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リョナゲ製作所バトルロワイアル本編投下スレ(避難所)その1

4 『トカゲと神子と無職 その3』 289 :2011/02/20(日) 16:19:00

「……あうぅぅ〜……」

……そう、つまり今のリタの職業は「無職」なのだ。

「Warlock!」における無職は、他の職業とは比べ物にならないほど
基本スペックが低い。

他の職業で習得したスキルが使えるとはいえ、今のリタの戦闘力は
せいぜい「ちょっと強くて多芸な一般人」程度のものなのだ。

その程度の力で、この殺し合いを生き抜くことなどできるわけがない。


……と、リタがいきなり、がばっと起き上がった。


「やっちまったー!!あのおっちゃん、今度会ったら覚えてろよー!!」

天に向かって吼えるリタ。

ちなみに、おっちゃんは悪くない。
むしろ、被害者である。

「……んじゃ、気を取り直して支給品でも確認しよっか。
 何事も気持ちの切り替えが大切ってお父さんも言ってたしねぇ」

叫んだことですっきりしたのか、一転して笑顔になったリタは
デイパックの中身を確認し始めた。


まず出てきたのは、数珠。
退魔の力があるらしく、巫(かんなぎ)の職業なら使えたかもしれないが、
リタは無職なので、不要である。

次に出てきたのは、罠を作り出すという石。
それなりに使い方が難しいらしく、野伏の職業なら使えたかもしれないが、
リタは(ry

三番目に出てきたのは、十枚の手裏剣。
オーソドックスな十字手裏剣で、NINJAの職業なら(ry


「嫌がらせかーーーーーーーー!!」

リタはビターンッ!!とデイパックを地面に叩きつける。
その拍子に、デイパックから最後の支給品が飛び出した。

「……ん?」

リタはそれに気づき、最後の支給品を摘み上げる。

「!……これって……!?」


リタの最後の支給品……それは……。




スクール水着だった。




「…………」


リタ・フォード。20歳。
まだまだ若い彼女だが、その水着を着るにはいささか遅い年齢だった。

清々しいほどに、人を馬鹿にした支給品ばかりであった。


とうとう、リタも本気でキレるかと思いきや……。


「……持って帰って、誰かに着せよう!!」

どっこい、リタはスクール水着を手に満面の笑顔を浮かべたのだ。

さすが無職をKIWAMEし者。
上級職でなくとも、リタは駄目人間の中の駄目人間であった。

誰に着せようかなー?とウキウキしながら考えるリタだったが、
そこでようやく自分以外の仲間がここに来ている可能性に思い当たった。

デイパックから名簿を取り出して確認すると、ティム、ブロンディ、ドロの
三人もここに連れて来られていることが分かった。

「良かったー!私一人じゃないなら何とかなるかも!」

ほっとしたリタは、まずは三人と合流しよう、と元気良く歩き始めたのだった。


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