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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆
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台所に立つアインスの後ろ姿を、しばらく呆けながら見つめる。
普段は自炊をしているのだろう、しかし今朝はちゃんと二人分の朝食を用意してくれていた。バスケットにはカットされたバゲットが香ばしい風味を放っている。
コンロの上を片付け、フライパンとまな板と包丁を流しにつけて調理器具棚に戻すまでの間、クロノはずっと立ち尽くしていた。
アインスはやや苦笑するようにして、そっとクロノの両肩を押してテーブルに着くよう促す。
「い、いただきます」
妙にかしこまってしまい、クロノはおずおずとマーガリンのビンに手を伸ばした。
アインスが作ってくれた料理。仕事ばかりの人間ではない、家事もなんでもそつなくこなせる。
気を張ることなく、ゆったりすごせる。
寝起きで少し頭がぼうっとしているが、それゆえに純粋な幸福感が味わえた。
ひとときの、幸せな時間。
今日はこれからどうしよう。今日は、特にやらなければならない用事もない。フェイトの件については、事務手続きは済ませたし必要な資料はもう作ってある。
アインスは今日も無限書庫で仕事だろうか。彼女の仕事を見に行くことは大丈夫だろうか。
「クロノ」
「は、はいっ?」
唐突に呼びかけられ、クロノは思わず上ずった声で返事をしてしまった。
アインスは穏やかに微笑み、しかしどこかその笑顔は憂いを含んでいるように見えた。
「なんだか今朝は夢見がよくなくてな……。もしお前の都合が大丈夫なら、このあと──少し慰めてくれないか」
口の中の食べ物を飲み込んでから、クロノはさらに唾を飲んだ。
アインスが弱さを見せる。それもクロノにとっては初めてだったし、このように誘われ、甘えてくる彼女を見るのは驚きだった。
常に大人の女の余裕を見せ、クロノをリードしていたアインスのイメージ。
そんな彼女でも、男に甘えたいと思うときはある。
朝食を済ませ、起き抜けだったので顔を洗ってから、クロノはベッドに戻った。
少し横になって胃を落ち着けてから、事に及ぶ。
この部屋にいると、いろんなことを思い出せるような気がする。
無限書庫という、次元世界のさまざまな情報を集めた場所だからだろうか。アインスは、クロノの知らないクライドを知っている。
聞けば、教えてくれるだろうか。
ベッドに仰向けになり、腕を持ち上げて蛍光灯の光にかざす。
自分の筋肉。アインスにはかなわないが、それでもこの年代の男子としてはかなり鍛えているほうだ。リーゼ姉妹の修行の成果である。
魔法を使いこなすには、その基礎となる体力がなければならない。いくら魔力があってもひ弱な肉体では、強力な魔法の使用に耐えられない。
執務官になってから久しぶりに会ったりしたとき、ロッテはよくクロノの力こぶを触らせてとはしゃいでいた。
この腕で、アインスを抱きたい。アインスに抱かれるだけでなく、男として彼女を満足させたい。
いつまでも、彼女に頼ってばかりではいられない──クロノの男心である。
にわかに腰の疼きが高まり、栄養分を補給された肉体がその活動レベルを上げてきたことが感じ取れる。
特に強壮効果のあるものを食べたわけではない──普通の食事だが、それでも今のクロノの肉体は、普通の少年と比べて精力が桁外れに高まっている。
無限書庫に泊り込むようになってから、聖王教会に滞在していた間。何度も何度もセックスし、射精し、その精液の量も増えていた。
アースラに乗っていて自慰を抑えていた後のときよりも、今は連続で大量に射精できる。
アインスなら、この射精を全部受け止めてくれる。そして、彼女もきっとそれを欲している。
果てしないクロノの精液を、その胎に受け止めたい。それが彼女の性欲だ。
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