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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第115話☆

477みんなのバレンタイン:2013/02/14(木) 00:09:31 ID:z4n2vN.U
 レヴィのチョコは雷の形をしている。ディアーチェは羽根のようなデザインのチョコパイだった。
 まずはレヴィのをユーノは食べる。口に入れた瞬間、ユーノは口の中に広がった甘みに驚く。
 甘い、とにかく甘い。甘いモノ嫌いなクロノなら二口目を躊躇しそうなほどの甘さ。はっきり言ってチョコの風味は僅かにしかしない。そして、この甘みは……
「リンゴとハチミツ?」
「お! 隠し味がわかった? すごいぞユーノ!!」
 うん、隠し味っていうけどまったく隠れてない。完全に全面に押し出されている。むしろチョコを支配するような分量が入っているはずなのに、見た目はチョコのままというとんでもないマジックにユーノはどう作ったのかをレヴィに聞きたくなった。
 それでもそれをユーノは押し隠してレヴィに笑顔を向ける。
「うん、すごくおいしいよレヴィ」
「ふふーん、そうだろー。すごいぞ、甘いぞ、おいしいぞー!!」
 えっへんとレヴィは胸を張る。嘘は言っていない。不味くはないのだ。ただ、味はチョコが隠し味になってしまっているが。
 続いてディアーチェのチョコレート。
 さくっとクリスピーな食感と、ぱきっと硬いチョコ。さくさくのパイと硬いチョコの触感が交互に口の中を広がるのが楽しい。
「ディアーチェのもすごくおいしいよ」
「ふっはっは、もっと褒めるがいい!」
 上機嫌にディアーチェは笑い声をあげたのだった。




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