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ニコニコ動画バトルロワイアルγsm3

218反逆 ◆FbzPVNOXDo:2013/08/09(金) 04:26:44 ID:VtA5GVn60

――ニャさ――

サーn――





「――サーニャさん!?」

ふと我に返る。
心配そうに顔を覗き込み、呼びかけを続けるまどかの声。

「ご、ごめんなさい」

やはり外には出さないようにしていたが、エイラの死は相当響いてきている。
このままではいけないと思うが、色々吐き出すタイミングを見失ってしまった。
それに、まずは先に対処しなければならない事がある。

そうだ、こちらに向かってくる進行者の対処を――

「あっ? ガキ、女か」

しまったと言う暇も無い。件の進行者は既にこちらを見つけていたのだから。
やってしまった。エイラが死んだ事への影響がと言い訳も出来ない。

「下がってまどか!」

まどかの前に立ちまるでナイトの様に立ちはだかるほむら。
少し遅れてから戦闘の態勢を取るサーニャ。

「穏やかじゃねえな。たくっお前らなんかとやり合う気はねえよ」

カズマはシェルブリットの手を腰に当てつつ生身の左手で頭を掻く。
そして気だるそうに三人を見た。

「ふーん、でも信用できないなぁ。お兄さんが私たちに危害を加えないって証拠が欲しいんだけど」

まどかの要求はもっともだ。
カズマも見ず知らずの奴が、いきなり何もしないと言って来たところでそうホイホイ信じない。
そう考え、背負っていたディバックをまどか達の方へ投げ捨てる。次に右腕のアルターを解き生身へと戻した。

「っで? これでいいのかよ」
「まあ、一応は信じてみよっかな」

一先ずの邂逅は穏やかに済んだと見るべきか。
ほむらとサーニャも警戒は解き友好的な態度にはなってきた。

(とっとと学校に行きたいところだが、そういやケイネスの奴に他の連中に会ったら、あの青色の奴の事を話とけって言われてたんだったな)

カズマは学校に行くまでは、多少は時間があるだろうとも思い、適当に話でもしてみる事にした。


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