したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

∞無限組小説∞

1ゆー:2014/03/10(月) 19:34:53
無限組、関ジャニ∞さんの薔薇小説書かせていただきます。

裏は入ったり入らなかったりします。

亀更新お許しください。

リクエスト募集します、

30ゆー:2015/01/01(木) 03:06:25


大倉side


「…あぁは言うたんけどな…」


頑張る、とは言うたけど
何を頑張ればええか全く分からん。

「飽きないsexかぁ…むずいなぁ」


とりあえず、仕事終わりの1人きりの自宅で
「マニアック sex」と検索して見る←


「…うわ!!こんな体位あるんや…
絶対体力めっちゃ使うやん…亮ちゃんはいけるかもやけどなぁ…」


見た事も、聞いた事もないような奴ばっかりがそのサイトには載っていた。
そう考えれば…俺がやってた行為ってホンマにワンパターンやったんやな、と今更思う。


「そりゃ、亮ちゃんも飽きるわ…

ん、道具とかもあるんや…
なにこれ!!めっちゃデカい…え、これを入れるん…??
うわ、痛そう…」


そっからは、俺も徹夜してサイトを漁っていた。
気になった道具は買ってみちゃったり←



これで亮ちゃんが満足してくれるんやったら。


俺は何だってやるで!!

31ゆー:2015/01/01(木) 03:11:55


あ、遅くなりましたが…

あけましておめでとうございます!!
去年はどんな一年でしたか??まぁ過去なんて振り返らなくていいんじゃないですかね!!←
ごめんなさい新年早々こんなテンションおかしい奴で!!!←

皆さんにとって素敵な一年になりますように…(*^_^*)
今年もeighter!!一生eighter!!笑笑

32ゆー:2015/01/01(木) 03:32:14


錦戸side


俺が大倉にあの衝撃発言(?)をしてから、3週間くらい経った。
仕事の都合も合わんくて、大倉となかなかいちゃつけんかったし、何より会えてもいなかった。

今日は、久々に大倉と遊ぶねん。
家でーとやけどな、笑


「大倉、この前の俺の発言で引いてるかもなぁ…」


いやー…俺自身も、俺が変態やって事も、変人やって事も分かってるねん。
せやから、もっと激しい事をしてほしい。って思ってまうし、痛くされてもええ。って思ってまうねん。

でも、それを告白できたのは
心から信じられる大倉やったから。
上辺だけの奴にあんなこと言えへんもん。

理解してほしいなぁ〜思っとるんやけど…な。
引かれたんやったら、それはそれでしゃーないよな。それが大倉の判断やもん。


「…あかんあかん。何深刻に考え事してんねん俺。」


これから大倉に会いに行くっちゅーんに、何俺は変な事考えとんねん…



…とまぁこんな考え事をしてる間に、俺の足は大倉の家に到着していた。


ピンポーン…


インターホンを鳴らす。
少しして、大倉が出てきた。

「いらっしゃーい!」

久々に会った大倉は、何処か嬉しそうな気がした。
いや、嬉しそうっていうか…
何か企んでるみたいな…ニヤニヤしてる感じ?

…まぁ、気のせいか。


「久しぶりやね、大倉」


平常心を装って微笑み乍大倉に話しかける。




この時は、大倉があんなことになるなんて予想もしていなかった…。

33ゆー:2015/01/02(金) 07:20:08


錦戸side


大倉の家に来てもう数時間くらい経った。久しぶりに会うと時間を短く感じてまうなぁ…なんて。



「じゃあ、食器洗うなぁ」


…なんか今日の大倉は可笑しい。

何時もなら俺との時間を最優先に考えてくれるはずやのに、今日はまだ全然いちゃいちゃもしてへん。

絶対なんか企んでるよなぁ…。


「…トイレ、行ってくるなぁ?」

「おん、行ってらっしゃい!」


あかんあかん。
折角大倉とおるのに悪いこと考えてる大倉のことしか浮かばん。あかんあかん!

俺は煩悩を晴らす為にトイレに行った。


「…痛っ*何やこの段ボール…?」


廊下の途中で結構大きめの段ボールにぶつかってしまった。
退かそう思ったけど、結構重たいし、それに…何より中身が気になってしまった。


ベリベリベリっ←


「…なに、これ…」


「どうしたん亮ちゃ…


うわぁぁぁぁああああああああっ!!!!!!!!!」




その段ボールの中には、




(案の定?)
大人の玩具がぎっしりやった。

34ゆー:2015/01/02(金) 22:56:19


大倉side


「りょ、亮ちゃん…これは、そのぉ…」


…うわ、亮ちゃん黙ったまんまやし…絶対引かれてるやんかぁ…。
やっぱりあの時、ちゃんとクローゼットに押しこんどきゃ良かった…(泣)



「…大倉?これはどういうつもりなんかな?」

「…完全なる下心のみとなっております…」


もはや言い訳を考えるという選択肢すら俺の頭には浮かばなかった。


「…こんなん買って何がしたいんだか…」

!?
亮ちゃんは何もわかってへん!!!


「…あんなぁ!!
俺は、亮ちゃんの為にこの…これとかこれとかを買ったんやで!!??
亮ちゃんが、俺に…あ、あ、飽きたとかいうからぁ…!!

お、俺は!
亮ちゃんが飽きへんようにするにはなにしたらええんかなって徹夜して考えたんよ!!その…努力の賜物やん!!」←


…なんやねん俺は…
キモい事しておいて逆ギレて…


あぁ…絶対引かれてる。
まぁでもこれが俺の考えや。亮ちゃんなら分かってくれるやろ…??


「…わかった、好きに使い」


…お?
今、亮ちゃん返事してくれたよな!?
好きに使い…って!


「…り、理解してくれたん??」

「理解はしてへんよ」

「…え?」


「してへんけど、これが大倉の出した答えなんやろ?全部、俺の為なんやろ?
なら…しゃーないやんか。」



さ、流石亮ちゃんです…!!!

35ゆー:2015/01/04(日) 14:22:47


。。。ごめんなさい、これやめます(;_;)

いろいろ考えたのですが、続きのお話がどうしても思いつかなくて。。。(;_;)
ごめんなさい(;_;)


次の小説頑張りたいと思います!(;_;)

36ゆー:2015/01/04(日) 14:31:10



倉横書きます!

大倉×横山 

----------------------------------


大倉side





俺の親友の村上くん。






俺は、その村上くんの恋人の










横山くんが、大好きやった。

37ゆー:2015/01/04(日) 14:34:03


大倉side


「…付き合うことに、なってん」


恥ずかしそうに言う村上くん。
ほんの数分前、村上くんは横山くんとの交際を告白してきた。



「そ、うなんや…」



…しゃーないんや。
俺は、誰にもこの気持ちを言っていなかったし、
言うつもりだって無かったんや。


寧ろ、諦めがつくええチャンスやん…








なんてこと、思えなかった。

38ゆー:2015/01/04(日) 14:43:53


大倉side


「っお幸せに、な?」


無理矢理笑顔を作って村上くんに言う。
村上くんは本当に幸せそうで、「おん!」と満面の笑みで返事をする。
その純粋さが、逆に俺の心に突き刺さる。





「…なんで、好きになってもうたんやろ…っ、」



帰り道、1人でそう呟きながら歩く。
その足取りはぱっと見でもわかるくらいに重かった。



「…もう、どうすればええんよ…っ」





誰にも言えなくなってもうたこの気持ちは





何処に捨てればええの?

39ゆー:2015/01/04(日) 14:56:49


大倉side



「…でも、噂…なんやろ?」


「その現場見たって奴もおるらしいで?」



村上くんが、横山くんに暴力している。
…という噂を耳にした。


村上くんに限って、そんなことをする訳が無い…そう信じたかった。




自宅に帰って、ベッドの上で悶々と1人で考える。



いやいや、マジで村上くんがそんなことする訳ない。
でも、ホンマやったら…?



俺がどうこうって話やないけど、





横山くんを〝助ける〟?





…いや、そんなのただの綺麗事やな。





横山くんを〝奪いたい〟…。





それが、俺の気持ちなのかも知れへん。

40ゆー:2015/01/04(日) 15:07:58


大倉side



「…っ!!」



俺は…



何て馬鹿なことを考えていたんや…





奪う、なんて柄でもないし




第一、最低な行為やし…っ、




「もう、なんなんや俺って…っ」




泣き出しそうになった。


自分の惨めさと、弱さに。





…むしゃくしゃしてもうて、





意味もなく外に出た。

41ゆー:2015/01/06(火) 01:39:41


お久しぶりでーす!
。。。ってそれほどでもないのかな?笑

私事ですが最近ブリュレをよく聞きます(*^_^*)←
二番の
「目障りだけど気になるアイツになりたい」
ってとこも大好きなんですけど、私は一番の
「覗き見してしまったような気持ちになりたい」が大好きすぎて。。。(;_;)←

ジュークボックス行きたかった。。。!いっちばん最初がブリュレだなんて興奮以外の何もないですもんね。。。(;_;)←


意味不明の浮上すいませんでした笑←

42ゆー:2015/02/14(土) 00:59:50


めっちゃくちゃお久しぶりです。。。!
もう見てる方もいないかな。。。?
まぁ、最初から自己満足のつもりで書いていたので、しょーげたりしなーい←

&今書いているのも断念したいと思います(;_;)
アダムとイブを意識しようとしたら、ごっちゃごちゃになってまいましたね。。。嗚呼、文才が欲しい(;_;)

マイペースに頑張って行きたいと思ってるので、これを見ているあなた!!是非感想を書いて見ては!?←

43ゆー:2015/02/14(土) 01:31:35


何か書こうと思って文字を打っても
納得がいかなくて全消し。。。
これがスランプか。

どなたか、リクエストくださいませんか?
ちなみにドラマパロは苦手です。。。←
あとヒナちゃん受けも得意ではありません。。。←
苦手多過ぎてごめんなさい(;_;)

44ヲミ:2015/02/14(土) 05:04:27
レス失礼します。
ヲミと申します!ゆーさまこの度は私のスレッドへの訪問、リクエストありがとうございました!
小説読ませていただきました!!どの作品も素敵すぎます^///^メンバーの喋り口調とか会話の持っていき方とか、すごくリアリティがあってどきどきしました〜//

私もリクエストお願いしてもよろしいですかね??(*°▽°*)

45ゆー:2015/02/15(日) 01:25:24


おおおおおヲミさま!!
リアリティがある!?そんなそんな。。。ありがとうございます(*´∀`*)

ぜひリクエストお願いします!

46ゆー:2015/02/15(日) 01:43:49


よーし書くぞー( 'ω')b
もう終わってしまいましたが、昨日はバレンタインデーだったのでそんな感じで(笑)

凸凹コンビです!

-----------------------------------------------------

大倉side


「え!これ俺にくれるん!ありがとなぁ〜」


〝無邪気な男子感〟を出して、
なんや綺麗にラッピングされたのを渡してくる女子にそう言う。


今日はバレンタインデー。
学校の中でイケてる奴らの(?)グループに入っている俺は、割とチョコを貰える方だと思う。



「…大倉ぁ…」



…不貞腐れたように俺の名前を呼ぶコイツはヤス。
恋人同士やねん♡


去年の夏の初めに付き合い始めたから、今回が初めてのバレンタイン。
どんなに可愛い女子にもらうチョコよりも、ヤスだけにもらう方が嬉しいんやけど、
くれるかどうかまだ分からんねん…

あー、バレンタインでこんなに頭使わされたん初めてや。



「ヤス!一緒に帰るか?」


「おん…」


何やらしょぼんとしているヤス。
セーターの袖を掴んで萌え袖してる。可愛すぎか。


「なんでそんな落ち込んでるん?あ、もしかして俺がいっぱいチョコもらってたから?(笑)」


肩をビクッとさせたヤス。
え、当たってるん?


「え、なに?ホンマにそうなん?」


言葉を発さず、ただ俯いて小さく頷いた。

47ゆー:2015/02/15(日) 01:54:42


安田side


大倉、モッテモテなんやもん。
嫉妬くらいするわ…。


「いや、ヤスやって女子にチョコもらってるやん!」

「せやけど大倉の方が量も多いし、なんか高そうやし、女の子かわええし!!←」


もはや何を言い争ってるんか分からなくなってきた。
感情が爆発したときに口調がキツくなるの俺の悪い癖やな。


「え、ヤス、なに?もっとチョコ欲しいってこと?←」


アホやなこいつ!!!←


「ちゃうわアホ!!
 俺は、ただ、大倉がいっぱい女子と喋ってるから、嫉妬…」


さっきまでの強い姿勢とかどっかいって、どんどん声が小さなっていく。
ああ、恥ずかしい。
重いって思われてもうたかな。


「…もー、ヤス!可愛すぎ!!」


大倉が突然大声を出して、俺を抱きしめてきた。
何が起こったか全然わからんくて、ただただぼーっとしていた。


「ヤス、どんだけ可愛くなったら気ぃ済むねん…ホンマに男に気をつけてや?
 

    なぁ、チョコ。あるんやろ?ちょうだい。 
    章大のしか食べへんから。」



くそ。

余裕ぶってるとこも、愛おしく感じてまう。




「チョコだけやなくて、俺も食べてや?」



end

48ゆー:2015/02/15(日) 01:58:15


終わりましたー!
もうね、凸凹は可愛い!(笑)

最初、tornにしようとしてたんですよこれ。
亮ちゃんがモテモテの方の役で。
でも、段々書いてて「これ、リアルでもイチャイチャしてるコンビの方がいいんじゃないか」と思い始めて←
そんでもってtornのお二人のどちらかが入ってるコンビがええなって。

結果、倉安になりました←
気分でいろいろ変わっちゃうタイプです←


リクエスト感想アドバイス随時募集中でーす(*´∀`*)

49ヲミ:2015/02/15(日) 22:15:45
凸凹バレンタイン素敵です^//^
やすくんかわいいですね*

お返事ありがとうございました〜!
リクエスト失礼します!
黒黄で学パロお願いしてもよろしいでしょうか?王道だけどたまに読みたくなるんです…細かい設定等は、おまかせします。

50ゆー:2015/02/16(月) 00:23:08


>>ヲミさま

リクエスト把握しました!
BJいいですよね〜(笑)私も好きです(笑)
書かせていただきますね!

51ゆー:2015/02/16(月) 00:26:02


ヲミさまリクエスト、黒黄学パロ書きます

-------------------------------------------


横山side


きっかけがどうとかじゃなくて、自然と横におった。
いつからとか覚えてないけど、気が付けば其奴はいた。



「横山くーん!!一緒にかーえろっ!」



いつからやろ。


亮に、特別な感情を抱き始めたのは。

52ゆー:2015/02/16(月) 00:50:05


ごめんなさい、さっきのレスの最後の行、
「亮に」じゃなくて「どっくんに」に置き換えてください(汗)
呼び方間違えてました(汗)

---------------------------------------------------------


横山side


「…よし」

「うわぁ!!また負けたえーーーーーもう一回!!!!!」

「もう一回もう一回言うてもう何回目やねん!!目ぇ疲れとんねんこっちは!!!」


今、幼馴染の錦戸亮とゲームしてます。
もちろん俺が勝つわけですが。

負けず嫌いなのかなんなのか、何回も何回も要求してきよんねん。


「むぅ…」


不貞腐れて頬を膨らませているどっくん。
ホンマこういうとこはかわええよな。狡いわ。


「…なんか話そうや」


「え、何急に(笑)まぁええけど?」


何故か上から目線などっくん。
そんなところまで愛おしいと思ってしまうのは、母性本能ってやつなのか。

それとも…



「何話すんー?」


「うーん、なんやろ」


「なんやそれ(笑)」


そんな他愛もない会話が楽しくて、嬉しくて。




「…じゃあさ、横山くんは…
 
  好きな人とか、おる?」




どっくんの突然の質問に動揺を隠しきれなかった。

53ゆー:2015/02/16(月) 17:55:54


錦戸side


…変なこと聞いてもうたかな。
聞いてもうたよな…。


急に、「好きな人おる?」なんて言うたから
横山くんは少し焦ってるみたい。
そりゃ、好きな人なんて簡単に教えられるわけあらへんのにな。


なんで、俺がこんなことを聞いたかって言われたら




…横山くんが、好き、やから…かな。




男同士なんて、最初は気持ち悪いと思ったけど
この気持ちに気付いてからは共感するばっかになってもーた。


横山くんが視界に入るたびドキドキしてもうて、その気持ちを誤魔化すためにいつもそばにおるようになった。
たまに「好き!」なんて子供っぽく冗談っぽく言ってみせるのも、
横山くんを困らせたいから。

本気やって気付いて欲しいから。



俺と横山くんの間には、未だ沈黙が続いていた。




「…ご、ごめ「どっくんは、おるん?」」




俺が謝ろうとしたら、それにかぶせるように横山くんも話し出した。

54ゆー:2015/02/16(月) 18:13:32


横山side


どっくんが、急に変なことを聞いてきた。
しかも、かなり真剣な目でこっちを見つめながら。


…え、なんて答えればええんやろ。
「おるよ」なんて軽はずみに言うたらどうなるのか。
「おらん」って首を横に振ったらどうなるのか。
頭の中でシミュレーションを高速で繰り返す。
こんなに頭を使ったのは初めてやった。でも、疲れは感じなかった。



…これ、どっくんはどんな気持ちで聞いとるのやろ。

ただ単に俺と恋バナっちゅうもんをしたいだけなんか、
それとも俺に…いやいや、ないない。
これはきっと最初のほうや。


「…ご、ごめ「どっくんは、おるん?」」


あ、かぶってもーた。
まぁええか…いや、ええのかな。
どっくん困ってるし。あぁ俺が困らせてもうたんや。



「…おるよ。」



…やっぱりな。
学校一のモテ男子やもん。
はい、失恋決定…

って思ってたら、


「俺の好きな人は…横山くんみたいに、色が白くて…」


俺の体を舐め回すように見てくるどっくん。
え、なにこれ恥ずっ。
…色白の女子ってことか。それにしたって「俺みたいに」なんて付けへんでええやろ!!


「横山くんみたいに、ちょっとアホで、抜けてて…」


クスリと微笑みをこぼしたどっくん。
アホとか抜けてるとかは余計やったけど、不覚にもドキってしてもーた。
色白でアホな女子…そんなやつおったっけ…


「横山くんみたいに、唇がぷっくりしてて…」


俺の唇を人差し指でなぞるどっくん。
もう、いやらしく見えてまう俺が嫌や。

どっくんの顔は至近距離にある。
既に理性なんかなくなっていた。


「それもう俺でええやん…っ、」



俺はどっくんを押し倒した。

55ゆー:2015/02/17(火) 20:48:42


横山side


「…えっ?」


数秒後、状況を理解したのか、どっくんが素っ頓狂な声を出した。
キョトンとしながらも耳まで真っ赤になってるどっくんを愛おしく感じてもうた。



「…おれ、どっくんのことが…っ」


ここまで来たら言わんと。って思ってそこまで言うたのに、
息が詰まって声が出ない。泣いてまいそうになる。


「…冗談、やろ…?」


目を開けると、俺の下には
手で口を押さえているどっくんがおった。
なぜか俺より泣き出しそうな顔をしていて、今すぐにでも抱きしめてやりたくなった。

でも…、
きっとどっくんは俺が言いたかったことをもう理解してる。
ふられてまうんやな。ダサいな、俺。



「…おれ、も…っ」



どっくんは泣いていた。
俺が待ち望んでいた言葉を、とぎれとぎれに言いながら。



「…え…っ??」


何が何だかわからへん。
多分、今の俺めちゃくちゃぽかーんってなっとる。


「…え、嘘やろ…?」

「ほんまやて、あほ横山…っ、ひぐ…っ、」


「…嘘ぉ…嘘や…っ」


あー俺まで泣いてもうた…
こんなとこまでダサいな、俺。
でも、おんなじ気持ちやったってことがすごい嬉しくて。


「え、俺のこと、好きやったん…っ?」

「あたりまえやん!こんな完璧なやちゅ…奴、おらへんわ…」

「今噛んだやろ!!(笑)だっさー(笑)」

「う、うっしゃい!!…あ」



2人でカーペットの上で爆笑した。
なんか、いつもの〝友達〟っていう関係の時と変わらんような…



まぁ、これから変えていけばええか。




〝友達〟から〝恋人〟へと。




ゆっくりでええから、
どんな時も手をつなぎながら歩いていくとしますか。




end

56ゆー:2015/02/17(火) 20:52:45


ヲミさまリクエストのBJ学パロ、書き終わりました!
うん…なんていいますか、駄作でごめんなさい○| ̄|_
自然と裏も無しになってしまい…申し訳ないばかりです○| ̄|_
リクエストありがとうございました!これからも読んで下されば幸いです!

感想リクエスト随時募集中です!

57ゆー:2015/02/17(火) 21:15:37


よーし気まずい書くぞ(笑)
なんとなくで思いついたやつなので、なんとなくで書きます(笑)←

----------------------------------------------------------------


錦戸side


「…あぁっ、はぁん、」


今日も俺は喘ぎ続ける。
何故かと言うと、まぁ貧乏やから…かな?
その人が好むプレイで、その人が望んだ場所で。


今日は、本当はラブホでヤる予定やった。
なのに相手が「今ヤリたい」なんて路地裏で言うから。
出会い系サイトに「貴方が望むことはなんでもします」なんて書いてもうたし、拒否権は無いも同然やった。


かなーり狭い路地で、俺は犯されている。
胸の突起を舐められただけで甘い声が出てまうのは、いろんな人に開発されてもうたから。


相手の手が俺の自身に触れそうになり、もう止まらん…


と思ったその時。



「何してんねんあんた」



…気付けば、俺の上でさっきまでヤってた男はいなくなっていた。
え、なにが起こったのかマジでわからん。


そう思って乱れた服装のまま路地から顔を出してみると、
ボッコボコにやられてる先程までの男と、
見たことのない割と小柄な男がおった。


さっきまでヤってた男は隙を見て逃走し、小柄な奴は「ちっ」と舌打ちをした。


そして、こちらに向かってくる。



「…」「…」


なんでなんも喋らんで俯いてんねんコイツ。
意味わからへん。何のためにここにおるんや。
金も逃げてもうたし最悪や。


「…怪我とか、ないか?」


って思ってたら、その男が小さく口を開いてそういった。
俺が無理矢理犯されてるとか勘違いして、(無駄に)助けてくれたんかな?

まぁ、そういうことなら…悪い奴ではなさそうや。と思った。



「…まぁ、無駄なことしてくれてありがとうございます?」


少し怒ったように言った。
そうすればもう近寄ってこないと思ったから。
ちょっと挑発してもうたかな?「助けてやったのに」って思われたかな?
まぁええか。どうせもう会うことはないやろうし。


言い捨てたあと、俺は服を着て早歩きで帰った。


後日、面倒な形でまたそいつに会うことになるなんて
一ミリも思っていなかった…。

58ヲミ:2015/02/17(火) 21:46:27
あああああああ(震え)←
素敵小説ありがとうございます…っっ!!(;;)(;;)
最高すぎました…!!
両片思いからの両思いとか、、リア充真っ只中かよこのやろかわいいなくそお!!!
やっぱり学パロはいいですね〜…
裏なし全然いいですよ!妄想を掻き立てられました笑
ほんとうにありがとうございます!
これからもぜひ読ませてください^-^
気まずいの新しい小説も楽しみです〜。

59ゆー:2015/02/17(火) 23:05:21


>>ヲミさま

素敵小説なんて、私にはもったいないお言葉です…!汗
落ち着いてください!!(笑)
いいですよね学パロ。甘酸っぱくて切なくなるこの感じですよね〜〜〜それをもっと表現できるようになれたらいいのになんなんだ私は!!!←
妄想させることができて良かったです(?)

こちらこそリクエストありがとうございました!!
これからも<(_ _)>よろしくお願いします

60ゆー:2015/02/17(火) 23:16:55


錦戸side


「はい、今日は転校生が…」


相変わらず話の一番最初に「はい」をつけたがる、
怒ったら面倒臭い村上先生の話をなんとなく無視しながら、
学校の窓から外を見てみる。


季節はもう、冬。
このまえ路上で無理矢理ヤられたときは、ホンマに寒くて身震いしたな…なんて思っていたら
同時にあの小柄な男の人のことを思い出した。


…まぁ、思い出したからってどうってわけでもないし
また会うことやってどうせないだろうし
考えても時間の無駄なだけなんやけど。



「………あーーーーーーっ!!!!!!!!」



うっせぇな。
そう思いながら渋々教卓の方を見ると…


「……は?」

「あの時の!!!!」




…まさかのまさか。





あの時の、「小柄男」がそこにはいた。

61ゆー:2015/02/17(火) 23:29:09


錦戸side


村「何、おたくら友達なん?」


小柄男「実はこの前…」



…は!?!?!?

その小柄男は、何を思ったのか
村上せんせーの方を愛想笑いなんかよくわからん表情で見つめながら
「実は」なんて言い始めた。


「そーなんすよ実はこの前友達になったんすよ!
 じゃーこの子は僕の後ろの席で決定ですねはい!!」


もう自分でもわけわからんくらい焦って、
今まで言ったことないくらいに早口で上記を述べて
その男を無理矢理俺の席の後ろに座らせた。


ポカーンとしている男とせんせーと、他のクラスメイトのみんな。



「よろしくな」


ぽかんとしている後ろの席の男に
先程までのテンションとは思えへんほど冷たい口調と目線でそう言うと
きちんと前を向いて、この現実から逃げたい一心で机の上に伏せた。




あー最悪や。
俺の弱みを握ってる奴が、この学校におるなんて。



いつばらされるんかな。
ばらされたら、どうなるんかな。
警察とか来て、事情聴取されて、家が貧乏なこともみんなにバレてまうんかな。



めんどくさいな…。

62ゆー:2015/02/18(水) 18:23:34


錦戸side


「なぁなぁ、俺この学校のことよくわからんから教えてや」

「うっせーな今寝とったやんけ…」


「ふーん。あれバラしてもええんや…?」


「…はいはい!!」


そう言うと、ニヤニヤしながらも満足そうにする其奴。
今は昼休み。学校のことを教えるくらいやってあげりゃええのにって言われるかもしれんけど、
俺ははっきり言って、コイツのことが〝嫌い〟や。

もう一度言っとく。〝大嫌い〟や。


後々知ったけど、「渋谷すばる」って名前やったらしい。
そいつには勿体無いくらいのええ名前やのに、性格に難有りやな。


適当に廊下をうろつく俺とそいつ。
まぁ会話なんてひとこともしないけど、結構早歩きな俺にちょこちょこ付いてくる。
すると、横山先輩に会った。



「おお!どっくんやーん。ん、そいつは…」

「…すばるくんって言うんですよ、優しくしたってください」

「すばるかー!ええ名前やな!」

「…そうですかね?ありがとうございます」


…なんや、こいつ。
なんで横山先輩に人見知りしとんねん。
先輩けっこう繊細やから、傷つき易いのに!!←


俺と先輩とそいつの間に、少しの沈黙が流れた。
あーーーー気まずい。全部こいつのせいや。
なんか話さな、先輩困ってるよなぁ…。


「…んじゃ、俺せんせーに呼ばれとるから。」


先輩が口を開く。


「また村上せんせーと喧嘩したんですかー?(笑)仲いいですね(笑)」

「よ、良くなんかあらへんわ!じゃな!」


なぜか最後の方照れながら先輩は去っていった。
きっと先輩、村上せんせーのこと好きなんやなーって、バレバレ。
村上せんせーも横山先輩のこと好きやのに…両片想いって辛いんやなー(笑)


「…なに悲しそうな顔しとんねん。気持ち悪。」



「は!?」


そいつは口を開いたかと思えば、悪口を言われた。
気持ち悪い!?俺が!?

意味わからへんわ!!




「お前な、学校案内されてその口の聞き方…」



そいつの方を振り返ってイラつきながら説教しようとしたら、




バシャッ



「うわぁぁああああああああ!!!!!!あ、ご、ごめん!!!!!!!!」




めっちゃでかい謝罪の声とともに、
俺の顔面に水がかかってきた。
割と量が多めやった。

63ゆー:2015/02/18(水) 18:40:41


錦戸side


「ごめんね…ホンマに…
 素数数えとって、よそ見してたら水かかってもうて…」

「もうええですって安田先生…(笑)」

「ぶ、くくくく…っ、」

「何笑ってんねんお前なぁぁあああああ!!!!!」



水かけ事件の犯人は、理科担当の安田先生だったようだ。
まぁ理由は安田先生が言ったとおり。

安田先生はほんまもんの天然で、こんなことはよくある事や。
今、先生が俺の顔をタオルでめっちゃ優しく拭いてて、
渋谷すばるは俺のことを見て大笑いしとる。しばくぞ。


「ほんまごめんな、寒かったやろ!?カイロあげる!!
 あぁぁもうこんな時間や、授業始まってまう!!お前らもすぐ教室戻れよー!」


俺にカイロを投げながら安田先生は小走りで帰ってった。
服まで濡れたからジャージに着替えたい。
…けど。


「…なぁ、お前、なにジロジロ見てんねん」

「ええ体しとるな〜思って。」

「変態か!!!しばくぞ!!!!!」

「ええやん。それ今まで何十人も見られてきたんやろ?」

「…っ、」


渋谷すばるがこっちにすごい視線を送ってきてて、着替えようにも着替えにくい。
変態なこと言うし、「さき戻ってろ」言うたら「友達やから、待っててあげてるやん。感謝しろや」とか言うし。
ほんま何なんこの人ぉ…



まぁ一通りさっさと着替えて、今は上半身裸状態。
渋谷すばるに背を向けて、ジャージを着ようとしたら…


べろっ



「は!!!!?????」



後ろ首のほうに、生暖かくてざらりとした感触。
驚きと気味の悪さで0.何秒かかってないくらいで振り向いたら、
案の定そこには口角を上げて妖しい笑みを浮かべているそいつが。


「は…な、なん、おま、急に…っ!?」


「ふふ、どんな反応すんねやろーって思って。やっぱ感度ええんや?」


「っは…!?」


舐められたところをごしごし必死に指でこすりながら、俺はそいつに軽蔑の目線を送る。
でもそいつはビクともしてなくて、逆にどこか得意気な表情を相変わらず浮かべている。



「…なんでそない嫌がるねん。今まで何回もやられてたんやろ?」


「…っ」



何も言えなかった。
そういえば、そうや。
俺は今まで何回もこんなことはあったはずや。

いろんな人に抱かれてきたし、いろんな人を抱いてきた。



それなのに、なんでや。




なんでこいつにやられると、意識してまうんやろ。

64ゆー:2015/02/18(水) 18:55:51


錦戸side


「…お前ん事、嫌い、やから…や。」


考えに考え抜いた結論をそいつに吐き捨てる。
ここまで強く言えば、もう付きまとってこおへんくなると思って。

なぜか、声が震えてしまった。



少し俯き気味の、上目でそいつを見てみると、
そいつは光のないような表情で俺を見つめていた。

俺をまっすぐ見つめているようで、違うところを見つめている。
何を考えて、何を思っているのか全くわからない。…けど、
少し悲しそうに見えてしまった。



「…な、んで、そんな顔すんねん…っ」


沈黙と視線に耐え切れず、俺はそっぽを向いた。
もう、そいつの感情が読めなかった。
いろいろと経験だけは豊富な俺やから、鈍感なわけないのに
そいつが何を考えているのかだけは、ほんまに読めなかった。



「…せやな。」



3文字だけを話すと、そいつはその場から立ち去った。



…なんやろう、この感じ。



俺はあいつに酷いこと言うてもうたのに、あいつは何も言い返してこなかった。
あいつ、俺のこと好きなんかな。




…ちゃうな。




この感情。
泣いてしまいそうなほど胸が苦しくて、
本当のことを言えなかった自分に腹が立ってて、
あいつのことばっか考えてまう、この感情。





俺が、あいつのこと好きなだけやったんや。

65ゆー:2015/02/18(水) 19:26:34


授業が始まっても、俺に話しかける気配のないあいつ。
プリントを後ろに回しても、わざと後ろの方に消しゴムを落として「取って」って言っても、
昼休み前までのように話すことなんて無くて、寧ろ避けられてるような気がした。


初めて、あいつにこき使われて少し嬉しく感じてた俺がおったことに気付いた。



「さようならー」


帰りのホームルームが終わった。
そいつはそそくさと準備を済ませ、帰ろうとしていた。


「っ、すばるくん」



未だ俺と会話をしようとしないそいつに
数えられるほどしか呼んだことのない名前で呼ぶ。
するとそいつはビクッと肩を揺らし、まるで俺に怯えているかのような様子でこちらを向く。


「…ちょっと、話しようや」


「…ええけど。」


怪訝な顔をするそいつは、また少ない文字数で俺に返事をする。
少し納得が行かなかったけど、まぁええかと思った。


そして、人がおらんかった空き部屋にそいつと2人で入る。


「…」「…」


あかんわ。何話せばええんやろ…。
このまま黙ってても、そいつが気持ちわかってくれたらええのに…。


…あかんわ。ちゃんと俺の口から言わんと。



「「あのさ」」



…かぶった。



「「ふははははっ!!」」


2人で顔を見合わせて爆笑する。
こんなことあるんか?
すっごく嬉しくて、楽しかった。


「…俺から話して、ええ?」


やっぱり俺から話さんと、やな。
笑いが落ち着いたあと、ゆっくり口を開いた。
そいつはこくりと頷いた。



「…あんな…お前が嫌い、なんて、嘘やねん。
 ホンマは…俺、
 
    お前ん事…、好き…っ!?」



そいつに抱きしめられた。



「っなん!?//え!?」


照れてもーて、声がうわずった。
どこに視点を置いてええのかわからない。


「それ、ほんま?」


「お、おん…っ」



「俺もお前のこと好きやったんや!最初に会った時からっ」



「えっ…!?」


信じられなかった。
そいつが俺のことが好きってこともそうやけど、
今起きていることが、本当に現実なのか。


「ほんま…っ!?」

「ほんまほんま…って、え、亮!?」


気付いたら、目から涙が溢れていた。
100%純粋な嬉し涙。
そいつは俺の顔を至近距離で見つめる。驚いているようやった。


「そろそろ泣き止んでーや…どうしたらええか分からんやんけ…」

「ごめ…っ、ひぐ…っ」


どうにも涙が止まらへん。感情が抑えきれない。
困らせてもーてるのに…っ


「もー、亮…ほんま、好きや」



俺も。

すばるくん。俺、いっぱい謝らなアカンことあるよ。


でも、これからは
「ごめん」より「ありがとう」を増やしていきたいから。



ずっと傍におってください。




end

66ゆー:2015/02/18(水) 19:33:43


気まずいの学パロ、どうでしたかね…?
ちょっと設定を複雑にしすぎて、自分の首絞められました←
なんとか完結したかな…?

これ、ただの私の性癖なんですけど、
気まずいコンビって「どっくん→→→すばるくん」って感じじゃないですか。
でも、たまーーにある「どっくん←←すばるくん」っていう瞬間に萌えるんですよ!←

はい。ごめんなさい○| ̄|_
感想リクエスト随時募集中です!

67ゆー:2015/02/18(水) 19:35:31


次何書こうかなー。
ぱんぱんだかな。凸凹かな。山田かな。夫婦かな。やすばかな。
安田率高っ!!(笑)
誰かリクエストくれませんかねー…?

68ゆー:2015/02/18(水) 20:04:07


凸凹です。

----------------------------


大倉side


休みの午後昼下がり。
駅の道真っ直ぐ駆け上がり、交差点に着いたら人波をかき分ける。
聴き慣れたメロディーコール=ヤスがおるって悟る。

この大きな世界の中の、たった2人。
小さな粒のような俺らをつないでいるのは、


「愛してる。」…そんな言葉。



ただただ純粋な、包み隠さないようなヤスの瞳は
俺に勇気を与えてくれていたのに、
嘘つきになってしもーた。
秘密だらけの体重ねた。


ヤスの瞳の輝きはもう俺に届かない。


そしてヤスは何処にも居ない。



もう「愛してる」なんて言ってくれないし、
「愛して」くれないから、
今まで散々言い合ってた


「愛してる」って言葉が、ただ空しい。




部屋を灯す月明かり。
しょうもない冗談や語り。



「…ぶぶっ、ヤス、寝相悪すぎ…(笑)」



俺が眠れない日には、ヤスの寝相の悪さを見て1人で笑ってた。



「ふふーん。」

「え、これ、ヤスが作ったん!?」

「あったりまえやん!今日忠義の誕生日やんかー♪」

「わーありがと!んっ、上手い!!」

「でしょー!あ、忠義、これ欲しいって言うてたよな?」

「えーほんまに!?めっちゃ尽くされてるやん!ありがとー愛してるわっ」



俺の誕生日。
得意料理が並んでるテーブルの上。
ヤスが威張る顔見てさらに笑って、
俺が欲しいって言ってたものを買ってくれてたね。



「ふぁー、今日ほんま楽しかった!!な、ただよ…

 …なに、寝とんねんコイツ…(笑)」



電車の中で揺られながら、遊園地の帰り。
こどもみたいにはしゃいで、疲れて
帰りは俺のほうが先に寝てしもうたね。



もう二度と戻れない日々。
もう二度と戻ることのない日々。
ヤスはアイツの元で元気に暮らしてるんかな?
もうちょっとだけ俺も強くならんとな。




休みの午後昼下がり。
駅の道真っ直ぐ駆け上がり、交差点に着いたら人波をかき分ける。
聴き慣れたメロディーコール=ヤスがおるって悟る。


この大きな世界の中の、たった2人。
小さな粒のような俺らをつないでいたのは、



「愛してる。」…そんな言葉。


「愛してる。」…ただの言葉。




俺は、まだヤスを「愛してる。」




end

69ゆー:2015/02/18(水) 20:07:01


まぁI to Uの歌詞パロやってことは皆様気づいてますよね(笑)
私この曲大好きなんですよ!!!!←
一番好きってくらい!!!!!←

それだけです、はい(笑)すいません

70ゆー:2015/02/19(木) 00:59:44


ぱんぱんだ書きます!短いです!

-------------------------------


丸山side



「ふはっ、まる、おかしいんとちゃうか?」


ほら、そうやって僕に微笑んで。



「んぅ…なんで、すばるんとこ行くん。」


ほら、そうやってすばるくんに嫉妬して。



「もう、丸なんか嫌いや…」


ほら、そうやって僕に泣き顔を見せて。




裕ちんの行動とか言動とかには、惑わされてばかり。



せやから、今度は僕が裕ちんを惑わす番、やろ?




「…いや…っ!!まる、怖い…っ!!!」


そんなに怖がらなくてもええんよ?




僕、裕ちんのことが




〝好きなだけ〟なんやから。




ほら。


こっちおいで?





end

71ゆー:2015/02/19(木) 01:01:04


…なんですかね、これ←
全てはご想像にお任せします´ω`)ノ←

感想リクエスト随時募集中です(〜 'ω' )〜

72ゆー:2015/02/21(土) 23:38:55


夫婦書きます!学パロです!
でも多分学校の描写はありません←

------------------------------------------


横山side


今日は幼馴染のヒナと、俺んちで、所謂お泊まり会っつーのをやる。
おとんとおかんが仲良く旅行に行ってもうて、一人ぼっちは寂しかったから
「今日うち泊まらん?」って聞いたら「ええで!」って直ぐに答えてくれた。
キラって彼奴自慢の八重歯を光らせながら。


…でも、一つだけ心配なことがあるねん。



それは、俺の理性が保てるかってこと。



俺は、ヒナのことがずっと前から好きやった。
まぁ何人か彼女作ったこともあるけど、やっぱり好意はヒナにいってもーて
ちゃんと彼女のことを好きになれへんかった。


ヒナにも、彼女おったことあるで?
でもその女と別れたって相談は何時も俺にしてくるから、
その度に「よっしゃ!!」って心の中でガッツポーズして。


もう、どうしようもないねん。
きっと俺の片思いやし。
ヒナはきっと…同じクラスのすばるのことが好きなんやろうな。


「はぁぁあ…大丈夫かな、俺」



自宅で1人、髪をわしゃわしゃして呟いた。
今はヒナを家で待っている途中。
早くこおへんかなって気持ちもあるんやけど、来たら来たで緊張してもーて、何したらええか分からへんようになって、
もうなんかアレになったらあああああもうどないしよ!←



ピンポーン…



「はぅあっ!!」←


来た。来た。ついに。このドアの向こう側には。
俺の愛おしい、だいすきな奴がおるんや。
ああぁああああああよし、開けるぞ開けるぞ…!!


ガチャ…


「さが○急便でーす!」




心の底から、「時間返せ」って思った。

73ゆー:2015/02/21(土) 23:48:28


横山side


「よこ!きたでー…ってなんやねんその顔。ぶっさいく」


いつもどおり遠慮のない言い方をするヒナ。
あああ目の前に。俺の家に。ヒナの温もりがぁあ…!!←
もう罵られてもそれさえ愛おしく感じてまう。


もうこの時点で、ヒナが俺の気持ちに気付いてんじゃね?って思ったそこのあなた。
ヒナの鈍感さを舐めちゃアカン。鈍感力とかいう本読んどったで、この前。


「あのな、今日な、サッカーして汗だくやねん。風呂借りてもええ?」


「…ええ、で」


語尾に「な」って付けるとことか、ホンマかわええ。
あーニヤニヤしてるわ俺。
口を片手で隠した。


「なに笑てんねん。借りんで?」


勝手にずかずか行ってもうた。


そういうとこも好きなんやけど。

74ゆー:2015/02/22(日) 00:03:34


横山side


ふふ…俺の家の風呂に…ヒナが…
体の隅々まで洗ってんねんなぁ!!!←
マジで興奮する。どうしようああどうしよう。

ヒナも、おんなじ気持ちやったら、
こんなに幸せなことはないな…ってとこまで妄想してみたけど、
ヒナは俺と付き合ってもずっと塩対応な気がする。むふふ…


「こ…よこぉ!」


「!?」


なんか、俺、呼ばれてる?
え、え、ヒナ、俺のこと呼んでるん?
…まさか、全裸だったりするんか??←


とりあえず風呂場まで足を運んだ。
はぁ…と一回深呼吸をする。
…もう一回しとこう…よし。


ガチャ…
風呂場のドアを開けた。


「ヒナ、呼んだ…!!??」


そこには、俺の予想(妄想)どおり全裸のヒナがいて。
(まぁ湯煎はいってたからあんまり見えへんかったけど)


「え、あ、な、なに!?」


「…なに焦ってんの気持ち悪。タオル無いから呼んだやんけ」


「え、あ、あ、あ、そ、そう」


ヒナは、必死に目を隠しているように見せかけて指の間からしっかり見ている俺を罵った。
めちゃくちゃ冷たい目線で見られている。
この対応は、ホンマに俺に気がないんやな…って思ってもうた。

…予想以上に悲しくて。
この気持ちが虚しくて。
俺はすっかり気を落としてもーた。


「今、持ってくる…って、うわぁあああ!!」


ちょっと変な気持ちのままその場を去ろうとした瞬間。


これは、神様からのありがたいプレゼントやって捉えたほうがええのか


タイミングがちゃうやろって怒ったほうがええのか。



「ひゃっ、なに、よこ!?/」


足が滑って、(全裸の)ヒナがめちゃくちゃ近くにいた。
その距離何ミリ…なんて次元じゃなくて、もう密着していた。
服が濡れたとか、そんなこと考える余裕もなく、
俺は赤面しているヒナをまじまじと見てしまった。


…こんなチャンス、二度とないかもしれない。




でも…



「あ、ごめん」


「あ、おう…」


俺は直ぐに立ち上がって、逃げ出すように去った。

75ゆー:2015/02/22(日) 12:51:33


横山side


…俺にも理性ってやつ、あったんやな


そんなことを、割と冷静に考えてみる。



やっぱり、自分の欲望なんかより
ヒナを傷つけてしまうこと。ヒナに嫌われてしまうこと。
それが、本当に嫌なんやって、頭でも分かってた。


なんか…ぼーっとしている。
頭が真っ白で、でも悲しくもなんともなくて、
まるで感情を失ったかのような…そんな感じ。

ヒナと、気まずい感じになってまうのは、嫌やな。
ヒナが風呂から出たらなにしたらええんやろ。



「…よこ、出たでー…?え、よこ!?」


気付けば、目から涙がぼろぼろと溢れてきた。
視界はめっちゃ悪いけど、ヒナがこっちに駆け寄ってきてくれているのが分かる。
ああ、ヒナが近くにおるって、こんな幸せなことなんや。



「よこ?ホンマに、どうしてん」


「ひっぐ、ひっぐ…っ」


「泣いてばっかやとわからへんやんー…」



多分、俺ヒナに泣いてるところを見せたことないわ。
せやからヒナも戸惑ってるんやろな。
泣かない奴やと思ってるやろうし。
あー、どうしても、涙が止まらん。


「ヒナ…っ、ヒナぁ…っ!」


「大丈夫、ここにおるって。無理に話さんでもええよ…いや、やっぱ話せ。」


わざと強制的な言葉で、多分笑わせようとしてるんやと思う。
いつもの(ツボが浅すぎる)俺ならきっと、その思惑通り笑ってると思う。
でも、そのヒナの優しさは、俺の涙を余計に煽っただけで。


「ヒナ…っ、あのな…っ」



俺がやっとのことで口を開いたその時。


プルルルルルル…


ヒナの携帯が鳴った。




その画面には…

〝すばる〟と書いてあった。



「あ…」


ヒナはそれを見て少し焦っているようだった。


アカン…今、すばると話して欲しくない。
俺からヒナを取られたくない。


今だけは、俺のこと見とって?




「…でたらアカンっ…!!」

76ゆー:2015/02/23(月) 15:48:17


村上side


「…っえ?」


え、今、よこ、何してるん?
俺、抱きしめられて…



…泣い、とる…?



「ひぐ…っ、ヒナ、ほんま、ごめん…っ!
 おれ、おれ、ひなのこと…ずっと前から…



   好き、やったんや…!」



横は、俺に顔を見せないままそう言った。



「…それ、言うために、泣いてるん?」


「おん…っ、ヒナ、ごめ、引いた、よな…?」




…んなわけあるか。




「アホちゃう。
 俺、いつからお前に片思いやと思ってんねん」



「え…っ、………え………!?…すばるちゃうの…っ!?」



「は?すばる?ああ…それはただ、仲ええってだけやろ?
 横への気持ちは、まぁ…マジの方なんやて。」


あー、恥ずい。
横も相当顔赤いと思うけど、俺も負けてへんかも。



「横に対しての好意を無くすために、彼女とか作ったんやで。
 お前かて、彼女おったやん…、そんで、別れたって報告もらうたびによっしゃって喜んでもうて…」



「え…っ、え、それ、俺の気持ちと全く一緒やん…」



「ええええ!?そうやったん!?」



横は相変わらず泣いてる。そして顔を見せてくれない。



「なぁよこ。顔、いい加減こっちむけーや」


「嫌やぁ…っ、今、ぐちゃぐちゃやから…っ」


「せっかく両思いって分かったやんけ。ほら、可愛い顔見せて?」



そういうと、横は
耳まで真っ赤な、まるでリンゴのような顔を此方に向けてくれた。
少し嫌そうだけど。それもまたええ感じに可愛くなってる。
あは、俺キモいわ…



「…横。気持ち伝えてくれてありがとう。
 

 

 俺も、好きやで」



「…っ!!俺も…っ」


俺の右頬にキスをした横。





…なんやねん。


俺まで泣いてもうたやんか…っ、




end

77ゆー:2015/02/23(月) 15:52:38


いやはや、ごめんなさいのひとことですね。
まず、何故難しい夫婦というカプにしたのか!!←
そして最後の終わり方はなんなのか!!!←
謎だらけです自分で読んでも!!!←

まぁ…はい。
すいませんでした汗

78ゆー:2015/02/24(火) 23:04:12


くらすば書きます!
コンビニ店員×客って設定です。

----------------------------------


大倉side



初めは、ホンマに純粋な一目惚れやった。



「…らっしゃいやせー…」


気怠そうなその人の態度、言葉、表情。
坊主って言うても過言ではないくらい短い髪なのに、目力がすごくて、
顔だけ見ると普通の女子みたい。
全てに惚れ込んでしもーたんや。


「…」


「…あの…お金…」


「…ああっ!!!あっ、すいません…」



見とれてしまってお釣りを貰うのを忘れていた。
焦った俺はついつい早口になって、ホンマ恥ずかしい…



…この人は、なんていう名前なんやろ。
あ、名札付けとる…なになに…〝渋谷〟…しぶや?
しぶやさんか!


「…あのー、しぶや、さん?ですか?」


少しでもカッコつけたくて平然と言ってみたけど、


「…しぶたに、です」


あっけなく玉砕。またもや恥ずかしいことをしてもーた。


「あっ…すいません…」


「いえいえ…」


「じゃあ、しぶたに、さん。あの、何時にここ終わりますか?」


「え?コンビニは24時間営業ですが…」


「…あ、そういうことやないんですよ(笑)」


意外な一面見つけてしもうた。
俺が軽く笑うと赤面している渋谷さん。
斜め下あたりに視線を落として、マジ可愛い。ああ今すぐ抱きしめたい。


「渋谷さんが、何時にバイト終わるかって事です」


「…僕、ですか?えっと…一応、9時ですけど…」


「じゃあ、外で待ってますね、」



ニコって微笑む俺。ポカーンとしている渋谷さん。
少し口が開いてて、今すぐに俺の舌をねじ込みたい。マジで。


「え、なんでですか…?」


関西独特の訛りがかった口調でそういう渋谷さん。
初めて俺の目をきちんと見てくれている。
俺のほうが身長高いから自然と上目遣いになってて、めっちゃ可愛い。




「……貴方のことが、



   好きだからです。」





…一目惚れから始まる恋なんてのも、いいもんやろ?



end

79ゆー:2015/02/24(火) 23:06:05


えーっと…あの…
途中途中、大倉さんさらっと変態発言してますよね…(笑)←
大倉さんに変態なこと言わせたかったんです、許してください。←


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板