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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第115話☆

254秘密の会合 ◆0BE0O9eFKI:2013/02/02(土) 01:55:02 ID:GIl3zpRc
「君も人が悪いな。トーマ。僕が何も言わなかったら渡さないつもりだったろ?」
ユーノはそう言ってトーマを軽くにらむが、直ぐに、まぁいいさと言って、メモリーの中身を表示する
トーマとて本当に、渡さないで済むとは思っていなかったが、それでも、そんなことを期待したくなるほどに、このデータは危険だった
表示された写真に写っているのは、まだ幼いオッドアイの少女
名を高町ヴィヴィオと言う
先ほどまでの写真と比べると、裸体はなく、枚数も少ない
しかし、ほんの数枚ではあるが、スカートから覗く少女の下着や、全身が汗に濡れ肌に張り付いたことで、透けて見えた、乳首が写しだされたものを見つけると、ユーノは、トーマの手を取り、涙ながらに、ありがとうと繰り返した

彼女自身はともかく、その両親と、師匠のせいでガードが異常に硬く、こういった写真は、スティードを駆使するトーマでさえ滅多にとれないのだ
それを知っているユーノにとって、これら写真は、人生最高の宝と言っても過言ではない
ユーノは一通り感謝をすると、食い入るように写真を凝視した

トーマもまた、幼き日の、なのはの写真に視線を戻そうと思ったが、視界の端に見知った顔を見つけ、そちらを向く
目につたのはエリオ・モンディアル
長い付き合いでもあったので、いつものように、。つい声をかけてしまった
しかし今は結界の中
エリオは確実に呼ばれたのに呼んだ本人が見つからない、ことに戸惑いを見せる
彼の感覚は鋭い、このままでは、この結界に気づいてしまう
町中での魔法の無断使用は違法で、彼は局の魔道師だ
トーマはとっさに自分とユーノの空間ディスプレイを閉じ、結界を分断する
今まで探していたエリオがトーマを素早く見つけるとよってくる
なんとかなった、トーマはそう思った

しかし、不運は重なるものトーマが、ついエリオを呼んでしまったこともそうなら、エリオが来た瞬間に、ディスプレイを閉じられたユーノが、僕の秘蔵写真がっ!と言ってしまったことも、また不運としか言いようがないだろう
「秘蔵写真ってなんですか?ユーノ司書長?コレですか?」
そして、エリオは疑問のままにユーノの前に置いてあった、チップの中身を見てしまう
そこに置かれていたのはユーノに最初に渡されたチップ。すなわち、リリィの肢体を余すことなく写した写真集だ。
それの中身を見てしまったエリオは、慌ててディスプレイを閉じると顔を真っ赤に染め上げ、うつむき黙ってしまう

そして、慌てたのはエリオだけではない。いや、むしろユーノとトーマの方が慌てていた
しかし、そこはさすがに年長者、ユーノが落ち着いて、対策を打った
うつむくエリオの肩に手を置き、君も好きだろ?と諭すと言う前代未聞の方法によってで、であるが
エリオは、それにさらに慌てて否定の言葉を繰り返し、挙げ句ストラーダに同意を求めてしまった
しかし、それはあまりにひどい墓穴だった
デバイスには性格があり、ストラーダはエリオに合わせた、つまり真っ直ぐな性格のデバイスなのだ
そして、人もデバイスも真っ直ぐでは嘘がつけないのだから
『はい。マスターはキャロとフェイトさんにしか興味がありません』
とストラーダが答えてしまったとしても仕方のないことだ




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