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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆
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兄の腕に抱かれ、フェイトはその豊かな体を押し付け、自分から彼の愛撫を欲した。
静かな室内に二人の舌が唾液を交えて絡み合う音が、いやらしく響く。
顔を離す。フェイトの瞳はとろんと蕩けて、もう既に出来上がっていた。
クロノを見つめる眼差しは、兄を見るそれではない。愛する男を見るものだった。
「……ベッドに行こうか」
「……」
そう促され、フェイトは黙って頷いた。
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「きゃ!」
寝室に着くなり、フェイトは乱暴なくらいの強さでベッドに押し倒された。
白く柔らかいシーツの上に、黄金の髪が千々と乱れ、黒い制服に包まれたグラマラスな肢体が横たわる。
覆いかぶさって、クロノは彼女の制服を脱がしていった。
ふつりふつりとボタンを外していく度、自分の中から理性を繋ぎ止めていた鎖が千切れていくのを感じた。
フェイトもまた彼を欲して、下から手を伸ばして兄の制服を脱がせる。管理局提督の制服、クロノ・ハラオウンという男を社会的に規定するその外殻を。
一枚一枚服を剥かれて肌が露になるにつれ、お互いの心も剥き出しになっていく。
衝動のままに、クロノはフェイトの白いうなじに吸い付いた。
「……あッ」
切ない吐息を上げて、悶えるフェイト。
耳元をくすぐる甘い声を堪能しながら、舌先は肌蹴られた胸元に至った。
制服もブラウスも全て解放されて、ブラだけになったフェイトの胸。
まだ十九歳だというのに、はち切れそうな果実とばかりに豊かな乳房。
もどかしく思いながら下着も剥がせば、ぶるんと揺れて乳首まで顔を出した。
吸い付く。
口の中で舌と歯を使って肉豆をころころと弄りながら、出ない乳汁を飲もうとするように。
「はぅ! あぁ……むね、いい、ああ!」
目じりに涙を浮かべて、フェイトは溢れる法悦に歓喜の声を上げた。
甘く、溶けた、女の声。
こんな彼女の姿は、きっとクロノしか知らない。
空いた手でもう片方の胸を揉みながら、乳首をきゅっと抓る。反応は劇的だった。
細く引き締まったフェイトの体が跳ねて、ベッドのスプリングを軋ませる。
その拍子にクロノは起用にスカートのホックを外した。
あとは流れるように着衣を剥ぎ取った。
眩い白い裸身は汗に濡れ、堪らない色香を匂わせる。
クロノもまた一糸纏わぬ姿になり、執務官時代から鍛え上げたしなやかな体を見せ付ける。
見上げる妹は気付いた、兄の下半身で熱くなっている彼自身に。
兄は知っていた、妹の白い太股の間を伝う蜜の雫に。
丸裸なのは体だけではなかった。
制服、社会に属し自身をその内で位置付ける象徴から解放されて、二人の心は何ものにも疎外されない地金を晒す。
「……クロノぉ」
荒く、熱くなった息遣いと共に、フェイトが兄の名を愛おしそうに囁く。
彼女の手が頬に触れた。
クロノもその上から自分の手を重ねる。
「フェイト」
ただ名前を呼ぶ。それだけだが、込められた気持ちが溶けていた。
決して妹に向けるべきでない、熱い恋情。
クロノはその想いのままに、剥き出しの裸身を愛撫した。
軽く鎖骨の辺りをキスしながら、指で太股を撫で上げる。
すべすべした肌の下に、細く鍛えられた筋肉と、それを覆う柔肉のむっちりとした感触。
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