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まとめてくれてるとこ だっておｗｗｗキャンセル氏
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まりさのついったー
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まとめのまとめ
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１
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1408263725/l50
２
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1411390466/l50
３
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1417334197/l50
４
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15956/1419850220/l50
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（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| | という夢を見てね。
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
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＞― /⌒ ＼ /: : : : : :／
／ ／ -‐┐ ＼ /: : -―く
/／ ／ / | V／ ＼
/ /イ ｲ | ///| / / l | Y ⌒＼ ヽ
/|八| l| l |ﾒ/ j ｲ / j | -‐人 ＼ |
/ |八N抃 ｚミメ ｲ / ; -=彡八 ヽ l |
/ /| ﾋ! r'下 j/ /_ /: : : :ﾉ Ν|
/ / ,| { , ﾋﾂ .// ./⌒) ∧: : :.| l | また変な夢見たのか？
/ / /∧ _ /ｲ .ん／／ l: : ∧ l |
/ / / / ＼`｀ / /ζ^ ＼Ｎ |
/ / ′ん厂 ｰ=彡7 /三}＼_ | l |
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/ / 八 |〃 lﾆ| |ミ7 ＞┐ | |
/ / / ヽ||| |t| |У ／／∧ | l |
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/ / / 厂 （(二不x ヽ| ＿／／ ／ | ｌ| l |
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|::::::::/ ノ ― |
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| |r┬-| | 最近おかしな夢ばかり見るよ。
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
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| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
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（@ ::::⌒（__人__）⌒)
| ｀ ⌒´ | さてと、会社いかないとね。
＼ ／ 係長も最近機嫌がいいし。
,,.....イ.ヽヽ、___ ーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ
| ＼/ﾞ（__)＼,| i
風呂入ってた。でも、俺も常連ではないからなぁ。
もう学ばせる気無いだろこれ…
軌道修正しようと思ってね。
学ばせる気も読ませる気もないなら軌道修正なんてしないよ。
あるいはこれはまりさの策略で、繰り返される夢オチがストーリィに組込まれていくとか？
平行世界話はつくるの難しいだろうなぁ。
前にやった哲学的な方面にすすんでもいいさ。
知識の引き写しやテクニック方面じゃなくって、人を愛するって何だろう、というような。
まりさが考え答えたことをストーリィにすりゃいい。
学ぶ系とは離れてしまうかもしれないけど、すでにいくどとなく脱線してるんだから。
という大手の人もいるから、好きにすればええ
話変わるけど、母親が子供からうざい・・・って思われるのは
会話する時反射しないで否定から入るからなのかな、とか思った
よくよく思い出すと子供の頃に弁当がいらないとき
いらないって言っても「本当にいらないの？」って否定から入られたな
２１の話、面白そうではあるよね。
メロを恣意的に自殺させるとか、その手口や流れなんか、
でも、みんな引くか。
「どうしていらないの？」とか理由尋ねるだけでも結構印象が違うよね。
恣意的に 自○ させる手法なんてあり得るの？信じられんよ
まあ、そこまでさせる理由や背景をちゃんと説明するなら話的には良いんじゃないの？レイの件だけならやり過ぎだけど
サイコパスに騙されやすい中途半端な奴？がメロだとするなら
それがどう落ちるかは見てみたい
家族愛についての心理的な話見たことないから見てみたいわ
別に家族ってなんやって話から入ってもいいし
全然想像がつかないし
オネショタが大好きな変態でして。
残念です。
,;;---−―――――--,,,
／ ＼
, ; ／ ＼
c=＝ｰ＾ /li ＜こ＿ .:; イ.:.:.:.:.::.:＼ : : ＼:.:.:.::;;;;＞'"
z ,ｨ≦ ﾑ}|/__／´⌒ ／.:.:::::.:.:::.:.:.:.:ヽ .::.:.:;;ｨ'" /
__ -一 .:fr'/{ﾐ ,彡／ ,／.:.:.::::／.:.::::ﾉ＿,,,:::-一宀 ´ {
c=＝ ¨¨ ／^{ノ ilil/／ /⌒´￣￣￣`7´ / / ',
ｃ に≠==ー 厶- il,／ 〃 ｰ／, { { i ヽ
`ーﾄ､ 〃 {i ﾍ. :丶ヽ: : :ヽ: : : : : : : : : : { :＼
C °。 : . ﾍ にﾍ,{i ヽ.i{ . . . . . : : : : ヽ、:＼: : : :＼: : : : : : : : ヽ. : :
: ', ,〉ｨﾍ ヾミ{!. : : : : : : : : : : : : : :＼. :＼: : : 丶: : : : : : : : ＼
. ｨー- く {^ヽ人 ﾍ≧ー‐rｰ宀7⌒ヽ. : : ヽ､__. : : : : :＼. : : : : : : :
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/ , ﾍ､＿＿ 彡彡 ´ _ ｰ ドゴッ
/ . : : : ´¨¨¬ , ／
./ ヽ、 ／
-‐ '´￣￣｀ヽ、
／::::::::::､::::::::::::::/ て
∠／::::::::/'´￣￣｀｀ ヽ
ノ／/::::/ __ノ ヽ､ヽ ｜
ｲ /: :从 （●）（●）ﾚレ|
|ﾊ | （__人__）./ﾉ
ｲ| ｀⌒´ ﾉ ふざけんなよ、てめえ。
. ヽ } 三万持ってこいっつったのに一万しかねえじゃねえかよ。
ヽ ノ
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒)
ＮVVVVVVV＼
＼ ＼
＜ ｀ヽ､
＜／ ／"" ＼ .ノヽ. ＼
//, '田 ） ＼ ヽ
〃 {_{ ノ ヽ_│i|
ﾚ!小§ （ ○） 三（()） | ｲ
ﾚ § （__人_） |ﾉ 舐めてんのか、この豚虫っ
/ ゜。 `⌒ 。゜ ∩ また背中に根性焼きいれてやろうかっ！
(愛＼ ∞ ∞ ｆ＾ ' ｿ
.＼ “ ＿∞∞ ／ ／
＼。＿＼＼＼＼／
誰かに褒め称えさせたり、
自分から否定的な発言してそれに反論させることで自分を肯定させる、それで悦に浸るってパターンでしょ
さんざんどこぞのスレ主をバカにしてこけおろしまくった割に、方向性が違うとは言えど 自分も自分でやってる事は極めて幼稚だよね
ゆっくり虐待もそうだけど、そういうのは楽しさが分からんなぁ
三日坊主ならぬ、二日坊主。
_,,....,,_
-''":::::::::::::｀''-､
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ
|::::ﾉ ヽ､ヽr-r'"´ （.__
_,.!イ_ _,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7
_..,,-":::::rｰ''7ｺ-‐'"´ ; ', ｀ヽ/｀7
"-..,,_r-'ｧ'"´/ /! ﾊ ハ ! iヾ_ﾉ
`!イ´ ,' | /__,.!/ V ､!__ﾊ ,' ,ゝ
`! !/ﾚi' (ﾋ_] ﾋ_ﾝ ﾚ'i ﾉ
,' ﾉ !'" ,＿__, "' i .ﾚ' まりさに早く書けっていうならさ、
ノﾉ （ ,ﾊ ヽ _ﾝ 人! じゃあ、レイがふたなりでスパンキング好きの尻フェチ、アナルフェチで、
（ ,.ﾍ ,）､ ）＞,､ _____, ,.イ ハ ヌケドの臭いお尻の穴を嗅いだり、ペロペロしたり、ちんこ突っ込んみながら、
バシバシ尻を叩きまくる話でもいいの？
,,､,､､,,,';i;'i,}､,､
ヾ､'i,';||i !｝ 'i, ﾞ〃
ﾞ､';|i,! 'i i"i,
`､||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~､ミ
,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ
.{/ﾞ'､}|||/／ .i| };;;ミ
Y _ _ .i|,];;彡 それよりも安価スレはとっても面白いよ！
i ・ .〉. ・｀ H;;;ﾐミ 今日も沢山の安価が来るといいな！
{ （ _,:､ ﾞ};;彡ﾐ
ﾞi ＿___ .||^!,彡ミ ＿,,＿＿
ﾞi ヽr-ノ li, ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''}￣~フハ, ´ ,;／;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二､-'{ 十 ）＿＿;;;;/
で、読者様()みたいでアレなんだけど、もう少し安価スレの書き方、フォーマットを他所のスレ見て参考にしたほうがいいんじゃないかな
安価スレで人が集まるかどうか、というのはレスの見易さやテンポの良さに大きく左右されるし、
内容自体はシェルターの既存の安価スレにはあまりない形式のスレだから、興味を惹かれる人は多いと思う
データがふわっとしてるし参加もしやすいしね
たとえば、安価レスはわかりやすくするとかね
一行で「安価。どうしますか。」って書くより
上下3行ずつくらい空けるとか、そういうちょっとしたテクニック
AAがぽんぽんぽんと並んだ後に、合いの手と同じような感じでトリップなしで一行文章入ってたらわかりにくいでしょ？
あの板読者側にも負荷軽減のために専ブラ使用を推奨してるし、導入したほうが良いかもね
最初だけ面倒だけど、慣れたら便利だし
秋ごろから専ブラじゃなくても閲覧・書き込みできるようになったけど
その時は特にアナウンスなくて事後報告だったから、逆も起こりえる
これもみんな頭の良い高級娼婦（）のせいなんだぜ！
同類というか相棒扱いだから
すっげー自演してたんだな
やけどしながら応援してて草
一部で結構まりさスレの荒らし出てきてるし
どんだけやってたんだよ草生えるわ
>>1が底辺なのは変わりないのに、その姿が見えてないんだから
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" ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ, . .. .... .. ......:.:.:.:.:... .. . .. ...:.:.:.:.:.... .. .. .... .:.:.:.:.:...... .. ... .
; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ .. .... ...:.:... .. . . .. .:...:... .. . .. .. . .. .... .. ..
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゛ ヾ;ｉ;;ｉi ;ｉiメｿ ヾ; ;ゞ "
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／/l l.| |_l_l_l 斗'从| l// ｀l 7ー/ |//∧ー―‐
.ヽ ／///,| 从 .|从ｘ===ｘ ｘ====ｘl/ .|///∧ .|
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i:l: : :: : :..| :|: : : : :|:..l: ﾊ: : :ﾄ､: ヽ: : :.|: :＼{: : : :
ﾉ:! : : : i: :|: |_:_:､:..:|:..|/ｘi二{ﾆヽ:.i＼:.|: : : : : : :.′
|:.ﾄ､: :ヽｉ´|二､ヽ|:..| '" ﾋ::ツ癶:!:..ﾊ}: : : :..: :/
ヾ:.､ヽ:ﾄ〃ﾋ:ﾂﾊ:j从 ￣/:/: :/ : : : : : : /
ヾiヾ｢,, ﾉ ''" ７:／:/..: : : : ; ′
|:..乂ヽ _ , ／/ : /: : : :.／
ｃ ｡ ﾄ､:..l へ /:／:/:/／ 真っ赤に腫れて痛そうね。
ヾ{＼: }ヽ- r /´ ノ ｲ ヌケドのお尻。
＼ | |
_ -‐イ ＞
／ u `丶、
;′ ＼ -‐ ´ ヽ
{ } / }
, .,==ﾐ, ≠= ￣＞､
／./ .{ .}ヽヽ ＼ ヽ ヽ、
／ / i l. ', ＼ ＼ ﾑ
/ ./ .} ..l ﾄ、ヽ、 ＼ ＼｀ﾑ
// / .{ ..i } .} トゝ､ ヽ-弋 ヽ､.ﾑ
// .{ . i ハ..i ﾉ.ﾉ.ﾉ .}ゞ,ヽ } .ゝ､_ ヽi
}.ivi l . i .i{ ', ∨/ノ .i十廾十ゞ､ ヽ.} .{i
ｌ l .}i l ゞ斗爪イ/乂iﾚｲ示ア 》ゞヽ} i .}
ﾏi..ゝヽﾐ《辷ｱ ゞ∨从 ￣ .ノ 丿/}ゝ..i 今、お薬塗ってあげるわね。
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v} .iゝー-｀ ￣ ﾌ／,./＾i
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::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.. ;: ゞ;::`;: :ゞ;::`ヾ ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::
::.::.::.::.::.::.::.::.::. ;: ヾ;::`;;ゞ ;;';::`;: ヾ;: ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.
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｜i ::l ::/ /,⊥!⊥ゝLjヽ::. !!: j /┼j┼ヽ::. ! !: |
ヽ!.::|:/!,ﾊ. ミ'Tﾄｲiヾヽヽ:: !j://ﾄｲｱ｀>''∧!| : :|:::l
|:::l':!|'､::ヽ、｀ ﾟ¨´ ｀ V ' ｀¨ﾟ ´ 〃::l:!:::!:|:/
. ',:::!:', ::＼::＼_"ﾞ"ﾞ "ﾞ"ﾞ _／ ::/:::!:::!:ｌ'
ヽヽヽ＼＼ヽ､__ ' ／／,':/::// ジュース買ってきたわ。
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｀ ｜｀ ､__ ,. ´ | ´
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,. '´ ／ ＼ヽ.｀ヽ、
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/ / { | ｜ ＝ミ厶ｲ:|/ ∧j
. / / ', ｜ Nヽヽ ' ヽヽ// | | / ' サンキューっ
/ / ' :| | ｒ ｧ ., './> |ﾉ /
. / / Ⅵ:| |个､ ., イ :ﾚ' ｜
. ,' / .》i| |─-｀≧≦ :| l |
_,.. -:' ` ｰ' ￣ ヽ. __
/ ,.二 ､￣ ＼ ＼
. __//,' ／, / ﾊ ヽ. ＼ヽ!
￣}/, / / ,' ! , ヽ| .ヽ
/.,:┐/／i i. j | i ＼ | ヽ}
,.ｨ／,.ｲ/ｲ／!. ﾊ. 亅,ﾊ.＼ Ｖ!|Ｖ
〃/,二 -:っ_j人ﾊﾊ. /j/ｨ二ヽ}ﾒﾉ 〉
i/,二つﾄゝ'ｔ{i厂`∨ . {iﾘ ﾉ彳 j |
| ﾊ、 }ヾj、￣"ﾞ"ﾞ j〉"ﾞ"ﾞ ク1i/ﾘ お尻大丈夫？
| 〉 ﾊｉｉ l.i. ､ ‥ ／iｲ/ ちょっと叩きすぎちゃったわ……
｣ ,/,人{ﾍ从ﾄ |丶. _／,
/ ./ ,r‐| /┐
. ／ /-―＜￣ 'く＿ _/￣｀> -- ､
/＼￣／ ,ﾊヽ:: :: :: ::＼_ ＼｀ ´ﾉ ,.ｨ:: :: :: :: ::.ト､
. / ／ / ',. ',:: :: :: :: : ヾﾄ､＼/／｝ |:: :: :: :: :/ ,ﾊ
.. 〈 ／ / ヽ}:: :: :: :: :: ::| ＞介rく |:: :: :: :: { / |
/ ∧ |ヽ:: :: :: :: ::く／/ }.ﾄ､〉.|:: :: :: :::|' |｀ヽ
, ／ _,.｝ |/ ヽ:: :: :: :: L/ ん! |:: :: :: :: | }
〈 __‐'_,／ 〔 ／丁 :|:: :: :: :: :::| }:: :: :: :: | /
￣ ＼＿＿_,}／ | |:: :: :: :: ::.|. /:: :: :: :::/ |
＼ ！:: :: :: :: :|. i:: :: :: :::/ ／
＼ヽ:: :: :: ::＼ｰ'ｱ|:: :: ::.〈‐-r一'
/／ ,.へ ー‐-､｀ ､:.:.::／ ＼ ＼
＿＿ _,. ‐'´／ / ヽ/ k'＾ヽ、 ヽ ',
｀ヽ、＿＿/ / / / / / ヽ ∨ !:.:.:.:.:.ヽ、 ', !
/ / / ,' / / / / , ヘ、 ', |:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 ', |
. / / / l ,' ｜ i＿!__| | | |__|＿| ! | i | ﾄ、:.:.:.:.:.::.:| |
/|ｲ / ' | ! ィ'∧ハ∧! |,ハﾄ､ﾉﾉ｀ヽ ,' | ,' ＼:.:.::.:.::| |
,' | ! ｜ .| | ,r=＝=ﾐ ｀ ｀ 彡＝ミ､ / N ヽ、:.:| |
/ '., ﾄ、 l | ﾄ､ヽ , .// ! ー' | 平気っ、平気っ
. / ヽ|. ＼ﾄ, | ヽ| /／/／ /／/／ 7 ∧ | どうってことねえよっ
ヘ/ .| | ',. r──‐v / ,' ', |
: : :＼ ／ﾚ∧ ｌrヽ､ ∨ ﾉ ／i. , ! |
: : : :∧ ／ / ', ::::::{´＞. `ｰ‐ ゜ ＜:::::ヾ l ! |
: : : : : :ヽ ／ , ' ! | _├｀-ｰ- ´┤_ | ｜ .| |
: : : ＼:.:‘， .／ l ｌ'´ｒ'::::::::::::::::::::::/ ｀| | ! ',
: : : : : :ヽ:.:',../ _,.-￢ | ヽ_, -‐- ､_/ | ト､_ ', ヽ
:i : : : : : : :＼、 .,ｒﾍ ', ! ! ', ,r' ㍉ / | |/ /ヽ、ヽ
' : : : : : : : : : :X| ヾ＼∨ ,' 丶 / | レ' , ' | ＼
/.: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::',
/ : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::',
,'.: : :/: : : : : : : :/: : ﾊ: : : : : : : : : : : l: : : :.:.:l: : : : l: : : : : : : : : : : : ::::::::::;:::',
| : : ,': : : : : : : :/: : ::ｌ ﾊ: : : : : : ｉ: : :.:.|: : : : :.| : : : :l: :ヽ: : : : : : : : :::::::;:::::l::::',
|: : ,' .::;': : : : /: : : :ｌ: :ﾊ: : : : :.:.ｌ: : : :|: : : : :.|: : : :.:l: : : :＼: : : : : : ;:::::ｉ::::|:::::',
l: : ｌ.::::l : : : :,ｲ: : : : l : :ハ: : : : :.|: : | |: : : : :.|: : : :,ハ: : :.',::＼: : : : i:::::l::::ﾄ､:::',
',::::|.::::| : : : : |: : : : l: :/ ',: : : : |: : | |: : : : :.ｌ : : /! ,ﾊ、: :', ::∧::: : :ｌ::::ｌ:::|:::〉::l
',::|:::::| : : : : | : : : :ﾚ′.....ﾑ,:.: :.:|: : | |: : : :.:ﾑ: :/┼―ﾍ、:',::::∧:.:. :l::::ｌ:::ﾚ' V
';|:::::| : : : : |: : : :/ ￣￣￣'; : :|: : l |: : : :/ ﾚ' ｀ヽ, ::∧: : l:::l:::|
ｌ:::::ｉﾑ: : : :l: : ::/vｰ┬:::::rベ、l＼l l : : / ﾝｰ┬:::::rヤ ∧:::∧:::l:::l:::l
ﾍ:::l:::ﾑ : : l: :,〈 ｀ ┴'^┴' ` ｌ: :/ `┴'^┘ / ∨:::l:::l:::ﾚ′ それならいいんだけど……
ﾍl:::::ﾑ: : ﾚ′＼ ﾚ' ／ : :/ :::::l:::l:::l ごめんなさい。
ﾍ :::ﾑ: :ｌ.: : : : :＼ ／ :..:／ :::::/ﾚ'::/ 今度はもう少し手加減するわ……
＼:ﾑ ! : : : : : : ;＞=ﾆ二三三三三二ﾆ=＜___,ィ:::::::::／:/::/
`マ!>､: : ,ｨ'´'"´ ＿_ノ三三三三_（￣￣｀寸戈 ::::,ｲ::/
｀ヽ／ ,＞'"´￣￣）三三（_＿ ￣`マ `く:／ ﾚ'
/ ／ ,,x≦三三三三三三心、 ｀マ ＼
/ ／ ,ィﾆ二三三三三三 _之三心、 ＼ ',
/／ ／＞'"´ ＿ノ三三（___ ヽ ,
l /´ ,x≦三三三三三三三≧x, ＼ l
| ′ /三三三三三三三三三三ﾑ ` |
r==t==t､ rf≫==- ､
≫'"´￣ ｀´ ⌒＼
／ ヽ)＼⌒ヽ､_
《⌒V y lト､ ｌ_|_ｌﾄ､ ＼⌒´
. Y´￣｀ >､´］ | |_|_ l| |「_| ｌ| ｉ l ﾊ
| ／ } 〕 ﾚ|_l l| |jf汽ｧ j| ﾄ､ ｊ
| ＼_,ﾉ｝ミ､ Y汽卞 kjﾑｲﾚ )'
′ 从」ﾐLk ﾍVrｸ ,ﾞﾞﾞ｝ レイは優しいな。
'/, 〈 ｊト{ 「ｋ､ k"´ ｰﾍ
'/, Ｖ´ｉ!|rく<k､ ト ,-イ i| ＼_＿
'/, ii iｉ!| ＼k､ Ｖ´ │ﾙf弌zzｸi
'/, ii :iｉ| ＼:.＼ |:. ｢|i:i/⌒ｰ'-ｧ
'/, :. :ｉｉl ,小ﾊ |:. ｊ |/ _ｼ
'/,: .:iｉ|:. ,小小ﾍ !/ / r'´
'/, ii|:.. ,小小小ﾚﾞ / /
'/, ii|:.:. :. {小小小ﾊ/ ′
'/,ii|:.:. :. :.v小小小j /
iｉ ｉ|:.:. :. :..V」⊥ﾑィ .ﾞ
ｉｉ i|:.:.:. :. :. :.| ' /
__ ___ / ／―- ､＿_
＿!:::´::::/｀ヽ''´ ￣ -‐ ､ ―-＜
,ィ´＿j:i:;ｲ´ , ヽ ､ ｀ヽ
/ <´::::::::/ / , , / ハ i ヽ.! ､＼ハ
〉／:i :i '.: _:!:｣!-|ﾄN !}ｲ:-､! ハ:.､ ヽ ヽl
∠､:::::| ｌ:i:!: f,ィ:Tﾊ fT:ﾄﾙ':i l:､:ヽ }､!
/ :｢｀i :ﾊ:ﾄ.､! 辷リ , 辷ﾘi} ﾉﾉ: ,! ﾊ: !
' :! :i:{｣:.ヽ. 彳 ﾄ､ !ｲ ﾚ' でもさ、レイって変わった趣味してるよな。
｜:! ﾊ:. ヽ ´｀ ,.ｲ l i｀ ! | そんなに尻好きなのか？
, :! .: __ﾊ:. ', ＿_..イ: i:. l | ｌ l
:/ , .; ヽ::::l:. ', ├―‐!: l l: ! !
.:/ .::/ /,.ィ'´::::l::. ! ｀U´ヾ::ハ:. V:!: l !
' .:/ ,ｲ:ヽ::::::::::|:: l￣｀ '´ }::ﾊ: l:|: ! |
.:/ .:ｌ::::::::::＼:::l:. {≧､_＿_｣/::!: .:lﾊ:. l: !
..:/ :l::::::::::::::::｀ﾍ :ﾊ::_ハ ￣ ｉ:;ｲ :ﾉ::::';. N
/ /:l::::::::::::::::::､::トゝ:::::::l !:::´::::i:::::i:. |!
/ l:::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::_! !o:::::::!:::::!: l!
/.／. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
／. . . .／ . -‐ァ'´ . . . . . . . . . . . . . . . . . ﾟ｡
. . . . . . .〈／ . ／. . . . . . . -‐…. . . . . . . . . . _
.′. . . . . . . ／ . . . . . . ／. . . . . . . . . . . . . . . . . .＼
. |. . . . . . . ／ . . . . . . ／. . . . . . .／. . . . . . . . . . . . . .
|. /. . . . 〈_ . -‐=ァ′／〉 . ／ . . . . /. . . . . . . . . . .
|/. . . . . . . . . . . . 〈_.／ .厶イ. .. . . . ./. . . ./ . . . . . . |
. | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 丿 . ／. //. . ./. . .. . . . . .|
. |. . . . . . . . . . . . . . . . ｰ=彡.i／|/X./. . ./ /. . . . . . . |
|. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| / ｝∧.｝/ / . . . . . . ./|
| . . | . .|. . . . . . . . | . . . . . .| 汽 V ７. . . . . /. /.ﾉ
. 八. . |. /|.｛ . . . . . . |. . ｛. . .}| ﾋ::癶 .′/. .／ .
/∨|/八｛ . . |. . . .| . .｛ﾊ 八 ／〈.／／｝／
. / ｛/|. |.｛ . .|. . ｛ ′
/ |/|.｛. . |∧｛ ｛
. 厂￣＼ 八｛＼〉 ヽ_ -‐┘ うん、でも、誰のお尻でもってわけじゃないわよ。
/ ＼ / ＼___ . あなたのだから好きっていう部分も大きいし。
. / ＼ ′ |/
/^⌒丶. ＼ ｛＼
. /................. ＼ ＼_〉,ハ
/.: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::',
/ : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::',
,'.: : :/: : : : : : : :/: : ﾊ: : : : : : : : : : : l: : : :.:.:l: : : : l: : : : : : : : : : : : ::::::::::;:::',
| : : ,': : : : : : : :/: : ::ｌ ﾊ: : : : : : ｉ: : :.:.|: : : : :.| : : : :l: :ヽ: : : : : : : : :::::::;:::::l::::',
|: : ,' .::;': : : : /: : : :ｌ: :ﾊ: : : : :.:.ｌ: : : :|: : : : :.|: : : :.:l: : : :＼: : : : : : ;:::::ｉ::::|:::::',
l: : ｌ.::::l : : : :,ｲ: : : : l : :ハ: : : : :.|: : | |: : : : :.|: : : :,ハ: : :.',::＼: : : : i:::::l::::ﾄ､:::',
',::::|.::::| : : : : |: : : : l: :/ ',: : : : |: : | |: : : : :.ｌ : : /! ,ﾊ、: :', ::∧::: : :ｌ::::ｌ:::|:::〉::l
',::|:::::| : : : : | : : : :ﾚ′.....ﾑ,:.: :.:|: : | |: : : :.:ﾑ: :/┼―ﾍ、:',::::∧:.:. :l::::ｌ:::ﾚ' V
';|:::::| : : : : |: : : :/ ￣￣￣'; : :|: : l |: : : :/ ﾚ' ｀ヽ, ::∧: : l:::l:::|
ｌ:::::ｉﾑ: : : :l: : ::/vｰ┬:::::rベ、l＼l l : : / ﾝｰ┬:::::rヤ ∧:::∧:::l:::l:::l
ﾍ:::l:::ﾑ : : l: :,〈 ｀ ┴'^┴' ` ｌ: :/ `┴'^┘ / ∨:::l:::l:::ﾚ′
ﾍl:::::ﾑ: : ﾚ′＼ ﾚ' ／ : :/ :::::l:::l:::l でも、やっぱり変な趣味よね。
ﾍ :::ﾑ: :ｌ.: : : : :＼ ／ :..:／ :::::/ﾚ'::/
＼:ﾑ ! : : : : : : ;＞=ﾆ二三三三三二ﾆ=＜___,ィ:::::::::／:/::/
`マ!>､: : ,ｨ'´'"´ ＿_ノ三三三三_（￣￣｀寸戈 ::::,ｲ::/
｀ヽ／ ,＞'"´￣￣）三三（_＿ ￣`マ `く:／ ﾚ'
/ ／ ,,x≦三三三三三三心、 ｀マ ＼
/ ／ ,ィﾆ二三三三三三 _之三心、 ＼ ',
/／ ／＞'"´ ＿ノ三三（___ ヽ ,
l /´ ,x≦三三三三三三三≧x, ＼ l
| ′ /三三三三三三三三三三ﾑ ` |
＿＿_
＿＿＿＿ ／ ／⌒＼
＼::::::::::::::::::＼⌒＞ -=ヘ──- / /
. ＼::::::::::::::::::> / ＼ ｀ヾ／⌒＼
／＞―=7ｲ / / ﾍ ＼
／´:::::::::ｰ=/ i / / ／ / ＼＿＿__＞
∠ ::::::::::::::::::〃 ｉ / | // :| /| / / :ﾄ､＼:::＼
/ ￣￣￣{{ Ⅳ |__/｣_,/| / |/､_/_. ｜ ∨:::＼
/ ／i | ´ﾚ' /ｌ/ | / ∧/|/| ｀ | ! |｜￣ ´
. / / | | ｜x＝ミ､j/ / /〃.ﾚ' ,八|│|
/ / { | ｜ ＝ミ厶ｲ:|/.∧j
. / / ', ｜ | ij ' // | | / ' 何かよくわからないけど、
/ / ' :| | ､ _ , './> |ﾉ/ レイも大変なんだな。
. / / Ⅵ:| |个､ ., イ :ﾚ' ｜
. ,' / .》i| |─-｀≧≦ :| l |
／ __＿
r-‐…‐- .. __ .. ... __(_(＞-‐…´‐-／
＼ ..: ......ヾミｯ≦ ｀^ ≦ｚ ´__/
｀7ｰｯ､:..i....〉-‐ﾑ __＿ ｀ヽ、 __
/ / ＞/ミx/ 〃 ⌒ヾ ｀丶=-‐ ´￣
,ﾞ / /.:ｲﾐ:.z_iヘｲ ｉ l ﾊ l l ﾏ Yﾍ:... ＼
,;″,' ｛...: |:........|ヾ | l| |l l | } l | i | 个ﾄﾐ ﾊ
ｉ!,',' ﾊ.从:.. . .| 十ｔｾj｣Tﾄ{ ｝ﾙtj」ｯ}i | i从 ヾj!
|!,' / ／:....Y^_| ｨf圻弌ヾ ﾉﾁ圻刈「 | L.人
|i /'´:./:...从｛.| 八弋ｚﾂ ﾋﾂ 从. ; 儿j ＼
|l .:/:. .//`ｰ| 「'"" , ""ﾑﾙ. iメ! ) そんなに俺の尻が好きなら、
|l :/:.....'/ | ﾄ､ ワ ｲ ｉ ｉ:. | レイのしたいことしてもいいぞ。
|l .,:':....../i r| |__.≧: . _ .. イ ! |: . |:. |
|l :....,'...| ／ | |////入｀ｰ十ｔ､ |: . |:. |
|l ,' ./: ..|个ﾄ､.! !｀マ//∧ ｀ ]| |､;..|:. |
|l .ﾞ /:....∧ヽヾ.| | ヾ⌒〕 ]| | ﾍｉ:. ｉ
|l ,' /:...,'.「 从 乂 >､| ]| l:....ｌ:. ;
|l. /:....,'...| )､ ／／芥､ﾆﾆ」 l:....|:. :
|l,':... ,'.... | ＼ ヽx ﾞ〈ｲ Ｌ､>. 从ﾉi: i
|l:....,'.... . ﾚ⌒ } ,《 》, lMl |: l
|l:..,':..../:..} ﾘ:... ,《 》,乂i |:..l
.....
. ´ `´￣｀ 、 ┌────────────────────────┐
／ ⌒ヾ´ ､ │最初はとにかく相手を否定せずに肯定していくこと。 .│
〃 ヽ ＼ │受け入れること。 ......│
/ :/ :/ ＼ . │これがラポール（信頼関係）の第一歩になる。 │
/ :/ :/ :/ :/ Ⅵ i └────────────────────────┘
,: ; ｉ Ⅳ:i: i ://＼ | ｉ| ｝ }
ｉ|: | |:斗ﾍ{: | //─-ﾊﾉ| И ,
jИ:{: Ⅵｨ=ﾐ、: :|!| xfテﾐメ} i :′
|ﾄ:＼{ Vﾘ＼Ν Ｖり / .: .:/
ﾉハヽ＼'"" ﾉ '"" イ ／ // ありがとうね。
|＼ミｰ ｀、 , 彡イ／// そう言ってもらえると嬉しいわ。
八ﾊ i＼ ／ |'／/
从介ｰ |__
_＿／ / | ＼ﾉ ヽ
,＜ { ／ ＼
／.::::‘， ‘，､ , -／ ／ヽ
／.::::::::::／ 二ニミ、 ／ ィニヽ. ／::::::::::::..、
ﾄ､.:::::／ ー-ミV/／ィニニ ∨:::::::::::::::::::..、
┌───────── ─ －‐‐
└───────────── ─ －‐‐
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│
└───────────────────────── ─ －‐‐
┌────────────────────────────── ─ －‐‐
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┏─────┓ . . ..::::::::::| || .／
│≡≡≡≡≡│ . . ...:::::::| ||／ ||
┗─────┛ . . . .:::| || || | .
(◎) . ..:::| ||／ || .! : :
ヽ|ノ . .::| || || | : :
＿＿（__）＿＿＿＿＿＿＿__| || || ｜ : :
＼| || ／ || ,i : :
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￣||. ||＼|| :=: ||￣ ＼ | ::: ::::
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r'‐_=/:/´/|::::.:.:.:.:.:.:、.:.:.:｀:lヽｫ┴､
/く_,ｲ:/:::/:ハ::::.:.＼::.ヽ::.:.l:.:l:.:l＼ｲ
〈//:::||:.ト/!::|、::ト､::.:.ヽ::.:ﾄ､:斗:.ﾄ._∧
ﾊ/:.:.j:|:.|:ハ_トヽ| ＼:.ﾄ∠}:ﾊﾊ:.ﾄ､〉ﾍ
i:::/::::小::ﾄKf.:心ﾄﾄ ､.イﾁ::.ﾄ〉|A:|:.:.:.:.:!
|::|:::::::l::ﾊﾄハぅ_ﾘ , !ぅ_ﾘ ﾚ |:|:.:.:.:.| 女子の仕事を手伝うのが男ってもんでしょっ、
|::|:::::::l!::.|ハ. ￣ ,.-―- ､￣ ﾊ´|:|:.:.|:.:| そんなの常識じゃないのっ！
|::l!::|::|:l:.l:.:/:＼ { } ／::::|::|ﾊ:.:|:.:|
l:ﾊ::|::|::!:|:.|_:／{j ｀ 三 ´イト::＿j::.:ハ:|!/
| ｨﾍﾄ::l|:.| /__ __| |:/７7ヽ
ハ |:.ﾄﾄ:| |-‐ ｀二 ´‐-! ﾉl:.:! ! l
ハ ヽ !:! |‐二 - ､｀７ !:l l / !
} ヽ | l:.! ｢ ｀7 // l/ ｜
| ヽヾ､ | j /// j|
! _L､＞ -┴-く｀ヽ/ //r‐ュ' ｜
| / {{// ｀ ー-く∠´‐ﾁ′｜
― フ -十 ｜ ヽ |!
´￣ヽ ´￣ヽ ヽ | } |!
_ノ rｭノ ヽ __ V o
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=- ＼ でも、やる夫も先生から頼まれた用事あるし、
| （__人__） U | スグやってくれって言われたから、
＼ ｀ ⌒´ ／ 頼まれた用事が終わるまで手伝えないお
.厶／ l:.:.:/:.:./、:.:.:.:.:.:.:.:':.:.:.:.:/:!:.:.:.: ト:.:ヽ
/:.:/∧ｲ:.:.:.{:.:/:.:.X:.:.:.:.:./:.:.:.:.ｲ./l:.:.|:.:.|＼ハ
. /:.://://:.:.:.:.|/_ﾚ1:.:ヽ:ﾙ':.:.／/厶斗|:.:.|ヽ/.:.:.
i:.:〈/://ﾞ|:.:.:.:.ＫＹf刈｀ }／ ´＿ )/ }:.:.|片.:.:.:i
|:.ｉ.:.〈/「ｌ|:.:.:.:.| 込ｿ ｲf刈了/:. 1 l V:.:|
|:.|:.:.:.:人|:.:.:.:.| __ 、 込ｿ /:.ｲ:.| |ｌ_|:.:.|
|:.|:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.| / ｀7 ｲ:.:/:.:.!_!:.:.l:.:| ふんっ、使えないわねっ
Ⅵ:.:. ! 从:.:.:.:|､ 乂＿.′ /:./:.:.:.:/:.:.ﾘ:.:!
{ﾊ:.:.|:.:.:.:.＼:{:.〕ﾄ .イ/:.ｲ :.:.:/:.:.:/l:.:′
.∧:!:.:.:.:.:.:.:.ヾ| ￣ {:.:.:.:.ｲ:.':.:.:.: /:.:.:/ /
＼:.:.:ノ:/ j ／: : 彳:.:.:.: イ):.:./ /
.イi:ｉ: : : : 厶 _/: : : : /:.:.／〕ト:＜_
/ /:i:ｉ: : 厂 ＼ / : : : : {:イi:i: : ／ ハ
／ ｉ: i:i: : に二二.Ｖ/: : : : : : xi:i: ／ }__
イ .|: i:i: : | /: : : : : :.xi:ｉ: / ー─ }
／ ｀ /|: i:i: : | ./: : : : : xi:ｉ: :./、 ---- ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼
／ （●） （●） ＼
| U （__人__） .| なっ、いくらなんでもそんな言い方ないおっ
＼ |i||||||i| ／
/ ＿＿｀ ー'
(＿＿＿）
＿＿＿
／ ＼ ｳｶﾞｰ
,---､ ＼ ／＼―、
.l ｌ （●） （●） ＼ |
| | （__人__） | | それにやる夫は、いつもハルヒの仕事手伝ってるけど、
.| | |!!il|!|!l| ／ / 逆にハルヒはやる夫の仕事手伝ってくれたことがあるかおっ！
ゝ |ｪｪｪｪ| ノ
＼ ／
/ |
/ |
_＿＿＿____
＿ ＿_ ．.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..､ __
}＿} く ｒ==／:.ｘ≦ ￣￣￣￣≧．:.:.:.:.＼ ／ l}
.／ ィ⌒ヽ ｌ} ／:.:.厶斗:.─……─:.==ミ:.:.:.:.:.:.∨ー＜ __
' く_,{! ＿,《/:.:.:.〃:.: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.廴＿l}´
､__/廴__,／:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ_＿__ ノ
／:.:／:.:.:.:.':.ｲ:.:.:.:. ｲ:.:./i|:.:.:.:.:.!:.:.､:.:.:.:.:.:}:.:.:.:. ＼:.:.＼
ｨ:.:.／〉:.:.:.:/:.:. !:.:.:./`ト/、l:.:.:.:.:.|＼(_メ:}:ﾉ :.!:.:.:.:.:.:＼:.:丶
〃 /:.:.:.:/:.:∧!:.:.:{ 芹ドﾐ＼:.:.:{ ｨｔォ=ｧ :.:.:ﾄ :.:.:.､:.:.:.ヽ:.:.:＼
/ /:.:.:.:/:.:/:.人:.:.ﾊ ､込ﾘ ヽ 込ﾘ |:.:.:.:| }:.:.:.ヽ:.:.:l|:.:.::. だって男子の方が女子より力持ちでしょっ、
{:.:.:.:.:{:.∧:.:.:.:l＼{_"" ､ """|:.:.:.:|ノ:.:.:.:.:.l}:.:.l}:.:.:.: それに男子の方が女子に気を使うのが当然じゃないっ
人:.:.:.:! 《⌒ヽ :.:人 /⌒ヽ .人:.:.:乂:_:_:_: 彡':.:.:.:.
ヽ八 ヽ Y: : :≧ｭ。.ゝ-- .イ: :|:.:ﾄ--:.:.:.／:.:.:.:.:／
＼) .∧ ヽ: : ; ‐┐≧==彡./}: :.|:.:ﾄ===彳:.:.:.:イヽ
/ /´￣ ∨ .ﾉ: :＼====ﾐ! : 乂:_:_:.ｨ:.!:／ l}: :i＼
.' / ----} イ: : : : :∨￣yl: : :/: / 从 ノ: :ﾉ
ｉ l ＿__｝(: ＼: : : :.爪 ﾘ: :ｨ:.:/ 廴 イ彡’
| { l} }＼ ＼: : l} 厶": / } / /
ﾉ八 ￣ ∨ ｀≧==f大==:く ﾉ / /
{{_＿》 / 〈:./｀才ト:==彳 .ｲ / /
}: :./ | ゝ=行:}:.} / / /
／￣￣￣＼
／ ＿, 、＿ ＼
／ （●） （●） ＼ そんな言い方じゃ、納得できないお
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..､ ∨:.:.:.:.:.:.:.＼
. /:.:./:.:.:.: ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:∨:.:.:.:.:.:ヽ
/:.:./:./:,X∧:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:|:.:.:i:.:.:.:.「ﾒ ﾍ:.:.:.:ﾊ
. /:.:.ｲ:.:':.:|:.ハ l:.:､:.:.:.:.:.:l:.:∧l:.|:.:.:.:.ﾄ､ .〉:.:.:.:.
/:.:.:..:!:.|:.:ﾊ| __＼( ＼:.:.:l厶斗匕:｀:| >く:_:_:.:.:i
.':/:.:.:.:!:.|:.:.{ｲ芯ﾄ 丶 Ｘィﾘ=ミΥ:.:.Ｋ ＼＿.〕:|
lﾊ:.:.: 从{:.:.|.込ﾘ トz仍ｱ:.:.:.|:..＼__〕:.:. !
|i |:.:.:.:.:|:.:.:.l ' 込り |:.:.:.|｀Y:.:.:.:.:.:.:.| だったらどう、納得できないか、説明してごらんなさいよ
|l |:.:.:.:.:|:.:.人 「｀ヽ |:.:.:.|.ノ:.:.:i:.:.:.:.:|
|l |:.i:.:.:.|:./:.:.:＼ __} .ﾉ:.:.:.「:.:.:.:/:.:.:.i:.|
|八:!:.:. !':.:.:.:.:.:.:.ヽ 孑七':.:.:.:.:从:./:.:.:.:.:!ﾘ
.)イ777:´:￣メ厂 /Υ/V:.:/:.:./:.:.:ｲ:.:/:.//
／./:///: : : /ヽ ／ ﾉﾉ:/ヾ:.:./:／:.: /:.//
.ノ !:i//i: : :./￣＞' ／ｲ: : : : X仆､:. /:./
ｌ.|:ｌ//l: :./ ／ 、｀ヽ--ﾐ: : ':／//＼ ′
ﾉ !:}//!_ﾑ:′ ＼＼ﾉ ィ: ／//／: :ハ
.∠ -─イ:／ ト )ノ´: :／//／: :／ !
/i:i: { /.イ: : ／//／: :／ |
＿＿＿_
／u ＼ （やる夫、口下手だから言い返すのは得意じゃないお……）
／ ─ ─＼
／ （=・=） （=・=）＼ うーん……でも、やっぱりどこか変だお
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／￣￣＼
／ ノ ヽ､＼
. | （●）（●）|
. | （＿人_）│
| ｀ ⌒´ | なんなら、俺が手伝おうか？
| | ただな、ハルヒ、お前の言う常識や当たり前ってなんだ？
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
- ─‐
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
. ／:.:./:.:／ 二二二 ､:.:.:.:＼
. ,:':.:.://:.:/:.:.:{!:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ:.:!:.::ﾟ，
/／/Z:.:.:.:.Ｘ/＼:.:.:.:.:.:.ﾄ:.:.:ﾊ| }:.:.
':.:Ｖ廴j:.:.:.' l:|＼ ＼:.:斗匕:.:|ノ､:.:.!
ｉ:.:.:.| ! l:|:.:.:{ィf心 .ｨ心Y:.l {:.:|
|:.:.:.l_l_(.|:.:.:|弋zﾘ , 弋ﾘ |:.|:Ⅵ:.:|
|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:| ‐v ':.:|:.:.:|:.:| なによっ、やらない夫っ、
|:.:.:i:.:.:从:.込、 {＿.ﾉ .ｲ:.:从:.|:.:l 横から口出ししないで欲しいわっ
|:.:.:|:.:.l:.:.:ヾ:.l:.:〕ト イ:.:.!/:.:.:.:.!:ﾘ
Ⅵ:ﾄ:.:ﾄ:.:.:.:|/: :ﾉ ￣ト､:.:.:':./:.:.ﾉ/
ヾ ｘ≦＼{: : ヽー __≧:〕iド．
／: :｀ヾiﾄ: : : : :＼´ --- |: :i:i:ﾄ.
. ′⌒ヽ: ヾiﾄ : : : : ∨￣￣|: :i:i:|
{ ＼:ヾiﾄ: : : :ﾟ， |: :i:i:|ヽ ﾟ，
∨ ＼:ヾiﾄ: :∧ .!: i:iﾘ Ⅵ
}/ | ヽ: ヾiﾄ:ﾍ ｍ|: i:/ } ､
′ ￤ ＼: ヾﾊ. !:ｲ ′ ＼
/ :|､ ＼: :Ⅵ{′ / ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 || 横から口に挟んだことは謝る
. | },.! ノ' ただな、ハルヒがさっき言ってた常識や当たり前っていうのが引っかかったんだ
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
-─== ＝＝ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:. ＼
,:':.:.:.:.:／ 二二二 ＼:.:.:.:.:.ヽ
r'7:.:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.l:.:.:.:.|｀了
/〃:.:.:.:.:.:.:/ ヽ:.:.:.:.:.、:.:ﾊ:.:.:.:.:|＼}
/廴!:.:.:.:.:.:N＼ ﾊ:.:.:.ｌ:.Χ从:.:.:.:|イ:|
| ｌ:/|:.:.:.:l:.:.芹ミ、＼:ｌ ィ笊Υ:.:.|∧|
l //:.:.:从│匕ﾘ 匕ﾘ |:.:.:.| |ハ 社会の一般的なルール、誰もが知ってることっていう意味でしょ。
〈//:.:.:.:i:.:ﾊ ′ ﾑ:.:.:| |:V 共通した知識とかね。
V |:.:.:.:|:.:.:.:ヽ ´ ｀ イ:.|:.:.:从ﾊ!
八:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:≧= =≦{:.:/:.:ｲ:./ /
V┬‐:=Vノ V≧ｘ __
／ |:i:i: : : : |ー --/: : : : :./iﾄ．
,r ’ |:i:i: : : : |=====ミ:' : : : : :/i// ヽ
／ |:i:i: : : : | / : : : : /i//
.／ :!八: : : :| ./ : : : : /i// i
／ i ,ﾄ､ ﾊ: : :| ｆﾊ ./ : : : : ｲ才 ＿__|_＿
.′ ゝ／ { ＼ヽ l /: : :ィi〔／r‐f{´ {
{ '⌒Y ､ ヽﾑ .ｲ=彡 .イ ！ 〉
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） なるほど。
| ｀ ⌒´ﾉ 確かに哲学者であり、社会科学者でもあったゲオルク・ジンメルもそういってるな。
. | } 常識とは「互いの共有する了知（よく理解されている事柄）である」と。
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´） アメリカの文化人類学者であるクリフォード・ギアツも常識について、
| } こう述べている。
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
| | | ＼__／.
＿＿＿＿_ ＿＿＿_ ＿＿＿_ .:|
|| , |ｉ―ｉｉ―ｉ| |ｉ―ｉｉ―ｉ| |
||. ||＿||＿|| ||＿||＿|| | ＼
|| :||―||―|| ||―||―|| |. ＼ : ' ┏─────────────────────┓
O || ' ||＿||＿|| ||＿||＿|| | ＼ 「常識とは一般的に受けいられている慣習や、
===. || '―――' '―――' |∧ ∧ ＼ 容認された信念や、習慣された判断や、
|| . ∧,,∧ . ＼ ∧＿∧. (ﾟ∀ﾟ*) ＼ 生まれながらの感情が古来より絡み合ったもの」と。
＿＿＿＿||＿＿＿＿_＿＿ ミ,,,ﾟД彡＿. （∀･ ,）__ | |) . ＼ ┗─────────────────────┛
――――`i ' (ﾐ ﾐ ／ と ） | ）〜 ＼
￣￣￣￣~ ﾐ ﾐ ｜ ｜ ｜ し`J . ＼
, ∪ ∪ . （＿（＿_） ; ＼
＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ノ,
＿＿＿ ___
ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:...、
／:.:.:.:.:.:.:.∠二二二 ､:.:.:..
／:.:.:./:.:.:／:.:.: ィ:.:.:.:.:.`:..､{:.:.:.:.ヽ
,:':.:.}才:.:.:.:.:.:.:.:./ ！:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ﾟ，
/:.:.:/Ｖ:.:.:.:. /X/ i!:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ト ﾊ
':.:.:/ /:.:.:.:.:/ }/＼ }ﾊ:.:.:.:.:.! :.:.:.:.: | /:.!
ｉ/1:Ⅵ/:.:.:/{ イ芹ト ＼斗匕:.:.: K{:.:!
| |:.:.:.i:.:.:人. 乂ｿ .ィ笊ｱ|:.:.:.|Z:.:|
！ |:.:.:.|:./:.小. ' 乂ｿ厶:.: |:.刈 そうでしょうっ、
|:.:.:.|':.:.:.:.:.:.:＼ (` ァ .ｲ:.|:.:. 从l:.| 私が言ったとおりじゃないのっ
Ⅵハ:.:.:._:ィ: / ーｚ‐=彡:.l:.:|:.:.{:.:八j
,∠: ヾ＼: : ＼---ﾍ: ＼:.l:.:|:.:∧{
/ ヽ∨ﾊ: : : V´￣ヽ: : Ⅵﾄ'′
.ｲ }: ∨∧: : ヽ ｌ: : :i:iﾊ
／ ヽ ∨∧: : : ､ |: : :i:i:∧
／´￣￣≧==ミ ､ヾ∧ : : ﾟ，:|: : :i:i:l ∧
/ ｨ斧´ ＼__＼ヽ: : :.m|: : :i:i:| ､
{ /i:/ 、 Ｖ ＼＼:.│: /ｿ} .ハ
. ＼ ヾ込、 ＼ヽ. }＼ヽ. ＼ヾ: /i// i}
ー─＞､ } ,}ﾉ ´ ＼}ｲ { ′
￣ ヽ ﾄｲ ヽ i
} .才芥ト{ /
》─…─く:::::/个v' /
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ ただし、常識には常に主観が伴うし、
| ,.<))／´二⊃ 相手に都合よく使われることがある
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .| 常識は専門分野のような体系化された論理や知識を持たない
! （__人__） |
, っ ｀⌒´ | 公式に体系化された論理的知識とは異なるから、
/ ミ） / 極めて抽象的だ
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
／￣￣￣＼
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ つまり、ハルヒのように自分の都合よく解釈して、
| （__人__） | 押し付けることもできるってことかお？
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ
| （ ●） ）
| （__人） まあな。そこが常識の厄介なところだ。
| ｀ ⌒ﾉ 常識っていうのは、理屈が通じない部分がある。
| r-‐､
ヽ （（三） ただ、その場でどういう風に振る舞えばいいかを、
ヽ } 〈 知っているというだけで。
〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ
（ .＼／ 人＿_）
ﾄ､ ／|
|...＼_／ |
,､_. -――‐- ､,、
ｨ^ __ . --- 、 〈
}/´ ｀´ u } 丶
l ｨﾆュ tﾆュ 〈 |
| __ __ 〉 ,-〈
j ⌒`, ､'⌒ ｀＾r‐} おはようございますっ
/ ' ' └､_ ┘ ' ' い_ﾉ寸┐
l , __ 〉´／ |＼
_＼_ ｀ ｝ _／／ / }
／／ /＞----‐＜_,／ ／ 人
/／ ／{丶ニァ≠´ ／ ／ ＼
／ ／ r_┴￣｀ヽ-― ＿＿_／ ヽ ┏─────────────────┓
／￣｀Yﾞ ／ /r― ､〕 | | ／ ／ | 例えば、人に会ったら挨拶をする。
/ ＼}く l/厂} ｀ | l / | 朝はおはよう、昼はこんにちは、
/ ＼ﾉ/ ／ /{ / {/ | 夜は今晩はという具合に。
l }＼_,ノｰ' / ｜ﾊ. ∧ /二二.丶 / / これらも常識の一つだ。
.'/ | -― ｜ | い ＼ ＼＼/ /l ┗─────────────────┛
/ ｛二二} ――〈二二二} ＼ ノ＼＼ ／ !
| ／-‐ | ＼ }_／_ |
ヽ / l | / 丶
/ ヽ ／ l
, ＼、 _／ |
| ＼＿_／ |
| |
,ﾍ-ｔ､_-_二ﾆ―_-／::ヽ
／ ヽ;`ー:::＝＝::´:::::::::;';::ト.､
/ ／:::`ー:;::::::::::::::::::::::::::::::;:::｀ヽ､
/ //:〃;:/:/::::/:::::::/::ﾉ:::;:::::::ｌ::::::::::;:ヽ
/ /:/:/://_/::ノ;:::::ノ::;ｲ;ィ::::::::ﾊ::::::::::ｉ::::ｉ
/／ ﾚﾚ,へｉｰtﾋｼ::イｨｵﾄ/ノ::::〃 ｉ:::::::;:!::::!
／ Y ! ﾚ!ヽゝ´ rﾄ'..ｧ ! `"´ ﾝｭ,ｉ:::〃;ｲﾉ
<‐ｯ--､ ヽゝﾉ ､､､ '=' f::ｿﾉﾉ' ´ /
>/ｉ::!::ヽ､＿ゝ､, ゝ` ｉ
//::ｉ::ｉ:::/ ! ､ ＿＿, /
!':::::ｉ::i:/ l ＼ `ー‐ ' / いらっしゃいませ。
/|:::::ﾊ:::ｉ ｜ ｉ ｀ _､ ,イ
/ |::::ｉ:::i:::i !￣｀ヽ､ /´ /::;:￣:;:::/
｀ｰ|::::ｉ::::ｉ::::! ｉ― ､,--`ﾕ /::/::／;〃 ┏─────────────────────────────┓
|::::ｉ::::ｉ:ｉ:::ｉ / /､ /｀ヾ､'::::// 蕎麦屋で食事をする場合、注文するのは蕎麦だ。
,ｲ::::!::::!:ｉ::::i ／ `／ ／ヽヾ< フランス料理を注文したりはしない。
//|!::::ｉ:::ｉ::ｉ:::::ﾚ'-― / ／ `（ 少なくてもフランス料理を注文するのは適切な振る舞いではないだろう。
l/ !!:::::!::ｉ::!:::::ｉ / / / ｉ ┗─────────────────────────────┛
} | y:::!::!:ｉ::::::! / // ヽ－――‐ r－――――――――┐
!ｉ｜!::::ｉ::ｉ:!::::::i / ﾚ ヽ:::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
!! ﾚ:::::':::ｉ'::::::/-/ ! ヽ――‐!－――――――――‐|
i! ｉ::::::::::':::::/`'/ | }:::::::::::::!:::::::r ＝＝┐::::::::::::::::::::::::|
f |::::::/:::::/ヽ/ L､ヽー--,-', - ´ {――‐|―‐）´￣｀（－‐:/´￣￣`:,
{ |::::':::::;ｲ／＼ L-ゝ` '∠_-=_三}::::::::::::!:::::/ ',::::;′ ',
>ｉ:::::;イ::ｉヽ ヽ `ーr_二´- '´ !.――|－'_ － ﾊ::{r －―－､}
ｉ !:/:ﾄ､ヾ` ﾞ＞､ ＼ // ! !:::::::::::!::::{ﾆ三 }::/ V
| |'､::!／/>'-＜_｀ゝヽ,__/／ ! | ￣￣￣「￣￣￣￣￣￣￣￣￣`!
| ハ` X ＼__二(___)--―-! |＿＿＿_j＿＿＿＿＿＿＿＿＿__|
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 他にも教師の前と同級生の前とでは、
. | } 態度や振る舞い、言葉遣いに違いが出てくる。
. ヽ } この違いも常識の範疇だろう。
ヽ (＼ ﾉ､
/ ＼＼く} j
| 〈￣ ﾞヽ ヽ
| .に }
| (＿__，ノ
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__） ただ、体系化された知識と違って、
| ｀ ⌒´ﾉ 常識にはこれといった答えがない
| } ＼
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
／￣￣＼
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__） ただ、体系化された知識と違って、
| ｀ ⌒´ﾉ 常識にはこれといった答えがない
| } ＼
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ）
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
／￣￣＼
／ __ノ ヽ
| （ ●） ）
.| （__人）
| rつ これと比べて、体系化された知識には、答えがある。
.| (（三） 医学にしても法律にしても物理学にしても
ヽ ( <
ヽ ／∧ ∨
∠ /⌒ ∧ ヽ
( ＼ ／ / __＿)
|＼ '' ／|
| ＼_／ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 物理学って言うと法則とかああいうものかお？
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | |
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） | そうだ。法律にも明文や判例がある。
, っ ｀⌒´ | 不文法だって慣習、条理、判例を体系化してる。
/ ミ） /
./ ノゝ / でも、常識にはこれらがない。
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
＿＿ ＿__
＿_ ィ:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:...､
．.:.:.:.／:.:.:.:.`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
／:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ .二二二 ＼:.:.＼
./:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:/:.:.:.:./ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶!:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼〉:.∧
':.:.:.:.:.:.:.:.:. ィｌ}:.:.:.:.:.:|:..:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.ヽ:.:.:.
ｉ:.:.:.:.:.:.:.／ 7:.:.:.:.:.ｉ:{:.:.:.:.:.:!:.ﾄ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:|:.:. Y.:.:.
|:.:.:.:.:.:〈 /|:.:.:.:.:.:l:.!ヽ:.:.:.|､| ＼:.:.:.:.:.:/:.}:.:.: |:.:.:i
}:.:.:.:.:.:.:.｀X !:.:.:.:.:_l_|＿＼! ＼ ';.:.:.:.ﾑｲ:.:.:ﾇ|ヾ:|
|:.:.i:.:.:.:.:///ﾞ|:.:.:.:.:.:Ｎ ` ー一 ∨/ ノ}:.ｲ.!:! !!
|:.:.|:.:.:.///ヽ|:.:.:.:.:.:| ==彳:.ﾚ|:| || さっきから言いたい放題言ってくれるわね。
l:.: !:.:〈/八 ｢|:.:.:.:.:.:|＼==≠’ ､ 从:| |:| ﾘ ああ、これだから理屈屋は嫌いよ。
l:从:.:.:.〈/:.:.:.|:.:.:.:.:i:| } ＿__, /:.ｌ:.:| |:|
){ l:.:.i:.:.:.:.:从:.:.:.:.l《 乂＿__ (＿Ｖ ｲ:.:.l:.ﾘ |′
x=ﾍ:.ト :.:.:.:.厶:.:.:| ｀ヽ ／:.:.l:.:ﾉ:′
′ ＼＼:.:.:!:ヽ:ト--z====ミ }ﾍ:.:.:∧ ＼
/ ヽ: Ⅵ: : :＼| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〉:ヾ{:￤ ハ
.′ 、 }: :i:i:i: : : ／ゝ-----く: :.:i:ｉ: | ' i
{ ＼ ﾟ，i:i:ｉ: :./ Ｖ:i:ｉ: l′.∧
ﾟ， 丶 ヽ:i:i: :} Ｖ//! .∧
＿＿ ＿
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
／:.:.:.:／ ニニﾆ ＼:.:.:.:.:.＼
／:.:.:/:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.:.:._:_:.:.ヽ
〃':.:.ｲ:.:.:.:／!:.:.､:.:.:.:.:.:}:.:.|:.:.:Ｖ ＼:.ﾟ，
─/‐|:.〈_|:.:.`ﾄ､ lハ{＼:.:厶斗:.:.:.! /:.:! ──‐ﾐ
{ ヽ|:.:l:.ﾊ:.:.:y=ｚ ＼´ｨ==v:.:.: |卞 ヽ|´ ﾟ，
. ﾟ， Ⅵ:l_|:.:V'以 以ﾘ|:.:.:.:| ) Ⅵ=／ }
ヽ ／: :==|:.:.{ '__ |:.:.:.:|ﾊ ／: :! ′ それよりもどうなのよ
／: /i/: :∧:.:＼ ｀ ,ｌ:.:.:.从'|: i:i: | ／ 手伝うの、手伝わないの、どっちなのよ？
. /: :.:/i/:／ ＼{: 〕ト .イ/:.:.:/:/ |: i:i:∧ ,.ｲ
ヽ:./i/ｲ //i/:ヽ:／ } ／:.ｲ:／{:/ Vi:ﾊ: :＼' : i
＼{ ,:'/i/: :/￣` /: : : /i/: / .ハヾi:ﾄｘ : У
ヽ {:i:i' : :′ /: : : /i/: / ＼:_:_／
}. Vi: : i ./ : : ｲ /: ｲ ／
| }ﾑ: :|ｍ/: :／イ／ ／
！ ヾﾊ.j ./: 彡.:／ ､ /
＿＿＿ ___
ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:...、
／:.:.:.:.:.:.:.∠二二二 ､:.:.:..
／:.:.:./:.:.:／:.:.: ィ:.:.:.:.:.`:..､{:.:.:.:.ヽ
,:':.:.}才:.:.:.:.:.:.:.:./ ！:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ﾟ，
/:.:.:/Ｖ:.:.:.:. /X/ i!:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ト ﾊ
':.:.:/ /:.:.:.:.:/ }/＼ }ﾊ:.:.:.:.:.! :.:.:.:.: | /:.!
ｉ/1:Ⅵ/:.:.:/{ イ芹ト ＼斗匕:.:.: K{:.:!
| |:.:.:.i:.:.:人. 乂ｿ .ィ笊ｱ|:.:.:.|Z:.:|
！ |:.:.:.|:./:.小. ' 乂ｿ厶:.: |:.刈 言っておくけどさ、
|:.:.:.|':.:.:.:.:.:.:＼ (` ァ .ｲ:.|:.:. 从l:.| 女が男より力が弱いのは事実だし、
Ⅵハ:.:.:._:ィ: / ーｚ‐=彡:.l:.:|:.:.{:.:八j 男が女の力仕事手伝うのも普通じゃないの？
,∠: ヾ＼: : ＼---ﾍ: ＼:.l:.:|:.:∧{
/ ヽ∨ﾊ: : : V´￣ヽ: : Ⅵﾄ'′
.ｲ }: ∨∧: : ヽ ｌ: : :i:iﾊ
／ ヽ ∨∧: : : ､ |: : :i:i:∧
／´￣￣≧==ミ ､ヾ∧ : : ﾟ，:|: : :i:i:l ∧
/ ｨ斧´ ＼__＼ヽ: : :.m|: : :i:i:| ､
{ /i:/ 、 Ｖ ＼＼:.│: /ｿ} .ハ
／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼
. （ （● ） |
. （人__） | なるほど。
r-ヽ | 確かにハルヒの言っていることは俺の常識の範疇にある。
（三） | |
> ノ / やる夫、お前はどうだ。
/ / ヽ /
/ / へ> <
|＿__ヽ ＼／ )
|＼ ／|
| ＼_／ |
／￣￣￣＼
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 確かにやる夫もハルヒの言ってることは、
＼ ｀ ⌒´ ／ 当たり前だって思うお。でも、ハルヒが言うと釈然としないお。
／ ＼
＿＿_
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..、
.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
/:.:.:.:.:./:.:.: ／ ニﾆﾆ ､:.:.:.:ヽ
':.匸__7:.:.:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼r‐ﾍ
i/／{__!:.:.:.:!:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:|:. V!
Ⅳ://:.|:.:.:.廾ﾄ､＼:.:､:.:.:.／:.l:.K ヽ
|:.〈_ｌf Y:.:ｨ=ｔiﾄ､＼ ヾlＸﾐ} Ｖｲ:!:∨
|:.:.:八_l:.: 迅ﾘ }lﾘ yｲl_l:.:.| 何言ってんのよ
|:l:.l:.:.:.:|:.:.:.| ' /:.:|:.:.|:.:| あんた達、さっき私の言ったこと認めたじゃないの
lﾊ:l:.:.从:.:.:|、 '＾ イ:.:/j:./!:ﾘ
| ヾﾄ:.:.＼{ 〕iト r＜:./:./:.:ｲ ′
_ .イ: ＼{ ∨/イ〕ト．
/==ミﾄ: : : :ヽ＞==ミ : : : i:i: ﾊ
, ヽ:ヾﾄ : : ﾟ， .--ヘ: : :i:i: ! ﾟ，
| ､∨∧: : :V │: :i:i/ ！
| ＿}_∨∧: : ﾟ， j: :/iｲ＿_{__
|／: 厂｀ヾ: :∧: : Vｍ レ |======}
{: ／ﾚﾙヘ ＼i:≧斗 ´ |／￣「:ﾉ
l/／、 ´￣ ／-- ､ !
￣ ＼ イ |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） やる夫の感じた疑問というのも、至極もっともだ
| ｀ ⌒´ﾉ というのは、常識は複雑で多様に絡み合っている
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） 例えば仕事を手伝ってもらったら、礼をするのが常識だし、
| ｀⌒´ﾉ 手伝ってもらったら、次はお返しに自分も手伝うのも常識だ
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃ 少なくても日本という国の中ではな
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ なるほど。
| （__人__） |
./ ∩ノ ⊃ ／ つまり、ハルヒの常識に違和感を覚えたのは、
( ＼ ／ ＿ノ | | ハルヒが自分の都合よく常識を押し付けた癖に
.＼ “ ／＿＿| | 他の常識を無視していたからかお
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´）
| } うむ。そういうことだ
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
| | | ＼__／.
． ´￣￣￣￣` 、
／:.:.:.:.:.:／ .二二二 ヾ.:.､
. /:.:.:.:.':.:.:/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:＼
// 7:.:.:.:.:.:.:.:ｲ:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.--ﾍ
. /〈 /:.:.:. |:.:Χハ:|:.:.:.:. |ヽ :.:.:.:.∨:.ﾊ
':./メ､|:.:.:.:|ハ/＼{lヽ:.:.:.|／l:.:.:.:.:|イ:.:i
ｉ:.:| | |:.|:.:.:. 芹 抃 ＼!=ﾐヾ:.:.:.| {:.: !
|:.:| | ( |:.:.:.:| 乂ｿ 匕ﾒ〉:.:.:.:| .〉:.|
|:.:|_| |:.|:.:.:.:| ＿′ /i:.:.:.|/:.: | ……わかったわよ。負けたわ
|:.:ﾊ!_从:.:.:.|、 / ∨ /ｲ:.:.: |:r─ﾐ 何か帰りに飲み物おごるわよ
}:.l ヾ:.:.}:.:.:! ＼ ー イ:.:.j:.:.:./ ＞‐ ＼ それでいいでしょ？
ヾ }:ハ:.:{X ー≦:.:.:.l:.:./:.:ｲ /--- i
.ィi〔:.∧ ハ: 〕:/: : !ト.￣l_ヽ＿|_
.ィi〔､: : : : :∧ｰ‐ ＿_ヽ: : : :.:i:i:|、 }:i:i:i:i:i:i:i|
/⌒ヽヾiﾄ。: : : ヽ/ニニﾆ`ｉ: : : i:i:| ∨￣￣ ヽ
.′ ＼ヾiﾄ。: : :＼ :|: : : i:i:| ﾟ， }
ｉ ＼ヾiﾄ。: :∧.rrﾍ|: : :/iｲ }/ !
|/ ＼ヾiﾄ。:ﾊV-l|: :/i/│ / ￤
} ＼ヾiﾄハ |:/i/ 从 |
| / ヽ: :≧Ⅵ / / 、 /
| |ヽ 〕iト: :}:ｲ /{ ＼ ｲ
| |/ x斧77ヽ. | ￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ うむ。それで手を打とう
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
-―─- 、
／ ＼
′ ─ ─ ,
i （ ●） （● ） ｉ
| (__人__) | やる夫の分は？
､ ノ
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7
＼ ノ ﾄ､_/
. ′ |
. i |
乂 ｲ
| /ー―一 、 |
し′ ､_ｊ
__． －…‐ ､
／:.:.:.:.:/二ニﾆト:.＼
/:.:_/:.:.:. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
.’:{/|:.:.:.:.:|ヽ:.{＼ :.:.:.:ヽ:.:ﾊ
ｉ:.爪{:.:.{!｀ト､ ＼ ×:.:.:.|:.:.:i
|:.l|| l.:.:.| tｫ‐ ｔｫ＼ﾉ:.:.:|
|:.:lj:.l:.:.:| /:.:.:.:.:| 言われなくても、ちゃんとおごるわよ
|:∧:l:.:.:|ヽ σ .ｲ:.:.:.:l:.ﾉ
l/__ヽ:.∧ ｀丁/:/|:.:.://
/⌒ヽ´: : ヽ-===ミﾉ:イ ′
／ ＼: : : :＼ 「:ﾊ
. /i ＼: : : :ヽ. |: :|{
′ ｲ ＼: : :.:Ｙ }: :| ヽ
. ／ ／ ヽ ＼: :}/: :/}ハ
/ .イ ∨ ≧≦ｲ ﾟ.
ヽ ＼ } ＿_ _く:/:ﾄ:.>li }
. ＼ ｀￣｀ヽ _｀7:－:┴:.|:.:|:.|-{i /
＼ 川’: : : l: : :|:.:|:.|: :∨
ー==彡ｲ: : : :.:l: : :|:.:|:.|: :.ﾊ
. し__ﾉ: : : : :l: : :|:.:|:.|: : :.i
′: : : : :.:l: : :ﾄ:ﾍ:l: : : |
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TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTヽ
￣￣￣￣￣|￣|ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣|＼iヽ
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|＿||＿| | | | |＿||＿| |＿||＿| .| |======= | |ﾞ-､_::: i;;;;//::::::::,-'~
| | | | |LlLl LlL | | ﾞヽy /_,,-''~
|￣|￣| ..:::::::::::::::::::::: |￣|￣| | |======= | | |i:|
￣￣￣￣￣￣| | | ..:::::::::::::::::::::: | |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| | | | | [○○高等学校]
| | | | |
| | | | |
| | | | |
＿＿＿＿＿＿|＿|／ |＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ そういえば、やらない夫、
| （__人__） | この前の常識の話の続き聞かせてくれないかお
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）. ｒｍ､ ああ、いいぞ
| ｀ ⌒´ﾉｒ川 ||
. | },.! ノ'
. ヽ ｒ / .|
ヽ ノノ ﾉ
/ ／ .／
| ／
| i´
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） まず、常識というものは絶えず変化する
| ｀ ⌒´ﾉ 時代や地域によってもその内容は大きく変わる
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
'＾ヽ、、
｀ 、､ ／
｀､`､ ／'
ゝ::..-‐‐‐冖‐- .,..::∠,,.__
. ´ ',::::. /::/ ／≠ ´く⌒ヽ
r;､ ／ ,,〉::V_,厶ィ ／ ヽ.' ┏─────────────────┓
ﾞ''ｧ=‐---‐=＝-‐く::::ﾏﾆく . : : : :::.. 例えばいま食べられているトマトは、
.: ',:::', ｀ . . : : : : :::::::. かつてのヨーロッパでは「狼の桃」と
.: : : : : : : : : : : . . ｀ヾ;、 . : : : : : : : : ::::::: 呼んで忌み嫌い、誰も食べなかった。
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┗────────── ───────┛
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::: : : : :
. : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::: : : : : :
. : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : '
. : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : :, '
. : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::: : : : : '
､: : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::; ´
｀ '' ‐----‐ '' ´
/ｱ
, -≠'´ , -- ､ 〃
rﾍ /:./ , ‐ｧ'^ｰく:.:.:.:.:.:}｀ヽ、 〃
,. ‐ｧ=ァ=ァ=ァ＝ァ≠rー-┴≠=‐- ..∠:,.ィ:.:.:.:.:.:.:.:ﾒ､__/:.:.:.:.:.ヽ 〃 ┏────────────────────────┓
,.イ:.:./:.:.:/:.:./:.:./:.:.:./:.:.{:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃:.::.:.:.:.` - ､／ヽﾍ. ＼:.:.:.:.:.:＼ 〃 今では高級食材として知られるロブスターも
/:.:.:!:.:.i:.:.:.j:.:.:.i:.:.:.i:.:.:.:i:.:.:.:i:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞rュ.i ＼:.:.::.:.:.ﾒﾑ 十九世紀頃の北アメリカでは、奴隷や囚人の食事であり、
!:.:.:,ﾊ:.:{:.:.:{:.:.:.:{:.:.:{:.:.:.:{ｉ:.:.:ﾚ'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ミﾄ､ _,＞彡':.:.ﾍ 「海のゴキブリ」なんて呼ばれていた。
厶'´ ｀ ー'^ｰ'^ｰﾍ:.:.:八:.:j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:rュ.:.:.:.:.:≦天「´ ＼:.:.:.ﾊ ┗────────────────────────┛
｀´ 込.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_:.:.:.:.:.:`ﾆ=＝≠气ﾊ{ V:.:.:!
〉｀＞≠＝=┬--┬=≠＞'"二三_ ヾ､ V/
/:.〃:./ 辷≠=＜辷≦.._─--ミx ヾ､
,ﾑｲ/:./ ￣｀V:＼:.:.:.:.:.｀7=-､ｿ ヾ､
/:./ {:.:{ V:.,:ヽ:.:.:./:.:.:.:.:.＼ , -=≧x＝=-､
{:./ }:.:} V:.:,. ﾄ､{:.:.:.:.:.:.:.:.:Ｋ:.:.:.:.:.:.辷ヾx:.≠'
「{ 「｀! V:.:.:! ﾒ､:.:.:.:.:.:.j:.:}:.:.:.:.:.:.:.:._ブヾ}
|:.:} /:./ i:.:..} ＼辷彡':.:._,. '´
ﾚ /.:/ ﾚ'´ ｀￣ ´
厶'′
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （ ●）＼
| ⌒（__人__）⌒ | へえ、じゃあ、十九世紀の北アメリカの奴隷になれば、
＼ ｀ ⌒´ ／ 結構ロブスター食えるのかお
/⌒ ヽ ちょっと羨ましいお
:､＿ ） （￣ ＿丿
| ／ ￣｀ｉ ／￣ ｀ｉ
| | , |
∧ | |＿_／ /
｀ーヽ ＿ | | ＿／
（＿＿） ､＿＿）
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） 現代人から見れば、ロブスターは高級食材に思えるが、
| ｀ ⌒´） 当時の奴隷からすれば、豚の餌を食わされてるようなもんだぞ
| }
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
| | | ＼__／.
ぶっ殺せっ！ 人間らしい食事をくれっ！
, .:.:::::::::::､
,,､､､､､ 〈:;:;:;:;;;;;;:;:;:;',
/:;;;;;;;;;;;;:;;ヽ 1`ヾ;:;:;:;:;:;;;! 海のゴキブリを食わせるんじゃねえっ！
!;:;;;;;;;;;;;;;;;,ｼ /.:.:.:.:.:.:.y'´ _二ヽ { _ ,ｼ'''ヾｼ
',;:;;;;;;;;;;;ﾉ 1 i.:.:.,r' ﾚ' __,ﾚ' _, L ,ﾍ , .:.:.:.｀`ー┴-､
,iﾆ二 _/ ﾚ ''rﾃﾚ⌒i '''｀,_} ./ / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.L
,.．-孑'"￣7 ⌒ヽゝ-─- ､L_,,r'ﾆLrr‐ ､./ / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､
′ ,′ / ', `ヽ `ヽYﾆヽ＿ ／.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:..:.:i.:.:.l.:.:',
i i ', i ＿＿＿ノﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:｀`´.:.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.|.:.:.l
/l ,ﾚ } | ,rr.:.:.:::::::::::::::::::::::l,ハ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :.:; イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.|.:.:.|
. / ', { ,! / 〃.:.:::::::::::::::::::::::::/ / /7¨¨""´ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|.:.:.|
〈 / l ,! l 〈.:.::::::::::::::::::::::::::::l_7:::〈⌒) /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.!_ノ
Vj. | 1 ヽ ＼:::::::::::::::::::::;:;;;;::::::::::::::l ／.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.|
〈 _⊥＿__L ＼ ＼:::::::::::::;:;:;;;;;::::::::::::::|. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:!
に - ──‐-＼ _ﾉ⌒}:::::::::;:;;;;;;;;;;::::::::::::::| /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:l
,'.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.「￣￣ 77`ﾞﾆl三三ﾆﾆiﾆﾆﾆﾆﾊ ￣`7ー‐- ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.|
!.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| } } にﾆT i ! !l /.:::::::::::::::::`ゝ.:.:＿.:」.:.:.:.:」
|.:.:.:.:.:';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', i i |::l:|::| i ! !', /.::::::::::::::::::/.::::::::::::::::「￣
|.:.:.:.:.:..Y.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', i i |::l:|::| i ! ! ', /.:::::::::::::::::/ l.:::::::::::::::::|
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l.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V ',.. 「￣ ! l ', /.:::::::::::::::::/ |::::::::::::::::|
l.:.:.:.:.:.:.:.l ﾄ､.:.:.:.:.:.:.:.:.､ ', | ! l ', /.:::::::::::::::::/ |::::::::::::::::|
┏──────────────────────────────┓
一七世紀のマサチューセッツ州じゃ、
それで囚人や奴隷が何度も暴動を起こしてる。
それを受けて当時のマサチューセッツ州では、
囚人や奴隷の食事に週二回以上、ロブスターを出すことを法で禁止した。
┗──────────────────────────────┛
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | なんか当時の奴隷や囚人って贅沢な連中だって思えてくるお
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< やる夫なんてロブスター、今までに二回しか食べたことないお
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ では当時の感覚ではロブスターは肥料とか、
| ,.<))／´二⊃ 家畜の餌だったわけだ
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
／￣￣￣＼
／ ／ ＼ ＼
／ （●） （●） ＼ ふーむ……
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） 常識っていうのはある人間からすれば、絶対的な信頼が置かれているが、
| ｀ ⌒´ﾉ 別の人間からすれば理解しがたい面がある
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
／￣￣＼
／ _ノ ヽ
| （ ●） ）
| （__人） そしてある常識を信頼している人間が、
| ｀ ⌒ﾉ 他の人間にその常識を持ち出して、受け入れられなかった時は、
| r-‐､ ただ、困惑する。常識を受け入れられなかったという事実に対してな。
ヽ （（三）
ヽ } 〈
〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ
（ .＼／ 人＿_）
ﾄ､ ／|
|...＼_／ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （一） ＼ なるほどだお
| （__人__） |
＼ `_⌒ ´ ／
. ノ.,.,.,.,.,.,.,/ ）ヽ.,.,.,く
(;:;:;:＼;:;:／|_ノi ）;:;:;:;:)
. |;:;:;:;:ﾞ;:;:;:;:;:|;:;:;:|;:;:;:;:;:;:/
＼_;:;:;:;:;:;:;|;:;:;:|;:;:;:;:::ﾉ
／￣￣＼
／ ノ ヽ､＼
. | （●）（●）|
. | （＿人_）│ もうじき授業が始まるな。
| ｀ ⌒´ | 教室に戻るか。
| |
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
┌───────── ─ －‐‐
└───────────── ─ －‐‐
┌─────────────── ─ －‐‐
└───────────────────
┌────────────────────── ─ －‐‐
│
└───────────────────────── ─ －‐‐
┌────────────────────────────── ─ －‐‐
└────────────────────────── ─ －‐‐
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | あ、もうこんな時間か
（｀⌒ ´ u. |
. { |
{ ﾉ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
ヽ ノ l | |
ノ ＼ | | |
／´ | | |
| ｌ .| | |
ヽ ,,-ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_|
ヽ ＿＿_,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿
／￣￣＼
／ ノ ヽ､＼
. | （●）（●）|
. | （＿人_）│
| ｀ ⌒´ | 今日はもう寝るか
| |
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） |
（｀⌒ ´ | ふう……
{ |
{ ﾉ
__ ヽ ノ __
| |=====＞ く=============| |
| | / l ヽ | |
| | / /l 丶 .l | |
| | / / l } l￣ヽ＿＿＿_| |
／￣ｰユ¨‐‐- ､_ l !＿_ノ ／| |
_ ／ ｀ ヽ__ `- {し| ／ | |
／ ヽ ｀ヽー、} .／ ／| |
ノ ヽ__ ｀ヽ.／ ／ .|_|
／ ノ | ／
／ |／
──/￣￣￣／￣￣＼￣￣￣ヽ────
:i ／ _ノ ヽ､_ ＼ i
| | （ ─）（─ ） |
| （__人__） │ ……
.| ｀⌒ ´ |
| |
ヽ /
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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──/￣￣￣／￣￣＼￣￣￣ヽ────
:i ／ _ノ ＼ i
| | （ ─）（─）
| （__人__） ん……
.| ｀ ⌒´ﾉ
| } ｺﾞﾛﾝ
ヽ }
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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×××××××××××××××××
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|! ! | !| / / ー――――――――――― |! ! | !| !l |!
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|! ! | !| !l |! !| ! !l|! !| ! | !l | !l |! |!l| ! | |! ! | !| !l |! !| ! !l|! !|
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l | ! ! ゛ゞ.ヾ ゞヾゞ;ゞゞヾ ゞ;,.ゞ :,,ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ ゛ゞ.ヾ ゞヾゞ; !| | l
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! ! ., .ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞゞ;ゞ:ヾゞ゛;ヾ;ゞ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ヾ:ヾゞヾ., .ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ; l | ! l
!| !| ゛ゞ.ヾゞヾヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞヽ,.ゞ:, ,ヾゞヾ;ゞゞ＼ヾゞ: ヾヾ゛ ゞ.ヾゞヾヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞノ | ! l
| ! ! ゛ゞ.ヾ ゞヾゞ;ゞゞヾ ゞ;,.ゞ :,,ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ ゛ゞ.ヾ ゞヾゞ;ゞゞヾ ゞ;ゞヾ;; !|
! ! ヾ., .ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞゞ;ゞ:ヾゞ゛;ヾ;ゞ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ヾ:ヾゞヾ., .ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ; l |
┌───────── ─ －‐‐
└───────────── ─ －‐‐
┌─────────────── ─ －‐‐
└───────────────────
┌────────────────────── ─ －‐‐
│
└───────────────────────── ─ －‐‐
┌────────────────────────────── ─ －‐‐
└────────────────────────── ─ －‐‐
.／￣￣＼
.／ ＼
| ー ‐ i
| （ ●） （ ●）
| （__人__）
| `⌒´i ふむ……
ヽ. ﾉ
ヽ ノ
.> <
| |
| |
,,･⌒ヾ
{{':ﾟ●:'}}
r・、 !゛･=ｯ"
，,ゝ i: :i´
. 〈”’､ ． 冫, ｉ! }
ヽ へ. ゛､ ヽ., ,}; ： ｡''~”;
ヽ, ゝ.,ヽ ，ゝ' ヽ, 人 /
.'^｀ヽ. ＼ ｀y' ,._ ー=・’ /
'ヽ;’ﾞヽ．.,,_〉 /j';':i! ヽ {
｀ヾ、 ;;｀ ,:'./；'::f'i! /
＼ /. 《ﾗ:;;;t； /
ヽ `￥' /
・､ ｨ"
ヾ ,,,... ｜
! {
.／￣￣＼
.／ ＼
| ー ‐ i
| （ ●） （ ●）
| （__人__）
| `⌒´i ……もう一回寝なおすか
ヽ. ﾉ
ヽ ノ
.> <
| |
| |
┌───────── ─ －‐‐
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┌─────────────── ─ －‐‐
└───────────────────
┌────────────────────── ─ －‐‐
│
└───────────────────────── ─ －‐‐
┌────────────────────────────── ─ －‐‐
└────────────────────────── ─ －‐‐
それから数日後
| ､
| ||＼
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________＿＿,_____ | ＼､ || ＼|li,,
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||::::::::::|..[ニ].|.◎..|､|＿| | ｢゛､､ ＼|| ||.||
,-ｌ|______|ｉニニ|_____|､|＿| ,,＿＿_＿＿＿＿＿___,,,,＿＿_|.| ゛､､. ＼、 || ||
l|＼＿＿＿＿＿＿＿＿＼ ｢|＼ ＼ （⌒ヽ, ゛､､. ＼､ .|l. ||
l|＼||l_||||||||｣ｌ_||||||||｣_凵､||' . |.| ＼ ＼ヽ､__,'＼. ｢| | | ||
l|| l|| ,==============､||￣|」＼ ＼ ＼, __ _,,,＼|.| ~'｀';l
~ ｉl|| ＼|＿＿||| ＼ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.| ＿
. ~ ~ ＼|.| |＿＿,,,,|.|| ＼ ＼
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|ｌ ｌ |￣|l
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l＼ ＼ |l'､＼,||＼n_ ＼n
|＼＼ ＼ ＼゛､ ||＼||＿__||
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!|_| !ｌ_| ~ ゛''||"''''''||
~ ~＼
＼
, _ ... _
／《( ●}
/ ゞーﾞﾉ
/ , -=´
/ ／
{ {
_...._ ∧ ヽ、
,＞ ´ , ＞ i!: ∨ おはよう、やらない夫
／ ／ / ∨
/ x´ / /,へ-へ、∨ ＿_
./ /ミｘゝ、 // , tttx , ヽ,∨ ヽ、｀ヽ、
/ /彡ヾ、 ヽ、 ノ ゝ-ーー-- ,,} i! ヽ ヽ
./ /＜￣｀ヽ、 ｀ー´ ｀￣￣￣´ i! i彡 ヽ
i / ヽ、 ゝ__＞ ´-=ミﾐ }
i / ｀￣i! ／￣ ｀ヽ ﾉ
i / / ! ￣ i/
i / / ヽ
∨ ／ ＼
(_____,z--=====---x_____ ヽ
￣￣ ´
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ おはよう、ミギー
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
＿
γ,-‐o､ヽ ` ､
| i ﾟ i. | ＼
ゝ`‐-‐´ノｰ-､ `:、
￣ ヽ. ヽ.
l l
l l
,! l
/ l それにしても、
/ | 人間とは面白い生き物だな、やらない夫
, ' |
／ |
/ ⌒ ヽ ヽ⌒ ' ､ |
/. ,. 、 ＼ ゝ二, -'" |
. / ／ ＼ `:、 | |
/ ,i´ ヽ ＼ | l
. ,i / `:、 ｀‐､ / i、＿_
. .i./ ＼ ` ´ i、 ￣ ｀ ､
i! ｀‐.､ i,. -―-､ l
ヽ、 i、 ﾉ /
| i、 / ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´） ああ、調べれば調べるほど謎だらけだ
| }
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
| | | ＼__／.
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__）
. | ﾉ たった一つの事前情報がここまで影響するんだからな
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
†
|| |iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|| .|＝＝＝===
／'i,ヽ |";" ';" ' ";;" ' ";" ' ";";" ';" ' ";;" ' "| | ＿,＿_.___.
＿＿ ／ ..;;;i::: . ＼ | ,,.''ヽ::ヾｿ;;;:;ヾ ゞゞ:;::;;;;ゞゞ:;ゞ .:;.;.| |≡| |≡|
.:.|≡≡||￣￣|￣￣| | |[][]| |[][ゞ:;ヾｿ ゞ:; :;ヾ ゞゞ:; ゞゞ:; :| |≡|,,_.._|≡|
.:.|≡≡|| l⌒l | l⌒l | | |[][]| |[][]|ゞ:;ヾ ゞゞ:;ヾ ｿゞ :::ゞ:;ヾ.;;.; ヽ.|γ,,|≡|
iiiiIIiiiI IiI| |...::l | |;;;;;l |;;:ヽﾐゞ;; ゞ;:;:ヽ:;ヾ :::ｿゞ :ゞゞ:;;:;ヾ ゞ ゞ:;.: |≡|iﾆi;;|≡|
ﾐゞ;;;| ￣ | ￣ |;:;ミ__ヽﾐゞ,,＿;;:ヽ_;:ゞ;;＿ゞゞ:;ヾ ｿ＿.＿ゞゞ:; ﾐゞ;;ﾐゞ;; ￣
ヾ;:;:ヽﾐ;;| l⌒l | l⌒l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;; ゞｿミゝﾐゞ;;ヾ;:;;:
ﾐゞ;;;| |....:l | |;;;;;l |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;ヾ;:;;:ヽﾐゞ;;ｿゝﾐゞ;;
ヾ;:;ゝ | |;;;;;l | |;;;;;l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;ヾ;:;ミヽﾐゞ;;ヾ;:;;:
ヾゝｿ | __ | __ |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;ゞゝヽﾐ;ｿミゝﾐゞ;;
ﾐゞ;;;| LLｌ | LL;;;| __ .__ __ .__ .__ |ﾐゞ;;;:;ｿｿミヾ;:;;: _____
|i| | LLｌ | LL;;;| i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l | |iｿ ヾ;:;;:i;i ';" ' ";;"
|i| | LLｌ | LL;;;| i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l i_i_l | i;i;:.:.:.ヽ.:i;i ＝=＝＝
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＝＝==＝＝＝===＝＝=＝＝＝=＝＝＝＝==＝＝=＝＝＝＝=＝＝＝''"
┏──────────────────────────────────┓
１９９４年のニューメキシコ州で起こった「マクドナルド・コーヒー事件」の裁判では、
原告のステラ・リーベックに２９０万ドルの賠償金を支払えと、
マクドナルド側は裁判所の陪審から命じられた。
┗──────────────────────────────────┛
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ 原告のステラの治療費は一万一千ドルかかった。
| ,.<))／´二⊃ 皮膚移植をしなければならなかったから、
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃ 相当酷い火傷だったんだろうな。
ヽ､ｌ ´ヽ〉
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
,,･⌒ヾ
{{':ﾟ●:'}}
r・、 !゛･=ｯ"
，,ゝ i: :i´
. 〈”’､ ． 冫, ｉ! }
ヽ へ. ゛､ ヽ., ,}; ： ｡''~”;
ヽ, ゝ.,ヽ ，ゝ' ヽ, 人 /
.'^｀ヽ. ＼ ｀y' ,._ ー=・’ / それでも他の事件と比べてもこれはあまりに高額だ。
'ヽ;’ﾞヽ．.,,_〉 /j';':i! ヽ { 似たような事例が１９９０年にも起きたようだが、
｀ヾ、 ;;｀ ,:'./；'::f'i! / その時の賠償金は１３万ドルだろう。
＼ /. 《ﾗ:;;;t； /
ヽ `￥' /
・､ ｨ"
ヾ ,,,... ｜
! {
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） | ああ、しかもこれも事情が異なる。
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） /
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
（
`.
､ ｀ヽ. ｀ヽ
. ﾉ ,! ﾉ
,r '´ _ ' _, ┏───────────────────┓
. ! r'´ r‐' まず、１３万ドルの賠償金をマクドナルド側が、
, , -─=＝i＝＝i=‐- .._ 命じられた裁判では、
// ,＿.......i............___ ヽヽ 店員が相手の客にコーヒーを零しているんだ。
ﾄヽ.-''´:.:.:::::::.:.:.:.::::::::::::::.ソﾉl
l ｀｀ ー＝＝＝＝-―´´ / ‐- ､ ちなみに火傷はどちらの事件も同じ程度だった。
| ゝ!─､ l ┗───────────────────┛
! ﾉ､＿j j
.. ', ゝ＿ノノ
ゝ､ ／
. ｀ ｀￣￣￣￣ ´
|
. | ||
|| |.|
|| | |
|| ／（ (・ﾟ)） | |
. |:| /／ |. |
. | | | | | |
| | |. | |. |
| | / | | ｜
| | / | /| ｜ 火傷は同じⅢ度レベルで、
| | /. | / || | どちらも皮膚移植が必要だったみたいだな。
| || | -‐-| / || |
| ||＼ / / / ／|. |
| :| ＼ ＼/ | / / | ｜
| | ＼ ゝノ / |. |
| | ／） / | |
. .|| ／ / | | |
| (＿/ ＼ |.|
/ ／⌒＼ ＼ ||
（＿__／ ＼＿_） |
／￣￣＼
／ __ノ ヽ
| （ ●） ）
.| （__人） ただ、違うのはステラの場合は、店員がコーヒーをこぼしたんじゃなく、
| rつ コーヒーの蓋を開ける時に自分でこぼしたんだ。
.| (（三） 言ってみれば、１３万ドルの方と比べて、２９０万ドル事件では原告側に不注意があった。
ヽ ( <
ヽ ／∧ ∨
∠ /⌒ ∧ ヽ
( ＼ ／ / __＿)
|＼ '' ／|
| ＼_／ |
, _ ... _
／《( ●}
/ ゞーﾞﾉ
/ , -=´
/ ／
{ { ２９０万ドルの損害賠償裁判でステラ・リーベックの弁護士をやった、
_...._ ∧ ヽ、 リード・モーガンは過去にもこの手の裁判を手がけていたみたいだな。
,＞ ´ , ＞ i!: ∨
／ ／ / ∨
/ x´ / /,へ-へ、∨ ＿_
./ /ミｘゝ、 // , tttx , ヽ,∨ ヽ、｀ヽ、
/ /彡ヾ、 ヽ、 ノ ゝ-ーー-- ,,} i! ヽ ヽ
./ /＜￣｀ヽ、 ｀ー´ ｀￣￣￣´ i! i彡 ヽ
i / ヽ、 ゝ__＞ ´-=ミﾐ }
i / ｀￣i! ／￣ ｀ヽ ﾉ
i / / ! ￣ i/
i / / ヽ
∨ ／ ＼
(_____,z--=====---x_____ ヽ
￣￣ ´
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ああ、やり手の弁護士で結構有名だったみたいだな。
. | }
. ヽ }
ヽ (＼ ﾉ､
/ ＼＼く} j
| 〈￣ ﾞヽ ヽ
| .に }
| (＿__，ノ
／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫ ステラも最初は、マクドナルド側に要求したのは２万ドルだった。
| ｀⌒´ﾉ ∬ 治療費の１万１千ドル+慰謝料として９千ドルってとこだったんだろうな。
. ヽ } |￣|
ヽ ノ |＿|）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
＿
γ,-‐o､ヽ ` ､
| i ﾟ i. | ＼
ゝ`‐-‐´ノｰ-､ `:、
￣ ヽ. ヽ.
l l
l l
,! l それに対してマクドナルド側の提示した金額は８百ドルか。
/ l 治療費の足しにもならないな。
/ |
, ' |
／ |
/ ⌒ ヽ ヽ⌒ ' ､ |
/. ,. 、 ＼ ゝ二, -'" |
. / ／ ＼ `:、 | |
/ ,i´ ヽ ＼ | l
. ,i / `:、 ｀‐､ / i、＿_
. .i./ ＼ ` ´ i、 ￣ ｀ ､
i! ｀‐.､ i,. -―-､ l
ヽ、 i、 ﾉ /
| i、 / ／
., ──‐､
／ ＼
. .| _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） , -―ーっ
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣ マクドナルド側がこの時、２万ドル支払ってれば、
. ﾝ } ﾞ|￣'| ２９０万ドルなんて金額にはならなかったんだがな。
／⌒ヽ､ ノ .|, |
＿＿/ ﾉ ＼_ィ ´ー‐ｨ' ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'──r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣￣￣￣
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ただ、客の不注意による火傷で、
.ｌ^l^lｎ } 賠償金を支払ったっていう先例を作りたくなかったんだろうけど。
.ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
,,｡f~ ”￣≧.､
,;' i {:::::::O:::；
/ '： ゛､;;;;;:;;；
. /;' ﾞ ｡.,,__ ﾉ
/ ,.,;:;;;,,＿_,,..，" 他にもマクドナルドの店員がコーヒーをこぼして客に火傷を負わせた裁判では、
. ,'' ,,.・“” 一番低いもので２万７千５百ドル、かなり高くても２３万ドルか。
.； ,"
i! ｉ やはり２９０万ドルは異例だな。
i !
{. ゛，
“、. ヽ
＼;. ＼
ヽ;: ＼
／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫
| ｀⌒´ﾉ ∬ その時のロバート・スコット判事は懲罰的損害賠償を４８万ドルまで引き下げたけどな。
. ヽ } |￣|
ヽ ノ |＿|）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
, _ ... _
／《( ●}
/ ゞーﾞﾉ
/ , -=´
/ ／
{ {
_...._ ∧ ヽ、 やはり裁判官もこれはあまりにも高額すぎると判断したのかな。
,＞ ´ , ＞ i!: ∨ それでもやはり、填補賠償額が１６万ドル、
／ ／ / ∨ 懲罰的損害賠償を４８万ドル、合わせて６４万ドルは高額だ。
/ x´ / /,へ-へ、∨ ＿_
./ /ミｘゝ、 // , tttx , ヽ,∨ ヽ、｀ヽ、
/ /彡ヾ、 ヽ、 ノ ゝ-ーー-- ,,} i! ヽ ヽ
./ /＜￣｀ヽ、 ｀ー´ ｀￣￣￣´ i! i彡 ヽ
i / ヽ、 ゝ__＞ ´-=ミﾐ }
i / ｀￣i! ／￣ ｀ヽ ﾉ
i / / ! ￣ i/
i / / ヽ
∨ ／ ＼
(_____,z--=====---x_____ ヽ
￣￣ ´
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ああ、それまでの最高額の２３万ドルの倍以上だからな。
.ｌ^l^lｎ } おまけに今回は原告側の不注意、過失も大きい。
.ヽ L } それでも６４万ドルだ。
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / -一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
, -──‐‐-､
／ ,-─==-‐‐､＼
/ ,,---､ ,,,---､ヽ
i ''"フ-ｧ'ハ ,ｒ‐＜ i
| '`ｰﾟ 」 L`ﾟ‐'＾ |
__| ,,､--└Ｌi┘---､ |___
{ ｔi／ ／＼ ＼iｧ } マクドナルド側は６４万ドルを支払え！
Ｙ .／´￣｀＼ Ｙ´
ノ ∠＿_／＼＿ヾ､ ヽ
／ ／ ／ i ヽ ヽ ＼
i / ,' i ヽ ヽ !
| i i i i } }
,.､-‐‐┤ : ! ! } ! ﾉ ﾉ‐--､,_
,､-''" ヽ ヽ ヽ丶 ! ノ ノ ／ `‐-､,_
,､-'" ＼ ＼ ヽヽ ! ／ ／/ `'‐､,_
／ ＼ヽ､,,__ ヽ､,, i／ ／／ / ＼
/ ＼ ヽ `r-､, _／ / / ／ i
┌‐────┐ ヽ ＼ﾉ二ヽ / / / |
│ロバート .! ヽ i i / /,､- |
├───‐─┴────────────────────────────
｜
└─────────────────────────────────‐
／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫
| ｀⌒´ﾉ ∬ 結局、和解で解決してるがな。
. ヽ } |￣| じゃあ、何故、こんな判決が出たのか。
ヽ ノ |＿|）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
_,.―・ｰ｡、
_,.∠ ,.‥., ヽ
/,。:::...Y´ ヽ ゛. リード・モーガンは事前にある情報を専門家から得て、
{{;:●::;}} };. ： 請求金額の戦略を立てたようだな。
゛…“゜. j!: i!
/;:; ゛、
,.≠為， ヽ
_ ,≠"¨”￣”i, ＼
≦=ﾐ≧=〈~´ファスト i, ﾉ ヽ
,ゝ-，ヽ 、＆スロー r亠='" ,'
ヽイ ヽ 、 ,.．-・ゝ．__ ,. ｲ
~¨“^ヾ__Y´ , ￣ :;}
/ ,・´ _,..ﾒ．
{ { -‐'~ `;
`ー―→―――=・”￣￣゜
／￣￣＼
／ ⌒ ＼
| （● ）（● ）
|. （__人__）
| ｀ ⌒´ｌ ああ、リード・モーガンが、
| } とんでもなく高額な賠償金額を請求したのは、
| ＿ } ちゃんと訳があったんだ。
,l（ ﾞ) ,ノ ）
|/ |｀ー一" |
ヽ / ヽ ノ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,,｡｡､、 ,;'
{{ﾟ●:}} :“.,
゛ヾ\., ： ｉ!
. _,,. ヾ ． i!. ：
;'´/ i! i } |
:； ： ／》 | i j| ： ダニエル・カーネマンと、
；. ﾙ' 〃 ;; i! / }. ； エイモス・トヴェルスキーの「アンカリング効果」を使ったわけだな。
| ； 《 ； ¨“ ｉ i!
| ⅳ⌒ヾ'､ i! ;・j升 /
i! j } } i i! ," j/
l i;. |. v ；
ⅵ i! �逢
. v{ | !
ヾ:.､ ： :{
i ヽ
. i ￣|￣ .i¨ ..
. ´ ', ｉ ｜ i ,' ｀ ､
" ヽ ', i l i ,' / ヽ
／ ＼ ヽ . -―…'…―- .. / , ' ＼
'丶、 ＼, '' | ヽ , ' ／ ヽ
. ' 丶／. | ＼／ . ﾍ
/ ｀ . , ' ＼ ｜ ／ ヽ,. '" :.
. '｀'' . _ / ＼ |. ／ '.._ "´:.
. ′ 7 ＼ | ／ ' :.
:¨ ''' ┤ ヽ ....::::::.... ／ ｉ-‐ ¨;
i＿＿＿l .::::::::::::::::::. !＿＿__｣
! 」 ￣￣￣￣￣￣ :::::::::::::::::::: ￣￣￣￣￣￣ i |
i¨¨￣ l , ､:::::::::彡' ;￣ ¨¨i
. '_ -‐, ／ .l ＼ ,'‐- . _;
', i ／ | ＼ / ７
'.., ''´ ､ ／ ｜ ＼ , ' `丶､ /
ヽ. ／ ＼ | ヽ ／丶、 ,.'
. ､／ ／丶、 | ／＼ 丶., '
＼ ／ , ''｀ ,._ _ ,. . 'ヽ ＼ ／
丶､ , ' / i ￣| ￣ |￣ i ', ヽ ／
｀ / ! l | ! ', '"
｀'' !._＿|＿__|＿_ . ! ´
┏──────────────────────────────────┓
この「アンカリング効果」の実験を調べる際、
カーネマンとトヴェルスキーは０から１００まであるルーレットを使って、
ランダムに出た数字を被験者のグループに見せた。
┗──────────────────────────────────┛
┌──────────────────────────────────────────┐
│質問その１ .....│
│（ａ）国連にアフリカ諸国が占める割合は、65％（65はランダムで出た数字）よりも高い？低い？ .│
│ ....│
│（ｂ）国連にアフリカ諸国が占める割合は何％？ │
│ ....│
│ ....│
│質問その２ .....│
│（ａ）国連にアフリカ諸国が占める割合は、10％（10はランダムで出た数字）よりも高い？低い？ .│
│ ....│
│（ｂ）国連にアフリカ諸国が占める割合は何％？ │
└──────────────────────────────────────────┘
/7
//
//
＿＿ //
. ／ノ ヽ＼ .//
. ／ （●）（●〉/
l （__人_,//l そして被験者にこの問題を出した。
. | ｀⌒// ﾉ
l // ./
. ヽ r-‐''7/）/
/ と'_{'´ヽ
/ _.､__〉 ﾄ,
{ ､＿_} |.i
ヽ _,.ﾌ .|.|
＜ ＼
⌒ヽ ＼ ヽ
（（・ﾟ）)ヾ ＼ ヽ
ヾ~~ ソ ） ヽ
丿 ノ ゝ >
ﾉ ﾉ ＿／ ／
ﾉ ﾉ ／ ヽ ／
＾ 丿 ノ_ ノ ヽ￣レ この問題で面白いのは、
│ ヽ 丿 _ ／ 質問１の６５％という数字を見せた時の回答の平均値が４５％、
ヽ 丿 ヽ￣ 質問２の１０％という数字を見せた時の回答の平均値が２５％
＼ ＼ ／ ／ と出たところだな。
ヽ ＼ ヽ ヽ
ヽ ＼ノ ヽ
＼ ヾ
ヽ ヽ＾ヽ ゞ
＾ ゝ ~ヽ
／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼
i ! | （●）（●） |
r;r‐r/ | | （__人__） | この問題、聞いてることはどっちも同じだ。
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ aの部分はいってみれば、目くらましだ。
l｀ （ ｀`/ . | }
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） |
. | （__人__） .| それでも人間は事前情報一つで影響される。
| ｀ ⌒´ ﾉ リード・モーガンが高額な賠償金を請求した理由がここにある。
. r─一'´￣`＜ヽ }
. `ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、
ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. ／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、
（／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_)
/ // / / . . ＼_＼_)､_）
ｰ' {_/ノ ."´
|
. | ||
|| |.|
|| | |
|| ／（ (・ﾟ)） | |
. |:| /／ |. |
. | | | | | | 何故両者のグループの回答にここまで食い違いが出たのか
| | |. | |. |
| | / | | ｜ それは事前に知らされた情報、
| | / | /| ｜ ここでは「６５」と「１０」という数字がキーワードになる
| | /. | / || |
| || | -‐-| / || | ルーレットで決めたという、このなんの意味もない数字に
| ||＼ / / / ／|. |
| :| ＼ ＼/ | / / | ｜
| | ＼ ゝノ / |. |
| | ／） / | |
. .|| ／ / | | |
| (＿/ ＼ |.|
/ ／⌒＼ ＼ ||
（＿__／ ＼＿_） |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| （__人__） 大学生たちは答えを知らずに当てずっぽうで答えていた
| ｀ ⌒´） だから答えを知っていれば、
| } この数字に惑わされることもなかったはずだ
ヽ }
> ノ
/ ＼ ／て⊃
| ｨ |＼ `´ ゞ ＿三}
| | | ＼__／.
. l
l l
l ／〈 ･ﾟ》 l. l
. ll l ／. l l
l l / l. l l
l l l l /l l だが、人間は判断をする場合に判断を下す為の知識や情報がなければ、
. l .ll､ ,' ⌒l / ll l このようにデタラメな情報にも影響されて答えを出してしまうわけか
. l .lﾄ､V 〈 /. ll l
l l /) ｀' ／l. l
l l {_/ / l l
. ll. / ,r 、 〈. ll
l(＿_／ ＼＿）. l
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●）
| （__人__） そういうことだな。
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 先の例を挙げれば、ロバート・スコット判事は、
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃ 他の陪審員と違って、これらの賠償問題に関する事柄に精通していたから、
ヽ､ｌ ´ヽ〉 懲罰的損害賠償を４８万ドルまで引き下げた
,-/ __人〉
/ ./. / ＼
| / / i ＼
|" / | > )
ヽ／ とヽ /
| そ ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼
| （●）（●） .|
! （__人__） | 逆に陪審員の中には９００万ドルや８００万ドルの賠償金を
, っ ｀⌒´ | 認めるべきだって主張した人たちも何人かいたくらいだ
/ ミ） /
./ ノゝ / それで結局は２９０万ドルになった
i ﾚ'´ ヽ
| |／| | |
＜ ＼
⌒ヽ ＼ ヽ
（（・ﾟ）)ヾ ＼ ヽ
ヾ~~ ソ ） ヽ
丿 ノ ゝ >
ﾉ ﾉ ＿／ ／
ﾉ ﾉ ／ ヽ ／ ロバート・スコット判事は言ってみれば、裁判のプロだから、
＾ 丿 ノ_ ノ ヽ￣レ この手の事案の賠償金額の目安を知っていた。
│ ヽ 丿 _ ／
ヽ 丿 ヽ￣ だから引き下げてある程度妥当な金額に落とした。
＼ ＼ ／ ／
ヽ ＼ ヽ ヽ それでもやはり高額であることは変わらないだろう。
ヽ ＼ノ ヽ
＼ ヾ
ヽ ヽ＾ヽ ゞ
＾ ゝ ~ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ヽ
| （ ●） ）
| （__人）
| ｀ ⌒ﾉ ああ。この事件、大方の裁判官や弁護士は当初は３万ドルが認められれば、
| r-‐､ いい方だって考えてたみたいだしな。
ヽ （（三）
ヽ } 〈
〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ
（ .＼／ 人＿_）
ﾄ､ ／|
|...＼_／ |
,,｡f~ ”￣≧.､
,;' i {:::::::O:::；
/ '： ゛､;;;;;:;;；
. /;' ﾞ ｡.,,__ ﾉ
/ ,.,;:;;;,,＿_,,..，"
. ,'' ,,.・“”
.； ," それが予想を超えた６４万ドルだ。
i! ｉ 法律の専門家であるロバート・スコット判事ですら、
i ! 「アンカリング効果」の影響から完全に逃れられなかったんだな。
{. ゛，
“、. ヽ
＼;. ＼
ヽ;: ＼
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ そういうことだな。
. | }
. ヽ } カーネマンらはこれらを「曖昧さ、不確実性に置ける判断と誤り」と呼んだ。
ヽ ノ これが「アンカリング理論」だ。
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
（⊃￣￣＼
（⊃ _ノ ＼
（⊃ （ ●）（●）
| （__人__） 初期に提示された数字（アンカー）が、後の未知の数字に影響を与える。
| ｀ ⌒´ﾉ さっきのアフリカと国連の問題に出てきた６５や１０という数字が、
| } ＼ この場合のアンカー（イカリを下ろす）にあたる。
／ヽ } ＼
／ ヽ､＿＿__ノ ） そして、このアンカリング理論は当初、バカバカしいと誰も見向きもしなかった。
／ . | ＿／
| ／￣￣（＿)
＼ ＼ ／| ＪＪＪ （
＼ ／ ／⊂＿）
＿,.,_ ,･
¨´ ，…=ﾐ≧ｰ=､ / ；
"´ `ゞ, ＼., _,,,...,,_ ," ∥
〃，ゞ ＼., ,;≠=:；●） / .,'
`':;､., ：ﾞv⌒ヽ、＼ // ｀~ / /
. ＼ヽ、 ヾ.､., ﾞヽ.,ヽ、 ／," / /
.. ＼ﾞ・., } ;i! ｀ヽ.,ﾞｰ‐・“~ ,:/ / / 所が他の科学者達が追試実験を行っていると、
｀ﾞヾ:;. ., _ ヽ,.｀ヽノ, ,;i! ”¨¨ヾ;,ヾ; / / カーネマンらと実験と同様の結果に終わった。
. ｀・ ､~￣¨”“＼入 ＼＼., ,.／゜..,/
` ･ ,. ｀ヾ;,. ｀ヾﾆ：=＝＝＝ﾆ≦/,,.:;;," これでアンカリング理論が実証されたわけだな。
｀ﾞ ･ ,. ` 、 〃;:,／
｀“ ・：:,._ ,,"／
．'゜
／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫
| ｀⌒´ﾉ ∬
. ヽ } |￣| そういうことだな。
ヽ ノ |＿|）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
□
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌─────┐
┌┼─────┼──┐
│└─────┘ │
┌─┼─────────┼───┐
│ └─────────┘ │
│ │
└───────────────┘
＿＿_
＿＿＿＿ ／ ／⌒＼ ／＼
＼::::::::::::::::::＼⌒＞ -=ヘ──- / / ／ ／
. ＼::::::::::::::::::> / ＼ ｀ヾ／⌒＼ ＼／ ／>
／＞―=7ｲ / / ﾍ ＼ <／
／´:::::::::ｰ=/ i / / ／ / ＼＿＿__＞ ┌─┐
∠ ::::::::::::::::::〃 ｉ / | // | /| / / ﾄ､＼:::＼ └─┘
/ ￣￣￣{{ Ⅳ _|__/｣_ /| / :|/__/__ ｜ ∨:::＼
/ ／i │ ﾚ' /ｌ/｀:| / .∧/|/| ｜ i ｜|￣ ´
. / / | | ｜x＝ミ､j/ ./ /〃 ﾚ' ,八| │|
/ / { | ｜ ＝ミ厶ｲ:|/ ∧j
. / / ', ｜ Nヽヽ ' ヽヽ// | | / ' また漫画書いてみたぞ！
/ / ' :| | ｒ ｧ ., './> |ﾉ /
. / / Ⅵ:| |个､ ., イ :ﾚ' ｜
. ,' / .》i| |─-｀≧≦ :| l |
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) へえ、これも面白いね。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
_
ヽ`ー-=ミ
＼ ＼
丶 丶
ﾄ､＿＿＿／￣＼＿ ＼ |＿__
. ‘, ＼ l ﾘ ＼
＿_’， ヽ! ム斗-‐七ﾞ¨¨≧o｡、_
＼::::::＼＿_ ＿＿＿ ＼ ＿＿
二二>ア | ¨¨¨ヽ 丶／ ｀ヽ ＿__
／::::::::::／ | ／ ､ ‘, ‘｡ ,斗-‐七ﾞ´:::::／
｀¨¨ア´ ﾚ'´ :/| |｡ | ‘， ‘, ／::::::::::::::::::::::::/
／ / ＿ | | |‘, ‐‐--=ミ l | ‘/::::::::::::::::::::::: ／
. / | V __ :/ ／ /VI | | ‘, ‘,｛ l | |----――＜
く X＼_! V | |｛ /Ⅵ,′ ヽ｛ ’,_ | {: l | |:::::::::::::::::::::::::::＼
＼ヽ. | Vヽ Ⅵ /＿_ {圭≧=xVI: l ﾘ ト--ミ:::::::::::::::::::: ＼
くヽ /ニﾑ _ |く圭三} ｀¨¨¨ヽﾉ/ :/ / | ｀¨¨¨¨¨¨¨¨´ 今度、宅郎の家に遊びに行くときに持っていくんだっ
>､＿__／二二ﾆﾘ､!/｀¨¨´ :.:.:.:.:./ / ,′ ′ ‘,
寸ニニニニニｱ ,′:.:.:.:.: f::::::::::::ハ :.:.: ムイ :/ヽ. ／‘, ‘,
寸二二ニア ::::::::::::::::} / /ン/´ ‘, ‘,
≧=-=≦ 込、 乂::::::::::ノ / ムイ＿＿ ‘, ‘,
＼ /〕iﾄ / /=== ≦ア ’, ‘,
丶 ／ /≧=ｧ=‐--‐‐=≦l / 〔￣￣〔 __‘,＿_ ‘,
>' / //＿__/:: ／/ /l ｀¨¨¨¨¨¨¨¨寸ニﾆﾊ＿_ ノ） ’,
／ ／ 、 ア,ヘ{!Ⅵ / /i | }二二‘,¨¨¨二ア､’,
／ ／ _｀ア´ {≧ｧr‐ / l l‐┘ }ニニﾆ! f´つ¨¨´ ’,
／ ／ Vﾊ /~／}i{=/ /| ‘, ≧=- }二二/､ ） ’,
. ／ ／ Vﾊ,'二/ { {/ / :| ‘, ノﾆ{ ≧=彡==彡’, ‘,
//l ／ r‐‐ｧ‐‐Vﾊﾆ,′ /イ | ‘,≧=彡 i! l ‘, /
. // :| l | 〃 ｀¨´ ≧=| ヽ i! ‘, ‘, /
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ⌒ ⌒ |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) 二人とも結構気が合うみたいだね。
| |r┬-| | 今度、三人でアニメDVD借りて、
＼ `ー'´／ 一緒に見たいね。
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／ |＼ ＿
_, -￣ ヽ|=.､, ￣'´￣｀ ヽ ／ /
｀ ｰｰ-ｧ‐ /, -､'' ､
/ /／ // | ∧/ﾘ/ﾘ.ヽ ￣ ＼ `､
￣/ l !{ ﾚ┼l‐l l┼|‐.|､ｰ--‐` |
＼!ﾍ∧ﾚ● ● | | | |
| |ヽ}⊃ ､_,､_,⊂⊃ﾊ| .| | お菓子とジュース買い込んでか？
/⌒ヽ.| | ﾍ ゝ._） | | /⌒i |
＼ ＼| l＞,､ __ イァ/ /| |
. 从 l||l |:::ヾ''i.|.i''":::::l||l人.∧| |
( ⌒ ) |:::::::-山-:::::::::( ⌒ ) | /
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ─ ─ |
|::::::（ （ ●） （●）|
（@ :::: （__人__） )
| ｀ ⌒´ | あ、そういえば、レイっていう子、どうしてるの？
/ ∩ノ ⊃／
( ＼／ ＿ノ| |
.＼ “ ／＿_| |
＼／＿＿_ ／
/´＞く¨i＿/ヽ／⌒
. / ∧／ / |＼＼
/ 〉'.ｲ⌒/ ハ |ヽ.＼
. / / | .| ./ﾚ′ ﾚ'| |⌒
/ 〃.>| .ﾚ ┃ ┃ﾄvﾍ 仲良くやってるぞ。
./.／/ ./ﾞ ﾄ ::: ワ::ノ! | .:
|/ ｜ | j |／:ヽo'＼| ヽ. !
. ＼!ｲ／ヽ__Y´!＼ﾚﾟl／
ﾚ': : : :| :^: :| ﾍ^
＼_／: : _ハノ
〈/ .￣〈/
_
ヽ､ ヽ｀ヽ
ヽ｀.''' " ´ﾊ} )
＿_ ,. ＜´ - ｀ ´ー- 、
ヽ／ .／ , / ィ, ., ｀ヽ、
/／./ｲ ／7ラﾑ１/!.,. ､ ≧ｭ
, /ｲ/ //./y'rtｭﾚ' .ﾚ Nヽl ﾚ ﾘ, ｨ- ､
,ｨ≦//l_.从/ ﾞ.匕ｼ ｨｻ=ﾐ,l｀ヽ/ /,､ ヽ
／￣´ ｫYj ﾟ ' k'ﾟｙｼﾊ / ////ヽ l
／ ｲー≦ｼr'ty t､ ｀ﾞ"ﾟﾞ/ //l////l ./
, '´ ｲ_'≧〆y ｀ ｀ヾ! ｨ,' ,//,'|､///| / 今度、またデートすることになったんだ。
. -' ‐≦､､´////｀,Y ／ー‐ , イ／ ｲ///,! ヽ//!' レイがオムツデートしたいってさ。
,..ィ///////////｀,ヽ'､//ﾘ イｨ"´￣｀ヽ_ィ ／ l///,j ｨ∨
,／//,〆/////////////ﾊ∨ |/1 ｨ '"' ´ ｀ヽ .j//,ｲ／
, ＞ ' ´ ／///"//////////ﾊ∨///// !/,レ!' , .}ｨ.ﾘｨ'"´
,. '´ ／/////////////////ﾊ}///// !///〉ｨ ' ｲ
,__'´ ./.,/////////////_/////,ﾘ.////l |ｨ"´ ／
／三三ミ.､ l〃//.=-‐ ''"´ !/,ｨ'"""ｨl ' , '´
ｨ´////ヽ ヽﾊ , ≦_´ !/ ／ .l ,. ' ´
///////ﾊ ,lｨ＜=≦- ､/,ヽ、 /.／ ,. 'ゝ-. ' ´
//////,ｨ'////////ヽ ヽ,ﾊ /' ／
///／////////////,ﾊ ',/ﾊ ｲ' ／
.／////////////////ｌ .!//, ／ / ,ｲ
/////////////////./ ｲ// ,. '´ l /
///////////////// ／/.ｲ''" !'
/////////////,. ' ´
＿＿＿＿＿
／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
|.:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::ゝ ノ ＼ |
|::::::（U（ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) ……オムツデート？
| ｀ ⌒´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) /⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) ./ / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
＿ }ヽ
＞ヽ) ） ,.:-y:７
／ , - ￣＞´二＞_
. /,ィ l / ∨´｀i<V´::::::｀ヽ
. { !,不{_七 l }::ヾ＜「￣｀
∨ｨ{ｿ じｿ ∧:::ﾄ､:::ヽ うん、俺に下剤用の座薬をお尻にいれて、
. ｲ八 ､ "/.! ,ﾚ|::::! ﾄ､:} オムツ履かせてから遊園地でデートしたいって。
>'７＞<_,」 ! ﾄﾉ ', ｀ オシメ交換とかもしたいってさ。
. （ ,/Y ､ヽ! ﾄ,ゝ ＿ `‐-､
｀/::＼rへl !ﾉ ￣) /
{::::::::::ヽf´ゝ __`ー- ､ （/
Y::::::::::::＼ノ ）￣) ）
ヽ:::::::,r< ,.ケ＜_ -'ｽ
>'´:::::::`K_ ｰ,r-v<7て
{::i:::::r‐'´ｒくﾚ<:::::::::ヽ_∧
. `ｰｒ' ｒ‐'! ）::::::人,r'
ル'ｰ､ /´￣/ｰ'
/ﾆﾆヽ::! ./ ./
.. /::::::::::| l:ﾚ' /
/:::::::::::::メ三三7
/::::::::::::,ｲ:::::::::::/
. ＿＿＿＿＿
. /:::::::::::::::::::::::::::.＼
.|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
.| ノ ＼ ｉ:::::::|
.|（─） （─ ） 〈::::::| ……その子、大丈夫なの？
.(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| u. |
.＼ `ー'´ ..ィ-ｰﾄ、
. ｀ー‐..／_:_ｭ:-:-: ヽ
{ｬ＜ : : : : : : : : :.
.／ｰ-、: : : : : : : : : :'.,
「r'、 ／ : : : : :｀､ : : : : : : : : :'.,
..} r'、 ﾍ､ / : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
..i/ ム､} .{ i : : : : : : : : : V : : : : : : : : |
..{ い､{ Ｙ : : : : : .＼ : V: : : : : : : : |
..＼ ヽ {|V : : : : : : ＼V: : : : : : : :|
＼ ノ|:.V: : : : : : : : :〉 : : : : : : :|
-‐…‐-,,
/／ ／ __..,
〃 ／⌒＞‐---‐ ´ ／
!| ／ ＞´
-‐ ￣` -―一＜
へ ＞ ‐- ミ ､
´ ｀‐-- __＿ ＿__ -‐ ＼ ＼‐-＼
.. -‐‐-x/ ／'´￣'￣ ￣￣´ ヽ￣｀ヽﾍ ＼ ヽ. ＼
／ ／⌒Yx彡! | l| l !ヽ ､斗､-‐!- ﾊ ､ 丶⌒ヽ)
/ ., ´ ／:|=≦| | j ｌ|-‐|‐{ヽ)/ヽj_|＼| ! l } :.. |＼'
.' / ／:::::::{ヾ､_| |彳 l|ヽjz､| ' ｨﾁ笊抃!j |! ﾄ､ |￣
!'/ ／::::::::::::个 ､_| 人ヽｨf笊心ゞ {しｨ!刈 lﾄ､ } ﾍ./
|! x'::::::::::::::::/::ﾍ 八 〈{kしィ! ヾ-' {从l| )ﾒ､ }! ﾉﾘ ちょっと変わった趣味してるけど、
. ／::::::::::::::::::/:::::::|ヽ x 个ゞﾆ'' ' } Ⅵニﾆ==彡'､_ でも、根は悪い奴じゃないよ。
/::::::::::::::＞t´::: :: :| 《へ{fゝ､ ＼ ｰ ' 厶 Ⅵニﾆ=(__乂ﾍ
. /:::::＞ ´ //|:::::::::::| ∨ニ===ﾆﾆニﾗ イ:::::::＼Ⅵﾆ= ヽ
/イ´ﾘ / // |::::::::/ V二二二二/ ヽtｰ ´::::::::::::::／＼ ､ 〉Y
/ / // !::::/ 》二二ﾆ=/_＼ ＼::::::::::::::/＼:. ...)ヽ＼ { {
. / / // !/ x斗孑≧=ｘ＜´ｚｚzx_＼ ＼:::::::::>) ＼' } ) )／＜
/ / // / x仁二二ニニ＞､...＜ﾑ幵＼ ＼:// ＼'／イ厶)
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ＿ ＼ |:::|
|:::〉 （─） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @） まあ、それならいいけどさ。
| |r┬-| | 僕もあんまり人にどうこう言えた趣味じゃないし。
＼ `ー'´ ／
__,. ＜.ﾑ ___ーーノ ヽ__
_, ､＜¨ : : : : :l : :.ヽ ∧::〈ヽi :、ヽ、
/ : : : : : : : : : : :|＿ : :∨ |:;Λ | : :､ : ＞、
丿 : : : : : :i: : : : : : :／ : ∧ |::Λ |＼> : : : ｀,
.i : : : : : : : :| : : : : : : ＼ : :.∧ |:::::| | : :ヽ : : : :,i
.i : : : : : : : :! : : : : : : : : ＼ : :ヽ|:::::|| : :/ : : : :i :|
/: : : : : : : : :| : : : : : : : : : : :＼ : '.,:::| : /: : : : :| :i
,' : : : : : : : : :丿 : : : : : : : : : : : : ＼::V :/ : : : : :l : !
__/_: : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : :ﾚ: : : : : : : i : |
／ ｀ヽ,:_:_: : : :.Λ.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,' : !
（__.ィ´ヽ,ム、〉、:ヽУ V. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.i : : !
/ ゝ/ / 7-､Ｙ :,′ ∨ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :| : : |
ヽ／ / / /'Y:ｿ }.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | : : !
＿_ ,ｨ _＿＿_,.r‐ｧ
ヽ、￣¨¨ヽ、 ,.. - …―- ､_/／,. -一'¨／
＼ ｀ヌ´ ´￣｀ーく
/´＼ ｖ′ ／ -―-､ ＼＿_
. / ,..＞ﾊ / / ｀ヽ 、 ＼ー'´
/ i ｲ ヾ| ,' / // , ﾊ ヽ.| ヽ ヽ
| ! | l ,' //_/ / ! ,' ! ﾘ ト、 !
/ ∧ | 'T「「∧ﾊTト //ﾑL}| | ｌ ',ﾚ′
. / ／ Y´! ｨfひ弓ﾄ //ｆ元ﾄﾘ,.ｲ ! | ﾄ､＼
＼ / , ' ∧ ! ﾄヒz::ｿ ﾋzｿ彳/ｲ ,'人}
<＼ｎ′ / ｀| | :.:.:.:. , :.:.: ,' / /イ そういえば、こなたとは進展あったか？
/.）＼_, / i ハ ｒ_ｧ ,ｲ∧ | さっさとデートして寝ちまえよ。
Ｖ二ｽ.Y´|,' |,' } 丶、 _,. ＜ | じゃないと封印が解けないしな。
{. r_〉｀! }>' / /／ ゝ ､,,_o]lム` ｰ⊥、 ｜
＼ ｆ |,. '´／ o＼ ＼ ',
`! {／⌒ヽ ＼_ ヽ
| .| / | ', '､ ヾ ,〉、
| .| l ヽ ヾ__,人
| |ミヽ j/_ } }、 ヽ
! .! ヾ_,ノ ヽ ﾐ , i ﾉ ﾊ ｲ y'⌒ ｝
.| | /＼ / / ｊ ' / |l. / ./
ｔ ﾉノ ヽ. ' o|l,' , '
` ‐´' } ／ |l ／
. ＿＿＿＿＿
. /:::::::::::::::::::::::::::.＼
.|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
.| ノ ＼ ｉ:::::::|
.|（─） （─ ） 〈::::::| 一応、今度の休日にデートする約束はしたけど。
.(⌒（__人__）⌒:::: @）
| |r┬-| u. |
.＼ `ー'´ ..ィ-ｰﾄ、
. ｀ー‐..／_:_ｭ:-:-: ヽ
{ｬ＜ : : : : : : : : :.
.／ｰ-、: : : : : : : : : :'.,
「r'、 ／ : : : : :｀､ : : : : : : : : :'.,
..} r'、 ﾍ､ / : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
..i/ ム､} .{ i : : : : : : : : : V : : : : : : : : |
..{ い､{ Ｙ : : : : : .＼ : V: : : : : : : : |
..＼ ヽ {|V : : : : : : ＼V: : : : : : : :|
＼ ノ|:.V: : : : : : : : :〉 : : : : : : :|
|＼ ＿
＿!_ | ＿＿ ／ /
, ´=‐- `_､´ ` ､/, -､'
/ _/.:.:／,.:.:.:.:.:.,､.:.:` ､ ヽ￣ ＼_
￣/,. / / .斗‐/ i./ﾚ‐|-､|､ｰ--‐`
_／/ |/|'/,k示 示ﾄ,_/ | | そっか！頑張れよ！
||/!' .ﾚ 弋.ﾉ 弋.ﾉi | ﾉ |
|` ` ||. !'''' ｒ─ｬ''''.ﾉ |'| |
| .||个 . __ ._イ| || i|
|..:.:.:.:.:|ﾉ|´:::::V::::`､i !|.:.:.:.::.
| / /:::::::::::::::::::::} l| i
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ⌒ ⌒ |
|:::::::〉 （ ●） （●）|
（@ ::::⌒（__人__）⌒) うん。
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.:ヽ
|.::::γ⌒ Ｙ ⌒ヽ::::::|
|::::/ ⌒ ⌒ |:::|
|:::〉 （●） （●） 〈:::|
（@ ⌒（__人__）⌒ @）
| |r┬-| | それとジャギのほうはどうなってるんだろう。
＼ `ー'´ ／
,,.....イ.ヽヽ、___ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
声繋がりか、
まりささんの書くバトルものはそれはそれで興味あるな〜
そもそもAAの技術もないし、一発当てて終わるバトルなんて誰も興味がないんじゃないのかな。
だからみんなもまりさに何も期待しないでね。
別のスレ探して読んだほうがいいよ。
知識の整理や紹介、それくらいの目的で使うことにしてるし。
あとは興味湧いてきたら自分で本を読んでみてね。
だからつまらないって文句つけても、これがまりさの限界だからどうしようもないよ。
知識の整理、紹介って目的に使うにはかなり優れてると思うけど
個人的にはまりさの描く不条理な展開や唐突な路線転換は好きだから今後も書いてくれることを期待してるが
つまらないとも面白いとも思わないが、暇つぶしにはなる。そういうことさ。
陰間茶屋のいく夫並に喋れれば大丈夫だよー
面白かったよ