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Madness Battle Royale
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【ジョジョの奇妙な冒険】10/10
〇ジョナサン〇ジョセフ〇カーズ〇空条承太郎〇DIO○東方仗助○岸辺露伴〇ジョルノ〇ディアボロ〇空条徐倫〇エンリコ・プッチ
【VOCALOID】8/8
〇初音ミク〇巡音ルカ〇鏡音リン〇鏡音レン〇KAITO〇氷山キヨテル〇たこルカ〇シテヤンヨ
【北斗の拳】6/6
〇ケンシロウ〇ラオウ〇トキ〇ジャギ〇アミバ〇モヒカン
【テラカオスバトルロワイアル】6/6
〇◆6/WWxs9O1s氏(二期)〇◆6/WWxs9O1s氏(4-6期)〇◆6/WWxs9O1s氏(七期)〇◆6/WWxs9O1s氏(八期)〇◆6/WWxs9O1s氏(九期)〇ジャイアンの母
【涼宮ハルヒの憂鬱】6/6
〇キョン〇涼宮ハルヒ〇長門有希〇古泉一樹〇朝倉涼子〇谷口
【ドラえもん】5/5
〇野比のび太〇ドラえもん〇源静香〇骨川スネ夫〇剛田武
【人造昆虫カブトボーグ V×V】5/5
〇天野河リュウセイ〇松岡勝治〇龍昇ケン〇ロイド安藤〇ビッグバン総帥
【バトル少年カズヤ】5/5
○カズヤ○カズヤのママ○白竜○狂狂丸○玉吉川コウジ
【らき☆すた】4/4
〇泉こなた〇柊つかさ〇柊かがみ〇田村ひより
【とある魔術の禁書目録】4/4
〇上条当麻〇インデックス〇御坂美琴〇一方通行
【クレヨンしんちゃん】4/4
〇野原しんのすけ〇野原みさえ〇野原ひろし〇野原ひまわり
【fate】4/4
〇衛宮士郎〇セイバー〇アーチャー〇ギルガメッシュ
【這いよれ!ニャル子さん】4/4
〇八坂真尋〇ニャル子〇クー子〇ハス太
【魔法少女リリカルなのは】4/4
〇高町なのは〇フェイト・テスタロッサ〇八神はやて〇ユーノ・スクライア
【東方project】4/4
〇博麗霊夢〇霧雨魔理沙○八雲紫○古明地こいし
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【ターミネーターシリーズ】3/3
〇T-880〇T-1000〇T-X
【妄想アニロワ2】3/3
〇フグ田サザエ〇磯野カツオ〇磯野波平
【ミスター味っ子】2/2
〇村田源二郎〇味吉陽一
【魔法少女まどか☆マギカ】2/2
〇鹿目まどか〇暁美ほむら
【チャージマン研】2/2
〇泉研〇キャロン
【らき☆ロワ】2/2
〇◆6/WWxs9O1s氏(外見がかがみ)〇◆6/WWxs9O1s氏(神)
【遊☆戯☆王シリーズ】2/2
○バクラ○ベクター
【ボボボーボ・ボーボボ】2/2
○ボボボーボ・ボーボボ○首相パッチ
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【HUNTER×HUNTER】1/1
〇ゴンさん
【笑点】1/1
〇ピンク
【侵略!?イカ娘】1/1
〇イカ娘
【パロロワクロスネタ投下スレ】1/1
〇◆6/WWxs9O1s氏
【書き手ロワイアル3rd】1/1
〇◆6/WWxs9O1s氏
【シンジ「何がQだよ!」】1/1
○碇シンジ
【孤独のグルメ】1/1
○井之頭五郎
【妄想オリロワ2】1/1
○神州王
【サザエさん】1/1
○フグ田マスオ
【書き手枠】28/28
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
134/134
【主催】7/7
〇〇〇〇〇〇〇
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【基本ルール】
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
勝者のみ元の世界に帰ることができる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
主催が完全に消滅した場合、そのときの生者は全員勝者とみなされ元の世界に帰ることができる。
【スタート時の持ち物】
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を支給され、「デイパック」にまとめられている。
「名簿」「ランダムアイテム」「コンパス」「筆記用具」「水と食料」「時計」「ランタン」
「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。四○元デイパック。
「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが3個入っている。内容はランダム。
「名簿」 「コンパス」 「筆記用具」 「水と食料」 「時計」 「ランタン」 → 名前のとおり。
【「首輪」と禁止エリアについて】
「首輪」は全参加者につけられ、禁止事項に触れたり禁止エリアに入ると「首輪」が爆発する。
首輪が爆発すると、そのプレイヤーは死ぬ。
この首輪はプレイヤーの生死を常に判断し、開催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。
24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。
【放送について】
死亡者・禁止事項・禁止エリア・残り生存者が発表される。
【舞台について】
リアルな東京23区。ただし他に人はいない。
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【作中での時間表記】(6時スタート)
未明:0〜2
黎明:2〜4
早朝:4〜6
朝:6〜8
午前:8〜10
昼:10〜12
日中:12〜14
午後:14〜16
夕方:16〜18
夜:18〜20
夜中:20〜22
深夜:22〜24
【キャラのテンプレ】
【エリア/時間】
【キャラ名@作品名】
【状態】体調、精神状態、怪我など
【装備】すぐに使える状態の物
【道具】基本支給品、不明支給品
↓その時の思考
【思考】基本:(その人の方針)
1:(その時の考え)
2:(1より優先ではない事)
3:(2より優先ではない事)
以下4、5、6…と続く
【備考】
参戦時期、その他諸々、作中でのアイテム放置、建物や施設の崩壊など。
【ズガンについて】
いいが、遠慮してください。
【書き手希望の人へ】
経験者から初心者まで大歓迎。
予約のさいにはトリップをつける。
ゲリラ投下の場合は、名無しでも可。
予約期限?1週間でお願いします。
自己リレー?いいと思うよ。
死んだキャラが脈絡もなく次のSSに出ても私は一向に構わんっ!!!
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【???/?時??分】
「いいか、三行で話す」
「見せしめ死す
殺し合い
開始」
「ルールはもう頭に入っているはずだ」
自分の頭に聞いてみた。
ルールが入っていた。
「名簿に謎が隠されている」
「行かねば」
どこへ?
「あそこへ」
ガチャ プー プー プー
行かねば。
彼のところへ。
【東京23区?/6時00分】
【バトルロワイヤル開始】
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乙
「宿命」の序文の様な始まりかた
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あげ
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名簿が確かに狂ってるw
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<削除>
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え〜と、折角なんで
ギルガメッシュ、書き手枠でハイエナマスク@マスカレードを予約させていただきます
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投下します
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「よもや我がこのような遊戯に利用されるとはな……」
何やら自尊心たっぷりな発言をする、見るからに偉そうな金ぴかの男。
男の名はギルガメッシュ。
古代ウルクの王にして、聖杯なる願望器を求める英霊同士の争いである第四次聖杯戦争に弓兵として現界し、汚染された聖杯の力で現世に受肉した最強のサーヴァント。
最古の英霊にして唯一無二の王を名のるギルガメッシュは、自分が雑種と同じような扱い、即ち駒としてバトルロワイアルという遊戯にも等しい行いに参戦させられたことに大層憤慨していた。
時に聖杯戦争に赴いた時と同じように、大まかなルールは既に頭に入っている。どうやら主催を滅ぼせば帰還できるらしい。
「……なんのつもりかは知らぬが、我に対する狼藉と見なすぞ。主催。
塵ひとつ残さずに滅ぼしてくれる」
ギルガメッシュは厳密に正当対主催ではない。本人的には別に雑種に味方する意思はないし、方針的には皆殺しになるだろう。
支給されたデイパックは、ちゃっかり献上品に類して回収する。だが別に興味はそれほどないのか中身は詳しく調べない。
受肉しているとはいえサーヴァントであるギルガメッシュには、下手な武器よりもよほど協力な宝具【王の財宝】がある。
原則サーヴァント一体に一つの宝具を複数扱える事ができるギルガメッシュ。それが彼を最強の英霊足らしめている理由でもある。
「そ「オリャアアアッ!!」ガフッ!?」
歩を進めようとしたギルガメッシュの脳天に、フルスイングの金棒が直撃する。英霊王は眠りについた。
「ハハハハ、偉そうな癖に以外に楽勝じゃないか」
制限によりランクが著しく下がり、弱体化していた英霊王。その気絶した姿を見下ろすひとりの巨漢の獣面――ハイエナマスクは、上機嫌に笑っている。
その特徴的なハイエナのマスクには、支給品である石ころ帽子がしっかりと装着されていた。
ランクが激減していると同時に、限りなく被ったものへの認識を薄くさせる秘密道具のコンボにより、ギルガメッシュは背後をとられたのだ。流石は慢心王。
きちんと気絶しているか、片足で軽くこずいて確かめる。起きない。うむ、しっかりと眠っているようだ。
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「どれどれ……こいつの名前は……あぁ、これかこれ。ギルガメッシュね。獣面じゃないが能力アリか……はは、ラッキー!!」
ハイエナマスクは石ころ帽子と同じく支給品である参加者の詳細名簿を見る。ご丁寧に顔写真もあるので直ぐにギルガメッシュの情報を知ることができた。
ギルガメッシュが能力――宝具を所有していると知り、ハイエナマスクはより一層喜んだ。
おまけにこの本によると結構強力な物らしい。最初のカモが中々の上物だとしって喜ばない道理は無かった。
おもむろにギルガメッシュの頭部を掴み、自身の能力を使用する。数秒とたたずにそれは効力を発揮した。
「へへ……新しいアビリティ、ゲットだぜ!!」
ハイエナマスク、及び彼と同じ獣面能力者は、装着すれば一生脱げない代わりに超人的な力を与えるアニマルマスクを被った者達だ。
アニマルマスクにはそれぞれアビリティと呼ばれる固有能力がある。ハイエナマスクのアビリティは【廃品回収(ジャンキーコレクション)】。その力は戦闘不能となった相手の能力をコピーする。といった物。
ハイエナマスクはギルガメッシュの宝具をコピーしたのだ。
もっとも、コピーしたといっても宝具と獣面能力は勝手が違うだろう。だが、コピー自体は成功していた。
ハイエナマスクはギルガメッシュのデイパックをありがたく頂戴し、お礼に脳天に蹴りをいれてハイエナマスクは立ち去った。
あとにはタカられたギルガメッシュだけが残った
【東京23区/6時30分】
【ギルガメッシュ@fate】
【状態】気絶、打撲、超弱体化
【装備】王の財宝
【道具】
【思考】基本:主催ぶち殺す
1:(気絶)
【備考】
・第四次聖杯戦争からの参戦
・王の財宝は使用可能。ですが一部宝具が使えません
【ハイエナマスク@マスカレード】
【状態】上機嫌、健康体
【装備】金棒@マスカレード
【道具】基本支給品2、不明至急品3、石ころ帽子@ドラえもん、詳細名簿@オリジナル
【思考】基本:とりあえず優勝を目指す
1:強い能力をコピーする
【備考】
・ギルガメッシュの宝具「王の財宝」をコピーしました。ですが一部宝具は使用できず、また使用できる宝具もオリジナルよりもランクダウンしています
・参戦前からコピーしていたアビリティは全て消去されています
【金棒@マスカレード】
・ハイエナマスクの愛用する武器。特殊能力などは無い
【石ころ帽子@ドラえもん】
・石ころ並の存在感になれる帽子
【詳細名簿@オリジナル】
・参加者の詳細が記された攻略本、顔写真つき
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投下終了です
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投下乙
金ぴか弱ッ!!
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え、何これは…(ドン引き)
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王の財宝は所有者の宝物庫と繋げる宝具ですから
ハイエナマスクが王の財宝をコピーしてもハイエナマスクの宝物庫にしか繋がらないから宝具は存在しないので射出できないかと
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<削除>
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>>18
失念していました。ではコピーした王の財宝は宝具の使用は不可に修正しましょう
書き手で天地善次郎@アイアンナイト予約します
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予約破棄します。ごめんなさい
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テスト
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野原ひろし、ジョセフ・ジョースター
書き手枠でシャーロック・シェリンフォード予約します
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投下します
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「チックショォ… ふざけんな! なんで……なんでこんなこと……!」
地面に拳を強く打ち付け、頬を伝う雫で無機質なコンクリートを濡らす男性。
その姿からは決してこの殺し合いに対する強い意志などといったものは感じられず、ただこの理不尽な状況に戸惑い悲しみ、嘆く姿が映る。
無論、この男性はあのクソッタレた主催の言いなりになる気などはない。しかし、立ち向かう勇気などもない。
よって彼はゲームに乗ることも、反逆することも出来ない謂わば『弱者』
何もできない、何もしようとしない……そんな自分にさらに苛立ちが込上がった。
地面へと打ち付けていた拳が紅く染まる、それと同時に更に力が込められる。
連続される自傷行為により既に拳は悲鳴をあげている。だが、その拳の勢いは止まらない。
「クソォ……なんで……なんで…あいつらまで……」
深紅に変色した拳の勢いが止むと同時、男性が崩れ落ちる。
無理もないだろう、彼はこのゲームの中では力を持たない部類に入る者。
迫り来る命の危機、しかし彼はそんな事よりもずっと危機感を覚えている事がある。
そう、それこそが――――
「――しんのすけぇ……! ひまわり……! みさえぇ……!」
―――同じ境遇にいる、愛する家族達へ―――
時はほんの少し遡り、彼は…野原ひろしは、この場に呼ばれて真っ先にデイバッグの名簿を確認した。
嫌な予感がした。いや……予感というには、このゲームに選ばれた時から既に予感と言えるものではなかったのだが
どくんどくんと,高鳴る鼓動を抑え震える手で名簿を手に取り、記された『な行』の箇所を確認する。
―――あった。
全身の汗が吹き出し、高鳴った鼓動が更に高鳴るのを感じる。
気がつくと足が震えてまともに立つことすらままならない。
へたへたと座り込み、自然と瞳から涙が零れる。
―――なんだよ、これ
湧き上がる様々な感情。
怒り、悲しみ、絶望、諦め、無力感……それらが一斉に、ひろしの心へ襲いかかった。
崩れかけた心、それ完全に崩さぬと、本能が保とうとしたのか。
男は、ひろしは拳を地面へと振り上げていた。
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◇ ◆ ◇
「……殺し…合い……」
主催が私たちへと向けて言った言葉、それが私の心を徐々に蝕んでいく。
まだ実感なんて湧かない、……いえ、これが普通なのでしょうか……
今まで何度も怪盗という悪者と対決してきました、でも……命を奪った事なんて一度もありません。
本格的な命の危機という状況にも直面したことはありませんでした、そして……こんなに不安になったことも。
私の傍には、何時も頼れる仲間達がいたから―――
―――クソォ……なんで……なんで…あいつらまで……
「………! ……こ、声……?」
突如耳に入った小さな声、それは今にも消えてしまいそうな程弱々しくて。
近くの建物に身を隠しつつ、声がした方向をそ〜っと覗いてみると
―――しんのすけぇ……! ひまわり……! みさえぇ……!
「………え……?」
そこに居たのは…――泣いている、男の人でした
「…あ、あの! 大丈夫ですかぁー!?」
出来るだけ小さな、けどあの男の人には届きそうな声を絞り出す。
でもそんな配慮もいらなかったみたいで、自分でも驚く程の大きな声でした。
どうやら驚いたのは私だけではないようで、あの泣いていた男の人も驚いたような表情で私を見つめてきました。
男の人の顔は涙で一杯になっていて……とても、悪い人のようには見えません。
全力で、ダッシュで男の人に駆け寄ります。
早くあの男性を安心させたい……ううん、私が安心したいだけかもしれない。
でもどっちにしても、困った人が居るんなら手を差し伸べるのが……ミルキィホームズというものですよっ!
「安心してくださぁ〜いっ! もう大丈夫ですよぉぉ〜!」
何時もの呆れるほど元気な調子で
シャーロック・シェリンフォードは男性へと駆け寄った。
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◇ ◆ ◇
「安心してくださぁ〜いっ! もう大丈夫ですよぉぉ〜!」
「………え?」
涙で滲んだ視界に入ったのは、一人のピンク色の服を着た少女。
その少女は殺し合いの場だというのに、何の迷いもなく純粋な笑顔を浮かべて此方へと駆け寄ってきた。
あんなに小さな子供なのに、人を心配し人を救おうと行動に移せる。
―――とても、眩しかった。ただ嘆いていた自分には……眩しすぎた。
自分よりも遥かに小さな、本来守られるべき立場に当たる小さな女の子。
眩しい笑顔を浮かべるその少女は……何故だか、とても心強く思えて
崩れかけたひろしの心は、ふわりと軽くなった気がした。
「……なに…してたんだろうな……俺…」
ぼそり、少女に聞こえないほどの小さな呟き。
その小さな呟きには、先程までの自分への後悔と、少女への僅かな希望が垣間見えた。
涙で濡れた顔をぐしぐしと乱暴に拭き取り、しっかりと立ち上がり少女を見る。
その姿には先程の弱気な雰囲気は感じられず、どこか頼もしげな男は――
「―――俺は大丈夫だぁ!! 君の方こそ、大丈夫かぁ!?」
――少女に負けないほどの、大声を上げた。
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【東京23区 葛飾区/朝】
【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
【状態】健康、悲しみ、右拳に鈍痛(中)
【装備】なし
【道具】基本支給品、不明支給品×2
【思考】基本:家族に会って殺し合いから脱出する
1:目の前の少女(シャーロック)を保護する
2:しんのすけ達を必ず見つけ出す
【備考】
・本編中からの参戦です
・シャロ、ひろしの声がどの範囲まで聞こえたのかは次の書き手さんにお任せします。
【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラミルキィホームズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品、不明支給品
【思考】基本:主催を倒し、殺し合いから脱出する
1:目の前の男性(ひろし)を保護する
2:困っている人がいたら助けたい
【備考】
・ゲーム(探偵オペラミルキィホームズ2)終了後からの参戦です
・名簿は確認していません、なので他のミルキィホームズのメンバーが居るかどうかは不明です
・シャロ、ひろしの声がどの範囲まで聞こえたのかは次の書き手さんにお任せします。
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◇ ◆ ◇
「―――ったくよぉ、柱の男の次は殺し合いだあ? ふざけんじゃあねぇッ!!」
苛立ち紛れに、姿の見えぬ主催達へと怒号を上げるのは一人の長身の青年。名はジョセフ・ジョースター。
究極生命体となったカーズを大気圏街へと追放し、来るであろう死を覚悟した直後
目を覚まし、気がついたらこのバトル・ロワイアルの参加者となっていたのだ。
あまりにも突然で、あまりにも一瞬の出来事。流石のジョセフの頭脳を持ってしても、この状況を理解することはできなかった。
「……それに、俺ァあの時左腕を切断されたはずだ……なァ〜んで無事なんだぁ?」
グッグッと、確かめるように左手を握りしめる。
そこには確かに左手の感覚があり、波紋の力も通っている。
不可解な出来事の連続によりちょっとした頭痛が起こる。しかしそれも波紋により微弱なもの。
悩んでても埒が明かねぇ、という彼らしい前向きな考えによりとりあえず歩みを進めようとしたその時。
――安心してくださぁ〜いっ! もう大丈夫ですよぉぉ〜!
「…ッなぁ!?」
木霊を残すような勢いで、耳に入ったのは幼い少女の声。
それもただ大声を上げている訳ではない、誰かに対しの発言によるものだ。
これにより、あの少女は一人ではなく、少女に『大丈夫』と声をかけられるほど弱った者と一緒に居るという事になる。
それは一部の『乗った』者にとってはあまりにも好都合。
殺し合いというゲームが行われているこの場、あんなに大声を上げたのならばどうなるかぐらい容易に想像できる。
即座に状況を判断し、声の主の方向へ走り出そうと―――
―――俺は大丈夫だぁ!! 君の方こそ、大丈夫かぁ!?
「!!? ……ッちぃ…! 間に合ってくれよな……!」
再び木霊する大声。しかしそれは先程の少女によるものではなく、男性のものだった。
おそらく先程の少女の言葉に対しての返答だろう、どちらもひとまず無事な事に少し安息するが、その足は止まらない。
向かい風を受けながら、その風をも吹き飛ばす程の疾風の如き速さで駆け抜ける。
それが、ジョセフ・ジョースターという強者―――
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【東京23区 葛飾区/朝】
【ジョセフ・ジョースター@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康、全力疾走中
【装備】なし
【道具】基本支給品、不明支給品×1、バールのようなもの@這いよれ!ニャル子さん
【思考】基本:主催をぶちのめす
1:声がした方向へと向かう
2:左腕が再生していることに対し疑問
【備考】
・カーズを宇宙へと追い出した直後からの参戦ですが、左腕は再生しています。
・シャロ、ひろしの声を耳にしました。
・名簿は確認していません。
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投下終了です、題名は『強者と弱者』です
なにか感想や指摘、誤字などがありましたらお願いします。
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てす
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エンリコ・プッチ 暁美ほむら予約します
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野比のび太、書き手枠で絵美理@エッチな夏休み予約します
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投下します
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「助けてドラえもーーん」
のび太は青…ドラえもんに助けを求めていた。あまりパッとしない顔を健気にも震わせながら
まあバトル・ロワイアルなんかに巻き込まれてるんだから当然であろう。
でもドラえもんは状況が状況だから、すぐに駆けつけてくれない。残念
「あの、すいません…」
「ひぃ!」
「あ、怖がらないで」
のび太はビックリして飛び上がった。後ろを振り替えると、水着の綺麗なお姉さんがいた。
とてもエッチなお姉さんだ。
怖くて震えていたのび太も流石に顔を赤くする。
エッチなお姉さんはウブなのび太をクスリと笑う。そして訪ねた。
「エッチな女の子は嫌いですか…?」
のび太はフリーズした。小学生には刺激が強すぎたらしい。
エッチなお姉さんは潤んだ目でのび太を見つめてる。エッチなのに可愛い。
のび太もそれに気づいてアワアワする。そして……
「え、あ、その…嫌いじゃない?」
疑問系で答えた
「本当ですか……」
エッチなお姉さんは目を見開いて……
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「エッチはエッチでもHellのほうだがなぁぁぁーっ!」
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エッチな女の子は突然 マキタ エンジン・チェーンソー でのび太に斬りかかった。
「うわぁぁぁぁッ!!」
普段のろまなのび太も、奇跡的に反応してすんでのところで避ける
「三枚に……おろしてやるぜぇぇぇーッ!」
エッチな女の子は狂気的な顔で迫ってくる
「ぎゃあぁぁぁぁー助けてドラえもーーーんッ!!」
のび太はダッシュで逃げた。若干漏らしながら
【東京12区/6時40分】
【野比のび太@ドラえもん】
【状態】ぎゃあぁぁぁぁッ!!
【装備】
【道具】色々
【思考】基本:ドラえもん助けてー!
1:エッチな女の子から逃げる
【備考】
【東京12区/6時40分】
【絵美理@エッチな夏休み】
【状態】水着
【装備】マキタ エンジン・チェーンソー
【道具】色々
【思考】基本:皆殺し
1:三枚におろしてやるぜぇぇぇぇッ!!
【備考】
・エッチな夏休みで初登場直前からの参戦
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投下完了です
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投下乙です
まさかここで高橋邦子シリーズのキャラが見れるとは……
そしてやはりのび太はのび太だった……
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書き手枠でマジェント・マジェント、ヒロ・ナカムラ 予約します
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投下します
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「いいかいマジェント、こんなことをするのは悪い奴、悪党なんだ。悪党をみすみす見逃すことはヒーローのすることじゃない」
それが口先だけの言葉じゃないことは目を見ればわかった。
主催への反抗……別にそれ自体に反対する理由はないな。
デラウェア河の川底から引き上げてくれたのは感謝しているが、それとこれとは話が別。
そもそも攻撃手段のない俺の20th センチョリー・ボーイ 単体じゃとても勝ち抜くなんて出来ないし。
「へぇーーーー……そりゃあご苦労なことで。ヒロ」
うーん、不思議な奴だな。
人の良さそうな頼りない男なのに、妙に輝いて見える。
こいつの言ってるヒーローってのはよくわかんねぇけど。
ヴェカピポの野郎みたいなお利口さん…とも違うか?なにか信念みたいなものを持ってるみたいだし。
「君は僕と同じ、特別な力があるヒーローなんだ。正しいことに使わないと」
ヒロもスタンドをもっていた。
時空間をねじ曲げる…だったか?
時を止めたり、瞬間移動したり、未来や過去に飛んだり。
話を聞けば聞くほど、驚いた。
流石に時間移動は信じきれない(実際にやってみてくれと頼んだら、ヒロも何故か今は使えないとか言ってた)が、少なくとも瞬間移動したりすることができるのはこの目で見た。おったまげたね。
いの一番で聞いてきたことが「お前は殺し合いにのる悪党か?」なのはまだ良い。
だが、いきなり俺の手からデイバックが無くなってやがったのは驚いた。
それを目の前にいたヒロが「無駄無駄無駄ッ!」とか喋って、ニコニコ笑いながらそれを持ってやがったんだ。
な… 何を言ってるのかわからねーと思うが(ry
俺は焦ったね。正直、気配すら感じなかった。
だから時間停止?は置いとくとしても、瞬間移動やらは信じる。
直感でそういう能力だなっ……てのは思った。
だから 20th センチョリー・ボーイを発動したんだ。
得たいの知れない能力相手には、俺のスタンドなら閉じ籠ってるのが一番だからな。
一度発動してしまえば俺を倒せるやつなんか居なかったし、これからもいないだろう。
相手がしびれを切らした隙にてきとーに逃げるかな。そんな考え立ったんだが……
こいつ、ヒロは、俺の20th センチョリー・ボーイを見て、やたら興奮し出したんだ。
なんか「僕と同じ?」「ヒーローなのかな?」「なんとかライダーみたい」だとか、ブツブツ言ってたのは覚えてる。
てっきり何かしら攻撃してくるかと思ってた俺は拍子抜けしたよ。変な奴だな。
まぁ、そのままデイバックをパクったりせずに返してきたのは感心したけど。
で、なんやかんやあって、俺はヒロと仲直り?つーか停戦みたいな状況になった。
この見慣れない街が、ニホンって国の首都なのはさっきヒロから聞いた(ヒロは日本人なんだと)。
そういえばレースの参加者にもニッポン出身の奴がいたような気が……
もしかしたら例の"飛行機"ってのが実用化したら、アメリカからも一っ飛びで行けるようになるかもしれないな。
うん、よかった。この人は悪党じゃ無いみたいだ。
マジェント・マジェント、僕"たち"と同じ力を持ってる人。
なぜか日本に逆戻りしていたのは驚いたけど、殺し合いに乗るような悪党にさっそく出会わなくて良かった。
でもさすがの僕でも、お手上げだよ。サッパリ。
マジェントはなんと1890年代の人間らしい。
とても驚いたけど、よく考えてみたら自分も過去に行けるんだし100年前から人をつれてくることも案外できるのかも。
でもそれだと僕と同じように時空間をねじ曲げる必要もあるし、もしそんな相手が主催者の悪党のなかにいたら、とても危険だ。
でも今はまず、世界を救った……かはわからないけど、一刻も早くアメリカに戻らないと
アンドウくんも心配しているだろうし、
ピーターもどうなったのか気になる。
爆発してニューヨークを吹き飛ばしていなければ良いけど……
【東京23区】
【マジェント・マジェント@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】普通
【装備】なし
【道具】20th センチョリー・ボーイ
【思考】基本:殺し合いには乗らない
1:ヒロと行動する
【備考】
・デラウェア河の底に沈んでいた時期からの参戦
【ヒロ・ナカムラ@ヒーローズ】
【状態】普通
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:悪党(主催)を倒す
【備考】
・シーズン1最終話からの参戦
・能力の制限により「過去や未来へのタイムトラベル」は使用できません
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投下終了です
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書き手枠で金崎同義@高校ロワ(初代)、上条当麻 予約します
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高校ロアじゃね?
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投下します
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「不幸だァーーーー!!」
摩天楼で叫ぶ少年
彼の名は上条当麻。上条都市のレベル0にしてあらゆる異能を無効化する『幻想殺し』をもつ男である
「なんなんだこの状況は……」
上条にとってこの状況は訳が解らなかった
目覚めたら学園都市の外部にいて、しかも何故か殺し合いをしなければならない事だけは理解しているという異常事態
「はぁ、とにかく人を探すか」
なんとも奇妙なことに、大都市にも関わらず此処にはまったく人影がなかった
そのままでは何とも寂しいので、友好的な相手を探して合流しようと一歩、踏み出す
その瞬間、状況は一変した
数えきれないほど不幸に襲われた経験からか、不意打ちの攻撃の殺気を感じとり、咄嗟にしゃがんで回避する。
しかしそれだけでは終わらなかった
上条の頭上を掠めたものは、慣性の法則に逆らうように方向転換、そのまま上条の顔を絡めとり鼻と口を覆った。自然と上条は呼吸が出来なくなる
舌先から感じる無味無臭の味覚から、薬品などではなくおそらく水であることがわかった
「うぶ、がぼぼ(この味、水か!?)」
上条は『幻想殺し』で液体に触れる。するとあっさりと顔の拘束が解かれた
「ぷはぁっ、はぁ、はぁ」
危うく路上で溺死しかけた上条は、ずぶ濡れの顔で油断なく周囲を警戒する
あらゆる異能を無効化する上条の幻想殺しが効いたということは、この液体を操作する能力者がいるということなのだから
すると今気づいたが、いつの間にか上条の背後に青年がいた。外見から判断するとおそらく高校生だろう
彼が襲撃者であることは右手に持っている蓋の空いたミネラルウォーターのペットボトルと、欲望が隠しきれない邪悪な笑みから一目瞭然だった
「おいおい、俺の金崎流降水術式能力が勝手に解除されやがったぞ?どうなってやがる」
男はなぜ己の能力が解除されたのか理解できないのか、怪訝そうに眉を潜めていた
「お前……殺し合いに乗ってるのか?」
「はぁ?バカかお前は!!そんなの当たり前じゃねぇか。お前の脳ミソ何パーだ?」
念のため訪ねる上条を嘲るように罵倒する。彼が上条を殺そうとしたことにこれっぽっちも悪びれていないことが伝わってきた
「バカはお前だ!!なんでこんなくだらないことで人殺しなんてしようとするんだ!!」
「ギャハハハ!!そんなの決まってるだろ?参加者全員ぶっ殺してこの金崎同義が最強の座を手にいれるんだ!!」
上条は金崎同義と名乗った男が何をいっているのか理解できなかった
「最強……だと?」
「殺極高校じゃ赤間の熱血野郎を始末して幸先が良かったのによ……ま、ここで優勝しても最強の意味は同じだってことだよな。なら乗らねぇ手は無いだろうが!!」
上条は知るよしもないが、金崎同義は異能力者の巣窟である殺極高校に在籍している能力者であり、最強の座を得るための理事長公認の殺し合いが開かれていた真っ最中にこの殺し合いに参戦していた
なのでこの妙な状況も理事長あたりが絡んでいるのだと判断し、そのまま方針を変えずにマーダーとなった
もともと欲望に忠実なことで有名であった金崎は最強の座に魅力を感じ、すでにクラスメートである赤間鐵機を殺害していた。なのでそもそも外道である金崎に殺人の躊躇は全くない
それを感じとったのか、上条は黙って拳を握りしめる
「金崎とかいったな」
「あぁ?」
「お前がどんな理由があって最強なんて狙ってるのかは解らない。だけど、人の命を奪ってまでそんな下らないことに執着するって言うんなら――
――その幻想を、ぶっ壊す!!」
金崎は上条に自分が殺したクラスの熱血野郎、赤間鐵機の姿を一瞬だけ思い出した
「ふん、」と鼻をならし、上条につまらないものを見るような視線を向ける金崎。その手にはすでに新しいペットボトルが握られていた
「うるせぇよ。黙って俺にぶっ殺されて死ねや」
【東京19区】
【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】頭びしょ濡れ
【装備】幻想殺し《イマジンブレイカー》
【道具】
【思考】基本:殺し合いには乗らない
1:金崎同義の幻想をぶっ壊す
【備考】
・記憶を失う前からの参戦
【金崎同義@高校ロア(初代)】
【状態】健康
【装備】金崎流降水術式能力
【道具】アルプスの天然水(2リットル)@現実
【思考】基本:最強の高校生に俺はなる!!
【備考】
・高校ロア(初代)第一話、赤間鐵機殺害直後からの参戦
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投下終了です
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◆6/WWxs9O1s氏(外見がかがみ)、◆6/WWxs9O1s氏(神)、バクラ、ベクター、ボボボーボ・ボーボボ、首相パッチ、ゴンさん、ピンク、イカ娘、◆6/WWxs9O1s氏、◆6/WWxs9O1s氏、碇シンジ、井之頭五郎、神州王、フグ田マスオ、フグ田サザエ、磯野波平、村田源二郎、味吉陽一、◆6/WWxs9O1s氏(二期)、◆6/WWxs9O1s氏(4-6期)、◆6/WWxs9O1s氏(七期)、◆6/WWxs9O1s氏(八期)、◆6/WWxs9O1s氏(九期)、天野河リュウセイ、松岡勝治、龍昇ケン、ロイド安藤、ビッグバン総帥、書き手枠でミスター・ドリトス@殺人鬼探偵で予約します
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投下します
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東京13地区に異変が起こっていた。その地区だけにザァーザァーと雨が降っているのだ
「ああああああっ!!死ねよこのクズッ」
「お前がシネッ!!」
「俺の前を歩くんじゃねぇーーーッ!!」
その奇妙な天候下、ある公園で総勢30名もの参加者たちが殺しあっていた
カードバトルという名のリンチで少年を殺そうとしている明らかに人間とは思えないゲスな男を異常なほど髪の長い筋肉質の男が一撃で吹き飛ばしたが、直後横から飛び出してしてきた男に右腕を切り落とされた
その横では中年男性が少女にアームロックをかけていたが流れ弾に足を撃ち抜かれバランスを崩して倒れこんだ。仕返しとばかりにアームロックされていた少女が金属バットでタコ殴りにするが、横合いから突っ込んできた金の仮面の男に殴り飛ばされ、お互いの体を包丁で滅多刺しにして殺しあっていた夫婦らしき男女に衝突し吹き飛ばした
その横では老人と少年が殺しあい、お互いの手足を切り落として食べていた。律儀に軽く調理しているのか美味しそうな香りが漂ってくる。その二人を白髪の少年がSっ気たっぷりの笑顔で銃撃し「トマトォーーートマトォーーー」と叫ぶ金平糖に串刺しにされた。鼻毛を操るアフロの男とイカのような少女がお互いの首を触手と鼻毛で締め落とそうとしていた
神の名をもつふたりの参加者はもはや何をしているのかすらよくわからない応戦を繰り広げ、その余波に晒されながらも何故か同じような雰囲気をもつ数名が血みどろの激戦を繰り広げている
それらをカブトムシのような玩具でなぎ倒していくキチガイ染みた少年と同じく余波に巻き込まれて死ぬがやがて何事も無かったかのように復活する少年を盆栽で撲殺する老人
負けじと再度復活した少年が隠し持っていたアイスピックで応戦するが、横合いから乱入してきたピンクの着物の男にロードローラーで引き殺されかけていた
そして「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」と呟きながらがむしゃらに機関銃を乱射する少年を別の少年がカブトムシのような玩具で轢き飛ばすが腹部を撃たれて尻餅をついた。破れた腹から血が溢れていたが、少年はすぐさま立ち上がって殺戮に加わった
彼らはどう考えても死ぬような傷でも平然と殺し合いを続けていた
内蔵がはみ出ていたり両手両足を失ったり脳天を撃ち抜かれて脳ミソが流れ出したり動脈から血を吹き出しているのにも関わらずに狂ったように暴れ続けている
人種も年代も、それこそ世界すらもバラバラなこの場で唯一共通していることは、誰も彼もが何かに『怒って』いる事、そして手当たり次第視界に入った相手と殺し合うことに情熱と喜びを感じていることだけだった
中には無表情だったり嬉しそうだったり何処か別の世界を見ているように陶然となったりしていたが、恐怖や悲しみに暮れているものは誰もいなかった
路面の隅に一台の機械が放置してあった。しかしもう誰も注意を向けていない。その機械には雨雲のカードがセットされていた。これが13地区にのみ雨を降らせているギミックなのだろうか
雨音をBGMに参加者たちは狂気の雄叫びを上げる。随分と血を流したのにも関わらず、まだまだ勢いは衰えていない。誰もが闘争にのめり込んでいた
「食べたい。でも痩せたい」
ひとりの男がその狂乱を傍観していた
男はスナック菓子を食べていた。黄色の細長いスナックで、袋の商品名は『Cheetos』だ
「痩せたい。でも食べたい」
男はショッキングピンクのスーツを着た黒人だった。右半分の髪型は長いドレッドだが左半分はスキンヘッドだ。濃い黒のサングラスで目元を隠し、その上で細い眉が極端な山型に折れている。濃いサングラスのため彼の表情は読み取れないが、眼前の凄惨な殺し合いに対しては特になにも感じていないようだ
「痩せたい。でも食べたい」
パリポリバリボリと男は一心に食べ続ける。銀の指輪の填まった指が、頻繁に袋と口を往復する。暫くしてスナックを食べ終えると空袋もツルリと飲み込んだ。男は「ああ、なくなった」と悲しげに呟いた。その首に首輪は無かった
男の名はミスター・ドリトスであった。
スナックを食べ終えたドリトスは何かを探すように周囲を見渡し、初めて殺し合っている参加者たちに目を向けた
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「 THIS WAY 」
一番最初に接近するドリトスに気づいたのは、右手を失いながらも何故か儚い表情を浮かべた筋肉質な男――ゴンさんだった
「FIRST…COMES…」
彼は脅威的な瞬発力でドリトスの懐に接近し、溜めの体勢にはいる
「…ROCK」
ボ
ドリトスは避けようともしなかった
その化物級の一撃はドリトスの体にグニョリとめり込んだ。まるで、柔らかいのに異常な弾力がある、最高級のゼリーのように。
「!?」
ゴンさんの死んだような目が驚愕に揺れた。手を引くのに合わせてドリトスの体はすぐに元通りとなった。ドリトスは何事もなかったかのように歩き過ぎた。
ゴンさんはそれを許さなかった。こと戦闘能力においては参加者の中でも上位に入るゴンさんの追撃は激しかった。
だが、ドリトスはそのすべての攻撃を避けなかった。
ゴンさんの攻撃がドリトスの体に触れると、その部分がグニャリと変形し、全く抵抗なく突き抜けてしまうのだ。その様子はゼリーやプリンを指で押した時の現象に似ていた。実際はその柔軟さの比では無いだろうが。彼の体の構造はどうなっているのか。空間自体を歪めているとでも言うのか
その内ドリトスに攻撃を加えるのはゴンさんだけでは無くなっていた。銃弾が、ロードローラーが、神が、血に濡れた刃が、この場にいる闘争に熱中する30名の参加者たちが闘いを中断し、ドリトスを殺すべく集中したのだ。
だがその全てがドリトスを素通りしていった。ロードローラーに轢かれたりもしたが、潰され平らになった次の瞬間にはプルンと元通りになってしまった
結局、ドリトスはクニョフニョと揺れ動くだけで無傷のまま騒動の中心地に到着した
「では、そろそろ頂きます」
この時、30名の猛攻に曝されても呻き声ひとつ上げなかったドリトスが初めて喋った
一番近くにいたゴンさんは相手を待たずに行動した
「First comes rock…Scissors」
打撃が効かないのなら斬撃で仕留める気だった。しかし、ドリトスを両断するはずであった刃はあからさまに別の方向へ流れていた
「パッパラピッポラポンガポンガ」
ドリトスが奇妙なかけ声を発したのだ。声に合わせて手足が振られ、右へステップする。何故かゴンさんの手足も、ドリトスと全く同じ動きをしていた。それどころか約50メートル四方の参加者は全て、ドリトスと同時に手足を振っていた。
「な、何なんでゲソ、これは」
ドリトス以外の全員の心情を代弁するのはイカ娘だ。彼女の肌には締め付けられたような青痣が目立っていたが、どうやら触手勝負で勝利したのは彼女のようだ。
その触手もドリトスの動きに会わせて軽快なダンスを踊っている。彼らの手足はもうその意思から完全に分断されていた
「パラチョメパラチョメラッパッパッパッ」
リズミカルなかけ声は止まらない。ドリトスと一緒に30名が右へステップしていく
クルリと回る動作も途中に混じる手拍子も綺麗に統一され軽快で洗練された動きは一流のダンサーグループのようだ
ドリトスの能力の強制力がよっぽど強いのか、先程の殺し合いで手足を失ってしまったものまでも完璧に踊れていた
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「パラパラパラパラパラパララパラパラパポップポップ、パンツパンツパンツ。パッパラピッポラポンガポンガ」
ドリトスのかけ声はどんどん速くなり、ダンスもめまぐるしくなっていった。踊らされている全員が見事についてきている。いやついてこさせられている。彼らのステップは緩やかな弧を描き、反時計回りに場を一周する。
「パラチョメパラチョメラッパッパッパッパラパラパラパラパラパララパラパラパポップポップ、パンツパンツパンツ。パッパラピッポラポンガポンガ、パラチョメパラチョメラッパッパッパッパラパラパラパラパラパララパラパラパポップポップ、パンツパンツパンツ。パッパラピッポラポンガポンガ、パラチョメパラチョメラッパッパッパッパラパラパラパラパラパララパラパラパポップポップ、パンツパンツパンツ。パッパラピッポラポンガポンガ……」
かけ声と振りつけはパターンが決まっているようだ。何巡もするうちにドリトスの声は聞き取れないくらいに速くなり、ダンスもシャカシャカと手足が霞むほどになる
みるみる反時計回りの輪が小さくなっていく。踊っている参加者とドリトスとの距離も縮んでいった。最早ダンスに抗うことに諦め始めていた30名はドリトスを先頭に踊り歩く集団となる
かけ声が超音波と化し、行列が流れる残像で一筋の帯となった頃、突然ドリトスがステップを止めて振り返った
「頂きます」
ドリトスは口を開けた。
勢いのまま先頭にいたゴンさんが全く抵抗できずにドリトスに吸い込まれて消えた。その次の少年も、その次の女性も、その次も次も、勢いのままにドリトスに食われていく
ツルルルルルルルルルー、と麺を啜るような見事な音を立てて、ドリトスは一瞬で30名を食べてしまった
「ご馳走様でした」
ドリトスは両手を合わせた。十個の指輪がぶつかり合ってチリンと鳴った。彼の腹はまるで膨れていなかった
公園にはドリトスを除いて誰も居なくなってしまった。
否、ひとつだけその場に残っているものが合った。顔のついたヒトデのような、小型の円盤状の物体がドリトスの足元を中心として、雨に濡れた至るところに広がっていた
それは『ほんのちょっとの電気刺激で人間を怒らせる』能力のヴィジョンであり、この付近にいた参加者30名をマーダーに変貌させた原因である最弱スタンド『サバイバー』であった
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ミスター・ドリトスは並みならぬ食欲に裏打ちされた一風変わった能力をもつが、決してスタンド使いではない
ならなぜ彼が『サバイバー』の本体となっているのかというと、ドリトス自体が主催によって用意されたある種の舞台装置であるからだ
このロワの参加者の数は136名。現時点でドリトスが30名食い殺したとしても三桁の106名。些か多すぎる。殺し合いに乗らずに傍観する参加者を適度に目張りし、尚且つ『食欲』のみが行動原理の扱いやすそうなドリトスが主催の手駒に選ばれたのだ
つまりドリトスはバトルロワイアルという計画を円滑に進めるためのジョーカーなのだ
「そこそこ美味しく頂きました。次の食べ物はどこでしょう」
もっとも、ドリトス自身にその自覚はないし悪気もない。ただ、お腹が空いていたら、好きなだけ食べていいと言われてスカウトされたので食べただけである
ふと、ドリトスは空を見上げた。
雨は、まだ降っていた。
因みに13地区の天気ボックスは主催が仕掛けたものではない。当然ドリトスが使ったわけでもない。恐らくドリトスに喰われた内の誰かが支給品のテストでも行ったのだろう
ドリトスに仕掛けられたスタンドdisk『サバイバー』は水を伝って広がっていく
それがどんな結果をもたらしたのかは、装置を使った誰かにとっては予想外だっただろうが
『ダンシング・マン・イータ』、ミスタードリトスは飽くなき食欲に従ってその場を離れた
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【東京13区/8時00分】
【ミスター・ドリトス@殺人鬼探偵】
【状態】次の食べ物はありませんか?
【装備】スタンドDISK『サバイバー』
【道具】
【思考】基本:痩せたい。でも食べたい。食べます
【備考】
※主催者側のジョーカーなので首輪はありません。しかし自分が殺し合いの片棒を担がされていることを自覚しているかは不明です
※殺し合いを円滑に進めるため、黒幕によってスタンDISK『サバイバー』を与えられていますが、本人にその自覚があるかどうかは不明です
【◆6/WWxs9O1s氏(外見がかがみ)@らき☆ロワ 死亡】
【◆6/WWxs9O1s氏(神)@らき☆ロワ 死亡】
【バクラ@遊☆戯☆王シリーズ 死亡】
【ベクター@遊☆戯☆王シリーズ 死亡】
【ボボボーボ・ボーボボ@ボボボーボ・ボーボボ 死亡】
【首相パッチ@ボボボーボ・ボーボボ 死亡】
【ゴンさん@HUNTER×HUNTER 死亡】
【ピンク@笑点 死亡】
【イカ娘@侵略!イカ娘 死亡】
【◆6/WWxs9O1s氏@パロロワネタ投下スレ 死亡】
【◆6/WWxs9O1s氏@書き手ロワイアル3rd 死亡】
【碇シンジ@シンジ「何がQだよ!」 死亡】
【井之頭五郎@孤独のグルメ 死亡】
【神州王@妄想オリロワ2 死亡】
【フグ田マスオ@サザエさん 死亡】
【フグ田サザエ@妄想アニロワ2 死亡】
【磯野波平@妄想アニロワ2 死亡】
【村田源二郎@ミスター味っ子 死亡】
【味吉陽一@ミスター味っ子 死亡】
【◆6/WWxs9O1s氏(二期)@テラカオスバトルロワイアル 死亡】
【◆6/WWxs9O1s氏(4-6期)@テラカオスバトルロワイアル 死亡】
【◆6/WWxs9O1s氏(七期)@テラカオスバトルロワイアル 死亡】
【◆6/WWxs9O1s氏(八期)@テラカオスバトルロワイアル 死亡】
【◆6/WWxs9O1s氏(九期)@テラカオスバトルロワイアル 死亡】
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
【ロイド安藤@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
【ビッグバン総帥@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
【お天気ボックス@ドラえもん】
天気を自由に操作することができる秘密道具。地域を選択した後、「晴れ(笑顔を浮かべる太陽の図)」「雨(雨雲の図)」など、天気をあらわす絵の描かれたカードを挿入すると、そのとおりの天気に変えることができる。現在は雨カードをセットしたまま13地区に放置されている
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投下終了です。タイトルは「マーダー・ダンシング」です
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涼宮ハルヒ、源静香、書き手枠でハリー・ザ・フォーガトン@殺人鬼探偵 予約します
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投下します
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ふたりの少女が無人の東京を歩いていた
源静香。ピアノとバイオリンが趣味で、未来からきた猫型ロボットを居候させている友人を持つ小学生である
涼宮ハルヒ。世界を大いに盛り上げるための部活動であるSOS団の団長であり、高校生である
このふたりはバトルロワイアルの開幕と同時に遭遇し、お互いが殺し合いに反対という事がわかり行動を共にすることにしたのだ。目下のところ同盟である
バトルロワイアルという非日常に若干ワクワクしているハルヒが先陣を歩き、年下の静香がその後を不安そうに着いていっていた
「これからどうしましょう、ハルヒさん」
「そうね。とりあえずキョン達と合流して、あと静香ちゃんの言ってたドラえもんってロボットも是非あってみたいわね」
ふたりはすでにお互いの知人が参加していることは名簿を確認して知っていた
ハルヒはキョン達SOS団のメンバーが心配であったし、静香はのび太やスネ夫、そして一番便りになりそうなドラえもんに会いたかった。いや、親しい相手なら誰でもよかったのかもしれない
ハルヒは不意に立ち止まった。怪訝そうな静香はハルヒの視線の先に誰かが居ることに気がついた
ボロボロの迷彩服をきた男がいた
年齢は五十代と思われたが泥混じりの髪は真っ白で、肌は見事なほど褐色に焼けている
弾倉の挿っていない代わりに銃剣が装着された古いM16自動小銃をもち、使い込まれた刃はかなり砥ぎ減りしていた
「ハロー、ガールズ」
その挨拶に敵意や悪意は感じられない。どちらかと言えば、久し振りに再開した友人に対峙したような感じに近かった。しかし瞳孔の開ききった異様な目からは感情を読み取れない
ハルヒは警戒しつつも、一瞬だけ相手が友好的な参加者かもしれないという心情になった。その隙を突かれた
男――ハリー・ザ・フォーガトンは、銃剣で静香の首を切断した。早業であった
「――え?」
突然の他人の死に呆然とするハルヒ。静香を殺したハリーは、泣いているのか笑っているのかよくわからない不思議な表情をしていた
笑っているような、しかし同時に怯えたような目でハルヒを一別する。
「ソーリージャパニーズガール、アイムハングリー」
適当に切り落とした静香の腕を美味しそうにかじりながら、まるで悪意を感じさせない言葉であった
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ハルヒは本能的に身の危険を感じた。ハリーが自分を見る目は人間に向ける物ではなかった。もっとおぞましい何かだ
例えるならスーパーの売れ残った半額弁当を購入しようかどうか迷っているときの……
「あ、あ、いやあああああ!!」
ハルヒが叫んだ
「アヒュッ」
悲鳴のような小さな声が聞こえた。それだけだった
ドシャッ、とあまりにも呆気なく地面に伏すハリー。綺麗に両断された胴体の断面から腸やその中身がはみ出していた
ハルヒは反射的に護身用の武器を振るったのだ
外見的には金属製のステッキであるが、説明書によるとその武器は『レーザースピア』という代物であり、ドクターMという殺人鬼が愛用していた武器であるらしい
「え?」
――こんな状態で助かるわけがない
――殺してしまった
――人殺しとはいえ、自分が、人を殺した
「あ… あああ… いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
脱兎のごとくその場から逃走するハルヒ。殺人鬼とはいえ人を殺してしまったという事実にパニックを起こしたのだ
【東京??区/7時00分】
【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】混乱
【装備】レーザースピア@殺人鬼探偵
【道具】
【思考】基本:SOS団のメンバーと合流する
1:人を殺した……
【備考】
※ドラえもんの世界観を把握しました
※迷彩服の男(ハリー)を殺したと思っています
その場に残されたハリーは大慌てで自分の下半身を食べていた。上半身だけで器用に足首を銃剣で手頃なサイズに切断し、口に押し込むことで僅か十数秒で食べ尽くした。すべて丸飲みであった
食べ始めた頃から、綺麗に切断されていた半身から徐々に肉が盛り上がり、食べ終わった時には既に下半身は再生していた
部隊にベトナムに置き去りにされ、生きるために蛆虫でも人肉でも何でも食べ続けていたうちに身につけたハリーの特技であった。彼は失った部位を食べることで復元できるのだ
暫くして復活したハリーは、銃剣をかまえながらハルヒが逃走した方面に視線を向けた
急いで追いかければ追い付けるだろうが、ハリーはそうしなかった。路面に横たわっている静香の亡骸に目を止めた
ベトナムでどんな体験をしてきたのか、彼は殺した相手を必ず食べていた
【東京18区/7時00分】
【ハリー・ザ・フォーガトン@殺人鬼探偵】
【状態】健康
【装備】 M16自動小銃(銃剣)
【道具】
【思考】基本:優勝する
【備考】
※大会のために日本に向かっている時期からの参戦
【M16自動小銃@殺人鬼探偵】
ハリー・ザ・フォーガトンの愛用する武器。弾倉は挿っていないが代わりに銃剣が装着されている。よく手入れされているのか容易く人を切り裂くことができる
【レーザースピア@殺人鬼探偵】
ハルヒに支給。外見は金属製のステッキだが、隠しボタンを押すとステッキの先端がカメラの絞り状に開き、ライフル弾の倍の早さで光の線が伸びあらゆるものを切断する。伸縮自在でリーチ無制限の武器だが制限により連続使用するとバッテリーが切れるように細工されている
ドクターMというイギリスの殺人鬼紳士の発明した愛用武器
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投下終了です
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シャーロック・シェリンフォード、野原ひろし、ハイエナマスク、ジョセフ・ジョースター、マジェント・マジェント、ヒロ・ナカムラ 予約します
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予約破棄します
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改めてシャーロック・シェリンフォード、野原ひろし、書き手枠で 恵飛須沢胡桃@みーくん「くるみ先輩まで壊れた……」を予約します
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本スレッドは作品投下が長期間途絶えているため、一時削除対象とさせていただきます。
尚、この措置は企画再開に伴う新スレッドの設立を妨げるものではありません。
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