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高校バトルロイアル2「毬嶋高校生赤間 剣魔」
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高校バトルロイアル第二部です。
【魔法】
赤間 剣魔…赤間 鐵機と青桐 志浦の間に生まれた子。熱血漢が良い。魔法は炎
日向 良平…転校した無名の高校生。魔法は影。剣魔と同盟を組む
破時黄 真奈美…魔法は雷。剣魔と同盟を組む
蛇田 軍兵…蛇田の息子=空気読めない高校生。魔法は毒
江留崎 桜…魔法は天。
鋼井 侑真…魔法は鋼。関西弁。
斬黒雨 サメ斗…魔法は雨。剣魔と同盟を組む。
【闘士】
時田部 政夫
阿辺太 源氏
佐久間 優佐…剣魔と同盟を組む。
紅 南雲
風丸 仙一…ルーシー(光奈)の息子。
【剣士】
桑原 松次
逆嶋 元太
鳥羽 烏(カラス)…黒い剣士。
剛剣 忍浪
【鎧兜】
上杉 謙信
丈夫 元
佐村 勲
黒田 官兵
【グラム同盟】
川崎 鬼…毬嶋の鬼と呼ばれた男。
阿南 桃太郎…最強の剣士と呼ばれた逸材。しかし悪い心に取りつかれている。
一寸 衛…小柄ながら最強の最小人間。素早く切ることが出来る。
【最強】
無冠 圧雅…神埼のDNAが発覚し、最強の男に君臨した。
あらすじ
全作から10年後…赤間 剣魔は毬嶋高校に入学。しかし、ここは殺戮の高校だったのだ…
一年二組
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>>1
全作と同じ予約ありです。
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予約赤間 剣魔、日向 良平、破時黄 真奈美
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斬黒雨 サメ斗、佐久間 優佐、川崎 鬼、阿南 桃太郎、一寸 衛予約します。
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投下します。
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赤間剣魔。
能力面においても性格面においても炎という言葉が似合う者。
だが強すぎる輝きは濃い影を作り、強すぎる熱は人を遠ざける。
阿南桃太郎。
最強の剣士として誉れ高き人物でありながら、悪しき心に取り憑かれた男。
彼が赤間と対立するのは必然であった。
「集まったか」
「鬼、ここにおりまする」
「衛もここにいるよ!」
阿南の言葉に応える者達がいる。
グラム同盟・川崎鬼。毬嶋の鬼の異名を持つ彼は鬼と呼ぶに相応しい体躯を誇っている。
同じくグラム同盟・一寸衛。川崎と正反対の小柄な体つきの彼は、しかし鬼を翻弄するほどの速さの持ち主だ。
そして……
「無事に抜け出せましたよ。奴は気付いておりませんねぇ」
「赤間をいつ殺りに行くんだ? いい加減、あの野郎と付き合うのはゴメンだぜ」
斬黒雨サメ斗、佐久間優佐。
表面上は赤間の同盟者として振舞っている彼らの正体は、グラム同盟が送り込んだスパイである。
良くも悪くも素直な赤間にはそれに気付く事はなく、まして熱血漢である赤間が二重スパイなどという手を打てるはずもなかった。
裏で阿南と組しているのは彼らだけではない。
クラスの半数以上が心底から阿南に忠誠を誓い、赤間とその友人を殺戮するべく画策している。
その事実に気付いていないのは赤間とその友人だけだ。
「確かに仕掛ける頃合いか。だが数で上回っても、無策で挑めば烏合の衆と化す」
佐久間の言葉に阿南はゆっくりと頷いた。その頭には焦りも高揚もなく、ただ冷静に今後の展望を描く思考回路があるのみ。
悪しき心に囚われているものの……或いは悪しき心に囚われているが故に、阿南は謀略に長ける。
この布陣を作り上げたのも彼の奸智ゆえだ。
「まずは赤間を追い込むぞ」
かくして、号令は下された。
【斬黒雨 サメ斗】
【状態】平常
【装備】不明
【思考】基本:赤間を殺す
【佐久間 優佐】
【状態】平常
【装備】不明
【思考】基本:赤間を殺す
【川崎 鬼】
【状態】平常
【装備】不明
【思考】基本:赤間を殺す
【阿南 桃太郎】
【状態】平常
【装備】不明
【思考】基本:赤間を殺す
【一寸 衛】
【状態】平常
【装備】不明
【思考】基本:赤間を殺す
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以上です、
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うおお、赤間包囲網が始まったか
これは中々厳しい展開だぞ、どうする赤間
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>>3
2032年4月…入学式…
志浦「剣魔…。今日は毬嶋高校の入学式よ。」
剣魔「そうか…とうとう来たぞ!殺しの楽園毬嶋高校!!」
赤間 剣魔…
生まれる前に父親は他界。だが母志浦に育て貰い立派に成長した。
剣魔「遂に始まるぞ!俺の時代が…。」
第二部「毬嶋高校生赤間 剣魔」開幕!
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鋼井 侑真、上杉 謙信を予約します。
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パラレルワールドで行われる新たなバトルロワイアル!
生き残るのは誰だ!
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だーかーらパラレルワールドではない!!
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なにがなんだかわからないけど蛇田 軍兵、剛剣 忍浪、江留崎 桜、無冠 圧雅で予約します
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鳥羽 烏予約します
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ー、二回目とかやってらんねー」
鳥山烏はそう言って、かーあ、と大あくびをした。
なぜ彼女はこの殺し合いが二回目だと知っているのか?
「上のレスに第二部って書いてあんじゃん。一回目なら怖いし全力出すけど、2回目とか正直気分乗らねえわ。他のロワにも予約入れてるしさー。そもそもこれってパラレルワールドなのかどうかも分かんないあやふやな世界だしなー」
そう言って、彼女は立ち上がった。
「タイトルに名前が入ってるし、やっぱりこのロワの主役って赤間くんだよねえ。そんじゃあまあ前回の志甫ちゃんも外道ジョーカーのくせに恋人補正で生還したし、私も赤間くんの恋人ポジ狙ってみますか」
彼女は五歳の時、目に見えない物を斬ろうとした。
絆を、場の空気を、歴史を。
様々な物を斬ろうとした彼女だったが、どれも失敗した。
唯一、成功したこと。それは「メタの壁」を斬ること。
彼女は超越者となったのだ。
超越者、鳥山烏は果たして生き残ることができるのか?
「いや、可能性的だいぶ低いでしょ。そもそも私、リレーされるのかしら。ああ、死体役になってる気がする……」
意外とネガティブだった。
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投下します。
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「闘争」
ぼそりと呟いた謙信に向けて、侑真は訝しげな視線を向けた。
「闘争」
「何回も言わんでええねん。聞こえとる」
謙信は無言で頷いた後、真っ直ぐに侑真を見詰める。
「着手」
「せんでええわい」
あんなあ、と侑真は続ける。
「ここはまあ、殺戮? の高校らしけどな、まあいつでもどこでもやり合っとるこたあらへんわいな。
大体な、そうなっとったらかなへんちゃうか実際。生徒おらんくなってしもたらガッコかて潰れてまうでっしゃろ」
「疑問」
「謙信はんの言いたい事は分かる。手前かてこんなとこに通っとるんにどの口で言うかこの阿呆ゥ、ちゅうことやろ。
でも気になってまうもんはしゃあないわい。人一人死ぬだけで算盤幾つ叩かなあかんか分かっとるんかホンマ、ちゅう話やわ」
「金銭」
「オウ。金、好きやで。普段から金の事ばっか考えとるわ。まあ外道やね。せやなかったらこんなガッコ入学なんてようできまへんな。普通なら即逃げまんねん。
わてはわての作ったもんが高う売れるんで来とるけどな。だからコロシはあかんなあ、金が減る。可惜若い命を捨てるこたあないでっしゃろ。まあ」
わては戦っても強いけどな、と侑真は付け加えた。
「行動」
「そら帰るわ。別に何も言われてへんのやから、授業終わったら帰るやろ」
「了承」
暫し考え込んだ様子を見せた後、謙信は鞄を持って教室から出ようとする侑真に声をかけた。
「あの――帰り道同じだし、わたし、一緒に帰ってもいいかな」
「普通に喋れるんかい! ちゅうかお前、女かい!」
「有難う御座いましたー」
【鋼井 侑真 帰宅】
【上杉 謙信 帰宅】
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投下乙です。
生徒たちみんないいキャラしてんなー
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投下乙です!
キャラみんな面白いなー
そして初の帰宅者が出ましたね、だんだん展開が読めなくなってきました
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>>13
十分理解しろ。お前の脳みそなんパーだ?
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校門にて立ちすくむは二人の男であった。
男の名は時田部政夫と阿辺太源氏。
クラスきっての益荒男である。
二人は得難い友であった。
「――――行くのか。源氏」
「ああ、仕方ないことだ」
そうか、と政夫の悲しげな呟きは風に浚われ消えてゆく。
「言うな。我とて好きで赴くわけではない」
「それは、」
政夫とって知っている。
彼の置かれたのっぴきならぬ状況を。
「我と共に行くという道はないのだな」
「……余とてできればそうしたい。そうできたらどれだけ楽な事か。しかしそれは敵わぬ願いよ」
男には行くべき場所があった。
男には行けぬ場所があった。
「ではな政夫。サボると母に怒鳴られるのでな。我は塾があるのだ」
源氏は近年の成績低下の煽りを喰らい塾通いを余儀なくされていた。
そして政夫は過程の財政事情故、同じ塾に通うことは叶わなかった。
「…………となれば、放課後は我一人と、いう訳か」
「余は塾がある故参加できぬが何やら行事が始まったようだぞ、暇ならばそちらに参加してみてはどうか?」
源氏の言葉に政夫はしばし思案した後。
「否。やめておこう。貴様と一緒でなければ詮無きことだ」
「そうか。ならばせめて途中まで共に参ろうか」
二人は他愛のない話をしながら、帰路を歩んだ。
【阿辺太源氏 塾へ直行】
【時田部政夫 帰宅】
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続々と増える帰宅者
そして赤間さんを包囲するものたち
続きが気になります
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○生存 △未登場 ▲予約有 ☆帰宅
6/7【魔法】
○赤間剣魔/○日向良平/○破時黄真奈美/▲蛇田軍兵/▲江留崎桜/☆鋼井侑真/○斬黒雨サメ斗
3/5【闘士】
☆時田部政夫/☆阿辺太源氏/○佐久間優佐/△紅南雲/△風丸仙一
4/4【剣士】
△桑原松次/△逆嶋元太/○鳥羽烏/▲剛剣忍浪
3/4【鎧兜】
☆上杉謙信/△丈夫元/△佐村勲/△黒田官兵
3/3【グラム同盟】
○川崎鬼/○阿南桃太郎/○一寸衛
1/1【最強】
▲無冠圧雅
20/24
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紅南雲、桑原松次 予約します
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風丸仙一 予約します。
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ここは佐村勲の自宅である。
帰宅したのか? と問われればそうではない。
何故なら彼はこの運命の日に学校に入っていなかった。
病欠である。
これは彼にとっては珍しいことではない。
子供のころから病弱であり、幼馴染の丈夫元がプリントを届けてくれるのが常である。
「こんちは〜。勲起きてるぅ〜?」
「起きてるよ元」
ベットに張り付いていた身を起こし、幼馴染の来訪を迎える。
「まったく勝手に入ってくるなよ」
「勝手じゃないですぅ。おばさまに許可は頂きましたぁ。はい、これ今日のプリント」
「いつも悪いね」
プリントを受取り目を通す。
「ん? 今日何かイベントあったの?」
「そうみたいだね」
「見たいって…………」
「うーん、先生には全員絶対参加だって言われたけど……さぼっちゃった、えへへ」
「えへへじゃないだろまったく……」
この幼馴染には呆れたものだ。
「休んでる勲には言われたくないなぁ〜」
「僕は病欠、サボりと一緒にしないでくれ」
「えぇ〜。元気じゃん。それともこの私の顔見たから元気になっちゃったのかなぁ?」
「そんなわけないだろバカ」
「なによもー」
二人の時間は過ぎてゆく
【佐村勲 病欠】
【丈夫元 帰宅】
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投下します
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柄を握りしめる
冷静に、正確にくり出さなければどんな一太刀も意味をなさない。
しかし力を込めすぎるのはいただけない。心を落ち着かせる。
若き剣士は得物をふりあげる
そして慈悲なく叩きつける
さく、さく
心を込めてふるわれた桑は、心地いい音をたてて地面を耕す。
「あーあ、今日もいい天気だー」
精力的に土を耕す健康的な男子。
被っている麦わら帽子がとても似合っているこの男、名前は桑原松次という。
クラスは剣士。園芸部に所属している。
趣味は学園内にある広大な畑を耕し野菜を育てること。
桑原の作った無農薬野菜は高い栄養価と美味しさからこの学園の名物になっていたりする。
紅「おーい、桑原ー!!」
桑原「おー、紅くーん!おはよー!」
闘士、紅南雲。
彼と桑原は仲が良かった
紅「……お前は相変わらずだな。今日も畑の手入れか?」
桑原「野菜は土が良ければぐんぐんそだつ、でもいい土は小まめに手入れしてやらなきゃできないからね」
桑原「そんな紅くんもいつものトレーニングでしょ?」
ジャージ姿の紅。日課のランニングの途中なのはすぐわかった。
紅「闘士は体が基本だからな。ある意味畑と一緒だ。鍛えなければ衰える」
桑原「うんうん。でも走ってると喉乾くよ。良かったらこれあげる。取れ立てだよ」ポイッ
先ほどおやつ代わりに収穫しておいたトマトを紅に放り投げる桑原
紅「ありがとう。ありがたくもらっておくよ」カプ
トマトをキャッチすると遠慮なくかぶりつく
桑原の言う通り喉が乾いていたので、ありがたかった。
自然の甘味がつまったトマトはとても美味しかった。
紅「じゃあ、頑張ってくれ。たまには授業にも顔をだせよ」モグモグ
桑原「わかってるよ。ははは」
それは何気ない朝の風景だった。
【桑原松次】
【状態】平常
【装備】桑
【思考】基本:畑を耕す
【紅南雲】
【状態】平常
【装備】
【思考】基本:トマトうまい
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以上です
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投下します。
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\ソーノーチーノーサーダーメー/←着メロ
「もしもし、あ、母さん?」
電話をしているこの少年の名は風丸仙一。
「今学校なんだけど……授業? もう終わった。うん」
一見すると細く弱々しく見える眉目秀麗な優男だが
その実、闘士としてはかなりの実力者である。
「この後もなんかあるみたい……え、たぶん自由参加だと思うけど」
彼が今電話で話している相手こそ、彼の実の母親
射撃競技でオリンピックに出場したことでも有名な赤間光奈(旧名:鮫島ルーシー)である。
「えっ……何……父さんも……そう……」
仙一は今は訳あって、父方の親戚の名字を名乗っているのだ。
「うん……でもいいのかな……うん」
赤間光奈の息子、つまり風丸仙一は
運命の男・赤間剣魔の従兄弟にあたるのだ。
「何だか知らされてないけど……他の人たち? みんな帰ってる」
これはつまり、仙一の中にも赤間の……魔神イフリートの血が流れていることを意味する。
風丸仙一……彼は剣魔と並ぶ、もう一人の『運命の子』だった。
「うん……うん……わかった」
運命に選ばれしもう一人の『魔人』
風丸仙一は今ーーーー
「特売品の玉子と長ネギね。わかった、買ってすぐ帰るから」
母に頼まれたおつかいを果たすために、下校した。
【風丸仙一 おつかいの後帰宅】
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投下終了です。
桑原くんも紅くんも、実に健全でいいですね。
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「ヘイ! パッ! ヘイ! パッ!」
片手をあげながらディフェンスの裏に走り出す黒田。
しかしそこにはボールは来ない。
ボールの出所を見れば、強引な突破を試みたチームメイトがボールをインターセプトされていた。
「ざっけんなよ! おい、元太! なんで今パス出さなかったんだよ!」
黒田はドンと抗議の意を示すようにチームメイトの胸を両腕で押す。
「っせぇな! あの飛び出しのタイミングだとオフサイドだろうがよ!」
「めぇのパスのタイミングがっせえからだろうがよぉ! 出るタイミングは完璧だったつーの!」
「んだとこの野郎!」
黒田の胸倉につかみかかる元太。
そこにピピピピピと警告を示すホイッスルが鳴る。
「そこ、チームメイトとはいえそれ以上やるなら警告出すよ!」
「ッ。さーせん」
黄色いカードをちらつかされ、大人しくなる二人。
試合状況は後半15分を回り未だ1点のビハインドだ。
この試合に勝利するには、ゲームメーカーとエースの連携は必要不可欠だ。
だが、この二人に果たしてその連携ができるのだろうか!?
【黒田官兵】
【状態】平常
【装備】スパイク
【思考】基本:ゴールを決める
【逆嶋元太】
【状態】平常
【装備】スパイク
【思考】基本:アシストを決める
-
剣魔は敵を求め校舎を駆ける。
ここは戦場である。
母より聞きし念願の戦場だ。
敵を討ち斧が最強を証明する。
ただそのために剣魔は駆ける。
「?」
だが、おかしい。
かれこれ30分ほど走り回っているが未だ誰にも遭遇しない。
一体皆どこに消えたというのか。
「まさか…………」
気配を消してこちらを狙っている?
それに気づいた瞬間、剣魔の背筋にゾクリと悪寒が奔った。
「さすが、殺戮学園と言ったところか」
ゴクリと喉を鳴らし唾を飲む、背中を温い汗が伝う。
己が地雷原の中にいるのだと自覚する。
一歩でも動けば、一瞬先には死んでもおかしくはないのだ。
カタリと窓が鳴る。
「!? そこかッ」
剣魔の剣が奔る。
その一撃にガラスが破られ、吹き付ける強風が剣魔の頬を打った。
「ッ!?」
やられたと、己が失策を自覚する。
ガラス片の混じった風は剣魔の眼を傷つけ、視界を塞いだ。
何者か知らぬが、これが狙いか。
この状況で襲われればひとたまりもない。
そうはさせじと剣魔は剣を構え周囲の気配を探る。
状況に変化はない。
足音は聞こえず、耳を討つのはただ先ほど破った窓から吹き付ける風の音である。
いつまでたっても敵は襲ってこない。
恐らく、緊張を維持させこちらの精神を削る策なのだろう。
だが、その程度の策にはまる剣魔ではない。
この程度の状況など、何時間でも耐えて見せる。
そう決意した剣魔の長い戦いの始まりである。
【赤間剣魔】
【状態】目に傷
【装備】炎刀イフリート
【思考】基本:己が最強を証明する
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予約します。
新キャラ参戦
青桐 粥左…一人称は僕だが、女子。最強の剣士を目指している。必殺技は空烈切。速刀アスタリカスの装備を持つ。赤間とは小さい頃の仲間。
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ピッピッピーーー。と終了を告げるホイッスルが鳴る。
『あっしたーっす』
結局、試合は試合終了直前にPK献上して特にドラマとかなく普通に0:2で負けた。
「ぁあ負けた〜」
「ぉ疲れっす」
ユニホームから着替えながら、挨拶を交わす黒田と元太の二人。
試合中はヒートアップした二人だが、別に仲が悪い訳ではない。
部活に対するその真剣さゆえである。
「そぅいやさー、今日先生残れとか言ってなかったっけ?」
「だっけ? んにしても俺ら部活じゃん? そのへん免除されてっしょ」
「だべな」
着替え終わった二人は薄暗くなった帰路に就く。
「どうする、牛丼寄ってく?」
「いや、そこはラーメンしょ」
「またぁ〜? まいいけどさ」
【黒田官兵 帰宅】
【逆嶋元太 帰宅】
【試合 敗北】
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>>36
黒田と逆嶋のチームワークが感動しました。
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投下乙です
剣魔サイドのなんと息もつかせぬ緊迫の展開!目が離せません
そして官兵と元太、試合は残念だった。でも明日があるさ!
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剣魔「どこだ!敵は…。」
???「心身と僕が相手する。」ザンッ!
剣魔「なんだ!?」
粥左「僕は粥左。青桐武蔵の子…。」
剣魔「青桐…あ!母さんの旧名の青桐!ってまさか…?」
粥左「青桐武蔵は青桐戦とお主の母志浦の父親。つまり隠し子だ。」
剣魔「何!?」
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○生存 ▲予約有 ☆帰宅
6/7【魔法】
○赤間剣魔/○日向良平/○破時黄真奈美/▲蛇田軍兵/▲江留崎桜/☆鋼井侑真/○斬黒雨サメ斗
2/5【闘士】
☆時田部政夫/☆阿辺太源氏/○佐久間優佐/○紅南雲/☆風丸仙一
4/5【剣士】
○桑原松次/☆逆嶋元太/○鳥羽烏/▲剛剣忍浪/○青桐粥左
0/4【鎧兜】
☆上杉謙信/☆丈夫元/☆佐村勲/☆黒田官兵
3/3【グラム同盟】
○川崎鬼/○阿南桃太郎/○一寸衛
1/1【最強】
▲無冠圧雅
16/25
鎧兜全帰
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日向良平予約します
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粥左「貴様…覚悟するがいい。えぇい!」カキーン!
剣魔「ん?お前…この動き方女だろ?」
粥左「………。」カアア
剣魔「すきあり!」
粥左「あああ!」
剣魔「なんて、とどめ出すかよ……」
粥左「驚かすなよ……。」
剣魔「思い出した!お盆の日、小学2年の頃…母さんの故郷の青山町に遊びに行ったことがある。そこで粥左に会ったんだ!」
粥左「!!そうか…。なるほど…」
剣魔「粥左!!共に協力してくれ!グラム同盟を潰し行くために!」
粥左「いいだろう。」
予約をします。新キャラ登場します。
雪原 エレカ
能力は雪。スノーヒロインと呼ばれた逸材。父親は他界し母親は海外出張の為一人暮らしとなる。過去にいじめられた経験もあったらしい。
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とはいえ、思わぬ親族との出会いという事もあり。
せっかくの機会なので、ここではなんだという事で剣魔と粥左の二人は落ち着いて話せる駅前のファミレスに来ていた。
「ここの特性ハンバーグはマジおすすめ」
「すまぬな。僕は肉は苦手でな」
「そっか、じゃあこのボンゴレビアンコとかかな」
「うむ。それでよかろう」
注文が決まり剣魔がテーブルのスイッチを押して店員を呼ぶ。
「すいませーん。特性ハンバーグとボンゴレビアンコ、あとドリングバー二つで」
「かしこまりました。ご注文繰り返させて抱きます。
特性ハンバーグがおひとつ。
ボンゴレビアンコがおひとつ。
ドリンクバーがおふたつ。
以上でよろしいでしょうか」
「うぃ。おねがいしまーす」
注文を待つ間、二人は雑談に花を咲かせる。
「へー。ってことは粥左サンは俺の叔母さんになる訳だ」
「叔母さんはよせ、同学年だぞ」
「そりゃ失敬。で、この後、母さんに会ったりする?」
「否。やめておこう。僕も隠し子故な立場も微妙なのだ」
「そうなんだ」
複雑なんだなぁと剣魔は思う。
そんな間に注文のボンゴレビアンコが到着する。
「あ、先食べてていいよ」
「否。急ぐことでもあるまい。貴様の注文が来るまで待つさ」
「そう?」
それから数分後、ジュウと食欲をそそる音を立てた、熱々の特性ハンバーグが到着する。
「お待たせいたしました、特性ハンバーグでございます」
「んまそー。じゃあ食べようか。いただっきまーす」
「いただきます」
行儀よく一礼すると、二人は食事に舌鼓を打った。
食事後、店を出るにあたって、粥左伝票をスッと抜き取った。
「今日の出会いの記念だ。この叔母に奢られておけ」
「あざっす。次の機会があったらこちらが奢るよ」
「ふ。楽しみしておこう」
粥左がレジで会計を済ませる間、剣魔は先に店を出て少し手持無沙汰にしながら粥左を待つ。。
そして会計を終え出てきた粥左に頭を下げる
「ゴチっす」
「うむ。ではな。今日は話せてよかった。すまんが今日の出会いはお主の母上には秘密で頼む」
「了解っす。俺も楽しかったよ、じゃあまた」
大手を振って二人は帰路に就いていった。
【青桐粥左 帰宅】
【赤間剣魔 帰た、
――――否。
駅前から、帰路に就く一歩を踏み出したところではたと剣魔は思い出す。
学園での殺し合いの真っ最中であったことを。
何という事だ。
己が戻るまでに戦況が進み、同盟を結んだ者たちが殺されている可能性だってある。
「クッ。頼む間に合ってくれ…………!」
焦りを胸に抱えながら、戦場へ向かって剣魔は駆け抜ける。
【赤間剣魔 戦場に復帰】
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投下します。
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「思い返してみると、あの状況…ヤバいんじゃないか?」
一人の少年が漏らした呟きは、誰にも届かずに消えた。
日向良平は転校した無名の高校生だ。
赤間の同盟者でありながら無名だった彼は、赤間と敵対する者達からそれほど注意を向けられていなかった。
そのため、毬嶋高校においては比較的自由な活動ができていたのである。
「サメ斗と優佐の奴、まさか裏切っていたのか…?」
活動範囲の広さは、即ち情報範囲の広さ。
日向の中で疑念が浮かぶ。一度浮かんだ疑念は膨らみ、心を覆い尽くそうとする。
「ま、今となっちゃ俺には関係ない事だな」
面倒になった日向はそう呟いて意識を切り替えた。
今、彼がいるのは毬嶋高校とは違う高校の体育館だ。
部活動の練習に集中しなくてはと日向は自らを叱咤した。
日向良平は転校した無名の高校生だ。
毬嶋高校から別の高校へ転校した彼が、毬嶋高校に通っているはずはないのだった。
日向は転校した先の高校で青春を謳歌し、赤間の事を思い出すことはそれ以降なかったという。
【日向良平 転校】
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投下終了です。
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阿南桃太郎はカリスマである。
毬嶋高校一年二組の生徒の半分は阿南に心酔している。
それは事実だ。
紅「おう桑原、こんな時間まで精が出るな」
桑原「紅くんこそ、こんな時間までトレーニングを?」
紅「おうよ。これが〆のランニングだ」
気がつくと、日はとっぷりと暮れて周りはすっかり暗くなっている。
二人は並んで土手に腰掛け、桑原の育てたトマトを頬張りながら徐々に星が現れていく夕空を見上げていた。
紅「あっ」
桑原「どうしたの?」
突然声をあげた紅に桑原は驚いて尋ねる。
紅「今思い出したけどよ、今日って阿南さんから招集がかかってなかったか!?」
桑原「あっ!言ってたよ!先生もなんか言ってた!たしか放課後……」
紅「やべー…俺はトレーニングに夢中ですっかり忘れてたぜ…」
桑原「僕も畑仕事に夢中になってすっかり忘れてた……」
二人は顔を見合わせる。
そんな二人の頭上をカラスがアホーアホーと鳴いていった。
桑原「しまったなあ。何の用事だったか知らないけど、今からじゃもう遅いよね……」
紅「もう終わってんだろうなあ……。何の用事だったか知らねえけど」
二人は思わずため息をつく。
紅「……仕方がねー。明日わけを話して阿南さんに謝ろう」
桑原「うん。正直に言って謝れば阿南さん許してくれるよね」
紅「メッチャいい人だからな。阿南さん」
こうして二人は帰宅した。
阿南はカリスマである。
クラスの半分は彼に心酔している。
しかし心酔している者たちにも各々の人生と事情があるのだ。
仕方ない。
【桑原松次 帰宅】
【紅南雲 帰宅】
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投下終了です。
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一方廊下では…
桃太郎配下B「おい!アマ!お前の脳みそなんパーだ?ギャハハ!」
エレカ「しくしく…」
桃太郎配下A「ならおとなしく死ぬが良い……。」
???「現炎剣絶打!」
???「剣検波!」
桃太郎配下「「グハァ!」」
エレカ「貴方方は…?」
剣魔「俺は赤間 剣魔。グラム同盟を倒すとするか宿命だ。」
粥左「僕は粥左。剣魔と同様、グラム同盟を倒すとするか宿命。」
剣魔「お前は?」
エレカ「雪原 エレカです。助けてもらいありがとうございました。」テレテレ
剣魔「!?何で俺を見つめている?」
雪原「実は…剣魔さんに一目ぼれしました……きゃー!」
剣魔「え?えぇえー!!まじでか…待てよ…こいつ何かすごいオーラがあるまさか!?」
雪原「魔法は雪です。」
剣魔「グラム同盟を倒すため協力しないか。」
雪原「勿論ですとも。」
雪原エレカの性格は二重人格だった…
エレカ(ラッキーだぜ。頼れる奴がいて……マジで恋が始まったぜ!!)
剣魔「どうした!いくぞ!」
エレカ「はい!」
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>>49
青桐は帰っている為青桐の49の登場はカットで。
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剣魔の状態も前の話を引き継いでないし
自分の書きたいもの書くだけでリレーする気がないなら、別の所に行ったら?
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>>51
いや、他の場所にいく必要は無い
是非ここだけで書いてもらいたい(切望)
-
赤間を倒すべく終結した五人は今、阿南宅にてマリオカートに興じていた。
「次のステージどうされますぅ?」
「レインボーロード行こう! レインボーロード」
「ええっ、吾輩レインボーロード苦手でござるよ〜」
「鬼が苦手って言うんならレインボーロードで決定なww」
「ひどいでござるよ一寸殿(涙)」
盛り上がる三人をよそに、家主である阿南が浮かない顔をしていることに優佐は気付いた。
「どうした阿南?」
「いや、紅と桑原も誘ったのだが、この時間になっても便りの一つもないのでちと心配になってな」
「ふ。相変わらず心配性だな阿南。あの二人の事だトレーニングや畑仕事に精を出し過ぎて忘れているだけだろう」
「……だといいのだが」
優佐がパンパンと手を叩きマリカー組を窘める。
「これ。お主ら今日集まった本題を忘れる出ない。赤間を追い込む方法を考えるための会議であるぞ」
彼らは世間から不良のレッテルを張られ、グラム同盟と呼ばれる不良グループである。
阿南に至っては悪の心が取りついてる、などと謂れの無い誹りを受けた事もある。
だが、その実付き合ってみれば気持ちのいい男たちであった。
その奥底を一切見ずに、レッテルだけで彼らを批判する者がいた。
そう、赤間剣魔である。
同盟などと銘打ってクラス内でのグループを拡大。
発言力を高め、正義感を振りかざす。
その表面上の正義は教師受けがよく、彼らは泣き寝入りをするしかない。
「やっぱ親とか教師とかにチクるとかがいいんじゃないの?」
「チクるって何をでござる?」
「スパイ組なにかねぇのかよ」
「そうですねぇ。来たるべき日に向けてと言ってぇ、行き成り素振りとか始めるとかって奇行は目立ちますけどぉ」
「犯罪的な行為をするタイプではないな」
「そうか」
「ああ、赤間ぶっ殺して〜」
勿論殺すといっても子供の言う殺すだ。
彼らはただの息がる高校生でありむろん人殺しなどするはずがない。
人殺しは重罪である。
「っともうこんな時間か。あまり遅くなりすぎる前にそろそろ解散するか」
「全然話が進んでないでござる」
「お主らがマリカーに興じておるからであろう」
「そうだ、阿南さん。今日泊まっていい?」
「まったく……親御さんには連絡しておくのだぞ」
「やったあー! さっすが阿南さん」
【阿南 桃太郎 帰宅】
【斬黒雨サメ斗 お泊り】
【佐久間 優佐 お泊り】
【川崎 鬼 お泊り】
【一寸 衛 お泊り】
-
○生存 ▲予約有 ☆帰宅 ★転校
4/7【魔法】
○赤間剣魔/★日向良平/○破時黄真奈美/▲蛇田軍兵/▲江留崎桜/☆鋼井侑真/☆斬黒雨サメ斗
0/5【闘士】
☆時田部政夫/☆阿辺太源氏/☆佐久間優佐/☆紅南雲/☆風丸仙一
2/5【剣士】
☆桑原松次/☆逆嶋元太/○鳥羽烏/▲剛剣忍浪/☆青桐粥左
0/4【鎧兜】
☆上杉謙信/☆丈夫元/☆佐村勲/☆黒田官兵
0/3【グラム同盟】
☆川崎鬼/☆阿南桃太郎/☆一寸衛
1/1【最強】
▲無冠圧雅
7/25
-
>>13の予約は来るのだろうか
-
毬嶋高校一年二組の担任教師、松平・D・光宙。
生徒たちに殺し合いを命じた首謀者と言ってもいい男である。
自宅の一室で高級そうな椅子に腰かけた松平は、ワインを片手に膝に乗せた猫を撫でながら、スイッチを押す。
部屋中を埋め尽くす無数の画面に学校中に取り付けられた隠しカメラより送られてくる映像が映し出される。
「どういうことだ…………?」
映し出されたのは無人の校舎である。人っ子一人いない。
早くも決着がついたのかとも思ったが、死体すらないのは妙である。
そこで松平は気付く。
「なるほどカメラに細工をしたか。くくく流石は私の生徒たちと言ったところか」
松平は膝上の猫を丁寧にどけ、ゆっくりと重い腰を上げる。
「仕方あるまい、この私が直接赴き、この目で成果を確かめてやるとするか。くくく」
【松平・D・光宙 戦場に参戦――――!】
-
鳥羽烏、破時黄真奈美、赤間剣魔、雪原エレカ
予約します。
-
一人で自作自演するぐらいなら俺ロワでやればいいのに…
-
赤間、鳥羽、雪原、破時黄を予約します。
新キャラも登場します。
九矢 棟地
赤間の最もよい親友で青桐粥左の幼馴染み。幼いころ両親弟がグラム同盟に殺された為グラム同盟を憎む。重症の妹がいる。
-
九矢「久々に再会するね。剣魔くん。…。」
赤間達は毬嶋高校に行き、九矢が来て、再会を果たした。
剣魔「お前は棟地じゃねーか!元気だったか!」
九矢「元気だよ……。それより大変だ。モニターに桃太郎がなぜか宣伝が来た。」
モニターザザッ
桃太郎「やあ一年二組の諸君共。いよいよ明日は同盟戦争だ。我々グラム同盟は赤間一行を倒して世界を乗っ取りに行く。一年二組全員参加だ。転校生も含めてな!来ない奴は爆発し死ぬのだ。果たして、どの同盟が勝つか…。」
一方桃太郎達は…
桃太郎「何だ?」
桃太郎手下「連れてきました。赤間 鐵機の甥風丸 仙一です。」
風丸「……フゴゴ。」
なんと風丸が誘拐した。
一方赤間らは
赤間「……大変だ。俺達は4人…一方グラム同盟は100人も越えている…どうするんだ…。」
烏「なら私達もその同盟入ってくださる。」
破時黄「そうよ。私達も仲間に入れてくださいよ。」
剣魔「!!破時黄!烏!お前ら…これで六人だな。いける…!」
松平「待つんだ。」
剣魔「誰だ!」
松平「俺は一年二組の担任松平だ!君のおとうさんの師匠だ。」
剣魔「え?えええー!!」
松平「今のお前じゃダメだ。今日はお前らに特訓させて貰う。」
-
ついに停滞したか……
最近どこのロワも停滞してるな
-
すいません、誤爆しました
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投稿乙です。
いよいよ明日は同盟戦争…人類の存続になるのか…滅びるのか…?
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先に予約してたんですがどうしましょう。
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>>64
いっしょでいいんじゃないですか?登場人物はほとんど同じだし、棟地だけ違うのです。まあ被ってますけど…。申し訳ごさいません。
-
やはりカットで…(涙)別にエスカレートしてないよ。
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>>57が先に予約されてますし>>60が無効でしょう
それ以前に>>60はこれまでの桃太郎無視してますし問題外ですね
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>>31
この着メロ…まさか…!?
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果たして全員帰宅できるのか……
楽しみにしてます
-
提案ですが、予約は日付が変わってしまったら判別できないので無効にした方がいいと思いました
今からなので>>13の予約は今日じゅうに投下がなかったら無効ということで
-
○生存 ▲予約有 ☆帰宅 ★転校
5/8【魔法】
▲赤間剣魔/★日向良平/▲破時黄真奈美/▲蛇田軍兵/▲江留崎桜/☆鋼井侑真/☆斬黒雨サメ斗/▲雪原エレカ
0/5【闘士】
☆時田部政夫/☆阿辺太源氏/☆佐久間優佐/☆紅南雲/☆風丸仙一
2/5【剣士】
☆桑原松次/☆逆嶋元太/▲鳥羽烏/▲剛剣忍浪/☆青桐粥左
0/4【鎧兜】
☆上杉謙信/☆丈夫元/☆佐村勲/☆黒田官兵
0/3【グラム同盟】
☆川崎鬼/☆阿南桃太郎/☆一寸衛
1/1【最強】
▲無冠圧雅
8/26
■予約状況
>>13 蛇田軍兵、剛剣忍浪、江留崎桜、無冠圧雅
>>57 鳥羽烏、破時黄真奈美、赤間剣魔、雪原エレカ
※>>13は日付変更で失効
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>>57
今だしたほうがいいじゃない。四角関係面白そうだから。
-
烏「お泊まりしてマリカーで遊ぶボンクラ集団が次の日には世界征服目指して戦争するってすげー展開だなオイ
これパロロワ板でやる意味なくね?今更か
多分他所の創作サイトでやってもらったほうがみんな幸せになれると思うんですけど」
上のほうの書き込みを眺めながら鳥羽烏はぼやく。
烏「「私達もその同盟入ってくださる。」って日本語おかしすぎるだろ……」
破時黄 「見つけましたわよ!烏さん!」
そんな彼女のボヤキは甲高い声で遮られる。
声の主は金髪をこれでもかというくらい縦ロールに巻き、どう見ても校則違反のキンキラなドレスに身を包んだ少女だった。
烏「なんだ真奈美か」
破時黄 「なんだとはなんですの!」
烏「お前こんなとこ来てていいのかよ。
お前と同盟結んでる赤間、見えない敵と戦ってんぞ」
破時黄 「知りませんわそんなこと。阿南君を倒すというから彼に協力して差し上げたのに、とんだ期待はずれですわ」
このテンプレ高飛車お嬢様、 破時黄真奈美は、自分ではなく阿南桃太郎がクラスの中心であることが気に入らず
敵の敵は味方とばかりに剣魔と同盟を組んだらしい。
剣魔が阿南を潰したら今度は自分がクラスの中心になるつもりだったようだが
阿南の人望は衰えるどころか増すばかりで、彼女は毎晩悔し涙で枕を濡らしているようだ。
烏「本当に性格悪いなお前。だから友達できないんだよ」
破時黄 「キー!なんですってぇ〜!?」
ギャーギャーわめく真奈美を尻目に、烏はさっさと帰り支度をする。
烏「んじゃ、私もう帰るけど、よかったら一緒に帰る?」
破時黄 「えっ…」
烏が自然に放った一言で、暴れていた真奈美の動きがとまる。
破時黄 「わ、わたくしも一緒に……?」
烏「私は帰宅ブームの流れに便乗するつもりだけど。
真奈美はどうする?」
どうすると聞きつつ、烏には後の展開が読めていた。
真奈美は顔を真っ赤にしてもじもじしている。
彼女が本当は友達がほしいだけの寂しがりやだと、烏はメタ切りで知っていた。
破時黄 「し、仕方ないですわね!そこまで言うなら烏さんに付き合ってあげますわ!」
烏「テンプレートあざーす」
破時黄 「それじゃ駅前のスイーツショップに寄っていきましょう!」
こうして二人は教室を後にした。
無論松平教諭の命令はガン無視である。
【鳥羽烏(カラス) 帰宅】
【破時黄真奈美 帰宅】
-
>>72
なんかめんどくさくなった上に>>49を通しにしていいんだわからないので
赤間と雪原の予約はカットします。
すまんな
-
>>49はリレー無視で無効じゃないですかね
あとピカチュウ忘れてた
○生存 ▲予約有 ☆帰宅 ★転校
4/8【魔法】
○赤間剣魔/★日向良平/☆破時黄真奈美/▲蛇田軍兵/▲江留崎桜/☆鋼井侑真/☆斬黒雨サメ斗/?雪原エレカ
0/5【闘士】
☆時田部政夫/☆阿辺太源氏/☆佐久間優佐/☆紅南雲/☆風丸仙一
1/5【剣士】
☆桑原松次/☆逆嶋元太/☆鳥羽烏/▲剛剣忍浪/☆青桐粥左
0/4【鎧兜】
☆上杉謙信/☆丈夫元/☆佐村勲/☆黒田官兵
0/3【グラム同盟】
☆川崎鬼/☆阿南桃太郎/☆一寸衛
1/1【最強】
▲無冠圧雅
1/1【担任】
○松平・D・光宙
7/27
-
>>13ってもう無効?
予約出来るなら蛇田軍兵、剛剣忍浪、江留崎桜、無冠圧雅を予約します。
-
では赤間剣魔、雪原エレカ、松平・D・光宙を予約します
多分最終回になるんで>>76の後くらいに投下します
-
>>77
最終回しないで!
-
>>78
分かりました。では特に内容を変えるつもりはありませんが最終回っぽい内容という事で
-
次の予約が終わったら全員を予約します。
-
>>77
お待たせしました。投下します。
-
無冠圧雅は静かに自分の出番が来るのを待っていた。
最強の男である。
巨きな男であった。
体の作りがまず大きい。
岩山のような体から、巨石のような手足が生えている。
そして胴の岩山の上に乗っているのは、鬼神のごとき顔が彫られた巌であった。
全身を包む特注サイズの学生服が、その下にみなぎる筋肉と気力ではち切れそうになっていた。
鬼神であった。
その鬼神が、静かに、出番を待っている。
そして、遂に、来た。
鬼神は立ち上がる。大地が鳴動し、天が鳴いた。
そして鬼神は
「おーがわーのきしべにさーいたー、あかいーすいーとぴい〜」
一曲歌い終わった。
-
江留崎桜「すごーい!アッちん(アダ名)歌うまいじゃん!」
無冠圧雅「ぬ……そ……そうかな……?」
蛇田軍兵「ニョロホホ、アッチー(アダ名)が照れてるニョロ」
ここはカラオケボックスの一室。
蛇田軍兵、剛剣忍浪、江留崎桜、無冠圧雅の四人は
学校帰りに寄り道してカラオケを楽しんでいた。
ポリゴン(担任のアダ名)が放課後残れとか言っていたが
元よりあんなアホ教師の言うことに従う気なんてさらさらない。
軍兵「よっしゃ!次は俺が歌うニョロ」
桜「待ちなさいよ軍兵!さっきトイレで抜けてたから私の番でしょ!」
軍兵「んなこと知らねーニョロ。便所行った自分をうらめニョロ」
桜「サイッテー。あ〜あ、息子がこんな 空気読めないバカなんて、ニョロちゃんも大変だわ」
軍兵「人のオフクロのことをニョロちゃんとか呼ぶなニョロ。気色悪いニョロ」
剛剣忍浪「飲み物注文するけどさぁ、アッガイ(アダ名)なんか飲みたいもんとかある?」
圧雅「ぬ……では……メロンソーダを所望する……」
こうして若者たちは、二度とない青春の時を過ごしていく。
このありふれた、しかしきらめくような時間の思い出が
どんな超常の力よりも強く、強く、これからの人生を支えてくれるのだと知らぬままにーーーー
【蛇田軍兵 カラオケで遊んだあと帰宅】
【剛剣忍浪 カラオケで遊んだあと帰宅】
【江留崎桜 カラオケで遊んだあと帰宅】
【無冠圧雅 カラオケで遊んだあと帰宅】
-
投下終了です。
-
最終回っぽい最終回じゃない回投下します
-
「はっ…………はっ」
息を切らし、ファミレスから赤間が学校に戻った時にはもう遅かった。
夜の闇に沈む校舎はシンと死んだように静まり返り、すべてが終わっていた事を告げていた。
いや、正確には何も始まっていないのだが。
「ほう、やはりお前が最後に残った優勝者か、赤間剣魔」
「あなたは……………!?」
剣魔の来た道路とは反対方向の暗がりから現れたのは一年二組の担任である松平・D・光宙である。
ちなみにこの男も今しがた到着したため状況を余り理解できていない。
「優勝者とはどういうことだ!」
「くくく。気づいていないのか? 校舎からは生者の気配が感じられない。つまりお前以外は全員死んでしまったという事だ」
「くっ……なんと言う、事だ…………ッ!」
剣魔は失意に膝をつく。
護ると誓った仲間がいた。
討つと誓った怨敵がいた。
その全てが失われてしまったというのか。
「くくく。そう落ち込むことはない。これはただの儀式なのだから」
「儀式…………だと?」
「そうだ、疑問には思わなかったのか?
20年前ならいざ知らず、法改正の為された現代において殺し合いを行う学校などあるはずがないだろう。
この殺し合いはお前らの魂を生贄にして、この私が復活するための儀式なのだ!」
「何だと!? どういうことだ説明しろ!?」
「聞きたいか? ならば冥途の土産に懇切丁寧に効かせてやろう!
――――あれは十年前の夏の日だった。
世界征服を企むという唖墮鑼という男が俺の元を訪ねてきたのは。
〜中略〜
そして俺は激闘の末、唖墮鑼を返り討ちにしぶち殺したものの、重傷を負い魔法力の殆どを失ってしまってな。
たまたま近くに唖墮鑼に殺された鐵機の魂があったため多少は回復できたが、それでもこんな惨めな公務員に身を落とさざる得なかったのだ。
そして、その魔力を回復させるのがこの儀式という訳だ!」
「ならば、つまり!」
「そう、あとはお前を殺せば儀式は完了という訳だなぁ! 親子ともども私の糧となれぇ!!」
「松平、貴様ァ――――!」
激昂した剣魔は松平へと襲い掛かる。
豪、と炎刀が振るわれ、夜の闇に赤い炎の軌跡が奔る。
だが、その一撃は松平の高速移動によって交わされる。
その動きは正しく電光石火。
人には捉えられぬ雷の動きである。
「そらぁ、どうした! 優勝者の力はこの程度か! それならばこちらから行くぞ!!」
「ぐああああああああ!!!」
松平の腕から放たれた10万ボルトの電流が剣魔を襲う。
強い。
実戦はこれが初の剣魔では比較対象がいないため正確なところは分からないが、多分かなり強い。
「しかたねぇ、お前の力、解放するぜイフリート!!」
炎刀イフリート。
それは魔人の力に飲まれた父の反省を生かし、魔人の力を武器に宿すことで暴走を抑えた魔剣である。
「――――灼熱剣!」
加熱された灼熱の剣が振り下ろされる。
松平は電光石火逃れようとするが、灼熱の炎がそれを追うように伸びる。
「バカなっ!?」
斬。
炎刀は松平の喉を切り裂き、喉から大量の血液がゴポリと零れた。
「ふぁ……ふぁ……な……」
喉を咲かれ声にならない言葉を残し松平は絶命した。
「…………勝った」
勝った。
全ての元凶であり、首謀者である松平を打倒した。
-
「やりましたよ父う―――――」
「動くな警察だ!」
「――――!?」
勝利の余韻に浸る暇もなく、規律正しい足音の津波が剣魔へと襲い掛かった。
一斉に突入してくる警官隊。
惨殺された死体に傍らには血に染まった刀。
言い逃れなど出来ない状況である。
鍛え上げられた警察に一介の学生が敵う筈もなく、成す術もなく地を舐めさせられ取り押さえられる剣魔。
「ッ…………クッソ!」
「このッ! 無駄な抵抗するな!」
数名に取り押さえられながらも抵抗すべくもがき暴れる剣魔。
そしてふと上がった視界が、警官隊の後ろで、スマートフォンを胸に抱きしめ震える雪原エレカの姿を捉えた。
「雪原、エレ、カ…………?」
「――――ごめんなさい」
か細く震える小さな声でエレカは謝罪の言葉を述べる。
「エレカ、お前が…………お前が通報したのか……ッ!?」
「…………ごめんなさい剣魔くん、私やっぱり殺し合いなんて間違ってると思って」
そう言ってエレカは両手で顔を覆いさめざめと泣き崩れた。
その姿を見て、剣魔の抵抗の気力が失われる。
被疑者が抵抗をやめたのを確認し、警官の一人が無線のスイッチを入れた。
「本部どうぞ。被害者は現場の高校の男性教諭。通報者の話では被疑者はその担当クラスの生徒の模様。これから搬送始めますどうぞ」
『本部。了解。搬送お願いします。どうぞ』
ジと言うノイズと共に通信が終えられる。
「ほら、しゃんと立て!」
完全に力を喪い、複数の景観に人形のように立たされる剣魔。
その両腕に冷たい手錠がかけられた。
傍らの警官が時計を見ながら言う。
「えー。21時24分、被疑者確保」
皮肉にもそれは剣魔が尊敬すべき父が死んだ時間と同じ時間であった。
【松平・D・光宙 死亡】
【雪原エレカ 事情聴取ののち帰宅】
【赤間剣魔 殺人の現行犯で逮捕】
-
投下終了。
物語はもうちょっとだけ続くんじゃ(多分)
-
まだ続くっぽいんで一応状況
○生存 ●死亡 ▲予約有 ☆帰宅 ★転校 ×逮捕
0/8【魔法】
×赤間剣魔/★日向良平/☆破時黄真奈美/☆蛇田軍兵/☆江留崎桜/☆鋼井侑真/☆斬黒雨サメ斗/☆雪原エレカ
0/5【闘士】
☆時田部政夫/☆阿辺太源氏/☆佐久間優佐/☆紅南雲/☆風丸仙一
0/5【剣士】
☆桑原松次/☆逆嶋元太/☆鳥羽烏/☆剛剣忍浪/☆青桐粥左
0/4【鎧兜】
☆上杉謙信/☆丈夫元/☆佐村勲/☆黒田官兵
0/3【グラム同盟】
☆川崎鬼/☆阿南桃太郎/☆一寸衛
0/1【最強】
☆無冠圧雅
0/1【担任】
●松平・D・光宙
0/27
■予約状況
>>80 全員
-
投下乙です!
まあ赤間さん以外まともに殺し合いしてないからな、しゃーないね
結局帰宅した奴らが正解だったってことだよなあ
-
剣魔が逮捕してから翌日となった。
警察「実は剣魔はいい人じゃないか…?」
警察「しかし…あいつは…」
???「実は赤間 剣魔は実の殺し屋じゃない。」
警察「え!?」
相澤「実はあいつは学校を救う為来たじゃないか…」
警察「て事は…真の黒幕は…?」
相澤「紫水 唖墮鑼…16年前に父赤間 鐵機を殺害した奴だ。この影響で全て台無しになった。グラム同盟は実はあいつに利用して、剣魔を逮捕したかも知れない。鐵機の師、松平は…影に唖墮鑼に殺された…!」
こうして、赤間 鐵機は釈放された。
雪原「ごめんなさい。私が悪くて…」
鐵機「いいんだ。実は俺は父さんを殺した因縁の奴を探さなくては…。」
雪原「……私も同行します。」
剣魔「いいのか…。ではいくか…。」
釈放された剣魔は紫水 唖墮鑼を求め、雪原と共に旅を始めた…
一方桃太郎らは
桃太郎「ふー…」プルプル
桃太郎「もしもし…」
唖墮鑼「俺は紫水 唖墮鑼。今から五人にミッションに上がる。一年二組の生徒を全滅させろ。さもないと殺す…。」ぴ!
桃太郎「……。」
サメ斗「では…一年二組を全滅しに行くわ。」
一寸「拙者らが生きるチャンスだよ。」
鬼「父上の言う通りだ。一年二組を全滅し、我々五人で生きるぞ。」
桃太郎「よし…やろう。」
佐久間「やめろ。一年二組は…いい人だからやめようね…。」
桃太郎「俺に逆らうのか…では斬ろう…桃切3年刀…‐覇‐。」斬
佐久間「グハァ!」
桃太郎は佐久間を殺した。
佐久間 優左死亡。
一方烏は
烏「はぁ…だりぃ…こんかいも疲れるな…?破時黄はとっくのとうに帰ったけど…ん?」
サメ斗「君は烏だね。」
烏「そうだけど…。」
サメ斗「生きるためだ。死んでくれ!」雨魔法土砂崩れ!」
烏「何でだよ…グアアア!!」
鳥羽 烏死亡
-
投稿乙です。
帰宅した、四人が生きる為、一年二組を全滅しにいきます。
帰宅した人数は23名…いよいよ紫水 唖墮鑼の野望が始まります…。
全員の予定しましたがレス行が足りなくなりました。ごめんなさい。
-
○赤間 剣魔…赤子の頃に殺された父親の仇を打つため唖墮鑼を探しに行く…
○雪原 エレカ…一度剣魔を追放したが、釈放された為、剣魔の父親の仇を打つため同行した。
●松平 D 光宙…赤間 鐵機の師匠。剣魔に殺されたと思われたが影の唖墮鑼に殺される
○桃太郎他三人…唖墮鑼の命令で一年二組を全滅を命じられた。できないと殺されると言う約束があった。
●佐久間 優左…それを反対したが、結局、桃太郎に殺される。
●鳥羽 烏…破時黄と別れた後サメ斗と出合い、サメ斗の魔法により土砂崩れ下敷きとなり絶命。
○風丸 仙一…もう一人の運命の人。お使い中だが、この状況に気づく。
-
赤間、雪原、紫水予約します。
-
警察から釈放された赤間。
紫水唖墮鑼を求めて雪原と共に旅を始めた赤間の元に、こんなニュースが届いた。
『毬嶋高校 廃校!』
『紫水唖墮鑼 逮捕!』
当たり前と言えば当たり前だが、釈放というのは一瞬で決まるものではない。殺人事件ならなおさらだ。
赤間が拘束されている間に、紫水は毬嶋高校の一年二組を全滅させるべく動き始めた。
そして釈放された後も赤間は毬嶋高校に戻るのではなく、旅を始めた……
赤間と紫水は行き違う形となったのだ。
赤間の知らぬ所で様々な殺し合いが行われ、そして終わった。
その内容については赤間のいない所で行われたことであるため語るまでもない。
言えることは殺人を行った者達の身元は警察の預かる所となったこと。
もともと法改正のある前は殺戮が行われている学校として有名だった毬嶋高校だ。
様々な殺人事件が発生したことで警察が捜査を行うのは当然の流れであった。
殺人を冒した者達は逮捕され、その供述により紫水の存在が明るみに出た。
紫水自身もまた逮捕、起訴。殺人事件の舞台となった毬嶋高校も批判を受けて廃校に追い込まれたという。
「終わったね……」
「ああ、もう仇を討つまでもない。法が紫水の奴を裁いてくれるさ」
雪原の言葉に、赤間はただ頷いた。
赤間がいない所で数多の殺し合いが行われただろう。
赤間がいない所で数多の命が失われ、数多の物語が紡がれただろう。
だがそれは全て、赤間がいない所で紡がれたエピソードである。
【毬嶋高校 廃校】
【紫水唖墮鑼 逮捕】
-
投下終了です。
最終回だと嫌だという人がいるので最終回ではありません。ただ紫水編が終わっただけです。
-
グラム同盟の襲来編を予約します。
-
まあそもそも現行犯ですしね、釈放されたのは鐵機のようですし
殺人罪に銃刀法違反、ついでに器物破損の罪状を考慮すれば模倣犯とはいえ10年の懲役はつくでしょう
10年の時が経てば、そのくらいの物語はありそうですよね……
-
しかし、帰宅したはずの鳥羽と佐久間が命を絶った。唖墮鑼の言う通りに従った。
桃太郎「さあ。さて…」プルプル
桃太郎「何だ?唖墮鑼さん。え!?逮捕された!?わかった。」
鬼「どうした?」
桃太郎「唖墮鑼が捕まった…。それでも続投する……。」
鬼「……父上が捕まったら仕方ない。桃太郎の言った通りだ。」
こうして、グラム同盟の二人は廃校になったはずの毬嶋高校に着いた…。
桃太郎「ふん。腐った学校だ。」
鬼「あ!彼処に誰かいる……。」
すると帰宅した以外の全校生徒、教師が無惨に死んでいるのが発見した。
鬼「お前は…高校級の殺し屋紫水 終…久しぶりだな。」
終「……誰だ?貴様は…あ!川崎、桃太郎お久し振り!」
桃太郎「ああ、クラスは違うけど、再会するのは何よりだ。」
終は一年十七組だったのだ。
桃太郎「仲間になってくれ。一年二組の全員を抹殺しよう。」
終「いいだろう。」
鬼「ふん。では改めてグラム同盟の目的はただ1つ…。」
三人「「「一年二組の生徒を殺すべきだ。」」」
その時、蛇田達が目撃した。
-
>>98
剣魔ですけど。
-
赤間さんが釈放され、これでハッピーエンドですね!
いやー、第二部も面白かった
-
>>101
でも第二部は終わってないよ。
グラム同盟が廃校後の一年二組の生徒を抹殺しようとたくらんでるよ!!
-
廃校されたはずの学校に全校生徒と教師がいるのはおかしいので>>99はカットでしょうね。
-
>>100
いや>>91に
>こうして、赤間 鐵機は釈放された。
って書いてますよ
-
>>103
いいえ。実は廃校の理由は終が全校生徒と教師を殺したのだ。これは死体なのだ。
-
それなら死んだ鐵機が何の脈絡もなく生き返って釈放されている
>>91もカットなのではないでしょうか?
-
>>104
間違えです。
正しくは剣魔でした。申し訳ごさいませんでした。
-
>>107
まあどっちにせよ殺人の現行犯なので、いい人だからなんて舐めた理由で釈放されることはありえないと思いますよ
相手が悪人だから殺していいなんて法律はありませんからね
むしろ反省の色なしという事で刑期が伸びる可能性の方が高いでしょう
-
>>105
95で書かれた廃校の経緯と矛盾しますのでどちらにせよカットですね。お疲れ様でした。
-
あ、そうだ3部をやるならこのスレか1部のスレを流用した方がいいと思います一応
-
そもそも唖墮鑼って松平に返り討ちにされて殺されてるのでは?
-
第二部も感動しました!
でももう高校ロワはお腹一杯かな
-
剣魔「…これで捕まってから10年になるか…。」
剣魔は遂に釈放する時が来た…。
相澤「おい!剣魔…とうとう10年だな…釈放だ!」
剣魔「ありがとう!」
相澤「釈放後…あれだけに気をつけてよ。グラム同盟がかつての一年二組を殺しに行く…だからイニシア同盟は…奴に利用されていた。世界を救うのはお前しかない。では、行ってくれ!」
剣魔「ああ!」
剣魔は10年の時を経て釈放された。
雪原「あ!剣魔!」
粥左「10年ぶりだ…。」
赤間「雪原!粥左!10年ぶり!」
雪原「また会えたね!三人で世界を救いましょう!」
粥左「それより、イニシア同盟は何で、酷くなってるんだ。」
剣魔「イニシア同盟は卒業後に世界を征服すると企んだ。帰宅した全ての人を殺しにいくだろう。」
雪原「イニシア…!全ての暗黒に閉ざされたグラム同盟の裏の組織…。実は大変な事が起きている。風丸くんが拐われた!」
剣魔「え!?風丸が!?」
イニシア同盟…
???「ふん、汚い世界なぞ終わらせばよい。」
???「ししし…やっちゃおうかなheart!」
???「2032年度の一年二組の生徒…お前らを殺害する。」
2042年…イニシアが世界を征服を企んだ。そして、絶対零度高校バトルロイアルと言う大会を開いた。
赤間剣魔達は参加し、イニシア同盟を潰しに来た。
会場
観客「わぁー!!」
実況「遂に開幕した…絶対零度高校バトルロイアル!!ルールは団体で勝敗を決めるのだ!」
ルール
・団体で行う(最大5人)
・予選は各10チームがバトルロイアルする。上位四チームならトーナメントに進める。
・ただし仲間割れをするとチームは失格となり、死亡する。
・勝ったチームの中に死んだ者が生きる。
・2032年度の一年全員参加。
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新章突入ですか!
でも法治国家なのにどうしてこんな危険なバトルロワイアルが行われるんでしょう?
謎が深まってきました
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チームA
赤間 剣魔、雪原 エレカ、青桐 粥左
登場予定
九矢 棟地、蛇田化等
チームB
黒田官兵、紅 南雲、時田部、丈夫元、逆嶋元太
チームC
破時黄、サメ斗、上杉、阿辺田、日向
登場予定
艸痲 驪鯆(クサバ リホ)
移行登場予定のキャラばかりです。
チームD
大村 重人、川崎 力太郎、佐野 歩幅実、尾棉 呉覇、里村 新語
チームE
座頭村 寛大、綾又 狗時、玉露 僧、又似 金斗、泡先 陣
チームF
光沢 勇気、闇沢 惨樹、片山 陸、里村 勉、女神 あな(女神の読みはじょがみ)
チームG
芝田 勝家、明智 光秀、徳川 義信、村越 元、緑野 傑
チームH
木幡 さど、酒場お市、又吉吉又、権部 権、ジョストロン・ロナウド
チームI
目山 解、佐久間優左、鳥羽烏、学打 集、焔 葉暖
チームJ
阿南 桃太郎、川崎 鬼、一寸 坊、千賀 場戸留、岸辺 奈帆
以上50名
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帰宅した全ての人を殺すだなんて、つまり実質全人類抹殺を目論んでるという訳ですね、こいつはとんでもねぇ悪党だぜ!
しかしその割に地方の一高校の一年度の一クラスを狙うというショボイ目的は一体……謎は深まるばかりですね!
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ここでチームAに加わる新メンバーを紹介します。
九矢 棟地
赤間剣魔の幼馴染み。幼いころ、両親弟がイニシア同盟に殺された。重症の妹がいる。剣魔を尊敬する。一人称は「僕」。魔法は大地
蛇田 化等
蛇田如炉の妹。イニシア同盟に殺された兄の仇を打つため参加した。仲間思いの少女。一人称は「おら」九州弁。語尾にニョロはつかない。仲間以外の人をニョロと呼ぶと怒られる。
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10年ぶりに集う2032年度生徒たち。
必然、会場は同窓会の雰囲気となっていた。
と言うより、実質そのつもりで参加している者が大半であった。
「よう、ひさびさ」
「おう来たな若社長。事業順調みたいじゃん」
「やめろって、まだまだこれからだって、お前こそ最近結婚したらしいじゃん」
「へへ、まあね、結婚はいいぞ。お前もそろそろ考えたらどうだ?」
「実は俺もそろそろ彼女にプロポーズしようかなって考えてるんだよねぇ」
「マジかよ。詳しく聞かせよよ」
嘗てのゴールデンコンビであった黒田と元太の二人は再会に喜び、大いに雑談に花を咲かせた。
そして見れば、所々で名刺交換が行われている。皆社会人なのだ。
そこに剣魔が登場し、会場の空気が一変した
『あっ(察し)』
会場がザワつき、まるで腫物のような扱いを受ける剣魔。
それもそうだろう、あの当時、あの事件はかなりの話題になった。
「よ、よう剣魔。ひ、さしぶり」
空気の読める男、阿南が気を使い剣魔へと話しかける。
もう彼は刑期を終え罪を償ったのだ。
そんな彼を受け入れてやろうという阿南の優しさである。
その阿南をみて剣魔が喉を鳴らしてくくくと笑う。
「阿南桃太郎! 俺達を殺すつもりだな! 正義の力で成敗してくれる!」
そう言って懐からドスを取り出す剣魔。
「ダメだ錯乱してる! 取り押さえろ!」
鬼の叫びと共にその場にいた男衆が剣魔へと飛びかかり彼を抑え付けた。
「離せ! 僕は、僕は世界を救うんだ!」
「ダメだ…………狂ってやがる」
結局、その後、剣魔は精神病医院へと送られ入院生活を余儀なくされたという。
【第三部 完】
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>>118
おい。終わるん早い!
意味わからん
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>>118
しかも第二部終わってないし…
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第三部、乙でした!
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>>119
いや、あなたの作品の方がよっぽど意味分かんないですけど
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完結お疲れ様です!、4部をやるならこのスレか1部のスレを流用した方がいいと思います
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>>119
十分理解しろ。お前の脳みそなんパーだ?
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仕方がない第四部立てるか…
エピローグ自由投下ありで
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>>125
スレの乱立は迷惑なんでやめてください
始めるのならこのスレから前スレで始めてください
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第三部は衝撃の結末でした!
確かに刑期を終えたばかりの人が殺る気まんまんで入ってきたら、みんな怖がるよね
狂人赤間さんは悲しい男だ
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元々バカだけど悪い人じゃなかっただけに
赤間さんのこの結末は悲劇だ…
投下乙でした
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あ
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>>124は削除されるレベルかもな
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第三部が早く終わるはずではない。
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高校バトルロイアルもこれにて大団円ですね。
つらいことがたくさんあったが…でも楽しかったよ
みんながいたから高校バトルロイアルは楽しかった
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そうですね
ところで四部の案を募集中です。
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第四部は二億年の世界でどうでしょうか
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四部はケイドロがいいと思います
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第四部高校バトルロイアル開幕
「殺戮の鬼ごっこ」逃走者紹介。
赤間 聖矢…クールな高校生。剣魔の孫でもある。ハンターには足が早い為捕まれない。
蛇田 駐米…中2病。逃げる役。
市嶋 美保菜…自称女神。赤間に惚れている。逃げ役
早川 連地…クールに見えるが、赤間に惚れてる男。通称ホモ。逃げ役
五十嵐 棟地…赤間とは幼馴染み。逃げ役
井川 信雄
芹澤 祐太郎
小沢 毛死増太
オードリー春日
オードリー若林
ロンブー亮
ロンブー敦
月亭方正
蝶野
【ハンター】
包丁、ロープで首閉める、チェーンソー、ケツバット百発
この仲に芸能人が含まれます。
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>>136
芸人のみなさん申し訳ございません。
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もうロワでは無い気がしてやるなら別のところでやるべきだと思うんですがそれは…
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芸人いらないかもしれませんね、オリキャラで統一した方がいいのでは?
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>>138
じゃあおいかけっこの提案だした奴は誰や?
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第四部でも普通のロワでいいと思いますよ
無理に趣向をこらさなくても
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オリキャラではなく書き手枠にするとかはいかがでしょうか
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>>142
それに賛成です
書き手枠も中々面白いです
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これまでの歴史をかんがみてこんなの、どうでしょうか。
■第四部:赤間ロワヤル
赤間 聖矢…クールな高校生。剣魔の孫でもある。足が早い。
黒埋 迅…剣魔が愛人に産ませた子供の子孫。母を捨てた赤間一族に恨みを持っている。
黒埋 封…剣魔が愛人に産ませた子供の子孫。迅の弟。一族のしがらみ興味はないが兄には協力している。
白守 天聖…転生した赤間鐵機の生まれ変わり。聖なる白い炎を操る。
レッド・ザ・デストロイヤー…マットサイエンティスト武田が赤間鐵機の死体を材料に生み出した生態兵器。
赤間 剣魔…精神病院より逃げ出しホームレス生活を送りながら生き延びた男。全国指名手配中。
赤間 神々…呪われし赤間一族の始祖を名乗る謎の男。本当に赤間一族なのかは定かではない。
蒼船 海太…神が赤間一族を滅ぼすために生み出した存在、蒼船の一族の一人。水を操るのみならず生み出すことができる。
黒埋 慶子…剣魔の愛人の一人。自分を捨てた剣魔を恨んでいる。
紫水 舞花…唖墮鑼の子孫。ただの一般人だが剣魔に命を狙われている。剣魔脱院の知らせを受けて以来、眠れない日々を過ごしている。
金獅子 王冠…赤間によって迷惑を被りまくっているこの国の王。この国がちゃんとした法治国家になったのはこの男のお蔭。
-
>>142
>>144
ふたつの案が上げられていますが、どちらが良いでしょうか
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赤間縛りの書き手枠でいいのでは?
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オリキャラ縛りの書き手枠で
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自分もオリキャラ縛りの全書き手枠で
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>>144
いいね。
追加キャラクターを作りましょう。
明日田 音色、焔 隅火、亮出 みう、大谷 たしろ、松村 D 雄大、鎌田 公平、グレ・ハイ張、バタハリーグレース、火瀬野魔阿呪、木之瀬 寿ピ太、佐田野 屁流、リヴィス
青桐 果奈帆…青桐一族の一人。同じ子孫なのに、完全に聖矢に惚れている。
七線魔王衆一族について
赤間一族→イフリート
青桐一族→アスタリカス
紫水一族→????
白守一族→????
灰郷一族→????
黄味鷺一族→???
-
舞台設定はどんな感じでしょうか
ある程度固めておいた方が良いのでは……
それと>>149のように、個々で新しいオリキャラを考えて登場させるというのはどうでしょうか
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>>150
自分も個々にオリキャラを作ることに賛成ですね
他の魔王も登場させてみたいですし
舞台設定は一応第四部なので、今までと一緒の世界観でいいんじゃないでしょうか
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舞台は暦戦高校でよろ☆
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はぁー。何で削除したか…
初代の高校バトルロイアルが無くなるなんて酷くショックを受けている。
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スレまだ残ってんのに乱立なんかしたからにきまってるでしょう
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何でってあなたが再三の忠告無視して乱立したからでしょうに
何他人事みたいに言ってるんですか
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ルールを守らないからですよ
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ごめんなさい。
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本当は一部ごとに1すれするつもりだった。
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まじめに話を展開したらロワをひとつ終わらせるのに大体5年ほどかかりますよ
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ロワは、リレーSSは自分の物ではなくみんなで作るもの、と認識を直していただいたほうがいいです
ルールを守らなかったり、勝手に新しい展開を押し付けるのは、書き手の方々の混乱の元です
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舞台は暦戦高校で行うというのは確定として……
当然OPとかは無しの方向で進めますよね
殺し合いの始まる日常前からのスタートですか?
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第六部まで書こうかなり。
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じゃあOPなしで今から投下OK、参加者は>>144のメンバー+書き手枠30人(オリキャラのみ)でどうでしょう
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>>144
孫だの子孫だのが出てきてるってことは
2032年から更にン十年以上が経った世界が舞台なのか(困惑)
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黒埋慶子、紫水舞花、書き手枠で道化師予約します
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>>164
40年後らしいっすよ
だから剣魔は66歳ですね
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予約から紫水舞花を外します
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投下します
-
かつて凄惨な殺し合いが平然とこの国では認められていた。
その悪夢は法改正により終わった筈だった……
裏路地。
ひとりの女が吐いていた。
乱れた服装、しかし薄汚れてはいない。
別に体調が悪いわけではない、単に飲みすぎているだけだ。
ある事が原因で、彼女は浴びるように酒を飲むようになった
昔は美しい女だった。
酒瓶かたてに、壁にもたれ掛かる彼女にその面影はない
整った顔は酔った反動で赤くなり、ふっくらとした魅力的な唇からは強烈なアルコールの臭いが絶えない。
???「ヒヒ…あんたが黒埋慶子か?」
ゴミ箱にもたれ掛かるそれに、誰かが話しかける。
黒理「誰よあんた……ヒック……変質者?」
ひどい有り様だが、言葉がわからなくなるほど酔っぱらってはいなかった。
道化師「ヒヒヒ……初対面の相手にそんなぞんざいな態度はいけないぞ、酔っ払い女」
大柄な男が裏路地に立っていた。
ピエロのゴムマスクを被っているので、顔も伺えず、表情もわからない。
黒理「……」
ボンヤリとした意識で、黒理は男を見上げる。
真っ赤な赤鼻。そして変わらず笑い続ける白い顔。
あぁ、これは夢か、あたしも結構ヤバイなー
冷静な部分でそう思った。
道化師「見ての通り、俺は道化師だ。お前に用がある」
黒理「へぇー」
黒理「……で、そのピエロさんがあたしに何のようってわけぇ?」
道化師「プレゼントだ」
ピエロは一通の封筒を黒理に差し出す
それを受けとる黒理。
黒理「なにこれ」
道化師「それは招待状だ。パーティーのな」
黒理「パーティー?舞踏会とかそんな感じの?」
道化師「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
何が受けたのか、腹を押さえて笑う。
鳥肌がたつような笑い方だ。
道化師「まぁ、ある意味じゃそうだ。舞踏会だ。大昔に始まったワルツを踊ってるようなもんだからな」
例えの意味はわからなかった。
道化師「そこにはお前のよく知ってる男も姿を表すだろう。お前を捨てた男だよ」
黒理「……え、まさかそれって」
道化師「書かれた場所に行けば自ずとわかる」
意味を訪ねようとする黒理
しかし突然、意識を失ってしまう
道化師「大丈夫。お前もすでに踊り始めた観客だ」
そのピエロの言葉、薄れる意識のなかで最後に聞いた言葉だった
黒理「ん……んん」
気づいたら黒理は自宅にいた。
暖かな布団の感触が心地いい。
黒理「いたたたた……飲みすぎちった」
二日酔いが地味に辛い。
黒理「……これって」
それは昨夜の招待状だった。
呆然とする。
捨てようかと思いもしたが、あのピエロの言葉が気になった。
中身は至極単純な書類
日時と住所のみが印刷されていた
その場所は、マンモス高校で有名な暦戦高校だった。
【黒埋慶子】
【状態】二日酔い
【装備】
【思考】基本:暦戦高校
【道化師】
【状態】??
【装備】ピエロのゴムマスク
【思考】基本:??
-
以上です
道化師は微調整とかに使える裏方キャラとして用意してみました
ただの変質者かもしれませんし黒幕繋がりかもしれませんが、そこのところは他の書き手さんに任せます
-
投下乙です
黒埋のダメ大人っぷりがいい感じですね
書き手枠のみの予約がOKなら、AIキャラ二人で予約します
-
紫水舞花、書き手枠、予約します
-
暦戦高校の理科室。
電気も消え、人の気配はまるでない。ただただ黴臭い静寂だけが満ちている。
しかし、その静寂を破って
「あーあ、退屈だ」
と、間の抜けた男の声がした。
理科室はあくまで無人。いや、それどころか現在この校舎には生徒も教員もいない。
増して、2072年の発達したセキュリティを破って侵入する不審者などいるはずがない。
しかし声の主は、不審者でもなければ幽霊でもなかった。
「みんなが来ないと、ほんっと退屈だなあ…」
理科室のスピーカーを使いひとりごちているのは、この暦戦高校の校舎を管理しているAIである。
2072年、人工知能は飛躍的な発展を遂げ、人々の生活の隅々まで入りこんだ。
このAIーー以降は『彼』と呼ぶことにするーーは、校舎の設備の維持管理を専門に行う。
言い換えれば、校舎そのものであると言ってもいい。
それと同時に本物の人間と遜色ない人格を持ち、生徒や教員の話し相手を務めることもできる。
彼はすでに数十年にわたり、暦戦高校のシンボルとして人々に愛されてきた。
だがこの時代、すでに『学校に通う』という風習が廃れていた。
なにしろ2072年なのだから当然だろう。
授業はすべてインターネットを使い在宅で行われるようになり、校舎に生徒が登校するのは試験か、体育祭などのイベントの時ぐらいである。
そんなわけで、彼はもう数十日も生徒たちに会っておらず、退屈を持て余していた。
と、理科室の中から、今度はスピーカー越しではない声がした。
「まあいいじゃない。今日は久しぶりの登校日でしょう?」
今度は少女の声だ。しかし不審者や幽霊ではない。事実彼も全く驚かず、
「ああ、そうだったな。やっとみんなに会えるな」
「アンタ本当に生徒が好きなのねえ」
と、その声と会話を始めた。
声の主は、理科室の片隅に置かれた人体模型である。
なにしろ2072年なので、人体模型にも人工知能が搭載されている。
ただし見た目は21世紀初頭の人体模型とはかなり異なり、美しい少女の姿をしている。
男子生徒が理科の授業に身が入るようにとの配慮である。
しかし、いくら顔は美しくても、内臓剥き出しで筋肉と骨が透けているのは変わらないのだが。
ちなみに当然女子生徒向けに美男子型の人工知能搭載人体模型もあり、そちらは保健室にいる。
「まあな。僕も一人で校舎を掃除したり設備を維持してきた甲斐があったってもんだ」
「ったく、私は気に入らないけどね、あんないつもいつも私をエロい目で見る奴ら」
「ははは、相変わらずだな、君は」
いつもするような会話をした後、ふと人体模型がつぶやいた。
「それにしても、今日はなんで登校日なのかしら? 試験日でもないし、行事予定表にもなかったでしょう?」
「さあな、それは僕にもわからん。今日を登校日にするって指示は、理事長のコンピュータから一週間前に急に送られてきたんだ。こんなことは初めてだな。
でもまあいいじゃないか、またみんなに会えるんだから」
そんな話をしながら、彼と彼女は久方ぶりに会う生徒・教員たちを待ち続ける。
-
【理科室】
【校舎】
【状態】異常なし
【装備】
【思考】基本:久しぶりにみんなと会えるから楽しい
【女子型人体模型】
【状態】異常なし
【装備】
【思考】基本:ちょっとダルい
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以上です
数十年たてば技術も発達してるし社会も変わってますよね
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投下乙です
すげぇ。さすが超未来……予想を遥かに超えたぜ
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赤間 聖矢、焔 隅火を予約します。
-
赤間剣魔。
16歳の時、深夜学校内に忍び込み日本刀のような刃物で担任教師を殺害。
産まれる前からこの時を待っていたなど計画的犯行を匂わせる発言や、世界を救うなどと言う意味不明の供述をしており。
その後もまったく反省の色を見せず、後世の余地なしと判断され、未成年に対して異例の実刑判決を受けることとなる。
当時未成年であったため実名報道こそされなかったものの、世間を騒がせた少年A。それが彼である。
その後、10年の懲役を終え出所。
出所直後にかつての仲間に唆され大量殺人計画に加担。
(その際に共犯者である雪原エレカと関係を持ち子を儲けた模様)
刃物でかつての同級生の殺害を試みるが取り押さえられ未遂に終わる。
再逮捕の後、精神鑑定の結果、精神病棟へと移され治療を受ける。
そこで約20年の入院生活を遂げるが、自信を世界を救う勇者だと思い込む精神病(妄想性人格障害)は完治せず。
治療の一環である散歩中に病院内から逃亡。凶悪犯の逃亡という大変な社会不安へと世間を陥れ、全国的な指名手配を受ける事となる。
その後、剣魔はサイコパス特有のコミュニケーション能力を発揮し、数々の女性を口説き関係を持つ。
そして数多の愛人宅を転々とし逃亡生活を過ごしながら、自身が悪と定めた相手への殺害計画を目論む。
特にかつての同級生の家族へと対する逆恨みともいえる妄執は凄まじく、被害者たちは眠れぬ日々を過ごしている。
この事態を受け政府は赤間討伐特別捜査本部を設立。
民間人からの情報提供や、有志での実行部隊を募集する。
本格的な赤間剣魔討伐へと乗り出した。
これが現在の赤間剣魔を取り囲む状況である。
しかしそんなことは剣魔の知ったことではない。
勇者に困難はつきものである。
勇者に敵対するものは悪である。
そして自分は世界を救う勇者である。
ならば何の問題もない。
赤間剣魔は暦戦高校へと向かう。
世界を救うために。
果たして何から世界を救うのか。
どうすれば世界を救えるのか。
その方法も知らぬまま。
【赤間剣魔】
【状態】異常あり
【装備】なし
【思考】基本:世界を救う
-
聖矢(俺は聖矢。赤間一族いわゆるイフリートの子孫だ。陸上部所属だ。)
焔「おーい!聖矢!今日遊べるかー!」
聖矢(こいつは焔 隅火…昔からの親友だ!たしか…ひいじいちゃんが死んだとう事は知っている。)
聖矢「うん!いくよ!」
聖矢(だが…これから残酷はこれからだった…。)
一方剣魔は…
剣魔「ふー着いた…これでみつからないだろう。しかし、わしがなんていうことじゃ…精神は治っているのに…。ん?だれだ?」
???「やあ!君は赤間 剣魔くんだね。」
剣魔「そうじゃが…ん!!」
剣魔は何者かに拐われた…
【赤間 剣魔】
【状態】気絶…誘拐
【装備】なし
【思考】誰か……。
道化師「遂に捕まえた…ケヒヒ…。剣魔を殺せば…世界は俺の物だ…。」
-
投稿乙です!
剣魔がまさかの誘拐!!道化師の正体とは!?
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前の作品で剣魔の精神病は治ってないと書かれてるのと矛盾するのでカットですね
いい加減他人の作品ないがしろにするのやめましょうよ
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剣魔は精神には治ってないと思っているだけなのに…
-
<削除>
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書き手枠で異星人、スピノサウルス、古生物学者の女を予約します
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書き手枠で元精神病院の院長、正義の味方に憧れる女子高生 予約します
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※実際には『』のついたセリフは異星語ですが、便宜上日本語で表記します
『久しぶりの学校ペポ。やっとみんなと遊べるから楽しみペポ』
そう呟きながら、道を歩く一人の異星人の少年がいた。
その外見は、カタツムリとコオロギとイソギンチャクを足して割るのを忘れたといった感じだったが、中身は中々礼儀正しい好青年なのでご近所の評判も良かった。
『それにしても、交換留学で地球に行くハメになった時は不安だったけど、来てみたらいい人ばかりだしいい星ペポね』
彼の故郷であるペポギリム星は、今から50年前に地球の文明と接触。
電波での通信や友好使節の派遣を経て、互いの星の若者を相手の星に留学させる交換留学がスタート。
彼、ペポ山ペポ太郎(本来の名前は地球人には発音しにくいので地球ではこう名乗っている)はその一期生である。
今や日本語もペラペラだ。
『最初は地球なんて野蛮な星とか思ってたけど、友達もできたし食べ物もおいしいし、来て良かったペポよ』
そう呟きながらも、なんで今日が急に登校日になったんだろう、などと考えながら通学路を急いでいた。
すると、突如目の前に巨大な怪物が現れた。
ワニを馬鹿でかくしたような顔に、背中には巨大な帆、硬いウロコとするどい爪。
地球史上最大の肉親動物、スピノサウルスである。
その姿を目にしたペポ山は、思わず目を見開き、大きく口を開けーー
「スピノくん!! 久しぶりペポね!!」
笑みを浮かべてスピノサウルスに駆けより、硬く握手をしあった。
「やあペポ山くん。キミも今日は登校することにしたのか」
「スピノくんもペポね。急な登校指示だったから来られない人も多いと思ってたペポけど、会えて嬉しいペポよ」
言うまでもないが、このスピノサウルスも暦戦高校の生徒である。
この時代、化石から恐竜を生きた姿で復元する技術が確立。
その実用第一号となったのが、このスピノくんことスピノサウルスだった。
しかし、一つの問題が起きる。
化石には脳や舌は残らないためそれまで知られなかったのも無理は無いが、スピノサウルスは人類とほぼ同等の知能と言語能力を有していたのである。
官学を巻き込んだ議論の末、人類と同等の知能がある以上はペポ山のような異星人と同様に人権を認め、義務教育を受けさせるべきと結論され、スピノは学校に通うことになった。
今ではその気さくな性格から、クラスの人気者である。
「しっかし、いきなり登校日になったってのは気になるよなあ。エジプトに里帰りする予定を急遽中止にしたよ」
「確かに、こんなこと今まで無かったペポね。先生は大事な話があるって言ってたペポけど……」
などと会話しながら、学校に辿りついた二人。
校門の前で意外なものを見つける。
「あれは……寝てるペポか?」
「いや、気を失ってるみたいだぜ」
それは20代後半ぐらいの女だった。校門によりかかるようにして座り込み、目を閉じている。
ペポ山とスピノは慌てて駆け寄った。
「お姉さん、大丈夫ペポか!?」
見たところ息はあるし、外傷もない。ただ、顔はついさっき恐ろしいものを見たばかりかのように青ざめていた。
服装は、ミニスカートのワンピースの上から白衣という妙な組み合わせ。白衣の胸に、女の苗字なのか「松井」と書かれていた。
ペポ山が肩を揺すると、女は目を開いた。そして引きつったような表情を見せ、
「化石を……」
と呟いた。
「どうしたペポ!?」
「あの子の化石を……あれが赤間一族の手に渡ったら……」
そう言い終えて、女は再び気を失った。
「……どうしようペポ。とりあえず先生を呼んでくるペポか? いや、先に保健室に運んで……」
思いもよらぬことに動揺するペポ山。しかしその後ろでスピノはさらに動揺した顔をしていた。
「どうしたペポ、スピノくん?」
「ああ、この人は……エジプトで、俺の化石を発掘してくれた人だ」
【校門】
【ペポ山ペポ太郎】
【状態】健康
【装備】
【思考】基本:松井を手当てする
【スピノ】
【状態】健康
【装備】
【思考】基本:なんでこの人がここに?
【理科室】
【校舎】
【状態】異常なし
【装備】
【思考】基本:久しぶりにみんなと会えるから楽しい
【松井】
【状態】気絶
【装備】
【思考】基本:不明
-
投下乙です
なんかもうなんだこの学校ww
-
以上です
ちょっとしたキャラ紹介
【ペポ山ペポ太郎】
ペポギリム星からやってきた留学生。日本語は得意。
お人好しだが義理堅い性格。
【スピノ】
化石から復活したスピノサウルス。知能は高校生程度。
得意科目は古典と日本史。魚が好き。恋愛に関しては草食系。
【松井】
古生物学者。スピノの化石を発掘した人。
-
あ、状態表の【理科室】から校舎の状態表はコピペミスです。申し訳ない
-
>>188
笑ったww
-
―――――何という事だ。
白守天聖は絶望の中にいた。
天聖が転生した世界では、赤間という名は忌み嫌われる悪魔の名として世間で通っていた。
何故こんなことになってしまったのか。
調べるうち、天聖は最悪な事実に行き当たる。
赤間が忌み嫌われるその元凶が彼の息子である剣魔であるというではないか。
しかもその剣魔は、警察を振り切り、未だ日本中を逃走しているという。
一族の恥が生き恥を晒しているという事実を放置してはおけない。
討たねば為らぬ。
それが赤間として、否、父としての務めである。
天聖は赤間剣魔討伐部隊へと志願した。
それが5年前の出来事。
その実力から天聖はみるみる出世を遂げ、今では部隊長を任される程の地位にまで上り詰めた。
「隊長。赤間剣魔の目撃情報を得ました」
「どこだ?」
「こちらに向かっているとのことです」
部下が浮かび上がったホログラフの一転を指さす。
――――暦戦高校。
「よし、赤間剣魔討伐に向かう! 部隊に装備を整え集合をかけるよう伝えろ!」
「はっ!」
天聖は拳を握りしめる。
決戦の時は近い。
【白守天聖】
【状態】異常なし
【装備】赤間剣魔討伐部隊の部下50名
【思考】基本:赤間剣魔を殺す
-
書き手枠で灰郷 憑依精霊 を予約します
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金獅子 王冠 予約します
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「殺し合いですか、やはり自分はどんな時も死に纏わりつかれているらしいですね」
黒衣を纏い、右手に十字のエンブレムが施された巨大なメイスを握った少年はそう独りごちた。
少年はこの高校に居るもの達とは二つ事情が異なる。
まず青年は幼年期からから17歳までの12年間、異能の傭兵集団に属していた。
所持しているメイス(根棒)もただのメイスではない。
2Mほどもある長大なソレは闘士が携帯できるロケット砲で最大クラスのサイズを誇る120MMロケット機関砲が内蔵されている。
さらに、弾頭に魔法無効効果が付与されたその兵装は魔法生体改造手術を受けた青年だけが装備できるロストテクノロジーだ。
「しかし、また赤間、ですか…時代が変わっても周りに死と不幸を振りまくのは変わらないらしい…」
そう言って青年の顔が怒りに歪む。
もう一つ青年は、特殊な背景を持っている。
赤間剣魔が法改正により逮捕されたあの時から40年もの時間を跳躍したのだ。
あの殺し合いと言う狂気に満ちた法律を改正すると言う一大事件の裏方で血を流したのは革新派が雇った傭兵、つまり自分達だ。
なのに。それなのに。
あの同胞たちの死は無駄だったと言うのか。
後の情報であの殺し合いの発端は赤間剣魔と呼ばれた男だったらしい。
異常者として指名手配された後でも多くの女性をその毒牙にかけたその男。
「それでも、死と悲しみの連鎖は絶ち切らなければならないでしょう」
ならば殺そう、その男と此処にいる一族露頭を殺しつくそう。それが悲劇を収束させる避けられぬ運命ならば。
青年がその揺るぎない決意を胸に秘め、一歩を歩み出そうとしたその時、
視界の端に動く物が、あった。
その物体に一瞬で肉薄し、組み伏せる。
そして確認できた者は……小さな肩を震わせ、焦燥しきった顔の少女だった。
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男は問う。
「少女よ、貴方はこの悪趣味な催しに乗っているのですか?」
少女は顔を青ざめ、フルフルと顔をよこに振る。
男はもう一度問う。
「ならば、貴方は赤間一族か赤間と名の付く者と親しい間柄ですか?」
虚偽を許さないその男の瞳に見つめられ少女は怯え竦む。
だが、少女にとっての幸運は少女と赤間剣魔の関係が親しいどころか命を狙われる関係だった事だろう。
「ち、違います…私はその赤間と言う人に狙われて……」
「そうですか…少女よ、突然のご無礼をお許し下さい。僕はこれで」
そう言って青年はゴロゴロと柄についたチェーンでメイスを引きずり、立ち去ろうとする。
そこで少女はハッと我に返り、意を決して青年に呼びかける。
「あ、あのっ!待ってください」
「?」
「私…紫水舞花と言います、あの、旅は道連れと言いますし…その、私もあなたと一緒に行けたら…なんて」
「正気ですか?こんな地獄で、今あったばかりの男と行動を共にするなど」
舞花「だ、大丈夫ですっ。私なんの取りえもないけど人を見る目だけはあるので」
確かにこのショートヘアの少女は背も小さく、いかにも非力そうだ。
眼鏡をかけているので視力も悪いのだろう。
はっきり言って人に勝ってそうな部分は顔とかなり豊かな胸だけだ。
それでも、さっきの怯え顔とは違い、此方をはっきりと見て言っている。
どうやら本当に人を見る目に自信がある様で、煙に撒けそうにない。
ならばどうすると自問自答し青年が出した答えは…
「いいでしょう、でも、後悔しても知りませんよ、少女よ」
そういってまたメイスを引きずりながら歩き出した。
その言葉に少女の顔は輝き、声色も軽くなる。
舞花「ハイ、大丈夫ですっこう見えても、女医さんとか調理師さんとか為りたいものはいっぱいあるので!」
それで何が大丈夫なのか聞きたい青年だったが、ぐっとこらえ、伝え忘れていた
自分の名を振り向かずにそっけなく言う。
「そうですか、それならいいです。僕の事はウィンドとお呼び下さい」
「ウィンドさんですか〜カッコいいお名前ですねぇ」
…どうも調子が狂う。
そう思い、歩きながら自分の目標を忘れないよう反芻する。
―――標的と目標達成に不必要な者には全霊を持って死を齎せ!
オールライト。あなた達の墓前に直ぐに赤間一族の首を捧げよう。
そして、青年は暗闇よりもなお深く、空虚な笑みを浮かべた
ウィンド・ザ・マーダーチャーチ
死神に魅入られた男、ただ静かに…
【ウィンド】
【状態】健康
【装備】戦闘用ロストテクノロジーメイス(残弾100%)、デザートイーグル(残弾100%)
【思考】基本:標的と目標達成に不必要な者には全霊を持って死を齎す
【紫水舞花】
【状態】健康、天然
【装備】かなり豊かな胸
【思考】基本:ウィンドさんに着いていく
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投下終了です
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おお、ウィンドさんかっこいいし、紫水さんかわいいしいいコンビだ
私も元精神病院の院長 自称正義の味方の女子高生 投下します
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「あれは、私のミスだった……」
河川敷で、汚らしい格好をした年老いた男がいる。
彼は懺悔をするように頭を垂れ、滔々と語っていた。
「私は、赤間剣魔が入院していた病院の院長じゃ。今は隠居して、ただのホームレスをしているがね……」
「あなたほどの」
老人の声を聞いていたのは、奇妙な風袋の何かだった。
往年の特撮ヒーローのようなコスチュームに顔を覆うフルフェイスのヘルメット。
体の凹凸から、女だと判断できるが、近寄りがたい雰囲気を持つ女だった。
そもそもこの時代、彼女の格好は時代遅れを通り越して、前世紀の遺物だ。
我々の価値観で言えば、侍のコスプレをしているといえば、彼女の異様さを表せるかもしれない。
女は言う。声は意外と高い声だ。
「あなたほどの人が、なぜこんな身なりに?たとえ隠居しても相応の生活ができるはずです」
「私の正義の心がそれを許せなかったんだ……」
そこで、老人を視線を宙に這わせた。
何かを躊躇するように。これから語ることを果たして目の前のコスプレ野郎はどう受け取るのかという迷いを。
だが、老人は視線を彼女のヘルメットに覆われた顔へと合わせる。
老人は彼女の顔を知らない。だが、彼女の纏うコスチュームが何を意味するかは知っている。
老人が子供の時に流行ったヒーローのコスチュームだ。そのヒーローは男だったが、それでも老人はこの怪人物を信用することに決めた。
「私が、赤間剣魔を病院から逃がした」
女が、息を呑んだ。
「私は、赤間剣魔を信じてしまったんだ……。この男は、本当に英雄なのかもしれない、本当に勇者なのかもしれないと、心のどこかで信じてしまった……。どうかしていたんだ、あの時の私は……」
赤間剣魔を治療するために、老人は何度も彼と対話をした。しかし、話せば話すほど彼は赤間剣魔の話術とその瞳に呑まれていった。
自分は間違っているのかもしれない。彼は『本物』なのかもしれない。
いつしか院長はそう思うようになってしまった。
「ある日、私はわざと赤間剣魔の拘束具を緩くしておいた。逃げ出せ、とそう言ったわけではない。私はまがりなりにも勇者を名乗る彼が逃げるわけがないと、そう鷹をくくっていた。いや、彼を信頼していたのだ。恐ろしいことに、な」
赤間剣魔はそれまで逃げ出すそぶりはまったく見せなかった、彼はいつでも自分が絶対に正しいといった態度で、機嫌が良い時には微笑さえ浮かべて、病室で本を読んでいた。
「ちょっとした賭けだったんだ。もし赤間剣魔がこれで病院を逃げ出すことができたら、あいつは本物の勇者だと。。私は、気分的には半々だった。逃げ出すかもしれない、逃げ出さないかもしれない。どっちに転んでも、世界に悪い影響は与えないと」
結果は、すぐに分かった。
「散歩に出てすぐに、赤間剣魔は逃亡した。私は彼に軽い失望を抱いた。やはりただの虚言癖だったと、信じた自分を恥じた。だが、あの男は、そんな小さな男ではなかった」
老人は一泊置いた。彼の後悔の理由はここから先にあるいのだと、フルフェイスの女は予想が出来た。
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「私は、どこか陰鬱とした気持ちだった。赤間が逃げたことは公表しないつもりだった。不祥事はなるべく隠したい。当時の私は、そんな低俗なことさえ考えていた。だが、後に愕然とした。赤間剣魔は、勇者ではなく悪魔だったのだ」
「……赤間剣魔は、病院から出る前に病院内の若い女全てを襲っていた」
なっ!とヘルメットの中から女の悲鳴のような声が漏れた。
「看護婦にも、入院してた患者にも、あいつは自分の種を植え付けた。『俺はいつ死ぬか分からない。だが、赤間の意思を絶やすわけにはいかん。俺が死んだら、次の勇者をお前が育ててくれ』。赤間はそう言ったらしい」
「……吐き気がする。そんな男のどこが勇者なんだ!?」
「ああ、そうだ。あやつは勇者ではない。あやつは悪魔だ。いや、魔王といったほうがいいのかも知れない。何しろ、襲われた女のほとんどは……彼の言葉に心酔したのだから」
「馬鹿な!?どう考えても狂人の理屈ではないか!?女たちに、いったい何があったんだ!?」
「それが、赤間剣魔のカリスマなんだ。そういう意味ではあやつは偉人といってもいいだろう。もし、この世界が剣と魔法の世界ならばあやつは英雄として君臨していたに違いない。だが、この近代化された法治国家では、あやつは危険すぎるのじゃ……」
老人の目は涙が溜まっていた。
「それ以来、私は責任をとって、院長を辞め、財産を全て赤間を探す警察に寄付した。
それが、わたしにできる贖罪だった。もちろん襲われた彼女たちのアフターケアも万全にした。そうして、私は今もこうして生きている」
風が二人の間を靡いた。
「よく、話してくれました」
女は、そう口を開いた。
「あなたの話を聞くまで、私は赤間剣魔をただの虚言癖のある狂人だとしか認識していませんでした。彼の孫は私のクラスメートなので、あまり祖父を侮辱するのも悪いと思い、今まで強く意識することはありませんでした」
「ですが、あなたの話を聞いて、考えを改めました。赤間剣魔は恐ろしい悪だ。いや、彼自身は自分を正義だと信じ込み、それに賛同するものが数多くいるというのなら、それはもはや巨悪、いや魔王、帝王の領域だ」
カリスマを持った狂人。それは、この世界で最も危険な毒だった。
「私は、正義の味方です。まだ、高校生ですが、正義の味方としてそれなりに戦火をあげて来ました。そして、今この瞬間より、私は赤間剣魔討伐を宣言します」
老人の顔が驚きに染まる。
「止めたほうがいい。あやつに関わってはいけない」
「ですが、それでは私の正義の炎がおさまらないのです!」
「しかし、危険だ!君はまだ高校生なのだろう、私が悪かった。君を昔見ていたヒーローと重ねていたのかもしれない。こんなことを子供に話すべきではなかった」
「もう遅いのですよ」
ヘルメットの中で、微笑する雰囲気が感じられた。
「私は一度決めたことは死んでもやり遂げます。それを止めることはかの魔王イフリートにも不可能なのです」
「しかし……」
なおも食い下がる老人に、女は小さな箱を渡した。
「これは……?」
「情報提供のお礼です。あなたの勇気ある発言が、赤間剣魔の破滅に繋がりました」
では、これで。
そう言って、不思議な女は夜の闇へ消えていった。
後に残ったのは哀れな老人がただ一人。
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【村紗洋平:元精神病院の院長】
【状態】後悔、ホームレス
【装備】零口円弧に貰った小さな箱
【思考】基本:後悔。赤間剣魔の危険性を伝える。
【零口円弧:自称正義の味方の女子高生】
【状態】特撮ヒーローのコスチュームにフルフェイスのヘルメット
【装備】ヒーローっぽい装備いっぱい
【思考】基本:正義を為す
1:赤間剣魔を殺す
後悔で再び頭を垂れていた老人は奇妙な音に気がついた。
カチカチ、カチカチ。
それは奇妙な音だった。まるで時計のように規則正しい音でが、老人の周りから聞こえていた。
元々優秀な老人はすぐに気がついた。
この音は、さっきのヒーローがくれた箱から聞こえてくると。中に入っているのは時計なのだろうか?
自分のような罪人には出過ぎたものだと思いながら、老人はゆっくりと箱を開けようとした。
焼き尽くすような閃光と、鼓膜を一瞬で破壊する爆音と、何もかもを消失させる灼熱。
老人は一瞬でこの世から消え去った。
遠くから聞こえてきた爆音を耳にして、女、零口円弧は仮面の下でニヤリと笑みを浮かべた。
最悪の男を逃がした。それはつまり、あの老人も悪党だということだ。
彼女は祖父に見せてもらった昔の特撮ヒーローを思い出す。
彼らは最後、悪の怪人どもをみんな殺してハッピーエンドに終わっていた。
彼らに憧れて正義の味方になった円弧は、悪=爆殺=大正義の公式が脳内にインプットされている。
いや、きっと彼女は最初から狂っていたのだ。きっと、魔法少女物を見ていれば、魔法と称して人々を虐殺しただろうし、時代劇を見せていれば、侍と名乗り、人を殺していた。
悪以外殺さない比較的穏健派な今の彼女ができたのは、小さい頃特撮ヒーローを見せた彼女の祖父の功績だろう。
そう、彼女は悪党専門の殺人鬼だ。だからこそ、クラスでは正義感が強い可愛い女の子として通っているし、彼女自身も自分の学校の生徒に手を出したことはない。
若者なんだから、まだやり直せる。彼女はそう、信じているからだ。
逆に若者以外は容赦なくお手製の爆弾で爆殺する。
殺してきた犯罪者は両手の指では数え切れない。
そんな彼女は、ついに赤間剣魔に目をつけた。
「待っていなさい、赤間剣魔。そのシンパたち。私が全員まとめて地獄へ送ってやります!」
だが彼女は気づいているのだろうか。
自分のその極端で自己中な思想は、正に赤間剣魔とまったく同じだということに。
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投下を終了します
ちょっと見にくいかもしれません、すいません
【零口円弧:自称正義の味方の女子高生】
ヤクザとは暴走族とか痴漢とかを人知れず爆殺してきた殺人鬼。
自分が正義だと信じ、絶対に間違っていないと思っている。
運動神経はまあまあ、勉強はわりと残念
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ここまでまとめ
登場
【名簿勢】
黒埋慶子
赤間剣魔
白守天守
紫水舞花
【書き手枠】
道化師
校舎
女子型人体模型
ペポ山ペポ太郎(異星人)
スピノ(スピノサウルス)
松井(古生物学者)
ウインド(傭兵)
村沙洋平(元精神病院の院長)
零口円弧(正義の味方に憧れる女子高生)
予約済
【名簿勢】
金獅子王冠
【書き手枠】
灰郷憑依精霊
未登場
【名簿勢】
黒埋迅
黒埋封
レッド・ザ・デストロイヤー
赤間神々
蒼船海太
【書き手枠】
残り18人
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「――私が政治の世界に身を置くようになってもう六十年が経つのか。
時が過ぎるのは早いものだ……」
執務室の机に腰掛け、老人は感慨深げに呟いた。
彼の名は金獅子王冠。国会に指名され、現在この国の王を務めている人物である。
「六十年……いろいろな事があった……」
彼が初めて政治の世界に足を踏み入れた2012年のこの国は、はっきり言って腐り切っていた。
愚かな政治家や権力者たちは政治を私利私欲を満たすための道具としか見ておらず
国は荒れ、法は乱れ、経済は崩壊し、治安は悪化し、人心は荒廃していた。
その結果この国は、女子高生が666人もの人間を殺害したり、高校の1クラスがバトル・ロワイアルをするような
世紀末の修羅の国と成り果てていたのだった。
金獅子はそんな状態の国を救うために、政治家を志したのだった。
若き日の金獅子「この国を゙ッ!世の中゙を゙ッ!変゙エ゙ダイ゙!」
そして彼は頑張った。
頑張りに頑張って、一時はもう滅ぶしかないと思われていたこの国を、なんとか立て直した。
そして今、この国は人々が、恐竜も宇宙人もロボットも平和で暮らせる国になった。
金獅子は若い頃に抱いた夢を、叶えることができた。
無論、全ての問題が解決されたわけではない。
例えばあの超危険逃亡者、赤間剣魔は未だに捕まっていない。
今この時にも赤間剣魔討伐部隊は調査を行なっているはずだが、国家の全力を挙げた捜査をもってしても、あの狂人の行方は杳として知れなかった。
「王。お時間です」
「うむ……」
六十年の回想に浸っていた王は、秘書官の言葉で回想を打ち切ると
職務のために部屋を後にした。
その頃、王宛てに届けられた差出人不明の封筒が
危険物の可能性有りとしてSPに処分されていた。
【金獅子王冠 不参加】
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投下乙です
こんな政治家が少しでも多ければ世界は平和になるのに
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書き手枠で村紗洋平の娘、他5名を予約します
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投下乙です
不参加というのはある意味勝ち組ですね
書き手枠でヒマラヤのイエティ、松井の妹の未確認動物学者、1000万年後の世界からやってきた有袋類の子孫を予約します
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暦戦高校校長室。そこに、全教職員および全校生徒に突然の登校指示を出した張本人がいた。
「カッカッカッ……ここまでは私達の思惑通りに進んでるわねえ」
見た目に全く似合っていない、年季の入ったような笑い声を上げる若い女。声からすると歳は20過ぎくらいだろうか。
ただし背は低く、髪をツインテールにしているため、外見はかなり幼く見える。
しかし、ただの若い女などではない。事実、2072年のセキュリティ技術を突破し、校長室に侵入したことからも明らかだ。
「ねえ……こんなことして何になるアルか? 大勢の人に迷惑をかけるだけアル」
彼女の隣で、全身毛むくじゃらの雪男が怯えたような顔をしていた。ツインテールの女はそれを聞き咎め、怒りを露わにする。
「なーに今更びびってるんだこのヘタレイエティがよおおお!! イエティの村を追い出されて放浪してたてめえを拾ってやったのは誰だと思ってやがんだよおおお!!
てめえみてえな毛玉野郎はおとなしくアタシの言うこと聞いてりゃいいんだよおおお!!」
ツインテールの女はイエティの顔を踏みつけながらなじった。
「い、痛いアル!! 許して欲しいアルよ!!」
イエティは思わず悲鳴を上げる。ツインテールの女はため息をついて靴底をイエティの顔から剥がした。
「いいか、アタシは姉様に一泡吹かせねえと気が済まねえんだよ!!
アンタはそれに協力するってことで生かしてやってんだ。それを忘れんな」
彼女の姉は、若いながら優秀な古生物学者だった。彼女もかつては姉と同じ学問を極めようとしたが、どごでいっても姉にはかなわないことを痛感した。
そこで、姉と比べられることを避けるため、正当な科学とすら認められない未確認動物学の世界に足を踏み入れたのだ。
しかし、そんな卑屈な気持ちももう過去のものだ。生きたイエティを捕獲するという名誉を授かったのだから。
この事実を知れば、姉も自分にひれ伏すに違いない。
ひとしきりイエティをいじめてスッキリした女は、校長室の窓から外を眺めた。
続々と教職員や生徒らしい者が登校してくる。
「カッカッカッ……いい気味よ。もうすぐ姉様に吠え面をかかせてやれるわ」
「でも、どうして発表するのがこの学校じゃないといけないアルか?」
「決まってるじゃない、ここが私達の母校だからよ。姉様に屈辱を味合わせるには絶好の舞台じゃない」
彼女の復讐計画は、実に単純なものだった。
暦戦高校の全校生徒の前で、生きたイエティを捕獲したことを公表し、賞賛を浴びて姉を悔しがらせようというのだ。
まあ、実に人間的というか、子供っぽい作戦だった。もちろん姉をおびき出す手筈も整えてある。
「じゃ、そろそろ体育館にでも行って……」
スタンバイするわよ、と言おうとした彼女の言葉はそこで途切れた。
突然校長室のドアを開けて乱入してきた女が、イエティを一刀両断に斬殺してしまったからだ。
イエティは、もはや物言わぬ肉片に成り果てた。
「すまんな。1000万年後の世界では、我々を襲うこれによく似た天敵がいてな。思わず切り捨ててしまった」
「あ……あんたは……」
彼女が問う前に、女は刃を彼女の胸に突きつけて言った。
「赤間……その名前の一族を知らぬか? 1000万年前、我が祖先を滅ぼしかけた悪魔。我らは不慮の事態で歴史が変わらぬよう、赤間の一族を抹殺せねばならんのだ」
そう話す彼女の姿は、全く人間と違いはなかった。
ただ一点、いい歳をしてヘソだしルックをしていて、腹に皮でできたポケットがあること以外は。
【校長室】
【ヒマラヤのイエティ 死亡】
【松井の妹】
【状態】健康
【装備】
【思考】呆然
【有袋類の女】
【状態】健康
【装備】
【思考】赤間一族を殺す。毛むくじゃらの動物も殺す
【松井の妹】
未確認動物学者。姉には尊敬と嫉妬が混じった複雑な感情を抱いている。
理事長のパソコンをハッキングし、学校にみんなを集めた張本人。
【有袋類の女】
祖先を守るため、1000万年後の世界からタイムマシンでやってきた。
この時代、赤間一族のせいで彼女たちの祖先の有袋類が絶滅の危機に瀕する。
なお、彼女たちの時代には彼女たちを専門に捕食する毛むくじゃらの有袋類がいる。
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以上です
ちょっと全体に影響を与えかねない話なので、ご意見があればなんなりとお願いします
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投下乙です
イエティwww
姉に嫉妬する松井の妹かわゆい
話の展開についてはまあ大丈夫なんじゃないでしょうか
自分も投下します
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その建物は要塞の如く山奥にそびえ立っていた。
そこは正式名称、第7国営特別患者収監所――精神病院だ
特殊な事情を抱える者、犯罪者でありながら精神鑑定をうけ収監された囚人。
または純粋に『重度』に心を病んだ人間が管理、療養している施設。
他の国営の施設と違い、ここはもっとも『危険』であり『社会に野放しにさせるべきではない』患者たちが流れ着く最後の場所。
なので必然的に度を過ぎた死刑囚や殺人鬼が殆どを閉める。
なので警備体制はトップレベルである。
脱走したものはただの一人しかいない
そう、ただの一人しか――
「今日、ここに皆さんをお呼びしたのは、ある人物の殺害を依頼するためです」
凛とした声
縁のない眼鏡をかけ、白衣が似合う研究者を思わせる女性。
しかし彼女は医者であり、この精神病院の現院長を勤めている
対峙しているのは、ある筋のプロフェッショナル――五人のヒットマンたち
全員が高い依頼の成功率を誇る、殺しのプロ。
院長はあらゆるコネクションをつかい、彼らをこの場に招待した。
室内にいるプロたちから放たれるオーラ、気ともよべるそれは、すべてが一級品。
自然と冷や汗がでる。
院長はハンカチで額を拭った。
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「ターゲットは?」
ヒットマンの一人が尋ねる。
院長は対象の名前をつげた。その有名な名を。この施設の唯一の汚点を
「ターゲットは――赤間剣魔です」
!?
そのビックネームに多少驚くヒットマンたち。
院長は知っていた。自分の父が原因でもある事を。
そして、かつての父の立場を引き継いだ自分が、その父の不祥事を始末する決意をしたことは、ある種の必然だった
「もしかして」
「赤間って」
「「あの赤間剣魔? 」」
双子の殺し屋が尋ねる。
日本刀を腰に携えたふたりは、其の仕草から声、その外見までもそっくりだ。
腰まで届かんばかりの黒髪に、着こなされた黒スーツ。
衣服から髪型まで同じだが、弟の方にはアホ毛があるのが目印。
もっとも、院長はその事を知らないが
「へぇー、スッゲーじゃん」
赤髪を逆立てた男が微笑む。
口から鮫のような牙が覗いていた。
この男はスリルと興奮をもとめ、殺しを重ねていた。
ゆえにそのビックネームに感じるのは等しく興奮だ。
「……」
全身に呪術的なタトゥーをいれた巨人は、唯一微動だにせず立ち尽くす
そう、巨人。
その2mは優に越える巨体、その威圧感は凄まじく、彼が相当の手練れであることを伺わせる
その豪腕が軽くふられただけで、院長など枯れ葉のごとく粉砕されるだろう。
「あの赤間が脱走したという情報……本当だったのね」
ヒットマンたちの中で、唯一の女性が呟く。
この面々では一番まともそうにも見える。
しかしその生気を感じさせない、冷たく濁った瞳が、女が裏の世界の人間であることを証明していた。
身につけているマントと帽子は、おとぎ話の魔女を思わせる。
腰に装着したホルダーには、武器ではなく分厚い古書が納められていた。
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「手段は一切問いません。あの男の息の根を確実に止めてくれさえすれば……」
院長の拳に力がはいる。
彼女は赤間を憎んでいた。
――自分の純潔を無理やりに奪い、父を洗脳し貶めたあの男を、
殺せるのなら、金なんていくらでも払う。
この件は完全に院長の独断だった。
すでに国の期間や他の勢力が、赤間を追っている。
しかしそんなことで傍観していられるほど、彼女は達観していなかった
「成功報酬は現金で2000万ドル。生き残った者に平等に分配します」
それは一族の金をかき集めた資金だった。
かくして5人の暗殺者たちが、狂った男、赤間を討つためにむかう。
【鶴城流水:双子の殺し屋(兄)】
【状態】平常
【装備】日本刀
【思考】基本:赤間を見つけて殺害する
【鶴城流風:双子の殺し屋(弟)】
【状態】アホ毛
【装備】日本刀
【思考】基本:赤間を見つけて殺す
【ジョリー・ジャック:超能力者】
【状態】期待
【装備】超能力
【思考】基本:あの悪名高い悪名を?スリル満点だぜ
【ジャミラバ:寡黙な巨人】
【状態】平常
【装備】呪術で強化された肉体
【思考】基本:赤間を殺す?
【マイラ・ヒンドレー:魔女】
【状態】平常
【装備】魔道書クタート・アクアディンゲン
【思考】基本:赤間を殺す?
【村紗純子:元精神病院の院長の娘】
【状態】非処女
【装備】眼鏡
【思考】基本:何としてでも赤間をぶち殺す
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投下以上です
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【双子の殺し屋】
ペアで活動する新進気鋭の殺し屋。
何から何までそっくりな双子。
双子なので何か不思議な力を持っているかもしれない
【元精神病院院長の娘】
村沙洋平の一人娘
施設脱走の際に赤間剣魔によって強姦・妊娠させられたが、後日正気に戻り赤間を憎むようになる。子どもは中絶した。
父のことを密かに心配している
【超能力者】
スリルと興奮を求めて殺し屋家業に身を置く男。
生まれながらの超能力者であり、念じるだけで物体に干渉することができる
【寡黙な巨人】
2mを軽く越える巨人
全身に呪術的なタトゥー(国の一般的な魔法とは異なる)を施し、それによって肉体を強化している。
【魔女】
魔術の研究費用を賄うために副業として殺し屋を営んでいる魔女
所持する魔道書クタート・アクアディンゲンは無数の魔術の使用法が書かれている
オリキャラの基本的な設定とか
これ以外は他の書き手さんが自由に弄っても全然大丈夫です
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灰郷神蔵、憑依精霊を投下します
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人里離れた山奥、そこに灰郷一族の住む里があった
その里は幾多にも結界が張られ外部からは完全に隔離された秘境であった。
灰郷一族は宿命の刻を己の技を磨きながら何世紀も待っていた。
そして2072年…その時が訪れた
里で一番大きい家
ドン と家の思い切り家の扉を開け中年の男が入ってくる。
彼は囲炉裏の前に座していた老人の耳元に囁く。
その報を聞き、年季を蓄えた白髭を弄りながら老人は呟いた。
「ム…それは本当か」
「はい、おそらく間違いないかと」
「すぐにあやつを呼べ!儂の孫 神蔵(かんぞう)を!」
「お館様その必要はないでござる」
老人の目の前にいた男はいつの間にか高校生程の容姿に姿を変えていた。
「おお!神蔵か、何時見ても見抜けぬ変装術よのぉ。よいかオヌシに重大な任務を与える」
神蔵は間髪を入れずに返事をした
「御意にてござる」
「先ほど、神霊を祭る巫女から報告があった、500年振りに全ての血族が目覚めた…とな」
「ッ…では任務というのはまさか…?」
「うむ、今こそ我らの一族に与えられた使命を遂行するときよ
よいか神蔵 全ての血族の持つ力を封印し、天地が生まれし時代からの戦いに終止符を打つのじゃ」
「は!この神蔵、全霊を持って遂行するでござる!」
「よき返事じゃ、では任務完遂の為にオヌシに2つの秘伝を授ける」
「秘伝?それは如何にござるか」
老人は部屋の厳重に隠された隠し戸から巻物と箱を取り出す。
「1つは…封印の呪が施された巻物じゃ、肉体を傷つけずに血族の力をこの巻物に封印する事ができる、7枚しかないので失敗はせぬよう…」
説明を受けた神蔵は隠された意味に理解し聞き返す。
「7枚?それでは…」
「そうじゃ、他の6つの血族を封印した後、オヌシ自らに宿りし力を封印せよ」
「御意にてござる」
神蔵に躊躇いは無い、里の任務は彼にとって絶対なのだ。
それを聞くと老人は箱からもう一つ人形の様な物を取り出す。、
「さて…もう一つの秘伝じゃが、我が一族が古の武将達の魂から創り出した憑依精霊じゃ」
「憑依精霊…初耳にてござる」
「うむ…これは、オヌシに宿った力が暴走せぬよう、傍らで補助してくれる存在じゃ…肉体に憑依させ、一時的に体を貸す事で霊力と戦闘力を高めることができる」
そこまで言うと部屋中に神蔵、老人のどちらでもない声がした
〜お前が…我が新しい主か?〜
「…!どこから声が…!?」
あたりを見回すが二人以外に部屋に人は見当たらない
〜ふふふ、なかなか良き肉体をしておるわ〜
どうやら声の出所は確かに人形だった様だ。
「なるほど…嘘ではないようだな…もしもの時は頼むでござる」
説明を聞き終わった神蔵は老人から巻物と人形を受け取り懐に入れる。
「確かに秘伝を渡したぞ、ゆけぃ!神蔵よ」
その掛け声と同時に神蔵は家から姿を消していた。
【灰郷神蔵:忍者】
【状態】忍者服
【装備】封印の巻物 人形
【思考】基本:7つの血族をすべて封印する
【詳細】灰郷一族で忍術の達人な高校生
その身に七線魔王衆の1つを宿している
だが自力での魔王の力のコントロールがまだまだ不完全なので基本的には使用しない
【憑依精霊:人口的に作られた精霊】
【状態】霊体
【思考】基本:持ち主に力を貸す
【詳細】複数の武将の魂を合成して作られた強化霊
普段は人形を憑代にしている
織田信長の豪胆さ、豊臣秀吉の智謀、徳川家康の堅実さを併せ持つ
-
投下終了です
-
一族の謎を知る少女を予約します。
-
暦戦高校にある理科室に一人の少女がいた…
彼女は陽院 鑼羅亜。彼は松井の助手だ。
鑼羅亜「……これは……!?」
鑼羅亜「まさか…理科室が…」
一方赤間 聖矢と焔は何とも起きない事件が発生した。
警察が赤間 剣魔を討伐する事を…しかし聖矢は自分の祖父だと思っていなかった。
聖矢「あれは…?」
隅火「まさかな…?」
紫水が高校へ来た…何か担いでいる…警察に渡した後、開けてみると剣魔の白骨化された。しかし、彼は生きていたのだ。実は紫水はなぜか精神を治ってない剣魔を見つけ、ある技で白骨化になったのだ。
剣魔「…………。」
しかし剣魔は意識不明の状態だった…
すると紫水が一人の警官を触った…瞬間…
警官A「何だ?ぐあああ!!」
紫水「僕の能力は生け贄の池の魔王サジタルトアーン。よって貴様の血が固まり破裂する。」
警官B「何を…!?」
すると、討伐部隊が、暦戦高校が赤い血が染まるほど破裂した!
紫水「では、狙うとするか…全員抹殺へ……。」
彼は紫水 禦抗…逮捕されたはずの紫水の弟。サジタルトアーンの能力を使う。真の目的はただ一つ…世界を滅ぼす…。
【赤間討伐部隊全滅】
-
投稿乙です。
こいつは道化師ではありません。世界を滅ぼすサジタルトアーンで世界を破壊するのか…?
-
理科室
【校舎】血だらけ
【状態】モンスターが大漁失踪…。
【装備】???
【思考】せっかく会えると思ったのに…大変な事に…!!
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あ!全滅してると見えますが五人は生きています。
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書き手枠でコアラ、男の娘、プレシオサウルス、オカルトマニアの少女で予約します
-
>>149
こいつらを忘れるなよ。
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>>224
その案採用されてないし
そもそも蛇田がフリュードラ覚醒してるの忘れてるのはそっちなんだよなぁ
-
まぁ予約して本編投下されてから順次採用ということで…
枠的にはまだ10以上あるので大丈夫だと思います
-
いい案をだします。
・蛇田は実は白守一族の血があった。蛇田の母親は白守一族だったのか?理由は理事長が白竜と言いました。それに関係があると思います。
キャラクター
【魔法】
相崎 小魔、攪乱 戦時、青葉 相馬、蛇田 守、椴柿 南、桜沢 知野、寺内 尾翔妥、桑田 金次郎、皆本 謙太郎、会津 総矢、黒澤 闇徒、青野 ペポコ、城崎 マリン、里腹 司法、小沼切 節菜
【闘士】
摂津 隆太、鮫田 光我、宮本 静安、野氏 衆、白守 明日香、田部 頭撃、佐反 経琉、天士 留科、朝部 規安、雨血 我利亜、吊革 天智
【剣士】
野崎 気畄徒、戦野 戦未、三島 隆三、志鳥 リオン、マルクス 伊東
【鎧】
武村 義英、桑魔 当麻、生島 純子、位年山 火宙、南 絵畄、輝橋 理科、松井 夏翼、皆沢 均、阿部 亮太
【六角魔】…暦戦高校を潰す六人。七線魔王衆を倒せる実力者
林檎 雨胃…林檎のカチューシャが特徴の美少女。能力は愛
羽七 瀞気…筋肉質がたまらない青年。黒理に因縁がある。能力は。
蜜柑 飛沫…関西弁。能力は針を5千本以上操る。
樹鵜井 種鬼…破壊を好む飛び級少年。能力は指が弾丸になる。
苺 礼緒…オネェ言葉で喋る男好き。能力は長距離で針金を投げて必ず目掛けた物を刺す。
座黒 聖十ノ助…六角魔のリーダー。能力は全員を破滅する能力を持つ。
六角魔を倒すと愛、根性、運、選択、幸運、勝利のストーンをてに入れる。
-
いや、そんなの知りませんよ
出したければ、他の書き手の方々が受け入れられる話でちゃんと登場させてください
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>>228
他ってだれが?
50人以上も書いているのに採用しないの?一生懸命にキャラクター考えたのに!!(泣)
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>>227
いかがですか…50人以上書き込みました。
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じゃあ次は一人ずつ登場話を書こうか
もちろん空気を読まずに1話に全部出すのはマナー違反だからね
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>>223が終わった後おねがいます。
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>>232
いえ、あなたが書くんですよ
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>>219で死んだ討伐部隊もちょうど50人だから彼らの名前が>>227だったのだと言う事で
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>>234
それに賛成です
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>>234
えええー!?
僕、生徒を書いたのにー!!ショック!!
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※登場話を書いてくださらないと採用できません
設定を書くだけではダメです
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ところで結局理科室では誰が死んで誰が生き残ってるんでしょう
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五人生きてるという話なので理科室は状態票があるので生存は確定
あとは鑼羅亜、聖矢、焔、紫水+50人の内で4人が生きてるという事なのではないでしょうか?
この辺は確定していない以上次の人が決めていいかとリレーなので
-
ジャミラバ 書き手枠でこのスレの住人を予約します
-
聖矢「いそげ!あいつやばい!」
隅火「もうだめだ…。」
聖矢や隅火以外の人はすでに死んでいた。だが一人の女子高生と会う。
???「大丈夫ですか……。」
聖矢「だれだ?」
乙坂「乙坂 恵です。」
何ということ…女神ではないかと思いきや…
討伐部隊の紫水が学校に来た…。
紫水「………。カアアア!」
隅火「危ない!」
聖矢「隅火!!」
隅火はドロドロに溶けた…
隅火「逃げろ……」
聖矢「隅火ーー!!」
乙坂「行きましょう!すぐそこだわ!」
急いで二人は理科室に避難した。
【焔 隅火死亡】
【赤間 聖矢、乙坂 恵以外の全校生徒死亡】
聖矢「ううう……。」
乙坂「元気だしてください。理科室なら安心ですよ。」
聖矢「………!!理科室か…。」
乙坂「実は両親が離婚し父親と弟とすみましたが、父親と弟は六角魔に殺されました。未だに母親が行方不明で…。そんなに元気をくれたのは理科室でした。新たな科学を調べました。」
聖矢「理科室か…」
乙坂「ずっと前から思いました。赤間 聖矢さん、貴方が好きです。」
聖矢「…………はぁぁ!!?」カアアア
乙坂「あれ?熱い?まさか赤間一族!?」
聖矢「赤間一族!?」
乙坂「赤間一族とは七線魔王衆の七人の血で生まれたのです。赤間一族なら顔が赤くなると体温が上がります。」
聖矢「本当か!?」
乙坂「他にも、青桐、白守、紫水などいます。」
【赤間 聖矢】
【状態】体内高温状態
【装備】暦戦制服
【思考】こいつ何者だ?
【乙坂 恵】
【状態】ふつう
【装備】セーラー服
【思考】聖矢に惚れている!?
一方六角魔では
???「フフフ…紫水め、よくやるな。」
???「いい男だわ…はぁーぶっ殺してぇー。」
???「ねぇーリーダー…どうするの?ウフーン。」
座黒「暦戦高校と七線魔王衆の一族を破壊する。」
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>>239
まあ、それがいいでしょうね
あと一応、理科室じゃなくて校舎たですね
(そしてSS内で言及すらされてない人体模型)
-
投下乙です!
全校生徒が死んだので、第四部は終了ということでいいのでしょうか……?
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まだ予約中の人もいるのに、全校生徒死亡などと他の人に影響を与える展開はやめてもらえませんか
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乙坂 恵
第四部を鍵を握る人物。松井の元生徒。幼いころに父親と弟を失う。魔法は記憶。一族の謎を知っている。女神みたいなスタイルの美少女。
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>>244
全員死亡とは限ってない。
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>>246
全高生徒死亡って書いてあるんですけど
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ジャミラバ このスレの住人 投下します
-
「あれ、ここどこだ」
彼はついさっきまでとある掲示板に書き込みをしていた。
『高校バトルロイアル2「毬嶋高校生赤間 剣魔」』。彼はついこの前立ったこのスレに読み手として参加していた。
現在このバトルロイアルも第四部へと突入。今までとは違い、書き手枠を導入した。
今まで読み手として参加していたこの男も、自分のオリキャラをロワに参加させるチャンスとスレに「ジャミラバ 書き手枠でぼくのかんがえたさいきょうのこうこうせい 予約します」と書き込んだはずだった。
しかし、「書き込む」ボタンを押した瞬間、彼の意識は突然途切れ、気がつけば知らない天井だった。
彼がいる場所は真っ白な病室だった。
盲腸で入院したことがある彼だが、自分の知る病院の病室ではないと理解できる。
そもそも何故自分はこんな部屋にいるのか?
監禁、という言葉が頭に浮かぶ。
拘束こそされていないが、窓から見える景色で察するにここは三階以上の高さだ。
となるとこの部屋を出るには、ドアを開けなければいけない。鍵が閉まっていれば、それまでだ。
だが、男がそう考えていた時、ドアは横にスライドし、巨漢が現れた。
現れた男の風体を見て、男は目を見開いた。
「まさか、お前はジャミラバ!?」
その言葉に巨漢は驚いたようだ。自然体だった姿に僅かな警戒を見せる。
(しまった、いきなりこいつの名前を当てたらそりゃあ警戒されちまうよな)
「落ち着いてくれジャミラバ。あんたが俺をここまで運んでくれたのか?」
こくり、とジャミラバを首を縦に振った。
「そうか、あんがとよ。でだ、俺がお前の名前を知っているのは……俺が赤間をよく知っている男だからだ」
ジャミラバはニヤリと笑った。道の真ん中で倒れている男を病院まで運んだのは何も善意でやったわけではない。彼の殺し屋としての第六感が、この男の重要さを感じ取ったのだ。
-
「俺はわけあって、赤間剣魔の祖父、赤間鐵機が勝ち残った殺し合いまで知っている!」
その言葉は、本当にジャミラバを驚愕させた。今のような法治国家ではない、修羅の国のようだった学校で行われた殺し合い。1万人以上の死傷者が出たというあの殺し合いをなぜこんな若造が知っているのか。
「俺は使えるぜ、ジャミラバ。……頼む、俺も赤間剣魔討伐に協力させてくれ。報酬は全部あんたにやる」
ジャミラバは思考する。確かにこの男の得体の知れない情報量は大きなアドバンテージだ。報酬を奪う気はないらしく、たとえそのつもりでもこんな細っこい体で、自分に勝てるとは思えない。
ジャミラバを人間の頭を覆えそうな手のひらにマジックペンできゅ、きゅと何かを書いた。
そしてそれを男へ見せる。
『OK』
そう書かれていた。
便宜上『名無しさん』と呼ぼう。この男にはある目的があった。
それは「バトロワは群像劇」という常識をこのロワに広めること。
なぜか高校ロワでは、赤間が主人公になりやすい傾向がある。男は赤間一族はそこまで嫌いではないが、赤間鐵機や赤間剣魔、赤間聖矢が主人公のような言動や行動を取ることには苛立ちを感じていた。
オリキャラ限定のバトルロワイアルで「主人公」や「ヒロイン」などちゃんちゃらおかしい。男はそういう考えだった。
曰く、『いつ誰が死ぬか分からない緊張感』
曰く、『無双展開はつまらないからNG』
曰く、『どのキャラにも見せ場が欲しい』
それが男の信条であり、パロロワ界の常識だと思っていた。
頭の固い男だ。だが、ロワを思う気持ちは純粋に強かった。
ジャミラバは思案する。赤間剣魔を殺すために。
男は思案する。赤間一族を滅ぼして、このロワを本来の群像劇へと戻すために。
【ジャミラバ:寡黙な巨人】
【状態】平常
【装備】呪術で強化された肉体
【思考】基本:赤間を殺す?
1:名無しさんと協力する
【名無しさん:このスレの住人】
【状態】平常
【装備】なし
【思考】基本:赤間一族を滅亡させて、このロワを群像劇にする
1:ジャミラバと協力する
-
>>250
え?バカじゃないの?
-
ジャミラバと名無しさんを予約します。
-
投下乙です
かなり新鮮な展開ですね。原作知識?をもつ名無しさんのこれからの行動にワクワクします
-
ジャミラバ「赤間何処だ!!」
ジャミラバが吠えた!!
名無しさん「どこだ!」
しかし彼らに弱点があった。夜になると消滅する。だから晴れの時だけ強くなる。気づけば夕方だ。
ジャミラバ「いそげ!早くしないと俺ら消滅するー!!」
名無しさん「ふ…見破ったな…。」
ジャミラバ「何者だ!?」
ジョーカー「私はジョーカー。赤間一族の帝王。君の理想通りのはできるのか?」
ジャミラバ「うるさい!人間なんてどうでもよい。」
ジョーカー「……じゃあ、主人公はいるか、いないかはどっちだ。」
ジャミラバ「いない。」
ジョーカー「残念!いると思ったら最強になれるのにかわいそうだねー。プププ。」
ジャミラバ「小癪な!うおお!」
ジョーカー「あ!夜だ!バイバイ!ジャミラバ!二度ど現れないようお願いしとかなくちゃ!」
ジャミラバの野望がすっかりと消えた。
ジャミラバ完全封印…消滅。
ジャミラバ「あああ!」
ジョーカー「しょせん、あれを考えた名無しさん達がバカだったねー。プププ。最強なんていないよね。」
ジョーカー「この掲示板を破壊しよっかな?」
ジョーカー「あ?だれかいる?」
ジャミラバは二度ど復活は出来ない。そうこれは夢ではなかったのだ!!
ジャミラバの野望を消滅した。
-
投稿乙です。
ジャミラバ…どうでもよいキャラクターだったわ。
-
人が創ったキャラをどうでもいいキャラだったって……
-
他人の作ったキャラクターをどうでもよいキャラというんですか……
失望しました、赤間さんと那珂ちゃんのファンやめます
-
人のキャラを侮辱する奴なんて大ッ嫌いだ
-
>>247
全校生徒、という名前の人物が死んだんでしょう
コアラ、男の娘、プレシオサウルス、オカルトマニアの少女で投下します
-
校舎に掛けられている時計を見ると、朝のホームルームまであと三十分となっていた。
少し泳ぎすぎただろうか。プールに体を浮かべながら、多岐政親はそろそろ水から上がろうかと考える。
厳めしい名前とは裏腹に、多岐の外見は10人のうち8人が振り返るような美少女だった。
顔立ちはまだ幼いが、水に濡れた髪が頬を濡らし、未成熟な中にある種の艶かしさすら感じられる。
だがスタイルはお世辞にもいいとは言えず、競泳型スクール水着の胸には「多岐」という名前が平坦に張り付いていた。
それも当然だろう。多岐政親は男子だったのだから。
2072年、多様な性の在り方はすでに広く世間に認められ、男装や女装で生活する人など珍しくなくなっていた。
加えて化粧や美容の技術の発達により、誰でも努力さえすれば性別に関係なく美少女になることができるようになった。
「なんだ、もう帰るのかい?」
ぷかぷか浮いていた政親に声をかけたのは、長い首を水面から出した爬虫類。化石から復活したプレシオサウルスだった。
スピノサウルスと同じく、彼らも人間並みの知能を持つことが判明したため義務教育を受けることになったのだが、陸上では移動ができないという問題があり、このプールに住むことになった。
「ああ、遅れたら怒られるからね。久しぶりに泳げて良かったよ、プレちゃん」
「良かったらまた放課後泳ぎに来いよ、政親」
そんな何気ない会話を、悲鳴のような怒声が破った。
「あんたらねえ、いい加減にしなさいよ!!」
そう喚いたのは、政親と一緒に泳ぎにきていた同級生の少女、山崎春海。
「なんなのよ、この日常に不思議がごく普通に同居してる世界は!!
首長竜ってのはねえ、ネス湖の湖底か前人未到の深海にひっそりと住んでるもんでしょうが!!」
「そんなこと僕に言われでも……」
「そうだよ春海、間近で好きなだけ首長竜が見れるほうが楽しいじゃないか」
呆れたように言う政親とプレちゃんに、春海はスクール水着に包まれた豊かな胸を揺らしながら答えた。
「それじゃあぜんっぜん有り難みがないじゃない!!
だいたいなによ、この時代は!! 異星人も恐竜も普通に街中にいるし、AIで管理された学校には七不思議どころか一不思議もでてこない!!
胸がワクワクするようなミステリーやホラーは一体どこにあるのよー!!」
そう、彼女はクラス一のオカルトマニアだった。
しかしここまで科学が発展した時代に、オカルトマニアを続けるのは楽なことではなかった。
空飛ぶ円盤が来ようが、海に首長竜がいようが、誰も驚かない時代なのだ。
春海は仕方なく、古本屋で20世紀や21世紀初頭のオカルト本を集めて溜飲を下げていた。
しかし、その度に思うのだった。
この時代、無邪気にオカルトを楽しむことが出来た人たちは、どれだけ幸せだっただろうと。
「はあー……私も20世紀に生まれたかったわあ。できればオカルトブームだった1970年代か、1999年あたりに」
力なく、プールサイドに尻をついて嘆く春海。
「まあそう言うなって。案外そのうち不思議なことが向こうからやってくるかもしれないし……」
内心では面倒くさいと思いながらも、政親は春海を慰めながら、立ち上がらせようと彼女に手を伸ばした。
春海が力なく政親の手を握り返した、まさにその時。
空から、何かがプールに向かって落ちてきた。
政親、春海、プレちゃんが唖然と見守る中、それはプールの水面に浮かび上がってきた。
一見するとカプセルのようだ。人工衛星の部品でも落ちてきたのか、と思っていると、カプセルが開いて中から一匹のコアラが出てきた。
「ここは……日本、みてえだな。よし、計画通りだ」
あろうことか、流暢な日本語を話すコアラ。
呆気に取られる政親たちの姿を見つけると、こう切り出した。
「なあ頼む、力を貸してくれ。オーストラリアにある俺たちの森は、今ひでえ人間たちのせいで焼き尽くされようとしている。
俺は助けを求めるため、ロケットを作ってオーストラリアからここまで飛んできたんだ。
俺たちを滅ぼそうとしている悪魔の一族は、赤間一族というんだ」
【プール】
【多岐政親】
【状態】唖然
【装備】女子用競泳型スクール水着
【思考】何がなんだか
【山崎春海】
【状態】唖然
【装備】女子用競泳型スクール水着
【思考】不思議キター
【プレちゃん】
【状態】唖然
【装備】
【思考】何がなんだか
【突然変異のコアラ】
【状態】健康
【装備】ロケット
【思考】赤間一族を滅ぼす
-
以上です
以下キャラ紹介
【多岐政親】
男の娘。同性愛者では無い。かわいい。
【山崎春海】
遅く生まれすぎたオカルトマニア。私服はゴスロリ。
趣味はオカルト関連の古書の収集。特にノストラダムス本とUFO本がお気に入り。巨乳。
【プレちゃん】
化石から復活したプレシオサウルス。化石はイギリスで松井が発掘した。
スピノとは無二の親友。政親が好き。
【突然変異のコアラ】
突然変異により人間並みの知能を得たコアラ。オーストラリア出身。メカと外国語に強い。
赤間一族に故郷の村を破壊されている。1000万年後からやってきた有袋類の女の祖先。
-
>>257
ジャミラバはどうでもよいとか言って、実は赤間一族だってどうでも良かったんでしょ!
ごめんなさい
-
投下乙です
学校って不思議が一杯だね(遠い目)
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投下乙です!
四人とも個性が強くていい!
そして自然破壊するとかやっぱり赤間一族は怖いと思います
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>>258
俺だってそう言う過去があったんだ…。別の掲示板でオリキャラはどうでもよいて言われ失望したんだ。どうでもよいキャラクターをしてごめんなさい!!許してください!!
-
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーん(涙)俺なんて嫌われたんだーー!!
-
落ち着いて下さい
-
過去に殴られた経験があるからって人を殴る奴って最悪だよな
-
スレを荒らす行為は止めてください(怒)
-
>>266
はぁ…やめよ…。どおせ俺のキャラクターはどうでもよいでしょ?許さないでしょ…酷い……。
シクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシク…(涙)。
-
>>267
許してくれるの?
-
いやまあ、ここから赤間さんが知略を使って反赤間勢力を一つ一つ潰していくような展開にするならあまり文句は出ないと思いますよ
しっかり丁寧に書くことができれば、ですけど
-
自分で他人を殴った癖に被害者面ですか
-
どおでもよいわけではありません
1さんの考えるキャラは魅力的ですよ
きっと「名無しさん」は数人のキャラが贔屓されている展開に怒っていたんですよ
-
>>273
違う…もう懲り懲りだ…これ以上俺を攻めないで………!!荒らしがくる………!!
-
>>270
まず貴方が他の人のキャラクター(自分の贔屓してるキャラ以外)を適当に扱いすぎです
複数人で行うリレーなんですから、他の人の作品を大事にしなければ自分の作品も大事にされなくて当たり前です
自分のやりたいこと押し通すだけじゃなく、他の人の作品も尊重することから始めましょうよ
-
>>274
わかった。カットする!
もう一度ジャミラバを予約する
-
>>275
どうして荒らしがくるのか意味がわかりません
-
ジャミラバ「ああああああああああああああああああ!」
ジャミラバと名無しさんが遂に動かした。
しかしジャミラバの弱点は夜になると、消滅する。
名無し「いたぞ!」
ジャミラバ「遂に来た…。赤間一族…滅ぼしてやる。」
ハイド「はあ?何が?」
そこにハイドがいた
ハイド「貴方はこのスレッドを操ったのは君だよねー。しかも、」
ジャミラバ「は!うるさい!」
ハイド「おーと!もーとやれ!最やればこのスレッドが終わりの時が来るのだよ。じゃあ飲み込みますか…」
ジャミラバ「やめろ!」
名無しさん「ああああああああああああああああああ!!」
ハイド「むしゃむしゃ!」ピカーン!
ハイドはジャミラバと名無しさんを食べた。
ジャミラバ「………このスレッドを終わりにし、全世界を支配しよう…。クハハハハハ…。」
姿は名無しさんと一体化になったジャミラバだった。
-
>>276
全面同意
他の人の作品を尊重しあうのがリレー小説の醍醐味ですよね
-
>>278
投稿乙!
これでいいんでしょ!
文句がある人はこの掲示板後とやめろ!!
荒らしは人の文句を言った時に必ず起きるのだ。
-
>>279
投下乙です!
ジャミラバは2度死ぬということですね
できれば
・ジャミラバの寡黙設定
・名無しさんのメタ設定
・そして新しく現れたハイドの詳細は背景
これをSSに加えれば叩かれないと思いますよ
他の人の作品をよく読んで、ちゃんとフラグや設定を引き継ぎましょう
-
ええと
はっきり言いますが、あなたは掲示板を使うのに向いていない……というか、ネットそのものを使うのに向いていないと思います
掲示板やインターネットはあなたのメモ帳でも自由帳でもありません
あなたに必要なのは、まず落ち着いて、ネットマナーなどのインターネット上での振る舞いを学ぶことだと思います
でなければ、たとえあなたの考えがどんなに素晴らしくても誰も聞いてくれないでしょう
-
>>283
正論。
-
>>283
いいこといった
1さん、この人の言うことを真摯に受け止めましょう
-
>>283
これ以上俺を傷つける言葉を書き込むな!!!(怒)
-
>>282
違う!
-
>>287
え、ジャミラバ死んでないんですか
やったー
-
ただし、名無しさんと一体化された姿だから、要するにペコ何とか星人と対立予定よ!
-
名無しさん+ジャミラバ+ハイドということでいいのですね?
-
修正などはしないんですか?
-
何はともあれまとめ
×つきは死亡、または不参加
ここまでまとめ
登場
【名簿勢】
黒埋慶子
赤間剣魔
白守天守
紫水舞花
×金獅子王冠
【書き手枠】
道化師
校舎
女子型人体模型
ペポ山ペポ太郎(異星人)
スピノ(スピノサウルス)
松井(古生物学者)
ウインド(傭兵)
×村沙洋平(元精神病院の院長)
零口円弧(正義の味方に憧れる女子高生)
×ヒマラヤのイエティ
松井の妹(未確認動物学者)
有袋類の女
(以下五人殺し屋)
鶴城流水
鶴城流風
ジョリー・ジャック
ジャミラバ
マイラ・ヒンドレー
村沙純子(洋平の娘)
灰郷神蔵(忍者)
憑依精霊(精霊)
湯院饠羅亜(松井の助手、親は何を考えてこんな名前を)
赤間聖矢
弓坂恵(松井の教え子)
全校生徒(こういう名前の人です)
多岐政親(男の娘)
プレちゃん(プレシオサウルス)
山崎春海(かわいい)
突然変異のコアラ(有袋類の女の祖先)
?名無しさん
予約済
なし
未登場
【名簿勢】
黒埋迅
黒埋封
レッド・ザ・デストロイヤー
赤間神々
蒼船海太
【書き手枠】
残り1人
ここで提案ですが、今日中に投下がなければ名簿勢でまだ予約がない五人を削除して書き手枠に回しませんか?
-
賛成です
-
他の書き手の意見も待った方がいいと思います
明日中に投下がなければでいいんじゃないでしょうか
-
全校生徒の横に×をつけるのを忘れてました
死者は三人、不参加が一人です
名無しさんの扱いがよくわかりません
-
デストロイヤを予約します。
-
レッド「………。」
彼はレッド・ザ・デストロイヤー。
今は喋れないが実は赤間の死体をつかったサイボーグだ。
レッド・ザ・デストロイヤーは実は人に優しいサイボーグだった。
ジャミラバにより、工場は破損、武田は命を落としてしまう。武田の仇を打つ為、ジャミラバを求めた。
【レッド・ザ・デストロイヤー】
【状態】無声
【装備】魔王サイボーグ
【思考】ジャミラバを探して殺す
青船「赤間一族を殺りてーな。」
とうりすがりの生意気そうな少年、
蒼船 海太…精神で剣魔と共に入院していたが剣魔に裏切られ赤間一族を恨む…
蒼船「だれだ?ゴミサイボーグ?」
レッド「……………。」
蒼船「あ!さては赤間一族だな!ぶっ殺してやる!ん!?何だ?書いている?」
オレノ、シソンガヤバイ、ジャミラバヲトメナケバ、セカイガハカイシ、センソーガオキル。トメルニハシチセンマオウシュウノ、アカマ、アオギリ、ハイゴウ、シラモリ、クロリ、リョクザキ、シスイノセンゾヲサガシテ、ジャミラバヲトメルノダ。ジャミラバヲトメナクテハ、ゼンジンルイイヤココニイルキョウリュウモゼツメツスル。イソゲ!」
蒼船「………わかった。」
蒼船 海太は世界を救う為、七線魔王衆を探す旅が始まった。
一方ジャミラバ…
ジャミラバ「殺殺殺!赤間、いや、人類ども、掲示板を終わらしてやるわ!!群像竜の咆哮!」
街は戦争のように破壊する。そこにある恐竜が発見した。
スピノ「やめろ!ジャミラバ!人類いや世界が滅亡する!今すぐ群像劇をやめるんだ!」
ジャミラバ「うるさい。群像竜の咆哮!」
スピノ「ぐあああ!」
スピノは直撃をくらい左足を失った。
-
投下乙です!
ジャミラバvsスピノ
勝つのはどっちなんだ!?
-
ジャミラバ スピノ 予約します
-
寡黙とは一体……
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>>299
楽しみだ!
最凶群像竜ジャミラバvs正義恐竜スピノ
どっちが勝つ!!
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投下します
-
「うおー、群像劇を止めろー!」
その彷徨と共にスピノは大口を開けて、ジャミラバを威嚇する。
スピノはここでこの怪物を止めなければいけない。
暴れるジャミラバを発見して、彼は松井とペポ山を置いてきている。
今ここでこの怪物を食い止めねば、彼らにまで危害が及ぶのだ。
「君は……君は何なんだ!君がこれ以上暴れれば人類が、世界が滅びるんだぞ!?」
「黙れ!私はただ、この掲示板を終わらせるのみ!」
「掲示板……?君は何を言っているんだ……?」
「貴様のような無知な恐竜には関係のない話よ!殺殺殺、死ねー!群像竜の咆哮!」
ジャミラバから放たれる攻撃をスピノは冷静に見極める。
もう一度直撃したら今度こそおしまいだ。もともとスピノサウルスは強い恐竜ではない。
分類こそ肉食恐竜に属するが、主食は魚だ。トリケラトプスやティラノサウルスと戦えば、あっという間に蹴散らされてしまう。
だが、種族の限界を超えても、この危険な怪物をここで止めなければいけない!
「今こそ松井さんから教わった忍術を使う時、いくぞ!水遁・水竜キャノン!」
スピノの口から水流が放たれる。
それは群像竜の咆哮を相殺した。
「何―!」
「見たか、恐竜を舐めるなよ!」
すかざず畳み掛ける。
「水遁・大津波!」
その言葉が放たれた瞬間、彼の周りでどこからともなく水が発生する。
「な、水のないところでこれほどの水遁を!」
その言葉を最後にジャミラバは津波に呑まれ、見えなくなった。
「な、なんとか倒したか……恐ろしい相手だった……」
【スピノ】
【状態】疲労(中)
【装備】
【思考】基本:何とか勝った……
津波に流されながら、ジャミラバの体には変化が起こっていた。
彼らは集合体だ。ハイド、ジャミラバ、名無しさん。
三人の意識と目的が混ざり合った結果、ジャミラバという名の恐ろしい怪物が生まれたのだ。
しかし、スピノの全身全霊の津波は三人を繋げていた鎖を断ち切った。
簡単に言おう、ジャミラバはジャミラバとハイドと名無しさんに分裂した。
【ハイド】
【状態】気絶・流されている
【装備】不明
【思考】不明
【ジャミラバ】
【状態】気絶・流されている
【装備】不明
【思考】1:赤間剣魔を殺す。名無しさんと協力
【名無しさん】
【状態】気絶・流されている
【装備】不明
【思考】1:赤間剣魔一族の抹殺。このロワを群像劇にする。
-
投下を終了します
-
ジャミラバ、名無しさん、ハイドを予約します。
-
投下おつ
-
投下乙
古生物学者で忍術も教えれる松井さんって一体
-
ペポ山、松井、書き手枠で諸葛孔明で予約します
-
諸葛孔明をチャールズ・ダーウィンに変更します
-
ハイド「ククク…まだだ。人類を滅亡し、群像劇を再会するのだ!ジャミラバ!」
ジャミラバ「…………!」
ジャミラバの目が赤い目になり全身が巨大化になる。すると名無しさんが来た。
名無しさん「フフフ…これで群像劇ができるね。」
ジャミラバ「お前、誰だ?とにかく死ね。殺殺殺倍群像竜の咆哮!」バキューン
名無しさん「ああああああああああああああああああ!!」
スピノ「そんな…まさか…倒せない…分裂しても…」
名無しさん「……そうか、群像劇を復活して殺意を目論んだな…。ク……。俺の本当の名は……。」
彼の名前は緑崎 昴。元気で活発な少年だったがジャミラバにより洗脳された。洗脳された緑崎を家族を犠牲した。緑崎は悲しみと絶望に耐えられなかった。そう彼の本当の目的を思い出した。
「群像劇を消し人類と魔人の共存を取り戻す」
名無しさん「うぉぉー!名無しさんの名前なんてやめてやる!!」
名無しさんが怒りの覚醒により、緑崎へと変わり果てた。そして、自然緑魔王ヘヴィアタンに覚醒した。」
緑崎「ジャミラバ!!もう怒ったぞーー!!」
緑崎は完全に理性が飛んだ。
緑崎「グオオオオオ!!」
バキューン
緑崎「ふー、すっきりしたー。ジャミラバ。いや、紫水 唖墮羅…お前を倒す!」
そうジャミラバの名前は紫水 唖墮羅…脱獄した史上最強の男だった。
ジャミラバ「俺は紫水ではない!ジャミラバだーーー!!」
すると、聖矢達が来た。
聖矢「何だ?これは……?」
スピノ「大変だ…ハイドがジャミラバと再び合体した…今は名無…いや緑崎がヘヴィアタンになり、ジャミラバを退治している。」
聖矢「何だって!?」
乙坂「スピノちゃん!これは七線魔王衆の戦争になるよね。」
スピノ「そうだ。聖矢!僕と融合して、イフリートになり、ジャミラバを止めるんだ!!」
聖矢「………わかった。イフリート・融合(フュージョン)!」
乙坂「あ!食べた!ん?まさか?」
スピノ「はあああー!!」
バキューン
イフリート『フュージョン完了!』
-
投稿乙!
スピノ+赤間 聖矢=イフリート爆誕!!
第四部は融合がテーマらしくなりました。
-
とは言え
これまでは
第一部は「愛と絆」
第二部は「残劇」
第三部は「かつて」
第四部は「融合」
と関係がありました。
-
ペポ山、松井、チャールズ・ダーウィンで投下します。
-
※『』の中は実際には異性語ですが、便宜上日本語で表記します
『ペポ……やっと着いたペポよ』
気絶した松井を背負ってきたペポ山は、ほっとため息をついて松井をベッドに寝かせた。
ここは暦戦高校の保健室。
「先生、いないペポか? 怪我人ペポよ? ……いないペポね」
それにしても、今日はいろんなことが起こりすぎた。
いきなりの登校指示。
それに従い登校し、スピノくんに出会ったと思ったら気絶した女性を発見し。
そして、そこにいきなりおかしな奴が襲撃してきた。
スピノはここは自分に任せろと言って自分たちを学校の中に逃がしたが、心配で仕方ない。
『まあ、スピノくんなら多分大丈夫ペポけど……』
とりあえず今しないといけないのは、この松井と言うらしい女性の手当てだ。
保険医の先生はいないらしいし、自分一人でなんとかするしかない。
『とりあえず…怪我がないか調べるペポね』
ペポ山は、遠慮がちながらも松井の白衣を脱がした。一見して目に見える外傷は無い。
しかし、松井の顔色の悪さは相当なものだ。もしかしたら、ワンピースの下に致命的な怪我をしているのかもしれない。
そう考えたペポ山は、松井のワンピースを脱がしにかかった。
解説しよう。ペポ山たちペポギラム星人は雌雄同体である。
つまり、性的な意味で恥ずかしいという感情が存在しない。
なのでペポギラム星人にとって、他人の衣服を脱がすのは全くおかしな行動では無いのである。
もちろん、地球に留学して長いペポ山は地球の風習にも精通していたが、今は非常事態故動転していた。
そんなわけで、松井のワンピースを完全に脱がしたペポ山だが、
『ペポ……』
と呟いて絶句する羽目になった。
松井は、ワンピースの下にスクール水着を着ていたのである。
『な、なんだか自分がとんでもない犯罪を犯してる気分になってきたペポ……』
さすがのペポ山も、この薄布を脱がしてもいいものかどうか、思わず躊躇した。
その時、
※ダーウィンのセリフは実際には英語ですが、便宜上日本語で表記します
「あの……ここは一体どこなのでしょうか?」
保健室の扉を開けて、顎髭の長い見知らぬ老人が入ってきた。
いや、正確には見知らぬ訳ではない。ペポ山も、世界史と生物の教科書で見たことがある。
「申し遅れました。私はチャールズ・ダーウィン。博物学者のはしくれです。
自宅でウトウトしていて、気がついたらこの建物にいたのですが……」
進化論の父、チャールズ・ダーウィンは、そう言って帽子を取り、一礼した。
【保健室】
【ペポ山ペポ太郎】
【状態】健康
【装備】
【思考】何がなんだか
【松井】
【状態】気絶
【装備】女子用競泳型スクール水着
【思考】不明
【チャールズ・ダーウィン】
【状態】健康
【装備】
【思考】現状把握を優先
※19世紀末から、何者かにタイムスリップさせられて参戦させられました
【チャールズ・ダーウィン】
1809~1882。イギリスの地質学者・生物学者。
進化論の研究で有名だが、本来の専門は地質学(古生物学)である。
主著は進化論の基礎を築いた「種の起源」。ミミズや植物、フジツボの研究でも有名。
-
投下乙です
ダーウィン参戦来たー!
-
>>314
ダーウィン強そう!
-
マイラ・ヒンドレー、ウィンド、紫水舞花、予約します
恐らく時間がかかると思います
-
>>310
イフリート…スピノと赤間 聖矢が融合した姿。精神はスピノだが、スタイルはイケメン過ぎる。
【イフリート】
【状態】融合
【装備】灼熱魔王の制服
【思考】(聖)ジャミラバを止める。及びペポ山と会って協力する(ス)ジャミラバを倒してペポ山に会いに行くぞ!
-
>>318
【緑崎 昴】
【状態】覚醒
【装備】魔深緑の鎧
【思考】ジャミラバを倒して群像劇を終わらす。
-
まとめ
登場
【名簿勢】
黒埋慶子
赤間剣魔
白守天守
紫水舞花
×金獅子王冠
レッド・ザ・デストロイヤー
【書き手枠】
道化師
校舎
女子型人体模型
ペポ山ペポ太郎(異星人)
?スピノ(スピノサウルス。融合中)
松井(古生物学者。スク水1号)
ウインド(傭兵)
×村沙洋平(元精神病院の院長)
零口円弧(正義の味方に憧れる女子高生)
×ヒマラヤのイエティ
松井の妹(未確認動物学者)
有袋類の女
(以下五人殺し屋)
鶴城流水
鶴城流風
ジョリー・ジャック
ジャミラバ
マイラ・ヒンドレー
村沙純子(洋平の娘)
灰郷神蔵(忍者)
憑依精霊(精霊)
湯院饠羅亜(松井の助手)
?赤間聖矢(融合中)
弓坂恵(松井の教え子)
全校生徒(こういう名前の人です)
多岐政親(男の娘。スク水2号)
プレちゃん(プレシオサウルス)
山崎春海(巨乳のオカルトマニア。スク水3号)
突然変異のコアラ(有袋類の女の祖先)
?名無しさん
チャールズ・ダーウィン
未登場
【名簿勢】
黒埋迅
黒埋封
赤間神々
蒼船海太
【書き手枠】
売り切れ
【既登場予約済み】
マイラ・ヒンドレー
ウインド
紫水舞花
名簿勢未登場組は、明日までに投下がなければ書き手枠に回すってことでいいでしょうか?
このペースならあと五人くらい書き手枠増やしてもいいような気もしますが
-
>>320
この状況では第四部が終わりそうだと思います。
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予約が終わったら全員予約します。
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>>320
名無しさんではなく緑崎だよ。ペポ山だったね。悪かった。
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ペポ山の名前を間違っていたことから>322は無効ですね
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無効というこで、松井の妹、有袋類の女、弓坂恵で予約します
-
その後、全員予約。
-
>>324
無効だすなよー。後にしたから
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>>325
さっきから思ったけど乙坂だぞ。弓坂ではなく。
-
松井の妹、有袋類の女、乙坂恵で投下します
-
松井の妹は、息をするのも忘れて悄然としていた。
自分が世界なら拍手喝采を受けるべきだった、生きたイエティ。その姿は、単なる肉片に変わり果てていた。
「なんて……ことをしてくれやがったんですか、未来なら来たとかいう誰かさん!!」
有袋類の女に掴みかからんとする彼女を有袋類は静かに制した。
「まあ、敵意を持たないでほしい。我らの目的はただ一つ、赤間一族を葬ること。手を貸してくれるなら危害は加えん」
「赤間……確か、この学校の生徒にそんな名前のやつが……」
「そう、そやつこそ諸悪の根源。我らはその赤間を討つため、1000万年後の世界から来たのだ」
その決意は、有無を言わさぬ説得力を備えていた。
「……わかったわよ。あんたの邪魔はしない。好きにしたらいいわ。
そもそもこちとら、世紀の発見がパーになって、やってられっかって気分だしね」
彼女はそう呟いて、有袋類の女が部屋を出て行くのを見送った。
そして数秒後、硬いものがぶつかる音と二人の少女の悲鳴が聞こえた。
何事かと部屋を出た彼女が見たのは、廊下の真ん中で額をぶつけ合い失神している有袋類と女子生徒だった。
【校長室】
【松井の妹】
【状態】健康
【装備】
【思考】これからどうしたもんか
【有袋類の女】
【状態】気絶
【装備】
【思考】赤間一族を滅ぼす
【乙坂恵】
【状態】気絶
【装備】
【思考】学校を探索して味方を探す
-
以上です
確認ですが、特に反対もないので、明日までに投下されなかった名簿勢は名簿から削除し、その枠を書き手枠に移すということでいいでしょうか?
-
賛成です
-
>>327
あなたのために申し上げますが、予約の際には【全員予約】などと書くのではなく、予約する登場人物全員の名前を明記してください。
また、すでに他人が予約しているキャラを予約することは原則できません。投下後に予約する、などと言っても同じことです。
また、当時人物全員予約のような、極端に人数の多い予約はパロロワで好まれないことも知っておいてください。
色々といいましたが、氏の造形するキャラクターは魅力的ですし、今後もパロロワの世界で生きていこうとするなら是非承知していただきたいと思い忠告させていただきました。
なので>>326は無効となるかと思います
-
投下します
-
まだ50人近くいる登場人物全員予約なんてちゃんと1キャラづつ描写して書いてく気が無いのでしょうか?
荒らしと疑われかねない行為だと知っておいてください
-
ジャミラバ「滅びろ!掲示板後と全て消えろ!」
緑崎「紫水…お前を倒す!!」
イフリート『緑崎!!緑崎!』
緑崎「何だ?お前は赤間一族!」
イフリート『そうだ!融合してイフリートに変わったんだ。』
緑崎「ちょうどよい。イフリート!共闘だ!ジャミラバを倒して、世界を救うぞ!」
イフリート『おう!』
ジャミラバ「殺殺殺…倒せるかな、七線魔王衆……。喰らえ殺殺殺殺殺倍の咆哮!」
緑崎「ふん!」
イフリート『!!』
緑崎とイフリートはジャミラバを避ける。そして、
緑崎「深緑魔法ブレス!」
イフリート『イフリートブレス!!』
緑の草と激しい炎で威力がある。
ジャミラバ「ぐああああ…」
緑崎「やったか…。!!」
ジャミラバ「ふん、こんな物かよ……貴様ら……取って置きの技を出そう……世界が滅亡する時に群像劇の始まりだ…。」
イフリート『まさか…』
緑崎「終わらす気か…第四部を……?」
ジャミラバ「群像竜の神帝!!」
こうして変わった…群像劇が始まった……。これまで来た恐竜が滅びが来た。
イフリート『ゴフッ!』
一瞬に分裂され、赤間 聖矢が倒れた…スピノはみるみると骨に変わる。
緑崎「赤間一族の者!貴様なにしやがった…。」
ジャミラバ「第四部は終わったのよ…。群像劇が始まった。」
緑崎「貴様ー!」
ジャミラバ「ふん、名無しさんではなく緑崎…滅だ!」
緑崎「…………ぎゃああ!!」
緑崎は倒れた……
ジャミラバ「フフフ!!これからは群像劇が始まるぞ!」
2112年…
少年「………。」
彼の少年は赤間 時和だ……。
【第四部完】
-
投稿乙です。
急展開の第四部終了!
果たして松井らの運命とは…?第五部へ続く…
-
>>337
まだ乙ではありません。
行が足りないため
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馬鹿みたいな終わらせ方ですね
-
スピノ、ジャミラバ、名無しさん、ハイド、鶴城流水、鶴城流風、ジョリー・ジャックを予約します。
-
予約していたキャラクターをほとんど出していない、勝手に最終回にするという他の書き手に対する迷惑行為、
そしてそもそも予約が無効なので>>336は無効ですね
無理やり最終回にしたいなら、全キャラを登場させて10スレくらい使ってしっかり描写しないと無理ですよ
そんなわけで、未登場キャラの予約を待ちましょう
-
松井「!!」
松井「ここは…?」
ペポ山『気づいた……。』
松井「皆は……?」
ペポ山『実は…スピノは骨に変わり果てたんだ……。そして二人の遺体を……』
松井「まさか……?妹は……。」
ペポ山『実は行方不明だペポ。』
松井「そんな……。」
ペポ山『ジャミラバは次々と仲間を増やして群像劇を復活すると企んだんだ!他の者も…ジャミラバの手下に……。今はダウィンチに頼んでいる……。だがダウィンチがタイムスリップしたとき見たペポ!!』
松井「それは!?」
ペポ山『赤間 時和……風丸仙一のひ孫ペポ!!」
松井「え!?」
一方乙坂は…
乙坂「………?あああ…何だ?」
見ると軍隊見たいに並んでいる……。
乙坂「大変だ………。」
そう赤間一族を憎んだ彼らもジャミラバの手下になった。
乙坂「……こうなれば、タイムスリップでワープするしかない…。タイムトンネル!」グググ
乙坂「あ!丁度よい、峰さーん!」
峰「なんだ?」
乙坂「依頼だけど赤間 時和に会って、12の書を集めてくれる?」
峰「12の書?」
乙坂「12の書…最強の戦士の力を借りる能力よ……。一ノ書、白竜にも轟く自由自在に操る人間、二ノ書、最強の軍磁力を持つ戦国のカリスマ、三ノ書、亀如く固さを破る人間、四ノ書、青剣を全て操る人間、五ノ書、侍の能力を持つ最強の剣豪、六ノ書、緑の深緑を操る能力を持つ恐竜、七ノ書、電光石火のように自由自在に魔法ができる魔法使い。八ノ書、不良を撃退したほどの実力を持つ魔法使い、九ノ書、戦争、争いなど勝利に導く司令塔。十ノ書、闇を閉ざされる能力を持つムードメーカー。十一ノ書、灼熱と正義感がある熱血英雄、十二ノ書、雷鳴に轟く雷撃と戦慄の疾風を操る女神。これらの12人を探して、ジャミラバの野望を止めて!!」
-
>>342
予約先言え!!
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>>339
今のは酷すぎだろ!!
確かに先に言った俺が悪いけどお前、もっと酷すぎるぞ!!!(怒Max!!)
-
そもそも>>317の予約が投下されてもいないのに、勝手にロワを終わらせる話を書いてるので>>336、>>342は無効ですね
次回からは気をつけてください
-
>>341
本当は俺が書き込んだらすぐ消すとか考えてないな?先に言え!群像劇に戻したのに!!
もうやめてやる!!!!(怒りMax)
-
どっちみち最低限筋のある話でなければリレーとして受け入れられませんよ?
わかりやすくいえば今の展開はド○えもんが突然マッチョになりサンバを躍りながら町内の人間を虐殺するぐらいあり得ません
-
本当ならやめる!
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あと乙って主にほかの書き手さんに対して使われるお疲れさまって意味ですよ
予約の時もそうですけど意味が解からないまま知ったかして使い続けるんじゃなくて、わかんなかったらまず聞きましょうよ
流石にそのくらいの疑問には答えますから
-
もしくは二人三脚で右側だけバイクで走るほどの不自然さを感じます
あなたはトーストの耳にバターをぬるタイプの人間なのですか?
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沢山の登場人物を無視して勝手に最終回にするような無茶な話でなければいくらでも受け入れますよ
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>>348
そうですか。お疲れ様でした
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>>347
お前ら何かやめてしまえ!!失望した。他の掲示板でイチャイチャしてろ!!予約禁止を書き込めば良かった…。
俺に文句があったら乱立する。
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落ち着いてください
貴方も自分の考えたオリキャラが書かれたりすると満更でもないでしょう
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まあせっかくここまで進んだんで続けましょう
人体模型と赤間神々で予約します
-
はあ?このスレッド俺が立 て ま し た。俺に理解が解らないお前らに嫌がらせが必要だ。
-
俺ロワ トキワ荘 でググってください
そちらならスレを立てた人に決定権があります
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いいか…
第三部は何故早く終わったか説明して欲しい。第四部は完結しそうと思ったが予約予約何が予約だ、俺の予約だと、バカな話だ。お前らクズすぎなんだよ。最初からはお前らの投下は良かった。だから、俺の話も認める人を見つけて…頼む………。グス…ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんまりだー!!
-
>>357
却下。
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migurusi……
-
>>358
まず実力をつけて下さい
はっきり言って、貴方の文書は誤字脱字が多く、接続詞もめちゃくちゃで大変読み辛いです
リレー小説なのですから他の人が読みやすい文書を書くよう心がけましょう
-
「何とか勝った…」
恐ろしい敵に勝利し、スピノはほっと一息つく。
「でも僕たち、なんで戦ってたんだろう…?」
戦ってる最中は興奮して、世界が滅ぶだの群像劇だの叫んでた気がするが
冷静になるとなんであの男が自分たちを襲ったのかさっぱりわからない。
「警察だ!君、大丈夫かね!」
「あっ、お巡りさん」
この時、騒ぎを聞きつけた警察官が漸く駆けつけてきた。
「君ぃ!危ないじゃないか!
不審者に襲われた時はまず安全な場所まで逃げて、それから我々警察に通報しなさい。
自分で不審者と戦おうなんてとんでもない!今回は無事に済んだから良かったものの……」
「はあ、すいませんでした」
その時、警官の無線機が鳴った。
「どうした。うむ…津波で流された容疑者たちは全員確保したか。
……なに!それは本当か!?」
連絡が終わると、それまで渋面だった警官は
急に満面の笑みになってスピノに向き直った。
「君ぃ!お手柄だよ!
君がやっつけた犯人グループの1人は
ジャミラバという、国際指名手配されている殺し屋だったんだよ!
凶悪指名手配犯の逮捕に協力するなんて、表彰状ものの活躍だよ君ぃ!」
「はあ……」
あの男がそんな凶悪犯だったとは知らなかった。
「まっ、まずは署で何があったかを詳しく聞かせてもらおう。表彰の話はそれからだ」
「待ってくださいお巡りさん。僕、まず友達に会いに行きたいんですけど……」
「そんなのは後回しだよ君ぃ!大丈夫、学校には警察のほうからちゃんと連絡しておくから」
「で、でも…」
こうして友人と恩師の身を案じ続けるスピノを半ば強引に乗せると
パトカーは警察署へと走り去っていった。
【スピノ 事情聴取のため警察へ】
【ハイド 逮捕】
【ジャミラバ 逮捕】
【名無しさん 逮捕】
「ジャミラバがやられたか……」
「たが奴は我ら五本指の悪魔(チーム名)の中で最弱……」
「警察ごときに捕まるとは殺し屋の面汚しよ……」
この一部始終を、鶴城兄弟とジョリー・ジャックは密かに眺めていた。
「「ところでジョリー、お前なんで暦戦高の前なんかにいんの?」」
双子の息のあった質問に、サイキッカーは邪悪な笑いで答えた。
「決まってんだろ…
女子高生を透視能力で視姦するためだ」
「「…………」」
「そういうテメーらこそどうして此処にいる?」
心なしか自分と距離をおいている双子に今度はジョリーが尋ねる。
「なんでって」
「僕たち」
「「暦戦高校の生徒だもの」」
そう言う双子の格好は、たしかに学生服である。
「殺し屋でも高校は出ておけって親がうるさいんだ」
「今日は登校日だって呼び出されたんだよ」
「フン、じゃあお前らの分まで俺が赤間を探しておいてやるよ」
こうして、双子は暦戦高校の中へ
ジョリー・ジャックは次の目的地である女子高へと、その姿を消したのだった。
【鶴城流水】
【状態】平常
【装備】日本刀
【思考】基本:今は学校に行く
【鶴城流風】
【状態】アホ毛
【装備】日本刀
【思考】基本:今は学校に行く
【ジョリー・ジャック】
【状態】期待
【装備】超能力
【思考】基本:女子高生大好き
-
投下乙です
ジョリーwww
-
投下乙
スピノよくパトカーに乗れたなw
自分も投下します
-
「やれやれ、今のは何だったんだかねえ……」
電気のついていない廊下を、顔だけは美少女の人体模型が歩いていた。
理科室で校舎のAIと世間話をしていたら、突然湯院なんたらとかいう見知らぬ女が入ってきて、
「こっ、これは……まさか……」
だの、何も知らぬ空間に向かって呟き始めたのだ。
あまりの不気味さに、彼女も思わず逃げ出してきた。
「だいたい、あんな不審者がどっから…あとで、校舎の奴にセキュリティかわ甘いって文句を言ってやらないと」
それにしても、まだホームルームが始まる前だというのに、なんだか校舎が騒がしい気がする。
何かあったんだろうか、と思っていると、廊下の真ん中に立つ一人の老人に出会った。
「やはり我が一族は、この場に集う宿命であったか……」
明らかに教職員ではない。人体模型は警戒しながら声をかける。
「あの、一応校内は関係者以外立ち入り禁止ですけど」
老人はおもむろに振り返った。
「ああ、これはすまんね。しかし非常事態故、大目に見てくれんかね。何しろ君たちの学校の危機が迫っておる」
いきなりの壮大な話に、面食らう人体模型。しかし老人は先を続けた。
「我ら赤間一族は、呪われし一族。世間に迷惑をかけぬよう、細々と生きてきた。
だが、一族の一人だったあの男が俗世間に出てから、何もかもが狂い始めた。
赤間の血は呪いの血。側にいるだけで、人々は不幸になる……」
老人は悲痛な表情を見せた。
「それが、この校舎に赤間の血を引くものが二人も集結した。もはやどんな災厄が起きるか、わかったもんではない。
そうなる前に、私は族長として、二人を手にかけねば……」
老人、赤間神々はそう言って、唖然とする人体模型を残して廊下の奥へと消えていった。
【廊下】
【女子型人体模型】
【状態】異常なし
【装備】
【思考】老人を警戒
【赤間神々】
【状態】健康
【装備】
【思考】赤間一族のものを自ら葬る
-
投下乙です
赤間一族とは一体…うごご
-
みなさん殴って本当にごめんなさい次から、本当に気を付けます!!
-
>>361
携帯だが文句ある?
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>>367
そうですね、これからもよろしくお願いします。何卒冷静にいきましょう
あと携帯でも何も問題はありません
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スマホならザラに使っている人多いですよ(多分)
-
聖矢「……………夢……?何だ?警察……違う病院?何だ?」
聖矢「は!」
聖矢「夢か……。ここは……?」
聖矢が今いる所は病院だった。実は融合してジャミラバらを倒したからだ。確か、スピノに食われて融合の換わりに意識不明となっていた。
聖矢「……?何だ?」
聖矢は謎の男を追う。
すると、赤間 神々と二人の赤間一族の人がいたのだ。
-
赤間神々はすでに学校にいます
-
>>371
修正で保健室です。
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正確には廊下にいます
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ちゃんと他の話を読んで書いていますか?
リレー小説ですから前の話との統合性も考えるべきです
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>>371修正
聖矢「………………。」
聖矢「は!」
気づくと保健室だった…
聖矢「確かスピノと融合したはずでは……おーいスピノー!」
スピノを探したが呼んでもスピノが返事しない。
聖矢「………あれは?」
赤間 神々と二人の赤間一族だった。
聖矢「うっ……」
聖矢は激しい頭痛が来た。
聖矢「………あれは…………?」
聖矢「誰?」
目眩がまるでだれかがいる。一人の少年だった。
紅機「じいちゃん!」
聖矢「あれ?消えた…?」
神々「誰だ?お主も記憶がでるのか…?七線魔王衆は皆そうだ。」
聖矢「そうですけど……。」
族長「この人は赤間 聖矢。スピノに食われた被害者です。」
聖矢「違う!スピノに救われたんだ!!」
族長「スピノサウルスは凶暴で肉食恐竜だ。それでも解るか?」
聖矢「でも…スピノは……。」
神々「いいんじゃ。スピノはパトカー行きじゃ……。」
聖矢「そんな…。」
そこに異星人が現れた……
???『ペッポ』キュン
彼の名はペポ山 ペポミ。ペポ山 ペポ太郎の妹だ。
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名無しさんの設定が矛盾しているので>>310はカットでしょうね
.>>376でスピノと融合してたような気がしたのは夢を見ていたとすればギリギリ通しでしょうか
予約が無かったので黒理兄弟は名簿から抹消、
現在の予約は
>>317の
マイラ・ヒンドレー、ウィンド、紫水舞花 だけとなりますかね
また、校舎爆発で生き残った五名はおそらく
赤間聖矢、焔隅火、校舎、紫水禦抗、陽院鑼羅亜で確定かと思われるので
名簿はこうなりました
〇生存 ×退場 ●死亡
【暦戦高校生】10/13
〇赤間聖矢/〇蒼舟海太/〇紫水舞花/●焔隅火/●全校生徒
〇ペポ山ペポ太郎/×スピノサウルス/〇鶴城流水/〇鶴城流風
〇乙坂恵/〇多岐政親/〇山崎春海/〇プレちゃん
【対赤間】10/12
〇黒理慶子/●村紗洋平/〇村紗純子/〇赤間神々
〇ウインド・ザ・マーダーチャーチ/〇零口円弧/〇有袋類の女
〇ジョリー・ジャック/×ジャミラバ/〇マイラ・ヒンドレー/〇赤間族長/〇赤間紅機
【人間】5/7
〇道化師/〇赤間剣魔/〇松井/〇松井妹
〇陽院鑼羅亜/×名無しさん/×ハイド
【忍者の里】2/2
〇灰郷神蔵/〇憑依精霊
【偉人】1/1
〇チャールズ・ダーウィン
【赤間剣魔討伐部隊】2/51
〇白守天聖/〇紫水禦抗/●討伐部隊×49
【人外】5/6
〇レッド・ザ・デストロイヤー/●ヒマラヤのイエティ/〇突然変異のコアラ
〇校舎/〇女子型人体模型/〇ペポ山ペポミ
【不参加】1/1
×金獅子王冠
【六角魔】4/4
〇座黒星十ノ介/〇???/〇???/〇???
40/97
書き手枠は売り切れましたが、六角魔勢があと3名名称不明です
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と、読み返したところ蒼船海太は高校生ではないっぽいので人間枠へ修正します
黒理慶子、道化師、鶴城流水、鶴城流風、白守天聖、紫水禦抗、赤間剣魔、陽院鑼羅亜、零口円弧で予約します
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>>376
ほらな、またこうだ。
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赤間 聖矢、赤間 神々、赤間一族、六角魔を予約します。
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聖矢「夢か……。」
聖矢は保健室のベッドを降りて学校中スピノを探した。だが返事がない。三人の六角魔が来た
苺「相変わらずいい体をしてるねぇー……。」
羽七「さて、聖矢を倒すか……。」
蜜柑「針5千本で奴を倒す。」
聖矢「うあああ!」
聖矢が見たものは殺られた全校生徒の死体だった。
聖矢「ああああああああああああああああああ!!」
聖矢は悲鳴をあげた。
聖矢は理性がなくなり次第にイフリート化になっていく……。
一方赤間一族達は…
神々「何だ?地震?」
一族「赤間一族がいるんだな。」
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>>377
乙です
松井とコアラは対赤間に入れてもいいかも
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松井 コアラ 赤間 聖矢を予約します。
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>>382
さっきから赤間好き?
俺お前らの考えたのもーと好きだけどな。
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投下します
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流水「うっわ」
流風「これひっどいなー」
なぜか登校日になっていたので暦戦高校に来た双子の学生殺し屋、
鶴城兄弟が校門を入ってすぐ発見したのは血だらけの校舎の壁とたくさんの血まみれの骨だった。
流水「学生の死体・・・じゃないなー。大人の血の匂いだ」
流風「50人・・・よりちょい少な目ってとこかな。やられ方からして、なんかの魔法?」
血の水たまりにぽちゃんと足を踏み入れながら実況見分していると、校門に誰かがやってきた。
白スーツをキメた美形の男、よく観察すればそれは強化防護繊維の裏地を縫われている。
ただの人間じゃないな、と双子は一瞬で見抜いた。
白守「こ、これは!?」
流水「・・・誰?」
白守「・・・・」
流水「ごまかそうとしても無駄だよ、おにーさん。あんたも強そうだけど、僕らもただの学生じゃない」
キリリ、と日本刀を流水が取り出して振るうと、白守は察したのか喋り始めた。
白守「俺は赤間剣魔討伐部隊の小隊長、白守天聖だ」
白守「この高校に赤間剣魔が向かっているという報告を受けて先に小隊50名を送ったのだ」
流風「それがここで骨と血になっちゃってる奴ら?」
白守「の、ようだ・・・やったのはお前ら・・・・じゃないようだな」
流水「うん。僕らは流れの殺し屋兄弟、兼、この高校のいたって真面目な生徒だよ」
流風「うえにおなじー。それに僕らは暗殺者、こんな雑で派手なシゴトはしないさー」
アホ毛を揺らしながら鶴城流風がおどける。
白守「ということは・・・・」
白守は考える。赤間剣魔の仕業か?
いやしかし、奴についている炎獄魔王イフリートは灼熱の力のはず。こんな惨劇を生み出せるはずが・・・・
だが他の誰かだと仮定して、では誰がいったい何のために?
??「おやおや白守隊長。お悩みのようですね」
と、紫色の声がした。
禦抗「答えを教えてあげましょう。答えはね、あなたの部下であるわたしの仕業ですよ」
陽院「あらぁ〜、こんにちは〜」
現れたのは二名。
片方は紫の髪以外は平凡な背丈、顔。
特殊部隊のスーツを着込み、骨格標本のような骨を背負う男であった。
白守はその男の顔に見覚えがあった――たしかに、部下の一人。
名は確か、田中。いま思えば明らかに偽名っぽいやつだった。
もう片方は亜麻色の髪に赤いメガネをかけて、白衣を纏っている女だった。
こちらは見覚えが無い。しかし、白守の傍らに立つ双子がこちらに反応した。
流水「あれ、ララァ先生?」
流風「保険医のララァ先生じゃない?」
陽院「あらぁ、1−2の鶴城兄弟ね〜? 覚えていてくれてうれしいわ〜」
どうやらこの学校の保険医、らしい・・・しかし、だとしてもこの組み合わせには異様なものがあった。
白守「ふむ・・・尋ねなければならないようだな。どういうことだ? その骨は、なんだ?」
禦抗「これかい? これはね、赤間剣魔だよ」
!?
流水「え?」 流風「は?」 白守「なに!?」
禦抗「正確には、赤間剣魔の生きた骨だ」
禦抗「生け贄の池の魔王サジタルトアーンの能力により、赤間剣魔の身を骨に封じたのさ」
白守「・・・!?」
禦抗「計画はこうだ」
田中――と偽名を騙っていた男、紫水禦抗は語り始める。
今や世界中の人が気にかけている赤間剣魔の骨を背負いながら、楽しそうに。
禦抗「まず、この陽院ララァの働きかけによって、松井教授の妹、松井研究生にこの高校をハッキングさせる」
陽院「イエティの発見に浮かれた彼女は思い通りに、暦戦高校生に招集をかけてくれましたわぁ」
陽院「その中には、赤間の名を持つ・・・・赤間聖矢くんもいますからぁ」
陽院「赤間剣魔をおびき寄せるのに格好のエサ、というわけです!」
禦抗「一方わたしは、白守隊長、あなたの下へ潜り込み、早期に剣魔と接触できるよう体制を整える」
白守「・・・・そして、剣魔を襲い・・・そのような姿にして・・・・何をすると?」
禦抗「襲い? それは違いますね」
紫水禦抗はわかってないな、というポーズを取って。
禦抗「赤間剣魔は進んでこの姿になったのですよ――新たな肉体を、手に入れるためにね」
流水「危ない!」
-
何らかの動きを察知し、双子の兄が紫水と白守の間に飛び込む。
瞬間、紫水禦抗の手から不可解な「気」が発されて、流水の腕へと着弾した。
バァン・・・音を立てて流水の右腕が骨を残して爆散する。
流水「っぐ!?」
禦抗「邪魔だぞ」
流風「おにぃ!!」
禦抗はさらに流水を狙う、それを阻止しようと弟の流風が風になって駆け寄る。
しかし日本刀が紫水禦抗へ振り下ろされる前に、禦抗の左手が流風の中心へと翳される。
右手も、流水の中心をすでに捉えていた。両の掌から発される――「斑裂きの気」。
バァン バァン
流風「がぁあああ!!?」
流水「んぐあああ!?」
二人の身体にひびが入り、爆散して、地面に骨だけが落ちた。一瞬のことだった。
生け贄の池の魔王サジタルトアーンの恐るべき魔法に・・・暗殺者すら何もできない。
白守「・・・・・・!!」
禦抗「さて、もう邪魔はいない。始めましょうか、白守隊長」
白守「・・・俺を殺すのか? 悪いが、それは無理な話だぞ・・・・!」
聖なる白い炎を翼めいて背中から吹き出しつつ、白守天聖は二人をにらむ。
しかし二人は臆さない。どころか、笑顔をさらに深める。
陽院「でしょうね〜。白竜魔王フリュードラに覚醒しているから、でしょう〜?」
白守「!?」
陽院「調べ済みなんですよねっ。貴方のことは」
禦抗「だからこそ貴方なんですよ、白守隊長――いえ、赤間鐵機」
白守「な・・・・・」
禦抗「赤間の生まれ変わりとして炎を持ちながらも、純正な白守としての不死の力も持つ」
禦抗「そして二つの魔王の血を得たがゆえのその白い炎・・・・・・素晴らしい」
禦抗「貴方こそが! この正義狂いの勇者の新たな器となるに相応しいのですよ!!」
白守「・・・・・ぐ・・・・・ぬ・・・・おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
声を弾ませながら、紫の男は白守を強い目線で視た・・・・。
すると。突然、白守の身体の自由が奪われた。
これもまた生け贄の池の魔王サジタルトアーンの力なのだろうか・・・・・?いや、違う・・・。
禦抗「逃れられませんよ・・・・・この【惑わしの呪(ダークミスティカ)】からはね」
それは――かつてある少年を苦しめた、闇の魔法。
一日だけすべての人間を問答無用で従わせる、禁断の瞳術――。
陽院「・・・・・・さぁ〜。時と体を越えた、親子の融合を。始めましょうか〜」
陽院「理科室がちょうどいい感じに儀式に向いてたので〜、そこに行きまして〜」
陽院「勇者の物語、騙りなおしのはじまりですねぇ〜」
*
【鶴城流水 爆散】
【鶴城流風 爆散】
【白守天聖 消滅】
*
それから、一時間後。
暦戦高校の裏門入ってすぐの庭で、踊っているのは、道化師。
道化師「フフーン、フーン、フンフフーン」
ピエロマスクを被った、大柄の、男・・・である。
鼻歌を歌いながら、ただ、踊る。観客もいないのに、道化師はまるで気にしていない。
黒理「あん・・・・た・・・・」
と。
息を切らしながら。
そこに、一人の女がやってきた。
三十路を少し回ってなお若くは見える、しかし酒のせいで輝きがくすんでいる女。
喪服のような黒に身を包んだ。
恋が死んだ女。
招待状におびきよせられた元・剣魔の愛人、黒理慶子だ。
黒理「踊ってんじゃないわよ・・・来た、わよ」
道化師「ヒヒヒ、遅かったな。だが結構。ちょうど今、俺たちの夢が叶ったところさ」
色を失った目で道化師を睨んだ慶子は、道化師の支離滅裂な言葉に眉をひそめた。
誰の夢が、叶ったって?
どういうことよ、と問おうとするが、その前に道化師はひょいと身をひるがえし、校舎へと向かっていく。
付いてこいということ、だろう。言葉をかける暇もない。黒理は付いていくしかない。
すたすた。
歩いて、二人が辿り着いたのは、理科室。
黒理「何が・・・・・・あるのよ?」
道化師は答えずに、扉を開ける。
理科室を。開いた瞬間、エネルギーの風が二人を揺らした。
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黒理「きゃ・・・・!?」
実験に使う机や椅子が、破壊されて壁へと寄せられていた。
窓が黒カーテンで閉じられ、蛍光灯が紫や赤の光に変色し、妖しい光景になっていた。
なにより地面に描かれた謎の魔法陣。
両サイドに、紫髪の男と亜麻色の白衣女性。
そして。魔法陣の、中心には。
黒理「・・・・・え」
黒理「・・・・うそ。嘘よ」
黒理「・・・・・だって、あたしと愛し合ったときだって、もう、50歳だったじゃない・・・・」
??「嘘ではないよ、慶子」
涙を溢れさせる慶子に向かって、その男は冷たい柔和な笑みを見せた。
剣魔「知っているか? 勇者は悪が居る限り・・・・何度でも立ち上がるんだ」
その姿は。
齢にして19歳程度の身体となった、赤間剣魔であった。
黒理慶子は彼を見た瞬間、
この16年の間溜めこんだ恨み言を、失意の時間を忘れてしまった。
息を吹き返した恋が胸を締め付けて頭をとろけさせ、
慶子は年甲斐もなく恋する乙女に戻り、神々しいオーラを放つ剣魔の前に崩れ落ちた。
黒理「あ。ああ・・・・・あい、あいたか、った」
剣魔「すまない。寂しい想いをさせたな」
黒理「うん。寂しかった。寂しかったの。貴方がいなくて、寂しくて、あたし・・・・」
道化師「ね。言ったでしょう? 夢が叶うってさ」
黒理慶子の後ろから、道化師が口調を変えて声をかけてきた。
男・・・というには、その口調は。・・・・・すると道化師は、着ていた服をその場で脱いだ。
ゴトリ。
脱げたのは、着ぐるみにも似た厚いボディースーツだった。
中に入っていたのは、少女めいたボディラインのシルエットだ。
どこかの高校の女制服を着ているその少女は、おもむろにピエロマスクをも脱いだ。
剣魔「・・・・居たのか」
道化師「・・・・うん。待ってたよ、剣魔くん」
雪色の髪を持って優しく笑うその少女は――剣魔のよく、最もよく知る人物である。
エレカ「もう一度、始めよう。わたしたちの物語を・・・・」
道化師の正体は、コールドスリープにより40年の時を過ごしていた雪原エレカであった。
――ぱち。ぱち。
感動の再開を果たした彼らの空気に水を差すように、理科室に手拍子が響く。
すべてが上手く行った笑みを浮かべている紫水禦抗である。
禦抗「さて。では、揃いましたね。新生勇者パーティーです」
剣魔「そうだな。感謝するぞ“田中”。さて、そして俺は誰を殺せばいいんだ?」
陽院「まずこの高校に集まった悪しき者どもを。そして悪しきこの国の王、金獅子王冠を」
剣魔「それが使命か」
禦抗「ええ。ゆくゆくは・・・この腐った世界を倒すのがあなたの使命ですよ・・・ふふ」
剣魔「なるほどな。エレカ、そして慶子、付いてきてくれるな?」
エレカ「うん、剣魔くん」
慶子「・・・・・はい・・・・」
もはや骨抜きになった黒理慶子。
かつて裏切ったことで身を痛めいよいよ剣魔に心酔してしまったエレカ。
剣魔を利用して世界を滅ぼそうとする紫水禦抗と、滅びのマッドサイエンティスト陽院ララァ。
4人の優秀な仲間に恵まれて、赤間剣魔は再び悪を滅するため動き出す。
剣魔「よし・・・・では行こう。すべては、正義のために!」
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【理科室】
【赤間剣魔】
【状態】異常あり
【装備】フリュードラ&イフリート覚醒
【思考】基本:世界を救う
※白守と融合し、19歳の姿になりました
※不老不死になりました
【黒埋慶子】
【状態】剣魔に心酔
【装備】なし
【思考】基本:赤間剣魔についていく
【道化師(雪原エレカ)】
【状態】剣魔に心酔
【装備】毬島高校の制服
【思考】基本:赤間剣魔についていく
※コールドスリープして若さを保っていました
【紫水禦抗】
【状態】サジタルトアーン覚醒
【装備】惑わしの呪い(ダークミスティカ)
【思考】基本:世界を破滅させる
※赤間剣魔を利用しています。赤間には偽名を名乗っている
【陽院鑼羅亜(ララァ)】
【状態】歓喜
【装備】なし
【思考】基本:マッドなサイエンスをする
※松井妹を利用していました
零口「これは・・・大変なことになっていますね」
高校の塀の上、フルフェイスヘルメットに特撮ヒーローのコスプレをした少女は
ヒーロー七つ道具の一つ透視ゴーグルを使って、理科室の光景をすべて見ていた。
彼女は零口円弧、自称正義の味方の女子高生である。
零口「君が教えてくれなかったら知れないところでした・・・感謝しますよ、鶴城くん」
流水「・・・御託は良い。あんたもなかなかの狂人だが、協力してくれるよな」
そして彼女のそばで浅く息をしながら塀の上の彼女を見上げるのは、
死んだはずの鶴城兄弟、兄の鶴城流水であった。ただし、腕は一本消えている。
流水「白守のオッサンと・・・・流風が繋いでくれた命だ。絶対に剣魔殺害に繋ぐぜ」
鶴城兄弟には、双子だけが知る秘密の能力がある。
それは両者の所持品を入れ替えるワープ。
零口「弟さんもすごいね。自分の骨を自分の持ち物扱いにして、兄の所へ送っておくとはね」
この能力を用いて流風は「自分の骨」を兄に送り、「二人分の骨」に見せかけ、
兄は持っていた血のりを爆発させることで爆散を演出。あの場から離脱していたのだ。
一瞬の判断、双子でなければできなかった命を賭した作戦だった。
流水「まずは剣魔復活をみんなに知らせよう。そして、全員で殺しにかかる」
零口「ええ。どちらが本物の正義なのかを、しっかり教えてやらねばなりませんね」
塀が作る影に溶けるように二人の姿は闇に消える。
暦戦高校を舞台に、
歪んだ正義と歪んだ正義が、殺し合いによってぶつかろうとしていた。
【鶴城流水 再始動】
【高校の塀の近く】
【零口円弧:自称正義の味方の女子高生】
【状態】特撮ヒーローのコスチュームにフルフェイスのヘルメット
【装備】ヒーローっぽい装備いっぱい
【思考】基本:正義を為す
1:赤間剣魔を殺す
【鶴城流水:双子の殺し屋(兄)】
【状態】弟を失った怒り
【装備】日本刀
【思考】基本:人を集め、赤間に復讐する
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以上です
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投下乙です
赤間さん……まさにラスボスの風格
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松井「………は!!」
ペポ山『気づいたペポ!』
松井「ここは…しかも熱い……。」
ペポ山『大変な事になっ……たんだ。』ドロドロ
ペポ山はまるで雪だるまの用に溶け始めた。
コアラ「先生ー!!」
コアラは松井を抱き締めた。
松井「コアちゃん!!」
コアラ「実は聖矢が暴走したんだ!!彼を止めないと…先生?」
松井「……夢に見た……赤間一族と青桐一族を……。」
松井の夢…
鐵機「急げ!もうすぐ子供が生まれる!」
病院
志甫「あああああー!!痛い痛い!生まれるー!」
鐵機「ついた病院へ……」
鐵機「赤間 志甫しますか?」
看護婦「924号室です。どうぞ」
鐵機はようやく924号室についた。
赤子「おぎゃあおぎゃあ!」
看護婦「元気な立派な男の子ですよ。」
鐵機「……グスン…今日から父親だ……。」
志甫「この子の名前は私の姉の能力の剣…鐵機さんの魔法の魔…赤間 剣魔…。」
???「ふん。どうかな?」
鐵機「お前は誰だ?」
臣彰「失礼、私の名は紫水 臣彰…紫水一族の最強の神…」
松井「なんだ?」
松井「と言う夢だったんだ。」
コアラ「そうか……まさか、聖矢を止めるではなく、紫水を止めるんだ!」
松井「え?」
コアラ「まず、聖矢の暴走を止めて、その訳を話して、紫水を止める作戦だ!!」
松井「いいかも…。」
一方聖矢は
聖矢「ウオオオ……。」
苺「もうやめて…私達の敗けだわ…だからやめて……。」
暴走した聖矢は六角魔をぼこぼこにされた。
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>>391
おもしろい。ラスボスは金獅子になるやろ。
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>>393
金獅子は良い人だよ
修正です。六角魔はまだ生きてるかもしれないけど
〇生存 ×退場 ●死亡
【勇者パーティー】5/5
〇赤間剣魔/〇道化師(雪原エレカ)
〇黒理慶子/〇紫水禦抗/〇陽院鑼羅亜
【暦戦高校生】7/12
〇赤間聖矢/〇紫水舞花/●焔隅火/●全校生徒
●ペポ山ペポ太郎/×スピノサウルス/〇鶴城流水/●鶴城流風
〇乙坂恵/〇多岐政親/〇山崎春海/〇プレちゃん
【対赤間】10/12
●村紗洋平/〇村紗純子/〇赤間神々/〇松井/〇突然変異のコアラ
〇ウインド・ザ・マーダーチャーチ/〇零口円弧/〇有袋類の女
〇ジョリー・ジャック/×ジャミラバ/〇マイラ・ヒンドレー/〇赤間一族
【人間】2/4
〇松井妹/〇蒼舟海太/×名無しさん/×ハイド
【忍者の里】2/2
〇灰郷神蔵/〇憑依精霊
【偉人】1/1
〇チャールズ・ダーウィン
【赤間剣魔討伐部隊】0/50
●白守天聖/●討伐部隊×49
【人外】4/5
〇レッド・ザ・デストロイヤー/●ヒマラヤのイエティ
〇校舎/〇女子型人体模型/〇ペポ山ペポミ
【不参加】0/1
×金獅子王冠
【六角魔】2/4
〇座黒星十ノ介/〇苺礼緒/●蜜柑飛沫/●羽七瀞気
33/96
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赤間はいいように利用されてるなぁ、しかし戦力としては現状最強か…
はたして倒すことができるのか…?
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ダーウィン、赤間 聖矢、松井、コアラを予約します。
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つーかコアラが松井と面識あるとかどっから出てきた
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聖矢「グオオオオオ………!!」
苺「や、やめろ!!うああああ!!助かった…ヒィィ!」きーん
ダーウィン「お主、やめないか?」
聖矢「グルル!ガアアアア!!」
ダーウィン「生物ならよく知る……弱点の所見つけた…生命没流骨盤折り!」
聖矢「ぐああああ!」
聖矢「ガアア!!」
松井「いた!!は!ダーウィン!?」
ダーウィン「ワシは実は生物なら何でも知るんだよ。拳法ぐらい知っているのじゃ。」
コアラ「強い……。」
聖矢「ガルルァァァ!!」
ダーウィン「必殺!骨流星群!!」
ダーウィンの骨流星群で聖矢の骨をズタズタにした。
聖矢「ぐああああ!」
ダーウィン「今だ!魔封の札を!!」
松井「魔封の札ー!!」
説明しよう!魔封の札は暴走を止めるお札だ。魔法警察、及び教師全員が持つ最強のアイテム!
聖矢「ぐああああ!」
コアラ「やった!」
聖矢の暴走が止まった。
苺「うっうわあああ!!」
六角魔の苺は直ぐ様逃げる。
松井「大丈夫?」
聖矢「大丈夫だ。イテッ!」
ダーウィン「無茶するな。今すぐ直す。治骨流星群!」
聖矢「治った!貴方は……」
ダウィンチ「チャールズ・ダウィンチだ。」
聖矢「ダウィンチ!!?本物見たぁ!!実はファンなんです。」
ダウィンチ「ありがとう……。それより、世界がやばい…。ジャミラバより強い殺人鬼が暦戦高校を破壊する。」
松井「お願い!暦戦高校を救って!貴方しかいないのよ!」
聖矢「………わかった。奴を倒して暦戦高校を救ってみせます。」
コアラ「そうなれば、僕も同行する!」
聖矢「コアラ…よし、いくぞ!」
赤間 聖矢とコアラは暦戦高校を救う為、ジャミラバより強い殺人鬼を探すのであった。
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>>397
コアラの木登りでは早いから、木から保健室にいったんじゃない?
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なんでダーウィンがいきなりダウィンチになってんですかね…(困惑)
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>>400
ごめんなさい。
ダーウィン「私の名はダーウィン。」
本当に間違えやすい!!
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>>400
よく似た名前だから間違えることがある!
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>>400
ダーウィンとダウィンチ似た名前だから……すぐ間違っただけなのに………シクシクシク
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>>403
これはわざとではないんだ!!
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多岐正親、山崎春海、プレちゃんで予約します
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その後、
勇者パーティー、赤間 聖矢、コアラを予約します。
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>>405
おっ楽しみだ!
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苺、スピノを予約します
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苺、スピノ 投下します
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肺が締め付けられる。
足が重たい。
赤間聖矢に殴られた全身が鈍い痛みを発している。
でも、私は生きている、生きているのだ。
今になって分かる、生きることの素晴らしさを。
私は奪う側だった。
気持ち悪い女も、いい男も。
等しく平等に殺してきた。
別に殺すことに快楽を見出しているわけではない。
六角魔にとって邪魔な人間を。私にとって邪魔な人間を。
針金で、たまには剣で、稀に指で、気分が向いたら肉槍で。
貫いて、つらぬいて、串く。
だけど、私は、六角魔は、魔王には届かなかった。
七線魔王衆を倒せる実力者なんて、周りからは持ち上げられて、自分たちも奢っていて。
いざ戦ってみれば、この様だ。
「は、はは」
生き抜くために走りながら、私の口からは知らず知らず笑い声が漏れていた。
そうだ、考えてみれば簡単な話だったのだ。
魔が魔王に勝てるわけがなかったのだ。
もう名前の時点で私たちの敗北は決まっていたのだ。
気がつけば、私の周りの景色は学校から住宅街へと変わっていた。
それでも私の足は止まらない。
理性では、もう逃げる必要はないと理解している。
しかし脅かされた私の本能が、私の足を止めないのだ。
足は止まらない。
後ろを振り返る。誰も追ってきていない。
安心して前を向く。信号は赤だった。
「うお、あぶねえ!」
その声がどこからともなく聞こえ、私の体は強すぎる衝撃と共に空中に跳ね上げられる。
全身の骨が砕けているのが分かる。
ああ、ここで死ぬんだとボンヤリと思った。
どうやら私は車に弾かれたらしい。
普段ならばともかくイフリートによってボコボコにされた私に、車の衝撃は耐え切れなかった。
目の前に私に向かって手を伸ばす蜜柑と羽七が見える。
そうねえ、あんたたちと一緒ならあの世でも退屈しなさそうだわ。
座黒……、あんたはこっちに来ちゃダメよ?
私らのぶんまで、しっかり頑張んなさい……。
【苺礼緒 死亡】
◆
「い、今……誰か轢きませんでした……?」
スピノは無言でパトカーを運転する警察官二人に尋ねる。
「確実に誰か轢きましたよね!?屈強な男がすごい勢いで吹っ飛んでくの、二人も見たでしょ!?」」
「スピノくん」
助手席に座る男が、静かな声で言った。
「最近寝不足かい?」
「誤魔化すつもりですか!?あなたたち警察でしょう!?」
「おいおい、証拠がないのにそういうことを言うのかい。君はいつから探偵になったんだ」
「窓」
パトカーの窓は大きく罅割れ、血で真っ赤に汚れていた。
「これ、証拠」
簡潔にスピノは伝える。もう無理だと、責任とろうと。
顔を真っ青にした警察官二人と恐竜を乗せ、血濡れのパトカーは公道を走る。
彼らが苺の所に戻り、死体を確認するのはそれから30分後のことである。
【スピノ】
状態:疲労(小)
装備:なし
思考:警察署で表彰される
1:事実を真摯に受け止め、対応する
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これで投下を終了します
皆さんも交通事故には注意してください
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投下乙
スピノ、ロワ中で一番常識人じゃないのか
自分も投下します
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突然変異のコアラが去った後、プールサイドに残された正親たちは、今目の前で起こった信じがたい出来事を各々頭の中で反芻していた。
コアラの話は想像を絶していた。
赤間一族がオーストラリアの奥地に秘密基地を建設しようとし、違法に森林を伐採していること。
コアラの家族たちは全員、赤間一族に捕まり殺されたこと。
そして、正親たちのクラスメイトの赤間聖矢もその違法行為に深く関わっていること。
(正直裏で何かやってるとは思ってたが、まさかこんなことになってるとはな……)
正親はスクール水着に包まれた濡れた尻をプールサイドに下ろして、呆然と考えていた。
たまたまオーストラリアに化石の発掘に来ていた古生物学者の松井香奈が、赤間一族の違法伐採を知り告発しようとしたらしい。
しかし彼女は赤間一族に追われる身となってしまい、赤間一族に乗っていた船を撃沈されたという。
(松井教授……そんなことになってたとはな)
松井香奈教授は、保険医のララァ先生の師匠である。
正親や春海もララァ先生を介して面識はある。有名な学者とは思えない、気さくな女性だった。
そう言えば、最近妹がヒマラヤで行方不明になったと聞いたが、何か関係があるのだろうか。
コアラは松井と知り合い、赤間を倒すために手を組むことにしたという。
だが連絡が取れなくなったため、松井教授の携帯電話の電波を探知して、ロケットで飛んできたのだ。
そしたら偶然、赤間聖矢が通う学校に到着したということだ。
そこまで話した後、コアラははっとしたように言った。
「すまねえ、あんたたちには本来関係ねえ話だな……こんな危険なことに、無理に引き込むわけにはいかねえ。
だが、もし俺たちの境遇に同情してくれるなら、手を貸してくれ。よく考えてから、な」
コアラはそう告げると、手にした探知機を頼りに、松井教授の居場所に急いでいった。
「やれやれ、まさか本当に向こうから不思議が来るとはな。なあ、はる、み……?」
正親は春海の様子がおかしいことに気付いた。
春海はスクール水着に包まれた豊かな胸を自分の腕で抱きかかえながら、怯えたように震えている。
本来の彼女からしたら、こんな不思議が起きたら喜んで鼻血を吹いてもいいだろうに。
「春海?」
「怖いよ……」
震えた声で答えた。
「今まで、不思議なことが起きるのを待ってた。けど、実際起きてみたら……
私の知ってる世界が壊れるみたいで、とにかく怖いとしか思えない……」
すっかり足が竦んでいる。
春海を置いてもいけないし、コアラのことも気になる。どうしようかと考えていると、
「なあ、こんな時になんだが、あれを見てくれ」
プレちゃんが、校舎のほうを見つめて言った。
振り向くと、校舎の保健室の窓から、スライム状の不気味な物体が染み出してきた。
それは巨大なアメーバかのように、ゆっくりと動きながらプールに向かってきた。
そして金網をすり抜けて、正親たちの前に集まると、ぬるぬると形を変えて、イソギンチャクとカタツムリとコオロギを足して三で割りわすれたような姿になった。
「ペポ山!!」
「正親くん、春海さん!! それにプレちゃん!! 無事でよかったペポよ」
保健室で松井教授を手当てしている時に突如襲われたペポ山は、咄嗟にペポギラム星人なら誰もが使えるスライム形態に変化し、保健室を脱出したのだ。
はたから見れば、溶けて消えたように見えたに違いない。
「みんな、聞いて欲しい話があるペポ。実は、今、校舎の中で……」
「奇遇だなペポ山。僕たちも、聞いて欲しい話があるんだ」
それはもう、盛りだくさんに。
【プール】
【多岐正親】
【状態】健康
【装備】女子用競泳型スクール水着
【思考】ペポ山と情報交換
【山崎春海】
【状態】震えが止まらない
【装備】女子用競泳型スクール水着
【思考】怖い……
【プレちゃん】
【状態】健康
【装備】
【思考】正親たんのスク水ハアハア
【ペポ山ペポ太郎】
【状態】基本形態
【装備】
【思考】正親らと情報交換
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以上です
ペポ山は死亡表記が無かったので生きてきたことにしました
松井さんの名前を適当に決めてみた
あとID変わってるけど>>405です
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投下します
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ウィンド・ザ・マーダーチャーチに行き場のない苛立ちが募っていた。
何故なら。
舞花「明日咲き誇る花を〜心の銃でフフフフ〜ン」
同行者がこの有様だからだ。
最初に出会った頃の憔悴しきった表情はもう無く、呑気に鼻歌まで歌っている。
最初それとなく撒く事を試みたが、少女は1人になってたまる物かと看破してきた。
異様に大きいメイスを引きずっているとはいえ見破られるとは思わなかった。
さらに、今はもうチェーンを持って引きずっているメイスの上に座られてしまった。
ここから撒こうと思えばメイスを放棄しなければならない。
そもそも、紫水舞花はウィンドが接した事の無いタイプの人間である。
彼は幼年期から17歳の今日に至るまで傭兵集団の戦闘員として生きてきたのだから。
彼の周りは荒くれか感情を捨てた大人ばかりで友と呼ばれる存在も居なかった。
学校にも通わず、必要な知識や礼儀は周りの者に叩きこまれた、優しくない方法で。
家族も、友も無く、何も、無かった。
死を振りまく以外に必要とされなかった。故に、彼は優しさを知らない。
だから、紫水舞花と言う人間の扱いが分からない。
足辺りに一発打ち込んでもこの少女は黙る所か逆に金糸雀のように囀り出すだろう。
いつの間にかどうしようも無くなっている状況にウィンドの苛立ちは募っていた。
そんな時、突然舞花が後ろから袖をつかんできた。
今度は何だと辟易しながら振り返り、舞花が指差している方向を見る。
舞花「ウィンドさん!あ、アレ」
ウィンド「?」
そして、ウィンドは指差された方向にいた女を見てどこか安堵する。
なんだ、自分と同じような人間もちゃんといるじゃないか―――
-
マイラ「こんにちは、アナタも院長に雇われた赤間殺しのヒットマン?」
濁った生気のない目で見つめ、マントと帽子を纏った美しき女はウィンドに問いを投げた。。
恐らく女もウィンドがどういう人間かを悟ったのだろう。
ウィンド「はい、アナタも、金で雇われたのですか?」
えぇーーー!と背後で声が上がるが気にしない。
ウィンドは、目の前の女とわざと話を合わせた。
目の前の女の目的が金にあるのなら、自分とは似ているようで決定的に違う最終目標だと、そう確信するために
ウィンド「えぇ、赤間剣魔にひどい目に遭わされたクライアント」
パーン
それで十分だった。
ウィンドはマイラにまだ煙が漂うデザートイーグルの銃口を向けていた。
ウィンド「残念ですが、そう言う事なら、僕たちは敵同士と言う事になります、
自分が赤間剣魔を殺す理由は同胞たちとの盟約のためですので」
そう言ってウィンドは呆然としている舞花を無理やり背中に背負う。
魔法生体改造手術により強化された肉体ならここから戦闘を行うのは造作もない事だ。
マイラ「そう、それなら仕方ないわね」
女は右肩を撃たれ、血を流しながらも詠唱を始める。
勿論、それを待っているウィンドではない。
柄に巻きつけてあった余分な鎖をマイラに投擲する。
ン十トンのメイスを引きずってもビクともしない堅牢な鎖だ。
だが、鎖が届く数刹那前に詠唱が終了し、女の前に鋼鉄の騎士が現れる。
鋼鉄騎士はその鋼鉄の拳で鎖を打ち払った。
マイラ「…一応防御障壁も張っておいたけど、ギリギリだったわ」
-
見るものに威圧感を与える3メートルはありそうな鋼の騎士だったが、ウィンドには
何の感慨も湧くことは無い。ただ破滅を与えるだけだ。
ウィンド「さすがにこれは、鎖や拳銃だけでは厳しそうですね」
そう言って、メイスを持ち上げ、鋼鉄の騎士に殴りかかる。
総重量数十トンに達するそれはウィンドに振るわれる事で破壊鎚へと姿を変える。
まず狙うは足、疾風のような速さで一撃を加え、あの騎士に土を舐めさせる―――
ウィンド「!?」
メイスは確かに鋼鉄騎士の足を抉り取った。
だが…その瞬間から鋼鉄騎士の足は急速再生を始め、倒れる気配は、無い。
さらに、鋼鉄騎士はもう一歩の足でウィンドに向かい脚撃を放つッ。
それをドテッ腹に喰らったウィンドはあっけなく吹き飛ばされる。
これが背中だったら、背後に背負っている、舞花は即死だっただろう。
ウィンド「グガアアァァアッッ、ゲほっ、ゲホッ!!」
マイラ「フフフ、苦しいでしょう?そんなお荷物抱えて…楽になりなさいな」
そう言って、女はまた、詠唱を始める。
さっきとは違い鋼鉄の騎士がいる、ウィンドに詠唱を阻む余裕は…無い。
ビシュンッと足の隙間から光が飛び、ウィンドの右肩を穿つ。
ウィンド「……ッッ!!」
マイラ「フフフ、さっきのお返し、さぁ死ぬまで踊って頂戴」
…鋼鉄の拳と光弾から避け続ける死の回旋ダンスが幕を開ける。
風を切るように飛んでくる光弾の嵐。
それに追い立てられるようにジリジリと下がっていくウィンドを見てマイラはほくそ笑む。
踊れ、踊れ、自分の掌で、お前の死が確約された場所まで。
さぁ、赤間剣魔殺しの前哨戦、一丁上がりだ
-
マイラは勝利を確信する。ウィンドが壁際に、コーナーに詰まったのだ。
それと同時に鋼鉄の騎士の拳に攻撃力増幅と硬化の魔法をかける。
ウィンドを一撃のもとに叩き潰すためだ。
たとえ、あのメイスで拳を防いでも、メイスごと押しつぶせる様に。
そして、鋼鉄騎士は拳が振るう。
…情け容赦なき鋼の光芒が振るわれ…灼熱ッッ!
マイラ「な、何!」
ウィンド「『トレイター』…、出し惜しみをしていてすいませんでした」
鋼鉄騎士の拳の先を見ればぽっかりと無くなってる。
その少し前に、『背信者』の名を冠し、十字型に展開したメイスが、構えられていた。
さらにその展開したメイスの中央には、4連装の、人の頭ほどもある銃口がのぞく。
ウィンド「ここへ、追い詰められたのは、攻撃パターンを読むためだったからです」
ウィンドは、呆然とするマイラを余所に―――決着を付けるための必勝の銃撃を放った。
ドガガガガガッッ!と銃口の前にある物は全て打ち砕かれていく。
僅か、5秒間の乱射だったが、鉄の騎士は消え失せ、女は倒れていた。
それほどまでに高火力の銃撃だったのだ
…あの女の事だ、まだ、息はあるだろう。
そう判断し、ウィンドはとどめを刺そうとデザートイーグルを手に前に進む。
そして、目の前に立ち、引き鉄を絞ろうとした、その時、
背中で気絶していたと思っていた舞花が立ちふさがったではないか。
舞花は、目に涙をためてウィンドをにらむ。
そして、
舞花「止めてください、ウィンドさん」
そうきっぱりと、紫水舞花は言ったのけた。
-
―――声が聞こえる。大勢の同胞たちの声が。
『…お前は殺戮者の癖に何時まで生にしがみついている。くだらん。』
「 ッッ!」
『本当にそうか?ならば何故お前は何の役にも立たない女を連れている。』
『いつでも言ってきたはずだぞ、標的と目標達成の障害は全霊を持って死を齎せと』
「……」
『くだらん感傷など捨てて選ぶ時だ…分かっているなウィンド・ザ・マーダーチャーチ!!』
【ウィンド】
状態:疲労(中)、肋骨骨折、右肩に小さな穴、舞花に鬱屈した感情(無自覚)
装備:『トレイラー』(残弾90%) ,デザートイーグル(残弾90%)
思考:的と目標達成の障害は全霊を持って死を齎す
1:マイラは殺す、舞花は…?
【紫水舞花】
状態:健康、涙目
装備:眼鏡、かなり豊かな胸
思考:生きていたい、誰も死んでほしくない。
1:ウィンドさんを止める。
【マイラ・ヒンドレー】
状態:気絶(もうすぐ覚醒)、魔力消費(小)
装備:魔道書クタート・アクアディンゲン
思考:赤間を殺す?
1:……
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投下終了です
どうするかは、後続の書き手さんに任せます
-
剣魔達は世界を救う為、暦戦高校の校庭に向かった。そこに扉があった。
剣魔「何だ?この校庭は……?」
雪原「まさかね……。」
紫水「俺が開けよう…。」
鑼羅唖「紫水、あなた開けれるの?」
紫水「そうさ。僕ならできるよ。サジタルトアーン・悪魔の空気砲(デビル・キャノン)!」
紫水の悪魔の空気砲で校庭の扉が崩れた。
何と、金獅子の娘、金獅子 真美が倒れていた。
剣魔「大丈夫ですか?」
真美「……大丈夫痛い!!」
紫水「誰がやったんだ?何だ?何か…(ふっ計画通りだ。)」
真美「連続殺人鬼荒木影斗…来たんだ……。恐らく、狙うのはお父さん……。」バタン
金獅子 真美は倒れた………重症…
剣魔「大変だ!荒木影斗を封印しないと、世界がやばい!!」
急いで五人は校庭を後に荒木影斗を探し始めた…
一方聖矢、コアラは…
聖矢「ふ…。」
コアラ「いったいジャミラバを越える殺人鬼はいないかな?」
荒木影斗…連続殺人で指名手配…。目的はただ一つ…金獅子を殺して、この世界を支配すると企んでいる。金獅子だけではなく、赤間討伐部隊の全員を狙っている。(五人も含めて)。
-
元精神病院院長の娘の精神病院院長を予約して投下します。
-
久しぶりに会った父は、死体安置所の寝台の上に物言わぬ骸となって横たわっていた。
「お父様に間違いないですか?」
「……はい」
発達した2072年のエンバーミング技術によって、爆発で粉々だった体は復元されている。
しかし、その肉体に生命が戻ってくることは二度とない。
「お父さん……」
赤間剣魔が脱走した時、彼女は体と心に一生消えない傷を負った。
故に彼女は赤間剣魔を憎んだ。それこそ何度殺しても飽き足りないほどに。
それと同時に、赤間の脱走を手助けした父を彼女は激しく責めた。
責任を感じた父は、彼女が成人するまで生活に困らないよう財産を処分すると
彼女の前から姿を消した。
そして、彼女は今、暗い死体置き場で父と再会していた。
「お父さん……!」
自分が父を赦すなど一生ないと思っていた。
しかし今になって気づく。自分はずっと心の奥で、父のことを密かに心配していたのだと。
今更気づいたって、もうどうしようもないのに。
「お父さぁん!!」
数十年ぶんの涙が溢れ出す。彼女は父の遺体にすがり、声をあげて泣きじゃくった。
彼女を哀れに思ったのだろう。同行していた警官が励ますように言う。
「村紗さん、警察はもう犯人を特定して証拠固めしている段階です。
お父さんを殺した犯人はすぐに捕まりますよ」
「犯人…誰が、父を殺したんです?」
「それまでは…捜査中の情報なのでお教えできません」
「…………」
数時間後――
「これがポリさんをハッキングして手に入れた犯人の情報でゲス」
「助かるわ。報酬はいつもの口座に振り込んでおくわね」
「毎度ありでゲス」
馴染みの情報屋を使って彼女は犯人の情報を手に入れていた。
犯人の名前は零口円弧。未成年者。高校生。通学しているのは暦戦高校。
本日は登校日により、暦戦高校内にいる……
自宅に戻った彼女は、密かに用意していたデリンジャー銃…赤間を撃ち殺すために買っておいたものだ…を
二重底になっているバッグの底に隠すと、無言のまま目的地……暦戦高校へと向かう。
赤間剣魔は殺し屋たちに任せればいい。
だが父を殺した零口だけは、自分の手で殺す。
その覚悟を抱いて。
【村紗純子】
【状態】非処女
【装備】眼鏡、デリンジャー銃
【思考】基本:零口円弧 を殺す
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投下終了です。
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鶴城流水と荒木影斗を予約します。
-
流水「どこだー!?弟の仇は俺が打つ!」
流水の怒りは頂点に達した。するとある若者がいた。
???「素晴らしいね…君は…赤間一族を恨むなんて…。」
流水「だれ?」
荒木「僕は荒木影斗…金獅子ぃ!いや全てを破壊する殺人鬼…。」
流水「殺りたいのか?」
荒木「もちろんだ…………。」
流水「はあああ!」
流水は荒木を殴ったしかし…
荒木「無駄無駄…。俺に勝てるかな?一度ダメージを喰らうと氷付けになって意識不明となるぜ。」
流水「な……!?」
流水は氷付けになった。
【鶴城流水意識不明】
荒木「さあ…金獅子ぃ!いや全ての諸君よ…最高のショーを見せてやる!!」
【荒木影斗】
【状態】殺人モード
【装備】スーツ
【思考】全員の命をどん底に落としてやる。
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荒木影斗とは一体……
書き手枠はもう売り切れたはずですが
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荒木影斗 スピノ 予約します
処理話です
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(やってしまった……)
スピノはパトカーの後部座席に座りながら、頭を抱えようとした。
前足が短くて無理だった。
自分が運転をしていたわけではないのだから、きっと罪に問われることはないのだろう。
だが、スピノが問題にしているのはそんなことではなく、轢いてしまった犠牲者の安否だ。
フロントガラスの割れ具合や、飛び散った肉片から察するに、今更行っても手遅れな感じが半端ないが、かといって轢き逃げが許されるわけではない。
責任逃れをしようとしたり、スピノを買収しようとしたり、挙げ句の果てには拳銃を突きつけて脅迫をした警察官は、今静かな表情でパトカーを事故現場へと向かわせている。
なんのことはない、恐竜の恐ろしさを教えてあげただけだ。
司法による裁きと肉食恐竜の顎、どちらが危険なのかを彼らは理解したのだ。
(でも、これで僕の順調な高校生活も終わりだなあ……)
人殺しに加担(実際ほとんど罪はないが)した自分が考えてはいけない話だが、彼の楽しい高校生活もこれで終わりだろう。
親友のペポ山くんや、実は密かに憧れていた松井さん。同じ恐竜として親睦を深め合ったスピノサウルス。
彼らに合わせる顔がない。肉食恐竜から犯罪恐竜になってしまったのだ。クラスの皆には迷惑がかからないといいのだけれど。
ガツン、と衝撃音がパトカーを揺らした。
フロントガラスに新たな罅が出来、また別の血で汚れている。
思わずジト目で、運転席の警察官を睨む。
「スピノくん、君は何も見てい」
「今度は逃げるなよ」
冷たい言葉に、はい、はい……と力ない言葉を言いながら、二人の警察官はパトカーを降りる。
スピノは後部座席で再び頭を抱えようとして、首を全力で曲げれば短い前足で抱えることを発見した。
【スピノ】
【状態】そういえば片足欠損 絶望
【装備】なし
【思考】自分に与えられた受難に挫けそうになるが、一高校生として被害者に真摯に対応する。
【荒木影斗 死亡】
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投下乙
スピノ…受難は続くな…
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投下乙
肉食恐竜から犯罪恐竜へってw
細かいことを言えば、「同じ恐竜として親睦を深めあったスピノサウルス」はプレシオサウルスの間違いでしょうか
(もっと細かいことを言えば、プレシオサウルスは首長竜で恐竜じゃないけど)
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>>419
ウィンド、舞花を予約します。
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舞花「………!!マイラさん!!?」
マイラ「実は赤間一族を殺そうなんて考えた事がない。」
マイラが起き上がった。
ウィンド「どう言う事だ……。」
マイラ「赤間一族は元は奴隷として扱われた……しかし、ある一人の影響で悪い心が開いた。」
ウィンド「つまり?」
マイラ「赤間一族は存続しなけばならないんだ。」
舞花「え!!?」
マイラ「私は赤間一族を奴隷にした犯人を求めた。」
舞花「まさか、マイラさんは……?」
マイラ「赤間一族を殺すなど嘘よ。ウィンド、決着着けましょう。」
マイラは輝いた……。光のように覚醒する。
舞花「あああ…もうやめて…やめてぇー!!」
舞花の叫んだ。
ウィンド「これで終わりだ!!」
マイラ「うぉぉー!!」
バキューン
二人は激しい技により、爆発した。
舞花「ウィンドさん…。マイラさん……。」
あるのは二人の骨の一部だけだった…舞花は泣いた。
【マイラ死亡】
【ウィンド死亡】
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マイラが予約されていなかったのでカットですね
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松井、陽院鑼羅亜(ララァ)で予約します
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マイラ、舞花、ウィンドを予約します。
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>>405
じゃあ、ペポ山が書いてないならカットになるじゃないですか?
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管理人より警告いたします。
本スレッドにおいて過度に攻撃的・挑発的なレスをされる方が複数いらっしゃいます。
申し訳ありませんが現状が改善されないようであれば書き込み規制他の措置対象とさせていただきますので、
以降のレスには充分にお気をつけいただくようお願い申し上げます。
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マイラ「やめなさい。」
ウィンド「!!」
ウィンドの技を止めた。
ウィンド「何!?」
マイラは覚醒した。
舞花「マイラさん…。」
マイラ「ウィンド…あなたに話たいことがあります。」
ウィンド「なんです?」
マイラ「赤間一族は実は存続すべきものです。」
ウィンド「どう言う事だ!!」
マイラ「実は赤間一族や青桐一族など七線魔王衆の一族は奴隷でした。本当の敵は暦戦高校の中にいます。赤間ではない、紫水ではない。黒幕は高校生の誰かがいます。赤間一族を全て狂わした人物がいる。」
ウィンド「……。誰だ?」
マイラ「それはわかりません。赤間一族が犯人ではないんです。」
ウィンド「そう言う訳か……それでは、決着着けましょう。」
マイラ「覚醒した私は貴方に負けない!」
ウィンド「喰らえ!デスノヴァインパクト!」
マイラ「光線銃!」
二人の技に激しいぶつかりが起きた!そして爆発した。
舞花「きゃああ!」
舞花は一度気を失った。
舞花「………。はっ!マイラさんは?ウィンドさんも!」
舞花は二人が技をだした場所に行った…しかし、姿はなかった…残されたのは二人の骨の一部が残された…。二人の死に、彼女は泣いた…
【ウィンド死亡】
【マイラ死亡】
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>>414
あの…管理人さん…見たんですけど…
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投下します
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(あの子たち……無事だといいけど)
暦戦高校の保健室のベッドの上で、20代後半くらいのスクール水着姿の美女が不安げな顔をしていた。
松井香奈。若いながらも世界的な古生物学者である。
スピノサウルスやプレシオサウルスの全身骨格を発掘するなど、着々と業績を上げていた。
しかし、ある日を境に、彼女の古生物学者としての平穏な生活は終わりを告げる。
オーストラリアに恐竜の化石を発掘に遠征していた時、偶然、現地に生息するコアラたちが赤間という日本人の一族のせいで絶滅の危機にあることを知る。
松井は赤間一族の違法伐採を現地政府に密告しようとしたが、赤間一族に発覚し、命を狙われることになってしまった。
日本に帰国するために乗り込んだ船が赤間一族により撃沈された時には、こんなこともあろうかと服の下にスクール水着を着ていたために助かったが、自分のせいで他の乗客たちまで巻き込まれたと思うと胸が痛む。
なんとか赤間一族を止めなければ。
必死に策を考えていると、昔発掘したある化石のことを思い出した。
アンデスの山中で発掘したそれは、専門家の松井をしても見たことがない生物のものだった。
古生物というより、神としか思えない巨体と禍々しさを持っていたのだ。
一体何の生物かと考えていると、発掘のアルバイトをしていた原住民の若者が叫び声を上げた。
「これは、我々の神話に伝わる破壊の神だ!! これが目覚めたら大変なことになるぞ!!」
松井らは最初は信じなかったが、やがてそれが事実であることを知る。
掘り出した化石がある夜突如目覚め、松井らが発掘の拠点にしていた街を跡形もなく破壊したのだ。
その姿は、まさに破壊の神としか言いようがなかった。
次の朝には再び化石に戻っていたが、恐れをなした松井は、その化石を母校である暦戦高校の校庭に埋めたのである。
(赤間一族に対抗するには、あの化石を再び復活させるしかない……!!)
しかし、逆にもしあれが赤間一族の手に渡ってしまったら……
それだけは絶対に避けなければいけない。
そこで松井は、母校である暦戦高校に足を運んだのである。
(私も、いつまでも寝てはいられないわね。とりあえず服を……)
その時、保健室の扉を開いて、亜麻色の髪に赤いメガネをかけた女が入ってきた。
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「あらぁ、教授、やっぱり来てくれてたんですね〜。お久しぶりです〜」
松井香奈の元教え子、湯院鑼羅亜(ララァ)である。
そう言えば、今はこの高校で保険医をしているのだった。
「ララァ!! ちょうどいいわ、手を貸して欲しいことが……」
「いいんですよ教授〜。教授の言いたいことはわかってますからぁ。でも、お断りですよ〜」
「なっ……あんた、何を……」
「だって、こんなに楽しいことが起ころうとしてるのに、科学者として止めるわけにいきませんからぁ。
少なくとも、赤間にもっとがんばってもらうまでは、ですよ〜」
「あ、赤間のことまで……どういう事なの」
メガネをかけた女は、こともなげに答えた。
「教授、もう生きてお会いするのも最後ですから教えてあげますね〜。オーストラリアで赤間一族を操ってコアラを絶滅寸前にさせたのは、私たちなんですよ」
あまりの告白に、松井はただ目を見開いた。
「それに、教授の妹さんをヒマラヤにおびき寄せたのも私たちです。教授たちは私たちの掌の上で踊っていたわけですよ〜」
「アンタ……妹まで……」
妹の名前を出されて、松井から僅かに残っていた冷静さが消えた。
「妹に、もし手を出してみなさい。私はアンタを許さない」
「知りませんよ〜、だいたい教授は色々邪魔ですからここで死んでもらうんですからぁ」
ララァはそう言って、背に隠していたナイフを構えーーー
「亞能麻呂華裡寸(アノマロカリス)!!」
松井がそう唱えた瞬間、松井の背後の空間が歪み、二本の触手を持つ巨大節足動物が現れた。
カンブリア紀最大の生物、アノマロカリスだ。それも、ここに現れたそれは通常の十倍は巨大だった。
「にゃっーー!!」
ララァは思わず腰を抜かす。そしてアノマロカリスの口から勢いよく吐き出された海水が、ララァを襲った。
「現代の古生物学者なら、誰しも魔性古代獣召喚術くらい使えると心得なさい」
スクール水着姿の松井は、腰に手を当ててアノマロカリスの横に超然と立つ。さらにその口から呪文が紡がれる。
「武論徒照有無(ブロントテリウム)!!」
再び空間が歪む。今度出現したのは、鼻先に巨大な角を付けた、一見サイにも似た哺乳類。
松井は水に濡れたララァに告げた。
「古生物学の口頭試問よ。ブロントテリウムのブロントを日本語に直すと?」
「か、雷……!」
ララァが答えると同時に、ブロントテリウムの角から雷鳴と共に激しい閃光が落ちる。
雷の直撃を受けたララァの姿は、煙に紛れて見えなくなった。
「ララァ、これで試験も終わりよ。泥魔会緒沙于塁寸(ドロマエオサウルス)!!」
三たび異界の扉が開く。今度出現せたのは、肉食恐竜ドロマエオサウルスの群れ。
数十頭の飢えた竜が、稲妻の如くララァに襲いかかった。
(終わった、のね)
松井香奈は、汗に濡れたスクール水着の胸を拭きながら息をついた。
ドロマエオサウルスの群れの直撃を受けて生きている人間はいまい。
惜しい生徒だったが……
だが、松井の寂寥感は瞬時に打ち砕かれた。
「うふふ……やりますねえ、教授」
ドロマエオサウルスの群れが消えた跡に出現したのは、僅かに疲弊した様子のララァだった。
ただ一点、先ほどまで着ていた白衣とその下の服は弾け飛び、スクール水着一枚の姿になっていた。
「その姿……そう、あなたも……」
「現代の科学者なら、誰しもスクール水着を着用すれば身体機能と知能が飛躍的に上がる。教授もよくご存知ですよね?」
「バカな子ね。そんなことをすれば私のように、人としての存在も失って永遠の苦痛に苛まれるってのに」
「全てはあなたを超えるためですよ、教授」
こうしてスクール水着姿の二人の女性科学者は、今一度向かい合った。
【保健室】
【松井香奈】
【状態】戦闘科学者モード
【装備】女子用競泳型スクール水着
【思考】ララァを倒す
【陽院鑼羅亜(ララァ)】
【状態】戦闘科学者モード
【装備】女子用競泳型スクール水着
【思考】松井を殺す
-
投稿乙!
松井vs鑼羅唖!!
因縁の対決
-
非リレーや俺ロワの選択肢
-
古生物学者ってなんだろ……?
スク水ってなんだろ……?
-
松井、鑼羅唖を予約します。
-
紫水舞花 予約します
しかしもう寝るので時間が開きます
-
蒼船海太、ジョリー・ジャック、レッド・ザ・デストロイヤー、座黒星十ノ介
予約して投下します
-
蒼船「ハァ・・・・ハァ・・・・」
捨てられていたレッド・ザ・デストロイヤーに刻まれた
七線魔王衆を集めろの文字で大きく探していたが考えたらなぜしてた?
診断結果は精神病院では思い込みが激しいだったが全くだ
別のことをしようとした
蒼船「心を落ちつけたい。女子高生を見てしたい」
ジョリー「それならあるぜ」
道すがらジョリーという男と出会い一緒に六角魔女学院へ
女の園だ、座黒星十ノ介という名前だが女、星の眼帯にスケバン
いいおっぱいだ
座黒「おかしいな戻ってこないなみんな・・・」
座黒は校門の前に立っている。ジョリーと蒼船が生垣のそばから見ていた
ジョリー「ナイスバディだな」
蒼船「すばらしいですな」
座黒「なんか視線を感じるけど夜までみんなを待とう・・・」
そして日が暮れるまで校門にいた
途中で警察に二人が見つかって、補導された。
座黒は悩んだが帰宅した
【座黒星十ノ介 帰宅】
【ジョリー・ジャック 補導】
【蒼船海太 補導】
そしてゴミ回収車が来てレッド・ザ・デストロイヤーは廃品回収された
【レッド・ザ・デストロイヤー 回収】
-
以上です
-
投下乙です!ようやく帰宅者が出ましたね!
>>439
管理人さん、今まで迷惑をかけてすいませんでした
以後、十分注意します
-
松井「ウオオオ!」
唸る松井しかし、
鑼羅唖「ふん。」
鑼羅唖は松井を地面にめり込み埋まった。
松井「きゃああ!」
松井は気絶した。
鑼羅唖「すべて、終わらす…ファイナル・ビックバン!」
松井「………はっ!」
松井が夢を見た。しかし、とんでもない光景をみる。
司令塔が七線魔王衆の一族を奴隷として扱われた。
松井「なんて…言う事…赤間一族は滅ぼすべきではなかった…。」
激しい光線を喰らった……
【松井死亡】
鑼羅唖「アディオス…松井教授…。」
鑼羅唖は松井の死体を暦戦高校のグランドまで持ってきた。
鑼羅唖「……松井教授…ここで永遠に眠ってください。」
鑼羅唖はグランドの砂で松井を埋めた。
鑼羅唖「………。」
-
座黒、ジョリー、青船を予約
-
座黒は帰宅した。ジョリーと蒼船を連れて…しかし、悲劇が起きた。
座黒「う…………」
ジョリー「が………」
心臓麻痺で倒れる二人……蒼船が怯えた……
蒼船「うああああ!」
蒼船は救急車を呼んだ、しかし、途中で蒼船が倒れた…
救急車が来たら三人はもう息もなく死んでいた。
【座黒死亡】
【ジョリー死亡】
【蒼船死亡】
死因は突然死と判明した。
-
>>394
27
−
96
-
>>456
話がよくわからんからカット!
-
おはようございます
投下します
-
マイラとウィンドの残骸の前で、紫水舞花は涙を流す
まだ若い彼女には酷だった
目の前の争いを止められなかった
その悲痛な思いが、心優しい少女の胸に溢れていた
涙に濡れる視線の先に、年期の入った古書が見えた
魔女マイラのもっていた本
すると奇妙なことに、紫水は衝動的にその本を手に取った
考えてのことではない。あえてその理由を表すなら『魔が差した』か
魔術における『暗示』の術式が、その古書に設定されていたことは彼女は知らない
そして、知っていたとしても抗えなかっただろう
「くっ、あっ、ガッ!?」
衝撃
手元の魔道書から迸る電流のごとく強烈な流れ
紫水舞花の体を伝い、全身をかけ上る
「……」
沈黙
されどそれは長くない
「……まさかこんなことになるなんてね」
無表情
涙は収まっていた
しかしその目は冷たく濁っている
紫水舞花はもう紫水舞花では無かった
魔女マイラ・ヒンドレー
彼女はその人生の大半を魔術の研究に費やしてきた
その明確な目的はなく、単純な好奇心に従っての結果
真理を知りたい……そんな単純な願望がマイラを魔の道に進ませた
科学の発展があったように、この世界では魔法もその存在と習得方はすでに解明されている
学校施設のカリキュラムにも組み込まれているほどだ
だがマイラは魔法ではなく、似て非なる魔術の方向を選んだ
すでに解析し尽くされたそれに、興味を持てなかったのだ
だが『常識』ではないことを知ることは難しい
しかし八方塞がりのマイラに転機が訪れた
ある筋から入手した禁忌の書
魔道書クタート・アクアディンゲン
その本に綴られた、禁断の魔術の数々
マイラはその本の知識にのめり込み、違法な実験を続けた
希少価値の高い植物や鉱石を媒体とした召喚術、異空間への移動方法、時には生け贄を捧げることもあった
そうしてマイラが探求の果てにたどりつき得た、禁断の真理
魂の分離と入力
マイラは自らの本質ーー魂を分離させ、魔道書に上書きしたのだ
肉体を失っても、この世に残ることができるように
所詮、不老不死
人の体では、当たり前だが時間に限りがある。マイラは探求のために無限の時間を求めた
だが完全ではない
真理というものを知るためには、膨大な時間がかかる
長い月日を研究に捧げたマイラでも、まだ完全にはそれを扱えなかった
魂といってもそれは欠片
マイラ・ヒンドレー本人……本体ともいえるそれはウィンドによって殺された
欠片は単体では体もないため、なにもできない。活動するには肉体を乗っとることが必要だった
それは魔道書に宿る魔力のバックアップがあってこそ可能なこと
それも、本人の意思で直接魔道書に触れる必要があった
マイラは用心深い
もしもの時のために、マイラ本体の死後、本を最初に見た人間に暗示がかかるように設定しておいた
「といっても、所詮は他人の体。やっぱり全然馴染まないわね」
紫水舞花の肉体は紫水舞花のもの
マイラの肉体ではないので、どうしても違和感がある
このままの状態では、長くは持たないだろう
「やはり赤間の血を媒体にするしかないのか」
ウィンドに語った赤間一族の存続
あれは嘘ではない
だが別に良心的な考え方でそれにいたった訳ではない
もともと赤間一族は特殊な血筋だ
古より存在したとされる魔王の力を宿し、それ事態とも密接な関係がある
あらゆる事情を抜きにすれば、高貴な血筋とも十分に呼べる
クライアントの依頼を受ける前から、マイラは赤間一族のことを調べていた
新たな真理の到達の糧にするために
赤間剣魔
赤間一族の権威を奴隷のごとく落とした、特異点
あれは恐らく今世紀の魔王だろう
自分でも勝てない
だがその一族の力を取り込めば、新たに強力で良質な魔術を行使できる肉体を得られる
向かう場所は暦戦高校
紫水舞花……いやマイラ・ヒンドレーの残り香は、新たな力を求めて立ち去る
【紫水舞花(マイラ・ヒンドレー)】
状態:健康
装備:眼鏡、かなり豊かな胸、魔道書クタート・アクアディンゲン
思考:赤間の血を取り込んで肉体を手に入れる
1: 紫水舞花の意識は封印されています
-
投下以上です
-
なんやかんやでヒットマン全滅ですね
-
紫水「剣魔様、邪魔者は全て処分しました」
剣魔「よし」
そう、 座黒、ジョリー、蒼船が突然死したのは紫水の闇能力の仕業だった。
ついでに言えば、陽院鑼羅亜と戦闘中の松井香奈に
司令塔が七線魔王衆の一族を奴隷として扱われるという幻覚を見せて
気をそらせることで、本来なら避けられたはずのファイナル・ビックバンを直撃させたのも紫水である。
全てはサジタルトアーンの力の為せる業であった。
剣魔「これで俺の正義を邪魔するものは誰もいなくなった」
紫水「左様で…」
六角魔とヒットマンは全滅し、赤間の陰謀を知る松井博士は倒れた。
世界は絶望の闇に呑まれようとしていた。
【赤間剣魔】
【状態】異常あり
【装備】フリュードラ&イフリート覚醒
【思考】基本:世界を救う
※白守と融合し、19歳の姿になりました
※不老不死になりました
【紫水禦抗】
【状態】サジタルトアーン覚醒
【装備】惑わしの呪い(ダークミスティカ)
【思考】基本:世界を破滅させる
※赤間剣魔を利用しています。赤間には偽名を名乗っている
-
>>463
投稿乙
もはや、赤間は悪役ではない!!
-
>>463
投稿乙
世界を救うて、結局なんだったん?
-
多岐、山崎、プレちゃんを予約します。
-
当初は赤間一族が不利だったのに、だんだん赤間一族が強くなってきたな
赤間剣魔の強キャラ感が半端ない
-
当初は赤間一族が不利だったのに、だんだん赤間一族が強くなってきたな
赤間剣魔の強キャラ感が半端ない
-
多岐「………?山崎ちゃん?あれ?聞こえない?」
山崎『うるさい………。』
多岐「え……?」
山崎は多岐の左腕を食べた。
多岐「ぐああああ!」
山崎『うああああ!』
山崎は涙が大量にこぼれ、悲鳴をだし、絶望が溜まった!!
山崎は体が紫になり、目が三つ目になり、髪の色は白髪になってゆく………
プレちゃん「やばい!止めなくては……」
プレちゃんが山崎を止めようとすると…
山崎「うああああん!」
みるみるとプレちゃんの体がバラバラに切り裂く……。
【プレちゃん死亡】
多岐「やめろ!!」
山崎『うるさい!!』惨!
多岐も体がバラバラに切り裂いた。
【多岐死亡】
山崎はみるみると闇化になり、絶望神ギャラクシーに変わった……。
【山崎春海】
【状態】絶望神ギャラクシー、暴走
【装備】死のラグーンアーマー
【思考】人類を破壊する。
-
赤間剣魔 紫水禦抗 予約します
モブキャラを何人か出しますが、名前、状態表を作るつもりはありません
-
そこは、ゴミ溜めのような町だった。
科学技術の発達によって人々の生活は大きく向上したが、その一方、貧富の差は拡大したのだ。
7割の人間が高水準な生活を送る一方、3割の人間は100年前と変わらない生活を送らなかればならなかった。
この町にはその3割の中のさらに3割、行き場所を無くした者たちが敗北者たちがここには住むのだ。
彼らに力はなく、彼らに職はなく、彼らに希望はない。
しかし、彼らにただ残っているのは成功者への妬みと、負け犬同士のぬるい友情。
彼らには何も力はない。今この段階では。
そして、この町に二人の超越者が訪れた。
町で一番高い塔がある。
錆びて今にも崩れそうだが、この町の在り方を示すような奇妙な存在感を放っている。
そして、その塔の頂上に、二人の男女がいる。
「いい眺めだとは思いませんか、剣魔様。ここからだとクズ共が漫然と見渡せる……」
紫水禦抗は悪い笑みを浮かべながら、垓下の民衆を見下ろす。
町の人間たちは変化に敏感だ。
あまりにも強烈な空気を発する二人の男女の登場に、彼らはみなボロい家を抜け出し、塔を見上げていた。
「どいつもこいつも間抜けズラ。ねえ、剣魔様。こいつらみんな、生贄にしましょう。大丈夫ですよ、こんな奴ら、生きていても価値はないんですから」
「分かってないな、君は」
赤間剣魔は億劫そうに首を動かす。たったそれだけの動作で、多くの異性を虜にするような不思議な妖艶さがあった。
思わず紫水もどきりとしたほどだ。
「見ておくといい、君に勇者の王道を見せてあげよう」
そう言って彼は立ち上がり、民衆にその姿を見せる。
下からは
「赤間剣魔だ……」
「狂人が出た……」
「みんな、女を隠せ。こいつはレイパーとしても有名なんだ」
と民衆たちの動揺が伝わってくる。
「君たちに、選択肢を与えたい」
しかし、そのよく通る声が町を覆った瞬間、人々の喧騒は一瞬で静まった。
彼の言葉が全身を駆け巡る。
「君たちは虐げられてきた人々だ。世界から悪と断じられ、負け犬と蔑まれ、ゴミと罵られてきた人々だ。世界からいなかったことにされた、かよわい人々だ」
不思議と、怒りは沸かない。いや、怒りはある。しかしそれは国に対して、世界に対してだ。目の前にいる若い男には、何も怒りは沸かなかった。
「そして、それは俺も一緒だ。俺はいつだって正しかった。しかし、世界では狂人と蔑まれ、多くの人間に命を狙われ、世界から嫌われた。俺の最初の殺人も、世界を救うためだったのに!」
次に民衆に湧き上がるのは怒り。彼を陥れた世界に対する怒りだ。
-
「君たちと俺たちは一緒だ!ただ一つ違うところがあるとすれば!それは俺がまだ諦めていないということ!俺は屈しない。俺は負けない。なぜなら、俺の負けは正義の負けだからだ!」
座り込んでいた民衆も立ち上がりだしていた。小屋の奥に隠された女たちもふらふらと外に出る。それを止めるものもいない。皆が皆、赤間剣魔の言葉を全身で受け止めていた。
「君たちに最後のチャンスだ。俺と共に来ないか?俺と一緒に王道を歩まないか?俺たちを認めなかった世界を、俺たちを虐げた世界を、打ち破ってみないか?」
一瞬、空気が止まる。
剣魔は吠えた。
「どうなんだ!」
彼の咆哮が町を貫いた瞬間。
「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」」」
民衆の雄叫びが世界に響いた。
「赤間剣魔、ばんざーい!」
誰かが叫ぶ。
それに呼応して、人々も。
「「赤間剣魔、万歳!赤間剣魔、万歳!」」
「「赤間かっこよい!赤間かっこよい!」」
「「素敵、抱いて!」」
民衆たちは赤間剣魔を王として認めたのだ。今この瞬間、一つの軍団は誕生した。
「すごいですね、剣魔様。これが、あなたのカリスマ……」
「いいや、違うさ。これこそが世界の正しい姿なんだ。勇者である僕がこうやって王として、英雄として、主人公として崇められる。それが、世界のあるべき姿なんだ」
「主人公?貴方は主人公を聖矢と言っていたではありませんか」
「あいつはダメだ。こうして全盛期の力を手に入れた今、僕こそが話の中心に相応しい」
赤間剣魔はニヤリと笑う。その笑み、まさに魔王。
「主人公は、この僕だ」
【赤間剣魔】
【状態】異常あり 『主人公』
【装備】フリュードラ&イフリート覚醒 貧しい民衆5万人の頂点
【思考】基本:世界を救う
※白守と融合し、19歳の姿になりました
※不老不死になりました
※信者5万人を得ました。口コミでどんどん増えます。
【紫水禦抗】
【状態】サジタルトアーン覚醒 僅かに赤間剣魔に心酔
【装備】惑わしの呪い(ダークミスティカ)
【思考】基本:世界を破滅させる
1:これが……、赤間剣魔……
※赤間剣魔を利用しています。赤間には偽名を名乗っている
-
ダーウィン、山崎、赤間剣魔、紫水、聖矢、コアラを予約します。
いよいよ第四部もクライマックス!!
-
ダーウィン「何だ?これは……?」
ダーウィンが暴走した山崎を発見した!!
山崎『うああああん!!』
学校が次々と壊されてゆく……
ダーウィン「やめろ!!骨盤流星群!!」
山崎『消えてうああああん!!』
ダーウィン「ぐああああ!!」
ダーウィンが負傷した……。
それを見た聖矢とコアラが見た…
聖矢「ダーウィンさん!!」
ダーウィン「あ…赤間聖矢だったな…今すぐ山崎を食え…!!」
聖矢「え……!?」
ダーウィン「もうこの人は人間には戻らない……食うのみだ……。」バタン
聖矢「ダーウィンさん!!」
ダーウィンは気絶した。
聖矢「コアラ!ダーウィンを頼む…。」
コアラ「わかった。」
聖矢「火炎牙魔法…板打鬼増!!」
聖矢はイフリート化になった。
山崎『黙れ…お前を食べたいんだよ……。』
山崎の『絶望の咆哮』で聖矢を倒そうとした。
聖矢「ふん!」
聖矢は山崎の背後によけた…そして、噛みついた…!!
山崎『ぐああああ!!やめろ!!やめろ!!ぐああああ…』
血が流血するほど食べた……。骨も残さず…………。
聖矢「後血総左魔でした。」
【山崎春海聖矢に喰われる】
聖矢「コアラ、ダーウィンを頼んだ…俺はじいちゃんの元へ行き…じいちゃんの野望を止める!!」
コアラ「無茶な…そんなことしたら君が………。」
聖矢「大丈夫だ。」
聖矢は赤間剣魔の元へ行った……。
聖矢「ハアハア……着いた…じいちゃん今すぐやめろ!!」
剣魔「は?何を言っている?」
聖矢「今すぐやめるんだ……!!」
剣魔「駄目だ。やるなら力ずくでやろう。」
紫水(赤間の奴、計画通りだ。絶対に王になるのは私だ。)
祖父と孫の対決がいま始まった……。
-
聖矢、赤間剣魔、紫水を予約します。
-
紫水舞花(マイラ・ヒンドレー)予約します
-
うおお、祖父vs孫 面白い戦いになってきましたね
-
「あなたたち、いつまでも気絶してないでいい加減目を覚ましなさいよ」
「し、死んでる……!」
【校長室の廊下】
【松井の妹】
【状態】健康
【装備】
【思考】し、死んでる……!
【有袋類の女 頭の打ち所が悪かったため死亡】
【乙坂恵 頭の打ち所が悪かったため死亡】
-
う、うおおおお!そうだよな、ずっと気絶してたら危ないよな……
人間の儚さを知りました、投下乙です!
-
剣魔「イフリートモード!!爆魔神の咆哮!」
聖矢「ぐああ……強い………。」
剣魔「どうした!!我、孫がそんな弱いはずではない!!」
聖矢「な…何だと……。」
聖矢「イフリート・モード!!火炎熱の刀!!」
剣魔「イフリート・モード!閻魔剣!」
チャキチャキン!!
聖矢「ぐ…!!おらぁぁ!!」
剣魔「ぐああああ!!」
聖矢「ふ…ようやく助かった…。じいちゃん!とどめだ!イフリート・ザ・ファイナルブレス!!」
聖矢は激しい炎の光線を出そうとした…
剣魔「やめてくれ!ワシの敗けじゃ…。」
聖矢「!!どうしてだ!」
剣魔「ワシは紫水に利用されたのじゃ…死んだ息子の為に…。」
聖矢「え!!?父さん!!?」
剣魔「実は30年前、精神科で脱獄した後に慶子と出会い、結婚した。そして、俺と慶子の間に政治が生まれた…元気で生き物を大切する優しい息子じゃった。後に成長し、政治は同級生と結婚した。そしてお前が生まれたんじゃ。しかし、悲劇があった。お前が生まれる時に紫水とう男性に会う…。そしてお前の両親を殺害した……。ワシは悲しんだ。息子が居なくなり…そして、守れなかった責任として慶子を捨てたのだ。当時の赤子のお前は慶子に育てて貰った。赤間のままじゃったがそれでも慶子は一生懸命に育てた…。」
聖矢「グスン…そうだったのか…。」
剣魔の過去を知って、涙を流す聖矢だった。
紫水「ふん、お前にはもう必要はない。」
紫水が剣魔を襲った。
剣魔「ぐああ…。」
紫水「もういい。世界なんてどうでもよい。今から世界を滅ぼす!!そして、王になるのは俺だ!!ダークシャドウキャノン!!」
聖矢「………!!」
剣魔「危ない!!」
剣魔は聖矢をかばった……
聖矢「……じいちゃん?じいちゃん…」
剣魔は石になった。
紫水「フハハハ!遂に邪魔者が消えた…。いいね…剣魔が石になったぜ…。死んだ人類共よ…今私の力を分けるのだ………!!」
死んだ魂が紫水の元へ行く。
紫水「グハハハ!終わりだ!!赤間一族の者よ……!!」
聖矢「紫水…お前…許さない…怒ったぞー!!ウオオオ!!」
聖矢が怒りの頂点に君臨し、イフリートモード2に進化したのだ。
-
「じいさん、大丈夫か!?もうすぐ保健室だ。ふんばれよ!」
「う、うむ……すまない……」
突然現れた謎の邪神との戦いで傷を負ったダーウィンを治療するため、コアラは保健室に向かっていた。
だがその時、機関銃が乱射される轟音と共に
一頭と一人の体は蜂の巣にされた肉塊となって崩れ落ちる。
「剣魔に歯向かうものは全て始末するわ」
「有袋類や考古学者から剣魔くんの秘密を聞いたやつがいるかもしれない。
学園内の人間は皆殺しにして機械類も全て破壊しましょう」
そこにいたのは魔王に見も心も捧げ尽くして
鬼女となり果てた二人の女だった。
【突然変異のコアラ 死亡】
【チャールズ・ダーウィン 死亡】
【黒埋慶子】
【状態】剣魔に心酔
【装備】機関銃
【思考】基本:赤間剣魔についていく
【道化師(雪原エレカ)】
【状態】剣魔に心酔
【装備】毬島高校の制服、機関銃
【思考】基本:赤間剣魔についていく
※コールドスリープして若さを保っていました
-
黒埋、道化師を予約します。
-
道化師「あ…あれは……?死体の魂が抜けてゆく……?」
黒埋「何か怪しい…まさか…紫水が……!!?」
すると、黒埋に目眩が来た……。
黒埋「ぐっ……何だろう?えっ?剣魔くん?聖矢?えっ嘘…剣魔くんが石……まさか、紫水が殺った……」
黒埋「はっ!やばい!急がないと聖矢が危ない!!」
道化師「聖矢って?」
黒埋「私の孫よ…。急がないと滅んでしまう!!」
道化師「何だって!!?いきましょう!!」
【黒埋慶子】
【状態】普通
【装備】機関銃
【思考】剣魔と聖矢を救う。
【道化師(雪原エレカ)】
【状態】普通
【装備】毬島高校の制服、機関銃
【思考】黒埋と同行し、剣魔と聖矢を救う
-
おおお、聖矢vs紫水の決戦が始まる一方、剣魔に服従した人間が暗躍してるなあ
ちょっと疑問に思ったけど、5万の赤間信者はどうなったの?
-
信者たちが赤間が死んだこと知ったら暴れそうね…でも惑わしの瞳で操れるか
〇生存 ×逮捕・補導・帰宅など ●死亡
【勇者パーティー】5/5
〇赤間剣魔/〇道化師(雪原エレカ)
〇黒理慶子/〇紫水禦抗/〇陽院鑼羅亜
【暦戦高校生】4/12
〇赤間聖矢/〇紫水舞花/●焔隅火/●全校生徒
〇ペポ山ペポ太郎/〇スピノサウルス/×鶴城流水(凍結)/●鶴城流風
●乙坂恵/●多岐政親/●山崎春海/●プレちゃん
【対赤間】4/12
●村紗洋平/〇村紗純子/〇赤間神々/●松井/●突然変異のコアラ
●ウインド・ザ・マーダーチャーチ/〇零口円弧/●有袋類の女
●ジョリー・ジャック/×ジャミラバ/●マイラ・ヒンドレー/〇赤間一族
【人間】2/6
〇松井妹/●蒼舟海太/×名無しさん/×ハイド/●荒木影斗/〇金獅子真美
【忍者の里】2/2
〇灰郷神蔵/〇憑依精霊
【偉人】0/1
●チャールズ・ダーウィン
【赤間剣魔討伐部隊】0/50
●白守天聖/●討伐部隊×49
【人外】3/5
×レッド・ザ・デストロイヤー/●ヒマラヤのイエティ
〇校舎/〇女子型人体模型/〇ペポ山ペポミ
【不参加】0/1
×金獅子王冠
【六角魔】0/4
●座黒星十ノ介/●苺礼緒/●蜜柑飛沫/●羽七瀞気
20/97
-
あ、剣魔は石化だ
-
終盤近いけど、まだまだ未回収のフラグもあるし、しばらく最終回はないかもね
個人的には紫水を倒すのは聖矢だけじゃなくて、スピノとかペポ山も何らかの形で出てきて欲しいね
-
ペポ山とスピノを予約します。
-
「校舎!しっかりして!」
「人体模型ちゃん……僕はもう駄目だ……」
赤間聖矢の暴走、そして突然現れた怪物による破壊のために
校舎は半壊し、AIもまた瀕死の状態だった。
「人体模型ちゃんはみんなをつれて……安全な所へ逃げて……」
「校舎!」
「また、みんなと会いたかったなあ……」
その言葉を最後に、校舎は全機能を停止した。
「校舎……なんで……なんでこんなことに……」
人体模型は一人泣き崩れる。
今日の朝、校舎と話していた時は、あんなに平和だったのに……
「この校舎を破壊した怪物…邪神は人間が変化したものじゃ」
「!!あんたはあの時の不審者」
「おそれていたことが起きてしまったようじゃな」
悲しみにうちひしがれる人体模型の後ろに、いつの間にか赤間神々が立っていた。
「赤間は呪われた血族……ただ存在しているだけで、他人を邪神に変えてしまうんじゃ。
その山崎なる者は聖矢が暴走した影響に引かれて邪神化してしまったのじゃ。
……一族の中でも聖矢は特にその力が強い。魔神の因子を持たぬ者を邪神化させるほどにな……」
「じゃあ……」
「うむ、聖矢が生きているだけで、これからも多くの人間が怪物化してしまう。
早く滅さねば……」
「神々様!大変です!」
その時、神々の従者の一族が部屋に飛び込んできた。
「赤間聖矢が紫水と戦い始めました!」
「なんじゃと!」
神々の顔は蒼白になっていた。
「早く……早く赤間聖矢を殺さねば……
史上最悪の大量邪神化現象(パンデミック)が引き起こされる!」
【理科室】
【女子型人体模型】
【状態】深い悲しみ
【装備】
【思考】なんてことだ……
【赤間神々】
【状態】健康
【装備】
【思考】赤間聖矢を葬る
【赤間一族】
【状態】健康
【装備】
【思考】赤間聖矢を葬る
【校舎 死亡】
-
スピノ「ふー着いた…学校だ…あれ?ペポ山くん!君生きていたのか…」
喜ぶスピノだったが…
ペポ山「ダマレ。スピノヲハイジョスル。シスイサマノメイレイダ。」
スピノ「何を言ってるんだ!ペポ山くん……。何か変だよ……まさか…?紫水に……?」
ペポ山「オレニサカラウナラ、コロス。」
まるで何が言っているのか喋れない。ペポ山の破壊光線を喰らった…。
スピノ「うああああ!」
ペポ山「スピノ、ニクショクキョウリュウダッタカナ?ハンザイキョウリュウダネ。ギャハハハハ…ジツハ、シスイサマニシンリャクシテモヨイトイッタンダ。ワラケルデショ…ガハハハ…。」
スピノ「ペポ山…君は僕らを騙したんだね…。許さない!!」
スピノは炎の翼を生えて体が赤くなった。
スピノ「灼熱恐竜スピノ!爆進化!!」
なくなった左足も生えた。
ペポ山「ナニ!?」
スピノ「ペポ山!!僕たちを騙すなんて卑怯だ!最低だ!喰らえ!灼熱恐竜のブレス!!」
ペポ山「ソンナ…バカナ…コノオレガマケルナンテ…マツイセンセイ…イママデ、ユエナクテ、ゴメンナサイ。」
ドキューン
ペポ山は灰となった。
【ペポ山ペポ太郎死亡】
スピノ「急ごう!我、親友を……。」
【スピノ】
【状態】灼熱恐竜スピノ
【装備】サラマンダー
【思考】親友(聖矢)を助太刀する。
-
村紗純子 零口円弧 予約します
-
陽院鑼羅亜、スピノ、灰郷神蔵、憑依精霊
予約します。
-
>>487
融合ならOKかな?
-
>>492
スピノが赤間を倒す予感がしてきた……。
-
聖矢、スピノ、紫水、道化師、黒埋の予感します。
-
なんで松井教授はこんなに生徒たちから人気があるのか
人じゃなくて神だからなのか
-
追加でペポ山ペポ美と松井の妹も予約します。
-
>>495
スピノの予約が被ってますよ
-
>>495
間違えました。
スピノ、聖矢、道化師、黒埋、紫水を予約します。
-
>>498
先にやれ。
-
>>500
スピノを予約から外すか、いちど予約をカットしたほうがいいと思います
-
>>501
じゃあ今の予約無効で。
-
>>499のですからね。
-
>>502 ご協力感謝します。
いまの予約は
>>476
紫水舞花
>>491
村紗純子 零口円弧
>>492と>>497
陽院鑼羅亜、スピノ、灰郷神蔵、憑依精霊、ペポ山ペポ美、松井の妹
です
-
>>491
特に出てほしいわ。楽しみ
-
赤間聖矢はイフリート・モード2に進化した。
聖矢「ウオオオ!」
紫水「ガハハ!遂に集まった…俺は進化する!!」バキューン
聖矢「!!」
紫水「サジタルトアーンモード2だ。」
聖矢「う、ウオオオ!!」
黒埋「やめなさい!!」
聖矢「!!」
黒埋「聖矢…無事だったね…私よ…おばあちゃんよ…。」
聖矢「………!!」
黒埋「今すぐ暴走を止めて…紫水を倒すのよ……。」
黒埋は聖矢を抱き締めた…。
聖矢「………………。」
紫水「何!?」
聖矢「ありがとう…紫水、遂にキレた…。お前を倒す。」
紫水「何を……。」
黒埋「遂に覚醒したのね…イフリートモード2!!」
道化師「ハアハア…ようやく着いた…。」
いよいよ、理性を取り戻した聖矢が紫水に挑む……。しかし、聖矢は紫水に苦戦することになる。急げスピノ!救うのはお前しかない!!
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投下します
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赤間剣魔が死んだ、それを残り香とは言え優秀な魔術師であるマイラ・ヒンドレーは悟ってしまった。
舞花「私の目的もこれで潰えたと言う訳ね……」
唐突に目標を失った魔術師の女の心には絶望だけが残された。
だからだろうか、弱った心に流れ込んできた。
同じ時に果てた、ウィンドの生きてきた軌跡や舞花に対する複雑な感情、そして、何もかもから解放されて自由に生きたいという意思も。
それだけでは無い、自分の今の体の元の持ち主、紫水舞花の思いも、2人を死なせてしまった絶望も。マイラに流れ込んだ。
――さらに、舞花が秘めていたウィンドに対する思いも。
…自分は、今自暴自棄になっているのだろうか?
きっとそうだろう、そうだとしか考えられない。
だって、そうでなければ、
今、命の次に大切な魔導書と自身の魂の殆どを使って目の前でこと切れている青年の魂を冥府から呼び戻そうとはしないだろうから。
決して、弱った心に流れてきた、恋慕の情に影響されたなどと認めてたまるか。
青年は、一度切れてまた溶接したような左腕だった。
自分の捨て身の一撃を左腕一本の被害で済ませ、さらに新陳代謝の異常促進で左腕を再生したのだろう。
でも、ここまで吹き飛ばされたダメージはやはり大きく、ここで力尽きたらしい。
まったくとんでもない男だとマイラは評価した。
準備が終わる。
そして、蘇生した後に自分…いや、紫水舞花の体と男の体が別の、平和な時代に転送できるように魔術を展開する。
さあ仕上げだ。
そこでマイラ・ヒンドレーは思う。
願わくば、私の魂この少女の中に残っていて、この少女と、この青年と平穏の時を過ごせたら…と。
それは、どんな魔法も魔術も及び衝かない、自分が求め焦がれた、まさに天上の意志、奇跡だ。
まあ、奇跡は術式さえ整えれば起こせる魔術や魔法と違いまず起きない、だから奇跡なのだ。
それに…奇跡を起こすには、この少女はともかくこの青年も自分も手を汚しすぎた。
さらに、この青年が助かるかどうかは運次第なのだが、自分は恐らくそれを見届けられないのが残念だとも思う。
魔術術式が輝きだし、意識の消失が始まる。
薄れていく意識の中でマイラ・ヒンドレーは自分の中にいる舞花に語りかける。
「貴方の体と人生、貴方に返すわ、そして――幸せになりなさい」
優しく微笑むその眼差しは、舞花に影響されたのか、濁った無表情の瞳ではもう、無かった。
母のように優しき一人の女性だった。
【マイラ・ヒンドレー 消滅又は脱出…?】
【紫水舞花 脱出】
【ウィンド・ザ・マーダーチャーチ 死亡又は脱出】
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投下終了です
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盛り上がってまいりました
私も投下します
「やっと会えたわね、零口円弧!」
その言葉を聞き、特撮ヒーローのコスプレにフルフェイスのヘルメットの怪人物、零口円弧は後ろを振り返った。
「誰ですか、貴方」
「村紗という苗字に聞き覚えはないかしら?」
その言葉に、円弧はヘルメットの奥でククと笑った。
「ああ、そういうことですか。仇討ちとは、親孝行ですねえ」
「笑うつもり?この殺人鬼が」
純子はそう吐き捨て、デリンジャー銃を円弧に構えた。
沈黙が場を支配する。
「……村紗さん、さっきのテレビ見ました?」
「見たわ。あの男が民衆に演説をした後、石になったところまで。はっきりとね」
すでに赤間剣魔の成した行動、その後の顛末は全世界に放送されていた。
未来のマスコミ、舐めたらあかん。
そう、と円弧は答える。
「村紗さん。私、思うんです。赤間剣魔は石になりました。真の悪は紫水という少女です。その少女もきっと剣魔の孫が倒すでしょう。これで一件落着です」
円弧は仮面の下で笑みを浮かべる。
「ダメでしょうそれは。剣魔は石になりました。彼を翻弄した紫水もきっと倒される。でもまだ、聖矢と愚かな民衆が残っている」
「どうするつもりなの、貴方は?」
「皆殺しですよ。赤間剣魔の孫というだけで、それは立派な悪ですよ。また、彼に従った民衆も同じく悪。悪は爆殺されなければなりません」
「……狂ってるわ、貴方」
純子は殺し屋を雇うことから正義の味方ではない。しかし、人並みの良識はある。
彼女のデリンジャーが火を吹き、弾丸が円弧の心臓を直撃する。
―それだけだ。
「馬鹿ですねえ、ヒーローが弾丸で死ぬわけないでしょうに」
そう言って、彼女は背中を向けた。彼女が身に纏っているのは、ただのコスプレではない。
最先端の科学技術が積み込まれた超強化戦闘服なのだ。
「貴方を爆殺する前に、私にはやることがあります。私が帰ってくる前に、せいぜい自分の罪でも数えていなさいな」
そこで言葉が途切れ、息を大きく吸う。
「正義ロボ、発進!」
その宣言と共に、富士山が真っ二つに割れ、中から全長500メートルのロボットが出動する。
「とう!」
そのロボットに飛び乗り、零口円弧は赤間聖矢の元へと向かった。
【零口円弧】
状態:健康 正義ロボに搭乗
装備:正義ロボ 正義の七つ道具
思考:正義を為す
1:聖矢のところへ行って、聖矢と紫水、民衆を爆殺する
2:その後帰ってきて村紗純子を殺す
正義ロボに搭乗している円弧。しかし、彼女は気づくことができなかった。
さっき撃たれた弾丸の秘密を。
「私が撃った弾丸の名前は『絶対殺す弾』」
誰もいなくなった街で彼女は呟く。
「対象者の一部。それこそ纏っているスーツやヘルメット、持っている武器にでも当てれば、対象者は24時間以内に死亡する最悪の弾丸。そして、これはたとえ神や悪魔、魔王でも覆すことはできない……」
ふう、と息を吐く。
「終わったよ父さん。剣魔は石になった。円弧も死が確定した。私の復讐は今、終わったんだ……」
晴れ晴れとした気分のまま、彼女は帰宅した。
【村紗純子 帰宅】
【零口円弧 24時間以内に死亡確定】
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投下終了です
簡単に正義ロボのスペックを
・全長500メートル
・百万馬力
・正義ビームは一撃で阿蘇山を消し飛ばすぜ!
・正義バリアーは戦艦大和の砲撃に耐えきるぜ!
・正義自爆は半径10キロを焼野原にするぜ!
他にもいろんな機能がいっぱいだぜ!
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赤間を助けるため走り出した瞬間、スピノは全身が挽き肉のようなミンチになって死んだ。
【スピノ 死亡 】
『よくもお兄ちゃんを……!!』
物陰から姿を現したのはペポ太郎の妹、ペポ山ペポミだった。
彼女はペポ山の母星始まって以来と言われるほどの強力な超能力者だった。
そのサイコキネシスで兄を殺したスピノを殺したのである。
『滅ぼしてやる……!!お兄ちゃんを殺したこんな星なんか……!!』
そして彼女は姿を消した。母星にワープしたのだ。
科学の進んだペポ山星では、星ひとつ破壊できるような破壊兵器を個人レベルで所有できる。
彼女はその惑星破壊兵器を取りに母星に戻ったのだ。
兄を死に追いやったこの星自体を破壊するために……
【ペポ山ペポミ 復讐のため母星に帰還 】
-
一方その頃学内では、
「ララァ!?やめて!どうしちゃったのよ!?」
「ごめんなさぁい妹様。私の本当のご主人様……赤間剣魔様のご命令で
校舎内に残っている人間は全員殺さないといけないんですぅ」
「や、やめて!」
「無駄な抵抗はやめてくださぁい。
すぐに御姉様の所に送って差し上げますからねぇ」
「御姉様……!?ララァ!あんたまさか姉さんを!」
「はい、一足お先に送って差し上げました」
そんな……と呟くと、妹は必死で逃げようとしていた動きを止めて呆然となった。
「そうそう。動かなければ楽に殺してあげますからねえ」
抵抗をやめた妹に止めを刺そうとしたその時
手裏剣がララァを襲った。
「何奴!?」
「灰郷神蔵、推参!」
乱入した忍者、灰郷神蔵はララァの手から松井の妹を助けると
状況が理解できない彼女に巻物を手渡した。
「この巻物を赤間神々という老人に届けるんだ」
「えっ……でも……私はもう……」
「早くしろ!!」
「はっ、はいぃ!」
脱兎のように駆けていく松井の妹に背を向け、忍者の青年はララァと向かい合う。
「……問おう。松井香奈を殺したのはお前か」
「そうですよぉ。それがなにか?」
「……姉弟子の仇だ!!」
そう叫んで神蔵はララァに飛びかかった。
考古学者の松井香奈は、忍者の世界では神蔵の姉弟子であった。
しかし、二人の関係はそれだけではない。
誰が知ろうか、この情けも情も捨てたような忍者の青年が、姉弟子のことを思慕していたなどとは。
今回の任務を果たし、己の力も封じた暁には
一人の男として、松井に思いを伝えるはずであった。
しかし、今となってはそれも叶わぬ夢。
「命頂戴」
「この……クソガキがアアアアアア!!」
忍者の剣に追い詰められて、ララァに異変が起こる。
「女のために任務を放り出すような青二才がニュータイプの私に勝てると思うなよオオオオオ!!」
次の瞬間、ララァの気が一気に高まり、全身の筋肉が隆起し、髪が金髪となって逆立った。
「これがニュータイプ人の120%だ!!」
「うわらばっ!!」
ララァの気によって憑依精霊が爆発した。
【憑依精霊 死亡 】
しかし神蔵は臆することなく刃を構える。
次の一撃で勝負が決まる。両者ともそう理解していた。
続く一刹那、両者の体が交錯し
神蔵が首から血を吹き上げて倒れる。
「ヒャハハハ ハ!ざまあ」
勝利の笑いで振り返った瞬間
ララァの体は頭部から股まで真っ二つになり、ごろんと転がっていた。
「お館様、任を果たさずに死ぬ未熟をお許しください……。
姉弟子様……どうか来世にて……邂逅を…………」
自らの血の池の中に突っ伏し、仇を討ち果たした青年もまた息を引き取っていた。
【陽院鑼羅亜 死亡 】
【灰郷神蔵 死亡 】
【松井の妹】
【状態】健康
【装備】封印の巻物
【思考】巻物を赤間神々に渡す
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投下乙です!
うおお、どんどん死ぬなあ
やっぱり終盤近いねこれ
ちょっと提案なんだけど、第四部で高校ロワは一旦幕を引きませんか
管理人さんにからり迷惑をかけたし、ここらが潮時な気がします
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だから何故松井さんだけそんなにモテるw
スク水だからなのか
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>>514
断る。第六部までいきそうだから。
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赤間聖矢、黒埋慶子、紫水禦抗、道化師を予約します。
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赤間剣魔、鶴城流水を予約します。
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イフリートモード2と化した赤間聖矢とサジタルトアーンモード2と化した紫水禦抗との戦いは熾烈を極めていた。
そしてその余波を受けて、不安定な足場で石化していた赤間剣魔の体は倒れ
地面に衝突して粉微塵に砕け散った。
もう甦ることはできない。しかしその場にいる者たちはみんな
聖矢と紫水の戦いに集中していたために
誰もその事に気づくものはいなかった。
それは、稀代の凶悪犯赤間剣魔のあまりにも呆気ない最期だった。
【赤間剣魔 死亡】
ついでに学校で凍っていた鶴城流水も
校舎が破壊された時の影響でぶっ欠けて死んでいた。
【鶴城流水 死亡 】
-
聖矢「………紫水 禦抗……貴様は祖父を石になったんだな……。」
禦抗「ふん…貴様に何の価値もない。今からならず者の群衆を石にするか……。」
聖矢「よせ!」
黒埋「フレイムシールド!」
聖矢「おばあちゃん……。」
黒埋「…今日は貴方の命日よ…聖矢!いくよ!合体技よ…。」
聖矢「わかった。ハアアア!」
禦抗「フフフ…そんなの効かぬ…。」
道化師「いけー二人ともー!!」
禦抗「何だと…?」
黒埋「いくよ…黒と…」
聖矢「赤の…」
黒埋・聖矢「「フレイムバースト!!」」
黒埋と聖矢の合体技で紫水禦抗を定めた。
禦抗「バカな…国王になるのは私だったぞ…そんなバカなーー!!」
ギュイーン!
禦抗は宇宙に飛ばされてゆく…
【紫水 禦抗死亡】
聖矢「やった…勝った……。」
黒埋「私たち勝ったよ……。世界が救ったんだ!!剣魔くんに慕われたものも元にもどっている。」
道化師「そうですね…。」
しかし、これが悲劇となった。
聖矢「う…!」
黒埋「聖矢!?」
道化師「まさか…神々の仕業…松井の妹…封印を使ったね……。」
黒埋「やばい…青くなってゆく…。」
【赤間聖矢意識不明】
黒埋「急ごう…赤間神々に会って事情を知ろう……。聖矢を連れて…。」
道化師「いきましょう……。」
-
松井の妹、赤間神々、黒埋慶子、道化師、赤間聖矢を予約します。
いよいよ第四部終盤!!
-
松井の妹「ついに赤間一族を滅ぼせる…着いた……。赤間神々ですか…封印の巻物を持ってきました…」
神々「ああ…お入り…聖矢を滅ぼす気かな……まさか…?これは封印の巻物……!?」
松井の妹「赤間聖矢を封印してください。」
神々「いいだろう……。」
松井の妹「ついに叶える…姉の仇…打つときが……」バンッ
松井の妹「…………!!」
銃声の音だった。松井の妹に大量の血が流れた……。
松井の妹「そんな……」ドサッ
【松井の妹死亡】
黒埋「赤間神々さん…どうして封印する気ですか…。」
道化師「そうですよ!」
神々「知らない…私に何の用もない…。」
黒埋「貴方はイフリートの弟、ソディアクの子でしょ!!」
神々「!!」
そうなのだ…赤間神々はイフリートの弟のソディアクの息子だった…。
神々「実はある人の命令で赤間一族の皆の者を葬ると言う計画を立てたのじゃ…。」
道化師「あの人って!!まさか…!?」
神々「ペポ山星人…通称殺人宇宙人…。彼は七線魔王衆の一族を奴隷として扱われた…。真の敵はペポ山星人だ…。」
黒埋・道化師「え!?」
神々「もはやこいつらを逆らったら…命を落とす…。今の巻物は燃やすとするか…」
赤間神々は封印の巻物を燃やした…
聖矢「………はっ!ここは…?誰だ?」
神々「赤間 神々だ。無理矢理葬るとか計画立てすまない。」
聖矢「スピノは…?」
神々「ペポ山星人に殺された…。」
聖矢「うあああんスピノー!!」
聖矢は泣いた…せっかくできた親友を失うなんて…
黒埋「元気だして…まだ終わりではない…私だって…夫を失ったばかりよ…一緒に地球を守りましょう……。」
聖矢「おばあちゃん………!!」
道化師「私もですよ!!スピノ君達の仇は私達が打ちましょう!!」
聖矢「道化師のねーちゃん……。」
聖矢「負けてられない。地球を守る限り七線魔王衆の一族の一人として!!」
-
>>489
忘れていましたが、女子型人体模型と赤間一族族長は生きています。神々と同感です。
-
村砂、、紫水舞花、ペポミを予約します。
いよいよ最終決戦の時…
キャラクターが登場します。
ペポルド・キングダム
ペポ山星の総司令。仲間を殺した星をいくつか滅ぼしたボス。
-
紫水舞花さんはもう脱出してますよ
-
変更で
村砂、ペポミを予約します。
-
追加で、
ペポ山星人総司令、ペポロサ・ドン・クリーカーも登場します
-
村砂は帰宅した。ようやく父親の仇を打った…しかし、思いもよらぬ円盤が来た…
村砂「何なの!?でかい円盤……!?」
クリーカー「地球を破壊する。直ちに撃てぇー!!」
謎のレーザーを襲った
村砂「キャアア!」
村砂の体にまるでスライムのようにとけだした……
村砂「う……。あれは…お父さん……。」
村砂が見たのは村砂の父親だった。どうやら天国へ連れてってあげると言った。
村砂「お父さん……やっと一緒になれるね……。」
村砂の体は完全に溶けて骨だけになった。
【村砂死亡】
ペポミ「一匹目をまず仕留めました。」
クリーカー「次はどこがターゲットだ。」
ペポミ「暦戦高校です。赤間神々の命を狙いましょう。」
クリーカー「いいだろう……。」
-
人体模型、赤間一族、ペポミ、ペポロサを予約します。
-
女子型人体模型「あ……あれは……円盤!?」
赤間一族「まさか…狙いは神々様……?こうなれば力ずくで守るぞ!!」
女子型人体模型「うん!」
赤間一族「イフリート・モードダイナブレイド!」
女子型人体模型「バネ!赤間一族の旦那いきますよ…」
赤間一族「はあああ!」
赤間一族と女子型人体模型の攻撃で円盤を倒そうとした。しかし…謎の光線で二人を襲った。
赤間一族「グハァ!!」バタン
【赤間一族死亡】
女子型人体模型「うっうああああ!!」
その瞬間ペポミが女子型人体模型を踏み潰した……!!
【女子型人体模型潰れる】
ペポミ「赤間神々…どこだ…。」
クリーカー「あ!いたぞ!!あいつだ!」
-
神々「やれやれ見つかったかの?」
赤間神々は呆れそうに喋った…
神々「見つけたって無駄だ。何せ三人はもう既に円盤に侵入してるぜ。」
クリーカー「な…何を……撃てぇーー!!」
神々「地球を頼んだぞ!!お前ら………。」
バキューーン
神々は粉々になり死んでしまった。
【赤間神々死亡】
ペポミ「まずい!侵入してきた……!!」
クリーカー「なら仕方がない……私らで三人を食い止めるんだ!!」
-
現時点
赤間聖矢、黒埋慶子、道化師(雪原エレカ)…円盤に侵入
ペポミ、クリーカー…戦闘準備
5人残りました。ほとんどの人が帰らぬ人になりました。
-
>>532
金獅子真美もあった。
金獅子父親は不参加
-
金獅子真美を予約します。
-
金獅子「お父さん…寒い……」
ついに凍結され倒れた。
【金獅子真美凍死】
-
一方聖矢達は円盤に侵入した。
道化師「はあはあ…急いで止めないと…地球が危ないですよ……。」
聖矢「急ごう死んだみんなの為に…。」
慶子「あ…あれは…」
ペポミ「ペッポ」
聖矢「ペポ山星人……?」
慶子「まさか……?」
ペポミ「おい、お前ら、血祭りに浴びてやらない…ペッポ!」
聖矢「な…何だと…。」
道化師「ここは私がいきます…。」
聖矢「道化師のねーちゃん!!」
道化師「二人は指令室へ…急いでください!!」
聖矢「わかった。死ぬなよ!!」
道化師はペポミを退治しようとした。
ペポミ「ぺぽー、貴方…剣魔くんと言うだらしない人を裏切った雪原さんだったね…。」
道化師「うるさい!!それは過去だ!お前を排除する!!」
ペポミ「喰らえ…サイコキネシス!」
道化師「ふ!危ない…」
道化師「スノービックバン!!」
ペポミ「効かないね……。」
道化師「え……?」
ペポミ「……!!傷………貴様ーー!許さない!!超能力の嵐!!」
道化師「きゃああ…!!」
ペポミ「食らった者は死ぬのだよ……。何!?まだ生きている…?」
道化師「まだ死ぬわけにはいかない……スノー……クリスタル!!これでお前の寿命は今日で終わりだ!その変わりに私が命を落とす事に…なる…んよ…。………。」ドサッ
道化師「……ここは……あれ?クラスのみんな…!!剣魔くんも……。ありがとう……ありがとう……。」
道化師はかつてのクラスメートと出会い天国へ旅立った……。
【道化師(雪原エレカ)死亡】
-
>>485
何人になった?
-
聖矢「急ごう…指令室へ……」
慶子「見つけた!ここが指令室か……。」
ペポミ「させないよ……。」
慶子「貴方はペポミ!!何故?まさか…道化師さんは?」
ペポミ「死んだ。」
聖矢「貴様ーー!!よくも…よくもー!!」
聖矢はイフリート・モード2に進化した。
聖矢「お前を倒す。」
ペポミ「なら殺ってみろ!!サイコキネシス!」
聖矢「ぐああああ!」
慶子「聖矢!!」
ペポミ「止めだ!超能力の嵐!!」
聖矢「しめた…超能力は騙す方が負けるんだよ……。」
ペポミ「え!?」
聖矢「ポ●モンでもあった…タイプの相性はあくはエスパーに勝つと………。」
ペポミ「何!?こいつまさか……?」
聖矢「あくは正義になれることもある。」
ペポミ「や…やめて…許して…。」
聖矢「板打鬼増!」
ペポミ「イヤアアア!!」
聖矢はペポミを骨まで残さず食べた!!
聖矢「後血総左魔でした。」
【ペポミ聖矢に喰われる】
聖矢「いよいよ…指令室へ入れる……!!」
聖矢と慶子はドアを開けた…するとクリーカーは死んでいた。この男は……まさか……?
聖矢「荒木影斗……?」
荒木影斗「いやーこんにちわー宇宙人なんて所詮弱いよねー。」
彼は死んでいたはずだったが生きていた。実は本物のクリーカーは荒木影斗と変装し、わざと交通事故で死んだのだ。
【ペポロサ・ドン・クリーカー交通事故死】
【荒木影斗生きていた。】
-
赤間聖矢 慶子 荒木影斗 零口円弧 予約します
最終回ではないので、安心してください
-
>>539
遅すぎ!迷惑
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すいません、もう少し待ってください
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>>540
そのような暴言は控えたほうがよろしいかと思います。
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>>542
すみませんでした。
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ロワの予約期間って普通7日とかですよ
のんびり待ちましょう
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>>544
それより残りの人数は…?
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投下します
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荒木影斗は最悪の殺人鬼だ。
その恐ろしさはジャック・ザ・リッパーや青桐志甫と並べて語られるほど。
人を殺すことに快楽しか感じず、それ以外に何の価値も見出さない。
人類を救う魔王七線衆にとって、人類でありながら邪悪である荒木影斗は正に因縁の敵といえるだろう。
彼の狂った精神は人どころか魔王にさえ理解できない。
しかし、彼はどこまでもいっても人間だ。人間だからこそ、こんなに恐ろしいのだ。
聖矢「くらえー!」
荒木「ぎゃー!」
でもまあただの人間がイフリートに勝てるわけないよね。
【荒木影斗 死亡】
慶子「強くなったわね……、聖矢」
彼女は頼もしすぎる聖矢の姿に、自分の愛すべき人、赤間剣魔を重ねた。
慶子「さあ、全部終わったわ。帰りましょう、私たちの家に。そして、一緒に暮らしましょう」
聖矢「そうだね、おばあちゃん」
二人はカップルのように寄り添い、円盤から地上に降りる。
赤間聖矢が地上に降りた時、彼を多くの人間が取り囲んだ。
皆、一様に笑い、万歳三唱をしている。
「地球を救ったんだな、聖矢!」
「さっすが、クラスの人気者!」
「じいさんを捕まえて済まなかった。やっぱり赤間一族最高!」
「スピノ君も天国で喜んでるわ!」
おめでとう、おめでとうと皆が歓喜の声を上げ、赤間聖矢を讃える。
今まで出てこなかったクラスメイトがいる。
赤間剣魔を捕らえようとした警察がいる。
赤間剣魔に心酔した民衆がいる。
そう、赤間一族はついに世界に認められたのだ。
今まで彼らは正義のために戦いながら不当に蔑まれてきた。
しかし、赤間聖矢が世界を救ったことで彼らは手のひらを返し、こうして英雄として崇めるのだ。
あるいはこれは生前の赤間剣魔が求め続けた、理想の世界だった。
こうして、赤間聖矢は黒埋慶子と幸せに暮らし、世界中から感謝されながら幸せに暮らした。もう、世界に敵はいなかった。
【高校ロワ第四部・完結】
でも、それって根本的な解決にはなりませんよね?
「正義ビイィィィィィィィィィィィィィム!」
-
慶子は真っ白になる視界の中に、自分を抱きしめる聖矢の姿を見た。
年甲斐もなく恥ずかしくなるが、どちらかといえば孫を可愛がるおばあちゃんの気持ちだった。
そこまで年はいってないんだけどなぁ、と苦笑する。
そこまで考えて、彼女は自分を抱きしめる赤間聖矢の顔ではなく、周りに目を向けた。
地獄が、そこにあった。
人が、黒いナニカになり、消えていく。
さっきまで、自分の周りにいた人々が、みんなみんな消滅していく。
断末魔の声は、聞こえない。
もう、誰が誰かなのかさえ、分からない。
今目の前で消えたのは、男なのか女なのか。身長的に大人だとは思うのだけれど。
怖くなって慶子は目を瞑った。
感じるのは聖矢の暖かさだけ。
それ以外、彼女は何もいらなかった。
「おばあちゃん……」
聖矢の声が聞こえる。
自分も何か喋ろうとして、声が出ないことに気がつく。
「俺はもう、ダメみたいだ。短い間だったけど、今まで楽しかったよ」
嫌だ、と彼女は思う。
聖矢も剣魔のように、自分を置いていくのか。
「最後に、俺のイフリートの力をおばあちゃんに渡すね。上手く使って、しわくちゃになるまで、長生きしてくれ」
その言葉を最後に、彼の暖かさが自分から離れていく。
待って、と手を伸ばす。
でも、何も掴めない。
彼女の両手は、虚しく空を切った。
-
「わー、絶景ですね」
次に慶子が聞いたのは、上から聞こえてきた能天気な女の声だった。
声に釣られて上を見上げる。
そこにいたのは巨大なロボットだった。
そして、そのロボットの肩に、コスプレをした少女が仁王立ちで立っている。
そこまで見て、彼女は自分の周りの異様さに気がついた。
何もなかった。
居たはずの剣魔も、周りで騒いでいた人間も。在ったはずの街も。
全てが全て、消えていた。
「やーもうねー。悪人の孫をあんだけ讃えるとか、それだけで悪ですよね。ま、ビームでさっぱりしたからよしとしましょう」
狂ったことを呟きながら、彼女、零口円弧はクククと笑う。
それが、慶子には我慢できない。
この女は何をした?自分の愛する孫を、その他大勢を。
一片の躊躇もなく、焼き殺したのだ。
「あ、貴女。何のつもりよ!?何でこんな酷いことを!」
その声で、円弧はようやく慶子に気がついたようだ。
あれ、生きてると言いながら、下を向く。
「ああ、聖矢くんが庇ったんだね。さっすが世界を救った勇者様。かっこいいなーもう」
まあ悪人だから殺すんだけどね、と円弧は付け足した。
「聖矢くんには子供どころか彼女もいないわ……」
「知ってますよ、同じクラスメートですし。聖矢くん、おじいさんが大犯罪者でしたから、クラスでも浮いてたんですよ。スピノサウルスぐらいしか友達いなかったんじゃないですか?ぶっちゃっけいつもヘルメット付けてる私やさっき滅んだ宇宙人のほうが友達いましたよ。ああ、ついでに赤間剣魔が犯した女の人は、みんな中絶しています。村紗先生の必死の頑張りですね」
「つまり、赤間一族はもう……」
「断絶です。これからの話に赤間一族はもう出てきません。彼らは滅んだんですよ!」
慶子は目の前が真っ暗になった。
遥か昔から延々と続いた魔王七線衆の一人、イフリートの力を持つ赤間一族。
第一部から二部、三部、四部と常に話の中心にいた彼らは、今この瞬間恐竜のように系譜が途絶え、絶滅したのだ。
「ふざけないでよ、貴女は何者なの!どうしてこんなひどいことをするの!」
彼女の怒りはもっともだった。もちろん、零口円弧にはまったく堪えないが。
-
「そのふざけたヘルメットを取りなさい、このコスプレ野郎」
「ええ、わかりました」
そう言って、彼女はヘルメットに手を伸ばす。
この時、慶子は期待、いや予想をした。
きっとこいつも七線魔王衆の誰かだろうと。
あるいは、神崎の末裔か。
グラム同盟や六角魔の生き残りかもしれない。
宇宙人や紫水が姿を変えているのかもしれない。
赤間一族に敵意を持っていた名無しさんの可能性もある。
だが、現れたのは整った顔をしているが、慶子の知らない顔だった。
剣魔に聞いた今までの宿敵のどれにも当てはまらない。
「貴女は、誰なの!?」
「いや、私ら初対面ですよ。私の名前は零口円弧。悪を絶対に許さない正義の味方でーす」
零口円弧は、赤間一族とは関係が薄い人物だった。
唯一接点があるとすれば、赤間聖矢と同じクラスだということか。
が、喋ったことはほとんどなければ、友情や恋心も存在しなかった。
互いに無関心だったのだ。
彼女は、赤間一族とは前世の因縁もなければ、魔王や邪神的な何かに操られているわけでもない。
しかし、赤間一族を滅ぼしたのは、そのまったく関係がないただの自称正義の味方だった。
世界を救った赤間一族が、正義の味方に、ただの女子高生に滅ぼされるとは何の因果か。
いや、あるいは。
村紗洋平に赤間の恐ろしさを聞き、彼らを敵と定めた時。
この瞬間こそが、赤間一族の滅亡の原因なのかもしれない。
そういう意味では、赤間一族を根絶やしにしたのは村紗洋平の執念なのかもしれない。
そして、この場に残ったのは二人の女。
どちらも脇役。しかも割と途中まで空気だった。
だが、この全世界規模の殺し合いで、生き残ったのはこの二人なのだ。
赤間は滅び、視線を合わせるのは赤間剣魔の女と、自称正義の味方。
「……絶対に許さない!」
その怒号と共に、慶子は炎を纏う。
聖矢から残されたイフリートの力。
彼女はそれを復讐に使うことに決めた。
「おお、怖い怖い。でもまあ、私が悪に負けるはずないんですけどねえー!」
円弧は素顔を表し、ただ嗤う。
彼女は気づかない。村紗純子によって撃たれた銃弾の効力を。
そして、三十路と十代の女の戦いが始まった。
生き残るのは、どちらだ。
【赤間聖矢 死亡】
【赤間一族――絶滅】
【黒埋慶子】
状態:イフリート憑依
装備:全て消滅
思考:ただ、復讐を成すのみ
【零口円弧】
状態:正義ロボの肩の上にに乗っている。絶好調 死亡まで後半日
装備:正義ロボ 正義七つ道具
思考:正義を為す
-
投下を終了します
残り二人とか書きましたけど、生存者が何人なのか私にもよくわかりません
まだ死亡確定していないキャラもいると思います、たぶん
-
怒涛の展開に圧倒されました
投下乙です!!
-
霧口、黒埋を予約します。
-
修正で
零口、黒埋を予約します。
第四部の本当の最終回だとおもいます。
-
零口「ハハハ喰らえ!レインボーソード!!」
黒埋「ぐ!」
零口「どうした?私に逆らうのか…?!!今何時だ?」
黒埋「20時わよ……。」
零口「20時てっ1日経過したではないかーー!!」
黒埋「止めだ!イフリート・ファイナル・ブラスト」
零口「ぐっばかなぁぁー!!この私がー!私がー!」
零口の全体が爆発した。
【零口完全敗北…死亡】
黒埋「ふ…終わった…。ん?聖矢…!」
聖矢の遺体を見た…彼は生きれる可能性がなかったのだ。
黒埋「あ…何だろう…死んだ魂が……」
急に死んだ人の魂聖矢の心臓に集まった。
こうして、赤間聖矢は生き返った…
【赤間聖矢復活】
-
投下乙です
何だか腑に落ちない所もあるけど、聖矢が生き返って良かったです
-
聖矢「お…おばあちゃん……。」
黒埋「聖矢…聖矢ーーー!!!」
聖矢が生き返った瞬間に黒埋は泣いた…。
聖矢「何だ…俺は生きていたのか…まさか…!!」
黒埋「え!?」
聖矢「七線魔王衆のルージュアの力……?」
黒埋「そうか…私は黒埋一族だからか…。」
黒埋「もう一度やり直そうかな……?」
聖矢「いいよ!またやり直そう!!」
こうして、聖矢と黒埋は世界の平和を取り戻した。
【第四部完】
-
投下乙
釈然としない部分もあるにせよ高校ロワ4部これにて完結ですね
-
第五部予告…
時空バトルロイアル
時は流れて2114年、世界がやばいという事件が発生。ここにマスターUが群衆劇を復活すると宣伝。未来丘学院の生徒は時空を飛ばしながら殺し合いが始まった。
登場人物
赤間 良我…成績優秀の赤間一族の一人。聖矢の孫。炎の魔法を使う。
青桐 ソニア…粥左の娘で赤間の再従兄弟に当たる。
霧崎 無用…高校級殺人鬼。口癖は「だっちゃ」。
桜木 愛美…アイドルユニットコスモスのリーダー。良我に惚れる。
-
【vsマスターUチーム未来丘学院】
赤間良我、青桐ソニア、霧崎無用、桜木愛美
【VS生徒】
赤松 ソウヤ、寺本 英、野口 平、関本 威厳、水本 志野歯、河村 当野、枷 直人、松本 来場、神山 美浦、江口 彼葉、上杉 武蔵、竹島 小次郎、外山 クレム、山下 高根、幸村 サナオ、亀田 三屋、野村 隆太郎、古木 子馬、坂部 元、小山田 党利、松坂 林太郎、袴田 盆、当野 未来、暮沼 竜二
【黒幕】
マスターU(正体不明)
-
マスターU、赤間良我、青桐ソニア、霧崎無用、桜木愛美を予約します。
オープニングを予約します。
-
第四部で一旦終了した方がいいと思います
-
>>562
反対です。
一旦終わらすなんてもったいないです。残りのスレ限りで終わらせましょう。
-
自分も一旦終了したほうが良いかと
-
>>564
だめです。高校バトルロイアルは終わりたくないです。第四部で終わらしたら、乱立する可能性があるからです。僕は書き込むの続けたい…みんなの協力も必要です。
管理人さんにもう訳ないですけど続かしてください。
-
乱立したらスレ削除の上、貴方がアク禁されるだけだと思うのですが……
管理人さんに無駄手間かける前に、この辺でやめておきましょうよ
-
>>566
一旦やめれば続かしてもいいのか?
-
10年ほど、時間をおきましょうよ
そこで今までの疲れを癒して、10年後、また第五部を始めましょう
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>>568
いや10年ではなく1週間はどうだ。重すぎる。
-
では妥協して五年で
-
>>568
長すぎるわ。待てないやろ。すぐ忘れるわ!!(怒)ほかの掲示板はリレーSSだって、こないからおもしろくないんだもん。これしかないんだ!!
-
>>570
5年も1年も同じ!!
一ヶ月ぐらいならOK!!
-
>>570
5年だったら携帯がぼんこつになるじゃないか!!
-
待たないんでいいんですぐに始めてこのスレ終わらせましょう
-
あれから月日が流れた…
赤間一族は世界にも認めた。
2114年…刀境…
未来丘学院高校…平和で楽しい高校だった…しかし、昼休みの時にモニターが移った…
マスターU「やあ!未来丘学院の生徒の皆さんこんにちは…マスターUです。これから皆さんに殺し合いを行います。」
霧崎「うそーんだっちゃ!」
桜木「冗談じゃない!!」
ソニア「そうよ!」
教室は大騒ぎだ。
マスターU「舞台は時空とします。安土桃山時代や江戸時代などどこでもいってもいいです。私のところまでたどり着くまでできるのでしょうかね?あ!簡単には通れませんよ…。14の絆の石がなければいけませんからね。後、もちろん人を殺してもかまいません。殺したら武器が貰えるので、じゃ!そろそろ時空トンネルが開くのでよろ!」びっ
生徒達は生きるため急いで時空トンネルに入った。
良我「………。大変だ。皆が危ない。」
彼は赤間 良我…成績優秀な天才高校1年…。赤間聖矢の孫に当たる。
良我「早く、皆を助ける方法を探さないと……。」
すると三人が来た。
ソニア「協力するわ!良我君が頼れる人なら。」
霧崎「賛成だっちゃ!」
桜木「わ…私も賛成で…す。」カアア
良我「お前ら…いくぞ!マスターU!絆の石を集めておまえを倒す!!」
こうして四人は絆の石を求めて時空で旅する事になった。
-
>>560登場人物参照。
-
もちろん早く終わらせるのはなしです。1000レスで終わらせましょう。
-
とりあえず1さんが気をつけること
1 要望スレに書き込まないこと
2 暴言を吐かないこと
3 ロワを乱立しないこと
4 ちゃんと他の人の作品を読んで、丁寧に話を作ること
5 このスレ以外に書き込まないこと
6 ロワを私物化しないこと
以上を守って楽しく高校ロワを始めましょう
-
キャラの追加は自由ですか?
-
>>579
自由です。
自由枠は20人とします。
-
管理人よりご案内いたします。
現状を鑑み、本企画につきましては新規スレッドの設立をお控えいただくようお願い申し上げます。
またスレッド内での状況等によりましてはスレッドストップ他の措置をとらせていただく可能性がございます。
住人の皆様におかれましてはご承知おきいただければ幸いです。
-
了解しました
対応ありがとうございます
-
このスレ以外に書き込むな って暴言じゃないんでしょうか
-
>>575
あ…あの続きだしてください…別に暴言は言っていませんから
-
そうですね、確かに暴言でした……
住人の皆様、申し訳ありませんでした
-
続き書いて
-
早く終わらすのなしだからな!
-
キャラの追加は自由にしましょう
なぜならその方が盛り上がるからです
-
様々な時代が舞台ならいろいろな歴史上の人物がだせますね
-
楽しみですね
-
版権ものは無し?>キャラ追加
-
無しがいいと思います
荒れる原因になりそうですし
-
細かく規定を決めた方がいいと思います
予約と本編について、例えば
・最大で予約できる人数の制限
・予約の投下期間
あ、あとキャラの生き返りについてですが、正直もう意味を成していないので
基本的には不可能ということにして、どーーしても復活させたいキャラがいるなら可能ということでいいんじゃないでしょうか
-
確かに明らかに無理のあるキャラ復活話は破棄という事でいいでしょうね
キャラ復活話は今までのパロロワ界でもいくつか見られますが、
他の書き手に受け入れられる展開とクオリティで書かれてきましたし
-
予約期間はトリ無しで予約するなら日付が変わるまでに投下
トリ付きで行う場合は5日というのはどうでしょうか
-
>>593
最大予約できる人数は8人
予約期間は2日がいいと思います。7日だと物凄く迷惑になると思います。
-
復活は全面禁止にしたほうが揉めないのでは
-
予約期間は>>595に賛成です
禍根を残さないためにも復活話は全面禁止にした方が良いでしょうね
-
賛成ですが、
ストーリーの事情で異なる可能性があります。
-
始めよう…。残り400
-
>>599
全面禁止にする場合、どんな理由があろうと復活は禁止になりますからね?
もし復活話を書いてもカットになるだけです
-
暫定として
・予約期間はトリ無しなら日付変更までに投下
トリ付きなら2日、3日延長できる
・最大予約人数は8人
・キャラ復活は全面禁止
参加者は
【vsマスターUチーム未来丘学院】
赤間良我、青桐ソニア、霧崎無用、桜木愛美
【VS生徒】
赤松 ソウヤ、寺本 英、野口 平、関本 威厳、水本 志野歯、河村 当野、枷 直人、松本 来場、神山 美浦、江口 彼葉、上杉 武蔵、竹島 小次郎、外山 クレム、山下 高根、幸村 サナオ、亀田 三屋、野村 隆太郎、古木 子馬、坂部 元、小山田 党利、松坂 林太郎、袴田 盆、当野 未来、暮沼 竜二
【黒幕】
マスターU(正体不明)
に
書き手枠が無制限
・会場は不明、OPで判断するに様々な時代か?
・スレを使い切ったら終了。新しいスレは立てない
で、よろしいでしょうか?
あくまで暫定なので、意見があればどんどん書き込んでください
-
>>602
1000になったら立てる。乱立ではない。
-
>>601
復活話はストーリーの事情で来るだろ。
-
>>604
つまり復活は有りと言いたいのですか?
-
>>605
ありです
-
ただし、一度復活し、死んだら復活不可能。
-
・折衷案として強引な復活は禁止
描写、設定的に矛盾が無ければ復活もOKというのはどうでしょうか
完全に自由だとキャラが死ぬたびに復活する可能性があり、ロワの進行が滞る可能性があります
意見がある人はどんどん書き込んでください
ついでに赤間良我、青桐ソニア、霧崎無用、桜木愛美 マスターUを予約します
-
>>607
それもいい考えですね
一回しか復活できないなら、そこまで進行に影響が出ないかもしれません
-
・死んだら日付が変わるまでは復活できない
・復活は1回だけ
がいいと思います
-
>>610
これが一番妥当ですかね
後は一度に生き返る人間も決めておきたいですね
日付が変わった瞬間前日のキャラがみんな生き返るのも興ざめなので
-
帰宅などで離脱した場合も復帰不可としたほうがいいかと
-
>>608
この四人絶対に死ぬよ…。早くもマスターUと絶対に会う気だな?
-
>>602
竹島 小次郎、当野 未来を予約します。
現在地はたぶん2018年だと思います。
-
復活は1話で1人が限度、というのがせいぜいでしょうかね
ただ、そもそも復活展開はあまり良いものではないということは頭に入れておいて欲しいです
-
登場人物の追加は、未来丘学院生徒に関しては明日いっぱいまで
時代を越えた先で出会う人とかは無制限だけどあくまで協力者、参加者ではないとしましょう
そして、復活できるのは生徒だけにする。
-
竹島「ふ…着いたのだべー。」
竹島は今2018年12月にいる…
竹島「みんなを殺って…僕は生きるんだべ!!」
竹島「ん?あれはパン!!いただきます!」
未来「すきやり!」ドキューン
竹島「グハァ!」
竹島は未来の奇襲により死亡した。
【竹島リタイア】
未来「ふー。疲れたー。はよ生き残って家に帰りてぇーな。さて、残りの奴を倒すかわ…」
当野 未来…大阪から来た転校生。射撃のスペシャリスト。
【当野 未来】
【状態】楽しい
【装備】射撃銃
【思考】生徒全員抹殺し、家に帰る為、生きる
-
>>602
赤松 ソウヤ、寺本 英、外山 クレムを予約します。
-
赤松「……。何だ?武者達が戦争…スゲー!!」
赤松 ソウヤ…戦争マニアの高校生。クレムの事が好きみたいらしい。
赤松「ん?クレム!!君も来たの!!」
外山クレム…桜木と同じくアイドルユニットコスモスのメンバー。桜木の次に人気。
クレム「赤松君。君もいたの…。」
赤松「それより大丈夫か…。」
クレム「大丈夫よ…。」
赤松「実は話がある。クレム、ずっと好…」
寺本「待て!戦争フェチ!!」
赤松「お前は寺本!!」
寺本「クレムは俺の物だ!!」
赤松「何!!?貴様!喧嘩売ってンのか?」
寺本「ああやろうじゃないか!!」
クレム「あああ…二人とも…」
卑劣の三角関係が始まった。
【赤松 ソウヤ】
【状態】激怒
【装備】日本刀
【思考】寺本を殺す
【寺本 英】
【状態】激怒
【装備】ヨーロッパの剣
【思考】赤松を殺す。
-
>>616
賛成です。
-
投下します かなりの問題作だと自分でも思います
-
マスターUによって開かれた最悪なゲーム。
しかし、赤間良我と仲間たちは悪には屈しない。
彼らは4人で団結すると、絆の石を探していた。
良我「どうやら、赤間一族である俺は自由に時代を移動できるらしい」
ソニア「さっすが良我くん!英雄の子孫は伊達じゃないわね」
無用「良我がいれば、怖いもの無しだな」
愛美「自由に時空間を移動するなんてなかなか出来ないよ」
良我「あ、ああ。そうだな。けっこう疲れるんだけどよ」
そう言って、良我はイフリートの力を使い、時間の壁をこじ開けようとする。
もちろん普段の良我なら出来ない。しかし、マスターUがゲームのために時間の壁をユルユルにしたことで、完全にイフリートに覚醒していない良我でも時間移動ができるのだ。
良我「みんな、まずはどの時代に行く?やっぱり簡単そうな平安時代とか」
ソニア「幕末とかどう!?私、新選組に会いたいなー」
無用「戦国時代がいいぜ!武将って奴に会ってみたいな」
愛美「昭和もいいんじゃない?」
良我「……みんな、まずは平和な時代にしないか?幕末とか戦国とか危ないって」
ソニア、無用、愛美「「「良我がいれば、大丈夫」」」
良我「……うん、わかった。じゃあ、まずは幕末にしよう」
そして、良我はイフリートの力を使い、時空に穴を開ける。
良我「みんな、手を繋ぐんだ。移動中にもし手を離したら、どの時代に飛ばされるかわからないぞ」
良我の指示に従い、皆が手を繋ぐ。
良我「さあ、いくぞ!」
ソニア・無用・愛美「応!」
そして、彼らは時空移動を開始した。
果たして彼らは絆の石を全て探し出し、マスターUを倒せるのか!?
-
時空の隙間を移動する4人。
愛美が無用の手を掴み、無用がソニアの手を掴み、ソニアが良我の手を繋ぐ。
一本の紐のようになりながら、彼らは時間の波を進んでいく。
しかし、事件は起こった。
ソニア「なんだここは、滑るぞ!!」
そう、ソニアに手を握られて緊張した良我の手は手汗でベトベトだったのだ。
案の定、ソニアの手はつるりと良我から離れ、三人と良我は離れ離れになる。
良我「皆―!」
ソニア、無用、愛美「きゃー、助けて良我―!」
こうして、英雄の子孫良我と仲間の3人は離れ離れになってしまった。
彼らがどの時代に飛ばされるのかは、まだ誰にも分からない。
【青桐ソニア】
状態:健康 時空を漂流中
装備:不明
思考:いやー、助けてー
【霧崎無用】
状態:健康 性別不明(後続の書き手さんにお任せします) 時空を漂流中
装備:不明
思考:くそっ、ソニアの馬鹿っ!
【桜木愛美】
状態:健康 時空を漂流中
装備:不明
思考:9時からエヴァを見る
-
「おやおや、前途多難ですねえ」
マスターUは時空で良我と離ればなれになった彼らを見て、嘲笑った。
4人揃っても負ける気はしないが、それでも一応警戒はしている。
特に赤間良我は危ない。赤間一族は何度も世界を救ってきた英雄の一族だ。
万全を持って倒さねば。
「まて、良我はどこだ?一人だけ幕末に行ったのか?」
「俺はここだ」
後ろから、声が聞こえてきた。
「な、何―」
「遅い!」
マスターUが振り返る前に、イフリートの炎の剣が、マスターUの首を切断していた
-
「ふふ、ビックリしたよ、赤間良我。まさかこんな短期間で私の居場所を突き止め、背後を取るとは……」
マスターUの生首は、赤間良我に問いかける。
「まだ生きてやがんのか」
「おいおい、無理に燃やさなくてもいいよ。こうなってしまえば、私は何もできないのだから」
パチパチパチ、と口で言った後、生首はニッコリと笑う。
「おめでとう、赤間良我。君は、私を倒した。これで、高校ロワイアル第五部も完結だ。君も、日常に戻るといい。そして、可愛い彼女を見つけて、子供を産むんだ」
「………」
「やっぱり赤間一族はすごいね。さすが英雄の一族だ。そして、君もこれからはその英雄の一人として永遠に語り継がれるだろう」
「……らえだ」
「え、なんだって?」
「くそくらえだ、そんなもん!」
ガン、と彼は生首を蹴飛ばした。
そして、部屋の中央を見る。
そこにあったのは、巨大な装置。
これはマスターUが作り出した、時空間を不安定にする装置だ。
「これを壊したら何が起きるか分かんないよ?」
「いいから、見てろよ」
生首のチャチャを無視して、良我は装置に腕を伸ばす。
その腕に、炎が纏われる。
そして、その炎が少しずつ装置の中に侵入していった。
「なるほど、そんなこともできるのか。くく、これで世界は安定する。どうやら僕の完全敗北のようだね」
「うるせーっつてんだよ」
やがて、装置のランプは赤から青に変わる。
これで、世界は安定した。
と思ったら虹色に変わった。
「はあ!?虹色なんて機能、僕は作ってないよ!?……良我くん、君は本当の英雄だね」
不可能を可能にするのが英雄、赤間一族なのだ。
そして、世界は変革される。
-
ここに、とある戦国武将がいる。
名は、まだ明かさない。
彼は、正に戦の最中だったはずだ。しかし、気がつけばどこともわからない場所。
「ここは、いったいどこだ?」
武将はキョロキョロと辺りを警戒する。
すると。
「みんな、聞こえているか?」
天から声が聞こえてきた。
「なんだこれは!面妖な!」
武将の叫びを無視して、声は続く。
「君たちは、様々な時代の様々な国から連れてきた、英雄たちだ。後の世に伝説を残した、人類最高の逸材たちだ。今日、君たちにやってもらうのは、ほかでもない―」
「―殺し合い、だ」
その宣言は、様々な人間が聞いた。
良我のクラスメートが、この世界で普通に生活している人間が、過去の高校生が、戦国武将が、幕末の志士が、帝国軍の軍人が、農民が、お坊さんが、クリスチャンが、騎士が、女王が、皇帝が、反逆者が、動物が、その他が。
その宣言を、聞いた。
「殺しあえ。最後の一人になるまで。そうすれば、元の世界に還してやるし、願いを一つ叶えてやる。僕の名前は、神崎誠。知っている人間は、知ってるだろ?」
「神崎だと!」
連れてこられた第一部の高校生の誰かがそう叫ぶ。
「では、さらばだ。さあ、僕のところへたどり着くのは誰かな?」
そうして、開始の宣言は終わった。
-
「何のつもりなんですか、赤間良我さん」
マスターUの生首に聞かれ、赤間良我はマイクから顔を上げる。
「マスターU。僕はね、赤間をやめたいんだ」
「はい?」
「正確には、赤間一族から脱退したい」
「な、なぜ!?」
「君には分からないだろうね。常に周りから英雄の子孫として尊敬の目線で見られ、何かをするたびに期待される僕の気持ちを」
赤間良我は、くそっと舌打ちをした。
「英雄なんて、人類を救うなんて、くそくらえだ。僕はただ、植物のように平穏に暮らしたいだけなんだ」
「だから、今ままでの時代の英雄を集めたのさ。こんだけ英雄が揃えば、赤間一族なんて、ただのモブだろ?」
「そうでしょうか?世界を救った人間なんて、そういないと思いますよ」
「……ああ、言われなくても本当は分かってるよ。だから、優勝した人間が次の赤間だ。
楽しみだろう、マスターU。僕の代わりに誰が赤間になるのか。赤間信長?赤間秀吉?あるいは、赤間ソフィアや赤間無用の可能性もある。彼ら高校生にも可能性はあるからね」
ここまで、喋って赤間良我は玉座に座った。
その姿は、まさに魔王。
「さあ、バトルロイアルではなく、バトルロワイアルを始めよう」
【赤間良我】
状態:健康 未覚醒 『主催者』
装備:不明
思考:殺し合いを開いて優勝者を次の赤間にする
1:植物のように平穏に過ごしたい。英雄とか世界を救うとか、まじでめんどい
※神崎誠を名乗っています。
※会場は、イフリートの力で作った不思議空間です。全ての時代が融合して、一つの世界になりました。高校生や絆の石も一緒に移動してきました。
※洗脳はされていないし、正義に目覚めることもありません。彼はそういう暑苦しいのが嫌いです
【マスターU】
状態:生首 正体不明
装備:なし
思考:まあ、これはこれで面白いからいいや
1:一人ぼっちは、淋しいもんな。いいよ、一緒にいてやるよ、良我。
【高校ロワバトルロワイアル第五部:新章開始━━━━】
-
投下を終了します
何が言いたいかというと、色んな時空が融合して歴史の人物同士で出会えるようになりました
しかし、あくまでメインは高校生です
-
青桐ソニア、霧崎無用、桜木愛美 、予約します
-
すいません、予約に書き手枠追加で
-
書き手枠で沖田総悟 織田信長 予約します
-
霧崎無用を予約します。鎌倉幕府にいると思います。
-
すいません、予約を破棄します
-
船坂弘 ナイチンゲール 予約します
-
>>632
無効
-
トリ付きの予約期間は5日でしたっけ?
-
書き手枠に赤いフェアリー青桐志甫(少女期)、赤間鐵機(少年期)、青桐ソニア、を予約します。
-
二日+延長三日というのが現在の案です
-
ソニア「…………。はっ!ここはどこ?」
青桐ソニアはなぜか海に着いていた。
ソニア「海?」
ソニアは海を捜索すると謎の妖精が来た。
フェアリー「びい!」
ソニア「か…かわいい!!」
ソニアはフェアリーを抱きつく…
ソニア「君の名前は…?」
フェアリー「びぃびぃびぃびぃーびぃ。(通訳で言うと赤間良我)」
ソニア「何言っているのかな?そうだ!君の名前はフェアリー。」
フェアリー「びい!」
しかし事態が起きた。
志甫「誰か…助けてー!!」
溺れている少女。彼女の名は青桐志甫。第一部で活躍した高校級の殺人鬼。ジョーカーと呼ばれる。後に鐵機と結ばれ剣魔を授かる。
ソニア「大変……!!はっ私は泳げない……。」
すると、ランニングした少年が来た。
鐵機「あ!!大変だ!助けに行かなきゃ!」
鐵機は命懸けで海に飛び込んだ!何とか志甫を助けた。
志甫「あ…ありがとう……。貴方は……?」
鐵機「俺は赤間鐵機!将来は世界を救う英雄になる!!君は…?」
志甫「私は青桐志甫…。助けてありがとう……。」
志甫は鐵機に握手しようと瞬間
志甫「きゃ!」
志甫はこけて鐵機に抱きつく…。
鐵機「ご…ごめん!!」
志甫「鐵機さん…あなたは惚れました。また保育園で会いましょう!!」カアア
鐵機「志甫……。」カアア
ソニア「ロマンチックだね…(感動)」
フェアリー「びい!」
どうやら気づいたらしい絆の石が発見した。
ソニア「これが絆の石……。」
フェアリー「びい!」
ソニア「ありがとうフェアリーちゃん!」
すると時空トンネルが開く。
ソニアとフェアリーは次の時代に行く為、時空トンネルに入った。
【フェアリー※実は正義の赤間良我】
【状態】健康、不老不死。
【装備】なし
【思考】青桐ソニアと同行する。
-
赤間良我(悪)、マスターUを予約します。
-
赤間良我「ん?どうやら絆の石が一個見つけたようだね。」
マスターU「一人目は青桐ソニア。どうやら次の時代にいっていますね。赤間良我君…いや、神崎良我君。」
良我「僕は確かに赤間一族だが、捨てたのだ。それと、絆の石はまだいくつかある。フェアリーの奴め…よくも絆の石を見つけたな…。」
マスターU「それでは…良我さん…。現在どこにいるでしょう。」
良我「どうやら赤松くんと寺本くんが戦っているらしい。」
【赤間 良我(偽物)】
【状態】健康、未覚醒
【装備】なし
【思考】フェアリーを始末する。
マスターU「実は裏で僕が良我君を妖精に変えましたからね。」
良我「フフフ…みんなの死が早く見たいよ…。」
-
>>629で青桐ソニア予約されているので>>639はカットですね
-
>>629
これでは無効になると思います。四人は離ればなれと書いています。
-
>>643
嘘です。すみません。
-
書き手枠にフェアリーを予約します。
フェアリー…妖精。びいしか喋らない。実の正体は本物の赤間良我。しかし誰も気づいていない。
-
>>639がカットということは
従って>>641もカットということでよろしいのでしょうか?
-
>>646
あたりまえ
-
ここは?確かマスターUを倒したはずでは…?一体?まさか…?みんなは…?
フェアリー「びい!(はっ!)」
フェアリー「びぃびぃ(夢か…)。」
フェアリー「びい?(ん?何だ?体?)」
フェアリー「びい?(まさか?)」
フェアリー「びぃぃぃー!!(にんげんでは無くなっている!!)」
フェアリー「びいびいびい。(困ったぞ、急いで三人を探さないと…)」
【フェアリー※実は赤間良我】
【状態】不老不死、女子にもてるほどかわいい無傷妖精。
【装備】なし
【思考】桜木、ソニア、無用を探し助ける。
※実は無傷妖精の為、死ぬ事はできません。
※マスターUによって妖精されました。
※元に戻す方々は悪の赤間良我を倒すと元に戻ります。
-
投下乙です!
なるほど、赤間は二つに分裂したんですね
こっちの赤間は正義の心を持っているけど、喋れないのは大変そうです
-
フェアリーの容姿で考えると赤い髪にオレンジの体、かわいい黄色い目の妖精です。大きさは手のひらと同じです。
-
ルールの確認です
【会場】
・会場は、イフリートの力で作った不思議空間。全ての時代が融合して、一つの世界になっている
・あくまで不思議空間内だから、過去っぽいとこでなにかしたら未来に反映とかそういうのはない
・いろんな時代の英雄+1部〜4部での現代の人間がいる
【バトロワのルール】
・殺し合いして最後の一人になったら元の世界に戻れるというのが通常ルール
・14個の絆の石を集めないと主催のところには行けず、これを知ってるのは未来丘学院の高校生だけ
・主催は正義を捨てた赤間良我。捨てた正義部分は妖精さんになった
【書き手ルール】
・新キャラ追加は8/30の23:59までに予約されたキャラで打ち止め
・未来丘学院の高校生は、死んだあと日付が変わったら1回だけ復活させても良い。1話につき1人だけ
・登場話で予約していいのは8人まで(1度に登場させれるキャラは8人)
・予約期限は酉無しは当日中、酉アリは2日+3日
・>>602で書いてある名前で今日の終わりまでに予約も登場もなかったキャラは時空の渦に飲みこまれ死亡
こんな感じでいいと思います
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書き手枠に謎の少女を予約します。
謎の少女の名前は投下したらわかります。
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当野未来、シモ・ヘイヘ 予約します
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イフリートによりすべての時空が融合した。そこに時空を取り戻す旅にでた少女がいた。彼女は時咲 冥。未来から来た。後に良我の妻になる。
冥「……こまった…ここは…どこ?時外れの迷宮?」
冥は時外れの迷宮にいた。
冥「はぁ…迷ったわ…。」
冥は以外と方向音痴。
冥「!!あ、あれは…楽園の砂時計……?」
楽園の砂時計は絆の石を14集めると元の世界を戻す事が可能。
冥「これがあれば…。元の世界に戻れる。しかし、14の絆の石を…」
しかしその後冥はマスターUに誘拐された。
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松坂林太郎、神山三浦、幸村サナを予約します。
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松坂「時空が大変な事になりましたね。」
彼は松坂林太郎…発明家エジソンの子孫。暗殺道具を発明するのが特異。
神山「あら、松坂さんいたの?」
彼女は神山 三浦…未来丘の女子高生で巫女。悪霊を操れる。
神山「松坂さんこれは一体…?」
松坂「俺はわからない…。」
サナ「ヤッホー☆!松坂っち!みうっちー!大丈夫っすか?」
彼女の名前は幸村 サナ…最強のスナイパーだ。
サナ「今から未来を殺しましょう!あいつさえいなけばいけるっすね。」
松坂「なるほどいいアイデアですね。」
神山「では…狙うとするか…。」
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投下します
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当野「ひえー、こいつはたまげたわぁ」
当野未来、射撃が得意な関西からの転校生。
ブッチャーUだかマスターUだか分からないがなんか怖い人に殺し合いを命じられたので
とりあえず出会ったクラスメイトを他時代からくすねてきた銃で殺した彼女だったが、
気付いたら全時空が融合していて、そりゃもうびっくりした。
当野「誰やねんこないけったいなことしよったの……ま、いちいち移動せんでえーから助かるけど」
当野「どうせこのデバイスがあるから誰とでも言葉通じるしな」
と言って、右腕に嵌ったブレスレットみたいな白い輪を見る当野未来。
それは2112年の未来技術で完成した自動翻訳装置であり、宇宙中の言語を自動翻訳する。
さすがにこれだけ未来となれば言語の壁とかはないのだ。
当野「で、どうするかやな」
ルールが生徒間から全世界の殺し合いに変わってしまったらしいことを知った当野は、
身の振り方をもう一度考えることになる。さっきまでならクラスメイトを処理すれば帰宅もできたが、
このルールでは安全な場所などもうないし、いつ誰に殺されるかわからない。
そうなったとき、自信の生存を最優先する当野は生き残るためにどう行動すべきか――。
当野「ま――考えられんのは、ひとつやろなあ」
くるくる、とマカロニウエスタン風に銃を回しながら、能天気に彼女は歩き始めた。
>>>>
辿り着いたのは、1941年のフィンランドであった。
白雪に包まれた森の奥にひっそりと佇む小屋で、猟犬と戯れている男が居た。
白のギリースーツに身を包んだ男は、不思議と鋭い眼光を少女に向けた。
ヘイヘ「……わたしになんの用だ」
当野「かくまってほしいんよ。報酬はそやなあ、この銃でどー?」
それは白い死神、シモ・ヘイヘであった。
2088年からくすねてきた未来式の高精度アサルトライフルを見せ、
ギザギザ髪の少女はなるべく男を刺激しないようにはにかみながら近づく。
当野未来が選んだ選択は全世界最強のスナイパーにかくまってもらうことだった。
射的レベルでは当野も自信はあるが、世界の猛者を相手となれば世界の猛者が必要であろう。
あいにくこの融合時代世界のシモ・ヘイヘは全盛期ではないようだが、未来銃ならいけるはずだ、
そう思って差し出したのだが、ヘイヘは当野の出したその銃に対し首を横に振った。
ヘイヘ「ノー。使い慣れた型でないとだめだ」
当野「む」
ヘイヘ「厚意は受け取って置こう。しかし、その銃は君が持っておけ」
ヘイヘ「こちらとしても、ちょうどよかった。わたしの生存のために、こいつらの世話をしてくれる者を探していた」
当野「ああ、なるほど……」
ヘイヘ「なにぶん犬がこの事態に驚いて、おびえている。これではさすがに狙撃が出来ない」
ヘイヘ「こいつらとじゃれあっていてくれ――そうすれば、君の命は、保障しよう」
そう言って少し優しいトーンでしゃべるヘイヘは、でもやっぱり鉄仮面みたいな顔ではあったが、
小屋の回りでじゃれあう猟犬たちと彼を見て、案外死神も動物に好かれてるなあと当野はぼんやり思った。
【当野 未来】
【状態】現実主義的
【装備】未来アサルトライフル
【思考】とりあえず生き残る
1:ほへー、死神も犬に好かれたりするんだ
【シモ・ヘイヘ】
【状態】冷静
【装備】使い慣れた銃
【思考】なるべく生き残れるよう努力
1:この少女、人撃つのためらわないっぽいし戦士の素質あるな
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以上です
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野口平、枷直人、咲口水穂、小山田党利、
坂部元、河村当野、都井睦雄、晃座一歌 予約します
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投下します
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俺はキモオタだ。
好きでキモく生まれたわけじゃない。
運動神経がよくてスタイルに恵まれたらオタになってなかったかもしれない。
だがもはやキモオタであることを止められない、
顔に油はテカり、美少女フィギュアに欲望をぶつける、
貴様らリア充が思い浮かべるとおりのキモオタだ。笑えばいい。
そうだ笑え。そして蔑め。
そうやって自分より劣るものを見下すことで心を安定させて生きろ。
それが貴様らの本性だということを、絶対に忘れないようにしろ。
……と言っても、そんなことを自覚なんてしていないんだろうなお前らは。
恵まれて生まれてきたことに、気づいてないんだろうお前らは。
じゃあ、分からせてやる。
キモオタの俺に殺される屈辱。それを味わう一秒前なら、きっと分かってくれるよな?
<<<<
イフリートが作った時空融合世界の中心にある未来丘学院高校の校庭に、
一人のキモオタとしか形容ができない豚のような男子高校生と、彼がスカウトした男が立っていた。
野口「やってくれ、睦雄さん」
都井「いいだろう豚。俺もお前には共感だ」
都井「視線で虐げられる者の気持ちを、周りで嘲笑うやつに分からせる」
いま豚と呼ばれた男は「ああ」と頷いた。野口平というのが――豚の名前だ。
彼は狂っていた。すべてのリア充を殺すまでもう彼は止まらない。
そして彼の隣に立つ男もまたは異様であった。
瞳孔は開き切り、明らかに狂気じみている。
両手には未来からくすねてきた高性能ビームサーベルを2本。
腰などにもさまざまな殺傷兵器をぶらさげており、人間にして歩く凶器である。
彼の名前は都井睦雄、かつて病気から性欲が暴走した結果虐げられ、
逆恨みによって村の人間30人を一夜で殺した猟奇殺人犯。ある意味キモオタの極致である。
野口はゲーム開始と共に即刻、都井をスカウトしに行き、
未来のテクノロジーによって彼を完全に理性的なバーサーカーにした。
その威力はすごく、彼らの目の前にはクラスメイト6人(男4、女2)が四肢をメッタ刺しにされた状態で痛がっていた。
枷「ああうあ」 咲口「あああ」 小山田「ああう」
坂部「いがああ」 河村「うあがあ」 一歌「いやああ」
野口は自らもビームサーベルを取り出し、枷の喉笛を切り裂きながら小山田に話しかける。
野口「ようサッカー部のイケメン。言い残すことはあるか?」
小山田「い、一歌を……一歌を殺すのはやめろ……俺はいいから……」
野口「残念だが女は犯してから殺す。ヒーロー気取りも大概にしろ、偽善者が」
小山田の脳を眼から抉って、河村の元へ向かう。
都井はもう一歌の服を脱がせ始めていた。
河村「や、やめ、やめろ……俺は悪いことはしていない……」
野口「なめてんのか? 6人で結託して弱そうな豚を最初に殺しに来たのはお前らだろう。」
野口「ちゃんと聞いてたよ、6人なら無敵だぜとかあいつの泣き顔が楽しみだとか」
野口「まったく正気を疑ったぜ。まあ俺も正気は失っているが。人間って、かんたんにこわれるんだなあ」
ザクリと音をたてて、野口は河村の心臓を裂いた。
都井は坂部の一物を切り取って咲口にくわえさせている。
二人はたしか恋人同士だったはずだし、最後に触れあえてよかったな。
地獄絵図だ。素晴らしい。
野口「さて、俺も魔法使いへのルートをやめるとするか」
小山田が必死に守ろうとした一歌の元に向かうと、彼女は舌を噛んでもう死んでいた。
野口「……つまんね」
野口はその身体を蹴り飛ばした。
死体はバウンドして土に汚れた。
ほらやっぱり。俺はいつでも、こうやってナカマハズレだ。
都井は死体になった咲口をも犯していた。よくやるなあと野口は感嘆した。
【枷直人 死亡】
【咲口水穂 死亡】
【小山田党利 死亡】
【坂部元 死亡】
【河村当野 死亡】
【晃座一歌 死亡】
【野口平】
【状態】キモオタ、冷静に狂う
【装備】未来ビームサーベル
【思考】すべてのリア充を殺す
【都井睦雄】
【状態】狂気
【装備】いろいろ凶器
【思考】男は殺して女は犯して叫喜
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以上です
>都井はもう一歌の服を脱がせ始めていた。
ここは咲口でした。修正
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赤松 ソウヤ、寺本 英、外山 クレムを予約します。
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船坂弘 ナイチンゲールの予約に赤間良我(妖精)を追加します
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投下します
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左大腿部裂傷、左上膊部貫通銃創2箇所、頭部打撲傷、左腹部盲貫銃創。
右肩捻挫、右足首脱臼。
頸部に被弾。
正に満身創痍だ。
普通の人間ならとっくの昔に死んでいるが、彼は「不死身」と言われるほど耐久力が高い男だった。
彼の命を奪うにはこれくらいのダメージではまだ足りないのだ。
本来ならアメリカ軍の野戦病院で眠っていた彼だが、イフリートの力を使った時空間の融合によって、海岸へと移動していた。
もし、このままこんな不衛生な場所に放置されていれば、いくら船坂弘でも命を落としただろう。たぶん。
しかし、幸運なことに舩坂を発見した者がいた。
良我(善)「びぃ!」
妖精さんだ。めっちゃかわいい。
が、悪の良我ならともかく善の良我に、人を治す力はない。
これは、元々の良我の心が、悪寄りに傾いているからだ。悪の良我が死ねば、善の良我も色々できるようになるのだが……。
ナイチンゲール「妖精さん、そんなに急いでどこへ行くの?まあ、これは大変」
さっすが妖精さん。ナイチンゲールさんを連れてきてくれたんだね。
ナイチンゲール。近代看護教育の母とも言われる人。つまりめっちゃベテランな看護師さん。
こうして舩坂は妖精さんとナイチンゲールのおかげで、なんとか峠を超えたのだった。
【舩坂弘】
状態:満身創痍
装備:持ってた手榴弾とか銃とか色々
思考:気絶中
【赤間良我(善)】
状態:妖精化 喋れない 不死身 かわいい
装備:不明
思考:1 みんなを探して助けなきゃ
2 マスターUと悪の自分を倒す
※不死身は制限されています。死ににくいですが、ストーリーの都合によっては死にます
【ナイチンゲール】
状態:健康
装備:看護セット一式
思考:目の前の重傷者を安全なところへ移動させた後、治療する
1:妖精さんに協力。だってかわいいもん
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投下を終了します
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書き手枠でルーデル 鮫島ルーシー(第一部) 予約します
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投下します
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未来丘学園の校庭に二人の男女がいる。
女の名前は鮫島ルーシー。この殺し合いの主催者赤間良我と同じく赤間の血を持つものだ。
男の名は、ハンス・ウルリッヒ・ルーデル。ドイツ軍人だ。
二人のキモオタが去ったこの校庭には、凄惨な死体が六つ転がっていた。
ルーシー「ひどい……。誰がこんな酷いことを……」
ルーデル「これが戦争なのだよルーシー。私はこんな惨状をいくつも見てきた」
しかしだ、とルーデルは付け加える。
ルーデル「それは戦争中で、彼らは互に兵士だった。だが、今ここで死んでいるのは日本の学生だ。彼らの軍隊は何をしている!市民を守るのも我らの仕事だろうが!」
ルーシー「ルーデルさん……」
最初に会った時は怖そうな軍人さんだと思ったが、しかしその内側は意外にも優しい人なのかもしれない。とりあえずうちの四天王よりはよっぽど話は分かりそうだ。
ルーデル「私はこれよりこの犯人を探し出して殺す」
ルーシー「正義のためですか?」
ルーデル「覚えておくがいい、ルーシーくん。軍人は正義では動かん。利があるから動くのだ。この事件の犯人は、我々にとって害悪だ。排除せねばなるまい」
ルーシー「私も着いていっていいですか。この人たちは私のクラスメートじゃないけど、それでもこんなことをする人は許せません」
ルーデル「自分の身は自分で守れよ」
こうして、ルーデルとルーシーはキモオタ達を討伐するために立ち上がった。
だが、二人は気づかない。
ルーデルは知らない。鮫島ルーシーがただの少女ではないことを。
赤間一族の一人にして、かつて行われた殺し合いで一度も死ななかった奇跡の少女だということを。
ルーシーは知らない。ルーデルがただの軍人ではないことを。
通称『魔王』『ソ連人民最大の敵』。とある戦争では、戦車を500両、車両を800両、戦闘機を9機撃墜し、30回撃墜されても生き延びた。スーパーエースだということを。
【鮫島ルーシー】
状態:健康
装備:不明
思考:生き延びる
1:この事件の犯人を倒す
※第1部終了後からの参戦です。神崎誠が主催だと思っています
【ルーデル】
状態:健康
装備:戦闘機
思考:主催打倒。民間人は保護。
1:この事件の犯人を倒す
2:脱出が無理ならしょうがないから優勝する
※戦闘機は校庭に留めてあります。普段はこれで移動しています
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投下を終了します
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ティラノサウルス 無冠 圧雅(第2部) 予約します
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ティラノ「ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
赤間良我は歴史上の人物をイフリート会場へ召喚した。
しかし、その時なんやかんやのイレギュラーが発生。
白亜紀の恐竜、ティラノサウルスまで、この地に召喚された。
そして、ティラノの前で立ち尽くす男が一人。
無冠圧雅。殺戮高校最強の男。
大きな男だが、ティラノサウルスと比べたらあまりにも小さい。
そもそも圧雅は最強の男だが、神崎誠と違い、友達とカラオケに行く普通の高校生だ。
しかも彼は丸腰。これはもうどうしようもない。
いや、そもそも恐竜に勝てる人間など、赤間一族くらいだろう。
圧雅「えい」
ティラノ「ぐわー!」
あ、倒した。最強ってすごい。
【無冠圧雅】
状態:健康
装備:丸腰
思考:帰ってカラオケ行きたい
【ティラノサウルス 死亡】
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投下を終了します
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関本 威厳 ギュスターヴ(ワニ) 予約します
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ナイチンゲール、フェアリー、書き手枠にトリケラトプスを予約します。
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関本威厳は細い体つきの優しそうな少年である。しかし、その実態は。
威厳「ひひひー!優勝するのは俺だー!」
割と邪悪である。
さて、関本は川辺で拳銃を構え、近づく参加者を射殺するスタイルを取ることにした。
クラスメイトと馴れ合おうとは思わない。彼は誰も信用してないし、誰からも信用されていない。
しかし、彼に迫る影が一つ。
ギュスターヴ「ぐるる……」
ワニである。体長8mを超える大きなワニだ。
全身に銃創があるそいつの名はギュスターヴ。
人間を300人以上喰った恐ろしい怪物だ。
威厳「わ!何だお前は」
ギュスターヴに気がついた威厳は咄嗟に拳銃を構え、ワニに向かって撃つ。
しかし、ギュスターヴには効いた様子がなく、ゆっくりと威厳に近づいてきた。
そう、ギュスターヴの鱗は硬すぎて、銃弾では致命傷にならないのだ。
威厳「くそっ、こうなりゃあヤケだ!うおおおおお!」
顔を真っ赤にしながら、威厳はワニに向かって突っ込んだ。
そして……。
後に残ったのは人間のような何かと一匹のワニだけだ。
こうして、高校生がまた一人死んだ。
ギュスターヴ「なーんちゃって!優勝するのはこの俺だぜ」
突然、ワニが喋りだした。
これはどういうことなのか。
彼は賢いワニだが、さすがに人語は話せないはずだ。
そう、これは関本威厳の能力。
彼は自分の脳味噌を喰った生物に支配できるのだ。
関本威厳は貧弱な人間の体から頑強なワニの体に乗り換え、川の中へ消えていった。
【関本威厳】
状態:でっかいワニ
装備:硬い鱗
思考:皆殺し。誰も信用しない
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投下を終了します
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予約に平賀源内を追加して投下します。
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赤松「クレムは俺とランデブーするんだあ!」
寺本「うるせえ! クレムたんは俺がエスコートするんだ!」
クレム「……二人とも……やめてぇっ!!」
日本刀とヨーロッパ剣でいまにも切りあおうとしていた
赤メッシュの少年とハチマキをつけ眼鏡をかけた少年に金髪のアイドルが駆け寄って二人をだきしめた。
女性経験の少ない赤松と寺本の頬にクレムの豊満な胸が当てられる!
赤松「ふにぁあ」
寺本「おほぁお」
怒っている男子を鎮める特効薬は言葉でなくおっぱいなのだ。クレムは涙ながらに言った。
クレム「私のために争わないで。私はアイドル……アイドルはファン皆のものなのよ……(泣)」
赤松「わかりました」
寺本「ふぁい……」
二人は一瞬で毒気を抜かれ、同じファンとして握手し絆を誓い合った。
すると空間から「6」と書かれたクリスタルが現れる。
……絆の石が見つかったのだ。
思わず手を伸ばす二人だったが、先にそれを手にしたのはクレムだった。
クレム「あら、綺麗な石!」
赤松「あっ」
寺本「まったく綺麗な宝石だ。クレムたんによく似合うなあ……」
クレム「ねえ二人とも、ステージに行きましょう。石も手に入ったし、記念のライブよ!」
赤松・寺本「え!行きます!」
石を手に入れて上機嫌のクレムが差し出した手を二人は握った。
クレム「うん!私であなたたちのハート、しびれさせてあげるからね!!!!」
>>>>
そして場面はうつり中世風のコロッセオ。
アイドルがステージするには少し空気が乾いているその場所で、
赤メッシュと駄メガネの死体が陸に揚げられた魚のようにぴくぴくしていた。心臓麻痺だ。
??「ほう。確かに「はあと」を「しびれさせ」とる。良いエレキを持っておるな」
クレム「まあね石も手に入ったらこいつら用済みだしね。最期にサービスしてあげたし、いいでしょ」
外山クレムは普段アイドル稼業をしているときには絶対に見せないだろう
邪悪な笑みを浮かべながら、その手からバチバチと電撃を発していた。
彼女の魔法属性が雷であることは根強いファンでも全く知らない事実である。
クレム「さ、次のステージに行きましょ。石を全部集めて、主催も倒して」
クレム「私が全時空最高のアイドルになるわよ」
??「うむ。俺の発明がどれくらい頼りになるかは分からんが、サポートしよう」
そう言って立ち上がる「スポンサーの男」は、浮世絵みたいな顔をしていた。
源内「おそらく君と俺は、属性的に相性もいい」
彼の名前は平賀源内、よく知られている発明はエレキテルだ。
【赤松ソウヤ 死亡】
【寺本英 死亡】
【外山クレム】
状態:健康
装備:絆の石「6」
思考:全時空最高のアイドルになる
※魔法属性は雷
【平賀源内】
状態:健康
装備:日本刀、ヨーロッパの剣
思考:外山クレムを発明サポート
-
以上です。各凪舵(一部)、マゼラン 予約します
-
フェアリー「びい!びい!」
ナイチンゲール「治った…」
赤間良我(善)はすっかり元気を取り戻した。
フェアリー「びい!」
フェアリーがトリケラトプスを見つけた。
トリケラトプス「やあ。ねーちゃん、俺と遊ぼうぜ…。」
ナイチンゲール「いやよ…。」
フェアリー「びい!(やめろ!)」
トリケラトプス「ふん!」
フェアリー「びいい!(うああ!)」
フェアリーの力は弱い。
フェアリー「びい…」
ナイチンゲール「おらぁ!トリケラトプス!うちの妖精ちゃんに手を出すな!!」
ナイチンゲールは怒った。そう、怒ったら、みんなは逃げて行く。
トリケラトプス「ひい…すみませんでした…!!」
トリケラトプスはどこかに逃げた…。
ナイチンゲール「ん?妖精さん?死なない…たしかストーリーの事情で死ぬとか書いていたが…。」
フェアリー「びい…(大丈夫よ。)」
-
みなさん投下乙です。
ルーシー懐かしいなあ せっかく一部生き残ったんだし死なないといいね
そしてあのルーデルさんに狙われるとかキモオタ組終わったな
二部ではなりをひそめてたけど最強がおもったより最強だった
最強ってすごい。
ワニ!ワニコワイ!
そしてそのワニをのっとるやつがいるとは……やばいですよこれは!
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柳 直人、上杉武蔵を予約します。
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>>681
投稿乙!
まじで面白かった笑えた…www
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>>681
投下乙です
黒い、クレム黒い!そして協力者が平賀源内とは!
この二人はこのロワを引っ掻き回しそうだな
>>683
投下乙です
ナイチンゲール怖いwwまあ、気が強くないと戦場で看護師なんてできないよね
フェアリーちゃんはトリケラトプスの突進でも死なないとは中々の不死身っぷり
舩坂と合わせて、W不死身コンビでしょうか
でも、不死身って殺し合いでは死亡フラグなんですよねえ
●ィオ様も●ーズも不死身なのに負けてますし
-
柳「大変だ…みんなが危ない!!」
彼は柳 直人、必殺仕事人が好きな高校生。
柳「……ん?誰だ?」スパン
柳の首が切断された…
【柳 直人死亡】
上杉「くだらぬ…狙いは無用じゃ…。無用さえいなけりゃー俺は最強にゃーならぬわ。」
彼は上杉 武蔵…最強の殺人鬼。荒木 影斗と並んだ逸材。
【上杉 武蔵】
【状態】殺人鬼
【装備】1400刀流ソード
【思考】無用を倒して最強の殺人鬼を手に入れる。
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予約に舩坂弘と関本威厳を追加して投下します。
-
各凪「やあみんな!僕のことを覚えているひとはいるかな?」
各凪「一部の2話目でけんけんぱの子にさらっと惨殺された闘士・各凪舵とは僕のことだよ」
各凪「今回は幸いにも1話目を生き残れそうなんだ!」
各凪「だって、船に乗れたからね!マゼランさん!がんばりましょう!」
マゼラン「うむ。この不思議な世界を一周しよう」
舩坂が飛ばされてきた海岸の近くに一隻の巨大船が運航していて、
そこのマストで各凪は航海王マゼランと会話をしている。
彼の武器が船の舵だったことが二人を引き寄せたのか、偶然にもマゼランと出会えたのだ・
マゼランは偉人、地球一周航海の旅に出発した男である。
勇敢にも途中の島で部族と戦った影響で死んだがそれでも偉人であることには変わりない。
そして時空融合空間を旅してみたいと思う気持ちを止めることもない。
マゼラン「よし!船員は集まっていないが出発するか!」
各凪「ええ!」
二人は海岸線から海へと繰り出そうとした、その時だった。
船ががくんと揺れた。
マゼラン「?」
不思議に思って見ると船の底をワニが噛んでいるではないか……。
各凪「えっなにあのワニは」
関本「木クズは不味いな!やっぱり人間が欲しいぜ!落ちてこい!」
マゼラン「人語を喋っているぞあのワニ!」
驚いたがしかし船底に穴が空いてはどうしようもない、マゼランと各凪は揺れる船から振り落とされた!
関本「よう。後悔は済んだか?」
マゼラン「……我々の航海はまだこれからだというのに!!!!」
ワニの口が大きく開き、マゼランと各凪は食べられた。
各凪「またこんな役かよぉ……!!」
【各凪舵 死亡】
【マゼラン 死亡】(ついでに船も転覆)
関本「ふー食った食った、でもまだ足りねえな!」
??「なら俺を喰ってみるか?化け物よ」
関本「誰だァ」
ゲップをしながら関本が振り向くと、即席のイカダの上に軍人が立っていた。
まるで鬼神のごときオーラがその背から放たれていた。
さっきまで満身創痍だったはずなのに、傷はすべて回復している。
舩坂「軍にとって貴様は危険と判断する。よって軍務を遂行する」
不死身の分隊長vs人語を解す殺戮怪物ワニのスタートだ。
【関本威厳】
状態:でっかいワニ
装備:硬い鱗
思考:皆殺し。誰も信用しない
【舩坂弘】
状態:回復
装備:持ってた手榴弾とか銃とか色々
思考:軍務を遂行する
-
以上です。
-
書き手枠に赤間鐵機、青桐戦、青桐志甫、剱崎世炉緒、相澤光良を予約します。
-
赤間「こ…ここは…?志甫…大丈夫か…?」
志甫「だ…大丈夫よ…」
当時19歳の赤間鐵機と青桐志甫が来た。
赤間「み…みんなは…?」
すると当時30歳の相澤光良と会った。
相澤「お!志甫ちゃん!いつも変わらずかわいいね。お久しぶり!え?お前、赤間!!?しかも若い!!生きていたの?」
赤間「失礼な!俺は18歳だぞ!!」
相澤「ごめん。」
すると謎のカップルらしきコンビがいた。
戦「剱崎ー!!覚悟だー!!剣剣波!」
剱崎「何を…!!」
赤間「お前ら喧嘩するではない!!」
志甫「姉さん、剱崎!!喧嘩をやるなら時空が元に戻ったらやりなさい!!」
戦「はぁい…。」
剱崎「すみません。」
赤間「それより時空がやばい。急いでマスターUを倒さないと!!俺か志甫が死んだらもうバトロワが潰れてしまう!」
志甫「マスターUの所へいこう!」
赤間「絶対に救うぞ!」
志甫、戦、相澤、剱崎「「「「応!!」」」」
5人は団結した。
すると、ナイチンゲールとフェアリーと会った。
-
赤間鐵機、青桐戦、青桐志甫、相澤光良、剱崎世炉緒、ナイチンゲール、フェアリーを予約します。
-
野村隆太郎 書き手枠で坂田金時 アテルイ 予約します
-
>>690
各凪とマゼランドンマイww
そしてワニvs舩坂開始ですか!
勝つのはどっちだ
>>693
1部主要メンバー来たー!こいつらはたよりになるぜー!
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>>695
野村隆太郎……野○村隆○郎かよ…面白そうなキャラクターだったから笑ったwww。
-
赤間「あれはナイチンゲール!」
剱崎「誰だ?メス?」
相澤「知らんの?剱崎?ナイチンゲールは世界一有名な医者だぜ。あれ?青桐姉妹は?」
戦「かわいい…。」
志甫「妖精…かわいいキュン」
赤間「妖精?何か俺に似ているな…。」
ナイチンゲール「あ!妖精さんに手を出すな!」
赤間「まあまあ、落ち着こう…俺ら敵じゃないし…。」
ナイチンゲール「そうだね…。」
赤間「この妖精…暖かい。」
フェアリー「びい!」
ナイチンゲール「みんな、着いてきて欲しいと言っているんだって!!」
5人と妖精とナイチンゲールは2014年の殺極高校に着いた…。
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>>698
投下乙です!
妖精さん人気者だなあ
5人と妖精は対主催の要になりそうだね
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書き手枠に理善 恫壟、芦間 松吉、源川 冷夏、村岡 金次、左無岡 部留度を予約します。
-
マスターUの命令により、5人の最強の暗殺者を作った。
理善「……未来丘の生徒共…早く殺してぇ…。」バリバリ
理善はいつも、刃物を食べる化物だ。吐いたものはまるで弾丸の用に相手を切り裂く。
芦間「バッハハハ!」
芦間は巨漢で、相手の内臓をみるのが好きだ。
源川「うふん。ねぇ未来丘の男子…」
源川は由脳みたいな全裸を見せると必ず死亡する。
村岡「未来丘の生徒共を調理せらぁ。」
村岡は包丁、まな板など料理道具を武器として、扱う料理人。
左無岡「スベテハユーサマノタメニ…。」
左無岡は口調はロボットだが人間。強力光線や刀など使う化物…。
理善「全員揃ってU−5!未来丘学院の生徒ども!!殺してやる!!」
まるでスーパー戦隊のようなポーズをだす。
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>>701
投下乙です!Uー5……
恐ろしい連中です
けど、マスターUは生首状態でどうやって暗殺者を作ったのでしょう?
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ついでにU−5を説明します。
理善、芦間、源川、村岡、左無岡の5人のメンバーです。言った通り戦隊みたいなもんです。
服装は理善→赤、芦間→紫、源川→青、村岡→緑、左無岡→黒らしいです。
彼らの目的は未来丘学院の生徒達を殺すのが目的です。
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投下します
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野村隆太郎は動揺しつつも、殺し合いで勝ち残るために動き出した。
彼には一つ、人には真似のできない能力を持っていた。
「ふん、俺の野生で学んだ能力を使う時か、ビーストモード突入!」
次の瞬間、彼の全身が隆起し、着ている制服がはちきれる。
全身から深い毛が生え、牙や爪が鋭く尖った。
その姿は、森の王者、ヒグマ。
(ふふふ、日本でヒグマに勝てる生物はいない。そして、うちのクラスは皆日本人。この殺し合い、我々の勝利だ)
「オレガユゥオゥウア゛アアアアアアアアアアアアアーーーゥアン!」
(鳴き声が間抜けになるのは、唯一の欠点だがな……)
野村は、獲物を見つけた。
中々大きい体格の男だ。だが、ヒグマの前ではただの肉。
「グルルルルルルゥッハー↑グズッ」
威嚇しながら、野村はその巨体を男の前に見せる。
後ろからいきなり噛み付いてもいいが、男の泣き叫ぶ顔を見たいからだ。
しかし。
「おうおう、久しぶりに見るなー」
男は呑気そうな顔をしながら、ヒグマをしげしげと見つめる。
その態度が野村をイラつかせた。
「お前を、オマエヲ、クッテヤルー!」
「なんと、このクマは喋るのか。不思議だなー」
「ドウシタ、ニゲナイノカァゥァゥ……ア゛ー!」
「逃げはせんよ、儂はな」
そう言って、男は服を脱いだ。
そして、見えたのはあまりにも屈強すぎる肉体。
筋肉が隆起しすぎて、もうそれが鎧じゃんって感じになっている。
「さあ、これでいいだろう」
男はふんどし一丁になった。
が、服を脱いだことで男が只者ではないことが一目瞭然になる。
間違いなく、人類最高レベルの肉体。
「ククゥオゥウア゛アアアアアアアアアアアアアーーーゥアン!」
しかし、野村は笑った。
勘違いしてはいけない、野生の力を舐めてはいけない。
君たちは知っているだろうか。
格闘チャンピオンは、シマウマにさえ敵わないという事実を。
いくら人間の中では力があるほうでも、大型動物に勝つのは不可能なのだ。
そんなことができるのは赤間一族くらい。
「オマエニハワカランデショウネ!ヒグマハー、人間では絶対勝てんのだアアアアー!」
そう叫んで、野村は男と組み合った。
やはり立つとヒグマの大きさが際立つ。
ん?組み合った?
「馬鹿な、ヒグマと組み合うだと!」
「そういえば自己紹介をしてなかったなー。俺の名前は坂田金時。鉞担いだ金太郎っていったら分かる?」
恐ろしいことに、二人の力は拮抗していた。
いや、楽しそうに組み合う金太郎と、必死に歯を食いしばるヒグマ。
これだけ見ても、二人の格の違いが現れていた。
「俺はヒグマだぞ!それが、人間に!」
「ヒグマっつーのはそんなにすごいもんなのか?儂は子供の頃にもう勝てたぞ」
「な、何ー!」
そして、ついに野村ヒグマは持ち上げられた。
そのまま空中に放られる。
人生初めての投げに、野村ヒグマは驚きのあまり声が出なかった。
やがて、地面に厳しく歓迎され、全身に衝撃が走る。
「儂の勝ちだな」
結局野村の敗因は何なのか?
簡単な話だ。ヒグマと相撲をして勝ってしまう男、金太郎に勝負を挑んだことだ。
HIGUMAならともかく、ヒグマでは金太郎に勝てない。
「くそっ覚えてろよンドゥッハッハッハッハッハアアアアァァ↑!」
そう捨て台詞を吐いて、野村ヒグマは森の中へ消えていった。
「いやー、楽しい戦いだった!」
残ったのは豪快に笑う豪傑が一人。
【坂田金時】
状態:褌一丁
装備:鉞
思考:適当に楽しむ
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「くそー、ひどい目にあったぞ」
トボトボと歩く、ヒグマ。
そこには森の王者としての貫禄など、存在しなかった。
いや、そもそも彼は普通の高校生。野生でもなんでもないのだから、そりゃあ勝てないというもの。
が、野村ヒグマは新しい獲物を発見した。
「ぷっ、なんだあの古臭い格好」
男は、確かに着物とはまた違う、弥生時代の人が着てそうな服装をしていた。
あれなら勝てる、と野村ヒグマは牙を研ぐ。
10分後。
そこには血だるまになって倒れる野村ヒグマと、彼を解体して武器にする男の姿があった。
男の名はアテルイ。蝦夷の勇者、アテルイだ。
男は仲間のために強大でずる賢い勢力、ヤマト政権に戦いを挑んだ。
途中までは軟弱なヤマトの者ども相手に無双できたのだが、征夷大将軍、坂上田村麻呂に敗れ(ついでに奥さん寝取られ)、ついに彼は処刑された。
アテルイの願いはただ一つ。もう一度ヤマト政権に挑戦し、今度こそ勝利を掴み取ること。
そのために優勝を目指すのだ。
「田村麻呂殿、私はもう一度貴殿に挑戦します……」
野村ヒグマは今回も戦う相手を間違えた。
相手はヒグマが出やすい東北の勇者。金太郎のような怪力は無いが、ヒグマとの戦い方や殺し方は手馴れたものだった。
【野村隆太郎 死亡】
【アテルイ】
状態:健康
装備:ヒグマを解体して作った武器
思考:優勝する。ヤマトの者には容赦しない。
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投下を終了します
野村の口調は途中で疲れたので、なんか最後らへん適当です、ごめんなさい
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赤間鐵機、青桐戦、青桐志甫、相澤光良、剱崎世炉緒、ナイチンゲール、フェアリー 八岐大蛇 予約します
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書き手枠になまはげ、坂本竜馬を予約します。
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5人と妖精は殺戮高校の前に来ていた。
その間も女性陣はみんな可愛い妖精さんを愛でている。
赤間「この高校は、俺たちの学校に少し似ているな」
青桐「興味ない。それより早く戦いたい」
剱崎「同じく」
赤間「お前らなぁ……」
相変わらずのクラスメートの様子に赤間は苦笑する。
一方志甫とナイチンゲールは。
志甫「もーフェアリーちゃん本当可愛い!赤間くん、この子私たちの息子にしよ?」
ナイチンゲール「いいかげんにして。妖精は私たちの国が発祥よ!日本人には渡さないわ」
赤フェアリー「びい」
赤間「緊張感ないなあもう……」
相澤「いいじゃねえかヤング赤間。みんな信じてるのさ、あの殺し合いを乗り越えた俺たちが負けるわけないって」
さすが高校ロワ初代で活躍した生徒たち。
この殺し合いの場においても彼らはマイペースだった。
相澤「ところでお前がさっき言っていた、『俺と志甫が死んだらロワが終わる』ってどういう意味だ?」
赤間「ああ、あれはだな。俺たちはこのロワの中心だから、俺たちが死んだらこのロワは主催者の勝利に終るだろうってことさ。分かんなかったのか?」
相澤「……お前ら1部では暴走してただけじゃねえか。つーかあの殺し合い一番最初に死んだのお前じゃん」
赤間「ギクッ」
志甫「それ以上いけない!それは赤間さんの黒歴史よ!」
うん、マイペースだ。
だが。
恐怖は突然やってきた。
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
突如現れたのは、あまりにも大きな怪物。
名を八岐大蛇。
8つの首を持ち、又が七つある怪物だ。
え?又が八つあるからヤマタノオロチなんだろって?
ヤマタノオロチのヤマタとは一本の首の長さが山を八つ跨ぐほど大きいから、八岐大蛇と呼ばれているのだ。
つまりめっちゃデカイのである。
相澤「こいつはいくら何でもでかすぎるぜ!みんな逃げるぞ」
戦「いくぞ剱崎」
剱崎「遅れを取るなよ青桐」
相澤「おい馬鹿やめろ」
戦いに飢えていた二人は剣を構え、八岐大蛇へ突っ込んでいった。
しかし、相手は伝説の怪物。
いくら人斬りとはいえ劣勢だ。
赤間「こうなったら、俺も青桐と剱崎を援護する。三人なら勝てるかもしれない」
志甫「赤間くん……分かったわ。ナイチンゲールさん、フェアリーちゃん、行きましょう」
ナイチンゲール「けど……」
志甫「ここにいても皆の足を引っ張るだけよ」
フェアリー「びい」
こうして志甫とナイチンゲールとフェアリーは殺戮高校から逃げ、残ったのは剱崎と戦、赤間と相澤。
4人の必死の戦いが始まった。
【青桐志甫】
状態:健康
装備:不明
思考:皆に託して逃げる
【ナイチンゲール】
状態:健康
装備:不明
思考:皆に託して逃げる
【フェアリー】
状態:健康 喋れない
装備:不明
思考:何とか喋れるようにしたい
※不老不死は制限されています。めったなことでは死にませんが、ストーリーの都合では死にます
そして数時間後。
そこには満腹になった八岐大蛇以外何も残らなかった。
【赤間鐵機 死亡】
【青桐戦 死亡】
【剱崎世炉緒 死亡】
【相澤光良 死亡】
しかし、彼らは無駄死にではない。
八岐大蛇の全身には傷が走っていた。
彼らは負けこそしたが、最後まで諦めなかったのだ。
【八岐大蛇】
状態:疲労(中)
装備:無し
思考:全員喰う
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投下を終了します
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なまはげ「悪い子はいないかねー。」
いつも以上に怒鳴るなまはげ。しかし一人の若者がいた。
竜馬「ちょっとしつこいぜよ…。」
彼は坂本竜馬…勝海舟など会ったことがある若僧。新撰組を狙っている。
竜馬「あれはなまはげ!?」
なまはげ「悪そうだな…。斬ってやる!」
竜馬「しつこいな…龍切り…」
なまはげ「ふん!効かぬわ。どうやら俺はパワーアップの時が来たわ…はああああ!!」
なまはげはみるみる全体が美男子のような体になってゆく。
なまはげ「パワーアップ完了!」
竜馬「うわー。これはなまはげじゃないね。龍切り!」
なまはげ「やっぱり効かぬな。僕、坂本竜馬っつーの退治するわ。」
呆れ顔のなまはげに遂に坂本竜馬は怒った。
【なまはげ】
【状態】完全美男子なまはげモード
【装備】サラリーマンのスーツ、斧
【思考】坂本竜馬を挑発
【坂本竜馬】
【状態】普通
【装備】侍の衣装
【思考】なまはげ潰す。
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>>712
なまはげvs竜馬……!
イケメンなまはげ面白いですww
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>>710
投稿乙です。
すこし疑問があります。鐵機が死ぬと赤間良我が存在しなくなると思います。
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>>714
イフリートの不思議空間の中の殺し合いなので、鐵機が死んでも良我は生きていると解釈しました
ダメでしょうか……?
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ジャック・ザ・リッパー 巴御前 予約します
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青桐志甫、ナイチンゲール、フェアリーを予約します。
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>>715
まっいいでしょう。青桐志甫は18歳だと妊娠はしているでしょうね。
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「ひひひっ、殺すぜー俺はよー」
男の名前はジャック・ザ・リッパー。
ロンドンを恐怖のどん底に叩き入れた殺人鬼だ。
早速、彼は獲物を見つけた。
「ひひっ、ちょいとそこのお姉さん。俺と遊んでくれねえか?」
「……遊び、ですか?」
美しい黒髪美人だった。
ジャックは外国の女を殺したことはまだない。
初めての興奮に、体がゾクゾクと震える。
「このような場で遊びとは、不謹慎では……?」
「いーや、この遊びはこの場所にピッタリと合ってるのさ!俺の遊びっつーのはな、殺しだァァ!」
狂気の笑みを浮かべながらジャック・ザ・リッパーはナイフを女に振り下ろす。
しかし。
ナイフが女に刺さる前に、女の手のひらがジャックの顔面を掴んでいた。
「ぐえええええ!てめえ、なんつー怪力だ!」
「死ね。下郎が」
その言葉と共に巴はジャックの頭を引きちぎり、投げ捨てた。
【ジャック・ザ・リッパー 死亡】
「義仲様……。私はどうやらこういうことでしか生きられぬようです……」
女の名前は巴御前。一騎当千の女武者。素手で大の男の頭を引きちぎるリアルターミネーター。
戦乙女が、戦場を闊歩する。
【巴御前】
状態:健康
装備:武装色々
思考:神崎を殺して帰る
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投下を終了します
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志甫「はぁ…はぁ…」
ナイチンゲール「あれは…ヤマタノ大蛇…!!みんなは…?」
フェアリー「びい!びいい!」
志甫「そ…そんな…みんな…。」
志甫は涙を流した。しかし、フェアリーが体から変身した。
鐵機「泣くな!!志甫!俺達の仇を打て!」
すると鐵機はフェアリーに戻った。
志甫「……ありがとう…フェアリーちゃん。いこう!大蛇を倒しに!」
ナイチンゲール「無茶な…!!」
志甫「大丈夫です。いけます。」
志甫は大蛇の所に来た。
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零口(第四部)、書き手枠にヴァイオを予約します。
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青桐志甫 ナイチンゲール フェアリー 八岐大蛇 書き手枠で
源為朝 スサノオノミコト 安倍晴明 ジークフリート を予約します
ちょっと長くなります
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零口「くくく…ついにきたわ…いい光景だわ…。」
彼は零口。第四部で聖矢を殺したが黒埋によって消滅した女性だ。
零口「ん?だれ?そこのにいちゃん。お金盗んじゃダメよ!」
ヴァイオ「うるさい。」
謎の青年が刃物らしき物で零口の体を真っ二つに切られた。
【零口死亡】
ヴァイオ「ふん、豚野郎が…悪趣味は嫌いでね…。」
ヴァイオ・L・サファテ…人類最強の兵隊。彼の目的は汚れた人間を全滅する事だ。
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>>723
絶対に青桐志甫、フェアリーは死ぬと思う。
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投下乙です
ヴァイオこええ!
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書き手枠の邪射闍麝と鳥羽 烏を予約します。
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ここは1989年ちょうど平成に入った時期…
鳥羽はコンビニに行き立ち読みした。
烏「お!今週のジャンプ!黒毛のバスケ最終回じゃん!楽しみ!て言うか私の活躍は全然していないけど…」
確かに第二部ではたったの二回登場していなく、第三部は登場してない。
鳥羽「だれか…私を活躍できる人はいないかな…?」
すると、謎のおっさん邪射闍麝がコンビニに入った。
邪射闍麝「貴様…さては毬島の者では…?」
烏「そうですけど……。」
邪射闍麝「なら死ねー!闍麝ビーム!」
烏「うわ!」
烏はコンビニから脱出した。コンビニはみるも無惨に崩れる。
邪射闍麝「いたぞ!」
烏「仕方がない…私が邪射闍麝を始末しよう。」
【鳥羽 烏】
【状態】健康
【装備】黒衣服、黒剣ブラックオーディオン
【思考】邪射闍麝を退治。
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投下乙です!
烏ちゃん頑張れ
後、すいません
良我がすべての時空を融合させたんで、○○年とかあんまり関係ないですよ
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時咲 冥、鮫島ルーシー、ルーディ、書き手枠にザルゴとウェメポを予約します。
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ルーシーとルーディは未来丘学院の保健室に行ったがしかし事態は急変する。
ルーシー「ところでルーディ!何でここに来たの?」
ルーディ「それはな…みてのお楽しみだ!」
するとルーディが気絶ガスをだしてルーシーを気絶する。
ルーシー「ぐっ…た…助けて…お兄ちゃん…」バタン
ルーディ「ふー。ルーシーに利用して良かったー。」
ルーディ「おい!ザルゴ、ウェメポ!ルーシーを牢屋につれて行け!マスターU様が喜ぶぞ。」
ウェメポザルゴ「「はっ!了解しました。ルーディ様。」」
ルーシーはマスターUのお城の牢屋に閉じ込めた。
ルーシー「………ここは…?」
冥「気づいた?大丈夫?」
ルーシー「大丈夫よ…貴方は…?」
冥「私は時咲 冥。未来からやってきたよ。貴方は…?」
ルーシー「鮫島ルーシー。本当の名前は赤間光菜なの。」
冥「それより、大変よ…みんなが危ない…。時空を取り戻さないと世界が滅びる!!」
ルーシー「え!!?」
冥「時空を取り戻す方法は赤と青のフェアリーの力が必要よ。実はフェアリーの言葉がわかるの……。」
ルーシー「フェアリーって……」
冥「かわいい妖精。だけど力は少ない。フェアリーの寿命は後1週間でその人間の命共消える…」
ルーシー「何だって!!?」
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書き手枠にブロディア、ソルノを予約します。
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投下乙です
しかし、ルーデルをルーディと間違えていますよ
ルーデルはドイツにいた軍人さんです
どうしてドイツの軍人であるルーデルが、生首になっているはずのマスターUに従っているかを、できれば文中に示してください
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ソルノ「あああー!」
彼はソルノ。ジャングルで育てた野生児。ノルコッコ族の子。
ソルノ「ん?ありゃー?」
謎の戦艦が来た。
ブロディア「フフフ…。ノルコッコ族よ…絆の石をよこせ。さもないと撃つ!」
彼はロバート・ブロディア。太平洋軍の元帥だ。
ブロディア「ん?石がある!おい!ここの小僧よこせ!」
ソルノ「嫌だね!渡したかったらオイラを倒してから渡す!」
ブロディア「な…何だと…調子にこくなよ!!」
ソルノ「いくぞ!バーストモード発動!」
超野生児ソルノvs太平洋軍元帥ブロディア絆の石「13」をかけた戦い、どちらが勝つか…
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>>733
彼は実はルーデルはマスターUにより洗脳されたのです。
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投下乙です!
一瞬太平洋軍とかノルコッコとかいたっけって思いましたけど、オリキャラってことですね
野生児vs元帥の絆の石を巡る戦いの続きが気になります
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>>735
なるほど、すでに洗脳されていたのですね
それなら納得です、これでキモオタ組はピンチを切り抜けましたね
しかし、ルーデルが主催者側とは中々厳しい展開ですね
妖精さんは悪の赤間に勝てるんでしょうか
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紫水 唖堕羅、神崎 誠、松平、書き手枠にザネンバ・ロビンソンを予約します。
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紫水 唖堕羅、神崎 誠、松平 D 光宙が居酒屋へ行った
唖堕羅「……さて、いまからマスターUや未来丘の生徒共を惨殺しようかな。」
神崎「賛成だ。」
松平「おおー。いいねー。」
松平「すみませんー。ビールを三本くださーい。」
ザネンバ「あいよ!君達中が良いね…。」
唖堕羅「実はマスターUとか未来丘学院をぶっ飛ばす計画をとってんやけど。」
ザネンバ「いいね。では俺も入らしてくれ!」
松平「いいよ。」
こうして悪キャラ三人とザネンバが団結した。
これで、運命の三つ巴となった。
唖堕羅「いくぞ!世界を滅ぼしに!!」
神崎松平ザネンバ「「「応」」」
-
書き手枠に風丸 連地を予約します。途中であれに変わります。
風丸 連地…今も未来丘学院を不登校続ける高校1年。ルーシーの曾孫。
-
連地「!!?あれは…?」
連地は家の窓を開けた時、江戸時代や原始時代など混ぜたような空間だった。
連地「あれは?」
連地は家をでた。しかし、人々の無惨な死体がずらりと並んだ。
連地「これは…?」
連地「ん…ウグッ!」バタン
連地は何者かに気絶した。
すると、分列し、青いフェアリーとなった。
青フェアリー「びい?」
もう一人の連地は赤間良我同様マスターU側の一員になった。
青フェアリー「びいい!(大変だ!)」
-
…三人がその時代に降り立ったのは不運以外の何物ても無かっただろう。
違う時代に降り立った三人を出迎えたのは戦国武将でも無く、恐竜でもなく焼夷弾の雨だった。
そう第二次大戦の大空襲さなかに彼らはやって来たのだ。
全てを焼き焦がす死の雨が降る。
その死の臭いから必死に遠ざかろうと必死に三人は走る。
何かを焼く臭いが充満する。
周りには、誰もいない、もうあたりの人間は防空壕に避難したのだろう。
現 実 は 非 情 だ。
ソニア「何だ此処は、滑るんだっちゃー!」
無用「ソニアッくそっ、愛美手伝って!」
ソニアが瓦礫でアキレス健を切ったのだ。
これでは歩く事も儘ならないと、無用はソニアの肩を抱き、愛美に協力を要請する。
だが、愛美は三人の中で一番体力がなく、足も遅く、2人と愛美はかなり距離が開いていた。
そして、その距離が命取りとなった。
ソニア「無用が光っちゃ―――!」
無用「ソニアが光っ―――!」
「「ンアッ―――!!」
2人はお互いが光って後光が差しているように見えた。
まぁ、2人の至近距離で焼夷弾が爆発して、閃光で辺りが埋め尽くされただけなのだが。
たとえ、この時代から200年以上先の人間とは言え、死は平等だ。
それが、死神が2人に見せた最期の光景。
【青桐ソニア 爆死】
【霧崎無用 爆死】
愛美「うぅん……どうなった、の?」
距離に助けられ、辛くも死を逃れた愛美だったが、2人のバラバラ死体を見て気絶した。
そんな彼女にも、焼夷弾を載せた爆撃機が死を与えんと迫る―――!
しかし、そんな時にパーンと渇いた銃声が轟いた。
それは、本来なら、爆撃機の装甲で充分耐えられる拳銃の銃弾だった。
しかし、その弾は機体に当たった瞬間竜巻を生み、爆撃機を山へと墜落させた。
「明日咲き誇る薔薇を、心の銃で撃ち落とせってね」
輝く銃身。
ジェリコF91を構えたガンスリンガー。
相変わらずの童顔女顔の優男いや、優少年…松滝竜魔が立っていた。
竜魔「やれやれまた、殺し合いか…クソッたれ」
自分は全ての魔力を込めた弾丸を込めた弾丸を放ち、死んだはずだった。
だが、いた場所は地獄より反吐が出る場所だった。
「おお〜い、もしも〜し、ダメだ気絶してらぁ、まあ、無理ないか」
そして、竜魔は愛美を担ぎ上げ、手にある宝石を空にかざす。
「しかし、なんでこう、寝坊助居眠り姫に縁があるかね…」
そう自嘲しながら3分ほど待つ。
すると、次元に穴が開いた。
「こんな時代とはさっさとおさらばっと、まずはルーシーの奴がいないか探すか」
手に込められたルーシーの居場所を念じ、ワープしながら呟いた。
「…この子にも時間が必要だしな」
揺るぎない意志を秘め、竜巻使いは二度目のバトルロワイアルに身を投じる。
【松滝竜魔】
【状態】健康
【装備】ジェリコF91,碧玉の宝石(属性は風)
【思考】とりあえず生き残る
1:とりあえず、ルーシー見つけて、主催に鉛玉お見舞いする。
第1部最終話からの参戦です。神崎誠が主催だと思っています
【桜木愛美】
【状態】気絶
【装備】無し
【思考】???
1:……
-
投下終了です
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暮沼と書き手枠にニュートンを予約します。
-
暮沼「………。どこだ?」
暮沼はかなりの方向音痴だ。
暮沼「おい、そこのじいさん、未来丘学院はどこかな。」
ニュートン「未来丘学院?何だ?」
暮沼「何か見たことがあるような…?」
-
投下します
-
「ぐおおおおおおおおおおおお!」
聞く者に潜在的な恐怖を与えさせる、怪物の声が響いている。
八岐大蛇。
古代の日本に君臨した山より遥かに大きな怪物。
クマとかワニとかナマハゲとか恐竜とかが小さく見えてしまうほどのあまりにも巨大な怪物。
しかし、怪物の黒い体にはいくつもの傷ができていた。
致命傷ではないが、怪物の動きを鈍くしている。
ついさっきまで、仲間を守るために命をかけて戦った4人の高校生がいたのだ。
赤間、青桐、剱崎、相澤。
制限のせいか、八岐大蛇が強すぎるせいか、彼らはこの怪物を殺すことはできなかったが。
しかし、確かに彼らは戦ったのだ。死力をかけて。
八岐大蛇は弱っていた。
彼はいつものように生贄を喰らうために外へ出てきたら、このような知らない場所へ呼ばれていた。
元々空腹だったのだ。その空腹は4人を喰うことで満たされたが、傷は中々治らない。
八岐大蛇は8つの首を振りながら、吠える。
この怪物に理性はない。ただ、空腹を、女の肉を欲するのみ。
そして、新しい獲物が彼の前に現れた。
騂
現れたのはさっき逃がした二人の女と一匹の羽虫だった。
八岐大蛇は女の肉が好物だ。
舌なめずり、という概念は持ち合わせていないが、怪物は嬉しそうに首を揺らした。
「よくも、赤間くんを……!」
青桐志甫の心に広がるのはただ怒り。
クラスメートを、正直理解できないけど大好きだったお姉ちゃんを、愛していた運命の人を。
彼女は、あっという間にこの怪物に奪われたのだ。
ここに呼ばれる前までは平和だったのに。
こんど皆で遊びに行く予定だったのに。
「お前だけは、絶対に許さない!」
そして彼女は、炎を纏った。
志甫には、イフリートの力は使えない。
彼女の魔王はアスタリカス。人の身で二人も魔王の力を使えば、全身が弾け飛んで死ぬ。
ならば、なぜ彼女は炎を使えるのか。
-
「私に力を貸して、剣魔。貴方のお父さんの敵を取りましょう」
正解は、彼女の胎内にいる赤ん坊。赤間剣魔の仕業だった。
赤間剣魔が所有する炎の力を、彼女は借りているのだ。
もちろん、本来の赤間一族と比べたら、その火力は微々たるものだが、しかし、十分に人の身は超えた力だった。
「これなら勝てる。あの怪物に……。いや、この人格じゃあだめだ。戦闘用の、あの性格に切り替えよう……」
呼吸を整える志甫。はっきりいってあの性格は嫌いだ。口は悪いし、馬鹿っぽいし、邪悪だし。
けど、あの人格のほうが強いのもまた事実。
赤間剣魔の妻ではなく、かつて666人殺した殺人鬼の人格を彼女は発動させる。
「―きゃはははは!さあいくわよ大蛇!そんだけ顔があるんだから私を満足させてよね!」
「すごい。あれが、青桐志甫さんの本当の実力……!」
ナイチンゲールの顔は驚きに満ちていた。
従軍経験のある彼女だが、ここまで強い兵士はいなかった。しかも彼女はまだ18歳で腹に赤ちゃんまでいるのだという。
縦横無尽に動き回る八岐大蛇の首を掻い潜り、すれ違いざまに炎をぶつけ、嘲笑いながら斬る。
戦闘に関しては素人のナイチンゲールだが、それでも青桐志甫の化物っぷりは理解できた。
「びい」
赤い妖精さん、いや赤間良我の良心はその戦いを見て焦っていた。
(あれじゃだめだ、勝てない……)
同じイフリートの力を持っていたからこそ分かる。彼女の力では八岐大蛇は倒せない。
いや、そもそも青桐志甫単体で勝てるわけがないのだ。
八岐大蛇を足止めした4人は全員が赤間良我と同じだけの力量だった。
そんな彼らでも大蛇に勝てず喰われたのだ。
(俺が力を取り戻していたら、くそっ!)
良我は唸る。悪の方に力を奪われたことが恨めしいと。
今の自分ではびいびい言うことしかできない。
不死身のため戦いに参加しても死にはしないが、まともに戦力にはなれない。
-
「ははは、本当に強いわね、八岐大蛇!」
炎を駆使しながら青桐志甫は嬉しそうに叫ぶ。
しかし、その顔は憎悪に塗れた般若の顔。
なのに、口調だけは殺しを楽しむように、軽い。
「きゃははははは!いいわ、もっと私を濡れせてよ、その卑猥な首でさー!」
だってこの口調を維持しないと勝てないから。
少しでも赤間の妻の顔を見せれば、彼女は一瞬で死んでしまう。
それほどまでに神話の怪物と女子高生の間にある壁は大きい。
「さっさと死んじゃえよー!」
そう叫びながら、志甫は炎で形作った剣で八岐大蛇の首の一本を断ち切ろうとする。
しかし、硬すぎて、断ち切れない。
そして、志甫に一瞬の隙ができた。
そこをすかさず大蛇の首の一本が突っ込んでくる。
自分の前に広がる大きな口。尖った牙。気持ち悪い舌。牙は新鮮な血で濡れていた。
きっと4にんのうち誰かはこの首に食われたのだ。
(どうせ死ぬなら赤間くんと一緒の口で食べられたいなあ)
そんなことを思いながら、彼女は大蛇に食べられた。
「びいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
-
気がつけば、空だった。
「あれ私喰われたはずじゃあ?」
「おいおい、寝ぼけてんのか?」
志甫は自分がお姫様だっこされていることに気がつく。
(ああ、そういえば赤間くんにもこうやって抱きしめてもらったよね)
もしかしたら赤間くんが天国から迎えに来てくれたのだろうか。
そんなことを期待して、彼女が自分を抱く男の顔を見る。
ひげもじゃだった。
「いやー!降ろしてー!この変質者ー!」
「お、おい暴れんなこら!」
なんとか逃れようともがく志甫をひげもじゃの男は固く抱きしめ、八岐大蛇から離れた。
当然、八岐大蛇もそれを逃がすわけがなく一本の顔が追撃するかのように男を追う。
「うむ、単純な怪物は好きだぞ儂は」
その首に向かって真っ直ぐ矢が放たれた。
その衝撃は大蛇の首の一本が大きくのけぞるほど。
志甫がよく見れば、大蛇の一本の顔は半分吹き飛んでいた。
「なんて……威力!」
だが、これで大蛇は激怒した。
残った7本が一斉にひげもじゃに向かう。
「おいおい、そう焦るなよ」
が、動けない!
大蛇の体は痺れたように全身を痙攣させ、ひげもじゃを追うことができない。
「うごきは止めた。とどめはまかせたぞ、ジークフリート殿」
「了解した」
そして痙攣する大蛇に向かうのは、剣を構えて突っ込む英雄。
「ふん!」
剣が一閃した瞬間、あれほど硬かった大蛇の首はあっさりと落ちた。
これで残りの首は後7本。
しかし、八岐大蛇の動きは突如精細を取り戻す。
「なんだと!こんなに早く封印を解くとは!?」
「くっ……」
英雄はひとまず大蛇から距離を取る。
「あの、あなたたちは誰ですか?」
恐る恐る青桐志甫は男たちに問いかけた。
彼女は分かる。彼ら一人一人が全盛期の赤間と同レベルだということを。
「びい」
フェアリーは大きく胸を張っていた。
顔もどこか誇らしげだ。
「妖精ちゃんが、この人たちを呼んできてくれたんです」
ナイチンゲールが興奮したように、それでいて安心したように答える。
志甫は改めて彼らを見た。
ひげもじゃの男。
武者。
陰陽師。
西洋の騎士(?)。
男たちは一騎当千の強者たちだ。
歴史に、物語に、神話にその名を刻む英雄たちだ。
ひげもじゃの男はスサノオノミコト。
かつて八岐大蛇を討伐した男。
武者の名前は源為朝。
様々な妖怪を倒した源氏のトップ。
陰陽師の名前は安倍晴明。
現代になおその名を残す最強の陰陽師。
騎士の名前はジークフリート。
体の一部以外が鋼鉄のように硬い不死身の英雄。
「スサノオ殿、あなたは以前どうやって倒したのですか?」
「ああん?酒を使って酔わせたのさ。でもまあ、この場には酒ねえよなあ」
「つまり正面から打ち倒すしかないと?ふん、おもしろいではないか」
「まったく、見事に脳筋が三人集まりましたねえ」
男たちは話し合いながらも決して八岐大蛇に背中を向けない。
そんな姿をナイチンゲールとフェアリーは頼もしそうに見つめる。
「あいつは、私の夫を喰ったのよ。私にも協力させて」
志甫も立ち上がり、彼らの横に並び立つ。
今ここに、八岐大蛇vs英雄の一大決戦が幕を開いた。
※人数が多いので状態表は割愛します
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投下を終了します
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ヴァイオを予約します。
ヴァイオの過去に妹が登場します。
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零口を倒した後ヴァイオは空を見た…
ヴァイオ「エミリー…。元気かな…」
ヴァイオの過去
ヴァイオはイギリスのとある田舎に生まれた。彼の家は貧しく食料もなかった。だがヴァイオは成績優秀な男で、父親は尊敬し、母親はヴァイオの事を愛していた。しかし悲劇が起きた…ドイツ軍により両親が殺害され、妹エミリーはドイツ軍に拐われた。ヴァイオは泣いた。かなり泣いた。そして決意をだした。
ヴァイオ「汚れている人間共を殺してエミリーを助ける。」
こうして、ヴァイオはイギリス軍に入部した。
ヴァイオ「待っていろよエミリー、いま助けに行く。」
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赤間良我(悪)、マスターUを予約します。
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書き手枠でクルトーを追加します
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一匹の狼がいる。巨大な体躯。尾は切り株のような形だ。
名を、クルトー。
ただの狼ではない。
数百匹の狼の群れを率い、三年間もフランスを支配したオオカミ王。
クルトーは賢い動物だ。
赤間の宣言の言っている内容は理解できなかったが、ここが危ない場所だということは十分に理解していた。
故に、建物の影に身をひそめる。
クルトーは確認する。
率いていたはずの仲間はどこにもいない。
自分の牙や爪で倒せない相手もいるのだろう。
では、自分はどう立ち回るのか。
クルトーの取った手段は、待ちだった。
数が少なくなるまで、彼はじっくりと待つことにした。
【クルトー】
状態:健康
装備:無し
思考:数が減るまで待つ
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投下を終了すると同時に書き手枠で佐々木小次郎とハサン・サッバーフを予約します
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良我「ククク…次々と死んで行くね。」
マスターU「いかがでしょう。これで犠牲者が多数でましたね。」
良我「そうだな。実は過去にいたみんなは死んでないよな…。時空を戻す限り過去にいた人は生き返れない。」
マスターU「まさにそうですね。」
良我「さてどうやらヤマタノ大蛇が誰かと戦っているらしい。U−5はどうかな?」
マスターU「U−5は未来丘学院の生徒を探しています。」
良我「楽しみだ……。」
-
※高校生以外は復活禁止なので、たとえ死んでないにしてももうSSに登場はできません
ご了承ください
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投下します
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「俺に何のようだ」
美形剣士がいる。燕返しに定評がある佐々木小次郎だ。
彼は現在自分の前に立ちふさがる黒衣の男を凝視していた。
「これは失敬。我が名はハサン。たんなる宗教関係者ですよ。お気になさらず」
「嘘だな。殺気を隠せていない」
そして、互いに無言になる。
佐々木小次郎は殺る気だった。自分こそが最強の剣客だということを証明するため、彼はこの時空を超えた殺し合いで優勝を目指すのだ。
ハサンは殺る気だった。彼は帰ってやることがたくさんあるのだ。まだまだ殺さねばならん相手が数多くいる。
「見逃してくれませんか?」
「何だと?」
しかし、殺し合いには発展しなかった。
ハサンは佐々木小次郎の実力に気がついたのだ。
ハサンは暗殺教団の指導者だが、彼自身が直接対決で剣客に勝てるほどの暴力を有していない。
「私は帰らねばならない理由がある。こんなところで死ぬわけにはいかないんです」
「……いいだろう。弱者を斬っても俺の名誉に泥を塗るだけ」
そして、音もなくハサン・サッバーフは闇の中へ消えていった。
「……忍者か?まあいい、俺は俺の道を歩くだけだ」
そう言って佐々木小次郎も闇の中へ消えていった。
【佐々木小次郎】
状態:健康
装備:物干し竿
思考:優勝して最強証明
【ハサン・サッバーフ】
状態:健康
装備:不明
思考:優勝して元の時代へ帰る
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投下を終了しながら袴田盆と書き手枠でアレクサンダー大王とジル・ド・レーを予約します
-
宮本 武蔵を予約します。
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武蔵「どこがね小次郎!お前との決闘の約束はないかー!」
彼は宮本 武蔵。後に日本一の武芸者になる男。いつも遅いと評判だと思うが逆に小次郎が遅い。
武蔵「まさか小次郎に何か会ったとか……!!」
武蔵は急いで小次郎を求めて旅を始めた。
【宮本 武蔵】
【状態】健康
【装備】日本刀
【思考】小次郎を探す
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宮本武蔵投稿終了です。
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投下します
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青フェアリーと書き手枠に篠田愉亞を予約します。
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どうも皆さんこんにちは。
袴田盆です!
突然ですが私の趣味は歴史!
三度の飯より歴史好き!
結婚するなら歴史の登場人物!
さーてそんな私ですが現在大ピンチ!
なんと、縛られちゃてます!
しかも転がされてる床には魔法陣がめっちゃ書いてあるし!
どう見ても生贄にされる子供って感じです。
「ふふふ、気分はどうですか。純粋なる子供よ」
私をこんな目に合わせているのは目の前にいるジル・ド・レさん。
その筋では有名な人です。
「●ェイト/ゼロ」の●ャスターといったらわかるでしょうか?
実際は触手の召喚はできないそうですけど、性格はあんな感じです。
少年を最低150人拷問死(ゲームの話とかじゃなくて史実)させてるって言ったらどんくらいヤバい人か分かりますかねえ。
「あのー、私女の子なんですけど……。タイプじゃないですよね?」
「ふふふ、私は贅沢を言いませんよ。世の中、妥協が大事ですから」
「ええと、私貴方のファンですよー。ですから、見逃してください」
「ありがとうございます。でも、ダメです。逃しません」
沈黙。
「嫌だー!誰か助けてー!殺されるなら沖田様や武蔵様がいい!こんな変態に殺されるのは嫌だー!」
「私だって本当は少年がいんですよ!我侭を言い過ぎです!」
「妥協で殺されるなんて嫌だー!」
「煩いぞ貴様ら!」
私たちがいた小屋の扉が突然蹴破られました!
現れたのは筋骨隆々の大男。
うおお、ガチムチー!
「何ですか貴方は?私の儀式(趣味)の邪魔をしないでくれませんかねぇ」
「ふん、悪趣味な奴だな。子供を縛って殺害するとは」
「失礼な!ただ殺すんじゃありません!拷問死させるんです!」
「悪趣味すぎだろ!」
「助けてー!」
「「黙れ小娘!」」
「はい……」
男二人の恫喝に私はもう心臓が止まるかと思いました。
それにしてもまさかこの人が助けにくるなんて。
アレクサンドロス3世。征服王。決して負けない人。
ジルさんも十分凄い人ですけど、さすがにアレクサンダー大王には負けますよねー。イケメン度が違う。
二人の口論を聞きながら、私は「赤間良我くん元気かなー」とぼんやり考えていた。
【袴田盆】
状態:縛られている
装備:不明
思考:私どうなるのかなあ
【ジル・ド・レ】
状態:健康 口論中
装備:不明
思考:アレクサンダーと口論
【アレクサンダー大王】
状態:健康 口論中
装備:不明
思考:ジル・ド・レと口論
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投下を終了しながら書き手枠で皇帝ネロ、九尾の狐、呂布を予約します
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投稿乙!
袴田大ピンチ!面白かったwww
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>>770
ありがとうございます、励みになります
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青フェアリー「びい……。」
疲れはてた青フェアリー。
青フェアリー「びい…。」
青フェアリーは急に眠ってしまった。
篠田「あ!こんなとろに妖精が…いそがなきゃ!!」
彼女の名は篠田愉亞。好きな物は妖精だ。
青フェアリー「……びい?」
篠田「気づいた?」
青フェアリー「びいびい!」
篠田「え!何言っているんだろう。」
青フェアリー「びい!」
青フェアリーが鉛筆で紙をを書いた。
「タスケテクルテアリガトウ。シカシ、ナカミノオレガヤバイヨ。」
篠田「何だって!!?」
篠田は自宅から出て未来丘学院に行く。
【篠田 愉亞】
【状態】健康
【装備】なし
【思考】未来丘学院に行き調べる
【青フェアリー※風丸 連地】
【状態】不老不死、妖精
【装備】なし
【思考】早く中身の自分を見つけたい。
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豪華なベットの上で、男が女に囁いた。
「俺と一緒に神崎を倒そうではないか!」
「お断りよ」
「ならば死ねー!」
「お前が死ねー!」
子供のような口論をしながら、皇帝ネロと玉藻(九尾の狐)は戦っている。
皇帝ネロが剣を振るえば玉藻も火の玉を相手に撃つ。
二人の戦いは互角……のはずがなく。
「ぐわっ!」
妖術によってネロは吹っ飛ぶ。
全身はボロボロだ。
一方、玉藻の体には傷一つついていない。
ネロも決して弱いわけではない。
コロシアムに混じって楽しむほどの武の持ち主だ。
しかし、今回ばかりは相手が悪い。
相手はあの九尾の狐。八岐大蛇と並べるほどの大妖怪だ。
いくら強くても、単純な武力ではこの女には勝てない。
「何故だ、なぜ俺に協力しない!皇帝である俺に逆らうのか!」
「だってあんた、私の好みのタイプじゃないもの」
「あんまりだー!」
癇癪持ちであるネロは身の回りの物に当たろうとするが、そんな場合ではないと自制する。
しかし、この状況。どう切り抜ける……。
突然、壁が破壊され、見るからに強そうな男が入ってきた。
「俺の名前は呂布。腕に自身があるものよ、俺と戦えい!」
「うるさい馬鹿」
呂布のほうを見ようともせず、玉藻は火炎玉を飛ばす。
しかしそれは。
「ふん!」
呂布の豪腕によってかき消された。
「何、あいつも化物なのか……?」
「面白いじゃない」
「この程度か、貴様らはー!」
呂布の叫び声と共に、戦いは第二の局面に突入した。
【皇帝ネロ】
状態:健康
装備:不明
思考:神崎倒して凱旋する。協力しない奴は殺す
【九尾の狐】
状態:人間形態
装備:不明
思考:優勝する
【呂布】
状態:健康
装備:色々
思考:戦う
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>>748
投稿乙です。
上手すぎます!!志甫がなぜ炎の魔法が使えるのかは!
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投下を終了します
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>>774
志甫が炎の魔法を使える理由は妊娠してお腹の中に赤間剣魔がいるからです
説明不足ですいません
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ラスプーチン サンジェルマン伯爵 予約します
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「ふむ。これはどうしたものか」
サンジェルマン伯爵。歴史にその名を残す怪人物である。
「まったく、ひどいものですよね」
ラスプーチン。ロシアの汚点である。
二人は教会で出会い、意気投合した。
傍から見れば、どっちも怪しさ全開のおっさんだ。
二人の共通点は、死ににくいということ。
不老不死の代名詞と言われるサンジェルマン伯爵や、死に際のしぶとさが伝説になっているラスプーチン。
彼らは情報を交換し合った後、自分たちにかけられた制限に気がついた。
「我々はここでは普通に死ぬようだ」
「まあそれは怖いですね」
本気で怖がっているのかふざけてるだけなのかは誰にも判断できない。
「では、私はそろそろ出かけよう」
「私もご一緒してもよろしいですかな?」
「もちろん、歓迎しますよ」
怪しいおっさんは教会を出ると、どこかへ歩いて行った。
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投下を終了します
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クルトーと書き手枠にヤギのイガヤを予約します。
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那須与一 劉邦 予約します
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じっくり待つほど20分。クルトーが待つが一匹のヤギが現れた。彼の名前はイガヤ。
イガヤ「ここなら狼は見つからない。」
クルトーは調度お腹空いていた。
クルトー「飯……我慢できない!!」
クルトーがイガヤに目掛けて襲うとするとイガヤの目から破壊光線がでた。
クルトー「うわ!危ない!このヤギただ者ではない!!」
イガヤはヤギ型のターミネーター。肉体がある。
イガヤ「クルトーだな。お前を始末する。」
クルトー「望むところだ!!」
こうして狼とターミネーターヤギの死闘が始まった。
【イガヤ】
【状態】肉体ロボヤギ
【装備】筋肉質
【思考】クルトーを始末する。
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「貴方は何者ですか?」
美青年の武者がいる。
美しいと同時に、どこか怪しい強さを感じさせる武者だ。
しかし、この男と相対しているのははっきりいって冴えない男だった。
いかにも非凡そうというか、乞食のようというか。
教養なさそうというか。
しかし、源平合戦の英雄・那須与一は気がついたのだ。
目の前の圧倒的なカリスマに。
あるいは懐の深さ、といってもいいかもしれない。
自分の主人、義経や頼朝を超える懐の深さ。
「もう一度、聞きます。貴方は、何者なんですか?」
「おいらか?おいらの名前は劉邦。しがない山賊さ」
劉邦!その名前を聞いて那須与一は驚愕した。
漢帝国を築いた男、劉邦。
自分のいた時代より遥か過去の人物だ。
「どうやら、本当に時空が繋がっているらしい」
「ああーん、おいらにはよくわかんねえなあ」
この男、いかにも頼りないが、この会場を脱出するまでは仕えてみるのもいいかもしれない。
「これからよろしくお願いします、劉邦殿」
「んん?ああ、よろしくねえ」
【那須与一】
状態:健康
装備:とりあえず弓
思考:劉邦についていく
【劉邦】
状態:健康 のんき
装備:不明
思考:おいらには難しい話はわかんねえな
※参戦時期は漢帝国を築く前です
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投下を終了します
書き手枠終了までおよそ10分です
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書き手枠で 李書文 鈴鹿御前 坂上田村麻呂 日野富子 伊藤博文 予約します
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ただいま書き手枠を締め切りました。
みなさんのアイデアありがとうございました。
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なまはげ、坂本竜馬を予約します。
なまはげvs坂本竜馬の戦いに遂に決着!
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なまはげ「では倒すとするか…」俊!
なまはげが瞬間移動で坂本竜馬を攻撃する
竜馬「や…やるな!俺だって負けないぜよ。」瞬
坂本竜馬も瞬間移動した。
まるでドラゴ●ボールみたいな戦いになった。
なまはげ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」
竜馬「ホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラ!」
二人の激闘で地面が割れる…
竜馬「止めだ!武神龍剣斬!」
なまはげ「なまはげ波!」
二人の技で地面が完全に大きいひびが割れた。
なまはげ「はあはあ……。」
竜馬「はあはあ…拙者の負けぜよ……」ドサッ
しかしなまはげは竜馬を助けた。
竜馬「なぜ助けるぜよ。」
なまはげ「このままお前の命を失いたくない。一緒にマスターUに会いにいくぞ!」
竜馬「なまはげ…。いいだろう。」
こうしてなまはげと竜馬の絆が芽生えた。
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>>786
※書き手枠は終了しましたが、まだ続きますのでご安心ください。
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参加者一覧でーす
【vsマスターUチーム未来丘学院】
●青桐ソニア、●霧崎無用、○桜木愛美
【VS生徒】
●赤松 ソウヤ、●寺本 英、○野口 平、○関本 威厳、●水本 志野歯、●河村 当野、●枷 直人、●松本 来場、○神山 美浦、○江口 彼葉、○上杉 武蔵、●竹島 小次郎、○外山 クレム、●山下 高根、○幸村 サナオ、●亀田 三屋、●野村 隆太郎、●古木 子馬、●坂部 元、●小山田 党利、○松坂 林太郎、○袴田 盆、○当野 未来、○暮沼 竜二
【主催者】
マスターU(正体不明) 赤間良我(悪)、風丸 連地
【書き手枠(オリキャラ)】
赤フェアリー(赤間良我の良心)、時咲 冥、理善 恫壟、芦間 松吉、源川 冷夏、村岡 金次、左無岡 部留度、ヴァイオ、邪射闍麝、ザルゴ、ウェメポ、ブロディア、ソルノ、ザネンバ・ロビンソン、青フェアリー(風丸 連地)、篠田 愉亞、イガヤ(ヤギ)
【書き手枠(1部〜4部)】
鮫島ルーシー、無冠 圧雅、青桐志甫、鳥羽 烏、紫水 唖堕羅、神崎 誠、松平 D 光宙、松滝竜魔
【書き手枠(歴史)】
シモ・ヘイヘ、都井睦雄、舩坂弘、ナイチンゲール、ルーデル、ギュスターヴ(ワニ)、平賀源内、トリケラトプス、坂田金時、アテルイ、八岐大蛇、なまはげ、坂本竜馬、巴御前、ニュートン、源為朝 スサノオノミコト 安倍晴明 ジークフリート 、クルトー(狼)、佐々木小次郎、ハサン・サッバーフ、アレクサンダー大王、ジル・ド・レ、宮本 武蔵、皇帝ネロ、九尾の狐、呂布、ラスプーチン サンジェルマン伯爵、那須与一、劉邦、李書文 鈴鹿御前 坂上田村麻呂 日野富子 伊藤博文
生存者:たぶん74人
-
松滝竜魔、桜木愛美、ヴァイオを予約します。
-
愛美「…………はっ!ここは?」
竜魔「気づいたね…イギリスのとある店だ。俺は竜魔…能力は竜巻…いや風だ。」
愛美「ありがとう…二人は…」
竜魔「各地に生きている。」
愛美「よかったー。」
竜魔「それより、神崎て奴また殺し合いを開いたな…。許さない…」
愛美「神崎…私の因縁の相手…」
竜魔「いったん出よう。みんなが危ない。」
竜魔と愛美はイギリスの店を後にした。しかしヴァイオが来た。
ヴァイオ「おい、エミリーを返せ。」
竜魔「え!!?誰だ?」
ヴァイオ「俺はヴァイオ…ドイツ軍により拐われた妹を求めている。」
竜魔「じゃあ、なぜ愛美を狙うんだ。」
ヴァイオ「似ているんだ……妹に…。」
竜魔「な…何だと?」
愛美「一体……?」
ヴァイオ「ふん、やめてほしいなら俺を倒してからしろ。」
竜魔「何!!いい度胸だ。」
ヴァイオと竜魔はセレブ劇みたいな戦いになった。
ヴァイオ「……………。」
竜魔「………………………。」
ヴァイオ「オラァ!」バン!
竜魔「やぁ!」バン!
二人の拳銃の音が鳴り響く…
両者互角となった。
ヴァイオ「…やるな…竜魔。」
竜魔「こっちもなヴァイオ!」
ヴァイオ「よし、今から俺の相棒になれ。」
竜魔「いいだろう。ヴァイオ君は好きだった。」
まるでボーイズラブみたいな空気になった。
愛美「……ハァハァ…まじでホモ過ぎる…。」
【ヴァイオ】
【状態】健康
【装備】ブラックソード、クレデオン銃
【思考】竜魔と組み主催者の阻止する。
【松滝 竜魔】
【状態】健康
【装備】ジェリコF91
【思考】ヴァイオとハァハァ…
-
投稿終了です。
最後の所らへんがなぜか竜魔がヴァイオのことが好きになりました。絶対にBLです。
-
青桐ソニアを予約します。
-
ソニア「………はっ!私生きていたのか……」
気づけば青山町にいた。
ソニア「……愛美!無用!」
ソニアは青山町を捜索した。
ソニア「無用…私のせいでこうなったわ…無用に会って仲直りしよう…。」
-
霧崎無用を予約します。
-
松滝竜魔、桜木愛美、ヴァイオ
予約します
-
無用「………はっ!どこだっちゃ!」
無用は江戸時代みたいな街にいた。
無用「……ソニア…愛美…どこ…?返事して…。俺が悪かった…だっちゃ。」
霧崎無用はソニアの仲直りをするため江戸時代みたいな街を捜索した。
-
バラバラの死体から何故復活したのか書いて頂きたい
-
理由は愛美が気絶した間にバラバラ死体が灰になり消えた。その灰が、ソニアは青山町、無用は江戸時代みたいな街に集まり復活した。
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>>800
二人は絆の石を持っていた。
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>>792
ホモォ……
>>795
初めての復活者
ヒロイン枠かな?
>>798
無用さんも復活 メイン4人はこれで全員生存と
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残り76人
残り198レス
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青桐ソニアを予約します。
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投下します
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征夷大将軍、という役職がある。
いまでこそ征夷大将軍=幕府を開けると解釈する者も多いが、本来の征夷大将軍とは「征夷」、つまり「東夷」を「征する」者ということ。
幕府を開くというよりは軍団の司令官といった役割が強かった。
そして、この男も征夷大将軍の一人だ。
名を、坂上田村麻呂。当時、日本最強だった男。
☆
坂上田村麻呂は、幸運にもあっという間に自分の妻に出会うことができた。
「ひゃはは!ほらほら、いつまで逃げられるかなー?もっと足を動かさねえと死んじまうぜー!」
「いかん、富子さん。貴女だけでも逃げてくれ。ここは私が食い止める!」
「そんな博文さん!貴女を置いて逃げれませんよ!」
思わず田村麻呂は天を仰ぐ。
ちなみに自分の妻はひゃはははって笑いながら男女を追っかけまわしている方だ。
たぶんこんなことしてるって予想はしてたけど、外れて欲しかったなあ。
「おい、鈴鹿御前。止めないか」
田村麻呂の言葉に追い回していた女は、あん?と田村麻呂の方を見る。
そして、嬉しそうに笑った。
「おお、我が愛しのダーリン!手伝いに来てくれたのか?」
「手伝うか!?」
えー、ノリ悪いぜーと肩を落とす妻を無視して、田村麻呂は逃げ回っていた男女の方を向く。
二人は警戒したように、こちらに向かって身構えていた。
無理もない、こんな危険人物にダーリンと言われているのだ。
警戒して当たり前である。
(誠意を見せねばなるまいな)
田村麻呂はそう考え、頭を下げた。
「すまなかった、私の妻がひどいことをした」
その姿に鈴鹿御前はぎょっとする。
と同時に僅かに罪悪感が湧いてきた。
被害者二人ではない。自分のやったことが、田村麻呂の名誉を傷つけたことを悔やんだのだ。少しだけ。
許してもらえるだろうか、と坂上田村麻呂は思う。
ここは殺し合いの場だ。最悪、命を差し出せと言われるかもしれない。
それは困る。彼は娘のところへ妻を引っ張って帰らなければいけない。
元山賊なだけはあって鈴鹿御前は口も悪く態度も悪いが、娘だけは溺愛していた。
母性本能はあるらしい。闘争本能もかなり強いが。
「頭を上げてくださいな」
「そうです、謝る必要などない」
被害者二人の声に田村麻呂は安堵する。
善人でよかったと。しかし。
「頭を下げるくらいならお金を頂戴な」
「装備している物を貰いますね」
は?
-
勘違いしてはいけない。被害者二人、日野富子と伊藤博文は決して善人ではない。
応仁の乱を引き起こした女、日野富子。
初代内閣総理大臣、伊藤博文。
奸物二人が、ただで人を許すわけがないのだ。
「装備……?お金……?あいやわかった、それで許してくれ」
「ちょ、ちょっと待てよおい!そこまでする必要ねえだろうが!」
来ている鎧を脱ごうとする田村麻呂を慌てて鈴鹿が静止する。
「ダーリンは真面目すぎんだよ、こんなゲスい奴ら適当に脅して逃げりゃいいさ」
「し、しかし……」
「まあ、ゲスですって!ひどい!」
「名誉毀損だ、賠償金を要求する!」
「やった、お金が貰えるのね!」
「黙れよてめえら、ぶっ殺すぞ!」
「これは殺人予告だ!さらに賠償金を要求する!」
「わーい、貰えるお金が増えてくね!」
「ぶ ち こ ろ す」
いまにも殴殺しようとする女房を必死に止めながら、田村麻呂はため息をつく。
軍略や軍隊指揮はともかく、一対一ならこの夫婦は脳筋だ。
政治を操ってきた二人相手口論は分が悪すぎる。
(どうしたものか……。やはり彼らの要求通りに武器と金を渡したほうがいいのか……?しかし、そんなことをすれば鈴鹿は怒り狂うだろうし……)
中々いい考えが浮かばない。やはり自分はこういうことは向いていない。自分が向いていることは。
「そこの四人。私と殺し合ってくれないだろうか?」
こういうことだ。
-
「強い、な」
「ああ、強い」
脳筋夫婦は、じっと現れた男を見つめる。
自分たちより小柄で痩せている。
けれど、この男から溢れ出す圧倒的な闘気は、あの蝦夷の勇者アテルイを凌駕していた。
「なあそこのゲスいの二人。あいつの相手を私らがやるってことでどうよ」
「私たちが相手をしている間にお逃げください」
夫婦の提案は、足止め。
見るからに非戦闘員な二人を逃がすために、彼らは目の前の闘士と戦おうというのだ。
「え?そんなことよりお金がほしいのだけれむがっ!」
どこまでも金の亡者である富子の口を塞ぎながら、博文は二人を見る。
「よろしいのですか?」
「構わない。私は不器用な男だ。こういうことでしか償うすべを知らない」
田村麻呂は博文の目を見て気がついた。
欲まみれの富子とは違い、彼の目には大義の光があった。
武人ではないのだろう。しかし、決して悪人ではない。
「学校で落ち合いましょう。あなたは対神崎戦に必要な男だ」
「分かりました。道中気をつけて」
「これから戦う貴方がそれを言いますか」
ははは、と二人は朗らかに笑う。
時代を超えた二人の共通点。それは天皇のために、日本のために戦いぬいたということだ。
「さあ行きますよ富子さん」
「えー、まだお金貰ってなーい」
「……時空間の歪みで馬鹿になってませんか?」
「たっく、緊張感ねえなあおい」
逃げていく二人を見ながら、鈴鹿御前は悪態をつく。
どうにも自分の苦手なタイプだ、あの二人は。
「こっちも集中しろよ鈴鹿御前。相手はかなりの強敵だ」
「わーてるよ。でもよ、ダーリン。楽しまなくちゃ損だぜ損!」
「はあ、お前は本当ぶれないなあ」
そして、三人は向かい合う。
戦いを、殺し合いを、闘争をはじめるために。
「私の名前は坂上田村麻呂。征夷大将軍だ」
「私は鈴鹿御前。田村麻呂の妻だ」
「私は李書文。しがない八極拳の使い手だ。精々楽しませてくれよ?」
激闘、開始。
【伊藤博文】
状態:健康
装備:不明
思考:神崎倒す
【日野富子】
状態:金の亡者
装備:サイフ
思考:金を求める
【坂上田村麻呂】
状態:健康
装備:色々
思考:李を倒す
【鈴鹿御前】
状態:健康
思考:李を倒す
【李書文】
状態:健康
思考:戦い抜く
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投下を終了します
キャラが全員1周したので次からはもうちょい丁寧に書きます
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ソニアはとあるお寺に来た。
ソニア「なんだろうお寺。……」
ソニアはお寺に入ってお願いをした。
ソニア「……。」パチパチ
ソニア「みんなが何とか再会しますように…。」
すると、急に巻物が落ちてきた。ソニアは驚いた。
ソニア「きゃああ!」
ソニアは謎の巻物を開いて読んだ。そうこれは剣検波の秘伝書だったのだ。
ソニア「…これなら覚える……。」
ソニアは剣剣波を覚えるため一時間経過した。
ソニア「剣剣波!」ドキューン
ソニア「よし!これなら!」
ソニアは完全に剣剣波を覚えた。
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当野未来 シモ・ヘイヘ 予約します
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>>810
ソニアは新しい技を覚えましたか
これから活躍しそうですね
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クルトー、イガヤを予約します。
イガヤが驚きの技を披露する予定です。
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クルトー「うおお!食ってやる!」
クルトーはヤギのイガヤを食おうとすると
イガヤ「黙れ、光速ビーム!」
クルトー「うああ!」
イガヤ「食らえ…超分身の術!」
イガヤは五体となりクルトーを目掛ける。
イガヤ「「「「「終わりだ!閃光花火ーム!」」」」」
激しい光線でクルトーを襲った。だがクルトーは死ななかった。
クルトー「……ぐっ!こうなれば俺は進化するしかない……うおおお!!」
クルトーは蒸発した。狛犬のように…
クルトー「狛犬モード爆誕!!」
狛犬モードとは、使うと自分の命を失うが壁や山、海を溶かす事ができる。
クルトー「イガヤ覚悟だ!!命懸けで戦う!!」
クルトーは炎上し、次々と黒くなっている。
イガヤ「な…なに!?」
【クルトー】
【状態】狛犬モード
【装備】火だるま
【思考】イガヤを倒す
※狛犬モードを解除か発動が終わるとすると灰となり死にます。
※発動時間は30分です。
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>>814
投下乙です
二匹の獣の戦いも激化してきましたね
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投下します
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「お手!」
「ワン!」
「お座り!」
「ワン」
「……」
「かわいいー!」
☆
小屋の外で猟犬とじゃれあう少女を見ながら、シモ・ヘイヘはもう一度現状の確認をする。
彼女は未来から来たと言う。さっき見せてもらった未来銃は、確かにハイテクノロジーなものだった。彼女が未来人だという信憑性は高い。
マスターU、神崎誠。どちらも聞き覚えがない名前だ。神崎誠は、名前からして日本人だろう。マスターUに関してははっきりとした判断がつかない。辛うじて性別が男だということが分かるくらいだ。いや、これもブラフの可能性がある。
自分たちのいる場所や時代はそこまで有名な場所ではない。隠れるなら最適。
そこまで考えたところで、小屋の扉が開けられ、ウエスタンな少女が入ってきた。
「いやーヘイヘさん。あの犬めっちゃかわいいなあ。あんなかわいいのに懐かれるなんてヘイヘさん羨ましいわ」
ギザギザな髪を靡かせながら少女は健やかに笑い、ヘイヘの向かい側に座る。
-
「犬と遊んでくれて感謝する。どうやらあいつもだいぶ落ち着いたようだ」
「気にせんといてくださいな。うちも癒されたんですから」
こと戦場において、犬といはメリットにもデメリットにもなるものである。
彼らの嗅覚や人間を超越しているため、追跡や哨戒、見張りにはもってこいだ。
人間より高い身体能力で、兵士を屠ることも稀ではない。
しかしその一方人間のような総合的な考えはできないため、鳴いてはいけない場面で鳴いたりして部隊を混乱させることもある。
猟犬の能力をフルで活用するためには、まずは犬を落ち着かせなくてはならない。
「なんでもないこと」と未来は言ったが、彼女の成した役割は大きかった。
「さてと。ヘイヘさん、これからのうちらのこーどーほーしんっていうやつを聞きたいですわ」
そう言った瞬間、年相応の彼女の目の色が変わる。
あの眼は覚悟している眼だ。仲間でも容赦なく切り捨てる眼だ。
ヘイヘはそんな眼を戦場でたくさん目にしてきた。
「まず、戦力を確認する。武器は君の銃と私の銃。猟犬一頭、後は小屋の奥にスペアの銃が設置されている」
「銃が三丁ってまあまあな戦力じゃないですか?ヘイヘさんどう思います?」
「わからん」
はいぃ?と未来は首を傾げた。歴戦の英雄でも分からないことがあるのかと。
「私の知る限り、これだけ準備を揃えて勝てぬ相手はいない。『生身』ならな」
「……ああ、そういうことですか」
「そうだ、この殺し合いの最高戦力がどれほどのものなのか判断がつかない。普通のこういう実験なら最強でも銃なのだが、この殺し合いは規模がデカすぎる。戦闘機や戦車に乗っている奴もいるかもしれない。そして、そういう相手に私たちは成すすべがない」
「まあ確かに銃弾で戦闘機落とすのは無理ですよねえ」
「人間には、限界があるのだ」
最強のスナイパーと手を組めて安心しすぎたかも、と未来は少し反省した。
そうだ、狙撃銃が効かない相手というのも確かに存在するのだ。
-
自分のクラスの赤間良我くん。彼は周りの友人曰く、銃弾が効かない男らしい。
「イフリート」の力を使って銃弾を弾き落とすとか。化物すぎだろ。
「うーん、ちょっと安心しすぎてたかも。やっぱ殺し合い難しいわー」
「まあそう悲観するな。何もこのゲームは全員殺さねばならないわけではない。私たちの方針はより長く生きることだ」
「まあ、そうですよねえ。うちも、特に叶えたい願いとか無いですし、マスターUも神崎誠もわけわかんねえですし」
「でだ、我々の行動方針はここから動かないでいこうと思う」
「あー、やっぱりそうなるんやな」
「さっき戦車や戦闘機の話題を出したが、実際それらの兵器がこちらに向かう可能性は低い。考えてみろ、1941年のシベリアなんて好き好んでくる者がいると思うか?何もないだろ」
「せやなあ」
未来がこの時代、場所を指定したのはヘイヘのことを知っていたからだ。
逆にヘイヘより過去の人間はこの場所を指定するはずがなく。たとえ高校生でも、シモ・ヘイヘを知っている人間は少ない。
つまり、この場所を訪れる者は極端に少ないのだ。
「じゃあ、ここで待機ってことでええんですよね」
「うむ、交代で見張りはするがな」
彼らの作戦はこうだった。
小屋で待機→近づくものには鉛玉をプレゼント。
完璧だ。
「気をつけることはただ一つ。打ち漏らさないことだ。ここに狙撃手がいることがバレたら、戦車や戦闘機を突っ込まされるかもしれない」
「それは嫌やな」
「私も困る」
情報戦は戦争の醍醐味だ。彼らの場合はそれが特に顕著。
-
「誰か撃ってはいけない人間はいるか。クラスで仲が良いやつとか」
「いやもうきにせんと、どんどん撃ってや。情けはいらんでヘイヘさん」
「……ひどいガキだ」
口では悪態をつきながらヘイヘの顔に浮かぶのは笑顔。未来のこういう非情さをヘイヘは高く買っているのだ。
(私の弟子にするのも……、いや、よそう……日本のことわざ、取らぬ狸の何とやらだ)
☆
未来は、ヘイヘの顔を見ながらこれからを考える。
この作戦(というほど複雑なものではないが)が上手くいった先にある未来。
(生き残れるんは一人だけや。私は最後にはヘイヘさんを殺さなあかん。この歴戦の死神を)
本来ならマスターUの開いた殺し合いでは、歴史の人物を殺す必要はなかった。
彼らはあくまで協力者、優勝権を持っているのは高校生だけのはずだったのだ。
しかし、赤間良我が新たに設けたルールによって、英雄たちも殺し合いに巻き込まれる運びとなった。
高校生にとってはだいぶ無理ゲーだ。事実、高校生の三分の二がすでに死亡している。
(考えとかなあかん。ヘイヘさんを殺す方法)
未来のヘイヘ殺人計画がじっくりと進行していた。
☆
(優勝か……)
ヘイヘも未来と一緒のことを考えてた。
最後の二人になったらどうするのか。
実際まともに戦ったら十中八九ヘイヘが勝つだろう。
しかし。
(そうなったら、優勝は未来に譲ろう。当然だ、若い奴が生きたほうがいいに決まっている)
彼に優勝するつもりはなかった。
自分ももう若くない。
子供を必死に殺してまで生き延びようとは思えなかった。
(もちろん、最後の二人になれるかどうかは分からないがな。……ふむ、やはり未来に私の技術を教えるのも面白いかもしれん、な)
高校生と死神の、小屋でのある一幕。
【当野 未来】
【状態】現実主義的
【装備】未来アサルトライフル
【思考】とりあえず生き残る
1:ほへー、死神も犬に好かれたりするんだ
2:近づく人間を撃つ。クラスメートにも容赦しない
3:最後の一人になったら、ヘイヘを殺して優勝
【シモ・ヘイヘ】
【状態】冷静
【装備】使い慣れた銃
【思考】なるべく生き残れるよう努力
1:この少女、人撃つのためらわないっぽいし戦士の素質あるな
2:近づく人間を撃つ
3:最後の二人になったら自決する
4:未来に技術教えようかな
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残り180レス
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クルトー、イガヤを予約します。
遂に決着!はたしてどっちが勝つか!
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クルトー「ぐぉう!」
イガヤ「ふん効かぬわ…」
激しく炎上する狼とターミネーターヤギの死闘も決着の時…
イガヤ「線香花火ーむ!!!」
すると、クルトーは一瞬に避けた!
クルトー「ぐぉぉー!!!」
クルトーはもう止まらない。燃え盛る狼がターミネーターヤギを襲う!!
イガヤ「………バカな…左足が…燃えている…」
クルトー「喰らえ!火炎狼車(ウルフファイヤー)!!」
イガヤ「ぐああ!右足が消えた……」
クルトー「止めだ!灼熱九琉徒狼牙!」
イガヤ「バカなー!!この俺が…この俺がー!!」
イガヤの体内が炎上した。イガヤの体はすでに灰となり死んだ。
【イガヤ死亡】
クルトー「やったやったぞー!………。」バタン
しかし、30分が経過し、クルトーも倒れた。
クルトー「辛い人生だったぜ…俺は生まれ変わりたいなら人間に戻りたいぜ。」
クルトーは灰となり、風が吹くとクルトーの体はさらっと消えてしまった。
【クルトー焼死】
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投下乙です!
イガヤvsクルトーは相打ちですか……どっちもおつかれさま
そしてクルトーは実は人間だった!最後の最後に衝撃の事実が判明しました
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ルーデル、赤間良我、マスターU、ルーシー、時咲冥 予約します
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暮沼、ニュートンを予約します。
暮沼はニュートンのあれで、方向音痴を克服します。
-
投下します
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ヴァイオ「竜魔、こ↑こ↓」
竜魔「なんでトイレなんだ…」
愛美「どうして私まで……」
ヴァイオ、愛美、竜魔の三人は大きな公園のトイレの前までやって来ていた。
竜魔が愛美のために何処か落ち着ける場所は無いかとヴァイオに提案した結果、ここへ連れて来られたのだ。
ヴァイオ「入って、どうぞ」
ヴァイオは表情は笑っているがどこか人間らしからぬ、そう、まるで野獣の眼光で竜魔と愛美を手招きした。
だが、愛美はヴァイオに対して疑念の心で一杯だった。
自分が目を覚ました途端、いきなり撃ち合っていたのに、今の2人のあの雰囲気はおかしい(確信)
そう言う者に耐性がない愛美は、不安の極地だったのだ。
愛美「あ、あのぅ……」
だから、少しでも安心を得ようと、微妙な雰囲気になっている2人に割り込んで竜魔と会話しようとするのは可笑しくないだろう
だが、実行しようとした所で―――
躓いて、盛大に竜魔の頭に石頭の頭突きをお見舞いした。
竜魔の意識はヴァイオに向いていたため直撃し、衝撃でグワングワンと目と首を回している。
愛美「きゃあぁぁぁっ!大丈夫ですか竜魔さん!」
ヴァイオ「竜魔っ!」
まだぐらぐらしている、竜魔の肩を持って諤諤と揺するヴァイオ。
だが、その時、突然竜魔の目に確かな光が戻る。
まるで……何かを思い出した様な。
そして、目に生気が戻った竜魔は素早く懐のジェリコを抜き―――発砲!?
ヴァイオ「グワッー!」
愛美「竜魔さん、何を!」
崩れ落ちるヴァイオ。
それを横目に見ながら竜魔は手に持っていた宝石で次元に穴をあけ、愛美を担ぎ上げて走る。
愛美「竜魔さんっ!あの人好きじゃなかったんですか?」
竜魔「あたりまえだよっ俺はノーマルだっ、あの人強そうだったから適当に話合わせてただけ!」
竜魔はこう言っているが、実際は違っていた。ヴァイオにトキめいたのは事実なのだ。
だが、それも愛美の頭突きで一時的に意識が遠のいた事で思い出せた。
自分の本当に愛しい人―――鮫島ルーシーの事を。
まだ彼女の風は吹いたままだ、自分が助けに言ってやらないと。
だから、そう思い、障害に為り得るであろうヴァイオに急所を外して銃弾を撃ち込んだのだ。
それと同時に真夏の最後の夜の悪夢を振り払う意志をこめて。
ついでに、ヴァイオが持っていたブラックソードとクレデリオン銃も拝借しておいた。
これでは、ヴァイオが危険かもしれないがかなりの手練れと見受けたので、その事実はスルーすることにした。
竜魔「待ってろルーシー!」
愛美「きゃあぁぁぁぁっ!!」
愛する者のためにまた、竜巻使いは次元の穴に飛び込み、時空を漂流する。
【松滝竜魔】
【状態】疲労(小)、ヴァイオの事はもう思い出したくない
【装備】ジェリコF91、クレデリオン銃、ブラックソード、絆の宝石
【思考】
1:待ってろルーシー!
2:愛美ちゃんをできるだけ守る
3:ヴァイオとはもう会いたくない
※ヴァイオにはもう特別な感情を抱いていません。
【桜木愛美】
【状態】健康
【装備】無し
【思考】竜魔さんといっしょに行く
1:竜魔さんを、信じよう!
2:ヴァイオさん…
3:ソニア達と会いたいな
4:今度は何処に行くの〜
誰もいなくなった公園内で体中を半殺しといった程度にボロボロにされたヴァイオがいた。
これでも最強の殺し屋である、この程度では死には至らない。
だから―――――
ヴァイオ「復讐を終えて、優勝したら、必ずお前を俺の永遠の相棒にするぞ、竜魔」(王者の貫録)
決意を新たに、殺し屋、再出発。
【ヴァイオ】
【状態】大ダメージ、欲求不満
【装備】無し
【思考】復讐を果たす
1:竜魔、待っていろ…
-
投下終了です
-
>>828
投下乙です!
愛に生きる男、松滝!
現在とらわれのルーシーを救い出せるのか?
ヴァイオくさそう
-
暮沼「貴方はニュートンさん!」
ニュートン「そうだけど。何か?」
暮沼「方向音痴を治せ!」
ニュートン「わかったよ。暮沼くん入院しろ。」
こうしてニュートンは暮沼を入院させ、方向音痴を克服した。
ニュートン「そうだ!君に血液にあるものを入れたぞ!」
暮沼「なんだ?」
ニュートン「七線魔王衆セベンヘルの血だ。本来なら灰郷一族が使うが君と会うね。」
暮沼「ありがとう!みんな待ってろ」
すると暮沼にセベンヘルモード発動となり、ニュートンと別れた。
-
投稿終了です。
適当ですみません。
なぜか、暮沼はセベンヘルの能力を持つようになりました。
-
ヴァイオを予約します。
ヴァイオが遂に覚醒します。
-
もう別の意味で覚醒してるんだよなあ……
-
竜魔に逃げられたヴァイオに遂に闇が飲み込まれる!
ヴァイオ「うおおお!!」
ヴァイオの黒髪が紫、赤の髪になり、全身が闇に飲み込まれる。
ヴァイオ「竜魔…相棒は諦めた…。エミリーよ、待ってろ。今、倒しにいく。松滝竜魔!出会った時は最後だ!」
ヴァイオがブラッディダークフォームに覚醒した。拳銃と剣を融合し、ダークユニオンソードに変わった。
ヴァイオ「竜魔…次出会った死だ。」
【ヴァイオ】
【状態】ブラッディダークフォーム
【装備】ダークユニオンソード
【思考】1妹を救う2マスターUを倒す3竜魔と勝負し決着をつける!
ヴァイオ「調度よい、山を斬ろう!」斬!
すると斬った山が闇に飲み込まれた。
ヴァイオ「……ふん、竜魔…お前を絶対に強い事を認めない。ジェリコ銃かダークユニオンソードか…」
暗黒に飲み込まれたダークヒーローヴァイオははたしてマスターUと竜魔を倒せるか…?
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投下乙です
ヴァイオ、くっそ汚いホモからくっそ暗いダークヒーローに変わったなあ
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投下乙です
質問なんですがブラックソード、クレデオン銃は竜魔がちゃっかり盗んでいるので
ダークユニオンソードは無から作ったと言う事でいいですか
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>>837
ヴァイオは無数の拳銃や剣を持っている。
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青桐志甫、ナイチンゲール、フェアリー、八岐大蛇、スサノオ、晴明、ジークフリード、源為朝を予約します。
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八岐大蛇との死闘で一時間が経過した。
スサノオ「つ…強い…一体…」
スサノオはかつて倒した八岐大蛇に食われてしまう。しかし傷はついている。
【スサノオ死亡】
晴明「スサノオ殿!貴様!ぐっ!」
晴明もスサノオ同様八岐大蛇に飲み込まれた。
【安部晴明死亡】
ジークフリード「な…よくも…よくも!」
しかしジークフリードも大蛇に飲み込まれた。
【ジークフリード死亡】
しかし傷はたくさん残っている。
志甫「みんな……」
ジークフリード(今だ!八岐大蛇が弱まった…倒せ!)
ジークフリードのテレパシーにより、志甫は気づいた。
志甫「今の声はジークフリードさん!わかったわ。いくよ…アスタリカス・フレイム剣検波!」
炎の剣剣波で八岐大蛇を襲う…!
八岐大蛇「グオオオオオオオオ!」
ナイチンゲール「やった!」
フェアリー「びい!」
八岐大蛇は7つの首が切断され、死亡した。
【八岐大蛇死亡】
志甫「はあはあ…やったよ…鐵機さん…。」
すると志甫は気を失った。
一時間後…
志甫「………はっ!ここは…?」
ナイチンゲール「大丈夫だった?」
志甫「大蛇は?」
ナイチンゲール「死んだよ…。」
フェアリー「びい!」
志甫「よかった……。」
志甫に涙が流した。
志甫「うう……。」
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>>840
投稿終了です。
さすが医者のナイチンゲール!志甫大活躍だった!
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>>840
おお、八岐大蛇がついに倒されました!
でも対主催の有力な3人が死んでちょっとやばいかも!?
後志甫、かたき討ちおめでとう
-
投下します
>>840より前の時間帯の話です
-
「ククク、弱者は淘汰されたね、マスターU」
玉座に、一人の魔王が座っている。
まだ、若い。くすんだ赤毛が特徴的な美青年だ。
しかし、その目は暗く澱んでいた。
男の名前は赤間良我。
赤間一族の末裔にして、異端児である。
☆
モニターに表示されているのは様々な場所で行われている殺し合い。
様々な時代の英雄と高校生が混じり合い、カオスな空間を構成している。
今のところ英雄たちが数多く生き残っているが、高校生たちも負けてはいない。
誰が勝ち上がるかは、良我にも判断がつかないのだ。
「今のところ気になっているのはこいつだ」
良我が指をさしたのは、一匹の大蛇。第一部の主要メンバーを食い殺した怪物、八岐大蛇。
現在、青桐志甫、スサノオ、為朝、晴明、ジークというそうそうたる英雄たちと戦っている。
「これだけの英雄が集結しても五分五分とは、な」
愉快そうに良我は笑った。
笑いながらやはり自分に主人公や正義の味方は似合わないと確認する。
今までの赤間ならば、こういう光景には義憤を抱くのだろう。
事実、赤い妖精は悔しそうに歯を食いしばっている。
しかし、彼の心に浮かぶのは娯楽番組を見るような楽しさと、あの場所にいなくて良かったという安堵。
あんな怪物と戦わなくてはいけないなど、面倒くさくてしょうがない。現在彼は主催側に位置しているが、彼はこのポジションを気に入っていた。
玉座に座って意味ありげなことさえ言っていればいいのだ。めっちゃ簡単。
絆の石を集めている参加者もいるようだ。ご苦労なことだと思う。しかし同時に良我は期待をしている。
こんな地獄のような場所で殺し合いを強要されながら石を14個も集めるなど並大抵の人間ではできない。
そんな偉業が出来る奴がいるのならば、そいつが新しい赤間になればいい。
「気分はどうだい、良我(悪)くん」
生首になってもケタケタ笑って余裕を見せるマスターUを良我は鬱陶しそうに見る。
「その言い方は止めろ。腹が立つ」
「んー?やっぱりあの赤い妖精うざいと思ってるんだ」
ひゃはは、とマスターUはもう一度笑う。
良我はそれをイライラしながら見つめる。
良我がなぜマスターUを始末しないのか。
その理由は後に語るとして、彼が赤い妖精をどう思っているかは想像しやすいだろう。
赤間良我は誰が優勝しても文句を言うつもりはない。
クラスの奴らでも何も文句は言わないし、もしこちらに襲いかかってきてもさっさと逃げるつもりだ。
願いを叶えたり元の世界に返すつもりは、無い。
次の赤間を引き継いでもらうのに、過去に帰ってもらったら困るし、願いを叶える力なんて自分は持ち合わせていない。
しかし、妖精、てめーはだめだ。
もし、赤妖精が優勝すれば次の赤間は赤間良我。つまり自分だ。
それではなんのために殺し合いを開いたのか分からなくなる。
赤妖精の優勝だけは断固拒否する、っていうか早く脱落しろ。
それが、赤間良我の赤妖精に対する考えである。
そもそもあの妖精は自分から分離した正義の心から湧いてきたらしい。
だが、自分に正義の心なんてあったのか、と良我は考える。
-
小さい時、それこそ胎盤にいた時から記憶を掘り返しても正義の心なんて持っていた記憶がない。
いったいあの妖精はどこから湧いてきたんだ、と良我は考える。
いや、推測をするなら。
(赤間一族の血……か……)
太古の時代から赤間一族は正義のために戦ってきた。
その系譜が、あのような気持ち悪い物を生み出してしまったのだろう。
「あいつに殺されれば、あいつが赤間良我になるのだろう?―反吐が出る。あんな性格に取って代わられるなど最悪すぎる」
では、どうする。
「刺客だな」
「おや、どうするんだい?」
マスターUを無視して、赤間良我は策を進める。
(もし八岐大蛇から生き延びたら、U―5を差し向けるか。妖精は死なない?馬鹿め、それは物理攻撃に限定された話だ)
妖精とは質量を持っていない。
普通生物は肉体の中に精神を宿す。しかし妖精は精神が肉体の役割を兼ねているのだ。
そのためトリケラトプスに吹っ飛ばされても、ナイフで刺しても死にはしない。
しかし、精神攻撃は別だ。
発狂、洗脳、陵辱。
精神体を殺す手段など、いくらでもある。
(さて、誰を差し向けるか……)
赤間の異端児は思考する。全ては赤間をやめるために。
☆
「そう……、そんなことになってるんだ……」
時咲冥の話を聞いて、鮫島ルーシーは複雑そうな顔をする。
「妖精を探さないと時空が滅びる……。なんだか話が大きすぎて現実感がわかないなあ」
「でも事実よ。私はそうやって滅んだ未来から来たのだから」
思えば自分たちの殺し合いも中々現実から剥離していたが、時空とか妖精とか未来人とかまでブッ飛んではいなかった。世界はどこから迷走しだしたのだろうか。
「何より恐ろしいのは、この事実は赤間良我も知らないということ。もし1週間が過ぎれば時空は崩壊して、赤間良我も死ぬ」
どうすればいいのだろう、とルーシーは思う。
クラスメートのために、松滝のために、自分は何ができるのか。
「まずは、脱出よね」
現在、ルーシーと冥は囚えられている。
牢獄のようなものだ。
窓はなく、檻は鉄ではなく、炎だ。
無理に抜けようとすれば、火傷はまぬがれないだろう。
逆に言えば、多少の火傷を考慮に入れなければ、いつでも脱出はできるのだ。
ただ、問題は一つあった。
ルーシーと冥が囚われている牢獄の前に、一人見張りがいる。
ルーデルだ。
-
椅子に座りながら黙々と漫画を読みふけるルーデル。
一見、隙だらけに見える。
しかし、二人は動けなかった。
「あの、冥さん。これって、逃げれません?」
ルーシーの言葉に冥は「無理ね」と首を振った。
「あいつ、誘ってるのよ。私たちが脱走するように誘導している。乗るわけにはいかないわ」
「でも」と、ルーシーが続ける。
「ルーデルさんは軍人でパイロットって言ってました。つまり戦闘機に乗ってなかったら、私たち二人でも制圧できるんじゃないですか?」
鮫島ルーシーは華奢な少女に見えるが、殺し合いで生還した少女だ。冥もおそらくただの少女ではないのだろう。軍人の一人や二人、どうとでもなりそうな気はする。
「一つ、面白い話をしてあげるわ」
冥は笑いながら言葉を続ける。
「とある世界大戦のパイロットは、ある日右足を怪我したのよ。本人は大丈夫と言ったのだけれど、その右足はもう動かなかった。当然軍医はドクターストップをかけたわ。彼はその国のスーパーエースだったから、大事に扱わなくてはいけなかったの」
けど、と冥は続ける。
「そのパイロットは医者にバレないように早朝に戦闘機に乗って戦いに参加したわ。そして、あっという間に敵機を撃墜すると、医者が起きる前に帰ってきてベットに潜り込んだそうよ」
ルーシーは沈黙した。
【赤間良我】
状態:健康
装備:不明
思考:赤間を止めて、植物のように平穏に生きる
1:赤妖精うざい。絶対殺す
【マスターU】
状態:生首
装備:無し
思考:面白いから赤間くんと喋る
【鮫島ルーシー】
状態:健康 囚われの身
装備:無し
思考:脱出する
1:妖精さんをなんとかする
【時咲冥】
状態:健康 囚われの身
装備:無し
思考:脱出する
1:殺し合いを終わらせる
【ルーデル】
状態:健康 マスターUに洗脳されている
装備:漫画 他にも色々
思考:見張り
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投下を終了します
ちなみに赤間良我(悪)は妖精さんが大嫌いですが、私は好きですよ、妖精さん
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Uー5、赤間良我 マスターU 予約します
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投下乙です
大したことでは無いですが、ナイチンゲールは医師じゃなくて看護師(というか実質は社会活動家・統計学者)ですよー
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鳥羽 烏、邪射闍麝を予約します。
遂に烏vs邪射闍麝決着!
-
烏「ブラックオーディオン!」
邪射闍麝「効かぬわ!」きん!
烏「やるな…ならブラックオーディオンアロー!」
黒剣ブラックオーディオンが弓矢に変化した。
烏「いけ!」ぴゅー
邪射闍麝「…ん?なんだ?矢か食べちゃお!」バリバリ
烏「なんだ…効かないか…」
邪射闍麝「次はこっちの番だ。闍麝ビーム!」ビューン!
烏「ブラックオーディオン!シールド!」カキーン!
烏「つっ強い…一体…?」
邪射闍麝「説明しよう。14年前、マスターU様が俺のボディーを改造し、最強のボディーを作ったのだ。その名もバトルアーマー!」
烏「バトルアーマー…?なんじゃそりゃ?それに故障してるけど…」
邪射闍麝「何!?まさか…矢を食べたから…?」
烏「今だ!黒剣ブラックオーディオンドラゴンソードキャノン!」バキューン
邪射闍麝「ぐあああ!俺のボディーが………」
邪射闍麝のボディーが無惨に破壊された。
【邪射闍麝死亡】
烏「やっやったー!始めて勝った!第二部は戦えなかったが第五部で遂に勝ったよー!」
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>>851
烏ちゃん初勝利おめでとう
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烏「え!?警察?嘘?」
しかし、パトカーが来た。
そして警察官は鳥羽 烏の事情を聞くも逮捕された。
烏「またか…」
【鳥羽 烏逮捕】
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上杉 武蔵、霧崎 無用を予約します。
-
無用は江戸時代みたいな街を捜索した。しかし、あの人と再会する。
上杉「よー。無用!元気だったかー?」
無用「上杉 武蔵…何のようだっちゃ?」
上杉「決まってんじゃない?個呂死だよ。殺し!」
無用「何だって!!?殺しだと!?」
上杉「いやなら高校最強の殺し屋の座を寄越せ!」
無用「嫌だっちゃ!」
上杉「ほう逆らうのか…じゃあそうするわ。」
無用は上杉の刀に襲われる!
無用「ぐあああ!」
上杉「あん?どうした?高校最強の殺し屋さん?弱音吐いてんの?」
無用「仕方がない…リミッターを外すだっちゃ!うおおお!」
無用の髪の色が白になり、無用の顔の色が赤になる。
無用「鬼神リミッター解除…だっ!」
【霧崎 無用】
【状態】鬼神リミッター解除、健康
【装備】鬼の体、電光ハサミ
【思考】上杉武蔵を殺す。
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みなさん投下乙です
偉人がいっぱい登場してスーパー偉人対戦って感じですね
獣二匹の熱い対決、BL臭かとおもったら野獣だったヴェルゴ
ヤマタノオロチとの決戦、ヘイヘと未来ちゃんの渋い決意・・・読みごたえありました
野口平、都井睦雄、ウェメポ、ザルゴ、ルーデル 予約して投下します
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20世紀感が満載のコンビニに二人のキモオタがいた・・・
野口「いいか? コンビニという場所にはいろいろなものがある」
野口「だが、コンビニで気にするべき場所はたったひとつ、18禁コーナーだけでいい」
覚悟の瞳を燃やしながら、野口がエロ本に手をのばす
横で完全に瞳孔が開いた狂気の目をしている睦雄がごくりと唾を呑んだ
そして・・・開く。
睦雄「これは・・・」
3次のグラビアもの・・・熟女もの・・・エロ漫画本・・・チャンピオンREDいちご・・・
さまざまな性的コンテンツを野口は睦雄に見せる、すると睦雄はパワーアップするのだ
パワーアップっていうか興奮するだけだけど
睦雄「み、未来の日本には・・・こんなにエロが溢れているのか!」ギュンギュン←パワーアップ音
野口「そうだ。そしてこんなにエロが溢れているのに、
睦雄さんのいた時代よりリアルなエロに触れられる機会は・・・減った」
睦雄「なに・・・・?」
野口「リアルなエロはリア充と呼ばれる種族に独占され・・・彼らが無垢な少女をたくさん穢す」
野口「いまや年頃のキレイな女子の胸をもむには、サッカー部になるか野球部になるか・・・」
野口「あるいは法を犯す覚悟とともにたくさんのお金を用意しなければならない、そういう世の中なんだ」
睦雄「・・・・なんだと!?」
都井睦雄が驚きの声を上げる。
彼の時代は夜這いメソッドによりリアルエロに触れる機会は多かった、
そこから仲間はずれにされたことで逆恨みしたのに・・・今は自分と同じ境遇の者の方が多いだと?
睦雄「いつから世界はこんなに腐ってしまったんだ!!!!」
野口「そうだ・・・・だからこそ俺たちは叛逆しなければならない」
野口「改めて分かってくれたな。では次の獲物を探しにいくぞ」
睦雄「・・・・・ああ!!」
リア充を殺すために・・・そして世界から奪われた普遍的リアルエロを取り戻すために
二人はエロ本をたくさん抱えながらコンビニを出た
血にまみれたコンビニにはもう生きている客はだれもいない
コンビニ店員やそこに買いに来ていた客は、すべて彼らに殺された後だった。
>>>>
ルーデル(コンビニに食事を買いにいったウェメポとザルゴが帰ってこない・・・・・・)
そのころ、時咲とルーシーを捕らえた牢の前でルーデルが少しおなかを空かせた。
【ウェメポ 死亡】
【ザルゴ 死亡】
【野口平】
【状態】キモオタ、冷静に狂う
【装備】未来ビームサーベル
【思考】すべてのリア充を殺す
1:世界に普遍的リアルエロを取り戻す
【都井睦雄】
【状態】狂気
【装備】いろいろ凶器
【思考】男は殺して女は犯して叫喜
1:世界に普遍的リアルエロを取り戻す
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以上です
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巴御前、坂田金時、松坂林太郎、幸村サナ 予約して投下します
-
森の中に、木のツタで作られた土俵・リングがあった
円形の中央、にらみ合う一人の豪快な若者と鮮烈な美しさの女将
金太郎「・・・女・・・俺を楽しませてくれるか?」
巴御前「フフ・・・・楽しませてあげましょう。あなたの悲鳴で私をね」
片方は人類最高レベルの肉体を持ち、ヒグマと拮抗する膂力を持つ男・・・
片方は一騎当千の女武者だ・・・その力、金太郎にも劣らない・・・・二人は殺しの眼をしている
数分前
出会った瞬間互いに戦闘を求め血を求めていると知った二人は
なぜか森の中にあったこの土俵・リングにて戦うことにしたのだ相撲ではなく殺し合いで
金太郎がマサカリを取り出す 巴御前も薙刀を取りだす
ルールは単純。土俵・リングから逃げ出せば負け、死んだら負け、殺せば勝ち それだけだ
二人「イヤァアアアーーーーーーッ!!」
木々が震えるほどの雄叫びを放ちながら二つの武勇が今、交錯する!
かと思われた、その時であった。
カパッ
二人「!?」
突然土俵・リングが縦に「開き」、下に空けられた大穴に二人は吸い込まれていった・・・
>>>>
開いた穴を覗き込む三人の高校生がいた・・・
発明家エジソンの子孫・松坂林太郎、高校級のスナイパー・幸村サナの二人であった
サナ「あっははは☆ こんなに簡単にひっかかってくれるとは思わなかったっすねぇ」
ギャルメイクがきつい女、サナがデコられた愛銃を穴に向けて二発
未来ギミックにより軽くそして対戦車ライフル並みの威力を持つサナの銃は、200m落ちても
まだ意識を保っていた巴御前と金太郎の命をまるで誕生日で吹くロウソクの火のように消し飛ばした
【巴御前 死亡】
【坂田金時 死亡】
松坂「さすが、どんな時代でも落とし穴と狙撃は最高の戦略ですね」
メガネをくいっとやりながら落とし穴の仕掛け人、松坂は自画自賛
松坂「あとで戻ってきたミウラちゃんに悪霊化したこの英雄どもを使役してもらい、戦力が充実で勝利力上昇でしょう」
サナ「難しい言い回しすんなよ☆ まーでもその通りっしょ、これであいつを殺しちゃうぞ☆」
サナのいう「あいつ」とはクラスの転校生にしてサナと被る射撃のスキルを持つ当野未来のことだ
未来はついぞ気付かぬままだったが、
実はサナに続いて2位の成績を射撃で収め続ける未来のことをサナは敵視していた
サナ「当野未来☆ マジうざいしほんと早くコロしッたーい☆ 場所まだわかんないんだよね?」
松坂「ええ、でもさっき出会ったハサンさんにステルス装束と引き換えに依頼しましたし大丈夫でしょう」
あとは三浦ちゃんとハサンさん待ちですよ、と松坂はメガネをくいっとやった
先ほど偶然であった暗殺者ハサン・サッバーハとコンビを組んだ彼らは
ハサンに未来の捜索を依頼
そしてハサンが未来丘学院の校庭に質のよい悪霊を見つけたらしいということで
闇巫女・三浦を学園に派遣し、悪霊による戦力の充実を図っているところなのだ。
神山三浦の悪霊が英雄を含めて軍団化することにより彼らの優勝は近づく、という算段だ
松坂「頑張って優勝しましょう。僕たちの絆パワーで・・・・」
そういう松坂は「9」の絆の石をみせびらかしながら微笑んだ
サナもうっとりと頷いた。
絆の石に込められた正義の魔力はかつての覚醒石(エボリューションストーン)のように
生徒たちをそして英雄をパワーアップさせる・・・
代わりに強い精神を持たねば、かつての赤間剣魔のように自らの行いを正義と信じ込み
狂ってしまうというおそろしいアイテムである・・・これを知るのは良我のみだ・・・
松坂、サナ・・・彼らはすでに狂ってしまっているのかもしれなかった。
【松坂林太郎】
状態:健康
装備:絆の石「9」番
思考:優勝する
【幸村サナ】
状態:健康、当野未来への強い敵意
装備:デコライフルBiBi-98
思考:優勝する
-
以上です
-
トリケラトプス、無冠圧雅、紫水 唖堕羅、神崎 誠、江口彼葉
松平・D・光宙、ザネンバ・ロビンソン、皇帝ネロ、九尾の狐、呂布、
外山クレム、平賀源内、暮沼竜二、ニュートン、劉邦、那須与一、予約して投下します
-
【トリケラトプス 死亡】
圧雅「ふぅ・・・」
突然襲ってきたトリケラトプスをとりあえず倒すと、最強の男・無冠圧雅は呼吸を整えた
圧雅「それにしても・・・」
大変なことに巻き込まれてしまった、と口数の少ない圧雅は心の中で思った。
毬島高校の1−2は基本的にみんな仲がいい・・・・よって圧雅は言うほど力を振るう機会がなかった
だがそれでいいと思っていた。
彼は小鳥ウォッチングが好きでドラ焼きを好む心の優しい高校生。
最強の力を持ってこそいるが血を見るのなんて当然嫌う。出来れば振るいたくない力なのだ。
圧雅「・・・だが・・・」
もしかしたら他に襲われている人がいるかも、と圧雅は思う。
自分は恐竜でもまあ倒せるが、倒せないひとのほうがおおいだろう。
そんな人々がもし悪しきものに襲われていたらどうする・・・・自分が守らなければいけないのではないか。
圧雅「・・・うん」
頑張ろう、と圧雅は拳を固めた。
みんなと放課後にカラオケで遊ぶような平和な世界を、自らの力で守ろう。
――そう思った瞬間、彼の身体は緑のオーラに包まれる。
炎獄魔王イフリート 地獄で炎による正義を振りかざした正義の魔王
青剣魔王アスタリカス その青い剣でイフリートと渡り合った剣の魔王
白竜魔王フリュードラ 魔界に生命の息吹をもたらしたとされる魂の魔王
生贄の池の魔王サジタルトアーン 魔界に死の概念を持ちこんだとされる血の魔王
黒き月の魔王ルージュア 愛の奇跡をつかさどる黒き魔術師、愛の魔王
縛れる雪の魔王セベンヘル 魔王を封じるために作られた、灰色の反魔王
そして……霞の花の魔王ラグロノギル
ただ一つのおぼろげな花をその豪腕によって守りつづけたとされる絆の魔王、
七線魔王衆最後の一人の力を圧雅は使えるのだ。
圧雅「よし・・・・・やるぞ!」
意気を決した圧雅は、トリケラトプスのそばから立ち去り新たな場所へ向かう・・・・
??「・・・・あのっ、そこの人っ!」
と、背後から声がかかった
巨体で振り向くと、不安そうな顔をした金髪の可愛い女の子がいた
??「むこうで・・・人が死んでるんですっ・・・・・来てくれますか・・・・・?」
圧雅「お、おう」
どうやら死体をみて怯えているところで圧雅を見つけたのだろう。
震えている少女は明らかに弱者だった。助けなければ。圧雅は少女が差し出した手を握る。
クレム「ありがとうございます・・・・」
圧雅が手を握ると、少女は安堵の笑みを見せ
「あなた、強いから・・・・私のステージで踊ってくれる?」
>>>>
未来居酒屋の前に、4人のおっさんどもが談笑しながら歩いている
しかしおっさん4人だからといって侮れない、彼らのうち3人はかつて殺し合いを開いた実力者
松平「よーし、世界滅ぼしちゃうぞー!」
唖堕羅「おー!」
ザネンバ「ひゃっはーじゃあどこいくー!?」
神崎「やっぱ高校じゃないかな? ・・・・・・おや、あいつは・・・」
すると神崎が向こうから歩いてくる巨大な山のような男に気付く
ザネンバ「誰?」
神崎「あれは親戚の子の無冠圧雅だな。緑崎の血が入ってて、ラグロノギルの適性を持つ」
神崎「俺に引き続いて最強の称号を得たやつだよ・・・まあ優しい性格で力は全然使ってなかったが」
唖堕羅「よし! 引き込んで利用しよう」
松平「アダラくんあんたナチュラルに外道すぎるだろ・・・まあ同意見だがな」
ザネンバ「神崎さん顔見知りなんだし引き込んでくださいよ」
神崎「そうだな・・・おーい! 圧雅くーん」
神崎誠は手を振って圧雅を呼んだ
次の瞬間、圧雅は神崎の目の前におり、その豪腕を神崎の土手っ腹にぶち込んでいた
神崎「え?」
神崎が右を見ると、松平とザネンバの顔が半分、半月のように欠けていた
そして自分の意識が急速に冷えていく
真正面で圧雅――確かに圧雅のはずだ――は、無表情で神崎から手を引き抜く
どばぁ 血が洪水
神崎「・・・闇魔法・・・・? いや違う、これは・・・・・・」
続く言葉を与えられる間もなく、神崎誠の脳がアンパンマンめいて欠けてそして死んだ
唖堕羅「これやばいなワープしよ」
紫水唖堕羅は危機を感じ、自らの身体にワープ魔法をかける
しかしそのワープ魔法の魔法陣が霞のようになって消えた・・・ラグロノギルの豪腕の前で並みの魔術は霞むのだ。
-
唖堕羅「・・・・サジタルトアーン!!」
言葉を発さずさらに腕を振るう目の前の存在に対し、紫水は秘していた魔王の力で
無冠圧雅の身体を爆発させようと試みる――しかし、彼の緑色のオーラが拳を守り、阻まれた
それでも純血の紫水が持つ魔王の力は、圧雅の片目を爆発させることに成功
圧雅はもちろんひるまない
唖堕羅「・・・・・・」
紫水唖堕羅はそういえば居酒屋の料金払ってねえやと思いながらその豪腕で心臓を破裂させられ・・・・死んだ
【紫水 唖堕羅 死亡】
【神崎 誠 死亡】
【松平・D・光宙 死亡】
【ザネンバ・ロビンソン 死亡】
>>>>
呂布「どらあああああ〜〜っ!!」
九尾「はん、大ぶりすぎて効かないわよ!!」
ネロ「どいつもこいつも、邪魔ばかり!」
火球の妖術を使う有名妖怪・九尾の狐(玉藻)とローマの暴君皇帝ネロの戦いは、
そこに呂布が加わることで混戦状態となり、さらに混沌としたものになっていた
有利なのは遠距離攻撃を持つ玉藻だろうか・・・?
そう思ってたら呂布は弓を取り出して火球を射抜き始めるし
皇帝は皇帝でかつての幸村・信玄よろしくローマ兵を召喚して数の利で攻め始めた
三者三様の戦いはそこから1時間・・・疲弊が溜まってきた
ネロ「ふう・・・・むかつく奴らめ・・・」
九尾「あらあら、もう終わりかしら? スタミナないのねえ」
呂布「俺はまだまだいけるぞ! ・・・・・ん?」
と、戦場で距離を取る三人の中心に突然空から巨山のような大男が降ってきた!
ネロ「・・・・新手か」
九尾「あら、片目から血を流しているけれどなかなかいい男じゃない」
呂布「貴様・・・腕に自信はあるか?」
武器を携えながら呂布は大男に問う。すると大男は、言った。
「ああ」
――数分後、バトルフィールドだった関ヶ原には、
たくさんのローマ兵の死体と三つの英雄の死体がただ散々と並んでいた。
【皇帝ネロ 死亡】
【九尾の狐 死亡】
【呂布 死亡】
<<<<
暮沼「方向音痴が治ったと聞いて高校に向かったんだけれど・・・・」
ニュートンに改造手術を受けて方向音痴が治ったはずの暮沼だったが、
どうやら今度は見る地図を間違えてしまったようで辿り着いたのは毬島高校だった。
暮沼「これ違う高校だ・・・いつになったら未来丘学院につくんだよぉ」
頭を抱える
クレム「あれ、暮沼くんじゃん」
そこへ声をかけてくる者がいた。見れば、隣のクラスにいるアイドルユニットNo.2の外山クレムだ
隣に浮世絵風の風貌をした男が立っている。そしてクレムは、なにやらコントローラーのようなものを持っていた
暮沼「くくくクレムさん!?」
クレム「そんなに緊張しなくていいよー、緊急事態でしょ? それよりなんでここに?」
暮沼「ち、地図を間違えてて・・・未来丘学院にいく予定だったんだけど」
クレム「そうなんだ、残念だね」
クレム「こんなところにいたばっかりに、暮沼くんは死んじゃうんだなあ」
暮沼「え?」
訊き返そうとした暮沼だったが、校門のほうから聞こえてきた声のほうが早かった
そちらを振り返ってみれば、さきほど別れたニュートンさんが血まみれで暮沼に叫んでいた
ニュートン「に、逃げろ暮沼くん! に、逃げるんじゃ あ ば ら あ ば ら ば ら」
圧雅「・・・・・」
その老体を踏み越えるようにして、緑色の巨人が高校に現れた。
・・・・・それは、魔物だった。
彼の片目はサイバネ化し、皮膚は変色して緑色になっていた。
表情はなく、ただ両腕だけが肥大化している。火傷なのか胸のあたりはさらにグロい皮膚、
だけでなく体中に生傷、深い傷があり、そこからなぜか緑色に変色した血が流れている。
そして巨人は、両腕に抱えていた二人の死体を放り投げる。
劉邦と那須与一であった。
【ニュートン 死亡】
【劉邦 死亡】
【那須与一 死亡】
暮沼「わ、わわ、わああああああ!!??」
-
クレム「まあまあ落ち着いてよ。飴でも食べる?」
外山クレムはそれを見ても平然としており、暮沼にパイン飴を差し出してきた。
いみがわからない。怖くなって暮沼はその飴に触れるのを拒否して、校舎の中へと走り出した
暮沼「ひいいいいいいいいいいい」
クレム「速いわねえ・・・・・でも、校舎ごと潰しちゃえばなんの問題もないか」
外山クレムはコントローラーを操作し、無冠圧雅を動かす
そう・・・クレムの電波によって、脳にプラグを埋め込まれた圧雅は操作されているのだ
肉体変化は彼女に持たされたパワーアップアイテム、絆の石が魔王の力に当てられて暴走しているのだった
クレム「いけいけやっちゃえー! 怪物ヒーローの虐殺オンステージよ!」
平賀「うむうむ、こんとろおるましんの安定もすばらしいな」
なんの罪悪感も持っていないかのように、アイドルとそのスポンサーはスティックを踊らせる・・・・。
【外山クレム】
状態:健康
装備:コントローラー
思考:全時空最高のアイドルになる
1:いけいけやっちゃえー!
※魔法属性は雷
【平賀源内】
状態:健康
装備:日本刀、ヨーロッパの剣
思考:外山クレムを発明サポート
-
>>>>
毬島高校の中庭・・・園芸部の耕す畑があったり、綺麗な花が咲いている場所だ
そこにどうにかこうにか暮沼竜二は辿り着く。するとそこに、一人の少女がいた
暮沼「き、君は・・・・」
彼葉「あら」
彼女は江口彼葉。未来丘学院の園芸部の少女で、好きな花はアサガオだ。
そして園芸好きでもあり、いろんな学校の園芸部と交流がある
ということを知っていた暮沼は彼女がここにいることに驚きはしなかったが、びっくりはした
だって、どうしてそこまで詳細に彼が彼葉のプロフィールを思い出せるかって、暮沼は彼葉のことが気になっていたからだ
彼葉「暮沼くん。ここは未来丘学院じゃないわよ?」
暮沼「あ、ええと、間違えて・・・」
彼葉「また方向音痴? 面白い人ね」
黒のロングに葉っぱを付けて、土いじりをしている彼女は素朴に笑った
どっちかというとクールビューティーで理系な印象なのに園芸好きというギャップが暮沼をどきりとさせる
しかし、いや今回は方向音痴じゃなくて地図が、と弁明しようとした暮沼の前で、
彼女の姿が霞みがかって徐々に消えていく・・・
江口彼葉は実は書き手枠終了までに一度も登場していない。
よって、ルールにのっとり時空の渦に飲みこまれる定めなのだ(当然復活も出来ない)。
彼葉「どうやら、主催に嫌われたみたい。最期に土いじりができてよかったわ」
暮沼「ちょ、え、嘘だろ・・・・彼葉ちゃ」
彼葉「あなた・・・・に。せっかくだからお願いがあるんだけど」
と、彼葉は消えゆく指で、さっきまでいじっていた花壇を指差す
そこに一輪だけ白いアサガオの花が咲いていた。弱っていたところを植え替えたのだという
暮沼「お、お願いって?」
彼葉「これを、あたしだと思って護って欲しいのよ」
彼葉「もう少し時間が経てば安定するとおもうけど、まだ地面に安定するには弱いからさ」
彼葉「まあ、そんなに親しいわけでもないあなたに頼むのもおかしい話かもだけど・・・」
暮沼「ま、ままま守る! 守るから消えないで」
彼葉「それは無理ね・・・・世界の理だもの・・・・じゃあ・・・たのむわ」
暮沼「あああ待って、待って! まだ、言ってないのに!」
好きだって!
そう言い終えたときには、江口彼葉はもう時空に飲みこまれ消えていた・・・・
【江口彼葉 消滅】
無音の中庭に、緑色の大男が、無言で現れる。
暮沼「・・・・・・」
花壇を一瞥すると、そこに咲いた白いアサガオの前に立つ一見弱そうな少年が、
自分を睨んでせいいっぱいの勇気を振り絞っているのを、大男は見た。
だが、大男にそれに関してどうこう考えるだけの意思は今はない。
ただコントローラーのおもむくままにその少年を破壊し、殺し、校舎も壊す――それだけだ。
暮沼「・・・・・・こ、来い・・・・・・!!」
灰色のインナーを着たその少年に向かって、
緑の巨人は腕を振り上げる。
かつてただ一つのおぼろげな花を約束のために守りつづけたその豪腕は・・・・。
絆の花言葉を持つ花を、壊してしまうのだろうか。
暮沼「・・・・・う、あああああああああ!!!!」
それとも、ニュートンから与えられた反魔王の力に、土壇場で少年は覚醒するのか――?
【暮沼竜二】
状態:決死
装備:なし
思考:白いアサガオを、守る!
※ニュートンによって反魔王セベンヘルの力を秘めています
【無冠圧雅】
状態:操られ、ラグロノギル覚醒、片目サイバネ、火傷、傷多数
装備:絆の石「6」
思考:――――。
1:――――。
2:――・・・・・。
-
以上です
【vsマスターUチーム未来丘学院】
青桐ソニア、霧崎無用、○桜木愛美
【VS生徒】
●赤松 ソウヤ、●寺本 英、○野口 平、○関本 威厳、●水本 志野歯、●河村 当野、
●枷 直人、●松本 来場、○神山 美浦、○上杉 武蔵、●竹島 小次郎、
○外山 クレム、●山下 高根、○幸村 サナ、●亀田 三屋、●野村 隆太郎、●古木 子馬、
●坂部 元、●小山田 党利、○松坂 林太郎、○袴田 盆、○当野 未来、○暮沼 竜二
【主催者】
マスターU(正体不明) 赤間良我(悪)、風丸 連地
【書き手枠(オリキャラ)】
赤フェアリー(赤間良我の良心)、時咲 冥、理善 恫壟、芦間 松吉、源川 冷夏、村岡 金次、
左無岡 部留度、ヴァイオ、ブロディア、ソルノ、青フェアリー(風丸 連地)、篠田 愉亞、
【書き手枠(1部〜4部)】
鮫島ルーシー、無冠 圧雅、青桐志甫、松滝竜魔
【書き手枠(歴史)】
シモ・ヘイヘ、都井睦雄、舩坂弘、ナイチンゲール、ルーデル、
ギュスターヴ(ワニ)、平賀源内、アテルイ、なまはげ、坂本竜馬、
源為朝、佐々木小次郎、ハサン・サッバーフ、
アレクサンダー大王、ジル・ド・レ、宮本 武蔵、ラスプーチン
サンジェルマン伯爵、李書文、鈴鹿御前、坂上田村麻呂、日野富子、伊藤博文
残り55人
-
ラスプーチン、サンジェルマン伯爵、神山 美浦 予約します
-
投下乙です!
高校ロワ 加速してきましたね!
個人的に気になるのは圧雅かなー、暴走したこいつはやばい
高校生の逆襲が始まって、殺し合いの生き残りは誰になるのか!?
-
ヴァイオ、鮫島ルーシー、時咲冥を予約します。
-
投下乙!!!
自分は竜魔とルーシーを助けられるか気になるところですね!
あと野獣と化したダークヒーローも……
-
ヴァイオは遂にお城に着いた。
ヴァイオ「ここがマスターUの城か……」
ヴァイオはマスターUの手下に変装した。
ヴァイオ「これなら見つからない……。ん?牢屋に誰かいる?」
ルーシー「あんた!何者だ…!マスターUの手下か…?」
ヴァイオ「違う…。牢屋にいる二人を助けたくてね。」
ルーシー「ええ!ありがとう!」
冥「やったー!」
ヴァイオ「黒渦斬!」斬
牢屋の鉄の部分が消えた!
ルーシー「あ…ありがとう!」
冥「いきましょう!」
ルーシー「うん!」
ルーシー(やはり竜魔よりヴァイオさんがいいかな?)
ヴァイオ「ん?やばい!俺も逃げよう!」
こうしてヴァイオは二人を救うも、マスターUの戦いから撤退した。
【鮫島ルーシー】
【状態】健康
【装備】なし
【思考】ヴァイオさんに着いて行く!
※救えない竜魔の事が嫌いになりました。変わりにヴァイオを惚れています。
【時咲 冥】
【状態】健康
【装備】なし
【思考】ヴァイオに着いて行きながら二人のフェアリーを探す
【ヴァイオ】
【状態】ブラッディダークフォーム
【装備】ダークユニオンソード
【思考】二人を救出後、二人と共に逃げ場を探す。
-
ルーデル、松滝竜魔を予約します。
-
投下乙です
これは・・・竜魔さんファンの俺にはつらい展開だぜ・・・
-
松滝竜魔「ハァハァ!マスターUの城か……。」
ルーデル「おい!貴様…どうやら牢屋の二人を出したらしいな……?」
竜魔「え?」
ルーデル「わかるさ…誰かさんが二人を脱出した奴お前だろ?」
竜魔「違う!」
ルーデル「なら解らん人だな……殺し合いだ!お前の墓場はここに決めたぜ!スイッチオン!」
ルーデルが謎のスイッチを押した!するとマスターUの城からドイツの闘技場に変わった。
ルーデル「俺はデビルライフルを持つ。俺が死ぬとお城に戻れる。お前は…?」
竜魔「俺は……?あれ?落とした……!!ええー!」
竜魔はなぜかジェリコ銃等の武器を落としたのだ!
ルーデル「圧倒的有利だな…くははは!」
はたして、竜魔はルーデルを殺す事はできるのか?
竜魔「まさか…途中で愛美と別れた時に預かれて…ああああー!」
竜魔大ピンチ!
-
桜木愛美を予約します。
-
一方桜木愛美は…
愛美「もう!竜魔さん…この武器を預けて…しかも全部……まっいっかー。」
愛美「何だろう?」
愛美が突然景色が変わった…この鳴り響くほど痺れる音…
愛美「あ…貴方は…!!何故!?」
-
投稿終了します。
愛美が会った人とは誰かわかりますよね…!かつてアイドルユニットコスモスのメンバーです。
-
桜木愛美、外山クレムを予約します。
※過去です。
-
Uー5、赤間良我、マスターUの予約にルーデルと竜魔を追加します
-
二人の出会いは小学三年からだ。
教師「転校生の紹介です。フランスのパリ小学校から転校した、外山クレムさんです。」
クレム「よろしく!」
しかもクレムととなりの席だった。
愛美「よろしく…」
クレム「よろしく!」
こうして徐々に仲が良くなり小学校卒業式が来た。
愛美「ねー。将来は何になるつもり?」
クレム「えへへ…アイドルになるんだ!」
愛美「私もアイドルになるつもりよ!そうだ!クレム!あたしと組もう!」
クレム「え……?」
愛美「駄目なの?」
クレム「もちろん!」
愛美「アイドル名は…私の髪の色がオレンジ、クレムは黄色だから…コスモス!花の色と表しているからね。」
クレム「もちろん!」
コスモスは最初は二人だったが三人が入り五人で結成する事になった。
高校に入学後にアイドルデビューを果たす。しかし三人は謎の交通事故により帰らぬ人になった。
クレム「うう…みんな……。」
愛美「……泣くなよ!クレム!」
触ろうとすると、
パチィン!
クレム「触るな…」
こうしてコスモスは解散の危機に落ち込んだ…。
-
まじかよ、赤間最低だな
-
>>882
何が?
-
>>875
投稿終了します。
ジェリコ銃を失った竜魔は果たしてルーデルに勝てるのでしょうか?
-
ルーシー、冥、ヴァイオ、ハサン予約します
-
>>885
ヴァイオがたぶん死ぬ予感するな。
-
野口平、都井陸雄を予約します。
-
コンビニをでた野口、都井はお化け屋敷に行く…
都井「まさかな…。」
野口「大丈夫だ!かわいい幽霊ちゃんがいるぜ……。」
しかし、とんでもない悲劇が会った。
野口「……あれ?ここは……都井…へん…うっ!」
何者かに喉を斬った。
【野口 平死亡】
都井「ふー野口に利用してよかった…」ビリリ!
都井の顔マスクを破った。実は都井陸雄の正体は超イケメンな殺人鬼だった。しかも、犯すなどまったくわざとだった。
都井「野口ぃー可愛そうにねー。おかけで生き残れそうだ。」
都井は武器を捨てた。すると、紫色のオーラが流れる…
都井「サジタルトアーン…フフフ…紫水の子孫で良かったぜ。」
都井陸雄はサジタルトアーンを使ったのだ!!
-
都井陸雄は紫水の子孫ではなければ、イケメンの殺人鬼でもありませんよ
偉人キャラをオーバーに書いたり、多少改変するのはしょうがないところもありますけど
原型を留めない改造は歴史オタクの身としては悲しい気持ちになります
名前で検索をかければだいたいの情報はわかると思うのですけれど……
長文すいません
別にルールに反しているわけではないので、カットする必要はないですよ
-
投稿終了します。
野口も遂に死亡!!
都井は一体何者か?
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投下します
-
マスターUの城から辛くも逃れた三人。
ヴァイオ「すっげぇ顔赤くなってんぜ、はっきり分かんだね」
ルーシー「だ、大丈夫です…」
ルーシー「やっぱり竜魔よりヴァイオさんの方が…」
もはや、ルーシーの頭の中はヴァイオの事で一杯だった。
だが、今は殺し合いのさなか、これではいけないと首を振り、気を引き締める。
少しでもヴァイオから気をそらそうと冥の方を見る。
ルーシー「あの、冥さん…」
冥「何、ルーシーちゃ――――」
それが彼女の最期の言葉となった。
ズッッッドォォォオン!!
彼女の顔の前でロケット砲弾が爆発したのだ。
そしてもう、彼女の上半身は首から上を支えることは無い。
【時咲 冥 爆発四散】
ルーシー「きゃああああっ!」
突然の凶行の下手人を探すヴァイオ、だが敵の姿は影も形も無い。
そう見るや、即座にブラッディダークフォームを展開し、自分と、ルーシーを守る。
ルーシー「凄い!ヴァイオさん!かっこよい!」
ヴァイオ「出そうと思えば(王者の風格)」
だがブラッディダークフォームを展開し、安心しきっていた。
無理も無いだろう、彼には山をも切り裂く影の剣があるのだから。
だが―――
ドゴォォォォン!
二発目のロケット砲弾はヴァイオの闇の衣をはぎ取った。
ヴァイオ「ファッ!」
これでヴァイオも余裕がなくなり本気で攻撃の張本人を探すがやはり見つける事が出来ない!
窮地に陥ったヴァイオは―――
ルーシー「ヴァイオさん何するんですか!」
ヴァイオ「暴れんなよ…暴れんな…俺が生き残るんだよ!」
鮫島ルーシーの首を締め上げてそのまま盾とした。
それは、自分が生き残るために最善手をとる暗殺者として当然の行動だった。
ルーシーは絶望の中、気が薄れていく。
ヴァイオはルーシーの抵抗が弱まった瞬間安堵する。
これで大丈夫だと、自分は生き残れると、エミリーにまた会えると。
だが、次の瞬間ルーシー最後の抵抗で放たれた、人間の数倍の腕力の闘士の拳がヴァイオを数メートル吹き飛ばす。
そして、吹き飛ばされて動けなくなったヴァイオに三発目のロケットランチャーが直撃した。
ヴァイオ「ンアッ――――――!!」
【ヴァイオ 死亡&生徒ではないため蘇生不可能】
-
2人が死に、一人が気絶、捕虜とした。
戦果は上場といった所だろう。
ステルス工学迷彩を纏い、手にロケットランチャーを持った下手人、ハサンはほくそ笑んだ。
彼は逸話が残る程、優秀な暗殺者としての一面も持ち合わせていた。だから、ヴァイオに感ずかれず接近できた。
故に、サナと林太郎から渡された、ステルス工学迷彩と聖なるロケットランチャーがあるとはいえ、ここまでたち回れたのだ。
あとはこの城の方から出てきた少女に拷問をして、協力者である闇巫女・三浦に任せればいい。
依頼は最早達成まじかだがそれでも気を抜かず、やるべきことを確認する。
そうだな、まずは――――
この少女に生きてるのが嫌になるくらいの拷問をして、情報を引き出そう。
【鮫島ルーシー】
【状態】気絶
【装備】なし
【思考】……
※救えない竜魔の事が嫌いになりました。変わりにヴァイオを惚れています。
【ハサン・サッバーフ】
【状態】健康
【装備】ステルス工学迷彩、聖なるロケットランチャー
【思考】近くでルーシーに拷問をして情報を全て吐かせた後、三浦に生贄に捧げる
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投下終了です
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うぎゃああああ!
冥ちゃんとヴァイオが死んじまった!
そしてルーシーに迫る危機!松滝さーん、早く来てー!
>>890
都井は実際にいた殺人鬼ですよ
まあ、ここは「歴史ロワ」ではなく「高校ロワ」なんで自由にやってかまいませんよ
後116レスで終わりですし
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鮫島ルーシーを予約します。
※ヴァイオが登場しますが悪魔で夢です。
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鮫島「ヴァイオさん……あれ?誰?」
ヴァイオ「ぐあああ!」
ヴァイオはバラバラに砕く…
ヴァイオ「逃げろルーシー!奴はハサンだ!実はエミリーを拐った元凶はこいつだ!!…………」
ルーシー「う…うあああああああ!!」
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青桐志甫、フェアリー、ナイチンゲール、青桐ソニアを予約します。
-
翌日
志甫「回復!ナイチンゲールさんありがとう!看護婦だね。」
ナイチンゲール「ええ…。ん?どうやらフェアリーちゃん志甫ちゃんになついているね…」
志甫「えへへ…」
ナイチンゲール「志甫ちゃん!フェアリーちゃん!私はここへ船坂らの看病するから、別行動ね。」
志甫「わかったわ!いくよ!フェアリーちゃん!」
志甫とフェアリーは急いでマスターUの城に向かう。そこに青桐ソニアがいた。
フェアリー「びいいい!!!」
志甫「フェアリーちゃん!!?」
ソニア「か…かわいい!!」
ソニアはかわいい過ぎて気絶した。
志甫「あああ…。」
一時間後…
ソニア「………はっ!ここは…あ…貴方は…」
志甫「気づいた?私は青桐志甫!」
ソニア「青桐…志甫…えええー!!!生で見た!剣剣波とか技を使えるのが有名な志甫さん?」
志甫「そうよ!」
ソニア「それより、いつも志甫の夫がいないですが…。」
志甫「食われたよ…大蛇に…でも、ジークフリードたちに助けてもらい一時期は死ぬ所だった…。あたしの技で大蛇を倒したの」
ソニア「すごーい!」
フェアリー「びい!」
フェアリー(ソニア無事だったな……。早く愛美と無用と会いたいな。)
-
>>897
ヴァイオはいつの時代から来たんですかねえ……
ハサンさんは時空を超えた暗殺者なんでしょうか
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予約を延長します
-
ソルノ、ブロディアを予約します。
お待たせしました。いよいよ決着です。
-
ソルノ「バーストモード!」
ソルノはまるで炎の人間のような体となった。
ソルノ「熱風!」
ソルノの咆哮でブロディアを襲う!
ブロディア「なら、拳骨キャノン!」
ブロディアが拳骨が破壊光線のようにソルノを襲う!しかし、絆の石を持っていたソルノが圧倒的に有利となった。
ソルノ「はああ!」
ブロディア「ばかなぁぁ…!!」
潜水艦後とこなごなに砕く!
【ブロディア死亡】
ソルノ「や…やった…ん?何だ?」
ソルノが見たものはドイツ軍人とジェリコ銃を失った人の死闘を発見した。
ソルノ(これはやばい!タツマ……)
-
ジェリコは別に無ければヤバいような魔法の銃じゃありませんよ、普通の拳銃です
まぁ、丸腰はマズイでしょうけど
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>>899
投稿終了します。
フェアリーがようやくソニアと合流しました。
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提案があります。このままだと終わる気配がまったくないので新しいスレ立てた方がいいと思います。
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管理人さんが新スレNGと言っているので無理でしょうね
多少駆け足になっても、このスレで終わらせましょう
-
別に未完でもいいんじゃないですか?
後92レス
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未来丘学院の校庭・・・物言わぬ6つの死体の前でぶつぶつ会話をする巫女少女がひとり
神山「うん・・・・・・こわかったね・・・」
神山「・・・・・だね・・・やりきれないよね・・・・・・」
神山「・・だから・・・さ・・・・・しよっか・・・きみたちの、したいこと・・・・・・」
虚空に向かって話しかけるその姿ははたからみたら精神異常者にしか見えないだろう
しかし、彼女はほんとうに話しているのだ・・・ふつうのひとには見えないものと・・・・
神山「うん・・・・・がんばろうね・・・・・」
6人の死体から黒いオーラが発され、いま人の形となって暴れようと
伯爵「おやおや、いけませんよ。報われぬ魂はそっとしておいてあげないと」
神山「・・・・だれ!?」
気付かぬうちに、彼女は背後から男の声をかけられた
振り向くとそこにいたのはサンジェルマン伯爵だった・・・伯爵は懐から石のようなものを取り出す
クリスタルめいたそれには「7」の文字が刻まれていた。絆の石だ・・・・・
伯爵「時の流れに、還りなさい」
サンジェルマン伯爵が言うと石から光が発され、
6人の死体から出てきていた悪霊めいたオーラが霧散した・・・浄化されたのだ
神山「・・・じゃまを・・・・・された・・・・・」
伯爵「ええ」
ラスプ「それだけではないぞ」
するとさらに大きなヒゲ男が現れて言う。
言われた神山三浦は、自らの巫力が明らかに減少していることに気付く
神山「・・・・巫力・・・どれいん?」
ラスプ「魂を操る力は危険なのでなあ。少しおしおきといったところかね」
神山「・・・くっ」
額に汗を浮かべ、三浦はその場から逃げ出した
ラスプーチンとサンジェルマン伯爵は追うことはない。頭をぽりぽりとラスプーチンが掻く
ラスプ「これでよかったのか」
伯爵「どうでしょうね。ともかく、人払いはできました。儀式を始めましょう」
二人は未来丘学院の理科室に向かう
サンジェルマン伯爵・・・歴史のいたるところに名を残す怪人物は
錬金術などの怪しい術にも精通していたというが・・・いったいなんの儀式をするつもりなのだろうか
そして
伯爵が釜のようなものに絆の石を入れると、それは15個に分裂した
ラスプ「ほう」
伯爵「14の絆の石を集めると時空を超え、主催のもとへと行ける。先ほど手に入れた情報です」
伯爵「1つの石を14に分裂させることで擬似的にこの条件を満たし・・・世界を騙してみましょう」
伯爵「おお、出てきましたね、時空の裂け目です」
理科室に時空の裂け目が現れた
15個のうち14個を持って、伯爵はその中に入る・・・時空移動など実は彼にとっては慣れたもの
ラスプーチンも入る・・・行き先は知らないがこの時空からはこれで抜けられるはずだ
こうして人知れず彼らは脱出した・・・・・・その真意はまだ分からないが・・・
【ラスプーチン 脱出】
【サンジェルマン伯爵 脱出】
神山「すごいことを・・・・・みてしまった・・・・・」
さりげなく二人の後を付けていた神山三浦はものすごい光景を見てしまい驚いた・・・・・・
そして残っていた絆の石「7」を手にするとどこかへ消えた
【神山三浦】
状態:健康
装備:絆の石「7」
思考:いろんな死者を悪霊復活させて戦力増強
1:この力なら死んだ偉人を手なづけられる・・・・・?
-
以上です
-
>>907
お願いします。
僕はこれしかやっていないんだ。どうしてもやりたい。土下座でも何でもします。
-
>>908
却下
-
>>911
最近守ってんのに新スレNGて言うの?ようルールわかったのに!!
-
ざぶん。ざぶん。
水に濡れた重い足をひきずってたどりつく。
「……」
背中に抱えた人食いワニの死体を砂浜に放り投げると、男もまた五体投地した。
激しい戦いだった。お互いの肉を喰らいあうようなひどく不毛な戦いだった。
不死身と言われたこの体も、削られてはすぐ回復できようもない。
見れば歩いてきた海が朱く染まっている。どちらの血だろうか。まあどうでもいいが。
と。
男は他の血の臭いを嗅いだ。
「……」
その臭いの方に目を向けると、
佐々木小次郎と宮本武蔵と思われる二人が互いの心臓に刃を突き刺して死んでいる。
出会ってしまい決闘でもしたのだろう。どうしようもないやつらだった。
男は寝転がり、空を見た。
「きれいな空だ」
自分はこの空を守るために戦っているんだ。
蒼い青い空を見ながら舩坂弘は意識を飛ばした。
そんな彼のもとに、絆の石が流れ着いてきている……。
【関本威厳 死亡】
【宮本武蔵 死亡】
【佐々木小次郎 死亡】
「これはひどい……でもこの人、まだ生きてる?」
「びぃ……びぃ!」
青フェアリーを携えた未来丘学院の教師・篠田愉亞は、
そこにいくまでの道中にあった巌流島で三人の死体と一人の虫の息の男、「3」と書かれた絆の石を発見した。
「びぃ!」カキカキ
「えっ、これを集めればいいの? でこの人は……手当てしなきゃなあ」
【篠田 愉亞】
状態:健康
装備:絆の石「3」
思考:未来丘学院に行き調べる
【青フェアリー※風丸 連地】
状態:不老不死、妖精
装備:なし
思考:早く中身の自分を見つけたい。
【舩坂弘】
状態:満身創痍
装備:持ってた手榴弾とか銃とか色々
思考:気絶中
>>>>
無用「鬼神リミッター解除――鬼哭の鋏!!!!」
上杉「千四百刀流――――剣舞!!!!」
剣が舞う世界の中を鋏を持った鬼が舞う。
一ミリ間違えれば身体を斬り裂かれる嵐をくぐりぬけ、ちょんぎる、ちょんぎる、ちょんぎる!
電光ハサミがまるで焼き切るかのように刀を七枚下ろしにしていく!
無用「いくだっちゃ!! 電光の――――タタミ切り!!」
上杉が目を見開くとそこには美麗なる角を生やした鬼の姿があった!巨大化したハサミが――彼を斬る。
上杉「人の身では……勝てぬか……」
【上杉武蔵 死亡】
無用「ハァ……ハァ……」
霧崎無用は上杉の死体を前に荒い息だ。鬼神リミッターの解除は大量の体力を使う。
それに正常な解除方法ではない。もともと持ち合わせていた「8」番の絆の石の力を使った強制解放だ。
もう人の姿には戻れないし、体力もそれに伴い減り続ける……元にはもう戻れない……。
無用「ソニア……愛美……見つけ、ないとっ……」
走り出した霧崎無用だったが、その身体が急に浮遊感に襲われる。
ふわりと浮きあがるように、無用の身体は揚げ網トラップに囚われてしまった!!ハサミが地に落ちる。
無用「んなっ」
富子「やったわ!珍しい鬼を捕獲!」
伊藤「うむ。これで平和も守られ資金も潤沢になるな。結構結構」
日野富子と伊藤博文によって珍しい存在である鬼だった無用は捕らえられてしまった。
これはまずい。売り物になってしまうのか? というかその前に牙を抜かれたり拷問とかされそうだわこれ
思わず身震いして目を瞑る霧崎無用だったが、その瞬間爆発音がした。
バァン
無用「え?」
霧崎無用が目を開くと、富子と伊藤博文が骨だけ残して爆発していた。
【日野富子 死亡】
【伊藤博文 死亡】
都井「ひゃははは、面白えぜこの力ァ……」
やってきたのはサジタルトアーンに目覚めた都井睦雄だった。
よく見れば彼もまた、「11」と書かれた絆の石を所持していた……コンビニあたりで手に入れていたのだろう。
無用「助けてくれた……わけじゃないっちゃね……」
都井「もちろんよ! 次はお前だよ、JK女ァ」
大王「待てい!」 袴田「いま助けるよ無用ちゃん!」
そこにさらに現れた新手、見るとアレキサンダー大王だ。肩の上に袴田盆が乗っている。
辛くもジル・ド・レェを下したアレキサンダー大王もまた絆の石「10」を携え、まるで石所有者が引き寄せられるかのように
ここに集まってきたのである……。そして4人は再び戦いの渦にのまれる
-
【都井睦雄】
状態:サジタルトアーン覚醒
装備:いろいろ凶器、絆の石「11」
思考:ひゃっはー
【袴田盆】
状態:縛られている
装備:縄
思考:無用ちゃん今助けるよー
【アレクサンダー大王】
状態:健康
装備:絆の石「10」
思考:目の前の少女を助けよう
【霧崎 無用】
状態:鬼神リミッター解除、疲労大
装備:鬼の体、電光ハサミ、絆の石「8」
思考:ソニア、愛美に会う
1:くっそ動けないっちゃ……!
――――
関本威厳、船坂弘、青フェアリー、篠田愉亞、佐々木小次郎、宮本武蔵
霧崎無用、上杉武蔵、日野富子、伊藤博文、都井睦雄 で投下しました。
-
↑はアレクサンダー大王と袴田盆もでした。
ハサン・サッバーフ、ジル・ド・レ、鮫島ルーシー、シモ・ヘイヘ、
当野未来、神山三浦、松坂林太郎、幸村サナ、なまはげ、坂本竜馬 予約します
-
投下乙です!
完結にむけて大量に死んでいきますね……
これからが楽しみなキャラが多くて残念ですが、これもロワの醍醐味
>>916
非常に申しあげにくいんですけど、最大予約人数は8人です……
何やら急いでいるようですが、別にこのロワは未完でいいと思いますよ
無理して一つのSSで大量に殺す必要はないかと
-
いつまでも隠れていることなんてできない。
>>>>
もう殺し合いが始まってから一日が経過した。
当野「いよいよ、見つかったってことやな……」
ヘイヘ「……君は、離れろ」
1941、フィンランド。ハサン・サッバーフの死体を前に、ヘイヘは未来にそう促した。
アサシンとして完璧だったハサンの光学迷彩を破りこうして殺せたのは、ヘイヘの猟犬の本能のおかげだ。
だが、その猟犬もハサンによって殺されてしまい、さらに伝書鳩を飛ばされた。もうすぐ敵が来る。
当野「……」
ヘイヘ「……」
当野「……分かった。いままでありがとうな、ヘイヘさん」
少し前の当野未来だったら、即答でヘイヘの前からいなくなっていただろう。
でも、猟犬と戯れた時間。おいしかったフィンランドの郷土料理。夜、ヘイヘとの楽しい雑談。
クラスメイトよりも短いはずの、その過ごした時間が、未来をヘイヘの元から去らせるのをほんの少し、躊躇させた。
それでも彼女は当野未来。損得勘定で動く関西人だ。
当野「うち、あんたのこと、忘れへんから。ずっと」
言い捨てるようにそれだけ告げると、未来アサルトライフルを肩にギザギザ髪の少女は消えた。
それでいい、ヘイヘは無言で頷いて、猟銃のメンテナンスを始めた。
次に扉が開いたのは一時間ほど後だった。
サナ「いやっほーう☆」 松坂「こんにちは」
仕掛けておいたブービートラップを難なく潜り抜け、未来のクラスメイトと思われるギャルと眼鏡が現れる。
彼らは歩兵のような武装までしっかりと着込んでおり、ヘイヘの猟銃では傷は与えられなさそうだった。
歴戦のスナイパーであるヘイヘのきっちりとした判断だ。間違いはない。
そもそも、戦場でスナイパーが顔を見られるということは死ぬとほぼ同義だ。
ヘイヘは敵の存在を知らされてから家にこもっていた時点で、生存を諦めているといってもいい。
そのあと数分、ヘイヘは無言で、サナと松坂を相手に渡りあった。
サナが持つ未来カスタム銃の銃声が鳴って、小屋の中の喧騒は静まった。
松坂「世界最強のスナイパーと言っても所詮その時代基準。大したことはありませんでしたね」
サナ「だね☆」
満足げな顔で二人が小屋から出てくる。人を殺した後だと言うのにまったく罪悪感もない、
ボランティア活動をしたあとのような清々しい顔だ。絆の石「9」番は淡く光っている。
サナ「ほんと、ザコだったっす☆ でも未来ちゃはいなかったっすねー☆」
松坂「ハサンさんがやられたときに尻尾撒いて遠くに逃げたんだろうね……また探さなきゃ、n」
キュン
サナ「?」
急に聞こえた何かが風を斬り割く音に、サナは松坂のほうを見ると、彼の頭が果実めいてはじけていた。
サナ「おいおい☆」
キュン
続けざまに銃声、反射的に前転してサナは回避。そのまま未来ライフルをリロードする。
サナ(未来ちゃん☆) (ヘイヘ囮にあたしたち釣ったわけ? ざけんなよ☆)
動体視力によって見たその銃弾は間違いなく当野未来のものだろうとサナは見当をつけた。
つまり、離れろと言うヘイヘの指示は、スナイプができる位置まで離れろということだったのだ――。
だがサナも簡単に狙撃されるようなタマではない。
高校最強のスナイパーを自負するだけはあり、
先の二度の銃撃から、彼女は弾道および弾速を理解。
その方向角度などを計算して相手スナイパーがどこにいてこちらを狙っているのかを予測することができていた。
サナ(右三十度、距離五百☆ なかなかやるけどサナっち殺すにゃまだ不足☆)
-
見当をつけた方向に向かってサナは銃を構える。
次の銃弾の到着を躱し、返す弾で当野未来を仕留めてやる。サナにならそれができる。
そうやってほくそ笑む彼女の後頭部が、銃弾に打ちぬかれた。
キュン
>>>>
当野「……やったで、ヘイヘさん」
極限の集中力に精神をすり減らした当野未来は、
けれどもスコープ越しにサナが倒れるのを見て、小さくガッツポーズを決めた。
彼女が取った作戦は、時限式囮スナイプだ。
小屋の中にあった3つの銃。一つはヘイヘ、もう一つを未来が持ち、
最後の一つを小屋から五百離れた木に括り付けた上で、木の上から火線を垂らす。
未来アサルトライフルに火線が当たることで、ある程度の自動標準補正がついた銃弾が、小屋の入り口に向かって発射される寸法だ。
あとはヘイヘがその時限スナイプに合わせて襲撃者が扉から出るように「殺され調整」をして、
時限スナイプ場所からは真逆にいる未来が、撃ち漏らしを殺す――死を前提とした作戦、
されど、とれる範囲内ではまず最上の、敵を殺し切り未来を守る作戦を……ヘイヘは取ってくれたのだ。
ヘイヘと過ごした時間の中でに入れた、「1」番の絆の石を彼女は握りしめる。
当野「見ててぇな、うち……がんばるから」
損得勘定で生きてきた。自分に利になることしかしない彼女はクラスになじむこともなく、
他人に損を与えることにも全く感情を動かされることは無かった。なのに、今、明らかに無駄な行動をとっているのは、
なぜなんだろう。自分で考えてみても分からなかったが、この気持ちは無駄じゃないと思う。
前を見据え、当野未来は新たな一歩を踏み出そうとした。
そこには、黒く塗りつぶされた人の形が、十体。
当野「……なんや、これ」
黒い雪原に並ぶ黒人形は、未来にモノクロっぽいな、と呆然とした気分を与えた。
呂布。そして玉藻。皇帝ネロ。
劉邦。那須与一。坂田金時。巴御前。
なまはげ。坂本竜馬。ジル・ド・レ。いつのまにか死んでいた英雄たちが、黒化して並んでいるのだ。
その中心に巫女がいた。
たくさんの絆の石を、その近くの空間に浮かばせている。「2」「4」「7」「12」。四つも。
黒髪に巫女服の彼女は未来を見つけると目を合わせてきた。
神山三浦だ、と当野未来はその顔を見て学校にいた顔見知りの名を思い出す。
しかし違う。目が違う。
彼女は。
紅い目を持つ、彼女は。
「――誰も、助けてくれなかった」
少女は言った。
「ヴァイオさんも。竜魔さんも。誰も。迎えに来てくれなかった」
「……ううん。だめだね。お姫様気分だったのが悪いんだね。助けられる側に甘えてたのが悪いんだよね」
「全部わたしが悪いんだよね。そうだよね竜魔さん。そうだよね、お兄ちゃん」
「だから、ね」
黒い、赤い、黒い、赤い、黒い、赤い、黒い、赤い、
不安定な言葉の色が点滅するような、恐ろしい形相で。鮫島ルーシーの悪霊は言う。
神山(ルーシー)「全部わたしが悪いことにして、みんな死んじゃおう?」
泣きながら彼女が差し向けてきた十の黒英雄の群れに、未来は思った。
引きこもっていたのは、やっぱり間違いだった。籠っているうちにこんなにも、悪い因果が巡っていたのだから。
【ハサン・サッバーフ 死亡】
【当野未来 死亡】
【松坂林太郎 死亡】
【幸村サナ 死亡】
【シモ・ヘイヘ 死亡】
【なまはげ いつのまにか死亡】
【坂本竜馬 いつのまにか死亡】
【ジル・ド・レ いつのまにか死亡】
【鮫島ルーシー 拷問の果てに 死亡】
【神山三浦】
状態:鮫島ルーシーの悪霊が憑依中
装備:絆の石「1」「2」「4」「7」「9」「12」
装備2:黒化した、呂布、玉藻、皇帝ネロ、劉邦、那須与一、
坂田金時、巴御前、なまはげ、坂本竜馬、ジル・ド・レの亡霊
思考:みんな、死んじゃえ。
-
以上です
【vsマスターUチーム未来丘学院】
青桐ソニア、霧崎無用、○桜木愛美
【VS生徒】
●赤松 ソウヤ、●寺本 英、●野口 平、●関本 威厳、○神山 三浦、
●上杉 武蔵、●竹島 小次郎、○外山 クレム、●幸村 サナ、
●野村 隆太郎、●松坂 林太郎、○袴田 盆、●当野 未来、○暮沼 竜二
【主催者】
マスターU(正体不明) 赤間良我(悪)、風丸 連地
【書き手枠(オリキャラ)】
赤フェアリー(赤間良我の良心)、理善 恫壟、芦間 松吉、源川 冷夏、村岡 金次、
左無岡 部留度、ソルノ、青フェアリー(風丸 連地)、篠田 愉亞、
【書き手枠(1部〜4部)】
無冠 圧雅、青桐志甫、松滝竜魔
【書き手枠(歴史)】
シモ・ヘイヘ、都井睦雄、舩坂弘、ナイチンゲール、ルーデル、
平賀源内、アテルイ、源為朝、アレクサンダー大王、
李書文、鈴鹿御前、坂上田村麻呂
残り34人
>>917
最大予約人数8人は登場話までの措置であると判断しました。
たぶん完結は間に合わないんじゃないかなあと思っていますが、自分が出したキャラ、
そして自分が考えている分の話は私は書き切れるだけは書きます。
桜木愛美、外山クレム、平賀源内、無冠圧雅、暮沼竜二、風丸連地 予約します
-
投下乙です!
うーん、クオリティが高い話を読めて嬉しい気持ちと、またまだ書きたかったキャラを描写無しで殺されて悲しい気持ちが混ざり合って、何か複雑な気分です
無理やり歴史キャラをねじ込んだくせに全然書かない私が悪いんですけどね
補完話でも投下して満足しようと思うので私のことは気にしないで、貴方の書きたいように自由に書いてください
-
完話までいきましょう!
-
>>922
どれだけ管理人さんに迷惑をかければ気が済むんですか……
-
管理人さん…迷惑かけてすみませんでした。でも高校バトルロイアルは続きたいです。僕は群衆劇をやっているつもりでストーリーをやりました。でも、1000レスを到達しても乱立するつもりではなかった。
反省として、100メートルの公園で100周走りました。
-
予約を破棄します
今までキャラを長いあいだ拘束して申し訳ありませんでした
どうも一人の書き手が管理人さんに暴言を吐いたり、乱立を宣言していて、このままだと私も規制に巻き込まれるかもしれないと怖くなりました
落ち着くまで投下は控えます
今まで私のどうしようもない駄文を見て頂きありがとうございます
時々貰える感想がとっても励みになりました
-
私と愛美の出会いは、小学校三年のときまでさかのぼる。
親の都合でパリから転校してきた私に最初に声をかけてきたのが、隣の席の愛美だった。
「よろしく!」
「よろしく!」
小学校での「ナカヨシ」のでき方なんて、
隣の席だったとか、出席番号が近かったとか、そういうもので決まってしまう。
私は愛美と仲良くなって、よく遊んだ。
もともと頭はよかったけれど、日本語を覚えたのは半分以上、愛美との会話の中でだ。
「お花、キレイだよねえ」
「うん。これはアサガオ、これはヒマワリ……これはコスモス!」
とくに花壇に咲いてた花の日本名は、愛美が全部教えてくれたっけ。懐かしい話だ。
そして、――小学校卒業から、中学校を経て、高校で。
小学校の卒業式に誓い合った夢。花の名前を冠したアイドルユニットになる夢を、私たちは叶えた。
「コスモスです! よろしくおねがいします!」
「よろしくねー!」
「「「よろしくー!」」」
「……」
たぶん愛美にはそれは、すべてが上手くいっていたように見えただろう。
「おやクレム。アイドルは楽しいか?」
「……ええ」
「それは良かった」
「……」
「ま、社会勉強としてはいいよな。
今度また、仕事を斡旋するように上に言っておくよ」
これが私の親の権力によって叶えられた夢でなければ、私もきっと楽しかったと思う。
>>>>
「……クレム殿の父君は時の権力者か何かか?」
「なんてことないわ。有名新聞社の上役員ってだけ。
それくらいの権力があれば、小さなアイドルグループに小さなハコを用意するくらいはできるの」
だが、クレムはそれが嫌だった。嫌だったから、親に反抗した。
事務所と親に掛け合って、自分たちの力だけでアイドルをしてみせると――親にビンタをしてまで。
「結果として、コスモスのメンバーは3人死んだ」
クレムの父はそれを、見せしめだと言った。冷たい声と、何も感じてないような顔で。
「ほう……」
「私へのあてつけみたいに、大きな力を振りかざして……でも、私は無力だった
それでもアイドルを続けようと励ましてくれる愛美に、私はビンタした
……そうするしか、あの子を助ける方法が、なかった。次は、愛美だった」
それからクレムは、大きな力を求めるようになった。有無を言わせぬ大きな力。
夢なんて、地道に叶えるものじゃないって、そんなのは邪魔されると、知ってしまったから。
彼女はただ、世界に刃向かえるだけの力を欲した。――そしてそれは、チャンスは降ってきた。
「私は赤間になる。伝説になるだけの力を持って、今度こそ本当のアイドルになってやる」
「愛美さんと一緒に、ですかな?」
「……あの子にそんなことさせられると思う?」
外山クレムは乾いた笑い声を出した。同時に、ガラガラと背後で毬嶋高校が崩れていった。
源内が驚いたように、持っていたコントロールモニターを見て言った。
「おや、驚きましたな。あの緑の巨人は、失敗したようだ」
「なんですって?」
暮沼竜二を殺したところまではモニターできていたが――今の校舎の倒壊で、自滅したのだという。
何があったかは判然としなかった。あのラグロノギルの力を持っていながら校舎の倒壊程度で?
だが、モニターにはすでに死亡したという結果だけが残っていた。せっかく手に入れた、大きな力だったのに。
「……見に行きましょうか」
>>>>
中庭跡は、奇麗に花壇だけが残っていた。
そこに植えられた白いアサガオだけが咲いていて、死体はがれきに埋もれていた。
まるでその場所だけ何かに守られたかのようだった。……クレムは、花を見て嫌悪感を示した。
「こんな小さな一輪だけの花、なんの価値があるってのよ」
足を上げて、踏みつぶそうとした。
その時――「や、やめて!」という声と共に、次元の裂け目が中庭に現れた。
「え?」
「え、く、クレムちゃん!?」
「外山クレムか。お前はしっかりと働いているから、殺したくはないが……」
裂け目からは風魔法で服を裂かれた桜木愛美と、それを追ってきた風丸連地が現れる。
愛美は過去を見たあと、風丸に追われていた。やめて、というのは攻撃しないでの意味だったのだ。
「さて、どうするか……その前に自己紹介からか?」
「いや知ってるわよ不登校の奴でしょ。風丸連地だっけ?」
「ふとうこう、とは何ぞや?」
「働かずに生きていけると勘違いしてるやつのことよ源内」
「……それはニートだろう……ともかく俺は主催の一味だ。そいつは主催が捕えたが逃げたので殺す」
-
風の刃、【鎌鼬】を纏いこちらを見下す風丸連地。
思わずクレムのほうへ駆け寄ってくる愛美。それを拒否できないクレム。
「あ、く、クレムちゃん、に、逃げよ!」
「……あんたは……こんなときに限って……。何で捕まってんのよ」
「急にだったんだよー! あのね、それでさ、面白い場所に行ったんだ、昔がある場所で……」
「……」
「それでさ……やっぱり、楽しかったよねって。アイドル」
「……うるさい」
「3人は不幸な事故だったけどさ……わたしね、あのね……クレムちゃんと、もう一度」
「うるさいっ!!!」
突き飛ばし――はできないが、差し出された手を拒否する。
そしてクレムは、風丸に向かう。自分をこんな自分に変えた大きな力の前に、立つ。
手に持つのは源内の作ったコントローラー……兼、魔力増幅器。
雷が轟く。
「主催だかなんだか知らないけど……私の覇道の邪魔をするな」
「そうだな、べつに君は悪いことしてないし、モニターした限り成果を出してるようだし。
見逃してもいいよ。ただし、代わりに君がそこの女を殺してくれればね」
「悪趣味なことを言うわね」
「悪だからね」
「それは面白いわね……でも却下にきまってんだろ、馬鹿野郎ッ!!!!!」
クレムは――吼えた。
「く、クレムちゃん!?」「逃げろ愛美!!私は、こいつを殺す。付いてこい源内ッ!!」
「あーはいはい御意御意。きみはホント逃げなね。これ持って」
言いながら愛美に、中庭から探しだした絆の石「6」番を持たせる。
それは愛美も持っているものだった。開始時に赤間良我に渡されたそれは「5」番。
青桐ソニアが、残るひとつ「14」番を持っている。
「で、でも」
「どうもクレムちゃんはな、世界より自分より君を守りたいそうだ」
「え……」
「誰かのために頑張る姿は正しく、あいどるというやつだと某は思うのう。スポンサーになってよかった」
源内もまた、エレキテルブレードを懐の鞘から抜く。
「生きなさい」「行け、愛美!!」「やれやれ……では、殺し合いといきますか!」
「ああ……あああ……」
どうすれば分からないままに、愛美は中庭から駆け出した。
そうだ、助けを呼ぼう。赤間くんでも、ソニアちゃんでも、無用ちゃんでもいい。
みんなを連れて来ればきっとこわいひとだって倒せるし、クレムちゃんだって――。
桜木愛美はそう思って校門から全力で走り抜けた。
【桜木愛美】
状態:健康、服がずたぼろ
装備:絆の石「5」「6」
思考:助けを呼ぶ
1:クレムちゃん……!?
>>>>
そして、その後。
死んだ源内の屍を踏み越えて、雷の剣と風の刃が、刺し違えるように二人の肉体に刺さっていた。
風丸「ふ、ざ、け……」
クレム「あーもう、全部だいなしだよ」
口から血をこぼしながら、アイドルが吐き捨てるように言った。
クレム「私の最高のステージに、あの子を招待したかったのに、さあ……」
クレム「こんなガリ男とスキャンダルで退場とか、ほんと、サイアク……」
風丸「……あ、かま、さま……」
クレム「……」
ばたり、ばたり。誰もかれもが倒れていく。ただ一輪の花だけを、その場に残して。
【暮沼竜二 死亡】
【無冠圧雅 死亡】
【外山クレム 死亡】
【平賀源内 死亡】
【風丸連地 死亡】
それでもまだ、世界には――「最悪の風」が吹いている。
-
以上です。
青桐ソニア、霧崎無用、神山三浦、袴田盆
赤フェアリー、青フェアリー、篠田愉亞、青桐志甫、都井睦雄、舩坂弘、
ナイチンゲール、アテルイ、源為朝、アレクサンダー大王 で予約します。
>>924
先に言っておきましょう。
次スレを立てたようですが、私はこのスレまでしか書きませんのでご了承を。
-
あ、今日中は無理なんで上の予約に酉をー。
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投下乙です!
クレムううううううううううう!
外道だったけどこのSSで大きく印象が変わりました。
託された愛美ちゃんは生き残れるのでしょうか?
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>>929
予約期間が過ぎています。明日中に書き込んでください。終わりますよ。
-
>>931
ついさっき予約したばかりですよ
-
暮沼を予約します。
初のメインではないキャラの復活
-
暮沼の死体が灰のように消えた……
暮沼「………はっ!俺は生きていたのか……」
生き返った為、暮沼は髪が伸びてしまった。
暮沼「………あれは…愛美ちゃん?どうしたんだ?」
-
ルーデル、竜魔予約します
-
第一部の舞台、殺極高校。
時元融合によって海から近くに存在していたその高校の校庭にたくさんの人が集まっていた。
ソニア「舩坂さんは大丈夫なんですか?」
ナイチンゲール「やっぱりすごい回復力だわ。すぐ治ると思うわよ」
舩坂「zzz」
赤フェアリー「びぃ!(お、お前!?)」
青フェアリー「びぃ!(あ、赤間くん!)」
志甫「わあ、妖精さんがもう一匹!かわいいなあ」
篠田「やっばい妖精さんに囲まれて死にそう……それはそれとして……現状確認をしましょう?」
ソルノ「そうだな!ここは情報量が多いぜ!」
野性児ソルノが頭を抱えるとともに、教師である篠田がこれまでのあらすじを振り返る。
――マスターUの城に乗り込んだソニアと赤フェアリーは、
U−5と呼ばれる彼の配下を、合流した青桐志甫とともに4人ほど討ち果たした。
だが最後のひとり、リーダーの理善恫壟は恐ろしい強さを持っていたので、いったん撤退したのだった。
撤退する途中で拾ったのが、野性児ソルノである。
次元の狭間に紛れ込んでいた彼は、ルーデルと竜魔の姿をその中に垣間見ていたが手が出せずさまよっていた。
志甫とソニアに出会えてようやく狭間から出ることが出来たのだった。
ナイチンゲールの所に戻ると、舩坂弘を背負ってきた篠田、そして青フェアリーと合流した。
ソニア「篠田先生、これからどうするべきだと思います?」
篠田「そんなことあたしに聞かれても……とりあえず、戦力を集めてもう一回マスターUの城に乗り込む?」
ナイチンゲール「絆の石はソニアちゃんが持ってた「14」、ソルノくんの「13」、篠田先生の「3」の3つね」
志甫「ソニアちゃんの言う通りならこれを14個あつめるのが主催打倒の鍵っぽいけど……残りはどこにあるのかな」
世界が融合した今、絆の石は主催の元にたどり着くためのアイテムではなく、
融合した世界をもとに戻すために楽園の砂時計に持っていくアイテムだったりするのだが、
それを知っている時咲冥が死んでしまった今その情報を知る者は少ない。
最初にマスターUに説明されたソニアからの、主催打倒のアイテムという情報が彼らの認識だ。
ソルノ「俺のときはどこかから降ってきたような感じだったし、まだ出てきてないのかも」
志甫「この妖精ちゃんたちが何か知ってればいいんだけどな。そんなわけないよなあ」
赤フェアリー「びぃ!(わりと知ってるけど伝えれねぇ!てか連地、お前なんでそんな姿に)」
青フェアリー「びぃ……(不登校の俺のもとにプリントを配りに来るついでに仲間にさそってきたんだよお前が)」
妖精たちの会話の様子に和みながらも、八方ふさがりの様相だ。
と、ぬぐおおおと苦しそうなうめき声を上げつつも、舩坂が起き上がった。
赤フェアリー「びぃ!(舩坂さん!)」
舩坂「ぐ……き、きみたち」
ナイチンゲール「ちょっと、まだ安静よ!静かにしてなさい」
舩坂「していられるかよ……来るぞ、大きい……死の臭いだ!!」
??「危ないッ!! 伏せてぇ!!」
瞬間、彼らが聞こえ見たのは少女の避難勧告と、暗黒に包まれた巨大な火の矢だった。
恐ろしい速度だった。かろうじて伏せたほとんどの者は、その火球から逃れることができた。
その場にいた唯一の一般人だった教師篠田は、伏せきることができなかった。
火球に飲まれた頭部が、その部分だけ真っ黒な墨になってものいわぬただのモノになった。
青フェアリー「び、びぃーっ!!(先生ーっ!!)」
一般人ながら身近な年長者としてまとめ役になりかけていた篠田の突然の死に、動揺が走る。
しかし、敵の襲撃はそれだけでは終わらない。
志甫「第二撃がくる!」
ソニア「な、なにこれぇ!?」
続いて襲いきたのは四方からの直線的歩兵攻撃。しかしその一人一人が英雄のオーラを纏っている。
黒く塗りつぶされたそのシルエットから判然とはしないものの、斧、薙刀、脇差し、山賊刀。
慌ててソニアと志甫が斧と薙刀に応じる。しかし、もう二方が間に合わない!
ソルノ「うおおおっ、死ぬーッ!」
ナイチンゲール「ぐ……私の前でこれ以上、人を死なせられると思うなッ!!!!!」
-
絆の石をソニアに預けパワーダウンしたソルノと、気迫は一級品だが実際ただの人間のナイチンゲールではまずい!
万事休すかと思われたそのとき、両者と襲撃者の間に、二人の乱入者が入る。
それは鬼の姿をしてハサミを携えた霧崎無用と、歴オタ少女を肩に乗せたアレクサンダー大王だった。
霧崎「間に合ったッ!! 鬼哭鋏ッ!!」
黒竜馬「ム……オレノヨアケヲ、ジャマスルノカ!!」
大王「邪魔させてもらうぞ、蛮族ども!」
黒劉邦「オラト、ワンリョクデ、ワタリアウカ……ヤルナ」
ソニア「あっ、無用ちゃん!これなんなの?」
霧崎「説明は、後!本丸が来るわよ!あいつに都井も殺された!」
早口で言いながら鋏で黒竜馬と渡り合う。その隙をついて指差した先、黒巫女が居た。
――黒に染まった六人の英雄を連れながら。
神山(ルーシー)「うふ」
「ワルイゴハ、イネガァ」「アラ、ヨイチチャントノガッタイコウゲキ、ゼンゼンダメダッタワネ」
「タマモサンノ、カリョクニナンガアッタノデハ」「フン、タリンノハオマエノウデダロウ、ヨイチ」
「コノコウテイノマエデミグルシクアラソウナ、リョフモヨイチモ」「ショタイナイナ……」
すでに彼らを襲い来ている黒竜馬、黒劉邦、黒金太郎、黒巴御前と合わせ、その数は十名……。
そして巫女がその背後で空中に浮かべている絆の石の数は実に6つだった。
大王「都井は殺される寸前に自爆することで悪霊化を逃れたようだが、奴は殺した英雄をこれくしょんするようだ」
袴田「真ん中の巫女は肉体は神山ちゃんだけど、強い悪霊にのっとられてるみたいなの……」
志甫「あの赤い目……まさか、赤間くん? でも違うよね、死んだもの……ってことはもしや……?」
神山(ルーシー)「あ。志甫ちゃんだぁ、久しぶりだね……お腹に子供がいるようだけど、容赦はしないよ?」
ルーシーであることを隠そうともしない黒巫女の主人格が、志甫に向かって妖艶に笑みを見せた。
彼女は全能感に包まれていた。一つだけでも強大なパワーをもたらす絆の石を六つ。
しかもそれは、遠き血縁である赤間によってもたらされたもの。もはやルーシーの力は魔王を凌駕していた。
ソニア「くっ、また悪者というか……倒さなきゃいけないってことなのね」
ナイチンゲール「しかし十人の英雄……こちらの戦力では明らかに多勢に無勢……!」
??「それはどうかな!」
戦意を失いかけたソニアたちだったが、
校庭の反対側の門から、さらなる乱入者がぞろぞろと現れた。
為朝「少々戦力集めに時間を取られておった。申し訳ない」
李書文「これは大変だな。こいつらとの勝負はおあずけか」
鈴鹿御前「悪い鬼がぞろぞろといるなぁ……やろうぜダーリン!」
田村麻呂「うむ。偉人としての誇りを失った者など、我らの敵ではない」
アテルイ「田村麻呂、貴様との決着もこの後しっかりつけさせてもらうぞ」
しばらく離脱していた源為朝が、四人の偉人の争いをどうにか鎮めて連れてきたのである。
回復中の舩坂を除き、これでこちらの戦力はこの偉人5人と、
アレクサンダー大王、無用、ソニア、志甫、ソルノでちょうど十人――黒英雄と、並んだ。
十人と十人、
後方に神山(ルーシー)とナイチンゲールを大将に据え、
さながら関ヶ原のごとく二つの勢力が校庭を二分して整列した。
あまりの光景に歴オタの袴田盆が叫ぶ。
袴田「あ……あああああ」
袴田「……あわわ……これ……スーパー偉人対戦だよっ!!!!」
いまここに――スーパー偉人対戦、開幕。
.
-
U−5と田村麻呂、鈴鹿御前、李書文、ソルノ、あたりを追加予約して投下しました。
赤間良我(悪)、マスターU、理善恫壟を予約します。
-
すいません、予約を延長させてください
-
マスターUの城――その最奥に位置する玉座。
モニターに映る偉人対戦の様子を見ながら、良我は、複雑な表情をしていた。
良我「……」
神山美浦に憑依した鮫島ルーシーを見る。
ルーシーは本名を赤間光菜という。記録上、赤間の名を伏せていた初めての人間だ。
赤間でありながら赤間であることを隠していた彼女に、良我は多少共感していた。
だからこそルーデルを利用して彼女をこの殺し合いから隔離していた。
しかし知らぬうちに脱出していたルーシーは拷問の末に死んで、
悪霊と化したのち、巫女に憑依して参加者を襲い始めた。
その力は強大。絆の石を6つ手中に収めた彼女の力は、赤間を凌駕するものになりつつある。
巴御前と鈴鹿御前が刃を交え、那須与一と源為朝が弓を射合う。
あのアテルイと田村麻呂がタッグを組んで、なまはげと坂本竜馬に向かっていく。
偉人対戦はそうそうたる光景だが、いつまでも続くわけではない。
対主催も確かに頑張っているが、黒英霊は疲れを知らぬ。
このままいけば、黒英霊は浄化が為される前に対主催を駆逐しきるだろう。
赤間良我は、笑う。
それはひきつった、笑いだった。
良我「……ははは、はっ」
確かに思い通りに物語が進行しているのに、ひどく複雑な気分なのだ。
マスターU「どうしたんです?」
良我「なにって。赤間だよ。結局、物語の中心にいつも赤間がいるんだよな」
マスターU「ああ……ルーシーさんも赤間ですもんね」
良我「俺は彼女を隔離した。 鐵機も八岐大蛇に殺された」
良我「気をつけるなら俺の分身か、青桐志甫の腹の中の息子だと思っていた」
良我「なのにここで、これだ。赤間光菜。だが、彼女はやはり俺と同じ異端の赤間だ」
そう、ルーシーは良我と同じように、赤間でありながら悪役として舞台に立っている。
マスターU「そしてこのまま彼女が優勝しても、優勝は神山美浦であって、赤間ではない」
良我「そうだ。おあつらえ向けなまでに俺好みの結末だよ」
――だからこそ叶う気がしないんだ、と良我は吐き捨てた。
良我「おかしいよな。どう考えても黒英霊のほうが有利で、ほら今だって李書文が殺された」
良我「あとはこのまま見ていれば、全てを駆逐した黒巫女が14の石を集めて、俺の所に来て」
良我「この俺を殺してくれて、あいつが赤間になって、それで終わり」
良我「なのに。なのにだ。俺の中にある勘が――赤間の勘が言ってんだよ!」
これで終わりな訳ないだろう、ってよ!!
??「確かにそうですね」
??「だなあ」
マスターU「!?」
良我「……来やがったか……!!!!」
良我がそう叫んだとたん、背後から二人組の声がした。
マスターUが驚いて、良我は振り向いた。
その二人組は、ラストU−5、理善恫壟の死骸を吊り下げていた。警察手帳を見せた。
片方は年齢が読み取れぬ男。もう片方は大きな鬚男。
-
伯爵「われわれは時空警察です」
ラスプーチン「時空無断融合の罪によって、お前を逮捕する」
それは会場から脱出したのちに準備をし、赤間良我を捕まえに来た時空警察。
さまざまな時代に登場する男、サンジェルマン伯爵と、
不死身をうたわれたラスプーチンは、実は時空を取り締まる時空警察だったのだ。
赤間を捕まえるという行為は――かつての赤間剣魔を思い出させる。
赤間を絶滅させることは事実上不可能だが、逮捕はできる。
そして逮捕された赤間がどうなるか……赤間良我はその結末をいやというほど時見の炎で見てきた。
良我「俺をもう一度狂わせて、正しい赤間にしてしまうつもりか!」
伯爵「ええ。赤間が交代してしまうなど困るのですよ」
伯爵「七億年前、七線魔王の時代からの、この歴史の軸こそが赤間」
伯爵「その絶対が崩れることは世界の死を意味する。きみは知らなかったことですがね」
伯爵「つまり。「赤間は狂える正義で無ければならない」のです。そのために、私はいろいろなものに扮してきました」
サンジェルマン伯爵は告白する。
かつて一部で殺極学園の理事長に殺し合いを開かせた工藤村という男。
あれは自分の分身だと。
そして、かつて二部で松平・D・光宙をそそのかした存在。
三部で赤間剣魔にパーティー会場を教えた黒ハットの男。
四部にて赤間剣魔が精神病院から脱出するのを手引きした、精神病院の院長。
すべてはサンジェルマン伯爵の、手引き。
時空の、歴史の調停者によりもたらされた、赤間のための企画。
それがこれまでの高校バトルロイアルだったのだ。
良我「……」
ラスプーチン「お前はラスボスにはなれないんだよ、赤間良我」
ラスプーチン「こうしておれたちが来てすべての元凶となることで、この五つ目の企画も大きく趣を変えた」
ラスプーチン「おれたちは赤間の呪いを存続させるためお前を逮捕しに来た“悪役”で」
良我「……俺は時空を融合させ、赤間の呪いを解こうとした“正義”か」
良我「ふざけやがって……」
腰に差していた炎剣イフリートを抜きながら、良我は吐き捨てる。
そう、最初から彼もまたこの物語の一参加者でしかない。ラスボスになんて、到底なれてはいなかった。
赤間良我はこの五つ目の企画でもこうして悪と対峙する主人公でしかありません。
主人公でありつづけなければならないのが、それが赤間の宿命です。そうあるべきなのです。
それしかないのですよ。赤間さん。残念でしたね。
良我「認めないぞ……宿命や運命なんて、俺は認めない!!」
良我「お前らを殺して、この殺し合いを存続させる! そうすれば俺がやはり悪だ!」
伯爵「そうかもしれませんね。そしてあなたはそれを叶えてしまうほどに英雄だ」
伯爵「しかし、まだ今回の企画には他にも純正の赤間が残っている」
ルーシー、赤フェアリー、そして赤子の剣魔の名を挙げて伯爵は続ける。
モニターを見れば、ナイチンゲールが切り裂かれて死んだ所だったが、
残る黒英雄は三人まで減っているにも関わらず、
対主催陣に青桐志甫はまだ残っており、ソニア、無用、フェアリー二匹、復活した舩坂がまだいた。
ここまで来てもまだ赤間は残っている。
伯爵「もしものときは他の赤間を今回の主人公に仕立て上げるのみです」
良我「……ぐ……だが、神山美浦に憑依したルーシーをどうやって悪から善に仕立て上げるつもりだ……」
伯爵「まだわかりませんか?そのための駒はまだ生き残っている」
伯爵「そして、ここに来るまでに少し時間がかかったのが何故か、貴方なら分かるはずですね?」
サンジェルマン伯爵は意地悪そうに言い放った。赤間良我は、気づかされる。
良我「松滝……竜魔ァ……!!」
伯爵「そう。彼が閉じられていた時空の歪みに、我々は手を加えました」
伯爵「彼が生きてそこから出られるかは分かりませんが――なんなら亡霊になってでも、出張ってもらいますよ」
――すべては、世界のためにね。
【都井睦雄 死亡】
【芦間 松吉 死亡】
【源川 冷夏 死亡】
【村岡 金次 死亡】
【左無岡 部留度 死亡】
【篠田愉亞 死亡】
【李書文 死亡】
【鈴鹿御前 死亡】
【坂上田村麻呂 死亡】
【アテルイ 死亡】
【袴田盆 死亡】
【アレクサンダー大王 死亡】
【源為朝 死亡】
【理善恫壟 死亡】
【ソルノ 死亡】
【ナイチンゲール 死亡】
【サンジェルマン伯爵 再臨】
【ラスプーチン 再臨】
【残り 15人】
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以上です。
次の予約は>>939氏の投下を待ちます。
次がたぶん最終回となります。案外いけましたね。
-
投稿乙
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サンジェルマン、ラスプーチン、赤間良我を予約します。
まだ最終回ではありません。
-
あ、まだ書き手さんいたんですね。
それじゃあ桜木愛美、暮沼竜二、マスターU、だけ予約しときます。
-
しかし赤間良我の異変に二人は気付く
良我「うおおおお!」
その瞬間、二人は火の針で刺されて死んでいた。
良我「う…うおおお!!」
良我の異変とは、イフリートの暴走だ。
すると、額の所にUが書かれた。
良我「滅ぼしてやる…滅ぼしてやる!!」
【サンジェルマン伯爵死亡】
【ラスプーチン死亡】
【赤間良我(悪)暴走。】
そう止める方法はただひとつ。
フェアリー二匹、無用、ソニア、愛美、暮沼の六人の団結で赤間良我を殺さなくてはならなくなった。
-
投下乙です。
では、無用、ソニア、フェアリー二匹、舩坂、神山美浦、赤間良我を予約に追加します。
-
あと青桐志甫もですね。これでルーデルと竜魔以外の全員です。
-
全員合流し、現代の人の力で赤間良我を倒し、無事元の二人に戻れるのでしょうか?
投稿終了です。
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これまでに第一部から第五部まで来ました。
いよいよクライマックスです。もしレスが余っていれば第六部まではいけるのでは?※第六部だとキャラは少なく、書き手枠はなくなります。
-
ルーデルと竜魔はいつになったら来るの?予約したかな?
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2014/09/02(火) 20:25:43にされた予約なので、延長込で日曜夜までが期限です。
それまではおとなしく待ちましょう。
>>950
のこり50レスを切ったので六部は無理だと思いますが、考えておきますね。
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投下します
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また一発、死を免れた。
だが、次もあるとは限らない、風魔法で逸らしてはいるが実際ジリ貧だ。
相手は凶悪なライフルを持っている上に、ドイツの魔王とまで謳われた男なのだから。
ルーデル「どうした、少年よ。守っていても私の牙がいずれ君を蹂躙するだけだぞ!」
竜魔「それが、丸腰の相手にライフルぶっ放して言う事かい?」
ルーデル「赤間様の命令なのでな」
祖国ではまぎれも無く英雄と呼ばれた男が唇を歪める。
その笑みにドイツの英雄と呼ばれた男の意志は無く、ただ歪んでいた。
放たれる、もう一発。
さすがに竜魔も銃撃されることに慣れが生じ、また風魔法で弾こうとする。
しかし、風の障壁は―――
竜魔「ッッ!!!」
出ることは無かった。
ついに竜魔の魔力が底を尽きたのだ。
必然的に銃弾は圧倒的な暴力性をもって竜魔の肩を穿つ。
竜魔「うああああああああぁぁぁぁぁッ!!!!」
熱い、灼熱の熱が竜魔の肩を抉る。
血しぶきが広がり、悲鳴が上がる。
ライフル弾の直撃を受けたのだ、急所でなくとも、高校生を地面に這わせるには十分な一撃だった。
ルーデル「終わったな……」
死神を相手の味方につけ、確かな勝利の予感を感じ取ったルーデルは
既に芋虫の様になって尚、まだ止まることをせず、動き続ける少年に問う。
-
ルーデル「少年、短い人生の締めの問答として問おう、なぜ君はタダの人以下になっても
何故諦めない?君ほどの男なら分かるだろう鮫島ルーシーは、もう―――」
その問いに息も絶え絶えで、竜魔は答える。
竜魔「死ぬ前に、偉そうに…説教しちまったからな……」
―――たとえ、終わりの無い永遠の苦しみだとしてもそれでも希望を持って生きようとする人の方が僕は好きなんだ―――
竜魔「俺は、一度死んだ人間だって言ったら信じるかい?ルーデルさん」
ルーデル「君は、一体何者だ、何故俺の名前を知っている、最期に答えろ」
返ってきた脈絡の無い答えに、納得がいかずルーデルは眉を顰める。
竜魔「あぁそうだ……あの子は逝っちまった…終わりにしなきゃな」
竜魔「死んだ人間にしてやれる事はない…あったとしてもそりゃ自己満足でしか無い」
ルーデルは的を得ない事を言う竜魔は気が触れたのだと断定した。
無理も無い、彼はしょせん高校生、明確に振り下ろされた死神の鎌を前に、正気を保つのは土台無理な話だ。それを数々の戦場を超えてきたルーデルは理解していた。
せめてもの情けに迷うことなく一瞬で冥府に行ける様に頭に照準を構える。
竜魔「そして、死んだ人間が生きた奴にできることも無い。ついでに言えば俺の時代
俺から見ればアンタももうとっくに死んでる」
竜魔「そう、死人にできることは無いのさ、アンタも…そして俺もッッ!!」
ルーデル「!?」
そう竜魔が叫んだ瞬間、ルーデルの辺りに旋風が巻き起こる。
そのあまりの勢い照準がぶれるどころか、腕ごと持って行かれそうになる
それだけでは無い、突風によって発生した鎌鼬がルーデルを切り刻み、
さらに風圧までもがルーデルを押しつぶさんとする。
これが、竜巻使いが用意した最後のトリック。
-
自ら蹂躙をせんとする暴風にデビルライフルを飛ばされたルーデルは二つの足で耐える。
服は切り裂かれ、無駄の無い筋肉を付けた肉体が全方位から切り裂かれる。
だが、それでも―――
ルーデル「がああああああッツ!!」
それでも、祖国からは英雄と敵からは魔王と呼ばれた男が膝を折ることは無い。
ただ、己の肉体のみで自然の暴虐に叛逆する。
ルーデル「あ あ あ あ あ あ あッッ!!!!」
竜魔「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」
ルーデルと同じく竜魔も己の全てを込めた咆哮を放つ。
斃すため、耐えきるため、ぶつかり合う揺るぎない意志と歪んだ使命。
その勝者は――――
-
☆
結局、最後までルーデルが倒れることは無かった。
僅か数十秒間発動した魔法だったが、永遠に感じる程の長さに感じた。
コロシアムの中央で、ルーデルはそう思った。
だが、その思いも一瞬だ。
直ぐに赤間良我様のため、松滝竜魔にとどめを刺さんと歩き出す。
あの少年の臓腑をこの手で抉りださなければ安心はできない。
自らも血を吹きだし、血まみれになりながらも、ルーデルは横たわる少年の前に立つ。
そして、手刀で一気に心臓を貫こうとしたところで、
肩にコツリと、何かが堕ちてきた。
☆
数分後、先ほどまでの世界とは真逆の光景があった。
全身に血の花を咲かせながらも下を向いて立つ竜魔と、
上半身だけが横たわるルーデルが、そこに居た。
ルーデル「武器は無いはずだったのでは…」
竜魔「ああ、確かに俺は武器を忘れてきていた、あんたを切ったのはコイツだ」
突然自分の味方に舞い降りた死神に対しての問い
その答えとして竜馬は、血まみれの手を掲げる。
そこには、眩い光を放つ宝石があった。
竜魔「こいつは、魔力に反応して次元を真っ二つに切り裂く性質を持ってる、
だがら、ほんの一瞬だけ発動してアンタに当てられるように魔力を少しだけ篭めたんだ」
ルーデル「そして、それを、あのフェイクの竜巻に乗せて、風が弱まった頃に
私の方へ落ちてくるよう細工したと言う訳か…まいった、完敗だな」
竜魔「そんなことは無い、正直成功するかどうかは運だったし、
成功しても、それは俺の力じゃない、この石ころの力だ」
竜魔「だから、この勝負は無かった事にしよう、ドイツの英雄…」
納得した様子で、最後の最後に自分を取り戻し竜魔を見るルーデル。
ルーデル「…満足の、いく勝負だった、あの世に先に行った仲間たちも、最後の攻防だけは、決して私を攻めまい、フハハハハ…」
その言葉を残し、ドイツの魔王と畏怖された男は笑って逝った。
☆
-
死闘を制した竜魔だったが、既に彼の体も限界を超えていた。
ルーデルが死んだのを見届けると、自身も倒れ込む
力が入らない。
足の先から奈落に抜け落ちていく感覚。
だが、どうしようも無い。
血は流れていく。
目を閉じる。
【ルーデル 死亡】
【松滝竜魔 死亡】
……彼の手にあった宝石が輝き、0の数字を刻み、溶け出す
溶けだした宝石は竜魔の体に染み込む。
ドクン
―――ありがとう、竜魔君
ドクン
今ではないいつかで、ここではないどこかで声が聞こえる。
そして、
【松滝竜魔 蘇生】
塞がった傷を確認するように竜魔は自分の体をかるく動かす。
問題なし。
声はもう聞こえなかった。
だけど、今生きているんだと実感する。
ふと、見下ろした右手には失ったはずのジェリコ941が握られていた。
竜魔「神様からの最後の贈り物って奴かな……」
手に馴染むその感触に思わず笑みがこぼれた。
元の世界に戻る光に包まれながら、上を見上げポツリと呟いた。
竜魔「あぁ、やっぱり人生ってのは祭りだ」
そして、彼も舞台に上がる。
【松滝竜魔】
状態:健康、絆の宝石「0」
装備:ジェリコ941、
思考:さて、終わらせに行くか
-
投下終了です
-
投下乙です。
ルーデルと竜魔のバトルが予想以上に熱かった……終わらせにいく覚悟を感じました。
松滝竜魔を予約に追加して延長します。
-
気が付けば世界には、夜が訪れ来ていた。
赤さびた空には人肉色の満月が浮かぶ。その血の色を背景に、黒赤の巫女が立つ。
その立ち姿に神事者の神性はなく、ただ魔的な威圧感のみがある。
黒巫女は怨に取りつかれて世界をゆがめる魔となった。
殺極高校の校庭には力尽きた英雄や野性児、クラスメイトの亡骸が転がる。
ここはいまだ終わらぬ戦場。黒英霊と参加者の関ヶ原。
いま、巫女が従える残る3人の黒英霊はそれぞれ、青桐志甫、霧崎無用、舩坂弘が相手をしている。
黒ジルドレ「ラァハハハハ!!」「ぐおらああ、いっけええ!!」霧崎
黒金太郎「オラァアアアア!!」「ひゃはっ、まだまだァ!!」志甫
黒呂布「イイゾ、イイゾモットダ!」「まだ、負けられん……!!」舩坂
他は死んだ。あまりにもあっけなく、アレクサンダー大王も袴田盆も李書文も
アテルイも田村麻呂も鈴鹿御前もソルノも為朝もナイチンゲールも力尽き、その命を落としていった。
死んでいた黒英霊もほぼ同数浄化されたがこれでは生が死に引きずり込まれたようなものだ。
ソニア「美浦、ちゃん……目を覚まして!!」
ソニア「ううん……美浦ちゃんの、中にいる人!!お願いだから、目を覚ましてっ!!」
黒巫女「なにを言ってるの?」
ソニア「こんなの、おかしいよ!間違ってるよ!」
黒英霊と相手する3人の間隙を縫って、木剣を携えた青桐ソニアが神山美浦の前に立つ。
赤と青の妖精が精悍な面持ちでソニアの周りを回っている。
威圧の悪風が彼女の空色の髪を後方へ流す。それでも立つ。まっすぐ見据える。黒巫女は反論する。
黒巫女「間違ってる?そうかもね。人を殺すなんて間違っていることだね」
黒巫女「でもじゃあ正しいことってなんなのかなあ」
黒巫女「こんな全部間違ってるみたいな世界でなにをすれば正しいことだって言えるの?」
黒巫女「倒さなければ世界が終わってしまうからって自分を犠牲にして倒すのは間違ってないの?」
黒巫女「話すら聞いてあげずに狂ってるって決めつけて忌避するのはほんとに正しいの?」
黒巫女「頑張って頑張ってやりきって死んだ人を愛の力で生き返らせればハッピーエンドなの?」
黒巫女「わたしね、ルーデルさんに裏切られて、ヴァイオさんにも裏切られて、それで拷問されてさ」
――わたしなんにもわるいことしてないのに。
黒巫女「なんにも悪いことしてないのに。たくさんひどいことされて。
それでも黙って死ねっていうのは、正しくないんじゃないかな?」
わたしにも、少しくらい……怒らせてよと。ちょっとくらい間違わせてよと。
黒巫女は言う。瞳の奥で、涙が炎で燃えている。青桐ソニアは、耐え切れなくなって言う。
ソニア「違う、違う!違うの!」
ソニア「そういうことじゃない、そういうことじゃないんだ」
ソニア「誰だって分かるの、あなたの目をみれば、あなたが間違ってないことは分かる、でも」
ソニア「でもあなたは――ほんの少しだけだけど――寂しそうな顔、してるの!!」
黒巫女「……?」
青桐ソニアは鏡を掲げた。
ソニア「見て! あなたは、怒ってないっ!!!」
黒巫女「……何を、言ってるの?」
ソニア「そんなに辛そうな顔をして、“悪霊であろうとする”なんて――間違ってるよっ!!!」
黒巫女は――鮫島ルーシーは、青桐ソニアが掲げた鏡を見た。
神山美浦の姿をした、自分の表情がそこに描かれていた。
赤、黒、赤、黒、色の点滅のように激しく移り変わるそれは、恐怖と、激情の連鎖だ。
恨みや怒りが絶望と恐怖とともにないまぜになったその中で彼女は狂ったように笑っている。
だが。一瞬だけ。点滅する表情の、その切り替わる一瞬だけ……別の顔が現れている。
今にも泣きだしそうな、悲しそうで、寂しそうな顔。
それは鮫島ルーシーが、ほかならぬ自分が、死ぬ直前に作っていた表情だった。
黒巫女「……」
ソニア「寂しいだけなんだ。一人で死にたくないだけなんだよ、あなたはっ!」
ソニア「だからみんなを自分の所に引きずり込んでる……そして、そんな自分に怖がって、怒ってる!」
ソニア「――自分を止められないって、思ってるだけなんだ。だから、」
黒巫女「ナイチンゲールがそう言ってたの?」
言葉を返されたソニアは。虚を突かれて委縮した。黒巫女はやっぱりと思った。
見た感じ、青桐ソニアにそこまでのことを察して論じる能力はない。自分と同じただの高校生。
それに鏡だって急に出てきすぎだ。なんてことはない、すべてさっき殺したナイチンゲールの入れ知恵だ。
-
黒巫女「偉人に借りた言葉でわたしを止められると思ってるのなら、それこそ滑稽だわ」
黒巫女「そんなこと、自分の言葉で語りなよ」
黒巫女「わたしを慰めてくれたあの人は、自分の言葉で言ってたよ?」
黒い炎が渦を巻く。黒巫女の拳に、黒と赤が纏われた。
黒巫女「ナイチンゲールの推測は半分当たってて半分間違い」
黒巫女「たしかにわたし、べつにわたしを殺した世界に怒ってるわけじゃない」
黒巫女「ただ、正解は……わたしはね。“悪霊になってでも生きようとしている”だけなんだよ」
――彼女は拳を、自分の顔に向かって振るった。
少女の眼と鼻と口が黒い炎に飲まれて、見えなくなった。
表情が、消える。
無貌の、悪霊になる。……顔を捨てた少女は、黒い炎で声を出す。
黒巫女「たとえ、負けて、奪われて、終わりの無い苦しみを受けても、それでも希望を捨てずに生きようとする」
黒巫女「今回のわたしにとって、最後の希望はこの悪霊化による巫女の乗っ取りだったの」
黒巫女「わたし、生きたかった。あのまま終わりだなんて嫌だった」
黒巫女「でも自分を悪霊に落として悪役になる以外に、生き残る方法はもうなかった」
黒巫女「そんな状況で、その希望にすがりついたわたしを――ねえ、あなたは悪いって言える?」
ソニア「……あ、う……」
黒巫女「わたしは、大嫌い。」
黒巫女「たくさんの災害を振りまいてでも生きようとしてしまった自分が、大嫌いだよ」
黒巫女「そんなことをしてまで、まだこうして悲劇ぶってる自分の顔も、本当に大嫌いで仕方ない」
黒巫女「だけど、それでも」
黒巫女「それでも生きたい。それでも嫌だ。何を犠牲にしてでもわたし、死にたくなんてない」
黒巫女「わたし、ただの高校生だったもん」
黒巫女「他愛ない会話だって、メイクだってショッピングだって、まだまだしたかった」
黒巫女「ふつうの青春を送って、ふつうの恋愛をして、ふつうに結婚してママになりたかった」
黒巫女「そうしたかったし、まだそうしたい」
黒巫女「まだできる。ぜんぶ終わらせて、この憑依を永遠に続けさせればできる」
黒巫女「――だからね。あなたたちを殺すのは、わたしのエゴなの」
ぜんぶわたしが悪いから。
黒巫女「死んで。わたしが悪いから。わたしの幸せのために、わたしがあなたたちをみんな殺すから」
黒巫女「“それはぜんぶ、わたしのせいにしてくれていいから”。だから――わたしに、殺されろ!!!!」
>>>>
??「ああ。確かに、君のせいだ。でも、僕らは君には殺されない」
<<<<
絵の具が溶け出すように、巫女が身の内に留めていた黒が放出され、空気が塗りつぶされようとしたその時。
次元の裂け目から、ジェリコ941の銃弾が神山美浦に向けて放たれた。
ソニア「きゃ!?」
黒巫女「……遅すぎるよ」
黒巫女「いまさら……なにをしにきたの?」
??「……君を止めに来たのさ」
青桐ソニアに振るわれようとしていた黒の拳オーラが、その銃弾が纏う風にて霧散した。
ソニアは背後を振り返る。そこに、ソニアの見たことがない、学生服を着た優男がいた。
その男を見た黒巫女が、呆れたような声を出す。
黒巫女「人生は、祭りなんだっけ?」
??「……ああ」
黒巫女「じゃあ、人生が終わったわたしに何をしたってさ、もう“後の祭り”だよ、竜魔くん」
竜魔「そうかもしれないな」
松滝竜魔は、顔を失くした彼女の心に向かって銃口を向けながら、言った。
竜魔「だから、今から始めるのは――祭りの、後片付けさ」
黒巫女「そうなんだ。でもね。わたし、思い出とかで片付けられるの、嫌いだから」
<<<<
ルーシー「やるんだったら……全力でかかってきてよ?」
竜魔「言われなくとも……最初からそのつもりだ!!」
>>>>
-
戦局に変化が訪れる。
舩坂と志甫と無用の前から、突然黒英霊の姿が消えた。
三人「!?」
不思議に思って見れば、神山美浦のもとにすべての力が集中している。
黒英霊を出現させていただけの力を、すべて自分のリソースに回したのだ。
絆の石を6つ円形に浮かべた黒巫女が、宙に浮く。
背中から六枚の黒翼が発現し、それぞれが絆の石を取り込んで巨大化した。
黒い天使だ。
ルーシー「サア……アトカタヅケヲハジメマショ……?」
天に突き上げるようにして振り上げた拳を、一直線に振り下ろす。
その動作に同期して、六枚の翼から黒い羽根が全方向に拡散発射され、さらに
無用「なに、これ……!?」
強力無比なエネルギーの黒い柱が、腕の正面に出現し、地面を割り裂きながら進んでいく。
向かう先はソニア、そしていつのまにか現れていた学生服の男だ。
避けきろというには太すぎる。まずい。
無用「ソニアッ!!」
志甫「ちょ、竜魔ァ!?なにやってるんだお前!?」
同時にその攻撃の狙いに気付いた志甫とともに、無用は慌ててソニアのもとへと向かう。
どうやら志甫は学生服の男のほうが知り合いらしく、アイコンタクトで頷きあった。
――加速。鬼の力と炎の魔法による人智を超えた速度によって、飛翔。
レーザーに驚いて動けなくなっていた二人を、ソニアを無用が、竜魔を志甫が、かすめ取る。
そのまま地面を割り裂きながら校舎へと向かったレーザーは殺獄高校の校舎を容易く崩壊させた。
空中を泳ぐ四人はそれを見て口を開ける。
ソニア「やっばなにあれ」
志甫「……おいおい私たちの母校だぞ……」
無用「あ、母校だったんですか?」
竜魔「さんきゅー、青桐妹。……殺し屋モードかい」
志甫「いやさんきゅーじゃねーよ!女に助けられてんじゃねーぞ」
志甫「っていうか今までどこほっつき歩いてやがった?ルーシー暴走してんじゃねーか!」
ソニア「志甫さんちょっと、口悪くない……?」
無用「それが殺し屋モードなんだってさ。それで、新入者さんにあの化け物を止める秘策はあるの?」
竜魔「絆の石だ」
黒羽の通常断を躱しつつ、
ソニアが持っている6つの絆の石を指して竜魔は言った。
竜魔「ルーシーが持つ力は本来四天王より弱い。それを増幅させているのが、絆の石だ」
志甫「きゃっはー、そんじゃ、魔王の力+6つの絆の石であいつを上回ればいいってことだろ?」
竜魔「正攻法ならそうなる。だが……」
志甫「なら私だな。“狂姫”と呼ばれた私をさしおいて狂えるやつなんていねーって教えてあげよう」
ソニア「ちょ、ちょっと待ってください志甫さん! 殺すんですか?」
無用「あなたたちにとってもあの子はクラスメイトらしいけど、彼女の身体はあたしのクラスメイトでもあるよ」
猛る志甫を抑えるように、神山美浦についてソニアと無用が言及した。
無用「悪霊だけ斬るならともかく、美浦も死ぬってなると少し気分が悪いかも」
志甫「必要な犠牲じゃんそんなの。どーせ巫女のほうも悪霊を降ろすような性格だったんでしょ?」
ソニア「確かにまあ、いいやつとは言い難かったかもだけど……」
竜魔「まあ待て。俺はもう一つ、可能性を挙げようと思う」
志甫「ああん?」
竜魔「こちらにもあちらにも絆の石が6つあるのなら、取れる方法はもう一つあると思わないか?」
そう言うと、竜魔は両手に拳を作ってごっつんこさせた。
竜魔「こういうことさ」
志甫「あー……なるほど?」
無用「そういうことか」
ソニア「それなら舩坂さんにも協力してもらわないと……」
舩坂「おい、こっちに防空土壁を作ったぞ!」
舩坂が作った簡易防空土壁に入り込む四人(とフェアリー2匹)。
さすがに黒の柱は連発できないようで、黒天使ルーシーは舌打ちした。
羽根の通常弾だけでは土壁を突破するには少々分が悪いが、回り込めば奇襲がありうる。
絆の石による全能感は確かだし、事実能力上昇もすごいのは確かだ、だからといって過信は禁物だ。
狂いながらも戦略的にルーシーは殺戮の手順を練る。
-
ルーシー(もう一度黒英霊を召喚して挟撃かな……?)
ルーシー(いや……黒英霊を出したらレーザーが撃てなくなる)
ルーシー(ここは通常弾で牽制、レーザーで焼き払う)
黒羽の弾でも当たれば肉をえぐり魂を傷つける。密度を上げて、土壁の左右と上を狙う。
これでやつらはもう土壁の裏から逃れることはできない。あとは力を溜めて、
志甫「と、思っただろ?甘いぜ小娘!」
ありえない方向から声。
ルーシー「……!?」
見れば、先ほどのレーザーでえぐれた地面の中に、こちらに向かい来る青桐志甫の姿があった。
ルーシー「……志甫チャン、ヤルネ? 地下カナ?」
志甫「きゃっはは、褒めてやるなら舩坂さんにしな!あの人ミスタードリラーかよ!」
舩坂が地下を驚異的な速度で堀り、えぐれた地面との間にトンネルを掘ったのだ。
距離にして二十メートルはあるのに恐ろしい速度である。志甫は閧の声を上げる。
志甫「さぁ、いくぜ未練たらったら女ァ!!アスタリカスモード!」
青い炎が閃いて、志甫の剣が蒼剣へと変化する。髪が長くなり、衣装がマントめいたものに変わる。
蒼剣魔王アスタリカスモードは姉から引き継いだ志甫の奥義だ。
絆の石によっていま再び引き起こされたそれはさらなる力を得ている。青の速度で切りかかる。
ルーシー「アカと、アオ……因縁ノ対決カナ?」
志甫「今はお前は黒だろ、馬鹿が!いい加減、死を認めろっての!!」
ルーシー「死ンダ姉ト融合シタヨウナ、シスコンニハ、言ワレタクナイワネ!」
対するルーシーもまた、ひらめく翼にてその剣に応じた。
空中に描かれる円を踏みながら心地よいリズムで繰り出される蒼剣と、黒翼の応酬。
黒翼は剣を受け止めつつも羽根弾を発射して志甫を襲う。
しかし、殺し屋モードでもある志甫はそれを難なく叩き落とすか、避けることができる。
志甫「姉さんを悪く言うなんて堕ちたもんだなァ!私は悲しいぜ?」
志甫「で……まずは一個!!」
繰り出された突き攻撃を紙一重で躱すルーシーだったが、
志甫によってその隙に下手で何かが投げつけられたことには気づかなかった。
その何かはルーシーの黒翼に当たる。すると、磁場じみた強烈なエネルギー干渉が起こった。
ルーシー「キズナノ……イシ……!?」
志甫「そ。次元と時元を斬りさくエネルギーを持ってるこれを、意図的に相対干渉させれば……」
ルーシー「……エネルギーノ、無力化ヲ狙ッテイルノカ!!」
黒天使ルーシーは黒翼を振るって志甫を弾く。
その挙動は成功したが、その翼の枚数は五枚に減ってしまっていた。
絆の石が強制停止させられたのだ。バランスを崩しながら舌打ちする、その一瞬、
地上から放たれた矢がもう一枚の黒翼を貫いた。その穂先にも、絆の石。
ルーシー「グ!!」
舩坂「為朝の残した矢……味わったか?」
竜魔「手でふつうに投擲できるあんた、ほんとすごいな……」
無用「次はあたし達だ、ソニア!」
ソニア「うん!フェアリーちゃんたちも!」
赤フェアリー「びぃ!」
青フェアリー「びぃ!」
剣剣波を習得したソニアと、鬼となった無用がフェアリーたちと共に空中に飛んだ。
翼を4枚まで減らしたルーシーは向かってくる二人と二匹を睨む。
ルーシー「……ソウソウ思イドオリニハ……サセナイワ!」
黒翼を2枚、自らの手でもぐ。それを拳に纏い、残る2枚をはためかせて二人へと向かう。
拳に纏われた翼がぎゅあんと変質し、この世の恨みをすべて込めたかのような黒い炎が吹き上がる!
ソニア「剣、剣……」
無用「鬼哭きの――」
ルーシー「……オソイ!!」ゴアアアアアアアアア!!!!!
-
炎の拳がソニアと無用の攻撃挙動完了前に二人を襲う。空中では対応が間に合わない、
はずが――赤フェアリーと青フェアリーがソニアと無用の身体を掴んで――ルーシーから射線を外す!
ソニア「避!」
無用「逃!」
ルーシー「!?」
最初から、そのつもりでなければできなかった行動!
ソニアと無用は舌を出しててへぺろポーズを取った。手を開けば、そこには何もない。
フェアリーも、ソニアも、無用も、一人として絆の石は持っていなかったのだ……!
では残りの4つは誰が持っているのか?
スカされた攻撃の勢いのままに防空土壁のほうへと落ちていく黒天使は、その問いへの答えをすぐに見つけた。
土壁の上に立つ、男。ジェリコ914。
松滝、竜魔の姿を。
竜魔「待ってたよ」
ルーシー「……ワタシノ、ホウガ……ズット、待ッテタよ」
竜魔「ごめんな」
ルーシー「ばか」
竜魔「ああ。大ばか者だな、俺は。祭りだ祭りだって一人でから騒ぎして」
竜魔「いつも肝心な場面には間に合わない」
ルーシー「そうだよ……最初っから、そうだ……」
――竜魔は銃を撃つ。羽根が折れていく。
竜魔「思えば、四天王に君がもうやられてるところからだっけな」
竜魔「それから君を助けて……かっこいいとこ見せようとして、死んだ」
ルーシー「かっこよかったよ。でも、悲しかったよ」
竜魔「……そして俺は……生きた君を、今度は救えすらしなかった」
竜魔「もう格好なんて付けてられないよな、これじゃあ」
ルーシー「……」
――竜魔は銃を撃つ。羽根が折れていく。
ルーシー「わたしが、ダメなんだよ」
ルーシー「わたしがわがままだから。最強になろうとしたり、慰めてもらおうとしたり」
ルーシー「強がって、竜魔を殴っちゃったり……お礼よりさきに校庭に向かって、……」
ルーシー「全部わたしが弱いからで……わたしの、せいなのに」
竜魔「人間が弱いのなんて、当たり前だろ」
竜魔「弱いって知ってても、それでも生きようとするから、人間は人間なんだ」
竜魔「死んでも生きようとするなんてさ……めちゃくちゃ強いと、俺は思うけど」
――竜魔は銃を撃つ。羽根が折れていく。
ルーシー「ううん、やっぱり弱いよ。だって」
ルーシー「……“きっとあなたが助けてくれる”なんて希望にすがって、悪霊に身を落としたのが、わたしだもん」
ルーシー「辛くて悲しくて……悪霊になったらどうなって、何をするかなんて分かってたのに」
ルーシー「あなたのせいにしようとした。勝手にあなたに押し付けた。」
ルーシー「あなたで無理なら、そのまま自分の望みをかなえようとしてた……男をキープする女みたいな発想だ。」
ルーシー「最低の、わがまま姫だ。わたし、自分が、大嫌いだ」
竜魔「でもそんな君が、俺は好きだ」
――竜魔は銃を撃つ。羽根が折れていく。
全ての羽が消滅した黒天使は、黒巫女に戻って、それはいまや、ただのわがまま姫だ。
魔力などとうに枯渇している神山美浦の身体は、
絆の石のサポートなしにはもう魂をこの世にとどめておくことができない。
竜魔「ちょっとはねっかえりが強いくらいの風のほうが、気持ちいいもんなんだよ」
ルーシー「……やっぱり、ばかだよ、竜魔くんはさ」
竜魔「まあな。でもさ、このくらい馬鹿じゃねえと、男子ってのはやってられないんだぜ?」
ルーシー「ああ。もう……」
ルーシー「チャーハン、おいしかった」
ルーシー「あのとき助けてくれて、ありがと」
ルーシー「こんなわたしでよければ……いつかどこかで、付き合ってね……」
黒い炎が消えて再び見えるようになった彼女の表情は――。
黒巫女の身体から、黒と赤に包まれた邪気が払われて空へと登っていく。
最後に言い残したことを全て伝えきった少女は、こうして舞台から消えていった。
【鮫島ルーシーの魂 昇天】
-
竜魔「付き合う……ねえ。光栄だ、まったく」
竜魔「ま……案外それは、遠くないのかも、しれないよ……鮫島」
そして、舞台から消えたはずだった少年のロスタイムも、どうやらここまでのようだtった。
絆の石「0」。存在しないはずの石に込められた謎の魔力は竜魔をここまで導いたが、
その魔力は今の4発の銃弾で全部使い切ってしまった。
志甫「あー、あんたも行くの?」
竜魔「いいかげん、遅れに遅れて会いに行くのも、アレだろ?」
志甫「あはは、それはそうかもしんないけど。最後の最後にまたおいしいとこ持ってくのねぇ」
竜魔「勝ち逃げだって思うかい?」
消えゆく腕からジェリコが落ちる。竜魔もまた、舞台から降りるときが来た。
志甫「さーね。私はまだ生きてっからね。私には分かんない」
志甫「天国なんてもんがあるなら、勝ち逃げかもしんないけど……」
志甫「もしそこに行くんなら、おねーちゃんにも一言言っといてよね?」
竜魔「ああ……承ったよ」
竜魔「それじゃ、お先に……もうひと頑張り、頑張ってくれ」
竜魔「きっとそれが――きみたちの、後夜祭だ」
【松滝竜魔 再死】
愛美「ま、松滝さん!?」
暮沼「知り合い? って――ひえっ、消えた……」
松滝竜魔が消え去るのと、ほぼ同時。未来丘学院の生き残り、
桜木愛美と彼女を追ってきた暮沼竜二の二人が、ここでようやく殺極高校に到着した。
ソニア「あ、愛美! それと暮沼」
無用「生きてたのか愛美! それと暮沼」
暮沼「僕の扱いがわりとひどい」
愛美「えと、うん……そ、それよりも、クレムちゃんが! クレムちゃんが大変で……」
志甫「誰それ知り合い?でもそんなことより……来るわよ」
愛美「来るって、誰が?」
志甫「決まってんでしょ。あんたが持ってるそれも絆の石ってことは」
舩坂「14個がいまここにそろったということか。うむ。これは――もうひと嵐。来るな」
つぶやきとともに次元が裂け後夜祭開始。
<<<<
赤間「ガァアアアアアアア!!!!」
>>>>
場面は変わり、どこにでもあるような普通の家。
暮沼竜二が机に座って、こちらを向きながらノートを広げ、ペンを走らせながらこちらに語る。
暮沼「というわけで……」
暮沼「あれから3日くらい経ったんだ」
暮沼「最後に現れた赤間くんは本当に強かったけれど……」
暮沼「掃討条件がそろってる敵を相手に僕たちがどうしたのかなんて語るまでもないよね」
暮沼「まあ、いちおうこの事件の顛末を、ここに記しておこうとおもうよ」
-
あのあと――現れた暴走赤間くんを相手に、僕たちの最後の戦いが行われた。
集めた14個の絆の石の力を正しく使った神山ちゃんの力で、未来丘学院の全員が蘇生したときは驚いた。
フェアリー&4人どころじゃない赤間くんを知る者たちの言葉の力によって、
赤間くんは正気を取り戻して――フェアリーと融合。こんどこそ、全ては元に戻った。
元に戻ったのは、世界そのものも、だ。
神山さんに憑依していたルーシーさんが神山さんの意識に残していた時咲さんの話をもとに、
なぜか魔王の力が残ってたままだった僕と、赤間くん、それと青桐志甫さんで楽園の砂時計に向かった。
砂時計に絆の石をすべて戻すと、融合していた時空がもとに戻った。
志甫さんと、舩坂さんはそれと同時に元の世界に帰っていった――舩坂さんは普通に全快しててホント凄かった。
あとはまあ、だいたいみんなが思うとおりの感じだ。
赤間くんは反省して額にあざができるくらいみんなに謝り通して、ソニアちゃんや無用ちゃんに慰められた。
ソニアちゃんはあれから剣道を始めて、先祖に恥じない剣使いになるのを夢みてたり。
鬼のままもとに戻らなくなっちゃった無用ちゃんは、愛美ちゃんとクレムちゃんに連れられて芸能界に入ったり。
愛美ちゃんはクレムちゃんと一緒にコスモスをもう一回結成。
今もラジオで再デビュー曲が流れてて、うーんすっごい電波曲だけどなんか中毒性がある。
サナちゃんと未来ちゃんは相変わらず射撃の腕を競ってるし、盆ちゃんは歴オタに拍車がかかった。
野口くんもクラス内でなんとなく近寄りがたい雰囲気を手に入れたらしいけど、それが彼にとってよかったのかは謎だ。
引きこもりをやめた連地くんは、フェアリー時代のモノマネでわりと人気者になって。
神山さんは黒巫女をやめて光魔法を習得し、バトルロワイアルで死んだ現代の一般人勢もどうにか生き返って。
それぞれがそれぞれ、なんとなく前より輝いた生活を遅れてるのは、ある意味ハッピーエンドかもしれない?
まあ、そして、この僕も。
江口「行くわよ、暮沼くん」
暮沼「あ……うん!」
今日は、ええと、どこの高校だっけ……そうだ、暦戦高校だ。
そこの花壇に行って、大好きな彼女と土いじりにはげむんだ。
それが……新たなぼくらの日常。
手に入れた、“絆”だ。
赤間「よお!またデートかよ!ははは、お前らも好きだな!」
暮沼「あ、赤間くん……冷やかさないでよ。ただの園芸部の活動で……」
江口「その“あざ”、まだ治らないのね。あなたはどこに行くの?」
赤間「ん……そうだなぁ、秘密にしとくかな! 」
最後にへんなことを言う赤間君とすれ違いつつも、ぼくらは暦戦高校へと向かった。。。。。。
高校バトルロイアル 第5部 完
>>>>
江口「にしても……変な、あざよね?」
暮沼「そうだねえ。あんな“U”みたいな形のあざ……あ、Uっていえば」
「マスターUって、結局なんだったんだろ?」「……そういえば、そうね……?」
<<<<
高校バトルロイアル 第5部 完.........................?
-
以上です。
第六部として、これまで高校バトルロイアルに出てきたすべてのキャラクターを予約します。
ただ、全員登場するとは限りません。
-
投下乙です!
総力戦に心震えました
長らく続いていた高校ロアもいよいよ最終幕ですね!
-
投下乙です!
あかん、感動してもうた!
読んでて鳥肌立ちました!
最終幕が本当に楽しみです!
-
<OP>
誰も通らない廊下には、埃が薄く積もっていた。
歩けば靴の後が残るくらいだった。でもそれも仄暗い場所だから、あまり見えない。
電燈はとうに切れている。地下だから日の光もない。ここは赤間が作った、忘れられた牢獄。
失敗作の放棄場。
良我「ひさ、ひさ。聞こえるか?」
その牢獄を歩く少年が呼びかけた先にある、赤い赤い炎が放つ光だけが、ここに存在する明かりだった。
赤間良我は肌に強い熱を感じながら、炎に向かって呼びかけながら、歩く。
彼の呼びかけに応じるように、火で作られた巨大な檻の中から声が返ってきた。
畢砂「……にー、ちゃ?」
声は、かわいらしい女の子の声だった。
その声を発したのは、檻の中で種火もなしに燃え続けている炎だった。
その炎の前までたどり着いた赤間良我は、優しい笑みで、炎に向かって語りかける。
良我「ああそうだ。良我お兄ちゃんだよ」額に刻まれた“U”を撫でて、
良我「永い間思い出せずにいて、悪かったな。やっとお前を、助けてやれる」
畢砂「たす、……ける?」
炎の名前は赤間畢砂(あかま ひさ)という。
かつては人間で、良我の親戚――姪だった少女だ。年が近くて仲もよく、よく遊んでいた。
でも小学校に上がる前だったか、畢砂は突然いなくなった。聞いても最初からいなかったことになっていた。
だから、良我も忘れていた。子供のころの思い出せない思い出になっていた。
真実はこうだった。畢砂は、イフリートに誤って覚醒してしまったがために、封じられていたのだ。
炎になっていく畢砂の姿を、実は良我は、見ていたのだ。
魔王イフリートの血。
そばに居る者を邪に覚醒させてしまうほどの強い力は、赤間一族の全員が秘めている。
そして、それはときに、あまりにもたやすく暴走する。
特に小さな子供が誤って覚醒してしまった場合、暴走は避けられない。
身体は焼失し、ただの炎の塊になって……それでも寿命までは死なない、燃え続けるだけの存在になるのだ。
良我「……ずっと引っ掛かってた。英雄の後継だともてはやされて、ことあるごとに期待される」
良我「重荷でも、ある。けど、喜んでもいいはずだ。なのに僕は、なぜか全く喜べなかった」
良我「時空と場所を行き来することができるようになったあの日――その理由がようやく、分かったんだ」
良我「僕は。子供心に僕は、ひさ、お前を助けられなかったことを……悔やんでたんだ」
良我「お前をそんなものにした赤間を、世界を、憎んでたんだよ」
畢砂「よく、わかんにゃい……」
炎はぽけーっとした声を出す。
永遠の炎に包まれた畢砂の時間は人でなくなった瞬間から止まったままだ。
時間をさかのぼって歴史を見れば、こんな例がいくつもあった。
赤間はそのたびに、炎に変わった同族をこの牢獄に封じ込めては見ないフリをしてきた。
どうしてか? 英雄が必要だったからだ。
この世界には周期的に危機が訪れる。
そのたびに赤間の誰かが覚醒し、その危機に立ち向かう。
そういう仕組みに世界が規定されていることに、赤間の始祖・赤間神々は気付いてしまった。
良我「僕たちは呪われている」
良我「マスターUが、教えてくれた。サンジェルマンが証明した。僕たちはこの世界に、主人公として規定されている」
良我「選ばれたものは世界と戦わねばならず、選ばれなかったものはお前のように、失敗作として物語から人知れず退場する」
良我「そうして数を増やさぬように、減らさぬように、僕らは生きて来たらしい」
良我「これが……呪いでなくてなんだっていうんだ」
畢砂「……それで……」
畢砂「にーちゃは、どーやってひさをたすけるの?」
唐突に、何かを理解したかのようなトーンで、赤間畢砂は良我に問うた。
それは第三者にはただの純粋な疑問として処理される。だが良我にはそれが、世界からの問いかけに聞こえた。
どうやって、助けるかって?
そんなの簡単だ。赤間としてロアに関わってきた今、良我はイフリートに完全覚醒している。
魔王の力をもってして目の前の炎に触れるだけで畢砂を元の可憐な少女に戻すことができるだろう。
良我「でも……それは、本当の正解じゃない」
-
だがそれは違う。そうして仮初のハッピーエンドを仕立て上げても、根本的な解決にはなっていない。
彼らが赤間である限り、世界から送られる敵と戦う運命を彼らは約束されている。
子供もどうあがいても作らなければならなくなるし、その子供も、畢砂のように消えさせられる可能性すらある。
そんな不安定で苦しくて辛い人生に放り出すことを、救うだなんてとても呼べない。
赤間を誰かに譲ろうと思って始めた時空バトルロワイアルでも、彼らは赤間から逃れられなかった。
なら、どうする。その答えはもう、良我のなかで決まっていた。
良我「さよならだ、ひさ」
良我「さよなら、なんだ、ひさ」
畢砂「……え?」
なにを言っているのか分からないという声を出した畢砂の火に、良我は触れた。
熱いほどに暖かい彼女の生きている証に向かって、彼はイフリートの波動を流し込み――対消滅させる。
良我「もうこの世界と、さよならする。“この世界を燃やす”。それが、僕たちが救われる、唯一の方法なんだ」
少年はマスターUに刻ませた額のあざを撫でた。
世界の強制力を前に、想いを忘れさせられないように付けたその傷が、良我を世界にとっての悪のままでいさせていた。
演技も、もう終わり。そして、全てが終わる。良我は、続けた。
良我「あとは頼んだぞ、誘さん……」
良我「やってくれ……。全てを破壊し、新たな世界を」
「――“赤間のいない世界を”!!」
赤間畢砂を消滅させた反動で、良我の炎もまた消滅する。
火が消えたイフリートの血は、ただの毒。赤間良我はこれから数分間苦しんだ後に死ぬことになる。
だが彼は、笑っていた。これでやっと、世界から解放されるのだから。
かくして舞台は炎上し
すべては更地へと帰る。
××××
第六部「火作りの焉」
赤間 良我……もういない、主人公。
赤間 畢砂……赤間の、失敗作。
冬更 誘……異端の、歴史学者。
■■■■■……■■、■■■。
その他、エキストラ多数
これで、最終エピソード。
××××
-
以上でOPの投下が終わりです。次回が最終回となります。
最終回を予約します。
-
――2112年。暦戦高校。
かつて宇宙をも巻き込んだ死の物語の舞台になったこの場所は、
事件のあと数年のあいだ休校になったが、
マンモス校として持っていた多数の設備を腐らせておくわけにはいかないという政府の判断もあって
工事が行われ、40年経ったいまではほとんどもとの姿に戻っている。
炎上して崩壊した部分の校舎も元に戻り、血まみれの校門近くも新たに整備されて、
銀杏の木が立ち並ぶ小さな並木道へと変化を遂げていた。
その並木道を歩いていた二人のうち、黒ロングの女学生のほうが、
しゃがんで道に落ちていたギンナンの実を拾ってうれしそうに男子学生に語りかける。
江口「うんうん、良い! 栄養満点の育てられかたをした銀杏の実だわ」
暮沼「ウエ〜、あんま触らないほうがいいんじゃ。ギンナンってへんな臭いするし」
江口「何十年前の話をしているのよ? 今の銀杏はもう品種改良でいい臭いしかしないわ」
江口「すんふんすん……ああ……すばらしい……」
くんくん、鼻に実を当ててうっとりとする園芸女・江口彼葉を見て、
彼女と付き合ううちに同じく園芸男と呼ばれるようになってしまった暮沼竜二は呆れ息を吐いた。
実際はそうなのかもしれないけど、そもそも拾いモノの臭いなんてわざわざ嗅ぐもんじゃない。
見目だけなら綺麗なのにどうしようもなく変人なのだ、江口彼葉は。
まあ、暮沼竜二は彼女のそういうところに惚れたのだから止めないし、仕方がないのだが。
暮沼「はぁ。まあ仕方ないか。でも、江口さん、そろそろ許可証もらいに……」
??「おや、きみたち。銀杏に興味があるのかい?」
と、銀杏のそばではしゃぐ二人に声がかけられた。
二つほど先にある銀杏の陰から、白衣をまとった白髪の若い男が現れた。
その手に銀杏の葉を持って、にっこりと笑いかけてくる。知らない顔だ。
暮沼「えっと……誰ですか?」
冬更「ああすまない。私は冬更誘(ふゆさら ゆう)という。この学校では地歴の講師をしていてね」
冬更「イチョウに興味があるのなら、せっかくだから講義のひとつでもと」
江口「地歴ということは……“生きた化石”としてのイチョウの話でしょうか?」
暮沼「なにそれ?」
冬更「おお。そっちの子はイチョウをよく知ってるね」
江口「暮沼くんは知らないかもしれないけど、イチョウはすごく古い植物なのよ」
江口「二億年……三億年だったかしら? 氷河期を生き残ってるって聞いたわ」
冬更「そのとおり。そして、当時からほとんど姿が変わっていない。まさに“生きた化石”というわけさ」
冬更「この学校は昔あった事件もあって、イチョウの防火性能を買われて植えられたそうだけど」
冬更「歴史学者としては、暦の字を持つこの学校にこれが植えられているのはなんだか面白みを感じるよ」
暮沼「はぁ……そうなんですか」
うんちくを語り始めた男に対し、暮沼は少し反応に困った。
今日、江口と暮沼が未来丘学院からこの暦戦高校に来たのは、園芸部の遠征活動のため。
イチョウの歴史を聞きに来たわけでは決してないのだけれど……。
暮沼(江口さん、さっさと行きましょうよ。長話って僕、あんまり好きじゃないんですよ)
江口(あら、あたしはこういう学のあるお話は好きよ)
江口(もともと暦戦高校って優れた学者を多く輩出してることでも有名だし、いい機会だわ)
暮沼(そんなぁ……)
冬更「おや、ひそひそとなんの話かな? つまらなかったかな?」
江口「いえいえ、冬更先生にせっかくだしもっと色々面白いお話を聞きたいな、と」
暮沼「そ、そういう感じです」
冬更「おお……それは嬉しいね」
態度を変えた二人に対し、冬更講師はゆっくりと口を釣り上げるようにして笑った。
しばしその状態で顔を固定して、こちらをじっと見ながら何かを考えているようだったが、
冬更「そうだね。じゃあせっかくだし、一番古い話……“世界のはじまりの話”でもしようか」
冬更「こっちに来てくれ。ちょうどいい資料が、この学校にはあるんでね」
そう言いながら翻り、イチョウの木から校庭のほうへと歩き出した。
「ついていきましょ」と江口彼葉はうきうきステップでその後ろを歩き出す。
暮沼竜二は少し迷ったが、彼女の横に並んで冬更講師の後を追うことにした。
-
暮沼(なーんか変な感じがするんだけどなあ……とくに、声)
暮沼(僕はなぜかこの人の声を、どこかで聞いたことがある気がするんだよな……)
江口「それで、世界の始まりとは?」
冬更「きみたちも高校生なら、宇宙のはじまりが無からのビッグバンだということは知っていると思う」
冬更「ただ、ビッグバンがどうして起きたのか? 何が原因で起きたのか? そこまでは知らないだろう」
暮沼「え……無から起きたものに原因があるんですか?」
頭にハテナを浮かべた暮沼に向かって、冬更はさらりととんでもないことを言った。
冬更「ああ。原因がある。荒唐無稽な仮説だったけれど、つい最近私はそれを確信した」
冬更「――魔王さ」
冬更「この世界を始めたのは。原初の爆発を起こしたのは。炎獄魔王イフリートだ」
冬更「われわれが住んでいるこの世界は、宇宙は。魔王によって造られたものなのさ」
暮沼「……は?」 江口「……え?」
××××
――冬更誘の話は、七億年前に遡った。
2112年から数えて七億年前。一般的には、氷河時代真っ最中とされている時期だ。
もちろん人間などはいなかったとされている――しかし、本当にそうであれば少し不可解だ。
化石の復元によって再現された世界の恐竜たちは、みな一様に人語を解していた。
人語。人間の言葉や発音は、人間の骨格だからこそ生まれたものだ。
恐竜がそれを真似することができたのは驚きだが、人がいないのに人語で話す必要性は彼らには無い。
ということは、恐竜がいたころには人間ないし、人型の知的生命体がいないとおかしい。
そして……それが俗に「魔族」と呼ばれるものであったという証拠は、すでに挙がっているという。
冬更「40年前のことだ。この暦戦高校で起きた事件の被害者の中に、赤間神々という男が居た」
冬更「オーストラリア奥地からやって来ていた彼の身体は粉々になっていたが、
DNA解析の結果は彼はヒトではないという診断と、およそ七億年を生きているという事実を私たちに提供した」
江口「な、七億年……!?」
暮沼「マジかよ……」
冬更「そして事件の生き残りである黒理という女性が知るところによれば、赤間神々はイフリートの弟、ソディアクの子であるらしい」
冬更「魔王の血を持つものの記憶だ、と彼女は言った。ソディアクの妻こそがルージュアなんだとかなんとか」
冬更「まあ、とにかくここから導ける事実はひとつ。かつて世界は、魔王。魔族によって支配されていたということだ」
そう言われてしまえば、二人に反論の余地はない。
いまや当たり前すぎて誰も指摘しなかったことだが、確かにここ100年の大きな事件には、
魔王の血を得た一族という人物の名前が必ずと言っていいほど連なっていた。
「赤間」「青桐」「紫水」「緑崎」「黒理」「白守」「灰郷」
それら魔王の元の存在がいつ在ったかについては考えたことは無かったが、
確かに氷河期より前に魔王がいて、氷河期でほとんど死滅したのならばつじつまは合う。
暮沼「魔族……魔法の存在が公になったのは150年前の戦争中だけど、それもまさか」
冬更「ああ。魔族の生き残りは時代の裏で魔法を秘していたのだろう」
冬更「だがそれも時代の性。近代になって秘の力が弱くなり、隠しきれなくなったんだ」
江口「なんで秘していたのかしら」
冬更「恐らくは、魔王の一族を目覚めさせてしまうから、だろうな」
最初に魔王の血が騒がれた殺極高校での一件を説明しながら、冬更は続ける。
冬更「あの事件では赤間鐵機の暴走により、世界が終わりかけた」
冬更「この暦戦高校の一件も、魔王の中でも特に強い赤間の力を危険視した過激派宇宙人による犯行と結論が出ている」
江口「強すぎる力が災いを招くと、魔族は知っていたのね。だから魔王の一族を刺激しないように……」
暮沼「でも、魔王の弟の息子なんてのが最近まで生き残ってたんですよね?」
暮沼「じゃあ魔王は、なんで死んだんです? それに、ビッグバンって七億年よりもっと前だよね」
江口「あ……それもそうね。ビッグバンは、140億年前くらいって話だったはず……」
冬更「違うな。魔王は、死んでいない」
暮沼「?」
冬更「この世界を作ったのが魔王なら、魔王がもともといた世界があるだろう?」
-
魔王はその世界に帰ったのだ、と冬更は言った。
冬更「魔王はビッグバンをまず起こし、この世界を作った」
冬更「その後この星に生命が現れる時代まで時間を飛ばし、この世界に着地」
冬更「部下の魔族とともにいったん世界を支配」
冬更「世界中に自分たちの血脈を混ぜたあと、少数の魔族を残して“上位世界”に帰っていったんだ」
江口「“上位世界”……!」
冬更「宇宙の外側だ。そこで彼らはこの宇宙を、この地球を観察している」
冬更「自分たちが世界に残した血脈、その子孫がどう動くのかを見て、楽しんでいる」
冬更「ここ百年に起きた事件も……すべて魔王を楽しませるための娯楽ということだ……!」
そして――世界の作成者がイフリートである以上、イフリートの子孫が活躍するのは当然である。
時に世界の外側から力を介入させてまで、イフリートは自分の息子たちを主人公にする。
無論、それを他の六人の魔王がすべて許すわけではないのだろう。
時には赤間剣魔の例のように、主人公ではあるが正しい活躍とは言い難い結果になることもある。
それは他の六人の魔王がそうなるように世界の外側から働きかけた結果なのだ。
まるで。舞台の上で行われる人形遊びのように。
冬更「私たちは、登場人物として操作される下位存在だったんだよー……!」
暮沼「なんだってー!!??」
江口「うう、普通は信じがたいけど……いちど次元の狭間に退場させられた身としては、支持できるわね」
冬更「きみなら分かってくれると思っていた。そして、私がやろうとしていることはだな――」
??「あー、知っちゃったんだね。ついに正攻法で、そこに気付いちゃえるだけのピースがそろったか」
話をしながら、校庭の真ん中あたりまで、三人が歩いてきたその時だった。
何もない校庭に、本当に唐突に、セーラー服を着た少女が現れた。
影のない黒刀を持っている、その少女は……しょーがないなーという顔で、黒刀を冬更たちのほうへ向けた。
??「うん。でもま、しょーがないよね。時空を舞台にしちゃったら、世界の始まりに感づかれてとーぜんさあ」
??「そんで、第四部であからさまに避けられていたこのスイッチを押しに来られるのも、とーぜん」
??「でもさー……それを黙って見過ごすほどにゃあ、あたしも腐っちゃねーんだよね」
冬更「……来たか。鳥羽烏」
冬更「元の時代に帰ってないところと、その言動から、怪しんではいた」
冬更「やはり貴様は――超越者なんだな」
鳥羽「そゆこと。そんであたしは、あんたに忠告しにきたのさ……“マスターU”」
暮沼「!?」
江口「え!?」
鳥羽「あんたがやろーとしてることは……全員が望んでいるものじゃない」
鳥羽「きっとあんたはあたしを含めて、幾億幾兆、∞の命から恨まれることになる」
鳥羽「それでもやるってーの? “この世界を破壊する神”――生きた化石の“完全復元”を」
江口「ちょ、ちょっと待って、話が飲みこめないわよ!」
暮沼「こいつがマスターU!? 世界を破壊するだって!? そんなの、」
冬更「ああ。当然だ」
言うと、冬更誘は一歩前に出た。
そしてその貌を、姿を不可解なマスク姿へと変貌させる。江口と暮沼が見覚えある姿に。
冬更誘は、マスターUだった。
彼の目的は、かつて松井香奈が発掘して暦戦高校の校庭に封じた、
破壊の神の化石を復元することで……“真なる破壊の神”を再現すること。
冬更「カラス。君が“メタ切り”によって世界の枠を超越したように」
鳥羽「あるいは、四部で“名無しさん”という男が、上位世界からここへ登場人物として叩き落されてきたように」
冬更「時折だ。時折、この世界には上位世界の存在にたどり着くイレギュラーが生まれる」
鳥羽「歴史学者として生まれたあんたは……松井姉妹の論文を見て、破壊の神の化石を調べた」
冬更「発掘地であるアンデスの原住民に伝わる神話。それは、七億年前魔王に見捨てられた魔族が作ったものだった」
-
曰く。我らは新たな世界に取り残された。
最初から王は口減らしのために我らをこの氷の世界に閉じ込めた。
自分たちだけ外に戻り、血だけを残して遊びに使うつもりだ。
許せぬ。だが反せぬ。王は、強大だからだ。
ならばいまは伏しよう。そして時をただ待とう。
いつか王の支配が世界を離れた時に、この世界を破壊する神を作ろう。
鳥羽「それからあんたは真実の歴史を見ることに執着した」
冬更「ああ。時間を操る魔法を必死で習得しようと試みて、血を吐くような思いもした」
鳥羽「最後には……赤間の一族だけが入れるというオーストラリアの“真実の部屋”にたどり着いた」
冬更「一度、部屋を守るための砦を作ろうとして現地のコアラと揉めるハメになったのが、場所を知る原因だった」
鳥羽「そこであんたは全てを知り――未来丘学院で、時空を操る殺し合いを主催した」
時空を舞台に、歴史をかき乱す真似をすることで……世界を攻撃する。
表向き上位世界に娯楽を提供しつつ、外からの介入を増やさざるをえない物語を紡ぐために。
そうしてマスターUは、赤間良我は、サンジェルマン伯爵を引きずり出した。
イフリート(作者)の化身ともいえる最大の調停者を舞台に登場させ、規定通りの暴走で退場させる。
冬更「サンジェルマンの登場に↑が使ったパワーはかなりのもののはずだ」
鳥羽「確かにそのとおり。いまイフリートは部屋から出て、別の宇宙にご執心だ」
鳥羽「その間に他の魔王は、部屋の鍵を閉めた。今ならイフリートはこの世界に手出しできないよ」
冬更「ならなおさら、このチャンス、逃すわけにはいかないな……君を倒してでも……!!」
鳥羽「……ホントにいいの?」
黒刀の切っ先を少し揺らがせて、カラスはマスターUに疑問を投げる。
鳥羽「みんな死ぬんだよ。ううん、ここまでに死んだやつも、退場した奴もみんな、ゼロになるんだ」
鳥羽「なんもかんも真っ白になって、これ以上歴史が紡げなくなるんだよ?」
鳥羽「あんたも私も、そこの二人も。わけわかんないうちに<削除されました>になる。それでもいいの?」
冬更「構わない」
冬更「遊びのために生かされ続けるくらいなら、私は死を選ぶ」
冬更「良我もそう言った。今頃、姪と一緒に心中しているだろうな……」
マスターUがまた一歩踏み出す。懐からなんらかの装置を取り出し、カラスの前に掲げる。
それは小さなモニターのついた棒のような機械だった。先端にスイッチ。
モニターにはすでに、99%の文字……。
冬更「残念だが、もう止められはしない」
冬更「ここで君と話している間にも……化石の復元は、進んでいた」
冬更「あとこのスイッチひとつ押すだけで、この世界は、終わる」
鳥羽「……知ってたさ。止めなかったのは……ま、そういうこったよ、読者さんがた」
江口「嘘……」
暮沼「お、おいおい! はやま……考え直せって!」
暮沼「べつに全部消すこたないだろ! 生きてきたんだよ、僕たちだって!?」
江口「そ、そうよ……人形遊びの人形だとかいわれても、あたしたちは知らないし!」
江口「つい3日前に、平和を取り戻したばっかりじゃない! そんな……」
暮沼「そうだよ! 僕たちが必死につかんだこれは、どうなるっていうんだよ!!!!」
-
マスターUを抑えるための言葉を言いながらも、二人はどこか予感に近いものを感じていた。
それは、自分たちの力では目の前で今から行われようとしていることは、どうにもできないという予感だった。
事実……暮沼が駆け寄ろうとしたときにはすでに。スイッチは、押された。
冬更「それは、無駄になる」
冬更「無駄にしなけりゃ、ならないんだ……そうしなきゃ、いつまでも繰り返される!!」
冬更「偽りの英雄譚は、いまここに破壊されなければならないのだ!」
冬更「ぜんぶ――ぜんぶ、ぜん■、ぜ■■、■■■……」
そして。――■■■■■が。
■■■■■が復元された。■■■■■。
暦戦■■■校庭に、■■■■■はついに現れた。■■■■■。
ああ、■■■■■だ。それは■■■■■を■■■■■し、■■■■■。
■■「……■■■■■■■」
大きな■■■■■だった。■■■を■■■し、■■■■■■。
■■■■■、■■■■。■■■■■■。反魔王の力で■■■■■■■■が、
まったく■■■■■■だった。■■■魔王ではない。神■■■。
■■「■■、■■■■■■■!!!!」
■■「■■■……■■■■■■……■■■■」
■■■、声■■■■■。■■音も■、■■■■。■■■。■■■。
近い■■■■、■■。破壊された。■■■■■■、■■■■■■■■■。
破壊された。■■■■、■■■、■■破壊された。■■■残らない。
ま■■■れは<削除されました><■■■れ■■■>■■■■■■■■■。
■■■■■■■■■■■■、
■■の描写は■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、
■■■■■■■■■る。
■■■■■■■■■■■■■■■い。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。
■■■■■■■■■■■■■■■。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。
【■■■■ ■■】
【■■■■ ■■】
【■■■ ■■】
【■■■ ■■】
こ■して■て消■■■く。
■の■語は■れ■■了■す。
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以上です。
破壊の神によって作中世界のすべての時間軸が同時に崩壊し、世界は消滅します。
死んでいるキャラクターも登場しなかったキャラクターも、消滅します。
死なないキャラクターも消滅します。救われたキャラクターも消滅します。
逃れる方法はありません。平和な時代に飛んでいても逃れることは不可能です。
あとはスレが埋まるまで、消滅する前に何をしていたかの散発的なエピローグエピソードを
ゲリラ投下しますので、他に投下したいひとがもしいたら好きなキャラのその後を描いたあと消滅させてください。
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その旨を作中で書かずに「この展開にして下さい」と言われても従う理由はないので>>979は無視でいいですね
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載るような気がしないので、リザルトデータはここに置いておきます。
わりと雑な数えだけど。
高校1 49話(+49) 5/35(-30) 14.3(-85.7) 完結+エピローグ10話
高校2 21話(+21) 26/27(-1) 96.3(-3.7) 完結+エピローグ2話
高校3 1話(+1) 52/52 100 完結
高校4 62話(+62) 10/99(-89) 10.1(-89.9) 完結
高校5 81話(+81) 12/101(-89) 11.9(-88.1) 完結
高校6 1話(+1) 0/???(-???) 0(-100) 完結+エピローグX話
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<闇戦士ジョーザキ・魔王ガイナックル・使い魔マゼンタ>
――カラオケ屋・ガイナックル
城崎「ガイナックルて……カラオケ屋の名前だったのか……」
焔「否! 我が力によって店の名前を変えさせたのだ……魔王の貫録でな!」
善太「そういうことだったんですか!まあとりあえず歌いましょう、ジョイでいいですか」
焔「うむ」
三人はカラオケ屋の中に入った。
善太「じゃあ俺、みこみこナース行きます」
焔「マゼンタ……お主なかなかやるな……」
城崎「あ、善太はそういう真名ということになったのか」
ちなみに善太はかなり歌が下手だった。六十点台を城崎は初めて見た。
代わりに焔が入れたなんか中二感しかない歌(途中で劇みたいな台詞を読む)は
驚くほど上手く、月終わりなのに全国十位以内にさらりと入った。
焔「ククク……見たか魔王の死の歌を!」
城崎「まじですか……こうなったらやるしかないですね、俺の歌唱力の披露を!」
焔「この魔王を凌駕しようというのか、ジョーザキ!」
城崎「……あるんですよ、秘策は! いくぜ、もののけ姫!」
もののけ姫とは
裏声を使って歌うことにより超高得点を狙うことができるかもしれない歌である!
ジョーザキはこれによる一発逆転にかけたのだ。ちなみに善太はドリンクを取りに行った。
焔「こんな秘策があったとは……やるなジョーザキ」
城崎「ふふふ……これで僕がとった最高得点は97点! 魔王様の96点を上回る!」
城崎「俺の……勝ちだァ!!!」
\ででーん/
87点
ちなみに常に安定して点が取れるとは限らないのがこの手の曲である。
城崎「……」
善太「元気出せよ、城崎。点で負けたからって、お前が負けたわけじゃないぜ……」
フォローを入れられたのが逆に悔しくなって、城崎は静かに泣いた。
城崎(ま、こうしてくだらねーことで泣いたり笑ったりできんのも、平和な証拠か……)
城崎(こんな日常がいつまでも続けば、それで幸せなのかもしれねーな)
――こうして三人は、カラオケ屋で夜を過ごしていた。
-
<削除>
-
<社会人草サッカー大会 決勝>
――後半もすでに終わった。
延長、スコアは二対二。あと数秒で試合が終わる。
そんなときでも、彼らは前を向いてボールを転がしていた。
黒田「いくぞ、元太ァ!!」
元太「来い!!決めてやるッ!!」
相手GK「来るなら来い――この俺の奥義「AAA」で止めてやる!!」
黒田「残念だがそれは無理だぜ!なぜって?」
元太「俺たちのコンビは最強だからだ!!」
相手GK「止める!」
黒田から元太へと鋭いパス。元太がディフェンスをかわしてそれを受け取る。
一対一だ。右。左。どちらだ?いや、迷うことなんてない。
元太はボールをける。狙いは、上。
相手GK「なんだと!?」
解説「これは……ポールだーッ!! 跳ね返ったボールは……ああっと!?」
元太「分かってただろ……」
黒田「ああ! あのとき最後にやろうとしたことと、同じだぜ」
黒田がすでに、その反射角を見切って飛んでいた!
額に跳ねかえったボールが……吸い込まれるように……当たる!
相手GK「な……」
解説「ご、ゴ―――――――ル!! ゴール! ゴールだ――――ッ!!」
2−3
解説「毬嶋グラウンドハッカーズ優勝です!!」
解説「最後は黒田が決めました!」
黒田「ナイスパス。元太」
元太「あのときの借りはこれで返したぜ……」
二人はグラウンド上で拳を突き合わせ、今度は勝利を手にしたのだった。
-
<阿南グループの夏>
阿南「斬黒雨……水……」
佐久間「阿南さん、斬黒雨はもうここにはいないっすよ」
阿南「そうだった」
阿南「ちくしょう……あいつ裏切りやがって……」
紅「でも仕方ないよな」
桑原「あいつは赤間のやつに付き合ってわりと真面目に授業出てたしな」
川崎「ちなみに言うと俺も今日で消える」
一寸「なんだと……?」
阿南「ちくしょう、なんで俺たちばっかり!!」
粥左「いやいやいや……お前らのテストの点が悪すぎるからだろ……」
教室の右隅で、座っていた青桐粥左が小さくつぶやいた。
黒板には補習講義中の二文字がでかでかと書かれており、そこにいる少年少女たちの机には
彼らが赤点を取ったテストの数に応じた課題が大量に置かれている。
それをすべてクリアするまで彼らは夏休みへと繰り出せないのだ。
もしこれをサボりでもすれば親に連絡がいく。
親に連絡がいくのはさすがにまずい。
というわけでいくら不良っぽい日常を送っていようと、彼らは補習に来ざるを得ないのだ。
紅「まあロードワークキチの俺と園芸オタの桑原、不良グループどもはいいとして」
桑原「青桐が来てんのは意外だなあ」
粥左「ま、普通に勉強がきらいでな。剣を振ってる方が性にあってるんだ」
一寸「そういうことかい……」
阿南「おおお地獄だぜ! 女っ気もゲームもねぇこんな場所に投獄とかよお!!」
気が狂ってしまいそうだぜ!と叫んで阿南が机に突っ伏すのを、
ほかの仲間メンツはほほえましい笑みで見る。その横でひとりだけ粥左は、小さくショックを受けた。
粥左(……やっぱ二学期から髪伸ばすかねー)
ぱたぱたと胸を開けて風を取り入れながら、彼らの夏が過ぎていく。
-
<スイーツ>
破時黄「あれ?今の今まで横にいらっしゃったはずのカラスさんがおりませんわ」
破時黄「トイレかしら……?」
駅前のスイーツ屋、ブドーブランド。
ブドウを使ったオリジナルスイーツが人気だがほかにもいろいろありバイキングもある。
カラスちゃんと楽しんでスイーツめぐりをしていたところだったのだが、
肝心のカラスちゃんはどこかに行ってしまった。
破時黄「むむ……黙っていなくなるとはおいて行かれた気分で嫌ですわね……」
すると、店のドアが空いてベルが鳴った。
カラーン
店員「いらっしゃいませー」
破時黄(あ……・カラスちゃんかな?)
期待に胸ふくらませて破時黄真奈美は扉の方を見た!
時田部「む。おぬしはクラスの金髪ツインテ氏ではないか」
破時黄「お前はなんか時代っぽい喋りをする時田部!なんでここに!」
時田部「源氏の奴は往くべき所に赴いたのでな。途中で分かれ、そして余はここに来たのだ」
破時黄「来たって……益荒男のあんたがこんなとこ来て何するって言うのですわ?」
時田部「マスター。ブドウブレッド一つ」
店員「ありがとうございまーす」
真奈美の叫びにも臆さず歩んでいった時田部はブドウが練り込んであるパンを注文した。
店員も慣れた手つきで包んで時田部にそれを渡す。どうやら常連のようだった。
破時黄「な……」
時田部「因みに、ここのパンは本当に美味だ。おぬしも試してみるといい」
破時黄「あ、ああ、あー。ぱ、パン目当てってことなのですわです?」
時田部「すいーつも頂くぞ。おすすめはこれとこれと――」
破時黄「まじ……!?」
人を見かけで判断してはいけないなと破時黄はその日学んだのだった。
ちなみにこのあと鋼井と上杉もコント風の会話をしながら入ってきて、よにんでスイーツを囲んだ。
上杉「寄道」
鋼井「人生に大事なのは寄り道とはよく言うわなあ。ってホントに寄り道するんかい!」
-
<森の中の家>
??「ジョニーさん、ジョニーさん!」
ワンピースを着た小さな女の子が慌てて家のドアを開ける。
森の中にひっそりと佇むその小屋の中、揺れる椅子に少年が座っていた。
かつて右手に持っていたものはいまはない。代わりに十字架のネックレスが首にかかっている。
ジョニー「どうしたんですか。マリ」
マリ「それが、向こうの林にでっかい人が不法投棄されてて……」
ジョニー「?」
念のために自警用の長い棒(といっても一メートルほどのただの棒だ)を持って、
ジョニーと呼ばれた少年はマリと呼ばれた少女についていく。
小川を越え、少し雑草を分け入ると、悪い大人が粗大ごみを大量に投棄していた。
ジョニー「……」
マリ「ま、まあこれは、前向きに考えれば収入源にもなるのでいいですよ!」
ジョニー「そう思っておきます。で、件の人は?」
マリ「あれです」
マリが指差す先には、もう動かないであろう赤髪のアンドロイド・ロボットが放棄されていた。
どこからやってきたのだろう、何度もスクラップにしようと試みられ、
そのたびコスト的に不可能と判断されたかのような傷跡が各所に見えるものだった。
いったい何年の時を渡ってきたのか。塗装も剥がれて、顔だけがそれなりの状態で残っている。
ジョニー「顔……似ていますね」
マリ「やっぱり、思います?」
ジョニー「本人ではありません。おそらく一族の者の死体あたりを素材にしたのでしょう」
ジョニー「それ故に破壊が難しかったのだと思われます。意識は感じられない。死んでいますね」
マリ「なんか、かわいそうですねえ。私たちで、動かせませんかね?」
ジョニー「む……残念ですが、僕は破壊系が主ですので」
マリ「そっか……」
ジョニー「ですが、可能性はありますよ、マリ」
ジョニー「“鏡の中の魔女”に聞いてみましょう」
家に戻って、マリは奥の倉庫に入る。
そこには食糧や雑用品、道具などが並んでいる。それと中央に、大鏡が置いてある。
大鏡の前にマリが立つと、そこに移っていたのはマリではなかった。
映っていたのは、魔女だった。
魔女「あら、久しぶりね」
マリ「昨日振りですよ、魔女さん。ちゃんと毎日お話してるじゃないですか」
マリ「ところで、見てたと思うんですけど、あの機械……」
魔女「古書の465ページを見ながら、一年修行」
魔女はきっぱりと言った。
魔女「あなたの魔術適性じゃ、それくらいはかかるわね」
魔女「だからあきらめたほうが……」
マリ「そっか」
マリ「そっか、そうなると、魔法使いになるのかあ……それもありだなあ」
魔女「あーやっぱ調子狂うわこの子」
ジョニー「連れてきましたよ。とりあえず倉庫に入れときましょうかね」
ジョニー「あとノウサギも。マリ、ご飯にしましょう」
マリ「あ、はーい!」
倉庫へと仕舞われたレッド・ザ・デストロイヤーが動くようになるまで、あと8か月。
-
<コスモス>
クレム「でーんぱーでんぱーでんぱーでんーぱー♪」
愛美「ででんーぱー♪ でんぱーのはながさくー♪」
クレム(まさか電波曲で再デビューとは思わなかったけど案外客が付くものねえ……)
小さなホールを埋め尽くす人の波を見ながら、外山クレムは驚きと呆れが混ざった顔をした。
どちらかといえば正統派アイドルに憧れていたクレムとしては、
もっとこう正統派な感じでいきたかったのだけども……
愛美「クレムちゃん! 楽しいね、アイドル!」
クレム「う……あ、ああ!」
ただまあ、これだけ横で楽しんでいる彼女の顔が見られたのだから、きっとこれでいいのだろう。
野口「うおお……コスモスマジ萌えだぜ……」
一方観客席の隅では、キモオタが本当にキモオタの服装と精神になって二人をひそやかに応援していた。
野口(マジでコスモスがやべーわ俺の中で……でもこんなとこクラスのやつらに見られたら)
今度こそ本当に終わりだ、と野口は思う。
それだけに、クレムと愛美にもばれないようにひそやかに応援している彼の肩が叩かれる。
野口「ブフェッ!?!?」
??「よー豚野郎……お前もいたのか……」
??「ずいぶんそれらしい格好してんじゃねーか……」
野口「お、おま、おまえらはーっ!!」
6人「「「「「「俺たち(あたしたち)も混ぜろよオラァ!!」」」」」」
野口「え?」
そこにいたのは、野口をいじめていたはずの6人が応援衣装に身を包んだ姿だった。
わけもわからぬまま野口は6人に手を引かれ、応援の波に飲まれていった。
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<ガンナーズハイ>
――銃撃戦オンラインゲーム、ガンナーズハイ
サナ「サナっちに勝てるヤツマジいないんでヨロシクゥ☆」
松坂「あれだけのことがありながら余裕でPKしてるサナさんほんとタフだなあ」
ゲーム中で姫プレイをし最強装備を手に入れた幸村サナは、
今日もお供の松阪と共にネット世界を駆ける。そして待つのは、十二時だ。
サナ「まっちー、あと何分?」
松坂「1分切ってます」
サナ「よっし☆めちゃんこ警戒しちゃおーね。今日こそあいつに――勝つんだから☆」
時計ビジュアルを表示し、コンマ単位で時間を測る。
未来技術によりフルダイブのMMOが可能になった今、もはや現実との差異はほぼない。
いくらでも死線をくぐることができるのだ。
そして、あんなことがあったのにサナはむしろそれをさらに望んだ。マジのガンナーキチだったのだ。
12時の、音がした。
サナ「きたきたぁ☆」
ビシュンと突き刺さるようなショット音が聞こえるとともに第一射を回避。
それは最初から誘導のゴムショットだと分かっていたのでさらに空中一回転。
連射を阻止するために攻撃方向へもう一射。もう二射。
やっぱぜんぜんあたらない。すごい。それでこそ、
サナ「未来ちゃー☆ ログインまってたお☆」
未来「明日早いんで五分でカタヅケさせてもらうで?」
ガンナーライバル二人は今日も電子の世界でしのぎをけずる。
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<インタビューウィズ鬼>
袴田「それで無用ちゃん!鬼になって一番変わったことってなに!?」
無用「ええ……急にそんなこといわれてもね」
無用「とりあえず持ってた帽子は全部捨てたよね」
無用「わりとお気に入りのもあったからショックだったなあ」
袴田「帽子に穴を空けるのはアイデンティティに反したの?」
無用「試したけど、ツノが蒸れるし若干痛いんだよね。これは思いもよらないことだったかな」
袴田「ほえー……それは新発見。ほかには? 他には?」
無用「うう、そんな矢継ぎ早にいわれても急には出てこないよ……っていうか」
無用「ぼんちゃんはなんで急にあたしにインタビューなんてしてきてるの?」
放課後 未来丘学院の教室。
用事があるから残ってて、と言われて残った鬼の子は、なぜか歴史マニアからインタビューを受けていた。
鬼が歴史的にわりと珍しいからだろうかと最初は思ったがそういうことでもないらしい。
袴田「それはね!」
袴田「新たな歴史をつくるためだよ!」
無用「え?」
袴田「……あの日いろんな有名人と会って! いろんな話して!
袴田「そんでいろんな戦いもして、思ったの!」
袴田「いままで私、歴史に想いを馳せるだけだったけど……私でも、歴史つくれるじゃんって!」
無用「そ、そっちに行ったの?」
袴田「実際に会ったらね、やっぱり偉人ってすごかったよ」
袴田「悪い方向のもいい方向のも、武勇を馳せた人もすごいことしたひとも、みんな目が輝いてた」
袴田「やりたいことがあって、それに向かって全力な目!」
袴田「私もああいう風になりたい!やりたいことに全力投球したいって思って、やりたいことを探したら」
袴田「分かっちゃったんだよね……歴史を舐めつくすだけじゃ、足りないって!」
無用「お、おお」
袴田「私、これからの歴史に1ページ刻む!」
袴田「もしくは刻みそうなひとから先手を打ってお話を聞いておく!真なる歴史のコンプリートのために!」
椅子に片脚を載せ、片手を上に突き出してきらーんポーズをとり、
少女袴田盆は齢十六にしてその夢を宣言したのだった。
無用「えと……つまり、あたしも歴史に残れってこと」
袴田「そうだよ!現代によみがえった鬼の子としていろいろやっちゃえさー!」
袴田「芸能界でも、神山ちゃんの神社の行事でも、節分ボランティアでもね!」
無用「……節分ボランティアは遠慮したいかな、ちょっと……」
苦笑いを袴田盆に向けて、そして無用は窓から外を見て思いを馳せた。
袴田のいうことはめちゃくちゃだけど、その熱意は伝わる。
いつか自分たちはこの世からいなくなる。それはこの世の絶対の理だ。
なら、その前にこの世界になんらかの爪痕をのこしてやる。そう思いながら生きてみるのも悪くないかも、しれない。
無用「でもさ。また世界に危機が訪れて、この世界が消えちゃったらどうするのさ?」
戯れに無用はそう問うてみる。すると袴田は、こう答えた。
袴田「そんなの! そんなのに負けないから大丈夫!」
袴田「でも。もし歴史が全部消えちゃったら――そのときはそのときだ。新たな歴史を作ればいいのさ!!」
無用「……たのもしいな」
無用「じゃあ――――もうちょっとだけ、がんばってみよっか」
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■■■■■……・。
アスタリカス「潰れちゃった、か」
長身で美麗な青い髪を持つ女騎士が、小さくそう呟いた。
小宇宙の外。世界の外の一つの部屋。
宇宙を作り上げた七人の魔王の一人は、自ら消滅していったそれに向かって小さく声を投げかけた。
ほかに宇宙を囲んでいた四人が、その言葉をきっかけにそれぞれの感想を述べる。
フリュードラ「まーふつーに潮時だったにょろ。第五ゲームまででずいぶん破綻してたし」
サジタルトアーン「短い時間で酷使しすぎたな。もう少し頑丈にすべきだった」
ルージュア「でも、もう一度作るのはできませんしねえ」
セベンヘル「イフリートは力使い果たして他の部屋行ったし、ラグロノギルは花守りに戻ったしなあ」
七の魔王で作った小宇宙を再度再現することは、不可能だ。
なにより点火役のイフリートが使い物にならない以上どうしようもない。
それぞれが1つの世界を滅ぼしたり、または救ったりを軽々と出来る七線の魔王。
いろんなことができすぎて逆に娯楽に困っていた彼らに小宇宙の遊びを提案したのがイフリートだった。
ルージュア「観察も、終了ですね」
セベンヘル「まーた暇つぶしに惑星渡り歩く日々に逆戻りかあ」
フリュードラ「しょーがないにょろ。力がありすぎる故の退屈はいつだってどこだって試練にょろよ」
アスタリカス「そうねえ。イフリートが一番いまそれを感じてるのかも。……サジ、どしたの?」
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と。
サジタルトアーンが不可解な顔でいま消えた宇宙と手元のモニタを見比べているのに、アスタリカスが気づいた。
なにかあったのだろうか?
サジタルトアーン「いや……故障か何かだとはおもうんだが……」
モニタは小宇宙のデータを表示するためのものだ。
そしてサジタルトアーンの担当は、小宇宙の中で死んだ生命を天国地獄に振り分けて管理することだ。
他の魔王に詰め寄られるようにして、サジタルトアーンはデータを見せる。
アスタリカス「ええ?」
セベンヘル「死者……ゼロ?」
フリュードラ「どころか、天国地獄サーバーにいたやつら、全員ゼロになってるにょろ!?」
ルージュア「いやいやいや。でも、目の前の世界は間違いなく消えたわよ?」
サジタルトアーン「そ、そうだ。この世界に生存者はゼロなんだ。でも……死者もいない……」
つまり……一体どうなっているんだ?
狼狽する魔王五人のもとへ、上空から何かが降ってきた。
それは巨大な腕。それは、ここにいない二人の魔王のひとりラグロノギルのものだった。
ラグロノギル「腕通信で悪いが……それの仮説を思いついたぞ」
アスタリカス「ラグ!」 セベンヘル「寡黙だがここ一番でなんかおいしいことする奴!」
フリュードラ「ラグっち、つまるところこれってどういうことなんだにょろ?」
ラグロノギル「……おそらくだが、彼らは“届かないところ”に行ったんだ」
ルージュア「届かない、ところ?」
ラグロノギル「これまでの五つのゲームで……時系列を無視すれば」
ラグロノギル「“七線魔王衆の力に完全覚醒した者”が、七人そろっていただろう」
第一部で、三人。
第四部で、二人。第五部でさらに、二人。
ラグロノギル「そして……“世界を作る条件”は、“七人の魔王が集まること”だ……」
アスタリカス「あ」
サジタルトアーン「なるほどな……完全覚醒者は実質的に俺たちと同等の力だ」
ルージュア「それにそういえば、あの超越者、時間越えれるんだっけ……」
セベンヘル「破壊の神がやってることは、俺たちからは見えなかったからな。やりたい放題ってわけか……」
フリュードラ「え?どういうことだにょろ?」
一人だけ分かってないフリュードラに向かって、他の魔王がツッコミを入れる。
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「つまりだ」
「あのマスターUとかいう男は、世界を破壊するプログラムを起動したあとで」
「俺たちから見えなくなったその世界の中で、時間を渡り……七人の魔王を集めた」
「そして」
「作ったんだ」
「今いる作られた宇宙の中に、さらに作ったんだよ、宇宙を。そしてそこに、みんな飛び込ませた!!」
「俺たちが干渉できるのは、目の前にある宇宙だけだ」
「そして破壊の神が破壊したのは、目の前にあった宇宙だけだ」
「もちろんその中に含まれていた“入れ子の宇宙”は、外見上は見えなくなったが――存在している。さらに低い次元に」
「俺たちから見えない場所に……あいつらは世界を移動させやがったんだ……!!」
――すべての命が、時代もなにも関係なくごちゃまぜになった宇宙に。
「新世界」に、行ったのだ。
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>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>青桐志甫>>>
「……?」
ぱちくり、と。
出産をたったいま終えたばかりの19歳の少女が、病室で目を覚ます。
-
やわらかい布団だ、と思った。
ずいぶん寝てた気がするとも、思った。
寝てる間にふわふわした感触があって、なんだかいろんなことが起こった気がした。
でもそこまではよく把握できなかった。ただ、近くに赤ちゃんがいた。
「あ、かわいい」
気が付くと抱いていたその赤ちゃんは、大事な大事な赤ちゃんだった。
とにかく大事な存在で。とにかくこれを生まなきゃと思っていたような気がする。
でも、いや母親としては当然なんだけども、どうしてそこまでせっぱつまってたんだっけと志甫は思った。
べつに、そこまで悲しいことも、良すぎたこともない、ふつーの幸せを手にしているはずなんだけど。
「おやあ、起きられたんですねぇ、志甫さん」
「あ、看護婦さん」
「いまは看護師って言うんですよぉ」
特徴的な話し方の、なぜかスクール水着を来たナースさんが声をかけてくる。
多岐さん、だったっけ。同じくナースの山崎さんと仲がよく、気さくに話しかけてくるから話しやすい存在。
「あの、なにか?」
「それがですねえ、遅れてた夫さんと、あと親族の方とか知り合いとかが押し寄せてきてまして」
「入口もパンクしてるし部屋に連れてくるのも多いので〜……車いす使っていったん外に行きましょう? という」
「そういうことなんだよね。さ、いこっか、志甫さん。プレちゃんも」
今度は肩にリスを乗せたナースさんが、車いすを持ってきた。確か陽院さん、だっけ。
そうそう、これは秘密のことなのだが偶然見てしまったのだが、なんとこの人男の人なんだそうだ。
ともかく二人のナースさんに連れられるようにして、わたしは病院の外に出た。
受付前のロータリーに、山のように人が並んでいた。
-
「やっほーにょろー! 出産おめにょろー!」
「まったくあたしたちを差し置いてこんな早くにおめでたなんて嫉妬しちゃうわね☆」
「そうダスねえ」
「元幼なじみの人生の一つの節目に立ちあえて本当にうれしいぜ!」
「どうだ、この四天王からベビー用品をプレゼントしてやろう。少しデザインは変わっているが」
「理性がどうにかなったらこの理性の医者に任せてくれ」
「ほんとなァ、暴走するようなやつに育てんじゃねーぞ! マジで!」
「わたしからもそれは言っておきたいところだわ。うーん聖矢ちゃんここにはいないわね……」
「私もですねぇ……いやはや、こちらでは宇宙人やら恐竜やらは別の存在にコンバートされていてよかった」
「おかげでわたしもペポちゃんといちゃつけるって寸法だしね!」
「まーコアラだけどなぁ中身はよぉ」
「というか、あのときそこの赤ん坊と取り巻きにこてんぱんにされたやつは全員あいつ恨んでんじゃないの」
「やっちゃわないの?」
「あれは父がいなかったからって可能性があるわけよね。それをまた見ていかないと」
「僕、絶対安全運転するからね! 事故ダメ絶対!」
「しかし不思議な気分だな、魔法以外はもとの世界をなぞったおかげで」
「英雄譚は残ってんのにも関わらず、本物は普通の人としてここにいるんだもんなあ」
「りょっふーもネロちゃんもべつにいーじゃん!わたしはもふもふを失ったの!アイデンティッティー!!」
「歴史勢はまあ、外見が変わるだけでどうにかなったみたいだけど」
「黄泉がえり勢はなんか大変なことになっちゃったよねえ、これ」
-
セリフが聞き取れた人以外にも、たくさんの人がそこにいた。
懐かしい顔もあれば、正直言ってまったく知らない顔もあったけど、こんなにたくさんの人に出迎えられると嬉しくなる。
そしてその中から――志甫の元に、三人の人間が歩いてくる。
「よう。頑張ったな、志甫とやら」
ひとりは青桐戦。わたしの、世界で一番大切なおねえちゃん。
「うん、頑張ったね……ホントにすごいよ、志甫は……」
ふたりめは剱崎ヨロギ。おねえちゃんの斬り合い相手。仲がいいらしい。
そして。
「し、志甫……ちゃん」
三人目は、てつきさん。
わたしの、夫。
「―――――――てつきさん!」
私は赤ちゃんを落とさないようにしつつも、全力で車いすを漕いで、
ほとんどぶつかる勢いで飛び込むようにして、てつきさんのほうへアタックした。
ぶつかった。
てつきさん、足にダメージを負って伏せた。
「ううう」
「だ、大丈夫!?」
「や、やあ……ええっと、どう言葉をかけたらいいのか分からないんだが」
「あう……」
「祝えばいいのかな。何かあげればいいのかな? ど、どうしようか」
「……ううん、なにもいらないよ」わたしは、言った。「そばにいて、一緒によろこんでくれれば!」
-
二人がそうして笑顔になった瞬間、
そばを囲んでいたみんなが懐からブーケを取り出して、二人に思いっきり花を浴びせた。
.
-
「こうして赤間剣魔が今度こそ正しく生まれて、ようやくめでたし、か……なんか長かったなあ」
「でもさ、あの時点で生きてた人はふつーにそのままもとの身体だけどさ」
「あの時点で死んでた人の魂……みんなめっちゃくちゃに入れ替わってるよね? コレ」
「そうだな。女の身体で剣を振るなど面白い」
「面白いのかよヨロギ! ああもう、勝負よ! 体返せ体!」
「……まさにこんな感じで」
「で、あの赤間鐵機の中って、今だれが入ってんの?」
「それがさ……各凪舵なんだそうだよ」
「えっ」
「最初に自分ぶっころしたやつの妹の夫になったのか……大変だなあいつも……」
鐵機(各凪)「な、名前は剣魔にしようよ!」
志甫「うん!かっこいい名前だね!」
-
∧_∧
ピュー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
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