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うにゅほとの生活2
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2018年7月11日(水)
「んー……」
両肩を、大きく回す。
数回転ほどさせたのち、右手で左肩を揉む。
硬い。
「凝ってるなあ……」
「かたこり?」
「そうみたい」
「こりこり?」
「こりこり」
うにゅほが俺の肩に手を伸ばす。
もみ、もみ。
「こりこりだ」
もみ、もみ。
「きもちい?」
「もっと強くてもいい」
「!」
ふんすと鼻息荒く、うにゅほが両手に力を込める。
「これ、くら、いー……?」
「おー」
うにゅほの小さな指先が、ぐいぐいと肩に押し付けられる。
「××、力強くなったな」
「うへー」
「あ、弱くなった」
「!」
ぐい、ぐい。
ぐい、ぐい。
「──…………」
もみ、もみ。
もみ、もみ。
「弱くなった」
「!」
ぐい、ぐい。
「──……ふー」
もみ、もみ。
「ふう、ふう……」
ふに、ふに。
「……も、だめ」
握力は強くなっても、持久力はてんでダメらしい。
「ありがとな。すこし楽になったかも」
「そか」
お世辞ではない。
本当に、楽になったのだ。
「手、痛くなった?」
「ちょっと」
「では、マッサージしてあげましょう」
「おねがいします」
うにゅほの手を取り、親指と人差し指のあいだにあるツボを優しく刺激する。
「ほー……」
「気持ちいい?」
「きもちい」
「疲れが取れたら、また、肩もみをお願いします」
「はーい」
こうして、延々とマッサージをし合うふたりなのだった。
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