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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第113話☆
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■ 5
自分の肉体の臓器が、包まれる感触。体外に露出しているという男性器特有の感触を、クロノは生まれて初めて味わっていた。
両脚を左右に開き、股間を広げた体勢のアインスは、左手で身体を支えながら右手の人差し指と中指で土手の肉を押さえ、膣口をクロノに見えるようにしている。
アインスの女陰はしとどに濡れそぼり、愛液はクロノに塗り広げさせたので恥丘から肛門の辺りまで満遍なく広がっている。
クロノは既に亀頭の先端をアインスの膣口に押し当て、感触を確かめている。
初めてのセックス、初めての挿入。期待と、欲望と、不安と焦燥が入り混じる。
まっすぐ差し込もうとするが、すぐにつっかえる。少し位置が上にずれてしまった。いったん戻し、再び、ペニスの向きを直す。
「割れ目の中を撫でてみろ。穴の場所を感触でおぼえるんだ」
「は、はい……」
「焦らしをやるのは慣れてからだ。まずはとにかく挿入してみろ……すべてのバリエーションはそれからだ」
なかなか挿入できず、クロノはやや焦りながらペニスを上下させる。いくらアインスの身体が大きくても、膣口はきゅっと締まっているので、勃起して硬くなったペニスで押し広げていかなければならない。
膝をついて身体を立て、腰をゆっくりと前へ進める。アインスはあえて動かず、クロノに女性器の形状を覚えさせる。
亀頭に押されて、膣口からかすかに空気が漏れ、愛液が気泡をはじけさせる。
「あ……っく、こ、ここですよね……い、いきます……」
ぬるり、と前へ進める場所が見つかった。クロノの視界の中で、見慣れた自分の肉棒の先端の楕円が、半分ほどアインスの股間に埋もれている。
抜けないように体勢を整えながら、ベッドの上で膝をつく位置を直し、しっかり挿入できるように踏ん張る。
顔を上げると、アインスは相変わらず不敵に微笑みながら、試行錯誤しているクロノの仕草を見守っている。
たとえば、もしエイミィと初体験をしていたら──
お互いに勝手がわからず、無我夢中で股間をすり合わせるだけだったかもしれない。無理に挿入しようとして、痛がらせてしまったかもしれない。
エイミィは処女のはずだし、女性は初めてのセックスでは処女膜が破れるので痛みを感じるということくらいはクロノも知っていた。
熟練した大人の女性から教えられるのは幸運だったのだろうか、それとも、ぎこちなくても好きな相手とやるほうが幸せだっただろうか。
好きな相手?クロノは戸惑う。
エイミィは確かに幼馴染だ。小さい頃から、仲の良い友達であり、信頼できる同僚だった。
しかし、恋愛関係となったら?今さらのように、エイミィへの気持ちに自信がなくなってしまう。
今、こういうことをしているからこそなのか。アインスとのセックスを目前に、他の女の事を考えている。
それはアインスに対して失礼な事ではないのか。
初体験の焦りから、性感が薄れ、雑念が生まれている。
「クロノ」
「っは、はい」
アインスの呼びかけに、思わず大声で反応してしまう。
寝そべった姿勢でクロノを見上げるアインスの表情に、クロノは恐怖した。彼女に怒られたら、男としての自信をなくしてしまいそうだ。
セックスの不手際は、これから大人になっていってもずっと尾を引くだろう。
女を悦ばせられなければ、いずれ誰かと結婚しても夫婦生活に支障をきたすだろう。
「焦るな。落ち着け……大丈夫だ、私がついている」
筆おろし。それだけか?アインスに、セックスのやり方を習うためにここにいるのか?
違う。アインスに、惚れたから、彼女と触れ合いたいから、ここまで来たはずだ。誘いを断り、家に帰って自室で処理する事だって出来たはずだ。
単に、からだ目当て?それこそ違う。アインスに会いたかった。彼女と一緒に過ごしたかった。
たとえセックスをしなくても、二人で会話をしたり食事をしたり、共に過ごせば心地よい気分になれた。
それが好きだということだ。
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