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作品修正スレ
22
:
◆imaTwclStk
:2010/12/30(木) 16:42:27 ID:???
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
……ほんの少し前。
レンツェンハイマーが漆黒の騎士に見つかるまでの間。
(もぅ、レンツェン何やってんの?
そっちに誰かいるならこっちから周ってけば良いのに)
そう思いながらチキは民家を周り込んでレンツェンハイマー達の
裏側から通りへと一人で出て行っていた。
丁度、その時に漆黒の騎士がレンツェンハイマーの元へと向かった為、
彼の騎士に見つかる事もせずに。
実に都合が良かった。
『おいで』
「だれ? だれが呼んでるの?」
『こっちだ』
チキは自分に呼びかける声に怯えつつもそれに逆らう事が出来ない。
ふらふらと誘われるままに声の元へと歩いていく。
『拾え』
人だった物が散らばる中で異様な光を放つオーブ。
「……いや」
『拾え!!』
(……助けて、レンツェン)
声は出せず、抵抗もままならずに震える手で闇のオーブを拾い上げる。
『フハハハハハ!! いいぞ、神竜王の娘よ!
我はガーネフ、このオーブに宿りし怨念なり!』
光のオーブも、ましてや封印の盾すら無い中で、
チキはその声の主に逆らう事は出来なかった。
暗黒司祭ガーネフ。
メディウスの側近にして、人間の破滅を望む者。
死して、尚、幾たびの復活を繰り返すその魔力は
再びチキを自分の支配化に置く為に蠢く。
『神竜王の娘よ、これよりはお前が地竜王メディウスの代わりとなるのだ』
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