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カオスロワ避難所スレ3

644 決戦へのプロローグ :2020/06/01(月) 08:30:24 ID:L8Ca.emg0
ここは異界の横浜スタジアム。
両軍2-2で第五回裏。異界横浜スタジアム消滅まであと30分――


拳王軍はMEIKOが抜けたピッチャー枠を補うため、チェンジ前に誰が代わりの投手になるか協議をしていた。

「本来ならレーザービームを投げられる僕がMEIKOさんの代役が務まるんだけど、MEIKOさんと違って戦闘は苦手なんだですよね……」

メジャーリーガーであるムネリンは一見するとピッチャーには最も適役に思えるが、カオスロワ式野球においては野球の上手さだけが勝利に繋がるとは限らない。
カオスロワ式野球では打者から投手への妨害・攻撃もルール的にはOKなので、MEIKOはそれで打撃を受けて退場する羽目になった。
MEIKO自体もアルティメットアーマーに守られていたがために致命傷を回避したようなものなのに、サウザーの雷霆が飛んでこようものならムネリンではひとたまりもない。
打者も投手も捕手もできるムネリンがいなくなれば拳王軍の野球における戦力はもちろん激減する。

「だったら、私がいくわ」
「え? 瑞鶴さん?」

ムネリンの代わりに立候補したのは瑞鶴だった。

「瑞鶴、あなた投手なんてできるの?」
「提督さんから仕込まれていてね、MEIKOさんほどじゃないけど自信はあるわ」

サーフは、野球選手不足という事態も考慮して、いざという時のために瑞鶴に野球を教えていた。
一通りのポジションはこなすこともできる。

『だが、聖帝軍も疲弊しているとはいえ一筋縄ではいかないよ』
「ええ、でも私には秘策がある」
『秘策?』
「お願い、私と“最凶の野球ボール”を信じてみて」

瑞鶴もまた適当に言ったわけではなく、何か勝利への策があって物を言っているのが目から見て取れる。
その眼差しを見て、ラオウは言った。「うぬに任せるぞ」と。


そしてバッターボックスに立ったのはスタービルドストライクことガンダム。
ビームサーベルを構えている。
マウンドに立ったのは瑞鶴、しかしその手にはちょっと変わったボールが握られ……

「なんだありゃ?! ってセンターにいたサボテンの怪物じゃねえか!?」
『インドラ』

訂正。
かなり変わった巨大な球を瑞鶴は持ち上げていた。
ぶっちゃけ球の正体は夜叉鬼・メーガナーダである。
明らかに投手より大きい球、しかも意思持ち支給品とはいえさっきまで選手として出てきた者がボールの代わりとして出てきたことにレイジは面食らう。

余談だが瑞鶴が涼しい顔で巨大なこの悪魔を片手で持ちあげているのはメーガナーダが軽いのではない。
瑞鶴の膂力がそれだけ凄まじいのである。

「いったい何のつもりなのだ拳王軍?
布陣的にもレフトはおろかセンターまでいなくなって外側ががら空きじゃないか……」
「捕手が2人分いらないくらい自信があるんだと思う。
レイジ! 見た目のシュールさに騙されないで!」
「おう、全力で挑むぜ」


「あなたたちに打てる? 私と提督さん、最高のペットを!
いきなさい! メーガナーダ!!」
『インドラ!!』

瑞鶴は巨大なメーガナーダをボールとして投げた。
だが、その球速はMEIKOに比べれば明らかに遅い。
しかも大きいため、ビームサーベル(バット)を振れば確実に命中する。

(遅え! だがヒットしても殺された亜久里のケースもあるし、警戒はしとくべきか?
とにかく最初は様子見も兼ねて振るだけ振って見よう)

メーガナーダは人間から見ると大きいが、平均18mはあるMSから見るとさほどでもない。
むしろ打つにはちょうどいいくらいの大きさだ。
レイジは警戒はしつつも、ビームサーベルを振った。


――雷変のモクシャ――
――マハザンダイン――


「なに!?」

レイジがビームサーベルを振った瞬間、飛んできたメーガナーダの殻が開いた。
複数のエイリアンでも入っているかのようなおぞましい姿を晒すと同時に、風の魔界魔法を使用。
当たりかけたビームサーベルは風の刃の衝突で弾かれ、それだけでなくガンダム自身にも襲い掛かる。
レイジは咄嗟にアブソーブシールドで防御するが、物理的な要素が強い風は吸収できないためか、盾は切り刻まれて破壊された。
その間にメーガナーダというボールはラオウが両手でキャッチをした。


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