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臨時作品
224
:
擦れる羽根
◆j893VYBPfU
:2011/01/27(木) 00:01:18 ID:???
フレイズさんがやさぐれて黒く染まったら、こうなるんでしょうかね〜?
そんな馬鹿馬鹿しい人を喰った事を考えて、込み上げる焦燥と緊張を紛らわせる。
フレイズのような存在はあまりにも珍しく、また彼とはほとんど接点がなかった為、
参加者に上空から俯瞰出来る存在を想像できなかった。
仕方ないとは言え、私の見落としであるのは違いない。
状況は、先程より更に危機的ではある。
今回は、如何なる抵抗も逃避すらも出来るものではないのだから。
だからこそ、彼もこうして会話に上空を選んだのだろう。
だが、一方で幸いな事に、彼には悪意は一切感じられない。
このゲームに乗っている様子は、特には感じられない。
会話から察するに、それ程交戦を好む人種という訳ではないのだろう。
――今の所は、だが。
だが、そのどこか鋭く冷たく光る瞳は、いざとなれば躊躇いなく人を殺せる人種であるとも、
流石に察してはいた。その最悪の展開だけは回避する必要がある。
――一体、どうすべきか?
最も簡単な事を言えば、「私を殺すには惜しい」と思わせなければならない。
かつてオルドレイクにもした時のように。
具体的方法としては、相手の欲望を満たし続けてやったり、利用価値があると思わせたり。
前者は駄目だ。相手に一切乗り気がない。何より、私ももう二度とあんな事はしたくない。
それ以前に、彼にはどこかしら人間という種族を侮蔑している気配がある。
それは妙な訛りで「ニンゲン」と皮肉っぽく呼ぶ事からも明らかだ。
変に媚を売るのは、却って自殺行為にもなりかねないだろう。
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