼ ＼ ヽ
|{ ヽ |ｌ |/ 〈ﾆ《{⌒´ `⌒}》‐ﾆﾆ‐/| j∧ |ｌ: |)ハ ;＼ : ｝
ノ⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ヽ -〈丿/| | |ｌ: │ } │ ＼ ∨
（ あ、別に朝廷に逆らう気はないんで……。 ） =〉//| | |ｌ: 八 } |: ＼〉
） 解散っすか……？ すんません……。 （...Co|｛_ｌ__j j/ } |: ｝
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜' .＼ヽ┌ﾛ-ﾛ≧…―┴┴ｧ ｝
___)辷冖r冖...└ﾛ┐／／┌ﾛ===ﾛ┬ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ／＼ :厂]￣￣(（ ／
⌒辷冖r冖...........└ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ┘十└ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛく＿／／ヽ/ ／
＿彡辷冖r冖........ﾉ-――‐-ミ 十￢￢￢￢￢'＾＼く,__／/冖'＾| j|
【 行基 】
三田雅弘の小説じゃ道鏡の師匠で、聖武天皇のおかんの宮子を犯して狂気状態から正気に戻していたｗ
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└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
また一方で、中臣鎌足の子、
中臣真人（なかとみのまひと）が10歳で出家し、
唐に渡ったのも、この頃である。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ノ|
l!
|!
T'''''''''''''''''''7
,! l
'───ii-- ‐'!
|￣~~~~~""""';;'''' ─‐┐ |
├＝＝===== ; ....,,,,,,,,| !
|＿＿＿＿＿＿ |＿__|＿＿
| ;;￣￣~ﾞ| !
|￣￣~~~""""'';'''''''''─|￣￣￣￣!
|"""'''''''''──‐;;-----!＝＝＝＝!. ＿＿＿
├＝＝＝=====; .........|,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,| ≧ﾆ二三三三二ﾆ=-
,、 ∨!~ﾞ!/＿_ ;; !＿＿＿___! /｀寸ﾑ-ｰ=ミ 寸ﾆ二二ﾆﾑ
λ |.! λ, 仝| |ゝ､ ￣￣￣"""""|＿＿＿___! .Y /｀¨¨´: :. ヽ }二二二ﾆﾑ
!ﾍ. Y ｎ !!ゞl''''|!__|ー‐｀ー──-----!＿＿＿ |､..... l |: : : : : : : } 弋二二二ﾆﾑ
( ｀┬┬‐┬（ _ ﾞヽｌ!__!_!_!-r──ァ-----ﾞ＼ ＼ {ﾘ: : : : : : : 人 乂二二ﾆ圦
! .┼┼‐┼‐ゞ｀ヽ ｀ヾTT''Tﾆニｺ_||┼┴┼＼ ＼＿Yヽ_: : : :__／￣｀ 寸辷>ｰ寸ﾆﾑ
!─────| Y´ l_lﾆl__!!~二''|!､!￣ﾞ|llﾆl|ﾞニil戉iニｿ..YﾓｪY -tﾁ- }ノ 卞 }ﾆﾆ}
| | ゝ ｀'' - !! L,,|_|!ﾍﾍ、|￣l|￣ﾞ|!三ン ﾉ/V::/ 7V/ﾆﾆﾉ
＿,,| ＿＿ | ｀"''ｰｧ _ r=,'' ‐-♀♀♀♀♀♀♀__i'__..'/＿ ーくﾆﾆ7
ゝ､´ ! ｀ii''‐'-｀ .,''ｰ- ゞ,_'''´ ＝=i==＼＼＼＼＼＼＼' ',: ＿ 八二ﾆﾆ{
／＼. | ll＿,,彡'' ゝソ≡ﾉ=＼＼＼＼＼＼＼:.:ー ｀ ／ }二二:|
｀l,,,,,,ll--------- ============= ----－－''. ',:.: ／ 从小八
ー─ ＞＜ ∧
/Y≦ ）⌒寸. ∧
||∧V ⌒辷´＞≦苡≦ﾑ
苡|j::∧V-=≦二二＞≦三≧=-
/二二二二二二二二二二二二ﾆﾆ=-
二二ﾆﾆ／￣｀寸ミ二二二二二二二ﾆ
二二ﾆ／⌒Y /ﾆﾆ))二二二二二二ﾆﾆ
.二ﾆ/´ )丿／ﾆイﾁ二二二二二二二二
二ﾆ/ )才 ／二二二二二二二二二二二
ﾆﾆ./ /⌒才二二二二二二二二二二二二
【 中臣鎌足（なかとみのかまたり） 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ここまで本当に出ずっぱりだったこの男は、
石川麻呂の死の後から、
長い間記録にあまり姿を見せなくなってしまう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
,．-‐─-､､,,_
,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ,
,ｲ.:.:.:::::::::::::::::::::.:.:.:,r'ﾞ,r;;!j
,!:l:;彳〃: ｨｲ;:;:,ｨｲｿﾚ'ﾞ｀`|
1;|;:ｌl;//:::;:::;:,r､ﾞ'r'"´ｰ､,,.!
|;:;:';:ﾞ;:;:;:;:;:;:〈 ﾄﾞﾘ `‐=ｭ〈
l;;;;;:;:;:;:;:;:1;:l;:.ﾊ . !
|;;,;;;;;;;;;:;:;:;:Y/`i ; ｰr' ……行くか。
|;;|;;l;;|;;;;;;;:;:;ｨｲ!｀､ ´了
,f;;j;i|;;|;;j;;;;i/'ﾘ ｰ-ヽ j
_」f;:l::!l:;l;:l;:/二ﾆゞ, ｀Y「´
'"´ i;:!;ﾘ;/ﾊ/￣｀¨`ｰ- '{､_
ｰ- ､＿ ＿_＿__,二ﾆrf¨77tr'"´￣`i
;;:.:.. ￣ ￣￣￣ ､､ __ ＿, ,.,j 〉/ !/￣¨｀ｰ 〈､
;;:.:.::.. . . | 〉〉 !! ￣｀ヽ 久
;;;;;;;;:;:;::;.:.:.:. . . _ ,,．-‐ ,ｨｲ|〈〈 jﾄ､ ｀`ヽ､ 〉
;;;;;;;;;:.:::::::::::.:.:.:::::. . .: . ／, '´fj 〉〉f ヽ ＼l
;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:::::::.:.:..:.:::::.:.:. .:.: .／ /ゝ-ｲﾄ､, ｀`ｰ-､|
;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:::::::.:.:..:.::::;:;:.,:.::::::.:.:. ./ ! l | ヽ＼ ,ｨ´ﾄ､
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
鎌足を顕彰する（ageてる）「藤氏家伝」でも
足取りがつかめない辺り、
何してたか本当にわからなくなってしまう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ ＿＿_ ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ト、ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ 時系列が順不同で申し訳ないが、
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl. ここでまずは唐の後継者騒動について
,矣圭心.＞｡. ,′. 見ておきたい。
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼.
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣
＿_ ____ _ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣ ￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'ﾆ＝=─- -─=＝ニ', i
i ｲ iゝ,ﾊノｲ /ヽレ人イ Y ルヽｲ i |
ﾚﾘｲ ノ ヽ__ i .||i .|| （はたして残ってる記録も
Ll. (ﾋ_] ,＿__, ﾋ_ﾝ ). 「 ! | 時系列ちゃんとしてるんやろかしら）
| l ヽ _ﾝ L」| /
レ＼＿＿, ―――――､＿＿,ルﾚ´
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
李世民は誰憚ること無く、
そして疑う余地もない英邁な君主であった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, r一'⌒冖ｰ- ､
／ ＼
. 〃 ,r‐'⌒ゝへﾍノ`ｰ ､ヽ
{ 〈 '~＼､ ,..ノ＾ j_ﾉ
>=i,{ーγ￣｀Ｙ´Y'￣ヽ!
. ｛ﾄ,|ｌ 丶一´ｒ＿〉ｰ‐' ） ／ }ー┐ r┐ ＼
ヾ ; ∵'∴ ,.;==┐∵/ { ノヽ / ＿＿ ヽ / |/ }
_〉ヽ ´¨ニｿ ,.′ ＼ ツ ／ ､_／ Ｏ ／
. , -‐ ´ ＼'` ｰ- . ___,. -ｲ ｀ ー ､
/ __ ∧＼､___＿___ノ' ∧
. 〃 ,. --ミヽ /∧ ｀￣￣ |/ハ
ji／ ￣｀//, ..__､〃 ! l
. {{ '/ // '‐-､ ＿j＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾚ, / , ', // ￣￣￣￣￣￣￣￣￣/
//7//―ｧ/‐/7/￣{ iっ // /
/! 〃 // （' //} ｉ | // /
. | 〃 ￣ jﾉｲ . // /
. | ､__ﾉ{__,.ｲ , // /
｜ ） ＿＿ﾚ／__.//_,_,＿＿＿＿＿＿＿_,_,_/
￣￣￣￣￣￣￣￣.` -――-((」II:II二二二二二二二二ﾕ! ￣￣￣￣
神祇の中臣氏で仏法を学ぶか、反対されたと思うけど何か裏があるのかな
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
が、それだけの英邁な人物ですら、
いやだからこそ、とでも言うべきか、
彼の治世にも穴はある。後継者問題がそれであった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, -:::''"´`'''"ﾞ¨''ｰ::.、
ｿ.:.:.:.:::;::::::::::;;:::::::.:.:.:..`:､
';:::::;ｨ'"｀Wﾍﾊﾙﾍ'~`､:::ﾐ;
〈::::;'__,'二、 ,二`、_; ::i'
,};;! {! i}ｰ{! i} i;;;!､ え？
| ﾞｌ．'; ￣ ,!__,ｌ､￣ ∴ｉ|ﾞ |
ﾞｰl u ',:===.､` u ,!'′
∧ ヽ、 ‘ﾆニﾆ' _,r' ￣ヽ
／ ＼_Yヽ｀ﾆイ￣｀>
／＼ ＿ - ´ _ -ﾍ r'―‐
/ ￣ _ ィ7´ r-―'----
{_ _ - ´ |jｰ'ﾉ
￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
嫡男にして長男の李承乾という、
幼いころは優秀だった皇太子がいたのだが
成長するにつれすっかりおかしくなってしまった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
_李承乾
/ @ V ヽ
| | |
彡彡＼＿人@ ノ_
彡彡. ヽ..＿ ワイは〜突厥の男〜。
彡彡 ＿＿＿＿_／. 名誉ある〜胡人やで〜。
彡彡 ＼
彡彡 ＼＿___
彡ゝ ＿＿＿＿／
／ ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
遥か北の遊牧民族のコスプレをして包（パオ）に住み、
先祖返りしたかのような生活を送り始め。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, -:::''"´`'''"ﾞ¨''ｰ::.、
ｿ.:.:.:.:::;::::::::::;;:::::::.:.:.:..`:､
';:::::;ｨ'"｀Wﾍﾊﾙﾍ'~`､:::ﾐ;
〈::::;'__,'二、 ,二`、_; ::i'
,};;! {! i}ｰ{! i} i;;;!､ ええ……。
| ﾞｌ．'; ￣ ,!__,ｌ､￣ ∴ｉ|ﾞ |
ﾞｰl u ',:===.､` u ,!'′
∧ ヽ、 ‘ﾆニﾆ' _,r' ￣ヽ
／ ＼_Yヽ｀ﾆイ￣｀>
／＼ ＿ - ´ _ -ﾍ r'―‐
/ ￣ _ ィ7´ r-―'----
{_ _ - ´ |jｰ'ﾉ
将軍ごっこする皇帝も後に出たんやで…
南朝時代は辻斬りする皇帝に、文化祭の出店を経営する皇帝・・・
李承乾
＿ 彡(ﾟ)(。)
／"´￣ ＼.彡 と
／ ｀
／ i′ i _
／" i′ Y´ ｀'
＿∠=、 ヽ {、
／, ＼＼ ヽ、 ｀、
/ / ＿＼ヽ＿＿,ﾆニ-へ i、 ☆
i! !,_ィ,ﾆニ-'´ヽ| ,―ヽ_ィ-＼ ＼ ／
ﾐ／ ＼／ .ィ'ニﾆ.._＼ ｀ー、
_>、 ＼／ /´｀ヽ、｀γッ ＼ー-、
,へ-‐ー'´ ＼ ＼／ !、/／゛ゞゞゝ ＼
／￣‐-/ﾆ,ィー――'''＼ _,,..ィ''´￣ ! /´ {゛＼__,ﾉ
'－―'´￣／"＼＿＿___／ ／ { ＼丿
_ノ ／ ／（ i、 ヽ、
("´ , -‐'´￣￣フ/￣ ヽ、 ＿,.ィ'´ ｀-´｀ヽ, ｀、
￣ .{( Y￣￣ ヽ ィー‐-、
゛＼ ﾉ ＼_ { ＼
} ∠ ｀ー, ー-、＼ ＼
／ ＿ﾉ ￣”￣｀ヽ /⌒i、
ノ ／" ｀ヽ/ i
!-‐‐'´ .} i
i i
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
称心という美童に執心し、日がな淫夢※に浸り、
つまらない人間ばかりを周りに侍らせ。
※ホモ。大陸の伝統。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, -:::''"´`'''"ﾞ¨''ｰ::.、
ｿ.:.:.:.:::;::::::::::;;:::::::.:.:.:..`:､
';:::::;ｨ'"｀Wﾍﾊﾙﾍ'~`､:::ﾐ;
〈::::;'__,'二、 ,二`、_; ::i'
,};;! {! i}ｰ{! i} i;;;!､ えええ……。
| ﾞｌ．'; ￣ ,!__,ｌ､￣ ∴ｉ|ﾞ |
ﾞｰl u ',:===.､` u ,!'′
∧ ヽ、 ‘ﾆニﾆ' _,r' ￣ヽ
／ ＼_Yヽ｀ﾆイ￣｀>
／＼ ＿ - ´ _ -ﾍ r'―‐
/ ￣ _ ィ7´ r-―'----
{_ _ - ´ |jｰ'ﾉ
李承乾
彡(ﾟ)(。)
彡 と
| ⊃ ⊃
└-⊃〜⊃
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
病気で足まで悪くなった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, -:::''"´`'''"ﾞ¨''ｰ::.、
ｿ.:.:.:.:::;::::::::::;;:::::::.:.:.:..`:､
';:::::;ｨ'"｀Wﾍﾊﾙﾍ'~`､:::ﾐ;
〈::::;'__,'二、 ,二`、_; ::i'
,};;! {! i}ｰ{! i} i;;;!､ えええええええええええ……。
| ﾞｌ．'; ￣ ,!__,ｌ､￣ ∴ｉ|ﾞ |
ﾞｰl u ',:===.､` u ,!'′
∧ ヽ、 ‘ﾆニﾆ' _,r' ￣ヽ
／ ＼_Yヽ｀ﾆイ￣｀>
／＼ ＿ - ´ _ -ﾍ r'―‐
/ ￣ _ ィ7´ r-―'----
{_ _ - ´ |jｰ'ﾉ
出店は後漢の皇帝もやってたから…
,.:::''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.::..
;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:..
,ｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.
{;::::::::::,rﾙi::::::,ィ::;ノﾚ!､;;,ﾊ、::::::.:..
〉::;:'´ u ﾞ´ ´ ιu ヽ;:::::.:.
i;;/ __,,ｨi {it､＿ ﾐ::.:.:
ﾞ,==:'´￣｀ヽ-- f´￣￣ﾞi＝=
;. !､__＿ ｣￣｀ﾞ､＿__ ,!
ｌ ι / ｀' u まだまだこれからだというのに、
､ ．' ; l ヽ ' ．ﾞ. 承乾には継がせたくないでござるよ。
', u .ﾉﾞ'‐一' _、 ﾟ ι
＼ r'ﾆﾆﾆニ､ 何が起きるやら。
／＞´￣￣￣｀ ι'__,.
_,>‐'´ / l:｀iー－:: ''"´ ／
'´ / l.: ` ／ ←帝位につくに辺り、
/ ,-､ l ／ 実の兄弟を殺している。
/／ У /
'′ 〈 ｀` .〈 f⌒ヽ
ヽ '´l ＼
ﾄ―--―ｲ
,. -''"'`"ﾞ¨''""゛' '‐ 、
γ.:;:::::::::::::.:.:.;,.::.::::.::::::. `:､
i′.:.::::::::.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::.〈
';::::;;ｨ'"｀ヾへハノ`ー､::::.ﾐ;
〈::;r'. へ ､,, ,へ_ ,i:::i' ここはｗｗｗｗｗｗ
{k;;!＼li'￣`ｔ--ｉ'￣ﾞi!／|f｝ 愛する皇后から生まれた同腹の四男、
ゝi,．'; ゛ｰ/ﾚ'),!`ｰ‐' ,!' 泰に期待ｗｗｗｗｗｗ
／ヽ'/'} //.//〉'｀ ∵; .ﾉ＼_
, ‐"´＼_i ,l/, 'r'/ _ ,r' ,／ ﾞ'‐､ したいところでござるが……。
,r'" |￣￣￣ﾞTT￣￣￣| ヽ
i'. | ｌ ! ! i!
i! ＼ | ,.ｌ !. ｌ/ i}
{! ,ヾ,r"! __ｒ‐' ｀‐1ーrｔ┘ j!
∨ / .｀￣ヽ ｌ l ! ノ
∨ / | ｀ヽ､ノ__//＿,,.. -'"}
李世民━┳━長孫皇后
┃
┣━李承乾（長男）
┣━李泰（四男）
┗━李治（九男）
,.:.:::ｰ'"'''￢ｰ:.､
,r'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:、
ｿ.:.:.:.:.:.:.;,ノノ､ﾉ､,ハﾐ
':;:.:,-､;;{ ｰ'' _‐' i'
}.:| r} `{! ￣j-{｢__!'} 迂闊に皇太子を廃して、
,-{;;'ｧ' ，;｀￣,r,_）､ ;. 悪しき前例にするのも悩み事。
/' ＼ ゛､ ﾞ u ´;==:､ 丿
／＼ i＼`'ｰ‐:-￣,ィ`i､ こまったなぁもう。
＼i |＼ｰ‐‐／／| ＼
＼|ヽ ｝ . }／ .i ヽ
Ｏ| ﾉ |l/ ｀;
|/ .ﾘ '、
|０` | ;
| | i
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
この時大きな存在を示すのが長孫無忌。長孫皇后の兄である。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/ l i l i /ミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐx
{ l i l ｉ ,'ミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐ≧
',l i l i {ミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐ
x≦ゝ､ l iⅦミxミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐミﾐ
／ ,ｲil州シ￣ Ⅶ寺;＼ ｀ﾞ''ﾏ三三三
/例洲/ Ⅵ ヾx_＼ }三三二
! '/洲,' ,..､ ヾ／ _,.､､_ }三二二
併il,'_,....､ ｀ 'ー‐ '´ x圭圭圭≧x ｲ三二二
′/圭圭ﾐx_ { ,′_,ィ圭彡''ﾞ´ _￣ ｀i三三二 その通りです陛下。
{~_＿｀ﾞ等:=- ｀等;ｨrt;ｧ'' "￣,ﾉ }三三三. 決して迂闊なことを
‘, ﾍ‘'″.ノ,r ::::::_｀¨¨＿´, }三三三. なされてはなりません。
/ _￣, / ｀ }三三三
{ ￣,r′ ヽ､ }三三7/
‘, _λ _＿_ﾉ ｀ ‐- 〈三三{ ５
| i ゝ-‐ ´ __ ', }三三!/く
l l ,. ﾆ = -─ ¨ ´ _ヽ. ‘,ヽ ,j三三
l l }-───… ''' "´ ﾉ i ｀ﾞミ ___,／
l l _,. ''´ ! :::
',. ￣、¨¨ ￣ :::
ヽ、 ￣ :／
／,'>.､ ＿ _,. -‐ ／ ,
_／x./ハl::::::::::￣ (¨￣ ／ ／×
＿＿＿＿,.ｨ´××/ i ｌ::::::::::::::::::｀ー ／ ／××
【 長孫無忌 】
,.:.:::ｰ'"'''￢ｰ:.､
,r'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:、
ｿ.:.:.:.:.:.:.;,ノノ､ﾉ､,ハﾐ
':;:.:,-､;;{ ｰ'' _‐' i'
}.:| r} `{! ￣j-{｢__!'}
,-{;;'ｧ' ，;｀￣,r,_）､ ; わぁってるでござるよ。
/' ＼ ゛､ ﾞ u ´;==:､ 丿
／＼ i＼`'ｰ‐:-￣,ィ`i､ 自分がやったことだけに、
＼i |＼ｰ‐‐／／| ＼ 繰り返すのは避けたいでござる。
＼|ヽ ｝ . }／ .i ヽ
Ｏ| ﾉ |l/ ｀;
|/ .ﾘ '、
|０` | ;
| | i
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
この頃は皇后が亡くなっており、
聡明で懸命な皇后は不在。家のことを断じきれずにいた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
だが。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ﾌﾌ ム｀ヽ
/ ノ) 李承乾 ） ヽ
ﾞ/ ｜ 彡(ﾟ)(。) ノ⌒（ゝ._,ノ
/ ﾉ⌒7⌒ヽーく ＼ ／ お前、ワイの帝位をねろとるやろ。
丶＿ ノ ｡ ノ､ ｡|/ ﾔｷｳ
`ヽ `ー-'_人`ーﾉ 殺すやで。ついでに親父も
丶 ￣ _人'彡ﾉ. ブッコロしてワイが帝位に付くやで。
ﾉ r'十ヽ/
／｀ヽ _/ 十∨
李泰
(ﾟ)(ﾟ)ミ
_,. ‐''"´ ｀丶、
. , ‐''´ ＿,. -―- 、 ;ー－- ､ヽ
厶ﾉ￣ /｀ヽ､ｏ＿, ､_ｏｲ └′ なんやと！？
′ |
/ |
j ｌ｀丶､
/ ＼ / ヽ
! ヽ、 ’ ／ 〉
, -:::''"´`'''"ﾞ¨''ｰ::.、
ｿ.:.:.:.:::;::::::::::;;:::::::.:.:.:..`:､
';:::::;ｨ'"｀Wﾍﾊﾙﾍ'~`､:::ﾐ;
〈::::;'__,'二、 ,二`、_; ::i'
,};;! {! i}ｰ{! i} i;;;!､ えええええええええええ……？！
| ﾞｌ．'; ￣ ,!__,ｌ､￣ ∴ｉ|ﾞ | ええええええ……！？！？！？！
ﾞｰl u ',:===.､` u ,!'′
∧ ヽ、 ‘ﾆニﾆ' _,r' ￣ヽ
／ ＼_Yヽ｀ﾆイ￣｀>
／＼ ＿ - ´ _ -ﾍ r'―‐
/ ￣ _ ィ7´ r-―'----
{_ _ - ´ |jｰ'ﾉ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
李承乾によるクーデターが発覚。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
_ ,.:.:::ｰ'"'''￢ｰ:.､. __
((´ ,r'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:、 ｀))
` ｰ-.:.:.:.:.:.:.;,ノノ､ﾉ､,ハﾐ -‐ ´
':;:.:,-､;;{ ｰ'' _‐' i' これはもう駄目でござるよ。
}.:| r} `{! ￣j-{｢__!'} _. 承乾を廃するでござる。
rｉ,､.:;;'ｧ' ，;｀￣,r,_）､ ; γ´ r:ｎ,.、｀ヾヽ
,.｢.| | | ゛､ ﾞ u ´;==:､ 丿 | | | ﾄ.
ｉ.! | | ∩＼`'ｰ‐:-￣,ィ`i （ ( ∩| | |.| ））
| .:! } |＼ｰ‐‐／／|＼ {！ i
〉 _ﾉ＼|ヽ ｝ . }／ .i ヽ. ゝ .:イ
`::ｰ-‐! Ｏ| ﾉ |l/ ｀;.ﾉ`.､ /
｀ー''７ |/ .ﾘ /∧ V_!
/. |０` | / ヽ__/
ノ | | /ﾉ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
李承乾は廃太子となる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
,.:.:::ｰ'"'''￢ｰ:.､
,r'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:、
ｿ.:.:.:.:.:.:.;,ノノ､ﾉ､,ハﾐ
':;:.:,-､;;{ ,－ ‐_､ i'
}.:| r} `{! ￣j-{｢__!'} 皇太子は泰に――。
,-{;;'ｧ' ，;｀￣,r,_）､ ;
/' ＼ ゛､ ' ﾞ ´ｔ==ｧ 丿 /〉
／＼ i＼`'ｰ::- 二 ィ`i ,//
＼i |＼ｰ‐‐／／|＼ しﾘヽ
＼|ヽ ｝ . }／ .i ヽ ,ﾉ ノ
Ｏ| ﾉ |l/ ｀;.ﾉ`.､ /
|/ .ﾘ /∧ V_!
|０` | / ヽ__/
| | /ﾉ
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/⌒＞-{二二二ニニニﾆハ
{l//-､ ∧{＼＼＼ }＼＼二}
/＼ 〈 ／／二≧ﾉ＼＼二{
〉t_rｧｰイfニnﾗ }≧x ﾆ人 なりません！ 李泰殿下が皇太子になられれば、
｛ ー/ ー一 }ﾆﾆﾆ＼＼{ あの方のことだ……
} ,｛＿_ ｝ｰ ニニ〉 }ﾆﾊ. おそらくは他の兄弟と血を見ることになりましょう。
| | ＿＿__ ヽ ﾆﾆ ﾉﾆﾆ}
{ ´＿｀¨¨｀ } ー イニﾆｌ}
人 . ＜⌒}ﾆﾉ
｀¨}¨{¨¨¨¨´. ＜´ ／￣￣}__
／} . ＜´ ／ ｀＞､
／/ /／／ ／ ／⌒＼＼
／ / / ／ ／ __,. イ V∧
/ // /ｲ. ／ ／ V∧
/ // /. ／ ／ ∨}
＿＿＿,. ----､
／ニニニニニニﾆﾊ ＼
ニニニニニニニﾆﾆ}lilil}
ニニニニニニニﾆﾆ}ノ⌒ヽ
ニニﾆ{/／／／/ｌ| }ﾆ}iﾉ
＿_}∠二＼_ヽ} .／∨
ニニﾆ{ ｔ─tｧｭ ftｧ/ ここは、性格も穏やかながら、
⌒}ﾆﾆ{ ー一 }ー〉 帝位を投げ出すような方ではない、
{ﾆﾆ{ --ﾄ､ | 凡庸な李治殿下を皇太子に
＼弋_ﾉ ／└─‐┘ﾄ､ 据えられますよう申し上げます！
ﾆ人 { ⊆三⊇｜}
ニ（＼ ＿＿__,ノ}ﾘ
:.:∧.:.:.＼ ｰ┘ ﾄ､＼＿＿＿
:.:. ∧:.:.:.:.＼ .|:∧:.:＼:.:.:.:.:.:｀ニニﾆ
:.:.:.:.∧:.:.:.:.:. ＼ r===､┐∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.:.:ﾉ￣ __r==､_）:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
, -::ｰ'"¨ﾞ"''￢ｰ::.､
γ´:::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:..`:、
';:::::::::;ｨ"ﾞヾﾙﾊﾍﾊ:ﾍ:::.:.;'
}:::::::〈 __-' '､.__ ヽ;!
〉/_V￣￣{i＿jｰ{!__,｢.i'
|ﾊﾆ ﾟ ．",ｨ__j、，';l ああ……確かに泰が付けば
/____ ´,;==┐ ゜;. 承乾も治も殺されてしまう……。
／――｀丶､ ￣´ , ′
／ ＼ --ｰ'"
ヽ
_＿_ .. __
, -‐''.:.:.:::::::`´:::::.:..｀ゝ
,r':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
ﾂ:::::::::;ｨ:;ｨ ;ハヽ､,ヘ、:::::::〈
';::::::/ ｰ-､, , -‐' `､:::::;' 朕のような、皇帝の家が殺しあっていては、
ｈ:;'__,‐― ､＿r― .､.__',r:i ことを繰り返していてはいつまで経っても
{_|ｉ ﾞ､＿_ﾉｰﾍ＿_丿 ｌ|_j まーた昔の繰り返しでござる……。
_,, -‐''7::! ‘ ．' ,ｒ'!__,ﾄ､' ; ﾟ ﾞu ;::ヾ''‐:-､._
‐''"´:::::::::::::::i::::ゝ. u r;==;､ ‘ ,ノ::::::ｉ::::::::::::::｀'''‐
::::::::::::::::::::::: |::::::::｀ｉｰ ､_ﾞﾆﾆ"_,．' |::::::::::|:::::::::::::::::::::::
:::::::::::r',二Yﾍ ::::::::ﾄ､｀ ‐---‐'´ノ|:::::::::r'Y二.ヽ::::::::::
::::::: ｛. -ー{_ﾉ:::::::::| ｀ ‐-‐ '´ |:::::::::し}ｰ- ｝::::::::
:::::::; ﾍ. ',二j ）‐''ﾌ| |く⌒（〈こ¨ 人:::::::
:／:{:::::ヾ＝ｲ::::::|ol |o|:::::::ヾｰ''´:ノ:`ｰ
:::::::::`::ｰ::フ′:::|:::| |:::|::::::::::‘く´::::::::::::
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
李世民、家族殺しの件をかなり気にしていたようで。
この選択となった。
これはベターではあったが、ベストとは言えなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
確かに、李治は温和で、無責任な質ではなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
,.:.:::ｰ'"'''￢ｰ:.､
,r'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:、
ｿ.:.:.:.:.:.:.;,ノノ､ﾉ､,ハﾐ
':;:.:,-､;;{ ,－ ‐_､ i' 良いでござるかｗｗｗｗｗ
}.:| r} `{! ￣j-{｢__!'} 皇帝たるもの、これこれこうして……。
,-{;;'ｧ' ，;｀￣,r,_）､ ;
/' ＼ ゛､ ' ﾞ ´ｔ==ｧ 丿 /〉
／＼ i＼`'ｰ::- 二 ィ`i ,//
＼i |＼ｰ‐‐／／|＼ しﾘヽ
＼|ヽ ｝ . }／ .i ヽ ,ﾉ ノ
Ｏ| ﾉ |l/ ｀;.ﾉ`.､ /
|/ .ﾘ /∧ V_!
|０` | / ヽ__/
| | /ﾉ
／ ,､ ,､ ｀ヽ ＼
.ｲ ,ィﾞミ'ｙ';;:::） ＼ ﾍ
〈 い （’､,i’、’、 ＼ }
ﾐミソノ '､z_-_ｰﾞミ'､,ﾍ,-_､ `|i
‘ソ斤r_ﾃﾐ; ｰﾞ='‐' ﾞ`< }｝ |l
.i / < ,.ｸ ./
l ト､ ,n'< / はい。
ヽ r-_::- ､ / iミ./.
＼ ／ !;;く,,
.>ー-－＜ _｣:､;;;;;水、
,ノ/~ij~｀>､￣￣￣｀／::::`:､く、
／ / ﾚ' / /｀>. ／::::::::::::/＜"''冖＝ー-r冖'''ﾞﾞ´￣｀ﾞ''y
長男がまともならこんな事考えなくても良かったんだが
後漢の明帝とか光武帝の息子なのに名君だし
清は名君が三代続いてるよ。
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＜ こうしなければならないでござる。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／￣￣￣￣￣＼
| はい。 |
＼＿＿ ＿＿／
V
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＜ こうでなければならないでござる。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／￣￣￣￣￣＼
| ……はい。 |
＼＿＿ ＿＿／
V
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
＜ ああしてはならないでござる。.. |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／￣￣￣￣￣＼
| ……はい。 |
＼＿＿ ＿＿／
V
.／;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
j:;;:;;r;;;v;;;y;;;;;;;;;t
j;､;､;,,,, ,,,,;､;､;､;
.ﾞﾄl.``"| .``"''ｸ
;､ _`__ /;;'
,,,,,,,,,,,,,,ﾉl＼＿／ハ,,,,,,,,,,,,,,,,,,
￣￣/:::l `,､" /:::::l￣￣￣ﾘl
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「帝範」という書物に帝王としての心構えなどを事細かに残し、
李治に皇帝と破格あるべしと教え込んだのであるが、
凡庸な李治には負担に過ぎた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
心配なのは判るけど過ぎたら捻じ曲がるぞ
李世民は文武両道のチートだからなぁ
同じことを息子に期待しても、こなせないよなぁ。
,.:::''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.::..
;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:..
,ｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.
{;::::::::::,rﾙi::::::,ィ::;ノﾚ!､;;,ﾊ、::::::.:..
〉::;:'´ u ﾞ´ ´ ιu ヽ;:::::.:.
i;;/ __,,ｨi {it､＿ ﾐ::.:.:
ﾞ,==:'´￣｀ヽ-- f´￣￣ﾞi＝=
;. !､__＿ ｣￣｀ﾞ､＿__ ,! どうしてこれくらいのことが
ｌ ι / ｀' u. できないでござろうか……。
､ ．' ; l ヽ ' ．ﾞ
', u .ﾉﾞ'‐一' _、 ﾟ ι
/⌒'ｭ ＼ r'ﾆﾆﾆニ､
(__ ﾉ ／＞´￣￣￣｀ ι'__,.
_,>‐'´ / l:｀iー－:: ''"´ ／
'´ / l.: ` ／
/ ,-､ l r'⌒'、 ／
/／ У { l /
'′ 〈 ｀` ｀ ー '〈 f⌒ヽ
ヽ '´l ＼
ﾄ―--―ｲ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
皇帝のキツイ仕事の上にきっちり趣味までこなし、
ストレスに極端に強い鉄の心臓を持っている偉大な皇帝。
自分ができるから、我が子も出来る。
その期待はあまりにも重かった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
李承乾
/ V ヽ
|. O l |
彡彡＼＿人O ノ
彡彡 ヽ
彡彡 ヽ
彡彡 ＼ ……。
彡彡 ＜二二二
彡ゞ ＿＿＿＿／
／ ＼
李承乾
/ V ヽ
|. O l |
彡彡＼＿人O ノ
彡彡 ヽ
彡彡 ＼＿ ……すまんなぁ。治。
彡彡 ／
彡彡 ∠二
彡ゞ ＿＿＿＿／
／ ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
李承乾のおかしな振る舞いは、
あまりにも偉大すぎた父親の後継者という重圧に
精神が耐えられなかったのかもしれない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
李世民にも
わかっていたらしい。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, -::ｰ'"¨ﾞ"''￢ｰ::.､
γ´:::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:..`:、
';:::::::::;ｨ"ﾞヾﾙﾊﾍﾊ:ﾍ:::.:.;'
}:::::::〈 __-' '､.__ ヽ;!
〉/_V￣￣{i＿jｰ{!__,｢.i' 治はあまりにも温和すぎるでござる。
|ﾊﾆ ﾟ ．",ｨ__j、，';l. ここは……煬帝の娘との間にできた子でござるが……。
/____ ´,;==┐ ゜; 三男の李恪に継がせたほうが良いのでは……。
／――｀丶､ ￣´ , ′
／ ＼ --ｰ'"
ヽ
※（次男はもう没している）
.
,////ニニニニニニニ≧ ､
{|lilili|ニニニニニニ二二二＼
. /⌒ヽ|lilili|二二ニニニニニニニﾆ∧
//ﾆニ＞一'⌒ｌi＼ニニニニニニニﾆ}
/ﾆニ/ |＼＼＼＼＼ﾆﾆﾆﾆミ}
ｲニ{＿__￣＼ | _／ .／三ﾐﾉ } なりませぬ！ 陛下！
|ニ}三ミ＼＼ ! ／／∠....ヽ}三≧ ﾐ} それでは何のためにお二人を
|ﾘ人匸 e＼ﾌﾉ弋..イQ__ノ ∨二二人 退けたのかわかりませぬぞ！
「､/ ＿_ノ_/＿ ｀¨¨¨¨´ }二二 }=∧
| 人 ／{ ＿__}￣ ､ }ﾆﾆ }ﾆﾆ}
＼l| / ｀¨¨´ _／⌒＼ } ｛二〉 八／＼
_ﾉ| {￣￣￣＿__,. イ} ｛ﾆ/_/|:. ∨:.:.:.
＿＿＿＿_/⌒:.:.: | |二二二二ﾆﾆﾆﾆ} |/|:.:.:.|:.:.:.:.
. ＿＿,. ＜´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:人. |,. -──-=ﾆ二.ノ / ,:.:.:.|:.:.:.:.
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.:/:.:|＞ .ー＿＿＿,.. イ / /:.:.:.:|:.:.:.:.
ノ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:| |ﾆﾆﾆﾆ＼__ノ / /:.:.:.:. |:.:.:.:.
_,,............._ , ............_
,r''".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`´:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ゝ、
γ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ、
ｿ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〈
ヾ.:.:.:,'＾ヽへ人ﾄ､,ハﾉヽ､,へ、.:.:.:.:.:.:;
/'7'7:.:;' ヽ:.:.:.:.ﾑ
/ / ﾉﾐ;;! _＿_,, ､＿＿ }:.:.:.:.ﾐ 無忌さぁ……。
i f┴:-､,__:'´￣ ｀ｉ.＿f´￣ ｀i.＿_ ゝ;;;ﾐ′
| i /⌒´ｰ{! ﾘj i、 }!´ 〈 } 自分の甥っ子を帝位に
＼_丿 i｀ ￣´,ｲ ヽ.￣ ´ /ン 据えたいとか思ってんじゃないの？
ﾉ; ．’ ,｛＿_,;､ ∴ ‘ ．ﾉﾞﾐ
ヽ ／ ﾞ ,ｨ====y､ ゜ ' !〈- 、
} .i ヽ、 ´ ｀ニニ´ ｀ ,ｨ ,〉 ﾄ､
.' | ゛＞ ､.＿_ __ ..::‐ﾆ´-‐' / ヽ
＿＿メ、 ,ハ: : , イ´ ,ｲ ﾍ_
￣ヽ::::::} ,イ 〉: : .,r'´ ／ , ´ ＼
7' ./ ＼.∧: : .|∧ ／ ／ ヽ、
/ / ｏ｀!/´ ＼／ ／ ﾊ
/ / {:| ／ ∧
/ / i|ｏ ／ ∧
l Ⅳ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿――二`
ﾊ {,､ｎ::::::::::::::::::::::::::::≦-:.:≧
ｲ:::::㍉ミ`:.:.Ⅵト＜ミ≧=-::.:.:.::.三
ｲィ:::f:.:.:.:.:.:.:.',{:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.__;:.:.:.:.:.:.－
}:刈:.:.:.､:.:.:.:.:.／:.:.:ｘ≦三=-:.:.:.-≧=-=≦
ｊ,.,,,,:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.ミミ'"_ ィ::::::::三:::::-=:: なんということを！
ミ三≧ｘ:.(:.:ｘ斧'"ｎ ノ::::::::::≧:::::::ﾆ￣
｛丁 ｎ_ﾂ =-:.:`:.:.:.:.:.:.:.:.／￣ ≧:::::=-
｝ー-/ ￣￣ ﾆ彡 そもそも、我が妹は
〈 l _ -､ー---､ -彡 漢の呂氏のようにしたくないと、
ヽ .f _」 --､ ヽ =彡 ,. 私の登用に断固反対しておりました！
‘. ､__ _,，" ＋'. ｝ -=≦
｝ r‐ 二 ＿＿ ノ
八 `´
,，ヽ、 ￣ ,， /
_ノ /＞ ..＿ ＜_,， /
/ / / |＼ ／ /
廴_／l{二二二二二二二ﾆﾆﾆﾆﾆ}
/／人{＼＼ニ＼ニニニニ＿.ノ
} ／＼ / ＼ニニﾆ＼
/／∠￣ /三≧ ､ ＼二ニニく 自分の私利私欲に走るような真似はすまいと！
}イfj__ﾉ }ニニ ＼ }ニニニﾉ. 陛下の、ひいては皇后陛下たる我が妹の信を
_/_ ､ ｰ─ ､}ﾆﾆ（ }ニニニﾆ）. 奉ずる振る舞いをせねばと日頃戒めてきました！
｛＿_ } ／⌒ヽ ﾆﾆ⌒ }ニニﾆ／
{_／＿＿__} 二 /二ニﾆ＼. だというのに、私は
} ﾆ =イ＼二二ﾆﾆ). そんな風に見られていたというのですか！
} ∨ニﾆﾆ＼
r──一' }ﾊニニﾆ/_
{ ,. ＜´i i i }ノﾉニニ}
人＿＿__,...／i i i i i i i i i i⌒⌒´⌒⌒}／⌒⌒＼{⌒
／i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i＼＿
＿＿＿＿＿, イ---------------------一＜´￣￣i i i i
,. ＜´i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i
,. ＜i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i
難しいよね
,.:.:::ｰ'"'''￢ｰ:.､
,r'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:、
ｿ.:.:.:.:.:.:.;,ノノ､ﾉ､,ハﾐ わかった。わかってるでござるよ。
':;:.:,-､;;{ ｰ'' _‐' i'
}.:| r} `{! ￣j-{｢__!'} お前がそういう面倒くさいやつだからこそ
rｉ,､.:;;'ｧ' ，;｀￣,r,_）､ ; r:ｎ,.、 こうして大事に使っているでござる。
,.｢.| | | ゛､ ﾞ u ´;==:､ 丿 | | | ﾄ.
ｉ.! | | ∩＼`'ｰ‐:-￣,ィ`i. ∩| | |.|
| .:! } |＼ｰ‐‐／／|＼ {！ i
〉 _ﾉ＼|ヽ ｝ . }／ .i ヽ. ゝ .:イ
`::ｰ-‐! Ｏ| ﾉ |l/ ｀;.ﾉ`.､ /
｀ー''７ |/ .ﾘ /∧ V_! ←自分自身の監査官を
/. |０` | / ヽ__/ 役職として設置するほど
ノ | | /ﾉ
,x≦三三三三三 ＼≧x
／二ニニニニニニﾆﾆ}ｌ|ｌ|ﾊ
イニニニニニニニニニﾆ}ﾉﾉノ
/ /ニニニ／ ／／/}⌒⌒ヽﾊ
{/ ／／／ ／／／/ -- } }
{/ ／／∠三＼___ } ／二}ﾘ 失礼を申し上げました。
} ／／ﾆ{ 匸ﾓﾌｺー' イﾓﾌﾌ〈{ しかしこれも、帝室を思えばのこと。
/ﾆ/⌒ﾆﾆ ＿__／ }＼__ .ﾄ､
. /二{ 〉三 ､ | }
/イl八 ｀二. ／ｌ＿＿__ﾉ＼ |ﾉ
{二 ＼ 三 { とニニニｺ ｜
人_／{ ー ﾉ､
＿＿___／/:.:.∧ ＞ .,＿＿＿_,.. イ}＼＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.: {:.:.:.:.∧ _.ノ } }:.|:.:.:＼------､＿＿
:.:.:.:.:.:.:.:.:.: {:.:.:.:.::.:.＼ / /:.|:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
創業時の家臣があれこれ口出してくるのをどう抑えるか
, -::ｰ'"¨ﾞ"''￢ｰ::.､
γ´:::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:..`:、
';:::::::::;ｨ"ﾞヾﾙﾊﾍﾊ:ﾍ:::.:.;'
}:::::::〈 __-' '､.__ ヽ;!
〉/_V￣￣{i＿jｰ{!__,｢.i'
|ﾊﾆ ﾟ ．",ｨ__j、，';l （確かに無忌の忠は認めるところでござるが……
/____ ´,;==┐ ゜;. これからどうなるでござろうか……）
／――｀丶､ ￣´ , ′
／ ＼ --ｰ'"
ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ﾍﾟﾅﾝﾄﾚｰｽ
当たり前の話だが、中華統一戦争が終わってまもない時期である。
いくら統治機構は統一されても、すべての人の
意識が統一されたわけではない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
太宗と無忌の組み合わせだから上手くいっていたかもしれないわけで
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｾﾝﾄﾗﾙﾘｰｸﾞ
初期の唐においては、長孫無忌の旧北周閥。
ﾊﾟｼﾌｨｯｸﾘｰｸﾞ
その野党として、旧北斉閥が、与党になるべく鎬を削っていた。
まだまだ、唐は軍閥の連合体から抜け切れてはいなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/
(,
,/´
､--､ _ （´
ノ / ／ ￣| ｀ヽ
､´ ｀~￣｀） ,,_ノ ｀′ (＿,､ ｀ヽ
ﾉ / （＿ ,‐-っ, く ｀|
ﾉ く 北斉.‐´ ／´ ） ／
く´~ （. （ﾟ）（ﾟ）ミ./ レ´
,ッ-､__ﾉ~´ ） _,,ノ. ﾉ ミ,,_
―-､__-‐‐､￣｀ヽ､ ｀ヽ, ´‐〜´~. つ （ ＼
｀ヽ, ´‐‐―｀ ｀＞
｀ヽ, ﾉ~~~￣＞
| 北周 . _,,-―､, ,ﾉ´ し､_
| （ﾟ）（ﾟ）ミ _ノ ｀ヽ､ﾉ~~｀‐´ |
|, . ﾉ ミ..／~ ﾉ´
|,. つ （ ﾉ
´| _ | |
~ ｀~ ノ
ノ
ノ´
,､_ - ‐´
_,, -´
／￣（ ／´
_／ `´
/
これがどう変わっていったのか
大変だなあ
李一族もそこに入ってた一つなんで否定してかかりにくい
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
北斉閥の有名人としては、能力は高いものの、
再評価の余地もないぐうの音も出ない畜生。許敬宗。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
rzzfメメメメメメヽ＿_
f三ﾐヽ´￣￣ x≧ミ-＜メメメ}___
／'⌒}川 //⌒ヾ> ＼メﾒﾒハ
/＿＿_ ＿＿＿ ∨メメ}__
/ , tゥミＹ⌒Ｙ´ ,tゥ=ミ＼ }メメメ人
{ヽ / }| | / ヽ }ニノメメメメﾒ}
{ノ し'⌒ヽﾉ| { し'⌒ヽ__.ﾉ | くメメメメメﾒ｝
（ ＼＿_,. ‐┘ ＼. ﾉ ﾉメメメメメﾉ
＿_) / ┐ ｀¨¨¨¨¨¨´／}メメメメﾒﾉ
（ (＿＿_ノ＿___...ィニニヽ { ﾉイ⌒＼ﾉ
｀¨¨¨７７ ７ニニニニニニニﾆ:. /⌒ }
{/_／＼ニニニニニニニﾆ} 〈 }
}ニニニニニニニ:/ ﾉ /
／⌒i }ﾆﾆ/⌒ヽニニニ/ __. イ
／ ／ (⌒＼ }ﾆﾆ{ }ニニ／ (⌒＼
'´ ／ ‘， ｀ ＜ニハ＿_ｊ≧ ' イ⌒ヽ ＼
/ ／⌒ヽ ＼＿＿＿＿ | } }
{ ／⌒ヽ | ＼__ノ /⌒{⌒ヽ |
{ ／⌒} イ| {￣| | ｜
【 許敬宗 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
有力な人物としては、優秀な軍人だがぐうの音も出ない畜生、
李勣が挙げられる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| ・ Ｄ q ＼二二二ﾆﾆ／ o
v'^l o 〈〉 ○ ＼二ニ／ ’ ・
∨_ ロ ’ ｡ ． ヽ／ ℃ °
∨ A 。 , ﾍ＞ ､ b | lｺ ,. ＜l ∴
〉 ※ ℃ 〈_／ ｡ ＼ | ⊿ ° ，
/ __ △ ， <⌒ ‐- _ O | 。 _ -‐ ￣ト
∧ {/ ・ ＞::´:::ﾍ __f_芯___>- ^ -<´__f_芯＿_/:::::
{/ ⊿ｘ::く ',::::::::::/-── ┘} └ ── v:::::
八 ・ ／ Ⅵ ,:::::::::l /:- ､ l:::::::
＼ { ',::::::::l ヾ:::::/ l::::::::
ﾞⅥ vﾍ ,:::::::l ､ ＿／ ` l::::::::,'
l Ⅵi, ,:::::::', ￣ l:::::::,'
＼ ゝ ', ,:::::::', -＝ニ ,':::::/
￣|￣::', ､::::::', ＿ ,':／ ／
l 乂 ｀ ＜::. ／ ＼ ／ ／
,. l ＞ ． =- ′ ´ ／
,x==ミ ／ l ＼ ＞ ． ,． ´ /
_∠二二ﾆ＼／ l ＼ ＞--- く /
--=≦二二二ニﾆﾆ＼ ; ', ＼ /
二二二二二二二ニﾆムｌ:{ ', ＼ ,' :/
二二二二二二二二ﾆﾆム ', ＼ ,' /
二二二二二二二二二ニム i ＿__＼ :/
二二二二二二二二二二二＼ __,.ｘ≦二二二≧ｘ
【 李勣 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ﾍﾟﾅﾝﾄﾚｰｽ
大唐政権奪取抗争が始まろうとしていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
≫ ≪
≪ ﾔｷｳ ≫
≫ 政争の時代だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！ ≪
≪ ≫
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒＼
┏┓ ┏┓ 巛 ヽ. ┏┓ ┏┳┓
┏━━━┛┃┏┓ ┏━┛┗━┓ ┏┓ ＋ 〒ｰ| ┏┓ ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃┃
┗━┓┏━╋┛┗━┳┳┳╋━┓┏━╋━┛┗┳━| |┳━┛┗┳━┛┗╋━┓ ┏┻┛┗┫┃┃
┃┃ ┗┓┏┓┃┃┃┣┓┃┃┏╋┓ ＋┻ +/ /┻┓ ┏┻┓ ┏┛ ┃┃┃┏━┓┃┃┃
┃┃ ┃┃┗╋┻┛┃┃┃┃┃┣┛ （ﾟ）（ﾟ）/ / .┏┛┃┃┏┛┃┃┏━┛┃┣╋━┛┣╋┫
┗/´》〉 ┗┛ ┗━━┻┛┗┛┗┻━つ / / ┗━┻┛┗━┻┛┗━━┻┛┗巛 ヽ┻┻┛
＊ | 〒 | 〒.... ,.へ´(ﾟ)(ﾟ) .,-ｒ､,r/」 ｆ ||| （ﾟ）（ﾟ）.へ, 〒 ! 〒 !
| |. | c l ｧ' と〉/_ｭﾍ〈|7 | ＊ つ `ｧ ノ + | | | |
＋ | { .| { ○〈＿｝ﾉ ： | + O ／:-一;:､ / /. / /＊
ヽ ヽ彡(ﾟ)(ﾟ) ﾞヽ ヽ彡 (ﾟ)(ﾟ) ､ 〈 く/ ヽ＿_,」 + ） ﾐ;; :;:;:;ﾐ/ / （ﾟ）（ﾟ）ミ ./
ヽ ヽ,, と ヽ ヽ と __ﾉ ヽ__） / ,ﾍ | . （ﾟ）（ﾟ）./ / つ / /
,.へ (ﾟ)(ﾟ) ヽ ｰ､ ヽ ｰ､ / / |. | （ﾟ）（ﾟ）ミ , ミ三彡 ｆ ,- ｆ＋
l ｧ'. と i ,rｭ ', i rｭ ', ||| （ 〈 .| .| つ .ミ .ｭﾍ | / ｭﾍ |
ヽ ○.| /{＿〉,.へ (ﾟ)(ﾟ) {＿〉 << ＼ ヽ .| .| Ｏ☆ﾞ _ノ＿,｝ ） | 〈＿｝ ） |
| ､ 〈 | 〈 l ｧ' と ＼ノ |＿,,| ノ´￣ゞ⌒'ｰｧ ! ||| / ! |||
||| l__ﾉ ヽ__）| ,ﾍ. ヽ ヽ ○ヽ ＋ |__ﾉ| ） `7ﾞ(´〈｀ー''´ | / ,ﾍ | ｶﾞﾀﾀﾀﾝ!!!!
こういうどろどろな世界に普通の若者が入っていったら潰されてしまう
＿＿
_ -‐ ￣ ￣ ‐- ､
,. ´ _ -‐= 二二 ＝=‐- ._ ｀ .
,. ´ . -‐.´ -‐ ¨￣ ¨ ‐- ｀. ＼
_, -‐ ´. . ´.. ¨ ヾ､ ､
｀ア , ´..´ 丶 ヽ
／ , ' ヽ
／ i
/ !
/ 人 ﾘ i ﾍ l
i ／ , .イ i ﾄ. ! i ｀.!
､ / / /.イ / ! i 丶 iヽ !ヽ i!
ヽ ! / /／ ィ !/ｰ ._ i ! ヽ ヽｨ'ュ丶 i
丶 ! / ≦ 二=､ヽ. ! i ´ ,ｨ二 ≧､ ｀､ ; !
ヽ ! ﾊ_ iこｿ ﾘ !/ ゝi .ﾄｯ ﾘ ﾉ ﾘ ﾘ
i 〉 丶.｀_ ´´.─ ｀ ､｀ ‐= ｧ ' 丿／, イ
j ﾞ､ ､ イ´イ !
l ｀､ ､ i! ,升 l
! _..=-､ ,､ /_l i !
' ,:´:0::. ﾞ。 ｲ。i ! 私が……後宮に？
/ i::.::.:..。:ﾊ /､:.:..! !
/ .｀ｰ-‐´ ヽ ´￣￣｀ ' ‐i l
/ ! ､ ／ ! l
/ i 丶 .イ , j !
/ ,' , ─l ＞ ._ ≦ / / ' i
/ / .! 〈 / / l
/ / ヾ ﾄ ∧ i / |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
武照は唐建国に尽力した武氏出身。
武氏は北周閥だが、出自も不明な寒族であった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
後宮入りした時14だったようだが、
こんなやり取りがあったと言われている。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, -‐￢''￣ `''"￣｀ ｰ‐:.:.､
. ,r':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:､
γ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､
ｿ:.:.:.:.:;ｨ'^ヽハﾉヽハ人ﾄ､/ヽ、:.:.:ﾐ;
. ヾ:.:.:.;' , -―-､ ,-―-､ 〉:.:.:i'
}:::〈‐f{ i}==={! ﾑ.ｰゝ:::;'
{{Ｙﾊ ｀ー‐‐ｲ ﾄ､ｰ一", if } 最近駿馬を調練してるでござるがｗｗｗｗｗ
ﾍ| ’ ﾞ ,（ ， ，）ヽ ， ﾚ'. これが苦労してるでござるよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ﾞ、 ". ' ｉ=====ｉ ゜ ,’
, - 乂. ｌ=====l ,/‐- 、
. ／ /厂|ト､._ー--一 __ . ,彳ヾ､. ＼
／ 〃 |ヽ_ ￣￣￣ _／ | 》 ＼
. /',. 《 | ￣￣￣￣ | ぐ ∧
/ .', ｀> | │ ﾉ ,' ﾊ
. / ! ＼| | / .i ﾊ
. / ｌ │ ﾚ′ l ﾊ
．-─ｧ. .¨¨¨¨. .ー－===ミ
イ. ¨¨.＞. .´. . . . . . . . . . . . . . . :.:.`:...、
. . ´. . . . .／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼:.:.:.:.、
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ハ. . . . . . . . . .＼:.:.＼
´／. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .′ ＼. . . . . . . . . . .、:.:.
/イ. . . . . . . . . . . . ./. . . . . . . l . / _____l._. . . . . . . . . . ＼l＼
′ . . . . . . . . . . /|. . . . . . /__|. .|／. . . ..|. . .|. . . . . . . . . . | . .
|. / . . . . . . . . . X. l. . . . . . |._._.Ｖ斗=ﾆ二|. . .|. . . . . . . . . . |. . i
|/ |. . . . . /. . ./ーﾍ. ..ｌ. . . .| ィ斧芋癶孑iｱ|. . . . . . . . . . |. . |
|. . . . . |. 芹癶芯、ﾊ . . ｲ V/ ｰｸ刈//. . . . . . . / . /. . .|
. . . . ∧. .{{ V刈 ＼. | _乂 ） バN. . . .／. . / . . . . . .
、. . l. . . .ﾊ }レ ＼ ¨¨¨ /／7. . . . ／. . . . . ′
＼ |. γ7 ’ /. . . イ}. . . . i. ./ 私なら3つの道具で調練できますよ？
/. ハ. 乂{ γ⌒ヽﾘ . . . /.│
{. .{. . ∨.父ト _ - ＿ __ ィ乂__ノ'. . . ../. .│
.〉､〉.. . ＼. . . / ﾄ 7 ¨¨ ﾆＴ ´{ト----ミ. . ./ . . ／. . . .
/. . . . . . . . . /＼ ｌ Vイ:.／ /:.:./:.:.:.:.:.i .く ._／. . . . . 人
′ . . . . . . . ,ハ. } /:.:.X ／:.:.:.′:.:.:.: |. . . . . . . . . . . . . ＼
/. . . . . . . . . ./＼∨ /:.:.:.:V...:´:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.|. . . .ｌ. . . . . . .. . . . . . .
_,. -─ 一 ‐- _
_,. -‐ ‐- .
., ´´ ヽ
,r´.ィ´ ヽ
ィ ／ ハ ∨ヽ ﾊ .ﾞ.
／/ ｨ ｲ l ', , ! l ! i l i
,' i .! / ! / i / i ! ｿ∨ ! l
i l l / i ／ l / ﾘ i iｿ
/ !i ／ ! i / = " ; ,
' 「 r' " _ ノ,r征卞ヽ. '/ , ´ こ心 .{ ﾉ ノ
/ ! i 了 弋 夕 . '. ﾞ匕ソ iノ "
. i l ｀ ー ' ヽ ｀ ´ !
l .r ! i ,' i
| ! ヽ ､ l ! まず、鉄鞭で打ちます。
l i (｀ ｰ ゝ i. それでもいうことを聞かなければ
l ﾊ _ r 一ｭ. ; 鉄撾で首を刺します。
| 丶､ r´ ｀. ￣ '
l ﾊ .0 ｿ､ ´ / それでも駄目なら、
| ｀, ｰ ヽ ｲ 匕首で喉を断ち切ります
l l ! ｲ│
| l i ｀ = ‐ ´ !
! l l / ﾄ､
i l ! , i .! l ヽ
l ! .ﾘ lヾ i ＼
| j ／∧ ﾄ. ',. ! 丶
. , ／ ∧ ! ﾞ､ l ｀ ､
/ ,. イ ∧ ヽ i ､
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
最愛の長孫皇后というのが、政治の助言を求められたら
「雌鶏歌えば家が滅ぶ」と返すくらい奥ゆかしく慎ましい性格だった。
おそらく、武照とは性格が全く合わなかったのだろう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
, -‐￢''￣ `''"￣｀ ｰ‐:.:.､
,r':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:､
γ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､
ｿ:.:.:.:.:;ｨ'^ヽハﾉヽハ人ﾄ､/ヽ、:.:.:ﾐ;
ヾ:.:.:.;' , -―-､ ,-―-､ 〉:.:.:i'
}:::〈‐f{ i}==={! ﾑ.ｰゝ:::;'
{{Ｙﾊﾆ.ー‐‐ｲ≡ ﾄ､ｰ一彡u if } （この娘こわっ！？）
ﾍ|三三u '^- - ヽ, ， , ﾚ'
!三三 !|‐'┴'┴|ｌ , ﾟ u ,’
,. -ﾞ､ﾆﾆｕ |||||||||||| u /‐- 、
／ ,.ｸﾞiｔ､._ |ｴｴｴｴｴ| __,彳 ヾ､ ＼
／ 〃 |ヽ _ _／｜ 》 ＼
/',. 《 | ￣￣￣￣ | ぐ ∧
/ .', ｀> | │ ﾉ ,' ﾊ
/ ! ＼| | / .i ﾊ
/ ｌ │ ﾚ′ l ﾊ
そういう意味では高宗とは破れ鍋に綴蓋なのかもしれん
まあ、女性が政治に関わってくると定番の言葉よな
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
寵愛を全く受けられなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｡o_, =-----ミｰ
.}V --――-ミ ＼ `
＿ノ .＞ ､ ＼
⌒> ヽ ﾟ｡
/ l | ヽ ﾟ｡ ,
.{ [ l | |l |ﾄ､ ＼＼ } |
.| [ {从 l[ 从l[ ＼ ＼＼ 从 .|
.ヽ|三三 三三= } .}⌒ヽ !
.人 ＿_ u .ムｲ ＿ﾉ ｜
(＿.> ∨/ ｡o (＿) | ……あれ？
| 〃＞ｰ─‐≦ ―ミ |
人{ ∧ヽ ノ／ } |
ﾉ.｛ ＼＼ .| ∧｜
.｛ 人 .＼＼ .l .| ./ .}ﾉ
(__）━┳━━┤ }/}/
ﾄ､ .人 人 ﾉ
.{ ＼＿＿＿ <二>
.| (_r､}ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
またこの頃、女王で武というものが王になるのならないのといった
流言が飛び交って警戒されたとか何とか伝わっている。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
穏やかな李治にしてみれば、
何を考えているのかわからないおとなしい女性より、
思ったことを口に出さずにいられない武照が良かったのだろう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ /´ ,､ ,､ ＼
／ ／ （:::;;'ｙ'ミヾ, ヽ
/ ／ 、’、’i,､’） い 〉
i|.／,_-､ﾍ,､'ミﾞｰ_-_z､` （’、ミﾐ
l| ｛{ >`ﾞ ｰﾞ='‐' f rﾃ斤ソ'
ヾ ゞ､ > ', i
丶 >'n, ,r' l
丶ミi 丶 , -::_-、 /
＞;;! ＼ ／ 武照を、私の後宮に入れたい……。
,.水;;;;;､|_ ＞－-ー<
ノ, く:::::::::＼´￣￣￣, <´~ij~ヽ
y''ﾞ´￣｀ﾞﾞ'''冖r-ー＝冖''"＞丶::::::::::＼ , <ヾ｀ヽ ’､ヽ＼
/бヽ/бヽ
./ / /二ミﾍ
人_ _入_ _ノ ヾﾐﾐミミ いや殿下。
_＿＿／ ﾐミミﾐﾐ
ヘ、 u .ヾﾐミﾐミ 勘弁しとくんなはれ。
￣ヽ─〜〜-〜-ヽ ヾﾐﾐﾐミ. 先帝の妃やないかいな。
__＿ノ´ ヾﾐﾘミﾐミ
＜￣￣ ＿＿ ヾミミｯミミ
￣￣ ＼ ヾミミﾐミミ
,,ｨ"::ﾉ::::::,几几::,
{:::7::彡ﾙﾚ' .,,N:::〉 頼む！
ｊ;;;;彡"ぇiｰ〈tiｆｌﾐ
`ゞ.l ￣ .ゝﾘ､_ この俺の少ない願いだ。
_z‐">l＼ .r＝／`ｰ､ｴﾁ壬. 後生だから、父が身罷られた後、
zｰ"|:::ﾔ ｀＞<:::::､ ｊｊ ﾍ.. 俺の後宮に入れるように手を回してくれ！
l:::::ﾔ /'ﾍ.ヽ::::､ ｊｊ ＼
＿ ＿
/ O ヽ/ O ヽ
| |. |
_＿＼＿人＿_ノミミ
／ ミミﾐ
／ U ミ彡ミ 殿下がここまで言うなんて……。
／＿＿ ミ彡ミ
＞ jミ彡ミﾐ
＜、＿＿＿＿＿_丿ミ彡ミﾐﾐ
／ ＼
＿ ＿
/ O V O ヽ
| | |
彡彡＼＿人＿ノ
彡彡 ヽ
彡彡 ヽ ほたらなぁ。
彡彡 ＼
彡彡 ＜二二二
彡ゞ ＿＿＿＿／
／ ＼
彡(ﾟ) (ﾟ)
,＿＿___彡 ゝ
r'"ヽ t､ t ﾍﾉ あくまで暫定処置ですけどな。
/ ､､i ヽ＿ゝ‐'､
/ ヽﾉ j , j |ヽ 後宮で子を生まなんだ妃は全部仏尼にされ、
|⌒`'､__ / / /r |. 額に焼印を付けることになってますやろ？
{ ￣''ｰ-､,,_,ﾍ＾ |
ゝ-,,,＿＿＿＿_）--､j
/ ＼__ /
| "'ｰ‐‐---''
,､l´|,/`l
（⊃ゝヽ/ ⊥`、 それを道観（道教寺院）に入るようしてみますわ。
ヽ ﾉ .|__.|-､
| ＼. （ﾟ）（ﾟ） ミ そっから先は道士として羽化登仙して生まれ変わったから
ヽ ＼ ﾉ ミ. ｾｰﾌ
ヽ 入人 つ （ 別人理論でゴリ押しできるかも知れまへんな。
＼/ `ー――へ＿＿
＼ __/＼ノヽ___ ＼
＼ ヽ ⊥ / |＼
| ゝ. 人 ヽ |＼_／ 〉
| く ± ＜ .! ＿ゝ ／
|∠ ロ ゝ|´ /
,,ｨ":::::::::,几几::ｔ
{:::7::彡j,,,,, ,,,,tミ､
;;;彡"ｨtぇ‐ｆtｆ'lﾐ ……有り難い。
`ゞl .{ .ｆ 頼む。
〉::l＼. --"./
=＝ｨ:::ﾔ､`.==.<ヽ＝=ｪﾁ壬
l:::::ﾔ ゞ､丿t､::::､ ｊｊ7 ｛
＿ ＿
/ O ヽ/ O ヽ
| |. |
＼＿人＿_ノミミ 皇太子は大変やろうし、
ノ￣ ヽミミﾐ
_＿／ ミ彡ミ. 妃の王氏は子が生まれん上にええ性格やないし。
＼ u .ミ彡ミ. 寵姫の蕭淑妃の方にぽこじゃが子は生まれるし。
.＼ jミ彡ミﾐ
／ ＿＿＿_／ミ彡ミﾐﾐ. まあ女くらい……ちょっとくらいええやろ……。
￣￣／ ￣＼
.
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ r tﾃ苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´ という大体こういう流れがあって、
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′. 李世民が没する。
ｘﾍ.､ ! ~ 〃ミト､
,矣圭心.＞｡.. ┌ ｌ ―― Χ
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. l | ――‐ ’
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨. 弋 !――‐ ｌ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ ｋ―‐ ｌ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi .r=ｧ | .|、i .| ゴングの音が聞こえた。
!Y! r=- 「 !ﾉ i |
L.',. ｰ=‐' L」 ﾉ|.|
| ||ヽ、 ,ｲ| |ｲ/
レ ル｀ ー---─ ´ルﾚ ﾚ´
道観かな、正確には
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ rtﾃ ､苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ そして、この李世民の陵墓、
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／ 「昭陵」から半島情勢に関わる碑文が出土している。
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／.
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´. } } ／ ｀／
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ | / ／ ヽ ／
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl /ヽ_ {／ ヽ／⌒
,矣圭心.＞｡. ,′. / { ／ ノ､
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八 / ( _／ }
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼. { ￣/ 人
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣ /| ／ {__／ ﾉ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ 、ノｲ ＼_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| そっちにも火がつくのか。
!Y!"" "" 「 !ﾉ i |
L.',. O L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
_ . ． --‐‐- ．.
γ´ : : : : : ＼
,': : : : : : : : : : ﾊ
i : :__:__:__:__:_ : : : : : i
.｡-:‐:‐:‐:‐:‐:‐:‐:‐:‐:‐:‐:=: :¨:￣:¨ミ:x
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
｛::::::::::::::::,ｨ至ｭ､ ,￣,｡ｪ≦ﾐ;¨''＜:::::::::::::::::}
ヽ:i:i:i:i;」 ｀:rtぅ等 そrtテ; ´ Ｙ_Ｙ:i:i:iｿ 十四国蕃君長石像という、突厥から越南まで、
`''┤! ￣ !,., ｀ ￣ |Ｔ｝‐''ﾟ 李世民に降った周辺国首の像があるのだが、
‘.| Ｙ、 ,.. 〃/
‘! ; _,`ｭ:'¨_ . !ｨ その一つにこうある。
l ! :r紗芦芦亀ｭ l l小
‘. ﾞ ¨ ,' ,, 'ﾟ,佳x
ゝ、 ／,ｨｵ圭圭≧ｭ｡...__
.．-ｪェ≦紗}ゝ｡. ＿＿ ...．イ.ィぇl||圭圭圭圭圭圭圭
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「新羅 楽浪郡王 金真徳」
ｱｲﾗﾝﾄﾞﾘｰｸﾞ
朝鮮半島統一戦争に関わる国で唯一であり、
唐と新羅との関係の深さを物語っている。
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／ ￣￣￣￣ ＼
＿／ ＼＿
|i i|
|i i|
|i {{＿ｒく(＿＿＿___)ﾊ＿}} i|
|i (､＿乂）￣￣￣(乂＿ｲ i|
|i 廴/ ∨ｹ i|
|i {{ト-------------イ.}} i|
|iゝ＝(_rzり〈 〉ﾊrz_)＝メ!
|i＼＼__乂.{込u斧}乂__／／i|
|i ＞ ｀ヽ薔イ ＜ i|
＿|i彡ﾊﾑﾊﾑ｀ヽ .イ!ﾊﾑﾊﾑミi|＿
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゛｀'´ﾞ゛ﾞ゛｀`'｀`''´ﾞ゛'´ﾞ｀`''´ﾞ゛゛｀`''´｀`''´ﾞ゛ﾞ゛｀`'｀`''´ﾞ゛'´ﾞ゛"ﾞ"
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: : : : : : : : : : : : : : : : : :
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
この密接なつながりを保持しつつ、
李世民の死の混乱を迎えた頃からこそが、
新羅外交の本領発揮となるのである。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＜￣￣｀丶 ／￣＞
∠二二 .::. ´￣￣｀＞
／ ;:. .::. ￣｀ヽ、
, ｌi:. ;:. .::. ＼
/' |ｌｉ| ｌｉ:. ;:. ／ 、 ＼ ＼
/′ |ｌｉ| / ／ 八 ヽ､ ＼ ＼
ｌ |ｌｉ| ｌｉ/ ／/ ／‐‐＼ ＼ |＼|
||ｌｉ| |ｌｉ| /∠ ＜／ ‐‐‐／＼ |∨
| |ｌｉ| ／＿＿＿_ヽ ´＿＿_∨
||ｌ /⌒ｌ | ｀ヽ ＿_°'" く､_ﾟ＿,/
| │厂| | ヽ、＿, ＼__/
||ｌｉ| ＼ | l , -' ┌ __ ＼
| |ｌｉ|人」 ／ ,＿＿＿＿＿_, ┘
／||ｌｉ| /,. ヽ .'
／ //| /,. ヽ ‐三 .'
／ ./川|ｌｉ:/,. ヽ ∧
. : //川|/, ヽ /川
. : : /川川/ ＼ //川＼
: : : ://川川 ヽ-ｲ川川: : .＼
: : :/川川川ﾄ､ ,'|川川川.: : : : .＼
: ://川川川川ﾄ､ ,' |川川川: : : : : : . ＼ ＿ ,. .; .
: :川川川川川川ﾄ､ ,' |川川川: : : : : : : : : .＼ '´ . : ; :' ; : .
: :川川川川川川川ﾄ､ ＿_,' |＼川川: : : : : : : : :_;／丶 . : :_;. : : '´
: :川川川川川川,＞ ´￣′└┘ﾌ| : :＼川: : : : ;'⌒ . : ⊂ 、
: :川川川川川／′ , ‐＜二二二 Ｌ、: : ∨: : : : ヽ、 . : . : : . ヽ
: :川川川ｌ l／ ／／ ＼＼＿└┘）: : /: : : : : : 丿 . : : : : : : : : : ;）
: :川川川/ ∠／′ ／＼＼￣Ｌﾌ）:/: ,: -‐‐ ' . : : _;_;_;_: : ;.イ´
: :川川// ／′ ／＼＼Ｌﾌ）／ .:_;. .-‐ ´￣. : : : : /: :|
: :川川/ ／′／ ＼@ｲ _,. '´. . : : : : : : : : : : /: : :|
【 金春秋 】
遅くまでありがとうございました。
次回はまた来週日曜の21:00からになります。
まだ寒いです。
巨星墜つでこっからだな
高句麗のカウントダウンは案外せまってきているんやな。
寒いけどもがんがって。
中華情勢を入れるってことは、またこの後に東アジア全体がきな臭くなるってことなのか。
他人事視点では大陸の不安が楽しくて仕方ない
兄弟殺しに親父幽閉、あと戸籍改竄に皇帝でも見ないでくださいって実録覗き見の畜生エンペラー
周辺民族ごっこに親兄弟殺し未遂の畜生プリンス
甥に継がせて牛耳る気満々の畜生外戚
畜生有力者に畜生将軍
そして、後に畜生エンプレスとなる畜生シンデレラ
せっかく天下泰平になったはずなのに畜生だらけか
ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお（そういえば畜生将軍はちくしょうAAだったな
半島はほんと大陸情勢の影響受けるなぁ。
しかしヤキウの時間の延長戦が始まるのか・・・マジで細胞みたいな国だなｗ
>>805
漢族を名乗りながらも胡人の王朝っぽいね
その分西域との交流には柔軟
そうなのか？
玄奘三蔵の時代に西域との交易禁止してたから、閉鎖的なイメージあったわ。
玄奘出国時は東突厥と殴り愛してた頃だから。
捕らえられる可能性もあるわけで、国としちゃ許可は出せないよ。
現代だって、紛争国への出国は、渡航規制あるでしょ？
西遊記で語られるような優等生僧侶ではなかったんだろうなあ
よく言われるのが長旅に堪える体力精神力の持ち主が
ドラマで出てくるような優男なわけないってのがあるな
宗教的使命感、向学心が強い僧侶なのは間違いない。
鑑真なんかも国からは出国禁止って言われてたのに日本に来たわけだし
俺も俺も。
パラレル西遊記思い出した。
美人はツルツルでも美人だ……
つ【パタリロ西遊記】
本編の時代劇編でも、出家した設定のバンコランが長髪のままだったなｗ
ＴＳものの走りだったのかなあ・・・
パタリロの方のマライヒは男じゃないっけｗｗｗ
パタリロ西遊記のマライヒはちゃんと男だよｗ
>>825
むしろ白黒のサイボーグ００９の007が子供に変化させられたように、
「女がいないからこいつ女にしとけ」的な感じだったんじゃないかなあ、当時としては。
プレゼント？自分にするよね
ほーらよー
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fc/Bobby_Valentine_on_May_22%2C_2012.jpg
靴下だけはいておこう
忙しすぎて短いけどゆっくりしていってね！
┌─────────────────────────────────────┐
└─────────────────────────────────────┘
┌───────────────┐
└───────────────┘
┌───┐
└───┘
【 難波宮 】
_|_三三ニニ杉 ／ ／￣¨≦i彡三ミﾐ
r'´,-vヾ三ニ≧''´ /__ _,／ `┴川ミﾄ
i イ ). `ｰ''´ ￣ ￣｀ヽ､ 从ミﾊ
| {（( ｨ====-,,, ｀ー- /厂ﾘ
ヽ ゝ ´ ,,_＿__`┴’ ,,,,_ ,'″.
＼_ ´ ､_7::ｿ} i ,ｨ__｀ミﾉ
,' i ￣` " くﾌt:> /
r=イ | | ￣. /
／ VV . | ,,,,__ | /
ィ´ VV∧ （ . | ,'
／¨ { i VV∧ ｀' ､ ヽ __ ノ ., 阿倍にすめらみことを裏切れと。
....／{ i V＼ヽ _ｰ ,,_,, ./. 随分とまあ、随分なこって。
:: | |. V ＼ "" ./
:: | | V :＼ ∧＼
:: | | V :＼ ,.ｲ .∧ ＼
【 阿倍比羅夫（あべのひらふ） 】
-――- ､ _ -――- _
´ ´ ヽ ｀
／ ／ 〃 / ﾄ､ ヽ ＼
. / ／ / ｌ / ′| |ｌ｜ヽl l ヽ
／/ / // ｌ|_,/| /| ｌ| ﾘ厶イ| |｜ ｌ '.
〃 / / // ' |l/| ト､l/ハ /´ 川|｜ | l
ｌｌ /l j/ｲ ∧ |{厶≧､ | l/ ≫ﾃ㍉､}:l| ｜｜
ｌｌ | | | |ハ 圦 ﾄ-ｊ｀ｊ／ ヒン 仏ﾘ ﾄｌ｜
|| | |/.| | ｌヽト ~´ ｌ // | ﾚｌ |
ﾘ | | | | |:::ｌ＼ r―ﾍ /イ | | ｌ│
∧ | ｲ∧ |:::::ﾄ､ | | ／| l | | ｌ│ 嫌というのであればそれでも構わん。
厶ﾍ{// ∧ｌ:::::|:::＼ ヽ ノ ´ ｌ| | | | l│ 弟のところへ駆け込むが良い。
// / 小 :::|:::::::::＞-- ´ ＿ｌ| | | | l│
/ { ｛ {:::| ＼l:::::/ r┤/ﾍ￣ ,| |､_|_| l│
＿r―'´￣｀⌒´￣｀⌒ ┴＜｣ ｎ ／ | |::::::::￣｀ヽ、
. _r‐'´ ￣`く二」 !:::::::::::::::::::ﾊ
／ ,≧::::::::::::::::::::i
. ＼ ／／:::::::::::::::::::::|
【 宝女王（たからのひめみこ） 】
zｲﾆ三三ミヽ
≦彡z三三ミミゞ三ヽ
〃彡ｿﾉ ヾ三三ミミヽ
ﾞf-一 ´￣｀ ｀三三三ﾆヾ
〆 fﾆﾆ＝ｰ ヾ三三三三/
,彡 ｨ三fｼ ソzヾﾆﾆ/
/ rﾊﾉ''ﾐ/
ゝ ﾞﾞ ) ｿ/ミﾐ だってさ。どうする？
k＿__ ^ｰ' ミﾐ
z-ｰj ¨¨ ｀
=-ｰ''¨ |
,-'''¨ ヽ ﾍﾄ､＿＿＿＿,,
ｲ vZ j ﾅ__〉j￣ヽミ , -ｰ'''¨´
/ ヽ､ r一ヽ ノ / /∪ ,ｲヾ／
./ @ }￣Y ¨ﾍ〆 ／ﾄ､｢ゝ､
/ / ／ {ミﾍﾐ/＼
,......---.....,_ .}ヽ
, ,.ィr´!l/!::::::､-' r /t...、 l/ﾘ!
.{l!、 ,.::'<ヽ｀` ヽ ､_/,..ィ. ,.>::.>'//j
!ヾヽ_/::::-...､_ ヾ､-国勝 .j.／::::／／ｘj!
'ﾄ ､ヾヽ..､::::::::ヽ.､'､_ j _,.i､:.≠_.....:''"´:.l
'. ', ｀`''ｰ--ニ二__ ,_ .! - ,≠´_..｀..x:彡l!
. '..､＝==, '二二｀ヾ＿l_,.,i!-=＝´三l!彡!
. ∨＝=;=====---',- !-.+=＝＝三j彡} え？ 俺に聞かれても困る。
'.ミ=.;====----- ;-l-='.＝ﾆﾆ三!彡! 阿倍さんが考えてよ。
Ⅵ二ニﾆﾆ＝==+-l＝弋ﾆﾆ二'彡j!
∨弋ﾆﾆﾆﾆ==丈=!-=＝―"´_..V
∨￣￣.,_ニ二二l-‐=＝//j／/
∨_ｫ-､f.､ﾆ二二j-=＝:j!',ｱ/ｲ
ヾ:....＼::.ヽ＝==!＝ﾆ j//,.'/!.､
_ }:.､:::...ヽ､',===!=＝/!／, ' }＝,ー――.._-､--. ....,_
.,.r.:':´:::::::｀`:.､'.::::ヽ､:::::::i,.ィ⌒`::.'.:.／ ., '"´ _ -''"´´ ＿ミ .、 ヽ
/,':::::::::::::::::,r-≠ゞ.、＿＞''"￣ 7 ´ヽ／ ,, "´ ィf.:´:.:.:.:.｀::....、 ﾊ
,..j::::::::::::::::/ 〃 ,'l!:.:.:.:.:.'. :.:.:..／ , ' ,.〃 ,...::´:.:.:.:,.... ----.....､. ∧＿_
!.:j:::::::::::,./ li! .l! }:.:.:.:.:.:.ン´, ' ,..ｨ:´ ,.ィ彡:.:.:.:.／,....--.､:::::::.,....:'"´:::::::::::｀i!
l.:.!::::::,ｨf' '. i .l:..,.r ' " ´ ´ 才.:／:.:.:.,. '.:.:.:.:.:.:.:_....._／／:::::::::::::::::::::l!
.!:.l:::/ ,iヽ j l!' ,.ィ´ ,.ィ:´:.:.,.:'.:.:.:.: 〃.:.:.:.:.:／.:.:.:./::,.:'::::::::::::::::::::::::::j
':..!j /. ｀.ヽ / / ´ ... -‐＜_:.:.:.:.:.,'.:.:.:.:./':.:.:.:.:.:,..′:.:.:./:: /:::::::::::::::_...--､vj
V:! l! '. -''"´ ヽ.:.:l.:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:,.'::/::::r‐''＜、__,≠,.∧
'.:',l '. ,ｨ:´ '.,!.:.:.:.:l!.:.:.:.:.:/.:.:.:.,ィ/::/::::::}., / /-::::::!}
!:l j/ l!.:.:.:.l!.:.:.:.:/.:.:.:./.:/::/:::::/'/ /v- ,'::O:lj::ﾄj
【 難波吉士国勝（なにわのきしくにかつ） 】
,.,.,.,.,.,.,.,
, イﾐミ彡彡ミ彡ﾐﾐヽ
ノﾐ彡彡彡彡彡彡ミ彡ミﾐヽ
ﾐ彡彡彡彡彡彡彡彡ミ彡ﾐﾐﾐ
ﾐ彡彡彡'"´}/}/ ミﾐ
ﾐ彡彡{ /-/―- -―- ﾐﾐ}
ﾐ彡彡ゝ y=≠ゝ y≠=x ﾐ/
. ゝﾐﾐ/ ｲ r_辷ﾃヽ {r辷ﾃ lﾊ
〈rﾍ｀′ ´ :.｀' |)} 傷みだした飯を食うか
ヽﾊ､ ,; :､ |ﾉ. 捨てるかどうかってはなしさ。
. ｀ｰﾍ {:.. 〉 l
ー ｀二´‐
,ﾄ､ ー ﾉ､
/:l､ ＼ /} ＼
／ | ＼ ::::...... ＿＿／/ ヽｰ
, / ; | ＼＿_:／ / | ー _
／/ , ' | 厶厶 / .| ＿
. ＜ / ,ノ｜ ／ＶVＶ＼「￣Vー―‐' ／ ヽ
＿＿＿ ＿＿
／ ｧ＞ ＞ ´ |
＿rｲ＿ /＞ ´ ィ
|＝＝ r≦三二｀ヽ二ﾆ /
|r＝､ニ |三ニ＝─ ',二 /.
|三ﾆ }ﾆ ',＝ニ二三 |ニ /::ﾊ 腹壊すから食いたくない。
ｌﾆ二 ｌ三弋三ニ＝ '￣ |:::::::|
',二ノニ＝─ ￣ }r─ ､_.ｌ:::::::ｌ 俺たち吉士からは何もないぜ。
ヽ 二ニニ /::::::/:::::::::::::::ﾘ. ただ……すめらみことに害する
', 二ニニ .|:::／::::::::::::::::/. ようなことはしてほしくない。
＼ ＿ |ｲ::::::::::／⌒ｌ
ヽ:::::::｀::::::＞ ´ .|
/ ￣￣ . ．-､ ＿
/` ー┐ ｘ＜￣＿＞ ´二ニ＝─ ､ ／:::∧
.r─＝ニ二 ` ー‐ v´ ￣￣. ． ──‐＝ニ￣::::｀ヽ /:::::::::::∧
r＝─ ､ rヤ:＞──── ､ ＞ ´ ｀ヽ::::::::::／｀ヽ |::::::::::::::／｀ヽ
|:::::::::::::::ヽ／ |:::::/ ヽ / |::::::/ .|:::::::rイ｀ヽ |
／圭!/ // ＿ !圭l圭l圭圭圭圭〉
/圭/!//ヽ-‐…・ ´ ｀ ゞ､圭圭圭圭圭/
l __ 圭三三≡x、 ヽ圭i´￣｀ヽ′
≡三 _二__ ｀ ﾏ′ ヽ ! こちらも同感だ。
ヽ´ゞ夛 '_ ´_弋夛` / 宗家の御主人（みうし）が何というかだが……。
| ￣/ ､ ´ ／
| / ｀ー'!〉､. まあ、親父さんが散々苦労したの見てるからな、
ヽ,' ､ | / !::＼. 黙っているだろう。
! _． / / /:::::::|::
｀,…､ , _ / / /::::::::::|::
／｀ー─--== ‐´￣ ／ / /:::::::::::::|::
/ _ 'ーノ＝､ ／ ／ /:::::::::::::::|::
. /´ ＼─一-.,´ ／ ／ /::::::::::::::::|::
／｀＼ ､ ＼/:::::∧ ＿＿ ．＜．＜´ /::::::::::::::::::|::
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【 布施系 】
系図混乱┳━・・・━倉梯麻呂┳━御主人
┃ ┣━小足媛（孝徳天皇妃）
┃ ┗━橘娘 （葛城皇子妃）
┃【 引田系 】
┗━・・・━比羅夫
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.
／//////////////////////,＼
／//////////////////////////∧
,ｲ/////////////////////////////∧
,ｲ/////////////////////// V///////,i
. /////////////!'/////////// ヽ'//////,l
// //////////,l l'/＜l/' l'//// ,. イ//l/////,l
/' .///////////,!,.イ=-､ヽ}/// ´, -=ｿ､//////!
. / ////' l///l//V! ヽVツ '/／ 'ﾞ Vツ ｨ//////,!
//／ l///,!///ﾊ ´ ///////,l 比羅夫。
/／ ノ///,l ///∧ ' /ｲ//////l お前に阿倍氏長を任せる。
,. '" ィ彡 '"/ﾘ////ヘ、 ‐ ‐ ／//////l,l
////////__l ､ イ!/////////!
////////l ｰ- _ _ -////////,l
／////,＞ｲ、 ﾊ /ﾊ ///ー-----､
,.... r＝ニ二二二ム /-､ /,.-､ //二二二二lニヽ
iﾆニﾏﾆﾆニ二二二ム'/ニ>fj<=l.}l/二二ニニﾆlニ,ﾆ',
ｌﾆ',二ﾏﾆﾆニ二二,. '"l ｰ／lハ}〃' `＜ニニニ!ﾆ,二ﾑ
//lﾆﾆ､二ﾏﾆﾆ二／ ´ /' ノj ＼＜_lﾆ,二ﾆﾑ､_
---------､ ./(/人',-=ﾆ､ ::::::,-==--::::: ::::::::::::/:::/::|;;/ /
な 凄 な ヽ ヾ~~,--､_ :::::: （‘)_, :::::::::､ ::/::| | う
っ い .ん | ヽl (‘)| ::::::::`￣ ::::::::`-'::::::| | わ
ち. こ だ | ヽ`ー| :::::::::::::: ::::::::::|:::::::::| ＜ あ
ゃ と か | ヽ } ,--､::::::: :::::::::|::::::::::|-､ヽ
っ に ＞ ヽ （ _,:::::::: ::::::::::|::::::::::／ヽヽ_
た / ヽ `-,-'::::＿,...-ｰヽ､ :::::::::|::::::／:::::::::|:ヽ二-
ぞ / ヽ .l-<二--^-'~-/ ::::::::::/:／:::::::::::::|~|:::::::ヽ
系図混乱は例の阿倍の記録が残ってないからなのか
,.イ '"／///////////////////////,ヽ
,. '" イ///////////////////////////∧
／ .／//////////////////////// ∧'// ∧
//／///////////////////!///,（__;）// ∧
/'／//////////_ｌ'/l///////-!'ﾊ'/////////l
/' .i////////l/ l'ヽ!'//´// ﾘ .ｊ/!'//!'/////l
/ .l/l/////,l/f示ﾄ､ l// /' ,ィ'示 ヽl///!'/////,!
! l//////!.乂ツ ｿ 乂ツ' l'//,}V/////!
!/,l//!///l ; ,ﾉ///ノ////,∧
／//!/,l'//小 ,.彡//////////,∧ ……わかっていたとはいえ、
／////,}'/l//l､! 、 ⊂つ ,.ｲ////////////∧ 弟は嫌われたものだな。
_,. イ///////l/,l//l,` ＞ 、 イ'/////-―ｧ.､'////∧
,.イ////////j/ V,'l/////＞ｊ ,. -‐' {////ﾆ／ニ=‐､///∧
'" ／////////＞ヽl二l'" ,.ヽ／ /l'l//＜二二二ﾆヽ//∧
,.ｲ/＞//////,ｆﾆﾆ!.ヽ- !o/,ft=‐ ! o ./ニｊ/ニニニニニニ＞-―-､
'" ////////l__＞'"{(_∨,ｲ !iヽ !.／lﾆﾆ/ニニニニニニニ| l
,.ｲ'///／´ ／/ l.l ﾞｰ ' l !二ニﾆ＼ニニニニニ} |＞､
,ｲ'//／{ ;./_/ ﾉ,! .ノ/二二二ニヽ二ニニﾆ/ /二ﾆ＞､
／////_! ＼ , _,.. ´ ‐ ´ ﾏニ!二ﾆ./ l/ー=/ /ニニニニ＞、
, -=ﾆ三三ﾆ=-､
ﾑ三ｱ⌒ﾌ⌒ﾌ⌒ﾑ あれではね。
{三{´ _.二._ー一'ﾘ
{こｿ rt ﾃ ,五{ く二二Xﾄ￣＼
〈 ﾃ ! ￣ { | /＼ ﾄ‐＼＿ハ
｀V{ ｛＿｝ | | | ト三三三 |
ﾊ , | | ゝ‐へ.三V 韓國（からくに）が
ﾑへ、 ￣ ｀ / /⌒ヽ ＿_ ゝ‐ヘ￣ゝ| 三/. やばいのはこれからだ。
／＼＼｀ ー‐ ' 〈| | /´| | V || ＼ﾄ-へ
, -─＜|:.:.:.:.:ﾊ `ー'X,ﾊ | | ／ | ゝ＿ `＝ ＝ィ ノ 人 /⌒|
, -＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:ﾊ /::::Vト . | | |/ ＼ ／ ￣ ヽ / ヽ| rへ
/ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:ﾊ∨ ><. l:.:.:.:.:.:ﾄ､ ∧＼＿ノ{ | |.| | |＿||
. /:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼/:.:.:.:.ﾊ |:::::| ﾄ､:.:.:.:|:.:ヽ ＿∧_ゝ--ｲ ゝ ＿＿ ノ ノ | ﾉ |
/:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:iヽ.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:ﾊ |:::::| |:.:ﾍ:.:.|:.:.:.:i. | / 〉 〉 .|三ミ|三ミ|￣ ∧ノイ / ￣ ＼＿
. 厶ｲ:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.j::|:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:ﾊ!:::::| |:.:.:i:.:.|:.:.:.:| . |/ ./ |￣＼|三ミ|三ミ|. / |_〈＿＿_.厶_〈
＿＿＿
,rｲ/／/:o::ｌ／/｀ヽ , ィ |
ｌ､／､ｌヽ｀´イ ＞"／ /
| ＞ﾐ 〉─ 〈＞ " イ /
|fミ｀ヽ __イ,rニヽ=ニ ./ でもみこがああなんじゃ、
. ｌミ三=ｌニ.ｆニ三 | 彡/:| みんなが力を貸してくれない。
ｌミ三.ﾉ三.ｌ=＝ノ彡./:::ｌ
', rニニニニ ,､ /:::/. まとまらねぇ。
. , - ヽ ニニニ/-‐"｀／
rﾃ´ｆ二-‐､｀> ｌ', ニニ.ｌ:::::::／|
. {::| , ィ─-､ヽ rゝ､￣￣ _ ィﾆヽ＿
|:| ,r─-､ﾉ r＝─ ´ ヽ､|＿/二__/´ ニ-─｀≧:､
rｌ:| r=､ノ / ￣￣￣＼ ／ ￣￣｀ヽ￣::::::::＼
|::`＝─ｲ/_ ,:≦´/ Ｙ ｌ:::::::::/￣ヽ ,ィ＝-､
. ｌ` ｰ─イ >" .ｌ ｌ ｌ:::::::/ ＼ /:::::::::::::::|
. ｌ:::::::::::::::ｌ､/ | .| ｌ:::::/ ／:::::::r＝‐ ､
/:::::::::::::,ｲ:::::｀ヽ ｌ ｌ /:::/ /:::::::::::::| i!
-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニミ彡ﾆﾆﾆﾆ=-
-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆミ彡ﾆﾆﾆﾆﾆ=-
{ﾆﾆﾆ=‐// //´￣｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ""´￣ ニ二}
{ﾆﾆﾆ{ 〈/ 〈/―- .._ _.. -‐ ﾆニ}
ﾏﾆ== ＿ ＿_ ﾆﾆｿ
. ﾏﾆﾆ} ,z=＝≠ ≠＝=ミ 〈ﾆﾆ{
ﾏ=/ ' ィで:ｱﾐ` :' で:ｱ㍉ ﾏ=ﾉ
/⌒i : : V⌒:
〈 (れ! 丿 :. ん）/
. ヽ.__} 〔 〕 /__ノ 吉士族みたいだな。
, ｀ ´ ′
′ -- .._.. -‐ 、
ー /
_,ノ＼ ｲ、
／:.〈 ＼＼ ／／〉＼
,....:.:':"´:ｌ :.:.:.: | ＼≧==≦／ l|:.:.:.:.｀i:.:.:...... _
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| :.:.:.: l ＞r＜ l|:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.:...､
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.: | ／i:i:i:i:i:i:i:i＼ |:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.: |__／＼i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／＼_|:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
＿＿＿＿ ＿＿＿＿
ヽ ｀ ´ｰ ､ 三＿-､｀ヽ
ｰ､ ` ｰ ﾆヽ ＼ ┘└
/ヽ ニニニ, 二丶￣=ﾊ. ┐┌
ﾊ.//ヽ ニﾆ/ニニニヽ ｌﾆ
ｌ////∧ .ニｌニニニニｌﾆｌﾆ
ｌ ////∧ ニヽニニﾆ/ニｌﾆ
',/////∧ ＿＿＿(￣ニニニ
∨/////´////､/∧ ニニﾆ
ヽ─-､//////＼__| ニニ うるさい。
|: : : : : ｀丶//////-─/
＿ /丶 ､: : : : : : : ` ｰ┬‐ ´
ｌ///ヽ , -──一'￣丶､ ￣｀ ｰ ､: : : :ｌ>､
ｌ/////ヽ ／-─-､ ｀ｰ- 二￣￣｀ヽ＼/ /￣＞ ､ ＿_
ｌ//////∧／: : : : : : : :＼ ／￣￣￣ 丶 , ──< ／///|
r < >─-､/∧: : : : : : : : : : :ｌ ｌ 丶 / ヽ/////ｌ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
記録を残さない阿倍氏なんだが、宝女王の信頼を得たのか、
唐突に比羅夫が表舞台に立つ。
白村江までの最重要人物の一人として。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ r tﾃ苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ さて、また阿倍氏の話をしよう。
ｘﾍ.､ ! ~ 〃ミト､
,矣圭心.＞｡.. ┌ ｌ ―― Χ
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. l | ――‐ ’
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨. 弋 !――‐ ｌ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ ｋ―‐ ｌ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | どうして重要氏族なのに
ﾚﾘｲi rr=-, r=;ｧ .| .|、i .|| 記録を残さないのか。
!Y! ￣ ￣ 「 !ﾉ i |
L.',. 'ｰ=-' u .L」 ﾉ| .|. 何故なのか。
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ ﾚ ﾚ
なんだか意図的なものを感じるような…
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ ＿＿_ ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ト、ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ 倉橋麻呂没後に
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl. 氏族が分裂したらしくてな。
,矣圭心.＞｡. ,′
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼.
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi =＝ ＝= .| .|、i .||
!Y! ＿__, 「 !ﾉ i | あっ……（察し）
L.',. u .L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
でも主人公に拾われて生きながらえたが。なお爺。
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ -≠-.苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´ 後に阿倍御主人が、竹取物語に出てくる
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′. 貴公子のモデルになるくらい位をあげるので、
ｘﾍ.､ ! ~ 〃ミト､ 記録が本当に残ってないだけのようなのだ。
,矣圭心.＞｡.. ┌ ｌ ―― Χ
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. l | ――‐ ’
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨. 弋 !――‐ ｌ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ ｋ―‐ ｌ
＿_ _____＿ ＿___
,´ _,, '-´￣￣￣｀-、._ ｀:
'r ´ q_
,'＝=─- -─=＝ｷ
i ｲ iﾉ＼ｲ人Mル／_ルヽｲ
ﾚﾘｲi （_ﾋ_] ﾋ_ﾝ_) iﾘﾙﾉ つなごう記録
｜ !Y!"" ,＿__, ""'!Y! ｜ 残そう歴史。
| L.」. ヽ _ﾝ L」 |
| | ||.ヽ、 ノ||. |
ルレ ル｀ー ---- イルリノ
これだけで色々と想像できる…
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
安倍氏の概略は以前に説明したが、他の面がある。
同族に「膳氏(かしわでうじ)」という、宮中料理を司っていた
氏族がいたことなどから、
宴会を開く、儀礼式典の取り仕切るなどの
実務を行う官僚的な家柄だったと推測されている。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/三二三三三三三三ミ彡ﾆ＼ ／
. {三二三三二三三三三ミ彡三} ｜
{三ニ三ﾆｨ＝=ﾆ三三二ミ辷三} ｜
{三二ﾆ彡{ ／／ |ﾆ〉 ｜
. }三ニﾆ／ / / |/ | うん、ここはこの飯を
Ｖ⌒Ｖ ,r=＝＝= ｨ＝＝|､ ｜ 出さないとな。
. ｛ (勺 イ〒云 ｀ 〈云テ | } |
＼_ ￣ ｜￣ |ﾉ |
｜ ｜ / ノへ、
. |{ 〔＿＿_〉 / ＼＿＿＿＿＿／
_八 ヽニニフ /
/八 ＼ ー‐ /
l/=/＼ 丶、 人 〔三三三三三三〕
}=/=/∧ ｀ ｰ┬く ∨＼＿_ | ⊂⊃ ［巳] |
|/=/=/∧ ∧_∧ |/=/=/=＼| ＿＿_|
|=/=/=/∧＿人ｏ| 人_|=/=/=/=/| ：：：： (＿＿／）
|/=/=/=/.ﾊ ＼|￣|／|/=/=/=／| 王王 ヽ／ 人
|=/=/=/=/∧ |＿| |=/=/=/ L丕丕 ／ ／ ﾉ
V=/=/=/=/∧ / ＼ |/=/=/ ´ ／ ／ )
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
文字のない時代だから、教育は家伝の徒弟制が
最も効率が良かったのだろう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
そしていつの時代も、儀礼式典会食は外交の基本である。
その為、古代日本では安倍氏が「外交官」としての
役割を負うようになっていった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／::::::::::::::::::::ミ}::::::::＼
ｉ::::::::::::::::::::::::::ミ}:::::::::ハ
|:::::::i⌒フｰｧ--‐''⌒ヽ::}
∨::ﾉ -‐‐-．_ -‐ }/
f⌒'}′,.-‐== 斗‐ /
八(r.| fで㍉ .rぃ ^} （なるほど、こういう食べ方もあるのか）
ヽj | }ｿ
_ -‐=／| く _ﾉ ′_
／: : : : : : : :/: :.:|:.、 ` ｰ= ´ /､: : :｀: ｰ:､ ィxz=ミ
./: : }: : : : : : /: : :.:| ＼ ィi: :.＼ : : : }:ﾊ (｡ )( ｡ )xミ
/: : : |: :／ : /: : : :.:| ＿∠不´ .|: :_:._;>: : :|: :.} 〉 }ﾐ
./: : : : |: / : : :L_／: ／ ＼ヽ./|: : :＼: : :.|: ;ヘ ./,. --r { うまいやろ。
/: : : : : |/: : : : :く: ／ .＼ '.,: :.|: : : : :〉: :.|/: : :} r─ ' _ノ ',
./:_: : : : : |: : : ; :-fi´ .､ 、 ＼ ∨|: : : :/: : :.|:／: ＼ ￣￣ﾉ ＼__
r:':-: ミ: :_;斗＜.: : :.|', ＼ ＼＼ _〉_r'|: : :/:; -‐:}: : : : : :ヽ_ ／ Y
／:.r : ´ : : : : : : : :∧＼く丁`¨⌒/7_| |‐=‐‐-}__ノ-､_／: : : 〉:). / i { ∨
: :{:ﾉ: : : : : : : : : :.oo∧_／:| |////「￣￣￣{‐‐i }∠: :｀:¨: : ｰ:＼. / /＼__ ':, ∨
: : : : : : : : : : : : : : : : :.';j: : | |////| フ丿 )∨ : : : : : : : i 〈 ( ＼ } }
: : : : : : : : : : : :_ ; :＜: :}: :.:j l///'人 く ／) }: : : : : : : : { ', } ﾉ / ／1
┌───────┐ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞ー--､
│ │ 彡::::::::::::::::::::::::::::::::::ｱ:::::::::::::::::::::ヽ
│ い 食 や │ ,ｲ::::Y´/￣￣ ¨¨''弋:::::::::::::::::::::::::::
│ け .う っ │ 从ｲ /‐- -─ - }::::::::::::::::::::::
│ な 物 ぱ │ ﾑ-､ fﾆﾆﾆﾆｰ ｀ヽ:::::::;=ﾐ:::
│ い に り | {ｰｨﾓ､ 辷tﾗ ミｲ :ﾊ
│ ぜ 文 外 │ |. ￣/ ﾉ
│ ..句 交 .│ | ./ r‐ｲ::
│ 言 で │ | {__ ） __ u . .:::::/
│ っ. │ ', ー 一 ´ /::::/
│ ..ち │ ', ノ Х
│. ゃ. │ ヽ ,ｨ : :|:ヽ
│ . │ ｀ｰ‐t‐‐=ﾆ ／.: :;ｲ: : :＼
│ │ ,ｨｰ' ´ ﾗ': : :.／: : : : : : :ヽ
│ │ .彡ﾍ､／: : :／: : : : : : : : :
└───────┘ ﾄ㍉': : : :／: : : : : : : : : : :
r彡'´: :ﾄ､:イ: : : : : : : : : : : : :
／: : : : : :〉: : : : : : : : : : : : : : : :
／: : : : :r＜: : : : : : : :／: : : : : : : : ＜ｸﾞﾙｯｸﾞﾙｯ ｷｭﾙｷｭﾙｯ
Y: : : : ::／: : : : : :ﾚ'´／: : : : : : : : : : :
|: : : ＜: : : : : : : :|:./: : : : : : : : : : : : :
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
中華、半島、大和朝廷に参入していない地方。
ありとあらゆる「外」との折衝を担当していたようだ。
東国に支族がいるのもその延長線とか言う。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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,._-_‐_‐:―:- ．.
.｡:≦:￣: : : :￣:¨ : ‐:-ヽ.
.／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＞､
,':.:.:.:.:.:.:.:.:ｬ'¨ヽ¨¨ =‐- ．:_:.:.:.:.:.:.: : :ヽ
{::::::::::::/Ｙγr' ::. ,,,,,､:::::::.:.:.:.i
‘.i:i:i:ｉ,' 人 ゞ ﾞ: =ﾐ鈊::::::::::::}
`ｙ′ 7 Уﾞ丿i:i:i:::/.
＿__ .ィ{ : , ´r_ ｛:i:i:i:／ 推古期では蘇我氏、物部氏に次いだ位置にいたが、
圭圭圭王≧材ﾍ . / riilllliiii;'-'¨´ これは外交官としての重要性を買われたと思われる。
圭圭圭圭圭ｌ小､ ﾄ､ 丶 { ﾞ尹 蘇我毛人や孝徳天皇が頼りにした所以だな。
圭圭圭圭圭!::ﾄﾐヨ ＼ :､:､:､ ﾉ
圭圭圭圭幸ｉ:ｉ| `＝=‐ﾐ_:､:､:､:､ ,′ / {/｀ヽ,
圭圭圭圭ｌ7:ｉ:i:| 憫圭x ,≧‐-イ / _／´） /｀ヽ
圭圭圭圭7ｉ:ｉ:ｉ:| ,矣K ＾' /l圭℡、. /‐' _,ィ" / /ヽ
圭圭圭圭':ｉ:ｉ:ｉ:i| ,:佳圭i ,':ｉ|圭圭≧ｭ､ ,' ,ﾍ(__ノ , ' ,. }
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
.xィ:::::ミ､
ﾐ::::::::::::::::::｀ヽ
}Z/^ー-┐::::}
._ﾘヰ こ 〈_／ （政治のことは知らないな。俺は外交家だ。
. -＜７:ﾊ〈_ ¨_⊥入 言われたこと以上の事やってどうするんだ）
イ:.:.:.:.:./:.l }〜ｒ┴ }ｱ:.:.:＼
}:.:ヽ:.:.:/:.:.| に{ .イ:.:.:.:.:.ハ
/:.:.:.:ヽ:.Ｖ:.:|｀´Ｖ}¨´ﾊ:.:.:.／:.:.:}
l:.:.:.:.:.V:./:.:.:} Ａヽ_,八/:.:.:.:.:,′ ←特定の個人や氏族の味方をあまりしない。
{:.:.:.:.〈:.:.ヽ:.:.| liＡ:.:.:.:.:.V:.:.:.:.:〉
}:.:.:.:.:.i:.:.:.ヽ| |ilＡ:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.{
─────{:.:.:.:.:.:.ヽ;,:.:.ﾄ┴‐ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:. /── ､|＼
乂:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀`:.-:ｭ>‐--- /. .| ＼
｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./＿_,ｨ 灯 <＼ ｜
｀`:.-:.:.--'ﾞ .｀¨´ ＼＼|＼
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| あ、それで目立たないのあんまり。
!Y!"" ""「 !ﾉ |
L.',. へ ι L」 ﾉ| .|
| ||ﾊヽ、.__________,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ´ルﾚ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
その阿倍氏と並んでじっみーに重要なのが、
孝徳期に阿倍氏の配下にいた「吉士族」。
こいつらもこいつらで記録が混乱してるのだが……。
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_ ＿＿ ヽ:::､
!::､ ／: : : : : : : ｀:丶､. j::::::',
',:::丶. /: : : : : :､: : : : :､､{ヽ: '.､:::::',
',::::::V: : : : : :＼)､: : : : ､, }､: :',::::',
',､:::､: : : : : ﾄヽ-､､j!: :､､} ﾚｨ!|::::}}!
',::r､､: : : :ﾄ､ヽ {: :c: 〉 ｨ /: :/|
',{＼＼: : ＼ ヽ. _､´ =ｲ}/: //|
',＼丶丶.: : ｀丶:､｀ ', ﾘ: ｲ'､ﾉ!
',＼ゝ､､｀丶.....=r─r'ｲ=,/.//|
,＿＿ ',＼丶ゝ´ー- ｀ヽ_j_彡'..=/,'
＿ ／: : : ／イ ',＼丶ﾐ､::=::::=:}= !=::=:::'/
/^i ｀Y}｀＼ : ／,:'::/://∧ﾐゝ､ﾖ､≧===i==ｲ,'＞､
r' ､／´｀V: : レ'､／∨:// ＼ヾ､ヽﾋ===!=ｦｲ: ─‐＼r ､
/ヽ,::'､ヽヽ):!: : ', |: : : : : !|. ＿..-｀丶_ﾋﾆﾆ彳 .ｨ´￣ﾆ ＼｀: 丶.
{∨､､)ゝ': : : ､: :', |: : : : :/_j_/ .,..::' ￣ ,ｨ≠／´ ,r=ﾆﾆﾆﾐヽ.:ヽ
V＼: : : : : : : '}＼',j: : :!: :'´: : : :￣￣￣: :´ー‐´: :彡'´:::::::::::::::::::､::∨
X､¨ヽ.: : ／ﾉ: : /＼: :i: :,ｨ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､ニ==イ/:::::::::::,ｨ´ ¨,..＞--‥・
､::､ ､_〉_ﾉ─'＼:::|::]ヽ.: : : : : : : ,:' ¨ヽヽ.: :／::::::／ . イ : : : : : : : : :
ﾒ::::::| ',==､ ヽ(＼:＼: : : : : . . . }::|/::::::／.. : :': : : : : : ,ｨ､: : : : :
// ＼|､＼＼==､ ヽ ＼ ',: : : : : : : : : !::|／´: : : : : : : : : : : ﾄ､_/ ＼:
７ ｀､lll} ｰ､＿､j ､ ＼､: : : : : : ::,::/:ｨﾆﾆﾆﾐヽ.: : : : : : :V!77/⌒､
/| ､|| ､ ﾆﾆｭ､ ＼ ヽ.＼: : : // ＼＼: : : : : |j!j!{ (､
/: :ゝ､ ノ| ',ヽ. 二ﾕ＼.＼ ', ',ゝ─ｲ ｀ﾌ: : : :／￣￣
交渉という実務を行う外交官と、交渉の方針を決める政治家の違いってことだと思う。
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ -≠-.苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´ 日本書紀編纂に参加して、
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ 自分の氏族の記述を嵩上げした痕跡があり、
ｘﾍ.､ ! ~ 〃ミト､ その上で記録が殆ど無い。
,矣圭心.＞｡.. ┌ ｌ ―― Χ
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. l | ――‐ ’
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨. 弋 !――‐ ｌ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ ｋ―‐ ｌ
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi rr=-, r=;ｧ .| .|、i .|| 困るわそんなん。
!Y! ￣ ￣ 「 !ﾉ i |
L.',. 'ｰ=-' u .L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ ﾚ ﾚ
'-‐'ﾌ r‐-､_r'ヽ ＼＿ ＼
｀ｰ´ ｀ゝ ヽ＿＿ ヽ
_,-‐､ | ／ ＼_',
i´ `ヽ__,,.-‐''‐-〆 冫 百 /
r'´ 丿 __ く~ i 新 羅 〉
-'´ ,r‐､_｝... 人. ∧ﾍ＞ .｀i 済 i ｀i_
,,.-‐''" ｀Y´┌‐┘:∧:ﾊ ＼ .| ヽ,-. ､ /
r'´ l l ∧ﾊ ヽ ヽ . ｀ﾌ / ヽ _}
r-､_| l / .! | :∨ :ﾍ lﾊ 冫 | 伽耶 ー、 〉
i l ｛ |:l:|ﾍ l l ﾊ ｝ l 人 . ヽ _ｒ-､丿
r' l |⊥⊥」 ﾍl_⊥⊥ ` l. ｀Y´ .r‐-‐ヽ冫
. r'´ l :l l ヒﾘ ヒﾘ | l ﾊ ..{_,-, ,r‐' ､〉
丿. 人 l | |､ ,.| | l 久＿{
｀Y´ .从 l l ＞ ワ イl ﾚ lＶ
从 i┴―┴iﾚレﾚ どう？ ウチにこない？
＞ ' ー- ― ｀ ＜. 人
／ヽ ./ ﾍ ./＼｀Y´
／ ∨ , ∨ ＼
／ { ..::::.. { ..::::::.. ｝ ＼
/ ／∨::::::::::ﾍ::::::::::::::/＼ ﾍ
ﾍ ＼. ∨:::::::::::::::::::::::/ ／ /
＼ ＼.〉 .〈 ' ／
【 神功皇后 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
四世紀頃、伽耶地方でスカウトされた人々の「一部」と推測されている。
なんで、正確に言うと血縁ではない。
この当時の日本人が大雑把にそう呼んだようだ。
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∧＿∧ . ∧＿∧
（ TДT）（ TДT） 選択肢ないやん！
ミ三三彡.ミ三三彡
. ミ三三彡.ミ三三彡
し （＿） し （＿）
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「吉士（きし）」の由来は正確なところわからない。
朝鮮半島南部でよく見られる「君（きし）」という敬称が元と言われても居るが、
この時代の半島言語は不明な点が多く、そもそもそれで正しいかもわからんので「わからん」という他ない。
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／紀 . 伽耶＼┻┻┓ 伽耶＼二| 伽耶＼ .伽耶＼ 伽耶＼┻┻┓
（::::´∀｀）ﾐ （´∀｀ ）||||||||| （´∀｀ ）二| （´∀｀ ）ljﾆij （´∀｀ .）ﾐ .（´∀｀ ）|||||||||
（つ ）|］ .（∥ と）＿＿| （||. と）二| （ ）ﾆij （∥ と）|］ （つ .と）＿＿|
.｜ ｜ | ｜ ｜ | ｜ ｜ | ｜ ｜ | ｜ ｜ | .｜ ｜ |
（＿（_＿） .（＿（＿） .（＿（＿） .（＿（＿） （＿（＿） （＿（＿）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
朝鮮半島でスカウトされた人々はまず、大和朝廷の重要氏族の私有民として配られた。
技術系の人々は後に秦氏に合流するなど、各々効率的に共同体を形成する。
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､─‐‐､
∧伽耶.￣~ 吉備
ミ,, ﾟД彡| (Дﾟ,,)
_ﾐ:. ]つ ＿|. ）_
/::ﾐ:::]つとﾐヽ ｡：｡[|;;;;| ｡：｡ （::（っと[;;）:::}
ヽ::::::::::::::::::::ﾉ ヽ二ﾌ ;;） ヽ二|;;;;|] ー-､:::::==i二二/ /l
￣￣￣ l^ゝ ,;;从, ━― ￣￣' / ﾒ iiii
ﾉ::} (.'(;;;):;) l^ゝ ,-(###(･)､ /ノ |ﾆ|
｡：ﾟ：｡ ヽ￣/ /｡,)ゞV/7Vﾍﾞﾉ::} ノ:::::::::::::::::::::ゝ ｀-'
｡：ﾟ：｡￣｡：ﾟ：｡ ヽ /^ /｡,)ゞ ヽ:::::::::::::::::::（ _ﾛ_ ＿_
|￣￣l＿l￣￣|_ノ ,-―-､＿,, /^ {:::::::::::::::::::ﾉ [＿] ／::ヽ::ヽ
ヽ＿ノ ヽ＿ノ 〉::::::::::::::::::ヽ ヽ_::::_::::_{ /:::::::::ﾉ::::ﾉ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
古代、大和朝廷の半島遠征軍の内訳は豪族私兵の連合軍であった。
そうなると自然、折衝のため現地に詳しい対策グループが
各氏族ごとにスカウト民から編成。これが「吉士族」と思われる。
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| | | | .| | .| | | |.
...._|_|_ _n_ _|_|_ _n_ ._|_|_ _n_ ._|_|_ _n_ _|_|_ _n_
..((;;;;゜;;:::(;;:∩.__||__ヽ .∩ __||__ヽ .∩ __||__ヽ ∩ __||__ヽ ∩ __||__ヽ'';:;;;):;:::))゜)) ::)))
(((; ;;:: ;:::;;;;/（ ･∀･ ）＼ /（ ･∀･ ）＼ /（ ･∀･ ）＼ /（ ･∀･ ）＼ /（ ･∀･ ）＼;:;;;,,))...)))))) ::::)
((;;;:;;;:,,,." ヽ .|￣ || ヽ .|￣ || ヽ |￣ || ヽ .|￣ || ヽ |￣ || ;:;;))):...,),)):;:::::))))
... ("((;:;;; （⌒）|＿ || （⌒）|＿ || （⌒）|＿ || （⌒）|＿ || （⌒）|＿ ||.:::))..,), ...｀
｀￣´.. 三 `Ｊ 三 `Ｊ 三 `Ｊ 三 `Ｊ 三 `Ｊ
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ﾐﾗｰﾜｰﾙﾄﾞ
このため、吉士族は半島大陸で戦う軍事氏族であり、
外交役でもある。そういう集団であった。
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|∨:::::ﾐ{:o〉ｲ:::::} ,
ｌ､＼:::ヽr ｲ}:::丿/ |
', ､ ニ⌒¨´r≠ :|
＿ ',ミ{三ヽ=ﾆ乂ﾂ丿
,，'／⌒ヽ＿＼ｰ=ｲﾆ三ｲ/|
/ /＿， ´ ∠ ｀ヽﾆﾆﾆ「 r┐＿＿
＿＿／}─‐┐ ／/ ./⌒ヽ⌒ヽ::「Y⌒Y}:::::::::｀ヽ
／ ／／7ア¨7 ／ ハ }丿 }ﾉ}弋廴ﾉﾉ::::::::::::::::}
. ┌／ア⌒ ∠∠二二二厂 .／/丿 /:::::|/__|:::::::::::::::／
／／／>::::::::/ / ./_}_}_}二./／⌒ｱ¨¨¨¨⌒ー┬くﾆﾆﾆ／ }
{＼ {//./／ﾉ＿./ /／ ＼::::::/ . ‐{─ .＿_／ /::::::::ーく/ /
. /ｱ＿) ⌒:{_ﾉ{_/─＝イ:::::} }:::{￣_／/二ヽ ＿／ ::::::::::::: / /
.{/ / ア> }:::::::} /::::/ ／｀¨´「::|／{─ ､ /:::::::::::::::::::::::::/／
. V ./ / 丿:::/─‐く／一 ´ |:::l／⌒ヽ./ :::::::::::::::::::::::/
｀¨ー─ ´￣ |/ | /⌒ー──=イ
{ | ,' ＝＝＝＝}
「__|＿ ,'＿ ＝＝＝＝}
r／r───┐ト . ＿_r'⌒ヽ
{| :l::::〈坐〉 :::| | | {二} { }｝
廴└‐f二:}‐┘!_./ ￣乂＿丿
{ニ｀¨¨¨¨¨¨¨´ ニニニ}
{ニ ニニニ}
朝廷に集めようとしてたので、方向性は間違ってないのよね…
∧
ﾊ ,.::－－:::::.. l l
l l ／ {:::::::::::∧:::::::｀ヽl l
| V/ ヽ::::::/ ヽ::::::::ﾘ |
| l:::l {∧} 〉:::/ /l
', l::ヽ _ ｀´ ,ィ; /::/ /ｌ l
Vヽ:::丶ゝ 7/／::/ /;==l
l＼＼::::>－＜__／/___l== l 俺！ やまとの人間だから！
', =ヽ__>、__／__／::::::::ｌ三 |
_r‐, r‐ 、 ',=l:::::::::lニ l::::::::::::::::::::l三ﾒ、
/ ｀ヽ:::::::lヽ ヽヽ::::/ 三ヽ:::::::::::::/三/ }
,′ l:::::l￣ ', ｀ヽヽニニ ｰ－/三/フ/ l＞-、
〃 l:::::l l ___ 〉l 三 三 / ／ ／ ／ ヽ
ﾊ /｀ヽ} ﾘ // }ヽニニ イ ／ ／ ￣￣ > 、
l Lヽ イ｀ヽ l:::￣ヽ r‐l‐l ll [ ＿＿ イ; ／ ￣￣￣ ｀ヽ
l l | ! l ＼ﾄ,:::::', l￣ ヽ／／ _＿／ ／ ￣￣￣ 二二 ＼
ヽ=l l ヽ l ＼::ヽl l／ ￣￣ ヽ l:::::／ ／￣￣／ ィ ﾆﾆ 、::ヽ
ヽ ＼}__＿lﾘ ＼＼ /ｌ ｌ l::/ /＿___／::/ ／ ',:::l
ｌ ＼ ＼}｀＼ V/／::::::::::::::::::::l / /二二l:::l
〉 ヽ__ 一 ', ＼ l イ￣￣｀ヽ::::::::::::::V l l::l
ヽ l ヽ｀ヽ ＼＼ ',＼___／ ',::::::::::::::ヽ ヽ //
l lヽ ＼ ＼} ＼___ll:::::::/ ',::::::::::::::::::＞－´/
. ', V ＼ ＼/ _＿ >:::::::/ l::::::::::::／ /:::::::/
. ', ヽ__ >－' /:::::::::::::::::/ ／ｌ::::::／ /::::::/
ヽ ヽ __／l｀ヽ::::::::::/ ／ヽ ￣ __／::::::/
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
他の渡来系と異なり、朝鮮半島でやまと側に立つ事が
多かったためか、渡来人としての祖伝を捨て、
やまとの系統になるような祖伝に変更している。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
で、この人による豪族解体と渡来人再編に巻き込まれる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／{,， ─=ァ ＿_
)/: : : : : : : : : : : ＜＿
／ : : : : : : :⌒ヽ : : : ＜
/／: ://: : : : : : :.} | : : : : ＼ {⌒丶
/: : : //／ハ: :.//: | : :} : : :ト＼ _＿ ,／ >‐┘
{ : : : {ｲT7ヽ // 匕ﾊ /: :} : | ／＼ ／// /´ .／
Vヽ: :l弋fト ｊ/ ｨｔテ厶イハ| ＼ /∨{_|┘／ ',
{ ハ:| l: 八{ ＼{、 ｀ヽ/ } よーしよし。
｀¨T{ r ､＿＿＿ /ﾊ| ／ ＼ ＿＿_ ノ|. お前ら好きにしていいぞ。
|: :... ￣￣￣ ｲﾆﾆヽ ／ ／ ＼ ，
rfニl/:八丶 _／,.┴┐ ハ￣￣￣ ｀ヽ ! ，
┌─────イ{＿＿_l￣￣廴/.:.:.:._| /⌒ヽ ＼ | ，
| | ｀¨¨¨¨}:.:.:.:.:ノ ￣＼ ／ } ，
| | ￣￣ ￣ ＼ ﾏ{￣￣ ／ﾊ ，
{＞┬───＜} ＿__i| ',＼／.:./:.:{ ＼
/ ／＼ ／:|＿＿ ＿,，"´ .／＼＿＿＿／ }.:.:.:.:.:.{:.:.:.:＼ /
／／.:.:.:.:.:.:＼／.:.:.:.:＼＿ }＿＿__.／ >─‐く ／|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀¨¨¨¨¨¨´{
く／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:./ ／.:.｀¨¨丁¨´.:.:.:. /∧ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:./
. ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ :.:/ .／.:.:.:.:.:.:.:.:.:lｌ.:.:.:.:.:.:.:.://∧j──………‐＼.__／
. {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／｀ヽ}/ .／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lｌ.:.:.:.:..:.:.:.:///|ニニニニニニニニ＼
. |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ／ニニニ＼／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}｝.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::,'ニニニニニニニニﾆﾆ}
／´￣￣￣￣{ニニニニニﾆ',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ニニニニニニニニニ/＼
＼ ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.}}⌒＼.:.:.:.:.{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
. ＼ ＼ﾆﾆﾆﾆニ|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.lｌ.:.:.:.:.:.:.:‐＝>ニニニニニニニニニニニニ＼
|ﾆ:＼ ＼ニニ/.:.:.:.／⌒}‐＝ﾆ三|￣￣|三三}￣＼ニニニニニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
|ニニ＼ ヽ´￣￣＜ |三ﾆ＝‐|＿＿|¨¨ア⌒ヽ ＼ニニニニニニニニニニニ＼
|ニニニ≧: ． / 二ヽ￣￣{ }.:.:.:.:.:.: ＼ ＼ニニニニニニニニニニニ＼
. |ニニニニニ 丶 ／､＿＿ ─ ､}:.:.:.:.:.:.|⌒¨¨¨¨¨⌒|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼ニニニニニニニニニニニ＼
. |ニニニニニニ| ＼У.:.:.:.:.:.:.:| :|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ }ニニニニニニニニニニニﾆ＼
【 雄略天皇 】
＿ __
, ＜／二/|三≧ ､ , イ /
／／ ／三／ |三三, イ /
/ ｌ i! ィ , イ , イ ./
難波吉士 ＞ ´ _ ./ﾊ
ｌ_ ￣￣ , -＝､＝ニ- ./:::::ｌ
ｌミヽニ ｌニニﾆヽニ-' ./:::::::ｌ
ｌニﾆｌﾆﾆ',ニニ彡ｌ二 /::::::::,' 今こそ吉士でまとまるべきだろ！
',ニﾆｌ二ﾆヽﾆニ ,'-‐ ./:::::::::,'
, ＜￣ ｀ヽ' 二二二 ＿＿/::::::::/
, -＝─- ､ /__/ 二二ヽ ヽr＝-､＿/:::::::::,r´￣| , -＝- ､
／／:ヽ:｀ヽ: : :ヽ‐､ /: ,r─‐- ､: : |:::::::::::＼::::::／ : : ／ヽ ／:::::::::::::::::ヽ
/r´ - ､: :ヽ ＼-' / `ｰｲ: : : : : , -＝‐ ､:::::::ヽ二ヽ二 ｰ - ﾆｲ::::::, -‐r＝=､|
|:::::ヽ: : :＼: ＼:ﾉ ヽ二:::::::::::::::::::::::＼::::＼: : : : ｀ヽ__ ヽ＼ ｌｌ ヽ
ｌ:::::::::::＼_ﾉヽ:ノ ／/ ｀丶､:::::::::::::::::}::::::::＼: : : : :ヽヽ ＼＼ゝ､ ｏ .||
ｌ:::::::::::::::::::::／ .／ /￣|￣￣ヽ￣／::::＼:::::::ヽ＞ ､: :￣ ＼ ＼＼`＝"
`i::::::::::::::::::| ／:::::/ ｌ ヽ::::::::::::::::＼::::ﾏ ＞ ､: : ＼ ＼＼/
,ィ/ _
/ / / ｌ
/ ｌ ｌ |
_＿/ .ｌ ＿＿ ｌ |
ヽ__ ﾊ |＿＿ ＞ ､ｌ |
/::::ﾊ ',:::::::::::::｀ヽ ｀ヽ
/::::::| ＼::::::::::::::::丶ｨｌﾊ
ﾊ::::::ｌ ｌヽ ＼::::::草香部吉士
ｌ:::::::::ｌ |:| |:ｌ ｌヽ ` ＜:::} ､ | ｌ
|:::::::::| |:| |:| |:| |:ｌ ｌ:､ ,､ | | 何を仕切ってるんだお前。
ｌ:::::::::ｌ |:| |:| |:| |:| |:| |:| |::l |
',::::::::l |:| |:| |:| |:| |:| |:| l::l ｌ
〉､:::::', , r､＝─- ､ ゛ |:| |:| /
_ﾏ:｀ヽヽ/:::::::::＼-‐､,､｀ﾆヽ ./ ←難波吉士の一派
/:::＼::::::::＼::::::::::::::＼__,ｨｌ_,/
ﾊ:::::::::::＞ ､:::＼:::::::::::::::::::::/
ノ＞ ､::::::::::::::::＞ ､` ｰ─＜
_ ／::::::::::::::::::＞ ､:::::::::::::::` ｰ､:::::::｀l
/ ｀ヽ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ ｰ- ､::::∧::::::::ｌ
_
//
// r.、
＼ _,//──ﾍ ',
＼ rィ斧У: : : : : :}_ﾄ､_
日鷹吉士 ﾆﾆﾆ７'/￣ ヽ、
r'‐ﾆニ三三 〈´〉､P､_/
{ﾆニ三ｨ=== く／Ｙﾝ´） そっちはそっちでやってくれ。
__ ,.─‐＜＼乂≡ヾ､_／ 人／}
. ト､＼-､_∠二 ヽ、 ｒ'´￣＿:.:.:.:./ / ＼rク¨´ヽ／＿_Y´
{ヽ＼＼⌒/: : : : } / ／｀} }）/ / | r‐、 } _|ﾆ二＿ 二ヽr‐┬──ミ､_ ←紀氏の私有民
ヽ､＼: : :/: : :ヽ: : 笊V {ゝ彡' i /:{__|ハ .} ∧ ＼ ‐┴､.j_,､ ヽヽ
{ヽ＿＿＿ノノ//∧/ ／|.{ i､_ノ}ﾉ i .|. ＼ ＼⌒i ヽヽ
｀￣￣{ｰ＝彡///∧ ／ ＼.＼＼ﾄノ ハ＿ ／￣二＝＝ヽ-＼ _) .}
∨//////: : ＼＿, ---ミ ＼ ﾉ ﾉ ヽ {} | |＝◎ r┬､ヽ、ノ二ﾆヽ
＼///∧: : : :.＼: : : : : :ヾ ､ンノ￣ヽ {／／＼__ｰ─--ノ_j_,ﾉ {/＼＿＿＼
{_／}///∧: : : : :}＼: : : : :|¨i´ {__ ＼ >'￣￣｀>─イ
,イ{｀ ー- ､
/ //｀ヽ ノ ﾊ
r＜ { {調吉士.jj ﾄ､
Vﾑt､‐-=／ヽ二,.rtﾊ
V ﾄ=ミ=､ zzz''ｧ=/ 知らん。
r - .,_ ﾄhﾍ,ﾆミ_三 yﾞ／. 勝手にやらせてもらう。
/ ｀ ＜ トh..､ヽ＞ ､ ,-L心､__=彡ｸV
./ ｀/ l l_｀¨＼＼ ＼'''''｀'':..､｀ヽiiiiiiiii|¨ﾌﾊ＿ _, ､‐ }
｀＞ .,ｲ7_,/ jLﾄ／⌒h, V ヽ{￣＼｀ヽト===j}ノrf=､､ } l
/ ／ ﾉ_ / 7 }h, V ﾏﾄ､__} ト=====,{{ }}j ト､
}/ /´,ｲ､ ＼/⌒ } |h V V￣＿}_| | | | ﾊ｀ =ｸj' l l
{＼ー{ ｨf､ | ／ 二_/iiii}､＼ ￣ |￣￣￣}‐--' ;'‐- j
｀ー､｀＼:::) } ヾ／iiiiiiiiiiiiiy'ii7＞.., ､ _,.ﾉ===zz､/ _,.ｨｸ⌒} ←大和朝廷で再編された集団
{ー-‐' ,ｲ /iiiiiiiiiiiiiii/､ﾉ/ ｀¨´ }-―- ､|＼::彡''"￣｀ ､
}￣￣ ﾉヽiiiiiiiiiiiiiii/｀''" }‐ﾆﾆ ‐j / ,'}i∨
/ﾊ /iiiiiiiiﾊ､iiiiiii/三{二二二 ‐-..,j-----j / {ijiiii∨
ヽ∧ rfiiiiiiiiiiii} }iiii/ ＼=}iiiiiiiiiiiiiiiiiihzzzzzzzzfrﾆ三}二＼ }!iiiiiiﾊ
｀ﾞ､ﾏiiiiiiiii//}ノ ヾyiiiiiiiiiiiiiii}iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii{､三三,ーク´7-‐ 二､_
＼二 ノ rzzz}iiiiii彡'''二二二ﾆ''ミiii}トミ三 ｸ{iiii) ヽ--} ﾊ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
この他記紀だけで十数系統。
細かく調べればきりがないくらいの系統がある。
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. ／: : : /／: : : : : : : : : : : : -‐＜ ＿＿＿
. ／: : : : ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ ／ ｀ヽノ ／｀ヽ ,ィｌ
/: : : : : : : : : : : : : : : : :／＼ : : : : : : : : : :＼ ｢ゝ< ＼}i ｌ{／ ＞ ´ .|
{Ｖ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :丶 : : : : : : : : : :ヽ | ` ー＝一 ´＝､─ |
{_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : : : : : ＼: :∨ |ﾆｲ三ニヽ=ｲ三ニﾆｌ三ﾆ !
. /: : : : : : : : : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : ヽ: : :ヽ ﾄヽ .|ﾆ.{ ニ三 }ﾆ{＝ﾆ二}三ﾆ |
/ : : : : : : : : : : : : : :｜: :| : : l: : : ﾄ :∧ﾍ: : : ｝: : : : | ` ..ｌﾆ弋三シﾆ弋 三シﾆ＝ ｌ
|: : : : : : : : : : :/ : __/|: :,'|: : ｊ|: : : ﾚ'＼| ﾍ: : : : : : Ⅳ ｌ ￣ r＝＝＝＝ァ＿ ./ えぇ……。
|: : : : : : : : : :ｲ.: : :/｀|メ |: :/'| : : } 〃⌒ Ｙ : : : :｜ .ヽﾊ ヽ 二二 /::/:::::∨
| : : : : : : : : : ｌ: :'У¨¨ミﾘ|/ |: : / ｲ {::}_从 : ∧} ヽ::∧ ﾆﾆﾆ {ノ:::::::/
: : : : : : : :l:彳 {::}ノ 从∧ ￣ ﾘ′ ｌ ＼::`⌒´::::::::／|
＼ : : : :', : :ﾚﾍ. `≦彡 〉 ｜ ｌ＿ ￣￣￣＿_ｌ＿＿
. ＼: : :＼ : :ﾍ /: | ＿ . ．─ゝ､ ￣{＿/ ＞──＜ ≧ｭ ､ ＿
{ ＼: : ＼: ゝ ι | ,.ｨ≦／ ｀ヽ ／ ｀ヽ:::::::｀ヽ ／::::∧
. 込└个メヾ｀ _ =弍） ,'- . ..ヽ::/ Y ∨::/ ￣ヽ ./::::::::::::∧
｀¨ ｰ＼ ｨ=ニ三 -‐ ´ ∧ ＞，..|::| | |::/ /::::::::::::/二ﾆヽ
＿＿＿ ＞入个 ￣ / ｝)Ｙ ＼:| | ｌ::ｌ .|::::::::::::::| |
／＞／ ｒｆ∧ ＞ _ __／ニ|ﾆ＝‐-.::ｌ ／＼ /:::| |::::::::::::::＼二/
／／ ト〈 |ﾆ=≧―ｒ┬─≧ -イ=≠＝ﾆ|ﾆ＝==.:::＼ ,.ｨ≦二二 ≧ｭ､ ／ ::::| |::::::::::::::::::::|
／／ 人 ＼ ﾉニ＝＝l !＝＝＝＝＝＝ﾆイニ＝／:::::::::＞─＜二二二ｌ二二二 ＞‐＜:::::::::::::| / :::::::::::::::::::|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
私有されていた氏族との繋がりが大きすぎたせいで、
秦氏や漢氏のようにまとまることが出来なかったらしい。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
その後度重なる政変で、大伴氏や物部氏、
蘇我氏など主筋が次々に没落。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
_ -‐ｧ───＝､──‐f´｀ヽ＝￣￣｀ヽ
,ｲ／::／｀ヽ::::::::::::::::ﾊ ゝr‐〈 ＼
_ ＿ //::／ ヽ:::::::::::::ｌ .ｌｰ' | ＼
| ﾑ´::::::::::::ﾐﾄ､|:::/ |:::::::::::::ｌ .|＿| ﾍ
. ', 丶､::::::::::::::ｌ:/ //:::::::::::::::ｌ ｌ＿ﾍ ､ ﾍ､ ＿ _ -‐ ､
|､ `ｰ<￣¨`ｰ､ ｌ/::::::::::::::::::ｌ ｌｌ:::::::::|| ＼ ヽ`ｰ- _＿＿,r─,ｨ＝<＿_＼ヽ ﾍ
ｌ ', ｌｌｌｌｌｌｌ 〉＝ィヽ::＼ ｌ─-､:::::,ィ──‐"─‐"￣｀ヽ. ＼ ＼_ ィ＝､￣ ヽ:::::::::::::｀ヽ､ ﾍ
ヾ:､ |r卅､ｌf｀ヽヽ/:::::::::`ｰ､ /´／ ` ｰ＼ ヽヽ ﾉ::::::::::::::::::::::ヽ::::::ﾊ
ゝ--─‐ゝイ:::::::::＞ ´/‐"￣ ヽ,ィヽ }::::ヽ／￣￣｀ヽ::::::::::∧::::::ｌ
ヽ／ | 〈 〈 _／:::／ ＼:::::::|-‐'
_ ＿〉 | `ｰ‐'￣￣ ￣ `ｰ'
／ > /::＼ /
fヽ/ /／ヽ:::::::::ヽ/
ィ_ｌ::/ｌ ｌ＿, -‐ ｱ‐"
/ｲ ｌ´/＼_＞ ´
ヽｰ'￣
.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
同じ外交氏族の阿倍氏の下に付くこととなった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|', . ．─ ､ |ヽ
|∧´:::::/ﾐﾊ:::::| ∧ﾊ∧
ｌ ＼::＼r､Ｖ ｨ 〉:::/| あんたらがもうちょっと
| ､ ＼::ヽ 7::／ l. しっかりすればいいんじゃないの！
| ミr≦ミヽ￣ r＝､ ｌ
ｘ‐＝‐ ､ ／￣.ｌ ﾐ{三ﾆ |三ﾆ{ﾆ三}.| , イ/─＝ニ7
//⌒)//ﾉ:::＼ｲ:::| |.∧ ゝ＝ '三二ｌニﾉ／／ ＼´
|弋ノ/／:::::::::::＼ヽ＞＝ﾐヽ─＝ニ￣{´-イ ､ ヽ ヽ ヽ〉
＼ゝｲ::::／￣￣／ｲ } }:::::::::::::::::::∧ 〈_丿ノノ
ヽ::::::| | {乂__ ノ/::::::::::::::::::ニ＝─ ' |
＼{ 弋::｀ヽ＿/:::::＞ ´／／ / / ﾊ
ｌ` ー──`ー─＜ |／ ´ ／／ ./:/､ ＿
|::::::::::/ | ｘ───＜:::/ | ／::::::|
/::::::::::| ∨ }/ .|/:::::ｒ‐<
, イ ヽ:::::::∧ / / ／::::::::{ }
／乂ツ/ ＼::::::ヽ ／ /＝イ::::::::::::::|_／
／ ＼_| ｀ヽｌ三ニ＝'｀ヽ .／::::::::::::::＞‐､/
, -=≦三三三≧x
∠三三三三三∠ミミﾐ､
彡7ｱ´￣ ￣｀Yミミミミ
ﾞY --､ ,. -- 辷ミミミ
{ﾆﾆﾍ r'ﾆﾆﾕ. ｀下､Y はいはい。
| rｪﾃ〉 rｪテ ﾞｿ |
{ / ｰﾉ
', ! _, ,｀「
', ＿ ＿,. / 八ﾆ=‐- ､
_ ,. -ﾍ. ｀ ／ / /:.:.:.:.:./:.｀ヽ.
,.ィ7´:.:.:.:.: x个ー‐＝彡_／ /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:>､
:./:.:.:.:.:r''´:r七爪下､ ,/:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.
/:.:.:.:.:.:.＞'´.:| 》,《 ＼／,':.:.:＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.〈:.:.:.:.:.:| ﾚ'/ﾊ. /:.:.:.:.:.:.:X:.:.:.:.:.:r=彡
:.:.:.:.:.:.:.! .:.:.: | ﾚ'//i /:.:.:.:.:.:.:/:.:i:.:.:.:.:.j:.:.:.:.
,. -‐v -───-
´: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : 丶
′: : : /: : : |: : : { : : : : : : : : ＼: : : : : :.
/: : : : : l: : : : |: : : : : : : : : :ヽ: : : :＼: : : : :.
/: : : : : 八: : : :ヽ: : :丶: ＼ : : ＼: : : : : : : : :＼
／ : / : : / : ヽ: :＼{＼＼＼: : : : : :.＼: : |: : : : : : ＼
⌒7: : : :./: : : : |＼斗‐匕 ＼＼{＼ｧ‐-ト､|: : : : :＜⌒
／: : :.／: : : : : | ィ斧芋ﾃミ ィ斧ミx:}: : : : : : :＼
⌒7イ: : : : : : :爪{{ {::r':::} {::r'::} 爪: : {: 〈￣⌒ 余談ですが。
/／: : : 八 : : ﾏ乂辷ﾝ Vン '/: : : ＼{
. 厶イ: :／: : ＼: :.＼ ' 八: : :厂 大嘗祭で阿倍氏が奉ずる
ﾚ'}／}: : : : ＼ : ＼ r‐┐ ／: : ＼{ 「吉士舞」という戦闘舞踊があるのですが、
／: : : :/: :/:.⌒丶 __ , イ: :{＼厂
｀⌒￣/／: : :r‐l { : : ｝: : ＼ これを戦前、有名な伊福部昭さんが
´⌒¨７/￣￣>-〈¨＼厂¨⌒ 陸軍の要望でイメージから作曲したのが
,r-──' ´ //| 叭ヽ ｀ ─-、 古典風軍樂「吉士舞」です。
/⌒＼ {{二ニ{只}ニ二} ＼
【 伊福部昭 - 吉志舞 ： ttps://youtu.be/tu0YeVt7PmM 】
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ i ノ ｲ人レ ＼ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| あれこれ、
!Y!"" ,-‐､ ""「 !ﾉ i |. なんか聞いたよなテーマ。
L.',. ｀⌒´ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
＿,r＝＝ ､
' ´ ￣ ヽ
/ ヽ ｀､
/ / l ｀ ｀､ ､
∠ ｌ l ｀ ､ ＼ ､ ＼
＿_ノ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ＼ヽ.____＼
＞'' ﾉ l l＼__＼ ヽ､ ．＿__≧＞ ､
￣／ ,ノl l,r==z､ ｰ―'r==z､ l ＼￣
￣ﾉ 人∧:::::: ､ :::::::∧l￣
￣ /｀､ ､ ､ , , ､__＼ 東宝怪獣映画でよく聞く伊福部マーチは
/__ノ / ＞ - ＜ ＼_＼. この「吉志舞」からの派生です。
/__ノｰ/乂＿.ノ ヾ__＼
_,.．-'''" / /廴乂∨≧z ､ 難波吉士族が伝えた舞踊と言われています。
/∧｀､｀､ 《二》《二》 ／／,::ヽ
l:::::∧/＞＜ //Tヾ>｀ｰ::':::/::::::::l
l:::::::::l::::::::::::://:::l::::ヾ>:::::::::l:::/::::l
l:::::::::l:::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::l/::::::l
',::::::::',:::::::::::／:::l:::::::::::::::::::/ ::::::l
',::::::>,::::: '::::::::::l::::::::::::::::::,::::::::::l
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| まじか。
!Y!"" ,＿__, "" 「 !ﾉ i |
L.',. ヽ _ﾝ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
. / ＼ ＼ ﾉ|
/ , ' / / / / ＼ ＼ ＼ ､ ｀ ｰ―‐' ｌ
ノ ,' / l l ｌ ＼ ＼ ＼ ＼ ｰ―― ノ
_ ． ' , 'ｌ l l ､ ､ ､ ＼ ＼ ＼ ､＜ ｰ― ' ア , '|
｀ヽ --‐'''´/ ｌ l l ､ ､ ､＼ ＼ ｀ ．＼ ､ー――‐＜ー‐'' ﾉ
￣ ノ ｌ l lヽ ヽ ヽ ヽ ｀ ､｀ ､ ￣／ l､ ー―― ／
、＿ ．' ノ人. ＼ ､ ＼ ＼ ＼＼ ｀ ｰ――‐＜. l. l ＼＼ ／
｀ ＜ ＿'__ ﾉ ＼ ＼メ､ ｀ ＜＿__≧ｧ,r,ﾆﾆﾆヽ . l l. l ＼ ＜＿＿＿
ヽｰ―≦,' ∧ ｀≦___＞ -,, U l ﾉ l l ＼ ｰ― _ ．'
￣￣ﾉ ﾉ l l ｀､ //´ ﾉ' ﾉ ,＼ ≦二二
／ ／ ﾉl l ｀､` ｀ , -,､ヽｰ' ／ ｌ ＼ ｀ｰ― ／ 舞の最初に、「高麗の乱声」というのを
. ／_／__／ ﾉ ﾉ l｀､ U < , '´ l ￣/人人 ＼￣￣ 上げるらしいのですが、
, ――‐､ ' ﾉl ｀ ､ ＼___ノ ／lヽlヽヽ ＼＿＼ ﾔｷｳﾐﾝ
/ ー― ､ l_ ． ' ﾉ ﾉl ＞ ．.＿ ／.. l､｀ヽ.＼＼＼. 吉士族達、胡人だった可能性もあります。
. / ､＿_ ヽ|｀ヽ／＿彡'ノノノ´( l l 〉 ｀､￣￣
l ＿ ｀ヽ l ヽ ／_ ．' ＞､ ,r＜ ＞ ．
l ヽ l_ﾉ､ r z' ´ //´/ ￣lヽヽヽ ＞ ．
l rー､_)‐' /: :l ヾz､ //. /l rz. l ヽヽヽ ／／ ﾉヽ
l´l､ l l lヽ l::l:::l::､ ｀ ＝＝＝ '' /_,l＿__l＿_ヽヽ ｰ―'' ／ ／::::::l
l: ｌ ヽ_l l l/∧l::l:::l::::＼＿_,.．彡=r‐―＜￣ヽ:::ヽ､ ￣￣_ ． ´／:::: l
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i | だとしたら
ﾚﾘｲi .r=ｧ | .|、i .|. 大陸の北の方から
!Y! r=- 「 !ﾉ i |. ようまあ来たもんで。
L.',. ｰ=‐' u .L」 ﾉ|.|
| ||ヽ、 ,ｲ| |ｲ/
レ ル｀ ー---─ ´ルﾚ ﾚ´
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
遣唐使船に乗り込んでいた吉士も、当然この吉士族。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
!じｿ,','l.l.l.lﾞ ,' .,','.!:::::!}}' ,','_,,,,l!___l!__,!l__,!L,,_!l! | ll.,＿＿_l!_ヾ､¨"'＝=! !ヾ ﾍl' V‐ﾊ.liソ
l 'ノ,','l.l.l.l. ,' .,','l ! ;;;|'' ,','l; ￣￣￣ !|ﾞ￣￣~! |::ll ﾞ''‐ ,l! l_lヾ､.,_ ! !ﾍiヾ.ﾍ. \! ヾ {
. ,',' ,' l,' i!i!i,' .,','.!!l!≦＿＿__,',' !＿＿＿__l.!＿＿__! |::ll＿＿__l! l_|l~ヾ､ .,,Lト l.l ヾﾍ ﾞiii. lﾐ}
/|!'/｀i_ﾘ'_,' .,','l〃l＿＿＿__,','.!l二二二二二二二l~''ー--－'''1 ll.二二二i｀ｌｌﾆlヾ.､ﾆﾆｌﾍl.lﾍ lヾ', ,!ﾄﾞ､,ｌlﾍ、
. /‐ll!ﾘ!ﾉﾞ /,' .,','ｌ〃l＿＿＿__,','i」i'"´￣｀"''-､. -''"´:! |: lｌ´￣｀'ヽ ﾏlﾍ.!lﾆヾ､ﾆﾆlﾍ. ﾞl.! ヾ､ }!ｌl｀ｉi
{.i.{ﾉﾉ ,/,.' .,',':ｌ〃l＿＿＿__,','.l;;;!.: .: .: .: .: .: |:─‐ｎ ! | ｎ 《 》 | ﾏ !l､ﾆヾ.､ﾆﾆlﾍ.!l､ .lヾ､' ゝ. ﾘ
. ,ゝ''ﾆ二 ,' ,','.l:〃l＿＿＿__,',' 'l;;;!.: .: .: .: .: .: | l k._ _,.L|.l ￣ | ﾏﾍﾆ!lヾ.､ﾆﾆlﾍ!ﾍ.l.l ヾrｫ ｷ
. L,＿''‐-,' ff,'l.l〃l＿＿＿__,',' !ﾞ;;;l.: .: .: .: .: .: .!:===!.ﾄ-!ｭ L!ォ|､====:| ﾏﾍ!lﾆヾ､ﾆﾆｌﾍﾍ!ｌ | |＼
. ~７ | l!|〃l＿＿＿__,','i,l!;;;;;!.: .: .: .: .: .: | L!| Li |=!jミ! .:| .ﾏﾍﾆ!lヾ.､ﾆﾆlﾍﾍ. ! ! ＼
,/ ,/| |〃l＿＿＿__ryﾞ|,'!;;;;;!.: .: .: .: .: .: |＿＿_,l |,!i||.|.| | .ﾏﾍl.!ﾆrｫﾆﾆｌﾍﾍ..| |＼
,/ /.:.| 〃l＿＿＿__.T! |'.|;;;;;|＿＿＿＿,|＿＿_!｀"'' ー‐ ''"´i!ﾘﾘﾘ＿__,!＿＿＿＿.ﾏﾍﾆ| !＿＿lﾍﾍ..| ＼
,/ /.:.:.:l〃l＿＿＿＿_l.|,'| ﾞヽ! ! |!＿_! ﾏﾍ| !＿＿__lﾍﾍ
,/ ,/.:.:.:.:〃l＿＿＿＿__!.!,' ゝ.＿＿ ノ ﾏ| |＿＿＿lﾍﾍ
,/ /.:.:.:.:〃l＿＿＿＿__,ｌ l ｆ＞＜ 長丹.ヽ_ ..ィ ﾞ| |＿＿＿__lﾍﾍ
/ / .:.:.:.:.||l＿＿＿＿＿_|_| l =r＝‐､ r＝､ .l |_|＿＿＿＿!l_,l
l {三ニﾆlﾆ|三ﾆl l
l弋三シ三ヽニl l. 風向きがいいな。
ヽヘl 三三 ,ﾍ / これなら早く行ける！
ヽ::| ニﾆ/:::/ ＿
_| ゝ`⌒ ／ >──‐ ､ /:::::::ヽ
,r‐＜ｆ ゝ､ /￣ 二-‐＜::::::::::::|::::::＞ﾔヽ
/ヽ /＞─ ､ ／ ∨:::/ |:::ヽ 弋 .} ←大使
/:::::∧／/ ヽ / |::::{ |:::::::＞､ﾆ/
〃ﾏ:::{/ |::| | !:::| }:::::::::::::::∧
{_ノ:::::| .|::| | /::∧ |::::::::／ ￣ヽ∧
/:::::::::| ﾏ! ／＼ ／:::::::::ゝ∨::{ / /─ ､
./::::::::::∧ ∧＞‐rｲ三三 `ー‐rイ:::::::::::::::::::::|＼! ／| | / ∧ ,rｧ
7ヽ:::::::::::ゝｲ ヽ:::::ﾔ三三三三 |:::::::::::::::::::::::::::| ￣/ ／! .| ゝｲ／ /
/ ＼:::::::/ ∨:ﾔ三三三三.|:::::::::::::::::::::::::/ 〃 |ﾍ `ｰ' ／
＿＿＿|:./:./: |:.:|:ﾞ|ハ＼
_. ＜_.─:.:.:.:.:.:.:⌒＼）_）_）Yi＼＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.:）_）//）_） )） )）
.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼:.:.:. ＼:.）_）//）_） 〃
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ :. ＼:.:.:ﾞ＼:.:.:.:∨）_）_）人
′:.:.:ﾞ|:.:.:.| | ＼＼:＼ :.: ＼:.:.＼:.ハ )）
|:.:.:.:.:.:|.:.:.:| | ＼＜:.＼:.:.:.＼:.:.＼|
|:.|l:.:.八: ├ u . >,＿_卞、:.:. ＼ｰr─ スミマせん……
|:八:.:.:.: 芥＿ 弋zｿ |:.＼「ヽ: |. 酔ってきて……。
＼:八 弋:〉 : : /:.:.:.:.|ノ）ﾉ
|＼＼ ' /:.ｲ:.:. |＼. 後どのくらいで着きますか。
ﾉ:.:.: 人. -―- u .八:.き )）
／:.:.:.:/＿ ＞ __. イｉｉ/:.:/）:.:.＼
〃/:.:.:.:.|: //ﾞ） ノ//｝ 〈:.:〈（.:.:.:.:.:.:）＼
{{｜:.:.:.:.|//ノ（ | | ＼:.:）:.:.:.:/ ）
人:.:.:.:.Ｖ（ ）| |ヽ _／:.:.:／ ）（ 〉〉、
/: | ＼:.:.∨（ |r'＼ ／:.:.:イ ）//: |
| :｜:| :）:人＿＿__>上（:.:.（ （ r／//／|
＿＿＿ ＿＿
／ ｧ＞ ＞ ´ |
＿rｲ駒 /＞ ´ ィ
|＝＝ r≦三二｀ヽ二ﾆ /
|r＝､ニ |三ニ＝─ ',二 /.
|三ﾆ }ﾆ ',＝ニ二三 |ニ /::ﾊ
ｌﾆ二 ｌ三弋三ニ＝ '￣ |:::::::| いやまだ筑紫にも着いてないから。
',二ノニ＝─ ￣ }r─ ､_.ｌ:::::::ｌ 我慢せず吐いて吐いて。
ヽ 二ニニ /::::::/:::::::::::::::ﾘ
', 二ニニ .|:::／::::::::::::::::/
＼ ＿ |ｲ::::::::::／⌒ｌ ←副使
ヽ:::::::｀::::::＞ ´ .|
/ ￣￣ . ．-､ ＿
/` ー┐ ｘ＜￣＿＞ ´二ニ＝─ ､ ／:::∧
.r─＝ニ二 ` ー‐ v´ ￣￣. ． ──‐＝ニ￣::::｀ヽ /:::::::::::∧
r＝─ ､ rヤ:＞──── ､ ＞ ´ ｀ヽ::::::::::／｀ヽ |::::::::::::::／｀ヽ
|:::::::::::::::ヽ／ |:::::/ ヽ / |::::::/ .|:::::::rイ｀ヽ |
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi rr=-, r=;ｧ .| .|、i .|| それにしても耳慣れない氏族が多いね。
!Y! ￣ ￣ 「 !ﾉ i |. この人らどこ行っちゃったの？
L.',. 'ｰ=-' u .L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ ﾚ ﾚ
＿ _
／ ヽ
/
i '.
{ __ _＿、 iﾍ
. ｆ｀ 辷＞、えｪァ ｒ ｝ さあ、そこだ。
V ´ ;:| 、 ﾚ
｝ ｒ,ﾆ≧≦-ミ ｛
〉 ｀⌒￣ ⌒′,ﾄ､_
. _ -≠ﾊヽ ﾉｲﾊ三≧＝＝====
.. ＿＿.≦三三三｝トV`ーｪ－'"ﾉ´｝に三三三三三
／ ＿ ｀ ー─ ､..∨`＜＝＞´ ｝ に三三三三三
. | ／ ｀ヽＹ -‐ ∨ .〉〈 ,' ∨三三三三三
.. | ｀ヽi l ﾄ〈 Ｖ ../=∧ / .｝三三三三三
. /| ７ ∨ﾉ '，〈￣ ∨ .ニニУ 仁三三三三三
/ ｊ_/ ｊ/ ＿ ＼ ｰ ,ﾉ....＼／ .ﾊ三三三三三
＿ _
／ ヽ
. / こういった古代氏族がな、
i '. この話の主人公が立ち上がった瞬間から、
{ __ _＿、 iﾍ すべて変わり、消えていく。
. ｆ｀ 辷＞、えｪァ ｒ ｝
V ´ ;:| 、 ﾚ. ﾄ､ ＼ } }
｝ ｒ,ﾆ≧≦-ミ ｛. .／~”＼ ヽ.ｒ'″ /
〉 ｀⌒￣ ⌒′,ﾄ､_ r=ト､ ｖ V.／
. _ -≠ﾊヽ ﾉｲﾊ三≧＝.....弋 ＼ V }′
. -‐≦三三三｝トV`ーｪ－'"ﾉ´｝に三三三三 〉､ ｖ .ﾉ
. 三三三三三三｝∨`＜＝＞´ ｝ に三三三 / ` ___／
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
／￣￣＼／￣＼
／￣￣￣｀. ＼ ＼
/ 、 、
／ i l
＿／ 、 ,ｲ /
（ ）_／＿＿＿＿＿＿ノ＿＿ノ
￣￣
【 大海皇子（おおあまのおうじ） 】
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
_ -‐- ､
／ ヽ
. ｒ┐ ' .
!-! i i_ 聞き覚えもない知らない世界から、
ｌ: ｌ ト! ,;-;、 ,;-;ｧ 'ｊ｝ 現代の我々が知ってる世界に
l ! { ｊ 辻≧ｘｨ辷ﾌ |' 変わってしまう。
l ! ｀い ⌒〉〈 ヽ |
l ! ,{ ｌ ,ィ≧≦ミ;ｘ l ﾊ ＿
l ｌ _,八ヽ “⌒二⌒” ﾉ｝〉≧ー≠≦-‐=ァ
ｌ ｌx＜ニニトﾊ ＼ .／ ,l｛二二二二二二≧ｰ＜_
_ｘ≦ｌ ｌ二二二ﾘ::|∧ ￣ / 〈{二二二二二二二二二
,.ィﾆニ二ｌ ｌ二二二{:::|Vﾊ , ' ＿〉二二二二二二二二二
,ｨ仁ﾆﾆニニ! !二二二!:::ｌ ヾト 、 / //ﾘ::｛二二二二二二二二
／ニニニニ二ｌ ｌ二二二|::::l ヾX ヽ/彡' /::::｛二二二二二二二二
ニニニ二二二ｌ ｌ二二二|::∧ {///／ /:::::::｛二二二二二二二二
ニニ二二二二! ｌ二二二{::::∧ 〉// /::::::::::｛二二二二二二二二
記紀以外の記録にも残らないようでは、没落か廃れたと考えるべきか
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ r tﾃ､苛ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ﾃ,¨ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′ だから見知らぬ古代の話、
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl. おりに連れて触れていこうと思う。
,矣圭心.＞｡. ,′
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣
＿_ _____ ＿_____
,´ _,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ﾝ、
,'＝=─- -─=＝', i
i ｲ i ノ ｲ人レ ＼ルヽｲ i |
ﾚﾘｲi (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ).| .|、i .|| 今はもう
!Y!"" ,-‐､ ""「 !ﾉ i |. なくなってしまったものってやつか。
L.',. ｀⌒´ L」 ﾉ| .|
| ||ヽ、 ,ｲ| ||ｲ| /
レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ ﾚ´
.｡-=＝:¨:￣¨＞｡.
.｡-:＝:￣:￣:￣:¨＞｡: ヽ
／: : : : : : : : : : :＞!.
.:' : : : : : : : :__: : : : : ＞｡.
/: : : : : : : :_:.=-‐ "¨､v垈℡‐ ､ : : : : : :`ｰ､
,': : : : γ⌒ ＿＿_ ﾉ __,,x : : : : :ﾉ
{:.:.:.:.:.:.{ r' ￣ ' {ト、ﾘ.:.:.:／
‘.:.:.:.:小、-､ :'__ ） ｆ.:／
ヽ:::_| `┐ ,'´ _,.,.,.,.,.,.,.f´ l´
,′ ! i :f紗芦芦沁. ,′
ｘﾍ.､ ! ~ ｻl 実際どう変わるかはもっと先だがな。
,矣圭心.＞｡. ,′
.｡:≦圭圭圭圭℡｡. ＞．. 八
.｡:升圭圭圭圭圭圭沁.ミ＞｡. ｀¨ ７.．イ＼.
圭圭圭圭圭圭圭圭圭:.＼`ト℡ｭ｡.{_.ｘ‐＜￣
＿_＿ _____ ______.
ネ _,, '-´￣￣｀-ゝ、_''
, ﾝ 'r ´ ヽ、
i ,' ＝=─- -─=＝ ;
| i ｲ ルゝ､ｲ;人レ／ﾙヽｲ i
||. i、|. | rr=- r=;ｧ i ﾘｲj 本気出さないな。
| iヽ「 ! u" ,＿__, "" !Y.!. うっとこの主人公。
.| |ヽ.L.」 ヽ _ﾝ ,'._.」
ヽ |ｲ|| |ヽ､ ｲ|| |
ﾚ ﾚル. ｀.ー--一 ´ル レ
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
まったく記録に残らずに消えてしまった氏族もいるのかもしれない
／::::::::::::::::::::::::::::::::::;＞ー--､
彡::::::::::::::::::::::::::::::::::ｱ:::::::::::::::::::::ヽ
,ｲ::::Y´/￣￣ ¨¨''弋:::::::::::::::::::::::::::
从ｲ /‐- -─ - }::::::::::::::::::::::
ﾑ-､ fﾆﾆﾆﾆｰ ｀ヽ:::::::;=ﾐ:::
{ｰｨﾓ､ 辷tﾗ ミｲ :ﾊ
|. ￣/ ﾉ
| ./ r‐ｲ:: まあ、こちらはこちらで
| {__ ） __ .:::::/ そういうことになります。
', ー 一 ´ /::::/
', ノ Х
ヽ ,ｨ : :|:ヽ
｀ｰ‐t‐‐=ﾆ ／.: :;ｲ: : :＼
,ｨｰ' ´ ﾗ': : :.／: : : : : : :ヽ
彡ﾍ､／: : :／: : : : : : : : :
ﾄ㍉': : : :／: : : : : : : : : : :
r彡'´: :ﾄ､:イ: : : : : : : : : : : : :
,ィ:::::::::／:::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
／:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／/:::::::/:::::::::l:::::::::::::::::::::::＼::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::/:::::::/::::::::::li::::|＼::ヽ::::::::::::＼::::::::::ゞﾐ=z _:::::::::::::::::::::::i
/::／/:::::::/::::::::::::iﾍ::l ヽ::i＼:::::::::::ヽ::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::l
/:/ /:::::/i:::::::::::::::l -ﾏ- 、il ヽi:::::::::::i;::::::::::::::ﾐ=- _:::::::::::::::l
l/ {::::/ l:::::::::::::::l ヽ ﾘ＼ lﾍ:::::::::l::::::::::::::＼-=- ':::::::::::::l
l::/ l:::}::::::::::::', -- 人i::::::l::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::l 感謝を。
}:l j{/::ゝ:::/ヾ, 气ﾐz 、 ﾏ::::::＼ヾ::::::::::::::＼::::::::::::::l
ヾ、/::::::::::/< }::::ﾊ::::＼ﾉ＼::::::::::::＼::::::::::.
／::::::::／::::., /:::/ _,>:::::＼::::::7:::::::::::::＼:::ﾊ
／::::::::／ /::::/ 、 _ , /:::/ /:::::>:::::::＼::::::::::::::::::::ヽ:::::.
／::::::::イ /::::::/:::::ﾊ /:::ｲ /:::::/::::::::::7=-::::::::::::::::::::ヽ:::::＼
彡::, ／ /::::::::::::::::::::., _ /:へ ／::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::li::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://::::r' {::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::l:::::::::ﾄ::::::::::::::::::
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::ﾊ ゞ::::::::::::::::::::::::::::ゞﾐ _:::::::::l::::::::::l＼ヾﾐ:::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞=== = ゞ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::/:::::l:::::::＼
/:::::::::_,,. -‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::j//////////ヘ＼//ヾ、:::::::/:/:::::/::::::::::::::::==-
/,,. -:::::::::::::==-:::::::::::::::::::> -l::::i/////////////∧ ∨///＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::
zﾆ二三三ミ､
〃彡三三三三ﾐｿミ､
,彡彡ﾞ´ﾌﾌ´ ￣ヾミ三ヽ
ﾐ彡´ （（-一-､ ヾミj
ﾐ彡 .z==＝ ﾐ､ｰ ｿ'
r ゝ ｨa=- ra㍗/
ヾ' f . /
｀| r _） / 唐は皇帝が亡くなりました。
,ﾍ, ､ -ｰ-ｯ /. 韓國も動くでしょう。
-一| ヾ ノ
ﾍ ｀ミｰ---ｲ ヽｰ- ､ ＿
＼ ｀Yゞ |
ヽ /彡ゝ､ |
＿ ＿
,ィムイ≦二-‐-ミﾄ､
／ _r=＝三ヽニﾆ /
/､≦ｌ=ﾆ三三ｌ三 ／
ｌﾆｌ=ﾆヽ-‐ニﾉ三 /:::ﾊ 高句麗もどこまで頑張れるかな。
',ｼ-‐ニ二/ｿ,-､ ./::::::::ｌ
ヽﾆ=-‐ / ／::ヽ/::::::::::ｌ
',=＝ .{イ::::::::::::::::::::::/ ＿
＼￣::,-─＝ニヽ/＿＿ ,ｫ≦, --ﾐﾄ､
,ィ／-‐ ´ ｀ヽ:::::::::>､／,イ i! r､ ヽ',
＿ , ＜￣ヽ／ |:::/／::::::ヽ／ゝゝ' ノ::ｌ
r´::::::ヽ ／ | ｌ::/::::::::::::::::::＼ミ三 r/ｌ
r─‐-､:::::ﾊ／/ | /:/:::::::::_ ＝-､:::::｀ ｰ､/:/
// .|:::::::ﾊ/ .ｌ､ ,､ ／::/＞ ´ ＼::::::::::/
唐も下手すれば崩壊するか、と思われてたのかもね
新羅のことかな？
／ ....:::''"::::::::::::::::::::｀`丶､
/ ,..::'"::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::＼:ヽ
' ／` :::::::::::':::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::＼:.
ｉ ／....::::::..........| :.... /|::::::::::::::| ヽ:::::::::::::::ｉ
.::/:: /::::::::::::::: |＼,: |:ｉ|:::::::::,: }:::|::::::::|:::.
':::::: /:::: |::::::::::::|∨＼j/|::: //／从|::::::::|::::::.
/ ｉ::::/ |:::::|::::::::::::| x==ミ }::/ 斗==ミ､:::::::|:::､::ｉ
. |::, |:::::|i:::i:::::::.《 ｖﾟﾉ ﾉ' vﾟﾉ 》::::::::|)::::＼
. |::i |::::八:|::::::::::.､ ' u /:／:ﾊ|::::::::/i 大唐が高句麗を諦めるということは。
. |::l |:/::::::〉::::::込 , ､ ｲ::::/＼:::: /:ﾉ
. 人| 〈-=∧:::::::::ｉ ＞ __, イ |:::,=／'＼
／=ヽｉ::::::: | ＼ ／ |::ｉ ' ／= ヽ
〉､ ＼ ::::::: | /__∨_ヽ ,|::|-==／／{
/-=＼ 从:::: |＼ （ﾊ∧ﾊ） V:从 ／-=ﾆ〉
ｉ＼-=ﾆニ/V 7/ ^〈Ｙ {' ､,/-= ／/
-=＼-= ｉ / ~ ~ ∨-／-=ｉ
∧-=ニ= / | ｲ／-=:./:|
ｉ〈＼__／ | ＼ | ／ﾆ|-=ニ/= 〉
／人＼-=ニ:|/ | ＼____|___／ i/ |-=ニﾆ/＼
＿＿＿＿ ＿＿＿＿
ヽ ｀ ´ｰ ､ 三＿-､｀ヽ
ｰ､ ` ｰ ﾆヽ ＼
/ヽ ニニニ, 二丶￣=ﾊ
ﾊ.//ヽ ニﾆ/ニニニヽ ｌﾆ
ｌ////∧ .ニｌニニニニｌﾆｌﾆ
ｌ ////∧ ニヽニニﾆ/ニｌﾆ 無いよ。
',/////∧ ＿＿＿(￣ニニニ
∨/////´////､/∧ ニニﾆ. 漢以来だっけ？
ヽ─-､//////＼__| ニニ 楽浪郡取替してやるって
|: : : : : ｀丶//////-─/. 躍起になってる。
＿ /丶 ､: : : : : : : ` ｰ┬‐ ´
ｌ///ヽ , -──一'￣丶､ ￣｀ ｰ ､: : : :ｌ>､
ｌ/////ヽ ／-─-､ ｀ｰ- 二￣￣｀ヽ＼/ /￣＞ ､ ＿_
ｌ//////∧／: : : : : : : :＼ ／￣￣￣ 丶 , ──< ／///|
r < >─-､/∧: : : : : : : : : : :ｌ ｌ 丶 / ヽ/////ｌ
半島の３カ国のことを三韓っていうのよ。
やっぱり港欲しさ？
漢の正統な後継者というのに拘ってるんだと思う。
漢が滅びた後、ずっとgdgdしてきたわけだし
漢の最大版図を全て手にしたいんじゃないかな
＿
ｆ ≧＜￣｀ヽ
ﾏ ＿＿ ﾐﾄ､ﾔﾍ
∧ .ﾆｆ＝ミヽ- _ 二|
ﾊ::} ﾆ{三ニ l三ｆニ l
l:::::|r-､ゝ=≦＝.ゝｲl 前に一回大負けしてるし。
＿ ∨::::::::ｆヽ＝,r‐､三/
／＿::二＞､ }ヽ:::::::r‐く::::::::::ヽ
//´ヽ＼_ヽ:::::::＼r─．‐＝ﾆ二￣::ヽ:::∨::::::::〉‐＝ﾆヽ
.| { ノ/／::::::::::::::::／ 〃 o｀ヽ:::::::::::::ﾍ::∨／／／ ｀ヽ＼r─ ､ ＿
＼ﾆ／::::::::＞ ´{::∨ 弋 ﾉ|::::::::::::／ 7 / ./ /´＞‐─＝＜´｀＜ミﾄ､
＼:::::／ |:::::＼ ￣/::::＞ ´ | ゝへ-`ｰ'￣/////////＼＿_／{ ＼
＼{ |:::::::::::::::＞ ´ | ` ｰ＝ニ＝‐¨ ￣￣ヽ ｀ヽﾍ ＼
＼ |:::::＞ ´ .＿＿人 / ｀ ＜:::::::::::::::::::::＼_ノr､ﾍ￣
`ー‐ ´ ￣ｆ二二二二/ ＼ ./ |::::::::＼:::::::::,r ､:::::＼ゝ〉}
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
/ ,.-‐''"＼__／ ____＼ ＼`丶. ヽ、 ﾞ''''ー-----一''''''7
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／./ _∠, ,／,,,二´ .＼ ヽ、＼ ｉ ,.,.,.-‐''''"
≫ ≪ / ,..i>＿,..､ﾍ _!.＼ ｉ ＼ ｉ__,.,.,.-‐''''"
≪ はっはっはっはっはっは！！！！ ≫ /.ｉ二---<） !／｀i＼ .i ＼! ￣￣¨¨¨ﾞﾞﾞ'''''フ
≫ 大唐も大したことがないな！ ≪ .‐/"| .i', ヽ;;;;;;;i! ... ('＾.ｉ. ＼!ﾞ''''‐-.,.,.,., .,.,.,-‐'''"
≪ ≫ ..| .i;;'┘;;;;;i! .:'' i┘ jﾞ''‐-.,., ﾞ''''‐＜.,.,.,.,,,
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼ | ｉ;;;;;;;;;;;;i! ..' i'iｨi´＼. ﾞ''''‐-.,.,.,.,,.,.,.-‐''''"
_,.,.,-‐'''" ＿＿／| i;/二/ /｀ｰ' .',ｰ-.,.,.,.,,＿＿.,.,.フ __,.,..,.,.,..,.
￣￣￣￣／ | ー ' _ノ .',＿＿＼,.,.,.,.-‐＜,.,.,.,.,__
-=ﾆ二,..-‐ .〉､____,.-ﾆ＜// }:.__i＼__フ´ ｀ﾞ
/´ ,.-‐‐‐/ i { ／´____i__,.,., 三＝＝＝/::::
/／´／¨フ´ .i__＞´¨￣／i冫／ ::::::
'" .／ ／-‐''",.,.-‐'''""" ,i／ ＼
r‐､,.-‐二'"">=-‐'''"" .／ ヽ
,.,.-i"´ ￣,==、¨ ,.,.,.,.-‐'''""" _________
,,.,.-‐‐'''¨>"´ ヽ、 `ｰ ' ,.,.-‐''"" ｀ヽ::::::::::::＞‐‐‐
【 淵蓋蘇文 】
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
あの辺は放置したらしたでﾔｷｳﾐﾝの勢力範囲になってより南の地域が略奪対象になるからね
韓でも問題ない訳ね。おｋ
>>928
日本が明治時代に朝鮮を抑えようとした理由と同じ気がするな。
国防の面でも火薬庫になりやすいから落ち着いていてほしいし。
＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿ ＿
. ┌冖く> ┌冖┐ (_／/､_) {;;;} く） ＼ヽ:::::l ,ﾊ
ﾆ ﾆ、 ﾌ ,ﾆヽ / ;;; ｰ' ｒ;;;ﾌ ､_}::::ヽl ^'|
（0_厂)_） `くｰ'丿 /ｰく;;; __;;. -‐…‐=ミ ;;､:::::l く|
. ┌冖く> ／｀> /＿_/(__ﾉ´ ,..,r―‐-ミヽ(}＼l;; |
ﾆ ﾆ、 く く / ／::::{ゝ｀_ヽ ＼ }_,人
（0_厂)_） ＼_> / .ｲ::::::::::::＞‐-､Ｏノ三ヽ.＿}_
r┐ / イ |:::::::::l′ ￣￣｀``<´ /
┃ l し┐ ＞ｌ| |:::::::::| ／／￣二ﾆヽ〈
┃ ､__,ノ （ l| |:::::::::| / /ｰｧ'´ ｀ヽ._}ﾄ.
┃ 「 L. ＼｜ |:::::::::l ! ,ｰｧ′ /ｰｧ/ }
┃ r'。ニ、 /⌒| .| |:::::::::| /ｰ' /ｰｧ' ;
┃ ー'￣ ｛ | :| |:::::::::| ｉ| ー'/ ; ,
┃. ┌冖く> ＼ﾉ :| |:::::::::| li | l / i
┃ ﾆ ﾆ、 /⌒_丿|:::::::::| ｌl |＿ | l
┃ （0_厂)_） {{「￣ |:::::::::| l| ﾄ､ ｀ヽ. __ l l
┃. ┌冖く> ',{. |:::::::::l l i┤ { }_i l
┃ ﾆ ﾆ、 ', |:::::::::l l |┤ { ﾄi l ←太宗親征軍の大将という大任で失敗した
┃ （0_厂)_） r―ﾍ ､::::::::| l |┤ { ﾄｉ .l
┃┃┃ ＼八 ヽ:::::| 八ﾍ、 ﾉ } l
. ･ ･ ･ ＼＼ ヽ::.、 ＼ ー彡ﾉ｜
|￣ ＼ ＼ ｰ-｀ニ二、/
| ＼ ＼_ . ⌒ヽY
/⌒＼| ｀ヽ ＼ /
. / l ＼ ＼ /
斗=≪三ミｘ
ィfﾆr=７/⌒￣ ヾ、
に彡{ '"≧、 -=Ⅵ
j:.ィ刈 , --〔____`圦 あっはっは！
l/^Ⅵ / 「￣`ー┐ l 敵ながらあっぱれよ！
l'､ 彡 l .l .l
',≧ 、 ＿＿ノ ﾉ , r一'⌒冖ｰ- ､
-――⌒ミｘ `ー---イ≧=-＿ ／ ＼
:::::::::::::::l:::l::::::＼ /〉､::::::::::::::`ー┐ 〃 ,r‐'⌒ゝへﾍノ`ｰ､ヽ
::::::::::::::::､:::､::::::::＼､ //:::::'.::::::::::::::::::::::l､ { 〈 '~＼､ ,..ノ＾ j_ﾉ 強いでござるなぁ。
::::::::::::::::::::､＞--､::`</::::::::Λ:::::::::::::::::::{::＼ >=i,{ーγ￣｀Ｙ´Y'￣〈＼ . ほしいな〜。あいつ。
:::::::::::::::厂 ､ ､ ､ヽ:/:::::::::/::::}::::l:::::::::::::;!:::::::::、. ｛ﾄ,|ｌ 丶一´ｒ＿〉ｰ<ヾ、＼
::::::::::_ノ ,､ ｝ } .}_/:::::::::/:::::::l::::l::::::::::::::]::::::::::＼ ヾ ; ∵'∴ ,.;==┐∵ﾊ〈〈_, ` 、
, '" ⌒≧==rノ＝=只=::キ::l:::::::::::::｛:::::::::::::::`ー--ミ. __〉､ ´¨ニｿ ,.′ヾ、_ ＼
>ｰ-ⅥV:::::::/:::{::::}:::::‘､:::、::::::::::::､::::::::::::::::::::::::, -‐ '´ ヽ ` ｰ- . ___,. -ｲ ｀ ｰ- ﾍ＿,ノヽ
.／:::::::l::::Ⅵ.::／:::::{::::}::::::::::＼＼::::::::::＼::::::::::::::::/' ＼､____＿___ノ' ヽ.
／!::::l:::::::l::::::Ⅵ.:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::ヽ:::::::::::ヽ::::::::,;'' ｀￣￣ ´ ハ. ←遠征に参加してた
ｲ _ノ::::l:::::::l::::::/Ⅵ.::::::::::＿＿:::::::::::::}::::}::::::::::::::::::: 〃 ミヽ / |
／:::::::/:::::/::::/:::Ⅵ.l￣ , ￣￣￣㍉､::::::::::::::::.ji ￣｀ ―- ､__
￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
地の利とかあったにせよ
ｚ‐=＝＝=‐-
彡=-‐ミﾐヽ:::::::::::::
／ ／⌒ヽ::::::::::::::
, ミ:.、｀ヽ ヽ::::::::::
ﾉ ､＼ ／.::::::::::::
_ ´ く::ﾊ ヽ ヽ:::::::::::::::
( ､ ｀ }::::::::::::::
_ヽ ソ 〈:::::::::::::::: 次の皇帝は、ちょっと足元がしっかりしないようで。
::ニニ７' }L ﾞﾞ二ヽ:::: . 前皇帝のやり残しをやることでしっかりさせようとする。
／ x仁..` ) }:::
_≠-‐┴‐っ ､_ イ::::. そんな気がする。
／ -‐‐､て¨´ _ノ _｣:::::
/ -‐ヘ. ＼≧=-､::::: -‐ . :'^ヽ
. l ノ ｀T _｣ﾆ=‐ . . : ´: ／: : :
｜ } / ／;:| ／: : : :／: : : ／
_ / /´/:;:;:;:;| ／: : : :／: : : ／: : :
／Ｖ/`〈 _ ,ノ／＞ゝ;:;:;:;l ／: : : : :/ : : : :/: : : : :
く二二Xﾄ￣＼
/＼ ﾄ‐＼＿ハ
| | ト三三三 |
| | ゝ‐へ.三V 向こうにいきゃわかる。
/⌒ヽ ＿_ ゝ‐ヘ￣ゝ| 三/ 人もあちこち動いて。
. 〈| | /´| | V || ＼ﾄ-へ 本当に戦の前みたいだ。
| | ／ | ゝ＿ `＝ ＝ィ ノ 人 /⌒|
| | |/ ＼ ／ ￣ ヽ / ヽ| rへ
∧＼＿ノ{ | |.| | |＿||
＿∧_ゝ--ｲ ゝ ＿＿ ノ ノ | ﾉ |
| / 〉 〉 .|三ミ|三ミ|￣ ∧ノイ / ￣ ＼＿
|/ ./ |￣＼|三ミ|三ミ|. / |_〈＿＿_.厶_〈
| 〈 | |--へ￣|￣/￣ / ／ ＼ /||二∧
〉ﾆﾆ〈 {二|￣/ | 二二二 | ∠／| | | ||二 ∧
太宗
|', . ．─ ､ |ヽ
|∧´:::::/ﾐﾊ:::::| ∧ﾊ∧
ｌ ＼::＼r､Ｖ ｨ 〉:::/|
| ､ ＼::ヽ 7::／ l
| ミr≦ミヽ￣ r＝､ ｌ 本当は！
ｘ‐＝‐ ､ ／￣.ｌ ﾐ{三ﾆ |三ﾆ{ﾆ三}.| , イ/─＝ニ7 すめらみことを変える
//⌒)//ﾉ:::＼ｲ:::| |.∧ ゝ＝ '三二ｌニﾉ／／ ＼´ なんてことも！
|弋ノ/／:::::::::::＼ヽ＞＝ﾐヽ─＝ニ￣{´-イ ､ ヽ ヽ ヽ〉
＼ゝｲ::::／￣￣／ｲ } }:::::::::::::::::::∧ 〈_丿ノノ . よくないんだ！
ヽ::::::| | {乂__ ノ/::::::::::::::::::ニ＝─ ' |
＼{ 弋::｀ヽ＿/:::::＞ ´／／ / / ﾊ
ｌ` ー──`ー─＜ |／ ´ ／／ ./:/､ ＿
|::::::::::/ | ｘ───＜:::/ | ／::::::|
/::::::::::| ∨ }/ .|/:::::ｒ‐<
, イ ヽ:::::::∧ / / ／::::::::{ }
／乂ツ/ ＼::::::ヽ ／ /＝イ::::::::::::::|_／
／ ＼_| ｀ヽｌ三ニ＝'｀ヽ .／::::::::::::::＞‐､/
_ .................... _
. :.彡'"´:::::ゞ ゞ::::::::ミヽ
.:.´::ﾐﾉ:::::::::ル' ゝ:::::::::::::::ﾐﾐ､
{::::::::从从ルﾍゝ':::::::::::::::トﾐﾐﾐ
':::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::::::::::::} |ノ
'::::::::::::::::::::::::::::ﾐヽ::::;-r'r;;;}
'::::::::::::::::::::::::::::／//´ /
ヽ:::::::::::::::彡ｲ:.:.{_ｉ { よしなさいって。
/＼/｀ ¨¨¨´ ゞ' ,
/ ＼ :' / 軽皇子じゃ兵だってまともに
. ／ ＼ ＼ :. /. 集められるかわからないんだから。
＼ ＼,ゝ:..＿ ノ
―- ＼ ＼〈
｀ ､ ＼ 〉〉
＼ :＼/〈
＼ ∨//}
清濁併せのむことができなかったのと具体的なビジョンを持てなかったのがなあ……
, -=ﾆ三三ﾆ=-､
ﾑ三ｱ⌒ﾌ⌒ﾌ⌒ﾑ
{三{´ _.二._ー一'ﾘ
{こｿ rt ﾃ ,五{
〈 ﾃ ! ￣ { |
｀V{ ｛＿｝ | とはいえね、ちょっと葛城皇子には
ﾊ , 思う所あるんですよ。
ﾑへ、 ￣ ｀ /
／＼＼｀ ー‐ ' この時に蘇我が居なくなるなんて
, -─＜|:.:.:.:.:ﾊ `ー'X,ﾊ 冗談じゃない。
, -＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:ﾊ /::::Vト .
/ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:ﾊ∨ ><. l:.:.:.:.:.:ﾄ､ ましてやそっちの勝手て
. /:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼/:.:.:.:.ﾊ |:::::| ﾄ､:.:.:.:|:.:ヽ 軽皇子が見る必要のない夢見ちまったんだ。
/:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:iヽ.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:ﾊ |:::::| |:.:ﾍ:.:.|:.:.:.:i
. 厶ｲ:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.j::|:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:ﾊ!:::::| |:.:.:i:.:.|:.:.:.:|
. Y´:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:!:l:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.ﾊ:::::| |:.:.:|‐'|:.:.:.:|
|:.:.:./ﾉ:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:i:::::| |:.:.:l:.:.|:.:.:.:|
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ﾑｨ.:.:.:.:.:.:.:.:.j.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:|:::::| |:.:.:.:.＼:.:.:ヽ
/ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨:/::::::| |:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:i
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|:.:廴＿ .ﾆ〈:.:.:.: /::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.ｲ |:::::::| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.|
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//////////////////// ヽ
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//////ﾑ l////fｯy、////i/ﾊl
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／/////////i==-ヽ/∧ lﾍ/l たかみくらには私がつく。
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/ ///////////ilﾆ／／ﾆﾆ= 、l i
/ ////////////l/ /ﾆﾆﾆﾆﾆ=
//////////// il /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆi ヽ
///////////lﾆﾆ/ﾆ=lﾆﾆﾆﾆﾆlﾆ= i
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ヽ ｀ ´ｰ ､ 三＿-､｀ヽ
ｰ､ ` ｰ ﾆヽ ＼
/ヽ ニニニ, 二丶￣=ﾊ
ﾊ.//ヽ ニﾆ/ニニニヽ ｌﾆ
ｌ////∧ .ニｌニニニニｌﾆｌﾆ
ｌ ////∧ ニヽニニﾆ/ニｌﾆ
',/////∧ ＿＿＿(￣ニニニ その次、皇太子（まうけのきみ）は
∨/////´////､/∧ ニニﾆ どうするんだよ。
ヽ─-､//////＼__| ニニ
|: : : : : ｀丶//////-─/ 葛城皇子だろ？
＿ /丶 ､: : : : : : : ` ｰ┬‐ ´
ｌ///ヽ , -──一'￣丶､ ￣｀ ｰ ､: : : :ｌ>､
ｌ/////ヽ ／-─-､ ｀ｰ- 二￣￣｀ヽ＼/ /￣＞ ､ ＿_
ｌ//////∧／: : : : : : : :＼ ／￣￣￣ 丶 , ──< ／///|
r < >─-､/∧: : : : : : : : : : :ｌ ｌ 丶 / ヽ/////ｌ
-…・・・…
-―━━ ＜ ¨” ￣￣￣ ｀: .、
_,. :＜: : : : : : : : : : : : : : ＞.,_ j{
／: : : : : : : : : : : : : : :__ﾉ}__/{_r=ﾐ: .
ｨ:_:_: :ﾉ}____/{__:__r==≠:: : : : : : : : ヽ: : ヽ
′__,_乂r=ﾐ_厂: : : : : : : : :|＼: : : :ﾊ: : : ::∧
{(: : :7 : : : : : : : :∧: : : : : : | ) 、: ::|: : |: : ∧
|: : ::小 : : : ::! : : ! V : : : : | __ !_: :|: : | :: : ∧
. i|: ::/::| : : i: : |i_|从 V: : : ::i ィ _| ∨: : | :: : |: |
刈/: ::| : : |: N「 ￣｀ }: : ::|ｨ折} }〉}| : ::| : : :|: |
. ー=彡:: : : : | : : | :| r云笄ﾐ : : :/ Vﾉ 从: : 八:: :::ﾘ 何。海北（半島）が落ち着くまでは
/: : : ::| : |「]从 } / { /: : : :/: :!: : |{ 生きてみせる。
. /: : : : 小 :!|:]: : ＼ / ^小:/::|: |i: 小
/: : : ::/: | : |「]匕Y⌒ ー ' /|:/ : |: |i八 }
. /: : : ::/: : | : |]_i : ∧〕＞ .,_ ｨ: ::|i : : i:∧: ::＼
/: : : ::/-==| : |/^Y: :∧¨¨¨¨¨ 二F〔: |: : : : : :|:_:∧⌒
. /: : : : 仁ﾆﾆ]: / /ﾆ∨∧ /几¨ア⌒Y: : |ﾆﾆﾆﾆ_＼
/: : : ::/ﾆニ}¨У /ﾆﾆﾆ_Vﾑ____,// i∠_____,!ヾ |ﾆﾆ∨ﾆニ＼___
. /: : : ::/ﾆﾆﾆ:} / ./⌒Vﾆﾆ_V_〉ﾆ＞-=ミﾆﾆﾆ7 -==ﾆﾆ∨{ﾆﾆﾆ＼)＼
/: : : ::/ﾆﾆﾆﾆj K⌒}ﾆﾆ7 ｀寸7 `寸ﾆ/ ＼
/: : : ::/ﾆﾆﾆﾆ7 /ニ.7 `: . }＼
. /: : : ::/ﾆﾆﾆﾆ7 /ﾆﾆ7,_ ヽ ／ ＼ |
/: : : ::/ﾆﾆﾆﾆ从 /ﾆﾆ,7ﾆ二ﾆ=-- ___ , ／⌒ヽ ∨ |
／| ＿＿＿ ／|
/ ／ ／|. ／ /
/／O/ ／ ／ 〈
| Ｖ￣Ｖ ／ ∧
|＼＿／⌒ヽ / | 答えになってんのかな。
|二:|-|.ニニ| |. | それ。
/￣ ＼＿ へ./|-ゝニ／ ／／
∠二￣＼__| |￣V/￣￣ヽニﾆ| ∠ イ￣}＼＿＿
∠＿/ヘ. | / | ／/|/ 厂 ＿ノ|／⌒ヽ. ＼ ＼
/ ＿へ.__}――┴ヘ.| | /| |／ 厶--:､ | | |
|. |￣ ￣| ヽ ／ { {. } }/￣厂V
ゝ| | |/￣￣ ヽへニﾆイ .| |
| | || | | |
＼ | ||／ ￣│ | |
＿,,,ｨｰ=ﾆ=ｭ,,,,､,
,.-彡三三三彡三三ﾐﾝｨ.
／彡彡三三三彡三ミ;i彡ミ､
/彡彡彡三ミ 彡彡三ミｼミミミﾄ
.〈彡彡彡⌒ーァ／ _,ｨ彡⌒ヾミiﾘ
Ｖ彡く ー＝― ''" {ミl
Ｖ彡} /´⌒ー--- Ｖ__ （愚痴にすぎないよな。
r-Ｖ´ ,.r-====' ヾ＝⌒ |k }. こっちは向こうに逆らう能力はない。
{ノﾊ <二９シ iﾞ/ﾆ９` .|ﾉﾉ っていうのも――）
ヽ. ﾊ ', |/
＼! ,.- ヽ l
＿／二Ｌ___ ヽ____ﾉ ハｰ､＿_
／: : r':| r'￣二ﾕ --､__. ./ : ',: :: :: :＼＿_
: : : : | .| | / ) ｀) ^ ./| : :.ﾍ: :: :: :: :: :: :＼＿_
: : : : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ ／. |: : : :ﾍ: :: :: : : : : : : : .ハ ＿＿ _＿＿＿_ ＿＿ _＿＿＿_
: :: :: :＼ ヽ- ´ .|: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ |￣| | | |.｜ ＿_ | |￣| | | |.｜ ＿_ |
: :: :: : l: ｀ー┬-､ ト､. /: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ | | ￣￣ | ,二, | | | ￣￣ | ,二, |
: : ┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iii入／|: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :} | ￣| ￣ | | | ￣| ￣ | |
: : イ .|__/ ,へ/⌒＼ ./iiii〈 /! : : : : : ::/: :: :: : Ｖ: :: :,ｲ: : :! |＿|￣ |＿| |＿|￣ |＿|
イノ : : / /: :: :＼＿ ￣＼ii｝ |: :: :: :: :/----: : .| ／ノ: :: :|
. ／ ` ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐_
. ／. ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ‐_
/ ′ ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ‐_
／⌒l |. ､ ＼二ﾆﾆﾆﾆ‐_
／ / | ､ ' . ﾄ､ ∨ﾆﾆﾆﾆ.‐_
. ／. / i| | {.＼ 从,斗ｬ=ミ ∨ﾆﾆﾆﾆ‐_
. / ／-,.i| ﾄ､ﾑ灯心 ＼ | ヒヅ } 八ﾆﾆﾆ.ﾆ‐_
/ ／从. | j{ ∨ｿ ＼.| 八. /. }ﾆﾆﾆﾆﾆ‐_
. / / __. ｲ. |〉 | ＼. | ' /7. ｲ. /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.‐_ よおｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
λ ′ /. | '. _ -‐７ ′ | ′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} 話終わったかｗｗｗｗ？
/ ‐_ { / |. 八 ､ ｀ ー‐‐′/ ／ ハ.{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_‐
ﾆﾆ‐_ ハ ′{. ＼ﾄ､＞ ,ﾍ /７イ-{／｡s升､ﾆﾆﾆﾆ_‐ まとまったかｗｗｗｗｗ？
. ﾆﾆﾆ‐_.}:.:.,. ､__j{ ト､从{i:i/i:i:i::i:≧ヘ ∨i:i:i:i:i/ / ¨¨¨¨¨¨´
. ﾆﾆﾆﾆ‐_.:.′__ 八 |/. /ー‐‐-〈 ＼ ､i:i:i′ ,.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐_
ﾆﾆﾆﾆﾆ ‐__/ﾆﾆﾆ＼､. ハi:i:i:i:i:i}_ ､ ＼ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆト､
. ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ‐}ﾆﾆﾆﾆ′｀ }i:i`ー―‐＞.､ ∨_|ﾆﾆ. ∨二ﾆﾆ|. ＼
. ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ l ./ 八i:i:i:i:i:i:ii:i:i:i:i:i:i:` ハ7二ﾆ. ∨ﾆﾆ_‐
二ﾆﾆﾆ／二ﾆﾆﾆ |/／/ ＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.イﾑ. /二'.ﾆﾆﾆﾆ.∨ﾆ_‐ .
. 二ﾆ／ﾆﾆﾆﾆ_＼／.:.:.′ ｀¨¨¨´ /.:/:.:.| /二ﾆ'.ﾆﾆﾆﾆ. ∨_‐ ’,
¨¨´ﾆﾆ_ ¨ ／.:.:.:.:. ,. ／.:. ,.: . |./ﾆﾆﾆﾆ'.ﾆﾆﾆﾆﾆ` ∨. ’,
_ ¨. {.:.:.:.:.:.:.:.:′. ／.:.:.:: :′／ﾆﾆﾆﾆﾆ.'.二ﾆﾆﾆﾆ／ ’,
.:.:.:.:.:.:.:.:..'.___／.:.:.:.:.:.:.:／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ .∨ﾆﾆ.／ λ＼
. ､.:.:.:.:._ -八.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.}ﾆﾆ/ / '. ∨
7¨´ ` ＿＿ ﾍﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ′./. , ｀¨´
λ ハﾆﾆﾆﾆﾆj{ﾆ.′ ／
/ﾆ}. /ﾆﾆ' .ﾆﾆﾆﾉ / ＼ ／
【 安曇比羅夫（あずみのひらふ） 】
,ｨ＝＝=x ．-――… ｰ- ．
／ ｀＞.:.:¨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ､
. / ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:へ
／,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ヽ.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ
／／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.! /ﾊｲ､.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ
/／ /.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､.:./ !.:.:.:.:.:ﾙ' / iﾉ ∨.:.:.:.:.:!.:.:.:.l
i/ /.:.:./.:.:.:.:.:.:l.:/ﾒ､ !ﾊ.:.:.ｉ ム二ニ､ﾉ.:/.:.:. l.:.:.:.i
{ /ｲ.:/i.:.:.:.:.:.:.iｲ,二ニ !.:ﾘ 弋ソ ﾑ/.:.:.:.._i.:.:.:.l , ⌒ヽ こちらの考え通りだ。
/ !/ ﾑ.:.:.:.:.:.杙 弋ソﾚ' ／.:.:.:.:./ 斤.:.! / }
!／.:.ﾏ.:.ﾊ:∧ ' ムｲ.:.:.:/ノ.:.:.:.:.! / ﾉ
. ∠.:.,イ.:.ﾏi.:.:.:∧ ＿_, /.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:i/ /
／.:.:.:.:.:.::＼!.:.:.ゝ /.:.:.:/i.:.:.:.:.:.:.:/ /
,ｲ/.:.:.／:∧.:∧.:.:.:.:.:＞ イ/!.:/-‐=7ｰr/ /
/.:／ﾑｲ V ゝ.:.:.:r―-=|＿_//:/ ／ｲ＞ ´ メヽ、
,'.:/ r――/ へ 「 ,ｲ !ｿ //.:/ ｰy ＼i
i/ __/ 〈7/ 《>ﾛ＜》io,ｲニｲ／ ヽ＿V i Yヽ、
{ /.:.:i＞‐＜ У ＿_ヽ { ー､.:/ﾊ ! i ∨:i
＿/.:／ ／ , ｨﾁ r――vﾄ､ ）ﾄ､＿ノ__ノ ﾉ.:.:.＼
/.:.:.:.∧ / ／ i.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ ｰｧ'＝=ニ斗ｧ丁.:.:.:.:.:.:.:.i
r'.:.:.:.:/ i＼ /／.:.i l.:.:.:.:.:.:.:.:.:爪ゝ------イ/ ゝ.:.:.:.:.:.:.:.＼
，＜.:.:.:.:.:.:{ l.:.:.i i.:.:.:.:.:| !.:.:.:.:.:.:.メ i 乂三三三ノ.! i.:.:.:.:.:.:.:.:.}
,. ＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人 V.:「人.:.:.: l |.:.:,.:.:彳.:.:.lｲ////////i i ￣i.:.:.:.:.:ヽ
- ﾆニニニニニニニニﾆﾆ=-=ﾆﾆ` ､
／ﾆニニニニニニ二二≫''" ｀`'≪ヽ
-ニニニニニニニニ≫''゛ 、 `丶、
. /ニニニニニニニ≫''~ ' ﾟ ＼
/ニニニニニﾆ≫''~ / / ' ]｝ ∨
. /ニニニニニア~ / / -‐=ｧ'- / _]｝_
/ニニニニﾆｱﾟ ｝ / ィi{ / 从 ` ﾟ, }
. /=ニニニ二/ ,ﾟ ｛ 厶 jI斗恣ミ ｲLハ { }
/=ﾆﾆニニニ′ / ｛ {{Y Vzり ／ 欣`Y [ 人
. ‐ﾆニニニニ{ ./ ,ﾟ 人 从`' ｀~ )イ ~´_,ﾉ 〔イ そうかそうかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
{ニニニ二二{ / ゜ ＼l「⌒` ｀ } 人 ＼ んじゃいっちょぶっ殺しにｗｗｗ
人ﾆニニニ二{l{ { { ﾞ 厶イ ﾟ｡. 征きますかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
. ＼ニニニ=人 { { ｀ } V ｰ-‐ ｧ 人} } }
＼二二ﾆﾆ＼ ､人 ｝ } _,,.. -‐‐- ィ_ } } }
〈丶二二ﾆﾆ＼{「,ﾑ ｝ }´i:i:i:〃i:i:{{i:i:i:}}i:iⅦ､ ,ﾉ ﾉ
. ＼二二ﾆ=-=ﾆ二} ,ﾉ ﾉ:i:i:i:∥i:i:i:{{i:i:i:}}i:i:i}}ｉ:} ／}／
7´ -‐- _｀`ﾉイl／:i:{{i:i:i:{{i:i:i:ｉ:{{i:i:i:}}i:i:i}}i,'イ
. _{ ｣二ﾆ=ﾆ二` ､ ＼:i:i:{{i:i:i:{{i:i:i:ｉ:{{i:i:i:}}i:i:i}}i≧s､
. / -‐━‐- ,_｀`ヾ､ ヽ{{i:i:i:{{i:i:i:ｉ:{{i:i:i:}}i:i:i}}ｉ=ﾆﾆ}≧s､
{´ニニニニニﾆ` ､ ヽ ∨`'＜i:i:i:{{i:i:i:}}i:i:从､ﾆﾆ}ニニ}＼
｣ニニニニニニニﾑ i } ｀ ｰ-‐ ''" ﾏz､{ニ二}=ﾆ}
{二ニニニニニニニﾑ_」 人 ∨｀`'＜ﾉ=ﾆ}
あー、確かに
半島がゴタゴタし始めそうな時に半島にコネがある蘇我氏を消しちゃうのはまずいよな
鎌足はそこら辺も織り込み済みだったのか？
,斗--ミ、
,イ///////,'＞x、
,イ//__ァ‐‐マ//////,メ.、
,ｲ,ア'" , / ｀ マ/////ヽ、
／/,' ,' イ ,' 、 ', ＼/////,＼
＿＿＿__ !//,' !＜_.i .! !v ﾊ___ｊ| ｀ﾒ、////Y
|////////ﾌ≧s。, !,'ｱ , !'≫ｖ! i i"斗=ﾐ, ', !ヾ////!
|///////////////iｱ ﾊ !' f::}∨!r{ !fr:ﾊ ヾ} i/ V/,'!
|///////////////,' ,' 八ﾊ v' ヽ{ヽ vrﾘ 人´ ヽV/ 盛り上がってｗｗｗｗｗｗｗｗ
,/////////////ノ,.ｲ !:,'` ｀ ´ ＿,.~ｰ '/ ／ ,'//{. まいりましたｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
∨//////////●//!（ 人 f´／::｀'} ∠ィ´ ,.ｲ//,{
∨/////////////'ム {, ヽ __v:::::::::ノ ／ ,.イ/////ﾊ
. ヾ////////////////!--r{:::{{::｀iメーｓ≦/////////,|
!r------- ミ////:::{ V!::v::::{{::::{{::::{{:ｱ´￣ ,ィ-:ｒ"
,ﾍ´ 〉:.、/////ﾞ,'::::::} /j|::::}}::::}}::::}}:::jf' /:´￣￣:!
ゝ く__, !/////i:::::::! /!:{{::::{{::::{{::jj＞' 〃:::::::::::::::::!
i､___Y !/////!::::::| /ﾘ｀ヽ-一'" ,j ,ﾉ:'::::::::::::::::::ﾊ
ゝ__,ﾉ` マ∨:::,'::::::j':::' ':i==ミ:{::::::::::::::::::::ﾑ
ﾊ /::::∨::ア:::::::! ／,ィ::ﾉ_r --ﾞY::::::::::::::::::::ﾑ
,':::ﾊ ,.:'::::::::::i::,'::::::::::::、 '／::::::ヽ!__｀ V::::::::::::::::::::ﾑ
{:＞'::::::::::::::::人::::::::::::〉r-v/:::::::::::〈___ i:｀v::::::::::::::::::ﾑ
,.,.,.,.,.,.,.,
, イﾐミ彡彡ミ彡ﾐﾐヽ
ノﾐ彡彡彡彡彡彡ミ彡ミﾐヽ
ﾐ彡彡彡彡彡彡彡彡ミ彡ﾐﾐﾐ
ﾐ彡彡彡'"´}/}/ ミﾐ
ﾐ彡彡{ /-/―- -―- ﾐﾐ}
ﾐ彡彡ゝ y=≠ゝ y≠=x ﾐ/
. ゝﾐﾐ/ ｲ r_辷ﾃヽ {r辷ﾃ lﾊ
〈rﾍ｀′ ´ :.｀' |)} （安曇はじめ、運んでくれる海人族あっての
ヽﾊ､ ,; :､ |ﾉ. 俺達だからな）
. ｀ｰﾍ {:.. 〉 l
ー ｀二´‐
,ﾄ､ ー ﾉ､
/:l､ ＼ /} ＼
／ | ＼ ::::...... ＿＿／/ ヽｰ
, / ; | ＼＿_:／ / | ー _
／/ , ' | 厶厶 / .| ＿
. ＜ / ,ノ｜ ／ＶVＶ＼「￣Vー―‐' ／ ヽ
rr＜ 厶イ´/ .|／ヽ///Λ ,| == | / ',
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
宝女王のバックに居るのは海人族である。
孝徳天皇はじめ中央豪族がいくら頑張っても、
流通という国の根幹が首を縦に振らなければ、動くものも動かない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
_ -‐━━‐- ミ ＿//
, ´ -‐━‐- ミニニニ｀` ､.. // ＼／
／／ / ` ､ニニニニ丶 ／＼
. -‐‐-ミ ', 'ﾞ ′ ﾟ, `､ニニニニ∨
L __ i^,∨ // l{ ｛ ｛ } `､ニニニﾆＷ,r‐-ミ
. └ ､ }L, // ' i -l{‐- ｛ ｛-l}- } ∨/ニニ=Wとﾆ V
j／⌒Vﾆﾞ ' ﾚ'从 '､ ､ 〔 ﾊ ィﾊ ∨/ニニ}il,ﾉ､ }
／=ニニ{ﾆ{ ｛ ｛圻笊＼「＼「笊㍉ } ﾉ Wニﾆアﾟﾆﾆ＼ﾑ
ﾏニニニﾟ,人[＼「 弋り 弋り 'イ i} }iﾆ／ニニニﾆ∨
ﾏニニニ7 {{ 叭 __ _ / ,ﾞ ／二二ニニニﾉ
ﾏニﾆﾆ{ 从＾公x __V______ﾉ / , '/／二二二ニﾆ,ｘく
寸ﾆ=乂{[＼「くxixixixixixix｀厶イﾚ'ﾞニニニニニ,ｘく
`寸ニニ=} }xixixixixixix/ /二ニニニニ,ｘく
`寸ﾆニ77｀¨¨¨¨¨¨_´辷'二二ニニ,ｘく
`寸//:::`､r ､／:::::::}{ {ニニﾆ,ｘく: : : ＼_____
〈/ｰ‐ 'ﾞ⌒`'ｰ=ｧ从 ､ﾆﾆr'ﾞ: : : : : : : :〉ｰ┘
}ﾆ{ , ﾆﾆ＼＼{: : : : : : :／
,'ﾆ{ /ﾆニニ≧=､_:_:_,ｘく
/-={ , /二二二ニ=-＼: : : :〉
/-=ﾆ' /二二二ニニﾆ=-丶:/
/-=ﾆ二'､___/二二二ニニニﾆﾆ=-丶
/-=ニニニ只二二二二ニニニニﾆ=-∨
/-=ﾆﾆ二二ｌ ｌ二二二二二ニニニニ=-}/＾, ／>
/-=ニ二ニ=└┘ニ二二ニニニニﾆﾆ=-人/ /＾7 r‐‐‐く／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
蘇我氏が宝女王を天皇にしたのも、
その辺がわかっていたのだろう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
孝徳天皇は徹頭徹尾、葛城皇子に学ばせるための失敗例か
斗- ミ
,＞≦//////≧＜、
斗 七'" ´ ｀ ＜/////メ、
-------ｧ / ｀メ//////ヽ
, '´ ,' ヾ////,ム
〃 イ 、 ヾ////,ﾊ
./ | /､,{ ﾑヽ ヾ///,ﾊ
/ :! /___｀V ,' ___ヽ.、 ∨//,ﾊ
' ' i,ｱ'ｧ‐‐ﾐ∨ ',〃ｧ‐‐ミ∨ ∨///,
i ｲ{ {{ :{ fj } V ,'j' { f:ｊ }:}ﾄ }///,'ﾊ
i/i/f、 人 乂__ノ ヽ,{ 乂___ノ'’ /!////,} よぉっしゃぁぁぁｗｗｗｗｗｗｗ
V{〉 ﾊi｀ fァァァァv ノ 〃j////ﾘ. ころしにいくどｗｗｗｗｗｗｗｗ
V ,',八 !::::::::::::::::j /ｲ´ ,ｲ/////,ｱ
, !///ヽ, 斗ゝ---- '---,' ,ｲ/////ア
{ ﾊ!///!f {{:::::::{{:{{::::{{::}}:::::,' ／/////ア
∨ ｀ﾌ{| }}::::::j.}:{{::::ｊ}::{{::::从'斗七´く==ミ、
,ｱ´ Vｖ::::{.{:}}::::{{::jj::ア´ Ｖ ｀メ、_
,.ｲｱ 〃'｀ー--一'"ノ〃 ,.ィ´ﾒ、 )､_)
／//{ /:::::::ヽ ,..イ:::::::}ｱ} ,.イ/////:.、 /
／////{ !:::::::::::::}ﾆ{::::::::::::::,'/! 〃////////,＼'
,,､､- ──‐-､__
,．'".:;:;:;;;;:三ﾐﾐｼ;:;:;;;;;;`ヽ
,．.:.:.::::::;:;:;;;ヾミﾐｼ三二ヽ.::;:;ヽ
,〃彡.:.:.:. :;:;:;:;;;ミV三三ミﾐ:;;;;;;;;;;;;|
彡彡rr‐ｧ'''""ﾞﾞ´ ￣｀`ヾミミﾐ;:;;;;;l
彡ｲ l! ﾘ iミﾐ.:.::;:;:;!
ﾊl´￣｀` "´ ￣｀` `ヾ.:.:;;;⊥
〈z=＝､ ヾﾆﾆﾆ=ｭ､ `ﾞﾞい1 まあ待て、高い飯を食うときは
ﾞ,r‐rﾃ 〈 ﾆrﾃｭ .::::.:.:. リ,!. よく調べることだ。
l ,′ ´￣ ､_ノ
', ,′ _ i |
|. L __ ) / ﾊ
l ､_ ＿__,, / /.:::::ﾄ､､､,,_
＼ ー‐ ／ /.:::::::::|::::::::.:.:.
,.:个､ ／ /.:.::::::::::|:::::::::::::
, ．-‐''"´:/.:.::::::1ー‐‐'ﾞ´ /.:.:.:::::::::::|:::::::::::::
,.ｲ.:.:.:::::::::::::/.:.:::::::::l ハ 〃.:::::::::::::::::|:::::::::::::
/.:/.:.:::::::::::::/.:.::::::::::::| / ∧ //.::.＼.:::::／.::::::::::::::
./.:/.:.::::::::::::::::>.::.:::::::::::!/L_/ V /.:.::::::::::`く.:::::::::::::::::::
ﾉ.:/.:.::::::::::::::::::l:::::::::::::::::| / ! /.:.:::::::::::::::/.:::::::::::::::::::
「.::/.:.::::::::::.::::::::::|::::::::::::::::|/ | ,/.:.:.:::::::::::::/.::::::::::::::::::::::
.. -=＝=- .. _
∠三三三三三三ﾊ
ﾑ三三ﾐ〈⌒7ｱ二ﾆＹ
{三三三ｼ r==ュ. ,={
ﾞy=ﾐv'´ ｚモｧ 〈ﾃ{ さて、宝女王には言わずと知れたことかも
V６^ V} 知れませんがね。
了 、 └─'{
xヘ. ヽ ー_┘ } 復習しておきましょう。
／､ ＼＞ . ＿ ノ
／ ／＼ ＼ ｀Yh＼
／ ／ ＼ ＼ﾊ辷」
∠ィ⌒ヽ. ＼ /万]＞、
′ ＼ ∨ゞﾐ｜,ﾊ}
ﾄ､ ヽ ﾉ |/V.
い | {. |/｛
ヽ. | ﾄ､ } |/ﾊ
＼ | 川 { |く〈
zｲﾆ三三ミヽ
≦彡z三三ミミゞ三ヽ
〃彡ｿﾉ ヾ三三ミミヽ
ﾞf-一 ´￣｀ ｀三三三ﾆヾ
〆 fﾆﾆ＝ｰ ヾ三三三三/
,彡 ｨ三fｼ ソzヾﾆﾆ/
/ rﾊﾉ''ﾐ/
ゝ ﾞﾞ ) ｿ/ミﾐ
k＿__ ^ｰ' ミﾐ 韓國（半島）の事を。
z-ｰj ¨¨ ｀
=-ｰ''¨ |
,-'''¨ ヽ ﾍﾄ､＿＿＿＿,,
ｲ vZ j ﾅ__〉j￣ヽミ , -ｰ'''¨´
/ ヽ､ r一ヽ ノ / /∪ ,ｲヾ／
./ @ }￣Y ¨ﾍ〆 ／ﾄ､｢ゝ､
/ / ／ {ミﾍﾐ/＼
普通だったら鞍作殺しちゃった時点で宝皇女にぶっ殺されても文句言えないよな、葛城皇子は
情に篤い人だから許しちゃうだろう、と鎌足は見切ってたんだろうが
なんかインターバル無しで年度末にこのまま突入しそうなんですがなんとか投下していこうと思います。
次回は来週日曜21:00を予定しております。
それではよろしくお願いします。
やはり半島が東アジアの要なんだよなぁ。
半島は要というか1番脆い部分だから周辺からも在地勢力自身の内紛でも圧がかかるというか
主人公の実像が解らないってのは結局主人公の思惑通りなのだろうか・・・
やる夫が大海皇子になるそうです 卷第八
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1455467748/
蘇我は地盤と言うより政治的妥協では。おかんは蘇我系じゃないみたいだし。
大河のモチーフが真田ってのは、古代氏族的に妙にこのスレ的にタイムリーな気がしてきた
(自称に過ぎない可能性も踏まえたうえで)
信濃國スキー的に
ピラフが食いたくなった
諏訪の方じゃないかなそれは
こうよくわかっていない一族がいっぱいいたってのは
ゾクゾクしますね
ほぼ近代手前の徳川幕府成立前後まで名家として存続した古代氏族ってどれくらいあるんだろう
大隅の肝付が伴氏で、薩摩の島津が秦氏くらいしか知らんわ
神社の神官系は古代氏族結構残ってるよ。
大中臣氏、武内氏、大伴氏、清原氏の四家が持ち回りでやってるけど、
めっちゃ中央から来ましたって感じがでてて、面白くない
田舎の神社だと、もっとマニアックな氏族も生き残ってるんかな
織田家みたいに、忌部氏だろうけど当人たちは藤原氏を名乗っていたのはどういう扱いなんだ？
先祖を偽るなんて結構あるからなぁ＜織田
【 訂正 】
>>751
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ﾅｼｮﾅﾙﾘｰｸﾞ
初期の唐においては、長孫無忌の旧北周閥。
ｱﾒﾘｶﾝﾘｰｸﾞ
その野党として、旧北斉閥が、与党になるべく鎬を削っていた。
まだまだ、唐は軍閥の連合体から抜け切れてはいなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
>>849
／//////////////////////,＼
／//////////////////////////∧
,ｲ/////////////////////////////∧
,ｲ/////////////////////// V///////,i
. /////////////!'/////////// ヽ'//////,l
// //////////,l l'/＜l/' l'//// ,. イ//l/////,l
/' .///////////,!,.イ=-､ヽ}/// ´, -=ｿ､//////!
. / ////' l///l//V! ヽVツ '/／ 'ﾞ Vツ ｨ//////,!
//／ l///,!///ﾊ ´ ///////,l 比羅夫。
/／ ノ///,l ///∧ ' /ｲ//////l お前に阿倍氏上（うじのかみ）を任せる。
,. '" ィ彡 '"/ﾘ////ヘ、 ‐ ‐ ／//////l,l
////////__l ､ イ!/////////!
////////l ｰ- _ _ -////////,l
／////,＞ｲ、 ﾊ /ﾊ ///ー-----､
,.... r＝ニ二二二ム /-､ /,.-､ //二二二二lニヽ
iﾆニﾏﾆﾆニ二二二ム'/ニ>fj<=l.}l/二二ニニﾆlニ,ﾆ',
ｌﾆ',二ﾏﾆﾆニ二二,. '"l ｰ／lハ}〃' `＜ニニニ!ﾆ,二ﾑ
//lﾆﾆ､二ﾏﾆﾆ二／ ´ /' ノj ＼＜_lﾆ,二ﾆﾑ､_
, -=ﾆ三三ﾆ=-､
ﾑ三ｱ⌒ﾌ⌒ﾌ⌒ﾑ あれではね。
{三{´ _.二._ー一'ﾘ
{こｿ rt ﾃ ,五{ く二二Xﾄ￣＼
〈 ﾃ ! ￣ { | /＼ ﾄ‐＼＿ハ
｀V{ ｛＿｝ | | | ト三三三 |
ﾊ , | | ゝ‐へ.三V 韓國（からくに）が
ﾑへ、 ￣ ｀ / /⌒ヽ ＿_ ゝ‐ヘ￣ゝ| 三/. やばいのはこれからだ。
／＼＼｀ ー‐ ' 〈| | /´| | V || ＼ﾄ-へ
, -─＜|:.:.:.:.:ﾊ `ー'X,ﾊ | | ／ | ゝ＿ `＝ ＝ィ ノ 人 /⌒|
, -＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:ﾊ /::::Vト . | | |/ ＼ ／ ￣ ヽ / ヽ| rへ
/ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:ﾊ∨ ><. l:.:.:.:.:.:ﾄ､ ∧＼＿ノ{ | |.| | |＿||
. /:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼/:.:.:.:.ﾊ |:::::| ﾄ､:.:.:.:|:.:ヽ ＿∧_ゝ--ｲ ゝ ＿＿ ノ ノ | ﾉ |
/:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:iヽ.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:ﾊ |:::::| |:.:ﾍ:.:.|:.:.:.:i. | / 〉 〉 .|三ミ|三ミ|￣ ∧ノイ / ￣ ＼＿
. 厶ｲ:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.j::|:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.:.:ﾊ!:::::| |:.:.:i:.:.|:.:.:.:| . |/ ./ |￣＼|三ミ|三ミ|. / |_〈＿＿_.厶_〈
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
韓國（からくに）。この場合朝鮮半島のこと。
「大韓民国」自体が歴史的名称に由来してるからややこしい。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
>>903
,. -‐v -───-
´: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : 丶
′: : : /: : : |: : : { : : : : : : : : ＼: : : : : :.
/: : : : : l: : : : |: : : : : : : : : :ヽ: : : :＼: : : : :.
/: : : : : 八: : : :ヽ: : :丶: ＼ : : ＼: : : : : : : : :＼
／ : / : : / : ヽ: :＼{＼＼＼: : : : : :.＼: : |: : : : : : ＼
⌒7: : : :./: : : : |＼斗‐匕 ＼＼{＼ｧ‐-ト､|: : : : :＜⌒
／: : :.／: : : : : | ィ斧芋ﾃミ ィ斧ミx:}: : : : : : :＼
⌒7イ: : : : : : :爪{{ {::r':::} {::r'::} 爪: : {: 〈￣⌒ 余談ですが。
/／: : : 八 : : ﾏ乂辷ﾝ Vン '/: : : ＼{
. 厶イ: :／: : ＼: :.＼ ' 八: : :厂 大嘗祭で阿倍氏が奉ずる
ﾚ'}／}: : : : ＼ : ＼ r‐┐ ／: : ＼{ 「吉士舞」という戦闘舞踊があるのですが、
／: : : :/: :/:.⌒丶 __ , イ: :{＼厂
｀⌒￣/／: : :r‐l { : : ｝: : ＼ これを戦前、有名な伊福部昭さんが
´⌒¨７/￣￣>-〈¨＼厂¨⌒ 陸軍の要望でイメージから作曲したのが
,r-──' ´ //| 叭ヽ ｀ ─-、 古典風軍樂「吉志舞」です。
/⌒＼ {{二ニ{只}ニ二} ＼
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唐はメジャーか。
トロントは西域かな？
朝鮮半島はそのまま韓国リーグだろうか