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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第113話☆

34熟母妊娠:2012/02/22(水) 00:38:36 ID:5QMSfeF6
高町なのはが久々に実家に帰省すると、両親が小躍りしていた。

「えーっと……」

予測していた事ではあったが、なのはは言うべき言葉が見つからず、両親の小躍りを見つめた。



「ねえ、なのは。大事な話があるの。お休みをもらって、帰ってきてくれないかしら」

ミッドチルダの官舎に母の桃子から映像通信があったのは数日前のことだ。
政治的な条件と地理的な条件の両面から母からのこのような通信は珍しい。ミッドと地球には正式な国交がなく、そもそも魔導工学技術を持たない地球には次元間通信の技術がないからだった。
(ちなみに普段の連絡は偽装しやすいeメールを利用している。)
もとよりなのはの仕事の忙しさを承知なので、大抵のことはメールで済ませる。そうなると余程の大事な用に違いない。
たまたまなのはも帰省するつもりだったので、この話をすぐに承知した。

なのはの方にも大事な話があるのだ。


「赤ちゃん?」
「そうなのよ。なのはにも直接伝えたくて」
「なのはもいよいよお姉ちゃんだな」
「あはは……」

桃子は愛おしげに自らのお腹に目をやった。その中には新たな命がはぐくまれているのだ。
父親の士郎は生まれる前からもうでれでれとしている。
小躍りする二人をなだめて話を聞いたところ、大事な話というのは桃子が妊娠した事だった。
ずっとこのはしゃぎようだったらしく、恭也と美由紀の二人はなのはに苦笑いして見せた。

「ところで、なのはからも用があるのよね」
「うん、私も子供ができたんだよね」
「まあ! じゃあダブルおめでたね」
「おっ、そうだね」

士郎がそう言うと、みんながどっと笑った。

「ちなみに今五歳なんだ」




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