ふぅと息をついて鈴乃はザックから顔を覗かせていたFN MINIMI M249軽機関銃を取り出す。ざっくりと銃弾をばらまくタイプの銃だと彼女が認識するそれは、かつて暁美ほむらが米軍から盗み出したものだ。そして彼女の認識通り、開けた場所で棒立ちの相手なら一連射で十を越す人間を殺傷できる。こんなものまで用意されている以上迂闊に道を動くことも難しかった。
どうしたものか、と考えながらミニミM249軽機関銃を鈴乃は改める。こういった『飛び道具』は……と思いつつも問題なく各所を検められるのは彼女の非凡な実力の現れ。その甲斐あってか、彼女は上部にあるその部品に気づいた。スコープだ。倍率は大したことはないようだが望遠鏡の代わりにはなる。取り外し方はわからないのでそのまま手に持ち、さて周囲を見渡してみようと構えて――
Rhapsody in Blue
4人を相手にしても捌く姿は流石は刈り取る者、シリーズの裏ボスだと感じさせられました。
そして後半はトールとエルマのタッグ燃えました!
しかし、トール……前編の最後で不穏な空気を醸し出しましたがここでとは……!
放送後の小林さんの姿を思うとせつないですね……
エルマはトールの意思を引き継ぎ、腹ペコきゃらという一種のギャグ描写がなくなりましたが、応援したいです!
カルマがさやかに提示した譲歩的要請法は後に官僚となる正にカルマらしいやり方だなと思いました。
だけど、カルマにとって苦い別れになってしまい、意識を取り戻した後の彼を思うと、せつないですね……
Made in Fiction
不審に思われる状況からの切り替えしは流石はマリアさん!
そして、自分の過去から殺しに乗っていても見捨てずに助けようとする。それでいて悪党でも姫神と自分は違う!と真奥のカッコよさが凄く感じられました。
「そうだな……よし!ㅤとりあえず見滝原中学校ってとこに向かうとするか!」