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唯「和ちゃんがキャラソン出してたのはおかしいよね」
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和「なにがよ」
唯「憂と純ちゃんはまだわかるんだよ、将来的には軽音部に入ってくれるわけだし」
律「本編では描かれなかったけど、軽音部としてああいう曲を作ったという可能性はあるからな」
澪「でも和は軽音部の音楽活動に一切関わってなかったからな」
和「キャラソンなんてそんなもんでしょ」
和「ほら、あのなんちゃってテニス漫画とかバスケ漫画なんて音楽関係ないのに
アホみたいにキャラソン連発してたじゃない」
澪「あれは何でもアリのギャグ漫画みたいなもんだからいいんだよ」
和「こっちは胸を張ってバンド漫画だと言える気でいるの?」
梓「難しいところですね」
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唯「曲がりなりにも軽音部をメインで描いている作品なのに、
軽音部に関わりのない和ちゃんがさも当然のようにキャラソン出してるのは変だよね?」
和「部として認めてもらえるようにいろいろ協力してたはずなんだけどな」
梓「純のキャラソンなんて妙な誤植で回収騒動が起こって大変だったんですよ?」
和「知ったこっちゃないわよ」
和「だいたい軽音部なんて毎日ダラダラしてロクに音楽活動してた試しがないじゃない」
澪「いや、ただ描かれてないだけだから」
律「見えない所で意外と練習してるから」
和「なんでバンド物に重要な練習シーンを必要以上に割愛するの?
ああ、ウンコしたりオナニーしてる姿をあえて描かないみたいな感じ?」
律「おかしな例えを使って勝手に納得すんな」
唯「和ちゃんってそんなに軽音部が嫌いなの?」
律「部として認めてくれなかったり難癖つけて講堂を使わせまいとしたり」
梓「軽音部を潰そうとしてたって本当なんですか?」
和「だって講堂の使用届けはおろか部活動の申請すら出さないまま音楽準備室を占拠し始めるわ
学園祭で演奏する曲も顧問も決まっていない状況で合宿と称して遊び呆けてくるわ
一年目の学園祭はバンド名を決めようとさえしないでガラガラ声のコーラスで押し通すわ
学園祭の直前になってようやく練習する気になったかと思えば
部費を無駄に使って借りたスタジオでくっちゃべっただけでノコノコ帰ってくるし
突然学校に泊まり込んで朝まで練習するとか言い出しといて夜食を食べて散歩したら
即効で寝くさってたあげく、案の定宿泊届けも出してなかったし」
梓「大半は部長のせいですね」
律「………」
澪「死ね」
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唯「まあそんな昔の話はどうでもいいとして」
和「さすがね」
紬「キャラソンを出さざるを得ないほどお金に困っていたの?」
梓「家計を助けるために少しでも収入が欲しかったんですよね?」
和「私の貧乏設定を言いふらしたのってあなた達なの?」
律「だってなんかこう、古風な……奥ゆかしい感じの茶の間(?)だったし……」
和「あなた達の家が無駄にだだっ広いだけなのよ」
梓「小ぢんまりとした浴槽は唯先輩にとってザリガニの水槽代わりでしかなかったし……」
唯「メガネのフレームは下半分しかないし……」
和「幼なじみが何かしらフォローしてくれると期待した私がバカだったわ」
唯「バーカ! バーカ!」 キャッキャッ
和「………」
バ チンッ
唯「………」
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律「大丈夫か?」
和「大丈夫、浴槽を理不尽にザリガニまみれにされた怒りが今になってこみ上げてきただけだから」
律「お前の精神状態を心配してるんじゃないんだよ」
澪「十年以上前の話に突然キレないでくれ」
和「ちょっとイチゴを食べられたくらいでギャアギャア騒ぐんじゃないわよ!」
律「今度は何の話だ」
紬「下ネタ?」
和「この子と幼なじみやってるといろいろあるのよ」
澪「そうか」
和「ごめんね唯、別に怒ってるわけじゃなくてちょっと興奮しただけだから」
唯「よけい怖いよ……」
梓「でもまあ唯先輩にバカ呼ばわりされたら誰だってブチ切れますよ」 ナデナデ
唯「あずにゃん……」
梓「唯先輩……」
唯「さわんないで」
梓「………」
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梓「和先輩って二言目には唯先輩の幼なじみアピールを始めますよね」
和「そんな事で対抗意識を持たれてもねぇ」
和「ただ こ こ に い る 誰 よ り も 早 く 唯 と 出 逢 っ て 、
誰 よ り も 付 き 合 い が 長 い っていうだけなのに」
澪「あっ、対抗意識を持たれてる」
梓「でも付き合いが長いわりには大して仲良くないですよね」
律「そういえば登下校も常に一緒ってわけじゃないしな」
和「しょうがないじゃない、唯なんだし」
澪「和が生徒会に入ってる事すら把握されてなかったしな」
和「しょうがないじゃない、唯なんだし」
紬「軽音部にいる幼なじみ達は性的関係を疑われるほど仲がいいのに」
和「しょうがないじゃない、ガチなんだし」
律「ちょっと待ておい」
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梓「合宿の夜なんか二人でどっか抜け出してやがったんですよ」
紬「詳しく」
律「いや、あの、あれは澪がトイレに行くのが怖いとか言い出だすからさ」
澪「そんなこと言っ……そ、そうだったな確か……」
紬「トイレで一緒にねぇ……」
梓「トイレにしてはずいぶん長かったんですねぇ」
律「ほら、ムギの別荘広かったから道に迷って」
梓「恋という道に迷ってしまったと」
澪「やかましい」
紬「トイレなんて寝室のすぐ隣だったはずなのにねぇ……」
梓「寝る前にトイレ行ってたはずなんですけどねぇ……」
唯「もう二人の関係ぶっちゃけちゃえばいいのに」
和「早く帰ればいいのに」
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和「まあでも幼なじみの仲なんてそんなもんでしょ」
紬「やっぱりそうなの?」
唯「幼なじみがみんなこんな風になるわけじゃないからね?」
律「こんな風とか言うな」
梓「でもこいつらのイチャつきぶりは幼なじみとか腐れ縁とかいうレベルじゃないんですよ」
澪「誰がこいつらだ」
和「唯だって小中学校の頃までは私にベッタリでまいってたのよ」
唯「そうだったかなぁ」
和「まあ今となってはたかだか2、3年程度の付き合いしかない貴様らにすっかりなついてしまって
お前らがどうしても都合の悪い時しか私を頼ってこない始末だけど」
澪「やっぱり嫉妬されてる」
和「ただ付き合いが長いだけあって、唯がうたた寝している隙をついて唇を奪ったり
いろんな所に舌や指を入れたりする機会はいくらでもあったかも知れないわね」
唯「えっ」
和「唯が新しく購入した下着は当然チェックしてるし、同じ物を買ってすり替えた事だってあるし、
私の下着だとは夢にも思わず微妙にサイズの違う下着の違和感にモジモジしている唯を見てたら私も
唯「ちょっと待って」
梓「そこまで言うなら今日の唯先輩の下着の色を当ててみてくださいよ!!」
唯「やめろ!!」
和「今日のは水色の上下よね?」
梓「どうなんですか?」
唯「言うもんか」
梓「どれどれ」
和「当たってたでしょ?」
梓「下着の色を当てたくらいでいい気にならないでくださいよ?」
唯「見るな!!」
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唯「この学校の生徒会長ってストーカーじゃないと務まらない決まりとかあるの?」
和「そんなわけないじゃない、頭おかしいんじゃないの?」
律「頭がおかしいのはお前らのほうなんだよ」
和「お前らって……前任者がたまたま異常者だっただけよ」
澪「なんだってここの生徒会長は軽音部のボーカルを付け狙うんだ」
和「生徒会長が生徒を大切に想って何が悪いのよ」
律「想い方が狂気的すぎるんだよ」
和「軽音部だって貧乳が部長を務めなきゃいけないみたいなトチ狂った決まりがあるんでしょ?」
唯「あぁ……」
梓「言い負かされないでください」
律「嘘でもいいからちょっとくらい否定しろ」
梓「そうですよ、私はまだ伸びしろがあるからいいとして、今の部長が可哀想じゃないですか」
律「中野」
紬「下手にフォローすると余計に傷つけかねないから難しいのよ」
梓「眉毛が濃いと下の毛も濃いって本当なんですか?」
紬「態度だけじゃなくて胸も大きくなればよかったのにね」
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澪「えーと、なんの話だったっけ」
紬「合宿の夜の
澪「そういえば和って地味に歌上手いんだな」
和「普通じゃないかしら」
梓「言動は異常なのに……」
和「大した歌唱力もないのに主要キャラってだけでキャラソン出すのもどうかと思うんだけど」
梓「ちょっ、ひどいじゃないですか!!」
和「何が?歌が?」
梓「合唱部志望とか言ってたくせにボーカルを任せてもらえてないからって
そんな言い方したらムギ先輩に失礼じゃないですか!! 謝ってください!!」
澪「お前が謝れ!!」
紬「歌唱力がアレなのが原作に逆輸入されたくせに」
梓「あれは中の人が悪いんです」
律「だから中野が悪いんだろ?」
梓「………」
律「あのな、ムギはボーカルを辞退して唯と澪に譲っただけで」
梓「やはりルックス的な問題で?」
紬「澪ちゃん、ちょっとこの子の顔面をツインテールごと引き裂くからそっち側を持っててくれる?」
澪「えっ、グロいのはちょっと……」
梓「あばばばばばばばばばばば」
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和「割とマジで忙しいんだけど気が済んだら帰ってくれる?」
紬「この子が二度と歯向かってこれないような写真を撮っておくからちょっと待って」
梓「痛い痛い痛い」
和「あのね、私そろそろ」
澪「生徒会行かなきゃ、か?」
唯「和ちゃんは都合が悪くなるとすぐそれだ」
律「生徒会とやらが本当に行われてるかどうかも怪しいもんだ」
和「そりゃ毎度毎度めんどくさい話に巻き込まれてたら適当な口実をつけて切り上げたくもなるわよ」
和「っていうか今まさに生徒会の真っ最中だったんだけど早く出てってくれる?」
紬「生徒会の子たちはさすがにスルースキルが高いのね」
唯「この子たちもみんなストーカー予備軍なの?」
澪「なんで生徒会の最中にストーカー行為を暴露したんだ」
和「なんで生徒会の最中にわけのわからない因縁をつけに乗り込んできたのよ」
梓「いや、せっかくだから私たちの新曲を聞いてもらおうと思って……」
和「わかったから早く出てい
律「よっしゃ行くぞ! ワン ツー!」 カッ カッ
唯「し
和「帰れ!!」
おわれ
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だいぶ昔に書いたやつの焼き直し
さんざんこきおろしておいてアレだけど
生徒会長のキャラソンはキャラソンにしておくのがもったいないくらいの名曲揃いで
『プロローグ』とか『ひだまりliving』とかもう本編で使っていいんじゃないかってくらい好きなんだけど
そんな思いがまったく反映されず何故かメタネタのSSになってしまった不思議
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笑った笑った。おもしろかった。乙。
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メタネタ万歳というくらいの爽快感、疾走感。
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し なんだ?
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