したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ニコニコ動画バトルロワイアルγsm3

396三人寄ればなんとやら…… ◆FbzPVNOXDo:2013/11/25(月) 18:17:59 ID:cBIGzozY0

「教えて欲しいな。どうして貴女は私達と組みたいの?」
「……私は非力だから。単純な戦闘では生き残れるとは考え難い」

なるほど。気配を消すのは得意だが、それ以外は並かそれ以下という事か。
理由は分かった。
だがそれでも、まどかは納得出来ない理由があった。

「じゃあ最後に一つだけ。ねえ、何で首輪が無いの?」

そうこの少女。アサシンの分身の生き残りである彼女には首輪が無かった。
考えられるのは二つ。
一つは自分の力で外した。速水もこみちやカズマのように。
二つ目、これが一番現実的かもしれない。
それは彼女が主催側の参加者、ジョーカーということ。

「話せば長くなるんだけど……」

元は男性だったこと、ゴンさんとの激戦にでの宝具の使用で分身である自身が生き残ったこと。
それら全てを包み隠さずアサシンは話した。

「ふーん。でもそれって首輪が無いって事は、殺し合いを強いる為の枷が無いって事だよね?
 わざわざ、主催に従う意味あるのかな」
「首輪が無いからって、連中と正面からぶつかっても勝てそうに無いし……」

見た目のわりにリアリスト……いや臆病と捕らえるべきか。
まどかの見た限り自分の意思、信念というものが感じられず。ただ死んだ本体と主催の敷いたレールに乗っているだけ。
聞いた限りでは、分身として本体の命令をこなす事が常だった様子だ。仕方の無い事かもしれないが。

(でも中々いい駒になるかも)

だからこそ扱いやすい。
下手にまだ自我を残しているほむらより、アサシンは何でもこなしてくれるだろう。
場合によってはほむらを切り捨て、アサシンと組んでいくのも悪くは無い。

「良いよ。一緒に組もうか」
「まどか?」
「大丈夫大丈夫。ほむらちゃんは私の言う事を聞いてればいいから」
「これからよろしくね」

こうして暗殺者の少女とクズな少女が交わった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板