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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第113話☆

67真冬☆劣情:2012/02/29(水) 18:44:05 ID:Vvpihz4E
 蕩けきった瞳からも分かるように、既にそこに理性などという枷は存在しない。
 ただ本能のままに愛欲を解放して求め合う。
 淫らで素直な人の性。

「すずかぁ……あたし、もう……だめぇ」

「わたしも……わたしもイきそう……ねえ、いっしょにイこ?」

「あ……ひゃぅ! ……うん」

 快楽に喘ぎながら、こくりと頷くアリサ。
 幾度も身体を重ねてきた二人は、互いに快感を噛み締めながら、腰を振り合う。
 分かる。
 あと少し、あと少しで――お互いが達すると。
 ぐちゅぐちゅ音を立てながら重なり、こすり合う肉と肉。
 水気に満ちた官能の調べが部屋に満ちる。
 そんな中、ぴくん、とアリサの身体が小さく震えた。
 それが絶頂の寸前に現れる予兆だと分かったすずかは、自分もまた強く陰核を押し付け、快楽の頂きへと至る。

「ふあ、ああああああ!!」

「ひゃぁああああ!!」

 甘く蕩けた二つの嬌声が高らかに響き、薄く紅潮した柔肌が戦慄く。
 高い高い絶頂の先に登り詰め、そして、深い深い快楽の泥沼に沈み込む。
 余韻の中で脱力したすずかの身体が、アリサの上に投げ出された。
 熱を宿し、汗に濡れた肌を重ね合わせるのが心地良い。
 
「すず、かぁ……」

 そっと、アリサの白い指がすずかの頬の上に滑る。
 彼女が何を求めているのか、分からないほどすずかは鈍感ではなかった。
 求められるままに、唇と唇が重なった。

「アリサちゃん……大好き、だよ」

「……うん」

 暗く冷たい冬の夜。
 だがその冷気さえ溶かすように、二人の少女の睦み合いも、愛も、果てしなく甘く熱かった。

終幕




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