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アニメキャラ・バトルロワイアルV

146 ◆koGa1VV8Rw:2019/06/02(日) 03:41:03 ID:NRf9D8VE0

しばらく前。森の中の月明かり差す開けた場所。
二人は支給品を確認し合っていた。

曜の支給品は最初の銃とバラバラで入っていた予備弾丸の他には、
小さなカプセルから出てきた衣装ケース。
フーゴがカプセルも亀のスタンドのように大きいものを狭いところに入れられる、
何らかのスタンドなのではと推察した。
中には赤い髪のウィッグと服にヘッドホン。
ウィッグまであるとは変装しろということだろうか。

「これを私がブチャラティさんと接触するときに使えば、
 もっと組織の人たちに察知されにくくなりそうですね!」

「ああ。本当にその時が来たら……よろしく頼む」

そしてデイパックの一番下にまだある何かを取り出す曜。

「きゃっ!」

「曜、どうした?」

曜のデイパックの中から出てきたのは、頭蓋骨のような形のマスクだ。

「ううん、ちょっと驚いたけど本物の骨じゃないみたいだし大丈夫」

「そんなものを支給するとは、主催者も趣味が悪いんだな」

「待って、説明書きもある。
 えーとなになに、この仮面をトリガーにすることで、
 ペルソナ『キャプテン・キッド』を使役することができる……?」

それを聞いたフーゴが考察する。

「使役する……つまりペルソナというのはスタンドの別名だろうか?
 スタンドは持ち主の魂と関係して現れるはずだが、こんなマスクで……。
 いや、亀のスタンド使いもいたのだから物にスタンドが宿っていないとも限らないのか……?」

「つまり、このマスクを使えば私もフーゴ君みたいな人型を出せるようになるのかな?」

「そうかもしれない。
 だが、スタンドの中には本体にも危険を及ぼすデメリットを持つものもある。
 実は僕のスタンドもそれに該当している。
 無闇に試さないほうがよいだろう」

「わかった。でも一応私が持っておくね。
 フーゴ君に私に支給された危険かもしれないものを持たせるわけにいかないし」

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