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梓「ちょっと大人の仲間入り?」
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ボワ-
澪「よし、こんなとこかな」カチリ
梓「ありがとうございます、髪セットしていただいて」
澪「せっかく誕生日の日にデートなんだから、綺麗にしないとな」
梓「もう、澪先輩ったら…///」
紬「あっ、二人ともデートに行ってくるのね」
澪「ああムギ、夜の7時前には帰ってくるから安心してくれ」
梓「皆さんから誕生日を祝っていただけることも私、忘れてないです」
紬「うん、分かってるわ。それまでは二人でいっぱい楽しんできてね」
澪「ありがとうな」
紬「…それで澪ちゃん、良かったらお昼過ぎからは…」ヒソヒソ
澪「う、うん行けたら、ね」
梓「どうかしましたか?」
澪「い、いや何でもないよ、さっ行こう」
梓「?」
紬「うふふ、二人ともいってらっしゃい」ニコニコ
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澪「梓、来週の梓の誕生日、デートしないか? ちょうど大学もその日は臨時休業日だしさ」
梓「えっ!? でも皆さんからきっと色々誕生日のお祝いもしていただけると思うので…」
澪「うん、でも唯や律は休みの日はお昼頃まで寝ているだろうし…」
澪「それからお祝いする準備も色々あるし、となるとみんなで梓の誕生日をお祝いするのは夜になるだろうからさ」
梓「なるほど…それなら大丈夫そうですね」
律「よっ、どうした黒髪女子大生たち? 何やら内緒話してたみたいだけど」
唯「なになに? 何か秘密のお話してたなら私も知りたいよ〜」
梓「べ、別に何でも…」
澪「そうそう、梓とデートの計画を立ててたぐらいで他は何も」
梓「み、澪先輩あっさりばらしすぎです!///」
澪「はっ、ごめん」
律「くっあーっ、相変わらず仲がいいねえお二人さん! ラブラブですなあ」ツンツン
澪「はいはい、人のほっぺた突つくんじゃない」
唯「むむ〜、あずにゃんも澪ちゃん分ばかり補給してるからたまには唯ちゃん分も補給してよ〜」ダキッ
梓「はいはい、時々なら少し唯先輩分も補給しますから」
紬(なら私もちょっと澪ちゃんと梓ちゃんのために一肌脱いで上げなくっちゃ……うふふふふふ♪)
澪「……気配なく近くにいるのはやめてくれよ、ムギ」
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梓「ふう、結構歩きましたね」
澪「ああ、色々見て回ってると割とすぐ時間経っちゃうな」
梓「こうして澪先輩と二人でいる時は時間の流れが遅くなればいいのに……」
澪「梓ったら…/// ここの店のランチ代、私が出すから」
梓「いいんですか?」
澪「もちろん、今日は誕生日なんだから甘えていいんだぞ」
梓「で、ではお言葉に甘えさせていただきますね」
澪「うん、それと……これを梓に」スッ
梓「澪先輩、これってもしかして…」
澪「私から梓への誕生日プレゼント、受け取ってくれるかな?」
梓「あ、ありがとうございますっ、開けてみていいですか?」
澪「ああ」
梓「では……」カパッ
梓「これは…ネックレスですか? 紐の先に小さいガラスの菅が付いてて、中に何かキラキラ光ってるものが入ってて綺麗…」
澪「これは小さいガラスボトルの中にエメラルドの原石が入ってるんだ」
梓「中に入ってるのはエメラルド…ですか?」
澪「うん、見た目は小さくてシンプルな形だけどきらきらと光り輝いて綺麗でさ」
澪「梓も二十歳を迎えたし、こういうちょっと大人っぽいのを身に付けたら似合うんじゃないかなって」
梓「でもこういうのって高かったんじゃ…なんだか悪いです」
澪「ううん、すごく高かったわけではないし何より二十歳の誕生日なんだし気にすることないぞ」
澪「梓も大人の仲間入りを果たした記念すべき日なんだから」
梓「そんな、私なんて全然子供ですよ」
梓(主に胸とか身長とか、高校時代から相変わらずです)
澪「そうだ梓、今そのネックレス身に付けてみてくれるかな」
梓「は、はい澪先輩がそう言うなら……んしょっ、と」
澪「うん、やっぱりよく似合ってるぞ梓」ニコッ
梓「な、なんか恥ずかしいです///」
澪「受け取って…もらえないかな?」
梓「澪先輩……ではずっと大事にしますね、ありがとうございます!」
澪「なら私も梓のこともっと大事にするからな、ふふっ」
梓「もう///」
-
‥‥
梓「昼ごはん食べましたけど、これからどこ行きましょうか」
澪「うーん、梓さえよければ昼からは行きたい所があるんだけど…」
梓「澪先輩となら私、どこでも行きますよ」
澪「そ、そうか? なら…」
澪「ラブホテル、行ってみよっか」
梓「いいですね、ラブホテルですか……え?」
梓「え?? え?!」
梓「ええーっ!? ラ、ラブむぐぐっ」
澪「声が大きいよ梓///」
梓「ぷはっ、で、でも女の子二人でそういう所入れるんですか?///」
澪「う、うん、最近は女の子二人での利用も多いってムギも言ってたし」
梓「流石その辺りの事情に詳しいのはムギ先輩というか…」
澪「どう…かな、寮だとあまりその、出来ないし…」
梓「わ…私はさっき言った通りですっ」
澪「え?」
梓「澪先輩となら私、どこでも行きますって…言った通りですから」
梓「そこでいっぱいぎゅーってして頂けると嬉しい…です///」
澪「うん…わかった」
-
‥‥
澪「ムギから紹介されたラブホなんだけど…あ、ここだな」
梓「な、なんか緊張しますね」
澪「そ、そうだな…梓、手繋いでいこっか」
梓「は、はい」
キュッ
澪「じゃあ…いざ」
梓「い、いざですっ」
‥‥
「いらっしゃいませ」
澪「えっと、二人で」
梓「澪先輩、基本的にこういった所は二人でしか来ないと思いますよ」
澪「あ……でも三人以上で利用する仲の人達もいるかもしれないし」
梓「そ、想像したくないです!」
「澪先輩……? もしかしてお二人は秋山澪様と中野梓様ですか?」
澪梓「「えっ、どうして私達の名前を?」」
「やはりそうでしたか、紬様からお話は承っていました」
梓「ということはもしかしてここ、琴吹グループ系列の…」
「はい、その通りでございます」
澪「…それでムギ、ここを勧めてくれたんだな」
梓「一本取られましたね…」
「お二人には、初回に限り時間制限無しの無料でお部屋をお貸しいたします。どうぞこちらへ…」
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"
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‥‥
「こちらのスーパーデラックスルームをお使い下さい、何かご用件があれば備え付けの電話でフロントにお掛けを、では…」
ガチャ
澪「さ、流石に広いな……ベッドもかなり大きい」
梓「わ、お風呂も広くて豪華で……それにあれって」
澪「わわっ、小型のウォータースライダーまで付いてる……すごいな」
梓「これだけの部屋を二人で使えるなんて、すごい贅沢ですね」
澪「帰ったらムギにお礼言わないとな…これはまいったよ」
梓「とりあえずはお風呂一緒に…入ります?///」
澪「……うん///」
‥‥
梓「んっ……いいお湯加減です」チャプ
澪「ああ……落ち着くな」
梓「これだけ広くて豪華なお風呂でも一人だったら落ち着かないですし、何より淋しいですよね」
澪「うん、それにこうして梓と裸以上の付き合いが出来るから何より嬉しい…かな」
梓「また澪先輩ったら…///」
澪「梓、せっかくだから小型のウォータースライダー一緒に滑ってみよっか?」ザパッ
梓「そ、そうですね、せっかくですし」ザパッ
澪「じゃあ梓が前で、私が後ろに座るから」
梓「は、はい」ペタン
澪「んしょっと」ギュッ
ムニュッ
梓「わわっ、背中におっぱい当たってますよう///」
澪「いいからいいから、いくぞーっ」
スゥーッ
澪「わーっ!」
梓「きゃーっ!」
ザパーン
澪「ぷはっ、小型でも意外とスリルあるなこれ」
梓「澪先輩、また少しおっぱい大きくなったんじゃないですか?」
澪「そ、そっち? もしかしたらそうなのかもだけど……///」
梓「もう一回滑りましょう先輩、今度は私が後ろに座りますね」ザパッ
澪「あ、ああ」ザパッ
梓「さ、澪先輩お先に前へ」
澪「んしょっ」ペタン
梓「そして私が後ろに座って…」ス-ッ
ムニュッ
澪「わっ!? 梓やっぱり後ろからおっぱい揉もうと考えてたなっ」
梓「澪先輩だって後ろからおっぱい押し付けてきたじゃないですか、おかえしですよ」ムニムニ
澪「いや、あれは体格の問題でだな…」
梓「問答無用ですっ」クニュッ
澪「ふああっ!」
梓「えへへ、久しぶりですけどやっぱり乳首弱いですね」
澪「もう……そんなことするならベッドに連れてって、襲っちゃうぞ?」
梓「澪先輩になら襲われても構いませんけど……その前にこのままウォータースライダー滑っていいですか?」
澪「しょうがないな、もう」
スゥーッ
梓「きゃーっ!」
澪「ふああーっ!」
-
‥‥
澪「んっ…ちゅく…んむ…」
梓「あっ、そこダメですっ…」
澪「梓、どんどんえっちなお汁溢れてくるな…舐めきれないよ」
梓「だって、澪先輩の舌遣いがいやらしくて…」
澪「ほら、口がお留守になってるぞ? 梓もちゃんと私の舐めて」
梓「は、はい……ちゅる、ちゅくっ、ちゅぷ」
澪「あっ、いいよ梓……んう、ぷちゅ」
梓「ふぁっ、あっ!」
澪「はあはあ…梓、そろそろ…」ムクッ
梓「はい、私も…」ムクッ
澪「じゃあ、大事なとこを…」クチュ
梓「ん…」
澪「ん…んあっ、あぁっ」
梓「ふあっ、あっ、あっ」
澪「気持ちいいよ梓っ、はぁっ」
梓「わ、私もっ、やっ、あぁっ!」
澪「はぁっ…んっ、あっ!」
梓「あぁっ、はぁっ!」
澪「梓、私もうっ…!」
梓「先輩っ、最後はぎゅってして、キスしながらっ…」
澪「んっ、わかったっ」ギュッ
梓「あっ、あっ! 先輩、キスしてっ…」
澪「梓っ…んっ…」チュ
梓「んんっ、んくっ、んくっ…!」
澪「んくっ…んっ…!」
澪梓「「んんーーーっ……!!」」
-
‥‥
澪「ちゅ…ん…」
梓「はん…む…」
澪「ふぅ…梓、大丈夫?」
梓「はい、気持ちよすぎて意識が飛んじゃいそうでしたけど何とか」
澪「ちょっと激しすぎたかも…ごめんな」
梓「いいえ、私はとても嬉しかったです」
梓「こんなにも澪先輩と愛し合うことが出来てるんだなって…」
澪「梓……私も嬉しいよ」
梓「澪先輩……よかったらもう一度、しませんか?」
澪「え?」
梓「その、ラブホテルに来る機会なんてそうそうないですし…」
澪「梓さえよければ何度でも」ガバッ
梓「きゃっ、澪先輩」
澪「今度はもっと優しくするから、安心して」
梓「はい、優しく…いっぱい愛してほしいです」
澪「うん、愛してるよ梓」
梓「んっ…私も愛してます、澪先輩」
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‥‥
澪「ただいまー」
梓「ただいまです」
唯「おっかえりー、あーずにゃん!」ダキッ
梓「わっ、もう唯先輩ったらまたいきなりですね…」
律「おっす、二人とも無事に帰ってきたなー」
紬「おかえりなさい、二人とも」
澪「ただいま律、ムギ。ちゃんと夜7時前に帰ってきたから安心して」
唯「澪ちゃんもおっかえりー!」ダキッ
紬「まあまあ♪」
澪「こら唯ったら、私にまで抱きつくことないだろ?」
唯「だって私達からのあずにゃんの誕生日パーティーをすっぽかして帰ってこないんじゃないかと不安だったんだよ〜」
澪「皆を忘れるわけないじゃないか、よしよし」ナデナデ
唯「うう〜ん、この柔らかぐあいはあずにゃんにはないものですなあ」ウットリ
梓「ふーんそうですか、ではもう私には抱きつかなくても結構ですね」
唯「わわわ、ごめんなさい! あずにゃん分が補充出来なくなったら人生が寂しくなっちゃいます!」パッ
律「人生が寂しいとまで言うか!」
純「おかえりなさい澪先輩! ついでに小さい日本人形も」
梓「だれが小さい日本人形よ、無造作ヘアー」
澪「ただいま鈴木さん、無造作な状態でも可愛いと思うぞ?」
純「はうあ! 実にありがたきお言葉です!」
梓「もう、あんまり純に優しくしないでくださいよ澪先輩」
澪「はいはい」
憂「おかえりなさい梓ちゃん、澪さん。お料理が出来るまでもう少し掛かりますから着替えて待っていてくださいね」
澪「ああ、ごめんな憂ちゃん。着替えたら私も手伝うよ」
律「よっしゃあー! 久々に出るぜ秋山流秘包丁、奥義! 虚空蒼破斬!」
澪「」ズルッ
唯「な、なにそのかっこよさそうな技?」
純「よく分からないけど見てみたいです!」
律「私はあれで一週間、キャベツが食えなくなったんでー!」
澪「捏造するにも程があるっ」ポカッ
律「あてーっ!」
-
‥‥
澪「なんかお祝いの前なのに疲労困憊になりそうになったな…」
梓「本当ににぎやかで飽きませんね、楽しいですし」
澪「さて、着替えたし憂ちゃんの手伝いに行かなくっちゃ」
紬「澪ちゃん、梓ちゃん?」
澪「ムギ? 着替えたから入っていいよ」
ガチャ
梓「どうしたんですかムギ先輩?」
紬「うふふ、私が紹介したとこには行ったのかなーって♪」
澪「あ……うん、行ったよありがとうな///」
梓「行かせていただきました…ありがとうございました///」
紬「まあまあまあまあ! そんなにラブラブだったのね、紹介したかいがあったわ〜」
澪「? なんか少し勘違いしてるような…」
梓「で、でもあながち間違いではない、ですし…///」
澪「///」
紬「ああ…想像しただけで…♪」タラー
梓「ムギ先輩、鼻血鼻血です」
紬「はっ、ごめんなさい! それだけ個人的に聞きたかったの、じゃっ!」バタン
澪「もうムギったら…でもいつか余裕が出来たら、また休みの日にでも利用しに行こっか?」
梓「えっ!?///」
澪「梓がよければの話だけど、さ///」
梓「そ……そう、ですねまた///」
澪「うん……あ、そろそろ行かないと、料理の準備全部憂ちゃんに任せるのも悪いし」
梓「は、はい行きましょう!///」
おしまい!
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