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マジカルロワイアル
9
:
とある絶望の殺戮遊戯 -Life is BATTLE ROYALE-
:2017/03/06(月) 09:21:36 ID:qM4U3JrY0
巫女服の少女、霊夢が指をキュゥべえに突きつけて宣戦布告する。
しかし、キュゥべえはため息をついてやれやれと呟いた後霊夢に反論する。
「君は勘違いをしている。
まずここは幻想郷じゃないし、これは君たちに解決されることが前提のおままごとな異変とは違う。
君が解決する為に出張る必要は何処にもないんだ」
「関係ないわ。
あんたのいうことが全部正しくても、いきなり殺しあえなんて言われて従うわけないでしょ」
「だからちゃんと報酬を用意したじゃないか」
「別にいらないわ」
それだけ言って霊夢は空を跳び、キュゥべえに光弾を発射する。
しかし、霊夢が放った光弾はキュゥべえに届く前に見えない壁のようなものに阻まれて届かない。
「……僕には心底理解できないけど、あの人が言うには世界には『主人公』と呼ばれる存在が居るらしい」
「いきなり何よ」
唐突に始まったキュゥべえの話について行けない霊夢。
しかし話は続く。
「世界はその『主人公』を中心に構成されているらしい。
だから僕は、本来参加資格の無い上条当麻や平賀才人もこの殺し合いに参加させなければならなくなった。
がここで困ったことが起きた、『主人公』が複数いるということをあの人は想定していなかったんだ」
キュゥべえの一人話に笛木は理解を示す気にはなれない。
笛木からすれば主人公など誰でも構わないからだ。
「一方通行や浜面仕上みたいな後付なら呼ぶ必要が無いと分かっていた。
しかし最初から二人いる場合はどうしたらいいのか分からなかった、だから僕は博麗霊夢と霧雨魔理沙を二人とも呼んだ。
そして分かった」
「……何がよ?」
キュゥべえの人の話を聞かない態度に苛立つが、それでも会話する霊夢。
しかしキュゥべえが告げるのは霊夢にとって受け入れられない事実。
「博麗霊夢、君はこの殺し合いに必要ない存在だということが分かった」
「何ですって?」
「だからこうさせてもらう」
霊夢がキュゥべえの言葉に反論しようとするその瞬間、霊夢の首が爆発した。
首が爆発した霊夢は、空から堕ち、地に倒れ伏す。
「見えなかったかもしれないけど、君達参加者には今首輪が付けられている。
これは僕の意志で自由に爆発させられるものだ、だからうかつな行動は控えてほしい」
その言葉に笛木は何も思わない。
例え娘と同じ年頃の少女が死んでも、笛木にとってはどうでもいい。
「さて、そろそろ時間だ。本来ならちゃんとルール説明をしたかったんだけどその時間も無くなった。
だからこれだけは言っておこう、君達にはデイバッグを一つ支給している。
その中には参加者名簿と詳細なルールブック、そしてランダムに支給品がいくつか入っているからうまく使ってほしい。
じゃあ、会場に転送するね」
それだけ言うとキュゥべえは姿を消し、同時に周りの参加者も姿を消していく。
どうやら殺し合いの会場の転送されるらしい。
他の参加者が何を思っているか分からない。
ただし笛木はこう思っている。
(いいだろうキュゥべえ、どうやら私に選択肢はない様だ。
だが覚悟しろ、もしその言葉が偽りなら――)
その思考を最後に、ゲームは始まった。
【博麗霊夢@東方Project 死亡】
【主催者】
【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
【あの人@???】
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