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和「ちょっと律!」

1いえーい!名無しだよん!:2016/04/16(土) 14:33:06 ID:kw0RarYA0
和「あなたまたけいおんSS書いてないでしょ!」

律「やべっ和だ」

和「今月一本も書いてないのあなただけよ」

澪「律、またなのか」

律「すまん、アイデアが浮かばなくて」

澪「嘘をつくな!使えそうなネタをツイッターで呟いてるだろ」

律「あれはボツネタを再利用してるだけだ」

唯「りっちゃん、ちゃんとけいおんSS書かなきゃだめだよ?」

和「そうよ。あなたはけいおんSS部の部長なんだからしっかりしなさい」

梓「私、もっと真面目にけいおんSSを書く部活だと思って入部したのになぁ」

律「くっ……」

律「私だって……ポンポンけいおんSSを量産したいさ……」

澪「律……」

律「でも書けない!」

唯「りっちゃん、もしかしてSMAP?」

律「ん?」

梓「唯先輩スランプですか?」

唯「そうそう、それ」

唯「りっちゃんはスランプなんだよ」

紬「ちょっと待って」

紬「唯ちゃん今SMAPって言ったよね」

唯「あ……」

紬「けいおんSSに男性を登場させてはならない」

唯「……ご、ごめんねムギちゃん」

律(あぁ、ムギの暴走が始まった)

律(こうなってしまったらもうおしまいだ)

律(傾向としてムギは百合原理主義者だし、和はすぐに空気になる)

律(これは私の力量が足りないからなのか……)

田井中は頭を抱えた。
そろそろ真鍋に発言させる必要があった。
真鍋和ならこの状況でどんな発言をするのか、田井中にはそれがわからなかった。

律(和、お前は今、なにを思いどんな行動を取るんだ)

田井中は背凭れに体重を預け静観することに決めたが、真鍋は眼鏡を光らせるばかりで一向に動きを見せなかった。
田井中が苛つきを覚えた頃、真鍋は田井中の視線に気付いたのか組んでいた腕を解き眼鏡をクイッとした。

律(……)

真鍋の表情は極めてニュートラルなものだったので感情を探ることは困難だった。
やがて田井中は意識が遠のいてゆくのを感じた。


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