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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆
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当たり前だが部隊のメンバーがメイド服を着ていたらそりゃあ驚く。
そんな彼らに、スバルは言った。
「ほら、ティアとシグナム服隊長がしてるから、たぶんしといた方がいいかなって」
「え、もしかして私たちもした方が良いんでしょうか」
「そうだなぁ、たぶんした方が良いんじゃないかな」
「ちょ、ちょっと待ってください、それってもしかして僕もですか?」
あたふたとするエリオ。
少年の彼はいったいどうすれば良いと言うのか。
だがその言葉を聴いた瞬間、キャロの顔に名状しがたいオーラが宿った。
「エリオ君……そういうの凄く似合いそうだよね」
「え、キャロ? なんで僕の肩掴むの? い、痛いんだけど」
「ふふ、良いから、ほら、デバイス貸して。私がデザインしてあげる」
「ちょ、ま……いやー!!!」
□
「……キャロ、それに……エリオ?」
フェイト・T・ハラオウンの口から出たのは素っ頓狂な声だった。
彼女の目の前には親代わりとして育てた二人の少年少女がいた。
「あ、フェイトさん、おはようございます」
「……」
キャロは朗らかに笑い、エリオは恥ずかしそうに顔をうつむけた。
だがそれ以上にフェイトの目を引いたのはその格好だった。
二人ともメイド服なのだ。
そう――二人とも。
ロングスカートの清楚なメイド姿、キャロはともかくエリオがそんな服を着るのはいわゆる一つの女装である。
しかしこれがなんとも、似合っている。
もともと顔立ちが整っており、幼さも加わって女の子に見えてしまうのだ。
男としてのプライドからか、よほど恥ずかしいらしく真っ赤な顔を俯けている姿さえ可愛い。
どうやらこの格好をさせたのはキャロらしく、恥ずかしがるエリオを見る瞳にはどこか嗜虐的な色が含まれていた。
見ていると、フェイトも妙な気分になってしまいそうだった。
「一体どうして二人ともそんな格好してるのかな……」
「スバルさんから聞いたんですけど、なんだか今日はメイド服じゃないとダメみたいなんです」
「え!? そ、そうなの? どうしよう、私もした方が良いのかな」
「そうだ! 三人おそろいにしましょうよ、ね? エリオくん」
「ぼ、僕だけ普通の格好にできない? その……恥ずかしいよ」
「だめ」
「だめか……」
かくして事態はどんどん広がっていくのである。
□
「なんやこれ」
八神はやては独りごちた。
本部の会議から帰ってきた彼女の眼前にはとてつもない光景があった。
六課の隊舎、これに変化はない。
だが変化を来たしているのはそこに居る人々だった。
メイド、メイド、メイド、メイド、メイド……
全ての人間がメイド服を纏っている。
ルキノもメイド服、アルトもメイド服、シャーリーもメイド服、アイナさんもメイド服、なのはやフェイトもメイド服だしエリオやキャロもメイド服だった。
ザフィーラ……はさすがに着ていない、そりゃあ犬用のメイド服なんてあるわけがないんだから当たり前である。
「あらはやてちゃん、お帰りなさい」
「あ、ああシャマル……って、やっぱりメイド服かい!」
思わず突っ込むはやて。
やはりというべきかシャマルもメイド服だった。
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