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作品修正スレ
20
:
◆imaTwclStk
:2010/12/30(木) 16:41:13 ID:???
「全然良くないわぁぁぁッ!!」
「何が良くないのかは分からぬが、
命が惜しいのなら出て来て貰おうか?」
やっぱりこちらに気づいていた騎士が傍まで来ていた。
何か馬鹿でかい斧とか持ってるんですけど?
それ薪割りとかに使うもんじゃないですよね?
薪どころか大木切り倒せそうなんですけど?
「ちょ、ちょっと待て!! 話し合おう話せば分かるッ!」
いきなり攻撃とかされたんなら堪らないので、
騎士の忠告通りに姿を見せる事にする。
あくまでこっちは戦う姿勢は無いという事を示すために手ぶらで。
「……又、話し合いか」
どこかうんざりとした様子で騎士は構えていた斧を地面に付ける。
それだけで豪い響くんですけど、どんだけ重いんですかそれ?
「そうだ、ここは紳士的にいこうjy」
「貴公に戦う意思が無いのであれば早々に此処から立ち去られよ。
此処は闘争の場。 貴公のような者に居座られるのは無粋でしかない」
聞けよ、話。
一方通行ですか?
こっちがソフトな感じで投げたボールをホームランですかあなたは?
だ、だが、この申し出はありがたく受け取っておくとするか。
「わ、分かった。俺達はさっさと此処から離れる。
オイ、行くぞチキ! ……チキ?」
いない!
あの馬鹿ガキ、いつの間に!?
「チキ? それはあそこにいる娘の事か?」
騎士が視線を向けた先でチキが何やら屈み込んで何かを拾い上げていた。
何やってんだ、あいつは?
俺には興味が無さそうな騎士はすんなりと道を開けてくれた。
これはこれでかなり屈辱的だが命の方が断然惜しいので、
その斧で「レンツェンハイマーの開き、一丁上がり!」とかされたくないので
そこは好意(?)に甘えておく。
騎士の脇を通り抜け、チキの傍まで駆け寄る。
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