[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ニコニコ動画バトルロワイアルγsm3
235
:
◆k5V1srvipM
:2013/08/09(金) 22:41:39 ID:IEwy2B0k0
「くっ…やはり死んだか…」
「宙さん…」
「プラシド…」
放送を聞いた3人は死亡者や禁止エリアをメモしつつ彼の死に対する反応を露にする。
プラシド達3人は当初南へ向かっていたが、合流したアカツキ達から聞いた病院の青鬼の危険性、学校へ向かうという目的のもと、道を引き返していた。
「それにしても妙だな…」
「ああ」
プラシドとアカツキは放送に対して疑問に思った。
前回同様、同じ名前を二回呼ばれている参加者がいるのだ。
その名は青鬼。
そして松岡勝治という名前もなぜかまた呼ばれていた。
それも取って付けたかのように。
「青鬼はお前が倒したと言っていたな」
「ああ、確かに倒したはずだ」
「いや、まさか_」
アカツキは記憶を巡らせる。
最初に青鬼に出会ったのは早朝のF-08付近。
そして自分はその力を前に撤退を余儀なくされた。
逃走を続け、館から病院にたどりつく。
探索をあらかた終え、施設の地下に踏み入れようとした所で再びあの青鬼に遭遇した。
そこで自分は奴を閉鎖病棟に誘い出し、閉じ込めた。
その後で食事のためエレベーターで1階に向かった。
そこには_青鬼がいた。
腕を犠牲に電工機関を利用して辛くもその場を脱した後、空腹で倒れる。
そして二人に出会う。
ここで一つの可能性に気づく。
青鬼が2体以上存在していたという可能性。
常識的に考えればF-08付近と病院で出会った青鬼は探索していた時間を考えれば追いついてもおかしくはない。
しかし、閉鎖病棟に閉じ込めたにもかかわらず数分足らずで脱出し、階段から1階におりてエレベーターの前で待ち構えることなど普通はできるはずが無い。
つまり青鬼は2体以上存在し、その内一体はまだ閉鎖病棟に閉じ込められており、偶々近くにいたもう一体の青鬼が自分に襲いかかった。
一体はケイネス・エルメロイ・アーチボルトが倒した。
残りの1体はまだ閉じ込められているか、それとも脱出したか…
しかし、この仮説にはもう一つ辻褄が合わない所がある。
参加者欄には青鬼の名は一つしか無い。
だが、最悪の形とはいえ辻褄の合う考え方が一つある。
「あいつらは、_繁殖あるいは増殖をしているかもしれない」
あんな異形が何体にも増えている事など想像したくもないが一番考えられるのはこの説だ。
いつのまにか、彼の体は再び震えていた。
「松岡勝治…一体何者なんだ…」
プラシドはその名を口ずさむ。
アカツキの言う通り青鬼同様、この参加者も増殖の能力を持っているとすれば注意が必要かもしれない。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板