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カオスロワ避難所スレ3

658死兆星の瞬きはどちらに ◆FEwgCJ5Pw.:2020/06/22(月) 22:35:14 ID:Y1vKgW0.0



「そんな……」

最後に生き残ったチルノは翔鶴の艦載機に撃ち落され、翔鶴に身体を踏みつけられていた。
サウザーや闇への援護ができなかったのは、拳王と聖帝が戦っている裏で翔鶴に撃たれたからである。

「あなたで最後、これで終わりよ」
「まだアタイは死んじゃ……がふッ」

倒れたチルノを冷酷に見下す翔鶴に、チルノは悪あがき的に弾幕を放とうとするが、その前に頭をソードで貫かれた。
妖精ゆえに即死ではないとはいえ致命傷には違いない。

「と……とちょうのみんな、ふな…っしー、アタイたち聖帝軍のかたきを取って」
「心配しないでください」
『全員皆殺しにして一匹残らず地獄に送ってあげるからね』

チルノの氷の肉体は、ガラス細工のようにピチューンと砕け散った。

そしてラオウ、翔鶴がホームベースを踏み、二点獲得。

さらに聖帝軍選手全滅により、六回裏を待たずして、この試合は終焉を迎えた。



               拳 4-2 聖

               ゲームセット



〜 〜 〜


眩い光に包まれると、拳王連合軍生き残りの9人とネットナビ2体、それから悪魔一匹は元の横浜スタジアムに戻っていた。
大半が気絶していたため、瑞鶴はすぐさまメーガナーダに命じて気を失った選手を近くの施設に運び宝玉輪を使用して傷と意識を回復させた。
MEIKOなどの気絶していた面子は、自分たちが眠っている間に試合を勝ち越したことをあるものは喜び、あるものは嘆いた。
あと、ハクメンは思いのほか、頭にダメージが言っていたのか、鎧や肉体の傷は修復されるも、未だに気絶していた。

ただ一人、ラオウは窓から横浜スタジアムを眺める。

どうやら異界で全滅した聖帝軍の血がどういう原理か注がれるらしく、大量の血が横浜スタジアムに流れこんだ。
そして花火のような魔法陣が空に浮かび上がるが、ラオウと瑞鶴以外はそれに気づかず、ラオウもまた深くは考えなかった。

ただ、闇夜に輝くあの光こそ聖帝軍の魂の輝きなのだろうと。
敵ではあったが、野球の試合に関しては、まさに強敵とも言うべき集団であったとラオウは認識している。


「聖帝軍……おまえたちは強敵だった」


ラオウはそう言いながら疲れた体を癒すべく炭酸水を飲み干した。
余談だが、この「強敵」は「とも」は読まない。そのまんま「きょうてき」のままである。




【サウザー@北斗の拳】
【金色の闇@ToLOVEるダークネス】
【アリーア・フォン・レイジ・アスナ@ガンダムビルドファイターズ】
【葛葉紘太@仮面ライダー鎧武】
【犬牟田宝火@キルラキル】
【イオリ・セイ@ガンダムビルドファイターズ】
【チルノ@東方project】

全員 死亡   聖帝軍――敗滅


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