ルールはない。戦え！
"
ルールはない。戦え！
そんな声を、聞いた気がした。
微睡む鹿目まどかの意識を覚醒させたのは、全身を撫でる空気抵抗の感触であった。
「きゃあああああああああああッ！！！！」
目を覚ました彼は驚愕した。というか叫んだ。思いっきり絶叫した。
何故なら彼女は落下しているから。
眼前に急速に近づく孤島。風に揉まれつつ少女は引力に従って落ち続ける。
（そんな……こんなのってないよ……）
現時点では普通の女子中学生でしかない彼女にこの意味不明なシチュエーションに対応できる筈がない。しかし無情にも重力は待ってくれない。このままでは地面に追突して、死ぬ。
嫌だ！死にたくない！そうした恐怖から逃れるべく何かにすがるように目を閉じる。
脳裏に走馬灯のごとく浮かぶ家族や友人の姿。
「嫌、嫌、嫌ァァァァァァァっ！！！！」
その祈りが神に届いたのか。
地面すれすれに差し迫る直前、 まどかのパラシュートが開いた。
空気抵抗により落下スピードは急激に緩和され、そのまま不時着。
全身に感じる地面の感触に、まどかは生を実感していた。涙が溢れる。
「此処は……どこ？」
落下死の恐怖から抜け出せたものの、見知らぬ土地に放り出された事に代わりはない。
恐怖と困惑半々の感情が渦巻く瞳で周囲を見渡すも、人影はなし。
ふと空を見ると、数えきれないほど続々とパラシュートが舞っていた。どうやら巻き込まれたのは自分だけでは無いらしい。
「これって誘拐？ うぅ、何が何だかわからないよぉ」
その声に答えるように、まどかの制服のポケットから通知音が鳴った。
手に取るのは見覚えのないスマートフォン。画面に表示された文章をみてまどかの困惑は更に増長する。
『おめでとうございます！貴方はこの度の荒野行動のプレイヤーに選ばれました！』
「荒野……行動？」
続けてスマホにこのゲームの残酷無慈悲なルールが提示される。
そのあまりの内容にまどかの表情が強張る。
「そんな……まさか、殺し合いって本当に……？」
しかし、無情にもそれが真実であることを主張してくるのがこの首輪だ。
冷たい金属の感触が嫌でも命を握られていることをまどかに主張してくる。
スマホの情報によると、レッドゾーンというエリアにとどまるとこの首輪が爆発するらしい。しかも、そのレッドゾーンは最後には島全域を覆ってしまうという。
こんなものが爆発したら一溜まりもない。
あまりにも現実離れした状況を呑み込めきれず、おろおろするまどか。
このスマホは正直に彼女の現状を教えてくれていたが、内容の混沌無形さのせいでまるで現実味がない。
しかしその無知も強制的に破られる事になる。
BANG！BANG！BANG！
平和な日本に生きたまどかでも、それでもその音は聴いたことがある代物だった。
映画やテレビで一度は聞いたことのある、引き金を引いたことの証。
もっともこれは無情にも現実で、実際に生で聞いた経験は無かったわけだが。
幸運にもその銃口はまどかに対してではなく、他の不運な誰かに向けられたものであるらしい。
奇しくもその銃声はまどかの硬直を破る切欠となった。
「う、嘘、今のって……銃声！ に、逃げなきゃ！」
強張っていた体が動く。生存本能に従って彼女は広野を駆け出す。
固く握りしめられたスマホの画面は暗転し、そして表示されるのはたった一言。
ー『GAME START』ー
【？？？/午後12時05分】
【鹿目まどか＠魔法少女まどか☆マギカ】
［状態］：健康、恐怖
［装備］：ー
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：家に帰りたい
１：銃声のした方角から離れる
２：荒野……行動？
【人物紹介】
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公。
友達想いで心優しい性格の、ごくごく平凡な中学2年生の少女。
参戦時期はアニメ第一話から。そのためまだ暁美ほむらとは出会っておらず、能力的には完全な一般人である。
激戦野原(旧マップ)＠荒野行動
参加者たちは最後の一人になるまでこの島で殺し合いを行います。
このゲームの制限は24時間です。
昼12時00分ピッタリに開始され、一時間経過する度に島を囲むレッドゾーン（毒ガスエリアに該当）が狭まっていき、24時間後には島全体を覆います。
レッドゾーンに参加者が接触すると数秒の警告音の後に首輪が爆発します。
またランダムで爆撃エリアが指定され、そのエリアに空爆が行われます。
２時間経過毎に会場に追加物資が投下されます
優勝者には何でも願いを叶える報酬が与えられます。
【企画概要について】
この企画ではコンペ形式を採用し、参加者の登場話を募集します。期限は後日発表します。
募集期間内に投下された作品は全通しになりますが、本格参戦するのは『一回以上リレーされたキャラクター』のみになります。
指定した期限以降に参加者の予約が可能となります。
以降、100名がリレーされた時点で締め切りとなり、リレーされなかった参加者は以後何らかの要因で死亡したものとしてカウントされます。
なのでその参加者の死体や支給品を回収する、といった展開も可能です。（ただし死体は一定時間たつと消滅します）
なお募集するキャラクターの仕切りはありません。版権ものが望ましいですが別にそういう類のものでなくても大丈夫です。（例：一次創作、二次創作キャラなど）
ただし、その場合はそのキャラクターを客観的に把握できる物にしてください。これまでssなどで陽の目を見せていない完全オリジナルキャラクターなどはNGです。
逆にそれ以外であれば他企画からの参加者なども通過します。
仮に実在する人物を扱う場合は自身の倫理観と相談した上で、それでも書きたい！と思えるのならば等企画を御利用ください。
ただし、あくまでこれらは二次創作であり実在する団体・人物とは一切関係ない旨を宣言してから投下をお願いします。
仮に炎上して訴えられても>>1は一切の責任を受け付けません。自己責任です。
参加者は直前まで所持していた武器・武装・所持品などは全て没収され、首輪をつけられた状態で会場にパラシュートで放り出されます。
この時点でデフォルトで所持しているのはスマートフォンのみです。
このスマホはアプリにより基本的なルールの確認や、会場のマップとレッドゾーン・爆撃エリアを確認できます。
（基本ルールに関しては公平になるように序盤に通知されます）
また参加者名簿も閲覧できますが、中盤（リレー上限到達）まで閲覧不可です。
このスマートフォンはどのような手段でも参加者の手では破壊できません。
降下後は、建物内や、救援物資などに落ちている武器や防具、車両や回復薬や手榴弾などを拾い、それらを利用しながら、最後の1人になるまで戦う事になります。
それらは基本的に素人でも扱えるようになっています。
物資は荒野行動に登場するアイテムなどが主ですが、ゲームの運用に支障がきたさない範囲でならば参加者たちの世界のアイテムでもOKです。
それらはどういったアイテムなのか簡潔に記された説明書が付属しているとします。
逆に参加者が素で扱える異能や肉体の強弱などは弱体化が施されている物とします。どの程度制限されているのかは執筆する書き手の匙加減にお任せします。
長々と書きましたが、この企画は用は『書き手枠で行われる荒野行動』です。以上
"
廃墟と化したビルの中。小柄な男は微笑みながら、スマホの画面に現れる情報を読み取る。
『ルールはない、戦え。最後のひとりまで殺し合え』。とてもシンプルな戦場だ。
そう。銃弾や砲弾が飛び交い、硝煙と血と泥土の臭いが混ざり、多数の死体が転がる、いつもの場所。
いや……いつもの戦場とは違う。かなり「秩序立った」戦場と言える。謳い文句とは違い、いくつかルールがあるからだ。
正午に開始され、制限時間は24時間。1時間ごとに島を囲むレッドゾーンが狭まり、24時間で島全体を覆う。
レッドゾーンに接触した参加者は、数秒の警告音の後に首輪が爆発する。
ランダムで爆撃エリアが指定され、そのエリアが空爆される。武器は拾って調達し、2時間ごとに追加物資が投下。
そして―――優勝者には『何でも願いを叶える報酬』が与えられる。
「こりゃあ……ゲームだな」
仮想現実なのか、物理的に現実なのか……自分のような傭兵をこうした場所に招くとは、わかってるのか、わかってないのか。
まあいい。やること自体はシンプルだ。得意分野にお招きされたからには、ゲームに乗るだけだ。
これといって願いはないが、死ぬわけにもいかない。最後の一人になれと言うなら、誰かと手を組むことは望めまい。
銃は先程拾った。さらに自分にとっては……周囲の環境全てが武器、兵器となり得る。
戦い、殺し、生き残る。いつもどおりの戦場だ。リラックスして行こう。
【？？？/午後12時03分】
【ガイア＠刃牙シリーズ】
［状態］：健康
［装備］：AK-47
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：生き残る。
１：身を潜め、環境を把握する。
２：標的は早めに殺す。場合によっては泳がせて他の敵の混乱を誘う。
【人物紹介】
漫画『刃牙』シリーズの登場人物。本名は野村（ノムラ）。TVアニメ版（2001年）でのCVは遊佐浩二。
経歴からして少なくとも30代半ば（刃牙幼年編）か40歳近いと思われるが、異様に小柄かつ少年のような童顔で、髪が全くない頭をバンダナで覆う。
身体は筋肉質ではあるが、不自然に鍛え上げることを嫌うため、戦場での必要最低限の細マッチョ程度。傷跡もない。
本部流実践柔術、軍隊式戦闘術、環境利用闘法などを習得した超軍人。危険に対する卓越した感知能力を有し、アドレナリン操作で超人的身体能力を発揮する。
多重人格者（解離性同一性障害）であったが、現在はやや統合されたか、主人格の「ノムラ」に「ガイア」の記憶と技術が溶け込んでいるようである。
おそらく幾らか弱体化してはいる。参戦時期は、第二部『バキ』でシコルスキーに勝利した後。ピクルや武蔵とはまだ会っていない。
こんな感じでしょうか。
刃牙でも古参のガイアは果たしてこの荒野行動をソロで生き残れるのか……？
傭兵という点から冷静にこの状況に対応できている姿勢に期待できるものがあります
【現在位置/時間】
【名前＠出典作品】
［状態］：
［装備］：
［道具］：
［思考・行動］
基本方針：
１：
２：
【人物紹介】
簡潔なプロフィール
ありがとうございます
地上に無事不時着するとともに、彼－アルベルト・ハインリッヒはパラシュートを片付けつつ、頭を掻きながら呟いた。
いきなり何者かに拉致されて、どことも知れぬ場所に放り込まれた上に『殺し合え』などと言われる。
拉致に関して言えば、もうすでに経験しているので目をつむるとしても･･･殺し合えというのは頂けなかった。
いくら彼が体の大半に武器を内蔵された戦闘用サイボーグ（のプロトタイプ）とは言っても、それを生身の一般人に向けたり、まして殺傷目的で使用するなど、御免であった。
しかし、ふとある仮説が彼の脳を掠めた。
それはこの殺し合いは、『奴ら』の･･･彼をサイボーグに改造した組織『黒い幽霊（ブラックゴースト）』の仕組んだ罠、もしくは実験ではないかという考えだ。
そもそも、サイボーグである彼を誰にも･･･彼自身にすらも気づかれる事無く連れ去り、どことも知れぬ場所で殺し合いに参加させるなど、ブラック・ゴーストでなければ不可能だろう。
その上、彼の他にも数十人以上の人間を拉致した上に殺し合いさせる点からも、ブラックゴーストのような大規模な組織が関わっていると考えて間違いないだろう。
そして、彼に支給されたデバイス（スマートフォン）の存在もその仮説に信憑性を与えていた。
彼の知る限り、ここまで小型で多機能な携帯式のコンピュータなどブラックゴーストを除けば他のどんな国や企業でもいまだに開発することもできないはずなのだから。
もし、これがブラックゴーストの仕組んだものであるならば、自分以外のこの殺し合いの参加者は全員ブラックゴースト所属のサイボーグかロボットの可能性が高い。
もしくは、彼や彼の仲間であるゼロゼロナンバーサイボーグと同じく、自分の意思とは無関係に拉致され、サイボーグにされた者達であり、これはその性能試験という可能性も考えることが出来る。
とはいえ、今の段階では証拠も確証も一つも無い、ただの仮説でしかないのだが。
「･･･」
アルベルトはふと、数メートル離れた地面に向けて、金属で被われた自身の右手を向けた。
同時に彼の右手の指先から無数の弾丸が発射され、数秒の間、周囲に銃声を響かせた。
発砲が終わると地面には浅い穴ボコが幾つか出来上がっていた。
「よし･･･」
内蔵武器に異常が無い事を確認すると、彼は立ち上がり、その場を後にする。
その目に静かな怒りの炎を燃やしながら。
【？？？/午後12時5分】
【アルベルト・ハインリッヒ（004）＠サイボーグ009（2001年版）】
［状態］：健康、怒り
［装備］：内蔵武器
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：殺し合いからの脱出
１：これはブラックゴーストの仕業か？
２：主催者への怒り
※ブラックゴーストが黒幕ではと考えています。
※支給品のスマートフォンをブラックゴーストの開発した物では？と思っています。
※内蔵武器に関しては後の書き手さんにお任せします。
【人物紹介】
石ノ森章太郎の傑作中の傑作『サイボーグ009』の主役である9人のゼロゼロナンバーサイボーグの一人、004。
ドイツ出身。
右手にマシンガン、左手に電磁ナイフ、大腿部にマイクロミサイル、体内に広島型原爆･･･と、全身に武器を内蔵しているチームの主砲。別名・死神。
サイボーグ戦士達の中で最も生身の部分が少ない為、ニヒルでクールな言動が多い。
サイボーグ009は原作が未完の大作で何度もアニメ化されているが、今回の004は2001年版アニメの彼である。
タイトルは『機々械々 殺し合い編』でお願いします。
地響きを発生させているのは、一体の巨人。
漆黒のコートに包まれた均整の取れた5mの巨軀。色素の無い白い肌と、全く動かない表情筋。
一見すれば、命が宿った巨大彫刻にすら見えるが、その実態は生物兵器、
荒野に在る全ての生命を殺戮するようプログラムされた恐るべき生体兵器。
その名はタイラント。暴君の名を冠するB.O.W。
暴君はひた走る。プログラムに従い、目についた生命すべてを屠る為に。
暴君には迷いも疑いも無い。兵器である暴君はそんなものを持たない。
只、己の存在する意義に従い殺し、殺すだけ。
【不明/午後12時06分】
【タイラント/バイオハザード ダムネーション】
［状態］：健康
［装備］：無し
［道具］：スマホ
［思考・行動］
基本方針：皆殺し
人物紹介：
バイオハザードのフルCG映画に登場したシリーズお馴染みのクリーチャー。
今回はいつもの倍以上あるサイズで、命令を理解して遂行する知能を持ち、アサルトライフルやリッカーの攻撃では怯みもしない耐久力を持つ。更に耐爆・耐弾コートを装着。
腕力も凄まじく、中型車両程度なら腕の一振りで宙に舞わす腕力を有している。
そしてこの巨体で走る。
タンクローリーが至近で爆発したらコート脱いでスーパー化し、戦車と相撲を取れる様になる。
レオンのブッパしたロケラン掴んで投げかえすというバイオ界の常識を破壊する荒技を敢行してのけた。
トリは此方のが正しいです
「クソッ……許せねえ！」
髪の毛を逆立てた青年は、今、義憤に燃えている。彼は強い正義感の持ち主なのだ。
突然拉致されてパラシュートで戦場に投下され、最後のひとりになるまで殺し合えと言われれば―――
通常の感性の持ち主なら、恐怖し、怒り、殺人を躊躇って当然だ。
「こんなくだらねえことをするのは……あいつらに決まってる！」
彼は、格闘家だ。格闘技は殺し合うための技術ではない。そう信じてきた。
だが……手元には、銃がある。彼の国には徴兵制があり、敵と戦うための訓練を国民に施している。
敵……それは、同胞民族ではない。我々を差別し、搾取し、分断し、虐げてきた、憎き帝国主義者たち。
彼らなら、殺せる。否、殺すべきだ。正義のために！ 銃を執れ！ そう声が聞こえ、アドレナリンが漲る！
「うおおー、チョッパリ（日本人野郎）め！ ぶっ殺してやる！」
【？？？/午後12時04分】
【朴星日＠テコンダー朴】
［状態］：健康、激怒
［装備］：K2（アサルトライフル、韓国軍の主力小銃）
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：最後まで生き残り、優勝する。
１：チョッパリを殺す。ヤンキー（アメリカ人）も殺す。チャンケ（中国人）も殺す。
【人物紹介】
人権派格闘漫画『テコンダー朴』の主人公。韓国出身。テコンドー使いで、自身を「大韓民国最強の男」と称する。
基本的には強い正義感を持ちあわせた好青年なのだが、韓国礼賛・反日反米的な歴史認識にどっぷり浸かっており、韓国起源説を多用する。
母国を「世界文明宗主国」、自民族を「世界最高民族」と讃え、日本やアメリカ、中国を極悪非道の差別国家、文化盗用国として侮蔑する。
タイなどアジアの後進国に対しては弟のように思っており、日本やアメリカに虐待されてきた沖縄人には憐憫の念を抱く。
別の意味で暴れてくれそうなのがテコンダー朴！しかし荒野行動はチョッパリではなくチャンケの作ったゲーム何だよなぁ……
投下します
タイトルは忘れましたが新しい方の映画は私も鑑賞しました。
投下します
日本の裏社会で幾つもの伝説を畏怖をもってして語られる男がいる。
曰く、ヤクザものを殺害して生皮を剥いで森に棄てた。
曰く、強姦や強盗の常習犯であり、何度も刑務所を出入りしている。
曰く、服役中は全国のヤクザものから勧誘や貢物が差し入れられる、など。
その噂は大部分が事実であり、ゆえに参加者のひとりである『肉蝮』は、群を抜いた危険人物であった。
荒野行動、つまりは殺し合い。その趣旨を理解した肉蝮の握るスマホが軋む。
「金も払わずに俺に殺しを依頼するとか舐めてやがる」
肉蝮は苛立っていた。殺し、という点については特に思うところは無いが、無償でというのが気に入らない。
優勝すれば願いを叶える、と言っているが、肉蝮は前金から受けとる主義であった。
加えて彼の苛立ちを高めるのは首輪だ。
拉致されてそれに首輪まで填められて、これではまるで犬のようではないか。
こうすれば自分を思い通りに飼い慣らせると
もしそうなら……
「殺してえなぁ」
そう獰猛な笑みの端から、人とは思えない牙が覗いていた。
喧嘩を売ってくる奴は殺す。そうでない奴も生意気なら殺す。シンプルな方針だ。
途中でこの首輪を外せそうな奴がいたら試してみるのも良いかもしれない。
武器も調達した。どうやらここにはあちこちに銃やらがばらまかれているらしい。もっと探せばケチなヤクザものじゃ扱えないようなものもきっとあるだろう。
「何か宝探しみてぇだな！少しワクワクしてきたぞ！」
【？？？/12時10分】
【肉蝮＠肉蝮伝説】
［状態］：健康
［装備］：M1911
［道具］：スマホ
［思考・行動］
基本方針：危険対主催
１：生意気な奴はぶっ殺す
２：使えそうな奴は利用する
【人物紹介】
闇金ウシジマくん外伝『肉蝮伝説』の主人公。
歯の尖った凶相に、「片手小指一本逆立ち」を軽々とこなす強靭な肉体を持つ大男。
全身に刺青が掘られており背中に般若の面や、上半身正面に、通称の元になった蝮などが描かれている。
「100人斬りの強姦魔」や「女子高生をアナルレイプするのが趣味」等、凶暴な面が誇張される危険人物。さらに外伝出典なので本編より凶悪さや理不尽さが増している
「……はは」
乾いた笑いしか出て来ない。続いて、吐き気と寒気。なんだこれは。地獄か。地獄に堕ちたってか。因果応報ってか。
死んだ覚えはあるが、なぜか生きていると思ったら。デスゲームに放り込まれ、これから戦場で惨たらしく死ぬわけだ。
いや、いや、死んでたまるか。優勝すれば「なんでも願いが叶う」んだ。希望はある。
つまりこれは、煉獄というやつだ。努力すれば、勝利すれば、報われる。天国へ行ける。
天国。それはつまり、現世ってわけだ。現世へ生きて戻り、魔法で他の連中を従わせ、思い通りのバラ色の人生を！
……魔法。魔法少女。に、なるには、ソウルジェムが……。
「ない」
そうだ。自分はソウルジェムを砕いてしまった。魔法が使えない。洗脳することが出来ない。詰んだ。
――――いや、いや、諦めるな。武器を探せ。頭を使え。無力な少女として振る舞い、お人好しの他人を利用しろ。
生き残れ。殺せ。騙せ。天国へ至る道のため、他人の死体を敷石にしろ！
【？？？/午後12時05分】
【優木沙々＠魔法少女おりこ☆マギカ〜symmetry diamond〜】
［状態］：健康
［装備］：
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：何が何でも生き残る。
１：物陰に隠れつつ武器を探す。
２：誰かを利用して戦わせる。
【人物紹介】
漫画『魔法少女おりこ☆マギカ』シリーズに登場する魔法少女。
ここでは[新約]「sadness prayer」ではなく、別編「symmetry diamond」の時間軸における彼女である。
表面上は明るく丁寧な物腰だが、実際は極めて陰湿で利己的、腹黒。劣等感が強いドクズのクソカスで口が悪い小悪党。
戦闘力は非常に低いが、洗脳の魔法によって多くの魔女を支配下に置き、他の魔法少女を排除しようとした。
だが「ソウルジェムが穢れ切った魔法少女は魔女になる」ことを知って絶望し、自らソウルジェムを砕いて自害した。
『おめでとうございます！貴方はこの度の荒野行動のプレイヤーに選ばれました！』
続いて流れるルール。女の柳眉が逆立つ
「殺し屋に殺しをやれってのは良いとして、いきなり拉致った上に首輪嵌めるとか舐めてるわね」
忌々しげに視線を上に向げてみれば、複数のパラシュートが見える。
数えようとも思ったが数が多い上に、自分よりも先に降りた者も居るのでやめた。
「何でも願いを叶えるというのなら……」
取り敢えずこんな舐めた真似をしてくれた奴を殺そう。
女はそう決めると、さっさと優勝するべく他の参加者を探す為に廃ビルの中へと続くスチールドアを蹴り破った。
【不明/午後12時07分】【シベール・ロウ@CYNTHIA_THE_MISSION】［状態］：健康［装備］：無し［道具］：無し［思考・行動］基本方針：皆殺し1：利用できそうな奴は利用する【人物紹介】
CYNTHIA_THE_MISSIONの主人公シンシア・ロウの姉でありラスボス。
先祖代々の暗殺業を妹に押し付けて、自分は表向きは実業家兼モデル兼格闘家だが、裏の顔は「国際暗殺者」をやっている。
戦闘能力は非常に高く、10歳の時にはプロボクサーや高名な拳法家や果ては拳銃を持った相手に勝利している。
更に少林寺武術学校を壊滅させ、世界最高峰の格闘家と引き分ける。
成人した現在では超絶の強さを誇る。
性格は極めて自己中で他人の事を何とも思っていない。
手中には硬い感触。全く未知の手触りだ。
周囲数百m程の範囲に複数の物音。どうやら自分と同じ境遇の者が沢山いる。
理解できたのはこれだけで、他は皆目見当もつかない。
取り敢えず他に放り出された奴等から事情を聴くとして問題は………。
「私の得物は何処だ………？」
ティンベーとローチン、この二つを以って為す基本にして奥義こそ彼の流儀。
さりとて無ければ極意も使いようが無い。
何が起きているか不明な現状では、得物は必要不可欠でもある。
「得物を探さねばならんな。ローチンはともかく、ティンベーの代わりになるもの等そうは有るまいが」
【不明/午後12時07分】
【魚沼宇水@るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-】
［状態］：健康
［装備］：無し
［道具］：無し
［思考・行動］
基本方針：誰かに会って状況を聴く。
1：ティンベーとローチン若しくはその代りを捜す
※盲目の為に状況を把握できていません。
【人物紹介】
志々雄配下の十本刀の一人。
嘗て幕府側の剣客として志々雄と戦うも敗北。両目を切り裂かれる。
この事を契機に数キロ先のせせらぎの音すら聴き取る『異常聴覚』を獲得。当人はこの異常聴覚を『心眼』と称す。
この心眼に掛かれば人間など音の塊も同然で、筋肉の収縮音や骨の摩擦音で相手の動きを、心臓の鼓動で相手の心理状態を手に取るように把握することが出来る。
流石に相手の思考までは読むことが出来ないが。
シベールの方は【怒れる女】
魚沼宇水の方は【迷子】
でお願いします。
「おのれ糞ホストが……あれ、運営か？ いやとにかく許さないぞ！」
そう憤りを口にする男がいた。
緑のおかっぱにバナナのような冠、そして特徴的なおちょぼ口。
外見的特徴を簡潔に述べたのならそういった所だろうか。
彼の名はピクルス。聖職者ペトルスの弟にして、制裁を使命とする男だ。
彼はピクルス・レクイエムを発動させ、この世全ての糞ホストとともに世界を滅ぼした筈。
なのにこうして新たな糞ホストにより、この見知らぬ土地で首輪をつけられ、殺し合いを強いられている。
それだけでも憤慨するにたる十分な理由だが、彼を何よりも激怒させたのはこの場にまだ見ぬ善良ホストたちすらも巻き込んだ事だ。
折角フロムが無印リマスターを発売し、再び制裁に姓を出せるという喜びもこれでは台無しである。
「荒野行動とかPUPGのパクりゲーとクロスとかマジ頭谷村だろ！！ ……許さん！」
馴れた手つきでスマホを操作しながらも、制裁神の怒りは止まらない。
暫くしてこのゲームのルールを把握した彼の方針は至ってシンプルであった。
制裁である。
善良ホストたちを保護するかはともかく、現時点で制裁すべきは糞ホスト（主催とその手先であるマーダー）だ。
「駆逐してやる……糞ホストはひとりのこらず駆逐してやる！！」
【？？？/12時10分】
【ピクルス＠驚異の信仰99シリーズ】
［状態］：健康
［装備］：神の怒り（12/12）、緩やかな平和の歩み（6/6）
［道具］：スマホ、暗月のタリスマン＠ダークソウル
［思考・行動］
基本方針：糞ホスト（マーダーか主催者）を制裁する
１：善良ホストは保護する？
※糞ホストの定義は非常に曖昧なので、その場のテンションにより変動します
【人物紹介】
ペトルスの弟のピクルスにして制裁神。
このピクルスはシリーズ最新作の無印リマスター版からの参戦。
どういったキャラクターなのかは動画を見れば大体わかる……筈。
中の人補正である程度現代知識に精通している。
僕も負けてられません。
投下します。
ただひたすらに広い荒野の片隅に不時着し、彼はパラシュートを外しもせずに独り周囲を見渡していた。
もし、第三者が彼の姿を見たのならば、まず第1に「コスプレか？」と思うだろう。
何故なら彼は、革のトレンチコートにソフト帽を身につけ、顔･･･というか、頭部全体を白地のマスクでスッポリと覆い隠していたからだ。その上顔を隠したマスクの上では黒いインクが生き物のようにうごめいて、奇妙な模様を描いているときた。
その姿はどう見ても、コスプレ以外の何者でもなかったが、どういうことだろうか。彼のたたずまいは違和感が全くない、ごく自然にその衣装を着こなしていた。
「hum･･･」
彼はパラシュートを外すとその場に座り込み、すぐ近くに落ちていたA4ノートにメモを書き記し始めた。
[日誌 ロールシャッハ記
突如として何者かによって拉致され、『荒野行動』なる物に巻き込まれた。
支給された電子機器による説明によると、最後の一人になるまで殺し合い、最後に生き残った者はどんな願いも叶えるとのことだが･･･俺の答えは決まっている。やなこった。
とはいえ現状、脱出の手段も無く、首輪によって生殺与奪が握られている状態だ。
コスチューム以外の所持品は全て没収され、この日誌すら現地で調達したノートに書いている始末だ。
とはいえ、全く何の足掛かりも無いという訳ではない。
断片的情報を収集し、束ねる事が出来れば、この場からの脱出も決して不可能ではない。脱出不可能な場所など存在しないのだ。
しかし、現状与えられた情報から推察すると、恐ろしい仮説が浮かび上がってくる。
それはこの『荒野行動』なる殺人ゲームの主催者が『合衆国政府、または合衆国政府において高い地位にある人間』ではないかという仮説だ。
そう考える理由は2つある。
一つはこの殺人ゲームに参加させられている参加者の人数。
先ほどから投下されているパラシュートの数十人以上、下手をすると百人を超えるかも知れない。それだけの人数をかき集められる時点で、主催者側が大がかりの組織であることは間違いない。
では何故その組織が合衆国政府だと言えるのか？
二つ目の理由が俺の目の前にある支給品の電子機器だ。
どうやらコンピュータの端末らしいのだが、手のひらに乗る程の大きさでありながら、民間用どころか軍用のコンピュータ以上の機能と性能を有するコンピュータ端末等、聞いた事も無い。このような小型コンピュータ端末を開発出来る程の技術と予算を有する国家など、この世にただ一つ。超人Dr.マンハッタンを保有するアメリカ合衆国だけだ。
だが、使用されている言語の中には英語以外に日本語等が存在している。
日本政府との共同開発という事なのか？ますます分からない]
そこまで書いたところで、彼から約20メートル離れた地点に別の参加者が不時着した。
「hum･･･」
彼はノートをコートのポケットに押し込むと、その参加者に接触するために向かっていった。
[これを起こしたのが何者だろうと関係ない。
意志を無視して人間を連れ去り、殺人を強要するのは悪しき行いであり、悪には相応の罰を与えなければいけない。
例え世界が滅びようと、俺は絶対に妥協しない。絶対にだ]
【？？？/午後12時07分】
【ロールシャッハ＠ウォッチメン】
［状態］：健康
［装備］：
［道具］：スマートフォン、日誌代わりのA4ノートと筆記具
［思考・行動］
基本方針：脱出
１：アメリカ政府が絡んでいるのか？
※荒野行動の主催者は『アメリカ政府』、スマートフォンは『アメリカ政府の開発した物』ではないかと考えています。
【人物紹介】
アラン・ムーア原作のアメリカン・コミックス『ウォッチメン』に登場するヒーローの一人。
本名・ウォルター・ジョセフ・コバックス。
本編時点で45歳。
ヒーローの活動が法で禁じられたウォッチメン世界で只一人違法に活動を継続している悪を決して許さない孤高のヒーロー･･･と書けば聞こえは良いが、その実態はどちらかというと『悪人専門の通り魔』に近く、拷問、不意打ち、奇襲、時には殺人等、およそヒーローがしないような戦法を駆使して悪人退治を行っている。
デビュー当時はまだ理性的だったのだが、とある児童誘拐事件に関わった際、誘拐犯が誘拐した子供を殺しただけではなく、その肉を犬のエサにした事を知って人間と世界に絶望し、以後悪人への容赦が一切無くなった。
幼少期に売春婦だった母親に日常的に虐待されていた関係で女性と性的な物が大嫌い。しかし子供には優しくあろうとしてはいる。
マスクで隠した素顔ははっきり言ってブサイク。身長もシークレットブーツで誤魔化す程低い。
俺は、呆然と天を仰ぐ。ここに来るまでの記憶は混濁していて、どうも思い出せない。
いきなり拉致されて首輪をはめられ、パラシュートでどっかの島に投下され、武器を拾って最後のひとりになるまで殺し合え、と言われても。
何年か前に流行った『バトル・ロワイアル』って映画かよ。平和な日本の平凡な高校生で、優柔不断なこの俺に、殺し合いなんか出来るのか。
いや、これは多分、なんかのゲーム世界だ。現実じゃない。すごいリアリティだが、きっとこう、ヴァーチャルリアリティだ。
―――かなあ？ それとも、ただの悪夢か？ あとこれ、ただのケータイじゃなくて、スマートフォンってやつか？
当然だが、死にたくはない。けど、殺したくもない。今後の人生に人殺しの経験など刻みたくない。
ゾンビや化物と戦えっていうならともかく、もしも女性がいたら、なおさら殺せない。俺はフェミニストなんだ。
じゃあ、どうする。殺さずに逃げ回って生き残るか。それとも。
……時間は24時間。迷ってる時間はない、か。
【？？？/午後12時06分】
【伊藤誠＠School Days】
［状態］：健康
［装備］：
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：生き残りたいが、人殺しの覚悟も決まっていない。
１：とりあえず武器を探す。
【人物紹介】
アダルトゲーム『School Days』やその派生作品、及びアニメ版の主人公。CV：平井達矢/平川大輔。
榊野学園1年3組の高校生。真面目で大人しそうな見た目の黒髪の少年。母子家庭で育ち、自炊が多いため料理は上手。
肉体的には貧弱ながら、女性には非常にもて、性欲旺盛で性技が得意であり、大抵の女性はコマしてしまう。
しかし極度の優柔不断で流されやすく、無気力で面倒事を極端に嫌い、時には異常に身勝手な言動をする。
このためルートによっては凄惨な死を迎えたりする。この誠がどの世界線から来ているかは、書き手にお任せします。
銀髪で右目を隠し、白い肌、白い帽子に白い作業服。その青年は険しい目つきで周囲を見回す。
彼は戸惑っていた。確かに自分たちの世界は広いが、こんな場所があるとは。
何者の仕業か不明だが、彼は突然拉致され、パラシュートでこの島へ投下されてしまった。
命令は『最後のひとりになるまで殺しあえ』。ルールなどはこの通信機器で説明された。
ここは―――おそらく、戦闘訓練の場だ。たったひとりで送られるとは、なにか失態をしでかしてしまったのか。
あるいは、新しい抗体の実験か。いずれにせよ、自分の戦闘力や判断力を試されているのは確か。
武器を拾い、殺すべき異物を見分け、排除する。やるべきことはシンプルだ。
『最後のひとりになるまで』ということは―――どのような姿をしていても、レセプターに反応がなくとも、自分以外は全て敵。
慈悲はない。全てを殺し切らぬ限り、ここから出ることは叶うまい。ならば、ひたすらに殺すのみ。
人間の身体の中には約37兆2000億個もの細胞達が、今日も元気に働いている。
これは貴方の身体の中で起きている、細胞達の物語……では、ありません。
【？？？/午後12時03分】
【白血球U-1146番＠はたらく細胞】
［状態］：健康
［装備］：ナイフ
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：見敵必殺。生き残り、脱出する。
１：雑菌殺すべし。慈悲はない。
【人物紹介】
漫画/アニメ『はたらく細胞』における主人公のひとり。擬人化された白血球。正式名称は「白血球好中球課U-1146番」。CV：前野智昭。
免疫細胞のうち白血球の一種である好中球に属し、外敵の排除を担当する警察官兼戦闘員。無表情で無愛想だが、他人に優しく自分に厳しい好青年。
外敵に対してはレッドマンめいて無慈悲で容赦なく、叫びながら抗体であるナイフを振り回して殺戮を行い、返り血を浴びまくる。
体組織の隙間をすり抜けて移動し、ヤモリのように壁や天井を歩き、抗原が接近すると帽子のレセプターが反応するが、ここは体内ではないので幾らか制限がある。
話の都合上、抗原の捕食・撃破を行っても死なず、寿命も現実より長いが、病原体に直接破壊されると殉職してしまう。
リアルの方が少々立て込んでいて自分があまり投下できない現状に企画主として不甲斐なさを実感しておりますが、投下していただいている皆様に感謝を。
そしてこの企画の期限ですが、来月の9/1 00:00 とさせていただこうと思います。
加えて現状の進行状態から候補作が100以上を突破するのは難しいと判断し、本採用の規定を緩和させていただきます。"一回以上リレーされたら参加"ではなく、100未満の書き手枠として投下された時点でその参加者は本採用とさせて頂きます。
至らぬところもございますが、何卒御容赦を。
投下します。
白衣を纏った看護師の女性が、目を潤ませ、悩ましげに身をくねらせる。その顔は美しく、スタイルも抜群だ。
見るからに無害な一般人。かように無慈悲な戦場における、白衣の天使、看護兵だとでも言うのか。
彼女は丸腰だ。銃火器で殺し合う連中が見れば、格好の的。いや、その前に、乱暴しようとするかも知れない。
そのボディを蹂躙し、人間の尊厳を奪い去ろうとするかも知れないのだ。ああ、神も仏もないものか！
「こんな場所に放り込まれたからには、すべきことはただひとつ……」
そう言って、彼女は白衣の前をはだける。おお、その腹部には……悍ましい、毛むくじゃらの鬼の貌！
彼女は悪鬼。人間が生きながらに改造され、歪んだエゴによって悍ましい姿となり、
思うがままに振る舞って他者を犠牲とする、醜い鬼だ。人間を好んで捕食し、その骨髄液をエネルギー源とする。
人類抹殺のための生物兵器『戦術鬼』。その一体。
「恵魅（めぐみ）は！ 戦い傷つく不幸な人々に……献愛（ボランティア）してあげたいの！」
【？？？/午後12時07分】
【恵魅＠覚悟のススメ】
［状態］：ど健康
［装備］：
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：不幸な他人に献愛（ボランティア）する。
１：獲物を探す。
【人物紹介】
漫画『覚悟のススメ』に登場する戦術鬼。CV：宮村優子。ナース服を着た愛らしく肉感的な女性。
正体は胴体に巨大な鬼の顔がついた怪物。この顔を隠して普通の人間に擬態し、相手を油断させて近づく狡猾さを持つ。
特に女性に縁のなさそうな男性を狙い、「献愛（ボランティア）」と称して弄んだ後に捕食する。その消化液は人間をたちまち骨だけにしてしまう。
口からは平衡感覚を奪う桃色の「官能弛緩吐息（メロルリブレス）」を吐き、肉体は軟体性で打撃を吸収し、切断されてもすぐ接合する。
葉隠覚悟を籠絡しようとしたが色仕掛けは通じず、正体を現し巨大化して肉弾戦を挑む。軟体を生かして攻撃を無効化し、
「両巨乳重爆（ダブルゼットカップボンバー）」などの技を繰り出し善戦するも、再生が間に合わぬよう全身をミンチ状の肉片に削られ敗北、死亡した。
いつものように、彼女は呪文を唱えた。
しかし、何も起こらない･･･どころか、杖も現れなかった。
「やっぱり駄目かぁ･･･」
魔法が使えないことを確認し、彼女－星野輝子は目を細めて頬を掻いた。
『殺し合い』という場に置いて、『魔法が使える』というのは高いアドバンテージを誇ると同時に、一歩間違えばゲームそのものを根底から破壊することも出来てしまう。
それを見越して主催者は輝子から杖を取り上げたようだ。
その上、いつも体のどこかに引っ付いているお目付役のウルまで居ないときた。
今の輝子は『魔女っ娘』ではなく、ただの『娘』となっていたのだ。
「爾朗先輩･･･」
輝子の脳裏に、今や敵同士となってしまっている憧れの人の姿が浮かぶが･･･次の瞬間、輝子は自分の両頬を思いっきり叩いて、活を入れた。
「ダメ･･･こういう時こそしっかりしないと･･･私は『超人』なんだから」
誰に対してでもなく、ただ自分に向かって輝子は呟いた。
超人は人を守るものだ。
今この場には数え切れない程の人々が集められ、殺し合いを強要されている。
超人である自分は、その人達を助けなければいけない。
力を奪われようと、味方が居まいと関係ない。
人々を守る。それが超人の使命なのだから。
「･･･よしっ！」
自分に活を入れた輝子は、脇目を振らずに歩き出した。
一人でも多くの人を、ゲームに乗った者達から守る為に。
だが、輝子は知らなかった。
これが彼女一人の手には余る事態だということを。
【？？？/午後12時09分】
【星野輝子＠コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜】
［状態］：健康
［装備］：無し
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：参加者を守り、脱出する
１：ガンバルゾー！
２：爾朗先輩･･･ウル･･･
【人物紹介】
會川昇原作・脚本のオリジナルアニメ『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』のヒロインの一人。
特殊能力を持つ『超人』と呼ばれる存在が溢れかえる『神化40年代』の日本（昭和40年代の日本をモチーフにしている）において、超人を保護・管理するために厚生省が立ち上げた外郭団体・『超過人口審議研究所』、通称『超人課』のメンバーで、彼女自身も物理法則をマジカルに逸脱する魔法を行使する魔女っ子タイプの超人である。
が、今企画では魔法発動の媒体たる杖とサポートキャラ（一般的な魔法少女におけるマスコットキャラ的存在）であるウルが没収されている為に、現状では魔法を使うことが出来なくなっている。
異性に呼び捨てされただけで恥ずかしがったり、『いかがわしい』という言葉を聞いただけで顔を赤らめたり、根っこの部分では年相応の普通の少女だが、実は魔界の女王候補の一人で、その力が覚醒すると『魔女っ子』ではなく、本格的に『魔女』と化す。
少女は、頭をガリガリとひっかく。赤いショートヘア。紫のレザー・ブラに短パン姿の、露出度が高いホットな恰好だ。
肌の色は青白い。首輪、指ぬきレザーグローブ、脛にトゲのついたサイハイブーツ。どこかのライブハウスから抜け出てでも来たか。
「クソが……殺し合いはともかくよォ……ンだよ、この恰好はよォ！？ あの変態ロリコン野郎の仕業かァ！？
ざけンなよ！ ファック・オフ！ 犬のケツにでもブチ込んでろヤ！ そンで腐って落ちろ！」
彼女は顔を怒りに歪め、両胸に手をあてて口汚く叫ぶ。乱暴に木箱を蹴飛ばし、蹴飛ばし、蹴飛ばし、蹴飛ばし、落ちていた拳銃を拾う。
「ガンはあっけどよォ……俺のギターどこやりゃァがったよ……ル・マルタもいねーみてェだしよ……ムカつくぜ……」
彼女……いや、『彼』は、殺し合いに乗ることにした。というかもう、とにかく殺しまくらなければ気が済まない。八つ当たりだ。
「ま、いっかァ。ロックはカッコじゃなくって、ハートだろァ！ この『ザベル・ザロック』様は無敵だぜ！」
【？？？/午後12時04分】
【ザベ子（ブリスザベル）＠ヴァンパイアセイヴァー】
［状態］：健康、怒り
［装備］：グロック17（オーストリア製自動拳銃）
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：ぶっ殺す。
１：獲物を探す。
【人物紹介】
カプコンの対戦格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズの登場人物「ザベル・ザロック」が、デミトリ・マキシモフの技「ミッドナイトブリス」を受け女体化してしまった姿の通称。
ザベルはオーストラリア出身の男性で、ロック歌手として若者たちから絶大な人気を集めていたが、ある時自分のファン100人を殺害して自殺。
闇の帝王オゾムによりゾンビとして蘇生させられ、さらなる力を得るため殺戮を繰り返していた。また『セイヴァー』で追加された「ミッドナイトブリス」は、
デミトリが相手を一瞬女体化してから吸血するという恐るべき技であり、このザベルはなぜかその状態のままここへ送り込まれた。
剣持武志２１歳,強そうな名だ 事実強い,
小学校でチビッ子相撲 中学高校と柔道に打ち込み 上位入賞の常連。
さらには大学から始めた空手 ボクシング ウェイトトレーニング それぞれの道場 ジムに実力で並ぶ者はいない。
両の掌(て)の握力は無造作に林檎をクラッシュさせる 。
無論 喧嘩で敗けたことはない。ルール抜きなら────自分より強い男など見たこともない。
そんな末堂先輩にも容易くシメられそうな強者、剣持武志は困惑の真っ只中にいた。
────殺さぬよう…しかし無事にはすまさぬよう…。そんな遊び相手が今夜もいてくれッ。
そんな相手を求めて夜の街に繰り出した剣持武志は、気づけば全裸で荒野に放り出されていた。
「一体何がどうなってやがるッッ！大体なんで裸なんだよッッ！」
イヤ〜携帯の電池切れちゃってさァ…
でも君の声は聞きたいワケじゃん？
？
てな感じで電話ボックスで楽しく彼女とtalkしていたら、巨体(おお)きなロシア人と、更に巨体(おお)きな日系カナダ人に乱入されたショーちゃん並みに訳の分からない事態に巻き込まれた剣持武志が状況を理解できるときは来るのだろうか。
【不明/午後12時07分】【剣持武志@刃牙シリーズ】［状態］：健康・全裸(パンツくらいは履いてるかもしれない)［装備］：無し［道具］：スマホ［思考・行動］基本方針：状況の把握。服を探す。
【人物紹介】
刃牙シリーズのピクル編に登場したスカジャンわ着た死亡フラグ。
喧嘩相手を探して夜の街に繰り出した所
ピクルにゴミの山の中に引きずり込まれ身ぐるみ剥がされる。
となっております。
『うむっ、しっかり充電しておけいっ』
ビルの屋上。さんさんと降り注ぐ太陽光を背中に受け、セーラー服を着た黒髪の美少女が気持ちよさそうに寝そべっている。
額にはバンダナ。両手で油断なく構えるのは、九九式狙撃銃。
「夜になったらどーしましょうねえ。博士」
『太陽電池パネル自体が汚損せねば、夜間も活動可能だわい。こないだので分かっとろうが』
「こないだって、三十年近く前ですよお。よく覚えてますねえ」
少女が会話しているのは、彼女の胸に搭載されたモニタの中の老人。正確には、彼女の電子頭脳にコピーされたプログラム人格だ。
『よいか、これは大チャンス。この機能テストだかなんだかで優勝すれば、今度こそ憎き陸軍中野予備校の連中に報復を……』
「まだこだわってるんですかぁ。私、もうあんまり戦いたくはないんですけど……」
『戦闘兵器が何をぬかすか。おまえはわしの復讐のためにのみ存在するのだっ。とっとと見敵必殺せい！』
「はーい」
彼女の名は鈴木密絵。否、旧帝國陸軍スズキ式特機兵一號。狂気の天才科学者・鈴木博士が開発した決戦兵器。
人呼んで「旧帝（きゅーてい）スズキ」である！
【？？？/午後12時03分】
【鈴木密絵/旧帝スズキ＠陸軍中野予備校】
［状態］：健康
［装備］：九九式狙撃銃
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：見敵必殺。
１：日のあるうちになるべく大勢殺す。
２：充電をしっかりする。
【人物紹介】
漫画『陸軍中野予備校』第6巻最終話に登場する戦闘用アンドロイド（ロボット/特機兵）。
第二次世界大戦末期、大日本帝国陸軍兵器開発顧問の天才科学者・鈴木博士によって開発された全自動機兵の試作機。
自律行動が取れ、人間と寸分違わぬ姿のロボット。機銃掃射でも爆撃でも傷一つつかず、太陽電池式のため燃料の心配もない超兵器。
しかし「5体も作りゃー連合艦隊が艦載機つきで買える」ほど莫大なコストが掛かっており、上層部から開発中止を宣告されてしまう。
鈴木博士は復讐のため、試作機を女学生型に改造して上層部の暗殺を狙い、自らの人格をプログラム化して彼女の電子頭脳にコピーすると死亡。
直後、特機兵は借金取りの手に渡り進駐軍に売り飛ばされたが、46年後に博物館から脱走した。
外見は黒髪長髪で額にバンダナを巻いた少女。バンダナの下には日の丸の旗。胸にスピーカー付きモニタがあり、博士の姿が投影される。
戦闘力は相当に高いと思われるが、背中の太陽電池パネルが汚損されると眠くなってしまう。毛髪や衣服で多少隠されていても大丈夫。
「いいズェ……。」
短いのと長いのが、RPGとアサルトライフルを背負って誓いを立てる。
「ところでさー。チェスト竹書房のチェストってなに？ フラットチェストのこと？」
「チェストはチェストじゃ。チェストん意味聞くような者はチェスト出来ん。」
その声は次々に変わる。周囲の空間が歪み、ねじれる。彼女ら自身の姿も千変万化する。
大いなる災厄が、島に降り立った。
【？？？/午後12時09分】
【ポプ子＠ポプテピピック】
［状態］：健康
［装備］：RPG-32 Hashim（ロシア製短距離対戦車擲弾発射器）
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：チェスト竹書房。
１：自爆はなるべくしない。
【人物紹介】
短い方。
【ピピ美＠ポプテピピック】
［状態］：健康
［装備］：FA-MAS F1（フランス製アサルトライフル）
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：ポプちんを守護らねばならぬ。
１：もういいよ もういいよ もういいよ
【人物紹介】
長い方。
「なで切りんすっど。」
「よか。」
短いのと長いのが、RPGとアサルトライフルを背負って親指を立てる。
「チェスト荒野行動。」
「チェストじゃ。」
その声は次々に変わる。周囲の空間が歪み、ねじれる。彼女ら自身の姿も千変万化する。
大いなる災厄が、島に降り立った。
【？？？/午後12時09分】
【ポプ子＠ポプテピピック】
［状態］：健康
［装備］：RPG-32 Hashim（ロシア製短距離対戦車擲弾発射器）
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：チェスト竹書房。
１：自爆はなるべくしない。
【人物紹介】
短い方。
【ピピ美＠ポプテピピック】
［状態］：健康
［装備］：FA-MAS F1（フランス製アサルトライフル）
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：ポプちんを守護らねばならぬ。
１：もういいよ もういいよ もういいよ
【人物紹介】
長い方。
これも大いなるダァトの神意か。神意は人を試す…人が神を試すのではない。そういうことか…」
黒いセーラー服と黒タイツを着用した黒髪短髪の少女は、ラーメンの入ったドンブリを手にして震え、何事かを呟いている。
顔には脂汗が滲み、目には涙を浮かべて。ラーメンをこぼさないように。
「しかも、ここは生命が明滅するヴァルハラ…死と銃弾、硝煙…なんという地獄か…。」
ツリ目、三白眼、ぐるぐるの瞳。その表情と言動は狂気。いや、中二病だ。重篤な中二病が彼女を支配している。
彼女は聖杯（ラーメンドンブリ）の呪いから解き放たれ、もとのメンヘラ気味な女子中学生に戻ったはず。
ならば、今ここにこうして『彼女』として在るということは？
あの恐るべき『Eアンカー』が発動し、因果律を狂わせ、新たに聖杯を与えたのか。
あるいは…彼女の言うダァトの神意…「神」と呼ばれうる何者かの仕業なのか。我々には未だ判断材料が乏しい。
考察サイトとか見ると、『Eアンカー』自体とは無関係な可能性も…いやしかし…3巻ラストで再登場フラグも立ってるし…
「おのれ…！ 我が名はクリフォトの闇の紅（あか）の皇女、ダァトよりの神意に選ばれし者。
ヴェーレ・アク・リーベル・ロクェレ。この戦場より逃れる術（すべ）を！ 嗚呼、神意よ！ ダァバールを！」
【ラーメン星人/中二皇女ヴェーレ＠第三世界の長井】
［状態］：健康（中二病）
［装備］：メルカバーの聖杯（ラーメンドンブリ）
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：殺すのではない。神のものを神に返すのだ。（試訳：殺したくないけど仕方ないよね…）
１：武器を探す。
【人物紹介】
漫画『第三世界の長井』2巻に登場する少女。なんらかの因果律の歪みにより、奇妙なキャラクター性が付与された存在。
邪気眼系中二病を発症した異能者。なんか常にテンションが高く、魔王めいた言い回しで話す。ラテン語やヘブライ語、聖書の語句をそれっぽく用いる。
本名と主張する「ヴェーレ・アク・リーベル・ロクェレ」とはラテン語の格言で、「正しく自由に語れ」という意味である。
自称はヴェーレ（真実）だが、主人公の長井たちからは「ラーメン星人」と呼ばれる。閣下のキャラにしては普通に可愛い。BL妄想癖がある。
呪文を唱えて必殺技「実写版デビルマン」を発動し、ドンブリから麺が飛び出して標的を束縛・刺突する。人間を空高く吊り上げて逆さ磔にすることも可能。
ドンブリを取り落として割ると呪縛が解け、もとのメンヘラ気味なダウナー少女に戻ってしまう。でも再生とかするかもしれない（アンカー次第？）。
青みがかかった長い銀髪をなびかせ、丈の短いシャツやスカートと身軽な恰好だ。
スマートフォンの操作をたどたどしく操作しながら、すぐに身を隠す。
彼女のいた世界にスマートフォンはなかったが、態々使い方を教えるかのように、
どこをどう押すかが説明されていたおかげで、使い方には特に苦労はしてない。
（これは、どういう状況だ？）
物陰に身をひそめながら、彼女は思案する。
人から恨まれる仕事をしている自覚はある。だから怨恨で拉致されるのはあり得た。
それに、殺し合いならば自分の狙撃の腕は、さぞ盛り上がる材料なのだろう。
もし狙撃の腕を目当てでことに及んだならば、腹立たしいことこの上ない。
無論、狙撃目当てでなくとも、こういうものに対して気分はよくないのだが。
とは言えそれは二の次。問題は誰がどう行ったのか。ここへ来るまでの記憶が全くないのは、
自分が知らない魔法や道の薬品か、或いは人知を超えた存在『星晶獣』の仕業か。
（とにかく、ひとまず武器を探さないといけないか･･････願い、か。）
優勝者には願望の実現という、甘言。
彼女と手生きている存在。願うものはある。
あるにはあるが、殺し合いで解決すべきことではなかった。
彼女との仲直りがしたいだけに、ほかの九十九人も殺す必要があるのか。
ない───そう断言を彼女はしたかったが、完全にはできない。
（ソーン･･････）
自分が口にした言葉が、どれほど彼女を傷つけてしまったのか。
どれだけ罪深いことをしたのかを理解してる。理解してるからこそ、彼女は口にはできない。
『そんなことの為に殺し合いなどするはずがない、』などと言うことはとてもできなかった。
彼女にとっては自身を戒める、罪の鎖となっているのだから。
（とりあえず、自衛の手段は確保しておこう。）
何はともあれ武器の調達だ。
自分のように唐突に巻き込まれれば、
パニックになって話し合いが通じない人も多い。
情報を集めるにしろ戦うにしろ、武器がなければ困る。
全空一の狙撃手と謡われる女性は、一人歩みだす。
胸中に宿る複雑な心情は、どちらへと傾くのか。
【？？？/１２：０５】
【シルヴァ＠グランブルーファンタジー】
［状態］：健康
［装備］：なし
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：一先ず生き残る。優勝とかは二の次･･････？
１：情報収集
２：人と武器を探す
【人物紹介】
グランブルーファンタジーに登場するキャラクター
冷静に状況を見極め、それを実行できる才能を持った天才的な狙撃手
遠くにある鐘を鳴る角度で撃つことが可能と、腕も視力も人間離れしており、
全空一の狙撃手と言われるぐらいの実力を持つと噂されるほど
それでいて謙虚で努力を怠らず、接近戦の心得もある、非の打ち所がない人物
ではあるのだが、友人のソーンに対し、最も傷つく言葉を口にしてしまい、
弁明の間もなくいなくなってしまったことで、複雑な関係になってしまう
そのせいか、謙虚と言うよりはソーンと比較して卑下にしてる部分もある
魔力によって弾丸の威力を上げてるようで、集中させたときの威力は大砲の如く
シルヴァ側で３アビ習得〜最終上限解放エピの間の参戦。
位置と時間が抜けてました。
【？？？/午後12時03分】
です。
「ガァァァ！！」
太陽がまぶしく輝く荒野の真ん中で･･･一人の『巨人』と一匹の『怪獣』が血みどろの闘いを繰り広げていた。
「ガァァァ！」
『巨人』は振り上げた拳を『怪獣』の頭に叩きつけ、
「グガァァァ！」
一方の『怪獣』は鋭い爪で『巨人』の肉を引き裂き、執拗に首に噛みつかんとする･･･。
その姿は太古の時代に繰り広げられた巨獣同士の食うか食われるかの闘いを再現しているかのように原始的で、野蛮で、それでいてまぶしく輝いていた。
「ウガァァァ！」
「グガァァァ！」
『巨人』も『怪獣』も一向に退くことはない。むしろその目は闘志で真っ赤に燃え上がっていくばかりだ。
「グガァァァ！」
不意に『怪獣』がその口から真っ赤な熱線を吐き出し、『巨人』の体を焼き焦がす。
しかし、『巨人』は怯むことなく怪獣に向かっていき、地面から拾った岩を怪獣の口に突っ込み、熱線を封じ、『怪獣』の顔面に強烈なパンチを叩き込んだ。
「･･･グガァァァ！」
負けじと『怪獣』は口に突っ込まれた岩を噛み砕き、『巨人』の体に爪を突き立てる･･･。
両者の闘いはまだまだ続くようだ。
【？？？/午後12時14分】
【フランケンシュタイン＠フランケンシュタイン対地底怪獣】
［状態］：戦闘中、体に複数の傷
［装備］：無し
［道具］：無し
［思考・行動］
基本方針：目の前の奴（バラゴン）を倒す
１：ウガァァァ！
※制限により、身長は5メートルに縮み、再生能力も弱まっています。
【人物紹介】
東宝特撮映画の1つ『フランケンシュタイン対地底怪獣』に登場するフランケンシュタインの怪物。
正確には、第二次世界大戦末期にドイツから日本に運ばれた『フランケンシュタインの心臓』から生まれた人造人間で、栄養を取れば取る程成長していき、例え手足が千切れてもトカゲの尻尾のように再生する生命力の持ち主。
言葉は喋れないが、世話をしてくれた人達を助けたり、収容施設から脱走した際に世話をしてくれた女性に別れを告げに来たり、攻撃されたとしても自分からは人間に危害を加えないなど、優しい心の持ち主。
【地底怪獣バラゴン＠フランケンシュタイン対地底怪獣】
［状態］：戦闘中、体に複数の傷
［装備］：無し
［道具］：無し
［思考・行動］
基本方針：目の前の奴（フランケンシュタイン）を倒す
１：グガァァァ！
※制限により、身長5メートルに縮み、熱線の威力と肉体の防御力が低下しています。
【人物紹介】
東宝特撮映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』に登場する怪獣。
本作における悪役で、特撮史上初の『地底怪獣』。
中生代の爬虫類が地底で独自の進化を遂げたもので、パグ犬かブルドッグのような寸詰まりな顔と額から生える発光する角、ヒダに覆われた背中が特徴。
劇中では地上に出現する度に家畜や人間を餌食にし、その罪をフランケンシュタインになすりつけていた。
フランケンシュタインの世話をしてくれた三人の医師を襲うとした際、フランケンシュタインと激突し、激闘の末にフランケンシュタインに倒された。
口から熱線を吐く能力を持つが、フランケンシュタインにはあまり効果がなかった。
また、普段は四足歩行だが、闘いの際には二足で立ち上がるというクマのような習性を持つ。
余談だが、撮影で使われたバラゴンの着ぐるみはその後、円谷プロに貸し出され、『パゴス』、『ネロンガ』、『マグラー』、『ガボラ』に改造されたのだった。
俺は肩を竦め、ため息をついた。前世の因縁ってやつなのか、なんかのタタリなのか。今度お祓いでもしてもらうか。
いきなり拉致され、首に爆弾をつけられて、無慈悲なデスゲームにパラシュートで放り込まれるとは。
手持ちの武器や所持品は取り上げられちまったが、建物の中とかを探せば武器は落ちてるそうだ。
そして優勝すれば、なんでも願いを叶えてくれるらしい。全く信用できないが。
なんにしろ、ヤクザ・クランや暗黒メガコーポのやりそうな、悪趣味な殺し合いだ。
まあいいや。とにかく他の連中を殺しまくって、最後まで生き残りゃあいいんだ。
市街地でのビズが主だが、戦場で生き抜く自信はそれなりにある。
ハンドヘルドUNIXは奪われたが、この携帯UNIXを支給されたし、サイバネは外されていない。殺人カラテだって衰えちゃいない。
ひとまず武器を探そう。銃だ。手榴弾やフラッシュバン、車両でもいい。
KRASH！ ドラム缶をカラテで破壊すると、短機関銃が出現した。ちょいとカタは古いが、今は充分だ。
「ま、俺はツイてるからな。こういう事態も慣れっこさ」
【？？？/午後12時02分】
【ラッキー・ジェイク＠ニンジャスレイヤー】
［状態］：健康
［装備］：トンプソンM1A1短機関銃
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：生き残る。
１：武器を探す。
【人物紹介】
小説『ニンジャスレイヤー』第三部から登場する人物。ニンジャではなく、キョート経由でネオサイタマに不法入国したガイジン。
身長185cm（177cmとも）、逞しい体格をした金髪の白人男性で、全身の大半をサイバネ化しており、義手・踵・胸郭などに特殊ギミックが仕込んである。
脳内には情報処理能力を高めるUNIXがインプラントされ、翻訳機能もあるため流暢な日本語で会話が可能だが、スラングの翻訳に難がある。
祖国に帰るための資金確保と箔をつけるため非合法な仕事に手を染めており、ニンジャには敵わないがカラテや火器の扱いや状況判断力はかなりのもの。
しばしば酷い目に遭うものの悪運は強く、なんだかんだで生存する。その代わりにトンチキな事件を引き起こし、ダメな人物が恰好良く死ぬ様を見届けることになる。
ここでは第三部のエピソード「アンエクスペクテッド・ゲスト」終了後、第四部開始に至る十年間のどこかの時点から参戦しているものとする。
その存在は……不快と愉悦が半ばする感情を味わっていた。
不快は、自分に爆弾が埋め込まれ、戦いを強制され、行動を制限されているゆえ。
武器であった鎌は奪われており、魔力も相当に減衰しているのを感じる。そもそもマナが少ない。魔法はこの領域では封じられているようだ。
愉悦は、ここが文字通りの戦場であり、他者を殺せるゆえ。秩序にして悪、生来の暴君である自分にとって、他者を虐げることは喜びだ。
両足で地面を踏みしめ、その存在は屋内を捜索する。頭頂の触手がうねうねと動き、尖端の眼球でクリアリングする。
魔法は使えない。光線は使えるようだが、威力は低くされている。ならば、この領域で使用される『銃』という武器を手に入れねばならない。
【？？？/午後12時05分】
【鈴木土下座ェ門＠BASTARD!!】
［状態］：健康
［装備］：
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：皆殺し。
１：武器を探す。
【う・ん・ち・く】
漫画『BASTARD!!』2巻に登場するモンスター。魔界の魔獣の内でも太古の種族。地下や荒地・迷宮等に現れる。
直径数メートルの球状の体に巨大な一つ目と口があり、頭頂には小さな眼がついた触手を10本ほど生やし、逞しい人間の手足が生えた奇怪な姿をしている。
土下座破壊光線をはじめ、土下座催眠言波、土下座パンチ、土下座チョップ、土下座二段ゲリ、土下座フライングニードロップ等の魔力を持ち、
他の魔法を打ち消す結界により身を守る。物理攻撃は普通に効き、背後から殴られると結界がゆるんでしまう。
雑誌連載時は「ビホルダー」という名で、手足もついていなかった。だがTRPG『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』のモンスターそのまんまであったため、
日本での版権管理会社からクレームが付き、単行本収録時にはこんな有様に。別に担当の鈴木さんが土下座して謝罪したわけではないらしい。
モノホンのビホルダーは高度な魔法と強烈な光線を放つ強大な存在だが、この個体はだいぶ弱い上に魔法が封じられている。人語も話せない。
「･･･」
黒いセーラー服姿の女－築城院 真鍳は、一周回って気持ちよいくらいに腹の立つ笑みを浮かべる。
白髪の少女－メテオラ・エスターライヒは、無表情のままそれを見つめていた。
「･･･何故貴女がここに？」
「さぁ〜どうしてだろうねぇ〜？何だか知らないけど、気がついたらパラシュート着けられてスカイダイビングしててさぁ〜。メテオラちゃんもそうでしょう〜？」
「･･･」
真鍳は相変わらず見ている者が腹を立てそうな物言いをするが、メテオラは一切表情を変えること無くその姿を見ていた。
「イヤァ〜爆弾入りの首輪着けられちゃったのはしゃくに障るけど、自分以外皆殺しにしたらどんな『願い』も叶えてくれるってのはそそられるよねぇ〜･･･という訳でメテオラちゃん、悪いんだけど死んでもらえる？」
「･･･」
何でもないことのようにさらりととんでもないことを言う真鍳。
しかし、メテオラはそれに対して何のリアクションも起こさなかった。
「･･･あぁ〜あ〜･･･メテオラちゃんは私の力の事知ってるからつまんないなぁ〜。それじゃあ･･･」
リアクションが全く無いメテオラに肩をすくめた真鍳はくるりと回れ右して歩き出した。
「･･･」
するとメテオラは、その真鍳の後をついて歩き出した。
「･･･何のつもり〜？」
「貴女はこの殺し合いに乗った危険人物。放っておく訳にはいかない」
「ふぅ〜ん･･･ま、好きにすればぁ〜？」
「そうさせてもらう」
それを最後に会話は無くなり、二人は荒野を当てもなく歩き始めたのだった。
【？？？/午後12時10分】
【築城院 真鍳（ちくじょういん まがね）＠Re:CREATORS】
［状態］：健康、ちょっと不機嫌
［装備］：無し
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：自分以外皆殺し♪
１：メテオラちゃんうっとうしいなぁ
【人物紹介】
アニメ『Re:CREATORS』に登場する被造物（物語の世界から現実世界に出現した物語のキャラクターの事）の一人。
ライトノベル『夜窓鬼録』第5巻のエピソード『蒼玄宮殺人事件』の犯人。17歳。自分の嘘を相手に否定させることで、その嘘を現実のものとして永続的に定着させる「言葉無限欺（ことのはむげんのあざむき）」という能力をもつ。自由奔放な性格で、常に不気味な笑みを浮かべながら詐術と嘘を織り交ぜた弁舌を繰り返し、物語作中では鼓桜ヶ峰学園の生徒全てを死に至らしめた。（Wikipediaより抜粋）
Re:CREATORS本編では、関係の無い本屋の店主や自分の作品の原作者を何の躊躇も無く殺害し、主人公（本人曰く『狂言回し』）である水篠颯太を脅迫、その一方で現実世界の牛乳の味を気に入り、メイド姿やパンツ一丁にタオルだけの姿を見せる等色々な意味でフリーダムな人物。
最終的に現実世界に残存する事となるが、この企画は終盤の『エリミネーション・チェンバー・フェス』終了から最終回までの間に参加している。
【メテオラ・エスターライヒ＠Re:CREATORS】
［状態］：健康
［装備］：無し
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：会場からの脱出
１：真鍳の動向を監視
【人物紹介】
アニメ『Re:CREATORS』に登場する被造物の一人。
RPG『追憶のアヴァルケン』の登場人物。勇者（プレイヤー）を導く万理の探求者という設定。
魔導書を媒体にして魔法を発動させるが、回復系は使用できず、攻撃系も不得意の為、戦闘では窃盗した自衛隊の火器またはそれを魔法で再現した物を使用する。
いわゆる綾波系のキャラだが、場の空気を和ませる為に駄洒落を口にする（そして滑る）、現実世界の食べ物を気に入り食いしん坊キャラとなる、褐色肌・グラマー体型・ビキニ水着姿の自分（声は大原さやか）を妄想するなど回を重ねるごとに味が出てくるキャラクター。
最終的に真鍳と同じく現実世界に残存する事となるが、今回は最終回直前の時間からの参戦となる。
「うふふ、いいね。やろう、やろう！」
見るからに悪人面の青年と、長髪の美青年が笑い合う。身に纏うのは囚人服。彼らは死刑囚で、脱獄囚だ。
彼らにとって、人殺しなど日常茶飯事。しかもそれによってなんでも願いが叶うとは、天の恵みとも思えた。
「……けどさ。最後の一人になるまで殺しあえってんなら、どっちかは死ななきゃダメじゃない？」
美青年の言葉に、悪人面はきょとんとして、頬を指でひっかく。
「あ、そーか。どっちかを殺して、生き返らせてくれ、でおわりか……もったいねえなー」
「おれは門土を殺すのいやだよ。おれを殺してから、生き返らせてくれよ」
「そうすっか。ちえっ、つまんねえな。それじゃあそれまで、殺しをたのしませてもらおうかいっ」
どのみち、自分たちに大した願い事などないのだ。やりたいことをやり続けたい、ただそれだけだ。
戦い、殺し、戦い、殺す。それだけだ。それだけが満足感。いわば……たいくつしのぎだ。
【？？？/午後12時04分】
【早乙女門土＠バイオレンスジャック】
［状態］：健康
［装備］：
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：竜馬以外は皆殺し。
１：武器を探す。
【人物紹介】
永井豪の漫画『バイオレンスジャック』の主要登場人物の一人。竜馬ともども同作者の『ガクエン退屈男』からスターシステムで登場。
太眉で悪人面、もみあげと額の向こう傷がトレードマーク。元学生ゲリラ「神の牙」のメンバーで、死刑囚だが竜馬と共に脱獄。
常人離れした身体能力と反射神経、抑えきれない破壊殺戮衝動の持ち主。言動も過激だが楽天的でもある。「黄金都市編」以前の時系列から参戦。
【身堂竜馬＠バイオレンスジャック】
［状態］：健康
［装備］：
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：門土以外は皆殺し。
１：武器を探す。
【人物紹介】
門土の相方。長髪で女性のような美青年。女装して敵を欺くことも辞さず、明るいお調子者として振る舞うが、やはり過激で暴力的。割とヤンデレホモ。
「驚き役やってる場合かよ……静かにしやがれ」
学帽を被り学ランを着たヒゲの男が、もうひとりをたしなめる。ここは戦場だ。いつ何時、誰が銃を撃って来るかわからん。
抜け目なくチャカを拾ったヒゲ男は、ドスがないことに眉をしかめる。自前の武器は取り上げられてしまったようだ。
「で、乗るか？ この殺し合い。なんでも願いが叶うってよ」
「どうするかな。どうせ悪党ばかりが放り込まれてるんだろうが……」
「そりゃそうだ。じゃあ、決まりだな」
彼らにとって、この程度の修羅場は日常茶飯事だ。命の取り合いも何度やったか分からない。
ただ、銃火器を使うのは……あまり彼らのスタイルにはそぐわない。しかし相手も使ってくるのだ、こちらも使ったってよかろう。
【富樫源次＠魁!!男塾】
［状態］：健康
［装備］：モーゼルC96（ドイツ製自動拳銃）、学ラン＆学帽
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：優勝する。女子供や無力な奴には手出ししない。
１：ドスが欲しいところだが……贅沢は言うまい。
【人物紹介】
漫画『魁!!男塾』シリーズの登場人物。CVは山口健など。蓬髪と口ヒゲ、右目元の傷、学ランと破れ学帽がトレードマークのバンカラ野郎（16歳）。
絵に描いたような硬派なようで、普段は割と俗っぽい若者。男塾の切り込み隊長であり、ドスを用いたケンカ殺法の使い手。
拳法などは会得していないが凄まじい根性の持ち主。捨て身での勝負でたびたび瀕死となるも、そのたびに復活。物語後半では虎丸と共に実況＆驚き役となる。
【虎丸龍次＠魁!!男塾】
［状態］：健康
［装備］：学ラン
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：優勝する。女子供や無力な奴には手出ししない。
１：敵を探す。
【人物紹介】
富樫の相方。CVは屋良有作。ボサボサ頭に無精ヒゲがトレードマーク。怪力を誇るひょうきん者の大食漢。自称「猛虎流拳法」の使い手。相撲が得意。
入塾早々教官に放屁＆蹴りをぶち込み、罰として一年間吊り天井を支え続けていた。物語後半では富樫と共に実況＆驚き役となる。
荒野に落とされて早々、彼は只でさえ大きい口を更に大きく開けてあくびをした。
そして、さっさと家に帰ろうと思うと、その巨体は一瞬にして煙のように消えてしまった。
が、その2秒後。そこから10メートルも離れていない地点に彼は出現した。
「？」
変だなぁ？家に帰る筈なのに？
そう思った彼の体がまたしても煙のように消えるが、先ほどと同じく、彼はそこから10メートルくらいしか離れていない地点に出現した。
消えては10メートル先に現れる。そんな事を十数回程繰り返していた所･･･彼の腹から景気の良い腹の虫の音が響き渡った。
（お腹空いたなぁ･･･）
彼は鼻をヒクヒクさせると、ある方向から漂う食料の匂いを嗅ぎ取った。
（あっち行こ･･･）
彼がそう思った次の瞬間、またしても彼の体は煙のように消えてしまったが、やはりそこから10メートル先の地点に出現したのだった。
（･･･歩いて行こ）
【？？？/午後12時30分】
【ロックジョー＠インヒューマンズ】
［状態］：健康、空腹
［装備］：無し
［道具］：無し
［思考・行動］
基本方針：家に帰る
１：お腹空いたなぁ･･･
２：食べ物の匂いがする方に行く
※制限により、テレポートしても10メートル先にしか移動出来ません。
【人物･･･もとい犬物紹介】
アメリカのマーベル・コミックス作品『インヒューマンズ』及びそれを原作とした海外テレビドラマ『マーベル インヒューマンズ』の登場人物･･･もとい、犬。
特殊能力を持つ超人種族『インヒューマンズ』の王族の一人『クリスタル』のペットで、見た目はフォークを連想させる二又の角を額から生やしたブルドッグだが、牛やサイとためをはるくらいの巨体の持ち主（日本のマンガで例えるならば、『銀魂』の『定春』のブルドッグバージョンと言った感じ）である。
超人種族のペットであるだけに瞬間移動能力（テレポーテーション）を持ち、自分を含め十数トン以内の物体（生き物含む）を、月面にあるインヒューマンズの都市から地球のハワイまで一瞬で移動させる事が可能（ただし今企画は移動距離は10メートルに縮められている）。
その他、人間の言葉はおろか、手話を理解するだけの知能もある。
ただし、それらを除けばデカイだけのブルドッグであり、原作コミックス（邦訳分）では暇さえあれば昼寝をし、インヒューマンズの一大事にも飼い主と遊びたがる普通の犬らしい姿を見せている。
またしても位置と時間が抜けてました。
【？？？/午後12時10分】
です。
彼は苛ついていた。何もかも、気に入らない。
爆弾付きの首輪をつけさせられ、落下傘で戦場に放り込まれ。武器を拾って殺し合いをして、最後の一人まで生き残れ、と。
どこのアホが考えたデスゲームか知らんが、俺に対する……罰か？温情か？ 悪趣味な。
確かにまァ、弱者は淘汰される。強者が最後に残り、すべてを手に入れる。戦場とは世の中の縮図だ。
なんでも願いを叶えてくれるというなら、優勝すれば俺の願いも、信念も、実現するのだろうか。
だが。そうはいかん。俺が『見返り』を求めて勝ち残るわけにはいかん。
俺には義務がある。信念がある。無論、悪党なら殺そう。だが、無力な弱者を殺すわけにはいかない。
そして悪というなら、こんなくだらんイベントを開催した、主催者が悪だ。断罪せねば。
真の英雄なら、『彼』なら、当然そういう結論に至るはずだ。俺もそう思う。
英雄とは何か。ずっと自問し続けてきた。自明だ。
見返りを求めず、己の生命を捨ててまでも、真心から出た行動で、確かな力で、人を救う者。そうでなくてはならん。
俺は英雄にはなれん。そうせねばならなかったとはいえ、己の信念のために人を数多く殺した汚れ者、ヴィランだ。
かといって、自殺など論外だ。生き残らねば、俺の信念は為せぬ。ならば。ならば。
「今はただ、悪人を殺す。そうし続ければいい。シンプルだ」
【？？？/午後12時12分】
【ステイン＠僕のヒーローアカデミア】
［状態］：健康
［装備］：
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：悪人を殺す。最終的には主催者も殺す。無力な弱者には手を出さない。結果的に優勝すればそれでよし。
１：武器を探す。
【人物紹介】
漫画『僕のヒーローアカデミア』6-7巻に登場するヴィラン。31歳。赤黒いマフラーを纏い、包帯状の覆面で目の周りを覆った凶相の男。
元は正義のヒーロー気取りのイカれた辻斬りで、ある事件をきっかけに凶悪な思想殺人犯「ヒーロー殺し」となった。
No.1ヒーロー・オールマイトだけを真のヒーローとして狂信しており、彼以外のヒーローのほとんどを贋物として殺害対象に含む。
鍛え抜かれた身体能力、戦闘経験、異様な妄執によって高い戦闘力を誇る。"個性"は対象の血液を摂取することで身体の自由を短時間奪う「凝血」。
血液型がO＜A＜AB＜Bの順で奪える時間は大きくなり、B型に対しては8分もの拘束が可能。逮捕後から参戦。
そこに降り立ったのは……毛むくじゃらの身体！ 六本の腕！ 緑色に輝く目！
筋肉はゴリラ！ 牙もゴリラ！ 燃える瞳は原始のゴリラ！ パワーは通常のゴリラの7000倍！
「コンナモノ イラナイ」
凄まじい握力！ スマートフォンは彼の掌の中で握り砕かれた！ ジャングルには不必要！
情報化社会の悪の側面を知る彼は敢えてスマートフォンを捨てたのだ！ 賢者！
そして彼には銃火器も不要！ だがひょっとしたら使うかもしれない！ 彼は……バイオゴリラなのだ！
【？？？/午後12時15分】
【バイオゴリラ＠バイオゴリラbot】
［状態］：健康
［装備］：バイオゴリラ筋肉
［道具］：
［思考・行動］
基本方針：主催者も含めて皆殺し。何事も暴力で解決するのが一番だ。
１：獲物を見つけて殺す。
【人物紹介】
Twitter発祥のキャラクター。最先端のバイオテクノロジーによってバイオゴリラ細胞を移植された六本腕のゴリラ。カタコトで人語を話す。
ありとあらゆるものを粉砕できるものすごい腕力があり、腹が立つ相手をジャングルの掟に従わせる（相手はおおよそ死ぬ）。
変身したり増殖したり電脳世界に侵入したり、ドラミングの音で相手の鼓膜を破ったり出来るらしい。
緑色に輝く体液、バイオゴリラ液はヘモグロビンの1000倍の酸素運搬能力を持つバイオヘモグロビンを含み、
バイオゴリラ細胞を持たない生物にとっては猛毒である。ニンジャスレイヤーとは関係がない。
そう言うと男はいきなり頬を人差し指と親指で摘まむと鈍い音と共に引きちぎった。しかし皮膚の下の肉を剥き出した箇所は垂れる血を跡に残すと、瞬きする間にすぐに元の状態へと再生される。
「……我が友が以前やっていた夢判定法をやってみたが……そうか、痛みに苦痛を伴わないわたしがしても意味がないか」
気が付くと身に覚えの無い場所にいた。彼の永い人生の中では別に珍しい体験でもなかったが、なんとなくそう呟くと彼は空をボケーっと見上げる。しばらくそうしていると普段通りの服装のズボンのポケットに異物感を覚え、手で探ってみた。
「これは……力を求めし者が所持していた「すまほ」とやらか……なぜわたしのポケットにこんな物が？」
慣れない手付きで壊してしまわないかおっかなびっくりスマホの画面をスワイプするとそこには物騒な文字列が次々と映し出される。
「……どうやらここは死を有する者たちが殺し合いをするための場のようだな」
「死を失いし者」こと、しをちゃんはスマホに表示された文字列をなんとか読むとそう呟く。なんと開始十数分で己の置かれた状況を把握してみせたのである。彼の知人がこの場にいればこの奇跡に驚愕していたであろう。
「随分と前に貴族の者が娯楽で奴隷に殺し合いをさせてた時代もあった気がするが……どうしたものか」
死を失った自分はこの場には似つかわしくない存在であろう。
だが……もし望まぬ形でこの娯楽へと参加させられた者がいるのなら、僭越ながら彼らの為に働きたいと不死者は考えた。いつかは死ぬと言うのなら、死ねない自分のぶんも少しは良い死に方をして欲しい。
自分に出来ることなどたかが知れてるが……まあいざとなれば盾くらいにはなれるだろう、と考えをまとめると宛ても無く彼は歩き始めた。
【？？？/午後12時05分】
【死を失いし者＠しをちゃんとぼく】
［状態］：健康、不死
［装備］：無し
［道具］：スマートフォン、頬の肉片
［思考・行動］
基本方針：死を有する者の役に立ちたい
１：とりあえず他人と接触したい
※どの程度の不死っぷりかは後の書き手さんにお任せします。
【人物紹介】
通称「しをちゃん」。名前の通り不死者であり、悲しいほどの不老不死。見た目は白目をむいた不健康そうな成人男性だが少なくとも2000歳はゆうに越えており、正確な年齢は本人も把握していないほどのご長寿。その上、再生能力も凄まじくなにをやっても死ねない。
「死」への危機感が無いため痛覚も無く恐ろしいほどのドジであり、何もない所で転んでは脳みそをぶちまけるのは日常茶飯事。また感覚が基本的にスローモーションでおまけに不器用。表情を変えることもできなければ、エスカレーターにも乗れない。でもカレーは作れる(指が混入するのはご愛嬌)
主人公で小学生の「ぼく」とちょいグロ不死者コメディな日常を送っていた。
本人的には不死をコンプレックスに思っており死を有する者へ敬意と憧憬を抱いている。
残り人数=書き手枠とし、進行させつつ好きに登場させる路線にしたいと思います
現時点をもって登場話以外のssも投稿可能です
なお予約は必須ではありませんのでゲリラ投下を推奨いたします
こんにちは、げんげんです。
今、なんか戦場にいます。荒野行動とかいうゲームやそうです。急に拉致されて、パラシュートで投下されました。
ほんで、武器拾って殺し合いしろとか言われてます。……大丈夫これ、配信できる？ まあ記録だけでもと思って。
……あと、なんかどこかでこういうの体験した気がするんやけど、そんなわけないな。デジャブやな。
人殺しの経験とか、銃撃ったこととか全然ないけど、しゃーないから頑張ろうと思います。
あっちが撃ってきたら正当防衛ちゅうことで。震えてますけど、なあ、しゃあないやんか。
そうめったにあることやないし、その、死にたくないんで。やります。やりますよ。
一応なんか優勝したら、つまり最後の一人になるまで生き残ったら、なんでも願いを叶えてくれるゆうんで、それでなんとかしようかと。
後から警察になんか言われても、そんなん、俺を拉致ってこんなとこ放り込んだ方が悪いに決まってますやんか。そっち逮捕してや。
ああ、スマホの充電とかも気になるし、今回はここまでにしたいと思います。
ほな、またなぁ。
【？？？/午後12時06分】
【源元気（げんげん）＠Gengen Channel】
［役］：子
［状態］：健康
［装備］：スマートフォン
［道具］：
［思考・行動］
基本方針：優勝する。
１：とりあえず武器を探す。
【人物解説】
坊主頭で体格がよく、筋肉ムキムキのバーチャルYouTuber。服は着ている。
ことあるごとに死亡フラグを立てては、別の世界線から何事もなかったかのように動画を配信してくる人生リセマラ男。
ああっと、「［役］：子」はいりませんね。
登場話投下します。
パラシュートでビルの屋上に降り立ったのは、白い美少女。白い肩出しワンピースを纏い、白いつば広帽を被っている。
髪は薄紫色を帯びた白で、尻まで伸び、三つ編みおさげが二本。睫毛も白く、長い。
瞳は赤く―――その瞳孔は十字型。口の中には爬虫類じみた鋭い牙が並ぶ。スマホの文面を確認し、ため息を一つ。
「……わけがわからないわ。これが"懲罰"ってこと？」
彼女は戦場で失態を犯し、祖国へ強制送還された身だ。あんな事態は想定外だったが、言い訳は出来ない。
結果的に、任された三体の獣騎をすべて逸失。二体は命令者を裏切って残り一体を殺し、他の獣騎を殺し回っている。
『人間と信じ込ませて獣騎を育てる』という、シュラアの発案が全て裏目に出た。
とは言え、それを止めなかった自分も同罪だ。事情と推測はすべて伝えた。懲罰ならば甘んじて受けよう。
それが―――この戦場での殺し合い、なのか。命令者であるこの私に、獣騎のように戦い、殺せというのか。
やれと言うならやるしかないが、獣騎ほどの戦闘力は私にはない。そもそも戦闘能力が弱められている。異空間への転移も出来ない。
まあいい。肉体的能力だけでも、そこらへんの「人間」にはそう負けない程度はあるはずだ。武器と知恵と、他の参加者も活用しよう。
彼女は牙をしまい、瞳孔を変化させ、より人間らしく擬態する。これは多分、試験だ。優勝すれば名誉回復の機会も与えられよう。
事件のもととなった人間の感情の力も、都合の良い方に使いようがあるはずだ。それをここで学習し、研究しよう。
【？？？/午後12時05分】
【命令者 白（ホワイト）＠ジガ-ZIGA-】
［状態］：健康
［装備］：スマートフォン
［道具］：
［思考・行動］
基本方針：優勝する。
１：とりあえず武器を探す。
【人物解説】
漫画『ジガ-ZIGA-』の登場人物。謎の異世界から地球人類を殲滅するために派遣された侵略者。
「獣騎」という怪獣に命令を下す攻撃指揮官の一人。人間に擬態しており、強力な思念波を放ち、念話や異空間転移などの特殊能力を備える。
獣騎ほどではないが身体能力も高く、数メートルの高さに軽々と跳躍する。心臓を銃弾で撃ち抜かれても死なず、糸状の組織を出して自己修復する。
ギザ歯の人外娘という属性、上から目線からのポンコツムーブなどから、ネットの一部で一時ブームを巻き起こした。おそらくある程度弱体化している。
銀髪のタンクトップ女は舌打ちし、スマートフォンを握りしめた。やつらの仕業か。
武器を拾って敵を殺し、生き残る。やることは同じだが、なんだ、この首輪は。ナメやがって。私の復讐を穢すつもりか。
いいだろう。殺して殺して殺しまくり、願いを叶えよう。やつらを皆殺しにするという願いを。私を衝き動かすのはそれだけだ。
「Son of a Bitch……！」
転がり込んだ廃屋を探すと、日本刀と拳銃は手に入った。あとはブーツか。タバコは今は不要だ。
銃弾はガードで弾ける。武装した敵を殺し、そいつの武器を奪って使ってもいい。それに、たかが百人だ。
相手がヤクザだろうとなんだろうと同じだ。この戦場に叩き込まれた時点で、全員クソだ。全員ぶっ殺せばいい。
「Kill Them All……！」
【？？？/午後12時02分】
【Akane＠AKANE】
［状態］：健康
［装備］：日本刀、スター・ファイアスター M-43 ロングバレルカスタム（スペイン製拳銃）
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：皆殺し。
１：目につき次第殺す。
【人物紹介】
朱音（アカネ）。サイバーパンク・サムライアクションゲーム『AKANE』の主人公。銀髪ボブカットの女サムライ。
A.D.2121のメガ東京で、仇敵Katsuroへの復讐を果たすべく、その手下のヤクザたちを殺して殺して殺しまくる。
Ishikawaという男のサムライ道場で日本刀と銃の扱い、門外不出の奥義を伝授されており、超人的な戦闘力を持つ。
敵を一定数倒すと奥義Dragon Slash（ダッシュ斬り）、大技Dragon Slayer（画面内の敵を全員斬殺）を使用可能になる。
ゲームのように一撃死はしないが、戦闘力はやや弱体化しているかもしれない。
彼女はスマホの文面を見て、苦虫を噛み潰したような顔をする。
長身で金髪ポニテ、碧眼で太眉、スタイルもよい美女であるが、暴君のような野性的な雰囲気を漂わせる。
黒い肩出しドレスを纏い、腕や手首、首にはトゲつきの輪をはめ、王冠を頂く頭の横からは大きな角が二本。
唇の端からは牙が覗く。背中にはトゲの生えた甲羅。スカートの下には爬虫類の太い尾。
彼女……否、『彼』は、もともとこのような姿ではない。もっと恐ろしげな、怪獣のような姿であった。
ふとした出来心でとあるアイテムを使い、このような姿になったはいいが……この姿のまま固定され、いつの間にか戦場に放り込まれた。
24時間以内に他の99人を殺し、生き残れ。まったく気に食わないが、やれというならやるしかない。
いくらか弱体化しているが、自分は強い。元の姿に戻るため、他の連中をぶち殺せばいいだけだ。ふん、と炎混じりの鼻息を噴く。
「ま、ワガハイは強いからな。多少はハンデを与えてやろう！ ガハハハ！」
【？？？/午後12時08分】
【クッパ姫＠スーパーマリオシリーズの二次創作】
［状態］：健康
［装備］：スーパークラウン（外せない）、黒いドレス、甲羅（外せない）ほか
［道具］：スマートフォン
［思考・行動］
基本方針：優勝する。
１：とりあえず武器を探す。
【人物紹介】
Twitter出身の二次創作キャラ。スーパーマリオシリーズの往年の悪役「クッパ」が、スーパークラウンというアイテムで「ピーチ姫化」した姿。
元ネタの知名度に加え、各種性癖を過積載なほど兼ね備えており、SNSを介してミームの世界的爆発を起こした。詳しくは渋百科とかを見よ。
人格はクッパのままで、一人称は「ワガハイ」。横暴・頑迷・自惚れ屋でどこか抜けているが、親分肌で人望は篤い。
多分炎を吐いたりでき、肉体的にも強靭だが、オリジナルの姿よりは弱体化している。魔法や巨大化は使用禁止。
困惑。これから「依頼」を果たさねばならないのに、なぜこんな場所に送り込まれたのか。
敵の仕業だろうが、標的となるあいつらの仕業とも思えない。こんな能力があれば、それこそ望みのままだ。
奇妙に未来的な板のようなものに、文字情報が流れていく。理解は出来るが理解不能。
「つまり……全員殺せばいいわけだ」
「残り一人になるまで？」
「そうだ。俺たちも、残り一人になるまで」
「そうすれば、願いは叶う」
「そうだな。そいつ一人だけ……」
帽子にコート姿の男たち、11人。ヒゲ面のものも、そうでないものも。体格はよく、荒事慣れした雰囲気。
彼らは、死をも恐れぬ一個の軍隊。11人チームの殺し屋。その背景は語られず、伺い知れない。名前すらも分からない。
倉庫に入り、武器を探す。拳銃、機関銃、猟銃、クロスボウ、擲弾。手当たり次第になんでも拾う。
「見つけた奴から殺していくぞ」
【？？？/午後12時11分】
【11人の男たち＠スティール・ボール・ラン】
［状態］：健康
［装備］：スマートフォン、『TATOO YOU！』（スタンド能力、背中に描かれている）
［道具］：拳銃、機関銃、猟銃、クロスボウ、擲弾など11人ぶんの武器
［思考・行動］
基本方針：見敵必殺。
１：武器を集め、敵を殺す。
【人物紹介】
漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』に登場する殺し屋チーム。
顔つきはそれぞれ違うが全員帽子にコート姿。ヒゲや髪の毛には英字の文章が貼り付けられているようなデザイン。
11人の馬の足並を完全に一致させるなど、軍隊以上に統率されたチームワークを持ち、拳銃で武装して死を恐れずに戦う。
11人の中にリーダーがいるのだろうが、それが誰かなのは彼らしか知らない。彼ら一人ひとりの名前も素性も背景も全く不明。
ただの仲間なのか、同じ一族や11つ子なのか、スタンド能力で増えたのか、あるいはスタンドが11人を引き寄せ洗脳したのか。
『TATOO YOU！』というスタンド能力を11人で共有しており、背中に絵として刻まれている。彼らは互いの背中の絵の中を自由に空間移動できる。
武器など所持品も持ち込むことが可能。一つの背中に移動出来る人数に制限はなく、1人の背中から残り10人が出現することも可能。
一人ひとりが死んでも全滅するまで能力は消滅せず、死体の背中からも出現でき、倒れた死体を動かして移動することもできる。
絵の中に潜んでいる者に攻撃を当てることは出来ないが、スタンド自体に戦闘力は皆無。射程距離はCなのでそう遠距離ワープは出来ない。
移動中は11人のままなので、たぶん長時間絵の中に潜み続けることも出来ないのだろう。
これで合計51人ぐらい、でしょうか。
支給されたスマートフォンを握りしめながら、彼－城茂はそう吐き捨てる。
いきなり人を拉致した上に爆弾入りの首輪を着けたあげくに『殺し合え』ときた。
並の人間なら、恐怖のあまりどうにかなりそうな状況だが、茂は胸糞悪さを感じただけで見た目的には平然としていた。
しかし、その腹の内では、怒りの炎がマグマのように煮えたぎっていた。
人間を無理やり連れ去り、意志を無視して殺し合いを強要するなど、これまで茂とその仲間達が戦ってきたどんな組織にも劣らない悪事だ。
正義の戦士を自称する彼にとって、このゲームを開催した者達を許すことなど到底出来ることではなかった。
茂は自分が着陸した地点のすぐそばに置かれていた貨物コンテナを開けた。
その中には･･･
「よぉ、カブトロー」
ライト部に星形の飾りが付けられたオレンジ色のバイク･･･茂の愛車にして相棒であるカブトローが置かれていた。
カブトローに跨がると、茂はハンドルを回してエンジンを吹かせる。
調子は上々。絶好調だ。
「おっしゃ！行くぜ！」
茂はカブトローごとコンテナを飛び出し、果て無き荒野を走り出す。
このくそったれなゲームを叩き潰し、巻き込まれた人々を助ける為に。
【？？？/午後12時12分】
【城茂＠新仮面ライダーSPIRITS】
［状態］：健康、主催者への怒り
［装備］：カブトロー＠仮面ライダーSPIRITS、スマートフォン
［道具］：
［思考・行動］
基本方針：主催者を叩き潰す
１：巻き込まれた人を助ける
２：ゲームに乗った奴は叩きのめす
※変身後については、後の書き手さんにお願いします。
【人物紹介】
ご存知、人類の自由と平和を守る正義の戦士の一人にして、秘密結社ブラックサタンによって改造された改造電気人間・仮面ライダーストロンガーその人。
今回は新仮面ライダーSPIRITSからの参戦。
口調や見た目は不良みたいだが、仮面ライダーの例に漏れず、熱く燃える正義の心の持ち主。
ストロンガーに変身することで、カブトムシのパワーと電気エネルギーを操って戦う。
主な必殺技は電キックと電パンチ、エレクトロファイヤー等。
チャージアップにより、1分間だけ超電子人間にパワーアップ可能。ただし、1分を過ぎると体が負荷に耐えられず死に至る。