SexyZone小説 - 1504939865 - したらば掲示板

1：あおそう*：2017/09/09(土) 15:51:05: あおそうっていいます！
初めまして！
小説、他の掲示板でも色々
書いてました！
次はここで書きたいと思います！
よろしくお願いします🌼
2：あおそう*：2017/09/09(土) 16:08:25: ＳｅｘｙＺｏｎｅ
長編小説
読んでやってくれたら感激です。
それではどうぞ。

Ｓｈｏｒｉ

「今夜も…星がきれいですね…」
星空の下で君を想いながら１人ぼっちで
そう呟いた…

「あ、健人くーん！」健「勝利！」
今日は恋人の健人くんと久しぶりのデート。
「久しぶりだね！」
健「うん、久しぶりの勝利～会いたかったよ～♡」
「健人くん！ここ外！💦
それに、健人くん、他の人に
見られちゃだめだからね！」
…俺の彼氏の健人くんは、
モデルをやってる。
だから色々と目立っちゃだめなんだ。
それじゃなくても…男同士がそういう
関係だったら気持ち悪がられるだろうけど…

健「じゃあ行こっか、」
「あ、うん！」
でも今日はそんなこと気にしない
方がいいよね。
俺と健人くんは遠距離恋愛だから
なかなか会えないし。
今日は楽しもう。

続く
3：あおそう*：2017/09/09(土) 21:08:29: Shori

俺と健人くんはショッピングモールに
来たんだけど…
「けっこう人多いね…大丈夫かな、」
健「大丈夫、大丈夫！早く行こっ！」
「わ、」
ぐい、って手を引っ張られて
人混みの中に。
健「どっから見よっかー。
お、ペットショップ！」
「そういや健人くん、わんちゃん
飼ってるんだっけ」
健「うん！だからやきもち
妬かせるようなことはできないんだけどね(笑)
今日は勝利と２人だから特別。」
そっか…健人くんの愛犬は
健人くんといつも一緒にいられるのか…
「いいなぁ…」
健「え？」
「あ、や、なんでも！次行こ！」
健「…」

それから、２人でお昼ご飯を食べたり、
ゲームセンターに行ったりで、
楽しいデートができた。
でももう夕方だから帰らなきゃな…

健「じゃあ…今日はありがとう。」
「ううん、こちらこそ！ありがとう！」
健「またね、」
「…うん…」
俺と健人くんは違う方向へと歩いた…

続く
4：あおそう*：2017/09/09(土) 21:23:30: Kento

勝利、寂しそうだったな…
俺だってできることなら勝利の
そばにいたい。
でも、勝利は田舎に住んでるし…
俺は都会に住んでる…
それに、一緒の所にいても
仕事があって完全にそばにいる
っていうのは難しい。
最近はモデルの仕事だけじゃなくて、
ドラマとかにも出させてもらってるし…
次は映画にも出る…
勝利にあんな顔させて…
これからもっと勝利のあんな顔が
増えるのかな…
…だったら嫌だな…

風「中島？」
「( ﾟ◦ﾟ)ﾊｯ…あ、…風磨…」
風「らしくないじゃん、そんな顔して」
「…」
風磨は新人のモデル。
雑誌にこの前初めて載ったばかりなのに、
いきなり大人気。
ひとつしか俺とかわらなくて、
仲良くしてる。
「ていうか先輩だろー」
風「えー中島、先輩って感じ
しねーもん」「こら(笑)」
軽く風磨の頭を叩く。

なんでだろうな、風磨と
喋ってたら元気が出るのは…

続く
5：あおそう*：2017/09/10(日) 16:23:02: Shori

あれから一週間が経った。
何ヵ月も会えないのはいつもの
ことだから慣れてる。
でも…寂しいよ…
慣れてるフリしてるだけ…
そんな俺は、寂しさを埋めるために
夜になったら外に出て夜空一面の
星を見る。
ここは田舎だから夜になると人なんて
いないから、外に１人になる。
「健人くん…」
ひとりぼっちの夜空に、
そう呟いた。

続く
6：あおそう*：2017/09/10(日) 17:20:11: Kento

マネージャー「健人、明日は休みだから。
明後日朝迎えに行くよ」
「はい、」マネージャー「お疲れー」
マネージャーに家まで送ってもらった。
勝利と出かけたあの日から、
二ヵ月経った。
明日は休みだし、勝利に
連絡してデートしよう…
スマホを手に取ったら、
電話の着信音が鳴った。
「はい？」
〈「あ、中島？」〉
「風磨？どうしたの？」
〈「いや…明日さ、中島休みだろ？
一緒にどっか行かね？」〉
「あ、えっと…明日は…」
〈「何かあんの？」〉
「ちょっとね…もし行けたらまた連絡する、」
それから電話を切って、
勝利に電話をかけた。

続く
7：あおそう*：2017/09/10(日) 19:14:04: Shori

今夜も星を見ていたら、
ポケットに入れてたケータイが鳴った。
「え…健人くん…！？」
健人くんからだった。
「も、もしもし、」
健「あ、勝利？」
「どうしたの…？」
健「えっとね、明日休みだから…
デートしない？」「えっ、ほんと！？？」
健「うん！会いたいし。」
健人くん…
「俺も会いたい！明日のデートの
場所どうする？」
健「…明日は俺の家来ない？」
「うん…！行く！」
健「じゃあ駅前で待ってるね。」
「うん！」
嬉しい…
離れていても、会えるんなら
寂しさなんてなくなるよー…。

続く
8：あおそう*：2017/09/10(日) 23:11:49: Kento

勝利との電話が終わってから、
俺はコンビニに行った。
その帰りに…
『あれ？健人くん？』
「うわ、久しぶり！」
久しぶりに昔の友達に会った。
女の子の。
「何かお腹大きくない？」
『ああ、実は私子供ができて…
もう結婚してるの、』
「まじか！おめでとう！」
『健人くんは超売れっ子だよねー
応援してるよ！じゃあまたね、』
「おう、」
それから家に帰った。
明日、楽しみだな、

続く
9：あおそう*：2017/09/18(月) 12:08:15: Ｓｈｏｒｉ

電車に乗って、駅に着くと
人がいっぱいいた。
健人くん、どこかな…
健「勝利！」
「健人くん！」
健「ずっと待ってた。」
「そうなんだ、ありがとう！」
健「とりあえず駅から離れよっか。
人多すぎてやばいし…」
「そうだね、迷子になっちゃいそう…💦」
健人くんと手を繋いで、歩いた。
「駅から離れても人多いね…」
健「うん。この辺はどこ行っても
人がいるから…」
でも、繋いだ手を離さないように
ぎゅっと握った。
ビルがいっぱい…
歩きながら周りをきょろきょろ
見ていたら、ビルについてる大きい画面が
あった。わぁ…なにあれ…
ビルにテレビがついてる！
俺、田舎者だからあんなの初めて見た！！
『ニュースです。なんと、』
はぐれたらいけないから前を向いて歩いた。
『大人気モデルの中島健人さんに熱愛報道が…』
え…？
健人くん…！？
もう一度後ろを振り返ると、
画面には…
健人くんと女の人が笑いあってる
写真が写されてた。
『一緒にいる女の人は誰なんでしょうか？』
うそ…

健「勝利…？」
手を離したら、すぐに人の波に
のまれたから健人くんの姿は
一瞬で見えなくなった。

続く